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  1. 千代田区議会 2020-12-21
    令和2年地域文教委員会 本文 開催日: 2020-12-21


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年地域文教委員会 本文 2020-12-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 196 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯永田委員長 選択 2 : ◯永田委員長 選択 3 : ◯永田委員長 選択 4 : ◯永田委員長 選択 5 : ◯柳税務課長 選択 6 : ◯永田委員長 選択 7 : ◯西岡委員 選択 8 : ◯末廣商工観光課長 選択 9 : ◯西岡委員 選択 10 : ◯末廣商工観光課長 選択 11 : ◯永田委員長 選択 12 : ◯牛尾副委員長 選択 13 : ◯末廣商工観光課長 選択 14 : ◯牛尾副委員長 選択 15 : ◯末廣商工観光課長 選択 16 : ◯永田委員長 選択 17 : ◯たかざわ委員 選択 18 : ◯柳税務課長 選択 19 : ◯たかざわ委員 選択 20 : ◯柳税務課長 選択 21 : ◯永田委員長 選択 22 : ◯永田委員長 選択 23 : ◯永田委員長 選択 24 : ◯中根子育て推進課長 選択 25 : ◯永田委員長 選択 26 : ◯牛尾副委員長 選択 27 : ◯中根子育て推進課長 選択 28 : ◯牛尾副委員長 選択 29 : ◯永田委員長 選択 30 : ◯永田委員長 選択 31 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 32 : ◯永田委員長 選択 33 : ◯池田委員 選択 34 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 35 : ◯池田委員 選択 36 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 37 : ◯池田委員 選択 38 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 39 : ◯池田委員 選択 40 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 41 : ◯永田委員長 選択 42 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 43 : ◯永田委員長 選択 44 : ◯牛尾副委員長 選択 45 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 46 : ◯永田委員長 選択 47 : ◯永田委員長 選択 48 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 49 : ◯永田委員長 選択 50 : ◯牛尾副委員長 選択 51 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 52 : ◯牛尾副委員長 選択 53 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 54 : ◯牛尾副委員長 選択 55 : ◯永田委員長 選択 56 : ◯河合委員 選択 57 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 58 : ◯河合委員 選択 59 : ◯永田委員長 選択 60 : ◯永田委員長 選択 61 : ◯佐藤指導課長 選択 62 : ◯永田委員長 選択 63 : ◯牛尾副委員長 選択 64 : ◯佐藤指導課長 選択 65 : ◯牛尾副委員長 選択 66 : ◯佐藤指導課長 選択 67 : ◯永田委員長 選択 68 : ◯永田委員長 選択 69 : ◯佐藤指導課長 選択 70 : ◯永田委員長 選択 71 : ◯西岡委員 選択 72 : ◯佐藤指導課長 選択 73 : ◯西岡委員 選択 74 : ◯佐藤指導課長 選択 75 : ◯永田委員長 選択 76 : ◯河合委員 選択 77 : ◯佐藤指導課長 選択 78 : ◯河合委員 選択 79 : ◯佐藤指導課長 選択 80 : ◯河合委員 選択 81 : ◯佐藤指導課長 選択 82 : ◯永田委員長 選択 83 : ◯池田委員 選択 84 : ◯佐藤指導課長 選択 85 : ◯池田委員 選択 86 : ◯佐藤指導課長 選択 87 : ◯池田委員 選択 88 : ◯佐藤指導課長 選択 89 : ◯永田委員長 選択 90 : ◯秋谷委員 選択 91 : ◯佐藤指導課長 選択 92 : ◯秋谷委員 選択 93 : ◯佐藤指導課長 選択 94 : ◯秋谷委員 選択 95 : ◯佐藤指導課長 選択 96 : ◯永田委員長 選択 97 : ◯池田委員 選択 98 : ◯佐藤指導課長 選択 99 : ◯池田委員 選択 100 : ◯佐藤指導課長 選択 101 : ◯池田委員 選択 102 : ◯佐藤指導課長 選択 103 : ◯池田委員 選択 104 : ◯佐藤指導課長 選択 105 : ◯池田委員 選択 106 : ◯佐藤指導課長 選択 107 : ◯永田委員長 選択 108 : ◯牛尾副委員長 選択 109 : ◯佐藤指導課長 選択 110 : ◯牛尾副委員長 選択 111 : ◯佐藤指導課長 選択 112 : ◯牛尾副委員長 選択 113 : ◯佐藤指導課長 選択 114 : ◯永田委員長 選択 115 : ◯永田委員長 選択 116 : ◯末廣商工観光課長 選択 117 : ◯永田委員長 選択 118 : ◯河合委員 選択 119 : ◯末廣商工観光課長 選択 120 : ◯河合委員 選択 121 : ◯末廣商工観光課長 選択 122 : ◯河合委員 選択 123 : ◯末廣商工観光課長 選択 124 : ◯河合委員 選択 125 : ◯末廣商工観光課長 選択 126 : ◯永田委員長 選択 127 : ◯末廣商工観光課長 選択 128 : ◯村木地域振興部長 選択 129 : ◯永田委員長 選択 130 : ◯河合委員 選択 131 : ◯村木地域振興部長 選択 132 : ◯永田委員長 選択 133 : ◯牛尾副委員長 選択 134 : ◯末廣商工観光課長 選択 135 : ◯永田委員長 選択 136 : ◯西岡委員 選択 137 : ◯末廣商工観光課長 選択 138 : ◯西岡委員 選択 139 : ◯永田委員長 選択 140 : ◯河合委員 選択 141 : ◯末廣商工観光課長 選択 142 : ◯永田委員長 選択 143 : ◯たかざわ委員 選択 144 : ◯村木地域振興部長 選択 145 : ◯永田委員長 選択 146 : ◯門口統計課長 選択 147 : ◯永田委員長 選択 148 : ◯たかざわ委員 選択 149 : ◯門口統計課長 選択 150 : ◯たかざわ委員 選択 151 : ◯門口統計課長 選択 152 : ◯たかざわ委員 選択 153 : ◯門口統計課長 選択 154 : ◯永田委員長 選択 155 : ◯永田委員長 選択 156 : ◯大塚文化振興課長 選択 157 : ◯永田委員長 選択 158 : ◯西岡委員 選択 159 : ◯大塚文化振興課長 選択 160 : ◯永田委員長 選択 161 : ◯牛尾副委員長 選択 162 : ◯大塚文化振興課長 選択 163 : ◯永田委員長 選択 164 : ◯河合委員 選択 165 : ◯大塚文化振興課長 選択 166 : ◯河合委員 選択 167 : ◯大塚文化振興課長 選択 168 : ◯大矢文化スポーツ担当部長 選択 169 : ◯河合委員 選択 170 : ◯大矢文化スポーツ担当部長 選択 171 : ◯永田委員長 選択 172 : ◯永田委員長 選択 173 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 174 : ◯永田委員長 選択 175 : ◯永田委員長 選択 176 : ◯小原学務課長 選択 177 : ◯永田委員長 選択 178 : ◯池田委員 選択 179 : ◯小原学務課長 選択 180 : ◯池田委員 選択 181 : ◯小原学務課長 選択 182 : ◯永田委員長 選択 183 : ◯池田委員 選択 184 : ◯永田委員長 選択 185 : ◯永田委員長 選択 186 : ◯依田生涯学習・スポーツ課長 選択 187 : ◯永田委員長 選択 188 : ◯永田委員長 選択 189 : ◯たかざわ委員 選択 190 : ◯永田委員長 選択 191 : ◯小原学務課長 選択 192 : ◯永田委員長 選択 193 : ◯牛尾副委員長 選択 194 : ◯小原学務課長 選択 195 : ◯永田委員長 選択 196 : ◯永田委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時30分開会 ◯永田委員長 おはようございます。これより地域文教委員会を開会いたします。以降、着席にて進行いたします。  初めに出席者の確認をいたします。欠席届が出ております。猿渡神田公園出張所長が家族の介護のため欠席。また小野委員が所用により欠席となります。ご了承、よろしくお願いいたします。  一旦休憩します。                 午前10時30分休憩                 午前10時31分再開 2: ◯永田委員長 それでは、委員会を再開いたします。  続いて、お手元の本日の日程及び資料をご確認ください。このとおり進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 3: ◯永田委員長 はい。それでは、日程1、陳情審査に入ります。継続審査となっている陳情について、1)送付2-14、消費税総額表示義務の特例の無期限延期を求める、2)送付2-15から17、19、参考送付、消費税総額表示義務の特例期間延長等を求める陳情、こちらは、同件名、同趣旨で、計30件提出されています。続いて、3)送付2-18、総額表示義務の特例の無期限延長を求める国への意見書をあげてください。これらを一括して審査したいと思いますが、よろしいいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 4: ◯永田委員長 はい。それでは、本陳情につきまして、前回の委員会以降の状況について、執行機関から新たな情報提供があれば、よろしくお願いします。 5: ◯柳税務課長 前回の委員会後、その後の動向でございますけれども、令和3年度の税制改正大綱が12月10日に決定されております。消費税の総額表示につきましては、この大綱の中の令和3年度税制改正の基本的考え方として言及しております。その内容でございますけども、総額表示について、円滑に再実施することができるよう、相談対応や周知、広報等を適切に行うというものでございます。  本件に係る情報提供は以上でございます。 6: ◯永田委員長 はい。それでは、委員の皆様からの質疑を受けます。 7: ◯西岡委員 ご説明いただき、ありがとうございました。  前回に引き続きですけれども、進展があったということで、やはり税制改正大綱で特措法の要は、延長がもうないと。令和3年3月末までで特措法が失効することということが、ある意味もう明記されてしまっているわけです。4月以降は、法律上は事業者に総額表示義務がもちろん生じるとは思うんですけれども、納税額、全体の納税額に対しては影響する話ではないですし、運用面においても、恐らく税務署からかなり厳密な取締りをするというわけではないと思うんですね。法律の趣旨を踏まえても、現実的な対応をしていくという意味では、やはり大変だったとは思いますが、やはり1年半いろんな調整をしてきた中で、やはり国もそういうふうに判断をしたのかなというふうに感じています。  幾つかもちろん問題点はあるとは思うんですけれども、古書店についても、シール等を順次変えていってもらうようなやり方しかないのかなと。また、かごとかですね、かご入りの場合も、ポップで対応することも考えられると思います。また問題も、出版社さんで出版段階で印字されたものにシールを貼るなど、出版元が行うのか書店が行うのかというような駆け引きの問題もあると思います。シール貼りのために、例えば書店にある在庫を全て出版元に戻すということも現実的ではないというふうに、国のほうでもどうも理解してくれているようですので、新しい出版、新しいものから順次対応してもらえればいいのではないかというようなコメントもあるようです。  もちろん4月1日までに特措法はもう失効してしまうことになりましたので、出版業界で、ある程度、国もですね、1年以上前から話合いはしているということなので、このような結果にはなりましたけれども、やはり決まったことは決まったことで、予定ではありますけれども、今後、本区としてどのように、そこの古書店街、出版業界を抱えるこの本区として、どのようなサポート体制ができるのか。この間の委員会でも、よくお話を聞いていただいて、労力的なものなのか金銭的なものなのか、そういうものをよく聞いて判断していきたいというお話でしたけれども、その辺の本区独自のサポート体制については、今どのように考えているのか、お聞きしたいと思います。 8: ◯末廣商工観光課長 今、西岡委員のほうからご指摘を受けましたけども、政府が、対象となる事業者に対して、先ほど大綱のほうのお話もありましたけども、相談体制などの拡充なども行うということでしたので、そういった中でどのように対応していくかというのを、まず把握に努めてまいりたいなと考えております。
     また、総額表示による出版業者さんだとか影響を受ける事業者さんに対する、どのように、当事者としてどういうふうに対応するのが一番よいのかというところに関しましても、調査などもさせていただいて、その上で商工観光課としてどういった形で支援していくかということは、改めて検討をさせていただきたいと考えております。  一方、まだ商工観光課とさせていただきましては、そういった影響ある事業者様から直接お声を頂くような機会が今のところないので、そういった声も集めさせていただきながら、引き続き検討させていただきたいと思っております。 9: ◯西岡委員 ご説明いただきありがとうございます。少し不安な点と少し安心した点があって、やはり前回同様サポートはしっかりしていくと。ただ、その話をする機会、お話を伺う機会が得られていないということで、そこはしっかりと対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。 10: ◯末廣商工観光課長 はい。しっかりとお声を聞いて、対応させていただきたいと思います。 11: ◯永田委員長 はい。  ほかに確認、質疑がございましたら、どうぞ。 12: ◯牛尾副委員長 今回、与党の税制大綱で基本的な考え方が示されたわけですけれども、これは今回だけの問題じゃなく、消費税が、これ、税率が変わるたびに同じような負担が生まれてくるという点では、できれば延長という、そういった判断も考えていただきたかったんですけれども、しかし決まってしまったということで。  しかし、4月に総額表示に全て変えていくということは、書店員にとってはほとんど困難という状況だと思います。経団連もそういった状況の下、一定期間において経過措置を取る設定をするというようなことを申し入れておりますし、商工会議所は、これはもう多様な価格表示を認めるべきだというようなことも言っております。  そういう点では国に対して柔軟な考え方というのをしっかり持っていただきたいというふうに思うんですけれども、千代田区の場合は、出版社、書店、大きな影響がありますけれども、先ほど状況ですね、どうなのか影響を聞くと。集めるという声がありましたけれども、待ちの姿勢ではなくて、区のほうからぜひ積極的に、どういう影響があるのか聞く体制というかな、こちらから声を集めていくという姿勢で、書店にとっては大きな問題なので、声を集めて対応していただきたいと思いますけれども、どのように考えていらっしゃるのか、お聞かせいただけますか。 13: ◯末廣商工観光課長 以前の委員会のときにも報告させていただいたんですけども、来年度、商工基本計画を改正するに当たって、今年度、事前の調査を行っております。そういった中で、こちらの消費税の総額表示の件だけではないんですけども、この区内の事業者が抱える外部的な環境だとか、そういった課題なども調査をしておる中で、こういったことも含めながら調査をしていきたいと考えております。 14: ◯牛尾副委員長 ぜひしっかり声を聞いて対応していただきたいと思いますけれども、仮にこの出版社の側がなかなか財政的な負担が大変だといった場合、どのような対応が可能ですか。 15: ◯末廣商工観光課長 まず、実態を再度確認させていただいて、どのように対応するかというのは、それを踏まえた上で検討させていただければと思いますので、今この場でこういったものがあるということは控えさせていただきたいと思います。 16: ◯永田委員長 ほかに。 17: ◯たかざわ委員 前回、この廃止に当たって、例外という言葉があったかと思うんですが、例外について情報がございましたら、お示しいただけますか。 18: ◯柳税務課長 大綱上そういった例外ということは特に言及はされていないんですけども、ちょっと気になっておりますのは、円滑に再実施することができるよう、先ほどもご説明した、相談対応や周知、広報等を適切に行うというようなことが言及されておりまして、具体的にどういうことなのかということについては、今後ちょっと注視する必要があろうかというふうに認識してございます。 19: ◯たかざわ委員 この方向性が決まったということですけども、この例外という規定が設けられるのか、設けられないのか。それは情報を取っていただきたいと思いますが、いかがですか。 20: ◯柳税務課長 今後、税制改正大綱が決定された後、年明け、様々な省庁で、そういったことのこの大綱を受けた説明ですとか資料が作成されていきます。または必要な法改正の準備が着手されていきます。そういった中で、この内容について例外とかそういったことがあるのかどうなのか、こちらのほうでちょっと注視してまいりたいというふうに考えております。 21: ◯永田委員長 はい。よろしいですか。  一旦休憩します。                 午前10時43分休憩                 午前10時53分再開 22: ◯永田委員長 それでは、委員会を再開いたします。  消費税総額表示義務の特例期間延長を求める陳情、計32件につきましては、国の方針が、一律次年度より消費税総額表示で行うという方針が確認されたということで、当委員会といたしましては、出版業界の皆様の負担増、影響を考えまして、区に対して、実態をしっかり調査、把握して、区として独自の支援を求めていくと同時に、我々も常に新しい情報を収集し、委員会の中で状況を確認していきたいと思いますが、その内容を陳情者にお返しすることで、当陳情審査を終了とさせていただきたいと思いますが、委員の皆様、よろしいでしょうか。いいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 23: ◯永田委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、この審査内容につきまして、以上のとおり議長に報告いたします。  以上で当陳情審査を終了いたします。  続いて、日程2、報告事項に入ります。子ども部(1)ひとり親世帯臨時特別給付金の再給付について、理事者からの説明を求めます。 24: ◯中根子育て推進課長 それでは、教育委員会資料1によりまして、ご説明申し上げます。  ひとり親世帯臨時特別給付金につきましては、国が12月8日に、新型コロナ感染症の現状に鑑みまして、再給付を国庫補助事業として実施することを決定いたしました。それを受けまして、千代田区においても国庫補助事業を活用して実施することといたしております。目的については、前回の8月の給付のときと同じ目的でございます。  2番、対象者です。ここのところを若干詳しく説明させていただきます。今回の給付は再給付になりますので、前回の8月末の給付のときの基本給付のみ行う形になります。よって、基本給付を前回受けている、前回の基本給付を受給した方につきましては、住所もお名前も振込先の口座等々も分かっておりますので、再給付の手続については不要でございます。  そして、では、その基本給付を受けられる方というのが、では、どういう要件の方なのかというのが、2番のところに書いてあります(1)(2)(3)に該当する方が基本給付を受けた方になります。これにつきましては、基本給付の基準、受けている、受けていないの基準日は、12月11日時点で受けている方ということになります。  では、基準日以降に例えば家計が、旦那様あるいは奥様と離婚したとかで、独り親になってしまった場合という方につきましては、収入条件を満たしておれば、この前回の給付が2月末までの申請期限がございますので、申請期限までに条件を満たす、独り親になりまして、さらに家計が急変していて、収入が著しく減ったという状況になっていらっしゃれば、前回の分と今回の分を合わせて申請することで、給付を受けられるということになります。  給付金額、給付手続、そして給付時期につきましては、ここに記載のありますとおりです。今回も前回同様、予備費を活用してこの事業を実施することといたしております。  説明は以上です。 25: ◯永田委員長 はい。それでは、質疑を受けます。 26: ◯牛尾副委員長 私も、この基準以降、収入が大幅に減った人はどうするのかなというようなのをちょっと気にしていたので、その方たちにも前回分、今回分と、給付の対象となるということで安心しましたけれども、このこと自身は、対象の方にお伝えできるような、例えばホームページに載せるなり区報に載せるなりというのはするんですか。 27: ◯中根子育て推進課長 先週の段階でホームページには掲載いたしておりますので、対象の方はご確認いただけると思っております。ただ、広報は既にもう原稿の入れ込み時期等が既に大分過ぎておりまして、直近でも、もう1月20日号の原稿しかちょっと間に合いませんので、今のところホームページを活用して周知すると考えております。 28: ◯牛尾副委員長 はい。 29: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30: ◯永田委員長 それでは、以上の件を終了いたします。  続いて、(2)番町小学校内学童クラブ及び番町小学校放課後子ども教室(遊び)運営事業者の選定結果について、理事者からの説明を求めます。 31: ◯安田児童・家庭支援センター所長 それでは、お手元の教育委員会資料2に基づきまして、番町小学校内学童クラブ及び同小学校放課後子ども教室(遊び)運営事業者の選定結果につきまして、ご報告を申し上げます。  まず採否の決定した日でございますが、本年12月2日、この日に選定委員会を開催いたしまして、3番に記載の構成メンバーから成る選定委員会によりまして、選定がなされました。このプロポーザルの選定に参加をした事業者数は3者でございまして、3者のうちから選定をいたしました事業者は、株式会社日本保育サービス、所在地は本社が名古屋でございまして、代表者名等は記載のとおりでございます。  こちらにつきましては、令和3年4月1日の開設を予定をしておりまして、学童クラブの定員は40名程度、こちら学童クラブ、学校内学童クラブということで、番町小学校内で開設をいたします。  なお、ご参考までに、選定委員会における審査の結果の一覧表、こちら、表に記載をしてございますが、第1位の選定事業者につきましては575満点中499点の得票でございました。  ご説明につきましては以上でございます。 32: ◯永田委員長 はい。以上の点につきまして質疑を受けます。 33: ◯池田委員 これは今まで入っていた事業者と同一というところでしょうか。そうじゃなくて、これはまた新たな事業者ですか。 34: ◯安田児童・家庭支援センター所長 前回まで運営をしておりました事業者は、共生会という事業者が運営をしていたんでございますが、今般こちらの共生会側から、来年度この番町小内については辞退をしたいという申入れがございまして、それで新たに運営事業者を募集をしたという経緯でございます。 35: ◯池田委員 こちらの選定された事業者は、区内の学童クラブ等々では初めてやるところでしょうか。 36: ◯安田児童・家庭支援センター所長 こちらの事業者は、既に二番町こどもクラブと麹町こどもクラブという2か所の私立学童クラブを運営している事業者でございます。ただ、学校内の学童は初めてというものでございます。 37: ◯池田委員 そういうことであれば、この採点表を見ていると、事業者評価が満点ということで、きっと実績があるところだなというところは分かるんですけども、今回のこの資料だと、選定委員ですね、これが外部の方がちょっと増えているということで、評価が、どうなんでしょう、区内でやっていただく方に対して評価をしているのか、全体の学童クラブとしての評価としてなのか、その地域事情もあると思うんですけれども、そのあたりの、この選定内容というのはいかがなんでしょうか。 38: ◯安田児童・家庭支援センター所長 こちらの選定委員会につきましては、今、池田委員お尋ねのとおり、外部の方を招聘いたしまして、このいわゆる選定の基準につきましては、いわゆる、特に、何といいますか、実績等だけに限定したものではございませんし、また特に学校内ということだけでもなく、いわゆるこの放課後事業という、いわゆるそのレベル、こういったものについて、総体的に客観視をして評価をしているというものでございます。 39: ◯池田委員 分かりました。  で、すみません、ちょっと基本的なところかもしれないんですけれども、これ、第2位になった事業者も、そんなに悪くない点なのかなと思っておりまして、今後、例えばこの学童クラブ等運営について、新たな場所だったりとか、そういう考えがあった場合に、今のこの第2位になった事業者を含めて、少しキープしておくというような考えはあるんですか。 40: ◯安田児童・家庭支援センター所長 ただいまのお尋ねの向きは、恐らくそのキープという意味は、例えばこの第1位で選定をされた事業者が、何らかの事情で辞退をせざるを得ないような状況になったときに、次点の事業者を繰り上げてということが一つ想定し得ると思うんですが、それは、一応制度的には、次点というような、そういう形は今も取っているものでございます。  ただ、これまでもやはり選定をした事業者は、やはりしっかりと約束どおりその期日に開設をするということでこれまでずっと来ておりますので、したがいまして、我々事務局としては、そこを引き続き、今後も、選定をした事業者は、しっかり約束どおりその予定期日に開設をするということを想定をしているものでございます。 41: ◯永田委員長 池田委員の質問は、新たに開設するときに、関係性を残しておいて声をかけたりとか、そういうことはないのかと。関係性を少し残しておくのかどうかということも含まれたと思うんですけど、その点についても。 42: ◯安田児童・家庭支援センター所長 なかなか、いわゆる選定委員会の位置づけですとか、あるいは選定方式が公募型という形になりますと、オープンにこれは公表し、その基準等でご応募いただきますので、例えば特定の運営事業者さんに個別にお声がけをするということは、なかなか難しいというのが実態という認識でございます。 43: ◯永田委員長 牛尾副委員長。 44: ◯牛尾副委員長 まず、ちょっと、差し支えなければなんですけれども、これまで運営していた共生会が辞退したいと。何か大きな理由は何かあるんですかね。 45: ◯安田児童・家庭支援センター所長 委員長、ちょっと休憩していただいてよろしいでしょうか。 46: ◯永田委員長 はい。委員会を休憩します。                 午前11時06分休憩                 午前11時08分再開 47: ◯永田委員長 再開いたします。  答弁からお願いします。 48: ◯安田児童・家庭支援センター所長 今回ご辞退のお申し入れがございました当該事業者につきましては、こちらは事業者さんのほうのご事情という認識でございますので、具体の内容についてはご答弁は差し控えさせていただきます。 49: ◯永田委員長 副委員長。 50: ◯牛尾副委員長 あともう一点ですけれど、今回、定員40名となっていますけれども、この40名の定員というのは、キャパの問題なのか、それともニーズがそこまでないというふうにやっているのか。 51: ◯安田児童・家庭支援センター所長 施設的なキャパシティーの問題という認識でございます。 52: ◯牛尾副委員長 あれ、前回のアフターの番町の場合は、もうちょっと定員があったと思うんですけれども、今回は40名程度ぐらいしかできないということなんですかね。 53: ◯安田児童・家庭支援センター所長 前回もやはりこちら定員は同じ規模で実施をしております。 54: ◯牛尾副委員長 そうでしたか。分かりました。 55: ◯永田委員長 はい。  ほかに。 56: ◯河合委員 この運営事業費については、増減というのは何かあったんでしょうか。 57: ◯安田児童・家庭支援センター所長 運営事業費につきましては、これは事業者のほうからまた請求を頂きまして、補助金で実施をいたしますので、特にいわゆる増減というのは、今のところ特徴的なものはないという認識でございます。 58: ◯河合委員 ないと。はい。 59: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯永田委員長 はい。では、以上でこの件を終了いたします。  次に、(2)令和3年経済センサス活動調査について、理事者から説明を求めます──あ、ごめんなさい。失礼いたしました。  続いて、(3)令和2年特別区人事委員会による報告について、理事者からの説明を求めます。 61: ◯佐藤指導課長 それでは、お手元の教育委員会資料3により、令和2年特別区人事委員会による報告について、報告をさせていただきます。  令和2年度の特別区人事委員会勧告の内容につきましては、10月27日の本委員会でご報告し、11月27日の本委員会で、幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、ご審議をいただき、本会議にて可決されたところでございます。  今般、12月3日に特別区人事委員会は、職員の給与、月例給についての報告を行ったので、ご報告申し上げます。  まず、1、職員の給与(月例給)に関するご報告でございます。月例給につきましては、職員の給与が民間従業員給与を157円(0.04%)上回っておりますが、この格差は僅少であり、給料表や諸手当の適切な改定を行うことは困難なため、月例給の改定はありません。  続きまして、2、人事・給与制度、勤務環境の整備に関する意見についてでございます。(1)人事・給与制度におきましては、高齢層職員の能力及び経験の活用として、定年引上げに関する法案審議や他団体の動向を注視していくとともに、特別区の実態を踏まえながら、任命権者と連携をして制度の検討を進めること。会計年度任用職員への対応として、任命権者においては、引き続き適正な制度の運用に向け、会計年度任用職員に対する人事評価の実施や会計年度単位の職の見直しに留意すべきというふうにしております。  裏面でございます。(2)勤務環境の整備につきましてでございます。ア、多様で柔軟な働き方として、テレワークの導入に当たっては、自然災害時や感染症流行時における業務継続の必要性に加え、職員それぞれのライフスタイルに応じた働き方を実現し、その結果として、業務効率や生産性の向上に資する制度としていくことが重要であること。イ、仕事と家庭の両立支援として、男性職員の育児休業取得率の更なる向上を目指し、育児休業を取得した職員の体験談を用いた周知や、職場での理解促進のための取組等を継続していくことで、希望する職員が育児休業を取得しやすい環境づくりを、より一層推進していく必要があること。ウ、長時間労働の是正及び年次有給休暇等の取得促進として、各区においては、今後、時間外・休日労働に関する協定を踏まえた適切な労働時間の管理が求められる一方で、依然として長時間の超過勤務が恒常的に発生している部署があり、より一層、超過勤務の縮減に向けた不断の取組を進めることが必要であること。エ、メンタルヘルス対策の推進として、メンタルヘルス不調の兆候がみられる職員には、管理監督者から積極的に声掛けを行い、十分に話を聞くなどして、早期発見及び早期対応することが重要である。オ、ハラスメント防止対策として、各職員が研修を通じてハラスメントについて正しく理解し、自らの普段の言動を見直すなど、意識の向上に努めるほか、組織全体で問題意識を共有し、ハラスメント発生の兆候があった際には、組織の問題として迅速に対応することが重要であることなどが述べられております。  説明は以上でございます。 62: ◯永田委員長 はい。この件につきまして質疑を受けます。 63: ◯牛尾副委員長 給与改定は改定なしということでしたけれども、この2番のこの意見、これは非常に大事な指摘が多いなと思うんですけれども、この意見を踏まえて、区として、対策を考えていくことなり、何かお考えになっていることがあれば教えていただけますか。 64: ◯佐藤指導課長 意見について書かれて、述べられていることにつきましては、既に取り組んでいることが含まれているというふうに考えております。メンタルヘルス対策もしくは働き方改革等につきましては、時間の管理の徹底や超過勤務した後の面談を実施する等、様々な配慮を行ってきているところでございますので、現在行っていることがさらに効果を発揮していけるように、学校、園等と連携を図っていきたいというふうに考えております。 65: ◯牛尾副委員長 そのメンタルヘルスの問題とかハラスメントの問題以外にも、例えば依然として長時間の超過勤務が発生している部署があるというのも指摘されていますし、あと育児休業の取得についても、より一層環境づくりをというところとか、あと会計年度任用職員への対応というのも意見はありますけれども、この辺については区として取り組んでいるという認識なんですか。例えば今後の課題とか。 66: ◯佐藤指導課長 今ご質問いただいた件につきましては、やはりこのコロナ禍において、かなり負担が今までちょっとバランスが違ってきているというようなところもございますので、当然今までも取り組んでおりますし、これからも取組を続けていく所存でございますが、それぞれの状況をしっかりと把握をしながら、取り組んでいきたいというふうに考えます。
    67: ◯永田委員長 ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯永田委員長 はい。それでは、この件につきまして終了いたします。  次に、(4)令和2年度千代田区小学校「達成度調査」の結果について、理事者からの説明を求めます。 69: ◯佐藤指導課長 それでは、お手元の教育委員会資料4に基づきまして、千代田区立小学校「達成度調査」についての結果について、ご報告をさせていただきます。  こちらのほうの調査のねらいでございます。学習指導要領において身に付けることが求められている各小学校の必修科目、国語、算数、社会、理科につきまして、どの程度身に付いているか、学力が身に付いているかということを把握し、学校での指導方法の改善に生かしていくという目的で、例年行われてきております。  毎年4月の段階で実施をして、早い段階で子どもの様子を把握して指導に生かしていくということが行われてきたのですが、今年度につきましては、コロナの影響、休校の影響がございましたので、9月8日の実施となりました。  対象学年及び教科につきましては、記載のとおりでございます。  実際に今回報告させていただくのは、達成率というような言葉でございます。率についてご報告をさせていただくところでございます。こちらのほうは、問題設定に当たり、この問題をクリアできればおおむね満足といえるような目標値を設定し、それを上回ったスコアでの児童の割合を示しているものでございます。  集計結果につきましては、(1)小学校4年生、(2)小学校5年生、裏面、小学校6年生という形で示させていただき、(4)の意識調査につきましては、こちらのほうは、ちよだみらいプロジェクトに掲載している設問、関連する設問として、関わってきているものを幾つかピックアップして、こちらのほうに載せさせていただいたところでございます。  これを見ていただきまして、千代田区の全体の傾向としましては、全ての学年、教科で全国平均の達成率を上回っておりましたが、今年度は小学校6年の理科が1.4ポイント下回っていることになっております。  そして、全体的な中では、国語、算数につきましては、かなりポイントが高いのですけれども、社会科、理科につきましては、記述式の問題も含めて、達成ポイントが全国平均を上回るもののあまり高くないというところがあります。  これにつきましては、やはり知識を享受していくような学習スタイル、学びのスタイルには強いのですが、見通しを持って学習を計画したり、観察や実験を行ったり、そして考察して結論を導き出すという、今で言うアクティブラーニング、主体的、対話的で深い学びの部分が、若干、今後充実が求められるというところになっているところでございます。  そして、意識調査についてでございます。こちらのほうにつきましては、おおむね高い率を示しているものもあるのですけれども、例えば真ん中のちょうど下の辺りですね。調べたことをパソコンでまとめたり、発表したりするようなことができるという数値につきましては、高くても7割ちょっとということになっておりますが、今回、GIGAスクールのところで1人1台になったところで、かなり活用がこれから上がっていくことを期待したいというところでございます。  またその下の、話し合いのとき、考えや意見を進んで出しているということにつきましては、非常に低い値になっております。こちらのほうも、GIGAスクール構想の1人1台体制の中で、自分の考えを入力したりして共有するといったような、手を挙げなくても子どもたちが学習に参加しているというようなところにポイントを当てて授業を進めることにより、解決していることを期待していきたいと、もしくは呼びかけていきたいというふうに考えております。  また、将来かなえてみたい夢があるということについては、8割以上の子どもたちはあるものの、夢があるというように回答はしていますが、経年変化で見ると、高学年はだんだんと下がっていくというような傾向にございます。こういったところにおいても、やはり学校の指導の中で、何かに憧れたり自分の可能性を信じたりと、自己肯定感にあふれるような指導を行っていくことが必要であるというふうに考えております。  今回のこの結果を受けて、学校のほうでは授業改善プランのほうを作成し、各学校ごとの課題に応じた対応を図っていくとともに、教育委員会の中におきましても、子どもたちにどのような指導が今後授業として必要か、重点を置いていくべきか、というようなことも、研修等を通してその内容等も考えていく手がかりとしていく所存でございます。  説明は以上です。 70: ◯永田委員長 はい。この件について質疑を受けます。 71: ◯西岡委員 1点だけ確認させていただきたいんですけれども、これは、調査する際には、子どもたちは無記名ですか。氏名については無記名でしょうか。 72: ◯佐藤指導課長 記名式でございます。記名して、その子の結果が返ってきますので。 73: ◯西岡委員 すみません。ちょっとこの中身で、裏面の(4)とかで、「学校に行くのが楽しい」とか「将来かなえてみたい夢がある」等で、何か楽しくない子が、すごい細かい話ですけど、楽しくないと書きにくいんじゃないかなと思って、そういう、要はデリケートな部分での質問、アンケートがある際に、名前を記名すると、本当に正直な数字なのかなという部分でお聞きしたんですが。何かそういうサポートというか対応はしていますか。 74: ◯佐藤指導課長 委員ご指摘のとおり、やはり名前を書くとなると、書きづらいというようなこともあるかと思います。この、そういったところも含めおいて、一応こういった達成度調査の中のアンケート項目だけではなくて、学級所属満足度調査といったようなものの、Q-Uテストというんですけれども、そういったものを実施したり、あとは、今で言うといじめや体罰の調査等もしているんですが、ここ数年、それは何回も繰り返されて行われてきていますので、何か困ったことがある際には、大人に相談することがいいと。または、こういうところにきちんと自分の考えとか気持ちを表現することが悪いことじゃないというような風土は、ここ数年きちっと安定をしてきているところにあるのかなというところに期待はしているところでございます。  ただし、やはりそうはいっても、なかなか声に出せないというような場合はございます。ですので、私たちもこの数字だけを完全に見るのではなくて、日々担任が、まずしっかり子どもを見ること、そして心理的不安がある場合には、カウンセラー等につないでいけるような体制を整えていくというようなことを、充実させていきたいというふうに思っております。 75: ◯永田委員長 ほかに。 76: ◯河合委員 この達成度調査のほうで、国語、算数、理科、社会と。9月8日に実施をしたということなんですけども、これは共通のテストとか、そういうもので実施をするんでしょうか。 77: ◯佐藤指導課長 こちらのほうは、各学年、各学校全て同じ設問で行っているということになります。 78: ◯河合委員 そうすると、その結果を生徒にフィードバックをしていかなきゃいけないかなと思うんです。100点の子はいいでしょうけどね。この基準というのは、要するにどのぐらいのレベルだとここは指導しなきゃいけないよというような基準というのはあるんでしょうか。 79: ◯佐藤指導課長 今回こちらの達成率ですけれども、やはりデータが少ないと、こういった達成率は出てこないんですけれども、実施していただいている業者は、全国に広くこのテストを行っている業者でございます。その中で率を設定していただいていますので、やはりそこ、個別にやはりデータが出てきますから、学校ではそのデータに基づいて、一人一人丁寧に指導を行っていくということを目指しているものでございます。 80: ◯河合委員 そうですね。せっかくこれをやって、個別の指導ができないと何にもならないんで、もう私たちが中学の頃は、中学校は五つあって、総合の共通テストをやって、ベスト300人に入ると都立から東大までもしかしたら行けるよというような、今じゃとてもできないような、廊下に貼り出して、名前まで入れて、あなたは何番、あなたは2番と、やっていたんですね。これは、よくも悪くも指針になったわけですよ。ここに入れば、もしかしたら間違って東大へ行けるかもしれないという思いもあったんだけども、そういう気持ちがこの調査をすることによって、個々がもうちょっと頑張ろうという気持ちになることが、一番これを、達成度調査の要点かなと思うので、その辺はきめ細かにご指導をお願いしたいと思っております。よろしいでしょうかね。 81: ◯佐藤指導課長 ご指摘ありがとうございます。これはまさに一人一人を見ていくということを基本に置いたものでございます。また、学校の授業の改善、そして区全体として傾向をつかむことによって、子どもたちのことをしっかり見ていこうということのための調査でございますので、今頂いた言葉をさらに校長会等でも周知をして、一人一人の資料に徹底していけるように努力してまいりたいと思います。ありがとうございます。 82: ◯永田委員長 はい。ほかによろしいでしょうか。 83: ◯池田委員 裏面のほうの一番下なんですけども、この意識調査、「いじめは、どんな理由があってもいけない」、これ、経年経過で向上した項目のところで96%を超えていますけれども、これ、区としては目標値というのがあるんですか。 84: ◯佐藤指導課長 いじめの項目につきましては、やはり100%は目指していきたいなというふうに思っております。むしろこの9割以上が答えているものの、そうじゃない子どもたちの声を、どういうふうに取っていったらいいのかなということも考えていきたいなと思っています。 85: ◯池田委員 全くそのとおりだと思いまして、ここはぜひ100を目指していただきたい。とはいいながらも、これ、96.5%は今年の小学校5年生。で、昨年の5年生だったのが94.2だったのが、6年生に上がると93.8に落ちているという解釈かなと思うんですけども、このあたりはやはり学年によってすごくあると思うんだけれども、いじめがいけないという意識が薄れるというのは、やっぱりいろいろ環境が、問題があるのかなと思いますけど、そのあたりはどう捉えていますか。 86: ◯佐藤指導課長 ご指摘ありがとうございます。いじめはどんな理由があってもいけないと言うとともに、いじめが全くないということはないというような認識も、子どもたちはしっかり持つべきかなというふうに思っています。ですので、ちょっとこれ、何とも言えないんですが、そのいけないんだということをちゃんと考えを持つということと、どこでも起こり得ることだから、そのときにどう解決していくかということが大切だというところは、若干入り混じっている部分もあるのかなというふうには考えています。ただ、ここはあくまでこういったアンケートで出てきていることですので、いじめはどんな理由があってもいけないことなんだよということは、各学校のほうからきっちりと指導していく。そして、何か起きた際には、なぜそれが起きたのかということを、しっかりと聞き取りながら解決をしていくという中で、この数値が上がってきてくれることを期待したいというふうに考えています。 87: ◯池田委員 そうですね。そう思います、私も。いじめに限らず、その上の(4)のほうの項目もそうなんですけれども、確かに上昇したところは非常に評価されるかもしれないんだけれども、同じように若干数値が下がっているところについては、そういうところも酌んであげないと、どうしてみんなの意識がそうやって下がってきたんだろうというところも、考えていかないといけないと思いますけれども、これ、資料としてはこういう出し方のほうがすごくいいなと思いますが、やはりマイナスなところをしっかりと捉えていかないと、現場の先生方も大事なんじゃないかなと思いますけども、いかがですか。 88: ◯佐藤指導課長 ありがとうございます。これは今、区全体という形で示させていただきますが、学校ごとのやはり傾向というようなものも、学校自体が把握できるようになっています。それはここに出てきているものの傾向と違う傾向を示しているところもございます。そういった中で、やはり区の傾向と自校の傾向を比較していただきながら、自分の学校の中での重点、すなわち強いところは伸ばしていくけれども、弱いところはやっぱり何とかしていこうというところが、改善のプランの大きな基礎になってきますので、ましてそこを、ここの部分につきましては、達成度というものはその前の学力の部分で、こちら、心のほうも押さえていますよというところで載せさせていただいたんですが、区としてはやはり全体の傾向として、どういうふうにしていくかということを考えながら、各校に合わせたこの項目の大切さ、それにつきましては、しっかりと指導の参考にしていただき、それも傾向として捉えた上で、個を見詰めるといったところを充実していくように、対話を重ねてまいりたいというふうに思います。 89: ◯永田委員長 秋谷委員。 90: ◯秋谷委員 まず確認なんですけれども、テスト範囲に関しては、各学年、学年でやったところなのか、算数とか国語はずっと積み重ねでしょうけど、社会とか理科に関してはその範囲は学年ごとなのか、それともそれまでの1年生、2年生、3年生でやったことまで出ちゃうのか。 91: ◯佐藤指導課長 範囲につきましては、4年生であれば前年度までで習ったものという形になりますので、おおむねその前年度の問題、学習内容が主になると考えていただければと思います。 92: ◯秋谷委員 そうしますと、この理科だと、4年生から5年生に上がるときに、がくっと下がって、この5年生でやることに関して、何か小学生が苦手とするものがあるのかなと、これ、データを見ると感じるのですけれども、その点に関してはどう分析なさっているんでしょうか。 93: ◯佐藤指導課長 小学校の中では、これはちょっと理科が今回極端に出ていますけれども、実は大きなつまずきが出やすいのは5年生という形になっています。これ、4年生から取っているのも、やはり具体的な操作とか、目の前での現象のことを学ぶところから、抽象的なところに切り替わっていって、ある程度想像を加えながら思考していく段階に入っていくのは、四、五年生というふうになっております。  やはりこの5年生の中で理科で鍛えたい力、育てたい力というのはあるんですが、そこのところが、今回の場合で言えば電流の回路であるとか、ヘチマやツルレイシの成長の仕方とか、そういったものでのものだったんですが、やはりこの5年生の前の段階の4年生ぐらいから、やはりちょっとただ単に自然に触れるだけじゃなくて、きちんと回路を考えてやっていくというようなことを考えていかなくちゃいけないということかなというふうに思って、今こちらのほうとしては分析をしています。  先ほども申し上げたように、ただ単に数値的な回答だけではなくて、文章で回答するようなところもありますので、そういったところに若干弱みが出始めるこの学年あたりこそ、先ほども申し上げたような、主体的、対話的で深い学び、問題解決を見据えて予想したり計画をしたりというような学習を、しっかりと日常的に行っていくというところが重要である。まさに授業改善の部分だというふうに思いますので、ここのところを受けて、各学校の意識を、またよい授業をつくっていこうというふうに促していきたいというふうに考えています。 94: ◯秋谷委員 ありがとうございます。ぜひ頑張ってください。一度苦手になると、子どもって、僕もそうでしたけど、やらなくなっちゃったり、もうそもそもアレルギーを持っちゃったりするんで、その点、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。  学校に配られたタブレットも拝見しました。子どもたちは何か楽しそうに持って歩いていて、あんなのも使いながら、特に理科であったり、ビジュアルが必要なものに関しては、ぜひとももっと力を入れて頑張っていただきたいと思います。どうでしょう。 95: ◯佐藤指導課長 ご指摘ありがとうございます。今まさにお話ししていただいた1人1台体制が、理科、社会における問題解決学習の力をつけていく大きなものになっていくように、授業をつくっていきましょうということで、各学校には教育委員会のほうから声をかけているところでございます。ぜひ実らせるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。 96: ◯永田委員長 はい。  いいですか。 97: ◯池田委員 今、秋谷委員が言われたタブレット端末について、ちょっと伺いたいんですけども、もう各1人1台配付というのはもう完了して、それでそれを授業につなげているということでよろしいんですか。 98: ◯佐藤指導課長 現在、タブレットの配備につきましては、全て各学校から家庭のほうへ配付されていると思われます。まだちょっと事情があるところは数学年あるかもしれませんが、もう既に学校のほうには配付しているところでございます。  ただ、授業でどう活用していくかというところについては、まずは、もうとにかく、いろいろ中に入っているものがありますので、ドリル型のソフト等も含めて、たくさん試してみてくださいと。この2学期のうちに。ですので、授業の中でどんどん使っていく、やっていくというようなドリル的なものは使える状態ですが、授業改善でこういうふうにしていこうというところには、これからまだまだ時間が必要かなというふうに思っていますが、この2学期を経て、3学期、さらに準備を進めてくれていただいているというふうに、こちらのほうは現場の感じで感じておりますので、それとともにこちらも支援をしっかり行って、授業での活用をどんどん進めていきたいというふうに考えています。 99: ◯池田委員 それは各子どもたちが家に持ち帰って、家でいろいろドリルのものをやったりとか、家庭学習という解釈でいいんですか。 100: ◯佐藤指導課長 家庭学習で使っていただいてもいいというふうに考えています。ドリル的な要素なものは。ただし、ちょっと変な話なんですけど、もう2学期用のドリルとかはちゃんと買ってしまっているので、それを多分終わらせるということが、しっかりと、それは大事なのかなと思っていますが、ドリル型で自分がどんどん進められて、間違ったらもう間違えたところに戻るというような算数のものも入れていたり、それをしっかりと履歴のほうを教員のほうが管理できたりというものも入れていますので、今後、そういった昔ながらの細長いような漢字とか算数のドリルが、各学校の考えで使わなくなっていくということも考えられます。家庭学習というよりも、先ほどは学校の中での授業活用ということでお答えをさせていただきましたが。家庭学習については以上のとおりです。 101: ◯池田委員 そのタブレットについての使用についてのガイドライン等というのは、個々の学校なのか、教育委員会のほうでしっかりと持ち合わせているのか、そのあたりはいかがですか。 102: ◯佐藤指導課長 使用のガイドラインの基本的なところについては、教育委員会のほうで作成して各学校のほうへ周知をしました。各学校のほうがそれをまた受けて、さらにきめ細やかに各学校なりの注意喚起、使用に当たってのことにつきましては、対応をしていただいているというふうに認識をしています。 103: ◯池田委員 各学校の判断というか、指揮、指導によるということですけれども、やはり子どもたちは、先ほど秋谷委員が言われたように、タブレットを1台もらえると、すごくうれしくて、家に帰ってそのドリルも含めたものを試してみたくなる。で、家に帰れば、家庭環境もそれは様々ありますけれども、その使用について、深夜までずっと使っていたりだとか、万が一、じゃあ、その使い方によっては、壊れてしまった場合のサポートだったりとか、そのあたりについてはどのあたりまで学校に対して指導して、各先生方が子どもたちに使い方については教育指導をしているんでしょうか。 104: ◯佐藤指導課長 運用につきましては、千代田区教育委員会としてその貸与や運用に関する要領を授けております。それに基づいて、各学校が持ち帰り等に関する運用のルールを授けてもらうという形になっております。  今、池田委員のほうからご質問頂いた、深夜に及んでしまうようなこともあるのではないかというようなお話でございますが、こちらのほうにつきましては、そのようなことがないように、各学校のほうから、もしくは家庭の中できちんとルールを授けていただいて、その活用を、制限をするということじゃないですけれども、適切な範囲で行っていただくように、各家庭と相談をしていただきたいと。学校とですね。というふうに考えています。 105: ◯池田委員 実際に、もう今、既に子どもたちは1台配付されて、家に持ち帰り、その持ち帰りもそうなんですけど、毎日持って帰って学校に持っていくという、その体力的なものもあります。あれは結構やはり大きいですから、それをランドセルに入れて、毎日持って帰って、また学校に持っていってという繰り返しというのも、もう少し検討していただきたいなと思いますけれども。  もう既に何人かの家庭の声として、やはり使い方については学校のほうからしっかりと指導していただかないと、子どもが逆に布団に入ってこっそりやっているというのは、もうそれはきっと家庭の問題なのかもしれないけれども、使い方については、そのあたり、例えば何時間以上やったら使えなくなるだとか、それ以上、その先の、随分子どもも器用ですから、いろんなところで、万が一のところにまで進めて、使い勝手にもよると思うんですけれども、使えるということも聞いていますけれども、そのあたり、非常にやはり、配付したからそれでよかったというわけではないと思いますから、それをしっかりとセキュリティーも含めて管理していただかないと、と思いますが、そこのあたりはいかがですか。 106: ◯佐藤指導課長 今、池田委員からお話をいただいた、家に帰ってから何時間も使ってしまうというようなお声は、実際に私のほうも聞かせていただいたところはございます。そのこともこれから幾つかそういった課題は出てくるかなというふうに思います。  補償に関しても、基本的には、何というんですかね、自分がわざとやった事故でなければ、きちんとその補償はつくようになっておりますので、そういったご不安点があれば、やはり学校に、こちらのほうとしてはそういった基準を示しておりますので、学校がそれを基に対応していただくと。  そして使用の時間なんですけれども、実際にソフトや、子どもたちの生活のあれもあったりとかしますので、ソフトについては制限がかけられないんですね。それとともに、時間も個々によって違いがあるだろうということから、今のところその時間については、やはり例えば中学生や高校生が携帯電話を持ったときの家庭の中での使用というようなルールのつくり方もあると思いますので、各学校としては、各学校や私どもの考えとしては、きちっと適切な時間内で、例えばほかの、学習に関係のないようなものは見ることには使わないというようなことで、ルールを徹底していくということは、各学校と話していきたいなというふうに思っております。  そして、何よりも、今回1人1台家に行ったということは、これからの学びを、子どもたちの学びや可能性を広げていくための、本当に区の皆様からお認めいただいた貴重なお金で各家庭に行っている。まさにこれは学校の中では大革命的なことであって、だからこそそういうものを手にして家に来たときに、お兄ちゃんも妹もみんな持っているといったときに、やはり家庭の中で、やはりこれは千代田区がみんなの可能性を広げるために期待をしてくれたものだから、しっかり丁寧に扱いながらきちんと使っていこうねというような会話が、各家庭、学校で行われて、広がっていくといいのかなというふうに思っています。  私どももいろんな声は上がってくるだろうなということで予想はしているところですが、一つ一つ対応していきながら、なぜ1人1台タブレットが配られたのかということについて、その私どもの思いといいますか、子どもたちの未来にかけるものであるということを話していきながら、保護者とも協力が取れるように、そして地域の皆様、学校に関わる皆さんと一緒に子どもたちを、1人1台持っている子どもたちを、育てて育んでいければなというふうに考えております。また、お声があれば教えていただいて、私ども、学校と話していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 107: ◯永田委員長 牛尾副委員長。 108: ◯牛尾副委員長 タブレットの話になりましたんで、ちょっと私も関連ですけれども、何というかな、なぜ1人1台配られたのかというのを今後話し合っていくと。まず、どうして1人1台配るのかというのにしっかり決めてから、やっていったほうがよかったんじゃないかなと思うんですよね。我が家も2人持っていますよ、タブレット。ただ、家でも、何というかな、ほとんど使われていないというような状況なんですね。要するにどうやって活用すればいいのかというのを、学校でやっているのかなというのが気にかかるぐらい、ほとんど関心がないみたいな感じで、そういった家庭もあるわけです。一方で、長時間使ってしまうというところもあって、本当に各家庭によってばらばらになっているなという印象はあるんですけれども、これ、1回学校で、このタブレットをどう活用していくかというのは、しっかりと1回議論していく。教育委員会でも、どうやって活用していくかというのは1回議論してやっていかないと、本当に使う子は使う、使わない人は使わないということで、何か1人1台というのがメインになっていて、どのように使っていくかというのがなかなか見えてこないんですけれども、そこはいかがですかね。 109: ◯佐藤指導課長 どのように使っていくかということに関しては、今回1人1台体制にするに当たっては、最も大切な部分であるというふうに教育委員会としては考え、既に6月の段階から、このような構想で、使う方向でやっていくということを、校長会と何度も協議を重ねてまいりました。そういった中で、千代田区として、千代田区教育委員会として、1人1台から学びをつくる千代田区ICT授業指針というものを作成をし、それを各学校のほうに周知をしているところでございます。  ですので、私たちは明確に方向性を持っています。持っていますが、今、学校から配られたばかりの状態ですので、各家庭で、私たちは家庭で使うことに関しては、特に必ず使いなさいということはまだ申していません。とにかく家庭で使いたいと思うのであれば、それは使って構わないというような状況ですので、家庭で使っている子もいれば、そのソフトを使っていない子もいるという状況は、今発生していても、私たちが方針を示していないということにはつながらないというふうに考えています。  すなわち今は、学校のほうにも言ったんですけども、これをやりなさいというような、固定的に、これしかやっちゃ駄目ですよというような雰囲気にするのではなくて、ある程度の方向を示しながら、教員もクリエイティブに、子どもたちも自分から何かを発見できるようにやっていこうじゃないかということで、まずは11月に配付したい。配付しよう。そして12月、そして来年度に入って1月、2月の中では、しっかりと子どもたちもまたその中で十分に活用しながら、子どもたちが何か発見できるような、教員たちがこういうふうにつくっていったらいいなというような、アイデアをどんどん深めていきましょうというような形で各学校に進めています。  そして、その基礎となる方針は、私どもが先ほど言ったように指針を出していますので、これが分からないと、これをどうしたらいいのかということに関しては、指導課の指導主事が学校を今走り回って、短時間ですけれどもこういうような講習をしますよということで、今、レクをしている最中でございます。これが実ってくるのは来年度スタートしたときに、学校がどのような計画を立ててくるかというところにもなってきますので、今度1月から始まっていく来年度の教育課程の編成においては、必ずやこれをしっかりと中心に位置づけて、学校の授業充実、そして子どもたちの未来を伸ばす、資質を伸ばす、自主性を育てるといった、主体性を育てるといったところにつなげていけるように固めていきたいと思います。  その中で、学校の意識の差は多少出てくるかもしれませんが、今私の見ている状況では、各学校はやはり隣の学校等と連携をしながら、アイデアを出し合って進めているような状況が見られます。ですので、今現在の段階として差はあるかもしれませんが、それはこれから進んでいき、さらに高まっていくものというふうになるように、教育委員会としては各学校をリードしてまいりたいというふうに思っています。 110: ◯牛尾副委員長 分かりました。そういうことであるならば、しっかりと進めていっていただきたいと思います。  あとこの意識調査について、戻りますけど、話が。意識調査のほうに。この意識調査のこの(4)のところですけれども、これは、「はい」「いいえ」の回答のみですかね。 111: ◯佐藤指導課長 そのように聞いております。 112: ◯牛尾副委員長 一つ、多分お分かりだと思いますけれども、このやはり学校に行くのが楽しいかどうかとか、先生が自分のことを認めてくれていたと思うかどうかというのは、この「はい」「いいえ」だけじゃ、もちろん数字というのは一つの指標になるんでしょうけれども、問題はその中身だと思うんですよね。なぜ学校に行くのが楽しくないのかとか。そういった数字の裏のなぜかということについては、どのようにこの把握をしていく。 113: ◯佐藤指導課長 先ほども、すみません、さっき、「はい」「いいえ」というところなんですが、ちょっと訂正をさせていただいて、4段階で、「とても当てはまる」「まあ当てはまる」「当てはまらない」「全く当てはまらない」の4段階、そしてその肯定的な意見が、この83とかという数字になっているというふうに捉えていただければと思います。  委員ご指摘のとおり、この数値に見えない部分、もしくはこの数値がまるで正確かというと、そうとも言い切れない部分につきましては、先ほどちょっとご答弁をさせていただいたとおりでございます。そういったやはり表に出てこない、なかなか見えないものをしっかりと見ていく。それはまずは取りあえず担任の役目であろうというふうに考えますが、担任だけではなくて、より多くの教員が関わること、そしてスクールカウンセラーや養護といったところ、相談する先があるんだということを、子どもたちにもしっかり周知をしていくこと。これが大事かなというふうに思っています。  また、先ほど申し上げましたとおり、子どもたちの学級に対する所属満足度を調べると。聞くといったような質問形式のものも、学校生活アンケートということで実施しているのと同時に、この時期には体罰やいじめに関する調査等も行っておりますので、そういった中で、子どもが先生や、時には管理職と話合いをする時間も増えておりますので、そういったところを一つ一つ丁寧に拾って、子どもたちの心に寄り添っていく指導をしていく必要があるというふうに考えております。 114: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115: ◯永田委員長 はい。それでは、この件につきましては終了いたします。  以上で子ども部の報告事項を終わります。  続いて、地域振興部の報告事項(1)姉妹提携自治体・連携自治体との連携事業実施について、理事者からの説明を求めます。 116: ◯末廣商工観光課長 それでは、姉妹提携自治体・連携自治体との連携事業実施について、ご説明をさせていただきます。地域振興部資料1をご覧になってください。  1番、実施の目的についてです。コロナ禍の影響で今年度は交流事業や連携事業の実施が途絶えております。またイベントを相次いで中止をしております。そうした中、各自治体とのつながりを楽しみながら再認識してもらう事業を実施することで、現状の改善を図ることを狙いとしまして、併せて姉妹提携自治体、連携自治体への観光の意識の向上や、区内の観光スポットの魅力発信、区内事業者を対象とした商工振興を目的としました事業を実施いたします。  内容についてです。昨年度の取組は、グルメフェアと称しまして、区内飲食店に地方の産地の食材を直送する事業を実施してまいりました。今年度につきましては、コロナ禍において、切り口を変えまして、26か所のスポットを巡るデジタルスタンプラリーを実施いたします。スポットにつきましては、こちらに記載していますとおり、姉妹提携自治体及び連携自治体から推薦をしていただいた千代田区内のスポットを12か所、区内の観光スポット、区内施設を8か所、姉妹提携自治体と連携自治体の現地のスポットを6か所、合わせて26か所になります。姉妹提携自治体の嬬恋村、五城目町、連携自治体の大槌町、西伊豆町、糸魚川市、高山市の全てに今回ご参加していただいております。スタンプ達成状況に応じて、抽選で各自治体の特産品などを贈呈いたします。  なお、特産品につきましては、各自治体のご協力の下、自治体から直接、抽せんで当選した方に発送していただく予定となっております。その他の商品としまして、千代田区内の商品なども用意をする予定になっております。  参加対象につきましては、誰でも無料でご参加いただけます。  実施時期につきましては、令和3年2月8日から令和3年3月22日を予定しております。なお、こちらにつきましてはコロナの影響などで変更する可能性はございます。  広報につきましては、区のホームページや観光協会のホームページ、区内の広報掲示板、広報千代田やプレスリリース、SNSや連携自治体のほうによる自治体のホームページなどのPRなど、広く周知をいたします。  その他につきましては、ウィズ・コロナの企画として、同じようなイベントは都内でも行われている例もあるんですが、本イベントにつきましては、地方の自治体と連携して、地方への訪問も促しているのが特徴でございます。  なお、国や都から広域の移動自粛などを求められた際は、スタンプラリーの達成条件を見直すなどして、柔軟な対応を取ることで適切な運用を図ってまいります。  参考に、デジタルスタンプラリーについて簡単にご説明をさせていただきます。参加者に楽しんでもらうコンテンツでありまして、集客を目的に複数のスポットを回遊させる施策としまして、また地域内の滞在時間を伸ばす施策としまして、様々な目的で活用されております。紙やインクスタンプを使わないで、参加者はスマートフォンのGPS機能やQRコードの読み取り機能を使用して電子スタンプを集める方法で、コロナ禍において、密を回避することができる非接触型の新たな手法のスタンプラリーとなっております。  以上になります。 117: ◯永田委員長 はい。では、この件につきまして質疑を受けます。 118: ◯河合委員 この連携事業の要旨は分かりました。ただ、今、GoToトラベルも中止ですよと。年末年始の人の移動はやめてくださいと。国も、もしかしたら国は緊急事態宣言を発令するかもしれない。東京都もかなり今後の対策が厳しくなる可能性があります。その時期に、姉妹提携都市は逃げませんからね。そこに、日本にあるわけですから。なぜこの2月から3月にかけて、まだまだコロナ禍だと思いますけども、そのときには変更の可能性ありとなってますけれども、実施するのか。本来だったら、自治体がこういうことをやることを自粛するのが、今の時期ではないかなと思うんですけども、あえてこのイベントを打つ。で、スタンプラリーとはということで、集客を目的に複数のスポット。集客ということは密になるということですから。デジタルを使っても。やる必要性というのを教えていただけますか。
    119: ◯末廣商工観光課長 確かに今GoToトラベルが一時停止になっているような中で、人の流れというのが、一つ、地方間、都県を越えるような形の移動というのは制限されているというところでございますので、こちらの企画の段階では、移動、そのスタンプを、地方のほうでもスポットを設定させていただいて、そちらを押していただくことで、何かしら特賞的なものを差し上げるというのも一つの方法としてはあるわけなんですけども、コロナの状況に応じて、そちらを必ず実施しなければ達成できないような仕組みというのは、その状況状況によって予定などは変更させていただいて、移動という視点については対応していきたいと考えております。  また、こちらについての目的なんですけども、先ほど、集客という意味においては、密を発生させる場合もあるということは、場合としては、可能性としては考えているんですが、例えばスポット自体が、建物の中に回遊させるようなものというのはあまり考えていなくて、公園の一つのオブジェとか、そういったところに設定して、区内を広域的に循環させるような、回遊させるような仕組みで考えておりますので、3密を、密を回避するという面では、十分に対策をもって実施したいと考えております。 120: ◯河合委員 対策を打つのは当然なんですね。なぜこういう時期にこういうイベントをやろうとしているのか。その基本的な理由を教えてください。 121: ◯末廣商工観光課長 今年度、区内のほうで、姉妹都市や連携自治体のほうで、毎年度やっているようなイベントなどがなかなか実施できないという中で、何とか、地方自治体のほうからも、区のほうと連携した取組を実施したいという要望もお受けしている中で、区のほうも、まだ今年度確かに実施ができていない状態の中で、このコロナ禍の中でやっていける方法として、やり方としてふさわしい方法を検討した中で、今回こういった事業の企画、実施に至った次第であります。よって、その中で、やはりリスクがなかなかないような状態で今回企画した中で、お互い区と地方自治体のほうのニーズが合うような形での実施ということで、ご理解いただけたらと思います。 122: ◯河合委員 自治体としては、イベントも中止、集会も中止、忘年会、新年会も中止をしている中で、あえてこのイベントをやることの意味が私には分からない。もしもこのイベントを実施したことによって、コロナの陽性の人が出た場合、自治体としてどういう責任を取るのかとか、そこまで追及されるかもしれない。この委員会としたって、委員会としてこれを説明を受けて了承したんでしょうと言われかねない。こういう時期にこのイベントをやるということは、私は大反対だと思うんですけども、その辺のリスクヘッジというのはどのようにお考えなのか。 123: ◯末廣商工観光課長 まずイベント実施について、コロナの対応に対する基準、イベントの実施についての基準というのは、都のほうで定められているんですけども、そちらの基準に準じて実施するのはもちろんのこと、必要に応じて事前の相談などもさせていただいて、十分に対策を備えた上で実施をさせていただく予定でございます。 124: ◯河合委員 民間の事業者とか団体が、どうしてもこういうイベントをしたいというときは、それは事前にこういう対策をしますよと。距離もソーシャルディスタンスを取りますよ。消毒薬も配備します。マスクもつけます。密にならないようにしますよ。ということで実施をするわけですね。それは民間ですから。ただ、自治体として、要するに、コロナ対策に皆さん万全を期してください。あまり外に出ないでください。忘年会、新年会は慎んでください。とお願いをしている団体というか地方自治体というのは、区民の安心・安全を守るためにお願いをしているわけです。その自治体自らが、この連携のためにイベントをするということの意味が、私には分からない。そこの辺をちょっと、もうちょっと明確に教えていただけますか。 125: ◯末廣商工観光課長 商工観光課としましては、感染を未然に防いでいくという趣旨も踏まえながら、同時にこの区内の振興を図っていくというところも、していくという役割もありますので、その安全性を確保しながら区内の観光の振興などを図っていく。地方との連携を図っていくという中での最善の方法として、今回企画をさせていただいた次第でございます。 126: ◯永田委員長 平行線になってしまっているんですけど、状況によっては中止もあり得るということでよろしいですね。 127: ◯末廣商工観光課長 今、委員長からご指摘いただいているように、今後コロナの影響がどのようになるかというのは、なかなか推測できない中で、状況によっては中止など、対応はさせていただくことは当然あると考えております。 128: ◯村木地域振興部長 ちょっと補足させていただきます。ただいまのこの連携事業につきまして、河合委員から様々ご指摘いただきました。確かに現在のコロナ禍において、こういった連携事業を一切しないという選択肢ももちろんあるかと思います。ただ、先ほど商工観光課長のほうからもお話にございましたように、区内の観光業、かなり厳しい状況にあるということもございます。  それから、今回のこれ、下のデジタルスタンプラリーのところに、集客を目的にということで書いてございます。これは一般的にこういったものだということで、今回やるのは、例えば区内の方が区内のスポットを回ると、それで連携自治体の物がもらえるというような、外に人を大きく動かすような、そういったものではないというふうに理解していますし、また、先ほど委員長からご指摘がございましたように、今後のコロナの状況によりましては、中止ということも考えさせていただきますので、そういった状況を見ながら進めさせていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 129: ◯永田委員長 河合委員。 130: ◯河合委員 今の部長の答弁はよく分かるんですね。商工振興、それから区内のいわゆる観光業の活性化を狙うと。大事だと思います。でも、それは自ら企業がこういうことをやりたいんだというふうに申出があったときに、コロナ禍でありますから気をつけてやってくださいねというのは、私はいいです。ただ、自治体自らがやりますよということはおかしいんじゃないかと。もちろんコロナ禍がかなりもうちょっとひどくなったときに、延期なんていうのは当然あり得る話。そうじゃなくて、こういうイベントを自治体自らが企画をするということが、いかがなものかなと思っているんです。その辺の明確な理由を、あったら教えてくださいと先ほどから質問をしています。ただ、よく分からないんだけどね、私はこれはやらないほうがいいかなと思うのが結論です。個人的には。 131: ◯村木地域振興部長 今ご指摘いただきました、自治体が自らといいますか、そういった、千代田区といたしましても、そういった区内の観光業をはじめとする様々な産業、こういったものが大きく打撃を受けているというのは、非常に深刻な事態として受け止めています。その中で、何かできないかということで、地方連携の中でもこういったことをしていきたいということで、我々としてはこちらのほうを提案させていただいているところでございます。ただ、これも、先ほどの繰り返しになりますが、やはり状況等を見ながら適切な運用に努めていきたいと思いますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 132: ◯永田委員長 副委員長。 133: ◯牛尾副委員長 関連で。私も河合委員のおっしゃっていることはそのとおりだというふうに思います。もし区内の事業者なんかが大変な場合は、その分、補償すればいいわけですよ。例えば国でも5人以上の会食をしないでくださいと言っておきながら、食事をしたと。それは相当批判のことになっていますよね。自治体としてこの感染防止をしっかりやってくださいねと言っておきながら、人の移動を促すという。もちろん中止という選択肢はあり得るかもしれませんけれども、こういったことを打ち出すこと自身が、本当に感染防止をやる気があるのかというふうなことに、捉えられかねないというふうなことだと思うんですよね。もちろん連携をしていく、観光を支えていくというのは、非常に大事な視点ですけれども、このコロナが収まらない限りは、まず、どうしようもないというふうに思うんですよね。  仮に連携を進めると。進めたいというのであるならば、例えば区のホームページに、今はなかなか移動はできないけれども、収まったときにはこういったところを利用してほしい、行ってほしいということで、ホームページでこういった、嬬恋、五城目、大槌、西伊豆、こういったところの観光地をホームページ上で紹介するとか、そういったことも連携の一つだというふうに思うんですよね。  だから、私もこのイベントについては、いかがなもんかというふうに思います。いかがですか。 134: ◯末廣商工観光課長 繰り返しになってしまうんですけども、このコロナ禍の状況において、今後また状況がどう変わっていくかというところは、注視して見ていく中、コロナの感染という面に関しましては、ガイドラインにのっとって、リスクがないような状況で実施をさせていただきますし、基本的には外を回遊するというところでありまして、そこで何か密が発生するということ自体も、なかなか起こりづらいような形では企画しております。その中でも、やはり確かにリスクが、もしどうしようもなくて、中止をせざるを得ないような状況になれば、中止という選択肢も中にはある中で、実施を進めていきたいと考えております。 135: ◯永田委員長 西岡委員。 136: ◯西岡委員 確認なんですけれども、ちょっと2点あるんですが、一つが、2の一番下に書いてある「スタンプラリー達成状況に応じて、抽選で各自治体の特産品等を贈呈」とあるんですけれども、要はここの部分だけが連携ポイントで、あとは区内の方、さっき部長がおっしゃっていましたけど、区内の方は区内のスポットを回って、QRコードを読み取っていただいたりするという意味では、ここの最後の部分だけが連携をしているということで、そうなると、移動を伴うような、要は移動を促進するようなものではなくて、特産品等とあるので、例えば達成した方が、じゃあ、千代田区民が糸魚川市の何か特産品をチョイスしたと。その場合には特産品が送られてくると思うんですけれども、その特産品等という場合に、現地で使わざるを得ないような商品券、例えば有効期限つきの商品券等を贈呈するようなことは、やめたらいいと思うんですね。  それが1点と、これ、23区内で、ほかにも何かこういうことをやっているところはありますか。何かそれを参考に、もしも事前にそれで成功しているのであれば、それをご紹介いただきたいなと思います。 137: ◯末廣商工観光課長 まず、1点目にご指摘いただきました地方自治体との連携についてなんですけども、まず特産品に関しましては、現地でしか消費できないようなものというのは想定していなくて、今、自治体のほうからも予算も取っていただいて、用意していただいているんですけども、現地の食料品だとか、ならではのものを、当選した方に送付をしていただいて、こちらで楽しんでいただくような仕組みになっております  あとスポットが、26か所のうち6か所は自治体のスポットを用意しているんですけども、こちらのほうには訪問していただくことは基本的に今の時点では必須ではなくて、区内の方が区内でポイントを、スタンプを集めていただくだけで、商品が頂けるような仕組みをさせていただいています。  あと類似する自治体についてなんですけども、今、東京都のほうがマンホールカード、アニメのマンホールとかをやっているかと思うんですけども、そちらのスタンプラリーというものも今現在実施しておりますし、文京区のほうでも類似な、区内の観光地を回るようなスタンプラリーというのは実施しているところでございます。 138: ◯西岡委員 ほかの委員の皆さんのご指摘もすごく分かるんですけれども、恐らくほかの自治体とも長年お付き合いがある中で、何か区としても、じっとしていられないというか、やはりお互いに、困ったときはお互いさまじゃないんですけれども、全国的に困っているので、移動を伴うことが何よりも一番皆さん懸念されているのかなと思いますが、今お聞きした中では、区内を回っていて、しかもQRコードとか、屋内ではなくて恐らく屋外が多いということですよね。で、文京区さんとかほかの、東京都もそういうことを促進しているのであれば、せっかくここまでなさっていて、デジタルスタンプラリーということなので、一度やはりやってみてもいいんじゃないかなと私は思うんですね。  慎重になるのはすごい分かるんですけれども、やはりもうそういう予算も取られていて、まあ、予算ありきではないですけれども、有効期限つきの商品券とか、要は現地で消化しなければいけないものというものがないのであれば、お店の、要は区内に、お互い様で、嬬恋もそうですし、ほかの自治体もそうですけれども、皆さん、金銭的にも経済的に困っているという意味では、何かできないかといったときに、ささいなことかもしれないけど、できる範囲でこういう動きがあってもいいのかなという意見のある区民もいると思うんですが。しっかり万全の対策を取られていれば。 139: ◯永田委員長 やっぱりここで賛否を問うてもしょうがないので、やっぱり外出自粛要請とかそういった、明らかに中止せざるを得ないような状況になれば、多分中止にすると思うので、その辺であまり賛否のことを個人的に意見を言っても、もう切りがないというか、ずっと平行線になってしまうと思うんですけど。  どうぞ。 140: ◯河合委員 委員個々に意見はある。もっともだと思います。ただ、一番懸念するのは、行政が主体的にこのイベントを行うと。今後コロナがいつ収束するか分からない現状です。その中で、これは経済的にもいろんなところが、うちはこういうことをやりたいんだと、うちもこういうことをやりたいと。で、自治体にお願いをしてきたときに、それはできませんと断るときに、何を言っているんですかと。千代田区さんも姉妹提携のイベントをやったじゃないですかと、こう担保を取られないようにしてほしいと。要するに千代田区の自治体というのは区民を守るわけですから、確かにこれを聞いたら大したことないと私も思いますよ。ただ、ただ、いわゆる今後の収束がいつになるか分からない。まあ、ワクチンができればどうか分からないですけども、そこまでを踏まえて、千代田区のスタンスというものを確立をしていただきたいなと私は思っています。そのために、心配だなというところで、いろいろ意見を言わせていただいたんで、別にこれがとんでもないという話ではなくて、コロナ禍の中でどうするかと、自治体のスタンスを明確にしていただきたいということの発言です。 141: ◯末廣商工観光課長 河合委員のご指摘ありがとうございます。まず、区が、自治体が直接実施する事業というものを十分認識しまして、このPR方法も含めながら、コロナ禍において一般の区民の方とか事業者のほうに誤解がないように留意しながら、事業展開をしていきたいと考えております。 142: ◯永田委員長 よろしいですか。  たかざわ委員、どうぞ。 143: ◯たかざわ委員 あのね、河合委員が言っているのは、自治体がやることで誤ったメッセージにならないかと、そういうことなんですね。多分年配の方は参加しませんよ、これは。ケータイがなかったり、QRコードを使ったりなんていうのは、多分参加しないと思うんですが、若い人が、あ、区でもこういうことをやっているんだったらいいや、みたいな形で、どんどん自粛というものがどこかへ行っちゃって、もう動き回ってしまうと。そういう誤ったメッセージにならないように、できるだけ温めておいて、この時期に収まりそうだったら、ぽいと出すというような形、誤ったメッセージを与えないように注意していただきたいということです。よろしくお願いいたします。 144: ◯村木地域振興部長 ただいま委員の皆様から様々なご意見を頂きました。そういった意見を踏まえながら慎重に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 145: ◯永田委員長 はい。お願いします。  以上でこの件については終了いたします。  次に、(2)令和3年経済センサス活動調査について、理事者からの説明を求めます。 146: ◯門口統計課長 それでは、地域振興部資料2に基づきまして、令和3年経済センサス活動調査につきまして、ご報告させていただきます。本調査は来年実施の調査でございますが、その準備事務としまして、年明けから調査員の推薦を行ってまいりますので、今回ご報告をさせていただくものです。  それでは、資料2に沿ってご説明をしてまいります。  1、調査目的ですが、事業所及び企業の経済活動を、全国的及び地域別に明らかにするとともに、各統計調査の母集団情報を得ることを目的として実施をいたします。  2、調査基準日は、令和3年6月1日でございます。  3、調査期間は、令和3年5月20日から6月14日までを予定しております。  4、調査対象事業所は、区内の調査員調査対象事業所としまして約3万4,000件、調査区は611の予定です。  5、調査事項は、事業所の名称、所在地、経営組織、従業員数、売上高、主な事業内容などと、その他産業ごとに特定事項を調査してまいります。  6、調査方法は、調査員が対象事業所に調査票を配布し、事業者はオンライン又は郵送により回答いたします。本区におきましては、今回調査より調査員の負担軽減を図るべく、調査員による回答票の回収は行わない予定です。そのことによって調査員の報酬は若干低くなる見込みでございます。  7、調査員は約300名で、うち町会への推薦依頼は約200名を想定しております。全ての事業所、企業を調査するためには、地域を知る方に調査員をお願いしたいところでございますが、難しいところもございますので、町会への依頼をするときは、無理をすることがないよう注意して、依頼を行ってまいりたいと考えております。  8、周知方法でございますが、広報千代田、区ホームページ及び区内掲示板への情報の掲載・掲出を行ってまいります。  なお、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、そのときそのときの状況を把握して、適切に対応してまいりたいと考えております。  ご説明は以上でございます。 147: ◯永田委員長 はい。この件につきまして、質疑を受けます。 148: ◯たかざわ委員 回収は郵送でということで、これはずっと言い続けている中、配慮いただいたものと思っております。なぜ配るのも郵送にしないのか。これ、1人、2人でやっている事業所というのは、訪ねても訪ねてもいないときってあるんですね。ポストへ入れちゃっていいんであれば、なぜ郵送にしないのか。その辺をお答えください。 149: ◯門口統計課長 全て郵送でできれば、本当にそれが一番望ましいかなとは思っております。ただ、今現在、その調査を対象とするところの企業についての情報が正しくないものもございます。そういう面では、地域一軒一軒、取りあえず調査員の方がご覧いただいて、ここの企業、この企業、この事業所という形で調査票を配布する必要が、まだあるのかなというふうに考えてございます。実態的にそういう統計等のデータがしっかりと整備されまして、郵送で可能になるような形を今後検討してまいりたいと思っております。  以上です。 150: ◯たかざわ委員 これ、町会で調査員をお願いしますということなんですけども、これは直接やっぱり渡さなきゃいけない。ポストへ入れてきちゃいけないということでしょうか。 151: ◯門口統計課長 企業の実態があるものにつきましては、ポストに投函することで、それで調査票の配布という形に代えることができております。 152: ◯たかざわ委員 恐らく町会の方も、どの会社が新しく来たのか、出ていったのか。その辺は把握していないと思うんですよ。で、どうしても分からないというのはどういう形になるか。  それと、もう一つ、町会の方は恐らくやっぱり年配の方が多く調査員になるんですよ。若い人はなかなかならないんでね。そうなってくると、何度も足を運ぶというようなことも出てくるかもしれない。あるいはこの調査員というのが100名で、町会に200名と。町会によっては、お断りする、断ってくる町会が数あると思うんですけども、これ、調査員、一般の、町会の推薦依頼ではなくて、区から直接調査員にお願いする方をもっと増やすということは、しないですか。 153: ◯門口統計課長 まず1点目のほうの、調査する対象が分からないところもあるのではないかということでございます。確かにそういうこともあるので、実際、調査員の方が見て、ちょっと危ないかなというものは、それなりの情報を区のほうに調査の結果として出していたもので、こちらのほうで確認をしてまいります。  あと、実際の統計のほうの調査員の方ですけれども、約300名で、実際に区のほうに登録の調査員の方もいらっしゃいます。そういう面では、自治体の、町会のほうから、実際にその地域を知る方、調査員が無理だということになれば、そちらのほうの統計のほうの登録をしている調査員のほうをあてがっていくと、そういう形で対応してまいります。 154: ◯永田委員長 ほか、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155: ◯永田委員長 はい。じゃあ、以上でこの件について終了いたします。  次に、(3)千代田区文化芸術プラン(第四次)素案の概要について、理事者からの説明を求めます。 156: ◯大塚文化振興課長 それでは、千代田区文化芸術プラン(第四次)素案の概要について、地域振興部資料3に基づきご報告させていただきます。  まず、プランの概要でございますが、本プランは平成16年に制定した千代田区文化芸術基本条例の6条に基づくもので、区が区民と共に文化芸術施策を立案、実施する際の基本的考え方を示す基本計画であり、また、区のちよだみらいプロジェクトの分野別計画としても位置づけております。第一次プランは平成17年に策定され、基本条例第2条の基本理念を基本目標に掲げ、同条例第7条の3つの重点目標、「保存し伝える」「創る」「育てる」の実現に向けて取組みを進めてきているところでございます。計画期間は令和2年度から令和6年度までのおおむね5か年といたします。取組みを進めていくにあたっては、自然災害や新たな感染症の予防等の社会情勢を勘案し、新しい日常様式を迎え入れながら、臨機応変に対応してまいります。  2、文化芸術振興とは。本プランにおける文化芸術の定義といたしまして、文化芸術は音楽、美術等の芸術、能楽、歌舞伎等の伝統文化、メディアアートや映像等のメディア芸能、有形無形の文化財と都市や自然の景観、祭りや行事、食生活などの生活様式も含みます。本プランでは、それらを芸術資源、歴史資源、地域資源から構成されるものとして捉え、これら三つの資源を生かし、また組み合わせることで相乗効果を生み出しながら、文化振興施策に取り組んでまいります。  文化芸術振興の対象といたしましては、千代田区に住み、働き、学び、そして観光等でまちを訪れる全ての人々を対象といたします。  文化芸術がもたらすものといたしましては、大きくご覧の2点を挙げています。  次に3、施策の背景でございます。本プラン施策の背景といたしましては、この丸三つで示したものを大きな背景としています。  右側の4でございます。第三次プランの概要と取組みでございます。条例で掲げた三つの重点目標につきまして、第三次プランでは、七つの施策と14のご覧のプロジェクトについて、ご覧のような取組を進めてまいりました。  5、今後取り組むべきこと(課題)でございますが、それぞれ三つの重点目標について、ご覧のような課題を掲げております。  6、第四次プラン策定のポイントでございますが、まず、第三次プランの取組みを継承し、一層の充実を図るということで、これまで育んできた文化力をさらに伸ばし、これまでの取組みをより一層充実させていくため、第三次プランの施策体系をおおむね継承いたします。  以下、6点掲げておりますが、今回の第四次プランで、三次プランとの一番大きな変更ポイントでございますが、一番下に掲げてございます、文化芸術拠点施設を位置づけ、推進すべきプロジェクトを明確化しますということで、ちよだアートスクエア、日比谷図書文化館、内幸町ホール、九段生涯学習館を、千代田区における文化芸術拠点施設として施策体系に位置づけ、各施設が推進するべきプロジェクトを示しますとしております。  恐れ入ります。裏面をご覧いただきたいと思います。四次プランの施策体系でございます。左側の基本目標、重点目標につきましては、こちらは基本条例に基づきまして、一次プランより継承し、変わらぬものでございます。そして、七つの施策と13のプロジェクトを示しております。  繰り返しになりますが、一番右側、新たに施策体系に文化芸術拠点施設として、この四つの施設をひもづけまして、こちらの水色の丸で示しておりますが、各施設が担うプロジェクトを明示しております。なお、具体の事務事業につきましては、各年度の予算で組み立て、プラン策定後、計画の進行管理は、有識者、区民等で構成される文化芸術プラン推進委員会を設置し、取組の実施状況や成果を点検評価するとともに、計画の推進に際して助言を頂き、計画の進捗管理と事業の効果的な実施を図ってまいります。  ご説明は以上です。 157: ◯永田委員長 はい。では、この件について、質疑を受けます。 158: ◯西岡委員 先般、一般質問をさせていただいたところではあるんですが、2点ありまして、企業のメセナ活動等で、再開発時に、一定期間、埋蔵文化財、発掘された埋蔵文化財の保管をしていただくようなお願いをしたんですが、文化庁との交渉もあるとは思いますけれども、その企業とのご協力という点は検討していただけたんでしょうか。  それともう一点なんですが、ポコラート展での展示即売会等をしていただいて、障害者の方にもいろんな形での支援があるんじゃないかということをご提案しましたが、その点についてはこの中に含まれているかどうか。2点、お願いします。 159: ◯大塚文化振興課長 第4回定例会での西岡委員の一般質問、2点ご指摘いただいた点でございます。  まず、メセナ活動につきましては、本文の施策プロジェクトの中で、取組を進めることを明文化していきたいと考えております。  また、再開発等における文化財の保存活用については、これもプロジェクトの主な取組のほうで、また具体的な文化財保護活用の地域計画をつくってまいります。その中に取り込みたいというふうに考えています。  もう一点でございます。ポコラート展などにおける、障害をお持ちのアーティストなどの方の支援として、そういったイベント等で、そういった創作作品の展示販売等、私どもとしては委員のご指摘は、そういったアーティストの方々の創作活動を支援していくというふうに、もう少し幅広く捉えまして、こちらも施策プロジェクトの具体的な取組の中で明示したいと考えておりますので、よろしくお願いします。 160: ◯永田委員長 はい。  ほか、よろしいでしょうか。 161: ◯牛尾副委員長 プランの概要の中で、自然災害、新たな感染症予防の社会情勢を勘案し、という文言がありますけれども、例えば文化芸術を守り広げていくという支援というのは、非常に大事なことなんですけれども、例えば今回コロナ禍で、なかなかそういったイベントが開けないという個人のアーティストとか、あとは例えばそういったライブとかをする会場なんかは、もうそういうのが、イベントができなくて潰れていくというようなことが続いていて、なかなか文化芸術を広げたいと思っても、コロナの影響でできない。財政的に大変だという方や、そういった場所もあると思うんですけれども、そこへの視点というのは、今後具体的には、今後の予算というふうに話がありましたけれども、そういった視点というのはこのプランに盛り込まれているのかどうか。 162: ◯大塚文化振興課長 牛尾副委員長ご案内のとおり、今コロナ禍の中で、様々な文化芸術活動が制限を受けている状況はございます。一方で、そういった芸術家や創作活動をしている方々、そして民間の文化芸術施設等、創意工夫をして、一生懸命何とか活動を継続したりする努力をしているところでございます。本当に頭が下がる努力をしていると認識しております。そういった中で、今後もこういったコロナ禍をはじめ、自然災害も含めて、本プランではそういったことが起きた場合でも、しっかりと支援、支えになるような、そういったことを講じながら、この文化芸術施策を進めていくという基本的な考えに沿って取組を進めていくということで、こちらも背景として、しっかりとプランの中に組み入れて、取組を進めていきたいと考えております。 163: ◯永田委員長 ほか、よろしいでしょうか。 164: ◯河合委員 令和2年から5年間の計画になるわけですけども、この5番の今後取り組むべきこと(課題)の中で、質の高い鑑賞機会を充実をすると。文化活動に取り組む人や団体を支援するとなっていますね。で、今回四つの施設が位置づけられた。これはいいことかなと思うんですけども、将来的に、千代田公会堂がない現状があります。これを再興するか、どこか別の場所で千代区の会館をつくるとか、そういう議論というのはあると思うんですけども、これは、いい悪いじゃなくて、今後、費用対効果も考えて、この計画の中で、その辺の声というのは依然として強く区民のアンケートの中でもありますから、いわゆる検討をしていくような、千代田区として千代田公会堂を再興するのか、しないのか。具体的な名前ではなくてもいいですけれども、区民の活動、区が保有する区民の活動拠点を、今後整備をどういうふうにしていくかという内容を多少入れたほうが、プランの中に入れ込んでおいたほうが、私はいいのかなと思うんですけども、その辺のお考えはいかがでしょう。 165: ◯大塚文化振興課長 今の河合委員のご質問でございますが、この第四次プランの検討の中では、こういった今お示ししたアートスクエア、日比谷図書文化館等4施設を、いわゆる中心、核、ハブとして、様々な、他の区のはじめとした公共施設、民間施設とも連携を取りながら、有効な活用というものを図っていくということも含まれております。  このプランでは、今、素案の中では、区が保有するそういった文化施設、ホール的なものの必要性まではうたい込んではおりません。検討会議の中でもそこまで踏み込んだ議論がなかったのは事実でございますが、やはりこれから将来に向けて、そういった千代田区で文化芸術をさらに振興、発展させていく中では、河合委員ご指摘のことも当然検討する一つの要素になるとは認識しておりますので、そこはまた、検討会議のほうにもそういったご指摘があったということをお伝えして、この第四次プランの施策プロジェクトを進めていく中で、そういった議論、検討のほうも考えていきたいというふうに考えます。 166: ◯河合委員 ぜひともその辺はご検討いただきたいなと強く思っております。それで、もう今年は終わりですけども、来年の中でも、そういうところが今後どういうふうに反映されていくのか、その辺も含めてご説明をいただければなと思います。よろしくお願いします。 167: ◯大塚文化振興課長 今後も策定過程につきまして、今後、パブリックコメントも、もう一度検討会議も図りますが、適宜議会にもご意見を聞きながら、丁寧に対応してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 168: ◯大矢文化スポーツ担当部長 今、委員ご指摘の公会堂の話でございますが、この話は文化芸術プランの枠を超えて、もうちょっといろいろな、区として、今後、公会堂を持つかどうかということなので、この枠というよりも区全体の中で、今後、公会堂が要るかどうかという話になっていると思いますので、枠としては、芸術プランの枠に収まる話ではなくて、もっと大きな課題なのかなというふうに思っていますので、区政全体の課題というふうに捉えてございます。 169: ◯河合委員 おっしゃるとおりだと思います。ここは委員会ですから、委員会の中でいわゆるそういう発言があったということを、ぜひとも区全体の会議の中で反映をさせていただきたいという思いで発言をさせていただきました。よろしくお願いします。 170: ◯大矢文化スポーツ担当部長 了解いたしました。 171: ◯永田委員長 はい。  ほか、よろしいでしょうか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172: ◯永田委員長 はい。以上で報告事項を終わります。  お昼の時間に入ってしまっているんですが、その他について、端的に報告をお願いいたします。 173: ◯安田児童・家庭支援センター所長 私立学童クラブ整備の今後の展開につきまして、2点、口頭で情報提供のご報告を申し上げます。  まず1点目でございますが、前回、当委員会にご報告いたしました(仮称)外神田一丁目公共施設内の学童クラブ、こちらの名称が「ベネッセ万世橋学童クラブ」。「ベネッセ万世橋学童クラブ」という名称に決定をいたしますので、ご報告を申し上げます。  次に2点目でございますが、かねて課題として追求をしておりました、麹町地区私立学童クラブの整備、開設に向けての状況でございますが、本年7月から9月にかけて公募方式で公募をいたしましたが、こちらはまた提案に結びつきませんでした。このため、その後、こちらを提案方式に切替えをいたしまして提案を募っておりましたところ、1者から、具体的に物件のめどがついたということでご提案がございましたので、来る1月6日に選定委員会を開催いたしまして、こちらで基準の6割をクリアすれば、この事業者に決定をし、具体には九段小学校近辺でございますが、こちらに私立学童クラブの開設ということを、4月に向けて進めてまいりたいということでございます。  なお、1月6日の委員会で事業者の選定結果が出ましたら、当常任委員会の委員の皆様にはポスト対応で、事業者の名称ですとか、あるいは開設予定場所につきまして、資料で、ポスト対応で情報をご提供させていただきます。  ご報告は以上でございます。 174: ◯永田委員長 はい。質疑はよろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175: ◯永田委員長 はい。じゃあ、ほか、その他はございますか。 176: ◯小原学務課長 千代田区立の学校における新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインにつきまして、口頭にてご報告いたします。  学校における新型コロナウイルスの感染症対策につきましては、基本的には文部科学省及び東京都からの通知やガイドライン、マニュアル等を参考、準用しまして、対応しておりますが、今月、千代田区立学校における新型コロナウイルスガイドラインを作成いたしました。内容といたしましては、国等のマニュアルを参考にいたしまして、マスクの着用、手洗いの徹底等、基本的な対策を中心に、また学童、児童や生徒が感染した場合の出席停止等事務処理マニュアル的なものとなっております。委員の皆様には、後ほど、ポスト対応ということで、参考としてポスト対応いたしますので、ご確認を頂ければと思っております。  ご説明は以上です。 177: ◯永田委員長 はい。ご確認、質疑はよろしいでしょうか。 178: ◯池田委員 1点だけ確認させてください。学校内、教職員、子どもたちも含めて、感染者がもし出た場合は、どのような検査を、PCR検査はどのレベルでする予定なんでしょうか。範囲というか。 179: ◯小原学務課長 発生した場合には、基本的には保健所のほうが調査をして、保健所のほうの指示に従って、この人までが濃厚接触者、等の判断をしていただいた上で、その対象者についてはPCR検査をしていただくような形ということを考えております。 180: ◯池田委員 分かりました。そのPCR検査なんですけれども、これまで従来は鼻からの検査でしたけれども、ちょっと、やっぱり大人でもつらい検査ですから、できれば、唾液による検査もできるということは聞いておりますけれども、そのあたり、人数にもよるんでしょうけれども、規模も含めて、検討していただいているのかなと思いますけれども、いかがでしょう。 181: ◯小原学務課長 検査方法につきましては、教育委員会が、今、委員ご指摘のとおり、そういう検査というのはあるんですけど、先ほど来、私たち、基本的に保健所のほうで実施していただいていますので、私のほうで把握している状況としては、委員ご指摘の、今の鼻の検査方法ということで実施しているということでお聞きしておりますので、方法につきましては、今のご意見を踏まえまして、保健所のほうにも情報提供というか、お伝えはしたいと思っておりますが、ご理解を頂ければと思います。 182: ◯永田委員長 いいですか。 183: ◯池田委員 はい。 184: ◯永田委員長 ほか、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 185: ◯永田委員長 はい。その他、ございますか。 186: ◯依田生涯学習・スポーツ課長 既に3回ほど進捗状況を報告してまいりましたスポーツ振興基本計画について、現在も個別施策等を庁内で調整中でございます。この個別施策を含む素案が固まり次第、適宜当委員会のほうに報告させていただきたいと思います。  なお、この計画について、1月に入りましたらパブリックコメントを実施する予定でございます。  報告は以上でございます。 187: ◯永田委員長 はい。質疑はよろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188: ◯永田委員長 はい。執行機関からその他、以上でよろしいでしょうか。  委員の皆様から、その他、ありましたら、どうぞ。 189: ◯たかざわ委員 1点。今後35人学級を段階的に実施していくという方向性が示されました。現在の区内の小学校、対応が可能でしょうか。あるいは可能でなければ、どのような対策を考えているのか。その辺だけちょっとお答えいただけますか。 190: ◯永田委員長 施設課長がいないんだけど。 191: ◯小原学務課長 たかざわ委員の今ご指摘ありましたけど、先週ですかね、文科省のほうから、そういう、文科省と財務省のほうで折り合いというか、そういう方向性が示されたということで、まだ正式には教育委員会のほうには通知は来ておりませんが、今の現状として、小学校については1年生と2年生、千代田区については35人学級ということで対応しております。4月、5月と、私のほうから学級編制につきましてご報告させていただいていますけれども、正直なところ、千代田区の状況としては、35人学級をすぐにやるというのは厳しいのかなという認識でございます。ただし、5年間の猶予期間ということで、そういう期間はあるということもありますけれども、可能な限り今までどおり、短期的な対応としては、多分、恐らくというか、施設改修、教室改修的なものでやらざるを得ないのかなというふうには思っておりますが、今後、千代田区としても児童生徒が増えている中で、来年度につきましても、教育委員の在り方というのも含めて検討していく中で、その35人学級につきましては検討していきたいというのと、あと併せて基礎調査的なものを、今、今後の推計的なものを含めて学務課のほうで実施委託しておりますので、そこら辺も踏まえて具体的には対応策を検討していくというか、対応していきたいと思っております。 192: ◯永田委員長 牛尾副委員長。 193: ◯牛尾副委員長 なかなか施設的には大変だと思うんですけれども、教育委員会としては、国の方針どおり、全学年で35人学級を、あらゆる努力を尽くしてやっていくという方向で考えているということでよろしいんですよね。施設が足りないから無理だとかいうんじゃなくて、やっていきますよと。時間をかけてやっていきますという方向で考えているということでよろしいんですよね。 194: ◯小原学務課長 基本的には、コロナの関係もありますし、35人、密を避けるという意味では、やっていくということで考えておりますが、先ほど来答弁しましたけど、すぐに35人で、千代田区の現在のキャパから、対応できるというのは難しいというふうに考えておりますので、基本的にはやる方向というか実施する方向で検討するというのが、当然、教育委員会としての考え方というふうに考えております。 195: ◯永田委員長 はい。  ほか、よろしいでしょうか。  その他、委員の皆様から、以上でよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 196: ◯永田委員長 はい、分かりました。  それでは、その他について終了いたします。  本日はこの程度をもちまして閉会いたします。  お昼に入りまして大変失礼いたしました。ご協力ありがとうございました。                 午後0時53分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...