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  1. 港区議会 2018-09-14
    平成30年9月14日区民文教常任委員会-09月14日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成30年9月14日区民文教常任委員会-09月14日平成30年9月14日区民文教常任委員会  区民文教常任委員会記録(平成30年第18号) 日  時  平成30年9月14日(木) 午後1時00分開会 場  所  第3委員会室 〇出席委員(9名)  委 員 長  阿 部 浩 子  副委員長  いのくま 正一  委  員  榎 本 あゆみ       兵 藤 ゆうこ        黒崎 ゆういち       赤 坂 大 輔        鈴 木 たかや       池 田 こうじ        杉本 とよひろ 〇欠席委員   な し 〇出席説明員
     教育長                               青 木 康 平  芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務            新 井 樹 夫  芝地区総合支所副総合支所長・芝地区総合支所管理課長兼務       高 嶋 慶 一  麻布地区総合支所副総合支所長・麻布地区総合支所管理課長兼務     上 村  隆  赤坂地区総合支所副総合支所長・赤坂地区総合支所管理課長兼務     後 藤 邦 正  高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務     遠 井 基 樹  芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務         星 川 邦 昭  芝浦港南地区総合支所副総合支所長・芝浦港南地区総合支所管理課長兼務 関 本 哲 郎  地域振興課長                            櫻 庭 靖 之  国際化・文化芸術担当課長 大久保 明 子  産業振興課長                            西 川 克 介  観光政策担当課長     冨 永  純  税務課長                              重 富  敦  環境課長                              茂 木 英 雄  地球温暖化対策担当課長  大久保 光 正  みなとリサイクル清掃事務所長                    加 茂 信 行  教育推進部長                            新 宮 弘 章  教育長室長                             中 島 博 子  教育企画担当課長     藤 原 仙 昌  生涯学習スポーツ振興課長                      木 下 典 子  図書文化財課長      佐々木 貴 浩  学校教育部長                            堀   二三雄  学務課長                              山 本 隆 司  学校施設担当課長     伊 藤 太 一  教育指導課長                            松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 審議事項   (1) 議 案 第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)   (2) 議 案 第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)   (3) 議 案 第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)   (4) 議 案 第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)   (5) 議 案 第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)   (6) 議 案 第88号 指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター)   (7) 議 案 第89号 指定管理者の指定について(港区立青山生涯学習館)   (8) 議 案 第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)   (9) 議 案 第91号 指定管理者の指定について(港区スポーツセンター)   (10)議 案 第92号 指定管理者の指定について(港区立氷川武道場)                               (以上30.9.12付託)   (11)請 願27第19号 中学校で使用する歴史・公民教科書の採択に関して教育基本法を順守して行うことを求める請願                                 (27.9.11付託)   (12)請 願29第4号 芝浦小学校への特別支援学級設置に関する請願                                  (29.6.8付託)   (13)請 願30第10号 教育費保護者負担額公私立幼稚園較差解消に関する請願                                 (30.9.12付託)   (14)発 案27第12号 区民生活事業・教育行政の調査について                                 (27.5.27付託)   (15)発 案29第2号 港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例                                 (29.6.16付託)                 午後 1時00分 開会 ○委員長(阿部浩子君) ただいまから、区民文教常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、榎本委員、赤坂委員にお願いいたします。  傍聴者から撮影・録音の申し出がありました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) それでは、そのようにさせていただきます。  本日は、審議事項(1)に関連して、麻布地区総合支所上村管理課長、審議事項(2)に関連して、芝浦港南地区総合支所関本管理課長、審議事項(3)に関連して、高輪地区総合支所遠井管理課長、審議事項(4)に関連して、赤坂地区総合支所後藤管理課長に出席していただいております。  なお、各管理課長につきましては、当該審議事項終了後、退席いただきます。  以上、あらかじめご了承ください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) 審議事項に入ります。審議事項(1)「議案第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)」、審議事項(2)「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」、審議事項(3)「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」、審議事項(4)「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」の4案を一括して議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) ただいま一括して議題となりました審議事項(1)「議案第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)」、審議事項(2)「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」、審議事項(3)「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」、及び審議事項(4)「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」、配付資料に基づきまして、順次ご説明申し上げます。  まず、各区民センターの指定管理者の選定に関する配付資料の種類につきまして、私からまとめてご説明させていただきまして、その後、議案順に各管理課長から提案補足説明をさせていただきます。  各区民センターに共通する配付資料の見方でございます。港区立高輪区民センターの資料を例示で使用します。資料№4、港区立高輪区民センター指定管理者候補者についてをごらん願いたいと思います。  1枚おめくりいただきますと、「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」といたしまして、関係資料一覧表がついてございます。この関係資料一覧に記載いたしました資料ですが、平成30年9月13日付当常任委員会資料№2から№5までは各地区区民センター指定管理者の選定についての議案関係資料として、それぞれ添付してございます。  関係資料はごらんいただきましたとおり、1の港区立高輪区民センター指定管理者候補者選考委員会報告書から8の指定管理者候補者の事業提案書まで8種類ずつとなっておりまして、資料ごとにインデックスを貼付させていただいております。  それでは、港区立麻布区民センターにつきまして、麻布地区総合支所管理課長からご説明させていただきます。 ○麻布地区総合支所副総合支所長・麻布地区総合支所管理課長兼務(上村隆君) 審議事項(1)「議案第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)」、提案補足説明させていただきます。  本議案は平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了します港区立麻布区民センターの指定管理者を指定するものでございます。  区民文教常任委員会資料№2、議案第76号港区立麻布区民センターの指定管理者の指定についてをごらんください。  説明に先立ちまして、今回、資料の数字に誤りがございました。大変申しわけございませんでした。具体的にはインデックス3の2ページの表のやや下段の中央部分で、第2次審査の評価の合計点です。700点とございますが、500点の間違いでございます。今後このようなことがないよう、重々気をつけてまいりたいと思います。大変申しわけございませんでした。  1ページにお戻りください。まず、1、施設の名称等ですが、名称は港区立麻布区民センター、所在地は資料記載のとおりでございます。  2、事業者選定の経過です。まず、港区立麻布区民センター指定管理者候補者の選考委員会を設置しまして、優良な候補者を1事業者選考しました。その後、港区指定管理者選定委員会及び庁議で審議を経まして決定いたしました。なお、公募に対する応募は、2事業者でございました。  選考委員会につきましては、(1)港区立麻布区民センター指定管理者候補者選考委員会の委員のとおり、学識経験者が3名、行政委員2名の合計5名で構成しております。選考委員会は、(2)の選考委員会の開催状況のとおり、合計3回開催しております。  第1回は、平成30年4月4日に開催し、公募要項、選考基準等について審議いたしました。  第2回は平成30年6月8日に開催しまして、応募事業者の財務状況分析を経まして、書類審査による第1次審査を行いました。応募事業者は2事業者でしたが、全委員採点の結果、2事業者とも第1次審査の通過者として決定いたしました。  第3回は平成30年6月26日に開催しまして、応募事業者によるプレゼンテーションとヒアリングによる第2次審査を行いました。第2次審査結果及び総合得点から、資料2ページに記載されました事業者を指定管理者候補者として選考いたしました。  2ページの(3)の指定管理者の選定委員会及び庁議です。平成30年7月26日開催の港区指定管理者選定委員会で選考された事業者が、指定管理者候補者として選定されました。その後、平成30年8月27日開催の庁議において、指定管理者候補者として了承されております。  3、選定された事業者です。事業者は、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団、所在地は東京都港区立赤坂四丁目18番13号。代表者は理事長、野村茂氏です。  4、指定期間です。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  5、選定理由です。大使館や国際機関等との連携事業など、国際色豊かで文化的な麻布地区ならではの事業提案が評価されました。また、麻布地区の他施設との連携など、地域の団体等との協働による幅広い事業が提案されていたこと。また、地域の自主グループとの連携など、相互交流による麻布地区の地域性ある事業も提案されております。さらに安定した事業運営であるとか、危機管理体制の具体的な計画も評価されたものでございます。  6、今後の予定です。平成31年4月から、今回選定されます指定管理者による管理運営を開始したいと考えてございます。  続きまして、関係資料について説明いたします。関係資料№1、インデックスの1、港区立麻布区民センター指定管理者候補者選考委員会の報告書をごらんください。選考委員会における審査の経過と結果についての資料となります。  5ページをごらんください。4の選考結果について説明させていただきます。  まず、第1次審査です。(1)の財務状況分析等についてです。冒頭、公認会計士から財務状況分析等について説明がありました。評価基準は財務状況評価については、可・不可の2区分評価になります。資金計画評価については、A最優良、B優良、C普通、D要改善、E急改善の5段階評価です。アの財務状況評価については、財務規模、収益性、安全性等について評価の結果、2応募事業者とも可となりました。イの資金計画評価については、Aとなっております。  その後、応募2事業者について、各選考委員が基準表による採点を行いました。1,000点満点で指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は802点、もう一者が768点でした。2事業者ともヒアリング等により総合的に判断したいという各委員の意見が一致し、2事業者とも第1次審査通過といたしました。  その際、委員の主な意見は6ページの(3)の選考経過に整理してございます。  同じく6ページの2、第2次審査です。第1次審査通過者の2事業者それぞれにつきまして7分間のプレゼンテーションを受けた後、管理運営計画書プレゼンテーションの内容について10分間ほどヒアリングを行い、選考基準により採点いたしました。  7ページの採点結果の表の右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングによる第2次審査の結果は500点満点で、指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団が332点、もう一者が304点でした。  第2次審査における各委員からの主な意見を(3)の選考経過に記載してございます。  第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをしまして、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団が1,134点で1位となり、7ページ下段の5の最終選考結果についてお示ししましたように、選考委員会の総意としまして公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団港区立麻布区民センター指定管理者候補者として選考いたしました。  関係資料2のインデックス2です。こちらは第1次審査と第2次審査の審査表になります。そして、関係資料3、インデックス3です。こちらは選考委員会の審査の集計表になります。ごらんのとおり各選考委員の第1次審査、第2次審査の採点結果とその合計得点を一覧表にまとめたものでございます。  関係資料№4のインデックス4番目です。こちらが選考委員会の会議録として、第1回から第3回までの選考委員会の出席者や議題そして議事要旨を記したものを添付しております。  関係資料5、インデックス5です。この資料は、指定管理者候補者選定調書(公募用)となってございますが、港区の指定管理者選定委員会の資料として作成したものでございます。  インデックス6になります。法人の概要です。おめくりいただきますと、法人の概要や事業経歴等が記載されております。  関係資料7、インデックス7となります。こちらが港区立麻布区民センターの指定管理者の公募要項でございます。主な部分のみ説明させていただければと思います。こちらの4ページをごらんください。  指定管理者が行う業務でございます。まず、1、事業運営についてです。(1)基本事業として、アの自主的地域活動の支援に関することを初め、6つございます。(2)の提案事業につきましては、区民センター地域コミュニティの場であることを十分認識の上、地域及び施設の特徴を生かした効果的な事業を提案する旨を記しております。  (3)自主事業については、区民センターの設置目的に合致し、かつ本業務を妨げない範囲で施設の利用率向上等を図るための事業を自主的に行うことができる旨を示しております。雇用の職員体制としまして、事業を実施するため必要な知識、技能、経験等を有する職員の配置や、公の施設としての心構えを認識し、職員の教育や接遇教育等の徹底に努める旨を記してございます。  2、施設の維持管理についてです。指定管理者が行う施設の維持管理業務について記しております。  3、安全・安心に関する業務では、(4)で震災等を想定いたしまして、港区業務継続計画や港区防災対策基本条例に基づきまして、事業者の責務を負うことや、(9)では、区民センターが区民避難所に指定されていることから、区が区民避難所を開設する際に別途締結します災害時協定に基づき、対応すること等を記してございます。  4、管理運営の基準につきましては、6ページから9ページにかけて記してございます。  10ページをごらんください。5の運営経費に関する事項は、10ページから11ページにかけて記してございます。  12ページをごらんください。3の選定手続です。公募のスケジュールや申請手続に伴う提出書類の一覧は、14ページから16ページにかけまして記しております。また17ページから19ページにかけましては、提出する計画書類の一覧を記してございます。  事業者から提出された事業提案書を資料№8、インデックス8といたしまして、写しを添付しております。ごらんください。
     以上、港区立麻布区民センター指定管理者候補者についての選考方法と選考経過、指定管理者候補者についての提案補足説明をさせていただきました。よろしくご審議の上、決定くださるようお願い申し上げます。  それでは、港区立芝浦港南区民センター等について、芝浦港南地区総合支所管理課長から説明させていただきます。 ○芝浦港南地区総合支所副総合支所長・芝浦港南地区総合支所管理課長兼務(関本哲郎君) 審議事項(2)「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」、提案補足説明をさせていただきます。  本議案は、平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了する港区立芝浦港南区民センター及び港区立台場区民センターの指定管理者を指定するものでございます。なお、港区立芝浦港南区民センター港区立台場区民センターは、これまでどおりグループ化して指定管理の選定をしてございます。  9月13日付区民文教常任委員会資料№3をごらんください。この資料は、先ほどご説明いたしました港区立麻布区民センターと同じ体裁で作成してございます。また、資料内容が港区立麻布区民センターと重複するものにつきましては説明を省略させていただきますので、ご了承いただければと思います。  それでは指定管理者の選定経過についてご説明いたします。  資料№3の指定管理者の指定についての1ページをごらんください。1は、施設名称等で、記載のとおりでございます。次に、2の事業者選定の経過です。プロポーザル方式で事業者を公募いたしました。公募説明会には6事業者が参加されましたが、最終的には2事業者からの応募がございました。  港区立芝浦港南区民センター及び港区立台場区民センター指定管理者候補者選考委員会を設置し、7名の選考委員により3回の委員会を開催し、書類審査による第1次選考とプレゼンテーションとヒアリングによる第2次選考を経て、指定管理者候補者を1事業者選定いたしました。その後、平成30年7月26日開催の港区指定管理者選定委員会及び平成30年8月27日開催の庁議の審議を経て、指定管理者を決定いたしました。なお、選考委員会の委員は7名でございますが、うち学識経験者が4名、区職員が3名でございます。  (2)は、選考委員会の開催日時です。港区立麻布区民センターと同様でございます。審議内容及び選考委員会の回数は、同様の3回でございます。  2ページをお開きください。3、選定された事業者です。名称は、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団で、所在地は東京都港区立赤坂四丁目18番13号、代表者は理事長、野村茂氏でございます。  4、指定期間です。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  5、選定の理由でございます。1点目としては、類似施設の運営実績があり、指定期間中も安定して管理運営を行う事業者であると認められることが評価されました。2点目としては、区や地区内の町会・商店会、大学等と積極的に連携を図り、地域に根差した施設を目指す姿勢が評価されました。3点目としては、芝浦港南と台場の両区民センターや地域の特性・課題を捉えた事業提案がなされていること。幅広い年代層や在勤者をターゲットとした具体的で実効性のある提案内容となっていることが評価されました。4点目としては、施設長候補者に、施設運営に対する積極的な姿勢が見られ、指定管理者としての意欲が感じられることが評価されました。  6、今後の予定です。平成31年4月1日から指定管理者による管理運営を開始する予定でございます。  関係資料のインデックス1をごらんください。港区立芝浦港南区民センター及び港区立台場区民センター指定管理者候補者選考委員会報告書でございます。4ページをお開きください。3、選考対象者についてです。選考対象者は2事業者でございます。  5ページをお開きください。4、選考結果についてです。まず、1の第1次審査の(1)財務状況分析等についてです。公認会計士から財務状況評価資金計画評価について説明がありました。評価基準は、財務状況分析については可と不可の2区分、資金計画分析についてはA最優良、B優良、C普通、D要改善、E急改善の5段階の総合評価で評価したということでございました。  まず、アの財務状況評価については、財務規模、収益性、安全性等について総合評価の結果、2事業者とも可という評価でございました。イの資金計画評価については、指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は、資金収支計画の安全性、事業計画の整合性、経費の見積もりの妥当性といずれもA評価でした。事業者Bにつきましては、経費見積もりの妥当性の部分で、港区立台場区民センターで図書室関連の委託費が計上されていないこと等がわかったためB評価ということでございました。  その後、応募した2事業者について、各選考委員が基準表により採点を行いました。合計1,470点満点で、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は1,050点、もう一事業者は1,041点でございました。2事業者ともにヒアリング等により総合的に判断したいという各委員の意見が一致し、2事業者とも第1次審査を通過といたしました。その際の委員の主な意見は、5ページ(3)の選考経過に整理してございます。  6ページをごらんください。第2次審査でございます。第1次審査通過の2事業者それぞれにつきまして10分間のプレゼンテーションを受けた後、管理運営計画書プレゼンテーションの内容について10分間ほどのヒアリングを行い、選考基準表による採点をいたしました。採点結果の表の右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングによる第2次審査の結果は、700点満点で、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は484点、もう一者は452点でございました。第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをし、第1位は公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団で、1,534点の評定となりました。  7ページの一番上の表は、第2次審査における各委員からの主な意見を記載してございます。  次に、最終選考結果についてです。選考委員会として厳正かつ公正に審査し、提案内容及び施設運営の意気込み等を確認し、選考委員会の総意として公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団港区立芝浦港南区民センター及び港区立台場区民センター指定管理者候補者として選考したものでございます。  関係資料のインデックス2は選考の審査表でございます。関係資料のインデックス3は審査集計表です。選考委員ごとの評定点が記載されてございます。インデックス4は選考委員会の会議録でございます。関係資料インデックス5は、指定管理者候補者選定調書(公募用)でございます。選定のために作成した資料でございます。関係資料のインデックス6は、法人の概要、事業経歴です。法人の名称、所在地、事業経歴等を記載してございます。関係資料のインデックス7は、公募要項でございます。港区立麻布区民センターの説明と重複いたしますので、割愛させていただきます。  先ほどもご説明いたしましたが、芝浦港南地区につきましては、港区立芝浦港南区民センター港区立台場区民センターをグループ化して募集してございます。これまでもそのように選定してまいりましたが、指定管理者候補の趣旨として、芝浦港南地区の地域特性を踏まえ、グループ化を生かした効果的な取り組みにつき積極的な提案をしていただくようにお願いして、提案していただいております。  関係資料のインデックス8は、事業者から出されました事業提案書の提案内容でございます。管理運営計画、サービス提供など、事業者の考え方について様式の写しを添付してございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」の提案補足説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願い申し上げます。  それでは、港区立高輪区民センターについて、高輪地区総合支所管理課長からご説明差し上げます。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 本議案は、先ほどの港区立芝浦港南区民センター等と同じでございますが、平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了いたします港区立高輪区民センターの指定管理者を指定するものでございます。説明資料として、当常任委員会資料№4をお開きください。お手元配付の資料の並びは、先ほどの港区立芝浦港南区民センター等と同じでございます。内容が重複するものにつきましては説明を省略させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、指定管理者の選定経過についてご説明いたします。まず、資料№4の指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)をごらんください。  1、施設名称等です。名称・所在地は記載のとおりでございます。  2、事業者選定の経過です。同じくプロポーザル方式で事業者を公募してございます。まず、港区立高輪区民センター指定管理者候補者選考委員会を設置いたしまして、3回の委員会を開催し、第2次選考を経て指定管理事業者を1事業者選考した後、平成30年7月26日開催の港区指定管理者選定委員会及び平成30年8月27日開催の庁議での審議を経て決定してございます。なお、公募に対しまして港区立芝浦港南区民センター等と同じく2事業者からの応募がございました。  資料№4の1ページ、(1)をごらんください。港区立高輪区民センター指定管理者候補者選考委員会の名簿でございます。5名の委員、学識経験者が3名、区職員が2名でございます。(2)は、開催の状況でございます。港区立芝浦港南区民センター等と同じでございますので、説明を省略させていただきます。  2ページ、3、選定された事業者でございます。名称は、社会福祉法人奉優会でございます。代表は理事長、香取眞惠子氏でございます。事業者の所在地は、東京都世田谷区駒沢一丁目4番15号真井ビルでございます。  4、指定期間です。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  5、選定の理由です。高輪区民センターの特徴である音響効果が高い設計となっているホールを活用した地域還元型のマネジメントを提案しているほか、健康事業や子ども、親子で参加する事業を提案するなど、効果的で質の高いサービスが期待できること。ヒヤリハットの事例は、原因分析や対策を講じるだけではなく、類似の区有施設間で共有化し、毎月開催するリスクマネジメント会議にかけて法人内で共有化を図るなど、施設管理の安全確保への考え方や具体的な対策が充実していること。高齢者福祉センター等の事業運営で培った経験に基づいて事業提案をしてきているなど、類似施設の管理運営実績と連携事業に期待ができること。さらに、トモニンマーク、くるみんマークを取得し、従業員が多様な働き方が選択できるように取り組むなど、働き方改革への取り組みが評価できること。最後に、職員の人員配置など、区の地域防災計画への理解と支援体制が整っている。以上の5点が評価されまして、決定したものでございます。  6、今後の予定です。平成31年4月1日から指定管理者による管理運営を開始する予定でございます。  次に、関係資料インデックス1、港区立高輪区民センター指定管理者候補者選考委員会報告書をごらんください。お手数ですが、4ページをお開きください。  3、選考対象者は2事業者でございます。  5ページでございますが、第1次審査におきます財務状況分析等です。財務状況等の評価の基準は、先ほど説明しておりますほかの区民センターと同じでございます。まず、財務状況については、2つの応募事業者とも可でございました。次に、資金計画分析については、2応募事業者ともにAでございました。  その後、応募2事業者につきまして、各選考委員が基準表による採点を行いまして、1,000点満点で指定管理者候補者の社会福祉法人奉優会は763点、もう一者が723点でございました。2事業者ともにヒアリング等により総合的に判断したいという各委員の意見が一致しまして、2つの事業者とも第1次審査通過といたしました。その際の委員の主な意見は、5ページ(3)選考経過に整理してございます。  7ページでございます。第2次審査です。第1次審査通過者の2事業者それぞれにつきまして、7分間のプレゼンテーションを受けた後、10分間ほどのヒアリングを行いまして、選考基準表による採点を行いました。  採点結果の表の一番右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングの採点結果です。第2次審査は500点満点で、指定管理者候補者の社会福祉法人奉優会は320点、もう一者が332点ということで、第2次審査においては奉優会の方が点数が低くなってございます。第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをしまして、社会福祉法人奉優会が1,083点で1位となりました。  7ページの(3)をごらんください。第2次審査におきます各委員からの主な意見を選考経過として記載してございます。  8ページ、最終選考結果についてです。選考委員会として、厳正かつ公正に審査いたしまして、提案内容及び施設運営の意気込み等を確認し、選考委員会の総意として社会福祉法人奉優会を港区立高輪区民センター指定管理者候補者として選考したものでございます。  次に、インデックスのところでございますけれども、ほかの区民センターと同様でございますので、違う点だけをご説明申し上げます。  インデックス7の公募要項でございますが、4ページをお開きください。項目4といたしまして、指定期間及び留意点というのがございます。その下の記載でございます。高輪区民センターに関しては、大規模改修及びエレベーター交換工事の予定がございます。このことを踏まえまして提案していただきたいということで、これを記載してございます。ここがほかの区民センターと違う点でございます。  関係資料8、事業者からの提案されました提案書でございます。サービス提供など、考え方についての様式を添付してございます。  以上、「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」についての提案補足説明とさせていただきました。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。  最後に、港区立赤坂区民センターにつきまして、赤坂地区総合支所管理課長からご説明させていただきます。 ○赤坂地区総合支所副総合支所長・赤坂地区総合支所管理課長兼務(後藤邦正君) 審議事項(4)「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」、提案補足説明をさせていただきます。  本議案は、先ほどまでの区民センターと同様、平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了する港区立赤坂区民センターの指定管理者を指定するものでございます。  お手元の区民文教常任委員会資料№5をごらんください。資料の並びは、これまでの区民センターと同じでございます。また、内容が重複するものにつきましては説明を省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、指定管理者の選定経過についてです。1枚目の指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)をごらんください。  1、施設名称等です。施設名称並びに所在地につきまして、それぞれ記載のとおりでございます。  2、事業者選定の経過です。プロポーザル方式で事業者を公募、2つの事業者から応募がございました。事業者の選考にあたりましては、港区立赤坂区民センター指定管理者候補者選考委員会を設置し、3回の委員会を開催、第2次選考を経て、指定管理者候補者を1事業者選考した後、平成30年7月26日開催の港区指定管理者選定委員会及び平成30年8月27日開催の庁議での審議を経て決定したところでございます。  資料№5の1ページでございます。(1)選考委員会の委員名簿でございます。(2)選考委員会の開催状況です。おめくりいただきまして、(3)は庁内における選定委員会について記載してございます。  3、選定された事業者です。名称は公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団、代表者は、理事長、野村茂氏。所在地は東京都港区立赤坂四丁目18番13号でございます。  4、指定期間でございます。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  5、選定の理由です。主なものでございますが、施設を利用する区民等の安心・安全の確保に実現性・信頼性があること。新たな地域コミュニティの創出から、さらに地域の活性化に取り組むこと。赤坂地区における地域の特性を踏まえ、地域に即した事業の展開が期待できること。また、安定した質の高い施設運営が期待できることでございます。これらが評価されて選定されてございます。  6、今後の予定です。平成31年4月1日から本件指定管理者による管理運営を開始する予定でございます。  関係資料1、インデックス1でございます。港区立赤坂区民センター指定管理者候補者選考委員会報告書をごらんください。5ページ3の選考対象者についてでございます。選考対象者は2事業者でございます。(1)財務状況分析等についてです。公認会計士から財務状況評価資金計画評価について、説明がございました。評価基準は、これまでの区民センターと同様でございます。(1)財務状況分析につきましては、財務規模、収益性、安全性等について総合評価の結果、2事業者ともに可でございました。(2)資金計画分析につきましては、2事業者ともAでございました。  その後、2事業者について各選考委員が基準表による採点を行いました。1,000点満点で、指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は721点、他の事業者は732点でございました。2事業者からヒアリング等を行い、総合的に判断したいという委員の意見から、2事業者ともに第1次審査を通過といたしました。その際の委員の主な意見は、(3)選考経過に整理してございます。  6ページでございます。2、第2次審査です。(1)にございますように、第1次審査を通過した2事業者につきまして、それぞれ7分間のプレゼンテーションの後、管理運営計画書プレゼンテーションの内容について10分間ヒアリングを行い、選考基準表による採点をいたしました。  7ページでございます。(2)採点結果の表の右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングによる第2次審査結果は、500点満点で公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は380点、他の事業者は292点でございました。第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをいたしまして、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団が、1,101点で1位となりました。  (3)選考経過に、第2次審査における各委員からの主な意見を記載してございます。  8ページでございます。5、最終選考結果についてです。選考委員会として厳正かつ公正に審査し、提案内容及び施設運営に対する姿勢、意気込み等を確認し、選考委員会の総意として公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団港区立赤坂区民センター指定管理者候補者として選考したものでございます。  インデックス2から7までについてはこれまでの区民センターと同様でございますので、割愛させていただきます。  インデックス8でございます。事業者から出されました事業提案書でございます。管理運営、サービス提供など、事業者の考え方について、様式の写しを添付してございます。  以上、「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」の提案補足説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(阿部浩子君) 説明は終わりました。これより質疑をお願いいたします。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(榎本あゆみ君) 初めに、事前に見学会などを行っていると思いますが、見学会に来た事業者数をまず教えてください。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 共通の日程で行っておりまして、それぞれ選定された事業者を含めまして6事業者が来場してございます。 ○委員(榎本あゆみ君) 6事業者来たと。その内、応募しているのが2事業者しかないということに関して、どのように捉えていらっしゃいますか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) ヒアリングまでは実施してございませんが、辞退の理由については、電話で確認させていただいております。  主な理由が4つございます。まず1つは、1者だけで応募することが難しいと回答している事業者がありました。これは、ビル管理業務を得意としているが、ソフト面での業務対応が苦手であるということで、今回参加を見送った。それから2つ目が、管理先に充てる人材確保が難しいので辞退させていただいた。それから、これもビル管理者ですが、維持管理がメインの公募でなく、ビルの管理だと思っていたという事業者。最後、民間の事業者で、もう少し自分のところでイベント等ができると考えていたが、やはり地域のコミュニティを中心にやらなければならないということを説明で聞いて、当初の思惑と違っていたと。このような理由でございます。 ○委員(榎本あゆみ君) 電話でヒアリングしていただいているということですが、見学会に来ていただく前に概要なり伝えているのかなと思っていますが、施設の管理だけでソフト面までやると思っていなかったと。これも非常に大きなそごがあったのではないかなと思っています。見学会に来る前にこれぐらいのことはこちらも伝えているのでしょうけれども、向こうに伝わっていないと。これはすごくミスマッチが起きているのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 今回につきましては、公募の説明会から実際に申請の受け付けをいただくまでの間を1カ月以上とってございます。具体的には4月11日に要項を配布しまして、受け付けが5月24日締めでございますので、44日間、間をあけてございます。  5年前に同様の指定管理者選定を行ったときには、30日でしたので、前回の反省を踏まえて14日プラスするとともに、見学会においては丁寧に、それぞれ区民センターは似てございますけれども、特性があったり、芝浦港南地区についてはグループ化で募集するなど特徴がございますので、その辺もきちんとご説明した上での受け付けをしてございます。私どもとしては、丁寧に尽くしたと考えているところです。 ○委員(榎本あゆみ君) 丁寧に尽くしたけれども向こうの事業者の方が理解していなくて勝手に来てしまったのでこのようなことになったという認識なのかなと思いますが、できるだけ見学に来ていただいた事業者に応募してもらえるようにすべきだと私は思っています。  1つ確認ですが、事業者Bが全てに出てきますが、これは全て同じ事業者ということで合っていますか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 港区の指定管理者の公募あたっての基準が記載されたマニュアルがございまして、これは企画課が定めているものになります。落選となった事業者が同じかどうかや事業者名についても含め、公表しないルールとなっておりますので、この場で同じかどうかはお答え申しかねます。よろしくお願いいたします。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。では、この質問はやめておきます。  例えば高輪地区などで幾つがありましたが、選ばれた方ではない、落ちてしまった方の事業者を第1次審査も第2次審査も高くしている選考委員が複数いる施設が見られます。もちろん総合点で結果を出すので、点数が高かった方になることはもちろん承知ですが、例えば5人委員がいる中で、複数の選考委員がもう一つの方を第1次審査も第2次審査も推しているという事例があります。  このようなときに甲乙つけるのは非常に難しいとは思いますが、もう少し深掘りしたことを聞くなど、第1次、第2次審査が僅差だったときの対策というのは何か考えられますか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 高輪地区での例を申し上げます。恐れ入りますが、資料№4のインデックス3をごらんください。  第1次審査の評点表と第2次審査の裏側の方が評価表でございます。ごらんいただきますと先ほど提案補足説明で触れましたが、委員ご指摘のとおり、高輪地区に関しては、選定されました奉優会の方が第2次審査は低い点となっております。ごらんいただくとおわかりのとおり、第1次審査がまさっていたからといって、第2次審査でプレゼンテーションあるいは委員の問いに答えられない場合には逆転が十分あり得るような配点ということで、評価表をつくっております。  そのような中で今、榎本委員ご指摘のとおり、特定の委員が選定されない側の方を推しているケースはあります。会議録をつけてございますが、例えばインデックス4の15ページあたりをごらんください。選考委員のお名前は伏せてございます。選考委員の2と書いてございますが、ヒヤリハットにおいてどのような対応をしているのかを問うていただいて、最後意見交換の中で、ヒヤリハットに関する対応がきちんとしているという意見のやりとりをして、選考委員の中での整合を図った上で最終的な結論をいただいています。当然点数を変える必要があるかどうかも委員長から問うていただいて、第1次審査、第2次審査の得点を固めておりますので、意見交換をする中で、先ほどつけた点を覆すという選考委員も当然おられます。そのような中で得点を決めて、最終的な結論に至っているものでございますので、そこは民主的というか、委員会の自主性を尊重しながら選考を進めております。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。  これは区民センターごとに実施されていると思いますが、例えば赤坂地区では、たしか第1次審査はほぼそれほど変わらなかったのですが、第2次審査で施設長の受け答えが余りよろしくなかったということで、そこの評価が非常に落ちていますが、この議事録を文字ベースで読むだけでは余りその辺が伝わってきません。この辺を詳しく教えていただけますか。 ○赤坂地区総合支所副総合支所長・赤坂地区総合支所管理課長兼務(後藤邦正君) 榎本委員おっしゃるとおり、港区立赤坂区民センターにつきましては、第1次審査と第2次審査で点数の上位・下位が変わってございます。第2次審査のプレゼンテーションにおいて、施設長候補者プレゼンテーションに係る力の差が選考委員に伝わったということがございます。  今回選定された指定管理者候補者は自信を持って区民センターを率いていく力強さがございました。また、地域との関係や事業等についても、従来からの地域を意識した事業展開の実績や商店会の既存の事業との連携活用など、これは総じてですが選考委員に具体的にイメージさせるものでございました。他方の施設長候補者でございますが、事業や地域との関係構築の説明に具体性が欠ける印象を選考委員に抱かせる結果となり、逆転につながったものの一つでございます。 ○委員(榎本あゆみ君) ありがとうございます。  結局どこも今までのところと継続してということに結果的になっていると。もちろん結果的にということだとは思いますけれども、やはり切磋琢磨によってサービスが向上していくと思います。名前が伏せられているのでわかりませんが、新しい事業者にせめて応募していただけるような仕組みをもっとつくるべきだと思います。  全体的に評価の内容、評価シートであったり評価のポイントを、今運営している事業者が優位にならないようにするなど、新しい事業者が来ても公平に評価されるようなポイントをもう少し設けた方がいいかなと思いますが、この辺、改善の余地はありますか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 貴重なご意見をありがとうございます。区民センターについては似ておりますが、それぞれの地域特性があることなどを踏まえて、今回の指定管理者募集は、それぞれの区民センターごとに行っております。今回見学されたのは6者ですが、申請に至らなかった事業者が4者あるわけですけれども、このようなところにぜひ今後も申し込んでいただきたいということも踏まえて、次回の審査のときには、ポイントの配点を見直すとか、あるいはもう少しPRの仕方を変えまして参加しやすい方法をとるとか、今ホームページと広報みなとによる公表に限っておりますが、もう少し周知に仕方を工夫するとか、いただいたご意見を踏まえて改善してまいりたいと思います。 ○委員(榎本あゆみ君) そうしましたら、次回はぜひ2者以上の応募があることを期待しております。 ○副委員長(いのくま正一君) 今、質疑を聞いていまして、特に第2次審査の採点のところです。最初にどのような仕組みになっているか確認したいのですが、第2次審査の点数をつけますよね。その後、ヒアリングして講評というのがあります。そのどこの段階で点を修正したりするのか。そこがわからないです。ヒアリングした後だとは思いますが、講評した段階なのか、そこはいかがですか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 説明不十分で恐縮でございます。  第2次審査の方法でございますが、まず、業者を呼びまして、7分間ないし10分間のプレゼンテーションそれから質疑応答させていただいて、その後、1回採点をします。事務局で回収して、先生のお名前を伏せた段階でこのような形になりましたと示し、その後、委員の皆様で自由討議していただきます。特にそれぞれポイントをつけた点、ポイントを下げた点、プレゼンテーション、ヒアリングを聞いて感じた点などの意見交換をさせていただいて、最終的には委員長が、「それでは今のやりとりを踏まえて、修正する方はいらっしゃいますか」という形で問いかけを行い、そこで点数の修正を行います。修正がないということになりますと、そこで点が確定という運びで第2次審査を進めております。 ○副委員長(いのくま正一君) それは、第2次審査の点数を最初につけて、その点数は委員会にこのような点になりましたというのは示されて、その上で協議するという形ですか。それとも示されないでやるのですか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) まず、点をつけていただいた段階で、事務局で一回お預かりして、委員ごとに全ての点を明らかにしたものをお配りします。お配りして、どなたが何点をつけたかがわかる状態でお互いに意見交換をしていただく。参考までに第1次審査の表もそのときあわせてお配りして、足し合わせるとどうなるかについても、明白の状態で意見交換をしていただきます。 ○副委員長(いのくま正一君) そうすると、では第1次審査の点数があって、第2次審査の最初につけた点数が明らかにされますから、この時点でA、Bは何点差があるというのがわかるわけです。その段階で修正がありますかということを聞くわけですか。そうすると、何か意図的なことが起こらないかという心配があります。あるとは言いきれませんけれど、心配されるかと思いますが、それは大丈夫ですか。
    高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) その辺については、委員の方々の学識と経験、それぞれの委員の中には経験を重ね審査について精通されている方もおられます。特にやりとりの中でここがよかった、悪かったと、ほかの委員の意見も聞きながら行いますので、例えば今運営している事業者を有利にするというような恣意的なものが決して働かないように、あくまでも公正・厳正な審査をお願いしているところでございます。 ○副委員長(いのくま正一君) あと、2者が参加したわけですが、何者が参加しているかというのは事業者はわかるのですか。一方を呼んでプレゼンテーションして質疑をやりますよね。その後、もう一方に入ってもらって、プレゼンテーションしてやりとりすると。そうすると、2者しか来ていないのだなということが、この参加した人たちはわかるのかどうかということです。控室が一緒になっているのか、あるいは別々になっているのか。ここはどのようになっていますか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 厳正・公正性を期するために、部屋は一緒にいたしません。時間については、お互いすれ違うことがないよう分けまして、動線も考えた部屋の配置をとります。当然その場合にはすれ違わないよう時間を設けて、お互い誰が来ているかわからない状態で個々にお呼びします。ただ、審査会としては一定の時間の中で審査を行いますので、1者ずつ呼んでいくと。したがって参加された事業者は、2者なのか3者なのかはわからない状況でございます。 ○副委員長(いのくま正一君) これは実務的なことで言っておきたいのですが、第1回、第2回、第3回という形で選考委員会を開催していますが、全部同じ日に選考委員会を開催しています。まず芝浦港南地区、台場地区の区民センターの選考委員会の委員長と学識経験者の方は共通です。あとは区の職員はそれぞれ施設によって入れかわるということですが、それぞれの施設の4月4日の第1回選考委員会開催状況を見ますと、1施設目9時から10時15分に港区立芝浦港南区民センター及び港区立台場区民センターの選考委員会を開催しました。2施設目が港区立麻布区民センターで、10時15分から10時45分に開催しているのです。3施設目は、港区立高輪区民センターで、10時45分から11時20分となっています。4施設目が港区立赤坂区民センターで、11時20分から11時50分までの開催という形で、分刻みでやっているのだと思いますが、例えば1施設目が10時15分に終わって、2施設目は10時15分から始まっています。入れかわったり資料を配付したり休憩があったりもするのではないかと思いますが、1分の間でぽんぽんやっていくという神業のような形でできるものなのでしょうか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 第1回の審議についてですが、選考委員会でのポイントは審査の仕方になります。つまり、どのような日程で審査をするかということと、それから採点表についてです。どのように点をつけていくかということを固めるのが眼目でございます。先生方、学識経験者の皆さんは特に大学の先生でいらっしゃいますので、予定がございます。  ぴったり重なって見えますが、基本的には先生方が最後何時までいられるか、大学の授業に影響を与えてはいけませんので、事務局としては終わりがどこまで可能かを確認し、事前準備を行った上で配慮をしながら時間を割り振りさせていただきました。このぴったりの時間配分は、第1回だからこそできたものです。先ほど申し上げたプレゼンテーションが絡みました第2回の審査については、当然そこには時間差が出ております。そこは公正・厳正な審査に影響を与えない範囲で、適切なスケジュール管理で進めさせていただいております。 ○副委員長(いのくま正一君) 第1回はそのようなことだという説明でしたが、第2回も同じなのです。第2回の選考委員会の開催状況ですが、最初が港区立芝浦港南区民センター港区立台場区民センターで9時から10時10分まで。2施設目が港区立高輪区民センターで、前の区民センターが終わった同時刻、10時10分から10時40分なのです。港区立赤坂区民センターの開始時刻は、3施設目の選考委員会が終わった時刻の10時40分から11時10分です。4施設目が港区立麻布区民センターで、11時10分から11時40分となっています。このような神業が本当にできるのかなと。先ほど遠井管理課長が第1回だからできたと言いましたが、第2回目も同じです。いかがでしょうか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 第2回については第1次審査ということで、これは第1次審査表の得点の確認と意見交換をするのが一番のポイントになります。第1次審査というのは、事業者から提案されていました提案企画書なり提案書を委員の皆さんに事前にお配りし、第1次審査表に得点を入れてきてもらうと。得点を入れていただいたものをあらかじめ事務局でお預かりさせていただいて、委員ごとの集計を行い、きちんと清書したものをこちらで用意させていただいて、意見交換を行います。そのような準備をなした上での審査ということになりますので、時間が緻密というか、ぴったりくっついて開会できております。 ○副委員長(いのくま正一君) 第3回は同じ時刻で終わって始まっているものもありますが、5分間隔があいているのが2施設あります。これは、入れかわるときに休憩になったのか、始まる時間がおくれたのかなと思いました。議論していると時間が延長したり短縮されたりというのがあるのではないかと思うのです。余りにぴったりなので、きょうは何時から何時までここの施設と最初に決めておいて、審議しているのかとなってしまうわけです。審議している間に疑問点などがいろいろ出れば、時間が延長したりすることもあり得るわけです。運営上いかにも時間が決められた中で審議して終わっているととれますが、その辺はいかがでしょう。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) それぞれの区民センターの指定管理事業者の事務局の方の仕事でございます。今、いのくま副委員長からご指摘がありましたような疑問点、追加資料の要求、少し詳しく聞きたいというようなことがもし選考委員から出た場合には、次の審査は施設ごとの審査を行いますので、事務局は各事業者から聞き取った上、審査会が開かれる前までに資料を確定しておきます。その資料をお読みいただくのは当日お渡ししたのでは間に合いませんので、あらかじめ送付させていただくなど、審査が十分できるような下準備をさせていただいたため、時間どおりの審議となりました。  決して最初に時間が決まっているので、何か何でもその時間に上げてしまうということがまずありきではなく、あくまでも選考委員の方々が公正な審査ができるように、事務局としては下支えをしながら進めてまいりました。  ご指摘のように、時間が切迫する中での審議になっておりますが、やはり大学の先生や専門家を呼ぶとなりますと、時間が非常に貴重な方々でございますので、効率的な審査の仕方が必要としながら、いのくま副委員長ご指摘のように十分に審議に時間を尽くすべきだということで、今回貴重なご意見をいただいていますので、次回のときには、それを反映できるように、工夫してまいりたいと思います。 ○副委員長(いのくま正一君) 申しわけない。採点の中身についてお聞きします。1回点をつけて、講評やヒアリングをした後に点数を修正するということは、議事録を見ただけではわかりません。全部書くというのはどうかというのはありますが、ただ議事録ですから、先ほど説明があったように大事な決め方があるわけなので、どのような審査をして決まったのか経過がわかるようにしていただきたい。議事録を見てわかるような議事録にした方がいいのではないかと思いますが、いかがですか。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 貴重なご意見をありがとうございます。議事録の記載の仕方について、全てというわけではありませんが、そのようなところはきちんと盛り込んでいきたいと思います。 ○副委員長(いのくま正一君) 指定管理者選考で決まった事業者は、労働環境モニタリングを毎年実施しており、この調査は大事な調査だと思っています。平成27年度港区指定管理者制度導入施設労働環境モニタリング報告書を見ますと、今回指定された施設が該当していますが、数年前の話ですから、今の時点では改善されているというふうに認識しています。ただ、指定管理を受けている段階でモニタリング調査をした結果、いろいろな指摘事項が出ているというのを紹介しておきたいと思います。  まずは、港区立高輪区民センターの指定管理事業者である奉優会です。これは法令遵守について、労働基準法、労働安全衛生法など必要な法律に基づいて運営されているかというのを調査した結果です。その中で幾つも指摘事項があります。細かく全部は言いませんが、労使協定が基本的にはされているが協定書が締結されていないところがあったとか、育児・介護休業法の改正に対応していない箇所があり、改善が必要だということで、就業規則に定める必要があるというような改善指摘があります。港区の施設をこの事業者に委ねるわけですから、法令違反があったのではまずいわけです。直ったからいいではないかとはならないわけです。この辺は、どのように承知しているかということです。 ○高輪地区総合支所副総合支所長・高輪地区総合支所管理課長兼務(遠井基樹君) 貴重なご意見ありがとうございます。  モニタリング調査結果の中で、今いのくま委員からご紹介いただいたとおり、育児・介護休業者の短時間勤務と所定外労働免除は、どちらが選択できるのか。これだけでは不十分であると。きちんと規定を改定する必要があるとのご意見をいただきました。これらについては、指定管理者といえども港区の看板を掲げる公の施設でございます。今、国を挙げて働き方改革を進めている中で、管理課としてもそこは認識し、モニタリング調査結果で指摘を受けたことをきちんと是正するべく指導してまいりました。そして、今、申し上げた就業規則等の改定でございますが、改定を確認しまして、きちんと規定に盛り込んだということを確認しながら業務を進めているところです。  今回、同じ事業者が選定されましたので、引き続きここについては、今後とも力を入れて、職場環境をきちんと維持していきたいと考えております。 ○副委員長(いのくま正一君) それから同じモニタリング調査で、港区立麻布区民センター公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団の調査結果です。公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団でも指摘があるのだなと。区が大きく関与している団体なわけで驚きましたが、ここで指摘されているのが、労使協定が締結されていなかったということ。それから割増賃金のところでも、法定事項で記載されていない項目があったというようなことが指摘されています。出退社時刻を記録するということも指摘されています。これについてはいかがでしょう。 ○麻布地区総合支所副総合支所長・麻布地区総合支所管理課長兼務(上村隆君) 労使協定であるとか給与の改善につきましては、このモニタリング調査結果にも書いてございますが、届け出がされていたことと、労使協定もしっかりかわされたことが確認されてございます。また、タイムレコーダーにつきましては、既にKissポート財団の方で導入済みでございます。 ○委員長(阿部浩子君) ほかに何かご質問ございませんか。なければ、私からお伺いします。  港区立麻布区民センターについて確認したいのです。第3回の最終の指定管理者候補者の決定についてで、インデックス№4の15ページです。この日、6月26日に最初に港区立芝浦港南区民センター等の選考が9時から始まって、その次が港区立麻布区民センターになっています。議事録の最後のページの決定部分のところで選考委員長が、「私から、事業者Aは、基本的には今までの延長で、事業本部にべったりというところもありますが、安定的なのかなという印象を持っておりました。ただ一方、事業者Bの場合は基本的な計画の道筋が安定的ではないというか、アバウトにつくられているという印象を持ちました。その分、本部にべったりではないので、新しいものが出てくる可能性もあるかなという、可能性を踏まえると、そちらの方も評価できなくはないのかなという感じでありました。以上です。」と発言されていますが、これはどのような意味なのでしょうか。 ○麻布地区総合支所副総合支所長・麻布地区総合支所管理課長兼務(上村隆君) 選定委員会の中でいろいろ議論がございました。選定されましたKissポート財団につきましては、確かに少し本部に頼っているところがあるのかなというようなところが見受けられました。この選考委員長がおっしゃっていますが、今回の港区立麻布区民センターの提案の中で、職員の育成も含めて、少しでも区民センターの職員が力をつけて、よりいい事業を提案できるようにということで、Kissポート財団の本部になりますが、事業をコーディネートするコーディネーターを配置することになりました。  このコーディネーターが港区立麻布区民センターにも来て、5区民センターの事業の調整や、地域の情報なども集約し、区民センター職員の研修など、一人一人のスキルや能力の向上を図っていく。そのようなコーディネーターを配置するという提案もございました。Kissポート財団につきましては、このコーディネーターを新たに配置するこのやり方について、期待を込めて委員長がこのような発言につながっているかと思われます。 ○委員長(阿部浩子君) わかりました。最後にこのようなこと発言が載っていると、委員長はどちらでもいいのかなという判断になります。やはりそのところは、今後、指定管理事業者がKissポート財団になったとしても、しっかりと見ていただきたいと思います。  もう一点だけ確認させていただきます。業務委託の件です。受付業務の中で、港区立麻布区民センター港区立高輪区民センターは、夜間受付業務委託で公益社団法人シルバー人材センターとなっています。これは高齢者雇用とまた区民雇用という意味で入っていると思いますが、港区立芝浦港南区民センターは、常駐警備受付で株式会社エグゼクティブプロテクション、港区立赤坂区民センターは常駐警備業務で株式会社日進産業となっています。この2地区は、今も公益社団法人シルバー人材センターではなくほかの事業者になっているということですか。 ○芝浦港南地区総合支所副総合支所長・芝浦港南地区総合支所管理課長兼務(関本哲郎君) 今もそちらに記載されているような状態で、公益社団法人シルバー人材センターではない状況です。 ○委員長(阿部浩子君) 2地区ともそうですか。 ○芝浦港南地区総合支所副総合支所長・芝浦港南地区総合支所管理課長兼務(関本哲郎君) そうです。 ○委員長(阿部浩子君) 今回この指定管理事業者の提案では、公益社団法人シルバー人材センターは、ほかの2地区には全くかかわっていないということですか。 ○芝浦港南地区総合支所副総合支所長・芝浦港南地区総合支所管理課長兼務(関本哲郎君) 採択先リストから見た形ですと、公益社団法人シルバー人材センターに委託している部分はございません。ですから、ないということになります。 ○委員長(阿部浩子君) そうですか。高齢者雇用や区民雇用を考えれば、やはり公益社団法人シルバー人材センターにもかかわってほしいなと、私は思っています。  それでは、ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決に入ります。まず、審議事項(1)「議案第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)」です。  態度表明は、いかがいたしましょうか。               (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(鈴木たかや君) 私たち自民党議員団は、指定管理者制度そのものには大賛成でございます。それは武井区長も日ごろから言っているとおり、簡素で効率的な区政運営に資するという点で賛成しているわけでございます。  さまざまな意見が今出ておりましたが、議案第76号に関しては港区立麻布区民センターですが、この先5年間区民のコミュニティの核となる区民センターを委託するわけです。5年というサイクルが、今、昔と比べてだんだん早くなっているように感じます。ご提案いただいた内容をきちんとやっていただくことはもちろんですが、この先の5年間をしっかりと見据えて、麻布地域の区民の触れ合いの場所となるような運営をしていただくことをお願い申し上げて、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) まず、港区立麻布区民センターです。やはり2者の応募だったということですので、今後はより多くの応募者があるように施策を講じていただきたいなと思っております。麻布地域の区民の皆さんや、1人でも多くの方が区民センターに足を運ぶように、新しい人たちを取り込む施策をたくさん講じていただきたいなと期待して、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 公明党議員団は、既に何回も言われていることですが、やはりノウハウを持った事業者が、いかに地域の特性を把握してそれを具体化するかということが指定管理者の一番ポイントだと思います。管理と運営の両方を行うということで、指定管理者制度については公明党議員団は基本的に賛成しておりますので、本議案については賛成でございます。  特に今回の4つの施設について、落選した事業者の理由を見ていると、事業内容の実現性が疑問視されています。提案事業に対して、本当に実現できるのかなということが選考委員から指摘されています。  私も区民センターのさまざまな施設を利用されている方からご意見やご要望を聞きます。大事なことは、いかに管理運営を行う施設の特性を生かして、それをどのように展開していくか。施設を利用する方も、毎回利用する方と、新たに利用する方と両方いらっしゃいます。新たな提案でしかも実現性のある提案が非常に大事かなということです。  今回特に指定された事業者に関しましては、これまでの経験も踏まえ、ご意見や指摘も受けているわけですので、それを踏まえた提案と理解しております。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 今回指定された事業者がそれぞれの施設で区民サービス向上のためにあたってもらいたいということは最初に言っておきたいと思います。  指定管理者制度によって、区の279施設の内、既に204の施設が区の直接の運営から離れ、民間へ丸投げされてきました。保育園や高齢者施設、区民センター、住宅、駐車場、運動場等々が区の管理運営でなくなることで、区のノウハウがなくなってしまったのです。このようなことでいいのでしょうか。  指定管理者が雇用している労働者の内、働く方の賃金や労働条件が不安定な方がかなりの比率になっている事業者があります。これが全国の自治体で行われているわけですから、国全体の労働者の賃金が引き下がり、景気や経済に悪影響を与えています。また、指定管理者の管理運営では、少なくない施設で法令遵守されていない場合もあります。区が社会保険労務士に依頼して行っているモニタリング調査でも、調査のたびに残業代の割増しがなかったり、休憩時間が法令どおりに設定されていないなどの指摘がされているとおりです。さらにこの間、私たちが指摘してきたように、売上金の紛失が1年以上にわたって区に報告されないなどの異常な管理運営がされた施設もありました。  このような指定管理者制度の実態をよく見るならば、区が直接施設の管理運営に責任を持つことこそ重要になっていると思います。全て区が直営するのが難しいのであれば、必要な部分は委託契約をすればいいわけです。  以上の見地から、本案には反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 適正な選考を経て得られたベストな、ベターな結論だと思います。事業者が選考過程において提案した内容の着実な履行を期待して、賛同します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第76号 指定管理者の指定について(港区立麻布区民センター)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第76号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第76号」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、審議事項(2)「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」です。  態度表明は、いかがいたしましょうか。               (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(鈴木たかや君) 議案第77号につきましては、先ほどと同じ理由で賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) 港区立芝浦港南区民センター等に関しましては、ほかの地域にはない運河や海を擁しているということで、この辺の地形をうまく生かした、今までにはない取り組みを新たにしてくれることを期待して、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第77号につきましては、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 先ほどの議案第76号と同じ立場です。読み上げますと時間もかかりますので、全く同じ立場で反対ということです。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 先ほどと同じ理由で賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第77号 指定管理者の指定について(港区立芝浦港南区民センター等)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第77号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第77号」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  続きまして、審議事項(3)「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」です。  態度表明は、いかがいたしましょうか。               (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(鈴木たかや君) 議案第78号に関しましても、同じ理由で賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) 港区立高輪区民センターに関しまして、音楽スタジオ、区民ホールを最大限に生かしていただきたいと思います。賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第78号につきましては、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 議案第76号と同じ立場で反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第78号 指定管理者の指定について(港区立高輪区民センター)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第78号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第78号」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  続きまして、審議事項(4)「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」です。  態度表明はいかがいたしましょうか。
                   (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。自民党議員団。 ○委員(鈴木たかや君) 議案第79号についても同様の理由で賛成いたします。先ほど、申し忘れましたが、大変見やすい資料をありがとうございました。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) 港区立赤坂区民センターですが、資料にもあるように赤坂という地域柄、伝統芸能や海外の方との交流の場といったことを特色とした区民センターにしていただきたいと思います。賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第79号、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 議案第76号と同じ立場、理由で反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第79号 指定管理者の指定について(港区立赤坂区民センター)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第79号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第79号」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) 次に、審議事項(5)「議案第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)」を議題といたします。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) それでは、ただいま議題となりました審議事項(5)「議案第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)」、本日付資料№6を用いて補足説明をさせていただきます。  施設につきましては、みなと図書館を除きます港区立図書館5館1分室になってございます。選考委員会は7名で構成されておりまして、記載のとおりでございます。次ページに移っていただきまして、事業者の選定の経過につきましても記載のとおりでございます。  選定された事業者につきましては、株式会社図書館流通センターでございます。現在も指定管理者として携わっている事業者でございます。  指定の期間は記載どおり、平成31年4月1日から平成36年3月31日の5年間でございます。  選定の理由でございますが、特に評価された項目として、利用者のニーズの把握と対応について、施設運営について、災害対応について、区立図書館の運営実績についての4項目を挙げさせていただいてございます。  指定管理者候補者選考結果につきまして、候補者の選考委員会の報告書をごらんください。インデックスの1番をごらんください。こちらの6ページをごらんください。  公募に対しまして、応募者数は1者でございます。その内第1次選考通過者は1者でございまして、選考結果を先に申し述べさせていただきますと、株式会社図書館流通センターを候補者として選考してございます。平成21年度から2期連続で携わっている事業者でございます。  選考のポイントでございますが、6ページから説明させていただきます。第1次審査の財務状況分析におきましては、財務状況評価として可、資金計画評価でもAとされており、特に問題はございませんでした。合計点では1,400点満点中1,030点と評価されておりまして、割合としては約73.5%となってございます。  7ページをごらんください。主な事業提案では、各館の特色を生かした館の運営や、昨年度策定しました港区図書館サービス推進計画や、港区子ども読書活動推進計画に沿った事業展開をすることが提案されておりました。  第1次審査の選考のポイントといたしましては、全国で受託する多くの図書館の情報や動向等を情報共有した上で、利用者対応、事業展開を行うことや、施設運営面におきましても、港区立図書館の状況や特徴を正しく理解していること。スタッフ研修や労働環境等への配慮など、スタッフの定着率や意欲を高める取り組みなどが評価されてございます。災害対策におきましても、東日本大震災で被災した図書館の事例をもとに策定しました災害対応マニュアルの整備に加え、定期的に研修や防災訓練を実施するなどの提案もございます。  多くの指定管理を受託している豊富な経験やノウハウをもとに、調べ学習などの充実や連携授業が具体的に提案されている点なども評価されてございます。  ただし、他の事業者と比較しながらの評価ができなかったことから、新たな視点での提案があればさらによかったとのコメントなどもいただいてございます。  次に、第2次審査でございます。プレゼンテーションとヒアリングによって実施してございます。次ページをごらんください。評価の点数といたしましては、700点満点中505点と評価されております。割合としましては、約72%となってございます。  選考経過としましては、館長予定者のプレゼンテーションにおける良好な対応からは、施設長としての資質や意欲を評価されております。港区に関する状況等を適切に把握している点や利用者層などの現場を踏まえた外国語関連事業の提案など、具体的で実現性が高い事業の提案がなされている点なども高く評価されております。  9ページをごらんください。最終選考の結果についてです。1者の提案だったこともありまして、比較対象がない中での評価であることから、各選考委員の評価にあたっては、点数では6割以上の評価が最低条件であり、できれは7割以上の評価が望ましいことを選考委員会の総意として事前に取り決めた上で評価がなされております。こちらにつきましては、議事録に記載されております。総合点数としましては、2,100点満点中1,535点で、約73%の割合で評価されてございます。  第1次審査では、図書館の指定管理者としての理念、方針、財務状況と運営実績数と図書館の維持管理、利用者サービス、職員配置体制など、さまざまな点から総体的に安定感が評価されてございます。  第2次審査におきましては、図書館指定管理者としての豊富な実績に裏打ちされた具体的で実現性の高い提案が評価されております。多数の公共図書館の受託業務で培ったノウハウを活用し、安全・安心な館の運営が期待できるとの評価をいただき、選考委員会の総意として株式会社図書館流通センターを港区立図書館指定管理者候補として選考していただきました。  インデックス1の表紙を1枚めくっていただいたところをごらんください。委員長のご挨拶のところの「初めに」というところですが、そこの後段部分では、本選考では応募事業者は1者にとどまりましたが、実績に基づいたさまざまな提案を受けることができたとの評価に加え、次回の公募に向け、複数事業者から応募が来るように区からの積極的な周知、情報提供に努めることが意見として述べられています。私どもといたしましても次回の選定に向け、さまざまな事業者への情報提供や情報共有等を行って、いろいろな方々に提案いたしていただけるようにと考えてございます。  インデックス2以降につきましては、採点表、議事録、提案書、公募要項等をつけさせていただいてございます。  甚だ簡単でございますが、提案補足説明は以上となります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(阿部浩子君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(榎本あゆみ君) まず、公募説明会に5者、現地の説明会に4者来て、応募が1者だったということですが、先ほどのように応募されなかったところのヒアリング結果を教えてください。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 事業者へのヒアリングの結果でございますが、社会全体で人手不足が懸念されており、業務拡大がリスクになるとの経営判断があったこと。また、責任を持った体制を構築するための人材育成と人員の確保に力を入れていますが、都心部での確保というのが厳しかったと聞いてございます。また、そのようなことから、今回の公募へのチャレンジにつながらなかったと聞いてございます。 ○委員(榎本あゆみ君) 人材育成や都市部での人材確保が難しいということでしたが、それはどこも同じことだと思いますので、1者でなく複数者に応募していただけるようにしてほしいなと思っています。  私立学校への支援というところは、具体的に説明していただいてもいいですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 私立学校への支援としましては、調べ学習などの情報提供といった学習支援をするための情報提供ということも提案されてございます。また、調べるコンクールというものを港区の地域版として実施するということで、こちらは区立学校だけではなく、私立学校の方々にも参加していただきたいといったようなご提案をいただいております。 ○委員(榎本あゆみ君) 今回図書館は1館単体ではなく複数の図書館の募集ということです。全部で今、分室も入れると区立図書館は6館あると思いますが、それぞれの特色といったものは、どのように考えているか。その辺をどのように評価したのかというのも聞かせてください。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 今回の提案の中には、各地域のさまざまな状況を踏まえて、地域との連携をすることということで、例えば麻布地区の図書館であれば、子どもを中心に読み聞かせをする、幼少期から英語に触れるなどが提案されております。また、赤坂地区であれば、例えばデザイン関係の方々が多いということで、そのような事業をしていきたいと。そのようなことは、口頭では聞いております。芝浦港南地区であれば、保育園や幼稚園に出張して読み聞かせの会をしていきたいとか。そのような地域の特性に応じて実施していきたいという提案をいただいてございます。 ○委員(榎本あゆみ君) きのうも視察させていただいて、図書館1つ1つの特色というのが、やはり見えづらいかなと。もちろん子育て世帯がどこも増えています。どこもそれに対して取り組みますというのはもちろんそうなのですが、せっかくですので地域性というかその館独自の特色をもう少し出していただきたいなと思っています。  これは最後に、期待です。資料№8の24ページです。新三田図書館のところです。ビジネス交流の場、そして学びの場としての機能になっていきますよというのが非常に大きく書かれています。朝のお勉強会のような場をやったり、民間とも一緒にやっていきますよと書いてあります。ぜひこれがきちんと実行されるように大変期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(いのくま正一君) これは、前回の指定管理を指定するときも1者でしたでしょうか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 提案は2者でございました。 ○副委員長(いのくま正一君) 前回は2者ですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 前回は2者のご提案をいただいております。 ○副委員長(いのくま正一君) それは結果ですから1者になってしまったのですが、前回申し込んでトライしてきたところは、今回見学にも来なかったのですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 来てございません。 ○副委員長(いのくま正一君) 先ほど区民センターの指定管理選考の申し込みの受付期間については、申し込みをしやすくするために前回より少し延ばしたということでした。図書館は、前回との違いというのはどうでしたでしょうか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 前回とほぼ同じ期間でございます。 ○副委員長(いのくま正一君) 延ばせば応募してくるかと、それほど単純なものではないでしょうけれど、港区立みなと図書館を除いて図書館全体を企画提案するというのは、提案をまとめるだけでも結構な仕事だと思います。期間をどこまでに設定するかというのはあるかと思いますが、そのようなことも今後検討してみてはいかがかと思います。先ほどもありましたが、やはり1者というのはいいことではないです。何者かが出て磨き上がっていくというのがいいのではないかと思います。そのようなことも少し考えていただければと思います。特に答弁は必要ありません。  それから、議事録の4のインデックスの10ページです。先ほどの区民センターの議論と同じで、第2次審査に入ったときに、1者とはいえプレゼンテーションを受けて質疑応答するわけです。第2次審査での採点の点数をつけて、プレゼンテーションや質疑をした後に、先ほどの点数を少し修正しようかなというようなことはあったのか、なかったのか。最後に区民センターと同じような形式で行っているのかどうか、確認したいのです。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 最終的には点数は変わってございません。ただし、委員長からたしか、もしこの話し合いの中で自分が勘違いしていた点があったり、これはやっぱり違ったなと思う点があれば、修正する機会は今ですよという話は出ましたが、結果的には変わってございません。 ○副委員長(いのくま正一君) 港区立三田図書館の運営についてやはり気になります。選択肢として、現行の三田図書館を運営する期間がありますよね。そこまでの期間は今応募している指定管理事業者にお願いして、新三田図書館ができたときに、改めて公募して選定するという方式もあるのだと思います。それは、考えなかったですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 今回の港区立三田図書館につきましては、議論をしてまいりましたが、指定期間内に移転することは間違いないということで、指定管理者とは協議をするということでまとめさせていただいております。この先の状況につきましては、確定した状況ではございません。 ○委員長(阿部浩子君) 港区立三田図書館は、平成33年度移転予定ですよね。今の答弁からだと、港区立三田図書館については、今のところは平成33年度まで管理運営を行い、その以降は協議をするということでよろしいですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 港区立三田図書館につきましては、例えば住所が変わるという協議であるかもしれませんし、その形態についてはまだ決定していないということでございます。 ○委員長(阿部浩子君) それでも、このインデックス№8の事業提案書24ページに新三田図書館の位置づけと記載されていますが、これがどうなのかなと。今回の指定管理者公募要項のところだけ見ると、平成33年度移転までの管理運営なのか、平成36年度までなのかというのがよくわかりません。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 基本的に、記載のとおり平成36年度までの5年間になってございます。 ○副委員長(いのくま正一君) なぜそれを聞いたかというと、今後、港区立三田図書館をどのように運営していくか。これは公募要項にも書かれており、別途協議するとなっています。そうなると、では何にどのような費用がかかって、人の配置を何人にするかという細かい部分が、わからないというか、固まっていないのではないかと思うのです。それをその都度協議ということにしてしまうと、何かしっくりこないなという感じなのです。  先ほど言ったように、今の港区立三田図書館が現在の場所にある間は今回決定する指定管理事業者にして、施設が固まった段階で、新しく移転したときに事前に公募して決めるというのがよかったのではないかなと思います。いかがでしょうか。そのようにした方がよかったのではないかと思うのです。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) こちらにつきましては、移転することは前提にはなってございますが、基本的にはこのままこの施設を指定管理者として5年間お願いするという立場から提出しているものでございます。 ○副委員長(いのくま正一君) 公募要項の7ページにありますが、港区立三田図書館の移転・開館準備等についてというところを見ますと、例えば移転に係る経費は、指定管理料とは別に、経費の見積もりを出してください。また、移転に伴う閉館期間中は、別途協議すると書いてあります。指定管理料の算定は、港区立三田図書館の現状の体制を前提に計上してくださいと。  ですが、前提がまるっきり変わるのではないかなと思うのですが。これは、現時点でということだから、その先はわからないということで前提にしているのだろうけれど、そのような中で5年間を決めてしまうと。新施設ができてこれはどうかと思います。  そうすると、見積もりを出したり、このような指定管理料になりますよというのを提出されたものをそのまま受け入れるということになってしまわないかなと。別にたたけと言っているわけではありません。適正なところでやるしかありませんが、言い値になってしまうのではないかなという心配はあります。その協議というのは、どのような幅でやるのですか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) こちらにつきましては、現状の体制を前提にいただいておりますので、そこからどのぐらい変わるのかとか、面積がどのようになっている、どのような人員配置が必要であるか、蔵書数がどのようになっているかなど、さまざまなところが関係してまいりますので、その際にやはり1つ1つ算定していくことになると思います。  その際には、これまで港区にいただいている見積書が基本になって、その中で大体この単価で、どのようにしていくのかということが割り出されて、それが合理的かどうかということを判断していくことになると思ってございます。 ○副委員長(いのくま正一君) インデックス5の様式3法人の概要・事業経歴というところです。これで見ますと、司書資格が正社員で154人、契約社員で4,579人、パート74人という形になっています。それから司書補とありますが、これは正社員が0で契約社員が84人。それから司書教諭が、正社員が13人で契約社員が433人という形です。  例えば、今回、この事業者が選定された場合、契約社員の方々を、図書館それぞれに充てていくということなるのかなと思うのです。契約社員の方々は不安定ではないかと思うのですが、そのようなことは検討はしませんでしたか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 契約社員が何%で正社員が何%といったところの議論につきましては、今回の選定委員会の中では出てきてはございません。 ○副委員長(いのくま正一君) 大事なことだと思いますので、そのようなことも検討してもらえればと思います。これはお願いしておきたいと思います。  あと、平成27年度港区指定管理者制度導入施設労働環境モニタリング報告書の32ページを見ますと、株式会社図書館流通センターがモニタリングされています。先ほど区民センターで紹介したようなたくさんの指摘はありません。さすがに大きな会社で、きちんとされているのかなという感じはしました。  しかし2カ所、改善及び改善策が必要だという指摘がありました。賃金計算期間を賃金台帳に記載する必要があるという指摘と、安全衛生関係はおおむね適正だと。しかしながら、衛生推進者が選任されていなかったという指摘があって、これはもう既に改善されているのだとは思いますが、いかがでしょうか。こちらの状況という点で見ると未確認ということで、安全衛生関係は、この時点では翌年に選任する予定となっています。これは確認されましたか。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 確認してございまして、選任されてございます。 ○委員長(阿部浩子君) ほかにご質問等ございませんか。なければ、私から一言、発言させていただきます。  昨日、港区立港南図書館を視察させていただきまして、ありがとうございました。その際、少し気になったことがありました。館長に特徴は何ですかとお聞きしたら、子どもが多く、子育て世代の利用している割合が大きいということでした。それならば、やはり子育てしている方々が読むような本、例えば3歳児、4歳児にお勧めの本だとか、そのような本をきちんと並べていただきたい。あと、図書館の特徴というのがよくわかりませんでした。例えば9月ですと、敬老の日や防災の日、動物愛護週間などがあるので、そのようなイベントごとに展示をしてもらいたいです。もう少し工夫した展示の仕方にぜひ改善していただきたいと思います。  今回、指定管理者が決まったとしてもやはり図書文化財課として、巡回指導は引き続きお願いしたいと思います。 ○図書文化財課長(佐々木貴浩君) 貴重なご意見、ありがとうございます。私もきのう港区立港南図書館に行かせていただいたときに、玄関部分からで、この図書館はどのような特色があって、どのようなことをやっているのだよということがわかるようにする必要があるなと考えてございます。玄関から図書館の奥に入っていくと、また違う楽しさがある。そのような図書館にしていくために、私どもからもお願いをしていきますし、どのようにすればいいのか、一緒につくり上げていきたいと思います。  また、ご意見をいただきましたこと、本当にありがとうございます。 ○委員長(阿部浩子君) よろしくお願いいたします。  ほかにご質問等ございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  態度表明は、いかがいたしましょうか。               (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 先ほど来からの指定管理者制度の方針については、自民党議員団としては賛成でございますので、議案第87号についても賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(兵藤ゆうこ君) 「議案第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)」については、港区で長年、指定管理者としてやってきていただいて安定していること。きめ細かいサービスが充実していること。そして、司書資格の保有者も多いことなどから総合的に判断しまして、みなと政策会議としては賛成でお願いいたします。  また、要望といたしましては、さらなるサービスの向上、特徴のある図書館をつくっていただくこと、より使いやすくしていただくことを要望して、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第87号につきましては、賛成いたします。  図書館の管理運営というのは、私が言うまでもありませんが、1つはやはり専門性ということと、効率的で効果的なサービスを提供するということが1つ大事かなと思います。今回指定された管理者は、それぞれの図書館でいろいろな特色を発揮していただくよう、期待して賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。
    ○副委員長(いのくま正一君) 先ほども言いましたが、指定管理を受けた事業者が図書館の業務を区民サービス向上ということでやっていただくということは当然のことです。それを前提にしまして、議案第76号と同じ理由で反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 図書館を常日ごろ利用させていただいている者としても、図書文化財課長との連携が密になされていることも実感として感じております。申し分のない運営がなされていると思います。今後とも継続していただきたい。  ただ、以前、何回か予算特別委員会でも言いましたが、サービス過剰になり過ぎて、民を圧迫しないように。そのあんばいは適切にご判断いただいてということで、賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  審議事項(5)「議案第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第87号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第87号 指定管理者の指定について(港区立三田図書館等)」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) ここで休憩にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) それでは、休憩といたします。再開は3時15分とさせていただきます。                 午後 2時54分 休憩                 午後 3時15分 再開 ○委員長(阿部浩子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  審議事項(6)「議案第88号 指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター)」、審議事項(7)「議案第89号 指定管理者の指定について(港区立青山生涯学習館)」の2案を一括して議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) ただいま議題となりました審議事項(6)「議案第88号 指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター)」、審議事項(7)「議案第89号 指定管理者の指定について(港区立青山生涯学習館)」を一括して補足説明させていただきます。  資料の説明は資料№7、指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター及び港区立青山生涯学習館)となります。関係資料といたしまして、インデックスを1番から8番まで添付しております。関係資料は、1の港区立生涯学習施設指定管理者候補者選考委員会報告書から8の指定管理者候補者の事業提案書までの8種類となっております。  本議案は、平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了する港区立生涯学習センター及び港区立青山生涯学習館の指定管理者を指定するものでございます。  まず、1、施設名称等です。名称は港区立生涯学習センター及び港区立青山学習館。所在地は資料記載のとおりでございます。  2、事業者選定の経過です。まず、港区立生涯学習施設指定管理者候補者選考委員会を設置し、優良な候補者を1事業者選考いたしました。その後、港区指定管理者選定委員会での審議を経て決定いたしました。なお、公募に対する応募は2事業者でした。  選考委員会につきましては、(1)港区立生涯学習施設指定管理者候補者選考委員一覧のとおり、学識経験者4名、行政側委員3名の合計7名で構成しております。選考委員会は(2)選考委員会の開催状況のとおり、合計3回開催しております。  第1回は平成30年4月5日に開催し、公募要項、選考方法、選考基準等について審議いたしました。  第2回は平成30年6月12日に開催し、応募事業者の財務状況分析及び資金計画分析結果の報告、書類審査による第1次審査を行い、2事業者とも第1次審査通過者として決定いたしました。  第3回は、平成30年7月3日に開催し、応募事業者によるプレゼンテーションとヒアリングによる第2次審査を行いました。全委員採点の結果、第2次審査結果及び総合得点から、資料記載の事業者を指定管理者候補者として選考いたしました。  (3)港区指定管理者選定委員会です。平成30年7月25日開催の港区指定管理者選定委員会において、選考委員会で選考された事業者が指定管理者候補者として選定されました。  3、選定された事業者です。事業者は、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団。所在地は東京都港区立赤坂四丁目18番13号、代表者は、理事長、野村茂氏です。  4、指定期間です。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間です。  5、選定理由です。まず1点目です。港区立生涯学習センターと港区立青山生涯学習館を一体的に捉え、両施設で密に連携した事業提案、管理運営提案をしているという点が評価されました。2点目は、各指定管理者の立地や利用者に合わせて、テーマを持って運営する視点を持ち、区民に生涯学習を始める機会を積極的に提供しているという点が評価されました。3点目は、災害時の対応について、時間外においても参集を意識した危機管理の対応が整っており、区、地域団体、関係機関との連携した危機管理対応が示されているという点が評価されました。4点目は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事業を示し、時代に対応した事業提案をしている点が評価されました。5点目は、港区の地域資源を生かして、社会教育関係団体、美術館等、地域と協働連携した事業提案をしている点が評価されました。  6、今後の予定です。平成31年4月から今回選定される指定管理者による管理運営を開始いたします。  関係資料について説明いたします。関係資料インデックス№1、港区立生涯学習施設指定管理者候補者選考委員会報告書をごらんください。選考委員会における審査の経過と結果についての資料となります。  5ページをごらんください。4の選考結果について説明させていただきます。1の第1次審査です。まず、財務状況分析等についてです。公認会計士から財務状況評価資金計画評価について説明がありました。財務状況評価については、2応募事業者ともに可でした。資金計画評価についても、2応募者ともにBでした。  その後、応募2事業者について、各選考委員が基準表による採点を行いました。1名200点、7名合計1,400点満点で、指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は1,117点、もう一者は896点でした。2事業者ともにヒアリング等により総合的に判断したいという各委員の意見が一致し、2事業者とも第1次審査通過といたしました。その際の委員の主な意見は、5ページの(3)選考経過に整理してございます。  6ページの第2次審査です。第1次審査通過後の2事業者それぞれにつきまして、10分間のプレゼンテーションを受けた後、管理運営計画やプレゼンテーションの内容について20分間ほどのヒアリングを行い、選考基準表による採点をいたしました。採点結果の表の右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングによる第2次審査結果は700点満点で、指定管理者候補者公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団は545点、もう一者は441点でした。第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをしまして、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団が1,662点で1位となりました。  7ページをごらんください。第2次審査における各委員からの主な意見を(3)選考経過に記載しております。  5、最終選考結果についてですが、選考委員会の総意として、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団を港区立生涯学習施設指定管理者候補者として選考いたしました。  関係資料№3です。こちらは、選考委員会審査集計表になります。ごらんのとおり各選考委員の第1次審査、第2次審査の採点結果とその合計得点を一覧表にまとめました。  関係資料№4です。選考委員会会議録として、第1回から第3回までの選考委員会の出席者名や議題、議事要旨を記したものを添付いたしました。  関係資料№5です。この指定管理者候補者選定調書は、港区指定管理者選定委員会の資料として作成したものでございます。  関係資料№6です。法人の概要でございます。法人の概要が記載されております。  関係資料№7です。港区立生涯学習施設指定管理者公募要項でございます。  関係資料№8です。指定管理者候補者の事業提案書となります。  以上、港区立生涯学習施設指定管理者候補者についての選考方法と選考経過、指定管理者候補者について補足説明をさせていただきました。よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げます。 ○委員長(阿部浩子君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(榎本あゆみ君) 本件に関しましても、見学会に参加した事業者数、辞退があったのであれば、その際のヒアリング結果など伺います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 説明会、見学会には6者来ました。今回、応募については2者ですが、来なかった4者について確認しましたところ、施設管理業務を得意とする事業者につきましては、事業運営の負担が大きいと感じたということ。事業運営が得意なところは、施設管理業務の負担が大きいと感じたというところが主な4者が応募しなかった理由となります。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。この後に出てくる港区スポーツセンターのように事業体を組んで運営すれば、施設管理と事業運営を一緒に効率よくできるのかなと思います。今年度はもう終わってしまいましたが、次回に向けて例えばそのようなご提案ができると、またさらに応募してくる事業者が増えるかなと思いますので、その辺は配慮いただけるといいかなと思います。  今回応募してきた1位の事業者も2位の事業者も資金計画評価がAではなくBになっています。Aにならなかったポイントはどの辺なのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 公認会計士の方からは、Aにならなかった理由というのは特に示されませんでした。Bというのも悪くはない結果ということで、特にAではないという理由の説明はございませんでした。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。  少し関連して、資料5の収支計画です。平成31年度に修繕費と事業運営費が上がっていますが、これはどのような計画の内容だったのか伺います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) こちらにつきましては、今後ICTに向けて施設面を充実させたいというところで、この年度だけ事業運営費がかかるということになっております。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。  特に港区立青山生涯学習館は、登録事業団体数が伸びてはいるものの非常に少ない。20とか30とかそれぐらいだったように記憶していますが、非常に少ない。今の事業者は、自分たちでは年々登録事業団体数が上がっていますと評価をしていますが、私からすると、ほかの施設から見ると、その数が非常に少ないように思います。そこに対しての具体的な施策というのが私には感じられませんでしたが、区としてはどのように捉えているのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 確かに、今の生涯学習施設の課題は、認知度の向上です。港区立青山生涯学習館につきましても、なかなか認知度が上がらないというところが課題ということは認識しております。  港区立青山生涯学習館の一つの課題として、住宅地にあるということです。音の出るような取り組みやダンスなどがなかなか難しいというところがございます。近隣住民の方とのいろいろと話し合い等もありまして、静かな環境を維持するということから、活動する団体が限られているというところがございます。  ですので、新橋にあります港区立生涯学習センターにつきましては、利用率が高いところがございますので、青山地区で活動できるようなところがあったら、そちらの方に振り分けてもらうなどという工夫をしていきたいと考えております。 ○委員(榎本あゆみ君) わかりました。使い方を限定的にしないで、いい会議室があるわけで、おっしゃっていたようにほかに使い道はたくさんあると思います。なるべく部屋の稼働率を上げていくことが必要かと。たしか今稼働率50%ぐらいしかなくて、特に平日の昼間や朝方、午前中は非常にあいていると思いますので、その辺をいかに効率よく使えるかというのを、区からも指定管理事業者にこのような使い道はいかがでしょうかという提案などをして、ぜひ一緒に取り組んでいただきたいなと思います。 ○委員(鈴木たかや君) 直接、指定管理のことではないのですが、港区立生涯学習センターを視察させていただいて、学校の状態というかグラウンドのことでお聞きしたいのですが、例えば、指定管理者からこのように色を塗り直してもらいたいとか、もっとこのようにしてもらいたいとか、意見というのは一度も上がってきたりはしないのですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 今のところ、そのような要望はありません。 ○委員(鈴木たかや君) やはり土地がとてもいい場所にあるのに、利用率が大してないというのは残念だなと思うのと同時に、あの辺は、お祭りなどもされるではないですか。かつて使われていた運動場の状態をキープしておく意味があるのかなというのは、いつも行くたびに感じます。かえって汚らしい印象を入り口の部分で受けてしまいます。それこそ新堀町にある赤土公園と言われている芝新堀町児童遊園のような、茶色いアスファルトのようなものでもいいと思うのです。例えば、運動会で利用するというような用途がないのであれば、あの状態である必要はないのではないかなと思いました。印象というのは、やはり色だけで相当変わると思いますので、その辺も考えていかれたらいかがかなと思います。  これは答弁は要りません。お願いします。 ○副委員長(いのくま正一君) インデックス1の4ページです。先ほども聞きましたが、説明会、公募手続についてです。説明会をやって、申請受付期間は、前回の指定管理者選考のときと大体同じような日程だったのですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 期間としては同じでしたが、実は前回の受け付けに関しては1日だったということで、受付期間が短かったのです。 ○副委員長(いのくま正一君) この期間がね。1カ月というところですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 今回は、受付期間を長くして、より多くの方に応募していただけるようにしました。 ○副委員長(いのくま正一君) 前回の選考のときは、2者だったのでしたか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) はい、前回も2者でした。 ○副委員長(いのくま正一君) 今回の選考と前回の選考は、同じ2者でしたか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 今回の選考については2者で、1者は今回選定した事業者ですが、前回応募した2者で、もう1者の方は、今回は応募しませんでした。 ○副委員長(いのくま正一君) 別の事業者だったということですね。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) はい。 ○副委員長(いのくま正一君) できれば、もっと応募してくるというのが望ましい。施設だって、きのう新橋の港区立生涯学習センターだけは視察しましたが、港区立生涯学習センターは利用率は結構高いです。港区立青山障害学習館は土地柄というか地域特性がありますから、この利用率を大きく上げるというのはなかなか難しいかもしれませんが、努力はしてもらいたいです。施設はいい施設だし、事業者も魅力があるのではないかなと思いますが、やはり運営するのが難しいということになるのかどうか。その辺は次に向けて努力はしてほしいと思います。  モニタリング調査は、先ほどもKissポート財団について指摘しましたので、先ほどと同じ立場ですが、改善されたという過去形の話ですが注意してもらいたいということで、意見だけ言っておきたいと思います。 ○委員長(阿部浩子君) ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) ほかになければ、質疑はこれにて終了とさせていただきます。  採決に入ります。まず、審議事項(6)「議案第88号 指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター)」です。  態度表明は、いかがいたしましょうか。               (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 議案第88号については、さらなる施設のサービスの拡充と地域に根差した活動の拠点となるような整備も含め、しっかりとやっていただくことをお願いし、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) 港区立生涯学習センターにつきましては利用率を上げていただきたいということと、新しいイベントや講座、より多くの人に興味を持っていただけるような新しい講座を開設していくということを期待して、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 港区立生涯学習センターは幅広い年代層なさまざまな形で利用される施設運営になると思いますが、特に今回の選考理由で、港区の地域資源を生かしながら社会教育関係の団体や美術・芸術関係、そして地元商店街と連携協働した事業提案をされています。また、評価の点数を見ると今回80%近くを占めているということで、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会もありますし、今後の事業もいろいろ提案していただいているということですので、議案第88号については賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 施設を運営するという点では、より使いやすい管理運営をしてもらいたい。議案第76号と同じ理由で反対ということです。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第88号 指定管理者の指定について(港区立生涯学習センター)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第88号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第88号」は、原案のとおり可決することと決定いたしました。  引き続きまして、審議事項(7)「議案第89号 指定管理者の指定について(港区立青山生涯学習館)」についてです。  態度表明は、いかがいたしましょうか。                (「お願いします」と呼ぶ者あり)
    ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(榎本あゆみ君) 賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第89号、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 議案第76号の理由と同じで、反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第89号 指定管理者の指定について(港区立青山生涯学習館)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第89号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第89号」は、原案のとおり可決することと決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) 次に、審議事項(8)「議案第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)」、審議事項(9)「議案第91号 指定管理者の指定について(港区スポーツセンター)」、審議事項(10)「議案第92号 指定管理者の指定について(港区立氷川武道場)」の3案を一括して議題といたします。理事者からの提案説明を求めます。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) ただいま議題となりました審議事項(8)「議案第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)」、審議事項(9)「議案第91号 指定管理者の指定について(港区スポーツセンター)」及び審議事項(10)「議案第92号 指定管理者の指定について(港区立氷川武道場)」を一括して提案補足説明させていただきます。  説明の資料は資料№8、指定管理者の指定についてとなります。関係資料といたしまして、インデックスを添付させていただきました。№1から№8までございます。  インデックス№1の港区立スポーツ施設指定管理者候補者選考委員会報告書から№8の指定管理者候補者の事業提案書までの8種類となっております。  本議案は、平成31年3月31日をもって指定管理期間が満了する港区立運動場、港区スポーツセンター及び港区立氷川武道場の指定管理者を指定するものでございます。  1、施設名称等ですが、港区立麻布運動場ほか運動場7施設、港区スポーツセンター港区立氷川武道場の計9施設となります。所在地は、資料の記載のとおりでございます。  2、事業者選定の経過です。まず、港区立スポーツ施設指定管理者候補者選考委員会を設置し、優良な候補者を1事業者選考いたしました。その後、港区指定管理者選定委員会での審議を経て決定いたしました。なお、公募に対する応募は4事業者でした。  選考委員会につきましては、(1)港区立スポーツ施設指定管理者候補者選考委員会委員のとおり、学識経験者4名、行政側委員3名の合計7名で構成しております。選考委員会は(2)選考委員会の開催状況のとおり、合計3回開催しております。  第1回は平成30年4月9日に開催し、公募要項、選考方法、選考基準等について審議いたしました。  第2回は平成30年6月18日に開催し、応募事業者の財務状況分析及び資金計画分析結果の報告、書類審査による第1次審査を行い、4事業者の内3事業者が第1次審査通過者として決定いたしました。  第3回は平成30年6月28日に開催し、応募事業者によるプレゼンテーションとヒアリングによる第2次審査を行いました。全委員採点の結果、第2次審査結果及び総合得点から、資料記載の事業者を指定管理者候補者として選考いたしました。  (3)港区指定管理者選定委員会です。平成30年8月1日開催の港区指定管理者選定委員会において、選考委員会で選考された事業者が指定管理者候補者として選定されました。  3、選定された事業者です。事業者はピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体、所在地は東京都豊島区長崎五丁目1番23号、株式会社ピーウォッシュ内にあります。代表者は、株式会社ピーウォッシュ代表取締役社長、漆原雅明です。  4、指定期間です。平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間です。  5、選定理由です。まず1点目です。スポーツ推進計画をよく理解し、利用者分析に基づいた提案をしている点が評価されました。2点目は、安定した提案事業を示していたことです。また、ラグビーワールドカップ2019日本大会や、東京2020大会等に伴う休止による利用者からのクレームや意見の対応について、既存団体との信頼関係を持ち、丁寧な解決方法について明確に示している点が評価されました。3点目は、SNS、アプリ等の情報発信に取り組むほか、各年代、特に子育て女性、高齢者に最適な情報発信ツールを選択し、活用する取り組みを示していました。また、構成団体が東京2020大会のゴールドパートナーであり、選手を活用できる取り組みを示している点が評価されました。4点目は、港区スポーツセンター内のトレーニングパーク、プール等の各部屋に責任者の配置や運動場への常勤職員の配置など、責任体制、指揮命令系統を明確にするとともに、施設間連携を重視しながら各施設の安全・安心を第一とした管理運営体制が示されていました。また、事業者としての実績に基づく自信と強い意欲・熱意がある点が評価されました。  6、今後の予定です。平成31年4月から今回選定される指定管理者による管理運営を開始いたします。  関係資料について説明いたします。関係資料№1、港区立スポーツ施設指定管理者候補者選考委員会報告書をごらんください。選考委員会における審査の経過と結果についての資料となります。  7ページをごらんください。4の選考結果について説明させていただきます。  1、第1次審査の(1)財務状況分析等についてです。公認会計士から財務状況評価資金計画評価について説明がありました。財務状況評価につきましては、4応募事業者ともに可の評価でした。資金計画評価についても、事業者BのみB評価で、その他の事業者はA評価でした。  その後、応募4事業者について各選考委員が基準表による採点を行いました。8ページをごらんください。1名200点、7名合計1,400点で、指定管理者候補者のピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体は1,059点、事業者Bは1,042点、事業者Cは1,037点、事業者Dは958点でした。4事業者の内、上位3事業者を第1次審査通過といたしました。  その際の委員の主な意見は、9ページの(3)選考経過に整理してございます。  10ページの第2次審査です。第1次審査通過の3事業者による10分間のプレゼンテーションを受けた後、管理運営計画書プレゼンテーションの内容について20分間ほどのヒアリングを行い、選考基準表による採点をいたしました。  採点結果の表の右の欄をごらんください。プレゼンテーション及びヒアリングによる第2次審査結果は700点満点で、指定管理者候補者のピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体は607点、事業者Bは447点、事業者Cは526点でした。  第1次審査と第2次審査の合計点をもとに順位づけをしまして、ピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体が1,666点で1位となり、11ページの5、最終選考結果にお示ししましたように、選考委員会の総意としてピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体を港区立スポーツ施設指定管理者候補者として選考いたしました。  10ページをごらんください。第2次審査における各選考委員からの主な意見を(3)選考経過に記載しております。  関係資料№3です。こちらは選考委員会審査集計表になります。ごらんのとおり各選考委員の第1次審査、第2次審査の採点結果とその合計得点を一覧表にまとめたものでございます。  関係資料№4です。選考委員会会議録として、第1回から第3回までの選考委員会の出席者名や議題、議事要旨を記したものを添付いたしました。  関係資料№5です。この指定管理者候補者選定調書は、港区指定管理者選定委員会の資料として作成したものでございます。  関係資料№6です。法人の概要となります。法人の概要が記載されております。  関係資料№7です。港区立スポーツ施設指定管理者公募要項でございます。  関係資料№8です。指定管理者候補者の事業提案書となります。  以上、港区立スポーツ施設指定管理者候補者についての選考方法と選考経過、指定管理者候補者について補足説明をさせていただきました。よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げます。 ○委員長(阿部浩子君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(兵藤ゆうこ君) 以前は、太平ビルサービス株式会社と組んでいたと思いますが、今回このピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体に変わった理由というのを教えてください。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 今後の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えてのことだと思いますが、それぞれの事業者の強みというのを役割分担してより生かすというところから、今回構成を組み直したと考えております。 ○委員(黒崎ゆういち君) スポーツ施設における指定管理者ということで、ソフト面をどのように運用していくかというのが今回のポイントだと思います。一方で、これだけの施設が港区にはあるわけですが、それぞれの施設において、区がハード面においてどのような課題を持っていて、ハード面の課題を解決すればもっといろいろなことができるのではないかなと思っていらっしゃるようなことがあれば、代表的なものを3つか4つ、ご披露いただきたいと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) かなり大ざっぱな説明になりますが、ハード面で言いますとバリアフリー化です。港区スポーツセンターはほぼバリアフリー化は完了していますが、ほかの運動場につきましては、まだバリアフリー化がなかなかできていないところがございます。その点を解決いたしますと、スポーツをする人だけではなく、見学者なども参加しやすいということがございます。ほかの運動施設についてもバリアフリー化を今後進めていきたいと考えております。  あとは、昨日視察していただきました氷川武道場などにつきましても、ハード面ですと、あの立地で昼間の時間帯の利用が少ないという点もあるので、利用しやすいように周知していきたいと考えております。  ハード面についてのお答えにはなっておりませんが、申しわけございません。 ○委員(黒崎ゆういち君) その辺は、当然指定管理者の公募の前提条件となるので、そこを指定管理者に求める話ではないと思いますが、一方で、区はこの課題に対してどのような取り組みを考えた中で、今回指定管理事業者にオーダーを出したのでしょうか。特にその辺は考えていないのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 港区スポーツ推進計画にもありますように、スポーツをする場を確保していくというところが大きな課題ではございます。利用しやすいような、スポーツをしやすい環境を整えていくように、今後も事業者の方には提案していきたいと思っております。 ○委員(黒崎ゆういち君) 事業者に提案するというよりも、区がその課題をどのようにするかということだと思います。その環境をつくった中で、指定管理者が活動しやすいような内容をつくってもらうということだと思います。  雑駁ですが、特にこの港区スポーツセンターが規模が大きいので、まず港区スポーツセンターと、あとそれぞれの運動場等ありますが、ハード面の課題を伺ったので、ソフト面における課題、懸案事項等が挙がっていたらご紹介いただけますか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) ソフト面の課題といたしましては、特に港区スポーツセンターは利用者が増えてきていることが課題です。利用団体がなかなか利用しづらいというところがございます。卓球場やバドミントンはとても人気がありまして、なかなか予約がとれないというご意見があるので、そこの部分の改善が必要です。トレーニングジムにつきましても、特に夕方から夜間にかけては利用したいという方が多くて、順番待ちの状態ということもあり、その点の解消が必要だと考えております。昨日見ていただきました港区立芝浦中央公園運動場などもテニスの利用が大変多いものですから、そこの部分でも予約がとりづらいというようなご意見が上がってございます。やはり団体の方たちの利用希望が多いのですが、なかなか順番が回ってこないとか予約がとりづらいというご意見が上がってきております。 ○委員(黒崎ゆういち君) 1番目の質問のハード面で言うと、施設が小さく、数が少ない、限られていると。ソフト面においても利用者が多いということで、これが現状だと思いますが、今回のこの指定管理者を選考する際に、そもそもそのようなものを解決するというような課題認識は事業者に対して与えていたのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 利用者が増えているということと関係すると思いますが、やはり安心・安全な利用ということも一つの課題です。そのようなところで、今後のスポーツ施設を管理運営するにあたりまして、スタッフの配置であるとか安全面での配慮を大きな課題として、そこを重点的に選考の中で検討していくということが選考委員会の中で話されました。 ○委員(黒崎ゆういち君) 安心・安全は当然ですが、やはりよく聞かれるのが、利用したいのだけれども利用場所がないという話は、多分皆さん、委員の方も含めて多く受けていると思います。新たに場所をつくることができない現状の中で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、ラグビーワールドカップ2019日本大会を迎えます。そして、指定管理者も新たに東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールドスポンサーを迎えて、いろいろなプログラムがどんどん入ってくる中で、安全・安心は前提ですが、運用についてはよりチャレンジングにしていただくように、区と連携をしながら進めていただきたいと思います。 ○委員(榎本あゆみ君) 先ほどから港区スポーツセンターの利用者が非常に増えていると。これは非常にうれしいことだとは思います。しかし、その反面、在勤・在住・在学の皆さんが等しく使っていただいていると思いますが、それによって在住者が使いづらいという問題点はあると思います。ここに関して、今回のピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体は対策をどのように考えていらっしゃるのか、あれば伺います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 在住・在勤の区別をするという考えは、ピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体の方にもありません。資料№8にもあるように、多くの方に利用してもらうということの対策がとられております。  確かに区民の方優先という考えも、実際に利用者の方からは聞かれるところではあります。ですので、まずは利用者全ての方にご満足いただけるようなスポーツ施設というのを目指すことを優先としたいのですが、今後も利用者の方たちの声を聞きながら、どのようにしたら区民の方たちを含め利用者の方たちが不満を持つことなく利用していただけるかということを事業者にも考えてもらいたいと。こちらの方も利用状況を注視して、ご意見を伺いながら、使いやすいスポーツ施設を検討してまいります。 ○委員(榎本あゆみ君) 別に区別しろというわけではありませんが、区民でも例えば立場の弱い子どもたちや高齢者、障がい者の方たちが、健常の方たちのそばで、マシーンを使いたいけれど使えないなというような状況が多く見られるのであれば、これは問題ではないかなと思いますので、少し考えていただきたいと思っています。  土曜日、小・中学生に無料開放の日を増やすとなっていて、これは非常にいいことだなと思っています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会もありますし、区民の子どもたちがスポーツを身近に感じられるようになるのはとてもいいなと思っています。区民の子どもたちにとって使いやすいスポーツセンターであるように、ぜひ運営していただきたいと思います。 ○副委員長(いのくま正一君) ここは4者が応募してきたということです。見学会には何者来たのですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 24者です。 ○副委員長(いのくま正一君) すごいですね。では、それが4者になってしまいましたが、何か理由に特徴があれば伺います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) スポーツ施設を初めとして、運動場一体となって管理運営していくことについて、やはりそれなりの規模がないと、なかなかできないだろうという判断が説明会や見学の場で判断されて、結果的に4事業者が応募したという結果になったと考えております。 ○副委員長(いのくま正一君) それは前回の公募のときと比較して、いかがですか。見学会の参加者数や、4者という応募者数は。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 前回のときの数は今、把握していません。前回は旧港区スポーツセンターのときで、現在の港区スポーツセンターではありませんでしたから、前回のときの状況というのは、確認がとれていません。 ○副委員長(いのくま正一君) わかったら教えてください。  利用状況は、港区スポーツセンターが高く、運動場についても、港区立芝浦中央公園運動場をきのう視察してきて、その現場でも説明していましたが、ほぼ満杯状況だと言っていました。その他の利用状況はいかがでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 港区スポーツセンターの利用状況につきましては、まず平成29年度の合計の実績を申し上げます。麻布運動場につきましては、軟式野球場の利用件数は735件で、利用者は1万3,258人です。港区立麻布運動場のテニスコートの利用件数及び利用者につきましては、7,978件で3万3,730人。港区立青山運動場の軟式野球場の利用件数及び利用者につきましては、831件で1万5,997人。港区立青山運動場のテニスコートの利用件数及び利用者につきましては、3,751件で1万4,895人となっております。港区立芝公園多目的運動場ですが、フットサル場につきましては、冬の期間で、夏の期間はプールになります。フットサル場の利用件数及び利用者につきましては、2,210件で、2万4,887人が利用しております。プールの利用者につきましては、4万976人です。港区立埠頭少年野球場の利用件数及び利用者につきましては、844件で2万3,103人。港区立芝給水所公園運動場の利用件数及び利用者につきましては、344件で2万5,338人。港区立氷川武道場の利用件数及び利用者は、201件で6,314人。港区立愛宕弓道場の利用者につきましては、4,925人です。港区立芝浦南ふ頭公園運動広場の利用件数及び利用者数につきましては、267件で9,068人となっております。  おおむねどこの運動場も、テニスコートにつきましては100%に近い利用になっております。あと軟式野球場につきましても同じ状況です。夜間をもし拡大すれば、もっと増えることになると思います。団体の方のご利用が多いということになっております。 ○副委員長(いのくま正一君) 利用率が高いというのはいいことだから、それはそれで喜ばしいことです。  このインデックスの4の選考委員会の記録ところで、委員の方から、利用料金や利用時間をもっと工夫したらいかがかという意見が出ています。事務局はきちんと説明していますが、その辺の選考委員の方の意識も認識が少し薄いのかなという感じは見てとれました。これは別に感想だけですから、答弁は結構です。  今回指定された事業者ですが、ここはほかの施設とは資料のつくり方が違います。総従業員数や雇用形態の人数別などがこの資料の中にありません。なぜないのかなと思いましたので、事前にこれはどのようになっているのかと聞きました。これを紹介してもらいたいと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) インデックス№6には法人の概要がございますが、そこにはそれぞれの会社の総従業員数や正規雇用か非正規雇用かというところの欄については載せることが必須項目ではなかったものですから載せておりませんでした。この点につきましては、今後資料をつくるときに載せるようにしたいと思います。  それぞれの会社の従業員数とその内訳をご説明いたします。株式会社ピーウォッシュに関しましては、総従業員数は62名です。正規社員は62名で、非正規社員は0人ということになっております。アシックスジャパン株式会社は総従業員数2,111名です。正規社員は1,299名、非正規社員は812名です。東急コミュニティー株式会社は7,629名、正規社員は3,095名、非正規社員は4,534名となっております。 ○副委員長(いのくま正一君) そのような状況なので、これはやはり選考するにあたって資料としては必要ではないかと思いますので、今後は改善してもらいたいと思います。  株式会社ピーウォッシュについてです。総従業員数が62名で、規模としてはさほど大きくありません。でも、この会社が主体となって指定管理で管理運営するということになるようです。その中で、障害者の雇用がゼロなのです。私も法律の細かいところまでは今わかりませんが、それにしても障害者の雇用がゼロということですから、何か改善というか、今のこの社会の趨勢という感じでいくと少しおかしいのではないかと思いますので、何かの機会があったら、そのような意見もあったということは伝えていただければと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 提出資料には、障害者の雇用がゼロということですが、事業者に確認しましたところ、就職する前に、事前に会社の様子を障害者の方に見ていただく、実際の仕事に参加していただく機会を設けているという話でした。ですが、障害をお持ちの方から、やはり働くのは難しいということで辞退されると聞いております。しかしながら働き方によっては、障害をお持ちの方でも働けるような形でと、会社の方には伝えております。 ○委員(赤坂大輔君) 港区立氷川武道場と港区立愛宕弓道場以外は昨年、僕はほぼ全部利用しています。いつも気になるのが路上駐車です。例えば港区立青山運動場は、五、六メートルの低いフェンスです。テニスのうまい、下手にかかわらず強烈なサーブをはじいたら、どのようなプロでもボールは吹っ飛んでいくわけです。ベントレーやベンツ、BMWなど、そうそうたる車がフェンスの真横に駐車されています。  昔、港南中学校か港南小学校ですごい球を投げた男の子がいて、本当は褒めそやすべきなのですが、ベンツに球が当たって弁償するという話がありました。弁償するのはその少年ではありませんが、その少年は萎縮してしまって、大会では成績が悪かったと聞きました。何かとんでもない、悪いことをしたような気分になったその少年の心中は、察するに余りあります。  多くの利用者が、どいてくださいと車の運転手には言うのですが、当てたら、ぶつけた人のせいになるということを聞いています。公園の外なので敷地外ということはそうなのかもしれませんが、そのようなトラブルが起きないか、僕も利用していていつもひやひやします。  ご存じだと思いますが野球のボールの規格が変わりまして、飛距離が随分上がりました。そのようなこともあり、港区立青山運動場などは、そこまで広くないので、多分車に激突すると思います。テニスボールと違って、そうなったら被害甚大だと思います。  その辺、何かリスクを回避するようなことも申し入れることをしていただけませんか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 指定管理者には、今のような路上駐車のことや樹木のことなど運動施設の周辺状況についても、常日ごろからきちんと気を配るようにということは話はしております。運動施設内だけではなく、周辺状況によっては事故等も考えられますので、その点についても引き続き注意していきたいと思っております。 ○副委員長(いのくま正一君) もう一つ質問させて下さい。平成27年度港区指定管理制度導入施設労働環境モニタリング報告書の中で、港区スポーツセンター、事業者は株式会社ピーウォッシュの指摘がされております。この施設は、他の施設を管理運営している事業者に比べて指摘事項が多過ぎるのです。非常に多い。そのような意味では、法令遵守が他のところよりも悪いというか低いということだと思います。これは過去の話ですから、多分改善はされているのだと思います。どのようなことが指摘されているかというと、就業規則で労働基準法改正に対応していない箇所や現在の運用と一致していない箇所があったこと。労働条件通知書については、正規職員について年俸額だけでなく月額給与を手当別に記載する必要があること。パートタイム労働者の労働契約書については、苦情処理窓口の有無を記載する必要があること。そのほか賃金台帳の指摘であったり、労働時間と賃金の関係の整理が必要な箇所があるなど、かなりの項目で指摘されています。  当然改善はされていると思いますが、このようなところもよく見定めて選考もしてもらいたいと思います。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 平成27年度のモニタリング調査では、大変多くの指摘をいただいたということでした。こちらも事業者に対しては、指摘を受けた点については改善されたかどうかという確認はきちんと行っております。指摘事項については、全て解消しているということになっておりますので、引き続き指摘を受けることのないように、こちらも事業者に対して指導していきます。  先ほどいのくま副委員長からご質問のあった前回の公募のときに見学に来た数というのは、15者でございました。 ○委員長(阿部浩子君) ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) なければ、質疑はこれにて終了といたします。  採決に入ります。まず、審議事項(8)「議案第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)」についてです。
     態度表明は、いかがいたしましょうか。                (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 港区のスポーツ環境の整備がさらに進んでいくことを期待しまして、そして施設で安全で安心にスポーツが楽しめる環境を一層充実させていくことを願いまして、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(兵藤ゆうこ君) 「議案第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)」につきまして、区民にとって東京2020大会に向けての気運醸成になるようにということと、安定しているというところで、みなと政策会議としては賛成いたします。  先ほど少し障がい者雇用の件が出ましたが、障がい者でも安心して働ける環境づくりを、全ての方が安全・安心に働ける環境づくりをしていただくことを期待して要望します。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 区の港区スポーツ推進計画でもあるように、「する」「見る」「支える」ということで、全ての人がスポーツにかかわる。これを管理運営していくのが指定管理者です。事業提案を見ると、やはり今後のことをしっかりと考えた提案であることを評価するということがまず1つ。  もう一つ、私は指定管理者は大変だと思いました。何が大変かというと、先ほども質疑がありましたが、区としてもとにかく多くの人にスポーツにかかわってもらう。したがって在勤・在住の方がスポーツができる場所に申し込んでも、なかなか利用できないというのが実態です。指定管理者がハード、ソフト両面備えながらアイデアを出し、提案をしており、それは非常に評価いたします。  一方で、今後、指定管理者に事業をお願いする以上、区として一つの政策の方針として、限られた港区のスペースでスポーツ人口を増やすのであれば、運動施設も今後は検討していかなければなりません。スポーツ人口を増やしますといっても運動できる場所がないということになってしまいます。  将来、港区はますます人口が増え、高齢化を迎える中、指定管理者はその中で管理運営をしていくのです。そのようなこともあわせて考えていただきたいということを述べまして、議案第90号については賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 議案第76号と同様の理由で、反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第90号 指定管理者の指定について(港区立運動場)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第90号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第90号」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  引き続き、審議事項(9)「議案第91号 指定管理者の指定について(港区スポーツセンター)」についてです。  態度表明は、いかがいたしましょうか。                (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(兵藤ゆうこ君) 賛成いたします。  先ほどありましたように、在住者に使いやすくということで、それを期待して賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第91号、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 先ほどと同じです。議案第76号と同じ理由で、反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第91号 指定管理者の指定について(港区スポーツセンター)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第91号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第91号」は、原案のとおり可決することと決定いたしました。  引き続き、審議事項(10)「議案第92号 指定管理者の指定について(港区立氷川武道場)」についてです。  態度表明は、いかがいたしましょうか。                (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) 態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。 ○委員(黒崎ゆういち君) 賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、みなと政策会議。 ○委員(兵藤ゆうこ君) みなと政策会議、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、公明党議員団。 ○委員(杉本とよひろ君) 議案第92号、賛成いたします。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、共産党議員団。 ○副委員長(いのくま正一君) 先ほどと同じで、議案第76号と同じ理由で、反対です。 ○委員長(阿部浩子君) 次に、日本維新の会。 ○委員(赤坂大輔君) 賛成します。 ○委員長(阿部浩子君) 態度表明は終わりました。  「議案第92号 指定管理者の指定について(港区立氷川武道場)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第92号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(阿部浩子君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第92号」は、原案のとおり可決することと決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) 本日審査できなかった請願3件、発案2件につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(阿部浩子君) そのほか、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(阿部浩子君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 4時18分 閉会...