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平成30年3月27日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会−03月27日

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  1. 港区議会 2018-03-27
    平成30年3月27日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会−03月27日


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    平成30年3月27日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会−03月27日平成30年3月27日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録平成30年第3号) 日  時  平成30年3月27日(火) 午後3時00分開会 場  所  第1委員会室出席委員(11名)  委員長   鈴 木 たかや  副委員長  風 見 利 男  委  員  玉 木 まこと       山野井 つよし        池 田 たけし       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       やなざわ 亜紀        阿 部 浩 子       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員        な し
    出席説明員  副区長                                     田 中 秀 司  芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務                  新 井 樹 夫  麻布地区総合支所長産業地域振興支援部長兼務                 堀   二三雄  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務                    野 澤 靖 弘  芝浦港南地区総合支所協働推進課長                        大 浦  昇  国際化文化芸術担当課長                            清 野 成 美   観光政策担当課長     冨 永  純  障害者福祉課長                                 横 尾 恵理子  都市計画課長                                  冨 田 慎 二   土木課長         小 谷 武 彦  土木計画担当課長                                小 林 秀 典   地域交通課長       西 川 克 介  環境課長                                    湯 川 康 生   地球温暖化対策担当課長  小板橋 美 穂  みなとリサイクル清掃事務所長                          加 茂 信 行  企画経営部長                                  安 田 雅 俊  企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務 野 上  宏  教育委員会事務局次長                              新 宮 弘 章  生涯学習推進課長                                増 田 玲 子   指導室長         松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けたおもてなしクールスポット設置について   (2) 平成30年度港区「東京2020応援プログラム推進事業助成制度について  2 審議事項   (1) 発 案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                  (27.6.26付託)                 午後 3時00分 開会委員長鈴木たかや君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会開会いたします。  本日の署名委員は、玉木委員山野井委員にお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けたおもてなしクールスポット設置について」、理事者説明をお願いいたします。 ○土木課長小谷武彦君) 報告事項(1)「東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けたおもてなしクールスポット設置について」、ご報告させていただきます。資料No.1をごらんいただきたいと思います。  項番1、クールスポット設置経緯でございます。近年、猛暑日や熱帯夜が増加するなど、夏の暑さ対策が課題となっています。昨年3月28日開会の当委員会においてもご報告いたしましたが、区では、おととし平成28年8月4日から9月20日までの40日間、新橋西口広場通称SL広場におきまして、地元企業との官民連携により、新たなドライ型ミスト実証実験を実施いたしました。外気温度に比べマイナス5度程度冷却効果を確認し、利用者からも、従来のミストに比べ粒が細かく濡れにくいとの結果を得ることができました。ミスト活用したクールスポットが、東京2020大会に向けたおもてなしの暑さ対策として活用できると実証実験から確認できたため、平成30年度及び平成31年度に、クールスポット設置するものです。  項番2、設置概要でございます。最初に、(1)の設置計画でございます。平成30年度につきましては、新橋西口広場とお台場レインボー公園設置する予定でございます。事業費は、2カ所を合わせまして6,313万7,000円を計上しております。平成31年度につきましては、区立芝公園設置する予定で、事業費は4,200万円を計上しております。なお、東京都からの補助金は、3カ所合わせて5,500万円を予定していますが、補助金の内容については後ほどご説明させていただきます。  続きまして、(2)のクールスポットの主な仕様でございます。冷却性能は、冒頭にもご説明させていただきましたように、外気温度空間温度及び体感温度いずれもマイナス5度程度効果が発揮されるミストであること、ミストは濡れにくくドライであること、噴霧に際してはエアカーテンにより冷却を保持することを主な仕様とし、新橋西口広場には24平方メートルのエリアに27名程度、お台場レインボー公園には12平方メートルのエリアに13名程度の方が利用できる規模クールスポット設置する予定でございます。  1枚おめくりいただきまして、2ページの(3)補助金活用についてです。クールスポット設置にあたりまして、補助金は2種類ございますが、いずれも東京都の補助金です。まず、アに記載されております、東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業でございますが、東京2020大会会場周辺で、かつ観光客等が多く集まる注目度の高い地域への暑さ対策設備整備費用に対して、1回限りでございますが、1つ地域に5,000万円を限度にした補助金でございます。これは、平成30年度に予定しております新橋西口広場とお台場レインボー公園設置費用申請する予定です。次に、イに記載されております、クールスポット創出支援事業は、人が自由に出入りでき、または公共交通機関利用者の用に供する施設への設置に対し、1カ所の設置費用の2分の1、最高500万円を限度額にした補助金でございます。こちらは、平成31年度に予定しております区立芝公園申請する予定でございます。  続きまして、次のページ別紙1のクールスポット設置計画図をごらんください。右上の凡例にございますように、クールスポット予定地の3カ所を三角で表記しております。ピンク色の円、熱環境が高く暑さ対策を必要とするエリア(港区)とございますが、これは東京都が熱による負荷が大きい地域をマップ化したものに基づき、区が暑さ対策を必要とするエリアを示したものでございます。次の青色の円でございますが、東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業補助金対象となる、東京2020大会会場周辺で、かつ観光客等が多く集まり注目度の高い地域を示しております。新橋西口広場ウエイトリフティング競技会場となる東京国際フォーラム周辺区立芝公園は想定されているマラソンコース周辺、またお台場レインボー公園トライアスロン競技会場周辺となることを示したものでございます。  最後になりますが、次のページ別紙2をごらんください。ミストを使いましたクールスポット設置イメージ図でございます。約3メートルの高さからミストを噴霧し、その周りをエアカーテン冷却保持しているイメージでございます。  甚だ簡単ではございますが、報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら順次発言をお願いいたします。 ○委員横尾俊成君) 区立芝公園クールスポット設置するということなのですが、補助事業はイのクールスポット創出支援事業になっています。アの東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業ですと、補助率が10分の10ということで、これは東京2020大会会場周辺で、かつ観光客等が多く集まるということが条件だと思うのですけれども、区立芝公園の辺りはマラソンコース案にもなっていますし、増上寺をはじめとして観光スポットもあります。これがアの対象にならなかった理由について教えてください。 ○土木課長小谷武彦君) この2カ年で設置するということで、優先順位を考えたとき、お台場レインボー公園新橋西口広場競技会場から近いということで、東京都と申請の協議をする中で、こちらを優先してほしいといったお話もございましたので、今回、区立芝公園についてはイを申請するという予定でおります。 ○委員横尾俊成君) 優先順位が高いとアになるということなのですか。 ○土木課長小谷武彦君) アの補助事業につきましては、別紙1で示しております青色で囲んだ部分競技会場等周辺エリア優先度の一番高い度合いになりますので、まずその部分から申請してほしいと。マラソンコースについては、ここを超えて範囲が広くなりますので、次点候補としてはわかるのですけれども、まず青色エリアを優先してほしいという意味でございます。 ○委員横尾俊成君) 青色のところで観光客が多く集まるというと、例えば赤坂・青山地域も該当するかと思うのですが、この部分での検討はされなかったのでしょうか。 ○土木課長小谷武彦君) この事業民間事業者申請補助対象になりまして、東京都から聞いた話では、民間事業者の参画も大分あるということですので、あえて区はこちらには申請を行わなかったということでございます。 ○委員横尾俊成君) 新橋西口広場での実証実験もうまくいったということで、今後、さらに2020年に向けて、展開を拡大していくような予定はありますでしょうか。 ○土木課長小谷武彦君) この5,000万円の補助金が1回しか使えないということと、設置費用がかさむということもございますので、現時点ではこの計画東京2020大会までということで考えております。 ○委員玉木まこと君) 1ページ仕様についてですけれども、3カ所それぞれの規模記載があります。お台場レインボー公園の12平米というのは、公園の中で占有できる面積が限られるといった条件で、この4メートル掛ける3メートルになったのでしょうか。ほかが24平米ということですけれど、その辺についてどのような経緯だったのか教えてください。 ○土木課長小谷武彦君) 1ページの(2)の仕様の6の収容人数ですが、新橋西口広場が27名、お台場レインボー公園が13名、区立芝公園が27名としております。これにつきましては、新橋西口広場区立芝公園はかなり多くの人が利用するし、観光客も訪れるだろうということで、この2カ所の規模を大きくすると。お台場レインボー公園につきましては、既設のパーゴラが道路に面したところにございまして、そこにクールスポット設置したいと考えまして、規模的には12平米の13名がちょうどおさまる箇所だということで、この規模を決めた次第でございます。 ○委員玉木まこと君) 利用人数ということで言えば、東京2020大会期間中はお台場レインボー公園が一番多くなるのかと思います。通年では当然、新橋西口広場などの方が多いのかもしれないですけれども、既存施設をうまく活用してということの方が優先順位が高いというか、そうなった理由なのかと私は思ったのですけれども、そういった理解でよろしいですか。 ○土木課長小谷武彦君) もう1つ補足いたしますと、お台場レインボー公園につきましては木陰がありますが、区立芝公園につきましては、奥の方へ行けば木陰もございますけれども、道路側はほとんど木陰がないこと、また新橋西口広場も同じく木陰や日陰がないといったことも、この規模を決めた理由1つでございます。 ○委員玉木まこと君) もう1点、費用は約6,000万円、約4,000万円をそれぞれ計上しているのですが、これについては設置のみの費用ということでよろしいのですか。それとも、ランニングコストも含めてなのか、教えてください。 ○土木課長小谷武彦君) これは設置費用と、維持管理費用も含めてでございます。 ○副委員長風見利男君) 表参道駅や外苑前駅、青山一丁目駅周辺は、民間事業者が手を挙げているというお話ですか。それにも同じ補助金が出るということですか。 ○土木課長小谷武彦君) 東京都からは民間事業者がというように聞いております。民間事業者補助対象になりまして、緑化ですとか、いろいろなメニューがございますので、必ずしもメニューミストかどうかはわかりませんけれども、そういった活用予定されていると東京都から聞いている次第でございます。 ○副委員長風見利男君) 日比谷通りオリンピックマラソンコースになるということで、秋にやればこのようなものはいらないのでしょうけれども、アメリカのスポーツなどの関係で、真夏の炎天下にやらざるを得ないということですから、こういった手立てをするわけですよね。港勤労福祉会館の前の自動車販売会社のところで、夏場になると誰でも利用できるクールスポットをつくっているわけですけれども、日比谷通りを見てみると、NECなどの大きなビルの公開空地のようなところもたくさんあるわけですから、民間事業者対象になるということであれば、そういうところの協力も得てはどうかと。あるいは、港区役所の前も余裕があるわけで、こういうところにたくさんつくらないと、区立芝公園だけでは27名ですからね。本当にこの通りはすごく観衆が集まるわけで、私は民間事業者協力も得て、なるべくたくさんのクールスポットをつくるという必要があると思います。ぜひ民間事業者にも、こういう制度があるということをお知らせしながら、手を挙げてもらうということもやっていく必要があるのではないかと思いますが、その辺はいかがですか。 ○土木課長小谷武彦君) この補助金主体東京都になりますので、東京都にも民間事業者への周知等を呼びかけるようお願いしたいと思います。 ○副委員長風見利男君) あと、これは設置したら恒常的な施設になるわけですよね。 ○土木課長小谷武彦君) 今回は実験ではございませんので、常設となります。 ○副委員長風見利男君) ミストを使うのはいつなのでしょうか。 ○土木課長小谷武彦君) 現在、予定では6月後半ぐらいから9月の終わりぐらいまでを考えています。 ○副委員長風見利男君) それ以外は使い道がないわけで、冬場をどうするかということも考えた上でやらないと。せっかく何千万円もかけてやるわけで、夏の暑いときだけ利用するという施設にならないように、いろいろ研究もされていると思うのですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。 ○土木課長小谷武彦君) 資料ページの(2)仕様の5、拡張性とございますが、開発メーカーには、今後、いろいろな情報発信をするWiFiや、デジタルサイネージの拡張機能ができるように、場合によっては夏のミストに加えて、冬の暖かい何かといったことも将来的にできるような研究をするようにと、申し入れしているところでございます。 ○副委員長風見利男君) これは、囲いがあるわけではないですよね。WiFi機能などは、雨が降っても大丈夫なのでしょうか。 ○土木課長小谷武彦君) それはこれからの研究開発になりますので、雨ざらしになる条件の中でどういったものができるかというのは、これから研究してもらうというところでございます。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(1)「東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けたおもてなしクールスポット設置について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(2)「平成30年度港区「東京2020応援プログラム推進事業助成制度について」、理事者説明を求めます。 ○企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) それでは、報告事項(2)「平成30年度港区「東京2020応援プログラム推進事業助成制度について」、ご説明させていただきます。資料No.2をごらん願います。  本件は、昨年度から実施しております、東京2020大会に向けた気運醸成及びレガシー創出のための助成制度につきまして、平成30年度の概要をご報告するものでございます。本事業につきましては、東京2020組織委員会の認証を受け、区民等が企画して実施する東京2020応援プログラムに対する事業費助成するものでございます。  2枚おめくりいただきまして、A3判の別紙1をごらん願います。表の下に助成対象事業具体例を表示してございます。1)スポーツ・健康から、8)オールジャパン・世界への発信までの8分野のプログラムがございます。  もう1枚おめくりいただきまして、別紙2をごらん願います。こちらを用いまして、昨年度と比較しながら平成30年度の制度概要をご説明させていただきます。平成30年度の助成区分は、地域を限定した気運醸成事業対象といたしました区分A区内全域対象とした気運醸成事業対象といたしました区分Bレガシー創出事業対象といたしました区分Cの3区分ございます。平成29年度はレガシー創出事業を2区分にしておりましたが、今年度の実績を踏まえ、統合いたしました。助成金額上限につきましては、記載のとおりでございます。区分Bは20万円増額し、区分Cは70万円と100万円の2区分を100万円の1区分に統一いたしました。助成金交付時期でございますが、区分A区分B履行確認後の一括払いとし、区分C着手段階で2分の1を交付し、履行確認後、残金を一括払いといたします。こちらに変更はございません。決定方法は、区分A区分Cは昨年同様でございますが、区分Bにつきましては金額を増額したことから、審査会による選考といたしました。また、申し込み先につきましては、平成30年度から区分Aは各地区総合支所でお受けすることといたしました。申請受付期間でございますが、区分Aにつきましては、今月30日から受付を開始し、予定件数に達した時点で終了いたします。区分B区分Cにつきましては、事業実施期間に応じて2回に分けて募集を行います。応募の状況によっては、3回目の募集を行う場合もございます。  3ページにお戻り願います。項番3、助成金申請の流れ、項番4、今後のスケジュールは記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員池田たけし君) 状況によっては3回目の募集を行うことがあるということですが、助成する団体の数はどのぐらいになるのでしょうか。それから、広報みなと区ホームページでお知らせするということですけれども、産業振興、あるいはまちづくりといったところもございますので、町会などに直接、お知らせは行かないのでしょうか。 ○企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) まず、助成団体数でございますが、別紙2の項番4をごらんください。区分Aは25団体区分Bは5団体区分Cは10団体ということで、合計40団体を見込んでございます。区分C申請が多く出たり、区分B申請が多く出たりとした場合に関しましては、柔軟に対応していきたいと考えてございますが、現時点の割り振りとしては、40団体を見込んでございます。  周知につきましては、今、池田たけし委員からご紹介のありました区ホームページ広報みなとのほかに、チラシ等をつくって配布し、また、より目につくところに置かせていただきます。それと、平成29年度に東京2020応援プログラム主体団体として登録されている団体がありますが、基本的には平成29年度に助成制度を利用された団体につきましても、来年度ご利用していただくことは可能で、既に何団体かは次の計画をされているということも聞いてございます。このように、リピーターの方もいらっしゃるということから、ある程度、この助成事業周知が行き渡っているという部分もありますが、改めて新規の方の目に届いていくように、周知を徹底してまいります。 ○委員横尾俊成君) 助成金交付方法についてなのですが、全額助成が決まっても、事業が終わった後に払われると厳しいという話をお伺いしているのです。例えば、地域振興課が行っているNPO活動助成事業では、助成が決まった段階でお支払いがあるようなのですが、こちらは、区分Cに関しては、着手時に2分の1を交付するようですけれども、区分A区分Bは、事業の後に交付となっています。その点の考え方についてお聞きします。 ○企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 確かに、助成を受ける団体としましては、資金計画の中で、前払いの形が最もいいということは十分認識してございますが、一方で、履行が確認されて、助成金を税金からお支払いするということから、その辺は金額的な部分で分けております。  今年度ですと、助成金は10万円、30万円、70万円、100万円となっていますが、70万円と高額になりますと、後からの交付がわかっていても、その分を用立てるのが大変であろうということから、2分の1を着手段階での交付とさせていただいております。今回、区分Bを50万円まで上げたということから、区分Bは揺れるところですけれども、そういう意味では50万円までは自己負担をお願いし、それ以上となる100万円の区分Cにつきましては、2分の1を着手金として交付したいと。ただ、区分Cも100万円は上限ですので、例えば、事業費が40万円であっても、着手金がどうしても必要であり、他と競合してもこの区分Cレガシーを創出していきたいという場合は、なかなかそういう方はいないと思うのですけれども、そういった活用の仕方もご案内できればと思います。 ○委員横尾俊成君) そうした要望についてもお答えできるということは理解しました。  あと、今年度からこの事業が始まって、いろいろ盛り上がってきて、地域でさまざまな取り組みを進めていらっしゃると思います。そのようなことが一元的に見られるようなサイトで取り組みを紹介するとか、あるいは東京2020大会の何日前のイベントのステージで紹介する機会をつくるとか、助成を受けた団体を紹介して、さらに気運が盛り上がるような工夫も、今後していただければいいなと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。 ○副委員長風見利男君) 港区から認定されて東京2020組織委員会に認証登録された団体は、幾つぐらいあるのですか。 ○企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) まず、町会・自治会は8団体、それ以外のNPO、一般社団法人を合わせますと29団体、こちらが港区を経由して登録する団体ですので、実数として押さえている団体数です。それ以外に、大使館ですとか、公的団体で直接、東京2020組織委員会に認証登録をすることも可能な団体がありまして、そちらについては実数を把握していないのが現状です。よって、港区を通過して登録した団体数は、合わせて37団体ございます。 ○副委員長風見利男君) 平成29年度の実績を踏まえて来年度も行うということですけれども、気運醸成地域限定)の区分A気運醸成区内全域)の区分Bレガシー創出区分Cという3つの区分がありますが、実際にどのような事業平成29年度に行ったのか。それぞれ1つずつでもいいですけれども、このようなことが行われていますよと、我々が宣伝するのにもいいと思うので、ぜひ教えていただきたい。 ○企画課長区役所改革担当課長兼務オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) まず、区分Aです。町会・自治会の方が、地域が伝える日本の伝統文化アート展を、民間のギャラリー等で実施したという事例がございます。B区分につきましては、例えばですけれども、昨年、区立芝公園で行った東京2020大会の1,000日前に行ったイベントで、笑顔の傘を持って笑顔をPRしながら気運を醸成するといった取り組みをされている団体の方が、その場でご活躍されていました。また、新橋SL広場のカウントダウンサイネージを活用したイベントとして、愛宕一之部連合町会がこの助成金活用して、新橋駅前でイベントを行ったという事例がございます。区分C、Dにつきましては、例えば赤坂ことしゃみせん祭りを赤坂インターシティで3月31日に行う予定でしたり、赤坂地区活性化協議会の方が、赤坂のおもてなし文化をレガシーとして次世代に残していきたいということで、ガイドを養成し、観光ツアーを実施したりというようなことを取り組んでいらっしゃいます。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、報告事項(2)「平成30年度港区「東京2020応援プログラム推進事業助成制度について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、本発案につきましては本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり)
    委員長鈴木たかや君) 本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) その他、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、私から申し上げます。  まず、先日、委員の皆さんにご相談させていただいた、新国立競技場周辺の動線のバリアフリー化の視察についてです。東京2020組織委員会におきまして、動線については考えがあるということですので、それをまず確認して、それを踏まえた上で、視察が必要であれば行いたいということで、少しお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  最後に、本日が今年度最後の委員会ということでございます。退職される安田企画経営部長、本当にお疲れさまでございました。ありがとうございました。  また、東京都や他区に転出される方として、清野国際化文化芸術担当課長、小谷土木課長、小板橋地球温暖化対策担当課長、増田生涯学習推進課長、区内で異動する方として、堀麻布地区総合支所長、小林土木計画担当課長、西川地域交通課長、湯川環境課長がご異動されるということでございます。本当に1年間ありがとうございました。お世話になりました。ありがとうございました。  また、区議会事務局の扇谷雅子さんも、本当にありがとうございました。お疲れさまでございました。  それでは、ほかになければ、本日の委員会はこれをもって閉会いたします。                 午後 3時29分 閉会...