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平成30年12月21日保健福祉常任委員会-12月21日

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  1. 港区議会 2018-12-21
    平成30年12月21日保健福祉常任委員会-12月21日


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    平成30年12月21日保健福祉常任委員会-12月21日平成30年12月21日保健福祉常任委員会  保健福祉常任委員会記録平成30年第32号) 日  時  平成30年12月21日(金) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(8名)  委 員 長  ゆうき くみこ  副委員長  近 藤 まさ子  委  員  玉 木 まこと       清 家 あ い        土 屋  準        杉 浦 のりお        風 見 利 男       清 原 和 幸 〇欠席委員   な し 〇出席説明員  麻布地区総合支所長子ども家庭支援部長兼務        有 賀 謙 二
     赤坂地区総合支所長保健福祉支援部長兼務         森   信 二  保健福祉課長                       西 田 京 子  福祉施設整備担当課長                  小 笹 美由紀  高齢者支援課長                      山 本 睦 美  介護保険課長                      大 原 裕美子  障害者福祉課長                      横 尾 恵理子  生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務  土 井 重 典  国保年金課長                       鳥 居 誠 之  福祉施設整備担当部長                   佐 藤 雅 志  みなと保健所長                      阿 部 敦 子  生活衛生課長                       村 山 正 一  保健予防課長                      長 嶺 路 子  健康推進課長                       近 藤 裕 子  子ども家庭課長                      佐 藤 博 史  保育・児童施設計画担当課長               西 川 杉 菜  児童相談所設置準備担当課長                保 志 幸 子  保育課長                        山 越 恒 慶  子ども家庭支援センター所長                中 島 由美子 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 港区立障害保健福祉センター改修工事について   (2) 子ども孤食解消保護者支援について  2 審議事項   (1) 請 願29第2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願                                   (29.6.8付託)   (2) 請 願29第11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願                                 (29.11.30付託)   (3) 請 願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願   (4) 請 願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願                                (以上30.6.14付託)   (5) 発 案27第10号 保健福祉行政の調査について                                  (27.5.27付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長(ゆうきくみこ君) ただいまから、保健福祉常任委員会を開会いたします。  先日の障害者就労支援に関する学習会につきましては、皆様、お疲れさまでした。  本日の署名委員は、玉木委員清家委員にお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「港区立障害保健福祉センター改修工事について」、理事者説明を求めます。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) それでは、報告事項(1)「港区立障害保健福祉センター改修工事について」、ご報告いたします。12月21日付当常任委員会資料№1をごらんください。平成32年4月に、港区立障害保健福祉センターこども療育パオ港区立児童発達支援センターに移転します。これに伴い、港区立障害保健福祉センター工房アミの定員を増員するとともに、新たに放課後等デイサービス等の事業を開始いたします。この事業の拡充に伴い、1階と2階の改修工事を行います。  項番1、主な工事内容でございます。(1)1階ですが、下のアからエにありますように、老朽化している床壁を更新しまして、放課後等デイサービスに必要な改修工事を実施いたします。例えば、医療的ケア児痰吸引等に必要なコンセントの増設、放課後等デイサービス専用相談室事務室を設置します。また、港区立障害保健福祉センターの受付、喫茶部分の一部照明も明るい形に改修します。  次に、(2)2階です。現在のこども療育パオ用の設備から、工房アミの仕様に改修します。また、老朽化している床・壁等についても更新します。例えば、大人用車椅子が行き交えるように廊下の幅を拡張します。また、床暖房も設置します。トイレ、水回り等大人用に変更します。  次に、(3)長期保全計画で予定している工事の1階、2階部分です。平成32年から平成36年ごろに予定している長期保全計画による機械設備電気設備等について、今回の1階、2階の工事利用者の方がいない状態で工事を行えることから、今回の工事にあわせて長期保全計画をあわせて実施予定しております。2ページにあるような空調機の更新、照明や自動火災報知器設備の更新を行います。  次に、項番2、利用者への影響及び周知でございます。大きな音が出る工事は、土曜日や日曜日を中心に行うなど、利用者に影響が少なくなるよう配慮いたします。また、工房アミ家族会港区立障害保健福祉センター利用者等に対しても丁寧な周知、説明をいたします。  次に、項番3、今後のスケジュールにありますように、来年1月に入りましたら、利用者の方々への説明を行います。工事は、平成32年4月にこども療育パオ港区立児童発達支援センターに移りましたら2階部分の工事に入ります。2階部分の工事が終わりましたら、平成32年10月に工房アミが1階から2階へ移転しまして1階の工事を開始します。放課後等デイサービスにつきましては、平成32年12月から2階で一部開始し、平成33年4月から1階に移動して開始します。  参考資料1については、港区立障害保健福祉センター、いわゆるヒューマンぷらざの各階の現在と平成33年4月からの展開の状況を図にしたものです。ご参照ください。  また、参考資料2は、1枚目は1階の工事を行う前と工事を行う後の図面、2枚目は2階の平面図で、改修前と改修後の図面をつけています。あわせてご参照ください。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員清原和幸君) 平成32年4月にこども療育パオが移転し、老朽化に伴った改修工事をされるということですけれども、(2)2階のアで、大人用車椅子が行き交えるよう廊下の幅を拡張されるというご説明がありました。介護の現場では、介護者への負担軽減等機械化がこれから進んでいくと思われます。障害者の方の活動に支障を来さないように配慮していただいて、そのような機械化の際に幅が狭いから導入できないということが起こらないように、先ほど申しましたように負担軽減等を考慮されて改修工事を進めていただきたいと思います。要望です。 ○委員玉木まこと君) 利用者への説明はこれから行うということですけれども、改修にあたって、受付や喫茶部分もあわせて改修するということですが、ヒアリングのようなものを事前にされて、要望などを聞いた上で改修するということでよろしいでしょうか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) ヒューマンぷらざの1階と2階の工事を行うにあたりましては、工房アミ等家族会の方や利用者の方、それから、サポートや支援する職員にも皆様にお示ししているような図面や具体の状況を説明し、ヒアリングや意見交換しながら進めております。 ○委員玉木まこと君) 要望はあったけれども、今回の改修工事でできなかったことで大規模改修に回すということはありますか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 今回2階に移ります工房アミについては、家族会保護者の方のご意見を踏まえて床暖房を入れることにしました。工房アミ利用者の方は重度ということもありまして、体の筋肉が拘縮する筋拘縮を防ぐために、車椅子からおりて床で体を動かすことが非常に効果的です。床が冷たくないようにということでご意見を伺って、工事の中に反映いたしました。 ○委員玉木まこと君) わかりました。あと喫茶コーナーは照明も直すということですけれども、図面では間取りは変わっていないのですけれども、少し暗いイメージを私は持っています。明るさを変えるとか、どれぐらいの内装工事をされるのか教えてください。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) ヒューマンぷらざの入り口を入ってきたところですけれども、少し照明が暗いですのでLED化をして明るくするとともに、喫茶部分の壁はステンレスで無機質な感じで少し老朽化もしていますけれども、できれば協定木材のようなものを張るような形で、明るくやわらかい感じの内装というか雰囲気にしたいと考えております。あと、備品等も古くなっているものは変更したいと考えております。 ○委員玉木まこと君) ヒューマンぷらざ1階は、いろいろな行事などをされていると思いますし、竹芝小学校記念室あたりにも机を並べていろいろやられたりするので、そのようなところも明るくできるような形で照明の配置などを工夫していただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員風見利男君) こども療育パオが移転して、その後改修してとなるのでしょうけれども、参考資料1では、平成32年12月から平成33年3月までは、工房アミの隣は放課後等デイサービスに活用するとなっていますけれども、先ほどの説明だと2階は全面床暖房ですよね。そうすると、放課後等デイサービスの方も含めて全面床暖房にして、最終的に放課後等デイサービスが移転した場合にこども療育パオが全面的に使うということで、全面床暖房になるわけですか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 風見委員のおっしゃるとおりでして、2階は全面床暖房で、平成33年4月から2階全部が工房アミになります。 ○委員風見利男君) 現在の工房アミの広さは680平米ですが、今度は800平米になるわけで、これによって新しい事業や新たに機械を入れるという計画はあるのですか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 工房アミにつきましては、現在47名の方が利用されており、この先も特別支援学校を卒業した方々が利用すると考えておりますので、利用人数の増加やニーズに対応できるように面積をより広くすることになっております。運営の内容自体は大きくは変えずに、定員とニーズの増加に対応できるような広いスペースをとります。 ○委員風見利男君) 人数が増えても対応できるようにするということですね。それから、天井に滑車のようなものをつけて、移動などに使うようですけれども、構造上の強度は大丈夫なのですか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 1階の放課後等デイサービスのいろいろな設備のことかと思いますけれども、天井部分もきちんと補強して、危険がないように対応することを想定しています。 ○委員玉木まこと君) 竹芝小学校記念室についてですけれども、竹芝小学校同窓会などがまだあるのですかね。わからないですけれども、この展示のコーナーについては今回は改修工事の対象にしていないのでしょうか。同窓会のようなものがあった場合で、ここをこうしてほしいと思っていたら、この改修の機会にできたら一番よいと思うのですけれども、そのようなヒアリングはされているのか教えてください。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 竹芝小学校記念室の関係につきましては、1階に入って入り口の左側にそのような展示スペースがあります。7階にも竹芝小記念ホールということで、いろいろな学校旗などが飾ってあったりしますので、こうしてほしいというご要望等がもしあれば、できることがあれば反映していきたいと思っております。しかし、工事でそこについて大々的に手を入れる予定はなくて、全体的に照明や壁面等を明るい雰囲気にしていく予定にしています。 ○委員玉木まこと君) 少し思ったのは、ほかの喫茶コーナーなどはきれいになって、ここだけ変わらないままになってしまうと、旧竹芝小学校の関係の方が何でここだけそのままなのかと思ったりしてしまうかなと思いました。全体的に照明を改修するということで、一緒に改修できる部分がもしあるならやっていただきたいと思ったのと、要望があったら聞いていただけければと思いました。改修の内容も当然あると思いますが、ご意見を伺うことができるなら聞いていただければと思いますので、要望いたします。 ○委員清家あい君) 放課後等デイサービスについてお伺いします。平成32年12月から平成33年3月までの間は2階で、平成33年4月から1階におりるとなっているのですが、平成32年12月から平成33年3月までの間が2階だと、医療的ケア児痰吸引等に必要なコンセントの増設や訓練器具設備の整備などは1階でやるようになっていますけれども、そのようなものが一切ない状態でできるのでしょうか。  また、現在、指定管理者を公募中だと思うのですが、平成32年12月から平成33年3月までの間でどれぐらい利用者が来ると見込んでいて、平成33年4月からはどれぐらいの利用者になると見込まれているのでしょうか。それから、時間や送迎などについてもお伺いします。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) まず、放課後等デイサービスですが、平成32年12月から2階の一部で、現在、こども療育パオめろん組医療的ケア等がある重度のお子さんが過ごしている部屋を使うことを想定していますので、そのあたり器具等の対応は大丈夫だと考えております。  それから、定員ですけれども、平成33年3月までは5名程度で実施したいと思っております。平成33年4月以降、1階に移りましたら20名で実施したいと思っております。定員の人数が大きく違うことについては、年度が中途半端なこと、平成33年4月になりますと港区立元麻布保育園を卒園したお子さんが入ってくる可能性があるタイミングですので、定員を大きくして対応できるようにしたいと考えております。  それから、運営の時間につきましては、午前9時から午後6時までを予定しております。また、送迎については特別支援学校等から、通常であればご自宅にスクールタクシーで帰ると思うのですが、その行き先をヒューマンぷらざにしてヒューマンぷらざで過ごしていただいた後のご自宅までの送迎については、ヒューマンぷらざでバスを手配してご自宅まで送ることを予定しております。 ○副委員長近藤まさ子君) 2階部分の工事平成32年4月から始まって、平成32年9月いっぱいで終わるということですかね。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 近藤副委員長のおっしゃるとおりです。 ○副委員長近藤まさ子君) そして、平成32年10月から工房アミが1階から2階へ移動するのですよね。3階の工房アミは2階には移動しないで、1階部分が2階に移動するだけですか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 3階に分かれている工房アミについても、平成32年10月のタイミングで一緒に2階に移っていただくことを想定しています。 ○副委員長近藤まさ子君) そうすると、平成32年12月から平成33年3月までは工房アミ放課後等デイサービスが一緒に2階のフロアにいることになりますね。800平米という面積は2階全体の面積ですが、放課後等デイサービスを除いた面積はどれくらいですか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 2階の放課後等デイサービスを除きますと、700平米ぐらいになるかと思います。 ○副委員長近藤まさ子君) 平成33年4月からは工房アミは2階全体のフロアで800平米を使って活動するということで、現在より結構広くなるのですけれども、定員は同じでしょうか。 ○障害者福祉課長横尾恵理子君) 定員については、現在は40名ですが、50名にしたいと思っております。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご質問等ございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかになければ、報告事項(1)「港区立障害保健福祉センター改修工事について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、報告事項(2)「子ども孤食解消保護者支援について」、理事者説明を求めます。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) ただいま議題となりました、報告事項(2)「子ども孤食解消保護者支援について」、ご説明いたします。12月21日付当常任委員会資料№2をごらんください。子ども孤食解消保護者支援についてです。食の取り組みを通じて子どもとその保護者を孤立から守るために、子ども孤食解消とその保護者への支援子ども未来応援施策の1つに位置づけまして、子ども食堂運営団体や町会・自治会地域企業などとともに支援に向けた検討を進めていきます。  まず、項番1の背景です。現在、ライフスタイルなどの多様化により子ども孤食が進んでおります。孤食は、その子ども自身の今後の人生に大きな影響を及ぼすことが懸念されております。また、子どもだけでなく保護者自身が疲弊しておりまして、地域で孤立する親と子どもの存在についても警鐘が鳴らされているところです。子どもの食を考える上で代表的な子ども食堂は、子ども貧困対策の推進に関する法律が平成26年1月に施行されて以降、急激に全国的に拡大しております。また、東京都においても平成30年度新規の補助事業として子ども食堂推進事業を開始いたしました。23区内におきましても、江戸川区や文京区などにおいて独自の事業がスタートしております。現在、港区では子ども食堂は2カ所で運営されております。運営者NPO団体小学校保護者有志によるものです。また、平成28年度に実施した港区子ども未来応援施策基礎調査では、子どもだけで夕食を食べる場合が多い家庭が約12%あります。区は、地域全体で子ども孤食解消とその保護者についても孤立から救う必要があると認識しております。  項番2の港区の子ども孤食解消保護者支援の検討についてです。区は、港区の子どもが置かれている食の状況を踏まえ、食の取り組みを通じて子どもとその保護者を孤立から守るため、子ども孤食解消とその保護者への支援子ども未来応援施策の1つに位置づけ、子ども食堂運営団体や町会・自治会地域企業などとともに支援に向けた検討を進めます。  2ページをごらんください。項番3の今後の進め方です。(1)(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会の設置でございます。地域での実態を把握するとともに、取り組みに向けた検討を進めます。委員構成としましては、子ども食堂運営者のほか、民生委員児童委員、保護司、地域企業警察署、区などです。区の所管といたしましては、みなと保健所、各地区総合支所子ども家庭支援部教育委員会をメンバーとしまして、多角的な検討を行います。  (2)(仮称)子ども孤食解消保護者支援推進事業でございますが、子ども食堂の運営の安定と継続を目的として必要な経費を補助いたします。さらに、具体的支援としての例示ですけれども、地域子ども孤食解消保護者支援に関する活動を始めたいと考えている支援者に対しての講座の開催、地域子どものために役立つ活動をしたいと考えている支援者地域貢献などを考えている地域企業を区が主体となって結びつけまして、地域での子ども孤食解消とその保護者支援の場の立ち上げが円滑に進むための支援、そして、いきいきプラザ区民センターなど区有施設での活動の可能性について関係機関との協議などを検討していく予定です。  最後に、項番4の今後のスケジュールです。平成31年4月に(仮称)港区子ども孤食解消保護者支援連絡協議会を設置しまして、(仮称)子ども孤食解消保護者支援推進事業を開始する予定としております。  説明は以上です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(土屋準君) まず、項番1の背景のところを聞きたいのですけれども、港区子ども未来応援施策基礎調査子どもだけで夕食を食べる場合が多い家庭が約12%ですけれども、その原因は何か出ていますか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) この調査では、家族そろって一緒に食べることが多いが47.4%、家族の誰かと一緒に食べる場合が多いが32.0%と約8割がどなたかと一緒に食べてはいるのですけれども、生活スタイルの変化や共働き世帯のデータも裏腹にございます。そのような中で1人で食べているというのが結果の分析の1つであろうかと思います。 ○委員(土屋準君) あと、子ども食堂を運営している団体もあるようですけれども、子どもだけが対象で食堂に行くのでしょうか、それとも保護者も一緒なのでしょうか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) やはり子ども孤食解消は大きな課題ではありますが、あわせてその保護者地域から孤立化していることを大きな課題と捉えております。そのため、子どもとその保護者、また、多世代交流なども考えておりまして、特に大きく対象が誰と厳密に決めるものではなくて、幅広くコミュニケーションをとれるような場になればと考えております。 ○委員(土屋準君) 東京都がこの補助事業をしていますけれども、補助の仕方として、東京都と区と団体関係はどのような感じになっていますか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 東京都が今年度から開始しました子ども食堂推進事業ですけれども、基準額は上限がありますけれども、子ども食堂の運営を支援する区市町村に対して補助を実施する内容になっておりまして、実際に、子ども食堂を運営している団体に補助するのは区からになります。東京都は、子ども食堂支援している区市町村に対して補助を実施しますので、東京都から区に財源が来て、区が団体に補助するという流れになります。 ○委員(土屋準君) ありがとうございます。貧困対策という考え方孤食になる家庭のあり方ですとか、貧困というわけではないけれども一緒に食事を食べることによってコミュニケーションなどを支援する考え方があると思うのですけれども、その辺の区の考え方はいかがでしょうか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 土屋委員のご指摘のとおり、子ども食堂と言いますと貧困というキーワードが出がちなのですけれども、当然、貧困対策にもなっていますけれども、区としては、ひとりぼっちとか孤立化している子ども孤食、また、その親も地域社会から孤立しているというところに大きく課題認識を持っております。そのため、貧困対策というよりむしろ孤立解消、そしてコミュニケーション不足を解消したいということで大きな輪としてつなげていきたいというねらいを眼目として持っております。 ○委員(土屋準君) ありがとうございます。そのような孤立解消のための対策が大切だと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。 ○委員清家あい君) 現在、区内で活動している子ども食堂は、NPO団体小学校保護者有志による運営の2カ所ですけれども、これはそれぞれどこで、どれぐらいの頻度で、どれぐらいの人数を対象に実施しているというデータがあったら教えてください。
    子ども家庭課長佐藤博史君) 区内では2カ所で行っております。1つは、麻布地区でNPO法人が行っているもので、月2回の活動で、いきいきプラザを会場に使っております。受け付けは、月初めに電話で登録・予約するということですが、すぐに埋まると聞いております。参加費はお子さんが100円、付き添いの方が300円での食事の提供となっております。人数は40人です。  もう一つが、赤坂エリアで小学校PTAの有志が行っているもので、食事は子どもが500円、おとなが800円です。対象は子どもだけではなくて保護者とのコミュニケーションをとるということで、10人から20人で実施していて、先ほどのNPOと同じように月2回の活動です。 ○委員清家あい君) 赤坂地区の子ども食堂もすぐにいっぱいになってしまうのですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) やはりニーズはあるようで、すぐに予定の人数になるそうです。 ○委員清家あい君) 子ども食堂を運営するために、このような団体から場所や費用、ボランティアの確保、広報など、いろいろな課題があると聞いています。2ページの項番3の(2)で、子ども食堂運営の安定と継続を目的として必要な経費を補助しますとなっているのですが、補助額はどれぐらいですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 1回当たり1万円の月2回で、それが1年間です。これが上限額でございますので、1食堂あたり年間24万円が補助額となります。 ○委員清家あい君) わかりました。子どもだけで夕食を食べる場合が多い家庭が12%ということですので、大人がいなくても子どもが自分で歩いて通える場所にないといけないと思います。全ての学校単位での開設が望ましいと思うのですが、区内ではどれぐらいの数が適切と考えていますか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 現在、区内では2カ所ですけれども、平成31年4月から(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会を設置いたします。そこで、港区の子どもたちや親子にとってどのようなエリアに配置されるのが一番望ましいのか検討していくことになろうかと思います。港区には総合支所が5つありますので総合支所の単位、また、学校の単位や地区協議会の単位などいろいろな考え方あろうかと思いますけれども、どのエリアにどのぐらいあるのがよいかは検討して決めていきたいと思います。 ○委員清家あい君) まだこれからで、今の段階では決めていないということですね。麻布地区の子ども食堂は港区立麻布いきいきプラザですね。赤坂地区の子ども食堂はどこでやっているのですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 港区立赤坂いきいきプラザが会場になっています。 ○委員清家あい君) いきいきプラザ区民センターなどが想定されると思うのですが、調理できる調理室がないと開設できない事情もあるかと思います。現在、開設しているのは麻布地区と赤坂地区ですよね。高輪地区や芝浦港南地区、芝地区ではまだできていないわけですけれども、いきいきプラザにするかどうかも今後の課題ですよね。いきいきプラザ区民センターの会議室で飲食ができないとなっていたりするのですが、場所をどのように確保していくかに対しての考え方があったら教えてください。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 調理可能なところを貸し室として提供している区内施設としては、いきいきプラザが8館、区民センターが2つですけれども、区の施設以外にも事業者の協力など、いろいろな可能性を探っていけたらと思っております。(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会を中心としまして、その場所の確保についても検討していきたいと思っております。 ○委員清家あい君) いきいきプラザ区民センターでは、調理室で子どもたちがいるとつくっているところで危なかったりするから、食べさせるところは会議室の方がいいとか、調理室とは別な場所がいいとかあると思うのです。会議室では飲食できないという規定を調整する考えがあるのでしょうか。また、ほかに貸してくださる事業者とおっしゃったのは、民間事業者のことをおっしゃっているのですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) これは可能性の話でして、具体的にどこという形ではないのですけれども、そのようなことも視野に入れて、区で何かそのような場をつくるということではなく、地域の協力のもとにそのような場が生まれてくることを区として支えていきたいという考え方ですので、いろいろな形を模索していきたいと思っております。なお、東京都の補助事業でもそうなっていますけれども、調理するところと食べるところが隣の建物であったとしてもそれは見なすという形になりますので、当然そのようないろいろなルールや基準を前提として工夫が可能かどうかも含めながら、一番見合った形を考えていきたいと思っています。 ○委員清家あい君) 先ほどの質問は、いきいきプラザ区民センターの会議室で飲食ができないルールを調整してくれるのか、あと、民間企業の社員食堂を借りて調理という可能性もあると思うのですけれども、その場合、みなと保健所の問題が出てきます。その辺の調整に区が入ってくれるのでしょうかということです。区が、その辺はやってくださるという見解でよろしいですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) (仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会にはみなと保健所も入っております。営業許可云々というお話になりますと、自分たちでつくったものを自分たちで食べるという概念、そのような場合は許可を必要としないという考え方もございます。この形が使い勝手がよ過ぎて、食中毒も含めた事故を招くようなことがあっては絶対にいけません。安全も兼ね備えたものとして、どのような形ができるか検討していく内容になっていくかと思います。 ○委員清家あい君) みなと保健所のルールのところも、今後話し合っていくということだと思います。みなと保健所も(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会の一員であるので話し合っていくということですね。いきいきプラザ区民センターの会議室のルールも区が入って調整してくださるということでよいですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) はっきりしない答弁で申しわけございませんでした。そのような課題について一つひとつクリアに向けた調整に入るということで、皆さんの理にかなったものになるよう調整していきます。 ○委員清家あい君) ありがとうございます。もう一つは、本当に必要としている子どもたちがアクセスできるような周知がすごく重要で課題だと聞いているのですけれども、周知に対する支援はどのような形で行っていこうと考えていますか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 周知はとても大事なところだと思っています。実は、子ども孤食解消という表記にしたのも、例えば、子ども食堂に行っている子どもは貧困世帯の子どもだというレッテルが張られることがあってはいけません。周知の仕方によって、地域子どもたちが地域で生き生きと笑顔で過ごせるような周知の仕方が必要かと思います。それは、区のツールを十二分に使って周知してまいりたいと思います。 ○委員清家あい君) わかりました。お願いします。生活保護世帯への学習支援を区で行っていますけれども、このような子どもたちに対しての食事の提供が必要だとずっと言われていると思います。現在、それはどのようになっているのでしょうか。 ○生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 現在、中学生及び高校生に行っている学習支援事業においては、クッキーや焼き菓子などを授業の合間に出しています。 ○委員清家あい君) それについては、結構遅い時間にやっているのですよね。もちろん、そこで一緒にご飯も食べられて勉強もできる居場所になるような場所であることが望ましいと思うのですけれども、今後、子ども食堂を入れていく、一緒にやっていくような考え方はあるのですか。 ○生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 現段階では、クッキーや焼き菓子のレベルを超えて食事を提供する計画はありません。現状、学習時間がいっぱいいっぱいでやっているところもあって、それ以上の定食のようなものを食べる時間の確保はなかなか難しいという状況があります。そのため、それ以上に広げることは考えておりません。 ○委員清家あい君) わかりました。でも、そのようなニーズはないのですか。子どもたちは勉強した後に家に帰ってご飯を食べるのですか。 ○生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 学習支援の前に食べる子どももいれば、家に帰ってから食べる子どももいて、学習支援が終わるのが午後8時なので、それから家に帰ってとなると確かに遅い時間に夕食を食べることになると思います。食事の提供のあり方については、今後検討していく余地はあるのかもしれませんが、現状で具体の案はありません。 ○委員清家あい君) わかりました。それでは、学習支援に通っている子どもたちは、孤食や食事に困っている状況ではないということですか。 ○生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 学習支援に来ているお子さんについては、例えば、児童扶養手当や生活保護を受給している世帯ということでご案内しており、そこに孤食というキーワードをあてはめて呼んでいないので、来ているお子さん家庭に帰り午後8時以降に食べる夕食が孤食なのかどうかは把握しておりません。 ○委員玉木まこと君) 前段のところでほかの区が宅食とかをやっていますということを触れていますが、港区は孤食の解消ということで、今回このような報告を受けていると思うのです。孤食解消もすごく大事で、宅食というのは、そのような場に行くのがなかなかできなかったりする家庭支援には有効なのかと思うのですけれども、先ほど、生活福祉調整課長子ども食堂に行っている人は貧困だと外から見られてしまうのではないかと言っていましたとおり、お子さんの心理として行きづらいと思ってしまう人もいるかもしれないし、周りの環境で行かせづらい家庭にとって宅食という支援は、本当に困っている方には有効だと思うのです。区として、宅食の必要性についての考え方は、(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会などでも検討されていくのかどうか教えてください。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 今回の趣旨は、子どものために地域子ども食堂の活動をされている方を支援していくという考え方でして、決して区が食堂をつくるということではないのが、今の考え方でございます。宅食というのは、さらに効果はあろうと思います。しかし、(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会で考えていくことは、地域子どものために進めているものを区として支援していく、どのような支えができるかを検討していくというものですので、これを宅食の方向にするということになると、また違うステージと言いますか次のステップになってくるのかと思っています。今回は、地域の活動について区が支援していくものでございます。 ○委員玉木まこと君) 孤食解消地域のつながりも増していくし、よい取り組みだと思います。それに区が支援することもよいと思うのですけれども、より困った方を考えたときに、このような場に出づらい家庭がいるのか、いないのか、しっかり見きわめていく必要があると思います。宅食は、そのような家庭への支援に有効性があると思うので、そのような必要性があるかどうかは、引き続き検討していただきたいと思います。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) そのような部分も検討してまいりたいと思います。 ○委員玉木まこと君) あと、孤食解消という言い方についてですが、子ども食堂が何となく貧困とつながってしまうのと近いようなところがあるのですけれども、孤食解消というよりは、みんなでわいわい食べるとか、そのようなポジティブワードに置きかえて、表に出る段階では表現できた方がいいのかなと思います。みんなで食べるご飯という方が、雰囲気がプラスに向くと思います。行政として、孤食解消というのはもちろん大事なミッションだと思うのですけれども、(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会という名前がばんと外に出ることはないとは思うのですけれども、広報という段階になったときには、孤食解消しませんかと保護者に言っても、うーんと思ってしまうので、その辺は工夫していただければと思います。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) ネーミングはとても大事だと思いますので、何か考えていきたいと思います。 ○委員玉木まこと君) あと、先ほど清家委員から調理場の確保が大変で、結局場所を確保することがなかなか難しいのではないかという話があって、そこもすごく気になっています。孤食解消だけを考えた場合、調理する場がないけれども、みんなが食べる場ができたら、それはそれでよいのかなと思います。調理ができた方がよりコミュニティが深まっていくと思うのですけれども、どこかから温かいお弁当のようなものを手配して、みんなで食べるような場でも、少しは孤食解消につながっていくのかなと思います。定義として、そのようなことも含まれるのか検討の余地があるのでしょうか。もしくは、東京都はそのようなことは認めていないのでしょうか。その辺で、もし知っていることがあれば教えてください。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 東京都の事業の中では少し条件がありまして、買ってきたものをそのまま食べることは事業の対象にはならないのですけれども、形としてはいろいろあってよいかと思います。 ○委員玉木まこと君) 民間事業者で、このようなことを応援したいけれども場所がないとか、いろいろなケースがあると思います。東京都だとなかなかできないけれども、区だったら柔軟にできるということも検討していただけたらと思います。もちろん相手がいることだと思いますので、応援したい企業は港区にはたくさんあると思うので、そのようなものをうまく生かしていただければと思います。孤食解消、みんなでわいわい食べる楽しさといったところで、理想に基づいて何かできることを考えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員風見利男君) 現在、2カ所でやっていると。港区立麻布いきいきプラザと港区立赤坂いきいきプラザでつくられているということですが、どこで食べているのですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 調理室でつくって調理室で食べています。隣の部屋で学習支援などを行っています。 ○委員風見利男君) 港区立青山いきいきプラザの調理室しか知らないのですけれども、10人以上の子どもが、そこの調理室でつくって食事をするというと大変ですよね。調理室でつくったけれども、隣にある会議室を使って食べるという仕組みがあってよいと思うのですよね。だから、区がこのような形で事業を始める以上、利用者がもっと増えることを想定しないといけませんよね。調理室で食べるということでは、いきいきプラザを使ってそば打ち教室とかやっていますよね。そのような仲間同士でやる分にはよいのでしょうけれども、孤食解消ということでやるのであれば、区が取り組む事業なわけですから、清家委員も言っていたとおり会議室や敬老室を使ったりというパターンをつくっていく必要があると思います。その辺はどうでしょうか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 区が子ども食堂を運営するわけではなく事業者の進めていることを支援するわけですけれども、いろいろなパターンはあろうかと思います。また、みんなでつくってみんなで食べるといったことがスタンスとなりますので、食べる場所の工夫は可能性としてありますけれども、それは運営者とお話をしながら、そこが決めていくものと考えていまして、区としては支援していくという形でいきたいと思います。 ○委員風見利男君) いきいきプラザで調理室があるところは8カ所、区民センターでは2カ所ということでしたが、ここが中心になるのは当然だと思うのです。一番利用しやすいわけですから。そうであれば、調理室で食事をつくってもいいでしょうけれども、敬老室などを使って食べるという仕組みを区としてもきちんと提供していく姿勢がなければ広がらないと思うのです。民間企業の食堂を使ってくださいという企業も出てくるでしょうけれども、なかなか今すぐ進むとは思えません。いきいきプラザで食事してはいけないと基本的にはなっていますけれども、いきいきプラザを常時使っている人たちが忘年会をやるときにお弁当を持ってきて食べたりということは許しているわけですよね。敬老室は夕方で閉じますから、利用しやすいわけです。ですから、区として率先して施設を提供していくと。(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会ができるわけですから、そこに提案して施設の提供をやっていくことも当然必要だと思うのですけれども、いかがですか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 区としてどのような形の支援ができるか、(仮称)子ども孤食解消保護者支援連絡協議会でも議題として検討してまいりたいと思います。 ○委員風見利男君) ぜひ、お願いします。  先ほど、子ども家庭課長子どもだけで夕食を食べる場合が多いが約12%とおっしゃいましたけれども、これは全体ですよね。小学生は6.8%、中学生は20.9%、高校生以上は21.8%なのです。約12%と言うと、10人に1人ぐらいだけれども、中学生になるともっと増えるわけです。ですから、このような事業をきちんとやることは非常に大事になってくると思うのです。実際、2団体がやっていらっしゃって、1団体が東京都の補助金を受けているようですけれども、それで本当に足りるのかどうかといった意見は聞いたことはありますか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 最近は、いろいろな食材のご提供などの支援を受けられていてありがたいということで、お金以外の支援がある中で子どもたちに喜んでもらっていると聞いております。 ○委員風見利男君) 補助金をもらわなくても頑張ってやりますよという団体もあるようですから、それはそれでよいわけですけれども、実際に運営しているところの声をよく聞いて、運営している中で、人と場所とボランティアという話がありましたけれども、それ以外に食材や経費ということも当然あり得るわけですから、その辺の調査もしていただきたいと思います。東京都の事業を区を通じてやるわけで、上限金額も変わらないで本当によいのかどうか、関係者の意見も聞いていただいて改善に向かって努力するということで取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○子ども家庭課長佐藤博史君) 実態を踏まえた補助内容となるよう見直し、検討を行っていきたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご質問等ございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに質問がなければ、報告事項(2)「子ども孤食解消保護者支援について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願29第2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(2)「請願29第11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(3)「請願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(4)「請願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(5)「発案27第10号 保健福祉行政の調査について」を議題といたします。  私の方からお尋ねします。国から、風しんの方向性について示されたのですけれども、それに対して区は今後どのようにしていくのか教えてください。 ○保健予防課長(長嶺路子君) 関東地方を中心に全国へと広がりつつある風しんの流行を受けまして、国は12月13日に新たな対策、風しんに関する追加的対策を示しました。その内容は、現在実施している抗体検査と、その結果が陰性だった方の予防接種費用の助成において、39歳から57歳の男性を対象とすること。また、予防接種については予防接種法に基づく定期接種とすることでございます。さらに、抗体検査の実施については、新たに特定健康診査や企業健康診査などの機会も活用して受診できるようにすることなど、検査や予防接種を受けやすくする体制づくりを求めることとしております。詳細な点については現段階では不確定なため、区は、今後も国からの情報を迅速に把握しながら実施に向けて準備を進めてまいります。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かございますでしょうか。 ○委員風見利男君) 国の方向は新聞やテレビで報道されているのでわかっているわけですけれども、定期接種になると全額区の負担となるわけですね。 ○保健予防課長(長嶺路子君) 基本的にはそうです。 ○委員風見利男君) 動きとしては来年度になると思うのですけれども、当然予算との関係がありますよね。それまで区は待っているのですか。国の動向を見るのはよいわけですけれども、区独自の施策として現在行っているものを改善するという検討はされていないのですか。 ○保健予防課長(長嶺路子君) それについては、さまざまな関係機関と調整していきたいと思います。 ○委員風見利男君) 港区の合計特殊出生率は、23区内でも高いわけで、風しんにかかっている方も多いのです。企業もたくさんあるし、外国籍の方もたくさん旅行に来たりしています。みなと保健所に通告があった件数は、全国で比較しても多いわけですね。ですから、区が率先してやるべきだと私は前々から言っていますけれども、港区医師会などとの調整があるので、すぐあしたからとはなかなかいかないのでしょうけれども、ぜひ急いでいただきたいと思います。国の動きを待っているだけではなくて、港区で生まれる子どもが先天性風しん症候群になっては本当に困るわけですから、それを防ぐ立場からお願いしておきたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) そのほかに、ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) その他、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時31分 閉会...