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  1. 千代田区議会 2018-06-05
    平成30年企画総務委員会 本文 開催日: 2018-06-05


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年企画総務委員会 本文 2018-06-05 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 232 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯林委員長 選択 2 : ◯林委員長 選択 3 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 4 : ◯林委員長 選択 5 : ◯松本委員 選択 6 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 7 : ◯松本委員 選択 8 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 9 : ◯松本委員 選択 10 : ◯林委員長 選択 11 : ◯小枝委員 選択 12 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 13 : ◯林委員長 選択 14 : ◯小枝委員 選択 15 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 16 : ◯林委員長 選択 17 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 18 : ◯林委員長 選択 19 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 20 : ◯林委員長 選択 21 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 22 : ◯林委員長 選択 23 : ◯小枝委員 選択 24 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 25 : ◯林委員長 選択 26 : ◯小枝委員 選択 27 : ◯林委員長 選択 28 : ◯小枝委員 選択 29 : ◯林委員長 選択 30 : ◯平岡住宅課長 選択 31 : ◯林委員長 選択 32 : ◯林委員長 選択 33 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 34 : ◯林委員長 選択 35 : ◯小枝委員 選択 36 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 37 : ◯小枝委員 選択 38 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 39 : ◯小枝委員 選択 40 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 41 : ◯小枝委員 選択 42 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 43 : ◯林委員長 選択 44 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 45 : ◯林委員長 選択 46 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 47 : ◯林委員長 選択 48 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 49 : ◯林委員長 選択 50 : ◯小枝委員 選択 51 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 52 : ◯小枝委員 選択 53 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 54 : ◯小枝委員 選択 55 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 56 : ◯小枝委員 選択 57 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 58 : ◯小枝委員 選択 59 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 60 : ◯嶋崎委員 選択 61 : ◯林委員長 選択 62 : ◯嶋崎委員 選択 63 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 64 : ◯嶋崎委員 選択 65 : ◯林委員長 選択 66 : ◯はやお委員 選択 67 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 68 : ◯はやお委員 選択 69 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 70 : ◯林委員長 選択 71 : ◯はやお委員 選択 72 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 73 : ◯はやお委員 選択 74 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 75 : ◯はやお委員 選択 76 : ◯林委員長 選択 77 : ◯はやお委員 選択 78 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 79 : ◯林委員長 選択 80 : ◯岩佐委員 選択 81 : ◯林委員長 選択 82 : ◯岩佐委員 選択 83 : ◯林委員長 選択 84 : ◯岩佐委員 選択 85 : ◯林委員長 選択 86 : ◯岩佐委員 選択 87 : ◯林委員長 選択 88 : ◯岩佐委員 選択 89 : ◯林委員長 選択 90 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 91 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 92 : ◯岩佐委員 選択 93 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 94 : ◯岩佐委員 選択 95 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 96 : ◯岩佐委員 選択 97 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 98 : ◯林委員長 選択 99 : ◯木村副委員長 選択 100 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 101 : ◯林委員長 選択 102 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 103 : ◯木村副委員長 選択 104 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 105 : ◯林委員長 選択 106 : ◯木村副委員長 選択 107 : ◯林委員長 選択 108 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 109 : ◯林委員長 選択 110 : ◯木村副委員長 選択 111 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 112 : ◯木村副委員長 選択 113 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 114 : ◯林委員長 選択 115 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 116 : ◯林委員長 選択 117 : ◯林委員長 選択 118 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 119 : ◯林委員長 選択 120 : ◯木村副委員長 選択 121 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 122 : ◯木村副委員長 選択 123 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 124 : ◯木村副委員長 選択 125 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 126 : ◯木村副委員長 選択 127 : ◯林委員長 選択 128 : ◯小枝委員 選択 129 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 130 : ◯小枝委員 選択 131 : ◯林委員長 選択 132 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 133 : ◯林委員長 選択 134 : ◯小枝委員 選択 135 : ◯林委員長 選択 136 : ◯林委員長 選択 137 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 138 : ◯林委員長 選択 139 : ◯小枝委員 選択 140 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 141 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 142 : ◯小枝委員 選択 143 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 144 : ◯小枝委員 選択 145 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 146 : ◯小枝委員 選択 147 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 148 : ◯小枝委員 選択 149 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 150 : ◯小枝委員 選択 151 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 152 : ◯小枝委員 選択 153 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 154 : ◯小枝委員 選択 155 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 156 : ◯小枝委員 選択 157 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 158 : ◯小枝委員 選択 159 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 160 : ◯小枝委員 選択 161 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 162 : ◯小枝委員 選択 163 : ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 選択 164 : ◯林委員長 選択 165 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 166 : ◯林委員長 選択 167 : ◯林委員長 選択 168 : ◯中尾IT推進課長 選択 169 : ◯林委員長 選択 170 : ◯林委員長 選択 171 : ◯中尾IT推進課長 選択 172 : ◯林委員長 選択 173 : ◯はやお委員 選択 174 : ◯中尾IT推進課長 選択 175 : ◯はやお委員 選択 176 : ◯中尾IT推進課長 選択 177 : ◯はやお委員 選択 178 : ◯林委員長 選択 179 : ◯はやお委員 選択 180 : ◯林委員長 選択 181 : ◯はやお委員 選択 182 : ◯中尾IT推進課長 選択 183 : ◯はやお委員 選択 184 : ◯中尾IT推進課長 選択 185 : ◯はやお委員 選択 186 : ◯中尾IT推進課長 選択 187 : ◯はやお委員 選択 188 : ◯中尾IT推進課長 選択 189 : ◯はやお委員 選択 190 : ◯中尾IT推進課長 選択 191 : ◯はやお委員 選択 192 : ◯亀割企画課長 選択 193 : ◯はやお委員 選択 194 : ◯古田総務課長 選択 195 : ◯はやお委員 選択 196 : ◯林委員長 選択 197 : ◯林委員長 選択 198 : ◯古田総務課長 選択 199 : ◯中尾IT推進課長 選択 200 : ◯亀割企画課長 選択 201 : ◯林委員長 選択 202 : ◯はやお委員 選択 203 : ◯亀割企画課長 選択 204 : ◯はやお委員 選択 205 : ◯林委員長 選択 206 : ◯林委員長 選択 207 : ◯山下契約課長 選択 208 : ◯林委員長 選択 209 : ◯林委員長 選択 210 : ◯山下契約課長 選択 211 : ◯林委員長 選択 212 : ◯山下契約課長 選択 213 : ◯林委員長 選択 214 : ◯山下契約課長 選択 215 : ◯林委員長 選択 216 : ◯山下契約課長 選択 217 : ◯林委員長 選択 218 : ◯小枝委員 選択 219 : ◯林委員長 選択 220 : ◯山崎災害対策・危機管理課長 選択 221 : ◯小枝委員 選択 222 : ◯山崎災害対策・危機管理課長 選択 223 : ◯林委員長 選択 224 : ◯はやお委員 選択 225 : ◯林委員長 選択 226 : ◯山崎災害対策・危機管理課長 選択 227 : ◯林委員長 選択 228 : ◯林委員長 選択 229 : ◯高橋選挙管理委員会事務局長 選択 230 : ◯林委員長 選択 231 : ◯林委員長 選択 232 : ◯林委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                午後1時30分開会 ◯林委員長 ただいまから企画総務委員会を開会いたします。  欠席届が出ております。景観・都市計画課長が通院のため15時30分から欠席となります。  お手元に本日の日程をお配りしております。このとおり進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯林委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、1の報告事項に入ります。まず、環境まちづくり部(1)二七通り東の電線共同溝工事委託について、報告をお願いいたします。 3: ◯須貝基盤整備計画担当課長 二七通り東の電線共同溝工事委託について、環境まちづくり部資料1に基づきまして報告いたします。  本件は、2定議案提出予定の案件でございます。その情報提供でございます。  まず概要でございます。路線名が特別区道千第254号、通称名二七通りでございます。  工事箇所が千代田区九段南四丁目7番先~千代田区三番町24番地先、東郷公園のところから大妻通りにかけての区間でございます。  路線延長が410メートル、路線幅員が11メートル。協定金額が4億1,441万2,482円。30年度から32年度の債務負担行為でございます。  協定の相手が東京電力パワーグリッド株式会社。委託の内容としましては、電線共同溝の本体の工事でございます。  スケジュールとしまして、こちら30年から32年度にかけまして、その後、引込連系管、それに続いて道路整備工事に入る予定でございます。  報告は以上でございます。 4: ◯林委員長 はい。予定されております第2回定例会の提出予定案件でございますので、委員の方から、審査に当たりまして必要な資料等の要求があればお願いいたします。 5: ◯松本委員 資料要求じゃないんですけれども、ちょっと確認だけなんですけれども、この地中化に当たって歩道ができてきますよね。で、何というのかな、歩道の境界線に一部高くなる──高くなるというか、区切りをつける部分があるでしょう。道路と平らじゃなくて、歩道とね。そのときのことなんですけれども、一八通りのときもそうだったと思いますけれども、商売をやっていらっしゃるお店がたくさんあるところですよね、商店がある。そうすると、お店の方の車の出入りのことで、その段をつける場所があると車の出し入れでとても不便なので、そこら辺は考慮した上での歩道づくりをしてほしいというような声が大分上がっていたんですけれども、そういうことについて事前にまちの方とのお話を進めて、この二七通りは問題なく進めるように図っていただいてありますか。それだけ、ちょっとお聞きしたいんですけど。 6: ◯須貝基盤整備計画担当課長 通常、こちら車の乗り入れのお話だと思いますけれども、そこについては現状で車が乗り入れているところ、そちらにつきましては当然ブロックを下げた形で設計しております。例えばビルを建て直すとか、そういう可能性があるところは、そこが車の出入りがあるかどうか、そういうところは確認をしております。 7: ◯松本委員 してある。 8: ◯須貝基盤整備計画担当課長 はい。
    9: ◯松本委員 ぜひ、よろしくお願いしますね。すみません。 10: ◯林委員長 ええ。まあ、協議内容等々も、商店街ですからね。  まだ、ある。どうぞ小枝委員。 11: ◯小枝委員 これは議案の、資料を何か要求があればというような委員長からの話だったと思うんですけれども、あればというか、これはこの委員会に出てきたのは基本的には初めてだと思うんですね。で、今までは道路というと、何というか、行政マターでぱぱっと行ってしまうんですけれども、ここのところそう思ってつまずきがちょっと多い気がするので、一応確認がてら、一つは今の地元の方はもうよくよくわかっていると思いますけれども、現状と整備後の違いがわかるもの。これ、11メートルで、話題の、典型的な生活コミュニティ道路ということになると思うんですけど、現状と整備後がわかるもの。  それから、建物ですと、基本構想、基本設計、実施設計という段取りを踏んでいくわけですけれども、道路というのは非常にそこら辺がわかりづらいところがあって、今までの地域協議があったのであれば、そういった地域協議をどういうふうな形で踏まえて、何年かけて今の実施設計に至ったのかということがわかるもの。で、民間でやったのか区でやったのか。その辺も、道路というのはここのところ、かつてはもうそれで、これほど大がかりなことをそんなにはやらなかったので、予算、決算上も大きな千代田区の地図にぽっと4文字ぐらい載っているとそれで済んじゃったんですけれども、それだけでいいか悪いかというのはちょっと議会のほうとしても、理解をするには、この4億の工事ですので、中身がもう少しわかるものが本当だったらきょうのところで出てきてもいいんじゃないかと思うんですが、これで議案に入るのであれば、議案のときにわかるものをぜひ出していただきたい。いかがでしょうか。 12: ◯須貝基盤整備計画担当課長 ただいま2点の資料請求があったと思います。  まず1点目の現状と整備後の違いのわかるものということでございますが、まだこれは電線共同溝の本体工事の段階で、最終的な道路の整備の形というのはまだできてはおりません。ただ、当然この地中化を行うということで、歩道を拡幅する、そのような形はございますので、その辺の違いがわかるものでしたら用意ができます。  それから、2点目の今までの協議の概要、こちらのほうはご用意させていただきます。 13: ◯林委員長 よろしいですかね。まだ。  小枝委員。 14: ◯小枝委員 これから、いわゆる実施設計はまだこれからというお話と受けとめていいんでしょうか、この上物に入るのは。地中のことに今入るだけで上物はまだこれからなんですよというのであれば、このスケジュール工程表の中にここら辺でそういった現在状況と整備後の姿が、イメージ図がはっきりとしたものが出てきますよということが示されてもいいんですけれども。 15: ◯須貝基盤整備計画担当課長 今のお話で行きますと、このスケジュール表で行きますと、道路整備の部分が上物で形ができるところということになりますので、単純にこのままスケジュールどおり進めば34年度ごろには形が、イメージとしての形というか、出ていると思います。 16: ◯林委員長 いや…… 17: ◯須貝基盤整備計画担当課長 ここにこれを表現するということですか。 18: ◯林委員長 うん。いや、委員言われているのが、一つが現状の図面ですから、多分電柱がこの箇所にあるんですよとか植え込みがこんなあるんですよというので、で、小枝委員が言われているのはあれなのかな、地中に共同溝になったときに、何というんだあれは、茶色い…… 19: ◯須貝基盤整備計画担当課長 地上器。 20: ◯林委員長 地上器。これは、32年度までの工事に一応、上にできちゃう。で、その後道路をどうする…… 21: ◯須貝基盤整備計画担当課長 いえ、まだ地上器まではできない。 22: ◯林委員長 地上器まではできない。茶色い、東京電力の、そこまではできない。(発言する者あり)電柱と──よくわからなくなっちゃうんですけど、そうすると。  小枝委員、あんまり入ると。 23: ◯小枝委員 うん、そうなんです。入れないので資料要求しているんですけれども、もう、向こう3年間の債務負担行為ということで今回やるわけですから、その中に道路下も道路上も工事がまだ入ってないんであれば別に資料は要らないんです。入っているんであれば、現在と整備後の違いがわかるものを出してくださいと言っているんですけど。 24: ◯須貝基盤整備計画担当課長 こちらのイメージ図を見ていただくとわかるんですけど、ここの特殊部と管路部というのが本体工事で。ですから、表──何というんでしょう、よくある、地上に表立って出てくるというのは、今回の工事では、この3カ年の工事では、ございません。 25: ◯林委員長 もう一回、じゃあ確認すると、平成32年度までは地下の共同溝はつくるけれども、電柱はそのまんま。だから、何も上は変わらない。下は掘る。掘るというか、共同の溝になると。それがわかる──だから現状と整備後というと、ほとんどイメージ図になるのかね。(「変わらねえんだよ、上は」と呼ぶ者あり)うん。電柱がそのままなんですから……(「道路の中の話だけなんだから、上は変わらねえんだろう。変わらないんだよ」と呼ぶ者あり) 26: ◯小枝委員 変わらないよね。うん。(発言する者あり) 27: ◯林委員長 じゃあ、協議の内容の積み重ねのだけは、議案審査に当たりまして、補足として参考の資料とご用意をしていただくという形でよろしいですかね。(「はい」と呼ぶ者あり)いいですか。 28: ◯小枝委員 はい。いいです、いいです。 29: ◯林委員長 はい。  それでは、次に(2)番の区営住宅の収入報告制度と子育て世帯の収入基準月額等の一部変更について、報告をお願いいたします。 30: ◯平岡住宅課長 環境まちづくり部資料2の区営住宅の収入報告制度と子育て世帯の収入基準月額等の一部変更についてにつきましてご説明いたします。  まず、1番の区営住宅の収入報告制度の一部変更についてです。  第7次地方分権一括法が平成29年7月26日に施行され、公営住宅法の一部が改正されました。これを踏まえまして、区営住宅使用者であって認知症の方などに該当する方、これは認知症の方、知的障害者及び精神障害者やこれらの方に準ずる方であって、年に1回、区から全ての区営住宅使用者に求めております収入に関する報告が困難な事情にあると認められる場合に、区が収入を調査することができるようにその制度の一部を変更するものでございます。  次に、2番の区営住宅の子育て世帯の収入基準月額等の一部変更につきましてです。平成29年10月25日に施行された住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給に関する法律、いわゆる住宅セーフティネット法の一部改正を踏まえまして、入居を希望する子育て世帯の支援する観点から、区営住宅使用申込者資格である「特に居住の安定を図る必要があるもの」に該当する子育て世帯の内容の見直しを行います。  具体的には、子どもの対象を小学校就学の始期に達するまでから、高校生相当であります18歳に達する最初の3月31日までに拡大し、これに該当する子育て世帯の住宅使用料算定の基礎となる収入基準月額には「障害者等世帯」の基準額を適用するように見直すものでございます。  最後に、3番の今後の予定についてでございます。平成30年6月の第二回定例会におきまして「千代田区営住宅条例の一部を改正する条例」をご提案いたします。  ご説明は以上でございます。 31: ◯林委員長 こちらのほうも第2回定例会の提出予定案件でございますので、審査に当たりまして必要な資料等の要求がありましたら、よろしいですか、こちらは。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 32: ◯林委員長 はい。  それでは、(3)の日本テレビ通り沿道まちづくりについて、報告をお願いいたします。前回、ちょっと途中になった件もございますので、スケジュールの新しい資料を含めて。 33: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 日本テレビ通り沿道のまちづくりについて、本日ご用意した環境まちづくり部資料3、日本テレビ沿道まちづくり協議会スケジュール(案)を追加資料として本日ご用意しておりますので、こちらについてご説明をさせていただきます。  これは前回ご説明したこの間のまちづくり協議会において、前回、第3回5月24日に行ったということでご報告しておりますけれども、そのときお示ししたスケジュールでございます。で、中段の中ほど、ちょうど太い字で囲っておりますけれども、この5月24日にこちらをお示ししたということでございます。で、前回ご報告したまちづくり基本構想(素案)を当日ご説明しておりますけれども、これについて今後構想を策定、ちょうど第3四半期のところに縦長の四角で書いてございますが、それに向けて、これ、第2四半期のところ、パブコメを行っていくというふうなことを目標としてお示ししております。  一応前回に次回日程が決まっておりまして、次回7月12日。で、前回まちづくり基本構想(素案)について皆さんからご意見いただいていますので、それらをまとめてパブコメ案として確認していただくと、そういうふうな予定になってございます。  私からの説明は以上でございます。 34: ◯林委員長 はい。  委員の方、何か。(発言する者あり) 35: ◯小枝委員 いやいやいや。  前回より少し日程が四半期に分けられたということなんでしょうかね。四半期に分けられたところを自分で4、5、6、7、8、9と書き入れてみると、第5回のところ──あ、第4回が7月、つまりもう一回協議会をやったらこのままフィックスしてパブコメに入る。そして10月には基本構想に確定をするという流れを考えていらっしゃると、そういうことでよろしいですか。 36: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ええ。これ、私ども事務局のほうでこういうことでということで協議会にお諮りをして、協議会の皆さんでこれを共有したということでございますので、委員おっしゃるとおり、ちょっと月が入っていないんですけれども、10月ぐらいを目途に基本構想を決めていくというふうな予定でございます。 37: ◯小枝委員 この基本構想のまず意味なんですけれども、現在この基本構想が対象としているところは、町会でいうと6町会エリア、二、四、五、六番町と三、四麹町プラス九段北、南四丁目というこのエリア全体をカバーするということですよね。で、この基本構想とこれからやろうとしている都市計画変更との関係というのは、これからどういうふうに位置づけられて、日程的にはこの先どういうふうに、都市計画、地区計画の変更に結びつけていくという見通しでいるのか、行政側の考え方をお聞かせください。 38: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 対象区域でございます。ちょっと前回の資料のまちづくり基本構想(素案)、資料3-2ですね。こちらの1ページのところに構想の位置づけの下、構想の区域というふうに記載してございます。 39: ◯小枝委員 ちょっと待ってくださいね。構想。 40: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょうど、めくって2枚目ですね。 41: ◯小枝委員 はい。 42: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 01という、こちらに構想の区域としてございます。で、対象については、委員、6町会全体というふうにおっしゃいましたけれども、これ、日本テレビ通り沿道ということでございまして、6町会のうちこのオレンジ色がついた範囲ぐらいというふうに考えてございます。沿道の幅がどのくらいかというのはちょっと定義してございませんけれども、一緒にお示ししている要綱にも記載しておりますが、市ヶ谷駅から麹町大通りに繋がる日本テレビ通り沿道というのが対象区域でございます。  もう一つ委員お尋ねの、これからの都計変更、あ、このまちづくり基本構想の意味と、これからのこの先の都市計画等の手続にどうつながっていくかということでございますが、この基本構想自体は都市計画とは直接は関係ございません。で、この中で、これ、地域の皆さんとこういった将来像を共有して、この基本構想(素案)のすみません、もう一回見ていただきたいんですけれども、例えば10ページ、こちらゾーン別の将来像と対応方針というふうに書いてございます。で、ここで地域別の課題を整理した上で将来像をここに定めて、それに対する対応方針として右側のオレンジ色の箱の中、この対応方針とする、歩行者空間の充実、賑わい、コミュニティの創出というのをこのBゾーン、要は沿道の一番近いところ、この部分については低層賑わい構築のためのルールづくりというのを方針として挙げさせていただいております。これは構想でございますので、こういったことに向けて皆さんで検討していきましょうということでございます。  で、実際このルールづくりというのが、委員おっしゃった地区計画の変更とかにかかわってくるところで、そのルールが合意できた上で、それについては都市計画の手続の中で地区計画を変えていくというふうなことでございます。で、今のところ地区計画の変更に及ぶか及ばないかというところは、まだ構想の段階でございますので、決定しているわけではございませんので、いつから都市計画手続を進めていくかというのはちょっとまだお答えできないという状況でございます。  で、きょうお示しした資料3のところで、協議会の皆さんにご説明しているのは、まずはこの基本構想をつくって、地域ごとの対応方針まで共有しましょうということでございます。で、これ基本構想をつくってこの協議会自体終わりというふうなことは考えてございませんので、第7回以降で基本構想の具現化に向けたゾーンごとの取り組みについて、引き続いて検討してまいりたいというふうなことで考えてございます。 43: ◯林委員長 ちょっと課長、答弁のところで地縁の町会が6と言ったんですけど、7ですよね。麹町三丁目、四丁目、二番町、四番町、六番町、五番町、九段四丁目で7になるんじゃないのかな。 44: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 あ、そうですね。はい。 45: ◯林委員長 町会という…… 46: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 そうですね。 47: ◯林委員長 町会ですと7団体。 48: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 そうですね。はい。 49: ◯林委員長 小枝委員。 50: ◯小枝委員 都市計画とはまだ関係ございませんというご説明がありましたけれども、この基本的な考え方、ざっくりと言えば、この10ページでいうと業務商業ゾーンということで、この商店街、道を広げて超高層がいいのか、もしくは現状の中で中層がいいのかということに関しては、この構想というものが一つの方向性を決するという外枠にはなるわけですよね、そこは。そこのところは、後で、これはこれで決めたけど、いや、中層がいいんですとは言えないわけですよね。そこは一つの選択を住民に問うている部分だということですよね。 51: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 委員おっしゃったとおり、これは構想ですので、皆さんで目指していきましょうというところで共有するものですから、ルールづくりというところで今後取り組んでいくということでございます。なので、何といいましょう、構想ですから、それ実現に向けて取り組んでいくというところは事実でございます。その結果、実際には都市計画の手続、今後入っていくのであれば、地区計画の変更であれば地区計画の区域内の土地の権利をお持ちの方、そういった人たちに説明して説明会を開いて所要の手続を経ていきますので、じゃあそれが今の段階で必ずしも絡むものかというのはまだ、取り組みの方向性としてはここで地区計画の変更みたいなことも視野に入れたことになるのかもしれませんけども、やれるやれないはまた別の問題だというふうに思ってございます。 52: ◯小枝委員 これは二番町の地区計画の図ですけれども、これを見て非常に危機感を持つんですね。というのは、この番町地域に、5月24日の協議会では日本テレビの方も来られて、現実に150メートルのプランについてもお示しがあった。千代田区としても、この間の委員会には150メートルのたしか絵が出されていました。神田でも神保町の再開発が98メーターですから、相当な想像を絶する大きさを可とする構想だということがわかってきたわけですけれども、それでも多くの住民が挙げてこれを求めるのであればそれは住民のまちづくりだというふうに思うんですが、多くの住民がまだこれをご存じない状況なんだろうと思うんです。知る由もないといいますかね。そういうところで、突然の7月のパブリックコメントというふうになりましても、どうしていいのかわからないという状況になるんじゃないかと。本来ならば、ここで地域に対する説明会というのをちゃんとやることによって、この第1回協議会で3月26日にこのメンバーの方に対する経緯説明とまちづくり方針共有というのがありますね。これがまちづくり委員会そのものも住民は恐らく七、八人しか参加していない。町会長という肩書があっても、それは一人は一人。で、この協議会の中にも住民は恐らく10人ぐらいしか参加していない。というところで、住民が、いや、地権者がこのことを知った上でそれを、これは私は嫌だけれども、住民が本当にそれを望んで選ぶのであれば、それは住民のまちづくりだと思うんです。でも、今の段階ではそれを知るすべがないという状況のままこういうふうに固めていってしまうというのは、まちづくりのイロハとして常軌を逸しているというふうに思うんですけれども、説明会などをしっかりと開いて、住民と将来を考えていくというふうな考え方を行政はできないのでしょうか。 53: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 こちらのまちづくり基本構想の位置づけとすると、参画と協働のガイドラインでいうと、私ども分野別の基本計画というふうなことかなというふうに認識しておりまして、そちらちょっと協議会で区民ですとか学識経験者の方のご意見を賜りながら、まず素案をつくるというところを今やっているところだと思っております。で、これはちょっと、過去、飯田橋でも駿河台でも同じようなやり方をしておりますけれども、そういった協議会形式で案をつくって、パブリックコメントで広くいろんな方のご意見を賜るというやり方がこの間やっておるやり方なので、そういうやり方を今回も踏むものだというふうに認識しております。 54: ◯小枝委員 飯田橋とお茶の水ということをおっしゃったので、飯田橋の平成何年でしたかね、19年くらいの基本構想づくりに関しては、その後、MOという、マネジメントオフィスという形をとって、議会が何ら説明がされない状況のままに固めてしまったということがあって、大変大問題になって、当時これもパシフィックコンサルタンツだったんですけれども、なぜそういうやり方をするのかということで、当時の平成21年の企画総務委員会が挙げてそれに関しての批判のまとめをしているんですね。  で、これはもう全体的なまちづくりを行っていく上で、少なくともお茶の水のほうは三菱総研か何かで、そこはそんなに批判にはならなかったんですけれども、飯田橋に関しては、このマネジメントオフィスというやり方もあって、コンサルなのにまちづくりの実権を持っているかのように錯覚させる不自然な状況にあり、区民と議会がチェックできない関係に置かれてしまったと。それで、当時の飛澤部長のほうからも非常に反省の弁みたいなのがあって、基本的にこういう知恵袋になってもらいたいという発想でやったんですが、なかなかそう思うように機能しなかったと。そして地元の中でも不信感をつくってしまったという状況もあって、これは一度もとに立ち返っていろいろ考えていかなきゃいけないだろうというふうに、平成22年、答弁をしているんですね。  で、こういうところがあっての手続の問題があったということをもう一遍しっかりと共有していただいて、いきなり住民が知らないところで沿道、道を広げて超高層を可能にするという構想を固めてしまうというようなことを、これはもう、しないでいただきたい。具体案としては説明会を、本当に住民をしっかりと沸点に関心を持っていただいて、その上で住民が選ぶ。銀座もそうでしたよね。銀座もGINZA SIXのところを松坂屋さんか何かが高いものを建てようとしたけれども、そこは一応56でしたか、で行きましょうということで、商業地域でもそういう選択をしている。ここは中層の住宅地域、住居地域であるということから考えると、余り行政が暴走して、こういうものを、後ろに戻れないようにしてしまうと、住民の不信を抱くもとになるんではないかというふうに思うんですよ。ですので、説明会をしっかりと住民にやって、対住民に対して説明会をやっていただきたいというのが提案ですけど、いかがですか。 55: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 都市計画の策定ですとか変更、そういったときにはやはり行政が変更をやっていくということになりますので、説明会を開いてやっていくというのは、通常どこの公共団体さんでもやられていることだとは思うんですけれども、ちょっと今回は地域の皆さんからまちづくり方針ということで2年かけて考えてこられたことを区として受けとめて、それをこの協議会の中でオーソライズを図っていく。そこは区の計画として位置づけるものですから、そこは区の手続として必要な手続をやっていくということで、パブリックコメントもさせていただきますし、そういった進め方をさせていただこうというふうに考えてございます。 56: ◯小枝委員 地域の皆さんが2年間とおっしゃるんだけれども、その地域の皆さんというのは、まだこの協議会のメンバーと数……ある一部の方たちで、多くの方は恐らく知らないんじゃないかと思うんですね。現にこの間も申し上げましたけれども、ある町会の町会報の中では、ここに霞が関と同じ高さのものがふさわしいとは思えないので、ここはみんなで丁寧に議論していこうというのが総会向けの町会報で出ているんですよね。ということは、これから考えようと言っているのに、これでフィックスするというのはおかしい。それで、そういう発信をした町会長を困らせてしまったり孤立させてしまうようなことにもなりかねない。地域をまた、よく議員の皆さんが言っているように、二分したり割ったりしてしまうようなことになってはまちづくりにならなくなってしまうということじゃないかと思うんですよね。そこを避けながらやらないと、これは大変なことになる。  で、都市計画の専門家の先生が入っていると思うんですね、山本俊哉先生。この先生はこのことについてはどういうふうな立場でどういうふうにおっしゃっているのか、もし聞いていなければ、しっかりと聞いて、ここで答弁をしてほしいんですけれども、都市計画の専門家としては、こういうやり方というのは、ちょっと、まあ、もし将来がある方だとすると本当にあり得ないやり方なので、ご功績に傷がつくということもあり得ますし、どういうふうにおっしゃっているのか、ぜひそこは、我々は素人ですからいいですけれども、専門家がかかわってのそういうことを本当に強行してしまうのかどうか、どういうふうにおっしゃっているのか、そこは学識として私は何人か入れたらどうですかという具体的な提案も個々には申し上げているけれども、それを受けとめないでここに来ているので、そのたった1人の専門家の方がどういうふうにおっしゃっているのかお答えください。 57: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 山本先生は委員の一員としてお願いをして協議会の中で意見を述べていただいているということでございますので、そちらについても会議の内容を公開しておりますので、そちらで見ていただければというふうに思います。山本先生は座長ということでお願いして、取りまとめはしていらっしゃいますけれども、何か山本先生が責任を持って何かこうしていくというわけではございませんので、委員おっしゃったように、ちょっと山本先生がどういう見解をお持ちかというのは、私、まだ、あえて確認はさせていただいておりません。  で、もう一つ町会の、何でしょう、お知らせなのか出版物で、会長さんのほうから、140──ちょっと正確に読み上げますと、「日本初の超高層と言われたあの霞が関ビルが147メートルですから、同じような高さのものがこの地域にふさわしいかどうか。建物の高さはその地域との相対的な視点から考える必要があると思います。この地域に合った高層とは何メートルが限度なのか、それは人それぞれの価値観によっても違いますし、今後しっかり詰めていかなければならない問題です」というふうに書いておられます。  で、ちょっと委員のほう、誤解があるかと思うんですけれども、今回まちづくり基本構想の中でこの150メートルとか具体的な数字を決めていこうということではなくて、これを今後こういうことも考えていこうということを目指すという、構想としてつくるものでございます。で、町会長書かれているように、今後この地域に合った高層とは何メートルが限度なのか、それは価値観も違うので、今後しっかり詰めていかなくてはならない大きい問題ですというのはご指摘のとおりなので、それは構想をつくったその先の地域ルールの中で詰めていくべきものというふうに認識しております。 58: ◯小枝委員 今後しっかり詰めていかなければならないということに関して、先ほどだから最初に聞いたので、この構想が道幅を広げて超高層を可能とするという構想をつくりながら、中層のまちにしたいといっても、それはできないでしょと言っているんですよ。それは、行政が知っていながらそういうことをちょっと言うのは、いかがなものかと思いますね。できないでしょ。(発言する者あり)構想で、超高層が道幅広げてできるまちにしますよと。活気とにぎわいの商業エリアにしますよと言っていて、今現在、50、60、60の高さにしているわけですけれども、地区計画は。それを、その状態で行こうということはできないじゃないですか。うんうん、じゃなくて、ちゃんと答弁してください。 59: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと構想の中で言っているのは、ルールづくりをしていくという方針を決めるところまでで、で、日テレ委員会さんのほうでご提案いただいているまちづくり方針の地域ルールという中で、二つご提案を受けております。一つは、日テレ通り沿道については、壁面線を指定することによって通りのにぎわいをつくっていこうということが一つ。で、もう一つは、住宅地側との間に広場を設けることによって緩衝空間をつくると。広場をつくることのかわりに、高さについてはルールをつくって、緩和していってもいいんじゃないかということでございますので、必ずしもそれが押しなべて高層のまちなみをつくっていくというふうなことのご提案だというふうには認識しておりません。 60: ◯嶋崎委員 委員長、関連でいい。 61: ◯林委員長 嶋崎委員。 62: ◯嶋崎委員 高さのことに関してはいろいろと皆さんお考えがあると思うんで、これは一概にこうだということはなかなか言えないんだけれども、協議会の成り立ちというか、その前に前段があって協議会に発展をして、事務局的な立場をぜひとも区でやってくれないかというそういうやりとりだったというふうに思っているんだけど、それはいいよね。(「はい」と呼ぶ者あり)  で、そういう中で、この間の東郷公園の問題も含め、それからあと、いろいろと今まちが変わったり、地域が変わっていますよねということはこの間お話をしたと思うんですけど、やっぱり全部にお知らせをして全部のご意見をいただくというのは、これはもう不可能なんですよ。ある意味協議会は一つの団体であって代表者である。これは間違いない。だけども、やっぱり地域が変わっている。地域が今いろいろな形で変化している。ましてやここは商店街ではなくて、ある意味、住宅、マンション、集合住宅というのが多いわけだから、そこはまちみらい千代田の機能を使って、マンション管理組合だっけ、そういうところに所属している代表者との意見交換とか、そういうことは必要だと私は思いますよ。すべからくの方にお話を聞いてというのは、これはまとまりっこないわけだから、まちの代表としては、当然今まで町会長さんなり商店会長さんなりということはあるんだけれども、とりわけ集合住宅の皆さんの意見、それからいろんな思いというのは、やっぱりそういうところで聞かないと、一軒一軒ポスト対応してご意見を聞くというのは、これはちょっと大変な作業なんだなと思うんだけども、そこは協議会の皆さんはどういうふうに認識をされているのか、今後どういうふうに対応されているのか、そこはちょっとお知らせください。 63: ◯大森まちづくり担当部長 今、嶋崎委員からご指摘がありました点でございますが、ダイレクトにちょっと協議会の皆様に今のような視点で問うたというか、訪ねたことはちょっとありませんので、今後、非常に大事な視点だと思います。例えば、理事長さんたちに情報提供する中で意見をいただくだとか、そういったことをまちみらいとも連携しながら、どういった形が一番、より好ましいのか、そういった視点を含めて、今後、協議会の皆様と情報共有しながらその点をしっかりと詰めていきたいと思います。 64: ◯嶋崎委員 というのは、たまたま僕は違う会合をしていたときに、この協議会の皆さんがその会合を終えてから、もう10時過ぎからこの会議をまた何か開いてたんですよ。何の会議なんですかと言ったら、日テレのこれこれ、ああそうですか、ご苦労さまですみたいな話をしたんだけど、そのぐらい協議会の皆さんも一生懸命汗かいてやっていただいているので、そこはきちっきちっと評価をしながらね。ただ、今のまちの現状というのはこうなんだということを、今、部長、しっかりと受けとめていただいたんで、そこはしっかりとお伝えをいただいて、より皆さんからいろんなご意見を聞きながらこの協議会を発展していっていただければありがたいかなと思っているんで、そこのところはよろしくお願いしますよ。 65: ◯林委員長 はやお委員。 66: ◯はやお委員 ここ、いろいろ、るるこういう開発のところが出てくると。先ほどもありましたように、この都市計画の見直し、つまり地区計画を見直す可能性があるから、これは行政が積極的に対応するということは必要不可欠なことだと思うんですね。でも、非常に曖昧な動きがずっとあったのかなと、こう思うんですね。というのは、確かに地権者が自分の土地を自分のところでペンシルビル、もしくは建てるというんであれば、それは地権者の自由なわけですよ。そして共同ビルを建てるんだったら地権者の自由なんですよ。でもどんどんどんどん広域的になってきて、どういうまちをつくっていくのかというところに来て、今ここを見直さなくてはいけないんではないかというのが、僕は小枝委員たちの話になってくる。だから、権利のある流れからずっと上がってくると、確かに地権者だとか地域の人なのかもしれない。だけども、このまちをどうやって設計するのかというのは、地権者からも出てくるかもしれない。だけれども、総合的にトータル的にどうやってやっていくのかというのは、どこから出してくるのか、それをどういうふうに考えているのか、そこをちょっと答えていただきたい。 67: ◯大森まちづくり担当部長 ご案内のとおり、ここ、全部ではないですが、番町地域は基本的には規制型の地区計画というものがかかっております。7年、8年、9年たった中で、一方で麹町の大通りにも地区計画がかかっていった中で、いわばあらかたまちのルールを面的に決めてきた。行政としてはその時点で最良だと思って、決めてきました。しかし、やはり地域の、地域のというか、地域のある意味代表的な町会長の皆様方で、やっぱりこの沿道がこのまんまじゃ寂れてしまうだとか廃れてしまうという危機感を持った中で、みずからまちのありようを勉強されてきたと、2年かけて勉強されてきたと。これははっきり申し上げて、今まで我々がかかわったまちづくりの中でどこの地域でもそこまでの自主的な取り組みというのはないです、地域の取り組みというものはないです。そこまで地域の皆様で一生懸命まちのことを考えてきてやられたものは、ある意味行政としても受けとめて、それをベースにしながらも行政のほうでしっかりと都市計画の変更が今後議論をした中でルール化をする中で必要であれば、そこはしっかりと地権者に、まちの皆様にも問うてやるというのが行政の手続的な流れになろうかというふうに思っております。 68: ◯はやお委員 僕はもう違う時代になったと思っているんですよ。だけど、それはすごく、否定じゃないんですよ。地域からそういうことを自主的に勉強し、どういうふうにまちをつくるのか、また学経の人たちもやってきた。  全く別の話になるんですけれども、ワテラスのほうが非常に商業地域がうまくいっていないんじゃないかという話をする方がいらっしゃる。それは何でなんだといったらば、地権者ごとにテナントの契約をした。つまり、1階のフロアの店舗のところがたまたまトータル的な設計がなくて、まちがばらばらに、場合によってはコンビニエンスが多く入っているとか、そういうことになったために集客力がなかったという方もいらっしゃるんです。  つまり、何を言いたいかというと、それなりに学経の人たちが入ったのかもしれない。でも、やはりもっとトータル的に、だから私が言うのは、そこが行政が果たす役割として、地域からの自主的なことも大切、だけれども、都市マスのプランがあるわけじゃないですか。そういうところに、どう、まちをつくっていくのかというところの計画に照らし合わせて、僕はもっともっと行政が積極的に対応するべきだと。でも、確かに都市計画の見直しとなれば、自分たちがつくった地区計画を直すというと二律背反することなんですよ。でも、今考えてみてくださいよ。6万5,000人になってしまって、住みたいという人が住めないんですよ。商売を続けたいという人が商売できないんですよ。そこが我々の大きな区政として、一体の区政としてどうしなくちゃいけないかというところから考えたときに、ただ収益性だけでもだめ、ただ伝統を守るだけでもだめ。どうやって折り合いをつくるのかといったら、そこをやるのが我々区政を担う人間がどういうまちづくりをするのかという、やらなきゃだめなんですよ。今──否定じゃないんですよ、現場からの上がってくるのは大切ですよ。でも、もうちょっとトータル的に誰がやるんですかといったときに、僕はそこは行政が。だから、中途半端だからパシコンに頼んじゃうんですよ。パシコンの計画がいいんだという話になっちゃうんですよ。そうじゃない。僕は行政がもう少し踏み込んで、どうあるかということを指し示して、そして地元の人たちのあれとの差異をどうやってやっていくのかということを、整理を積極的に介入しなかったら、まちは死にますよ。みんな収益性のあるところだけになりますよ。本当に、神保町の地域は店舗の古い老舗の人たちが残ってくれるように、どうやって1階店舗の家賃を補填するのかとか、積極的な対応をしていかなくちゃいけないわけですよ。それを真剣に考えるのはまちづくり部隊なんじゃないんですか。そこを、今のこの差異があるところで、今のこの場がいけないということを言っているんじゃないんです。そういういろいろなひずみの差異が出てきたことをどう考えるかということなんですよ。ちょっとそれをきちっとお答えいただきたい。 69: ◯印出井景観・都市計画課長 委員長、景観・都市計画課長。 70: ◯林委員長 いいですよ。景観・都市計画課長。 71: ◯はやお委員 いいよ。 72: ◯印出井景観・都市計画課長 いいですか。 73: ◯はやお委員 誰でもいいよ。 74: ◯印出井景観・都市計画課長 今、はやお委員から広く、今回の日テレ通りの件だけではなくて、もう少し広域的なまちづくりのあり方も含めてお尋ねがあったものと理解しましたので、私のほうから少し答弁をさせていただきます。  これまでも議会から個別の拠点等の機能更新の個別最適ではなくて、やはり神田であったり千代田区全体であったり、その中でそれぞれの拠点がどういう役割を果たすのか。場合によってはめり張りとなるような拠点機能を集約させる一方で、従来の落ちついたまち並みを守っていくと。しかしながら、千代田区におきましては、非常に土地の高度利用が求められているところでありますので、そういった落ちついたまちなみの保存と新たな拠点のバランスをとりつつ、それぞれの拠点間がしっかりと相互に連携しながら補い合っていくまちづくりを進めるということは委員ご指摘のとおりでございまして、そういったことにつきましては、やはり行政が責任を持ちながら、学識の先生方だったり、例えば都市計画審議会の中で公募区民の皆さんであったり、あるいはパブリックコメント等々を通じて、今後、都市計画マスタープランの策定の中で俯瞰した視野からは議論をしていきたいと。ただ一方で、現状のまちの動きというような、我々のある意味想像を超えている部分もありますので、そういった動的なところともうまく調和させながら、個々具体の開発が個別最適にならないように、引き続き取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 75: ◯はやお委員 じゃあ、一つだけ最後。 76: ◯林委員長 はやお委員。
    77: ◯はやお委員 新しい言葉、個別最適という言葉を今後使いたいと思います。そういうように日テレのところもあるでしょう。今こういうところの視点に立ちながら、例えば私ももし地元にいたら、日テレさんが来ることによってまちの収益性というのはもともと高いものが上がるということはある。そうはいいながらも、すぐちょっと離れたところには静かな閑静な住宅をつくりたい。こういう二律背反することをどうやって折り合いをつけていくのかというところが我々区政を担う人間が悩んでこだわってつくらなくちゃいけないところなんです。それはだから、僕は協議会のせいにしちゃだめだということなんですよ。どういうまちをつくるんだというところをもっと積極的に、声高らかに決めていこうじゃないかというところがあって、そしてその中にどうやって折り合いをつけながら、ここはここまでにしようねとやらなかったら、何一つ決まりませんよ。お茶小の移転建てかえと同じことになりますから。最終的には消極的な話をいろんな意味でのアイデンティティーの話になっていっちゃいますから、だからその辺のところをしっかりと都市マスタープランが僕は肝だと思っていますので、しっかりとその計画とこの辺がすり合わせができるように対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。だめ。 78: ◯大森まちづくり担当部長 今、はやお委員からるるご指摘いただきました。地域が積み上げてきたものをしっかりと受けとめながらも、行政が責任を持って計画をつくっていくという点では、都市マスと整合をとりながら、しっかりとそこら辺はやっていきたいと思います。(発言する者あり) 79: ◯林委員長 岩佐さんが手を挙げているので、いいですかね。  岩佐委員、どうぞ。いいですよ。 80: ◯岩佐委員 ちょっと2点だけお伺いしたいんですけれども、ちょっとまず、私、不勉強で申しわけない。地区計画一度定めたものを、10年ですか、10年程度でやっぱり変えていくというので、それが地域の真意だとしても、そういったことが一般的に、地区計画を定めるときにかなりの手順と多くの方のご意見でつくられているそれなりの位置づけだと思うんですね。それを10年程度で変えるということに関して、そういったことはしょっちゅうあるのか。特に千代田区でもあったのか。それで何年に一度ぐらい地区計画ってそういう変える。例えば、ほら、条例とか法律もそんなにころころころころ変えるものではないと思いますし、地区計画はやっぱり一定の地域のルールですから、浸透するまでも時間がかかる。10年というのはやっぱり浸透するには十分な期間かどうかも、特に不動産に関するものに関してはそんなに短い、そんなに長いとも言えない期間だと思うんですね。その期間の中でまた変えていくという方向性を出すことについて、それは一般的な話なのか。  それから、地区計画のルールを変えていくということに関して、条例とか法律ですと、普通、事情が加わって、例えばこういう事情が大きく変わったからとかということがあると思うんですね。やっぱり何というの、やっぱりこういうのがいいよね、こっちもいいよねというふうに変えるものではなくて、やっぱりいろんなまちの事情が変わってきたということがあると思うんですけれども、そのほかの地区計画を変更する場合にしてきた過去の事例とか他区の事例のときに、そういった事情が大きくきちんと左右しているのかということをちょっとお伺いしたいです。  それから、あともう一点は、先ほど行政が責任を持ってというふうにも部長からのご答弁もいただいたんですけれども、行政が責任を持つというのはすごく大事なことで、当事者、地域だけだとどうしてもマイノリティーの声が反映されない。でもこれは本当に広い地域でかかわる地区計画につながるものなんであれば、やはり行政がどこからか引き受けて、収益とかだけでは持続可能性があるまちにはならないですよね。だけど今まではまだ地域の方だけだから、女性が入らない委員会、協議会があったよねと。でも、それは地域だから、それはまだ行政の位置づけじゃないからというご説明をいただきました。だけど、行政がやったら行政は絶対それは公平性それから公益性を絶対しっかりやっていかなきゃいけないんですから、そこはどこから行政が入るのか、これが今男性だけがつくった、ほかはほとんど入っていないような協議会が、果たしてそれが公益、平等性となるのかといったら、やっぱりこれは行政がかかわったとは言えなくなってしまうと思うんですね。だからそれをどこから行政が具体的に入って責任を持ってくださるのかというのは、もうちょっとご説明いただきたいと思います。 81: ◯林委員長 ちょっと、分けて。大事なところですので、一つ、地区計画ですよね。 82: ◯岩佐委員 過去とか他区の事例。 83: ◯林委員長 他区の事例も含めてですけれども…… 84: ◯岩佐委員 頻度とか。 85: ◯林委員長 千代田区の地区計画というのは、町名別に、基本的になっているところが多いと。まあ、麹町は沿道でやっていますけれども、これがドラスティックに大きなエリアで地区計画をやったらどうなのかという新たな視点があれば、地区計画を変更するという動機づけに十分なるんじゃないかというご指摘について、ちょっと…… 86: ◯岩佐委員 根拠ですね。 87: ◯林委員長 根拠ですよね。で、1個ずつ分けていかないと…… 88: ◯岩佐委員 すみません。 89: ◯林委員長 ここ、本当に先人のじゃないですけれども、名誉区民の西郷会長のころからずっとこの番町のまちづくりというのは大切にされてこられて、番町環境整備協議会って、西郷会長がお元気なころはしっかりとまちづくりを積み重ねて地権者とともにやられてきたと。まあ、ちょっと、お亡くなりになられたのもあるんで、で、地区計画を千代田区のほうは条例で町名別にやっていったと。今度は沿道でやるというところの変更点についてのやりとりをどういうふうに行政のほうで考えられるのかと。 90: ◯印出井景観・都市計画課長 前段の地区計画の変更に関してのご質問でございますけれども、地区計画の制度そのものが導入されて、まだ例えば50年とか60年とかたっているような状況ではない中で、実態がどうかということなんですけれども、一つ、まちの将来像を描くということにつきましては、大きく区の将来像を描く都市計画マスタープラン、これにつきまして、目標年次がおおむね20年というふうになっております。地区計画は、さらにその区の中の一定の地区における将来像を共有しようというところでございますので、一つの目安として、都市マスの20年よりもある程度その範囲内におさまるだろうというような、そういうような地区計画における将来像の描き方の期間のイメージというのはあるのかなというふうに思っています。  現実に千代田区において、さまざま、人口が4万人を切る中で、地区計画の手法を用いて人口回復に取り組んできたのが平成10年代でございますので、そこからまだ20年経過していないというような状況にございます。ですので、具体的に抜本的な見直しをしてきた事例があるのかどうかということについていいますと、抜本的な見直しについては、今現在、大きな地区としてはないのだろうなと思いますけれども、先ほど申し上げました期間感の中において、人口が大きく変わっていることを踏まえて、今後、地区計画のありようについても大きく検討していかなきゃならないんだろうなというふうに今思っております。  ちょっと答弁が広がってしまいましたけれども、そもそもやはり地区における将来像を描くものですから、3年とか5年とか10年とか、そういった中でころころ変えるものではないということについては、まとめてご説明をさせていただきました。 91: ◯大森まちづくり担当部長 すみません、補足で。  近いところ、ちょっと私の記憶の範囲でございますが、地区計画の変更の取り組みは、電大跡地のところの地区計画で、もともと電機大学、大学という用途で将来像を描いていたものが大学が移転されて業務となった中で、そこの高さを含めて、さまざまに、ちょっと地区計画の変更をかけたというのがあります。  もう一つは、淡路町のワテラスを決定していくときに、地区計画をかけるんですが、その際に千代田区が地区計画をかけた後に、地元からその地区計画をいろいろ読み込んだ中で、さらに都市計画提案という形で出されて、それを受けて、また地区計画を変えたというような、ケースとしてはですね、例としたらそんなようなところがございます。  それで、ちょっと常々申しているんですが、やっぱりまちというのは、固定的なものではないので、社会経済状況の中で常にこう、変化しているという以上、やはりそういった都市計画のその変更も含めて新たな都市計画が決定されるというのが、やっぱり法の立てつけの中できっちりございます。そういう動的な性格も有してございます。ただそのときには、やはり地域からのご意見だとか地域の検討の過程だとかそういったものを十分踏まえて、それが地域課題の解決に資するというものであれば、解決に資するという中で、地域がよりよくなっていくというのであれば、制度的に、我々は地区計画の変更というのは、積極的に使っていきたいというふうに思っております。法の中でも、都市計画法の21条に変更の規定がきっちり制度的にありますので、そういった社会経済状況の変化に対応して、変更は当然のごとく行われるものだというふうに認識をしております。 92: ◯岩佐委員 もちろんルールですし、民主主義ですので、永遠にこのルールが固定ということではないことも理解していますし、どちらかというと、じゃあ先ほど、今、地域課題というふうにもおっしゃいましたけれども、まずルールですから、やっぱり今そこにお住まいの方皆さんの財産権にもかかわる重要なルールですので、浸透するにも時間がかかる。で、今、3年、5年で変えるものではないけれども、まあ20年以内に変えるものが、じゃあ今10年たったということで、そろそろそういう状況もあるかもなという。ただ、その根拠となる事実とかということがやはりちょっとまだ見えてこないので、それがまだ共有、どこまで共有するかというのは、先ほど小枝委員もおっしゃっていた周知の話だと思うんですね。  やはりこういう地域の課題が、もうちょっと解決していきたいねというのを共有していかなければ、ルール変更までに至らない。そこまでの手続がすごく大事なんだろうと思うので、ちょっとそこはやっぱり丁寧に、いろんな方のご意見を聞きながらやっていただきたいなと思うのが一つと、あとは、またさっきの行政がどこまで公平性とか公益性とかを入れていただけるのかということは、防災とかの意味からも含めて、やはりそのにぎわいを一旦、ふえればふえるほど帰宅困難者もふえるわけですし、そういったところから防災の観点も含めて、どこからやはり行政が多少入っていくのかということを、そこはご答弁いただいていないのでお願いします。 93: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 やはりこれ、今回、協議会という形式で決めていく中で、最終的には行政の部門別計画的な計画として位置づけられるものですから、委員おっしゃったような防災の観点ですとかバリアフリーの観点、マイノリティーに対する配慮とか、そういったところはちゃんと計画の欄に盛り込めるように、私どものほう、事務方としてもそういう調整をさせていただきます。  もう一つ、冒頭ご質問いただきました協議会の委員構成の中で、女性の割合、あとマイノリティーの問題、ご質問いただきましたけれども、ちょっと協議会の皆さんで決めているから、我々何とも言えませんというふうなつもりはなくてですね、先回もご説明したかと思いますけれども、男女平等推進行動計画で40%以上というのが区の目標値としてありますので、そこは区として区が設置する協議会でございますので、そういった視点で女性を入れていただけるように、ちょっと働きかけをしていきたいと思っております。  一方で、そういう場に出てきていただける方で、なかなか適切な、ご都合を含めて出てきていただける方が、今、現状いないというのが実態だとは思いますけれども、そこは我々のほうから協議会の皆さんにご相談していきたいというふうに考えてございます。 94: ◯岩佐委員 今、男女の話で、働きかけとかご相談ですよね。ただ、行政がやるんだったら働きかけとかご相談じゃなくて、行政が主導でやらなきゃいけない部分がありますよねということを申し上げたくて、どこから行政が、もうちょっと公益な部分、平等性の部分に関して、しっかりとリードがとれるのかと。もちろんまちづくりですから、行政が全部リードをとっちゃいけないんです。それはもう地域の方が主導なんですけれども、行政の手続の一環としてやるんであれば、そこの部分は担保しなきゃいけないでしょうということで、そこはお願いとかご相談という話じゃないと思うんですね。  だから、だって、別にバリアフリーだって、いや、バリアフリーになるようにご相談させていただきますという話じゃないじゃないですか。これは公益なんだから。絶対に障害のある方に対して、いろんな施設を整備していこうねということが、もう条例だ、ルールだっていっぱいあって、その中で行政は動いているわけですから、それはご相談とかお願いのベースじゃないはずなんですね。  だから、今、そこでそういう、今は男女割合についてご答弁いただきましたけど、ご相談とかという──じゃないところをどこから行政がその部分、平等とか公益に対して、防災に対して、しっかりやっていけるのかというのをちょっとお伺いしたいだけなんですけれども。 95: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。すみません。そこは、バリアフリーですとかまちづくり上やっていかなきゃいけないこと、そこのところは、先ほど来ありますけれども、行政がしっかりリードして計画に位置づけていきたいというふうに考えてございます。  で、一方で、男女の審議会等における委員の割合ということに関して申しますと、目標値ということで、33年度末の目標値として40から60%というのが、区の計画としてございます。で、ちょっとそこは繰り返しになりますけれども、目標値に近づけるように努力はしてまいりますけれども、ちょっとあくまで目標値ということなので、そこが押しなべて全てのこういった審議会に関してできるかというと、ちょっとそこは現実的に難しいところもあるのかなというふうに思ってございます。 96: ◯岩佐委員 すみません。これ、この間もやっているんで、あんまりちょっとやらないんですけど、審議会のメンバー構成を審議会に全部お願いしているから、お願いとか近づけるという話になるんですよね。だから、区が、そこはしっかり区の職員も何も含めて入れる部分というのを多少の裁量をどこかで、でも、今のこの段階かどうかは、ちょっと私はわからないんですけども、もっと先でもいいかもしれないんですけども、どこかで地域の部分と行政の部分というのをしっかりと割合を入れ込んでいかないと、今はやっぱりどうしても区で選んだとして、設置したとしても、実際にはそのメンバー構成は、地元がもちろん密着になるので、地元ということになるんですけれども、でも障害者団体が入っているわけでもないですし、やはりルールを決める段階のどの段階から入れるかというのは、もちろん裁量はあるとは思いますけれども、ちょっとそこは見えにくい。  で、いきなりパブコメというのは、ちょっと余りにそこの部分を飛ばし過ぎなんじゃないかと思うんですね。だから、パブコメに入る前に、もうちょっと平等とか公益の部分に関しては、もっとしっかり入れ込んでいただかないと、やはりそこは、いきなり出てきた案そのものが、やはり少し、もちろん地元の意見ではあるけれども、マイノリティーの意見までは反映されていないんじゃないか、行政の手続としてはそこが足りないんじゃないかというふうに思うんですけれども、そこは、お願い以上のものというのは本当にできないんですかね。 97: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。ちょっと、このまちづくり基本構想自体は、協議会の中で決めていくということがちょっとルール化されておりますので、ちょっとそこは協議会の皆さんにお諮りしてということになるかと思いますけれども、事務局からは、平等だとか公益性みたいなところは、しっかり、中に入れ込んでいくように進めていきたいと思います。 98: ◯林委員長 はい。  ほかの委員の方、よろしいですか。(発言する者あり) 99: ◯木村副委員長 ちょっと、簡単に幾つか伺いたいと思います。  沿道のまちづくりの、今後のまちづくりの将来像を共有すると。そのために基本構想をつくるというご説明だったと思うんです。それで、この将来像を共有する主体というのは、どういった方でしょうか。要綱では、「地域に住み、働き、学ぶ様々な人々がまちの将来像を地域で共有する」とあるんだけども、地域というのは、沿道、それとも沿道に属する町会、共有する主体がはっきりしないと、ねえ、共有できたかどうかって、これは測れないから。その辺ちょっとご説明いただけるとありがたいんですけど。 100: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 大丈夫、じゃあ、これ、地域まちづくり課長。 101: ◯林委員長 はい。担当課長。 102: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。ちょっとそこの地域というところで、どこまでかというところ、冒頭繰り返しになりますけれど、沿道というふうなところ、市ヶ谷駅から麹町地域というところの範囲というふうな、ちょっと要綱どおりなんですけれども、考えてございます。ただ、その沿道の範囲がどこまでかとちょっとおっしゃられますと、必ずしもその町丁目の境目でもないと思いますし、まちの範囲というところに関して言うと、道路なのか、それとももうちょっと違う地形、地物なのかというのは、厳密な定義はございませんけれども、今考えているのは、ちょっとこの1ページに示す、通りからちょっと奥側にまで入った住宅地部分も含めてというのが、沿道というイメージでございます。 103: ◯木村副委員長 大体、日テレ通りから何メートルというふうなのはないわけですね。 (発言する者あり) 104: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと、そこの厳密な定義はして…… 105: ◯林委員長 答えてください。 106: ◯木村副委員長 そういうのは。(「あるんですかと」と呼ぶ者あり) 107: ◯林委員長 あるんですか。  担当課長。 108: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 何メートルという厳密な定義はしておりません。 109: ◯林委員長 木村副委員長。 110: ◯木村副委員長 はい。そうしますと、誰が判断するんですか、その沿道というのは。沿道の皆さんのまちづくりの将来像を共有するといった場合に、誰が沿道の範囲を決め、で、共有したかどうかというのを判断するんですか。 111: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと、誰が判断するということは、今回の中では決めておりません。 112: ◯木村副委員長 ええっ。だって、これ、まちの将来像を共有するんだと。で、基本構想をつくるんだと。それは、もう秋口に決めようと言ってきているんでしょ、スケジュールでは。で、沿道の定義ははっきりしない。沿道とは誰かをはっきりしない。共有する主体がはっきりしない。これ、どうやって決めるんですか、基本構想を。だって、基本構想を、将来像を決めるというのに、誰が基本構想を決めるのかはっきりしない。こんな将来像の共有ってありますか。まさか協議会のメンバーと日テレさんだけが共有すれば、それでいいということ。 113: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 委員長、麹町地域まちづくり担当課長。 114: ◯林委員長 休憩する。大丈夫。やる。(発言する者あり)ちょっとだけ。 115: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 あ、はい。 116: ◯林委員長 ちょっと、じゃあ、休憩をとって、調整してください。                午後2時44分休憩                午後2時53分再開 117: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。  答弁から入ります。 118: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 委員お尋ねの対象の区域ということだと思うんですけれども、こちら、まちづくり基本構想(素案)の8ページのところに、ちょっとお示しをしております。で、A、B、C、Dという、ちょっとゾーン分けをしてございますが、主にBの沿道部分について、地域のルールを検討していくというふうなことでございますので、オレンジ色の部分とその両側にありますAの部分、ここは基本的には環境を保全していくところでございますが、Bの部分が今後変更になっていく中で影響を受ける範囲、そこまでを対象として考えてございます。 119: ◯林委員長 現時点ではと。はい。  木村副委員長。 120: ◯木村副委員長 協議会でルールを検討していくと。ルールを検討して、ルールを具体化していく上で影響を受けるエリア。要するに後背地の住宅地ですね。の皆さんにも、やはり将来像については共有していただく必要があるだろうと。となると、その将来像基本構想をこのスケジュールでは、第3四半期、9月の冒頭のほうに、早い時期に策定する予定だけれども。スケジュールではですね。そうなりますと、この基本構想で言う沿道のまちの将来像を共有したかどうかというのは、どういう状況にあったら共有したというふうに判断するんでしょうかね。何か試金石ないし基準的なものはお持ちですか。 121: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 今のところ、この協議会の会議、原則公開でやっておりますし、地域の方の傍聴も認めておりますので、していただくようにしておりますので、その中で意見表明をして、素案に盛り込んでいくと。で、結果、8月のパブコメのところは、これはもう全域とか広く、幅広くということでございますので、そこのところでは、広い意見を取り入れて共有できたものだというふうに認識するものだというふうに思っております。 122: ◯木村副委員長 確かに、協議会は傍聴者は認められているけれども、定員ありですからね、10人。で、あと何回、3回、今度4回、5回、6回、で、基本構想を策定すると。そうすると、あと3回。最大で傍聴されて10人。30人が参加したら共有できたというふうに判断されるわけですか。パブコメというのは、ネットで区のほうに意見を述べるシステムなので、沿道あるいはルールによって、ルールの具現化によって影響を受ける人たちの意見を聞くという、そういう特別の場ではないですよね。  そうなると、やはり独自の意見聴取の場というのは、これは設けるべきじゃないかと。何をやったから共有したというやり方ではなくて、実際に関係する住民が共有できたかどうか、将来像を共有できたかどうかというのを諮る何らかの基準というのをつくるべきだと思いますよ。パブコメをやったかどうか、傍聴に何人参加したかどうかと、そういう量的なものではなくて、やはり実際に行政が足を運んで説明をし、そしてまちの将来像について共有できたのかと。やっぱりこういう、実態として共有できたものを私たちも納得できるような、そういうきちんとした基準のようなものを私は持つべきだというふうに思いますよ。ちょっとその点だけご確認させてください。 123: ◯大森まちづくり担当部長 はい。先ほど来るる木村委員からご指摘いただいていますが、基本的には、そこの地域の方全員の、全員の合意なりそういったものが諮れれば、それは一番好ましいと思います。しかしながら、やはりなかなかそういったことも難しいという中で、今まで我々がとっていた手法としては、そこの面的な地域を代表されている方をピックアップさせていただいて、一定程度のご意見を伺いながら物事を決めていくと。で、それでは当然足りないですから、パブコメを打つという仕組みだと考えております。  そういった中では、この協議会の前身のまちづくり委員会でも、町会長さん初め振興会の皆さんで十分練ってきた中で、今回我々も協議会の中で、まちづくり協議会の中で、その各町会を代表されている町会長さんにも入っていただいていますし、企業や学校関係者も幅広く入れて、今回、さまざまにご意見をいただいているというところでございます。そういった中で、地域のご意見を伺う中で、今後これを、パブコメをした中で、基本構想を決めていくと。そういった中で、地域の、足りないながらもそういう中で地域の合意を得ていきたいというふうに考えております。 124: ◯木村副委員長 何ていいましょうか、策定の時期ありきとか、パブコメをやったらもうこれで共有できたというようなひとりよがりはやめて、きちんと実態として共有できるよう、行政は持続していただきたいと、汗を流していただきたいというふうに私は思います。  それから、ちょっともう一点だけ、時間もあれなので、あと一点だけ確認させてください。いわゆる二つのルールですよね。1メーターの壁面後退、セットバックとそれから緩衝地帯、もしくは広場を設けたときの高さ制限の緩和。で、この二つのルールというのは、地区計画の見直し以外の手法で、今現在、最高限度60メートル、地区計画があるわけですよね。自治体として変更させることのできるルールってありますか、地区計画の見直し以外の手法で。 125: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 地区計画で決まっていることですから、地区計画を変えるしかルールの見直しはできないと思っております。 126: ◯木村副委員長 はい。いいです。 127: ◯林委員長 小枝委員。 128: ◯小枝委員 すみません。今の質問の関連で一つ、まず伺っておきたいんですけど、どこまでがゾーンかという話がありましたけれども、よく聞かれるのが女子学院はなぜ入らないのかということなんですね。で、日大が入って、麹町学園が入って、武蔵野大学何たら千代田高等学院が入ってという状態で、なぜ、その影響を受ける直近の全く隣地でありながら、なぜ女子学院が入らないのか。お声をかけたけど断られたのか。あるいは前に陳情も出してきているし、折り合いが悪いから避けたのか。(発言する者あり)それを、ちょっとなぜなのかということを答えてください。 129: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 女子学院さんについては、お声かけをしたんですけれども、お断りをされたということです。 130: ◯小枝委員 それは、いつお声をかけて、どのような形で断られたのか。それじゃあ、今から入るといったら入れるのか。正確にお答えください。 131: ◯林委員長 すぐわかりますか。わかる。  担当課長。 132: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと、私、4月から担当しておるので、いつとかちょっと正確なところは、ちょっと。はい。 133: ◯林委員長 小枝委員。 134: ◯小枝委員 それは、私の聞くところによるとなんですけれども、会議の4日前ぐらいに、出てくれみたいな話があって、組織体として何も協議する暇がないまま、もう二度とお声がかからなかったというようなことも。一体それって何の会議だろうというふうに思ったんですけれども、それが協議会に入ってくれということならば、しっかりと文書で手順・手続を踏むべきだと思うんで、今の話が、流していい話ではないと思いますし、もう7月にこういう段取りを踏むと言っている中で、発言する利益も、時の利益を逸してしまっているので、先ほど行政はどこに位置づけられるのか、協議会に投げずに行政が責任を持てという話がありましたので、いつ、どこで、どのようにお声をかけたのか。かけたけど、本当に断ったのか。そこはしっかりと調べて答弁してください。 135: ◯林委員長 今すぐわかりますか。わかる。(発言する者あり)  じゃあ、休憩します。                午後3時03分休憩                午後3時07分再開 136: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。  麹町地域まちづくり担当課長。 137: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ちょっと先ほど、きょうお出しした資料3を見ながら、ちょっとご説明させていただきますが、こちら、3月の16日にこの協議会立ち上げの準備会を行っております。で、その場で女子学院さんにもお声かけしようということを皆さんとお話し合いをして、22日に区の前職の者が女子学院さんのほうに通知を持ってお伺いをしたということです。で、1回目の会議は3月26日で、もう直近になってしまって──で、申しわけなかったんですけれども、事務局の方、ちょっとお名前は伏せさせていただきますが、お声かけをして、で、まあ1回目は直近なんで無理だとしても、それ以降出ていただくことはかないませんかということでお願いはしたそうなんですけれども、ちょっとこの間の経緯もあるのでちょっとそこは参加を控えさせていただくというようなご回答をいただいて、ちょっとそれ以降、お声かけはできていないという状況だというふうに確認いたしました。 138: ◯林委員長 小枝委員。 139: ◯小枝委員 行政のほうの把握している事実については今お聞きしたということで、今後また確認はしていきたいとは思いますが、みんなでまちづくり、みんなの共有の都市となっていくということと。  もう一点、都市計画マスタープランを、今、改定作業をしようということになっていますけれども、現都市計画マスタープラン上の記述というのは、文教地区住居地域にふさわしい、落ちつきあるまちづくりという、冊子は持ってこなかったけれども、まあ何を読んでいるかというと、以前、平成27年7月に日テレ新スタジオの計画があったときに、このマスタープランに沿ったまちづくりを、まちづくりのパートナーである地域住民との協議で深めていただきたいということを出しているんです。何を言いたいかというと、都市計画マスタープランは、行政が20年後を目指してつくったものですので、その定めているものに基づいて、この、今、二番町しか持っていませんけれども、地区計画がかけられたんだなというふうに見ます。  で、本来この沿道沿いの高層化というものを進める、行政が進めるのであれば、これは都市計画マスタープラン、みずからが定めた都市計画プランをこれからみんなで協議しようと言っているのに、その都市計画プランとわざわざ逸脱したものを、構想を出してしまうことになるという問題が民意ともう一方で出てくるということについて、行政としてはそこをどう考えるのか。議会としては一貫して将来像に沿った努力を企業側にも求めてきたというのが、平成27年の7月、その後の番町小学校並びの案件についてもそうでしたから、一貫してそういう状況です。  それを、今回の構想ということで、みずから区が、協議会というよりはやっぱり行政がこれからつくるわけですから、破ってしまうような構想案をここで出してしまうということは、当初のまちづくりの憲法というふうに言われた、一番最上位計画、規定であると、都市計画上。その都市計画をみずから壊してしまうという構想をかけてしまうということになってしまうという自己矛盾の問題をどう考えるんでしょうか。 140: ◯印出井景観・都市計画課長 今1点ご指摘をさせていただきたいと思うんですけれども、都市計画マスタープラン市区町村のまちづくりに関する基本方針は、都市計画ではございません。そこだけご指摘をさせていただきます。 141: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 まちづくり基本構想(素案)の5ページのところに、委員ご指摘の都市計画マスタープランのほうを記載してございます。平成10年にこれ、決まっておりまして、これ、目標年次2020年ということで、ご指摘のあった、今、改定作業を準備しているというふうなことでございます。  で、ちょっと右に目を移していただきますと、その間まちづくりグランドデザインというものをつくっておりますけれども、この10年当時は、まだ日本テレビが移転するということが想定、社会情勢として想定できなかった時代につくったものでございまして、ちょっとその後、16年ぐらいに、日テレさん、汐留のほうに行かれていますので、ちょっとそこを見越して、まちづくりグランドデザインの中では、跡地利用を念頭に置いて、文化発信、交流のエリアということで、ちょっとそういう位置づけをしているということでございます。
     で、まあ、2020年までが今の都市計画マスタープランでございますので、それ以降の都市計画マスタープランを、今、改定をやっているところということでございますけど、先ほど来出ています社会情勢の変化に応じて都市計画も変わっていく、変えていくという必要は生じてくるものだと思っておりますけれども、都市計画マスタープランについても、ちょっと今回このまちづくり構想が、都市計画マスタープランの改定の、まあ先行することになってもございますが、それは今後都市計画マスタープランの中に反映していくべきものだというふうに認識してございます。 142: ◯小枝委員 それは手順が逆で、都市計画マスタープランは都市計画ではないけれども、都市計画マスタープランを実現するために地区計画等で都市計画化していきましょうというのがこの当時のマスタープランでしたから、その構想が六番町の偶数番地に出てきたときには、地区計画をかけていなかった皆さんの問題なんですよといって、結局押し返すというかそういう状況になりました。  で、今言っているのは、都市計画マスタープランを実現するための地区計画をかかっている。そして今、それは現都市計画マスタープランと整合している。その整合しているものを現都市計画マスタープランをそのままにしながら、先に変えていくという、その逆のやり方というのを、行政が、民間がお願いベースでこうしたいというふうなことがあることはあるだろうと思いますけれども、まだ民間からのお願いなり、こういう計画をするに当たってこの高さではやれないという意向は正式には出ておりませんので、あるならば、それがあればその中での調整ということも出てくると思いますが、それも含めて手順が逆だろうということが1点。  それから、汐留移転というのは平成16年でしたから、それでこの地区計画をかけたのは平成20年ですから、もう当然そこで別に売っちゃったわけじゃないので、日本テレビさんはここの地権者で、60メートルの地区計画でオーケーをして、まちづくりとしても十分やれるということで合意をされてきているわけですよね。それが、別に、急に汐留移転があったわけではない。もう既にあった後の話ですから、どんな変化があって、どういう事情が発生したのかというのも、これはそれなりに説明すべき事項なんじゃないかと。それがあっての今ならば、まだ話の流れがわかりますけれども、初めに高さの枠を突破するというような話から来ているので、行政が先駆けてそれをやるのはおかしいのではないかと。自分が持っている行政計画とわざわざ矛盾する構想をつくるのは、これはどう考えてもおかしいということを言っているんです。日程的な手順・手続と。わかりますか。(発言する者あり)平成16年に移転しているんですよ。それで、平成20年に二番町の60はかけている。平成19年に四番町はかけている。先ほど岩佐さんが言ったように、まだ10年なんですよ。で、そのときには大規模地権者としてその場にいられて、当然これでいいですよということで地権者合意をした上でこの計画が成り立っている。それは何の矛盾もなく、今の将来像にぴったり合っているんです。それを壊すなり変化させる正当性があるならば、それはそれで正面から説明をせねばならないのは、まずは、今は千代田区がやろうとしているから、千代田区でしょうということを言っているの。そして、手順・手続は逆。都市計画マスタープランを変えてから、やるならば。変えてからやらなきゃいけない。いかがですか。 143: ◯印出井景観・都市計画課長 今、都市計画マスタープランと今回の構想の関係でございますけれども、都市計画マスタープランにつきましては、おおむね20年後を、策定時点におけるおおむね20年後の将来像ということで、策定をされております。その間、この都市計画マスタープラン、静的な将来像を描く都市計画マスタープランに対しまして、さまざまな社会経済動向の変更に対応して、例えば都市再生の動きがあったときには、まちづくりグランドデザインということで、都市計画マスタープランを補完してまいりました。  それから、市区町村の都市計画マスタープランが則すものとしての区域マスタープラン、東京都が策定する区域マスタープラン。それから、今後東京都が策定する区域マスタープランを改定していく際の指針になる都市づくりのグランドデザイン。その中でも市ヶ谷や番町地区を拠点として位置づけると、そういう動向がございます。  これらを踏まえる中で、地域の思いと地域の活動を積み上げてきたものを尊重する上で、都市計画マスタープランと例えば180度異なる方向感であれば、それは課題がありますけれども、一定の方向性に沿いながら新たな市街地の機能更新をしていくというようなものとして理解をしており、今の都市計画マスタープランとその後の動向の変化に対応したものであると、そのように認識をしております。 144: ◯小枝委員 今の課長の答弁は、この構想にある、これは150というのは、この間は別紙で出てきたので、あれは日本テレビが望んでいる開発の絵ですよね。千代──そこは違うの。 145: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 前回お示ししたこの絵の150メートルは、まちづくり委員会さんのほうで検討された地域ルール。それの、空地を設けた場合には高さを緩和していいんじゃないかというご提案の中で、それも現行の地区計画の2.5倍ぐらいまでなら、たがをマックスするというのをちょっとご提案されているということで、これは、地域の皆さんが、こういうことならこういう緩和も認めていいよねというふうにつくったものです。  で、ちょっとさっき、先ほどの委員のご質問の中に、区がつくったマスタープランについて、日本テレビさんから何も出てきていないのに何で変えるんだみたいな話ですけれども、今回はこの、繰り返しになりますけれども、この日本テレビ通りのまちづくり委員会さんのご提案を受けてということになっていますので、それを、区が自分で決めたのを自分が勝手に変えるという話ではないというふうに認識しております。 146: ◯小枝委員 先ほど皆さんとやってきた議論とずれるんですよね。「地域が」と言ってしまうと、行政のかかわりというか行政の責任においてどうなのかというのがぼけるんですね。都市計画権限は区長ですから、議会は都計審に入っている人を除けば、発言権はあっても何もないです。これは条例にもならないと思いますね、このエリアは。  だから、ここの資料だって、委員会ではなくて、「平成30年、日本テレビ放送網株式会社麹町再開発事務局」というふうに書いてあります。で、それで新たな高さ制限最大150メートルまでというふうに書いているわけですから、それは、まちが望んだんでしょうというふうにいうと、まちとは誰なのかというふうになってしまって、また非常に責任の明らかでないことになってしまうので、自主的な団体である委員会にそこまでの権限はありませんから、行政が公的にオーソライズしていく必要がありますよね。そのオーソライズした結果の150ということに関しては、当然この麹町再開発事務局との協議があって、意向があるというふうに見るのが普通ですね。誰のニーズなのか、誰がそれを望んでいるのか。開発事業者なのか、まちの方なのか、それとも区長なのか。主語をはっきりと、誰がこれをしたほうがいいと。で、それが将来のためだと責任を持っているのは一体誰なのか、はっきりしてください。 147: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。前回の委員会の繰り返しになるかもしれないんですけれども、前回お示ししているこの資料3-3は、まちづくり委員会さんでつくったまちづくり方針を日本テレビさんのほうで読み解いて、委員会さんのご提案はこういうことですよねというのを一枚まとめられております。あわせて、これ、2枚目として、この委員会さんが考えられたまちづくりに関して、日テレさんとしてこういうふうな拠点形成を行っていきますというところをこの間の協議会でご説明いただいたということです。 148: ◯小枝委員 うん。 149: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 まあ、そこは日テレさんのやりたいことを発表していただいたということですけれども、ちょっと当日、その資料は、まだ日テレさんとして、まだ計画が固まっていませんので、改修されたということになっておりますけれども、そこは、この資料の性格上は、そういうものだということでご理解ください。 150: ◯小枝委員 えっ。ここ、ちょっと確認します。と、委員会が150を望んだからそのイメージを出してきたにすぎない。委員会、主語は委員会なんですね。それ以外はないんですね。 151: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 はい。 152: ◯小枝委員 で、委員会のあの文書を読みましたけど、どこに150と書いてありましたか。 153: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 委員会さんが、ちょっと成果品としては二つこれまでまとめられておりまして、まちづくり基本方針というのが、この間ご報告をしております。  もう一つ、これは2018年1月にまちづくり方針案の地域ルール編というのをつくられています。その中で先ほど来説明させていただいている地区計画のルールですね。そのルールのご提案があります。この中に、広場を設けた場合には高さ150メートルまで認められるよう新しい高さ規制をしていきましょうというのがございます。で、このルール編については、すみません、ちょっと3回の協議会、前回の協議会の中でご紹介がありました。これは今ホームページに公開すべき準備はしておりますけれども、これをここに書き込んだものだというふうなことでございます。 154: ◯小枝委員 そのルール編の150メートルというのは、私たちは持っていないですよね。ルール編、その委員会のときに協議されているものというのは、議事録も公開されていないですしね。だから私たちが持っている唯一の、12月1日、昨年の。資料の中にはそういうことは入っていませんので。ということは、地域にもこの150という数字は一切出ていないし、出てきたのは、この間の協議会を傍聴した人であれば5月24日、議会であれば5月25日、これが初めて数字が示された、世の中で初めて公開された初めての数字だということで、それはよろしいですよね。 155: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 そういうことになります。これもちょっとまだ事務作業の関係もあって、区のホームページにアップできていませんけれども、近日中にこれはアップいたします。 156: ◯小枝委員 仮にそれが、何というんでしょうかね、私たちが知らないところで委員会がそういったルールを持っていた。それを日本テレビ等は資料をお互いに持ち合っていた。まあ、持ち合っていなかったら、この絵は出てこられないわけですからね。私たちより区民よりも誰よりも先に、日本テレビはその委員会の要望というものを踏まえて絵を描いてきたというふうにおっしゃるわけだけれども、これはもうどう考えても地域住民が不在、全く知らないところで事業者の開発計画を、ある意味こういうものをやりたいよというプランを持った行政と一部の人たちで、みんなが知らないうちにこのルールをフィックスしてしまおうという、典型的な非常にスタンダードなやり方なんですね。こういうやり方を議会として、今これで賛否を問う場所ではありませんので、賛成だ、反対だということは言えませんけれども、はっきり言えることは、先ほど来意見が出ているように、こういったこのまちの平穏なまちなみがよくて資産を購入されたマンション住民の方がいっぱいいらっしゃる。子育て環境にもいいと思ってここに来た方たちがいっぱいいっぱいいらっしゃる中で、こういうふうなやり方で、今マスタープランに沿った高さ規制があるものを、撤廃を誘導するような高層をつくってしまうということは、誰が責任を持つのか。はっきり言えば、これは区長がこのことをもうご存じで、このやり方をご存じで、こういうやり方を通そうとしているのかということなんですね。  さっき、はやお委員もおっしゃったけれども、私たちやっぱり選ばれた者たちがこれから問われていくわけです。行政も問われますけれども、区長も問われます。私たち議会も問われます、代表として。こういうことを唯々諾々と認めていったのかということが問われます。こうやって日程も出ている。もう7月でフィックスすると。パブコメするというふうなものを私はもう絶対に認めることはできません。もう日本の都心にここしかない中層の文教地区、まちづくり、景観、もう本当にこのエリアの貴重な地域を、こういう形で壊すことを私は絶対に許すことはできないというふうに思いますが、これは行政においては、石川区長も含めて、こういうやり方で責任を持てるというふうに組織的に判断しているんですね。 157: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 判断しているということはございません。  で、ちょっと誤解があると思っておるんですけれども、こちらの地域ルール編に定めてあるようなことは地区計画の変更の中で変えていくことでございますので、今回つくろうとしているまちづくり基本方針と、この150メートルというのは、直接はリンクいたしません。今後そのまちづくり基本構想審の中で、そういった高さルール、まちづくりのルールを検討していくという方針を出して、その先で具体の、ちょっと150というのがひとり歩きしておりますけれども、その具体の数字について、これが適当か適当じゃないかということは、その先で検討していくことでございますし、地区計画はやはり行政が決めていくことになりますので、それは行政としてちゃんと責任を持って決めていくということでございます。 158: ◯小枝委員 それじゃ、地区計画は行政が責任を持つけれども、構想は責任を持たないと聞こえるんですね。構想も行政が責任を持つんでしょ。 159: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。ちょっと説明が下手だったのかもしれませんけれども、構想は行政の計画として定めてまいります。はい。で、この構想の中にその150メートルがいいとかどういうルールだということの書き込みは、こちらにはまだしていく段階ではないというふうに思っております。 160: ◯小枝委員 いや、中高層と超高層というのは違くて、中高層って大体60ぐらいまでと言われているんですよ。中層だと、20、30。ね。これを超高層にしようというふうにしているわけですから、その変化を与える構想というものは都市計画に間違いなく大きなインパクトがあります。これは事実上、都市計画の変更ですよ。それを地区計画ではやるが、ここは勘弁、ここはこういうことでやらせてくれというふうに言うことは、これはもう経験上はあり得ない。これまでの飯田橋の経験でもほかの淡路町の経験でも、みんないろんな経験、神保町でもみんなしてきていますから。ここで固めたものというのは、99.9%変えられないですよ、はっきり言って。都市計画の前段階の枠組みなんですよ。それをこれから1回の会議で決めてしまうということに対して、行政としては先ほど聞きました。もう区長も含めて責任を持つんですかと聞いているんです、私は。どこの会議で区長も含めてこれで行こうというふうに決めたのか、そこはもう、軽い話じゃないんですよ。この程度のこと、通してくださいよ、いいじゃないですか、ははっ、という話ではない。これが決まったら地区計画もほぼ決まりますよ、ゾーニングごとに。間違いなく。だから、トップが存在する会議として、このやり方でこの日程でこの中身でいいと、いつ決めたのか、明らかにしてください。 161: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 すみません。前回の報告からの続きになるんですけど、これは素案としてお示ししていて、まだ、見ていただくと写真なんかもまだ整っていなくて、文言なんかの修正も今後していくべきものであって、今の段階でこれを決めたということではございません。で、小枝委員おっしゃるように、これは区の計画として構想を策定していくということになりますので、今後必要な手続を経て意思決定をしてパブコメに乗せていきたいと、そういうことのご報告でございます。 162: ◯小枝委員 あんまり繰り返したくないんですけど、写真も載っていないような、まだまだ変えるだろうという中身をテーブルに置いて、あと1回の会議で案を固めますというふうに言われている議会の身にもなってくれということなんですよね。そういうやり方は、だったら、ちゃんとしたものを持ってきて、それで日程を示してもらわないと。これでいいですということにはならないんですよ。差し戻しですよ、普通なら。 163: ◯三本麹町地域まちづくり担当課長 ご意見を受けとめて、必要なタイミングでちゃんとしたものをお諮りして、必要な手続に入っていきたいというふうに考えてございます。必要な手続をとって、ご理解を得てから進めたいというふうに思ってございます。 164: ◯林委員長 まあ、準備しながら。番町ブランドというのもありますし、日本テレビブランドというのも一つのこの地域の方には誇るべき、で、通りの名前が出ているんで、両立、兼ね合いながら。かといって、余りこう、地域の方に責任を押しつけないで、行政のほうが主体的にやっていくんですから。ええ。ちょっと整理して、その辺、次回ね。  今の段階で何かまとめられますか、担当部長として。とりあえず、誤解のないように。 165: ◯大森まちづくり担当部長 委員の皆様からさまざまにご意見をいただきました。ちょっと繰り返しになりますが、地域の皆さんが、限られたこの既存市街地の中で、限られたこの都市空間の中で、広場なり空間をとるのと、今の高さなりまちなみと、どちらがいいかというのの、よりいいかというのを判断した中で、今のような地域ルールなり方針を一生懸命定めてきたという中では、その地域の気持ちを受けとめて、区としてもそういった方向で今後進めていきたいというのが今の我々の立場でございます。 166: ◯林委員長 ということで、よろしいですかね。  何か進捗がありましたら、適時適切に当委員会のほうにご報告いただきたいと思います。  それじゃ、休憩いたします。トイレ休憩で。                午後3時35分休憩                午後3時42分再開 167: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。  引き続き報告事項、政策経営部の報告事項に入ります。(1)次世代育成手当の申請手続き簡略化について、報告をお願いいたします。 168: ◯中尾IT推進課長 政策経営部資料1に基づきましてご説明させていただきます。資料は「次世代育成手当の申請手続き簡略化について」というものでございます。こちらは第2回定例会に提出予定の案件でございます。  1番の概要でございます。千代田区次世代育成に係る手当というものがございます。こちらのうち、次世代育成手当における申請者の負担軽減に向けまして、児童手当等、類似の申請手続きと同様に提出書類の軽減が図られますよう、千代田区個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部、これを、改正を予定するというものでございます。  簡略化の内容でございます。次世代育成手当の支給の認定に必要な書類といたしまして、区外に住所を有する児童がある場合でございますけども、当該児童の属する世帯の住民票の提出、これのご提出をお願いしているところでございますが、先ほど申し上げました条例、千代田区個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例、こちらを一部改正することで、行政間におきまして住民票情報の確認が取れますので、既に申請手続が簡略化されております児童手当などと同様に、申請者は住民票の提出を省略することが可能となるというものでございます。  3番の施行の予定期日は公布日ということでございます。  説明は以上です。 169: ◯林委員長 はい。こちらも第2回定例会の提出予定案件でございますので、委員のほうから審査に当たって必要な資料等の要求があれば。よろしいですか、特に。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 170: ◯林委員長 はい。  それでは、(2)に入ります。図書館システムの安全対策実施状況について、報告をお願いいたします。 171: ◯中尾IT推進課長 はい。政策経営部資料2をごらんください。「図書館システムの安全対策実施状況について」という資料でございます。こちらは4月25日の本委員会におきまして、はやお委員からご確認がございました点についてのご報告になります。  「図書館システムの安全対策の強化」という囲みをごらんください。昨年11月になりますが、千代田図書館のホームページの改ざんの事故がございました。その事故の概要でございますけども、11月7日の午後7時22分に、ホームページを管理するCMSと呼ばれるサーバが中にございますけども、そちらが外部から不正にアクセスをされまして、プログラムのファイルが改ざんされたというものでございます。  改ざんに至った原因でございますけども、先般の委員会でもはやお委員からご指摘ございました、運営上のミスがあったのではないかということでございましたけども、原因でございますが、ホームページの運営者、これは今現在は新システムになっておりますけども、この当時は旧システムということで指定管理者が運営のほうを行っておりましたが、以下の対策が不十分だったということで書かせていただいております。  1点目がホームページの更新に必要なIDとパスワードの管理、これが不十分だったということ。それと2番目が、ホームページを管理するソフトウェアがございますけども、これのバージョンが、アップがなされていなかったというこの2点でございます。  で、安全対策の強化ということで、今現在になりますけども、図書館のホームページは区で直接運営するというやり方に変えております。それと、対策を以下のとおりとりまして、安全対策の向上ということで3点書かせていただいております。  1点目がパスワードの複雑化ということで、文字を3種類使って12桁以上の配列にしているということ、あるいは一定期間でこれを更新するというようなことを確実にやると。あと2点目がウィルス対策の強化ということで、従来はちょっとできていなかったんですが、リアルタイムでスキャンといって、これは要はウィルスがいるかいないかということを確認しに行くというようなことをやっておる。それからランサムウェアといって新型のウィルスと言われておりますけども、こういったものに対応するようなウィルス対策もとっているというものでございます。それと、接続認証の強化ということで、ホームページを管理する利用端末、これを限定化しているということで、利用端末の管理を徹底しているということと、ネットワークアクセスの制御ということで、管理端末をそのインターネットの先に接続する先を制限するといったことでの対策を施しているというようなことで、図書館システムについては安全対策のほうを強化を図っていっていると。ただ、ご指摘にございましたように、過去のシステムの管理体制のもとでは、2番に書かせていただいたような形での対策が不十分だった点があったというようなところでございます。  それと、参考ということで書かせていただきましたが、図書館以外の公開用のホームページもございます。指定管理者の運営も含めてになりますが、対策としましては二つ、今年度からやっていこうということで今取り組んでいるところでございますが、セキュリティ診断を、これを実施いたしまして、ネットワークの脆弱性があるかないか、もしあるのであればどこなのかということについての検証を進めていくというのが1点目。それから、これはちょっとお時間をいただく話になりますが、ホームページ等の運用における安全対策の基準というのを、これまでは具体的にどのレベルまでセキュリティ対策をとったらいいのかといった具体的なものがなかったのですが、これの基準のほうを整備を検討していきたいということで、こちらもあわせて実施のほうをしていきたいということで、今取り組んでいるというところでございます。  資料の説明は以上です。 172: ◯林委員長 どうぞ、はやお委員。 173: ◯はやお委員 私のほうから、どういう状況だったのかと確認をして、当初話がありましたように、このセキュリティをカバーするためのシステムが古かったからだという当初の話だったんですけど、もう一度、ちょっとわかりづらいので、今の説明の改ざんに至ったというところの1)の「HPの更新等に必要なID、パスワードの管理」と書いてあるんですけど、より、ちょっとわかりやすく、具体的にどういうことだったのかお答えいただきたいと思います。 174: ◯中尾IT推進課長 具体的に申し上げますと、ホームページを更新する際に、管理用の端末からアクセスいたしまして、そこで内容の更新を図るんですけども、そのID、パスワード自体が桁数が非常に少なくて、その当時は2種類の文字で、数で言うと5文字だけということでやっておりましたので、ちょっとそもそもその設定が甘かったというのが1点目というところでございます。 175: ◯はやお委員 まあ、一つはそうでしょう。私のほうでいろいろ調べているいろんな確認によると、その単純化で非常にわかりやすかった。あともう一つあるのは、毎年更新していたにもかかわらず、その年だけそのパスワードの更新がされていなかったという話も聞くんですが、その辺はどういうふうに認識しているのか、お答えいただきたい。 176: ◯中尾IT推進課長 担当する所管が文化振興課になりますので、そちらからの聞き取りという形になってしまうんですが、全部で管理する端末が5台ございまして、そのうち1台事務用の端末でID、パスワードの変更が怠っていた事情があったということでは聞いております。 177: ◯はやお委員 この辺のところが、所管がまたぐときというのは連合審査会をやるとか、もしくは特別委員会をつくるとか、もしくは決算、予算のときにやるとかといういろんな形があったかと思うんです。ですから、ここのところ、報告がなかったということはないんですが、確かに調べてみますと、そこの、昔、生活福祉、今あれは区民振興…… 178: ◯林委員長 地域振興。 179: ◯はやお委員 あ、地域振興。 180: ◯林委員長 違う。 181: ◯はやお委員 あ、地域保健福祉委員会のほうでも報告があったというふうに、議事録を確認するとわかりました。でも、ここのところについては、所管がまたぐということにはなるんですけども、あくまでもIT推進課としての確認をしたいと思っている。だから、ちょっとそれが所管を超えるということであれば、委員長並びにまた所管のほうから、今回、執行機関のほうから言っていただきたいと思うんですけど。そうすると、私の認識からすると、この2点、運用がしっかりとされていなかった。で、報告は受けておりましたが、旧、古いセキュリティシステムで稼働されていた。ということでよろしいのか、もう一度そこのところだけお答えいただきたい。 182: ◯中尾IT推進課長 旧システムの時期に関しましては、IT推進課のほうでこの図書館システムそのものについての、例えばセキュリティの面ですとか日常の運営の面についての目配りというのは、実際はしていなかったというような状況でございます。なので、今回こういった事故が起きまして、一緒になって、ちょっと対策をとっていかなきゃいけないということで、いろいろ話は聞いてやっておるところではおるんですけども、昔のそのシステムの時代については、IT推進課としては、これは運営には携わっていなかったというような状況になります。 183: ◯はやお委員 だからこそ区本体でも今後しっかりやっていこうということだと。でも、そうは言いながら、このパスワードの運用管理というのはあくまでもヒューマンエラーということになってしまう。そして今回のこの問題、約5カ月をもこのシステムがダウンした状態だったと。先日も話したと思います。もし民間であれば、機会損失をしたときに、これは大変な問題だという話をさせていただいたと思いますが、このパスワードの入力、当然のごとくパスワードの入力については、確かに銀行口座等々のパスワードについては個人的なものです。それについては余り変更しなくてもいいよ。それはなぜかというと、パスワードがだんだんだんだん簡略化してわかりやすいものになっている。現実、全く銀行と同じように、個人の銀行のパスワードと同時に簡単になった上に、そして加えてパスワードを変更していなかった。重大なミスだと思うんですよ。このことに対して区としてはどう受けとめて、どこに責任があるというふうに認識しておるのか、お答えいただきたい。 184: ◯中尾IT推進課長 区としては、全体としてこれは責任があることだと思うんですが、その中で、じゃあどこなのかという話になってきますと、今現在は文化振興課が所管を直接しておりまして、それをIT推進課も一緒になってやっているという状況にはあるんですが、こと、この過去のこの旧システムの状況のことだけに関して言いますと、文化振興課が指定管理者のほうに、これ、契約のほうをして事業のほうをやっておったということですので、どこが一義的にという話になってくると、ちょっと十分IT推進課で目くばせできなかったという反省はあるんですが、一義的にはこの契約状態にあった文化振興課とその指定管理者の間の話になってくるのかなというのが状況でございます。 185: ◯はやお委員 まあ、そうだと思います。当然のごとく指定管理制度の考えからしたら、今回のことについては指定管理、旧システムで動いていた。そしてそれを運用をつかさどっている指定管理者が、コンソーシアムの指定管理者が本来やるべきことをやっていなかった。  それで、このことについては当然何らかのペナルティーをとったと思うんですけど、この辺については所管外になるということなのかどうか、どういう状況なのか。ペナルティーをとったのか、とらないのか、どういう責任をとらせたのか、お答えいただきたい。 186: ◯中尾IT推進課長 ちょっと言い方が、何というか恐縮ではございますけども、これも文化振興課のほうから対策のほうをどうしているのかということを聞いた話にはなってしまうんですが、指定管理料の一部を、このホームページが稼働できなかった期間については、料金から割引と申しますか、その分、ホームページが稼働できなかった分についてのペナルティーということで、料金のほうを徴収しないという対策をとったというふうには聞いてございます。 187: ◯はやお委員 ここ、言える範囲で結構なので、金額的にはどのぐらいなのか。所管外の話ということになるから、ちょっとここでは答えられないのか、どうなのか。つまり何かというと、このシステムということを考えたときに、ITですよ。そしてまた、それを使う、アプリケーションを使う、運用を使う所管のところ、事業部になるかもしれない。その辺のところというのは同時性で、どっちを責めるものでもないけれども、同時性なわけですよね。こういうところの議論をどうやってやっていくのかということが一つあるとは思いますが、これは答えられないなら答えられないで結構ですけれども、ペナルティーの金額は幾ら取ったのか、お答えいただきたい。 188: ◯中尾IT推進課長 申しわけございません。ちょっと金額のほうは把握してございません。 189: ◯はやお委員 このところについては、やはり今後、委員長を通して、どういうふうにはっきりさせていくのか。というのは、別に出ちゃったから問題だということを言いたいわけではない。こういうことを議会としても、またがる今後のシステムというのは大変大きな問題なわけですよ。私だって確かにシステム部にいました。でも、やはり、私の担当は物流システムでしたけれども、そういうバッチ系というのと一緒に処理すると、こういうリアルというか、瞬時にどんどん更新をするとかというところについては、やはり経験がないとわからないわけなんですよ。当然システムを経験されていない方なんていうのは、もっとわからない。場合によってはIT推進課長だって担当でなければわからない話だと思うんです。そういう状況の中でどういうふうにしていくのかということなんですよ。  ここは業務のほうとの関係にもなってくるんですけれども、私もシステム部で流通関係の、民間にいました。ですので、ここの書籍のシステムとは直接関係ないんですけれども、レファレンスシステムというのはあるんですね。結局はその内容の本の内容を紹介する。今回のところはその本がどういうものがあるのか、そういうものを紹介する。それを結局は提案するからこそ、いろいろな指定管理のを使ったんだろうと思うんですけども、今回、なぜこのスタートに当たって、もう一度確認します。あえてその指定管理のプログラムを使ったか、使ったのかどうか。というのは、今回はこのトラブルをスタートに区が直接対応するということだったんですけども、この辺のところはどういう経緯で、また今回は戻すように判断をしたのか、お答えいただきたい。 190: ◯中尾IT推進課長 まず後段のほうのご質問になりますけども、なぜこの直営に戻したのかということにつきましては、図書館のシステムにつきましては、今、委員もおっしゃいましたように、予約のシステムですとか誰がどんな本を借りたのかというような情報が残りますので、これは非常に、通常に扱う個人情報についてももちろん大切に扱うんですけども、それ以上に何の本を借りたのかということにつきましては、その方々の思想、信条にかかわる部分、非常にセンシティブな情報だろうということも一つの判断としてございまして、担当の所管課のほうの判断として、より一層安全対策をとりたいということで、これは指定管理じゃなくて自営でやっていくのが、情報を守るという意味ではいいだろうということでの判断があったというふうに聞いております。  で、前段のほうの、なぜ指定管理を入れてという話になってきますと、これは行政だけではちょっとなかなか発想のないサービスの向上というものが、その導入当初は多分低い、低いというか十分でなかったという部分があったと思いますので、それは図書館システムとしてのサービス向上というものを多分狙って、外部の専門家といいますか、知見のある事業者のほうにこれはお願いするのがサービス向上につながるんだろうというふうなことで、始まったというふうに聞いております。 191: ◯はやお委員 だから、もっと悩まなくちゃいけないと思っているんです。何かというと、この日比谷図書館というのは、九段中等と一緒に、セットで我々のほうに移管されたわけですよ。そして、よりよいものをつくりたいというのはよく理解できます。しかし、このセキュリティがそこまでというふうにはなっていなかったんでしょう、その当時は。でも、簡単に、我々が直営でもう一度このシステムをやるというところについて、どういうような話がされたのか。本当は私は、セキュリティを上げながらも、どういうふうにチェックをして、グリップをきかせながら、民間の力を使うか、それが民間開放した行政の責任ではないかと思うんですけども、この辺についてお答えいただきたいと思います。 192: ◯亀割企画課長 指定管理というお話でしたので、ちょっと私のほうからお答えさせていただきますが、システム導入は区が直営でやるケースと指定管理業者が持ち込むケースとあります。それは前回もご答弁させていただきましたが、指定管理者がシステムを構築させる場合の判断というのが、事業者の提案ですね。区からの要求水準に基づいて事業者が提案してくると。業務の効率性だとか個人情報の内容程度ですね。思想、信条、宗教、犯罪等を扱わないというようなことをポイントに提案するケース、区がやるケースとございます。提案が来たケースに関しましては、もちろんのことながらそれを導入していくということで、これまでの我々の区の指定管理ガイドラインでの指定管理者との管理体制というのは、その導入時は必ず区の個人情報保護条例を守りなさい。で、これを遵守し、もし損害があった場合は損害賠償ですよという特記仕様書をとっています。その書類をとらせたということで、運用を全て指定管理者に任せているというのが今の現状の体制です。ということはどういうことかと申し上げますと、悪い言い方をすれば、そのままブラックボックス化してしまうと。どんな運用をしているのかというのは今までわからない。それはもう民間開放のいい面でもあります。民間に任せてしっかりそこを守っていただければ、区のほうは手がかからないというような民間開放の趣旨もあり、現在はガイドラインの中でそういう態勢をとっていました。  ただ、今回このようなことが起こったという原因は、一義的にはIT課長が申し上げたとおり指定管理者の責任にはなるんですが、指定管理制度というのが半分公で半分民間というような趣旨がございますので、そうはいっても、やっぱり管理監督責任という意味で、区のほうも何らかの管理監督をしていなかったという原因もないとは言えないと考えています。ですので、この辺のところを少し、ちょっと指定管理ガイドラインを改定する中で、余り細かいチェックで作業がふえて、指定管理になって仕事がふえるというのじゃなかなか効率が悪いので、うまくチェックができるような体制、職員がそのガイドラインだけ見て、この辺のことを常に把握し指導監督ができるような形になるように、改定を少し検討しているところです。 193: ◯はやお委員 まあ、私もそこで対応できるかなということで、ちょっと山下さんもいるけれども、私も委員会がそこのところでは、図書館のところを、その指定管理のガイドラインに委ねてどうにかしようと。例えば契約のとき、更新のときというふうに思ったけども、現実それがグリップがきかなかった現象なんですよ。現実、ブラックボックスだったわけですよ。  それで、ちょっと方向は変わりますけれども、これについては私も読みました。個人情報保護審議会のいろいろの更新に伴っての諮問。かなり細かいところまで、このシステムに対し、新システムに対してはコメントが入っているということで、これはなかなか大したものだなと思いました。でも、加えて、この審議会の設置理由を読ませていただくと、こういうような先ほどの思想だとか何をやっているかということが個人情報に類するものだということで、今回のことについて非常に重要に受けとめるべきだということで、この個人情報保護審議会でもうたっていた。でも、今回、こういう5カ月ですよ。5カ月もとまっている間に、こういう会議体に対して、どういうような投げかけを行政のサイドのほうはしたのか、していないのか、お答えいただきたいと思います。 194: ◯古田総務課長 はやお委員からご指摘ありましたとおり、この新たな図書館のシステムを導入するに当たって、個人情報保護審議会に区として諮問をして答申いただいているという状況でございます。これは先ほどそのガイドラインのところにもありましたが、個人情報の遵守ということが指定管理者に求められておりますので、システムの導入であるとかリプレースの際に諮問をするという形でございます。  で、このシステムの、今回は更新という形になりますけれども、その際には、本来であればこういった類いの図書館の、先ほど指摘もありましたとおりセンシティブな情報につきましては、区が直接構築をし運営をしていく。運営は任せるにしても構築をし、しっかりその運営体制をチェックしていく必要があるという指摘が、まず、ございました。もし指定管理者に任せるにしても、しっかりと、プロポーザルで指定管理者を選定する際に、システム開発事業者に対する要求水準も示すようにというような形で、要するにシステムを重要視して、しっかりと指定管理者の選定をしていくようにというような条件も付されておりました。  こういったことを勘案して、区としては、更新に当たっては区が直接システムを構築して、その運営レベルを指定管理者に任せるということと、しっかりとその後を管理していくということを決めていたわけですけれども、その新しいシステムに切りかわる5カ月前にこうした事件が起きたと、事案が起きたというところで、このてんまつの部分については保護審のほうにご報告をしております。諮問という形でそれに対してご意見をというところまでは求めずに、報告にとどめております。保護審の性格上、頻繁に会議を設定してシステムの調査をするというような性質の会議体ではございませんので、あくまで報告をし、それに対して、それでいいのか、それでは足りないのか、何か条件が必要なのかというようなことをご審議いただくという性格でございますので、この件に関してはご報告という形になっております。ですけれども、そもそもそのリプレースの際にご指摘いただいたご意見というところは重く受けとめて、今後の指導監督をしっかりしていかなければ、区としてはしっかりしていかなければいけないというふうに、その認識を共有しているというところでございます。 195: ◯はやお委員 そこの会議体については、個人情報、システムも含めての答申をする、諮問をしていただくというところで、それで、今回、非常に、なぜそこのところにかけるべきかというのは、その指定管理のほうがネットのほうで書いてあるのは、こう書いてあるんですね。「個人情報が漏えいした可能性は低いです」と書いてあるんです。ないと言われたなら、僕は今その判断は正しいと思うんですよ。でも、「低いです」と書いてあったら、そういうところの状態をどういうふうに考えて、そうしたらば、今の体制ではこのこういう問題について対応できないということなんですよ。そこのことに対してはどういうふうに考えているのか。何か新しい制度、対応を考えてやるべきというふうに今回の反省を踏まえているのかどうか、その辺はどういうふうに捉えているのかお答えいただきたい。 196: ◯林委員長 休憩します。                午後4時08分休憩                午後4時10分再開 197: ◯林委員長 再開いたします。  総務課長。 198: ◯古田総務課長 保護審の役割につきましては、先ほど申し上げたとおり、システムの構築であるとかリプレースの際に、その辺の適否についてのご意見を伺う、諮問をして答申を伺うというようなものですので、何か個別の事象についてという調査をするというような性格ではないというふうに認識してございます。 199: ◯中尾IT推進課長 IT推進課としましても、本日お示ししました資料の後段にも書いてございますけども、ネットワークのセキュリティの診断というのを、これは新たに対策として始めております。こちらで百点満点の結果かと言われると、ちょっとなかなか厳しいものもあるのかもわかりませんけども、こちらのセキュリティ診断のほうで継続的に、そのネットワークの安全性が担保できているのかどうかということについては、昨年度までにはない取り組みということで、強化が図れるのではないかなというふうに認識しております。 200: ◯亀割企画課長 指定管理ガイドラインの中ですが、今、はやお委員おっしゃったご指摘はまさにごもっともで、最高レベルでチェックをしようとすれば、指定管理事業者のシステムを、システム診断、システム監査をかけて、日々運用のチェックをして、構築時それから更新時、それから毎日どんな感じでシステム運用がなされているかというのをチェックすれば、間違いなくこれは起きない。で、個人情報が漏えいした可能性が低いですという言い方は、非常に区としても余りよくないと思います。漏れたのか漏れていないのかはっきりしなくちゃいけないので、こういうことが起こったときには、必ずIT推進課のもとに、ちょっと区の体制で調べるということはあろうかと思います。  で、これらを全部やってしまいますと、先ほど冒頭私が申し上げた、せっかく民間委託しているのに、民に委ねる部分、官がやる部分、そこが双方効率化がされて結果が出るのが一番ベストと考えていますので、これら全部をやることが前提だよと言いつつ、役割分担をよく整理して、負担がない。けれども、この辺はもう二度と起きないような形になるような運用方法を考えるというのは、ちょっと難しいんですけれども、考えたいと思っています。  自分の中では、一義的には最低限この運用上の報告を受けて、パスワードとかソフトウェアの更新というのは、担当者が報告を受けて把握しておかなきゃいけないなと。これはすぐできると思います。あとは定期的なシステム監査ですとか、この資料に書いてあります安全対策基準に基づく職員が同じレベルでのチェックができるということについては、もう少し時間がかかりますので、この辺は体制ができ次第、ガイドラインと、何というんですか、一緒にセットで考えていくような形をとるというところで、2段階で少しガイドラインの改定を考えていきたいと思っています。
    201: ◯林委員長 はやお委員。 202: ◯はやお委員 まあ、これはずっと、私が決算、予算のときにずっとやってきたことなんですよ。やっぱり結局このブラックボックスについては、案の定やっぱり出てしまった。それで、ほら、見たことか、ということは、つもりはない。やはり何かといったら、指定管理制度について、我々そうはいいながらも、なじまないんじゃないかといいながらも、図書館業務に対しては、言いながらもう認めてきちゃっている。これがやっぱり区政との一体性だから、ここは私たちは私たちで責任を持たなくちゃいけないと思っているんです。議会として。それで、どうあるべきかということを真剣に考えていかないと、またこの同じ問題が起きる。  それで、私が言いたいことは、結局は民間開放は何のためにやるんだろうかというところは、皆さんもまとめていただいたように、流動的なこの単純作業の業務量を、それをやっぱり民間に開放することによって、単純作業は委託にする。それはある。あともう一つは、こういうノウハウを吸収する。こういうシステムのことだって、システムノウハウなわけですよ。これを吸収するために革新的なものを入れていく。一見二律背反することをどういうふうにやっていくかということなわけですよ。  だから、何でもかんでも自分たちがやるということになったら、民間開放でもなくなる。そして、どこを外に任せていくのかというのはある。そして私が言っていたのは、それを判断が、ゴー・ストップができる、また区民の皆様に説明しやすくわかるという教育があるわけですよ、職員の。この辺がどうやってマッチングしているのかといったときに、結局は誰も判断できなかったじゃないですか。でも私が聞いたら、いや、マスター、それもですよ、私の情報からすると、単純な2桁だか何でもいいけど、誰でもわかっちゃうようなのを置いていたと。それで、この1年間も毎年更新していたパスワードをその年だけやっていないという話ですよ。場合によっては、これは大きなミスなわけですよ。通常、もしかしたら、部署が変わったときには、パスワードは変えるのは常識です。当たり前のことを当たり前にやらなくちゃいけないんです。そういう、どこまでチェックするのかといったときに、そういう問題を、確かに直営でやったって起きる問題ですよ。でも、どういうふうに民間だからこそチェックをするのかというところについて、そしてまた、それをチェックする、我々、区の職員があるかということを言ってきたわけですよ。  そこのところについて、人の問題も出てくるだろう。パッケージでやってくれということがなかなかご理解いただけないみたいなんですけど、これを早くやらないと大変なことになりますよというと、何か変な議員さんみたいな話だけど、これは厳しいことになる。人づくりは国家百年の計ということで、でも今からやらなくちゃいけない。この辺の進捗はどうなっているのか。  そして、ほかの指定管理制度のことについて、今、嶋崎委員のほうから、これはちょっと委員長会でやるのか、議長を通してやるのか、これはちょっとほかの福祉のほうの指定管理もあるでしょう。というところで、どういうふうに整理するのか、これは議会としても深く受けとめなくちゃいけない課題というふうに認識し、でも、私は今、今回ここで所管であるということからしたときに、人づくりという点について、最初は政策研究所なんてつくろうというような話の中から、そういうのが進んでいない。どういうふうに人づくりをし、それがわかったときに人の手当てというのも見えてくる。こういう状況下であるのはどういうふうに捉えているのか、お答えいただきたい。 203: ◯亀割企画課長 まず民間開放の部分でございますが、先ほど指定管理のガイドラインは今2段階で修正をしようと考えておりますが、民間開放につきましては、現在、区では、指定管理ガイドライン、それから公共サービスの民間開放の留意点という、極めて抽象的というご指摘をいただいておりますが、23年に策定したこの留意点と、コンサルティング業務に関する留意点というこの3点セットで、民間ができることは民間でやりましょうと。少ない経費でサービスの向上を図って、専門性、ノウハウの継承を目的として進めてきております。ただ、ご指摘のとおり、安かろう悪かろうにならないように、ある程度区がどのように関与するのか、これは民間開放の形態にもよると思います。指定管理だけでなく、PFIがあったり、民設民営があったり、業務委託というさまざまな形態がありますので、それぞれの特徴ごとに、区と民間の役割ですとか、担当者の行う責務みたいなものが、今現在のガイドラインだと、しっかり監督しろよしか書いていないという現状がありますので、ここをもう少し掘り下げて、民間開放の手法の類型整理と、あと区の役割、職員の役割、担当業務としてどんなことをすべきかというのを、もう少し掘り下げて具体的なものを明確にしていくということで、少し民間開放のあり方を整理しようと考えております。で、きっと、そのパッケージというのは、この考え方が明確になったところで、初めて人員ですとか組織ですとか予算、こういうものはきっと、民間開放のあり方の考え方があり、予算の考え方があり、組織があり、人員がありというのが、それぞれ横で見て、こういう方針のもとにできているんだよということが明確になるということが、パッケージを示す一つの方法なのかなと考えております。 204: ◯はやお委員 今後はここのところについては、指定管理制度ということで、民間開放というのは指定管理制度だけではないですよ。直営でやるのか、そしてこの公設民営のスタイルである指定管理制度でやるのか。そこのところについて、単純なものだったらいいのかもしれないけども、こういうノウハウが絡まってくると、どういうふうにこのブラックボックスを明らかにするのか。でも、もう今の段階だったら、指定管理ということかもしれない。でも、今、亀割課長のお話で類型化するというところで、やはりもう一度、民間開放の適時適切なその方式を考えてもらいたいと思っているんです。僕は最終的にこんなにできないのであれば、直営でやるか民設民営の民間に全部渡す。で、結果が出たところで×××××××××××××××××××××そこで責任をとってもらうということで、極限に指定管理制度というのは私は少なくするべきだというふうに考えるので、これはまた多岐のあれになりますから、また委員長、また含めて皆さんのほうとご相談して、議会としてもこれは重要な課題だということの認識の上でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。(発言する者あり) 205: ◯林委員長 よろしいですかね、ほかの委員の方。(発言する者あり)  それでは、ご指摘いただいた、一つが文化振興課のペナルティーの返金金額云々につきましては、ちょっと議長を通して確認して、どういう状況がよろしいのか、調査を深めていったらよろしいのかというのは確認させていただきます。  で、指定管理者制度全般につきましては、まあ、ガイドライン等々の変更もあるでしょうし、もう十数年、導入時からありますので、いい面、悪い面含めて、ちょっと検証作業、これは決算時になるのか早い段階がいいのかというのは、ちょっと担当の方と相談でよろしいですかね。という形でよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 206: ◯林委員長 はい。  それでは、引き続きまして、(3)の小学校給食用食器の購入について、報告をお願いいたします。 207: ◯山下契約課長 小学校給食用食器の購入について、政策経営部資料3に基づきましてご説明させていただきます。こちらは予定価格2,000万円以上の動産の買い入れとなりますので、議案としまして第2回定例会でご審議をお願いする予定の案件でございます。  1の購入品目ですが、飯、汁ボールということで6,600個、大皿浅鉢3,500個、中皿深皿3,500個、小皿浅鉢6,600個、丼3,500個、合計の2万3,700個となります。今年度より小学校全校で標準献立を導入したことに伴い、購入するものでございます。  2番の納入先ですが、小学校全校でございます。3の納入期限は30年8月26日、4番の契約方法は公募制指名競争入札でございます。5番の入札年月日は30年6月7日、予定価格は事後公表といたします。  ご報告は以上でございます。 208: ◯林委員長 はい。第2回定例会の提出予定案件でございますので、委員の方、審査に当たりまして必要な資料等ございましたら。特に、よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209: ◯林委員長 はい。  それでは、(4)災害対策用備蓄物資(食料)の購入について、報告をお願いいたします。 210: ◯山下契約課長 (4)番と(5)番、続いてご説明させていただいてもよろしいですか。 211: ◯林委員長 いいのかな。(発言する者あり)はい。じゃあ、(5)番の携帯トイレ等の購入についてもあわせて。 212: ◯山下契約課長 はい。お願いいたします。 213: ◯林委員長 でいいのかな。だめ。オーケー。 214: ◯山下契約課長 別々のほうがよろしいですか。 215: ◯林委員長 大丈夫。はい、いいです。 216: ◯山下契約課長 はい。お願いします。  それでは、まず災害対策用備蓄物資(食料)の購入について、政策経営部資料4に基づきましてご説明させていただきます。こちらも予定価格2,000万円以上の動産の買い入れとなりますので、議案として第2回定例会でご審議をお願いする予定の案件でございます。  災害対策用の備蓄物資の購入につきましては、昨年の第2回定例会で議案審査の際にいただきましたご意見を踏まえまして、他の自治体での契約状況等を参考にいたしまして、3種類に分けて購入いたします。  まず一つ目として、食料というくくりにして一つ。そして、水は別に単独で購入いたします。携帯トイレと洗口液につきましては、衛生用品というくくりで一緒にして購入をいたします。水につきましては、今回は議案とはなってございません。  1番の購入品目ですけれども、アルファ化米1万9,400食、アルファ化米(粥)600食、缶詰(魚)5万6,910缶、缶詰(野菜)5万1,096缶、ライスクッキー11万8,368食となります。こちらは災害対策用の備蓄物資の定期的な入れかえに伴い購入するものでございます。2番の納入先は避難所及び公共施設、帰宅困難者受入施設でございます。3番の納入期限は避難所及び公共施設分につきましては30年8月31日、帰宅困難者受入施設分につきましては30年12月14日となってございます。4番の契約方法は公募制指名競争入札で、入札年月日は30年6月8日でございます。予定価格は事後公表いたします。  続きまして、災害対策用備蓄物資(携帯トイレ等)の購入について、政策経営部資料5に基づきご説明させていただきます。こちらも議案として第2回定例会でご審議をお願いする予定の案件でございます。  1番の購入品目は、携帯トイレ12万6,900枚、洗口液1万4,040本、こちらも定期的な入れかえに伴い購入するものでございます。購入先及び納入期限、そして契約方法、入札年月日、予定価格につきましては、食料と同じとなってございます。  説明は以上でございます。 217: ◯林委員長 はい。二つですが、第2回定例会の提出予定案件でございます。必要な資料。  小枝委員。 218: ◯小枝委員 あわせて伺う、資料として、非常に聞かれることが多いので、毎回出ているかどうかちょっと覚えていないんですけれども、この意識啓発に使ったり訓練に使ったりという期限切れのものをどうするかというところが、いつもいつもいろんな人に聞かれるんですが、これらのものも、期限切れ、いつ、何年で期限切れというのがあると思うんですね。そのことの明示と、現状どういうふうに、期限切れのものについてどのように消費、処分をしているのかというところは、資料として出されれば質疑しなくて済みますので、よろしくお願いします。 219: ◯林委員長 よろしいですかね。どっち。  災害対策・危機管理課長。 220: ◯山崎災害対策・危機管理課長 すみません。確認なんですけど、まず、いつ期限が切れるかという話は、その賞味期限がどれぐらいかというところを、今回買うものについて、資料に年数を入れるというところですか。了解しました。  あと一つ、再活用で使うものについては、例えば29年度どうだったかという一覧みたいな形でよろしいですかね。 221: ◯小枝委員 参考で。いいです。 222: ◯山崎災害対策・危機管理課長 はい、了解しました。 223: ◯林委員長 よろしいですかね。  はやお委員。 224: ◯はやお委員 今回、またアルファ米ということ、品目になっているんですけど、この前テレビでもいろいろ出て、おいしいものがたくさんいろんな種類が出ているように聞くんですが、こういうところについての検討した結果、今までどおりというところについての意思形成を、明確に答弁できるように準備していただければと思います。だから、今回はこういうアルファ米だとかなんかということについては、今までの継続のご飯ということでしょうけれども、いろいろなものが今回さまざまに防災のいろんな食事については出ているというふうにテレビでもやっていましたんで、この辺のところの検討はどういう状況になっているのか、お答えできるようにしておいてください。 225: ◯林委員長 よろしいですか。 226: ◯山崎災害対策・危機管理課長 はい。 227: ◯林委員長 はい。  ほかに。(発言する者あり)よろしいですかね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 228: ◯林委員長 はい。  それでは、続きまして、選挙管理委員会事務局の報告事項に入ります。(1)公職選挙法の一部改正による選挙運動用ビラの頒布解禁について、報告をお願いいたします。 229: ◯高橋選挙管理委員会事務局長 公職選挙法の一部が改正され、選挙運動用ビラ頒布が解禁となりましたことについて、選挙管理委員会資料1に基づきましてご説明させていただきます。  まず、1の趣旨でございます。繰り返しになりますが、公職選挙法が改正されまして、都道府県そして市の議会の議員の選挙において、候補者が選挙運動のためのビラを頒布することが今般可能となったものでございます。  2番のビラの上限枚数でございますが、記載のとおりでございます。なお、区議会議員選挙の場合は、こちら4,000枚が上限ということになります。  3番の公費負担につきましてでございますが、こちらは条例で定めることによりまして、公費負担ができるものでございます。  4番の施行日でございますが、こちらは平成31年3月1日でございます。  なお、この改正に合わせまして、千代田区議会議員及び区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正を、第2回定例会でご提案する準備を進めておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 230: ◯林委員長 はい。この件につきましても、第2回定例会の提出予定案件でございますので、審査に必要な資料等の要求がありましたら。ないですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 231: ◯林委員長 はい。それでは、報告事項を終了し、2のその他に入ります。  委員の方、何かございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 232: ◯林委員長 はい。執行機関のほうは。なし。はい。  それでは、以上をもちまして企画総務委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。                午後4時31分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...