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港区議会
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2019-03-26
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平成31年3月26日交通・環境等対策特別委員会-03月26日
平成31年3月26日行財政等対策特別委員会-03月26日
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港区議会 2019-03-26
平成31年3月26日交通・環境等対策特別委員会-03月26日
取得元:
港区議会公式サイト
最終取得日: 2021-09-21
平成31年3月26日交通・
環境等対策特別委員会-
03月26日平成31年3月26日交通・
環境等対策特別委員会
交通・
環境等対策特別委員会記録
(平成31年第4号) 日 時 平成31年3月26日(火) 午後1時30分開会 場 所 第2
委員会室
〇
出席委員
(12名) 委 員 長 杉本 とよひろ 副
委員長
黒崎 ゆういち 委 員 兵 藤 ゆうこ 池 田 たけし 榎 本 茂 清 家 あ い 土 屋 準 大 滝 実 いのくま 正一 ゆうき くみこ 七 戸 じゅん 清 原 和 幸 〇
欠席委員
な し
〇
出席説明員
芝地区総合支所長
・
環境リサイクル支援部長兼務
新 井 樹 夫
芝地区総合支所協働推進課長
金 田 耕治郎
土木課長
佐 藤 雅 紀
地域交通課長
大 屋 寧 剛
街づくり事業担当部長
坂 本 徹
環境課長
茂 木 英 雄
地球温暖化対策担当課長
大久保 光 正 みなと
リサイクル清掃事務所長
加 茂 信 行
学務課長
山 本 隆 司 〇会議に付した事件 1
報告事項
(1)
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
について 2
審議事項
(1) 請 願28第3号
羽田空港増便
による都心および港区の
低空飛行ルート設定中止
に関する請願 (28.7.15付託) (2) 請 願30第2号
羽田空港増便
による都心および港区の
低空飛行ルート計画
の撤回を含む再検討を国に求める請願 (30.2.16付託) (3) 請 願30第7号
羽田空港
の
機能強化
に伴う、港区上空を飛行する計画の見直しを求める請願 (30.6.14付託) (4) 請 願30第13号 低空で進入する
羽田空港離着陸計画
に関して、港区議会として国交省に質問し、その回答を住民に届けていただくことに関する請願 (30.11.30付託) (5) 請 願31第3号
羽田空港機能強化計画案
に対する請願 (31.2.15付託) (6) 発 案27第14号 交通及び
環境整備
に関する諸対策について (27.6.26付託) 午後 1時30分 開会 ○
委員長
(杉本とよひろ君) ただいまから、交通・
環境等対策特別委員会
を開会いたします。 本日の
署名委員
は、いの
くま委員
、ゆうき委員にお願いいたします。 この際、
傍聴者
の方にお伝えいたします。
委員会
の撮影・録音を希望される方は、あらかじめ申出書にご記入の上、ご提出ください。なお、撮影・録音は、申し出が許可された後にしていただきますようお願いいたします。 本日は、午後3時から、
東京オリンピック
・
パラリンピック対策特別委員会
が予定されていますので、ご配慮のほど、よろしくお願いいたします。 本日、
報告事項
(1)に関連して、追加の資料を席上に配付しております。ご確認をお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、
報告事項
に入ります。
報告事項
(1)「
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
について」、
理事者
の説明を求めます。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) それでは、
報告事項
(1)「
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
について」、ご説明いたします。本件は、港区
環境影響調査実施要綱
に基づき
事業者
から
港区長宛て
に
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
が提出されたもので、
調査書案
の縦覧や
区民意見
の募集が終了し、今後、
区長意見
を
事業者
へ送付する段階となりましたのでご報告するものです。 資料については、本
日付資料№
1、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
について、本
日付資料№
1-2、港区
環境影響調査実施要綱
に基づく
環境影響調査書案
に対する
区長意見
について、本日机上に配付しました本
日付資料№
1-3、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案住民説明会開催
結果、また、先日配付しました緑色の
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の本編、
資料編
の2冊となります。ご説明は主に本
日付資料№
1及び1-2、1-3を用いて行います。 まず、本
日付資料№
1をごらんください。項番1、事業の目的です。本事業につきましては、
土地利用
の再編を行い、近接する
街路整備
を含めて
歩行者利用空間
の連続性に配慮した
まちづくり
を行うとともに、既存の街並みを維持しつつ、緑とにぎわいのある魅力的で良質な業務・商業・
居住機能
を中心とした
拠点形成
を行う計画です。 項番2、
計画地
の位置です。赤色で示した区域で、北東約350メートルのところに
東京メトロ日比谷線六本木
駅があり、北側には
東西方向
に
六本木通り
、東側には
南北方向
に
テレビ朝日通り
が整備されております。 2ページをごらんください。項番3、事業の概要です。本事業につきましては、
計画地
内の北側に住宅・
事務所
・商業及び
ホテル等
からなる高層の建物を建築し、南側には既存の寺社を再配置し、
テレビ朝日通り
に面した位置にまとまった規模の
緑地広場
を設ける計画です。また、
六本木通り沿い
には、
六本木ヒルズ方面
からの
歩行者
の安全で快適な移動を確保するよう
歩行者デッキ
を整備することを検討されております。本事業については、
建築計画
の概要のとおり、地上55階・地下2階、高さ約200メートルの
高層棟
を整備し、
住宅戸数
は約550戸、
駐車場台数
が合計で315台、
駐輪場台数
が合計684台を整備する計画となっております。
工事予定期間
が2021年度から2025年度となっております。 3ページをごらんください。
完成予想図
と断面図を記載しております。 4ページをごらんください。項番4、
環境調査項目
です。
事業計画
の内容や
計画地
及び周辺の状況を考慮した上で、環境に及ぼす影響のある
環境要素
につきまして
事業者
が9項目を選定し、調査・予測及び評価を行っております。 5ページをごらんください。項番5、
予測等
の結果の概要です。
予測等
の結果及び
環境保全
のための措置を記載しております。まず、(1)交通の項目です。
自動車交通量
、
歩行者交通量
、
駐車場
、
自転車
・自動二輪
車駐車場
、交通安全の各項目について、
予測等
の結果と
環境保全
のための措置を記載しております。まず、
自動車交通量
、
歩行者交通量
について、
交差点需要率
は0.9を下回るとともに、
歩行者
の
サービス水準
はAと予測されております。 6ページをごらんください。
駐車場
や
自転車
・自動二輪
車駐輪場
について、東京都
駐車場条例等
に基づく
必要台数
を確保する計画となっております。 7ページから8ページにかけましては、(2)資源・
エネルギー
・
地球環境
の項目です。廃棄物の円滑な処理及び
リサイクル
の確実な実施、また、
エネルギー
の
効率的利用
のための
LED照明
や屋上への
太陽光発電システム
の採用のほか、積極的な緑化を図るとしております。 9ページをごらんください。(3)大気の項目です。
関係車両
の走行や
駐車場
の供用後も
環境基準
を満たしておりますが、引き続き
アイドリングストップ
や不要な空ぶかし、急
加速等
を行わないよう、協力を促していくとしております。また、
建設機械
の稼働に伴う
二酸化窒素
の将来濃度は
環境基準
を上回りますが、最新の
排出ガス対策型建設機械
の使用や効率的な稼働に努め、影響の低減に努めていくとしております。 10ページをごらんください。(4)水・土の項目です。雨水を貯留槽で貯留して共用部の
トイレ洗浄
や
緑地等
の散水に再利用していくとしております。
公共下水道
への放流を一時的に抑制することなどの対策が計画されております。 11ページをごらんください。地形・地質に関しましては、透水性が高く防水の高い山留壁を構築する等により、
地盤沈下
や地下水への影響がないよう努めていくとしております。 12ページをごらんください。(5)静穏の項目です。音については、
関係車両
及び
工事用車両
の走行による
騒音レベル
は
環境基準
を上回りますが、
当該車両
による増加分は1デシベル未満であり、
アイドリングストップ
や急
加速等
を行わないよう協力を促すとともに、運搬の効率化により
工事用車両
の
走行台数
を減らすなど、騒音の軽減に努めていくとしております。 13ページをごらんください。振動につきましては、供用後及び工事中の
環境基準
を下回りますが、さらなる振動の軽減に努めていくとしております。 14ページをごらんください。(6)
建造物影響
の項目です。
電波受信状態
については、
計画建築物
により、
テレビ電波
では
南西方向
に、
衛星デジタル放送
では北北東から
北東方向
に影響が生じると予測されますが、
ケーブルテレビ
の
整備等
の方法により適切な対策を講じるとしております。 続きまして、15ページをごらんください。上側の図と下側の図がありますけれども、上側の図は建設前の
風環境
、下の図は建設後(
防風対策
後)の
風環境
を示しております。まず、上側の図が建設前における現在の
風環境
となります。緑色の領域Aが住宅地としての
風環境
として64地点、青色の
領域B
が低
中層市街地
としての
風環境
を34地点、一部で強い風の
発生頻度
が高い領域Dが2地点となっております。
計画建築物
の建設後、敷地外において
領域B
からCに変化する地点などありますけれども、敷地内に
防風植栽等
を施すことにより、
防風対策
後については、下側の図のとおり、
領域B
からCになった地点はBに改善されることや、また、
計画建物
の建設後の
計画地
及びその
周辺地域
の
風環境
については、領域A及びBが大部分を占める
風環境
が確保されるものと考えられます。具体的な
防風対策
としましては、高さ6から8メートルの常緑の
防風植栽
の設置や、また、
計画建物
と
六本木ヒルズ
を連絡する
歩行者用デッキ
については、高さ2メートルの
連絡ブリッジスクリーン
を設置する等の対策を講じ、
防風植栽
については、港区
ビル風対策要綱
に基づく
維持管理
を行っていくとしております。 引き続き、16ページをごらんください。日照です。
計画地
の北側及び西側の
日影規制
の適用を受ける地域では、いずれも
日影規制
を満足するものと予測され、
日照環境等
に配慮し、
計画建物
は充分な
離隔距離
を確保するなど、周辺への日影の影響を小さくするよう配慮していくとしております。 17ページをごらんください。光については、
高層棟
の外壁にバルコニーを設けるとともに、外部への
室内照明
の漏れの軽減を図るなど、反射光などの緩和に努めていくとしております。 続いて、(7)植物・動物の項目の緑です。地上部には高木、中木合わせて356本の樹木を植栽しまして、港区及び東京都の
緑化基準
を上回る
接道部緑化延長
約230メートル、
緑地面積
約2,801平方メートルを確保する計画となっております。 続いて、18ページをごらんください。(8)景観の項目の
都市景観
です。
計画建築物
は近隣の
六本木ヒルズ森タワー
とともに周辺において主要な
景観要素
となり、
周辺エリア
との調和に配慮した一体感のある
都市景観
が形成されるものと予測されております。また、緑の
ネットワーク形成
を先導する拠点的な
緑化空間
として整備し、魅力と活力のある連続的な
街並み景観
の形成を目指していくとしております。 19ページをごらんください。(9)
地域貢献等
の項目の
公開空地等
です。
計画地
内には
オープンスペース
として、広場・
貫通道路
、
歩道状空地等
を整備する計画となっており、
計画地
及び周辺の
利用者
に快適性を提供することができると予測されております。 最後に、20ページをごらんください。項番6、
環境影響評価手続き
の流れです。現在の段階は、
環境影響調査手続き
、図の真ん中の段階で、平成31年2月11日から3月10日まで
調査書案
の縦覧が行われ、平成31年2月28日と3月2日の2度、
事業者
による
説明会
が開催されております。
説明会
での質疑等については、本
日付資料№
1-3、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案住民説明会開催
結果を
追加資料
として配付しております。
説明会
では、主に
高層ビル
の高さについて、
テレビ朝日通り等
の
交通渋滞
について、
電波障害
への
対策方法
について、
解体工事
における
アスベスト対策
について、
自転車駐輪場
について、道路の拡幅について、
ヒートアイランド現象
の緩和についてなどの質問、ご意見がありました。また、
縦覧期間
中に区民からの
意見書
の提出はありませんでした。区においては、港区
環境影響調査審査会
を開催し現地を視察するとともに、
事業者
を呼んで
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
に基づく審議を実施いたしました。今後は、本日の当
特別委員会
でのご意見を踏まえ、また、
審査会
での
意見等
も踏まえながら
区長意見
を
事業者
に送付し、
事業者
が意見を踏まえて、その後
環境影響調査書
を作成しまして、再度縦覧に付され着工に至るものです。 以上が
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
についての概要の説明となります。 続きまして、
資料№
1-2をごらんください。こちらが港区
環境影響調査実施要綱
に基づく
環境影響調査書案
に対する
区長意見
についての案です。本事業で特徴的な意見としましては、項番2、各論の(3)大気についてです。工事中の
建設機械稼働
に伴う大気質について、
二酸化窒素
の将来濃度が
環境基準
を上回っていることから、
工事工程
を見直すなど、基準を超えない
施工計画
の検討をするよう記載しております。
資料№
1-2の裏面をごらんください。(5)
風環境
については、
歩行者
への
安全確保
の観点から、
ビル風軽減策
の検討にあたりましては、
防風植栽以外
にもフェンスや
スクリーン
、ひさし、
建物形状
など最大限の対策を講じるよう記載しております。 (8)資源、
エネルギー
、
地球環境
については、建物全体での
エネルギー利用
について、改めて検証・検討し、
ヒートアイランド対策
を推進するよう記載しております。 最後に、(9)史跡・文化財についてです。港区
埋蔵文化財取扱要綱
に基づく手続や試掘等の調査など、区の担当と協議を行うよう記載しております。
区長意見
の案は以上です。 今後は、本日の
委員会
でいただいたご意見などを踏まえまして
区長意見
を取りまとめ、
事業者
の方に送付してまいります。 説明は以上でございます。 ○
委員長
(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(
池田たけし
君) まず、交通に関してお伺いいたします。1日の
歩行者数
が約1万5,000人、
自転車用駐輪場
が650台、自動二輪
車用駐輪場
が34台。本日配付されました
資料№
1-3の中には550台が
居住者用
で100台が来街者のためということでありますが、今わかっている中でどのような
駐輪場
の形式なのでしょうか。
六本木ヒルズ
なども結構満車になっているようですし、置き場所がわからないとどうしても
路上駐車
が増えます。誘導、あるいは置き方はどのようになっているのでしょうか。もし今わかるところがあれば教えてください。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君)
自転車駐輪場
については、今ご紹介いただいたとおり全体で650台を整備する予定で、そのうち
居住者用
が550台、それ以外の商業用や
事務所ビル用
が100台です。場所ですが、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の本編7ページ、
高層棟
と寺社1の間の赤い三角の矢印が
自転車
の出入口になっております。裏面の8ページの方がわかりやすいです。店舗用の
駐輪場
は、図の中央の位置で、これは1階レベルにあると聞いております。
住居用
の550台については、入り口はこちらになりますけれども、
自転車専用
の
エレベーター
を使って6階まで上げて、6階が
住居用
の
駐輪場
の場所になっていると聞いております。 ○委員(
池田たけし
君) ありがとうございます。
自転車
については、いつも言うのですけれども、
電動アシストつき自転車
は大きく重たくなっております。
エレベーター
で上がれば平置きのようになっているということで、余り心配しなくてもいいかなと思いますが、よろしくお願いいたします。
自転車
が随分増えてきていまして、特に
六本木ヒルズ
の置き方が荒くなってきていると思うので、新しいところは丁寧に誘導していただきまして、
路上駐車
がないような形で進めていただければと思います。 それから、
歩行者
についてです。
デッキ
がつながるわけなのですけれども、
予算特別委員会
ではないのですが、地図が小さいので出してきたのですけれども、
テレビ朝日通り
があります。この現状の再開発のところと、
クロスポイント
という
マクドナルド
が入っているビルがあります。その後ろにまた道があって、その道はすぐ
テレビ朝日通り
につながってしまう道なのですけれども、さらに
六本木ヒルズ
に入る道、
六本木ヒルズ
から出てくる道と、4本の道があって、
横断歩道
があって、島があるという形になっている。特に
六本木通り
は今、
歩行者
・来街者が大変多くなってきておりまして、しかも
横断歩道
が幾つもあるから人が滞留している場所なのです。小さくて見えないと思いますけれども、ここは植栽があるのですが、要らないのではないかと思うような人のたまりで、邪魔をしていて、
横断歩道
が青になっても人がぞろぞろつながっていくものですから、なかなかはけないという形になっている。このような部分で、
デッキ
に非常に期待するところです。
六本木ヒルズ
、
クロスポイント
、そしてこの開発地に
デッキ
がつながってくるのですが、この誘導がどのようになっていくのでしょうか。正直申し上げて
デッキ
の有効性がまだ生きていないように見受けられて、地上を多くの人が行き来されているようなので、この辺の誘導はどのようにお考えなのでしょうか。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) 今回新しく建設される
高層棟
の方と、今現在
マクドナルド等
が入った
六本木ヒルズクロスポイント
を2階レベルで
歩行者デッキ
が設置されます。
歩行者デッキ
ができたことに対するアナウンス、それから
サイン表示
も含めて、
六本木
駅を利用されている方にどのように周知していくかは
事業者
の課題ですので、きちんとご案内するように伝えていきたいと思っております。 また、1階の都道の歩道や、
六本木ヒルズ
内の植栽の関係については、これからの再開発で通行量も増えていきますので、敷地の
管理者
の方には、その状況も踏まえて必要に応じて対応をお願いしていきたいと思っております。 ○委員(
池田たけし
君) ありがとうございます。ここが再開発されますと、
テレビ朝日通り側
の歩道が大分広がってまいりますので、通りやすくなるかなと期待しております。この再
開発地側
は
笄小学校
、向かい側は
南山小学校
の
通学路
で、
けやき坂側
の
六本木ヒルズ
の歩道は大分整備されてきていますけれども、
けやき坂
を挟んで
麻布税務署
や
中国大使館寄り
の方はまだまだ狭いなと思うところもあります。この辺は、
心臓血管研究所付属病院
などもありまして、お体の悪い方も通るので、歩道の整備がされることは大変ありがたいし、
デッキレベル
でつながって、
エレベーター
、エスカレーターなどで上下も行き来できるのは大変期待するところです。その流れの誘導をぜひ上手にやっていただければと思います。これは要望です。 ○委員(榎本茂君) 1つだけ。
資料№
1の10ページ、(4)水・土の排水というところで、本事業による1日の総
排水量
は1日あたり約753立方メートルとあり、これはかなり莫大な量なのですけれども、ここには、
既存下水道管
に著しい影響を及ぼすことはないと予測するとなっています。これを流しても大丈夫だよと予測しているのですけれども、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
の110ページに、
既存下水道管
の
排水能力
がどのぐらいで、新たな付加に対する許容量がこのぐらいあるから、これだけ流しても大丈夫だよと書いてあればいいのですけれども、その辺がないわけです。
既存下水道管
について見ると、直径23センチから60センチの
下水道管
となっていて、これを
六本木ヒルズ
などと共用しているわけです。
六本木ヒルズ
はわずか23センチから60センチの
下水道管
を利用していて、新たに約753立方メートルもの水を毎日流すとなっているわけです。
既存下水道管
が太くなっているわけでもなくて、既存の
キャパシティ
が今どのぐらいの空きがあるのか。もしかして
六本木ヒルズ
が使っていて23センチではいっぱいいっぱいかもしれない。
六本木ヒルズ
の横の
けやき坂
は80センチなのですけれども、この周りは、もともと低層階の建物があったときの
キャパシティ
で計算した
下水道管
が埋設してあって、そこに
六本木ヒルズ
も共用でドーンと流している。ここに新たに上流域から1日あたり約753立方メートル流して、著しい影響は及ぼさないと予測するなら、その既存の
下水道管
の余裕がどのぐらいあるということを前提に書いてもらわないとよくわからないです。 雨水も一緒に
下水道管
に流すわけですけれども、
区長意見
の(6)水・土についてでは、
雨水流出抑制
について、
抑制対策量
の目標値の3割弱となっているという懸念を示されているわけです。
下水道
の
キャパシティ
もわからない、これだけ流しますよ、新たに雨水も、実際には浸透させる目標が3割弱しか達成していないですよというと、
けやき坂
のところは最大で80センチまで太くなっていますけれども、この細い25センチの
下水道管
で、果たしてどのような理屈でこの著しい影響を及ぼすことがないと予測しますと断定できたのでしょうか。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) 今回の
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
に記載されている部分はあるのですけれども、今、
榎本委員
ご指摘の内容につきまして、既存の
下水道管
の余裕と言いますか状況に比べて、今回の
排水量
に対して、どのような計算というか考え方で、著しい影響を及ぼさないという結果になったかというと、建物には住宅や
事務所
などいろいろな用途のものが入りますが、
住宅系統
、
事務所系統
、
ホテル系統
、
商業系統
で分けて排水する計画としていることから、著しい影響を及ぼすことはないという記載になっております。その間の理由については、
事業者
ではきちんと検証していると考えておりますけれども、本日配付の
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
の中には記載がないので、申しわけないですが、その内容については把握しておりません。実際そのようなご説明・記述も、当然のことながらこの
資料編
の中に記載していくべきだと考えております。現在は、案ですが、案がとれて正式な
調査書
を作成するときには、そのような記述についても記載していきたいと思います。今、
榎本委員
からご質問いただいた内容については、
委員会終了
後確認して、お伝えいたします。よろしくお願いいたします。 ○委員(大滝実君) 先ほど
池田委員
から
テレビ朝日通り
が
笄小学校
や
南山小学校
の
通学路
になっているという話がありましたけれども、同じように、今後の車・
自転車
・人の発生量はかなりの数になるわけで、そのような意味では、
通学路
の
安全対策
が非常に大事になってきていると思うのです。
通学路
についてはどのような
安全対策
がとられるのか。また、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
の47ページに
通学路
の記載があるのですけれども、その次のページに、マウントアップ歩道という歩道になっていると書いてあり、これは幅員の狭い
通学路
とか、
歩行者
の多い歩道については、少しでもそれを広げるということから、このようなマウントアップ歩道になるわけです。このマウントアップ歩道というのは、一方では交差点だとか車の乗り入れ部分だとか、そのようなところが波打ちを生じていくおそれがあるということで、一般的には余り採用されていなくて、
歩行者
の安全ということからこのようなマウントアップ歩道になっているわけです。今言ったように波打ちが生じるおそれからこれを変えることがないよう、
歩行者
の安全が最優先でこのような施策が今後もとられていくのかについて確認いたします。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) 最初の
通学路
の
安全対策
です。今、大滝委員からご紹介いただいたように、
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
の47ページに
通学路
が記載されていまして、
六本木通り
と
テレビ朝日通り
が
通学路
に指定されております。
笄小学校
と
南山小学校
の児童の
通学路
がこの再開発区域内の東側のところ等にあるかと思います。こちらについては、今現在も歩車分離された道路ではありますけれども、今回の再開発にあわせて、
計画地
の東側の
テレビ朝日通り
については道路拡幅を行いまして、歩道や
歩行者
空間の拡充も行い、今現在より安全性は高まっていくものと考えております。 あわせて今回の再開発区域内の
駐輪場
の出入口につきましては、東側の
テレビ朝日通り
沿いに出入口ができるので、こちらについての
安全対策
は、
駐車場
出口のところに出庫ブザーや回転灯の設置、また、一時停止の路面標示、標識の設置などを検討するということで、
駐車場
の出入口による危険性に対してもしっかり
安全対策
をとっていく予定になっております。 マウントアップ歩道についてですけれども、年数がたつにつれて波打ちの現象や補修が必要な場合も出てくると思っておりますけれども、こちらについては区道ということで、日ごろから各地区総合支所の
まちづくり
課の方で日常的な
維持管理
、日常点検なども行っております。そのような中で、
歩行者
の方、それから、小学校の児童が通る道なので、安全で快適な歩行空間の整備・維持をしていただきたいと考えております。 ○
土木課長
(佐藤雅紀君) 今の
環境課長
の答弁の補足でございます。今回の区域内の歩道ですけれども、現状は確かに余り広くない歩道でして、今回の再開発によって道路空間の中の歩道としては2.5メートルの歩道を確保するとともに、敷地内に
歩行者
通路として2メートル確保します。これにより合計4.5メートルくらいの歩行空間が確保されることになりますので、この区間については安全性が非常に上がります。 もう一つ、マウントアップ歩道につきましては、バリアフリーに配慮した道路整備を我々は指導しておりますので、この区間に関してはバリアフリーに対応した歩道整備の形になりますし、そこから先の現状マウントアップしている区間につきましても、現在道路空間が狭いものですから、マウントアップして安全な歩行空間を確保しておりますけれども、将来的に都市計画道路は15メートルの道路になりますので、その際にはやはり歩行空間が広がって、バリアフリーに配慮した歩道を整備していきますので、ご理解いただければと思います。 ○委員(大滝実君) それから、
区長意見
の(4)防災対策についてで、共同住宅、
事務所
、商業施設、
ホテル等
が整備されるほか、大規模超高層という点を踏まえ、備蓄物資の確保、備蓄倉庫の整備など、震災対策に配慮した計画としてくださいとあるのですけれども、あわせてもう一つつけ加えておく必要があります。今回の計画では
住宅戸数
が約550戸という説明でしたけれども、そのうち外国人向けが220戸と、ホテルについても100から150室で、主には外国人向けと聞いていますので、震災対策をする際に、多言語での対応についても十分配慮した内容にしていく必要があるのではないかと思うのですけれども、その点ではどうでしょうか。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) 確かに今回の再開発の中では約550戸の住戸が入りますが、そのうち220戸については外国人の方も好まれるような大型の部屋や、多言語のコンシェルジュを配置したということで、外国人向けの住戸も整備されると聞いております。そのような中で震災対策について、外国人の方にもわかりやすい表示などは必要と考えておりますので、防災課とも情報を共有しながら、今回の
区長意見
の方にもそのような考え方については記載していきたいと考えております。 ○委員(大滝実君) それから、
資料№
1-2の2(5)
風環境
についてです。これは
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
の
資料編
の199ぺージで出されているのですけれども、これを見てもわかりますように、建設前でも領域Dの赤が2つついているように、現状でも一番影響しているのは
六本木ヒルズ森タワー
かと思います。このような高層の建物によって現状でもかなりの強い風が吹いているという状況で、これが次に建物が整備された後、建築後の対策前というと、赤が消えて、今度は逆に建物側に赤い領域Dとか領域Cというものが発生し、風の流れが今までの
六本木ヒルズ森タワー
の方よりも、この
テレビ朝日通り
に強く吹く流れに変わっていくのが、これでは示されているのではないかと思うのです。これに対する風対策というのが、
歩行者
の安全を確保していく上では非常に大事になってきているのではないかと思います。 確かに対策後は赤いところはなくなっているけれども、それほど大幅に変わっているわけではないのですね。
区長意見
で出されている
風環境
への対策、それから、
資料№
1の15ページに、敷地内の屋外に転倒・飛散しやすいものを極力設置しないよう、居住者や
事務所
、店舗、ホテル関係者等に対して協力を働きかけますと書かれています。また、バルコニーについて、強風時に飛ばされる危険のある椅子、テーブル等には落下防止対策を講じるようにすると書かれているように、物が飛んでくるぐらい強い風が吹くという予想もされているわけです。以前、
六本木
一丁目の泉ガーデンで椅子が飛ばされて、近くの家の屋根の上に落っこちたというのが現実にあったわけです。本当にきちんと対策がとられていないと、風で飛ばされてけが人が出るので、そのような風が発生しないような対策をきちんと打つことが必要だと思うのです。この
環境保全
のための措置については、具体的にこのようにとられましたよという結果の報告はきちんとされるのでしょうか。 ○
環境課長
(
茂木英雄
君) 今回この風の対策というところでは、今、大滝委員からご紹介ありましたように、現状でも強い風の頻度が高い領域C、Dもあるという状況です。そのため
事業者
の方としましても、風対策については当然真剣に考えているところで、
防風植栽
を植える以外にも隣棟間隔をできる限り確保し、吹きおろしの影響を低減するよう気団部を設けるといった風対策は行いますけれども、今回の
区長意見
の中で改めて2ページの(5)
風環境
についてのところで、区としてもしっかりとした対策をとっていただきたいと考えており、
区長意見
の方にも載せて、確実な実施をお願いしていきたいと思っております。 その状況の確認ですけれども、港区
ビル風対策要綱
に基づいて1年後にその結果がどうだったのかを調査しまして、その調査結果を踏まえて、それが今回の予定どおりに全然なっていないということですと、その時点で引き続き必要な対策を区から指導いたします。その後2年間しっかりモニタリングしていきますので、区としてもこの
風環境
については注視していきたいと思っており、しっかり
防風対策
がなされ、また、その結果、効果のあるものになるよう、しっかり指導していきたいと考えております。 ○
委員長
(杉本とよひろ君) ほかにご質問等ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、
報告事項
(1)「
西麻布
三丁目
北東地区
第一種
市街地
再
開発事業環境影響調査書案
について」の報告は、これをもって終了いたします。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、
審議事項
に入ります。初めに、
審議事項
(1)「請願28第3号
羽田空港増便
による都心および港区の
低空飛行ルート設定中止
に関する請願」を議題といたします。 本請願について、何かご発言ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項
(2)「請願30第2号
羽田空港増便
による都心および港区の
低空飛行ルート計画
の撤回を含む再検討を国に求める請願」を議題といたします。 本請願について、何かご発言ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項
(3)「請願30第7号
羽田空港
の
機能強化
に伴う、港区上空を飛行する計画の見直しを求める請願」を議題といたします。 本請願について、何かご発言ございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項
(4)「請願30第13号 低空で進入する
羽田空港離着陸計画
に関して、港区議会として国交省に質問し、その回答を住民に届けていただくことに関する請願」を議題といたします。 本請願について、何かご発言ございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項
(5)「請願31第3号
羽田空港機能強化計画案
に対する請願」を議題といたします。 本請願について、何かご発言ございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項
(6)「発案27第14号 交通及び
環境整備
に関する諸対策について」を議題といたします。 本発案について、何かございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○
委員長
(杉本とよひろ君) そのほかに、何かございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(杉本とよひろ君) それでは、交通・
環境等対策特別委員会
は、特段の事情がない限り、この18期では本日をもって終了です。 また、本
委員会
におきまして大滝委員が勇退されますが、これからも充分健康に留意して頑張っていただきたいと思います。それから、ほかの委員の皆様におかれましては、控えている港区議会議員選挙に向けて、お互いに健闘をたたえながら頑張っていただきたいと思います。 ほかになければ、本日の
委員会
を閉会いたします。 午後 2時16分 閉会...
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