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令和3年6月4日総務常任委員会-06月04日
令和3年6月4日区民文教常任委員会-06月04日

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  1. 港区議会 2021-06-04
    令和3年6月4日区民文教常任委員会-06月04日


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和3年6月4日区民文教常任委員会-06月04日令和3年6月4日区民文教常任委員会  区民文教常任委員会記録(令和3年第9号) 日  時  令和3年6月4日(金) 午後1時30分開会 場  所  第3委員会室出席委員(8名)  委 員 長  清 家 あ い  副委員長  丸山 たかのり  委  員  赤 坂 大 輔         福 島 宏 子        杉 浦 のりお         ゆうき くみこ        池 田 こうじ         阿 部 浩 子 〇欠席委員(1名)   マック 赤 坂 〇出席説明員  芝地区総合支所区民課長                        井 上  茂
     高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務高輪地区総合支所総合支所長事務取扱高輪地区総合支所管理課長事務取扱)                                     山 本 睦 美  芝浦港南地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務          長谷川 浩 義  芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務  山 本 隆 司  地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務              太 田 貴 二  産業振興課長    中 林 淳 一  観光政策担当課長                           佐 藤 真 理  税務課長      柴 崎 早 苗  環境課長                               大 浦  昇  教育推進部長                             星 川 邦 昭  生涯学習スポーツ振興課長                       河 本 良 江  学校教育部長                             湯 川 康 生  学務課長                               佐々木 貴 浩  学校施設担当課長  増 田 裕 士  教育人事企画課長                           瀧 島 啓 司  教育指導担当課長  篠 崎 玲 子 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 台場コミュニティぷらざ等改修工事に伴う台場保育園台場区民センター図書室の仮施設の整備について   (2) 大平台みなと荘外部改修工事に伴う臨時休業について   (3) 新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び融資あっせん受付等経営相談体制の確保について   (4) キャッシュレス決済を活用した還元事業の実施について   (5) 港区立運動場における時間延長について   (6) 港区立小学校における35人学級の対応について   (7) GIGAスクールサポーターの配置について   (8) 令和3年第2回港区議会定例会提出予定案件について   (9) 住居表示(西新橋一丁目)の一部変更について   (10) 生涯学習センター改修工事に伴う休館について  2 審議事項   (1) 請 願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願                              (3.2.19付託)   (2) 請 願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願                              (3.3.16付託)  (3) 発 案元第6号 区民生活事業・教育行政の調査について                              (元.5.29付託)                午後 1時30分 開会 ○委員長(清家あい君) ただいまから、区民文教常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、阿部委員福島委員にお願いいたします。  マック委員より欠席の届けが提出されておりますので、御報告いたします。  初めに、当常任委員会の説明員についてです。5月14日付の人事異動に伴い、当常任委員会の説明員について変更がありましたので、変更となった説明員の紹介をお願いいたします。 ○高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務高輪地区総合支所総合支所長事務取扱高輪地区総合支所管理課長事務取扱](山本睦美君) 去る5月14日付の人事異動によりまして、説明員の変更がございましたので、御説明いたします。  私、高輪地区総合支所長で産業・地域振興支援部長を兼務しております山本でございますが、高輪地区総合支所総合所長及び管理課長を事務取扱いたします。  説明員の変更は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) なお、説明員につきましては、皆様に資料をお配りしておりますので、御確認ください。  次に、議場及び委員会室への電子機器類の持込みについてです。6月2日の運営委員会において、議場及び委員会室への電子機器類の持込みに関して、議長から貸与されたタブレット端末及び区から貸与されたパソコンについては、議場及び委員会室への持込みを可能とするよう決定されました。そのため、本日の委員会からタブレット端末及びパソコンの使用を開始いたしますので、対応方、よろしくお願いいたします。  次に、省エネルギー型のライフスタイルの取組についてです。議会としても、本年も例年同様、環境に配慮した取組を行うことが確認されましたので、皆さんの御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。  次に、本日の運営についてです。報告事項(1)に関連して、芝浦港南地区総合支所山本管理課長に出席いただいております。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「台場コミュニティぷらざ等改修工事に伴う台場保育園台場区民センター図書室の仮施設の整備について」、理事者の説明を求めます。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 資料№1を御覧いただければと思います。報告事項(1)「台場コミュニティぷらざ等改修工事に伴う台場保育園台場区民センター図書室の仮施設の整備について」、御報告いたします。  令和2年1月17日の区民文教常任委員会において、台場コミュニティぷらざ等長期保全計画に基づく改修工事基本計画について、本設の工事期間中、保育園と図書室については、お台場レインボー公園に仮施設を建設して移転するという御報告をいたしましたが、公園内の位置については、地元と協議の上、場所を決める予定としておりました。このたび、公園内の位置を決定しましたので、御報告いたします。  1の検討組織における検討経過です。地域の自治会の代表の方々を中心に検討会を設置し、3回ほど検討を行ったものです。1ページ下の囲みに構成する委員を、また、その下に委員会の実施日時を掲載しております。  検討状況につきましては、資料№1-2を御覧いただければと思います。タブレットで言いますと5ページ、6ページに当たります。改修計画上では、案①のとおり、保育園・図書室の利用者にとって、道路からのアクセスのよいレイアウト案を示しておりましたが、該当箇所にある遊具、また東屋の利用者が多く、撤去は困るといった御意見。また、案③、④におきましては、図の左端に隣接するにじのはし幼稚園の日照への影響に対する懸念の声。また、次の6ページになりますが、第2回検討会において、新たに案⑤、案⑥という形で提案したところ、いずれもやはり幼稚園との距離を取った方がよいと。また、公園の左奥の方にバスケットゴールがあります。この部分を残してほしいとの意見があり、最終的には案②がベストであるとの合意に達したものです。  資料1、2ページにお戻りいただけますでしょうか。2の仮施設の設置等についてです。公園利用者にとって遊べるスペースの自由度が高いこと、また、遊具や東屋を継続して利用できることから、仮施設については、図に示した位置に2階建てとして設置するものです。延べ床面積は、保育園が約1,150平方メートル、図書室は300平方メートル、合計約1,450平方メートルを予定しております。  (2)の仮施設の設置に伴う影響です。3ページの図を御覧ください。仮施設の左側を図書室としますが、図書を搬入する経路を公園の奥、建物の上側の位置に確保する必要があること。また、図の左側に集合住宅と楕円で示しております。建物の上側の位置にある園路の部分、ちょうど緑の波形の線のところですが、左側にある駐車場への動線となっております。このため、公園北側の傾斜地、緑の部分ですが、この部分を平たんにし、通行可能なスペースを確保いたします。傾斜地を平たんにするため工事が必要となり、経費の増加につながるという課題がありましたが、地域の方々の公園利用に関する強い要望を踏まえ、この位置に設置することとなりました。  また、赤い破線の部分です。少しオレンジっぽく見えますが、この部分は工事用のトラックの資材搬出入の経路になります。安全管理上パネルを設置し、公園利用者と接触がないようにいたします。工事期間中は、この経路の部分は利用できなくなります。  なお、2ページと3ページの図で言いますと、車路の位置に少しずれがございますが、公園の有効面積の確保のために、3ページの方のやや左側に寄せた形で運用してまいります。  3番の事業費の概要についてです。仮施設はリース契約により設置いたします。設計及び設置工事建物リース料解体工事及び原状復帰等に要する費用は、税込みで約4億円となります。  工事経費についてですが、他の仮施設と異なる点として、保育園と図書室の複合施設であるということでエレベーターを2基、それから給食用の小荷物昇降機1機を設置すること。また、異種用途を区画する耐火壁、これは床や天井、屋根も含みますが、耐火壁を設置するということ。それから公園奥の傾斜地の整地、また図書搬入の通路の確保、それから工事車両用通行用フラットパネルの設置及び撤去等の経費が計上されております。  また、令和3年度の公共工事に関する労務単価、人件費についてですが、これが平成24年と比較しまして約1.5倍、それから建築資材については約1割上昇していることも経費の増加の一因となります。このため、安全性や子どもたちが1日過ごすための快適性を確保しつつ、エアコンまたは照明など、可能なものはリース品を活用して設備に要するコストを削減いたします。  公園の賃借料ですが、土地を所有する東京都港湾局と協議した結果、無償利用とする旨の承諾を得ております。  4ページの整備スケジュールです。令和3年8月から設計を開始し、令和4年1月から7月にかけて仮施設の設置工事を行います。令和4年8月から令和5年11月、仮施設において保育園の運営を行いまして、令和5年12月には改修工事を終了した台場コミュニティぷらざに引っ越しした後、公園の原状回復のための工事を令和5年12月から行います。表の下段のところは、台場コミュニティぷらざの規模改修工事スケジュールを参考に掲載しております。  最後に、今後のスケジュールです。6月に第2回定例会へ補正予算を提出いたします。7月に入札にて契約締結となります。仮施設の工事終了後の令和4年8月には仮施設の運営を開始する予定です。  なお、本件につきましては、本日開催の保健福祉常任委員会にも報告する予定でございます。説明は以上です。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 賃料が無料になったということで大変よかったと思います。  3ページの図で、保育園の上のところは搬入通路として確保するというお話でした。一点、保育園の入り口がどこになるのかということ、もう一点、設計段階の話になるのかと思いますが、バギー置場自転車置場などはどちら側に造る予定なのかをお伺いします。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 第1点目です。図3のうち、図書室は、裏側から、入って、入り口としては左側に設ける予定でおります。保育園は、逆に縦のブロック敷になりますが、こちらの方から例えばベビーカー等通っていただいて、保育園の右側の方から入っていただくということを想定しております。今後細かいところの検討に入っていくわけですが、ベビーカー等の置場についても入り口から遠くないところに設置しようと考えているところでございます。 ○委員(福島宏子君) 自転車置場はいかがですか。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 申し訳ございません。自転車につきましても、できるだけ入り口に近いところ、動線に近いところから、無理のない形での設置を考えているところでございます。 ○委員(福島宏子君) このブロックのところは自転車も通れると思ってよろしいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) ブロック敷のところはある程度幅がありますが、公園利用者の関係もありますので、乗ったままというのはなかなか難しいかと思います。降りて押していただいて、奥まで入っていただくということは可能と考えてございます。 ○委員(福島宏子君) 自転車の方が多いと思うので、置場などを考えた上での設計をお願いします。  もう一点、この2ページと3ページの赤い点線の部分が違っていて、3ページの方で言っていましたが、この2ページの図は完全に間違っているということでよろしいのですか。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 搬入の経路についても幾つか案が出たところですが、工事にある程度の期間を要しますので、公園の利用者にとってできるだけ公園の有効面積を確保するという意味で、3ページの方で確定という形でお考えいただいてよろしいかと思います。 ○委員(福島宏子君) 黄色いのがトラックの図になるのだと思いますが、保育園の右側の少し濃い黄色になっているところは、何を意味しているのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 保育園の建物のすぐ右下のところかと思いますが、これはクレーンでございます。トラックで搬入した資材について、クレーンによって建設の現場に移動するとお考えいただければと思います。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  最後に、保育園と図書室はこちらの公園側に移転するということで、あとは居ながらにしてコミュニティぷらざを改修していくという御説明でした。児童館や高齢者在宅サービスセンターなどが居ながらの工事ということになると思うので、そちらの利用者の方へ騒音などの影響はあると思いますが、何か使えなくなるようなことがないようにと思いますが、それは大丈夫なのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務山本隆司君) 今、福島委員御指摘のとおり、ある程度居ながら工事となりますので、工事の影響が全くないとは言い切れませんが、できるだけ影響を減らすように、例えばスケジュールを工夫するといった部分で、児童館や区民センターにはお伝えしていきたいと思います。  また、建物が違ってしまうのですが、お台場の高齢者在宅サービスセンターが同じ敷地にあります。また、同時期に実施する工事でもあります。今、福島委員から御指摘いただいた御意見については、所管の方へお伝えするようにいたします。 ○委員長(清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(1)「台場コミュニティぷらざ等改修工事に伴う台場保育園台場区民センター図書室の仮施設の整備について」の報告は、これをもって終了いたしました。ありがとうございます。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(2)「大平台みなと荘外部改修工事に伴う臨時休業について」、理事者の説明を求めます。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 報告事項(2)「大平台みなと荘外部改修工事に伴う臨時休業について」、説明いたします。資料№2を御覧ください。  経緯から申し上げます。令和2年4月28日、大平台みなと荘客室ベランダ木製ルーバーの一部が、経年劣化により破損いたしました。令和2年5月から6月にかけまして、全ての木製ルーバー安全確認調査を行うとともに、破損の可能性がある箇所について修理を行いました。今後も安全に御利用いただくため、今回、全ての木製ルーバー等改修工事を実施いたします。それに伴いまして、工事期間中は施設全体が使用できなくなりますので、大平台みなと荘臨時休業いたします。  2ページの写真を御覧ください。そもそもルーバーと言われるものですが、この写真にありますとおり、この柵のような白いものです。これは歯抜けになっておりますが、この白いところが破損でなくなっていると。今、右側の写真のように簡易修繕の形で運営しているところでございます。  上の写真は、このルーバーが、ベランダだけではなく施設のあらゆるところに木材として使用されているということで、かなり大規模な工事になるということをイメージいただければと思います。  1ページにお戻りください。工事内容です。外壁木製ルーバー等の改修ということで、項番2の休業期間につきましては、9月から11月末までを予定しております。  項番3の代替借上施設でございますが、記載のとおり、合計で7室を用意いたします。  項番4の休業の周知ですが、広報みなと、区ホームページなどにより周知していきます。  項番5、今後のスケジュールです。こちらの案件につきましては、第2回定例会の工事契約議案になりますので、議案が議決されました後、6月21日に広報みなと、区ホームページによる周知、7月1日にこの代替施設の抽せん受付を開始する予定です。改修工事予定どおり9月1日に開始しまして、工事終了後、12月1日に運営を再開する予定です。  甚だ簡単でございますが、説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(ゆうきくみこ君) この大平台みなと荘ですが、当時から見たら、斬新な木の使い方をしている建物です。結構独特な修繕をしていかなくてはいけないのかなと、少し予想はします。港区では、みなとモデル二酸化炭素固定認証制度事業を10年ぐらいやっています。最近では木造の高層ビルの建築計画などもいろいろとあります。木材でもいろいろ進化したものがあるのは理解している上で、やはり認証制度を港区が持っている中で、そういう協定木材をなるべく取り入れるような取組はしていらっしゃるのでしょうか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) どういう材質の木材を使うというのは、施設と調整しながら、現地に行った上で検討したところです。  結論としては、ゆうき委員御指摘の協定木材の活用という結論には至らず、工事の期間の短縮と、強度ですね。ここは場所的には、ちょうど建物のひさしがルーバーのところまで届いておらず、雨が入りやすく、さらに日当たりがよいというところが多いです。すなわち、非常に腐食しやすい箇所ということでございます。工事期間をできるだけ短くするということと強度を考慮しまして、今回の工事に当たっては、木材の産地としては外国産のものを使用します。
     細かいことを言いますと、グリーンハード材という木材です。これはかなり強度が高くて、しかもかなり早くにたくさんの供給ができます。そういったことを考慮して、今回、協定木材を使わずに、グリーンハード材となりました。保証期間も17年保証になっていますので、施設側の運営を考慮して、今回はグリーンハード材というものを使うことといたしております。 ○委員(ゆうきくみこ君) 私も長年追いかけているので、やはり国産材はまず柔らかいとか、あとはどうしても認証木材だと高くなってしまうというのもあり、施設もあまり使いたがらないというのが実態というのは理解しております。活用する、しないということは、利便性やいろいろな実際のコストや安全面を最終的に優先させて決定された方がいいと思います。  こういう案件があった場合、そのプロセスにおいて、情報提供を所管の方にしていただけると。例えば新しい認証材に関連している事業者も、理解はしているのですが、改めてそういうニーズがあるというような形で、港区の所管の方にも情報が集まって、より良いものというか、仕組みの構築のアイデアの一つになるのかなと思います。今後、木材系の案件があったときは、施設の方にもぜひ情報提供していただけるように、所管の方からお声がけいただけるとありがたいなと思います。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) この木材を選ぶに当たってのプロセスの段階で、委員の方々への情報提供はあってしかるべきだったと思います。ゆうき委員から今、御提案いただいたとおり、今回の件では地域振興が説明者でなければいけなかった。今後、いろいろな区有施設の案件がある中で、プロセスについても丁寧に情報提供できるような仕組み、または体制というものについて、施設とも調整しながら、全庁でそういう説明ができるようにしていきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 私も今の御意見と同じように、ぜひ協定木材を使ってほしいということです。区役所の8階にも木材の椅子が提供されていますが、そちらの方が値段が高いということがあるのかもしれません。やはり国産の方が値段が高いということなのですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 今回着目したのは、コスト面もあると思いますが、技術的に言うと、国産でやってできないことはないそうです。これは専門的な言葉を施設側から聞いてお伝えするわけですが、国産材を使用するには、窒素加圧加熱処理というものをしなければいけないと聞いています。この処理をして供給するということになると、相当材料の供給自体も厳しくなって、休館期間を大幅に延長しなければならないということがあります。  ここでこういったことがあったというのは、先ほどゆうき委員のおっしゃったとおり、途中そういうことを言っていればよかったのですが、所管としては、コスト面もありますが、やはり御利用の皆様にできるだけ休業期間が短くて、いろいろな期間の選択ができるような形の施設運営に努めたいということです。一番の理由としては、できるだけ休業期間を短くしたいという思いから、今回のグリーンハード材を使うことを決めたものです。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  もう一点、全ての木製ルーバーの改修ということですが、何部屋分なのかをお聞きしたいです。というのは、休業期間中の代替借上施設で、7部屋と出ています。そこの関係もあって、何部屋分を改修するのかをお伺いします。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 2ページの写真を御覧いただければと思います。上の方の写真で、部屋だけにこのルーバーがついているものではなくて、施設の全体と言うと語弊があるかもしれませんが、かなり多くの部分にこのルーバーという木材が配置されております。そういったことで、全館休止しないと、足場を組んで全面的な取替え工事というものができない形になっています。  例えば、このルーバーの本数で言うと、写真にあるようなルーバーの縦のものを1本とすると、約2,000本を取り替えるということでイメージしていただければと思います。それだけの大規模工事ということで、全館休業という形です。大平台みなと荘は25部屋ですが、25部屋全てをお休みするということです。  従前、こういった大規模改修工事の際は、代替の借り上げ施設を4部屋準備しておりました。今回はそれよりなるべく多くということで、7部屋準備しました。この根拠はどこにあるのかというとなかなか難しいところはありますが、できる限り用意させていただいたということでございます。 ○委員(福島宏子君) 25部屋の大平台みなと荘の代わりに7部屋ということですので、もう一踏ん張り頑張っていただいて、ぜひ使える部屋を増やしていただければと思います。 ○委員(池田こうじ君) このルーバーは破損したとき落下したということですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 結果として落下したと思われます。昨年4月28日に発見されました。この写真で写っているのは別館2階の客室ですが、警備員が巡回中に、このルーバーの下が落ちていたことが分かりました。人が誰もいないときで幸いでしたが、池田委員御指摘のとおり、破損し落下したということです。 ○委員(池田こうじ君) そもそも中・長期的な改修計画というものはなかったのですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 現時点で、今後いつからというところは、まだ決定しないというところでございます。 ○委員(池田こうじ君) 現時点でなく、以前の話です。なかったということですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) このルーバーに着目した改修でいいますと、平成24年度にルーバーに塗装を施すという改修工事をして、少し手当てをしたという経緯があります。それ以降ルーバーについては、改修はしていません。 ○委員(池田こうじ君) 落ちたから改修するみたいですが、危険で大丈夫かなという気もするのですが。ここに全ての安全調査確認を行ったと書いてあります。その結果は、ほとんど落ちそうだったのか、大丈夫だったのか、その結果について書いていないのですが、安全調査の結果というのはどのような感じだったのですか。  大丈夫でないから改修工事をするのでしょうけれども、どんな濃淡があるのかなと思うので伺います。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 今回の破損を受けて全体を調査して、簡易修繕したところが7部屋でした。この7部屋が非常に危険であったということです。ほかの部分は、特段、安全性に問題はないというところでありましたが、判断として全部直すということにいたしました。 ○委員(池田こうじ君) 危険であったのが7部屋あって、落ちてから気づいたというのは、やはり管理上、少し課題があるのかなと思います。港区は最近、木製ルーバーが好きです。田町などもやっているし、木製ルーバーが破損して落下したというのは、今まで聞いたことがないような気もするので、地域振興だけでなくて、情報共有も縦と横のつながりでしていただいた方がいいのかなと思います。  17年保証なので、落ちても補償されるのでいいやと思っていないとは思いますが、やはり木製ですから、例えば15年後には代えるなど、中・長期的なものもあってもいいのかなと思います。今回落下したので、安全面から考えて、そういったことも考える教訓にしないと。7部屋が危険だったというのは、少しやはり問題だなと思います。考えているとは思いますが、指摘しておきます。何かあれば。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 今、池田委員から御指摘いただいたことはごもっともだと思います。今後、特にこのルーバーという木材使用の部分についての安全管理体制については、早急に庁内で取り組んでまいりたいと思います。 ○委員(池田こうじ君) お願いします。 ○委員(ゆうきくみこ君) 関連する内容です。どうしても木を使うと、10年保証でも場所によっては本当に5年でぼろぼろなってしまうというのが実態です。その中でどうやって使っていこうかというのが、国としての取組だったりするのです。  なので、例えば管理・検査する事業者も、もう駄目になってしまうという前提で確認していただきながら、区の方も予算を取っていただきたい。結構大変なのかもしれませんが。でもやはり木製のルーバーがどんどん駄目になってしまうのは港区の施設だけでなく、国立競技場もどんどんぼろぼろになっていくと思います。  隈研吾さんが昔から造っている建築物もあっという間に傷んでいくというか。その中を継ぎはぎして直していくというのが実態だったりするので、技術が進んでいるにしろ、それがこういう形で木を使う際のつらいところです。だからこそ施設は使いたくないという中で、どうやって使っていくかというのはいつもの課題なのです。  今回は、けがや寄りかかっての事故ではなかったのでよかったと思いますが、今後やはりそこら辺は少し重点的にチェックのときも見ていただくようにお声がけしていただきたいです。また、それを前提に予算構築や新しい技術、開発したものに差し替えていくというのを、やっていただけたらいいのかなと思っております。今の質疑を聞いてのお願い事の一つです。  これは意見で、答弁は要りません。 ○委員長(清家あい君) 答弁は要らないのですか。答弁してもらったらいかがですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) ゆうき委員がお話しいただいたこと、もっともだと思います。先ほど私は17年保証と言いましたが、そういったものに安心することなく、チェック体制についてはしっかり構築していきたいと思います。 ○委員長(清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。  1点聞きたいのですが、破損というのは1本落ちただけですか。何本か落ちたのですか。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 落ちたのは1本です。 ○委員長(清家あい君) 落ちたのは1本なのですね。保証17年とおっしゃっていましたが、建物自体はいつ造って、大規模修繕を1回しているのかなど、今までの管理というのはどのようになさってきたのでしょうか。17年もつということですが、次はいつ改修するとか、何かきちんと計画を立ててやっているのか、お聞きしたいのですが。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 施設が開設したのは平成10年9月でございます。改修工事というのは行ってきております。大きいところで言うと、先ほどの平成24年です。その前で言うと、ルーバーに係るものであると平成18年など、適宜改修工事は行ってきております。今後、大きな工事というところについては、今、検討中ということでございます。 ○委員長(清家あい君) 検討中ですか。分かりました。  ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、報告事項(2)「大平台みなと荘外部改修工事に伴う臨時休業について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(3)「新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」、理事者の説明を求めます。 ○産業振興課長(中林淳一君) 報告事項(3)「新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」、御説明いたします。資料№3を御覧ください。  現在、令和3年6月30日までとしておりました新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせんにつきまして、区内中小企業の資金繰りを引き続き支援していくために、令和4年3月31日まで期間を延長するというものです。また、現在、特別融資あっせんの受付ですとか、あるいは中小企業診断士による経営相談などを区役所の9階の大会議室で行っておりますが、この体制につきましても、あっせん期間の延長に合わせまして3月31日まで継続いたします。  項番1でこれまでの経過を簡単にまとめてございます。区は、区内中小企業者の資金繰りを支援するために、令和2年3月4日から区独自の特別融資あっせんを開始しております。9階の大会議室に設置しております特別融資あっせん窓口では、あっせんの郵送受付ですとか中小企業診断士による経営相談、コールセンターによる案内などを総合的に行っております。  特別融資あっせんの開始当初、受付期間を令和2年5月29日までとしておりましたが、その後の感染拡大の影響に伴う中小企業の景況、あるいは国のセーフティネット保証4号の指定期間の延長などを踏まえまして、特別融資あっせんの受付期間を段階的に延長してきております。特別融資あっせん等の件数につきましては、資料内の表のとおりでございます。  2ページを御覧ください。項番2、特別融資あっせん期間の延長についてです。新型コロナウイルス感染症の収束後も当面は厳しい経済状況が続いて、新型コロナウイルス感染症前の水準に売上が回復するまで時間を要することが想定されます。今後も特別融資あっせんをはじめとしました資金調達のための融資あっせん、セーフティネット保証認定書の発行希望というものが見込まれるとともに、既に区のあっせんによって融資を受けた事業者につきましても、返済条件の変更などに関する相談が今後増えてくることが見込まれます。区といたしまして、こうした区内中小企業者を今後も強力に支援するために、特別融資あっせん期間を令和4年3月31日まで延長いたします。  項番3、融資あっせん受付等経営相談体制の確保についてです。9階に設置しております特別融資あっせん窓口では、冒頭にも少し申し上げましたとおり、あっせんの郵送受付のほか、緊急融資あっせんなど、区が実施しておりますほかの融資あっせんの受付、あっせん書の作成・発行、中小企業診断士による経営相談、コールセンターによる相談予約などの電話対応を1か所に集約することによって、総合的かつ効率的に行っております。この体制を令和4年3月31日まで継続いたしまして、事業者にとって利便性の高い経営相談体制を確保してまいります。  項番4、スケジュールです。令和3年港区議会第2回定例会におきまして、補正予算を計上させていただきます。定例会で議決いただいた後に、6月下旬には特別融資あっせん期間の延長について、区ホームページ等で周知してまいります。  説明は以上です。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 1ページの表にあっせん件数、認定件数が載っていますが、区に相談が寄せられても、全てがあっせんにつながっていないのではないかなと思います。そういった意味での相談件数というのは、これよりももっと多いということだと思いますが、その件数というのは分かりますか。 ○産業振興課長(中林淳一君) こちらの表に記載しております数値は、相談いただいて、基本的にはあっせんには結びつけておりますので、相談件数として考えていただいて結構です。あっせんの件数として記載しておりますが、相談件数と受け止めていただいて構いません。 ○委員(福島宏子君) では、相談の件数イコールあっせんの件数ということで、あっせんはしても、銀行とのやり取りの中で融資が受けられないというケースは当然あるという考え方でよろしいでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 区であっせんいたしましても、金融機関の方で融資できないという判断をされるケースはあります。例えば、令和2年3月4日から開始しておりますが、そこから今年の5月31日までの実績で申し上げますと、融資実行率は約73%になっております。3割弱の事業者が、あっせんを受けても融資されなかったという結果になっております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。やはり港区としても、区内の商店など事業者の実態をつかんでほしいとすごく思います。こうやって融資を受けられているところはこれで本当に救われていると思いますが、先ほどもおっしゃっていたようにそれは73%ということなので、融資を受けられずに苦しんでおられる方もたくさんいらっしゃるということです。  港区商店街連合会などとも協力して、やはり区内の業者、商店の方々の実態把握ということを、ぜひ港区としてもやっていただきたいということを強く要望したいのですが、いかがでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) ただいま御指摘いただきましたとおり、港区商店街連合会は、毎月理事会や役員会を開きまして、密に連携を取っております。そうした中で事業者の実態というものを区商連の方々からお聞きしながら、今後の支援についても意見交換してまいります。 ○副委員長(丸山たかのり君) 非常にいい取組になると思いますが、昨年、融資あっせんを受けて、この条件変更のことを知らずに、素直に返済を始めていらっしゃる方がいます。その方は、飲食店ではあるのですが本当に経営が厳しくて、東京都からの協力金を当て込んだけれども、それがなかなか入らないので苦しんでいるという状況でした。この制度の周知というのがどうなっているのかなと思うのですが、今、特に融資あっせんの受付の延長もそうですが、条件変更の制度に関して、周知というのは今どのようにやられていますでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 条件変更の周知につきましては、区ホームページですとか、あるいはこの条件変更を可能にしたときに、今年の3月ですが、プレスリリース等を行っております。また、中小企業診断士の経営相談を経てあっせんに結びつけておりますので、あっせんの時点でそうした情報提供は必ず事業者にさせていただいております。金融機関にも周知いたしまして、金融機関の方からも機会を捉えての周知というのをお願いしております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 金融機関にとっても、貸したお金は返していただくのは当然のことなのですが、貸した企業なり店舗なりが結局倒産してしまって返してもらえない方が、金融機関にとっては痛手になるわけです。今回、例えば条件変更した場合にも、信用保証料もそうですし、あと新たに発生する利息に関しても区が補填してくださるということだと思うので、そういう意味では、金融機関にとって特に損になるようなこともないと思います。  なので、そういう意味では、先ほど金融機関を通して、機会を捉えてということでしたが、実際には聞いていなくて、素直に払っていただいている。払えるのであれば払っていただくのは当然なのですが、金融機関側は、そういった融資を受けている人は当然把握しているわけです。本当に厳しい状況も現場の金融機関の担当者は分かっているわけですから、そういうのはきちんとやはり周知していただいた上で、制度を使うなり払っていただくなりというようなことがあってしかるべきなのかなと思います。その辺、もう少し積極的に周知をぜひお願いしたいなと思いますがいかがでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 今回延長するに当たりまして、先ほども補正予算を議決いただいた後に改めて周知と申し上げましたが、その機会に金融機関にもしっかりと情報提供いたしまして、条件変更ができるということを区の周知と併せて、金融機関とも連携して行ってまいります。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(3)「新型コロナウイルス感染症対策特別融資あっせん期間の延長及び融資あっせん受付等経営相談体制の確保について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 報告事項(4)「キャッシュレス決済を活用した還元事業の実施について」、理事者の報告を求めます。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 報告事項(4)「キャッシュレス決済を活用した還元事業の実施について」、御報告させていただきます。本日付区民文教常任委員会資料№4を御覧ください。新型コロナウイルス感染症により観光に関連する産業が大きな打撃を受けていることから、二次元コード決済を活用した還元事業を実施いたしますので、御報告いたします。  項番1、事業目的です。本事業の目的としましては、感染症の影響を大きく受けている観光に関連する産業の支援、観光振興ビジョンに掲げる近隣観光・地元観光の推進及びキャッシュレス決済の普及と利用促進の3点とさせていただいております。  項番2、事業概要です。区内在住・在勤・在学者等が、対象施設等でキャッシュレス決済を利用した際に、利用額の30%をポイント等で利用者へ還元するものです。なお、1人当たりの還元上限は6,000円相当とします。  項番3、実施時期です。本事業は令和3年10月に事業を開始し、おおむね1か月程度実施する予定でおります。なお、感染症の状況によっては、実施時期を変更する可能性がございます。  項番4、参加事業者(支援対象事業者)です。区内の観光に関わる事業者である観光施設、舟運・交通関係事業者、美術館・水族館、商店会加盟店舗及びMINATOフラッグ店が対象となります。実際に事業に参加いただくのは、対象事業者のうち参加を希望する事業者になります。  項番5、スケジュールです。今後、第2回港区議会定例会の補正予算に議案提出させていただきます。議案を可決いただきましたら、参加事業者の募集、参加手続などを順次進めてまいります。その後、利用者へ事業周知を行った上で、10月に事業を実施する予定でおります。  説明は以上です。よろしくお願いします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(池田こうじ君) 事業目的にキャッシュレス決済の普及とありますが、ボリューム的には、商店会の加盟店舗が分母としては多くなると思います。キャッシュレスは特に若い人でないとなかなか踏み込めない方がいらっしゃる。3割の還元というのはすごいメリットがあると思いますが、事業者はこれから決めていくと思います。キャッシュレスを初めて導入するという意味の普及の必要もあろうかと思いますので、初期導入のサポートも丁寧にしていただくようになれば、今までキャッシュレスを使っていなかったところも使えるようになろうかと思います。今まで使っていなかった事業者がこの事業によって初めて導入する際のサポートについては、この事業に対してどういう検討をされているのか、お伺いしたいと思います。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) おっしゃるとおりであると考えております。今までキャッシュレス決済を使ってこなかった事業者の方にとっては非常になじみのないところになるかと思っております。そういった事業者の方にこそ使っていただくためには、利用の仕方や導入した後に店頭でどのような対応をすればスムーズに使ってもらえるのかといったところを丁寧に御説明して、実際の事業開始までに備えていく必要があると考えております。  キャッシュレス決済の事業者を今後契約することになりますが、そういったところについても十分配慮して進めていくようにしたいと考えております。 ○委員(池田こうじ君) よろしくお願いします。  ということは、7月から募集するときに、まだ導入していないけれどもこれを機に導入したいという、導入していないところでも手が挙げられるということでよろしいのでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 今まで使っていなかった事業者の方でも使っていただけるように、丁寧に説明してまいります。 ○委員(池田こうじ君) 参加の募集の際は、未導入のところもサポートしますというような、何か注意書きがあると丁寧だと思います。それも検討していただきたいと思います。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) そのような周知が図れるように検討していきたいと考えております。 ○委員(ゆうきくみこ君) 素朴な疑問ですが、前回はLINE Payの事業者にお願いして、固定1社でした。ごめんなさい。私はその仕組みをあまり理解していないのですが、普通にお店に行くと、いろいろな事業者の中から、どれか好きなところを使ってくださいというのがだんだん増えてきたなという印象です。区がお願いするのは、そういう総括している事業者でなく、例えばLINEだったらLINE、楽天だったら楽天、auだったらauと、そういう感じの募集になるのですか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) キャッシュレスの事業者1社との契約になるのかという御質問でよろしいですか。 ○委員(ゆうきくみこ君) 例えば、代理店がいろいろな事業者を持っていて、好きなのを導入してくださいというスタイルにするのか、固定の親会社というのか分かりませんが、決済権を持っている会社と契約して、その1社縛りでやるのかというところです。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 代理店を通して契約することになるのか、それともキャッシュレス事業者と直接契約することになるのかというのは、まだ今の時点では決まっていません。いずれのやり方であったとしても、還元上限額1人当たり6,000円を確認するためには、キャッシュレスの事業者が1社でないと管理ができないため、使えるキャッシュレスは1種類になると考えております。 ○委員(福島宏子君) またキャッシュレスという言葉が出てきました。以前、VISIT MINATOという同じような制度があって、それが50%ポイント還元で、参加の商店や事業者には手数料がかからないというやり方で、すごくいいと思いました。今回、手数料はかかってしまうのでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) キャッシュレス決済事業者が、9月末以降は決済手数料を取るという方針になっていると聞いております。そのため、今回のキャッシュレス事業については、決済手数料を参加事業者の方に払っていただくことになると考えております。 ○委員(福島宏子君) その辺も少し前のVISIT MINATOとは変わってくるので、先ほど池田委員もおっしゃっていましたが、参加事業者に分かりやすく伝えていく必要があるなと私も思います。  加えて、これから始めようと思っている参加事業者をフォローや支援していくということを担当課長はおっしゃっていましたが、使う側の支援もぜひお願いします。なかなかこういうキャッシュレスの何とかPayというものに親しみのない私たち、私もそうですが、もう少し上の世代の方なども、これを機会にやってみようかなと思えるような取組を。実施が10月ということなので、それまでの間に何かしら区としても取り組んでいただきたいと思います。そこら辺はいかがでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 1点目のVISIT MINATO応援キャンペーンと違って決済手数料がかかってしまうことを丁寧に周知しなくてはいけないと考えております。その点について、きちんと情報が伝わるようにやっていきたいと考えております。  2点目の利用される消費者の方への周知についてですが、こちらにつきましても、やはり二次元コード決済をあまり使われていないという方もまだいらっしゃると考えておりますので、そういった方々にも使っていただけるように、丁寧な情報発信をしてまいります。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  最後です。10月からということですが、こういったポイント還元というお得な制度が始まると、やはり使おうと思って皆さん、外食になるのかテイクアウトになるのか分かりませんが、そういったことで人流が増えることにもつながるのではないかと私は思います。やはり、10月実施ということであれば、新型コロナウイルス感染症の感染状況がどうなっていたらやめるとか、どうなっていたらできるという、きちんとした基準を区として持っておくべきだと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 今回、事業の実施の時期を10月にさせていただいている趣旨としては、ワクチンの接種が段階的に進んでいっているというところで、今回この時期にさせていただいております。ただ、感染症の状況は予断を許さないところであるとは認識しておりますので、その状況をきちんと注視して、感染症の状況に応じた対応が取れるように、私どもとしても進めていきたいと考えております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 今回30%還元という設定で、前回の50%還元と比べるとやはり少しインパクトに欠けるかなと思います。恐らく意図としては、幅広く、より多くの方に利用していただくといった趣旨かなと思います。
     キャッシュレス決済の事業者を選定するに当たっては、ユーザー数なども参考にするということでよろしいのでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) キャッシュレス事業者につきましては、それぞれの事業者によって提供されるサービスというのが様々違っている点もございますので、ユーザー数も含めて比較検討して、選定してまいります。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。  この事業は、観光政策だけではなく、商店街の振興政策でもあると思います。近隣区でもこういったキャッシュレスの支援をいろいろやっていると思いますが、近隣区もやはり30%ぐらいの還元率でしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) 今年度になって実施しております中央区につきまして、還元率20%と聞いております。そのほか墨田区、板橋区につきましても今後実施する予定だと聞いておりますが、墨田区、板橋区につきましては、還元率30%の予定と聞いております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。隣の中央区よりは還元率が少し高いというところはよいのかなと思いました。  ただ、一方で、この間、中央区に行ったときにキャッシュレスを利用して、私などもポイント還元されたので得したなと思いました。やはり商店街の振興という目的もあるからでしょうけれども、緊急事態宣言下でも使えたのです。  前のVISIT MINATOの場合は観光施策ということでやむを得ないところがありましたが、やめたりやったりというのを繰り返したために、結局いつ使えるのかというのがよく分からなかったり、導入している店側としてもメリットがきちん分からず、最終的には導入事業者が伸び悩んだのかなと思います。  先ほどの福島委員と同じようなことになるかもしれませんが、開始とやめるという時期を明確にしてあげないと、導入する側としても手数料がかかってくるということもあるので、ちゅうちょする場合もあるかなと思います。その辺の条件をできるだけ明確にしてもらいたいと私も思います。その辺は要望させていただきます。  最後に1点、先ほどの池田委員と似たような話になりますが、やはり導入のハードルが高くて、MINATOフラッグ店に行っても、LINE Payなんて知らないというところもあれば、知っているけれども、うちの客はそういうものを使わないから要らないみたいな話をされるところが結構ありました。MINATOフラッグ店でLINE Payのキャッシュレスを導入されたところは本当に一握りしかなかったというのがとっても残念でした。  今回、キャッシュレスの普及という意味では、導入にぜひ区としても尽力していただきたいです。港区商店街連合会は、カード会社と一括して契約して、割安で端末を貸与するようなことをやっています。二次元決済の場合は同じような仕組みではできないのかもしれませんが、港区観光協会としても先頭に立っていただいて、普及にも取り組んでいただくように。せっかく法人化しているところのメリットを生かして、事業に取り組んでいただきたいと思います。港区観光協会として何か取り組む予定などは聞いていますでしょうか。 ○観光政策担当課長(佐藤真理君) まず、1点目の実施する時期について、分かりやすく周知が必要だというところにつきましては、緊急事態宣言の要請の内容なども踏まえて、分かりやすくお知らせできるような対応を考えてまいります。  2点目の観光協会にどのように関わってもらう予定かということにつきましては、VISIT MINATO応援キャンペーンでも、利用できる店舗を分かりやすく地図上に表示したものを観光協会のホームページに掲載するなど、周知の面でいろいろと連携してやってきております。今回につきましても、商店会の事業者など、今まで入っていなかったところが参加しやすいように、周知を連携してやっていきたいと考えております。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(4)「キャッシュレス決済を活用した還元事業の実施について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(5)「港区立運動場における時間延長について」、理事者の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 報告事項(5)「港区立運動場における時間延長について」、資料№5に沿って御説明いたします。港区立運動場の利用拡大のため、港区立麻布運動場の野球場における1月4日から2月末日までの休場日を利用可能日とし、麻布運動場、芝浦中央公園運動場及び芝公園多目的運動場の利用時間を午前8時から午後9時までといたします。  項番1、経緯でございます。麻布運動場の野球場は、積雪や霜による影響を受けやすい天然芝のグラウンド養成期間として、冬季期間の1月4日から2月末日を港区運動場条例により休場日としております。ここ数年、積雪や霜の頻度が少ないこと、また、グラウンド整備の専門家の助言を受け、冬季期間の養生が不要と判断いたしました。また、利用者から野球場の冬季期間の利用を望む声があります。これらの状況を踏まえまして、麻布運動場の野球場における1月4日から2月末日までの休場日を利用可能日とし、休場日を12月31日から1月3日までとします。  こちらにつきましては、第2回港区議会定例会に港区立運動場条例の一部改正をする条例議案として提出しております。  また、運動場の利用者アンケートでは、利用時間の延長を望む声があることから、利用者サービスの充実を図り、健康づくりにつながるスポーツ活動を推進するため、運動場の利用時間を延長いたします。  項番2、利用時間を変更する施設でございます。港区立麻布運動場、港区立芝浦中央公園運動場、及び港区立芝公園多目的運動場です。麻布運動場は現行の表に記載のとおり、期間、野球場、テニスコートにおいて利用時間が異なっております。変更後は、野球場、テニスコートとも4月から3月まで1年を通して、8時から21時までといたします。  次のページを御覧ください。芝浦中央運動場でございます。現在は11月から3月までが20時までですが、4月から3月まで通年8時から21時までといたします。  芝公園多目的運動場のフットサルの利用時間でございます。現行は9時から20時までとなっておりますが、変更後は8時から21時までといたします。なお、プールの利用時間の変更はございません。  項番3、今後のスケジュールでございます。今定例会、令和3年第2回港区議会定例会におきまして、運動場条例の一部改正をする条例を議案として提出しております。御承認いただけた後、7月1日から区ホームページ、施設ページ、広報みなとによる周知、8月5日から令和3年11月分の利用申込みを開始いたします。  簡単ではございますが、説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 2ページのプールの利用時間の変更はなしということですが、プールだけが変更しない理由というのは何なのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) プールの時間ですが、夜間8時を過ぎてしまうと、この期間まだ少し温度が冷たいのではないかということで、現行どおり変更なしということで考えております。 ○委員(福島宏子君) 9月の午後5時までというのは、いかがですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 9月1日から9月15日までも同様の考えで、17時までということで変更はございません。 ○委員(福島宏子君) 麻布運動場については、これまでも近隣の方の声を区は把握されていたと思いますが、どういった対応を取ってきていたかというのを教えてください。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) これまでのお声として、住民説明会での御意見ということでお話しさせていただきます。まず、プレーしている方の声が少し響く、うるさいというお話。あと、野球場を含めてテニスボールの飛球があるということを聞いております。あわせて、賛成の御意見もございます。夜間照明が午後9時まであるということで、安全性も担保できていいという御意見、また、スポーツする機会が増えていいという御意見もいただいております。 ○委員(福島宏子君) 今、課長は、説明会で寄せられた意見とおっしゃいました。それに対してもそうなのですが、それ以前からの区に対してのいろいろな住民の声というものをどれほど把握していたのか。今回の時間延長に伴う説明会での意見があったと聞きましたが、それに対しては、区としても今後いろいろな対応をしていくと思います。こういう対応をしていくという中身をお伺いしたいのですが。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 麻布運動場の件での御意見の内容ですが、声がうるさいという御意見に対しては、緊急的ではありますが、防音ネットを張りました。また、ボールが飛んできているというお話があれば、施設管理者の方で早急に対応して、ボールをすぐに見つけて回収するというのも、お声があったときに即座に対応してございます。 ○委員(福島宏子君) 声があったときに指定管理者と一緒に対応しているということですね、分かりました。住民の方との間に入っていくというのは区の役割だと思いますので、時間が延長された以降、これから先もそういったところではしっかりと区が住民の方々の御理解を得るというか、その辺のところはやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○副委員長(丸山たかのり君) 先ほど福島委員のお話の中で、防音ネットのお話が出てきたかと思います。私が全然知らないので伺うのですが、どのぐらいの効果があるのかというのを、港区で具体的につけている防音ネットの効果を教えていただければと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 今、防音ネットと申し上げましたが、応急処置でつけているので、防音専用のものではございません。今後、フェンスのかさあげにあわせ防音ネットの設置を予定しており、20デシベルぐらいは防音できるものではないかと想定してございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) やはり夜間の延長に関しては、私も要望を強くいただいています。港区の場合、運動場というか外の運動施設がなかなかこれ以上増える見込みはない中で、やはり夜間の時間を延長していくということはとても大事なポイントだと思います。  一方で、近隣とのトラブルもやはりなくしていかないといけません。一番声をいただくのがやはり音の問題です。今、防音専用のものではないということでしたが、やはり音の対策はぜひ調査・研究していただいて、よりいいものを導入していただいて、音の軽減をぜひ図っていただきたいと思います。  最後に1点、今回3施設の時間延長ということでした。港区のスポーツ施設で、夜間の時間が冬季に限って短くなっている施設は、ほかにもたくさんあると思います。今後、時間を延ばしていくようなお考えはありますでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 埠頭少年野球場は、利用状況を調査しました結果、利用率が今現在でも11.6%ということで、利用率が低いので、ここについては現段階では延長の予定はございません。  青山運動場に関しましては住民説明会を予定しておりましたが、昨年、新型コロナウイルス感染症の影響で中止ということで、こちらの延長の予定はございません。  また芝浦南ふ頭公園運動広場ですが、芝浦南ふ頭公園運動広場は夜間照明がない状態でありますので、こちらについても、今のところ予定はしてございません。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。照明の関係はあるかとは思います。照明施設になかなかお金がかかると思いますが、できればそういったことにもお金をかけていただいて。利用率が低いというのは、以前も少しこの委員会でも話をしましたが、利用団体の制限をかけているところでやはり利用率が低いということもあると思いますので、その辺も含めて、ぜひまた時間等の見直しの方を進めていただきたいと思います。 ○委員長(清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(5)「港区立運動場における時間延長について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 報告事項(6)「港区立小学校における35人学級の対応について」、理事者の説明を求めます。 ○学校施設担当課長(増田裕士君) 報告事項(6)「港区立小学校における35人学級の対応について」、御説明いたします。お手元の資料№6を御覧ください。本件は、本年4月1日付の法改正により、公立小学校の学級編制が、令和3年度から令和7年度にかけ、40人から35人に段階的に引き下げられることに伴い、区立小学校においても、令和7年度にかけて段階的な35人学級への対応を進めるというものでございます。  項番1、背景です。公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部が改正され、公立小学校の学級編制が35人に引き下げられました。下の学級編制の標準の段階的引下げによる経過措置というところで、こちらの表も併せて御覧いただければと思います。  国では、教室の計画的な整備を行う観点から、令和3年度から7年度までの5年間は、第2学年から第6学年まで、毎年1学年ずつ段階的に35人とする措置が設けられました。また、教室不足のため、施設整備に一定の時間を要するなど、特別な事情がある場合は40人とする経過措置が設けられております。  項番2、区の対応です。区立小学校では、これまでの児童数増加に伴い、教室の確保を進めており、教育環境の改善のため、全校での早期の35人学級を実現する必要があります。今後の教室確保については、現状、施設整備と教員配置についての制約があるため、令和7年度からの全学年での35人学級に向け、国が定める経過措置による段階的かつ計画的な教室の整備を進めます。  次のページを御覧ください。項番3、学校の状況及び対応についてです。令和2年度の児童数推計値に基づき、35人学級として全校で必要な教室は、令和4年度で341教室、令和5年度で364教室となります。35人学級への対応として、令和4年度から令和5年度の運用開始までに内部改修工事が必要となる学校は、下表のとおりとなります。  なお、令和6年度から令和7年度に向けた教室の確保につきましては、今後の児童数推計値を基に対応を検討してまいります。  下の内部改修を実施する学校と教室数の表を御覧ください。令和4年度または令和5年度に教室が不足する表中の6つの学校について、令和3年度及び令和4年度に内部改修工事や設計を行うというものです。  このうち、赤羽小学校につきましては、令和5年度から新校舎での運用のため、令和4年度のみ不足する1教室について、令和3年度中に工事を実施いたします。港南小学校につきましては、必要教室数の増加が大きく、令和5年度から仮設校舎のプレハブ増築による運用とし、その間の教室不足については、令和3年度に2教室、令和4年度に1教室の工事を行います。御田小学校は、改築のため令和6年度から旧三光小学校に仮移転する予定です。令和5年度のみ不足する1教室を令和4年度に工事を行うというものです。その他は記載のとおりとなります。  最後に、項番4、今後のスケジュールです。令和5年度までの段階的な35人学級に対応するために、本年度、教室等の転用を行うとともに、それでも不足するものについては、第2回港区議会定例会において令和3年度、令和4年度に設計や工事を行うための費用を、補正予算に計上してございます。令和5年度の港南小学校の仮設校舎整備に向けて、第3回港区議会定例会での補正予算の計上を考えてございます。その他は記載のとおりとなります。  なお、令和6年度、令和7年度の教室確保に向けては、今後の児童数推計値を基に引き続き対応を検討してまいります。  大変雑駁ではありますが、説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 2ページに内部改修を実施する学校と教室数という表が出ていて、6校あります。この6校以外の小学校というのは、こういった工事は必要なく、教室を増やしていくことができるということでよろしいのでしょうか。 ○学校施設担当課長(増田裕士君) これまで児童数増に向けて、教室の確保を進めてまいりました。さらに35人学級というところで、改めて増加になるというところで、この表をまとめております。  具体的には、令和4年度については21教室、令和5年度については23教室必要となります。令和4年度に向けて転用で対応する学校については8校、合計10教室を予定してございます。また、令和4年度、改修で対応する学校につきましては5校、芝浜小学校開設を含めますと、合計11教室予定しております。  次に、令和5年度については、同じように転用で対応する学校が5校、合計6教室予定してございます。また、改修で対応する学校については6校、新校舎分を含めますと合計17教室を予定しております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。当面、令和5年度分までこのように増やしていく計画が出されて、具体的にすごく見えてきたというのが実感です。6年度、7年度についても、今後早急に出していくということになってくると思います。  多目的室やそれまで使っていた教室を普通の学級として転用する場合、それ以前の用途をどういう形で補っていくのかという現場の声があります。そこについて、お願いします。 ○学校施設担当課長(増田裕士君) 転用の前の用途、例えば会議や多目的に使っている部屋を普通教室に転用していくという部分があります。学校の方の運用と併せて、例えば、時間割によってはほかの教室を利用するなど、学校と調整しながら、普通教室の確保に努めているというところでございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 港南小学校のプレハブ校舎の整備に関しては、次の第3回定例会で詳しくお聞かせいただけると思いますが、正直、芝浦小学校も今はプレハブで対応していて、運動場がどうしても狭くなっています。それでも学校の方がいろいろ工夫していただいて、何とかうまくやっていただいているとは思っておりますが、運動場を狭くするような対応というのは、できれば避けてほしいなとは思っています。  今、港南幼稚園などは定員割れして空き教室もありますし、港南中学校でもまだ空きのスペースがあるようにも感じます。小学校のプレハブの整備の前に、そういった幼稚園や中学校の空きを活用するということは検討されたのでしょうか。 ○学校施設担当課長(増田裕士君) これまで学校との協議の中で、まず港南中学校については、今現在ですが、空き教室がないという話を伺っています。また、幼稚園については、空き教室が少しあるという話は伺っていますが、幼稚園ですので、例えばトイレが園児仕様であることや園児と児童が交錯するなど、そうした課題も見えてきているというところでございます。それも含めて、今回、港南小学校の仮設校舎の設置の協議を進めているところでございます。  丸山副委員長御指摘の整備工事中も含めて、工事ヤードなど、小学校に対して、できる限り影響を抑える方向で、仮設校舎設置に向けて引き続き検討を進めてまいります。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)  ほかになければ、報告事項(6)「港区立小学校における35人学級の対応について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(7)「GIGAスクールサポーターの配置について」、理事者の説明を求めます。 ○教育指導担当課長(篠崎玲子君) 資料№7を御覧ください。報告事項(7)「GIGAスクールサポーターの配置について」御説明いたします。  まず、10月に児童・生徒1人1台タブレット端末の環境を実現しまして、その後、いろいろなGIGAスクール構想を進めていく中で、機器の故障、それから修繕機器の搬送等を担うGIGAスクールサポーターを、このたび港区立教育センターに配置させていただき、今、各学校に配置しているICT支援員についても巡回の回数を増やしたいというところで報告させていただきます。  項番1の背景のところに書かせていただいてございますが、タブレット端末はもとより、普通のパソコン等も含めて、現在、全校合わせて1万6,000台を超える機器がございます。その保守等にもかなりの時間を要していることもございまして、このような背景を踏まえ、今GIGAスクールサポーターとICT支援員の増員を考えてございます。  項番2を御覧ください。GIGAスクールサポーターの配置について、役割を大きく6点挙げてございます。各小・中学校からのタブレット端末に関する問合せや、故障したタブレット端末への対応、タブレット端末活用に関する実態の把握、この学校はどのように取り組んでいるかなどの運用方法についての把握を、より深くしていくと。タブレット端末の運用に関するマニュアルは、簡単なものは現在でもあるのですが、港区版として、もっとしっかりとしたものを作成していく、ICT教育環境整備を検討する会議に向けた資料の作成、アンケートをしっかり取って、実態と今私たちが考えている方向性が合っているかどうかということについても分析していくなどの役割を担う、という想定でございます。  次に配置ですが、令和3年7月1日からを考えてございます。配置人数が1名、週4日の午前8時半から午後5時15分まで、教育センターに配置と考えてございます。  その他のところに書かせていただいていますが、今、週1回、各学校にICT支援員を配置してございますが、その求めに応じて巡回の回数を増やすと。なお、このGIGAスクールサポーターとICT支援員は、同じ会社でNTTラーニングの会社を想定してございます。連携してやっていくことで、港区のGIGAスクール構想をより進めていけるかなと考えてございます。  2ページを御覧ください。期待できる効果のところにも書かせていただいていますが、今、故障のことなどすごく時間を要することがございますので、各学校の活用状況の実態などをしっかり把握していく上でも、効果として考えてございます。  項番4、経費です。GIGAスクールサポーターの配置で938万6,000円、国の補助が2分の1。各校のICT支援員の巡回相談の増加分ということで148万5,000円、東京都が4分の3補助でございます。  項番5、スケジュールでございます。この後、6月に第2回定例議会で補正予算としてかけさせていただき、7月1日からのGIGAスクールサポーターの配置とICT支援員の巡回回数の増加と考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 1ページの2の(1)役割にアンケートの実施とありますが、これは子どもたちに向けてのアンケートということでよろしいのですか。 ○教育指導担当課長(篠崎玲子君) 福島委員おっしゃるように子どもたちも考えていますが、状況によっては保護者、それから教員も取っていって、各担当でどういうことを今課題として捉えているかなどをしっかり把握していきたいなと思っています。 ○委員(福島宏子君) こういったアンケートの実施及び分析ということになると、様々な個人情報が、サポーターのいるNTTラーニングに漏れると言ったら変ですが、見える部分も出てくると思うので、そういった部分の個人情報の管理の点ではどういった配慮が必要なのか、何かその辺の契約的な中身でのそこを考えた配慮というのはどういったものがありますか。 ○教育指導担当課長(篠崎玲子君) あくまでも個人で何が困っているかということを調べるようなアンケートではなく、全体を通してどういった課題があるかということを調べることを今想定してございます。記名をしないで集めるということで考えていると、個人情報にはならないと考えてございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 学校教育部のツイッターなどを最近よく見せてもらっています。学校でのタブレット端末の活用について、かなり積極的に発信していただいて、すごくユニークな取組もあるので、すごいなと思いながら見ています。  ただ、懸念されるのは、得意な先生とそうではない先生とで、学校によって偏りが出ないのかなということです。GIGAスクールサポーターを配置することで、不得意な方が支援の助言をいただいたり、ほかの学校の取組などを横連携で共有したりするといったことも期待できるのでしょうか。 ○教育指導担当課長(篠崎玲子君) 丸山副委員長おっしゃるとおりでございます。GIGAスクールサポーターが教育委員会にいるので、いろいろな学校の支援員の情報がより集まって来やすくなります。いい取組については積極的に進めていくようにしますので、得意ではない先生たちにも、どうやるとより広められたよということは意識して広めていきたいなと思っています。 ○副委員長(丸山たかのり君) ぜひ期待しておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(7)「GIGAスクールサポーターの配置について」の報告は、これをもって終了いたしました。  委員会の運営上、ここで休憩にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、休憩といたします。午後3時20分再開とします。                午後 3時05分 休憩                午後 3時20分 再開 ○委員長(清家あい君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  報告事項(8)「令和3年第2回港区議会定例会提出予定案件について」、理事者の説明を求めます。 ○地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務(太田貴二君) 報告事項(8)「令和3年第2回港区議会定例会提出予定案件について」、資料№8により御説明申し上げます。1ページを御覧ください。  提出案件は、一覧のとおり、区長報告が5件、議案が15件の合計20件です。  2ページの表を御覧ください。内訳です。区長報告は、条例の一部改正が1件、令和3年度補正予算が1件、和解が1件、損害賠償額の決定が1件、予算繰越明許費繰越計算書が1件です。次に、議案ですが、条例の一部改正が8件、令和3年度補正予算が2件、工事請負契約の承認が4件、物品の購入が1件です。  続きまして、当常任委員会で審議される予定の案件につきまして、3ページを御覧ください。なお、所管は記載のとおりですので、説明は省略させていただきます。  まず、区長報告第2号専決処分について(港区特別区税条例の一部を改正する条例)です。本件は、令和3年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律の一部の施行日が同年4月1日となっており、条例の一部改正について専決処分しましたので、報告し、承認を求めるものです。専決処分の日、令和3年3月31日。内容は、(1)軽自動車税の環境性能割に係る税率の適用区分を見直します。(2)軽自動車税の環境性能割に係る非課税措置の特例の適用期限を9か月延長し、令和3年3月31日から令和3年12月31日とします。施行期日は令和3年4月1日です。  6ページを御覧ください。議案第27号港区特別区条例の一部を改正する条例です。本案は、地方税法の一部改正に伴い規定を整備するものです。内容は、(1)均等割及び所得割の非課税限度額の算定の基礎となる扶養親族から、30歳以上70歳未満の国外居住者であって、障害を有しない者などを除きます。(2)特定一般用医薬品等の購入に係る医療費控除の特例期限を5年延長し、令和4年度分までを令和9年度分までといたします。(3)軽自動車を新規取得した場合に、その燃費性能に応じて軽自動車税の種別割を軽減する特例について、税率の適用区分を見直すとともに、適用期限を2年延長し、令和3年度分までを令和5年度分までといたします。(4)新型コロナウイルス感染症等の影響により、取得した住宅に期限内に入居することができなかった者に係る住宅借入金等特別税額控除について要件を緩和するとともに、適用期限を1年延長し、令和16年度分までを令和17年度分までといたします。(5)その他規定整備でございますが、施行期日は、(1)令和6年1月1日、(2)令和4年1月1日、(3)から(5)まで、公布の日といたします。  7ページを御覧ください。議案第29号港区環境美化の推進及び喫煙による迷惑の防止に関する条例の一部を改正する条例です。本案は、みなとタバコルールの適切な運用を図るため、たばこ及び喫煙の定義を改めるものです。内容は、(1)たばこの定義に製造たばこ代用品を加えます。(2)喫煙の定義に加熱式たばこに関する規定を加えます。施行期日は、令和3年10月1日です。  9ページを御覧ください。議案第34号港区立運動場条例の一部を改正する条例です。本案は、運動場の利用者に対するサービスの充実を図るため、麻布運動場の野球場の利用期間を拡充するものです。内容は、麻布運動場の野球場の休場日を改めます。12月31日から2月末日までを、12月31日から1月3日までといたします。施行期日は公布の日です。  次に、当常任委員会で審議される予定ではありませんが、関連する案件について御説明いたします。3ページにお戻りください。  区長報告第4号専決処分について(和解)です。本件は、清掃車の交通事故の和解について専決処分しましたので、報告するものです。専決処分の日は令和3年5月14日です。次に概要です。(1)事件の要旨です。令和3年3月25日、港区港南二丁目2番先の特別区道第243号線道路上において、停止していた清掃車(小型プレス車)に後退してきた中日臨海バス株式会社所有の中型乗用自動車が衝突した交通事故により、当該清掃車が損傷を受けた損害について、和解により本件事件の早期解決を図ることとしたものです。(2)和解事項です。ア、相手方は、区に対して22万2,189円の支払い義務があることを認める。イ、区はその余の請求を放棄する。ウ、区及び相手方は、区と相手方との間には、本件事故に関し、本和解条項に定めるもののほか、何ら債権債務のないことを相互に確認する、です。  4ページを御覧ください。区長報告第5号専決処分について(損害賠償額の決定)です。本件は、庁有自転車による交通事故の損害賠償額の決定について専決処分しましたので、報告するものです。専決処分の日は令和3年5月12日。損害賠償額は1万60円です。次に概要です。令和3年2月24日、港区東麻布三丁目3番先の特別区道第957号線道路上において、職員が運転していた庁有自転車が、横断歩道を走行中の相手方の自転車に衝突し、当該相手方を負傷させた交通事故に伴う損害賠償です。  次に、区長報告第6号令和2年度港区一般会計予算繰越明許費繰越計算書です。本件は、令和2年度の歳出予算の経費で、その性質上または予算成立後の事由に基づき、年度内に支出を終わらなかったものについて、令和3年度に繰越しして使用することといたしましたので、報告するものです。内容です。(1)新型コロナウイルス感染症の感染の拡大の影響により繰り越すものは、VISIT MINATO応援キャンペーンなど、記載のとおりでございます。(2)、(1)以外のものは、文化プログラム推進事業など記載のとおりでございます。  10ページを御覧ください。議案第35号令和3年度港区一般会計補正予算(第2号)につきましては、後ほど説明いたします。  11ページを御覧ください。議案第40号工事請負契約の承認についてです。本案は、港区立大平台みなと荘外部改修工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容です。(1)工事の規模は、地下1階、地上4階建て、延べ7,453.13平方メートルです。(2)契約金額は、1億9,602万円です。(3)工期は、契約締結の日の翌日から令和3年11月29日までです。(4)契約の相手方は、港区芝浦二丁目15番6号、オアーゼ芝浦MJビル、株式会社淺沼組東京本店です。  10ページに記載がございました議案第35号令和3年度港区一般会計補正予算(第2号)について、御説明いたします。15ページを御覧ください。議案第35号令和3年港区一般会計補正予算(第2号)概要について、御説明いたします。  1、歳入歳出予算補正です。初めに、17ページを御覧ください。歳出合計欄に今回の補正の規模をお示ししています。全体で37億3,548万5,000円増額し、補正後の一般会計歳出合計額は1,662億4,166万2,000円になります。  補正の概要について御説明いたします。15ページにお戻りください。第2款総務費を1億1,599万9,000円、第3款環境清掃費を2,264万7,000円、第4款民生費を9億429万7,000円、それぞれ増額します。  16ページを御覧ください。第5款衛生費を16億5,909万5,000円、第6款産業経済費を5億9,994万9,000円、それぞれ増額します。  17ページを御覧ください。第7款土木費を1億6,589万5,000円、第8款教育費を2億6,757万5,000円、第10款諸支出金を2万8,000円、それぞれ増額します。  補正額の財源内訳は、歳出合計欄の下の囲みにありますとおり、特定財源を33億1,473万7,000円、一般財源を4億2,074万8,000円、それぞれ増額します。  下の段を御覧ください。2、債務負担行為補正の追加が1件です。後ほど御説明させていただきます。  次に、当常任委員会に関連する補正予算の内容につきまして、補正予算補足資料により御説明いたします。19ページを御覧ください。議案第35号令和3年度港区一般会計補正予算(第2号)です。  (1)補正額の説明です。まず、総務費です。大平台みなと荘管理運営におきまして、令和2年度における管理運営に必要な利用料金収入について、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大の影響による減少分の補償に要する経費として3,205万4,000円を計上するなど、2事業を増額します。  環境清掃費です。粗大ごみ収集において、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大の影響による粗大ごみの申込み件数増加に対応するため、収集車両の増車にかかる経費として2,264万7,000円追加いたします。  21ページを御覧ください。産業経済費です。キャッシュレス還元地域応援キャンペーンにおいて、区内対象店舗等でのキャッシュレス決済時のポイント還元に要する経費として3億1,442万2,000円追加するなど、2事業を増額します。  22ページを御覧ください。教育費です。スポーツセンター管理運営において、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大の影響による利用料金収入の減少分の補償に要する経費として7,723万5,000円追加するなど、4事業を増額します。  23ページを御覧ください。イ、その他の増額です。総務費の港区版ふるさと納税など10事業について、合計5億7,755万1,000円増額します。  25ページを御覧ください。(2)債務負担行為補正の説明です。台場保育園仮設園舎等賃借におきまして、台場コミュニティぷらざ等の改修工事に伴い、一時的に移転する台場保育園及び台場区民センター図書室の仮施設の賃借が令和5年度に及ぶため、債務負担行為を設定します。期間は令和4年度から令和5年度、限度額は2億5,449万6,000円です。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。議案審議に当たらない程度での御発言をお願いします。また、資料要求等ございましたら、どうぞ。 ○委員(阿部浩子君) 議案第29号ですが、資料を調製してほしいです。たばこの定義に、製造たばこ代用品を加えますとあります。この代用品というのは何なのか。あと、喫煙の定義に加熱式たばこに関する規定を加えますとあります。加熱式たばこというのはどういうものがあるのか。この2種類の資料をお願いします。  それと、今、港区にたばこ税の収入が入ってきていると思いますが、加熱式たばこと製造たばこ代用品ということですが、製造たばこ代用品はたばこではないのですか。普通の紙巻きたばこと加熱式たばこというのは、それぞれどれぐらいの金額が入ってきているのか。全体の割合から何%と何%なのかという歳入の資料も一緒にお願いできればと思います。 ○環境課長(大浦昇君) ただいま資料要求のありました議案第29号、製造たばこ代用品とは何なのか、また、加熱式たばこはどういったものがあるのかの資料を調製して、御提出させていただきます。 ○委員長(清家あい君) お願いします。 ○税務課長(柴崎早苗君) 後段で御要望のありました税額の詳細に関しましては、後ほど調製して、御提出いたします。 ○委員(阿部浩子君) お願いします。 ○委員長(清家あい君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) この際、皆さんに御相談いたします。当常任委員会の定例会中の視察についてですが、何か御意見ございますか。 ○委員(阿部浩子君) 今回、議案第34号港区立運動場条例の一部を改正する条例で、麻布運動場の野球場の利用時間の拡充という議案が出ていますが、この場所を視察したいのと、あわせて、今回時間が拡大になるテニスコートとフットサル場もなかなか見に行かれないので、芝公園多目的運動場も見たいなと思っています。  先ほど委員会のやり取りの中でも、時間の延長について、区民の方からいろいろ声があるというお話をお聞きしました。隣接している東京ローンテニスクラブは、朝6時半から午後9時までやっているので、もし視察できるとしたら、どのような対策をされているのかというのを見ることができたらと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(清家あい君) 分かりました。  ほかにはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、今後の新規請願の状況と、ほかの常任委員会との調整もありますので、正副に一任ということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) ほかになければ、報告事項(8)「令和3年第2回港区議会定例会提出予定案件について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(9)「住居表示(西新橋一丁目)の一部変更について」、理事者の説明を求めます。 ○芝地区総合支所区民課長(井上茂君) 報告事項(9)「住居表示(西新橋一丁目)の一部変更について」、御説明させていただきます。本日付資料№9を御覧ください。  新橋田村町地区第一種市街地再開発事業に伴い、住居表示を整備します。整備地区は、西新橋一丁目1番及び4番の街区となります。  住居表示の整備の内容です。資料を1枚おめくりください。別紙図1が現在の西新橋一丁目1番及び4番の街区となっております。この街区につきまして、次のページ、別紙図2のとおり、新たな西新橋一丁目1番の街区を道路線形の変更に合わせて広げるとともに、4番街区を狭めることといたします。  1枚目にお戻りください。項番2、実施年月日です。令和3年6月7日の予定です。  項番3、今後のスケジュールです。告示日は令和3年6月7日を予定しています。あわせて、郵便局、それから消防署等の関係機関への通知を行います。また、広報みなと6月11日号にも記事を掲載し、周知してまいります。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、報告事項(9)「住居表示(西新橋一丁目)の一部変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 報告事項(10)「生涯学習センター改修工事に伴う休館について」、理事者の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 報告事項(10)「生涯学習センター改修工事に伴う休館について」、資料№10に沿って御説明いたします。生涯学習センターは昭和63年に校舎として建てられた建物で、30年以上経過していることから、施設の老朽化に伴い改修工事を実施するため、休館いたします。  項番1、休館期間でございますが、令和3年12月1日から令和4年2月28日までの3か月間です。  項番2、休館の理由でございますが、工事資材等の搬入において正面出入口及びエレベーターを利用することにより工事期間中、利用者との動線を区分けできないこと、受変電設備の改修により20日程度の停電が発生すること、1階から3階までのトイレが同時期に利用できないこと、以上のことを踏まえまして、利用者の安全性及び利便性を図ることが困難なことから休館いたします。  項番3、工事概要でございます。受変電設備、空調設備、給水設備及び衛生器具設備の更新等、施設の老朽化に伴う改修工事でございます。  項番4、今後のスケジュールでございます。令和3年7月中旬、広報みなと、区ホームページ、施設へのポスター掲示による周知、また町会・自治会、福祉団体及び社会教育関係団体への説明をいたしまして、12月1日、改修工事を開始し、令和4年2月28日、工事終了予定でございます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) この生涯学習センターは築30年以上で大分老朽化しているということで、新しくなるのはとてもよいことだと思います。  総額の予算と、あと社会教育関係団体への説明とありますが、登録団体が100団体以上になっています。そういったところへの周知を少し丁寧にやる必要があるかと思いますが、どのようにやっていくかというのを教えてください。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) まず、改修工事の予算額でございますが、約1億8,000万円を見込んでございます。  また、工事の周知方法ですが、社会教育関係団体は、現在143団体ございます。こちらについては、個別に周知いたします。また、利用者に対しても丁寧に御説明させていただきます。 ○委員(福島宏子君) 個別にというのは、何かお手紙でお知らせということでよろしいですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) そのとおりでございます。143団体に個別で周知いたします。 ○副委員長(丸山たかのり君) こちらのばるーんの1階の喫茶のカフェ・ドゥーはどのようになるのかということと、もし休む場合、何か補償というのは考えていますでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 1階のカフェ・ドゥーは、みなと障がい者福祉事業団及び障害者福祉で調整を進めているところでございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。休まざるを得ないのかなと思いますが、もし可能であれば、そういったところの補償も含めて、丁寧にやっていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。答弁は要りませんか。 ○副委員長(丸山たかのり君) 大丈夫です。 ○委員長(清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、報告事項(10)「生涯学習センター改修工事に伴う休館について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、審議事項(2)「請願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願」を議題といたします。  本請願につきまして、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、審議事項(3)「発案元第6号 区民生活事業・教育行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) そのほか、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                午後 3時45分 閉会...