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  1. 千代田区議会 2016-05-25
    平成28年企画総務委員会 本文 開催日: 2016-05-25


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成28年企画総務委員会 本文 2016-05-25 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 146 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯林委員長 選択 2 : ◯林委員長 選択 3 : ◯大森建築指導課長 選択 4 : ◯林委員長 選択 5 : ◯林委員長 選択 6 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 7 : ◯林委員長 選択 8 : ◯木村委員長 選択 9 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 10 : ◯木村委員長 選択 11 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 12 : ◯林委員長 選択 13 : ◯たかざわ委員 選択 14 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 15 : ◯たかざわ委員 選択 16 : ◯林委員長 選択 17 : ◯小枝委員 選択 18 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 19 : ◯小枝委員 選択 20 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 21 : ◯林委員長 選択 22 : ◯大串委員 選択 23 : ◯歌川有財産活用担当課長 選択 24 : ◯大串委員 選択 25 : ◯林委員長 選択 26 : ◯大串委員 選択 27 : ◯木村委員長 選択 28 : ◯大串委員 選択 29 : ◯林委員長 選択 30 : ◯林委員長 選択 31 : ◯歌川政策経営部長 選択 32 : ◯林委員長 選択 33 : ◯大串委員 選択 34 : ◯林委員長 選択 35 : ◯亀割財政課長 選択 36 : ◯林委員長 選択 37 : ◯嶋崎委員 選択 38 : ◯亀割財政課長 選択 39 : ◯嶋崎委員 選択 40 : ◯亀割財政課長 選択 41 : ◯嶋崎委員 選択 42 : ◯亀割財政課長 選択 43 : ◯林委員長 選択 44 : ◯小枝委員 選択 45 : ◯亀割財政課長 選択 46 : ◯小枝委員 選択 47 : ◯亀割財政課長 選択 48 : ◯小枝委員 選択 49 : ◯林委員長 選択 50 : ◯岩佐委員 選択 51 : ◯亀割財政課長 選択 52 : ◯岩佐委員 選択 53 : ◯林委員長 選択 54 : ◯亀割財政課長 選択 55 : ◯林委員長 選択 56 : ◯加島施設経営課長 選択 57 : ◯林委員長 選択 58 : ◯林委員長 選択 59 : ◯加島施設経営課長 選択 60 : ◯林委員長 選択 61 : ◯加島施設経営課長 選択 62 : ◯林委員長 選択 63 : ◯小枝委員 選択 64 : ◯林委員長 選択 65 : ◯小枝委員 選択 66 : ◯林委員長 選択 67 : ◯小枝委員 選択 68 : ◯林委員長 選択 69 : ◯小枝委員 選択 70 : ◯林委員長 選択 71 : ◯歌川政策経営部長 選択 72 : ◯林委員長 選択 73 : ◯加島施設経営課長 選択 74 : ◯嶋崎委員 選択 75 : ◯林委員長 選択 76 : ◯林委員長 選択 77 : ◯加島施設経営課長 選択 78 : ◯林委員長 選択 79 : ◯加島施設経営課長 選択 80 : ◯林委員長 選択 81 : ◯内田委員 選択 82 : ◯加島施設経営課長 選択 83 : ◯内田委員 選択 84 : ◯林委員長 選択 85 : ◯内田委員 選択 86 : ◯加島施設経営課長 選択 87 : ◯内田委員 選択 88 : ◯加島施設経営課長 選択 89 : ◯内田委員 選択 90 : ◯加島施設経営課長 選択 91 : ◯林委員長 選択 92 : ◯内田委員 選択 93 : ◯加島施設経営課長 選択 94 : ◯林委員長 選択 95 : ◯内田委員 選択 96 : ◯林委員長 選択 97 : ◯内田委員 選択 98 : ◯嶋崎委員 選択 99 : ◯内田委員 選択 100 : ◯林委員長 選択 101 : ◯内田委員 選択 102 : ◯林委員長 選択 103 : ◯内田委員 選択 104 : ◯林委員長 選択 105 : ◯内田委員 選択 106 : ◯林委員長 選択 107 : ◯小枝委員 選択 108 : ◯加島施設経営課長 選択 109 : ◯小枝委員 選択 110 : ◯加島施設経営課長 選択 111 : ◯林委員長 選択 112 : ◯小枝委員 選択 113 : ◯加島施設経営課長 選択 114 : ◯林委員長 選択 115 : ◯加島施設経営課長 選択 116 : ◯林委員長 選択 117 : ◯加島施設経営課長 選択 118 : ◯林委員長 選択 119 : ◯林委員長 選択 120 : ◯猿渡契約課長 選択 121 : ◯林委員長 選択 122 : ◯林委員長 選択 123 : ◯猿渡契約課長 選択 124 : ◯林委員長 選択 125 : ◯猿渡契約課長 選択 126 : ◯林委員長 選択 127 : ◯内田委員 選択 128 : ◯千賀道路公園課長 選択 129 : ◯内田委員 選択 130 : ◯たかざわ委員 選択 131 : ◯千賀道路公園課長 選択 132 : ◯内田委員 選択 133 : ◯千賀道路公園課長 選択 134 : ◯林委員長 選択 135 : ◯小枝委員 選択 136 : ◯林委員長 選択 137 : ◯千賀道路公園課長 選択 138 : ◯小枝委員 選択 139 : ◯林委員長 選択 140 : ◯林委員長 選択 141 : ◯林委員長 選択 142 : ◯清水総務課長 選択 143 : ◯林委員長 選択 144 : ◯清水総務課長 選択 145 : ◯林委員長 選択 146 : ◯林委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午後2時01分開会 ◯林委員長 ただいまから企画総務委員会を開会いたします。  本日ですが、お手元配付の日程表どおり進めさせていただいてよろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯林委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、1番、報告事項から入ります。環境まちづくり部(1)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の改正に伴う地区計画の変更について、報告をお願いいたします。 3: ◯大森建築指導課長 はい。本年、3月11日及び5月10日の当委員会でご報告させていただきました風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の改正に伴う地区計画の変更について、建築条例の頭出しとして、再度簡単にご報告をさせていただきます。  環境まちづくり部資料1をごらんください。  まず、昨年6月に公布されました風営法の改正内容でございますが、ダンスをめぐる国民の意識の変化などを踏まえ、ダンスホールとナイトクラブが風営法第2条第1項で規定する風俗営業から除外されます。ダンスホールの除外につきましては、昨年6月の改正時に即日施行され、ナイトクラブの除外については、本年6月23日より施行されます。  風俗営業に関しましては、風営法の他に、地区計画や用途地域、文教地区などの都市計画によっても建築制限を受けます。ダンスのみを行うダンスホールにつきましては、風営法の規制の一切から外れるということになり、地区計画などの都市計画の規制対象からも外れます。ナイトクラブにつきましても風俗営業から除外されますが、ナイトクラブのダンスと飲食という営業内容自体は、引き続き風営法の中で低照度や深夜といった観点から別途規制を受けるものもあり、また、周囲への騒音等の懸念もあることから、用途地域や文教地区などの都市計画においては、従前の規制内容を継続することとしております。  具体には、風営法2条1項から削除されることとなった「ナイトクラブその他客にダンスをさせ、かつ、客に飲食をさせる営業」という表現を、用途地域に関する建築基準法令と文教地区に関する都条例の該当条項に加える形で既に改正されております。地区計画につきましても、地区整備計画の用途規制の欄に同様の表現を追加するとともに、号ずれ等の規定整備を行います。  中段の地図をごらんください。用途地域や文教地区、地区計画により、風俗営業について一定の制限がある区域でございます。今回、改正される条項ではございませんが、2条6項の店舗型性風俗特殊営業や2条9項の店舗型電話異性紹介業などは、青や緑で着色された区域で制限されております。さらに、2条1項のキャバレーやパチンコ屋なども含め、上乗せして制限しているのは青色の部分のみになります。この青色の中でもとりわけ青い太線で囲まれた7地区の地区計画につきましては、今回、改正される風営法の2条1項の条項を引用しておりましたので、号ずれや従前の規制内容を継続させることなどの地区計画の変更を行うものです。  スケジュールでございますが、当該7地区の地区計画の変更については、4月5日から3週間、都市計画法16条に基づく素案についての意見を求めましたが、意見はありませんでした。その後、4月28日から2週間、都市計画法17条に基づく案についての意見を求めましたが、こちらも意見はございませんでした。こうした規定の手続を踏んだ後、5月18日になりますが、千代田区都市計画審議会においてご審議をいただき、原案どおりの決定で答申をいただいております。6月下旬に告示の予定でございます。  以上のような流れで、風営法の条項を引用していた7地区の地区計画の地区整備計画が変更されますので、その内容を建築基準法においても具体に担保するため、千代田区地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正につきまして、第2回区議会定例会への議案提出に向けた準備を進めさせていただいております。  ご報告は以上でございます。 4: ◯林委員長 はい。予定されている第2回定例会の提出予定案件のご説明でした。何かございますか。よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 5: ◯林委員長 はい。それでは、次に行きます。  政策経営部の報告事項に入ります。  (1)介護施設整備のための国有地の活用について、報告をお願いいたします。
    6: ◯歌川有財産活用担当課長 介護施設整備のための国有地の活用についてということでご報告させていただきます。政策経営部資料1番をごらんください。  このたび、二番町にございます国有地を借り受けまして、特別養護老人ホームなどの介護施設を整備することといたしたいということでのご報告でございます。  場所でございます。この資料1の一番最後のペーパーをごらんください。地図に示してございます。広さは、約2,300平米です。2,299.59、約2,300平方メートルです。国有地を活用して、都市部における高齢者施設、この整備を促進するという国の方針が出されたことで、本件の具体的な動きが始まったところでございます。  お戻りいただきまして、資料の2枚目をごらんください。これは、財務省のほうから出ている資料のコピーでございます。介護を理由として仕事をやめなければいけないという事案が増加しているという、この現状を踏まえまして、国は、「介護離職ゼロ」、その実現に向けて、用地確保が困難なために介護施設の整備が思うように進まない都市部において、国有地を活用するという方針を示しました。国が示した方針の内容が、今ごらんいただいている2ページ目でございます。  具体的にいえば、利用可能な国有地、これの情報提供を地方自治体に対して積極的に行いましょう。そして、初期投資の負担軽減のために、定期借地による貸付契約をする場合には、10年間について、その貸付料を5割減額しましょう。これが大きなポイントになってございます。  このペーパーの下の半分のほうに、その骨子が具体的に書いてございます。この方針を利用できるのは、平成33年3月31日まで契約をしてくださいよと。  それから、この方針の対象となる地域は、ここに書いてございます、東京都を初めとして、いわゆる大都市部ですよと。国有地を活用して整備する施設というのが具体的にこの裏面、もう1枚めくっていただき、裏面に対象施設というのが書いてございます。これは、保健福祉委員会等でもいろいろ議論になると思いますが、高齢者施設といってもさまざまなカテゴリーがあるんですが、例示として、例示というか今回の対象はこういうものですというふうな事例が示されてございます。具体的な施設名が示されてございます。  それから貸付条件。すみません、また、お戻りください。貸付条件でございます。国有地というのは、一応使うに当たっていろいろ制限があります。そして、国有財産特別措置法第3条というところで、減額ができるという規定もございます。定期借地の場合は、当初のこの規定を使って、今回のスキームが動くわけですけれども、定期借地の場合は、当初の10年間、貸付料を5割軽減します。また、契約保証金などの免除についてもしましょうということです。ただし、この5割減額というのは、国と社会施設整備をする社会福祉法人が直接契約をした場合に適用されると。自治体が借りた上で、さらにそれを社会福祉法人に転貸するという場合は適用されませんよ。また、そのほかにも、国有地活用を具体的に進めるに当たって、先ほど施設の事例等ございましたけれども、まだ、不確定な部分も残されているところでございます。しかし、このような方針とそれから具体的な物件として、先ほど申しました二番町の土地の情報が提供された。これは、ことしになってからでございますけども、それを受けて区としてはいろいろ検討し、借り受けをしましょうという意向を示したところでございます。ほかの自治体にも、先ほど申しました大都市部、財務省というか財務事務所のほうから、該当の土地の情報提供やこのスキームの説明が行っているようでございまして、既に、このスキームを使って私どものほうで調べた、財務省のほうに問い合わせたところによりますと、世田谷区と千葉市のほうで1件ずつこの方式で具体的な取り組みが始まっているという情報も受けているところでございます。今後、千代田区としては、この二番町の約2,300平米の土地、高齢者の施設需要等も勘案して、具体的などういう施設にするのか、規模はどうするのか、どのような方法で整備するのか、また、その整備した後の運営方法はどうするのかというようなことを、保健福祉部を中心に、今年度前半に精力的な検討を行うこととしてございます。  報告は以上でございます。 7: ◯林委員長 はい。この件について何かございますか。よろしいですか。  木村副委員長。 8: ◯木村委員長 これは、借地期間──借地期間というのは、先ほど10年間では貸付資金が10年間は減額の規定となるけれども、どのくらい貸し付けてもらえそうなのか。これ、定期借地だから、そして返すときには更地にして返せと、そういうことなのか。一つ確認させてください。 9: ◯歌川有財産活用担当課長 ただいま2点ご質問がございました。定期借地の期間については、特段ここに規定されてございませんけれども、50年程度というふうに口頭では伺っております。  そして、二つ目でございます。定期借地でございますので、借りたときの原状に復帰するというのは原則。現状この二番町の土地に関しては、建物は建ってございまして、千代田区がこのスキームでお借りをしたいという申し出をしたことを受けて、財務事務所のほうは、上物の建物の除却をして更地にする。更地にした上で貸し出すということなので、返すときはその現状である更地に復帰するということになると思いますが、すみません、期間についてもいろいろな条件についても先ほど申し上げましたが、今後、この具体的な交渉というのはいろいろ条件整備で変わってくると思います。 10: ◯木村委員長 これから福祉の所管と協議していくので何とも言えないかもしれないんだけれども、10年間貸付料減額、5割を限度として減額をすると。しかし、それはあくまでも国と社会福祉法人等が契約する場合の減額であって、自治体が国と契約するときには減額措置はないだろうと。ただ、現実はですよ、今、区は、介護施設のいわゆる貸付料として1割まで減額したけれども、それでもなかなか経営上は大変だという現状のもとでですよ、もとで、国の法律のこの枠内では、国と社会福祉法人が契約に踏み出すのはなかなか難しいんじゃないかと。これは、社会福祉法人の経営状況を踏まえた場合ですね。そうした場合には、当然、区として国から直接借りてと。そして、社会福祉法人へというその又貸し、まあ又貸しと言えるのかわからないけども、そういうやり方も一つの大重要な選択肢としているのかどうか、ちょっとその辺だけ確認させてください。 11: ◯歌川有財産活用担当課長 端的にお答えをいたします。  今、副委員長からあったとおり、やはり千代田の場合は、地代が高いというのが最大のネックでございます。いかにこのような、国としての活用の支援があったとしても、それでも難しいであろうというのは、私どもは同じ認識を持ってございますので、国から直接、千代田区が借りた上での転貸というのも十分視野に入れているところでございます。 12: ◯林委員長 よろしいですかね。  ほかに。 13: ◯たかざわ委員 2,300平米の土地ですと、建蔽率、容積率いっぱいまで建てて、その規模で、この後ろに出ている対象施設を入れるとしますよね。その場合、それだけの規模のものが入らないという場合には、ここに挙がっている対象施設以外のものを併設するということは可能ですか。 14: ◯歌川有財産活用担当課長 申しわけございません。そのあたりについては、現状では、まだ明確なお答えをすることはできません。 15: ◯たかざわ委員 あ、そう。 16: ◯林委員長 よろしいですかね。  ほか。 17: ◯小枝委員 これからということになるんだと思うんですけれども、地元との協議というのはどういう、地元地域エリアとの協議はどんな方法で、どこが出ていくようなイメージでしょうか。 18: ◯歌川有財産活用担当課長 私ども参画と協働のガイドラインを作成してございますので、これに従って、主たる事業部がガイドラインに従って、施設整備についての手続を踏んでいくというふうに認識をしてございます。 19: ◯小枝委員 そうしますと、今の段階では、このエリアの連合町会とかそういったところとの話というのは、まだ、これから。ガイドラインがあっても、例えば、保育園を建てるのに、町会長やもしくは地域近隣の人たちと合意をとっていくというようなことを担当部ではやっていますよね。必ずしもガイドラインの中だけじゃなくて、どうやったら合意をうまくやっていくかと。こういう中身なので、基本、問題はないと思うんですけれども、大きな連合町会のような集まりのところで、こういうふうな方向で考えているよというようなことは、協議に、こう、何ていうか、相談を持ちかけていくようなことはやらないんですか。 20: ◯歌川有財産活用担当課長 すみません。恐らく──恐らくではない。これは、保健福祉部がどの程度の、先ほど申しましたけども、今後、高齢者施設といっても、いろいろな高齢者施設、ここに例示されているものがあります。また、今、たかざわ委員のほうからもありましたけど、ほかにもここに書いていないものもあり得るのかどうかという検討もした上でということになるんですけども、一義的には、あそこの場所は、まだ、国の土地ですが、区としては、こういうものを借りて、高齢者施設の整備をしたいということを今の段階でなかなか積極的に出すのは難しいのかなとも思いますが、当然その近隣の町会長さんを初め、また住民の方たちにも一定の案を示して、これで固まったものというのではなくてお話しをするというふうにはなると。その手続はきちんと踏んでいきたいというふうに考えております。 21: ◯林委員長 よろしいですかね。  大串委員。 22: ◯大串委員 この、国の制度は、28年1月からスタートしたと。それで、33年3月31日までに契約すればいいですよということなので、若干期間もあるんですけれども、その間に千代田区としては、やっぱりきちんとその二番町とああいう地域にそういう介護施設ということであれば、ニーズ調査というんですかね、保健福祉部とよくよく連携して、どういうものが必要かというのを詰めた上で手を挙げたほうがいいんじゃないですか。漠然として、とにかく介護施設やりますよということで、とりあえず手を挙げちゃうんですけれども、その辺がもうちょっと区民にわかるように、千代田区としては、今、緊急を要するのはこの施設が必要なんだというところをある程度こう、何ていうんですか、詰めていって、それから国とそういう契約を結ぶというふうにしたほうがよろしいんじゃないでしょうか。 23: ◯歌川有財産活用担当課長 契約を結ぶまでには、当然、今ご指摘のようなことはしていくことになりますが、意思があるかどうかの確認を求められ、その期限として、5月、ことしの5月までに早く出してくださいと。というのは、恐らく国のほうとしても、先ほどの質疑の中にもありましたとおり、もし、この活用をするのであれば、上物の除却をするという、いわゆる予算が絡むということになりますので、それを執行するかどうかの判断をしたいということだったと思いますが、私どもとしては、今ご指摘のとおり、どのような施設をどういう規模で整備するか、これは大事なことです。これには当然時間かかりますけれども、手順として、それが全部済んでから国と契約するのは当然ですが、意向がありますということは申し上げたということでご理解をいただきたいと思います。 24: ◯大串委員 意向がある。 25: ◯林委員長 大串委員。 26: ◯大串委員 場所が二番町ですから、千代田区以外に手を挙げるところはないんでしょ、基本的には。ほかの区でもいいんですか。ほかの自治体が手を挙げることはないんでしょ。だから、意向を示すというのが、そんなに僕は急ぐことなのかどうなのかあれなんですけれども、議会ともそれから区民の方々とも、また、庁内では保健福祉部とも、そういうきちんとしたものを、こう、手順を踏んで、それから意向、手を挙げるということじゃまずいんですか。何か、早く手を挙げないと、ほかにとられちゃいますよと、そういうものでもなさそうなんで。 27: ◯木村委員長 あれは、売却予定地になっているんだよ、二番町のほうは。もともとは。 28: ◯大串委員 売却予定。 29: ◯林委員長 どうしましょう。ちょっと、休憩してやりましょうか。休憩します。                 午後2時22分休憩                 午後2時26分再開 30: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。  担当課。えっ。うん。政策経営部長、答弁から入ります。 31: ◯歌川政策経営部長 今、大串委員のほうから、しっかり中身を決めてからでもよかったのではないかというご意見もいただきました。いろいろ事情があってというか、まずはその意向を示していただきたいという国からの要請もあり、今回、介護施設のニーズがあるということも、漠然とではありますけれどもございましたので、区としては意向を示したところでございますが、具体的に、ここでどのような施設を整備するのかということについては、当然、庁内でも、保健福祉部を中心に十分な議論をし、議会との議論をし、区民の皆様のご意見を伺いながら整備を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 32: ◯林委員長 はい。よろしいですかね。 33: ◯大串委員 はい。 34: ◯林委員長 はい。  それでは、(3)番に入ります。あ、(2)番だ、ごめんなさい。(仮称)補助金交付基準の策定について、報告をお願いいたします。 35: ◯亀割財政課長 それでは、政策経営部資料2をごらんください。補助金のあり方検討に関しまして、これまでの経緯の再確認、それから今後の作業についてご説明を申し上げるとともに、ご意見いただきまして、補助金の交付基準の策定を進めてまいりたいといった趣旨の報告でございます。  補助金事業につきましては、かねてより議会からもさまざまなご指摘をいただいております。公益性、公平性や客観性確保の観点から検証が必要ではないか。それですとか、補助金の使途をより明確にしていく必要がある。公平性、透明性を高めるための公表方法を工夫する必要がある。補助金事業の形骸化へ対応する必要があるなどのご指摘をいただいております。また、監査からは、補助金の実績報告の記載ですとか、精算書類の不備など一部において事務処理が適正に行われていない等の指摘を受ける状況でございます。  資料の1番目、これまでの経緯、取り組みなんですが、さかのぼること平成24年、まずはできることからということで、透明性の確保の観点から、平成23年度の補助金の決算より、支給実績について、その内容の詳細を区のホームページと区政情報コーナーにて公表を開始しております。同じく24年度末に、簡易なものでございますが、事務処理の適正化を図るための「補助金の使途確認等の見直しに関する基本方針」を策定しております。これが、1枚おめくりいただいて、別添資料の1をごらんください。  A4の紙1枚のものなんですが、ここでは、2番目のカテゴリーにもありますとおり、団体補助から事業補助への見直しにより、透明性の向上を図るといったことですとか、4番目、5番目には、使途を証する確認書類、実地確認を求めるといった形で定めております。この方針は平成25年2月の本委員会にてご報告申し上げまして、現在これに従って全庁的に見直しを進めているといった状況でございます。  資料2の、1枚目の資料1番にお戻りいただきまして、続いて平成25年度、この作成された基本方針に基づきまして、方針だけつくるのではなくて、見直しの進捗状況の確認を毎年行っております。これが別添資料2でございます。  2枚おめくりいただきまして、別添資料2をご確認いただきたいんですが、実績報告の状況は、今のところ「実績報告無し」というものは0件。それから、2番の現地確認をしているかどうかという意味でいうと、現地確認のないものは、微減という形で、現在も72件ほど、「確認無し」のものがある、と。それから3番の支出根拠の確認をしないで支出をしているといったようなものは減ってはおりますが、26年度時点でまだ21件ある。それから4番目、団体補助について事業補助化していくよという方針のもとに、現在は団体補助は5事業残っているといった状況でございます。基本方針に基づきまして毎年見直しを進めてきておりますが、なかなか0件にはなりません。  その要因は、例えば執行状況の現地確認ができないというものは、よくよく中身を分析しますと、懇親旅行の助成とか、旅行にまさかついていくわけにはいかないということもありまして、写真や報告書で確認をしているもの。それですとか、障害者の雇用促進援助、民間会社に対しての援助については、会社に行って雇用している状況を確認するというわけにもいかないので、雇用の書類をもって確認しているといったものでありまして、したがって、これは、いつ、どうやって見直しても、支出根拠の確認が0件にはならないのではないかという現状があります。  また、使途を証する書類、支出根拠のないといったもののないといったものの中身なんですけども、民間企業に次世代育成支援、行動計画を策定してもらうための奨励金、これを定額で支給しておりまして、支給の根拠は問うていないといった補助金があります。それから公社等への補助は、法人として監査を受けた決算書、事業報告書を確認して補助金支出を行っているということもありまして、書類を確認していないといった趣旨のものがございます。したがいまして、ゼロになかなかならないという現状があります。こういった状況であるため、包括的な記載となっている先ほどの基本方針、これをもう少し詳細に整理していく必要があると考えております。  資料1番目の1枚目にお戻りいただきまして、次に平成26年度です。補助金のあり方に関する検討委員会を設置いたしました。補助金について、有識者による第三者の立場から意見を聞きまして、その目的・意義を改めて明確にしていくための参考ということで設置をいたしました。具体には、補助金の目的意義の整理のほか、事務処理の適正化、効果的な公表の方法、成果の検証、評価の方法などについて、一般論としてその考え方を第三者の方に伺いました。  これは別添資料3をごらんいただきたいんですが、ページで言いますと5ページになります。この検討委員会の設置に当たりましては、平成26年10月、本委員会におきましてご報告させていただいたものです。この報告の際にご指摘いただきました議会からの意見といたしまして、第三者の意見をそのまま取り入れるのではなく、本区の補助金事業は100以上もありますので、それぞれ必要性があり、長年にわたり地域区民等への支援となっているという状況もある。これを踏まえて、既存の補助金事業をよく検証して第三者の意見をうのみにすることなく、議会と相談、報告しながら交付基準を策定していくということを共通認識にさせていただいているところです。  本検討委員会の意見につきましては、意見書としてご提出をいただきまして、その意見書を参考にしながら、既存の補助金事業の検証に取り組むこととしております。この別添資料3、1枚おめくりいただきますと、7ページ以降が検討委員会からいただいた意見書の概要版でございます。後ほどお読みいただければと思います。  また、資料1枚目にまたお戻りいただきまして、次は資料の裏面です。2番、策定のイメージなんですけども、いただいた先ほどの意見書を参考に、既存の補助金事業をよく検証した上で、先ほどの基本方針を発展させて、補助金の適正執行に向けた交付基準を策定する予定でございます。そのイメージ図でございます。特に、あり方検討の意見書でもいただいておりますが、補助金の交付基準を具現化しまして整理する必要性については、この第三者の委員会においても、その必要性が高いということはご指摘いただいております。この交付基準は、補助金の目的・意義を全庁的に統一した共通理解としまして、今後の補助金事業の創設ですとか見直し、また、事務処理の適正化及び評価、公表に関してのルールというようなものを示すということを目的としたものです。  また、この交付基準は、補助金による施策事業の可否を判断するものではございません。したがいまして、行革のガイドラインといった趣旨のものではございません。補助金はあくまでも施策事業実施に当たっての手段でありますので、例えば委託ですとか報酬、報奨、さまざまな施策に向けての施策実現のための手段がある。その中から補助金を適用する場合の判断基準ですとか執行に当たっての適正なルールを定めるといった趣旨でございます。  次に、最初の資料の、次、3番目ですね。あ、3番目じゃないです。すみません。最初の資料の、1ページ目の、今度は最後です。平成27年度の取り組みでございますが、既存の補助金事業の検証・分析。二つ目の丸ぽちでございます。こちらは別添資料の4をごらんください。資料の一番後ろについているものなんですが、この今行っております検証は、補助金全事業につきまして、第三者からの意見書を参考としまして、内部的に検証シートを作成しております。これをもって各部において自己分析したものを財政課にて取りまとめまして、課題を整理し、解決していくために交付基準をどのように整理したらいいかというような視点で分析をしているところでございます。主な検証の内容は、公益性や客観性、公平性などの基本的な視点の自己評価。それから補助率の考え方と補助の終期の有無、今後の方向性などについて検証をしております。  別添資料の4番の2なんですけども、検証対象の概要は、現在の補助金事業をそれぞれの分類ごとに集計して、こちらに示しております。  この資料の裏面をごらんいただきまして、3番の検証結果ですが、まだ検証・分析の途中経過ではございますが、現時点で課題として幾つか明らかとなっております。公益性、公平性、必要性の基本的視点の共通認識がなかなか難しいと。例えば環境に関する改修補助ですと、改修の助成になってしまうので、私益への補助になるのか、それとも大きな意味で省エネ対策であるので公益になるのかといった視点ですとか、例えば懇親旅行会への助成で言いますと、参加者の中では公平ということは言えるが、参加しない者との関係で言うと公平なのかどうかと。ちょっと、なかなかその視点のとり方が非常に難しいことがわかりました。それから奨励の補助ですとか、団体の自立支援の補助。自立支援という趣旨であるのにもかかわらず終期がないと。永久的に補助していく。これが形骸化につながっているんではないかと。それから団体補助であれば、団体として区が認めるという定義がない。何をもって団体の補助としているかと。類似団体との線引きもこれにかかわると思います。それですとか、補助率とか補助の限度額の設定の根拠がなかなか一定の基準になっていないですとか、東京都等と重複した補助事業があるとか、さまざまな課題が見えてきております。  最後に、資料の1枚目の裏面の3番の記載です。こういった検証を踏まえまして、交付基準をこのような構成の形で作成をしようと考えております。  (1)番目に、補助金の目的・意義としまして、公益性、必要性、公平性などの基本的な視点の考え方、その共通認識を持てるための整理をしたいと考えております。それから、補助金の分類ですね。  (2)補助金の基準におきましては、補助率の考え方。それから基本補助率に該当しないような補助率を適用する場合の考え方。  それから、(3)番は、事務処理の適正化。現在の基本方針ではなかなか補えないところ。監査に指摘されているところを中心に整理をしていきたい。それから、補助金の検証シートですとか情報公開の推進についても整理していく予定でございます。  こういった交付基準は、なるべく早く策定することが望ましいことではございますが、既存の補助金事業は、長年にわたりまして地域区民への支援となっていると。一概に基準をつくって、それに合わせることが可能であるのか、また、それがよいことにつながるのかといったことも考えられます。現在の補助金をよく検証しまして基準を整理しないと、せっかくの本区の特性や特徴が、事業の趣旨が損なわれてしまうおそれがあるのではないかと。それから、団体ですとか区民からのニーズを阻害するような交付基準になっては元も子もありませんので、そのようなことのないようにする必要もあると考えています。行革に取り組むわけではございませんので、予算の状況、決算の状況を両方踏まえつつ、しっかりと検証していく必要があると考えております。  といったことから、策定にはちょっと時間がかかるといったこともありまして、また、委員の皆様方からの意見も踏まえつつ、慎重かつ時間をかけて作業を進めてまいりたいと考えております。それまで補助金について何もしないということではなくて、補助金事業の新規創設ですとか、既存の補助事業の見直し等につきましては、また、毎年度の予算編成の中で、しっかりと対応してまいります。  説明は以上になります。 36: ◯林委員長 はい。ずっと企画総務委員会で何年もかけて点検作業をしている事業なんですけれども、この件についてはよろしいですかね。何かございますか。 37: ◯嶋崎委員 二、三点、ちょっと聞かせてください。きょうのご報告、今、委員長からも話があったんだけど、長年にわたって、この件については当委員会でも議論していて、いろいろな考え方はあるんだけれども、分類上ね、この、それぞれの目的だとか、それからあと、性質が違うわけですよね。そういう中で、カテゴリーごとのルールみたいのが今後の中で決めるのは、私はいいと思っているんだけど、そこら辺の考え方というのは何かあるんですか。 38: ◯亀割財政課長 ただいまご指摘いただきましたとおり、分類の重要性が高いというのは、第三者からも意見をいただいております。それぞれの目的・性質に合った適正なルールがあるということが望ましいと考えております。現在はざっくりとしたルール一本でやっておりますので、さまざまなご指摘があるという認識でおりますため、例えば、自立支援や奨励的補助は終期があってしかるべきですとか、団体補助であれば団体として認める区の基準を明確にしなければならないなど、カテゴリーごとに必要なルールはあると考えております。ですので、交付基準の中でそれが示すことができるよう、ちょっと工夫してまいりたいと考えております。 39: ◯嶋崎委員 まあ、そういうふうにしていただければ、非常にわかりやすいかなというふうに思っています。  それと、団体補助の事業化にするという事項ではありますけれども、この団体補助は適切ではないということなのか、また、団体補助は今後なくしていこうという方針なのか、非常にそこら辺は、今までの中でも議論があったところなので、そこら辺の考え方をちょっとお聞かせください。 40: ◯亀割財政課長 別添資料の1にございますとおり、現在のこの基本方針におきましては、2番目のところに記載がございますが、事業に対して補助をするといったほうが、補助金の支給目的と使途も透明性が高められるといった観点の趣旨でこの方針を定めております。ただ、こちらは、団体補助が悪いというものではなくて、これは、第三者の意見書、先ほどの10ページにも記載がございますが、その目的や、何を奨励するのか、それを明確にすることが大切だと。ですので、その団体補助が悪いということではなくて、団体としての位置づけ、定義を、しっかりと区の基準として整理すべきだという意見をいただいております。ですので、今回は、この交付基準を策定するに当たりましては、この基本方針で書いてあるところからちょっと方針の変更をさせていただきまして、少し団体補助としての定義づけをしっかりして、必ずしも団体補助がよくないということではなくて、団体補助は団体補助の目的をしっかりと定義して、執行ができるような形で交付基準に盛り込みたいと考えております。 41: ◯嶋崎委員 まあ、いろいろと、まだ、これだけじゃなくて先ほど課長からも、今後の中でも引き続きご意見を賜っていきたいということもお約束をされているようなんで、適宜そちらで何か情報があれば提供していただいて、委員会からの意見もぜひとも酌み上げていただいて、この件は長年にわたってやっていかなきゃならないことだと思いますので、引き続き情報提供をお願いします。 42: ◯亀割財政課長 ご指摘ありがとうございました。非常に、早くつくれればいいんですが、私ども非常にいろんな課題が、やればやるほど出てくるということもございまして、今度また決算も出てまいります。予算ベースではある程度分析できましたので、次の決算も踏まえて、また分析をし、交付基準策定に当たって方向性等が、また新たなことができましたら、逐次議会のほうにご報告しながら相談するという体制で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 43: ◯林委員長 はい。  小枝委員。 44: ◯小枝委員 ご報告と質疑を伺いましたが、気になっておりますのが、ここ何年かにわたって、区の現場などはどんどん民営化をされて来ているわけで、環境であれ、福祉であれ、あるいは女性の、男女平等行政であれ、消費者行政であれ、受け皿となる職員がいて、場があって、そして団体があって、行政と団体がパートナーシップを組むことで、その行政目的が厚みをもって地域で展開できるというふうになっていくと思うんですけれども、見ていると、さまざまな団体が、この補助金のせいばかりではないと思いますが、一手段にすぎないとさっきおっしゃっていましたけど、極めて、何ていうか、うーん、力を失ってきている部分があるのではないかというふうに私には見えていて。文化の団体もそうですし、例えば消費者などの団体もそうですし、障害者の団体もそうですし。やはり、その公共の目的をともに達成する団体に、透明性を高めた上で、しっかりとした団体補助を出していくということは、とても、自治を広げていく上で本来重要なことだというふうに思うんですけれども、そういうふうな方向性で考えていただくことはできるんでしょうか。 45: ◯亀割財政課長 まず、先ほどご説明申し上げたのは、補助金の交付基準があるからそういった公共目的の地域の団体に対してどんどん補助ができるよといった趣旨のものではございません。区として、公共目的のために、地域団体をどのように支援していくかと。そこと協働して事業を進めていこう、施策を進めていこうと、まず意思決定過程があると思います。それに合ったときに、初めてその手段、支援をする手段としては、何かを委託するのか、もしくは補助金として存続するのかということになってくるかと思います。ただ、小枝委員おっしゃる指摘のところもごもっともで、今そういったときに、補助金を適用して、補助金をもって支援をしようというにも、なかなかそういった指標、ガイドラインがないということで、この公益性の観点だとか、団体補助って、こういう定義であれば補助を出すのが適正だというガイドラインがあれば、逆に言うと、そういった政策誘導にも一助、政策誘導の一助にもなるのかなと考えておりますので、その部分も考慮しながら、直接的にはそれには影響しないとは思いますが、その部分に使えるような形で交付基準をつくっていけたらということで考えていきたいと思います。 46: ◯小枝委員 うん。ぜひ、私は急いでやってもらいたいと思いますし、例えで言ってはあれですけれども、こういうふうに団体補助が5になりましたと、いかにも少なくなってよかったふうに思われがちですけれども、私はそうではないだろうと。そういう、年間を通じて、行政とともに、あるいは時に対立しながらでも、ちょうちょうはっしで、まちを形成していける団体が多ければ多いほどまちはやはり活性化するし、人がつながっていくんだというふうに思うので、たくさんNPOができ、たくさんそういった団体ができ、例えば障害者の団体でも複数あったっていいし、女性の団体でも複数あったっていい。そのときに、公開の審査会があって、そこに応募していけば、運営維持費でも見てもらえるんだと。だから、自分たちもそういうところに手を挙げていこうというふうな人たちがどんどん出てきていいと言えるような、開かれた補助金形態を持ってもらいたいというのが、現時点で私が見渡して、思うところなんです。文化の団体なんかも、特にそうですね。別に一つだけ御用団体でなきゃいけないというわけではないと思うんですね。障害者で言えば、共助会はとてもよくやっていると思いますが、また、そういうふうなさまざまな会ができてきてもいいと思うんですね。そのようにして、今、人口が非常にふえていますので、ホームページを見れば千代田区にどのような団体があって、元気に活動しているよというようなのが見える。一助にすぎない補助金の議論からそこに行くのは無理かもしれませんけれども、でも、重要な要素だと思うんですね。そこのところを意識に入れて、財政課長のこの懐の中だけじゃなくて全体を見渡しながら、この議論を開いていってほしいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 47: ◯亀割財政課長 はい。ご意見ありがとうございます。各、これの交付基準の策定の目的の中で、繰り返しになりますが、そういったものをつくることで、こちらの狙いとしましても、各担当課の判断で、ある程度全庁的な物差しをつくりましたので、今後補助金をどういう形で整理していくかというのは課題になりますが、今後はこの物差しでもって、各部において判断していただくことを基本としてつくると。で、そういった中に、今おっしゃった課題というのは、それは区として受けとめる。それは部なのか、どちらが所管だかわかりませんが、そういったときに、この補助金という手法が適正に使えるねというのが全庁的に統一的な意思になっていればいいかなと思いますので、これは私だけの範囲でつくるということではなくて、ちゃんと全庁的に周知をしまして、これが手段として適正なツールとして発揮できるように、その思いを込めまして、この策定をしていこうと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 48: ◯小枝委員 うん。 49: ◯林委員長 よろしいですかね。  じゃあ、岩佐委員。 50: ◯岩佐委員 時間がかかられるということで、確かに多くの事業に対して分類して、これという基準をつくるのはとにかく大変なんだとは理解するんですけれども、客観的に、例えば公開の仕方であるとか、すぐできることというのが先に頭出しをして、それは今すぐにやっていけることがあるんじゃないかと思うんですね。特に、例えば情報公開の仕方。どこに区が補助金を出しているかだけではなく、補助金を受けている団体がそれなりに状況を報告する。そこも、一つ、やはり情報公開で、市民によるチェック、区民によるチェックということも可能ですし、そういったこと、形式的なことからできることを早目に頭出しでやっていくのはどうかということがあります。その中に、情報公開の仕方を今挙げたんですけれども、第三者機関による検討・評価の仕方。それからあと、少額、額のすごい少ない補助金に関しては、それはもう、そもそも要らない、必要性がないものもあるんじゃないかという話もあるので、補助金のことに関しては。その少額補助のあり方。それから団体の財務状況ですね。お金がいっぱいある団体にそんなに補助金を出しても意味がないと思いますので、そこはしっかりと財務状況を出していただいてという、そういった形式的なことは、先にやるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。 51: ◯亀割財政課長 はい。そうですね、全てが難しくてなかなかできないということではなくて、特に、今、岩佐委員がおっしゃったその公表に関しては、さまざまな意見もあって、どこまで何を公表するかというのは、もう歴年の課題でございまして、年々少しずつですが進歩していると。最近では主要施策の成果の巻末に全てを出して、決算の主要施策の評価と一緒に補助金の部分も載せているとか、今いただいたご指摘もちょっと踏まえまして検討しながら、ちょっと公表に関しては先行的にというか、その部分はできると思いますので、もし進捗があって公表について何か変わるようでしたら、先ほどの話じゃないんですけど、またご相談をして進めていくと。あわせまして、監査の指摘の事務処理の適正化についても、これもすぐ着手ができると思いますので、このあたりについては、内部的にはちょっと整理をしまして、全体の交付基準という冊子はできないんですが、この部分は内規的にもすぐにでも整理しまして、ちょっともう二度と指摘のないような形で進めていくということで、当然のことながら、できることからどんどん着手して、全体を全て時間がかかるということではございません。 52: ◯岩佐委員 すみません。財務状況については、いかがですか。先ほど小枝委員がおっしゃった本当にかつかつのところがほとんどなんですけれども、そうじゃないところもないわけじゃない。結構ため込んでいるところもある。だから、そうすると、例えば、そこの財務状況を見て、毎年繰り越しているようなところの団体に関しては、しっかりとそこは客観的に判断できる。内容の趣旨いかんではなくて。そのほかに関しては事業補助でやっていくという形で、割とスムーズに移行できると思うんですけれども、財務状況の報告を義務づけるということと、そこから見えてくる基準の画一化というのはできないでしょうか。 53: ◯林委員長 うん。  課長、今のやりとりで、各団体の財務状況というのは把握しているんですかね。いや、補助金についての収支報告というのは当然のことながら、補助金を出している区役所の行政のほうが管理しなくちゃいけないんですけど、片方で、自主財源を持っている団体等々のものまで全て把握できているんでしたら、岩佐委員の今のご指摘というのはやりとりができるかと思うんですけど、そこまで全て把握されておられるのかどうかをまずお答えしていただいた上で、ちょっとその後の答弁を進めていただけますか。 54: ◯亀割財政課長 岩佐委員がおっしゃるのは、多分私どもの今現在でいうと、公社補助がそれに当たるんではないかと思うんですね。公社というのは、その団体の存続、何ていうか、設立と運営に対して補助しているということは、団体全体の収支は、当然のことながら今も見ています。見ながら、支出している。それは多分補助金の、先ほどご質問いただきましたカテゴリーごとのルールになってくると思うんですね。例えば、事業補助、何かの事業を行政代位でやってもらう場合には、それをやっていただく団体が、全体の収支があろうとなかろうと、そこはその事業の収支の中で赤が出た分を補填する。もしくは2分の1だけ奨励的に補填する、と。今そういったカテゴリーごとのルールが明確でないので、いろんな話がこう、ごちゃごちゃになってしまって、140以上もある補助金が、全てが団体の収支を見るかというと、そうではない。ただ、じゃあ、何を見るのか、何を見ないのかというところも課題だと思っています。ですので、今いただいた意見を踏まえまして、その辺も明確にわかるような形で、もしかしたら補助金の種別・分類によっては、その団体の収支を確認して支出するのが適正でないかというところも出てくるかと思います。その辺も踏まえて検討してまいります。 55: ◯林委員長 わかりました。はい。よろしいですかね。それでは、補助金についての報告案件は終わらせていただきます。  続きまして、(3)番、千代田会館10階事務室の改修工事について報告をお願いいたします。 56: ◯加島施設経営課長 はい。それでは、千代田会館10階事務室改修工事につきまして、政策経営部資料3を用意させていただきましたので、そちらをご説明させていただきます。  まず、1枚目の資料でございますけれども、こちらは工事着手までの経緯となります。平成27年9月17日の区の用地問題検討会で、千代田会館の10階事務室につきましては、千代田区観光協会へ貸与することが確認をされました。このことを受けまして、10階事務室を利用できるように改修すべく、千代田会館と政策経営部施設経営課のほうで、平成27年12月18日までに7回の打ち合わせを行っております。打ち合わせ内容としましては、改修仕様の検討だとか空調機器の取り扱い検討、工事金額、工期について等を検討しております。その後、ことしに入ってから契約手続の準備に入りまして、1月29日に契約、2月1日に工事着手をしまして、3月31日に竣工をしております。  契約金額は4,946万4,000円。契約の相手方でございますけれども、千代田会館の指定業者である竹中工務店というふうになっております。  工事の概要でございますけれども、四つの工種がございます。建築工事では、既存の内装材・建具等の撤去新設、各所の塗装。電気設備工事としましては、配線・照明器具・コンセントなどの撤去と新設。給排水設備工事は、消火設備、これ、スプリンクラーの撤去新設、給水と衛生器具等の撤去新設。また、空調設備工事では、既存の室内空調機の撤去を行っております。  2枚目に図面を用意させていただきました。こちらの図面に関しましては、平成28年3月2日の予算特別委員会にも提出させていただいたものと同じ図面でございます。
     最後のA4の縦の表ですけれども、今回の工事内容を表にしたものでございます。詳細な説明は省略させていただきますけれども、今回の工事は改修工事でございますので、まずは、左側に撤去工事、右側に新設工事として、あらわしております。それぞれ建築、電気、機械というふうに分けて記載をしております。機械というのは、給排水・衛生と空調を一緒にしたものでございます。この中の表に、記載の名称で1点だけご説明をさせていただきます。一番上の段のところの、機械の、ちょっと字が小さくて申しわけないんですけど、「ローボーイ」という名称がありますけれども、これは、床置き型の空調機のことで、これは撤去したという内容になっております。  以上、簡単ではございますけれども、千代田会館10階事務室改修工事の資料についてご説明をさせていただきました。 57: ◯林委員長 ご報告いただきました。この当案件につきましては、この企画総務委員会の所管事務調査の項目で確認しておりますので、ちょっと進め方について皆さんにお諮りしたいんですけれども、本日は、まず9月17日、平成27年の用地問題検討会。これも所管事務に入っていますので、ここで、観光協会に、千代田区が貸すことになった経緯・経過についての確認をしてからという進め方でよろしいですかね。というのが、4月1日から始まる平成27年度予算の施設経営課一般事務費に5,000万円の予算が盛り込まれていたと。これが実際に、観光協会に貸すことになるまでの経緯・経過についてまず確認をさせていただいて、その後、9月17日からの話を進めていくというやり方でよろしいでしょうかね。行ったり来たり、こう、これがいい、あれがいいとなってしまうといけないんで、観光協会にまず貸し出す経緯・経過についての確認、経緯・経過の。よろしいですかね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 58: ◯林委員長 はい。  これ、資料では、ないんですけれども、新年度予算というか27年度予算が4月1日から始まって、この9月17日の用地問題検討会で観光協会に貸し出すことが確認するまでの間、どのようなことが行政内部で行われたのかという時系列のは、今お答えできますでしょうかね。 59: ◯加島施設経営課長 予算特別委員会の分科会の中でもご説明をさせていただいたところでございますので、そちらの、また同じになってしまうんですけれども、ざっと、ちょっと説明させていただきます。  まず千代田会館10階の改修のところまで行くのに、まず西神田併設庁舎の耐震改修工事のことがございます。そちらに関しましては、26年4月に耐震改修をやると。耐震改修をやる上で、そこに入っている社会福祉協議会、こちらがかがやきプラザのほうに27年11月に移るというのが前提でございました。あわせて東京都の理容学校もその期間に一旦移って、その中で改修工事をやるという話になっておりました。その話を進めていくうちに、かがやきプラザの竣工が若干おくれるのではないかというようなお話が出てきたというところでございます。かがやきプラザの竣工がおくれると、社会福祉協議会のちょっと行き場がなくなるということで、千代田会館の10階ということで、この時点で平成27年度の予算を5,000万ということで、施設経営一般事務費ですか、そちらのほうに計上させていただいたというところでございます。  そういった形で、昨年の5月になりまして、かがやきプラザは工程どおりに進むという話になって、社会福祉協議会等が利用するというのが千代田会館はなくなったといったところでございます。その後、昨年の7月ですけれども、区の低未利用区有施設の需要調査ということで、これは千代田会館だけではないんですけれども、全体の中でいろいろと利用するところがありますかといったところで、千代田会館の10階については、地域振興部ですか、そちらのほうから、観光協会について利用したいというご要望があったというところでございます。それを受けまして、先ほど委員長もお話がありました27年9月17日の用地問題検討会、こちらのほうで、観光協会に貸し出すということが確認されたという時系列になってございます。 60: ◯林委員長 あ、ごめんなさい、課長。言い方が悪かったみたいで、月の今の予算特別委員会のあらあらの話は全部、委員の皆さんは出席しているんで、わかっているんですよ。詳細な何月何日に、どんな会議を終わって、観光協会に貸し出すように、用地問題検討会に、議題になるに至ったのかを確認で。今、それがわかりますかねと。 61: ◯加島施設経営課長 すみません。ちょっと日にちまで、どんな経緯って、会議を開いてやられたのかというところまでは、ちょっと、申しわけありません、私はそこまで把握はできておりません。 62: ◯林委員長 そうですか。そうしたら、また、改めてでよろしいですかね。ここまでの間の、(発言する者あり)うん。よろしいですか。ほかに何か9月17日までの資料提供を確認したい点があれば、委員の皆さんから言っていただければと思いますが。  小枝委員。 63: ◯小枝委員 平成27年9月17日の用地問題検討会で、暫定活用として観光協会への貸与を決定したというふうなことになっていますけれども、今の、内容は今度やるということだから、ちょっと、今度に当たって、私は、一番知りたいのは、この用地問題検討会と、その判断をするときに、観光協会ないし地域振興部が「はい」と手を挙げた。手を挙げたから貸しますよというふうに判断をした。判断するに当たっては、判断する根拠というかですね。「はい」と手を挙げれば、さあ、どうぞと、工事費がつくというようなものでもないだろうというふうに思うので、やはりこういう全体施策の中で、なぜこの場所が、何の目的で必要なのか。それは、とても、今までの行政計画上、理にかなったものであり、区民利益にかなうものだというふうに判断する材料があっての上での決定ということでないと、おかしいと思うんですね。この間こういう観光関係を見ていると、万世橋のほうにも観光センター的なものができますし、予算も倍増ということで、それは処理しましたが、こういう、場所的にも、一体どういうベースの行政計画なり、行政のビジョンの中での位置づけがあって、それで納得をして、その積み上げの中で用地問題検討会が判断したのかというふうなところがわからないと、非常に財政的にも、あるいは箱物的にも拠点的にも、今、東京オリンピックまで向けてというと、何でも通る世の中の状況ではありますが、千代田区としては、ちょっとこう、根拠の見えにくいだぶつき要求になってきているんではないかと。その辺をどういう資料のもとで判断したのかというのはわかるようにしていただきたいというふうに思います。 64: ◯林委員長 どんな資料がありますかね。その──請け負うわけにも。具体的にちょっと、どんな形の。 65: ◯小枝委員 所管的にいうと、多分、また委員長から、それは当委員会の所管じゃないと言われるのかもしれないんですけれども。ただ、どのような資料のもとに会議が判断したのか。あるいはその会議に向けて、どのような会議の積み上げがあって判断したのか。全体像なり将来像の中に、ここがあるわけですから。それがなければ、やっぱり判断できないと思うんですよ。我々が知らなかった、知っているというレベルの話ではなくて、そういうところの積み上げが見えないし、もちろん、我々にももちろんなかったし、そこが見えるようにしてください。 66: ◯林委員長 わかりました。では、いずれにしろ、27年度決算というのは、第3回定例会のときに重要な議案として出てまいりますので、その前までの間で、この企画総務委員会で経緯・経過、数字の多い、少ない等々の話は決算のときになるのかもしれないんですけれども、ちょっと、じゃあ──正副というと、嫌ですよね。 67: ◯小枝委員 うん。 68: ◯林委員長 ちょっと、9月17日までの間の資料については、ちょっと預からせてもらいます。はい。どんなものが出せて、議論の素材になるのかどうかというのをやらないと、大切な区民の共有財産の場所が、ぽんぽんぽんという形で決まるというのがどうなのかというのが予算特別委員会で大きな議論の一つになったわけですから、ちょっと、じゃあ、預からせていただきます。はい。(発言する者あり)判断ができるような素材が、(発言する者あり)はい。じゃあ、今度は立ってお願いします。  小枝委員。 69: ◯小枝委員 はい。すみません。  それによっては、あの場所を極端に言えば改修しても、もっと、この必要な用途に使うという判断だって出てくるかもしれないというふうに思ったので、そこの根拠を聞いているんです。 70: ◯林委員長 まあ、わかりました。ちょっと、じゃあ預からせていただいて、どこに貸すかどうかもまだわからない話ですから、先の話ですから。ええ。よろしいですかね、この10階の。  それと、経緯・経過についてはよくて、前回の委員会で嶋崎委員のほうから、読売新聞の取材についてのがございました。観光協会の事務員の方のコメントと施設経営課の方のコメントと、あとは先輩議員のコメントとあったんですけれども、それぞれどんな形であったのかというのは、簡単に言っていただけますかね。意思疎通があって、誤解を招いて、ね、感情論になっても変な話になってしまいますので、経緯・経過だけご説明していただけませんかね。 71: ◯歌川政策経営部長 前回、新聞記事のことでということでご質問をいただいて、調べられる分については確認したいと思いますと、ご答弁を申し上げました。施設経営課については、取材を受けたということは間違いないことです。それから、観光協会についても、別の法人でございますので、任意で、こういうことがあったんでしょうかという確認をしましたら、取材は受けましたということは確認してございます。(発言する者あり) 72: ◯林委員長 じゃあ、それでは、今、現場にいる施設経営課長のところで取材にあったが、どんな形でまずあったのかを一つ確認させていただいて、いいですかね。 73: ◯加島施設経営課長 確かに、私のところに、読売新聞のほうから電話の取材がございました。答えた内容はこのとおりでございます。はい。 74: ◯嶋崎委員 施設経営課長が答えるの。 75: ◯林委員長 うん。どうしましょうかね。休憩とる。休憩いたします。                 午後3時12分休憩                 午後3時23分再開 76: ◯林委員長 それでは、委員会を再開いたします。  それでは、先ほど申し上げたとおり、用地問題検討会、9月17日までの至る過程の会議体の名称と日付と参加メンバー等々についての資料を、次回までにご用意していただきたいと思いますので、よろしいですかね。 77: ◯加島施設経営課長 はい。了解いたしました。 78: ◯林委員長 それでは、次に行かさせていただきます。(4)番、区立九段小学校・幼稚園改築工事の工事状況について報告をお願いいたします。 79: ◯加島施設経営課長 はい。それでは、区立九段小学校・幼稚園改築工事の工事状況につきまして、政策経営部資料4によりましてご報告をさせていただきます。  まず、本日の報告の趣旨でございますけれども、工事を進めていく上で、工事内容の変更をせざるを得ない状況となり、変更して工事を進めていること、さらに、各所で地中障害が出現しているところがございますので、そちらのご報告でございます。  まず、左の上の平面図をごらんください。西側に保存する校舎、北東に新築の校舎、真ん中の緑色は、地下の体育館をあらわしております。北側に赤い丸で示したものが、今回変更して施工しております鋼管製の山留ぐいでございます。  次に、下の図をごらんください。南北の断面で東側から見たものというものになっております。青く塗ったものが旧校舎でございます。赤い点線の外郭が新しい校舎ということになります。右側に7.5メートルの高さの崖がございまして、この段差を擁壁が支えているという状況でございます。新校舎につきましては、この擁壁部分にかかっておりますので、工事を進めていくためには、この擁壁を壊すことが必要になります。  右の上の図をごらんください。当初予定しておりましたSMWという工法を、ちょっと簡単に図にさせていただいております。建築工事の山留工法として、大規模建築物の工事のほとんどが採用している工法でございます。今回の工事でも、この工法で山留を構築した後に、擁壁を壊す手はずでございました。擁壁の裏が、図にあるような一般的な砂利等ではなく、その下の図にあるように、コンクリートが打ち込まれていたというのが、今回、現況でわかりました。コンクリートがある場合には、このSMWという工法が、支障がございますので、擁壁部分のどのぐらいの範囲にコンクリートがあるのか。また、厚さがどのくらいあるのか。コア抜きという方法で調査した結果、70メートルの擁壁のところに、厚いところで約1.5メートルのコンクリートが裏にあったということがわかりました。  申しわけありませんが、裏面をちょっとごらんください。以上のようなコンクリートがある状況では、先ほど申し上げたとおり、SMWという工法では施工できませんので、安全確実にコンクリートが裏打ちされた擁壁に山留を行う工法として検討した結果、よく土木工事などで行う鋼管杭という工法を選定した次第でございます。こちらを4月初めに試験的に実施しまして、十分に安全に施工可能であることが確認されましたので、引き続きこの工法に変更して、施工を行ってまいったところでございます。  なお、崖地以外のところに関しましては、SMW工法で山留を行うということでございます。今回、この山留ぐいの工法の変更をせざるを得なかったことにより、工期について、現在約2カ月半のおくれが生じているという状況でございます。  下の図をごらんください。これからの工程を少しご説明させていただきます。工事の進め方として、山留を施工した後の工程ですけれども、くい、下のグレーの色ですね、何本か記載しておりますけれども、それを打った後に、地盤面から12.5メートルまで土を掘削するという形の工事になっております。その後に、厚いところで高さ3メートルの耐圧盤という基礎、これのコンクリートの施工をする予定になっております。  恐れ入りますけれども、右側の上の図をごらんください。地下の躯体を赤い実線であらわしております。赤いハッチで示した部分でございますが、こちらにつきましては、昨年、補正を組まさせていただいて、予算を増額させていただいた部分。隣地の土圧を受けるための、基礎と一体となった地中の壁というものでございます。また、右下の写真でございますけれども、各地で出現しているコンクリートやレンガなどの地中障害物でございます。今後、崖部分以外の山留を施工していきますので、土を掘削する際にさらに出現する可能性もあるのではないかということを、ちょっと危惧しております。  これらの状況に関しましては、土工事がある程度済んだ段階で再度ご報告はさせていただきたいというふうに考えております。工事変更手続につきましては、今後の工事状況を踏まえながら、適切な時期に行わせていただきたいと考えております。また、この件に関しましては、本日の子育て文教委員会に、子ども部からも報告を行うことというふうになっております。  以上、工事状況についてご報告をさせていただきました。 80: ◯林委員長 はい。この件について。  内田委員。 81: ◯内田委員 はい。この件は、平成27年度の予算特別委員会で、私のほうからも、当時、確認させていただいています。たしか3億1,000万円の補正予算が組まれた擁壁だと思います。  まず、二、三確認したいんですけども、まず一つは、この現状の擁壁がいつごろつくられたのでしょうか。 82: ◯加島施設経営課長 はい。図面だとか記録だとかが、正直ない状況でございます。もともとの九段小学校は上六小学校ということで、復興小学校の簡単な図面はあるんですけど、そのときには擁壁があったというところなので、九段小学校よりも前の年代というところというふうに考えております。 83: ◯内田委員 前ですよね。 84: ◯林委員長 防空壕とか言っていなかったでしたっけ。  内田委員。 85: ◯内田委員 大正時代ぐらいという感じでしょうかね。 86: ◯加島施設経営課長 すみません、失礼しました。校舎は大正15年竣工ですので、その前という形になっております。 87: ◯内田委員 まあ、確かにそうであれば図面等はないと思うんです。私、ちょっと気になったんですけども、前回の予算特別委員会の中でのやりとりの中で、施設経営課長からは、擁壁の部分が最も重要だと。区としてもしっかりした施工管理を行っていきますというご答弁をいただいているんですね。そのときに3億1,000万、補正予算を組んでやりましょうということになったんですけども、この絵を見ると、あたかもコンクリートのように書いてありますけど、このときは石積みというご報告もありますよね。石積みの裏っ側に何があるのかと。本当は事前に調査とかをしたほうがよかったんじゃないかなと思うんですけども、そこら辺はいかがでしょうか。 88: ◯加島施設経営課長 はい。昨年の予算特別委員会のときに、石積みというところを答弁させていただいたのは、資料の4の表側の右側の上を見ていただきまして、ちょっと擁壁のところの砂利と書いてある左側ですね。白い部分が石積みになっているというところでございます。で、今回、こちらを、事前に何か調査して見れればよかったんですけれども、その左の一番下を見ていただくと、やはり旧校舎がございました。その旧校舎と崖の間が2.5メートルということで、ちょっと重機を入れて、事前に掘削して何かということもできなかったので、ちょっと、こちらに関しては調査ができなかったというところでございます。 89: ◯内田委員 確かに、今のところは理解ができるところであります。  先日、私は熊本に行ってきたんです、実家が熊本ですので。建物はやっぱり新耐震基準だと壊れない。ただ、新耐震基準でも壊れた物件というのが、大体、地盤がずれたり、落ちたり、上がったりなんですね。そういったものも含めて、これから建築基準法も地盤を大変注視していくと思うんです。だから、この地盤のところに対しては、多少、もうこれは、しっかりお金をかけて、安心安全を確保していかなきゃいけないというのは、私もしっかりそう思います。今回、納期が2カ月半、影響を受けるということですけども、コストについては、大体、また、補正を組まれるんですよね。 90: ◯加島施設経営課長 はい。実際にこの鋼管山留に変えたことでやはりプラスアルファというのが、今ちょっと大ざっくりで、ちょっと金額は申し上げませんけれども、やはり出ているということと、あと地中障害も出ておりますので、やはりプラスということになってくるかなというふうに思います。もう少し土工事が進んだ段階であれば、そこら辺のちょっと精査ができるかなというところもございますので、補正へ組ませていただくときも今の段階ではちょっとあり得るのかなというふうに考えております。 91: ◯林委員長 いいです。もっと教えてもらっても。はい。  内田委員。 92: ◯内田委員 ぜひお願いします。ちょっときつい言い方をすれば、やっぱり若干行き当たりばったり的というか、そういう感も拭えません。もちろん掘ってみないとわからないんです。それも多少、私もわかりますけども、やはり学校とかですから、開校の納期のスケジュールもあると思うので、そこら辺また落ち度のないようにしっかり今後進めていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 93: ◯加島施設経営課長 はい。工事ですので安全第一ということで、こちらの状況に関しましては、逐次ご報告させていただきながら進めさせていただきたいというふうに思っております。 94: ◯林委員長 よくある…… 95: ◯内田委員 いいです。 96: ◯林委員長 いや、よくあることなんですか、これ。内田委員、砂利だと思ったら、コンクリートだったって。 97: ◯内田委員 いや、よく、ないと思います。よくは。ただ、大正時代だったんで…… 98: ◯嶋崎委員 大正時代は……だから。がらがら…… 99: ◯内田委員 あと、敷地的に調査ができなかったということだと思います。 100: ◯林委員長 ふーん。まあ、掘ってみないと、砂利かコンクリートかわかんないようなのが普通だという。 101: ◯内田委員 神田のほうは掘ると、もう、うちのあたりはやっちゃばがあったので…… 102: ◯林委員長 ああ。ごめんなさい。砂利というのは、石積みのところの裏が砂利だと思ったら、掘ってみたらコンクリートだったというのはよくある。 103: ◯内田委員 それは、よくあるかどうかわかりません。 104: ◯林委員長 ああ。 105: ◯内田委員 ただ、掘ってみないと、何があるかわからないというのはわかる。 106: ◯林委員長 ふーん。まあ、下はそうなんでしょうけどね。  ほか、ごめんなさい。どなたか、手。小枝委員。 107: ◯小枝委員 すみません。教育のほうの委員会でもやっているんじゃないかと思うんですが、これ──ごめんなさい。聞き漏らしたんです。何月何日でしたっけ。何年何月供用開始。うん。平成30だっけ。 108: ◯加島施設経営課長 はい。ちょっと開校に関してはあれですけど、竣工は30年1月を当初竣工ということですので、今、2カ月半おくれているということなので、4月に入ってしまうと。竣工がですね。という形で考えております。 109: ◯小枝委員 当初、新年度に間に合うようにということで、頑張っているというふうには聞いておりましたけれども、もう一つの論点として、これは、ここで深めることはいたしませんが、麹町小学校がそうであるように、免震構造にしてもらいたいという。まあ、もらいたいというか、これから先のことを考えれば、100年使う学校だから、お金と工期、工費をかけても、その意味があるんじゃないかというような意見もあったと思いますが。ここで、新年度に間に合わない。当初、新年度に間に合わせるからそれはちょっと無理ですというような話もありましたけれども、そこのところを、麹町でその基準で行っているわけですから、平等性の原則としても、これから先、必ず来るであろう地震に備えての免震ということを再度考えることができないかということをお聞きします。 110: ◯加島施設経営課長 正直言って、ちょっと難しいというふうに思っています。もちろん開校の時間もありますし、構造的に西側の校舎を残さなきゃいけないだとか、あとはグラウンドの大きさだとか教室の大きさだとか、そういったものを勘案して今の形になっているのかなというふうに考えております。免震構造が絶対できないということではないんですけれども、そういったもろもろの課題が多分クリアできなくなるのかなというふうに思いますので、今の段階では、ちょっと無理ではないかなというふうに思います。 111: ◯林委員長 よろしいですか。  小枝委員。 112: ◯小枝委員 そこはしかるべきところで詰めなければならないと思いますが、免震をやる場合の工費と工期の影響というものを試算はされていますか。 113: ◯加島施設経営課長 申しわけありませんけど、試算はしていないと思います。それで、今言ったのは、全部やりかえで設計のし直しをしないと、多分できないというところです。配置のことも踏まえてということで申し上げました。設計のし直しという形になりますので。 114: ◯林委員長 難しい。 115: ◯加島施設経営課長 はい。 116: ◯林委員長 もっとおくれちゃうということですよね。 117: ◯加島施設経営課長 そうです。はい。 118: ◯林委員長 はい。です。余り中身を入り過ぎてしまうと、文教委員会の所管に入ってしまうとまずいんですけど、まあ、それくらいまでだったら大丈夫なんですよね。はい。  よろしいですかね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 119: ◯林委員長 まあ、近隣の方にも2カ月半以上ご迷惑をかけるんで、十分対応していただきたいと思います。  次に行きます。(5)番、起震車の購入について、報告をお願いいたします。 120: ◯猿渡契約課長 はい。それでは、5の起震車の購入につきまして、政策経営部資料5に基づいてご説明をさせていただきます。  本案件は、第2回定例会で審議をお願いする予定の案件でございまして、新しく起震車を購入するものでございます。  概要でございますが、3トントラックディーゼル車1台を新しいものに取りかえるものでございます。  裏面をごらんいただきたいと思いますけれども、今回、起震車は、平成4年に、上の駆動部といいますか、駆動装置のほうを購入した案件でございます。それで、平成18年に、トラック部分について新しくしまして、現在使っているものでございます。これを全て駆動部分とそれからトラックのベースの部分を入れかえるという形で、新規に車を購入する案件になります。
     2番目が具体的にどういうふうなものの起震車になるのかということのご説明でございます。  まず、現在のものが天然ガスの3トントラックでございますので、それをディーゼルハイブリッドに変えますよということでございます。それで、安全性としては、現在、後方の認知モニターであるとかドライブレコーダーをつけますというものになります。駆動装置でございますが、これは、現在、上下と前後しか動かない2方向性のものを、今度は3方向性、上下左右それから前後という形の3方向性になるというものでございます。  体験のプログラムとしましては、連続地震に対応していたものが現在のものです。それで、震度が7まで表示できるというふうなものだけに限られていました。今回入れるものは、連続地震に対応して行うものと、過去の再現地震をもともとプログラムしております。それから、想定地震についても6種類入れることができると。それから、緊急地震速報に対しても3種類の対応をしている。合計18種類が既存のプログラムで入っております。  それから、こういったプログラム加工ができるという仕組みなので、今後は、これを、新たに熊本地震なんかについても追加することができるというものでございます。地震案内については、音声と表示機のみが今回のものでしたけど、今回導入するものは、音声案内については英語も可能でございますし、地震表示についても、室内モニターというものが搭載されているものなので、外でこういった揺れが起きるみたいなことまでわかるというふうなものの案件でございます。  また、表に戻っていただきまして、納入場所は、区の指定箇所。現在、地下3階に置いてありますので、そこに納入する予定でございます。  納入期限は、3月31日でございます。  契約方法でございますが、公募制の指名競争入札によって契約をする案件でございます。  5番目でございますが、入札のスケジュールでございますが、公募を開始したのが5月13日でございます。締め切りを19日に行っております。指名通知を23日に行いました。開札の予定は、6月1日になるものでございます。これは、物品の購入になりますので、予定価格については事後に公表する案件でございます。  説明は以上でございます。 121: ◯林委員長 予定されている第2回定例会の提出予定案件でございます。基本的な質疑及び随分ご丁寧な説明があったんで、これ以上の説明、資料は要らないかと思いますが。何かございますか。よろしいですかね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 122: ◯林委員長 はい。  では、次に行きます。(6)西神田コスモス館昇降機改修工事について、報告をお願いいたします。 123: ◯猿渡契約課長 それでは、同じくこれも第2回定例会のご審議の予定の案件でございます。  件名は、西神田コスモス館の改修工事でございまして、政経部の資料6に基づいてご報告を申し上げます。  改修工事になりますので、工事箇所は、西神田二丁目6-2。これはコスモス館になります。昨年度、西神田コスモス館の児童センターの部分のエレベーターの改修を行いましたが、今回は住宅棟の部分の3基の改修でございます。  2の工事概要でございますが、2号機、3号機、4号機、これ、25階建てのエレベーターを改修するもので、改修内容としては、地震の管制装置であるとか予備電源、今回の新耐震に対応するような安全基準を満たすような改修を施すものでございます。  工事の期間については、契約日から平成29年3月31日までのものを想定してございます。  契約の方法でございますが、これは、相手方を特定する特命随意契約を行いたいと思います。本来、エレベーターのこういった昇降機の改修でございますので、入札について、本来、一般競争を行うというのが考え方としてございます。ただ、現状の住宅棟を生かしたものを、そこのものについて工事を行うという観点から、現在の事業者に改修をお願いすることによって、部材であるとか、あるいはその仕組みについて熟知している業者を指定することが最善であると考えましたので、相手方を特定する随意契約としております。  仮契約の日付は、6月1日でございます。  契約の相手方は、神田淡路町二丁目101番地の株式会社日立ビルシステムに行いたいという案件でございます。  説明は以上でございます。 124: ◯林委員長 はい。この件についても、基本的なことは何かございますか。(発言する者あり)いいですか。議案のときでいいですよね。議案のときにね。はい。随契の議案のときに。  それでは、報告事項の最後の(7)番、歩道拡幅工事「明大通りI期」について、報告をお願いいたします。 125: ◯猿渡契約課長 それでは、政策経営部資料7に基づきまして、歩道拡幅工事「明大通りI期」についてご説明をさせていただきます。  これも先ほどと同じように、第2回定例会のご審議を予定する案件でございますのでご報告でございます。  工事の箇所につきましては、駿河台二丁目1番地から神田駿河台一丁目6番地先でございますが、1枚おめくりいただいてA3の資料をおつけしております。下のところをごらんいただきますと、左側が駿河台の下の交差点、靖国通りから、御茶ノ水の橋までの区間が明大通りになります。これのちょうど真ん中部分、ちょっと白黒で見えづらいんですけれども、明大通り第I期、かえで通りの部分から吉郎坂のところまでの部分について工事をする案件でございます。昨年度末に設計が完了した関係で、年度内に工事を進めていくというふうな観点から、I期、II期という形で分けた形の工事をするものでございます。  工事の概要でございますが、施工延長は247.6メートルになります。I期のこれは長さなんですけれども、それから施工面積4,834平米、幅員は22メートルのものでございます。歩道の拡幅、セミフラット化と車道の遮熱性舗装、それから街路樹のLED化と街路樹の整備という形でございます。また、A3のほうをちょっとごらんいただきたいんですが、これは、最終的に歩道がこういうふうな形で最大拡幅しますよという図面を、上部が現状でございます。真ん中部分が、計画後、最大で4メートルのものが5.5メートルまで拡幅する工事になるというふうなものでございます。  また、戻っていただきまして工事の期間でございますが、契約日の翌日から年度末の平成29年3月31日までのものでございます。  契約の方法でございます。これは、制限を付した一般競争入札という形で契約するものでございます。道路舗装ということでございますので、入札参加者につきましては、単体事業者または2者JVという形でございます。本案件は、基本2者JVでございますが、昨今の事情で単体でも利用が可能な形で、入札参加者をふやす形で行いました。  それから、5のスケジュールでございますが、募集期間でございますが、平成28年4月19日~5月12日までの、約、これ14日間、中に営業日をとってございますが、今回はゴールデンウイークがありましたので、こういった期間を確保する形で進めております。資格確認通知については、5月18日に送付をしております。開札は6月8日という形になってしまいます。予定価格は事前に公表しておりますので、2億2,600万円余の金額になってございます。最低制限を設ける入札となりますが、これは非公表という形で進めていくものでございます。  説明は以上でございます。 126: ◯林委員長 はい。この案件につきましても、予定されております第2回定例会の提出予定案件でございますので、基本的なこと及び欲しい資料等々ございましたら。  1点、内田委員。 127: ◯内田委員 1点、確認です。断面のパースを見ていますが、この日大側には自転車があって明大側には自転車がないんですけども、これは日大側だけに自転車通行レーンもしくは舗装があると読むんでしょうか。 128: ◯千賀道路公園課長 道路整備の経緯・経過につきましては、所管である道路公園課のほうからお答えいたします。  今回の明大通りの整備につきまして、自転車の通行をどうするかというところ、これは一つの課題でございました。一つは、自転車は、これは、現在、車両ということでございますので、それぞれこれは相互通行でございますので、双方の車道の左側を通行していただくというところが原則でございます。そういう意味では、車道の左側に何らかの表示あるいは自転車レーン等を検討したところでございますが、これはあくまで警察等の協議の結果、明大通り自体は、こう、全体的に坂になっているということで、まあ、あるところ、自転車がスピードを出しやすい環境であるということと、あと、実態といたしまして、明大通りの荷捌きの車両等が駐車されるということがございまして、安全、事故防止の観点から、そういう自転車の、車道を通るという明確な表示というところは行わない。一方で、安全対策ということでは、歩道内も通行できる。歩道内は徐行というところでございますが、そういうところで歩道内も通行可という意味で表示をしておるところでございます 129: ◯内田委員 いや、明大側もいいんでしょ。絵がおかしいですよ。 130: ◯たかざわ委員 だから、絵を描いただけだ。 131: ◯千賀道路公園課長 ということで、失礼いたしました。(発言する者あり)双方の歩道内は通行できるということで。 132: ◯内田委員 両方ね。 133: ◯千賀道路公園課長 はい。(発言する者あり) 134: ◯林委員長 小枝委員。(発言する者あり) 135: ◯小枝委員 定例会に向けてということでもいいんですが、この契約の中に街路樹のことも入ってきますよね。それで、駿河台まちづくり協議会の中で、いろいろ激しい議論がありましたが、それらがどういうふうに収束したのかというのも気になるところではありますが、ここまで出してきている以上は話が収束したんだろうというふうに理解するとして、1点、植樹の件は、どういう意見が出て、どういうふうな方針でこれに決めたというものがわかるといいかなと。それで、それなりに専門家の視点というか、木って、やっぱり、何がそこにあるかによって全く道の表情が変わってくるので、これだけ大がかりに道を拡幅していく、歩道拡幅していく中での今回の植樹というのは、大きな、これからインパクトになりますので、その辺がきょう議論じゃなくて、わかる資料を出してもらいたいなというふうに思います。(発言する者あり) 136: ◯林委員長 議案審査のときまでに、(発言する者あり)できますかね、報告。口頭も含めてだと思いますが。 137: ◯千賀道路公園課長 はい。こちらの明大通りの植樹につきましては、現状はプラタナスという高木の植樹があるところでございます。こちらのプラタナスは、今回は拡幅というところもございますので、移植等も検討したところでございますが、木の状態が余りよくないというところで、新たな樹種というところで検討しておるところでございます。ちなみにその樹種として、協議会等、地元にご提案しているところでございますが、コブシの仲間で花の咲く、マグノリアというところを提案しておるところでございます。これは、余り背丈が大きくならないで、かつ春先に花も咲くというところで、明大通りのほうではちょっとイメージを一新するというところで、地域のほうにご提案しているところでございますが、今のところ、特に強い反対というところはございません。 138: ◯小枝委員 それに関して賛成とか反対という意味で言ったのではなくて、この契約に入ってきますよね。そうすると、まあ、一つはもちろん地域合意が必要だけれども、一つは専門的な、何ていうか、アドバイスも必要かなというふうに思うので。非常に重要な決定になっていくだろうと思うので、その辺が、何だろう、参加型で、なおかつ、みんな素人ですから。私たちだって、素人ですから。満足度の高いものになるような契約になっていったらいいなというふうに思うので。まあ、契約後の変更は、でも、できないわけですよね、これは。もうこれで決まりということなんですよね、手続からすると。(「中身に入っちゃう……」と呼ぶ者あり)うん。中身に入れないので。その辺が、何だろう、幅をね、やっぱりこれから意見もいろいろ出てくるだろうから、幅を持たせるようなことができたらいいなと。でも、きょうは答弁はいいですから、ちょっとその辺が気になるところなので、はい。また、本番で。 139: ◯林委員長 じゃあ、うん。議案審査のときに、樹木の選定について、どういう方針のもとに区のほうでやられているのか、業者にお任せしているのか等々がわかるような説明をきっちりとしていただけますよね。今やると、ちょっと大分はまってきてしまいますので。  それ以外の委員の方はございますか。よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯林委員長 はい。それでは、報告事項を終了させていただきます。  2番、その他に入ります。委員の方は何かございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141: ◯林委員長 執行機関のほうは。ある。はい。  総務課長。 142: ◯清水総務課長 前回の当委員会におきまして、林委員長から千代田区特別職報酬等審議会の答申を受けて条例改正を予定しているのかどうなのか、次回──きょうということなんでしょうけれども、の委員会でご報告をということでございましたので、私のほうからご報告させていただきたいと存じます。  現段階におきましては、審議会の答申を受けての条例改正というのは、検討はしていないというか、準備はしていないところでございます。ただ、27年の2月でしたか、そもそもその当該審議会の条例改正につきましても、私ども執行機関では当初想定していなかったのを、議会からのご指摘を受けて、急遽招集日に議案をお願いしたという経過もございますので、大変申しわけございません、第2回定例会にはもう絶対、絶対出さないかということになるかとなりますと…… 143: ◯林委員長 急に…… 144: ◯清水総務課長 もう私の段階では、現段階でということでご理解を賜ればと思っております。よろしくお願いいたします。(発言する者あり) 145: ◯林委員長 まあ、今のところという形で、(発言する者あり)ええ。まあ、淡々と、その際は、で。はい。よろしいですかね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 146: ◯林委員長 はい。  それでは、企画総務委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。                 午後3時58分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...