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  1. 港区議会 2019-02-04
    平成31年2月4日保健福祉常任委員会-02月04日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成31年2月4日保健福祉常任委員会-02月04日平成31年2月4日保健福祉常任委員会  保健福祉常任委員会記録(平成31年第2号) 日  時  平成31年2月4日(月) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(8名)  委 員 長  ゆうき くみこ  副委員長  近 藤 まさ子  委  員  玉 木 まこと       清 家 あ い        土 屋  準        杉 浦 のりお        風 見 利 男       清 原 和 幸 〇欠席委員        な し 〇出席説明員  麻布地区総合支所長子ども家庭支援部長兼務         有 賀 謙 二
     麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務 上 村  隆  赤坂地区総合支所長保健福祉支援部長兼務          森   信 二  保健福祉課長                        西 田 京 子  福祉施設整備担当課長                 小 笹 美由紀  高齢者支援課長                       山 本 睦 美  介護保険課長                     大 原 裕美子  障害者福祉課長                       横 尾 恵理子  生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務 土 井 重 典  国保年金課長                        鳥 居 誠 之  福祉施設整備担当部長                    佐 藤 雅 志  みなと保健所長                       阿 部 敦 子  生活衛生課長                        村 山 正 一  保健予防課長                     長 嶺 路 子  健康推進課長                        近 藤 裕 子  子ども家庭課長                       佐 藤 博 史  保育・児童施設計画担当課長              西 川 杉 菜  児童相談所設置準備担当課長                 保 志 幸 子  保育課長                       山 越 恒 慶  子ども家庭支援センター所長                 中 島 由美子 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 南麻布三丁目保育室園舎増築計画の変更について   (2) 平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件について   (3) 平成31年度組織改正について  2 審議事項   (1) 請 願29第2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願                                   (29.6.8付託)   (2) 請 願29第11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願                                 (29.11.30付託)   (3) 請 願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願   (4) 請 願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願                                (以上30.6.14付託)   (5) 発 案27第10号 保健福祉行政の調査について                                  (27.5.27付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長(ゆうきくみこ君) ただいまから、保健福祉常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、近藤副委員長風見委員にお願いいたします。  日程に入ります前に、通知でもお伝えいたしましたとおり、本日の委員会報告事項に追加があり、開会通知報告事項と日程が異なっております。  また、日程と資料番号の順番も異なっておりますので、ご確認ください。  次に、本日の運営についてですが、報告事項(1)に関連して麻布地区総合支所上村管理課長に出席していただいております。なお、上村管理課長当該報告終了後、退席いたしますので、あらかじめご承知おきください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「南麻布三丁目保育室園舎増築計画の変更について」、理事者の説明を求めます。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) それでは、報告事項(1)「南麻布三丁目保育室園舎増築計画の変更について」、平成31年2月4日付当常任委員会資料№3を用いましてご説明いたします。なお、説明に先立ちまして、本件の資料の送付が間に合わず、遅くなってしまいました。以後、このようなことがないよう期限内の資料の送付に努めてまいります。大変申しわけございませんでした。  それでは、資料の説明に入らせていただきます。南麻布三丁目保育室につきましては、平成29年度に港区待機児童解消緊急対策において計画した園庭への園舎の増築による定員の拡大を変更し、今後の保育需要等を踏まえ、施設の改築等について検討することとする件をご報告するものでございます。  1ページの項番1、施設概要でございます。名称は南麻布三丁目保育室、所在地は港区南麻布三丁目5番15号です。もともと本村保育園があったところでございます。延床面積保育定員等については記載のとおりでございます。  項番2、これまでの経緯です。区では、待機児童解消に向けて旧本村保育園等を活用しまして、緊急暫定保育施設として平成27年4月に南麻布三丁目保育室を開設いたしました。このような保育定員の拡大の取り組みによりまして、平成27年4月の待機児童数は30人まで減少いたしましたが、人口の増加や保育需要の高まりによりまして、平成29年4月の待機児童数は164人と再び大きく増加したことから、区では平成29年4月に待機児童解消緊急対策として、南麻布三丁目保育室の園庭に園舎を増築して100人程度の定員拡大を図ることといたしました。なお、増築にかかる経費につきましては、平成29年第2回港区議会定例会において補正予算として措置していただきましたが、その後、増築の手法等の検討に時間を要したことから、当該予算を平成30年第1回港区議会定例会におきまして一旦減額補正し、平成30年度当初予算に再計上して現在に至っております。  項番3、既存建物の状況です。南麻布三丁目保育室の園庭に園舎を増築する場合は、既存建物現行法令に適合させるため、既存建物の屋上にある搭屋の一部の除却や、バリアフリー化の対応などを行う必要がございます。2ページをごらんください。区は、南麻布三丁目保育室を運営しながら増築工事を行うことを前提に、平成29年5月から既存建物の工事と園舎の増築の手法等について調査や検討を進めてまいりました。より詳細に検討を行っていく中で、工事期間中に冷暖房やトイレ等衛生設備が使用できない期間が発生することや、改築等に伴う騒音及び既存設備に残留するアスベスト対策、さらに狭隘な道路環境での工事車両の運行など、子どもたち安全確保や十分な保育環境を維持する観点から課題があることがわかりました。  項番4、港区公共施設マネジメント計画との整合についてです。区は、公共施設の整備・活用の考え方や維持管理の進め方など、これからの公共施設のあり方に関する基本的な考え方を示した港区公共施設マネジメント計画を平成28年度に策定いたしました。この港区公共施設マネジメント計画に基づく個別実行計画におきまして、南麻布三丁目保育室は老朽化している設備や機器の大規模な改修が必要な施設とされているところです。また、平成30年6月から9月にかけて実施しました既存建物調査診断においては、既存建物の躯体のコンクリートに大きな劣化は見られず、設備等修繕工事により少なくとも5年間は既存建物を活用して安全に運営できることもわかりました。  項番5、今後の方向性についてです。このような状況を踏まえまして、南麻布三丁目保育室は園庭への園舎の増築計画を変更しまして、空調や給排水など必要な補修を行いながら、平成31年4月入園の児童が卒園するまでのおおむね5年間は既存建物を活用して運営することとします。その間に保育定員の調整をはじめ、今後の保育需要待機児童の状況、費用対効果、定員拡大効果等を総合的に勘案しながら、当該施設改築等について検討していくことといたします。  項番6、今後のスケジュール(予定)でございます。当常任委員会報告後、速やかに園舎増築計画の変更につきまして、在園児の保護者、地域の関係者にお知らせいたします。また、平成31年第1回港区議会定例会に本計画の予算につきまして減額補正を上程する予定でございます。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(玉木まこと君) 初歩的な質問なのですけれども、この建物は1、2階が旧本村保育園で、それより上はいきいきプラザだったような気がするのですけれども、現在、南麻布三丁目保育室として利用しているのは旧本村保育園と同じように1、2階でよいのでしょうか。上のフロアはどのような状態なのでしょうか。もし上のフロアを使っていないようであれば、使うことはできないのか考えたのでしょうか。 ○保育課長山越恒慶君) 南麻布三丁目保育室についてでございますけれども、現在、3階も含めて運営しております。開設当初におきましては3歳児までの運営でございましたが、現在は5歳児まで対応させていただいています。 ○委員(玉木まこと君) 資料では4階建てとなっていますが、4階は使えないのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 説明が不足して申しわけありません。4階につきましては、避難経路等を確保する観点から、現在はバックヤードとして使わせていただいております。3階は改修を行って、現在は遊戯室として使用している状況でございます。 ○委員(玉木まこと君) それでは、既存の建物をフルに活用しても、定員拡大は難しいということを調べたということでよろしいのでしょうか。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 玉木委員のおっしゃるとおりでございます。 ○委員(清家あい君) 南麻布三丁目保育室については、この計画が出たときに、保護者から園庭を潰さないでほしいという反対の声があったと思うのですけれども、結局、工事は難しいということで、この計画はなくなるということですよね。その理由は、既存建物調査診断で、少なくとも5年間は安全に活用して運営できるということで、区としては思ったより既存の建物が古くて、あと5年間しか安全に活用できないからということでよいですか。 ○保育課長山越恒慶君) こちらの建物について申し上げますと、少なくとも5年間というのは、本年4月に入園される子どもたちが卒園するまでは確実に運営できる期間ということで記載させていただいたものでございまして、躯体自体は5年以上もつということは確認しているところです。ただし、設備につきましては大分老朽化が進んでいるところがありまして、何らかの形で修繕等をしながら対応していく必要があると考えているところです。 ○委員(清家あい君) 空調や給排水の補修を行えば、5年以上は使えるということですか。 ○麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務(上村隆君) 現在の南麻布三丁目保育室ですけれども、設備の老朽化が大分進んでおりますが、コンクリート自体はしっかりとしていますので、大規模改修工事を行えばかなり長くは使えます。しかし、そのあたりの工事について、居ながら工事というのがなかなか難しくなります。そのような中で、最低限の改修としまして、既存建物調査診断の結果でも出ているのですけれども、空調が大分劣化きていると言う結果が出ております。こちらにつきましては、空調の入れかえ工事を今まさにやっているところになります。また、調理室の設備が劣化してきているという結果がございましたので、平成31年度に入りましたら調理室の給排水の入れかえの工事を行います。同時に、調理室の空調の工事を行う予定で考えております。そのような工事を施すことによって、少なくとも5年間は安心して使える施設であると確認が得られているところです。 ○委員(清家あい君) 今の在園児が卒園するまでは少なくとも安全に運営ができるけれども、その後長く使うためには大規模改修が必要で、その大規模改修をするには園児がいながらではできないということがわかったということだと思います。今後、入園の募集人数などを調整して減らしていって、様子を見ながら決めるということですか。 ○保育課長山越恒慶君) 南麻布三丁目保育室の定員につきましては、新年度の園児を募集する際に需要数や現在の状況などを勘案しながら設定していきたいと考えております。 ○委員(清家あい君) わかりました。近隣に港区立元麻布保育園や都有地を活用した南麻布一丁目私立認可保育園などが次々と開設予定ですよね。保育需要が落ちてきたら1回とめて別の施設に建て直すこともできるということだと思うのですが、最初に南麻布三丁目保育室に対して、園庭に園舎を増築するということで説明しているわけですよね。計画が変更になりましたということで保護者に説明するときに、なぜ最初からわからなかったのですかという話になってくるかと思うのです。園児が居ながら工事をするということを前提に説明をされたはずですよね。それから、よく考えたら道路が狭かったということもわかっていたのではないのかと言われるような気がするのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 清家委員のおっしゃるとおりでございまして、当初、子どもがいる、居ながら工事を想定してございました。港区待機児童解消緊急対策ということもございまして、そちらの土地でできるだけ早く定員を確保したいということで計画したものでございます。しかしながら、その後、技術的に相当複雑な検討課題が存在することが改めてわかったこともございまして、子どもの安全・安心にかかわることでもございますので、既存建物調査診断等も行いながら慎重に検討した結果、このような結果になったということでございます。 ○委員(清家あい君) わかりました。当時はすごく待機児童が増えていたし、どこかしらにつくらないといけないというのがあって、それは仕方がないことかと思ったのですが、当時は技術的に複雑であることがわからなくて、今わかったということだと思うのですけれども、改めて何がわかったのでしょうか。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 主なものとしましては、先ほどの説明の中にありました搭屋部分がございます。屋根の上に、少し出っ張った部分がございまして、そちらが、現在は不適格と言いますか、法に適合していない状況になっております。そちらを除却することを行いながら、ほかにも空調設備の修繕ですとか、改修等もあるのですけれども、そのようなことを行うにあたり、居ながら工事は難しいということが設計などを検討する中で改めて明らかになってきたところでございます。 ○委員(風見利男君) とりあえず園庭に園舎を増築することはやめて、今後5年間の推移を見る中で考えていくということでよいわけですか。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 風見委員のおっしゃるとおりでございます。 ○委員(風見利男君) 先ほどのやりとりで、ゼロ歳児が5年間で卒園するまでという説明がありましたが、その後のやりとりを聞いていると、毎年度の保育需要を見て、ゼロ歳児も含めて募集をすることもあり得るということですか。 ○保育課長山越恒慶君) 風見委員のおっしゃるとおりです。 ○委員(風見利男君) 非常に不思議なのは、今回、既存建物調査診断をした結果、5年間は既存建物が十分使えると。これはこれでいいわけですけれども、平成27年4月に南麻布三丁目保育室として開設するときに、このような安全性とか耐震性は調べていないのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 南麻布三丁目保育室耐震補強状況等については確認しておりまして、平成7年に耐震補強等を行っていることは確認しているところです。設備等の状況につきましては、開設時は3歳児までの定員設定でスタートしてございまして、1、2階部分を使ってございますが、改修等はもちろん必要だということで手は入れておりますけれども、運営にあたって支障がないということは確認していると認識しております。 ○委員(風見利男君) 今回の平成30年6月から9月にかけて実施した既存建物調査診断のような調査はされていないのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 平成30年6月から9月の既存建物調査診断におきましては、建物の躯体自体は大丈夫だという認識はあったのですが、改めてコンクリートの強度について調査させていただいております。そのほか、設備の老朽度というところで点検、調査させていただいているところです。  繰り返しになりますけれども、コンクリートの強度につきましては、現在も十分な強度が保たれているという状況がございます。一方で、設備につきましては、修繕あるいは更新の必要が生じてくるということは確認しているところですので、それにつきましては適切に手を入れていくところでございます。 ○委員(風見利男君) 私が聞いているのは、なぜ南麻布三丁目保育室の開設の段階の前にこのような調査をして、十分大丈夫ですよということを確認しなかったのかということなのですよ。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 開設の段階では、南麻布三丁目保育室として整備する際に最低限の調査はしたと認識してございます。このたび、緊急対策で定員を確保するということで計画したものですけれども、その後の詳細な調査によって、改めて居ながら工事は難しいと判断したところです。 ○委員(風見利男君) それでは、平成27年度のときには同じような調査をしているということですか。 ○保育・児童施設計画担当課長西川杉菜君) 平成27年度の段階では、港区立本村保育園として直前まで使っていたこともございましたので、そのまま最低限の調査のみ実施し、引き続き使えると判断して現在に至っているという状況でございます。 ○委員(風見利男君) いずれにしても、一旦港区立本村保育園を廃止して、新たに南麻布三丁目保育室を開設する時点でしっかりとした調査をするというのが、私は当然だと思うのですよ。そのようなことをやっていれば、今回のようなことにはならなくても済んだ可能性もあるわけです。今後もあり得ることなので、それはぜひしっかり対応してもらいたいとお願いしておきます。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご質問等ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかになければ、報告事項(1)「南麻布三丁目保育室園舎増築計画の変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、報告事項(2)「平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件について」、理事者の説明を求めます。 ○保健福祉課長西田京子君) 報告事項(2)「平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件について」、ご説明いたします。提出案件は平成31年2月4日付当常任委員会資料№1、平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件一覧のとおり、区長報告が1件、議案が21件の合計22件です。  資料№1の裏面の表をごらんください。内訳ですが、区長報告損害賠償額の決定が1件です。  次に、議案ですが、条例の制定及び改廃が6件です。内訳は、新規条例の制定が1件、条例の一部改正が3件、条例の廃止が2件です。次に、平成30年度補正予算が3件、平成31年度予算が4件、工事請負契約の承認が4件、指定管理者の指定が1件、特別区道路線の廃止が1件、特別区道路線の認定が1件、港区有通路の廃止が1件です。また、追加案件といたしまして、教育委員会委員の任命の同意についてが1件、人権擁護委員候補者の推薦についてが6件です。  そのほか、現時点で予定をしております追加案件といたしまして、2月1日、国の人事院規則の一部を改正する規則が公布されました。その内容を踏まえ、職員の超過勤務時間の上限を規定する必要が生じたため、港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を追加提出する予定でございます。加えて、港区国民健康保険条例につきましては、国民健康保険料率が決定した場合に、港区介護保険条例につきましては、関連する政令の公布がされた場合、所要の改正について、追加提出する予定でございます。  それでは、当常任委員会に付託が予定されております案件について、順次ご説明いたします。平成31年2月4日付当常任委員会資料№1-2、平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件(概要)をごらんください。なお、所管は記載のとおりですので、説明は省略させていただきます。  3ページをごらんください。議案第6号港区国民健康保険高額療養費資金及び出産費資金貸付条例を廃止する条例です。本案は、高額療養費資金及び出産費資金貸付制度を廃止するため、条例を廃止するものです。施行期日は、平成31年3月29日です。  次に、当常任委員会において審議が予定されている案件ではございませんが、関係する案件についてご説明いたします。  4ページをごらんください。議案第14号工事請負契約の承認についてです。本案は、港区立精神障害者地域活動支援センター等新築工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容ですが、(1)工事の規模は資料記載のとおりです。(2)契約金額は9億1,260万円です。(3)工期は契約締結の日の翌日から平成33年2月28日までです。(4)契約の相手方は、港区芝大門二丁目7番5号MTビル3階、株式会社松尾工務店東京支店です。  次に、議案第15号工事請負契約の承認についてです。本案は、港区立精神障害者地域活動支援センター等新築に伴う機械設備工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容です。(1)契約金額は、1億5,433万2,000円です。(2)工期は、契約締結の日の翌日から平成33年2月28日まで。(3)契約の相手方は、港区三田一丁目4番28号三田国際ビル12階、株式会社菱熱東京支社です。  続きまして、平成31年第1回港区議会定例会に提出いたします補正予算案についてでございます。A4判横の平成31年2月4日付当常任委員会資料№1-3をごらんください。議案第7号平成30年度港区一般会計補正予算(第4号)概要についてご説明させていただきます。  まず、項番1、歳入歳出予算補正です。初めに、7ページをごらんください。歳出合計欄に今回の補正の規模をお示ししています。一般会計全体で17億3,563万2,000円増額し、補正後の一般会計歳出合計額は1,428億5,006万9,000円となります。  1ページにお戻りいただけますでしょうか。まず、第1款議会費を700万円減額し、第2款総務費を55億3,775万4,000円増額します。  2ページをごらんください。第3款環境清掃費を5,350万9,000円減額し、第4款民生費を19億7,356万1,000円減額します。  3ページをごらんください。第5款衛生費を4,289万6,000円減額します。  4ページをごらんください。第6款産業経済費を1億5,152万1,000円減額し、第7款土木費を21億317万7,000円減額します。
     6ページをごらんください。第8款教育費を13億4,284万3,000円増額します。  7ページをごらんください。第10款諸支出金を8億1,330万1,000円減額いたします。補正額の財源内訳は7ページの歳出合計欄の下の囲みにありますとおり、特定財源につきましては21億3,131万8,000円減額いたします。一般財源につきましては、38億6,695万円増額いたします。  主な歳入財源の内訳につきましては、下の表にお示ししたとおりとなっております。  8ページをごらんください。項番2、繰越明許費補正です。追加が2件です。  次に、項番3、債務負担行為補正でございます。追加が1件、変更が1件、廃止が3件となっております。  9ページをごらんください。議案第8号平成30年度港区健康保険事業会計補正予算(第1号)概要です。項番1、歳入歳出予算補正です。全体補正額は、表の最下段の歳出合計欄のとおり3億7,554万2,000円の増額となり、補正後の合計額は245億9,671万8,000円となります。その内訳といたしまして、第2款保険給付費、第3款国民健康保険事業費納付金、第5款保健事業費で財源更正を行い、第6款諸支出金を3億7,554万2,000円増額するとともに、財源更正を行い、第7款予備費で財源更正を行います。財源の内訳につきましては、下の囲みのとおり、繰越金を増額し、都支出金及び繰入金を減額するものです。  次に、10ページをごらんください。議案第9号平成30年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)概要です。項番1、歳入歳出予算補正です。第1款総務費で財源更正を行い、第2款広域連合負担金を1,849万5,000円減額するとともに財源更正を行います。補正後の合計額は53億5,317万円になります。財源内訳につきましては、下の囲みのとおり、後期高齢者医療保険料及び繰越金を増額し、繰入金を減額いたします。  以上が、補正予算の概要となります。  それでは、当常任委員会に関連する内容につきまして、平成31年2月4日付当常任委員会資料№1-4のA4判縦、補正予算補足資料により、主な事業についてご説明いたします。  (1)補正額の説明です。減額補正事業のご説明となります。理由に応じて2つに分けて記載しております。イ、減額補正事業、契約落差による減の欄をごらんください。33事業ございます。民生費については学習支援事業をはじめ4事業ございます。民生費、土木費、教育費において減額し、合計12億521万7,000円減額いたします。個別の説明は省略させていただきます。  4ページをごらんください。ウ、減額補正事業、実績等による減を理由とする事業でございますが、67事業ございます。減額の理由は、光熱水費の実績、補助金申請実績の減などとなります。  5ページ及び6ページをごらんいただけますでしょうか。民生費については14事業、衛生費については3事業ございます。個別の説明は省略させていただきます。  9ページをごらんください。諸支出金では、国民健康保険事業会計繰出金、後期高齢者医療会計繰出金を減額いたします。議会費、総務費、環境清掃費、民生費、衛生費、産業経済費、土木費、教育費及び諸支出金において、合計54億6,563万2,000円減額いたします。  次に、10ページの(3)債務負担行為補正の説明をごらんください。追加が1件、変更が1件、廃止が3件です。当常任委員会に関係する案件の変更についてでございますが、待機児童解消施設賃借(白金台)について、整備時期の変更に伴い債務負担行為を変更します。期間は、平成31年度から平成35年度です。限度額は2億8,177万2,000円です。  次に、廃止についてです。(仮称)南青山二丁目公共施設整備について、整備時期の変更に伴い債務負担行為を廃止します。待機児童解消施設賃借(南麻布三丁目)について、園舎の増築計画の変更に伴い、債務負担行為を廃止いたします。  次に、11ページをごらんください。項番2、議案第8号平成30年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)です。(1)補正額の説明となります。諸支出金でございますけれども、療養給付費等負担金償還金について、平成29年度分の精算に伴う償還金として、3億7,554万2,000円を計上いたします。  次に、項番3、議案第9号平成30年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)です。東京都後期高齢者医療広域連合負担金です。東京都後期高齢者医療広域連合負担金の減に伴い、1,849万5,000円減額いたします。  簡単ではございますが、平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。議案審議にあたらない程度でのご発言をお願いいたします。また、資料要求等ございましたらおっしゃってください。              (「後で気がついたら」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、皆さんにご相談です。当常任委員会の定例会中の視察についてですが、何かご意見はございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、正副委員長に一任していただくということでよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、報告事項(2)「平成31年第1回港区議会定例会提出予定案件について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、報告事項(3)「平成31年度組織改正について」、理事者の説明を求めます。 ○保健福祉課長西田京子君) 事業運営や執行体制の効率化、区民サービスの向上等を図るため、平成31年度組織改正の実施を予定しておりますので、ご報告させていただきます。資料は平成31年2月4日付当常任委員会資料№2、平成31年度組織改正について及び平成31年2月4日付当常任委員会資料№2-2、平成31年度職員定数の2点となります。  最初に、平成31年2月4日付当常任委員会資料№2、平成31年度組織改正についてをごらんください。まず、項番1でございますけれども、実施時期につきましては平成31年4月1日となります。  項番2、組織改正の概要です。資料中の組織図については、左の図が現行の組織、右の図が改正後の組織で、下線部は廃止・変更、囲みは新設または統合組織をあらわしております。平成31年度の組織改正は5課となります。  当常任委員会に関連する部分についてご説明をさせていただきます。  (1)保健福祉支援部保健福祉課です。港区成年後見制度利用促進基本計画を着実に推進するとともに、地域福祉活動を取り巻く環境の変化に迅速かつ的確に対応するため、福祉活動支援係及び地域保健福祉担当を地域保健福祉係に再編いたします。  次に、(2)子ども家庭支援部保育課です。保育園等の運営を担当する各総合支所管理課の業務の適切な支援するとともに、地域型保育事業の認可、指導及び監督を効果的に推進するため、保育施設指導係、保育担当の業務を運営支援係と認可指導係に再編いたします。また、障害児保育の対応を障害の程度に応じてきめ細かく行う必要があるため、障害児保育担当を新たに設置いたします。  3ページ以降には、参考といたしまして、現段階での分掌事務案を掲載しております。こちらは、全体調整を行った後に成案となります。説明につきましては省略させていただきます。  以上が、当常任委員会に関連する部分の平成31年度組織改正の概要となります。  次に、今回の組織改正に係る職員定数についてご説明させていただきます。平成31年2月4日付当常任委員会資料№2-2をごらんいただけますでしょうか。  平成31年度の職員定数について、平成30年度との対比とともに所属ごとにお示しをしております。  当常任委員会に関連する部分につきましては2ページに記載しております。  4ページをごらんください。項番4、職員総定数のとおり、平成31年度の職員定数の総数は1,980人で、平成30年度と比較して3人の減となっております。また、参考として記載してございますが、職員定数とは別に、期限付定数及び暫定配置数を記載しております。現時点で、期限付定数が132人、暫定配置数が46人でございます。これらの職員数と職員定数を合計すると2,158人となります。  なお、期限的定数は時限的に発生する事務事業で終了期限が明確である場合の配置、暫定配置数は業務量が未確定である場合等の配置でございまして、常態的に事務事業を執行するために必要な職員数である職員定数とは分けているものでございます。  平成31年度組織改正についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(土屋準君) 分掌事務で事務が移ったところをお聞きします。保健福祉課で、地域保健福祉担当の3番目の保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することが、改正後はなくなっているのですが、これはどこかに移ったのでしょうか。 ○保健福祉課長西田京子君) 今、資料№2の3ページをごらんいただいているかと思いますけれども、主な分掌事務(案)の左側が保健福祉課(抜粋)となっております現行の分掌事務の欄の2つ目、地域保健福祉担当の3番目の保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することがどこに移ったのかというお尋ねです。こちらにつきましては、現在、保健福祉支援部の中に福祉施設整備担当がございます。また、各課で施設の計画等についての所管をしている課がございますので、そちらで施設整備に関することについては取り組みをしておりますので、地域保健福祉係の分掌事務から外したという形になります。 ○委員(土屋準君) 次に、保育課についてですが、例えば改正後の分掌事務の保育支援係の3番目、認可外保育施設保育料助成に関することが追加されたり、それから若干言い方が現行と変わっているところがあったりするのですけれども、その辺はなぜ変わったのでしょうか。 ○保育課長山越恒慶君) こちらにつきましても、新しい分掌事務でなくなるということではございません。先ほど、土屋委員がご指摘された認可外保育施設保育料助成に関することについてですけれども、現行では認可外保育施設に関することの中に一括して含んでいたところでございます。今回、外出しをさせていただいている理由でございますけれども、認可外保育施設保育料助成につきましては区民に直接助成を行っている事業でございまして、このような区民向けの事業については新しく保育支援係を再編し、各地区総合支所区民課との連携を強化していくという観点でまとめているものです。 ○委員(清家あい君) 障害児保育担当が新たにできますが、すごく対象者が増えたからということだと思うのですけれども、現在、年間でどれぐらいの件数を受けているのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 在園児は、区立保育園15園の例で申し上げますと約150人いらっしゃいます。それから、本年4月の入園ということで新規のお申し込みの方で、障害についての配慮が必要ではないかとご相談を受けている件数は、4月からの入所ということで申し上げますと20人いらっしゃいました。 ○委員(清家あい君) 発達障害など特別な支援が必要な児童や医療的ケア児や重度障害児まで、全部この担当が見ることになるのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 来年度につきましては港区立元麻布保育園ができる予定になってございますので、基本的に、障害児保育担当は新規の入園の際に、どのような保育サービスを提供していくのがよいかというところを各地区総合支所区民課と一緒に相談に対応していく係として設置をするものでございます。  また、在園児につきましては、これまでも実施しておりましたけれども、臨床心理士等の巡回指導という力を活用しながら、それぞれの保育園の運営における保育を支援していくために実施していく予定でございます。 ○委員(風見利男君) 保健福祉課と保育課の現行の係と担当の人数と来年度からのそれぞれの係と担当が何人になるのか教えてください。 ○保健福祉課長西田京子君) まず、保健福祉課の平成30年度の職員定数でございますけれども、管理係が保健福祉課長を含めまして5人でございます。それから、期限付定数が1人おります。平成31年度の管理係につきましては、職員定数といたしましては5人です。それから、期限付定数につきましては、配置予定ということでまだ数字としてはお示しできる段階ではございません。暫定配置につきましては未定になっております。  福祉活動支援係につきましては、平成30年度の職員定数が4名で、期限付定数はゼロでございます。平成31年度につきましては地域保健福祉係として職員定数が5名です。  あと、地域包括ケア推進係につきましては、平成30年度の職員定数は3名で、期限付定数は1名となっております。暫定配置は1名です。平成31年度の職員定数につきましては3名でございます。  地域保健福祉担当につきましては、平成30年度の職員定数は1名でございます。期限付定数及び暫定配置はゼロでございます。  福祉施設整備担当につきましては、平成30年度につきましては期限付定数が3名で、暫定配置がゼロです。平成31年度につきましては、職員定数としてはゼロですけれども、期限付定数につきましては配置予定となっております。暫定配置につきましては未定でございます。  いずれの係も、期限付定数につきましては、平成31年度配置予定という係もございますけれども、現時点では未定でございます。また、暫定配置につきましても未定となっております。 ○保育課長山越恒慶君) 続きまして、保育課でございます。保育課の執行体制についてご説明させていただきます。保育課の現行でございますけれども、私を除いて全体で21人の職員がいる状況でございます。保育支援係につきましては、現行10名で、そのうち職員定数は8名となっております。2名が期限付定数でございます。  次に、保育施設指導係でございますが、現行6名となっております。内訳でございますけれども、職員定数が4名、期限付定数が2名になっております。  次に、保育担当でございますけれども、全体で5名おります。その内訳は、職員定数が1名、期限付定数が2名、暫定配置が2名でございます。  以上のように全体としましては21名となっております。そのうち、職員定数は13名でございます。  なお、平成31年度につきましては、保育支援係の職員定数が4名、運営支援係の職員定数が7名、認可指導係の職員定数が1名、障害児保育担当の職員定数が1名ということで、職員定数自体は13名で変わっておりませんけれども、期限付定数、暫定配置等については配置の予定としております。 ○委員(風見利男君) 期限付定数がどうなるかわからないので、保健福祉課の職員定数を確認したいのですけれども、現在、管理係が5名で、福祉活動支援係が4名、地域包括ケア推進係が3名、地域保健福祉担当が1名、福祉施設整備担当ゼロだと。来年度からは管理係が4名、地域保健福祉係5名、地域包括ケア推進係が3名、地域施設整備担当がゼロでいいのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) すみません。平成31年度の管理係の職員定数でございますけれども、私の説明が間違っていたら申しわけなかったのですけれども、4名ではなくて5名となっております。保健福祉課の職員定数につきましては、平成30年度が13名、平成31年度の職員定数も13名で同じでございます。 ○委員(風見利男君) 13名が12名に減るのではないのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) すみません。事前に12名に減るというご説明をさせていただいてしまったかと思うのですけれども、そちらは誤りでして、13名で変更はございません。 ○委員(風見利男君) それでは、管理係の職員定数は5名ということですか。 ○保健福祉課長西田京子君) はい。 ○委員(風見利男君) それでは、事前にもらった資料が間違えているということですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 事前にお尋ねいただきまして、情報提供させていただいた数字に誤りがございました。申しわけありませんでした。 ○委員(風見利男君) 先ほど土屋委員が聞いていましたけれども、地域保健福祉担当がなくなって、地域保健福祉係に一緒になるわけですけれども、現在、地域保健福祉担当の分掌事務は、地域保健福祉計画に関すること、福祉のまちづくりに関すること、保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することの3つありますよね。先ほど土屋委員が聞いたとおり、3番目がなくなるわけですよね。これは、どこの部署がやることになるのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することにつきましては、保健福祉支援部の中で福祉施設整備担当もございますし、高齢者支援課や障害者福祉課もございまして、福祉施設の整備に関して計画等を立てています。保健福祉支援部といたしまして全体を調整する形になりますので、ご理解いただきたければと思います。 ○委員(風見利男君) 分掌事務から消えるということは、この事務が消えてしまうということではないのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 現在、分掌事務に記載されているところですけれども、実態といたしましては、地域保健福祉担当で実務的な調整を行っているものではございません。保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することにつきましては、保健福祉支援部としまして全庁的な調整を図っている状況でございますので、平成31年度の分掌事務から外しました。 ○委員(風見利男君) 地域保健福祉担当の3番目の分掌事務は、ほかでも行っているからなくなってもいいというようなことですか。分掌事務に出てこない業務はどこで行っているのでしょうか。 ○保健福祉課長西田京子君) 地域保健福祉担当の保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することという業務は、この間はございませんでした。現状は、保健福祉支援部として、各福祉施設の建設についての調整を行い、さらに福祉施設整備担当が建設に関しての所管という形になりますので、分掌事務から外しました。 ○委員(風見利男君) 保健福祉支援部の中に、保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することという分掌事務が入っているということですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 事務的なところにつきまして、分掌事務としての明記はございませんけれども、保健福祉課管理係が保健福祉支援部の庶務担当でございまして、例えば会議などの調整などもいたします。この保健福祉施策に関する施設整備の調整に関することは、地域保健福祉担当の業務としての分掌事務に掲載がございますけれども、実態としては外れておりますので、今回の組織改正に伴い分掌事務から外したものです。 ○委員(風見利男君) 地域保健福祉担当は何年前にできて、現在の分掌事務ではいつごろから行っているのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 地域保健福祉担当につきましては、何年前からという数字がすぐに出てこないのですけれども、平成21年度以前からございました。平成21年度までは管理係、生活福祉調整係、地域保健福祉担当、生活福祉指導担当、団体活動担当で担当制として運営してきたところでございます。このときは、地域保健福祉担当が港区地域保健福祉計画の策定を主に行っておりまして、あとは福祉の施策を担当しておりました。施設整備全体の調整に関する業務は、事務的なところではございませんでしたので、今回の組織改正で分掌事務から外すものです。 ○委員(風見利男君) 組織改正は何回もやっているではないですか。この間、何回も改正があったにもかかわらず、実際にこの業務を行っていないのであれば、なぜその時点で変更しないのでしょうか。 ○保健福祉課長西田京子君) 区は、執行体制の改善基本方針を策定しまして、そのもとで組織改正を実施しております。地域保健福祉担当につきましては、港区地域保健福祉計画を所管するということは引き続き担当しているところでございまして、計画という位置づけから見たときに施設整備の部分も計画に盛り込みますので、この間、分掌事務から外してこなかったところでございます。実際の調整業務の部分につきましては、この間の実態を踏まえまして、今回の組織改正で分掌事務から外したものでございます。 ○委員(風見利男君) 来年度は、2つの係が1つになって係長は1人になるのですよね。 ○保健福祉課長西田京子君) 人員配置につきましては、まだ確定的なところは申し上げませんけれども、現段階では係長と副係長を配置していきたいと考えているところです。 ○委員(風見利男君) そうすると、地域保健福祉担当の職員は横すべりで、地域保健福祉係の係長と副係長が運営の中心となる体制になるのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 平成31年度からの体制は、現行の福祉活動支援係と地域保健福祉担当の業務を、係長と係長をサポートする副係長の2係長での運営でいきたいと現時点では考えているところです。 ○委員(風見利男君) 次に、子ども家庭支援部についてお伺いします。人数は変わらず、業務が分散されるようですけれども、2017年度決算特別委員会のときの要求資料で、区職員の超過勤務の一覧表をいただきました。子ども家庭課青少年育成担当が第3位、子ども家庭課保育・児童施設計画担当が第7位、保育課保育施設指導係が第10位、保育課保育担当が第16位ということで、保育課に関するところが全庁の中でも残業が多いところなのですよね。保育課の職員数見ても人数が変わらないわけで、これで残業が減るとはならないと思うのです。やはり、残業の実態なども加味して職員配置をするということにならないのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 保育課における時間外勤務の状況でございますけれども、平成30年度前半を見ましても、かなり多い状況になっております。どうしても出納整理期間に業務が大変集中しているところがございます。また、人員につきまして、先ほど申し上げた人数を予定しており、今年度と平成31年度の職員定数の変更はございません。先ほど、少しお話しさせていただいた期限付定数、もしくは暫定配置で増員を求めている状況でございまして、その方向で調整しているところです。 ○委員(風見利男君) 期限付定数と暫定配置数が増えるということですか。 ○保育課長山越恒慶君) 現在調整中でございまして、最終的な配置はまだ確定できておりませんで、調整させていただいているところです。 ○委員(風見利男君) 期限付定数というのは、再任用職員といったような方ですか。 ○保育課長山越恒慶君) 資料№2-2の参考に配置職員総数の記載がありますけれども、こちらに含まれている人数の中でございますので、常勤職員でございます。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 少しいいですか。保育課では、保育所入所AIマッチングシステムを導入したではないですか。導入してから時間はそこまでたっていないですけれども、その効果を前提としての職員配置だと思い込んでいたのですが、そのようなことではないのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 保育所入所AIマッチングシステムの導入につきましては、当然ながら業務量は減ることは想定しておりますけれども、平成31年10月からの稼働ということもありますので、1年間フルに活用する形ではないと考えております。来年度の前半に、設計・開発等のためのテスト業務もあります。そのようなところを見ると、保育所入所AIマッチングシステムの状況を踏まえて考えていくのは平成32年度からかと考えております。 ○委員(風見利男君) 期限付職員について、もう1度説明してもらえますか。先ほど、常勤職員だとおっしゃいましたよね。常勤職員だけれども、仕事の状況によってあっちに行ったりこっちに行ったりするための要員なのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 期限付定数についてご説明させていただきます。まず、事務事業の執行にあたりまして、常勤職員でないと対応できない場合で、かつ事務事業等の終了期限が明確、おおむね原則3年以内のものでございますけれども、そのようなことを行うのが期限付定数でございます。また、時限的に発生する事務事業があった場合の執行のための配置は期限付定数として配置する予定になっております。 ○委員(風見利男君) 本来は職員定数に加えるべきなのだけれども、職員定数は調整できないので期限付定数や暫定配置数ということで職員数をプラスすると。そのような職員が132名いて、これからどこに配置するか調整中ということですか。
    保健福祉課長西田京子君) 来年度の期限付定数につきましては、参考という形で資料にお示ししたとおり132名となっておりますので、現在はまだお出しできませんけれども、132名を期限付定数として配置していく予定でおります。 ○委員(風見利男君) 期限付定数や暫定配置数を何人配置するかは別にして、残業を減らすための働き方改革ということで、なるべく残業を減らす方向でいろいろ工夫をしているわけですよね。ここに寄与するということでいいですか。 ○保健福祉課長西田京子君) はい。区といたしましては、働きやすい職場づくりという観点も組織改正の大前提として踏まえておりますので、そのように理解していただいて結構でございます。 ○委員(風見利男君) もう1点伺います。港区組織人事一覧で、福祉施設整備担当というところに2名いらっしゃるのですけれども、これは係長級職員ですよね。 ○保健福祉課長西田京子君) 港区組織人事一覧に載っている福祉施設整備担当2名につきましては係長級職員でございます。 ○委員(風見利男君) 係長級でも暫定配置だと、今回の組織改正の福祉施設整備担当の人数としてはあらわれないのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 施設整備担当につきましては、暫定配置ではなくて期限付定数という形になっております。資料№2-2、2ページの保健福祉課の人数は職員定数としての人数ですので、入っておりません。 ○委員(風見利男君) それでは、どこに入っているのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 資料№2-2は職員定数の資料でございますので、期限付定数については含まれておりません。期限付定数については、資料№2-2の4ページ、参考の配置職員総数の期限付定数につきましては、132名の中に含まれております。 ○委員(風見利男君) それはいいのですけれども、福祉施設整備担当はゼロですよね。 ○保健福祉課長西田京子君) 職員定数ということで言えばゼロでございます。 ○委員(風見利男君) ゼロだけれども職員は2人いるのですか。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 期限付定数か暫定配置でつけるから、職員定数はゼロだけれども職員がつくのですよね。 ○保健福祉課長西田京子君) 期限付定数と暫定配置というのがすごくわかりにくいのだと思います。申しわけございません。期限付定数というのは、先ほど申し上げましたとおり、常勤職員でないと対応できないものの中で、かつ事務事業の終了期限が明確になっているものを期限付定数として配置いたします。また、暫定配置は、業務量が未確定の場合の職員の配置になります。職員定数の管理とは別にしているものでございますので、少しわかりにくいかと思いますけれども、福祉施設整備担当につきましては、暫定配置ではなく期限付定数での配置をしております。  いずれにしても、資料№2-2の各部課名のところにあります平成31年度の数字に期限付定数は含まれておりません。 ○委員(風見利男君) 資料№2-2の表に出てこないということですね。 ○保健福祉課長西田京子君) そうです。 ○委員(風見利男君) そのような不思議な職員がいていいのかね。数字にあらわれない職員は普通ないよね。  期限付職員が配置された後、その数字は公表されないのですよね。 ○保健福祉課長西田京子君) 例年、職員数につきましては広報みなと等でも公表しているものがございますけれども、きょうのように委員会でお尋ねがあれば、配置された後にお答えすることは可能です。 ○委員(風見利男君) 職員定数の配置表しかないわけですよね。これからだからということなのでしょうけれども、それが決まった段階で、同じような資料を調製して提出してもらうということはできるわけですね。 ○保健福祉課長西田京子君) 現時点では資料としてお出しすることはできませんけれども、確定いたしましたら情報提供させていただきたく思います。 ○委員(風見利男君) よろしくお願いします。 ○委員(清家あい君) いつ確定するのですか。資料を調製してもらえるのはいつぐらいになるのですか。 ○保健福祉課長西田京子君) 全体の職員配置が決まります時期といたしましては、来月の3月中旬か下旬ぐらいになるかと思います。ご理解いただければと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご質問等ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) 質問がなければ、報告事項(3)「平成31年度組織改正について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願29第2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(2)「請願29第11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(3)「請願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(4)「請願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(5)「発案27第10号 保健福祉行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、保健予防課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○保健予防課長(長嶺路子君) 風しんについてでございます。前回、風しんの予防接種が推奨される風しんの抗体価について、少しわかりにくいご説明でしたので、改めまして本日ご説明させていただければと思います。申しわけございません。  風しんの抗体価については、よく使われる赤血球凝集抑制法、いわゆるHI法を例としてご説明させていただきます。抗体価8倍未満は風しんのワクチン接種を推奨するものとしております。一方、32倍以上は風しんの感染予防に十分な免疫を保有しているものとして、ワクチン接種は基本的に必要ありませんとなっております。その間の値の16倍につきましては、妊娠を希望する女性など、より確実な予防を行う必要のある方はワクチンの推奨がされております。それ以外については、過去の感染や予防接種により既に風しんの免疫があって、発症や重症化を予防できるものとされています。そのため、確実な予防接種を希望する方はかかりつけ医と相談することになってございます。  このような前提でございまして、今回、定期予防接種を考えている39歳から56歳の男性については抗体価8倍以下を免疫を保有していないため、ワクチン接種の推奨の対象としております。  また、区の任意予防接種につきましては、先天性風しん症候群を予防目的としておりますので、東京都の基準にのっとりまして抗体価16倍以下としております。このように、目的とする内容によりワクチンを接種すべき抗体価が異なっております。 ○委員長(ゆうきくみこ君) いかがでしょうか。 ○委員(風見利男君) 前回の会議録を見ればわかると思うのですけれども、私がそのことを質問したときに、保健予防課長の答弁は、国と東京都で差があって、国より東京都の基準が厳しいから、国の基準でワクチンを接種する人がたくさんいるという答弁だったのですよ。それは間違いないと思うのです。だから、それを訂正しておかないとまずいのではないかということで、私は保健予防課長に電話させてもらったわけです。そこをきちんと言ってもらわないと、今の話では前回の委員会での答弁がそのまま生きてしまいますので、そこははっきりしておいていただきたいです。 ○保健予防課長(長嶺路子君) すみません。前回、私の答弁が悪かったのは、対象者の方を一緒に説明しようとしていたために混乱が起きてしまって、定期予防接種の対象となります39歳から56歳の方と、先天性風しん症候群を予防するための対象者のワクチン接種の基準を一緒にして話してしまいまして、そのような不適切な説明になったことをお詫びいたします。 ○委員(風見利男君) そのようなことを言っているのではなくて、国の基準の方がワクチン接種の範囲が広い、東京都の基準の方が狭いという説明だったのですよ。そこをきちんと言っておいてもらわないと、記録に残ってしまうのです。会議録はそのまま生きてしまうということですよ。そこをきょうの委員会で訂正しておいてもらえればそれで済むわけです。そこをお聞きしているのです。 ○保健予防課長(長嶺路子君) 風しんのHI法で、抗体価が32倍以上の方々は感染予防に十分な免疫を持ってらっしゃいます。一方で、抗体価が8倍未満の方は風しんのワクチン接種の推奨がされています。これが前提でございます。それで、39歳から56歳の方々については、その間の抗体価が16倍のところは先天性風しん症候群の予防というわけではなく、広く風しんの抗体価をつけるというところですので、抗体価は8倍未満としているものでございます。そして、先天性風しん症候群の予防を目的にしている対象の方々につきましては、より確実な抗体を持っていただかないといけないので、抗体価16倍以下まで対象としているところでございます。そのため、国が基準を広くとっているとかというのではなくて、対象によって抗体価が違うというところでございます。 ○委員(風見利男君) おっしゃいたいことはよくわかるのですよ。しかし、前回の委員会で、国と東京都の基準を比べたときに、国の基準の方が低い抗体価で予防接種する対象になるという答弁なので、そこをそのまま放っておくとまずいというところなのですよ。 ○委員長(ゆうきくみこ君) みなと保健所長、この答弁でよろしいのですか。 ○保健予防課長(長嶺路子君) うっかり誤解、逆の基準で私が言ってしまったのだと思います。申しわけございません。ですので、どちらが緩いという表現がそもそもよろしくなかったので、誤解を生じてしまいました。申しわけございませんでした。 ○委員(清原和幸君) 先天性風しん症候群と、国の基準と東京都の基準話、年齢の幅の話の3つを整理してお話をしてもらうとわかるのですよ。目的が先天性風しん症候群の予防かどうか、国の基準と東京都基準はこのようになっていて、そのときの基準の抗体価はこれですと。前回の委員会での質疑の記録がそのまま残ってしまうというご指摘を風見委員が指摘されていると思うのです。 ○保健予防課長(長嶺路子君) 国の基準の方が対象者数が少なくなりますので、抗体価が8倍未満で確実に風しんの免疫を持っていない人たちを対象としたということでございます。そのように訂正させていただければと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員(風見利男君) 改めて前回のやりとりを確認できた段階で、また調整しましょう。  私の記憶では、国の基準と東京都の基準が違うというお話だったので、単純に比較してどちらがたくさんの方が予防接種を受けられるかということで質問したのですが、国の基準の方がたくさんの方が予防接種を受けられるというご答弁でした。だから、逆転していると思うのです。それが会議録に残っているので、そのままにしておくとまずいのです。先ほど、いろいろな答弁もあったので、確認できた段階でもう1度ご発言していただくことでよいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかになければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時47分 閉会...