千代田区議会 2013-10-02
平成25年決算特別委員会生活福祉分科会 本文 開催日: 2013-10-02
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決算特別委員会生活福祉分科会 本文 2013-10-02 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正
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◯河合分科会長 選択 5 :
◯河合分科会長 選択 6 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 7 :
◯河合分科会長 選択 8 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 9 :
◯河合分科会長 選択 10 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 11 :
◯河合分科会長 選択 12 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 13 :
◯細越区民生活課長 選択 14 :
◯河合分科会長 選択 15 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 16 :
◯河合分科会長 選択 17 : ◯大串委員 選択 18 :
◯立川区民生活部長 選択 19 : ◯大串委員 選択 20 :
◯立川区民生活部長 選択 21 : ◯大串委員 選択 22 :
◯立川区民生活部長 選択 23 :
◯河合分科会長 選択 24 :
◯立川区民生活部長 選択 25 :
◯河合分科会長 選択 26 : ◯大串委員 選択 27 :
◯河合分科会長 選択 28 :
◯細越区民生活課長 選択 29 : ◯河合分科会長 選択 30 : ◯大串委員 選択 31 :
◯河合分科会長 選択 32 : ◯大串委員 選択 33 :
◯河合分科会長 選択 34 :
◯立川区民生活部長 選択 35 : ◯大串委員 選択 36 :
◯立川区民生活部長 選択 37 : ◯大串委員 選択 38 :
◯立川区民生活部長 選択 39 : ◯大串委員 選択 40 :
◯立川区民生活部長 選択 41 : ◯大串委員 選択 42 :
◯河合分科会長 選択 43 : ◯寺沢委員 選択 44 :
◯立川区民生活部長 選択 45 : ◯寺沢委員 選択 46 :
◯立川区民生活部長 選択 47 : ◯寺沢委員 選択 48 :
◯河合分科会長 選択 49 : ◯高澤委員 選択 50 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 51 : ◯高澤委員 選択 52 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 53 : ◯高澤委員 選択 54 :
◯河合分科会長 選択 55 :
◯細越区民生活課長 選択 56 :
◯河合分科会長 選択 57 :
◯細越区民生活課長 選択 58 : ◯河合分科会長 選択 59 : ◯河合分科会長 選択 60 : ◯河合分科会長 選択 61 : ◯桑原統計課長 選択 62 : ◯河合分科会長 選択 63 : ◯大串委員 選択 64 : ◯桑原統計課長 選択 65 : ◯大串委員 選択 66 : ◯桑原統計課長 選択 67 : ◯大串委員 選択 68 : ◯桑原統計課長 選択 69 : ◯大串委員 選択 70 : ◯桑原統計課長 選択 71 : ◯大串委員 選択 72 : ◯河合分科会長 選択 73 : ◯大串委員 選択 74 : ◯桑原統計課長 選択 75 : ◯大串委員 選択 76 : ◯河合分科会長 選択 77 : ◯大串委員 選択 78 : ◯河合分科会長 選択 79 : ◯大串委員 選択 80 : ◯河合分科会長 選択 81 : ◯桑原統計課長 選択 82 : ◯河合分科会長 選択 83 : ◯高澤委員 選択 84 : ◯桑原統計課長 選択 85 : ◯高澤委員 選択 86 : ◯桑原統計課長 選択 87 : ◯高澤委員 選択 88 : ◯大串委員 選択 89 : ◯高澤委員 選択 90 : ◯桑原統計課長 選択 91 : ◯高澤委員 選択 92 : ◯桑原統計課長 選択 93 : ◯河合分科会長 選択 94 : ◯高澤委員 選択 95 : ◯河合分科会長 選択 96 :
◯河合分科会長 選択 97 : ◯高澤委員 選択 98 :
◯河合分科会長 選択 99 : ◯高澤委員 選択 100 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 101 : ◯高澤委員 選択 102 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 103 : ◯高澤委員 選択 104 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 105 : ◯高澤委員 選択 106 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 107 : ◯高澤委員 選択 108 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 109 : ◯高澤委員 選択 110 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 111 : ◯高澤委員 選択 112 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 113 :
◯河合分科会長 選択 114 : ◯寺沢委員 選択 115 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 116 :
◯河合分科会長 選択 117 : ◯松本委員 選択 118 : ◯桑原統計課長 選択 119 : ◯松本委員 選択 120 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 121 :
◯河合分科会長 選択 122 : ◯松本委員 選択 123 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 124 : ◯松本委員 選択 125 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 126 :
◯河合分科会長 選択 127 :
◯河合分科会長 選択 128 : ◯永田委員 選択 129 :
◯細越区民生活課長 選択 130 : ◯永田委員 選択 131 :
◯細越区民生活課長 選択 132 : ◯永田委員 選択 133 :
◯細越区民生活課長 選択 134 :
◯河合分科会長 選択 135 : ◯寺沢委員 選択 136 :
◯細越区民生活課長 選択 137 :
◯河合分科会長 選択 138 : ◯大串委員 選択 139 :
◯細越区民生活課長 選択 140 : ◯大串委員 選択 141 :
◯細越区民生活課長 選択 142 : ◯大串委員 選択 143 :
◯細越区民生活課長 選択 144 :
◯河合分科会長 選択 145 :
◯河合分科会長 選択 146 :
◯立川区民生活部長 選択 147 :
◯河合分科会長 選択 148 :
◯河合分科会長 選択 149 : ◯高澤委員 選択 150 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 151 : ◯高澤委員 選択 152 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 153 : ◯高澤委員 選択 154 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 155 : ◯高澤委員 選択 156 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 157 :
◯河合分科会長 選択 158 : ◯高澤委員 選択 159 :
◯河合分科会長 選択 160 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 161 : ◯大串委員 選択 162 :
◯河合分科会長 選択 163 : ◯大串委員 選択 164 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 165 : ◯大串委員 選択 166 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 167 : ◯河合分科会長 選択 168 : ◯大串委員 選択 169 : ◯河合分科会長 選択 170 : ◯高澤委員 選択 171 : ◯大串委員 選択 172 : ◯高澤委員 選択 173 :
◯河合分科会長 選択 174 : ◯大串委員 選択 175 :
◯河合分科会長 選択 176 : ◯大串委員 選択 177 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 178 : ◯大串委員 選択 179 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 180 :
◯河合分科会長 選択 181 : ◯大串委員 選択 182 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 183 : ◯大串委員 選択 184 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 185 : ◯大串委員 選択 186 :
◯森永コミュニティ振興課長 選択 187 : ◯大串委員 選択 188 : ◯大矢コミュニティ担当部長 選択 189 : ◯河合分科会長 選択 190 : ◯河合分科会長 選択 191 : ◯寺沢委員 選択 192 : ◯河合分科会長 選択 193 : ◯寺沢委員 選択 194 : ◯河合分科会長 選択 195 : ◯寺沢委員 選択 196 : ◯河合分科会長 選択 197 : ◯寺沢委員 選択 198 : ◯河合分科会長 選択 199 : ◯寺沢委員 選択 200 : ◯河合分科会長 選択 201 : ◯寺沢委員 選択 202 : ◯河合分科会長 選択 203 : ◯大串委員 選択 204 : ◯河合分科会長 選択 205 : ◯大串委員 選択 206 : ◯河合分科会長 選択 207 : ◯大串委員 選択 208 : ◯河合分科会長 選択 209 : ◯寺沢委員 選択 210 : ◯河合分科会長 選択 211 : ◯寺沢委員 選択 212 : ◯大塚富士見出張所長 選択 213 : ◯寺沢委員 選択 214 : ◯大塚富士見出張所長 選択 215 : ◯寺沢委員 選択 216 : ◯河合分科会長 選択 217 : ◯大串委員 選択 218 : ◯河合分科会長 選択 219 : ◯大串委員 選択 220 : ◯大塚富士見出張所長 選択 221 : ◯大串委員 選択 222 : ◯大塚富士見出張所長 選択 223 :
◯河合分科会長 選択 224 :
◯河合分科会長 選択 225 : ◯寺沢委員 選択 226 :
◯細越区民生活課長 選択 227 : ◯寺沢委員 選択 228 :
◯細越区民生活課長 選択 229 : ◯寺沢委員 選択 230 :
◯細越区民生活課長 選択 231 : ◯寺沢委員 選択 232 :
◯細越区民生活課長 選択 233 : ◯河合分科会長 選択 234 :
◯河合分科会長 選択 235 : ◯寺沢委員 選択 236 :
◯河合分科会長 選択 237 : ◯寺沢委員 選択 238 :
◯細越区民生活課長 選択 239 : ◯寺沢委員 選択 240 :
◯細越区民生活課長 選択 241 : ◯寺沢委員 選択 242 :
◯細越区民生活課長 選択 243 : ◯寺沢委員 選択 244 :
◯細越区民生活課長 選択 245 : ◯寺沢委員 選択 246 : ◯河合分科会長 選択 247 : ◯寺沢委員 選択 248 :
◯河合分科会長 選択 249 : ◯寺沢委員 選択 250 :
◯河合分科会長 選択 251 :
◯細越区民生活課長 選択 252 : ◯河合分科会長 選択 253 : ◯寺沢委員 選択 254 : ◯河合分科会長 選択 255 : ◯大串委員 選択 256 :
◯河合分科会長 選択 257 : ◯永田委員 選択 258 :
◯河合分科会長 選択 259 : ◯永田委員 選択 260 :
◯細越区民生活課長 選択 261 : ◯永田委員 選択 262 :
◯細越区民生活課長 選択 263 : ◯永田委員 選択 264 :
◯細越区民生活課長 選択 265 : ◯河合分科会長 選択 266 : ◯河合分科会長 選択 267 : ◯河合分科会長 選択 268 : ◯河合分科会長 選択 269 : ◯大串委員 選択 270 : ◯河合分科会長 選択 271 : ◯大串委員 選択 272 : ◯河合分科会長 選択 273 : ◯大串委員 選択 274 : ◯河合分科会長 選択 275 : ◯河合分科会長 選択 276 : ◯河合分科会長 選択 277 : ◯大串委員 選択 278 : ◯河合分科会長 選択 279 : ◯河合分科会長 選択 280 : ◯大串委員 選択 281 : ◯纓片税務課長 選択 282 : ◯大串委員 選択 283 : ◯纓片税務課長 選択 284 : ◯大串委員 選択 285 : ◯纓片税務課長 選択 286 : ◯大串委員 選択 287 : ◯纓片税務課長 選択 288 : ◯大串委員 選択 289 : ◯纓片税務課長 選択 290 : ◯河合分科会長 選択 291 : ◯纓片税務課長 選択 292 :
◯河合分科会長 選択 293 :
◯河合分科会長 選択 294 : ◯松本委員 選択 295 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 296 : ◯松本委員 選択 297 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 298 : ◯松本委員 選択 299 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 300 : ◯松本委員 選択 301 :
◯河合分科会長 選択 302 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 303 : ◯松本委員 選択 304 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 305 : ◯松本委員 選択 306 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 307 : ◯松本委員 選択 308 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 309 :
◯河合分科会長 選択 310 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 311 :
◯河合分科会長 選択 312 :
◯河合分科会長 選択 313 : ◯大串委員 選択 314 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 315 : ◯大串委員 選択 316 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 317 : ◯大串委員 選択 318 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 319 : ◯大串委員 選択 320 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 321 : ◯大串委員 選択 322 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 323 : ◯大串委員 選択 324 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 325 : ◯大串委員 選択 326 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 327 : ◯大串委員 選択 328 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 329 : ◯河合分科会長 選択 330 : ◯大串委員 選択 331 :
◯河合分科会長 選択 332 :
◯河合分科会長 選択 333 : ◯高澤委員 選択 334 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 335 : ◯高澤委員 選択 336 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 337 : ◯高澤委員 選択 338 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 339 : ◯高澤委員 選択 340 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 341 : ◯高澤委員 選択 342 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 343 : ◯河合分科会長 選択 344 :
◯河合分科会長 選択 345 : ◯大串委員 選択 346 :
◯河合分科会長 選択 347 : ◯高澤委員 選択 348 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 349 : ◯高澤委員 選択 350 :
◯恩田文化スポーツ課長 選択 351 : ◯高澤委員 選択 352 : ◯河合分科会長 選択 353 : ◯河合分科会長 選択 354 : ◯河合分科会長 選択 355 : ◯大串委員 選択 356 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 357 : ◯大串委員 選択 358 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 359 : ◯大串委員 選択 360 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 361 : ◯大串委員 選択 362 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 363 : ◯大串委員 選択 364 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 365 : ◯大串委員 選択 366 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 367 : ◯大串委員 選択 368 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 369 : ◯河合分科会長 選択 370 : ◯寺沢委員 選択 371 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 372 : ◯寺沢委員 選択 373 : ◯河合分科会長 選択 374 : ◯寺沢委員 選択 375 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 376 : ◯寺沢委員 選択 377 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 378 : ◯寺沢委員 選択 379 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 380 : ◯寺沢委員 選択 381 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 382 : ◯寺沢委員 選択 383 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 384 : ◯寺沢委員 選択 385 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 386 : ◯寺沢委員 選択 387 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 388 : ◯寺沢委員 選択 389 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 390 : ◯寺沢委員 選択 391 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 392 : ◯寺沢委員 選択 393 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 394 : ◯寺沢委員 選択 395 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 396 : ◯寺沢委員 選択 397 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 398 : ◯寺沢委員 選択 399 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 400 : ◯寺沢委員 選択 401 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 402 : ◯寺沢委員 選択 403 : ◯河合分科会長 選択 404 : ◯寺沢委員 選択 405 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 406 : ◯寺沢委員 選択 407 : ◯河合分科会長 選択 408 : ◯寺沢委員 選択 409 : ◯河合分科会長 選択 410 : ◯寺沢委員 選択 411 : ◯河合分科会長 選択 412 : ◯寺沢委員 選択 413 : ◯河合分科会長 選択 414 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 415 : ◯寺沢委員 選択 416 : ◯河合分科会長 選択 417 : ◯大串委員 選択 418 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 419 : ◯大串委員 選択 420 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 421 : ◯大串委員 選択 422 : ◯柳図書・文化資源課長 選択 423 : ◯河合分科会長 選択 424 : ◯河合分科会長 選択 425 : ◯河合分科会長 選択 426 : ◯大串委員 選択 427 : ◯河合分科会長 選択 428 : ◯河合分科会長 選択 429 : ◯河合分科会長 選択 430 : ◯河合分科会長 選択 431 : ◯河合分科会長 選択 432 : ◯河合分科会長 選択 433 : ◯河合分科会長 選択 434 : ◯河合分科会長 選択 435 : ◯河合分科会長 選択 436 : ◯河合分科会長 選択 437 : ◯河合分科会長 選択 438 : ◯河合分科会長 選択 439 : ◯河合分科会長 選択 440 : ◯河合分科会長 選択 441 : ◯河合分科会長 選択 442 : ◯河合分科会長 選択 443 : ◯河合分科会長 選択 444 : ◯河合分科会長 選択 445 :
◯河合分科会長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時41分開会
◯河合分科会長 大変お待たせをいたしました。それでは、これより
決算特別委員会生活福祉分科会を開会いたします。すみません、着席をして進めさせていただきます。
欠席届が出ております。うさみ委員、(「通院のため」と呼ぶ者あり)通院のため欠席でございます。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
2: ◯河合分科会長 はい。ありがとうございます。(「だめとは言えないもんね」と呼ぶ者あり)
短い日程の中での多岐にわたる調査となるため、委員の皆様、それから理事者の皆様のご協力をよろしくお願いを申し上げます。
調査の進め方について、お諮りをいたします。当分科会では、議案第41号、平成24年度千代田区各会計歳入歳出決算の認定についてのうち、生活福祉委員会所管分を調査することとなっております。お手元に分科会決算調査についての案をお配りしております。
また、分科会にご持参いただく資料の確認ですが、1、決算書、2、決算参考書、3、事務事業概要、4、主要施策の成果、5、決算審査意見書ですが、お手元に、皆さんお持ちでしょうか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
3: ◯河合分科会長 調査方法につきましては、理事者からの説明は決算関係資料の配付をもってかえまして、特に説明を要する場合のみ、行うこととします。また、原則として、目ごとに質疑を受けることとします。
理事者の出席は、部長及び庶務担当課長は常時出席といたしまして、ほかの理事者は所管分の調査時のみ出席として、それ以外は自席待機としたいと思いますが、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
4:
◯河合分科会長 はい。ありがとうございます。
調査日程は、本日は区民生活部所管分の一般会計の歳出歳入を、そして、明日は保健福祉部所管分の一般会計の歳出歳入、国民健康保険事業会計の歳出歳入、介護保険特別会計の歳出歳入、そして後期高齢者医療特別会計の歳出歳入を行いたいと思います。
分科会決算調査報告書は、分科会で議論された項目及び総括質疑において議論することとした項目を記載し、分科会の会議録を添付して、10月8日火曜日に決算特別委員長に提出をいたします。
それでは、調査に入る前に、区民生活部から、お手元に配付してございます主要施策の成果について報告したいとのことですが、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
5:
◯河合分科会長 はい。この主要施策の成果につきましては、前回のこの分科会の中では、不備な点があるということで、調査の資料とすることはしないということで、この委員会だけは決まりましたけども、その指摘を受けまして、今年度は課題というところに、分科会での議論を踏まえて、成果と課題、そんなにすごいものではないですけども、一応添付をしてあるというところで、努力の跡が見られたんではないかなと思っております。(発言する者あり)
それでは、区民生活部長から、主要施策の成果について、報告をお願いをいたします。
6:
◯森永コミュニティ振興課長 委員長、コミュニティ振興課長。
7:
◯河合分科会長 コミュニティ振興課長。
8:
◯森永コミュニティ振興課長 こちら、資料に基づきまして、ご説明させていただきます。資料の10ページ、11ページをお開きください。
9:
◯河合分科会長 これのね。
10:
◯森永コミュニティ振興課長 はい。
11:
◯河合分科会長 主要施策の成果の10、11。
12:
◯森永コミュニティ振興課長 主要施策の成果の資料の10ページ、11ページをお開きください。よろしいでしょうか。
つきましては、こちら1番ということで、町会・連合町会の補助金につきまして、こちら記入しております。こちらにつきましては、改定千代田区第三次基本計画の目標6、「コミュニティを大切にするまち」という中で、34、「地域力の向上を支援します」という、一つの大きな目的の中で進められている事業でございまして、基準、対象、こちらはここ数年変わってございませんので、その概況などにつきましては、資料をご参照をいただければと存じます。つきましては、この資料11ページの下側、事業実績に関する評価からご説明させていただきます。
こちらの補助金は、住民相互の連帯感の醸成及びコミュニティ形成の促進を目的として、総括的に補助を実施しているものでございまして、こちら、その結果、今、これまで補助金を支給しており、その結果、町会などが進める地域の活性化など、さまざまな事業運営に寄与し、町会・地域活動への参加割合につきましても、こちら世論調査の結果でございますが、23年度と比較して、増加という状況になっております。
そのような中で、やはり課題というものがございます。町会を取り巻く状況として、町会加入率の急速な減少、町会役員の高齢化など、さまざまな状況の変化、そういったものを最大限踏まえながら、多様な地域活動団体との一層の連携促進など、自助、共助の観点に立った、さらなる地域活動の推進に向けた、新たな支援手法の整備、こちらが必要と考えております。
そこで、今後の方向性として、本般、こちら区として決定された補助金の使途確認等の見直しに関する基本方針、こちらに基づきまして、短期、中長期的な視点を持ちながら、幅広く検討を進めたいと考えております。
また、検討に当たりましては、もちろん区民及び地域の意見、さらに議会からいただくご意見などを最大限踏まえながら、庁内関係部署と調整を進めてまいりたいと考えております。
説明は以上になります。
13:
◯細越区民生活課長 私からは、2番、消費生活支援事業、並びに3番、保養施設等管理運営、そして4番、
商工関係団体等支援事業につきまして、ご報告させていただきます。恐れ入ります、12ページをお開きいただきたいと思います。
こちらは、消費生活支援事業ということでございます。主に左側のページ、課題と今後の方向性を中心に、簡潔に説明したいと思います。
まず24年度につきましては、このスタンプカードの対象者を、区民全員から18歳未満、65歳以上に変更いたしました。その結果、利用された利用率、これが若干上がっております。課題にもありますように、しかしながら、スタンプカードの利用率が上がったものの、やはり約3割は利用していない状況がございます。
そのため、こういったことを改善する必要があるとともに、より多くの利用を促すためにも、加盟店をふやすことが課題であると認識しております。ただし、現状におきましては、お店側のほうの負担感、具体的には、例えばスタンプを押す手間とか換金手続、はがき購入に伴う費用、こういったものが根強くございまして、加盟店が年々減少しております。やはり、この事業自体が、お店にとっても集客効果を上げる、貴重な、有効な手段であるということを認識してもらうような、主体的に取り組んでもらえるような、そういった仕組みに変えていく必要があるというふうに考えております。
そうした中で、今後の方向性でございますけれども、まずはこのスタンプカード、これまで以上に利用していただけるように、なるべく交換手続を簡略化するなど、改善を図っていきたいと考えております。
また、今申し上げましたように、この事業自体が商店街にとって、やはりそのメリットのある事業であるということを考えてもらえるような、そういった仕組みに改善をしていきたいと思っております。
さらには、今、IT機器を活用した民間ベースのスキームによる、新しい仕組みの意向も重ねて検討していきたいと考えております。
続きまして、3番目、保養施設等管理運営でございます。こちらにつきましては、昨年度以降、湯河原千代田荘を中心に、いろいろとご議論を重ねてきた部分がございます。15ページのほうの課題と今後の方向性を中心に、ご報告させていただきます。
まず、今、この社会経済情勢変化に伴いまして、この保養施設全般の運営につきまして、見直しをしていく必要があると認識しております。その中でも湯河原千代田荘につきましては、先行して取り組む必要があるということで、今年度、集中的に議論いたしまして、前回の第2回定例会におきまして、一定の方向を出させていただき、この10月1日から新しい運営方法で、今、スタートしているところでございます。
その決定に当たりましても、区民とか利用者団体、またはいろんな専門家の方のご意見もいただきながら決めていきたいということで、課題を挙げております。これに従って今回の新しい方向が出たというところでございます。
今後の方向性でございますけれども、湯河原のみならず、保養施設全体のあり方を早急に決める必要があるという認識を持っております。これにつきましては、また適宜、まとまり次第、ご説明したいと思います。
続きまして、16ページ、17ページをお開きいただきたいと思います。
商工関係団体等支援事業でございます。こちらは新規となっておりますが、左の下の事業実績の欄をごらんいただきたいと思います。実は、23年度、既に行っております商店街を中心とした「賑わいまちづくり支援」事業、または「業種別団体活性化事業」、または「中小企業団体支援」事業。既存の事業を一つにまとめまして、それが、それぞればらばらにやるんではなくて、一定の判断のもと進めていこうということで、下にあります審査会等を設けまして進めてきた。これが事業の大まかな概要でございます。したがいまして、事業のベースは、これまでのものをまとめたというものでございます。
17ページの課題と今後の方向性をごらんいただきたいと思います。それぞれ地域ではいろいろなイベント等を行っております。しかしながら、毎年同様の企画が出されるなど、事業自体がマンネリ化しているような傾向がございます。このことは、このイベントへ参加する方が、新鮮味が欠けまして、もう一回来ようという、再び足を運ぶような、そういうリピーターを減らしてしまう、そういったことが懸念されます。また、こういったことが積み重なりますと、その当該団体の組織自体が、少しずつモチベーションが下がって、構成員であることのメリットを享受できない、こんな要因の一つになるだろうと考えております。
今後の方向性としましては、こういった仕組みを続けながらも、少しずつでも新たな取り組みに取り組んでもらえるような、そういった主体的な取り組みに変わるような助言をできるような、こういった動きで、これから少し、この事業の中身を改善していきたいと考えております。
説明は以上でございます。
14:
◯河合分科会長 以上ですか。はい。(発言する者あり)まだあるの。はい。
15:
◯恩田文化スポーツ課長 すみません。続きまして、私のほうからは、5番のちよだ文学賞、6番のちよだアートスクエア、7番のスポーツセンター改修整備についてご報告をさせていただきます。(発言する者あり)
ちよだ文学賞、先般、常任委員会でもご報告をさせていただきましたけれども、多くの課題を抱えた事業でございます。実績に関する評価というところで、第7回の文学賞に関しては、応募がふえたということ。1.5倍というところですね。
それから、ジュニアに関しては、若干減りましたけれども、3年連続で100点を超えたということで、その数に関して言えば、一定程度、文字文化の振興に寄与しているのではないかというふうに考えております。
課題でございますけれども、地域との連携というところで、有料広告だけではなくて、地元の書店、出版業界の本の雑誌がございますけれども、小学館とか集英社とか、そういった雑誌に文学賞の告知も載せていただくというところで、PRは努めておりますけれども、なかなか知名度が上がっていないというのがご案内のとおりでございます。
また、応募作品の増加とともに、区ゆかりの人物や千代田区を舞台にした作品が増加しているところで、区の持つ文化的・歴史的な魅力のアピールというところから見ると、もう少し、もう一歩かなというところでございます。過去にはテーマを限定したことがありましたけれども、応募作品の数が減って、若干その作品の水準が低下したことがあったということで、今現在のところは、作品については、テーマやジャンルを問わず募集をかけて、応募件数をまず確保することで、作品の質も向上しているというふうな状況になっております。
今後につきましては、先般ご案内したとおりでございまして、区の魅力をアピールできる作品を表彰するなども、検討していきたいというふうに考えております。
今後の方向性ですけれども、業界団体、地元の団体との連携強化、さらに進めていきたいというふうに考えております。
また、多くの区民の方に参加していただくということで、生涯学習館のほうで小説の書き方講座なども実施しておりまして、こちらのほうで、少しずつでございますが、参加についても勧めていきたいというふうに、参加していただけるような枠組みも、さらに進めていきたいというふうに考えております。
あと、図書館のほうでアンケート等も行っておりまして、この成果については、今後の見直しも含めて、検討をしてまいりたいというところでございます。
続きまして、アートスクエアでございます。こちらのほうは、事業実績に関しては、さまざまな事業を行っておりまして、後ほどご確認をいただければと思います。
評価につきましては、中ほどでございますけれども、さまざまなイベントが開催されており、東京のアートセンターとしての評価は確立しつつあると思われます。マスコミ等の取材も多く、廃校活用の成功例として、日本各地の自治体から視察に訪れているということで、海外からも、中国とか、ヨーロッパのほうからも、ごくまれにではございますが、視察が来ております。
利用者のアンケートからは、近くにアートセンターができてうれしいとか、卒業生として、このような形で再利用されてうれしいなど、アートの施設ができたことに関して評価する声も寄せられております。
課題でございます。この施設、5年間の暫定ということで、来年の──ごめんなさい、再来年ですね、27年の1月に賃貸借契約が切れますので、その後をどうするかというところで、アートスクエア自体をどこでやるのか、それから運営団体の選定、その場合にどの団体とやるのかというところで、そういったところが課題になっております。
あと、アートスクエアに関しても、PR活動等で、一定程度の近隣の皆様や、アートの関係者の間では知名度はありますけれども、全般的に区民の皆様の認知度というのは高くないということでございまして、もう少し、親和性のある、あるいは区の伝統文化など、幅広い、区民の皆さんの知的好奇心を満たせるような事業を行っていく必要があるというところでございます。
今後の方向性としては、アートスクエア検討会の報告をもとに、今、早急に区のほうの方向性を検討しているところでございます。区民を初めとして、多くの方から愛される文化芸術の拠点を目指して認知度を上げる、それから区民の皆様に、たくさん来ていただけるような方法について、運営団体と協議をして進めていきたいというふうに考えております。
続きまして、スポーツセンターの改修整備です。こちらのほうは、昨年度、40年経過したスポーツセンターの、中心的には設備の改修ということで、給排水や空調等の設備の改修をしております。それ以外に、さらにそれに加えて、区民の皆さんの利用、利便性の向上ということで、主競技場をLED化したり、それから更衣室・トイレ等の水回りのところを一部改修をしまして、使いやすくする。それから、一部会議室をPタイルからフローリングにしまして、多目的に利用できるような形で改修をしております。
課題でございますけれども、今回の改修は、給排水の、それから空調設備の老朽化ということで、不具合が出る箇所を改修したということでございますが、建物については、既に築40年以上経過しておりますので、建物の老朽化というところの根本的な課題の解決には至っておりません。
今後の方向性ですけれども、新たなスポーツセンターの建設の検討を進めていき、なるべく早く新しいスポーツセンターで、こういうさまざまな区民の皆さんの活動が進めていけるような形で、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
説明は以上です。
16:
◯河合分科会長 これで終わりかな。今、主要施策の成果について、るるご説明をいただきました。
ここまででご質問のある方、どうぞ。
17: ◯大串委員 今、個々の事業については説明していただいたんですけれども、24年度の予算において、区民生活部として目指したものがあると思いますよね。それが予算の概要に主な事業として掲載されているわけですから、それがどうだったのかというのを検証したいわけなんですけれども。当初の24年度の予算の概要に載っていた事業と、この主要施策の成果がイコールではないということと、それから24年度の予算編成方針、区民生活部で出したものに載っている主な事業というのも、またこの主要施策、今、説明があった中にはないんですけれども、そういったことで、改めてちょっと。区民生活部としては、24年度に何を目指して、どうだったのかというのを、ちょっと説明していただきたい。
18:
◯立川区民生活部長 区民生活部といたしましては、24年度予算を編成するに当たりまして、区を構成する多様な主体との連携・協力を引き出し、地域のコミュニティ活動を推進していくとともに、改定いたしました商工振興基本計画に基づく、区内の中小企業の支援策などを展開していきたいと。また、図書・文化資源の活用やスポーツ施設の充実を通じまして、区民の暮らしの質を向上させていきたいということで、編成したものでございます。
なお、この24年度の予算概要と、今回、主要施策の成果として掲載させていただきました事業の3について、説明させていただきたいと思います。
これは区民生活部に限らず、区全体の選定基準、主要施策の成果の掲載基準でございますが、まずベースは、組織目標において各部が掲げた予算事業、これは91事業ございますが、そのうち24年度予算の概要におきまして、新規・拡充・独自の事業として定めた55事業、これをベースにいたしまして、3点加えております。
まず1点目は、施設完成年度の施設整備事業でございます。これは5事業ございます。また、年度内において議会等で特にご議論いただいた事業、これは6事業ございます。さらにもう一点加えましたのが、重点事項の取り組み、これは次世代育成とかですけれども、重点事項の取り組みに該当する平成24年度予算の概要における新規・拡充・独自事業、これは2事業でございますが、これを加えまして、合計で68事業をこの主要施策の成果に掲載させていただきました。
19: ◯大串委員 主要施策の成果に68事業、載せていただいたと。これはどうやって見るんですか。この中には、数限られたものしか載っていないですよね。
20:
◯立川区民生活部長 目次をごらんいただいて。
21: ◯大串委員 えっ。そんな、68事業も載っていたんですか。
22:
◯立川区民生活部長 はい。65までと、さらに──失礼、68事業……
23:
◯河合分科会長 全部でね。
24:
◯立川区民生活部長 はい。
25:
◯河合分科会長 全部で68事業、掲載していると。
26: ◯大串委員 68もありますかね。
27:
◯河合分科会長 いや、目次。
28:
◯細越区民生活課長 一番最初のページに目次がございます。
29: ◯河合分科会長 大串さん、これ、68。全部でね。
30: ◯大串委員 載っていないでしょ、でも。
31:
◯河合分科会長 いや、(「68事業」と呼ぶ者あり)68事業。144ページには、最後の68事業やっていると。
32: ◯大串委員 144ページ。えっ。分科会長、私の見方、読み方が間違いなのかもしれないけれども、区民生活部が一番最初のページからスタートして、10ページ目からスタートしまして、最後、文化スポーツ課、保健福祉部の前までということになりますと、23ページまで。(「7事業じゃん」と呼ぶ者あり)7事業。(発言する者あり)だから、68事業というのは、どこにあるんですか。
33:
◯河合分科会長 全体で。
34:
◯立川区民生活部長 全体でと申し上げました……
35: ◯大串委員 だから、全体でなんだけれども、私が最初に質問したのは、予算の概要に載せた主要施策がありますよね。24年度、区民生活部としてはこれを中心にやるんだと、大きな目標を掲げまして、で、主要施策はこれですよということで、予算の概要をもって私たちは議論をして、その予算の認定をしたわけです。その結果がどうだったのかというのをやっぱり知りたいわけですよ。ただ、こう、言いっ放しで終わっているんじゃなくて、やっぱりその掲げた目標がどうだったのかというのを、やっぱり決算ではきちんとリンクしながら、検証ができたほうがわかりやすい。それがどうだったのかということでございますので、お願いしたいんですけど。
36:
◯立川区民生活部長 大串委員ご指摘のとおりでございますが、全庁的な方針として……
37: ◯大串委員 ああ、そう。
38:
◯立川区民生活部長 全事業を主要施策の成果に掲載する──ボリューム的にも難しいので、先ほど説明いたしました選定基準に基づきまして、主要施策の成果に掲載すべき事業を選定させていただいたところでございます。
39: ◯大串委員 まあ、ちょっと次回から工夫ができればいいと思うんですけれども、24年度の予算の概要で区民生活部が挙げた事業、そこに載せていただいたの、そんなにたくさんないです。わずか、29ページから37ページですから、10ページもありません。ですから、そこに載せられた事業ぐらいは、きちんと主要施策の成果に、どうだったのかというのをやっぱり載せていただきたいんですよ。百何十事業、全部載せろとは言わない。せめて、全庁的な方針かもしれないけれども、そうしたら全庁的にそうしてもらいたいよ。じゃないと、せっかく予算の概要のとき、予算のとき、みんなで議論をして、こうじゃないか、ああじゃないかと言ったやつを、実際に1年間通して事業をやった結果はどうだったのかというのをやっぱり知りたいわけなので、今度は主要施策を開いたら、また別の事業を載せてくるということだとあれですので、ちょっとその辺、工夫していただきたいんですよね。または、口頭で、きちんとその辺は説明するとか。
40:
◯立川区民生活部長 ただいまの大串委員のご意見につきましては、次年度以降、反映できますよう、庁内に持ち帰りまして検討させていただきます。
41: ◯大串委員 よろしくお願いします。
42:
◯河合分科会長 確かに、それは必要ですからね。
よろしいですか。ほかにございますか。
43: ◯寺沢委員 この決算審査意見書の中でも指摘されているんですが、非常に不用額が多いと。区民生活のほうも、ざっと勘定したら40弱ぐらい、この不用額一覧に計上されているんですね。理由も書いてありますので、納得して、あ、そういうことなんだなとわかるものもありますけれども、要するに予算の査定の段階で、やはりどんなところで──まあ、足りなくなっちゃ困るわけだし、そうかといって、やっぱりきちっと必要な事業を挙げて予算請求をして、予算どりをしていると思うんですよね。それで、これだけの不用額が計上されているということについて、担当部長としてはどんなようなお考えで受けとめていらっしゃいますか。
44:
◯立川区民生活部長 ただいま寺沢委員のご質問にもありましたように、不用額の事由欄をごらんいただきまして、納得できる部分もあるということでございますが、私、区民生活部長といたしましては、それぞれ予算請求した段階、予算を計上した段階と実際に実行に移した段階で、それぞれまた事情が違ってきたことなどもございまして、それぞれ不用額には理由があるとの認識でございまして、もちろん、執行段階でさらに努力すべき点があったものもありますけれども、全体としては理由の立つ不用であったというふうに認識いたしております。
45: ◯寺沢委員 確かに、ここに理由は書かれているし、それから社会の動きも激しいし、こういうふうにしようと思ってとったんだけれど、さまざまな事情でそれが執行できなかったというのはわかるんですけれども、やはり意見書の中で指摘されているように、十分な見込みというか、いや、この事業はきっちりその年度の中で執行できるんですというような確証を持ってやっていただかないと。この区民生活だけじゃないですよね、ほかのところにもかなり多額なものが散見されましたけれども、所管のここについても、やはりその段階で、本当にそれが実行できるのかどうかというような、予算段階のところで緊張感を持って、もっとしっかりと精査する必要があるんじゃないかと思うんですね。これで理由は、るる全部わかっているんだみたいなあれじゃなくて、やっぱりそこら辺は緊張感を持って、区民の税金ですから、いい事業であれば当然執行していただきたいと思っているわけですからね、区民としては。そこら辺、もう一度ご答弁いただけますか。
46:
◯立川区民生活部長 ご指摘の点を踏まえまして、今も緊張感は持っておりますが、来年導入予算編成に当たりましては、十分緊張感を持ちまして、適正な執行ができるよう努めてまいりたいと思います。
47: ◯寺沢委員 はい。
48:
◯河合分科会長 いいですかね。
ほかにございますか。
49: ◯高澤委員 スポーツセンター改修整備のところで、いろいろご説明いただきました。工事が完了したということで、ここにもあるんですが、民間スポーツ施設を利用されていた方の、恐らく、はい、ここまでですというような打ち切りがあったんだと思うんですけども、どのような形で処理をされたのか、ちょっとお伺いしたいと思いました。
50:
◯恩田文化スポーツ課長 民間施設の借り上げでお使いになっていた方々ですけれども、特段その期限、当初からここまでですということでお話をさせていただいておりましたので、特段その年度末で打ち切ったというところで、それに関してご意見やご要望等は、特には出ておりませんでした。
51: ◯高澤委員 では、初めからのお話のとおり、ここまでですよという形で打ち切ったという形ですね。
52:
◯恩田文化スポーツ課長 はい。
53: ◯高澤委員 はい、わかりました。
54:
◯河合分科会長 よろしいですか。ほかにございますか。
一つね──ごめんなさい。前の委員会からの継続で、消費生活支援事業のところの課題のところ。で、加盟店をふやすことが喫緊の課題だというふうになっていますけども、これは前の委員会の中では、加盟店をふやすことが重要ではないんですよと。商工振興施策の基本計画も含めて、いわゆる自発的なところにいかに支援をしていくかと。そういうところの見直しも含めて今後検討していきますよというお話になっていたと思うんですね。これがその課題で出ちゃうと、いわゆる委員会で話した内容と、この部分が若干違うのかなというところで、ちょっと、これを入れた理由と、前の委員会で話された方向性と、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですけども、その辺の認識をちょっとお伺いしたい。
55:
◯細越区民生活課長 ただいま分科会長からご指摘いただきました件でございますけれども、まず第一義的には、区民の利用をしやすくするということが第一じゃないかということで、それについては、やはり少しでも近くのお店で買える、使える店をふやす必要があるということで、この記述は書かせていただきました。
そして、今、分科会長からご指摘いただきました将来的な方向性という中では、おっしゃられるとおり、ただ単に店をふやせばいいんではなくて、店が主体的に取り組む、こういった形でやっていくべき。これが、私どもの認識としましては、前委員会のほうからの申し送りというふうに認識しております。それにつきましては、後段、今後の方向性に明記しました、例えば民間ベースのスキームに移行するなりということを、今まさに検討しているということでございます。
56:
◯河合分科会長 加盟店をふやすということは、区内で仕事をしている、チェーン店ではない加盟店をふやすという認識ということでよろしいんですね。
57:
◯細越区民生活課長 はい。
58: ◯河合分科会長 はい、わかりました。
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
59: ◯河合分科会長 はい。主要施策の成果について、報告をしていただきました。
それでは、統計課長と地域保健担当部長のお二人でございますけども、職務を兼務しているため、お手元の日程のとおり、兼務先の分科会へも出席いたします。そのため、本日の冒頭で、136、137ページの区民生活費、基幹統計費の調査をお願いしたいと思っております。よろしいでしょうか。(発言する者あり)
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
60: ◯河合分科会長 はい。
それでは、調査に入りたいと思います。各会計決算参考書の136、137ページをお開きください。基幹統計費について、特に説明することがございますか。
61: ◯桑原統計課長 特段ございません。
62: ◯河合分科会長 はい。
それでは、質疑を受けます。136。
63: ◯大串委員 毎回このところは、質問するんですけれども、経済センサスですか。これは町会のほうにも依頼があって、婦人部の方とか2人でペアになってやるとかあるんですけども、なかなか最近、事業所を訪ねるのも怖くなってきているということで、町会としては辞退しましょうよという動きもあろうと思います。この辺は、職員の方が中心になって、本来は調査するものなんでしょうか。
64: ◯桑原統計課長 ただいま大串委員ご指摘ですが、これは国の統計調査ということで、やり方としては、調査員を任命して、その方にお願いするということになります。で、調査員ですが、なかなか東京都等で要請された調査員の方も数も少ないので、大きな統計調査、先ほどの経済センサスあるいは国勢調査などは、やはり地域の方々のご協力がないとできないという実情にありまして、経済センサスなどは、やはりお願いして調査員になっていただくということで考えております。
65: ◯大串委員 本来であれば、調査員を募集すると、広く。それで、手が挙がらない場合は職員が調査するということですよね。
66: ◯桑原統計課長 恐縮です。調査の仕方として、やはり職員が何もしないのではなくて、職員は戻ってきた調査票のチェック、それは指導員という立場でさせていただきますので、現場に行っていただくのは基本的に調査員ということです。
で、参考に申し上げますが、今10月1日現在で住宅・土地統計というのをやっていますが、これにつきましても、各調査員70名強でお願いしているんですけど、状況に応じて、その困難な場所についてはご連絡いただいて、職員が同行してやりやすくさせていただくような努力はさせていただきますし、そのように調査員の方にもご説明はしております。
67: ◯大串委員 後ほど町会のところでも出ようかと思うんですけれども、私は、だから、本来ならば、この調査員になってくださいというのを町会にお願いするというのはどうかと思うんですよ。町会の方がその募集案内を見て手を挙げるの、これは構わないです。だけども、町会長のところにその書類を送って、町会ルートでそれをお願いする、婦人部の方にお願いするというのは、これは町会の自治を損ねますよ。安易に、要するに行政側が町会に安易に委託しているというかな。だから、本来の役所としてやらなくちゃいけない募集を、町会に何か頼っちゃっているというか、委託しちゃっているというところがあるので、その辺ちょっと反省して、調査員の募集の仕方をきちんとやってもらいたいと思いますけど、どうでしょうか。
68: ◯桑原統計課長 実情につきましては、先ほどお話ししたとおり、一般の調査員が足りないので町会等にお願いしているということですが、今、委員の方、失礼、大串委員がおっしゃることもごもっともで、町会に押しつけるようなことがあってはならないと思います。ただ、現状として、地域のことを熟知されている町会の方にお願いしているという流れはあるので、そこについては、現状としてはそのようになっていると。もちろん、我々として、その調査員等を募集してやれるということであれば、それは理想的ですから、そこは受けとめて、時期的な問題、あるいは応募いただいた方、やはり研修等の養成が必要ですので、そこがどこまでできるかという課題はございますが、ご意見として受けとめさせていただきたいと思います。
69: ◯大串委員 これは、地域を熟知しているから町会がやるべきだというのは、僕はちょっと違うと思うんです。経済センサスというのは、これはあくまでも事業調査ですから。お年寄りの調査じゃないんですから。そこは勘違いしないようにしてもらいたいんですよ。
それから、経済センサスとかもろもろのこういう統計、実態調査をやった結果のデータですけれども、このデータを有効利用するんだというのは事務事業概要には書いてありますけども、どのように有効利用されているんでしょうか。
70: ◯桑原統計課長 すみません。統計を実施した後のその統計の有効利用につきましては、これまでの委員会でもご指摘をいただいているところでございます。ご案内のとおり、私どもがやっている統計は、基本的には基幹統計ということで国の調査でございまして、国にデータを上げ、国のほうで最終的に取りまとめるということでございます。
ご承知のように、そこには、例えば今回やっている住宅・土地調査であれば、国の住生活の基本計画に生かす、あるいは関係の審議会の資料とする。そして、白書等において分析の材料にされるということです。住宅・土地調査であれば、地方公共団体においては、例えば住宅マスタープランの策定などについての基礎資料にするということも言われております。さらには、一般の学術研究等にも活用できるよう提供されているということでございます。
で、委員ご指摘のとおり、残念ながら、私どもの区の統計課が直接調査したデータは持っておりません。これは都を通じて国に上げるということですから、区の区域のデータにつきましては、国がまとめたデータをフィードバックしていただくということでございます。そうした大きな流れの中では、区でも活用しているということではございますが、さらに、区の政策に生かせるような視点では捉えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
71: ◯大串委員 この提案、毎回言っているんですけど、毎回同じような答えなんですね。今後ともそれを生かせるように努力しますという答えなんですけども、せっかくそういう地元の、千代田区内のそういうデータを、調査員の方々が足しげく通って集めたデータ、生のデータがありますので、そのデータをやっぱり区の行政に生かすことは、本当に大事なことだと思いますよ。そのデータを1回国に上げちゃって、国のつくる計画とかに反映されますというのは、これはそうなんでしょうけれども、千代田区内のそういったものを、例えば商工振興に生かす。経済センサスであれば、それを商工振興に生かす。また、いろんな学校のデータとかなんとかもあれば、それは教育に生かすとか、そういったことが連動して行われる。
で、また別にそういう調査、また別途、何というんですか、この、区の予算をかけてアンケート調査だ、実態調査だといって、また同じようなことをやるんで……
72: ◯河合分科会長 そうだね。
73: ◯大串委員 僕は、それは本当に税金の無駄になると思うので、連携して、ことしは経済センサスがある年だからその調査はこっちでやって、そのデータを生かしましょうよとか、そういうふうになってもいいと思うんですよ。ぜひ、その辺は、そうなるようにお願いしたいと思います。
74: ◯桑原統計課長 すみません、ご指摘はごもっともだと思いますが、ちょっと1点だけ、恐縮ですが、私どもが調査員の方にお願いして、いただいた調査票は、それは自治体では保持することができませんので、それを直接、自治体がまとめて公表したりすることもできかねます。これは禁止されています。国に上げて、あくまでも国が取りまとめた上、公表し、今のご指摘であれば、その部分の千代田区に関するものを私どもがいただいて、それを活用するというようなことにはなろうかと思います。
残念ながら、調査した時点で、千代田区がその調査についてまとめて、使うということができかねるということだけは、ちょっとご了承いただきたいと思います。
75: ◯大串委員 それじゃ、事務事業概要に書いた有効利用というのは、書かないほうがいいよ。有効利用というと、何かそれを、さもそのデータを使って活用できると私たちは思いますよ。
76: ◯河合分科会長 おっしゃるとおり。
77: ◯大串委員 そうでしょう。有効利用というのは、国が有効利用することであって、区が有効利用ということとは違うんじゃないですか。書き方を改めたほうが、私はいいと思います。
78: ◯河合分科会長 確かにね。千代田区は下請でやっているだけで。
79: ◯大串委員 それもあけちゃいけないことになっている。
80: ◯河合分科会長 国に上げたものに対して、またフィードバックをしてもらうというシステムはあるんですか。
81: ◯桑原統計課長 国に上げて、国が取りまとめると。その取りまとめで、物によっては区域の統計データが出ているものもありますので、それはもうそのまま使えると思います。ただ、千代田区独自の集計の仕方等が欲しい場合は、国にまたお願いするなり、都を経由してお願いするなりしないと確保できないということです。
先ほど申し上げましたのは、統計の流れで追って申し上げたので、直接その調査員が調査した時点で区ではまとめられないということを、残念ながらそれはもうルールになっていますので、その後、国でまとめた後のデータを窓口でお見せするとかということは、工夫はさせていただきたいと思います。
また、国のほうでも、今、ネット等を使って、各種統計データが見られるような工夫も、以前よりは進んでいますので、そういったものが活用できればと思いますし、ちょっと戻りますと、例えば区のいろんな事業計画も、その基本的なデータとしては、それは国の統計データを踏まえているということが現実だとは思います。
82: ◯河合分科会長 フィードバックできるということだよね。いいですか。
そのフィードバックできるんであれば、その情報をもとに、縦割りじゃなくて横に連携をしながら、こういう情報がありますよというのが有効活用かなと思いますので、その辺はちょっと考えていただいて。あと、前段の大串委員の、町会に全部投げれば全て終わるというんではなくて、やっぱり行政がやることと町会がやること、委員会の中でも、その町会の仕事が多いですねというお話も出ていますから、その辺はきっちりと次年度、分けてお願いをしたいなと思っていますけども、よろしいですよね、その辺はね。はい、よろしくお願いをします。
高澤委員。
83: ◯高澤委員 この経済センサス、これは義務か何かになっているんですよね。回収100%なんでしょうか。
84: ◯桑原統計課長 すみません、申しわけございません。ちょっと回収率は、ここで今、私、手持ちにないので、お答えできませんが、国で定めた統計法に基づく、ここに表示している基幹統計につきましては(発言する者あり)もう完全に義務ということになってございます。
85: ◯高澤委員 実は、その回っている方のお話を聞きますと、何度行っても、あそこで出してくれないと。書いてくれないというのを聞くんですが、(発言する者あり)その場合の処理というのはどういうふうになっているんでしょうか。
86: ◯桑原統計課長 私ども統計課といたしましては、恐縮ですが、国の統計法に基づくものでございますので、丹念にご協力をお願いしたいということで、何度もご説明するという立場でございます。
87: ◯高澤委員 確かに何度もご説明をされるんでしょう。で、回っている方というのは、やっぱりまちの方が多かったり、それ専門で回っている方じゃないんですね。物すごい負担になっているという話も聞きますし、ある町会では断ったという町会がございました。
88: ◯大串委員 うちのこと。
89: ◯高澤委員 うん。その場合はどういう対応をしているのか、ちょっと教えていただければと思います。
90: ◯桑原統計課長 個々の世帯の調査票、まあご記入いただきたいということでお願いして、それが提出されないということであれば、督促等はさせていただきますが、最終的に出なければ、もうそれ以上はできかねるということが現状です。
91: ◯高澤委員 いや、もう一点。もう一点、町会のほうで断ったというお話を聞いたことがあるんですが、その場合はどういうふうな統計調査をしているんでしょうか。
92: ◯桑原統計課長 すみません。その断った事例、ちょっと承知しておりませんが、仮に地域で調査員の調査ができないということであれば、これは、その地域、しないわけにはいきませんので、何らかの形で違う調査員の方にお願いして、回っていただくようなことにせざるを得ないとは思います。
93: ◯河合分科会長 よろしいですか。
94: ◯高澤委員 はい。
95: ◯河合分科会長 はい。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
96:
◯河合分科会長 はい。じゃあ、この目はよろしいですね。
次に、区民生活総務費、134ページから136ページでございます。
質疑を受けます。(発言する者あり)説明はないですよね。(「はい」と呼ぶ者あり)
高澤委員。
97: ◯高澤委員 134ページの8番、まちの記憶保存プレートの設置。事務事業概要の55ページ。
98:
◯河合分科会長 55ページ。
99: ◯高澤委員 実は、これは、昨年もことしも執行がゼロということなんですね。昨年の議事録を見てみますと、地権者がそばにおらなかったり、あるいは、話し合いがつかなかったりということがあったと思うんです。で、なかなか進まないんですよというお話があったかと思うんですが、ことしのエントリー、申請というのは幾つかあったんでしょうかね。
100:
◯森永コミュニティ振興課長 まず、今、現状におきまして、25年度においては、正式な申請というのは、まだここにございません。ただし、1点、1カ所、こちらについて、非常にちょっと関心があるというようなお話は伺っております。(発言する者あり)
101: ◯高澤委員 で、この目標値が設定してあるというんですね。140カ所を目標にというお話があったかと思うんですが、その根拠というのは何なんでしょうか。
102:
◯森永コミュニティ振興課長 この事業がスタートする際に、こちらのほうで対象になるものというものを、地域的にこちらのほうで調べました。そちらを調べたところ、計200カ所程度ということになりました。もちろん、それにおいては、全てが全てできるものではないだろうということで、こちらのほうで7割程度ということを考えまして、140カ所ということで定めたものでございます。
103: ◯高澤委員 この結果、23年度、24年度、2カ年にわたって執行ゼロというのを、コミュニティ振興課はどのように受けとめていらっしゃるんでしょうか。
104:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、非常に我々反省しなければならないということを考えております。
こちらにつきまして、やはり大きな課題として具体的に申し上げますと、要件がやはり厳しいのではないかですとか、自発的な申し出が対象となりますので、その結果、その設置交渉というものは地域にやっていただくということで、ある意味、人任せになっているという、地域任せになっているというような状況もあるのではないかというようなことでございます。
あと、もう一つ。こちらにつきましては、やはり地域の歴史に基づくものになりますから、文化行政全般との整合、こういったものも検討しなければならないのではないかと考えているところでございます。そこの中で、我々としては、こちらにつきまして、今、こちら、我々の区の文化を所管している部署とも調整は進めておりまして、今後どのようにしていくのかということについて、より、その実績が着実に上がるような取り組みを進めてまいりたいと考えているものでございます。
105: ◯高澤委員 それは具体的に何か提案というのはあったんでしょうか。今、このまちの中は、だんだん希薄になってきているじゃないですか。だから、人の家のことまでちょっと、何というんでしょう、申請するのにそんなおせっかいをしていられないよというような雰囲気もある中で、この140の目標を立ててやっていくに当たって、よっぽど考えていかないと、なかなかこれ、設置というのはできないんじゃないかというふうに思っているんですが、何かご提案があったんならそれは教えていただきたい。
106:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきまして、先ほど申し上げました今年度のその事例でございますが、こちらについては、場所はちょっと、今ここで申し上げられませんが、ある地域の連合町会長、こちらが、実はこういう話があるんだけれどもどうだろうということで、具体的にもこのまちの記憶保存プレートについて、要件などちょっと教えてくれというような話で、今、事業が少しずつスタートに近くなってきているのかなと思っているところでございます。
ですから、我々のほうとしては、そういったやはり、地域で日々活動されている方、やはり地域の歴史を一番知っている方、そういった方が日々感じられている、そういったような状況というのも、この事業の執行を上げていくためには、非常に重要な手法と考えております。
そこで、我々のほうとしては、今後、例えば地域で活動されている町会ですとか、そういったところに対する働きかけなども、これまでも逐次進めてはまいりましたが、今後もさらに進めていければということを、我々は考えているところでございます。
107: ◯高澤委員 最後に、この289万1,000円というのは、何カ所分という予算を、要求したんでしょうかね。140カ所じゃないですよね。
108:
◯森永コミュニティ振興課長 もちろんです。(発言する者あり)
109: ◯高澤委員 あ、去年のやつです、それ。
110:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、24年度の当初予算におきましては、こちら修繕費ということで、1基当たり10万円の3基……
111: ◯高澤委員 修繕。
112:
◯森永コミュニティ振興課長 修繕。やはり汚れたりですとか、そういった状況もありますので、その修繕費が3基。さらにその製作・設置ということで、それぞれ実は、これは壁かけ型と自立型というのがございまして、それぞれで、計、合わせまして4件というものを計上しているものでございます。
113:
◯河合分科会長 先ほど要綱が厳しくてと。なかなか運用できないと。要綱の改定も含めて今考えているという認識でいいんですかね。そういうことですね。はい、わかりました。(発言する者あり)
寺沢委員。
114: ◯寺沢委員 関連なんですけれども、これ、ことしの予算のときにも全く今と同じような展開になったんですよ。それで、観光という視点をおっしゃっているんですね。観光的、お散歩コースというんですか、そういうのにも適しているんじゃないかなという、これは私が言っているわけなんですけれどもね。で、まあ、オリンピックがあるというような関係もありまして、やはりそちらだけでやるというのもなかなか大変じゃないかなという気がするんですよ。一定程度、もう、手を挙げる人は、もう設置してしまったわけですからね。だけど、まだまだ、千代田の観光的あるいは歴史・文化的な資源というものはあるわけですから、だから、おっしゃっているように、今後は、文化行政、観光施策などと連携をしながら、働きかけて検討していきますということをおっしゃっているんですよ。だから、そこのところは、今どんな状態になっているんですか。そちらの担当課だけでなくて。
115:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、昨年の決算特別委員会においても、寺沢委員から、この問題は自然消滅になってしまうのではないか、やはり抜本的な検討をすべきだろうということ、やはりそういったようなご指摘をいただいたところです。
そこで、我々のほうとしては、実際、例えば140というものの目標自体がどうなのかということも、もちろんございます。さらに、今現状16カ所にとどまっているその理由につきましては、やはりその地域、先ほど申し上げた要件の問題などの課題もあるんだろうと。
まず、我々の課内で、こちらは所管として、それについて、物理的に今の仕組みの中で、どのような課題があるのかということについての検証を進めているところでございます。さらに、それにつきまして、地域の意見なども逐次伺ってはいるところでございます。
さらに、先日、昨年の議会答弁でもさせていただきましたが、実際その地域の再開発などをされているまちづくり推進部ですとか、さらに商工というようなところとも調整──まだこちらについては、具体的な会議体ですとか、そういったものについての設置、まだ至っておりませんが、逐次、情報交換などはしているところでございます。ただ、それについても、やはりこの今、現状挙げた大きな140という目標を達成できるようなものが、実際その施策が打てるのかということもございます。ただし、先ほど寺沢委員からご指摘のあった、いわゆる今回、オリンピックの東京招致が決まったということでございます。いわゆる、東京が大きくさま変わりするそういったときに、我々そのまさに直面しているんではないかと。そのために、こういった地域の歴史というものと、そういった世界に冠たるオリンピックというイベントを結びつけていくというようなもの。こちらについては、非常に我々のほうとしてもいいチャンスかなと考えているところでございますので、我々のほうとして、改めて検討を具体的に進めてまいりたいと思っております。
116:
◯河合分科会長 よろしいですか。(発言する者あり)
どうぞ、関連で松本委員。
117: ◯松本委員 ちょっと確認させていただきたいんですけど、今現存14カ所というふうに……
118: ◯桑原統計課長 16カ所。
119: ◯松本委員 16カ所ですか、伺ったんですけれども、もしできるんだったら、この事務事業概要にその16カ所の設置の結果がわかるような、そういう表示の仕方をしていただけるといいなというふうに思うんですね。
それともう一つ、1基つくるのに大体幾らぐらいかかっているのか、教えていただきたいんですけれども。
120:
◯森永コミュニティ振興課長 まず、こちら、これまで事務事業概要におきましては、ここに書いてあるとおり、その頭の数というんでしょうか、設置基数の頭の数を書いておいたんですが、こちらについては、具体的に、例えば明治女学校から始まりまして、直近で言いますと、一番町の串田孫一旧居跡というようなものまでございます。そういったものも並べていくというようなことで、実際にそれが地域の方に、あ、こういったのがあるんであれば、我々のほうもこういった事例ができるんじゃないかというようなことも検討できると思いますので、ぜひ前向きに検討させていただきたいと思います。(発言する者あり)ついては、2問目です。まず1問目がそうです。
さらに2問目で、こちらは1基ということでございますが、こちらについては、自立型、壁かけ型ということで、それぞれちょっと金額が異なるんですが、壁かけ型で40万円、自立型で80万円ということになります。
121:
◯河合分科会長 2倍だ。
122: ◯松本委員 それで、この設置された後の効果というか、それこそ成果というか、やっぱりこういうような形で活用されたよというような事例は、把握していらっしゃいますか。
123:
◯森永コミュニティ振興課長 今現状では、こちら少なくともデータ的にお示しできるような状況で、我々は把握しておりません。
124: ◯松本委員 やっぱりそこら辺が、観光との結びつきで、千代田区散歩歩きとか、いろいろなマップを出すときに、そこで掲示をすべきであるし、周知すべきじゃないかと思うんですよ。だから、やっぱり幅広に、ほかの部署との連携をとりながら、せっかくあるものを生かしていただけないといけないんじゃないかなと思うんで、先年から言われていることが、やはりもうちょっと広まった形で庁内の中で連携されていけば、せっかくあるものをもっと活用できるのではないかと思うんですけれども、そのような計画を進めていただけますかね。
125:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、まさに委員のおっしゃるとおり、まず、庁内で言うと図書・文化資源課ですとか、さらに観光協会、そういったところともやはり連携していかなければならないだろうと考えていることでございます。もちろん、そのときには、文化行政というものと、さまざまな、実際にこれは地域に、いわゆる文化の標識ですとか、そういったものがございます。そういったものとも整合をとりながら、やはり検討を進めていけば、この、今進めているまちの記憶保存プレートという、ここの一つだけではなくて、文化全体のというような話も出てくると思います。
ですから、我々のほうとしては、そういったことも含めまして検討を進めてまいりたいと考えております。
126:
◯河合分科会長 よろしいですか。はい。
まちの保存プレート、ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
127:
◯河合分科会長 はい。
ほかにございますか。
128: ◯永田委員 先ほどもちょっと議題に上がった14番の消費生活支援事業なんですけども、今回の支出済額が6,900万。で、平成23年度、まだ年齢制限がないときを見ると1億3,700万円と、約半分ぐらいになっているんですけども、これはやっぱり年齢制限したということは、予算を減額することが一番の目的だったのかともとれるし、そこら辺はどうなんでしょうか。あとはがきも2,000万から1,000万になっていると思うんですけど、そこら辺はどうでしょうか。
129:
◯細越区民生活課長 永田委員のご指摘のとおりでございまして、まず、対象者を絞ったということで、当然、それとの換金する枚数が減りますので、それによってこの予算額、金額が軽減したということは間違いございません。で、この懸賞はがきも含めまして、24年度議論してきた中で、この事業の目的が商店街の振興と消費喚起、二つでございます。なかなかこの二つを両立するのは難しいんではないかというふうなご議論もいただいておりました。そもそもこの商店街振興をふやすんであれば、商店街みずからがもっと事業者が主体的に、先ほどの課題にも挙げましたように、取り組むべきという中で、余りに行政のほうの税金の負担が大きいんではないかというご指摘もありました。そういったことも踏まえまして、結果的には予算額の減額という形になっております。それは事実でございます。
130: ◯永田委員 予算を減額したことについては、それはそれでいいと思うんですけど、中身の問題で、例えば、懸賞はがき、1,000万減っているとはいえ、それを利用して地域独自のイベントをやっているところもありますよね。例えば、半蔵門商店街はそのはがきを持ってくれば抽せん会ができますよとか、そういうことに広がっていると思うんですけども、そういうものに対してちょっと助成するとか、そういったことはないんでしょうか。
131:
◯細越区民生活課長 永田委員から、今、ご紹介いただきました半蔵門商店街というのも、まさにこの事業を使って、さらに自分たちの商店街に呼び込もうということで進めているものでございます。これにつきましては、別の私どもの事業の中で、額の多寡はありますけれども、支援をしながら進めているものでございます。で、やはり区としては、こういった商店街が区のこういった事業をうまく使っていただいて、どんどんこういった事例をふやしていただきたいという思いがございます。それは同じでございます。
132: ◯永田委員 また年齢制限のところに戻るんですけども、例えば、今18歳未満と65歳以上になっていて、地域の方から、あれ、もうやってないのという、関心全体が低くなっていて、目的としてやっぱり利用しやすくということがやっぱり一番の目的の中で、ちょっと予算減額しているだけじゃなくて、関心まで低くなっているのではないかという指摘が僕もそう思えるんですけども。例えば、また全年齢に戻して枚数をちょっと減らすとか、そうしたときに幾ら予算がかかるとか、そういった試算というのはやっているんでしょうか。
133:
◯細越区民生活課長 今回、今年度の事業を始めるときにも同じようなご質問をいただきまして、私どものほうとしては、それも含めて検討していきますというふうに答弁しております。まさに来年度に向けて、これから予算編成の作業に入りますけれども、特に消費増税もされるということも決まりました。区として、まず目的をどこに置くのか、商店街振興というのをむしろ消費喚起に置くんであれば、今、委員が言われたような、幅広くお配りするというのもございます。その点も含めて、今、検討しているところでございます。
134:
◯河合分科会長 関連で、寺沢委員。
135: ◯寺沢委員 主要施策の13ページの課題のところで書かれて、さっきおっしゃっていましたけれども、本事業が店舗側にとって集客効果を上げる有効な手段であることを理解してもらいって、具体的にどういうふうに理解していただくんでしょうか。年々店舗をふやしたいといっているにもかかわらず減っている。その理由はここにもるる書かれていますよね。面倒っちい、それによって顧客がふえたとか、売り上げが上がったとか、余り感じられないとか、いろいろ理由はあるわけですよね。で、理解してもらうというのは難しいんじゃないですか、この事業で。それで、だから余計地域格差が出て、それから個店といいますか、区民の方がなさっているお店というのはだんだん縮小傾向にあって、逆にコンビニとかスーパーとか、そういったものがふえているわけですよ。それにもかかわらずお店の方に理解してもらうというのは、何をもってどうやって理解していただいて底上げを図るのか。
それと今おっしゃっていたように、だったらこの事業を消費税も上がるし、大変な区民の生活をバックアップするために、消費者のほうにシフトするという意味ですよね。そうしたときに、やっぱりこれもう既にその地域で使えない地域と、スーパーなりがあって使える地域の格差はもうずっとこの間あるわけですよ。はっきり言えば、これ現金を上げているようなものですからね。そういった差もあるわけですよ。いつもそういうことを申し上げて、この政策自体をもう一回根本から考え直したほうがいいんじゃないかというのが、私たちよく話し合う、議員全員じゃないんですけれども、中からそういう意見も出ていまして、それで今二つ申し上げましたね。
で、三つ目としたら、それじゃあどうするかといったら、コンビニ、スーパーですか、神保町でなくなっちゃって、非常にお年寄りの方なんかは買い物難民になっていると新聞にも取り上げられましたよね。そういうのを何か定期的にバスや何かを回すようにして、その足の確保を図ってさしあげるようなところにお金を使ったらどうなんですかということも言われたんですよ。
三つ言いましたけど、いかがですか。
136:
◯細越区民生活課長 消費生活支援事業に対するご意見ということで、ありがとうございます。
まず1点目の、こういった事業者に理解を求めるというような方法でございますが、まず、地道ではございますけれども、商店街、商店街連合会等、区商連、区振連等の会合がございます。そういった場を通じて、言ってすぐわかるというものではないというふうには思っておりますけれども、機会を通じてこの事業のPRをし、そして先ほど永田委員からもご紹介いただいたような、実際に取り組んでいる商店街もございます。そういったところの事例を紹介して、お願いをしたい、周知をして広げていく努力はしております。また、例えば、まだこれは我々のまだ案の段階ですけれども、例えば、この懸賞はがきの商品なんかも、今は行政が予算を組んでやってますけども、例えば、そういった裁量を商店街に任せるような形がもしできれば、そうすると自分たちのお客さんを呼ぶためにまた商店街が考える。とにかく商店街が主体的に考えるような何か仕組みを提示して、それがうまくいけばいいほうに回っていくのかなということで、今そういった努力を積み重ねているところでございます。
それから2点目、そもそも論として、こういったこの事業自体がいかがなものなのかというご指摘でございます。その点は、私ども、どうしても特にスタンプカードで言えば、人がカードを紙を押してスタンプを押していくということで、どうしてもモラルハザードが起きやすい仕組みでもあると、これは認識しております。そういったこともありますので、今、先ほど来申し上げていますように、時間はかかっておりますけれども、今、本当にITの機器が進んでおりまして、そういった民間ベースでございますけれども、電子マネー的なものができないかということで検討している最中でございます。ちょっとこれにつきましては、いつもいつも同じ答弁で大変恐縮でございますが、進行中ではございますので、もう少しお時間をいただきたいなと思っています。
最後に買い物難民のお話でございます。実は、今回、今ご指摘いただいたように、神保町のスーパーが閉店になったということで、ひとときその対応をどうするかということで話題になりました。そのときには、地域が中心になって出張所と連携をして、近くで買い物ができるお店のマップをつくるなり、そういった対応をさせていただきました。それと並行して、私どものほうでは、例えば移動の車で、よく、まちみらい千代田の中庭でやっているような青空市場みたいな、こういったことをやれる事業所がございますので、少しそこら辺の頭出しのご提案はさせていただきました。しかし、やはり何といっても地域の合意がいただかなければそれはなかなかできないものでございまして、やっぱりその場所で業を営んでいる方からすると、何で外部からそういった事業者が来てやるのかというご意見もあったようでございます。したがいまして、いろんな選択肢をこういった買い物難民を含めて提案をしていきたいと思っています。その一方で、やはり買い物のやっぱり以前のような環境が大きく変わってまして、今は例えば宅配とか、または若者であればネットで買えるとか、いろんなもちろん直接足を運ぶ買い物もございますけれども、さまざまな買い物の形態がございますので、そういったことも踏まえながら、先ほど申し上げました新たなスキームの検討の中で対応していきたいと考えております。
137:
◯河合分科会長 いいですか。(発言する者あり)
いいですよ、大串委員。
138: ◯大串委員 関連で。この事業の目的の一つに、温暖化対策にも貢献できるようにしたいと、環境配慮店を設けて行うんだという、その結果はどうだったのでしょうか。
139:
◯細越区民生活課長 千代田区はご案内のように環境モデル都市ということで、区として取り組んでおります。これを踏まえまして、区の要するにさまざまな事業の中に盛り込めるものであれば環境対策を入れていこうということで進めている一環でございます。その中で、今回、今、副委員長からご指摘いただきました、環境配慮店の制度を取り組んだところでございます。
具体的には、この12ページの右の下のほうに環境配慮賞の欄を設けておりますけれども、区の進めていますCESという千代田エコシステムという仕組みに参加していただくということを条件に、区の私どものほうで環境配慮店というお店を認定します。それを手を挙げていただければ、そのお店には区のほうから環境配慮賞用のはがきを直接無償でお渡しして、通常500円買った方には通常のはがきが配られますが、それとは別にプラスアルファでこの環境配慮賞のはがきをお配りし、応募してもらった方には、比較的環境に優しいと言われている、このとき、24年度まではLEDの照明でございますけれども、そういったものを抽せんでお返ししているということでございます。こちらに記載しましたように、24年度は商品点数500点ということで、地域の購入された方にLEDの照明を配ったということでございます。
140: ◯大串委員 これ、主要施策の成果によると、環境配慮店のお店の数が、23年度は97店あったものが24年度は73店舗に減っているということなんですけども、これはどうしてなんですか。
141:
◯細越区民生活課長 一番この環境配慮賞、最初に始めたときは、今申し上げましたCESとかというのは全く関係なく、例えば、そのお店でレジ袋をなるべく出さないとか、自分たちのお店で電気を節電するとか、そういった取り組みをしたら環境配慮店にしますというそういった非常にハードルの低い要件をしておりました。でも、それはなかなか当委員会の中でも、常任委員会の中でも、非常に効果がいかがなものかというようなご指摘もいただきまして、であれば、区としては、今、千代田区が進めているCESというエコシステムに積極的に参加してもらう、これを条件に始めたところでございます。したがいまして、お店側からすると少し手間がかかるというようなことで、店の挙げる方が若干減ったということでございます。
142: ◯大串委員 じゃあこの書き方も、同じように書くんじゃなくて、もうちょっと工夫してください。だから23年度と24年度比較できないじゃないですか、今の説明によると。24年度は、環境配慮ということであれば、LED電球、個人の方がLED電球買うことに対する補助が始まったのも24年度ですよね。ですから、重なるじゃないですか。だからそういったところをしっかり、何というのかな、スタンプのこの事業と、それからそういう向こうの環境のほうの部が進めている補助事業とセットにして、何かもうちょっと工夫があれば温暖化対策も進んだんじゃないかなと思って、また来年度は、またもしもこのスタンプ事業をやるようであれば、その辺もちょっと連携しながらやったらどうかと思います。
143:
◯細越区民生活課長 ご指摘いただきましたように、この事業も見直しをする必要があると思っております。環境配慮賞につきましても、今言ったご意見を踏まえまして、改善していきたいと思います。
144:
◯河合分科会長 ちょっと休憩します。
午前11時54分休憩
午後 0時00分再開
145:
◯河合分科会長 分科会を再開します。
区民生活部長。
146:
◯立川区民生活部長 この消費生活支援事業につきましては、これまでも委員会でさまざまなご議論をいただきました。先ほど永田委員からご指摘がありましたように、年齢制限を設けることで、逆にオミットされた方々の関心が薄れているのではないか。また、その際は全世帯に支給をして、そのかわり一世帯当たりの支給額を抑えるとか、そういったシミュレーションも、我々は来年度に向けまして、いろいろ今しているところでございます。また、抜本的にはこの商店街の取り組みというのがなかなか進められていない。また温度差がかなりあるという点、またこの事業自体は商工振興という観点と、先ほど来ご指摘いただいておりますように、消費生活、区民の皆様方の消費生活を支援するという二面がございます。
来年度、昨日決定されましたように、消費増税が4月1日より行われます。つきましては、低所得者世帯に1万円から1万5,000円の現金支給が行われることも、昨日発表されました。そういった現金支給にあわせまして、我々がさらに保護をして何らかの支給ができるかと、そういった点も含めまして、総合的にこの事業を見直します。それで中長期的にはITを使ったポイントシステムのようなものが導入できるのかもしれません。これは実際にもう既に区振連からそういった取り組みをしたいというご提案もいただいております。またそれができるまでの間でありましても、短期的にも、来年度に向けましては、現在の事業をできる限り見直して、区民生活の支援または商工振興支援につながるような事業にしていきたいということで、現在、予算の検討を行っているところでございますので、よろしくご理解をお願いいたします。
147:
◯河合分科会長 はい。ということでございます。
ちょうどお昼になりましたので、ここで休憩をして、昼食ということにいたします。よろしくお願いします。
午後0時02分休憩
午後1時04分再開
148:
◯河合分科会長 それでは、休憩前に引き続きまして、
決算特別委員会生活福祉分科会再開をいたします。
午前中に続きまして134ページから136ページ、ほかにございますか。
149: ◯高澤委員 4番の地域コミュニティ活性化事業、事務事業概要ですと50ページですかね。この活性化事業、何年か前に各連合1,000万でしたかね。それで、3年間という形で始まって3年間で終わったんですが、また改めてここで始まる、どういうのですかね、予算は減ったんですけど始まったということで、目的としてはリーダーの掘り起こしなどということを事務事業概要には書いてありますが、昨年、この中でマンションと町会とのつなぎにも寄与しないとというような話もあったように思うんですね。で、実際この事業内容なんか見ていますと、ホームページを立ち上げているところが多かったりして、昨年のやりとりでは、部長のほうから、ホームページの部分は活性化事業と切り離してもいいのではないかというのをちゃんと考えていますということなんですが、その辺の整理はついたんでしょうか。
150:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、従来から進めております地域コミュニティ活性化事業、こちらが非常に地域の方が非常に、特に若手というものを中心に、主体的に非常に活躍・活動されているということで、我々としても非常に安心しているところでございます。その中で、今、ホームページの切り離しという話でございましたが、実はこちらにつきましては、この地域コミュニティ活性化事業本体につきまして2カ年事業ということもございまして、本年度、25年度と26年度、この2カ年の事業ということもありますので、こちらは当面は今のまま続けていくと。ただ、27年度にいわゆる新たなサイクルが始まりますので、それにあわせまして、いわゆるホームページだけではなく、例えばいわゆるスマートフォンなどの活用なども視野に入れた検討が必要ではないかということで、今現在、我々庁内で幅広く検討を進めているところでございます。
151: ◯高澤委員 予算の執行率を見ますと、43.69%。この執行率について、どのようにお考えですか。
152:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、この執行が非常に低かったということ、実はこちらはまず状況からご説明いたしますと、先ほど申し上げた2カ年事業ということもございまして、実は2年目、実はこの24年度決算というのは2年目の事業になるんですが、1年目の状況がわからない中での予算要求だったということもございまして、やはり1団体400万というものの掛ける8、いわゆる全額を積ませていただくということを前提に予算を整理しておりました。ただ実際、一定程度その前年度中、23年度中にも執行が上がったということもございまして、24年度の執行は落ちてしまったという状況になっています。そういった状況も踏まえまして、こちらについては、今、我々のほうで予算の調整中であります26年度予算調整におきましては、その金額を既に我々が把握している実績をできる限り加味して、その減額などをすることで不用額が出ないように努力しているという状況でございます。
153: ◯高澤委員 先ほどもちょっと触れましたが、マンションと町会とのつなぎにも寄与しなきゃいけないだろうというご意見なんかもあったかと思うんですけども、これで本年度コミュニティ施策の一元的推進という項目が出ているんですが、それとの関連性を教えてください。
154:
◯森永コミュニティ振興課長 まず、こちら今の現状で、109の町会が地域で日々主体的に地域のために、地域に還元するという最大目標を立てながら日々活動されているということは我々十分承知しております。しかし、そのような中で、今現状、マンション住民が8割を超え、大きく流入人口がふえてきている。つまり、これまでの地域的な歴史ですとか、そういったものを余りご承知のない方が区民としてふえてきているという状況もございます。そのような中で、やはりそれぞれの各地域にございますマンション、そういった方のマンション住民という方とその地域の方、そういったものをつなげていくということは我々としては取り組むべき最大の事項だというふうに我々は考えております。
そこで、我々は今、現状地域コミュニティの施策の一元的推進という中で、まずマンション住民が今どのようにお考えになっているのか、さらにその地域の方とどのようなところで一致して、どのようなところに乖離があるのか、そういったものを、具体的に申し上げますと区民アンケートなどで把握に努めているところでございます。さらに、今現状、先日の常任委員会でもご説明させていただきましたが、外部委員会という地域コミュニティ活性化検討委員会というものを設置いたしまして、そちらの中で、マンション、町会、それぞれの主体の方から代表という形で出ていただきまして、それぞれのご意見を把握して、どのようにしていけば相互の理解が高まり、より主体的に地域で活動していただけるようになるのか、そのあたりについて、今、検討をしているところでございます。そのような中で、この地域コミュニティ活性化事業におきましても、その一つの今現状の手法、ツールして我々は最大のものと考えております。そこで我々のほうとしては、実は本年4月に、各連合町会で実施している連合町会の中で実行委員会、トップというんでしょうか、その代表の方にお集まりいただきまして、それぞれの方からご意見を聴取しているところでございます。
155: ◯高澤委員 確かに新しいリーダーの堀り起こしというところでは、この地域コミュニティ活性化事業というのは大変役に立っているんだろうという認識がございます。ただ、マンション住民、新住民と町会との何というんでしょうかね、交流というのは、まだそれほど見えてないのかなという気もしますんで、認識といたしましては、コミュニティ活性化事業はツールとして使い、コミュニティ施策の一元化の中でそういうことも図っていくよと、それでちょうど2カ年終わることをチャンスにして、その見直しもしていきますよという認識でよろしいですか。
156:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、まさに委員のおっしゃるとおり、その視点で新住民と従来の地域の母体となっている町会、そちらがどのように融合していくのかということについて、我々としては早急に検討を進め、27年度に新たな形でスタートできるよう、最大限の努力を進めてまいりたいと考えております。
157:
◯河合分科会長 よろしいですか。
158: ◯高澤委員 はい。
159:
◯河合分科会長 この中で、まちみらいとの関係も少し組織の編成も整理していくというようなことが言われていたんですけども、野菜売ったりとか、あそこでやったりとか、地域のコミュニティやってますけども、その辺の整理というのは、今、進んでいるんでしょうか。
160:
◯森永コミュニティ振興課長 まさにこの検討の中には、従来からマンションというものに関しまして、ある意味、区とともに主体的に取り組んでいただいているのがまちみらい千代田にございます。その中で、まちみらい千代田とは日々情報交換をいたしまして、実は、今回、まちみらい千代田が主体的にそれぞれのマンションの自治会などに対してアンケート調査などを実施しております。そちらにつきましても、我々も主体的に関与いたしまして、その情報を交換しながら、我々のほうと絶えずまちみらい千代田が一致して、一つの方向が目指せるよう努力をしているところでございます。
161: ◯大串委員 同じところでいいですか。
162:
◯河合分科会長 はい。どうぞ、大串委員。
163: ◯大串委員 この活性化事業ですけれども、地域のさまざまな主体の方が参加してイベントなり、その他事業として行うということで、町会が主体とはいっても、麹町のことしか僕はわからないけれども、上智も、それから大妻も、大学、それからそのほか小学校も入って極めて幅広い多くの主体の方が参加して、サンさんまつりを行っている。僕は非常にこれいいことだなと思っております。ついては、そこの実行委員会のメンバーというのは、だからそういう大学の人もいれば、そういうPTAの人もいれば、町会もいるということで組織されている。そういうことですか。
164:
◯森永コミュニティ振興課長 今、現状におきまして、実行委員会本体に大学というものが参加している事例は、ちょっと僕の記憶では、ちょっと今ございません。ただし、そのイベントをやる際に、実際、イベントというんでしょうか、地域での活動をする際に、その学校から逆にこういったものに参加させてくれというものがございまして、それを最大限尊重しながら主体的に動いているというようなことを、それぞれが主体的に動けるような、そういった形で、今現状はこういった取り組みが進められているということで我々は把握しております。
165: ◯大串委員 実行委員会というのがいいのか、それともほかのそういった会議体がいいのかはあれですけれども、せっかくそういったいい成功事例がありますので、そこにもうあの人たちも呼びましょうよって、あの団体にも入ってもらいましょうよということで声かけもして、その地域のコミュニティというんですかね、広い意味のそういった集合体がその地域にはでき上がっていくということですから、イベントやってそれで終わりよというんじゃなくて、それが継続的にその人たちがつながりがあって、いろんな相談もあり、地域のことを一緒になって取り組むという形に持っていければいいんじゃないかと。ついては、麹町は非常に僕はいい例だと、成功している例だと思うんですけれども、ほかの連合町会さんの成功例もあると思いますので、お互いの連合町会同士の情報交換というのかな、こういうことはよかったですよということも情報として持つことが大事なんで、そういうのはどうでしょうか。
166:
◯森永コミュニティ振興課長 まさに委員のおっしゃるとおりと我々考えております。その中で、実は先行になりますが、この4月に、この活性化事業意見交換会というものを開催いたしまして、そちらで実行委員会の委員長という方に、それぞれに自分たちの取り組み、さらにそこで得られた実績、逆にそこで見つかった課題、そういったものについて共有をして、そこの中で、実際、これ我々のほうが参加して、我々のほうももちろんそこに参加させていただいているわけですが、そこの中で改めて我々も気がつかなかった点などが判明した状況でございます。そのような中で、今後はこの会議、せっかくこういった会議も開いたところでございますので、先ほど申し上げた、27年度以降の見直しというものに関しまして、そういった方々と改めて意見交換をしながら、具体的な、さらにこれが地域のために成功に導けるよう我々として努力をしてまいりたいと考えております。
167: ◯河合分科会長 よろしいですか。はい。
ほかにございますか。
168: ◯大串委員 ほかのところでいいですか。
169: ◯河合分科会長 いや、この目は。いいですか。はい。じゃあ、次、どうぞ、いいですよ。(発言する者あり)
170: ◯高澤委員 そうしたら、もう3目に入っていいということ。
171: ◯大串委員 いやいや、同じこの134、135。
172: ◯高澤委員 はい。失礼しました。
173:
◯河合分科会長 135、136のところ。
174: ◯大串委員 今の町会、連合町会補助金についてお願いしたいんですけども、ちょっと……
175:
◯河合分科会長 45ページかな。
176: ◯大串委員 はい。これは主要施策の成果の一番最初トップに出てきますけれども、事業実績のところを読みますと、地域コミュニティの核の一つである町会や連合町会の支援に向け様々な取組みを推進すると。で、この補助金のところを読みますと、住民相互の連帯感の醸成及びコミュニティの形成の促進を目的として、地域の核となる町会等自治団体が実施する団体に補助をしますよと。これは町会と自治団体と書いてありますけど、実際は町会と連合町会に限るということですか。
177:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、今現状、対象となっているのは町会、連合町会及び連合町会長協議会、この三つが対象となっております。
178: ◯大串委員 つまり、これはいわゆる町会組織に対する補助金であるということですよね。だけど、この書き方を読みますと、町会等自治団体というふうになってますので、同じように地域のそういう自治を目的とした、町会とはまた別の、そういう、何というのですかね、団体さんが同じような目的を持って活動される場合は、ここの中から補助金として支給されることはできるんでしょうか。
179:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、今の現状の要綱その他ではその対象にはならないということになっております。
180:
◯河合分科会長 ならないということですね。
181: ◯大串委員 そうしたら、文言がこれだけを読みますと、やはりじゃあ私たちも取り組みましょうよというふうに思う人たちもいるやもしれません。はっきりと僕は町会及び連合町会に対する補助金ということで、補助金の交付要綱の見直しもそうやって書いたらどうかと。で、現在、補助金に対する見直し方針も決めて、そして補助金たくさんありますよね。たくさんあるけど、全てがその要綱を定めて補助金を出しているわけですから、方針を定めた以上は、その要綱も含めてきちんと、何というのですか、公平性、公正性、客観性の確保といっているわけですから、それに合った要綱の見直しも進めていただきたい。その第一番がこの町会になっているので、どうかなと思いまして。どうでしょうか。
182:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、今の現状の要綱で大串委員がご指摘になった課題があるということは我々も認識いたしました。つきましては、こちらにつきましては、要綱の見直しなども含めまして、こちらについては検討を進めてまいりたいと考えております。
183: ◯大串委員 その要綱を読みますと、総括的な補助金ですよね、これは町会に対する。要するに事業補助ではなくて、さまざまないろんな事業に対して、個々ではなくて総括的に補助金として交付します。それは額としては世帯割ということですから、町会に住んで、町会に加入している人数ではなくて、要するに何というのかな、住民票上の人数に応じて町会に対してそれが総括的補助金として交付されるということになっていますけど、それでよろしいですか。
184:
◯森永コミュニティ振興課長 まさに今の現行の町会補助金に関しては、大串委員のおっしゃる仕組みになっております。
185: ◯大串委員 そうすると、見直し方針の2番目に、団体補助から事業補助への見直しとあります。これはだからもう総括的補助金ということは丼、まとめて補助金として出しますから、お金には色がついていませんから、実際にそれちょっと難しいところがあります。で、もらう側の町会も、補助金を受けるということは何か縛りがかかる、要するに行政から補助金をもらっているということになりますと、行政から言われたら何かやらなくてはいけないなというそういう面も出てきます。ですから、僕は事業補助ということになりますと、この事業に対して何分の1補助ということになりますから、町会としてもはっきり明白になりますよね。ですから、僕はこの見直し方針の団体補助から事業補助、大いにそれは結構なことですので、それをやったほうがむしろ町会のためにもなる。それから、先ほどの統計じゃありませんけれども、行政側もまとめて町会に委託するようなこともなくなると思いますよ。そうすればですよ。この点はどうでしょうか。
186:
◯森永コミュニティ振興課長 こちらにつきましては、本年3月に策定されました補助金の使途確認等の見直しに関する基本方針、こちらに基づきまして、我々鋭意こちら全庁レベルで検討を進めているところでございます。その中で、実はこの基本方針の中に、団体補助から事業補助への見直しというもの、実はこの目的としては補助金の使途の明確性の確保という中で、こちらが必要だということを我々区として認識しておりますので、その視点で検討していきたいと考えております。
ただし、それぞれ団体補助、事業補助、それぞれメリット、デメリットがございます。具体的に申し上げますと、団体補助のデメリットということを申し上げますと、補助金の使途が不明確であるというような状況がございます。しかし一方、仮に事業補助を実施した場合の課題として考えられるのが、いわゆる団体の主体性確保と事業補助化というもので、いわゆるひもつき補助金化してしまうというようなことで、逆に団体の主体的な取り組みがしにくくなってしまうのではないかですとか、やはり事業補助化することで、結果として相手方に過大な業務負担を──相手方というのは町会ですが──に過大な業務負担を招く懸念もあるのではないかなど、さまざまな課題もございます。その課題を相対的に見ながら、我々はこの団体補助から事業補助への見直しという大きな視点の前提に立ちながら、我々としては、地域の意見、さらにこれまで議会などでいただいてきた意見などを、意見、ご提案などを踏まえながら、我々のほうとしては検討を前進してまいりたいと考えております。
187: ◯大串委員 基本は町会の自主性を重んじると、町会が町会の自治を促進すると、それを補助金によって阻害してはならないよということですので、補助金のあり方というのはそういう視点からぜひお願いしたいと思います。課長が言うように、事業補助にしたらそれが損なわれますよという意見もあれば、いや、それがあるから私たちはできないんだという人もいるでしょう。それはさまざま意見がありますけど、主体は町会の自治がきちんとできることです。よく定例会を月1回やりますけど、町会長がもう袋いっぱいのを持ってくるんですよ、区役所から送られてきた書類が山ほどあるんですよ。それはだから先ほどの僕はこれ町会の仕事じゃありませんよというのまで入ってくるんですよ。これは本当に町会の自治を損ないます。行政は安易に委託しちゃっている、町会に。町会は補助金があるからなかなか行政に、それはうちはやりませんよと言いづらくなっている。だからそこはそんなことないんだよということで、自治を最優先としますからということで、町会の方々の本音の意見をぜひ聞いてもらって、今後のコミュニティ施策に反映していただきたい。で、本来の町会の自治ということに本当に僕はこだわりたいけれども、大事だから、ぜひお願いしたいと思います。
188: ◯大矢コミュニティ担当部長 今、大串委員が言われたとおり、町会の自治というのは絶対守らなければならないというふうに思っております。したがいまして、今、課長も言いましたように、メリット、デメリットございますので、それを十分踏まえた上で、どちらが本当にいいのかというのを、単純に事業補助がいい、団体補助がいいと割り切れるものじゃありませんから、変えるかどうかというのは、本当に町会にとって、あるいは区にとって、地域全体にとって何がいいかというのを十分に、それから今言われた、町会の自治等も踏まえた上で、それを損なわないような方法はないかというのを考えた上で結論を出していきたいと思っております。
189: ◯河合分科会長 よろしいですか。はい。
ほかに区民生活総務費、ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
190: ◯河合分科会長 はい。じゃあ次に、区民施設費、136ページから141ページです。
委員の方、どうぞ。寺沢委員。136から141ページです。
191: ◯寺沢委員 141。ちょっと138から140にかけて……
192: ◯河合分科会長 商工振興費のほうに入っちゃうんですね。
193: ◯寺沢委員 あ、そこまで行かないんですか。
194: ◯河合分科会長 ええ。136から141ページまで。
195: ◯寺沢委員 ごめんなさい。
196: ◯河合分科会長 その間の目で。(「141までならいいんじゃないの」「141だよ」と呼ぶ者あり)あ、入ってる、入ってる、ごめんなさい。141まで入ってます。
197: ◯寺沢委員 いいですか。
198: ◯河合分科会長 はい。間違いました。
199: ◯寺沢委員 ちょっと確認。
200: ◯河合分科会長 138ね、今言ったのはね。
201: ◯寺沢委員 うん。(「3目、4目ということでしょう」と呼ぶ者あり)
202: ◯河合分科会長 そう。ちょっとダブっているんだけど。
203: ◯大串委員 あれ、4目も入っているの。商工振興費も入るの。
204: ◯河合分科会長 いや、一応136から141なんだけど。ちょっと待って。
205: ◯大串委員 141のだから……
206: ◯河合分科会長 上まで。(「3目」「3目ということ」「じゃあ、3目で」と呼ぶ者あり)
207: ◯大串委員 目ごとだよね。
208: ◯河合分科会長 目です。
209: ◯寺沢委員 商工振興費は入らない。(「入らない」「その次です」と呼ぶ者あり)
210: ◯河合分科会長 その次。
211: ◯寺沢委員 うん。じゃあ、ちょっと簡単に聞かせていただきたいんですが、138の8番の麹町区民館管理運営から、8番、9番、10番、11、12、13と、みんな、(「区民館ね」と呼ぶ者あり)そう。(「区民館運営」と呼ぶ者あり)うん。区民館の管理運営がありますよね。それで、率にするとそれほどでもないんですけれど、金額にすると不用額がこれ全部計上されているんですね。それで、多分光熱水費とかなんとかというのは前年の実績を見て予算化されているでしょうから、どの部分でこれだけ不用額が出たのか。
212: ◯大塚富士見出張所長 ただいまの寺沢委員のご指摘でございますが、出張所の管理運営経費につきましては大きく二つございます。通常の維持管理経費、これは委員ご指摘のとおり、光熱水費や維持・保全のための清掃や設備にかかる経費でございます。それと、やはり大規模な修繕が必要な部分と、それから日常的に起きてしまう小破修繕的なもの、こういったものに大きく大別できるということでございます。その中で、光熱水費等々につきましても、その年の天候ですとか、それから、私どもの出張所でことしもありましたが、突然の設備、空調機器の事故等がございますと、大きく経年変化で見ると変動してしまう年もございます。そういったことで言いますと、光熱水費にもある程度の予算的な余裕を持たせてございます。かつ修繕費につきましては、区民の皆様が使うコミュニティ施設という性格上、出張所6所一括して一定の修繕費は担保してございます。その中でやはり不測の大きな修繕が起きる場合もございますし、そういったものが幸いにも起きないで執行が抑制される場合もございます。
あとは、この出張所の管理については、清掃委託を初め、警備委託など委託業務で行っておりますが、これは3年ごとに入札を行って業者の見直しを行っておりまして、またそうしたときの6所でそれぞれ契約差金が出るという要因もございます。ただ、そういった要因はございますが、委員ご指摘のとおり、やはりこれは不用額が各出張所とも小さい額ではございませんので、また、これから始まっております来年度の予算編成におきましては、各所において無駄、むらのないように、きちんとした見積もり、計上をした上で予算のほうを計上して執行していきたいと考えております。
ただ、最後に言いわけになりますが、やはり前段で申しました要因によって、多少不用額が出る部分を担保しておかなければいけない要因があるというところはご理解いただきたいと思います。
213: ◯寺沢委員 わかりました。それで、今おっしゃったのは、確かに余りにも切り詰めて、また予算流用みたいになるのも美しくはないし、大変な作業だと思うんですよね。で、今、6出張所で一定の修繕費をとおっしゃいましたけど、そこのところはお互いに融通ができる部分なんですか。
214: ◯大塚富士見出張所長 ただいまのご指摘でございますが、まさにそのとおりでございまして、ここは予算執行でそういった大規模修繕につきましては持ち回りで担当所を決めてございます。その中で執行状況を勘案しながら、事前にやはりこの出張所はここの部分がもしかすると老朽化で故障を起こすかもしれないとか、そういったことを情報交換しながら、お互いに6所の中で融通し合って、予算を執行している状況でございます。
215: ◯寺沢委員 わかりました。
216: ◯河合分科会長 よろしいですか。はい。
ほかに区民施設費ございますか。
217: ◯大串委員 同じところでいいですか、出張所で。
218: ◯河合分科会長 はい。大串委員。
219: ◯大串委員 出張所が高齢者の見守りを行っていますということを聞いたんですけれども、これは具体的にはどういう活動をされているのか、ちょっとお伺いしたい。
220: ◯大塚富士見出張所長 ただいまの大串委員のご質問でございますが、これは高齢介護課、それと社会福祉協議会や高齢者あんしんセンター、保健所、そして地域の民生・児童委員の皆様と連携して、昨年度もそうだったのですけれども、まず地域連絡会という組織を立ち上げております。この中にはそういった地域のさまざまな主体や関係者が入っていただいて、今年度も富士見地区で言いますと、先般9月20日に地域連絡会をやったところなんですけども、これと前後して、各地区でそういった地域の皆様の話し合いが持たれているところでございます。
具体的に、出張所でじゃあ高齢者安心見守り活動は何をやっているかといいますと、具体に言いますと、夏前、6月、7月と、それから冬になる前、11月、12月で、例えば夏前ですと、熱中症対策に対する注意喚起を初め、それから今起きているさまざまな詐欺等の安全・安心の観点も含めて、これは役割分担の中で、出張所のほうは90歳以上の高齢者のみ世帯の方、そして介護サービスなど受けていない、そういったご高齢の方を出張所の職員が直接お伺いして、そしてそういった注意喚起を促したり、また聞き取り調査をして、介護保険の申請が必要だとか、そういったご相談を受けたのは保健所を初め高齢介護課なりと情報共有をして補完してございます。で、その後期高齢の75歳以上の方については、高齢介護課と保健所でそれぞれ、そういった見守り活動は、役割分担をして取り組んでいるところでございます。
221: ◯大串委員 非常に大事な活動だと思います。で、地域連絡会というんですか、要するに情報共有する場があると。大事なことですよね。
うちの町会というとあれですけど、町会の皆さんは、暑いときにペットボトルを高齢者のお宅にお配りしながら安否確認等されておりますし、そういったほかにもいろんな団体さんがそれぞれの見守り活動をしていて、それを情報を共有していると、大事なことですよね。消防署の人もかなり情報を持っていまして、あのお宅ではあの部屋に寝ているというところまで全部情報を持っていて、いざというときはその部屋まで確認しに行くというのがあって、僕は、ああ、さすがだなというふうに思いました。
ですから、出張所は、何というのですか、その核となりますので、あんしんセンター、町会、それからそのほか消防署も含めて、関係する人たちの出張所が核となりまして、ぜひそういう円滑な、何というのですかね、見守り活動を続けていってもらいたいと思います。どうでしょうか。
222: ◯大塚富士見出張所長 まさに、大串委員のご指摘どおりでございまして、警察、消防署は、そういった地域の町会長会議や婦人部長会議、それから長寿会の場面でもさまざまな情報提供をしていただいております。私ども出張所といたしましても、ご指摘のとおり、さらに地域のさまざまな皆様と情報を共有して、そして高齢者のみならず、誰もが安心して安全で暮らせるまちづくりのために、さらに努力してまいりたいと存じます。
223:
◯河合分科会長 よろしいですか。はい。
ほかに区民施設費ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
224:
◯河合分科会長 はい。
それでは、次、商工振興費、140ページから143ページです。(発言する者あり)質問のある方、どうぞ。
225: ◯寺沢委員 2番の
商工関係団体等支援事業。主要施策で先ほどご説明をいただいたところです。それで、さっきご説明をいただきましたので、一定程度のところは理解しておりますけれども、この中に書かれている、オリンピック・パラリンピック招致関連等々と書かれていますよね。それで、そこのそれはどこの商業団体に補助されているのか。これ、補助10分の10ですよね。全額ということなんで、どういったところが受けているのかというところを見ましたら、その前にある、これ三つ一緒になった、何といいましたっけ、賑わいまちづくりですか。(「はい」と呼ぶ者あり)賑わいまちづくりのほうとかぶっている団体があるわけなんですよね。これかぶっちゃいけないとか、そんな要綱を見ても全然規定はないんですけれども、これを広げるときに、広く商業団体といいますか、商工団体ですね。
商工関係団体に広く周知をしたのか、いつからいつまでどんな方法でやったのか、まずお聞かせいただけますか。
226:
◯細越区民生活課長 ただいまご質問いただきましたオリンピック・パラリンピック東京招致機運事業のことでございます。
まず、この事業につきましては、東京都でなくて特別区の区長会のほうから補助金ということで出ているものでございます。で、当然、招致活動になりますので、時期が決められておりまして、平成24年の7月1日から平成25年1月31日、この期間に行うこういった招致、機運を盛り上げるような事業について補助をするというものでございます。今回、このご案内がありましたので、私どもとしましては、例えば区商連とか商工連、さまざまな地域団体の役員会等ございますので、その場におきまして、こういった事業があるのでぜひご参加いただけないかというご案内をして、今回の補助をしたところでございます。
227: ◯寺沢委員 特別区の区長会というと、区長会のそもそもの位置づけというのが、要するに自治法とか条例とかで区長会というものが位置づけられている、どこで位置づけられているんですか、23区の区長会は。そして、その財源ですね。財源が区長会からと今おっしゃったんだけど、どういうふうに出ているのか。
228:
◯細越区民生活課長 まず、財源につきましては、これは東京都からお金が特別区長会のほうにおりまして、その特別区区長会を通じて各区のほうにこういった補助があるというご案内が来ています。したがいまして、財源は全て東京都でございます。
229: ◯寺沢委員 東京都の財源ですね。
230:
◯細越区民生活課長 はい。そうでございます。で、この位置づけという、これは特別区協議会の中の組織でございますので、そういう意味では……
231: ◯寺沢委員 えっ。区長会の位置づけというのは何によっているんですか。
232:
◯細越区民生活課長 ちょっとその点はすみません。確認させていただきます。
233: ◯河合分科会長 いいですよ。はい。
ちょっと休憩します。
午後1時42分休憩
午後1時54分再開
234:
◯河合分科会長 休憩前に引き続き再開をいたします。(発言する者あり)
先ほどの区長会の位置づけということに関しては、今お調べをいただいているんで、後ほどお返事をいただきたいと思っております。よろしくお願いをします。
商工振興費、この目で何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
寺沢委員。
235: ◯寺沢委員 142ページの観光協会運営補助、事務事業の127ページ。
236:
◯河合分科会長 127ページですね。
237: ◯寺沢委員 はい。それで、内容がるるうたわれているんですが、127ページに、観光資源調査研究並びに保存及び創出事業あるいは観光商品開発、宣伝販売支援事業、観光人材育成支援事業と、こう入っているんですね。これはどなたがお答えになるんですか。そういうもののトータルな取り組みとして予算づけをして、執行が7,488万余ということですね。それで、不用額はさくらまつり等実績による執行残というふうになっているんですけれど、こういったものについてどんなふうに取り組んでいるのかというのは、区のほうは把握していらっしゃるんですか、さくらまつりとか、そういうのはわかるんですよ、見てますからね。
238:
◯細越区民生活課長 ただいまご質問いただきました件は、観光協会が区の観光施策については全般に進めております。当然、観光協会のほうで、年間の事業報告、そしてまた、次年度の事業計画等を含めまして、毎年総会等開きまして、そこで確認をとっておりますので、区は当然その中で、部長を含めて関与して、進行管理をしているわけでございます。
239: ◯寺沢委員 そうすると、そこで確認していて、観光資源調査研究並びに保存及び創出とか、観光商品開発とか、そういったものについては、あと人材育成ですか、そういったものについてはどんなふうに取り組んでいるというふうに区のほうは理解していらっしゃるのですか。
240:
◯細越区民生活課長 いろいろと観光協会のほうも民間ならではの発想でアイデアを出してもらって進めてもらっています。例えば、観光商品開発、宣伝販売というのは、一例を申し上げれば、千代田の花である桜の廃材を使ったお箸とかタンブラー、こういったものを独自のオリジナルのグッズとしてさくらまつりとかそういったときに販売したりとか、そういった商品の展開なんかもしています。
あと、人材育成というのは、主にボランティアでございます。観光ボランティアはこれからまた求められますけれども、ボランティアさんの連携をしながら、桜のときであれば桜の名所を回るボランティアを募ったりとか、または通常でも、一昨年ですか、区民集会運営協議会で議会と連合町会で進めていただいた皇居の周りを回るウオーキングですか、ああいったものをそのまま引き継ぎまして、観光ボランティアさんに一緒に回ってもらうとか、そのボランティアさんを育成するための講座の支援をしたりとか、そういった形で観光協会のほうで取り組みをしているところでございます。
241: ◯寺沢委員 それと調査研究、保全、創出。
242:
◯細越区民生活課長 ただいまいただきました調査研究並びに保存、創出でございますけれども、一応観光協会の計画の中では、例えば、大学とか企業と連携をして、千代田の歴史・文化・自然などの観光資源を活用をした観光プログラム、こういったものをつくれないかというふうなことで検討していく、こういったことが挙げられています。それ以外に、ことし、これからまたご案内をする予定でございますけれども、12月にけまり──京都でやっているんですけれども、そういったものを千代田でやったらどうかというようなことで、計画をしておりまして、そういったものとか、いろいろと幅広に検討し進めていきたいと思っております。
243: ◯寺沢委員 それで、観光協会と区の役割分担みたいなものがあるんじゃないかと思うんですね。で、例えば、先ほどもまちの記憶保存プレートというような話が出て、こういうのは、本当に、今、歴女なんていって、歴史の史跡をめぐるツアーなんかが物すごく今スポットライトを浴びて盛んになっているわけですね。だから、何というのかな、資源を一元化して、それで非常にわかりやすくそれを交通整理というか、するような部署というのは観光協会なんですか、それとも千代田区、担当のところなんですか。
244:
◯細越区民生活課長 大きな視点で分けますと、私どものほうで区の観光施策の大きな方向性とか、施策を考え、それを実際に実行し移していくのが観光協会というふうに思っています。ただ、その役割分担をきっちり守るのではなくて、それはもうお互いに車の両輪じゃありませんけれども、区の所管課と観光協会が一体になって企画も含めて、企画と実行も含めてやるべきだと思っています。加えて、観光協会というのは民間、一般社団法人でございますので、我々としてはもちろん区の意向に進みながらも、やはり観光協会が主体的にやはり動いていくべきだと思っておりまして、それは今これからまだまだ足りない部分がございますので、観光協会の組織の基盤の強化ということは一つ課題として挙げられるかと思います。
いずれにいたしましても、進めていく主体としましては観光協会ということでご理解いただきたいと思います。
245: ◯寺沢委員 今、いろんなマップやなんかもかなり出ているんですね。私、今、持ってきたつもりが持ってきてないんですけれども、例えば障害者の方がお散歩するときにいいようなバリアフリーマップとか、それからエリアごとのマップとか、いろんなところがいろんなつくりでもって、後でお見せしますけれども──あ、全部持っていらっしゃる。だからそういうものを、何というのかな、わかりやすく整理をして、それから、先ほどのプレートの話じゃないですけど、史跡もちゃんとつかめば200カ所くらいですか、あるみたいな話ですよね。そうしたら、そういうのはちゃんと情報化して、まず一旦、何というのかな、区のほうでもとになるものをきちっと把握していただいて、それを観光協会に来られた方に、どんなニーズがあるのか、わかりやすく、それはもうITのほうのホームページとか、そういうのでも同じような形で観光に対して、観光客に対して明示をしていくというふうな、そこのところをもうちょっと、何というのかな、力を入れて、これは観光協会の仕事というよりも区の仕事なんでしょうかね。やっていただけたらありがたいかなと。
246: ◯河合分科会長 商工観光をこれからやっていくのに、観光協会の役割というのは非常に大きくなってくると思うんですよね。それで、観光協会は観光協会、区民生活は区民生活じゃなくて、全部リンクしながら……
247: ◯寺沢委員 そう。
248:
◯河合分科会長 どうやってまちづくりも含めて観光に寄与していくかというような施策の、何というかな、つながりみたいなものが余り見えないから……
249: ◯寺沢委員 そうそう。もとがなくて、ばらばらばらばら出ているんです。
250:
◯河合分科会長 みんな個別にやっているというようなイメージが従来からこれはあったんで、その辺をどういうことなのかということが多分聞きたいんじゃないかなと思うんですけど、根本はね。だからその辺の方向性というか、いわゆる観光協会が独自にもうちょっと財産を設けなきゃいけないねというような話もありますけども、何というかな、観光だけではなくて、いわゆるコミュニティも含めて、どうやって協働でやっていくかという両者の考え方というのが一つないと、いつまでたってもこの議論をするような形になるんだけども、その辺は考えてらっしゃるのかどうかね。
251:
◯細越区民生活課長 先ほどコミュニティ振興課長のほうからもご答弁を申し上げましたように、縦割りではなくて、庁内のこういう関係部署が連携をして進めていく。これは同じでございます。特に、この観光につきましては、これまでも委員会のほうで、本当にマップ一つとってもばらばらにやっているではないかというふうなお話がございましたので、今、観光という切り口で一つそれに近いマップもつくっております。
ただ、それでマップをつくって終わりではなくて、特に今回、東京オリンピックの開催も決まりました。これを踏まえて観光協会の機能というのをさらにまた強化していく必要があると思っておりますので、そういった流れの中で、今、ご指摘いただきました、コミュニティとか、文化とか、そういったものを含めて、やはりある程度のものは区役所のほうで考え方をまとめ、それを観光協会に担ってもらうのか、そこら辺はまたこれから詰めていきたいと思っております。
252: ◯河合分科会長 はい。ありがとうございます。よろしいですか。
253: ◯寺沢委員 はい。
254: ◯河合分科会長 大変失礼。ちょっとページで、観光費のほうに入っちゃっていましたんでね。(発言する者あり)ページは合っていたんですけれども、目が、ちょっと私のミスでございますね。すみません。5番の142ページから143ページまで入って今現在しましたんで、そこも含めて……
255: ◯大串委員 観光費まで。
256:
◯河合分科会長 観光費も含めて、質疑を受け付けます。ほかにございますか。
257: ◯永田委員 観光費の中で、142ページの千鳥ヶ淵ボート場についてなんですけども、概要の129ページに表が載ってまして、平成23年度の実績と平成24年度の実績を見ると、利用者数が1万人から2万3,000人と約倍増していて、これは単純に自然環境、桜が長く咲いていたとか、そういう自然環境の問題なのか、何かてこ入れして利用者がふえたのかというのは。ちょっと、倍になって、かなり多くなっているので、その原因というか、わかりましたら教えてください。(発言する者あり)1万人から2万3,000人に平成23年度から平成24年度……
258:
◯河合分科会長 ふえた理由。
259: ◯永田委員 ふえている理由。
260:
◯細越区民生活課長 永田委員ご指摘のボート場の利用件数ということでございます。23年度は、ご案内のように23年は東日本大震災が3月に発生いたしまして、3月いっぱいはボート場を閉鎖しておりました。その関係で、23年度の実績は例年よりも少ない状況でございます。逆に24年度の実績というのは、ことしの3月まで入りますので、ご案内のように、ことしの春先は天候が大分早く温かくなりまして、ライトアップも3月の下旬から始めたという状況で、逆に今年度の、24年度の3月末の入場者数は例年以上に多かったということで、結果として、非常に23年度と24年度で差が出てきたということでございます。
261: ◯永田委員 23年度は3.11の影響でというんですけど、22年度も同じように1万人で少ないんですね。この数字は別にそんなにこだわっているわけじゃないんでいいんですけども、この平成24年度の実績で見ると、1,700万円の収入があって、そうするとちょうど運営費もこれで賄われていて、経営的にもいいのかなと思うんですけど、今後、オリンピックで武道館が使われたりとかするんで、千鳥ヶ淵のボート場をちょっとまたきれいにするとか、そういう予定というのはあるんでしょうか。
262:
◯細越区民生活課長 ありがとうございます。先ほどの質問に加えまして、千鳥ヶ淵ボート場自体が、非常に、だんだん人気が上がってきておりまして、実は外国人の方が選ぶ都内のベストテンか何かに千鳥ヶ淵が入っているぐらいでして、結構そういう意味では周知も進んできております。そういったことで恐らく数がふえているというのは、先ほど申し上げた天候とか、震災以外の要素もあるかなと思います。
で、今、永田委員ご質問いただきました、じゃあ今後どうやるのかということでございますけれども、一応あの場所自体は環境省のところをお借りをしてやっております。したがいまして、改修工事をするのでも、先方と打ち合わせをしながらということで、ある程度制約がございます。場所を広げるということは物理的に無理でございますけれども、例えば、ボートの繁忙期にはボートの数をふやすとか、そういった対応は十分できると思いますので、そこら辺は今後の検討課題ということで取り組みたいと思います。
263: ◯永田委員 あと、さらに利用者をふやすのに、例えば千鳥ヶ淵の入り口のあたりにボート場を運営していますとか、看板があるといつもいいなと思っているんですけど、そうじゃないと知らない人からすると、結構ふだんは閑散としているんですよね。これ見ると、一月、少ない月は一日200人前後で、一日10人ぐらいもいないような状態だと、ちょっと看板をつけたりするだけで人がふえるんじゃないかな、武道館のコンサートに来る人たちとかが結構通ったりとかするので、そういったことは可能なんでしょうか。
264:
◯細越区民生活課長 ご指摘のとおり、年間を通じて3月、4月が一番の書き入れで、それ以外はなかなか数がふえないという状況でございます。これにつきましては、今、ご助言いただきましたような、少しボート場の運営がわかるような周知の方法を考えていきたいと思います。
265: ◯河合分科会長 あそこは、1回改修工事したんですよね。やったんですよね。
ほかに観光費ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
266: ◯河合分科会長 よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
267: ◯河合分科会長 はい。
それでは次に、総合窓口費、1番の戸籍の事務費。142ページから143ページですね。ご意見ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
268: ◯河合分科会長 はい。
次が142ページから145ページ、基本台帳費です。質疑ございますか。142から145質疑ございますか。よろしいですか。
269: ◯大串委員 142。
270: ◯河合分科会長 142から145。
271: ◯大串委員 住民基本台帳費、目1。
272: ◯河合分科会長 はい。(発言する者あり)
273: ◯大串委員 次が総合窓口。
274: ◯河合分科会長 144ページの一番上の空欄のところの右側だけです。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
275: ◯河合分科会長 なし。はい。
では、次、総合窓口費、144ページから145ページです。144の2からですね。ございませんか、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
276: ◯河合分科会長 では、次は税務費、144ページから145ページです。
277: ◯大串委員 税務総務費。
278: ◯河合分科会長 はい。真ん中です。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
279: ◯河合分科会長 はい。次、賦課徴収費、144──同じページです、145ページ下のほうです。というか、真ん中あたり。よろしいですか。
大串委員。
280: ◯大串委員 滞納整理ですかね。まあ、議案のところでもやりましたけれども、払いたくて払えない人たちへの相談ですけれども、その体制ですよね。どのような体制がとられているのか、それをちょっとお伺いします。
281: ◯纓片税務課長 大串委員の質問ですけれども、滞納者につきましては、基本的には現況の状況、収入それから生活の状況を含めて細かく聞き取りを行って、そこからご相談を始めております。人によって同じ収入であっても支出が違うとか、家族状況が違いますと、当然、資金の状況が違いますので、その中で払える内容でご相談して、場合によっては一括納付が難しいようであれば、分割で納付ということもご相談を持ちまして、その人の状況に応じまして納付相談をしております。
282: ◯大串委員 人数は何名の体制でそういう相談に応じられるんでしょうか。
283: ◯纓片税務課長 担当しているところは特別整理係というところで、その中で10名の職員のうち滞納整理の専門のところが8名の職員でやっております。それで、その中で滞納者の人数ですけれども、おおむね2,800人程度がおりますので、一人当たり三百四、五十人を見ているということになります。
284: ◯大串委員 その8名の方は、とるため、徴収するための方で、本来の生活再建の相談を専門に受けるという方ではないんじゃないですか。
285: ◯纓片税務課長 表裏一体というか……
286: ◯大串委員 そうですか。
287: ◯纓片税務課長 ええ。両方あわせてやっていると思うんですけれども、中身によって、例えば生活困窮という状況があれば、生活保護のほうにつなぐような形でご相談してもらうという形も当然ありますし、それから、全然払えないという状況が確認できれば、執行を停止するという話もありますので、そこは、その人の状況によりましていただける範囲でいただくし、資産が何もなくて収入も見通しが立たなければ、執行停止ということも行っております。
288: ◯大串委員 両方できるんですよと。とかく2,800人もいますと、どれだけの回収があったのかというところに関心が行きまして、何人が生活再建の相談に応じて、何人の人のそういう手助けというかをしたのかというところがちょっとおろそかになりがちなものですから、そこはぜひ、そういう視点もきっちり入れた相談をとれるようにしてあげてください。
289: ◯纓片税務課長 大串委員のそのとおりでありまして、税金としては公平の担保ということももちろんあるので、いただくということももちろんあるんですけれども、ただ、委員おっしゃったように、その人の状況に応じて生活再建をしてもらうというのも大事な視点ですので、今現在、職員もそういう視点で行っておりますけれども、さらに今後もそうした視点を持ちながら、公平ということも頭に入れながら、きちんと生活再建を目指す形で滞納整理を行っていきたいと思います。
290: ◯河合分科会長 現在は、その体制がきっちりできているということでいいんですよね、把握してね。
291: ◯纓片税務課長 一応、そういうつもりでやっておりますし、今後も努力してまいります。
292:
◯河合分科会長 はい、わかりました。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
293:
◯河合分科会長 はい、では次に行きます。
生涯学習振興費、144ページから147ページです。
松本委員。
294: ◯松本委員 4番のコミュニティスクールについてお尋ねします。事業概要246ページです。
まず、このコミュニティスクールの具体的な事業内容と、それから支出は、どのようなところの支出額なのかをご説明ください。
295:
◯恩田文化スポーツ課長 コミュニティスクールの事業内容ですけれども、一つは、地域開放ということで、地域開放にかかる受付、それからプールの監視、地域開放の部分のプールの経費、さらにコミュニティスクールのほうで運営委員会というのを設けていますけれども、その運営委員会の経費とか、コミュニティスクールの運営委員会のほうで行う事業に関する支援などでございます。
296: ◯松本委員 今、その支出内容が出ましたけれども、このプールの監視などは、実際に日常プール監視があるわけですよね、各プールのところで。そういうところとの重複はないんですか。これは独自で、どういうふうにプール監視体制というふうになるのか。
297:
◯恩田文化スポーツ課長 プールに関しましては、通常、学校で利用している部分は学校のほうで行っておりまして、それで一般開放で平日の夜、それから学校のお休みのときの朝から晩まで、そこの部分について、こちらのコミュニティスクールの経費でもってプールの監視員を張りつけていると。受付のほうもここの経費から出してくるという形になります。
298: ◯松本委員 そうすると、この支出済額というのは、その使用料というか、その、何というんですか、コミュニティスクールの運営費としての経費という解釈をすればいいんですか。
299:
◯恩田文化スポーツ課長 その解釈でよろしいかと思います。
300: ◯松本委員 それと、この対象のところの在住、在勤、在学者と区民全体を対象にしてありますけれども、この区民の使用実績というのは分析してあるんですか。
301:
◯河合分科会長 すぐ、わかりますか。
302:
◯恩田文化スポーツ課長 すみません。ちょっと、今の段階で区民の方とそれから区外の方とを分けた数字は、今のところ、手持ちにちょっとございません。すみません。
303: ◯松本委員 やはりこの事業をするに当たって、区民にどれだけ還元されているかという、そこら辺をもう少ししっかり抑えていただいて執行していただきたいと思いますので、もしわかったら、後ほど教えてください。
それで、この実施に当たって、夜の10時までやるような、大変長いスパンでの事業が多いですよね。この人材の決定と、それから人材の依頼というのですか、それは誰がどういうような形で進めているんですか。
304:
◯恩田文化スポーツ課長 すみません。この時間に関しては、貸し館の時間枠ということで、受付等に関しては、委託でもって業者のほうにお願いしているという形になっています。
305: ◯松本委員 それで、各施設それぞれ違う規模なので、大勢の人を使っているんだろうと思いますけれども、平均的にこの施設には何人ぐらいの方が採用されているんですか。平均でいいです。
306:
◯恩田文化スポーツ課長 こちらのほう、業務委託という形で行っておりますので、トータルで全ての人数に関して、ちょっと把握ができておりません。(発言する者あり)
307: ◯松本委員 その業務委託にするにも、やはり主体はスポーツ課だと思うんですよね。だからやっぱり、どの施設にどういうような人たちがどういう勤務体制で働いているかとか、そういうところを確認していただいて、この使用料なり人件費なりの支出をもう少し内容を把握した上で出していただきたいと思いますので、その点、要望します。
それと、最後にもう一つ、この各施設それぞれが学校施設であったり、地域の共同、公共施設であったりしますよね。そういうものであるので、弊害みたいなものは一切なく、苦情とか、そういうものはなくスムーズに運営されているんですか。
308:
◯恩田文化スポーツ課長 最初のほうの業務にかかるローテ的なものに関して言うと、一例を挙げますと、プールの監視員に関しては、ローテーション表を出してもらって、この日に誰がどういうふうに入っているのかというのは、事前と事後で確認ができるようになっております。ほかのものもそういった形で、業務の遂行に関しては、提出された書類でチェックをする状況にはなっております。
それから、弊害に関してということになりますと、一部、学校を使っておりますので、例えば利用者のほうでごみを置いていっちゃったりとか、それからあと、若干騒音が出るケースがあって、騒音に関しての苦情等もいただいておりまして、そこに関しては、学校に関した部分で言えば、学校のほうからの指摘に関しては、きちんと、問題になる団体に直接こういうことがあったので気をつけてほしいというふうな要望もいたしますし、場合によっては取り消しというふうなこともするケースがございます。地域の苦情に関しては、なかなか、騒音に関して言うと、音、声が出てしまう部分もありますけれども、できる限り団体のほうには、静かに使ってもらうと同時に──そうですね、特に帰り際に道をしゃべりながら歩いていったり、とどまってしまうようなケースがあるので、そこについてもできる範囲のところですけれども、警備の方に注意をして、すぐ移動を促すような対応はとっております。
以上です。
309:
◯河合分科会長 今の前段のところの、文化スポーツ課長、チェックするシステムがあるということは、全て把握をしていますよということでいいんですよね、そういうことですよね。
310:
◯恩田文化スポーツ課長 はい。
311:
◯河合分科会長 はい、わかりました。
ちょっと、5分少々、トイレ休憩をとります。
午後2時20分休憩
午後2時39分再開
312:
◯河合分科会長 休憩前に引き続き、分科会を開催いたします。
生涯学習振興費、144ページから147ページでございます。質疑ございますか。生涯学習振興費でございます。
313: ◯大串委員 一つ、いい。じゃあ、146ページの7番、生涯学習館ですけれども、指定管理者になって、ちょっと何か見づらく、見えなくなったんですけれども、前は人材バンクでしたっけ、登録があって、何件あってどうだこうだというのがありましたけれども、今はもう、ちょっと各階で何をやっているかだけしか記述がないのであれですけど、人材バンクの登録状況はどうでしょうか。
314:
◯恩田文化スポーツ課長 平成24年度で、延べで177人です。
315: ◯大串委員 延べでね。
316:
◯恩田文化スポーツ課長 はい。
317: ◯大串委員 恐らく、だから、それはホームページか何かで、生涯学習館のホームページを開くと、どういう講座の先生が何人、どういう分野でいてというのがわかるようになっているということでしょうか。
318:
◯恩田文化スポーツ課長 はい、そのとおりでございます。
319: ◯大串委員 その講座・講習、どういう講座・講習があって、どういう人材がいてということがそこでじゃあわかるということなんですけれども、図書館の司書の方に相談、いろんな図書の相談をしますけれども、それに関連する講座・講習は、こういうのがあります、また、こういう先生がいますということで連携がとれていると非常によくて、そのことを前にもちょっと質問したことがあるんですけれども、それはどうなっているかわかりますでしょうか。
320:
◯恩田文化スポーツ課長 すみません。ちょっと図書館のコンシェルジュとの関係ですけれども……
321: ◯大串委員 レファレンスの関係ね。
322:
◯恩田文化スポーツ課長 はい、レファレンスの関係は、ちょっと、すみません、今把握できておりません。
323: ◯大串委員 じゃあ、柳さんのほうでも、図書館長のほうでも。
324: ◯柳図書・文化資源課長 レファレンスのご質問かと思いますけれども、生涯学習館との連携ということでございますよね。生涯学習館との連携ということでは、特にございません。
325: ◯大串委員 そうですか。以前は、直営のときは、その辺の連携もスムーズにとれておりまして、そのときは全部職員が行っておりましたので、館長という言葉じゃなかったかもしれないけど、そこの責任者の方がよく見えたんですけれども、今、館長の方、当初、指定管理者が決まったときは館長の方も出られたりなんかしてあったんですけど、今、館長がどういう人で、九段生涯学習館がどういう方向に向かっていて、何に力を入れているのか、さっぱりわからない。確かにあそこに行って、部屋を借りたり、展示を行ったりというのはできるんでしょう。だけども、九段生涯学習館が、あそこの施設を通して何を目指しているのかというのがわからない。
だから、より区民のためのサービスを向上するんだということであれば、当然、図書館のレファレンスとの連携がとれていてしかるべきなんだけれども、実際はとれていないと。まさに生涯学習館の中だけの貸館じゃないけれども、そういった業務だけに終始していて、何を目指しているのかわからないですよね。もし館長が何を目指しているかわかったら、ちょっと教えていただきたい。
326:
◯恩田文化スポーツ課長 生涯学習館のほうで、人材育成ということで生涯学習を進めていく──名前は、生涯学習ボランティア。すみません、言葉をやっと思い出しました。生涯学習ボランティアの養成をしています。その中で、ご指摘のように生涯学習館の活動が見えにくくなっているというふうなこともございまして、生涯学習に関する情報紙をボランティアの方たちでつくるというふうな仕組みをつくっていて、みんなで知恵を出し合って、また情報発信をしていこうというふうな仕組みをつくっておりまして、そういう意味では、学習の場と同時に学習をサポートする体制を区民の方を交えてつくっていこうというふうな方向に進んでいるというふうに考えております。
327: ◯大串委員 例えば、生涯学習館で、何というんですかね、通信とか便りとか、そういうものを区民向けに発行して、行事、今度、生涯学習館では──今だと文化芸術秋のフェスティバル、何日から何日までありますよとか、館長の写真と館長のコメント、そういうものを入れて、やっぱり区民と対話するような生涯学習館を僕は欲しいと。全く今の状況は、全く、単なるあそこに建物があって、部屋があるというだけで、そこに受付がいるというだけになっちゃっていて、何か前の直営でやっていたときのほうが、まだ顔がわかっていて何をやろうかと会話しながら進んできたというのがあるんですけれども、ぜひ、そういう何らかの方法で区民とのアクセスがとれるような方法も考えていただきたい。
328:
◯恩田文化スポーツ課長 はい。ご意見を踏まえまして、顔が見えるように、活動で進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
329: ◯河合分科会長 よろしいですか。
330: ◯大串委員 はい。
331:
◯河合分科会長 ほかにございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
332:
◯河合分科会長 次にスポーツ振興費、146ページから149ページです。
高澤委員。
333: ◯高澤委員 総合型地域スポーツクラブについて伺います。事務事業概要で言いますと311ページです。
まず、この執行率13.49%、1年目ということでどうなのかなという考えはあるんですが、まず、この51万3,517円の支出の内訳がわかりましたら教えてください。
334:
◯恩田文化スポーツ課長 内訳に関しましては、総合型スポーツクラブの運営のための補助金として51万3,517円支出ということで、これで、この補助金の金額が全体経費でございます。
335: ◯高澤委員 予算は380万円余って、ついていますよね。支出が51万円ということですので、これ、運営経費って、7種目やっていますよね。7種目のそれぞれ行っているスポーツに対して、どういう形でこの51万円というのは出ているんですかね。
336:
◯恩田文化スポーツ課長 この運営費ですけれども、ご案内のように総合型スポーツクラブ、富士見スポーツ・文化クラブは、入会金それから会費、参加費を徴収して進めていくという枠組みになっております。それで、当初ここの予算の中では、クラブマネジャーとか、直接クラブにかかわってくれる人を雇用に近い形で人を確保するというふうな想定や、それからあと、印刷経費に関しても、かなりの部分、補助金の予算の中には入れてあったんですけれども、実は、初年度ということで経費がどういうふうになっていくのかわからないという状況でしたので、あと運営も、なかなか自主的に、完全に手を離した形での運営というのが難しいというふうに我々のほうで判断しまして、事務局の部分に関しては、区のほうでお手伝いをさせていただいたということで、そこの部分の人件費相当の部分に関しては執行されていないという状況です。それから、印刷費に関しても内部的にチラシ等を区のほうの印刷で賄った結果、そこの経費も出ていないです。
今回の補助金に関して言うと、クラブマネジャーを養成しようということで研修を受けていただいた研修経費と、それからあと備品等、卓球台等を購入したので備品購入費に関して補助金を出したというところで、通常の運営費に関しては、一定程度、会費収入等で賄えた部分がありましたので、そこの部分に関しては支出をしていないというふうなことで、補助金に関しての不用額270万円余ですけれども、こちらの金額が不用額となって残ったというふうな形になっております。
337: ◯高澤委員 確かに、地域型スポーツクラブ、始まるまで、ランニングコストは見ますけど──じゃないや、イニシャルコストは見ますけれども、ランニングコストはそれぞれそこで賄ってくださいというお話だったと思うんですけれども、この目的として、区民の運動スポーツ活動の促進を目指すことというふうにあります。で、実際、会員数が152人で、実績というのが、延べ参加人数が活動日数171日に対して2,320、十数人というところでしょうかね。今、まだ始めたばっかりで富士見だけでやっているからこういう状況なのか、実際、これは文スポのほうでどのように受けとめているのかお聞かせいただければと思います。(発言する者あり)
338:
◯恩田文化スポーツ課長 この人数に関しては、まだ、実は、この種目が今7種目という形になっておりますけれども、バスケットに関しては1回できたんですが、またちょっと担ってくれる方が都合がつかなくなって、現在また新たな体制で行うというふうなことで、そういう意味ではまだまだ、周知はしておりますけれども、なかなか人数が集まっていないという状況で、まず、富士見の中で、もう少しエリアの中で、地域の中で参加していただける方をふやしていくような工夫が必要であるという、まだそういう育成の段階にあるというふうな認識でございます。
339: ◯高澤委員 確かに育成の段階であるということなんでしょう。ただ、これができるきっかけとなったのは、国の方針か何かでおりてきたということですよね。やっぱりどうしてもそういうふうに、ここでやりなさいと言われたからやりますよというと、なかなかうまくいかないんじゃないかと思うんですね。そこへいくと、後で聞こうと思ったんですけども、夢の島東少年野球場。あれは、今、子どもたちが学校の関係でいろいろ使っていますけれども、実は、あれ、学校でやっているんじゃなくて、地元から沸いてきて、野球をやりましょうという形で、学校に校庭を貸してくださいというような形で育ってきた少年野球なんですよ。ですから、まあ1年ぐらいでうまくいかないという言い方はちょっとあれかもしれないんですが、その辺の認識を伺いたくてちょっと質問したわけなんですが、これからどういうような形で持っていこうと思っていますか。
340:
◯恩田文化スポーツ課長 現在、この7種目に関しては、もともとサークル活動をしていたグループが母体になって動いているという状況で、ある部分、クラブ内クラブみたいな状況に、今、なっています。将来的には、クラブ内クラブではなくて、全ての方たちが横断的に使えるような形の姿を目指していきたいというふうに考えています。
できれば、総合型スポーツクラブのよさというのは、例えばバスケットをやった人たちがバドミントンとか社交ダンスもできるよというところで、いろんなことができるというところに一つよさがあるというふうに考えていますので、今は、どっちかというと、その種目だけやって自分の分は終わりという形でお帰りになるケースが多いので、そこら辺のことも、今、年に一度3月に、PRを兼ねてイベントをやっていますけれども、そういうことも、それ以外にもお互いに、クラブ内クラブというか、それぞれの種目間で交流が持てるような仕組みというのも考えていかなければいけないのかなというふうに考えています。いつ行っても何かできるというふうな形でクラブを運営していくのが理想だと思っていますので、そこの目標に少しでも近づけられるように進めていきたいというふうに考えています。
以上です。
341: ◯高澤委員 確かにクラブ内クラブというか、母体があったら、そこから広がらないでそこだけで終わってしまうということが多いと思うんですよ。戦略的に、それこそ、ほかの地域まで広げていかないと、育っていかないんではないかと思うんですね。そういうことをしようとすると、恐らく、初めの塊から反発が出てくるんだろうと思うんですけども、どのような戦略でこの目標を達成しようというふうに思っていますかね。ちょっと、(発言する者あり)うん。
342:
◯恩田文化スポーツ課長 方向性としては、今、富士見小学校の学区域の方たちが多いというのが実態としてはありますけれども、先ほどちょっと申し上げましたが、ご案内の予定表に関しては、今、まず基本的に子どもたちに来てもらいたいというふうに考えていて、各小学校にカレンダー等を配っているような状況で、まず直接的な進め方としては、隣接している学区の方たちが多分歩いて、あるいは交通手段を使ってもそうですけれども、来やすい方たちに集まっていただけるような進め方になっていくのかなというところで、そこから人の入れかえが多少出てくれば、より、当初あった、かたい枠という枠組みが、少しずつ、新しい人が入ってくることで流れが変わっていくのかなということで、ちょっとそういう意味では、人の入れかわりということを考えると、若干長期的な動かし方をしないと、理想に近づくのに時間がかかるかなというふうに思っています。
343: ◯河合分科会長 ちょっと休憩します。
午後2時57分休憩
午後3時03分再開
344:
◯河合分科会長 分科会を再開いたします。
スポーツ振興費、ほかにございますか。
345: ◯大串委員 何ページ……
346:
◯河合分科会長 146ページから149ページです。
高澤委員。
347: ◯高澤委員 ちょっと決算の調査からはずれるかもしれないんですけれども、今のところと関連して、ちょっと、夢の島東少年野球場。これ、(発言する者あり)うん、本会議でも部長答弁をいただきましたけど、現在どのような状況か、お答えいただければと思うんですけれども。
348:
◯恩田文化スポーツ課長 夢の島東グラウンドですけれども、本会議で部長がご答弁差し上げたとおりというか、差し上げた状況でございまして、昨年、測量をしています。測量をして、今、測量の結果、今度は橋をかける形になるので、多分、今、基本設計をしている状況で、そういう下準備をしている部分と、あと、その下準備ができるのと多分並行して、事業決定するための委員会なのか審議会なのかわかりませんけど、決定する場があるので、そこでやるかどうかというのが、答弁申し上げたとおり、平成27年度までにそれを決めようというふうなところです。
それで、その後、用地買収をし、あと工事に入るというところで、おおむねの見込みとしては、多分5年ぐらいはかかるのではないかと思いますが、あと、はやお議員のご質問にもありましたけれども、工事に入ったときに、直接かかってなさそうな計画になっている模様ですが、隣接地も恐らく工事をするということになれば資材を置いたり、あと、車等も入ってくるということも想定されるので、使えなくなる期間がやっぱり発生するということで、なかなか、動き出してしまった後、そうですね、多分5年ぐらいは何とかもつかもしれませんが、その後に関してはまるっきり不透明な状態というところでございます。
349: ◯高澤委員 そうしますと、来年は契約できそうで、予算化もするという予定でいるんでしょうか。
350:
◯恩田文化スポーツ課長 東京都のほうから特段動きがあるという連絡も来ておりませんので、我々のほうは来年度も引き続き継続できるものとして予算も計上していく方向で考えております。
351: ◯高澤委員 いいです、やめておきます。
352: ◯河合分科会長 よろしいですか。
353: ◯河合分科会長 ほかにスポーツ振興費、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)ないんですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
354: ◯河合分科会長 よろしいですか。
じゃあ、次に3番、図書文化財費、150ページから151ページです。(発言する者あり)
大串委員。
355: ◯大串委員 じゃあ、2番の日比谷図書文化館ですけど、司書の方によるレファレンスの件数はどのくらいあったんでしょうか。
356: ◯柳図書・文化資源課長 昨年の実績で申しますと、日比谷図書文化館におけますレファレンスの実績でございますが、データがございますので……
357: ◯大串委員 何ページでしょうか。事務事業概要の何ページ。
358: ◯柳図書・文化資源課長 申しわけございません。事務事業概要にはレファレンスの実績が載ってございませんでして、たまたま私の手元にございます、指定管理者のほうで作成してございます千代田区立図書館年報、これは既に各委員の皆様にお配りしているところでございますけれども、そちらのほうに統計データがございます。その中にレファレンスの実績としまして日比谷図書文化館1,859件となってございます。
359: ◯大串委員 何名の司書の方がいて、その1,859件ですか。
360: ◯柳図書・文化資源課長 日比谷図書文化館におけます司書の数でございますけれども、21名でございます。
361: ◯大串委員 21名。まあまあ、いるんだね。
寄せられた相談が、レファレンスの方の相談の対応が非常によくないんだというのがたまたまあったんで、みんながみんなということじゃないかもしれませんけれども、ぜひ、何というかな、利用者の声をきちんと吸い上げて、改善に結びつけてやってもらいたいと思います。
ここは館長が山岸さんですよね。だから、館長の顔が見えないということはないんですけれども、やっぱり同じように日比谷図書文化館としては、あそこは、だから何を出すんでしたっけ。利用者の皆様向けに出している、(「雑誌ですか」と呼ぶ者あり)いや、雑誌じゃなくてさ。目的というか、きちんとこういう方針で図書館の運営をやりますよというのを出しますよね、図書館。博物館だったら博物館のそういったものを出しますけど、そういったもの、どうなんでしょうか。口頭で結構ですので、どういう内容で運営を行っているのか。
362: ◯柳図書・文化資源課長 日比谷図書文化館におきましては、ただ単に図書館機能のみならず、博物館機能ですとか交流ですとか、文化交流活動等々の複合的な施設でございまして、まさに知の拠点を目指している施設でございます。ただいま大串委員のご指摘も踏まえまして、よりサービスの向上に努めてまいりたいと思っております。
363: ◯大串委員 同じように千代田図書館なんですけれども、千代田図書館の館長さんというのはどういう方なんでしょうか。お会いしたことはないんですけれども、私だけなんですかね。なかなかちょっと、男性か女性かもちょっとわからないんですけれども、(「助成でしょ」と呼ぶ者あり)女性なんですか。ちょっとご紹介してください。
364: ◯柳図書・文化資源課長 ただいま千代田図書館の館長を務めておりますのは望月館長でございまして、もともと神保町の出版界の出身でございます。昨年12月に交代をさせていただいたところでございます。
365: ◯大串委員 女性ですか。
366: ◯柳図書・文化資源課長 はい、女性でございます。
367: ◯大串委員 先ほどの生涯学習館と同じなんですけれども、前、柳さんが館長のとき、これはよくわかりました。柳さんが目指している図書館像というのはどういうものかというのは非常によくわかったんで、そこでは会話もし、どういう図書館を目指しているのかというのは、私たち利用者にもわかりました。今、館長が女性というのも初めてわかったような次第で、確かにサービスがよくて、行けば、それはコンシェルジュの方がいて席も立派だし、そういうあれはあるんですけれども、大体図書館とか、そういう博物館というと、名物館長がいて、その館長を目指して来るというお客さんもいるんですけれども、館長の顔が見えない図書館というのは、また珍しい図書館だなというふうに思うんですよ。だから、そういう館長の顔も載せて、どういう図書館なんだという、そういうものも、出す便りとか通信でも結構ですが、さっきの生涯学習館と同じように、利用者の方と会話ができるような、そういったものをぜひ出してもらいたいです。出しているんであれば、こういうのを読んでくださいよでも結構です。
368: ◯柳図書・文化資源課長 実は12月に千代田図書館が交代をしたということを先ほど申し上げましたけれども、交代した折に千代田図書館におきましても年4回ほど情報紙を出させていただいておるんですけれども、その中に望月さんのプロフィール等をご紹介させていただいております。そこら辺ちょっと、なかなか目に触れなかったのは大変残念なんですが、より、もっと図書館長が見えるような形にさせていただきたいなと思っております。定期的に私ども担当者と図書館の幹部が打ち合わせをする中で、そういったことも申し入れていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
369: ◯河合分科会長 よろしいですか。(発言する者あり)はい。
ほかに。寺沢委員。
370: ◯寺沢委員 事務事業概要の350ページに、ここの図書館、日比谷図書館、全部出ているんですけれども、ここでもって日比谷図書館、上のところですね、日比谷図書館の決算に対して25年度の当初予算が減っているんですね。で、これはどんな理由で減額になったんでしょうか。
371: ◯柳図書・文化資源課長 平成24年度の決算額に比べて、25年の当初予算、確かに減ってございます。実は、24年度は、日比谷図書文化館開館1周年記念ということで、特別展示を企画させていただきました。その予算が大体約4,000万円ほど計上させていただいた、主にその差額かと思います。
372: ◯寺沢委員 わかりました。じゃあ、人件費とか蔵書とか、そういったようなところは特段に変化はないということなんですね。
で、図書館事業運営一般に入ってもいいですか。
373: ◯河合分科会長 いいです。
374: ◯寺沢委員 その下のところは、これは大幅にふえていますよね。これは、何でこんなにふえたんですか。
375: ◯柳図書・文化資源課長 主に、ふえた理由としましては、平成24年度から25年にかけて、日比谷図書文化館の環境整備ということで、実は文化財事務室、旧四番町歴史民俗資料館の職員も日比谷図書文化館のほうに移転しているわけなんですけれども、指定管理者と事務室が一緒でございまして、かなり狭隘ということで環境整備を図るために年度末に移転させていただくことになりまして、そのための経費を平成25年度、運営一般経費に積ませていただいたところでございます。
376: ◯寺沢委員 それから、354ページのほうに登録者とか受け入れ数とか蔵書の数とか、るる、貸し出し数が記載されているんですけれども、これでそれぞれのところを比べてみたんですけれど、蔵書の受け入れ数というところで、それでこの図書館年報のほうを見たら、受け入れ数、千代田図書館8,097、日比谷が8,064で、雑誌のほうが、これ、日比谷のほうが倍くらいになっていますよね。このマックスで、要するに一番多く蔵書として維持していく、下のほうにも関連するんですけれど、数というのはそれぞれどのくらいですか。例えば、ここの本館であれば15万くらいかなという認識があったんですが、下のところを見たら16万9,900、約17万冊になっていますよね。で、日比谷のほうは19万冊と、現時点でね。これ、どの程度までキャパというか方針というか、持っているんですか。
377: ◯柳図書・文化資源課長 ただいまのご指摘でございますけれども、どれぐらいまで本が収納できるかということかと思います。図書館では、一般的に本棚で貸し出しに供するために開架している蔵書数と、あとは閉架書庫というところに保管している書庫、そういったものをあわせてこちらの数になってございまして、千代田図書館はご存じのように、この合同庁舎の9階、10階でございますけれども、決して広いスペースはございません。蔵書数マックスとしては約18万とか20万ぐらいではないかというふうに伺ってございます。
378: ◯寺沢委員 18万から20万。
379: ◯柳図書・文化資源課長 はい。日比谷図書文化館、今こちらは19万冊ということですけれども、32から35万ぐらいというふうに聞いてございます。日比谷のほうがまだ余裕があろうかということでございます。
380: ◯寺沢委員 そうしますと、当然、それぞれが方針を出していましたよね。どんな本を集中的にまずそろえていくかというのが出ていましたね。それで一定程度購入する、あるいは寄贈を受けるんですか。それと同時に、廃棄のほうもやっていますよね。そのバランスといいますか、それはどんなようなところで、具体的に毎年、廃棄というのはどのくらいやっているんですか。
381: ◯柳図書・文化資源課長 ご指摘のとおり、毎年毎年本を購入してございますので、前年の蔵書数にその購入数を足せば、現在の蔵書数かと思いますけれども、必ずしもそうとはなっていない部分の差額冊数が毎年廃棄に供している冊数でございまして、今ちょっと計算してみないとわからないんですが、具体的な数字はちょっとございませんけれども、毎年やはり古くなったもの、または雑誌なんかについても、もう提供しないものについては、千代田図書館もそうですけれども、どうぞご自由にお持ちくださいという形で一般の利用者に供しているところでございます。
382: ◯寺沢委員 一般の。
383: ◯柳図書・文化資源課長 図書館利用者に……
384: ◯寺沢委員 利用者に。
385: ◯柳図書・文化資源課長 提供しているものもございますし、または廃棄するものもございます。
386: ◯寺沢委員 どの程度かはわからない。
387: ◯柳図書・文化資源課長 はい。ちょっと、手元に数字がございません。申しわけございません。
388: ◯寺沢委員 じゃあ、後でその廃棄の数を教えてください。
それと、今おっしゃっていたように、前、古い旧図書館のときは、庁内に大々的に何日から何日まで、ご自由にお持ちくださいというのが、我々のほうにまで呼びかけがあったんですよ。最近、もう、別にそれをもらいに行くのはどうかわかりませんけれど、やっぱりこの施設でこういうふうにしてやっているよとなれば、どんな方が来て、どんなふうに持っていかれて活用なさるのか、そこら辺も初めて、私はもう全部、事業者に払い下げみたいにしてやっているのかなという認識でいましたから、今初めてそれをやっているというのがわかりました。その周知の仕方はどういうふうにしていますか。張ってあるのかな。
389: ◯柳図書・文化資源課長 周知の仕方としましては、館内利用者、お見えになったところでちょっとしたスペース、ワゴンじゃないんですけれども、棚というか台がございまして、そちらにあるところにご自由にどうぞお持ちくださいというふうに張り紙を張って、PRしているところでございます。
390: ◯寺沢委員 そうすると、外にはそういうことは一切、行ってみて初めて、ああ、ここにきょうはそういうものがあるんだというのがわかる状態なんですね。そうすると、定期的にやるというんじゃなくて、もうそのときそのとき、どうやってそれをチョイスして、いつの時点でやるんでしょうかね。決まってやるんじゃないですか。例えば年度末とかなんかにやるということじゃないんですか。
391: ◯柳図書・文化資源課長 毎週毎週、選書委員会というものを開いておるということ、日比谷も千代田もそうなんですが……
392: ◯寺沢委員 毎週開いているんですね。
393: ◯柳図書・文化資源課長 ええ。毎週やってございまして、その中で当然、購入する本または廃棄する本を合議で皆さんで決めて、廃棄をしているというふうに伺ってございます。
394: ◯寺沢委員 もしあれだったら、利用者には多少わかるような、そのとき来てたまたまラッキーというんじゃなくて、わかるような計画的なやり方をされたほうがいいんじゃないかなと思うんですけどね。検討してみてください。
それからあと、この年報のほうで気づいた点とか希望とか、こう、るる書かれていますよね。それで、ここの図書館に関しては、本館に関しては、開館時間を早めてほしいという希望が11件ですか、かなり多く来ているんですけれど、その検討というか、どんなふうに捉えていらっしゃいますか。
395: ◯柳図書・文化資源課長 ご指摘、今ございました千代田図書館の開館時間は10時から平日は夜の10時まで滞在型の図書館を目指しているということで名を知れているところでございますけれども、確かにここ毎年、利用者アンケート等々を受けますと、開館時間をもう少し早くできないかということの意見を伺っているところであります。
私のほうからこのことにつきましては、つい最近、特に夏休み期間中だったんですけれども、常に開館前から何人か並んでいるんです。特に夏休み、学生・生徒らがたくさん来て、より並んでいるという状況を把握しておりまして、何か工夫はできないかということで、指定管理者側のほうに投げかけているところでございます。ただ、開館時間をただ単に延ばすということになりますと、当然、指定管理料等で人件費との絡みもございますので、それらをよくよく精査、費用対効果等も精査した上で検討すべきことというふうに認識してございます。
396: ◯寺沢委員 まあ、そういう認識だというのはわかるんですけれども、やっぱりスペースも狭いですよね。だから、朝から、早くから来て一日中使われてしまう方もいないではないかと思いますけれども、多少の混雑の緩和みたいな視点からも、それから、やっぱり住民の希望があるというところを捉えて、前向きに考えていただけたら、当然、指定管理料、人件費の部分にさわってくるんでしょうけれども、考えていただきたいと思うんですけど、どうでしょうかね。
397: ◯柳図書・文化資源課長 委員のご指摘を踏まえて、何らかの改善ができるかどうか、検討させていただきたいというふうに考えております。
398: ◯寺沢委員 ありがとうございます。
それからまた、さっきのところで354ページの上段のところなんですけれども、千代田図書館、日比谷図書館、四番町図書館と見てみますと、日比谷図書館の在住者の登録数が極端に、これ、少ないんですよ。これはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。
399: ◯柳図書・文化資源課長 日比谷図書文化館の在住者の登録数が少ないではないかというご指摘でございますけれども、これはあくまでも登録した図書館がということでございまして、利用者が少ないということにつながるものではございません。千代田図書館で登録をしても日比谷図書文化館でも使えますし、日比谷図書文化館で登録をしても四番町、千代田図書館、全ての図書館でもご利用が可能となってございます。たまたま開館してから間もない、まだ2年たっていないというところで、そういったことも手伝って、少ないのではないかというふうに考えております。
400: ◯寺沢委員 今おっしゃいましたけど、それじゃ、この貸し出し数のほうで、隣のページですね、見ますと、貸し出し数も千代田図書館が30万点ですか、そして、四番町図書館が26万点、で、日比谷が11万2,000点ですよ。だから、やはり今おっしゃったような理由だけじゃないと思いますよ。何とか、これやっぱり区民の税金で運営している部分が多いわけですから、何度も私言わせていただいているように、利便性をよくするということをもう少し前向きに、これも前向きに検討していただければ、非常に場所もいいし、本だけじゃなくて、樹木も多くて、イベントもやっていたりして、いいところなんですから、区民サービスという意味でも──まあ、この図書館のところだけじゃないと思いますね。それこそ横断的に、庁内で横断的に検討して位置づけをしていただけるように検討していただけたらありがたいんですけど、どうでしょうか。
401: ◯柳図書・文化資源課長 委員が今ご指摘いただきましたように、より区民サービス、区民の利便性が向上できるように努めてまいりたいというふうに考えます。
402: ◯寺沢委員 で、やっぱり庁内、そこだけでそう言ったって、まあお気持ちは多分そうあるんで──あ、失礼しました。
403: ◯河合分科会長 寺沢委員。
404: ◯寺沢委員 お気持ちはそう思って、担当者として思っていらっしゃるのは十分わかるんですけど、やはりそこだけでなかなか解決しないと思いますね。じゃあどうするのか、具体的に。だから、それはやっぱり、大きな課題として庁内で検討していただけるようは働きかけを担当者としていただきたいと思うんですけど、いかがですか。
405: ◯柳図書・文化資源課長 委員がご指摘の利便性というのは、図書館としての利便性でないことのご指摘でございますか。(発言する者あり)
図書館サービスの向上ということでは、私ども……
406: ◯寺沢委員 いや、図書館のサービスというんじゃなくて、ルート。行くのに不便、ごめんなさい、表現が悪かったですね。(「バリアフリー」と呼ぶ者あり)登録者数も、本来なら、蔵書から言えば一番多いのに、登録者数も少なくて、貸し出し数も四番町よりも少なくてということは、足の便が不便じゃないかと。ごめんなさい、表現が足りなかったんですけどね。だから、そのルートの、区民に対するルートの確立を庁内で議論していただけるように、担当者として働きかけていただけませんかということです。
407: ◯河合分科会長 図書・文化資源課長のところだけじゃなくて、いわゆるバリアフリーを兼ねて、地下鉄も──前にも出たんですよね、これ。
408: ◯寺沢委員 そうそうそうそう。
409: ◯河合分科会長 駅が、非常に、エレベーターがないから、あそこのところ、歩かなきゃいけないと。
410: ◯寺沢委員 そう。63番……
411: ◯河合分科会長 そうすると、交通のいわゆるバリアフリー化がなされていないから、なかなかあそこに行かないんじゃないですかという質問があったんで……
412: ◯寺沢委員 まあ、場所が離れていてね。(発言する者あり)
413: ◯河合分科会長 うん。それも含めて、庁内でもう一回議論をしていただけませんかねという質問ですよね、その構築に向けて。話し合っていただきたいということなんですけど。
414: ◯柳図書・文化資源課長 ご指摘を踏まえまして、そういったことの改善ができるのかどうか、働きかけをしてまいりたいと思います。
415: ◯寺沢委員 よろしくお願いします。
416: ◯河合分科会長 はい。よろしいですか。
ほかに図書文化財費、150ページから151ページ、ございますか。
417: ◯大串委員 3番の文化財保護事業ですけれども、以前、文化財総合調査ということで予算をとって、何年間かやりましたけど、今はないですね。どうなっているんでしょうか。
418: ◯柳図書・文化資源課長 ご指摘の文化財総合調査でございますけれども、平成23年度に総合調査を実施させていただきまして、区内の文化財、文献調査、実地調査を実施いたしまして、成果報告書が作成されております。
419: ◯大串委員 文化財総合調査の検討ということで、当初1年間ぐらいやったのかな。で、これは、やり始めたら5年から10年かかりますよということでございました。いわゆる麹町から神田エリアにかけて、民間の方がお持ちになっている貴重な文化財を把握するということですから、それを把握しないと区外に全部流出してしまいますよということで、今までも千代田区にあった数々の文化財が、収集しているほかの自治体に全部流れていったということもありますので、千代田区としてはきちんと総合調査をやって区内のものはきちっと区内に残せるような体制をとらなくちゃいけない。これは物的なものはそうです。前、「てけてん小僧」が発見されたときにそれを提案して、そういう事業がスタートしたんですよ。
それから、知的なものもそうです。高齢者だから知っている千代田区の歴史があります。これもきちんと保存しなくちゃいけない。だから、それを両方あわせて文化財総合調査ということでスタートしたわけですから、1年、平成23年度でやって報告書がありますよというレベルのものじゃありません。
420: ◯柳図書・文化資源課長 すみません。手元にお持ちすればよろしかったんですが、実は、委員がご指摘のとおり、4年、5年は優にかかるということでまさにそのとおりでございまして、当初のきっかけは、たしかそういったご指摘のあったとおり、文化財総合予備調査からまず始めまして、19年度に実施させていただき、まずは文献調査を中心に区内にあるものの掌握に努めさせていただいたところでございます。
さらに、それを踏まえて現地調査も踏まえてということを前提に、文化財総合調査を平成23年度に実施させていただきました。それをベースに区内の文化財保護行政として努めさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
421: ◯大串委員 だから、23年度にやりましたと。今後とも、だからそれは継続してやらないと、調査は終わらないでしょ。だから、5年、10年、12年かかりますよと今言われたとおりなんで、それが単年度で終わる事業じゃありませんので、毎年予算を計上して、きちんと把握していかなくちゃいけない大変な作業で、しかも千代田区という歴史、由緒あるところだから、何で今までそれをやっていなかったのということなんですよ。ですから、それを確実にやってもらいたい。
422: ◯柳図書・文化資源課長 失礼しました。委員がご指摘のことを踏まえまして、再度、持ち帰りまして内部で検討させていただきたいと思います。
423: ◯河合分科会長 ほかにございませんか。どうぞご遠慮なく。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
424: ◯河合分科会長 それでは、これで区民生活部の一般会計歳出の調査を終了いたします。
続きまして、一般会計歳入に入らせていただきます。
最初に特別区民税、21ページから25ページ。ございますか。いいですか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
425: ◯河合分科会長 次に軽自動車税、24ページから25ページ、同じところです。(発言する者あり)なかったらなしとかなんとか……
426: ◯大串委員 ご説明はないんですか。いつも説明がありますけど、聞いて、こうやるじゃないですか。
427: ◯河合分科会長 あ、聞いてましたっけ。説明はありますか。(発言する者あり)
特別区たばこ税、24ページから27ページです。説明はございますか(「説明はありません」と呼ぶ者あり)なし。はい。(「なしです」と呼ぶ者あり)
次に負担金、46ページから47ページ。区民生活費負担金です。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
428: ◯河合分科会長 はい。
次に使用料及び手数料、50ページから51ページ。区民生活使用料、説明はありますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
429: ◯河合分科会長 はい。
次、手数料。区民生活手数料、56ページから57ページ、説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
430: ◯河合分科会長 次、国庫補助金。区民生活費補助金72ページから73ページ、説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
431: ◯河合分科会長 次、区民生活費委託金、72ページから73ページ。説明はありますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
432: ◯河合分科会長 はい。
次、都支出金に行きます。区民生活費補助金、78ページから79ページです。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
433: ◯河合分科会長 次に、区民生活費委託金88ページから89ページです。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方はよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
434: ◯河合分科会長 はい。
次に、財産貸付収入、96ページから97ページです。説明はございますか。(発言する者あり)委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
435: ◯河合分科会長 次に、寄附金に行きます。寄附金、98ページから99ページ。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
436: ◯河合分科会長 はい。
指定寄附金、同じページです。98ページから99ページ。生涯学習事業寄附金も含めて、説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
437: ◯河合分科会長 はい。
次に、諸収入です。延滞金、106ページから107ページ。説明はございますか。(発言する者あり)なし。
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
438: ◯河合分科会長 はい。
次、加算金、106ページから107ページ。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
439: ◯河合分科会長 はい。
次、過料です。106ページから107ページ、説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
440: ◯河合分科会長 なし。はい。
次、貸付金元利収入。106ページから107ページです。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
441: ◯河合分科会長 なし。はい。
次に滞納処分費、110ページから111ページです。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
442: ◯河合分科会長 なし。
弁償金、110ページから111ページ。説明はありますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
443: ◯河合分科会長 なし。
次、保養施設賄収入、(発言する者あり)110から113ページ。説明はございますか。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
444:
◯河合分科会長 はい。
次に配当割等取戻金、114ページから116ページ。区民生活部の雑の収入も入れてですけれども、ございますか、説明。(発言する者あり)
委員の方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
445:
◯河合分科会長 なし。おしまいだな。(「おしまい」と呼ぶ者あり)はい。これで、区民生活部の一般会計の歳入、全て調査を終了とさせていただきます。これにて本日の区民生活部の所管分、全て調査を終了いたしました。明日は保健福祉部になりますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、きょうはこの程度をもって閉会といたします。ご苦労さまでした。
午後3時41分閉会
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