港区議会 2022-10-21
令和4年10月21日区民文教常任委員会-10月21日
令和4年10月21日
区民文教常任委員会-10月21日令和4年10月21日
区民文教常任委員会
区民文教常任委員会記録(令和4年第15号)
日 時 令和4年10月21日(金) 午後1時30分開会
場 所 第3委員会室
〇出席委員(8名)
委 員 長 兵 藤 ゆうこ
副委員長 池 田 たけし
委 員 赤 坂 大 輔 横 尾 俊 成
やなざわ 亜紀 福 島 宏 子
なかまえ 由紀 ゆうき くみこ
〇欠席委員(1名)
マック 赤 坂
〇出席説明員
教育長 浦 田 幹 男
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務 山 本 睦 美
地域振興課長・
ウクライナ避難民支援担当課長兼務 太 田 貴 二 産業振興課長 中 林 淳 一
教育推進部長 星 川 邦 昭
生涯
学習スポーツ振興課長 竹 村 多賀子 図書文化財課長 齊 藤 和 彦
学校教育部長 上 村 隆
学務課長 佐々木 貴 浩
学校施設担当課長 井 谷 啓 人
教育人事企画課長・
教育指導担当課長兼務 瀧 島 啓 司
〇会議に付した事件
1 報告事項
(1)
新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び
融資あっせん受付等経営相談体制の確保について
(2) 庁有自転車の交通事故の概要について
(3)
港区立芝浜小学校における地域開放の開始について
(4)
港区立青山運動場管理棟の
機械設備改修工事等に伴うテニスコートの休場について
(5)
港区立芝公園多目的運動場における
スポーツ用パネルの試験導入について
(6) (仮称)
港区立台場図書館の管理運営について
(7) 令和4年度港区指定文化財の指定について
(8) 庁有車の交通事故の概要について
(9) 令和5年度港区立幼稚園の定員及び園児募集等について
2 審議事項
(1) 請 願3第5号 2030年
CO2削減目標引き上げに関する請願
(3.2.19付託)
(2) 請 願3第6号 区有施設への
再生可能エネルギー電気導入を求める請願
(3.3.16付託)
(3) 請 願3第8号 騒音防止及び安全確保に関する請願
(4) 請 願3第9号 通学路安全確保に関する請願
(以上3.6.10付託)
(5) 請 願3第18号 区有施設への
EV充電設備設置を求める請願
(3.9.10付託)
(6) 請 願3第22号 庁有車への電気自動車(EV)導入を求める請願
(3.11.26付託)
(7) 発 案元第6号 区民生活事業・教育行政の調査について
(元.5.29付託)
午後 1時30分 開会
○委員長(兵藤ゆうこ君) ただいまから、
区民文教常任委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、横尾委員、福島委員にお願いいたします。
マック赤坂委員より欠席の届けが提出されておりますので、御報告いたします。
本日、相川税務課長は、所用のため委員会を欠席する旨の連絡がありましたので、御了承ください。
10月12日付で教育長に再任されました浦田教育長から御挨拶をお願いいたします。
○教育長(浦田幹男君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。
10月6日に、区議会の皆様の御同意をいただきまして、10月12日付で教育長に再任となりました。引き続き皆様と連携をして、武井区長が掲げる教育の港区を、さらに前に前に進めてまいりたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(兵藤ゆうこ君) よろしくお願いいたします。
本日は、委員会の閉会後、直ちに行政視察の勉強会を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
なお、勉強会に御出席をお願いしております矢ノ目国際化・
文化芸術担当課長及び
瀧澤地球温暖化対策担当課長は、委員会終了後、委員会室に入っていただきますようお願いいたします。
──────────────────────────────────
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「
新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び
融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」、理事者の説明を求めます。
○産業振興課長(中林淳一君) 報告事項(1)「
新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び
融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」、御説明をさせていただきます。資料№1を御覧ください。令和4年10月31日までとしておりました
新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせんにつきまして、区内中小企業の引き続きの支援のため、令和5年3月31日まで期間を延長いたします。あわせて、
特別融資あっせんの受付や
中小企業診断士による経営相談などの体制につきまして、令和5年7月31日まで継続いたします。
項番1、これまでの経過としまして、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降の国の
セーフティネット保証4号及び区の
特別融資あっせんに係る動きについて記載しております。(2)になりますが、国は令和2年2月末に、同年3月2日から6月1日までを指定期間とした4号保証を発動しておりましたけれども、以降3か月ごとに指定期間を延長しております。このたび、今年の9月12日に、指定期間を12月31日まで延長するということが発表されております。
続きまして、項番2、
特別融資あっせん期間の延長についてです。
サイドブックス3分の3ページの参考資料も併せて御覧いただければと思いますが、令和4年度に入ってからも、いまだ月平均50件以上の
あっせん申込みがございます。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していることに加えまして、物価高騰などの影響もあり、今後も融資あっせんの申込み、それに伴う多くの相談、問合せがあることが見込まれます。区として引き続き区内中小企業を支援するために、
特別融資あっせん期間を令和5年3月31日まで延長いたします。
続きまして、項番3、
融資あっせん受付等経営相談体制の確保についてです。産業振興課の
特別融資あっせん受付窓口では、郵送受付のほか、あっせん書の作成・発行、
中小企業診断士による経営相談、国の
セーフティネット保証認定書の発行、
コールセンターによる相談予約などの電話対応を総合的に行っております。あっせん書は有効期間が3か月間となっておりまして、
特別融資あっせん期間が3月で終了した後も、金融機関の変更などの相談、信用保証料補助などに関する問合せが寄せられることが想定されますので、この体制を令和5年7月31日まで継続することといたします。
最後に、項番の4、スケジュールです。あっせん期間の延長につきまして、事業者、それから金融機関に対し、十分な周知を行ってまいります。
説明は以上となります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 1ページの最初のところで、
中小企業診断士による保証認定、
コールセンターによる案内ということがずっと継続して行われていると思うのですけれども、その推移を少し伺いたいと思っています。
現在、50件以上のあっせん申込があるということで産業振興課長からもありましたが、こういった相談という業務については、コロナ禍が始まってから、もう二、三年とか、長い期間がたつわけですけれども、この間、コンスタントにまだ相談が続いているというお話だったのですが、その中でも波があるのか、そこを少しお伺いします。
○産業振興課長(中林淳一君) まず、
コールセンターにつきましては、例えば令和3年度は1日当たり、電話の受電件数が平均すると57件という数字が出ております。令和4年度に入ってからは、4月から9月までの数値ですけれども、1日当たり平均で62件となっております。大きくは変わりませんが、産業振興課で実施しております
特別融資あっせん以外のもろもろの補助金業務などにつきましても、
コールセンターの番号に問合せがあるということもありますので、そうしたものも含めて件数が増えているといった状況です。
また、
中小企業診断士につきましては、
融資あっせん郵送申請の処理ですと、具体的に申し上げますと申請書の審査、それから申請者への申請書の内容についての電話確認、また電話確認をしながら経営相談を行うという場合もございます。それから、あっせん書の作成などについて、1日5件程度発生しております。
また、
セーフティネット保証認定関係ですと、1日10件程度、こちらも申請書の審査ですとか、申請者への電話確認等で発生している状況です。
○委員(福島宏子君) 1日当たり50件、60件ということで、本当に経営をどうしていったらいいのかということの不安ですとか、そういったところが拭えない方が多いということを目の当たりにしました。
それで、申込みが継続されるということですけれども、今でも月平均50件以上の融資あっせんの申込みということなのですが、これは新規の方ということなのか、1回だけではどうにもならなくて2回、3回という方、または
緊急支援融資あっせんというところに、
特別融資あっせんを受けて、なおかつそちらに行かれるという方がどれほどいらっしゃるのか、新規の方がどれほどかという、その辺りをお伺いします。
○産業振興課長(中林淳一君) ただいま手元に正確な数字の資料を持ち合わせておりませんけれども、基本的に融資あっせんの申込みはほとんどが新規の方になります。ただ、最近の傾向といたしまして、
特別融資あっせんは枠が500万円までですけれども、一度利用されていても500万円の枠には達していなかった方が、残りの枠分を
あっせん申込みされるケース、それから、500万円まで利用しておりましたけれども、それを一旦返済し終えて、改めて
あっせん申込みをされるといった事業者も、少しずつ出てきている状況です。
緊急支援融資につきましては、枠が2,000万円までの、少し大きな融資あっせんになりますけれども、
特別融資あっせんだけでは今後の事業展開で不足するという方が、
緊急支援融資あっせんを併せて利用されるというケースもあります。
○委員(福島宏子君) 3ページの表を見ても、
緊急支援融資あっせんをまだ受けられる方も、
特別融資あっせんと並ぶほどの数になっているという点では、まだこれからどのような支援ができるか、これだけでは足りなくなるのではないかと思うほど、これからの支援が大切になってくるのではないかと思いました。
最後ですけれども、延長するに当たっての予算ですが、
コールセンターや経営相談、
セーフティネット保証認定業務、様々な予算がありますが、分かる範囲で分けて、どれほどの予算がかかるか教えてください。
○産業振興課長(中林淳一君) まず、
コールセンター等業務委託につきましては、月当たり約300万円となります。
経営改善計画書作成等業務委託につきましては、月当たり約100万円ですので、相談体制ということで申し上げますと、月当たり約400万円となります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(1)「
新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び
融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(2)「庁有自転車の交通事故の概要について」、理事者の説明を求めます。
○
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務(山本睦美君) それでは、報告事項(2)「庁有自転車の交通事故の概要について」、御報告いたします。本日付当委員会資料№2を用いて御説明いたします。
1ページを御覧ください。項番1、発生日時及び項番2、発生場所につきましては、記載のとおりでございます。
項番3、事故の状況についてです。事故の場所を示した地図で御説明いたします。
サイドブックス3分の3ページ、事故発生場所図を御覧ください。職員の進行方向を緑色の矢印、相手方の進行方向を青色の矢印で示しております。職員が庁有自転車で出張先から区役所へ戻る際、国道1号線、桜田通りを北進し、赤羽橋交差点を右折して東京都道301号線方面へ進もうとしたところ、国道1号線を南進し、東京都道319号線を麻布十番方面へ進もうとしていたタクシーと交差点内で衝突いたしました。衝突場所を丸で示しております。
資料の3分の2ページ、上段の写真を御覧ください。事故発生場所、職員側から写した写真になります。衝突場所は赤丸の部分でございます。
なお、衝突時間、衝突場所、衝突時の状況等の詳細につきましては、現在、麻布警察で調査を行っているところでございます。
サイドブックス3分の1ページにお戻りください。項番4、相手方についてです。相手方は、日立自動車交通第三株式会社のタクシーです。
項番5、損害状況についてです。(1)負傷状況です。職員は右第7・8肋骨骨折、腰部挫傷、右胸部打撲等で、全治約2か月の診断を受け、現在も通院中です。なお、医師の判断により、翌月曜日、9月12日から通常どおり職務を行っております。相手方のタクシー運転手につきましては、けがはありません。また、タクシーに同乗者はおりませんでした。
(2)物損状況です。庁有自転車は、前輪フレーム等が損傷いたしました。
サイドブックス3分の2ページの下段の写真を御覧ください。事故後の庁有自転車を写したものです。
前輪フレーム損傷のほか、前籠のゆがみ等が生じております。
サイドブックス3分の1ページにお戻りください。相手方自動車につきましては、
左ヘッドランプ等が破損いたしました。
項番6、損害賠償額等につきましては、現在、相手方と交渉中となっております。
最後に、項番7、
事故再発防止等の対応についてです。9月15日に所属長から所属職員全員に対して、自転車を利用する際の注意喚起、事故の再発防止、事故が発生した際の初期対応等について周知・徹底を図りました。また、警視庁作成のリーフレットを使用し、自転車の正しい乗り方についての研修も行いました。
簡単ではございますが、説明は以上になります。このたびはこのような事故を起こしまして、大変申し訳ございませんでした。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 3番の事故の状況のところで、出張先とあるのですけれども、出張先はどこなのかというのと、自転車をどうしても利用しなければならない状況だったのかどうか、お聞きします。
○
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務(山本睦美君) 出張先は、銀行でございます。
自転車の利用につきましては、効率的に移動するために、自転車を利用するのが最善だったと聞いております。
○委員(福島宏子君) 銀行といってもいろいろあるので、銀行だけだと分からないのですけれども。
それで、事故現場の地図がありまして、ここを職員進行方向で右折というのですけれども、意味が分からなくて、真ん中の事故現場と言われている事故が起きたところでは、事故が起きるはずがないと思うのですが、区役所方面の、この地図で言いますと、V字型になっている右側の道に行こうとするのであれば、その前のページの写真の、真っすぐ自転車の行く方にまず渡って、それから右に渡るということになると思うのですけれども、その辺の担当課とか、区全体の認識になると思うのですが、それはいかがですか。
○
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務(山本睦美君) 職員は、早急に職場に戻って業務の続きを行いたいという思いから、気持ちが先走って、このような方法で横断したかと考えております。
ただ、この進み方につきましては、道路交通法第34条により、軽車両は2段階右折するように定められておりますので、現時点では職員が交通違反に当たるものと考えております。
○委員(福島宏子君) これは本当に重大な事故だと思うのです。事故発生日が9月9日ということで、示談交渉中とありますけれども、示談交渉は簡単に考えてほしくなくて、区民の税金を使って、個人のものではなくて、区のものである自転車に乗って、それで区民の税金を使って示談の交渉ですとか、そういったものをやられているということを考えると、再発防止と言っていますけれども、自転車の使用自体、全て考えなくてはならないぐらいの重大な問題として、私は捉えました。そこは担当課はいかがですか。
○
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務(山本睦美君) 現在、税務課では、自転車に乗る際は事前に上長の許可を取るよう、課のルールを設定しております。また、上長は乗車を許可する際には、自転車利用についての注意喚起を行うようにしております。また、必要最低限の自転車利用を心がけるようにともしております。
○委員(福島宏子君) 公共交通機関を使って移動をしていくということがふさわしいのではないかと思いますし、このような自転車の乗り方をされてしまうと、私もいつも自転車に乗っていますけれども、けがをされて本当に大変だったとは思いますが、信じられないという思いが一番です。
この後もまた事故の案件がありますけれども、気を引き締めて、その辺は対応していただくようにお願いします。
○委員(ゆうきくみこ君) 今回はあんな大きな交差点で、死亡事故につながるぐらいの、結構なスピードで衝突したと思うので、お互いにそんなに大きなことにならなかったというのは、事故はもちろんよくないですけれども、少しほっとしているところです。
最近は、新聞にも上がっていたように、私は車の免許を持っていて、日常的に比較的運転する方なのですけれども、免許を持っていない人とかは、バイクの2段階右折とか、何車線以上はこうしなくてはいけないという道路交通のルールが分からない中で、自転車だったりスクーターだったりを活用されるようになってきたというのが、今回の事故の課題として、一般的な我らの課題として上がってきたと思っています。
もちろん、区の職員としての気をつけなくてはいけない部分はたくさんあると思うのですけれども、それ以上に、警察の別の所管での道路関係のやり取りをさせていただいていますが、自転車の乗り方は、今後は自転車専用道路とか、今は自転車配達とかが結構一般的になっていて、その人たちがワイルドに運転されている分、それでいいのかなと思ってしまう部分とかも結構多い。そういう道路交通のルールが許されていると、分からない人は思ってしまう傾向もあります。
なので、ぜひ、それこそ道路交通における自転車の利用のルールというものを、免許を持っていない人は分からないので、一般的にオーケーと認識されていることは本当はよくなくて、職員としては特にそうで、一時停止とか、信号とか、こういうルールがありますよというのは、免許制にする必要はないと思うのです。けれども、最低限のルールを、改めて再確認するということが、全庁的に必要なのかなと思っているので、こういう自転車関係の事故がほかの所管であったとしても、私は庁内の職員の方の情報共有がどのようになっているかまでは把握していないのですが、ぜひそういう勘違いを軌道修正させるようなルールの発信みたいなものは、していってもらえたらとお願いします。
○
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務(山本睦美君) ゆうき委員おっしゃいますように、今回は税務課の中では、自転車の正しい乗り方についてということで、警視庁のリーフレットを活用して職員に研修を徹底いたしました。これにつきましては、また所管とも相談いたしまして、全庁的な注意喚起ということについても検討してまいります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(2)「庁有自転車の交通事故の概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(3)「
港区立芝浜小学校における地域開放の開始について」、理事者の説明を求めます。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) それでは、本日付資料№3を用いまして御説明いたします。本件は、
港区立学校施設の開放に関する規則第1条に規定する目的を達成するため、新たに
港区立芝浜小学校の地域開放、遊び場開放及びスポーツ開放を令和5年1月4日から開始することについて御報告するものでございます。
項番1、地域開放開始日でございます。こちらは、令和5年1月4日となります。
項番2、開放施設につきましては、7階にある体育館と9階屋上の校庭となります。校庭につきましては、照明設備を使用し、夜間も開放いたします。
項番3、利用対象者でございます。遊び場開放につきましては、通学区域内に在住する児童及び付添いのある幼児となります。スポーツ開放につきましては、
港区立学校施設等使用事前届出団体となっております。
項番4、利用方法でございます。遊び場開放につきましては、開放日当日、現地で直接受付となります。スポーツ開放につきましては、使用希望月の2か月前の5日から、港区
施設予約システムにより申込みを受付いたします。
続きまして、項番5、開放日及び開放時間につきましては、表に記載のとおりでございます。
なお、遊び場開放につきましては、実施している小学校の校長と調整し、年10日程度行っておりますが、遊び場開放を実施する日につきましては、スポーツ開放での貸出しは行っておりません。
また、2ページに行きまして、表の下の方に米印で記載がございますが、現在、
学校施設開放運営委員会におきまして、開放時間等の見直しを検討しております。
項番6、使用料についてでございます。遊び場開放につきましては、無料で御利用いただけます。スポーツ開放につきましても、
港区立学校施設等使用事前届出団体は免除規定がございますので、無料で御利用いただいております。ただし、夜間照明を使用する場合の附帯設備使用料は徴収いたします。
項番7、周知方法でございます。本日の当
常任委員会終了後、順次、広報みなと、区ホームページ、ツイッター、掲示板等へのポスター掲示により周知いたします。
なお、町会・自治会をはじめとする地域の皆様、PTA、事前届出団体への説明につきましては、これとは別途行う予定としております。
本来でしたら、当常任委員会での報告後に説明すべきところではございますが、
芝浦海岸町会商店会連絡協議会の開催が月1回ということもございまして、今週10月18日の協議会で情報提供させていただいております。
芝浜小学校のPTA、事前届出団体につきましては、来週以降情報提供を予定としております。
最後に、項番8、今後のスケジュールでございます。令和5年1月4日からの地域開放に合わせまして、来月11月5日から
施設予約システムにより、来年1月分の申込受付を開始いたします。
簡単ではございますが、説明は以上となります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 1ページの利用対象者の(2)で、
港区立学校施設等使用事前届出団体というのがあるのですけれども、先ほど生涯
学習スポーツ振興課長の説明の最後の方に、芝浜小学校のPTA、届出団体ということも言われたのですが、区内の届出団体は利用対象者ということで、誰でも申し込めるという認識でよろしいでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 現在、既に事前届出団体として登録されている方につきましては、御利用いただけます。ただし、
施設予約システムを利用するためにはIDの付与が別途必要となりますので、スポーツセンターまたは運動施設において別途お申込みが必要となります。
また、事前届出団体に該当する方につきましては、これから登録手続を取っていただければ、利用対象となります。
○委員(福島宏子君) では、届出団体に登録するだけでは利用できないというお話だったと思います。優先順位などを、地元の方優先とか、そういった枠があるのかと思うのですけれども、届出団体以外の方は利用できないということでいいですね。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君)
港区立学校施設の開放に関する規則に基づく利用につきましては、こちらの事前届出団体のみとなります。
○委員(福島宏子君) そうなると、2ページの項番6使用料についての(2)のところで、読み方によっては、
港区立学校施設等使用事前届出団体は使用料が免除となりますと書かれているのです。それ以外は400円という使用料がかかるという意味ではないのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 説明が分かりにくく、申し訳ございませんでした。使用料につきましては、全ての事前届出団体が免除となりますので、無料なのですが、芝浜小学校で夜間、校庭を使われる場合には、照明を使わないと利用できませんので、その際のみ照明料を頂戴するという説明でございます。
○委員(福島宏子君) では、届出団体はみんな無料で、それ以外の人は申し込めなくて、芝浜小学校の照明を使うときは400円を徴収するということで理解しました。
それで、遊び場開放と地域開放の現状のところで、先ほど年に10日ほど遊び場開放をするということだったのですけれども、遊び場開放の際の運営については学校の責任で当然やられると思うのですが、そこはどのようなセキュリティでやられるのですか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 遊び場開放におきましては、受付等についてを受託事業者にお願いしております。こちらの事業者については、受付のほかに、子どもたちの保護者がいらっしゃらない場合には、遊んでいる様子に気を配り、目配りしながら、必要に応じて遊び相手をしたりということを対応していただいております。
○委員(福島宏子君) 学校の関係者は誰もいないのでしょうか。何かけががあったり、トラブルがあったときは、どのような対応をするのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) こちらの遊び場開放につきましては、土曜日・日曜日、また長期の春休みとか夏休みを対象としておりますので、必ずしも学校の職員がいるという状況ではございません。そのために、受託事業者が責任を持って、事故や緊急時の対応をすることとしております。
○委員(福島宏子君) そうはいっても、学校の関係者に連絡を入れるとか、学校とか区に必ず連絡を入れるという体制は、整えていると思うのですが、受託事業者任せということではないと思っていますけれども、その辺をきちんと説明いただきたいと思いますが。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 万が一何かあった場合、例えば熱中症など、具合が悪い子がいるという場合には、すぐにその場のスタッフが、もちろん対応いたしますし、区の防災待機室に連絡をして、そこ経由で私のところにも連絡が来ております。連絡が入ればその都度、私から直接指示を出したり、対応したりということで、今も対応しております。
○委員(福島宏子君) 子どもたちに土日とかも遊び場を開放するというのは、昔から私も小学校のときとかも、よく遊んでいましたけれども、こういうことはどんどん続けていってほしいと思いますし、その際に、学校側、教育委員会側で、どういった形でも連絡が入る、責任を取るという体制だけ、少し気になりましたので、その辺りをしっかりとやっていただければと思います。
芝浦の地元の方々には、もう説明が済んだということなのですけれども、何か特別こういった要望みたいな声があったのかということと、その他の地域のところというのは、今後説明の予定はあるのか伺います。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 10月18日の夜開催されました
芝浦海岸町会商店会連絡協議会におきましては、校庭でどんなスポーツをやっていいのですかという御質問を頂戴しました。具体的に、野球はやっていいのですかという御質問でしたので、屋上でネットを覆っている形になりますので、小さいボールのテニスや野球は御利用できません、サッカーやフットサル、またドッジボールですとか縄跳びなどの陸上競技とかに使用していただく形になりますという御説明をいたしました。
また、それ以外の周知につきましては、広報みなとやホームページ等での周知を行い、既に登録されている事前届出団体につきましては、当常任委員会の報告後、週明けを予定しております。方法としましては、直接、御案内を送る予定としております。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(3)「
港区立芝浜小学校における地域開放の開始について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(4)「
港区立青山運動場管理棟の
機械設備改修工事等に伴うテニスコートの休場について」、理事者の説明を求めます。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) それでは、本日付資料№4を用いまして御説明いたします。本件は、港区公共施設マネジメント計画に基づき、
港区立青山運動場管理棟の機械設備改修工事、電気設備改修工事及び建築工事を行うため、管理棟及びテニスコートを休場することについての御報告となります。
項番1、休場期間でございます。今回の工事は、管理棟の設備改修ではございますが、外壁補修のための足場や資材置場としてテニスコートの一部を使用することから、管理棟のほか、テニスコート2面につきましても休場いたします。休場期間は、管理棟、テニスコートとも令和5年1月4日から令和5年3月31日までを予定しております。
なお、野球場につきましては、管理棟の休場期間中も貸出しをいたしますので、着替え等はできませんが、利用受付につきましては、近隣の区有施設を利用して行う予定としております。
項番2、テニスコート利用予約申込みの中止でございます。区立運動場は、利用月の3か月前の5日から抽せん申込みが開始となります。そのため、利用者に対し、令和5年1月以降のテニスコート利用の予約申込みを中止することにつきまして、令和4年9月下旬から、港区
施設予約システムのお知らせ欄、区ホームページ、施設への掲示等により、利用者の皆様に周知しております。本来でしたら当常任委員会での報告後に、利用者への周知を行うべきではございますが、工事日程が9月中旬に決定したことから、当常任委員会への報告前に利用者への周知をさせていただきました。
項番3、今後のスケジュールでございます。令和5年1月4日から改修工事に着工し、令和5年3月31日に改修工事が終了いたしましたら、4月1日からテニスコートの利用再開、併せて管理棟の利用再開を予定しております。
項番4、その他でございます。本改修工事には1か月程度の期間の中で、石綿除去作業を含むこと、また工事期間中、工事車両の搬出入経路として、野球場の外野の一部を使用することにつきまして、先ほど御説明したテニスコートの利用予約申込みの中止と同様に、あらかじめ周知しております。
簡単ではございますが、説明は以上となります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) このテニスコートが使えなくなるということなのですけれども、現在使用している団体数、あと稼働率といいますか、そういった団体がほぼ毎日利用があるのかどうかということと、改修工事の期間の代替の場所というのはどうされるのかという、3点お願いします。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) まず、こちらのテニスコートにつきましては、団体予約ではなく、個人でのお申込みとなっております。利用率については、ほぼ100%でございます。
代替施設につきましては、別途新たな場所の用意はいたしません。麻布運動場に4面、芝浦中央公園運動場に4面ございます。どちらもほぼ100%の利用率ではございますが、そちらを御利用いただく予定としております。
ただ、一番利用率の高いオンシーズンというより、この寒い冬の時期に工事の期間を充てるように、工事期間については調整してまいりました。
○委員(福島宏子君) ほかのテニスコートがさらに応募とか抽せんとか、そういう倍率が上がってしまうということで、特に代替の場所は用意していないということだったのですけれども、スポーツとかを楽しむ人たちの立場に立って、改修工事を進めていただきたいと思います。
あと、4番のその他のところで、石綿除去、アスベストのことが書いてあるのですけれども、この青山運動場は住宅街ということで、御近所の方はこういう石綿除去には、すごく敏感に反応されると思うのです。
あらかじめ周知ということと、1月4日から工事が開始するということで、その前にどういった方法で、石綿のレベルなどにもよって除去作業の方法も違うと思うのですけれども、その辺なども、もちろん心配ないやり方でやるというのは分かっているのですが、住民の方にとっては、いつやられるのか、どんな方法なのかというのは、生活する上で、例えばぜんそくをお持ちの方とか、少し不安な方というのもいらっしゃいますので、トラブル防止という観点からも、周知はすごく丁寧に行う必要があるのではないかと思いますけれども、その辺り、今の計画はどのようになっているかお聞かせください。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) まず、周知についてでございますが、工事開始の30日前までに看板設置による周知、15日前までに戸別の説明を行うということとしております。
除去の仕方につきましては、工事の箇所を完全に隔離養生いたしまして、工事箇所内に特殊な集塵機を設置して、外部への飛散防止に努めてまいります。また、工事開始前に、やり方はいろいろあるとは思いますけれども、なるべく飛散しないような防止剤を散布したり、作業員が使用する保護服等は使い捨てとして、工事隔離場所以外に持ち出さないなど、いろいろな安全対策を取りまして、皆様に御心配をかけないよう、安全に工事を進めてまいります。
○委員(福島宏子君) 今の除去方法だと、一番大変な石綿の除去になるのかと思うのですけれども、戸別説明ということをおっしゃいましたが、これはどのようにやられるのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 工事の施工者が戸別にお知らせをしていくと聞いております。
○委員(福島宏子君) そこは区もしっかり責任を持って、同席するなりするということでよろしいのでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 戸別の説明一つ一つに区の職員が同行するかどうかにつきましては、確認はできておりませんが、何かあった際には必ず責任を持って、区が対応させていただきます。
○委員(福島宏子君) 戸別というのは一軒一軒回るということなのですか。きちんと説明会を開く方が私はいいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 説明会の予定はございません。
○委員(福島宏子君) 先ほども言ったのですけれども、住民の方々に丁寧な説明をしていく、それは区の責任でやるべきことであり、事業者任せにすることではありません。これまでのアスベスト除去の様々なトラブルを見てきた中で、一軒一軒事業者が訪ねていって、しっかり説明するとは思えません。
せっかくこうやって青山運動場管理棟工事を進めるという中で、アスベスト除去の問題で、言ってみたらそんなに関係がないということではないのですけれども、そこで住民とトラブルになるということは絶対避けなければならないと思うのですが、そういった中で、今の生涯
学習スポーツ振興課長の説明会をやらないというのはいかがなものかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) こちらの除去作業につきましては、港区建築物の解体工事等の事前周知等に関する要綱に従いまして、適切に対応いたします。
○委員(福島宏子君) 30日前までに看板を出して、15日前までに戸別説明ということで言っているのですけれども、本当に戸別の説明が一軒一軒確実に、どの範囲で回るのか、あと、それに関する住民からの説明、区に来たものに対してもしっかりと対応できるように、そこは丁寧な対応ができるように、今から計画を立てて取り組んでいく必要があると思いますが、いかがでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) 戸別の説明の範囲につきましては、今回の青山運動場を中心に、約20メートルの範囲を対象としております。
今回いただいた御意見も踏まえまして、説明会の開催につきましては、工事主管課である施設課と調整してまいります。
○委員(福島宏子君) その前にポスティングなどもされると思うのですけれども、20メートルの範囲内に含まれている町会とか町会長といったところを、より丁寧にやるというところを私は求めているわけで、それに従ってやれば、もうそれでいいでしょうということではないのです。
なので、その辺を含めて、しっかりと計画を立てて取り組むということが、今、港区としての課題だと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) いただいた御意見も踏まえまして、周辺の町会ですとか、対応する自治会、また近隣の皆様に対して丁寧に対応してまいります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(4)「
港区立青山運動場管理棟の
機械設備改修工事等に伴うテニスコートの休場について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(5)「
港区立芝公園多目的運動場における
スポーツ用パネルの試験導入について」、理事者の説明を求めます。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) それでは、本日付資料№5を用いまして御説明いたします。本件は、
港区立芝公園多目的運動場のフットサル場に、
スポーツ用パネルを試験導入することについての御報告となります。
項番1、期間等でございます。期間につきましては、令和4年11月1日から12月18日までを予定しております。なお、9月2日の当委員会で御報告したとおり、当施設は港区公共施設マネジメント計画に基づく改修工事等を行うため、令和4年12月19日から年明け3月31日まで休場することから、その直前の12月18日までを試験導入期間といたします。
(2)面数でございます。フットサル場3面のうち、特に人工芝のゆがみ及び劣化・損傷が著しい1面に試験導入いたします。
(3)経緯及び理由でございます。現在フットサル場に敷設している人工芝のゆがみ等から発生する課題を解消するため、運動場設備事業者等へのヒアリングや、周辺自治体の同様の施設への視察などを実施し、現在のロール式人工芝以外の異なる設備の検討を行ってまいりました。その中で、他の自治体やFリーグ、フットサルのプロリーグとなりますが、こちらでも導入実績があるポリプロピレン製の
スポーツ用パネルであれば、積み重ねて保管してもゆがみが発生しないこと、倉庫に保管可能であること、破損が生じた場合に該当箇所のみの交換が可能で、推奨年数を超えても劣化等が起きにくいことを確認しております。そのため、まずはこの
スポーツ用パネルを試験導入してみることといたしました。
(4)利用者アンケート等でございます。
スポーツ用パネルにつきましては、港区の運動施設における導入事例がないことや、人工芝と異なる仕様である設備であることから、まずは試験導入し、利用者へのアンケートや施設管理面での検証を行います。利用者アンケートを行う際は、
スポーツ用パネルと人工芝との比較が行える環境を用意できるよう、現在調整しております。また、引き続き人工芝など、ほかの仕様についても検討を続けてまいります。
項番2、周知方法についてです。当常任委員会での報告後、順次、港区
施設予約システムのお知らせ欄や区ホームページ、ツイッター等によりまして、周知をしてまいります。
2ページに行きまして、項番3、今後のスケジュールについてです。令和4年11月1日から試験導入を開始し、利用者アンケートを実施いたします。その後、12月18日に試験導入を終了し、12月19日から改修工事に伴いフットサル場を休場といたします。令和5年3月31日に改修工事が終了しますので、同年4月1日からフットサル場の利用を再開予定としております。
項番4、その他でございます。参考といたしまして、
スポーツ用パネルと、
スポーツ用パネルの導入事例を記載してございます。
簡単ではございますが、説明は以上となります。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 利用者アンケートを具体的にどういう形でやるのかというのが1点と、この
スポーツ用パネルは300ミリ掛ける300ミリということですけれども、フットサルコートの1面だと何枚ぐらい使用して、あと、レンタルと書いてありましたか、その予算はどれくらいかかるのか教えてください。
○生涯
学習スポーツ振興課長(竹村多賀子君) まず、利用者アンケートにつきましては、どういった形で人工芝との比較ができるのかというところを調整中でございますので、具体的な項目などはできておりません。今まで人工芝を使っていまして、大きく素材の違う
スポーツ用パネルを試験導入いたしますので、それに対して、やはり人工芝がいいなとか、そういった声をきちんと把握できるような形のアンケートを取っていきたいと考えております。
また、試験導入についての経費につきましては、税抜きで550万円、税込みですと約600万円となります。枚数につきましては、約5,000枚を敷き詰めるような形と考えております。
○委員(福島宏子君) 11月1日からの試験導入で、そのときには既にアンケートができているということになると思うので、どういったものになるのか、項目なども含めて、決まり次第、ぜひ教えてください。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(5)「
港区立芝公園多目的運動場における
スポーツ用パネルの試験導入について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(6)「(仮称)
港区立台場図書館の管理運営について」、理事者の説明を求めます。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 報告事項(6)「(仮称)
港区立台場図書館の管理運営について」、御報告いたします。本日付資料№6を御覧いただけますでしょうか。
項番1、経緯です。台場区民センター図書室は、港区立区民センター条例第2条の2の規定に基づく地域活動情報の収集及び提供に資する事業の一つとして、平成8年5月の台場コミュニティーぷらざ開設当初に整備しました。その後、地域の要望を受けて、図書館システムに組み込み利用者カードを共通にするなど、区立図書館のない台場地域において図書館サービスを補完する機能を担っております。本年11月から予定しております台場コミュニティーぷらざ等の大規模改修工事を機に図書館に移行しますことを、9月2日の当常任委員会で報告させていただいております。
項番の2、名称です。施設の名称は、施設の機能や位置を誰にでも分かりやすく伝えるため、台場図書館といたします。
項番の3、休館日及び開館時間です。現在の台場区民センター図書室は、他の区立図書館と比較して、毎月の館内整理による休館日の有無と、日曜日・祝日・12月28日の開館時間の違いがございます。これを踏まえ、(仮称)台場図書館の休館日と開館時間について検討してまいりました。資料№6-2、
サイドブックス3分の3ページの比較表も併せて御覧いただければと思います。
まず、休館日です。区立図書館が第3木曜日を館内整理日として休館しているのに対し、(仮称)台場図書館は、区立図書館と比較して蔵書数が少ないため館内整理日の休館日を設けず、特別整理期間及び年末年始の休館を定めることとします。なお、教育委員会が特に必要と認めたときは、休館できることとします。
次に、開館時間です。現在の図書室の利用状況を見ると、駅からのアクセスがよく、立ち寄りやすい立地であることから、曜日を問わず夜間の利用が多く、日曜日等の午後5時以降の資料の貸出し利用数が1日の3割を超えるなど、利用が多い実態がございます。
これらを踏まえ、既存の図書室のサービス水準を維持できるよう、(仮称)台場図書館は現在の図書室と同様、平日の開館時間を午前9時から午後8時まで、土曜・日曜・祝日の開館時間についても午前9時から午後8時までといたします。
項番4、指定管理者制度の導入です。これまでも区立図書館については、平成21年4月から指定管理者制度を導入しており、令和4年4月にみなと図書館に導入したことで、全区立図書館において指定管理者制度により運営をしております。(仮称)台場図書館についても、台場地域の魅力発信に関する講演会や、台場地域の企業や学校など多様な主体との連携事業の展開に当たり、民間事業者のノウハウを活用した魅力的なサービスを提供し、多様化するニーズに的確に対応するため、指定管理者制度を導入いたします。
項番5、今後のスケジュールです。本日御報告させていただきました内容を踏まえまして、令和4年11月下旬、令和4年第4回港区議会定例会に、港区立図書館条例の一部条例改正案を提出いたします。また、令和5年9月上旬、令和5年第3回港区議会定例会に、指定管理者の指定議案を提出いたします。令和6年4月1日、大規模改修工事を経まして、図書館法に基づく
港区立台場図書館として開設をする予定でございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 4番の指定管理者制度の導入というところなのですけれども、ここに書かれているような台場地域の魅力発信に関する講演会ですとか、台場地域の企業や学校など多様な主体との連携事業の展開ですとか、民間事業者のノウハウを活用した魅力的なサービスを提供するということは、今はできていないということでしょうか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 港区立図書館で様々な講座を展開しております。区立図書館一体として行っている、例えば子ども読書まつりですとか、調べ学習コンクールへの学校への出張をしての図書館職員からの説明ですとか、そういったものを全区的に展開しておりますけれども、台場地域においては、これまで三田図書館や港南図書館が図書館サービスを出張して展開しているという実態がございます。
こういった取組について、台場地域の、例えば港陽小学校、港陽中学校においても、三田図書館や港南図書館が行くのではなく、台場図書館ができた暁には、地域の図書館が直接図書館サービスを届けるということができるようになるというところでございます。
○委員(福島宏子君) 今はほかの区立図書館と同じような取組をやられているけれども、この図書館自体の運営事業者、これも区民センターの指定管理者がやっているのだと思いますが、そこは図書館サービスといいますか、そういったことはやらないという認識でよろしいですか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 現在も区民センターの運営事業者が、おはなし会等の行事をやっていただいているとは聞いてございます。ただ、区立図書館になることによって、他の区立図書館と同等のサービスを台場地域において直接お届けできるという点では、よりサービスが充実するものと考えております。
○委員(福島宏子君) 地域に根差した図書館ということで、地域の方々、また駅とかを利用するような方とか、そういった方々にも利用しやすい時間なども設定されているというのもありますけれども、指定管理者制度に関しては、この間も様々な問題点などありますから、それは今後、いろいろ具体的になってきたときに、また私の方でも議論に参加していきたいと思います。この改修工事が令和6年4月1日に出来上がるまでは、仮設の場所での運営ということになると思いますが、その間も、ぜひ台場地域の皆さんに利用していただけるような運営を、さらに進めていただきたいと思います。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(6)「(仮称)
港区立台場図書館の管理運営について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(7)「令和4年度港区指定文化財の指定について」、理事者の説明を求めます。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 報告事項(7)「令和4年度港区指定文化財の指定について」、御説明いたします。本日付資料№7を御覧いただけますでしょうか。港区文化財保護条例第4条の規定に基づき、令和4年度港区指定文化財4件を指定いたしました。
項番1、経緯です。令和4年8月9日、港区教育委員会から港区文化財保護審議会へ、港区文化財保護条例第39条の規定に基づく諮問を行いました。10月3日、港区文化財保護審議会から港区教育委員会へ答申を受けております。これを踏まえまして、10月12日、港区教育委員会において審議、決定し、10月13日、港区指定文化財の指定の告示を行いました。
項番の2、指定文化財です。別紙1から4、
サイドブックス6分の3ページ以降に写真と説明をつけてございますので、併せて御覧ください。
1点目、有形文化財、絵画、紙本着色琴棋書画図屏風六曲一双、所有者は赤坂七丁目にございます種徳寺、現在の所在は港区白金台四丁目6番2号、郷土歴史館内でございます。
2点目、有形文化財、彫刻、木造歴代上人坐像30躯、所有者は増上寺、所在は港区芝公園四丁目7番35号です。なお、現在、増上寺建立400年記念で、三解脱門を特別公開しておりますので、有料になりますが、11月27日までは、三解脱門に安置されている坐像を実際に御覧いただくことができます。
3点目、有形文化財、歴史資料、日本楽器製造株式会社製初期グランドピアノ1台、所有者は港区教育委員会、所在は港区赤坂六丁目6番14号、サン・サン赤坂内です。
4点目、有形民俗文化財、赤坂氷川祭の山車人形、附山車附属品8組、所有者は赤坂氷川山車保存会、所在は港区赤坂六丁目10番12号です。
項番の3、周知方法です。11月より広報みなと、区及び郷土歴史館ホームページ、区公式ツイッター等で周知を図ってまいります。
説明は以上です。よろしくお願いします。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 増上寺のところは今、公開しているというお話があったのですけれども、ほかの3件は、こういった周知がされると、区民の方々も見たいとか、そういった声があるかと思うのですが、これはそれぞれの場所に行けば見られるようになっているということでよろしいでしょうか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) まず、1点目の屏風ですけれども、こちらについては今、劣化が激しいということで、一時的に寄託を受けて郷土歴史館で保管してございます。修理をした暁には、公開についての検討もできるかなと考えております。
そして、ピアノですけれども、こちらについては今、サン・サン赤坂の1階のロビーのところで、ガラス張りの部屋に保存され、公開しています。ただ、湿度ですとか、管理に課題がございますので、適切に管理できるように今後も検討を進めているというところでございます。
最後に、山車人形ですけれども、こちらについては、山車が出ているときには、みこしと一緒に当然公開はされるのですけれども、昨年令和3年、郷土歴史館の特別展で人形をテーマにした展示をしまして、その際にはこちらを借り受けて、郷土歴史館でも展示をさせていただいております。
○委員(福島宏子君) そうすると、今後の話でいうと、山車人形はお祭りのときしか見られる機会はないということなのですか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 区の指定文化財に指定をする際に、当然、所有者の方の同意をいただいた上で指定をさせていただきます。指定文化財になったら、公開して広く区民に周知するということを目的としておりますので、昨年の特別展もそうですけれども、機会を設けて、積極的に区民に公開できるように、所有者の方と協議してまいりたいと思います。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(7)「令和4年度港区指定文化財の指定について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(8)「庁有車の交通事故の概要について」、理事者の説明を求めます。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 報告事項(8)「庁有車の交通事故の概要について」、御報告いたします。本日付資料№8を御覧いただけますでしょうか。
項番1、発生日時です。令和4年10月6日木曜日、午前10時15分頃でございます。
項番2、発生場所です。港区麻布十番四丁目3番先道路上でございます。
項番3、区の車両です。港区立郷土歴史館の庁有車でございます。
項番4、事故の状況です。文化財係の事務職員が、区民からの寄贈資料を受け取った後、受取場所の赤坂七丁目から郷土歴史館へ庁有車で帰庁する途中、麻布十番の一の橋交差点付近で、4車線道路の右側直進車線から3車線道路の中央車線に車線変更した際、4車線道路の左側直進車線を後方から直進してきた相手方車両の右側後部側面と庁有車の左ドアミラーが接触しました。
2ページに位置図と現場の拡大図、3ページに相手方車両右側後部側面と、庁有車左ドアミラーの写真を載せてございます。
項番5、損害の状況です。庁有車を運転していた職員及び同乗していた職員1名にけがはありませんでしたが、庁有車の左ドアミラーを損傷してしまいました。また、相手方車両の運転手にもけがはございませんでしたが、車両の右側後部側面を損傷いたしました。
項番6、損害賠償額等については、現在示談交渉中でございます。
項番7、
事故再発防止等の対応についてです。文化財係の登録運転手全員を対象に、10月13日、私が講師となりまして、安全運転についての研修を実施いたしました。研修が終了するまでは、一時的に、郷土歴史館の庁有車の使用を停止いたしました。運転者本人には、自動車運転時の安全管理の徹底を強く指導するとともに、文化財係職員全員に本事故の概要を伝え、安全運転の徹底と再発防止を指示しております。
なお、登録運転手全員が、今年度中に契約管財課が実施する安全運転講習会を受講いたします。こちらの講習会は、愛宕警察署交通課と保険会社の方が講師になる講習会でございます。
報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(ゆうきくみこ君) お伺いしたいのは、登録運転手という登録をされていらっしゃる方は、どんな方々なのですか。あとは、どのように登録されるのか、登録されることによって、彼らに別のお仕事として登録されるプラスアルファの何かがあったりするのか、そこを教えてください。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 登録運転手制度ですけれども、自動車運転職種以外の職員が庁有車を運転するために、届出制で登録制度を区が設けております。職務の執行に当たり、庁有車を有効活用できるようにということで、この制度がございます。また、運転者の範囲を特定して安全運転管理の徹底を図るため、登録制度としているということでございます。
○委員(ゆうきくみこ君) その登録は、ボランティアとして手挙げで受けていらっしゃるという認識なのですけれども、それは合っていますか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) ゆうき委員御指摘のとおりで、申し出て登録をして、登録をしている運転手に対して特段、手当ですとか、そういった仕組みはございません。
○委員(ゆうきくみこ君) さっきも言ったように、私はふだん運転しているのですけれども、最近特に、さっきの自転車ではないですが、スクーターとか、いろいろな車両が道路を走っていて、ましてや道路交通法が分からない方々が、ひっきりなしにいっぱいいらっしゃるのです。
免許を持っていても、港区の特性というのがあって、ふだん運転しないと、大体ここからこういう人たちが出てくるという予測がつかない中で、多分、職員の方は地元で、このエリアでそうしょっちゅう運転されないと思うのですけれども、自分で取った免許で区のお仕事をして、よかれと思って手を挙げてくれた人たちが、港区の道路はすごく難しいと感じていると思うのです。癖とか、いつも日常的に運転していないと、どんどん難しくなってくる。いろいろなタクシーもいるし、急に止まったりとか。
なので、研修とかもそうなのですけれども、今回の事故のときも、技術を上げるのはなかなか日常的に運転しないと難しいなと思うのと、あとは、自分で取った免許で役所のためにお仕事をしてくれて、何かあったときにその人だけの責任になるということが、個人的にはかわいそうだなと思っていて、保障が必要なのか、解決の方法は分からないのですけれども、仮に、今はどんどん免許を持とうとする人が少なくなっている中で、今後、職員の中でもっと利便性を高めたいということで車両を使うことに対しての、もう少し使い勝手がいいというか、リスクを負った場合のケアだったりとか、もしくは、リスクを負わなくても運搬できるという手法とかを考え始めてもいいのではないかと思っています。
答弁が難しいと思うのですけれども、個人的に私は、最近は本当にいろいろなところからいろいろな人が出てきて、タクシーの人もびっくりするようなところで急に止まったりするので、また別の解決方法みたいなのがあるのではないかなという意見を、この場で言わせていただこうかなと思って、本当にお気の毒にと思ってしまうような事故と私は認識しているという、それだけです。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 郷土歴史館は庁有車を持っておりますけれども、寄贈資料の受け取りですとか、特別展や企画展でほかの博物館から借り受けた資料の返却等に活用しております。現在、登録運転手が4名おりますけれども、文化財係の職員13名のうち4名が申し出て、運転をしてくれているという状況でございます。
御指摘いただいた点につきましては、今後の検討課題として、まずは関係課と共有させていただきます。
○委員(福島宏子君) 様々な運転とか、自転車、スクーターとかそういうことで、何かこの頃、事故という報告も多いなと思っていたところです。
それで、地図のところと、2ページのところで下の図なのですけれども、車線変更しようとした庁有車が背後から並走してきた相手方車両に追い抜かれる形で接触したという説明があるのですが、庁有車はそもそもこの黒く塗られている左側の車線というか、渡った後は一番左側の車線に行くはずが、真ん中の車線に車線変更ということの御説明で、細かいことは今、捜査中だと思うのですが、そのような流れで進むのが本来の車線という、車線変更ということは、真ん中に入るのが車線変更という認識でいいのですよね。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) ただいまの福島委員の御指摘のとおりでございます。
○委員(福島宏子君) そういったときに、これは交差点内のように認識しているのですけれども、その中で、真ん中の車線に入ろうとしたときに後ろからの車と接触してしまったということなのだと思うのですが、私も運転をふだんはしないので、こういった事故というのがしょっちゅう起こるということではないと思いますが、交差点内で車線を急にこのように変えるということは、ふだんあるのでしょうか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) 本来であれば、走行車線をそのまま走るべきところで、ここに関しては、交差点を越えた後、3車線に減りますので、区の庁有車は一番左側の車線を走るべきところでした。ただ、車線が減るということで、一見すると分かりづらいような箇所になります。
ここで、もともと交差点を越える前から真ん中を走っていたような認識がありますので、そのまま直進をしようとしたところ、後ろから来た車が通常走るべきところを走ってきて、こちらについてはドライブレコーダーを確認しましたけれども、結構スピードが出ていたので、そこで無理に割り込もうとしたわけではないのですけれども、追い越しざまにぶつかってしまったというところが実態でございます。
どちらが過失が大きいかとか、そういうところに関しては、現在、保険会社を通じてやり取りをさせていただいているところでございます。
○委員(福島宏子君) よく分かりました。ありがとうございます。
それで、最後なのですが、こういった事故とか、庁有車、先ほどは自転車というところであったのですけれども、これは区民に何らかの形で知らせるというところでは、どういったタイミングでどのような方法でということになるのでしょうか。
○図書文化財課長(齊藤和彦君) まずは発生してしまったことを、こうして委員会に報告させていただいて、一旦の説明ということになるのですけれども、こちらについては、損害賠償等について示談交渉中となりますので、最終的には、相手方との示談が成立した段階で再度、議会に報告させていただくということになろうかと思います。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(8)「庁有車の交通事故の概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、報告事項(9)「令和5年度港区立幼稚園の定員及び園児募集等について」、理事者の説明を求めます。
○学務課長(佐々木貴浩君) それでは、本日付資料№9を御覧ください。報告事項(9)「令和5年度港区立幼稚園の定員及び園児募集等について」でございます。
1番、定員でございますが、募集定員と在園児数の乖離の大きい園につきまして定員を削減して、令和5年度の区立幼稚園の定員を1,345名といたします。下の表にございますように、表の右下にございますが、昨年に比べると150名の減になっております。3歳児が60名、4歳児が30名、5歳児が60名の減という状況になってございます。ただし、受入数につきましては、定員削減前の令和3年度の定員を限度として、柔軟に受入れをしたいと思っておりますので、予定より多くの方々にお申し込みいただいた場合も、柔軟に受入れをさせていただきます。
次のページを御覧ください。3分の2ページです。2番の令和5年度入園の園児募集の内容でございますが、(1)、(2)に園別の募集定員と応募資格が書いてございますが、記載のとおりでございます。
3番につきましては、子育てサポート保育定員等の見直しについてでございます。港南幼稚園では、園児数がもともと多かったということもありまして、子育てサポート保育の人数が、ほかの園は20名だったところ、40名という定員にさせていただいておりました。今年度の状況を確認しましたところ、利用数が少ないというところもございまして、来年度からは子育てサポート保育の定員を20名に削減させていただく予定です。ただし、令和5年度からは、区立幼稚園全園で、子育てサポート保育の実施時間を17時まで延長することを検討しております。
4番、その他といたしましては、令和5年度、本村幼稚園におきまして、夏季等の休業中に園児を預かる一時預かり事業を試行的に実施することも検討してございます。
3分の3ページを御覧ください。5番今後のスケジュールでございます。令和4年11月11日に応募受付を開始して、募集要項を配布いたします。11月22日に募集を締め切りまして、その状況に応じましては、定員を超えた場合は抽せんをさせていただくという状況になってございます。12月以降につきましては、例年と同様の予定になってございます。
報告は以上です。
○委員長(兵藤ゆうこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○委員(福島宏子君) 5歳児の定員のところで、5園が60名定員となっているのですが、この5園の現在の4歳児クラスの児童数を教えてください。
○学務課長(佐々木貴浩君) 芝浦幼稚園につきましては36名、続いて白金台幼稚園につきましては42名、続いて港南幼稚園につきましては33名、
麻布幼稚園につきましては27名、中之町幼稚園につきましては34名でございます。
○委員(福島宏子君) ありがとうございます。
麻布幼稚園の27名というのが一番少ないかと思うのですけれども、27名でも、1クラス25名ということがおおよその基準というか、考え方ということで、2クラスにするという考え方で私は認識いたしました。
クラス数とか定員数が減っているという御報告ではあるのですけれども、区立幼稚園の魅力ということは、これから様々な検討がされていくと思うのですが、クラス数が減っているということでは、空いている部屋とか、少し開放できるような部屋というのがあるのではないかと素人目線では思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○学務課長(佐々木貴浩君) 令和3年度から定員といいますか、学級数が減ったところについては、クラスの部屋が空いているところがございます。そちらにつきましては、ほかの園児が、例えば外遊びが雨の日にできないときには、そういった場所を有効に活用しながら活動に使っているという状況でございます。
○委員(福島宏子君) 本当に恵まれた環境だと思うのです。こういうところこそ、遊び場に困っている保育園ですとか、外で遊べないとか、少し走り回って遊ぶような安全な場所というのを、今、保育園の遊び場が足りないということが大問題になっていると思うので、この辺でのコラボというのができるのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○学務課長(佐々木貴浩君) 園の状況にはよりますけれども、ある園の事例を申し上げますと、園の夏休みに近隣の保育園の園児を招待したり、また今後、ドッジボール大会を合同で行ったりといった計画もされていると聞いてございます。
○委員(福島宏子君) そういったところも今後、区立幼稚園としての果たす役割としても、検討課題にぜひ盛り込んでいっていただければと思います。
保育園の遊び場確保というところで、学校ですとか、教育委員会の所有する学校とかとの連携も、かなり進んできているのではないかと思いますし、なおのこと、区立幼稚園というものが地域に開かれていく中で、魅力というものも発信できるのではないかと思いますので、ぜひ、今言った保育園の園外保育というところでの役割の一つとして、公立幼稚園の園庭とか、ホールとか、お部屋とか、そういったところで安全に遊べる環境の提供ということも、視野に入れていただければと思いますが、その辺りではいかがですか。
○学務課長(佐々木貴浩君) 各園の状況にもよりますが、他の幼稚園や保育園との交流なども、いろいろな事例を示しながら、可能性を探っていきたいと思ってございます。
○委員(福島宏子君) あともう1点、子育てサポート保育の定員の見直しが提案されておりまして、港南幼稚園が40人から20人に減らすということと、子育てサポートの時間帯を17時まで延長するということで、現在は16時半までのところを30分延長するということが挙げられているのですけれども、17時まででいいのかという単純な疑問があるのですが、この辺は何か根拠があるのでしょうか。
○学務課長(佐々木貴浩君) 昨年度末、今年の3月に実施いたしました未就学児を持つ保護者に対するアンケートに対して、区立幼稚園に通っていらっしゃる方々全体の95%が、利用時間として17時までを希望されていると。また、現在の16時半までの時間をもう少し延長してほしいという方々の中では、75%の方が17時までとお答えいただいているところから、今回17時とさせていただいております。
○委員(福島宏子君) こういった子育てサポート保育という部分でも、開かれた幼稚園といいますか、区民の利用者の目線に立った施策ということで、時間延長ということが求められているというところでは、いいと思います。
保育園でも幼稚園でも同等の保育や教育が受けられるというところで、子どもたちに関しては、同じような環境を整えていきたいということで私は考えるのですけれども、そういう中で、港区幼稚園が今、様々な、多岐にわたって役割が発揮できる状況にあるのではないかという前向きな捉え方で、ぜひ教育委員会としても積極的に施策を展開していただきたいと思います。
先ほどから言っているような恵まれた環境、園庭もありますし、夏にはプール遊びもできる、大きなホールもある。そういった環境というのは、マンションの中の私立保育園からしてみたら、本当に恵まれている環境になりますから、そういったところをうまくマッチングみたいな形でつなげていただいて、子どもたちが伸び伸びと過ごせる、そういった意味での「子育てするなら港区」ということになると思いますので、ぜひその辺もよろしくお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○学務課長(佐々木貴浩君) 恵まれました幼稚園の環境をしっかりとPRすることによって、まずは多くの園児が募集に応募していただけるということが一番だと思ってございます。その上で、園の活動を活発にする園児、港区の子どもたちのために、どのように活用していくのかということは、常に考えていきたいと思ってございます。
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) ほかになければ、報告事項(9)「令和5年度港区立幼稚園の定員及び園児募集等について」の報告は、これをもって終了いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「請願3第5号 2030年
CO2削減目標引き上げに関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(2)「請願3第6号 区有施設への
再生可能エネルギー電気導入を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(3)「請願3第8号 騒音防止及び安全確保に関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(4)「請願3第9号 通学路安全確保に関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(5)「請願3第18号 区有施設への
EV充電設備設置を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(6)「請願3第22号 庁有車への電気自動車(EV)導入を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) 次に、審議事項(7)「発案元第6号 区民生活事業・教育行政の調査について」を議題といたします。
当常任委員会の行政視察について、各視察先と日程調整をいたしましたので、資料をお配りさせていただきました。資料のとおり、11月14日に名古屋市役所及びロームシアター京都を、15日に兵庫県立芸術文化センターということで調整いたしました。なお、ロームシアター京都については、当初、都合がつけられませんでしたが、公演の合間を縫って、可能な範囲で施設を見学させていただけることになりました。
また、前回の委員会終了後、事務局を通じて出欠席を確認させていただきましたが、本日、当委員会終了後に勉強会を予定していますので、それを踏まえて変更等ある場合は、本日中に御連絡いただきますようお願いいたします。
行政視察について、ほかに何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、引き続き準備を進めさせていただきます。
ほかに本発案に関連して、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(兵藤ゆうこ君) そのほかに、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(兵藤ゆうこ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 3時05分 閉会...