〇
出席説明員
副区長 田 中 秀 司
高輪地区総合支所長・
街づくり支援部長兼務 野 澤 靖 弘
芝浦港南地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務 星 川 邦 昭
国際化・
文化芸術担当課長 大久保 明 子
観光政策担当課長 冨 永 純
障害者福祉課長 横 尾 恵理子
都市計画課長 冨 田 慎 二
企画経営部長 浦 田 幹 男
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務 野 上 宏
教育推進部長 新 宮 弘 章
生涯
学習スポーツ振興課長 木 下 典 子
教育指導課長 松 田 芳 明
〇会議に付した事件
1
報告事項
(1)
MINATOシティハーフマラソン2018の
開催結果について
2
審議事項
(1) 発 案27第16号
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に向けた諸
対策について
(27.6.26付託)
午後 1時30分
開会
○
委員長(
鈴木たかや君) ただいまから、
東京オリンピック・
パラリンピック対策特別委員会を
開会いたします。
本日の
署名委員は、
玉木委員、
山野井委員にお願いいたします。
本日、
芝浦港南地区総合支所の
大浦協働推進課長、
佐藤土木課長、
大屋地域交通課長、
新井環境リサイクル支援部長、
茂木環境課長、
大久保地球温暖化対策担当課長及び
加茂みなと
リサイクル清掃事務所長は、
交通・
環境等対策特別委員会に出席するため、
委員会を欠席する旨、
連絡がありましたので、ご了承ください。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
鈴木たかや君) それでは、
報告事項に入ります。
報告事項(1)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
開催結果について」、
理事者の
説明をお願いいたします。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) それでは、
報告事項(1)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
開催結果について」、ご
報告させていただきます。
12月2日日曜日に
開催いたしました
MINATOシティハーフマラソン2018におきましては、
区議会議員の
皆様も早朝から、
スタッフジャンパーを着ていただきまして、
スタートセレモニー、
表彰式にお立ち合いいただきました。どうもありがとうございました。今回は、おおむねデータが出そろいましたので、こちらをご
報告させていただくものでございます。
天候は曇りで、
気温は
ランナーにとってはちょうどいい
気温だったと聞いておりますが、
ボランティアの方、
沿道の
皆様には少し肌寒い日でございました。
参加者数ですが、
申込者数は、
ハーフマラソンは当初5,322人いらっしゃいました。当日、
出走者数が4,698名、
完走者数が4,328名ということで、
完走率は92.1%でした。2時間30分の
ハーフマラソンの
規制の中では、この
完走率は妥当で、3時間の
規制であれば96%ぐらいは行くのではないかというのが通常だそうでございます。
そして、
ファンランにつきましては、
申込者数578名でしたが、
ハーフマラソンと違いまして
チップでの
計測ではございませんので、当日の実
出走者数は未把握になっております。578人のお申込みと、111人の
伴走者の方で、これが全員ご
参加いただいていたとすれば、689人の方が
ファンランを楽しんでいただいたということになります。
収容関門の
対応者数は、ごらんのとおりでございます。残念ながら261名の方が
ゴールに達することができませんでした。
完走者数と
収容関門での
対応者数の合計が
出走者数に109人合わないのは、何らかの事情で、
関門と
関門の間のところでご辞退されたのではないかと推察しております。
2ページをごらんください。
医療救護所等の
対応者数ということで、当日は8カ所の
医療救護所を設置いたしまして、
ランナー、
沿道の方の安全・安心を確保するという
対策を講じてまいりました。当日は39人の方が
医療救護所に訪れ、その中には
重症者、またAEDの使用はございませんでした。しかし、
ゴール付近、あるいは
ゴールをされた後に
脱水症状を起こされた方が2人いらっしゃいまして、
民間救急車で
東京慈恵会医科大学附属病院にお送りし、治療を受けていただいた後に無事帰宅されたというところまで確認しております。
次に、
表彰、
ハーフマラソンの部の
総合でございます。こちらは
スタートの
合図が鳴ったとき、つまり
Aブロックの
スタートの
合図が鳴ったときから
ゴールするまでの
グロスタイムの順位で、
陸連登録者の部、
一般登録の部の
男子、
女子で計12名の方を
表彰させていただいております。
3ページをごらんください。こちらは
ハーフマラソンの部の
男女別の
ネットタイムでございまして、
チップを持った
ランナーの方が、
スタートラインの
計測器を超えてから
ゴールの
計測器を超えるまで、まさに
スタートから
ゴールまでの
ネットタイムになります。こちらの
タイム順に、
男子、
女子ともに30歳未満、30歳代から6つの区分の
年代別表彰をさせていただいております。こちらは4ページまで続いておりまして、
ゴシック体で記載させていただいている
表彰者につきましては、
港区民の枠で走られた方となっております。
最後に、
大会当日の
入電件数でございます。こちらは
大会本部に
電話があった数を記載しておりますが、当日は34件でございました。34件でおさまっている理由としまして、
コース、
沿道、または
会場で受け付けた
問い合わせ、
苦情の数が全ての
ブロックで775件ございました。このような
現場での
対応が、
本部への
連絡の少なさにあらわれているということで、今回、1,000名以上の
ボランティアの方、それから区の職員も300人を動員しまして
現場対応をした結果、このような
本部に対する
クレーム等については少なくなっております。また、
沿道での775件につきましても、丁寧に
対応させていただきましたが、個々には課題が残っていると感じておりますので、今後、総括いたしまして、次回以降に向けて、さらによくなるように検討を進めてまいります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
鈴木たかや君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご
質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。
○
委員(
阿部浩子君)
MINATOシティハーフマラソン2018はすばらしい
大会だったと思っています。私も走らせていただいて、私は途中の14.2キロメートルの
関門で、1分間に合わずに完走できなかったのですが、来年は完走したいなと思っています。
区民の
皆さんも一緒に
応援してくださって、すばらしい
大会だったと思います。また、中学生の
方々がお水を配ってくれたり、スポーツドリンクを配ってくれたりなど、
ボランティアに
参加されたということがすごく
印象に残って、本当にいい
イベントだったと思っています。
幾つかお聞きしたいのですけれども、775件の
苦情があったということなのですが、具体的にどのようなものなのか、多いものを挙げていただければと思います。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 775件の大半は、道を渡れないということと、
ボランティアに
案内していただいても、目の前に
目的地が見えているにもかかわらず、左へ、右へと大きく
迂回させられるということに対しての
苦情が多い
状況でした。基本的には、
皆さん、やはり
案内がわかりづらいなどということで、ほぼ通行にお困りになった方が775件という
状況でございます。
○
委員(
阿部浩子君) これから総括されるということですけれども、気がついたことがあったのでお聞きします。まず、
スタート地点と
ゴール地点が離れていて、
ゴールは
東京タワーでしたけれども、完走した方が、
荷物を預けているところまで戻るのに、非常に寒くて大変だったという話が出ています。
東京タワーから増上寺のところまでの移動が大変で、また、ギャラリーの方も本当に多くて、
ランナーの方が、そこまで
着替えにたどり着くまでがすごく大変だったということを聞いています。
横尾委員から、
大阪マラソンも冬場の
マラソン大会なのですけれども、
ゴールが
イベントホールになっていて、走り終わってからその
ホールの一角で
着替えられるという
お話を聞きました。例えば、
みなとパーク芝浦などが
ゴール地点になったとすると、そこで
着替えもできるし、
スタートもそこであれば
荷物も預けることができるということで、
ランナーの方に優しいのではないかと思います。
それと、走っている立場から私が気がついたことなのですけれども、走っていて、
関門の
設定時間まで
あと何分あるのかがわからないのです。
最初の
関門の新
一の橋では、残り3分ですよなどと言っていたのですけども、それがほかのところではなかったと思います。
あと、今何キロメートル
地点を走っているのかがわからないということがありました。私は、手に第1
関門は何時と書いて、見ながら走っていたのですけれども、今走っているところが何キロメートルということが、来年度以降はわかるようにしていただきたいと思っています。
2時間半の
制限時間の中で、92%の方が完走されたということなのですけれども、できればこの中に入り
たかったなと思うのですが、私は
最後の
ブロックで
スタートしたので、
最初の
関門の新
一の橋まですごく急がなければ、1キロ6分何秒などで走らなければいけませんでした。
スタートするまでにすごく時間がかかるので、やはり時間の割り振りというか、
制限時間を2時間半にするのであれば、
最初の
関門の時間をもう少し延ばしてもらうなど考えていただきたいと思います。
次回は、本当に多くの
方々が完走できるような
取り組みにしていただければと思います。12月2日は本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 順次、お答えさせていただきます。
ゴール後に寒くて大変だったというご
意見は、
ランナーの
皆さんからもお聞きしております。どこまで
会場でカバーができるのか、それとも、例えば
ゴール後にタオルをお渡しするか、防寒の
対策をするか、その辺について、5,000人
規模の
大会ですので、いろいろと
会場探しなどもありますけれども、ソフト・ハードの両面から検討してまいりたいと考えております。
次に、次の
関門までの
アナウンスについても、また工夫させていただきます。
距離表示に関しては、プラカードを
距離、
距離で置いていたのですけれども、見えづらかったというご
意見もございますので、
表示についても工夫してまいります。
最後に、2時間半の
制限時間も、何とか
警察との
協議でもう少し広げていきたいということ、それから、第1
関門をもう少し緩くして、もう少し走っていただくということ。また、
最後の
関門の時間は11時2分だけども
大会は11時9分でシャットアウトしてしまうということであるならば、
最初と
最後の
関門の時間をもう少し工夫するなど、途中で棄権される方であってもより長く楽しめるように、工夫していきたいと考えております。
○
委員(
小倉りえこ君)
参加の
申込者数と
出走者のところである
程度の人数の開きがあって、
申し込みはしたけれども実際に当日来ない人も一定数いるということだったと思うのですが、5,000人前後で走るといったところで、600人ぐらいが来なかったと。実際に走られたのが5,000人に当然満たないわけですけれども、今後、そういった数もある
程度見越して、枠を増やしたりする予定なのでしょうか。
あと、4ページの、
問い合わせのところなのですけれども、
沿道などで
対応されたケースは、道を渡れないということがほとんどだったということですが、この
入電の
件数の10件の
苦情の方が、どちらかと言うと肝ではないかなと思っています。
内容がどのようなものか教えていただければと思います。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君)
出走者数は、2割
程度は
申込者数から欠けるというのが通説です。
警視庁との間で5,000人というお約束の中で、可能な限りということで、5,500人ぐらいは見ていこうではないかと思っていました。今回、実績がこのように出ましたので、なるべくキャンセルがないようにということも今後工夫しながら、数については、もう少しゆとりを持ってお
申し込みを受け付けられるか、または、そもそもの数をどれぐらい広げていけるか、今後、
警視庁と十分
協議していきたいと考えております。
本部に入った10件の
問い合わせにつきましては、車で来た方からの
問い合わせ、
苦情がありました。車をとめて、車窓から文句を言った方もいらっしゃるかもしれませんけれども、大分
迂回させられた、どのようなことだという
苦情や、また、目の前にいる人ではなく、やはり
電話で申し上げたいという方もいらっしゃいましたので、今回のお
問い合わせ、
苦情の種類としては、基本的に同様で、行き先に着けなくて困ったということが大所を占めておりました。
○
委員(
玉木まこと君) これも
交通関係の
苦情なのですけれども、
タクシー運転手の方から、
渋滞がひどかったという
お話をお聞きしました。
品川駅から有楽町駅に行く
お客さんだったそうなので、
コースと重なってしまったのだと思うのですけれども、途中でメーターをとめたということでした。
タクシー運転手の方も、そこまで混むと思わなかったとおっしゃっていたので、どれぐらい
渋滞が起きていたのかというのは、区として把握できるものなのでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 区として確実に把握し、現認しているのが、
赤羽橋の
交差点が
大分渋滞をしました。ただ、
広域迂回、
品川駅
方面から入ってくる車、それから
丸の内方面から入ってくる車の
広域の
迂回に関してはかなり効いたようで、外から入ってくる車はありませんでした。ただ、
広域迂回で札の辻の
交差点の方に入り込む車は少なかったのですけれども、かなり手前で三田の方に入って来られた方が、結果、
赤羽橋の方に来られて、そこで
大分渋滞したと。
赤羽橋に来られた場合に、
東京タワー方面にはもう走っていけないので、Uターンして、また麻布十番の方に抜けていくご
案内をしたところ、やはりUターンして戻ってくる車が混んでいる。また、
東京プリンスホテルに入る車が入れずに混んでいるというような状態が生じておりました。
それ以外の
部分では、各
警察署からは
渋滞のご
報告は特段入っておりませんけれども、今後、
交通管制に入っている
情報も開示していただきながら、どのような
交通に影響があっ
たかは精査していきたいと考えております。
○
委員(
玉木まこと君)
交通規制のことは、ポスティングなどいろいろやっていただいていたと思うのですけれども、それでも当日、そのようなことがあったのだと思います。今回で、
渋滞についてどのようなところがネックになるかがわかってきたと思うので、次回以降はそのような
渋滞の
アナウンスと言うか、どこが
渋滞のポイントになるかなどの
周知をしていただければと思います。
○
委員(
横尾俊成君) 今回、すごく
皆さんご努力されて、ようやくできたということですごく感謝しております。今、
交通規制の話もあったのですけれども、私は当日、昼御飯を大門のお店で食べたのです。そこの店長の方に聞いたら、「
交通規制は嫌だなと思っていたのだけれども、実際には
お客さんがびっくりするぐらい来て、すごく繁盛してとてもうれしい、ありがとうございます」と言っていまして、そのような
効果もあるのだなと思いました。次回に向けては、例えばお店の
案内やクーポン、港区の
情報などをもう少し
案内できると、より港区を知ってもらうきっかけになるのかなと。
観光分野とも連携しながらできるといいかなと思いました。
コースに関しては、
レインボーブリッジを渡り
たかったのですけれども、そのようなところも含めて、ぜひ赤坂・
青山地域も含めて広げられるように、また
警察とも調整していただきたいと思っています。
大会は一応
チャリティーという
位置づけだったのですけれども、
チャリティーの感じがあまり伝わってきませんでした。ほかの大きな
マラソン大会ですと、
NPOに
寄附ができて、その
NPOの
人たちが
沿道で
応援してくれて、ありがとうなどと言って走り抜けるというようなところがあったりします。そのような
寄附をしている実感がもう少し持てるような工夫が必要かなと思うのですけれども、その点に関してはいかがですか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 今回、
チャリティーマラソンという
位置づけで、
大会当日に
会場内に
募金箱を設置させていただきました。しかしながら、集まった
募金の
総額は4,995円でした。これはひとえに、我々の
告知不足、
周知不足であったと思います。今回寄せられた4,995円につきましては、港区
社会福祉協議会に
寄附させていただくのですけれども、次回以降は、今、
横尾委員おっしゃられたように、
チャリティーの
寄附先を増やして、さらに
寄附総額も増やしていかなければいけない、両方、充実させなければいけないと考えております。第2回の
大会に向けまして、もう少し
チャリティーにしっかり重きを置いた
取り組みができるように、そこも工夫してまいります。
○
委員(
丸山たかのり君) 私は夫婦で
ファンランに
参加させていただきました。私の予想に反して仮装して走る方が少なくて、子連れの方が大変多くて、それはそれで本当にほほえましい
マラソンですごくよかったのかなと思っています。また、
沿道からも非常に温かい声援を送っていただきまして、
会場に
応援に来られている
方々も結構いらっしゃるなという
印象でした。今回、ステージや
キッチンカーを用意したりなど、いろいろ工夫されたと思うのですけれども、なかなか全体の総数がわからないかもしれませんが、来場にされた方がどのぐらいの
規模だったのかはわかりますか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 正式な
計測はしておりませんが、
会場の
規模、面積と、今回が初めてだということを加味しまして、
保険契約上は1万人ということで、1万人
規模ではなかっただろうかということを考えております。ただ、
沿道の
応援の人の数などを入れた場合、
マラソン大会としてどのような
参加者数というのを
計測していいのか、こちらは今回、そこまで手が回らなかったということもありまして、次回以降は、
会場内に何人、
沿道に何人という
計測の仕方も学んでいきたいと考えております。
○
委員(
丸山たかのり君) わかりました。
今回の
ハーフマラソンの予算的な
部分では、
協賛企業からの
協賛金がすごく大きな
部分を占めたと思うのですけれども、その
協賛企業から、今回の
大会の結果、
内容に関して、何か
意見や
苦情のようなものなどはあったのでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 当日、
会場には28社の
協賛金を出していただいた
協賛企業の
ブースが出ていました。その
ブースを出してくださった
皆様からは、非常に好評をいただいています。205社の方から1億1,688万円の
協賛金をいただいたわけですけれども、その中でとりわけ
苦情といったものは、現在ございません。今後、機会がありましたら、各
企業の
皆様に評価をいただくような働きかけもしていきたいと考えております。
○
委員(
丸山たかのり君) わかりました。今後は、港区
版ふるさと納税分も合わせて、
協賛企業の割合ももう少し減るのかもしれませんけれども、そのような動きも出るのか、またしっかりと、あれば何か反映していただいて、次回もよいものにしていただきたいと思います。
最後に、私も、
苦情ではないのですけれども、むしろこのようにした方がいいというような
意見をさまざまいただいています。GPSで走っている
ランナーの位置などはわかるのですけれども、
沿道に来ている人がそれを見るすべがなかったので、例えば、
沿道にモニターのようなものを設置していただくなど、その場で
中継してくれるといいなというご
意見はいただいています。
質問は、来年に向けての
スケジュールを、現状でわかっている範囲で教えていただければと思います。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君)
中継については、
ケーブルテレビの
ジェイコムを
テレビで見ていただくほかに、「ど・ろーかる」という
スマートフォンのアプリを落としていただくと、生
中継が見られるという仕掛けにはしていたのですけれども、
告知・
周知が足りず、今、
丸山委員がご紹介された
皆様の
お話になったと思います。そことあわせて、
ライブ感といったものも
効果的に活用しながら、見せられる
大会にもしていきたいと考えております。
また、次回の
スケジュールにつきまして、我々も定例的に実施していきたいという思いはあるのですけれども、来年が改元の年ということで、
皇室行事が多々あると思います。
皇室行事がありますと、
警察全体の警備がかなりそちらの方にかかることから、
地域の
行事については、
警察でも、
行事によってはできる、できないというのがあって、場合によっては時期もずらされてしまう
可能性もあると聞いております。また、
東京2020
オリンピック・
パラリンピック競技大会が近づいているということもありまして、
事務方としては、いつできるのか、行わないのではなくて実施する方向で
関係方面と調整しまして、仮にここならば大丈夫だという
お話をいただいた時点で、ご
報告、ご
説明ができるように進めていきたいと考えております。
○
委員(
うかい雅彦君) お疲れさまでした。私も、
マラソン大会が行われると決まった当初は、お台場を
スタートして、
レインボーブリッジを渡ったらいいのではないかという話をしていたのですけれども、
コースの
設定についても大変なご苦労があったということで、本当にありがとうございました。
1つご提案です。区では撮っていないと思うのですけれども、
ジェイコムが撮影してくれた動画や画像をぜひ組み合わせていただいて、
MINATOシティハーフマラソン2018のDVDをつくっていただきたいと。新年
あいさつ交歓会には間に合わないかもしれないですけれども、例えば、
新橋SL広場のデジタルサイネージのところで流していただくと、再来年の
東京2020
オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けてのムードの盛り上げにもなりますし、第1回の
MINATOシティハーフマラソンが行われたことをいろいろな
方々に
周知していくのには、非常に
効果があるのではないかと思うのですね。そうすると、次回実施したときの
苦情も少し減るのではないかと思います。第1回ということで、やはり認知されていないという
部分が、
苦情の中で大きかったと思うのです。ぜひそのようなものをつくっていただいて、盛り上げていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 先日、港区
マラソン実行
委員会総会を開きまして、その際に、
ジェイコムに4分半ほどでまとめてつくっていただいた動画を実行
委員の
皆さんに見ていただきました。そのようなまとめた映像を用意していただいていますし、4分半でないバージョンも今後編集していただけると思います。今、
うかい委員からご
意見がありましたように、さまざまなところでご提供できる、あるいはご披露できるように、
ジェイコムとも相談させていただきまして、広めていきたいと思います。
○
委員(近藤まさ子君) 走り終わった
方々にこのような完走証というものを出していて、3種類のバージョンがあって、しかも走っている姿の写真入りで完走証ができ上がるということでした。これはすごくすばらしい企画だなと思って、感激していた人もいる一方で、新宿シティ
ハーフマラソンでは、
チップをかざすとその場で記録証、完走証のようなものがもらえるとのことで、できれば走り終わってすぐ、その場で記録証、完走証をいただき
たかったという人もいたのです。その辺の完走証の考え方というか、検討の余地があるかどうかを聞かせてください。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 都心で開かれる
マラソン大会なので、スムーズな運営をということで、駅から降りて
荷物がない方はそのまま
スタート地点に行って、走られて、そのままご自宅に帰宅されるというスムーズさにトライしてみました。走り終わった後に完走証をいただくために大分長い列をなしている
大会もあると聞いていまして、そのようにストップがないようにということでやってきたのですけれども、今、近藤
委員からも
お話がありましたように、逆にそうではないご要望もあることは承知しております。今後は、スムーズさを優先する方、当日完走証がどうしても欲しいというようなお声に応えられるように、
会場のレイアウトも含めて検討させていただきまして、よりよい
大会にしていきたいと考えております。
○
委員(近藤まさ子君) それから、第1回にしてはすばらしいできだったというお声を結構いただいています。給水所も多かった、
ボランティアが多くてすばらしかった、スムーズだったというご
意見もいただきました。今後、
ボランティアで
参加された
方々のつなぎと言いますか、
東京2020
大会に向けて、今回
ボランティアでかかわってくださった
方々の意識づけのような、もっと
東京2020
大会に向けて盛り上げる仕組みはできるのでしょうか。
あと、
ボランティアで
参加してくださった
方々の感想ではどのようなものがあっ
たか教えてください。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君)
東京2020
大会に向けてということにつきましては、今、都市
ボランティアというものを募集しております。なかなか都市
ボランティアの集まりが悪いと聞いておりますけれども、港区推薦枠というもので、都内の市町村に対して150人ぐらいの枠があります。今回の
大会でかかわってくださった
ボランティアの方に対しましては、その推薦枠のご
案内をさせていただいております。そのような形で、一般の公募よりも入りやすいであろう推薦枠を活用して、
東京2020
大会につながっていただきたいというのがまず1点目です。
あと、さまざまな団体の
皆様に
ボランティアに出ていただきましたので、今後は、このつながりを絶やすことなく、さまざまな機会を通じて
東京2020
大会、あるいは
MINATOシティハーフマラソンの
情報を常時ご提供するなりして、それぞれの強みを生かした
ボランティアのさらなる機会の増加や、スキルアップの機会をご提供していきたいと考えております。
ボランティアの
方々の当日のご
意見というのは、今まさにアンケート調査をしているところです。まとまりましたら、また何かの形で
委員の
皆様にご
報告させていただきたいと思います。当日いらっしゃった
ボランティアの
皆さんからは、寒い、きついという
お話は聞いていますが、それ以外のご
意見がたくさん寄せられるものと思っておりますので、まとまりましたらご
報告させていただきます。
○
委員(近藤まさ子君) それから、障がい者の
皆様にも
ファンランのお声かけして、障がいのある方が
参加して、とても満足したというお声をいただきました。特に障がい者団体の
方々からご
意見、ご要望というのはないかもしれませんけれども、とてもよかった、堂々と走れてとても本人も喜んでいたというお声も聞きましたので、ここで伝えさせていただきます。ありがとうございました。
○副
委員長(風見利男君) 第1
関門から第5
関門までの時間
設定というのは、
大会の終わりの時間があるのでこのような
設定になったと思うのですけれども、私のところに
苦情、
意見が来たのは、
スタートが一緒ではないわけですよね。ですから、この第1
関門の9時10分というのは、何を基準に
設定したのでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 9時10分については、D
ブロック、
最後の
ブロックの
スタート時間を基準に考えています。
AブロックとD
ブロックは9分差があるのですけれども、さらに最も持ちタイムが遅い方にとってみれば、D
ブロックの1,000人ぐらいいる中の一番後ろの方とD
ブロックの
最初の方の差がまたあるのではないかと考えています。今回はD
ブロックの
スタート時間を基準にしていますが、次回以降は、場合によってはD
ブロックの一番後ろの方を基準に
関門の時間を
設定すると、先ほどの阿部
委員の
お話と同じになりますけれども、もう少し
参加しやすく、せめて第2
関門までの道が広がるのではないかとは思っています。
○副
委員長(風見利男君) 全体の時間の枠がもっと広がれば一番いいわけですけれども、やはり先頭と
最後との時間差をまずきちんと考えることが非常に大事だと思うのです。
最初の走り出しはなかなかペースがつかめないわけで、やはりペースが乗った後の
関門とは大分違うと思うので、その辺をぜひ工夫していただいて、
参加者の感想などもぜひ生かしてやっていただきたいと思います。
あと、この収容という言葉は、どうもあまりスポーツにふさわしくないのではないかと思うので、この辺の表記の仕方はぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 今回、公益財団法人日本陸上競技連盟の監修を受けて、いろいろと規則等を決めてまいりました。今の風見副
委員長のご
意見につきましては、これは大体、日本全国この名称ですので、もしかしたら初めての名称になるかもしれませんけれども、そのようなことが可能かどうか、今後、日本陸上競技連盟の方ともご相談させていただきたいと思います。
○副
委員長(風見利男君) 収容と言うと、言葉の
印象として、悪いことをしてつかまるというイメージではないですか。それが本当に日本語として正確なのかどうかはわかりませんけれども、一生懸命走ったのに若干時間におくれたというだけで収容されてしまうというのは、余りいい言葉ではないと思います。ぜひ工夫していただいて、港区ならではの言葉をつくって、これを全国に発信していくということもいいと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○
委員長(
鈴木たかや君) ほかに
質問はございませんか。なければ、私から1つだけ。
先ほど出ていた、
ゴールしてから
着替えまでのところが遠いから寒くなったというような声がありましたが、
イベントを盛り上げるということからも、やはり
ゴール地点はすごく盛り上がるところではないかと思うのです。私はずっと
ゴール地点のところにいたのですけれども、有名な女性の
ランナーの方が横にいて盛り上げてくださっていて、
あと何分だったら間に合うよと、ずっと
ランナーの方にタイムを言ってくださっていたのですね。それを聞いて元気になって走って帰ってくる人がいるのを見ていて、
表彰する場所ともっともっと近ければ人もたくさんいたのかと思いました。
コースを
設定するときに、いかにして
ゴールを
最後に盛り上げるかということをぜひ検討していただきたいと思いました。よろしくお願いいたします。
ほかにご
質問等はございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
鈴木たかや君) ほかになければ、
報告事項(1)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
開催結果について」の
報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
鈴木たかや君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「発案27第16号
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に向けた諸
対策について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。