• 持続可能な(/)
ツイート シェア
  1. 千代田区議会 2020-05-21
    令和2年企画総務委員会 本文 開催日: 2020-05-21


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年企画総務委員会 本文 2020-05-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 185 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯はやお委員長 選択 2 : ◯はやお委員長 選択 3 : ◯山下環境まちづくり総務課長 選択 4 : ◯はやお委員長 選択 5 : ◯山下環境まちづくり総務課長 選択 6 : ◯はやお委員長 選択 7 : ◯小枝委員 選択 8 : ◯山下環境まちづくり総務課長 選択 9 : ◯小枝委員 選択 10 : ◯はやお委員長 選択 11 : ◯夏目環境政策課長 選択 12 : ◯はやお委員長 選択 13 : ◯小枝委員 選択 14 : ◯夏目環境政策課長 選択 15 : ◯小枝委員 選択 16 : ◯夏目環境政策課長 選択 17 : ◯はやお委員長 選択 18 : ◯夏目環境政策課長 選択 19 : ◯はやお委員長 選択 20 : ◯小枝委員 選択 21 : ◯はやお委員長 選択 22 : ◯小枝委員 選択 23 : ◯桜井委員 選択 24 : ◯はやお委員長 選択 25 : ◯桜井委員 選択 26 : ◯夏目環境政策課長 選択 27 : ◯桜井委員 選択 28 : ◯はやお委員長 選択 29 : ◯桜井委員 選択 30 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 31 : ◯桜井委員 選択 32 : ◯はやお委員長 選択 33 : ◯木村委員 選択 34 : ◯夏目環境政策課長 選択 35 : ◯木村委員 選択 36 : ◯夏目環境政策課長 選択 37 : ◯木村委員 選択 38 : ◯夏目環境政策課長 選択 39 : ◯木村委員 選択 40 : ◯夏目環境政策課長 選択 41 : ◯木村委員 選択 42 : ◯はやお委員長 選択 43 : ◯木村委員 選択 44 : ◯夏目環境政策課長 選択 45 : ◯はやお委員長 選択 46 : ◯米田副委員長 選択 47 : ◯夏目環境政策課長 選択 48 : ◯はやお委員長 選択 49 : ◯はやお委員長 選択 50 : ◯夏目環境政策課長 選択 51 : ◯はやお委員長 選択 52 : ◯加藤住宅課長 選択 53 : ◯はやお委員長 選択 54 : ◯木村委員 選択 55 : ◯加藤住宅課長 選択 56 : ◯木村委員 選択 57 : ◯加藤住宅課長 選択 58 : ◯木村委員 選択 59 : ◯加藤住宅課長 選択 60 : ◯木村委員 選択 61 : ◯加藤住宅課長 選択 62 : ◯木村委員 選択 63 : ◯はやお委員長 選択 64 : ◯はやお委員長 選択 65 : ◯小川環境まちづくり部長 選択 66 : ◯はやお委員長 選択 67 : ◯林委員 選択 68 : ◯加藤住宅課長 選択 69 : ◯林委員 選択 70 : ◯加藤住宅課長 選択 71 : ◯林委員 選択 72 : ◯加藤住宅課長 選択 73 : ◯林委員 選択 74 : ◯はやお委員長 選択 75 : ◯はやお委員長 選択 76 : ◯加藤住宅課長 選択 77 : ◯はやお委員長 選択 78 : ◯はやお委員長 選択 79 : ◯はやお委員長 選択 80 : ◯はやお委員長 選択 81 : ◯石綿財政課長 選択 82 : ◯はやお委員長 選択 83 : ◯はやお委員長 選択 84 : ◯緒方人事課長 選択 85 : ◯はやお委員長 選択 86 : ◯はやお委員長 選択 87 : ◯平岡契約課長 選択 88 : ◯はやお委員長 選択 89 : ◯林委員 選択 90 : ◯はやお委員長 選択 91 : ◯林委員 選択 92 : ◯はやお委員長 選択 93 : ◯林委員 選択 94 : ◯はやお委員長 選択 95 : ◯林委員 選択 96 : ◯はやお委員長 選択 97 : ◯林委員 選択 98 : ◯はやお委員長 選択 99 : ◯林委員 選択 100 : ◯はやお委員長 選択 101 : ◯平岡契約課長 選択 102 : ◯はやお委員長 選択 103 : ◯林委員 選択 104 : ◯桜井委員 選択 105 : ◯林委員 選択 106 : ◯はやお委員長 選択 107 : ◯小枝委員 選択 108 : ◯はやお委員長 選択 109 : ◯平岡契約課長 選択 110 : ◯はやお委員長 選択 111 : ◯はやお委員長 選択 112 : ◯平岡契約課長 選択 113 : ◯はやお委員長 選択 114 : ◯平岡契約課長 選択 115 : ◯はやお委員長 選択 116 : ◯小枝委員 選択 117 : ◯はやお委員長 選択 118 : ◯小枝委員 選択 119 : ◯はやお委員長 選択 120 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 121 : ◯はやお委員長 選択 122 : ◯小枝委員 選択 123 : ◯はやお委員長 選択 124 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 125 : ◯はやお委員長 選択 126 : ◯はやお委員長 選択 127 : ◯平岡契約課長 選択 128 : ◯はやお委員長 選択 129 : ◯はやお委員長 選択 130 : ◯平岡契約課長 選択 131 : ◯はやお委員長 選択 132 : ◯はやお委員長 選択 133 : ◯はやお委員長 選択 134 : ◯石綿財政課長 選択 135 : ◯はやお委員長 選択 136 : ◯木村委員 選択 137 : ◯はやお委員長 選択 138 : ◯木村委員 選択 139 : ◯石綿財政課長 選択 140 : ◯木村委員 選択 141 : ◯石綿財政課長 選択 142 : ◯はやお委員長 選択 143 : ◯はやお委員長 選択 144 : ◯小枝委員 選択 145 : ◯はやお委員長 選択 146 : ◯細越政策経営部長 選択 147 : ◯はやお委員長 選択 148 : ◯小枝委員 選択 149 : ◯細越政策経営部長 選択 150 : ◯はやお委員長 選択 151 : ◯岩田委員 選択 152 : ◯はやお委員長 選択 153 : ◯小林たかや委員 選択 154 : ◯石綿財政課長 選択 155 : ◯小林たかや委員 選択 156 : ◯石綿財政課長 選択 157 : ◯小林たかや委員 選択 158 : ◯石綿財政課長 選択 159 : ◯細越政策経営部長 選択 160 : ◯小林たかや委員 選択 161 : ◯細越政策経営部長 選択 162 : ◯はやお委員長 選択 163 : ◯小林たかや委員 選択 164 : ◯はやお委員長 選択 165 : ◯はやお委員長 選択 166 : ◯小林財産管理担当課長 選択 167 : ◯はやお委員長 選択 168 : ◯木村委員 選択 169 : ◯小林財産管理担当課長 選択 170 : ◯木村委員 選択 171 : ◯はやお委員長 選択 172 : ◯はやお委員長 選択 173 : ◯はやお委員長 選択 174 : ◯林委員 選択 175 : ◯緒方人事課長 選択 176 : ◯林委員 選択 177 : ◯緒方人事課長 選択 178 : ◯林委員 選択 179 : ◯緒方人事課長 選択 180 : ◯林委員 選択 181 : ◯緒方人事課長 選択 182 : ◯はやお委員長 選択 183 : ◯はやお委員長 選択 184 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 185 : ◯はやお委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午後1時31分開会 ◯はやお委員長 こんにちは。ただいまから企画総務委員会を開会いたします。座らせて進めさせていただきます。  欠席届が出ております。計画推進担当課長が出張公務のため欠席です。  お手元に本日の日程をお配りしております。報告事項が12件、そしてその他と、このとおり進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯はやお委員長 はい。それでは、1の報告事項に入ります。  まず、環境まちづくり部(1)特別区道の路線の廃止について、執行機関からの報告を求めます。 3: ◯山下環境まちづくり総務課長 特別区道の路線の廃止について、環境まちづくり部資料1に基づき、ご説明させていただきます。  1、路線の廃止についてをご覧ください。廃止路線は霞が関三丁目、特別区道千第151号、幅員4.85~5.04メートル、延長52.64メートル、面積395.34平米ございます。  区道の位置は、下段の地図上、赤で塗り潰してある箇所ございます。  2番の廃止理由をご覧ください。当該区道を含む霞が関地区における官公庁施設は、昭和33年に都市計画決定された「都市計画霞が関団地一団地の官公庁施設」及び平成20年に策定されました「霞が関地区整備・活用計画」に基づき、着実整備が行われているところございます。  当該区道が位置する永田町一丁目6番他街区においては、内閣府本府東側に新た庁舎を整備する事業計画を有しておりまして、当該区道沿道民有地を整備事業用地として内閣府が既に取得をしているところございます。今般、最後に残っておりました民地所有者と内閣府のほうで土地の賃貸借契約を取り交わしまして、当該道路が一般交通の用に供する必要がなくなったため、当該区道を廃止するものございます。なお、当該区道の廃止後につきましては、内閣府から区に対して譲渡依頼を受けているため、当該計画の着実実施のために譲渡を行う予定ございます。  説明は以上ございます。 4: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございました。 5: ◯山下環境まちづくり総務課長 あ、すみません。なお、本案件につきましては、第2回定例会の議案として提出する予定ございますので、よろしくお願いいたします。 6: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。ただいま理事者のほうから報告を頂きましたとおり、本件は第2回定例会において提出予定案件となっております。概括的質疑または資料要求等に絞りまして、質疑、質問を受けたいと思います。よろしくお願いいたします。 7: ◯小枝委員 資料として出していただきたいんですけれども、区道の、これ、廃止と譲渡依頼に基づく売却ということの説明でしたので、ざっくり、今、別に何の、何というか、何かを唱えるわけはないんですが、庁舎を建てる計画もあるようですし、何か、何らかその後の資料のようものをないんですか。ただ何もなくて区道を廃止するのか、もう国といえども何らかの計画がある程度見えていて廃止するのか。それも期間が長くあるなら広場にするとか、何かあるんと思うので、その辺の分かることを出していただきたい。 8: ◯山下環境まちづくり総務課長 既に国のほうで決まって計画している計画がありますので、そちらのほうは次回の委員会のときにお示しできると思います。 9: ◯小枝委員 簡単いいんですよ。 10: ◯はやお委員長 はい。じゃあ、次回、国のほうの活用のこと。まあ、ほら、ここの辺のところについては、以前もありましたように、日比谷のミッドタウンのやつもあると。区道の付け替えをし、そして区道の付け替えをしてみたら無償貸し付けになっていたと。そして土地建物までが区所有になっているんはないかというものがあったように、ちょっと今後の使われ方もしっかりと議会に報告し、今回のことで様々結論を出さなくちゃいけないところが出てくると思いますので、しっかりと資料の対応をお願いいたします。
     それでは、次に移ります。  環境まちづくり部(2)地球温暖化対策の検証及び地域気候変動適応計画の検討について、執行機関からの報告を求めます。 11: ◯夏目環境政策課長 それでは、地球温暖化対策の検証及び地域気候変動適応計画の検討につきまして、環境まちづくり部資料2に基づき、ご説明いたします。  本件につきましては、昨年6月の本委員会で趣旨やスケジュールについてご説明をさせていただき、昨年度末に当初の検討を終えましたので、そのご報告をするものございます。  本来あれば検討会議体の報告書でご説明させていただくところですが、かなりの情報量の冊子となっておりますので、本日は骨格部分を報告させていただき、冊子につきましては後ほど各委員のポストに配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料の初めに、I、趣旨及び経緯の趣旨についてございます。  本件は、千代田区地球温暖化対策条例に掲げるCO2排出量削減の目標年次ある2020年度を迎えるに当たり、条例及び千代田区地球温暖化対策地域推進計画2015に基づく取組みの実績、効果及び課題を検証するとともに、今後の地球温暖化対策の取組みについて検討するものございます。また、平成30年6月の気候変動適応法の制定を受けまして、地域気候変動適応計画の策定に向けた検討を行っております。  次に、2番、検証・検討体制です。既存の地球温暖化対策推進懇談会に学識経験者及び関係機関からなる検討部会を設置して検証・検討をしております。委員の構成は記載のとおりですが、地球温暖化、気候変動全般、建築物の環境性能、水災害、水循環、環境保健など、各分野の専門家にご参画を頂いております。  次に、3番、検証・検討の経緯ですが、昨年の10月に地球温暖化対策推進懇談会を開催しまして、検討部会の設置を決定いたしました。その後、本年3月までの間に3回の検討部会を開催し、地球温暖化対策の検証及び地域気候変動適応計画の策定に向けた第一段階の検討を終えたところです。  ページをおめくりください。まず、大きなII番、地球温暖化対策の検証についてご説明いたします。  初めに、現行の目標ですが、条例の中期目標では、2020年までに、区内のCO2排出量を1990年比で25%減。地域推進計画では、区内のエネルギー起源CO2排出量を2024年度までに30%減、2050年度までに80%減という目標を掲げております。今回の検証では、この目標に対する達成状況や達成できなかった要因、取組事業の成果や課題を検証しました。  下のグラフをご覧ください。このグラフは、条例と計画の基準年度ある1990年と条例制定後の区内CO2排出量の推移を示したものです。色の濃い棒が排出係数を固定した場合の排出量、色の薄い棒が各年度の排出係数を用いて計算した排出量を表しております。一番左側の棒が基準年度ある1990年、249万トン。一番右側が条例目標の2020年、目標値が186.7万トン、で、直近の2017年度、平成29年度ですが、こちらが、吹き出しのついているところで、基準年度比5.3%減と記載されているところの235.9万トンです。  グラフの欄外、下のほうをご覧いただきますと、結論として、「直近の区の排出量は、基準年度の排出係数を用いた場合で235.9万トン、基準年度比で約5.3%の減あり、目標水準に達していない。そのため、令和2年度までに大幅改善がない限りは、目標達成が極めて困難状況ある」。さらに、米印のところでは、「各年度の調整後排出係数を用いた場合の直近の区の排出量は274.1万トンあり、基準年度比で10.1%の増となった」としております。  次のページをご覧ください。(2)CO2排出量の主増減要因についてです。  主ものを申し上げますと、上の表の短期的視点の主に排出量の増加に影響した要因として、区内の人口増が。主に排出量の減少に影響した要因としては、東日本大震災後の節電の定着などが挙げられました。  下の長期的視点では、排出量の増要因で、業務部門の活動量の増加として、床面積、従業員数、売り上げの増加を挙げております。一方、排出量の減要因として、建物の機能更新等による断熱性の向上などが挙げられたところです。  床面積の増加と建物の機能更新につきましては、検討部会の場で、省エネが進んでいる要因として、古い建物の建て替えですとか建築物の大規模化による高効率化の進展が考えられる。建物の建て替えや大規模化は省エネを通じたCO2の排出量の低減に寄与しているというよう分析もなされているところです。  次に、(3)の区の取組みの検証結果に関する成果と課題についてです。後ほどお送りする報告書では実施事業ごとに詳細に記載しておりますが、この場では総括的評価についてご説明いたします。  検討部会では、地域推進計画について、予定された事業が概ね計画通りに進行していることや、建築物に対する省エネ対策の推進など、CO2削減量を定量化できる事業では一定程度のCO2削減が推進できており、成果として挙げられる。一方、条例及び地域推進計画のCO2削減対策目標の達成は極めて困難状況あるため、今後、取組みの一層の強化や効果的取組みの追加実施について検討が必要あるとの評価になりました。  次に、3番、今後の検討についてです。  (1)取組みの強化等についてですが、区の取組みに関する成果と課題を踏まえ、取組みの強化等について検討し、令和2年度末に向けて地域推進計画の見直しを行うことといたします。  ページをおめくりください。(2)とありますが、こちらは検討部会で頂いたご意見の中で、今後の取組みを検討するにあたって留意すべき事項として受け止めたものです。  お時間の関係もありますので、1点だけ参考にご紹介させていただきますと、5)番ですが、温暖化対策は、初めに建物レベルで省エネルギーを図り、その上で高効率設備を利用することでさらにエネルギー消費量を減らし、どうしても消費しなければならないエネルギーを再生可能エネルギーなど、環境負荷の小さなものを選択していくという段階がある。地域レベルの施策でも同様あるといったご意見がありました。  今後は、こうした意見を踏まえまして、具体的検討をしてまいります。  また、次のページをご覧ください。大きなIII番、地域気候変動適応計画の策定についてご説明いたします。  気候変動の適応の説明、それから気候変動適応計画の法的根拠等につきましては、記載のとおりですので、後ほどご確認ください。  次の、2番、計画策定検討の流れですが、気候変動適応計画の策定は、環境省が出しているマニュアルに沿って行っております。表をご覧いただきますと、初めに現状分析の中に、気候変動の分析として、千代田区の区域の気候の特徴を整理し、過去の気候変動の影響を把握するとともに、将来の気候変動の影響を予測するというふうになっております。そして、気候変動によって起こる様々事象に関する影響評価を行いまして、千代田区で優先的に取り組む分野、例えば水害ですとか健康被害といった分野を抽出します。その後、区の取組みの進捗状況というのがありますが、優先度の高い分野として絞り込ん分野の中には、既に区で何らかの取組みを実施しているものがあるため、そうしたものを洗い出して、将来の気候変動の影響への対応力があるか、事業の進捗はどうかなどを評価します。そこで十分対応力がない、あるいは追加的対策が必要などと判断された事項について、具体的適応策を検討する分野として決定しますが、今回はこの分野の決定までが終了いたしました。今後は、この決定した分野について具体的取組みを検討していくことになります。  次に、3番、検討内容の概要です。具体的にどんな検討を行ったかなんですが、今回は代表例としまして、比較的イメージのしやすい気候変動影響の長期変化と将来予測の概要についてご説明いたします。  検討部会で気候変動の影響を確認するに当たっては様々データを用いましたが、例えば、気温については、この表にあるとおり、過去100年当たり2.5度上昇していること。特に冬の上昇幅が他の季節と比して大きいこと。それから、将来は都内の平均気温が約4度上昇することが予測されていることなどを共有しました。  次のページに行きまして、降水量についてですが、降水量については、過去顕著変化傾向は確認できないけれども、夏の都市部は、ヒートアイランド効果によって、短時間降水の発生・発達が促されている可能性を示すデータがあること。将来は1時間当たり50ミリ以上の降雨と無降水日数がいずれも増加することが予測されていること、といったデータを共有したところです。  また、真夏日や熱帯夜につきましては、これまで増加傾向ある一方、冬日の日数については減少傾向あること。将来については、真夏日、夏日、熱帯夜数はいずれも約70日増加して、猛暑日も40日程度発生することが予測されているなどのデータを活用しました。  このほかにも様々データを参考に、千代田区における気候変動適応計画の優先的対応分野を決定したところです。  決定した分野につきましては、(2)気候変動適応計画策定分野をご覧ください。こちらは国が示す気候変動適応策の対応分野ごとに、気候変動影響の過去の状況、将来予測及び既存施策の対応力等を考慮して、本区における気候変動適応策の優先的対応分野を選定したものです。  分野別に申し上げますと、生活・健康の分野では、暑熱による生活への影響、それから熱中症。自然災害のところでは、洪水、内水、強風など。水資源では、渇水。産業・経済では、企業活動としておりまして、これらについて今後具体的適応策を検討していきます。  最後に、(3)適応策検討の際の留意点ですが、こちらも検討会で頂いたご意見の中で今後の取組を検討するに当たって留意すべき事項として受け止めたものです。  こちらも参考に1点だけ紹介させていただきますと、2)番の健康のところの一つ目のポチですが、熱の影響で死亡する場合に死因が熱中症だけに限定されるわけはない。循環器疾患や呼吸器疾患は気温が高くなったときに増える。熱中症だけを見ていると全体像が見えなくなるので注意してほしいといった意見を頂いております。  このほかも様々ご意見を頂戴しておりまして、今後の検討の際に留意していきたいと考えております。  その他のご意見、検討に用いた様々データにつきましては、後ほどお届けします報告書に詳細に記載されておりますのでご覧いただければと思います。  説明は以上です。 12: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございました。  それでは、ちょっと、量が、ボリュームが多いんですけれども、また資料もポスト対応ということんですが、ただいまのご説明いただいたところにつきまして、質疑、質問を受けたいと思います。これは報告です。 13: ◯小枝委員 衝撃的報告が出たというふうに思います。一つの科学ですから、しっかりと事実に基づいてこれを検証しなければいけないと思いますが、スタートラインのところからの作りんですけれども、私、ちょっと木村さんとか大串さんみたいにちょっと数字を一つ一つ確認できていないんですが、一つは、この2015のこれですよね、この冊子。この冊子を作ったときというのは、学識経験者に人間科学の先生、それから都市計画の先生、経済環境の先生が並んでいましたけれども、今回、要はこの冊子を作ったときに、こうしようと思ったという考え方と、その検証、何が足りなかったのか、何が駄目だったのかということを検証しなければいけないと思うんですね。、その方たちの姿が消えてしまっている。特に、当時は、小澤一郎さん、参与で、机を置いて、姿は見えずお仕事をなさったとうわさされている方とか、そういう方たちはこの状況をどういうふうに評価、反省、あるいは進行管理をされているんでしょうか。もしくは立ち消えているんでしょうか。 14: ◯夏目環境政策課長 現行の地域推進計画を策定した際のメンバーは実際この中には入っておりませんが、地域推進計画の進行管理については、既存の地球温暖化対策推進懇談会のほうで行っています。、今回の委員の選定に当たって、ちょっと留意した点につきましては、今回、初めて気候変動適応計画というのを策定するに当たりまして、これまでにない分野の方も入れていくというのと、あと検証に当たっては、やっぱり千代田区の主要取組の事業の中では、建築物の環境の性能ということがありますので、そういった方々には入っていただいております。今回、特に気候変動適応計画の策定に着目したということ、都市災害、都市のレジリエンスですとか、水環境ですとか、あとは健康保健、まさにこの方はお医者さんんですが、お医者さんあって大学の先生でもあるんですが、そういった点に着目したので、委員の構成が若干異なったということはあります。ただ、検証につきましては、検証の報告書をご覧いただければ分かると思うんですが、かなり詳細検証をやっておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 15: ◯小枝委員 この新たにお見えになっているこの方々はいいんですね、それぞれ優秀方がお入りになっているというふうにお見受けしています。けれども、ちょっとじゃあ主観を抜いてお聞きするとすれば、この当初のメンバーの方たちは、こういった、何というか、議論、こう考えたけれどもここが駄目だったねとか、そういう、もう少しこうすればよかったねとか、私の場合はとりわけ、この日大の岸井先生、都市計画審議会の現在の座長さんもお入りですから、で、そういうところを、あとは商店街の方もお入りですから、この会議とは別建てと言ったら変言い方ですけれども、やっぱりどうだったんだろうかというふう振り返りというのは必要し、また将来に向けて関連づけていくということがすごく重要と思うんですね。  で、飯田橋の西口の再開発は、平米単位で4割減よというふうにキャンペーンを張って新聞にも大々的に出て。でも、やってみたら、実は床面積が増えた分だけ増えていたということだったんですね。、それも住宅部分を除いているという、何というか、裏と表じゃないけれども、ダブルスタンダードだった。結果的に、それって、この間、大串議員の質問で、たしかゼロカーボンでしたっけ、という、やりますといって、それもちょっとこの中には見えていないんですけど、言っていることとやっていることが違っていたよねというところもシビアに検証しながら、これからのことを考えなきゃいけないと思うので、そういう点、そもそもの懇談会のメンバーでの議論というのが必要んじゃないかということを申し上げています。  で、ついでに細かいですけど、小澤先生って、まだいらっしゃるんですか、参与で。それも含めて。 16: ◯夏目環境政策課長 まず、前段の懇談会の件についてなんですが、現在の地球温暖化対策推進懇談会につきましては、その前身が地球温暖化対策懇談会ということ、会議体としてはその地位を継承しているというか。ですので、そこを検証する、今回の検討部会でやったことにつきましては、既に懇談会のほうに報告ということで準備をしているところんですが、会議体についてはその継続性があるというふう認識です。  後段の小澤参与につきましては、昨年度末で退任をされております。 17: ◯はやお委員長 今の質問のところについては、まず会議体の、何というのかな、有用性というか、どういうふうに有機的になっているのと。というのは何かといったら、当初立てた計画について、検証については、先ほどの答弁の中で、懇談のメンバーあったりとか、立てたときのやった方が検証しているということいいのか。もう一度ね。、そうはさせながらも、新しく今回の検証・検討体制というのは、いろいろ狙いとかニーズが変わってきたから、先ほどの人間科学とか、云々かんぬんとかという話があったように、それで新しいメンバーを入れましたという話よね。  で、そこで総括をしているからいいんだろうとは思うんけれども、何は成果としてずっと継続し、ここのところについては欠落したということをもう少しはっきりさせていただいて、そしてこの組織体、検討会が合理性、妥当性があるんという、ちょっともう少し、ちょっと切り口変えて説明していただけますか。何か、いますとかいませんとかというだけはなくて、ここのところ何が一番言いたいかというと、きちっと継続的検証をしつつ、時代に応じて新しいニーズの中のこの気候変動のことを適応していくということからさ。そこを、ちょっともう一度。 18: ◯夏目環境政策課長 検証の体制についてですが、ちょっと一部繰り返しになりますけれども、この現行の地球温暖化対策推進懇談会の前身に、その岸井先生らが入られていた地球温暖化対策懇談会というのがありました。今回、後に継承した推進懇談会のほうに検討部会を設置しまして、で、その検討をしているところです。  この検討部会のメンバーには過去のメンバーは入ってられないんですが、こちらの部会長の吉田先生という方と、あと委員の中の西田先生という方につきましては、条例を制定するときの検討メンバーに入っておりまして、そういった方は過去の経緯もご存じということ、こちらに加えた経緯がございます。  ですので、まず会議体の性質として、前段の懇談会を引き継ぐ推進懇談会があって、その下部組織として検討部会を設けた。、検討部会で検討した内容については、当然現在の推進懇談会に報告をしていくという流れがありますので、この会議体の検証体制については妥当だろうというふうに私どもは認識をしているところです。 19: ◯はやお委員長 はい。  ほかに。 20: ◯小枝委員 妥当だろうというふうに言われるわけですけれども、今の区のほうがちょっとこれだけじゃ分からないので、しっかりとした冊子をまた読ませていただいて、また勉強会何なりやっていただいて…… 21: ◯はやお委員長 そうですね。はい。 22: ◯小枝委員 私が指摘をしたいのは、名前を挙げても問題があるのかもしれませんけれども、学識経験者の中には××さんも入っているわけですね。、学識で入っているわけです。、岸井先生も入っている。いろんな、いいことも悪いこともあるんだろうけれども、現実のまちづくりとのリンクが全くしていないという。逆に言うと、してもらいたいんです、ちゃんと。つまり自分たちが目指したこと、区民と共に約束したこと。、この今回の、これからの先については、目標は二千何年ですか、2050年でゼロにするというスローガンを出し、それに向けて軌道修正を図っていくでしょうし、もうコロナの状況からすると、もう今までのよう床の、何でしたっけ、錬金術みたいことはゆめゆめなさらないようにはなるんでしょうけれども、提案で言うと、まず、この検証体制のメンバーの中に都市計画の人が入らないと駄目ですよねということです。それは一つ。  それから、ゼロに向かう答弁を読ませていただいたら、何っけな、技術的、何か技術がすごく進歩して、何か夢のようことが起きて、開発はするんけれどもCO2は削減するんみたい答弁をしていたんですね。ちょっと私の言葉ではうまく……。何と言ったか、すごい言葉を使って。つまり、結果責任が保てるよう状況じゃなくて、で、この先生方やもしくは都市計画の先生方がお入りになれば、ここら辺のところをしっかりと検証されるはずし、それをもっと区民にも議会にも開かれた形で運営していただいて、それを私たちも傍聴させてもらって、この目的と現実がもっとこう、すり合っていくようにしていかないと、千代田区というのは、ここに出されたように、熱帯夜が、何ですか、70日増加して猛暑日が40日増加して、それは熱中症だけはなくて循環器系疾患や呼吸器疾患が伴うよう、そんなまちにしたくないからこの計画をさらに作ってくださっているのは本当に感謝しているので、そのことが現実の地域まちづくりとかみ合うようにするためには、この10年間、2015年からですから、歩んできた道をしっかりと個々にも検証していくという必要があるので、ぜひお願いをしたいということです。先を急ぐと思いますので、そこは私はぜひお願いをしたいのと、それとこの議会においても、でき得るなれば検証材料も含めて、また本会議場で皆さんが質問されていることも含めて、かみ合うように、適切講師を呼んでの勉強会を(発言する者あり)、一度、コロナ収束後というのがいつのか分かりませんが、ぜひやっていただけるとありがたいなというふうに思います。 23: ◯桜井委員 関連。 24: ◯はやお委員長 はい。桜井委員。 25: ◯桜井委員 今の小枝委員の最後のところの、とても大切ところと私も思いました。今回のこの報告については、地球温暖化対策や気候変動計画ということでのご報告を頂いたわけございますけども、この最後のところの、非常にご報告を頂いた内容を見ると、ショックというか、改めて、今、現状、去年の自然災害を見ても非常に大きな影響を与えてきているということが身をもって分かってきているわけですけど、それが具体的にこういう形でご報告をいただくとなると、非常に我々もこれを、この事実を、この文字面だけで終わらせるということにしてはいけないということを非常に感じました。  で、その中で、先ほど小枝委員おっしゃっていましたけども、適応検討会のところの最後の6ページの(3)のところに、健康とか自然災害とか産業・経済活動とか、こういうよう形に関連してきますよというようことがるる書いてあるわけです。そうすると、当然、各千代田区役所の各部が、例えば危機管理課とか保健福祉部とか、それぞれのところがこの報告を単に地球温暖化対策の報告として受け止めるんはなくて、それだけじゃなくて、ここに書いてある内容を各部の施策の中でどういうふうに生かしていくのかというところを考えていかないといけないんと思うんですよ。それはとっても大切ところと思うんです。これは、この下部組織としていろんな検討組織、これからいろいろできてくるんでしょう。できてくる中において、区役所の各部の各セクションのいろんな施策が、どういう形でこの報告を頂いている事項に結びつけていけるのかというところのお考えを聞かせてもらいたい。とても大切ところと思うんけど、いかがでしょうか。 26: ◯夏目環境政策課長 この気候変動適応計画で計画する内容につきましては、まさに庁内の各部署の事業に直結する内容ということ、この検討部会のほうに関係機関として環境省と東京都に入っておりますが、庁内においてもその関係する部署の課長が入っております。申し上げますと、環境まちづくり部内で申し上げますと、道路公園課、景観・都市計画課、千代田清掃事務所。それから部の外で言いますと、保健所の地域保健課、それから政策経営部の災害対策・危機管理課、こういったところの課長が入って、で、今までの検証も聞いておりますし、今後の検討の場にも同席をしてもらって、具体策の検討に当たっては、恐らく環境政策課だけが何か言っても、実際にそういった各部門のほうで動いていただかなければ実現できない内容がほとんどと思いますので、そこら辺は留意してやっていきたいというふうに考えております。 27: ◯桜井委員 そうですよね。ぜひ、それをお願いしたいと思います。今後、各、危機管理課ということもおっしゃられましたけども、危機管理課だけはなくて、保健福祉部、健康に関わることとか、様々ことが、危機管理課あたりと、今までは東京都の数字がこうですというようことでのご説明をいただくことが多かったんけど、むしろ千代田区はこうということのご説明の上に、こういうよう施策を作っていくというよう、そういったよう説明をしていただけるように、ぜひ努めていただきたいというふうに思います。  危機管理課の方は、今日は来てないんですかね。いらっしゃる。 28: ◯はやお委員長 危機管理、来ていますよ。 29: ◯桜井委員 いらっしゃる。あ、いらっしゃったね。どうですか、今のお話を聞いていただいて、担当の危機管理課のことだけじゃないですよ。先ほどから言っていますけど、たまたま今いらっしゃるので、私が今ご提案していることについては、どのように担当課としてお考え、感じていらっしゃるのか、最後に聞かせてください。 30: ◯千賀災害対策・危機管理課長 ただいま桜井委員からのご指摘ございますけども、災害のリスクという視点ございますと、こういう地球温暖化といいますか、気温上昇とか、そういうことに対して、近年、水害ですね、雨とか台風の激甚化ということは、これは身をもって感じているところございますし、また国全体としてもそういう対策を強めていこうというところございます。そういう意味合いでは、こういうよう庁内の検討というものもきちっと受け止めながら、今後の危機管理、防災対策に反映したいというところございます。 31: ◯桜井委員 はい。 32: ◯はやお委員長 はい。  ほかに。 33: ◯木村委員 ちょっと幾つかお伺いします。  まず現状についてなんですけれども、この2ページに、達成状況というグラフがございます。、2ページの下の5行目のところに、基準年度の排出係数を用いた排出量と、それから下から2行目の各年度の調整後排出係数を用いた場合の直近の排出量と、2段になって説明がしてあります。実態に近いのは各年度の調整後排出係数を用いた排出量ですよね。ちょっと確認させてください。 34: ◯夏目環境政策課長 おっしゃるとおり、実態に近いのは下段の各年度の排出係数を用いた場合です。 35: ◯木村委員 つまり、これは1990年度、基準年度より現状は増えちゃっていると。大変状況と。こういう認識の上で事に当たる必要があると思うんです。  で、その上で、この目標けれども、現行の目標についてはこうと。バリ協定でも気候変動が1.5度、できれば2度までと。できれば1.5度に抑えると。早かったら2030年には1.5度に達しちゃうと。そういう危機的状況があるわけですよ。、2050年度にはエネルギー、温暖化、CO2の排出量をゼロにしようという国際協定に向けて取り組んでいるときに、現行は80%削減よしという計画わけですよ。、これについては当然ゼロを目指すと。最低でもですよ。これは、こういう目標というのは掲げないんですか。何か、これ、適応だけ、これから気温が上がっていくから、こういう危険性があるんでそれに適応させましょうというんじゃなくて、そうならないように目標を立てて必要手だてを打っていくというのが計画んじゃありませんか。2030年と2050年に排出量をどうするのかという目標というのは、一応作る、立てるということいいんでしょうか。 36: ◯夏目環境政策課長 まず目標についてですが、今回、条例に掲げる目標年次を迎えたということ、条例の目標を改めることが自然のかなという、そういう考え方があろうかと思うんですが、我々の中でも、現行の目標の達成のめども立たない中で、新た目標を立てるのがいいのかどうか。、仮に目標を立てる場合にも、実現可能性を重視するのか、願望も含めたあるべき姿というのを位置づけるのか、その辺については、私どもも考え方の整理が現在のところではできておりません。ですので、結論から言いますと、検討部会のほうの意見もよく聞いた上で慎重に検討したいというふうに考えています。  あと、将来的目標の、先般の本会議のほうでゼロエミッションというようことを掲げましたが、それについては、やはりあるべき姿、あるべき将来像の共有という意味でのゼロエミッションということ、それが行政目標の確固たる数値目標になるわけはないという認識です。ただ、やはり共通のあるべき姿というのを提示すること、やはり全体が協力して取り組んでいこうという、そういうものというふうに認識をしております。 37: ◯木村委員 たしか東京都は2050年排出ゼロ宣言していると思うんけれども、それと関係ないと、千代田は。それは、あるべき姿、理想的にはそうかもしれないけども、現実は難しいからと、そういう立場ですか。 38: ◯夏目環境政策課長 立場が違うというわけはなくて、東京都も「ゼロエミッション東京」というのを掲げておりますが、それは行政目標、行政計画の目標として掲げているわけはありません。それは私どもの23区の環境公害主管課長会というところで東京都が説明に来たときに、我々のほう、他の区の課長ですが、これは行政計画の目標ですかというふう質問をしたときに、東京都のほうから、そうはありませんというよう回答がありました。  ですので、やはり東京都も、やはり都民の皆さんにそういったあるべき姿を提示して、それで皆さんが協力していきましょうというようことを進めるために掲げたものというふう受け止めでおります。ですので、千代田区も、東京都と別に、違うというよう立場ではないということです。 39: ◯木村委員 やっぱり温暖化、気候変動に対する危機意識というのをもっと、これ、人類の生存に関わる問題ですので。日本は排出量世界第5位でしょ。産業革命から1.5度とか2度とかと言っているけれども、これだけCO2を増やしているのは本当に数十年ですから。我々の世代ですから、増やしているのは。それが今後の未来をも奪おうと。だから、本当に責任感を持って、危機意識を持って取り組んでいく必要があると思うんですよ。  それで、機能更新や、要するに開発ですね、建て替えは、CO2排出量の減に寄与しているというふうにお話でした。これは先ほど小枝委員も触れたけれども、総量で減少しているんですか、機能更新で。それとも排出原単位。それから、エリアでの捉え方はどうのか。大丸有地区はどうのか。あるいは建て替え時ですよ。できた後の床面積の排出原単位では減っているけれども、建て替え時、建て替えによって、当然工事をする。いろんな廃棄物を出す。それから、その施設を利用する人口が増えること、ここに乗員人口が増加すると、運輸部門が増えると。総量で建て替え機能更新は寄与しているんですか。そういう結論ですか、この報告書は。 40: ◯夏目環境政策課長 まず、エネルギー消費量の減に関してですが、こちらの資料のほうにある資料のグラフの基になっているデータに関しては、エネルギー消費量が──すみません。1990年が249万トン。このときの排出係数を維持して計算していますので、エネルギー消費量掛ける排出係数ということですので、このときより排出量が235.9万トンということで減っていますので、エネルギー消費量自体が減っているという評価になります。、またこちらには載っておりませんが、お配りする冊子のほうには載っておりますけれども、特別区協議会のほう、業務部門のエネルギー消費量の推移が出されておりまして、そのデータを活用しておりますが、それについてはエネルギー消費量は減っているというふうになっています。あと、別のご質問の中で、取壊しとか機能更新に伴う工事の排出については、ここには載っておりません。 41: ◯木村委員 いずれにしても、ちょっと報告書を拝見してから、またじっくりと議論させていただければと思うんです。  ちょっと最後に、検討内容の5ページから気候変動影響の長期変化と将来予測と。、過去と将来予測についても言及されています。、これ、ここまで述べていらっしゃるわけ、さらにこれによってどういう影響が出るのか。猛暑日がこれだけ増えると、発生すると。それによってどうなるのか。これだけ降水量が発生回数が増えてくると。そうなるとどういうふうになるのかというところまで言及はしてもらったらうれしいなというのが1点と。  それからもう一つ、今回の感染症と、コロナ、要するに感染症と温暖化というのは根っこは同じと。いわゆる自然破壊、環境破壊がやっぱり背景にあるわけ、最近読ん本で、北極海の海が解けると昔のウイルスが解けてまたよみがえってくるという、そういう科学者のあれがありますけれども。(発言する者あり) 42: ◯はやお委員長 みんなNHK。 43: ◯木村委員 気温が上がること、これまでは来なかった蚊がやってくるとかという、そういう問題もあるわけですよ。、この温暖化というのは非常に恐ろしいわけ、脅威わけ、過去と将来予測というのは、いろんな形で、やはり区民の方に分かっていただく、関係者に理解していただく上で非常に大事資料になると思うので、その辺の工夫というのは今後も努力していただけるとありがたいんですけれども、ちょっとその辺だけ、最後に見解を伺っておきます。 44: ◯夏目環境政策課長 今、お話ありましたとおり、気候変動の影響で、こちらに書いてあるのは、将来的に気温が上がる。そこまでですが、その先にどういう具体的影響が人の体にあるのかとか社会的にあるのかとかといったことに関しては、これまでデータで集めたものもありますし、恐らく今後も最新の知見というのが出てくると思います。、検討部会のほうもお話ししましたが、今回、一定程度まとめたものについても、そういった新しいデータがあれば加えていくというふうにしておりますので、今回お配りするものはその時点のものですが、またそういったものを加えてお配りをさせていただきたいと思います。 45: ◯はやお委員長 ほかにございますか。 46: ◯米田副委員長 様々皆さんご意見あったのを十分に受け止めていただきたいなと、まず思います。報告書、私も楽しみに読ませていただきます。  で、大事点は、今後の10年が、見直しして、2050年に向けてやっていく上で、僕、非常に重要と思っております。また、千代田区の場合はCO2、4分の3が業務排出量ですので、ここをどうするか、今後10年で対策を立てていくかというのが重要かと思います。この辺の対策を聞かせていただきたいのと、あらゆるイノベーションを使ってCO2を削減していく。例えばRE100とか、そういったのを活用していくのが非常に重要と思っているんですけど、そこをお聞かせください。 47: ◯夏目環境政策課長 今後の地球温暖化を防止するに当たって、これからの10年が大事というのはやはりどこでも言われているところです。、千代田区のCO2排出の大きなところは、おっしゃられたとおり4分の3は業務部門ということ、これまでも千代田区では、建物の省エネ、省CO2に関して強化して取り組んできたところです。先ほど小枝委員からもお話がありましたが、やはり建物単体だけじゃなくて、まちづくりとか面的CO2削減というのも重要になってくると思います。そういったご意見が現在やっております検討部会のほうも出ておりますので、そういったご意見を踏まえて効果的対策を考えていきたいというふうに思います。 48: ◯はやお委員長 はい。  ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯はやお委員長 いいですかね。  様々、委員のほうから出ましたように、冊子のほうをまだ具体的に細かく見ていませんので、見ていただいた上またご意見があると思います。この件につきましては、また正副で預からせていただきまして、別途、場合によってはスケジュール化して報告をお願いする。その際に、やはり様々会議体の関連性、そして計画の関連性、例えば全庁的にやる実施計画とかというのもどういうふう、たくさん計画があって、どういうふうに関連になっているのか、どういうふうにやって実施計画になっているのかというのが都度聞かないと分からないので、それを体系図化したものを、それで説明いただきたいと思いますので、資料の準備のほうをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
    50: ◯夏目環境政策課長 地球温暖化に関しては、確かにいろんな計画があったり会議体があったりしますので、その辺を整理しておきたいと思います。 51: ◯はやお委員長 はい。それでは、ただいまの報告につきまして終了いたしたいと思います。  続きまして、環境まちづくり部(3)(仮称)区立麹町仮住宅への仮移転に伴うコールセンターの設置のご案内について、執行機関からの説明を求めます。 52: ◯加藤住宅課長 それでは、区立麹町仮住宅への仮移転に伴うコールセンターの設置のご案内につきまして、環境まちづくり部資料3-1と3-2、次ページになりますが、3-2を用いて、ご説明のほうをさせていただきたいと思います。  前回の企画総務委員会の中で、木村委員のほうからお話がありました件ございます。5月の1日付と──そちらが3-1の資料になります。それからもう一つ、5月の11日付に出させていただいた再通知のご案内が、これが3-2になります。  それでは、3-1からご説明させていただきます。  今回、麹町仮住宅への仮移転をするに当たりまして、区営の東松下町住宅のほうの移転と同じよう形でやらせていただきたいと考えまして、こちらのコールセンターの設置というのを、区営の四番町住宅及び四番町アパートの入居者の皆様方に、各戸のほうにご案内のほうを郵送で送らせていただきました。こちらの文書、ちょっと見ていただければとは思うんですが、非常に、問合せ先だけ、またコールセンターの開設の期間及びメールの受付期間という形のものの文書のみを、ちょっと送付してしまったところございます。  その次ございます。3-2のほうに移ります。こちらの3-1の文書を入居者の皆様のほうにお送りしましたところ、非常に分かりづらいと。一体何がどうなるんといったご意見、多数頂きました。非常に分かりづらい文書を送ってしまったといったところで、再度通知のほうを送らさせていただいたものございます。入居者の方より、何のために設置するのか何を相談できるのか分からないというご意見、ご指摘を頂きましたので、ご案内が不十分あったことにつきましてはおわびするということ、改めてご案内させていただいたと。  このたび、(仮称)麹町仮住宅への仮移転でコールセンターを委託により設置したのは、入居者の方々の中で引越業者が探せない。また粗大ごみの処理の方法などの手続きが分からない。また、移転に伴い入居者の方から寄せられるだろうご相談に速やかに対応するということございます。基本的にはもう、入居者の方々の細やか困り事につきましては、このコールセンターにまずご相談いただきたいという趣旨ございました。  また、このコールセンターの運営のほかにも、今後の引越のスケジュールの調整、また説明会開催に当たってのお手伝い、内覧会の対応、区の職員だけは十分に対応することが難しい部分についての支援を委託しているということになります。  また、今後の移転先の住戸の選定、また使用料などの個別のご相談、お手続きについては、これは区のほうで十分に対応のほうをさせていただきたいというところございます。  本件のご案内で本当に不安気持ちを持たれた入居者の方々には、本当に直接おわびを申し上げたいというふうに考えております。また、これまで丁寧に対応していくとずっと答弁を申し上げたところで、この3-1のよう通知を、ご案内を送ってしまったことにつきましては、本当に深くおわびを申し上げたいと思っております。今後については、再度気を引き締めて、入居者の皆様への対応をしてまいりたいと思います。  説明は以上ございます。 53: ◯はやお委員長 はい。質疑、質問を受けます。 54: ◯木村委員 あの、これ、5月1日付でしょう。緊急事態宣言下わけですよ。、緊急事態宣言下、4月の下旬に使用許可取消しと明渡し請求が出ているわけですよ。そして5月1日付で、今度は引っ越しに関わるコールセンターを設置したので、引っ越しに関わるお問合せはこちらへという通知が来ているわけですね。ただ、前者のほうはですよ、これは法令の規定によって明渡し日の半年前に通知するとなっているから、これは計画に対して不同意あっても、居住者の方は受け入れたわけですよ。しかし、これは違うわけ、なぜこの時期にコールセンター設置のご案内。中身はともかくとして、なぜこの時期に出したんでしょうか。 55: ◯加藤住宅課長 本来あれば、今、木村委員のほうからご指摘頂いた4月の24日付で入居者の皆様に送らせていただいた明渡し請求また使用許可の取消しの文書と共に、この案内文、コールセンターの設置についての案内文を同封して送る予定ございました。なぜかと申し上げますと、引っ越しについて十分期間を持って入居者の皆様に対応させていただきたいというふう思いを持って考えていたところございますが、こちらのコールセンターのほうのメールアドレスの取得がちょっと思いのほか時間がかかってしまったため、ちょっと送付の時期がずれてしまったといったところで、皆様になるべく早くお知らせをしたかったというところで、5月の1日に、別に送付をさせていただいたというところございます。 56: ◯木村委員 これ、5月11日以降にコールセンターに電話で問合せして、すぐ対応してもらえたんですか。何か、いろいろ、いや、その準備はまだ対応できませんというふうに言われているという話も聞いているんですけど。 57: ◯加藤住宅課長 はい。そういったお声があることも聞いてございます。ちょっと委託業者のほうと、現在、どういう形でどういうふうに皆様方の声にお応えできるかといったところについては再度詰めておるところございます。いろいろご迷惑をかけていて、本当に申し訳ないと思っております。 58: ◯木村委員 東京、首都圏は、まだ緊急事態宣言下にあるわけです。、コロナというのは長期戦になるだろうと。ある専門家は、まだ野球で言うと1回の表裏が終わった段階というふうにおっしゃっている専門家もいらっしゃいます。そうすると、コロナの状況がどうあろうが、建て替え計画は粛々と進めていきますということですか。 59: ◯加藤住宅課長 4月の24日のほうの常任委員会でも、木村委員のほうから同じようご指摘のほうを頂いていたかとは思います。もちろんコロナのほうがもちろんこういった形で緊急事態措置や宣言がなされているといった間に引っ越しのほうをお願いするといったところはございません。当然引っ越しをする業者のほうもそれに対応できるかどうかといったところが分からないといったところもございますので、そちらのほうは様々状況を考慮させていただきながら、引っ越しの実施について、検討のほうを図っていきたいと思います。 60: ◯木村委員 といいながら、(発言する者あり)5月の11日にこういうのを送るわけでしょ。それで、既に10月末の明渡し請求をしているわけですよ。だって、4月24日で委員会でそういう答弁して、その後送っているのよ、明渡し請求を、10月いっぱいの。それで5月に月が明けたら今度は引っ越しに関わるのはコールセンターを作ったのでそっちに問い合わせてくれと、通知を出しているんですよ。言っているのとやっているのと、全然違うじゃありませんか。 61: ◯加藤住宅課長 4月の24日の日に木村委員のほうからのご指摘もあったかと思いますが、期間について、10月の31日という形で、今年の10月31日という期間のほうについてはそれで一旦は区切らせていただくといったところございますが、その10月31日につきましては、コロナの関係で、コロナの関係だけのかちょっとどうかあれですけども、明渡しの期限については、状況を見て日程のほうをずらしていくといったところについても、こちらについては明渡し請求書の文書の中で、いろいろ考えさせていただきながら進めていきたいというふうに、書類のほうは記載のほうをさせていただいているところございます。 62: ◯木村委員 要するに、この秋から冬にかけて、また第2波、第3波が来るだろうと。これはもう専門家が共通して言っていることですよ。、そのときに引っ越そうという計画わけですよ、今の現行の計画というのは。  それで、なぜこういう通知が来て、居住者の皆さんが不安がり、で、怒ったのかと。これは、やはり引っ越しの前提条件がないわけですよ。できていないのに引っ越しだけはどんどん、文書やこういった形で求められるから、不安んですよ。  で、その前提というのは二つあって、一つは、建て替えに対しての居住者の合意ができていないということんですよ。それなのに、寄り添うとあれだけ委員会では答弁しているのに、引っ越しに関わるものは、今度はコールセンターを通知し、こちらのほうに連絡をと。じゃあ未解決の課題はもう全部丸投げのかということで怒られたわけです。しかし、もう一つの前提があって、コロナの収束が、全く見通しが立っていないということんですよ。そこへ引っ越しと来たものから、建て替えに反対じゃない人、建て替えに同意していた人も、こういうときに引っ越しを求めるのかということで怒られたわけですよ。  だから、今この計画に対してはとんでもないという方が居住者の大半ですよ。やはりこの問題については、もうコロナ、こればっかりはもう長期戦で、どうしようもないんですよ。そういう中で、区民の安全、要するに命を守る、健康を守るということと、それから児童施設、子どもたちの施設、この建て替え、これは急がれるわけですよ。これをどうやって両立していくのか。コロナの、コロナ危機と言われる下でどうやってこれをやっていくのかというのは、どう具体化していくのかというのは、やはりコロナを前提としての検討というのをやはり進めるときんじゃないかと。まあ、住宅課長だけじゃ答えられないと思うけどね。(発言する者あり)とは思いますけどね。(発言する者あり) 63: ◯はやお委員長 休憩します。                 午後2時33分休憩                 午後2時38分再開 64: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  答弁を求めます。はい。担当部長。 65: ◯小川環境まちづくり部長 このたびの区立麹町仮住宅仮移転に伴う対応につきましては、先ほど課長が答弁申し上げましたように、まず唐突に、非常に分かりにくい案内をしたという結果、住民の皆さんに非常に不安思いをさせてしまったといった点につきましては、改めまして私からもおわびを申し上げます。そして、またそれに加えまして、新型コロナウイルス対策の様々対応をしている中で、先行き自体が非常に見通しが立たないといったよう状況になっています。それは区民の皆様の生活そのものもそうございますけれども、我々行政の対応につきましても、いろいろと不確定要素が出てきてございます。そして、このコロナの収束を待たずに、例えばその渦中に引っ越しをしていただくとか、あるいはそれは当然区民の皆さんの対応もそうでしょうし、引っ越し業者の対応もそうでしょうし、様々ところにこれ、影響が出るということが考えられます。しかしながら、現時点で具体的にどのよう影響が出るということは、なかなか我々もはかりにくいといったところございます。  したがいまして、今後も様々状況を我々も鋭敏にキャッチをしながら、そのときにまた最善方法をその都度考えていくしか今現在は対応のしようがないのかなと思っていますけれども、いずれにしましても、丁寧対応、分かりやすい説明ということ、住民の皆さんに寄り添った対応をしていきたいと、このように思ってございます。  なかなか、そういった今回のこの通知に関しましては、その点が非常に欠けていた部分ございますので、いま一度気を引き締めまして、きちんとした情報の提供と分かりやすい説明、丁寧対応、これを、改めまして心がけてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。 66: ◯はやお委員長 林委員。 67: ◯林委員 コロナの対応は、ちょっと別で、置いておきます、これは大事ので。  一つ確認したいのが、このコールセンターを入れるというのは、当初予算のときから考えられて、対応の予算化をされていたのかどうか。 68: ◯加藤住宅課長 こちらにつきましては、整備費の中の事務費の中にコールセンターの設置費、まあ、コールセンターの設置費だけはなくて、今回の移転支援に関しての業務委託の予算をしていたものございます。予算額につきましては、大体1,600万程度というところございます。 69: ◯林委員 これ、予算のときにもう少し詳細に確認すればよかったんですが、結果的に、だから、このコールセンターがないと、引っ越しの支援ができない職員体制だったというふうに理解してよろしいですか。 70: ◯加藤住宅課長 こちらにつきまして、東松下町の住宅の移転のときに初めて活用したものございます。こちらの移転支援業務ということ、平成28年度に行ったものございますが、そのときに東松下町住宅に入るときの入居者の方々から非常に好評あったといったところもあって、今回も継続させて、まさしくそのときの住民の方の声を聞くと、かなり寄り添っていただいた対応をしていただいたというふうに聞いてございますので、今回も同様ことを期待して、委託をしたいということで予算化したものございます。 71: ◯林委員 聞き方が悪いんですかね。5月11日のところでは、職員だけは十分に対応することが難しいと。コールセンターというのは、確かに1,600万かけて丁寧にやっていただけるのかもしれないけれども、職員の方が十分もし千桜のときもいれば対応できる事案んですか。より丁寧に、さんざん、住民に寄り添ってと、非常にこう、琴線に触れる引っ越しの業者とか粗大ごみとか、要はいろんなものが出てしまう。どれぐらいの荷物があるかという相談まで民間の方にするよりも、区民の方はやっぱり職員の方を信頼されていると思うんですよね。職員の方が体制が十二分にあれば、こんな当初のフレームを作る必要がなかったというふうに受け止めていいのかどうか。 72: ◯加藤住宅課長 区のほうでなかなかしづらい部分について民間事業者のほうの活用を図ってきたといったところございます。例えば、引っ越し業者の選定といったところについては、ちょっとなかなか、区のほうはしづらい部分がございます。ですので、そういったところあったり、あと、特にそれぞれの引っ越し会社のほう、区のほう、区というか、その移転支援業務を受けている業者のほうでお願いする引っ越し業者のほうだけなくて、それぞれの入居者の方々がそれぞれ探してきた引っ越し業者のほうの連絡調整あったりといった部分について、区のほうだけなくて、民間業者のほうの活用をしながら、そうした業務のほうを委託して、効率的に効果的に皆様方にご提供させていただきたかったというところございます。 73: ◯林委員 いまいち、理解……。区の職員の方は十分にこの仕事を果たせなくて、コールセンターだったら、東急コミュニティーさん、ここだったら引っ越し業者がいろんなところに紹介できたり、粗大ごみのが区の清掃事務所との連絡調整ができたり、そういうことができる、優越するとなると、いわゆるこんな引っ越しのやつだったら全部民間に任せてといって、まさしく公務員の方の、この後、その他でやりますけども、何のためにお仕事をされているんですかというところに関わると思うんですよね。  千桜の東松下町のときは、ワンウェイみたい形ですよね。東神田住宅の方、(発言する者あり)外神田住宅か。の方から引っ越すとか。要は、その後、何も決まっていない。でも、ここの四番町はやっぱり違うんですよね。子育て施設を造んなくちゃいけなくて、波及的に、いろんなところに玉突きで影響が大きなところですから、より丁寧説明をしていきますよと、さんざん、今の住宅課長じゃなくて、前の住宅課長が特に言っていましたけど、職員が前面に立ってやっていきますよと言ったのが、その結果がやっぱりコールセンターだったというと、がっくりきてしまうんですけれども。職員じゃ、やっぱりできないものんですかね。  確かにコロナ対応で、少し出勤が少なくなったとかあるにせよ、当初から入っていたとなると、そもそも人数が少な過ぎて対応できなかったんじゃないですかと。それはもう、区長の、構造的問題で、好き人だけ集めりゃいいというものじゃないということになっちゃうんで、その辺はちゃんと、コールセンターなくてはできないこと。区の職員はできないという領域設定をしっかり説明しないと、こんなスキームをやっていって、これが契約期間が11月までんですよね。これより延びたら、また何千万もかかる話になってきますから、どこが、一体、職員の方ができなくて、コールセンターの民間事業者ができるのかというのを、しっかりと説明していただきたい。 74: ◯はやお委員長 休憩します。                 午後2時45分休憩                 午後2時47分再開 75: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  答弁を求めます。 76: ◯加藤住宅課長 こちらのほう、移転支援業務を委託した理由の大きなものにつきましては、こちらのほう、区のほうの住宅課のほうの窓口にしてしまいますと、どうしても一時的にこの、コールセンターだけはなくて窓口もそうとは思うんですが、一時的に引っ越しをされる四番町の住宅の方、またアパートの方々から、非常に連絡が殺到するおそれがあるといったところのさばきについて、要は住宅課はそれだけが仕事ではございませんので、一時的プロジェクトの問合せの窓口を、一つ、民間会社のほうにお任せするといったところで、そちらで一旦のさばきをお願いする。当然、もうさばき切れないものにつきましては、区のほうでそちらのほうをご報告いただいて、どういうふうに対応するのかといったところについて検討していくという、そういう流れで、その一時的急増する業務について、民間会社のほうにお任せするといったところが眼目として、今回、移転支援業務についての委託のほうをお願いするといったところございます。 77: ◯はやお委員長 ちょっと、まあ、分かるよう分からないというか。とにかくこの辺のところについては、まず、大きな問題としてあるんよ。民間開放のところをする上でどこをやるかというところについての整理とか、本当にマンパワーが足りないんじゃないの、住宅のところはという話はあるけれども、その課題はちょっと留意しつつ、今後ちゃんと住宅課のほうとしては、ここまでせっかく人間関係を作ったものを、一つのことで崩れちゃうから、ここのところは十分おわびして、やっていただくと。  それで、あとコロナ対応については、確かに現存あるので、もう一度、陳情もあるので、そこのところで、計画のところとして、課題として話をするから、当然そちらのほうも今後の進め方ということについては十分検討してくださいよ。それじゃないと、今の課題として強引に進めるということがどういうことになるのか含めて、考えていただきたいと思います。そこは議会のほうも課題を与えられていることので、請・陳のときに皆さんと確認をして、陳情者に返さなくちゃいけないこともありますので。  いいでしょうか。まだ、何か……。  じゃあ、休憩します。                 午後2時49分休憩                 午後3時03分再開 78: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  ただいま、いろいろと、今回の報告についてのやり取りの中で、様々課題が見えてきたと思います。その一つとしては、コロナ対応ということがありますよね。その新型コロナウイルス対応について、この動向は今後どうなるか非常に分かりにくい不透明中で、横にらみしながら、計画のことについても検討していかなくちゃいけない。ただ単純に、ここのところの住宅のところは、大きく四番町プロジェクトのスケジュールに関わってくることですから、保育園の件、そしてまた図書館の件、そして場合によってはメトロのあの地下のこともある。そういう様々ことを総合的に判断していただいて、そして我々も継続で陳情を抱えておりますので、その方向性のスケジュールが、こういうふうに検討していきますということを執行機関に求めて、やっぱりコロナのを含めての対応を執行機関の中でやっていくに当たっても、課題がしっかりとあることを認識しながら、どうあるかを答えられるように、次の陳情まで。一応執行機関に求める形で、今日のところはよろしいですかね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 79: ◯はやお委員長 はい。じゃあ、そういうことを求めますので、よろしくお願いいたします。  じゃあ、今日のこの報告事案はよろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 80: ◯はやお委員長 はい。続きまして──次はどこ、政策経営部の報告事項に入ります。(1)行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び東京都屋外広告物条例の改正に伴う手数料についての報告を求めます。 81: ◯石綿財政課長 それでは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び東京都屋外広告物条例の改正に伴う手数料について、恐れ入りますが、資料の政経部資料1をご覧いただきたいと思います。  本件につきましては、国の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正と、東京都の屋外広告物条例の改正に伴いまして、本区の手数料を廃止また追加を予定してございます。つきましては、第2回定例会におきまして、当該条例の一部改正を議案として提出を準備しておりますので、本日は情報提供ということでご説明をさせていただきたいと思います。  初めに、手数料の廃止を予定している件につきましてご説明をいたします。  今般、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正が施行されることにより、個人番号、いわゆるマイナンバーをお知らせするためにお配りをしてございます通知カード、こちらが廃止されることとなりました。これに伴いまして、これまで本区の規定で500円を頂戴してございました、当該カードの再交付に係る手数料事務を廃止するものございます。なお、施行日は公布の日からを予定してございます。  次に、手数料の追加を予定している件につきましてご説明をさせていただきます。  東京都屋外広告物条例の一部改正が施行されることによりまして、許可申請を要する広告物として、新たにプロジェクションマッピングが追加されることになりました。こちらにつきましては都の条例で定められているものございますが、特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の規定によりまして、特別区がこちらの申請許可の処理をすることになってございますので、本区の規定に、屋外広告物許可申請手数料、プロジェクションマッピングの許可申請に係る手数料事務の追加をするものございます。  これに伴いまして、屋外広告物許可申請手数料のプロジェクションマッピングの許可申請に係る手数料といたしまして、面積が5平米までごとにつき3,220円、ただし面積が1,000平方メートルを超えるものに当たっては、64万4,000円を上限とするという金額を予定してございます。なお、施行日は令和2年7月1日からを予定してございます。  ご報告は以上ございます。 82: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。  ただいまご説明いただきましたとおり、今回も、この本件につきましては第2回定例会の提出予定案件となっております。概括的質疑や資料要求にちょっと限定させていただきながら、質疑、質問を受けたいと思います。  委員のほうから、質疑、質問はございますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯はやお委員長 はい。それでは、この報告については終了いたします。  次に、政策経営部(2)特殊勤務手当の見直しについて、執行機関の報告を求めます。 84: ◯緒方人事課長 特殊勤務手当の見直しについて、政策経営部資料2に基づきましてご報告させていただきます。本件は第2回定例会に条例の一部改正案について議案提出予定ですので、本日はその情報提供ございます。  特殊勤務手当ですが、こちらは職員の従事する業務に、危険、不快、不健康、その他困難などある事実があり、これが著しく、かつ恒常的ある場合に、勤務実績に応じて支給される手当のこと、5種類ほどの手当がございます。そのうちの一つ、防疫等業務手当の支給対象業務として、指定感染症に罹患した患者等に接触する業務を新たに追加すること、現在、新型コロナウイルス感染者を居所から医療機関へ搬送するなどの業務に従事している保健所職員に、手当が支給できるようにするものございます。支給額は条例上限の1日720円、公布の日から施行し、本年2月1日以降に従事した職員に適用いたします。  説明は以上です。 85: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。  これも第2回定例会の提出予定案件になっておりますので、概括的質問を、そしてまた資料要求を受けます。  よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 86: ◯はやお委員長 はい。  それでは、次に、(3)区立お茶の水小学校・幼稚園改築工事等にかかる入札状況について、執行機関の報告を求めます。 87: ◯平岡契約課長 政策経営部資料3に基づき、お茶の水小学校・幼稚園改築工事等にかかる入札状況についてご説明いたします。本案件は、地上6階、地下2階の小学校、幼稚園、学童及び防災倉庫の改築整備を行うもの、第2回定例会でご審議をお願いする予定案件ございます。  資料の1の(1)工事場所は、千代田区神田猿楽町1-1-1ございます。各施設の構造や延床面積等は資料のとおりございます。  (2)の工事内容は、恐れ入りますが資料の裏面をご覧ください。工事は四つの内容から成り、改築の建築工事、改築電気設備工事、改築空調設備工事及び改築給排水衛生設備工事の各工事を行うものございます。うち1の改築工事では、新た小学校校舎、幼稚園舎、学童(アフタースクール)、防災倉庫の建築を行うものです。改築電気設備工事などについては、資料のとおりございます。  恐れ入りますが、資料の表面にお戻りください。2の工事期間ですが、契約締結日の翌日から令和5年5月31日までございます。  3の契約方法ですが、制限付きの一般競争入札による契約で、改築工事は2者または3者構成のJV(建築共同企業体)を、改築工事以外の工事では2者構成のJV(建設共同企業体)を、それぞれ参加業者の資格を要件としております。  4の入札日ですが、改築工事と改築電気設備工事の2件は5月19日、改築空調設備工事と改築給排水衛生設備工事の2件は5月20日ございました。  5の入札結果ございますが、改築工事は、落札金額64億6,129万4,400円、落札者は戸田・不動・ムカイ建設共同企業体、代表者は戸田建設株式会社代表取締役社長、今井雅則。改築電気設備工事は、落札金額6億9,881万9,000円、落札者は八洲・尼崎建設共同企業体、代表者は株式会社八洲電業社東京支店執行役員東京支店長、岩瀬壮一。改築空調設備工事は、落札金額6億8,454万1,000円、落札者は日管・三辰建設共同企業体、代表者は日管株式会社東京支店支店長、中野孝洋。改築給排水衛生設備工事は、落札金額6億6,880万円、落札者は五建・東洋建設共同企業体、代表者は五建工業株式会社東京支店取締役支店長、宇賀亘でございます。  ご説明は以上ございます。 88: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございました。  本件も第2回定例会における提出予定案件となっております。概括的質疑と資料要求に限定して質疑を受けたいと思います。ありますでしょうか。 89: ◯林委員 一つが、参考資料として、どんな校舎になるのかという、パースのか図面のかがないと、なかなかこんな金額の、全部で80億を超えるものを、審査にちょっと厳しいなというのと、もう1点が、過去の、この小学校、区立小学校・幼稚園の改築工事が総額どれぐらいかかってきたのか。と、追加で来て、結局当初の金額ですよね、工事の。それと追加工事で、トータル幾らかかってきたという資料を、区立学校の改修のを出していただきたいんですよね。直近と九段。その前が富士見。 90: ◯はやお委員長 富士見。 91: ◯林委員 その前が麹町中学、その前が──あ、小学校だった。小学校だったら、その前が、だから麹町小。
    92: ◯はやお委員長 小学校。……ところ。 93: ◯林委員 昌平小。バブルのときはいいですかね。(発言する者あり) 94: ◯はやお委員長 昌平小はすごいよな。 95: ◯林委員 ちょっと古過ぎる。(発言する者あり)じゃあ、麹町小ぐらいかな。(発言する者あり) 96: ◯はやお委員長 まあ、麹町。 97: ◯林委員 で、どれぐらい当初と。ということんです。 98: ◯はやお委員長 当初と実質的金額。 99: ◯林委員 最終。 100: ◯はやお委員長 最終金額がどのぐらいになっているのかと。  契約課長。 101: ◯平岡契約課長 今、林委員からご指摘を賜りました2種類、まず、どのよう校舎形成になるのか、図面等について。それから、過去の小学校の総額、それから追加工事等に伴います追加工事額、麹町までとご指摘がございました。こちらの資料をご用意させていただきます。 102: ◯はやお委員長 建築物の敷地の平米数とか、延べもちゃんと分かるように。昌平からやってもらいたいですか。まあ、バブル、(発言する者あり)千代田…… 103: ◯林委員 千代田のほうが新しいんでしたっけ。 104: ◯桜井委員 千代田のほうが……。昌平…… 105: ◯林委員 地下プールか。 106: ◯はやお委員長 えっ。ちょっと。じゃあ、手を挙げてよ、誰か。  じゃあ、小枝さん。小枝委員。 107: ◯小枝委員 いや、せっかく資料、簡単ことと思うので、昌平もしくは和泉までいっちゃったっていいぐらい。(発言する者多数あり)じゃあ、じゃあ、昌平まで。(発言する者多数あり)昌平ぐらいまで遡れば、大体様子が分かると思います。よろしくお願いします。 108: ◯はやお委員長 はい。ちょっと大変けど、どうですか。 109: ◯平岡契約課長 今ご指摘を賜りました。昌平までということございますので、ご用意させていただきたいと思います。 110: ◯はやお委員長 はい。数字の妥当性を検証するために、過去はどうだったかということですので、よろしくお願いいたします。  じゃあ、ほかに。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 111: ◯はやお委員長 はい。  次に、政策経営部(4)災害対策用備蓄物資(水)の購入について、執行機関の報告を求めます。 112: ◯平岡契約課長 政策経営部資料4に基づき、災害対策用備蓄物資(水)の購入についてご説明いたします。本案件は、区内の避難所や公共施設等の災害対策用備蓄物資の定期的入替えに伴い購入するもの、予定価格2,000万円以上の動産の買入れとなりますので、第2回定例会でご審議をお願いする予定案件ございます。  災害対策用備蓄物資の購入につきましては、これまでの議案審査でのご意見や他自治体での契約状況等を参考にし、3種類に分けて購入いたします。まず一つ目が、今回の案件となっております水の購入と、次の案件あります食料の購入、そのほかに携帯トイレの購入の3点としまして、品目をくくって購入をいたします。今回は水の購入と食料の購入が議案となっております。  資料の1の購入品目ですが、500ミリリットルのミネラルウォーター、26万3,688本です。  2の納入場所ですが、避難所10施設、公共施設等50施設の計60施設です。  3の納入期限ですが、令和3年3月31日です。  4の契約方法ですが、公募制指名競争入札による契約です。  5の入札スケジュールですが、令和2年4月22日に公募を開始し、4月30日に締め切り、5月8日に指名通知をいたしました。本日、令和2年5月21日の午前に開札をいたしましたので、口頭でご報告いたします。落札者は株式会社渡辺武商店ございます。  6の予定価格ですが、事後公表いたします。  ご説明は以上ございます。 113: ◯はやお委員長 はい。それだったら、続けて食料のやつもやっちゃってくれる。  契約課長。 114: ◯平岡契約課長 はい。それでは、資料5に基づき、災害対策用備蓄物資(食料)の購入についてご説明いたします。本案件も先ほどの水の購入と同様の理由により購入するもの、第2回定例会でご審議をお願いする予定案件ございます。  1の購入品目ですが、アルファ化米ほか6品目です。数量はアルファ化米7万2,350食ほか、資料に記載のとおりございます。  2の納入場所ですが、避難所14施設、公共施設等63施設の77施設ございます。  3の納入期限ですが、令和2年12月28日です。  4の契約方法ですが、公募制指名競争入札による契約です。  5の入札スケジュールですが、公募の開始から開札までの日程は、先ほどの水の購入と同様ございます。本日、令和2年5月21日の午後に開札をいたしましたので、口頭でご報告いたします。落札者は株式会社清水商会東京支店ございます。  6の予定価格ですが、事後公表いたします。  ご説明は以上ございます。 115: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。すみません。諮らないで、両方とも説明していただいちゃって。  一応、二つ、災害対策用の備蓄物資ということ、水と食品ということでご報告いただきました。これにつきましても提出予定案件となっておりますので、概括的質疑と、そして資料要求に限定してお願いしたいと思います。 116: ◯小枝委員 このタイミングでの災害対策の物資購入ですので、この間、予備費の流用等で対応されていると思うんですけれども、コロナ対策等で追加しているもの、前後ですね、議員の緊急要望の中にも、様々、購入してほしいというのが入っていると思うんですけども、何が購入されているか、されていないかというところも、見渡せたほうがいいと思うので、マスクあるとかアルコールあるとか、そういう備蓄の補充をした部分も少し見えるよう資料を出しておいていただけると、まだ何がないのかということが提起しやすいので、お願いをいたします。言っていることは分かりますか。 117: ◯はやお委員長 分かる。直接議案とは関係ないけれども、今後のこの災害対策用の備蓄ということ、例えばマスクとかと、今お話しいただいたように…… 118: ◯小枝委員 あと防護服とか。 119: ◯はやお委員長 うん、防護服とか、そういうようところの状況はどうなっているんですかということと、いつも出している、水のほうの入替えのほうの、何か階段式みたい、どうなっているかということについて、ちょっとそこを答弁していただけますか。 120: ◯千賀災害対策・危機管理課長 今、ただいまちょっと小枝委員のご指摘もございますけども、先、委員長からご指摘いただきました、水の経年の配備状況というところの資料は、まず用意させていただき──あ、水と食料とございます。用意させていただきたいと思います。  それから、コロナ対策といいますか、この水、食料、その他衛生部分といいますか、そういうよう備蓄の状況につきましては、参考といいますか、ちょっと資料の出し方については若干調整させていただきたいと思いますけども、ご用意したいと思います。 121: ◯はやお委員長 小枝委員。 122: ◯小枝委員 すみません。確かに多少はみ出す部分はあるかとは思うんですけれども、ただ、6月のこの定例会というと、もう水害とかで避難所を使うということが十分あり得る状況になってくると、こういう機会に、例えば仕切りのテントがあるのかとか、マスク、アルコール、防護服と、その他の、何ですか、今はやりじゃないですけど、サーモグラフィー、検温とかね、そういうふうものはあるのかないのか、買おうという問題意識があるのかないのかとか、そんなことも若干見通せると、あ、もう予備費でやりますよとか、何かそういうふうことが見えてくると、効率的かなというふうに思いますので、ご配慮いただければと思います。 123: ◯はやお委員長 それに加えてということね。ちょっと議案とは関係ないけれども、今そういうところ、不安があるから、これは小枝委員に言うんはなくて、区民に対して、こういう状況ということが説明できるように、資料を用意していただけますか。 124: ◯千賀災害対策・危機管理課長 ご要望の趣旨は十分理解したところございますので、出し方等は若干調整を頂きたいと思いますけども、対応したいと思います。 125: ◯はやお委員長 はい。よろしくお願いします。  ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126: ◯はやお委員長 はい。それでは、(4)の災害対策物資の水と食料につきまして、終了いたします。一応(7)までやらせていただいて、休憩を取りたいと思います。  (6)災害ラジオ等の購入について、執行機関からの説明を求めます。 127: ◯平岡契約課長 政策経営部資料6に基づき、防災ラジオ等の購入についてご説明いたします。本案件は災害時等における情報伝達手段として、避難行動要配慮者名簿に登録されている方の世帯などに配付するために購入するもの、予定金額2,000万円以上の動産の買入れとなりますので、第2回定例会でご審議をお願いする予定案件ございます。  1の購入品目ですが、防災ラジオほか2品目です。数量は、防災ラジオ3,500台ほか、資料に記載のとおりございます。  2の納入場所は、区指定箇所としており、区役所本庁舎を予定しております。  3の納入期限ですが、令和3年1月29日です。  4の契約方法ですが、特命随意契約です。これは、これらの購入品目は、電波法に基づき総務大臣から免許を受けた事業者がその開発及び販売を行うものあり、契約の相手方が限定されるものあり、これにより、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号に基づき、当該契約の相手方となるべき者以外に履行させることが性質上不可能ため、競争入札によることが適さないものとして、随意契約により契約締結を行うものとなるためです。  5の仮契約の予定日ですが、令和2年5月22日を予定しております。  6の契約の相手方ですが、東京テレメッセージ株式会社代表取締役、清野英俊ございます。  ご説明は以上ございます。 128: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、これも予定案件になっておりますので、概括的、そしてまた資料要求に限定させていただいて、質疑を受けたいと思います。  よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 129: ◯はやお委員長 はい。じゃあ、続きまして、(7)委員会会議システム及びAV機器の購入について、執行機関からの説明を求めます。 130: ◯平岡契約課長 政策経営部資料7に基づき、委員会会議システム及びAV機器の購入についてご説明いたします。本案件は、区議会委員会室及びマシンルーム内の機器類の耐久年数の超過により、部品欠品による交換修理が困難あることに加え、機器不調による運営の支障を回避するため、リプレースに伴い購入するもの、予定価格2,000万円以上の動産の買入れとなりますので、第2回定例会でご審議をお願いする予定案件ございます。  1の購入品目ですが、マイク設備ほか2品目です。数量は、マイク設備を構成する機器類を4セットほか、資料に記載のとおりございます。  2の納入場所は区指定箇所としており、区議会各委員会室を予定しております。  3の納入期限ですが、令和2年8月31日です。  4の契約方法ですが、公募制指名競争入札による契約です。  5の入札スケジュールですが、令和2年4月22日に公募を開始し、4月30日に締め切り、5月8日に指名通知いたしました。本日、令和2年5月21日の午後に開札します。  6の予定価格ですが、事後公表いたします。  ご説明は以上ございます。 131: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございました。これも第2回定例会の提出予定案件になっておりますので、概括的、そして並びに資料要求について、質疑、質問を受けたいと思います。  よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 132: ◯はやお委員長 はい。  それでは、暫時休憩いたします。5分ほど休憩させていただきます。                 午後3時28分休憩                 午後3時35分再開 133: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  続きまして、政策経営部(8)今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みについて、執行機関からの報告を求めます。 134: ◯石綿財政課長 それでは、議題(8)の今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みについてご報告をいたします。  新型コロナウイルス感染症対策のために、第2回定例会におきまして補正予算案の提出を予定してございます。この補正予算案につきましては、様々事業に及び、規模も大きなものになることが予想されますため、この概括的考え方を、今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みとしてまとめたところございます。本日は情報提供ということ、この内容をご説明をさせていただければと思います。  恐れ入りますが、政策経営部資料8の資料をご覧いただければと思います。  今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みといたしまして、まず、この世界的脅威となっております新型コロナウイルス感染症の拡大の収束に向けて、千代田区は国や都と連携して対策を進めているところございます。その一方で、国の緊急事態宣言の解除後は、拡大前の日常に戻ることによる再拡大が懸念されているところございます。  区は新型コロナウイルス感染症から、まずは区民の皆様の命と健康を守る。こちらを最優先に、基礎的自治体としてスピード感をもって全力で取り組んでおります。また、終息の先行きの見通しが立ちにくく、長期的取組みが求められる中でも、区民生活と地域経済を支えるため、適時適切に対応してまいります。今後予想される第2波に備え、また感染による影響を受けるところへ、緊急的措置として、次の三つの観点から区が対応しなければならない取組みをまとめ、必要財源として千代田区一般会計補正予算第2号を編成をいたします。  一つ目ございます。区民の安心と安全を支えるということございまして、区民の皆様一人ひとりの命を守るために、感染防止のための様々対策を講じるとともに、休止することができない保育所や医療機関、それから高齢者施設などに対しまして、安定的・持続事業を続けられるための支援を行ってまいります。また、大規模自然災害の発生などの不測の事態に備えた災害対策を講じてまいります。  2番目ございます。区民の生活を支えるということ、長期に及ぶ外出自粛に伴いまして、影響を受けております区民の皆様への生活支援、それから子どもたちへの学習支援などを進め、身近自治体として区民の生活をしっかりと支える対策を講じてまいります。また、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束傾向にあり、少しずつ日常に戻りつつある中で、再拡大を防止するために必要対策を実施をいたします。  3番目ございます。「区民や中小零細事業者の経済活動を支える」といたしまして、感染拡大に伴います休業などの要請によりまして、大きな影響を受けた地域経済を回復するため、順次展開される国や都の支援施策を踏まえまして、区として今必要とされる事業活動を支える緊急対策を講じてまいります。  なお、こちらの取組に基づきまして、ご参考までに、政策経営部では補正予算案に次の内容を計上を予定してございます。1点目ございますが、感染症の収束前の大規模自然災害等の発生に備えまして、必要物資の備蓄や、避難所の密を避けるために、避難者の一部を区内の宿泊施設に分散避難していただくために必要経費を予定してございます。それからもう1点ございます。予備費につきまして、今後の緊急事態等に備えまして、現状に鑑み、必要額を増額する予定ございます。
     ご報告は以上ございます。 135: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。  具体的数字が出てこないとあれんですけれども、こういう取組で補正予算を組んでいくということんですが、今ご報告いただきました内容につきまして、質疑、質問を受けたいと思います。 136: ◯木村委員 基本的やつですね。 137: ◯はやお委員長 はい。基本的です。 138: ◯木村委員 最後のところに、国や都の支援施策を踏まえて、区として今必要とされる事業活動を支える緊急対策を講ずると。この考え方けれども、国や都の支援施策を踏まえて、状況を見て、それから区として考えるということですか。大体、実施している自治体では、国や都道府県と一緒にいろんな独自施策を講じているようけれども、千代田区はいわゆる段階論と。同時にはなくて段階的に打つという、そういう考え方で補正予算が編成されているんですか。 139: ◯石綿財政課長 今回の補正予算に関してございますが、今のところの考え方といたしましては、今、委員ご指摘を頂きましたように、国や東京都、こういったところが様々策を今現在講じているというよう状況ございまして、私ども区といたしましては、この動向を、まずはしっかりと調査、そして把握をさせていただく。どういった対象者になるのかとか、こういった部分も、現状まだいろいろと移り変わる部分もございまして、必要部分というところがはっきりまだ把握し切れていない部分もございますので、こういった状況把握というところを、現段階ではしっかりと把握をさせていただきたいと。この把握に努めていきたいということございます。 140: ◯木村委員 ちょっと一つ。今回の予算編成に当たって、区民の実態はどういう手法で掌握されましたか。区民の生の声をどういう手法で掌握されたのか。それからもう一つは、国や都の施策というのは、これは日々変わっていくわけですよ。国民や都民の世論によって。ですから、実態をつかもうとすると、いつまでたっても、前進していくから、変わっていくから、拡充されていきますから、いつまでたっても区の出番がないというふうにならないでしょうかね。ちょっとその二つだけ教えてください。 141: ◯石綿財政課長 今、ただいまご質問いただきました区民の皆様の生の声、実態というのをどのように把握してきたかということございます。こちらに関しましては、鋭意、担当部署等におきまして、そういったことを進めていく予定ではあるかとは存じますが、現状、例えば融資の受付あるとか、こういった最前線で、まずは例えば特別定額給付金あるとか、こういった支給に、急ぎ、全力をもって対応させていただいているところございまして、詳細皆様方の生の状態というのをどこまで把握しているかというと、実際までは、まだ完全に把握し切れていないというよう状況かと思います。 142: ◯はやお委員長 はい。ちょっと休憩します。                 午後3時44分休憩                 午後3時44分再開 143: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  続きまして、質疑を受けます。 144: ◯小枝委員 具体的ものが出ていない中で、なかなかどう言ったらいいものかというのはあるんですけれども、とりわけ、3番に入ると思うんですけれども、地域経済ですね。私たち、まちで生きていれば、もう本当に、とりわけ神田のほうがひどいのかもしれませんけれども、(発言する者あり)融資を担当している金融機関、地元の金融機関の方からは、本当に怒られるというか、もう、見渡せば、どこの区も区独自の、地域経済を何とか救おうと、国を待たずに救おうという熱い思いというか流れというか、政策がどんどん飛び交う中で、なかなかこの千代田区というのは何もやってくれないと。、小枝さん、6月過ぎたら、もう地元なんか半分潰れますよと言われて、いや、それは私は脅しじゃないかと思って、商店街に電話確認してみたら、いやあ、本当ですね、という。  で、そういう地域経済が本当に壊死してしまうかもしれないよう状況に対して、今把握し切れないという答弁というのは、やっぱりあり得なくて。ただ、行政のことはね、行政は本当に日々のことでいっぱいと思うんですけれども、ここに東洋経済というところの、昨日か今日のあれが、ニュースがあるんですけれども、文京区の区長はといって、区長が強いイニシアティブを持って、地域の情報を持っているというので、ここは緊急家賃助成ということですけれども、そういうことをもう率先して職員に働きかけて、商店街加盟は550。加盟していないところが1,300。千代田区は幾つんですかね。そこに呼びかけて、こういう宅配、テークアウトもサポートしているし、それに対して家賃助成も、もう物すごいスピーディーに。これはやっぱり、政治家というか、その感性を持った人が、まちの情報を得ながら、まちの苦しみと共に何とかしようというふう姿勢があるかないかというのは、もう歴然としてくるというんですね。  だから、行政を責めるばかりはないんですけれども、今、1、2、3というふうに言われた中で、把握していないよという3番目。それから、いまだスピーディーそういった独自対策、本当に区ができる限りの可能な線があるんでしょうけれども、そういうことがもう、千代田区以外のところは、港も新宿も文京も江東も、あとどこか、もう調べれば調べるほど、やっているんですよね。ということからすると、どうんですかというのは、問わないわけにはいかないので問いたいんですけども。この経済への打撃に対する千代田区としての独自の対抗措置は何をしていますかというふうに問うている。がいいのかな、質問としては。 145: ◯はやお委員長 はい。  政策経営部長。 146: ◯細越政策経営部長 先ほど財政課長のほうから、まだ十分把握をしていないというふう答弁をいたしましたが、ちょっとそれは、言葉のちょっと不十分ございます。当然、私どもも地域の経済の状況というのは把握をしています。ただ不十分あるというようことございます。  具体例を挙げれば、先ほど申し上げましたよう、今、商工融資をやっている、そういう事業者の方の声とか、または商店街ともいろいろパイプがございますので、そこら辺の状況は把握しているところございます。その中でも、とりわけ今一番つらいのは、そういった、今、国でも話題になっておりますけれども、家賃補助という部分が大変厳しいというのは承知しておりますので、区としてもそれは十分把握しているところございます。  しかしながら、先ほど来いろいろとご指摘がありましたように、特にこの経済対策というのは長期的取組になるというふうに思っております。これからさらにまた第2波、第3波が出てくれば、それに対応するということもありますので、そういった意味でしっかりとその戦略を練って、この経済対策についてはやらなければいけないと思っております。  今、まだ、国のほうもこれからという、ございますけれども、大分手厚い家賃補助の施策も今考えられているところございますので、繰り返しになりますけど、そういったところも踏まえまして、その状況も踏まえて適宜適切に対応していきたいと考えております。 147: ◯はやお委員長 小枝委員。 148: ◯小枝委員 結局、最後の答弁は──途中まで、うん、うんと言って聞いていたんですけど、最後の答弁は、国がいい政策をやってくれそうから、それも見極めてと。これが、そういう例を見極めないでやっているところと、それを見極めてからやろうというところの違いで、今年は、もう5月が終わっちゃうわけですよ。その間に、もう4月からこういう状態で、まあ、3月からですかね、3月、4月、5月、こういう状態で、もう第2回目の補正予算ですから。  そういう国の動向を見ていたら、納税してくれている、午前中の委員会でもやっていましたけれども、納税をしている人たちがドミノ倒れになっちゃうよというのを、まちの人はみんな言っていますよね。それに対しては危機感、それは、ちょっともう、繰り返しの答弁は要らないので、考え方の、私、もう判断と思うんですけれども、私も例えば、この後、報告があるのかどうか分かりませんが、あるんでしょうけれども、九段の靖国のところから、祈りと大切ゾーンはやっぱりマンション開発をされないほうがいいだろうと思って、千代田区が買ったほうがいいというふうにずっと言っていましたし、思っていましたけれども、やっぱりコロナの前と後では、もう世の中ががらっと変わっているということからすると、もう、じゃあ、納税してくれている庶民、まちの地域経済の人たちがもたない状態の中で、こっちで、何ですか、一流の土地を買いましたという。、こっちは何もしませんでしたということは、やっぱり自治としても成り立たないし、何のためのという政治、何のための行政と、もう議員も行政も区長も要らないというふうに、まちからは言われます、私は。、そうだろうなというふうに思う。  だから、皆さん見ていると、明石市が、困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命、役割と言って、率先して個人商店への補助を、すぐ100万円。、賃料2か月分。もうこれは、もう、多分3月のネットですよね。一人家庭に5万。そういう、とにかく困っている人に全力で寄り添おうというふうことを、もう明石市は最初でしたけど、どんどんやっているのですよね。  だから、この1、2、3の3番目のところのやっぱり重要さというものが、どう考えられて、どう今回、もう二度目の補正ので、この間だって、あれだけで恥ずかしいなというふうに思ったわけですけど、今度のところまでそんな感じだったら、もう本当にどうのかという思いを地域の感覚としては思うんですけれども、行政の感覚としては、その辺のその優先順位の組み直し、コロナの前と後で、もう、がらっと組み直さなきゃいけないんじゃないかという危機意識は共有できますか。そういった議論をしていますか。 149: ◯細越政策経営部長 もう、まさしくその危機意識という部分あれば、これは全く同じございます。議会の皆様、地域の声を聞いているということ、区もそれは同じございます。そういった危機意識を持って取り組んでいく、この姿勢は変わりございません。  先ほど、今ご指摘いただきましたように、コロナの前と後で全く状況が変わる。これも同感ございまして、我々は、今、仕事の進め方も含めて、庁内全体で、このコロナを奇貨といたしまして、仕事の中身についても今見直しを進めているところございますので、そういった意識を持って取り組んでいくということございます。  例えば、この3番目についての部分の、ちょっと足りないのはないかというようご指摘ございますけれども、それも十分認識しておりまして、ちょっと先ほど財政課長のほうからも若干触れましたが、予備費につきましても、私どものほうは、今回これまでになく補正を組まさせていただいておりますので、そういった部分の対応も一つ選択肢にあるかなと思っております。  いずれにいたしましても、全体図をまずしっかりと戦略を練ってからというようこと、進めていきたいなというふうに考えております。 150: ◯はやお委員長 はい。関連。 151: ◯岩田委員 関連。先ほど小枝委員のほうから、文京区なんかは区長がすごく強いイニシアティブを持ってというようお話がありました。同じ記事を私も読んので、ちょっと言わせていただくのですが、これはお願いです。非常に「国や都の支援施策を踏まえ」と、大事に大事にというか丁寧に丁寧にやられているのは分かるんですけども、やはりスピード感を持ってと、まずやってみて、それで足らないところは後でというふうにやらないと、今回のこのコロナの場合は、丁寧に丁寧にやり過ぎると、もう本当にどんどんどんどん、もう、ちょっと言い方はきついですけども、自殺者とかそういう方も、本当に、病気で死ぬんじゃなくて、もう経済で殺されていくみたい、そういうようこともありますので、ぜひ、国とかを待つんじゃなくて、スピード感を持って自主的にやっていただきたいと、お願いございます。 152: ◯はやお委員長 はい。お願いです。特に、今日の今の話、3番目の、だんだん災害のほうの復旧復興というところの時系列になってきたときに、命を守るというところから、少しずつ落ち着いてくる中に、どういうふうにその支援していくのかというのを、当然また補正のところで、きちっとそこが表現、必ずこの取組ということは、これはガイドラインというか方針に近いものから、これに従って当然予算編成されているはずから、そこのところを今回の補正予算のときに確認することになるんで、こういうふうに書かれているとなると、当然数字の特に厚みが持たれているだろうから、その辺のところはきちっと答えられるように準備しておいてください。  ほかにございますか。 153: ◯小林たかや委員 三つ挙げた中の1番んです。区民の安心と安全を支えるというところで、「休止することができない保育所、医療機関、高齢施設運営事業者など」とくくられているんで、この三つで。そのほかに区が休止してはならないものが、「など」でくくられているこの「など」に入っているものは、まだ僕はあると思っているんですけれども。ここでくくられると、何か予算が見えてきちゃうよう気がするんで、ほかにはないんですか。 154: ◯石綿財政課長 この、「など」という部分に含まれている施設はどういうところを想定しているかというご質問かと思います。ほかにも…… 155: ◯小林たかや委員 具体的に。あ、どうぞ。 156: ◯石綿財政課長 区有施設は、ご承知のとおり休業を取らせていただいている施設もありながら、例えば日常の部分で止めてはならないよう区の施設、それからそのほかのものというものも現実的にはございまして、この「など」というところには、具体にはまた議案の中でお示しをさせていただきたいと思いますが、これ以外のものも私どもは対象として想定をしているところはございます。 157: ◯小林たかや委員 今の「など」の説明をしていただくというのは、「など」にしてしまったこの三つが、何でここに三つ取り上げられているのが分からないから、「など」と聞いているんです。何で保育所がというくくりがあって、何で医療機関というくくりがあって、高齢施設運営事業者というくくりを、三つしか出していないのかということを聞いているんです。  ほかに、先ほど今言った、区はほかに休止することができない施設はたくさんありますと言われたので、たくさんあるんですよ。けれど、あえてこの三つを出してきたというのは、その思いなり、見てくるとバランスとしては、ここのバランスを重きを置いたということと思うんで、深くは入りませんけれども、この三つになってしまっているところが、非常にこの大きな説明の中でもアンバランスに見える。バランスがないなと見えてしまうんですけれども、ほかに本当にないんですかということです、具体的に。こういう大きなくくりも具体的にない。ないなら、ないと言っていただきたい。 158: ◯石綿財政課長 この「など」のくくりの部分ということ、再度ご答弁を差し上げたいと思います。  保育所、医療機関、高齢者施設というところで、まず頭出しをさせていただいたというのは、その対象の件数が今回の予算の中で箇所が多い分野あるということ、頭出しをさせていただいたということございまして、それ以外の「など」に含まれている施設は、それでは決してそれに比べてどうかというよう意図を持っての書きぶりではないということは、ご理解をいただければというふうに思ってございます。対象の件数の部分でちょっとこの頭出しをさせていただいたということにすぎませんということを、お伝えをさせていただければと思います。 159: ◯細越政策経営部長 ちょっと、今の課長答弁に補足させていただきます。  とりわけ、この三つ、保育所、医療機関、高齢施設運営事業者と入れていますけども、こちらはやはり冒頭申し上げました区民の命と健康を守るという、一番まずは医療崩壊等を進めないという、そんな考え方の下に、少し一番代表的というか、といった意図がございまして、この三つは入れております。「など」につきましては、今、課長答弁のとおりございます。 160: ◯小林たかや委員 それでは、例えばですよ、止めることができないとずっと言い続けていたのは、例えば清掃事業とか清掃関係の事業だってあるんですよね。そういうのは触れていない。ごみだって、これ、動かせなくなっちゃったら、衛生上も、もしくは感染者が増えた場合のごみ処理だってしなくてはならないですし、それも大切部分になっていくけど、あえて触れていないと。数だってありますよ。事業所だけじゃないでしょ、今、清掃事業をやっている業者って。区だけがやっているわけじゃないしね。そういうのも含めて、僕はもっとあるんけど、あえてこの三つしか出ていないから、何かバランスが崩れているなと感じている。だけれども、それは数でやりましたと言うんなら、数はありますよ。清掃事業者だって、清掃事業だって。まあ、含めてね、今、一例けど、そういう、その「など」をそういう数で答えられると、ちょっと、やっぱりバランスが崩れていませんかということですよね。 161: ◯細越政策経営部長 すみません、言葉が足りなくて。数ではない──もちろん今、課長のほうから数ということも言いました。それは一つの要素かもしれませんけれども、やはり一番のこの挙げた中での眼目は、この、命を守る、健康という、こういった部分観点から、少し代表的ものを挙げました。ただ、今、委員おっしゃられるように、ごみの収集とかそういったものも、やっぱり日常生活に欠かせないものと思っておりまして、そういった視点ももちろん入っております。ただ、この、それが「など」に含まれてしまったという部分につきまして、やはりいろんなお考え方がありますけれども、そういったものを含めて、必要ものというふう認識は持っております。 162: ◯はやお委員長 いいですか。 163: ◯小林たかや委員 はい。 164: ◯はやお委員長 よく、この指針、方針に従って、ここの、各、例えば保育所というのは非常に重要、優劣はつけ難いけれども、命を保障するということだったら、医療機関というのが頭のほうに来るんじゃないのとかというのだってあるから、もう少しこの、補正までに、ちょっとこの順番とか、「など」なんていうところは、もう、ある方なんかは、よくこれの定義を、語彙の定義、この「など」は何のかと言われたときも答えられるようにしておいてくださいよ。ね。  いいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 165: ◯はやお委員長 はい。それでは、この今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みについては終了いたします。  続きまして、政策経営部(9)旧九段坂病院跡地の取得交渉について、執行機関からの報告を求めます。 166: ◯小林財産管理担当課長 それでは、旧九段坂病院跡地の取得交渉について、政策経営部資料9に基づきご説明させていただきます。本件につきましては、昨年12月25日の当委員会でご報告させていただいてから、取得交渉に向けた内部手続を進め、本年5月の首脳会議で内部手続が一区切りとなりましたため、今回、これまでの経緯、経過をご報告させていただきたいと思います。  資料のほう、1、物件概要をご覧ください。こちらにつきましては、既に昨年の当委員会でもご説明しておりますが、当該物件は、国家公務員共済組合連合会(KKR)が所有する千代田区九段南二丁目1番1、旧九段坂病院跡地の約3,500平米の土地ございます。  2、これまでの経緯をご覧ください。改めてになりますが、昨年、平成31年3月にKKRから会有地の売却情報について通知があり、9月17日の当委員会でご報告させていただきました。その後の10月4日には東京都も取得の意向を示し、予算の提案が遅れる見込みあること、12月25日にはKKRから区と正式に交渉を進めたいという話があったことをご報告させていただきました。本年に入りまして、内部の会議体で取得に向けた手続を進めることになりますが、2月の区有地等活用検討会、首脳会議で購入に向けた取得交渉を進めていくことを決定し、3月の土地建物価格審査会で、不動産鑑定結果を踏まえて専門家の不動産鑑定士に取得に係る適正価格を審査していただき、5月の用地問題検討会、区有地等活用検討会、首脳会議を経て、取得の意思決定を行いました。  現時点では以上のよう事務手続を行ってきたという状況にあります。  裏面をご覧ください。3、今回の旧九段坂病院跡地の取得にあたっての考え方をご覧ください。  土地の取得に関しましては、行政需要や使用目的があって購入することが本来は原則になるものと考えております。しかしながら、本件につきましては、相手方が早期売却の意向をお持ちの中で、活用方法についてしっかりとした議論をする時間の確保が極めて困難状況です。活用方法を決めてからは購入の機会を逸することになるため、今回の旧九段坂病院跡地の取得にあたっては、1)から3)の3点の理由から取得させていただき、活用方法につきましては、取得後、庁内で全庁的議論をすると共に、区議会との議論を積み重ねながら、丁寧に進めていきたいと考えております。  今回の取得理由の1点目は、子育て世帯や高齢者など、行政サービスを必要としている世代の人口が増加し、今後もさらに増加が見込まれる中、新た行政ニーズによる施設需要が高まり、新規施設の建設や老朽化した既存施設の機能更新が喫緊の課題となっていること。2点目は、当該地は、都心では得難い約3,500平米というまとまった規模の面積を有し、あらゆる公共施設整備の実現可能性を持ったポテンシャルのある土地あること。3点目は、当該地は区役所の至近あり、かつ本区を象徴する緑豊か千鳥ヶ淵に接している。この土地に公共施設を整備することは、千代田区民全体の福祉の向上につながる貴重財産になりうること。  以上の3点を今回の取得に当たっての考え方としています。  一方で、昨年来、当委員会から課題整理のご指摘も頂いております。  4、土地の取得にあたっての考え方の整理(課題)をご覧ください。次の3点について整理することだったと認識しております。  課題の1点目は、区有地(土地)取得にあたっての考え方について。2点目は区有地の活用にあたっての考え方について。3点目は財源確保の考え方について。大変恐縮ですけれども、こちらの課題につきましては、現在、内部で整理を進めているところございます。できるだけ早い段階で、次の定例会中の当委員会にもそれぞれの基本的考え方をお示ししたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  ご説明は以上になります。 167: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございました。  それでは、ただいま報告を頂きました内容につきまして、経緯・経過並びに考え方を説明いただきましたが、委員のほうの質疑、質問を受けたいと思います。 168: ◯木村委員 これ、財源確保の考え方と書いてあるけれども、どのくらいかかるんですか、費用は。市場価格で。これを一番聞きたい。 169: ◯小林財産管理担当課長 金額についてなんですけれども、先方のほうが売却金額、希望金額というのは明らかにしていない状態です。区としては2者の不動産鑑定を行って、土地建物審査会で適正価格を審査したところではあるんですけれども、現在、価格交渉中のため、詳細については現時点ではお示しできないんですけれども、よろしいでしょうか。 170: ◯木村委員 じゃあ、判断できないね、こちらはね。(発言する者あり) 171: ◯はやお委員長 ちょっと休憩します。休憩します。                 午後4時08分休憩                 午後4時20分再開 172: ◯はやお委員長 それでは、再開いたします。  この様々あれのことについては、今まで宿題も出してきたと。そういう中で、相手方もあるでしょうけれども、そうは言いながら、我々は区民の視点に立って、どうあるかということを決めていかなくちゃいけないし、執行側はその提案を命がけで出してください。その中でどういうふうに進めていくかということを決めていきたいと思いますので。  今日のところ、ほかに、もしありましたら。なければ、今日は経緯・経過と、今までの進捗ということ、第2回定例会の中で報告を、毎回もらうよう形になるかと思いますが、そんな形でよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 173: ◯はやお委員長 はい。それでは、今日のところはこの程度にさせていただきます。  続きまして、2のその他に入ります。委員のほうから何かございますでしょうか。 174: ◯林委員 コロナ騒動で言いづらいことんですけれども、私のところにも、やらないのかと言われているんで、定年延長についてです。  3月13日の11時30分に、区長から、特別事情があり定年延長をしたいという事案があったというのを、3月25日の企画総務委員会ありました。そこで、もう既に4月分の給料というんですか、5月も出ているのかな。実際、執行されているんで、この当該の方は、どの役職で、どんな特別の事情だったのかというのを、資料で出していただきたいんですけれども、よろしいですか。 175: ◯緒方人事課長 今、林委員にご指摘いただいた資料、ご用意したいと思っております。 176: ◯林委員 役職名で結構ですので、次回出していただきたい。  続いて、同じ3月25日の企画総務委員会で、区長のほうから、あなた、定年延長をしたいんけど、といった内示があったと。その当該者が3月16日に同意されたと。だから定年延長になると。ただ、これを聞いたときは、まだ給与を払っていないんで、なかなか問い詰める、積み上げる、問い詰めるというか積み上げることができなかったんで。考え方として、それでは、過去20年、石川さんが千代田区長だったとき、石川雅己さんが。過去並びに今回、区長から、定年延長をあなただけしてあげるよと。僕に優しく接したからとか、気が合うからとか、大学が一緒とか、あるいは本当に特段の事情があるからといって、区長から内示して、にもかかわらず地方公務員の矜持として、いやいやいや、後輩のためにそれはできませんと断った事例があるのかどうか、調査して報告していただきたいんですけども、それはできますか。 177: ◯緒方人事課長 内部のほうで検討させていただきたいと思います。出せるように検討していきたいと思います。 178: ◯林委員 続いて。これも3月25日に、定年延長を仮にされれば、年間500万円、再任用フルタイムの方の同じ職責を担っている部長さんよりも高い金額が出るというお話がありましたけれども、それでは、行政のほうに、このフルタイム再任用ですとか、その制度ができる前に、定年延長をして、住民の方がその差額分、今回で言うと500万円が不当利得に当たるといった判例があるのかどうかを調べて出していただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。 179: ◯緒方人事課長 調査して、資料を作成いたします。 180: ◯林委員 はい。  最後です。四つ目で、その資料を頂いた段階で、その際でも、区長の、特段、いろんな配慮の、コメントも含めて報告していただきたいんですよ。なければ、予算特別委員会ですとか、そういった場で、区長ご本人に、この不当利得に当たるかどうか否かも含めて確認しなくてはいけないんで、その前さばきとして、どんなことを、事前にですね、この場合だったら3月13日よりも、当人に投げかけてきたのかとかというのも含めて、資料として出していただきたいんです。 181: ◯緒方人事課長 出せるか出せないか、検討してお答えいたします。 182: ◯はやお委員長 はい。いいですか。  ほかにございますか、委員のほうで。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 183: ◯はやお委員長 はい。  それでは、執行機関のほうから、その他ございますか。 184: ◯印出井景観・都市計画課長 都市計画審議会の開催んですけれども、何度も何度もご報告を申し上げておりますが、5月26日、来週開催予定だったところですけれども、緊急事態宣言の継続の見通しとなったことを踏まえまして、7月7日の9時半、火曜日、9時半ということで延期をさせていただきます。  案件については、先般やはりご説明をしました内神田一丁目の南部地区の地区計画ということを審議案件として、予定してございます。  以上ございます。
    185: ◯はやお委員長 はい。ありがとうございます。  ほかに、執行機関からありますか。ない。(発言する者あり)はい。  それでは、以上をもちまして企画総務委員会を終了いたします。  そして、100条委員会で、5月25日、議会運営委員会、それで告示されまして、第2回定例会の時程が決まります。それを、決まったところを見まして、証人尋問を皆さんのほうにお諮りして決定したいと思いますので、5月25日、議会運営委員会告示後、またここの企画総務委員会100条委員会を開催したいと思いますんで、よろしくお願いいたします。  以上で終了です。ありがとうございました。                 午後4時27分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...