千代田区議会 2017-02-17
平成29年企画総務委員会 本文 開催日: 2017-02-17
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企画総務委員会 本文 2017-02-17 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯清水総務課長 選択 4 : ◯林委員長 選択 5 : ◯林委員長 選択 6 :
◯古田企画調整課長 選択 7 : ◯林委員長 選択 8 : ◯小枝委員 選択 9 :
◯古田企画調整課長 選択 10 : ◯小枝委員 選択 11 :
◯古田企画調整課長 選択 12 : ◯小枝委員 選択 13 : ◯林委員長 選択 14 :
◯古田企画調整課長 選択 15 : ◯林委員長 選択 16 : ◯大串委員 選択 17 :
◯古田企画調整課長 選択 18 : ◯大串委員 選択 19 :
◯古田企画調整課長 選択 20 : ◯林委員長 選択 21 :
◯古田企画調整課長 選択 22 : ◯大串委員 選択 23 :
◯古田企画調整課長 選択 24 : ◯大串委員 選択 25 :
◯古田企画調整課長 選択 26 : ◯大串委員 選択 27 : ◯林委員長 選択 28 : ◯大串委員 選択 29 :
◯古田企画調整課長 選択 30 : ◯林委員長 選択 31 : ◯林委員長 選択 32 : ◯亀割財政課長 選択 33 : ◯林委員長 選択 34 : ◯林委員長 選択 35 : ◯安田人事課長 選択 36 : ◯林委員長 選択 37 : ◯林委員長 選択 38 : ◯安田人事課長 選択 39 : ◯林委員長 選択 40 : ◯安田人事課長 選択 41 : ◯林委員長 選択 42 : ◯小枝委員 選択 43 : ◯安田人事課長 選択 44 : ◯林委員長 選択 45 : ◯林委員長 選択 46 : ◯安田人事課長 選択 47 : ◯林委員長 選択 48 : ◯林委員長 選択 49 : ◯猿渡契約課長 選択 50 : ◯林委員長 選択 51 : ◯小枝委員 選択 52 : ◯林委員長 選択 53 : ◯猿渡契約課長 選択 54 : ◯林委員長 選択 55 : ◯加島施設経営課長 選択 56 : ◯林委員長 選択 57 : ◯加島施設経営課長 選択 58 : ◯林委員長 選択 59 : ◯林委員長 選択 60 : ◯林委員長 選択 61 : ◯千賀道路公園課長 選択 62 : ◯林委員長 選択 63 : ◯嶋崎委員 選択 64 : ◯千賀道路公園課長 選択 65 : ◯嶋崎委員 選択 66 : ◯林委員長 選択 67 : ◯嶋崎委員 選択 68 : ◯林委員長 選択 69 : ◯林委員長 選択 70 : ◯千賀道路公園課長 選択 71 : ◯林委員長 選択 72 : ◯内田委員 選択 73 : ◯千賀道路公園課長 選択 74 : ◯内田委員 選択 75 : ◯千賀道路公園課長 選択 76 : ◯内田委員 選択 77 : ◯千賀道路公園課長 選択 78 : ◯林委員長 選択 79 : ◯内田委員 選択 80 : ◯千賀道路公園課長 選択 81 : ◯内田委員 選択 82 : ◯千賀道路公園課長 選択 83 : ◯内田委員 選択 84 : ◯千賀道路公園課長 選択 85 : ◯内田委員 選択 86 : ◯千賀道路公園課長 選択 87 : ◯内田委員 選択 88 : ◯林委員長 選択 89 : ◯内田委員 選択 90 : ◯林委員長 選択 91 : ◯内田委員 選択 92 : ◯千賀道路公園課長 選択 93 : ◯林委員長 選択 94 : ◯岩佐委員 選択 95 : ◯千賀道路公園課長 選択 96 : ◯岩佐委員 選択 97 : ◯千賀道路公園課長 選択 98 : ◯林委員長 選択 99 : ◯小枝委員 選択 100 : ◯千賀道路公園課長 選択 101 : ◯小枝委員 選択 102 : ◯林委員長 選択 103 : ◯千賀道路公園課長 選択 104 : ◯林委員長 選択 105 : ◯千賀道路公園課長 選択 106 : ◯小枝委員 選択 107 : ◯千賀道路公園課長 選択 108 : ◯林委員長 選択 109 : ◯小枝委員 選択 110 : ◯林委員長 選択 111 : ◯千賀道路公園課長 選択 112 : ◯林委員長 選択 113 : ◯小枝委員 選択 114 : ◯千賀道路公園課長 選択 115 : ◯小枝委員 選択 116 : ◯林委員長 選択 117 : ◯木村副委員長 選択 118 : ◯林委員長 選択 119 : ◯嶋崎委員 選択 120 : ◯林委員長 選択 121 : ◯嶋崎委員 選択 122 : ◯林委員長 選択 123 : ◯木村副委員長 選択 124 : ◯林委員長 選択 125 : ◯嶋崎委員 選択 126 : ◯林委員長 選択 127 : ◯林委員長 選択 128 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 129 : ◯林委員長 選択 130 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 131 : ◯林委員長 選択 132 : ◯小枝委員 選択 133 : ◯たかざわ委員 選択 134 : ◯小枝委員 選択 135 : ◯林委員長 選択 136 : ◯林委員長 選択 137 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 138 : ◯林委員長 選択 139 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 140 : ◯林委員長 選択 141 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 142 : ◯林委員長 選択 143 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 144 : ◯林委員長 選択 145 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 146 : ◯林委員長 選択 147 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 148 : ◯林委員長 選択 149 : ◯小枝委員 選択 150 : ◯林委員長 選択 151 : ◯小枝委員 選択 152 : ◯林委員長 選択 153 : ◯印出井環境まちづくり総務課長 選択 154 : ◯林委員長 選択 155 : ◯印出井環境まちづくり総務課長 選択 156 : ◯林委員長 選択 157 : ◯小枝委員 選択 158 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 159 : ◯林委員長 選択 160 : ◯嶋崎委員 選択 161 : ◯林委員長 選択 162 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 163 : ◯林委員長 選択 164 : ◯嶋崎委員 選択 165 : ◯林委員長 選択 166 : ◯嶋崎委員 選択 167 : ◯林委員長 選択 168 : ◯印出井環境まちづくり総務課長 選択 169 : ◯林委員長 選択 170 : ◯印出井環境まちづくり総務課長 選択 171 : ◯林委員長 選択 172 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 173 : ◯林委員長 選択 174 : ◯たかざわ委員 選択 175 : ◯林委員長 選択 176 : ◯小枝委員 選択 177 : ◯林委員長 選択 178 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 179 : ◯小枝委員 選択 180 : ◯林委員長 選択 181 : ◯小枝委員 選択 182 : ◯林委員長 選択 183 : ◯小枝委員 選択 184 : ◯林委員長 選択 185 : ◯小枝委員 選択 186 : ◯林委員長 選択 187 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 188 : ◯林委員長 選択 189 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 190 : ◯林委員長 選択 191 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 192 : ◯林委員長 選択 193 : ◯戸張委員 選択 194 : ◯林委員長 選択 195 : ◯戸張委員 選択 196 : ◯林委員長 選択 197 : ◯戸張委員 選択 198 : ◯林委員長 選択 199 : ◯戸張委員 選択 200 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 201 : ◯林委員長 選択 202 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 203 : ◯戸張委員 選択 204 : ◯林委員長 選択 205 : ◯小枝委員 選択 206 : ◯林委員長 選択 207 : ◯戸張委員 選択 208 : ◯林委員長 選択 209 : ◯小枝委員 選択 210 : ◯林委員長 選択 211 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 212 : ◯林委員長 選択 213 : ◯大串委員 選択 214 : ◯林委員長 選択 215 : ◯大串委員 選択 216 : ◯林委員長 選択 217 : ◯金子麹町地域まちづくり課長 選択 218 : ◯大串委員 選択 219 : ◯林委員長 選択 220 : ◯大串委員 選択 221 : ◯林委員長 選択 222 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 223 : ◯林委員長 選択 224 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 225 : ◯林委員長 選択 226 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 227 : ◯林委員長 選択 228 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 229 : ◯林委員長 選択 230 : ◯戸張委員 選択 231 : ◯林委員長 選択 232 : ◯戸張委員 選択 233 : ◯林委員長 選択 234 : ◯大串委員 選択 235 : ◯林委員長 選択 236 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 237 : ◯林委員長 選択 238 : ◯坂田まちづくり担当部長 選択 239 : ◯林委員長 選択 240 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 241 : ◯林委員長 選択 242 : ◯岩佐委員 選択 243 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 244 : ◯林委員長 選択 245 : ◯大串委員 選択 246 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 247 : ◯大串委員 選択 248 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 249 : ◯大串委員 選択 250 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 251 : ◯林委員長 選択 252 : ◯小枝委員 選択 253 : ◯林委員長 選択 254 : ◯神原麹町地域特命担当課長 選択 255 : ◯林委員長 選択 256 : ◯木村副委員長 選択 257 : ◯林委員長 選択 258 : ◯木村副委員長 選択 259 : ◯林委員長 選択 260 : ◯木村副委員長 選択 261 : ◯林委員長 選択 262 : ◯小川景観・都市計画課長 選択 263 : ◯林委員長 選択 264 : ◯小枝委員 選択 265 : ◯林委員長 選択 266 : ◯平岡住宅課長 選択 267 : ◯林委員長 選択 268 : ◯平岡住宅課長 選択 269 : ◯林委員長 選択 270 : ◯小枝委員 選択 271 : ◯林委員長 選択 272 : ◯平岡住宅課長 選択 273 : ◯林委員長 選択 274 : ◯木村副委員長 選択 275 : ◯林委員長 選択 276 : ◯大串委員 選択 277 : ◯林委員長 選択 278 : ◯大串委員 選択 279 : ◯千賀道路公園課長 選択 280 : ◯大串委員 選択 281 : ◯林委員長 選択 282 : ◯大串委員 選択 283 : ◯林委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午後1時30分開会
◯林委員長 ただいまより
企画総務委員会を開会いたします。
本日の日程ですが、お手元配付の日程表どおり進めさせていただきますが、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
2: ◯林委員長 はい。ありがとうございます。順番のほうを、報告事項の政策経営部のほうから入らせていただきます。
政策経営部(1)行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴う関係規定の整備について報告をお願いいたします。
3:
◯清水総務課長 それでは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴う関係規定の整備について、政策経営部資料1に基づきまして、私から一括してご説明を申し上げます。
社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバーについて定めております、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法でございます。その一部が改正されまして、平成27年9月に公布されてございます。法改正の内容は、特定個人情報の保護強化や医療分野における利用範囲の拡充、地方公共団体における条例関係事務についての情報提供ネットワークシステムの利用、預貯金口座への個人番号の付番など多岐にわたっておりまして、内閣官房が作成しております新旧対照表でも、実に70ページ以上になる中身となってございます。
この法改正のうちの一部、地方公共団体が条例により独自に個人番号を利用する場合におきましても、情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携を可能とする規定が設けられたことに伴いまして、本区の条例の規定を整備する必要が生じております。
該当する条例は、資料にございますとおり、2本、千代田区個人情報保護条例と千代田区個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例でございます。
条例改正の施行予定期日でございますが、改正法の当該条項の施行日でございます5月30日を予定しております。後日改めまして規定整備の内容を詳細にご説明させていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
ご説明は以上でございます。
4: ◯林委員長 はい。こちらのほうは、予定されている第1回定例会の提出予定案件でございますので、基本的なこと、もしくは何か資料を用意したほうがいいのがございましたら。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
5: ◯林委員長 はい。それでは終了させていただきます。
(2)に入ります。千代田区指定管理者制度ガイドライン概要について報告をお願いいたします。
6:
◯古田企画調整課長 それでは、政策経営部資料2-1及び2-2に基づきまして、指定管理者制度ガイドラインの策定についてご報告申し上げます。
指定管理者制度につきましては、地方自治法の改正によりまして、平成15年9月に制度が設けられまして、本区においても平成17年度から制度を導入し、区民サービスの向上と効率的な施設運営を目指して取り組んできたところでございます。
一方で、この間、制度運用を重ねる中で、指定管理者の選定時期であるとか募集方法、指定期間等、選定時における課題も生じてきておりまして、議会におきましても、昨年度来、施設を所管する委員会を初め、予算・決算の総括質疑の場、さらには制度所管であるこの
企画総務委員会におきましても、これらの課題についてご議論をいただいてまいりました。
それらのご議論の中で、各施設所管の責任とは別に、制度所管として政策経営部が全庁的な指針等を示して、制度運用の質の向上を図るべきではないかといったご指摘もいただいておりまして、その際、ガイドラインの策定に取り組んでいくことをお約束していたところでございます。そのお約束からは少々お時間をいただきましたが、ようやくガイドラインの策定に至りましたので、本日ご報告をするものでございます。
本日の資料としましては、ガイドラインの本体もおつけしてございますが、ページ数もそれなりにございますので、資料2-1の概要を中心にご説明をさせていただければと存じます。
資料2-1の左側に、ガイドラインの構成をお示ししてございます。第1章から第8章までございますが、内容のほとんどは制度の基本的な情報と基本的な運用手続などをまとめたものでございます。
これまでも、制度を運用する中で判明しました課題であるとか、議会からご指摘いただいた課題に対しまして、その都度整理をして、通知等で庁内周知をして対応してきたところでございますが、今回それらを1冊に集約したというものでございます。この中で、枠線で囲んであります第3章の指定管理者候補者の選定のところ、また第8章の1番目の公募・非公募についての考え方と、2番目の指定期間についての考え方。これらにつきましては、先ほど申し上げました、昨年度来、議会でご議論いただきました課題に対応する部分でございます。
また、これらに加えまして、今回新たな取り組みとしまして、指定管理料について債務負担行為の設定をするということにいたしましたので、その関連の記載として、第4章の4番目のところと第8章の4番目についても枠線で囲んでございます。この枠線で囲んだ部分につきまして、資料の右側にガイドライン本体の記載内容を抜粋してお示ししてございます。
まず、一番上の指定管理者候補者の選定のところでございますが、議会のご議論としましては、議案の提出時期が遅いのではないかというご指摘や、選定手続に入る段階での適宜適切な報告が不足しているというようなご指摘をいただいてまいりました。
それらを踏まえまして、遅くとも指定期間の始まる前年の第3回定例会の場で、指定の議案を提出するということを前提としつつ、例えば福祉施設等の信頼関係の重要な施設等につきましては、選定に係る事務を1年前倒しで行う等の留意をするということも定めてございます。
また、これも議会でご議論のあったところでございますが、競争性を担保する観点から、指定管理者候補者の募集期間については、周知に十分な期間を確保するということで、少なくとも1カ月以上の期間を設けることとしてございます。
次に、債務負担行為の設定につきましては後ほどご説明いたしますので、その下の公募・非公募についての考え方でございます。こちらにつきましても、昨年度来ご議論をさまざまにいただいておりまして、公募・非公募の選定について、かなり曖昧、基準がなくて曖昧なのではないかというようなご指摘をいただいておりました。これにつきましては、一定の整理をいたしまして、基本的には公募とすると。非公募の類型については、ここに記載があるような形で、例外を定めておくという形で、基本的なところを整理したという形をとってございます。
その下の指定期間についての考え方。これにつきましても、期間が5年であるとか10年であるとか、基準がないのではないか、ばらばらではないのかというようなご指摘もいただいておりました。これにつきましては、基本的には、各施設5年としつつも、福祉施設等につきましては、10年とするというような形で、基本的な整理をさせていただいております。
最後に、2番目のところに戻りまして、債務負担行為の設定でございます。これまでの本委員会におけるご議論の中で、決算議会に事業報告をお示ししているのと同様に、予算議会の中で事業計画の概要のようなものをお示しして、予算審議の参考にできないかというようなご指摘もいただいておりました。指定管理業務の透明性を高め、区民サービスの向上を見える化するための取り組みとして受けとめさせていただきまして、検討してまいりました。
検討の結果としましては、毎年度の事業計画という形ではないものの、指定期間内の指定管理料について、債務負担行為を設定することにより、将来負担額の透明性を高めることといたしました。これによりまして、区民サービスを向上するために、当初予定していた指定管理料の増額が必要な場合等々につきまして、債務負担行為の掛けかえをご議決いただくというようなこともありますし、または議会のチェックの機能が働くようになるというような改善を試みております。
別途業務委託を行う場合にも、事業予算としてお示しすることになりますので、ご指摘いただいた意図に応えた取り組みであるというふうに考えてございます。
この債務負担行為の設定も含めまして、このガイドラインの位置づけでございますが、現時点での到達点として整理したものでございます。制度運用を続けていく中で、新たな課題等の整備によりまして、適宜見直しを行っていくというふうに考えてございます。実際に今年度に入りましても、施設の所管委員会等でご議論が深まっているというふうに認識してございますので、今後もそのようなご議論を踏まえまして、適宜ガイドラインの見直しを図るとともに、指定管理者制度の適切な運用に務めてまいりたいと考えてございます。
なお、ガイドラインの冊子につきましては、本委員会終了後、仕分けになってしまいますが、各議員の皆様にポスト配付をさせていただく予定でございます。
ご報告は以上でございます。
7: ◯林委員長 はい。委員の方、何かございますか。よろしい。
はい。小枝委員。
8: ◯小枝委員 さまざまに議論の積み上げがあったということは、所管の委員会、例えば図書館等の指定管理者を選定する際に議論されたような事柄をもとにして、これをつくったということですか。
9:
◯古田企画調整課長 昨年度来、さまざまなご議論を特に指定の選定に係る部分についてご議論いただいてまいりました。今年度に入りましても、そういったご議論が続いているというふうに認識してございます。それらを同時並行で踏まえまして、一定の整理をしたという形で、今回策定をしたところでございます。
当然、その議論の深まりの中で、このガイドラインの中で十分に整理し尽くせていない部分というのも確かにございますので、今後のご議論等々を踏まえまして、さらにこれを進化させていきたいというところで、極端なことを申し上げれば、毎年のように改訂版を出していくというようなことも視野に入れつつの、まずは第一歩という形で、今回策定をさせていただいたというところでございます。
10: ◯小枝委員 恐らく、現場の議案を預かった委員会が深めた議論の反映だろうと思うので、これは、議論そのものは、この企画の委員会だけじゃなくて、よその委員会でもなさっているんですかね。それはちょっと委員会運営上のことなんですけれども、このプランが、ガイドラインが本来だったらそういう意見を持った委員会の中で、きちっとやりとりをしながら、案から成案、たとえ毎年変えていくんであっても、これがもし平成29年度の考え方ということになるんであれば、そういうところとのやりとりというものが、適切になされて固まってくるといいのかなというふうに思うんですけれども、その辺はどういうふうなやりとりをしたのか。ちょっとわからないので。
11:
◯古田企画調整課長 委員会運営上のところは置いておきますけれども、所管の、庁内の所管とのやりとりというところでご説明申し上げますと、これをつくるに当たって、当然各施設所管の部署と連携をとってつくり上げてきたものでございます。その各所管においては、当然その所管の常任委員会の中での議論というところを踏まえた形で、この案づくりに参加をしているというところでございます。基本的なところは、議会でのご議論というところを共通認識としてつくり上げてきたというところでございます。
今後、これをベースにしつつ、実際には、この後、債務負担をかけていくということと、実際の29年度当初予算という形のご議論がこの後にあるものと思っておりますので、それは当然このガイドラインの考え方に基づいて、整理をされてはきたものでございますので、そういった観点で、このガイドラインの概要については、そのどの場面になるかはまだ決まってはおりませんけれども、各所管の委員会のところで一定のご説明をしていくというところで、庁内の連携を図っているところでございます。
12: ◯小枝委員 あんまりほかの委員会のことに踏み込んではいけないと思うので、やりとりさせていただいたんですけれども、例えば今回の多分予算にも入ってくるんでしょうけれども、上の10階の図書館を委託したときに、そもそも直営でやるよりも、たしか増額予算を組んで、非常に驚いた3億5,000万だか8,000万だかということで、拡充のための民間委託というような印象で、とったわけですけれども。それが、今度いろいろ日比谷だとか九段生涯とかいろいろ入ってくる中で、さらに10億を超えるというような金額にはね上がっていたり、しかも、それが1者指定、すなわち随契というふうな形で来ていたりというようなことを考えると、この考え方の整理というのが、そういう公平性、透明性、もちろん継続性というのは非常に重要ですし、それがどういうふうに当てはまってくるのか、今ある実態にただ沿わせるだけならば、改善にはならないし、その現場の動きの状況と少し重ねて説明をいただかないと、聞きました、わかりましたというふうになりづらいものですから。ここの
企画総務委員会では無理なのか、ちょっとその辺が運営上どうなのかなというふうに思ったので、まあ、ほかの場もあるでしょうから。ちょっとこう、何ていうんですかね、いわゆる靴の上から足をかくようなという例えが合うかどうかわからないですけれども、いろいろ現場の委員会でかんかんがくがくやってきたことと、この方針がどういうふうにかみ合うのかということを、私には吸収するだけの今情報量がないんですね。なので、まあ、かといって、ここで、じゃあ図書館のというふうにやり始めたら困るわけですよね。どういうふうにしたらいいのかを聞きたいですね、むしろ。
13: ◯林委員長 はい。じゃあ、ちょっと、1個ずつ整理して。
まず、ガイドラインをつくったほうがいいんではないか、全庁的に統一基準を標準化をかけたほうがいいんじゃないかというのは、議会側から投げかけていた。これはよろしいですよね。
で、小枝委員の話になってくると、積み上げとして、ガイドラインは一つ、庁内の各事業部とお話し合いを、議論しながらここまで組み立てたと。問題になるのは、平成29年度予算に、指定管理者の予算が編成されるところに当たって、このガイドラインが裏打ちされた形でなっていたのか、それとも予算編成と同時並行で行ったので、29年度予算の、新年度予算のほうは、今までの感覚で積み上げをやっていて、新たにこのガイドラインが出てきたのかという、そういった形の考え方でよろしいですかね。新年度予算とのかかわりになってきますと。それはどうなんですかね。29年度予算の編成過程に当たって、この、今回1月につくられた、庁内で、ガイドラインというのは、反映した上の予算編成なのか否かということを。うん。それだったら全く問題ないですよね。はい、個別案件ではなくて。
企画調整課長。
14:
◯古田企画調整課長 そういう意味では、今、委員長からご指摘、ご整理いただいたように、29年度予算というところと、このガイドラインについては、基本的には整合性を図っているというところでございます。一方で、既に既存で、もう、指定期間が途中の状況の各施設においては、当然このガイドラインに沿えるところと、実際にはなかなか、もう既に基本協定、年度協定を締結して、指定期間が途中まで来ているようなところについては、反映できるものとできないものがございますので、そこは適宜反映をしていくという形でございます。
債務負担行為の設定につきましても同様で、新たな期間が始まるところから債務負担をかけていくという考え方にしてございます。ここに記載のありますとおり、順次設定していく形になりますので、このガイドラインには定めたものの、実際に債務負担行為の設定をしていくのは、新たに指定期間が始まるところ。直近で言うと、ちょうど今、選定のところでご議論があった、図書館、生涯学習館、スポーツセンター、これらが債務負担行為の設定の対象となるという形で、そういう意味ではタイミングはございますけれども、整合性を図ってきたというところでございます。
15: ◯林委員長 大丈夫ですか。(発言する者あり)ええ。よろしいですかね。
大串委員。
16: ◯大串委員 ガイドラインには、事業報告書の提出とそれから事業計画書の提出とそれぞれ項目立てがあるんですけれども、決算審査のときは、説明にもありましたとおり、この事業報告書を決算審議に間に合うような形で、各指定管理者さんが出されて、議会のチェックも受けている。問題は予算のときなんですけども、予算のときに、この事業計画書が予算審議のときに各指定管理者さんから上がってくれば、その中で中身のチェックもできるということなんですけども。ガイドラインには、この報告書の提出とは書いてあるけれども、実際には予算の審議のときには間に合わないということなんでしょうか。
17:
◯古田企画調整課長 この事業計画が年度協定と密接に絡んでおりまして、これが策定、確定していく時期というのが、どうしても3月末に近いところになってしまうというタイミングでございまして、これの概要版だけでも、第1回定例会に間に合うようにできないものかという、そういった検討もしておったんですけれども、なかなか曖昧なものをお示しするというのも、またそれはそれでいかがなものかということもございまして、これにつきましては、しっかりと3月のものを含めて事業報告という形で明らかにしていくと、決算のところで明らかにしていくというところで、予算については、この債務負担行為の設定という中で、特に初年度については、しっかりと明示をしてご議論をいただくというような、そういう考え方の整理をさせていただいたというところでございます。
18: ◯大串委員 なかなか債務負担行為というのが専門用語過ぎて、これを設定することによって、議会のチェックもできますよね、それから区民の人たちからも事業内容がわかりますよねというんですけれども、もうちょっと具体的に債務負担行為の設定というのが、その二つがきちんとできるというのをもうちょっとわかりやすく説明していただけないでしょうか。
19:
◯古田企画調整課長 債務負担行為の設定、プラス、特に初年度の予算というのが、1年目の予算というところが、まさにその指定管理の業務の内容をあらわすものという形でお示しすることになるかと思います。で、5年の期間であれば、5年間のトータルの経費というものをあらかじめ将来負担を明確にしておくという形で、透明性を高めるということと、初年度の予算をしっかり審議をしていただくということで、あわせて透明性を高めていくという、そういうセットで考えているというところでございます。さらに……
20: ◯林委員長 大串委員──あ、まだありますか。続けてどうぞ。
21:
◯古田企画調整課長 失礼しました。さらに、加えて言えば、予算とまた5年間の債務負担のトータルの経費ということをあらかじめお示しをしておき、これまでもやってきましたとおり、決算の時期に、毎年度毎年度のご報告を申し上げるという形で、それらをトータルに考えて透明性を全体として高めていくという、そういう考え方をしたところでございます。
22: ◯大串委員 そうすると、初年度は、その指定管理期間が5年であれば、5年間分の事業内容というか、指定管理者が行う事業のあらあらというのかな、大まかなものをそこで示して、かかる費用も5年間分の費用をそこできちんと担保しますよと。だから、そこでわかるんじゃないかということなんですけど、5年間分のそうすると事業を最初の初年度のときに、私たち議会としてはそれをチェックする。で、初年度にそういった議論をやるけど、翌年度からですよ、残りの4年間なり、指定管理が終わるまであとあるわけですから、そのときにそういった事業というのが、じゃあちゃんとチェックが働くのかどうかというのも、その辺をもうちょっと、もう一回説明してください。
23:
◯古田企画調整課長 2年目以降につきましては、当然その2年目の予算という形で詳細をお示しするわけなんですけれども、特に、この債務負担行為をかけることによりまして、例えば事業の規模が大きく膨らむと、それ自体が、場合によっては、区民サービスを向上のためにそうするというようなことが考えられますけれども、そうした場合に、債務負担のかけかえという形で、そういう増減が起こったよということが、しっかりとお示しができると。で、そのかけかえについて、ご議決をいただくということになりますので、チェックもしっかり入ると、議会のチェック機能も入るという形になります。
また、指定管理料のかけかえという形ではなくて、業務委託という形で、指定管理業務とは別に、別途業務委託をするということも考えられます。そうした場合も、当然その業務委託経費というものが、その年度の予算として計上されるわけですので、そこでも予算審議にかかるという形がとられるというふうに考えております。
ですので、いずれにしましても、2年目以降、3年目以降につきましても、一定程度の見える化ということが図られるものというふうに考えております。
24: ◯大串委員 そうすると、かけかえを行うと、またこれも専門用語なのでちょっと難しいところがあるんですけれども、要するに最初にお示しした事業計画、それには入っていないけれども、新たに今年度事業としてはやりたいんだと、指定管理者さんが言ってきた場合に、それはその負担行為をかけかえるということで、金額の増というのかな、そういったものは出しますよ。または、それじゃなくて業務委託という形で、その事業をほかの事業者さんにお願いすることもできるんじゃないかという場合でも、同じようにして見えるというかチェックが働きますよと、そういうことでいいですか。
25:
◯古田企画調整課長 業務委託につきましては、その指定管理者に別途業務委託することが効率が高いとか効果性が高いということであれば、そこに随意契約するという形もあり得るだろうというふうに考えております。
また、一定の枠の中で、単純な増の場合には、かけかえということになり得るとは思いますけれども、一方で、経営判断でサービスの入れかえというようなことを行う場合には、その経費の中で入れかえをして、指定管理料そのものには、総体には影響がないということも、それは考えられると思います。それは、事業の工夫の中で、より効果的、効率的な事業運営をしていくということで、区民サービス全体の向上を狙っているのがこの制度でございますので、その指定管理料の範囲の中で、そういった工夫をされるということも想定はしております。それによらないような大きな増減があったときに、それを救う手だてもあらかじめ考えているという、そういうたてつけでございます。
26: ◯大串委員 最後。
27: ◯林委員長 最後。はい、大串委員。
28: ◯大串委員 わかりました。いずれにしても、理想は、やはり各指定管理者さんが予算の審議に間に合うときに、事業計画書を出せれば一番なわけですよね。ですから、これは区が指定する期間までに提出するというふうになっていますので、3月、もう審議が終わってから3月の末に出るというんじゃなくて、できるだけあわせて提出ができるように求めていくということをお願いしたいと思います。
29:
◯古田企画調整課長 さまざまな制約があろうかとは思いますけれども、引き続きその検討も続けてはまいりたいと思います。
30: ◯林委員長 大串委員が言われたのは本当に大切なことで、区の直営でしたら、新年度予算のときに、新規事業として、議会のほうですとか区民の方に提示ができて、それが効果的なのか区民サービスの向上なのかというチェックが一つ入るんですが、指定管理者になると、そもそもですけれども、直営のほうがよかったのか指定管理者がよかったのかというところは、もう、まさしく、今、比較検討できない状態になっているわけですよね。で、指定管理者自体の効率的なという形になってくると、やっぱりどこかで事業チェックですとか、効果的な、これが5カ年計画でチェックできるのか、毎年決算でできるのかというだけになるよりも、チェックする機会が少し多い形でやっていただければいいですし、まあ、締結の契約内容でも、早目に事業内容をできるだけという形で出して、可能なところであればやっていただければと思います。
ほかの委員の方、よろしいですか。こちらの指定管理者制度ガイドラインは。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
31: ◯林委員長 はい。それでは、報告を終了させていただいて、(3)に入ります。
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴う手数料の制定について報告をお願いいたします。
32: ◯亀割財政課長 それでは、政策経営部資料3に基づきましてご説明いたします。
千代田区手数料条例の一部を改正する条例となります。本件は、来る第1回区議会定例会におきまして、議案として提案させていただく予定でございますので、そのご説明です。
資料の1番目、制定理由をごらんください。建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(平成27年法律第53号)の施行に伴いまして、省エネ性能向上のための規制措置といたしまして、事務所ビルなどの非住宅用途で、延べ面積2,000平米以上の建築物を対象に、新築ですとかまた増改築しようとする建築主は、省エネ基準適合性判定を受けることが義務づけとなります。省エネ基準に適合し、確認済証の交付を受けることが、建築確認を受けるための必須条件となります。
これに伴いまして、区において、新たに生じる省エネの適合性判定、この審査にかかる建設費関係手数料を追加するものです。
あわせまして、適合性判定後、工事完了までの間に省エネ計画を変更する場合の変更の手数料も設定いたします。
手数料の単価につきましては、建物の規模ですとか用途及び審査方法によって、さまざま設定されます。額については、国より示された根拠に基づく共通の単価となります。
施行予定日は、国の法律基準が施行されます平成29年4月1日でございます。
説明は以上です。
33: ◯林委員長 財政課長、あんまり頭出しという表現、適切じゃないと思いますので、まあ、なくしておきます。
第1回定例会の提出予定案件でございます。基本的なことですとか議案審査のときに必要な資料等がありましたら。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34: ◯林委員長 ないですか。はい。いいですかね。
それでは、終了させていただきます。
(4)に入ります。職員の育児・介護関連休暇制度等の見直しについて報告をお願いいたします。
35: ◯安田人事課長 それでは、お手元の政策経営部資料4により、職員の育児・介護関連休暇制度等の見直しにつきましてご説明させていただきます。
本件につきましては、第1回の定例会に議案として、条例改正をご提案させていただく予定で準備しておりますので、本日は情報提供としてご報告をさせていただきます。
まず、1の趣旨でございますが、「地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律」が、平成29年1月1日から施行されたことを受けて、職員が働きながら育児や介護もしやすい環境整備を行うものです。
次に、2、概要ですが、(1)職員の休暇制度において、対象となる子の範囲の拡大でございます。育児関係の休暇、勤務時間制度の適用に当たり、現在は法律上の親子関係が必要ですが、将来的に養子として法律上の親子関係が成立するような、そのために実際に今現在養育を開始している子を含めるものといたします。
具体に、例えば特別養子縁組は、家庭裁判所が養子縁組を成立させるその要件に、観護期間として試験養育期間が必要となります。このような期間にある、この育児を行う職員についても、休暇、勤務時間制度の適用ができるよう規定を整備します。
(2)介護を行う職員の超過勤務の免除ですが、介護を必要とする家族がいる場合に、超過勤務をさせないよう規定を設けるものです。
(3)「介護時間」の新設ですが、3年の期間内で、1日2時間まで介護のために勤務しないことができるように制度を設けるものです。
以上、改正を予定しております条例は、職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例で、施行予定は公布の日からとするものでございます。
ご説明は以上でございます。
36: ◯林委員長 こちらも第1回定例会の提出予定案件でございます。基本的なこと、何かございますか。よろしいですかね。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
37: ◯林委員長 はい。それでは、(5)に入ります。
38: ◯安田人事課長 委員長、人事課長。
39: ◯林委員長 あ、ごめんね。職員の育児休業制度等の見直しについて報告をお願いいたします。
40: ◯安田人事課長 それでは、お手元の政策経営部資料5により、職員の育児休業制度等の見直しにつきましてご説明させていただきます。
本件につきましても、第1回定例会に議案として条例をご提案させていただく予定で、準備をしているものでございます。
まず、1の趣旨でございますが、先ほどの資料4と同じく、法律が本年1月1日から施行されたことを受けて、職員が働きながら育児をしやすい環境整備を行うものです。
次に、2、概要ですが、(1)育児休業等の対象となる子の範囲の拡大し、将来的に養子縁組等により、法律上の親子関係が成立する子を含めるものといたします。
(2)非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和ですが、子が1歳になった以降も雇用継続の見込みを必要としていた要件を廃止し、子が1歳6か月に達する日の前日までに任期が満了しない場合に取得できるように緩和いたします。
なお、この内容につきましては、言葉のご説明だけでは若干わかりにくい部分もございますので、別添といたしまして、参考資料で図をおつけしてございますので、こちらもあわせてご参照願います。現行は、子が2歳になるまでの間に更新されるかどうかといった要件、これを1歳6か月までの間に緩和をするものでございます。
以上、改正を予定しております条例は、職員の育児休業等に関する条例で、施行予定は公布の日からとするものでございます。
ご説明は以上でございます。
41: ◯林委員長 はい。こちらも第1回定例会の提出予定案件でございます。基本的なことですとか資料等々の必要、ございませんかね。
はい。それでは括弧──ある。はい、小枝委員。
42: ◯小枝委員 基本的なことでお手数ではありますが、特別養子縁組とかその前の先ほどの資料4のほうもそうなんですけれども、言葉の定義みたいなものをくっつけておいていただけると、曖昧でなくなるというか理解が進むんじゃないかなと。これは、育児休業制度と育児・介護関連休業制度というのも、これだって、言葉の定義というものをきっちりとしておいた上で、理解をしていかなきゃいけないと思うので、その辺のところをちょっと資料的にはご配慮願いたいですが。
43: ◯安田人事課長 次回の議案審査の際に、ただいま小枝委員のご指摘の資料等をご用意させていただきます。
44: ◯林委員長 はい。よろしくお願いいたします。
ほか、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
45: ◯林委員長 それでは、(6)配偶者同行休業制度の見直しについて報告をお願いいたします。
46: ◯安田人事課長 それでは、お手元の政策経営部資料6により、職員の配偶者同行休業制度の見直しにつきましてご説明させていただきます。
本件につきましても、第1回定例会に議案として条例をご提案させていただく予定で、準備をしているものでございます。
まず、1の趣旨でございますが、外国に勤務する配偶者に同行するために、職員が休業する期間について、その休業期間を再度延長することができるよう、規定整備を行うものです。これは、国家公務員の制度改正を受けて、区職員にも同様に適用できるようにいたします。
次に、2、概要ですが、3年を超えない範囲内の期間で、これまでは休業期間の延長を1回に限っておりましたが、特別の事情がある場合に、再度延長ができるものといたします。
以上、改正を予定しております条例は、職員の配偶者同行休業に関する条例で、施行予定は、本年4月1日からを予定するものです。
ご説明は以上でございます。
47: ◯林委員長 はい。基本的なことで──等ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
48: ◯林委員長 はい。それでは、(7)に入ります。(仮称)区営東松下町住宅新築工事等請負契約の一部を専決処分により変更した件について報告をお願いいたします。
49: ◯猿渡契約課長 区営東松下町住宅につきましては、平成26年度第2回定例区議会において議決をいただきました契約案件でございまして、27年度に変更の報告をした工事等請負契約3件につきまして、今回、専決により契約変更を行いましたので、第1回定例区議会のほうに報告を予定した案件でございます。
まず、共通した事項といたしまして、契約変更の年月日でございますが、平成28年12月の15日に専決処分を行ったものでございます。政策経営部資料7に基づきまして、細かいご説明をさせていただきます。
共通した事項でございますが、工期がこれは昨年の12月28日までの案件でございました。今回、契約金額が変更せざるを得ないというふうなことにつきまして、工事の最終段階になったものでございます。金額の確定について、事業者あるいは積算根拠等の確認に時間を要したことがございました。
で、契約変更に当たっての経緯についてご説明をいたしますと、執行機関として、契約変更会議というものを副区長を座長として、昨年の11月に設けております。この中で、契約変更の妥当性、理由。その、今回こういった工事を進めるべきに当たっての執行機関との確認をしたものでございます。
まず1点目、新築の工事でございます。契約金額を29億2,902万4,800円、2,582万2,800円、0.9%増額したものでございます。内容でございますが、近隣の対策として、バルコニーにつきまして、プレキャスト工法という、通常、バルコニーは、現場でコンクリートを流し込んでつくっているものが一般的だったんですが、3.11以降、工場で製品をつくってバルコニーを製品化して、現場で組み立てるという形を取り入れることが多くなりました。これは、工場で品質の管理とか現場の天候の影響も受けないということがございまして、こういった工法を取り入れたものが1点。
それから、住宅棟でございますが、防火壁について指導がございまして、防火戸を追加したというふうなものになります。
2点目が、給排水の空調工事でございます。これは、4億6,761万8,400円、799万2,000円、1.7%増額をしたものでございます。この内容でございますが、地下に埋設するオイルタンクに検出装置を新たに追加したことや、本管を外構部の工事に伴って接続をするんですけれども、その中で地下埋設等が、確認する必要になったものがある部分に発生して、その撤去費でございます。
3点目、電気設備工事でございます。これは、2億9,702万1,600円、592万9,200円、2%増したものでございます。これは、先ほど建築工事でお話ししたとおり、防火壁の関係で防火戸を追加しました。そうしますと、誘導灯という電気設備を増設しました。そういった関係と、あと避雷針をつけておりますが、その導線を延長した関係で、こういった金額が増額したというものでございます。
説明は以上でございます。
50: ◯林委員長 はい。委員の方、何かございますか。いいですか。
小枝委員。
51: ◯小枝委員 これ、完了形、ここでもう完了ということになると思うんですけど、もう、報告みたいなことも改めて、ないと思うので、長期修繕、今後の、要するにこれで、37億かけて99戸の区営住宅をつくりましたと。で、これから長期修繕に基づいて、これを何年間、どのように修繕しながら、長らく使っていきますよという考え方が、スタートラインになくちゃいけないんですね。建物というのは、つくったところで終わりじゃないので、その資料として、今後の経費見積もりも含めて出せるかどうか。基本的に出していただきたい。
52: ◯林委員長 はい。どうですかね、契約課長。やってるの。
53: ◯猿渡契約課長 長期修繕計画につきましては、工事案件とはちょっと別でございまして、ちょっと事業所管のほうからご説明をいたします。
54: ◯林委員長 はい。
55: ◯加島施設経営課長 長期修繕計画ということになりますと、新築のなった建物ですので、まあコンクリートで言えば、耐久年数が約60年だとか、設備の大改修ということで言えば、20年、30年と。で、住宅なので、大きな機械、設備が入っていないので、そこら辺は、ちょっと20年でやるのか30年でやるのかというのは、ちょっとあれなんですけれども、基本的に修繕、長期修繕計画というのは、今現在でつくったものというのはございません。
ただ、今のような想定で、もちろん部位がいろいろありますから、そういったものをどのぐらいで変更していくというのは、今後つくることは、もちろん考えておりますので。で、今回すぐ出せということになると、ちょっと今の状況としては、すぐにはお示しすることはできませんという答えにならさせていただくというものでございます。
56: ◯林委員長 では、議案審査のときは、議案は議案としてやっていただいて、まあ議案というか専決処分ですから、確認か。で、そのほかのどこかのタイミングで、あらあらの、こんな形だというのを報告案件で、どこかでまとめていただくような形で。これから平河町の住宅もつくられたりするんでしょうから、どれぐらいランニングコストがかかるのかというのも区民生活にかかわることですので、ちょっと行けますかね、3月いっぱいで。苦しいですかね、どれぐらいの改修の。
施設経営課長。
57: ◯加島施設経営課長 先ほど申し上げたように、新築のなった建物ですので、一般的な考え方は住宅ですね。共同住宅、マンションと同じような長期修繕計画というのが一般的なことで考えられますので、そういったものはお示しすることは可能かなというふうに考えております。
58: ◯林委員長 いいですかね。改めて何とか白書でしたっけ、建物の全部につけ加えるというのも、ね、毎年更新、新築があるたびにというのも大変でしょうから、とりあえず報告のような形で出していただいて。はい、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
59: ◯林委員長 はい。それでは、休憩をいたします。
午後2時17分休憩
午後2時25分再開
60: ◯林委員長 委員会を再開いたします。
環境まちづくり部の報告事項に入ります。(1)東郷元帥記念公園の改修整備について報告をお願いいたします。
61: ◯千賀道路公園課長 それでは、環境まちづくり部資料1でございます。東郷元帥記念公園の改修整備についてということで、資料に沿ってご説明いたします。
この資料、資料1枚目をおめくりいただきますと、図面が参考資料として4枚ございます。1枚目は、現況の図面というところでございます。2枚目が、これまで整備協議会で整備してきた内容をまとめた計画図面。3枚目が、その計画図面に沿った断面の計画図。4枚目は、これはVRといいますか、コンピューターで作成した整備後のイメージというところでございますので、順次ご参考いただければと思います。
それでは、説明のほうに参ります。資料1にお戻りいただきまして、これまでの経緯でございます。
東郷公園につきましては、関東大震災後の帝都復興事業におきまして、復興小学校・小公園として、昭和4年、九段小とともに、当時上六公園という名前でございましたが、下段の部分をもって開園をいたしました。その後、隣接の東郷邸、これは中段、上段に係る部分でございますが、これが敷地の寄附を順次受けまして、拡張されて今日に至っております。
今回、九段小学校が建替整備されることに合わせまして、そうした歴史的経緯とともに、現在のニーズを踏まえつつ、より一層地域に愛される公園としてリニューアルするため、整備協議会を立ち上げて、これまで10回にわたり検討会議を行い、整備内容がまとめられたところでございます。
整備協議会の概要、2番目でございます。次、整備協議会の概要でございますが、一昨年の平成27年12月に、東郷元帥記念公園改修整備検討協議会として、区の景観アドバイザーもされている法政大学の福井教授を会長に、また副会長としては、三番町、四番町、九段四丁目の各町会長にお願いし、また委員につきましては、九段幼稚園・小学校関係者、あと四番町保育園ほか近隣の保育施設関係者などの方に入っていただき、これまで議論を続けてまいりましたところでございます。
その議論の計画、経緯、まとめといたしまして、3番の整備の概要というところでございます。図面の参考資料の2が計画図に相当しますので、恐れ入りますが、こちらを見つつお聞きいただきたいと存じます。
なお、こちらの図面でございますが、ご説明がおくれましたけども、東郷公園、通常、南北ですと縦になっておるところでございますが、この左側が二七通り側の北側の上段部分、それから右側が番町学園通り側の下段の部分ということになっておりますので、あわせてご参照いただきたいと思います。
まず、1)番、まず公園整備のコンセプトの柱でございます。公園整備の歴史性の継承とゾーン区分の明確化です。冒頭申し上げましたように、東郷公園は、その歴史的経緯を踏まえまして、上・中・下段の構成が順次整備されてきた。こうした構成を保つということとともに、それぞれ、現在ではそのゾーン毎に機能が分化されております。例えば上段では、子どもの遊具を配置して、子どもの遊ぶスペース。下段は、広場空間として小学校の子どもたちの遊び場やあるいは地域活動を利用されている。中段は、憩いの場というような、そういう区分、これもまた明確にするということで、その整備内容をまとめてきたところでございます。
また、その中で、特に協議会内でご意見として多かったのが、中・下段の法面、真ん中ほどにございますけども──の利用というところでございます。こちらの法面につきましては、通常子どもたちが滑って遊んだり、あるいは駆け上ったりというような、そういう体を使って遊ぶような空間であるというところでございますので、そうしたことが引き続きできるような、自然の法面として整備するというようなことをまとめております。
次に、小学校のプールの撤去後の下段広場の整備についてです。今回の小学校のプール解体によりまして、南西側の角の番町学園通りと東郷坂の交差点。図面でいいますと右下部分でございますね──に相当する部分。こちらが公園と一体的になるということでございまして、新たにこの交差点部分にエントランスをつくる予定でございます。
また、そのエントランスと二七通り側の入り口、こちらを結ぶような形でバリアフリーの園路、東郷坂に並行したバリアフリーの園路、これを整備する予定でございます。
こうした整備に合わせまして、現状の下段の広場空間を広げますとともに、東郷坂の中腹、現状でもございますが、この中腹からの出入口、これも確保します。そこからのバリアフリールートとしてのアプローチなどを配慮いたしまして、その下段部分、東郷坂寄りの部分を、ウッドデッキスペースを配置いたしまして、その高低差を利用したスペースを整備するところでございます。
協議会の中のご意見では、この小さなスペースを活用して、少人数の乳幼児の遊び場として使うことや、あとは現在ステージ部分となっております、それにかわる広場から一段高い場所として使うことも可能となるものでございます。
なお、こうしたプール解体や公園全体の整備後の安全性確保、新たに生み出される広場スペースやバリアフリー園路の整備に際しましては、現状の樹木の幾つかがその場所に置けないという状況になります。そうした樹木のうち、特に大きな木になっているものとして、おおむね53本ございますが、このうち30本は、そのままにできるところでございますが、一方で23本については、取らざるを得ない状況となります。
なお、こうした樹木の状況につきましては、その旨につきましても、協議会内でも、どの樹木であるかなどをお示ししながら説明をしたところでございます。
次に、3)番目でございますが、現況施設の主な施設の改善についてです。
まず、トイレですが、トイレにつきましては、プール解体後の南側の番町学園通りに並行した部分、右側の部分になりますが、現況の機能、男子トイレ、女子トイレ、だれでもトイレ、プラス倉庫等を備えたトイレとして整備する予定です。なお、トイレの入り口は広場側に向けて、通りと平行な形で配置する予定でございます。
次に、子ども用プール、いわゆる子どもの池でございますが、真ん中やや左寄りの一番上の部分でございますが、使いやすさと安全性の向上として、休憩や着がえのスペースとなる日よけの部分ですね。右の法面側のところにベンチ等を配置して、日よけの部分を設けるというようなところがございます。
また、現況の仮設トイレが、仮設型のトイレが1棟ございますが、これにかえて常設の親子トイレという形で整備をいたします。
4)番目、次に公園全体の安全性というところでございます。この東郷公園自体は、地域の通路になっているということでございます。主には、市ヶ谷駅方向から三番町方面、斜めに移動するような、階段を利用した動線などが使われておるところでございまして、夜間でも安全が保てるよう、外からの見通しなどを改善して、周囲から目が届いて地域全体での見守りができるしつらえを行います。周囲の囲い等を安全なものに変える──安全というか視認性のよいものに変えていくというようなことを考えております。
また、新設の東郷坂沿いのバリアフリー園路が新たな通路となることも踏まえまして、歩行者と車がそれぞれ安全に通行できるようになるところでございます。
その他、こちらのまとめのほかのご意見の中であったところでございますが、喫煙のことでございますけども、今後東郷公園につきましては、子どもの利用が中心となる公園となることから、協議会のほうにおきましても、全面禁煙の意向でまとまっているところでございます。また、現状、明確な喫煙スペースというところを設けていないため、整備に際して新たな喫煙スペースは設けない予定でございます。
なお、一方現状の喫煙者に対しては、代替となる喫煙所などを誘導するとともに、東郷公園周辺での喫煙所整備に向け、庁内各所管と調整を続けているところでございます。
最後に、今後の協議会の予定でございますが、次回が4月25日に予定しておるところでございます。
この協議会でございますが、通常の委員に関する、委員だけの協議会に限らず、ふだん東郷公園を利用されているあらゆる方への説明会の形式とする、いわゆる拡大協議会と申しておりますが、そういう形式で実施する予定でございます。
そのため、区からも広くホームページや広報等を通じてご案内する予定でございまして、そういったご案内につきましては、今後ポスト対応等を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
62: ◯林委員長 はい。この件について何かございますか。
嶋崎委員。
63: ◯嶋崎委員 歴史的な公園であるということと、それから区内でも非常に屈指の広さを持っている公園だという認識が、多分共通の認識だというふうに思っています。きのうもうちの町で会合があって、おとといですか、協議会の話を町会長が報告をしていました。
今、さらっと、さらっと課長が言われたところがちょっと気になるんだけど、53本、今、木がありますよと。その中で30本残して23本伐採をしますよと。あんまり詳しく説明をされなかったんだけど、この23本について、当然協議会の中でもいろいろとご議論があって、伐採をする方向ですよということは、確認をとっているんだと思うんだけれども、この委員会の中でも、神田警察通りの街路樹の件に関してもいろいろと議論があった、その後の話だから、非常にやっぱり気になる。もうちょっと丁寧に、なぜゆえに23本なんだということをしっかりとご説明いただかないと、ああ、そうですかというわけには、多分同じ委員の皆さんはならないんじゃないかなと。(発言する者あり)
特に、多分皆さん共通の認識は、ここの公園、意外と知らないんだけど、意外と桜がきれいなんです。で、比較的、スポット的に皆さん楽しみにしている。僕らが子どものころのイメージとは今全然違って、比較的花見客も多い。そういう中で、まさかこの23本の中に桜は入っていないんだろうなと思うんだけれども、普通の常識で考えればそうだと思うんだけど、そこら辺、ちょっと明快に23本がどういう形になっているのか教えてください。
64: ◯千賀道路公園課長 ただいま嶋崎委員よりご指摘のありました木のことでございますが、ちょっと詳細に、参考資料の2ページ目をごらんいただきたいと思います。
こちらの図でございますが、ちょっと整備後のイメージというところでございまして、ちょっと見にくいかもしれませんけど、まず残すほうの30本、大きな木というところで、幹回り1.2、直径で言うと40センチ以上というところの大きな木ですね。そういうところがどこに配置されているか。大変ちょっとわかりにくい、見にくいかもしれませんけど、既存樹木という濃い緑の外縁にちょっと黄色い薄いものがございまして、ちょっと印刷の関係でわかりにくいかもしれませんけども、現地に行っていただきますと、そこにその木があるということでご確認いただきたいと思います。
一方で、その取らざるを得ない23本というのは、ちょっとここには表示はしていないところでございます。ですので、ちょっとすみませんが、その場所を示しながらお話をしますので、ご了承いただきたいと思います。
まず左下、二七通りからのエントランス広場でございますが、こういう今度広々とした空間、それからバリアフリー通路としてつながっていく連続性などに関しまして、こちらにケヤキ4本、ヒマラヤスギ1本、これ非常に状態も悪いということでございますので、これは現地から取り除かざるを得ないというところでございます。それから上段広場というところで、そこから上に上っていくのと、その突き当たりを右に行くというようなところ、それからそれを囲うように、中段広場との間の付近というところでございますが、まず一つは北側、左側の民地との近接箇所で。(「まだ」と呼ぶ者あり)すみません、ちょっと。
65: ◯嶋崎委員 じゃあ、ちょっと。
66: ◯林委員長 はい。嶋崎委員。
67: ◯嶋崎委員 その黄色が何か枠でくくったとか、わざとわかりにくくして、俺たちに、(発言する者あり)しているんじゃないの。もうちょっとわかりやすいやつを、(発言する者あり)ちゃんと示しておいてもらわないと、ここで、この右側の、何、どうでしたとかこうでしたとか、みんな現地、実際にわかっている方とわかっていない方がいるわけだから、そんな今言われたって、ほら。とりあえず、俺の今質問しているのは、こういう53本あって、今もう耐えられない木もあるんですよと言ったんだけど、まず一つは、じゃあ、聞き方を変えるけど、樹木医が53本調べて、安全性に──が何本なのか。で、その伐採する木は、当然だめだから切るんだろうという認識なんだけど、そこら辺の、ちょっと整理をまずしてくれよ。それから桜の木がどのぐらいひっかかっているのか。そこを今、この地図で、図面で、このヒマラヤスギがここに4本あってとか、この左に上がどうしたとかと言われてもわからねえから、ちょっと、きょうの時点でわかるように説明してくれよ。
68: ◯林委員長 大丈夫。1個ずつね。まず、樹木医診断をやって切る木がどれぐらいなのかというのと、品目で。(発言する者多数あり)
休憩しますか。はい。休憩いたします。
午後2時41分休憩
午後2時58分再開
69: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。
答弁から入ります。道路公園課長。
70: ◯千賀道路公園課長 お時間いただき、申しわけございません。
ただいまご説明いたしました23本の木につきましては、これは明確にその状態と状況とあわせた資料等をお持ちして、もう一度改めてご説明したいと思います。
71: ◯林委員長 はい。樹木以外で、東郷公園の件で。
内田委員。
72: ◯内田委員 2点確認させてください。一つは、上段、中段、下段広場の地面の素材を教えていただきたい。
73: ◯千賀道路公園課長 今回の整備に当たりまして、幾つか舗装、舗装といいますか、公園の表面の処理を幾つか分けております。
広場部分ですとか出入り部分にかかわる部分は、これはブロック舗装を予定しております。人が頻繁に出入りするところであるとか、あるいは公園内の土等の土どめというところで行っております。
それから園路部分につきましては、脱色のアスファルト塗装といいますか、そういったところ、アスファルトといいますか、そういう舗装材を使った、透水性なんですけども、舗装材を使ったところで、園路部分は歩きやすくしておるところでございます。
それから広場部分、上段、中段、下段、それぞれございますが、これはいわゆるクレー舗装といいますか、一般の学校のグラウンドのような土を少し改良して、風に飛ばないようにするとかぬかるまないように、ある程度の固さを維持できるような。
74: ◯内田委員 何舗装とおっしゃいましたか。
75: ◯千賀道路公園課長 クレー舗装。
76: ◯内田委員 あ、クレーですね。
77: ◯千賀道路公園課長 という分けになっております。
78: ◯林委員長 クレー舗装って、よくわからない。
内田委員。
79: ◯内田委員 エントランス部分はブロックの舗装で、この園路はアスファルトの透水性の舗装で、広場はクレー舗装。クレー舗装というのは、富士見の広場の、何だっけ、あの広いところ。あれ、クレーですかね。
80: ◯千賀道路公園課長 そのとおりでございます。
81: ◯内田委員 その上段、中段、下段のそれぞれの広場の目的とか、こういうふうに使っていただけたらいいなとか。例えばこの広場はちっちゃなお子さんが遊んだらいいなとか、この広場はもう少し大きな子が遊んだらいいなとか、そういうのって何かあるんですか。
82: ◯千賀道路公園課長 そうですね。まさに広場ごとに使い方の区分けというのが、今回のゾーニングに反映しているところでございまして、上段のほうはここに遊具等も配置いたしますので、比較的小さいお子様から小学生ぐらいまでですかね、そういう遊具を使って遊ぶようなお子様が積極的に遊べるところ。
一方、下段につきましては、小学校の児童さんたちが日々使うようなところもございます。また、地域で体操等の活動もあるということで、そういう広場空間として使っていただくと。
中段は、近隣の方の憩いのスペースといいますか、昼休みですとか休憩あるいは休日の散策とか、そういうところのスペースというところで考えております。
83: ◯内田委員 今、そういうゾーニングをちゃんとされているんであれば、それが全部ゾーニングされているのに、みんな同じクレー舗装というのは、ちょっとどうなのかなと。例えば、ちっちゃい子が遊ぶところは芝生を張ってみるとか、子どもたちが遊ぶ──小学生が遊ぶところは人工芝にしてみるとか、ここは土にしてみるとかという、その、せっかくゾーニングしているんであれば、そういうアイデアとかというのを入れたほうが、もっともっとおもしろい立体的な公園になるかなと思うんですけど、どうですかね。
84: ◯千賀道路公園課長 ちょっと、協議会におきましては、その遊び方とか、そういう使い方とかいうところでは、いろんなお話もありまして、そういった、そこで直接こういう舗装というか、地面がいいというようなところはございませんでした。ただ、現状の、大変これは我々もあれなんですけど、悪いところを改良すると。例えば、下段なんですが、法面から雨が降ったときに、ちょっと、はい──まあ、水が落ちたりして、非常にぬかるむとか、排水が悪いとか、そういうところがございますので、そういうものを改良するというところ、こういうところが議論の視点になったところでございます。そういった意味では、この舗装それぞれ、ちょっと標準的な扱いではございますけども、現状の機能をどう改善するかというところで考えたところでございます。
85: ◯内田委員 地域の皆さんと、そういったところをもう少し議論されたらいいかなと思います。
もう一点、この図面を見ていて思ったんですけど、この公園って本当に上・中・下と分かれていて、すごい立体的なんで、すごくいい公園になるんだろうなと思うんですけども、今もそうでしょうけど。で、一方、問題はその上下の段差ですよね。例えば、ぱっと図面を見ますと、中央にスロープ8%とかと書いてあって、手前の沿道は、ちょっと字がちっちゃくて見えないんですね。で、ちょっと私の記憶では、バリアフリーのスロープ、傾斜というのは、屋内が12分の1、屋外が15分の1だったと思うんです。ちょっと、それがもしも正しければ、この15分の1とスロープ8%というのは適合していないんですね。そこら辺というのは、大丈夫ですか。
86: ◯千賀道路公園課長 今回、公園整備に際しましては、東京都等の基準にもございます、区市のまちづくり条例等を参照したバリアフリーの基準で、こういう屋外の園路の最高の勾配ということで8%というふうに設定したところでございます。簡単に言いますと、8%といいますと、1メーター移動して8センチ上がるというようなところでございまして、そういう意味では、バリアフリーの基準は達していると考えております。
87: ◯内田委員 ハートフル法とかで、15分の1という基準はありませんでしたっけ。
88: ◯林委員長 すぐわかりますか。
89: ◯内田委員 わかりました。はい。
90: ◯林委員長 いいですか。
91: ◯内田委員 まあ、じゃあ、もう一回、ちょっと私も、うろ覚えかもしれないんで、そこら辺の傾斜の関係、せっかくですからね、お子さんや高齢者が苦なく上下移動できるような、少しでも角度が少ないほうがいいですから、そこら辺ちょっと、設計で検討してください。お願いします。
92: ◯千賀道路公園課長 基準等に照らして適合するのと、さらに、(発言する者あり)あ、確認します。
93: ◯林委員長 はい。
じゃあ、次、岩佐委員。
94: ◯岩佐委員 この修正案を拝見すると、中段のみにベンチの設置が予定されていて、ほかの下段と上段の広場には、ベンチらしきものが1個もないんですけれども、結構広い公園なので、どこのエリアにも、ちょっと座って休める。例えば、お子さんを遊ばせているときに、お母さんがもう一人のお子さんを見ながら、ちょっと座れるスペースというのを、これは想定をあえてしていないのか、図に載っていないだけなのか、どちらなんでしょうか。
95: ◯千賀道路公園課長 確かに、ベンチといいますか、この絵で見ますと中段の部分の植え枡周りですね。植え枡の上面をベンチがわりにというところがございまして、で、同じようなしつらえは、実は、小学校側の植え込みの部分等にも配置しております。協議会の中でも、やはり、そういう休む場所をなるべく多くというところを、要望を受けたところでございます。また、下段につきましては、このウッドデッキの段差等も、使い方によっては、ベンチといいますか、腰をかける部分というところでございますので、協議会でのご意見も取り入れて、そういう対応はしたところでございます。
96: ◯岩佐委員 じゃあ、今よりは座れる場所は確保してある、どこのエリアにも、それなりに確保してあるということでよろしいんですか。
97: ◯千賀道路公園課長 そうですね。今、現状が明確に、その座れる場所というと、こう、ベンチの部分しかないというイメージではあると思うんですけども、今度その整備をしたことによって植え枡の部分が少し、一段高いところになりますので、そういうところで座れるというところは、何となく公園全体にあるというイメージになるかと、そういうふうに考えております。
98: ◯林委員長 いいですかね。はい。
ほか。
99: ◯小枝委員 不案内ですみませんが、東郷邸から寄贈を受けたエリアというのは、どこに当たるんでしょうか。
100: ◯千賀道路公園課長 これが、一つは明確になっていますが、下段の部分は、当初からこの公園として整備したところでございまして、法面の部分から上は東郷邸であったというところでございます。
101: ◯小枝委員 つまり、中上段。(発言する者あり)うん。その寄贈を受けたときに、何ですかね、そういえば、麹町中学校のところだと安田邸の跡をいただいて、それでソテツの木というのは切ってはならないという、そういう、譲り受けるときの、(発言する者あり)やっぱり魂みたいなものがありまして、そういうところは検証はされているんでしょうか。
102: ◯林委員長 文化視点を。(「文化財」と呼ぶ者あり)
103: ◯千賀道路公園課長 道路公園課長。
104: ◯林委員長 道路公園課長。
105: ◯千賀道路公園課長 この今回の整備検討に際しては、そういう歴史的な経緯等も調べているところでございまして、いろいろな文献等を確認して、どうもその戦争のときに、いろいろな、この公園全体、東郷邸の部分を含めて大分焼けてしまったというところでございます。それで、その東郷邸からしっかり、部分的にそのライオン像とかそういうものはあるんですけども、明確にここがその東郷邸の跡だとか、そういうところはもうないというところでございます。
106: ◯小枝委員 そもそも、まあ、ここは復興公園でもあったということで、都内に復興公園というのはまた非常に貴重になっていて、そういった歴史の文脈を引き継ぐということも、これは公園づくりの中では押さえておかなければならない面だと思うんですけれども、これは、コンサルはどこなんですか。
107: ◯千賀道路公園課長 会社名で言いますと、国際開発コンサルタントというところでございます。
108: ◯林委員長 国際開発。はい。
小枝委員。
109: ◯小枝委員 こういうのは、本当に公園づくり──たかが公園づくりで、されど公園。つまり住民の方々は、忙しい中、時間を割いていらっしゃるわけですけれども、コンサルのノウハウの中にも、そういう歴史文脈をきちっと掘り起こすであるとか、あるいは、子ども視点で参加型でやるであるとか、行政がさまざまな課題を、さらに夢を乗せながら、過去を引き継ぎながら、どういうふうにつくっていくかというノウハウを持ったコンサルを入れていかないと、そういうほうに、なかなかこう、話題をつくっていくことも難しいんですね、実際は。そういうところが、まあ、これ、100年を引き継ぐものを、これからさらに100年使うものをつくっていくんでしょうから、そこのところをコンサル選びのときには、そういう視点は全く盛り込まないで、価格だけで決めたんですか。
110: ◯林委員長 もう、頼んじゃったんでしょうけど。
道路公園課長。
111: ◯千賀道路公園課長 これは、コンサルタント選定のときはプロポーザルで選ばせていただいたところでございます。そのときに、考慮すべきこととしては、東郷元帥邸の歴史的経過ですとか、この現状の使われ方に対しての対応とか、そういうところを、事業者の選定、提案を得たところでございます。
112: ◯林委員長 はい。
小枝委員。
113: ◯小枝委員 せっかくそういう、じゃあメリットがあった事業者を選んでいながら、そのようなお話、資料出しとしてでも、なかなかその辺は全然見えてこない描き方になっているような気がいたします。
それと、今、まあ、歴史──先ほど樹木の話、それから、子どもの視点ですね。子どもの視点でのワークショップのようなものは、何回やったんですか。どこでやったんですか。誰とやったんですか。(発言する者あり)
114: ◯千賀道路公園課長 ちょっと、子どもの視点のワークショップというようなことの形式では今回行っておりませんが、委員の方には、周辺の子ども関係──保育施設等の関係者、あと、小学校・幼稚園の保護者の方、それから、ほかにも近隣の保護者の方など入っていただきまして、常に議論の中では、子どもの視点というところは、議論の話題になったというところはございます。
115: ◯小枝委員 まあ、まだ4月の説明会なる拡大協議会もありますから、これからまた参加・参画型で、よりいいものにしていくというふうなことになるんだろうというふうには思いますけれども、こういった地域の公園をつくっていくときには、そういう、そこに住んでいる、例えばお年寄りの人がよく知っている情報であるとか、あるいは、利用している子どもたちが感じていることであるとか、そういうものを、やはりこう集めながら、最後はそれをまとめ上げて形にしていくというふうなところの軸をしっかり持っていかないと、なかなか、せっかく来てくださる住民の方たちにも、ご苦労をさせてしまうということになると思うので、この、そうですね、まあ、委員会のほうでも、実際ここまで来るまで1回も報告がないというのも、ちょっと、いささかですね、ずっと参加・参画型での公園づくりというのは、委員会のほうからも議論があったことでありながら、全くこの平成27年から2年間、もう終了に近いところで提案されても、なかなかしんどいなというところはありますが。(発言する者あり)ええ。まあ、次回があるのでしょうから、その際には、例えば協議会のメンバー建てであるとか、ことし1年間の参加・参画型での協議の進行であるとか、そういうものをわかるような形でやっていただきたいなということをお願いします。
116: ◯林委員長 はい。じゃあ、もう一度、樹木を含めて、この東郷公園の改修については、皆さんからそれぞれ、関係者の方からもご意見を拝聴しながら、区民の。もう一度精査をかけたいと思います。で、区民世論調査の中でも、とりわけ高いのが子どもの遊び場の整備という項目で、九段から麹町エリアにかけて、唯一子どもたちが集えて遊べる場所ですんで、その視点をもう一回ね、確認を、子育て文教委員会は──まあ、とりあえず所管で、こちらの
企画総務委員会のほうで、子どもの視点第一に、よりいいもので議論していけばと思います。ちょっと、必要書類については、またいろいろご指摘いただいて、正副扱いで、こういうとき……
117: ◯木村副委員長 これまでの経過の議論の中身がわかるように。
118: ◯林委員長 うん。
119: ◯嶋崎委員 今のところで、1点言っていい、関連で。
120: ◯林委員長 どうぞ、嶋崎委員。
121: ◯嶋崎委員 文化的な要素というのは僕は大変大切だと思っていて、僕が子どものころ聞いた中では、この中段のところの入り口のところが、どうも、その東郷邸の車寄せだったというふうに聞いたことがあるのね。(発言する者あり)で、それをもう知っている人は、正直言って、もう2人しかいない。(発言する者あり)九段では。早くしないと、(「完全にいなくなる」と呼ぶ者あり)ね、早くしないと聞けなくなっちゃうから、(発言する者あり)これを早目に、協議会も相談して、協議会の中でも1人いるから。きちっと、その形状がどうだったということだけは把握しておいたほうがいいと思うよ。
それで、まあ、木が残っているのか、何が残っているのかわからない。力石は残っているんだけど、樹木に関しては恐らく残っていないだろうから、何か銘板で、きちっとした形で、写真があれば、こうだったんですよということを残すとか、そういうことをしておかないと、何の公園なんだったんだろうかとか、どうなんだったのか歴史的な背景が全然わからずに公園になっちゃっているから、そこはあわせて、ちょっと研究してみてくれる、次回までに。ね。
122: ◯林委員長 うん。まあ、ね、図面で見ると歴史解説サインというのが随分、中に入った、エントランスからの場所ですので、もう少し、場所も含めてちょっと点検をしていきましょうね。(発言する者あり)こんな植え込みの中に歴史解説サインを、エントランス広場の中に入ってライオン像の横ぐらいに、なんでしょ、今のこの図面でいきますと。
123: ◯木村副委員長 うん。
124: ◯林委員長 そうすると、ちょっとやっぱり、歴史ですとか、文化的な要素ですとか、ちょっとその視点が足りないのかなという気もいたしますので、もう一回ちょっと、精査をできるのかな。
125: ◯嶋崎委員 できるよな。(発言する者あり)
126: ◯林委員長 うん。やったほうがいいと思います。これ、せっかくつくって、後でもう一回やり直しという形になるよりも、特に4月25日の協議会で、できるだけいろんなご意見を出ても、それも含めてちゃんと検討をして、議論をした結果こうなりましたよという形にしないと、いきなり指摘されて、ああ、そんな視点もありましたかとなってしまうと、もうどたばた感になってしまいますので、ちょっと、もう一回これ、整理を、委員会の報告案件としてやらせていただくような形でよろしいですかね。(発言する者あり)で、いろんな資料等々がございましたら正副預かりでやらせていただきますので。
いいですかね、次の報告。次もちょっと重たいというか、大変大きいんで。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
127: ◯林委員長 では、東郷元帥記念公園改修整備については、もう一度、報告案件でやらさせていただきます。
続いて(2)番の地域まちづくりの動向についてでございます。で、これは報告──毎回予算・決算で皆さん出てくるんで、かなりダイジェスト版でつくって、資料をいただきましたけれども、特に、今後も注視していく場所等々があれば、報告を聞いた後、ピックアップしてやっていただければと思います。きょうは概論的なもので、ここだけ、まあ全部というのもあるんでしょうけれども、こことここだけ特に精力的に調査しましょうねというのがありましたら、報告を終わった後にご指摘していただいて、次回ですとか、予算の審査のところに当たって活用していければと思いますので。よろしいですかね。
それでは、あんまり駆け足にならなくて丁寧に、スピーディーに報告、お願いいたします。
128: ◯小川景観・都市計画課長 それでは、環境まちづくり部の報告案件(2)地域まちづくりの動向について、ご報告をさせていただきます。資料のほうですが、環境まちづくり部資料2、これ1~7、A3判の資料でございますが……
129: ◯林委員長 ああ、すごいね。
130: ◯小川景観・都市計画課長 これに基づきましてご報告させていただきます。
この資料の構成でございますが、1で区の全体をごらんいただき、2以降で各まちづくりの動向をご報告させていただくという構成になってございます。
まず、まちづくりは、区民、企業などさまざまな立場の方が、広範な段階を踏んで進んでまいります。また、まちづくりの手法も、まあ、これ、さまざまということで、そうしたものをこの地図でお示しをするために、凡例としまして大きくまとめさせていただきました。まちづくりの機運が醸成される段階から事業に至る前の段階を、地域の動きがある地区及び協議中の地区ということでしてございます。また、地区の取り組みや協議会合意形成の段階のものも、こちらには入ってございます。
次に、具体に事業が進んでいる地区、取り組みをお示ししてございます。四角いハッチの形状のものでございます。それから、鉄道の駅舎など、鉄道にかかわるものは、これは四角形でお示しをしてございます。また、道路にかかわるものは緑の点線でお示しをしてございます。で、こちらが、区全域でそういった凡例に基づきましてお示しをしているというところでございます。地域としましては、図の左側に記載してございます東京駅・有楽町駅周辺から、一番最後の秋葉原地域まで、大きく7地区にまとめてございます。地域としましては、薄茶色の点線で囲んだ形で地図上にお示しをして、凡例がつけてございます。
それでは、個別の地区につきましては、各担当からご説明をさせていただくということになりますが、まず1枚おめくりをいただきまして、2-2をごらんください。私のほうから、北の丸公園周辺地域のまちづくりについてご報告をさせていただきます。
まず、凡例でございますが、こちらのほうは先ほどとほぼ同様でございますが、協議、計画中のもの、事業中のもの、施行完了済みのものの3段階。さらに、開発事業等と道路事業に分類をしてございます。で、この凡例につきましては、これからご説明をさせていただきます各地域のまちづくり、これは全て共通でお示しをしてございます。
さて、この北の丸公園周辺地域のまちづくりでございますが、大きな取り組みといたしましては、九段坂公園の整備事業、それから九段出張所跡地の整備、そして歩道に係る検討、これは田安門前の歩道橋とみたけばし歩道橋の二つでございます。それから、道路に関するものとして、代官町通り整備事業がございます。そして、地域のまちづくりの──地域としましては赤線でお示しをしているところでございます。で、この地域に関しましては、この関係する公共施設の管理、管理者、それから地域の方々、こういった方々を中心に地域委員会を設け、地域の景観、歴史、環境資源などについてご意見を頂戴して、構想をまとめようとしております。委員会につきましては既に2回開催され、今月21日に第3回を予定しておるところでございます。
地域の具体の整備でございますが、九段坂公園の整備、九段出張所跡地整備、これを合わせまして連続した公園広場として整備し、さらに千鳥ヶ淵緑道まで、連続した一体性を持った整備をしようというふうに計画してございます。濠に面した歩行者動線、バリアフリーといったような整備を進めてまいります。来年度は具体の設計に入っていく予定でございます。
歩道橋につきましては、田安門前については東京都道、みたけばしは区の道路上にあるという形になりますが、いずれにしましても、管理、交通安全上の検討が必要であるため、現在、関係部署との協議を進めている段階でございます。
また、代官町通りについては、公共空間の安全確保として、歩道の拡幅や、自転車、歩行者の分離、また景観等の取り組みとして、ガードパイプ等道路施設の更新、街路樹の保全などの検討を進めてございます。こちらもオリンピック前の完成に向けて取り組んでいるところでございます。
こちらの説明は以上でございます。資料の3枚目以降につきましては、各地域を担当する課長から報告をさせていただきます。
131: ◯林委員長 じゃあ、いや、ここで1回打ち切って、この北の丸公園周辺地域のまちづくりについてで、より詳細なもの、例えば歩道橋の件ですとか公園の件ですとか、もう少し必要なものがあればご指摘していただいて、ちょっと時間がかかりそうなんで、で、これでよければ、そうですかという形で予算に入りますし、この常任委員会で引き続き調査かけるんでしたら、ご指摘していただければと思います。1個ずつ、ちょっとやっていきましょう。そうしないと、多分相当数の時間がかかるので。
小枝委員。
132: ◯小枝委員 四角い括弧で「協議・計画中のもの」というところが2個、上下にありまして、田安門前歩道橋、それから九段出張所跡地、九段坂公園という、このところですね、お船みたいな形になっているところと、それからみたけばし歩道橋。その部分の、何というんですかね、歴史的なこう、いろんな、何ていうんですかね、銅像とか、あと、灯台だか灯籠とか、そういうものがありますね。(発言する者あり)それらがどんなものがあるかということと、それから、みたけばしの歩道橋についても、何かあれ、どなたかがこれをどうしてくださったみたいな碑文が書いてあるんですよね。で、その、間違いでなければ。それで、そのいろんな歴史的な経緯・経過みたいなものがあればというか、あると思うので、それを出していただいて、地域委員会の、そうですね、メンバーというか、どう言ったらいいのかな。一体そこに何があって、どういう歴史の中でそこにあるのかというようなことがわかるものが、まず私としては出していただきたい。1点。
それから、私が見ている資料の中では、この、ここは何というの、靖国──何というんですか、もう一つ、九段坂病院のほうまでエリアが地図上入っていたような気がしていたのが、赤い線が千鳥ヶ淵までになっているのは、そのエリアの違いというのはどういうふうに見たらいいのかなというふうに思いました。
133: ◯たかざわ委員 二松學舎の通りまで。
134: ◯小枝委員 そうそう、二松學舎の通りのところまで線引きが入っていたような資料、この、先ほど言った地域委員会の会議でもらった資料はそうだったんですけれども、その辺との何か違いがちょっとよくわからないなというふうに。
それと、オリンピックまでということは、これ、もうスケジュール、いつ、どんなスケジュールでこれをやろうということになっているのか、その辺もちょっと、見通しがわかればということで、3点です。
135: ◯林委員長 ちょっと基本的なところですが。まず、あれっ、歩道橋というのは、これ、とれるんですか、頑張れば。
136: ◯林委員長 どうぞ、担当課長。
137: ◯小川景観・都市計画課長 歩道橋は、現在、安全の検討と、あと、田安門のほうは通学路でも使ってございますので、急にオリンピックまでにとれるかと、なかなかちょっと難しいというのが本音のところでございます。
138: ◯林委員長 うん。
139: ◯小川景観・都市計画課長 ただ、バリアフリーのあり方として、もう少し検討は進めていきたいというふうに思ってございます。
140: ◯林委員長 で、後の小枝委員がご指摘された九段坂公園ですとかというのは、じゃあ……
141: ◯小川景観・都市計画課長 あ……
142: ◯林委員長 次回のときに、ちょっと、じゃあ、資料を用意して、で──今答えれるの。
143: ◯小川景観・都市計画課長 じゃあ、とりあえず。
144: ◯林委員長 どうぞ、担当課長。
145: ◯小川景観・都市計画課長 範囲で、委員会で配付をさせていただいた資料のほうは、実はこの赤線で示してございます通りを中心として、これを背景としたその範囲、文化の範囲といいますか、そういったところを赤く、ちょっとぼやっとした形でお示しをしたもののことをごらんいただいているんだと思いますけど、それは、もし計画があったときに、こういったような文化とか歴史を踏まえてもらいたい範囲ということでお示しをしておるところでございます。ですから、ちょっと範囲としては、明確にこの街区までということではなくて、ちょっとぼやんとした形でお示しをしているというところです。区域としては、今、赤線でお示しをしているこの道路と、その道路に囲まれた、公園内を手をつけるわけではないですが、この中というようなイメージ、区域でございます。(発言する者あり)
146: ◯林委員長 いえ、だから、第3回検討会とか、検討会をやられているときは、もう少し広域なエリアをご議論されている、そういう受けとめ方でいいんですかね。
147: ◯小川景観・都市計画課長 はい。ご議論としては、この、今ごらんいただいている図面の赤い線の中で、この、ただ、今回作成する構想につきまして、これを少し踏まえていただきたいのは、少し広がった範囲、これに面している、例えばインド大使館ですとか、農林省の建物とか、そういったところも、もし計画あるならば、それは踏まえてもらいたいなというのは、気持ちではありますが、範囲ではちょっと、入っていない。
148: ◯林委員長 小枝委員。
149: ◯小枝委員 一つ、先ほどのみたけばし歩道橋のことや、この上にある礎石のことなどについて資料を出してねというのは、まだお答えはいただいていないんですけれども、要は、ここのまちづくり論なので、まちづくりとして、こう、今、喫緊にどうなんだというのは、これだけだとわからない。ましてや民家があるのは──まあ、民家じゃないけど、昭和館とかね、も、あれなんで、このまちづくりの趣旨とするところは、一応、基本出していただかないと、線だけ出していただいてもですね。で、その、ここは、で、何か細かい気になるところは、この青い、濃い四角になっているところの歴史的経緯・経過、何があって、それはいつ、どのようなことでここにある、どのようなものなのかということは、出していただきたいと思います。ちょっと今のところ、急にこれ出ているので、それ以上のことは今思いつかないので、まず、それだけお願いします。
150: ◯林委員長 わかりました。じゃあ、ちょっとダイジェスト版なんで。じゃあ、ここは、また引き続き、ちょっと調査を重ねていくと。資料については、(発言する者あり)正副預かり。
151: ◯小枝委員 だって、これだけで議論しようったって、何にも……
152: ◯林委員長 えっ。だって。
153: ◯印出井環境まちづくり総務課長 環境まちづくり総務課長。
154: ◯林委員長 環境まちづくり総務課長。(発言する者あり)
155: ◯印出井環境まちづくり総務課長 先般も、この周辺地域の議会との構想に向けた進め方については、構想については特別委員会とキャッチボールをして進めているというふうなご説明をさせていただいたところでございます。一方、それを、来年度以降具体化する上で、当然こう、ここにもお示ししたような道路整備であったりですとか公園整備であったり、あるいは歩道橋の検討という予算事業も出てくるところなんですけれども、そういう意味で、全体のまちづくりの構想については、引き続き特別委員会で議論をさせていただきながら、今お話ありました、例えば公園に感することについての整備に向けたさまざまな資料というのは、予算審査に当たって必要であるという状況があるかと思いますので、適宜ご提供はさせていただけるんじゃないかなと思います。そういう形で、できれば整理をさせていただきたいと思います。
156: ◯林委員長 いや、あんまり、総務課長に諮り方を整理されても困るんで。個別案件、それぞれの事業の構想については、特別委員会でやっていただいて結構ですけれども、個別の案件について、それぞれ、この所管事務調査になりますので、
企画総務委員会の。そこの資料を出してくれという位置づけですから。ちょっと、じゃあ、この4カ所、田安門前歩道橋の歴史的経緯と、何か問題点。都道なんでしょうから、都に働きかけしなくちゃいけないんでしょうし、撤去でしたら。あとは、九段坂公園、ここは灯台等々歴史的な非常に大事なものがあるんで、経緯・経過等々。で、消防署の跡地は別に、何もないのかな。で、あと、みたけばしの歩道橋のところ等々の、ちょっとそこだけ用意して、次回にもう一度整理してやりましょうよ。予算で連動する案件だと思いますので。
ほか、何かございますか、北の丸公園周辺。ない。じゃあ、ここは北の丸公園は引き続き、研究課題でやらせていただきます。何も委員さんの、特になければ、この報告をもって、特に、何かあれば別ですけれども、引き続きの検討課題と報告案件にかけないように──えっ。
157: ◯小枝委員 ………九段会館だけ入っていませんけど、それも……。
158: ◯小川景観・都市計画課長 赤線の範囲。
159: ◯林委員長 赤線の範囲ね。かぶっているんですよね。
160: ◯嶋崎委員 九段会館は、九段下と周辺に入っていないから。
161: ◯林委員長 うん。かぶっちゃっているんで、じゃあ、そこの整理のところだけ、最後に答えてもらおうかな。北の丸公園の次の九段下・竹橋駅周辺のまちづくりというところと、(発言する者あり)北の丸公園周辺地域まちづくりについて、ちょうどかぶってしまっているんですよね。あの九段会館と高齢者総合サポートセンターと中部日本放送。千代田会館か。かぶっているんで、ここの整理はどうなっているのかだけ。うん。よろしいですか。(発言する者あり)あ、だから、どっちのエリアの検討課題になっているのかと。かぶっているの。
どうぞ、景観・都市計画課長。
162: ◯小川景観・都市計画課長 こちらの九段下のほうは、九段下・竹橋駅周辺のまちづくりのほうで具体にちょっとご案内をさせていただく形になってございます。で、北の丸の地域としては、大きくこの線で考えてございますけども、具体の取り組みの内容については、そちらでご案内させていただくと。
163: ◯林委員長 うん。じゃあ、赤線がちょっと違う感じですよね。赤線の中をもってと……
164: ◯嶋崎委員 重なっちゃって……
165: ◯林委員長 うん。かぶっている。うん。
166: ◯嶋崎委員 かぶっているけど、そこはしているよ。
167: ◯林委員長 じゃあ、整理すると、九段下・竹橋駅周辺のほうで固めていく内容、かぶっている。
168: ◯印出井環境まちづくり総務課長 委員長、環境まちづくり総務課長。よろしいですか。
169: ◯林委員長 はい。どうぞ、担当課長。
170: ◯印出井環境まちづくり総務課長 北の丸周辺は、北の丸周辺における公共空間、道路、公園というところに焦点を当てた整備になり、その周辺についてのまちづくりの構想の議論もしているということになりますので、この、例えば、今回、管理者として東京都さんも入っていただいていますけれども、都道なりそういったところの整備も含めて、公共空間としてどうしていくかを中心に議論をしていくというようなところになってございますので、九段下・竹橋については、もう少しそのエリアの中のまちづくり、広い意味でのまちづくりというところでございますので、かぶるところはあるというふうに理解をしていると。
171: ◯林委員長 です。いいですかね、次へ行っても。北の丸は引き続きやりますので。うん。ちょっと、いろいろ、後の日程もあるので。はい。じゃあ、北の丸は引き続き研究課題で。ええ。
続いて、何ページだ。2-3の九段下・竹橋駅周辺地域まちづくりについて。これは、
172: ◯金子麹町地域まちづくり課長 そうしましたら、ページを1枚めくっていただきまして、資料2-3のほうで、九段下・竹橋駅周辺地域のまちづくりと、東京駅・有楽町駅周辺のまちづくりについてご説明をしたいと思います。
まず、九段下・竹橋駅周辺の地域についてです。左の欄になりますが、九段下の駅に近接する、まずは九段南一丁目地区。
こちらにつきましては、環状1号線や神田警察通りの道路整備、隣接地における高齢者施設整備など、地区の周辺の環境の変化を機会に、地区内の地権者の方と、今後のまちの更新方針となり得る地区計画の策定といったものを目途に、勉強会のほうを一昨年度より進めてきたところでございます。
目標としていたスケジュールに関しましては、昨年度に課題の共有をして将来像のイメージをまとめ、本年度、地区計画素案作成、地区計画の策定ということを目指していきたいということを考えてございましたが、昨年度末に将来像の実現についてもう一度検証したい旨の意見が地元の方から出まして、現在、将来像の共有化というところには至ってございません。それで、一部の地権者の方におかれましては、その検証のため別途協議会を立ち上げまして、共同化、再開発等の可能性について検討をしてございます。また、既にその街区の中央の部分、建物の解体がほぼ終わっている三井住友銀行跡地につきましては、その動きを現在注視しているという状況になってございます。
それと、もう一つ、通りを挟みました九段会館につきましては、もう既にプロポの公表のほうがございまして、来年度の夏ごろ、8月ですね、に審査というようなスケジュールがホームページのほうに公表されてございます。
続きまして竹橋の地区ですが、竹橋の駅周辺におきましては、昨年度、都市計画決定されました竹橋地区地区計画に基づきまして、現在、丸紅ビルの建替えのほうが進んでございます。当該工事によりまして、内堀通り沿いには地区計画で定められた広場が、東京オリンピック・パラリンピックの開催される平成32年ごろを目途に整備される予定となっています。
加えまして、現在、当該事業者と鉄道事業者それから道路管理者、その3者の中で、当該広場と地下鉄竹橋駅を結ぶバリアフリールートの整備について、協議のほうが重ねられていると聞いてございます。
続きまして、右の欄のほうの東京駅・有楽町駅周辺地域のまちづくりについてご説明を申し上げます。
当地域では、公民連携で作成した大丸有ガイドライン及び大丸有地区計画に基づきまして、まちの機能更新が進められております。日本橋川沿いの歩行空間や、民間開発機関の連続した広場空間が、大手町のほうでは創出されてきました。現在、このハッチの部分ですが、地域の日本橋川沿川のJR線路西側のほうでは、二つの民間開発事業のほうが進められておりますが、今後、それらの開発事業者の事業により、神田と大手町を結ぶ人道橋、緑の破線の部分ですけども、南北に通ずる人道橋のほうが整備される予定となっています。
こうした機会を契機といたしまして、単に神田側と大手町を結ぶ橋を整備するということではなく、その受け地となる内神田一丁目の日本橋川沿川の地区のありようについて、今後検討が必要になってくると、そのように私ども認識してございます。ただ、この地区には区有施設、都有施設等もありますので、橋の受け地というだけではなく街区全体のことも考えに含めまして、地権者の方、関係部署と意見交換を今後進めてまいりたいと、そのように考えてございます。
それと、もう一つ、一番右側のところですが、JR東側の部分、大手町常盤橋地区の市街地再開発事業についてです。現在、その事業の一部となります、先行して整備をする下水道施設の移転先の部分の解体作業が進められています。この再開発事業は、最初に下水道施設の移設交渉を進めまして、その跡地に順次民間建築物等の建設が行われていく長期間にわたる事業でございます。そのため、本計画における具体の計画内容、これから建つ民間等の計画内容や、地域の貢献に資する具体の取り組み内容については、今後の技術革新、社会ニーズ、社会情勢、そういった変化を踏まえながら、それぞれの民間の建物、設計の時期に合わせて、引き続き協議をしてまいりたいと考えています。
九段下・竹橋地区、東京駅・有楽町地区それぞれの周辺地域におけるまちづくりの状況についての説明は、以上です。
173: ◯林委員長 はい。九段下と竹橋駅周辺のほうでは、一度か二度やったのかな。報告で、こちら。ね。エリア、これで不自然なんじゃないのというのを含めて、ありましたけれども、ここについては、どうですかね。
174: ◯たかざわ委員 えっ。質問。
175: ◯林委員長 うん。何かご指摘、引き続き何か精力的に調査するとか、しないとか。
小枝委員。
176: ◯小枝委員 私はここで確認しておきたいのは、公共施設ですね。九段南一丁目地区の中に入っているところは、どんなふうに、ちょっとみらいプロジェクトに位置づけられていたのかなと。うん。(発言する者あり)
177: ◯林委員長 担当課長。
178: ◯金子麹町地域まちづくり課長 九段南一丁目地区の中には、区有施設として住宅と社会教育会館、九段生涯学習館が入ってございます。で、これらの建てかえの検討時期につきましては、みらいプロジェクトでは来年度以降進めていくというふうに位置づけられております。まちづくりの中でも、仮にここが共同化ということになれば、その中でどのような評価で、建物の資産の評価があるとか、そういったことを今後詰めていくわけですけれども、そのタイミングというのは、共同化を進めていこうと、もう少し意思の確認、機運が高まって、準備組合または組合設立の段階になってこないと、なかなか公共としては入りづらいなとは思っているんです。
で、同じように、この地権者の中には、銀行さんですとか、郵政さん等もいらっしゃるんですが、地権者の方もオブザーバーという形で、今、地元の、ちょっとした勉強会のほうは参加しているという形になっていますので、その地元の機運の育成に合わせながら、我々も必要なときに入ったら、地権者、区としての立場としても入っていくべきだというふうに思っています。
なお、このまちづくりの勉強会等には、我々が事務局としてやっていますけども、政経部のほうもオブザーバーとして参加はしていただいて、情報の提供ということは進めているところでございます。
179: ◯小枝委員 まだ築30年ぐらいのものですよね、九段生涯学習館は。それで、来年、平成30年度からというふうになっているというのは、いささか公共施設の扱いとしては、随分またお早い話だなというふうに思いますが、まちづくりはゆっくりと進んでいくものだと思いますので、そうすると、また、修繕とか、得意の、雨漏りしました、すぐにやらなきゃみたいな話にならないように、やっぱりそういうことに追い立てられていかないように、じっくりと取り組んでいく必要があるだろうというふうに思います。ただ、今、資料を何か出してほしいものがあったらという委員長からの提起だったので……
180: ◯林委員長 うん。ええ。予算のときですとかを含めて何かありましたら。
181: ◯小枝委員 ちょっと、うーん──私はここに関しては、もうあり過ぎて、ちょっと今できません。
182: ◯林委員長 あり過ぎる。
183: ◯小枝委員 はい。そういう、一応、意見です。やりとり。
184: ◯林委員長 あり過ぎてって、どう──私はどうすりゃいいんだ。
185: ◯小枝委員 どう、いや、軒並みできないもんね。(「予算に絡むような」と呼ぶ者あり)
186: ◯林委員長 絡むような資料はない。はい。
187: ◯坂田まちづくり担当部長 進捗に応じて。
188: ◯林委員長 そうですね、ここは……
189: ◯坂田まちづくり担当部長 出させていただきます。
190: ◯林委員長 ええ。丸紅さんのほうはやったんだよね、一度。
191: ◯坂田まちづくり担当部長 はい。
192: ◯林委員長 常任委員会のほうで。で、九段会館については、何度かずっとやっていまして。で、九段南一丁目地区については、いろんな方々から、委員の方からご意見が、住んでいる方もいらっしゃるんでというのがありましたんで、じゃあ、ここは今までどおりというのか、引き続きという形で。はい。
で、東京駅・有楽町周辺のほうは、特によろしいですかね。
193: ◯戸張委員 ちょっとあるんです。
194: ◯林委員長 ありますか。
195: ◯戸張委員 うん。
196: ◯林委員長 はい。どうぞ、戸張委員。
197: ◯戸張委員 予算の資料じゃなくて、きょうの資料に関してということで、いいね。
198: ◯林委員長 はい。
199: ◯戸張委員 一番最初の1枚目で、こう、黄色で分かれた、エリアを指定しているから、地域を指定しているから仕方ないと思うんだけど、例えば今の2-3の東京駅・有楽町周辺、日本橋川沿いということで、さっき課長のほうからも、いや、日本橋川、内神田地域との連携云々という話があったよね。そうすると、2-6、神田駅周辺まちづくりについての、このいわゆる右下の凡例があるところが、まさしくそことの連携するところなんだ。だから、担当を持っている神田と麹町の担当で、ある程度こういう資料にならざるを得ないのかなと思うんだけど、そこを何か工夫できないかなと思うんだけど。
というのは、何というの、課長が内神田云々と言わなかったらまだいいんだよ。内神田と言ったから、本当にそこ、この二つあるじゃない、人道橋整備、人道橋整備って。ね。ここは物すごく地域にとって関心事なんですよ。うん。で、もし中央区もちょっと入り込んじゃっていたり、ややこしいところだから、余計やりにくいところがあると思うんだけど、その辺ちょっと工夫できる──してほしいと思うんだけど、どうだろう。
200: ◯金子麹町地域まちづくり課長 すみません。こちらの資料のつくりが、若干不適切な部分はあったと思います。
で、この、まず最初の資料2-1の黄色い枠の意味ですけど、これはおおむねのエリアを、きょう、説明する資料をつくるためのエリアを決めているので、この線が、区分けとかそういったものの位置づけが、まず、ないということと、それと、この橋の延伸の、橋をかけることにつきましては、当然、神田地域まちづくり課長と担当職員も入って、一緒に議論もしていますし、また、今後、これから北側に入っていく──あ、北側というか神田側に入っていく場合にも、当然、まちの町会さん、鎌倉町会だったと思うんですけど、そういった方たちもお話をしていかなきゃいけないときにも、一緒に入って連絡を密になりながらやっていくということで、ちょっと、資料上、これが、(発言する者あり)きょうは、私はこれが説明をするよという意味の線であって、(発言する者あり)そこは、そこ、この間に壁があるわけではないので大丈夫でございます。
201: ◯林委員長 はい。(発言する者あり)
202: ◯金子麹町地域まちづくり課長 しっかり連携をとりながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
203: ◯戸張委員 はい。
204: ◯林委員長 こちら、(発言する者あり)はい、どうぞ、小枝委員。
205: ◯小枝委員 私はこの人道橋は非常に気になっていて、グランドデザインの中に位置づけられていたわけでもありませんし、長期計画の中で必要と位置づけて、民間のお金でつくってもらうということはありだとは思うんですけれども、つくったものは公共施設になるんですかね。そうすると、ただほど高いものはないじゃないですけれども、その維持管理というものが発生するわけで、それを考えたら、やはり長期計画上ちゃんと位置づけた上で、民間との協議にのせていくというような方法をとらないと、民間これやりたいと、それはそれぞれお金があったら各建物、橋をつくりたいと思うんですよね。あとは区でやってくださいというようなことになると、防災上も重要な船への道が、もし構造的に不安があるようなものがつくられてしまったり、後でちゃんとメンテナンスできなかったりして、すとんと落ちるようなことがあったら、災害時に大変なことになってしまうということもありますし、その辺の、やっぱり長期計画を持たないと、持った上で戦略的に位置づけていって、区の維持管理費の中に計上していくということを考えていかないといけないんじゃないかというふうに感じているんですけれども、今までこういう報告はあったことなかったので、資料云々とは違いますが、いかがでしょうか。
206: ◯林委員長 人道橋について、今すぐ出てこなければ、経緯・経過を含めて、今後の財産見通し等ともご用意していただければ……
207: ◯戸張委員 前回、指摘しているんだよな。
208: ◯林委員長 あ、そうなんですか。(発言する者あり)あ、前の期の。(発言する者あり)2年、3年ぐらい前。(発言する者あり)ふーん。ちょっとじゃあ、人道橋については、形式的なメンバーの入れかえもありましたし、もうすぐ入れかえもありますから。(発言する者あり)ええ。いいですか、ここ、人道橋のところだけ、どなたが起案かけて、企画されて、工事になって、その後、財産管理を含めてどういうことになるのかというのをちょっとまとめておいていただければと思いますが、よろしいでしょうかね。
209: ◯小枝委員 はい。
210: ◯林委員長 はい。ええ。
担当課長。
211: ◯金子麹町地域まちづくり課長 人道橋の件につきましては、整備の提案であったりとか、また、完成後の維持管理、そういったことも含めまして、一旦、資料のほうを整理させて、また別途報告させていただきたいと思います。
212: ◯林委員長 はい。では、整理できたところで、精力的に調査してまいりましょう。はい。
ほか、よろしいですかね。この。大串委員。
213: ◯大串委員 川端緑道があり、(発言する者あり)それから、まあ、両方、何というんですか、道路の整備もあるんですけども、水辺に沿って、その道路をこう、整備していきましょうよという構想があって。で、それをこう、どうやって、こう、つながっていくのかというのがちょっと見えないところがあるので、この線をこう引いてはくれているけど、どうつながっていくのかというのをちょっとこう、将来に向けて……
214: ◯林委員長 うん。
215: ◯大串委員 こう、構想していますよというのがあったら、それを資料としてもらいたいんだ。
216: ◯林委員長 うん。よろしいですか。
217: ◯金子麹町地域まちづくり課長 橋沿いの部分の開発があるときには、昨年のときに九段下から竹橋までの川沿いの空間の整備ということで、1回、考え方として、開発があるときには、その川に向けた計画をしていこうということは、地域の方にはお示しはしています。ただ、それは、そのときには、こっち、日本橋川の南側の部分の地権者の方とお話をした程度でございますが、それは川端緑道が最初にできていたので、そのまま連続をなるべくしていって、連続した空間をそれぞれのタイミングでつくっていこうということは、考え方はお示しをしていて、また、まちづくりとしても、この道沿いの部分──あ、川沿いの部分で開発があれば、そういったことを求めていきたいと。そういった形で順次整備をしていく。で、あわせまして、そこのところには区道もございます。区道の部分、どう川に接して、敷地が川に接していなくて区道の部分もありますので、そういったときには、道路公園課と協議をしながら、先ほど、グレードの高いものをつくればとか、そういったことの中で維持管理のこともありますので、そういったことも一緒に相談をしながら、宅地側で整備する場合もあり、道路で整備する場合もあり、民間のほうで維持管理も含めてやってもらえる場合もありと、そういったことをしながら連続させていきたいなと、そのように考えています。
218: ◯大串委員 それぞれが単体で開発をやるのも、やっていくんでしょうけども、そのときにどうつながっていくのかということを皆さんが共通に、あ、ここを大事にしていくんだなというのがわからないといけないと思うんですよ。ですから、それを、まあ、私たち議会としても、こういう方向で進んでいるんだなというのを理解するために、そういう、こう、資料を用意してもらえないかと。
219: ◯林委員長 うん。できますかね。
220: ◯大串委員 ないの。
221: ◯林委員長 今、大手町側だけつくっていただいていて、なかなか、こう、イメージが湧かないですよね。こう、片側だけじゃないんですよね、やりたいのって。(発言する者あり)道路の両側を、(発言する者あり)道路の両側を緑道にしたいというイメージがあるんでしたら、こんな形ですよという、こう、未来予想図みたいなもの、イメージを出していただいて、それをもとに、それぞれの、(発言する者あり)地権者の開発事業者に、こんなイメージでやっていきたいんですけれどもご協力いただけませんかねという形で投げかけたほうがいいんじゃないですかという。ないんだったら、困っちゃうんですけど。ないんだ、今のところ。これからつくらなくてはいけないのかな。
では、まちづくり担当部長。(発言する者あり)ええ。
222: ◯坂田まちづくり担当部長 ええ。川に顔を向けたまちづくりということは、もう再三お話をしておりまして、これは神田川、日本橋川、相当そうですよという話をしています。しかしながら、今の川を取り巻く環境というのは、やはり川の水面が見えないような、護岸が切り立てたりなんかしておりますので、そこをどう生かすと、なかなか難しいところがございます。で、一つ線ができたのは、この川端緑道として、川沿いに緑道が整備された。これはもう、本当の基本線に考えています。とりわけ日本橋川につきましてはね。
今回の丸紅の開発。で、今後は、この九段南の開発ということになるのか。開発かどうかわかりませんが、機能更新という動きが出てくれば、それにあわせて緑道の延長という考え方で、個別の建物を誘導していくというのが基本線でございます。
223: ◯林委員長 だから、ないんですよね、未来予想図みたいなの。(「とりあえずね」と呼ぶ者あり)だから、まだ(発言する者あり)うん、大手町側の事業者のところがつくっていただいたのが、これが……
224: ◯坂田まちづくり担当部長 ええ。これも、我々の誘導で……
225: ◯林委員長 まあ、誘導でつくって。これがモデルで、こんな形で日本橋川の両脇、できればいいなというイメージですけど。
226: ◯坂田まちづくり担当部長 建物のありよう、あとの関係から言うと……
227: ◯林委員長 ないということだね。
228: ◯坂田まちづくり担当部長 これじゃないという。
229: ◯林委員長 うん。なかなか、ちょっとそこは……
230: ◯戸張委員 それはそうだよね。
231: ◯林委員長 うん。ない。
232: ◯戸張委員 あれだけのスケールが……
233: ◯林委員長 ちょっと大きいんで。(発言する者あり)
ちょっと、じゃあ、大串委員。大串委員、じゃあ、どうぞ。
234: ◯大串委員 なかなかそれは難しいということなんですけど。でも、ある程度連続性を踏まえた上で、こうあるべきだみたいなものは、できないかもしれないよ。できないかもしれないけど、こういう千代田区の水辺を大切にした連続性というのかな、道の、こう、つながっていく。(発言する者あり)大手町だけじゃなくて、それが神田とつながって、今度は九段まで来るという、大まかなそういったあれが、構想としては描いてもいいんじゃないかと。で、それをでき上がった段階で、また、こう、いろいろ意見もいただきながら、すぐ完成形とはいかないまでも、そういう案というのは持ちながら、それぞれの地域でのそういう更新なり開発なりというのはあっていいんじゃないかなと。それをばらばらにやっちゃったら、後になって、いやあ、ということにならないようにやってもらいたい。(発言する者あり)
235: ◯林委員長 じゃあ、答弁していただいて。ね。上に高速道路もありますから、大変だと思いますけれども。
236: ◯坂田まちづくり担当部長 確かにご指摘のとおりでございまして、そこは一つ、統一的な考え方、指針のもとに方向性を共有してもらうというものの基盤が、基礎がないといけないというのは、そのとおりでございまして、そういう意味では、この丸紅のところでもご説明したかと思うんですけれども、(発言する者あり)ええ。やはり日本橋川に関しては、こういう川について、これだけの関心を持ってやってもらいたいという一つの基本方針は出したかと思います。で、神田につきましても、これからの神田川の動きというもの、まあ、船の利用も含めて、明確に出していきたいというふうに思っています。
237: ◯林委員長 はい。じゃあ、検討課題で。
238: ◯坂田まちづくり担当部長 はい。
239: ◯林委員長 よろしいですかね。はい。ちょっと駆け足になり過ぎて。ええ。(発言する者あり)とりあえず。
続いて、それでは飯田橋・富士見地域のまちづくりについてです。
240: ◯神原麹町地域特命担当課長 続きまして、飯田橋・富士見地域のまちづくりについて報告させていただきます。資料を1枚おめくりいただきまして、資料2-4になります。
本地域では、JR貨物飯田橋駅の大規模跡地を中心とした土地区画整理事業によるアイガーデンエアを初め、富士見二丁目北部地区の飯田橋プラーノ、飯田橋駅西口地区の飯田橋サクラパークなどの再開発事業により、道路拡幅や電線類の地中化、駅前広場など都市基盤施設や公的空間が整備されてきました。図面のほうでは、薄く青い色で示させていただいてございます。
これらの再開発事業の実施に当たりましては、地域と行政、事業者等がまちの課題解決に向けた協議を重ね、合意形成を図るとともに、平成17年8月からは地域関係者によるまちづくり協議会を設置し、地域と連携し、まちの将来像を共有しながら、まちづくりを進めてまいりました。
とりわけ地域の課題とされてきたJR飯田橋駅のホーム安全対策については、史跡である江戸城外濠跡内に新ホームを整備することから、文化庁や東京都など関係機関と協議・調整を長年にわたり進めてきた結果、平成27年11月に本事業における文化庁許可が下り、工事に着手する運びとなりました。現在は、ホームの安全対策に向けて、既存西口駅舎やホームへの連絡通路の撤去が完了しまして、今後も引き続き旧駅舎の人工地盤などの撤去が進められ、2020年を目標に、新たなホームや西口駅舎を供用開始する予定でございます。
続きまして、まちの機能更新に向けた状況です。飯田橋駅の周辺では、複数の地域で街区単位での機能更新に向けた検討が進められています。資料の濃い青で示しているところでございます。駅西側の富士見一丁目3番街区、駅東口側の飯田橋中央地区、東地区、3-9周辺地区の4地区です。
検討の熟度については各地区さまざまですが、一つ一つの計画がまちの目指すべき将来像に向かい、さまざまな課題解決に資するとともに、既に完了している飯田橋プラーノやサクラパークと整合のとれた計画としていくことが重要であると考えております。JR及び地下鉄4線が集結する都市交通の結節点としてふさわしい、まちの受け皿となる、ゆとりある駅前空間の創出に向けて、地域全体を俯瞰したまちづくりや道づくりに関する方針が必要と考えております。
本地域では、既にまちの将来像を示すまちづくり基本構想があり、この構想を具現化するためのガイドラインがございます。まちづくりや道づくりの方針の策定に当たっては、このガイドラインに落とし込み、充実化を図っていこうと考えており、現在、まちづくり協議会においても鋭意検討を進めているところでございます。詳細につきましては、検討の進捗に応じて、当委員会にもご報告させていただきたいと考えております。
続きまして、市ヶ谷駅周辺についてでございます。こちらは、資料2-1のところの全体のほうに落とし込んでございまして、こちらの2-4の資料のところには落とし込んではございません。
市ヶ谷駅はJR線と地下鉄3路線が集結しており、2014年度の駅の一日当たりの平均乗車人員は約17万人と、多くの方に利用されています。駅内のたまり空間がない。靖国通りや日テレ通りについても、多くの歩行者で混雑している。地上・地下のバリアフリー動線の強化が必要であるなど、さまざまな課題が挙げられております。
まちの中でも、建物の老朽化に伴う機能更新に向けた検討がされているとも、お話も聞いております。また、日本テレビ通りについては、地域の方々を中心に、地域における現状課題や、日テレ通りを中心とした番町・麹町地域の目指すべき将来像について議論を重ねている状況ということです。これらまちの動向とあわせ、民間の力もかりながら、駅前や地域全体の課題解決につなげていけるよう、まちづくりを進めていきたいと考えております。
私からの説明は以上でございます。
241: ◯林委員長 はい。よろしいですかね。
岩佐委員。
242: ◯岩佐委員 飯田橋・富士見についてのまちづくりのJR飯田橋駅の改良事業についてなんですけれども、この間もまちづくり協議会でも出ていたと思うんですが、新しい西口の地下鉄との連携が、多分JRさんは全く考えていないというご回答だったと思うんですね。で、新しくなって、さらに、今ある既存の建物から入ってほしいというご説明だったと思うんですけれども、それだと、やっぱりちょっと遠くなりますし、動線としてもすごく悪くなる。あと、バリアフリーがしっかりと確保されていないという、ちょっと心配があるので、特に、この間もちょっと、視覚障害者の方をご案内したことがあったんですけれども、そういった、ちょっと歩ける人とか見える人なら、ちょっと歩いて乗りかえすることは難ないこともしれないですけれども、そうじゃない障害がある方とか車椅子の方とか、そういった方にとっては、すごく乗りかえのしにくい駅になってしまう。これから新しくできるのに、その状況ではちょっといかがなものかと思いますので、それはちょっと区がしっかりと、もう一度調整する場を設けてあげていただきたいと思います。
それからもう一点、工事中の駅のホームに、やはりこれも地元からの要望で、1人人員を配置して、今ある三十何センチのギャップを安全にするようにという人員配置があるんですけれども、この人員の方が余り機能していないというか、立っているだけという、ちゃんと見ていてくれていないんじゃないかという、ちょっと懸念がありますので、こちらもちょっと、確認の意味で、指導という形で、JRさんのほうに区のほうからも要望していただければ、多分住民の方も安心すると思うので、それをあわせてお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
243: ◯神原麹町地域特命担当課長 西口側のバリアフリーのお話でございますが、こちらは、かねてより、駅の整備構想のほうにも課題として書かれているところでございます。西口の駅が新しくなるということですので、引き続き検討課題ということで承知はしておりますので、そこにつきましては、協議のほうは今後も継続して進めさせていただきたいと思います。
また、ホームの安全対策のための人員が配置しているということでございますが、なかなかそれが機能していないということで、ちょっと、私も、すみません、存じ上げていなかったんですが、そこは早速確認させていただきまして、JRのほうには申し入れしたいと思います。
244: ◯林委員長 いいですかね。はい。
1点。はい、大串委員。
245: ◯大串委員 この富士見地域の色づけされていないところなんですけれども、今まで地区計画をかけようということで、何回かたしか勉強会を重ねてきたんじゃないかと思うんですけれども、突然勉強会を中断してしまって、どうなっているんでしょうかねという問い合わせもあるんですけど、状況を教えていただければと思います。(「再開発」と呼ぶ者あり)
246: ◯神原麹町地域特命担当課長 26年度にですかね、2回ほど地域のほうに入らせていただきまして、地区計画の勉強会というものをさせていただいておりますが、その中で、なかなか、ちょっと今回、エリアのほうは入っておりませんが、かなり広域なエリアを対象にご説明をさせていただいたこともございまして、なかなかその中で意見が集約できなかったというふうな状況にございます。
現在は、大神宮通りを中心に、沿道のまちづくりについて、今、議論を重ねているところでございまして、また、あと、駅前のほうでもいろいろな、先ほど申し上げました街区の機能更新等がございますので、その辺の動きとあわせまして、再度地区計画、その機運が高まった時期に、地区計画のほうには皆様にお声かけをさせていただいて、検討の再開というものをさせていただきたいと、今考えているところでございます。
247: ◯大串委員 大きな再開発の地域と、それから、学校周辺というか、その、違うんで、向こうで開発をやっていますから、その後にしてくださいよというんではなくて、やっぱり自分たちのまちは自分たちでつくろうという機運を、やっぱりこう、つくっていかなくちゃいけない。で、住民たちも、ああそうですかということで、やっとテーブルに着いた途端にそうなっちゃうんで、まだ2回しかやっていないとすれば、意見が合わないのは当然ですよ。自分たちの将来、まちの将来像を決めようというときに、さまざまな意見があっていいじゃないですか。そこからスタートなんだから。で、そこが合意できないからもうやめたというんじゃ、余りにもちょっと中途半端過ぎますよ。それはしっかり行ってもらいたいんです。
248: ◯神原麹町地域特命担当課長 全く検討をやめたというわけではないんですが、今、休止しているというような状況もございます。ただ、まちの中でも、そういった状況に対していろいろな思いをお持ちの方もいらっしゃると思いますので、ちょっと今後の進め方につきましては、少し検討させていただいた上で、まちのほうにもどのように入っていくかというところ、検討させていただきたいというふうに思います。
249: ◯大串委員 ぜひ、あれだよ、中途半端にならないように。今、休止なら休止で、何で休止しているのかということをきちんとアナウンスをして、こう、勉強会に参加してくださった方々には少なくとも周知しないと。何の連絡もなく中途半端にならないように、それはお願いしておきたいと思います。
250: ◯神原麹町地域特命担当課長 しっかりと、アナウンスも含めて検討させていただきたいと思います。
251: ◯林委員長 小枝委員。
252: ◯小枝委員 市ヶ谷のほうは資料なしということだったんですけれども、このエリア、その日テレ通り沿いのところに、いろいろな協議会のような、何でしょう、動きとかもあって、やはり、まあ良好な住宅地として、中層の良好な住宅地として保ってくる努力をしてきた、中側のエリアの方たちは、非常に土地を買いに来ていたり、いろいろ不安が募っているということもありますので、これ、資料なしということでしたけれども、地域の動きがある地区で協議中の地区であれば、それの、今、区の側の基本原則として、都市計画マスタープランの定めがあるわけですから、そこを勝手に新たな都市計画マスタープランを自分たちの中で描いたりしないで、ちゃんとそこに立脚した形でのまちづくり協議をやっていくということと、水面下に潜らせないで、区民ファーストでオープンな協議をしていっていただきたいということはいかがですか。
253: ◯林委員長 どうぞ、担当課長。
254: ◯神原麹町地域特命担当課長 協議中の地区ということで色分けはあるんですけども、その協議の状況はさまざまでございまして、熟度もさまざまでございます。こちらの地域について、まだ、そこまで熟度が高まっていないというようなところで、今回は資料をお示ししていない状況ですが、それはまちの中ともキャッチボールしながら、またそういった情報は当委員会のほうにも諮りながら、進めさせていただきたいというふうに考えてございます。
255: ◯林委員長 はい。じゃあ、ね、出てきた段階で、またで。
じゃあ、行きます。(発言する者あり)次回にしますか。(「時間ないよね」と呼ぶ者あり)ね。麹町エリアまでで、次回のところで、すみませんが。
256: ◯木村副委員長 ちょっと一つ。
257: ◯林委員長 一つ。一つ、大まとめで。はい。大まとめで、木村副委員長。
258: ◯木村副委員長 はい。その単発の再開発事業に対しても、こう、いろいろ重視していかなければいけないんだけれども、ここにある、既に竣工・完了済みのもの、あるいは事業中のもの、協議・計画中のもの。これらが全部終わると、一体千代田はどうなるのかというイメージが全く湧きません。
それで、竣工・完了済みのもの。これによって、就業人口がどれだけふえ、車がどれだけふえ、CO2排出量がどれだけふえ──まあ、もっと言えばあれですよ、地方からどれだけ人と物の、あと、お金ですね。この流れを都心に奪ってしまったのか。これによって、どれだけ防災上危険な要素が強まったのか。被害想定というのは、どれだけ人口が集中しているかによって、幾らでも数字は変わるんですよ。直下型地震が想定しているのに、どんどんどんどん人口を都心に集中させるような政策を、何の見通しもなくやっているわけですか。
で、私は──最低ですよ、竣工・完了によって、事業の竣工・完了したことによって、どれだけ人口がふえ、どれだけ車がふえ、どれだけCO2の排出量がふえたのか。当然、金融都市、24時間都市が進んでくるわけだから、近隣にマンションもふえてくるわけですよ、都心回帰で。で、それによって、どれだけインフラ不足が生じたのか。今後生じるのか。この辺は、開発をどんどん誘導しているわけだから、その辺の見通しなくして、まともな計画はつくれないでしょ。ぜひ、竣工・完了済みによっての再開発事業によって、どれだけ千代田区が変わってきたのか。これ、数字でわかるものを、ぜひ予算委員会の中で出していただけるとありがたいですね。今後の開発を検証できますから。お願いします。
259: ◯林委員長 いろいろ多岐にわたりますが、どなた。いける。用意できる。(発言する者あり)正副預かりにしましょうか。
260: ◯木村副委員長 できないのに、どんどん進めてもね。
261: ◯林委員長 じゃあ、まあ、いいや。
景観・都市計画課長。
262: ◯小川景観・都市計画課長 ご指摘のような形で、どういったような、時間、まあ、軸のとり方ですね、時間軸のとり方ですとか、そこに、ちょっとすみません、ご相談の上、調整をさせていただきたいと思います。
263: ◯林委員長 はい。それじゃあ、調整で。はい。
それでは、麹町エリアまでで、神田エリアのほうは、また次回やらせていただきます。あわせて本日ご提示、ご指摘いただいたものも注視しながら、精力的に調査をしてまいりたいと思います。
本日は、じゃあ、この程度をもって閉会いたします。お疲れさま──えっ、何。あ、ごめん、その他があるね。すみません。その他。失礼いたしました。
小枝委員。
264: ◯小枝委員 きょう、何の資料も出されなかったんですけれども、昨日(仮称)区立麹町仮住宅建設の説明会があったと伺っています。それは一定程度予算にも絡むことですので、まず報告をされるべきだというふうに思いますし、委員会で集約をしたことを踏まえての説明会だったわけですから。(発言する者あり)ええ。よろしくお願いします。
265: ◯林委員長 次回。で、次回までにまとめられますかね。(「はい」と呼ぶ者あり)概要等々。(「はい」と呼ぶ者あり)
どなた。じゃあ、住宅課長。
266: ◯平岡住宅課長 昨日……
267: ◯林委員長 あ、まとめられるかどうかだけでいいですよ。
268: ◯平岡住宅課長 はい──行われました意見を聞く会につきまして、おまとめさせていただき、ご報告させていただきたいと思います。
269: ◯林委員長 はい。よろしくお願いいたします。
まだ。小枝委員。
270: ◯小枝委員 じゃあ、まとめて報告をしていただくわけですけれども、婦人団体の協議会のような場面で、連合婦人部長から質問、いつの間にこういうことが決まって、自分たちはそういうことは知らないと。で、説明会があるらしいけどそこに行きますよというふうなことを言ったら、いや、これは決まった計画ではありません、説明会をしっかりとやりますからと言ったようなことを聞いているんですけれども。
そもそも、この委員会で、岩佐さんかな、誰かから、建築確認がもう間際ですよねということの中で、もう行政としてはあらあら決めたような状況の中から、区民の周知が不十分であると嶋崎さんのほうからも、それでは、いろいろ、もっとちゃんと説明する必要があるだろうという話があっての説明会だったわけですから、東京都議会のイチョウの説明会じゃありませんけれども、いろいろ議会のほうからもご議論があっての説明会をいたしますのでぐらいのことを言うべきじゃないかというふうに思いまして。で、区のほうとしては、もうあれで本当はコンクリートしようとしていたものだというふうに私たちは理解しているので、きのうの説明会を踏まえて、まだしっかりと協議──計画に関しても、建設の問題じゃなくて計画そのものの協議というふうな認識に立っているのかどうか、そこはちゃんと伺っておきたい。
271: ◯林委員長 うーん。
住宅課長。
272: ◯平岡住宅課長 昨日、意見をいただいたところでございます。その内容を、現在、今後の進め方もありますので、内部調整をしているところでございます。今後そういった対応等につきましては、また、その対応が決まった段階でお知らせをさせていただきたいというふうに考えてございます。
273: ◯林委員長 よろしいですかね。まとめて次回、ちょっと、素材がないと、なかなか議論もしづらいものですから、次回に必ずご用意させていただきます。(発言する者あり)あ、参加された。えっ、聞いているんですね。はい。
274: ◯木村副委員長 ちゃんと知っていますから。
275: ◯林委員長 はい。よろしいですか、委員の方、その他。あるんでしたっけ。(発言する者あり)大丈夫ですよね。はい。(発言する者あり)ある。(発言する者あり)あっ、あれ。ええ。
276: ◯大串委員 路面下空洞調査を口頭で報告すると。
277: ◯林委員長 えっと、次回でいいです──あ、今、今。(発言する者あり)いや、次回にだったんですが。
あ、じゃあ、大串委員、どうぞ。はい。
278: ◯大串委員 路面下空洞調査、非常に区民の方も関心あります。ですから、もし千代田区がそれなりに調査をやっていれば、現段階でも、口頭でも結構ですので、さっと報告してください。詳しい資料は次回で結構なんですけど、きょうの段階で、ちょっと、口頭でも構いません。
279: ◯千賀道路公園課長 本年度より実施しております空洞調査でございますが、本年度は交通量の多い主要な路線を18路線ほど選定して、これ、延べでいきますと約40キロぐらいですね。車線がございますので、その車線分を繰り返すので重複等ございますけども、そういった状況を調査しておりまして、まだ、調査途上でございます。次回は、そのまとまった段階というところで、ちょっと、調査概要等をお示ししたいと思います。
280: ◯大串委員 調査の車を走らせて、緊急に対応しなくちゃいけないところが何カ所かあった。で、それについて、もう調査、ちゃんと補修というのかな、完了した。で、次に重要なところを今度やりますよということで聞いているんですけれども、そういったところは、やっぱり僕は、この当委員会の所管ですので、しっかり報告はやってもらいたいと思うんですよ。で、きょう、僕はそれが出ると思っていたから、それについて。それを今調査中ですというのはどうなのかなと思いますけど。(発言する者あり)
281: ◯林委員長 今やっていて、出せるのかどうかだけ。きょうは無理なんですよね。ええ。正副の確認したとおりで。で、次回のときまでに、ちょっと、調整させていただいてよろしいですかね。資料等々も。はい。
282: ◯大串委員 資料も。
283: ◯林委員長 ええ。はい。
ほかは、もう、よろしいですか。ないんですよね。あるんでしたっけ、何か。ない。ない、なし。はい。
それでは、
企画総務委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後4時22分閉会
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