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  1. 千代田区議会 1996-12-06
    平成8年第4回定例会(第4日) 本文 開催日: 1996-12-06


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2019-02-27
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 1996-12-6:平成8年 第4回定例会(第4日目)本文 970号    午後二時二十二分開議 ◯議長(鈴木栄一君) ただいまから平成八年第四回東京都千代田区議会定例会継続会を開会いたします。  これより日程に入ります。  日程第一を議題に供します。篠田事務局長が日程及び陳情取り下げ願いを朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  陳情第8-23号 東京逓信病院ひまわり育児室に対する補助金増額に関する陳情の取下げについて    〔篠田事務局長朗読〕  ────────────────────────────────────── 2 ◯議長(鈴木栄一君) お諮りいたします。  本件につきましては、承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。  日程第二ないし第五を一括議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議案第四十号  平成八年度東京都千代田区一般会計補正予算第三号  議案第四十三号 東京都千代田区営住宅条例の一部を改正する条例  議案第四十四号 東京都千代田区高齢者住宅条例の一部を改正する条例  議案第四十五号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例            (委員会審査報告)
       〔篠田事務局長朗読〕  ────────────────────────────────────── 4 ◯議長(鈴木栄一君) 中村つねお企画総務建設委員長より同委員会の審議経過及び結果について報告を求めます。    〔中村つねお君登壇〕 5 ◯十八番(中村つねお君) 企画総務建設委員会に審査を付託されました議案四件につきまして、当委員会の審議経過並びに結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第四十号、平成八年度東京都千代田区一般会計補正予算第三号について報告いたします。  今回の補正予算は、街づくり推進公社運営補助経費を追加計上したものであり、その規模は、歳入歳出とも百六十万円となっています。その内容は、特別区制度改革に伴い、平成十二年四月に予定されている清掃事業移管に向けての受け入れ体制整備として、街づくり推進公社が清掃車車庫用地を先行取得するため、区が財政支援として金融機関に対する借入金の利息相当額を同公社に対して補助するものです。これに見合う歳入として、都支出金が充てられています。この結果、平成八年度の一般会計予算の総額は、四百五十九億八千六百八十五万七千円となります。なお、公社が取得した用地につきましては、特別区制度改革にかかわる自治法改正後、区が区債を発行し、公社から購入することとなっています。また、債務負担行為の補正として、清掃車の車庫用地取得が年度を越え三カ年にわたることが想定されるため、平成十一年度までの債務負担行為が計上されています。  質疑及び理事者の説明により、次のことが明らかになりました。清掃車の車庫用地として取得する土地は、全体で約千八百八十四平方メートルですが、今回はその一部として民間地権者が所有する約二百十七平方メートルを取得し、残りの国鉄清算事業団が所有する約千六百六十七平方メートルについては、整地工事が完了する平成九年六月以降に取得する予定であるとのことです。  また、今後のスケジュールとしては、用地取得後平成九年度中に清掃車車庫の基本・実施設計、平成十年度から十一年度にかけて建設工事を行い、平成十二年三月には清掃事業の受け入れ態勢を整えたいとのことです。なお、特別区制度改革を実現するためには、清掃車の車庫整備が必須条件となっており、現在車庫整備の必要な十三区において鋭意努力しているとのことです。  以上で質疑を終え、討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十号、平成八年度東京都千代田区一般会計補正予算第三号につきましては、全員一致をもって可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第四十三号、東京都千代田区営住宅条例の一部を改正する条例及び議案第四十四号、東京都千代田区高齢者住宅条例の一部を改正する条例について、一括して報告いたします。  これらの議案は、いずれも神保町地区に建設中の(仮称)神田神保町二丁目複合施設が平成九年三月に竣工し、同年四月以降に使用開始される予定のため、同複合施設内に設置される区営住宅及び高齢者住宅の名称、位置、種別、戸数、形式及び使用料を定めるほか、公営住宅法の一部を改正する法律及び同法施行令の一部を改正する政令が平成八年八月三十日に施行されたことに伴い、条例中の引用規定を改める等、関係規定の整備を行うため、提案されたものです。  なお、議案第四十四号については、あわせて、千代田区が独自に建設した「いきいきプラザ一番町高齢者住宅」を「自主建設型高齢者住宅」として位置づけるとともに、公営住宅法の一部を改正する法律による改正前の同法に定める「第一種及び第二種高齢者住宅」を設置する規定を新たに追加するものです。  主な改正内容として、議案第四十三号は、設置する区営住宅の名称を「千代田区営神保町第二住宅」とし、位置は「千代田区神田神保町二丁目四十番地」、戸数は「十七戸」で、種別として「第一種を七戸」、「第二種を十戸」としています。使用料は、第一種二DKで「月額五万六千百円・五万六千八百円・五万六千九百円」の三種類。第二種二DKで「月額四万二千九百円」としています。また、区営住宅使用者の共通の利益を図るため、共益費の規定を追加するほか、規定の整備を行う内容となっています。  議案第四十四号は、設置する高齢者住宅の名称を「神保町高齢者住宅」とし、位置は「千代田区神田神保町二丁目四十番地」、戸数は「十六戸」で、種別として「第一種を五戸」、うち「単身用四戸、世帯用一戸」、「第二種を十一戸」、うち「単身用九戸、世帯用二戸」としています。使用料は、第一種の単身用一DKで「月額六万五千六百円」、世帯用二DKで「月額七万八千八百円」、第二種の単身用一DKで「月額四万六千二百円」、世帯用二DKで「月額五万七千四百円」としています。また、高齢者住宅の使用許可をする際に、使用者から徴収する保証金の規定について、現高齢者住宅条例では、徴収の猶予に関してのみの規定でしたが、新たに減免の規定を追加するものです。さらに、収入超過者の明け渡し努力義務、付加使用料、収入の認定及び通知や高額所得者に対する明け渡し請求等についての規定も追加するほか、関係規定の整備を行う内容となっています。  なお、両議案に共通する改正内容としては、改正公営住宅法令の施行に伴い、新公営住宅法の付則中で、旧法の規定により供給された公営住宅の入居者資格、家賃の決定等に関する規定については、平成十年三月三十一日までの間、改正前の公営住宅法の規定が適用されるため、条例中の用語の意義や使用料等の引用規定を整備するものです。  これらの条例の施行は、千代田区規則で定める日からとなっています。  質疑及び理事者の説明により、次のことが明らかになりました。  住宅面積は、「千代田区営神保町第二住宅」の第一種、第二種とも約五十七平方メートル。「神保町高齢者住宅」の第一種、第二種とも、単身用が約三十一平方メートル、世帯用が約五十七平方メートルとのことです。  また、住宅使用料は、公営住宅法施行令に基づき限度額を定め、その範囲内において立地条件、施設条件等応益の原則を導入した係数を乗じ、使用面積に応じた使用料を算出したとのことです。なお、高齢者住宅は、他の住宅に比べ割高となっていますが、それは生活協力員等の付加指数が加わるためであるとのことです。  委員から、現在公共住宅の入居募集方法は、区広報を活用しているが、都営住宅の入居募集が発行日の関係で間に合わない場合もある。住宅困窮者への周知徹底を図るため、その実態を把握するとともに、登録制度を設け、住宅募集情報をダイレクトで提供する等の手法を検討すべきではないかとの質疑に対し、住宅困窮者に対する住宅募集情報の提供という行政サービスの拡充については、登録制度を含め、その手法等について検討し、対応していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終え、両議案とも討論を省略し、それぞれの議案について直ちに採決に入りましたところ、議案第四十三号、東京都千代田区営住宅条例の一部を改正する条例及び議案第四十四号、東京都千代田区高齢者住宅条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも全員一致をもって可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第四十五号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。  本案は、特別区人事委員会の特別区職員の給与に関する勧告の趣旨を踏まえ、本区職員の給与を改善するため、提案されたものです。改正の内容は、職員の給与表を改め、平均〇・八九%引き上げるとともに、医師等の初任給調整手当の最高限度額を千二百円引き上げ、十七万八千円にするというものです。さらに、扶養手当のうち十六歳から二十二歳までの子に対する加算額を五百円引き上げ、三千円とするものです。これらの改正は、平成八年四月一日から適用するものであり、諸手当を含めた職員給与は平均一・〇二%、金額にして四千百二十一円の改善となります。  質疑及び理事者の説明により、次のことが明らかになりました。  今回の改正は、社会経済情勢の変化により、民間実態等との均衡を図るため、給料の改定と合わせて扶養手当の一部についての手当額も改正していくとのことです。また、今回の給与改正に伴う所要経費については、約一億八百万円が見込まれますが、当初予算に計上している給与改定経費内では対応できないため、その不足分については平成九年第一回定例会に補正予算を提案する予定であるとのことです。また、医師等の初任給調整手当の改正による本区の該当者は四名、扶養手当の改正による本区の該当者は約二百名であるとのことです。  以上で質疑を終え、討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十五号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、全員一致をもって可決すべきものと決定いたしました。  以上、当委員会に付託されました議案四件について、審議経過並びに結果の報告を終わります。 6 ◯六番(戸張孝次郎君) ただいまの議案のうち、議案第四十号は起立によって採決し、議案第四十三号ないし議案第四十五号については、いずれも中村つねお企画総務建設委員長の審査報告どおり決定することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  議案第四十号については、起立によって採決いたします。  議案第四十号、平成八年度東京都千代田区一般会計補正予算第三号に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 9 ◯議長(鈴木栄一君) 起立全員であります。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  日程第六ないし第八を一括議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議案第四十一号 東京都千代田区区民会館条例の一部を改正する条例  議案第四十二号 東京都千代田区区民館条例  議案第四十六号 東京都千代田区公会堂条例の一部を改正する条例            (委員会審査報告)    〔篠田事務局長朗読〕  ────────────────────────────────────── 10 ◯議長(鈴木栄一君) 橘昌男地域振興文教委員長より同委員会の審議経過及び結果について報告を求めます。    〔橘昌男君登壇〕 11 ◯九番(橘昌男君) 地域振興文教委員会に審査を付託されました議案三件につきまして、当委員会の審議経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第四十一号、東京都千代田区区民会館条例の一部を改正する条例、議案第四十二号、東京都千代田区区民会館条例の二議案について報告いたします。  これらの議案は、いずれも(仮称)神田神保町二丁目複合施設に併設される「神保町区民館」の開設に伴い、現行の区民会館条例から神保町区民会館の規定を削除し、施設の利用時間や目的別施設の名称の変更、施設の目的外利用に対する使用料の設定等、規定の整備を図るほか、新たに区民館条例を制定するため提案されたもので、一括してご報告いたします。  まず、議案第四十一号の改正内容は、東京都千代田区区民会館条例の規定中から「神保町区民会館」の規定を削除するほか、他の区民会館に設置している「老人娯楽室」を「高齢者集会室」に、「婦人教養実習室及び婦人集会室」を「女性集会室及び教養実習室」に改め、目的外に利用する場合の使用料を設定しています。また、現在二時間単位となっている使用料徴収の「時間区分」を、他の「公の施設」の規定と同様に「半日単位」に改めるものです。  なお、この条例は平成九年四月一日から施行するとのことです。  議案第四十二号は、地域コミュニティ活動の拠点として、区民及び地域の構成者が相互に交流を深め、触れ合いの場となる新たな区民施設として「区民館」を設置するため、施設の設置及び管理について必要な事項を定めるものです。  新設条例は全十四条からなり、その内容は、施設に「集会室及びサロン・ギャラリー」を設置し、「区民、区内在勤者、在学者」を利用対象としているほか、利用手続、使用料、実費の徴収、利用権の譲渡禁止、利用承認の取り消し等を規定しています。  今回設置する区民館は、名称を東京都千代田区神保町区民館とし、位置は東京都千代田区神田神保町二丁目四十番地です。  神保町区民館に設置する集会室の種別は、和室二種類、洋室三種類の計五種類となっており、使用料徴収の時間区分は、半日単位となっています。  具体的な使用料は、和室Aが「午前」二千五百円、「午後」三千三百円、「夜間」五千円、「全日」一万八百円とし、同様に和室Bと洋室Bが、九百円、千二百円、千八百円、三千九百円、洋室Aと洋室Cが千四百円、千九百円、二千八百円、六千百円となっています。  なお、条例の施行日は規則で定めることとしています。  理事者の説明によりますと、区民会館の目的外使用に対する使用料設定については、既に設置している施設の一時間当たりの平米単価を施設面積から算出しているとのことです。神保町区民館の集会室の使用料の設定については、年間の維持管理に要する費用を基礎に、受益者負担を原則として、平成七年八月に完成した九段上区民集会室に準じて算出したものであり、使用料の一時間当たりの平米単価は、九段上区民集会室とほぼ同額となっているとのことです。その結果、使用料については、維持管理に要する費用の六〇%に相当する額になっているとのことです。  また、現行の区民会館条例に規定している各事業については、区民会館条例から削除し、出張所の処務規定に明記するとのことです。さらに出張所の窓口を総合窓口として広く位置づけ、区政及び日常生活の相談に応じるとともに、地域団体にかかる支援及び連絡調整に関する事務の強化を図るなど、出張所の処務規定の一部改正も行っていくとのことです。  質疑に入り、まず区は地域コミュニティ活動に対するより一層の支援等を行っていくため、地域社会を支える住民組織としての町会と、ボランティアを初め文化・スポーツ等のサークル団体等をそれぞれ町会型、都市型として位置づけている。しかし、都市型コミュニティとして位置づけた団体に対する支援策は、財団法人コミュニティ振興公社が対応するとしているが、現時点においては行政との役割分担や都市型コミュニティに対する具体的な支援・育成策が明確となっていない。区の理念を生かし、区民や利用者、利用団体等が理解できるよう早急に検討すべきと考えるがどうか。また、利用団体等に対する減免措置については、従来からの規定を踏襲するのではなく、地域性を有した団体やサークル団体等も含め、新たな団体に対する措置の検討もすべきと考えるがどうかとの質疑に対し、コミュニティ団体の区分及び支援組織については、広い意味のコミュニティ団体の中で、地縁に基づく包括的住民自治組織である町会を、町会型コミュニティとし、行政分野別に組織される関連団体及び文化サークル団体等を都市型コミュニティに大きく区分した場合、一部区の事務の代行を担ってきた町会は、伝統的に行政との協力関係を強く有してきたことから、基本的には主として出張所が支援することとし、その他のコミュニティ団体については、関連する行政各部が対応し、コミュニティ振興公社が主として支援していきたいと考えている。これはあくまでも基本的原則的なものであり、具体的な個々の事務事業の役割分担については、行政と公社の持つ柔軟性、機動性等の組織特性を踏まえて、効率的、効果的な執行が発揮できるよう、個々の事業分担を定めていきたいと考えている。  また、さまざまな団体の交流等、地域の活性化が図られるよう、区と公社が連携を密にし、協力していきたいと考えている。区民会館、区民館の利用に当たっての減免措置については、区民会館条例施行規則において、公共団体や公共的団体が利用する場合は半額とし、公益上特に必要がある場合は全額免除としている。さらに、他の団体であっても、公益性を認めた場合には、半額を免除としており、具体的には区民集会室運営要綱で減免団体を定めている。  新たに設置した区民館の設置目的には、コミュニティ施設としての位置づけを明確にしており、現行の区民会館条例の公共性、公益性の規定を変えず区民館条例を提案しているが、運用に当たっては公益性の概念を幅広くとらえ、文化・サークル団体等も地域文化の振興に寄与しているとの観点から、減免措置について柔軟性を持って対応していきたいと考えている。  なお、具体的な内容や対応については、各出張所長による運営要綱の見直しを含めた検討の場を設け、地域格差のないよう配慮し、受益者負担の原則を堅持しつつも、幅広く適用できるよう対応していきたいと考えているとの答弁がありました。  さらに、地域コミュニティ活性化の活動拠点として、神保町区民館を新設するのであれば、他の区民会館も同様な位置づけをし、区民館として整備する必要があると考えるがどうか。また、出張所の窓口相談業務を充実したのであれば、出張所長により以上の責任を持たせ、経験豊富な職員配置をし、住民サービスの向上を図るべきと考えるがどうかとの質疑に対し、現行の区民会館を直ちに区民館とするのには、施設的な面での支障を来すことが考えられる。出張所及び区民会館の改築については、現在、新基本計画の改訂作業の中で検討している段階であり、その結果を踏まえ、順次改築した後に区民館に移行していきたい。しかし、今後地域の関係者や利用団体等幅広い意見を聞き、理解が得られ、区民館としての条件が整えば、第二番目の区民館が完成するまでに、他の区民会館も区民館として運営する方向で検討していきたいと考えている。出張所職員の配置については、出張所機能の充実を図っていくための職務を執行し、区民の需要に応えられる人的配置ができるよう、関係部と調整を図り、対処していきたいと考えているとの答弁がありました。  その他、委員からは、区民会館及び区民館の住民の利用申し込みに対する一定の優先順位の設定、商工青少年ホールの時代に即した利用方法、集会室等の設備利用マニュアルの設定、夜間の利用料金の五割増しの根拠、住民基本台帳ネットワーク構想導入を見据えた自動交付機の設置等についても活発な論議がありました。  なお、委員会として区とコミュニティ振興公社との役割分担の明確化、公社によるコミュニティ団体の支援・育成策の明確化、地域性を有する利用団体に対する減免措置及び利用申し込みの優先順位、窓口における相談業務の充実を図るための経験豊富な職員の配置等については、執行機関において検討し、委員会に報告するよう申し入れを行いました。  以上で質疑を終え、討論を省略し、それぞれ採決に入りましたところ、議案第四十一号、東京都千代田区区民会館条例の一部を改正する条例、議案第四十二号、東京都千代田区区民館条例につきましては、それぞれ全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第四十六号、東京都千代田区公会堂条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  本案は、内幸町一丁目に建設中の千代田区立内幸町ホールが本年十二月末に完成し、事業者より引き渡しを受けるため、同施設を公会堂のブランチとして位置づけ、施設の名称・位置及び使用料を定めるほか、施設の管理委託に関する規定を整備する必要があるため提案されたものです。  理事者の説明によりますと、内幸町ホールの使用料に関する使用時間については、その種別を「午前の部」「午後の部」「夜の部」「全日」の四つに区分し、その使用料は平日の「午前の部」一万三千三百円、「午後の部」二万五千八百円、「夜の部」三万四千七百円、「全日」六万六千四百円とし、土曜日・日曜日及び休日については、同様に一万五千九百円、三万一千円、四万一千六百円、七万九千七百円としており,その設定基準は公会堂使用料に準じ、施設のランニング・コストの約三〇%となっているとのことです。  また、付帯設備については、利用団体が使用する設備に合わせて使用料を支払うこととなっています。  施設の管理運営や使用料の徴収事務等については、予算の範囲内で「財団法人千代田区コミュニティ振興公社」に委託することができるとしています。  なお、条例の施行日は規則で定めることとしております。  内幸町ホールは、内幸町一丁目地区再開発計画によって設置されたもので、その経緯については昭和六十二年に内幸町一丁目等の区域全体を一体性のある計画に基づいた街づくりを推進するために、「新しい街づくりを考える会」が設立され、昭和六十三年には基本構想が策定されています。平成元年には、区議会に対し、当該地域の地域整備や拠点変電所建設に関する陳情が提出され、採択する一方、平成二年には内幸町一丁目地区計画が都市計画決定されています。内幸町一丁目地区の開発事業は、株式会社第一ホテル、東京電力株式会社、東電不動産管理株式会社の三者が共同事業者として、拠点変電所、商業施設、地下駐車場等の複合用途で構成する建物であり、施設建設に当たっては、区道の廃止、付替を行い、区が公共広場を設置し、あわせて地下一階にホールを設置するものです。  これらの区有施設については、共同事業者が建設し、完成後区に帰属することになっております。  内幸町ホールの設置については、平成四年に策定した新基本計画及び平成六年に策定した実施計画に位置づけ、文化振興を図る一環として、広く文化活動を支援するとともに、地域や生活に密着した文化活動を促進する場として、区民や各種団体等の文化活動参加の機会を拡充し、区民が多くの文化活動に触れ、主体的に参加することで、都心区千代田の新しい文化を育む施設を目指しています。  利用形態については、本格稼働に備えた運営方法等のノウハウを蓄積するため、利用団体や各種団体、区民等幅広い意見を聞き、情報の収集に当たる必要があることから、二年を目途に公会堂のブランチとして位置づけるとともに、多目的ホールとして試行運営を行い、その管理運営については「財団法人千代田区コミュニティ振興公社」に委託することができるとしています。  なお、内幸町ホールについては、これまで当委員会及び企画総務建設委員会にそれぞれ報告がなされていましたが、当該施設の開設の意義や想定される利用形態、運営主体等について、両委員会委員が共通認識を持つ必要があるため、二常任委員会による連合審査会を開催し、その中での論議により、内幸町ホールの管理運営を「財団法人千代田区コミュニティ振興公社」に委託することが確認されています。  質疑に入り、内幸町ホールが小演劇を中心として利用されることから、利用時間区分を「昼の部」「夜間の部」とした方が利用者の勝手がよく、その時間帯に見合った使用料とあわせて検討すべきと考えるがどうか。また、非営利団体が利用する場合の減免措置を検討すべきと考えるがどうか。さらに、施設使用料は何を基準に算出したのかとの質疑に対し、内幸町ホールについては、二年間を試行期間として、コミュニティ振興公社が管理運営を行っていくことを考えている。その中で、利用団体や利用者を初め、区のお知らせを通じての区民の声、区内の文化団体、姉妹提携都市、道府県の東京事務所、心身障害者団体、利用希望のある団体等幅広い意見を聞くとともに、需要調査を実施し、その結果を生かして関係部署での検討を経て、今後の内幸町ホールのあるべき姿や方向性を決定していきたいと考えている。  その検討過程においては、時間帯の設定や減免措置の新たな見直し等、さまざまな利用者等の声に応じた検討がされていくものと考えている。  施設使用料の設定については、当施設の光熱水費、清掃委託費、保守管理委託費、機器・機械設備保守点検費の合計を、公会堂の稼働率二百四十日から一日のランニングコストを算出し、その約三〇%を使用料としたもので、全日使用の場合は、午前・午後・夜間の合計から一〇%を減額しており、公会堂の使用料算出に準じた額となっている。また、平日の使用料を一・二倍した額が土曜日・日曜日・休日の使用料となっている。また、使用料からは人件費は除いており、他区においても同様の算出方法で使用料を算定しているとの答弁がありました。  さらに、内幸町ホールの管理運営については、コミュニティ振興公社に委託することとなったが、行政として委託する内容や担当部署を明確にし、一定の方向性と責任を持って公社に委託していくべきではないか。また、公社での管理運営形態や文化活動の支援・育成等、具体的な方向性も早急に検討し、明らかにすべきと考えるがどうかとの質疑に対し、内幸町ホールは、公会堂のブランチとして位置づけをし、地域振興部が所管するものである。管理運営については、コミュニティ振興公社に委託し、区民や利用団体等に対する幅広い調査や情報の収集を精力的に行い、今後の位置づけや文化活動支援等のあり方について、地域振興部が中心となって関係部課と協議を進めながら検討を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。  なお、委員会としては、本施設が本年十二月末に引き渡しを受けた後、来年三月に落成式、六月以降から供用を開始していくとのスケジュールの中で、申し込み受付を開始するまでには管理運営形態等の方向性を検討し、委員会に報告してほしい。また、今後区としての文化行政のあり方についても、当面は地域振興部が中心となり、企画部・総務部・教育委員会等関係部と協議し、文化担当部課を設置する等の組織整備について、執行機関での検討を要請しました。  以上で質疑を終え、討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十六号、東京都千代田区公会堂条例の一部を改正する条例につきましては、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  何とぞ当委員会の審査結果どおりご議決いただきますようお願い申し上げまして報告を終わります。 12 ◯六番(戸張孝次郎君) ただいまの議案は、いずれも橘昌男地域振興文教委員長の審査報告どおり決定することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議案はいずれも原案どおり可決いたしました。  日程第九ないし第十一を一括議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  陳情第8-34号 東京逓信病院ひまわり育児室に対する補助金増額に関する陳情  陳情第8-39号 骨粗鬆症予防対策事業の拡充を求める陳情  陳情第8-40号 麹町保育園南側マンション建設問題の抜本的解決を緊急に求める陳情            (委員会審査報告)    〔篠田事務局長朗読〕  ────────────────────────────────────── 15 ◯議長(鈴木栄一君) 大宮正義福祉保健委員長より同委員会の審議経過及び結果について報告を求めます。
       〔大宮正義君登壇〕 16 ◯十四番(大宮正義君) 福祉保健委員会に審査を付託をされました陳情三件につきまして、当委員会の審議経過並びに結果をご報告申し上げます。  初めに陳情第8-34号、東京逓信病院ひまわり育児室に対する補助金増額に関する陳情につきまして報告いたします。  この陳情は、千代田区___________東京逓信病院ひまわり育児室父母会会長____氏外七十九名から提出されたものです。東京逓信病院ひまわり育児室は、千代田区内唯一の未認可保育園であり、その運営は東京逓信病院ひまわり育児室父母会が主体となり、通常保育のほかに産休明け保育や延長保育等を実施しております。東京逓信病院ひまわり育児室に対する補助金につきましては、千代田区保育室制度運営要綱により昭和四十九年度から区としての補助を開始し、補助金増額等の対応をしておりますが、近年の同保育室における財政状況の厳しさから、特にこの四年間は連続しての保育料の値上げ、ボーナス時の保育料臨時徴収やバザー等の実施を行い、運営費を確保するなど厳しい状況であり、保護者の経済的及び運用実務面での負担軽減を図るため、区からの補助金額の増額を求めているものであります。  質疑並びに理事者の説明により次のことが明らかになりました。  東京逓信病院ひまわり育児室は、病院に勤務する職員の子供のみでなく、千代田区在住者も在籍しており、区立保育園と同じような保育内容であること、産休明け保育や零歳児保育、夜八時までの延長保育等を実施していることなど、区の保育行政の補完的役割を果たしています。区としては、現在平成九年度予算編成に当たり、東京逓信病院ひまわり保育室に対する補助金については、保育内容、職員の状況、平成七年度の決算状況等を踏まえ、増額を含めて検討しているとのことです。  委員からは、東京逓信病院ひまわり育児室は、区の保育行政の補完的役割を果たしており、区が可能な範囲での対応を行うことにより、保護者の負担軽減を図るべきであるとの意見がありました。討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、陳情第8-34号、東京逓信病院ひまわり育児室に対する補助金増額に関する陳情につきましては、全員一致で採択すべきものと決定いたしました。  次に陳情第8-39号、骨粗鬆症予防対策事業の拡充を求める陳情につきましてご報告をいたします。  この陳情は、千代田区________、新日本婦人の会千代田支部_____さん外二百二名から提出されたものであります。陳情の内容は、骨粗鬆症が高齢者に多い低骨密度から起こる骨折や腰痛で寝たきりの状況になるなどの症状があり、その対策としては若年のころからの健康管理が最も重要であり、そうした対応を図るためにも、区における定期的な測定体制の整備、健康相談等について対象者の範囲拡大を含めた事業の拡大を求めているものであります。  質疑並びに理事者の説明により、次のことが明らかになりました。  本陳情に関連するものとして、平成六年第四回定例会において、骨粗鬆症予防対策事業の実施を要求する陳情が採択された経緯があり、区における骨粗鬆症に関する事業は平成七年度から早期発見と予防を目的として、骨粗鬆症健診、健康教育、健康相談、事後指導等を実施しており、毎回多数の人が受診されています。骨粗鬆症健診の方法としては、委託機関により骨密度を測定しており、平成八年度は年六回実施する予定とのことです。骨粗鬆症は、高齢化社会にあって寝たきり原因の第二位であると言われており、区としては骨粗鬆症健診の拡充について、早期発見と予防を図ることが、高齢化の進む中での寝たきり防止対策等として重要と考え、区民の要望等に応えるため、来年度においては保健所における測定機器の整備や健診機会の拡充を図るとともに、在勤者にもその機会を広げることなども検討しているとのことです。  委員からは、骨粗鬆症対策については早期発見、予防に努めることが何よりも重要であり、本陳情の内容と区が検討中の骨粗鬆症対策事業の拡充は同様であり、より一層の拡充を図る上から、採択すべきものとの意見がありました。  討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、陳情第8-39号、骨粗鬆症予防対策事業の拡充を求める陳情につきましては、全員一致で採択すべきものと決定いたしました。  次に陳情第8-40号、麹町保育園南側マンション建設問題の抜本的解決を緊急に求める陳情についてご報告いたします。  この陳情は、千代田区____、麹町保育園子どもをまもる対策協議会会長____さんから提出されたものです。麹町保育園南側のマンション建設については、保育環境、地域環境に与える影響が大きいことから、事業者が近隣住民及び麹町保育園子どもをまもる対策協議会との話し合いを進めていくことにより解決を図ることについて、支援を求める陳情二件が本年第三回定例会において提出され、採択されています。  事業者と麹町保育園子どもをまもる対策協議会の解決に向けての話し合いは、続行して実施されてきたところですが、事業者が計画どおりのマンションを建設する姿勢を変えず、このままでは保育園の保育環境の悪化が懸念されるため、保育園の設置者である区が当事者となって抜本的な解決を図ることを求めて本陳情が提出されたものです。  質疑並びに理事者の説明により、次のことが明らかになりました。  区は、麹町保育園南側のマンション建設計画が明らかになった時点から、事業者に対して保育環境を守るための話し合いを継続するよう働きかけをしておりましたが、事業者は当該土地取得の経緯、事業収支面等から建設計画の変更等については対応できないとの姿勢でした。ところが、先に議会に提出された建設計画に関する陳情が採択された後の区と事業者間の交渉において、事業者から、建設計画の再検討をする上では、当該用地の交換、譲渡等の抜本的解決に向けた方策について、区と具体的な話し合いを行いたいとの意向が示されました。区としましては、麹町保育園の保育環境の悪化を防ぐことを最優先課題として取り組むことになるが、調和のとれた地域の整備、街づくり等を全体的視野に入れて、福祉部が中心となり、関係する部署との調整を図りながら、対応策を検討しているとのことです。  委員からは、麹町保育園の保育環境の維持・確保を図るためには、今までの区が対応してきた交渉経過等も含め、区が主体的に取り組む抜本的対応としては、当該用地を取得するという姿勢が必要であり、そのためには事業者との交渉を精力的に行う必要があること、区政全体を考えると、街づくりという大きな視点があり、この視点を基本として、かつ陳情の趣旨を踏まえて、用地確保するということは望ましいことであり、区は最大限の努力を行い、積極的に取り組んでいくべきであるとの意見がありました。  討論を省略し、直ちに採決に入りましたところ、陳情第8-40号、麹町保育園南側マンション建設問題の抜本的解決を緊急に求める陳情につきましては、全員一致で採択すべきものと決定いたしました。  以上、当委員会に審査を付託されました陳情の審議経過並びに結果のご報告を申し上げましたが、何とぞ当委員会の審査結果どおりご議決いただきますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 17 ◯六番(戸張孝次郎君) ただいまの陳情は、いずれも大宮正義福祉保健委員長の審査報告どおり決定することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの陳情は、いずれも採択することに決定いたしました。  日程第十二ないし第十四を一括議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議員提出議案第十九号  第九次治水事業五箇年計画策定に関する意見書  議員提出議案第二十号  消費税率五%への引上げ中止を求める意見書  議員提出議案第二十一号 男女がともに人間らしく働き続けられる労働条件の確立をめざして実効ある均等法改正を求める意見書    〔篠田事務局長朗読〕  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……議案第19号、20号、21号 20 ◯議長(鈴木栄一君) 提出者を代表して、中村つねお君より提案理由の説明を求めます。    〔中村つねお君登壇〕 21 ◯十八番(中村つねお君) 議員提出議案第十九号、第九次治水事業五箇年計画策定に関する意見書につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  提出者は全議員でございます。  提案理由につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。  第九次治水事業五箇年計画策定に関する意見書  治水事業は、国土を保全し、水害・土砂災害から国民の生命・財産を守り、活力ある経済社会と安全で快適な国民生活を実現するための社会資本整備のなかで、もっとも優先的に取り組むべき根幹的な事業であります。  首都東京の中心部に位置する本区においては、これまでに治水施設の積極的な整備が行われてきたにもかかわらず、急激な都市化の進展もあり、台風や集中豪雨による水害に対し、依然として対策が必要な状況にあります。  また、本年夏の異常渇水による給水制限の影響を考えると、生活用水等の確保も緊急の課題となっています。  一方、人と自然にやさしい水辺づくりの推進など、都市における水と緑のオープンスペースとしての河川空間整備に対する区民の要請もますます多様化しております。  本区といたしましては、区内を流れる神田川及び日本橋川等の整備にあたって、こうした要請に積極的に対応していく必要があると考えております。  政府におかれましては、こうした状況を踏まえ、平成九年度から始まる「第九次治水事業五箇年計画」において、現行計画を大幅に上回る事業費を確保され、早期に策定されるよう強く要望するものであります。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日           千代田区議会議長名  内閣総理大臣  大蔵大臣  建設大臣   宛  自治大臣  国土庁長官  次に、議員提出議案第二十号、消費税率五%への引上げ中止を求める意見書につきまして、提案理由についての説明を行います。  案文の朗読をもってかえさせていただきます。  提出者は全員でございます。  消費税率五%への引上げ中止を求める意見書  消費税率が五%になると、一世帯当たり平均で約十八万円の負担となることから、深刻な不況のもと、増税中止を求める国民の声は切実です。  多くの国民は、行財政改革が先送りされたまま、消費税率を引上げることに不満を持っており、また、所得の低い世帯ほど税負担が重くなる逆進性を是正する措置についても、様々な意見が出されています。さらに、消費税率の引上げは、物価の上昇による消費の冷え込みを招き、ようやく回復しかけている景気の足を引っ張るのではないかと懸念されています。  よって、千代田区議会は、住民のくらしと営業を守る立場から、政府に対して、来年四月からの消費税率五%への引上げ中止を強く求めます。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日          千代田区議会議長名  内閣総理大臣  大蔵大臣   宛  自治大臣  次に、議員提出議案第二十一号、男女がともに人間らしく働き続けられる労働条件の確立をめざして実効ある均等法改正を求める意見書につきまして、提案理由を申し上げます。  案文の朗読をもってかえさせていただきます。  同じく提出者は全員でございます。  男女がともに人間らしく働き続けられる労働条件の確立をめざして実効ある均等法改正を求める意見書  今働く女性たちの視線は、大詰めを迎えた均等法見直しの動きに熱く注がれています。  昨年秋から婦人少年問題審議会で審議が始まり、この七月には「中間まとめ」が発表されました。この中で問題になったのは、休日、深夜業に関わる労働基準法の女子保護規定をめぐる労使の考え方の大きな隔たりでした。  労働者側が雇用の場における平等な取扱いと職域拡大をめざして、男女共通の労働時間規制を新たに設けて現行の保護規定は解消していくという思いきった方針を打ち出したのに対して、使用者側は女子保護規定の撤廃のみを優先して、均等法は現行のままという姿勢をとり、論議は平行線をたどっています。  私たちは、過労死を生むような男性の長時間労働も早急に解決すべき課題であり、使用者側が求める女子保護規定の男性並みへの「規制緩和」ではなく、女性も男性も人間らしく働き続けるための条件づくりこそ、いま求められていることだと考えます。  均等法施行から十年、女子学生の超氷河期の就職難は解消されず、長引く不況の中、正規職員の採用が減少する一方、パート、非常勤、派遣など、低賃金、不安定な雇用形態で働く女性が急増しています。正規職員の中でもコース別雇用の導入によって差別化が進み、その結果男女の賃金格差は均等法制定以降縮まるどころか逆に拡大しているのが実態です。  こうした中で働く女性側からは、募集・採用から配置・昇進・退職まで、雇用の全ステージにおける差別を禁止規定とし、違反した企業には罰則や制裁を課すべきではないか。コース別雇用、パート・派遣・世帯主条項などを理由とした間接差別を禁止規定とすべきである。女性の人権を侵すセクシャルハラスメントを禁止規定として盛り込むべきである。ILO一〇〇号条約を踏まえて、同一価値労働同一賃金を規定し、賃金差別を禁止すべきである。救済命令や勧告など、性差別の解消に実効性をもつ救済機関を設置すべきである。差別問題を判断する調停委員会は、一方の申請でも開催できることにすべきであるなどといった意見が出されています。  私たちは、こうした働く女性の声を踏まえ、日本も批准したILO一五六号条約のめざす、男女ともに労働と家庭責任を平等に担える労働条件の確立を求め、真の男女平等を実現するために、抜本的な均等法改正を要望します。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日          千代田区議会議長名  労働大臣   宛  満場一致決定していただくことをお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 22 ◯六番(戸張孝次郎君) ただいまの議案は、いずれも中村つねお君の提案理由説明どおり、満場一致決定することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議案はいずれも原案どおり可決いたしました。  日程第十五を議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議員提出議案第二十二号 厚生省汚職の徹底究明を求める意見書    〔篠田事務局長朗読〕  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……議案第22号 25 ◯議長(鈴木栄一君) 提出者を代表して、大宮正義君より提案理由の説明を求めます。    〔大宮正義君登壇〕 26 ◯十四番(大宮正義君) 議員提出議案第二十二号、厚生省汚職の徹底究明を求める意見書。提出者を代表しまして、提案理由の説明を申し上げます。  提案理由につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。  厚生省汚職の徹底究明を求める意見書
     いま、国民の怒りが厚生省疑惑に集中しています。それは、厚生省の一部官僚と特定の企業とが結び付き、国民の福祉と生命を守るべき厚生行政が不当な利益をあげる道具にされていたからです。  特別養護老人ホームの建設をめぐる疑惑は、「彩福祉グループ」が厚生省の一部官僚の応援をうけて、国と県から合計百億円を超える補助金を獲得していたという問題です。このグループが横どりした二十億円を超える補助金が、このグループの不当な利益と同時に、賄賂の財源ともなっていました。「福祉」の名のもと高齢者を利用したその手口は言語道断です。  このような贈収賄事件に、結局は国民の税金が使われていました。しかも、この疑惑は、福祉の事業を支えている多くの人々の献身と善意を著しく傷付けるものとなっており、公務員の「綱紀粛正」だけで済む問題ではありません。  よって、千代田区議会は疑惑にかかわる真相の徹底究明とともに、厚生行政の総点検にとりかかることを強く求めるものです。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日          千代田区議会議長名  内閣総理大臣  厚生大臣   宛  満場一致ご議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 27 ◯六番(戸張孝次郎君) 本案は、大宮正義君の提案理由説明どおり、満場一致決定されることを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  日程第十六を議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議員提出議案第二十三号 企業・団体献金の禁止等を求める意見書    〔篠田事務局長朗読〕  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……議案第23号 30 ◯議長(鈴木栄一君) 提出者を代表して、木村正明君より提案理由の説明を求めます。    〔木村正明君登壇〕 31 ◯二十四番(木村正明君) 議員提出議案第二十三号、企業・団体献金の禁止等を求める意見書。提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  提案理由につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。  企業・団体献金の禁止等を求める意見書  憲法第十五条は、「すべての公務員は、国民全体の奉仕者であって、一部の奉仕者でない」と明確に規定しています。しかしながら、数々のゼネコン疑惑、薬害エイズそして現在明らかになりつつある特別養護老人ホーム建設をめぐる疑惑など、特定の企業・業界の利益に政府行政が奉仕し、国民が犠牲にされている現実があります。ここにこそメスを入れなければ国民のための行政改革はできません。  財政危機のなか、公共事業の無駄を削るのに、大手ゼネコンから企業献金を受けていてできるでしょうか。財界が政治に紐を付けて操る企業・団体献金は禁止することです。高級官僚が大手企業に天下りしていて、省庁がその企業を監督できるでしょうか。高級官僚の天下りも禁止することです。行政のもつ情報を国民に公開してこそ、国民は主権者として行動できます。情報公開も必要です。国民のための行政改革は、まず政官財の癒着を断ち切ることです。  よって、千代田区議会は、企業・団体献金の禁止、高級官僚の天下り禁止、国民への情報公開を強く求めるものです。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日          千代田区議会議長名  内閣総理大臣 宛  満場一致ご議決くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 32 ◯六番(戸張孝次郎君) 本案は、起立によって採決することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認め、本案は起立によって採決いたします。  議員提出議案第二十三号、企業・団体献金の禁止等を求める意見書に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 35 ◯議長(鈴木栄一君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。  日程第十七を議題に供します。篠田事務局長が朗読いたします。  ──────────────────────────────────────  議員提出議案第二十四号 医療保険制度の改定に反対する意見書    〔篠田事務局長朗読〕  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……議案第24号 36 ◯議長(鈴木栄一君) 提出者を代表して福山和夫君より提案理由の説明を求めます。    〔福山和夫君登壇〕 37 ◯二十三番(福山和夫君) 議員提出議案第二十四号、医療保険制度の改定に反対する意見書。提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  提案理由につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。  医療保険制度の改定に反対する意見書  医療保険審議会は、十一月二十七日、医療費の患者負担や保険料率引上げなどを求める建議書を、厚生大臣に提出しました。同省は関連法案を次の通常国会に提出する作業に着手します。  同建議書は、「サラリーマン本人の窓口負担をかかった医療費の二割に引き上げる」「外来月千二百十円の高齢者の定額負担を一~二割の定率負担に」「薬剤費は医療費から切り離し、全額か三~五割負担にする」としています。保険料率についても政府管掌保険を例に、月収の現行八・二%を八・五%まで引き上げることを容認しています。  この影響は深刻です。患者負担は、サラリーマンで二倍に、七十歳以上のお年寄りにいたっては、二倍から四倍以上になります。これに薬代の負担増が加わります。国民の医療を受ける権利は危機に立たされ、受診抑制から早期発見、早期治療が遅れ、病状悪化、医療費増大にもつながります。  同建議書は、患者負担増を求める理由として、医療保険の「財政危機」を強調しています。しかし、赤字を招いた要因の一つは政府が国庫負担を削減してきたことにあります。また、欧米に比べ二~三倍高い薬価や医療機器など指摘されています。その上に、厚生省汚職が発覚し、医療保険の不当支出の疑惑が判明しつつあり、医療保険制度改革の推進者がその渦中にいます。こうした点も含め、厚生行政そのものの洗い直しこそ急務です。  よって、千代田区議会は、国民の命と健康を守るため、政府がすすめようとしている医療保険制度の改定に強く反対します。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。   年 月 日          千代田区議会議長名  内閣総理大臣  厚生大臣   宛  満場一致ご議決いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 38 ◯六番(戸張孝次郎君) 本案は、起立によって採決することを望みます。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(鈴木栄一君) 戸張孝次郎君の動議にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認め、本案は起立によって採決いたします。  議員提出議案第二十四号、医療保険制度の改定に反対する意見書に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 41 ◯議長(鈴木栄一君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。  次に、大規模開発対策特別委員長から、お手元に配付の申出書のとおり、委員会において審査中の陳情について、会議規則第七十一条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……閉会中継続審査申出書 43 ◯議長(鈴木栄一君) 次に、各常任委員長から、お手元に配付の請願・陳情継続審査一覧表のとおり、各委員会において審査中の請願・陳情について、会議規則第七十一条の規定により、それぞれ閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りします。本件は申し出のとおり、いずれも閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、本件は申し出のとおり、いずれも閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……請願・陳情継続審査一覧表 45 ◯議長(鈴木栄一君) 次に、企画総務建設委員長、福祉保健委員長、地域振興文教委員長、議会運営委員長、自治権拡充対策特別委員長、大規模開発対策特別委員長、防災対策特別委員長、首都移転問題対策特別委員長から、委員会において調査中の事件につき、会議規則第七十一条の規定により、お手元に配付の特定事件継続調査事項表のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。本件は申し出のとおり、いずれも閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(鈴木栄一君) ご異議なしと認めます。よって、本件は申し出のとおり、いずれも閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  資料……常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の特定事件継続調査事項表 47 ◯議長(鈴木栄一君) 以上をもって本日の日程をすべて終了いたしました。  これをもって本年第四回定例会を閉会いたします。  この際、木村区長より閉会のあいさつを求めます。    〔区長木村茂君登壇〕 48 ◯区長(木村茂君) 平成八年第四回区議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今回ご提案いたしました議案は、予算案件として「平成八年度東京都千代田区一般会計補正予算第三号」、条例案件として「東京都千代田区区民会館条例の一部を改正する条例」等、条例の一部を改正する議案五件、及び新たに制定する議案として「東京都千代田区区民館条例」の合計七件でございましたが、諸議案につきましては、いずれも原案どおりご議決を賜り、御礼を申し上げます。  諸議案の審議の過程で、各委員より賜りました貴重なご意見、ご指摘事項につきましては、今後の区政運営に反映してまいる所存でございます。  さて、招集あいさつの中でも申し上げましたが、区政を取り巻く行財政環境は、ますます厳しさを増しております。しかしながら、限られた財源を創意工夫し、より有効にこれを活用し、区民福祉の向上に努めていくことが、区政の責務であることは論を待ちません。  そこで現在、区政運営の基盤となる「新基本計画の改訂」を初め、「行財政効率化の推進」の検討を鋭意進めておるところでございます。私はこのふるさと千代田を、「多様な人々が住み、働き、集う、心豊かなまち」に再生し、区民の皆様、また区内で働き、学ぶ全ての人々とともに、希望に満ちた「来るべき二十一世紀」を迎えたいと決意を新たにいたしたところでございます。このためにも、区長として引き続き区民の信託を受け、過去八年間の経験を生かし、区政運営に全精力を傾注してまいる覚悟でございます。  区議会におかれましても、一層のご理解・ご指導賜りますようお願い申し上げます。
     以上をもちまして平成八年第四回区議会定例会閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。 49 ◯議長(鈴木栄一君) これをもって会議を閉じます。  散会いたします。    午後三時三十六分閉会      会議録署名員        議 長  鈴 木 栄 一        議 員  竹 田 靖 子        議 員  中 村 つねお Copyright © Chiyoda Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...