○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 今回、区内全域、専らこの
地域の
周辺を中心に5カ所設定をしました。8月から
区ホームページ、チラシなどで
広報みなとでも
周知いたしましたけれども、29人ということで、私としても、もう少しいらっしゃるのかという気は正直ございました。
また、
参加者でございますけれども、全ての方からご回答はいただかなかったのですけれども、何名かの方からはご回答をいただいております。29名のうち、具体的に25名の方の状況はわかるのですが、在住が15名、在勤は3名で、何とも回答していただかなかった方が7名という形でございます。また、来られた方の
地域も、把握できる限りですけれども、芝
地区の方が3名、麻布が1名、
高輪が12名、それから
芝浦・
港南が7名、それ以外がその他という形で、全員は把握しておりませんけれども、そういうような状況でございました。
○
委員(阿部浩子君) ありがとうございます。
昨日、
高輪ゲートウェイ駅を見せてもらうことができました。来年3月に
暫定開業、令和6年に
街びらきということで、まだまだ
区民の方にとっては、実感するのがもう少し後なのかと、それでこの
区民等説明会、
意見などに、
パブリックコメントにつながらなかったのかというふうな気もします。
そこで、再度確認したいのですけれども、この
資料№1-2の3ページの港
区住居表示協議会です。これは全部で4回開催されているのですが、この中の港
区住居表示協議会委員の構成の中で、関係
地域の
町会・
自治会の
代表者というのはどこの
町会が来ているのか、教えていただいていいですか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 今回は、
周辺の
町会の方に来ていただいておりますけれども、具体的に申し上げますと、
三田三丁目
町会親和会の方、それから
三田新町町会の方、車町西
町会、それから車町東
町会の方、それからシティハイツ車町
自治会の方、
高輪北町親和会の方、
高輪共和会の方、
高輪南
町会の方、
芝浦三・四丁目
町会の方、
港南町会の方、以上でございます。
○
委員(阿部浩子君) ありがとうございます。
三田、
高輪、
芝浦、
港南の
地域の
町会ということなのですが、4回開催されて、ここで
代表者の方からはどういったご
意見が出ていて、4回目には皆さん納得されたと思うのですけれども、スムーズに大体了解を得られたのか、それとも、最初のうちはなかなか納得できない
意見などがあったのかどうか、港
区住居表示協議会の
内容についてお聞きします。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 港
区住居表示協議会は全部で4回開きました。初回は全体的な
説明とか、
住居表示についてはどのようなものかという形で、実質的な審議は2回目以降になりますけれども、主な
意見といたしましては、専ら質問が多かったです。
通学区域についてどうなるのか、それから
東西連絡道路についてどの程度利用できるのかとか、それから、
意見としては自分の町の
町会のところは余り
影響がないようにしてほしいとか、あとは、駅の町名はどうなるのかというような質問、
意見がございました。おおむね、
区側が示した案というのは、当初の案とほとんど変わってはいないのですけれども、特段大きな反対
意見というものはございませんでした。
○
委員(阿部浩子君) 最後に確認なのですけれども、この港
区住居表示協議会の中ではスムーズに皆さんにご賛同を得られたということでよろしいですね。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 港
区住居表示協議会の中ではご了承いただいております。
○副
委員長(丸山
たかのり君) 先ほど来、
学区の話が出ているかと思うのですけれども、今後、
学区に関してはこれから決めていくという話でしたが、一応、住戸に関しては約860戸という戸数も出ているところです。あとは令和6年には
街びらきもされるということで、おおまかな
スケジュールというか、
学区の決定の
スケジュールというのはどのあたりを考えていらっしゃいますでしょうか。
○
学務課長(
山本隆司君)
学区域の決定について、詳細な
スケジュールについては今のところ明確には持っているものではございません。
○副
委員長(丸山
たかのり君) わかりました。
先の
学区というか、学校に関しての関心というか、どこの学校に自分の
学区が入っているのかというのはかなり関心の高い事項です。近くになってくれば当然決まっていくということにはなるのだろうと思うのですが、一応、戸数もわかっていて、おおよその数など想定もできるのかと思うところを考えたときには、なるべく早くそういうのは示してあげる必要があるかと思うのですけれども、どのようにお考えですか。
○
学務課長(
山本隆司君) なるべく早い時期に
学区域を決定してまいりたいと考えてございます。
○
委員(阿部浩子君) 今の学校のことなのですけれども、確か、ここの
住居というのは外国人の方が多いと伺っていたのですけれども、あわせてインターナショナルスクールもできると聞いていたのです。
区の方では約860戸に対して、日本人の公立に通いそうな
小学校、中学生というのは大体どれぐらいを見てらっしゃるのでしょうか。幼稚園も含めてです。お願いします。
○
学務課長(
山本隆司君) 申しわけございません。約860戸という数は当然把握しているのですけれども、そのうち、先ほど
阿部委員からご指摘のあったとおり、インターナショナルスクールが入るということと、外国人の入居者が非常に多くなるであろうというところまでは聞いてございます。ただし、日本人の世帯がどのくらい入るかであるとか、あと、分譲である場合は、購買層がどの辺のところにターゲットを絞り込んでいるのかという情報についてはまだ持っておりませんので、今後、詳細の情報が得られるように収集に努めていきたいと考えているところです。
○
委員(阿部浩子君) お願いいたします。
いずれにしても、港
区の幼稚園も
小学校もかなりいっぱいになってきて、パンクまではいかないですけれども、非常に厳しい手狭な状態になっている中で、これから年少人口も増えるということで、この
委員会としても、議会の中でもそこがやはり問題視されています。早目、早目のご検討をお願いできればと、またご計画をお願いできればと思います。
○
委員長(
清家あい君) ほかに質問ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) それでは、「議案第116号 町の
区域の
変更について(
三田三丁目、
高輪二丁目、
高輪三丁目、
芝浦四丁目、
港南一丁目、
港南二丁目)」について採決いたします。
「議案第116号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) ご異議なきものと認め、
審議事項(1)「議案第116号 町の
区域の
変更について(
三田三丁目、
高輪二丁目、
高輪三丁目、
芝浦四丁目、
港南一丁目、
港南二丁目)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
清家あい君) 次に、
審議事項(2)「議案第123号 港
区印鑑条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
理事者から
提案理由の
説明を求めます。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) それでは、ただいま議題となりました
審議事項(2)「議案第123号 港
区印鑑条例の一部を改正する条例」について、提案の
補足説明をいたします。
委員会資料№2、港
区印鑑条例の一部を改正する条例についてをごらんください。
令和元年6月14日に公布されました成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の
整備に関する法律により、約200近くの法律を対象に、成年被後見人または被補佐人であることを理由に、資格、職種、業務等から一律に排除する欠格条項の見直しが行われました。この法律の施行に伴い、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部改正を踏まえ、印鑑登録資格の
変更などを行うため、港
区印鑑条例の一部を次のとおり改正するものでございます。
1、改正
内容でございます。(1)印鑑登録を受けることができない者のうち、成年被後見人を、意思能力を有しない者に改めます。(2)規定の
整備としまして、記載の用語に磁気ディスクの場合への記録の場合を含むという略称規定につきまして、条項を
整備するものでございます。
項番2、施行期日でございます。施行期日は
令和元年12月14日でございます。参考といたしまして、施行期日を
令和元年12月14日とする根拠につきまして、記載しているものでございます。
続きまして、
常任委員会資料№2-2をごらんください。これは、具体的な改正案と現行のものを示したもので、上が改正案、下が現行を示しているものでございます。
甚だ簡単ではございますけれども、
補足説明は以上でございます。ご審議の上、ご決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○
委員長(
清家あい君)
提案理由の
説明は終わりました。これより質疑を行います。ご
質問等ございます方は、順次ご発言をお願いします。
○
委員(阿部浩子君) 今、印鑑登録をお願いしに行ったときに、まずカウンターにお願いしに行くのですけれども、その一通りの流れを教えていただけますか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 登録する印鑑をお持ちの上、本人の方にカウンターに来ていただくという形をとります。それで、まず本人の確認をさせていただきたいと思っております。運転免許証等によってその場で本人確認ができる場合につきましては、即日手続をとりますけれども、本人確認がその場ではできないような場合につきましては、こちらから自宅宛てに照会状をお送りして、その照会状をお持ちいただくという形で本人確認をしております。本人確認をした後に、申請書の
内容を確認した上で、印鑑登録手続に入っていくという形をとっております。
大まかな流れは以上でございます。
○
委員(阿部浩子君) カウンターは、今、確か業務委託か何かされているかと思ったのですけれども、それはいかがでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 各
区民課の窓口につきましては、登録のところについては業務委託しておりません。印鑑登録証明書とか、住民票の写しとかの各種証明のところについては一部業務委託をしております。
○
委員(阿部浩子君) 確認したいのですけれども、窓口の申請を受けている方は職員の方で、職員の方がそれを受理します。その後、印鑑登録証明書をいただくまでは、どれぐらいの職員の方が確認をして、最後に私たち申請人がいただけるのでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 申請を受け付けて、内部でその
内容を確認して手続をとりますけれども、通常は3名程度で手続をとっております。
○
委員(阿部浩子君) 窓口から、1、2、3ですか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) そうです。
○
委員(阿部浩子君) 今回、この12月14日に施行される登録資格なのですけれども、成年被後見人から意思能力を有しない者となっていて、意思能力があれば印鑑登録ができることに変わっていくのですけれども、その意思能力があるかどうかというのは、窓口で、申請書を持ってきたら、意思能力がありますねと、どのような見極め方をされるのかというのを確認させてください。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 通常、各種手続をとっていただく際は、意思能力があるということを前提として手続をとっております。ですので、一般的に印鑑登録の申請をされた際に、申請
内容の確認とか、あとは、職員とのやりとりなどを通じて意思能力があるか、なしかというものを判断しております。
○
委員(阿部浩子君) 今、職員を通じて判断されると言うのですけれども、判断されるのは、この3人で回していらっしゃる3名が共通して、大丈夫ですよというときなのでしょうか。それとも、ほかで見ている方がいて、大丈夫だよみたいなことがあるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 通常は、窓口に当たっている、ここで言いますと3名が判断しているということでございます。
○
委員(阿部浩子君) わかりました。
今回、この改正された、印鑑登録できる方が拡大されるということはいいことなのですけれども、この改正によって、
区で注意しなければいけない点というのについては、どのようなことをお考えなのかということをお聞かせください。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 今回、法律の趣旨に基づきまして、条項を改正するものでございます。改正により、急に印鑑登録の申請が増えるということは想定しておりませんし、もともと、実際にこれまでの窓口でも、明らかに意思能力を有しないというような方は、実はいらっしゃっておりません。まず、当面考えられるのは、今成年被後見人である方が、今後、この制度に基づいて印鑑登録をしてきたいというふうな対応が、一番近々であろうと。
実は、国の方は、今回の要領を改正するに当たって、一応そういうような方が来た場合の指針といたしまして、法定代理人を同行させた上で本人の意思確認をするというような形で手続を示しておりますので、その点に注意しながら作業を進めていきたいと考えております。
○
委員(
福島宏子君) 先ほども
阿部委員も言われていたとおり、本当に判断が非常に難しいし、間違ったら大変なことになると思うので、国の出している指針なども、やはり法定代理人と一緒にということももちろんですけれども、窓口業務の方の責任もすごく問われてくるのかと思うのです。それで、この成年被後見人ですけれども、これは港
区で何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 現在、把握しているところで、321名いらっしゃいます。
○
委員(
福島宏子君) 施行期日、この参考のところに書いてあるとおり、6カ月ということで12月14日と決められているわけで、これに関しては、何かで公表するという予定はありますか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 今回、条例改正が成立いたしましたら、
広報みなとなどで制度が変わったという旨はお知らせしていきたいと考えております。
○副
委員長(丸山
たかのり君) 先ほど意思能力の有無を確認してということも、これまで意思能力のない方の来庁しての印鑑登録をされたということが実際にはなかったということだと伺っております。認知症の方も大変増えているところでありますから、初期のころの認知症の方のような判断の難しいケースなども、今後、来庁されてこういった手続をされるようなこともあるのかと思います。
それで、お聞きしたいのは、仮に、登録するときに意思能力がなかったにもかかわらず印鑑登録ができてしまったケースや、後に意思能力がないとなった場合には、そのときのこの印鑑登録の扱いというのはどういうふうになりますでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) まず、登録時については、意思能力を確認するという前提でありますので、誤ったというところについては今のところ想定はしておりません。
ただ、実際に意思能力があった後に能力を欠くケースというのが現実的にあろうかと思います。これまでは、成年被後見人という手続をとられた方につきましては、抹消手続をとっておりました。今後、どのような形をとるのかについては、国も検討しているようなのですけれども、実際にそういう手続をとられなくて意思能力がなくなった場合について、
区としては、そこまで全ての
区民の方の状況まで把握できていないので、それを把握した段階で、具体的な対応を決めていく形になろうかと思っております。
○副
委員長(丸山
たかのり君) わかりました。多分すごく難しい対応を迫られることになるのかと思っております。これまでは行為制限だけで形式的に判断すればよかったところを、意思能力という非常に判断が困難なことを窓口で判断するのは、現実的には非常に困難というか、ほぼ不可能かと実際には思っております。そういう意味では、今後の国が示す指針に従ってということにはなろうかとは思いますけれども、意思能力があるのか、ないのか、そういった難しいケースに関しては、基本的には登録自体は認めて、その後、成年後見人などがついた時点で、また再度判断するという対応しかないのかと思うのです。今後の指針に応じてということだったと思いますけれども、そういう難しいケースの対応というのは、とりあえず当面としてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 今、丸山副
委員長ご指摘のとおり、かなり難しいケースも今後予定されると思います。まずは、各自治体、同じような形で今後、対応していく形になりますので、その後の動きにつきましては、各自治体の動き、それから、国などから指針があれば、それも参考にしていきたいと考えております。
あわせて、当面は、成年被後見人の方への対応として、もし窓口に来られたときには、法定代理人をまず同行させるという形で、できるだけ客観的な判断ができるように努めてまいりたいと考えております。
○副
委員長(丸山
たかのり君) わかりました。
あとは、先ほど
福島委員が
広報みなとという話があったと思いますけれども、今後、抹消されている成年被後見人の方が印鑑登録をできる可能性も、本当にすごく薄い可能性だと思いますけれども、可能性としては出てくると思います。実際に成年後見人の方に対する
変更の広報的なものというのは、何か考えていますでしょうか。
○
芝地区総合支所区民課長(
安藤俊彰君) 現在のところにつきましては、個別の対応までは考えておりませんけれども、今後、ほかの例であるとか動きを見ながら、そのあたりについては検討していきたいと考えております。
○
委員長(
清家あい君) いいですか。ほかにご
質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) それでは、「議案第123号 港
区印鑑条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第123号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) ご異議なきものと認め、
審議事項(2)「議案第123号 港
区印鑑条例の一部を改正する条例」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
清家あい君) 次に、
審議事項(3)「発案元第6号
区民生活事業・
教育行政の調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
清家あい君) そのほか、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) それでは、議案の審査が終了いたしましたので、あしたは調査日にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) それでは、あしたは調査日といたします。調査日については、各
委員の皆様方、所在、連絡先が容易に確認できるようにお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
清家あい君) ほかにはないですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
清家あい君) なければ、本日の
委員会を閉会いたします。
午後 2時03分 閉会...