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  1. 千代田区議会 2007-01-29
    平成19年保健福祉文教委員会 本文 開催日: 2007-01-29


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成19年保健福祉文教委員会 本文 2007-01-29 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 135 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯山田委員長 選択 2 : ◯山田委員長 選択 3 : ◯山田委員長 選択 4 : ◯黒川子育て推進課長 選択 5 : ◯山田委員長 選択 6 : ◯高山委員 選択 7 : ◯黒川子育て推進課長 選択 8 : ◯山田委員長 選択 9 : ◯山田委員長 選択 10 : ◯黒川子育て推進課長 選択 11 : ◯山田委員長 選択 12 : ◯竹田委員 選択 13 : ◯黒川子育て推進課長 選択 14 : ◯山田委員長 選択 15 : ◯黒川子育て推進課長 選択 16 : ◯山田委員長 選択 17 : ◯竹田委員 選択 18 : ◯山田委員長 選択 19 : ◯竹田委員 選択 20 : ◯山田委員長 選択 21 : ◯竹田委員 選択 22 : ◯山田委員長 選択 23 : ◯松本委員 選択 24 : ◯黒川子育て推進課長 選択 25 : ◯松本委員 選択 26 : ◯黒川子育て推進課長 選択 27 : ◯竹田委員 選択 28 : ◯松本委員 選択 29 : ◯竹田委員 選択 30 : ◯山田委員長 選択 31 : ◯竹田委員 選択 32 : ◯山田委員長 選択 33 : ◯黒川子育て推進課長 選択 34 : ◯竹田委員 選択 35 : ◯松本委員 選択 36 : ◯山田委員長 選択 37 : ◯黒川子育て推進課長 選択 38 : ◯竹田委員 選択 39 : ◯山田委員長 選択 40 : ◯竹田委員 選択 41 : ◯山田委員長 選択 42 : ◯高山委員 選択 43 : ◯松本委員 選択 44 : ◯高山委員 選択 45 : ◯竹田委員 選択 46 : ◯高山委員 選択 47 : ◯竹田委員 選択 48 : ◯高山委員 選択 49 : ◯竹田委員 選択 50 : ◯松本委員 選択 51 : ◯山田委員長 選択 52 : ◯山田委員長 選択 53 : ◯竹田委員 選択 54 : ◯山田委員長 選択 55 : ◯黒川子育て推進課長 選択 56 : ◯山田委員長 選択 57 : ◯木村委員 選択 58 : ◯黒川子育て推進課長 選択 59 : ◯竹田委員 選択 60 : ◯山田委員長 選択 61 : ◯山田委員長 選択 62 : ◯黒川子育て推進課長 選択 63 : ◯山田委員長 選択 64 : ◯山田委員長 選択 65 : ◯中島次世代育成支援担当課長 選択 66 : ◯山田委員長 選択 67 : ◯松本委員 選択 68 : ◯山田委員長 選択 69 : ◯大矢教育総務課長 選択 70 : ◯山田委員長 選択 71 : ◯寺田健康推進課長 選択 72 : ◯山田委員長 選択 73 : ◯竹田委員 選択 74 : ◯寺田健康推進課長 選択 75 : ◯竹田委員 選択 76 : ◯寺田健康推進課長 選択 77 : ◯竹田委員 選択 78 : ◯寺田健康推進課長 選択 79 : ◯竹田委員 選択 80 : ◯寺田健康推進課長 選択 81 : ◯竹田委員 選択 82 : ◯寺田健康推進課長 選択 83 : ◯竹田委員 選択 84 : ◯山田委員長 選択 85 : ◯寺田健康推進課長 選択 86 : ◯竹田委員 選択 87 : ◯山田委員長 選択 88 : ◯竹田委員 選択 89 : ◯山田委員長 選択 90 : ◯竹田委員 選択 91 : ◯渡辺教育委員会事務局次長 選択 92 : ◯竹田委員 選択 93 : ◯渡辺教育委員会事務局次長 選択 94 : ◯竹田委員 選択 95 : ◯山田委員長 選択 96 : ◯山田委員長 選択 97 : ◯大矢教育総務課長 選択 98 : ◯山田委員長 選択 99 : ◯竹田委員 選択 100 : ◯大矢教育総務課長 選択 101 : ◯山田委員長 選択 102 : ◯竹田委員 選択 103 : ◯山田委員長 選択 104 : ◯大矢教育総務課長 選択 105 : ◯松本委員 選択 106 : ◯大矢教育総務課長 選択 107 : ◯松本委員 選択 108 : ◯大矢教育総務課長 選択 109 : ◯山田委員長 選択 110 : ◯山田委員長 選択 111 : ◯門口副参事 選択 112 : ◯竹田委員 選択 113 : ◯門口副参事 選択 114 : ◯竹田委員 選択 115 : ◯門口副参事 選択 116 : ◯竹田委員 選択 117 : ◯門口副参事 選択 118 : ◯竹田委員 選択 119 : ◯門口副参事 選択 120 : ◯竹田委員 選択 121 : ◯門口副参事 選択 122 : ◯山田委員長 選択 123 : ◯門口副参事 選択 124 : ◯山田委員長 選択 125 : ◯門口副参事 選択 126 : ◯山田委員長 選択 127 : ◯門口副参事 選択 128 : ◯山田委員長 選択 129 : ◯門口副参事 選択 130 : ◯竹田委員 選択 131 : ◯大井所長 選択 132 : ◯竹田委員 選択 133 : ◯門口副参事 選択 134 : ◯山田委員長 選択 135 : ◯山田委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午後1時33分開会 ◯山田委員長 ただいまから保健福祉文教委員会を開会いたします。  座って進めさせていただきます。  欠席届が出ております。服部生活衛生課長、それから、酒井教育指導課長、お二人とも公務のためでございます。  出席理事者につきましては、本日の報告事項に関係ない理事者は自席待機とさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  本日の進め方ですけれども、お手元にきょうの日程をお配りしてございます。この順番で進めたいと思います。よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯山田委員長 資料の確認はよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 3: ◯山田委員長 一応確認していただいたということで、議題に入りたいと思います。  まず、報告事項、保健福祉部、(1)平成19年度保育園保育料について、説明をお願いします。 4: ◯黒川子育て推進課長 それでは、平成19年度の保育園保育料につきまして、資料に基づきご報告をいたします。  これは、第1回定例会に条例を提案する予定でございます。内容は、定率減税の縮減によりまして、来年度、19年度の保育料に影響があり、その保育料の上昇を抑えるため条例改正を予定しているものでございます。この条例は、平成19年度限りの特例措置ということで予定してございます。  それでは、資料に沿って説明をいたします。  まず、改正の理由といたしまして、所得税法の改正によりまして、平成18年1月から12月分の所得税の定率減税が、改正前の20%から10%に引き下げられます。その結果、所得税が実質上昇いたします。ご案内のとおり、保育園の保育料は前年分の所得税額をもとに算定をしております。したがいまして、この税額の上昇によりまして保育料が上がる世帯が出ます。これは全部ではないんですけど、影響を受ける世帯は、保育園利用世帯の大体4割近くになると推測されます。この保育料の上昇額、幾らぐらい上がるかということでございますが、これはお子さんの人数、お一人だとかお二人だとか、その人数ですとか、年齢によっても保育料に差がございますので、一概には言えませんが、世帯によって2,000円から5,000円程度は多いというふうに見込んでおります。区といたしましては、子育て世帯の経済的負担感を減少させることにより少子化対策に資するため、規定を整備して保育料が上昇しないような工夫をするということでございます。  改正する条例は、区立保育園、千代田区保育の実施に関する条例、それから、区立こども園の条例でございます。  内容は、今お話し申し上げましたとおりなんですが、児童福祉法あるいは厚生労働省の通知に準じて所得税額の定義があります。そのまま適用すると20%から10%の縮減で所得税額そのものが上がりますので、定率減税を10%ではなく20%を適用した、そういうことで計算して保育料を算定するということでございます。  裏をめくっていただきまして、これはモデルケースとして参考につけてございます。父、母、子2人の4人世帯で、ご両親の収入がそれぞれ660万円というふうに仮定してございます。18年度、これは現行ですけども、現行は17年分の所得税額が両親合わせまして約55万円、この55万円に対して保育料は、階層を参考につけておりますけども、Dの18階層ということで、4歳のお子様は1万8,000円、2歳のお子様は30%の減額適用として3万380円、合計で4万8,380円ということでございます。これが現行の保育料をいただいている額でございます。  19年度、何もしないとどうなるかといいますと、上の段、18年分所得税額が約62万円になります。そうしますと、階層が1ランク上がりましてDの19になります。すると、4歳のお子様は変わりません。2歳のお子様は1ランク上がることで大体4,000円近く上がるということで、真ん中に条例改正がありますけども、この条例改正は定率減税の縮減が20%から10%、その縮減がなかったものとして20%の定率減税を適用して保育料を算定するということで、18年度収入が変わらなければ同じように55万円に所得税を算定し、Dの18階層ということにするというものでございます。  3枚目に現行の保育園保育料がございます。これはちょっと細かいんですが、今お話し申し上げたのは、階層がA、B、C、Dとありまして、Aは生活保護世帯、Bは区民税の非課税世帯、Cは区民税の均等割のみということで、A、B、Cは所得税がかからない。かからない世帯についてはこういう区分をしております。所得税がかかる世帯については、Dの1からDの21まで21段階のランクを設けております。したがいまして、上の5ランクにつきましては所得税がかからないということでございます。今回改正するのは、Dの1から21までの部分の所得税について、定率減税が20%から10%になるのを20%ということで、そういう積算をするということでございます。
     それで、所得税が課税されない世帯、上の5ランクですね。まず、生活保護世帯は影響ありません。区民税の非課税世帯も影響ありません。区民税も定率減税が縮減されまして、影響があるかないかという疑問も持たれるでしょうから、ちょっと先に説明をいたしますと、まず生活保護世帯は影響がない。区民税の非課税世帯も影響がない。区民税の均等割も影響がない。所得割が5,000円未満と5,000円以上、5,000円以上については、税額が少し変わっても金額は変わりませんので影響はないと。影響が出る可能性があるのがCの2ランクの方でございます。Cの2ランクに現在適用されている方は、子どもさんの数が5人で4世帯の方がいらっしゃいます。この方々は、個々に所得を調べたところ、来年はCの2ではなくて、所得の関係でCの1ランクの適用になります。ということで、所得の低い方についても今回所得税の20%から10%を20%に算定することだけで、全体には影響がないということで考えてございます。  説明は以上でございます。 5: ◯山田委員長 条例提案される予定ということですので、今のご説明、理解を深めるという範囲の中で質疑をお願いしたいと思います。ございますか、質疑。 6: ◯高山委員 これは、定率減税については2年間で、この19年度で全部なくなるということですよね。当然この20%というのは、この後もずっとやっていくということの理解でいいんですか。この19年度適用される部分は、もっと税金が増えるよね。18年で10%、19年で10%で、定率減税が全部なくなるという仕組みですよね、国の方は。だから、20%の減があったものというふうにこれから先も行くということ。そうじゃないんですか。 7: ◯黒川子育て推進課長 今、委員ご指摘のとおり、今年、19年の1月から12月は定率減税が廃止されまして、ないんですけど、税制そのものが、税率が変わりまして、住民税と所得税のフラット化によりまして、住民税が増える分、所得税の方が一般的には減る見込みでございます。例えば、大まかな試算なんですけれど、2枚目をもう一回ごらんいただきたいんですけど、19年度は何もしないと62万円という所得税額ですが、19年の所得税について、この62万円が、これは個々のいろんな扶養控除等々で変わってきますが、試算ではこれが47万円ぐらいになると。もともと税額が、住民税が上がる分、所得税が下がるんです。ということで、この20%適用の期間としては、冒頭申し上げたように19年限りの特例措置としたいというふうに考えてございます。 8: ◯山田委員長 ほかにございますか。また定例会中で議論できると思いますので、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 9: ◯山田委員長 それでは、次に参ります。  これも予定案件ですね。(2)千代田区次世代育成手当について、説明をお願いします。 10: ◯黒川子育て推進課長 それでは、千代田区次世代育成手当につきましてご報告を申し上げます。  大きく改正を予定している点は3点ございます。1つ目が、児童手当の3歳未満の乳幼児加算に伴うもの、5,000円が1万円になるというものが1点。2つ目が医療費助成。またちょっと後でご説明しますが、医療費助成との関係を踏まえまして、これまで小学生につきましては1,000円の加算をしてきたところでございますが、それを見直すということが2点目。最後に、外国人登録者の児童が日本に居住していない場合、手当を支給しないこととする見直しの、大きくは3点でございます。  では、資料に基づいて中身に入らせていただきます。  改正理由といたしましては、子育て推進の一環として児童手当に乳幼児加算が創設されたことに伴い、区の自治事務としての手当である次世代育成手当についても、児童手当と同等の支給内容とするため改正を行います。あわせまして、今申し上げたように、支給が適当でないと考えられる場合であっても、現行の規定上では手当が支給されてしまう事例があることから、これを改めるため規定を整備しようというものでございます。  改正内容としては、まず1、3歳未満の乳幼児に対する次世代育成手当の額を、第1子及び第2子について月5,000円増額して、月額5,000円のところを1万円とすると。2点目としては、医療費助成制度との関係を踏まえ、加算額について見直しを行う。小学生の加算額1,000円については、医療費助成を10月から予定しておりますので、10月からは廃止すると。3点目は、外国人登録をしている者であっても、養育する児童が日本国内に居住していない場合、これは自治事務としての手当を支給しないこととするという3点でございます。施行日については4月1日。ただ、3点目の外国人の、支給しないこととするについては、これは一定の経過措置期間を設けるつもりでございます。  3点目の、具体的な、実際どういう状況かということをちょっとご説明いたしますと、外国人登録者で児童手当を今受給されている方が約40件ほどございます。そのうちそのお子様が外国に住まわれているケースが4件ほどあります。これは、児童手当では極めてまれな例なんですけども、児童手当の中では、これは対象扱いなんです。次世代育成手当も児童手当に準拠してそういった条例の枠組みをつくったもので、今の条例の中身ですと、児童手当を受給していれば次世代手当も、加算額とかそういったところは受給できてしまうということです。この4件の方はまだ小さいお子様なんですけれども、外国に住まわれている。この方が、例えば小学生の年齢、中学生の年齢、高校生の年齢になった場合に、外国に住まわれていても千代田区の手当の受給対象者となるということになります。現在は、申請はありませんので支給はゼロです。  ただ、問い合わせは今1件来ておりまして、その問い合わせの方の世帯構成は、お子様がたしか4人いらっしゃいまして、外国からお子様を3人連れて千代田区に働きに来ている。その3人は区内にお住まいなんですね。1人は本国に残して働きにいらしていると。そういう方がいらっしゃいます。この方は、問い合わせに来てまだ必要な書類も提出されていないので、申請を受け付けたということにはなっておりませんが、そういうケースもございます。今後は、そういった外国人登録者の中であっても、外国の児童に対して次世代手当を支給すべきかどうかということで考えたんですが、自治事務としての趣旨を考えた場合に、そこまではいかがなものかということで、今回適当でないというふうに判断をして条例改正をする予定でございます。  以上です。 11: ◯山田委員長 ちょっとややこしいところがありますけど、質疑ございますか。 12: ◯竹田委員 申請はどのぐらいになっていますか。 13: ◯黒川子育て推進課長 申請は約3,000件になっております。それで、約2,500件は支給を開始していると。あと残りの500件なんですけれども、まだ100件程度は書類の不足がありまして、それを往復で交換している最中でございます。残りの400件弱については、これは送るときに子どもさんがいる世帯全員、4,000世帯に送りましたもので、実は未就学児のみの方については国の児童手当対象者なんですね。次世代手当からはプラスアルファはありません。そういった方にも今回全員ということで送ってしまった関係で、対象者じゃないんです、次世代育成手当の。次世代育成手当は、ちょっとややこしいんですけど、児童手当も含んで次世代育成手当と言っているものの、国の制度の手当をいただいている方については、そこには上乗せして払ってはいないんです、未就学児については。そういった方が二百数十件いらっしゃいます。あとは、滞納の方が100件ちょっといらっしゃいます。 14: ◯山田委員長 滞納で支給対象外になっちゃうの。 15: ◯黒川子育て推進課長 ええ、支給対象外となります。例えば、税金ですとか国民健康保険料ですとか、そういった滞納の方がいらっしゃいます。 16: ◯山田委員長 ほかにございますか。 17: ◯竹田委員 意見として。千代田区だけが次世代育成と言っているじゃないですか。それで、ほかの区では児童手当と言っていて、千代田は今まさに言われたとおり次世代と言っているじゃないですか。そこは、わかっているから、こちらは。だけど、全体の説明になるとすごく矛盾した話を、全部が全部矛盾しているわけじゃないけど、一部矛盾した話をしているなとずっと思っていたんですよ。今回初めて送ったことで、実際はそうなんだということを認識されたのか。それとも、前から認識していても──前から認識していたらそういうふうにはならないんじゃないかと思うんだけど。こちらは、いつも協力している立場から言うと、頭の中が妙な構造になっていて、はっきり言って不愉快だなというふうに思っていましたけど、とりあえず今回1万円になるでしょう。(「3歳まで」と呼ぶ者あり)そうそう。それは国の手当ですよね。だから、そこのところは、千代田としては次世代育成手当と言いたいんだろうけど、何とも……。どう言おうかな。私がそっちの立場だったら非常にそれは難しいけども、区民に対してはある意味、そういう説明をしてもわからないかな。状況としてはそうなんでしょうけど、改めて送ってしまったということを踏まえて、きちんと今後の対応を考えていただきたいというふうに発言していく以外ないかなと。ちょっと言っている方も苦しいんだけど、そういうことですよね。ほかの区がやっている制度にプラスアルファを、千代田区としては次世代育成という意味でつけているのであって、全体が次世代育成というふうにとらえてしまうということは、そこをつつかれるわよということは思っていますよ。そういうふうには思わないですか。改めて聞くけど。  要するに、ほかの区は児童手当でやっていて、千代田は次世代ですよと。だから、結果送っちゃったということになるのかわからないんだけど、そこのところの整理を、千代田区として今後次世代育成手当をやっていく中で、財調で見るということ。これ、独自で区民税からもらったところから出していると。お金には印をつけられないから、区民から集めたお金が次世代手当にストレートに行っているならば、それは区民からのエールよというふうに言えるけども、ある意味国がやっていることとか都がやっていることを含めて、こっちがやっていますと。平たく言っちゃうと、そういう話はないんじゃないのと思うので、一言意見で言います。そう思いませんか。 18: ◯山田委員長 包括的に次世代育成手当と言っていると思うんだよね。 19: ◯竹田委員 ごめんなさい、これでやめます。だから、次世代育成手当プラス医療費、この次こっちに出てくるけども、医療費と言っていたものを、はっきり言えば包含されているよと言ってきたのは千代田区ですよ。まさに私なんか、おかしいんじゃないのと頭の中にあっても、それは執行機関が言って、協力している立場からしたら、それはそういうふうに説明しましたよ、区民に。今回こういう形で出てきたということは、自らその辺の整理をきちんとしてもらわなければ。私は黒川さんを責めているわけじゃないけど、執行機関としてどう判断するかということを言ってもらわないと、やってきた立場がないよねというのを一言言っておく。 20: ◯山田委員長 これは部長に答えてもらった方がいいんじゃないの。多分答弁しても答えにならないと思うよ。 21: ◯竹田委員 いいですよ、答えなくても。こちらの言うだけのことは言った。私は従前からそういう説明の仕方はあるのというふうにずっと思っていたけど、まあ、いいですよ。こういう公の場で言って、議事録にちゃんと残しておいてもらえれば。 22: ◯山田委員長 そういうご指摘もありますので、執行機関の方で間違えちゃうと余計おかしなことになっちゃうので。  ほかにございますでしょうか。 23: ◯松本委員 こういうことを聞いちゃっていいのか、ちょっとわからないんですけど、単純な質問なんですけれども、今外国人登録の説明がありましたよね。だけれども、特異な例として、例えば住民票は千代田にあるけれども、実際は千代田に住んでいない子どもがなきにしもあらずというようなことが考えられるんですよ。そのときに、やっぱり手当がいい千代田に籍があればこういう手当がもらえると。だけど、実際は住まいがほかにあるとか、そういうような状況の子どもというのは把握されていなくて、みんな区内にきちっと居住しているという確認はあるんですか。 24: ◯黒川子育て推進課長 確かに申請書なりを郵送して、あてどころに所在不明ですということで戻ってくるケースが幾つかありまして、そういった場合には出張所に実態調査を依頼しまして、そこで住んでいるかどうかを回答いただくと。住んでいないということであれば、手当はやめるし、そういったことを出張所と連携をとって進めております。 25: ◯松本委員 実際にあった、何件かは。 26: ◯黒川子育て推進課長 あります。 27: ◯竹田委員 仮性世帯みたいのがあるよね。そうしたら転送するよね。そうしたら、ちゃんとそれに答えちゃうよね、実際に住んでいなくても。だから、そういうのは実態調査としてどうなのと。おっしゃるとおりだ。 28: ◯松本委員 外国だけじゃなくて、やっぱり…… 29: ◯竹田委員 国内も。 30: ◯山田委員長 千代田の特殊性みたいなものだよね。 31: ◯竹田委員 児童手当だったらいいわけよ、別に。児童手当が次世代育成手当でついているだけの話だから。それだったらどこの区に行ったってもらえるんだからいいけど、独自のものに対してどうするのかというのは、いずれみんながそういうふうに横並びになってくればそれはいいけど、そういう人はいるよ、学校の関係で。 32: ◯山田委員長 学校の方は相当厳しくやっているからね。区民が本当に音を上げちゃうぐらい厳しくやっているから、教育委員会は。出張所に調査を依頼するより教育委員会に調査を依頼した方がいいんじゃないの。私はその方がいいと思うんだけどな。推進課長、ありますか。 33: ◯黒川子育て推進課長 補足なんですけれど、次世代育成手当は、例えば住民票上、父親と母親と分かれてそういった住民票が置いてあった場合、それはその世帯の中の所得の多い方が千代田区民でないと支払いはしていないんですよ。ですから、そこではじかれる場合もあります。 34: ◯竹田委員 そのケースはそれなりのルールでやっているんだからいいけど、それ以外のケースのことを言っているので…… 35: ◯松本委員 こことちょっと離れちゃって、言うところがないのでもう一言言わせてほしいんだけれども、成人式のときの案内、ここではちょっと違うと思うんだけれども、例えばああいう例を見ても、千代田区の学校にいたから成人式に招かれると。そういう子が何人かいましたよね、今年も。その中で私立に行ってしまえばだめなわけですよ。だけど、区内の中学校に行っただけで招待状がもらえるというそのシステムが、本当にそれが親切なだけ、子どものためなのかなと。そうすると、その子は千代田でも、それから、居住地でも成人式を受けるわけですよ。そういうふうなところの千代田区の考え方というのは、やっぱり手当の支給の仕方の根本的な考え方として、どこでどういう基本で子どもに声をかけられたり、かけられなかったりしていくのかというようなところにつながるような気がするので、手当を出すときの根本的な考え方というのをもう少し明らかにしていかないと、特に千代田のように不安定な居住形態がある中では、とても複雑になるんじゃないかなというふうに私は率直に感じてしまうんですね。だから、やっぱり平等に、公平にできる方法というものをもっとしっかりとつくっておかないと、その時々によって恩恵をこうむっちゃったり、忘れ去られちゃったりしているような部分があるんじゃないかなというようなことをふと感じたんですね。だから、ごめんね、それはここのこととは別かもしれないんだけれども、手当の支給の仕方ということについては、基本的な考え方をもう少し示していただいた方がみんながわかりやすいんじゃないかなというような疑問を持っているんですけれども、その点については……。推進課長のお答えをいただくべきものではないと思いますけれども、一応そのようなことを感じておりますので、いかがなものでございましょうか。 36: ◯山田委員長 成人式を例に挙げておっしゃいましたけども。 37: ◯黒川子育て推進課長 手当の支給に当たりましては、例えば住所要件というのがございまして、住所は住民票があれば、私どもとしては住んでいらっしゃるという前提に立ってやっております。それを1件1件、そんなことはしないんですけれど、一応住んでいるという前提で、場合によっては先ほど申し上げたような、案内が届かなかったり、あて先不明というところぐらいしか、私どもとしてはその処理のしようがないと。あとは、住民基本台帳法にのっとって、そこの所管がどこまで実態の把握に努めるかということだと思います。 38: ◯竹田委員 区営住宅とか区立住宅もあるのよね、実際には住民票があったって住んでいないというのが。 39: ◯山田委員長 徹底的に調べてもらう。 40: ◯竹田委員 徹底的に調べてほしい。 41: ◯山田委員長 徹底的に調べているところがあるんだから、そこにやってもらったっていいんだよ。実際お金が出ていくわけだから。 42: ◯高山委員 千代田区の地域特性として、僕はこういうところで松本さんと違う意見になっちゃうんだけど、例えばご商売をやっていて、こっちにお店があって、実際には寝に帰るところがあるんだけども、実態的には皆さん全部こっちに本拠地があって、住んでいないけども、こっちが生活の基盤という人もいるわけなので、そこのところは多少斟酌しながら、議員がこう言うとそっちも困るだろうし、区民実態というものがあるから、そこのところは勘案してサービスとの関係をやっていかないと、行政の方も困るんじゃないかなと思いますよ。  もう1つ、成人式で、きょうは答弁する人がいないんだけど、これとはちょっと外れるけど、僕が聞いた成人式でほかの区に行った人が声をかけられるというのは、やっぱり友達が、一緒に小学校、中学校と行った子どもたちが、1つの成人式というのが久しぶりの出会いの場所になっているから、小学校、中学校でその後ブランクになっているけども、成人式のときに1つのクラス会みたいに会うということが子どもたちの中での成人式の位置付けになっているから、それで声をかけて下さいと友達が言うらしいんだよね。 43: ◯松本委員 でも、それは私立の学校もそうするべき。 44: ◯高山委員 だから、それはそれで情報があれば…… 45: ◯竹田委員 私立は外れているの。 46: ◯高山委員 それは友達がいないからでしょう。 47: ◯竹田委員 でも、小学校なんかはみんな一緒に…… 48: ◯高山委員 それはわからない。完全に役所の方で整理されたものじゃなくて、僕はそういう配慮だと思うよ、そこのところは。 49: ◯竹田委員 そういう配慮があればいいのよ。 50: ◯松本委員 公平性を持ってほしいと。 51: ◯山田委員長 成人式の担当はどこ。                〔「区民」と呼ぶ者あり〕 52: ◯山田委員長 じゃあ、総括でお願いします。それははっきりしておかないと、来ていいのか悪いのかということも含めて。 53: ◯竹田委員 少なくとも区立の中学を出て、それから私立に行ったというんだったら呼んだっていいはずよね。私立はだめよという話じゃ…… 54: ◯山田委員長 それはちょっと、当委員会のあれじゃなさそうなので、別なところでぜひお願いしたいと思います。  それから、さっきの住所要件の件。同じ区民でも、この人は厳しく、この人は厳しくないというのは、やっぱりよろしくないのではないかと。そういう裁量の面があるにしても、同じ区民なのにこの人は厳しくて、この人は厳しくない、そういうのはやっぱりよろしくないので、それは執行機関としてきちっとそこは平等になるように、ほかの部署との連携もきちっとしておいてもらわないといけないのではないかというふうにまとめておきたいと思います。ここでは右左というのは出ないと思いますので。  ほかにございますか。よろしいですか。  それでは、次に、3番目、千代田区乳幼児医療費助成について、説明をお願いします。 55: ◯黒川子育て推進課長 それでは、千代田区乳幼児医療費助成につきまして、資料3に基づいて説明をいたします。  これは、これまで未就学児童の医療費につきまして、健康保険の自己負担分を助成してまいりましたが、10月から中学生まで拡充するものでございます。  改正理由としては、子育て推進の一環として義務教育就学期にある児童の治療に要する医療費の自己負担分を助成し、その負担軽減を図るということです。  改正内容として、今までは未就学児童ということで、乳幼児医療費助成といった条例名でございましたので、これを義務教育就学期の児童とあわせまして、今後は「千代田区こども医療費助成条例」に改めたいと考えてございます。2点目は、先ほど申し上げた未就学児までの助成対象を中学生までに拡大すると。3点目でございますが、これは滞納があった場合の取り扱いとして、特別区民税その他の区に対する納付金を滞納している場合は、助成しないということも考えてございます。施行日については、10月1日から予定をしてございます。  下の方は、これはまとめてなんですけれども、次世代育成手当と医療費助成の変更点ということで、全員協議会の場でも予算概要に基づいて内容は入ってございますが、改めてこの網かけ、少し黒っぽい部分が変更のところで、右側の19年度の未就学、3歳未満については、今まで5,000円が1万円になります。その下の小学生については、1,000円の加算分がありまして6,000円だったものを、1,000円の加算分を10月から廃止して5,000円にすると。これが次世代育成手当の変更点。さらに右側が医療費。今まで未就学児のみ無料だったものを、小学生、中学生まで無料にするというものでございます。  説明は以上でございます。 56: ◯山田委員長 説明いただきました。ご質疑ございますか。 57: ◯木村委員 改正内容の3番目なんですけれども、これは現行もそうなっているのを広げるのか、それとも、現行はそうなっていなかったのを、これを契機にこのように変えていくのか、どちらなんでしょうか。 58: ◯黒川子育て推進課長 現行ではそうなっていません。今回を契機に変えていくものでございます。 59: ◯竹田委員 じゃあ、現行はどうしてそうなっていなかったの。 60: ◯山田委員長 未就学児のところでしょう。現行は。  休憩します。                  午後2時13分休憩                  午後2時15分再開 61: ◯山田委員長 ただいまの竹田委員の質問に対しましては、定例会中、提案の中できちっと説明できるようにしておいていただきたいと思います。  よろしいでしょうか。ほかにございますか。  これ、10月1日からというのは、4月1日からならないというのは、その辺の説明をお願いします。 62: ◯黒川子育て推進課長 これは、医師会との連携ですとか協力依頼ですとか、東京都が10月から一部助成ということで方針を打ち出しまして、今は東京都が、各区あるいは市がどこまでやるのかというのをまとめている最中でございます。それをまとめて、東京都が窓口になって、医師会あるいは国保連合会とその調整をいたします。そういった準備期間がありますので10月からということでございます。事務上の準備期間ですとか、そういった相手方の受け入れ態勢ですとか、そういったことで混乱がないようにするために、準備期間を6カ月設けているものでございます。 63: ◯山田委員長 単純に言うと、東京都が10月1日からやるから、それに合わせると。その方が混乱しないということがほぼ近いね。ほかにいろいろあるだろうけど。  ほかにございますでしょうか。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 64: ◯山田委員長 それでは、次に参ります。(4)の放課後子どもプランの実施について、説明をお願いします。 65: ◯中島次世代育成支援担当課長 それでは、資料4をごらん下さい。  今回、予算の中でも提案させていただく予定でおります放課後子どもプランについて、簡単に現在の状況をご報告させていただきます。詳細については、今後学校別に詰めていくという状況にございますけれども、学校別の話し合いを始める前段階として、まず現状を簡単にご報告させていただきます。  ここに出しました資料は、保護者向けに今後調整を始めていくに当たって、まずこちらから提示しようと考えている資料と同じものでございます。  まず、保護者に対しては、放課後子どもプランというものが何かということと、なぜそのようなことをするのかというところからご説明を始めて、ご理解を求めるところからスタートしようと思っております。なぜこの事業を始めるかということですが、いろいろな理由が複合的に組み合わさっているんですけれども、整理しますと、そこにありますように、まず子どもの居場所づくりという観点からの理由、子育てと仕事の両立支援という観点からの理由、そして、国全体としての社会情勢という観点からの理由が挙げられます。  子どもの居場所づくりという点では、まず1点目として、これはもう従来から委員会等でもさんざん言われておりますけれども、千代田区という地域特性上、どうしても子どもが安心して遊べる場所が少ないということがあります。こういった背景を理由として、これまで2年間にわたりまして居場所づくり事業というものを学校施設を活用して展開してまいりました。ただ、現在の事業スキームの中では、これ以上の事業拡大が難しい。一方で子どもの側からは、もう少し日数を増やしてくれないかというような声も出始めているというところで、今後は新たな事業スキームへの転換が必要であるということがあります。3点目として、区域外通学がほかの地域と比べて多いこの千代田区の実情では、学校の友達と遊ぶ場としては、やはりそのまま学校に残って遊べるという機会が必要ではないかというふうに考えております。それと、4番目、これは地域差がありますけれども、夏休み中、子どもたちが行ける場所がないような地域もあるということ。その場合には、やはりふだんなれ親しんでいる学校施設というものをもう少し開放していくという方法がとれるのではないかということがあります。  2番目の子育てと仕事の両立支援という観点でいいますと、学童クラブへの入会希望、これが年々増加している。現在のところ、小学校3年生までは待機児なしで入れていますけれども、今後はいつまでそれが継続できるかが非常に不安であるということがあります。それと、働き方そのものが多様化している中で、学童クラブ事業というのはどうしてもフルタイムの常勤雇用というものが前提とならざるを得ないところがありますが、今の社会状況の中ではいろいろな働き方がある。そういったものに多様に対応できるような柔軟な受け皿が必要ではないかというふうに考えております。  それと、これは改めて言うまでもありませんけれども、厚労省と文科省が一緒に示した放課後子どもプラン、これまでの学童クラブ事業と地域子ども教室を一体的に考えていこうという国全体としての動きがあるということです。  こういった背景を踏まえて、今回千代田区としての放課後子どもプランに取り組むわけですけれども、要約してしまうと、一体学校の施設を使って何をしたいのかというのを、その下の四角の中に整理させていただきました。簡単に言ってしまえば、本当に単純化してしまえば、学校を自由遊びの場として開放したいということと、そうすることによって今後学校施設内に学童クラブの機能を確保できないかということを探っていきたい。そうすることによって、柔軟に子どもを受け入れられるような環境づくりを考えていきたいということです。それによって実現したい内容というのは、将来的に長期休業中、土曜日にも子どもが安心していられる場所というものを確保したいということ。そして、子どもの放課後の遊び場というのが実質的に児童館に限定されてしまっているような今の状況の中で、多少なりとも選択肢を増やしたいということ。そして、多様な働き方、あるいは就労以外の家庭の事情に対応できるような受け皿をつくりたいということです。こういったところから保護者の理解をまずは求めつつ、各学校個別に今後このプランの具体化を検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 66: ◯山田委員長 ということでございます。大きな方向性ということで、細かい中身はまだないんですけども、この時点でご質疑があれば。これ、また進捗状況に応じて報告していただくということになりますよね。どうでしょうか、現時点でご質問があれば。
    67: ◯松本委員 1つだけお願いになるかと思いますけれども、今、子育ての方からの放課後子どもプランの説明をお聞きできました。ただ、この事業は学校側が大きなかかわりを持ってくるというか、学校主体の事業として進むに当たって、教育委員会との連携のあり方、また、教育委員会の考え方もあわせてそのときにお聞かせいただければというふうに思っておりますので、それをお願いしたいと思います。 68: ◯山田委員長 これ、教育委員会とはどうなっているのかな。 69: ◯大矢教育総務課長 放課後子どもプランにつきましては、次世代育成担当と教育委員会がともに両方で所管しておりまして、現在も両方で連携しながら進めておりまして、来年度予算も両方についておりますので、今後とも連携しながら進めていきたいと思っております。 70: ◯山田委員長 具体的な中身はこれからですけどね。  ほかに。よろしいですか。  それでは、次に参ります。(5)「ちよだ食育ガイド」の発行について、説明をお願いします。 71: ◯寺田健康推進課長 「ちよだ食育ガイド」の発行につきまして、健康推進課長より説明をさせていただきます。  お手元に資料5があるかと思いますが、ごらんいただければと思います。こちら、「ちよだ食育ガイド」の発行につきましてですけれども、千代田区における食育を区民及び地域レベルで推進するために、区民及び学識経験者、食の提供側の飲食店関係、それに関係する団体、あとPTA、お子さんたちから成る千代田食育検討会を設けまして、今回ご報告のこの報告書であります「ちよだ食育ガイド」の発行を手がけましたので、その進捗状況についてご報告させていただきます。  まず、1番でございますけれども、「ちよだ食育ガイド」の概要についてですけれども、こちら、食育とはもともと個々の区民一人ひとりが健全な食生活で健康を維持し、食文化を継承するために学んでいくことをいいまして、特にこの取り組みにつきましては、より早い段階での1次予防といった考え方に基づいて推進する取り組みでございます。  特に千代田の場合、このガイドの中でどのようにこの取り組みについて検討を進めていくかについて検討を重ねた結果、ゼロ歳から18歳の年齢に特に焦点を当てまして、食育を発展させるきっかけの全世帯への波及効果を期待しまして、食を通じた家庭力をいかにアップさせるかということを目指して取り組みました。したがいまして、特に小・中学校を含めまして教育委員会とは密接に連携、協力しながら進めてまいりました。  また、区民のグループインタビューにより作成しました調査票を用いてのアンケート調査についてですけれども、こちらの結果につきましては、マスコミ報道とは異なる形で高いレベルであったことを改めて認識するとともに、今後得た情報につきましては、見やすい形に加工しながら、区民及び関係事業者に提供しながら、これからの食の発展に結びつけていきたいと思っております。  ここで、このアンケート調査で得られました区民の食の現状につきまして、特に際立ったところをかいつまんでちょっとご紹介したいと思います。いろいろなデータにつきましては加工中ですので、きょうはグラフではお示しできないんですが、若干口頭で報告させていただきます。  まず、良く全国的に問題となっておりますお子さんの欠食率、つまり朝食を食べないお子さんが多いので問題だというようなことで随分言われておりますけれども、千代田区につきましては、小学生につきまして、ほとんど毎日朝食を食べるというお子さんが95.5%、これに週3回から4回というお子さんをつけ加えますと、98.7%のお子さんが既に朝食をほぼ毎日に近い形で食べていらっしゃるということで、千代田区では朝食を食べていないお子さんについての課題につきましては、もはや問題ではないといったぐらいにレベルの高い現状が改めてわかりました。  もう1つ、家族と外食するときに行くお店について尋ねた部分がございます。やはりお子さんと家族で行くということで、1番はやはりファミリーレストランということで、39.1%の方が外食に行くということでした。それに続いて2番目に多かったのがおすし屋さんということで、これも1番目のファミリーレストランに近い形で、僅差で2位ということで、これも非常に千代田の特徴的かなというところです。ちなみに、3位はフランス料理という結果でございました。ここでもかなりお子さんの食の豊かさを実感したところでございます。  もう1つ、これもかなり千代田に特徴的かと思われますけれども、他国の料理、要するに外国の料理をじかに外国人の方から習った経験がありますかという設問です。こちらは、区民の方に全部設問をつくってもらっていますので、こんな設問をしてどの程度の回答が上がってくるかと思って結果をあけたところ、外国の方に直接習ったことがあるという方は35.7%。この多さに私たちも事務局としてちょっと疑問がありまして、実際に検討委員会のお母様たちに投げかけたところ、うちの子どもも行っていますということで、それはどうしてですかということでお尋ねしたところ、区内には大使館がたくさんあって、そちらの方たちといろんな食を取り囲んだ会があるということで、そこでじかに習う機会があるんですよということで教えていただきました。  最後にもう1つ、今回のアンケートではないんですが、委員の先生方のお手元にも届いているかと思いますけども、区民の世論調査、第33回の結果というのが冊子で届いているかと思いますが、その中でも今回の食育の取り組みとリンクさせた調査項目として、食育への関心について区民に尋ねております。その中で、別な調査でも「関心がある」、「どちらかといえば関心がある」という方を合わせますと80.7%ということで、区民に対する無作為のこういった世論調査でも、8割以上の方は食に関心があるということで、非常に高い関心が浮き彫りになったということでございます。  今、大体4つほどかいつまんで際立ったところをご報告させていただきました。今後のこういったものの活用ですけれども、区民の皆様や地域の方々が食育の取り組みをより発展しやすいような環境整備、また、支援策を、現在改定中の保健福祉計画の中にも反映させていきたいということで、現在いろいろ作業を進めております。  実際のこの成果物のボリュームですけれども、2番にお示ししてございます。こちらの「ちよだ食育ガイド」の報告書の形態でございますが、約70ページ、4色カラーということで現在進めておりまして、第1章から3章と、いろいろアンケート結果の報告ということで資料編という形で、こういった構成で現在進めております。特にこの第1章では、区民参加型で取り組んだ手法と、アンケート調査を作成して、その中からいろんないいところ、課題などを抽出しながら、現在既に行われている事業、足りない部分、今後取り組むべきものについて整理して、区民でできること、あと行政側の役目というような形で整理して進めております。  この検討会自体は去年の年内にすべて終わりになっておりますが、現在はその報告を受けて関係部署と最終の詰めに入っているところでございます。  3番目をごらん下さい。「ちよだ食育ガイド」の広報についてですが、年度内に調整を進めまして、印刷、成果物ができ上がる予定でおります。同時に、ここで得られた結果につきましては、広報千代田3月20号に掲載するとともに、食育ガイドにつきましては学校の給食関係者、職場の社員食堂の関係、あと健康づくり推進員など、主に指導者向けに作成するものですので、こちらについては600部、あと一般区民向けの概要版プラス、チラシ等につきましては、約1万部を予定しておりまして、こちらにつきましては区民の方に広く配布いたしまして普及・啓発に努めていきたいと考えております。そのほかポスター、ホームページなども充実させて、さらに強化していきたいと思います。  以上でございます。 72: ◯山田委員長 説明いただきました。 73: ◯竹田委員 この集計されたものを業者委託でまとめるんですかね。それが1点。  それから、グループインタビューをしたというんですけど、グループインタビューしたときに、その参加した人たちの、多分女性ばかり、男性もいる、その辺の、例えば委員の、男女比含めて、前に見せられたと思うんだけど、今頭から抜けちゃったので、男女比と、それから、働く人と専業主婦みたいな、その区分けみたいのができているのかどうか。 74: ◯寺田健康推進課長 まず、こちらのデータの集計とデザインについてですけれども、コンサルティングをやっております業者の方にお願いして進めている部分もありますけれども、もちろん区民の手づくりの部分ですので、その取り組みが、せっかくつくり上げたものの内容が壊れない形できちっとやっております。  あと、委員の構成についてなんですけれども、ちょっと数えないといけないんですけど…… 75: ◯竹田委員 大ざっぱでいいですよ。そんなにたくさんいるの。 76: ◯寺田健康推進課長 委員の人数が…… 77: ◯竹田委員 示されていましたっけ、前に。 78: ◯寺田健康推進課長 合計で委員が14名いらっしゃいまして、その中で区民代表の方が4名いらっしゃいます。学識経験者の方、これは女性ですけど、これがお一人。 79: ◯竹田委員 いや、いいんです、男女比だけで。 80: ◯寺田健康推進課長 あと行政の方が3人入って、これも男性というふうに考えますと、14人中6人が男性です。 81: ◯竹田委員 それから、区民代表は。 82: ◯寺田健康推進課長 区民代表は4人おりまして、うち1人が男性です。中学校のPTAの代表の方ですね。あと団体の代表、これは食の提供側とレストランのシェフの方たちなんですが、5人中2人が男性です。 83: ◯竹田委員 わかりました。それから、さっき外国の食のことで言われたのは、それは各学校がそういうふうなプランニングで仕向けているんですかね。 84: ◯山田委員長 設問をつくるとき区民の方の意見を求めたとか言っていたよね。この14人の委員さんの中で設問を設けたと、そういう意味でいいんですかね。さっきの、外国人に直接習った人がいると。その設問は、この14人の委員さんの中でそういう設問をしようよということだったんでしょう。 85: ◯寺田健康推進課長 今回、いろいろな項目としましては30項目ぐらいの設問を設けているんですが、そのすべてが保護者の方と、あとお子さんと、グループインタビューを2グループに分けてやっておるんですね。その中で、千代田の食を考える場合に課題となっているようなこととか、知りたいこととか、自分たちの取り組みに関係するようなことについて知りたい項目を、このランドブレインというコンサルの事業者ももちろん間に入って、座長の先生のアドバイスのもと、いただいたその手法にのっとってやって出てきた設問をそのまま設問項目に落としています。 86: ◯竹田委員 教育委員会は全然、ノータッチよね。いや、大使館に行ってなんて言って、こちらは大使館がたくさんあるからというけど、全然ノータッチだったら、じゃあ、各学校ごとに現場サイドでそういうふうに考えてやっているのか、それとも、個人で募集──大使館が募集しているという話、聞いたことないし、どういうアクセスでやっているのかねと。 87: ◯山田委員長 料理教室を。 88: ◯竹田委員 そうそう。こちらの認識は、区内にいっぱいあるからというから、それの橋渡し役として教育委員会がやっているのかなと思った。全然関係ないの。 89: ◯山田委員長 これはかかわっていないよね。 90: ◯竹田委員 じゃあ、大使館に勤めている人の子女だけが呼ばれて行っているとか。そういうのはあり得る話だね。 91: ◯渡辺教育委員会事務局次長 外国人との交流会みたいなのが社会教育の中であるんですね。そういうところで料理教室をやっていらっしゃる。千代田ワールドクラブ、ああいうところが仲立ちになって料理教室なんかやっていますね。 92: ◯竹田委員 あれは教育委員会サイドじゃなくて、生活環境なんだ。 93: ◯渡辺教育委員会事務局次長 文化学習スポーツ関係です。社会教育です。 94: ◯竹田委員 わかりました。 95: ◯山田委員長 よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 96: ◯山田委員長 では、これは終わります。  それでは、次、教育委員会に入ります。幼稚園教育職員(園長)の職務段階加算割合の改正について。これも提出予定ですね。説明をお願いします。 97: ◯大矢教育総務課長 今、委員長おっしゃったように、条例の提出予定案件でございます。幼稚園教育職員(園長)の職務段階加算割合の改正についてということで、期末手当及び勤勉手当、俗に言われるボーナスの算定において、幼稚園教職員の職務段階に応じて加算される、いわゆる上限、園長に適用する加算割合について、職務の困難性や重大さをより的確に反映するためということで、条例の改正内容としては、現行の上限100分の10を、100分の12を超えない範囲に改めるというものです。細かい中身は規則で落としますが、現行、園長が10%、あと教頭も年数によって10%、5%、一般の教諭でも10%と5%というふうにばらばら分かれております。これを職に応じて園長が12%、教頭が10%、教諭は年数によって7%、5%というように、事務系の方もこういう統一をするように、幼稚園教諭につきましても職に応じて加算割合を変えていくものでございます。平成21年度に園長12%、教頭10%、教諭も7、5となりますが、経過措置としましては、19年、20年度は11%、21年度に12%というように、この中身については条例改正ではなく規則改正で、条例改正としましては、上限100分の10を100分の12を超えない範囲に改正するというものでございます。  説明は以上でございます。 98: ◯山田委員長 経過措置はありますけども、上限を条例で制定しておくと。よろしいですか。 99: ◯竹田委員 保育園は関係ないの。 100: ◯大矢教育総務課長 保育園の方は、行政系の方の給料表の改正ということで、中の方の改正は既に規則の方で行いますが、いわゆる一般職の方につきましても、部長職が20から、統括、課長、総括係長、係長、主任等、全部職に応じて改正しますので、保育園の方も、園長で、総括係長の場合、あるいは係長の場合、主任、主事の場合というふうに、ここも職に応じて全部変えることになっております。ちょっと私の所管ではございませんが。 101: ◯山田委員長 職員課の方で1本になっちゃう。 102: ◯竹田委員 じゃあ、同時ね。 103: ◯山田委員長 一緒ですか。 104: ◯大矢教育総務課長 こちらの方も条例の上限が、こちらは20%ともう既に定まっておりますので、こちらに関しては条例改正はございません。ですから、中身の改正につきましては同時に行われます。 105: ◯松本委員 1つだけ確認させていただきたいんですけれども、園長は専任園長で、兼任園長とはまたここで格差があるというふうに理解すればよろしいですか。 106: ◯大矢教育総務課長 兼任の場合には校長の方の適用を受けますので、あくまでも専任園長が12%ということでございます。 107: ◯松本委員 格差がすごく大きいな、兼任と専任では。わからなければいいけど、あるはずだものね。 108: ◯大矢教育総務課長 校長の方は20%です。ですから、そちらが適用されるということになります。専任の園長の方は12%です。 109: ◯山田委員長 8%の差がある。よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 110: ◯山田委員長 それでは、報告事項、漏れはないですね。  その他ございますか。 111: ◯門口副参事 先月12月に一番町特別擁護老人ホームにおきまして、ノロウイルスにおきます感染症胃腸炎が発生いたしました。この状況につきまして、口頭ではございますけれども、私の方からご報告を差し上げたいと思ってございます。  まず、発生の状況でございます。12月8日の夜に嘔吐・下痢症状の方が1名発生してございます。その後、1日にお一人、お二人という形で発生がございましたが、11日の日に5名の発生を見、その後12、13、14の4日の間で26名の方の発症がございました。その後、27日の日に最後のお一人が発症した以降、発症はございませんが、ご利用者様全体で33名の発症がございました。そのほか職員の方にも発生がございまして、12月10日から14日の間に9名、16日から20日のうちに7名、そのほか28日の日に1名発生して、それが最後でございますが、その間職員で18名の発生がございました。ご利用者様と職員の方、合わせますと延べ51名という数字でございます。28日の日に職員が1名発生した以降、発生の状況はございません。また、12月30日以降は皆さん平常状態にお戻りになったということでございます。  こちらの検査の方でございますが、12月12日の日に、それまでに検査可能な部分で7検体につきまして検査を実施してございます。その結果が出ましたのが15日の日でございまして、検査結果は陽性が5、陰性が2ということでございます。  この感染経路でございますが、施設で提供いたしました食事を摂取していない職員、また、発生状況が一斉ではないということから、食材料、食事及び食事提供者による食中毒ではないというふうに判断をしてございます。しかし、感染源につきましては特定することができません。何らかの原因で外部からウイルスが持ち込まれ、衣服や手指を通じて広まったものと考えられてございます。  こちらの対応の経過でございます。12月9日の日から、8日の夜の発症を受けまして、感染症胃腸炎を視野に入れた対応の方は開始してございます。12月11日の日に発生の状況が増えたところでございますので、これにつきまして感染症対策委員会を開催してございます。この感染症対策委員会につきましては、11日、19日、26日と計3回開催してございます。この感染症対策委員会の中で、マニュアルに沿いまして感染蔓延防止対策を実施したところでございます。これが12月11日から対応したということでございます。当然この日に医師の診断等も受けてございます。また、ご利用者様、ご家族様へのお知らせにつきましては、12月11日、19日、26日と3回に分けて行ってございます。また、その11日の日に関係機関への報告ということで、区、保健所、都、福祉保健局の方に報告をしてございます。また、いきいきプラザ館内施設への周知は12月12日の日からで、高齢者住宅来訪者に対しての周知をしてございます。  保健所による指導でございますが、現地調査及び実地指導につきまして、12月12日と14日、計2回やってございます。内容につきましては、消毒方法の指導等でございます。また、保健所の方からインターネット・ホームページ上にノロウイルスの注意喚起の掲載を12月19日から行ってございます。また、事業者連絡会、各民生・児童委員等へのノロウイルスの注意の喚起をそれぞれ行ってございます。  今後の対応でございますが、施設の方には感染予防の対策の強化、また、職員への指導強化の方を指導しているところでございます。  状況の報告につきましては以上でございます。 112: ◯竹田委員 8日に発生して、保健所が指導に入ったのが12日ですね、今の説明だと。それで、実際にこの時分はあちこちでノロウイルスの問題はあったんだけども、院内が原発というか発生ではなくて、外からの持ち込みだろうと言われたんだけども、結局、処置の仕方が初期段階できちんとしていた場合に、これだけ、50何名と言いましたね。 113: ◯門口副参事 職員の方合わせて51名でございます。 114: ◯竹田委員 51名が、そこまで広がらなかったというふうな……。これ、情勢分析としてはどうされたんでしょうかね、その辺の対応について。要するに、汚物をきれいに処理するときにはこうこうというのをやっていましたし、それが12日の段階で逆に入ったのかねと。じゃあ、8日から11日までどうしていたのという話にもなりかねないので、その辺の説明をもうちょっと細かくして下さい。 115: ◯門口副参事 今の状況でございます。11日の日から5名という形で、かなりの発生が出たということでございます。ただ、9日の日から感染症胃腸炎を視野に入れた対応という形で、先ほど委員の方からお話がありましたように、消毒の徹底とか、そういうことをしてございました。ただ、11日の日に発生が多く出たところでございますので、保健所の指導が12日の日に入りまして、その12日に保健所の方から衣服の取りかえの徹底とか、消毒の徹底、あと、消毒の仕方等についての指導を行ったということでございます。その指導が12日と14日ということで、先ほど申し上げました、実際に発生が11、12、13、14という形、この間で26名の発生ということでございますが、12日と14日の指導の結果によって、14日の発生以降3名だけの発生ということでございますので、保健所の指導なり消毒の仕方の徹底とかが効いたのではないかなというふうに考えてございます。 116: ◯竹田委員 これは潜伏期間が、私が聞いているのは1週間ですが、どうなんですか、実際には。 117: ◯門口副参事 24時間から48時間というふうに聞いてございます。 118: ◯竹田委員 そうすると、今おっしゃったように、衣服の問題は保健所が入ってから徹底されたというふうに聞こえちゃうんですよ。最初は9日の日にそれぞれが対応したとしても、それは対応の仕方としてはごく初歩的な話であって、12日から保健所ということであると、なぜ当初の9日段階で危機感を持った対応の仕方というのを施設側がしなかったのか。施設側がいつ保健所に通報したのか。それから、担当に通報したのか。その辺の時間的なものもさっきの話から聞こえてこない。 119: ◯門口副参事 報告の方でございますが、8日の夜に発生いたしまして、9日からご利用者様の方で発生が1名出てきたところでございますが、区の方と保健所、東京都の方への報告は12月11日でございます。先ほども若干触れたんですが、9日の日から感染症胃腸炎を視野に入れた対応の方は行ってございました。ただ、11日の日から5名と発生が増えたところでございますので、それについて感染症対策委員会を所内で開きまして、その日から対策の方を感染蔓延防止対策という形で行ったというところでございます。そして、12日の日に保健所の指導が入ったということでございます。 120: ◯竹田委員 さっき感染の発生は24時間ないし48時間と言いました。そうすると、9日から11日の間に48時間以上たっています。それで、最初の処置はそれで良かったのかどうかというのは、これは問われるところですよね。それだったら、徹底してそこで、既にそういうテレビ報道等もあったし、保健所はその辺は、もしかしたらそういう事態が起こるということを予測しながら徹底した指導を、起こる前にしておくべきだったんじゃないんですか。 121: ◯門口副参事 9日の日からの感染症胃腸炎を視野に入れた対応という形では、排泄物、嘔吐物の適正処理、ベッド周辺、フロアの消毒という形をやってございました。そして、11日の日から感染症対策委員会を開催した後、蔓延予防策の徹底ということで、各フロアの消毒の強化を行ってきたところでございます。そして、12日の日から、先ほどの保健所の指導という形が入ったということでございます。 122: ◯山田委員長 今おっしゃった対応というのは、特養の方で独自にやったという意味。後から保健所が聞いたということ。 123: ◯門口副参事 9日と11日については、施設の方が独自に自分たちの対応でやったということです。 124: ◯山田委員長 だから、それを保健所が後から聞いたということね、そういうことをやったということは。 125: ◯門口副参事 そうでございます。保健所の方は12日から指導という形でございます。 126: ◯山田委員長 それまでは具体的にこうしなさいよということは、施設の方には言っていない。実際情報が入ったのは11日だと。 127: ◯門口副参事 そうでございます。11日の報告で、保健所の方の内容についてはちょっと私の方ではあれでございますけど、保健所の方に報告されたということでございます。 128: ◯山田委員長 施設から保健所なり区なり、報告が入ったのは11日だということですね。 129: ◯門口副参事 はい。 130: ◯竹田委員 たまたま死に至らなかったからそんなのんきなことを言っていられるのであって、要はそのことの危機感が最初からあれば、各施設も、これは連雀も含めて、福祉施設含めて、そういうような保健所なりの責任のとり方というのがあってしかるべきだったんじゃないんですかね。51人もかかっているわけよ。保健所の役割ってそうじゃないんですか。 131: ◯大井所長 今ちょっと日付を確実に……。ノロウイルス、暮れのときに池袋の管内で、ホテルで300人近くの集団発生があるということもございましたが、その前、××××もあってでございますけど、施設、小学校、保育園、そういった関係者には直ちに××××年1月に作成いたしました「ノロウイルス感染予防の手引き」というのは、施設にすべて、特養も含めた××××さらに徹底するということで、この情報が入る前に施設及びそういう学校関係には××××そういうマニュアルの徹底を声をかけておりました。そこで、昨年度も引き続いてそういった症状のあるときは、学校関係からも、1つのクラスでそういった症状のある方が2人以上出たとか、そういう基準を設けまして、保健所の方にそういう場合には通報するということをゆだねております。  今回もそういうことで、特養ホームからは、最初は発生状況を見ているんですが、グラフを見ますと、ちょっと見えにくいかと思いますが、最初の金曜日の日でございます。8日の日に入所者1人発症、土曜日に1人、日曜日に2人、月曜日になりまして5人になりましたので、そういうことで保健所の方に月曜日の日に報告が入ったんですね。そのときは、状況を施設の方に聞きましたら、5階のフロアに限られていると。それから、医師が入って感染症の対策会議を開いておりますし、対策については徹底してやっていると、マニュアルを。それから、入院するほどの重症ではないが、中の医師が点滴を行って、今では症状は非常に××××というふうな重症の方はいないという情報をいただいており×××同じように症状を呈しているということで、これはやはり集団発生の可能性が大きいということで、直ちに医師と保健師を現場に派遣しまして××××。  そこで、なぜ広がったかということなんですが、食中毒でないということは、すべて発症している方が××××発症している。職員は全然、共通した××××これは食中毒ではないと。動かれる××××は全く発症していないということがございましたので、食中毒ではないということで、感染症としての対策を××××やろうということで××××5階だったのが、上と下の4階と6階に広がっていたんですね。××××曜日ですか、それは夜、職員が、日中は1つのフロアに限られているんですが、夜間は人数が少ないので、そのフロアを越して××××マニュアルの中には、手袋とマスクは徹底してやっていたんですが、ガウンだけは取りかえないということで、じゃあ、ガウン××××は確保して、それから、手洗いももっと指導×××××になりましたら、発症者が××××14というふうに非常に増えていたんですが、15日以降は1人増えて、あとは以降、翌日はゼロ、1×××症状も比較的、職員の方は××××回復しておりますということですね。  それから、これはノロウイルスの集団発生という××××鋭意検査していたわけではありませんが、感染性胃腸炎としては集団発生というふうに判断いたしまして、東京都の方には報告××××シーズン中に施設の半分以上××××公表するという基準がございまして、東京都の方は公表いたしませんけども、既にもっと大きい300人とかたくさんの事例がこの時期には出ていましたので、特に千代田区の事例が出ることは××××。  それから、全体的を見ますと、非常に速やかに発症する人が減ってきたと。それと、毎日報告はいただいて××××ということで、その時点で改めて公表するということを、もうないだろうということで判断しました。それは、やはり区内××××ある程度公表の基準というのは決めさせていただいて、自主的に××××していかなくちゃいけないのかというふうに××××。 132: ◯竹田委員 残念ですね。私、別に発症基準がどうだとか、公表がどうだとかなんていうことを申し上げているんじゃないんですよ。そこに住んでいる人が、要するにマニュアルなり、ガウンが、15日以降は出ないということは、ガウンがきちんと取りかえられたからほかのところに発症しなかったというふうに考えた場合に、じゃあ、その以前は、それだけ大量に出たということは、そのマニュアルが徹底されていなかったということをまさにおっしゃっていて、そのことについて、これは1つのモデルとして、そういう危機管理でいいのかと。体の弱い人たちなんだから、それはひょっとすると訴訟にもなりかねない。そうしたときに、それに対応していた施設側が訴訟の対象になるにしても、そこまで行かずとも、人を扱うことについてもう少し配慮したものがそういう施設側になかったのか。それからまた、それに対しての行政側の対応がどうだったかということを私は問うているのであって、その問題の意識があまりにも共通の認識にはなっていないし、弁解としか聞こえないというふうに私は思います。
    133: ◯門口副参事 今、委員がおっしゃられた形のところでございます。ノロウイルスに対しますマニュアルというものを当然施設の方もつくってございました。ただ、その点につきまして、ガウンの云々については、確かにそういう形の取りかえというものがなかったことでございます。それについて保健所からの指導があったということでございます。今後につきましてマニュアルの見直し等の徹底を図りつつ、私ども行政の方と連携をとりながら、再度こういう形が、起こらないということにはならないかと考えますけれども、発生を広げないような形を一緒に考えていきたいと思ってございます。  以上でございます。 134: ◯山田委員長 まあ、起こることはしようがないにしても、初動が大事だというご指摘だろうと思います。これが最善だったということではないですね。そういう意味の、常にそこは検証していくということが大事だろうというふうに思います。  ほかに。いいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 135: ◯山田委員長 その他のその他、ございますか。  なければ、きょうの委員会はこの程度で終了いたします。大変ご苦労さまでございました。                  午後3時05分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...