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  1. 千代田区議会 2019-10-09
    令和元年決算特別委員会保健福祉分科会 本文 開催日: 2019-10-09


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年決算特別委員会保健福祉分科会 本文 2019-10-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 399 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯内田分科会長 選択 2 : ◯山崎地域保健課長 選択 3 : ◯内田分科会長 選択 4 : ◯舟木健康推進課長 選択 5 : ◯内田分科会長 選択 6 : ◯内田分科会長 選択 7 : ◯飯島委員 選択 8 : ◯舟木健康推進課長 選択 9 : ◯飯島委員 選択 10 : ◯舟木健康推進課長 選択 11 : ◯飯島委員 選択 12 : ◯舟木健康推進課長 選択 13 : ◯飯島委員 選択 14 : ◯舟木健康推進課長 選択 15 : ◯飯島委員 選択 16 : ◯舟木健康推進課長 選択 17 : ◯飯島委員 選択 18 : ◯舟木健康推進課長 選択 19 : ◯飯島委員 選択 20 : ◯内田分科会長 選択 21 : ◯舟木健康推進課長 選択 22 : ◯内田分科会長 選択 23 : ◯大串委員 選択 24 : ◯内田分科会長 選択 25 : ◯大串委員 選択 26 : ◯舟木健康推進課長 選択 27 : ◯大串委員 選択 28 : ◯舟木健康推進課長 選択 29 : ◯大串委員 選択 30 : ◯内田分科会長 選択 31 : ◯大串委員 選択 32 : ◯舟木健康推進課長 選択 33 : ◯内田分科会長 選択 34 : ◯長谷川委員 選択 35 : ◯舟木健康推進課長 選択 36 : ◯長谷川委員 選択 37 : ◯舟木健康推進課長 選択 38 : ◯長谷川委員 選択 39 : ◯内田分科会長 選択 40 : ◯岩佐委員 選択 41 : ◯山崎地域保健課長 選択 42 : ◯岩佐委員 選択 43 : ◯内田分科会長 選択 44 : ◯岩佐委員 選択 45 : ◯山崎地域保健課長 選択 46 : ◯岩佐委員 選択 47 : ◯山崎地域保健課長 選択 48 : ◯岩佐委員 選択 49 : ◯内田分科会長 選択 50 : ◯大串委員 選択 51 : ◯内田分科会長 選択 52 : ◯大串委員 選択 53 : ◯舟木健康推進課長 選択 54 : ◯大串委員 選択 55 : ◯舟木健康推進課長 選択 56 : ◯大串委員 選択 57 : ◯舟木健康推進課長 選択 58 : ◯大串委員 選択 59 : ◯舟木健康推進課長 選択 60 : ◯大串委員 選択 61 : ◯内田分科会長 選択 62 : ◯大串委員 選択 63 : ◯舟木健康推進課長 選択 64 : ◯大串委員 選択 65 : ◯舟木健康推進課長 選択 66 : ◯内田分科会長 選択 67 : ◯舟木健康推進課長 選択 68 : ◯内田分科会長 選択 69 : ◯大串委員 選択 70 : ◯内田分科会長 選択 71 : ◯内田分科会長 選択 72 : ◯長谷川委員 選択 73 : ◯舟木健康推進課長 選択 74 : ◯長谷川委員 選択 75 : ◯舟木健康推進課長 選択 76 : ◯内田分科会長 選択 77 : ◯長谷川委員 選択 78 : ◯内田分科会長 選択 79 : ◯長谷川委員 選択 80 : ◯内田分科会長 選択 81 : ◯岩佐委員 選択 82 : ◯舟木健康推進課長 選択 83 : ◯岩佐委員 選択 84 : ◯舟木健康推進課長 選択 85 : ◯岩佐委員 選択 86 : ◯内田分科会長 選択 87 : ◯舟木健康推進課長 選択 88 : ◯内田分科会長 選択 89 : ◯大串委員 選択 90 : ◯舟木健康推進課長 選択 91 : ◯大串委員 選択 92 : ◯舟木健康推進課長 選択 93 : ◯大串委員 選択 94 : ◯舟木健康推進課長 選択 95 : ◯大串委員 選択 96 : ◯舟木健康推進課長 選択 97 : ◯大串委員 選択 98 : ◯舟木健康推進課長 選択 99 : ◯大串委員 選択 100 : ◯内田分科会長 選択 101 : ◯飯島委員 選択 102 : ◯大串委員 選択 103 : ◯飯島委員 選択 104 : ◯大串委員 選択 105 : ◯飯島委員 選択 106 : ◯舟木健康推進課長 選択 107 : ◯飯島委員 選択 108 : ◯舟木健康推進課長 選択 109 : ◯飯島委員 選択 110 : ◯舟木健康推進課長 選択 111 : ◯飯島委員 選択 112 : ◯内田分科会長 選択 113 : ◯飯島委員 選択 114 : ◯内田分科会長 選択 115 : ◯飯島委員 選択 116 : ◯内田分科会長 選択 117 : ◯飯島委員 選択 118 : ◯内田分科会長 選択 119 : ◯飯島委員 選択 120 : ◯内田分科会長 選択 121 : ◯飯島委員 選択 122 : ◯内田分科会長 選択 123 : ◯飯島委員 選択 124 : ◯内田分科会長 選択 125 : ◯飯島委員 選択 126 : ◯内田分科会長 選択 127 : ◯飯島委員 選択 128 : ◯内田分科会長 選択 129 : ◯飯島委員 選択 130 : ◯内田分科会長 選択 131 : ◯内田分科会長 選択 132 : ◯渡部地域保健担当部長 選択 133 : ◯飯島委員 選択 134 : ◯内田分科会長 選択 135 : ◯大串委員 選択 136 : ◯舟木健康推進課長 選択 137 : ◯内田分科会長 選択 138 : ◯飯島委員 選択 139 : ◯舟木健康推進課長 選択 140 : ◯飯島委員 選択 141 : ◯舟木健康推進課長 選択 142 : ◯飯島委員 選択 143 : ◯舟木健康推進課長 選択 144 : ◯内田分科会長 選択 145 : ◯内田分科会長 選択 146 : ◯岩佐委員 選択 147 : ◯山崎地域保健課長 選択 148 : ◯岩佐委員 選択 149 : ◯山崎地域保健課長 選択 150 : ◯岩佐委員 選択 151 : ◯山崎地域保健課長 選択 152 : ◯岩佐委員 選択 153 : ◯内田分科会長 選択 154 : ◯内田分科会長 選択 155 : ◯大串委員 選択 156 : ◯舟木健康推進課長 選択 157 : ◯大串委員 選択 158 : ◯舟木健康推進課長 選択 159 : ◯大串委員 選択 160 : ◯内田分科会長 選択 161 : ◯内田分科会長 選択 162 : ◯内田分科会長 選択 163 : ◯舟木健康推進課長 選択 164 : ◯内田分科会長 選択 165 : ◯大串委員 選択 166 : ◯舟木健康推進課長 選択 167 : ◯大串委員 選択 168 : ◯舟木健康推進課長 選択 169 : ◯大串委員 選択 170 : ◯舟木健康推進課長 選択 171 : ◯大串委員 選択 172 : ◯内田分科会長 選択 173 : ◯大串委員 選択 174 : ◯内田分科会長 選択 175 : ◯内田分科会長 選択 176 : ◯山崎地域保健課長 選択 177 : ◯内田分科会長 選択 178 : ◯市川生活衛生課長 選択 179 : ◯内田分科会長 選択 180 : ◯上村民泊指導課長 選択 181 : ◯内田分科会長 選択 182 : ◯嶋崎委員 選択 183 : ◯市川生活衛生課長 選択 184 : ◯嶋崎委員 選択 185 : ◯市川生活衛生課長 選択 186 : ◯嶋崎委員 選択 187 : ◯市川生活衛生課長 選択 188 : ◯内田分科会長 選択 189 : ◯飯島委員 選択 190 : ◯市川生活衛生課長 選択 191 : ◯飯島委員 選択 192 : ◯内田分科会長 選択 193 : ◯長谷川委員 選択 194 : ◯市川生活衛生課長 選択 195 : ◯長谷川委員 選択 196 : ◯市川生活衛生課長 選択 197 : ◯長谷川委員 選択 198 : ◯市川生活衛生課長 選択 199 : ◯長谷川委員 選択 200 : ◯内田分科会長 選択 201 : ◯長谷川委員 選択 202 : ◯内田分科会長 選択 203 : ◯長谷川委員 選択 204 : ◯内田分科会長 選択 205 : ◯大串委員 選択 206 : ◯山崎地域保健課長 選択 207 : ◯大串委員 選択 208 : ◯内田分科会長 選択 209 : ◯大串委員 選択 210 : ◯山崎地域保健課長 選択 211 : ◯大串委員 選択 212 : ◯山崎地域保健課長 選択 213 : ◯大串委員 選択 214 : ◯内田分科会長 選択 215 : ◯大串委員 選択 216 : ◯内田分科会長 選択 217 : ◯内田分科会長 選択 218 : ◯飯島委員 選択 219 : ◯内田分科会長 選択 220 : ◯飯島委員 選択 221 : ◯山崎地域保健課長 選択 222 : ◯飯島委員 選択 223 : ◯山崎地域保健課長 選択 224 : ◯内田分科会長 選択 225 : ◯山崎地域保健課長 選択 226 : ◯内田分科会長 選択 227 : ◯飯島委員 選択 228 : ◯山崎地域保健課長 選択 229 : ◯飯島委員 選択 230 : ◯内田分科会長 選択 231 : ◯長谷川委員 選択 232 : ◯上村民泊指導課長 選択 233 : ◯長谷川委員 選択 234 : ◯上村民泊指導課長 選択 235 : ◯長谷川委員 選択 236 : ◯上村民泊指導課長 選択 237 : ◯長谷川委員 選択 238 : ◯大串委員 選択 239 : ◯内田分科会長 選択 240 : ◯大串委員 選択 241 : ◯上村民泊指導課長 選択 242 : ◯大串委員 選択 243 : ◯上村民泊指導課長 選択 244 : ◯大串委員 選択 245 : ◯上村民泊指導課長 選択 246 : ◯大串委員 選択 247 : ◯上村民泊指導課長 選択 248 : ◯大串委員 選択 249 : ◯上村民泊指導課長 選択 250 : ◯内田分科会長 選択 251 : ◯上村民泊指導課長 選択 252 : ◯大串委員 選択 253 : ◯内田分科会長 選択 254 : ◯大串委員 選択 255 : ◯上村民泊指導課長 選択 256 : ◯大串委員 選択 257 : ◯内田分科会長 選択 258 : ◯飯島委員 選択 259 : ◯内田分科会長 選択 260 : ◯飯島委員 選択 261 : ◯上村民泊指導課長 選択 262 : ◯飯島委員 選択 263 : ◯上村民泊指導課長 選択 264 : ◯飯島委員 選択 265 : ◯上村民泊指導課長 選択 266 : ◯飯島委員 選択 267 : ◯内田分科会長 選択 268 : ◯内田分科会長 選択 269 : ◯歌川保健福祉部長 選択 270 : ◯内田分科会長 選択 271 : ◯内田分科会長 選択 272 : ◯内田分科会長 選択 273 : ◯柳生活支援課長 選択 274 : ◯内田分科会長 選択 275 : ◯柳生活支援課長 選択 276 : ◯内田分科会長 選択 277 : ◯内田分科会長 選択 278 : ◯内田分科会長 選択 279 : ◯内田分科会長 選択 280 : ◯菊池保険年金課長 選択 281 : ◯内田分科会長 選択 282 : ◯大串委員 選択 283 : ◯歌川保健福祉部長 選択 284 : ◯大串委員 選択 285 : ◯歌川保健福祉部長 選択 286 : ◯大串委員 選択 287 : ◯内田分科会長 選択 288 : ◯内田分科会長 選択 289 : ◯飯島委員 選択 290 : ◯内田分科会長 選択 291 : ◯飯島委員 選択 292 : ◯菊池保険年金課長 選択 293 : ◯飯島委員 選択 294 : ◯菊池保険年金課長 選択 295 : ◯飯島委員 選択 296 : ◯菊池保険年金課長 選択 297 : ◯飯島委員 選択 298 : ◯菊池保険年金課長 選択 299 : ◯飯島委員 選択 300 : ◯菊池保険年金課長 選択 301 : ◯内田分科会長 選択 302 : ◯菊池保険年金課長 選択 303 : ◯内田分科会長 選択 304 : ◯内田分科会長 選択 305 : ◯内田分科会長 選択 306 : ◯土谷高齢介護課長 選択 307 : ◯内田分科会長 選択 308 : ◯飯島委員 選択 309 : ◯土谷高齢介護課長 選択 310 : ◯飯島委員 選択 311 : ◯土谷高齢介護課長 選択 312 : ◯飯島委員 選択 313 : ◯土谷高齢介護課長 選択 314 : ◯飯島委員 選択 315 : ◯土谷高齢介護課長 選択 316 : ◯飯島委員 選択 317 : ◯土谷高齢介護課長 選択 318 : ◯飯島委員 選択 319 : ◯土谷高齢介護課長 選択 320 : ◯内田分科会長 選択 321 : ◯大串委員 選択 322 : ◯土谷高齢介護課長 選択 323 : ◯大串委員 選択 324 : ◯土谷高齢介護課長 選択 325 : ◯大串委員 選択 326 : ◯土谷高齢介護課長 選択 327 : ◯歌川保健福祉部長 選択 328 : ◯内田分科会長 選択 329 : ◯飯島委員 選択 330 : ◯土谷高齢介護課長 選択 331 : ◯飯島委員 選択 332 : ◯土谷高齢介護課長 選択 333 : ◯飯島委員 選択 334 : ◯土谷高齢介護課長 選択 335 : ◯飯島委員 選択 336 : ◯土谷高齢介護課長 選択 337 : ◯飯島委員 選択 338 : ◯内田分科会長 選択 339 : ◯飯島委員 選択 340 : ◯土谷高齢介護課長 選択 341 : ◯飯島委員 選択 342 : ◯土谷高齢介護課長 選択 343 : ◯飯島委員 選択 344 : ◯土谷高齢介護課長 選択 345 : ◯内田分科会長 選択 346 : ◯内田分科会長 選択 347 : ◯土谷高齢介護課長 選択 348 : ◯内田分科会長 選択 349 : ◯飯島委員 選択 350 : ◯内田分科会長 選択 351 : ◯内田分科会長 選択 352 : ◯土谷高齢介護課長 選択 353 : ◯内田分科会長 選択 354 : ◯飯島委員 選択 355 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 356 : ◯飯島委員 選択 357 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 358 : ◯飯島委員 選択 359 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 360 : ◯飯島委員 選択 361 : ◯歌川保健福祉部長 選択 362 : ◯内田分科会長 選択 363 : ◯長谷川委員 選択 364 : ◯内田分科会長 選択 365 : ◯長谷川委員 選択 366 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 367 : ◯長谷川委員 選択 368 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 369 : ◯長谷川委員 選択 370 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 371 : ◯内田分科会長 選択 372 : ◯内田分科会長 選択 373 : ◯土谷高齢介護課長 選択 374 : ◯内田分科会長 選択 375 : ◯飯島委員 選択 376 : ◯土谷高齢介護課長 選択 377 : ◯飯島委員 選択 378 : ◯内田分科会長 選択 379 : ◯内田分科会長 選択 380 : ◯飯島委員 選択 381 : ◯土谷高齢介護課長 選択 382 : ◯内田分科会長 選択 383 : ◯内田分科会長 選択 384 : ◯内田分科会長 選択 385 : ◯内田分科会長 選択 386 : ◯菊池保険年金課長 選択 387 : ◯内田分科会長 選択 388 : ◯飯島委員 選択 389 : ◯菊池保険年金課長 選択 390 : ◯飯島委員 選択 391 : ◯菊池保険年金課長 選択 392 : ◯飯島委員 選択 393 : ◯菊池保険年金課長 選択 394 : ◯内田分科会長 選択 395 : ◯内田分科会長 選択 396 : ◯菊池保険年金課長 選択 397 : ◯内田分科会長 選択 398 : ◯内田分科会長 選択 399 : ◯内田分科会長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時30分開会 ◯内田分科会長 皆さん、おはようございます。ただいまから決算特別委員会地域保健福祉分科会を開催いたします。  本日は、保健福祉部所管分の一般会計の歳出のうち、保健所の部分と一般会計の歳入、国民健康保険事業会計の歳出と歳入、介護保険特別会計の歳出と歳入、後期高齢者医療特別会計の歳出と歳入を行います。  初めは、健康推進費についての説明、質疑です。  参考書の174ページから179ページとなります。1、健康推進費について執行機関からご説明ございますか。 2: ◯山崎地域保健課長 1目の健康推進費のうち、地域保健課より骨髄移植ドナー支援事業についてご説明をさせていただきます。  主要施策の成果の72ページになります。決算参考書では、このまま174ページになります。  骨髄バンクへのドナー登録者をふやし、一人でも多くの尊い命を救うため、骨髄等の提供を完了した者やその勤務先の事業所に対して、骨髄等の採取に伴う入院費用などに応じて、1日当たり、ドナーには2万円、勤務先の事業所に対しては1万円を助成金として交付することとしております。  こちら、平成30年度からの事業でございます。平成30年度の実績としましては、ドナー1件でありました。今後も、引き続きドナー登録者数増加に向けた取り組みを推進してまいります。  以上です。 3: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。 4: ◯舟木健康推進課長 1目、健康推進費のうち、健康推進課所管の主要施策事業についてご説明させていただきます。  まず、主要施策73ページ、決算参考書の174ページとなります。50番の自殺対策計画の策定です。決算参考書では、2、健康づくり推進の(9)の自殺対策計画の策定となります。  この事業につきましては、平成28年に自殺対策基本法が改正されまして、全ての区市町村に地域の実情に合わせた「地域自殺対策計画」の策定のほうが義務づけられました。区は、平成30年度に千代田区自殺対策検討会議のほうを設置し、有識者や関係機関等の意見を聞き、平成31年3月に、千代田区自殺対策計画を策定したものです。  現在は、策定した計画に基づき、関係機関との連携・協力体制を強化するとともに、自殺対策計画に係る区民への周知、啓発を行いまして、自殺対策事業を推進しているところです。  事業費については、自殺対策計画に係る委託契約先等により、不用額が生じ、執行率が72.4%となっております。  続きまして、主要施策の成果74ページ、51番、成人健診・長寿健診・国保健診・特定保健指導です。  成人健診・長寿健診については、一般会計で実施しておりまして、決算参考書176ページ、3、生活習慣病予防、(1)、(2)となります。国保健診・特定保健指導は、国民健康保険事業会計となっておりまして、決算参考書の294ページとなっております。  これらの区民健診については、近年受診率のほうが伸び悩んでおりまして、個別送付や再勧奨の通知、広報、掲示板などの普及啓発による受診勧奨のほうに努めているところです。引き続き、さまざまな機会を捉えて、周知のほうを図って、受診率の向上を図ってまいります。高齢者のインフルエンザの予防接種の予診票と一緒に、9月の末には再度周知をしたり、ほかの事業と連携して周知に努めているところです。11月は改めて受けていない方に再勧奨の通知を発送することとしております。
     続きまして、主要施策の成果75ページ、52番、がん検診・女性特有のがん対策(拡充)の事業となっております。決算参考書では、176ページ、3、生活習慣病予防、(4)、(5)となっております。  国の定めるがん検診実施のための指針に基づきまして、区では、五つのがん検診を実施しております。平成30年度は、新たに胃がん検診の内視鏡検査の二重読影を50歳から74歳の偶数年齢の方を対象に行いました。より精度の高い検査を提供して実施しているところです。  また、今年度から全てのがん検診については、自己負担額のほうを無料化としまして、近年減少傾向となっている受診率の向上を図っております。  続きまして、主要施策の成果76ページ、53番、子どもの予防接種です。決算参考書は、176ページ、4、予防接種、(1)の子どもの予防接種のところになります。  区では、予防接種法に基づく定期予防接種を実施するほか、任意予防接種として、おたふくかぜやインフルエンザの費用助成を行っております。費用負担、経済的負担を軽減することで、接種率の向上を図っているところです。近年は、特に乳幼児期のワクチンの種類がふえまして、予防接種のスケジュールが一層煩雑になっていることから、予防接種と育児応援Webアプリの活用やきめ細やかな周知のほうを行いまして、適正な予防接種に努めているところです。  来年度、新たなワクチンの導入等も国で検討をされておりまして、円滑に実施できるよう、区のほうでは取り組んでまいりたいと思います。  最後に、主要成果77ページ、54番、歯科口腔保健の推進です。決算参考書では、めくりまして178ページ、8番、歯科口腔保健の推進でございます。  歯科口腔保健事業につきましては、「千代田区歯と口腔の健康づくり推進条例」に基づきまして、講演会や8020の表彰などの啓発事業、乳幼児に対する歯科健診や相談事業、19歳以上の区民を対象とする区民歯科健診の事業などを実施しております。  特に、区民歯科健診につきましては、平成30年度から全ての対象者に受診券のほうを発送しておりまして、平成29年度受診者数が3,064人から5,055人に、受診率のほうは、6.0%から9.7%と向上しました。引き続き、受診率の向上のほうに取り組んでまいります。  説明は以上です。 5: ◯内田分科会長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯内田分科会長 はい。  それでは、説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。きょうもページごとにやっていきたいと思いますので、まずは、174ページ、175ページでお願いいたします。どうぞ。 7: ◯飯島委員 2の乳幼児健康診査です。事務事業概要は43ページで、内容としては、保健所において行っている乳幼児健診について伺いたいと思います。  回数がそれぞれ18回というふうになっていますが、これは、毎月1回は行っていて、受ける方というのは、どこの場面で受けるということになるんでしょうか。 8: ◯舟木健康推進課長 保健所では、乳幼児健診、乳児健診、3~4か月健診と1歳6か月健診、3歳児健診については、保健所のほうで年18回実施しております。それぞれ月1回以上実施しているところで、1回の月もあれば、1回から2回の月もあります。18回を等分に分けまして、対象者の月齢ごとに対象を定めて来ていただくような形でご案内しております。もちろん、どうしてもその当日が都合が悪い方とかもいらっしゃると思いますので、一応前後の日程とか、あるいは一応期限、この月齢までに来てくださいということでご案内しておりますので、そのような形でご案内をしています。 9: ◯飯島委員 今、両親が働いているという方が非常に多いのは、千代田区も例外ではなくて、そういう方から、土曜日に健診ができるとありがたいという話があるんですが、この18回のうちに土曜日というのは含まれているんでしょうか。 10: ◯舟木健康推進課長 年18回の実施については、いずれも平日となっております。 11: ◯飯島委員 1回ぐらい土曜日というのを設定するということというのは、検討いただけないんでしょうか。何がネックになってだめなんでしょうか。 12: ◯舟木健康推進課長 健診を実施するに当たりましては、医師会等の協力のもとで成り立っております。もちろん保健所の職員も入ってやっているんですが、そのほかに看護師、保健師の雇いも含めて実施しているところです。そのような状況もありまして、平日の曜日が決まって、何曜日の午前か午後という形で実施しているところなんですが、保健所で実施することで内科検診だけではなくて、1歳6か月健診、3歳児健診については、歯科健診も同時に受診することもできますし、同時に栄養士、保健師による保健相談、あと心理相談も実施しているところです。そういうスタッフを集めて実施するというところで、どうしても平日の日程ということで、実際はやっているところです。 13: ◯飯島委員 受診率を上げて、ほぼ100%受けていただくということが、虐待を早期発見というか、そういうことにもつながっていくと思うんですね。そういう意味では、多少負担が、行政の側として負担があったとしても、なるべく受けやすい環境をつくっていくことが必要だと思うんです。やっぱり乳幼児を抱えていらっしゃる保護者の方は、ほかにも休まなきゃいけない場面というのは、いっぱいあるわけですよね。そういった意味では、医師会ともちょっと相談をして、ぜひ年に一、二回とか、そういう程度で結構だと思うんですけれども、土曜日というのを設定するということを検討に入っていただいてはいかがでしょうか。 14: ◯舟木健康推進課長 乳幼児健診について受けやすい環境をつくるということは、非常に重要だと思っております。なので、こちら、保健所としましても、指定した日に難しい場合には、別日をご案内したりしているところですし、どうしても、やはり就労していたり、その場合は、お子さんが保育園に通っていらっしゃる場合とかも多いので、そのときの様子とか、保育園での健診の様子を保護者から確認したりとかしたりをして、健康状況等を確認してはいるところです。  また、どうしても、そういう場でできない健診の項目については、改めて、3歳児健診あれば、4歳までの間であれば、いつでも日程のときにいらしていただければ健診を受けることができますので、そういうような形で繰り返し案内しているところです。  土曜日の実施等につきましては、調整等が必要となっておりますので、そこについては、また改めて検討課題とさせていただければと思います。 15: ◯飯島委員 仕事を休まなきゃいけないということが、保護者の負担になるということで申し上げているんですね。ですから、その月が悪くて、ほかの月でもありますと言われても、やっぱり平日ということでは、休まなきゃいけないということは同じなわけです。休みやすい職場環境をつくっていくことも大事ですけれども、それができにくい状況が実態としてある中で、やはり受けられる環境というのを行政の側がつくっていくということが大事じゃないかということで、申し上げているんですね。そういう角度から、ぜひご検討を始めて、(発言する者あり)いや、何か、そうすっきりした前向きの姿勢じゃないようなので、前向きに検討していただくというご答弁をぜひいただきたいと思います。 16: ◯舟木健康推進課長 どうしても、乳幼児健診については、受けていただく月齢というのが割と決まっているところではありますが、(発言する者あり)その中で、できる範囲でというところでしか、こう、やはり体制を整えるというのが非常に難しいということは、ご理解いただければと思います。  また、歯科相談とかについては、年に数回、確かに歯科医師会のご協力を得まして、土曜日に実施して…… 17: ◯飯島委員 同じように検討してよ。 18: ◯舟木健康推進課長 おりますので、ただ、それを医師会のほうにも、またご協力──小児科の先生というと、結構限られているということと、今、健診のほうには、大学病院のほうの先生から来ていただいていること等もありまして、やはり診ていただくには、専門の小児科の先生ということでやっておりますので、そこにつきましても、調整等が必要となっておりますが、そこも含めて…… 19: ◯飯島委員 その、こちょこちょ言うからさ。 20: ◯内田分科会長 いいんですよ。 21: ◯舟木健康推進課長 医師会のほうにも申し入れて考えてまいりたいと思います。 22: ◯内田分科会長 まあね、現状を踏まえて検討課題にするということでね、よろしいんじゃないですか。はい。  ほかにはございますか。 23: ◯大串委員 同じところで。 24: ◯内田分科会長 じゃあ、関連で、大串委員。 25: ◯大串委員 乳幼児健診で、新しく新生児聴覚検査が入ったと思うんですけれども、この状況はどうでしょうか。 26: ◯舟木健康推進課長 4月以降出生した方に対して、新生児聴覚検査の助成のほうを実施しているところです。特に大きな問題もなく実施していると認識しております。また、精密検査、リファーになった方については、その後もきちんとこちらのほうでフォローしているところです。 27: ◯大串委員 そうですか。  千代田区においては、この聴覚検査においては、そういう特に異常があるとかそういう新生児はいなかったということでいいんですか。 28: ◯舟木健康推進課長 細かな一例一例のケースについては、聞いてはいませんが、少なくともそういう報告等は私のほうにはないので、順調に行っているものと思われます。 29: ◯大串委員 なかなか新生児ですから、聴覚が異常があるというのをなかなか保護者の方もわかりづらい。そういったことで、今回そういった新生児の健診の中にこのメニューを入れていただいたということは、非常に大きな意義があると思います。  仮にそういった異常が見つかれば、早期の対応が必要になりますので、非常に有意義な検査がメニューに入れていただいたというふうに思っております。今後ともぜひよろしくお願いしたいと思います。 30: ◯内田分科会長 答弁はいいですか。 31: ◯大串委員 まあ、今後ともしっかりやってくださいということです。 32: ◯舟木健康推進課長 引き続き努めてまいります。 33: ◯内田分科会長 長谷川委員。 34: ◯長谷川委員 乳幼児健診のところなんですけれども、そこで発達の気になるお子さんの早期発見ということがすごく重要なことだと思うんですけれども、気になるお子さんの療育、早期療育の機関であったりとか、医療へのつなぎ方とかは、どのようにされているでしょうか。  また、生まれつきであったりの身体障害をお持ちの方の機能訓練。そういうところでは、区のほうに連携がとれるという方法というか、サポートをどのようにされているでしょうか。 35: ◯舟木健康推進課長 発達の気になるお子さんにつきましては、健診の中でも1歳半健診のときから心理相談等を設けまして、早期発見等に努めているところです。3歳児健診、5歳児健診におきましても、そういう観点からもしっかりと健診を行っております。  そこで気になる方につきましては、経過観察で心理相談をフォローしたり、あるいはさくらキッズのほうにつないだりというような形で、適宜、障害者福祉課、あるいは児童・家庭支援センター等と連携しながらやっているところです。 36: ◯長谷川委員 あわせて、そういうお子さんをお持ちの保護者の方は、とても不安になっていると思うんですね。そういうところの心理士さんとかもいらっしゃるというお話なんですけれども、その相談であったりサポートは、十分に行われているのでしょうか。 37: ◯舟木健康推進課長 もちろん心理相談の中で、心理相談員と保護者の中で、しっかりとお話を聞いてカウンセリングをするほか、引き続き保健相談等が必要な場合ですと、地区担当の保健師のほうがかかわってフォローしているような状況です。 38: ◯長谷川委員 はい。ありがとうございます。よろしくお願いします。 39: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。このページ。 40: ◯岩佐委員 健康千代田21の推進についてお伺いします。いいんだよね、このページだね。  健康づくりの推進の(7)番ですね。事務事業概要を拝見させていただきましたら、多分これ、アプリか何かをダウンロードさせて、そこから参加してもらって、インセンティブをあげるという、そんな制度だと理解しているんですけれども、これは、どれぐらい参加しているとかそういったことは把握されているんでしょうか。 41: ◯山崎地域保健課長 健康千代田21の計画に基づきまして、今、千代田健康ポイント制度という形で、アプリを用いて、人が歩くその歩数をカウントして、何とか健康増進に向けて行動変容を促していこうというような事業を今進めている最中でございまして、今現状としましては、今年度、そのアプリの開発の業者さんをプロポーザルで選定したり、あと、コンサルさんも選定して、決まって、来年度の実証事業、まずは本格的に大人数に対してやるわけじゃなく、目標としては500人程度で実証的に行っていこうというための、そのモニターの選定の段階で、今はそういう段階でございます。 42: ◯岩佐委員 最終的には、その人数を、目標人数を設定されて、そこに近づける形で、アプリであれば全部管理が、利用状況とかそういったことは管理ができるようになるということですよね。  歩数をカウントするということであれば、何もわざわざ区がアプリをやらなくても、いわゆる今いろんな…… 43: ◯内田分科会長 ついているわけでしょう。 44: ◯岩佐委員 ねえ。こういうスマホには、大体そういうカウントアプリがついているということで、インセンティブの出し方も含めて、全部ICTを経由してやるということであれば、そうでもないんでしょうけど、そうじゃなかったら、既に既存のものをいろんなものをさまざま使えるんではないかと。そういう方から、あえて新しいものをダウンロード、今もうここまで来ているものを水を差すわけではないですけれども、あえて新しいものをわざわざダウンロードするものだけではなくて、既存のものをもう既にお使いになっている方も、あえて皆さんご参加できるような幅広い使い方を検討していただけることはないでしょうか。 45: ◯山崎地域保健課長 すみません。説明が不十分で、申しわけありません。  ポイント制度ということで、ポイントの指定、委員ご承知のとおりインセンティブを与えていこうということと、あとは、千代田区のアンケート等の中で、やっぱりコミュニティというところの部分も健康に非常に関係してくるというところもあって、その部分も何とかそのアプリを使って、出会える場、人と人が顔を合わせられる場みたいなのも、あるイベントに参加してもらうとそこにポイントが付与されるよとか、そういったところでコミュニティもつくれる。あと、もしくは、またコース、千代田区のコースで、どこどこのポイントに行ったらポイントがつくよとか。そういった千代田区独自のやり方というところで、この制度というものを考えておりまして。  なので、確かにおっしゃるとおり、私も使っておりますけど、ただ歩数をやるというだけだったら、いろいろあるんですけど、やはり健康に関心を持っている人をもっともっとふやしたい。逆に言うと、健康に関心のない方は、そういうことをやらないんですけど、そこにインセンティブをつけるということで、何とか関心を持ってもらいたいという、そこはきっかけづくりですね。  そういったことも考えているので、そういったインセンティブをつけるためにも、やはり独自のアプリというものを使ってやっていきたいというところでございます。 46: ◯岩佐委員 そうなると、コミュニティですとかというと、それこそ隣のところとかも連携して、じゃあ、さまざまなイベントや事業なんかに関してもポイント制にするということですよね。  そこまでやるんであれば、逆にまちづくりなんかも足していって、前、大串委員なんかがオープンデータで、まちで歩いて、まちの壊れた道路の箇所をちょっとこう、区に送ったら、それがまた連携をとれるとか、いろんな使い方があると思うんですね。個別なものをこれからオープンデータという形で、いろんなものを個別につくっていって、個別にダウンロードしていく。個別にみんなが使っていくという。どこかで統合できる時代になると思うんですけれども、そういったことを見据えて、何かつくっていただきたいな、とは。今つくる段階なので、広く考えていらっしゃるんであれば、幅広い、歩くだけじゃないということであれば、検討をお願いします。 47: ◯山崎地域保健課長 おっしゃるとおり、保健所だけじゃなくて、介護保険の事業ですとか、あとスポーツセンター関係とか、生涯学習・スポーツ課のイベントですとか、そういったいろんなイベントも参加していただけるように働きかけを今後していきたいと思います。  基本的には、こちらの健康に向けたというところで、健康寿命の増進ですとかを大目標で、それに向けてということなんで、それに合わせた形で、今事業のほうを進めている最中です。  ただ、今後、委員おっしゃるとおり、ほかの部分も技術的にいろいろ組み合わせていけるかもしれないので、またその際は、いろいろ研究しながら進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 48: ◯岩佐委員 よろしくお願いします。 49: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。 50: ◯大串委員 関係するので、(4)番の乳児家庭訪問事業とそれから(6)の1)の妊婦全数面接、それから(2)の産後ケアと一緒にいいですか。 51: ◯内田分科会長 はい。 52: ◯大串委員 まず、(4)の乳児家庭訪問事業ですけど、全戸訪問する、いわゆるこんにちは赤ちゃん事業ですけれども、訪問件数662件と書いてありますけれども、これでどのぐらいの率になりますか。延べ件数と書いてあるんですけど。 53: ◯舟木健康推進課長 生後4カ月までの乳児がいる家庭をこんにちは赤ちゃん事業として全戸訪問としているところですが、この566件といいますのは、訪問率は93.6%となっております。 54: ◯大串委員 それから、もう一つの妊婦全数面接、いわゆるちよ・まま面談ですけれども、こちらのほうは369人で、率にすると53.2%となっているんですけれども、これは両方合わせまして、とにかく全ての赤ちゃん、それからそういうお母さん、会いまして、それで何ていうんですか、どちらかというとリスクのある、悩んでいるお母さん、それからそういうややもすると虐待につながってしまうようなリスクのあるお母さんを探し出すというのかな。そういうこの事業を通して見つけていくということだと思うんですけれども、ちよ・まま面談の率が53.2%とちょっと低いように思うんですけど、これはどうでしょうか。 55: ◯舟木健康推進課長 妊婦面接につきましては、やはり就労中のお母様が多かったりとか、あるいは、ちょうど産休に入った後、すぐに里帰りで帰ってしまう方とかもいらっしゃったりとかして、全数できていないというようなのが実情となっております。  ただ、昨年度、その前の年、平成29年度につきましては40.6%でしたのが、53.2%という形で、上がってはきておりますので、少しずつ周知、こういう妊婦のときに面接するんだよということも浸透してきたと思いますし、こちらのほうも引き続き勧奨をして、はがきで勧奨をすると、割と反応よく予約をしていただいて、来ていただいているような状況もありますので、引き続き、全数に近づけるよう努力してまいりたいと思います。 56: ◯大串委員 今お話がありました、働いている、それから里帰りしている、理由がわかるお母さんはいいと思うんですよね。問題は、面談しようと思っても面談できないお母さんが何人いるのか。要するに、拒否しているとか、何かそういう人が問題だと思うので、そういった人が何件いるのかというのも把握してもらいたいというか、今数字があれば教えてもらいたいんですけど、どうでしょうか。 57: ◯舟木健康推進課長 妊婦全数面接、妊婦面接の段階で、なかなか全数を把握するというのは難しいところなんですが、こんにちは赤ちゃん、乳幼児家庭訪問の段階で、どうしても訪問できなかった方についてのフォローのほうは、しっかりと保健所のほうでやっております。 58: ◯大串委員 ぜひ、よろしくお願いします。大事なことですからね。  その結果、産後ケア事業としては、宿泊が23人、それから訪問が9人という実績になっていますけれども、大体2カ年、大体同じような人数で推移しているんですけれども、手を挙げて来てくれるお母さんはいいと思うんですけれども、むしろ保健所なりそういったほうから、ぜひということで進めて、産後ケア事業につながったという方はいるんでしょうか。 59: ◯舟木健康推進課長 もちろんお母さん自身が調べて申請してくる場合もありますし、こちらのほうから、やはり心配だからこの利用をしたほうがいいんではないかということで、事業をお勧めする場合もあります。また、あるいは出産病院とかから勧められて、申請のほうにいらっしゃる方もいらっしゃいます。 60: ◯大串委員 そうですか。それは何人ぐらいですか。  恐らく手を挙げた方が多いんだろうと思います。この23人と9人はね。そのうち、こちらから勧めた方、それから病院のほうからもそういったことを勧められた方がいると思うんですけど、どのくらいいらっしゃいますか。 61: ◯内田分科会長 時間かかりますか。 62: ◯大串委員 いいですよ、わかってからで。 63: ◯舟木健康推進課長 一応面談までの経緯と──面談ではなくて、産後ケア事業のほうですね。 64: ◯大串委員 うん。産後ケアでね。この23人と9人の中で、何人いるのかなと。 65: ◯舟木健康推進課長 すみません。ちょっと資料のほうは持ち合わせて…… 66: ◯内田分科会長 そしたら、数値、整理して、また後ほど報告してください。 67: ◯舟木健康推進課長 はい。 68: ◯内田分科会長 大串委員、続けますか。 69: ◯大串委員 いや。それはもう、あと数字聞いてよろしくお願いしますで終わりですけど。 70: ◯内田分科会長 わかりました。じゃあ、数字のほうは調べてください。わかりましたら教えてください。
     じゃあ、一旦これは終わります。  ほかにございますか。なければ次のページに行きますよ。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 71: ◯内田分科会長 はい。  176ページ、177ページです。  どうぞ。 72: ◯長谷川委員 176ページ、4番の予防接種のところです。  お子さんの予防接種だけでなく、今、30代から50代の男性の風しんについての予防接種をされている、声掛けをされているかと思うんですけれども、10月からこれ、取り組んでいらっしゃる、あれ、10月からでしたよね。今後どういうふうになっていくのか。1回お知らせを配布して、男性で受診された方が1,000人ぐらいと書いてあったかと思うんですけども、それで、その後、どういうふうな受診というか検査の啓発であったりということをされますか。 73: ◯舟木健康推進課長 風しんの流行もありまして、区のほうでは、昨年の10月からその対策として多い年代の方ということで、30代から50代の男性に対して、抗体検査をやった上で、免疫の低い方には予防接種をするという事業のほう、もともと女性に対してはやっていたんですが、それを対象者を拡充して、やって取り組んでいるところです。  その後、国のほうも、免疫が低い世代、予防接種を受けていない世代というのが、世代に対して定期接種のほうを実施するという国のほうもありまして、そちらのほうと並行してやっているところです。  ただ、免疫のない方の判定の値のほうが、区のほうがより多く受けていただけるような状況になっておりますので、あわせて事業のほうは実施しているような状況です。  こちらのほうは、ホームページのほうでご案内しておりますし、また区内の医療機関のほうで実施しておりますので、そちらのほうで申し出、言っていただければ、できるような形で、うちの区のほうに申し込みをして予診票を送って、区内の医療機関で実施するという形で、引き続き継続してやっているところです。 74: ◯長谷川委員 じゃあ、これはもう、今後対象となる方が自分で申し出をしてということになるわけですね。それで、成果の76ページの任意予防接種のところで、大人の風しんと実績のところの一番下にあるんですけれども、これは、抗体検査が1,032人なんですけども、これは、男性の方だけの数ですか。それともお母様、お母様というかこれから妊娠されるであろうお方が検査して、大丈夫かどうかということの含まれた数でしょうか。 75: ◯舟木健康推進課長 女性も含めた数となっておりますが、多くは男性の方が多くを占めているような状況です。 76: ◯内田分科会長 ふーん。 77: ◯長谷川委員 すごく大事なことなので、妊娠される方、お子さんの健康のためにも、引き続き取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 78: ◯内田分科会長 答弁はいいですか。 79: ◯長谷川委員 はい。 80: ◯内田分科会長 はい。  岩佐委員。 81: ◯岩佐委員 今、予防接種の関連で、子宮頸がんのHPVの予防接種なんですけど、これ、44人ということで、これは、積極的推奨はされていないということなんですけれども。ということは、これは区でやっていることはお知らせして、希望者が申請されてやる形になっているんでしょうか。 82: ◯舟木健康推進課長 区のほうでは、もちろんホームページ等では実施していることはお知らせはしているんですが、個別の勧奨はしていないというような状況にはなっております。  ただ、この44人という数字は、平成30年度なんですが、平成29年度は、それよりももっと低いような状況でして、ふえているような状況です。その方に対しては、十分に説明した上で、予診票のほうは送って、実施していただくようにしております。 83: ◯岩佐委員 これ、さまざまな意見があることも承知しています。この44とふえてきているというのは、いろんな情報というのがとれるようになって、インターネットか何かでとれるようになって、本もさまざま出版されていて。  そうすると、正しく、正しいかどうかも個人のあれもあると思うんですけれども、情報をとった個人なりに判断をして、接種につながれば、それは自己責任という言葉をこの場は余り使いたくはないですけれども、特にこの予防接種に関しては、効果というのははっきりとわかっているわけで、一番問題になっているのは、副作用がある。副作用との因果関係もいろいろされているところですけれども、情報提供というあり方としては、あってもいいんじゃないかと私は考えているんですね。  厚労省のページにも見ていますけれども、やはりリスクをしっかりと自覚した上で、推奨はしていませんよと。でも、リスクをしっかり自覚した上で、受けるかどうかご判断くださいということを私は書いてあるわけですよね。  ただ、あること自体をやはり私は、情報提供することは、それは推奨には当たらないと思うんですよ。さまざま情報があって、これ、ワクチン、結構高いワクチンですよね。その高いワクチンを効果がある、なし。特に海外に行かれた方なんかは、割と海外では、これを受けるのは当たり前になっているから、もうそこに抵抗がない方もいますし、そういったことで、情報提供だけはもうちょっとあってもいいんじゃないかと思うんですけども、そこら辺のお考えはどうでしょうか。 84: ◯舟木健康推進課長 情報提供につきましては、ホームページ、チラシ等においてやっているところではあるんですが、やはり予防接種がこの年齢にあることをやはりなかなか情報を得る機会も少なくなってくるというのも事実だと思いますので、就学後の定期予防接種のときに、あわせてご案内をできるような形等も今、検討をしているところです。そのような形で、少しでも新しい情報を得て、自分で判断して、受けることができるような形で、進めていくことができればと思っております。 85: ◯岩佐委員 確かに、年齢的に情報提供をしにくい年齢だと思うんですね。ティーンエイジャーというところが集まるところは、私もどこなんだろうという感じなんですけれども、小学校みたいにほとんどの子がここにいるよねというようなところは、測定しにくくなっているので、情報提供のあり方もちょっと工夫は必要と思うんですけども、ぜひ、ここは淡々と情報提供をしていただければと思います。よろしくお願いします。 86: ◯内田分科会長 答弁は。 87: ◯舟木健康推進課長 時期がぴったりではないかもしれないんですが、その周辺の年齢のときに情報提供できるように、検討してまいりたいと思います。 88: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。 89: ◯大串委員 この子どもの予防接種のところなんですけど、主要施策の成果76ページに書いてあるとおり、非常に、何ていうんですか、ワクチンの定期接種のメニューもふえて、それで接種スケジュールが煩雑になって、接種漏れがあったり、接種間隔の誤りが課題となっていますと。まあそのとおりだと思うんですけれども。ただ、このワクチンの予防接種は、非常に大事ですので、しっかりと必要なワクチンを必要なときに打てるように、行政としてはやっていきたいと思うんですけれども。  このスケジュール表というか、小児科学会は非常にわかりやすいのをつくっているんですけれども、区としては、どのようなそういう何ていうのかな、わかりやすいものをつくって配布しているんでしょうか。 90: ◯舟木健康推進課長 区として、特にスケジュール表というものは、お渡しはしていないんですが、アプリの中で、記録を接種時期を入れていただければ、大体こういう時期にというような形で通知が来るような形にはなっております。  また、かかりつけ医の先生を持つことで、そこでスケジュールに沿ってやっていただくという形でできているんではないかなと思っているところです。そのときにもアプリのほうをかかりつけ医の先生のほうが活用していただければなと思っております。  接種漏れについては、MRとか日本脳炎とかについては、未接種者に対しては、適時勧奨は行っているところです。 91: ◯大串委員 アプリがあるからということなんですけども、アプリも見ているお母さん、多いかもしれないですけれども、そのほかに、何ていうんですかね、かかわっているおばあちゃんとかもいますよね。ですから、おばあちゃん世代になりますと、ちょっとアプリというよりも、やっぱりペーパーでもらったほうがわかりやすいというところもあります。  やっぱり小児科学会がつくっているようなああいうスケジュールを一覧表にして、小学校に上がる前に、0歳からそれまでの間にどういうワクチンをいつ打たなくちゃいけないかというのを一覧表で持つということは、非常にわかりやすいんですよね。  ですので、ぜひ作成に向けて、ちょっと努力してもらいたいというふうに思います。どうでしょうか。 92: ◯舟木健康推進課長 わかりやすい予防接種のスケジュールにつきましては、現状どのような形でやっているのかということを確認した上で、漏れなく確認できるようなものについて、改めて検討してまいりたいと思います。 93: ◯大串委員 よろしくお願いします。  あと、ちょっとこう、中身、ちょっと入ってあれなんですけれども、三種混合ワクチンがゼロで、四種混合ワクチンが多いということは、千代田区としては、四種混合ワクチンを中心に行っているということでいいですか。 94: ◯舟木健康推進課長 これは、予防接種の定期接種のワクチンのほうが、三種混合のほうから四種混合のほうに変わってきた、ポリオのワクチンが生ワクチンから不活化ワクチンになったということで、不活化ワクチンを含んでおります四種混合に変わったので、経過措置として、一時期三種混合のほうがあったんですが、そちらのほうが実績的にはなくなって、全て四種混合のほうに移行したということで、このような形になっております。 95: ◯大串委員 わかりました。そうすると、このポリオの8人も、基本的には、もう来年になるともう四種混合に全部移っていくよということですよね。  先日、新聞に発表されたのが、ロタウイルスワクチンもいよいよ定期接種になりますということで、来年の10月からと新聞には載っておりました。ですので、だんだんメニューもふえてきて、世界ではもうとうに定期接種になっているのに、日本がおくれているということがあるので、日本としては、だんだんそういう方向、何ていうの、追いついていくということになろうと思います。  それで、まだできていないものがあるんですけれども、例えばこの四種混合ワクチンは、0歳から1歳のときに4回接種することが定期接種として認められております。ですので、多いんですけれども。ただ、年を経るごとに、抗体価が下がってきて、小学校に上がるときには、免疫力が下がってしまうということで、小学校に上がる前年にもう一回、5回目の四種混合ワクチンを打ったらどうかというのが、小児科学会が推奨していますけれども、この点についてはどうでしょうか。 96: ◯舟木健康推進課長 そこにつきましては、国のほうも回数、もう一回追加で接種することについて検討を始めたところと聞いておりますので、それについては、動向のほうを見守りたいと思っております。 97: ◯大串委員 お願いしたいと思います。特に、百日せきが小学校に上がると子どもさんがふえるというのがニュースでも出ていました。ことしに入ってから、既に百日せきは1万人以上患者さん出ているんだけれども、その6割が小学生だと。それは、やっぱりそういうことで、小学校に上がる前年に四種混合ワクチンをもう一回打つことで、それが防げますよということですので、それは、国のほうで考えているということですから、今は任意接種だけれども、5回目も定期接種になるんじゃないかということですよね。  もう一つあります。それは、おたふくかぜです。おたふくかぜワクチンは、これは任意接種であるけれども、千代田区としては、1回目を補助を出して無料で接種できるようになっている。だけども、おたふくかぜも、やはり小児科学会によりますと、小学校に上がる前年に2回目のおたふくかぜワクチンを打つ必要があるということで、現在任意接種ですけれども、それもぜひ私としては、公費助成を設けて、2回目の接種も打ちやすいように、ぜひしていただければと思うんですけど、この点はどうでしょうか。 98: ◯舟木健康推進課長 おたふくかぜのワクチンにつきましても、国のほうでも定期化を検討しておりまして、区のほうでは、任意で実施しているところですが、国のほうで混合ワクチン、MMRワクチンもあってということで、接種スケジュールとしては、2回ということで書いてありますので、区のほうでもそれについては考えてまいりたいと思っております。 99: ◯大串委員 はい。よろしくお願いします。 100: ◯内田分科会長 飯島委員。 101: ◯飯島委員 健康推進という中で、ぜひ聴力検査を…… 102: ◯大串委員 何ですか。 103: ◯飯島委員 えっ。これからつくってほしいと。 104: ◯大串委員 あ、これは予防接種…… 105: ◯飯島委員 歯科健診と同じようにつくっていただきたいんですね。でも、成人健診の中に、項目に入っていないわけですね、聴力検査というのは。  ただ、職域の健康診断の中では、労働安全衛生法で、法として聴力検査というのが健康診断の中に入っていますよね。ですから、皆さん、そちらに座っていらっしゃる皆さん方が受けていらっしゃる健康診断の中でも、多分聴力検査は入っていますよね。まず、その点から伺いたいと思います。 106: ◯舟木健康推進課長 労働安全衛生法で定められている職員の健診については、聴力検査のほうは入っております。 107: ◯飯島委員 職域から離れてしまうと、そのような聴力検査を受ける機会というのが、なかなかないんですね。とりわけ、高齢になると自然に聴力は衰えてくると。ただ、それがとりわけひとり暮らしの方というのは、気がつかないことが多いんですね。ご家族がいらっしゃると、テレビの音がむやみに大きくしたりして、自分、ちょっと耳が遠くなったかなというのが認識があったとしても、ひとり暮らしはなかなか気づかない。  また一方で、聴力が悪くなって、それが認知症につながっていくということも、それは認識はそちらにもあると思うんですね。そういった意味で、聴力検査の機会というのをぜひ設けてほしいという要望なんですね。前にも取り上げたことがあるんですけども、何かその検討はされましたでしょうか。 108: ◯舟木健康推進課長 現在実施している長寿健診等、国の健診の中では、個別の健診なので、なかなか聴力検査を盛り込むということは難しいということは、お話しさせていただいたんですが、高齢者とかということであれば、介護予防事業と連携した上で、講座とかイベント等を活用して、問診、あるいはそういう気づきを促すような啓発、または測定などをできるかどうかとかについて、高齢の部門と一緒に少し検討できればなと思っているところです。 109: ◯飯島委員 職域の健康診断を受けられない方というのは、高齢者だけじゃなくて、ほかにもいらっしゃるわけですね。同じ年代の方が、働いている場合には、聴力検査を受けられるけれども、そうでない場合には、受けられないと。そこの矛盾があるわけです。  やはり40歳以降ぐらいになると、だんだん自然に難聴というか聴力が衰えてくるという実例はあるわけですから、それを介護予防のくくりでなくて、健康推進という立場で、歯科健診も項目が立っているわけですよね。それと同じように、聴力検査というのは、専門医も必要ですから、そこに必要と思われる方は行くとか、促すとか、そういうことがあってもいいんじゃないかとは、私は思っているんですね。そういう観点からぜひ検討をしていただきたいと。  それができないのであれば、例えば自治体で、ほかの自治体でも行っていますけど、耳の日なんていって、3月3日にどこか保健所なり何なりで、そういう専門医の方がいらして、そこで受けるような体制を整えるとか、そういうことも一つ考えられるんじゃないのかなというふうには思っているんですね。ぜひとも、聴力検査を受ける機会を考えてほしい。そこについて検討をお願いします。 110: ◯舟木健康推進課長 高齢者の聴力検査については、そのような形で検討をしていたところなんですが、職域についてということも含めてということですので、そこについては、また新たに考え、検討させていただければと思います。 111: ◯飯島委員 それとあわせて、これはもう補聴器を手に入れた方の話なんですけども、なかなか調整するのに、非常に時間がかかるというか、何回も調整、微調整をやったりしないと、実際に使いこなすことができないということもあるんですね。 112: ◯内田分科会長 飯島委員、ちょっとすみません。今、どの項目について、決算審査されているんですか。 113: ◯飯島委員 いや、新しい項目だから。 114: ◯内田分科会長 えっ。 115: ◯飯島委員 項目になっていないわけ。新しい制度を要望しているから。 116: ◯内田分科会長 要望ですか。 117: ◯飯島委員 そうなんです。こういうのをつくってほしいということでね。 118: ◯内田分科会長 あの、決算審査なのでね…… 119: ◯飯島委員 だからないわけよ。まだ。 120: ◯内田分科会長 決算を審査していく中で、ちょっと話をしていくと…… 121: ◯飯島委員 そうなんです。 122: ◯内田分科会長 聞いているほうがわかりやすいんで、そういうストーリーでやっていただいたらいいなと思います。 123: ◯飯島委員 いや、健康推進という観点で、これが必要じゃないかなということなんですね。 124: ◯内田分科会長 いや、どの項目かなと思って。 125: ◯飯島委員 あ、健康推進費の中です。 126: ◯内田分科会長 え。(発言する者あり)どのページですか。 127: ◯飯島委員 1目の。(発言する者あり)健康づくりになるのかどうかね。(発言する者あり) 128: ◯内田分科会長 うん。少し広がり過ぎちゃっているね。少しね。委員会でわかりやすくお願いいたします。 129: ◯飯島委員 うん。補聴器がきちっと使えるような、そういう診断も必要なんですね。ですから、あわせて聴力検査と一緒にやっていくといいのかなというふうに思っているんです。そこもあわせて、ぜひ検討をお願いしたいと思います。 130: ◯内田分科会長 これ、どこの話かわからない。(発言する者あり)えっ。(発言する者あり)  暫時休憩します。                 午前11時26分休憩                 午前11時30分再開 131: ◯内田分科会長 じゃあ、委員会を再開します。  地域保健担当部長。 132: ◯渡部地域保健担当部長 委員のご質問にございました区民健診の中での聴力検査につきましては、オージオメータの機器を使ったり、あるいは静かなスペースを確保したりという点で、これまでにもご答弁させていただいているとおり、実施は難しいものと考えてございますけれども。従来の健診の中で、対話により聞こえの低下、聴力の低下に、受診した医療機関のほうで気づきがあり、専門医にうまくつなげるというような仕組みが重要と考えてございますので、医師会とも連携をしながら、そういった気づき、より感度が高く気づけるような仕組みづくりに努めてまいりたいと考えております。 133: ◯飯島委員 ちょっと不満だけれども。 134: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。 135: ◯大串委員 177ページのがん検診ですね。がん検診については、主要施策の成果に書いてあるとおり、受診率向上のためにということで、全部のがん検診を無料にしましたということで、大変いいことだと思います。  私、受診率向上にあともう一つ方法があるんで、提案したいんですけれども、区民健診の際に、必要なもののがん検診にチェックを入れるんじゃなくて、やらないというものにチェックを入れる方式。いわゆるオプトイン方式からオプトアウト方式へと言うんだそうですけども、そうすることによって受診率が向上しましたよという、ほかの区のでもあるので、そうしてはどうかと思うんですけど、どうでしょうか。 136: ◯舟木健康推進課長 区でも受診率向上のために全数発送したり、より受けやすいようにという形で、予診票を一つにまとめたりという形で、今やっているところです。今、委員よりいただいた意見については、改めてまた検討の材料とさせていただければと思います。広報とかでもそういう視点で、少しずつ工夫はしているところではありますが、またその意見も踏まえて検討してまいりたいと思います。
    137: ◯内田分科会長 飯島委員。 138: ◯飯島委員 がん検診の中で、女性特有のがん対策で、(2)番の乳がん検診について三つほどあるんですね。  一つは、今も非常に若年といいますか、40代以下、30代後半からふえているということなんで、ぜひ年齢の引き下げを検討を願えないかという問題。  それから、もう一つは、今、マンモグラフィーだけですけれども、妊娠中の方がぜひエコーでやってほしいという要望が寄せられているんですね。それが不可能ということは何かあるのかということ。  それから、三つ目に、乳がん検診を受けられた方が、経過観察が必要だと言われて、翌年も、偶数の年に受けますよね。翌年も受けるようにと言われたと。で、翌年受けるとなると、1万2,000円だかが必要だというふうに言われたので、そのように言われた方については、ぜひ1年置くんじゃなくて、翌年も受けられるようにできないものか。  その3点について伺います。 139: ◯舟木健康推進課長 区においては、国の指針に基づきまして検診のほうは実施しております。検診の項目、検診の期間、対象者、間隔等は、国の指針に基づいて実施しております。  がん検診の目的というのは、早期に発見して、死亡率減少につなげるということで、そういう目的で実施しているところです。そういう中で、40歳以上、あと2年に1回という形でマンモグラフィーの検診のほうを実施しております。現在はその指針どおりに実施していくことに努めてまいりたいと思います。 140: ◯飯島委員 国の指針どおりというのは、重々承知しています。ですから、千代田区独自でということで、お願いをしているところなんですね。  本当に、乳がんなんかは本当に早期発見というか、それで助かるということが本当にあるわけですよ。これは、東京都が出している乳がんに対する啓発のパンフレットですね。ここの中にも乳がんになる人は30歳代からふえているというふうに書いてあるわけですよ。  ですから、やはり早期発見で命を救うということ。それが目的であるならば、ふえている30代後半からでもやるという姿勢に向かったほうがいいのではないかということで申し上げているんですね。国の指針以上のことは、全然千代田区としては考えませんよと、そういうことなんでしょうか。 141: ◯舟木健康推進課長 国の指針に基づいて、しっかりと検診をしていくことが、まず重要と考えておりますし、まず、受診率を向上させるということも第一優先的に重要だと思っております。また、周知等について、自分自身の乳房についてきちんと知ること、そういうことも重要だと思うので、そういうのは、現在乳がん月間でもありますので、そういうところでの周知とか、あと、くらしの広場でも周知等をやっておりますので、その中で取り組んでまいりたいと思います。 142: ◯飯島委員 だったら、せめて偶数の年に当たった方、検診を受けられますよと言われた方が、妊娠中だったと。どうもエックス線を受けるのは、マンモグラフィーを受けるのは抵抗があるということで、そういう方が超音波を選択できるという、そういうことも検討できないんでしょうか。 143: ◯舟木健康推進課長 検診項目をふやすということについては、今の段階ではなかなか難しいと考えております。ただ、どうしてもその年に受けられなくて、翌年に受ける。対象の年齢ではなくても、次の年に受けるということは、こちらのほうに申し出ていただければ可能かと思われますので、言っていただければと思います。 144: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145: ◯内田分科会長 はい。  なければ、次のページに行きます。178ページ、179ページです。  質疑ある方はどうぞ。 146: ◯岩佐委員 災害医療連携の推進でございます。そんなに大きな話じゃないんですけれども、事務事業概要の175ページ、医薬品、資機材を備蓄されているということで、千代田保健所地下1階に300人分、違った、2,000人分掛ける3日間あるということで、これは大変安心な話なんですけれども。先日、発表していただいた洪水ハザードマップに、ばっちりここは浸水エリアに入っているんですね。なので、この備蓄保管場所としては、再考されたほうがよろしいんじゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。(発言する者あり) 147: ◯山崎地域保健課長 まず、災害時の医薬品等の備蓄に関してなんですが、ある場所としましては、保健所の地下のところに2,000人分あります。また、平成29年度に医療体制を変えまして、緊急医療救護所、6カ所の病院のところの近くに設けました。で、各病院のところ、で、病院の付近に、同じように各6カ所分、2,000人ずつ、医薬品のほうを配備しております。そういった形で、一応、分散しながらというところで対応しているところでございます。 148: ◯岩佐委員 分散は、とてもありがたい話なんですけれども、浸水対策ですよね。別に、じゃあ、その6カ所にあるので、6分の1の分は浸水しちゃっていいのかというだけの話で、単にそれは、もちろん薬局がこちらにありますので、日常的にはそこで運用していただいて十分だと思うんですけれども、備蓄という観点からいくと、やはり東日本大震災のときにも、備蓄の場所というのですごく、見直しがあったと思いますし、そういう視点でこの間のハザードマップも出されているかと思いますので、そこはリスク管理として、ひとつお願いします。 149: ◯山崎地域保健課長 今現在、地下に置いてあるというところで、おっしゃるとおり上に上げるというふうな選択が、スペース的に簡単にできるかという(発言する者あり)話になりますけど、なかなか難しいところもあります。ただ、もう一つ、台風ですとかに関しては、ある程度予測がつくというところもありますので、量的にも、職員がいれば、すぐに上に持ち上げるということも可能ですので、今後、やはり場所等については検討していかなきゃいけないなという課題として受けとめておりますので、とりあえず、今、そのような体制で、今考えているところでございます。 150: ◯岩佐委員 全てですね、浸水したらもう全部使えなくなっちゃったということだけは避けていただきたい。コンテナなりなんなりと、まあ、今もしすぐに変えられなくても、それなりの工夫があるかと思います。そして、備蓄の内容も、命にかかわる、全て薬はきっとそうなんでしょうけれども、そこでもまたきっと、段階があるんでしょうと。というときに、そういったことも含めての見直しというか、検討をしていただければと思います。 151: ◯山崎地域保健課長 資機材、あと医薬品の内容の精査も含めて、今後、いろいろな災害等来て、その教訓を踏まえながら変えていきつつ、委員のおっしゃっていただいた工夫、保管の仕方等についても考えて、検討していきたいと思います。 152: ◯岩佐委員 お願いします。 153: ◯内田分科会長 ほかにございますか。よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 154: ◯内田分科会長 そうしますと、健康推進費の調査は以上で終わります。  続きまして、公害保健費についての説明・質疑です。178ページから179ページ、公害保健費について、執行機関からご説明ございますか。ないですか。はい。  それでは、質疑を受けます。 155: ◯大串委員 5番の感染症予防ですけれども、近年、外国から来られる方も非常にふえていて、感染症リスクというのは高まっているんじゃないかと思うんですけれども、(発言する者あり)ここで言うところの、感染症予防で言うところの(発言する者あり)そういった、どのように感染症のリスクが高まっているのかということについては、何か出ているんでしょうか。 156: ◯舟木健康推進課長 近年、やはり千代田区は特に、昼間人口が多くなっておりますので、外国人の来街者もふえております。また、就労している人の中にも外国人の方がふえているということで、そういう意味では、感染症対応の中では、非常に件数自体はふえてきているような状況です。  こちらのほうの決算書のほうに出ているものについては、主にそういう感染症の対応のものと、あと結核の患者の発生に伴う入院治療費と、あるいは審査会の費用等が多くなっております。 157: ◯大串委員 そうすると、近年やっぱり感染症のリスクは高まってきたと。要するに、外国人の方のふえていることが原因のリスクということでいいですか。 158: ◯舟木健康推進課長 はい。そのように認識しております。特に昨年度ぐらいから非常に多くなってきているなと思っております。(発言する者あり) 159: ◯大串委員 はい。わかりました。 160: ◯内田分科会長 はい。  この目はよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 161: ◯内田分科会長 それでは、公害保健費の調査は以上で終了いたします。  次に、(発言する者あり)えっ、やめますか。(発言する者あり)もう一個ね、生活衛生費、(発言する者あり)やりますよ。(発言する者あり)えっ、午後にしますか。(発言する者多数あり)  暫時休憩します。                 午前11時45分休憩                 午前11時46分再開 162: ◯内田分科会長 委員会、再開します。  担当課長。 163: ◯舟木健康推進課長 先ほど大串委員のほうからご質問のあった産後ケアの件についてですが、一応、平成30年につきましては23件の方が承認されておりますが、申請自体は34件あったというふうに、こちらのほうで把握しております。その中でも、全数どうだったかというのはわからないんですが、一部確認できるところでは、保健所のほうから勧めたというのが8件、で、ホームページ等で確認したというのが4件、で、それ以外については回答がなかったかどうかで、こちらで把握し切れていない部分もあるとは思うんですが、前回利用したので申請をしたとか、あるいは、ほかの方から聞いて、よかったと聞いたので申請したとか、そのようなものもあったと記憶しております。  以上です。 164: ◯内田分科会長 大串委員。 165: ◯大串委員 全体で34件の申請があったということですか。 166: ◯舟木健康推進課長 はい。申請自体は34件あったということです。 167: ◯大串委員 実績としては、でも23ということは、何かその、使えなかったとか、そういうことなんですか。 168: ◯舟木健康推進課長 申請の要件としまして…… 169: ◯大串委員 あ、そうか。何か…… 170: ◯舟木健康推進課長 一応、ご本人以外に見る支援者がいないというのが、まず第一条件となります。それプラス、育児不安があるとか、あるいは、何かこう、もう一つ要件が必要ということになっておりまして、その要件を満たさないときに、認めないという形で審査を所内でやっているところでありまして、そのような結果になっております。で、この方法とかにつきましては、現在、3年間、ちょうどことし3年目になるんですけれど、やってきている中で、どのような形がいいのかということは、ほかの自治体の状況とかも確認しながら、来年度少し、(発言する者あり)並行していこうというふうな形で考えているところです。 171: ◯大串委員 ぜひ、本人が手を挙げて希望されているんであれば、何かの理由があって、それを望んでいるんだと思うので、ぜひ、その基準についてはちょっと、見直しも3年たつということで、行っていただきたいと思います。  それから、8件が、その保健所なり、こちら側から推奨して使っていただいたということですけれども、そのように、そのリスクの高いお母さんを発見して、できるだけ使ってもらうというのは非常に大事なことですので、ぜひ今後とも行っていただきたいと思います。これはいいです、もうそれで。 172: ◯内田分科会長 よろしいですか。 173: ◯大串委員 うん。いいです。 174: ◯内田分科会長 はい。  暫時休憩します。                 午前11時50分休憩                 午後 1時20分再開 175: ◯内田分科会長 委員会を再開いたします。  180ページ、181ページから調査を続けます。質疑ございますか。(発言する者多数あり)あ、失礼しました。説明をお願いいたします。 176: ◯山崎地域保健課長 3目の生活衛生費の中から、地域保健課より淡路町施設浴場等改修事業についてご説明をいたします。主要施策の成果の79ページとなります。決算参考書では182ページでございます。  この施設、平成16年にオープンした淡路町施設の浴場等施設は、ボイラーやポンプなどの主要設備の老朽化が進んだことから、平成30年度に公募により決定した運営事業者の提案による施設改修工事のうち、区が必要と認める工事を運営事業者が行うに当たってその費用を負担いたしました。  工事内容としましては、昨年度の補正予算の審査の際にもご説明いたしましたが、ボイラーやポンプなどの老朽化した設備の改修工事や、運営事業者提案による4階ラウンジや地下1階女性専用レストルームなどのリニューアル工事でございます。そして、平成31年3月1日より、施設名称を「らくスパ1010」とし、リニューアルオープンをしました。現在のところ、オープンしてから7カ月ほどが経過しております。  利用者数は、暫定になりますけど、月平均、約2万3,000人、大体1日平均、約760人ほどと聞いております。今後、今年度中に評価委員会を立ち上げて、事業運営を確認、評価をしてまいります。  説明は以上です。 177: ◯内田分科会長 はい。  説明はほかにございますか。 178: ◯市川生活衛生課長 私のほうからは、4の食品衛生のところの普及啓発及び自主管理支援について説明いたします。主要施策の成果については78ページ、決算参考書180ページです。  食品衛生については、知識の普及啓発活動を行い、食中毒の予防を促すために実施する事業でございます。主な内容としましては、食品衛生カレンダーと、食の安全自主点検公表制度の二本立てです。  食品衛生カレンダーにつきましては、食品衛生の知識を普及するとともに、食中毒の予防を図るために、季節に合わせた食品衛生に関する情報を掲載したオリジナルのカレンダーを2種類、事業者向けと家庭向けを作成しております。家庭用カレンダーにつきましては6,500部作成し、保育園、学校、出張所窓口等で配布をしております。  事業者向けカレンダーは1,600部作成しておりまして、食品衛生協会、衛生講習会、保健所の窓口で配布しております。また、事業者カレンダーは、食の安全自主点検公表制度に基づく点検表をも兼ねておりまして、必要な衛生管理のポイントを網羅した内容としております。食の安全自主点検公表制度は、食品事業者の自主的な衛生管理を支援するために、食の安全対策を積極的に行っている店を認定して公表する制度です。で、認定件数につきましては、平成31年度3月末に76件、で、令和元年9月17日現在で73件と、認定数については、発足当時から比べて伸び悩んでいるというのが実態です。  今後の課題といたしましては、まず食品衛生カレンダーのうち、家庭用カレンダーについては、引き続き食品衛生の知識普及と、食中毒防止の啓発活動を進めるために作成・配布をしていきたいと考えております。で、食の安全自主点検公表制度につきましては、昨年6月に、食品衛生法の改正に伴いまして、本制度の点検項目と、食品衛生法で義務づけとなった点検項目が重複することから、制度の見直しを行いました。で、主要施策の成果には、見直しを行ってまいりますと書いてありますけど、ことしの10月より、新たに制度の内容を変更いたしまして、衛生上注意すべきメニューを提供する場合の管理方法のみを管理する内容に変更いたしました。  この変更によりまして、今までは全業種の食品事業者が対象だったのが、飲食店営業のみが対象者となりましたので、対象者数は減るんですが、逆に飲食店営業者の方々から見れば、参入がしやすくなりまして、参加事業者がふえると見込んでおります。  また、事業者向けカレンダーの内容につきましても、食品衛生法により義務づけられた点検項目がカレンダーでチェックができるということと、食の安全自主点検公表制度のメニュー管理も、あわせてできる内容に変更する予定です。  説明は以上です。 179: ◯内田分科会長 はい。  説明、ほかにございますか。 180: ◯上村民泊指導課長 それでは、主要施策の成果の80ページ、57番の民泊対策について説明いたします。決算参考書では182ページ、11、民泊対策のところでございます。  民泊対策につきましては、平成30年度に民泊指導課を新設し、住宅宿泊事業法及び区の独自ルールを定めた千代田区住宅宿泊事業の実施に関する条例に基づきまして、健全で良質な民泊の指導・育成に努めてきたところでございます。  平成30年度の事業実績でございます。主要施策の成果80ページの表にございますように、民泊開業の相談件数は177件ございましたが、実際の届け出数は18件であり、特別区の中では最小の届け出件数となっております。このことは、区民や宿泊者の安全安心を第一とし、家主居住と管理者常駐を原則とした区の厳しい条例によるものと考えております。一方、違法民泊につきましては、平成30年度は152件の苦情通報等があり、調査・指導を行ってまいりました。  また、民泊連絡協議会を設置し、警察や消防と連携を強化するとともに、民泊対策庁内等連絡会を設置し、全庁体制で違法民泊対策を行っております。今後も届け出された合法民泊に対しましては、引き続き現地調査や講習会等を実施し、健全で良質な民泊を指導・育成してまいります。  また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催によります、違法民泊の増加が懸念されておりますので、その増加防止するために闇営業の実態把握に努め、違法民泊の取り締まりを徹底してまいります。  説明は、以上でございます。 181: ◯内田分科会長 はい。  説明、ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)  では、説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。まずは、180ページ、181ページでお願いします。 182: ◯嶋崎委員 180ページの環境衛生にかかわるか、4番の食品衛生にかかわるか、ちょっと詳しいことはわかりませんけれども、ちょっとやりとりをさせていただきたいと思います。  まず、車での路上の営業につきましては、いろんな今までご指導をいただきながら、非常に、今、まちの中は整備されているなというふうに、ここは評価をさせていただきます。駐車場があいていたりなんかして、あとは、公開空地なのか、そこの会社との関係、事業者の関係で、駐車場を使ってやっていただいているということは、非常にいい形になっているなと。すぐそばにもありますよね。そんな形で、それは評価をしています。  一方で、やはりインバウンドでいろいろな国からお客様が、今、お越しになっていて、ましてや来年のところもそうなんですけれども、表で食するという、そういう文化がなかなか日本にはないんですけれども、エリアを決めてきちっとやられているところはいいんだけれども、なかなかそういうところばっかりじゃなくて、ご近隣に迷惑をかけたり、それからこれは、保健所の範囲だけではなくて、道路公園課、生活環境条例も含めて、そういう部署が、いろいろとまたがるかもしれない。だけれども、これはやっぱり、無法地帯というか、千代田区の中でも比較的、どことは申しませんけれども、きちっと地域とスクラムを組んでパトロールをしているところもあれば、そうじゃなくて、急にそのまちが変化して、殺伐としたようなまちも、実は、見受けられます。そういう中で、この食品衛生ということで言えば、やはり監視をしっかりとしていただかないとまずいだろうと。そして、その地域は、地域で守っていただかないといけませんから、そこら辺の地域との関係を含めて、現状はどういうふうになっているか、まずお聞かせください。 183: ◯市川生活衛生課長 まず現状のことなんですけれども、屋外で飲食をさせるということについては、従来から食品衛生法においては、原則として屋内、建物の中で飲食をしなさいということで、これまでずっと指導がなされてきたところです。で、ここ10年ぐらい前から、屋外客席という概念が出てまいりまして、調理に関しては、区画された屋内で調理をする、いわゆる専用の調理場で調理するというところは変わらないんですけれども、客席に関しては、屋外で飲食をしたとしても、衛生上支障のないところで行う分については、そこの客席を出した場所を管理する者が認めている場合に限って、屋外客席として認めようというふうに運用が改まりまして、で、つい最近、その屋外客席についても、今までは屋内の面積の2分の1という規定だったのが、ことしの春から、東京都のほうで基準を定めているんですが、改正されまして、原則として面積の制限がなくなったというふうに改められました。つまり、屋外で飲食をさせる行為そのものについては、飲食の椅子、テーブルを出す場所を管理している土地の所有者なり、その場所の管理者が認めている場合については、食品衛生上の危害がない場合、これは例えば、付近にハエとか、そういったものがいっぱい出ているような場所とか、あるいは、交通量が激しいところとか、そういうところは、当然ちょっと問題にはなりますけれども、そうではない通常の、例えばビルの屋外空地みたいなところであれば、問題はない。あるいは、公園についても、ある程度、病原──あ、昆虫とか、ネズミ類や何かが出てこないような、管理されている場所であれば支障がないということで、今、運用されているところです。  で、今、問題となっております路上における飲食行為につきましては、従来から、これは取り締まりを行っておりまして、それこそ昭和30年代ごろから問題となっている場所については、定期的に指導を行っているんですけれども、最近、嶋崎議員がご指摘いただいたとおり、一部の営業者が、特に夜間なんですけれども、椅子、テーブルを勝手に自分の店の前に出して、そこでもって路上で、道路管理者の許可をとらないで客席として営業している、あるいは、立ち飲み屋さんなんかで多い傾向があるんですけれども、店にお客が入れなくなって、入れなくなったという理由でもって、例えばドラム缶を出して、ドラム缶を自分の敷地の中ならまだいいんですけれども、敷地の中ではない公道上に出して飲食をさせるという行為が目立ってきております。で、その部分につきましては、発見し次第、衛生上の注意としては、許可を得たところでの飲食ではありませんので、そこについてはやめるように指導しているところなんですけれども、先ほども申し上げましたように、屋外で飲食をさせること自体をやめさせるということが、今、なかなか難しくて、道路管理者の許可をとった上で屋外客席は出してくださいという指導を、保健所ではちょっとせざるを得ないという実情はあります。  そこで、保健所でも、単独で指導するのがなかなか難しい事例もふえていますので、例えばごみ箱の問題ですとか、そういった、例えばテイクアウトで散らかしたごみや何かの問題とかが含まれるんであれば、清掃事務所や何かと、あるいは、道路であれば、道路担当部署と一緒になって、取り締まりを行っているというのが実態であります。 184: ◯嶋崎委員 とにかく、ルール上、ちゃんと守っていただいているところに関しては、僕はやっぱり、時代の変化とともに、やはり日本もそういうふうになってきたのかなというふうに思うし、決して悪いことじゃないと思うんですよ。特にこういう季節のいいときに、表で、ね、飲食したり、いろんな会合を開いたりいうのは、決して悪いことじゃないと思うんだけど、ただ、やはりそこには生活圏もあったり、いろんなまちの今までの歴史と文化があるわけだから、そこを壊してまでというわけにはいかないわけなんで、ルール上やっているところは問題ないんです。
     で、課長おっしゃったとおり、中には、路上にはみ出してというところがあるし、一例を挙げれば、神田駅の西口は、非常に自主的にパトロールをしていただいて、客引きを含めて、本当に1カ月に1回かな、商店会長を先頭に、理事長を先頭にパトロールしていただいている。そういうところは、やはり。それでもやっぱりパトロールしないとまた出てくるという、そういう繰り返しなんですよね。  そういう中で、やっぱり、そういう今、地域によっては非常に、さっきも言ったように殺伐としているところがあるんで、そこは、なかなか皆さんも手がいっぱいなところで、いきなり抜き打ちというわけにもいかないし、もちろん青パトもあるでしょう。使えるべきものは全部使ってほしいんだけど、そこは保健所だけじゃなくて、例えば、生活衛生のほうの部門だとか、道路公園だとか、いろんなところで連携をとって、できれば地域の皆さんにもご協力をいただいて、そういう監視の目を光らせていくということは、非常に大事なことじゃないかなというふうに思うんです。そこら辺の、全庁とは言わないけども、役所の中の連携というのは、今どういうふうになっているんでしょうか。 185: ◯市川生活衛生課長 今、嶋崎委員からご指摘いただいた、庁内のいろんな、さまざまな部署との連携につきましては、私も非常に重要なことではないかと思っております。で、現実に、飲食店や何かが開業した際には、屋外で勝手にテーブルを出さないようにという注意はしているんですけれども、それでもやる業者が、残念ながらいるのは事実ですので、そういった業者に対しては、先ほど言いましたように、保健所だけで対応しても、なかなか言うことを聞かない業者というのもおりますので、いろいろな部署と協力しながら、対応は、これまでもやっておりましたが、引き続き、対応していきたいと思っております。  また、確かに役所だけではなくて、地域の人たちからの指摘でもってやめるお店というのも現実にありますので、場合によっては、出張所や何かとも協力をして、違法行為をしている事業者には、やめるように働きかけをしていきたいと思っております。 186: ◯嶋崎委員 まあ、そういうふうにやっていただくことが、さっきの路上のその販売が、今、ああいう形で非常に整備をされているわけなので、必ず結果が出てきますから、特に地域の、もちろん出張所は大事なんだけど、商店街の皆さんが、やっぱり一番、そこはわかっているし、商店街の皆さんの連携というのが大切だというふうに思いますから、ぜひともそこは、ご自分のまちはご自分で守っていただきたいという意味も含めて、役所がバックアップしますよというところで、今後、しっかりとやっていただきたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思いますけど、いかがですか。 187: ◯市川生活衛生課長 今ご指摘いただいたことは大変参考になると思っておりますので、そのように努めて、さまざまな部署、あるいは区民の方々、商店街の方々と協力して、対応はしていきたいと思います。 188: ◯内田分科会長 はい。  飯島委員。 189: ◯飯島委員 今のにちょこっと関連するかもしれないんですけども、消費税の複数税率ということによって、テイクアウトの方が、今以上にふえるんじゃないかなというふうに思うんですね。で、客席じゃなくて、(発言する者あり)ちょっと離れたところで立って食べて、そのごみをどういうふうに処理するかといったら、自販機のペットボトルなんか入れるところ、ああいうところに紙くずを捨てちゃうとかね。そういうことで、今でももう、苦情が出ているところがあるんですけれどもね。そこら辺のところは、これからふえるんじゃないかなと、私は心配しているんですけども、そういうことについては、どういうふうにお考えですか。なかなか、難しい。 190: ◯市川生活衛生課長 テイクアウトにつきましては、従来から保健所で指導している内容としましては、テイクアウトをする窓口のところに、必ずごみ箱を設置して、勝手にごみを、要するに飲んだ方が捨てないように、ごみ箱は必ず準備してくださいという指導はやっております。ただ、現実問題として、必ずしもテイクアウトした方が、そこで食べるとは限らなくて、持ち歩いてほかのところに捨てていくというところはありますので、その部分につきましては、清掃事務所や何かと一緒に、飲食店や何かの、特にテイクアウトをする方々に、ごみの処理ですかね。自分で──お客さんに売ってしまったものではありますけれども、ごみとして出てきてしまえば、それは、その排出者は誰だという話になると、その飲食店もある程度責任の一端はあると考えておりますので、清掃事務所と一緒に、飲食店に対しては、そういうごみについても迷惑にならないように、ごみ箱の設置ですとか、場合によっては、地域の清掃や何かを自主的にやるように促していきたいと考えております。 191: ◯飯島委員 もう、これはマナーの問題になってしまうと思うんでね。そこら辺の呼びかけというんですかね、そういうこともちょっとあわせて考えていく必要あるかなというふうに思いますんで、ぜひ、お考えいただきたいと思います。いいです。 192: ◯内田分科会長 はい。  では、長谷川委員。 193: ◯長谷川委員 ごめんなさい。同じく食品衛生のところなんですけれども、許可数のところが1万7,457件とありますけれども、これは、この年度に許可をした数なのか、許可、更新した数なのか、千代田区内で全部許可している数なのかということをお伺いしたいのと、あと、監視のところの8,379件のところ、指導した数、違反があった場合の数、具体的にわかればと思います。  あと、(2)番の食中毒検査について、この816件というのは、これは個体数なのか、それともお店の件数なのか、ちょっとお伺いできればと思います。 194: ◯市川生活衛生課長 まず、最初のご質問をいただいた許可につきましては、この数は、今現在、保健所に、台帳として営業しているというふうに登録されている許可数でございます。ですので、その年に、新たに許可をした件数ではないです。 195: ◯長谷川委員 はい。 196: ◯市川生活衛生課長 次に、監視件数につきましては、その全許可件数のうちから、実際に監視をした延べ数になりますので、1カ所で何回も行っている施設もあれば、1回しか行かなかった施設も含んでおります。で、この中でどのくらい違反があったかにつきましては、基本的に食中毒や何かを発生した施設につきましては、営業停止等の処分をしておりまして、その部分につきましては、ちょっとお待ちください、あ、すみません、昨年、平成30年度は、10件、営業停止や何かの処分をしております。で、あと、それ以外に、監視の際に、法違反、例えば飲食店で施設に立ち入ったというふうに、施設の基準に満たさないところがあったというようなところというのは数多くあるんですけれども、その場合は、口頭指導をして改善させるというようなことをしておりまして、その部分について指導した件数については、ちょっと集計がないので、集計をしておりませんので、ちょっと正確な数はわかりません。  それから、あと、食中毒調査の816件というのは、食中毒調査につきましては、パターンとしましては、まず千代田区内に施設があって、患者さんがいる場合と、あと、患者さんだけが千代田区にいる場合とありますので、その対象とした、調査した人の数、あるいは施設の数の合計でございます。 197: ◯長谷川委員 施設の数。そうすると、その検査自体の数ということで、お店でもなく、その千代田区にちょうどいらっしゃった方の食中毒の検査の数ということなんですね。(発言する者あり)件数。そうすると、お店の件数なのか、人の件数なのか、ちょっとここの、この人数が、件数がわからなかったので。 198: ◯市川生活衛生課長 すみません。先ほどの答弁、ちょっと訂正いたします。この816件というのの内訳なんですけれども、食中毒が発生した場合、例えば食品ですとか、施設の検査というのをやります。で、それの、まず検査の合計数が、微生物の検査についてが808件ありまして、そのほかに化学検査と寄生虫の検査がそれぞれ3件と5件、合わせて816件ですので、この816件というのは、食中毒があって、実際に施設、あるいは人の糞便とかを調査した検査の数の合計でございます。失礼いたしました。 199: ◯長谷川委員 はい。わかりました。ありがとうございます。 200: ◯内田分科会長 長谷川委員。 201: ◯長谷川委員 はい。ありがとうございます。千代田区の飲食店、割と次々入れかわることは、うちの近所でもお店の入れかわりが多くて、いろいろ指導とか大変だと思うんですけれども、そこのところは、立ち入りの指導もきちんとしていただければと思います。こういう食中毒なんかについても、丁寧なご指導をお願いしたいと思います。ありがとうございました。 202: ◯内田分科会長 よろしいですか。 203: ◯長谷川委員 はい。ありがとうございます。 204: ◯内田分科会長 ほかにございますか。 205: ◯大串委員 飼い主のいない猫なんですけれど、これ、事務事業概要は279ページに記載されていますけれども、平成12年から去勢に関する補助がスタートしたということなんですけど、殺処分ゼロというのは、非常にこう、ニュースになりまして、大きなニュースで、私も評価したいんですけれども。何年から殺処分ゼロってできたんでしょうか。 206: ◯山崎地域保健課長 今、8年になりますので、そうしますと2019年なので2011年でございます。 207: ◯大串委員 2011年ね。9年。はい。 208: ◯内田分科会長 大串委員。 209: ◯大串委員 これを熱心に取り組まれているボランティア団体の方も、本当に敬意を表します。それで、譲渡会も非常に人気で、区役所でやるときは人がいっぱいになるということなんですけれども、この事務事業概要281ページに、譲渡会で譲渡された頭数。30年度は、5頭と7頭ですから12頭が譲渡されましたよということです。で、その前のページには、その譲渡するまでの間の入院預かり。1頭当たり7万5,000円で預かっているのをやっているんですけれども、この入院預かりの頭数が、30年度は112頭、預かってもらっているんですけども、112頭のうち12頭が譲渡されましたということなので、大半の100頭前後は、今も動物病院とかで預かってもらっているということでしょうか。 210: ◯山崎地域保健課長 こちら、事業概要のほうに出ている数は譲渡会の数でありまして、病院から直接譲渡という、その申し出があればやっていますし、あとボランティア団体のほうからでもやっておりますので、あと、どうしても人に飼われる性格じゃない子とかが、やはりTNRでもとの場所に戻すということもやっております。なので、ほとんどは、そういった形でもらわれているような形でございます。 211: ◯大串委員 そうすると、残りの100頭前後は、ボランティア団体がみずから欲しい人に渡している場合とか、動物病院から直接渡しているケースもある。本当は、その頭数の内訳を書いてもらわないと。で、どうしても、じゃあ、その譲渡できなかった、中には人の飼い──何というんだろうな、合わないという猫については、どこに行くんでしょうか。また、返すの。 212: ◯山崎地域保健課長 もともと、こちらの事業自体が、飼い主のいない猫をふやさないようにというところで、最初に、その、保護して、去勢・不妊して、で、もとのところに返すというのが、最初の基本、TNRと言われていたものなんですね。それがやはり、もとの場所に返すと、どうしても交通事故とかなんとかで亡くなってしまうとかいうこともあって、ボランティアの団体の方たちが、何とか新しい飼い主を見つけようという形で、いろいろ手を尽くしていただいているような形なんです。ただ、その中でも、どうしても人に飼われるのが向いていない猫というのも、中にはいて、それが人に、それでも渡すことが、飼い主を見つけることが、その猫にとってどうなのかというところもあるので、その猫に関しては、また地域に戻すという場合もございます。 213: ◯大串委員 それはしょうがないですよね。いずれにしても、千代田区としては、殺処分ゼロを続けるために、ぜひ、行っていただきたいと思います。  先日、こういうケースがありました。地域で、もう要するに飼い主はいないのだけれども、人にそんなに懐きはしないんだけれども、ある一人の人だけにこう、(発言する者あり)何というのかな、恩を感じているんですよ。で、もうね、病気で、もうすごいこう、あれもあったりして、で、亡くなるんだよね。亡くなる寸前に、雨がどしゃ降りの中で、そのお世話になっている方の家の玄関の前に、雨が降っているにもかかわらず、その人が出てくるのをじっと待っていた。で、その人が出てきて、ありがとうねと言ったかどうかわかんないよ。でも、それで亡くなったのよ。だから、僕はね、この猫の、何というんですか、飼い主がいなくても、まあそういう何というのかな、人間との触れ合いの中で、地域のなごみになっている猫もいるんでね。 214: ◯内田分科会長 まあね。まあね。 215: ◯大串委員 まあ、何というかな、猫でも恩がわかるというかね。そういう、僕は、ややもすると人間は、そういう恩さえわからないようなあれもいますので、(発言する者あり)まあ、その、本当にその話を聞いた人が、みんな、何かこう、涙ぐむというか、いい話だねというあれがあったんで、ちょっと紹介したんですけど。ぜひ、殺処分ゼロは、本当に立派なことなので続けていってもらいたいと思います。もうこれは、答弁は要らないですから。よろしくお願いします。 216: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。よろしいですか、このページは。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 217: ◯内田分科会長 はい。  それでは、182ページ、183ページに移ります。質疑を受けます。 218: ◯飯島委員 先ほど説明のあった、10の淡路町施設浴場等改修です。(発言する者あり)えっ。いいですよね。 219: ◯内田分科会長 いいですよ。 220: ◯飯島委員 改修が済んで、先ほど1日760人の利用というお話がありました。で、前から利用されている方、高齢者の方も結構多かったんですけども、何だか改修されてから、旦那さんのためになっちゃったような気がするということをおっしゃった方もいらっしゃるんですね。で、高齢者の利用率というのは、(発言する者あり)どうなんでしょう。減っていなければいいんですけれども。(発言する者あり)健康増進のためという、そういう目的もあって、高齢者の方が、あそこは上も住宅ついているんで、利用されている方もかなり多かったと思うんです。そこが少なくなっていると、ちょっと、これは考えなきゃいけないかなというふうに思いますが。 221: ◯山崎地域保健課長 以前に比べてというところですと、以前の数字が、そこまで細かい数字、特にないんですが、敬老入浴券というところで…… 222: ◯飯島委員 ああ。そこでしている。 223: ◯山崎地域保健課長 そういったところで見ますと…… 224: ◯内田分科会長 なるほど。 225: ◯山崎地域保健課長 そうですね、(発言する者あり)結果としては余り変わらないような状態でございます。失礼しました。 226: ◯内田分科会長 飯島委員。 227: ◯飯島委員 ちょっと、脱衣所が狭くなったというかね。何でなのかよくわからないんですけれども。で、そういうことだとか、あと、高齢者の方が、滑りやすいというので手すりをつけてほしいとか、そういう要望はあったんですけれども、そこら辺は、あれですか、手すりなんかについては、全体的に、浴場の中も含めて、ついていますか、ちゃんと。 228: ◯山崎地域保健課長 すみません。手すりの位置全てを、今、ちょっと、手元に資料がないんであれなんですけど、基本的には、高齢者に配慮した形の施設にしてくださいという形でつくっております。  あと、脱衣室に関しましては、基本的には、今まで機械室だった部分はなくして、更衣室みたいな形にしているんですけど、その分、ロッカーとかもふやして、いろんな方、多くの方が利用できるように更衣室がふえているんですけど、(発言する者あり)ロッカーもふえているというところから、そういうイメージもあるのかなと思います。  それで、あと、もし下が滑りやすい云々ということがあれば、そういった話をまた、評価委員会といいますかね、検討会みたいなところの中で意見として言って、改善していくような方法というのができるかなと思います。 229: ◯飯島委員 はい。わかりました。 230: ◯内田分科会長 はい。  ほかにございますか。 231: ◯長谷川委員 11番の民泊対策のところです。成果のところの30年度のところで、152件、苦情があったということなんですけれども、これは具体的にどこが──1件当たりどこの民泊が多かったとか、何かそういうような偏りというんですかね。特に悪いところがあったとかというようなことはあったでしょうか。 232: ◯上村民泊指導課長 この苦情というものは、違法民泊に対する苦情でございます。 233: ◯長谷川委員 あ、民泊じゃなくて。 234: ◯上村民泊指導課長 合法民泊、届け出のあった民泊につきましては、事業概要295ページにも、(発言する者あり)下の表に載っているんですけれど、2件でございます。で、うち1件は、ちょっと間違った苦情ですので、実質1件でございまして、特に騒音とかそういった苦情ではなかったわけです。ですので、非常にこの条例に基づいた届け出をしている民泊に関しましては、そういったものは、ほぼないと考えてございます。  逆に、252件というのは、違法が疑われるところの調査した件数でございまして、全てが違法ではないんですけれど、そのうち、苦情の方の、その苦情内容として多かったのは、外国人の方が最近出入りしているんで、違法民泊やっているんじゃないか不安であるみたいな苦情が大半でございまして、数年前にあった、騒音とか、ごみの出し方が悪いといったような、そういった苦情というのは、昨年はほとんどなかったです。 235: ◯長谷川委員 はい。ありがとうございます。昨年、私が聞いた話で、ホテル経営にはなっていたんですけども、実際には管理者がいなくて、そういう違法じゃないかというような例があったりもしたので、来年、オリンピック・パラリンピックもあることですし、地域的には秋葉原は今、外人の方々が多い地域です。引き続き、しっかり調査、立ち入りしていただければと思います。よろしくお願いします。 236: ◯上村民泊指導課長 民泊指導課のほうでは、いろいろマンションも訪ねながら巡回しながら、地域の皆さんにも声をかけながら、そういった疑いがある場合は、民泊指導課のほうに連絡してくださいということで巡回しておりますので、来年のオリンピックに向けて、より一層、そういった面も充実させていきたいと考えてございます。 237: ◯長谷川委員 よろしくお願いします。 238: ◯大串委員 ちょっと関連で。 239: ◯内田分科会長 じゃあ、大串さん。 240: ◯大串委員 昨年度、苦情はもうほとんどなかったということなんですけれども、30年度に、コンサルに委託して違法民泊調査、約300万円かけて行っているんですけど、これは具体的にはどういう調査を行ったんでしょうか。難しいかね。 241: ◯上村民泊指導課長 昨年度実施いたしました実態調査につきましては、特に海外のサイト等インターネット上で、いわゆる違法民泊を、その情報を流しているようなところのサイトにつきまして、専門の調査会社のほうに委託しまして、調査をしてございます。 242: ◯大串委員 インターネット上、いわゆるサイトを利用したというところの調査なんですけれども、これは、300万もかかる──まあ、これは予算で300万なんで、実際使ったのが幾らかまだ、出てこないんであれなんですけれども、ちょっとお金がかかり過ぎている気もするんですけど、そういう専門のものなんでしょうか。 243: ◯上村民泊指導課長 119件、違法性があるという物件がありまして、9月から2カ月間にわたって…… 244: ◯大串委員 調査した。 245: ◯上村民泊指導課長 調査を行っております。(発言する者あり)さらに、その違法性が疑われた中から、住所が特定できるようなところは、現地調査も行っていただいております。 246: ◯大串委員 その結果として、さっきこういうのがありましたけど、違法なものは、何でしたっけ、なかったと言った。(発言する者あり)うん。それで苦情もなかったということなんだけど、この119件はどうだったんですか。 247: ◯上村民泊指導課長 そこから民泊指導課のほうも、その情報をいただいて調査いたしまして、最終的には、違法性があるもの、疑われたものは10件ございまして、そこに対しては、こちらから指導いたしまして、営業者を特定するにはかなり時間がかかるんですけれど、それぞれ営業者を特定して指導して、やめていただいております。 248: ◯大串委員 そういうインターネットを使った検索とかなんとかを、職員の方もみずからできるように、そのコンサルじゃなくちゃできないというんじゃないと思うんですよ。恐らく一緒に、その違法民泊、調査やるわけだから、それで、そのノウハウも学んで、翌年度は、民泊課独自でその調査ができるようにしてもらいたいと思うんですが、どうでしょうか。 249: ◯上村民泊指導課長 すみません。ちょっと説明があれだったんですけれど、英語と中国語のサイトが、(発言する者多数あり)非常に多いので、そういった専門のサイトをやっていただいています。ただ、(発言する者あり)ことしから、人材派遣なんですけれど、英語と中国語のしゃべれる方に来ていただいていまして、引き続きそういった面では、民泊指導課の中でも…… 250: ◯内田分科会長 翻訳できるか。 251: ◯上村民泊指導課長 監視はしてございます。 252: ◯大串委員 できるようにね。はい。  じゃあ。 253: ◯内田分科会長 大串委員。 254: ◯大串委員 じゃあ、そういう英語と中国語のサイトがあるから、300万かけてというんじゃなくて、そういう中国語と英語ができる方も入っているわけでしょ。民泊指導課の中に、今度、入ったというんですから、そういった方々に学んでもらって、ぜひ自前でできるようにしていただきたいと思います。 255: ◯上村民泊指導課長 来年度からは検討させていただきます。 256: ◯大串委員 はい。 257: ◯内田分科会長 お願いします。 258: ◯飯島委員 関連です。 259: ◯内田分科会長 飯島委員。 260: ◯飯島委員 関連なんですが、千代田区の条例が厳しいということで、1回は登録した事業者が、もう廃止をしたと。ところが、実態としては、どうも、まだやっているようだと、近所の方はそういうふうに見ていると。そうすると、違法民泊に該当するわけですよね。で、ただ、その大家さんに言っても、知り合いをたまたま泊めただけだとか、そういうことで、それ以上もう言えなくなってしまうということでは、非常に、この違法民泊対策というのは困難だと思うんですね。で、隣近所に迷惑を及ぼさない限り、もうそれは大目に見るしかないじゃないかというふうにおっしゃる方もいらっしゃるんですけども、その物件の場所によっては、その何て、奥まって通り抜けができないような道路だと、やっぱり知らない人がそこに出入りするというのは、非常に近所の方にとってみれば、不安なわけですよね。で、そこのところまで、区のほうが介入できるのかどうか。(発言する者あり)非常に、夜中に出入りすると、やっぱりそのときでないと、なかなかこう、言えなかったするんでね。そういうときは、区のほうにもうちょっと連絡をとれないし、終わった後になると、もうそれはちょっと、それ以上追及できないというか、そういう仕組みになっちゃっているんで、近所の方にとってみれば、非常に不安がまだまだ続いているという状況が現実にあるんですね。そこら辺は、どのように対応されるんでしょうか。 261: ◯上村民泊指導課長 違法民泊というのは、法律で言いますと旅館業法の違反になるわけでございますが、旅館業法というのは、宿泊させてお金を取っているかどうか、それによって旅館業法ということが確定するわけですけれど、私たちがこういったケースで調査に伺って、どうやって違法民泊かどうかを確定しているかといいますと、一つは、その泊まった事実を、お金を払った事実を確認しなければいけないので、宿泊者から直接情報を聞いています。外国の方が非常に多うございまして、昨年ちょっと大変だったんですけど、ことしからは、そういった英語をしゃべれる方も来ていただいているので、成果は非常に上がっています。  それと、あと、宿泊サイトAirbnbみたいな、そういったところで宿泊者を募集しているかどうか、その両方を調べて、確定させていくんですけれど、今、議員ご指摘いただいたケースにつきましては、そういったサイトでの情報が全くないと。それと、調査をしているんですけれど、その泊まった方、たまたまそこの住宅にいた方に調査したところ、そういった宿泊ではない、長期の滞在みたいな話であったということもありますし、また、その常時こう、人が入れかわっているわけでもございませんので、なかなか、その旅館業法違反ということで指導するのは、非常に難しいということでございました。  ですので、やはり一般の住宅ですので、私どもが強権を持って、余りこう、入っていくというのもできませんので、そういった通報があった場合は、粛々と調査を進めているという形で、現在までやってございます。 262: ◯飯島委員 宿泊者に直接聞いているとお話しされましたね。で、その宿泊者が、朝、もういなくなっちゃうというかね、そういうケースがあると思うんですよ。そうすると、もうつかまんないわけですよね。で、そこの大家さんというのは、そこに住んでいるわけじゃなくて、どこか持ち主だというだけの話でね。そうすると、なかなかこう、調査がしにくいという状況あると思うんですね。そのご近所の方の不安を解消するということでは、どのような手だてがとれるんですか。 263: ◯上村民泊指導課長 騒音等そういったケースだった場合は、これはもう警察のほうには話しているんですけれど、速やかに110番をしていただくという形で、お願いできるかと思います。  あと、それ以外のことにつきましては、情報があれば、我々民泊指導課のほうで朝、昼、夕、訪ねて、宿泊者がいれば調査させていただきますし、今までの中でも、もう、10回は行かないですけど、四、五回は行って、そういった宿泊者に会ったというケースもございます。 264: ◯飯島委員 派遣で中国語と英語、しゃべれる方を派遣でということもおっしゃいましたけども、今の体制でも、そんな朝駆けなんていうことができる体制になっているんですか。 265: ◯上村民泊指導課長 派遣の方も、そういう契約でやっておりますので、また近々、そういったことをやる予定でございます。
    266: ◯飯島委員 わかりました。 267: ◯内田分科会長 何か、よくキーケースとかが置いてあるんで、私なんかも時々、注視しているんですけど、最近は、スマホで暗証番号を送ってきて、それであける電子ロックがふえてきていると、大変技術も上がってきているんで、ぜひ、いろいろ研究していただきたいですけどね。はい。  ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 268: ◯内田分科会長 はい。  それでは、生活衛生費の調査を以上で終了いたします。  次に、240ページから241ページ、こちらは、諸支出金の調査です。ですかね。はい。で、ここは、目がいっぱいありますね。ここはもう、このページ全部、(発言する者あり)ね、行っちゃいましょうか。はい。  それでは、まず、この240ページ、241ページにつきまして、執行機関からご説明ございますか。 269: ◯歌川保健福祉部長 特にないです。 270: ◯内田分科会長 はい。  それでは、質疑に入ります。240ページ、241ページ、どうぞ。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 271: ◯内田分科会長 なし。はい。  それでは、諸支出金と会計繰越──えっ、すみません。諸支出金の調査を以上で終了いたします。  次は、いいのかな、いいですね。次が、240ページから243ページですかね。財産、(発言する者あり)えっ、240ページから243ページ、財産積立金ですね。ここも、今はもう、(発言する者あり)やっちゃったんですよね。で、財産積立金の調査も終わってよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)はい。(発言する者あり)あ、(発言する者あり)はい、すみませんでした。前後しておりまして、失礼しました。  じゃあ、以上で財産積立金の調査も終わります。  これで、以上ですかね。  それでは、今度は、一般会計の歳出については、これで終了いたします。  次は、保健福祉部の一般会計歳入の調査に入ります。これは、46ページから125ページの範囲で、歳入は一括でご審議いただきたいと思いますけど、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 272: ◯内田分科会長 はい。  それでは、歳入の審査に当たりまして、執行機関から質問ございますか。 273: ◯柳生活支援課長 分科会長──あ、質問。 274: ◯内田分科会長 あ、質問。(発言する者多数あり)  担当課長。 275: ◯柳生活支援課長 決算参考書の114ページをごらんください。諸収入、3番、貸付金元利収入、そのうちの2番、生業資金貸付金元利収入でございます。こちらにつきましては昨年、大変皆様方にご心配をかけてお騒がせしました営業資金貸付金の件でございまして、こちらにつきましては昨年度、会計管理を進めた中で、当委員会におきましても6月21日の保健福祉委員会にご報告しましたとおり、16件の不納欠損処理をさせていただいた結果、不納欠損処理の金額について反映させていただいたものをご報告させていただいてございます。  以上でございます。 276: ◯内田分科会長 ほかにございますか。  なければ、委員からの質疑を受けます。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯内田分科会長 それでは、一般会計の歳入の調査を終了いたします。  ここで暫時休憩します。                 午後2時15分休憩                 午後2時28分再開 278: ◯内田分科会長 委員会を再開いたします。失礼しました。分科会を再開いたします。  国民健康保険事業会計、(発言する者あり)よろしいですか。国民健康保険事業会計に入ります。歳出について、一括でご審議いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 279: ◯内田分科会長 282ページから299ページまで、執行機関から何か説明はございますか。 280: ◯菊池保険年金課長 それでは、国保財政の概括的なお話をさせていただきたいと思います。  平成30年度から国保制度改革が行われまして、財政基盤が弱く、格差の大きかった市町村ごとの国保運営から、都道府県ごとに保険者が加わることで、都が財政運営の責任主体となることになりました。これによりまして、国保の財政基盤の強化や事務の標準化が図られております。  また、これまでの国民健康保険事業会計では原則として医療費や高額療養費等の医療給付費等につきましては国や都からの公費と加入者からの保険料によって賄うこととされておりました。これが制度改革後は保健医療費、保険給付費のほぼ全額を都からの交付金で賄うということになりました。都からの交付金の原資とするため、区市町村は都に対して納付金を支払うこととなりました。さらに納付金につきましては、区市町村が加入者から徴収した保険料によって賄うという構造に転換されております。この納付金につきましては原則、一般財源を投入せずに医療費をカバーする費用として保険料が幾ら必要になるかというものを計算した、標準保険料率というもので示されるものによって賄うものですが、市区町村は標準保険料率を参考に、保険料率を決定することができるようになりました。  特別区はこれまでの申し合わせにより、23区共通の統一保険料率というもので保険料水準を固定しておりましたが、この制度改革の趣旨を踏まえまして、千代田区では統一保険料率制度から離脱しまして、独自保険料を設定する道を選択いたしました。当然ながら、一般財源の繰り入れを加味しない標準保険料率は大きな値となりますため、区は法令により一般会計から繰り入れることが認められている保険料軽減分など、またほかに納付金帰属を行う、いわゆる法定外繰入を行うことによって、区民の保険料負担の軽減を図っております。この結果、平成30年度につきましては特別区で唯一、保険料の均等割、所得割とも減額することができました。また、31年度につきましても独自の試算を行うことによって過去に例のない、2年連続での保険料引き下げを実現しております。  これらを踏まえまして、平成30年度の国保会計の決算状況でございますが、歳出の約56%を占める医療給付費がこちら、約29億円となっております。これを賄う形で、歳入における都支出金の普通交付金の額ですが、ほぼ同額の29億円が歳入されております。一方、都からの交付金を賄うために支払う国民健康保険事業納付金につきましては、約19億3,000万円であり、歳出に占める割合は約37%となっております。本来ですと、この納付金相当を歳入における国民健康保険料で賄うことが建前とされておりますが、実際の保険料収入としては約16億5,000万円でございまして、これを他会計繰入金の約6億円、また保険者努力支援制度等による補助金として特別交付金が約5,300万円、その他繰越金等の歳入により歳出を補っている状況でございます。  説明は以上でございます。 281: ◯内田分科会長 説明は以上でよろしいですか。  説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。 282: ◯大串委員 今の概括的な説明のところでいいですか。  今回、監査委員意見書に法定外繰入のことが述べられていました。国では法定外繰入を計画的になくすようにということなんですけど、そのことを引用しまして、千代田区でも区民の理解を得られるよう、今後、法定外繰入については慎重に検討してもらいたいということなんですけれども、これは恐らく監査委員の方も国のそういった政策について、述べられたんだろうと思います。区が今まで2年間にわたって国民健康保険料の引き下げについて法定外繰入を行って、それをやってきたということを非常に私は評価しているんだけれども、ここの意見書で述べられていることについて、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 283: ◯歌川保健福祉部長 私のほうから答弁させていただきます。  監査委員の意見書のほうは、今、委員がおっしゃったとおり、制度改正を踏まえて法定外繰入というものに対して慎重な検討をするようにというご意見、それは真摯に受けとめております。一方で、私どもはこの2年間の予算のときにもお話しさせていただきましたけれども、急激な負担の増とか国民健康保険の加入者の方々の実態を踏まえると、余り重たい負担にならないようにということで、法定外繰入も一定程度必要であるという考えを持っておりますので、制度の趣旨を尊重しながら、区民の視点に立ってということで、しかも保険はしっかり安定的に運営していくための努力をしていきたい、その思いは変わってございません。 284: ◯大串委員 要するに、区の姿勢としては、この2年間と変わりませんよということでよろしいですか。 285: ◯歌川保健福祉部長 そのとおり、基本スタンスを変えるつもりはございません。 286: ◯大串委員 わかりました。 287: ◯内田分科会長 ほかにございますか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 288: ◯内田分科会長 それでは、以上をもちまして国民健康保険事業会計の歳出を終了いたします。  次に……。(発言する者あり) 289: ◯飯島委員 歳出か歳入に入るか、ちょっと不明なもので、聞きます。 290: ◯内田分科会長 飯島委員。 291: ◯飯島委員 国民健康保険運営協議会がありますね。これはどちらに、歳出のところに項目が見当たらないんですが、どこにあるんでしょうか。金額とはちょっと関係ないので、いいですが。  事務事業概要の一番最後のページですかね、被保険者の代表という方が公募になっているんですね。公募というのは、どのような形で公募されているんでしょうか。 292: ◯菊池保険年金課長 実際には各地区ごと、出張所単位ごとに適任と思われる方、ご推薦いただける方をお願いしまして、ご推薦いただいた方をこちらのほうで委嘱させていただいているという形でございます。 293: ◯飯島委員 ということは、町会の推薦みたいな、そのような形なんですか。 294: ◯菊池保険年金課長 はい。町会単位ごとのご推薦ということで、いただいております。 295: ◯飯島委員 運営協議会を傍聴させてもらっていても、なかなか皆さん、意見が出ない。国保の仕組み自体が非常に複雑ということもあると思うんですけれども、そこの中で公募ということで書かれているのでね、かなり関心の高い方が手を挙げて、協議会のメンバーになっているのかなというふうに思うわけですよ、公募だとね。そういう中で、どのように皆さん、国保の仕組みから、皆さん、いろいろ学んで対応されているのかなということがちょっと疑問だったんですね。これはもう本当に広報なんかで公募して、関心のある方とか、そういう形にはやっぱりなり得ないんですか、仕組み上。 296: ◯菊池保険年金課長 ご推薦いただいている方の中には、民生委員ですとか、そういった方たちで、実際に活動されている方たちからご推薦されている方たちもいらっしゃいます。また、公募については実際、広報等には周知しておりませんが、私どもで作成している案内のチラシやポスターなどを通じて周知することで公募させていただいているというのが現状でございます。 297: ◯飯島委員 そうすると、皆さん一応、仕組みとか、そういうことを学ぶ機会というのは、ここの中で、お医者さんはよくご存じだと思うんですけども、被保険者の代表の方というのは学ぶ機会というのはきちっと設けているんでしょうか。 298: ◯菊池保険年金課長 実際に勉強する機会ということで一堂に会して勉強会というような形は実施しておりませんが、運営協議会は従前、年1回行っている状況から、制度改革に伴いまして2回行うようにしております。主に第1回目につきましては、新任の方に対して国保の状況ですとか制度の仕組みについて、我々のほうから説明、報告していただくことで理解を深めていただいて、2回目の運営協議会のほうで、本体の保険料率についての検討ですとか審議というのを行っていただくことで、補完させていただいております。 299: ◯飯島委員 活発な論議がされることを願っているんですけれども、なかなか、なるのが難しいような状況、制度も変わったりとか、いろいろありますからね、それは大変だと思うんですけれども、ぜひ活発な論議になるように対応していただきたいと思います。 300: ◯菊池保険年金課長 審議会の委員の方の理解を深められるよう、これからも努力してまいりたいと思います。 301: ◯内田分科会長 じゃあ、改めまして国民健康保険事業会計の歳出を終了いたします。  次に、国民健康保険事業会計の歳入に入ります。  260ページから279ページまで、執行機関から何か説明はございますか。 302: ◯菊池保険年金課長 特にありません。 303: ◯内田分科会長 はい。委員からの質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 304: ◯内田分科会長 それでは、国民健康保険事業会計の歳入を終了いたします。  次に、介護保険特別会計歳出の調査です。介護保険特別会計に入ります。  歳出について、一括でご審議いただきたいと思いますけど、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 305: ◯内田分科会長 340ページから365ページまで、執行機関からご説明はございますか。 306: ◯土谷高齢介護課長 特にございません。 307: ◯内田分科会長 はい。  委員からの質疑を受けます。 308: ◯飯島委員 340ページの1項の1目の6番、次期の事業計画、2021年度からになるんですかね、そこの第8期事業計画策定に向けた調査の費用が計上されたと思うんですが、執行率が0でした。平成30年度から調査を行う必要があるということで当初予算を組まれたんじゃないかなと思うんですけれども、これは何も、執行率0ということで、行わなくても間に合うということでしょうか。 309: ◯土谷高齢介護課長 はい。平成30年度の予算を計上する際に国からの事務連絡がございまして、その際には平成30年度にも調査のほうを行うような準備をせよというような、正式通知ではないんですけれども、連絡がございまして、支障がないように予算を計上させていただきました。平成30年度に入りまして、平成30年度の国からの連絡では、平成30年度の調査については行わなくてもよいということになりましたので、予算を計上するのは、29年度の9月時点での国の事務連絡に基づいて計上したんですけれども、執行に入りまして必要がないという確認をとれたことから、平成30年度については、この調査については未執行になってございます。 310: ◯飯島委員 第8期に向けては国のほうでも審議会が始まって、今かなりいろんなことが変わるんじゃないのかなというふうに言われているわけですから、それが出てから多分、実際の準備に入るのかなというふうには思うんですね。ただ、実態調査とか、いろいろアンケートだとか、そこら辺のところもとることになるのかなというふうに思うんですけれども、それが今年度、来年度、今まだ行っていないわけですよね。だから来年度が本格的で、来年度いっぱいでやらなきゃいけないということになってくるわけですよね。そこら辺、かなりきついんじゃないのかなと思うんですけども、今、予想されている、審議会で出されている中で、区民にかかわりがあるようなことと、自治体にかかわりがあるようなことと、いろいろ出ていますけれども、そこら辺は二つに分けて分類した中で何が予想されることなのか、ちょっとお答えいただきたいと思います。 311: ◯土谷高齢介護課長 今わかっている限りですけれども、国のほうで、この大きな、介護保険制度を改正するということで、被保険者の範囲、被保険者の受給者の範囲ですとか、今、特養、老健、医療院等の施設の、介護保険施設に入ったときに、食費と居住費を利用される方からいただいております。そこの所得に関しての考え方について、そこも検討されてございます。あわせて、現在、多床室につきましては室料として光熱水費相当をいただいているところなんですけれども、ここについても検討が始まっているように見ております。  また、平成27年度からの第6期の介護保険の事業計画のときに、要支援1、2の方につきまして、訪問介護、いわゆるホームヘルパーさんと通所介護、デイに関しましては保険給付から、今も予算のほうの決算にも入ってございます地域支援事業のほうに移って、ほぼ同じサービスを千代田区では行ってございます。そこの要支援1、2までの方ですけれども、どの型のサービスを地域支援事業に移すのかというところが今検討されているというふうに聞いてございます。  また、先日、新聞報道を拝見しましたけれども、一定以上の利用料を払った場合に高額サービス費をこちらは給付しているところなんですけれども、そこの所得の考え方についても、今は一般の方、月額4万4,400円を超えた場合に高額サービス費を、事後ですけれども、保険給付することで、利用者の方の利用料が一定ラインになるような仕組みになってございますけれども、そこの所得の考え方についても今、国のほうで検討が始まっているというふうに、今、所管課としては理解してございます。 312: ◯飯島委員 保険者にかなり負担がかかってくるというか、自治体の持ち出し、一般財源から繰り入れなきゃいけない部分というのも相当ふえたりするのかなというふうに思うことと、介護保険を受けている方、とりわけ今の話では施設に入られている方の負担がふえるのかなというふうに思うんですけども、そういう審議会に対して自治体としても、区長会を通じてとか、何か意見を言う場というのはあるんですか。 313: ◯土谷高齢介護課長 今、国のほうでも改めて審査、審議が始まったばかりでございますので、これまでも大きな意味で国への要望、都への要望というのは、例えば介護保険制度で特別養護老人ホームを整備するような場合に補助金の額を上げてほしいというような、大きな意味では国等に要望を出してございますので、まだまだ現在、年末に向けて国のほうで案を取りまとめるというふうに聞いておりますので、今の方向性が出た中で、国等への要望の中に、また反映できるのではないかと考えてございます。 314: ◯飯島委員 審議会のほうも12月の初旬ぐらいにまとめてという動きですよね。そうすると、それを受けて法律が今度変わるわけですけども、法律が変わる前に区としては準備としてスタートしなきゃいけないという、そういう状況に、スケジュール的にね、なるわけですよね。だから、第8期の計画を立てる、その準備として千代田区としてはどういう方向で行こうと考えていらっしゃるんでしょうか。 315: ◯土谷高齢介護課長 今の千代田区高齢介護課の準備状況をご説明申し上げます。  今、令和元年度、下半期に、いわゆるニーズ調査というふうに呼ばれているものについて、年度内に調査して、一旦の集約ができるように、令和元年度に調査して、先ほど飯島委員からもお話がございましたように、令和2年度に入って、実際の計画の策定を本格化させていきたいと考えてございます。  また、国等の動向については、今まさに委員が質問の中でお話しされましたように、年末に取りまとめられて、制度の改正内容を年度末に取りまとめて、来年の国会で法改正というふうに私どもも理解してございます。 316: ◯飯島委員 計画の中で、やっぱり保険料の問題が大きく出てきますよね。保険料については、やっぱり介護保険財政ということから考えると、どうしても上がっていくということは必然になってくるわけですけども、千代田区としてもいろいろ工夫を今までもされました。次期計画の中で保険料をどうしようかというところは、いつごろまでに決める予定なんですか。 317: ◯土谷高齢介護課長 はい。介護保険料につきましても、これまでの第7期までの経過を見ますと、法改正が出た後も、介護保険の世界もサービスに使います給付のほうの見込みと、それに基づいた保険料の算定になってまいりますので、やはりこれまでと、頑張ってはまいりますけれども、これまでどおり、今が令和元年度ですから、令和2年の、やはり年末、年明けぐらいにならないと、介護保険料の速報とかという意味ではなくて、きちんと公に話せるような時期にはならないのではないかと心づもりをしてございます。 318: ◯飯島委員 最後にします。  保険料については千代田区もいろいろ工夫されて、今まで来ました。やはり負担について、とりわけ所得の低い方の負担というのを上げないような工夫というのをぜひお願いしたいというふうに思います。区のほうも、そこのところは十分受けとめていただけると私は思って、期待しているんですけれども、いかがでしょうか。
    319: ◯土谷高齢介護課長 はい。今、飯島委員からお話しいただきましたように、千代田区はこれまで介護保険料の、いわゆる住民税が非課税の方々、第1、第2、第3と、私どもは呼んでいますけれども、所得のいわゆる低い方について、これまでも国に先行して保険料の料率というような言葉を私どもは使っていますけれども、国の基準よりも低廉なところを目指して、これまで、第7期までやってまいりましたので、千代田区としてのあり方については第8期についても、この場で踏襲とははっきり申し上げられませんけれども、これまでやってきた千代田区については、引き続き本当に努力してまいりたいと思っております。 320: ◯内田分科会長 ほかにございますか。 321: ◯大串委員 今、質問されたところなんですけれども、378万円が30年度はやりませんでした、今年度、令和元年度にやるということなんですけど、これがコンサル料ですよね、378万。で、一番大事だと思うんです、需要調査というのはね。コンサルにお願いして、どういうふうに調査するんでしょうか。 322: ◯土谷高齢介護課長 千代田区の65歳以上の高齢者の方1万1,000人おります。その中で、要介護の認定を受けていない方、そこから、その中からこれまでと今のところ同様に4,000名の方を抽出しまして、郵送によります調査を行うことを今、考えてございます。 323: ◯大串委員 4,000人を抽出して郵送で調査しますということですけれども、丁寧に需要調査、要するにどれぐらいの、それぞれのサービスですよ、いろんなサービスがありますけれども、それぞれのサービスが千代田区においてはどのぐらい必要かというのをまずつかんで、その上で事業計画を立てると思うんですよね、第8期でしょう、今度立てるのは。ですから、抽出されて、それで、全体を本当にそれでね、郵送で返ってきたものをベースとして、どう分析するか、わからないけど、それで全体を推測してちゃんとできるものなのかどうなのか、その点はどうなんですか。 324: ◯土谷高齢介護課長 4,000名を抽出して調査の結果で実施いたしますけれども、そこは統計の手法に基づきまして、きちんと把握できるような調査をしてまいります。  調査の質問項目なんですけれども、これまでもそうなんですが、国から示された基準的な調査項目というものが、今の時点ですと、60項目以上、示されております。それに加えて、千代田区としても独自の項目を数項目つけ加えて、調査の内容については実施してまいるところでございます。 325: ◯大串委員 お年寄りはなかなか、書類が来たらね、それだけでわからないんだよ。私たちのところに電話がかかってきて、こういう書類が来たけど何のことかわからないから読んでくれと。そういう方は多いですよ。  そういう中で、何ページにもわたるアンケート調査が送られてきて、項目としては今述べたように60項目以上あるわけでしょう。これは大変ですよ、書いてくれることがね。そういう中で、本当に高齢者の方が必要としているサービス、どれぐらいあるのかをつかむのは、僕は大変なことだと思いますよ。それは統計の手法がありますといったって、統計の手法といったって、どこまで信用できるものやら。本当ならば、本来ならば、日常、高齢者の方と接している、あんしんセンターであるとか事業者の方であるとか、そういったものを積み上げて、千代田の高齢者はこういったサービスがどれだけ必要なんだというのを積み上げて、次の事業計画をしっかりつくらないと、計画に入っていない、何というか、量が足らなかったり、サービスがなかったりということになりかねないので、これは一遍考えてみたらどうなのかと思うんですよ。 326: ◯土谷高齢介護課長 はい。今の大串委員のご提案もあります。郵送の調査以外にも、第7期でも同様でしたけれども、要介護を受けている方等につきましては、また別途、実態を、今の聞き取りのような調査もあわせて行いながら、本当に千代田区として必要なサービスを第8期計画の中に盛り込んでいけるように、今のご意見も踏まえながら、第8期の計画策定に当たっていきたいと考えております。 327: ◯歌川保健福祉部長 すみません。ちょっと課長の答弁を補足させていただきます。  介護保険の事業計画というのはご案内のとおり、介護保険財政を支えていくために3年に一度見直すという形になっておりまして、介護保険事業計画の非常に大きな部分は、保険財政がちゃんと3年間できますねということを示すものなんですけども、事業計画と同時に、老人福祉法に基づく、いわゆる高齢者福祉計画というのも改定します。今回の調査は、確かに今後3年間の介護保険サービスとしてどういうものが必要かというのを調査するために、国が、介護保険の場合は各自治体がつくったものをさらに都道府県ごとにまとめて、さらに国でまとめて、保険財政全体を見ていくということがあるので、決められた項目はもちろんあるんですが、そのほかに、今、委員からあったとおり、その地域の高齢者の方の実態に合わせて何が必要かということは、これはまさに地方自治の試金石と言われる介護保険ですから、自治体の力量が試されるという意味で、それぞれの自治体ごとの調査をする。  コンサルに頼むというのは、別に全部やってもらうというか、ただ統計処理するために300万円でお願いするというのではなくて、どういう項目を、国から示された項目もそうですけども、どういうものが区として必要なのかということは、きちんと区のほうで精査して、事業者さん、アンケート用紙をつくる、そういう作業みたいなものをコンサルにやってもらい、戻ってきたものの集計をコンサルにやってもらう、そういうことですけども、主体はあくまで、委員がいつもおっしゃっているように、委託をする主体は区だということで、区の職員がきちんと考え、また区の職員が専門の方に伺って、学識経験者に伺って処理していくものです。  調査項目についてはそういう形で、国から示されたものをそのままというよりは、実態に合わせてどうするかというのは決めますし、あと先ほど、あんしんセンターのお話もございましたけども、あんしんセンターからの意見は日々、私どもは聞いております。また事業者さんからの意見も聞いております。社会福祉協議会からも地域の実態を伺っています。そういうものを全て合わせて、次期の計画をつくっていくということでございまして、今回に限らず、今までもそうしてまいりましたけれども、よりそれが地域で求められているサービスにつながるように考えていきたいと思っております。当然そこに足りなければ、施設の計画というものも入ってくるというのが今回、来年度つくることになる計画ということで、ご理解をいただきたいと思います。 328: ◯内田分科会長 ほかにございますか。 329: ◯飯島委員 342ページの認定のことについて、伺いたいんですね。事務事業概要では322ページです。  介護保険のハンドブックによっても、申請したら、その次に要介護認定で、まず初めに認定調査があると。訪問調査を行う人は区の職員か、委託された認定調査員。  区の職員による調査のときと、認定された調査員が行う調査とは、中身が変わってくるんですか。事務事業概要によると、さまざまな、ほかのサービスのことも区の職員の場合には言えるけれどもと書いてあるように読み取れるんですが。 330: ◯土谷高齢介護課長 千代田区の場合、認定調査を行う調査員は7名おります。7名で、ほぼ調査は終了するんですけれども、区外の、ちょっと遠いところの特別養護老人ホーム等の施設に入所されているような方の場合については、当該地の委託ということで調査を行います。調査項目の内容は全く同一です。ここに書いてございます、調査のときに云々というのは、区民の、千代田区の調査員が利用者、区民の方のところに行って、もし困っているようなことで、あんしんセンター等につながって、相談とかがされていないような場合については、認定調査が趣旨ではございますけれども、場合によって、区のほうの認定の係から、あんしんセンターに、こういう事例がわかったんだけれどもというような、あんしんセンターとの連携をするというふうにご理解いただければと思います。 331: ◯飯島委員 認定に訪問したとき、7名というのは区の職員ということですよね。ほかのサービスも知っているから、そこはお話ししてということで、できますね。そこの段階でいろいろお話しして調査すると。  区分変更の申請というのが、ここにも300件と出ていますね。やはりコンピューター判定とか、審査会の結論が出た後の区分変更の異議申し立てということが300件ということですよ。あ、違う。 332: ◯土谷高齢介護課長 申しわけございません。今の点、ご説明申し上げます。  この区分変更申請というのは、今現在、認定を受けている方が、例えば身体状況の変化で、私は要介護、例えば2だったんだけど、3じゃないかなと思われたときに、通常の今の有効期間は最長36カ月までございますので、そのときに、この区分変更申請というものを区に出していただいて、改めて認定調査等を行うものでございます。今、委員の質問を遮ってしまって大変失礼いたしました。法定のほうの区分変更、審査請求とかという手続とは全く。 333: ◯飯島委員 違うのね。 334: ◯土谷高齢介護課長 異なります。 335: ◯飯島委員 よくまちの中で聞くのは、今まで介護度2だったのが要支援になっちゃったというような。それは病後、ぐあいが悪くて介護度が高くて、それが回復して要支援になったのであれば、それはいいんですけれどもね、そうでないのに変わっちゃったということで言われるときがあるんですね。そこのところは、今、国としては介護保険からの、よく卒業というか、そういうような言葉を使うことがあるんですけれども、要支援のほうになるべく行ったほうが保険者としても努力しているみたいな、そんな評価があるので、介護度が軽くなってしまうのかなというふうに受けられる面が遭遇するんですよ。だから、そういうことがあってはいけないと思うんですね。そこのところの認定というのは、しっかりとやっていて、同じ介護、症状なのに、介護度が軽くなって困るみたいな、そんなような苦情というのは特に今のところ千代田区の場合にはないというふうに考えてよろしいんですか。 336: ◯土谷高齢介護課長 はい。ないという理解でおります。 337: ◯飯島委員 なるほど。そう言っているんだったら、いいです。 338: ◯内田分科会長 はい。ほかにございますか。  それでは──えっ。いいですか。(発言する者あり)なし。(発言する者あり)ありますか。  飯島委員。 339: ◯飯島委員 参考書の344ページから、ずっと何枚か見ていくと、わかりづらいというか、説明をちょっとお願いしたいと思うんですね。例えば、款で、保険給付費が344ページに出ていますね。そこの中で、さまざまなサービスの種類が345ページに出ています。もう一枚めくっても、今度は地域密着型の介護、介護予防サービスと給付費とか、出てくるんですね。そこら辺の、何というんでしょう、違いというのを、制度的なものですけれども、ご説明をちょっといただきたいなというふうに思います。 340: ◯土谷高齢介護課長 はい。344ページから、今、何ページまでとおっしゃったでしょうか。 341: ◯飯島委員 347ページですね。それで、その先の352ページの地域支援事業。 342: ◯土谷高齢介護課長 はい。失礼いたしました。  まず、事務事業概要の324ページをごらんいただけますでしょうか。  はい。こちらの324ページが保険給付のほうの(1)番として内容で、324、325ページが見開きになってございます。こちらの居宅サービスにつきまして、決算参考書でいきますと344ページから345ページというところが、事務事業概要のほうの324ページ、左側の表の上の段、居宅サービスというところになります。  続きまして、346ページ、347ページ。決算参考書では地域密着型介護・介護予防サービス等給付費、こちらが事務事業概要の324ページの左手側の地域密着型サービスになります。  同じく、決算参考書の346から347ですね、こちらが施設サービスということで、事務事業概要の324の一番下になります。  事務事業概要の325ページ、その他というところにつきまして、348ページから351ページまでが保険給付ということで該当してまいります。 343: ◯飯島委員 なかなかややこしいんですか。  そうすると、345ページに訪問介護とありますね、居宅介護サービス給付事業・介護予防サービス給付事業の介護予防訪問看護、ここはどのように実際問題として、やる中身がどのように違うんですか、時間とか中身、対象と。 344: ◯土谷高齢介護課長 今ご質問の344ページの、決算参考書344ページの1番、居宅介護サービス給付事業の中につきましては、こちらは要介護1から5の方が使うサービスでございます。  3番の介護予防サービス給付事業につきましては、要支援1から2の方が使うサービスで、実際にご利用になる方のサービスを受ける時間、例えば訪問看護の看護師さんによる時間ですとかサービスの内容というのは、変わりはありません。  当然、利用者の介護度によって、やる手技については変わるかもしれませんけれども、サービスの内容は、サービスを行う単位の時間、例えば30分ですとか60分ですとか、訪問看護なら訪問看護のサービスの内容については全く同じです。ただ、要介護1から5の方が使うところと、要支援1、2の方が使う内容についての区分で……。(発言する者あり) 345: ◯内田分科会長 暫時休憩。                 午後3時13分休憩                 午後3時17分再開 346: ◯内田分科会長 分科会、再開します。  担当課長。 347: ◯土谷高齢介護課長 申しわけございません。お時間ありがとうございました。もう一度、簡潔にご答弁申し上げます。  決算参考書の344ページの1番、居宅介護サービス給付事業。こちらについては要介護1から5の方を対象としたサービスに給付するものでございます。  その下の3番、介護予防サービス給付事業につきましては、要支援1、2の方に対してサービスを給付する事業です。  それぞれ介護報酬の単位は異なりますけれども、サービスの内容につきましては、ほぼ同様のサービスが行われてございます。 348: ◯内田分科会長 飯島委員。 349: ◯飯島委員 そうすると、介護度によって料金も変わってきたりとか、そういうことになってくるわけですよね、自己負担はね。はい。  この中の訪問介護なんですが、よくこれを受けている方が、お散歩をして足を鍛えたいと。だけれども、それがだめなのというふうに言われて、じゃあ千代田区独自で、これは在宅支援訪問ヘルプサービス事業というのをやっていますよね、ところが厚労省の通知によると、散歩でも、それが、その方の、何というか、身体的なプラスになるもの、趣味でなくてプラスになるものだったら、それも訪問介護の中に入れていいよという、そういう通知があるようなんですけれども、ここはどのように解釈したらよろしいんでしょうか。 350: ◯内田分科会長 暫時休憩します。                 午後3時18分休憩                 午後3時24分再開 351: ◯内田分科会長 分科会、再開いたします。  担当課長。 352: ◯土谷高齢介護課長 たびたび、お時間ありがとうございます。  今の外出の際のお尋ねですけれども、厚生労働省の通知等、全国ルールでございます。千代田区につきましては、一般施策の中で外出支援という事業もやってございますので、個別の案件につきましては、そちらもご案内いただければとてもうれしいです。 353: ◯内田分科会長 はい。(発言する者あり)  飯島委員。 354: ◯飯島委員 352ページの地域支援事業の中の5の、訪問型住民主体による支援です。これも非常に執行率は低いんですね。この低い理由というのは、どのように認識されていますでしょうか。 355: ◯佐藤在宅支援課長 こちらのサービスは、いわゆる総合事業の中の住民主体によって行われるサービスというのが最近、国から随分と進められているんですけれども、その中で現在、大妻大学の栄養学の先生がボランティアで訪問型の指導をしてくださるサービスになっております。ただ、昨日のプライベートレッスンでの答弁にもございましたとおり、訪問型ということですので、なかなか需要が伸びていないという状況でございます。 356: ◯飯島委員 介護に関わる人材不足ということも含めて、国のほうでは地域丸ごとというような、地域のボランティアというのを非常に重視しているという、それでできたものかなというふうに思うんですけども。  この、地域の住民、今の答弁だと大妻大学の手を借りているということですけども、地域の住民主体ということでは、何か取り組まれたんですか。 357: ◯佐藤在宅支援課長 地域でのサービス創出につきましては、生活支援体制整備事業という事業がございまして、社会福祉協議会に委託しまして、ささえ愛まち会議を実施して、そこで地域の課題を集めまして、その中で地域の方ご自身がサービスを立ち上げる、例えばサロンを立ち上げてくださるとか、何か生活支援サービスを行ってくださるとか、そういったことを期待して、ここ数年行ってきているところではあるんですけれども、実際にはなかなか、いざサービスという形にするという段階では、皆様ちょっとそこまではという反応が多くて、実際のサービス創出にはまだ至っていないという状況でございます。 358: ◯飯島委員 将来的に、そういうことは見込まれるんですかね、地域の方の手を借りてということは。なかなか私は不可能じゃないのかなというふうに思っているんですね。  やることについても、介護にかかわるようなことに踏み込むと、やはりそれは専門のことが必要だし、そういった意味では、どこまで何を要求するのかなと。これは社協さんに協力を願っているということですけども、社協さんに対しても、この部分では、どのようなことを区は期待されているんですか。 359: ◯佐藤在宅支援課長 これまでの検討の中では、例えば買い物の支援ですとか、先ほどもお散歩という話もありましたけれども、移動の支援ですとか、さまざまな課題が挙がっておりました。おっしゃるとおり、なかなか住民の方自身でサービスを提供してくださいと、それはそうするべきだという話にはなっても、じゃあいざ誰がやるという段階になって、なかなかそこが埋まっていかないという状況ですので、今考えておりますのは、そういった生活支援のサービスについて、千代田区の場合は住民の方の人口も余り多くありませんので、例えば学生ですとか、企業みたいな、千代田区には多いリソースを活用することはできないだろうかとか、いろいろとアイデアは出して、今後取り組んでいこうという話はしているんですけれども、まだ実現には至らない状況でございます。 360: ◯飯島委員 なるほどね。  行く行くは国のほうは訪問介護をそういうボランティアに任せたらどうだというような、そんな方向も出されているみたいなんですけれども、そこら辺については区のほうはどのようなお考えなんですか。 361: ◯歌川保健福祉部長 今、委員のほうからのご質問の中にもございましたし、課長の答弁にもございましたけれども、千代田区で住民型で、しかもいわゆる専門的な知識が必要な身体介護をやるということが可能かというと、極めて難しいという判断をしております。  国のほうの制度として、要支援1、2の方に対する訪問介護については、従来型の、従来のサービスを使ったものを区の責任として地域支援事業の中で訪問介護をやりなさいというのと、今ご質問にあった住民にそういうことをやってもらうような仕組みをつくりなさいという2種類がありますけれども、後者の住民にというのは、今の繰り返しになりますけれども、ほぼ難しいという判断をしておりまして、千代田区においては専門の、いわゆる介護を専門にしていらっしゃる事業者の方を、区のほうとして地域支援事業の事業者としてお願いして、従来と変わらないサービスの、サービス料ですね、お支払いする金額でお願いするような形で、この制度改正を続けておりますし、今後も、住民主体というのは、ほぼ難しいということですから、その方向で続けていくという考えでおります。 362: ◯内田分科会長 はい。ほかにございますか。 363: ◯長谷川委員 354ページのところもお伺いして大丈夫ですか。よろしいですか。 364: ◯内田分科会長 大丈夫ですよ。 365: ◯長谷川委員 はい。すみません。  真ん中のところの2番、家族介護支援事業のところなんですけれども、すみません、これはちょっと具体的にどういうことなのかわからなかったので、教えていただければと思いますが。 366: ◯佐藤在宅支援課長 こちらのサービスは麹町、神田の各あんしんセンターに委託しまして、家族介護の介護教室ですとか、高齢者と介護者のリフレッシュの場を設けるですとか、「こころとからだの「いきいき教室」」というような、センター独自の企画を行うなどして、介護者の方の支援として行っているものでございます。 367: ◯長谷川委員 そういう家族で介護されている方の支援としては、支出は何か少ないのかなと。もっとケアが必要なんじゃないかなと思ったんですけども、そういう講演会とかの費用、講演会というか、そういう指導であったり、レスパイトも含んだりとかするんですか。 368: ◯佐藤在宅支援課長 特に事業の説明ですとか名目の中にはレスパイトという言葉は出てまいりませんけれども、出張で都営アパートに行って相談会を設けたりですとか、講座等だけではなく、相談の機会もございますので、そういった意味合いも含んでいるものと理解しております。 369: ◯長谷川委員 はい。ありがとうございます。介護される家族の方の負担は大きいものなので、ぜひ、ここのところは力を入れていただきたいと思います。ありがとうございました。 370: ◯佐藤在宅支援課長 ありがとうございます。ご指摘のとおり、今後も家族介護者の方の支援に力を入れてまいります。 371: ◯内田分科会長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 372: ◯内田分科会長 それでは、以上で介護保険特別会計の歳出を終了いたします。  介護保険特別会計の歳入に入ります。312ページから337ページ、執行機関から説明はございますか。 373: ◯土谷高齢介護課長 特にございません。 374: ◯内田分科会長 はい。委員からの質疑を受けます。 375: ◯飯島委員 314ページの滞納繰越分普通徴収保険料ですね。特別徴収はもう天引きだから100%ですが、普通徴収になると、やっぱり不納欠損額というのが出てきています。普通徴収の場合、うっかりとか、忘れたとかね、そういうのも、中にはあると思うんですが、欠損額が出るということは、やはり保険料は高いという、そういうことによるものなんでしょうか。 376: ◯土谷高齢介護課長 失礼しました。一概に介護保険料が高いから滞納が発生しているという理解ではございません。 377: ◯飯島委員 そうすると、欠損額の中で保険料の区分でいうと、どこら辺の区分の方が欠損額を出していらっしゃるか、それは何か調査されていますでしょうか。 378: ◯内田分科会長 休憩します。                 午後3時35分休憩                 午後3時37分再開
    379: ◯内田分科会長 分科会、再開します。飯島委員。 380: ◯飯島委員 徴収の中で、先ほどいろんな所得の方がいるようにおっしゃいましたけれども、不納欠損額と収入未済額、ここに該当するような方が何段階の保険料なのか。つまり所得はどのぐらいなのかということを調査していただきたいというふうに思うんです。これは次期の保険料を決めるときの参考にもしたいと思うので、ちょっと複雑な計算になると思うので、ちょっと時間をかけても結構なので、お願いしたいと思います。 381: ◯土谷高齢介護課長 今ご質問いただきましたので、状況が把握でき次第、当該常任委員会のほうに報告させていただくということで、よろしいでしょうか。 382: ◯内田分科会長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 383: ◯内田分科会長 はい。それでは、以上で介護保険特別会計の歳入を終了いたします。  暫時休憩します。                 午後3時38分休憩                 午後3時39分再開 384: ◯内田分科会長 分科会、再開します。  後期高齢者医療特別会計に入ります。  歳出について、一括でご審議いただきたいと思いますが、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 385: ◯内田分科会長 394ページから403ページまで、執行機関から説明はございますか。 386: ◯菊池保険年金課長 それでは、後期医療保険制度の概況について説明させていただきます。  まず、後期高齢者医療に係る経費負担の考え方でございますけれども、実際にかかった医療費から患者の自己負担分、こちらは所得により1割から3割でございますけども、こちらを除いた額が医療給付費ということになります。すなわち、これが医療サービスにかかった経費ということで提示されます。この医療サービス全体に係る経費の約半分、5割を国と市区町村の公費で負担しております。残る約5割、半分のうち、そのうちの約4割は国民健康保険や、ほかの被用者保険の現役世代からの支援金により賄っております。残る約1割につきまして、後期高齢者ご自身、加入者ご自身の保険料によって賄う仕組みとなっております。  これを踏まえ、平成30年度の後期高齢者医療特別会計の決算状況でございますが、東京都広域連合における千代田区の医療サービス負担分につきましては、歳出におきまして広域連合納付金として支払うことになっておりまして、約15億円でございます。歳出に占める割合は約93%となっております。建前上、この納付金を賄うのは保険料収入ということになりますが、実際には約11億円となっております。この不足分を補うのが歳入における他会計繰入金でございまして、約4億9,000万円となっております。  その内訳は、法令で一般財源からの繰入が認められております療養給付費の公費負担分の約3億円分や、低所得者対策としての保険基盤安定繰入金の約5,800万円のほか、都独自の法定外繰入としまして、特別対策繰入金の約4,700万円を投入することによりまして、保険料負担の軽減を図っております。保険料収入を他会計の繰入で補うことで、加入者の保険料負担を軽減しておりまして、歳入における繰入金の占める割合は約28.5%となっております。  説明は以上でございます。 387: ◯内田分科会長 説明はほかにございますか。  では、委員からの質疑を受けます。 388: ◯飯島委員 保険料の改定ということが来年度あるわけですよね。そこの広域連合のほうから何か、区のほうには具体的に言ってきているんですか。 389: ◯菊池保険年金課長 正式には今度、10月か11月に行われる後期高齢者医療担当の課長会で、仮の試算の額が示されるという予定になっております。その前段階としまして、これまで都独自の低所得者対策、特別対策繰入金というものを実施するのかどうか、よろしいかということについてアンケートが来ております。それにつきましては、今後も継続するべきだということで、我々のほうの意見は提出しております。 390: ◯飯島委員 具体的な金額、入れればこうなって、入れなければこうなるみたいな、具体的な金額というのは言ってきていないんですか。 391: ◯菊池保険年金課長 この金額になりますというところは、今のところ示されておりません。 392: ◯飯島委員 75歳以上の医療費の窓口負担も2割になるとかね、いろいろ言われている中で、やっぱり負担がふえないような方向でということで、区のほうからもぜひ言っていただきたいというふうに思います。 393: ◯菊池保険年金課長 はい。課長会等の場を通じて、そういった区民の声を届けていきたいと思っております。 394: ◯内田分科会長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 395: ◯内田分科会長 はい。それでは、以上をもちまして後期高齢者医療特別会計の歳出を終了いたします。  後期高齢者医療特別会計の歳入に入ります。  378ページから391ページ、執行機関から説明はございますか。 396: ◯菊池保険年金課長 特にございません。 397: ◯内田分科会長 それでは、委員からの質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 398: ◯内田分科会長 はい。それでは、後期高齢者医療特別会計の歳入を終了いたします。  以上で当分科会の調査を全て終了いたしました。  総括事項はございませんが、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 399: ◯内田分科会長 はい。  それでは、これをもちまして決算特別委員会保健福祉分科会を終了いたします。簡潔な質疑、答弁にご協力いただき、どうもありがとうございました。皆様お疲れさまでした。                 午後3時45分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...