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令和2年12月14日区民文教常任委員会-12月14日

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  1. 港区議会 2020-12-14
    令和2年12月14日区民文教常任委員会-12月14日


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和2年12月14日区民文教常任委員会-12月14日令和2年12月14日区民文教常任委員会  区民文教常任委員会記録(令和2年第27号) 日  時  令和2年12月14日(月) 午後1時30分開会 場  所  第3委員会室出席委員(8名)  委 員 長  清 家 あ い  副委員長  丸山 たかのり  委  員  赤 坂 大 輔       福 島 宏 子        杉 浦 のりお       ゆうき くみこ        池 田 こうじ       阿 部 浩 子 〇欠席委員(1名)        マック 赤 坂 〇出席説明員  芝浦港南地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務  新 井 樹 夫
     地域振興課長                     櫻 庭 靖 之  環境課長                       茂 木 英 雄  地球温暖化対策担当課長   清 水 秀 樹  みなとリサイクル清掃事務所長             重 富  敦  教育推進部長                     星 川 邦 昭  教育長室長                      村 山 正 一  生涯学習スポーツ振興課長  木 下 典 子  図書文化財課長                    江 村 信 行 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 港区環境基本計画(素案)について   (2) 港区一般廃棄物処理基本計画(第3次)(素案)について   (3) 港区幼児教育振興アクションプログラム(素案)について   (4) 港区生涯学習推進計画(素案)について   (5) 港区スポーツ推進計画(素案)について   (6) 港区立図書館サービス推進計画(素案)について   (7) 港区学校教育推進計画(素案)について   (8) 港区基本計画・港区実施計画(素案)について  2 審議事項   (1) 請 願2第11号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願                             (2.11.27付託)   (2) 発 案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について                              (元.5.29付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長(清家あい君) ただいまから、区民文教常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、福島委員、丸山副委員長にお願いいたします。  マック赤坂委員より欠席の届出が提出されておりますので、御報告いたします。  傍聴者から撮影・録音の申出がありました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、そのようにさせていただきます。  日程に入ります前に、本日の運営及び今後の各計画の審議について御相談させていただきます。  まず、日程を変更して、報告事項(4)から報告事項(6)について順次説明を受けた後、本日は資料要求のみを行い、質疑につきましては、次回以降の委員会で行いたいと思います。その後、日程を戻しまして、前回までの委員会で説明を受けている報告事項(1)及び報告事項(2)については、いずれも関連する案件ですので、各個別計画要求資料について理事者の説明を受けた後、一括して質疑を行います。また、各計画が報告事項(8)の基本計画とも密接に関係しているため、報告事項(8)の基本計画の関連する部分の質疑とも一括して行いたいと思います。  最後に、報告事項(8)の環境リサイクル支援部に関する部分の総括として、質疑を行います。報告事項(3)及び(7)については前回までの委員会で説明を受けていますが、質疑については次回の委員会で行っていきたいと考えておりますが、そのような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、そのようにさせていただきます。  なお、運営方については、質疑の状況を見ながら、必要に応じ皆様と御相談させていただきたいと思います。皆様の御協力をお願いいたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) それでは、報告事項に入ります。初めに、日程を変更しまして、報告事項(4)「港区生涯学習推進計画(素案)について」、理事者の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) それでは、報告事項(4)「港区生涯学習推進計画(令和3年度~令和8年度)(素案)について」、御報告いたします。  まず、港区基本計画・港区実施計画(素案)のうち、港区生涯学習推進計画(素案)の内容に該当する箇所について御説明させていただきます。資料は、11月6日付資料№1-2、港区基本計画・港区実施計画(素案)本編をお手元に御用意願います。こちらの282ページから287ページまでが、港区生涯学習推進計画の内容に該当する箇所でございます。  まず、283ページを御覧ください。基本政策6の政策(23)区民の多様な学習活動と誇りと愛着ある郷土意識の醸成を支援するのうち、施策1、生涯学習施設の機能の充実と、施策2、学習機会及び学びの成果を生かす機会の充実が、生涯学習推進計画の該当部分になります。  続いて、284ページから287ページにかけまして、施策ごとに現状と課題、計画計上事業を掲載しております。これらの事業の内容などについては、港区生涯学習推進計画の中で具体的に記載しておりますので、港区生涯学習推進計画で詳しく説明させていただきます。  それでは、資料は11月20日付資料№13、港区生涯学習推進計画(素案)の概要、資料№13-2、素案本編になります。  まず、資料№13、港区生涯学習推進計画(素案)の概要を御覧ください。A3判の資料になります。  左側の第1章、項番1、計画の概要を御覧ください。こちらは計画の定義や目的、位置づけについて記載しております。(1)港区生涯学習推進計画とはを御覧ください。本計画は、教育行政に限らず、区全体の生涯学習に関する取組を体系化し、その目標や課題、施策の方針を示した計画です。  次に、項番2、策定の背景を御覧ください。(1)社会情勢の変化については、新たな港区基本計画の策定に当たり、踏まえるべき社会変化のうち、本計画に関連するものを記載しております。(2)国の状況では、第3期教育振興基本計画において、人生100年時代を見据えた生涯学習の推進などが位置づけられ、(3)港区の状況では、いつでもどこでも誰でも学べる環境の整備、区民の知識や経験を生かし学び合う機会の提供、学校と連携した幼稚園、小・中学校の教育活動の支援を実施してまいりました。  次に、項番3、策定の方向性でございます。以上の社会動向などを踏まえ、3つの方向性の下、策定を進めてまいります。  続いて、第2章では、生涯学習に関する現状と課題を記載しております。(1)の1つ目の丸、新型コロナウイルス感染症感染防止をしながら学びを継続していくため、時間や場所、形態に左右されることなく、いつでもどこでも誰でも学べるよう、機会の提供や環境の整備を図っていくことが必要である。(2)の1つ目の丸、生涯学習施設の利用が少なく、区有施設を利用しない理由として、利用に関する情報が少ないという意見が多かったことなどから、区の生涯学習施設に関することや取組について、情報発信することが必要である。(3)の2つ目の丸、学びの成果を生かしたいという意向が6割以上と多かったことから、学びの成果をほかの人や地域に生かすことができる仕組みが必要であるということが挙げられます。  続いて、第3章、生涯学習の推進についてです。第3章では、区の目指すべき姿として、みんなと学びをつなぐまちを掲げ、実現に向け、目標・施策を記載しております。本計画では、記載の3つの基本目標、9つの施策を展開していきます。  ここからは、資料13-2、素案本編を用いて主な取組を御説明いたします。  初めに、本編41ページを御覧ください。基本目標1の施策(1)、いつでも誰でも参加できる学習環境の提供でございます。新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、新しい生活様式が求められる中で、いつでもどこでも誰でも学べるよう、機会の提供や環境の整備を図っていくため、②生涯学習事業オンライン配信の推進に取り組み、オンラインを活用した学習の提供を実施していきます。  次に、50ページをお開きください。基本目標2の施策(1)、生涯学習施設機能の充実でございます。課題である生涯学習施設が、個人の学習の場として十分利用されていないという点から、①生涯学習情報の発信強化として、区の生涯学習施設に関する情報や取組についての情報発信を強化していくことを重点としております。従来のホームページでの発信に加えて、フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNSを活用し、より幅広い世代の区民の目に情報が触れるよう、生涯学習施設や生涯学習情報を広く発信してまいります。  最後に、62ページをお開きください。基本目標3、(3)学びの活動における参画・協働の推進でございます。①地域学校協働活動の推進でございます。学校のニーズに沿ったきめ細かな支援が行えるよう、地域学校協働本部の設置を進め、学校と地域の一層の連携強化を図ります。地域の人々と学校とが連携・協働し、地域の実情に応じた活動を実施することを通じて、子どもたちの成長を支える基盤の構築を推進してまいります。  簡単ではございますが、説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。それでは、資料要求がございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 生涯学習推進計画の3ページですけれども、この中にも、下の(3)のところにも、ユネスコ主催成人教育推進委員会というところで生涯学習というものが生まれたきっかけということも書かれているのですが、その後、この中に、ユネスコ協会との関わり、支援というのが出てくるのですけれども、ユネスコ協会活動実績とか現状が分かる資料をお願いします。  次に、8ページのところに、まなび屋とまなマルシェというのが出てくるのですけれども、今年度、2020年はやられているのかどうか分からないので、2019年度の実績があれば、お願いします。  あとは、21ページなのですけれども、ICTを活用した生涯学習事業というところで、昨年度までが出ているのですけれども、ICTを活用しているものであれば今年度もやられているのかと思うのですが、今年度の実績を、分かるところまででいいので、出していただければと思います。お願いします。  それから、23ページなのですけれども、先ほども生涯学習スポーツ振興課長から区の施設、区有施設があまり使われていない現状ということがあったのですが、利用している施設の状況を見ると図書館での生涯学習ということが、一番多くなっているので、そういった講座なり、何か取組がされているのだと思うのですけれども、そういった生涯学習の実績をお願いしたいと思います。  それから、24ページなのですけれども、ここのアンケート結果の中で、利用に関する情報が乏しいということですが、現状を知りたいので、教えてください。  それから、飛んで42ページです。いちょう学級事業一覧、実績をお願いします。  6番目の障害者学習活動支援というところでは、現状と実績をお願いします。  それから、37から40に様々な施策が書かれているのですけれども、それぞれの支援というところでは、生涯学習の計画だと、支援というところは、イコール人とかお金をつけると私は理解したのですけれども、この予算規模というか、これまでの実績があれば、お願いします。  あとは、55ページにチャレンジコミュニティ大学があるのですが、こちらの実績と活動内容をお願いしたいです。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 1点確認したいのが、先ほどの21ページのICTの今年度の実績というところだったのですけれども、今年度の実績というのは、ここに列挙している動画配信の今年度の実績なのか、それとも令和2年度に新たに配信した動画の実績なのかというのを確認したいのですが。 ○委員(福島宏子君) 新たに。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 令和2年度に新たにこういった動画の配信が、どういったものがあるかということで、分かりました。 ○委員長(清家あい君) あとは大丈夫ですか、調製していただくのは。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) はい、ありがとうございます。 ○委員長(清家あい君) ほかには資料要求はありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、冒頭お諮りいたしましたように、質疑については次回以降の委員会にて行うこととします。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(5)「港区スポーツ推進計画(素案)について」、理事者の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) それでは、報告事項(5)「港区スポーツ推進計画(素案)について」、御報告いたします。  まず、港区基本計画・港区実施計画(素案)のうち、港区スポーツ推進計画(素案)の内容に該当する箇所について御説明させていただきます。資料は11月6日付資料№1-2、港区基本計画・港区実施計画(素案)本編となります。こちらの274ページから281ページまで、基本政策6の政策(22)誰もがスポーツを楽しむことができる機会の確保と環境を整備するが、港区スポーツ推進計画の内容に該当する箇所でございます。  276ページから281ページにかけまして、施策ごとに現状と課題、計画計上事業を掲載しております。これらの事業の内容などについては、港区スポーツ推進計画の中で具体的に記載しておりますので、港区スポーツ推進計画を用いて詳しく説明させていただきます。資料は11月20日付資料№14、港区スポーツ推進計画(素案)の概要、資料№14-2、素案本編になります。  まず、概要版を用いて説明させていただきます。資料№14になります。A3判の資料になります。左側の第1章でございます。  項番1、計画の概要についてです。こちらは計画の定義や目的、位置づけについて記載しております。(1)港区スポーツ推進計画とはを御覧ください。本計画は、区のスポーツの推進に関する多様な施策を総合的に体系化し、今後のスポーツ施策の基本的な方向性を定めた計画です。  次に、項番2、策定の背景を御覧ください。(1)社会情勢の変化については、新たな港区基本計画の策定に当たり、踏まえるべき社会変化のうち、本計画に関連するものを記載しております。(2)国や都の状況では、第2期スポーツ基本計画において、引き続き、成人の週1日以上のスポーツ実施率65%以上が目標として設定されています。(3)港区の状況では、平成30年12月にMINATOシティハーフマラソンを初開催したほか、ラグビーワールドカップ2019開催時には、気運醸成の取組として、パブリックビューイングなどを実施してまいりました。  次に、項番3、策定の方向性でございます。社会状況の変化などを踏まえ、7つの方向性の下、策定を進めてまいりました。  第2章になります。第2章は、港区のスポーツに関する現状と課題となります。  項番2、(1)誰もが気軽に楽しみ継続できるスポーツ活動の推進の1つ目の丸、全体的なスポーツ実施率の向上を図る必要がある。4つ目の丸、知り合いがいなくても、初心者であっても、参加しやすい環境と機会の充実が求められている。また、新型コロナウイルス感染症感染拡大を防止しながら、誰もがスポーツに親しめる機会の提供が必要である。次に、(6)健康づくりにつながるスポーツ活動の推進では、運動不足を解消する観点からスポーツに取り組める機会づくりが必要である。最後に、(7)先端技術で創り出す新たなスポーツの楽しみ方の実現の1つ目の丸、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、ICTなどの先端技術を活用した新たなスポーツの楽しみ方の検討が必要であるといったことが挙げられます。  続きまして、資料の右側、第3章、スポーツの推進についてです。第3章では、区の目指すべき姿として、みんなではぐくむスポーツ文化都市みなとを掲げ、実現に向け、目標・施策を整理しております。本計画では、7つの目標、24の施策を展開していきます。  ここからは、資料№14-2、素案本編を用いて、計画のポイントと主な取組について御説明いたします。  初めに、素案44ページを御覧ください。5、施策の展開でございます。今回の計画のポイントとして、新たに各取組を、関心喚起策実行促進策継続支援策の3つの視点に分類した点があります。区民のスポーツの習慣化に向けて、スポーツに対する関心や行動の状況に応じた取組を展開することが効果的であると考えております。  続きまして、本編59ページを御覧ください。基本目標2の施策(3)、地域スポーツ団体などの支援と充実でございます。スポーツを通じた地域のつながりを創出し、港区らしいスポーカルの取組を推進するため、スポーカルと多様な主体との連携に取り組みます。スポーカルスポーツセンターや港区体育協会との連携を進めることで、区民が身近な地域でスポーツに参加し、気軽にスポーツを楽しめる機会を創ってまいります。  次に、74ページをお開きください。基本目標6の(3)、スポーツ健康づくり活動拠点の充実でございます。区民がスポーツを通じた健康の維持・増進に気軽に取り組めるよう、スポーツセンター健康増進センター介護予防総合センターなどの連携を強化し、身近な地域でスポーツ活動健康づくりが相互にできる環境づくりに取り組んでまいります。  最後に、76ページをお開きください。基本目標7の(1)、先端技術を活用したスポーツ活動の推進でございます。新型コロナウイルス感染症の影響により、いつでもどこでもスポーツに親しめる機会の提供が求められていることから、区でもオンライン配信によるスポーツコンテンツの充実を図るとともに、区内企業や大学などと連携することで、ICTなどの先端技術によるスポーツの楽しみ方の創出に取り組んでまいります。  簡単ではありますが、説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。それでは、資料要求がございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 25ページなのですけれども、スポーツセンター利用実績があるのですが、障害者や高齢者と分かれた資料をお願いします。  あと、26ページの学校開放、プールの開放があるのですが、これを学校別に一覧にしていただければと思います。  それから、44ページから取組が書かれているのですが、事業のそれぞれの実績をお願いできればと思います。  それから、56ページなのですが、ボックスのところのスポーツ大会等の誘致数と観戦者が、令和3年からが出ているのですが、これまでの実績があれば、出していただければと思います。  あと、74ページなのですけれども、ヘルシーナのことが②番に書かれているのですが、ヘルシーナ事業一覧をお願いしたいと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 2点、確認させていただきたいのですが、26ページのプール開放の学校別ということで、各学校のこういったものの実績の分かるものということでよろしいでしょうか。
    ○委員(福島宏子君) はい。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) それから、もう1点なのですが、56ページのスポーツ大会のこれまでの実績につきましては、どの程度の過去の実績までが必要かということを確認したいのですが。 ○委員(福島宏子君) こちらは3年ぐらいで。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 分かりました。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。 ○委員(福島宏子君) すみません。26ページのところはプールだけではなくて、一般開放の方もお願いします。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 分かりました。 ○副委員長(丸山たかのり君) 素案本編の63ページに関連して、学校施設の校庭とか体育館等の開放の利用の団体が、届出団体が利用しているということだと思うのですけれども、こちらの団体同士で、利用の時間帯で競合した場合、たしか話合い等が持たれると伺ったのですけれども、これまでのそういうのがあった実績というか、実態というのが知りたいのですけれども、分かるような資料というのが、もしあれば欲しいです。  もう1点は、25ページの区立スポーツ施設利用実績に関連して、例えば芝給水所公園運動場とか、芝浦南ふ頭公園運動広場とか、曜日とか時間帯によって、登録団体しか利用できないような施設があるかと思うのですけれども、そうしたところの過去の登録団体数の推移といいますか、その辺がもし分かるような資料があれば、教えていただきたいのですけれども。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) まず、63ページの学校施設開放についてで、資料をどの程度御用意できるかということになるのですけれども、各学校によって取組状況が違うものですから、何か一律な話合いの資料が、統一されたものがあるということではないのですが、できる限り分かりやすいような形で用意したいと思っております。  あと、25ページの区立の運動場の、曜日ごとの利用団体の利用の過去からの推移。 ○副委員長(丸山たかのり君) 利用が優先される団体というのがあると思うのですけれども、そこの団体の登録の数の推移。 ○生涯学習スポーツ振興課長木下典子君) 利用実績の推移。 ○副委員長(丸山たかのり君) 団体数の推移です。 ○委員長(清家あい君) ほかに資料要求等、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、質疑については次回以降の委員会にて行うこととします。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、報告事項(6)「港区立図書館サービス推進計画(素案)について」、理事者の説明を求めます。 ○図書文化財課長(江村信行君) それでは、報告事項(6)「港区立図書館サービス推進計画(素案)について」、報告事項(8)「港区基本計画・港区実施計画(素案)について」に関連する部分を含めて御報告いたします。  まず、令和2年11月6日付資料№1-2、港区基本計画・港区実施計画(素案)を御覧いただけますでしょうか。こちらでは、288ページから289ページにかけまして、施策3、図書館サービスの推進を掲げております。主な取組として、図書館サービスの基盤となる施設整備の推進から、多様な主体との連携による図書館資料の活用と事業の展開までの5つの事業を計上しております。  次に、令和2年11月20日付資料№16、港区立図書館サービス推進計画(素案)の概要及び資料№16-2、素案本編を御覧いただければと思います。  まず、資料№16の素案の概要です。第1章、項番の1、計画の概要のとおり、本計画は、区立図書館サービスの推進に関する多様な施策を総合的に体系化し、今後の施策の基本的な方向性を定めた計画として策定するもので、計画期間は令和3年度から令和8年度までの6年間でございます。  項番の3、策定の方向性として、4項目を記載しております。  第2章では、港区立図書館に関する現状と課題を整理しております。港区の人口動向、区立図書館の概要、計画策定基礎資料とするためのアンケート調査結果を記載しております。  第3章では、第1章の策定の方向性と第2章の現状と課題を踏まえまして、目指すべき姿を、右上の囲みの中のとおり、生涯を通じて豊かな学びを支える図書館としました。  資料№16-2、素案本編、34ページ、35ページを併せて御覧いただけますでしょうか。計画においては、4つの基本目標、11の施策、41の事業を定めました。素案本編を基に、主な施策を4つ御説明いたします。  初めに、39ページ、基本目標1の施策(3)、図書館の利便性の向上と安全の確保です。資料の受け取りや返却方法の拡充、座席予約システムの導入等により、利便性の向上を図るとともに、新型コロナウイルス感染症対策等を踏まえた安全な管理運営を行います。  次に、42ページ、基本目標3の施策(1)、多様な利用者に対する支援です。新型コロナウイルス感染症対策や、読書バリアフリー対策等にも有効な電子書籍サービスを新たに導入するとともに、区の資料のデジタル化や、次の43ページにありますように、高齢者・障害者への読書支援、図書館利用のアクセシビリティの向上等に取り組みます。  次に、44ページ、同じく基本目標3の施策(2)、資料を活用した多様な学びの促進です。蔵書や利用環境を整えるだけでなく、学びや知識が広がるきっかけとなる取組を進めるため、新三田図書館におけるビジネス支援のための情報提供の充実や、相談機能であるレファレンスサービスの充実のほか、講座、講演会などの実施、区内美術館等の施設と連携した展示等も実施いたします。  最後に、48ページ、同じく基本目標4の施策(2)、社会教育施設等との連携の推進です。区内の専門図書館、大学図書館とのネットワーク化の推進、子ども関連施設への支援、郷土歴史館、みなと科学館、大使館、企業等との連携も充実させるよう取り組んでまいります。  簡単ではございますが、港区立図書館サービス推進計画(素案)についての説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。それでは、資料要求がございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 38ページの施策(2)なのですが、②の利用者同士の交流の機会となる事業ということで、おはなし会、読書会の実績プラス、そのほかにも交流の機会となる事業があれば、その事業一覧をお願いします。  それから、40ページなのですが、ここには①のブックスタート事業、そして②の年齢に応じた図書の推薦ということで、このブックスタート事業の実績と、③番目の読書手帳というのがあるのですけれども、この配付実績をお願いします。  それから、41ページに、施策(2)の①で、外国語資料を用いた読み聞かせの実施というのがあるのですけれども、この実績というか、どういった資料の読み聞かせをしているのかというのを含めて、お願いします。  それから、42、43ページ、基本目標3のところですけれども、最後の⑥に図書館招待日ということで、事業としてやられているのであれば、その一覧というか、実績をお願いします。  それから、読書感想文の書き方講座というのがありますが、それの実績をお願いします。 ○委員長(清家あい君) 47ページ。 ○委員(福島宏子君) はい。47ページ。  あとは、50ページのボランティア育成のための取組一覧と、ここに書かれているDAISY講習会とか翻訳講習会というものの取組の一覧をお願いします。  一番下のところに、ボランティアによる手話、紙芝居とあるのですけれども、こういった事業がどこで何回やられているのか、これの実績もお願いします。 ○図書文化財課長(江村信行君) ただいま福島委員からございました、おはなし会と読書会の実績、ブックスタートの実績の一覧、それから読書手帳の配付の実績、外国語資料の読み聞かせの実績、どういった資料があるかも含めてということと、それから、図書館招待日の実績、読書感想文書き方講座の実績、ボランティア育成講座の取組も含めた一覧実績、DAISY講習会・翻訳講習会の一覧、それに、ボランティアによる手話・紙芝居などの実績ということで、それらの資料につきまして調製の上、提出いたします。 ○副委員長(丸山たかのり君) 素案本編の42ページの①の電子書籍サービスの活用に関して、電子書籍の導入のコスト、イニシャルとランニングの部分で、もし先行事例から分かるようなものがあれば用意していただきたいのと、③番の来館困難な利用者への資料提供に関連して、図書の宅配サービスの利用の実績を教えていただけますでしょうか。 ○図書文化財課長(江村信行君) 電子書籍サービスのイニシャル、ランニングも含めたコストの部分と、それから宅配サービスの実績につきまして、資料調製の上、提出いたします。 ○委員長(清家あい君) お願いします。  ほかに資料要求はありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、質疑については次回以降の委員会にて行うこととします。ありがとうございました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、日程を戻しまして、報告事項(1)「港区環境基本計画(素案)について」及び報告事項(2)「港区一般廃棄物処理基本計画(第3次)(素案)について」、報告事項(8)「港区基本計画・港区実施計画(素案)について」の関連する部分と一括して質疑に入ります。  初めに、要求資料について、理事者の説明を求めます。 ○環境課長(茂木英雄君) それでは、本日付資料№1でございますけれども、先日11月20日、区民文教常任委員会資料要求のありました資料につきましては、資料№1、区有施設の緑被率一覧ということで、平成29年3月の第9次みどりの実態調査で確認をした数値を基に資料調製をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 次に、資料№1-2につきまして、区有施設ごとの二酸化炭素排出量の過去5年分の推移について、手元資料のとおり調製いたしました。  また、資料№1-3につきましては、区内の事業所の二酸化炭素排出量の多い50施設につきまして、直近の平成30年度の実績につきまして調製いたしました。  続きまして、資料№1-4、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)につきまして、設立の趣旨や事業概要、それから、今年度の会員事業者数につきまして調製いたしました。  最後に、資料№1-5、みなと森と水ネットワーク会議につきまして、こちらも同じく設立の趣旨や事業概要、また、直近11月18日現在の協定の自治体数について調製いたしました。よろしくお願いいたします。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 次に、港区一般廃棄物処理基本計画(第3次)(素案)に関連して、先月20日の当委員会で要求のあった資料について御説明いたします。  まず、資料№2、事業系ごみの状況についてです。計画素案の28ページから31ページに関連するものです。事業者などが清掃工場等の処理施設に直接持ち込むごみである持込ごみ量の推移、港区が許可をしている一般廃棄物収集運搬事業者数、延べ床1,000平米以上の大規模事業所から排出されるごみ・資源の推移、東京二十三区清掃一部事務組合が清掃工場において実施した搬入検査の実施件数について、いずれも記載のとおりです。  次に、資料№2-2、集団回収団体数及び回収実績についてです。計画素案の46ページから47ページに関連するものです。令和元年度の実績をまとめたもので、団体数は令和元年10月現在、回収量及び報奨金は平成31年1月から令和元年12月までの実績を地区別に記載しております。団体数及び回収実績については記載のとおりです。  簡単ではありますが、要求資料に関する説明は以上です。 ○委員長(清家あい君) 説明は終わりました。御質問するときはページ数を言っていただいて、質問に入っていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) 初めに、素案の本編の21ページのところなのですけれども、区内の二酸化炭素排出量削減目標ということで、下の棒グラフになっているところで、2026年度の目標水準が31%減という削減目標が出されているのですけれども、これを決めたのはいつなのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) こちらの目標ですけれども、策定いたしましたのは、11月、庁議におきまして、最終的に庁内の合意をいただいたところでございます。 ○委員(福島宏子君) 庁議で11月に決めて、ここの委員会の前に環境審議会があったと思うのですけれども、そちらに提出したのが、公に出したのは今回初めてということでよろしいですか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 外部の方に見られるような状態といたしましたのは、庁外という意味では、まず委員会に11月に提出をさせていただいたというのが一つ。それから、外部ということですと、12月1日からパブリックコメントをしておりますので、区のホームページに掲載いたしました。審議会には今月、審議会を行っておりますので、そのときに委員の皆様には素案を御覧いただいております。 ○委員(福島宏子君) そこは分かりました。  少し前に戻ります。7ページですけれども、策定の視点というところで、四角囲みのところがあるのですが、ここの②番には、環境問題に迅速かつ的確に対応するということが明記されているわけですけれども、先日も請願でも出されていたようなゼロカーボンシティ宣言ですとか、そういったことは、迅速というところでいうと、すぐ区として行うということになると思うのですけれども、その辺の見通しはいかがでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 今の御質問で、迅速なので、気候非常事態宣言とかを迅速に出せるのではないかという御質問ですけれども、先日の委員会のときにも御説明をさせていただきましたように、区といたしましては、今行っています区民説明会ですとかの区民意見などを踏まえて対応するということですので、今はその意見をまだ頂戴しているところでございますので、その上で、どのようにするのかの対応を迅速に考えていくということと理解しております。 ○委員(福島宏子君) 今私が言ったのはゼロカーボンシティ宣言で、気候非常事態宣言も次に言おうと思っていたのですけれども、地球温暖化対策担当課長の方から先に言っていただいたので、もう待ったなしなのです。区民意見を聴くぐらいの時間は待ってもいいのかもしれないのですけれども、早く進めてもらわないと、地球がなくなってからでは遅いので、本当に早くお願いします。  それから、17ページなのですけれども、全体を通して言えることでは、民生業務部門の262万トン、69%ということが、一番多く排出されているということなのですけれども、この民生業務部門でいうと、2026年までにどこまで減らす目標でしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 部門ごとに直接きれいに割れるということでは必ずしもございませんので、ぴったりこの部門でこうするというところまでは、明確にお示ししているわけではございません。  ただ、例えばそれぞれの区の取組としまして、個別の目安というのを記載してございます。その中ですと、民生業務部門、こちらがオフィスですとか事業所ということになりますけれども、ここのところで一番多く影響があるというのは、取組1の①の個別ですと、別冊の23ページ以下に載せておりますけれども、計画期間中、令和12年度までの間に28万7,800トンと記載しておりますので、28万トン余りを削減するとしておりますので、そういったところで民生業務部門の削減を図っていきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) 2030年までに二十何万トンと言いましたが、別冊の23ページですか。 ○委員長(清家あい君) 別冊の方ですか。私も見つからない。 ○委員(福島宏子君) 別冊の23ページのどこを見ていたのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 計画期間中のそれぞれの取組ですけれども、別冊の23ページから、全体の削減の見込みの一覧というのを掲載しておりまして、計画期間の最終であります2026年度、令和8年度と、中期の目標である2030年度、令和12年度のをそれぞれ載せておりまして、こちらですと、民生業務部門に大きな影響を与えます建築物の関係、こちらが取組1の①、表ですと一番上になります。こちらが2030年度までですと、28万7,800トンを見込んでいるということでございます。 ○委員(福島宏子君) 2030年と2026年と、4年しか違わないのですけれども、この基本計画は2026年が目安になっているのが多いので、2026年までで見ると、9万6,200トンです。そうすると、262万トン、今あるわけで、そのうちの9万6,200トンというと、すみません、すぐに計算できないのですが、そのくらいの削減の目標ということで、分かりました。  そうしたら、次に18ページなのですけれども、区有施設の排出量ということで出ているのですが、棒グラフと折れ線になっている、18ページの上の段の右側のところなのですけれども、CO2の右側に0.00から0.05まであるのが、急に平方メートルの二酸化炭素の量になってしまっているのです。  すごく見づらい表で、これは、どうしてこの表が急に出てきたのかというのをすごく知りたいのですけれども、それを説明されても私も分からないと思うので、区有施設の二酸化炭素排出量は、年間で、28年度からの推移はどうなるのか。前のグラフでいうと、単位が変わってしまっているので、合わせてもらう方がいいのではないかと思ったのですけれども。 ○委員長(清家あい君) ごめんなさい。どれとどれですか。 ○委員(福島宏子君) 18ページの単位を見ると……。 ○委員長(清家あい君) 平方メートルですよね。 ○委員(福島宏子君) 大体そのほかは、1年にどのくらい出るかということでグラフ化されているのです。けれども、平方メートルと急に出てきているので。 ○委員長(清家あい君) どうですか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 区有施設についての目標ですけれども、こちらは現行の計画におきましても、平方メートル当たりの二酸化炭素排出量、いわゆる原単位を基にした進捗管理を行っております。それがために、総量の管理ではなくて、現行の計画を引き継いで、原単位、平方メートル当たりの二酸化炭素排出量という書き方で、こちらにも載せております。  今回、ほかの複数の計画をまとめて環境基本計画としておりますため、本編には先ほどの区全体の目標についても、そのことについてだけを触れているのですけれども、その詳細につきましては別冊の方に記載をしておりまして、先ほど福島委員が御指摘になりました総量についての推移という意味ですと、別冊の37ページに、(3)区有施設の温室効果ガスの排出状況としておりまして、グラフを3つ、一番上が区有施設の延床面積の推移、ちょうど真ん中が、福島委員が御指摘の区有施設の二酸化炭素排出量総量の推移、それから一番下が、区有施設におけますエネルギー消費量の総量の推移ということで、グラフを3つ載せております。  全体としまして、区有施設はこれからも増えていくということが計画上想定されておりますので、エネルギーということですと、直接的に自分たちがどれぐらい、例えば電気ですとか、その他エネルギーを使っているのかということが分かりますので、エネルギーとともに、どれぐらい、その施設が全体としてどういう形で推移しているのかが分かりやすいように、現行の原単位の目標管理をそのまま続けているということでございます。  ですので、その他の基盤になる、基本となるような数値につきましては、別冊の方にまとめているという構成にしております。 ○委員(福島宏子君) 区民の方々がこういった計画を見ることもあると思うので関連で、別冊でどこに出ていますというようなことを、ぜひ書いておいていただければと思いますので、よろしくお願いします。  あと、19ページのところなのですけれども、ヒートアイランド現象のことが書かれているのですが、起きる理由ということがあまり書かれていないように思うのですけれども、原因とか理由というのは、どのように捉えているのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) すみません。先ほどと同じような説明の流れになってしまいまして大変恐縮なのですが、本編におきましては、福島委員御指摘のとおり、19ページのところにボリュームというか、全体にこのぐらいの量でお示しをさせていただいております。  詳細について、どのように分析をしているのかということなのですけれども、こちらも別冊の方に記載がございまして、ヒートアイランドなどにつきましては、別冊の43ページ以下。直接的には、区内のところで調査いたしました実績などは、ヒートアイランド現象ということで、例えば45ページには地図、図などを載せて、その分析などという詳細を記載しているというつくりになっております。 ○委員(福島宏子君) 前回の地球温暖化の計画の中には、かなり詳しく書かれていたのです。それが全部なくなってしまっているなと思って、今、質問をさせてもらったのですけれども、この計画の中には、6ページから32ページまでのかなりのボリュームで書かれていた部分は、別冊の方に全て入っているということでいいのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 今、福島委員がおっしゃいましたとおりでございます。今回、環境基本計画が、複数の計画をまとめて環境基本計画となっておりますので、ほかの章とのボリュームを調整するという意味もございまして、本編はこれぐらいのボリュームになっておりまして、基本的に、これまで地域推進計画などで書いてありました詳細につきましては、別冊の方に同じように引き継ぐ形で記載するという方法を取っております。 ○委員(福島宏子君) 別冊のここに資料的な形で詳しく載っていますというのを、ぜひ加筆していただきたいと思います。お願いします。  あと、21ページなのですけれども、目標の年度は2021年、26年、30年ということで、今、2020年で、2021年から26年までの間の計画としてがなくて、今回の計画には2026年ということで数値があるのですが、間の計画というのは入れる必要はないのですか。今現在あれば、教えてほしいのですけれども。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 計画期間中の数値目標ですけれども、それぞれ計画期間内にどれぐらいのというのは見積もってはいるのですが、例えば、それぞれの年度というので期ずれがしたりですとか、その年度でのそれぞれの多い少ないというのが多少なりとも出てまいりますので、計画期間中においては、そのボリュームを全体として6年間の中を平均という形にして、計画期間内は見ております。  ですので、その期間中、具体的に、黄色い線で21ページはお示ししておりますけれども、平均するとこれぐらいという形で、数字、傾きは、個別のところはお出ししておりません。平均して減っていくというのを想定して書いていると御理解いただければと思います。ですので、グラフのこの間を埋めるとかというのは、今のところ、考えてはおりません。
    ○委員(福島宏子君) 今、地球温暖化対策担当課長も下のグラフで、徐々に減っていくということで言われていたので、それは分かるのですけれども、このグラフで幅の取り方というか、この辺のバランスが、4年間、5年間、4年間と空いているのに、きちんとそれに見合ったように空いていないというのが、すごく気になったのですが、その辺はきちんと4年、5年、4年と間を空ける方がいいのではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 表の見栄えにつきましては、そのように誤解がないような形で調製をさせていただきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 24ページなのですが、施策1の目標なのですけれども、現状見込み値は2020年ですよね。これも表の見方となってしまうと、これまで出てきた21ページとかの削減見込みという表は、2021年度が基準になっているのです。ここは2020年が基準になっているというので、合わせられないのかなとすごく思ったのですけれども、いかがでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) こちらも24ページにございます各施策の目標でございますけれども、各年度、現状見込みですとか中間目標といいますのが、ここの基本目標1だけの書き方ではございませんで、目標進捗管理をしていくほかの各目標との整合もございます。  一番最初のところに見込みと出てきますのが、その実績値でございますので、それに合わせて、ここのところは初年度のところに実績値というのを入れさせていただいておりますので、ほかとの整合がございますので、現状はこのままなのかなと思っております。 ○委員(福島宏子君) では、このままで、分かりました。  施策2のところは、現状見込みからずっと変わっていないではないですか。これは減りも増えもせず変わらないという、これが目標でいいのですか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 施策2の目標でございますけれども、こちらは各年度、区内で建設される一定の水準を超えた建物に、木材を固定してもらう、木材を使ってもらうというものになっておりまして、各年度、新たに建てられる建物に木材を使ってもらうというものでございます。  それですので、各年度それぞれ建物が建てられる規模によって、ゼロからやっていくということですので、年度が進むから累積して増えていくというものではございませんので、各年度同じように、毎年650トンという数字を、新しくできる建物につけていってもらう、使ってもらうということでして、毎年度建物が区内でどれぐらいできるのかというのは、そのときの建物の計画ですとか、それに使われる木材の量ということになってしまいますので、過去の実績などから、最低これぐらいは毎年度やってもらうという形で、このように設定をしております。 ○委員(福島宏子君) 設定の仕方は分かりました。では、毎年この650トン分と言ったらいいのでしょうか、その木材を使うということで、毎年それに対して、どうだったかという検証がされるということなのですね。分かりました。  あとは、25ページなのですけれども、一番上のところに、区有施設がまず一番に、ゼロエミッションに向けて取組をしなければならないというのは分かったので、これに向けて、今最も必要なこと、まず一番最初に何に取り組むのかというのをお聞きしたいのですけれども。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 区有施設についてということなのですけれども、区有施設に対する取組としましては、2点ございます。一つは省エネという意味で、港区では港区区有施設環境配慮ガイドラインというのを設けまして、区有施設の省エネ設置などをするときに、そのガイドラインを基に取り組んでもらうということにしております。  区有施設におきましては、一定の水準を義務として取り組んでもらうのは当然ですけれども、さらに、30%や40%という高い省エネ率を満たしてもらうように、ガイドラインとして誘導しておりますので、可能な限り省エネに取り組んでもらうということが一つでございます。  それからもう一つは、区全体といたしまして、再生可能エネルギーですとかの環境に優しい電力を入れてもらうということで、各区有施設におきましては、環境に優しい取組というのを引き続き行っていく予定でございます。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  そうなると、区有施設においては省エネをやっていって、環境に優しい電力、あとは再生エネルギーなども含めてということになると思うのですけれども、RE100という形で、全て再生エネルギーで賄えるようなところは、目標としては書いていないと思うのですけれども、それは持っているのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 区有施設で、例えば福島委員がおっしゃいましたように、再生可能エネルギー100%、RE100とかというのを目指すですとか、どれぐらい目指していくのかというのは、目標としては現在のところ、そこまでは立てておりません。  ただ、少しでも率先していくとして、二酸化炭素の排出量を減らしていくという観点から、毎年度、再生可能エネルギーを施設に導入しておりますので、それは引き続き高い水準に持っていけるように、これからも取り組んでいきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。目標はあくまでも目標だから、それ以上できるというところは、それ以上いってもいいと思うので、目標を過ぎたから、もうやらないでいいということにはならないと思うので、ぜひお願いします。  あと、資料で出していただいているところの1-3なのですけれども、すごく面白い資料を出していただきまして、ありがとうございました。区内事業所の二酸化炭素排出量が多いところということで、六本木ヒルズが一番多いのはどうしてなのでしょう。理由を教えてほしいのですけれども。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) こちらなのですけれども、一番大きいのは、建物の規模というのが、一つは一番大きいと思われます。それから、そこを使われる人数というのが多ければ、使われるエネルギーというのも大きくなってくるものと思います。その2点からかなと思っております。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。私も、ここのベスト50というか、50位までのものを全部足してみたら、107万5,000トンだったのです。だから、年間でいうと380万トンの中の、事業所が出しているのが262万トンだから、そのうちの107万トンは、ここに書かれている事業所から出ているということですね。分かりました。  それで、脱炭素のところがすごく肝になっていると思うので、もう少し続けてやらせていただきたいのですけれども、27ページなのですが、ZEBの普及のところで、区民とか事業者へ普及啓発を進めるということが書かれているのですけれども、区の公用車とか、「ちぃばす」というところでは、どのように導入を進めていくかという目標が見えなかったのですけれども、その辺はいかがですか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 区の中でということでの御質問なのですけれども、区の中で、例えば公用車ですとか、そういったものについてどうするのかというのは、特に今のところ、導入の計画というのは必ずしも明確ではないのですけれども、ここの中では普及・啓発ということですので、例えば水素の自動車ですとか、そういったものについては、ほかの民間のところとも連携をしながら、意識啓発というのを図っていく予定でございます。 ○委員(福島宏子君) 公用車とか、区のものとか、「ちぃばす」も含めてなのですけれども、CO2を出さないような自動車に替えていくことはそんなに難しいことではないような気が私はしたもので、どうしてその辺の目標が入っていないのかなということで質問したのですけれども、そこは難しいからやらないということであれば、その理由を教えてほしいのですけれども。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 「ちぃばす」を例に挙げさせていただきますと、バス1台ということですと数百万円単位で、導入するために費用がかかるということもございますのと、電気バスというのは現状でも「ちぃばす」導入を4台しているのですけれども、そこのところでかかる、例えば稼働にかかるもの、充電にどれぐらい時間がかかるのか、バスがどれぐらい走らせることができるのかということを考えますと、なかなかそこまでの投資というのが現状難しいということなどもございまして、どのように対応するのかというのは、今のところ、どんどん入れていくという感じにはなっていないというところでございます。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  では、次ですけれども、35ページの崖・擁壁の所有の質問をしたいのですが、区内に崖と擁壁は、個人所有のものと、そうではない国とか都とかが持っているものがあると思うのですが、個人所有のものは何%ぐらいあるのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 申し訳ございません。そこまでの数字を持っておりませんので、お調べした上で、別途回答させていただくということでもよろしいでしょうか。 ○委員(福島宏子君) はい。  そうしたら、37ページですが、遮熱性舗装というところで、これは基本計画の方でも重点課題に挙げられていたのですが、費用は、この遮熱性舗装にするためには通常の4倍ほどの費用がかかるということなのですけれども、これまで区内でやっている部分、こちらに替わっている部分もあって、これから先も目標を持って替えていくということで、重点的に推奨していくということなのですけれども、どれほどの効果が期待できるのかということをお聞きしたいのですが。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) こちらの遮熱性によりまして、例えばヒートアイランドがどれぐらい緩和されるのかというところまでは、実証等、そこまでの率とかというのは手元にございませんので、そういうものが存在するのかというのは確認の上、申し訳ございません、こちらも別途回答させていただきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 重点計画で計画に盛り込むという以上は、それなりのこれまでの実績ですとか効果というのが明らかだから、重点計画に盛り込まれているのだと思うので、その辺はしっかり検証して、きちんと分かった上で進めていただきたいと思います。  私が調べたところでは、東京農業大学の教授などによる研究チームは、遮熱性舗装は熱中症のリスクを逆に高めるという研究発表、成果を出しています。それを日本スポーツ健康学会で発表しています。この辺りの調査研究も、今、地球温暖化対策担当課長はされていないということだったので、ぜひやった上で、実際に具体化して計画に入れていくのかというところを検証していただきたいと思います。  この遮熱性舗装というのは、路面表面の温度自体は下がるのですけれども、跳ね返りが強くなる分、50センチの高さでは、普通のアスファルトよりも気温が高くなるということが研究で実証されています。プラスして、紫外線のリスクは普通のアスファルトの4倍以上になるということも、この学会では発表されています。なので、私は何でここをすごく重点課題で推進していくとしたのかというのを少し疑問に思ったので、それを質問させてもらいました。また検証した結果は、後日お答えいただければと思いますので、お願いします。  続けていいですか。 ○委員長(清家あい君) はい。 ○委員(福島宏子君) 42ページのプラスチック・スマートなのですけれども、区有施設の自動販売機からペットボトルをなくしていくということで、前にも方針を出されていたと思うのですけれども、その辺の進捗状況はどうなっているのかお聞きしたいのですが。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 今年の2月に区役所のプラスチック削減方針を定めておりまして、現在の自動販売機の数としては、トータル百五十数台ございます。そのうち切替えが済んでいるものが7台、切替えを近々予定しているものが24台というところで、それ以外のものにつきましては、引き続き設置者と協議を重ねているところでございます。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。ありがとうございます。またこちらの清掃のリサイクルに関わることは、後でお願いします。  54ページなのですけれども、みなとタバコルールのことが書かれているので、その件について質問します。資料№19-14に資料で頂いている中で、指定喫煙所46か所の内訳ということで、屋外のものが1か所のみで、あとは室内にある密閉式だったのです。ここの密閉式は、屋外の密閉式と屋内のものと合わせた数で、46か所ということで出ているのですけれども、この次に令和5年が76か所となっているのですが、このうち屋外は何か所計画しているのか、教えていただきたいのですけれども。 ○環境課長(茂木英雄君) 港区環境基本計画、54ページのところの表のことかと思いますけれども、今現在、現状見込み値ということで令和2年度が46か所、中間目標値の3年後の令和5年度については76か所ということで、毎年10か所増えていくようなイメージで計画をしてございまして、毎年度の10か所については、屋外について6か所、屋内について4か所ということで想定をしてございますけれども、全体として毎年度10か所ずつ整備をしていきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) では、10か所のうちの6か所が屋外ということで、分かりました。ありがとうございます。  それで、コンビニエンスストアの中というところが区内では多かったと思うのです。オフィスビルなどの喫煙所とか、コンビニエンスストア内というのも、きちんと密閉されて喫煙所があるということで造られていると思うのですけれども、そういうところも多くなるのはいいことだと思うので、屋外が毎年6か所造られるとお答えいただいたので、大変うれしく思うのですが、ぜひ通学路ですとか、駅前ですとか、そういったところで区民の皆さんの声があるところを優先に、密閉式にしていただければということで、要望をさせていただきます。  それともう1個、喫煙所のことで要望なのですけれども、一の橋公園の工事が始まる中で、地域の皆さん、そしてお子さんたちも遊んだりされています。そういうところに喫煙所が置かれるということを、工事計画でも伺っているのですが、ぜひそこも密閉式ということでお願いできればと思うのですけれども、その辺は、今答えられなければいいのですけれども、いかがでしょうか。 ○環境課長(茂木英雄君) 一の橋公園の公園整備はこれから順次、麻布まちづくり課で進めていかれるかと思いますけれども、環境課としても、公園、屋外についてはコンテナですとか、そういう密閉型の方向で、改めて麻布地区総合支所まちづくり課とも御相談、協議しながら、進めていきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) ありがとうございます。  あと、55ページの下のところのエコドライブの10の勧めの中に、無駄なアイドリングはやめようというのがあって、私もアイドリングは絶対やめてほしいと思っているので、これが入っていてすごくうれしいのですが、今すごく気になるのが、工事車両が工事現場に入る前に待機しているのですけれども、工事車両のアイドリングに関して、区として何か規制というか、何かやられていることというのはあるのでしょうか。 ○環境課長(茂木英雄君) 直接的に工事車両、工事業者の方に、アイドリングをしないようにということの徹底ですとか、そうしたことについては今現在、環境課ではやっておりませんけれども、こうしたことの周知、啓発ということでは、広報みなとですとか、区のホームページ等で、またSNS等でも発信はしているところなのですけれども、直接的に工事事業者に対しての周知、PRということは、今現在やってございませんが、街づくり支援部とも連携しながら、そうしたことについても考えていきたいと思っております。 ○委員(福島宏子君) ぜひこういう無駄なアイドリングがないまち港区ということでアピールできると思うので、その辺のもう少し強めの規制をかけていただければと思いますので、よろしくお願いします。  あと、56ページの騒音のところで、どうしても言いたいのですけれども、前に頂いていた資料で……。共通資料の後ろの方の資料№19-15です。この中で、苦情件数の内訳が出ているのですけれども、騒音は明らかに増えていると思うのですけれども、飛行機の騒音の苦情が増えているのでしょうか。 ○環境課長(茂木英雄君) 11月20日付の資料№19-15の中の公害苦情件数につきましては、昨年度までの実績ということで、令和元年度の実績になりますので、この資料の中の件数には、羽田空港新ルートに関する騒音苦情等は入ってございません。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。すみません。私もそこまで読み取れなくて。  では、また今年度どうなるかというところで見ていきたいと思うのですけれども、今年度の分は、悪臭とか振動とかということで、もう少し詳しく聞きたかったのですけれども、時間もかかっているので、それはなしにして、最後にお台場の水質改善のところで、60ページなのですけれども、お台場を泳げる海にということでやっているのですが、水質に関しては、どのようになっているのかという辺りはいかがですか。 ○環境課長(茂木英雄君) 運河ですとか、お台場の水質の状況ですけれども、毎年度、水質調査は行っているところですが、その数値については、引き続き横ばいといいますか、同じような評価結果が続いているところでございます。 ○委員(福島宏子君) 67ページの施策11の目標というところで、お台場についても見込み値と目標値が出ているのですが、全3地点とか、上の古川や運河に関しても、全5地点とか全地点というところで、これの表現が分かりづらいと思ったので、初めて読む人でも分かるような表現にしてほしいということで、要望です。お願いします。  67ページの下に緑化のことも書かれているのですけれども、緑化計画書制度により整備された緑化面積ということで、かなり増えていくという目標なのですけれども、これは、どのようにして目標を達成していくというか、そういう見通しというか、どのようにすれば、これが達成できるのかというのを聞きたかったのですけれども。 ○環境課長(茂木英雄君) こちらの67ページの施策13の目標、緑化計画書制度により整備された緑化面積の数字ですけれども、今、港区の場合、条例に基づいて一定規模以上の新築建築物を整備される場合に、一定の率を掛けて一定の緑化を求めてございまして、この評価、目標値については、これまでの実績に基づいて積み上げた面積となってございますので、引き続き条例に基づいて、緑化の指導を行っていきたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) 住宅が建つ場合の緑とか、学校とか、区有施設の場合の壁面とか屋上など、そういったものも含んでいるのですか。 ○環境課長(茂木英雄君) こちらの対象には、事業所ビルだけではなくて、住宅でありましたり、公共施設、学校等も対象となっております。 ○委員(阿部浩子君) 今ちょうど、環境基本計画で一般廃棄物の計画の説明会をされていると思うのですけれども、この前の請願でもゼロエミッションに対して、すごく皆さん関心を持っておられて、ちょうどあしたで説明会が一区切りつくのですが、区民意見とか、説明会でどのような意見が寄せられているのかというのをお聞きしたいです。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 区民説明会ですけれども、予定はあさっての水曜日まで、あと2回残っているのですけれども、現状、区民説明会で御意見をいただいているという内容につきましては、個別の取組がどういう内容なのか、どのようにしていくのかといった具体的な取組についての確認の御質問をいろいろいただいております。  取組の中身ですと、例えば条例の関係ですと、どれぐらいの規模の建物に対して、どれぐらいの割合で省エネとかを求めていくのかですとか、そういった具体的なことについての確認の御意見をいただいております。 ○委員(阿部浩子君) 委員会の11月20日の資料№10-4ではあしたまでなのです。もし修正があるのだったら、そういうのも教えていただきたい。 ○環境課長(茂木英雄君) 11月20日付資料№10-4の日程についてでございますけれども、記載の仕方が分かりにくくて大変申し訳ございません。この表については、地区ごとに記載をしてございまして、日付順ではなかったものですから、芝地区のところで、大変申し訳ありません、12月16日を最終としております。 ○委員(阿部浩子君) 分かりました。  環境審議会が先日あったかと思うのですけれども、委員の方からゼロエミッションについて、何か御意見みたいなのはあったのでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) ゼロエミッションについてということですけれども、委員からは、請願が出ていてこういう意見が出ていますという御報告をいただいた後、御質問、例えば宣言とかは、請願が出ているけれども、可能な限り早くやった方がいいのではないかとか、52%というのはどうなのかという御意見を、それぞれ委員の方からもいただきました。  その中で、委員の方、私どもの部会の方で携わっていただいた先生からは、実質ゼロと今回言われているゼロというのは、実際に、省エネとかで全く排出するのがゼロとなるわけではなくて、一定のものは残るけれども、その中で、吸収、オフセットなどによって、プラスマイナスゼロになるという意味なのですという御説明ですとか、世界で例えば50%と言われているけれども、それをブレークダウンしていって、例えば日本で、東京で、そして区市町村でといった場合に、それがみんな等しくなるかどうかというのは、また別の話で、都市においてというのは、例えば森林が多いような市町村と同列というのは、必ずしもなかなか難しくて、ビルなどがあるようなところで40%というのは、専門家の立場からすると、かなり頑張っている数字なのではないかと私は思うという御意見もいただいております。 ○委員(阿部浩子君) 先ほどもあったように、民生業務部門が7割を占めているということで、港区は23区の中で、それが一番高いということで、40%というのも、さっき委員の方がお話しされたとおり、すごく頑張っているという評価だと思うのですが、ただ、先日の請願もそうですけれども、1.5度に保つために、2030年までに52%にしてほしいという内容だったと思います。  東京都が出しているゼロエミッション東京戦略というのがあって、東京都も2030年が30%削減にしているのです。その隣に、目標が30%削減プラス、アクションということがあります。この前、地球温暖化対策担当課長とのやり取りでお聞きしたときに、東京都とか国の施策がもう少し頑張っていけば、港区も52%に近づくぐらいの数字にはなるのではないかと言っていたので、一日も早く達成すべきだと私も思うので、この環境基本計画の中に、一日も早く達成するように取り組みますみたいな文言を、修正して入れていただいた方がいいなと思います。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 取組として、区としても目標水準40%と置いておりますけれども、それを達成して、可能な限り、2050年までにとしておりますので、もう少し取組として、前向きに取り組んでいく姿勢というのは、表現というのを、どのように伝わるのかというのは検討しておきたいと思います。 ○委員(阿部浩子君) ぜひそれはお願いいたします。  95ページの行動指針、こういったのも、区民の方にリーフレットとかを配っていると思うのですけれども、事業者の方とかが目にする機会を多くつくってほしいし、様々な取組をされているので、そこがゼロエミッションにつながるところだと思いますので、そういった工夫も、ぜひ今後ともされていただきたいと思います。  あと、環境基本計画の43ページの中で、陶磁器の資源回収が新規としてされるのですけれども、これはどのようにお考えなのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 陶磁器については今、不燃ごみとして排出をされておりますので、基本的にそのまま最終処分場にということになるかと思いますけれども、今考えているのは、新たに拠点回収で回収ボックスを設けまして、その回収した陶磁器について、そのまま使えるものはリユース、可能な場合は何らかの形で区民等に御提供できないかということ。  あと、破損してしまったものについては、土木資材であったり、あるいは食器の素材であったり、そういったものにリサイクルしていくということを念頭に置いてございます。 ○委員(阿部浩子君) 障害者就労支援施設との連携を検討していくということで、打診はしているのですか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 今、障害者就労支援施設とは、コード類の剥離事業と、小型家電からの金属の取り出し事業、この2つについてお願いをしておりまして、具体的に陶磁器についてお話をしているわけではございませんけれども、回収した陶磁器について選別をするような作業について、障害者就労支援施設と連携が可能ではないかということで、ここに書かせていただいたものです。 ○委員(阿部浩子君) 御商売とか飲食店とかをされていたりとかで、やめた場合の陶磁器だとか、あと、引っ越しで処分された場合とか、すごくあるので、資源回収して、必要な人のところに届くということは、本当にいいことだと思いますので、期待をしております。  それと、フードドライブの件なのですけれども、フードドライブというのはなかなかまだ周知されていないように思うのですが、区としてはどんな感触でしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) フードドライブについては、昨年4月にみなとリサイクル清掃事務所1か所で、まず回収をして、同じ年の10月から各地区総合支所でも回収を開始してございます。  昨年1年間の実績が400キロ強というところで、今年度に入って、コロナ禍の中で緊急事態宣言中は回収を見送った時期が2か月ほどありましたけれども、今年度の実績として、426キロというところで、若干回収量は伸びてございます。  我々も分別ガイドブックであったり、広報みなとであったり、ホームページだったり、SNSだったり、様々な周知はさせていただいておりますけれども、より浸透を図っていくために、そういった啓発については引き続き強化をしてまいりたいと考えてございます。 ○委員(阿部浩子君) 426キロということで、10キロにしてみると、まだ40人ぐらいなのです。だから、港区でこれだけ人口がいて、富裕層もいる中で、お米とかがそのまま余ってしまってという方は結構いるので、その辺は周知を徹底していただきたいと思います。多くの方が食品ロスの削減に取り組んでいただき、必要のないものはフードドライブに寄附していただくみたいなことになってほしいなと思います。  最後に一つだけ確認したいのですが、家具リサイクル展の充実ということで、今度はオンラインによる購入環境の整備を検討していくということですけれども、具体的にこれはまだ、この計画の中では検討だけですか。それとも、実施までいくのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 家具のリサイクル展のオンライン購入環境の整備については、みなとタウンフォーラムから御提言をいただいたところです。タウンフォーラムの趣旨としましては、コロナ禍において、現地に赴かなくても購入できる環境が必要なのではないかと。そういった背景があったと思いますけれども、今、併記をしている日曜開館について優先的に、具体的に検討しておりまして、オンラインについては、もう少し先の研究課題という位置づけとさせていただいております。  中古家具ですので、オンラインですと、品質というか、細かい傷なども含めて、どこまで御納得いただいた上で購入できて、また返品手続等の仕組みをどうするのか、様々な課題がありますので、その辺りも整理をさせていただければと思っております。 ○委員(阿部浩子君) 分かりました。いずれにしても、港区民の方が出したものは、結局、港区の区民の方に回っていただければいいなと私などは思うわけでして、また、オンラインになると、全国各地からできるではないですか。そういうことも含めて、よくその辺りも考えていただいて、リサイクルしやすい方向に取り組んでいただきたいと思います。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) おっしゃるとおり、オンライン環境が整うと、今まで以上に全国各地からという可能性もありますけれども、地産地消ではないですが、先ほどのフードドライブと同様に、家具も基本的に区民の中で回っていくのがベストなのかなとは思っておりますので、そういった御指摘も踏まえて、今後の購入環境については検討させていただければと思います。 ○副委員長(丸山たかのり君) 初めに、港区地球温暖化対策地域推進計画に関して、本編素案の21ページのところで、先日の請願の審査の際に、こちらの目標に関しては質疑がいろいろあって、その中で、港区としての2030年の目標水準というのが、これまで積み上げてきたところからきちんと計算しているもので、港区としては掛け声だけの目標ではなくて、きちんと達成できるべき目標を定めて掲げているという、そういった考え方が示されたかなと思うのですけれども、それに関しては、私も大変よく分かりましたし、そちらに関しては理解できました。  それに関連して、別冊の5ページのところでIPCCの1.5度の特別報告書のことが触れられていて、こちらも、そういった世界的な情勢に関して触れられているということで、これを踏まえた上での港区の計画になっているというのも、これを見れば分かるので、IPCCの報告が載せられている部分に関しても、大変有意義かなと思っております。  ただ、一方で国としては、来年の夏に向けてとは言われておりますけれども、より2030年に向けた野心的な目標化を定めようとしているということもあるところですし、また、世界的な情勢としても、かなり積極的な取組がなされているといったことがあって、この計画というのを立てる今のタイミングというのが、本当に中途半端な時期というか、これからまたいろいろ、国の大きな方針が示されていくというところで、あえて出さざるを得ないようなタイミングなので、やむを得ないとは思うのですけれども、できればそういった世界的な情勢とか、また、それを踏まえた上での国の取組とかが、今はそういったことが進行中だという趨勢のようなことも触れておいた方が、今後の計画としては非常にそこを踏まえた上で、分かっていてこういう計画を出したのだというのが分かりやすくていいのかなと思っているのですけれども、そうした趨勢に関する記載に関して、何かお考えとかはありますでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 丸山副委員長が御指摘になりましたような趨勢ですとかは、別冊の4ページのところには、地球温暖化の仕組みと現状というところから始まって、状況分析などもしておりますので、この計画を出すまでの内容で、主なトピックがあれば、その辺は時点修正をしながら盛り込むことについては検討してまいります。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。よろしくお願いします。なかなか非常に難しいタイミングだとは思うのですけれども、できる限りそういった趨勢の部分を取り入れていただけると、より分かりやすくて、計画としても長く重宝されるものかなと思います。よろしくお願いいたします。  あと、先ほど福島委員のお話の中で、事業者の二酸化炭素排出量が多いというお話もあったかと思うのですけれども、一方で、森ビルなどは一部のビルにおいて、再生エネルギー100%を達成したりだとか、この間の請願者の方の話にも出てきたような民間事業者の積極的な取組も、一方であるかと思います。ZEB、ZEHといった言葉なども、まだまだ正直、普及していないものですから、そうした民間が非常に率先して取り組んでいる内容に関しては、区としても積極的に広報して、啓発するというのに活用するべきではないかと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○地球温暖化対策担当課長(清水秀樹君) 民間が取り組んでおります建築物への取組ですとか、低炭素化の取組ですとか、省エネにつきましては、まさに来年度4月から建築物の低炭素化の条例を実施していく中で、どのように取り組んでいくのかというのは、その結果なども区として公表していくとしております。ですので、きちんと対応してくれた事業者に対しましては、表彰ですとか、区としても、その取組というのを積極的に発信していきたいということを念頭に取り組んでおりますので、丸山副委員長の御指摘も踏まえまして、どのように発信していくのかというのを検討してまいりたいと考えます。 ○副委員長(丸山たかのり君) ぜひよろしくお願いいたします。  次に、本編の59ページのところで、先ほどほかの委員からもお話のあった密閉型指定喫煙所のことなのですけれども、今後、屋外の喫煙所というのが、本来は受動喫煙防止ということから考えると、単純にそこに関する因果関係といいますか、屋外の喫煙に伴って肺がんが上がっていくといったことというのは、必ずしも示されているわけではないのですけれども、やはり社会的な趨勢から考えると、屋外のパネルだけの喫煙所というのは今後減らしていき、屋内の喫煙所に移行していくということが望ましいと考えます。  それで、密閉型指定喫煙場所に関して、今、民間の事業者に導入を勧めているというところはあるかと思うのですけれども、まず区として、歩道とかに設置しているようなパネルで仕切っている喫煙所に関しても、できる限り密閉型に取り組んでいただきたいと思っております。例えば、道路の場合だと、道路幅の関係でなかなか難しいかと思いますけれども、田町駅の芝浦口であったり、品川駅の港南口であったり、駅の広場みたいなところにできているようなものに関しては、比較的スペースもあるので、密閉型がうまく導入できるのではないかと思うのですけれども、そうした中、道路に位置づけられているものでも、密閉型をどう進めていくかということに関しては、何かお考えはありますでしょうか。
    環境課長(茂木英雄君) 現在、港区の指定喫煙場所の中では、屋外でパーティション型で整備しているところがありますけれども、今、丸山副委員長おっしゃられたように、田町駅の東口でありましたり、品川駅の港南口は、見た目はちょっとした広場みたいに見えるところがあるのですけれども、ただ、敷地が道路敷ということで、今現在は道路上には建築物、コンテナも建築物になりますけれども、建築物は建ててはいけないということになってはいるのですけれども、例えば建築審査会に必要性を訴えて、現状どういった形になっているかとか、歩行者の動線とか、そうしたところも説明した上で、クリアになれば、そこで密閉型、広場上であれば道路敷ですけれども、密閉型のコンテナということも考えられるということで、今、街づくり支援部建築課とも相談をしながら、できるだけ屋外にあるパーティション型のものについても、密閉型に転換していけないかということで考えてございますので、引き続き、そこは検討を進めていきたいと考えております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。ぜひよろしくお願いいたします。  あと、本当に残念なことなのですけれども、コロナ禍で飲食店が結構閉店が続いていて、本来ならあまり空きが続かないような店舗ビルの1階部分とかが、結構空いていたりします。大門の近くの指定喫煙場所の近くでも、閉店しているようなところがちらちらと見受けられるぐらい、かなり厳しい状況ではあるのですけれども、むしろこのタイミングで積極的に、そういった空いている店舗を港区が借り上げて、そこを屋内型の喫煙所にするような取組というのも、あってもいいのかなと思いますので、道路幅でなかなか難しいという部分に関しては、そうしたことも、民間にお金を出すから造ってというだけではなくて、借り上げて喫煙場所にしていくような方向というのも考えていただきたいと思います。これは要望で結構ですので、よろしくお願いいたします。  最後に、本編素案の34ページの取組3-4のごみの排出抑制と資源化の促進ということで、1つ目の丸ポチのところで、ライフスタイル、ビジネススタイルの意識を醸成し、ごみの排出抑制と資源化を進めるということなのですけれども、11月の定例会でも、個人の消費意識に働きかけるような取組が重要だということで、サーキュラー・エコノミーといった概念を区としても取り組んでいただきたいというお話をさせていただけたと思うのですけれども、多分こういったことも、この取組の中に入ってくるのかなと思うのですが、質問としては、この取組がそういった概念を含むような話なのかということと、できれば、サーキュラー・エコノミーの取組というのが今、欧州を中心とした世界的な取組になっていますので、こういったことを、一般廃棄物処理計画の方なのか、もしくは環境基本計画の別冊の方とかに盛り込んでいただく、そういった言葉とか概念とか趨勢というものを盛り込んでいただくようなことはできないのかなと思っているのですけれども、この点に関してはいかがでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) サーキュラー・エコノミーについては、これまでの3Rの取組に、シェアリングサービスであったり、サブスクリプションであったり、そういった新しい概念も取り込んだ上での経済概念と理解をしてございます。さきの定例会でも区長から答弁申し上げましたけれども、今、我々のつくっている一般廃棄物処理基本計画の中には、方向性としては合致はしているのだけれども、表現として出てこないというところもありますので、第1章の現状あるいは背景の中で、サーキュラー・エコノミーといった考え方の進展といった形で、追加で記述をさせていただく方向で検討しております。 ○副委員長(丸山たかのり君) ぜひよろしくお願いします。国の方も取組を始めているところではありますし、そういった趨勢も踏まえて、もし載せられるようだったら、ぜひよろしくお願いします。 ○委員(阿部浩子君) 一般廃棄物処理基本計画なのですけれども、この計画の14、15ページで、私たちの手元からごみが回収されていってから、どこにたどり着くのかという最終処分先まで、今回詳しく載っております。これは、みんなが見て、すごく分かると思うので、資源プラスチックが最終的には再生利用で、アンモニア、ドライアイスになったりとか、今までこういったことを書いていなかったので、本当にこれはよかったと思っています。ありがとうございます。 ○委員長(清家あい君) ほかに質問等ございますか。  すみません。私から1点なのですけれども、西麻布南笄町会という町会の役員なのですが、昨日、役員会があって、この基本計画を持ってきた方がいらして、すごく皆さん驚かれていたのが、羽田空港に関する記述が基本計画の132ページの2行しかないのです。現状と課題のところで、国に対し、騒音対策等に積極的に取り組むよう求めていく必要がありますという、その2行しかないと言われて、ほかのことはどうでもいいというのも語弊がありますけれども、それぐらい生活を脅かされる大きなことが起きていて、まさに直下の町会なので、それで、これしか区の意識はないのかと、すごく驚かれたのですけれども、羽田に関することは132ページの2行と、環境基本計画の56ページの2行と、これだけなのですか。 ○環境課長(茂木英雄君) 上位計画の港区基本計画につきましては、132ページの現状と課題のところ、今、清家委員長がおっしゃられたように、この2行のところが記載となっております。  また、港区環境基本計画につきましては、51ページのところに、同じく現状と課題の①の一番下のところの2行と、あわせて、この現状と課題を受けまして、56ページの取組8の②のところのオレンジ色の丸の4番目に、国に対して騒音対策等に取り組むよう求めていきますということの記載をさせていただいているところです。  今の西麻布南笄町会の方からの御意見ですとか、基本計画の説明会の中でも、羽田空港新ルートに関する御意見、御質問はございましたので、現在、環境基本計画の説明会の中では出てはいないのですけれども、上位計画である基本計画の方で、説明会でそうした御意見がありましたし、今はパブリックコメントも取りまとめている状況ですので、その状況と現状を環境課として、羽田新ルートについては受け止めているところがございますので、もう少しこの記載については考えてみたいと思います。 ○委員長(清家あい君) ぜひお願いします。区議会でも2回も意見書を出していますし、区としてもいろいろ独自の測定をやっていただいたりとか、積極的に取り組んでいただいているところもあると思うので、もう少し詳しく書いていただければと思います。区民が思っている感じと紙面を割いている量が、あまりにも差があり過ぎるかなと思いますので、よろしくお願いします。  ほかにありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、報告事項(1)「港区環境基本計画(素案)について」及び報告事項(2)「港区一般廃棄物処理基本計画(第3次)(素案)について」並びに報告事項(8)「港区基本計画・港区実施計画(素案)について」の関連する部分についての報告は、終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、日程を変更しまして、報告事項(8)「港区基本計画・港区実施計画(素案)について」、環境リサイクル支援部に関する部分の総括として、質疑を行いたいと思います。本日質疑した内容以外で、何か御質問があればお願いします。ないですか。ありますか。 ○委員(福島宏子君) ごめんなさい。この一般廃棄物処理基本計画をこれからやると思って、すみません。  自動車の持込ごみなのですけれども、事業者からの持込ごみを減らすのが課題になっていると思うのですが、全体の量の6割ぐらいということで書かれているのですけれども、その中で、自己処理責任という言葉を知らない人が6割近くいるということが、こちらの計画にも書かれていたのですが、そういった人たちは、一般ごみに出してしまっているということなのか、自己処理責任をもう少し広げるための何か施策というのはあるのか、お聞きしたかったのですけれども。持込ごみを減らすということに関連して。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 自己処理責任という言葉を知らないことと、自己処理していないかというのは、また違うとは思うのですけれども、持込ごみというのはその名のとおり、清掃工場に持ち込まれて焼却されてしまう量です。  それを減らしていくためには、そもそも事業活動の中で、ごみが出ないようなビジネススタイルをしていただくことも大切ですけれども、ただ一方で、紙類であったり生ごみ類を中心に、相当リサイクルできるものであるはずが、清掃工場に持ち込まれたりもしておりますので、その辺りについて、今回の計画の中では、再利用計画書上の資源化率という目標を定めて、可燃ごみからリサイクルに回るような形で、持込ごみ量を減らしていく、そういった方策を取ろうと考えてございます。 ○委員(福島宏子君) 持込ごみを民間の事業者にも回していくような形で減らしていくというのも、計画の中には書かれていたと思うのですけれども、区で持込ごみを受ける際の料金設定というのがあるのか、それと民間の料金設定の差というのはどうなのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 持込ごみというのは、基本的に民間の事業者が収集をして、持ち込むものということになります。それを、廃棄物処理手数料の上限が今、キロ40円になっておりますので、その中で三十数円なりの価格競争というか、そういったものが行われて、三十数円で契約しているという例が多いと思います。  区が収集する少量排出事業者については、キロ40円換算で算定したシールを貼っていただいて、排出していただいていますので、条件によっては民間事業者を活用した方が安かったりもしますし、量によっては民間事業者がなかなか担えないということで、区収集を使わざるを得ない状況にあるところです。 ○委員長(清家あい君) よろしいですか。ほかに何かございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、報告事項(8)「港区基本計画・港区実施計画(素案)について」の環境リサイクル支援部に関連する部分についての報告は、終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願2第11号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次に、審議事項(2)「発案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) 次回の委員会でございますが、既にお知らせしておりますとおり、12月18日金曜日、13時30分からとさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次回以降、教育委員会事務局に関する内容について、質疑を進めたいと思います。     ────────────────────────────────── ○委員長(清家あい君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清家あい君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 3時40分 閉会...