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  1. 千代田区議会 2020-05-21
    令和2年地域文教委員会 本文 開催日: 2020-05-21


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年地域文教委員会 本文 2020-05-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 236 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯永田委員長 選択 2 : ◯永田委員長 選択 3 : ◯小川国際平和・男女平等人権課長 選択 4 : ◯永田委員長 選択 5 : ◯小野委員 選択 6 : ◯小川国際平和・男女平等人権課長 選択 7 : ◯永田委員長 選択 8 : ◯小川国際平和・男女平等人権課長 選択 9 : ◯小野委員 選択 10 : ◯小川国際平和・男女平等人権課長 選択 11 : ◯永田委員長 選択 12 : ◯河合委員 選択 13 : ◯河合委員 選択 14 : ◯永田委員長 選択 15 : ◯河合委員 選択 16 : ◯永田委員長 選択 17 : ◯小野委員 選択 18 : ◯永田委員長 選択 19 : ◯河合委員 選択 20 : ◯永田委員長 選択 21 : ◯河合委員 選択 22 : ◯永田委員長 選択 23 : ◯たかざわ委員 選択 24 : ◯永田委員長 選択 25 : ◯河合委員 選択 26 : ◯永田委員長 選択 27 : ◯河合委員 選択 28 : ◯永田委員長 選択 29 : ◯牛尾副委員長 選択 30 : ◯永田委員長 選択 31 : ◯西岡委員 選択 32 : ◯永田委員長 選択 33 : ◯河合委員 選択 34 : ◯永田委員長 選択 35 : ◯小野委員 選択 36 : ◯永田委員長 選択 37 : ◯小野委員 選択 38 : ◯永田委員長 選択 39 : ◯永田委員長 選択 40 : ◯永田委員長 選択 41 : ◯牛尾副委員長 選択 42 : ◯永田委員長 選択 43 : ◯永田委員長 選択 44 : ◯永田委員長 選択 45 : ◯永田委員長 選択 46 : ◯新井子ども支援課長 選択 47 : ◯永田委員長 選択 48 : ◯永田委員長 選択 49 : ◯中根子育て推進課長 選択 50 : ◯永田委員長 選択 51 : ◯西岡委員 選択 52 : ◯中根子育て推進課長 選択 53 : ◯西岡委員 選択 54 : ◯中根子育て推進課長 選択 55 : ◯西岡委員 選択 56 : ◯永田委員長 選択 57 : ◯牛尾副委員長 選択 58 : ◯中根子育て推進課長 選択 59 : ◯牛尾副委員長 選択 60 : ◯永田委員長 選択 61 : ◯永田委員長 選択 62 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 63 : ◯永田委員長 選択 64 : ◯池田委員 選択 65 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 66 : ◯池田委員 選択 67 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 68 : ◯池田委員 選択 69 : ◯永田委員長 選択 70 : ◯永田委員長 選択 71 : ◯小原学務課長 選択 72 : ◯永田委員長 選択 73 : ◯河合委員 選択 74 : ◯小原学務課長 選択 75 : ◯永田委員長 選択 76 : ◯河合委員 選択 77 : ◯永田委員長 選択 78 : ◯たかざわ委員 選択 79 : ◯小原学務課長 選択 80 : ◯たかざわ委員 選択 81 : ◯小原学務課長 選択 82 : ◯たかざわ委員 選択 83 : ◯永田委員長 選択 84 : ◯永田委員長 選択 85 : ◯佐藤指導課長 選択 86 : ◯永田委員長 選択 87 : ◯小野委員 選択 88 : ◯佐藤指導課長 選択 89 : ◯小野委員 選択 90 : ◯佐藤指導課長 選択 91 : ◯小野委員 選択 92 : ◯永田委員長 選択 93 : ◯池田委員 選択 94 : ◯佐藤指導課長 選択 95 : ◯池田委員 選択 96 : ◯佐藤指導課長 選択 97 : ◯池田委員 選択 98 : ◯佐藤指導課長 選択 99 : ◯池田委員 選択 100 : ◯佐藤指導課長 選択 101 : ◯永田委員長 選択 102 : ◯牛尾副委員長 選択 103 : ◯佐藤指導課長 選択 104 : ◯牛尾副委員長 選択 105 : ◯佐藤指導課長 選択 106 : ◯牛尾副委員長 選択 107 : ◯佐藤指導課長 選択 108 : ◯永田委員長 選択 109 : ◯永田委員長 選択 110 : ◯柳税務課長 選択 111 : ◯永田委員長 選択 112 : ◯牛尾副委員長 選択 113 : ◯柳税務課長 選択 114 : ◯永田委員長 選択 115 : ◯河合委員 選択 116 : ◯柳税務課長 選択 117 : ◯河合委員 選択 118 : ◯柳税務課長 選択 119 : ◯河合委員 選択 120 : ◯永田委員長 選択 121 : ◯河合委員 選択 122 : ◯永田委員長 選択 123 : ◯河合委員 選択 124 : ◯柳税務課長 選択 125 : ◯河合委員 選択 126 : ◯永田委員長 選択 127 : ◯永田委員長 選択 128 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 129 : ◯永田委員長 選択 130 : ◯牛尾副委員長 選択 131 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 132 : ◯牛尾副委員長 選択 133 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 134 : ◯牛尾副委員長 選択 135 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 136 : ◯牛尾副委員長 選択 137 : ◯永田委員長 選択 138 : ◯池田委員 選択 139 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 140 : ◯池田委員 選択 141 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 142 : ◯池田委員 選択 143 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 144 : ◯池田委員 選択 145 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 146 : ◯池田委員 選択 147 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 148 : ◯池田委員 選択 149 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 150 : ◯池田委員 選択 151 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 152 : ◯池田委員 選択 153 : ◯永田委員長 選択 154 : ◯小野委員 選択 155 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 156 : ◯小野委員 選択 157 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 158 : ◯小野委員 選択 159 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 160 : ◯永田委員長 選択 161 : ◯西岡委員 選択 162 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 163 : ◯西岡委員 選択 164 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 165 : ◯永田委員長 選択 166 : ◯たかざわ委員 選択 167 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 168 : ◯たかざわ委員 選択 169 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 170 : ◯たかざわ委員 選択 171 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 172 : ◯永田委員長 選択 173 : ◯永田委員長 選択 174 : ◯末廣商工観光課長 選択 175 : ◯永田委員長 選択 176 : ◯池田委員 選択 177 : ◯末廣商工観光課長 選択 178 : ◯池田委員 選択 179 : ◯末廣商工観光課長 選択 180 : ◯永田委員長 選択 181 : ◯永田委員長 選択 182 : ◯柳税務課長 選択 183 : ◯永田委員長 選択 184 : ◯河合委員 選択 185 : ◯柳税務課長 選択 186 : ◯河合委員 選択 187 : ◯柳税務課長 選択 188 : ◯河合委員 選択 189 : ◯柳税務課長 選択 190 : ◯河合委員 選択 191 : ◯柳税務課長 選択 192 : ◯河合委員 選択 193 : ◯永田委員長 選択 194 : ◯永田委員長 選択 195 : ◯大谷子ども総務課長 選択 196 : ◯永田委員長 選択 197 : ◯永田委員長 選択 198 : ◯小池子ども施設課長 選択 199 : ◯永田委員長 選択 200 : ◯たかざわ委員 選択 201 : ◯小池子ども施設課長 選択 202 : ◯たかざわ委員 選択 203 : ◯永田委員長 選択 204 : ◯永田委員長 選択 205 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 206 : ◯永田委員長 選択 207 : ◯大塚文化振興課長 選択 208 : ◯永田委員長 選択 209 : ◯牛尾副委員長 選択 210 : ◯大塚文化振興課長 選択 211 : ◯牛尾副委員長 選択 212 : ◯佐藤指導課長 選択 213 : ◯牛尾副委員長 選択 214 : ◯小池子ども施設課長 選択 215 : ◯牛尾副委員長 選択 216 : ◯小池子ども施設課長 選択 217 : ◯永田委員長 選択 218 : ◯牛尾副委員長 選択 219 : ◯永田委員長 選択 220 : ◯永田委員長 選択 221 : ◯依田生涯学習・スポーツ課長 選択 222 : ◯永田委員長 選択 223 : ◯永田委員長 選択 224 : ◯河合委員 選択 225 : ◯永田委員長 選択 226 : ◯河合委員 選択 227 : ◯清水子ども部長 選択 228 : ◯河合委員 選択 229 : ◯永田委員長 選択 230 : ◯末廣商工観光課長 選択 231 : ◯河合委員 選択 232 : ◯永田委員長 選択 233 : ◯河合委員 選択 234 : ◯末廣商工観光課長 選択 235 : ◯永田委員長 選択 236 : ◯永田委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時30分開会 ◯永田委員長 では、おはようございます。これより地域文教委員会を開会いたします。  緊急事態宣言が出ておりますので、会議時間短縮のため、説明、質問、答弁、妨げるものでありませんが、時間短縮にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。  初めに、出席理事者を確認します。本日は、欠席届は出ておりません。  続きまして、お手元の日程及び資料をご確認ください。この日程どおり進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯永田委員長 はい。なお、3月25に行いました四番町仮図書館の行政調査に関するご意見、ご感想を頂く予定だったのですが、ちょっと会議の時間短縮のため、また次回以降の委員会に延期したいと思いますので、忘れない程度に頭の中にとどめおきください。よろしくお願いします。  それでは、日程に入ります。  1番の陳情審査に入ります。継続審査となっております女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書の提出を求める陳情書についてです。本陳情書につきまして、前回以降の調査内容など、執行機関から新しい情報があればお願いいたします。 3: ◯小川国際平和・男女平等人権課長 前回4月24の本委員会では、特別区の状況が調査途中の報告になっておりました。その後、未回答だった7区から回答を頂き、いずれも陳情を受けていないとのことでした。したがって、陳情を受け、意見書を可決したのは2区、文京区議会と中野区議会で、ほかの区議会はいずれも陳情を受けていないという状況でした。  説明は以上です。 4: ◯永田委員長 はい。  この件について、質問があれば、お受けします。 5: ◯小野委員 今後、勉強会をしてはいかがというような、そういうご提案も前回あったんですけれども、そこについて、今後、協議をされるのかなと思います。今教えてくださいました中野区、文京区が既に陳情を受けて、それを意見書として提出されているという認識でよろしいでしょうか。 6: ◯小川国際平和・男女平等人権課長 はい。えーと…… 7: ◯永田委員長 担当課長。 8: ◯小川国際平和・男女平等人権課長 あ、すみません。国際平和・男女平等人権課長。  文京区議会が令和元年10月15、中野区議会が令和元年12月10に可決していますので、ちょっと日付は調べておりませんが、提出されていると思います。 9: ◯小野委員 ありがとうございます。  では、日付は分からないけれども、意見書自体は提出をされているということで、認識をいたしました。
     今後、これは、区議会として意見書を最終的に出すかどうかということだと思いますので、また引き続き何か情報がありましたら、お願いしたいと思います。 10: ◯小川国際平和・男女平等人権課長 はい。分かりました。 11: ◯永田委員長 担当課長。はい。お願いします。  この件について、確認はよろしいですか。  前回の委員会で申し上げたとおり、皆様からご意見を先に頂戴して、その後、取扱いについてお諮りしたいと思っております。  この本陳情について、ご意見がありましたら、どうぞ、挙手の上、発言をお願いいたします。 12: ◯河合委員 継続になりまして、この女性差別撤廃条約選択議定書の批准について、いろいろ自分なりに調査をさせていただきました。そうすると、ここに、委員会のほうから女子差別撤廃条約の実施状況の報告を、今回で9回目になると思うんですけども、その内容のことが書いてあったので、それをずっと読ませていただいて、直近の2020年の3月ですかね、国会の外交防衛委員会、茂木外務大臣の答弁を見ていますと、この選択議定書の条約の実効効果の担保を図る趣旨から注目すべき制度だと、議定書に関しては言っております。それで、早期に締結に向けて検討を国会としても進めなければいけないということも、大臣自らおっしゃっております。また、司法の独立性を侵すものでもないという見解を出しております。  委員会ですから、質問の中で、検討状況についてどうなんだというお話がありました。その中で、一番は、これを批准しても、なかなかそのとおりに守らない国もあるんですよと。その辺の調査もしていますと。それから……                〔携帯電話の着信音あり〕 13: ◯河合委員 失礼しました。 14: ◯永田委員長 はい。 15: ◯河合委員 国内のいわゆる関係省庁との調整を、今進めているところですと。それと、違う──委員会と国内の状況と違う判決が出た場合ですね、その場合は、どう対処するのか、それが論点になっているんだというようなことで、今、鋭意調査をしていますということであります。で、国連の委員会は、条約の規定を国内法に十分に取り入れろという勧告をしているわけでございます。それが今の私の認識の現状だと思っております。  それで、この9回の報告書を、かなり、これ、質問事項が多いんですけども、詳細に見させていただきました。そうすると、人権の啓発の強化をしなさいよと。それから、国内法に取り入れなさいよと。それから、行動計画を作りなさい。それから、女性差別の包括的な定義を明確にしなさいと。要するに、この専用の法律ですかね。すみません、ちょっと……。女性の平等保護法の総合的な制度を確立しなさいというふうに、この委員会のほうは言っているわけです。そうすると、国内の状況を見ると、いわゆる法律を改定して、いろいろ対応しているというのが、今の現状かなと思っております。  最初のほうで、この条約に加盟したときに、日本は国際法の改正をしました。それから、高等学校の家庭科共修の実現も行いました。それで、次に、男女雇用機会均等法の制定も行っている。決して、日本国内で何もやっていないということではなくて、これにのっとって、種々行動を起こしているというのが現状だと思っています。  で、この第9回の報告書の中で、ちょっと私が問題かなと思ったのが、これを話すと長くなるんですけども、慰安婦の問題が提起されておりました。確かに、この問題に関しては、日本国としても対応しなきゃいけない問題であると思っております。ただ、これは、女性の尊厳とか権利とかを、まあ、慰安婦にとらわれず、国際的に解決していく組織をこの委員会の中で作っていただいて、日本が主導的な立場でどうやって解決していくかということが私は一番大事かなと思っているんですけども。この委員会の──すみません、資料が多くて。どれだっけな。委員会から出された内容が、ちょっとひどいかなと。  日本、締結国ですね、が慰安婦の問題を過小評価していると。で、被害者を傷つけないように発言はやめなさいと。それから、補償、謝罪、リハビリテーションのために措置を十分とりなさいと。賠償もしなさいと。で、被害者の意向を考慮しながら、正規の賠償を求める権利を確保しなさい。それから、この事実を教科書で学校教育の中に取り入れなさいと。それから、このようなことを、次の報告書だから第10回になるんですかね、そこでもう一度報告をしてくださいと言っているんです。  確かに、この問題というのは、戦争時代、強制連行があったというふうに言われて、吉田清治の虚偽の発言から、いろんな問題を引き起こした問題ですけども、いわゆる補償については、女性のアジア基金で、285人の女性ですか、それに200万から500万の支払いはまずは済んでいます。その前に、日韓基本条約はありますけども。それから、女性アジア基金を作ったと。それから、慰安婦合意で10億円も支払いましたよと。それから、河野談話、二度とこういうことがないようにという河野談話がありましたけども、これも、ここで談話を発表してくれれば、二度とこの問題は公にしませんよと。これは2国間の問題ですけどもね。そういう背景もあったように聞いております。あと、村山談話。それから、小渕、金大中の合意もありました。  そうすると、この国連の委員会が、韓国と日本の問題を、あたかも日本だけが、何というかな、非常にこの問題に対して誠意をもって向き合っていないというようなイメージが、私は受けるんです。やはり委員会であれば、こういう問題があるから、日本が主導的になって、女性の尊厳を回復するように、女性の地位を向上するように努力しながら、あなたの国が中心になって、この問題について解決をしなさいというのが本当の筋じゃないかなと、私は思っています。ちょっとこの委員会に対して、偏った答申かなというふうに、今の段階では思っています。  あと、皇室の問題かな、皇室典範に関する問題も、ここでは取り上げられています。この問題に関しても、今、国会のほうでも、委員会でどういうふうにするかというのを議論をしている最中ですから、早計にこれを批准して、早くやれというんではなくて、やっぱり少し様子を見たほうがいいのかなと。日本は決してこれに前向きに、後ろ向きではなくて、前向きに検討している状況というのは、いろんな資料とか委員会の報告で、私は一生懸命ある程度やっているか──まあ、スピードの問題はあるかもしれない。ただ、日本の国内事情もありますから、その辺で日本としてどういう対応をするか。やっぱり批准をすれば、日本としては、国際社会のG7の一員ですから、いいかげんなことはできないと。そうすると、きっちりとそこを守っていくと。そこをきっちり守っていくには、どういうふうに日本の国内を整備していくのが一番いいかということを、真剣に今考えているんじゃないかなと。茂木外務大臣の発言からも、それが私は読み取れたような気がしております。  以上です。 16: ◯永田委員長 はい。  ほかにご意見。 17: ◯小野委員 これも、自分で調べたところなんですけれども、まず、この選択議定書が批准された場合、過去に遡って、それが通報できるのかどうなのかというのがすごく気になったところでした。これで、参議院の第190回の国会の中での質問主意書の中にあるんですけれども、選択議定書の規定によれば、締結した国の協力がなければ、調査は不可能であり、個人通報は基本的には当該締結した国が批准前に発生した事実については受理されずとあります。受理された場合でも、国内救済手段を尽くした後に手続が開始されるとありましたので、過去に遡って、いろんなことが出てくるわけではないのかなというふうに理解をしております。  そこの主意書の後に、9点の質問が連ねられているんですけれども、やはり女性活躍推進というものが数年前に促進をされているところもあって、実際に、様々な方がどこに対して、女性差別を感じるのかなということを少しリサーチしてみました。そうすると、一番やはり声として上がったのが、家庭的な役割への思い込み。これは、いい悪いではなくて、これまで培ってきたものが自分の価値観になっていると思います。その中で、例えば、最近問題になったのが、このコロナで自宅で過ごすという過ごし方で、ある地方新聞社の系列会社が出したもので、女性はいつもより手の込んだ料理を、男性は映画鑑賞──あ、お父さんは映画鑑賞、読書とか、そういう、何というか、男性はこう、女性はこうというようなものがもう明文化されたポスターができたことによって、それが非常に波紋を呼んだということがありました。実際にこうしたことというのはよくあると思うんですけれども、こうした思い込みというものが、実は弊害になっているんじゃないかというご意見もよく寄せられました。  それから、賃金格差ですとか、それから働き方ですね。どうしてもパートなどは女性の方が圧倒的に多いとか、それから、ハラスメントでいうと、マタハラ、セクハラというのは大体女性が当然該当するわけです。それから、女性も、今、職場では活躍している人が非常に増えているんですけれども、どうしても秘書的な役割とか、例えば、お茶をくんだりとか、掃除とか、コピー取りというものも、何となくまだ女性の仕事という印象があるんじゃないかというようなご意見も寄せられています。  以上です。 18: ◯永田委員長 はい。  ほかに。追加。 19: ◯河合委員 今の認識で、ちょっと違うところがあったんで。 20: ◯永田委員長 はい。どうぞ。 21: ◯河合委員 締結前のことに関しては、効力ありませんよというお話があったんですけども、この第9回の報告書の中では、日本の取組状況というのは、慰安婦の問題に関しては、本条約は、我が国が本条約を締結する1985年以前に生じた問題に対して適用されず、慰安婦問題は本条約の適用対象外であり、本条約の実施状況の報告において取り上げることは適切でないという我が国の基本的な考えであると。その内容に沿って、日本は言っているわけですね。でも、委員会のほうでは、いや、違うよと。これだけやりなさいというようなことを言われているんで、果たして、その委員会が条約の趣旨はこうだと。で、日本はこうですよと言っているけど、いろんな圧力があれば、意見を変えてくるというようなこともあるのかなと。まあ、詳細は定かではないですけども、この報告書の中ではそういうふうに書かれています。だから、ちょっとそこのところがはっきりしないかなというふうに、私は思っています。 22: ◯永田委員長 はい。情報ありがとうございます。  ほかに意見がございますでしょうか。 23: ◯たかざわ委員 前回も申し上げたんですけども、これは、様々な国に当てはめて、それぞれ歴史とか文化とかというのがまるっきり考慮に入っていないんじゃないかという考え方と、それから、もう一つ、個別の案件に関しましては、様々な課題があるんだよという。で、今、河合委員のほうからもありました国で様々な議論をしていますということなんで、これ、陳情を見ますと、「すみやかな批准を求める意見書」を出しなさいということで、今、議論していることをさっさと批准しなさいというような意見書だったら、私は出せません。これが大事なことだということなんで、批准を求めるために、批准するための議論を活発に行いなさいというようなことであれば賛成をいたしますが、さっさと批准をしなさい、速やかに批准をしなさいということであれば、私は、賛成はできません。 24: ◯永田委員長 はい。 25: ◯河合委員 もう一個いいですか。 26: ◯永田委員長 はい。河合委員、どうぞ。 27: ◯河合委員 この締結を日本がしたときに、ずっと国としては努力をしてきたと。で、第4次男女共同参画基本計画、かなりこれは踏み込んだ内容で、条例を変えたり、法律を変えたり、委員会の意見に沿って、それが非常に、何というの、完璧なものだということは言えない。検討中のこともありますけども、女性の活躍加速のための重点的な施策をやっていることは事実です。で、この勧告が出て、次に、また1年後に、日本として、この委員会に対して、こういうことを変えましたと。委員会の指摘を受けて、こういうふうに変えましたという報告を出さなければいけないんですね。そのときには、ちょうど第5次の男女共同参画基本計画ができる年なんで、私はその内容を見て、もうちょっと判断をしたいなというふうに思っている。 28: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。 29: ◯牛尾副委員長 この選択議定書ですけれども、やっぱり、この議定書、選択議定書というのは、ほかの人権条約にも議定書があるわけで、今回の女性差別撤廃条約にも選択議定書があると。で、これはやっぱりセットなわけで、この選択議定書もやっぱり採択をする、批准をして、本当に実効性があるものにしていくというのが、私の認識であります。  で、様々な委員の方から意見が出ました。それぞれ個別の問題については、考え方もあるでしょうし、それはこれから議論をしていくべき問題だというふうに思っています。やはり今回、選択議定書、日本はずっと否定すべきものではないと。研究をし続けていくということですけれども、もう相当長きにわたり、研究はしてきている。時間的にはね。しかし、結論がなかなか出ないということで、今、こういう陳情書も出てきているというふうに思うんですね。実際、ジェンダーギャップ指数も先進国の中では非常に低い地位に日本はいる。賃金格差もまだまだあるという、これを何とかしてほしいんだということで、この陳情書の方も早く批准するよう政府に働きかけてほしいという、本当に切実な思いで陳情されてきているというふうに思います。  ただ、確かに、最高裁の判決と異なる見解が出た場合どうするのかという問題とか、あとは、通報者への賠償等を求める見解が委員会から出されたらどう対応するのかとか、あと、日本の法体制の問題とは違う見解が出た場合どうするのかというような、こうした課題を抱えていると。やっぱり、そうした面では、政府の中でもいろいろ議論をしています。で、我々の中でも、こういう国内のいろんな問題と選択議定書との間の差といいますかね、そういうのをどうすれば解決していけるかというのは、我々自身も、もっともっといろんな方の意見を聞いて、議論を深めていくということが必要だというふうに思います。  私は、だから、陳情書を採択するかというのは、もっともっと我々自身がいろんなことを学んで知ってから結論を出すということでいいんじゃないかなというふうに思います。 30: ◯永田委員長 はい。  ほかに意見よろしいでしょうか。 31: ◯西岡委員 いろいろ項目は、読ませていただいて、ある中で、女性が不便を感じると思う、特に夫婦同姓についてターゲットに絞って言わせていただきますと、やはり、まだ明治施行の1898年に民法で、結婚すると、夫婦は同姓にならなければいけないと、今から120年近く前ですけれども。それまでは法的には夫婦同姓にならなくてもよかったということで。で、その施行された100年後の1996年に、当時の法制審議会で、民法改正案を答申したわけですよね。そうすると、一部の議員からすごく反対の意見が出たということで、それが1996年で、もはや、およそもう25年前からの議論になっているわけなんですよ、この夫婦同姓でいえば。だから、今、簡単に、要は、委員会だけで、この1か月、2か月で決め切れないというのが正直なところと。  あと、選択的夫婦別姓というものも、内閣府の3年前の調査を見ましたら、夫婦別姓のための法改正が必要か、必要ではないかということで、不要であるという方が3割。容認、要は、夫婦別姓の法改正が容認されるというのは4割。で、その他の意見として、旧姓のまま通称使用案。要は、今までの名前を使いながら現状維持で、要は、ファミリーネームではなくて、氏というのは個人に所属しているものではないかという意見もあって、少しずつ内閣府の3年前の調査を見ましても、変わりつつあるんですよね。で、もっと前の調査ですと、容認は、全然、4なんかなかったんですよ。やはり不要という案が、文化的にも多かった。だから、少しずつ時代が変わりつつあるというのは、すごくよく分かります。要は、旧姓でも困らないような工夫や手当てをしていかなければいけないのかなというふうに思っています。  今、先ほど申し上げたとおり、やはり選択肢はあるべきだとは思いますけれども、ほかの夫婦同姓のこと以外でも、外交問題にもなりかねない問題もありますし、さきに申し上げたとおりで、やはり1996年の民法改正案を審議会から答申されても、まだ、いまだに議論をしつつある。党内、政府でも、勉強会をしている。で、政府でも意見が、これはすごく分かれているんですよね、今。なので、本当に申し訳ないですけれども、この委員会では、まだ熟していないというか、政府、国として、およそ25年間議論してきたことを簡単にはやはり決め切れないのかなというふうに思います。 32: ◯永田委員長 はい。ほかに、この陳情について、意見。 33: ◯河合委員 すみませんね。  この委員の中で、選択議定書の批准をしちゃいけないと思っている委員の方はいらっしゃらないと思うんです。みんな遅かれ早かれ、これを批准していかなければいけないなという意識は皆さん持っていると思います。ただ、茂木外務大臣が、これ発言したので、いわゆる国際条約、いろいろ日本が締結をしますね。その国際条約が日本の法律よりも優先することは、国と国との約束、もしくは国連を通しての約束だから、1番ですと、明言しているわけです。そうなると、日本というのは、やっぱり慎重な国でもあり、国際社会の責任を果たす国でもありますから、1回批准をしたら、この条約にのっとって、国内のことをきっちり精査していかなきゃいけないという意識は高いんだと思うんです。そのために、いろいろ時間をかけながら検討している状況かなと私は判断をいたしますんで、その辺も皆さんもちょっとお考えを頂ければなと思っています。 34: ◯永田委員長 はい。  小野委員、どうぞ。 35: ◯小野委員 私も、本当になかなか深い問題で、今回のこの陳情書は「すみやかな批准を求める意見書の提出」というタイトルにはなっていますけれども、そこまでのことを断言した意見書を区議会として提出するのかどうかというのは、本当に勉強が必要なのかなというふうに思っています。  そこで、前回も出ましたけれども、やっぱり中立的な立場の方で、例えば、グローバルな観点、それから、中でいろんな課題をしっかりと理解している人、そうした方をお招きして勉強会をやはりするというのは、非常に重要なことなのかなと思っておりますので、勉強会はご検討いただければなと思います。  以上です。 36: ◯永田委員長 小野委員から提案いただきました勉強会については、この陳情とはまた別でもあっても、実現できるように検討していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 37: ◯小野委員 はい。 38: ◯永田委員長 ほかに意見よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 39: ◯永田委員長 はい。じゃあ、意見は出尽くしたようなので、当陳情の趣旨としては、やっぱり批准を求める意見書の提出を求めるということで、当委員会で意見書を出すのか、出さないのかということを結論を出すべきだと考えますが、どうでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯永田委員長 はい。いいでしょうか。  それであれば、取扱いについて、皆様からの多数決で決めたいと思います。  女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書の提出を求める陳情書に賛成の方の挙手を求めます。(発言する者あり)  はい。1回、意見。  じゃあ、1回止め──副委員長、どうぞ。 41: ◯牛尾副委員長 この、やはり陳情書、選択議定書の、やっぱり批准をしない。というふうに思っている方はいらっしゃらないと。それはそうだと思うんですよね。この陳情書の中身については、確かに速やかな採択を求めるということを求めているわけですけれども、やはりどうしてこの速やかにやってほしいと言っているかというと、なかなか政府の中で議論が進まないと。もちろん大臣もこの重要な問題、で、もちろんこれを批准をすれば、それはやっぱり第一に考えるというような発言があると。ただ、国内の様々な問題と合わない部分もあるからということで、なかなか政府としても結論が出ていないということだと思うんですね。そうした議論をやはり前に進めてほしいという思いで、速やかな意見書を出してほしいと。この意見書を出すことによって、議論が進むのではないかというような、陳情者の思いがやっぱりあると思うんです。  で、それを、今、この我々の中で、小野委員からも勉強会というのがありましたけれども、どういった課題があるのか。どういうような、何といいますかね、こういった議論する場合に当たってのそうした学びの場、学習の場というのが、やっぱりそうしたことで学ぶことによって、また議論が深まっていくというふうに思いますんで、この場で結論づけるというのではなくて、やはりもう一度、じっくり、委員会の場で議論をするべきではないかというふうに私は考えます。 42: ◯永田委員長 一旦、休憩します。                 午前11時03分休憩                 午前11時12分再開 43: ◯永田委員長 委員会を再開いたします。  女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書の提出を求める陳情書につきましては、結論を出すべきだという意見を頂きました。その取扱いについては、多数決で決めたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 44: ◯永田委員長 はい。  それでは、お諮りいたします。  当陳情につきまして、賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 45: ◯永田委員長 賛成、牛尾こうじろう副委員長。賛成少数です。よって、本陳情は不採択となりました。ただし、今後、勉強会を開催等しながら、当陳情の内容については、議論をさらに深めていきたいと思います。  それでは、この審査内容につきまして、この内容にて議長に報告いたします。  以上で、陳情審査を終了いたします。  続きまして、日程2、報告事項に入ります。  子ども部の(1)幼稚園・保育園・こども園・認定こども園の在籍状況(令和2年5月1時点)について、理事者からの説明を求めます。 46: ◯新井子ども支援課長 それでは、教育委員会資料1のご説明の前に、机上に4月の幼稚園・保育園・こども園・認定こども園の在籍状況について、お配りさせていただきました。というのは、訂正がございます。  4月24付教育委員会資料1をご覧ください。1枚おめくりいただきますと、地域型保育事業の居宅訪問型保育事業というものがあります。こちらの部分の数字に誤りがありました。差替えをお願いいたします。申し訳ございませんでした。  それでは、次は、5月21教育委員会資料1をご覧ください。こちらも、申し訳ございません、3枚つづりものが正しいものです。5月1現在のものです。幼稚園の学級数、園児数につきましては、学校基本調査で5月1の時点で確定することになっておりますので、報告するものです。  上の表をご覧ください。幼稚園。学級数は、4月1と変更はありません。園児数につきましては、園児数の一番右、計の欄の一番下ですけれども、合計675名。4月1現在と同じです。  次に、下の表です。保育園・こども園・認定こども園です。こちらも一番下の合計欄のところをご覧ください。定員につきましては、変更はありません。園児数のほうは、1,620名となりまして、4月と比べますと、15名の増となります。  では、1枚おめくりください。地域型保育事業と認可外保育所等です。4月と比べますと、若干、園で入れ替わりがありましたが、全体で1名の増です。  最後のページです。最後に、待機児童数・留保等の推移です。待機児童につきましては、5月1現在につきましても、厚生労働省基準で0となっております。転所留保は、9名の減となっております。  説明は以上です。 47: ◯永田委員長 はい。  では、この件につきまして、質疑を受けます。よろしいでしょうか。  資料が2部ありまして、4月24のほうのは、前回の差替え。そして、もう一つは、今回の新しい資料です。  よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 48: ◯永田委員長 はい。それでは、この件につきましては終了いたします。  続いて、(2)子育て世帯への臨時特別給付金について、理事者からの説明を求めます。
    49: ◯中根子育て推進課長 それでは、教育委員会資料2によりましてご説明申し上げます。ちょっとポイントを絞って、説明させていただきます。  1番、目的のところは、ご覧にありますとおり、通常の児童手当に加えて、一時金として、子育て世帯へ給付するものです。対象者は、2番のところにございますとおり、今年の3月31時点で資格を持っているお子さんの保護者に給付いたします。ですので、3月中に転出されてしまった場合は、転出先の自治体でということになります。  対象者としましては、(1)番で、千代田区から児童手当をもらっている方が約4,100名。そして、所属している官公庁から児童手当をもらっている方が約600名と推計しております。といいますのは、児童手当は、公務員だけに限っては、所属している職場から給付される制度になっておりますので、千代田区からお渡ししている方は4,100名、所属で給料と一緒にもらう方が約600名いるんではないかという推計になります。  給付額は、対象児童──あ、3番のところ、事業概要ですが、(2)のところで、対象児童一人につき1万円となります。  そして、事業のスケジュールのところはちょっと割愛させていただきまして、5の事業の全体像です。千代田区の受給者につきましては、区から対象の方に案内書を送付いたします。案内書の送付をもって、辞退の申し出がない限り、請求書等の提出は不要で、通常の児童手当をこちらから振り込んでいる口座に1万円を、お一人当たり1万円を給付いたします。それを6月末頃を考えております。で、公務員の方につきましては、所属している所属の長、千代田区役所であれば千代田区で、この臨時特別給付金の対象者ですよという証明書を申請書に添付していただく形で、住所登録のある市町村に提出する形になります。  説明は以上です。 50: ◯永田委員長 はい。  この件につきまして、質疑を受けます。 51: ◯西岡委員 確認なんですけれども、今、既存で児童手当を頂いている方に対しての上乗せではなく、別途案内が行くということでしょうか。または、例えば、何でこういう質問をするかというと、前回で申請漏れ、申請していない方もいると思うんですよね。だから、そういう方は漏れてしまうのではないかなと思って、今、質問しています。 52: ◯中根子育て推進課長 通常の毎月、例月の支払いの児童手当とは別に、もう今回1回限りで、申請なしで給付いたします。案内書を郵送でお届けしますので、その届いた方は、いや、私は要りませんと申し出がない限りは、もう自動的に1万円を給付いたします。 53: ◯西岡委員 分かりました。そうなると、やはり千代田区からの児童手当の受給者、対象者4,100名とあるんですが、これ以上になるということですよね。 54: ◯中根子育て推進課長 いえ、もう、これ以上にはならないです。これがもう、3月31時点での給付対象者として、もう決まっている数字ですので、これ以上には、(1)のほうはならないです。区から給付する方は、もう既に3月31時点で資格があるかないかがはっきりしていますので、もうその方については動かないです。で、公務員の方については、千代田区のほうで所属でもらっていますので、千代田区でもらっている人、もらっていない人を把握していないので、公務員の方については600名よりも多いかもしれませんし。多分、多いことはないと思うんですけども、一応、そのぐらいになるであろうというふうに思っております。 55: ◯西岡委員 マックスで、要は、今、前回、申請し忘れている方がいたとしても、その受給対象者が4,100名ということですね。(発言する者あり)  ありがとうございます。大丈夫です。 56: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。 57: ◯牛尾副委員長 この臨時特別給付金ですけれども、これは、後から報告がある10万円特別給付金のほうとも関わると思うんですけれども、例えば、DVなんかで世帯から避難しているという方については、まあ、児童手当なんで、毎年出ていることですから、対応されていると思うんですけれども。今回の問題でも、そういう問題に対しては、例えば、相談があった場合、その方に特別給付金が行くとか、そういった手だてというのはされているんですか。 58: ◯中根子育て推進課長 基本的な今回の給付の仕組みとしましては、児童手当をもらっている方にこの臨時特別給付金は給付する形になりますので、児童手当の給付として、私はDVを受けているので、例えばですけども、今は世帯が同じなんだけども、旦那ではなくて私にしてくださいという手続が基本的にはない限り、旦那さんのほうに行く形になります。  ただ、これのために、10万円のほうと一緒に、こういう扱いをしてくださいということを申し出ていただければ、この臨時特別給付金に限っては、一旦はこの手当に、給付金に限ってはその扱いをしますので、児童手当のほうの手続もしていただかないと、基本的にはまたもとに戻る形になってしまうので、申し出があれば、給付金に限ってはやります。そういう扱いにしますので、その例月の児童手当もきちんとそのような形を希望する場合は、児童手当の制度上でも手続が必要になります。 59: ◯牛尾副委員長 はい。 60: ◯永田委員長 ほかによろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 61: ◯永田委員長 はい。それでは、この件について、終了します。  続いて、(3)学童クラブ在籍状況について、理事者からの説明を求めます。 62: ◯安田児童・家庭支援センター所長 それでは、お手元の教育委員会資料3をご覧ください。5月1現在の学童クラブ在籍状況についてのご報告でございます。  こちらにつきましては、4月1基準の数字を前回の当委員会でご報告申し上げまして、4月1と比較いたしますと、区営のほうが合計でプラス1名、民営のほうが合計マイナス1名ということで、相殺いたしまして、トータルで学年合計1,130名。これは4月1基準と同様の人数でございます。  なお、併せてご参考までに、現在の学童クラブの在籍状況でございますが、緊急事態宣言発出以降、特にご家庭で養育が困難なお子様についてお預かりをしているところでございます。前回の当委員会ご報告以降の現在の状況でございますが、おおむね7%から10%、マックス10%の出席状況でございまして、最大で110名程度のお子さんをお預かりしているという状況でございます。  ご報告は以上です。 63: ◯永田委員長 はい。  この件につきまして、質疑を受けます。  学童クラブについて、よろしいでしょうか。 64: ◯池田委員 これ、もう少し、(5)番のほうにきっと報告事項でまた聞くよりはと思いましたけれども、小学校、幼稚園、保育園が再開した場合に、今、分散登校等も考えられますけれども、その時点での学童クラブの活用方法というか、どんな予定でいらっしゃいますか。 65: ◯安田児童・家庭支援センター所長 学校再開後は、学童クラブにつきましては、これは、基本、再開をするというふうに考えております。 66: ◯池田委員 学校再開といっても、まだ報告を聞いていませんから、午前中で終わってしまうのか、給食がどうなのかというところは分かりませんけれども、学童の場合は、大体、放課後も含めて、時間がその間空いてしまうということもありますから、後々検討していただいて、実際に一度家に帰るのか、また、そこに行くのか、そのあたりの検討はされていますか。 67: ◯安田児童・家庭支援センター所長 ただいまご質問のございましたように、例えば、分散登校で給食が出ないとか、そういった状況を踏まえて、スムーズに学童のほうで受入れができるというような体制は整えるように進めてまいりたいというふうに考えております。 68: ◯池田委員 いいです。 69: ◯永田委員長 ほかに、学童クラブについてよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 70: ◯永田委員長 はい。それでは、この件については終了いたします。  続いて、(4)令和2年度学級編制(令和2年5月1現在の児童・生徒・学級数)について、理事者からの説明を求めます。 71: ◯小原学務課長 それでは、令和2年度の学級編制につきまして、教育委員会資料4に基づきましてご説明申し上げます。  令和2年度の学級編制につきましては、前回の当委員会で4月1時点での数値をご報告しておりますが、今回は学校基本調査の基準、5月1現在の数値をご報告するものでございます。  資料をご覧ください。資料の上段の部分が小学校の状況で、左側が学級数になります。表の下が合計数になっておりまして、学級数は全体で106学級で、4月にご報告した学級数と変更はありません。  次に、児童数につきましては、その表の一番右の端の数字になります。合計数は3,087名となっておりまして、4月にご報告した数字から、児童数から26名の増となっております。  また、学級数と児童数につきまして、それぞれ昨年の5月1と比較いたしますと、学級数全体では106学級で、増減はありませんが、この1年間で児童数については130名の増となっております。  続きまして、2番目の表をご覧ください。2番目の表は、中学校と中等教育学校の前期課程になります。学級数につきましては、左側の一番下の合計数ですが、全体で36学級、生徒数が一番右の端ですけれども、1,220名となっております。4月にご報告した学級数につきましては36学級で変更はありませんが、生徒数につきましては3名増加となっております。  また、昨年の5月1と比較いたしますと、学級数全体としては3学級の増、生徒数は103名の増となっております。学級数の増加分につきましては、麹町中学校の3学級となります。  次の表は、特別支援教育における通級指導学級・特別支援教室の児童・生徒数ですが、通常学級の児童・生徒数の中に含まれておりまして、内数として記載しているものでございます。  最後に、一番下の表につきましては、中等教育学校全体の学級数・生徒数でございます。学級数につきましては増減はありませんが、生徒数につきましては、昨年の5月1と比較いたしまして5名の増で、合計928名となっております。  ご説明は以上でございます。 72: ◯永田委員長 はい。  では、学級編制について、質疑を受けます。 73: ◯河合委員 これを見ると、生徒数と児童数と学級数は分かるんですけども、この委員会の中で議論するときに、各小学校も中学校もそうですけども、学級数が幾つまでだったら対応できるのか。もしくは、児童数が何名までだったら、今の状況で対応できるのかという基本的なデータがないと、これでいいのか悪いのかが全く分からないんで、その辺も、次回、こういうのをお出しするときには、含めて表に入れていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 74: ◯小原学務課長 今の河合議員のご指摘を踏まえまして、次回からのご報告につきましては、その数値を入れて、ご報告させていただきたいと思います。 75: ◯永田委員長 一度、対応可能な学級数は報告がありましたけども、やっぱり、毎回、括弧か何かで入れていただけると、河合委員もご指摘のとおり分かりやすいので、お願いします。 76: ◯河合委員 忘れちゃう。 77: ◯永田委員長 そうですね。  大丈夫です。答弁いいです。お願いします。  ほかに。 78: ◯たかざわ委員 現在、コロナ禍で、学校は休業状態という形になっておるんですけども、今、様々なご提案の中で、ご承知と思いますが、9月入学にするとか、いろいろな案が出されてきております。実際、そういう形ができるとすると、もう既に何校かは教室が足りない状況になります。それと、保育園の問題も出てくるんだと思います。そういうことにすぐ対応できるように、ある程度考えておいていただかないと、そのときに子どもが混乱するようなことがあってはいけないと思うんですが、その辺の検討はされておりますか。 79: ◯小原学務課長 今のたかざわ委員からのご質問ですけれども、まさに、昨日今日ですかね、9月入学ということで、国のほうも小学校1年生が1歳5か月でという、いわゆる小学校0年生というんですかね、そういう形のご意見もありますし、国のほうでもそういう様々な検討をされているというのは、教育委員会としても把握しております。  ちょうどこれから来年の1年生の入学に当たりまして、学級編制の事務を進めていくに当たりまして、国のそういう9月入学等も含めまして、一体どれぐらい千代田区として児童・生徒が増えるかというのは、毎年、中も含めて、内部でも含めて、検討しておりますけれども、委員のご指摘をそれも踏まえまして、国の動向も踏まえまして、区の、現状でどこまでできるかというのは、検討を進めていきたいと思っております。  以上です。 80: ◯たかざわ委員 学校においては、それこそ校庭にプレハブを建てないと間に合わなくなるようなこともあると思うんで、その辺の検討も十分して、実際、それが、まあ、私はもう、0歳児なんていうのは無理だろうというふうには思っていますけども、(発言する者あり)そういう形になった場合、混乱しないように対応していただきたいと思いますが、いかがですかね。 81: ◯小原学務課長 たかざわ委員のご意見もごもっともでございまして、先ほど申し上げました国のほうの動向というのが、まず、それを踏まえまして、区のほうにも決定するという形になりますので、急に、いわゆる子どもに混乱を招かないような形での対応も検討していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 82: ◯たかざわ委員 はい。 83: ◯永田委員長 はい。  ほかに、学級編制について、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 84: ◯永田委員長 はい。それでは、この件について、終了いたします。  次に、(5)新型コロナウイルス感染症対策緊急事態宣言発令にかかる区立学校の対応について、理事者からの説明を求めます。 85: ◯佐藤指導課長 それでは、標記の件につきまして、よろしくお願いします。  まず、1番です。学校の対応につきましては、記載のとおりでございます。  2番、臨時休業中における教育活動でございます。  (1)学習でございますが、5月11以降、各学校が、各家庭学習、自宅学習での基本となる計画のほうを作成し、ホームページに掲載しております。それに基づいた学習が進められているところでございます。九段中等教育学校につきましては、記載のとおりです。  (2)児童・生徒の状況確認です。担任等から定期的に家庭に電話連絡等を行い、健康状況の把握に努めているところでございます。また、担任のみでなくスクールカウンセラー等からのお知らせを配付して、子どもたちや保護者の悩み等を受け止めるメッセージ、また、学校によっては、一部チャット等も活用できるような状態を作りまして、悩みや相談を受け止める体制を整えているところでございます。  (3)部活動については、行ってございません。  (4)番、学校行事ですが、4月から7月までの期間について予定されていた学校行事は、延期または中止とする段取りとなっております。  (5)特別支援学級につきましては、保護者等の都合により、困難な状況がある場合につきましては、感染症対策を行った上で、個別に相談をし、学校で過ごすことができるように体制を整えているところでございます。  3、オンライン学習の整備についてでございます。このオンライン学習、基本的に併用しながら、今までも学習を進めてきたところでございますが、双方向でホームルーム等が行えるような体制を整えるために、各家庭でのWi-Fi環境や端末所有状況を調査いたしまして、機器の貸出しを行うと共に、双方向のそういったオンライン学習に必要なIDとパスワードを区内の全児童・生徒分を作成し、配付し、今週より接続テストを行っているところでございます。順次、学習へと発展していくところを考えているところでございます。  裏面でございます。4番、学校再開についてでございます。これは、現段階、まだ東京都のほうからの具体的な文書、決定が下りていない状況でございますが、本区といたしましては、6月1以降、学校再開となった場合は、まずは2週間の分散登校を経て、6月第3週から通常の生活時程により教育活動を行うということを検討しているところでございます。その分散のやり方については、今、学校、校長会と相談をしながら進めているところでございます。  5番、夏季休業の縮減についてでございます。今後、さらなる感染拡大、または、第2波、第3波を想定しつつ、また、児童・生徒の学習機会の保障という観点から、現在、令和2年度に限り、第1学期を記載のとおりにしていくということを検討しております。すなわち、1学期は7月いっぱいまで。8月24からが第2学期を始めるというような方向で進めていこうというふうに考えているところでございます。  ご報告は以上です。よろしくお願いします。 86: ◯永田委員長 はい。  それでは、この件について、質疑を受けます。 87: ◯小野委員 この2の(1)番の学習について、質問です。自宅学習を基本とするということで、様々な課題などを、今、ホームページに掲載し、自己管理の下で学習を進めていると思うんですけど、一方で、不安の声として上がっているのが、学校が再開されてから、自宅学習でやった範囲はもうやったこととしてみなすのか、それとも4月からのものをしっかりとやっていただけるのかというようなご質問が聞かれます。これについては、いかがでしょうか。 88: ◯佐藤指導課長 ご質問ありがとうございます。  ご不満はごもっともだと捉えております。今の現段階では、6月スタートにしましても、全てのカリキュラムを全部フルでやるということは、非常に苦しい状況にございます。それで、現段階におきましては、家庭学習で終えたものの中でも、例えば、ノートで書いたものとか、ワークシートで書いてあるような記載を求めているようなものについては、しっかりと学校のほうで確認し、そういったところを踏まえた上で、学校での学習を多少圧縮するというような形で行うことは考えてはおりますが、それも、個々の家庭の事情がある中での状況でございますので、不十分であったり、定着に遅れが見られた場合には、個々に丁寧に補習を行っていくという体制で進めていく所存でございます。 89: ◯小野委員 はい。ありがとうございます。不満じゃなくて、不安ですね。ご不安の声が寄せられているということで、ありがとうございます。  そうすると、日程的に非常にフルでやるのは難しいけれども、学校で一旦ワークシートなどの確認をして、強化すべき点があれば、そこは各自、先生方が判断をして、フォローしてくださるという解釈でよろしいですか。 90: ◯佐藤指導課長 はい。そのとおりでございます。やはり、誰一人、こう、何というんですか、個別個別を大事にしながらの教育という観点で進めていく所存でございますので、よろしくお願いいたします。 91: ◯小野委員 ありがとうございます。 92: ◯永田委員長 はい。  ほかに。 93: ◯池田委員 これは、これまでも様々に、指導課長を中心に、本当に教育委員会の皆さん一生懸命やっていただいていると思いますので、感謝いたしますけれども。  裏面のほうの4番、学校再開についてなんですけれども、2週間分の分散登校を経てということで、まだ校長会等々で検討すると言いますけれども、おおよその計画案というのがありましたら、お示しいただきたいんですけれども。 94: ◯佐藤指導課長 まずは、ちょっとおおよそなんですけれども、1週目と2週目では、段階的に学校に来る数を増やしていこうというふうに考えているのが、まず一つでございます。で、その中でも、文科省のほうで示された6年生、卒業の6年生においては、やはり回数を多くして、授業を実施できるようにしていこうという考えでおります。あと、1年生のほうも、やはり入学のところで、なかなか家庭学習等をスタートするにも、どういうものが学習か分からないというような1年生に対しても、少し数を多めにやっていこうというところで考えているところでございます。  方法につきましては、学年で来るのか、それとも学級を分散するのかというのにつきまして、様々な方法がありますが、基本的には、実施回数を1週目と2週目で回数を決めて、その回数が来れるような形で、学校に来てもらいたいということを考えているところでございます。  その中において、この期間は給食の提供は行わないという方向でございまして、1週目の分散においては、そういった意味では、午前中は来ないけど午後だけ来る学年もあるというようなことも想定はできますが、今、そのあたりを校長会と詰めているところでございます。  以上です。
    95: ◯池田委員 今、課長の答弁で、給食は当分行わないということで、ほかのある自治体等々では、午前中に登校する学年、クラス、午後に登校する学年、クラスがある中で、給食という時間帯をベースにして、食べて帰る子、それと食べてから授業を行う子というところで、給食を再開できないかというところの声もあると思いますけれども、そのあたりの検討はされていましたか。 96: ◯佐藤指導課長 そのあたり、検討はしていたところでございますが、給食による感染というようなこと、対応も順次行っていくようなところもあるといったところと、あと、やっぱり子どもたちのほうにつきましては、フルに教育活動をすぐに行うことはできないので、給食をまたいでやるということに関しては、管理の方法もちょっと難しいといったようなところから、第1週目、第2週目は給食を行わないという方向で検討を進めてきたところでございます。 97: ◯池田委員 まあ、もう6月1といいますと、すぐ1週間、2週間後ということになりますから、ここでどうこうしてほしいというところは控えますけれども、やはり食育という観点からも、給食の大切さというのは教育委員会のほうでもしっかりと認識されていると思いますので、ぜひ、今後、普通に学校給食を再開するときには、しっかりとやっていただきたいと思いますが。  分散登校について、今、先ほどの報告でもありましたけれども、児童数の多さというところもありますが、一つの教室に同じように座らせるということは、なかなか考えにくいとは思いますけれども、実際に授業をする際ですとか登校させる際に、どのように想定されていますか。各学校、違うと思いますけれども。 98: ◯佐藤指導課長 まず、分散登校時におきましては、慎重な滑り出しを考えているというところでございます。ですので、おおむね1クラスに入る人数は、その1クラス分の半分であるとかというような形、また、オープンスペースのところもありますから、横に広げながら、子どもを置いていくというような、子どもを教室に入れていくというような形で想定をしております。あと、基本的なマスクの着用でありますとか、手洗い、うがいでありますとか、そういったものを奨励を、消毒等も含めて行っていくというような形での想定はしております。  また、体温につきましては、基本的には家庭のほうでしっかりと測ってきていただいて、それが漏れていた場合においては、カード等で確認して、漏れていた場合においては、しっかりと学校の入り口のところで体温を測ってから、学校の中に入れていくというような対応をしていこうと考えているところでございます。 99: ◯池田委員 あと、もう一点、最後なんですけれども、今後、分散登校をしていく中で、まだ、ご家庭の中では、どうしても学校、そういう集団のところには行かせたくないというご家庭もあるかもしれないんですけれども、そのあたりの、欠席扱いになるのか、取扱いはどのようにお考えになっていますか。 100: ◯佐藤指導課長 それにつきましては、既に国のほうから学校再開についての案内の中で、保護者のほうから学校を休ませたいと相談された場合につきましては、その時点では、やはり、まだ今の段階でかなり不安もあるというようなところでございますので、基本的には出席停止ということで、欠席扱いはしないという形になるというふうな方向でございます。 101: ◯永田委員長 はい。いいですか。  副委員長。 102: ◯牛尾副委員長 じゃあ、ちょっと端的に。  まず、学校再開についてですけれども、先ほど給食の提供はしないというお話がありましたけれども、そうなった場合、学校に来た子がそのまま学童に行くということが考えられると。その際に、学童でも、当然、昼食は出ませんから、その場合、お弁当を持っていかなきゃいけないということになるというふうに思うんですね。学校にですよ。で、そのまま学童に行くと。やっぱり、それはなかなか、子どもにとっても保護者にとっても、かなり負担だと。やっぱり給食の検討というのは、学校再開と同時にするべきではないかというふうに思うんですけれども、いま一度、その辺のことをお聞かせいただけますか。 103: ◯佐藤指導課長 ただいま委員のほうからご指摘いただきました想定につきましては、今後検討はしていきたいというふうに思っておりますが、今のところ、先ほどお話ししたとおりの段階で進めていきたいというふうに考えているところでございます。 104: ◯牛尾副委員長 ちょっと検討していただきたいと思います。  いま一つ、学校再開するとなった場合、特に1年生ですね。入学式以降、ずっと学校に行っていないと。本来ならば、4月からお友達と会って、楽しい学校生活が始まるということが、これだけ長い長期の休みになって、中には、もう、学校に行きたくないという子も出てくるかもしれない。学校に慣れるまで、6月行ったとしても、相当な時間がかかると思うんですね。やっぱり、そこは子どもたちに本当に丁寧な対応が求められると思うんですけれども、例えば、子どもたちへの精神的な問題に対応するスクールカウンセラーとか、そういった方の増員とか、あとは、教員、臨時的に丁寧に教えられるように、教員を臨時的に増やすとか、そういった体制面について、何かお考えなんですか。 105: ◯佐藤指導課長 現時点では、今年度の人員体制は固まっているところでございますし、スクールカウンセラーにつきましても、かなり、本区においては、区のカウンセラーのほうが児童・家庭支援センターのほうにいるのに加えて東京都のカウンセラーがいるという形で、体制は充実しているところでございます。  ただし、この事態でございますので、やはり子どもの精神面の不安というのは、かなり大きいものがあり、それは1年生だけに限ったことではなく、様々な、今まで不登校であった子どもたちというようなことも含めて、対応していく必要があるというふうに思っております。その場合につきましては、東京都のほうで、教育相談センター等から派遣をしていただいたりとか、そういうお願い等もすることも可能でございますし、各学校の中で、スクールサポーター的に活躍していらっしゃる方もおりますので、そういった力を総動員しながら、解決を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 106: ◯牛尾副委員長 よろしくお願いいたします。  あと、いま一つ、ページ戻って、オンライン学習のことについてですけれども、6月から学校が再開するといっても、分散登校になると。また、第2波、第3波になった場合、また学校休業ということが起こり得ると。その場合、オンラインでの先生と子どもたちのやり取りというのがあると思うんですけれども、これは各家庭でそういったオンライン学習というのが基本になっていると思うんですけれども、中には、学童にどうしても預けなければいけないというご家庭もあって、その場合、学童でのオンライン学習の体制とか、そういったことはどうなっていますか。 107: ◯佐藤指導課長 ちょっとそのようなお子さんがどれぐらいいるかというような状況確認につきましては、また学童のほうとも確認をしていきつつ、基本的には端末は貸与している状態でございますので、Wi-Fiの環境を整えることで、学童でもその学びが実施できる方向で調整を進めているところでございます。ただ、ひょっとしたら、家庭でのオンライン学習の状況がデスクトップ型であったりとか、ということに関した場合に関しては、ちょっと持ち運びが苦しいようなところがありますので、そういったようなところの事情も聞きながら、対応はしていく必要があるかなと思います。  委員ご指摘のとおり、分散登校ということは、登校しないがあるということでございますので、そういったところにおいても、オンライン学習は、現在のところ、なるべく朝のミーティングとか、そういうところでの活用から授業へ発展させていこうという、まだまだスタートしたばかりの段階ですので、基本的には、今までのように、計画に基づいて学習をしていってもらうということが基本になっていくんでございますが、そういった個々の事情等をちょっと聞きながら、対応できるところをしっかりと対応はしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 108: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 109: ◯永田委員長 はい。じゃあ、この件につきましては、終了します。  以上で、子ども部の報告事項を終わります。  続きまして、地域振興部(1)税制改正について、理事者からの説明を求めます。 110: ◯柳税務課長 それでは、税制改正につきまして、お手元の地域振興部資料1に基づき、ご説明をいたします。  地方税法の一部改正に伴い、千代田区特別区税条例の一部改正をする条例案を第2回定例区議会でご審議を頂く予定でおります。本日は、その頭出しとしまして、区税に関する主な改正概要と施行期日についてご説明をさせていただきます。  今回は、毎年行われます税制改正大綱に基づく地方税法の一部改正に伴う規定整備のほか、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の特例措置として、令和2年4月30の地方税法一部改正に伴う規定整備となります。  まずは、1の特別区民税に関してでございます。未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除を見直し。それと、個人住民税の人的非課税措置の見直しにつきましては、全てのひとり親家庭に対して公平な税制を実現するため、所得控除や非課税措置について見直しを行い、未婚のひとり親を対象に追加する所要の措置を行うものでございます。この措置に関連しまして、区民税の申告について、規定の整備をいたします。これらは令和3年1月1から施行します。  併せて、給与所得者や公的年金受給者の扶養親族申告書の記載についての所要の措置を行います。こちらにつきましては、公布のより施行いたします。  2の特別区たばこ税に関しましては、軽量な葉巻たばこの課税標準の見直しを行います。これは、現行、紙巻たばこと葉巻たばこの間で税負担の差が生じているため、課税の公平性から、軽量な葉巻たばこに関わる紙巻たばこの本数への換算方法の見直しを行うものでございます。見直しの実施に当たりましては、激変緩和のため、令和2年10月1と令和3年10月1と、段階的に施行いたします。  課税標準の見直しのほか、課税免除の手続の簡素化など、規定の整備をいたします。こちらは公布のより施行いたします。  3の軽自動車税に関しましては、軽自動車税の種別割の税率を軽減するグリーン化特例の対象を、令和3年4月1以降は電気自動車及び天然ガス自動車とするほか、種別割の賦課徴収の特例規定を整備いたします。こちらは令和3年4月1から施行いたします。  4番の新型コロナウイルス感染症経済対策における特例措置です。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月以降の収入に相当な減少があり、住民税等の納税困難な場合には、1年間、徴収猶予の特例措置が設けられました。この特例に係る条例委任はございませんが、この特例措置の徴収猶予の申請の受付に当たって、規定の整備をする必要がございます。徴収猶予の特例に係る手続の規定整備を行います。これは公布のより施行いたします。  そのほか、寄附金税額控除の特例としまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントを中止した主催者等に対する払戻請求権を放棄した場合の寄附金控除の適用や住宅ローン控除の適用要件の弾力化として、住宅借入金等特別税額控除の特例を定めます。こちらは、令和3年1月1から施行いたします。  最後に、軽自動車税の環境性能割軽減期限。こちらにつきましては、今年の9月30まででございましたが、6か月延長する規定整備を行うものでございます。こちらについては公布のより施行をいたします。  ご説明は以上でございます。 111: ◯永田委員長 はい。  では、この件につきまして、基本的な質疑をお受けいたします。 112: ◯牛尾副委員長 これは議案になるんで、定例会で議論するとなると思うんですけれども、その議論するに当たって、今、これだけで説明されましたけれども、定例会のときは、項目ごとにちゃんと資料を、条文だけじゃなくて、資料もつけていただけるということでよろしいですか。 113: ◯柳税務課長 定例会以降、委員会でこちらの審議を頂く際には、条文、新旧対照表をつけて、ご検討いただきます。 114: ◯永田委員長 はい。  ほかに、基本的な。 115: ◯河合委員 基本的なことで、特別区のたばこ税の課税免除というのは、意味がよく分からないんだけども。課税が免除されるんですか、たばこ税って。2番のところ。 116: ◯柳税務課長 すみません。課税免除をする事例、場合があるということの、その手続についての簡素化でございます。 117: ◯河合委員 うん。たばこ屋さんがたばこを仕入れますよね。そうすると、自然に、仕入れるときに、税金を払っちゃうわけじゃないですか、たばこ税を。で、その税金が国とか地方自治体に振り分けられるわけでしょ。と、課税免除って、どういうことなのか。その辺のところからよく理解できないんだけど。 118: ◯柳税務課長 すみません。課税免除のケースについて、ちょっと資料がないのでご説明がちょっとできないのですけど、次回にはご説明させていただきたいと思います。 119: ◯河合委員 じゃあ、次のときにやってください。 120: ◯永田委員長 はい。 121: ◯河合委員 もう一個だけ。 122: ◯永田委員長 はい、河合委員。 123: ◯河合委員 あと、4番ね。税制上の特例措置。で、住民税が1年間延びますよというと、基本的なんだけど、所得税を申告して区民税が決まりますよね。そうした場合に、今、所得税が、申告したときが納税のだから、そこも延ばしていいですよとなっていますよね、1年間。そうなると、1年間延ばした人が、そこから計算して住民税を算出するわけだから、それもまた1年間延びちゃうということになるんですか。 124: ◯柳税務課長 そういうことではなくて、今、委員おっしゃったように、所得税と住民税は課税方法が違うんですけども、住民税の場合は、賦課課税ということで、1年前の所得に対して課税しますので、今年度の課税については昨年分の所得になります。 125: ◯河合委員 ああ、そうか、そうか。はい。分かった、分かった。 126: ◯永田委員長 はい。  ほかに。よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127: ◯永田委員長 はい。それでは、この件について終了します。  続いて、(2)特別定額給付金給付事業について、理事者からの説明を求めます。 128: ◯菊池コミュニティ総務課長 それでは、地域振興部資料2に基づきましてご説明申し上げます。  目的としまして、1番、特別定額給付金事業につきましては、4月20の閣議決定に基づきまして政府の補正予算が可決され、本区においても、家計への支援として、簡素で迅速な現金給付を行うということで行うものです。  給付対象者につきましては、本年4月27現在で住民基本台帳に登録されている方。また、申請・受給権者は、この対象者が属する世帯主とされております。  この給付対象者は6万6,627名、世帯数は3万7,597世帯です。給付額はお一人につき10万円。  5番の申請と給付の方法につきましてですが、郵送方式とオンライン方式を基本に考えております。郵送申請につきましては、申請書を来週の5月25に、受給権者宛てに一斉に郵送する予定で、現在、鋭意準備を進めております。  申請書に必要事項をご記入いただき、振込口座の確認書類と本人確認の書類を添えていただき、返信用封筒でご返送いただくといった形式になっております。  裏面を御覧ください。オンライン方式につきましては、5月12から受付を開始しております。こちらを申請できる方は、マイナンバーカードをお持ちの世帯主の方ということになります。  申請方法は、ウェブのホームページから、「マイナポータル」というサイトにアクセスしていただき、住所や振込口座等を記入していただいた後、振込口座の分かる確認書類を撮影していただき、添付書類としてアップロードしていただくということで申請が可能になります。  なお、この申請を行うためには、電子申請に係る署名用の電子証明書、英数字6文字以上の暗証番号が必要になるということでございます。  次に、申請の受付時期ですが、区が受付を開始したから3カ月と定められておりまして、郵送方式につきましては8月26まで、オンライン形式についても、同様に8月26までとさせていただいております。  7番、スケジュールでございます。これまでの経緯と今後の予定となっております。  まず、5月11に、本区では特別定額給付金に係る専用のコールセンターを、業務委託によって設置いたしました。申請につきましては、オンライン申請を5月12から開始しております。また、5月25には、郵送申請のための申請書類を発送する予定でございます。  その後、郵送の申請につきましては、順次受付の処理を行いまして、給付手続を進めてまいります。  8番、この事業の周知方法につきましては、世帯主に向けて申請書等の案内をお送りすることはもちろんですが、広報千代田、区のホームページ、また窓口等でPRチラシを配布することで、周知を図ってまいります。  最後に、9番、この事業を装った詐欺などに関する犯罪防止につきましては、既に本区のホームページ等で注意喚起を行っているところでございますが、原則、区から対象者の方に対しましては、口座情報については電話照会等は行わないこととして、犯罪防止に努めてまいります。  次に、参考資料としまして、次ページに、郵送用の申請書の見本を添付いたしました。こちらは、後ほどお読み取りいただければと存じます。  説明は以上でございます。 129: ◯永田委員長 はい。  じゃあ、この件につきまして質疑を受けます。 130: ◯牛尾副委員長 幾つかあるんですけれども、一つは、これは全世帯に行くということですけれども、例えばお一人暮らしの高齢者の方にも当然行くわけですよね。で、中には、施設に入られている方もいらっしゃると。これは、郵送で届いても、これを見ることができない、もしくは記入して送り返すことが困難だという方も、中にはいらっしゃるかもしれない。そうした方々への対応というのは、どういうことが考えられていますか。 131: ◯菊池コミュニティ総務課長 今ご指摘いただきました高齢者の方、また、身寄りのない高齢者の方、障害のある方につきましては、関係所管と随時、情報連携を行っておりまして、そういった情報を反映した形で、5月25までに発送したいと思っております。 132: ◯牛尾副委員長 その発送もそうなんですけれど、例えば発送して、これは返送しなければ受け付けることができないわけですよね。で、例えば、8月までですか、たしか期間がね。で、それまでに、なかなかこう、返ってこない。まあ、要らないという方はいいんですけれども、要するに、届いたことが分からなかったと。例えば書き方が分かんなかったという方で、なかなか送り返せないという方だっていらっしゃるかもしれないじゃないですか。そうした方々、5月25以降なかなか返ってこないといった方々への対応というのはどうされるのかという話なんですけども。 133: ◯菊池コミュニティ総務課長 一旦、郵送処理を行わせていただいた後、地域包括ケアの担い手の方たちのお力も借りながら、こういった方たちについては個別に、申請書は届いていますかですとか、どうなって──あ、書き方が難しければお手伝いしましょうかといった支援をしていきたいと考えております。 134: ◯牛尾副委員長 はい。  あと、もう一点。これはちょっと要望、ご検討いただきたいんですけれども、ホームページですね。ちょっと、例えば練馬区では──これ、「不要」にチェックすると、要らないですよと、もらいませんよということでしょ。で、練馬区とかでは、これにチェックをすると頂きませんというのを、何かこのホームページに出しているんですね、分かりやすく。で、やっぱりそういった、この丁寧な対応。例えば、先ほどDVで避難されている方々への対応がありましたけれども、区のホームページを見ると、4月30までにそうした方は申し出てくださいと。で、隣に、4月30以降も受け付けますというふうに書いてあるわけですよね。要するに、非常に、そのホームページ上で、この内容が分かりづらい。だから、ホームページ上で、例えば練馬区のように、ここにチェックすると頂けなくなりますよとか、そういった丁寧な表記といいますか、そういうのをちょっと、早急に対応していただきたいと思うんですけれども、いかがですかね。 135: ◯菊池コミュニティ総務課長 今の委員のご指摘、非常に誤りが懸念されるというようなところでございますけれども、こちらのほうから郵送させていただく書類の中に、記入例ということを添付させていただきまして、そちらの中に、ここに、こちらにつきましては誤記入をお気をつけくださいということで、注意喚起させていただくということで、分かりやすい記入を促していきたいと思っております。また、ホームページの改修については、今後検討させていただきたいと思います。 136: ◯牛尾副委員長 はい。お願いします。 137: ◯永田委員長 池田委員。 138: ◯池田委員 5月12から、既にオンラインの申請が始まっているようですけれども、現状、どれくらいの申請が来ているのか、把握されていたらお示しいただけますか。 139: ◯菊池コミュニティ総務課長 現状、オンライン申請については、5月19の申請の段階で、約1,740件、こちらに届いております。 140: ◯池田委員 そちらの方たちについては、もう給付をされているんでしょうか。 141: ◯菊池コミュニティ総務課長 はい。随時、給付の手続を進めております。5月20に第一弾の給付の手続をしておりまして、早ければ着金するのは5月29になるかと思います。一番早い方で、5月29に着金されるかと思います。 142: ◯池田委員 窓口等での相談というのもあるかと思いますけれども、現状はそういう形での問合せ、受入れ体制はできているんでしょうか。 143: ◯菊池コミュニティ総務課長 5月11に専用のコールセンターを設けまして、こちらは業務委託によりまして6名体制で対応しております。また、これ以前にも問合せを受けておりまして、所管、私どもコミュニティ総務課なんですが、職員も対応しております。 144: ◯池田委員 商工融資のほうでもかなり大変だったというのは、もう、まだまだ続いているところなんですけれども、そちらのコミュニティ総務課のほうでは、職員の負担等ですとか、いろいろ大変な思いをされていると思いますけれども、そのあたりはいかがなんでしょうか。 145: ◯菊池コミュニティ総務課長 先ほど申し上げました、区民からの問合せ等につきましては、毎日50件以上ございまして、非常に業務を圧迫している状況でございます。これにつきましては、業務委託という形で緩和されておりますが、今度は、ウェブの、オンライン申請のほうのチェックの手続が非常に困難を極めておりまして、こちら、現在、職員だけで行っているところですが、現場としては非常に苦慮している状況です。  ただし、5月26以降につきましては、さらに、派遣、委託の職員の方を増強しまして、約20名体制で、こちら、給付の事務に当たることを考えております。こういったことで、職員一丸となって、給付事務を確実に行ってまいりたいと考えております。 146: ◯池田委員 今、課長の答弁の中で、オンラインの申請のほうでチェックが大変だということですけれども、やはり、ほかの自治体だと、例えばそのあたりで、申請が不十分だという場合は、今後オンラインでの申請はやめるというところも出てきているようなんですけれども、これから、今、もう始めているところで、人的増強して何とかやりくりができるようでしょうけれども、今後、郵送だけにするだとか、ある程度の負担軽減のことを考えると、そのオンラインでのチェックというのがどこまで、今後続けていかなければいけないのかというところもありますけれども、今後の予定では、特に変わりはないということでしょうか。 147: ◯菊池コミュニティ総務課長 現在、プロパーの職員でオンライン申請の分の支給手続を進めておりますが、今走り始めたところで、やっと、20件を給付するのがやっとの状況でございます。これは、郵送の申請分を含めて、1にどのぐらい処理できるかというのは、本当に手探りの状況です。ですから、私どもとしては、本当に、一丸となってやっていくところではありますが、今後の事務の執行状況を含めまして、体制については考えて──見直してまいりたいと考えております。
    148: ◯池田委員 千代田の場合は、早い時期に補正──ああ、失礼、議案を通しまして、今後こういう形で手続に入っておりますけれども、やはり、ほかの自治体だと、もう、その申込用紙、申請用紙が来ているというところもあったりですとか、やはりスピード感というのが非常に求められると思っております。やはり区民の皆さんも、いつ、そういう形で振り込まれ──申込みが来るのか。オンラインも、やはり、その器具がないと申請ができなくて困っているという情報も入ってきますけれども、やはりその辺のスピード感というのをもう少し上げていただければと思いますが、その場合、やはりこのコミュニティ総務課の皆さん、職員一丸でやっていただきたいと思いますけれども、そのあたり、そういう郵送物が来たときにチェックをしなければいけない。簡素化が求められるとは思いますけれども、そのあたり、やはり、受け取ってから、また不具合があって送り返すだとか問合せをするだとか、いろいろなところでの作業が増えてくるのではないかなと思いますけれども、そのあたり、どのくらいの、何というんでしょうかね、想定をされているんでしょうか。 149: ◯菊池コミュニティ総務課長 実は、郵送の申請書の書類が本日届きました。3万7,000通ですが。こちらを、私ども職員、それから、今回の状況による派遣の職員を投入しまして、土日突貫で作業をさせていただきます。それで、25に一斉に発送するという準備を行うつもりですので、その点はご理解いただきたいと考えております。  また、給付手続についても、業務フローをきちんと定めまして、スムーズな支給につながるように努力してまいる所存でございます。 150: ◯池田委員 それは、一つの所管で取り組んでいただくということも承知はしておりますけれども、やはり庁内全体に、そのあたりの大変さを含めて協力していただきたいと思いますけれども、そういう状況というのは、例えば執行部のほうの首脳会議等でしっかりと認識されているということも必要かなと思いますけれども、そのあたりはいかがでしょう。 151: ◯菊池コミュニティ総務課長 答弁が漏れておりまして、失礼いたしました。この給付事業につきましては、5月7の区議会臨時会にお諮りして議決を賜ったところでございますが、これに先立ちまして、区では、4月28付で兼務発令によりまして、ほかの部から4名の応援体制を配置しております。これを地域振興部のコミュニティ総務課内にプロジェクトチームとして設置いたしまして、業務体制の強化を図っているところでございます。 152: ◯池田委員 はい。 153: ◯永田委員長 小野委員。 154: ◯小野委員 もろもろ、準備ありがとうございます。ちょっとこれはリクエストになるかもしれませんが、大変多い郵送物、3万7,000通を土日で突貫工事でやるということなんですけれども、今後考えられる問合せとして、着金がいつになるのかということではないかなと思います。スピード感を持ってやることは大事なのかもしれませんけれども、一方で、確認事項が種々あると思います。  そこで、例えばなんですけれども、この申請書と共に添えられる資料の中に、返送されて受理をされて、そして口座チェックなど銀行での処理があって、振り込みまではこのぐらいかかりますよというようなフローが同封されているのかどうなのかということを教えていただけますか。 155: ◯菊池コミュニティ総務課長 申請を受けましたら、こちらの事務局の申請を受け付けます。そして、適正に記入がされているか、添付の書類があるかということをチェックさせていただいて、正式に支給額の決定ということをさせていただきます。で、決定をさせていただいた際には、申請者の方に、決定通知という形で、幾ら幾ら支給しますよ、それで、その中には、いつ頃入金しますよ、それから、申請された口座はこちらの番号ですというようなご案内を差し上げることになっております。で、その決定通知の中に、大まかな入金の日程が記載されてありますので、そちらをご参照されたいというふうに考えております。 156: ◯小野委員 はい、ありがとうございます。ということは、この決定通知が何ぐらいで届くのかというのは、受け取った方、第一弾の申請書が入っている郵送物の中にあるんでしょうか。また、決定通知が、大体、受理から何ぐらいで届けられるのかというところも、併せて教えていただけますか。 157: ◯菊池コミュニティ総務課長 今現在、郵送の受付がどのぐらいの件数、返ってくるか分からない状況ですので、受理の処理が一遍にどのぐらいできるかというところはちょっと明確に申し上げにくいんですが、届き次第、直ちに審査をして、決定通知を送るようにさせていただきたいと思います。  あと、日数については、速やかにということしか申し上げられませんが、届き次第、すぐに処理したいと考えております。 158: ◯小野委員 はい、分かりました。となると、やっぱり、もう私が返送したものが届いているのかどうかという、そういう心配から、される方もいらっしゃると思うので、今から同封物としては無理だということであれば、例えば、せめてホームページに、実際には返送されたものがあって、その後に決定通知をお出しして、そしてまたそれを受理してという、着金までのフローですね、流れというものを大まかにお示しいただくことによって、区民の方も待つということができるんではないかなと思いますので、そのあたり、分かりやすく可視化をしていただくということを、ぜひご検討いただきたいと思います。 159: ◯菊池コミュニティ総務課長 今、小野委員ご指摘の業務のフローというところについては、ホームページに掲載できるかどうか、可能性を検討していきたいと思います。 160: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。 161: ◯西岡委員 今のフローなんですけれども、この、どっちが表か裏面かあれなんですけれども──あ、裏面かな。裏面のB欄に4行で、「決定通知書がお手元に届いたからとなります」と書かれているんですが、恐らく、もう少し大きめに書くとか、何か工夫が必要なのかなというふうに思いました。  それと、もう一件なんですけれども、よく、ほかのエリアで言われているのが、受給したい、給付金を頂きたいけれども、「不要」に、間違えて誤入力でチェックしてしまったという場合。また、申請のこの添付書類が、例えば免許証のコピーは貼っているけれども、口座番号が分かる書類は貼らなかったと。そういう方も、要は書類の不備が出てくると思いますが、そういう方への、特に、「不要」にチェックしてしまった場合の対応というのは、どのように考えていらっしゃいますか。 162: ◯菊池コミュニティ総務課長 今ご指摘いただきました書類の不備に関するこちら側の対応でございますけれども、不備が見つかった場合には、その申請者の方に、書類不備に関するご案内ということで、お手紙を差し上げたいと考えております。内容につきましては、どういったところに誤りや漏れがあるかということを指摘させていただいて、対応方法としましては、再度申請していただきたい、どういった申請ができるかということを記入した、書類不備に関するご案内というものを差し上げることで対応していきたいと考えております。 163: ◯西岡委員 あともう一点、すみません。その給付に「不要」とチェックしてしまったということで、そういう場合は、区からは連絡が行かなくて、ご本人から、間違えてしまいましたというふうに連絡が後日行くと思いますけれども、その場合は、不要なものではなくて給付されるという認識でよろしいですか。 164: ◯菊池コミュニティ総務課長 まず、ご申請の内容に基づきまして支給させていただきますので、その後、誤りが発覚した場合には、再度そういった申請書を送らせていただいて、申請書を送り返していただく、そういったことで、再度の支給決定を行うということで、対応を考えております。 165: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。 166: ◯たかざわ委員 先ほどご説明頂きましたウェブ申請とそれから郵送での申請。これからでしたら、どちらが早いですか。郵送のほうが早いですか。 167: ◯菊池コミュニティ総務課長 正直なところを申し上げますと、確実なのは、これから25に発送させていただくといったような時間を考えますと、郵送のほうが確実だと思います。といいますのは、ウェブの申請ですと、かなり不備の書類が見つかっておりまして、それをもう一回、先ほども申し上げました、不備のお知らせを送ってやり取りというようなことになりますと、結果的に郵送の処理をするほうが早くなるのではないかといったような印象を持っております。 168: ◯たかざわ委員 マイナポータルというのが、あまりちょっと良くなくて、最終的に完了したというのがなくて、何回も申請してしまうという方が出て、ある自治体では、もう、ダブルで払っちゃったというところもあるらしいんですよね。で、そうなってくると、本区でも、恐らく、人海戦術で全部、記入を、目で確認しているんだと思うんですよ。そうすると、これ、はっきり言って、もうウェブ申請って、やめたほうがいいんじゃないですかね。 169: ◯菊池コミュニティ総務課長 現在は、その支給の手続のチャンネルを輻輳化するということで、ウェブの申請を受け付けております。ただし、郵送の受付がある程度進展した際には、このウェブの申請の受付はどうするかということについて、また改めて検討させていただきたいと考えております。 170: ◯たかざわ委員 恐らくウェブ申請のほうが早く支給されるよというんで、皆さんそうやっているんだと思うんですけども、これ、例えば、番号を忘れちゃったという方。それから、あるいは電子証明の期限が切れているという。それは役所でないと直せないということで、窓口に、相当、人が殺到したと思うんですよ。だから、そういうことを考えると、これ、今回はやめたほうがいいかと思うんですけど、そういう検討って、されていないですか。 171: ◯菊池コミュニティ総務課長 はい。実際のところ、このウェブの申請が、我々の業務について非常にネックになっていることは、委員ご指摘のとおりです。内部でも、そういった他自治体の状況についても承知しております。ですが、今、申請を受け付けたばかりの状況ですので、一旦こういった状況を検証させていただいた上で、対応方法については考えていくということでございます。 172: ◯永田委員長 ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173: ◯永田委員長 はい。それでは、この件を終了いたします。  続いて、(3)テイクアウト・デリバリー実施店舗の支援について、理事者からの説明を求めます。 174: ◯末廣商工観光課長 地域振興部資料3をご覧になってください。テイクアウト・デリバリー実施店舗の支援について、説明をさせていただきます。  1番の(1)の事業概要としましては、新型コロナによる影響で、区民の行動や事業活動が制限される中の支援としまして、区内飲食店などが取り扱うテイクアウトやデリバリーの情報提供を、区のホームページで4月21より発信を始めているところでございます。  (2)の、記載させていただいている内容なんですが、区内の社会貢献活動団体が実施する、テイクアウト・デリバリーの店舗情報を発信するサイトを、区が紹介させていただいております。具体的には現在二つのサイトをご紹介させていただいているんですが、5月18現在では、区内の様々な情報を発信する「あるまっぷ」では38店舗、子育て世代のコミュニティである「ちよママ」では、48店舗を紹介しております。こちらの店舗情報数は日々増え続けておりまして、随時更新をしているところです。  また、こちらの区のホームページに紹介を希望するサイトの運営者がいらっしゃいましたら、随時追加していく予定になっております。  続きまして、(3)と(4)のところのご説明をさせていただきます。  こちらの事業をより充実するために、主に二つの取組の実施を考えております。一つ目は専門家の派遣、二つ目は、各種広報などを活用して、買物弱者への支援を行いたいと思っております。  一つ目の専門家派遣について説明をさせていただきます。対象は、飲食店などと情報サイトの運営者とさせていただきます。飲食店につきましては、登録を希望する店舗に直接訪問して、コンサルタントがメニューの発信の方法や販売の方法など、紹介サイトに記載する情報に加えて、プラス、経営面の助言も行っていきたいと考えております。  また、情報サイト運営者に対しましては、ITやマーケティングの視点から、情報発信力の強化のために、サイトの構成や情報内容のブラッシュアップ、閲覧数の増加のための工夫などの助言を行ってまいります。こちらの専門家派遣につきましては、5月の下旬をめどに改修をする予定になっております。  二つ目の、買物弱者への支援を説明いたします。高齢者などホームページをふだんなかなか見ることができない困難な方に関しても情報が行き届くように、紙媒体での提供なども工夫をしてまいりたいと考えております。  具体的におきましては、サイト内のテイクアウト・デリバリー実施店舗の情報の一覧を課のほうが確定しまして、各出張所のほうに配付を依頼させていただきました。また、広報活動につきましては、広報千代田の6月5号の第1面で、こちらの事業を紹介する予定になっております。  さらに、今週の土曜であります23土曜には、TOKYO MXテレビにおきまして「週末ハッピーライフ!お江戸に恋して」という番組で、本事業の取組が紹介される予定になっております。  日々、こちらの事業を展開して、うれしいことに、課のほうに飲食店の方のほうから、登録を頂いて感謝の声だとか、区民の方からの声としましては、近所のお店の新しい情報を知ることができた、良い機会になった、などの声を頂いております。  今後、さらなる情報の質と数の拡大を図り、区民の皆様によりよい情報を提供するための工夫を凝らしていきたいと考えております。  以上になります。 175: ◯永田委員長 はい。  この件について質疑を受けます。よろしいでしょうか。 176: ◯池田委員 今、ただいま、これ、実施店舗を紹介しているサイトが二つということですけれども、今後増えていくということなんですが、恐らく、これは、最近というと、ちょっと期間が広がり過ぎるんだけど、うん、新しいお店さんは、やはりそういう情報が欲しい、情報発信が必要なので掲載はされますが、これまでずっと区内で営業されている店舗さんとかが、まだまだ足りていないという認識があります。で、やはり、区のほうとしっかり連携を取って何をすべきか、というところは、例えば料飲組合さんですとか、いろいろ、飲食店さんが、テイクアウト・デリバリーまでいかなくても、こういう形で協力の営業時間は営業しているんだとか、そういう情報を発信してほしいんだけれども、それを誰に頼んでいいのか分からないというところが非常にあるようなので、そのあたり、こういう形のサイトを運営している方たちにも、もう少し、まあ、今、一生懸命やっていらっしゃると思いますけれども、ある程度応援していただきたいなと思いますけれども、そのあたり、区のほうではどういうお考えですか。 177: ◯末廣商工観光課長 はい。ありがとうございます。まさに、我々のこちらの情報を掲載したいと思っている店舗の情報につきましては、大手のこういったテイクアウトとかデリバリーを仲介しているサイトとは違った形で、やはりこう、商店街の、なかなか、そういった場所になかなか取扱いすることができないような店舗を紹介したいと考えているところでございます。そのために、今回は、商店街の連合会、区商連などや、飲食、料飲組合などにおきまして、事前に情報提供の依頼をさせていただいておりまして、各加盟する会員のお店のほうに、現在、こちらの事業のサイトの紹介を行っておりまして、こちらの専門家の派遣が始まりましたら、各お店のほうに、実際に専門家を派遣させていただいて、こちらのサイトの情報のお手伝いをさせていただくと同時に、経営面など、どうやったら今後売上げが上がっていくか、集客できるかなどの助言もさせていただきたいと考えているところでございます。 178: ◯池田委員 はい。よろしくお願いいたします。今、答弁あったように、やはり営業し続けなきゃいけないというところで、一生懸命いろんなところで皆さん苦労されていることは重々承知をしながら、私たちもどうやって応援していかなきゃいけないのかなというところはありますけれども、今後、まだまだこのテイクアウト・デリバリー事業というのは、すぐ終わるわけでもないし、今後またこういう形で、もう少し膨らんでいくんじゃないかなということは感じていますので、ぜひ、区としてでも、こういう民間サイトに投げっ放しではなくて、サポートをしっかりしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 179: ◯末廣商工観光課長 はい。ありがとうございます。今後の展開としましては、区と、こちらのサイトの運営者と、商店街の連合会なども含めて、オール千代田区としての取組として考えておりまして、協力団体を、さらなる拡大のために、各事業団体のほうにお声掛けをしている最中ですので、また今後、新たな展開を計画していきたいと考えております。  以上です。 180: ◯永田委員長 はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 181: ◯永田委員長 はい。この件は終了いたします。  続いて、(4)地方税の徴収猶予の特例制度について、理事者からの説明を求めます。 182: ◯柳税務課長 それでは、地方税の徴収猶予の特例制度につきまして、地域振興部資料4、新型コロナウイルスの影響により納税が困難な方への徴収猶予の特例制度、こちら、ご案内のチラシなんですけども、こちらでご説明をさせていただきます。  新型コロナウイルスの影響により事業等に係る収入が相当の減少があった方は、1年間、地方税の徴収の猶予を受けることができるようになります。何が特例かといいますと、こちらの太い枠にございますように、担保が必要なく、延滞金がかからない、と。徴収猶予の制度につきましてはこれまでもございますけども、この特例につきましては、延滞金がかからず免除になり、担保が不要というものが特例でございます。  対象となる方は、こちらにあります2点を満たす納税者ということで、新型コロナウイルスの影響により、令和2年2月以降、任意の期間や、1か月以上ですけども、給与等に係る収入が前年同期と比べて概ね20%以上減少していること。そして、一時に納付し、又は納入することが困難であること。こちらのいずれも満たすという方が対象となります。  対象となる地方税でございますけども、令和2年2月1から令和3年1月31までに納期限が到来する特別区民税・都民税、軽自動車税等が対象になります。これらの期間のうち、既に納期限が過ぎている未納の地方税についても、遡ってこの特例を適用することができます。  申請の手続につきましては、関係法令が4月30に施行されておりますので、それ以降2カ月後ということになっておりますので6月30でございますけども、「又は、」ということで、納期限のいずれか比べて、遅いまでに申請が必要ということになってございます。特に、申請に当たりましては、新型コロナウイルス感染防止の観点から、申請様式は区のホームページに掲載しまして、こちらへ郵送を原則として受け付けたいと思ってございます。もちろん窓口でも受付はしますが、郵送でお願いをさせていただきたいというふうに考えてございます。  納税が困難な方への徴収猶予の特例制度は、4月30に地方税法を一部改正する法律案が可決、同日に公布、施行されたことにより、既に電話や窓口等での相談や申請受付等の業務を実施しております。こちらのチラシにつきましては、6月上旬、特別区民税・都民税の普通徴収の納税通知を発送しますけども、こちらのほうに同封させて周知を図るほか、窓口にも配置します。また、徴収猶予の制度の特例につきましては、広報6月5号で周知を図る予定でございます。  説明は以上です。 183: ◯永田委員長 はい。  この件につきまして質疑を受けます。よろしいでしょうか。 184: ◯河合委員 この対象となる方の2)番ですね。「一時に納付し、又は納入を行うことが困難である」と。で、これは、判断については、「申請される方の置かれた状況に配慮し適切に対応します」と。具体的には、どういう対応を、判断をするんでしょうか。 185: ◯柳税務課長 こちらの判断なんですけども、下のほうの申請手続のほうにもございますように、申請書のほかに、収入や預貯金等の状況が分かる資料を提出してもらうことを原則としておりますけども、今回は柔軟な対応も求められておりまして、聴き取りでも柔軟な対応をしてほしいというような通達、通知が来ておるところでございます。 186: ◯河合委員 納税者が、ちょっとこれ、税金払うの、今年は困難だという思いがあって、無理なんですといった場合には、これは対象となるという判断でよろしいんですか。 187: ◯柳税務課長 納税者がそう思われるということだけではなくて、いずれにしましても、そういうふうに思われた方につきましては、こちらのチラシにもございます納税案内センターというところで、税務課の中に設置しておりますので、まずはご相談していただきたいと思います。 188: ◯河合委員 まあその辺は、きっちり、納税できるのかできないのか、判断をお願いしたいと思っています。  そうすると、この流れなんだけども、1年間、これは猶予になるわけですよね、納税が。と、1年後に払う話ですよね。そうすると、その1年後には、その年に本来払わなければいけない税金が発生しますよね。そうすると、ダブルで払うんですか。それとも、ところてん式に1年間ずれていくということなのか。その辺ちょっと教えていただけますか。 189: ◯柳税務課長 今、委員がおっしゃったように、ところてんにずれていくというわけではなくて、1年間猶予するという、まあマックスなんですけども、もちろんその時点でさらに困難な場合は、またさらに1年間というのも、ご相談に応じては可能なんですけども、おっしゃるとおり、その年にある程度納税できるような状況になった場合は、その当該年度の住民税も課税の対象になっていますので、その分の負担は増える印象はあります。もちろん、この当時、コロナの関係で収入が減っておりますから、税額自体もかなり減ってくるようなことも想定されるんではないかなというふうに考えてございます。 190: ◯河合委員 そうすると、多少その年は税額が減るかもしれないけども、1年間猶予したとしても、通常に戻った場合、2年分の、極端に言えば、税金を4回に分けて払うか1回に分けて払うかという通常の方法に戻るという認識でよろしいですね。 191: ◯柳税務課長 今、委員おっしゃるように、2年分という意味ではそのとおりでございます。 192: ◯河合委員 うん。はい。 193: ◯永田委員長 はい。いいですか。はい。  ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194: ◯永田委員長 はい。それでは、この件は終了いたします。  以上で、報告事項を終わります。  その他について、執行機関から何かございますでしょうか。 195: ◯大谷子ども総務課長 現在も新型コロナウイルス感染拡大を収束させるため、緊急的な措置について、様々に取り組んでいるところでございます。引き続き区民の安心・安全、生活を支えるため、今後の感染拡大防止と、予測される感染の再拡大に速やかに対応するための子ども部の取組の概略について、口頭報告をさせていただきます。  まず、児童・生徒が安全に活動できるよう、学校、園、保育所、学童クラブなどの再開に伴う安全対策や感染防止対策。また、事業者に安定的・持続的な事業を行うための支援。また、長期に及ぶ外出自粛や長い休校等の影響を受ける子どもたちへの学習支援などを進めるため、学校のオンライン授業の実施体制整備などを考えているところでございます。これらにかかる費用につきましては、第2回定例会に補正予算案として提案させていただく予定でございます。よろしくお願いいたします。 196: ◯永田委員長 はい。  この件について質疑、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 197: ◯永田委員長 はい。  ほかに、その他、ございますか。 198: ◯小池子ども施設課長 お茶の水小学校・幼稚園の改築工事に関しましてご報告申し上げます。  現在、お茶の水小学校・幼稚園に関しましては、解体工事を実施中です。新築工事に関しまして、第2回定例会で、契約議案ではございますが上程する予定でございます。  ご報告申し上げます。 199: ◯永田委員長 はい。  質疑はよろしいですか。  たかざわ委員。 200: ◯たかざわ委員 文化財に関してなんですけども、発掘調査って、今やっているんですか。 201: ◯小池子ども施設課長 はい。6月1から調査の開始ということで考えてございまして、11月末までということで、発掘調査のほうをやってまいります。
    202: ◯たかざわ委員 はい。 203: ◯永田委員長 よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 204: ◯永田委員長 はい。じゃあ、次行きます。  ほかに、その他ございますか。 205: ◯菊池コミュニティ総務課長 千代田区の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組の一環としまして、千代田区のほうでは第2号の補正予算の編成方針を立てております。特に、地域振興部では、区民の生活や中小零細事業者の経済活動を支えるといった観点での予算編成を行っております。  主立ったところの項目としましては、指定管理者損失補填ということで、指定管理者の事業者からヒアリング等により調査した、損失経費を補填する額を計上させていただいております。  また、商工融資相談体制の強化として、中小企業診断士による総合窓口を設置する経費、また、雇用調整助成金等相談体制の構築ということで、専門知識を有する社会保険労務士による総合窓口を設置する経費等を計上しております。  また、なお、緊急事態宣言解除後の地域振興部の所管施設につきましては、後ほど口頭で説明があるかと思いますが、施設の対応、目的に応じまして段階的に開設を進めてまいる所存でございます。その場合でございましても、いわゆる3密を避け、感染防止対策を十分に講じてまいるというところでございます。  以上でございます。 206: ◯永田委員長 はい。  この件についてはよろしいですか。また補正予算については、別途、審査のときにお願いいたします。  ほかに。 207: ◯大塚文化振興課長 私のほうから、図書館予約取置き資料の貸出しについて報告させていただきます。  区立図書館は、新型コロナウイルス感染防止のため、4月8から臨時休館しているところでございますが、休館の期間が長期化していること、サービス再開直後の混雑を緩和する観点から、再開に先立ち、予約取置き資料、貸出し準備が整っている予約資料の貸出しを行います。  対象といたしましては、資料数が約4,000冊、対象人数が2,300人となっております。対象者への連絡につきましては、5月19、今週の火曜日から順次メール、電話でお知らせをしているところでございます。  貸出し開始につきましては、本日5月21木曜日から、区立図書館5館及びちよだパークサイドプラザ図書館、男女共同参画センターMIWでも実施しております。各施設においては、飛散感染防止用のシート設置やマスクの着用、ソーシャルディスタンスなど、十分な対策を講じて実施いたします。  なお、図書館の再開につきましては、緊急事態宣言解除、また東京都の休業要請の緩和の状況を踏まえまして、6月1月曜日からの再開を想定して、現在、鋭意準備を進めているところでございます。  なお、日比谷図書文化館につきましては、再開に際しては、1階の常設展示室、こちらについても、併せて再開する予定で考えております。  報告は以上でございます。 208: ◯永田委員長 はい。  図書館について、質疑はよろしいでしょうか。 209: ◯牛尾副委員長 まず、この6月1再開、仮にされるとすると、どこまで再開するのか、フルに再開するのか、そうじゃないのか、いかがですか。 210: ◯大塚文化振興課長 こちら、今、副委員長のご質問ですが、まず長時間のご利用滞在、3密状態を避けるためにも、まずもって閲覧のほうは再開しても、当面は閲覧席等を撤去して、ご利用はできないというふうにさせていただきたいと考えております。 211: ◯牛尾副委員長 はい、分かりました。  あともう一点、図書館が休館していたこともあって、なかなか子どもたちが本を読めなくなってしまっているというようなことがあったんですけれども、これ、学校図書館については、ちょっと所管が違うと思うんですけれども、どういうふうな対応をしていくのか、お聞かせいただけますか。 212: ◯佐藤指導課長 学校再開と同時に、学校図書館のほうも活動していくというような考えでございますが、様々、やっぱり感染の防止とか予防とかといったところを観点にして、検討しながら進めてまいりたいというふうに思っております。 213: ◯牛尾副委員長 例えば、神田図書館、また昌平、学校図書館とまちかど図書館が要するに同じような形になっているんですけれども、その場合も、例えば閲覧席をどうするかとか、そういったことの検討というのはどうなっていますか。 214: ◯小池子ども施設課長 昌平と千代田小のまちかど図書館の関係。で、学校図書館に関しましては、学校と連動ということで考えてございますので、一般の方々は当面入れないというような形になろうかなと思います。 215: ◯牛尾副委員長 ごめんなさい、一般の方じゃなくて、例えば子どもたちが、席で閲覧したい、できるようにするのか、それとも、あくまでも貸出しだけにするのかという対応。 216: ◯小池子ども施設課長 そこに関しましては学校のほうの判断かなとは思いますけれども、3密の対策を取って、そういった教育活動もあるのかなというふうに考えております。 217: ◯永田委員長 はい。いいですか。 218: ◯牛尾副委員長 いいです。 219: ◯永田委員長 ほかに図書館について、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 220: ◯永田委員長 はい。じゃあ、この件について、終わります。  ほかに執行機関からございますか。 221: ◯依田生涯学習・スポーツ課長 令和4年4月から、民法改正による成年年齢が二十歳から18歳への引下げに伴いまして、成人の日のつどいの今後の対応についてでございます。  国の検討要請を受け、令和元年、昨年度、区として検討してまいりました。今般、対象年齢は従前のとおり20歳、二十歳で実施していくことを決定いたしましたので、ご報告申し上げます。なお、この名称についても、変更する予定でございます。  報告は以上でございます。 222: ◯永田委員長 はい。  この件について、質疑よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223: ◯永田委員長 はい。  ほかに執行機関からその他ございますでしょうか。(発言する者あり)もう終わりで、よろしいですね。はい。  委員の皆様から、その他、ございますか。 224: ◯河合委員 すみません。新型コロナウイルス感染症対策で、地方創生臨時交付金、総額1兆円、国から自治体に、都道府県、市町村に交付をしますよということなんですけども、この使途に関して、感染拡大の防止策とか、地域経済とか、もしくは住民生活の支援とかというふうに、かなり幅広い用途になっているんですけども、所管として、この金額がどういうふうに今後施策に反映されるのか、分かる範囲で教えていただけますか。(発言する者あり)えっ。 225: ◯永田委員長 河合委員、もう一回、じゃあ。 226: ◯河合委員 これ、千代田区としては、この交付金は頂いているという認識でよろしいんですよね。金額はちょっと分からないですけども。人口とか財政力とか感染状況、これもちょっと難しいかなと思うんですけども。あと、国庫補助事業の地方負担額等に基づき算定されているとなっているんですけども、これを千代田区としても頂いているんであれば、このコロナ対策に対して、どういうふうに所管として活用するのか、分かる範囲で教えていただけますか。 227: ◯清水子ども部長 総論の話だと思いますので、私のほうから総括的にご答弁申し上げます。  ただいま河合委員のほうからご指摘のありました国の交付金につきまして、その使途等でございますけれども、詳細は、私ども、申し訳ございませんが、子ども部といたしましても、また地域振興部といたしましても、本区に入る金額の詳細までつかんでいるわけではございませんが、まずもって、私ども事業部としても、あるいは、恐らく政策経営部としても、本区全体といたしまして、新型コロナの対策に必要な施策というものは速やかに打っていきたいと、こういうふうに考えてございます。その中の財源の一つとして、国あるいは東京都から交付されるものについては、しっかりと財源の確保に努めていきたいというふうに考えているところでございます。  なお、ご指摘の交付金につきましては、地方団体のほうから、さらなる増額をというような声も出されているというふうに聞いておりますので、その辺の推移というものも、私どもとしても見極めてまいりたいと考えておるところでございます。 228: ◯河合委員 当然、しっかりとそこは、交付されれば使っていただかなければいけないんですけども、この対策に対して各区のいろんなホームページを見てみたんですね。そうしましたら、いろんな給付金が、コロナ対策で、国それから東京都からありますけども、いわゆるテナントの賃料の支援事業。結構23区の中でも今進んでいまして、周りの新宿区それから港区、文京区、今、実施をしております。で、この原資のもとになっているのが地方創生臨時交付金だというふうに明記してあるんですね。それで、事業者向けと──借りている人向けとそれからオーナー向けと分けて支援をするところも出てきております。で、国もハイブリッド型の家賃の支援を今国会で可決をするんでしょうけども、その動向を見なければ、どういうふうになるかはまだね、どれだけの補助が出るかどうかということも含めて微妙ですけれども、これからこの千代田区のまちを支えているビルのオーナー、もしくはそこで飲食等もしくは法人も含めて営業なさっている皆さん。6月以降、年内にかけて、いわゆる賃料の滞納が出てくるとか、オーナーとしても賃料をもらえない場合が出てくる。いろんな、まあ私が言うのは変な話かもしれないけども、いわゆる千代田区の税金のもとを担っている方々が非常に苦しい立場になってくるかなと思うんですね。そういう意味では、地域振興部のほうでも、今後の対策として、今は千代田区としてこれだけやりますよ、それから国も、都の支援もありますよという状況ですけども、これで収束するとはとても思えない状況が今後発生するかもしれない。その辺に関しての対応を今後どうするかというお考えはあるのかお聞きして、質問を終わります。 229: ◯永田委員長 はい。(発言する者多数あり) 230: ◯末廣商工観光課長 今、委員のほうからご意見頂いたとおり、国だとか東京都の、こちらの家賃補助などの施策の今後の動向などを注視しまして、区としてどのように対応していくとかということを、逐次検討していきたいと考えております。 231: ◯河合委員 最後です。 232: ◯永田委員長 はい。河合委員。 233: ◯河合委員 この年末までの対応が、また激変する可能性が私は強いと思うんですよ。だから、地域のコミュニティもしくは商工振興の立場から、この辺も含めて、しっかりと次の対応を考えていただきたいと今思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 234: ◯末廣商工観光課長 はい。区としての取組が確実に行えるように、具体的な施策なども検討していきたいと思いますので。ありがとうございます。 235: ◯永田委員長 委員の皆様から、その他はよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 236: ◯永田委員長 はい。  それでは、本日は、この程度をもちまして閉会といたします。ご協力ありがとうございました。                 午後0時58分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...