ツイート シェア
  1. 港区議会 2019-03-12
    平成31年第1回定例会−03月12日-05号


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成31年第1回定例会−03月12日-05号平成31年第1回定例会  平成三十一年 港区議会議事速記録 第五号(第一回定例会)   平成三十一年三月十二日(火曜日)午後二時開会     一 出席議員(三十三名)       一  番  玉 木 まこと 君      二  番  榎 本 あゆみ 君       三  番  山野井 つよし 君      四  番  兵 藤 ゆうこ 君       五  番  丸山 たかのり 君      六  番  池 田 たけし 君       七  番  黒崎 ゆういち 君      八  番  小 倉 りえこ 君       九  番  赤 坂 大 輔 君      十  番  榎 本  茂  君       十 一番  横 尾 俊 成 君      十 二番  清 家 あ い 君       十 四番  やなざわ 亜紀 君      十 五番  有 働  巧  君       十 六番  鈴 木 たかや 君      十 七番  土 屋  準  君       十 八番  大 滝  実  君      十 九番  いのくま 正一 君       二 十番  杉 浦 のりお 君      二十一番  なかまえ 由紀 君       二十二番  阿 部 浩 子 君      二十三番  近 藤 まさ子 君       二十四番  ゆうき くみこ 君      二十五番  二 島 豊 司 君       二十六番  池 田 こうじ 君      二十七番  熊 田 ちづ子 君       二十八番  風 見 利 男 君      二十九番  七 戸 じゅん 君
          三 十番  杉本 とよひろ 君      三十一番  林 田 和 雄 君       三十二番  清 原 和 幸 君      三十三番  うかい 雅 彦 君       三十四番  井 筒 宣 弘 君     一 欠席議員(一名)       十 三番  ちほぎ みき子 君     一 説明員       港   区   長        武 井 雅 昭 君    同 副  区  長        田 中 秀 司 君       同 副  区  長        小柳津  明  君    同 教  育  長        青 木 康 平 君         芝地区総合支所長                      麻布地区総合支所長       同                新 井 樹 夫 君    同                有 賀 謙 二 君         環境リサイクル支援部長兼務                 子ども家庭支援部長兼務         赤坂地区総合支所長                     高輪地区総合支所長       同                森   信 二 君    同                野 澤 靖 弘 君         保健福祉支援部長兼務                    街づくり支援部長兼務         芝浦港南地区総合支所長         産業・地域振興支援部長兼務       同                星 川 邦 昭 君    同 福祉施設整備担当部長     佐 藤 雅 志 君         芝浦港南地区総合支所総合支所長事務取扱         芝浦港南地区総合支所管理課長事務取扱       同 みなと保健所長        阿 部 敦 子 君    同 街づくり事業担当部長     坂 本  徹  君       同 企画経営部長         浦 田 幹 男 君    同 用地・施設活用担当部長    齋 藤 哲 雄 君       同 防災危機管理室長       長谷川 浩 義 君    同 総 務 部 長        北 本  治  君         会計管理者       同                亀 田 賢 治 君    同 教育委員会事務局教育推進部長 新 宮 弘 章 君         会計室長事務取扱       同 教育委員会事務局学校教育部長 堀   二三雄 君     一 出席事務局職員       事 務 局 長          大 滝 裕 之 君    事務局次長            河 本 良 江 君                                     議 事 係 長          吉 田 一 樹 君                                                            他五名             ───────────────────────────       平成三十一年第一回港区議会定例会議事日程          平成三十一年三月十二日 午後一時 日程第 一  会議録署名議員の指名 日程第 二  区長報告第 一 号 専決処分について(損害賠償額の決定) 日程第 三  議 案 第 七 号 平成三十年度港区一般会計補正予算(第四号) 日程第 四  議 案 第 八 号 平成三十年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第一号) 日程第 五  議 案 第 九 号 平成三十年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第一号) 日程第 六  議 案 第十 四号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築工事) 日程第 七  議 案 第十 五号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築に伴う機械設備工事) 日程第 八  議 案 第十 六号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備工事) 日程第 九  議 案 第十 七号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備に伴う空気調和設備工事) 日程第 十  議 案 第二十二号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 日程第十 一 請願三十一第 一 号 選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する請願                                    (以上 総務常任委員会審査報告) 日程第十 二           総務常任委員会からの中間報告について  日程第十 三           総務常任委員会の継続審査申出について 日程第十 四 議 案 第 六 号 港区国民健康保険高額療養費資金及び出産費資金貸付条例を廃止する条例 日程第十 五 議 案 第二十三号 港区国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第十 六 請願二十九第十一号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願                                  (以上 保健福祉常任委員会審査報告) 日程第十 七           保健福祉常任委員会からの中間報告について 日程第十 八           保健福祉常任委員会の継続審査申出について 日程第十 九 議 案 第 一 号 財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例を廃止する条例 日程第二 十 議 案 第 二 号 港区道路占用料等徴収条例及び港区立上下水道施設上部利用公園条例の一部を改正する条例 日程第二十一 議 案 第 三 号 港区立公園条例の一部を改正する条例 日程第二十二 議 案 第 四 号 港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約区域内における建築物の駐車施設の附置等に関する条例 日程第二十三 議 案 第 五 号 港区単身者向け共同住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第二十四 議 案 第十 八号 指定管理者の指定について(港区立桑田記念児童遊園) 日程第二十五 議 案 第十 九号 特別区道路線の廃止について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目) 日程第二十六 議 案 第二 十号 特別区道路線の認定について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目) 日程第二十七 議 案 第二十一号 港区有通路の廃止について(浜松町二丁目)                                    (以上 建設常任委員会審査報告) 日程第二十八           建設常任委員会からの中間報告について 日程第二十九           建設常任委員会の継続審査申出について 日程第三 十 議 案 第二十四号 港区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例                                     (区民文教常任委員会審査報告) 日程第三十一           区民文教常任委員会からの中間報告について 日程第三十二           区民文教常任委員会の継続審査申出について 日程第三十三           交通・環境等対策特別委員会からの中間報告について 日程第三十四           交通・環境等対策特別委員会の継続審査申出について 日程第三十五           行財政等対策特別委員会からの中間報告について 日程第三十六           行財政等対策特別委員会の継続審査申出について 日程第三十七           東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会からの中間報告について 日程第三十八           東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会の継続審査申出について 日程第三十九           エレベーター等対策特別委員会からの中間報告について 日程第四 十           エレベーター等対策特別委員会の継続審査申出について 日程第四十一 議 案 第 十 号 平成三十一年度港区一般会計予算 日程第四十二 議 案 第十 一号 平成三十一年度港区国民健康保険事業会計予算 日程第四十三 議 案 第十 二号 平成三十一年度港区後期高齢者医療会計予算 日程第四十四 議 案 第十 三号 平成三十一年度港区介護保険会計予算                             (以上 平成三十一年度予算特別委員会審査報告) 日程第四十五 発案三十一第 一 号 音響式信号機の増設、稼働時間の拡大を求める意見書 日程第四十六 議 案 第二十五号 港区教育委員会委員の任命の同意について(中村 博君) 日程第四十七 議 案 第二十六号 人権擁護委員候補者の推薦について(小林 元子君) 日程第四十八 議 案 第二十七号 人権擁護委員候補者の推薦について(村田 彰子君) 日程第四十九 議 案 第二十八号 人権擁護委員候補者の推薦について(藤本 和子君) 日程第五 十 議 案 第二十九号 人権擁護委員候補者の推薦について(唐木 善孝君) 日程第五十一 議 案 第三 十号 人権擁護委員候補者の推薦について(渡邊 好美君) 日程第五十二 議 案 第三十一号 人権擁護委員候補者の推薦について(竹内 陽治君)             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより本日の会議を開会いたします。  ただいまの出席議員は三十三名であります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより日程に入ります。  日程第一、会議録署名議員をご指名いたします。十七番土屋準議員、十八番大滝実議員にお願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第二から第十三までは、いずれも総務常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 区長報告第 一 号 専決処分について(損害賠償額の決定)
    議 案 第 七 号 平成三十年度港区一般会計補正予算(第四号) 議 案 第 八 号 平成三十年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第一号) 議 案 第 九 号 平成三十年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第一号) 議 案 第十 四号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築工事) 議 案 第十 五号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築に伴う機械設備工事) 議 案 第十 六号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備工事) 議 案 第十 七号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備に伴う空気調和設備工事) 議 案 第二十二号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 請願三十一第 一 号 選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する請願 総務常任委員会からの中間報告について 総務常任委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 十案について、総務常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       総務常任委員会審査報告書  区長報告第 一 号 専決処分について(損害賠償額の決定)                                          (三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記区長報告は、審査の結果、了承すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年二月二十日                                 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ───────────────────────────       総務常任委員会審査報告書  議 案 第 七 号 平成三十年度港区一般会計補正予算(第四号)  議 案 第 八 号 平成三十年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)  議 案 第 九 号 平成三十年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第一号)  議 案 第十 四号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築工事)  議 案 第十 五号 工事請負契約の承認について(港区立精神障害者地域活動支援センター等新築に伴う機械設備工事)  議 案 第十 六号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備工事)  議 案 第十 七号 工事請負契約の承認について(港区立赤坂中学校等整備に伴う空気調和設備工事)                                        (以上三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年二月二十日                                 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ───────────────────────────       総務常任委員会審査報告書  議 案 第二十二号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例                                           (三一・三・七付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年三月十一日 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ───────────────────────────       総務常任委員会審査報告書  請願三十一第 一 号 選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する請願 (三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記請願は、審査の結果、採択すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年二月二十一日                                 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 総務常任委員長から十案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。三十一番林田和雄議員。   〔三十一番(林田和雄君)登壇〕 ○三十一番(林田和雄君) ただいま議題となりました日程第二から日程第十一につきまして、総務常任委員会を代表して、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  最初に、区長報告第一号「専決処分について」でありますが、本件は、平成三十年十一月五日、港区赤坂八丁目一番九号先の特別区道第六百二十一号線道路上に職員が清掃車を駐車後、その場を離れたところ当該車両が動き出し、港区赤坂八丁目四番五号に所在するマンション駐車場内に駐車していた乗用車に衝突し、当該車両を損傷させた事故について、示談がまとまり、損害賠償額二十五万二百七十九円を、平成三十一年一月二十二日に専決処分したので、報告を受けたものであります。  本委員会におきましては、理事者より補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、清掃車の動いた距離及びギアをニュートラルに入れていた理由について、区の再発防止策の委託職員への適用について、事故発生から示談成立まで時間を要した理由及び一般的に要する期間について等であります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。  次に、議案第七号「平成三十年度港区一般会計補正予算(第四号)」、議案第八号「平成三十年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)」及び議案第九号「平成三十年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第一号)」についてであります。  まず、議案第七号は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正及び債務負担行為の補正で、補正額は、十七億三千五百六十三万二千円の増額であります。  その内容は、議会費で、「職員人件費」に要する経費を減額し、総務費で、「地震などの自然災害の防災対策の充実」に要する経費を追加し、主に「便利な区民生活を実現する情報基盤の整備」に要する経費を減額するほか、財源更正を行い、環境清掃費で、主に「多様な主体と連携した環境保全・美化活動の推進」に要する経費を減額し、民生費で、主に「保育園待機児童解消の推進」に要する経費を減額するほか、財源更正を行い、衛生費で、主に「がん対策の強化推進」に要する経費を減額し、産業経済費で、主に「経営基盤強化に向けた総合的な支援」に要する経費を減額し、土木費で、主に「市街地再開発事業等諸制度の活用と支援」に要する経費を減額するほか、財源更正を行い、教育費で、「安全・安心で魅力ある教育環境の整備」に要する経費を追加し、主に「図書館サービスの推進」に要する経費を減額し、諸支出金で、主に「安心できる地域保健・地域医療体制の推進」に要する経費を減額するほか、財源更正を行うものであります。  補正額の財源としては、特別区税、配当割交付金地方消費税交付金、都支出金、財産収入、寄附金及び繰越金をそれぞれ増額し、国庫支出金、繰入金及び諸収入をそれぞれ減額するものであります。  また、繰越明許費の補正として、「赤坂地区電線類地中化整備」及び「運河の魅力向上事業」について、翌年度に繰り越して使用することができる経費を定めるものであります。  さらに、債務負担行為の補正として、「中之町幼稚園仮園舎賃借」について、期間及び限度額を定め、「待機児童解消施設賃借(白金台)」について、限度額を変更するとともに、「(仮称)南青山二丁目公共施設整備」、「待機児童解消施設賃借(南麻布三丁目)」及び「北青山二丁目道路整備」をそれぞれ廃止するものであります。  次に、議案第八号は、補正額三億七千五百五十四万二千円の増額で、その内容は、諸支出金を追加するほか、財源更正を行うもので、補正額の財源としては、繰越金を増額し、都支出金及び繰入金をそれぞれ減額するものであります。  次に、議案第九号は、補正額千八百四十九万五千円の減額で、その内容は、広域連合負担金を減額するほか、財源更正を行うもので、補正額の財源としては、後期高齢者医療保険料及び繰越金をそれぞれ増額し、繰入金を減額するものであります。  本委員会におきましては、三案一括して、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、特別区たばこ税が減額補正となった理由及び来年度以降の税収見込みについて、土木費における「赤坂地区快適な公衆トイレの整備」の契約不調の理由及び予定していた改修工事の内容について、定住促進基金の今年度の主な使途について等であります。質疑終了後、順次採決いたしましたところ、三案いずれも満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、「港区立精神障害者地域活動支援センター等新築」に伴う工事請負契約の承認を求める二議案についてであります。  まず、議案第十四号は、センター等新築工事工事請負契約の承認を求めるものであります。  次に、議案第十五号は、機械設備工事工事請負契約の承認を求めるものであります。  本委員会におきましては、現地視察を行い、二案一括して、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、特別簡易型総合評価方式を採用しなかった理由について、解体工事の際の安全対策及びアスベスト使用の有無について、建て替えに関する周辺住民の意見について等であります。質疑終了後、順次採決いたしましたところ、二案いずれも満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、「港区立赤坂中学校等整備」に伴う工事請負契約の承認を求める二議案についてであります。  まず、議案第十六号は、学校等整備工事工事請負契約の承認を求めるものであります。  次に、議案第十七号は、空気調和設備工事工事請負契約の承認を求めるものであります。  本委員会におきましては、現地視察を行い、二案一括して、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、将来的な児童数増加による教室数不足への対応について、議案第十六号において入札の参加を辞退した二者の辞退理由及び建設共同企業体が辞退した場合の手続について、電気設備工事及び給排水衛生ガス設備工事の入札不調による工期への影響について等であります。質疑終了後、順次採決いたしましたところ、二案いずれも満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二十二号「港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」の施行による「労働基準法」の一部改正及び国家公務員の超過勤務時間に係る人事院規則の一部改正を踏まえ、職員の超過勤務時間の上限等について区規則で定めることとするものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、「臨時的な特別な事情」に含まれる業務や「繁忙期」の規定内容及び上限を月百時間未満・年七百二十時間とした根拠並びに区職員の過去の実績と超過勤務の管理のあり方について、人口増による業務量増加を考慮した職員配置を行うことについて、再任用期間を終了した職員の力を活用することについて等であります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、共産党議員団の熊田委員より、反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、今定例会で新たに付託された請願についてであります。  すなわち、請願三十一第一号選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する請願についてであります。本請願は、選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを願うものであります。  本委員会におきましては、請願者より趣旨説明を聴取した後、慎重に審議を行いました。主な内容は、区における選択的夫婦別姓制度に関する調査結果について、マイナンバーカードへの旧姓併記が可能となることに関する区の対応について、日本人と外国人の婚姻では別姓となることの根拠及び日本人同士が婚姻して離婚した場合の姓の取り扱いについて等であります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、自民党議員団の二島委員及び都民ファーストの会の榎本委員より、継続審査とすべき旨の意見が述べられました。態度表明終了後、まず継続審査について諮りましたところ、可否同数のため、委員長裁決により継続審査とすることは否決されました。引き続き採決いたしましたところ、可否同数のため、委員長裁決により採択すべきものと決定いたしました。なお、意見書の提出は行わないことといたしました。  以上にて委員長報告を終わります。何とぞ皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  続いて議題となっております日程第十二につきまして、総務常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  最初に、継続審査中の二請願についてであります。  まず、請願三十第三号犯罪被害者等支援条例制定に関する請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。主な内容は、区における犯罪被害者支援の現状の取り組みについてであります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、みなと政策会議のなかまえ委員、共産党議員団の熊田委員及び都民ファーストの会の榎本委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第九号東海第二原発の運転期間延長を行わない事を求める意見書に関する請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、みなと政策会議の山野井委員及び共産党議員団の熊田委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  最後に、発案二十七第九号地方行政制度と財政問題の調査についてであります。  本委員会におきましては、理事者より、港区ワークスタイル改革(執務環境)実行方針について、区有施設における公衆無線LAN環境の整備方針について、泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業にかかる財産の取扱いについて、自転車の事故の概要について、二百八十MHz帯防災ラジオの配付再開と追加購入について、ラグビーワールドカップ二〇一九及び東京二〇二〇大会に向けた「客引き防止プロジェクト」等安全・安心への取組の強化について、区民栄誉賞の創設について、事業者による自動販売機に併設する公衆無線LAN設置について、平成三十一年度組織改正について、入札・契約制度の改正について、選挙に関する区民意識調査について等の報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより採決に入ります。  まず、議案第二十二号港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、請願三十一第一号選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する請願について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。請願三十一第一号について、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって請願三十一第一号については、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
                ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 区長報告第一号ほか七案についてお諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 区長報告第一号ほか七案については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、総務常任委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       総務常任委員会継続審査申出書  請願三十第 三 号 犯罪被害者等支援条例制定に関する請願                                          (三〇・六・一四付託)  請願三十第 九 号 東海第二原発の運転期間延長を行わない事を求める意見書に関する請願                                          (三〇・九・一二付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年二月二十一日                                 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ───────────────────────────       総務常任委員会継続審査申出書  発案二十七第 九 号 地方行政制度と財政問題の調査について                                          (二七・五・二七付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                                 総務常任委員長  林 田 和 雄 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第十四から第十八までは、いずれも保健福祉常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第 六 号 港区国民健康保険高額療養費資金及び出産費資金貸付条例を廃止する条例 議 案 第二十三号 港区国民健康保険条例の一部を改正する条例 請願二十九第十一号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願 保健福祉常任委員会からの中間報告について 保健福祉常任委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 三案について、保健福祉常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       保健福祉常任委員会審査報告書  議 案 第 六 号 港区国民健康保険高額療養費資金及び出産費資金貸付条例を廃止する条例 (三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年二月二十日 保健福祉常任委員長  ゆうき くみこ 港区議会議長  様             ───────────────────────────       保健福祉常任委員会審査報告書  議 案 第二十三号 港区国民健康保険条例の一部を改正する条例                                           (三一・三・七付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年三月十一日                               保健福祉常任委員長  ゆうき くみこ 港区議会議長  様             ───────────────────────────       保健福祉常任委員会審査報告書  請願二十九第十 一号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願                                         (二九・一一・三〇付託)  本委員会に付託中の上記請願は、審査の結果、下記理由により不採択とすべきものと決定したので報告します。                       記 一 請願二十九第十一号に対する不採択理由   願意にそいがたい。  平成三十一年二月二十日                               保健福祉常任委員長  ゆうき くみこ 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 保健福祉常任委員長から三案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。二十四番ゆうきくみこ議員。   〔二十四番(ゆうきくみこ君)登壇〕 ○二十四番(ゆうきくみこ君) ただいま議題となりました日程第十四から日程第十六につきまして、保健福祉常任委員会を代表して、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  最初に、議案第六号「港区国民健康保険高額療養費資金及び出産費資金貸付条例を廃止する条例」でありますが、本案は、高額療養費資金及び出産費資金の貸付制度を廃止するため、条例を廃止するものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、医療機関や身寄りがない方への限度額適用認定証の周知徹底について、高額療養費の自己負担限度額の引き上げ状況について、条例の廃止に伴う関係機関へのヒアリングの実施及び基金の扱いについて等であります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は、満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二十三号「港区国民健康保険条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、国民健康保険の保険料率等を改定するとともに、「国民健康保険法施行令」の一部改正に伴い保険料の減額措置の拡充及び保険料の賦課限度額の変更をするものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、国民健康保険に加入している世帯数の傾向及び加入者の職業について、国民健康保険事業の運営に関する協議会の委員への資料の送付時期及び論議の内容について、国民健康保険以外の健康保険の種類及び事業主負担などの違いについて、国に国庫支出金の割合を増やすことを求めること及び一般財源から繰り入れを行い、子どもの均等割額を減免することについて等であります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、共産党議員団の風見委員より、反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、継続審査中の請願についてであります。  すなわち、請願二十九第十一号保育所職員に対しての処遇改善を求める請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、共産党議員団の風見委員より、採択すべき旨の意見、また、みなと政策会議の清家委員及び公明党議員団の近藤委員より、継続審査とすべき旨の意見が述べられました。態度表明終了後、まず継続審査について諮りましたところ、賛成少数をもって継続審査とすることは否決されました。引き続き採決いたしましたところ、本請願は、賛成少数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。  以上にて委員長報告を終わります。何とぞ皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  続いて議題となっております日程第十七につきまして、保健福祉常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  最初に、継続審査中の三請願についてであります。  まず、請願二十九第二号コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。主な内容は、コンビプラザ品川保育園の現状についてであります。本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第四号別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、共産党議員団の風見委員及び街づくりミナトの玉木委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第五号別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、みなと政策会議の清家委員及び共産党議員団の風見委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  最後に、発案二十七第十号保健福祉行政の調査についてであります。  本委員会におきましては、理事者より、平成三十一年度組織改正について、多様な意思疎通のための手段の利用促進及び言語としての手話の普及に向けた取組について、風しんに関する緊急対策について、子どもの孤食解消と保護者支援について、南麻布三丁目保育室の園舎増築計画の変更について、認証保育所運営費等補助金の拡充について等の報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  また、本発案に関連して、障害者の就労支援に関する学習会を開会し、障害者の就労支援について理解を深めました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより採決に入ります。  まず、議案第二十三号港区国民健康保険条例の一部を改正する条例について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ───────────────────────────
    ○議長(池田こうじ君) 次に、請願二十九第十一号保育所職員に対しての処遇改善を求める請願について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。請願二十九第十一号について、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって請願二十九第十一号については、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 議案第六号についてお諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 議案第六号については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、保健福祉常任委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       保健福祉常任委員会継続審査申出書  請願二十九第 二 号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願                                           (二九・六・八付託)  請願三 十第 四 号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願  請願三 十第 五 号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願                                        (以上三〇・六・一四付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年二月二十日                               保健福祉常任委員長  ゆうき くみこ 港区議会議長  様             ───────────────────────────       保健福祉常任委員会継続審査申出書  発案二十七第 十 号 保健福祉行政の調査について                                          (二七・五・二七付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                               保健福祉常任委員長  ゆうき くみこ 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第十九から第二十九までは、いずれも建設常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第 一 号 財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例を廃止する条例 議 案 第 二 号 港区道路占用料等徴収条例及び港区立上下水道施設上部利用公園条例の一部を改正する条例 議 案 第 三 号 港区立公園条例の一部を改正する条例 議 案 第 四 号 港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約区域内における建築物の駐車施設の附置等に関する条例 議 案 第 五 号 港区単身者向け共同住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例 議 案 第十 八号 指定管理者の指定について(港区立桑田記念児童遊園) 議 案 第十 九号 特別区道路線の廃止について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目) 議 案 第二 十号 特別区道路線の認定について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目) 議 案 第二十一号 港区有通路の廃止について(浜松町二丁目) 建設常任委員会からの中間報告について 建設常任委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 九案について、建設常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       建設常任委員会審査報告書  議 案 第 一 号 財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例を廃止する条例  議 案 第 二 号 港区道路占用料等徴収条例及び港区立上下水道施設上部利用公園条例の一部を改正する条例  議 案 第 三 号 港区立公園条例の一部を改正する条例  議 案 第 四 号 港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約区域内における建築物の駐車施設の附置等に関する条例  議 案 第 五 号 港区単身者向け共同住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例  議 案 第十 八号 指定管理者の指定について(港区立桑田記念児童遊園)  議 案 第十 九号 特別区道路線の廃止について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目)  議 案 第二 十号 特別区道路線の認定について(虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目)  議 案 第二十一号 港区有通路の廃止について(浜松町二丁目)                                        (以上三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年二月二十日                                  建設常任委員長 大 滝  実 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 建設常任委員長から九案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。十八番大滝実議員。   〔十八番(大滝 実君)登壇〕 ○十八番(大滝実君) ただいま議題となりました日程第十九から日程第二十七につきまして、建設常任委員会を代表して、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  最初に、議案第一号「財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例を廃止する条例」でありますが、本案は、財団法人港区住宅公社の清算結了に伴い、条例を廃止するものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、清算人に対する事務経費の支払いについて、本条例を平成三十年第四回定例会に提案しなかった理由についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、固定資産税評価額の改定を踏まえた占用料改定及び虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の施行に関連する四議案についてであります。  まず、議案第二号「港区道路占用料等徴収条例及び港区立上下水道施設上部利用公園条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、道路占用料及び上下水道施設上部利用公園占用料を改定するとともに、平成三十一年度に限り引上率を緩和する措置を定めるものであります。  次に、議案第三号「港区立公園条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、公園占用料を改定するとともに平成三十一年度に限り引上率を緩和する措置を定め、あわせて、横川省三記念公園を廃止するものであります。  次に、議案第十九号「特別区道路線の廃止について」でありますが、本案は、特別区道第百四十三号線ほか五路線を廃止するものであります。  次に、議案第二十号「特別区道路線の認定について」でありますが、本案は、特別区道第千百八十五号線ほか三路線を認定するものであります。  本委員会におきましては、現地視察を行い、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、各区における固定資産税評価額を基にした道路占用料算出方法の導入状況について、特別区道路線の廃止及び認定並びに区立公園の再整備による公共用地の面積の増減について、公園占用による撮影利用者を増やすための取り組みについて等であります。質疑終了後、順次採決いたしましたところ、四案いずれも満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第四号「港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約区域内における建築物の駐車施設の附置等に関する条例」でありますが、本案は、港区低炭素まちづくり計画で定めた駐車機能集約区域及び当該区域内における建築物の駐車施設の附置等に関する必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、環状二号線周辺地区における二酸化炭素削減見込みについて、港区低炭素まちづくり計画における駐車機能集約区域設定の考え方について、荷さばき駐車施設の附置免除規定に該当する具体例について等であります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第五号「港区単身者向け共同住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、条例の題名を変更するとともに、住戸専用面積の確保の基準等を適用する対象として単身者向けの長屋を追加するほか、規定を整備するものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、条例第十二条の規定に基づく区規則で定める管理人の配置基準及び基準に該当する長屋の有無について、条例改正による長屋建築への影響について、長屋におけるごみや自転車などの苦情及び課題について等であります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第十八号「指定管理者の指定について」でありますが、本案は、港区立桑田記念児童遊園の指定管理者を指定するものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、所管課と指定管理者との情報共有の具体例について、指定管理施設検証シートにおける苦情の具体的な内容について等であります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第二十一号「港区有通路の廃止について」でありますが、本案は、浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業の施行に伴い、港区有通路第三号を廃止するものであります。  本委員会におきましては、現地視察を行い、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、当該地分の従前従後の資産額及び権利変換後の床面積についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上にて委員長報告を終わります。何とぞ皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  続いて議題となっております日程第二十八につきまして、建設常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  最初に、今定例会で新たに付託された請願についてであります。  すなわち、請願三十一第二号末長企画の(仮称)南麻布三丁目計画に関する請願についてであります。本請願は、地域との歩み寄りを示すことのない、周囲の理解なき開発計画を行政においても推進しないよう、対応することを願うものであります。  本委員会におきましては、現地視察を行い、請願者より趣旨説明を聴取した後、慎重に審議を行いました。主な内容は、事業者に対する区の現在までの指導内容について、本村町貝塚の文化財調査結果について、工事中の通学路の安全確保について等であります。本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、継続審査中の三請願についてであります。  すなわち、請願二十九第一号ライドシェア・白タク合法化反対の意見書採択を求める請願、請願三十第十一号東京都市計画道路幹線街路環状第四号線にかかる港区立白金児童遊園と港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願、請願三十第十二号港区芝地区にドッグランの設置を求める請願についてでありますが、三請願いずれも、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  最後に、発案二十七第十一号街づくり行政の調査についてであります。  まず、本委員会におきましては、理事者より、一の橋公園の整備及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備について、新橋・虎ノ門地区まちづくりガイドライン(素案)について、財団法人港区住宅公社の清算結了及び閉鎖登記について、品川駅街区地区土地区画整理事業について等の報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ───────────────────────────
    ○議長(池田こうじ君) これより討論に入ります。  熊田議員から発言の申し出がありますので、これをお許しいたします。二十七番熊田ちづ子議員。   〔二十七番(熊田ちづ子君)登壇〕 ○二十七番(熊田ちづ子君) ただいま議題となりました日程第二十四、議案第十八号及び日程第二十五、議案第十九号につきまして、反対討論いたします。  まず、議案第十八号についてです。本案は、港区立桑田記念児童遊園の指定管理者を指定するものです。私たちは、公の施設について、区が責任を持って管理運営すべきという立場です。指定管理者制度によって、区の二百七十九施設のうち、既に二百四施設が直接の運営から離れ、民間事業者へ丸投げされています。保育園や高齢者施設、区民センター、住宅、駐車場、運動場等々が区の管理運営でなくなることで、区のノウハウがなくなっています。区の管理でないことから、現場を実感できないことに大きな危惧を感じます。  この間、会計処理をめぐる不正疑惑や障害者雇用での法令基準以下の実態が明らかになっています。  また、指定管理者が雇用している労働者のうち、非正規雇用で働く方がかなりの比率になっており、賃金や労働条件が不安定になっています。これが全国の自治体で行われているため、国全体で労働者の賃金が引き下がり、景気や経済に悪影響を与えています。  本案の港区立桑田記念児童遊園は、公園等は総合支所ごとにグループ化して指定管理者制度を導入していることから非公募での選定となっており、指定管理者選考委員会にも諮られていません。こうしたことから、議案第十八号については反対いたします。  続いて、議案第十九号は、特別区道路線の廃止についてです。本案は、虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業を施行するため、特別区道六路線を廃止するものです。虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の区域面積は約八・一ヘクタールと広大な地域で、東京タワーと肩を並べる高さ三百三十メートルの建物をはじめ、三棟の超高層ビル等を建設するものです。  インターネットでは、この市街地再開発事業で見られなくなる東京の風景として我善坊谷と落合坂が紹介され、江戸の情緒が残る景色が完全になくなるとされているように谷や坂がなくなり、地形が全く変わり、まちごとなくなります。古くから住んでいた方の多くは追い出されることになります。  麻布台一丁目で見ると、再開発準備組合設立前の一九八五年当時は千二百四十二人が住んでいましたが、二〇一九年三月一日現在二百七十二名ですが、再開発地区はゼロになります。周辺には日影、風害、眺望の悪化などを招きます。麻布小学校からの自慢の眺望である東京タワーは超高層ビルによって失われます。しかも、この事業には国からの直接補助金とあわせて区内での市街地再開発事業では最大となる二百億円の補助金が投入される予定です。  古くからの住民を追い出し、まちを一変させる大規模な再開発事業を促進させることとなるのが特別区道六路線の廃止であり、認められません。よって、議案第十九号については反対いたします。  以上にて反対討論を終わります。 ○議長(池田こうじ君) 以上にて討論を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより採決に入ります。  まず、議案第十八号港区立桑田記念児童遊園の指定管理者の指定について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、議案第十九号虎ノ門五丁目、六本木一丁目、麻布台一丁目の特別区道路線の廃止について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 議案第一号ほか六案についてお諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 議案第一号ほか六案については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、建設常任委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       建設常任委員会継続審査申出書  請願二十九第 一 号 ライドシェア・白タク合法化反対の意見書採択を求める請願                                          (二九・二・一七付託)  請願三 十第十 一号 東京都市計画道路幹線街路環状第四号線にかかる港区立白金児童遊園と港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願                                          (三〇・一〇・五付託)  請願三 十第十 二号 港区芝地区にドッグランの設置を求める請願                                         (三〇・一一・三〇付託)  請願三十一第 二 号 末長企画の(仮称)南麻布三丁目計画に関する請願                                          (三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年二月二十一日                                 建設常任委員長  大 滝  実 港区議会議長  様             ───────────────────────────       建設常任委員会継続審査申出書  発案二十七第十 一号 街づくり行政の調査について                                          (二七・五・二七付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                                 建設常任委員長  大 滝  実 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第三十から第三十二までは、いずれも区民文教常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十四号 港区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 区民文教常任委員会からの中間報告について 区民文教常任委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 一案について、区民文教常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       区民文教常任委員会審査報告書  議 案 第二十四号 港区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例                                           (三一・三・七付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年三月十一日                              区民文教常任委員長  阿 部 浩 子 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 区民文教常任委員長から一案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。二十二番阿部浩子議員。   〔二十二番(阿部浩子君)登壇〕 ○二十二番(阿部浩子君) ただいま議題となりました日程第三十につきまして、区民文教常任委員会を代表して、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  すなわち、議案第二十四号「港区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」の施行による「労働基準法」の一部改正及び国家公務員の超過勤務時間に係る人事院規則の一部改正を踏まえ、幼稚園教育職員の超過勤務時間の上限等について教育委員会規則で定めることとするものであります。  本委員会におきましては、理事者より提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、条例改正の前提となった国等の働き方改革に対する検討経緯について、現在の幼稚園教育職員の勤務実態について、厚生労働省が示す過労死ラインを超えた、臨時的な特別な事情の場合の上限を区独自に設定することの可否について、超過勤務縮減のための意識改革の推進及び業務効率化について等であります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、共産党議員団のいのくま委員より、反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上にて委員長報告を終わります。何とぞ皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  続いて議題となっております日程第三十一につきまして、区民文教常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  最初に、継続審査中の二請願についてであります。  すなわち、請願二十七第十九号中学校で使用する歴史・公民教科書の採択に関して教育基本法を順守して行うことを求める請願、請願二十九第四号芝浦小学校への特別支援学級設置に関する請願についてでありますが、二請願いずれも、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、発案二十七第十二号区民生活事業・教育行政の調査についてであります。  本委員会におきましては、理事者より、品川駅北周辺地区住居表示再整備の進め方について、特定天井等耐震化工事に伴う芝浦港南区民センター及び台場区民センターの一部利用休止について、港区民保養施設予約システムの変更について、中小企業の景況について、港区におけるナイトタイムエコノミーについて、エコプラザ特定天井耐震化対策工事に伴う施設運営について、収集作業中の自動車事故の概要について、幼稚園における用務業務の委託について、学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)の導入について、平成三十一年度港区立幼稚園園児募集結果について等の報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  最後に、発案二十九第二号港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本発案につきましては、今後もなお慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより採決に入ります。  議案第二十四号港区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、区民文教常任委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       区民文教常任委員会継続審査申出書
     請願二十七第十 九号 中学校で使用する歴史・公民教科書の採択に関して教育基本法を順守して行うことを求める請願                                          (二七・九・一一付託)  請願二十九第 四 号 芝浦小学校への特別支援学級設置に関する請願                                           (二九・六・八付託)  発案二十九第 二 号 港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例                                          (二九・六・一六付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年二月二十一日                              区民文教常任委員長  阿 部 浩 子 港区議会議長  様             ───────────────────────────       区民文教常任委員会継続審査申出書  発案二十七第十 二号 区民生活事業・教育行政の調査について                                          (二七・五・二七付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                              区民文教常任委員長  阿 部 浩 子 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第三十三、第三十四は、ともに交通・環境等対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 交通・環境等対策特別委員会からの中間報告について 交通・環境等対策特別委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 交通・環境等対策特別委員長から委員会の中間報告のため、発言を求められております。三十番杉本とよひろ議員。   〔三十番(杉本とよひろ君)登壇〕 ○三十番(杉本とよひろ君) ただいま議題となりました日程第三十三につきまして、交通・環境等対策特別委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  最初に、今定例会で新たに付託された請願についてであります。  すなわち、請願三十一第三号羽田空港機能強化計画案に対する請願についてであります。本請願は、新ルート案が実行された場合の区民生活への影響を独自に調査されること、また、区民の生活を守るために計画の見直しを含め、あらゆる措置をとり、有効な対策がとられないまま、拙速に計画を実行することがないよう国土交通省に対して強く求めることを願うものであります。  本委員会におきましては、請願者より趣旨説明を聴取した後、慎重に審議を行いました。主な内容は、不動産価値の下落に係る直接的な因果関係の調査を国土交通省に申し入れることについて、区から提出した羽田空港機能強化に係る要請文書の回答状況について、教室型説明会の周知方法及び開催状況並びに計画に対する参加者の理解について、航空機が脚下げをするタイミングについて、麻布米軍ヘリポート基地から離発着するヘリコプターと羽田空港の管制区域の関係について等であります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、みなと政策会議の清家委員及び共産党議員団のいのくま委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、継続審査中の四請願についてであります。  まず、請願二十八第三号羽田空港増便による都心および港区の低空飛行ルート設定中止に関する請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、共産党議員団のいのくま委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第二号羽田空港増便による都心および港区の低空飛行ルート計画の撤回を含む再検討を国に求める請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、みなと政策会議の清家委員及び共産党議員団のいのくま委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第七号羽田空港の機能強化に伴う、港区上空を飛行する計画の見直しを求める請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。引き続き態度表明を行いましたところ、みなと政策会議の清家委員及び共産党議員団のいのくま委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  次に、請願三十第十三号低空で進入する羽田空港離着陸計画に関して、港区議会として国交省に質問し、その回答を住民に届けていただくことに関する請願についてであります。  本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。主な内容は、請願内容に基づき区から国土交通省へ送付する文書の現在の状況についてであります。質疑終了後、態度表明を行いましたところ、共産党議員団のいのくま委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  最後に、発案二十七第十四号交通及び環境整備に関する諸対策についてであります。  本委員会におきましては、理事者より、(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業環境影響評価書案について、白金・白金台地域における新規交通手段のモニター実験の結果についての報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 交通・環境等対策特別委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       交通・環境等対策特別委員会継続審査申出書  請願二十八第 三 号 羽田空港増便による都心および港区の低空飛行ルート設定中止に関する請願                                          (二八・七・一五付託)  請願三 十第 二 号 羽田空港増便による都心および港区の低空飛行ルート計画の撤回を含む再検討を国に求める請願                                          (三〇・二・一六付託)  請願三 十第 七 号 羽田空港の機能強化に伴う、港区上空を飛行する計画の見直しを求める請願                                          (三〇・六・一四付託)  請願三 十第十 三号 低空で進入する羽田空港離着陸計画に関して、港区議会として国交省に質問し、その回答を住民に届けていただくことに関する請願                                         (三〇・一一・三〇付託)  請願三十一第 三 号 羽田空港機能強化計画案に対する請願                                          (三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年二月二十二日                          交通・環境等対策特別委員長  杉本 とよひろ 港区議会議長  様             ───────────────────────────       交通・環境等対策特別委員会継続審査申出書  発案二十七第十 四号 交通及び環境整備に関する諸対策について                                          (二七・六・二六付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                          交通・環境等対策特別委員長  杉本 とよひろ 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第三十五、第三十六は、ともに行財政等対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読行財政等対策特別委員会からの中間報告について 行財政等対策特別委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 行財政等対策特別委員長から委員会の中間報告のため、発言を求められております。二十一番なかまえ由紀議員。   〔二十一番(なかまえ由紀君)登壇〕 ○二十一番(なかまえ由紀君) ただいま議題となりました日程第三十五につきまして、行財政等対策特別委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  すなわち、発案二十七第十五号真の分権型社会の実現に向けた行財政問題の調査についてであります。  本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 行財政等対策特別委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       行財政等対策特別委員会継続審査申出書  発案二十七第十 五号 真の分権型社会の実現に向けた行財政問題の調査について                                          (二七・六・二六付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                            行財政等対策特別委員長  なかまえ 由紀
    港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第三十七、第三十八は、ともに東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会からの中間報告について 東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員長から委員会の中間報告のため、発言を求められております。十六番鈴木たかや議員。   〔十六番(鈴木たかや君)登壇〕 ○十六番(鈴木たかや君) ただいま議題となりました日程第三十七につきまして、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  すなわち、発案二十七第十六号東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた諸対策についてであります。  本委員会におきましては、理事者より、MINATOシティハーフマラソン二〇一八の開催結果についての報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。  以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会継続審査申出書  発案二十七第十 六号 東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                          (二七・六・二六付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員長  鈴 木 たかや 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第三十九、第四十は、ともにエレベーター等対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読エレベーター等対策特別委員会からの中間報告について エレベーター等対策特別委員会の継続審査申出について             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) エレベーター等対策特別委員長から委員会の中間報告のため、発言を求められております。二十番杉浦のりお議員。   〔二十番(杉浦のりお君)登壇〕 ○二十番(杉浦のりお君) ただいま議題となりました日程第三十九につきまして、エレベーター等対策特別委員会を代表して、委員会で審査中の案件について、中間報告を申し上げます。  すなわち、発案二十七第十七号エレベーター事故等の調査についてであります。  本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上にて中間報告を終わります。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) エレベーター等対策特別委員長から委員会において審査中の案件について、閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       エレベーター等対策特別委員会継続審査申出書  発案二十七第十 七号 エレベーター事故等の調査について                                          (二七・六・二六付託)  本委員会に付託中の上記案件は、今会期中に審査を結了することが困難なため、閉会中も継続して審査を要するものと決定したので、申し出ます。  平成三十一年三月十一日                         エレベーター等対策特別委員長  杉 浦 のりお 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十一から第四十四までは、いずれも平成三十一年度予算特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第 十 号 平成三十一年度港区一般会計予算 議 案 第十 一号 平成三十一年度港区国民健康保険事業会計予算 議 案 第十 二号 平成三十一年度港区後期高齢者医療会計予算 議 案 第十 三号 平成三十一年度港区介護保険会計予算             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 四案について、平成三十一年度予算特別委員長から審査報告書が提出されております。この審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。 (参 考)             ───────────────────────────       平成三十一年度予算特別委員会審査報告書  議 案 第 十 号 平成三十一年度港区一般会計予算  議 案 第十 一号 平成三十一年度港区国民健康保険事業会計予算  議 案 第十 二号 平成三十一年度港区後期高齢者医療会計予算  議 案 第十 三号 平成三十一年度港区介護保険会計予算                                        (以上三一・二・一五付託)  本委員会に付託中の上記議案は、審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定したので報告します。  平成三十一年三月八日                          平成三十一年度予算特別委員長  土 屋  準 港区議会議長  様             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) この際、お諮りいたします。議事の運営上、平成三十一年度予算特別委員長の審査報告は、これを省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、さよう決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) これより採決に入ります。  まず、議案第十号平成三十一年度港区一般会計予算について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、議案第十一号平成三十一年度港区国民健康保険事業会計予算について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、議案第十二号平成三十一年度港区後期高齢者医療会計予算について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 次に、議案第十三号平成三十一年度港区介護保険会計予算について採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
      〔賛成者起立〕 ○議長(池田こうじ君) 起立多数と認めます。よって本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十五を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 発案三十一第 一 号 音響式信号機の増設、稼働時間の拡大を求める意見書 (参 考)             ─────────────────────────── 発案三十一第一号  音響式信号機の増設、稼働時間の拡大を求める意見書  上記の案を提出する。   平成三十一年三月十二日                 提出兼賛成者   議員 玉 木 まこと   議員 榎 本 あゆみ                          同  山野井 つよし   同  兵 藤 ゆうこ                          同  丸山 たかのり   同  池 田 たけし                          同  黒崎 ゆういち   同  小 倉 りえこ                          同  赤 坂 大 輔   同  榎 本  茂                          同  横 尾 俊 成   同  清 家 あ い                          同  やなざわ 亜紀   同  有 働  巧                          同  鈴 木 たかや   同  土 屋  準                          同  大 滝  実    同  いのくま 正一                          同  杉 浦 のりお   同  なかまえ 由紀                          同  阿 部 浩 子   同  近 藤 まさ子                          同  ゆうき くみこ   同  二 島 豊 司                          同  池 田 こうじ   同  熊 田 ちづ子                          同  風 見 利 男   同  七 戸 じゅん                          同  杉本 とよひろ   同  林 田 和 雄                          同  清 原 和 幸   同  うかい 雅 彦                          同  井 筒 宣 弘 港区議会議長 様  (理由)口頭をもって説明する。    音響式信号機の増設、稼働時間の拡大を求める意見書  昨年十二月七日早朝、JR駒込駅近くの信号機のある横断歩道上を歩いていた視覚障害者の男性が、車にはねられて死亡するという痛ましい事故が発生しました。  この信号には音響装置が設置されていましたが、早朝のため機能は停止していました。  視覚障害者にとって、もっとも困難とされるのが道路の横断で、特に誘導音が鳴らない横断歩道等での横断は、常に危険と背中合わせの状況となっています。  視覚情報からの判断がつかない視覚障害者にとっては、音での情報が必要不可欠です。  多くの音響式信号機は、信号の状態を音で知らせる機能を夜間、早朝は停止しており、視覚障害者にとって極めて深刻な問題となっています。  視覚障害者の安全で安心な暮らしを守るためにも、地域社会の深い理解のもと、社会的障壁の早期解決が求められています。  よって、港区議会は、国、東京都に対し、下記の事項を強く求めるものです。                   記  一 音響式信号機を増設すること。  二 音響式信号機の稼働時間の拡大を図ること。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき意見書を提出いたします。     年  月  日                         議長名 国家公安委員会委員長 国土交通大臣 東京都知事       あて             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、提案理由説明のため、提案者を代表して、二十五番二島豊司議員から発言を求められております。二十五番二島豊司議員。   〔二十五番(二島豊司君)登壇〕 ○二十五番(二島豊司君) ただいま議題となりました発案につきまして、提案者を代表して、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。  音響式信号機の増設、稼働時間の拡大を求める意見書  昨年十二月七日早朝、JR駒込駅近くの信号機のある横断歩道上を歩いていた視覚障害者の男性が、車にはねられて死亡するという痛ましい事故が発生しました。  この信号には音響装置が設置されていましたが、早朝のため機能は停止していました。  視覚障害者にとって、もっとも困難とされるのが道路の横断で、特に誘導音が鳴らない横断歩道等での横断は、常に危険と背中合わせの状況となっています。  視覚情報からの判断がつかない視覚障害者にとっては、音での情報が必要不可欠です。  多くの音響式信号機は、信号の状態を音で知らせる機能を夜間、早朝は停止しており、視覚障害者にとって極めて深刻な問題となっています。  視覚障害者の安全で安心な暮らしを守るためにも、地域社会の深い理解のもと、社会的障壁の早期解決が求められています。  よって、港区議会は、国、東京都に対し、下記の事項を強く求めるものです。                   記  一 音響式信号機を増設すること。  二 音響式信号機の稼働時間の拡大を図ること。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき意見書を提出いたします。  以上でありますが、皆様におかれましては、本発案に満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十六を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十五号 港区教育委員会委員の任命の同意について(中村 博君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第二十五号    港区教育委員会委員の任命の同意について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                提出者 港区長  武 井 雅 昭    港区教育委員会委員の任命の同意について  左記の者を本区教育委員会委員として任命することの同意を求める。              記    中 村   博       昭和三十八年五月十四日生       住所 東京都港区東麻布二丁目十三番六号 (説 明)  地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和三十一年法律第百六十二号)第四条第二項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第二十五号「港区教育委員会委員の任命の同意について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年三月三十一日に任期満了となります、小島洋祐委員の後任として、中村博氏を任命いたしたいと存じ、ご同意を求めるものです。  中村博氏は、現在、弁護士としてご活躍中であり、また、平成十六年から平成二十八年まで港区人権擁護委員を務められ、その人格は高潔で、教育、学術及び文化に関して豊かな識見を有し、本区教育委員会委員として適任であります。  何とぞ全員一致のご同意をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり任命に同意されるよう望みます。
    ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、本案は原案どおり任命に同意することに決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十七を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十六号 人権擁護委員候補者の推薦について(小林 元子君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第二十六号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    小 林 元 子       昭和二十四年一月二十二日生       住所 東京都港区南青山一丁目十一番三十七号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第二十六号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  ご承知のとおり、人権擁護委員につきましては、人権擁護委員法により、区長が議会の意見を聞いて、法務大臣に候補者を推薦することになっています。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります小林元子委員の後任として、同氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  同氏は、現在、学校支援統括コーディネーターとしてご活躍中であり、平成二十二年以来、人権擁護委員を務められ、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十八を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十七号 人権擁護委員候補者の推薦について(村田 彰子君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第二十七号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    村 田 彰 子       昭和四十三年十一月二日生       住所 東京都港区麻布台三丁目三番十五―七百三号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第二十七号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります村田彰子委員の後任として、同氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  同氏は、現在、弁護士としてご活躍中であり、平成二十八年以来、人権擁護委員を務められ、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第四十九を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十八号 人権擁護委員候補者の推薦について(藤本 和子君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第二十八号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    藤 本 和 子       昭和三十一年九月二十八日生       住所 東京都港区元麻布一丁目三番一―六百八号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第二十八号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります藤本和子委員の後任として、同氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  同氏は、現在、慶應義塾大学薬学部助教としてご活躍中であり、平成二十八年以来、人権擁護委員を務められ、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
                ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第五十を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第二十九号 人権擁護委員候補者の推薦について(唐木 善孝君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第二十九号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    唐 木 善 孝       昭和二十七年六月十一日生       住所 東京都港区高輪二丁目七番八号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第二十九号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります唐木善孝委員の後任として、同氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  同氏は、現在、保護司としてご活躍中であり、平成二十八年以来、人権擁護委員を務められ、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第五十一を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第三 十号 人権擁護委員候補者の推薦について(渡邊 好美君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第三十号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    渡 邊 好 美       昭和二十五年一月九日生       住所 東京都港区南麻布四丁目四番二十三号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第三十号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります渡邊好美委員の後任として、同氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  同氏は、現在、民生委員及び児童委員としてご活躍中であり、平成二十八年以来、人権擁護委員を務められ、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 日程第五十二を議題といたします。   〔河本事務局次長朗読〕 議 案 第三十一号 人権擁護委員候補者の推薦について(竹内 陽治君) (参 考)             ─────────────────────────── 議案第三十一号    人権擁護委員候補者の推薦について  右の議案を提出する。   平成三十一年三月十二日                                 提出者 港区長  武 井 雅 昭    人権擁護委員候補者の推薦について  左記の者を人権擁護委員候補者として推薦することの意見を求める。              記    竹 内 陽 治       昭和三十一年五月二十日生       住所 東京都港区南青山三丁目十三番二十三号 (説 明)  人権擁護委員法(昭和二十四年法律第百三十九号)第六条第三項の規定に基づき、本案を提出いたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案について、理事者の説明を求めます。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま議題となりました、議案第三十一号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして、ご説明いたします。  本案は、平成三十一年六月三十日に任期満了となります針ケ谷直仁委員の後任として、竹内陽治氏を人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じ、提案したものです。  竹内陽治氏は、現在、保護司としてご活躍中であり、その学識・経験はともに人権擁護委員として適任です。  何とぞ全員一致のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 本案につき、お諮りいたします。 ○十七番(土屋準君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。 ○議長(池田こうじ君) ただいまの動議のとおり決定することに、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田こうじ君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。  以上にて、日程を全部終了いたしました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 特段の事情がない限り、本日をもって区議会十八期、最後の定例会本会議となります。一言ご挨拶申し上げます。  まず、私を議長といたしまして約二年間、ご理解とご協力をいただき、港区としての品位を保ち、議論活発、そして円滑な議会運営ができましたことに心から御礼を申し上げます。七戸副議長をはじめ各会派幹事長、議員の皆様、武井区長をはじめ理事者の皆様、職員の皆様、とりわけ区議会事務局の皆様、区民の皆様には、本当にお世話になりました。心より感謝を申し上げます。
     私たちは四年前、激戦を勝ち抜いて、区議会十八期の議員として、区民の信託を得て、この場所に集いました。以来四年間、四度の予算を議決する中、港区の人口は毎年四千人以上増え、一万六千人以上の人口増を果たし、新しい命も一万人以上生まれております。我々は持てる力を結集し、港区の発展に寄与してまいりました。そして、その活況の陰にある物事にも気づき、知恵を重ね、手を差し伸べ、区民に身近な港区議会としての職責を果たしてまいりました。この四年間、皆様とともに活動できましたことは、私にとりましても誇りであります。  さて、三人の先生方が今期での退任を表明されております。  林田和雄先生、先生の物事を進めようとする行動力と言葉の強さ、力強さには、後輩として多く学ぶものがありました。これからも港区政をぜひ見守っていただきたいと思います。まずはお好きなお酒と読書を楽しみ、二十年間のご労苦を骨休めしていただければと思います。  大滝実先生、ベランダ人という言葉を今でも覚えております。ユーモアあふれる癒やし系のお人柄ではございますが、世の中の理不尽さに対する、それをただそうとする情熱には敬服しておりました。同期として大変寂しい限りですが、これからも港区政をよろしくお見守りください。  ちほぎみき子先生、先生の優しい気持ちと港区に対するお気持ちは、港区政の中にはっきりと足跡を残しております。そのことに誇りを持って、これからの新しい生活に幸多いことを祈念しております。  さて、次の四年間も港区の人口は増え続けます。五月から新しい元号となります。新駅の誕生、ラグビーワールドカップ二〇一九日本大会、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会では世界中の人々がこの港区にやってくると思います。  日本を先導する大規模な再開発も、さらにこのまちを活気づけてくれるものと思います。しかしながら、区民の心の豊かさは、まちの活況に比例するわけではありません。区民サービスを提供する十分なスペースの確保もさらに困難になると思います。また、区民サービスの質の確保、後期高齢者、ひとり暮らしの高齢者も増えているところであります。必ずやってくる大規模災害、増え続ける子育ての悩み、児童虐待、活況の中に多くの課題を抱える中で、次の港区議会は生活者の都心を築いていかなくてはなりません。全てこの場所で決めていくことになります。  港区の小・中学生がこの場所に見学にやってくると、私はこのような話をいたします。この場所は、港区で一番特別で厳粛な場所です。港区の大切な物事の全てがここで決まります。ここは全ての港区民の皆様とつながっています。そして、皆さんも生まれた瞬間からこの場所とつながっています。そこに座っている椅子がそうですと言いますと、子どもたちの背筋がぴんと伸びるのがわかりました。  再選を目指す皆様、一度ゼロとなり、再び区民の信託を得て、この場所でお会いいたし、新たな時代の港区が抱える課題に取り組んでいければと思います。次の時代の港区が目指すべきは、活況を超える幸せ、心豊かな生活者の都心であります。港区民が幸せでなくては、都心港区の発展はないと私は思います。  どうぞ、皆さんお元気で、何とぞご自愛ください。  ご清聴ありがとうございました。  次に、区長から挨拶のため、発言を求められておりますので、これをお許しいたします。   〔区長(武井雅昭君)登壇〕 ○区長(武井雅昭君) ただいま池田こうじ議長のご挨拶にもありましたとおり、特段の事情がない限り、本定例会をもって第十八期港区議会の最後の議会となりますので、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会においては、各常任委員会、予算特別委員会において熱心なご審議をいただき、平成三十一年度予算をはじめ、多くの重要案件をご決定いただきました。池田こうじ議長、七戸じゅん副議長をはじめ議員各位のご尽力に対しまして、心から感謝を申し上げます。  皆様の今任期中の平成二十九三月十五日に、港区は区政七十周年を迎えました。区議会のご協力をいただき、議場ではコンサートや届出挙式も行われました。区内各地で行われました記念行事を通じて培われた、区民、企業、団体と区政の新たな連携は、昨年初めて開催いたしましたMINATOシティハーフマラソンに引き継がれ、区の大きな財産となっております。  また、昨年は、教育委員会事業である「港区子どもサミット」が、初めてここ港区議会議場で開かれるなど、区議会の皆さんの区民に開かれた議会を目指すさまざまな取り組みに、心から敬意を表します。  平成十八年にシティハイツ竹芝で起きたエレベーター事故に対し、ご遺族から提起された損害賠償訴訟では、区議会の議決をいただき、平成二十九年十一月に和解が成立いたしました。区は、事故が起きた六月三日を「港区安全の日」と定め、このような事故が二度と起きることのないよう、区民の安全・安心を守る対策に全庁挙げて取り組んでいます。  現在、港区では、各世代にわたり住民が増加し、とりわけ子どもが増えています。区は、子育てや教育環境の整備に重点的に取り組み、議員各位のご支援とご協力のもと、福祉やまちづくりなど幅広い分野の施策を充実させることができました。改めて厚く御礼を申し上げます。  平成二十八年の児童福祉法の改正によりまして、区は、念願であった児童相談所を設置できることになりました。今後も人口はさらなる増加が見込まれる中、区に対する期待や責任はますます大きなものとなります。これからも議会の皆様との連携のもと、誰もが幸せに日々を送ることができる、魅力あふれる港区を守り育て、将来へと確実につないでまいります。  次期区議会議員選挙は、来る四月二十一日に行われる予定です。立候補を予定されている方々には、どうぞ健康に十分留意をされまして、地域の衆望を担い、平成にかわる新しい時代の幕開けにも、引き続き港区議会議員として、区民のためにご活躍されますよう念願いたします。  また、今期をもってご勇退されます、林田和雄議員、大滝実議員、ちほぎみき子議員、各位におかれましては、港区政に対し、多大なるご貢献をいただきました。心から感謝を申し上げます。今後とも、港区の発展のために変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。  結びになりますが、皆様のご健闘と港区議会のますますの発展を心から祈念し、私のご挨拶といたします。  第十八期港区議会の四年間、本当にありがとうございました。             ─────────────────────────── ○議長(池田こうじ君) 平成三十一年第一回港区議会定例会は、これをもって閉会いたします。                                       午後三時三十一分閉会...