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  1. 港区議会 2018-09-05
    平成30年9月5日総務常任委員会-09月05日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成30年9月5日総務常任委員会-09月05日平成30年9月5日総務常任委員会  総務常任委員会記録(平成30年第16号) 日  時   平成30年9月5日(水) 午後1時30分開会 場  所   第4委員会室出席委員(9名)  委 員 長  林 田 和 雄  副委員長  有 働  巧  委  員  山野井 つよし       丸山 たかのり        榎 本  茂        なかまえ 由紀        二 島 豊 司       熊 田 ちづ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員        な し 〇出席説明員
     副区長                         田 中 秀 司  芝地区総合支所総合支所長芝地区総合支所管理課長兼務 高 嶋 慶 一  企画経営部長                      浦 田 幹 男  企画課長・オリンピック・パラリンピック推進担当課長兼務 野 上  宏   全国連携推進担当課長区役所改革担当課長兼務  坪 本 兆 生  用地・施設活用担当課長                 山 田 康 友  区長室長                    大 澤 鉄 也  財政課長                        荒 川 正 行  施設課長                    大 森 隆 広  用地・施設活用担当部長                 齋 藤 哲 雄  防災危機管理室長                    長谷川 浩 義  防災課長                        白 井 隆 司  危機管理生活安全担当課長           滑 川 寛 之  総務部長                        北 本  治  総務課長                        湯 川 康 生  人権・男女平等参画担当課長           江 村 信 行  情報政策課長                      若 杉 健 次  人事課長                    太 田 貴 二  人材育成推進担当課長                  八 木 弘 樹  契約管財課長                  吉 田 宗 史  選挙管理委員会事務局長次長事務取扱)         高 橋 辰 美  監査事務局長                      横 山 大地郎  監査事務局次長                     沼 倉 賢 司 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 280MHz帯防災ラジオ追加配付について   (2) 平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件について  2 審議事項   (1) 請 願30第3号 犯罪被害者等支援条例制定に関する請願                                  (30.6.14付託)   (2) 発 案27第9号 地方行政制度と財政問題の調査について                                  (27.5.27付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長(林田和雄君) ただいまから、総務常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、有働副委員長、榎本委員にお願いいたします。  本日、亀田会計管理者は、所用のため委員会を欠席する旨の連絡がございましたので、ご了承ください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「280MHz帯防災ラジオ追加配付について」、理事者の説明を求めます。 ○防災課長白井隆司君) それでは、報告事項(1)「280MHz帯防災ラジオ追加配付について」でございます。資料№1をごらんください。  1の経緯についてです。これまで、区は防災行政無線の難聴対策として、区民が住宅の居室内で防災行政無線の内容を把握することができる環境の整備に取り組んできました。平成27年度にはCATV回線を活用した専用端末の導入、平成28年度には台場地域及び区内の聴覚障害者世帯を対象に、280メガヘルツ帯防災ラジオを配付しました。平成30年6月から、280メガヘルツ帯防災ラジオ配付対象を区内全域の防災行政無線が聞き取りにくい世帯へ拡大したところ、今年度配付予定の1,000台を超えて多くの問い合わせが寄せられている状況でございます。  2の今年度の対応といたしまして、280メガヘルツ帯防災ラジオを追加で配付し、災害状況の確実な提供に努めます。追加の配付台数は1,000台で、配付時期は平成31年1月からとなります。  今後のスケジュールですが、平成30年第3回定例会に補正予算をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(林田和雄君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等のある方は、順次ご発言をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 ○委員(熊田ちづ子君) 防災ラジオについては、これまでもきちんと必要とする人に配付できるようにしてほしいと要望してまいりました。現在、申請だけして品物が手に届かないという方たちが既に500人近くいて、今回、1,000台を追加で配付するということですが、この間ずっと、連日のように熱中症注意の呼びかけであったり、災害であったりということが起きていますので、防災ラジオがこれから果たしていく役割は本当に大きいと思うのです。外からの防災行政無線の音は、部屋の中にいてはほとんど聞こえませんので、今年度はこのような形でということですけれども、全世帯に行き渡るような形で整備していく必要があると思っています。今後については、どのように考えていますでしょうか。 ○防災課長白井隆司君) 今後でございますけれども、申請の状況などを踏まえまして、地区別・住所別などを分析するとともに、地域防災協議会や町会などの会議での防災ラジオの評判などを踏まえまして精査してまいります。 ○委員(熊田ちづ子君) 町会やいろいろな方がこの防災ラジオのことを知っていて、先に配付していただいた方たちの口コミで広がったという認識なのですけれども、最近、ある地区の町会の方たちが全然知らなかったということがありました。区も、町会のいろいろな連絡会などを通じて周知したり、各地区総合支所などでも周知を図ったのだろうと思うのですが、やはりそのような形で抜けているところがあるのです。町会で取りまとめて皆で申請しようという話が出ているということも、地域で聞いております。これからはもっとそのような形で口コミは広がりますし、家の中にいてきちんとはっきりした音声で聞き取れるということは、とても安心につながりますので、ぜひきちんとした対応で広げていっていただきたいと思います。  以前もご紹介したと思うのですけれども、中央区では初回のときは無償で、昨年度からは世帯に2台目も配付するということで、2台目については1,000円で配付しているというお話も伺っております。部屋が幾つかあれば、1台だと1カ所でしか聞こえないというようなこともあってそのような形をとっているのかもしれませんけれども、防災の放送、情報を皆が知るということは非常に重要ですので、ぜひ対応していただきたいとお願いしておきます。 ○委員(二島豊司君) 今の質問に関連するのですが、この後の動きを見て、引き続き台数も増やしていくということですよね。最初に1,000台の配付を決めたら、人気があって供給が間に合わなくて、追加の1,000台は来年1月ということになってしまったということですけれども、この追加の1,000台も出てしまって、さらに要望が多かった場合の供給の体制ということについて、メーカー側とは話をされていらっしゃいますか。 ○防災課長白井隆司君) 今回の追加分が平成31年1月になることから、次年度は年度当初から配付が開始できるように、メーカーとも調整を行っていきたいと考えております。 ○委員(丸山たかのり君) この防災ラジオは音声がとても聞きやすいと大変好評なのです。それで、この防災ラジオは、文字情報を受信して、それをこの製品の中で音声化するというところに特徴があるとお伺いしたのですけれども、そうであるならば、防災行政無線で流している情報とは別の情報を流して、防災ラジオで受けとるということも可能なのでしょうか。 ○防災課長白井隆司君) 280メガヘルツ帯防災ラジオは、区が発信する文字情報防災ラジオ側で音声合成をしまして、音声として再現しているものでございます。文字情報を流しているというところですが、文字情報防災行政無線と同様のものを流しております。この防災ラジオ防災行政無線を補完するものと考えておりますので、防災行政無線等を放送するときと同じタイミング、同じ内容で放送しております。防災行政無線が電波法に基づく無線局としての免許を受ける際に、放送する内容は防災行政事務に関する内容とされておりまして、防災行政無線がそのような許可内容となっておりますので、280メガヘルツ防災ラジオも同様の内容とさせていただいております。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。この防災ラジオ大変好評を得ている聞き直しという機能があるのですけれども、メモリが1件分しかないものですから、最新の放送しか聞き直しができないのです。ですので、例えば極端な話、夕方4時59分に災害時の放送を受信したとしても、5時に夕焼け小焼けの放送が入ってくると、夕焼け小焼けしか防災ラジオに残らないという状態になって、聞き直しても夕焼け小焼けしか聞けないというような状態になっているのです。夕焼け小焼けは、聞く人にとってみたら多分それほど重要な情報ではないので、夕焼け小焼けを削除できないのかなと。あと、聞き直したときに、何時何分にこの情報が来たのかということがわからないので、これが古い情報なのか、新しい情報なのかということがわかりにくいようなことがあります。現状のままの機能で配付を続けるのであれば、情報をもう少し集約するなり、時間情報を加えるなり、そのようなことができると受け手としてはより便利なものになるかと思ったのですけれども、その辺は可能でしょうか。 ○防災課長白井隆司君) 現在、そのような時刻の機能はついておりません。あくまでも防災行政無線の補完と考えておりますので、外のスピーカーで防災行政無線が流れたときに、聞き取りにくかったり、聞こえなかったりというところで、もう一度の繰り返し、再生の機能がついております。そのための繰り返しの機能ということで、1回と設定しております。この設定につきましては、メーカー共通の基準ですので、そのような対応が可能かどうかというところは難しいかとは考えておりますが、メーカーに問い合わせ、確認はしていきたいと考えております。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。そのようなことができないのであれば、メモリをもう少し増やしていただくとか、メーカーに今後いろいろと要望していただいて、あと、電源が入りっ放しというのが防災ラジオの1つの特徴ではあるのですけれども、AC電源でつけていれば別に問題ないのですが、電池だけで駆動させると3日間しかもたないというようなご意見もいただいています。そのような意味では、1万8,900円の商品にしては少し機能が乏しいと言うか、製品として洗練されていく余地がすごくあるのかなと思うのです。このような要望もぜひメーカーに伝えていただいて、防災ラジオとしての機能をより高めていただきたいということをメーカーとも相談しながら進めていただきたいのですけれども、そのようなことは可能でしょうか。 ○防災課長白井隆司君) ラジオとご紹介しておりますが、機能としては280メガヘルツ帯のページャ受信機専用受信端末という位置づけになっております。ある意味、精密機器のようなところもございまして、電池の消費が進むということでございます。そのため、窓口で製品をお渡しする際に、ACアダプターを使うように説明しております。電池はあくまでも緊急時の電源用としてお使いしてくださいということでお勧めしているところでございます。この電源の部分に関しましては、今ご意見をいただきましたので、メーカーにお伝えしていきたいと思っております。 ○委員長(林田和雄君) ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) ほかになければ、報告事項(1)「280MHz帯防災ラジオ追加配付について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) 次に、報告事項(2)「平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○総務課長(湯川康生君) それでは、報告事項(2)「平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件について」、ご説明します。  本日付資料№2、平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件一覧をごらんください。提出予定案件は、区長報告が2件、議案が45件の合計47件です。3ページの表をごらんください。その内訳ですが、区長報告工事請負契約の変更が1件、損害賠償額の決定が1件です。次に、議案ですが、まず条例の制定及び一部改正が7件です。その内訳は、新規条例の制定が3件、条例の一部改正が4件です。次に、平成30年度補正予算が2件、平成29年度決算が4件、工事請負契約の承認が3件、物品の購入が2件、指定管理者の指定が25件、特別区道路線の廃止が1件、特別区道路線の認定が1件です。また、追加案件といたしまして、監査委員の選任の同意が1件です。  なお、議案第80号指定管理者の指定について、港区立男女平等参画センターに関して、現在の指定管理者が平成30年10月1日付で親会社である別法人に吸収合併されることに伴い、改めて10月1日から平成31年3月31日までの指定管理者を指定する必要があるため、9月28日までにご先議いただく予定でございます。  また、平成30年6月27日に建築基準法の一部を改正する法律が公布され、施行日は公布の日から3カ月以内とされております。このため、施行期日を定める政令が公布された場合には、港区まちづくり推進事務手数料条例の一部改正条例案を提出する予定です。  あわせて、議案第50号で改正を行う港区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例につきましても、建築基準法の一部改正に伴い、同条例の一部改正条例案を追加提出する予定でございます。  以上の2件を追加する予定でございます。  それでは、当常任委員会に付託が予定されております案件について、順次ご説明します。資料№2-2、平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件(概要)をごらんください。なお、施行期日を区規則で定める日としている場合につきましては、従前はその予定日を口頭で申し添えておりましたが、よりわかりやすくお伝えするため、今回から予定日として明記させていただいております。  では、1ページをごらんください。まず、区長報告第6号専決処分について、所管は総務部契約管財課です。本件は、平成30年第1回定例会で承認された港区特定公共賃貸住宅シティハイツ高浜等解体工事請負契約の変更について専決処分しましたので、報告するものです。専決処分の日、契約変更の日は、平成30年7月30日。変更内容は、契約金額2億6,460万円を249万4,800円増額し、2億6,709万4,800円としたものです。理由です。平成30年3月1日以降に契約を締結した工事について、平成30年度公共工事設計労務単価を適用する国の特例措置による変更でございます。  次に、区長報告第7号専決処分について、所管は総務部総務課です。本件は、庁有車、高所作業車交通事故損害賠償額の決定について専決処分しましたので、報告するものです。専決処分の日は平成30年8月20日、損害賠償額は43万8,813円です。概要です。平成30年6月22日、港区芝二丁目5番15号先の特別区道第815号線道路上において、庁有車、高所作業車が道路左側に停車しようとしたところ、停車中の小型貨物自動車に接触し、当該車両を損傷させた交通事故に伴う損害賠償です。  次に、4ページをお開きください。議案第56号港区議会議員及び区長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例、所管は選挙管理委員会事務局です。本案は、公職選挙法の一部改正に伴い、ビラの作成に係る経費について、区議会議員の選挙においても限度額の範囲内で公費負担とするものです。内容です。7円51銭に作成枚数4,000枚までを乗じて得た金額の範囲内で公費負担とします。施行期日は平成31年3月1日です。  次に、議案第57号平成30年度港区一般会計補正予算(第2号)及び議案第58号平成30年度港区介護保険会計補正予算(第1号)、所管は企画経営部財政課です。平成30年度補正予算2案につきましては、後ほど財政課長よりご説明します。  次に、5ページをごらんください。議案第63号工事請負契約の承認について、所管は総務部契約管財課です。本案は、港区高輪地区総合支所等昇降機設備取替え工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容です。(1)工事の規模、昇降機6基の取りかえ、(2)契約金額、2億4,570万円、(3)工期、契約締結の日の翌日から平成32年3月16日まで、(4)契約の相手方、荒川区荒川七丁目19番1号、三菱電機ビルテクノサービス株式会社です。  次に、議案第64号工事請負契約の承認について、所管は総務部契約管財課です。本案は、芝五丁目複合施設新築に伴う電気設備工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容です。(1)契約金額、11億8,692万円、(2)工期、契約締結の日の翌日から平成33年11月26日まで、(3)契約の相手方、江東区豊洲五丁目6番36号、ミライト・不二建設共同企業体です。  6ページをごらんください。議案第65号工事請負契約の承認について、所管は総務部契約管財課です。本案は、港区特定公共賃貸住宅シティハイツ港南等外壁改修工事について、工事請負契約の承認を求めるものです。内容です。(1)工事の規模、ア、住宅・図書館棟、地下1階地上25階、延べ2万2,937.20平方メートル、イ、福祉施設棟、地下1階地上8階、延べ9,363.50平方メートル、(2)契約金額、5億7,587万9,760円、(3)工期、契約締結の日の翌日から平成32年3月13日まで、(4)契約の相手方、港区芝浦二丁目15番6号オアーゼ芝浦MJビル株式会社淺沼組東京本店です。  次に、議案第66号物品の購入について、所管は総務部契約管財課です。本案は、図書館システム用サーバー等を購入するものです。内容です。(1)購入の目的、図書館システム用サーバー等の更新、(2)購入品目及び数量、サーバー6台、ストレージ1台、ファイアウォール2台、スイッチ7台、(3)購入予定価格、3,774万6,000円、(4)購入の相手方、港区芝四丁目4番12号、三信電気株式会社です。  次に、議案第67号物品の購入について、所管は総務部契約管財課です。本案は、港区立郷土歴史館セキュリティゲートを購入するものです。内容です。(1)購入の目的、港区立郷土歴史館の開館に伴うセキュリティゲートの整備、(2)購入品目及び数量、セキュリティゲート3基、(3)購入予定価格、2,752万7,040円、(4)購入の相手方、港区三田三丁目4番17号、シンヨー電器株式会社です。  次に、12ページをごらんください。議案第80号指定管理者の指定について、所管は総務部人権男女平等参画担当です。本案は、男女平等参画センター指定管理者を指定するものです。内容です。(1)対象施設港区立男女平等参画センター、(2)指定管理者、渋谷区代々木二丁目1番1号、パーソルテンプスタッフ株式会社、(3)指定の期間、平成30年10月1日から平成31年3月31日までです。こちらは先ほど申し上げたとおり、現行の指定管理者が本年10月1日付で親会社に吸収合併されることに伴い、現行の指定期間の残りの期間の指定となります。  続いて、議案第81号指定管理者の指定について、所管は総務部人権男女平等参画担当です。本案は、男女平等参画センター指定管理者を指定するものです。内容です。(1)対象施設港区立男女平等参画センター、(2)指定管理者、港区芝四丁目13番3号PMO田町東10階、株式会社明日葉、(3)指定の期間、平成31年4月1日から平成36年3月31日までです。  なお、今回の議案の中で、議案第68号から議案第92号までの25議案については、指定管理者の指定となっております。今回につきましては件数が非常に多いため、この資料の最後の18ページ、19ページに参考資料といたしまして、対象施設指定管理者指定期間議案番号別に一覧表でまとめております。  それでは、引き続き、補正予算につきまして、財政課長からご説明します。 ○財政課長(荒川正行君) 引き続きまして、補正予算2案につきましてご説明させていただきます。資料№2-3をごらんください。議案第57号平成30年度港区一般会計補正予算(第2号)概要についてご説明いたします。  初めに、1、歳入歳出予算補正です。表の一番下の歳出合計欄に、今回の補正の規模をお示ししてございます。全体の補正額でございますが、10億4,331万7,000円の増額となり、補正後の一般会計歳出合計額は1,406億9,175万6,000円になります。  補正の概要についてご説明いたします。初めに、第2款総務費を1億90万円増額します。次に、第4款民生費を9億1,380万円増額いたします。次に、第6款産業経済費を2,725万7,000円増額いたします。次に、第7款土木費を136万円増額いたします。補正額の財源の内訳でございますが、下段の囲みのとおり、特定財源といたしまして国庫支出金を2,191万3,000円、都支出金を7,560万6,000円、繰入金を2,017万7,000円、諸収入を75万円、一般財源として繰越金を9億2,487万1,000円充当いたします。  2ページをごらんください。2、繰越明許費です。産業経済費で1件ございます。  また、3、債務負担行為補正として、追加で1件ございます。後ほど内容についてご説明いたします。  引き続きまして、議案第58号平成30年度港区介護保険会計補正予算(第1号)概要をごらんください。  1、歳入歳出予算補正です。第4款基金積立金を2億5,761万7,000円増額し、第5款諸支出金を2億5,639万5,000円増額します。全体の補正額は5億1,401万2,000円の増額となり、補正後の歳出合計額は164億7,299万3,000円になります。  引き続きまして、補正予算の内容につきまして、資料№2-4、補正予算補足資料によりご説明いたします。  議案第57号平成30年度港区一般会計補正予算(第2号)、(1)補正額の説明です。初めに、総務費です。防災行政無線難聴対策において、災害時における情報発信情報伝達手段を強化するため、280メガヘルツ帯防災ラジオの購入に要する経費として1,890万円を追加します。次に、過誤納還付金等において、確定申告確定申告後の更正請求などによる所得額や控除額の変更に伴い、住民税が減額になる際の還付に要する経費として8,200万円を追加いたします。  次に、民生費です。初めに、国庫支出金等過年度分償還金において、平成29年度に交付された国庫支出金及び都支出金の精算に伴う返還に要する経費として2万8,000円を追加いたします。次に、保育施設誘致促進事業において、私立認可保育園1園の新規開設に伴う保育施設整備費などの補助に要する経費として1億1,806万2,000円を追加します。次に、芝公園二丁目保育室用地取得において、公共用地買収基金で購入した芝公園二丁目保育室用地を同基金から取得する経費として7億9,571万円を計上いたします。  次に、産業経済費です。区内共通商品券発行支援において、平成30年12月に発行を予定しておりますプレミアム付区内共通商品券の発行に係る経費の一部補助に要する経費として2,725万7,000円を追加します。  次に、土木費です。建築物耐震改修等促進において、民間コンクリートブロック塀などの除去などの補助に要する経費として136万円を追加します。  2ページをごらんください。諸支出金です。介護保険会計繰出金について、繰入金の増に伴う財源更正を行います。  続きまして、(2)繰越明許費の説明でございます。産業経済費において、プレミアム付区内共通商品券の発行から換金までの一連の事務が平成31年度に及ぶため、2,289万円を限度に繰り越すものでございます。  次に、(3)債務負担行為補正の説明です。税務システム改修において、総務省が構築を進めております地方税共通納税システムに、区の税務システムを連携するためのシステム改修が平成31年度に及ぶため、債務負担行為を設定します。期間は平成30年度から平成31年度、限度額は2,612万8,000円です。  続きまして、議案第58号平成30年度港区介護保険会計補正予算(第1号)です。(1)補正額の説明です。今回の補正は、介護保険会計の平成29年度決算に基づく精算に伴うものでございます。基金積立金及び諸支出金において、平成29年度介護保険会計決算の歳入歳出差引額から、国庫支出金などの実績に伴う過年度分の償還金などを差し引いた額を、介護保険給付準備基金に積み立てるとともに、平成29年度に交付された国庫支出金等についての実績に伴う返還、介護保険会計から一般会計への繰り出しを行います。介護保険給付準備基金積立金として2億5,761万7,000円、国庫支出金等過年度分償還金として2億5,635万7,000円、一般会計繰出金として3万8,000円追加するものでございます。  今回の補正予算についての説明は以上です。 ○委員長(林田和雄君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。議案審議にあたらない程度でのご発言をお願いします。また、要求資料があればご発言いただければと思います。いかがでしょうか。 ○委員(熊田ちづ子君) 労務単価の変更による契約変更の案件が出されていますが、最新の労務単価表を出していただければと思います。また、本年3月1日以降に契約を締結した工事が対象になっていますが、どれぐらいの対象事業があるのかについても一覧表にしていただければと思います。  それから、議案第80号は現行の指定管理者が親会社に吸収合併されることによりということですけれども、その親会社の状況がわかるような資料をつくっていただければと思います。また、この指定管理者を指定するときの資料がありましたら、一緒にお出しいただければと思います。  あと、議案第81号の指定管理者の指定の資料というのは、選考委員会などの議事録を含めた統一された資料が出るのですよね。それでお願いします。
     また、補正予算で、民生費の私立認可保育園の開設が1カ所ありますので、ここについて、いつものように、年齢別の保育定員数がわかるような資料を出していただければと思います。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま熊田委員から要求がありました契約関連の資料につきましては、調製させていただきます。 ○人権・男女平等参画担当課長(江村信行君) 議案第80号及び第81号についてお求めのありました資料につきまして、調製の上、提出いたします。 ○財政課長(荒川正行君) 補正予算に関係しまして、保育園の状況がわかる資料につきまして、調製して提出させていただきます。 ○委員長(林田和雄君) ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) この際、皆さんにご相談です。当常任委員会の定例会中の視察についてですが、皆さんから何かご意見があれば今お伺いしようと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員(熊田ちづ子君) 補正予算の、新規開設する保育園は見られますか。 ○財政課長(荒川正行君) 工事の着手がことしの11月からと伺っております。マンションの1階なので、外観は見ることができると思いますが、中身についてはまだ保育園のしつらえになっておりません。それでよいのであれば所管課と調整させていただきます。 ○委員長(林田和雄君) 外からでも位置であるとか、できる限り拝見するということでよろしいですか。 ○委員(熊田ちづ子君) はい。  あと、指定管理者の指定に関して、男女平等参画センターについて、いろいろな事業で皆さんも参加されていると思うのですけれども、事業などについても直接説明を受けるというのもいいかと思いますので、そこも検討していただければと思います。 ○委員長(林田和雄君) わかりました。  ほかにはいかがでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) それでは、今後の新規請願の状況と、他の常任委員会との調整もありますので、正副に一任ということでよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) ほかになければ、報告事項(2)「平成30年第3回港区議会定例会提出予定案件について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「請願30第3号 犯罪被害者等支援条例制定に関する請願」を議題といたします。  前回の委員会で、熊田委員からご希望のあった「明石市犯罪被害者等の支援に関する条例」の資料を取り寄せまして、8月下旬に皆さんに配付させていただきましたので、その確認をさせていただきます。お手元に行っておりますね。  この件について、何かご発言はございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) それでは、本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) 次に、審議事項(2)「発案27第9号 地方行政制度と財政問題の調査について」を議題といたします。  本発案にかかわる平成30年重点調査項目につきまして、前回の委員会で正副委員長(案)をお示しいたしまして、各会派でご検討いただくことになっておりましたけれども、ご意見等ございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) それでは、正副委員長(案)で決定するということにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) 次に、前回の委員会で、なかまえ委員から兵庫県明石市への行政視察のお話がございました。また、そのほかにも視察先についてご意見をいただきましたので、それをもとに、正副委員長(案)を作成させていただきました。今から配付させていただきますので、少しお時間をいただきたいと思います。                    (資料配付) ○委員長(林田和雄君) 今、お配りいたしました内容につきまして、簡単にご説明させていただきます。  視察目的につきましては、犯罪被害者等の支援に関する取り組みについてということと、消防団の活動支援施策及び豪雨災害時の取り組みということも含めて、明石市と松山市の視察をという案をつくらせていただきました。それで、明石市並びに松山市には、受け入れが可能かどうかのお話もさせていただきました。その中で、先方からお話がございましたのは、11月5日・6日、月曜日・火曜日ですけれども、この日であれば両自治体ともに受け入れは可能だというお話をいただいております。  まず明石市では、明石市犯罪被害者等の支援に関する条例を平成23年4月に施行されました。その上で、平成26年4月と本年4月の2回にわたって改正されています。犯罪被害者等の支援に関する条例のモデルケースとして知られています。港区に請願を出された方からも、このモデルケースというお話は出ておりました。そのような内容でございます。  当常任委員会では、今申し上げましたとおり、「犯罪被害者等支援条例制定に関する請願」が、継続審査となっております。ですので、今後の請願審査の参考に、また、犯罪被害者等の支援策に関する調査・研究のため、勉強に行ったらどうかということで、明石市を視察の案として入れてございます。  次に、松山市に関しては、消防団員の確保方策、消防団の活動支援施策及び7月の西日本豪雨災害以降の市並びに消防団の取り組みについてです。都市型災害に対して消防団がどのように対応されたのかという、非常に直近に取り組みをされておりますので、そのことも含めて視察に行ってはどうかというご提案であります。  また、松山市では、女性分団もつくっていらっしゃるということと、現在港区でもそのような部分を取り上げていますけれども、大学生消防団を、大変進んだ形で実際には進めていらっしゃると。それで、全国的にも消防団員数は非常に減少しているという現実がございますけれども、松山市に関しましては、消防団員数は年々増加しているということです。ですので、どのような取り組みが成功しているのかを、実際にお聞きする機会にもなるのではないかと思います。  特に、台風21号で四国あるいは大阪府などが大変な被害に遭っていますけれども、そのような台風被害やゲリラ豪雨などの災害の発生は、首都圏の東京でもやはり予想されていますので、地域住民で組織する消防団員の確保は非常に大事なことです。その消防団員への活動の支援施策については毎回、消防団の会議等でも出ているように、大事であると思いますので、そのようなことも含めて勉強をしてはどうかということで挙げさせていただいた次第でございます。  この2点を、今申し上げたような理由で皆さんに提案させていただきたいというのが正副委員長としての思いでございまして、きょうは改めて文面にさせていただきましたので、ご検討いただければと思います。  きょう、ここですぐに結論を出すということではなくて、このような内容で視察させていただきたいという、私どもの提案です。  なお、いきなり視察に行きますと言っても受け入れ側のご都合もあるので、現状、両市にはご了解をいただいているというところにあることを皆さんにお知らせしておきます。  いかがでしょうか。何かございますでしょうか。 ○委員(熊田ちづ子君) 前回の委員会で提案がありました明石市については、資料を見せていただきました。請願を審査する上で、直接状況を聞くということはいいかと思っておりました。私は日帰りで可能な視察かと思って、そのような形での視察ということできょうここに臨みましたけれども、新たな提案がされていますし、相手方の了解を得ているということですけれども、台風が過ぎ去ったばかりということでまたいろいろ状況もありますので、新たな提案についてはまた検討させていただきたいということでお願いします。 ○委員長(林田和雄君) 今のご発言はもっともなので、どうか各会派で持ち帰っていただいて、早い時期に決定させていただきたいと思います。ご検討のほどお願いしたいと思います。  そのほか、本発案について、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(林田和雄君) そのほか、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(林田和雄君) なければ、本日の委員会はこれをもって閉会といたします。                 午後 2時14分 閉会...