大変雑駁ですが、「
エコプラザ特定天井耐震化対策工事に伴う
施設運営について」の
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
阿部浩子君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご
質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。
○副
委員長(いの
くま正一君) 工事期間中の
施設利用というところで、
項番3(2)会議室について、第1期は貸し出し休止ということで、この期間が現時点での予定は
平成31年9月24日から同年12月28日ということなのですけれども、現状で会議室を利用されている団体がいらっしゃると思います。会議室を使用できないときの対応策は何かあるのですか。
○
地球温暖化対策担当課長(
大久保光正君) 先ほど申し上げたとおり、利用されている団体の
方々にはなるべく早い段階でこの工事の
情報を伝えていきます。その間に、使われている団体に関しては代替
施設をご自身で探していただくのがまず1点、それから、例えば、区の
施設として
区民センターの会議室、いきいきプラザの会議室等で実施できるようであれば、そちらを案内するなど、現時点では考えております。
○副
委員長(いの
くま正一君) いきいきプラザだと、あの会場の近くだったら神明いきいきプラザですよね。私もたまにあき
施設などを
ホームページなどで見ますけれども、結構混んでいます。利用率が高いのです。だから、工事によって借りられない期間の間、活動が休止になってしまうようなことはないように、うまくやってもらえればと思います。例えば、港区役所内のどこか会議室があいているのであれば、そこを使ってもらう、神明いきいきプラザや
区民センターの
予約がとれれば別に構いませんが、そのようなこともうまく調整してください。これは答弁は要りません。
○
委員長(
阿部浩子君) ほかにご
質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、
報告事項(3)「
エコプラザ特定天井耐震化対策工事に伴う
施設運営について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) 次に、
報告事項(4)「幼稚園における
用務業務の委託について」、
理事者の
説明を求めます。
○
教育長室長(中島博子君) それでは、
報告事項(4)「幼稚園における
用務業務の委託について」、ご
説明申し上げます。本
日付区民文教常任委員会資料№4をごらんください。幼稚園・学校の
用務業務については、既に
平成30年4月から幼稚園3園、中学校3校で委託の試行実施をしてまいりましたが、
平成31年4月から新たに麻布幼稚園において業務委託を導入し本格実施とすることが、組合と協議の上了承を得ましたので、ご報告いたします。
項番1、委託の対象となる業務内容は記載のとおりです。
項番2、
平成30年度からの実施状況です。幼稚園は、三光幼稚園、港南幼稚園、青南幼稚園の3園、中学校は、三田中学校、高松中学校、港南中学校の3校です。
項番3、今後の対応については、麻布幼稚園を含む委託を導入した幼稚園・学校の実施状況を引き続き確認するとともに、用務職員の退職状況を考慮しながら、組合と協議の上、順次実施してまいります。
最後に、これまでの実施状況の効果と課題についてご報告いたします。
平成30年度は試行実施の観点から、組合役員及び学校用務職員の技能長と教育
委員会事務局が一緒に業務委託を導入した3園、3校を視察し、計画書や報告書の履行内容、各所の清掃状況の業務内容等をチェックシートを用いて確認し、さらに現場の幼稚園・学校長や
事業者と意見交換を行ってまいりました。
用務業務が着実に履行されるかどうかは業務責任者の資質によるところが大きく、最初は段取り等に苦心した状況はありましたが、早いところでは1学期の後半から業務責任者と管理職の連携がスムーズになり順調に進んだところもあります。また、用務従事者の年齢層が高いことから、早々に交代することが生じまして、経験が蓄積されないのではないかという心配もありましたが、作業手順書の整備を仕様書で規定しているため、行事をその都度記録として残すよう指導しておりますので、最近では業務責任者・従事者ともに定着してきております。これまでの直営の用務主事に比べて用務職の経験値が乏しいことが課題ですが、委託では配置人数が増加しているため、特に幼稚園では複数人のスタッフが従事することで、今まで1人では行き届かなかった部分についても定期的に清掃ができるようになり、園舎がきれいになったと保護者から好評を得ているといった声もあります。全体的には管理職と定期的に打ち合わせを持ち、幼稚園・中学校と
情報共有しながら安定して進められてきております。今後経験が蓄積され円滑に業務が進行できるよう、
事業者に対して丁寧に指導管理を行い、教育
委員会事務局としても質の高い履行を確保するため、課題を迅速に解決してまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○
委員長(
阿部浩子君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご
質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。
○副
委員長(いの
くま正一君) 現在、この業務委託をしている幼稚園と中学校の委託先はどのような
事業者なのか、大きな
事業者なのか小さな
事業者なのかなど内容を少し教えてください。
○
教育長室長(中島博子君) 委託
事業者の状況ですけれども、三光幼稚園、港南幼稚園、青南幼稚園、そして三田中学校、港南中学校は1つの
事業者で受託しています。この委託のほかに大学等で清掃業務を行っている
事業者です。また、高松中学校においては、違う
事業者が担当していますけれども、こちらはどちらかと言うとビル管理業者でして、清掃も含めて幅広く事業内容を持っているところです。
○副
委員長(いの
くま正一君) あと、職員団体、労働組合とも協議が調っているということでしたけれども、特に協議の中で何か心配されるようなことは、議論にはなかったですか。
○
教育長室長(中島博子君) 協議の中では、まだやはり直営の職員が継続して最後まで用務職に専念できるようにということがありましたので、まずは幼稚園・中学校からの導入として、小学校については、退職の状況を踏まえながらその都度協議を行っていくということで進めております。
○
委員長(
阿部浩子君) ほかにご
質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、
報告事項(4)「幼稚園における
用務業務の委託について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「請願27第19号 中学校で使用する歴史・
公民教科書の採択に関して
教育基本法を順守して行うことを求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) 次に、
審議事項(2)「請願29第4号
芝浦小学校への
特別支援学級設置に関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) 次に、
審議事項(3)「発案27第12号
区民生活事業・
教育行政の
調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) 次に、
審議事項(4)「発案29第2号 港区
奨学資金に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
○副
委員長(いの
くま正一君) 今期ももうあとわずかですが、今、この発案については継続審議中なわけです。教育
委員会で、国や東京都や他の
自治体などの状況を
調査・研究しているという状況ですけれども、この最新の状況、どこまで到達しているかを聞きたいです。
○
教育長室長(中島博子君) 今年度のほかの
自治体の状況を調査しました。昨年度も
調査をして、いろいろ検討していましたので、その結果どのような方向で進んでいるかを23区に依頼して
調査しているところですが、特に来年度大きく給付型奨学金を導入するところは今のところまだない状況です。区としては継続して慎重に検討しているところでございます。というのは、国の奨学金の動きも進んできておりますので、その動向を見つつということで、どこの区も検討しているようです。
○
委員長(
阿部浩子君) 国がどのようにしていくかの詳細はもうわかっていますか。
○
教育長室長(中島博子君) まず、高校生については、年収760万円を上限としまして、授業料が無償になってくるということで、給付型奨学金や貸し付け制度を使わなくても補えるような状況が設けられます。また大学についても、さらに生活保護世帯、非課税世帯については、手厚く給付していくという状況がありますので、低所得の経済状況が困難な方に関しては、国立・私立高校に関してしっかり支援していくと伺っております。
さらに、今、この授業料のほかに生活を補助する給付にも視点を置いて考えていると伺っております。
○
委員長(
阿部浩子君) 来年度消費税が上がってから、国で給付型奨学金を実施することが発表されていますが、その詳細はまだ区には伝わってきていないですか。
○
教育長室長(中島博子君) まだ今のところ具体的な数字は出てきておりません。
○
委員長(
阿部浩子君) わかったら教えてください。
○
教育長室長(中島博子君) わかり次第、皆さんにお知らせいたします。
○
委員長(
阿部浩子君) ほかに何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) ほかになければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
阿部浩子君) その他で、中島
教育長室長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。
○
教育長室長(中島博子君) それでは、港区教職員の働き方改革実施計画(
平成30年度~
平成32年度)の素案に寄せられましたご意見についてご
説明いたします。本
日付区民文教常任委員会資料№5をごらん願います。意見募集については、全教職員及び全PTA会長、全青少年
委員を対象に、
項番1に記載の各期間において募集を行いました。教職員は21人から86件、PTA会長、青少年
委員は7人から12件、合計98件のご意見がありました。
98件の意見の反映状況は
項番2のとおりです。おおむね60件が計画の記載の中で意見を反映して修正が必要ないものです。既存の事業で既に対応しているものが3件、また、意見・要望・質問としてお受けしたものが34件です。
1件、計画素案を修正したものがございます。こちらは留守番電話に関する意見についてでした。
ご意見には同様の内容のものもありましたので、98件のうち同様のものについて整理した結果、65件のご意見をこの2ページ以降に添付しております。それぞれの意見要旨に対して右側に教育
委員会の考えをお示ししております。文末の括弧内はご意見をいただいた方を示しています。
本日は主なご意見を4点ほどご紹介いたします。まず、3ページの№4です。学校閉校(園)期間の設定では、夏季休業中に最低2週間の閉校・閉園期間を設けることとしていますが、振替休暇等の取得において、一定の効果が期待できるという評価がある一方で、休暇が取得しやすいよう会議や研修時期を見直すこと、また、教員以外の職種、いわゆる事務や用務職に関しての対応について課題があるとのご意見がありますので、教育
委員会では、学校現場や職種の現状を踏まえた運用ルールを作成していくこととしております。
次に、4ページ、№13の学校・学級だより、
ホームページ等、広報の作成に関しては、教員にとって業務が増えたと感じているとのご意見がありますので、業務負担増とならないよう、今後の運用方法を検討してまいります。
次に、5ページ、№19、№20にございます、
平成30年度から導入しております学校
施設開放業務委託です。また、8ページ、№38にスクール・サポート・スタッフがございます。こちらは副校長や教員の負担軽減に
つながり、実施校では非常に効果的に活用されているという評価を得ております。さらに委託の進行を早め、また、スクール・サポート・スタッフに関しては人材の確保が難しい部分がありますので、教育
委員会で行ってほしいとのご意見がありました。
次に、10ページ、№46です。欠席電話対応等の負担軽減に関して、メールやファクス、また、電話による対応などの賛否があり、PTAから教員の負担軽減を求めるご意見をいただいております。こちらに関しては、教員も同様に感じている内容ですので、今後、現状を十分踏まえて把握した上で適切な方法を検討します。
大変雑駁ですが、港区教職員の働き方改革実施計画(
平成30年度~
平成32年度)(素案)に寄せられた意見についての
説明は以上です。
○
委員長(
阿部浩子君) 何か質問などある方はいらっしゃいますか。
○副
委員長(いの
くま正一君) 3ページの№4でいろいろ意見が出ています。夏休みに最低2週間閉校にする動きがある、ただ、全員が同じ日程で最低2週間の休暇をとることは困難だということです。事務は給与
システム処理や学校徴収金処理等の日程、用務主事は夏季休業中にワックスがけやペンキ塗りなどがいろいろあるので、全員に機械的にあてはめるのではなくて、自由に休みがとれるようにする対応もしてほしいという意見が出ています。これに対して教育
委員会の
考え方を見ますと、よくわからないのですけれども、最低2週間の閉校(園)期間を実施する、あとは運用ルールを作成しますということで、マッチしていないのではないかと思います。学校の実態があるので、そこは学校の実態にあわせて実施してもらいたい。この意見は対応状況を見ますと2になっています。2は意見の趣旨を反映しており、修正の必要がないものということなので、やりとりがマッチしていないのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
○
教育長室長(中島博子君) こちらについては、あくまでも2週間という最低のルールはつけますが、やはり中学校は部活動があったり、それから、ご意見にありましたように職種によって業務の内容が異なりますので、その辺は十分に学校と相談しながら、学校に無理のないような形で進めていきたいと考えております。
○副
委員長(いの
くま正一君) 機械的ではなくて、学校の実情にあわせて運用するということですね。それから、同じページの№5も、いろいろ意見が出ていますがそれに対して、教育
委員会が答えているのが、各幼稚園・学校単位での意見交換の場を設定し支援していくという形なのです。これはこれで大事なことで、私たち日本共産党港区議員団もいろいろ提言しているのですけれども、学校の現場の先生たちとの話し合いをよく持って、すぐ改善できるものがあるはずだと思うのです。今まで慣例でこのような形になっていたけれども、それをもっと簡略化したら事務が減るなど、働く時間がいい意味で効率化できると思います。この意見交換の場を設定することは大いにいいことなので、なるべくうまく速やかに実施して効果を出したらいいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
○
教育長室長(中島博子君) こちらはできる限り、やはり学校側から今自分たちの課題というものを出し、それに対して教育
委員会事務局側も支援しながら改善を図っていきたいと考えております。学校の現状に応じていろいろなご意見が出てきますが、そのようなものはきちんと全校・全園で
情報共有しながら、適切な方法に改善できるようにしていきたいと考えております。
○副
委員長(いの
くま正一君) 一々全部の意見については言いません。全部オーケーということではないのですけれども、全体の流れとしてはいい方向というか、努力されていると思うのです。だから、これをうまく形にして効果を出していくように取り組んでもらいたいです。最終的には形としてどのようになるのでしたか。終わるという言い方はないでしょうけれども、どこかで一応の完結をすると思うのですが。
○
教育長室長(中島博子君) まず、この港区教職員の働き方改革実施計画では
平成32年度までとしておりますので、この
取り組みは、今いのくま副
委員長がおっしゃったようにスピードアップできるところは迅速に改善に取り組んでいきます。
平成32年度が一定の目安ではありますが、そこで全部が解決するわけではありませんので、残された課題、また、新たに発生するものもありますので、こちらは引き続き来年度も検討
委員会を開催しまして、その実施状況、進捗状況を確認しながら、また方向性を示していきたいと考えております。
○
委員長(
阿部浩子君) ほかにご
質問等はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
阿部浩子君) それでは、次回の
委員会ですが、既にお知らせしておりますとおり、2月4日月曜日、13時30分からを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
ほかになければ、本日の
委員会を閉会いたします。
午後 2時24分 閉会...