千代田区議会 2018-09-07
平成30年企画総務委員会 本文 開催日: 2018-09-07
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企画総務委員会 本文 2018-09-07 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯林委員長 選択 2 :
◯谷田部道路公園課長 選択 3 :
◯林委員長 選択 4 : ◯米田委員 選択 5 :
◯谷田部道路公園課長 選択 6 : ◯米田委員 選択 7 :
◯林委員長 選択 8 :
◯林委員長 選択 9 :
◯谷田部道路公園課長 選択 10 :
◯林委員長 選択 11 : ◯米田委員 選択 12 :
◯谷田部道路公園課長 選択 13 :
◯林委員長 選択 14 : ◯米田委員 選択 15 :
◯谷田部道路公園課長 選択 16 :
◯林委員長 選択 17 :
◯林委員長 選択 18 :
◯谷田部道路公園課長 選択 19 :
◯林委員長 選択 20 :
◯谷田部道路公園課長 選択 21 :
◯林委員長 選択 22 :
◯谷田部道路公園課長 選択 23 :
◯林委員長 選択 24 : ◯小枝委員 選択 25 :
◯林委員長 選択 26 :
◯谷田部道路公園課長 選択 27 :
◯林委員長 選択 28 :
◯林委員長 選択 29 :
◯谷田部道路公園課長 選択 30 :
◯林委員長 選択 31 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 32 :
◯林委員長 選択 33 : ◯小枝委員 選択 34 :
◯谷田部道路公園課長 選択 35 :
◯林委員長 選択 36 : ◯はやお委員 選択 37 :
◯谷田部道路公園課長 選択 38 : ◯はやお委員 選択 39 :
◯谷田部道路公園課長 選択 40 : ◯はやお委員 選択 41 :
◯林委員長 選択 42 :
◯谷田部道路公園課長 選択 43 :
◯林委員長 選択 44 :
◯谷田部道路公園課長 選択 45 : ◯林委員長 選択 46 : ◯林委員長 選択 47 : ◯林委員長 選択 48 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 49 : ◯林委員長 選択 50 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 51 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 52 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 53 : ◯林委員長 選択 54 : ◯林委員長 選択 55 : ◯林委員長 選択 56 : ◯小枝委員 選択 57 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 58 : ◯林委員長 選択 59 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 60 : ◯林委員長 選択 61 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 62 : ◯林委員長 選択 63 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 64 : ◯小枝委員 選択 65 : ◯林委員長 選択 66 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 67 : ◯小枝委員 選択 68 : ◯林委員長 選択 69 : ◯小枝委員 選択 70 : ◯林委員長 選択 71 : ◯小枝委員 選択 72 : ◯林委員長 選択 73 : ◯小枝委員 選択 74 : ◯林委員長 選択 75 : ◯小枝委員 選択 76 : ◯林委員長 選択 77 : ◯林委員長 選択 78 : ◯林委員長 選択 79 : ◯林委員長 選択 80 : ◯林委員長 選択 81 : ◯岩佐委員 選択 82 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 83 : ◯岩佐委員 選択 84 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 85 : ◯岩佐委員 選択 86 : ◯林委員長 選択 87 : ◯岩佐委員 選択 88 : ◯林委員長 選択 89 : ◯小枝委員 選択 90 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 91 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 92 : ◯林委員長 選択 93 : ◯小枝委員 選択 94 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 95 : ◯林委員長 選択 96 : ◯はやお委員 選択 97 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 98 : ◯林委員長 選択 99 : ◯小枝委員 選択 100 :
◯林委員長 選択 101 :
◯林委員長 選択 102 : ◯小枝委員 選択 103 :
◯林委員長 選択 104 : ◯小枝委員 選択 105 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 106 : ◯小枝委員 選択 107 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 108 : ◯小枝委員 選択 109 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 110 : ◯小枝委員 選択 111 :
◯林委員長 選択 112 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 113 :
◯林委員長 選択 114 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 115 : ◯小枝委員 選択 116 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 117 :
◯林委員長 選択 118 :
◯林委員長 選択 119 :
◯林委員長 選択 120 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 121 :
◯林委員長 選択 122 :
◯林委員長 選択 123 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 124 :
◯林委員長 選択 125 : ◯木村副委員長 選択 126 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 127 : ◯木村副委員長 選択 128 :
◯林委員長 選択 129 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 130 : ◯木村副委員長 選択 131 :
◯林委員長 選択 132 : ◯小枝委員 選択 133 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 134 : ◯小枝委員 選択 135 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 136 : ◯小枝委員 選択 137 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 138 :
◯林委員長 選択 139 : ◯はやお委員 選択 140 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 141 :
◯林委員長 選択 142 : ◯木村副委員長 選択 143 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 144 : ◯木村副委員長 選択 145 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 146 :
◯林委員長 選択 147 : ◯はやお委員 選択 148 : ◯嶋崎委員 選択 149 :
◯林委員長 選択 150 : ◯嶋崎委員 選択 151 : ◯はやお委員 選択 152 : ◯嶋崎委員 選択 153 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 154 :
◯林委員長 選択 155 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 156 :
◯林委員長 選択 157 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 158 :
◯林委員長 選択 159 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 160 :
◯林委員長 選択 161 :
◯林委員長 選択 162 :
◯林委員長 選択 163 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 164 :
◯林委員長 選択 165 :
◯林委員長 選択 166 :
◯林委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午後1時30分開会
◯林委員長 ただいまから
企画総務委員会を開会いたします。
開会に先立ちまして、北海道で起こりました大震災に対して、犠牲になられた方々、また被災された方々に対しまして、皆様とともにお悔やみ申し上げますとともに、心から一日も早い復旧・復興をお祈りしたいと思います。
それでは、本日は、環境まちづくり部の理事者、政策経営部長、区議会事務局長及び次長のみ出席とし、他の理事者は自席待機とさせていただいております。欠席届は、千代田清掃事務所長が公務のため欠席です。
それでは、日程に入ります。
1の報告事項、環境まちづくり部(1)路面下空洞調査について、執行機関から報告をお願いいたします。
2:
◯谷田部道路公園課長 それでは、路面下空洞調査について、環境まちづくり部資料1でご報告申し上げます。
路面下空洞調査につきましては、平成29年度より事業を開始しているものでございまして、道路陥没がもたらす被害を未然に防ぎ、常に安全で良好な道路状況を保持する予防保全管理のため、主要となる幹線道路を対象としてレーダ探査により空洞を確認するための調査でございます。
資料の1番、調査実施状況でございますが、調査路線につきましては、千代田区緊急道路障害物除去路線と区指定の啓開道路及び10メーター以上の区道を対象とし、全体で149路線、総延長にしますと125キロとなってございます。
調査方法でございますが、資料のフロー図のように、レーダ探査機を搭載した車両によりまして一次調査を行い、そのデータを解析して異常箇所を特定いたします。異常箇所につきましては、二次調査として小型探査装置やスコープ画像によりまして、詳細な空洞状況を確認いたします。
調査につきましては、平成28年度から3カ年で全125キロを実施いたしまして、年度ごとの内訳につきましては、下に記載したとおりでございます。
次のページをごらんください。次、2番、調査結果でございますが、調査におきましては、空洞の位置と大きさにより3段階のランクづけをしております。
資料の範囲表にありますとおり、地表から20センチまでの一定の深さで、大きさが一辺10メーターを超えたものについては、評価Aとして、こちらの評価Aにつきましては、早急に対応が必要なものとしてございます。3カ年でA評価と判定された箇所は、平成28年度が6箇所、平成29年度が17箇所、平成30年度が13箇所で、合計36箇所でございました。このうち21箇所は既に復旧済みでございますが、残り15箇所につきましては、今年度中に復旧作業を行う予定でございます。
また、評価B及びCにつきましては、道路変位が大きくならないかどうかを観察するとともに、埋設物専用事業者と連携して詳細な調査を実施してまいります。
3番の今後の調査についてでございますが、調査結果を踏まえた日常パトロールでの監視とともに、定期的な空洞調査を実施してまいります。
次ページ以降につきましては、参考までに平成29年度及び30年度の調査結果で、評価Aと判定した箇所をお示ししてございますので、後ほどご確認いただければと思います。
なお、平成28年度の調査結果につきましては、平成29年3月9日の当委員会におきまして、ご報告をさせていただいております。
ご報告は以上でございます。
3:
◯林委員長 はい。ご報告が終わりました。
委員の方、何かございますか。
4: ◯米田委員 調査していただいて、ありがとうございます。残りの大きな空洞は、今年度やられると言っているんですけど、夏の大雨とか台風シーズンが来て、空洞がさらに大きくなって、さらに陥没することが考えられます。30年度とおっしゃっていますけど、大体いつごろをめどにされていますでしょうか。
5:
◯谷田部道路公園課長 既にもう、大きさによりまして早急に対応しなければならないものについては、もう今始めているところでございます。あと、少しまとめて、これ、発注しなきゃならないところがございますので、早急に設計を上げて対応していきたいと思っていますので、できれば年内には何らかの形で発注をして、対応していきたいと考えてございます。
6: ◯米田委員 台風シーズンが来るまでに、できるだけ早目にやっていただければなと思っております。あと、11メートル以上はやっていただいたと。で、11メートル以下の道路は、区道でどれぐらい延べキロ数がありますか。ざっとでいいです。(「5,000、何でしたっけ」と呼ぶ者あり)
7:
◯林委員長 ちょっと休憩。する。
はい。休憩いたします。
午後1時36分休憩
午後1時37分再開
8:
◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。
道路公園課長。
9:
◯谷田部道路公園課長 すみません、お時間をいただきまして。申しわけございません。
11メーター未満の区道につきましては、全体の64%でございます。キロ数にしますと約83キロでございます。
10:
◯林委員長 米田委員。
11: ◯米田委員 残りの道路も結構重要な道路となってきますんで、今、技術が上がっていますんで、11メートル以下も十二分にできると、いろんな会社から、できると聞いております。その辺もしっかり検討していただきたいなと思っております。
また、スコープ調査して、何だ、しばらく様子を見て研究していくとあるんですけど、この研究の仕方というのはどういった感じで考えておられますか。
12:
◯谷田部道路公園課長 まず、A評価というものが、一番緊急を要するものにつきましては、これを対応すると。あと、B、Cにおきましては、ちょっと深さも深かったりとか大きさが小さいとかということで、早急に陥没するというおそれがない箇所として捉えてございます。なので、こちらにつきましては、当然ながら日常のパトロール等での変位の状況なんかは、重点的に見ていくということと、それから、あと道路工事とかほかの工事のときに、その箇所がございましたらば、そこはもうきちんと原因も確かめて復旧をしていくと。あとは、これ、占用関係の企業者の埋設物関係もございますので、そちらのほうもきちんと調べた上で、連携して対応していくというような形で、基本的には、日常管理とそれからその工事等の際に対応していくというようなことで、今考えてございます。
13:
◯林委員長 よろしいですか。
米田委員。
14: ◯米田委員 もうこれで最後にしますけど、あと、今、空洞で、至近距離で小さな空洞、点々としているところもあると思うんで、それ、結構つながりやすいというデータもありますんで、その辺がつながると結構陥没事故につながると。課長、深い場合はなかなかというのもあるんですけど、水を引っ張ると結構それで陥没になりますので、その辺も注意して見ていただきたいなと思いますけど、いかがですか。
15:
◯谷田部道路公園課長 まさに、今、米田委員のおっしゃられたとおりでございますので、そこは結果も、その場所だとか位置も、きちんとやっぱりもう一度それの関連性も、また出てくる可能性もございますので、そこも考慮した上で日常管理もし、それからまたちょっと少し、3年間で一応幅員が11メーター以上の道路を全部終えたわけですけども、またこれも定期的にやっていく必要があろうかと思っていますので、それも踏まえて対応していきたいと思ってございます。
16:
◯林委員長 ほかの委員の方は。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
17:
◯林委員長 はい。
それでは、次に(2)の「国指定史跡常盤橋門跡保存活用計画」及び「国指定史跡常盤橋門跡整備計画」の策定について、執行機関からの報告をお願いいたします。
18:
◯谷田部道路公園課長 それでは、「国指定史跡常盤橋門跡保存活用計画」及び「国指定史跡……
19:
◯林委員長 「モンセキ」。「モンアト」でいいの、「モンアト」。
20:
◯谷田部道路公園課長 えっ、「モンアト」。あ、すみません。「常盤橋門跡整備計画」の策定につきまして、環境まちづくり部資料2でご報告申し上げます。
こちらの案件でございますが、一応この所管、この計画をまとめていく所管が、地域振興部の文化振興課となってございます。こちら、本日の所管であります地域保健福祉委員会におきまして、所管課からご説明をさしあげているということで、これは常盤橋公園と私どもに関してのことでございますので、本日、この当委員会におきましても、私のほうからご報告をさせていただきたいと思います。
最初に、資料の2の1番でございます。計画策定の経過でございますが、平成23年の東日本大震災によりまして、国指定史跡常盤橋門跡の桝形、(発言する者あり)あ、すみません、申しわけございません。問跡(モンアト)の……
21:
◯林委員長 漢字はわからないですね。(発言する者あり)
22:
◯谷田部道路公園課長 桝形石垣及び橋梁に破損が生じました。桝形石垣につきましては、平成23年から24年に解体修理を終了いたしまして、また、常盤橋につきましても、平成23年度から現在まで国庫補助事業として解体修理を実施しておりまして、本年度で終了する予定でございます。
橋梁の修理が終了するに当たりまして、文化庁及び東京都の教育委員会からは、史跡の保存活用と周辺整備のあり方については、文化庁の保全活用計画と整備計画を策定する必要があり、それぞれ計画を策定する委員会を設置して、委員構成については、史跡に関する専門家で構成する必要があると指示を受けてございます。
また、本年6月には、ことしですね、ことしの6月には、文化財保護法の一部を改正する法律が成立いたしまして、来年度から施行される予定でございます。改正にあたりましては、文化財の保存活用計画を策定し、それに基づいて史跡の整備をすることが求められていることから、常盤橋の解体工事終了後、直ちに史跡の範囲である公園整備を進めるためには、今年度史跡常盤橋門跡の保存計画および整備計画を策定する必要がございます。
次、2番の保存活用計画・整備計画の必要性についてでございますが、3点ございます。
まず、1点目が、先ほど申し上げましたとおり、今後、この整備につきましては、保存活用計画及び整備計画を区で策定するよう文化庁及び東京都から指示を受けてございます。
二つ目が、区が保存活用計画及び整備計画を策定することによりまして、今後の常盤橋周辺を整備するにあたりまして、史跡を適切に保存し継承していくよう、適切な整備方針を示すことができます。
3点目が、保存活用計画では、保存管理の基本的な考え方、現状変更等の取扱い基準を明確にしまして、また、整備計画では保存活用計画をもとに史跡の整備・活用の考え方を整理し、公園の復旧工事にも生かしてまいります。
続きまして、3番の体制でございますが、(1)(2)にございますように、国指定史跡常盤橋門跡保存活用計画策定委員会、それから国指定史跡常盤橋門跡整備計画策定委員会を設置して、策定してまいります。委員につきましては、国の委員や外濠計画などを担われている専門家の先生にお願いをしてございます。
次に、4番、今後のスケジュールでございますが、年度内、それぞれ3回程度も開催いたしまして、各計画を策定してまいります。
また、根拠規定につきましては、5番に記載のとおり、それぞれの計画策定委員会設置要綱を制定いたしまして運営してまいります。
ご報告は以上でございます。
23:
◯林委員長 はい。どう──委員の方。
24: ◯小枝委員 すみません。ここの件については、景観審議会の中でも報告されたときに皆さんからもいろいろ意見があったように記憶していて、大変気になっていたんですけれども、当然この保存計画、専門的な活用計画を立てるのは当然のことだと思うんですが、逆に言うと遅い。それで開発をすることだけがわかっている。橋は、どれだけお金をかけただろうかというくらい何度も追加予算をかけてやっているというところを、本格的には決算議会がもう目前にありますので、そこのところで確認をすればいいのかもしれませんけれども、質問としては、この橋の保存のために今幾らかけましたかということ。それから、公園の改修を事業者の地域貢献として──個別名称を挙げるとまたやられちゃうので言いませんが、M様の工事でやるということが、もうとっくの昔に出ていたんですね。で、私、これは何なのかなというふうに思ったんですけれども、その辺の日程的なものがわかるものを、面積的なものがわかるもの。そして幾らかけたのか。この会議はいつからやるのか、誰がやるのか。で、一体間に合うのかというようなところを、ちょっと、わかるように説明をしていただきたいと思います。
25:
◯林委員長 多岐にわたって、まず総額。これまでに……
26:
◯谷田部道路公園課長 ちょっと今は──持ち帰りたいと思います。総額というのは……
27:
◯林委員長 うん。で、あ、ちょっと休憩します。
午後1時46分休憩
午後1時55分再開
28:
◯林委員長 委員会を再開いたします。
道路公園課長。
29:
◯谷田部道路公園課長 すみません。貴重なお時間をいただきまして、申しわけございませんでした。
まず、常盤橋の今現在行われております工事の総額でございますが、約30億円でございます。
それから、この委員会でございますが、本日、この両委員会開催をする予定でございまして、この時間帯で今開催をしているところでございます。
メンバーでございますが、まず、近代考古学がご専門の早稲田大学の谷川先生。それから、近代史がご専門の東京外語大学の吉田先生。それから、東京の橋や水辺の都市景観について造詣が深い伊東先生、早稲田──これは今、大学は違う。伊東孝先生。それから、近代土木史景観学や公共空間デザインがご専門の東京大学の中井先生。それから、千代田区の文化財保護審議会にお務めいただき、風景・景観学や造園学がご専門の立教大学の小野先生でございます。それと、あと行政側のメンバーとしまして、事務局が文化振興課、それとあと道路公園課、麹町地域
まちづくり担当課ということになってございます。
30:
◯林委員長 あ、まだ、ゾーニングの件。
麹町地域まちづくり課長。
31: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 今、先ほどご質問のあった景観審議会との関連でございますが、景観審議会にこれが諮られたのは、大手町二丁目常盤橋地区の市街地再開発事業をちょっとかけた中で、そういう常盤橋のご議論もあったかと思います。
で、常盤橋の再開発事業の中で、この常盤橋の公園の拡充整備を行うということになってございまして、それは2027年を予定されておりますけれども、この保存管理の委員会につきましては、現史跡範囲の常盤橋と区の公園の部分ということになってございますので、その拡充整備の話は、また今後協議ということになってございます。
32:
◯林委員長 小枝委員。
33: ◯小枝委員 お調べいただいて、ありがとうございました。気になりながら調べなかったこちらも悪いんですけれども、ここは30億円、何度かの延長、追加を加えて、議員もみんなで見学に行って、文明開化の史跡として大変敬意を表してというか、やってきた経過があるので、それは開発のために文化財があるのではなくて、やはり観光やこれからの江戸の史跡、これは明治ですけれども、守っていくという意味では、ついでにあるのではなくてとても重要なことなんですけれども、あと3回でというと、ちょっとつけ足しで、とにかく宿題をやっちゃわないとまずいような感もあるんですね。そうじゃないというところで、これまで投入していた金額、それから文化庁、国、東京都、他の財源、そして、今の地図的なところでの整理というものを一遍ちゃんとやっていただきたい。振り返りをしっかりとしていただきたいと思いますので、その点を要望して、きょうのところは。非常にもう、こつこつと職人を集めてやっている、大変繊細なことを、水をせきとめてやっているわけですから、その隣で起きる開発の中で、ここをやっていくというだけでは済まない、もっと重要なことがあるはずなので。また、民間事業者にやるということを議会の中で聞いたことも一度もないんですよ。そういうこと自体が、何だろうなというふうな思いがあるので、ちょっと経緯・経過をしっかり金額的にも整理して出していただきたいということをお願いします。
34:
◯谷田部道路公園課長 今、小枝委員のご指摘をいただきました。この計画につきましては、当然これ、指導に基づきまして計画を策定するということで今進めているところでございますが、今のところ3回程度と言っておりますけども、回数については、別に制限しているわけではないというところと、それから、オブザーバーで文化庁の担当の方とそれから東京都教育庁の文化財係の方も、これ、オブザーバーとして入っていただいていますので、そこはきちんとした形でまとめ上げて、整備に向けて行きたいというにも考えてございます。よろしくお願いいたします。
35:
◯林委員長 はやお委員。
36: ◯はやお委員 文化財のことで、本来であれば、所管となれば、うちのほうの教育委員会のほうも何らかの形をとるんでしょうけれども、先ほどの話の中で、文化振興課が中心になって進めていると、こういう話だった。で、こういう文化財について、これ、一般論なんですね。どういうふうにやっているのかなんですけど、これを、文化財を何らかの形で動かす、改修する、何々するという手続・手順は、この常盤橋のとき、どういう手続・手順でやったのか。ちょっとここは、一般論。一般論も含めて、一般論的にはこうですよ、教育委員会はこういうかかわりますよ、千代田区の場合だったら、基礎的自治体として。
だけども、今回私たちのほうのこの教育関係については、例えばこの文化財もしくは図書館については、これは文化振興課のほうに補助執行として渡しているのか、どういう形で渡しているのか知らないんですけれども、この本来の流れとはちょっと違う形でそれぞれの執行が行われているので、この手続はどうなっているのかだけ確認したい。
37:
◯谷田部道路公園課長 通常、公園等でそういった文化財的なところのものについて、さわらなければいけないとか改修に該当するような部分につきましては、これは、うちの地域振興部の文化振興課のところにこの事案についてご相談をし、そこを通して東京都なり文化庁なりにご意見を伺いながら進めているという状況でございます。
今回のこの常盤橋につきましても、そういう文化財、これ、国の指定の文化財でございますので、当然私どもの所管からは、まずは地域振興部の文化振興課のほうにお話をし、そこを通して国と東京都に対していろいろとご指導いただいているというような状況でございます。
38: ◯はやお委員 この辺のところは、ちょっと時間をかけて確認しておいていただきたいのが、本来、文化財等々のものにつきましては、東京都の教育委員会、そして、または、うちの場合はちょっと執行が違うから、千代田区がもし通常のとおりそういう所管のところが、教育委員会が持っていれば、教育委員会の見解をもって改修についての確認を文化庁にする。これは、私は確認したんです。
ですから、それをしないんであれば、どういうふうにするべきなのかということは、確認しておいてください。で、何かというと、コンプライアンスですから、本来のやらなくていけない手続・手順を踏まえないで、予算だとかそれが執行されていたということになると、大変な話になりますから。そこの確認をしていただいて、そしてあとは、もう一つ、これは政経部の話なのかわからないんですけれども、きょうは答えられないなら結構です。例えばこのことについて、本来、執行に関しては、教育委員会から抜けているにしても、例えば議案とか報告だとかという形をとらなくちゃいけないものがあるのかどうか、この文化財に関して。このところについて、今、答弁する方がいらっしゃらなければ結構ですけれども、課題として報告をお願いしたいと思います。
39:
◯谷田部道路公園課長 はい。ただいまはやお委員のご指摘いただきましたので、その手順・手続等については、もちろん所管──今は、現在私どもとしては、文化振興課と、これ、連携をとってやっているところでございますが、その辺のところもきちんともう一度整理をして確認したいと思っています。すみません。よろしくお願いいたします。
40: ◯はやお委員 大丈夫です。
41:
◯林委員長 はい。この常盤橋の件は、別に当初予算で出ていたわけでもないですか、確認ですけれども。どこかに出ていたのかな、項目。
42:
◯谷田部道路公園課長 策定ですか。
43:
◯林委員長 うん。策定しますというのは。出て……
44:
◯谷田部道路公園課長 これは、所管がちょっと。
45: ◯林委員長 違うんです。だから、当初予算、千代田区の30年度の当初予算に。ちょっとそこも確認して……(発言する者あり)改めて。ええ。出ているんでしたらね、一応どこかでやりとりをやって、年度内の事業執行なんでしょうけども、急に出てきたとしたら、何か先ほどの小枝委員じゃないですけど、どこかの急に、やっぱり文化庁のほうで、どうしても年度中に仕上げてよとかというオファーがあったのかどうか、事実経過も含めて、ちょっと確認しておいてください。はい。
ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
46: ◯林委員長 はい。
それでは、やっとこっちのね。
次に、(3)の地域まちづくりの動向についてです。半期に一度、こちらのほうはまとめてやらせていただいております。今回も今までの経験を踏まえまして、どっと資料3-7までご説明をしていただいて、確認事項は、ページごとに委員の方にやっていただくような形をとらせていただいてよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
47: ◯林委員長 はい。
それでは、説明をお願いいたします。報告か。
48: ◯佐藤地域まちづくり課長 それでは、地域まちづくりの動向につきまして、地域まちづくり部資料3-1から3-7まででご報告をさせていただきます。
委員長から、今、お話がございましたけれども、今回につきましては、節目を捉えまして、まちの動きがあったところを中心にご説明させていただいているところでございます。
資料の構成でございますが、3-1が区の全体像でございます。次に、3-2がまちづくりの取り組み状況、市街地再開発事業の取り組み、そういったものについて、緒元としてまとめたものが2枚ございます。それから、3-3から3-7が地域別まちづくりのまとめという形になっております。
この図の見方でございますが、3-1をごらんいただきまして、右下の部分に凡例をつけてございます。青色でお示しいたしましたのが、地域の動きがある地区、青丸のチェックでお示しいたしましたのが、事業中の地区。そして青の四角のチェックでお示しいたしましたのが、(発言する者あり)事業中の鉄道事業をお示しでございます。それと、緑色の破線が計画中・事業中の道路。そして黄色が地区計画の区域でございます。
3-3以降につきましても、基本的に同様にお示ししてございますが、道路整備につきまして、開発事業に伴って、事業者が整備するものを青色で、区が整備するものを緑色でお示ししているところでございます。
それと、3-1の左側の部分に、地域における主な動向というものを記載してございます。その文言の後ろの部分に、A、B、C等のアルファベットで記載してございますが、この表記A、B、Cにつきましては、3-2のほうの表のほうとリンクしてまとめてございます。一応まとめ方とすると、そういうような状況になっております。
では、3-1の全体図の部分でございますけれども、この千代田区域全体を見回しますと、まちの機能更新に向けた取り組みを行っている、図で言いますと、青色で、青丸でお示しした地域でございますけれども、この地域の動きがある地区、これが神田駅周辺地域ですとか飯田橋・富士見地域に特に多く見受けられる状況がございます。これは地域特性でございますとか、さまざまな状況等はございますけれども、主に建物の老朽化によりまして、建てかえの時期を迎えている建物が多くありまして、さまざまな理由によりまして機能更新がなかなか進まないと。そのために地域の方々が将来に向けてまちの課題解決を図り、よりよいまちとなるよう検討を進めている地域が多くあるという状況が見受けられるところでございます。
また、黄色でお示しいたしました地区計画につきましては、真ん中の皇居、北の丸公園、霞が関の一団地の官公庁施設を除いた部分の約63%に地区計画が制定されております。面積で申し上げますと、約504ヘクタールという状況になっておるところでございます。
それでは、各地域の担当によりまして、順を追ってご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。主に前回のご報告から進捗があったことを重点的にご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、恐れ入ります、資料3-3をごらんになってください。初めに、飯田橋・富士見地域のまちづくりについてご説明させていただきます。
JR飯田橋駅の改良工事、西口の改良工事になりますが、この状況でございます。現在、安全対策のためのホームの延伸ですとか新駅舎の整備、それと西口の駅前広場整備の工事をJRが実施しておるところでございます。2020年の竣工を予定しているところでございます。
この西口に近いところでございますが、このエリア内、富士見福祉会館がございまして、今後、既存建物の解体を予定しておるところでございます。こちらの詳細等につきましては、今後ですけれども、当委員会において担当課のほうよりご説明させていただくという予定にしております。
次に、ちょうど図の上側のところになりますけれども、下水道のほうの工事でございます。こちらのほうにつきましては、下水道本管の老朽化によりまして、新たに管を更新している、新設しているという工事でございます。現在、地下60メーターまで掘削を行いまして、立坑という形での、いわゆるコンクリートの筒状のものでございますけども、そこが完了いたしまして、現在、横に向かって掘っていきます、いわゆるシールド工法と言われている工法でございますが、新たな下水道管の構築に着手したというところでございます。工事につきましては、2023年の3月の工事完了予定としているところでございます。
そして、青色の、濃い青色でお示しいたしましたまちの機能更新に向けた検討を行っているところでございます。富士見二丁目3番街区、飯田橋駅中央地区、飯田橋駅東地区、飯田橋3-9周辺地区の4地区がございます。この状況等につきましては、取り組みのおおむねの方向性が整備された段階で、適宜当委員会でご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
次に、恐れ入ります、1枚おめくりいただきまして、神田駅周辺地域のまちづくりについてご説明させていただきます。
49: ◯林委員長 こんなにいっぱい工事があるんですか。
50: ◯佐藤地域まちづくり課長 図の真ん中、緑色でお示しいたしました神田警察通り、こちらの工事、第I期工事になりますが、共立の前、図で言いますと左側の緑色の実線でお示ししたところでございます。この工事につきましては、本年7月に完了をいたしました。今後、破線でお示しいたしました約1.1キロ程度の長さになりますが、II期、III期工事に向かいまして、警察通りの協議会がございますので、そこの協議会において検討を深め、工事のほうを進めてまいりたいというところで考えております。そこの状況、検討状況につきましては、適宜委員会のほうに、当委員会のほうにご説明、ご報告させていただきたいと考えております。
また、同じく道路工事でございますが、図の右上のほうにございます一八通り、「一八」と書いて「イッパチ通り」の電線類地中化工事が、本年3月に完了をいたしました。この工事内容でございますが、電線類地中化工事に合わせて、幅員11メーターの区道の両側にございます2メーターの歩道を2.5メーターに拡幅し、車道部分に自転車走行空間としてのナビマーク、ナビラインの整備を行っております。
次に、資料下側になります。内神田南部地区につきましては、大手町からの人道橋の受け地の整備がございます。それに合わせまして、日本橋川沿いの「川に顔を向けたまちづくり」に向けて、川沿いの地権者の方々とともに、昨年11月よりこの地域、このエリアの将来像ですとか地区計画策定に向けて検討をするため、勉強会を開催しているというところでございます。
次に、地域の方々が主体となってまちの機能更新に向けた検討を行っている地域が、神田錦町三丁目南部東地区、神田美土代町地区、神田駅西口地区の3地区でございます。それぞれの地域の検討の熟度はさまざまでございますが、詳細なことにつきましては、検討の進捗状況に応じまして、また当委員会のほうにご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からのご説明は以上でございます。
51: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 続きまして、九段下・竹橋周辺地域のまちづくりと東京駅・有楽町駅周辺のまちづくりの進捗についてご報告させていただきます。資料は3-5になります。
資料一番左側の九段会館及び敷地の利活用につきましては、落札をされた東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が出資する事業会社、SPCですね、が組成されまして、5月から解体工事のほうに着手しています。それに伴いまして、今回の資料としては、凡例の協議・計画中から事業中という網掛けに変更させていただいております。完成は2022年の7月を予定しています。
その右側の濃い網掛けの九段南一丁目地区、そのうちの再開発準備組合が組成された北街区がございます。これ、7月4日の当委員会でご報告しましたけれども、その隣にある銀行の三井住友銀行跡地の九段南一丁目南借受地の整備につきましては、これは二つの敷地に分かれておりますので、大きく分けてこどもの遊び場ゾーンとまちかど広場ゾーンとして整備を進めているところでございます。
右下側の竹橋地区では、丸紅本社ビルの建てかえの建築工事を今行っているところでして、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前までに完成する予定で、その段階で、地区計画で定められた駅前広場機能を持つ広場が同時に整備されるということになってございます。
続きまして、右側の東京駅・有楽町駅周辺地域でございます。こちらについては、主な変更点としましては、3月に供用開始した竜閑さくら橋、これにつながっている大手町二丁目地区の再開発事業の施設建築物が8月に完成しまして、大手町プレイスとして竣工完了済みというふうな記載にさせていただいております。
私のほうからのご報告は以上でございます。
52: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 1枚、資料のほうをおめくりいただきまして、資料3-6、神田駿河台地域のまちづくりについてご説明させていただきます。赤枠でお示ししている範囲が、神田駿河台地域まちづくり協議会の検討区域でございます。
これまで、ご承知のとおり淡路町のワテラス、御茶ノ水のソラシティ、三井住友海上ビルなどにより、周辺道路の地中化やバリアフリー化、整備等が行われてまいりました。図の青色の矢印で示した茗渓通り、淡路坂、お茶の水仲通りなどが整備されております。一方、区の事業としましては、明大通りのバリアフリー化整備工事やお茶の水橋の長寿命化が現在進められているところでございます。
次に、JRの御茶ノ水駅のバリアフリー化工事です。この工事は、区も経費を負担しながら、聖橋口に約500平米の広場を整備するものです。JR御茶ノ水駅の線路上に人工地盤を築造することにより、御茶ノ水橋口と聖橋口の2方向にバリアフリールートの確保を図ります。なお、エレベーターやエスカレーターなど昇降設備は平成30年度内の整備を完了を予定しており、まずは御茶ノ水口側のバリアフリールートの供用開始を目指しているところでございます。
次に、図面左下の三角の形をした神田小川町三丁目西地区です。昨年6月に地域地権者の市街地再開発事業等の都市計画提案を受け、手続を進める予定でしたが、準備組合からいま一度地権者間での共有の理解を深めたいとの申し出を受けたため、手続を留保している状況です。現在も準備組合が未同意者への丁寧な対応に努めている状況です。
神田駿河台地域のまちづくりについては以上でございます。
恐れ入ります。1枚おめくりいただきまして、資料3-7、秋葉原地域のまちづくりについてご報告させていただきます。
初めに、事業中のものといたしまして、青色のチェックでお示しいたしました秋葉原土地区画整理事業の右側の部分になりますが、神田練塀町地区再開発事業でございます。この地域は、駅に近い地域でもあるにかかわらず、日中でも人通りが少なく、にぎわいに乏しい状況が課題となっておりました。このため、練塀町の再開発において、新たに右側に広場を整備いたしまして、駅周辺からの動線を創出し、地域のにぎわいにつなげる流れを生む計画となってございます。工事は、昨年4月から着工いたしまして、現在、地上10階の床の躯体まで完了、平成31年7月完成の予定でございます。
続きまして、資料の左下、ピンク色で囲いました外神田一丁目計画基本構想の区域でございます。既にご案内のとおり、外神田一丁目計画基本構想により、都心の貴重なオープンスペースである川に顔を向けたまちづくりを進めるという考えのもと、取り組むべき地区というふうな認識でございます。現在は区の万世橋出張所の計画が先行して進められておりますが、この川沿いの街区には、清掃事務所や万世会館といった重要な公共施設が立地しており、施設の老朽化や使い勝手が悪いなど、区議会からもご指摘をいただいているところでございます。また、昌平橋側に行くほど、奥行きが狭い敷地形状や区の公共施設のほか国、東京都、民間といった地権者も多岐にわたるといった難しい課題もございます。
一方この川沿いの街区を含んだ外神田一丁目のエリアでは、現在さまざまな意見があるものの、機能更新に向けたまちの動きもございます。
つきましては、外神田一丁目構想が目指す「魅力ある水辺空間の創出」に向けて、近傍のまちの動きも見据えながら、国や東京都、民間といった地権者の理解や協力を深めていくよう、鋭意取り組んでまいりたいと存じます。
最後になりますが、昭和通りの右側、濃い青色でお示ししました秋葉原駅前東地区でございます。本地区は、平成28年3月からまちづくりの勉強会を始め、現在は協議会として引き続き検討を進めておりますが、お話し合いの中で検討区域に変更がございました。今後は、今回お示ししております範囲において、地域の中で、協議会で検討を深めてまいるというふうに伺ってございます。これらの検討状況の詳細につきましては、その進捗状況に応じまして、当委員会においてご報告させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
長い時間のご報告になって恐縮でございますが、地域まちづくりの動向については以上でございます。
53: ◯林委員長 はい。まとめて報告をいただきました。
3-1はよろしいですかね。よろしいの。別に地区計画の確認はいいですよね。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
54: ◯林委員長 はい。3-2のほうは、また別途になってくると思いますので、3-3、飯田橋・富士見地域のまちづくりについて、何か委員の方、ございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55: ◯林委員長 はい。
それでは、3-4の神田駅周辺地域のまちづくりについて、何かございますか。
56: ◯小枝委員 すみません。地区計画図が示されていないんですけれども、この青といろいろな斜線のようなところで、地区計画の制限がかかっているエリアは、どれとどれとどこでしょうか。
57: ◯佐藤地域まちづくり課長 申しわけございません。資料3-1のほうに、全体のほうになりますが、神田地域、当然含まれておるところでの、黄色でお示ししたところが地区計画の範囲というところになっているところでございます。で、3-4の中で、地区計画のかかっていない範囲でいいますと、川沿いの内神田南部地区の部分ですとか神田駅西口の駅に近いところ、ここの部分については、地区計画がかかっていないというような状況でございます。(発言する者あり)
58: ◯林委員長 内神田南部地区と神田駅西口地区以外は、地区計画がかかっている、このページの。
59: ◯佐藤地域まちづくり課長 委員長、すみません。
60: ◯林委員長 はい。
61: ◯佐藤地域まちづくり課長 神田駅西口地区の駅に近い部分の……
62: ◯林委員長 近い部分。一部が入っている。地区計画……
63: ◯佐藤地域まちづくり課長 一部がかかっていないと。それ以外の部分について、内神田一丁目、二丁目地区については、(発言する者あり)地区計画がかかっているかという状況でございます。
64: ◯小枝委員 はい。そうしたら参考に、高さの定めがかかっているところについては何メーターという把握になっているんでしょうか。
65: ◯林委員長 事務事業概要、わかりますか、すぐ。
地域まちづくり課長。
66: ◯佐藤地域まちづくり課長 申しわけございません。全体統一ではないんですけれども、40メーターのところでございますとか、あと、総合設計を使った場合については100メーターであるとか、ちょっとまちまちの部分はございますけれども、そういう形でかかっているような状況でございます。明確ではなく申しわけございませんが。
67: ◯小枝委員 はい。今後、行政のほうとしては、そういう数字は、当然これだけ全体を動かしていこうとするときに、頭に把握しておかないと、その都度その都度とまるのも困りますので、頭に入れておいていただきたい。きょうのところは、そこは、次で結構です。
68: ◯林委員長 よろしいですか。
69: ◯小枝委員 まあ、ここで一個一個詰めても。
70: ◯林委員長 神田地域は。
71: ◯小枝委員 ええ。
72: ◯林委員長 はい。いいですか、後で……
73: ◯小枝委員 えっ。
74: ◯林委員長 後でというのは、やめてもらいたいんですけど。
75: ◯小枝委員 そうなんですか。
76: ◯林委員長 いいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
77: ◯林委員長 はい。
それでは、3-5、これ、二つありますので、一つずつで、九段下・竹橋駅周辺のまちづくりについて。ここについては、委員の方、特に……
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
78: ◯林委員長 なし。はい。
右側の東京駅・有楽町駅周辺(日本橋川沿川)地域まちづくりにつ──「いて」が消えちゃって、「つ」。ここについては、ここもよろしいですか。先ほどのはいいですか、続きの常盤橋は。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
79: ◯林委員長 いい。はい。終わっちゃうな。
はい。続きまして、資料3-6の神田駿河台地域まちづくりについては、委員の方。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
80: ◯林委員長 はい。よかったね。はい。
では、最後です。資料3-7の秋葉原地域のまちづくりについて。
岩佐委員。
81: ◯岩佐委員 外神田の一丁目、二丁目、3番地区で、さまざまな意見があるという、先ほどのご報告でした。こちらには、代替のきかない区有施設については、それはそれで機能更新をどういう形で進めていくかというのはまだ見えてきていないんですけれども、今の現状の施設の建物そのもの、それから、また建物の中の施設もあわせて、それはきちんと検討段階に入られたのか。やはりそれは現状把握から始まると思うんですけれども、今、それはどういう状況で、区がどの体制でやられるのか、ご説明ください。
82: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 まずは、施設の所管である清掃事務所の所管、あるいは万世会館の所管のほうで、ワーキングという形で、どういった機能更新が必要かということ、どれぐらいの規模、機能が必要かというような検討には入っておりまして、そちらのほうは、一定程度、庁内の中では整理を今しているところでございます。
83: ◯岩佐委員 その準備組合さんもある中で、さまざまな地域のご理解もやっぱり必要だと思いますので、準備組合さんとの関係では、そこも含めて議題として上がって、準備組合の中で、検討課題としては上がっているんでしょうか。それはそれで別の話として進んでいるのか、やはりそれは、一応ご理解をいただくための手法として、何か情報提供をされているのか。その程度でお願いします。
84: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 具体に準備組合のほうと公共施設の機能用途、規模みたいなものについてご議論というのはしておりませんで、まずは庁内の中で、どれだけ必要なのかというものを、整理を今しているような段階でございます。
85: ◯岩佐委員 わかりました。
86: ◯林委員長 よろしいですか。
87: ◯岩佐委員 いいです、とりあえず。
88: ◯林委員長 この外神田の事案については、特別委員会のほうでやられているんで、きっとそっちのほうで、決算や予算でも毎回出てくるんですけれども、その程度ぐらいで大丈夫ですかね、今、いいですか。大丈夫ですか、準備組合との。はい、わかりました。
で、小枝委員、どうぞ。
89: ◯小枝委員 外神田一丁目のほうについては──ああ、ちょっと議案に入っちゃうからやめたほうがいいかな。国道事務所が残ってしまう形になって、再開発が進まなければ、出張所の正面玄関が壁に阻まれてしまうという状況になっていると思うんです。で、出張所を建てるときに、もっと何でしょう、今、万世橋寄りにつくってしまったわけですけれども、昌平橋寄りのほうにつくろうとか。何を言いたいかというと、トータルに俯瞰して事態を眺めている人がいないんではないかということがすごく心配なんですね。民間の土地なのに、民間の土地を含む再開発を行政が仮にしたいと思った。あるいは民間からそういう提案があった。そのときに反対している人が何人かいる。これも当然のことだと思うんですけど、それを、もう、てこでも動く前提で物事をつくり込んでいくというところは、こうやって線で引かれるとピンクと青い線とそれだけのことなんだけれども、今さかのぼって普通に考えれば、出張所をここに置かなくても昌平橋のほうに置こうとかいうふうに考えれば、こんなきつきつの状況にならなかったし、切り離してのリスクヘッジというか、まちづくりもできると思うんですね。そこら辺を俯瞰して見る人がいなくて、事業者に区の土地も都の土地も含めて、ひっくるめて何とかしてくれというやり方になっていることについて、ちょっと大きな質問なんですけど、どうするんだろうということだけ聞いておきたいと思います。
90: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 準備組合といいますか、民間の再開発事業を活用といいますか、それで公共施設の再編ということではございませんで、まずは、川沿いの地権者の方々もいらっしゃいますので、その中でお話し合いというものをしていくのが必要なのかなというふうに思ってございます。それは、やはり国、東京都、民間の建物がございますので、基本構想の実現を目指すとなると、皆様方にそれなりのご負担がかかってくる場合もございますので、そこは──で、その中で全体として北側の1、2、3番街区というふうに書かせていただいていますけれども、その中でもまちづくりの機運もあり、さまざまなご意見があるということでございますので、そちらも見据えながら、今後相互理解というものを深めていきたいというような、そんなことを考えてございます。
91: ◯佐藤地域まちづくり課長 この川沿いの外神田一丁目の計画でございますが、委員おっしゃるように、当初、当然ですけれども、全体を見つめた形での検討を行ってきたと。そこの中で、出張所のあり方についても検討をしてきたと。で、当時、検討をしてきたときに、昌平橋際の部分については東京都の住宅があって、そこの住まわれている方がどうするのかとかそういった問題もございました。さまざまな検討を深めていたところですが、なかなか具現化に向けての方策が非常に厳しい、難しいという状況がある中で、出張所自体がかなり老朽化をしているというところで、地域の方から陳情をいただきまして、早急な形での出張所の建てかえというようなご要望もいただいていると。と、全体的なスケジュールを踏まえた形で、出張所のほうの建てかえをなかなかこう、かなり待っていただいているところもございましたので、さらに待っていただくというのも、非常に難しい、厳しいだろうというところもございましたので、警察署があった敷地が、警察署の移転の伴いましてあいたというところもございましたので、そこの部分を活用して、この構想を踏まえた形で、先行して出張所の建てかえを進めていこうというところで、適宜ちょっと当委員会のほうにもご報告させていただいてきたところでございます。
で、その出張所のほうは、構想を踏まえて先行しているところでございますが、そのほかの地域につきましても、当然全体を見据えた形での構想を踏まえてというところで検討を進め、特別委員会のほうにも報告をさせていただいているところでございます。
92: ◯林委員長 どうぞ、小枝委員。
93: ◯小枝委員 もうその話はわかっているので、それを言っているのではなくて、もう出張所ができ上がるともうなっちゃっている段階で、平成27年にはもうここを、昌平橋のところも更地だったですよ。だから、これから、今竣工みたいな流れでしょ。それで、この右側の、こっちは何だ、万世橋のほうの国土交通事務所は、再開発がなかったら動かないとすれば、ここ、広場になるという絵が前提で出張所が建てられたということを言っているんですよ。だったらば、出張所──もうにっちもさっちもいかなくなるじゃないですか。だから、揚げ足を取っているんではなくて、やっぱり俯瞰してみる人がいないから、トータルなマネジメントができずに、民間の土地まで、もう日程どおり開発を終えるんだという前提で進んでしまったことによる、これは町会長の方たちがわからないのは当然なので、そこはやっぱり公共がトータルに見渡して、どうしたら住み続けられるまちづくりができるか、あるいは川沿いのこういうまちが将来的にできるかというようなことを考えなきゃいけない役割を担っていなかったということについては、ここは一つ反省しておかないと、恐らく時間をさかのぼれば、ここの昌平橋のほうに絶対できましたよ。どう考えたって、同じタイミングで。それを意固地になって、絶対やるんだと、いや、見ていてください、もう少しで決まりますからとやって、ここまで引きずってきたということに関することは、やっぱり一旦反省をしてもらわないと、ここのところは終わらない。
94: ◯大森まちづくり担当部長 今、小枝委員からるるご指摘いただきましたが、全体を俯瞰しているところは、当然区の中のまちづくりの担当になります。それで、例えば川沿いの、もとは構想に基づいて川沿いを整備しようといった中で、全部できなかったら一歩も進まないというわけじゃなくて、やはりその中のそのときの優先順位として、出張所の建てかえというのは、もう待ったなしだという中では、全部がそろわなきゃやらないというんじゃなくて、そこは優先順位をつけて出張所の建てかえを第一義的にやったわけです。それもトータルで考えているからそういうことをしたわけで、あとは、JKKの住宅供給公社がやはり構想に基づいてまちづくりを考えていく中で、居住者の方も移転先を見つけながら、老朽化の中でこれは一緒に考えていこうということで除却をした。みんなでここの川沿いを考えていこうと、やはりそういう、きっかけがなければ、ずっとそのままあったわけですよね。
まだまだ、すみません、全部が完成していませんけども、やっぱり一歩一歩、この川沿いの中をトータルにまちづくりのほうで俯瞰しながら、着実に──着実にというか、難しいですけども、ここのまちづくりを進めていきたいというふうに思っております。
95:
◯林委員長 はやお委員。
96: ◯はやお委員 これは、以前、決算のときに、我々会派のほうも、いろいろ××のほうから、×××のほうからの絵が確認でとれていて、確認したようなと思っています。二重──橋が渡るだとか何だと。まあ、いいんです。もうここまで来ているんですから、出張所の位置がもう決まっちゃっていると。
それで、あのとき私は、質疑したのは、当然のごとく万世会館もあるじゃないかと。それで清掃のもあるじゃないかと。そうすると、石川さんに対して言ったのは、あなたは設置者なのにこういう絵図を描かれていていいんですかという質問をしたんです。だから、そこのところからして──それも決算の総括ですよ。そこのところでどういうふうに話がされて、×××××が、×××××なのかどこだったのか、ちょっとどこのデベロッパーだか書いてありましたけど、そこと、そしてまた外神田の一丁目の基本構想がどのように整合性をとりながら進めていくかという、今、小枝委員のほうからの話も踏まえて、そこはきちっと提示しなくちゃいけないところに来ていると思いますよ。個別個別にこれをしていきますよというんではなくて、全体的なものとして、こういうのをどうやって整理しましたか。だって、あれは大きな問題で、私は、全ての問題は外神田一丁目計画にあるとまで文句言ったんですから。それを、変えるのはいいですよ。そんなリアリティーに政治は進めなくちゃいけないんですから。だけども、ただ単純に、今後ここへつくりますとかということではなくて、きちっと整理した形で、特別委員会、そして並びにこの所管である常任のほうにも報告をしていただかないと、単なる動向報告では、もう済まなくなっているんではないんですかということで、それをお答えいただきたい。
97: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 今のご指摘、ごもっともでございまして、適宜進捗に応じて、こういったまちづくりの動向の一環とは別な形で、基盤整備の特別委員会もございますし、企画総務、当委員会のほうにでも、別途ご説明のほうをさしあげるようにしたいと考えております。よろしくお願いいたします。
98:
◯林委員長 小枝委員。
99: ◯小枝委員 もう一つのこれからということで、秋葉原駅前東地区のところを神原課長のほうから若干の変更ありましたという話があったんです……
100:
◯林委員長 あ、小枝委員、ごめんなさい。
外神田一丁目についてはよろしいですか、もう、ほかの委員の方。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
101:
◯林委員長 いいですか。今、やると言ったんですけど、特別委員会もありますけれども、決算でも出るかもしれない。淡々と、公共施設の適正配置につきましては、その都度都度、道筋が見えましたら、適時適切に当委員会にもご報告いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでいいですかね、外神田一丁目につきましては。
102: ◯小枝委員 ごめんなさい。(発言する者あり)
103:
◯林委員長 どうぞ。一個ずつやらないと。どうぞ、次、秋葉原ね。
小枝委員。
104: ◯小枝委員 すみません。同じページの秋葉原駅前東地区のところですね。(I)と書いてありますけれども、この何らか変更があったというような説明がありましたので、もう少し詳細に説明いただけますか。
105: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 資料でいいますと資料の3-7になりまして、図面のほうで右下に(I)という表示のところでございますけども、以前、図面にあります右側の佐久間町三丁目までエリアが入っていたんですけれども、そちらのほうと二丁目の一部が範囲から外れているというのが、今回ご提示している資料でございます。
106: ◯小枝委員 表のエクセルの数字のほうでいうと、どういう変化になるんでしょうか。そして、どうしてそのようなことがあったのでしょうか。
107: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 失礼いたしました。資料のほうの3-2、おめくりいただきまして、Iのところです。上段の真ん中の部分になります。変更した部分といたしましては、こちらの宅地面積のほうが、すみません、変更になっていまして、今、すみません、ちょっと前回の資料が手元に──あ、ございました。(発言する者あり)そうですね、変更といたしましては、こちらの宅地の数字のほうが変更になってございます。
108: ◯小枝委員 前回の表と比較しますと、0.7ヘクタールが0.6ヘクタールというふうになっています。で、これは、どんな──単なる勘違いということなんですか。それとも、どういう流れなのか。小川町三丁目のような、全員ここ──隣の小川町三丁目西のところで、全員賛成ですといって0.6ヘクタールが、ところが、あけてみたら、やれ、1人、2人、3人と、こうなっているというようなところと、私なんかは、こう、横並びで今見てしまったんですけれども、そういうことなのか。どういう把握なのか、ちょっとそこだけは気になるので。
109: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 28年から勉強会を立ち上げて、一定のこう、エリアの中で話し合いを進めてきたわけでございますが、やはり共同化になじまないというような考えの方もございますので、改めて仕切り直しをして、今お示ししているエリアの中で、まちづくりについて、今後、検討を深めていきたいというような運びになったというふうに伺っております。
110: ◯小枝委員 そうすると、この先の流れの中で、またこの、(発言する者あり)0.6が0.5になるかもしれないということも含んでいるのかという。それで、まあ、ここが、組織化状態が勉強会というならまだしも、協議会ということでかなりかっちりとしてきているところを見ると、その辺がどうなのかなというふうにちょっと気になるのと。
あと、先ほど別のページで聞いた地区計画の考え方との整合性というのはどういうふうになっているのかなというこの二つ、2点、お聞きしておきたい。
111:
◯林委員長 どっちだ。
112: ◯佐藤地域まちづくり課長 委員長、地域まちづくり課長。
113:
◯林委員長 地域まちづくり課長。
114: ◯佐藤地域まちづくり課長 今ちょっと、ここの部分のエリアについてお話ございましたが、いわゆる地域の方がさまざまな箇所で勉強会をやられているというところはございます。で、これは一般論としてお聞きいただきたいんですけども、ここの場所に限らず、今、エリアでこう、想定してやっていますけれども、それは検討していく中でふえていくこともあり得る話ですし、減っていくとか小さくなっていくとか、あるいは、検討はしていったんだけども、具体に固まったところから進んでいくとか、例えば、小川町のところの三角地帯というのはA地区、B地区というものがあって、一緒に検討してきたけども、まとまったのがA地区だからA地区をやっていきましょうというようなことはありますので、そこの中で、さまざまな地域で検討していく中で、最終的にエリアというのは固まってくるというような状況でございます。
それと、もう一点、地区計画のお話でございます。この地区計画につきましては、すみません、神田佐久間町地区の地区計画で街並み誘導型、これは平成10年初期のころにかけてきた地区計画でございまして、高さ制限で言いますと、高さ40メーターという形の地区計画で定められております。ただし、先ほどちょっと、神田のところでも申し上げましたが、総合設計の場合につきましては、この高さ制限については適用しないという形になっているところでございます。エリアについては、ちょっと、一般的にそういうようなことで、がちっと固まったものではないと。検討していく中で動いてきたりというのは間々あるというところでございます。
115: ◯小枝委員 地区計画がかかっていて、40なり50というふうな定めがあるところのまちづくりと。これは、まちづくりというのは、どんどん進めていく、協議して勉強会をしていくということはいいことだと思うんですけれども、一方で、こう、もう2020年を目の前にしてこう、何というか、量的な拡大だけではなくて、やっぱりリノベーション型で、地区の質を保ちつつ上げていくという、いろんなまちづくり感というものが、事業者さんのほうだって持っていると思うんですね。それを一つだけに固めてしまうと、もう一方方向しかなくなってしまって、よりよいまちづくりの議論というのができなくなる、しづらくなってしまうというところが、今ちょうどこう、千代田の場合、ピークに来ているので、みんな、ちょっとこう、しんどくなっているところがあると思うのですが。協議会というふうに書いてありますけれども、勉強会的な要素を多分に含む、そして、この近辺でも、再開発型のものですと、かなり何十億の補助金を出しているわけですけれども、一方で、まあ、ここで詰めていくつもりはありませんけれども、やはり、街並み保存型に対する補助制度とか支援制度というのもかみ合わせながら、事業者さんのほうも成り立ち、小規模地権者や中小ビルオーナーも成り立つような方法というものを、もっと両目で見ながら、相互に議論できるようなふうにしていかないと、本当に小川町三丁目のような、にっちもさっちもならないような状態になってしまってからでは遅いので、ここはまだ入り口だと思いますので、ぜひそれを、またご検討いただきたいと。今回は意見で。はい。まあ、お考えを答弁いただければ。
116: ◯佐藤地域まちづくり課長 まちづくりの中で、再開発が全てでは当然ございませんし、さまざまな、当然ですけれども、再開発であるとか共同化を行うための総合設計であるとか、あるいは個別の建てかえであるとか、さまざまな手法はありますので、ですから、その中でさまざまなサポートの仕組みについても、実は検討しているところがございます。
具体的に申し上げますと、現在、附置義務駐車場のあり方というところで、国のほうの法が、ちょっと、ことしの4月に改正されてというものがございまして、何かと申しますと、個別に建てかえて、大型でもそうなのですけど、個別に建てかえると、どうしてもその1階部分が全て駐車場でとられてしまうというようなところがございます。そうしますと、せっかくのこう、にぎわいに寄与できるような1階のスペースを有効に活用する手だてがないかなと。で、それがもしも、こう、例えばどこかで集約して、駐車場であればその建物は要らないよとか、そういうような仕組みができないかなと。そういったサポートができることによって、個別の建てかえも推進していくんではないかとか、そういうサポート体制についても、いろいろと検討、勉強しているところでございますので、さまざまなメニュー、サポート、支援体制等も含めて、仕組みとかも含めて、検討のほうは行っておりますので、引き続き、どうかよろしくお願いいたします。
117:
◯林委員長 ほかの委員の方は。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
118:
◯林委員長 それでは、地域まちづくりの動向についての報告事項を終わります。
で、休憩をして、3時再開、15時再開で、トイレ休憩で。
午後2時49分休憩
午後2時58分再開
119:
◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。
報告事項(4)の日本テレビ通り沿道のまちづくりについて。(発言する者あり)
120: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 それでは、日本テレビ沿道まちづくりにつきまして、第5回の日本テレビ通り沿道まちづくり協議会を9月3日に開催いたしましたので、そちらの状況報告をさせていただきます。資料、環境まちづくり部資料4になります。クリップをお外しいただきまして、大変分厚くて恐縮なんですけれども、末尾のほうに参考資料としておつけしておりますのは、7月25日の委員会でお話のあった東京都の再開発等促進区を定める地区計画の運用基準になります。概要版をというお話もいただきましたが、こちらの資料は、ちょっと一番まとまっていてわかりやすいということでしたので、ご用意いたしました。内容のご説明のほうは、ちょっと割愛させていただきます。
当日ですけれども、まず出席者なんですが、委員のほかに関係者として、前回協議会以降に、女子学院様、グロービス経営大学院様、番町を守る会様から、委員として協議会に加わりたいという要望をお受けしましたので、今回は関係者として出席をいただきました。で、また、第4回の協議会以降、一番町、三番町の方々から、事務局のほうに傍聴範囲に加えてほしいという意見を多数頂戴いたしましたので、一番町、三番町を、今回関係地域として傍聴の対象に加えさせていただきました。で、その3日の2週間前に該当する8月20日から、傍聴の事前申し込みを区のホームページで公開・募集いたしましたところ、同日中に予定の20名を上回りましたので、翌朝に締め切らせていただくというふうな、ちょっと状況でございました。
当日の主な議題の1点目ですけれども、第4回協議会以降、協議会のほうで出していただいたご意見ですとか、区のほうに直接いただいた意見等を踏まえて、まちづくり基本構想の9月3日付の修正版、こちらを資料4-1としてご用意しております。で、ちょっとこれ、この間、委員会でもご報告していますので、修正点についてちょっと、ご説明をさせていただければというふうに思っています。
主な修正点になりますけれども、まず表紙のクレジットにつきましては、日本テレビ通り沿道まちづくり協議会と千代田区の連名という形で、前回、委員会でも出していますけれども、区が策定するまちづくりの基本的な方針ということを明確にするために、協議会名をちょっと削除させていただくということになってございます。で、めくっていただきまして、初めの「経緯」のところですけれども、3段落目の後段に記載の日テレ通りまちづくり委員会様が作成・提出されました「日本テレビ通りまちづくり方針(案)」、それと、これは前回のものですけれども、「日本テレビ通りまちづくり方針 地域ルール編」という記述がございましたが、地域ルール編につきましては、新しい高さ制限の上限として、150メートルという数字が例示された部分がございましたので、そこのところが、150メートルの建築計画を認めているといった、ちょっと誤解を招いているということで、こちらのほうで判断いたしまして、そちらの記述を削除させていただきました。で、そういうことで、資料編として、当初、前回はつけておったんですが、今回は資料編からは外させていただきました。
で、右側の欄の協議会の概要につきましては、具体の構成メンバーのそれぞれ町会の名前だとか、学校さんの名前だとか書いておったんですけれども、今後、委員会の構成が変更になることも可能性としてございますので、後ろの資料編の17ページに、設置要綱をそのまま添付するというふうな形にさせていただくことにしました。
続きまして、めくって裏面のところ、右上のほうの「構想の位置づけ」としてございます。「日本テレビ通り沿道について目指すべきより具体的な将来像と対応方針をまとめるもの」というふうにしておりますけれども、そちらに続けて前回案では、個別開発の誘導や具体のルール、地区計画の新規決定・変更等を具体的検討すると、そういう記述がございましたけれども、地区計画の決定・変更等がありきということではないということで、ここの「構想の位置づけ」のところからは削除させていただいております。
その下の「構想の区域」につきまして、日本テレビ通りを中心とした沿道の地域というふうに文字で書いてございますが、(発言する者あり)その範囲については、後ろのほうの図面とちょっとずれているような部分がございましたので、後ろのほうの図面と、大体重ね合わせの部分で整合させていただいております。
2ページのほうは、ちょっと「地域の特性」ということで、こちらは大きな変更はございません。
3ページに行っていただきまして、で、こちらについては、「地域を取り巻く社会状況」ということで、右図の主な社会状況について記述内容の再確認をして、修正を加えてございます。
4ページは、「東京都の方針」で、これは変更ございません。
5ページは、「千代田区の方針」という、こちらも変更ございません。
6ページのところ、ちょっと変えてございますが、こちらは「地区計画とその目標」ということですけれども、主な変更点として、右側の図面、前回ご提示したものは、高さの最高限度のみをこの地図中それぞれ、何メートル、何メートルというふうに書かせていただいておりました。で、既定の都市計画に定める方針の説明をこちらのページ、上位計画と合わせてやるというのが主目的でございましたので、高さの最高限度等の制限内容については、左下の米印にもございますけれども、参考資料16ページの「番町・麹町地域の地区計画の概要」というページを後ろのほうに設けてございまして、そちらのほうに、ちょっと、説明というか、前回入っていた高さの関係と、かつて協議会でも出している地区計画の決定状況といった資料と合わせて、参考資料扱いとさせていただいております。
続きまして、7ページになります。7ページは「日本テレビ通り沿道地域の目指すべき将来像」ということですけれども、ポイント1の過去から未来への4点目のところ、これは前回なかったんですけれども、防災への対応というのをちょっと、抜け落ちていたものですから、そういったキーワードも加えさせていただいております。
8ページのほうがゾーンの区分になります。1ページの構想対象区域との整合を図っておりますけれども、Aの住宅文教ゾーンの地域の範囲を絞り込ませていただいております。
で、9ページですね、9ページのほうが、住宅文教ゾーンの課題と将来像、対応方針です。右欄の対応方針の緑色の箱の3点目、ちょっと先ほど防災の観点というのを加えさせていただいておりますけれども、マンション建替えの円滑化というのを1項目起こさせていただいております。
10ページは、業務商業ゾーンの課題と将来像、対応方針で、左側の将来像のオレンジ色の箱の2点目に、ちょっと薄く、色が薄くなっていますけれども、「日本テレビ通り両側の一体的な空間構成」という、上から二つ目の箱になります。こちらを加えさせていただいております。それと、下の図の左側の、絵の左側に「土地の高度利用が期待される」という記述があったんですけれども、ちょっとそこも表現を落とさせていただいております。で、右欄、対応方針のオレンジ色の箱の下、白抜き文字部分に、「歩行者空間の充実」というのを、上の白抜きの文字ですけれども、そこを加えさせていただいて、その下の2点目に、「歩車道幅員の見直し」、「壁面後退等による歩行者空間の充実」というのを加えさせていただいております。
11ページはかねて議論になっているところでございますが、麹町駅前拠点の課題と将来像、対応方針になります。課題として、ちょっと書き方として、都市開発諸制度の都市計画手法を活用する際の高さの考え方というのが課題であるというふうにさせていただいています。で、都市開発制度の都市計画手法と、ちょっとわかりにくいんですけれども、欄外右下に書いてございますが、再開発等促進区を定める地区計画、特定街区、高度利用地区というふうに、ちょっとそういう正確な記載をさせていただいております。
それと、将来像の一番下のところ、左のページの一番下のところ、風環境や都市インフラへの負荷を検証しつつ、業務・商業機能の集積・高度利用を図るということで、そういった負荷もちゃんと検証しますというふうなことを記載させていただいております。
で、右側の対応方針について、前回案では、「現状の高さ制限のもとでは、広場等の整備を誘導していくことは難しい」という制限緩和を前提とするような表現を改めまして、この中の「地区計画の変更を検討していく」という表現を、また削除させていただいております。で、これは一番見てわかるんですけども、下の駅前拠点のイメージのところは、ちょっと盆踊りの写真を追加させていただいて、イメージ図の建物部分の表現、高さをイメージさせる部分については削除させていただいております。
続きまして12ページになります。12ページは市ヶ谷駅前の課題と将来像、対応方針ということで、麹町駅前拠点と表現を合わせるために、課題の「整備について」に先ほどの都市開発諸制度の都市計画手法を加えさせていただきまして、将来像の下、左のところですけれども、これもあわせて風環境や都市インフラの負荷の検証という記述を加えさせていただいております。
右欄の対応方針については、ピンク色の白抜き文字部分を、これは新しい言葉になってしまいますけれども、「駅まち複合拠点の創出」というふうに書かせていただいて、箱の中に1点目に「駅前複合拠点の形成」、2点目に「安全で快適な日本テレビ通り沿いの賑わい回遊軸の形成」ということで、麹町駅前拠点とちょっと書きぶりを、表現の程度をそろえさせていただいております。
13ページは、今申しました9から12ページの修正点をそれぞれ引き出しのところで反映しておりますけれども、ここで大きな変更点とすると、日本テレビ二番町・四番町地区について、右側に引き出しをしておりますけれども、こちらの実現化方策として、前回案は、再開発等促進区等を定める地区計画等というふうに実現化方策を例示しておりましたけれども、ここの部分を削除させていただきました。
14ページは、1段落目の後半に、従前案は、地区計画等のまちづくりルールの制定変更や具体的な事業の具体化を図っていくというふうに断定的に書いておりますけれども、こちらのほう、ちょっと表現を弱めさせていただいて、「具体化の検討」と、今後検討していきますというふうな表現に改めさせていただいております。3段落目のところで、必要に応じて新たな地区計画の決定や、既存地区計画の変更を進める拠点整備については、都市開発諸制度等の都市計画手法を用いながら適切に誘導をしていく、そういった表現でございましたけれども、そちらも削除させていただきました。
15ページ以降については資料編になりますけれども、今の本編のご説明の中のとおりです。
もう一つ主な議題としまして、環境まちづくり部資料4-2、今度はA4縦のものになります。で、こちらは、前回から、第4回でもご報告したんですけれども、これまでいただいている意見等の状況の報告をさせていただきました。で、こちらのページの1、2については、前回報告済みのものでございます。で、3、4について第4回協議会以降、ちょっと新たな状況がございましたので、そちらのほうをご説明しているということになります。3の番町の町並みを守る会様から、8月22日付の質問書が出てございまして、それが環境まちづくり部資料4-3になります。で、守る会様のほうからは、協議会委員の皆様にそれぞれに質問書を送付したいと。で、それぞれの皆さんから回答が欲しいということで区のほうに持参されたんですけれども、そうはいっても、ちょっと委員個人は、あくまでも協議会の開催時間中にまちづくりの検討にご参加していただいているものですから、委員個人からの回答を求めるのはちょっとお控えいただいて、委員の皆さんに質問書を区のほうから事前送付して周知した上で、区事務局で作成した回答案を9月3日、協議会の場で協議会の委員に確認していただいて、関係者として出席された番町の町並みを守る会推薦の住民の方にお渡しすると、その場でご回答するというふうなことをしております。
で、その回答(案)が、すみません、これ、先ほどの環境まちづくり部資料4-3の後ろの5枚になってございます。こちらの右肩資料4となっているのが当日の協議会の資料ということで、こちらを、まず事務局案として協議会の場にお諮りをして、で、その場の協議会の委員の皆様に確認をとって、これを(案)と今ついていますけれども、ここの(案)がとれたというふうな形になってございますので、また、その場で出ていらっしゃった番町の町並みを守る会様に、こういう回答をしたというふうなことになってございます。
あわせて、番町の町並みを守る会様からは、環境まちづくり、今度、資料の4-4になるんですけれども、こちら千代田区長宛てにも、同じような形の質問書をいただいておりまして、ちょっと回答──これは正式に区として回答するということになりますので、現在そちらのほうは、今、検討しているところです。
で、環境まちづくり部資料4-2に、ちょっと戻っていただきたいんですけれども、今申しました番町の町並みを守る会様からの質問書のほかにも、これは4になりますけれども……
121:
◯林委員長 ごめん。ちょっと休憩します。
午後3時15分休憩
午後3時16分再開
122:
◯林委員長 委員会を再開いたします。
どうぞ。
123: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 こちら資料4-2記載の4の8月29日付の質問書が、環境まちづくり部資料4-4になります。で、こちらは、番町地域住民8名の方の連名で、千代田区長宛てにいただいた質問書ということになってございます。で、こちらは質問書の写しを協議会宛ての座長にも送付してほしいというご要望をいただいているため、協議会において先ほどの4-2の資料でご紹介をして、こういう意見をいただいていますということでご報告をいたしました。で、区としての回答内容については、こちら、先ほど22日付の質問書と合わせて、今現在、検討しているところでございます。
協議会の結果でございますけれども、委員及び関係者からさまざまに意見を頂戴いたしまして、15時から17時の予定がちょっと1時間ほど超過したというふうな形でございまして、まちづくり基本構想については、地区計画を緩和して150メートルの高さを可能にするための構想ではないかというふうなご懸念が出されました。で、パブコメを行うんであれば高さの緩和を行う旨、明記すべきというような意見もございました。で、それらについては、構想が将来像と対応方針を示すものであって、150メートルありきのものではないというふうなご説明をさせていただきました。
地区計画を含めたまちづくりの検討は、構想策定後も続くものであるというようなご説明をいたしました。また、開発に伴うインフラ等への検証を行ってから構想をパブコメすべきという意見もありましたけれども、具体の開発計画に伴う検証は一義的に開発業者が行うものであるというふうなご説明をさしあげました。で、現行の地区計画の高さ制限緩和に対しては、結果とすると、反対する意見と、緩和はやむを得ない意見というのが、大体二分されたというふうに認識してございます。で、反対される方からは、緩和するなら、まず一番町と三番町を協議会委員に加えて、高さを緩和しないでどれだけの貢献ができるのかを検証して、その上で緩和が必要となれば住民投票で決めるべきであるというふうな意見も出されました。
で、ちょっとまたそれとは別の議論として、委員の方からは、Aゾーンには築40年以上の分譲マンションが10棟以上あるんだと。で、耐震性に課題のある高経年マンションに対して、何らかその、容積率と建蔽率を緩和して、余剰床を生み出すことで、建替え費用を賄えるかというふうなことの議論を今後この協議会でしていきたいと、そういうご意見もございました。で、会議録のほうは、出席者の皆さんの内容を確認後、速やかにホームページに公開させていただきます。
結果といたしましては、まちづくり基本構想(素案)については、ちょっと具体的な検討なしにパブリックコメントを実施すべきじゃないといった意見がちょっと出されておりまして、結果、時間が延びたこともあるんですけれども、継続審議というふうな扱いになってございます。で、事務局としても、9月3日、協議会(案)でパブリックコメントを行うというのは、ちょっと、当初、協議会ではお諮りしたんですけれども、それは見送るというふうな判断をさせていただいております。
また、冒頭紹介した関係者の方々を今後委員にするかどうかということについても、検討時間が足りなかったので、結論には至っておりません。したがいまして、継続事項として、次回も同じ関係者の方に出席をお願いする予定でございます。で、当日、次回の日程も決めておりまして、次回協議会は10月22日を予定しております。
私のほうからのご報告は以上になります。
124:
◯林委員長 はい。9月3日の協議会の出来事を中心に、ご報告いただきました。
委員の方、何かございますか。特にない。(発言する者あり)
木村副委員長。
125: ◯木村副委員長 「はじめに」の部分から、上の150メーターという文言が入っている地域ルールがこう、削除されたと。そうすると、その検討委員会のほうでしたっけ、で、検討されてきたこの地域ルールの位置づけというのは、どういうものなんでしょうか。一応、この素案からは外れたけれども、位置づけはどうなんでしょう。ちょっとそれだけ聞かせてください。
126: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 まちづくり委員会さんとしてつくったものだという位置づけは変わらないんですけれども、その内容は、協議会でも両方ご報告しておりますので、内容としては、もう、ある物ということだと思うんですけれども、そこは今回のまちづくり基本構想の中には反映されていないと、そういう扱いになるかと思っております。
127: ◯木村副委員長 うーん。されていない。
128:
◯林委員長 まちづくり担当部長。
129: ◯大森まちづくり担当部長 まちづくり委員会さんからは、まちづくり方針というのを区が、提言というか、こう、いただいております。で、そのまちづくり方針を受けとめながら、まあ、ちょっとブラッシュアップしながら、構想をずっと、この間つくってまいりました。そういうことで、現時点ではそこまでです。で、地域ルール編というのは、確かにまちづくり委員会さんのほうで議論しながら、そういうこともつくられていますが、それ自体は協議会の中で共有されてはいないですし、一つの例示として、こんな考え方があるんじゃないかということなんで、そこは、今後、やはり協議会の中でいろいろ案が、そこはあって、高さだけじゃなくて、細かい具体の話というのは、今後、協議会の中で議論をさせていただくべきものかなというふうに思っております。
130: ◯木村副委員長 うーん。なるほど。今後議論していくと。うーん。なるほど。
131:
◯林委員長 小枝委員。
132: ◯小枝委員 大体流れはわかりましたんですが、委員会から協議会という形で、この構想を積み上げてきて、この協議会としては継続して、この構想そのものを議論したいという流れにあるというところですよね。と、今後は、それに基づいて、次回10月22日という日程が、第6回になるんですかね。と、そこをベースにメンバー立ても考えつつ、地域が消化不能にならないような、統合できるような構想を練っていくという、今、途上にあるという考えでよろしいですか。
133: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 結論が、第5回でまとまり切らなかった。この基本構想の素案をパブリックコメントをかけていいか、で、新たな関係人として入っていただいた方々を委員として加えるかどうか。で、いや、ちょっと議論が、時間をかなり超過して、尻切れトンボになったような形になっていまして、言ってみれば継続審議になったということでございます。で、ちょっと次回に、10月22日に向けて、この基本構想(素案)をどう修正していくかとか、はたまた継続審議ですので、このまんま、またご議論いただくのか、ちょっとそこはまだ事務局のほうで、まだ、検討しておりませんけれども、引き続き、前回の続きを10月22日もやるというふうな感じだと思います。
で、大体意見として収れんしてきたのが、今の段階のこのまちづくり基本方針自体にそれほどの抵抗感は皆さん持っていらっしゃらないんですけれども、そういうふうに、この間の協議会の意見を踏まえて、ちょっと行き過ぎたところは、少しこう、その先の検討として、先に進もうということで、ちょっと高さの関係だとか地区計画の変更の話だとかをちょっと落としてあるんですけれども、やはり当日出された意見とすると、具体の検討をしないで、この中身については問題ないんだけれども、具体の検討をしないでパブコメに突っ込むのはだめという意見がかなり出されましたので、そこのところはちょっと真摯に受けとめて、パブリックコメントは少なくとも予定したところはやらないということで、今、事務局として判断していると、そういうことでございます。
134: ◯小枝委員 そのベクトルというか、和らいだことはよくわかるんですけれども、方向性としては、そうはいっても、やはり量的な拡大を目指すものになっていくのではないかと。容積率をさらに拡大するであるとか、150ということはないにしても、高さはやはり高くしていくのではないかという方向性については、そういう方向が読み取れるんじゃないかと思うんですけれども、そうではないんでしょうか。
135: ◯大森まちづくり担当部長 まあ、それも排除はしていません。ですので、何が最適解なのかを、協議会という場で、やっぱり真正面からこう、議論をして、その地域にとって本当にどっちがいいかというか、何が最適なのか、そこをまあ詰めたいんですが、ちょっと今、何というんでしょう、そう──で、通常だと、こういう方向性だけ構想で、こんなことだよねと。で、そんな中で、こんなことを検討していきましょうよと、今そういうレベルなんですけど、それも今だめだとおっしゃる方もいらっしゃるんで、ちょっと今、そこをもう少し丁寧にやって、で、具体の、本当にどうなんだろうというのを今後協議会でやっていきたいというところです、今は。
136: ◯小枝委員 では、できるだけエネルギーのお互いに消耗を招かないように、やはり場が一つ一つ、最適解を見出すための場になっていくということが大切だと思うんですけれども、例えば、こう、まちづくり手法なども、例えば学識経験者の方も拡充するとか、あるいは、それも協議会の中で話し合われるんでしょうけれども、やっぱり、みんな、基本的には善意で、このまちの課題をどうしていったらいいかということを必死で考えているわけですね。それが、事業者の日程にどうしてもフィックスされてしまう部分もあるのかなというふうに思うんですけれども、やはり、それこそ地域を割らないためには、エビデンスをしっかりと固めていくという意味で、出されたその質問状に対する回答というのも読みましたけれども、もう少しやってみなくちゃわからないという回答ではなくて、やはり、どういう今の現状、インフラの中で、幾ら歩道が一部分広くなっても、行き交う人が多くなれば傘も差せない道になるということもありますし、そういうふうなことを、やはり、少し、もっと検証をしっかりかけていくことによって最適解に結びついていくんじゃないかというふうに思うので、そういった検証をかける、それから、今の、例えば地区計画の現状の何がどうなのかという検証をしっかりかけて、誰にということじゃなくて、エリア住民にちゃんと説明会を、区としてやるというふうにしていく。今回も、協議会というのをなぜ外したのかわかりませんが、区の構想というふうに、まあ、なってきていて今までのやりとりとずれてきているんですけれども、であるならば、区としての検証をかけ、区としての説明会をすることによって、同じ素材でみんなで語れるようにしたらどうかと思うんですけど、いかがでしょうか。
137: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 委員おっしゃるようにちょっとさまざまな意見がございますので、で、そういった方々も今回は協議会のほうに出てきていただいて、対立だけではなくて、双方で動いて見出すような、ちょっと進め方にしてまいろうというふうに思っております。で、今回も2時間が3時間になり、すごくこう、延びてしまったんですけど、一番実のある議論もできたんじゃないかというふうに思っていますので、引き続き、まあ、続きになりますけど、次回もちょっと実のある議論ができるようなことで、ちょっと合意形成を図っていければなというふうに考えてございます。
138:
◯林委員長 はやお委員。
139: ◯はやお委員 まあ、前回も、必ずそういう効率性、生産性のものと、そして、住民、もし閑静な住宅に住みたいという方々というのは、非常に二律背反することはもう事実なんですね。その中をどういうふうにやって、やっていかなくちゃいけないのかと。それで、今回のところの一番の、これは失敗かいいかわからないですけど、まだいろいろありますよ。協議会のあり方とかというのはそれぞれアンケートに出ているけれども、私はまず確認していかなくちゃいけない150メートルというものを間違いなく出してしまった。方針とか抽象論じゃなくて、具体的にそこだけ突出して150メートルを出してしまったというところからしたときに、私はね、例えば建築基準法でやったら、どういうような絵図で、どんなふうなことになるのか。もしくは総合設計だったらどうなるのか。そしてまた、高度利用地区というのがいろんな手法を使うということになったらどうなるのか。この辺のところの一般論でも、基準値で数字を出して議論をしないと、もう、誰に対してのメリットとかベネフィットがあるのかということなんですよ。それは閑静な住宅に住みたいという人たちからしてのベネフィットは何なんだと。どこに落ちつくんだ。それは、地権者である日テレさんに対してのベネフィットは何なのかと。そこには政治はさっきから何度も、与謝野馨先生はいつもリアリティーだ、時間軸のベネフィットは何なんだと。そういうところにやらないと、もう、いろいろな運動とかなんとかが出てきてしまって、議論がどこに集中しているのか、全く議論できないと思うんです。だから、ここの本当のところの整理については、ほかのところは方針の抽象論になっているにもかかわらず、150メートルだけが走っちゃっているんですよ。でも、この150メートルが走ったところで、過去には戻れないから。であるならば、今言ったいろいろな手法の中で何がメリット、ベネフィットがあるのかということをきちっと整理していかないと、この議論は何を議論しているのか全くわからない。これで間違い──まあ、あれですよ、どういう形で共同と参画をしていくのかと、パブコメのことのあり方にもつながっていくことですから。だから、それをどういうふうに進めていくのか、これをもう一度ちょっと、きちっとお答えいただきたいと思うんですが。
140: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 今ご指摘いただいた150メートルという数字、これ自体は、基本構想の素案の中でも、一度も数字としても記載したことはなかったんですけれども、一方で、協議会の資料に委員会さんが出していただいた先ほどのまちづくりルールというところに、150という数字が例示されていたということで、まあ、ちょっと150が広がってしまったんですけれども。で、そこのちょっと、我々事務局として、その資料の扱い方ですとか広がり方みたいなところで、ちょっと注意が足りなかったのかなというところは反省させていただきます。
で、その効率性、具体のそういった手法を使った中でのベネフィットだとか時間的なところ、で、そういったところを検証というお話ですけれども、当日も、バリアフリーするにしても、現行の制限の中で検討したらどうなんだと。要は現行の地区計画の範囲内でやったらどうなんだとか、ちょっとそういうご意見も出てきておりますので、実際に、検討してどうなるかみたいなことを、やっぱり中身のちょっと議論も、今後、協議会の中でもちょっと検討の俎上にのせていかなければいけないかなというのは、ちょっと事務局としては認識しておるところでございます。
141:
◯林委員長 木村副委員長。
142: ◯木村副委員長 9月3日の協議会で、関係者という方で、ということで、守る会の方や学校法人の方がこう発言されたと。で、そういう機会が協議会できちんと保障されているというのは、これは前進だと思うし、傍聴範囲も、一番町、三番町に広げていくと。これも公開性という点で前進だと思うんですね。やっぱりこの流れはどんどんどんどん広げていっていただきたいと。で、やはり協議会そのものも、いろんな幅広い人たちのご意見が反映される場であってしかるべきだと思うんです。で、こういう方向でひとつ努力してほしいというのが一つと。
それからもう一つは、今、ちょっとはやお委員も言われましたように、やはりこの構想でまちづくりが行われた場合どのような影響を受けるのか。特に、インフラへの影響というのを皆さんご心配されているわけですよ。それについては、区としては、事業者の具体的な計画の中で対応してほしいということで、回答を見ると書いてあるようなんですよ。でも、それだとね、納得できるのか。構想というのは将来像を共有するためにつくるわけでしょ。その将来像の中に不安があると、どういうインフラへの影響があるのか。それも包み込んだまま共有しましょうというと、なかなか難しいと思うんですよ。
ですから、都市開発、再開発の手法ということで、ここでは三つ言われていて、再開発等促進区を定める地区計画と特定街区と高度利用地区と。で、こういう都市開発、再開発手法が適用されると、高度利用そのものが公共の福祉になってしまうわけですよ、これは。ということになるわけでしょ。ですから、それを抑えるというのは非常に難しくなるわけで。だから、今の段階から幾つかのケーススタディで、例えば、70にする、80にする、100にする、いろいろあると思うんだけども、どのような影響を受けるのかというのを、やっぱり最大限、この構想について判断する材料提供という意味で、やはり協議会の場で議論する必要があるんじゃないかと。ですから、いろんな幅広いご意見が反映できるような協議会の場ということと同時に、その中身についても具体的な判断材料をどんどん提供していく必要があるんじゃないかと。その2点についての見解を伺いたい。
143: ◯大森まちづくり担当部長 今、いろんな、まさに協議会の委員の方と同じような視点でのご懸念だと思うんですが、高さと──高いから負荷がかかるというものじゃなくて、ご案内のとおり、やっぱり容積なんですね。床です。発生する床によって、インフラへの負荷って、かかります。で、そのときに、そもそも用途・容積の都市計画が打ってありますから、日本テレビ通りだったら600%、住宅だったら──もう、そういう容積の、そういう床の発生がするだろうという想定の中で、インフラを組んでいると思います。
で、そんな中で、例えば、そういった都市計画手法を使って、容積を超えていくんであれば、その点でインフラがオーバーするとは思いませんが、ただ、そこを超えて床をつくっていくんであれば、その計画に基づいて、通常、事業者が、いろんな検証をするものなんですね。ですので、その具体の、それだってやるかどうかもわからない中で、具体の検証というのを、区がちょっとなかなか、そこはできないかなというふうに思っています。
144: ◯木村副委員長 うん。ただ、再開発等促進区だって、指定容積率をみなし容積率だとか、最後はこの計画容積率ということで、二重に容積率を上乗せしていく手法なわけですよ。ですから、もし、例えばこういう制度を使ったら、現行、あそこは、沿道は600でしたっけ、それがこういった形で、容積率が上乗せされると。そうなるとどういう影響を受けるのかというのは、これはやはり試算できるんじゃないかと、ある程度は。だって、容積率をふやすための手法だから、これ。それは事業者が、具体化になったらやるべきものだと。開発事業者と交通事業者が対応すべきだということで、ご理解いただけるかと。難しいんじゃありませんか。
145: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと、まだ、あそこで再開発促進区を使うかという議論は、ちょっとまだ決まったわけではないんですけれども、見直し──先ほど冒頭参考資料でお配りしました促進区の基準のところに書いてあるんですけれども、見直し容積の部分は、東京都のまた今度用途地域の指定基準にのっとってやる部分でして。だから、それは事業者の計画の中身によって変わるとか、何か開発で容積がふえることによって変わる部分ではないので、ちょっとそこを見積もるというのは難しいというふうに思っています。特に、事業者の提案の中で見直し容積をこういうふうにしたいというふうな提案が上がってきたときに、それが用途地域の指定基準に照らして適当かどうかというのは、逆に、行政が今度、評価をしていくということの流れの中かと思っております。(発言する者あり)
146:
◯林委員長 はやお委員。
147: ◯はやお委員 環境アセスメントみたいな、お金がかかって時間があることをやれと言っているんじゃないんですよ。それと、建築設計が入る前に、この基本構想が出ているわけです。で、間違いなく150メートルという数字によって、みんなが不安になっちゃったわけですよ。でも、150メートルが本当はいいのかもしれない。それは何かといったら、バリアフリーもあるし、いろいろなものが整備されたしと。そこを、やっぱり住民の人たちにきちっと丁寧に説明する資料を、概略でもいいから出さないと、フレームでいいから出さないと、もう、この検討はできないんじゃないかということを私は確認しているんです。
というのは何かといったら、抽象論じゃなくなっちゃったんですよ、150メートルと書いちゃったから。そこで、あくまでも前提条件はこういうことですよと地権者とよく整理して、そして、概要数字を出せばいいじゃないですか。その中で、この前提条件だったら、こう変わる可能性があるということもきちっとコメントしてやっていくべきじゃないんですかと。それでないと、議論が何をしているのか。我々も、陳情が出たって、何にも確認ができないですよ。ということを言っている。
148: ◯嶋崎委員 ちょっと関連でいい。
149:
◯林委員長 嶋崎委員。
150: ◯嶋崎委員 今、はやお委員が150の話をしているけれども、本当にそこがひとり歩きしちゃったという感じがあるよね。
151: ◯はやお委員 それはそうだ。
152: ◯嶋崎委員 で、この間の4回も5回も議事録を見せてもらって、どっちかというと、今もう、まちが二分するんじゃないかというぐらい、僕は心配しているんですよ。(発言する者あり)というのは、やっぱり地域の人たちは、ずっと長い間、これ、もう、20年ぐらいかけてやっているんだよね。そこに、その先に委員会ができたり、協議会になって、ずっと積み上げてきているんだけど、やっぱりなかなか、今、この間も話したけど、千代田区の地域性が変わっている。変わってきている。まさにここが一番象徴的な地域かもしれない。そういう意味で言うとね。そういう意味で言えば、もう具体的な、もう議論をきちっとしていかないと、実は150じゃないんだとか、実はこのぐらいなんだとか、それに対して、今、はやお委員が言ったような、こういうことも実はできるんですよとか。
で、この中にも、なかなかいいことを言っている人がいるなと思ったんだけど、築40年、50年たっているマンションが非常にこの地区は多いと。ここだけの問題じゃなくて、この地区全体の中でいろいろ考えていったらどうだというふうに言っているよね。例えば、機能更新がそういうマンションがあったときに、千代田区はどういうふうに考えているの、今何も考えていないじゃない、とかという話も出ている。だから、そういういいとこ取りじゃないけれども、そういうことも含めて、事業性のことをもう明確にしていかないと、これ、ずっとこの次、6回目だっけ、やっても、7回やっても、どんどん何か意見が割れていっちゃうような気がして、すっごい心配なんだよ。そこは、真ん中に入っている役所が事務局として担っているわけだから、かなりこれ、汗をかかないとだめかもしれないんじゃないかな。
今たまたまそういう話が出たから、関連して、そういう気構えを持っていただいて、事業者に対しても、少し詰めて、その辺の話を出させられるのか、その辺のちょっと気構えも含めて聞かせてください。
153: ◯大森まちづくり担当部長 今、嶋崎委員からのご指摘もありましたように、やはりさまざまな角度からの課題がやはりまちにはあると思います。そういったところを協議会の皆様と共有しながら、今後これは進めていきたいと思っています。で、一方で、はやお委員からも言われたように、やっぱりより具体的なもので話をしないと、ちょっとなかなか進まないんじゃないかというのはそのとおりだと思いますので、ちょっとどの程度まで行けるかあれですけど、やっぱりそれは、どうしてもやはり、考えているその事業者さんから、どんなものが出せるのか、ちょっとそこはよくよく話し合ってみたいと思います。
154:
◯林委員長 ほかに委員の方、何か。
9月10日に参考人からの意見を聴取させていただきますので、同じぐらいの意識レベルでいきたいんで。
これ、確認ですけれども、先ほど部長が言った容積の話を、みなし容積ですとか、いろんなのをいくと、どれぐらいの容積が上乗せになるのかというのが共有できると、何となくイメージのほうも──高さのほうはまあ150でひとり歩きしてしまって、容積もひとり歩きしてしまうとまずいんですけれども。結果論として、容積がこれぐらいだから、どうしても今の地区計画の高さ制限では、建物が制度を使えないという形になってくると、私有財産の話になってきますから、またこれ、ややこしくなってきますので、厚い東京都の都市整備局の資料ですけれども、雑駁、言わないほうがいいんだったら、休憩しますし、マックスどれぐらいができるのかと。大丈夫ですかね。はい。
麹町地域まちづくり課長。
155: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっとご説明しなくて申しわけなかったんですけれども、ちょっと、どこがいいかな。この資料の基本的な考え方がですね……
156:
◯林委員長 基本的な考え方、参考資料の……
157: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 21ページの……
158:
◯林委員長 参考資料21。
159: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 図がいいですかね。ちょっとこれ、地域貢献、地域の育成及び整備に貢献する施設計画の評価というところの説明ですけど、全体の考え方が書かれていますので見ていただきたいんですけれども、この容積の緩和の基本的な考え方は、先ほど来出ている、見直し相当容積率。で、これが、例えば、今──あ、すみません、この参考資料になります。で、こちらの21ページの図です。
この見直し相当容積率というのは、再開発等促進区によって、道路づけが、基盤がしっかり整ったりだとか、当初の指定されていた容積率が今の時代に合わなくなっているとか、そういったことを勘案して、その地域を、今、用途地域の見直しをしたらどのぐらいがふさわしいかという意味の容積率です。だから、先ほど申しましたように、これは東京都の用途地域の指定基準にのっとって読み取れるものということです。だから、ここの見直し相当容積率はどうなるかというのは、ちょっと、今の段階で私ども判断はできないと思っています。
加えて、評価容積率というのは、例えば空地をつくったりとか、ここで言っている地域の育成にかかるような用途の床を入れるだとか、そういった計画の内容に応じて割り増しをするという部分です。で、32ページを見ていただきますと、評価容積率の最高限度というふうに書いています。で、仮に、こちら、適用するとなると、これは東京23区の部分、ほとんどセンター・コア・エリアになりますので、この下の表の一般型のところなんですけれども、センター・コア・エリアの中段、複合市街地ゾーンというところの、たしか、このエリアだと都心周辺部とかに該当するんだと思います。副都心新拠点という位置づけにはならないと思いますので。そうすると、評価容積率の最高限度のところは、200%かつ0.5。というのは、これは指定容積率ですので、このエリア、沿道ですと600ですので、200か300の小さいほうということになりますので、マックス200というふうに、これ、読みます。あとは、この評価容積率として、空地の評価ですとか地域貢献に資するものは、この基準に照らして幾つ芽があるかどうかということなので、いっぱい広場をつくって地域貢献すると、評価容積率だけで200%と、そういうシステムになっています。
160:
◯林委員長 うーん。よろしいですかね、委員の。よろしいですか、ほか、何か。今、執行機関に聞いていただかないと、ちょっと9月10日は窮屈な時程なものですから。よろしいですか。はい。いい。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
161:
◯林委員長 はい。それでは、報告事項を終了いたします。
2のその他に入ります。委員の方、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
162:
◯林委員長 はい。
執行機関のほうは。
163: ◯印出井計画推進担当課長 都市計画マスタープランの改定の検討におけます都市計画審議会都市計画マスタープラン改定部会の開催につきまして、情報提供をさせていただきます。
来る9月19日水曜日午前10時から、会場が601会議室ということなんですけども、そちらのほうで部会のほうを開催いたします。
以上でございます。
164:
◯林委員長 はい。
何か、ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
165:
◯林委員長 これ、そのまま読んじゃっていいのかな、休憩しないで。はい。
それでは、私のほうから、お知らせしておりますとおり、9月10日、
企画総務委員会で、継続審査となっております送付30-12、超高層開発から番町の住環境・教育環境を守ることを求める陳情の審査に当たり、参考人をお呼びして意見聴取を行います。
午後1時30分に委員会を開会し、まず、日本テレビ通り沿道まちづくり協議会委員のうち、6名の方を参考人として意見聴取いたします。初めに7月25日の当委員会で確認させていただきました2問について、私、委員長のほうから質問し、参考人の方々にお答えしていただきます。2問とは、現状の地域課題についてのご認識を改めてご説明してください。2問目が、現行の地区計画(四番町地区、二番町地区)をどのように評価されているのかの2問です。
その後、委員の方々から、何かほかにありましたら、参考人に対して質問していただきまして、終了後、委員会を休憩し、懇談会を行います。懇談会終了後、委員会を再開し、執行機関からの報告事項を受けた後、再度休憩し、午後4時ごろから委員会を再開し、陳情者のうち5名程度、ちょっと調整中なんですが、を参考人として意見聴取いたします。これも7月25日の当委員会で確認させていただいた2問について、私、委員長のほうから質問いたしまして、参考人の方々から順次お答えしていただきます。質問は、陳情の趣旨について改めてご説明してください。2問目が、現行の地区計画(四番町地区、二番町地区)をどのように評価されていますか、の2問です。
その後、皆様、委員のほうから参考人に対しましてご質問いただきまして、終了後に委員会を休憩し、懇談会を行います。
懇談会終了後、委員会を再開し、陳情の取り扱いについて委員の皆様にお諮りしたいと思います。9月10日の委員会をこのような形で進めていきたいと思いますが、よろしいですかね。何か。いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)ある。いいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
166:
◯林委員長 はい。
それでは、以上をもちまして、
企画総務委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後3時54分閉会
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