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  1. 千代田区議会 2015-09-16
    平成27年地域保健福祉委員会 本文 開催日: 2015-09-16


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成27年地域保健福祉委員会 本文 2015-09-16 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 227 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯桜井委員長 選択 2 : ◯桜井委員長 選択 3 : ◯桜井委員長 選択 4 : ◯新井高齢介護課長 選択 5 : ◯桜井委員長 選択 6 : ◯寺沢委員 選択 7 : ◯新井高齢介護課長 選択 8 : ◯寺沢委員 選択 9 : ◯桜井委員長 選択 10 : ◯新井高齢介護課長 選択 11 : ◯桜井委員長 選択 12 : ◯飯島委員 選択 13 : ◯新井高齢介護課長 選択 14 : ◯飯島委員 選択 15 : ◯新井高齢介護課長 選択 16 : ◯桜井委員長 選択 17 : ◯飯島委員 選択 18 : ◯新井高齢介護課長 選択 19 : ◯桜井委員長 選択 20 : ◯桜井委員長 選択 21 : ◯松本保健福祉部長 選択 22 : ◯桜井委員長 選択 23 : ◯はやお副委員長 選択 24 : ◯桜井委員長 選択 25 : ◯はやお副委員長 選択 26 : ◯桜井委員長 選択 27 : ◯新井高齢介護課長 選択 28 : ◯桜井委員長 選択 29 : ◯桜井委員長 選択 30 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 31 : ◯桜井委員長 選択 32 : ◯寺沢委員 選択 33 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 34 : ◯寺沢委員 選択 35 : ◯桜井委員長 選択 36 : ◯寺沢委員 選択 37 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 38 : ◯寺沢委員 選択 39 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 40 : ◯寺沢委員 選択 41 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 42 : ◯寺沢委員 選択 43 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 44 : ◯寺沢委員 選択 45 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 46 : ◯桜井委員長 選択 47 : ◯飯島委員 選択 48 : ◯桜井委員長 選択 49 : ◯桜井委員長 選択 50 : ◯飯島委員 選択 51 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 52 : ◯飯島委員 選択 53 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 54 : ◯飯島委員 選択 55 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 56 : ◯桜井委員長 選択 57 : ◯はやお副委員長 選択 58 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 59 : ◯はやお副委員長 選択 60 : ◯桜井委員長 選択 61 : ◯岩田委員 選択 62 : ◯桜井委員長 選択 63 : ◯寺沢委員 選択 64 : ◯桜井委員長 選択 65 : ◯岩田委員 選択 66 : ◯桜井委員長 選択 67 : ◯岩田委員 選択 68 : ◯桜井委員長 選択 69 : ◯寺沢委員 選択 70 : ◯桜井委員長 選択 71 : ◯飯島委員 選択 72 : ◯桜井委員長 選択 73 : ◯飯島委員 選択 74 : ◯桜井委員長 選択 75 : ◯飯島委員 選択 76 : ◯桜井委員長 選択 77 : ◯飯島委員 選択 78 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 79 : ◯飯島委員 選択 80 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 81 : ◯桜井委員長 選択 82 : ◯松本保健福祉部長 選択 83 : ◯桜井委員長 選択 84 : ◯飯島委員 選択 85 : ◯桜井委員長 選択 86 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 87 : ◯飯島委員 選択 88 : ◯桜井委員長 選択 89 : ◯はやお副委員長 選択 90 : ◯桜井委員長 選択 91 : ◯桜井委員長 選択 92 : ◯桜井委員長 選択 93 : ◯寺沢委員 選択 94 : ◯桜井委員長 選択 95 : ◯寺沢委員 選択 96 : ◯桜井委員長 選択 97 : ◯寺沢委員 選択 98 : ◯桜井委員長 選択 99 : ◯寺沢委員 選択 100 : ◯桜井委員長 選択 101 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 102 : ◯寺沢委員 選択 103 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 104 : ◯寺沢委員 選択 105 : ◯土谷高齢者施設担当課長 選択 106 : ◯桜井委員長 選択 107 : ◯寺沢委員 選択 108 : ◯桜井委員長 選択 109 : ◯桜井委員長 選択 110 : ◯桜井委員長 選択 111 : ◯西山健康推進課長 選択 112 : ◯桜井委員長 選択 113 : ◯寺沢委員 選択 114 : ◯西山健康推進課長 選択 115 : ◯寺沢委員 選択 116 : ◯西山健康推進課長 選択 117 : ◯桜井委員長 選択 118 : ◯西山健康推進課長 選択 119 : ◯桜井委員長 選択 120 : ◯寺沢委員 選択 121 : ◯西山健康推進課長 選択 122 : ◯桜井委員長 選択 123 : ◯寺沢委員 選択 124 : ◯西山健康推進課長 選択 125 : ◯寺沢委員 選択 126 : ◯西山健康推進課長 選択 127 : ◯寺沢委員 選択 128 : ◯西山健康推進課長 選択 129 : ◯桜井委員長 選択 130 : ◯西山健康推進課長 選択 131 : ◯寺沢委員 選択 132 : ◯西山健康推進課長 選択 133 : ◯桜井委員長 選択 134 : ◯西山健康推進課長 選択 135 : ◯桜井委員長 選択 136 : ◯寺沢委員 選択 137 : ◯桜井委員長 選択 138 : ◯寺沢委員 選択 139 : ◯桜井委員長 選択 140 : ◯寺沢委員 選択 141 : ◯桜井委員長 選択 142 : ◯岩田委員 選択 143 : ◯桜井委員長 選択 144 : ◯岩田委員 選択 145 : ◯桜井委員長 選択 146 : ◯岩田委員 選択 147 : ◯桜井委員長 選択 148 : ◯岩田委員 選択 149 : ◯桜井委員長 選択 150 : ◯寺沢委員 選択 151 : ◯桜井委員長 選択 152 : ◯西山健康推進課長 選択 153 : ◯桜井委員長 選択 154 : ◯桜井委員長 選択 155 : ◯小川地域振興総務課長 選択 156 : ◯桜井委員長 選択 157 : ◯大坂委員 選択 158 : ◯小川地域振興総務課長 選択 159 : ◯大坂委員 選択 160 : ◯小川地域振興総務課長 選択 161 : ◯桜井委員長 選択 162 : ◯小川地域振興総務課長 選択 163 : ◯桜井委員長 選択 164 : ◯小川地域振興総務課長 選択 165 : ◯桜井委員長 選択 166 : ◯小川地域振興総務課長 選択 167 : ◯桜井委員長 選択 168 : ◯立川地域振興部長 選択 169 : ◯桜井委員長 選択 170 : ◯桜井委員長 選択 171 : ◯桜井委員長 選択 172 : ◯吉村総合窓口課長 選択 173 : ◯桜井委員長 選択 174 : ◯寺沢委員 選択 175 : ◯吉村総合窓口課長 選択 176 : ◯寺沢委員 選択 177 : ◯吉村総合窓口課長 選択 178 : ◯桜井委員長 選択 179 : ◯寺沢委員 選択 180 : ◯吉村総合窓口課長 選択 181 : ◯桜井委員長 選択 182 : ◯寺沢委員 選択 183 : ◯桜井委員長 選択 184 : ◯寺沢委員 選択 185 : ◯吉村総合窓口課長 選択 186 : ◯桜井委員長 選択 187 : ◯寺沢委員 選択 188 : ◯桜井委員長 選択 189 : ◯寺沢委員 選択 190 : ◯桜井委員長 選択 191 : ◯飯島委員 選択 192 : ◯吉村総合窓口課長 選択 193 : ◯飯島委員 選択 194 : ◯吉村総合窓口課長 選択 195 : ◯飯島委員 選択 196 : ◯吉村総合窓口課長 選択 197 : ◯飯島委員 選択 198 : ◯吉村総合窓口課長 選択 199 : ◯飯島委員 選択 200 : ◯吉村総合窓口課長 選択 201 : ◯寺沢委員 選択 202 : ◯桜井委員長 選択 203 : ◯飯島委員 選択 204 : ◯寺沢委員 選択 205 : ◯桜井委員長 選択 206 : ◯吉村総合窓口課長 選択 207 : ◯飯島委員 選択 208 : ◯桜井委員長 選択 209 : ◯飯島委員 選択 210 : ◯吉村総合窓口課長 選択 211 : ◯桜井委員長 選択 212 : ◯桜井委員長 選択 213 : ◯新治生活支援課長 選択 214 : ◯桜井委員長 選択 215 : ◯桜井委員長 選択 216 : ◯山下国際平和・男女平等人権課長 選択 217 : ◯桜井委員長 選択 218 : ◯桜井委員長 選択 219 : ◯飯島委員 選択 220 : ◯松本保健福祉部長 選択 221 : ◯飯島委員 選択 222 : ◯松本保健福祉部長 選択 223 : ◯飯島委員 選択 224 : ◯松本保健福祉部長 選択 225 : ◯飯島委員 選択 226 : ◯桜井委員長 選択 227 : ◯桜井委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午後1時31分開会 ◯桜井委員長 皆さんこんにちは。ただいまから地域保健福祉委員会を始めたいと思います。  初めに、欠席届が出ております。きょうはたくさん出ている。地域保健担当部長、公務のため欠席。障害者福祉課長、障害福祉サービス給付判定会のため欠席。在宅支援課長、公務のため欠席。地域保健課長、公務のため欠席。富士見出張所長、公務のため欠席ということでございます。ご答弁、大丈夫。大丈夫。はい。(発言する者あり)ということで、欠席届でございますので、ご報告をさせていただきます。  それでは、本日のレジュメを皆様のお手元にお配りさせていただいております。これに沿って行いたいと思いますが、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯桜井委員長 はい。それでは、始めていきましょう。  まず、陳情審査でございます。お手元にお配りをさせていただいております。___________________さんですか、外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情ということで、当委員会に参考送付ということで送られてまいりました。お目通しをいただいて、ご確認をいただきたいと思います。  ということで、参考送付ということでございまして、ご確認をいただいたということで陳情審査を終わりにしたいと思います。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 3: ◯桜井委員長 はい。それでは、そのようにさせていただきます。  2番目、報告事項に入ります。保健福祉部(1)番、いきいきプラザ一番町指定管理者選定委員会の選定結果について、報告してください。 4: ◯新井高齢介護課長 いきいきプラザ一番町指定管理者候補者選定委員会の選定結果につきましてご説明させていただきます。保健福祉部資料1をごらんください。  このいきいきプラザ一番町の指定管理の指定手続を進めるに当たりましては、第2回定例会でご報告させていただいたところでございます。その後、3回の選定委員会を開催するなど、審議が進みまして、7月24日に区長に対して選定結果の報告がございましたので、本日ご報告させていただくものでございます。  では、1、選定結果でございます。  (1)募集方針、指定期間を5年、非公募により社会福祉法人東京栄和会に応募を求めることといたしました。また、非公募につきまして、選定基準点を100点満点に換算して70点といたしました。  (2)選定基準でございます。1)から5)につきましては、総合的に評価いたしました。  (3)選定委員会の開催状況でございます。第1回選定委員会におきまして、募集方針、募集要項、評価項目等について選定委員会で確認いたしました。これを受けまして、いきいきプラザ一番町の応募の依頼を進めました。  第2回選定委員会におきましては、提案書類、プレゼンテーションをしてもらい、委員からのヒアリングを行いまして審査を行い、応募者、公募者として選定いたしました。  第3回で報告書を取りまとめた上、区長へ報告し、ここでいろいろ懇談などを行った次第でございます。  (4)番、評価結果につきましては、この最後の4ページ目に詳細を添付してございますが、700点満点中、総合計590点、平均いたしますと1人の委員が84点でございます。
     裏面に参ります。裏面の(5)番、いきいきプラザ一番町指定管理者候補者選定委員会委員、こちらはごらんのとおりでございます。  指定管理者の候補者は、社会福祉法人東京栄和会、理事長平方俊雄氏でございます。  選定理由です。いきいきプラザ一番町の指定管理者としての運営実績を踏まえた提案は具体的で、地域福祉の核となり、地域文化・交流の発展、健康増進の拠点となる運営を期待できると判断いたしまして、候補者として選定いたしました。  1)の通所事業におきましては、日曜日の認知症デイサービスの実施、一般デイサービスにおける医療重度者の受け入れ等も提案がございました。  2)、特別養護老人ホーム事業におきましては、看取りケアの実施。  3)、人材育成におきましては、法人が江戸川区のほうにも運営しております施設で、連携しながら、この認知症の研修等をスキルアップを図っていこうというところでございます。  4)、区民施設においては、地域交流の場としての認知症カフェや食育カフェ等を運営し、地域貢献活動を実施いたします。  また、高齢者の見守りや避難所機能強化等も提案しております。  また、財務状況におきましても、収益、資産ともに安定優良法人であり、本事業の収支計画も合理的な内容であるとの評価をされました。  今後、この選定委員会からの報告を受けまして、来る3回定例会におきまして、「いきいきプラザ一番町の指定管理者の指定について」という議案を提出させていただく予定にしてございます。  報告は以上です。 5: ◯桜井委員長 はい。ご報告いただきました。この件についてご質疑ございますか。 6: ◯寺沢委員 選定理由の中にるる書かれているように、意欲的に取り組みをされている事業所かなと受けとめました。点数的にもこの点数であればそんなに不安はないかなというふうにも感じましたが、1点、点数がすごく低いというわけではないんですけれども、昨今、ちょっと、ひどい、痛ましい事件がありましたね。入所者が自殺とは考えられないような方法で施設から落下して3人が亡くなるというような事件、事故がありましてね。そうした意味で、ここの、今ぱっと見ただけなんですけれども、応募者採点結果というところを拝見いたしました。決して、今述べさせていただいたようにこの点数が低過ぎるということではないんですけれども、11番のところの「入所者・利用者の苦情の把握方法と解決・対応のしくみ」というのがありますね。それで、ここにかかってくるかなというふうに思うんですけれども、まあ、その対応ですね。何かあったときに、訴えたときに、適切に対応をしているのか。それから、あってはならないようなことが、認知症の方なんかを積極的に受け入れてくださっていれば、どうしても、職員の方も人間ですから、いらっとするようなこともないとは言えないと思いますけれども、それはやはりプロですから、しっかりと受けとめて、入所者に沿うようにやっていただかなければいけないわけですよ。で、ここについて、5点満点で3.9点、35点満点で27点となっていますけれども、懸念というほどじゃないかもしれませんけれども、どういったところでこの点数になったのかをご説明いただけますか。 7: ◯新井高齢介護課長 議論の中で余りここの部分がちょっと出てこなかったというところもあるのですけれども、この苦情等に関しましては、一番町に関しても、痛ましいような大きな事故はないにいたしましても、ちょっとした苦情等はございます。それに関しましては、うちの事業者、指導する係もありますし、あとは第三者評価ですとか、またオンブズパーソンですとか、いろいろなそういう相談機関等もありますので、そちらのほうで対処していくような仕組みはきちんとしてございます。また、日ごろ、指定管理者でございますので、何かありましたら、区のほうには必ず報告をするというような、そういった仕組みもできておりますので、ここの、点数的にほかより確かに低いというところはあるんですけれども、たまたまこの質問の中で、ここを具体的にすごく出てきたというところではなくて、ほかのところの議論が割と白熱したというようなこともありまして、この点数になったかなというのはあります。 8: ◯寺沢委員 まあ、おおむね心配はないという理解でいいんですか。苦情のない施設は、大勢いらっしゃいますから、ないと思います。ですけれども、やはり、さっき申し上げたようなところにつながるような要素があれば、早くそれを解決しなければいけませんよね。区が確かに指定管理者で管理はしていても、毎日毎日そこに行って管理監督をしているわけではないわけですからね。事業者のほうが、そんなことはここはないとは思っていますけれども、報告を出さなければ掌握のしようもないわけですよ。なので、そういったような、昨今そういう事件、事故みたいなものがあったんで、そういうところについて、やはりどういうふうになっているのか、職員の研修とか、それから処遇ですね、そういったようなところを含めてきちっと対応しているのかというところが意外と大事になっていくかなというふうに思いますので、そこら辺をこの点数の中でどうなのかなという、ちらっと思いがあったものですから、どうなんでしょうかね。 9: ◯桜井委員長 今、具体的に言われているんだから、そのことについてお答えされたら。まあ、さっきとかぶるところがあるけどね。  高齢介護課長。 10: ◯新井高齢介護課長 この事件がありまして、もう、すぐに各施設にはこういうことはないですねというような、聞き方はちょっとあれなんですけど、こういう事件があったことを受けまして、すぐに各施設には、もう一回職員への研修ですね、研修的なところの見直しですとか、また改めて職員のあり方等を見直すようにというようなことは、全施設に、通達ではございませんけれども、そういうお話はいたしました。今、本当にいきいきプラザ一番町に関しまして、本当に小さな苦情等は、日々ではありませんけれども、ないわけではないんです、本当にありますけれども、そこは一つ一つ、解決できないものはいろいろ、第三者、弁護士さんとかに入ってもらう場合もございますけれども、小さなちょっとした事故とか苦情とか、そういったものに関しては、もう本当に施設と区側と真摯に受けとめまして解決しているような次第でございますので、今後もそれは本当に肝に銘じまして対処していきますし、そういうことが、ああいうような事件は決して起こらないようにいたします。また、職員配置等なども、本当に一番町は手厚くしておりますし、うちのほうとも本当に連携しながらやっていきたいというふうに思っておりますので、今後もあとは皆さんの、あとはボランティアさんですとか、地域の方も出入りをよくしていただいておりますので、そういうところからも見ていただければと思っております。 11: ◯桜井委員長 ほかに。 12: ◯飯島委員 選定理由の中なんですが、いろいろ提案が具体的なことがされたと。今まで以上にプラスということで、例えば通所事業なども認知症の中・重度者の受け入れを強化するとか、日曜日にも行う。医療の重度者の受け入れを可能とするとなっています。これが現在でも人の手は厚くしていると今おっしゃいましたけども、どうも入所の方から伺うと、うーん、やっぱり少ないんじゃないかというような声も聞くわけですね。その中で、プラスアルファの提案、これを実際にやっていけるのかどうかというところがすごく心配をしているんです。こういう提案があったのはいいんだけども、実際にやったら、そっちをやったらまた違うほうが手薄になったとか、それじゃ困るわけですね。4ページのこの8番と14番のところが、これを実際にやっていくのにかかわってくるところだと思うんですが、いずれも点数が余り高くはないんですね。実際にこれを可能にしていくためには、この新しい提案を実際にやるためには、人をふやさなきゃいけない。しかも、ここはボランティアさんでは対応できない中身になっているわけなんですね。そこの専門家の配置というのは、プラスでどの程度が考えられているんでしょうか。 13: ◯新井高齢介護課長 例えば日曜日のデイサービスなども提案がございましたので、これは本当に認知症のご家族の方からも…… 14: ◯飯島委員 いいことですよ、本当に。 15: ◯新井高齢介護課長 ええ。ご希望もありましたので、ここから本当にすぐにやっていきましょうというところで、今、話し合いを進めております。そのときに、今ある人数でやるんではなくて、いきいきのほうも、今、職員募集をしているんですけれども、ただ、すぐには見つからないというような状況もあって、今から28年度に向けまして、いきいきも努力をする。こちらも日曜日にやっていただくわけですので、ちょっとできるところは、休日の例えば補助を出すですとか、とにかく人は本当におっしゃるとおり必要ですので、それは本当に一緒になって探していくというふうに考えておりまして、28年度から何とか人を本当に探しまして、やっていきたいというふうに考えております。  あと、また──よろしいですか。はい。じゃあ。 16: ◯桜井委員長 飯島委員。 17: ◯飯島委員 探していきたいという願望はよくわかるんですけれども、現在、介護の職員が不足しているとか、そういう実態もありますね。その中で、こういう資格を持った方を何人ぐらい28年度からプラスしていくのかと。そこの具体的な数字というのはどうなっているんでしょうか。 18: ◯新井高齢介護課長 日曜日のデイサービスにつきましては、やはり1回につきまして、ほかのデイサービスと同じような人数といいますと、その今いる人数だけではできませんので、2人くらいは要ると。そうなると、本当にすぐには、今すぐに始めるということができませんので、今は、あとは工夫ですね、ローテーションする工夫ですとか、時間帯の工夫ですとか、そういうところを今考えているところで、今何人ふやすというところはちょっとお答えできないような状況で、申しわけないと思っております。 19: ◯桜井委員長 ちょっと。  ちょっと休憩します。                 午後1時49分休憩                 午後1時53分再開 20: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  ただいま飯島委員のご質疑の中でのご回答をいただきました。指定管理者としての立場、また区としての立場ということの中での整理が必要だというふうに思っております。先ほど課長からもいろいろとるる答弁がございましたけども、もう一度区としての、基本的な区としての立場というものがどういうスタンスでいるのかというところをやはりきちっと押さえておかないと、この話はなかなか先に行かなくなるので、そこのところをちょっと整理していただいて、保健福祉部長からご答弁いただけますか。 21: ◯松本保健福祉部長 区としての姿勢といたしましては、まず今回の提案にありました拡充の内容につきましては、できるだけ早く実現をしていただきたいという思いがございますので、それに向けましては、必要な人員の確保を初め、さまざまな課題がございますので、それはできるだけ早くから取り組んで、できるだけ早期に実現をしていただけるよう、それは区としても支援してまいりたいと思います。  もう一方の立場といたしましては、やはり介護保険の保険者として、必要な人員基準、その他、適法な形できちんと事業が行われるように、例えば日曜日だから人手が少なくてやっていいんだとか、そういうことにならないように、きちんとそういったところは監督指導をしてまいりたいと思ってございます。 22: ◯桜井委員長 はい。大変大切なところなんで、引き続き議論をしていきましょう。  この件、よろしいですか。  はやお委員。 23: ◯はやお副委員長 外郭的なところの確認なんですけれども、選定経過、またその募集方針の中の、結局、選定基準点をという設定した、前回も何か聞いたかと思うんですけれども、ここではちょっとやりません。この選定基準を70点に決めたその根拠をまた後日ご報告いただければと思うんです。  例えば、今までは基準点をどういうふうに設定してきたかということとか、この70点にするための積み上げの根拠を教えていただきたい。そして、また平均点84点というのはわかるんですけども、統計学的にはばらつきがどうだったかということが非常に重要になってくる。つまり、それぞれのお名前が内容的にいくと、情報上まずい、プライベートな話ということになれば、大体A、B、Cで表示できるんであれば、それぞれ何点、各この項目について何点を提示していたのか。このばらつきが非常に大切なんですね。ただ、平均点にみんなが集中しているわけじゃなくて、非常に両極端によくとか悪いとか分かれていたりすれば、平均点は真ん中になるんですけれども、どの辺に集中しているか、そのばらつきを確認したいので、それのわかる資料をいただきたい。そしてあと非公募については、また当日しっかりと確認し、また今までの進捗についても確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 24: ◯桜井委員長 はい。次回ということでよろしいですか。 25: ◯はやお副委員長 はい。 26: ◯桜井委員長 今の資料についていかがですか。大丈夫ですか。 27: ◯新井高齢介護課長 はい。 28: ◯桜井委員長 大丈夫。はい。では用意をしておいてください。  よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 29: ◯桜井委員長 はい。それでは、次に行きます。  2番目、高齢者総合サポートセンターについて、報告してください。 30: ◯土谷高齢者施設担当課長 それでは、お手元の保健福祉部資料A3判の2-1、A4判の2-2に基づきまして、高齢者総合サポートセンターについてご報告申し上げます。  この間、当委員会にもご報告してまいりました国家公務員共済組合連合会病院部九段坂病院、千代田区とこれまで調整してまいりまして、九段坂病院等の運営に関する内容が固まりましたので、本日ご報告申し上げます。  資料はA3判両面のものでございます。表面、高齢者総合サポートセンター(在宅ケア(医療)拠点)の機能確保について。(1)番として、総合診療部門・地域医療連携室等。1)総合診療科でございます。平日の午前及び午後に外来診療時間を設け、高齢者の方々の包括的な診療を行う総合診療科を、院内標榜する。「総合診療専門医」の認定開始後は、早期に資格を取得した医師を配置するように努めていく。  2)、24時間365日の医療相談対応でございます。区の相談拠点と連携し、区が受けた相談のうち、医療的判断が必要な場合については、平日は地域医療連携室の看護師長、夜間及び土日については、当直の看護師長、主任看護師が区からの相談を引き継ぎ、医療相談を受けてまいります。  3)として、在宅療養支援。かかりつけ医の方々への支援でございます。かかりつけ医から要請があった場合には、患者様の検査や入院等を行っていきます。  4)として、緊急時の対応。区の高齢者総合サポートセンターの相談拠点から医師の診療の求めがあった場合については、速やかに診療や緊急入院などを行っていきます。また、急病等で体調が悪化された高齢者の区民に対しても、同様に診療や緊急入院を行ってまいります。  (2)(3)(4)につきましては、介護保険事業所としての仕事でございます。  (2)訪問看護。区内訪問看護ステーションのバックアップ。地域看護または在宅介護分野の専門介護士若しくは訪問看護分野の認定看護資格の取得に努めるようにする。同様に看護技術研修について協力をしていく。  2)として、将来的な実施。区内における訪問看護サービス事業の実施状況等から、区内の需要が認められる場合には訪問看護を実施してまいります。  (3)訪問リハビリテーション。スタッフ体制の確保。既に訪問リハビリテーションにつきましては、サポートセンター開設前に事業を開始してございます。1日10人程度の訪問リハビリテーションを行える体制を確保し、専門職員の確保に努めてまいります。  (4)として、通所リハビリテーション。1)、スタッフ体制の確保。通所リハビリテーションとして1日20人程度行える体制を整備し、同様に専門職員の確保に努め、区内のケアマネジャーさんと連携を図ってまいります。当然、ケアプランに沿って送迎も行ってまいります。  2)として、医療措置が必要な要介護者への支援でございます。気管切開をしている患者さん、留置カテーテルのある患者さんなど、医療措置が必要な要介護者については、まず受け入れるように努めます。通所リハビリテーションでの受け入れが困難な場合には、おのおのの方々の状況を勘案して、受け入れ方について区と協議し受け入れるように努めてまいります。  裏面をごらんください。裏面については地域医療の向上になります。  (1)として、救急対応。1)、初期救急の実施体制の確保です。区民の初期救急対応を行う。病状に応じて緊急入院を行ってまいります。平日は、午後の外来時間終了後、午後10時まで総合診療科の医師が診療する体制を確保し、平日の午後10時以降及び土曜・日曜につきましては、当直医が総合診療科以外の診療科の医師の場合には、総合診療科の医師と連絡をとれる体制を確保する。ここが本則でございます。ただし、平日の午後の外来診療終了後の総合診療科の医師が診療する体制を確保する時刻、病院開設時には、現在と同様、午後8時までとし、午後10時までとする時期及び経費の負担については区と協議してまいります。現在、九段坂病院、午後8時までは診療を行っております。年度内の開設になってございますので、当然、医師の体制の確保等ございます。それの10時まで開始する時期と医師の確保、ローテーション等の確保に要する経費については、区と協議をしていくという条項になってございます。  (2)として、回復期リハビリテーション。病床規模、区民枠の確保。病床数については40床程度とし、そのうち5床については区民用の病床として確保いたします。  2)、在宅を見据えた医療提供・支援。区民の方々が急性期病院などから在宅へ復帰する際、当然、区の相談拠点と協力をして退院調整を行い、必要に応じてこの回復期リハビリテーション病棟などを利用して対応を行ってまいります。  (3)地域リハビリテーション機能。疾患別のリハビリテーションということでございます。脳血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患のリハビリテーションを実施する体制を整えてまいります。  医療ステイ。こちらは、現在も区の事業として九段坂病院も対応していただいております。医療ステイ利用支援事業を通じまして、医師の判断に基づき個々の病状に応じたリハビリテーションを実施して、日常生活動作の低下防止に努めてまいります。  (5)認知症への対応。認知症の医療連携体制でございます。病院職員のスキルアップを図り、認知症患者への対応が適切に行われるように努めてまいります。  今般、東京都からプレス発表がありました地域連携型認知症疾患医療センター、千代田区の場合は三井記念病院でございます。との連携を図ってまいります。  関係機関との連携ということで、区内の医師会、病院、診療所、介護保険施設、介護保険事業所、当然、高齢者あんしんセンターなどと連携を図ってまいります。  (7)産科・小児科。産科・小児科、九段坂病院には診療科目がございませんが、産科及び小児科の領域の患者さんが受診を希望された場合については、希望を踏まえたうえで、関連病院等へ紹介をすることで適切に対応してまいります。  (8)大規模災害でございます。1)として大規模災害時の負傷者の受け入れ等。東京都及び千代田区の地域防災計画に基づいて行われます医師会の活動と協力し、中等症者や容態の安定した重症の方を受け入れるなど、東京都が指定する災害拠点連携病院に準じた医療救護活動を行ってまいります。  その際、大規模災害時の医療救護活動に使用するため、酸素ガス供給設備及び吸引設備を整備して、医薬品についても備蓄をしてまいります。  3、その他、この1番、2番、大きな項目をきちんと評価していくために評価委員会を設置してまいります。高齢者総合サポートセンターの事業の状況を評価・検証するため、高齢者総合サポートセンター評価委員会を設けてまいります。  続きまして、A4の片面の縦のものをごらんいただけますでしょうか。  この運営につきましても整いましたので、今般、かがやきプラザ(高齢者総合サポートセンター)の開業スケジュールをご報告申し上げます。  外壁の擁壁幕も取り外しが半分ほど行われ、大きなクレーンについても撤去が始まってございます。11月6日に引き渡しを受け、11月14日土曜日、落成式と内覧会を行う準備に入っております。3連休でございますが、11月21日土曜日~23日の月曜日、千代田区の在宅支援課、社会福祉法人の社会福祉協議会、シルバー人材センターが引っ越しを行い、九段坂病院についても、この3連休、私が承っておりますのは11月22日に午前中に、最後、入院の方をこちらの九段南のほうに引っ越しされるというふうに聞いております。11月24日、3連休明けに、在宅支援課、社会福祉協議会、シルバー人材センターが業務を開始し、在宅支援課においては24時間365日の相談を開始してまいります。九段坂病院は、同日、11月24日火曜日開院でございます。  時点が進みまして、年末になりますが、12月28日月曜日、高齢者センターは通常12月30日まででございますが、今回については28日で業務のほうを終了し、29日、30日について、神保町から九段南への最後の移転作業を行って、準備を進めてまいります。1月1日金曜日、昨年の4定で議決いただきました高齢者総合サポートセンター条例、こちらを区規則により施行する予定で準備を整えております。1月4日月曜日に高齢者総合サポートセンター条例施行ということで、活動拠点、人材育成・研修拠点、多世代交流拠点、全て業務開始でございます。  資料の説明は以上でございます。 31: ◯桜井委員長 はい。大分具体的な話になってきました。この件についてご質疑ございますか。 32: ◯寺沢委員 大分先が見えてきたというきょうのご報告なんですけどね。この九段坂の部分についてはちょっと、一生懸命区の方が詰めて、こういう書き方をしていただいたかなというふうには思うんですけれども、まだまだこの書き方だと、もうしょっぱなのこの総合診療医のところについても、早期に資格を取得した医師を配置するように努めるとなっていますよね。そういう記載が、訪問看護にしても、「認定看護師資格の取得に努める」となっていますよね。そういうので「確保に努め」、その下の「専門職員の確保に努める」と。ざっと見ると、そういう表記の仕方が多いんですよね。ということは、果たしてちゃんと、これが、もう日程どおりにそうした人が確保できてスタートできるのかなという、医療のほうに関してちょっとこう、一抹の不安があるんですけれど、どうなんでしょうかね。 33: ◯土谷高齢者施設担当課長 冒頭の総合診療科につきましては、まだ医療の仕組みの中で総合診療科というものが、何でしょう、例えば内科、外科との同じような形で、いわゆる法令等が施行されている状況ではないということが1点と、同じように、総合診療専門医、こちらについても、まだ法令等が発効してございませんので、現段階では総合診療専門医という方はまだおいでに、あ、名乗ることができない状況で、二、三年先というふうに承知しております。そのために、この運営についてのお互いの定めとしては努めるという表現にさせていただきました。 34: ◯寺沢委員 まあ、じゃあ、後でまたちょっと質問しますけど、いいですか、それじゃあ。ちょっと。 35: ◯桜井委員長 はい。寺沢委員。 36: ◯寺沢委員 ほかのところも、さっき申し上げたように、訪問看護のところでも、「認定看護師資格の取得に努める」、それからその下の訪問リハビリも、「専門職員の確保に努める」となっていますね。それからその下の通所のところも、「専門職員の確保に努め」云々となっていますね。なんで、そこらの心配については一つ一つどうなのかということはお答えいただきたいし、それから、今のところですと、前に医師会の先生とちょっと話をしたときにも、そういう総合診療科という位置づけというんですか、それが正式にまだ位置づけられていないんだみたいな話は伺っておりますけれども、そうすると、ここのところの医師は、九段坂はどんな方を配置するおつもりなんですか。 37: ◯土谷高齢者施設担当課長 まず、総合診療科につきましては、内科の先生を中心として、総合診療科の診療に努めていただくということになってございます。大学病院等の内科ですと、かなり診療科が事細かに分かれている…… 38: ◯寺沢委員 そうですね、何々内科というふうにね。 39: ◯土谷高齢者施設担当課長 はい。例えば、ぱっと浮かぶのは循環器で、消化器でも幾つかに分かれております。九段坂病院のベッド数230床の内科の規模ですと、こちらは医師会と九段坂病院の入っている連絡会も、きちんと複数回やってございます。内科の部長さんが説明された中では、この規模の内科であれば、当然専門はあるんでしょう。ただ、内科で来ていただいた方には包括的にきちんと受けているんだよと。細かな診療科目を専科でやっているわけじゃなくて、私たちは、来院された患者さん、利用者さんについては、内科であれば幅広く診ているので、そういう意味で包括的な診療を今でも行っているんだというふうに言い切られておりますので、私どもとしては、現在、まだ総合診療科というような、法施行上、院内標榜でございますが、きちんと内科・総合診療科ということで院内に標榜していただいて、内科の先生を中心に利用者の方を診ていただくということになってございます。  訪問看護につきましては、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションにつきましては、それぞれ介護保険事業所でございますので、なので、最低の──最低という言い方はいけませんね。基準の専門の方は当然いらっしゃいます。それ以上に、例えば訪問であれば、利用者の方がふえれば専門職員の方が多くなければ、きちんとしたローテーション──ローテーションという言い方はいけませんね。きちんとした利用者への訪問が行えませんので、そこまで踏まえて、常に基準のところよりもさらに上を目指して専門の方々を確保していただきたいということで、義務づけではなくて、ここはさらに上を目指すということで努めるという表現にさせていただいております。  今のところ、以上でよろしいでしょうか。 40: ◯寺沢委員 訪問看護の分野の「認定看護師資格の取得に努める」となっていますね。そこのご説明は。 41: ◯土谷高齢者施設担当課長 はい。こちらも、認定看護師の資格につきましては、さまざまな分野がございます。この分野を全て取得していなくても、看護師の方は既に専門職として病棟等に勤務していただいておりますが、この訪問看護、在宅療養の分野については、また病棟とも異なることもございますので、さらに訪問看護についての認定資格のほうも取得に努めていただきたいということで、書いてございます。 42: ◯寺沢委員 やっぱり、どうも不安が払拭できないですよね。ちゃんと、スタートするときにはそういう方にいていただきたいですよね、区民としてみればね。努めるんじゃなくて、もうそういう人を確保いたしますというふうに言っていただければ、ああそうなんだと思うんですけど、確かに今おっしゃったように、入院されている方への看護師さんの対応と訪問看護で行く場合とは異なりますよね。だから、そういう人を最初っから、スタートのときからきちっと置いていただかないと、何か、人は来たんだけれどもどうもねみたいになっちゃうと、最初からうまくないでしょう。そこをはっきりしていただけたらありがたいんですけどね。 43: ◯土谷高齢者施設担当課長 今の点、既に九段坂病院開設に向けまして、地域医療連携室にですが、在宅分野の経験者である看護師長クラスの看護師さん、既に九段坂病院として配置して、これまでも区とこの間の協議等にも努めていただいております。在宅療養に関しての経験を有する、既に看護師長クラスの看護師さんが既に配置されております。 44: ◯寺沢委員 あ、配置されている。 45: ◯土谷高齢者施設担当課長 はい。おります。 46: ◯桜井委員長 はい。  ほかにありますか。 47: ◯飯島委員 そうすると、この日程のほうなんですが、在宅ケアの中で、訪問リハビリとか通所リハビリ、それから回復期リハビリなどは、これが実際に受け入れるというのは、病院の開院のときなのか、それとも1月年明けなのか、どっちなのかということと、それから、この回復期リハビリの5床が区民用病床として確保していると。それはいわゆる差額ベッド代はかからないような病床なのかどうか。全体の九段坂病院の病床としては、比率というのはどうなっているのか。差額ベッド代がかかる病床と、それからかからない病床の比率について伺いたいんですね。 48: ◯桜井委員長 わかるの。
     暫時休憩します。                 午後2時19分休憩                 午後2時25分再開 49: ◯桜井委員長 再開します。  今、九段坂病院、また高齢者総合サポートセンターについての質疑をいただいております。その中で、改めて確認をしていただかなければいけないような事項が幾つか出てきておりますので、次回のところでしっかりと調査していただいて、執行機関は答弁してください。いいですか。それで改めて質疑のほう、1点あるという話、改めて言っていただけますか。  飯島委員。 50: ◯飯島委員 ちょっと繰り返しになりますけども、実際に在宅ケアの医療拠点について、使えるのは病院開設の11月24日からなのか、それとも高齢者総合サポートセンターの業務開始の1月4日からなのか。そのどっちなのか、ちょっと教えてください。 51: ◯土谷高齢者施設担当課長 今の通所リハビリテーション等は、開設後11月24日から。はい。で、1点、次回詳しく調べてご答弁申し上げますが、回復期リハビリテーション病棟というのは一般的です。九段坂ということではなく、一般的には経過の期間を設けて承認がおりるということですので、同様な入院の仕組みをしばらくの期間、これも次回詳細の上、答弁をしますけれども、私が今承っているのは、試みの期間を設けた上で、実績を見て回復期リハビリテーション病棟と名乗ることができるというふうに、この調整の中で承っております。 52: ◯飯島委員 そうすると、介護保険事業者がやる訪問リハビリと通所リハビリ。特に、通所リハビリというのは今までなかったから、本当によかったなというふうに思うんですが、これも職員の確保に努めるとかと書いてあるんですけども、病院開設ということは11月24日ですよね。もう本当に間もないと思うんですけども、その期間にもう確保して、そこで一応一定の訓練といいますか、研修をやって、実際に11月24日から区民の方が通所リハビリに通えるという、そういうスケジュールと理解してよろしいんですか。 53: ◯土谷高齢者施設担当課長 通所リハビリテーションについては、今、飯島委員がお話しされたとおりです。ただ、1点申し添えるのは、通所リハビリテーション、最初からどれぐらいの規模かというのはやはりあけてみて、徐々にスタッフの体制も、冒頭医師のお話ししましたけれども、年度途中ということがありますので、この28年度に向けてさらに職員の方を増員していくということで聞いております。 54: ◯飯島委員 ああ、なるほど。そうすると、受けたい方というのは手続的にどういうふうになるんですか。11月の24日から実際に受けるとなると、申し込みというんですかね、そういうことを含めて。 55: ◯土谷高齢者施設担当課長 11月24日オープンというのは、きょうの当常任委員会で、きちんとお話をするのはこの当常任委員会が初めてですので、当然、通所リハビリテーションは介護保険サービスですので、ケアマネジャーさん、あと、場合によっては、訪問リハビリテーション、医師の指示書が必要になります。この点について、どこの時点で、区としても、こういう状態がきちんと整ったので、ケアマネさんに、サービスの、実際にどうやっていくかということは、走りながらなんですけれども、今後、ケアマネジャーさんへどうやって周知していくか。実際にサービスを使っていくという、提供するケアマネジャーさん等にどうやって、こう、PRですか、していくかというのは、一つ、今後詰めてまいります。(発言する者あり) 56: ◯桜井委員長 はやお委員。 57: ◯はやお副委員長 この24時間365日の医療相談対応。結局、高齢者サポートセンターは、24時間365日の相談機能が一番の売り。それは歌川さんのときからそういうふうに言っていました。なかなか、その辺の必要性についてはいろいろあったんですけれども、今までは医療は医療、介護は介護、それから医療と介護の連携がうたわれ、地域連携になってきた。それで、多分そのニーズとして相談機能で安全な安心な気持ちに区民の人になっていただくということからのスタートだったんだろうとは思うのですけれども、この24時間365日の医療相談対応を受けるための、ここの介護のほうの相談とどういうふうに連携していくのか。そしてまた、相談機能である、今回、センターのほうの相談の拠点については、以前説明いただいたとおり、既にあんしんセンターの業者を委託するということで、ここのところについての教育体制、どういうふうにやって進めているのか。ここが一番、逆に言うと売りということだったら、ここの辺のところの人の担保、教育というのはどうなっているのかお答えいただきたい。 58: ◯土谷高齢者施設担当課長 1点目の、いわゆる介護系、福祉系の相談と医療との連携のところですけれども、まず第一歩、区の相談拠点に電話が入りまして、相談を受けている中で、これは医療的側面が強い内容の相談だなとわかった時点で、区から九段坂病院の医療相談担当のほうにきちんと内線の形で回して、こういうような方が今こういう状況でということを申し添えて医療の相談に入っていただく予定になっております。そこで看護師さんが、その相談内容から、すぐ九段坂病院に来たほうがいいのか、それとも、もう、もっと逼迫していれば最初の電話をとった者が救急車ということもあろうかと思いますが、もし九段坂病院にすぐ来たほうがいいということであれば、九段坂病院にお越しになれますかというような形で、今、区の相談拠点と九段坂病院の医療の相談との連携を現実に考えております。(発言する者あり)  すみません。この相談拠点のほうの2法人、受託予定者のこれまでの教育というかスキルアップなんですけれども、この27年の4月から、二つの法人に対しまして、人材確保と人材育成の研修目的ということで、区から補助金を交付する形で、人材の確保と、この11月から委託業務になりますけれども、この間、この7カ月の間にスキルアップしていただくということで、補助金を交付する形で、今、はやお副委員長が言われた教育のほうに努めております。  すみません。失礼しました。その研修の内容ですけれども、当然、千代田区に二つあります、麹町、神田のあんしんセンターで、あんしんセンターでどういう地域と根差した活動をしているかということ、また、この区役所3階の窓口で、保健福祉部としてどんなまず広範な受付があるか、また高齢者の関係の受付の場合は、どういうような申請書があって、具体な申請書が来た場合にどうやって対応していくのかという具体的なこと。また、法人として受託していただく予定ですので、当然、相談だけではなくて、それぞれ二つの法人は高齢者をとっている施設もございますので、場合によっては、施設の中で利用者の方と接するような研修も含めて、現在行っていただいております。 59: ◯はやお副委員長 ちょっと、実は高齢介護課長は高木さんだっけ、何というんだっけ、あれ。(「在宅支援課長」と呼ぶ者あり)あ、在宅支援課長。が今回相談機能ということの所管のあれだけど、まあ、それで答弁は非常にきついだろうとは思うんだけれども、何が一番言いたいかというと、なかなかこう、そんなこと言うと、非常なペケペケの表示になっちゃうけど、何かこう、だましというわけじゃないけど、最初のうちは特別養護老人ホームの指定管理者があんしんセンターである地域包括支援センターの委託業者になって、そこの地域包括支援センターの委託業者が、今度はセンター・オブ・センターである、結局は高齢者サポートセンター。気がついてみると──いけないということを言っているんじゃないんですよ。気がついてみると、この三つの重要な機能は全て指定管理の決められたところがやるということになるわけですよね。これはこれ以上は言いません。これは、逆に言うと今後の話になるから。つまり、ずっと説明して、最初のうちは特養から地域包括支援センターになるときに、あんしんセンターになるときは、それはそうだろう、施設も抱えて、いろいろわかるだろうと。今度はあんしんセンターになって、センター・オブ・センターだからそうだろう。でも、気がついてみたら、全部三位一体そうだと。競争性はどうするのか。だけど、そこの継続性はどうしていくのかという。実を言うと、そこが根本で話になっていて、今回の先ほどの指定管理の問題が流れているわけですよ。  だから、まあ、きょうはこれ以上やりません。でも、ただ、これのところについて、そうだから、そうだから、そうだからとやってきた。そして、医療と介護の連携がといったら、もっともっと医療のところに重点を置くかもしれない。だから、その辺のところについて、どういうふうな合意形成がされ、積み上げがされていくかということは、あなたたちがこの24時間365日をやっていくよといって言っていたんですから、ここのところについて今の答弁じゃ甘過ぎると僕は思っています。これだけお金をかけて、定期借地のお金を半分まで免除して、そして建築費も負担して、これについては、本当のことを言って、これこそ費用対効果は合っているのかどうかという抜本的な話になりますから。まず、ここのところについて一つの切り口として、当然のごとく議案のところでもやります。そして、決算のときでも、このことについてはやらざるを得ない。一応通告しておきます。 60: ◯桜井委員長 はい。  ほかにありますか。 61: ◯岩田委員 救急対応のことでちょっとお伺いしたいのですが、ふだんの日中でしたらまあ問題はないとは思うのですが、夜間ですとか土日、休日、救急センター並みとは言いませんが、医療で問題になるのはやはりたらい回しみたいな問題で、この当直医はいらっしゃるみたいなんですが、何名ぐらいいらっしゃるのか。または、ほかの科の医師と連絡をとる体制を確保する。その医師というのはどれぐらいの時間で駆けつけるのか。例えばその医師が、すごい、はるかかなた、埼玉県の奥地のほうに住んでいるもので、駆けつけるのに2時間かかるとか、そういうのだとちょっと困ると。また、じゃあそういう場合にはほかの病院との提携とか、どういうふうな感じになっているのかというのをお聞かせ願いたいです。 62: ◯桜井委員長 うん。岩田委員…… 63: ◯寺沢委員 あ、ちょっと、今の、あわせて。 64: ◯桜井委員長 あわせて。うん。ちょっと待ってね。  岩田委員、先ほど飯島委員の質疑のときに整理をさせていただいたんだけども、総合サポートセンターの中でのことと、九段坂病院の中でのことと、執行機関としても答えられるものと答えられないものというのがありますでしょう。 65: ◯岩田委員 そうですね。 66: ◯桜井委員長 今のまさに九段坂病院の中でのことで、先ほど改めて調べて次回のときに答弁しますという話があったので、もしできれば、今言ったこともあわせて次回のときにご答弁いただくということでいいですか。 67: ◯岩田委員 わかりました。失礼しました。 68: ◯桜井委員長 寺沢さんも、それにつけ加えて何かあるの。(発言する者あり)はい。  じゃあ、寺沢委員。 69: ◯寺沢委員 九段坂病院が対応できるのは初期救急のみとなっていますよね。だからそこをやっぱり区民の方々によく知らせないと、救急が九段坂病院でできたからというのは、今の質問にもつながるんだけど、ここをそれじゃ頼りに行けば早くきちっと診ていただけるのかみたいになると、誤解が生じるでしょ。初期救急というのは、どういうのとどういうのとどういうのには対応するけれども、高次というかそうなったもの、こういうものについては受け入れはできませんということをはっきりうたっていただきたいということですね。まあ、救急車を呼べば、そこでその人たちが判断をするでしょうけどもね。  そうすると、この初期救急というのがどうなのかね、どこら辺まで診て。行くときも、救急車で、これ、初期救急でも行くんですか。それとも何か九段坂にそういった救急車みたいなものがあって、大体区内の方のところだと迎えに行って連れてこられるのか、そこら辺もどうなのかちょっとよくわからないんで。ええ。今答えられれば今、そうでなければ、よく聞いて答えていただきたいと思いますけど。 70: ◯桜井委員長 はい。じゃああわせて次回のときに答えてください。救急病院なのか、救急車が行けるのかどうか。ね、いろいろと区民の方も期待されるところというのがあるでしょうから、ほかにいいですか、この件は。(「はい」と呼ぶ者あり)まだ聞いておきたいの。聞いておきたいの。  じゃあ、飯島委員、どうぞ。 71: ◯飯島委員 活動拠点についてのことはいいですか。 72: ◯桜井委員長 活動拠点。何の活動。 73: ◯飯島委員 高サポの中の。 74: ◯桜井委員長 えっ。 75: ◯飯島委員 高サポの中の活動拠点。 76: ◯桜井委員長 はい。 77: ◯飯島委員 よろしいですよね。  活動拠点、すなわち高齢者センターの機能のことですけれども、先日、高齢者センターの中で、利用されている方に説明がいろいろあったと思いますが、そこで出た主な意見をちょっとご報告いただけますか。 78: ◯土谷高齢者施設担当課長 失礼しました。先日9月11日の日に高齢者センターの利用者懇談会が開催されました。一番大きな意見としては、音を出すような同好会活動があるけれども、それはきちんとお部屋のほうで担保していけるかというお話がありまして、私が当日利用者懇談会に出席して答弁したんですけれども、防音の部屋がありますので、支障がないような使い方ができますということをお話ししました。  あと、大きなところでは、今、神保町の高齢者センターに当然たばこを吸う利用者の方もいるんだけれども、建物としてどうなっているのかということを問われまして、これは幾つか重ねて質問があったんですけれども、この建物については敷地及び館内について禁煙施設であるということを、最後は健康増進の観点から、行政としてはなかなか喫煙のスペースをつくれませんということで、言い切る形でご説明を申し上げました。  あと、大きなところは、あと2点ほどでしょうか。高齢者センターの屋上、花卉、花以外に、野菜とか、プランターの形で楽しまれている利用者の方がいらっしゃいます。その方々がこの新しい建物でそういう植栽系ですか、植物系の利用はどうなんだろうかという問い合わせがございまして、ただいま現在についてはプランターで利用する想定はできるとはお答えできないと。ただ、将来的に建物の利用形態についてきちんと固まればというような将来をにおわすような形で、利用者の方へのお答え的では、ただいま現在はプランターは置けないというような形でお話をしました。  あと、一番大きい最後のところは、お部屋の利用形態で、この建物を活動室ということで球技の方々のお部屋もございます。その中で、ゴルフの同好会の方と卓球の同好会の方が使うお部屋については、大き目のお部屋なので同じお部屋になっておりまして、そこはどういうふうな安全面があるのかということで、2分割で卓球とゴルフを使うような、5階の角部屋なんですけれども、そこについては安全面を配慮して、よく体育館にあるような網の形状のカーテンをきちんとつけて、お互いボールが行き来しないようなことまで、今、実際の施工を詰めていますというお話をして、その中で利用者の両同好会の方々から安全面に配慮してほしいと。そこは入り口を別個つけられますかとか、具体的なご質問もありましたけれども、もう建物がここまで来ていますので、入り口を二つつけるようなお話はできませんということは回答してございます。私の今ちょっと手元にメモがないので、記憶で大きなところは今までのところかと思います。 79: ◯飯島委員 そうですね。私も、聞いていて大体そうだなと思いました。(発言する者あり)  それで、その中の同好会なんですけれども、従来とほとんどそのまんまなくすような同好会もないよというお話を以前いただいていたと思うんですね。その中で、今の報告の中でも、屋上菜園がもうできなくなるという、そういうようなことをおっしゃっていましたね。やはり屋上菜園というのは、そういうものがなかなかしにくい環境で皆さんお過ごしなので、そういうのが好きな方は本当に残念がっていると思うんですね。これをなぜできないのかという、そこの説明というのもなかなか納得できないものだったし、それから喫煙所についても、区は健康増進の立場から禁煙の立場というような、そういうような中身、たばこは吸わないような方向で区は指導しているんだみたいな、そんなような受け取り方がされるような答弁、お答えだったと思うんですね。決して建物の中に喫煙所もつくっちゃいけないよということは区は言ってないと思うんですよ。できるだけ路上などで吸わないように、建物の中につくってくださいと。そういうことを言っているはずなんですね。私自身は、健康増進の立場からたばこを吸わないように、保健所の観点でそういう指導をしたほうがいいんじゃないのかなと内心は思っていますけれども、そうは区はなってないと思うんですね。そういう中で、ほかの建物については中に喫煙所を設けるべきと言っておきながら、高齢者センターは、幾ら病院と合築というか、同じ建物であったにせよ、高齢者センターとして、やはりそこに喫煙される方がいらしているという事実があるわけですから、その方々がどこか路上でということではいけないわけですよね。ですから、やはりどこかしら設けるという努力というのが必要じゃないかなというふうに私は思ってはいるんです。ですから、そこの点を、屋上菜園のことと、喫煙所のこと、そのことについて、もうちょっと区は考える必要があるんじゃないかなというふうに思いました。そこのところを、利用者に対する回答では、もうできませんというような、そんなことだったので、それは再考の余地はなぜないのかということを、もう一回ちょっと、納得できるようにお話をいただきたいと思います。 80: ◯土谷高齢者施設担当課長 まず、喫煙のほうのお話から。聞かれていた方が真っ向上段に聞こえていたとしたら、大変失礼しましたと、まずお話ししますけれども、まず喫煙の話は、最後、今、千代田区でも、これまで平成13年から、「マナーからルール」ということで、これまでたばこの対策をやってまいりましたけれども、最後、利用者の方が少なくなってしまった時間帯なんですけれども、今、千代田区としても、たばこを吸う方についても一つ大きな課題なので、区全体、今いろいろ整理している中で、また新たな方向性も見出せるかもしれないということを、私、最後一つ、全くだめと言いつつ、区としても大きな課題なんだよということでお話を申し上げたかというふうに今でも思っております。  プランターの件については、物理的に全くだめかといいますと、最後、5階のテラスのお話が出ましたので、あのテラス、別に全部屋根がついているわけじゃないので、プランターにお水をかけるという意味では物理的に不可能ということではございませんが、建物の全体の使い方として、まだ隅々まで、隅々まで、こう、ルールというんですかね、約款、建物全体のルール、決まり事が決まっていない中で、軽々に全てできるというふうにお話しできませんでしたので、今後さまざまなことを詰めていく中で、可能性があるかもしれないというふうには個人的には思っていましたので、ただ、答弁としては、行政ですので、きちんと、今のところできませんというふうに、9月11日にはお答えしました。 81: ◯桜井委員長 保健福祉部長。 82: ◯松本保健福祉部長 委員長、ちょっと補足させてください。  たばこの問題ですけれども、現時点におきましては、区の施設は公園も含めまして、基本的に公共施設の場合、多数の方がさまざまな方がご利用されるというようなこともありまして、原則は禁煙でということで、ただ、経過的にこの庁舎もそうですけれども、既に既存の喫煙所が設置されているところは当面の間使っていこうというようなことなんですけれども、やはり議会の中でもさまざまな場面で課題になっております。特に、オリンピックを控えて、これからそれを、来街者の方も含めてどうやっていくかというのも大きな課題でございますので、一応執行機関といたしまして、以前に検討した公園も含んだ区有施設の喫煙対策、それについては、再度庁内でもう一度検討して、また一定の方向を出そうということで考えてございますので、その検討結果次第によっては、また、将来的には少しかがやきプラザの中においても変わることは全くないとは申せませんけれども、現時点では、先ほど土谷課長が答弁したような形で、今、執行機関では考えてございます。 83: ◯桜井委員長 はい。  最後、飯島委員。 84: ◯飯島委員 最後。その屋上菜園なんですけれども、これもこっちでだめだとなると、移転のときにそれを全部捨てなきゃいけないわけですよね。やっぱりそれは育てた方にとってみれば本当に悲しいことであって、何かきょうもNHKが入るとかと言っていましたけど、菜園をやっているところをね。そんなことで、いいことだよというような紹介がされるようなもので、2桁の方の会員さんがいらっしゃると私は聞いているんですね。そういう屋上緑化のプラスもあるみたいに言っているけれども、それはちょっと微々たるものだと思いますけども、やっぱり育てる喜びといいますか、こういう千代田の環境の中で野菜をつくれるという、そこら辺の高齢者の方の楽しみということを、何とかこう継続できるように検討をお願いできないかなというふうに私自身も思っているんですね。建物の新しいところで、そういう土なんかが散乱すると困るよとか、そういう美観とか、そういうことでおっしゃっているのかよくわかりませんけれども、何とかどこか場所を見つけて継続ができるように、中断して全部それを捨てるというようなことがないような形で、何らかの方策を検討をお願いできないかということを申し上げたいんです。 85: ◯桜井委員長 端的にね。 86: ◯土谷高齢者施設担当課長 利用者の方大勢いるということでございますので、行政として何ができるか検討させていただきます。 87: ◯飯島委員 お願いします。 88: ◯桜井委員長 はやお委員。 89: ◯はやお副委員長 一つだけ。もう大体終わっていますので。  これのほうの所管委員会、常任委員会として、視察をこの高齢者サポートセンターでしたいと思うんですけれども、まだ入居される前にその状況を直接視察する中で確認したいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 90: ◯桜井委員長 はい。私も、所管としては、ぜひやっておく必要があるなというふうに思っています。  どうでしょう、委員の皆さん、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 91: ◯桜井委員長 はい。11月の6日が引き渡しということなんだけども、広報にはいつ出るんでしたっけ。(「11月5日号です」と呼ぶ者あり)11月の5日。できればその前に我々見ておきたいですね。まあ、先様のご予定もあるでしょうから、ちょっと日程については正副にお任せいただいて、視察をするということで取りまとめたいと思います。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 92: ◯桜井委員長 はい。じゃあ、そのようにさせていただきます。 93: ◯寺沢委員 先に、ちょっと確認させてもらっていいですか。 94: ◯桜井委員長 はい。では、どうぞ、寺沢委員。 95: ◯寺沢委員 すみません。このサポートセンターのつくりの部分なんですけどね、建物。つえをついた方とか、あるいは風ぐるまの方、車で来られた方が、傘を差さなくても、すっと建物に入れますか。 96: ◯桜井委員長 屋根があるかどうかということ。 97: ◯寺沢委員 うん。前のほうに…… 98: ◯桜井委員長 1階の部分のところでせり出してあるかということですか。 99: ◯寺沢委員 そうそうそうそう。 100: ◯桜井委員長 ああ。  担当課長。 101: ◯土谷高齢者施設担当課長 屋根といいますか、ひさしといいますか、入り口のところには出ております。 102: ◯寺沢委員 はい、ひさし。そうすると、そこへ車が…… 103: ◯土谷高齢者施設担当課長 はい。風ぐるまの場合は、傘を差さないで──そのままおりて傘を差さないで入れる。入れます。 104: ◯寺沢委員 入れます。じゃあ、普通の車もそうですね。 105: ◯土谷高齢者施設担当課長 はい。 106: ◯桜井委員長 もちろん、そうですね。 107: ◯寺沢委員 うん。わかりました。それだけちょっと確認したかった。 108: ◯桜井委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 109: ◯桜井委員長 はい。それでは、次に行きますけど、その前に、ちょっとトイレ休憩します。  休憩します。                 午後2時54分休憩                 午後3時05分再開 110: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  それでは、引き続き保健福祉部の3番目に入ります。スマートフォン等を利用した予防接種モバイルサービス事業について、報告してください。 111: ◯西山健康推進課長 私のほうからは、資料3に基づきまして説明させていただきます。  事業概要ですが、厚生労働省は、先進国と比べまして公的に接種するワクチンの数が少ない、いわゆるこういうことを「ワクチンギャップ」といいますが、こういったことを、予防接種に関しまして、他の先進国に追いつくために、定期接種の種類を拡大してまいっております。その結果、子どもの予防接種のスケジュール管理が複雑化しておりまして、さらに子どもの健康状態や保護者の都合などで接種日を変更せざるを得なくなった場合は、残された期間内で接種を完了するためのスケジュール管理がさらに困難となりまして、現在、予防接種に関するスケジュール管理が保護者の負担となっております。  区では、保護者の負担を軽減いたしまして、接種ミスや接種漏れを防ぐために、スマートフォンやパソコン等を通じまして、専用のサイトにログインし、各個人の状況に応じた最適なスケジュール管理を簡単に計画するモバイルサービス事業を導入いたします。また、このサービスはスケジュール変更になった際の再スケジュールにも対応可能です。  期間は、平成27年10月1日から。対象は、予防接種を受ける年齢のお子さんを持つ保護者等。操作機器は、スマートフォン、パソコン、携帯電話です。  提供するサービスについてですが、予防接種のスケジュールもしくは再スケジュール表示と接種記録の管理、区内予防接種指定医療機関データ、流行感染症情報、自宅近辺の医療機関の検索ができます。  別途、メールアドレスを登録された場合は、「接種日1週間前のお知らせ」、「接種日前日のお知らせ」、「接種日当日のお知らせ」メールや区の情報を受信することができます。  費用に関しましては、平成27年度が初期費用を含めまして87万円、平成28年度以降が約48万円となっております。
     周知・啓発に関しましては、広報千代田9月20日号及びホームページに事業開始の記事を掲載いたします。また、新生児訪問時、乳幼児健診時にもチラシ等を配布いたします。  ここには記載がございませんが、他区の状況といたしまして、現在8区、足立区、台東区、江東区、中央区、豊島区、練馬区、墨田区、文京区での導入実績がございます。また、港区に関しましては、平成28年4月より導入予定となっております。  裏面ですが、どういった形で、接種履歴、接種の管理ができるのかというのをお示しいたしました。  接種前の画面、接種確認の画面、接種履歴の画面と挙げております。  まず一番上、接種前の画面なんですが、一番内側の四角に関しまして、利用前に当たりまして誕生日を入力するのですが、ある年齢に来ますと、その年齢に接種可能な予防接種がリストアップされます。この一番上の画面の中の四角に幾つか挙がっております。さらに、接種確認の画面というのがございまして、接種をお子さんが終了した場合、2番目の画面ですね、2番目の四角の中にあります、接種した、接種していないという四角がありますが、その中の「接種した」という四角をクリックしますと、予防接種の接種確認ということで、その登録された方が接種済みということで、3番の接種確認(接種履歴)の画面というふうに移っていきます。「接種していない」場合は、さらにまた一番の画面に戻りまして、引き続き同様の必要な接種内容が表示されていきます。  そういった形で、個別にお持ちのいわゆるデジタル機器によりまして、各個人での予防接種確認が容易にできるというシステムを導入いたしまして、予防接種のサービス供給をより効率的にしていく予定でございます。  私からは以上です。 112: ◯桜井委員長 はい。ご質疑ありますか。 113: ◯寺沢委員 10月1日からというふうになっていますよね。それで対象者はどのくらいの人数いるんですか。 114: ◯西山健康推進課長 1学年600人ほど、千代田区のお子さんの場合はおられますので、その学年に応じた人数といたしまして、例えば5歳まで登録されますと600掛ける5年で3,000人と。予防接種は大体二十前後まで…… 115: ◯寺沢委員 ああ、そんなにあるんだ。 116: ◯西山健康推進課長 公的にはやっておりますので、二十掛ける600という形で、全員が登録されますと、1万2,000人という対象数になります。 117: ◯桜井委員長 1万2,000人。(発言する者あり) 118: ◯西山健康推進課長 そうですね、はい。主には、こういった形で予防接種の管理が複雑で、機械が必要、パソコン等が必要な管理となる年齢に関しましては、大体5歳以下の年齢を中心に考えております。 119: ◯桜井委員長 寺沢委員。 120: ◯寺沢委員 非常にいい仕組みだと思います。私的なことになりますけど、うちも孫がいて、それで、やはり今この中にあったように、接種のときにちょっと熱を出したとか、何かの事情でできなくなっちゃって、それでいろいろあるんで、今、よっぽど親がしっかり管理していないと、混乱状態になっちゃうんですね。だから、そういう意味で本当にいい仕組みだとは思うんですけれども。これ、そうすると、一遍に、主に今5歳児までとおっしゃいましたけど、そこのところには、「チラシ等を配布します」と書いてあるんですけれども、一斉に対象年齢の人にそれを、チラシを送るというようなことをされるんですか。 121: ◯西山健康推進課長 周知なんですが、新生児訪問時及び乳幼児健診時に来庁された方には、周知ということで、この利用の促進を図ってまいりたいというふうに考えております。住所地に向かって、個別に各住所に向かって送るということは、考えておりません。 122: ◯桜井委員長 考えて「ない」。「いません」。はい。語尾まではっきり言ってくださいね。  寺沢委員。 123: ◯寺沢委員 とてもいいシステムだと思いますから、共働きで忙しい人なんか広報紙を見ないとか、健診時まで知らなかったみたいな状況だと、すごく格差というか、これできちっと管理できるはずなのに、それを知らないばっかりに不利益というか、こうむったというような状況にもならないんじゃないかと、ちょっと心配ですよね。だから、もし人数的に3,000人、コアな対象者が3,000人であれば、それを送って差し上げるのが、せっかくシステムをスタートさせるんだから、親切じゃないかと思うんですけど、無理なんでしょうか、どうでしょうか。(発言する者あり)ねえ。できない数じゃないでしょう。(発言する者あり)そうそう、いいシステムだよ、うちの…… 124: ◯西山健康推進課長 現在、紙媒体でもちまして、対象年齢に来ましたら月ごとに個別に予防接種の問診票を配付しておりますので、その中にあわせて新しいシステムに関しての周知を行っていきたいと思います。 125: ◯寺沢委員 確認です。そうなると、そんなに、何というのかな、期間的な差がなく5歳までの方全員に周知が行き届くという認識でいいんですか。 126: ◯西山健康推進課長 予防接種に関しましては、頻度が高く…… 127: ◯寺沢委員 えっ。ちょっとよくわからない。 128: ◯西山健康推進課長 頻度が高頻度で…… 129: ◯桜井委員長 漏れなく、漏れなくお子さんにこの周知が行き届くことができるんですかと聞いているの。郵送しないでちゃんとできるんですかと聞いているの。 130: ◯西山健康推進課長 郵送によって、かなり短い期間で問診票等を配付しておりますので、行き渡ります。 131: ◯寺沢委員 行き渡る。大丈夫。 132: ◯西山健康推進課長 はい。 133: ◯桜井委員長 ああ、問診票の中に入れるんだっけ。 134: ◯西山健康推進課長 そうです。 135: ◯桜井委員長 ああ、そうかそうか。はい。行き渡るそうです。 136: ◯寺沢委員 はい。 137: ◯桜井委員長 周知ができるそうです。 138: ◯寺沢委員 はい。よろしくお願いします。 139: ◯桜井委員長 いいシステムだよね、これはね、本当に。 140: ◯寺沢委員 そうです、そうです。いいシステムです。 141: ◯桜井委員長 そうそう。  よろしいですか。  岩田委員。 142: ◯岩田委員 すみません。あわせて保育園なんかとも連携してこういうのをやってはいかがでしょうかという提案でございます。 143: ◯桜井委員長 えっ、何。保育園。 144: ◯岩田委員 今のお知らせを、保育園とかと提携してやってはいかがかというご提案でございます。 145: ◯桜井委員長 保育園だけなの。保育園だけじゃないでしょう。 146: ◯岩田委員 例えば、例えば。あと、保育所とか。(発言する者あり) 147: ◯桜井委員長 保育園だけじゃないでしょう。ねえ。(発言する者あり)いろんな場面を通じて配布したらいかがですかというご提案ね。 148: ◯岩田委員 さようでございます。 149: ◯桜井委員長 はい。 150: ◯寺沢委員 できたらね。 151: ◯桜井委員長 推進課長。 152: ◯西山健康推進課長 そのご提案にいたしましては、所管の担当課と相談して検討してまいりたいと思います。 153: ◯桜井委員長 ね。あらゆる場面を通じて周知をするようにしてくださいよ。ね、いいシステムだから。  よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 154: ◯桜井委員長 はい。じゃあ、次行きます。  地域振興部の(1)番、保養施設等について、報告をしてください。 155: ◯小川地域振興総務課長 保養施設等につきましては、昨年来、常任委員会にご報告してきておりますけれども、前回8月25日の本委員会で、町会・長寿会等への意見聴取の状況について概要の資料によりご報告しご議論いただいたところでございます。その際に、平成26年度と27年度の意見聴取の状況の記録と指定方式の具体的な案について、資料要求がございましたのでご報告いたします。  地域振興部資料1をごらんください。  1、町会・長寿会等への意見聴取の状況でございますが、平成26年度は6月12日~7月18日の間に、27年度は7月8日~8月1日の間に実施しております。  めくっていただきまして、1から14ページがその記録でございまして、日付順になっておりますのでごらんいただきたいと思いますが、主な意見についてご説明いたします。  26年度の1ページ、和泉橋地区でございますが、3番ですけれども、箱根については、災害時に所在地がわかっているという、そういうような施設は必要ではないかというようなご意見。  それから、4番といたしまして、集客の努力もしないでただコストがかかっているというのはわからないというご意見。  それから、5番でございますけれども、例えば送迎バスを走らせるなど、区民がもっと利用できるような工夫でサービスを充実して維持してほしいというようなご意見がございました。  次に、麹町地区の9番でございますが、土地まで売却という案はいかがなものか。売却の前にまず、使い道を考えてと。「使わない=(イコール)売っていい」ということではないというご意見がございます。  めくっていただきまして、次に2ページ、連合長寿会のところでございますが、13番ですが、補助金をある程度維持してもらわないと──あ、これは長寿会の旅行についてでございますが、補助金をある程度維持してもらわないと、他の民間施設を使えと言われても難しい。どこまで補助してもらえるのかも示すようにというご意見。  それから、3ページに行っていただきまして、22番、同じく連合長寿会ですが、「施設が老朽化して修繕費が今後もかさむので、廃止して売り払う」というのは1つの案としてありだと思うというご意見。  次に、婦人団体協議会では、25番ですが、これほどまで区の負担額が増えているということを知って驚いた。サービスがよければ、また補助されるのなら、今の施設にこだわる必要はないと思うというご意見。  次にめくっていただきまして、神田公園地区になりますけれども、めくっていただきまして4ページでございます。33番でございますが、土地が寄付したというのは、これは誤解に基づいていますが、区が購入したものですが、それを売却しようというのはいかがなものかというご意見。  それから、35番ですが、意見をお聞きになってということだと思いますが、売却には反対意見が多いように思うというご意見。  それから、神保町地区でございますけれども、40番でございますが、もっと早く保養施設の見直しをやっていればよかったと。廃止したほうがよいと。いろいろ意見をお持ちの方がいらっしゃると思うが、今の時代には必要でないと思うというご意見。  それから、同じく神保町地区で、5ページの41番でございますが、保養施設に行きたい人もいると思うので、慎重に検討してほしいというご意見。  それから、次の連合町会長のところですけれども、こちらは軽井沢の宿泊行事のあり方を、去年の段階では、今後また教育委員会として検討していくというところでございましたので、そこの説明に対してのご意見ということになってございますけれども、44番でございますが、施設を所有していること、その利用のしかた、アクティビティを含めて、1泊あたりコストがその内容に見合っているかとか、努力はしたか、しなかったかとか、総合的に判断しないと、単に費用対効果で語るのはどうかというご意見。  それから、次の45番ですけれども、売ればなくなってしまうから、最大限生かすようなやり方が必要ではないかというご意見。  それから、46番、保養施設と教育施設(軽井沢)ですが──でいろいろな考え方がある。民間の宿泊施設のほうが、送迎があったり、価格面であったり、サービスがよい。区が保養施設を赤字で運営するメリットは全くないと思うと。軽井沢は、少ない千代田区の学校利用を妨げない範囲で、無駄のない使い方を考えるのもいいのではというご意見でございます。  まためくっていただきまして、6ページでございます。富士見地区のところでは、52番、行政がホテルをやってもしょうがない。行きたいところへ行って、補助してもらうほうがよい。コスト的にも、民間のホテルは割安になっていて、この廃止の案に賛成するというご意見。  53番でございますけれども、3回ほど行っていて、ゆっくりできると。廃止はもったいないというご意見。  次のページ、7ページでございますけれども、富久寿会(長寿会)ですけれども──で利用の場合は、自分たちで施設を探したり選んだりするのが大変なので、高齢者の方を連れていくのも大変であると。時間をかけて検討してほしいというご意見がございました。  次にまたページをめくっていただきまして、ここから27年度の前回も概要でご説明したところですが、27年度の記録でございます。  8ページでございますけれども、神田駅東地区でございます。5番でございます。杉並区は南伊豆町に特養ホームを整備していると。箱根もそのような活用は考えていないのかというご意見。  それから、9番ですが、鎌倉も箱根も保田もないと。千代田区はお金があるのにどうなのかというご意見。  それから、10番ですが、保養施設の話は何億円の話である。これは行政が使うお金としてですね。行政であっても、1万円の宿泊施設に9,000円負担するようなことはよくないということで、これは1万円というのは、9,000円というのはちょっと例えでございまして、ここまでのあれではございますが、多額に負担することはよくないという趣旨でおっしゃっていると思います。  次に、岩本町東神田地区でございますが、次のページ、9ページでございます。22番ですが、今までに210億円という多額の経費がかかっていることは大変なことだと。常にランニングを考えて事業を行わないとだめだというご意見。  それから、次に神保町地区でございますけれども、私、前回の委員会で意見がなかったと申し上げましたが、少なかったのでちょっとそういうふうに勘違いしてしまいましたが、一応ございましたので、訂正いたします。  26番ですが、全体の方向は了とするが、廃止した後はどうするのか。売っていくらかでも資金を回収するのかというような、これはご質問ですが、そういったご意見がございました。  それから、次に秋葉原東部でございますが、次のページ、10ページに行っていただきまして、一番上の31番でございます。来年3月に廃止するのに(指定方式の)新しい制度の宿泊施設も決まってない、補助額も決まっていないでは説明できないというご意見。  それから、32番、保養施設の廃止や指定宿泊施設の半年前なので、区民に次の選択肢を見せるべきというご意見。  次に、麹町出張所地区でございますが、37番でございますが、一番下ですが、千代田区の資産を売却して欲しくない。最低限、更地にして土地のみは残してほしいというご意見。  38番、土地のみの保有ならお金(税)ですが、かからないので、売却しなくて良いだろうというご意見。  次に、富士見地区でございますが、次のページ、11ページに行っていただきまして、48番、区が税金を投入して赤字施設を運営する時代ではない。廃止に賛成。  49番、高齢者が楽しみにしているので、廃止は反対。  50番、施設がなくなったときに、長寿会の旅行が、今と同じ負担でできなくなるのを危惧しているというご意見です。  次に、連合長寿会でございますが、52番、指定宿泊施設を選べるのはよい。  53番、指定方式の旅館の基準を少なくとも半年前までには示してほしい。  めくっていただきまして、12ページでございます。神田公園地区でございますが、58番、千代田区に保養施設がなくなってしまうのは寂しい。住む人にとってはステータスになると思うと。区も努力して区民の利用が増えるように、今まであるものはなくさない方向で検討して欲しいというご意見でございます。  次に、13ページに行きまして、同じく神田公園ですが、63番、保養施設を福祉施設と併合する形で、有効活用を考えてもらえればと。一度手放すと二度と手に入らない場所であるというご意見。  次に、64番ですけれども、売却するよりも、老人施設等として使って頂きたい。1棟でもいいから区民が保養施設として使える施設を残して頂きたいということでございます。  次に、67番でございますが、真ん中より下のほうですが、区民は保養施設事業を実施して欲しいと思っていると。これはちょっとやりとりがありまして、利用率が上がれば施設を残すのかという質問から、税金を保養施設よりもっと有効な事業に使いたいというような答弁をしまして、その結果やりとりが違うんではないかということで、保養施設事業を残して欲しいと思っているというご意見でございます。  一応、意見聴取の状況については次の14ページまでございますけれども、一応以上でございます。  次に、千代田区指定宿泊事業についてご説明いたします。  こちらも昨年7月25日の常任委員会で、当時の検討案は、箱根強羅と嬬恋地区のほうのでございましたけれども、ご報告しておりますけれども、その後の軽井沢を含めた現在の検討案ということでご説明いたします。
     まず概要でございますけれども、保養施設等の廃止に伴う経過措置として、施設廃止予定地区において区が指定した複数の民間宿泊施設の中から区民が選択し、その施設の利用料金の一部を区が負担することにより割引した料金で利用できるというものでございます。  事業期間でございますが、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間ということでございます。  対象地区でございますが、施設の廃止地区ということでございまして、箱根強羅地区・中軽井沢地区それから嬬恋地区ということでございますが、嬬恋地区につきましては、嬬恋村に自然休養村の無償譲渡を今働きかけているところでございますので、この(1)番ですが、嬬恋村が自然休養村の無償譲渡を受け入れ、村立施設として運営する場合は、その村立施設のみを指定宿泊施設として指定するということでございます。もしこれが無償譲渡を受け入れない場合は、嬬恋地区の複数の民間宿泊施設を指定宿泊施設として指定するというふうに考えてございます。  4番の施設数選定方法でございますが、施設数は、先ほどの3対象地区において各3施設ずつというふうに考えてございます。  選定方法でございますが、区民代表等を選定委員とした選定委員会を開催しまして、対象地区の候補施設の中から選定するというふうに考えてございます。  対象者、施設補助の対象者でございますが、こちら千代田区民というふうに考えてございます。  6番、割引額と本人負担額でございますが、割引額につきましては、1泊につき1人あたり3,000円程度、本人負担額につきましては、指定宿泊施設の一般料金から3,000円を引いた額が本人負担額でございますが、宿泊施設の一般料金が予約の時期等により変動いたしますので、そこから3,000円を引いた額ということですので、本人負担額も変動するということになります。  7番の利用限度でございますが、これは現行どおりでございますが、1人あたり年度内10泊までということでございます。  8番、連合町会及び長寿会補助の扱いでございますが、この指定宿泊施設を利用する場合は、以前からの連合町会への区民宿泊補助及び長寿会宿泊懇親旅行助成と併用していただくということで考えてございます。  指定宿泊施設事業については以上でございます。  最後に、資料はございませんけれども、箱根千代田荘の状況についてご報告させていただきます。  箱根千代田荘につきましては、6月30日に箱根の噴火警戒レベルが3になったことに伴いまして、7月20日から休館しておりまして、近隣の富士屋ホテル系列ホテルに振りかえを行っているところでございます。そうしたところ、先週9月11日に噴火警戒レベルが3の入山規制から2の火口周辺規制に引き下げられました。そのため、現在、富士屋ホテルと再開について検討しているところでございます。また、箱根の年末年始の抽せんにつきましては、近隣の系列ホテルへの振り替えが困難なことから行われないこととしまして、9月20日の広報では、ほかの3施設のみの抽せんを掲載予定にしております。これにつきましても、再開がどうなるかということもございますので検討してまいります。噴火警戒レベルは引き下げられましたけれども、源泉は、警戒区域の中、大涌谷にありますので、保守作業ができない状況は変わっておらず、温泉の供給量は今も著しく少なく、温度も低いままというふうになってございます。10月中にはほかの温泉供給会社からお湯を分けてもらう見込みがあるということですので、そうした準備や手続などが整い次第、再開できるのではないかと考えておりますが、富士屋ホテルと協議してまいります。  報告は以上でございます。 156: ◯桜井委員長 はい。ありがとうございました。かなり長大な資料になりまして、本当にご苦労さまでした。  委員の皆さん、ご質疑ございましたらいただきたいと思います。特にありませんか。 157: ◯大坂委員 改めて膨大な資料をありがとうございます。全体を読まさせていただくと、現状のままでいいという意見は全くなくて、何かしら変えなければいけないというのは、やっぱり区民の皆さん認識しているところなのではないのかなという印象を第一に受けるんですけれども、やっぱりその中で、今ある施設がなくなってしまうということに対しては、やはり皆さんそれなりに大きな事実として受けとめているんじゃないのかなというような印象も、また一方で受けました。  前回の委員会のときに、委員長のほうから、渋谷区の二の平の施設があるよと。成功事例としてあるんじゃないのかなという話が出ましたけれども、これ、ホームページで見させていただくと、例えば定期的に寄席を開いたりとか、そういった経営努力というのはやっぱりなされているようです。そういった努力というか、売り上げを伸ばす努力というか、PRというか、そういったことも含めていろいろと有識者というか、あと事業者、その他しっかりとヒアリングをした上で、千代田区としても経営努力をした上で継続していく道はないのかなという方向で模索することも必要なのではないかということも考えます。また、渋谷区の施設なんですけれども、ここ、ひとり親世帯を対象に、無料や低料金で利用ができるというようなことも取り組んでいるということがわかります。  確かに、保養施設を区が持って運営していくという時代は多少時代おくれの感はあるのかもしれないですけれども、そういった形で、さまざまな状況、これから先、いろいろと時代が流れていく中で変化していくということも考えられます。こういった役割というのは、考えていけばもっともっと深く、いろいろな形であるんじゃないのかなということもまた一方で考えられます。やっぱりこれ、売ってしまうと、廃止して売ってしまうと、もう戻ってこないということが一番大きな問題で、そういった新しい役割というものも一つ考えていかなければいけない中で、改めて今すぐに廃止をするんではなくて、しっかりと議論した上で、いろいろな角度から検討して進めていくべきではないのかなというふうに考えますけれども、そのあたりいかがでしょうか。 158: ◯小川地域振興総務課長 今おっしゃった新しい役割というのが、保養所としての役割ということでございましょうか。 159: ◯大坂委員 保養所としても、いろいろな角度から。 160: ◯小川地域振興総務課長 先ほど二の平渋谷荘の例が出ましたけれども、こちら指定管理者制度でございまして、富士屋ホテルと渋谷サービス公社の共同事業体が受けている施設でございます。この施設は、サービスがよいというお話がございましたけれども、年間1億5,000万の経費を区が持ち出ししておりまして、結局税金で投入した金額によってサービスを向上させているというのが実態でございます。  それに対しまして、例えば箱根千代田荘ですと、今、民営化しておりますので、基本的に民営事業者の努力ということになりますけども、3,000万ぐらいの経費でやっているところでございますので、それで施設の規模もほとんど同じでございますので、渋谷の例が経営的に成功しているという例には、残念ながら少し当たらないのかなというふうに思ってございます。  確かに、経営努力をするということは必要かと思いますけれども、今も民営化をして、その民営事業者さんがホテルを専門にやっている事業者さんにやっていただいているというような状況でもございますので、なかなかこれを黒字化していってということは、もちろん高い経費をとってということになればまた別かもしれませんけれども、今も8割の稼働率でございますので──それは区民以外の方が85%ぐらいいるからでございますけれども、施設全体としては、例えば箱根は8割の稼働率でございますので、なかなかちょっとこれ以上の経営努力をしていくというのは難しいのではないかなと思っておりますし、そういうことからも、あるのかどうかあれですけれども、次の民営事業者の借り受け者も手が挙がらなかったというような状況もありますので、なかなか困難ではないかなというふうに思ってございます。 161: ◯桜井委員長 いいですか。今、質問者は経営努力をすべきじゃないんですかということを、今、大坂委員は言っているわけです。それで、具体的に、ひとり親世帯でしたっけ、だとか、落語をやってみたり──あそこも富士屋ホテルでしたよね、たしか。富士屋ホテルも努力している。区もそういう面ではいろいろな努力をしているというような結果の中で、たしか稼働率は90%以上になるでしょ、あそこのところはね。それで、保養施設で利益を生むという考え方で、そこのところは議論のやっぱし考え方の違いというのがやっぱしあると思いますけれども、まずはそういうような努力をすべきじゃないんですかということを言っていることについてはどうなんですか。 162: ◯小川地域振興総務課長 ちょっとすれ違ってしまって申しわけないんですけれども、私どもが保養施設等についてということで町会の方々にもご説明しているところでは、現在では民間のホテル・旅館等が充実してきて、また安価で質の高いサービスを提供しているということで、公として直接または間接に保養施設を提供するという必要は薄れているという、まず、そこが大前提でございますので、そうした経費については、もっと有効な施策に使ったほうがいいんではないかということが根底にございますので、もちろん保養施設として続けていくということであれば、経営努力は当然続けていかなければならないでしょうけれども、保養施設そのものに公金を投じることがいかがなものかというところが出発点ですので、ちょっとすれ違いになってしまって申しわけないんですけれども、そういったことでございます。 163: ◯桜井委員長 ということはあれですか、執行機関区としては、区民の意見聴取を聞いて、こういう形できょうお示しいただいたわけなんだけど、区民の意見聴取をする前に、区としてはもう廃止をすべきなんだということが大前提で動いているんですということで理解していいんですか。 164: ◯小川地域振興総務課長 区としては昨年来そうしたことで説明をして、区民の皆さんにご説明するにも…… 165: ◯桜井委員長 いや、説明をしてじゃなくて、区としては、今、出発点のことを課長がおっしゃられたわけでしょう。ね。 166: ◯小川地域振興総務課長 はい。 167: ◯桜井委員長 こういう意見聴取をして、さまざまな意見がありましたと。先ほどの一連の流れの中では、もう少し努力をしましょうよ、慎重にやってくださいよと。はいと、賛成の方ももちろんいたけども、いたけども、反対の人の声のほうがどうも多いらしいねという、さっきの説明の中ではそういうことのように僕は受けましたけどね。だけども、そうじゃなくて、区としてはもう出発点がまず廃止ありきなんですよというところからスタートしているんですというふうに今の答弁では聞こえるんですけど、そういうことでいいんですか。そうなってくると、この、区の決め方というのは、本当にそれでいいのかどうかという大きな問題になってくるよ。  地域振興部長。 168: ◯立川地域振興部長 廃止ありきというのはもう決定ということになるかと思いますが、それはそうではございません。ただ、区としては、これだけ費用がかかっている中で、社会経済情勢の変化もある中で、公として保養施設を運営していくことが、23区の状況を見ましても、かなり撤退しているところが多い中で、いかがなものかということで説明に回らせていただいているということで、廃止ありきということではなくて、区としてはこう考えるという、そういう意味で説明させていただきました。 169: ◯桜井委員長 いや、今のやりとりの中で、大坂委員とのやりとりの中では、そういう汗をかいて努力をすべきなんじゃないですかというようなことを、他区の成功事例も出されて、そういうことはいかがなんですかということを委員は言われたわけです。ね。ところが、ご答弁は、いや、これ、もう廃止なんですというところで言われちゃうと、もう、それ以上、こういう努力をしましょうよとか、こういうことをしたらもう少し改善されるんじゃないですかとかいう話には、もう、ならなくなっちゃう。でしょ。この話って、もう先に進まなくなっちゃいますよ。幾ら赤字が出ていますという数字は確かに聞きましたし、これは大変だなとは思いますけども、それでは、今、大坂委員おっしゃるように、ほかのところに成功事例があるんだったらば、それに倣って区としても検討してみたらどうなんでしょうかと。どうなんですかねということを聞いているわけですよ。それに対して、いや、これだけの赤字なので、もう廃止しかないんですという話になっちゃうと、この話は、もうこれ以上進まないですよ。  ちょっと休憩します。                 午後3時41分休憩                 午後3時49分再開 170: ◯桜井委員長 委員会を再開します。  今、休憩をさせていただきましたけども、この件については、今回、執行機関のほうで連合町会を初め、さまざまな団体の意見を取りまとめていただきました。本当にたくさんの意見を書いていただきまして、本当にご苦労さまでした。意見はるる賛成、反対、または維持すべきだ、廃止すべきだ、いろいろございましたけども、区民の皆さんの中にはそれぞれの思いがあろうかと思います。当委員会としても、とても大切な項目だと思っておりますので、引き続き調査研究もしていくと。場合によっては第三者の方のいろいろなご意見をお伺いするとか、そんなことも必要になってこようかと思いますけども、引き続き調査研究をしていくというところで、きょうはこの項目については終わりたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 171: ◯桜井委員長 はい。そのようにさせていただきます。  次に、地域振興部の(2)番、個人番号(マイナンバー)カードの交付について、報告してください。 172: ◯吉村総合窓口課長 個人番号カードの交付につきまして、地域振興部資料2に基づき、ご報告をいたします。  既に委員の皆様ご案内のとおり、個人番号制度は住民票を有する日本国内全ての方に一人一つの番号を付して社会保障・税・災害対策の分野で活用されるもので、来る10月5日以降12桁の個人番号、いわゆるマイナンバーをお知らせする通知カードの送付が始まります。  この通知カードは、千代田区の名入りの封筒で、住民票の住所に世帯主宛てで、転送不要の簡易書留郵便にて送付をされます。送付された通知カードに記載の個人情報は、その番号が漏えいし不正に使用されるおそれがある場合を除き、一生涯、変更はされません。  なお、全国すべての通知カードの作成と発送は、地方公共団体が共同で運営する地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISと呼んでおりますが、そこが順次行うため、千代田区では現在10月中旬以降から11月末ぐらいまでの間にお手元に送付されることが想定されております。  送付される通知カードは、資料の中ほどに緑色でイメージを掲載しておりますが、表面に氏名・住所・生年月日・性別の4情報と個人番号が記載されており、裏面には住所変更などがあった際に、市区町村の職員が変更事項を記載する欄が設けられてございます。  年内に送付される通知カードには、個人番号カードの申請用紙とカードを作成するJ-LIS宛ての申請用封筒、個人番号制度のご案内のリーフレットが同封されております。  平成28年1月以降、個人番号カードの交付を希望する方は、申請書に記入し、顔写真を添付し、J-LISに送付することで個人番号カードの交付を受けることができます。  この個人番号カードは、資料の下にイメージ図が記載してございますが、表面に氏名・住所・生年月日・性別の4情報と顔写真が記載され、裏面に個人番号が記載されております。また、ICチップがついておりまして、e-Taxなどの電子申請の際に用いる電子証明書が標準で搭載をされております。ただ、個人番号カードはJ-LISが一括して作成するため、来年1月の時点では申請からお渡しまで一定のお時間をいただくことになると想定されてございます。  裏面をお開きください。ただいま若干ご説明をさせていただきましたが、個人番号カードの申請から交付までの流れを、図で示させていただいております。  まず最初に、送付されてくる通知カードに「個人番号カード交付申請書」と「申請用封筒」が同封されてございます。個人番号カードの交付を希望される場合、申請書に必要事項を記入し、内容を確認の上、顔写真を添付し、申請用封筒でJ-LISに送付していただきます。J-LISでは、申請書に基づき個人番号カードを作成し、区に納品し、区ではカードの検品を行い、問題がない場合、申請者に個人番号カードの交付の準備が整った旨をお知らせする「交付確認通知書」をお送りいたします。到着した交付確認通知書と本人確認書類・通知カードと住民基本台帳カードをお持ちの方は、その住基カードもあわせてご持参いただき、区役所本庁舎総合窓口課においてカードの交付を受けていただくといった流れになります。  次に、通知カード・個人番号カードと住民基本台帳カードの違いですが、通知カードは個人番号の確認をするもので、区の窓口等で手続する場合には身分証明書の提示が別途必要になります。個人番号カードは、その1枚で身分証明書の役割と個人番号の証明を行うことが可能となります。また、e-Taxなどの電子申告時に電子証明書の機能が附帯してございます。また、先日、乳幼児が受けた予防接種の記録を個人番号で管理し、引っ越し先の市区町村に引き継げるようにしたり、健康保険組合がメタボ健診の情報を個人番号で管理できるようにするとともに、希望する方には銀行の預金口座と結びつける内容の法の一部改正も行われました。さらに、自治体独自のサービスを付加したり、将来的には健康保険証としての機能や運転免許証機能が加えられたり、民間開放なども現在検討をされてございます。  一方、住民基本台帳カードは、顔写真が掲載されているものに限り身分証明書としての利用が可能であり、電子証明書の機能を付加している場合、電子証明書として使用することができます。  なお、個人番号カードの交付に当たっては、第3回定例会に平成27年度補正予算を計上するとともに、企画総務委員会での審議となりますが、手数料条例の一部改正と、これは今回の個人番号カードの交付についてのみではないんですけれども、個人情報保護条例の一部改正が予定されております。  加えまして、区民の皆様方にこの制度の通知カード、それから個人番号カードの内容をご周知するために、ホームページには既に情報は掲載してございますが、9月20日号の広報紙に3面にわたって記事を掲載する予定となってございます。  報告は以上でございます。 173: ◯桜井委員長 はい。この件は、ただいまご報告もありましたけども、補正の中での議論ということになりますので、基本的なところでご質疑ございましたらお受けしたいと思います。 174: ◯寺沢委員 所管なんですけれども、私どもの地域で制度がよくわからないから説明を求めたときに、IT推進課が来てくださったんですよね。それで、今はコミュニティ振興課ですか。それで、一体どこがその所管になるんでしょうか。 175: ◯吉村総合窓口課長 制度のシステムですとか、そういったことの内容につきましてはIT推進課のほうで取り持っておりますけれども、カードの交付といった内容につきましては、総合窓口課のほうにお問い合わせをいただければ、こちらのほうでご案内をさせていただくというところでございます。また、おくればせながらなんですが、9月に入りましてから、各連合の町会長会議にはIT推進課と総合窓口課で一緒に説明ということでお伺いをさせていただいてございます。 176: ◯寺沢委員 非常に、まだまだ決まってない部分も多くて、きょう余り細かなところは入らないほうがいいですよね。一つ一つ、まだ国が決まってないのがいっぱいありますものね。  そこはじゃああえて触れませんけれども、まず、やはり区民の方々がどこにどういうふうに問い合わせをしたら一番新しい情報が入るのかというところも非常に不安に思っていると思いますから、広報紙でというお話もありましたけれども、窓口として一本化というのはやっぱり難しいんでしょうかね。確かにITを使ってやる部分についてはIT推進課ですよね。そうやってカードを申請しますよというのは総合窓口課。ちょっとやっぱりわかりづらいと思うんです。まず、そこのところからどうでしょうか。 177: ◯吉村総合窓口課長 基本的には、これからは通知カードが送付をされ、区民の皆様方が、希望される方は個人番号カードの交付を受けるというような流れになりますので、基本的には、その部分につきまして、区民の方がわからないこと、あるいは相談したいこと等がございましたら、総合窓口課のほうにご連絡をいただければ、私どものほうで適切に対処をさせていただくというふうに考えてございます。 178: ◯桜井委員長 まだ身分証明だとか個人証明だとか、そういうところだけでしょ、今のところは。今後の中では、この間も、まだ案の段階ですけど、消費税のときの議論の中に、このマイナンバーのお話なんかも出てきたから余計心配になりますよね、どうなんだろうって。ただ、そこまではまだまだ議論の中でのことで、まずは身分証明というところの範囲内の中で、どのように区民の方たちが理解をされるかというところになってくるんでしょう。ね。  寺沢委員。 179: ◯寺沢委員 ただ、余り踏み込んではいけないと思ったんですけれども、交付はされるわけですよね、カードのね。だけど、じゃあマイナンバーカードを申請するのかしないのかは個人の判断ですね。そうした場合に、これから、番号がわかるものと、いろんな確定申告もそうでしょうし、いろんなものにそれが必要になっていくというときに、今、総合窓口に行くと、何か二つ証明できるものを示してくださいと。顔写真がないとね。で、結構いると思うんですよ、免許証も持っていないし、パスポートも持っていないと。そうすると、何をもって本人を確認するのか。そこら辺はまだ国のほうからきちっと知らせが来ていないんですか。 180: ◯吉村総合窓口課長 免許証等をお持ちでない方につきましては、国民健康保険証ですとか、年金手帳ですとかそういった類いのもの、あるいは児童扶養手当の証書ですとか、そういったものを提出というか提示をしていただければ、手続は本人確認としてはできるというところでございます。 181: ◯桜井委員長 まあ、このマイナンバーカードがあれば、それにかわるものになるということでしょ。 182: ◯寺沢委員 あの写真入りのがあればね。 183: ◯桜井委員長 あれば。そうそうそう。  寺沢委員。 184: ◯寺沢委員 だけど、かなり不安に思っている方が多いんですね。年金問題を発端にこれが、芋づる式ではないということは一定程度わかったんですけれども、全部が一つのこの番号でずるずるずるずる全部が出てこないということはわかったんですけれども、それに伴って、それじゃ何でそうやって──分断していきますよね、情報系のものと基幹系のものをね。そうすると、手間が結構かかる。だから、これ、二律背反しているんですね。便利にしようと思えば、そうやって漏えいしたときにはずるずる全部出てきてしまう。そうやって遮断すればするほど、何、今までと、例えば千代田区の仕事としては、そんなに今までやっていたものにかえって番号を確認するだけ手間がかかるみたいなことにもなりかねないかなというふうに思っているんですよね、区の仕事として。そんなに便利になるというふうには、行政の、区の仕事として思えないんですけどね。どうなんでしょうかね。 185: ◯吉村総合窓口課長 通知カードに記載されている──基本的には個人番号カードを作成しなくても、通知カードに記載されている個人番号を用いていただくことで、それを例えば何かの手続の申請書類の中にその番号を書いていただくことで、今までいろいろなところで、例えば課税証明を、まあ、うちでは総合窓口課で一本で書類をとることができますけれども、住民票を添付したり、あるいは必要に応じては課税証明を添付したりというようなものが、まずは添付する必要がなくなるというような面では、区民の方々にも一定程度、何というんですかね、利便性が高まるというようなことはあろうかとは思っております。 186: ◯桜井委員長 まあ、中身については、この先でやってください。 187: ◯寺沢委員 そうね。まだありますのでね。 188: ◯桜井委員長 よろしいですか。 189: ◯寺沢委員 はい。 190: ◯桜井委員長 今のこの件。  飯島委員。 191: ◯飯島委員 送付と申請、両方聞きたいんですが、まず送付について、転送不要の簡易書留となっていますね。この転送不要というのは、転居したときなどに、郵便局に1年間とか、ここの先にと連絡しますよね。それがあっても、転送しませんよということですよね。その場合に、例えばこれが戻る──結局住所にいないからといって、また区役所に戻っていくのかということ。そうすると、転居した人の番号というのは宙ぶらりんになってしまう。どうなっちゃうのかなということが一つね。  それから、不在通知を受け取ってもそのままほったらかしにしておくと。その場合もやっぱり区役所に戻るわけですよね、郵便物が。それはどうなっちゃうのかな。それから、あるいはそこの住民じゃなくても、今、郵便受けとか、表札を書かない家が多いですよね。郵便局の方がそこに行って、違う方なのにサインか何かでそれを受け取っちゃうと。そんなことがあったら、その方は人の番号を開封して見ることができる。それが何か悪用につながることになるんじゃないのかなというのが、ちょっと送付のことについて、その点を伺いたいと思うんですが。 192: ◯吉村総合窓口課長 まず、転送不要の簡易書留で送付をされて、例えば不在配達の連絡等もせずにいた場合には、当然、区役所のほうに戻ってまいります。総合窓口課のほうでは、その戻ってきた住所を、例えば転居していれば転居の届け出が出ておりますので、それを再度確認し、そこに転居もせず住んでいることが確実だというような場合には、普通郵便で、こういう郵便物を届けましたけれども区役所のほうに戻ってきていますということでご通知を差し上げた上で、改めて区のほうから簡易書留で転送不要でもう一度送るという行為をします。それでも戻ってきた場合には、ご本人のところに私どものほうから…… 193: ◯飯島委員 これは大変だな。 194: ◯吉村総合窓口課長 ご連絡をして、当然窓口に来ていただかないとならなくなるとは思いますけれども、証明書をもって窓口でお渡しをするようなことも、場合によってはあろうかなというふうには考えてございます。  それから、宛名が書いてなくて、全然違う、例えば隣の家に行って本人のふりをしてというようなことも、まあ、そうですね、一応書留郵便なので、ご本人を確認して郵便物をお渡しするというような形にはなっているので…… 195: ◯飯島委員 でも、家でとるときに、何か見せませんよね。身分証明か何かね。 196: ◯吉村総合窓口課長 そうですね。まあ、判こをついてもらうという…… 197: ◯飯島委員 サインとかね。 198: ◯吉村総合窓口課長 三文判かサインかということになるんですけれども。 199: ◯飯島委員 そうそう。 200: ◯吉村総合窓口課長 まあ、そう…… 201: ◯寺沢委員 サインしちゃえば、もう、それでもらえちゃうのよ。(発言する者あり) 202: ◯桜井委員長 受け取り方については、このことだけじゃないですよ。このことだけじゃないでしょ。 203: ◯飯島委員 だけど、これで番号を入手しちゃうわけだ…… 204: ◯寺沢委員 そう。すごい大事な…… 205: ◯桜井委員長 ただ、部屋番号だとか確認して、そこまで行くわけだから。 206: ◯吉村総合窓口課長 例えば、その中に何人、多世帯が住んでいるような場合があったときには、一括して受け取ることがないかと言われてしまえば、100%それを押さえるということはなかなかできない可能性も、まあ、正直、そこまで言われてしまえば、何か、というところでございます。 207: ◯飯島委員 ねえ。(「返信用封筒……」と呼ぶ者あり) 208: ◯桜井委員長 まだありますか。じゃあ、まとめていただいて。 209: ◯飯島委員 そうしたら、2番の番号カードの申請なんですが、例えば寝たきりの方が介護している方に頼んで行ってもらうとか、あるいは寝たきりで、もう認知症だとかの場合にほかの方が行ってということは、これはそういうケースも可能になってしまうということなんですかね。 210: ◯吉村総合窓口課長 そういった方で個人番号カードが必要だと、申請をしたいという方にあっては、当然、代理人の方が窓口等に最終的には来ていただくことになるんですけれども、例えば認知であるとか、著しく高齢で委任状を記載できないような場合には、私どものほうから、とりあえず、まだちょっと書式を正式には決めてはいないのですけれども、確認書のようなものをまずは住所宛てにお送りして、その確認書と本人の──失礼しました。本人の代理人として請求をしに来た方が代理人であるということを証明するものとして、私どものほうでこういう書類をそろえてお持ちくださいというようなことをご案内して提示していただければ、個人番号カードを交付することは可能だというふうに、今、国のほうが定めている事務処理要領では出ております。ただ、ケース・バイ・ケースになってこようかと思うので、今、一概に代理人の方がこれとこれとこの書類を持ってくればいいんですというようなことは、ちょっとここでは申し上げられないかなと。その代理人がご家族の方であれば、持ってくる書類はそれなりにまた変わってくるでしょうし、全く違う方であれば、またそれはそれでご用意いただくものが違ってこようかと思いますので、ケースごとにご案内をすることにはなろうかと思います。
    211: ◯桜井委員長 はい。よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 212: ◯桜井委員長 はい。  では、続いてその他に入ります。執行機関のほうからございますか。 213: ◯新治生活支援課長 それでは、口頭で、平成27年度の臨時福祉給付金の件につきましてご報告をさせていただきます。  臨時福祉給付金につきましては、第2回区議会定例会補正予算においてご議決を賜りまして、その後、対象者の抽出準備を進めております。来る9月28日の月曜日、対象者と思われる方、約7,000人、5,000世帯に対して申請書等をお送りする予定でございますことをご報告をさせていただきます。  また、千代田区の広報におきまして、子育ての臨時福祉給付金とあわせて1面の広報のご案内をさせていただきます。  また、予算特別委員会におきましては、本委員会以外の議員の方で、区全体にかかわるものでございますので、後刻、ご案内のものをご参考として全区議会議員の皆様にポスティングをさせていただきたいと思います。  ご報告は以上でございます。 214: ◯桜井委員長 はい。この件よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 215: ◯桜井委員長 はい。ほかにありますか。 216: ◯山下国際平和・男女平等人権課長 第35回日本女性会議について口頭でご報告をさせていただきます。  2017年開催地であります苫小牧市に対して、2018年日本女性会議を千代田区にて開催したい旨の表明をすることについて、6月29日の本委員会でご報告させていただいたところでございます。  平成27年8月27日に、苫小牧市において、第1回日本女性会議実行委員会が開催されました。その中で、2018年の開催地は金沢市に決定したとの通知が参りましたので、本日ご報告させていただきます。  以上でございます。 217: ◯桜井委員長 はい。以前ご報告いただきましたね。この件よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 218: ◯桜井委員長 はい。執行機関の皆さんほかにありますか。なし。はい。  委員の皆さん、ございますか。 219: ◯飯島委員 後期高齢者医療保険の2018年度と2019年度の保険料が広域連合から何かこう示された、検討案が示されたという情報を得ているんですけれども、これは区のほうには、保険料について何か検討案というのが示されているんでしょうか。 220: ◯松本保健福祉部長 それでは、余りご存じでない方もいらっしゃると思いますので、簡単にちょっと仕組みをご説明させていただきますと、75歳以上の高齢者の方につきましては、全ての方が後期高齢者医療制度に加入するということになっておりまして、その保険をつかさどっております保険者は都道府県ごとに設置されている広域連合ということになってございますので、東京の場合であれば23区及び都下の市町村、全体でたしか62の区市町村がつくっている広域連合が保険者となります。  そして、保険料につきましては、保険給付に必要な額の、大ざっぱに言いますと、半分は公費で負担するのですが、半分が保険料なんですが、その5割の保険料のうちの、実際に75歳以上の方が負担するのは1割だけで、あとの4割については74歳以下の若い人が保険料を、後期高齢者への支援ということですので、皆様方も我々も一部を負担していると、そういうような仕組みになってございます。その後期高齢者の保険料は2年ごとに改定をするということになっておりまして、現在は26年度、27年度で1回で、そして今年度は28年度、29年度の次の2年の保険料を改定する年に当たっているという状況でございます。  最終的には後期の広域連合の中に議会というのがございまして、そこで議決をすることによって決まるんですけれども、当然にそこだけで決めるわけではなくて、広域連合を構成しております都内の区市町村との協議をずっと重ねつつ保険料を決めていくということで、それが、今回は飯島委員おっしゃったとおり検討案ということなんですが、その後まだ何々案、何々案と幾つもどんどん数字が変わってきて、最終的には年が明けてから決定をされるというような状況になります。  今回、ご指摘いただいた金額では、現時点では、まださまざまな不確定要素が多数ある状況なので、とりあえず東京都における現状からすると、こんなふうになるんじゃないかなという一番最初の検討案が、執行機関であれば、私なんかが所属している部長会、あと副区長会、区長会など、あるいは広域連合の中でもさまざまな会議体がございますので、そういうところに対して検討案が示されたと、そういう状況でございます。 221: ◯飯島委員 その数字というのは示されているんでしょうか。所得割、均等割と、幾らぐらいということは。 222: ◯松本保健福祉部長 この検討案におきましては、現在の26、27年度に比べまして、均等割では3,000円の増、あと所得割のほうは1.12ポイント増でして、合計いたしますと、一人当たりの平均保険料としては5,735円増額になるんではないかなというような数字になっておりますが、これ私の経験でも、この最初の案というのは大体かなり多目に見込んでいるというので、これからだんだん落ちつくところに落ちついていくんではないかなというふうに思ってございます。 223: ◯飯島委員 そうすると、大まかなスケジュールについてはお聞きになってますか。 224: ◯松本保健福祉部長 大体、秋、10月ぐらいに次の算定案というのが出てまいりまして、12月末ぐらいに最終的な、国が大体さまざまないろんな計数を示さないと最終的に計算できないんですが、それが大体もう年末ぎりぎりぐらいに示されるというようなことで、実際は1月に広域連合などで議決をするというようなことになりますが、最終的にはその広域連合の規約を各構成の区市町村の議会でも議決が必要になりますので、2年に一度、第1回区議会定例会で規約の変更という形で議案を提出し、ご審議をいただくことになろうかと思います。 225: ◯飯島委員 いいです。 226: ◯桜井委員長 はい。  ほかにありますか。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 227: ◯桜井委員長 はい。  お疲れさまでございました。それでは、地域保健福祉委員会をこれで終了いたします。お疲れさまでした。                 午後4時19分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...