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  1. 千代田区議会 2019-03-07
    平成31年地域保健福祉委員会 本文 開催日: 2019-03-07


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成31年地域保健福祉委員会 本文 2019-03-07 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 339 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯桜井委員長 選択 2 : ◯飯島委員 選択 3 : ◯菊池保険年金課長 選択 4 : ◯飯島委員 選択 5 : ◯菊池保険年金課長 選択 6 : ◯飯島委員 選択 7 : ◯菊池保険年金課長 選択 8 : ◯飯島委員 選択 9 : ◯菊池保険年金課長 選択 10 : ◯飯島委員 選択 11 : ◯菊池保険年金課長 選択 12 : ◯桜井委員長 選択 13 : ◯菊池保険年金課長 選択 14 : ◯桜井委員長 選択 15 : ◯飯島委員 選択 16 : ◯菊池保険年金課長 選択 17 : ◯飯島委員 選択 18 : ◯菊池保険年金課長 選択 19 : ◯飯島委員 選択 20 : ◯菊池保険年金課長 選択 21 : ◯桜井委員長 選択 22 : ◯飯島委員 選択 23 : ◯桜井委員長 選択 24 : ◯歌川保健福祉部長 選択 25 : ◯桜井委員長 選択 26 : ◯飯島委員 選択 27 : ◯歌川保健福祉部長 選択 28 : ◯桜井委員長 選択 29 : ◯桜井委員長 選択 30 : ◯桜井委員長 選択 31 : ◯大坂委員 選択 32 : ◯桜井委員長 選択 33 : ◯寺沢副委員長 選択 34 : ◯桜井委員長 選択 35 : ◯大串委員 選択 36 : ◯桜井委員長 選択 37 : ◯飯島委員 選択 38 : ◯桜井委員長 選択 39 : ◯大坂委員 選択 40 : ◯桜井委員長 選択 41 : ◯桜井委員長 選択 42 : ◯七澤福祉総務課長 選択 43 : ◯桜井委員長 選択 44 : ◯飯島委員 選択 45 : ◯七澤福祉総務課長 選択 46 : ◯桜井委員長 選択 47 : ◯飯島委員 選択 48 : ◯歌川保健福祉部長 選択 49 : ◯桜井委員長 選択 50 : ◯大串委員 選択 51 : ◯七澤福祉総務課長 選択 52 : ◯大串委員 選択 53 : ◯七澤福祉総務課長 選択 54 : ◯大串委員 選択 55 : ◯歌川保健福祉部長 選択 56 : ◯桜井委員長 選択 57 : ◯大串委員 選択 58 : ◯桜井委員長 選択 59 : ◯寺沢副委員長 選択 60 : ◯七澤福祉総務課長 選択 61 : ◯寺沢副委員長 選択 62 : ◯七澤福祉総務課長 選択 63 : ◯桜井委員長 選択 64 : ◯柳生活支援課長 選択 65 : ◯桜井委員長 選択 66 : ◯大坂委員 選択 67 : ◯柳生活支援課長 選択 68 : ◯大坂委員 選択 69 : ◯歌川保健福祉部長 選択 70 : ◯大坂委員 選択 71 : ◯柳生活支援課長 選択 72 : ◯大坂委員 選択 73 : ◯桜井委員長 選択 74 : ◯飯島委員 選択 75 : ◯柳生活支援課長 選択 76 : ◯飯島委員 選択 77 : ◯柳生活支援課長 選択 78 : ◯飯島委員 選択 79 : ◯柳生活支援課長 選択 80 : ◯飯島委員 選択 81 : ◯柳生活支援課長 選択 82 : ◯桜井委員長 選択 83 : ◯大串委員 選択 84 : ◯柳生活支援課長 選択 85 : ◯歌川保健福祉部長 選択 86 : ◯大串委員 選択 87 : ◯歌川保健福祉部長 選択 88 : ◯桜井委員長 選択 89 : ◯河合委員 選択 90 : ◯柳生活支援課長 選択 91 : ◯河合委員 選択 92 : ◯大串委員 選択 93 : ◯河合委員 選択 94 : ◯柳生活支援課長 選択 95 : ◯桜井委員長 選択 96 : ◯飯島委員 選択 97 : ◯柳生活支援課長 選択 98 : ◯飯島委員 選択 99 : ◯柳生活支援課長 選択 100 : ◯飯島委員 選択 101 : ◯柳生活支援課長 選択 102 : ◯歌川保健福祉部長 選択 103 : ◯飯島委員 選択 104 : ◯歌川保健福祉部長 選択 105 : ◯飯島委員 選択 106 : ◯桜井委員長 選択 107 : ◯桜井委員長 選択 108 : ◯上村民泊指導課長 選択 109 : ◯桜井委員長 選択 110 : ◯河合委員 選択 111 : ◯上村民泊指導課長 選択 112 : ◯河合委員 選択 113 : ◯上村民泊指導課長 選択 114 : ◯河合委員 選択 115 : ◯上村民泊指導課長 選択 116 : ◯桜井委員長 選択 117 : ◯岩田委員 選択 118 : ◯上村民泊指導課長 選択 119 : ◯桜井委員長 選択 120 : ◯飯島委員 選択 121 : ◯上村民泊指導課長 選択 122 : ◯桜井委員長 選択 123 : ◯飯島委員 選択 124 : ◯上村民泊指導課長 選択 125 : ◯飯島委員 選択 126 : ◯桜井委員長 選択 127 : ◯飯島委員 選択 128 : ◯上村民泊指導課長 選択 129 : ◯桜井委員長 選択 130 : ◯飯島委員 選択 131 : ◯桜井委員長 選択 132 : ◯上村民泊指導課長 選択 133 : ◯桜井委員長 選択 134 : ◯大坂委員 選択 135 : ◯上村民泊指導課長 選択 136 : ◯桜井委員長 選択 137 : ◯大坂委員 選択 138 : ◯上村民泊指導課長 選択 139 : ◯桜井委員長 選択 140 : ◯岩田委員 選択 141 : ◯上村民泊指導課長 選択 142 : ◯岩田委員 選択 143 : ◯桜井委員長 選択 144 : ◯寺沢副委員長 選択 145 : ◯上村民泊指導課長 選択 146 : ◯桜井委員長 選択 147 : ◯上村民泊指導課長 選択 148 : ◯桜井委員長 選択 149 : ◯寺沢副委員長 選択 150 : ◯上村民泊指導課長 選択 151 : ◯桜井委員長 選択 152 : ◯桜井委員長 選択 153 : ◯桜井委員長 選択 154 : ◯舟木健康推進課長 選択 155 : ◯桜井委員長 選択 156 : ◯寺沢副委員長 選択 157 : ◯舟木健康推進課長 選択 158 : ◯寺沢副委員長 選択 159 : ◯舟木健康推進課長 選択 160 : ◯寺沢副委員長 選択 161 : ◯桜井委員長 選択 162 : ◯桜井委員長 選択 163 : ◯舟木健康推進課長 選択 164 : ◯桜井委員長 選択 165 : ◯寺沢副委員長 選択 166 : ◯桜井委員長 選択 167 : ◯寺沢副委員長 選択 168 : ◯桜井委員長 選択 169 : ◯寺沢副委員長 選択 170 : ◯舟木健康推進課長 選択 171 : ◯桜井委員長 選択 172 : ◯大串委員 選択 173 : ◯桜井委員長 選択 174 : ◯大串委員 選択 175 : ◯桜井委員長 選択 176 : ◯大串委員 選択 177 : ◯桜井委員長 選択 178 : ◯大串委員 選択 179 : ◯河合委員 選択 180 : ◯桜井委員長 選択 181 : ◯河合委員 選択 182 : ◯舟木健康推進課長 選択 183 : ◯桜井委員長 選択 184 : ◯大串委員 選択 185 : ◯舟木健康推進課長 選択 186 : ◯桜井委員長 選択 187 : ◯岩田委員 選択 188 : ◯桜井委員長 選択 189 : ◯岩田委員 選択 190 : ◯桜井委員長 選択 191 : ◯岩田委員 選択 192 : ◯桜井委員長 選択 193 : ◯舟木健康推進課長 選択 194 : ◯桜井委員長 選択 195 : ◯寺沢副委員長 選択 196 : ◯舟木健康推進課長 選択 197 : ◯寺沢副委員長 選択 198 : ◯舟木健康推進課長 選択 199 : ◯桜井委員長 選択 200 : ◯寺沢副委員長 選択 201 : ◯桜井委員長 選択 202 : ◯寺沢副委員長 選択 203 : ◯舟木健康推進課長 選択 204 : ◯桜井委員長 選択 205 : ◯寺沢副委員長 選択 206 : ◯舟木健康推進課長 選択 207 : ◯寺沢副委員長 選択 208 : ◯舟木健康推進課長 選択 209 : ◯寺沢副委員長 選択 210 : ◯桜井委員長 選択 211 : ◯寺沢副委員長 選択 212 : ◯桜井委員長 選択 213 : ◯寺沢副委員長 選択 214 : ◯舟木健康推進課長 選択 215 : ◯桜井委員長 選択 216 : ◯寺沢副委員長 選択 217 : ◯舟木健康推進課長 選択 218 : ◯寺沢副委員長 選択 219 : ◯桜井委員長 選択 220 : ◯桜井委員長 選択 221 : ◯栗原商工観光課長 選択 222 : ◯桜井委員長 選択 223 : ◯大坂委員 選択 224 : ◯栗原商工観光課長 選択 225 : ◯大坂委員 選択 226 : ◯栗原商工観光課長 選択 227 : ◯大坂委員 選択 228 : ◯栗原商工観光課長 選択 229 : ◯大坂委員 選択 230 : ◯栗原商工観光課長 選択 231 : ◯大坂委員 選択 232 : ◯桜井委員長 選択 233 : ◯栗原商工観光課長 選択 234 : ◯桜井委員長 選択 235 : ◯飯島委員 選択 236 : ◯桜井委員長 選択 237 : ◯桜井委員長 選択 238 : ◯桜井委員長 選択 239 : ◯桜井委員長 選択 240 : ◯栗原商工観光課長 選択 241 : ◯桜井委員長 選択 242 : ◯桜井委員長 選択 243 : ◯栗原商工観光課長 選択 244 : ◯桜井委員長 選択 245 : ◯岩田委員 選択 246 : ◯栗原商工観光課長 選択 247 : ◯岩田委員 選択 248 : ◯栗原商工観光課長 選択 249 : ◯岩田委員 選択 250 : ◯栗原商工観光課長 選択 251 : ◯岩田委員 選択 252 : ◯桜井委員長 選択 253 : ◯飯島委員 選択 254 : ◯細越地域振興部長 選択 255 : ◯飯島委員 選択 256 : ◯細越地域振興部長 選択 257 : ◯飯島委員 選択 258 : ◯細越地域振興部長 選択 259 : ◯桜井委員長 選択 260 : ◯寺沢副委員長 選択 261 : ◯栗原商工観光課長 選択 262 : ◯寺沢副委員長 選択 263 : ◯栗原商工観光課長 選択 264 : ◯寺沢副委員長 選択 265 : ◯栗原商工観光課長 選択 266 : ◯寺沢副委員長 選択 267 : ◯栗原商工観光課長 選択 268 : ◯桜井委員長 選択 269 : ◯栗原商工観光課長 選択 270 : ◯桜井委員長 選択 271 : ◯寺沢副委員長 選択 272 : ◯桜井委員長 選択 273 : ◯岩田委員 選択 274 : ◯栗原商工観光課長 選択 275 : ◯岩田委員 選択 276 : ◯栗原商工観光課長 選択 277 : ◯桜井委員長 選択 278 : ◯岩田委員 選択 279 : ◯桜井委員長 選択 280 : ◯桜井委員長 選択 281 : ◯栗原商工観光課長 選択 282 : ◯桜井委員長 選択 283 : ◯岩田委員 選択 284 : ◯桜井委員長 選択 285 : ◯桜井委員長 選択 286 : ◯桜井委員長 選択 287 : ◯末次安全生活課長 選択 288 : ◯桜井委員長 選択 289 : ◯大坂委員 選択 290 : ◯末次安全生活課長 選択 291 : ◯大坂委員 選択 292 : ◯桜井委員長 選択 293 : ◯飯島委員 選択 294 : ◯末次安全生活課長 選択 295 : ◯飯島委員 選択 296 : ◯末次安全生活課長 選択 297 : ◯飯島委員 選択 298 : ◯末次安全生活課長 選択 299 : ◯飯島委員 選択 300 : ◯末次安全生活課長 選択 301 : ◯飯島委員 選択 302 : ◯桜井委員長 選択 303 : ◯桜井委員長 選択 304 : ◯千賀万世橋出張所長 選択 305 : ◯桜井委員長 選択 306 : ◯寺沢副委員長 選択 307 : ◯千賀万世橋出張所長 選択 308 : ◯桜井委員長 選択 309 : ◯寺沢副委員長 選択 310 : ◯千賀万世橋出張所長 選択 311 : ◯寺沢副委員長 選択 312 : ◯桜井委員長 選択 313 : ◯桜井委員長 選択 314 : ◯桜井委員長 選択 315 : ◯小川オリンピック・パラリンピック担当課長 選択 316 : ◯桜井委員長 選択 317 : ◯桜井委員長 選択 318 : ◯飯島委員 選択 319 : ◯歌川保健福祉部長 選択 320 : ◯飯島委員 選択 321 : ◯歌川保健福祉部長 選択 322 : ◯飯島委員 選択 323 : ◯歌川保健福祉部長 選択 324 : ◯桜井委員長 選択 325 : ◯飯島委員 選択 326 : ◯歌川保健福祉部長 選択 327 : ◯桜井委員長 選択 328 : ◯飯島委員 選択 329 : ◯桜井委員長 選択 330 : ◯飯島委員 選択 331 : ◯小川文化スポーツ担当部長 選択 332 : ◯飯島委員 選択 333 : ◯桜井委員長 選択 334 : ◯小川文化スポーツ担当部長 選択 335 : ◯桜井委員長 選択 336 : ◯桜井委員長 選択 337 : ◯桜井委員長 選択 338 : ◯寺沢副委員長 選択 339 : ◯桜井委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時33分開会 ◯桜井委員長 皆さん、おはようございます。連日ご苦労さまでございます。ただいまより地域保健福祉委員会を開会したいと思います。  お手元に本日の日程をお配りいたしておりますので、お目通しをいただきたいと思います。  欠席届はきょうは出ていない。出ておりません。はい。  ご案内のとおり、当委員会に議案が第6号と第16号と付託されておりましたけども、執行機関のほうから取り下げの申し出がありましたので、本日は、意見書(案)、お手元にきょうの日程を配ってございますけど、意見書(案)から入って報告事項へと入っていきたいと思っております。よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、日程第1の意見書(案)に入ります。  国民健康保険に対する国庫負担の大幅引き上げ等を求める意見書(案)に入ります。お手元に案文がお配りされてございますので、まずはお目通しをいただきたいと思います。  まずは、この意見書(案)の中で、執行機関に事実関係ですとか各委員の皆さんから確認をしておきたいというものがございましたらいただきたいと思います。ありますか。 2: ◯飯島委員 国保料が被用者保険に比べて非常に保険料が高いということは、もう既に執行部のほうからもそういう答弁がございました。それに対して、地方団体の動きですね、この意見書(案)の中にも二つ目のパラグラフの真ん中辺に、地方団体が子どもに係る均等割保険料を軽減する支援制度の創設などを求めていると。地方団体の要望というのは、具体的にはどこがこういうことを望んでとかこういうことを提案してとかというのは、おわかりになりますか。 3: ◯菊池保険年金課長 まず地方団体という観点から申し上げますと、まず特別区長会としましても、こちらの国保の制度の設計の中身については改善を求めている、そういった申し入れを随時行っております。また、地方団体ということでございますと、全国の知事会、知事会や全国の市長会がこういった公費の引き上げとかということを求めているということは承知しております。 4: ◯飯島委員 その中で、子どもの均等割、そこについて触れている地方団体というのはあるんですか。 5: ◯菊池保険年金課長 子どもの均等割の軽減について、特に申し入れている団体というのは承知しておりません。 6: ◯飯島委員 私の調べたところでは、これは全国知事会なんですが、子育て世帯の負担軽減を図るため、子どもに係る均等割保険料(税)を軽減する支援制度を創設すること。こういうふうに入っているんですが、これは承知されていませんか。 7: ◯菊池保険年金課長 その点については、私承知しておりませんでした。 8: ◯飯島委員 地方公共団体、自治体独自で子どもに係る均等割を軽減をしている、そのような自治体というのは把握されていますか。 9: ◯菊池保険年金課長 近畿地方の自治体、たしか、すみません、記憶が定かじゃないですけど、四日市市だったでしょうか。それから、東京の中でも、東京都下、西東京市の近辺の市町村でも実施しているということは承知しております。 10: ◯飯島委員 私が調べているところでは、25自治体が──さまざまなやり方なんですけれどもね、これは。第2子から減免だとか、あるいは1子から減免しているところとか、所得制限を導入しているとか導入していないとか、さまざまですけれども、独自に減免している自治体というのが、少なくともわかっている範囲では25ある。でも、東京都内では、今おっしゃったように、三多摩のほうで四つの市がそれに踏み切っていると私はつかんではいるんですね。それは、間違いあるかどうか、もっと多いんじゃないかとか少ないんじゃないかと、そこら辺のことも特に研究はされていませんか。 11: ◯菊池保険年金課長 大変失礼しました。そういった所得制限も含めた形での軽減策も含めますと、そういった市町の政令都市ですとかそういったところも採用しているところはございます。 12: ◯桜井委員長 均等割に限ってということはどうなんですか。 13: ◯菊池保険年金課長 均等割に限ってということですと、先ほど私が申し上げましたとおり、西東京のあたりですとか近畿の一部自治体で実施しているということは承知しております。
    14: ◯桜井委員長 都内では西東京市だけということ。えっ。(発言する者あり)うん。  飯島委員。 15: ◯飯島委員 ああ、そう。私は、西東京市、ちょっと入っていなかったので、じゃあそれに加わりますね、私が三多摩で4市つかんでいるんですが、そこをプラスということになると5市なのかなというふうに思います。  それで、その均等割なんですが、私も本会議のときに、均等割というのは、子育て支援という観点から考えた場合、1人お子さんがふえれば、それだけ均等割がふえていくということで、子育て支援の観点から考えたら逆行じゃないかという質問をいたしましたが、それには明快なご答弁がなかったんですが、それはどのようにお考えになりますでしょうか。 16: ◯菊池保険年金課長 すみません。先ほどの私の答弁は、西東京市というふうに申し上げましたが、西東京地域ということで申しわけございません。 17: ◯飯島委員 ああ、はい。 18: ◯菊池保険年金課長 正確な市町村名を把握しておりませんでしたので、ごめんなさい。  それから、ただいまの質問ですけども、国保の制度上、均等割という制度がございますので、いわゆる世帯の中でお子さんがふえる状況になると、それだけ負担がふえるという状況は認識しております。 19: ◯飯島委員 だから、制度上、構造上というのは、もう言い尽くされているんですよ。だからそれを何とか変えていかなきゃいけないんじゃないかというのが、地方団体等の要望ではあるわけですね。ですから、構造上だから仕方がないという、そのような言い方では、本当に冷たいとしか映らないんですね。それを何とか変えていけるような負担軽減になっていけるような、そのためにはどうしたらいいかというところが、今大きな問題になっているんだと思うんですね。  そういう意味では、ここで述べている公費1兆円が果たして、これ、均等割をなくしていくために1兆円なのかどうかというところは、全国知事会の会長が言っているだけで、全国知事会としての合意にはなっていないということは、都政新報なんかでも国保新聞なんかでも書かれているところですけれども、大体そのぐらいの金額が必要になるんじゃないかというその概算ですかね、それはどのように把握されていますか。 20: ◯菊池保険年金課長 すみません。その1兆円という額については、私、承知しておりません。 21: ◯桜井委員長 はい。 22: ◯飯島委員 もういいです。 23: ◯桜井委員長 ほかにありますか。いいですか。  保健福祉部長。 24: ◯歌川保健福祉部長 課長の説明をちょっと補足させていただきたいんですけども、特別区の区長会として、公費の負担、国庫負担をふやしてほしいということは要求している、そのとおりです。で、飯島委員のほうからご質問があった中にある、子育て支援という観点でというところは、改めて申しますと、それは国保の制度とは、国保の制度という理由と、結果的にそうなるかどうかは別にして、国保運営という保険者の立場として、子育て支援をしたいから軽減、均等割に手をつけてくれというようなことは、特別区区長会としても言っていません。そこのところは、均等割という子育て世代だけが負担するものではない、ご案内のとおりなんですけれども。国保の運営の中で、均等割と所得割という制度が一つありますよ。そこまで変えてくださいという話ではなくて、全体、総体として保険料の負担すべき金額を減らすことで、結果的にお一人お一人の保険料を減らすために国庫からの負担をふやしてほしいと、そういう要求をしているというところなので、すみません、ちょっとつけ加えさせていただきます。 25: ◯桜井委員長 うん。はい。今のことで。  飯島委員。 26: ◯飯島委員 結果的に均等割を減らせば、結果的にそのような子育て、多子世帯にとって負担が軽くなるという。結果的にね。それはあり得ますよね。 27: ◯歌川保健福祉部長 今の均等割を減らすという点でいいますと、私どもも今年度のご提案をした保険料の条例の中でも申し上げたとおり、均等割と所得割の割合、負担割合ですね、配分、賦課割合というんですけども、この部分で配慮して、低所得の方、人がふえればふえるのが均等割ですので、低所得者への配慮という意味で、均等割と所得割の賦課の割合ですね、配分割合、賦課割合というんですが、それを変更するというような配慮をしているところでございます。 28: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 29: ◯桜井委員長 はい。  それでは、この委員会に、この意見書が議長のほうから送られてきているわけでございますけども、この扱いについてご意見がありましたらいただきたいと思いますけども、いかがでございましょう。(発言する者あり)はい。ちょっと休憩します。                 午前10時45分休憩                 午前10時46分再開 30: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  委員の皆さんから、この意見書の扱いについてのご意見をいただきましょう。 31: ◯大坂委員 国民健康保険に対する国庫負担の大幅引き上げ等を求める意見書ということで、我々自由民主党議員団としては、国民皆保険制度を維持するために、国民健康保険に対して、ある程度一定程度の国費を投入するということに対して反対するものではありませんし、利用者が保険料の負担というのは、少なくなればなるほどいいというふうに思っているのは、事実としてあります。  ただ、現状でも国費のほうから多額の財源が国保に投入されているという現状もありますし、現在の国の非常に厳しい財政状況を考えると、これ以上大幅な国庫負担の引き上げを求めるということに対しては賛成できないというところです。 32: ◯桜井委員長 はい。意見書については乗れないということね。  ほかにどうでしょう。 33: ◯寺沢副委員長 これを拝見いたしまして、やはり先ほど飯島委員のほうから発言がありましたように、子どもの医療費なんていうのは、今、無料になって、医療費というところでいえば負担がないわけですよね。  だけれども、総体で見た場合に、やはり私たちの未来である子どもをたくさん、子どもがたくさんいてくれるということは、非常に、未来にとって、いろんな意味で次世代の子どもたちが負担をしてくれるわけですからね、もうこういう制度が続く場合には。だから、そういう意味では、少しでも負担を減らすことによって、それだけじゃないと思いますけれども、子育てというのは。子どもを産んで育てるということは、それだけじゃないんですけれども、これに限って言った場合には、子どもに係る均等割保険料を軽減する、この支援制度というのは、ここで無料に、子どもの均等割保険料を無料にしろとか言っているわけでもないんで、ここのところは生かせるかなというふうに思っていますが、その下のところで、先ほども発言あったように、公費を1兆円投入すればというこのところは、まだ合意もとれていないということで、ここの文言を、この2行ですね、この2行については、この意見書には乗れませんので、ここのところが、もしも──まあわかりません、皆さんのお考えがあると思いますけど、私はここの2行がなければ、この意見書を出すことについて賛成できるというか、出したほうがいいというふうに思いますけれど。 34: ◯桜井委員長 はい。  ほかにどうでしょう。 35: ◯大串委員 国への意見書を提出するというのは、僕も賛成なんですけども、問題はその内容ですよね。どういう内容で要望を出していくか。これについては、だからちょうど1年前に、1年前の第1回定例会で、全会一致で国への意見書を出しました。このときは、国が制度設計者なんだから、制度上、構造上のことを何とかしなさいよと。それから、財政上のことについても、国保財政の基盤の強化を図り、国の責任において実効ある措置を講じること。特に低所得者層に対する負担軽減策を拡充・強化することと。この2点を去年の意見書で述べた。これがだから、恐らく全会派が一致できるところだと僕は思うんですよ。だから、もし共産党さんが、きょう出された意見書をもし修正するとなると、随分、寺沢委員も言われたけれども、ちょっとこう、削らなくちゃいけないところも出てくると思うんですけど、この辺は、だから今ここの委員会で一致というのはなかなか難しいと思うんですけど、その辺はちょっとね、私はちょっとそういう考えではおります。 36: ◯桜井委員長 そうですね。はい。ご意見いただきまして、ありがとうございました。  飯島委員。 37: ◯飯島委員 今まで論議してきて、ともかく負担を軽減しようよと、そういうところは一致していると思うんですね。  それで、前回議会から出したのより一歩踏み込んで、構造の中に何が問題かということが明らかになったと。で、そこを踏み込んだのが今回の意見書だと思うんですね。ですから、子どもに係る均等割保険料軽減する支援制度の創設を求めている、ここは事実だからいいわけですよ。その次のところの、1兆円が必要だ、それは均等割そのものをなくすためには1兆円必要だと。そこのところは削っても、別に何ら趣旨と変わるものではないので、そこを削って、協会並みの健保料に引き下げるためには、もっと国庫負担の大幅な引き上げが必要なんだという、そういう文言に変えれば、結果的に軽減になっていくというふうに思いますのでね。そこら辺はまだ調整の余地はあると思うんですね。できれば、委員会から提出できれば、(発言する者あり)そこが一番いいと思います。 38: ◯桜井委員長 はい。  ほかに意見ありますか。 39: ◯大坂委員 確かに公費1兆円投入というのは、非常に納得できない一番の要因にはなっているんですけれども、そもそもこの表題の「国庫負担の大幅引き上げ等を求める意見書」というところ時点で、もう既に我々としては、(発言する者あり)はい、乗ることは。負担軽減はいいとは思うんですけれども。(発言する者あり)国庫負担の大幅引き上げ等はなかなか求められないのかなと思っております。(発言する者あり) 40: ◯桜井委員長 まあ、大串さんがおっしゃった、去年の意見書が皆さん合意ができたというのは、そこら辺のところがうまく文言におさめられているということだと思いますよね。  ただ、皆さんそれぞれにご意見をいただきました。で、今皆さんのご意見をいただく中では、ちょっとこの委員会の中だけで文言を調整して、それで委員会の全会一致の意見書ということで議長にお戻しするというのはちょっと難しいというふうに判断しましたので、この意見書につきましては、その旨を添えて議長のほうにお戻しして、議長のほうでご判断をいただくというようにしたいと思います。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 41: ◯桜井委員長 はい。それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、2番目、報告事項に入ります。  保健福祉部の(1)番、千代田区再犯防止推進計画(案)に係るパブリックコメントの実施結果について報告をしてください。 42: ◯七澤福祉総務課長 それでは、千代田区再犯防止推進計画(案)に係るパブリックコメントの実施結果について、保健福祉部資料1、それと計画の本書に基づきましてご説明申し上げます。  本計画については、昨年の12月25日の当委員会で、計画の素案についてご説明をさせていただいたところでございます。その後、1月に入りましてパブリックコメントを実施するとともに、1月の30日には第2回の再犯防止推進計画検討会を開催いたしまして、最終的な計画を取りまとめたところでございます。結果としましては、前回ご説明した内容と大きく変わったところはございませんが、パブリックコメントあるいは第2回の検討会を踏まえまして、数カ所の修正や追記をさせていただいておりますので、その辺、この内容について、今回報告をさせていただくものでございます。  まず、資料をごらんいただきたいと思います。  パブリックコメントの募集期間でございますが、本年1月5日から18日までの2週間。広報千代田1月5日号、ポスター、区ホームページで周知しまして、閲覧場所としましては、区役所2階の区政情報コーナー、3階の福祉総務課、各出張所で閲覧可能としております。  3の受付方法でございますが、区のホームページ送信フォーム、そして郵送、ファックス、Eメール、持参での提出を可能といたしました。  4の提出者につきましては、区民の方が1名、それと法務省に勤務されている方の1名、合計2名の方から合わせて4件の意見をいただきました。内訳は、全体に係る部分が1件、千代田区の現状の部分で1件、重点的な取組みの部分で2件という内訳になっております。  次、6のパブリックコメントでいただいた意見とそれに対する区の考え方、修正内容を含めて説明をさせていただきます。  まず1点目の、全体に係る部分でございます。意見のところに書いてございますが、再犯者の地域への受け入れ促進について、高齢者・障害者・非行未成年者への対策が含まれているところに違和感がありますという、感想というか意見がありました。これに対する区の考え方でございますが、刑務所などの矯正施設を出所した高齢者や障害者の中には、福祉的な支援を必要としている人が少なくないということがありますので、高齢者・障害者の記載をしていると。また、未成年者の対策については、就学の中断なく学校生活を送ることが非行防止とその後の生活の安定に繋がることから、青少年に対する施策も記載しているというような説明をさせていただいて理解を求めていきたいと。したがいまして、ここは、ちょっと修正点はありません。  裏面のほうに行きまして、2の千代田区の現状についての意見です。計画の2ページ、3ページになります。再犯者率が、区内で起こったものなのか、住民なのかが不明瞭であり、本当に必要な計画かどうか疑問がありますという意見でございます。  これについては、12月の常任委員会でも同様の意見をいただきましたので、区の考え方としましては、本計画は区内の刑法犯検挙者数や検挙件数や検挙者数をもとに資料を作成しています。ご意見を踏まえ、区内で起きた犯罪であることを明瞭にできるよう、文章の一部を例えば「千代田区内で」という表現に直したり、注釈、3ページの一番下に注釈を入れておりますが、文言をわかりやすく修正をしております。また、なお書きで、本計画は、再犯防止法の趣旨に鑑み、広く犯罪や再犯が起きにくい地域共生社会を築くための区の取組みを整理したもので、必ずしも住民だけを対象とした計画ではありませんという説明を加えております。  次に、三つ目でございます。4、重点的な取組みの(5)民間協力者の活動の推進と広報・啓発活動の推進の部分。計画の冊子のほうの18、19ページ。18ページをごらんください。本文中に「民間協力者との連携」という記載があるが、民間に任せるのではなくて、区が専門知識を持った人を採用して、区が責任を持って行う事業計画にするべきではないかという意見でございます。  これについては、ちょっとここには書いておりませんが、この方の意見の中に、民間委託した保育園、保育園の保育士が一斉に退職してしまって、保育園が突然休園になった、そういった例を挙げておりますので、この民間協力者という意味を民間企業とか民間事業者というふうにというような解釈をしているというところが考えられます。  したがいまして、説明としては、民間協力者とは保護司や更生保護女性会の民間ボランティアとか、民間の協力雇用主、民間の更生保護施設などを示します。区は東京保護観察所や警察などの関係機関をはじめ、各分野の専門知識や深い知見をお持ちの民間協力者の方々と連携・協力することで、本計画の取組みを進めてまいりますというようにして、民間協力者の定義を明瞭になるように、注釈を追加をしておるところでございます。  最後の一つです。こちらが法務省に勤務されている方のご意見でございます。4の重点的な取組み、(2)就労支援の充実についてでございます。8ページ、9ページになります。計画では、出所者個人に対する就労支援や就労準備支援になっていますが、法務省が行っている協力雇用主制度や、相談窓口矯正就労支援センター、コレワークという名称だそうですが、これを紹介することを計画の中に盛り込んでほしいという意見でございます。  これに対して、8ページの右下の黒丸でございます。意見を踏まえまして、就労支援の普及啓発として、再犯防止推進の趣旨に賛同する事業者へ、法務省が推進する協力雇用主制度や受刑者等採用相談窓口「コレワーク(矯正就労支援情報センター)」を紹介しますという文言をつけ加えております。  以上がパブリックコメントに対する対応状況でございます。  次に、資料にはございませんが、1月30日に開催しました第2回検討会で大きく二つのご意見を伺いましたので、その点を反映をさせていただいています。  一つは、表紙のタイトルでございます。表紙のタイトルの千代田区再犯防止推進計画の下に、サブタイトルとして、現在、「思いやりと支え合いの地域社会を目指して」ということになっておりますが、当初の予定は、「犯罪が起きにくく、立ち直りを支える地域社会に向けて」ということになっていましたが、この「犯罪が起きにくく」、「犯罪」という言葉は余り使わないほうがいいと。タイトルが「再犯防止推進計画」というかたい内容なので、できるだけやわらかい、一般にわかりやすい表現にしたほうがいいということで、その文言をちょっと修正をしておるところです。  もう一つは、東京保護観察所と保護司会からの要望でございます。18ページをごらんください。主な取組みの二つ目でございます。黒丸です。更生保護団体への活動支援の項目で、薬物依存者からの回復プログラム。これは当初から入っていたんですが、更生保護活動の拠点となる更生保護サポートセンター、これも保護司会、東京保護監察所と保護司会のほうで今後予定されているということで、これについても加えてほしいということで、加えさせていただいております。  以上2点が1月30日の検討会でいただいた意見の反映状況でございます。  そのほかの、意見ではございませんが、1ページの下のグラフでございます。これは、再犯率が増加しているというグラフでございますが、昨年の12月に法務省から平成30年度の犯罪白書が発表されたため、平成29年度のデータが新しくデータが入りましたので、この一番右の29年度のグラフに、一番右側に追加をしております。  ちなみに29年度は、28年度に比べて初犯者の人数、再犯者の人数ともに減少しておりますが、再犯者率は、28年度と変わらず48.7%ということになっております。  以上が修正点でございます。  最後に、今後の予定でございますが、これからちょっと印刷に入りまして、3月下旬ぐらいに発行いたしまして、保護司会や更生保護女性会などの各団体に配付するとともに、区議会議員の方にもポスト対応をさせていただきたいと思っております。  また、一般向けには、広報千代田4月5日号、ホームページ。パブリックコメントの結果を含めて区民に周知してまいりたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 43: ◯桜井委員長 はい。ご説明をいただきました。この件につきましてご質疑ありましたらいただきます。 44: ◯飯島委員 案が示されたときにも、非常にこう、ちょっと違和感というか、本当にこれが千代田区にとってどうしてもつくらなきゃいけない計画なのかどうかなというところは、ちょっと違和感を持ちましたけれども、国のほうの努力義務ということにのっとってつくったということで伺いました。  やはり犯罪が起こる数というのは、千代田区内が非常にあるということは承知しています。ただ、その方たちを今度は、再犯防止ために区で受け入れて、区民としてその方々に対してさまざまな施策をしていくのかと、そのプランかということでないことも事実なわけですよね。で、ここに書かれているさまざまな施策というのは、今まで区がやってきたさまざまな施策をピックアップして載せているものであると。特に新しい施策は、先ほど最後のほうで、薬物依存の方に対する更生保護のその場を提供するとか、そこら辺のところは加えられているようですけれども、とりわけ区民に対してのという、そこはちょっと感じられないんですね。  まあパブコメの中でも出されていたように、区民としての区民に対する施策かといったら、ちょっと再犯防止という観点からは、ちょっと違うんじゃないかと。その意見を私は持ち続けているんですけども、この中の5年をめどとして、国のほうは検討を加えるとなっていますけども、この千代田区の計画自体もやはり5年をめどとして、また見直すという、考え直すという、そういうことは持っているのかどうか伺いたいんですね。犯罪の種類も変わってくるだろうし、世の中の状況も変わってくると思うので。また見直すということについては、どのようにお考えなのか。 45: ◯七澤福祉総務課長 前回の委員会でも伺ったところでございます。まず、前段の部分で、もう一回改めてちょっと説明をさせていただきますが、一番この計画をつくる中で、飯島委員がおっしゃるとおり、再犯防止推進計画という、国から来る努力義務でありますけれど、そこの名称が一番我々も苦労をしたところです。自治体で犯罪あるいは再犯という特化したものを、再犯を防止するという特別なことをやらなくてはいけないんではないかという、そういったことを思っている人はかなりいるんですけれど、この辺は東京保護観察所にも相談しながら進めて来ましたが、千代田区のように犯罪が少なくて、しかも区内で起きた犯罪の中には、区民はほとんどいない、再犯率もそんなに高くないという状況が考えると、区の計画でつくる意味があるのかというのを、必ずそういった意見が必ずいつも出てくるところでございます。  なので、この再犯防止計画という名称は、余り気にしなくていいという、その……(発言する者あり)その東京保護観察所の、何回も確認をしているところなので、限りなく理念的な計画でいいと。将来に向けた計画というよりは、今まで各課で行ってきた事業をさまざまな取り組みを直接再犯防止につなげるということではなくて、間接的に、将来的に犯罪の防止、再犯の防止につながる事業を改めて整理したもので、そういった理念的な計画でつくってもらって構わないと、そういったことがありますので、千代田区もその指示に従ってつくっているというところでございますので、ご理解いただきたいということでございます。  あと、国のほうの計画では、5年計画というふうなことになっておりますが、千代田区の場合は、何回も申し上げていますとおり、再犯率を何%にするとかいうような目標は立てておりませんので、東京都あるいは国の動向を見ながら、今後見直すところは見直していきたいと思いますが、国のような数値目標は設定しないというような計画でございます。 46: ◯桜井委員長 だそうです。  飯島委員。 47: ◯飯島委員 何か題名も中身と変わっていいよとか、ちょっと何か努力義務の中で、やっぱり区がお金と時間とかけてつくらなきゃいけない必然性というのが、やっぱり今の説明でもよくわからない。で、つくりっ放しでというふうにも受け取れるものなわけですね。その中で、やはりこれこれどうだから、どうしても千代田区で、努力義務の中でもつくる必要性があるんですと、そこのところをもうちょっと明確に聞かせてください。 48: ◯歌川保健福祉部長 計画はつくることが目的ではないというのは、おっしゃるとおりでございまして、言われたからつくったかのようにとられると、ちょっと私どもとしても本意ではございません。  確かに、国が、国全体として犯罪を防ぐ、特に再犯を少なくしていくということを求めていて、法体系というか、大きな意味での法体系の中で、自治体にも作成の努力をしてほしいという依頼があった。これは事実でございますが、千代田区の中においても、犯罪が少ない、再犯が少ないからということではなく、やはり千代田区の中のボランティアとして活動されている保護司の皆様、そして更生保護女性会の会員の皆様が、千代田区をよりよいものにしていこうという日々の活動をしていらっしゃいます。で、今回こういう計画を努力義務として国が示したことに対して、やはりそういう方々の日ごろの活動を踏まえた上で、区としてもこれをもう一度そういう方たちの活動とどう関係しているのかという事業の取り組み、それから区の姿勢、これを整理するという意味で、この計画を策定した意味はあったと思ってございます。  今の委員のご質問のように、何ですかね、しょうがないからつくったというふうにとられたのだとすると、ちょっとご説明が申しわけなかったかなと思いますが、その点で、今度こういう体系的に自治体にも努力義務が課せられたという中で、今度は表面的に見れば、どこの自治体がつくりましたというのが見えるわけですね、全体的に。まあ、法務省から出るのかどうかはわかりませんけど。いち早く千代田区がこういうものに取り組んだということが、日々活動されている保護司会や更生保護女性会の皆様にとっても、それは一つのモチベーションにもなるという副次的な成果というか、効果もあるというふうに思っておりますし、私どもこれを区の今までの取り組みを再犯防止計画という観点から整理をしたことによって、一つ一つの事業が、一つだけの目的ではなくて、結局幾つかの目的がありますし、今回の場合で言えば、地域の安全確保、それから安心を支えるという点で効果があるものだなと、こういう整理の仕方もできる、事業それぞれに意味があるんだということを再確認できたという意味で、効果があったというか意義があったというふうに認識をしてございます。  見直しに関しては、先ほど申しましたとおり、国が言うような数値目標を掲げた目標管理ではない。それは、千代田区においては、そういう目標が必要ないからです。でも、大きな動きがあれば、その都度見直していきたいというふうに考えております。保護観察所のほうは、定期的に進捗管理してくれないかというようなお話も保護観察所のほう、これ、あったんですが、進捗管理をするようなものではありませんというものはお話をしています。ただ、千代田区の中での保護司会等の取り組みがどのように進んでいくかということは、意見交換をすると。これについてはしっかりやっていきたいというお返事をしたところでございまして、その中で、千代田区が目指す安心できる豊かな地域社会の中でのこの再犯防止の意義というのをその場では確認をしていこうということで、今、話は進めているというところでございますので、再犯防止推進計画をつくった意義については、今申し上げたとおりでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 49: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  大串委員。 50: ◯大串委員 これは、だから千代田区の千代田区内で検挙された人数ということだから、必ずしも在住者ではないよということなんですね。だから、その方がどこに住んでいるかというと、ある程度ほかの他区とか都内ですから、本来は広域的な計画をつくって、その計画をもとにどこの区も同じ共通認識に立って取り組めばいいんじゃないですかね。千代田区で独自につくって、各区がばらばらというよりも、そういうふうに私は思うんですけどね。これ、何で各区独自、それぞれつくるんですかね。 51: ◯七澤福祉総務課長 これは法律論で…… 52: ◯大串委員 法律でつくる。 53: ◯七澤福祉総務課長 申しわけございませんが、各自治体でそれぞれ作成するということになっていますので、千代田区で作成したということでございます。 54: ◯大串委員 ああ、そうですか。  本当は、だから国は、各都道府県でつくれということが、本当はふさわしいんだと思いますよ。ねえ。それぞれ。(発言する者あり) 55: ◯歌川保健福祉部長 申しわけございません。説明が不足しておりました。  現在、東京都も、当然、警視庁それから治安本部を入れて、さまざまな団体、物すごくたくさんの関係団体を委員にして、この策定に向けた検討会をしておりますので、千代田区、これ、できちゃいましたけど、東京都のほうが後からできる。で、こういうお話があったときは、東京都が昨年の夏ぐらいまでに大体つくっていくという話もあったんですけども、千代田区の先ほど申し上げたような、この計画に対するスタンスを明確にした上で進んだ作業が、東京都を追い抜いてしまって、先にできたということでございまして、大串委員がご心配、ご意見いただいたような都道府県単位での広域的な東京都としての計画というのが、この後できてまいります。そこと余りにも違うような内容になる心配というのは、ゼロではありませんが、今回の計画を見ていただくと、特に具体的に何をやるという新たにやるという話ではないので、そこの辺は問題ないのではないか。このあたりも東京保護観察所とお話をしているところでございまして、東京都の取り組みについてのご報告が抜けていたことについては、申しわけございませんでした。
    56: ◯桜井委員長 考え方は、でも、大串さんの考え方に沿った形に最終的にはなるんだろうね。そうじゃなければおかしいですよね。 57: ◯大串委員 そうですね。警視庁がそうなんだから。 58: ◯桜井委員長 それはそうだよね。  寺沢委員。 59: ◯寺沢副委員長 この再犯者というか犯罪が起こるのは、千代田区の中でもごく限られた一部分だと思うんですね。しかも、その中にほとんどというか区民が少ないと。で、この計画を立てて、今までいろいろ更生保護女性会とか保護司の方々とかがご努力をされていたところにも、一つこれを示すことによって、また活動を再認識してやっていただきたいというようなお話があったかと思うんですけれどもね。  だから、その計画をつくりましたというんじゃなくて、実効性といいますか、そういうところで、特定の地域にこれからもまだインバウンドの方が見えたり、大変な状況の中で犯罪が起きたり、そこにまた再犯者といいますか、犯罪者の中でもそういう人が千代田区外から来るという可能性は、かなり考えられるかなというふうに思いますので、そのときに、今までの活動をされていた団体の方が、もちろんそれをやりますよということがなければ仕方がないんですけどね、そこでチラシなどを配って、一定程度、まあ区民かどうかわかりませんよね、そんなのは全然わからないんですけれども、一定程度撒くとかそういった活動につなげていけば、千代田区がこれを一つつくった、計画を持ったという意味も出てくるかなというふうに思うんですけど、そのあたりはどんなお考えですか。 60: ◯七澤福祉総務課長 まさに寺沢委員おっしゃったとおり、我々はその辺のことは考えておりまして、だからこそ、こういった名称が再犯防止推進計画というかたい内容で、なかなか一般の人が受け入れられないようなタイトルになっているので、ごらんのとおり写真とかグラフとか、書き方も一般向けにシンプルにして、計画とは言いながら、どっちかというとパンフレット的な要素も含めて、一般の人に見てもらうような努力をしていきたいと思います。で、もちろんできたからにはいろんな団体に配布をして、周知に努めていきたいというふうに考えております。 61: ◯寺沢副委員長 団体に配るのもいいんですけどね、そこでとまってしまったら効果はないじゃないですか。だから、質問の仕方が悪かったのかもしれませんけど、その地域に、それにご協力いただける方がいなければできないことですけれども、チラシなり簡便なものを配って、千代田区はこういう取り組みをしていますよと。そして思いやりと支え合いの地域社会、そしてそうした犯罪とかそれに伴う再犯がなくなるいいまちにしていきましょうね、皆さんご協力をお願いしますよというふうな、ビラでいいと思うんですけど、特定のそういうことが想定される地域のところで配ると、来街者に配ると、そんなような活動を少しね、1回で終わらないで、これから大勢見えるということも想定して、何回かやられたらいいかなという質問だったんですけど。 62: ◯七澤福祉総務課長 ありがとうございます。これから7月に社会を明るくする運動もございますので、いろんな機会を捉えて、概要版みたいなものをつくるかどうか、ちょっとこれから検討させていただきまして周知に努めてまいります。 63: ◯桜井委員長 はい。  ほかにありますか。よろしいですか。(発言する者あり)はい。  じゃあ、次、行きます。2番目、生業資金貸付金等の債権管理の状況について報告してください。 64: ◯柳生活支援課長 生業資金貸付金等の債権管理につきまして、皆様には大変ご心配をおかけしております。生業資金貸付金の債権管理につきましては、4定の区議会におきまして、私どもの今後の取り組みの方針を示させていただきましたが、平成29年度千代田区各会計歳入歳出決算の認定に当たりまして、貸付金の債権管理に係る附帯決議をいただきました。所管では、この附帯決議を重く受けとめて、日々債権管理の推進、事務手続の確立に向けて努力をしているところでございます。本日は、保健福祉部資料2に基づきまして、生業資金貸付金等の債権管理の状況についてご報告をさせていただきます。  1番、生業資金の債権管理でございます。生業資金につきましては、10月に催告状、償還状況報告書を発送するとともに、生死・居所・相続人等の確認をするための調査といたしまして、公用請求等を行いました。その結果、23件、債務者23人おりますけど、23件の債務者の状況等を把握いたしております。私どもといたしましては、この23件の債務者の状況等を踏まえ、生業資金貸付金は福祉施策的な性格を強く有する事業であることから、生業資金貸付条例第9条、同条例施行規則第19条の償還金等の減免規定を借受人に適用し、全件、元利ともに償還免除をしたいと考えてございます。  この償還金等の減免規定の適用は、監査委員の決算審査意見書における指摘も踏まえて、制度上適用可能な償還免除等を活用して、債権管理の効率化に取り組むものでもございます。今回把握した23件の債務者の状況を(1)の表で整理させていただいております。  適用可能な減免規定第1項から第4項までございますけども、この23人の債務者の状況を振り分けて示させていただきました。また、参考にこの23人のうち既に時効の援用が可能な内訳についてもお示しをさせていただいてございます。  この減免規定を適用するに当たり、課題整理とその課題解決策について研究をしてございます。課題整理としましては、この減免規定を適用する債務者の状況に着目したような形で整理をしてございまして、例えば連帯保証人へのアプローチですとか、所在不明者に対する申請の必要性ですとか、あと(4)番、その他区長が事情やむを得ないと認める場合の生活困窮の度合い、基準についてですとか、そういったことが課題となっておりまして、私どもの解決策を一定程度示しておるんですけども、そちらにつきましては、現在識者の見解を伺っているところでございます。この結果を待って、できる限り早期に(2)番の生業資金の債権管理、債権放棄(償還免除)等からの不納欠損処理に至る事務手続を確立させたいと考えております。  続いて、2番、区の四つの貸付資金の債権残高と会計処理についてご報告いたします。表をごらんになっていただければと思います。  生業資金貸付金につきましては、4定区議会でご報告しました真正な決算年度末現在額の数値に基づきまして、12月12日に会計上の処理を行いました。具体的には、真正な決算年度末現在額に基づき、既に調定した額とその差額分を追加で調定をしてございます。他の貸付金である奨学資金、応急資金、女性福祉資金につきましては、生業資金と同様に借用証書、返済に係る書類等を複数人で精査し、計算し、それぞれ真正な決算年度末現在額を確定させ、1月末に会計上の処理を行ってございます。  なお、附帯決議には、適切な会計処理に係るシステムを早期に構築し、債権管理に努めることが求められています。この点につきましては、今回の債権額の調査を進める中で、現行の貸付金管理のシステムのなかった財務会計システムとの整合性の確認や任意の時点での利息の計算書について、システム内のデータを用いて行う機能、運用を確立することができてございます。生業資金貸付金の真正な債権残高を求めるに当たり、培われた手法、運用により他の貸付金である奨学資金、応急資金、女性福祉資金の債権残高の計算会計処理において、効率よく機能した、効率よく計算をさせることができました。今後、こうした機能運用によって、適切な会計処理を努めてまいりたいと思います。  ご報告、ご説明は以上です。 65: ◯桜井委員長 はい。この件についてご質疑ございますか。 66: ◯大坂委員 まず、生業資金について少し伺いますけれども、今、会計処理がされて、真正な債権残高というのが4,000万円余という形になっていると思うんですけれども、今回この減免を検討していて、該当が23件になっていますけれども、これはもう全部、この4,000万円の分がその該当に当てはまるだろうという判断になっているということでよろしいでしょうか。 67: ◯柳生活支援課長 ええ。23人の債務者の元本、利子を積み上げた額がこちらの金額になります。 68: ◯大坂委員 いや、そういうことではなくて、その全てがもうこの減免の対象にできるだろうという判断を今したのかということです。 69: ◯歌川保健福祉部長 その全てが減免の対象になるかどうかという判断までは至っていないので、現状、専門家の見解を伺っているということでございます。ただ、以前この間の審議の中にもあったとおり、この制度は、もう終了したのは平成17年で、償還期限が来ているのが平成23年。かなり時間が経過してございまして、一人一人、23人の方、職員が全部データ整理いたしましたけれども、ご高齢であることとか、それからもう貸し付けたときからの年数が、私どもが考えるような単位とは違うんです。10年、20年単位で経過をしているということがありますので、この償還、債権全て回収することはもとより、ほぼ多くの部分は回収できないのではないかという思いがありますが、そうはいっても、現状はまだ返済を続けていらっしゃる方もおります。これは貴重な区民の財産でございますので、回収すべきところは、できるものはしたいと思っておりますけれども、このあたりの判断が非常に難しい。無理やり取り立てをして、現状返してくださっている方の生活が困窮に至るようなことはあってはいけない。また、当然、もうとてもではないけれども全く手がつけられない、回収の見込みがゼロに近いという判断ができる客観的なものがあれば、これは会計処理としての不納欠損をして、まあ不良債権処理ということなのかもしれませんけども、きちんとした処理をすることが、区の財政状況を明確にするためにも必要である。そういう思いでございます。  今ご質問にありました4,000万を全てを欠損するつもりかという意味で言えば、そういう予断を持って取り組んでいるものではないということはご理解をいただいた上で、福祉的観点を含めて、また客観性をきちんと担保した上で、きちんとした適正な手続をとっていきたいと思っておるところでございますが、余計なことかもしれませんが、4,000万のうち、かなりの部分は、償還免除なり債権放棄なりという形になるのではないかというふうには考えてございます。 70: ◯大坂委員 今、部長の答弁の中にもありましたけれども、今なお返済し続けていらっしゃる方もいるというところは、非常に大きなところなのかなと思っております。私ももうこの議論をしていく中で常々思っていたのは、やっぱり借りたお金を最後まで払い続けたい、返し続けたいというのは、人としてその根本にかかわるところだと思っていますので、そのあたりについては、本当に丁寧に、福祉的な事業でしたので、そこのところは本当に丁寧にやっていただきたいなというふうには思っております。  残りの三つの資金についても少しお伺いしておきたいんですけれども、こちらも残高に誤差があったというのは、生業資金と一緒なんですけれども、この中で、それぞれ127件、14件、13件とありますけれども、生業資金のように今現在連絡がとれなかったりだとか、そういった事案というのはあるんでしょうか。 71: ◯柳生活支援課長 残りの3資金につきましても、順次督促ですとか償還促進活動を進める中で、中にはやはり連絡のとれない方も出てきております。ところが、逆に今回債権償還促進活動をすることによって、償還に結びついてきたケースも出てきておる状況でございます。 72: ◯大坂委員 こちらの資金についても、福祉的な資金でありますので、丁寧に続けていっていただければと思っております。 73: ◯桜井委員長 飯島委員。 74: ◯飯島委員 この解決策の助言を受けているというかその専門家というのは、どのような方なんでしょうか。 75: ◯柳生活支援課長 政経部のほうから識者ということで、弁護士さんのほうに、この辺の精通されている精通弁護士さんのほうにご意見を伺っておるところでございます。 76: ◯飯島委員 そこで、福祉的な観点をということで先ほどから言われ、大坂委員のほうも福祉の貸付金なのだから、そこは丁寧にというご要望ありました。で、その福祉的な観点というのは、具体的にはどのようなことを想定されてお話に当たっているんでしょうか。 77: ◯柳生活支援課長 いろいろ貸付金というのはいろいろあるかと思いますけれども、この生業資金貸付金という、やはりその制度、趣旨の目的等々を説明させていただきながら、同じく当課で扱っている、同じく福祉資金でありますけれども、応急、女性また奨学資金とまた性格の違うところもお話を説明をさせていただきながら、ご見解を伺っているところでございます。 78: ◯飯島委員 こういう相談に当たる中で、まあ、例えば返すのが当たり前と思っていても、やっぱり返せない状況で、そういう中で、ほかの福祉の施策、例えば生活保護だとかあるいはそうですね、破産宣告をするとか、いろんなことがあると思うんですけども、何とかその方が生活はできていけるという、その手だてという方向にも結びつけて相談に当たっていらっしゃるんでしょうか。 79: ◯柳生活支援課長 ただいま、まさに検討しておりますその基準の中に、その方々の生活の度合いといいますか、生活の困窮度というものがある場合に、その方に対して取り立てをするというのは、なかなか厳しい部分がございますので、既にそういった方が、今おっしゃったような生活保護の受給者であったり、または破産宣告をしておられたり、そういったものも基準の中にどのような形で含むかあれなんですが、そういった検討の俎上の中には入ってございます。基準の中の検討の俎上の中に入ってございます。 80: ◯飯島委員 まあ、差し押さえのときもそうですけども、やっぱり生活できるという、そこの最低限のところは守った上で、いろんな措置になると思うんですけれども、それこそ追い詰めて犯罪とか自殺とかそういうところにしてしまっては、本当に福祉的な観点とは言えないので、やっぱり行政がこう思っても、やはり受け取る側が本当に追い詰められているというふうに思うことが、ギャップが結構あるんですよね。行政のほうは正しいことを言っている。幾ら正しくたって、やっぱり当人の生活を考えた場合には、なかなか悪質じゃなくてもですよ、対応し切れないで、行政の要望に応え切れないということで、結局追い詰める、結果追い詰めるということが間々あるもんですからね。そこのところをやっぱり福祉的な観点と言葉で言いながら、実態としてそれがうまくいかない場合があるので、そこのところをきちっと考えていただきたいというふうに思いますけれども、そこら辺の視点というのはあるんでしょうか。 81: ◯柳生活支援課長 今いただいたそういった福祉的な視点を十分に考慮して、基準づくりをしてまいりたいと思います。 82: ◯桜井委員長 はい。この件、よろしいですね。  大串委員。 83: ◯大串委員 会計処理システムのほうなんですけど、福祉的な視点で窓口の職員の方、または決裁する課長とかの配慮というのは必要なんですけど、その後の会計処理をきちんと行う。で、ミスが毎年、何ていうの、1年ごとに決算するわけですから、その時々できちんとわかるようにシステムできちっと行わなくちゃいけない。で、先ほどの説明でシステムがもうでき上がりましたという説明がありましたけど、ここのところをもう一回説明してください。 84: ◯柳生活支援課長 これまでは、貸付金システム単体というもので管理をしておりまして、財務会計処理とはリンクが特にしていなかったんですけども、今回貸付金の債権残高、または債権状況、会計上の確認をするに当たって、実際に現場で働いている職員が、職員の目で効率よく運用するにはどうしたらよいかということで、運用、電算処理のシステムではなくて、吸い上げたデータをそのままぶつけたり何かチェックすると、そういった機能、運用ができたということでございまして、実はその会計──財務会計というふうにチェックは今までしていなかったんですが、それができ上がったことによって、毎月チェックしたものを一応決裁で課長のほうまで回ってくるんですけども、そういったことで確認をするような運用ができております。(発言する者あり) 85: ◯歌川保健福祉部長 今回大きな金額の債権で、非常に皆様にご心配をかける結果になったので、附帯決議の中でもシステマチックにできるものはやるべきだというお話をいただいたんですが、私ども検討した結果、そもそもこの事業が生業資金に関しては終わっておりますし、あと、今残っているのは、応急資金だけなんですね。それで、改めて大きないわゆる会計システム、何とか会計システムみたいなものをつくるというのももちろんあるんですけど、まず現状を確認しようということで、確認した結果は、一つは、今、課長が申し上げたとおり、いわゆる台帳、貸付金の台帳として、台帳というか内容を管理するためのパソコンの処理が、これを生業資金のシステムといいますけど、それと区全体のお金を動かしているとか管理している財務会計の間のチェックが全然できていなかった。 86: ◯大串委員 リンクしていない。 87: ◯歌川保健福祉部長 はい。そのリンクをしっかりすることによって、それで、しかも運用としてもチェックをすることによって、この問題の根本でありました債権額がなぜずれたかというと、債務者一人一人の債務残高を積み上げていなかったということ。一人一人が把握できていなかった。その一人一人のトータルと全体が合っていなかった。この部分はクリアできたということで、そういう意味でいうとシステムとしての解決はとれたというふうに判断をしているところでございます。 88: ◯桜井委員長 河合委員。 89: ◯河合委員 今、大串委員の質問とちょっとかぶっちゃうんだけども、この問題のときに、担当者が窓口に来て、返済に来る方がいらっしゃったと。で、その窓口の人が今回このぐらい返してくれればいいですよというような対応をしていたということがあったというふうに記憶をしているんですけども、それがなくて、個々のいわゆる、今だったら3月の残高はこれですよと。機械は入れていなくても、台帳と3月時点の元本はこれで利息はこうですよという把握は、もうできたという認識でよろしいんですね。そこの確認をしたかったんです。 90: ◯柳生活支援課長 今ご指摘のとおり、今までできていなかったそういったこともできるようになりました。 91: ◯河合委員 ということですね。はい。  まあ、一応福祉という、この直貸しをするということ自体が、ちょっと問題だったのかなということなんで…… 92: ◯大串委員 それが必要なときも…… 93: ◯河合委員 あったと。まあ、今後はね、まあいろいろあるじゃない。今後はこの辺も含めて検討していけばいいかなと思います。(発言する者あり)  あと、もう一つ、奨学資金13件とあるじゃないですか。これは、大学の授業料を払ったりとかそういうものに、目的はそうかなと思うんですけども、この返済が来ていない。何だろう、奨学資金は親が申し込んで、子どものためにとかということがほとんどじゃないかなと思うんですけども、そのお子さんが大学を卒業するなり、高校を卒業するなりして、今、社会人になって仕事をしているんではないかなと、通常は思いますけども、この辺の処理というか、その追跡というのはどうなっているんでしょう。 94: ◯柳生活支援課長 奨学資金も既に制度として、新たな貸し付けが行っていない貸付金でございまして、もう本当に残りも13件と、何か細々と債権管理をしている状況でございます。廃止されたというのは、単に奨学資金、いろんな制度ができている中で、この役割が薄れたといいますか。で、一部今運用しています応急資金の中でもそういった役割的な部分も担っている部分がございます。そういった中で運用をされているということでございます。 95: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  飯島委員。 96: ◯飯島委員 応急資金の延べ件数が書いてあるんですが、これは人に直すと何人なのかということと、先ほど、もう既に生活保護になっている方もいらっしゃいますというふうにおっしゃいましたけども、この件数の中で、生活保護というのは何人ぐらいなのかわかりますか。 97: ◯柳生活支援課長 すみません。唯一この表内で延べとおっしゃられているように、重なっている方がいらっしゃるんですけども、そんなにたくさん重なっていなくて、ちょっと実際に精緻なデータはないんですが、実人数でいうと100人ぐらいじゃないかなというふうに思われます。 98: ◯飯島委員 生保は。 99: ◯柳生活支援課長 生保については、ちょっとすみません、手元にデータがございません。 100: ◯飯島委員 生保の方というのは、この(1)の適用可能な減免規定ごとの借受人の状況と、この四つの中には、生保は特に入らないですか。 101: ◯柳生活支援課長 すみません。手元にデータがないんですけど、生活保護を受給されている方は、ちょっとこちらの貸し付け、生活保護を最低限の補助を受けていますので、恐らく入っていないと。 102: ◯歌川保健福祉部長 今、委員のご質問は、ちょっとまざっているかもしれないですが、私ども、今見ていただいている(1)の借受人の状況といったときに分類をする、23人を全部どこかに分類できるかなということで、23人分類しています。ですので、生保の方は(4)番に入りますね。(発言する者あり)入るというか、ただ、この方の減免をどうするかという件に関しては、今、解決策を考えているところで、区長がやむを得ないと認めるというのが、どういう場合になるかの基準はまだ決めていませんので、(発言する者あり)生保がそれになるのかどうかというところを今ここではお答えしていないと。で、生保じゃないけれども所得が低い人。どこまでが所得が低いとするのかとか、そういうことも含めて、区長がやむを得ないと認めたときの基準を今つくっていると…… 103: ◯飯島委員 ああ、なるほど。そうなの、これ。 104: ◯歌川保健福祉部長 そういうふうにご理解いただきたいと思います。 105: ◯飯島委員 わかりました。 106: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 107: ◯桜井委員長 はい。  それでは、次行きます。3番目、民泊指導の現状報告について報告してください。 108: ◯上村民泊指導課長 それでは、民泊指導の現状報告につきまして、保健福祉部資料3でご説明いたします。今年度6回目の報告となります。  平成31年2月、住宅宿泊事業法に基づきまして、住宅宿泊事業者、いわゆる合法民泊なんですが、17件から定期報告が提出され、宿泊日数・宿泊者数、清掃実施記録、苦情対応記録などを確認いたしました。廃業した1件を含む届出民泊18件に対して、法が施行されました6月15日以降、立入検査は延べで88回、口頭指導、延べで24回、指導書交付、延べで5回実施してきたところでございます。  今回は、今までにご報告してまいりました項番の1から3に加えまして、項番の4、5にウィークリーマンションの実態調査指導と調査業務委託による違法民泊の調査指導についてを追加いたしました。  まず、1、3月15日以降の民泊の届出・相談状況についてご説明いたします。2月28日現在のものでございます。  届出受理件数は、前回12月7日当委員会での報告より1件ふえまして、18件となってございます。内1件は廃業しております。相談件数につきましては、前回から24件ふえ199件となっております。  届出を受理した民泊18件の一覧は、裏面のとおりでございます。裏面をごらんください。18)の九段北、こちらのほうが1件、1月に届出が出ております。家主居住型でございます。  それでは、資料、表面のほうにまたお戻りください。  次に、2、4月1日以降の苦情、通報に対する違法民泊の調査指導状況についてでございます。苦情、通報件数は148件。前回から33件増加しております。  続きまして、3、4月1日以降の共同住宅実態把握調査等による違法民泊の調査指導状況についてでございます。こちらは、前回より件数が少なくなっておりますが、これは、事項4のウィークリーマンションの実態調査のほうに一部件数が含まれていましたので、今回ウィークリーマンションの実態調査を独立し、計上させていただきました。  4、ウィークリーマンション実態調査による違法民泊の調査指導についてでございます。前回34社の調査を行っていることを報告いたしましたが、さらに6社ふえまして、40社について調査を行いました。いわゆるウィークリーマンションと称する短期宿泊賃貸マンションのうち、1カ月未満の賃貸は旅館業法に該当いたします。  調査件数でございますが、延べで429件、1カ月以上の賃貸にするように40社に対して文書で指導し、報告を聴取いたしました。提出された報告書及びそれぞれの会社のホームページにて、380件の賃貸、1カ月未満の賃貸物件が抽出されたことを確認いたしました。この429件の単位は、棟数でございます。ただ、重複していろんな業者が同じマンションに入っておりますので、実質の建物数は125棟でございます。  次に、調査業務委託による5番目ですね、調査状況でございます。こちらも前回12月7日の委員会で報告いたしましたインターネットサイトの業務委託による調査でございます。こちらのほうは、調査件数が63件、うち廃業が19件。口頭指導が10件、そのうちの5件が廃業してございます。  それと、参考資料として1と2を追加してございます。  1につきましては、全国の届出状況ということでございます。左下に全国の届出状況、合計がございます。1万3,186件、これは全国の届出件数。特別区は、その約3分の1が特別区となってございます。特別区の内訳に関しましては、右側の右上の表の黄色い部分、こちらが特別区の状況でございます。  それと、もう一枚参考資料をつけております。こちらは、前回依頼がありました、区内の廃止違法民泊の件数について、地図にプロットしたものでございます。緑の画びょうがウィークリーマンションで廃止した棟数ですね。それと黄色はその他の部分の違法民泊ということでございます。  説明は以上でございます。 109: ◯桜井委員長 はい。説明いただきました。この件についてご質疑ありますか。 110: ◯河合委員 現状報告の上で、苦情対応記録を確認したというふうになっていますけども、どんなことが苦情対応になっていたのか、わかる範囲で教えていただけますか。 111: ◯上村民泊指導課長 最初のうちは、騒音とかごみの苦情というのがあったんですけれど、それはもう昨年の前半部分でありまして、後半部分につきましては、ほとんどが隣が民泊をやっているんじゃないかとか、このマンションにいろんな外国人が入っているんで、どっかの部屋でやっているんじゃないかと、そういった苦情がほとんどでございます。 112: ◯河合委員 そういう苦情に対しては、現場へ行って、一応調査をして対応しているということでよろしいんですか。 113: ◯上村民泊指導課長 はい。そういった苦情がありましたときは、直ちに現場に行って確認をさせていただいています。 114: ◯河合委員 4番のウィークリーマンション、1カ月以内は旅館業法の違反だというのはわかったんですけども、24時間対応のオフィスというのがあるじゃないですか。それはどうなんでしょう。 115: ◯上村民泊指導課長 最近レンタルルームというのがあるようで、24時間で部屋を貸しているそうですが、旅館業法との違いは、宿泊しているかどうか、それと寝具ですね、寝具があるかどうかで、寝具がある場合は、旅館業法の許可が必要であると。  で、レンタルルームに私どももそういった苦情がございまして、現地に調査に行くんですが、基本的にはそういったベッドとか布団とか、そういったものはレンタルルームにはございませんので、旅館業法違反とはなりません。 116: ◯桜井委員長 ほかに。 117: ◯岩田委員 すみません、関連で。それは、そこに寝具がなくても、バックパッカーみたいな人たちがそういうのを持ち込んでという場合はどうなるんでしょう。 118: ◯上村民泊指導課長 その部屋に持ち込んで、そういった寝袋とか泊まるようなことが疑われていたり、実際そうであれば、それは旅館業法のほうに抵触いたします。 119: ◯桜井委員長 ふーん。はい。
     ほかに。 120: ◯飯島委員 この数字の読み方なんですけれども、延べなのか、ちょっとそこがよくわからないんですね。例えば苦情通報があったよと。で、この2のところでも、148件だけども、一つのものに対して、ご近所の方5人がやったのか、それともそれを5と数えたのか、それとも対象は1件だから1と数えているのか。そこら辺はどのように読んだらいいんでしょうか。 121: ◯上村民泊指導課長 これは、延べ件数でございます。 122: ◯桜井委員長 ふーん。なるほど、なるほど。(発言する者あり)  飯島委員。 123: ◯飯島委員 ということは、例えば2のところの苦情通報で、さまざまな形でありましたけれども、その対象物件は幾つだったんですか、148のうち。 124: ◯上村民泊指導課長 こちらは、ちょっと詳細にカウントはしていないですが、それほど重複する苦情はございません。 125: ◯飯島委員 ああ。 126: ◯桜井委員長 ふーん。  大坂委員。  まだありますか。じゃあ、飯島委員。 127: ◯飯島委員 いや、続き。はい。そうすると、この中で廃業件数というのは、対象は一つですよね。だけれども、口頭指導というのは何回もした、指導書交付も何回もしたと。そういうことも、ここの延べとして、この数字に上がっているんですか。 128: ◯上村民泊指導課長 そうでございます。口頭指導についても、指導交付につきましても、延べの件数でございます。 129: ◯桜井委員長 ふーん。  飯島委員。 130: ◯飯島委員 もう繰り返しという延べの数も必要なんですけれども、対象とされているところを一つと考えて、そこの数字も今度はぜひ頂戴したいと思います。よろしくお願いします。 131: ◯桜井委員長 はい。  ほかに。 132: ◯上村民泊指導課長 今後、そういった計上の仕方を考えてまいります。 133: ◯桜井委員長 はい。  大坂委員。 134: ◯大坂委員 民泊については、オリンピックがもうあと1年後に控えて、これからが違法民泊が取り締まらなければいけない本番なんだろうというふうに思っています。廃業件数が積み上がってきていますけれども、どんどんどんどん違法民泊はふえていくというふうに認識をしています。リオオリンピックのときなどは、現地で民泊で1室が20万とか30万とかそういった金額で泊まるような状況だったというふうに伺っていますので、これからしっかりとオリンピックに向けて対策をとっていただければと思うんですけれども。  この、ちょっとウィークリーマンションの実態について、少し説明をいただきたいんですけれども、今回40社に連絡をして、125の建物だったということなんですけれども、区内にあるウィークリーマンションで民泊をやられているケースというのは、建物全体がウィークリーマンションなのか、それとも分譲マンション等の1室を使ってウィークリーマンションをやっているケースが多いのか、その辺の実態については、どのように把握されていらっしゃるんでしょうか。 135: ◯上村民泊指導課長 ほとんどが建物全体というのはございません。ほとんどがあるマンションの1室とか2室とか数室を不動屋さんが借りて、借りるというか紹介するというような感じでございます。 136: ◯桜井委員長 わからないね、じゃあ。  大坂委員。 137: ◯大坂委員 ということは、もう本当に地道に一つ一つ潰していくしかないというような状況だと思うんで、(発言する者あり)本当に大変かとは思いますけれども、しっかりと対応していっていただければと思います。(発言する者あり) 138: ◯上村民泊指導課長 今後、オリンピックなどもございまして、ますます外国の観光の方たちがふえると思います。それに伴って違法民泊もふえる可能性もございますので、引き続き、まあ合法民泊のほうの指導監督も行いますし、違法民泊のほうの取り締まりも強化してやってまいりたいと考えております。 139: ◯桜井委員長 ねえ。大変だ。  岩田委員。 140: ◯岩田委員 区が違法民泊というのは、苦情通報なんかで、そういう苦情通報なんかがメーンの情報だと思うんですけども、今、区で、ここのマンション怪しいんだけどな、でもまだちょっと尻尾がつかめないんだけども怪しいなというようなのは、どれぐらいあるんでしょうか。 141: ◯上村民泊指導課長 苦情通報に関すれば、2番目のところに148件の通報がありまして、調査143件やってございます。そのうち違法性がなかったというのは、37件ございます。あとは、廃業件数を引きますと、89件は現在調査中ということでございまして。ただ、ほとんどがもうやっていないんですけど、まだちょっと廃業のほうには回しませんけれど、今後廃業件数は非常にふえてくると思います。ただ、数件はやっているんじゃないかというのは、マンションはございます。 142: ◯岩田委員 ああ。じゃあ、引き続きよろしくお願いいたします。 143: ◯桜井委員長 はい。  寺沢委員。 144: ◯寺沢副委員長 この届出住宅一覧のところも見ましても、マンションというのがやっぱりかなりあるかと思うんですよね。それで、管理組合との関係といいますかね、当然違法な民泊を許しているマンションというのは、ないわけですからね。そこら辺で連携をとっているのかどうか、どんな様子なんでしょうか。 145: ◯上村民泊指導課長 届出住宅一覧の中の18件につきましては、マンションと書いてございますが、ほとんどがワンオーナーのマンションですので、管理組合がございません。(発言する者あり)1件だけ区分所有のマンションがございますけれど、そこは管理組合のオーケーが出ているわけでございます。 146: ◯桜井委員長 へえ。 147: ◯上村民泊指導課長 あと、一般の苦情としましては、多くが管理組合のほうから民泊指導課のほうに連絡があって、こちらで調査、指導をしているところでございます。 148: ◯桜井委員長 寺沢委員。 149: ◯寺沢副委員長 わかりました。だから、そういうところが結局はこういう違法な民泊をやるということなんですね。だから、その指導もかなり複数の回行かなきゃいけないし、連絡がとれないとかということは、よくわかりました。  それで、今後なんですけれども、結局マンションの建築との兼ね合いみたいなふうになっていくと思いますけれども、そういったところのワンオーナーで、情報というのはそちらに入るんですか。例えばまちづくりのほうのまちみらいですか、そういうところととって、そういうワンオーナーの、いかにも、何ていうのかな、小規模な。まあそれも制限があるから、区が無制限に建てさせていない状況ですけれども、利用されやすいような建物の情報というのを意見交換とかをされているんですか。 150: ◯上村民泊指導課長 年3回、関係部署を集めて、連携の会議を行ってございます。それと、関係する部署については、常時情報を共有して行ってございます。 151: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 152: ◯桜井委員長 はい。暫時休憩します。                 午後0時07分休憩                 午後1時29分再開 153: ◯桜井委員長 お待たせしました。それでは、休憩前に続きまして、報告事項を続けたいと思います。  保健福祉部の(4)番です。千代田区自殺対策計画(案)について報告をしてください。 154: ◯舟木健康推進課長 では、健康推進課から千代田区自殺対策計画(案)について、資料に基づきまして報告いたします。  こちらにつきましては、12月25日の委員会のほうで素案について報告させていただいたところです。それ以降の経過、パブリックコメントの実施状況、あと修正について説明させていただきたいと思います。  まず、これまでの経過です。5月に千代田区自殺対策検討委員会のほうの設置をしまして、その後、7月、11月、2月と検討会議のほうを実施しております。で、素案のほうを作成して、12月25日、こちらの委員会のほうで素案について報告させていただきました。そのときの意見を受けて修正の上、1月の5日から18日にかけて意見公募のほうを実施いたしました。  そちらの意見公募の結果ですが、2番のほうに書かさせていただいておりますが、意見数としては0件でした。  で、2月5日に千代田区自殺対策検討会議のほうを開きまして、そこで今出させていただいている計画(案)について提示し、案のほうを取りまとめたところです。で、本日報告に至っております。  2ページのほうをごらんください。こちらのほうに、12月25日に報告した後からの主な修正状況についてまとめさせていただいております。計画の案のほうとあわせて見ていただければと思います。  まず、最初ですが、6ページのところですが、こちらのほう、統計についての説明文、3ページの修正箇所1)と書いてあって、当初25日にお示ししたのは、この修正の1)のような、3ページのような状況だったんですが、今回6ページのほうになっておりますように、すっきりさせております。こちらの計画のほうのデータとしましては、住所地、自殺日のデータを使用しておりますので、区民の方のデータとなっております。  あと、7ページ目のところで、図1の自殺者数の推移なんですが、こちらのほう、千代田区と東京都と全国、全て折れ線グラフで示していたんですが、千代田区の実数が非常に少ないということで、比較するのがなかなかスケールが違うということで、よりわかりやすくということで、千代田区のデータについては、棒グラフで示し、見やすくしております。  あと10ページのところですが、こちらのほうは、年齢構成のほうで、多いところの枠をくくっていたところを最初は緑のところで30代、40代だけだったんですが、20歳代のところも多いというところで、そこまで枠を広げているところです。  次が13ページ目になりますが、自殺者の死亡原因の状況というところで、図の13のところですが、こちらの死亡の原因については、委員会のほうでもご質問とかをいただいたところだったんですが、さまざまな原因があるということで、複数カウントしていますということをお答えさせていただいたとは思うんですが、そのことについて、下のほうに米印で死亡要因が複数に該当する場合には、それぞれについてカウントしているため、合計は100%を超えますということで、注意書きのほうをつけ加えさせていただいております。  14ページ目のところですが、こちらのほうは、修正箇所の3)ということで、ページが4ページ目となるんですが、当初はこちらの3)のところでまとめた表のほうをつけていたんですが、その次のページのところとの流れの兼ね合いで、それがあることでなかなかわかりづらいということもありましたので、逆にここに書かれている特徴については、その前の文言のほうに含まれておりましたので、こちらのほうは削除して、そのまま読めるような形にしています。(発言する者あり)  続きまして、21ページですが……(発言する者あり)21ページとなります。はい。5の、区の地域特性に応じた課題というところで、これは、修正箇所の4)、4ページ目のところに書かせていただいているんですが、最初は五つに分けて書いていたんですけど、そのまま重点施策につながるような形での文言の整理をしまして、そのような形で書いています。  次が26ページのところになります。26ページのところで、住民への啓発と周知のところで、当初は「ICTを活用し」というのが入っていたんですが、そちらのほうを削除しております。  あと32ページのところですが、こちらは、修正箇所5)、5ページ目のところに、前の文のほうが載っているんですが、内容のほうをより充実させて、最後の4段落目のところの内容を膨らませて、高齢者のところで、フレイル対策として区としても施策を少し拡充したというところもありましたので、そこのところを記載のほうを少し膨らませております。あと、町会の数のほうを107町会というふうな形で訂正してあります。  あと、全体的にコラムというのを24ページ、27ページ、35ページのほうに、それぞれ追加しておりまして、24ページ目のところは、社協の、検討会議のメンバーでもありました社協の方に書いていただきまして、地域福祉について、区の取り組みについて書いていただきました。  27ページのところには、同じく検討会議のメンバーであった、うちのほうでもゲートキーパー研修の講師をやっていただいている東京自殺防止センターの先生のほうに書いていただきまして、どういうところを相談したらいいかというのにつながるような形で、コラムのほうを書いております。  で、最後、35ページのところは、保健所の保健師のほうから妊産婦への切れ目のない支援につながるような形で、子育てをしてる妊産婦の方へという形で、コラムのほうを追加しております。  計画(案)については、以上が主な変更点とあります。  今後の予定としましては、この後、印刷のほうに入りまして、3月下旬に冊子のほうを完成、配付の予定です。同時に概要版のほうも作成しております。4月5日号の広報千代田のほうに、意見公募の結果と策定の報告を掲載し、区民のほうに周知していく予定です。  報告は以上です。 155: ◯桜井委員長 はい。報告にもありましたけど、この件については、去年でしたっけね、ご報告をいただいて、委員の皆さんからもご意見をいただいて、こういう形になりましたということでのご報告でございます。よろしいですか。いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  はい。(発言する者あり)聞くこと、まだあるの。(発言する者あり)はい。  どうぞ、寺沢委員。 156: ◯寺沢副委員長 まず、一番最初のこのページなんですけれども、計画の期間を2019年度から2026年度までの8年間というのは、その次のページにあります国の自殺総合対策大綱が2026年までにと書いてありますよね。そこに合わせたんですか。普通なかなか8年というのは、5年とか10年というのは、3年とかはあるんですけどね、8年というのはどうかなと。それはどんな意味があるんですか。 157: ◯舟木健康推進課長 計画の期間については、国の計画に合わせたものとなっております。 158: ◯寺沢副委員長 そうですね、はい。  それから、3ページ目のところの(1)の生きることの包括的な支援としての推進で、下段のほうに、「自殺防止や遺族支援といった狭義の自殺対策だけでなく、「生きる支援」に」と書かれているんですけれどもね、ここの表現が、まず大事になるのは、自殺防止ですよね。そして、これから質問しようと思っているんですけど、残念ながら自死された後の遺族支援って、これすごく大事なことなんですよね。だから、それについて、狭義の自殺対策だけでなくという、この表現がすごく気になったのね。「はもちろん」とかと書いてあればいいんだけれども、ちょっとこう、表現が違うんじゃないかなと思ったんですけど、ここら辺のお考えはいかがですか。 159: ◯舟木健康推進課長 今回、自殺対策計画のほうについては、自殺防止、自殺対策として、本当に自殺防止とかそれに直結するような形の遺族支援とかだけではなくて、包括的に有機的な連携をしてやっていくことを計画として盛り込んでおりまして、そういう意味で、広くは生きる支援につながるような自殺対策をするように。で、本当に狭義というのは、狭い意味でのということにはなりますけれど、それだけで直結するような、直接つながるような対策としてはこうですよという形での書き方で、これについては、基本方針につきましては、国の策定の手引き、国のあとガイドラインとかそういうのに沿って書かせていただいていたので、言葉としてはそういう言葉になってしまってはいるところなんですが、一応意味としては、そういうふうに捉えております。 160: ◯寺沢副委員長 意味はそうですよ。ね、まさに生きることの包括的な支援というのは、それはもう、最近の傾向としてはそういうふうになっているのは、もう事実ですし、それはいいことだと思うんですよ。だけど、国がそうなっていたからと、そのまま横引きしてここに持ってくるということについて、狭い意味での自殺対策だけでなくじゃなくて、自殺防止や遺族支援というのは、非常に大事な、肝の部分なんですよ。だから、ここの表現を、「いった自殺対策だけでなく」とかというんならまだあれだけど、「狭義」という言葉が非常に違和感を感じるんですね。どうですか。 161: ◯桜井委員長 ちょっと休憩します。                 午後1時43分休憩                 午後1時45分再開 162: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  何だっけ。(発言する者あり)答弁から。はい、答弁どうぞ。 163: ◯舟木健康推進課長 では、そこにつきましては、再度文言については検討させていただきます。 164: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。 165: ◯寺沢副委員長 それから……(発言する者あり) 166: ◯桜井委員長 まだあるんですか。はい、どうぞ。手を挙げて言ってください。 167: ◯寺沢副委員長 はい。 168: ◯桜井委員長 はい。寺沢委員。 169: ◯寺沢副委員長 5ページです。5ページの(5)のところですね。それで、2行目のところに、「実現するためには、国、地方公共団体、関係団体、民間団体、企業、国民等が連携・協働して」となっていますよね。ここ、区民が全く出てこないじゃないですか。これ、千代田区の自殺対策計画ですよね。どうして、区民ということがここに記載されていないのか。まあ、国民の中には入りますけどね。だから、国から横引きするのも、それはいいんですよ、大きなところはね。いいんですけれども、やはりこれ、千代田区のものなんだから、そういったところはきちっと配慮して、千代田区でもって自殺対策に真剣にこれから取り組んでいって、それで少しでも自殺者を減らしていこうというその意気込みが、ちょっとこれを見ると何か横引きという言葉が適切かどうかわかりませんけど、できていたものを羅列していかれたような感じがして、しょうがないんですね。で、区民の位置づけというのはどうなっているんですか。 170: ◯舟木健康推進課長 基本、ここの基本方針については、国の基本方針を区のほうに、区ものっとって、それにやっておりますので、そういうふうに基本書いているところだったんですが、こちらにつきましては確かにそのままになっておりましたので、そこにつきましても、訂正する……(発言する者あり)はい。変えてまいります。 171: ◯桜井委員長 はい。いいですか。  ほかに。 172: ◯大串委員 ちょうど12月の25日、私、欠席だったんで。 173: ◯桜井委員長 あ、そうでしたっけ。 174: ◯大串委員 そうです。すみません。(発言する者あり)そうなんだよ、うん。(発言する者あり)そうそうそう。 175: ◯桜井委員長 あ、あれね。 176: ◯大串委員 で、あれなんですけど、2点ほどお伺いしたいと思います。  この自殺対策計画ですけれども、どなたが読むのかなというところはありますよね。先ほど再犯防止計画のところは、サブタイトルをきちんと書いたじゃないですか、読みやすいようにと。大体タイトルがこのままだと、これを手にする人は、一体どういう人が手にするのかなと思ってね。まあサブタイトルでもちょっと気の効いた、何ていうのかな、もう追い詰められた人がいますから、その人たちがこの本だと手に取るようなサブタイトルをぜひつけたらどうかなというのが1点あります。
     それから、2点目は、そういう追い詰められた人、もう自殺を考えているような人が、最後のよりどころとして、恐らく地域でもそういったつながりがなくて、最後のセーフティーネットとして行政の窓口を頼る、そういう方だと思います。その場合に、相談窓口が最後の61ページから一番最後に3ページにわたって書いてあるんだけど、こんなにいっぱい書かれちゃうと、一体私はどこなんだと、(発言する者あり)なっちゃうんだよね。(発言する者あり)だから、そんな考える余裕もないと思うんだよね。  だから、区の、区のだよ、身近な行政としての千代田区の相談窓口はここだって、1本電話してくれたら、あとは、その人がどういう状況かを振り分けるというかな、それは区の仕事でやってあげたらいいんじゃないかな。こんなに電話番号をいっぱい、東京都から羅列されたらさ、私は一体どこに相談していったらいいのかわからないということもあり得るので、この相談窓口についても検討…… 177: ◯桜井委員長 そうね。 178: ◯大串委員 まあ、もう印刷をかけようかという段で、もう今さら言うなよというのはあるかもしれないけれども、私、きょう見たもんですから。(発言する者あり) 179: ◯河合委員 ちょっと、今関連で。全く同じなんだよね。 180: ◯桜井委員長 ホットラインだね、ホットライン。  河合委員。 181: ◯河合委員 私も大串委員と全く同じことを考えていたんで。誰が見るのかと。自殺する人は多分見ない。(発言する者あり)それで、心配だなという人が、どうしようかと。もう現状を見ていて思うときに、この64ページの「相談先に迷ったら…」とあるじゃないですか。ここのところ……(発言する者あり)ここだけを大きく、もうちょっとしてもらって、そういう、何ていうの、現状の人がもしかいたときには、ここにすぐ電話をしてくださいとか、そういうふうなつくりにすると、最後のページだけ、いいかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 182: ◯舟木健康推進課長 確かに相談先には、迷う方、多いと思います。そういう意味で、最後に「相談先に迷ったら…」という形で、この、最初は表題もついていなくて、ただすっとこう並べて、相談先を並べていたんですけれど、やはり何とかに関する相談というふうに出した上で書いたほうがすっきりするよねというふうな形で直していったりとか、こういう相談先もあるよねということで追加したりとかして、実際にこの計画を策定している間にいろいろと直していったところなんです。  で、今ご意見をいただいて、相談先に迷ったらというところをより目立つようにというのは、少しよりよくなるように変えられればなと思います。  あと、サブタイトルについてなんですが、こちらのほうもいろいろと迷って、確かにほかの区の施策、計画でも、つけているものが非常に多かったので……(発言する者あり)はい。で、同じような形でいろいろ考えてはいたんですけれど、決め手が……(発言する者あり)なかったので、逆に、この次に計画を更新したりとかそういうときに、より千代田区らしさをここは出せるようなサブタイトルを考えようかと言っていたところではあったんですが。あと、より見やすいようにということで、逆にこれを計画ですと、非常に文字数も多いです、ページ数も多いので、概要版を逆につくることで、周知のほうはより広くできればなと思ってはいるところです。  なので、ちょっと今の時点でサブタイトルをどうしようというのは、実は上げてはいなかったんですが。  はい。以上です。 183: ◯桜井委員長 大串委員。 184: ◯大串委員 サブタイトルといっても、この時期ですからね、もう印刷に回そうかというときですからあれですけど、次回なら次回でも、ちゃんと考えてもらいたいと思います。  それから、もう一点あるのは、米田委員が本会議場でこの自殺対策を質問していました。それで、そういった若い人とかもうどうしようもなくなった人が、電話をかけるよりもSNSだって、LINE。だから、足立区の例を彼は紹介していました。ですので、LINEだったらそういったとき、ふっと、こう流せるというかな、悩みもふっと書けるということなので、そういったのも一つの方法ですので、一つ載せてくれたらいいなというふうに思いますけども。 185: ◯舟木健康推進課長 一応この相談先の中には、そういうLINEの先とかそういうところにつながるような形でも情報提供はしております。で、東京都や国のほうでも、そういう相談先というのは、それぞれつくっておりますので、こちらのほうでもそういう情報をご案内するとともに、先行自治体で幾つかの区、SNSを取り入れた相談とかをやっているのは、こちらのほうも情報は得ております。そういう実績等とかを見ながら、区においてもまた考えてまいりたいと思います。(発言する者あり) 186: ◯桜井委員長 まあ、この中に入っているといったって、これだけ厚いものをどこに入っているかって、探すのだって大変だよ、これ。(発言する者あり)その、自殺をね──うん。さっき河合さんおっしゃったように、一番後ろのところにわかりやすく載せるとかさ。(発言する者あり)うん。そうそう。まあ、概要版ができたら、また示してくださいよ。  ほかに。 187: ◯岩田委員 もう印刷がすぐだというところで、(発言する者あり)もう、すぐやれというわけじゃないんですよ、今後でいいんですけど、7ページのこの図なんですけど、ほかの数字に比べて千代田区がすごいちっちゃいじゃないですか。なので、無理やり一つの図に入れちゃったんで、かえってわかりづらいような気がするので、そこをちょっと考えていただければなと思います。今後で結構でございます。(発言する者あり) 188: ◯桜井委員長 この図を、何、大きくしろということ。 189: ◯岩田委員 いえいえ。そうではなく、ほかの数字が、2万とか2万5,000とか大きい数字だったりするじゃないですか。あと、東京都も2,700とか2,500とか。それに比べて千代田区が、数がすごい小さいので、それを無理やり一つの表にして…… 190: ◯桜井委員長 ああ。 191: ◯岩田委員 だからちょっとわかりづらい、かえってわかりづらいんじゃないかなと思いますので、今後、ちょっと検討をお願いします。(発言する者あり) 192: ◯桜井委員長 うん。結局傾向値しかわからないよね。カーブがどうなっているかということだけなんだけどもね。数字が違う、単位が違うからね。はい。どうですか。(発言する者あり)  健康推進課長。 193: ◯舟木健康推進課長 同じようにこう、どうしても無理に一つの表にまとめると、やっぱりどうしてもスケール自体が全然違うので、千代田区のも同じように棒線、折れ線グラフにしていたときには、本当に地をはうようなグラフになっていて、傾向が見れなかったので、それであればちょっとスケールを変えてグラフにしたほうがわかりやすいかなということで、今回はこういう形で示させていただいてきましたけれど、次回のときには、またここは、はい、検討させていただきたいと思います。 194: ◯桜井委員長 はい。  寺沢委員。 195: ◯寺沢副委員長 同じ7ページのところなんですけれども、なかなかこれがね、やっぱりわかりづらいですね。で、単位も上のほうに人と一応書いてあるんですけれど、記述のところを見ると、死亡率の推移。そうすると、区の男性は、平成25年は40.0と、これ、40.0人ということでいいんですか。人でいいんですか。その後も、区の女性は、一番下、13.4でした。10万人当たりの自殺者数として、これ、記載されているんですよね。そうすると、ここも人ということでいいんですか。 196: ◯舟木健康推進課長 自殺率の単位につきましては、10万人当たりの何人ということで、単位としては、どうしても割合になるのでつかないので、40.0は40.0、13.4は13.4となります。ただ…… 197: ◯寺沢副委員長 10万人当たりの割合ということで。 198: ◯舟木健康推進課長 そうですね、はい。となりますので、単位はつかないんですが、一応この表題のところに死亡率の推移ということで書かせていただいていて、隣のページのほうに統計の数字のことについても、その他の留意点のところに、「「自殺死亡率」とは、」というところで、10万人当たりの自殺者数ですという形でこう。(発言する者あり)また、どうしても割合になりますので。(発言する者あり)はい。単位はつきません。(「10万人の……」と呼ぶ者あり) 199: ◯桜井委員長 はい。(発言する者あり)よろしいですか。 200: ◯寺沢副委員長 まだ。 201: ◯桜井委員長 まだありますか。  寺沢委員。 202: ◯寺沢副委員長 19ページのところなんですけど、ケのところかな、ケのところで、「マップの改訂(4年ごとに改訂)」となっていて、区内にですね、区内の「56か所にも配置を依頼」と、これをつくって、マップは配付しますよといいますけれども、医療に係る場合に、千代田区の方というのは、千代田区の医療機関だけを利用しているわけではなくて、文京区にも医療機関、大きな大学病院とかがありますよね。だから、少し隣接したところにも置かせていただくというようなのは無理なんでしょうかね、区内だけでなくて。 203: ◯舟木健康推進課長 置かせていただくのは、問題──ご協力が得られれば、ご理解が得られれば大丈夫かなと思うんですが、どうしても千代田区の医療機関マップということになるので、大きな、例えば医療圏ごとの病院とかであれば、掲載することは可能かなとは思うんですけれど、大体は区内の医師会の先生のクリニックとか医療機関のほうに載せていただいているような状況です。そこについては、近隣区とも情報交換して、どういうような形で情報を共有するのかは、また検討課題とさせていただきます。 204: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  寺沢委員。 205: ◯寺沢副委員長 29ページなんですけれども、「子どもの危機・困難に気がつく環境づくり」として、主な事業となっていますよね。そこで、スクールライフ・サポーターまで載っているんですけれども、きのうの質疑、予算やなんかの質疑のときに私も質問したんですけど、スクールロイヤーというものをぜひここに位置づけていただけるといいかなと思うんですけどね。 206: ◯舟木健康推進課長 一応ここの記載については、所管のほうと確認した上で載せておりますので、現在そういう、そこの文言についてどうするのかどうかは、一応確認をさせていただいて、変更するのであれば変更する、載せないのであれば載せないというか、このままでという形で、一応所管のほうに確認してまいります。 207: ◯寺沢副委員長 やはり今、非常に今、スクールロイヤーというものの位置づけが大事になってきているわけですね。児童虐待についてもそうだし、学校内のいじめとか保護者対応とか、そういうところでも大事になってきていますので、何か新年度から今2人の弁護士を3人にふやすというふうな、きのうね、ご答弁もありましたので、ここのところは、もし相談して、所管課でもそういう認識を持っているようでしたら、ふやしていただきたいと思います。  それから、今ご答弁いただきましたからね。それで、その次のところなんですけれども、例えばかなり大学との連携というようなところは、どこかにうたってありますか。医療系の日大の医学部だとか、それからあと、どこでしたかね、区内にそういうところがありますよね。そういうところの連携については、どこかこう、うたっている部署がありますか。 208: ◯舟木健康推進課長 区内に大学が多いことは、こちらのほうも認識しております。特に今回は、区民の自殺対策計画というところで、そこまでは盛り込んではいないんですけど、区の特徴として在勤者、在学者が多いということは認識はしておりますので、今後それについてもやっていきたいとは思うところなんですが、今回これについては、そこまでは盛り込んではおりません。 209: ◯寺沢副委員長 せっかくの計画ですから、なるべく多くの方が利用を、多くの方がというか、最終的には生きるための努力をしようというふうになるようなことにつながる。それにはやっぱり医療機関の役割は物すごく大事ですからね。そうすると、そうした大学病院があるわけですから、そことの連携というのも、非常に大事になっていくかなと思うんですけどね。まあ、今回はそれについては入っていないですね。 210: ◯桜井委員長 考えていない。 211: ◯寺沢副委員長 考えていない。 212: ◯桜井委員長 ご意見を言ってください。 213: ◯寺沢副委員長 はい。だから、本当ならそういうふうにしていただきたかったんですけど、今回は見送るということなんですか。 214: ◯舟木健康推進課長 日々のケース対応の中で、医療機関との連携とかは随時やっておりますが、今回こういう計画の中に特に落とし込むということはできませんが、日々のそういう対応の中でそこについてはやって、今後そういうようにつながるような形で、あるいは計画にのせられるような形で、自殺対策のほうを進めていければと思っております。それについては、今後、こちらの計画ができた上で、策定について、計画についてどのような形で進捗しているのかどうかというのを今後管理していく中で取り組んでまいりたいと思います。 215: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。まだありますか。  寺沢委員。 216: ◯寺沢副委員長 はい。それで、これは計画ですから、この計画に基づいて、その後さまざまな事業展開を図っていかれるかと思うんですけれどもね。  前にも質問をしたかもしれませんけど、港区さんは、死亡時の届け出の一番下のところに、大切な人を亡くした方へというページを設けて、そしてそのページを見ると──まあいろんな届け出が必要になりますよね、亡くなると。だから、そこのこういう届け出が必要ですよというような案内の一番下に、大切な人を自死で亡くした方について、その胸の内を話す会だとか、それから心の相談、それから子どもを亡くした方にはこういった対処をする部署がありますよというふうな連絡先とか、そういったものが丁寧に書かれていて、家族は、もう非常にショックでどうしていいかわからないというようなときに、ここが1行受けとめてくれる場所があるということをとても救われた思いがするというような感想も、港区さんがこれをやってきているということも聞いていますので、だから計画を立てて、じゃあいざ本当に実効性のあるプランといいますか、次の段階に行ったときに、さまざまにこれ、工夫されているんですね、港区さんでも荒川区さんでも足立区さんでもね。だから、そういったところの例をいいところを連絡をとって、連携をとって、取り入れて、計画をつくりましたから、はい終わり、じゃないんですよね。もうそんなこと釈迦に説法ですけどね。やはり減らしていかなきゃいけないわけですよ、自死される方をね。だから、そうしたグッズをつくったり、こういう案内をしたりとかと、さまざまに各区で工夫をされている、先進的にやっているところはあるわけですから、ぜひぜひそういったものを研究をされてやっていただきたいと思うんですけど。まあこの計画の次のステップとなりますかね。いかがでしょうか。 217: ◯舟木健康推進課長 自死遺族へのサポート相談については、こちらのほうもなかなか取り組めていなかったところで、今回計画を策定するに当たり、やはりそういうところもあるし、そういうところにも実際話を聞きに行って、どういう形でやったらいいのかということは、お話にはお伺いに行ってはいます。先進的にやっているような自治体の取り組みとかを参考にしながら、来年度はリーフレット作成の予算等もとっておりますので、情報提供については工夫をしてまいりたいと思います。 218: ◯寺沢副委員長 はい。お願いします。 219: ◯桜井委員長 はい。よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 220: ◯桜井委員長 はい。  じゃあ、次、行きます。  地域振興部の(1)番、千代田区商工融資あっせん制度における信用保証料補助の拡充について報告してください。 221: ◯栗原商工観光課長 地域振興部資料1をごらんください。千代田区商工融資あっせん制度における信用保証料補助の拡充についてご説明をいたします。  まず、1番、内容でございますが、一部資金についてということで、千代田区の商工融資あっせん制度、10ほど資金メニューがありますが、その一部資金について東京都の制度融資、東京都も制度融資をしておりまして、東京都の制度融資との制度連携を活用いたしまして、代表者区分が「一般」。一般というのは、つまり代表者が区外にお住まいの方のことなんですけれども、代表者区分が「一般」の事業所に対して信用保証料の半額補助を行うというものでございます。現在は、代表者区分が「一般」の事業所に対しては、信用保証料の補助は全くございません。  東京都との制度連携といいますのは、東京都の制度融資で信用保証料を半額補助を実施している資金につきまして、区が都の融資条件、三つ書いてございますが、融資限度額・融資期間・名目利率等を都の融資条件以下とすれば、東京都が信用保証料を半額補助する制度でございます。  2番の対象資金、つまり東京都と制度連携が可能な資金でございますが、千代田区の商工融資あっせん制度10メニューある中で、起業資金と小口資金の二つの資金につきまして制度連携が可能でございます。ちなみに、起業資金というのは、起業後1年、千代田区で起業後1年未満の事業所が利用可能な資金のメニューでございます。小口資金につきましては、従業員が20名以下の方。ただし、サービス業等につきましては、5名以下になるんですけれども、以下の事業所さんが利用可能な資金のメニューとなっています。  3番、連携するための区制度の要件改定ということで、二つ書いておりまして、まず一つは、この起業資金、小口資金につきまして、名目利率を改定いたします。この名目利率というのは、金融機関さんに入る利率でございます。これを2.0%から起業資金、小口資金に当たっては、1.8%に引き下げさせていただきます。これ、金融機関さんに相談をしているところでございます。  もう一つが、設備資金につきまして、元金返済猶予期間を改定する必要がございます。こちらにつきましては、お金を借りる事業所さんに直接影響があるところでございまして、今、元本の返済猶予期間が12カ月ということで、例えば5年間の期間でお金を借りても、最初の1年間は利子だけを払って、2年目の頭から元本を返済するということになっているんですけども、ここが12カ月から、東京都と同じ6カ月に短縮することになります。  ただ、こちら、借りる事業者さんにとっては、デメリットでございますが、ただ信用保証料がすぐに10万単位のお金になってしまいますので、その半額を今補助できていない部分から半額でも補助できるほうになれば、そちらのほうが事業者さんにとっては、よりメリットが大きいのではないかと考えている次第でございます。  それから、4番の効果でございます。代表者区分が「一般」の事業所に対し、区の予算を支出することなく信用保証料の半額を補助することができるということで、決算が出ている平成29年度の実績につきましては、起業資金につきましては、一般の利用が35件、全体では43件あったんですけれども、そのうちの81%の35件が一般でございまして、小口資金につきましては、165件ということで、全体の小口資金の55%の方が一般だったんですけれども、これらの事業所さんに対して信用保証料の半額の補助をすることができるようになります。  変更予定日でございますが、平成31年4月1日からを予定しております。  説明は以上でございます。 222: ◯桜井委員長 はい。ご説明いただきました。この件についてご質疑ございますか。 223: ◯大坂委員 信用保証料拡充については、今回、今定例会の一般質問で私も質問をさせていただいた件なんですけれども、早速このような形で4月1日から導入していただけるということは、本当にすごいスピード感でやっていただいているなというふうに思っています。  区内企業ということで、区民の方に直接影響はないように感じますけれども、やはり小さな事業者さんが、安心して商売ができるようになるというのは、商店街ですとか中小ビルですとか、そういった形で必ずよい影響は出てくるものというふうに思っていますので、引き続きしっかりとやっていっていただきたいと思っておりますが、ちょっと細かいところで幾つか確認をさせていただきたいんですけれども、まず、今回、東京都の制度を利用するということで、財源は完全に東京都からということになると思うので、これを導入することによって、区に新たな支出が出るというものではないというふうに思ってはいるんですけれども、一方で、これ、今まで区民の方が同じ制度を使った場合は、保証料が全額区から補助が出ていました。それが、今回、東京都と連携することによって、一般の方は半分東京都から出てくるということになるんですけれども、区民の方が利用された場合は、これ、どういう扱いになるんでしょうか。 224: ◯栗原商工観光課長 ご質問いただいた件でございますが、実は、今区民の方が利用された場合は、全額区の負担で信用保証料を出しているんですけれども、この制度連携が実現しますと、区民の方に対しての保証も、実は東京都が半額負担してくれるというふうになります。 225: ◯大坂委員 ということは、これを使うことによって、区の支出というのは、区民が利用された場合も半分に抑えられるという効果があるというのがわかりました。  で、もう一点、今回名目利率を改定ということで、2%から1.8%。今、課長は相談をしているという話をしていましたけれども、これはもう、了解はもう得られているのかどうかということと、あと、実際ここから利子補給がこの後あるという形になると思うんですけども、具体的にどれぐらいの利子補給になっているんでしょうか。 226: ◯栗原商工観光課長 今、最初の説明のところで、金融機関さんに相談しているというご説明を申し上げましたが、もうほぼ大丈夫というふうに感触はもう得ているところではございます。あと、利子の補給、利子補給の支出というところでございますが、こちらにつきましては、区、今現状2%の名目利率のうち、一部をご本人に負担していただいて、一部は区が利子補給しているところなんですけれども、今回、起業資金と小口資金につきましては、1.8%に下げさせていただくことで、千代田区が金融機関に払っている利子の補給分につきましても、起業資金と小口資金につきましては、0.2%負担が下がるということになります。 227: ◯大坂委員 じゃあ、利用者にとっては、実際払う利子、利率は変わらずに、区は補給をする部分も削減ができるというところだと思います。  もう一点、設備資金の元金返済猶予期間を改訂で、12カ月から6カ月に据え置き期間が変わってしまうんですけれども、これは、例えば東京都の制度を使わないから12カ月にしてくれとかというような、選ぶことというのは、制度として設定はできないんでしょうか。 228: ◯栗原商工観光課長 これは、ちょっと東京都との制度連携をするに当たっては、そのような選択制がちょっととれないような状況ではございます。 229: ◯大坂委員 すみません。わかりました。こういった形で、東京都と千代田区と二つのところから補助をもらうような形になりますけれども、利用者の手続というのは、これまでと変わらないのか、それとも煩雑なものが加わってしまうのか、その点についてはどのようになっているでしょうか。 230: ◯栗原商工観光課長 すみません。そこにつきましては、まだ調整中でございまして、何とも言えないところなんですけれども、もしかしたら、今までよりもご負担が発生してしまうかもしれないんですけれども、そこは、毎年つくっているパンフレットでございますとかあと窓口の説明で、混乱がないようにしっかりやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 231: ◯大坂委員 そこは本当に窓口できめ細かくに対応していただければ、利用者にとって、仮に提出先がふえたとしても負担にはならないのかなと思っておりますので、しっかりとやっていただければと思います。 232: ◯桜井委員長 はい。いいですか。 233: ◯栗原商工観光課長 はい。ご指摘を踏まえてしっかりやらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 234: ◯桜井委員長 飯島委員。 235: ◯飯島委員 これ、代表者区分が「一般」というのは、都内でなくてもいいわけですか、代表者区分というのは。都内でなくてもいいのね。(発言する者あり) 236: ◯桜井委員長 ちょっと休憩します。                 午後2時19分休憩                 午後2時20分再開 237: ◯桜井委員長 それでは、再開します。  答弁にちょっと時間がかかりそうなので、次の報告事項に移ります。  (2)番、平成31年「千代田のさくらまつり」の実施について。同じ理事者だね。 238: ◯桜井委員長 ちょっと休憩します。                 午後2時20分休憩                 午後2時21分再開 239: ◯桜井委員長 委員会を再開します。
     それでは、答弁ができそうなので、今のところの答弁から。商工融資のところね。 240: ◯栗原商工観光課長 今、飯島委員からご質問いただいた件でございますが、こちらにつきましては、都民でなくても信用保証料の半額補助の対象となります。 241: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 242: ◯桜井委員長 はい。  それでは、次の平成31年の「千代田のさくらまつり」の実施について報告してください。 243: ◯栗原商工観光課長 地域振興部資料2をごらんください。平成31年「千代田のさくらまつり」の実施についてご説明いたします。  まず、主催でございますが、例年どおり千代田区と千代田区観光協会の開催でございます。  2の実施期間でございますが、現在の桜の開花予想から、3月の27日水曜日から4月7日の日曜日の12日間ということで、あくまでまだちょっと予定ではございますが、設定させていただきました。  内容でございますが、まず一つ目の(1)の千代田区の主催事業としましては、まず千鳥ヶ淵ボート場を夜間営業いたします。まず、無休。通常期は月曜日を休業しているんですが、さくらまつり期間中の月曜日も無休で運営いたしまして、時間につきましても、通常期より拡大いたしまして、9時から20時30分まで営業いたします。通常期は11時から17時30分まででございます。  それから、広報につきましては、3月5日の広報千代田の3月5日さくらまつり特集号にてPRさせていただいております。また、2月22日にプレスリリースをさせていただいております。  それから、(2)の千代田区観光協会の主催事業でございます。  まず1番目、千鳥ヶ淵緑道のライトアップでございます。日没から22時までを緑道一帯をLEDによって桜並木のライトアップを実施いたします。  それから2番目、撮影スペースの設置ということで、本部テント、本部テントと申しますのは、九段下側のところに設置させていただいておりますが、消防署の跡地に、本部テントの並びにマスコミ用の撮影スペースを設置いたします。  それから、観光案内所ということで、二つ、例年どおり昨年と同じでございますが、九段下側に第1観光案内所、それから半蔵門側に第2観光案内所を設置いたします。  それから4番目、さくら観光ガイドということで、第1観光案内所にガイドさん、江戸東京ガイドさんになりますが──を配置しまして、千代田区の魅力を紹介するガイドツアーを実施いたします。英語対応も可となります。  それから、さくらグッズを販売いたします。  また、6番目、さくらまつりの特設電話ということで、さくらの開花状況等を自動音声ではございますが、案内いたします。3月の11日から4月の14日まで開設いたします。  それから7番目、例年と同様でございますが、第1観光案内所に隣接して、救護所・授乳室・オムツ交換スペースを設置いたします。  それから8番目、無料周遊バス「さくらカルガモ号」の運行ということで、千代田区観光協会を出発して、ホテルニューオータニ、国立劇場、東京国立近代美術館を回って千代田区に帰ってくる周遊バスを運行いたします。日時は、3月30日土曜日と3月31日日曜日を予定しております。運行間隔は20分から30分を予定しております。  裏面に行っていただきまして、9)番、さくらガイドブックの配布ということで、これは、一昨年から観光協会にて制作を開始しております。内容につきましては、さくらスポットとかボート場、あと保全活動ほかテーマに沿った情報を掲載しておりまして、配布場所としましては、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県・栃木県のJRの主要駅に置かせていただきます。また、千代田区外の東京メトロ各駅にも置かせていただきまして、配布数は15万部でございます。  続いて、(3)の関係団体主催事業ということで、1)番が、無料シャトルバス。先ほど無料周遊バスだったんですけど、こちらは無料シャトルバスということで、千代田区観光まちづくり実行委員会がやらせていただきますが、大手町・丸の内・有楽町地区を無料で巡回している「丸の内シャトル号」のコースを延長いたしまして、さくらまつり号を運行いたします。例年どおりでございます。コースにつきましては、下記のとおりでございます。運行日時は、周遊バスと同様、3月30日土曜日、3月31日日曜日でございます。運行間隔は20分から25分を予定しております。  それから、2)で、同じく千代田区観光まちづくり実行委員会の主催事業ということで、「千代田のさくら祭りガイドMAP2019」の配布をいたします。内容は、イベントやさくらの見どころや飲食店の情報を掲載し、配布場所は、区内の公共施設、それから都営地下鉄、東京メトロの各駅、協賛各店舗ということで、配布数は25万部です。  先ほど、観光協会とのガイドブックの役割分担なんですけれども、観光協会のつくるガイドブックは、遠く、遠方のほうにも置いてもらって、さくらまつり、こんなにすてきなのでぜひ来てくださいねというような内容になっていまして、一方、この千代田区観光まちづくり実行委員会がつくるガイドMAPにつきましては、実際、千代田区に来ていただいたお客さんがこれを手にとって、あ、こんな飲食店があるんだ、ここの飲食店に入ってみようとか、さらに細かい内容になっておりまして、そういうふうに役割分担をしております。  それから、3)のさくらフェスティバルでございます。千代田区商店街連合会が主催で、千代田区商店街振興組合が共催となります。靖国神社の改修工事に伴い昨年は開催を見送ったさくらフェスティバルを2年ぶりに再開いたします。千代田区商店街加盟店及び賛助会員、関係団体。それから秋田県五城目町、例年どおり。さらにことしは岩手県大槌町も屋台を出していただけるということで、屋台が軒を連ねます。日にちは、3月29日から3月31日の3日間でございます。  それから、すみません。ここにちょっと書けていないんですけれども、まだ詳細が調整中で本資料に書けていないんですけれど、オープニングセレモニーですね。例年、従来、すみません、靖国神社で舞台をつくってやっていたところなんですけれども、まだ靖国神社が改修工事中で、大がかりな舞台も設置できないということで、去年同様、ことしもこういうようなオープニングセレモニーはやらないところなんですけれども、ボート場でライトアップの点灯式のようなものをやれないかとは、ちょっと検討をしております。ただ、ボート場は、場所も狭いので、やるとしても小ぢんまりとしたものになるのかなと思っているところでございます。また詳細が決まりましたら、ご連絡、委員の皆様、議員の皆様にご連絡させていただきたいと思います。  説明は以上でございます。 244: ◯桜井委員長 はい。このことにつきまして、ご質疑ありましたらいただきます。 245: ◯岩田委員 いつもここはお客さんが来て、やっぱりお客さんの混雑で何かあると困りますので、例年どおりぐらいの警備員の数は確保しているんでしょうか。 246: ◯栗原商工観光課長 はい。警備員の数、はい。昨年、おととしに比べてかなりふやしまして、昨年と同様の人数を確保しておりまして、土日の一番混むときには、48名の警備員を配置することになっております。 247: ◯岩田委員 それは民間の警備で、例えば地元の消防団とかそういうほうには要請はないでしょうか。 248: ◯栗原商工観光課長 はい。民間の警備会社で警備することを考えております。その数が48名ということでございます。 249: ◯岩田委員 それで、例年、特に事故とかはないので、その人数ということでよろしいでしょうか。 250: ◯栗原商工観光課長 はい。例年事故がありませんでしたが、それに加えて、昨年のさくらまつりのときから、おととしからさらにふやしておりまして、今回それに加えてさらに増員はする必要はないかなということで、昨年と同じマックスで48名の警備員配置体制としております。 251: ◯岩田委員 わかりました。ありがとうございます。 252: ◯桜井委員長 飯島委員。 253: ◯飯島委員 このガイドブックも広域に撒くということなんですけれども、一体どのぐらいまで花見客をふやしたいというふうに思っているんですか。何か私なんか、もう今でもなかなかゆっくり見られないという状況にあって、一体これ以上、どこら辺まで区はふやしたいのかなと思っているんですが。 254: ◯細越地域振興部長 今、具体的にどのぐらいまでというような人数までは想定しておりません。ただ、今、まずはこの千代田の桜を、まあ、今でももちろん有名でございますけれども……(発言する者あり)多くの方に見てもらいたいという思いで、ご案内しているというところでございますが、今先ほど岩田議員のご質問もありましたように、やっぱり安全第一、これはもう、我々も肝に銘じておりますので、その点を十分念頭に置きながら、今後のPRにつきましても考えていきたいと思います。 255: ◯飯島委員 だって、今だって立ちどまっちゃいけないとか、もう、警備がもう大変なんですよね。そういう中で、ゆっくり静かに見られるという状況じゃなくて。  けさもテレビでやっていたけど、京都がやっぱり人が、観光客がすごく多くて、日本人がもう行かなくなってしまった、少なくなってしまったということを報道していましたけれども、やっぱりゆっくり鑑賞したいなということが。それは見たい方は、別に来ないでというわけではないですけどもね。  何かもう本当に今でも有名で、私ももういろんな桜の名所の中でも、千鳥ヶ淵は本当にいいと思いますよ。だけど、これ以上どんどん呼び込んでどうするのかなというのが、それが心配なんですね。で、また、来年も再来年もこのように広域にガイドブックを置いて宣伝をしていくということが続くならば、一体この先どうなるのかなという心配がちょっとよぎりましたので、伺いました。何か構想があるんでしょうか。 256: ◯細越地域振興部長 まず、大混雑するというのが、一つの要因は、我々もいろいろとこの何年も経験しますので、認識しているのは、当然、入り口のところで、皆さん最初に桜が見えてしまうので、そこで皆さん写真を撮りたがってしまって、入り口で混雑してしまっていると。なので、桜はもっと奥にありますからというご案内を警備さんからもしているんですけど…… 257: ◯飯島委員 とまっちゃいけない、とまっちゃいけないと…… 258: ◯細越地域振興部長 それがなかなか十分伝わらなくて、入り口で詰まるがために大混雑しちゃうというのがあるので、そこら辺は、警備会社のほうにもしっかりと、こういった今までの課題も含めて伝達しまして、交通誘導をしっかりさせたいと思います。  先ほど来言われている京都のそういうオーバーツーリズムというのの問題ですか、これは、先般本会議のほうでもご質問いただきました。まだ、確かに千代田区では顕在化しておりませんけれども、当然これからオリパラも踏まえて、大勢の方、さらにこれよりも多くの方がいらっしゃると思いますので、先ほどの繰り返しの答弁になりますけれども、少し安全・安心の観点から、周知の仕方も含めて、来年以降、ことしもそうですけれども、検討課題にさせていただきたいと思います。 259: ◯桜井委員長 はい。  寺沢委員。 260: ◯寺沢副委員長 皆さん多分委員の方が心配しているのは、同じところかなと思いましてね。100万来たときにも、ああ、もう限度だなと私は思ったんですよね。そうしたら、昨年は120万というふうにご報告いただきましたよね。それでさっきのように、まだまだ15万部、25万部つくって宣伝するということが、果たして本当に花をめでて来る人のためにいいのかというようなところも、しっかり検討していただきたいと思いますね。  それと、もう一つ伺いたいのは、あそこは区のものだから無料じゃないですか。だけど、このさくらまつりをやることによっての経済効果というのは、毎年毎年検証みたいのをしているんですか。 261: ◯栗原商工観光課長 すみません。ちょっと、経済効果につきましては、従来、昨年まではそのような算定はちょっとしていなかったところでございます。 262: ◯寺沢副委員長 周りのご商売の方たちがかなりこれに期待して経済効果も物すごく顕著にあるんだというようなところが見えますと、またやることについても検討というのは、そういうことも考えつつできますけれども、それもしていない。そして、もう混むときは、下の、駅の構内からもう並んでいるんですね。そうすると、そちらのほうにもかなりやっぱり迷惑といいますか、そういう状態を何とかしなきゃいけないわけでね。だから、やはりこの時期について、多方面からの検討というものが必要になってくるかなと思うんですけどね。(発言する者あり)うん。そこら辺はどんなふうにお考えですか。 263: ◯栗原商工観光課長 例年ですね、ことしも開催させていただきましたが、関係者が全員集まって情報共有する連絡会というものをやらせていただいております。その中に、警察、消防、あと都営さん、あとメトロさんにも来ていただいておりまして、例えば今回メトロさんからは、九段下でホーム反対側に階段ですかね、改札外が改札の中に変わっていますとか、そういうような情報提供をいただいていますので、こちらもそういうような情報を警備員にちゃんと伝えて、適宜、やはり混雑する改札が決まっておりますので、あいている改札、5番改札ですとか──あ、出口ですね、失礼しました。そういうようなあいているほうの出口に誘導して、できるだけ歩道の渋滞をなくすようには努めたいとは思ってはおります。 264: ◯寺沢副委員長 対策でそういうのはあるかもしれませんけど、じゃあ5番出口から出たら、何か遠くなっちゃったじゃないかというふうな思いで、不信感を持つということだってないとは言えないじゃないですか。直通で行ける出口であればいいんですけどもね。  だから、やっぱりちょっともういろいろこう、無理が来ているんじゃないかなという思いもあるんですね。先ほどからもう検討していただけるかなと思っていますので、これ以上そのことについては言わないんですけれども。  あと一つは、トイレですね。大勢の方が殺到するがために、かなり清掃とか詰まりとかという状況がありますので、そういったところもすぐ解消できるような方策というのはとっているんですか。 265: ◯栗原商工観光課長 はい。先ほど説明申し上げました全体の連絡会には、トイレを所管している道路公園課の所管の課長さんにも来ていただきまして、実際、ボランティアでトイレの状況とか見てくださっているさくら美守り隊の窪田さんも会に参加していただいたんですけども、こういうような状態ですというのは、窪田さんから発言がありまして、所管の道路公園課の課長さんもしっかり、わかりました、連絡をいただいたらちゃんと詰まりを直せるような体制にしたいということで、回答をいただいているところでございますので、例年以上に、トイレの詰まりにしっかり対応すると同時に、実は、ことしから墓苑ですね、墓苑にちょっと協力を依頼に行きまして、墓苑のトイレをさくらまつり中、案内して使わせていただけませんかということで、墓苑のほうから了解いただきましたので、これもまた大分トイレの状況を改善されるのではないかなとは考えてはおります。 266: ◯寺沢副委員長 よろしくお願いします。  それでもう、ちょっとこれは指摘なんですけれども、1ページ目の5)のさくらグッズの販売。「さくら入浴料」となっていますが、さくら入浴剤ですよね。 267: ◯栗原商工観光課長 はい。さくら入浴剤となるためには、薬効成分がこれこれであるとか、ちゃんと薬事法に従って規定が必要でございまして、それを避けて簡易につくるために…… 268: ◯桜井委員長 そういうことね。 269: ◯栗原商工観光課長 「入浴料」というふうな言葉を使わせていただいているところではございます。 270: ◯桜井委員長 薬効が書けない。(発言する者あり)薬効の関係だ。 271: ◯寺沢副委員長 わかりました。はい。 272: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  岩田委員。 273: ◯岩田委員 ちょっと細かいことですけども、無料のさくらカルガモ号とシャトルバスがありますよね。それで、これっていうのは、予約は必要なんでしょうか。もう一つ、これは途中で乗りおりはできるんでしょうか。 274: ◯栗原商工観光課長 予約は不要というか、逆にできませんで、もう並んでいただいて、並んでいただいた順に乗っていただくということになります。あと、乗りおりにつきましては、やはり警察さんの許可とかの関係もありますので、指定の場所でしかバスはとまれませんので、フリーで自由な場所で乗りおりというのがちょっとできません。 275: ◯岩田委員 自由な場所ではなく、例えばカルガモ号でしたら、ホテルニューオータニでおりるとか国立劇場でおりる、そこで乗るということはできるんでしょうか。 276: ◯栗原商工観光課長 はい。それは可能でございます。 277: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。 278: ◯岩田委員 すみません。最後。ちょっと細かいですけど、これも、先ほどのさくらグッズの販売のところがあったんですけど、桜べっこう飴、さくら入浴料、マジック桜というのを、これはそれぞれお幾らぐらいで売っているんでしょうか。あと、このマジック桜というのは、これは何でしょう。(発言する者あり) 279: ◯桜井委員長 ちょっと休憩します。                 午後2時41分休憩                 午後2時45分再開 280: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  それでは、答弁からお願いします。 281: ◯栗原商工観光課長 お時間をいただきまして、申しわけございませんでした。桜べっこう飴、さくら入浴料、マジック桜の販売実績でございますが、桜べっこう飴が単価が500円で、昨年のさくらまつり中1,021個の販売でございます。それから、さくら入浴料につきましては、単価が900円で、昨年のさくらまつり中の期間に262個の販売でございます。それから、最後、マジック桜につきましては、単価が600円で、昨年のさくらまつり中の期間に1,437個の販売でございます。 282: ◯桜井委員長 すごいね。いいんですか。いいの。  岩田委員。 283: ◯岩田委員 先ほど、どなたか委員の方で経済効果というお話がありましたけども、その経済効果は、これだけじゃないんですけれども、観光協会としては売り上げはこれぐらいということですので、あんまり赤字がふえない程度に頑張っていただきたいと思います。  以上です。 284: ◯桜井委員長 はい。  ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 285: ◯桜井委員長 いいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 286: ◯桜井委員長 はい。じゃあ、次、行きますよ。  (3)番、喫煙トレーラーの運用開始について報告してください。 287: ◯末次安全生活課長 それでは、地域振興部資料3をごらんください。喫煙トレーラーの運用開始についてご報告いたします。  運用開始日ですけれども、2月の26日火曜日から運用を開始しております。そして運用時間ですけれども、午前9時から午後7時の間ということでやらせていただいています。場所については、ちよだプラットフォームスクエアの敷地内です。  そして、4番目の主な規格・仕様につきましては、記載のとおりでありますけれども、面積が約13平方メートル。そして設備については、空気清浄機、エアコン、照明、灰皿、そして外にスロープのデッキを設置してあります。  概要ですけれども、これについては、いわゆる車両という扱いになっておりまして、ナンバープレートもついているということでありまして、この中に、空気清浄機等々を設置した屋内喫煙所ということでありまして、一度の利用可能な人数は、大体10名程度ということです。  そして、運営するに当たって必要な電気につきましても、着脱可能な電源コネクタ、コンセントですね、によりまして車外から供給されるというような形にしておりまして、必要があれば、すぐにそこからコンセントを抜いて、随時かつ任意に移動することができるというような屋内喫煙所になっております。  そして、写真につきましては、ちよだプラットフォームスクエアの広場からの状況と、あと内側のウッドデッキからの状況ということで、二つ掲載しております。  報告については以上です。 288: ◯桜井委員長 はい。この件についてご質疑ありますか。 289: ◯大坂委員 設置からまだ1週間ちょいというところではあるんですけれども、実際に利用したところ、においの漏れとかそういったことで何か周辺環境が変化したとか、そういったことで利用者や周辺の方々から何か報告等々上がってきていますでしょうか。 290: ◯末次安全生活課長 当課のほうに直接というものではありませんけれども、取材だとかマスコミの方が取材を現場でされて、喫煙者からは好評をいただいているということで、そういったところからは声は聞こえてきております。 291: ◯大坂委員 トレーラーに関しては、今後ふやしていくという方向が今出ていますので、課題等々があればすぐに対応していただいて、よりよいものにしていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 292: ◯桜井委員長 はい。
     ほかに。 293: ◯飯島委員 これは、メンテナンスというか耐用年数というか、そこら辺はどのように使えるものなんですか。 294: ◯末次安全生活課長 メンテナンスの関係ですけれども、空気清浄機につきましては、年間に数回、何ていうんでしょう、ニコチンですとかそういった関係がありますので、フィルターの掃除ですとかそういったことを数回やるような形になっております。  耐用年数については、今回自治体としては初めての取り扱いということで、もともとトレーラーハウスを改良して喫煙所にしているものでありまして、ただ、年数としては、10年ですとかかなりの年数は使えるものであるというふうには認識しております。 295: ◯飯島委員 今のところ灰皿というのは、例えば朝あけるときには、もちろん空っぽで、夜7時までの間というのは、何回かきれいにする必要があるぐらいの大きさなのか、それともそのまんまなのか。 296: ◯末次安全生活課長 灰皿についても、かなり大きなものを2機、ちょうど背中合わせな形で、ちょうどトレーラーの中央部分ぐらいのところに設置をしております。そして、吸い殻の関係ですけれども、1日に1回以上取りかえといいますか、清掃しようということでやっておりまして、まだ運用開始して日がたっていないせいもあるのかもしれませんけども…… 297: ◯飯島委員 知られていないからね。 298: ◯末次安全生活課長 大体1日、大体40本だとかまだそのぐらいの程度ということで、報告は受けております。 299: ◯飯島委員 なるほど。それを、灰皿をきれいにするとか、そこら辺を掃いたりとかというのは、それはどなたがやっているんですか。 300: ◯末次安全生活課長 当課の職員がやっております。現場を回る生活環境条例に関して、路上のペイントだとかする班があるんですけれども、その班があわせて清掃といいますか吸い殻の回収だとかも一緒にやっております。 301: ◯飯島委員 ああ、なるほど。 302: ◯桜井委員長 はい。  ほかに。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 303: ◯桜井委員長 はい。  それでは、次、行きます。  (4)番、(仮称)外神田一丁目公共施設新築工事の工事状況について報告してください。 304: ◯千賀万世橋出張所長 それでは、地域振興部4番、(仮称)外神田一丁目公共施設新築工事の工事状況についてということで、地域振興部資料4になりますが、こちらにて説明をいたします。こちらの資料でございますけども、先般の3月1日の都市基盤整備特別委員会で報告した内容と同じということでございます。  それでは、説明に参ります。この工事でございますけども、既にご案内でございますが、万世橋出張所・区民館の新築工事ということでございまして、昨年12月から開始をしたところでございますが、地下解体工事、地下の構造物があるということは存じていたところではございますが、それに先立ち試掘をいたしましたところ、引き継いだ図面にない障害物、後ほど説明いたしますけど、オイルタンク・レンガが判明し、その対応が必要となったものです。  まず、地中障害物の状況ですけども、図面の左の図面でございます。こちらの図面、左と右、1番と2番、同じ平面図でございますけども、南北が上下、南側、下側が神田川になりまして、左右が東西でございますので、左側が現在の出張所の位置という位置関係でございます。  こちらのまず、図1の地中障害(オイルタンク・レンガ)というところでございますが、こちらの左側、西側の区民館・出張所に沿いまして、赤色で示している部分でございますが、上の北側から1)、2)と3)とございますけども、上から1)が地中障害1)のオイルタンク、2)も同様のオイルタンク、南側がレンガがあったという状況でございます。このオイルタンクとレンガでございますけども、新築する出張所の地下構造物をつくる際に必要な山留工事ですね、を行う部分と干渉するということでございますので、撤去が必要となりました。  そういった状況写真でございますが、資料下側の地中障害、それぞれの番号を振ってはございますけども、1)2)それから3)というところでございます。そういったものが出てきたというところでございます。  次に、今度は右側の図2の地中障害でございますが、こちらは、昔の構造物の基礎となっていた松杭が多数出てきたというところでございます。こちらは、当初の想定もございまして、こちらの緑色が設計上、当初の設計上の掘削位置というところで、こちらから松杭を搬出するという計画ではございましたけども、これが想定以上の松杭が出てきていること。それから、想定位置以外からも出ているということでございまして、赤丸でございますけども、そういった追加の掘削を行うことが必要となりました。もともとの松杭の位置というのが、この白抜きの丸が並んでいるところでございますが、こういうような位置にあったという想定だったところでございますけども、どうしてもこの水色の先ほどの山留の部分、こちらに干渉するところを調査いたしましたところ、多数出てきておるということでございますので、こちらの箇所を重点的に追加的に作業を行ったというところでございます。  なお、こちらの松杭の障害物の撤去状況につきましては、下の写真の右側の二つというところでございます。  こちらの2種類の障害物の中で、オイルタンクにつきましては、こちらはもともとございました旧の万世橋警察署のものと判明しておりますことから、警視庁の担当部署に費用負担等について打ち合わせを持っているというところでございます。  また、もう一つ、レンガというところでございますが、こちら、文化財担当に確認いたしましたところ、こちらは明治以降のものということで、文化財には当たらないということを確認しております。  これらの地中障害があったということでございますので、工事のボリューム等がふえるということがございます。1カ月程度の工期延長、さらに、工事額として、今見込みでございますけど、1,000万程度増額するという見込みでございます。今後、適切かつ速やかに設計変更、契約変更の手続を所管にて進めるということでございます。  また、地域に際しましても、これにつきまして、ちょっと開設時期がずれ込むような可能性もございますので、その辺につきましても、丁寧に説明をしてまいる予定でございます。  説明は以上でございます。 305: ◯桜井委員長 はい。この件につきましてご質疑ありましたらいただきます。 306: ◯寺沢副委員長 状況、よく説明していただいて、わかりました。それから、オイルタンクについても警察と費用負担について現在話し合っていると。で、話し合っても、これ、区には責任がないわけですよね、全く。だから、そのかかった費用は、きっちりと警察に払っていただけるような交渉になることを望みたいと思います。それは交渉中ですね。  もう一つ伺いたいのは、騒音振動計がついていますよね。それによって、何か問題といいますか、音がうるさいとか揺れて困るとか、そういった近隣というか何か問題は発生していますか。 307: ◯千賀万世橋出張所長 そうですね。現地のほうの外側に覆工板といいますか、仮囲いをしておるところのちょうど右上の部分ですかね、振動と騒音のカウントが表示されるようになっておるところでございますが、確かに時間において、一時的に騒音、振動が大きく発生するということはございますが、現在出張所において執務をしているときにでも、若干騒音、振動が出る場合がございますが、あくまで一時的というところでございます。それから、工事があるということは、かなり利用者の方にもきちっと周知をしているところでございますので、そういうところで、どうしてもという、うるさいというか何か大きな支障があるというような声は、今のところはないということでございます。 308: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  寺沢委員。 309: ◯寺沢副委員長 もう、これで終わり。結局、場所からいって、そばに隣接した住民が住んでいるというような土地柄ではないんですけれどもね、やはり公共工事ですから、この前私が通ったときに、たしか85とこう、騒音計が表示されていて、おっ、これは限度だと思ったんですよね。だから、そういう点にもやはり通行人もいるわけですし、工事を急ぐのはわかるんですし、私もなるべく早くと思っている一人なんですけどもね、注意してやっていただけるように伝えていただければと思いますけど、どうですか。 310: ◯千賀万世橋出張所長 はい。もちろん騒音、振動でも課題が騒音、振動というところにつきましては、これはまあ十分現場等に申し入れをして──申し入れというか必要に応じて申し入れをしたりはしたいというところはございます。また、引き続き、それ以前の問題として、安全性とか安全管理、現場管理、こういうところは、日々私どもも注視しておりますので、そういうことも含めてしっかり現場と連絡、連携をとってまいりたいと思います。 311: ◯寺沢副委員長 うん。お願いします。 312: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 313: ◯桜井委員長 はい。それでは、2番の報告事項は全て終了いたしました。  3番目に入ります。懸案事項の(案)でございます。お手元に案文をお配りさせていただいております。先に事前に皆さん、委員の皆さんにお目通しをいただきまして、ご指摘をいただいたものにつきましては、全てこの中に入れさせていただきました。  それと、一番最後のページを見ていただきたいんですが、今回、きのう、おとといのところもそうですけど、文化財についての項目を入れさせていただいております。ということで、皆さんのご意見につきましては、一応ここの中に入れさせていただきましたので、あとはもう、てにをはにつきましては、正副にお任せいただいて、よろしければ(案)をとってこれを懸案事項と、そのようにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 314: ◯桜井委員長 はい。  それでは、そのようにさせていただきます。  その他に入ります。執行機関からその他ございますか。 315: ◯小川オリンピック・パラリンピック担当課長 それでは、私から2点ほど口頭でご報告をさせていただきます。  まず1点目は、オリンピックの練習会場の打診があったという点でございます。千代田区立スポーツセンターにおいて、バレーボールの公式練習会場として借用したい旨、東京2020組織委員会より要請がございました。まだ正式には決まっておりませんけれども、区としては、競技団体等ともお話をした上で、お貸しをする方向で協議を進めてまいりたいと考えてございます。  具体的な期間につきましては、2020年の7月14日から8月9日が実際の利用期間。ただし、その前後2週間程度、撤去には1週間程度の設営等の準備期間があるということでございますので、最大限2カ月程度の見込みになるということでございます。  無償での貸し出しということと、あとは、現状の設備等で、改修はこちらは一切しませんで、現状での貸し出しということを条件としてございます。場所としましては、いわゆるメーンアリーナ、主競技場ですね、それとトレーニングルームと更衣室、あとは若干集会室等ということで、現時点でお話が来てございます。  課題となってきますのが、その間の代替施設ということになりますけれども、学校等が休みの期間でもございますので、可能な限り学校施設等の目的外利用等で対応していきたいと、このように考えております。  それと、二つ目につきましては、この3月12日がオリンピック500日前に当たります。つきましては、その期間を生かしまして、3月の12日から16日までの間、区役所の1階で、区民ホールですね、区民ホールで、毎日新聞社と合同で、500日前イベントとして写真展を開きたいと思います。  中身としましては、前回1964年当時の写真の様子であったり、そのほかの、それ以降のオリンピック大会の写真。これは新聞社がかなり貴重な写真も持ってございますので、そうしたあたりを中心にした展示をしたいと、このように考えてございます。  私からは以上です。 316: ◯桜井委員長 はい。  ほかに執行機関からありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 317: ◯桜井委員長 ないの。はい。  委員の皆さんからありますか。  飯島委員。 318: ◯飯島委員 二つあるんですが、一つは保健福祉部なんですが、えみふるの指定管理者の募集というのが3月の1日まで行われたと思うのですが、応募状況について伺います。 319: ◯歌川保健福祉部長 応募してきた事業者は、1者のみです。 320: ◯飯島委員 そこの1者は、名前は公表はできないんですか。できればお伺いしたいと思います。 321: ◯歌川保健福祉部長 現在、選定期間中でございますので、公表は差し控えさせていただきます。 322: ◯飯島委員 1者の場合に、もう今までやっている事業者であれば大体わかるんですけれども。ええ。そうでない、まあ今までやっていたところですよね。(発言する者あり)違いますかね。(発言する者あり)そうでないと、まあ1者の場合に、また選定というのがとても不安になるんですが。はい。 323: ◯歌川保健福祉部長 ご案内のとおり、保健福祉の事業に関しましては、非常に事業者の募集が難しい。というのは、保健福祉の事業そのものに採算性があるものではないという点で、非常に事業者の募集、応募数を確保するのは難しいということは、委員の皆様、ご理解いただけると思います。  で、事業の内容をしっかり、提案が1者しかない、競争性を保てないという意味での1者に対するご不安というのが、ご疑問というのがあるのは存じておりますが、それを避けるために、私どもしっかりとした要求水準を求めて、一定のサービスの基準を担保するように努力をしているところでございます。  要求水準については、既に応募の段階で公表をさせていただいておりまして、現在考えられる障害者福祉センターえみふるの事業をより発展させる内容で、要求水準を定めてございますので、応募のあった1者がそれを満たさなければ、当然選定業者なしということになります。ただし、そうなると、えみふるを閉鎖するということにもなりますので、(発言する者あり)その際にはまたご相談をさせていただきます。  複数あって競争するのが全てだということでは、福祉の場合にはならないというところは、ぜひご理解をいただきたい。そして、競争をすることは、つまりよりよいサービスをということでございますので、福祉の場合には、よりよいサービスのために、より詳細なあるべきサービス基準というのを要求水準で定めているというところをご理解をいただければと思っております。  現在のえみふるの選定に関しましては、今月中に選定委員会の結論を出すというスケジュールで、今、選定作業を進めておりますので、決まりましたらまたご報告をさせていただくことになりますし、新たな指定管理者候補ということで、議会のご議決を賜ることになりますので、その際はよろしく申し上げます。 324: ◯桜井委員長 はい。もう一本あるんですか。  飯島委員。 325: ◯飯島委員 はい。いや。いや、候補者選定が3月の18日となっているけど、18日にはもう決定して、公表しますよということなんですか。 326: ◯歌川保健福祉部長 選定委員会が18日にございますけれども……(発言する者あり)決定そのものは、選定委員会としての選定はいたしますが、区としての決定については、選定委員会からの報告を受けるという意味で、公表するのは、またさらにその後になります。(発言する者あり) 327: ◯桜井委員長 はい。 328: ◯飯島委員 もう一つ。 329: ◯桜井委員長 飯島委員。 330: ◯飯島委員 平等に地域振興部のほうに伺います。  きょうは担当課長がちょっといらっしゃらないんですけども、今1階で平和イベントをやられていますね。で、そこにいろいろとチラシなんかが置かれているんですね。その中で一つ気になったのは、しょうけい館のチラシが見当たらなかったんですね。それで、もう初めに置かれていたのがなくなったのか、初めっから置いていなかったのか、そこら辺をちょっと伺いたいんですが。もし担当課長がいらっしゃらないから、わからなければ、もし置いていなかったんであれば、本当に一番近い平和に関する施設がしょうけい館なわけですね。で、あそこは本当に、戦争中の痛ましい、いろんなことの展示があります。そういった意味では、ぜひ、遠方から小学生なんかも来たりしているんですね、学校の行事として。  そういう意味で、どうも千代田区がしょうけい館の存在というのをあんまり重視していないような気が常々していたんですね。で、平和イベントのときには、戦争の悲惨さというものを伝える、平和の大切さというのを伝える、そういう目的であるならば、ぜひしょうけい館も皆さんに知っていただくいい機会かなというふうに思っていますので、ぜひつけ加えていただきたい。リーフレット、まあこういうのだとか折り畳んだいろんな、ちょっと詳しいリーフレットもありますけれども、そのようなものもぜひ置いていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうかね。 331: ◯小川文化スポーツ担当部長 ただいま1階区民ホールで平和イベントを開催しておりますけれども、しょうけい館のチラシにつきましては、ちょっと、置いてあったかどうかも含めて承知をしておりませんので、お調べをしたいと思います。 332: ◯飯島委員 でも、あした映画上映ですかね。(発言する者あり)そうですよね。で、多数見られると思いますんで、ぜひ間に合わせていただきたいというふうに思います。 333: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。  担当部長。(発言する者あり) 334: ◯小川文化スポーツ担当部長 ちょっと置くことを、まあ置かないこともそうですけれども、まずは状況を調べさせていただきまして、適切に対応したいと思っております。(発言する者あり) 335: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。委員の皆さん、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 336: ◯桜井委員長 はい。それでは、その他を終了します。  6番目でございます。閉会中の特定事件継続調査事項でございますが、閉会中といえども当委員会が開催できるように議長に申し入れたいと思います。よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 337: ◯桜井委員長 はい。  最後に一言ご挨拶をさせていただきます。  今、特定事件調査表のことをお話ししましたので、まだ任期はございますけども、実質的にはきょうが最後になりますので、一言、委員長としてご挨拶をさせていただきます。  この2年間にわたりまして、委員の皆さん、そして執行機関の皆さん、本当にご苦労さまでございました。熱心にご議論をいただいて、この委員会としても大変な成果が上がったんではないかなというふうに、委員長としては思っております。この皆様方のご尽力に心から感謝を申し上げて、私からのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  それと、副委員長にも──今回ご勇退をされますけども、副委員長からもご挨拶をいただきます。 338: ◯寺沢副委員長 びっくりしておりますけれども、この委員会、2年間ですね、とても委員の皆様、それから理事者の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。それだけです。(拍手) 339: ◯桜井委員長 ありがとうございました。  それでは、これをもちまして、地域保健福祉委員会を閉じます。                 午後3時12分閉会
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