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令和3年4月28日区民文教常任委員会-04月28日

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  1. 港区議会 2021-04-28
    令和3年4月28日区民文教常任委員会-04月28日


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    令和3年4月28日区民文教常任委員会-04月28日令和3年4月28日区民文教常任委員会  区民文教常任委員会記録(令和3年第8号) 日  時  令和3年4月28日(水) 午後1時30分開会 場  所  第3委員会室出席委員(9名)  委 員 長  清 家 あ い  副委員長  丸山 たかのり  委  員  マック 赤 坂         赤 坂 大 輔        福 島 宏 子         杉 浦 のりお        ゆうき くみこ         池 田 こうじ        阿 部 浩 子 〇欠席委員   な し 〇出席説明員
     芝地区総合支所協働推進課長                  小野口 敬 一  麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務  櫻 庭 靖 之  高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務        山 本 睦 美  高輪地区総合支所総合支所長高輪地区総合支所管理課長兼務  吉 田 宗 史  芝浦港南地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務      長谷川 浩 義  地域振興課長国際化文化芸術担当課長兼務          太 田 貴 二  産業振興課長        中 林 淳 一  観光政策担当課長                       佐 藤 真 理  環境課長                           大 浦  昇  みなとリサイクル清掃事務所長                 阿 部 徹 也  教育推進部長                         星 川 邦 昭  教育長室長                          佐 藤 博 史  生涯学習スポーツ振興課長  河 本 良 江  図書文化財課長                        江 村 信 行  学校教育部長                         湯 川 康 生  学務課長                           佐々木 貴 浩  学校施設担当課長      増 田 裕 士  教育人事企画課長                       瀧 島 啓 司  教育指導担当課長      篠 崎 玲 子 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 清掃車の交通事故の概要について   (2) 港区スポーツセンターサブアリーナの一時休止について   (3) 三田図書館及び高輪図書館臨時休館について   (4) 令和3年度学級編制等について   (5) 自転車の事故の概要について  2 審議事項   (1) 請 願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願                              (3.2.19付託)   (2) 請 願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願                              (3.3.16付託)   (3) 発 案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について                              (元.5.29付託)                午後 1時30分 開会 ○委員長清家あい君) ただいまから、区民文教常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、池田委員赤坂大輔委員にお願いいたします。  初めに、本日の運営についてですが、湯川学校教育部長と佐々木学務課長はこの後公務の予定が入っているため、日程を変更しまして、まず、報告事項(4)と報告事項(5)の報告を受け、その後、日程を戻しまして、報告事項(1)から順に報告を受けたいと思いますが、このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、そのようにさせていただきます。  次に、当常任委員会説明員についてです。4月の組織改正及び人事異動に伴い、当常任委員会説明員について変更がありましたので、変更となった説明員の紹介をお願いいたします。 ○高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務山本睦美君) 令和3年4月1日付の人事異動により変更となりました説明員を御紹介いたします。  まず初めに私ですが、高輪地区総合支所長で、産業・地域振興支援部長を兼務いたします山本でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、部長級職員から御紹介いたします。  芝浦港南地区総合支所長で、環境リサイクル支援部長を兼務する長谷川部長です。  続きまして、課長級職員を御紹介いたします。  初めに、総合支所課長級職員です。  芝地区総合支所協働推進課小野口課長です。  麻布地区総合支所の副総合支所長で、管理課長を兼務します櫻庭課長です。  高輪地区総合支所の副総合支所長で、管理課長を兼務します吉田課長です。  次に、産業・地域振興支援部課長級職員です。  地域振興課長で、国際化文化芸術担当課長を兼務します太田課長です。  産業振興課中林課長です。  観光政策担当佐藤課長です。  次に、環境リサイクル支援部課長級職員です。  環境課の大浦課長です。  みなとリサイクル清掃事務所阿部所長です。  次に、教育推進部の課長級職員です。  教育長室の佐藤室長です。  生涯学習スポーツ振興課河本課長です。  区民文教常任委員会に出席します説明員のうち、4月1日付の人事異動で変更になった説明員の紹介は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  なお、お手元に幼稚園長及び学校長の令和3年度の名簿を配付しておりますので、御参考にしていただければと存じます。 ○委員長清家あい君) 本年度の説明員につきましては、お手元に資料を配付しておりますので御確認ください。  なお、丸印の付いている総合支所説明員につきましては、今までどおり案件に応じて出席していただきたいと思います。そのような扱いでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、そのようにさせていただきます。  次に、当委員会担当書記を紹介します。議事係の谷口健太郎さんです。  それでは、案件のない説明員は御退席いただいて結構です。ありがとうございました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) それでは、報告事項に入ります。日程を変更しまして、報告事項(4)「令和3年度学級編制等について」、理事者の説明を求めます。 ○学務課長佐々木貴浩君) それでは、本日付資料№4を御覧ください。報告事項(4)「令和3年度学級編制等について」です。報告項目は1から9のとおりですが、補足説明をいたします。  まず、2ページを御覧ください。学級数及び園児・児童・生徒数の総括表です。特徴的なところを申しますと、幼稚園の方は、学級数は1減ですが、在籍者数が142名減少しております。小学校は、17クラス増で、在籍者数は320名増加です。中学校の方は、1クラス増の在籍者数は119名の増加で、増減が入り交じっている状況です。  続きまして、3ページを御覧ください。区立幼稚園学級数及び園児数です。基本的には先ほど142名減ったということですが、昨年は4園が抽せんをしましたが、高輪幼稚園麻布幼稚園については今回抽せんはありませんでした。今回、芝浦幼稚園南山幼稚園だけが抽せんになっております。そこで、麻布幼稚園の人数が29名ということで少し減っている状況が見て取れると思います。  続きまして、4ページを御覧ください。区立小学校については、先ほど320名、17クラス増と申しましたが、赤羽小学校白金小学校及び白金の丘学園白金丘小学校抽せん校となりました。また、東町小学校は、抽せん校だったところが抽せん校ではなくなったという状況です。増減はありますが、基本的には大幅に増加しております。また、今回、2年生まで35人学級にしているということから、クラス数も17クラス増加となっております。  続きまして、5ページ、4、区立中学校です。港南中学校抽せんだったものが抽せんではなくなったということで、三田中学校高松中学校六本木中学校については抽せんでした。あと、特徴的なところを申し上げますと、お台場学園港陽中学校の方が、昨年は14名だったところが今年は39名ということで、大幅に増加しております。あと、御成門中学校を見ていただきますと、103名だったものが79名ということで、こちらは逆に少なくなっております。  続いて、6ページを御覧ください。区立小学校中学校日本語学級ですが、小学校は1年生が全てゼロです。こちらは大体例年6月から9月にかけて入学される方が多くなっていますので、例年と変わらない状況です。  続きまして、7ページの7、区立小学校特別支援学級)の学級数及び児童数ですが、特徴的なところは、この4月から、高松中学校の校舎内ではありますけれども、高輪台小学校の中に固定学級として令和3年度の新設校として設置されております。人数的には4名増加です。中学校の方も御覧いただけるかと思いますけれども、トータルで4名の増加という状況です。  最後に、9の特別支援教室利用児童生徒数です。多少増減はありますが、小学校の方は42名の増加で、特別支援教室に対する理解が進んだり、そういったところで学ばせたいという親御さんが増えている状況です。  甚だ簡単ではございますが、説明は以上です。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら順次御発言願います。 ○委員(池田こうじ君) 中学校進学率は、私も本会議で質問していたり、教育委員会が進めるべき大きな課題だと思っているのですけれども、進学率の前年比はどうなのでしょうか。 ○学務課長佐々木貴浩君) 区立中学校への進学率ですが、基本的に区立中学校通常学級では37.7%、こちらはお住まいの方々に対する進学率です。前年度が36.29%なので、少し増えている状況です。 ○委員(池田こうじ君) 区民ですよね。 ○委員長清家あい君) 区民でなければ入れないから、お住まいの方というか。 ○学務課長佐々木貴浩君) 原則、区民の方が区立中学校に行かれるので、その対象の区民に対して、36%、37%の方々が区立中学校に通っていただいている状況です。 ○委員(池田こうじ君) 指標が去年と変わっているわけではないでしょう。それで、上がっているということで。子どもも増えている中で、いい傾向だと思っています。少し心配していたお台場学園港陽中学校が去年は14人で、今回は39人、そこら辺はどういうふうに分析されていますか。 ○学務課長佐々木貴浩君) お台場学園港陽中学校については、今回、指定校入学の人数が、昨年は13名だったものが、今回は33名の方が地元の中学校を選ばれたということから、大幅に人数が増えた状況です。 ○委員(池田こうじ君) それでも、ほかの学校に行ったような傾向があるので、中学校進学率については、よく注視していきたいと思っています。よろしくお願いします。 ○委員(阿部浩子君) 今、池田委員がお聞きしたことで確認したいのですけれども、先ほど、港区民が区立中学校に通っている数をおっしゃいましたが、区立小学校から区立中学校はたしか半分ぐらいだったと思ったのですけれども、そのパーセンテージを教えてもらっていいですか。 ○学務課長佐々木貴浩君) 区立小学校から区立中学校に行った割合は51.2%、大体半分です。前年が49.96%、その前が51.62%ということで、大体50%前後です。 ○委員(阿部浩子君) いつもそこを対比しているので、だから、今、何で三十何%と思ったので。分かりました。いつもと同じ半分ぐらいということですね。 ○委員(福島宏子君) 2ページで、小学校の増減で17クラス増えているとあるのですけれども、これは、現在ある教室を普通教室として利用していると思います。この17クラスを増やすために多目的やいろいろな教室を転用したり、さらに増やすために何か努力をされていると思うのですけれども、どのような形で増やしたのか、教えてください。 ○学校施設担当課長増田裕士君) こちらの17教室のうち改修工事を行ったものは5教室です。残りの12教室はいわゆる転用という形になります。普通教室、その前の使用用途ですけれども、例えば、学校での会議の場や倉庫、コンピューター室のような多目的、このように利用されている部屋を普通教室に変更しております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。来年度に向けての準備が必要だと思っています。来年度に向けての計画がどうなっているか教えてください。 ○学校施設担当課長増田裕士君) 来年度も含めて、今後も引き続き直近の児童推計を基に学校と協議しながら、同じような転用・改修、もしくは仮設校舎の設置など様々なことを考えながら、令和7年度まで段階的、計画的に進めていきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。この先どんどん教室が必要になってくると思うので、そういった計画もでき次第教えていただければと思います。  あと、5ページなのですけれども、先ほども話題に上っていたお台場学園港陽中学校が増えているということで、喜ばしいことだと思います。それで、この39名という人数なのですけれども、中学1年生は35人学級にするための加配があると思ったのですが、ここは39名で1クラスということで、教室が足りないとか何か理由があって39名で1クラスになっているのか、その辺を教えてください。 ○学務課長佐々木貴浩君) こちら中学校1年生の場合は、35名から40名以下もしくは35名までということで選択ができるようになっていまして、中学校と協議した結果、1クラスで運営したいということで、今回こういう形になっております。 ○委員(福島宏子君) 中学校からの希望ではあると思うのですが、教室がないから1クラスということではないのですか。 ○学務課長佐々木貴浩君) そういったことではありません。
    ○委員(福島宏子君) 教室があるのであれば、ぜひ2クラスにと単純に思うのですが、1クラスの希望とはどういったことなのでしょうか。 ○学務課長佐々木貴浩君) 実際、私もお話を聞いておりまして、39名を大体2つに分けて、班ごとの活動であったり、また、競わせるとか、そういったことを実際しながら、団体活動の中で特色あるお台場ならではのいろいろな体験をしていると聞いております。 ○委員(福島宏子君) では、学級としては1つだけれども、通常の授業では2つの班に分かれて、それぞれに先生がついてというイメージでよろしいでしょうか。 ○学務課長佐々木貴浩君) 集団でやった方がいいものは1つでやりますし、少人数で少なくやった方が効果的なものは分かれるような対応をしているということです。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  続いて、6、7ページの日本語学級特別支援学級が出ているところで、学級数児童数があるのですが、教員の数を教えてください。 ○教育人事企画課長瀧島啓司君) 特別支援学級については、児童数8名に対して教員が1名、1クラスになりますので、それプラス1名が加配でつく、それで順次8名ごとにまた教員が1名ずつ増える、そのような数になっております。特別支援教室に関しては10名が一応基準となって、その数に合わせて港区全体に東京都の方から配置されております。 ○委員(福島宏子君) 日本語学級はどうでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 学級の子どもの人数は20人で1学級となっていますので、20人に対して、まず1人の先生がつくという考え方で教員が配置されています。 ○委員(福島宏子君) では、学級の数が教員の数と思っていいのですか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 担任という形でついている感じでございます。 ○委員(福島宏子君) そうなると、教員の数は、東京都から来ている数ないし区の独自の加配も、特別支援学級などでは加配されているということでしたので、分かりました。  難聴学級についてお伺いします。難聴学級では、手話の学習を行っていますか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) あくまでもお子さんによってなのですが、手話が必要だというお子さんには手話を教えることもあります。 ○委員(福島宏子君) では、手話ができる先生は当然いらっしゃるということで。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 物すごく長けてすごいというわけではないですが、そういう指導はしております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。もう一点、特別支援学級なのですけれども、循環されているのか分かりませんが、スクールバスは1つの学校で1台というイメージでよろしいでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 1つの学校で1台ではないです。例えば、青山小学校だと現時点で2台出ています。なるべく密にならないように、あと、家の近いところの子を乗せていくようなルート運行にして、なるべく短時間で通学できるような形で毎年組み直していて、その形でやっております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  最後なのですが、8ページ、特別支援教室のところで、芝浦小学校港南小学校が特に顕著だと思うのですが、1年生から2年生に上がるときに、10名とか、割と急激に人数が増えているのですが、ここは何か理由はあるのでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) まず、入学してみて、学級になじむことが、どのお子さんにとっても大事です。その上で、やはりこの子にとってはもう少し別の教育課程で指導することが大事かなということを、保護者の方や担任、特別支援教育コーディネーターから提案されることがあって、その1年間で話合いを続けていきながら、では、この指導を特別支援教室で個に応じた指導・支援をしていこうということになり、2年生が増えるという傾向はあります。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。自校方式ですので、自分の学校の中の教室に通っているという認識でよろしいですか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) はい。福島委員おっしゃるとおりです。 ○副委員長丸山たかのり君) 区立小学校の少人数学級の進め方についてお伺いします。今回、学級数も17増え、生徒も320人増えて、ずっと増加の傾向が続いています。来年度以降、少人数学級を実現していくに当たって、少し心配になってくるのですけれども、今後の実施の見込みはどのようになっていますでしょうか。 ○学校施設担当課長増田裕士君) 本年4月に法改正があって、40人から35人ということで小学校の1年生・2年生については、35人学級ということで、教室も確保しています。今後も引き続き、直近の児童数の推計を基に学校と協議する形になります。今後、令和7年度までの段階的・計画的ということで、学校ごとに対応策を検討していきながら、35人学級の教室を整備していくということで考えております。 ○副委員長丸山たかのり君) 分かりました。着実な実施に向けていろいろと検討していただいていることが分かりましたけれども、なるべく早期の実現に向けて、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、小学校児童数が増えている推移が、教育委員会の推計などと一致しているのかが常に気になるところなのですけれども、今回320人増えて、学級も17増えてというのが、これまで教育委員会が推計していたものと大体想定の範囲内なのか、それとも想定よりも多かったりするのか、その辺りはどのように考えていますか。 ○学校施設担当課長増田裕士君) やはり、推計等は数値がぴったり合うことはないです。ただ、この実数を基に毎年児童推計数を取っています。その変化に対応しながら、できるだけ早い段階で計画を練って、設計や工事、いわゆる教室ができるまで、ある程度の期間かかりますので、今後も引き続き、できる限り早い段階で計画的に教室数の確保を検討していきます。 ○副委員長丸山たかのり君) 分かりました。ぜひよろしくお願いいたします。  これまで都内の区立小学校児童数のランキングを見ると、常に足立区の新田学園が1位で、2位が港南小学校、3位が芝浦小学校みたいな感じだったのですけれども、今回、新田学園のホームページを見たら、今年は1,240名だったので、それを考えると、実は港南小学校が第1位になって、2位が芝浦小学校になるのではないかと思うのです。エリアによってかなり児童数の増が多かったりというところもあるので、推計のずれを小まめに修正していただいて、早め早めに対応していただくように、ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、中学校特別支援学級についてです。小学校特別支援学級に関しては、高輪台小学校を今回新たに増設していただきまして、区議会でも請願を採択した経緯もしっかり踏まえていただいて、早めに対応していただいて、本当にありがたく思っています。今後の高輪地区に関しては、高輪台小学校特別支援学級児童数の推移を見ながらになると思うのですけれども、総合支所地区ごとに見ると、やはりまだ偏りがある状況が続いているかと思うので、中学校の地区の偏りのないように、少なくとも各地区総合支所ごと特別支援学級をつくっていくべきではないかと思っています。今、特別支援学級の地区の偏在をなくしていく方向性については、何かお考えでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 丸山副委員長おっしゃるとおり、現在、高輪地区でも来年4月に開校できるよう準備を進めているところです。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(4)「令和3年度学級編制等について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(5)「自転車の事故の概要について」、理事者の説明を求めます。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) それでは、資料№5、自転車の事故の概要について、報告いたします。  自転車事故が発生したのが令和3年2月24日、午前11時30分頃でした。発生場所は港区東麻布三丁目3番で、2、3ページに地図をつけていますが、そこの交差点で事故が発生しました。  事故の状況について御報告します。教育センターに配属されている職員なのですが、学校教育相談支援員という職員で、過去に中学校校長経験のある先生が各学校を回って、初任者、2年時、3年時の教員を指導する職の者です。その者が出張先の学校から教育センターに向かって帰る最中に起こした事故で、区所有の電動アシスト自転車に乗っておりまして、特別区道第957号線を麻布通り方面から国道1号方面に走行中に、横断歩道を走行していた相手方の自転車に衝突して、相手方を負傷させてしまった事故です。  事故原因は、職員の前方確認が十分でなかったことによるものです。この件については、警察が検証した上で、このような形になっております。  被害状況ですが、事故に遭ってしまったことはいけないことなのですが、2人ともスピードがとてもゆっくりだったため、大きな事故につながらなかったことだけは、よかったかなというところです。相手方に大きなけがはなかったのですが、前輪同士がぶつかった際に、バランスを崩して股関節に痛みを伴う形になってしまいました。このたび2回通院をしていただき、完治したということで報告を受けております。  項番5、損害賠償額ですが、今、示談交渉中です。治療費として1万円程度かかっていると報告を受けております。この後金額が確定し、相手方の了承を得た上で、区長専決、そして、直後の議会で報告をする流れになっております。  再発防止策ですが、事故当日、それから2月25日から3月31日まで、職員も全員毎日いるわけではないですので、3回ほど、警視庁が発行している自転車事故防止資料を活用して、私の方から全職員に対して指導いたしました。なお、今回、4月9日に相手方から治療を終了した旨の連絡がありましたので、その旨も職員に伝えて、再度、歩行者等にも注意して自転車を走行するようにと指導を徹底いたしました。そして、4月9日に治療終了の旨がありましたので、今回ここで御報告したという流れでございます。  以上でございます。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(杉浦のりお君) 大きなけがをされた方がいなくてよかったなと思います。でも、事故が増えているのと、自転車に乗られる方が特に増えています。職員の方で自転車で行き来されている方はどれくらいなのですか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 教育センターの人数でよろしいですか。そうすると、大体半分ぐらい、20人から30人ぐらいは、教育センターですと学校に出向く仕事が多いですので、自転車をよく使っております。 ○委員(杉浦のりお君) そうすると、教育センターからこちらに来たり、学校に行ったりということだと思うのですけれども。相手が自転車だったり、人だったり、車だったり、様々なケースが考えられると思いますが、これは、今回、再発防止のところで教育指導担当課長自らが職員全員に対して指導したということで、毎回こういったことがあると教育指導担当課長が指導しなければいけないのでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 何回もこういうことがあってはいけないですが、あったときには、しっかり指導しています。あとは、事故がなくても、学期の始まりなどには、しっかり気をつけるようにという安全指導については伝えていたところなのですが、このたびこのような形になってしまったことについては、より気を引き締めていかなくてはいけないと思っているところです。 ○委員(杉浦のりお君) 教育指導担当課長としてはそういう対応でやっているということはいいことだなと思いますけれども、お仕事はそれだけではなくて、いろいろ多岐にわたっていらっしゃると思います。別に教育指導担当課長ではなくてもできるのではないかというか、ほかの方でも指導というか、全域でもいいですけれども。その都度、もちろん徹底していくという意味においてはやっていくことは必要だと思います。今後どういうふうになっていくか分かりませんけれども、特に自転車は増えていますから、教育指導担当課長がというよりは、全庁的に何かやっておいた方がいいのではないかと思いますけれども、かといっても職員が限られていますので、その辺、効率もよく考えて、よりよい再発防止策に努めていただければと思います。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) ありがとうございます。私自身も気を引き締めてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(ゆうきくみこ君) 今の質問で関連するのですけれども、別の所管で国土交通省、東京都で自転車活用推進計画というのがあって、地域交通課の海老原課長の所管で、港区の総合計画をもう一回見直しして、全体的なものをつくっている最中です。ですので、自転車でいろいろと移動する職員はじめ、全体的に港区で自転車を利用する人たちが多いので、こういう情報がその所管に行くようにして、そこの所管の方々にどういう全庁的な啓発というか体制を組んだらいいかという情報提供を、ぜひよろしくお願いします。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 承知いたしました。情報共有して、こういう事故が起きないようにしていきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員(福島宏子君) 再発防止策で確認したいことがあります。区の電動アシスト自転車を利用しており、先ほど20人から30人くらいの教育センターの職員も使っているということだったのですけれども、皆さんシェアサイクルというわけではないのか、皆さんシェアサイクルなのか、まず、その辺1点確認させてください。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) シェアサイクルというのは赤い自転車のことですね。それではなくて、教育センターにある区が所有している自転車です。教育センターには電動アシストが4台と、自転車1台、計5台あるので、それを交代でみんな使うとき乗っています。 ○委員(福島宏子君) では、シェアサイクルとは違うという。すみません。勘違いしていました。  それで、自転車での移動の中での事故なのですけれども、今こういう新型コロナウイルス感染症の下で、公共交通機関などを使うよりも利便性とか利点が高いということで、自転車を使っての移動になっているのでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) この職は学校を指導しに行って回ったりするので、学校から学校の移動が結構多いです。この日はたまたま1つの学校に午前中いて、午後終わったので帰るので、大体午前11時半頃の事故になってしまったのですが、学校間を回ることが多いので自転車で移動することがどちらかというと多いです。ですので、新型コロナウイルス感染症なので公共交通機関ではないという考え方ではなく、日頃からずっと自転車を使っているという形です。 ○委員(福島宏子君) 公共交通機関も併せて利用できるような形とか、自転車はどうしても危険が付き物になってくると思うので、その辺も再発防止のところでは念頭に入れてもいいのかなと思いました。  あと、こちらの2、3ページの見取図を見ますと、私の家のすぐそばなのでよく分かるのですけれども、交通量はあまり多くないところです。この際、前方の信号が青だったのか赤だったのかがすごく大きな問題になると思うのですが、その辺りは何も触れられていないのですが、どうだったのでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 私も実際、その現場に行ってみたのですけれども、信号が赤か青かはすごく大事なことで、警察も入って現場検証した際に、加害者のうちの職員が明確に覚えていないと正直に話をしています。よく確認しないまま現場検証がスタートしたので、警察の方にも、赤か青かといったときに、周りに証言する方もおりませんでした。ただ、ぶつかったときに、3ページの図で、うちの職員が被害者の方の前輪にぶつかった形になっているので、加害者はうちの職員だということで警察が判定しました。 ○委員(福島宏子君) 信号を守ってとか、きちんと止まるとかやっていれば起きなくて済んだ事故かと思いますので、その辺、今後よろしくお願いいたします。 ○委員(阿部浩子君) 今のやり取りもそうなのですけれども、私もすごく不自然だなと感じています。多分、被害者が青だとすると、この加害者の方は、赤だから突っ走らないと思うのです。私もここは知っているのですけれども、多分、交通量はほとんどなくて、どちらかが信号無視をして行っているわけです。だけど、この加害者の方は校長先生までされた方だから、子どもたちにすごく交通安全のことをやっていらっしゃると思います。もしそれが信号を全く見ていないで渡ったのであれば、今まで教育者として、今回も指導ではないですか、だから、支援員として立場的にどうなのかなと思うので。今現在はこちらが10割悪いのですか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 10割・ゼロ割と、車だと過失割合が出るのですけれども、自転車の場合は、今回検証した結果、どちらが悪いか明確には出せない、ただ、ぶつかったのがうちの職員なので、恐らくうちの職員の方が悪いであろうという曖昧な形で検証されています。ただ、起こしてしまったことは本当に絶対にあってはならないことですので、私の方でもきつく指導して、絶対に再発をしてはいけないと、今、気を引き締めているところです。 ○委員(阿部浩子君) 今の状況の中で、どちらが悪いと言えないのであれば、今、交通量が少ないところだと信号無視をして行く方も多いわけです。だから、それをどうするかをきちんと指導していかなければいけないし、信号だけ見ていて突っ走っていったかもしれないし、全く見ていなかったかも分からない状況なので。まして先ほども申し上げたように、校長の経験者であれば、子どもたちにずっと指導してきたと思うので、それはよく考えていただいて。先生というか、この方だけの問題ではないと思うので、子どもたちも含めて自転車をどう指導していくかも課題だと思います。ただ1つの事故だけではなくて、子どもたちについても、教育者として考えていく問題ではないかと私の中では思いますので、その辺り、きちんと対策をもう一度考えていただきたいと思います。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) 承知いたしました。きちんと子どもたちも含めて、しっかりと、港区としても事故を起こさない気持ちでやっていきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) 今のお話で、どちらが悪いかというのが曖昧な状態の中で、この加害者、被害者と貼り紙をして写真を撮るのはどうなのかなという気持ちがあります。どちらが悪いか分からない状況で、でも、ここで、どういう流れでこういう貼り紙の写真になったか分からないですけれども、分からないなら加害者、被害者と貼らないであげた方がいいのではないかと。でないと、多少なりとも役所サイドという立ち位置で、被害者と言われている方に対しての配慮をしなくてはいけない立場は分かるのですけれども、ここで公式な紙になってしまう中での記録はどうなのかなと。どれが正しいか分からないですけれども、曖昧だったら、ここで刻印を押さなくていいのではないかと思いました。答弁は要らないです。  余談になりますが、自分だったら……。 ○委員長清家あい君) 少し嫌ですよね。書き方がおかしいのではないかと。 ○委員(ゆうきくみこ君) 警察の方の言い回しとかいろいろあるだろうけれども。保険料をどちらが払うとかそういうやり取りで、どちらが悪いと争うときは。 ○委員長清家あい君) でも、そもそも保険が入っていなくて、教育指導担当課長が示談をやっているのでしょう。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) その治療費とかをお支払いするに関しての交渉は私がしています。すみません。私の言い方が分かりにくく申し訳ありません。普通、10・ゼロとか、誰がどう悪いというのが明確に出るはずなのですが、うちの職員も信号をよく確認していないので、自分は青だと思って渡ってはいるけれども、相手方も、もちろん青だと思って渡っていると。明確にお互いそうだと思っているのだけれどもという中で、ぶつかったときに、3ページの写真のように、うちの職員がぶつかった形になっているので、警察の方も、恐らく周りの誰も見ていかなったし、恐らく加害者の方が悪いのだろうという形になっているので、こちらとしてはけがをさせてしまったということで、おわびしてという流れになっています。 ○委員(ゆうきくみこ君) おわびをして、どちらが悪いというわけではないけれども、当たってしまったのはこちらだからごめんなさいねと、保険もあるし、どうぞこれでと。でも、加害者、被害者というのは、どちらが悪いと分からない状態でこの紙。私はどうしても、自転車に乗っている皆さんの乗り方に対して、いつも、その乗り方どうなのと思いながら見ているのですけれども、危ないのは間違いない。でも、加害者、被害者と、はっきりと明確なルールがあって、車みたいにそれを遵守しなくてはいけないなら分かるのですけれども。加害者、被害者に最終的になってしまったのは分かるけれども、この中に加害者・被害者とべたっとくっつけて表記するのはまた別の話のような気がして、それだけ意見です。 ○委員(池田こうじ君) みんな質問して何か大事故みたいだけれども、この写真はすごく分かりにくいということと、相手は青で渡ったと言っているのですよね。それで、こちらは分からないというのだったら、相手が青で渡っていると拝察するのが筋で、前方不注意みたいに書いてあるけれども、信号を守っていなかったと推測するぐらいまで踏み込まないと。多分、所属の職員に対してと書いてあるけれども、その辺の示しもつかないと思います。でも、この状態で相手が青だと言ったら、その青というのを尊重しないという意味で曖昧にしているのかなと。要するに、相手が青で渡っていることに対してはどういうふうに裁量しているのですか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) こちらとしては、相手方が青だと言っているので、そのことを信じています。それで、うちが赤だったかどうかは、警察と実況見分した際に、赤かどうかもよく見ていなかったと正直に職員が伝え、警察も、では信号無視ですねという判定はしていなくて、前方不注意であろうということで、恐らくうちの職員が悪いという判定の事故証明にはなっているのです。 ○委員(池田こうじ君) この委員会は別に警察ではないから、そこまであれしないけれども、相手が青で渡ったというのを違うとは言えないと思うし、ましてや本人も分からないと言っているので、そういう報告をすればいいのかなと私は思います。阿部委員も言われたように、子どもたちを指導する立場にいる方ですので、これは所属だけではなくて、もう少し広く共有した方がいい、皆さん気をつけてくださいよという教訓にすればいいのかなと思います。  それで、もし信号無視したのを曖昧にしているようなことであれば、きちんと本人に聞いた方がいいと思うし、委員会でそういう話が出たことはきちんと伝えた上で、もう一回きちんと本人に確認した方がいいのかなと思います。どうも違和感があって、加害者と書いてあるかどうかもよく分からないけれども。はっきりしたことをきちんと報告しないと教訓にならないと思いますので。意見です。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) ありがとうございます。こちらとしても、事故を起こしたのがうちの職員だという気持ちはあるので、きちんと指導をして、事故防止に向けた取組を徹底していかなくてはと思っております。貴重な意見をいただきましたので、しっかりと指導していきたいと思います。 ○委員(阿部浩子君) 1つだけ。この方はすごく急いでいる、次に何かしなければいけないとか、非常に悩みを持っていらっしゃるとか、そういった事情があったのでしょうか。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) すごく大きな悩みはないですが、このとき何を考えていたのかは話を聞きました。ある学校に若手を指導しに行った際に、その指導がなかなか入らなかったり、管理職と最後に話をして帰ってくるのですけれども、なかなか指導したことが入っていないなと思いながら、次はどんなアプローチをすればよいのかということを考えていたそうです。ですので、自分自身の悩みというのではないのですけれども、考えごとはしていたそうです。何かを考えて運転すること自体が危ないので、絶対に周りの状況を確認して、運転することだけにきちんとしなさいということで指導しております。 ○委員(阿部浩子君) 先ほどから意見が出ているのですけれども、校長先生をずっと経験された方はそういうのは身にしみついていると思うのです。自転車が現職のときに乗り慣れているかどうか分かりませんが、よほどこの信号を見ていないと言ったら、それなりの考えというか何かがあったかなと、それがすごく気になっていたので。そこも含めて今回の問題については、教育指導担当としても、また学校のほかの子どもたちに対する先ほどの指導も含めて考えていただきたいなというのは、今回の報告を受けて私自身改めて感じたことですので、その辺はよろしくお願いいたします。 ○教育指導担当課長篠崎玲子君) ありがとうございました。しっかりやっていきたいと思います。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(5)「自転車の事故の概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、日程を戻しまして、報告事項(1)「清掃車の交通事故の概要について」、理事者の説明を求めます。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) それでは、報告事項(1)「清掃車の交通事故の概要について」、本日付当常任委員会資料№1を用いて御報告いたします。  最初に、項番1の発生日時についてです。令和3年3月25日木曜日、午前10時28分頃です。  続いて、項番2の発生場所についてです。港南二丁目2番、特別区道第243号線道路上です。位置関係的には、区立こうなん星の公園自転車駐車場の向かいになります。  次に、項番3の事故車両についてです。事故を起こした車両は、みなとリサイクル清掃事務所の清掃車、小型プレス車です。  次に、項番4の相手方車両についてです。相手方は、中日臨海バス株式会社が所有するバスです。  次に、項番5の事故の状況についてです。資料2ページの位置図を御覧いただきながらお聞きください。職員3名が乗車・運転する区の小型プレス車が、発生場所付近の可燃ごみの積込み作業を終え発車しようとした際に、前方に停車していた相手方車両が後退を始めたため、小型プレス車は距離を保つため後退するとともに、クラクションで注意を促しました。クラクションに気がついた相手方車両の運転手が車両に乗り込みブレーキをかけましたが間に合わず、清掃車両の左側前の部分と、相手方車両の左後部が接触した物損事故です。事故原因はサイドブレーキが不完全なまま車両から離れたことによります。  次に、項番6の損害の状況についてです。こちら少し分かりづらいのですが、資料3ページの上の写真で、事故に遭った清掃車両の写真を掲載しております。左サイドミラー、フロントバンパー等が破損しております。下の写真では、事故を起こした相手方車両の写真を掲載しております。リアバンパー等が破損しております。清掃車両の運転職員及び同乗者、相手方運転手にはけがはありませんでした。  資料1ページにお戻りください。項番7の損害賠償額等については、現在、示談交渉中です。  簡単ですが、清掃車の交通事故の概要についての御報告といたします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(杉浦のりお君) 今度は自動車事故ですけれども。このバスは大型なのですか。何でバスの運転手はいなかったのですか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) このバスは、マンションと品川駅を結ぶシャトルバスになっております。ドライブレコーダー等の映像を見ますと、乗務員の乗換えか何かで降りた運転手としゃべっている相手方が映っていますので、多分、乗務員の入替えの時間だったのかなと推測しております。
    ○委員(杉浦のりお君) サイドブレーキが不完全で下がってしまったということは、少し傾斜していたのですか、それとも、平坦な道でも下がってしまったのか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) 先ほども少し御説明したのですが、積み込む時間があって、積み込み終わって、車に乗って出ようとしたときに下がってきたということなので、傾斜はあったけれども、かなり緩い傾斜だったのかなと、品川駅の方から緩い坂になっているのかなと考えております。 ○委員(杉浦のりお君) 荷物が後ろの方にあって……。そういうわけではないのかな、バスが下がっているのだから。清掃車の方は全く止まったままなのですね。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) 清掃車の方は、バスが下がってくるのが分かりましたので、後退するとともにクラクションを鳴らして、相手方に注意を喚起しました。相手方の運転手が乗り込んだのですが、間に合わなかったということです。 ○委員(杉浦のりお君) 最初、みなとリサイクル清掃事務所長がおわび申し上げますとおっしゃったから、こちらの清掃車も悪いのかなと一瞬思ったのですけれども。示談交渉中とありますけれども、恐らく100・ゼロなのかなという気はしますけれども。これは避けようがない事故ではあるのかなと思いますが、明日はこちらが加害者になるかもしれませんので、そういったことは注意していただけるように、十分指導を徹底していただきたいと思います。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) 今後も事故については十分注意喚起を促していきたいと思います。過失割合については、相手方10割になっております。 ○委員(福島宏子君) この資源・ごみ集積所は、多分ずっとこの場所だと思うのです。ここにごみを集めに毎回行っているわけで、再発防止のことを考えると、このシャトルバスの止まる場所はここではなくしてもらう交渉はやっているのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) 交通あるいは道路の状況が日々違いますので、今回はたまたまここにバスが止まっていたので、常にここにバスが止まっている状況ではありません。ただ、品川駅の周りはシャトルバス等々の駐車が多いところですので、それを含めて所内でどういう対策が取れるのかを考えていきたいと思っております。 ○委員(福島宏子君) ごみの収集所は決まっているところで、収集に行く曜日とか時間帯は分かっていることだと思うので、その辺は相手方と共有して、お互いに譲り合うとか、いろいろな形でできると思うので、コミュニケーションを取っていただければと思います。 ○副委員長丸山たかのり君) 1点確認なのですけれども、回収していたごみは事業系のごみなのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(阿部徹也君) 基本は家庭ごみです。 ○副委員長丸山たかのり君) 分かりました。家庭も確かに若干あるので、家庭ごみならよかったと思います。事業系のごみの一部は、まだ港区が回収していて、こういった市街地は、先ほどいろいろな状況があるというお話がありました。そうなると、時間帯によっては交通量が多く、回収が困難になるようなこともあるのかなと思いました。今も区で取り組んでいただいていると思いますけれども、事業系のごみをなるべく区が回収しないで済むような方向へ、ぜひまた、これを契機にというわけではないですけれども、進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(1)「清掃車の交通事故の概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(2)「港区スポーツセンターサブアリーナの一時休止について」、理事者の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) それでは、報告事項(2)「港区スポーツセンターサブアリーナの一時休止について」、御説明いたします。委員会資料№2を御覧ください。芝浜小学校施設整備に伴い、みなとパーク芝浦と一体の建物として建築基準法耐震基準に適合させるため、港区スポーツセンターサブアリーナの特定天井の耐震化工事を実施することから、サブアリーナの利用を一時休止いたします。  項番1、休止期間及び休止場所です。休止期間は令和3年8月1日から令和4年1月15日まで。休止場所はスポーツセンター5階サブアリーナです。詳細については記載のとおりです。  項番2、利用者への周知方法です。広報みなと、区ホームページ、各施設にポスター掲示で周知いたします。  項番3、今後のスケジュールです。令和3年4月30日に区ホームページ、ポスター掲示、5月1日には広報みなとへの掲載。7月1日から31日までは東京2020大会公式練習会場になりますので利用休止、8月1日から特定天井の耐震化工事開始です。  簡単ではありますが、説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 休止期間が7月を含めて7か月ぐらいあるのですけれども、この休止期間の代替場所はどうなるのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 休止期間中の代替措置としまして、まず、利用できる団体にも制限はありますけれども、芝浦アイランド児童高齢者交流プラザには体育館があります。そちらでは、卓球、サッカー、フットサル、バスケットボール等の利用が可能です。また、港南子ども中高生プラザ、港区勤労福祉会館及び生涯学習センターの利用が可能となります。 ○委員(福島宏子君) それら近場ということだと思うのですが、抽せんになるということで、必ず使える保証はなかなかないと思います。このサブアリーナ自体、この四角で囲まれた、バレーボール、バスケットボールということで、これだけのスポーツができるということなのですが、どれぐらいの団体が利用しているのか。また、そういった団体は、大会や練習ということで、毎週使っているのではなくて、使う時期などもそれぞれ違うと思うので、少し丁寧に、ここを利用している団体には前もって周知することはできないのでしょうか、ぜひやっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 令和元年度のサブアリーナの利用団体を調べました。まず、7月は72団体、8月は84団体、以降、9月64団体、10月70団体、11月72団体、12月70団体です。1月については、15日までの集計ですが27団体ということで、この期間、令和元年度の実績でいきますと459団体が利用しております。月平均しますと72団体がサブアリーナを利用されております。  周知方法ですけれども、まず、サブアリーナの8月の抽せん申込みが5月5日から始まりますので、その前にはこちらが利用できないということで、ホームページ、区広報等で周知いたします。個別の団体への利用周知は直接に行うことはできません。申し訳ございません。 ○委員(福島宏子君) 広報やホームページ、各施設のポスター掲示板などということで書かれているのですけれども、張り出すのは5月以降でよろしいですね。その際に、しっかりと応えられるような問合せ先の周知も一緒に行っていただきたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(河本良江君) 4月30日には区ホームページ、ポスター等も掲示しますので、5月の1日前にはなりますけれども、周知いたします。その際には、問合せ先もしっかり明記いたします。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(2)「港区スポーツセンターサブアリーナの一時休止について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(3)「三田図書館及び高輪図書館臨時休館について」、理事者の説明を求めます。 ○図書文化財課長(江村信行君) 報告事項(3)「三田図書館及び高輪図書館臨時休館について」、御報告いたします。本日付資料№3を御覧ください。三田図書館の移転作業及び高輪図書館の大規模改修に伴い、三田図書館及び高輪図書館臨時休館いたします。  項番1、臨時休館期間です。三田図書館は令和4年1月4日から令和4年3月31日まで、高輪図書館は令和3年11月28日から令和4年2月28日まで。  項番2、臨時休館中の対応です。予約資料の貸出し、資料の返却、利用者登録等を行う仮設窓口を設置いたします。三田図書館は、令和4年1月4日から令和4年2月28日まで、現三田図書館1階で行います。なお、3月については移転作業が集中いたしますので、仮設窓口も休止いたします。高輪図書館は、令和3年12月6日から令和4年2月28日まで、高輪コミュニティーぷらざ3階の高輪図書館入り口前で行います。入り口前にシステム端末の設置作業、蔵書点検作業なども併せて実施しますので、設置の開始は12月6日になっております。  項番3、利用者への周知です。広報みなと、ホームページ、掲示等により周知いたします。  項番4、今後のスケジュールです。令和3年5月21日、広報みなと、ホームページ等により周知を開始いたします。12月1日、高輪図書館部分の工事が開始です。令和4年1月4日、三田図書館資料移転作業開始、2月28日、高輪図書館部分の工事終了、4月1日、三田図書館が札ノ辻スクエアに移転開館いたします。  報告は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 2つの図書館が同時期に休館になるということで、あまりにも区民にとっては大きな痛手というか、計画性に欠けるのではないかと思うのです。少しでも時期をずらすとか、せめて1つずつ、1つが終わった後にもう一つを休館にということで、時期をずらすことはできないのでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 御指摘のとおり、2つの図書館がどうしても同時の休館期間が重なってしまうということで、この点については、図書文化財課の方でも随分検討を行ったのですけれども、どうしても大規模改修工事全体のスケジュールが高輪図書館にあることと、三田図書館、札ノ辻スクエアの開設も4月1日であるということで、どうしても重なる部分が生じざるを得ないという状況ですので、高輪図書館については、隣に分室もありますので、そちらの活用も含めて御案内することで、御理解をいただきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) 本の貸し借りだけではなく、図書館は学生たちが勉強する、三田図書館などは広いスペースの学習室などがあるわけで、そういう中で、私も高校時代にそこで受験勉強などしていたわけですけれども。そういったところでは、ここが使えない間に別の場所で、利用されている方が困らないように何か区としての手だてはあるのでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 三田図書館についても、学生の方の利用が多いのは確かに御指摘のとおりなのですけれども、どうしてもこの期間、こういう形で休館するということで、別の場所となりますと、一番近隣の図書館ではみなと図書館がありますので、そちらの近隣の図書館も併せて御利用を促す形で、御理解をと考えております。 ○委員(福島宏子君) どこかしらでも、ぜひ集中して勉強できるような場所が確保できないかというのは強く思います。まだもう少し時間ありますので、検討を重ねていただければと強く要望したいと思います。  あと、もう一つ確認なのですが、この予約資料の貸出し、返却の仮設窓口が設置されるということなのですが、一般の図書の予約貸出しはしないということですか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 予約資料というのは、一般の図書を予約していただいて、一般の図書を借りられるということですので、基本的には、書棚にある本であれば、予約していただければ、それは借りられます。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。安心しました。  この予約したものに関して、郵送は、新型コロナウイルス感染症のときはやられていましたけれども、その郵送作業も受け付けているのでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 郵送ですけれども、緊急事態宣言期間中については、予約図書の無料郵送サービスを行うことになっており、現在も行っておりますので、もしこの期間中、緊急事態宣言が発令されていれば、その期間中については、予約図書の無料郵送サービスも行います。 ○委員(福島宏子君) では、郵送の場合は、緊急事態宣言期間中以外のときは有料で、あとは取りに来てもらって、返すのはどこの図書館でもいいのですか。 ○図書文化財課長(江村信行君) まず、予約図書の無料郵送サービスですけれども、これは緊急事態宣言期間中に限って行うものでして、その期間中はもちろん無料で行います。お返しいただくときは、もし郵送でお返しいただく場合には、送料については御自身で負担していただくことになりますけれども、ブックポストにお持ちいただくなり、図書館にお持ちいただくということであれば、当然ですが、無料でということになります。  あと、少し紛らわしいのですけれども、宅配サービスというのがあります。これは障害者の方ですとか、御高齢などで施設に入っていらっしゃる方などを対象にして行っておりますけれども、昨年12月から一般に対象を拡大しまして、妊産婦の方、または傷病などで外に出づらい方についても対象にしておりますので、この宅配サービスの方は、この休館にかかわらず常時実施することになります。 ○委員(福島宏子君) この2つの図書館の休館のお知らせとともに、先ほどおっしゃったような宅配サービスですとか、緊急事態宣言期間中の場合は無料のサービスも併せて、区民の皆さんにお知らせいただければと思います。 ○副委員長丸山たかのり君) 今、福島委員の中で緊急事態宣言の話が出ていたので、1点確認させてください。今、図書の緊急事態宣言の無料輸送のことに関しては、区のホームページ等で周知していただいていますか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 区の、図書館のホームページで広報しております。 ○副委員長丸山たかのり君) 分かりました。希望すればどなたでも利用できるということでよろしいのでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 予約した資料が貸出し待ちの状況になっている方の場合は、どなたでも郵送はいたします。 ○副委員長丸山たかのり君) 最後ですけれども、図書館の利用そのものに関しては、特に人数制限などはしていないということでよろしいでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 人数制限ですけれども、図書館のガイドラインに沿いまして、利用を閲覧席の間引きなどの工夫をして、中になるべく滞在される方が少なくなるような工夫はしております。現段階ではそれほど混んでいるという状況もありませんので、入り口でこれ以上入場をお断りしますという措置までは取っておりませんけれども、全体での入場者の状況の把握は常に行っております。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(3)「三田図書館及び高輪図書館臨時休館について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、審議事項(2)「請願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、審議事項(3)「発案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) そのほか、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                午後 2時48分 閉会...