阿賀町議会 2022-01-31
01月31日-01号
令和 4年 1月 定例会(第1回) 令和4年
阿賀町議会1月第1回
会議会議録議事日程(第1号) 令和4年1月31日(月)午前10時開会日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第1号 令和3年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)日程第3 議案第2号 権利の放棄について日程第4 議案第3号 阿賀町の特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について
---------------------------------------本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(12名) 1番 加藤達也君 2番 長谷川 智君 3番 阿部義照君 4番 山口庫幸君 5番 宮澤直子君 6番 長谷川 眞君 7番
長谷川良子君 8番 入倉政盛君 9番 斎藤 栄君 10番
五十嵐隆朗君 11番
石田守家君 12番
斎藤秀雄君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長
神田一秋君 副町長 南 秀之君 教育長 遠藤 佐君
総務課長 野村秀樹君
町民生活課長 長谷川忠市君 こども・
健康推進課長 星 利昭君
福祉介護課長 澤野直也君
まちづくり観光課長 眞田政弘君 建設課長 若狹孝之君 消防長 伊藤 忍君
学校教育課長 清野郁男君
まちづくり観光課長補佐 五十嵐伸二君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 阿部 勉 書記 阿部大輔
△開会 午前10時00分
△開会の宣告
○議長(
斎藤秀雄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員12名であります。 これから令和4年
阿賀町議会1月第1回会議を開会します。
---------------------------------------
△開議の宣告
○議長(
斎藤秀雄君) 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
斎藤秀雄君) 本日の
議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
---------------------------------------
△諸般の報告
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、
地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため、求めにより出席した者は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
---------------------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本会議の
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、4番、山口庫幸君及び5番、宮澤直子君を指名します。
---------------------------------------
△議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第2、議案第1号 令和3年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。
神田町長。 〔町長
神田一秋君登壇〕
◎町長(
神田一秋君) おはようございます。
オミクロン株が本当に猛威を振るっておりまして、阿賀町においても、連日、感染者の報道がなされているところでございますが、こうして議会をお願いするに当たりまして、全員の議員の皆様からご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 それでは、議案第1号 令和3年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)についてご説明申し上げます。 別冊の
補正予算(第10号)、1ページをお願いいたします。 第1条、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3億8,000万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ128億2,270万円とするものでございます。 第2条、地方債の追加及び変更でありますが、5ページの「第2表
地方債補正」のとおりとするものでございます。 このたびご審議をお願いいたします
補正予算案の主なものでございますが、
新型コロナウイルス感染症関連では、
町民税非課税世帯への
特別給付金の
給付事業、公共施設における
感染予防の強化、
感染者支援に要する経費、及び
まん延防止等重点措置による協力金の計上、また、道路及び河川の
自然災害防止対策として、町道3路線、河川2か所が国の
事業認可を受けましたので、工事費の計上をお願いさせていただくものでございます。 それでは、
事項別明細書によりご説明をさせていただきます。 歳出につきまして、13ページをお願いいたします。 2
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費の82万円でございますが、令和4年4月1日より
国土交通省へ職員1名の派遣を予定しております。年度内に準備が必要となります住宅の借入れ、引っ越しに要する経費をお願いするものでございます。 ここで、職員派遣を行う経緯等を少しご説明させていただきます。
国土交通省の
国土政策局からの、ある意味で要請をいただいたものでございますが、全国8ブロックの
国土形成計画(
広域地方計画)の策定、及び二地域居住の企画立案・推進の施策を進めるに当たりまして、地方の実情を知っている
市町村職員に事務局員として加わっていただきたいということでありまして、新潟県の
笠鳥危機管理監兼行財政改革監を通じまして、阿賀町ほか県内2つの市に話があったものでございます。 研修生として1年間の派遣となりますが、私もかつては新潟県の研修生の経験がございますが、県職員だけでなく、総務省のキャリアの新採用として派遣された2人の方とも、私は一緒に仕事をさせていただきましたが、今やその方々は総務省の大幹部となっておられまして、私は現在もご指導いただいているというふうなところでございます。こうした私の経験上も、阿賀町職員が国で仕事をすることは、視野、知識を大きく広げ人間関係を築き、今後の阿賀町における仕事に大いに役立つものであるというふうに考えます。 派遣される職員は大変な1年になることと思いますが、より自分を磨いて、自分のため、阿賀町のために、間違いなくなっていただけると確信をして、派遣をするものでございます。派遣の国から示された、ある意味で原則的な条件でございますが、年齢をおおむね30歳未満、大学卒の職員なら2年以上の職員としての経験、高卒なら6年以上といった条件の中でございまして、私としては、副町長、
総務課長等々といろいろこれは相談をした中で、人選をいたしました。 ここで恐縮ですが、申し上げさせていただきたいと思いますが、
議会事務局の阿部大輔君を派遣させていただきたいというふうなところでございます。本人とよくよくお話をさせていただいて、内諾をいただいているところでございますので、議会の皆様からもご理解をいただき、激励の上、送り出していただきますようお願いを申し上げるところでございます。 次の2目
財産管理費の
庁舎管理費44万6,000円でございますが、この本庁舎の非
常用発電機におきまして、経年劣化による冷却装置に不安定な運転が生じておりますことから、その修繕料及び点検料をお願いするものでございます。 次の阿賀町
文化福祉会館管理費の
施設修繕料31万2,000円でございますが、冷房用の空調設備に故障が生じておりますので、その修繕料をお願いするものでございます。 次の
新型コロナ関係の
備品購入費でございますが、猛威を振るい、まさに阿賀町でも急速に感染者が発生している
オミクロン対策といたしまして、各施設を利用される方々の
体温チェックのため、この役場の本庁舎の玄関に設置してありますような非
接触型自動検温装置を購入するものでございまして、ほかの費目でも計上させていただいておりますが、ここにおきましては各支所、また
文化福祉センター、そしてまた相当数の人数が集まる会議等の場所において設置するというふうなために購入をさせていただきたいというふうに思います。 下段の6目企画費、まなびの
森交流館管理運営費の
管理備品購入費につきましては、この4月から新たに入寮する生徒が10人の申込みをいただき、寮の決定をしているというふうなところでございますが、現在の寮生と合わせて10人から来ていただければ、16人の生徒が4月から生活をしていただく予定でございます。また、寮の改築によりまして、定員30人というふうになるものでございまして、家電をはじめとする
生活用品等を追加で整備させていただきたいということで、270万円をお願いさせていただくものでございます。 最下段から14ページ上段の
ふるさと阿賀町
応援寄附金事業6,908万円でございますが、歳入におきまして追加計上しております
ふるさと寄附金、これ、今般の歳入の補正で1億2,000万円の増加の補正をお願いしているわけでございますが、これに伴う経費といたしまして、7節の
寄附謝礼品代4,800万円、11節
カード等決済手数料38万円、12節
納税業務委託料2,070万円を追加させていただくものでございます。 14ページの中段でございますが、3項1目
戸籍住民基本台帳費の12節委託料の
戸籍システム保守点検委託料36万3,000円の減額でございますが、今年度実施しました
戸籍システムの更新に係る経費でございますが、当初4月に見込んでおりました更新の時期が、機器の納入に不測の日数を要したことによりまして6月となりましたことから、新
システムの
点検管理委託料に不用額が生じたことによりまして、減額させていただくものでございます。 同じく12節の
戸籍システム改修委託料357万5,000円でございますが、戸籍法及び
マイナンバーの関係法の改正によりまして、
マイナンバーとひもづけを行った
転入転出手続の
ワンストップサービスが令和4年4月から開始されます。このサービスの開始に伴い必要となります
戸籍システムの改修費でございます。 次の13節
戸籍システムリース料337万6,000円の減額でございますが、12節の
戸籍システム保守点検料の減額と同様の理由により、リース料に不用額が生じたものでございます。 最下段、3
款民生費、1項
社会福祉費、2目
社会福祉施設費の
高齢者生活福祉センター管理運営費840万円でございますが、
上川高齢者生活福祉センターの
デイサービスセンター及び
生活支援ハウスで使用しております給湯用のボイラーが経年劣化による破損が生じまして、修理が不能だと、いわゆる年数も経過して修理が不能だという状況で、使用できない、修理もできない状況となりましたので、ボイラーの更新の経費をお願いするものでございます。 15ページの最上段、5節
養護老人ホームきりん荘運営費でございます。
コロナ感染対応の消耗品の補充及び
備品購入費につきましては、
空気清浄機を購入して施設内に設置するというものでございます。 次の8目
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付費の1億8,158万8,000円でございますが、国の
補正予算に盛り込まれ実施いたします住民税の
非課税世帯及び
家計急変世帯へ1
世帯当たり10万円を給付する
住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業に必要となります給付金及び事務費の計上をお願いするものでございます。対象世帯は1,780世帯を見込みまして、給付金といたしまして1億7,800万円、関連して必要となります
システム改修費等の事務経費といたしまして358万8,000円を計上したものでございます。2月、来月の10日頃に案内の文書を送付いたしまして、2月20日から順次給付を開始していきたいというふうに計画をしております。可能な限り年度内に給付を終えるよう進めていきたいというふうに計画しているところでございます。 続きまして、16ページの中段でございます。 2項
児童福祉費、4項
子育て世帯への
臨時特別給付金給付費の150万円につきましては、先般の議決をいただきました阿賀町
一般会計補正予算(第7号)において計上いたしましたゼロ歳から18歳までの児童1人当たり10万円を給付する
子育て世帯への
臨時特別給付金の追加計上でございます。当初の計画では、国の制度に従い、
児童手当制度によります所得制限を設け、その
所得超過世帯への給付は行わないということで計画をし、給付をしたところでありますが、国会でも議論され、国は
臨時交付金の対象としたところでありますので、阿賀町におきましても、全ての
子育て世帯への給付を行うものといたしまして、所得制限に該当しておりました7世帯15人分、150万円の追加をお願いするものでございます。 下段から、17ページ上段の3項1目
災害救助費の
新型コロナウイルス感染症対策事業でございますが、
新型コロナウイルスの
オミクロン株により感染者の急激な拡大が見られ、当町におきましても今月に入り相次いで確認され、小・中学校の休校や保育園の休園といった事態が生じております。このように、今後も感染の拡大が懸念されるところでありますので、町としての体制を整える必要があるというふうに考えております。
消耗品費の50万円につきましては、
自宅療養者用の血中
酸素飽和度測定器、約30個分の購入であります。
医薬材料費400万円は、
抗原検査キット約1,500回分の購入に要する経費をお願いするものでございます。なお、
抗原検査キットは、報道のとおり品不足となっているところでありますが、既に、大変恐縮でございますが、私のほうで1,000セットを確保させていただいているところでございますので、何とぞご理解を賜りますようお願いを申し上げるところでございます。 19節扶助費、
感染者等生活支援費の100万円でございますが、感染症と診断され、また自宅療養を指示され、また
濃厚接触者などにより自宅待機の方々が阿賀町でも相当数出てきているところでございますが、
世帯員全員が外出できず、食料品や日用品の調達に困窮する世帯に対する緊急的な支援といたしまして、食料品等の支給に要する経費の計上をお願いするものでございます。これも本来は県の役割でございますが、報道のとおり、県は
濃厚接触者の調査等も、もう実施することができないといった極めて厳しい状況にあるというようなところでもございまして、町として、
自宅療養者の状態を可能な限り把握に努め、食料品等の支援が必要となった場合、速やかに対応できるよう準備し体制を整えていくということを考えております。予算の議決を賜りましたら、この制度も全庁的に周知を行いまして、町役場と
社会福祉協議会が連携して対応していくという予定でいるところでございます。 それでは、17ページの中段をお願いいたします。 7款1項商工費、2目
商工業振興費の
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金交付事業でございますが、昨年9月に実施いたしました
飲食店等の時短、時間
短縮営業と同様に、このたび発令されております
まん延防止等重点措置により、1月21日から2月13日までの24日間実施される
飲食店等への時間
短縮営業、酒類の
提供禁止要請に伴います
飲食店等への協力金の交付に係る経費でございます。本事業の
事業費全額は、県から交付されるものでございます。 12節の
認証協力飲食店等確認委託料50万円は、飲食店や旅館及び宴会等の接待や酒類を提供する施設の通常営業時間の調査や要請期間中の
協力状況の調査など、時間
短縮営業協力店の確認を阿賀町観光協会へ委託するものとして、その委託経費でございます。 18節時間
短縮営業協力金2,500万円につきましては、前年度または前々年度の1日
平均当たりの売上高により、店舗ごとに協力金の金額は異なりますが、対象となります飲食店数を前回の実績を参考に50店舗と見込んだところでございます。 次の4目
施設管理費、
温泉施設一般管理費250万円でございますが、かのせ温泉の
除鉄装置におきまして、装置内の除鉄材の固着が、いわゆる固まって固着しているというところで、固着が発生し、
温泉送水能力が低下することでポンプに負荷が生じているというふうな状況でございまして、その除鉄材の撤去及び装置の修繕に要する経費をお願いするものでございます。 この原因につきましては、この
修理工事により判明するというふうなところでございますが、温泉の鉄分濃度の変化、また使用水量の増加などの影響により生じたものと考えているところであります。今後は、使用する水量に応じ、
除鉄装置の洗浄回数を増加するなどの対策を検討しているところでございます。 下段から18ページの8
款土木費、2項
道路橋りょう費、2目
道路維持費の
道路橋りょうメンテナンス事業でございますが、予算の組替えでございます。 12節
橋梁点検委託料で、実績による不用額300万円を減額するものでございます。なお、今年度実施いたしました本委託業務の
橋梁点検におきましては、何らかの
対策措置等を要する橋梁が9つ、急遽確認されているところでございます。 次のページの14節
橋梁補修工事費につきましては、石間区の上の沢橋の
補修工事費といたしまして300万円を計上するものでございますが、この橋につきましても
橋梁点検により措置を要する橋梁とされたところでございます。 橋梁の
補修工事及び
長寿命化工事につきましては、緊急度、
利用状況等を勘案し、計画的に進めるというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいというふうに思います。 18ページ、
緊急自然災害防止対策事業5,800万円でございますが、この事業は、豪雨等の
自然災害の発生による被害を未然に防ぐ
防災インフラ整備を推進するため、
地方単独事業により実施する
対策事業費の全額に対しまして地方債を起こすことが可能とされ、その償還金の7割が普通交付税措置されるものでございます。このたび国より町道2路線の
事業認可と1路線の増額が認められましたので、
町道東山線の
路肩補修工事の
設計委託料として200万円の計上、
町道漆沢小手茂線の
橋梁補修工事に800万円を追加いたしまして、
町道東山線路肩補修工事費で2,300万円、
町道蝉ヶ平線の舗装路面の
改修工事で2,500万円の計上をお願いするものでございます。 3目
道路新設改良費、
社会資本整備総合交付金事業につきましては、事業の進捗により予算の組替えを行うものでございますが、12節の
町道石戸中ノ沢線改良工事測量設計委託料に230万円を計上し、14節の
町道新谷古岐線改良工事費におきましては、事業費の確定により5,500万円の減額、次の
町道石戸中ノ沢線改良工事は、延長2,400メートルの道路側溝の
改良工事を行うものといたしまして5,320万円の計上をお願いするものでございます。この
町道石戸中ノ沢線の改良につきましては、令和4年度以降の実施を計画していたところでありますが、このたび
国庫補助事業での実施が可能となりましたので、前倒しをして実施するというものでございます。 19ページをお願いいたします。 3項河川費、2目
河川整備費、
緊急自然災害防止対策事業の1,500万円につきましても、
道路橋りょう費と同様の事業でございまして、このたび新規に2か所の事業承認を受け実施するものでございます。 14節
吉津集落内水路自然災害防止対策工事費は、横断暗渠の
改修工事費として1,000万円を、次の
太田集落内水路自然災害防止対策工事費では、流末水路の
改良工事費500万円をお願いするものでございます。 次の9款1項消防費、1目
常備消防費159万2,000円でございますが、
救急業務等での
感染予防の消耗品及び
医薬材料品で110万円、
備品購入費49万2,000円は、
消防庁舎等に設置する非
接触型自動検温装置の購入費でございます。 20ページをお願いいたします。 10
款教育費、2項
小学校費から、21ページの5項
保健体育費までの各
施設管理費における10節
施設燃料費につきましては、施設の暖房等に使用しております灯油の価格が高騰いたしまして予算に不足が生ずる見込みとなりましたことから、それぞれの費目において追加をお願いするものでございます。 また、
備品購入費につきましては、各小学校、中学校、公民館、B&G3か所に設置する非
接触型自動検温装置の購入費でございます。 それでは、11ページにお戻りいただきまして、歳入についてご説明をさせていただきます。 上段、15
款国庫支出金、2項
国庫補助金、1目
総務費国庫補助金、社会保障・
税番号制度システム整備費補助金357万5,000円でございますが、戸籍法及び
マイナンバー関係法の改正に伴います
戸籍システムの改修に係ります補助金でございます。 次の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,358万8,000円につきましては、それぞれの歳出の科目に計上しております
感染症対策事業費に充当いたします交付金を計上させていただいたところでございます。 2目
民生費補助金の1億8,158万8,000円は、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業の補助金でございます。 中段の16
款県支出金、2項
県補助金、5目
商工費県補助金の2,550万円は、
まん延防止等重点措置により実施されます
飲食店等への時間
短縮営業、酒類の
提供禁止要請に伴います
飲食店等への
協力金交付に関する
県補助金でございます。 18款1項寄附金、1目
一般寄附金は、12月の1か月間で約2億700万円の
ふるさと応援寄附金をいただきました。1月28日現在の寄附総額は約5億417万円となっていますので、今後の
寄附金総額を5億2,000万円と見込みまして、1億2,000万円を増額するものでございます。 次の12ページでございます。 19款1項
基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金の3,725万1,000円の減額でございますが、
ふるさと寄附金の
増額補正等によりまして、
財源不足分として計上しておりました
財政調整基金からの繰入れを減額するものでございます。 22款1項町債、5目土木債の7,300万円につきましては、町道3路線及び河川2か所の
緊急自然災害防止対策事業に係る財源といたしまして、それぞれ地方債を起こすものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第1号 令和3年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま議案第1号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出について、款を追って行います。 2
款総務費、13ページから14ページです。 質疑ありませんか。 10番、
五十嵐隆朗君。
◆10番(
五十嵐隆朗君)
一般管理費でお聞きいたします。うちの阿部君が国のほうへ出向するわけでありますけれども、非常に我々としてももったいないなく思っていながら、やはり彼を大きくするためには出さなきゃならないなと思っていますので、その辺のこの72万というふうな金額が載っていますが、十分に協議して、生活に支障のないような十分な配慮をお願いしたいと思います。いかがですか。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) ありがとうございます。私もまさにそのように考えております。 東京での1年間でございますので、また、こうした本当にコロナ禍の中で、東京で、
国土交通省で仕事をしていただくというようなところでございますので、しっかりそうした可能な部分のところを積み上げているところでございますし、支出できる手当等々についても、これまたそのように考えておりまして、今般は宿舎の確保、住居の確保、引っ越しの費用というようなところをまず先行してお願いさせていただいておりますけれども、これまた3月の議会になりましたら、まさに初の首都圏の職員の勤務でございますので、本来あるべき手当が条例に計上されていないというふうなものもございますので、そうしたところも今精査をしているところでございますので、また、そうしたところを予算をお願いしていきたいというふうに考えておりますので、今、五十嵐議員さんからおっしゃっていただいたこと、本当にそのとおりでございますので、私どもとして、そうした部分での予算を計上しながらまたご相談、お願いをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 〔「よろしくお願いします」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、次に、3
款民生費、14ページから17ページです。 質疑ありませんか。 2番、長谷川智君。
◆2番(長谷川智君) 15ページの8目
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付費とありますけれども、純粋に今、町の中で
非課税世帯というのは幾つあるのでしょうか。勉強不足ですみません。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) 先ほど私の提案説明の中で申し上げたところでございますが、この予算の中でも、1,780世帯を見込んでいるところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) よろしいですか。 ほかに。 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) 同じく8目の一番下の委託料、12委託料、電算
システム改修委託料、125万円というのがあるんですね。これの積算根拠というのはどういうふうに聞いているのか、教えていただけますか。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 株式会社電算になりますが、主にいわゆるSEの手間代、電算
システムを改修するべく手をかけるものの手間に係る費用が主になります。先般の全協でもお話、いろいろ出ましたがそうしたところ、この間も業者名出ましたけれども、カシックスのほうに相談しながら、内容のほうを見ながら対応しているところでありますし、さらにこの数字につきましても、なお精査をかけて対応していきたいというふうに考えております。
○議長(
斎藤秀雄君) 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) その人件費、
システム修正のための人件費、私がやっていたときは、1人、月に50万とか60万があれなんですけれども、町の場合、この積算したのは、今現在、月に、
システムエンジニア、SEと言われましたけれども、
システムエンジニアの月の料金といいますか、どのぐらいで精算しているのかと、もう一つ、そのカシックスに来年度から委託をする。そうすると、これが、半額とは言わなくても、3割ぐらい減額できる要素が出てくるのか、その辺を期待しているのかどうかお聞きします。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 株式会社電算の積算の基礎の中に入ってきます数字につきましては、1人当たり月額100万で計算がされているようです。それが時間割になって、例えばこの
システム、ここに出ている
システムが何人役必要なのか、よって何時間必要なのか、それが100万を月額時間額で割り返して、その積み上げで出てきているというような状況になっていたかと思います。 あとそれに対しての精査ということになりますので、SEがどれくらいの時間をかけてやるのかというところにつきましては、非常に何といいますか、精査しにくいというか、なかなか人の能力も当然あるでしょうし、その
システムの難しさというところも出てくると思いますので、そうしたところについての、いわゆる何人役必要だというところにつきましても、精査はかけますが、実質そこにはなかなか落としていけないような実情もあります。 ただ、2つ目で長谷川議員の言われた、どれぐらい落とせるのかというところにつきましては、いわゆる人夫賃と物品の部分が必ず出てくるので、その物品の部分ではある程度抑えていけるというふうに考えておりますので、申し訳ありません、この内訳、私もよく今把握しているわけではありませんが、物品が仮にあるとすれば、その中で、この間お話ししたように精査がある程度できると考えておりますし、何人役、それに対する単価、その単価について今100万と申し上げましたけれども、それについて正当なものかどうかというところについては、おおむね認められるSEの金額というのは、ある程度ありますので、そうしたところで見ていけるかなというふうに思っております。2割、3割というのはなかなか難しいだろうなというふうに思っておりますが、できるだけそのように精査かけて対応していきたいというふうに考えています。
○議長(
斎藤秀雄君) 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) この前の全協のときも言いましたけれども、とにかく何か一つやろうと思うと、
システムの変更委託料が発生してくる。要するに汎用性のない
システムばかりじゃないかと。例えば税率一つ変わっただけでも修正の委託料が発生するみたいな、そんなの税率なんていうのは打ち込めば幾らでも使える、そのまま使えるんだというふうに私は思うんですけれども、そういう委託料が、果たしてこの変更が必要なのかどうかは、ちゃんと押さえてあるんでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 実質的に今入れている
システムが、長谷川議員の言われるように、簡単にその数字を入れ替えて直るのかというところについても、その把握というのもあるので、その
システムがそうなっているかどうかというところまでは、申し訳ありません、把握しておりませんが、今おっしゃることも十分に理解していますので、そこのところもよくよく今後の対応として、株式会社電算に限らず、その
システムを入れているところの内容について、ある程度聞きながら進めたいなというふうに考えております。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 8番、入倉政盛君。
◆8番(入倉政盛君) コロナ対策事業についてお聞きしたいんですけれども、先回、町長がスムーズに素早く対応されたんだけれども、今、町の町民の皆さんからの声も、案内が届いている人と届いていない人がいるんですよね。あとさっき町長も言われたように、薬の配給ですか、その状況は今どうなっているのか、詳しい話が分かりましたらお知らせ願いたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) ワクチンの件でございますよね。ワクチンは、これは早く、2回目が早く接種を終わった人から順番に、いわゆる3回目が打てるというタイミングで、順番に接種券を配送しておりますので、もう既に相当のところへ行っております。ですから、特にご高齢の方、早い人から順番に来ておりますので、これまた1回に全部やると、打ってからの3回目までの期間の確認もあるわけでございますので、もう一つは、全部一緒にいっちゃうと、これまた予約の段階で混乱が生ずるというようなところにもつながってまいりますので、早めにこれは、それでも配布、送付をさせていただいているところでございますから、いましばらくお待ちいただければ、順番に届くんだというふうなところで、議員さんの皆さんからもご指導いただければありがたいというふうに思っております。 あと医薬品・食料品等々は、本来は県のほうの任務でございますけれども、県の業務がなかなか追いついていかないというふうなところではないかなというふうにも思いながら、これは町がある意味で、そこを代わるというと変ですけれども、町として可能な限り、食料品であったり、そうしたパルスオキシメーター等々であったり、必要なものを、食料を把握しながら、支援をしていきたいというところで今般のお願いでございますので、何とぞよろしくお願いしたいというふうに思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 8番、入倉政盛君。
◆8番(入倉政盛君) 8か月から6か月にされたみたいなんだけれども、国のほうとしては。だけど順番にやるというんだけれども、その包括的な知らせというんですかね。それが知られていないものだから、「入倉さんのところに来たかね」とか「隣のおばあちゃんのところに来たんだけれども、俺のところに来ていない」とか、そういう不安を持っている方がおられるので、取りあえずそういうことが分かったなら、広報なりなんなりに包括的な通知をしていただきたいのですが。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) そこは、お知らせが足りないのかなというふうに今お聞きしましたけれども、ここは広報であったり、チラシであったり、また私が直接テレビ電話で2回ほどここもお知らせをしているところでございますので、よりまたそうしたところで丁寧なお知らせに努めてまいります。 〔「ありがとうございます」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに。 9番、斎藤栄君。
◆9番(斎藤栄君) 14ページの
高齢者生活福祉センター管理運営費について、工事請負で修繕料として840万、先ほど伺ったところ、給湯器のボイラーの破損ということですが、かなり高額なわけですけれども、いわゆるこういう施設は指定管理でされていると思うんですけれども、施設の修繕計画とか、いわゆる更新計画とか、いろいろ町のほうとしても、ある程度予定しているかと思うんですけれども、年度途中でこういうふうな補正が出てくるというのは、そういう管理の状況が全く把握されていないような感じがするんですが、その辺のところ状況だけお伺いします。
○議長(
斎藤秀雄君) 澤野
福祉介護課長。
◎
福祉介護課長(澤野直也君) このたび上川にあります高齢者生活福祉センターのデイサービスで使われております……デイサービスと支援ハウスで使われておりましたボイラーが故障したということで、備品等の管理計画、修繕計画ということでございますけれども、一応指定管理に出しておりますけれども、施設に関わる大きな金額のものにつきましては、町で今までやっておりますので、今回も町で上げさせてもらいました。 その計画でございますけれども、ある程度どの程度のものか、古くから使われているかというのは一応、当然、担当のほうで把握しておりますけれども、今回、12月に1回故障しまして、そこで一応直した、修繕、これ、額が小さい額でしたので予算内でやったんですけれども、直したんですけれども、それで直って1週間ぐらいやったらまた別な箇所に負担がかかって、今回、直接そのボイラーのほうに穴が開いたという形になって、修繕が利かない、かなり古いものだということでございました。 こちらにつきましても、ある程度の想定で直す方向では当然考えていくべきだったんですけれども、急なことで今回上げさせてもらったというのが実情でございます。 ほかの施設につきましても当然、どの程度経過しているかというところは、おおよそ……おおよそじゃなくて、担当のほうでは把握しておりますので、その都度、対応しながらやっているというところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 若干補足です。全体的な施設に対しての計画というところについては、例えば屋根の塗装とか、そうしたものがかなり今出てきているという中で、そうした意味での施設の管理に対して、どういうふうにしていくかというところは、ある程度、普通財産管理、あと財産管理的な立場から、ある程度予算の段階でも話をさせていただいているというところであります。 ただ、今回のこれにつきましては、額は非常に大きいんですけれども、見込むことのできなかった内容、確かに施設は、施設といいますか取り替えるものが古いという状況ではあったんですけれども、当然使えるという状況でありましたので、先ほど澤野課長がお話を差し上げた修繕で対応する、予算の協議の中で修繕で対応するということをしながら、結果、その修繕をしたがために、ほかのところにちょっと圧がかかってしまって、そちらが破損して、あとその修繕の部品がないというような現状でありました。実質使っているものでありますので、早々に対応しないと、今こういう状況でありますので、部品もない中で、物が入ってこないという状況もありますので、今回、緊急で補正で上げさせていただいて、対応させていただきたいということでお願いするものであります。
○議長(
斎藤秀雄君) 9番、斎藤栄君。
◆9番(斎藤栄君) 状況は分かりましたけれども、いわゆる施設管理台帳というのは、いわゆる導入の年度から始まって、修繕もそのたびにやるわけですけれども、そこに台帳として落としていくわけですけれども、こういう大きな施設は、定期的に点検されているかと思うんですよね。そのときにやはり業者のほうからいろいろアドバイスとか、それから修繕の時期がいつだとかというふうなことがあり得ると思うんですよね。その都度の対応だけでは、いわゆる施設の長寿命化になりませんので、ある程度定期的にそういうふうに点検されているものについては、その時々の修繕を必ずして、いわゆる施設の長寿命化につなげて、税のある程度大きな額を使わないでやっていただきたいと思いますし、これについては、やはり840万というのは、当初で上げるべきだと思うんですよ。そういう途中で、こういう大きな額を出して、ほかにいわゆる補助金なり、受けられるものを受けなくなるようなことは、ちょっとまずいかと思うんですけれども、その辺どうなんでしょうかね。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) ご指摘のことにつきましては、ごもっともかと思います。これだけ大きいものが今回出てくる、補正で出てくるということに関しましては、非常に不備もあったなというふうに考えておりますが、先ほど申し上げましたように、なかなか見込めないものも中には出てまいりますし、いわゆる予算の段階で、当初予算の段階で、例えば自動ドアの修繕とか、もろもろその建物に係る修繕というものも、委託の業者のほうから、保守の業者のほうから、ある程度整備の申出が出てくるという中で、予算等を見比べながら、対応している。場合によっては、壊れたときに対応するという判断をする場合もございます。これに関してはちょっと別なんですが、そうしたところも、今、斎藤議員の言われたところも踏まえながら対応している。今後も対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) 16ページの
災害救助費の
新型コロナウイルス対策事業の中で、町長のほうで
抗原検査キットを確保しているということで伺ったんですが、実際阿賀町で検査をしたい場合に、どのように、どのような方法でできるのか。実際、他の市町村であれば、薬局で窓口でできたり、気軽にできるんですが、阿賀町の場合はどのような、例えば自分が心配だという場合、どのように検査が受けられるのかというのは、町民に示されているのでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 今、報道のほうで出されているもの、リアルに昨日お話をされている内容のもので申し上げると、症状のない方は、検査は必要ないというふうに言われております。その時点から話をしますと、例えば症状のある方、つまり風邪の症状だったり、せきの症状のある方については、当然医療機関のほうに相談をいただく。または、コロナの相談センターがありますけれども、そちらにご相談いただくというところで、その指示を受けて医療機関を受診するなり、検査をするなりということが出てまいりますが、今、一般の町民の方が自分で心配だから、症状も何もないという状況の中で心配だから検査を受けたいといった場合には、基本的にはできない。あとは、できないといいますか、先ほど言われた、今の方法としては、薬屋さんとかドラッグストアとか、ああいうところでやっておりますが、それを受けるしかないというような状況になっております。
○議長(
斎藤秀雄君) 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) それではこの1,000セットというのは、どのような活用のされ方をする予定なのか、具体的に教えてください。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) これも時間的経過の中で、この予算を要求したときどうするという話で今、あるんですが、今現在の状況を申し上げますと、エッセンシャルワーカーを対象にということでありますので、一般の方については、基本的には、抗原検査は、今のところは、先ほど申し上げたように、無症状の方は使うなというような状況になっているので、今のところ具体的には、例えば学校、保育園、診療所、きりん荘、こうしたところの職員が
濃厚接触者になった場合に、陽性者は当然保健所の指示でいつまでということは指示がされるので、そのご家族が例えば
濃厚接触者になったといったときの職場に復帰するとき、昨日の状況ですと、4日目と5日目に、抗原検査を2日間続ければ5日目には出れるという状況になっておりますので、そういったところに活用する。 また、一般の介護施設とか福祉施設からご相談があれば、それはエッセンシャルワーカーという枠の中で、ある程度町のほうとしても対応していかなければいけないかなというところ、ただ、今申し上げたことにつきましても、少し詰める必要がありますので、そうしたところを考えながら対応していく。 これまた昨日のニュースですと、二、三週間たつと、
抗原検査キットが大量に出回るようになるなんていう話もありますので、当然時間的経過の中で、
抗原検査キットが出回るようになれば、次のステップとしては、今申し上げた枠だけではなくて、どこまで広げるかというところを、町としての対応を検討しながら進めたいというふうに考えております。
○議長(
斎藤秀雄君) 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) 町長のほうから、医薬品や食料は県の仕事で、それができないので町のほうで、今、代替というようなお話もありましたが、町民にしてみればやはり頼るべきは町だと思いますので、今、細かい、野村課長のほうから説明ありましたけれども、やはり住民の方は理解できていない部分がたくさんあると思いますので、折に触れて情報を出していただきたいなというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) これまた、今本当に議員さんおっしゃるとおりでございまして、また
総務課長も言ったように、本当にこれ目まぐるしく、ある意味で感染力が強くて、速くてというふうなところが原因だと思いますが、本当に目まぐるしく国の対応も変わってきているというところはありますけれども、これ本当に議員さんおっしゃるとおりで、本当にそこは町民の皆さんは、本当にいろんな不安、心配しながら、情報を知りたい、どうしたらいいのかというようなところが本当にそうしたところだと思いますので、私どもしっかり、適切に、町の考え含めながら、こういうときにはこうというようなところも含めながら、より具体的に丁寧にここはお伝えしていくというふうなところで、努めてまいりたいというふうに思います。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、次、7款商工費、17ページです。 質疑ありませんか。 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) 商工費については、このたび感染拡大による飲食店などの時短協力に対しての補助金ということで計画されておりますが、やはり今、観光業、飲食業、非常に大事な大変な時期だと思いますが、観光、宿泊施設などに対するケアはないのでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) 今回のまん延防止法の関係ですと、宿泊の施設そのものには、宿泊に対しての助成というのはございませんが、ただその宿泊できるような施設で宴会等を行っている場合は、当然その宿に泊まっている方はそういうふうな時間制限がないわけですけれども、外からの宴会を受ける場合については、このまん延防止法の措置に基づきまして、そこは県の認証店をいただいているのであれば20時までの酒類の提供は可能というふうなことで、該当になるというふうなことでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) 今回、観光協会へ委託するということなんですが、飲食店及び観光施設においては、やはり今疲弊していると思います。そのような内情もきちんと聞いて、どのような対策を取ってもらいたいのかという意見取りも、同時に必要ではないかなと思いますので、そのあたりをよろしくお願いしたいんですが、課長、いかがでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) この制度の周知につきまして、一応登録のある全店舗を観光協会のほうでも、商工会のほうでも、手分けをしながら回っているところでございますので、そこら辺の情報収集につきましても努めてまいりたいというふうに思っております。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、次に、8
款土木費、17ページから19ページです。 質疑ありませんか。 3番、阿部義照君。
◆3番(阿部義照君) ちょっとお伺いしたいんですが、
緊急自然災害防止対策事業、私も勉強不足でよく分からなかったんですけれども、これについては、今年度限りの事業なんでしょうか。それともこれからも継続してあると考えてよろしいのでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 若狹建設課長。
◎建設課長(若狹孝之君) 緊急対策事業につきましては、昨年からいただいております。我々としても、年に3回から4回ぐらいの要望調査がございますので、それに手を挙げてこういった形で採択を受けているということでございますので、次年度以降についてもあるものというふうに、今のところ考えているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 3番、阿部義照君。
◆3番(阿部義照君) この災害防止対策事業、言うなれば予防的なものも含まれているような感じが、予算で見受けられるんですけれども、今後各地区から、要望がまた増えてくるのではないかなと思いますので、またよろしくお願いします。 それとあと1点なんですが、今回のこの
補正予算で上がるということは、通常の行政の工事の発注につきましては、4月、5月というのはなかなか空白期間で、工事ができない、発注されない時期がありますので、今回この補正でここに上がるということは、雪解け後すぐに工事にかかれるような、早急な発注対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
斎藤秀雄君) 若狹建設課長。
◎建設課長(若狹孝之君) そのように考えておりますので、今回の補正に上げたということは、年度内に契約をして、契約後の繰越しというふうに考えておりますので、融雪後すぐに工事がかかれるようにというふうに考えております。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 1番、加藤達也君。
◆1番(加藤達也君) 3目の
道路新設改良費の中の工事請負費の中で、町道新谷古岐線の
改良工事費5,550万円というマイナス、大きな額のマイナスになっておりますが、この辺は、先ほどの説明で事業費の確定のためというふうな形になっています。ただあまりにも大きい額ですので、詳細はどのような詳細で5,550万円の減になったんでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 若狹建設課長。
◎建設課長(若狹孝之君) この社会資本整備総合交付金、パッケージ事業ということで、実はかなり大きな額で交付金の決定をいただいております。昨年、一昨年からの工事でございまして、繰越し、事故繰りという形を繰り返してまいった事業でございますけれども、具体的にはもう橋を架けて、今現在も現場のほうは完了している状況で、あと附帯的な雑工事が残っているという状況でございまして、5,550万、額が確定したということで減額をさせていただいて、その組替えといたしまして、次年度以降に予定、先ほど長のほうからも説明がありましたように、次年度以降計画しておりました石戸中ノ沢線の
改良工事の事業に、その組替えもよろしいという確認をいただいた中で、今回、組替えをさせていただいて、次年度以降、前倒しというような形の事業を行っていきたいというふうに考えておるところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、9款消防費、19ページです。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、次に、10
款教育費、20ページから21ページです。 質疑ありませんか。 8番、入倉政盛君。
◆8番(入倉政盛君) コロナ感染対策についてお聞きしたいんですけれども、今、休校・休園になっておりますけれども、子供たちの給食費とか、保護者が負担しなければならない部分に対して、町として償還とかどういうふうな形を取られるのか。 あともう一つ、共働きの家庭において、今、子供たちはどのような状況で、これが長引けば、学業の発展にも遅れるわけなんですけれども、その辺のあたりでどのような対応の仕方をされているかお聞きしたいのですが。
○議長(
斎藤秀雄君) 遠藤教育長。
◎教育長(遠藤佐君) 給食費につきましては、課長のほうからお答えさせていただきますが、後半のほうのいわゆる学びの保障という意味でのことをお答えさせていただきます。 先週、津川小学校と阿賀津川中学校が休校措置を取りました。その関係で、今具体的に、その休校期間中何をやったかといいますと、津川小学校につきましては、いわゆるNRTで出ました補修ドリルのいわゆるペーパー、そちらのほうの課題という形での配布を行って、それを行うということにしました。 それから、阿賀津川中学校は、いわゆるオンライン授業を行いました。今回、これが阿賀町で初めてのオンライン授業になりますけれども、各家庭にタブレットを持ち帰って、各家庭でそれを学校の先生が学校から配信した授業を受けるというものを、阿賀津川中学校のほうで行いました。 このような形で、今後、恐らく阿賀町においても、まだこれからまだ蔓延していくということを予想される中で、休校を何回も行うということは、子供たちの学びを止めるということにもなりかねませんので、できる限りの学級閉鎖をうまく組み合せたような中で、できる限り登校して対面授業を行う。もしそれが駄目ならば、オンライン授業という形でのものを行っていくというふうな形で、いわゆる学びを止めないということを徹底的にまたやっていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 清野
学校教育課長。
◎
学校教育課長(清野郁男君) 今とは別に、給食費のことについて私のほうからですが、今のところ、途中で給食を出さないということになった段階で、業者のほうがどの程度対応できたとか、それからどうしても破棄せざるを得なくて、請求書をつくることになるのかを精査しまして、最終的には、日割り計算で対応できるものは対応していく方向になろうかと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 8番、入倉政盛君。
◆8番(入倉政盛君) 今の教育長の話で分かりましたけれども、今の状況だと学童クラブとか、そういうのは使用できない状況なんでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 遠藤教育長。
◎教育長(遠藤佐君) 議員ご指摘のとおり、伝染病を理由にした休校措置の場合、学童クラブも、管内の学童クラブは同様に休業せざるを得ないというのが、今の要綱といいますか、運営のガイドラインの中で決まっております。したがいまして、一旦学校が休校になると、学童も閉まってしまうということになります。先ほど申しましたとおり、できる限りいわゆる学級閉鎖等を加えた中で、休校措置を取らない形で、ほかのいわゆる他の学年とか学級をやることにより、そちらのほうの子供たちについては、学童クラブが利用できるようになるというふうに考えておりますので、できる限りそういう形での対応をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 1番、加藤達也君。
◆1番(加藤達也君) 今、津川中学校のほうでオンライン授業を初めてやったということなんですけれども、これ、
Wi-Fiが家庭にない家庭というのはどういうふうな対処をしますか。
○議長(
斎藤秀雄君) 遠藤教育長。
◎教育長(遠藤佐君) 事前に
Wi-Fi環境のない家庭については、学校のほうで把握していただいて、今回それを行うということで、いわゆるいろいろな選択肢があったんですけれども、学校に来て、その子だけ学校に来てというのは、こちらからちゃんと送り迎えはしたんですけれども、やった子もいましたし、あとそれから友達の家に行ってやるとか、あと親戚の家に行ってやるとか、私はそれはちょっとどうなのかなと思いますけれども、そういう形で対応したということで、そういうふうに報告を受けておりますが、詳しい数字とかなんかは、まだちょっと私もまだ、先週の段階なので、まだ把握しておりませんが、そういう形です。 〔「分かりました」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 11ページから12ページです。 質疑ありませんか。 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) 11ページの寄附金について、これは12月のときも伺ったんですが、ふるさと納税で寄附金が増えるというのは非常に喜ばしいことなんですが、あの段階では1億円ということで、またこの増えた内訳として、どのようなものが寄附として多かったのか。品目がもし分かれば教えてください。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) 12月のものにつきましては、やはりお米が中心になっております。今回特に目立つのが、いわゆる今までだと1回の寄附に対して1回の返礼というふうな形がヨケイだったんですけれども、今年から時期に応じて、分割して、その返礼品を届けるといった仕組みもつくりましたので、そこら辺が功を奏しているのかなというふうに思っているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 5番、宮澤直子君。
◆5番(宮澤直子君) いろいろなサイトを工夫してやっておられるということなんですが、サイトの利用といいますか、そういうものは、今までと利用するところは変わってきているのでしょうか。それとも、今までとあまり変わらない状況でしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) 現在のサイトにつきましては、町全体で6サイトあります。やはりその中でも、早くから始めたさとふるの寄附が非常に大きくなっているところでございます。バランス的には、それぞれ少しずつみんな増えて、今回のような結果になったというふうなところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これから、議案第1号 令和3年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 続いて、日程第3、議案第2号 権利の放棄についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。
神田町長。 〔町長
神田一秋君登壇〕
◎町長(
神田一秋君) それでは、議案第2号 権利の放棄について、ご説明を申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。 本件につきましては、12月の定例会議の終了後におきましてご報告、ご説明をさせていただいたところでございますが、改めまして、簡潔にこれまでの経緯を含めてご説明をさせていただきます。 株式会社上川温泉は、一昨年の5月末をもって事業を停止し、従業員を解雇いたしました。これを受け、町では指定管理を取り消し、債権債務の処理等については、お互い代理人を立てて継続して協議することとしたところでございます。 令和2年8月6日に行われた代理人弁護士間の協議では、株式会社上川温泉は、破産手続を行うことを確認したところでありましたが、破産申立てがなかなか進展を見せず、議員皆様にもご心配をおかけしてきたところでありますか。ようやく昨年6月30日に破産手続の申立てを行い、7月12日付で新潟地方裁判所より破産手続開始の通知が出されるに至ったところであります。 その後、10月12日、第1回の債権者集会が新潟地方裁判所で開かれ、破産管財人からの収支報告においては、予納金のほか、株式会社上川温泉の所有資産である自動車や備品類の売却収入等で合計449万7,823円の資産があるが、優先的に弁済を受けることができる債権である財団債権、これは消費税や社会保険料の請求権でございますが、その金額は602万9,635円となり、これに合わせて破産管財人の報酬相当額も必要となるということから、一般債権者への配当分は生じないというものでありました。 12月7日に第2回の債権者集会が行われ、そこでは破産管財人の報酬相当額を支払った上で、残額を財団債権である租税等の一部を弁済したことにより、上川温泉の資産が皆無となったとの報告でありました。 この結果に基づき、新潟地方裁判所は、同日付でこの破産手続を廃止する決定に至り、官報において12月15日に報告がなされました。町の債権は、議案書に記載のとおり、貸付金元金の3,270万円に、納期限が到来しておりました利子6,540円を加え3,270万6,540円、令和2年度分の指定管理料の返還金1,396万6,000円、電気使用料立替え分69万8,283円、ふるさと納税返礼品代金2万円、水道使用料12万9,914円、合計4,752万737円となり、この金額は、令和2年度において調定し収入未済となっているものでございます。 今ほど申し上げました債権は、厳密に申し上げれば、貸付金につきましては、日々、利子が発生しております。ほかの債権につきましても、支援損害金が発生しているものでありますことから、これらを含め権利を放棄するというものでございます。 また、出資金9,850万円につきましては、町の財産、有価証券として計上されているものでございます。これを合わせまして、総計1億4,602万737円は、回収することができなくなりましたことにより、
地方自治法第96条第10号の規定により権利放棄の議決をお願いするものでございます。 極めて大きな金額であり、議会の皆様、町民皆様に改めて深くおわびを申し上げるところであります。 以上、雑駁な説明でありますが、議案第2号 権利の放棄についての提案理由とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま議案第2号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 4番、山口庫幸君。
◆4番(山口庫幸君) お聞かせいただきたいと思うんですけれども、全く甚大な損害だったわけですけれども、この教訓を次の三セク等の運営に生かさなきゃいけないと思うんですけれども、今回の原因、教訓については取りまとめができているのでしょうか、お聞きしたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) この三セク、上川温泉の破綻を受けてのこれからの三セクターの在り方というふうな指針につきまして、一昨年の9月だったと思いますが、まとめた資料がございます。今後、二度とこういうふうなことにならないように、一応町としても、今後の関わり方というふうなものをまとめた資料がございますので、後で情報提供をしたいというふうに思っております。
○議長(
斎藤秀雄君) 4番、山口庫幸君。
◆4番(山口庫幸君) 今回の株式会社上川温泉についての原因、教訓、これについてはまとめて、できればペーパーにしなきゃいけないと思うんですけれども、そういう形にはなっていますでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) その資料、まとめたものにつきましては、当時の議員さんには皆配付してあるわけですけれども、もちろんその上川温泉が破綻したことに基づく教訓の内容となっておりますので、その資料については、そのような観点でまとめられている資料となっているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 4番、山口庫幸君。
◆4番(山口庫幸君) それは当時の議員さんには配付されているということでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) 当時の議員さんには配付されておりますので、今回新しく、今回というか、昨年新しくなった議員の皆様にも、情報提供したいというふうに思っております。 〔「よろしくお願いします」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 10番、
五十嵐隆朗君。
◆10番(
五十嵐隆朗君) 我々合併以来これをずっとやってきたわけですよね。本当に旧町村のときから、このような内容だったわけでありますけれども、ここへ来てようやく決着というか、ついたなというふうに私は思っているんですけれども、これ、1億近い金ですけれども、どうしようもない状況でありますので、一過性として見れば、これで終わったんだなというふうに私、気持ちの中ではあるんですけれども、ちょっとこれでお聞きしたいんですけれども、令和3年の指定管理というのはなかったんでしたかね。ないんですか。2年ということでよろしいわけですね。いずれにしても、すごい大きな金額になりました。これは我々を含めて、相当これからいろんなことに対して反省していかなきゃならないなというふうに思っておりますが、全くこれで全部じゃないですか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) ここに記載のとおりが全てとなっているところでございます。なお説明にあったとおり、利子は含まれておりませんので、そこにさらに少し上乗せになった金額というふうなことになろうかと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) 非常に金額が大きくて、ただ出資金、こればかりはどうしようもないのかなと私は思いますけれども、貸付金ですとか、指定管理料ですとか、そういうものというのは、担当者がしっかりその経営状況を把握していれば、ある程度防げた可能性があるのではないかと思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) ちょうどその当時、日本中にコロナが蔓延する中のような状況でございました。そんな中で、私どもとしては、冬場、特に冬場は温泉自体の誘客というか集客も落ちるような状況でございましたし、指定管理料、これまでもご指摘をいただいているところですが、指定管理料につきましては、当時、上川温泉の経営状況の手助けになればというふうなことの思いもありまして、4月の早い段階に一括、交付したところでございました。 私どもまさかその指定管理料を払ってすぐに、上川温泉がいわゆる破産の手続を取るであるとか、従業員を解雇するであるというふうなものについては、全く予想といいますか、予見できないような状況であったので、非常にびっくりした記憶がありますが、いずれにしましても、今後、こういうふうなことのないよう、現在は、町から指定管理をしているところにつきましては、指定管理料の分割交付をしているところでございますし、反省をしながら、どういった在り方がいいのかというふうなものを検証して、今現在、対応しているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) こういうことが、ほかの第三セクターで起こっちゃいけないということの中で、今、一番経営的に危惧されているのは阿賀の里だと思うんですよね。ところが、阿賀の里は、令和3年の指定管理料を半額にしたんですけれども、けなげにもやっています。非常に努力をしているんだと思います。第三セクターなり、委託先の指定管理料を出しているところに対しても、厳しさを持ってもらわないと、厳しさを持って10年ぐらい一生懸命やれば、ある程度しのげるんじゃないかというような形の中で、私は上川温泉の経営者、職員も含めて、ちょっとたるんでいたのかなと。それをやっぱり町のほうは厳しく精査していくべきだと思うんですが、課長、その辺はどうでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 眞田
まちづくり観光課長。
◎
まちづくり観光課長(眞田政弘君) 今現在、町で第三セクターとして管理をしているのは阿賀の里のみでございます。 その中で議員からもお話のあったとおり、今回、3年度の当初予算においては、コロナ損失の補填の分の指定管理料も見込んでいたところですが、それについては意図が違うんじゃないかというふうなことで減額をされたというふうな事実関係でございます。 ご指摘のように、私もこの職になったときに、上川温泉のほうには、一番大きなものは人件費なんだから、人件費の削減に努めるようにというふうなお話は再三させていただいたところでございました。 そんな中で、いろいろしがらみがあって、削減ができないというふうなお話で、1年たったらこういうふうな状況になってしまったというふうな現実でもございましたので、今現在、阿賀の里も含めた町が指定管理を出している、施設運営をしていただいている皆さんのほうには、いわゆる一番大きな項目である人件費の考え方については、私のほうからも厳しくお話をさせていただいているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 1番、加藤達也君。
◆1番(加藤達也君) 今回の上川温泉の件に関して、私は民間出ですので、指定管理が一括交付されて何か月もたたないうちに破産の手続を取ったというのは、どうも私には計画的にしか思えないです。これは、こういうふうな形になりましたので、過去のことをどうのこうのではなく、今後こういうことは絶対に起こさないという管理が大事だと思うんですよね。そういうことを踏まえた上で、町として代表を務められていた田部さん個人を訴えるとか、そういうふうな手段というのはないのでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 五十嵐
まちづくり観光課長補佐。
◎
まちづくり観光課長補佐(
五十嵐伸二君) 田部社長個人にということでしょうか。法人等の代表としての個人としては人格が違うということで、その損失補填とかの請求は、これは法的には無理だというふうになっています。
○議長(
斎藤秀雄君) 1番、加藤達也君。
◆1番(加藤達也君) 町民も納得しないと思うんです。やはり恐らく町民の皆さんも気づいているんですよね。交付金をもらった後に破産の手続を取っているということで、私も直接言われるんです。「おまえたち、何やっているんだ」と言って。「おまえたち、動かなきゃ駄目だろう」というふうな形で、かなり叱咤激励といいますか、ハッパをかけられるんですよね。なので、例えば、今、形的には無理だとしても、ある程度のアクションを起こすということは大事だと思うんですが、いかがお考えでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君) 五十嵐課長補佐。
◎
まちづくり観光課長補佐(
五十嵐伸二君) ここでは判断できませんけれども、一応うちの代理を務めています弁護士等に相談した中で検討させていただきたいというふうに思います。 〔「ぜひお願いします」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これから、議案第2号 権利の放棄についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第4、議案第3号 阿賀町の特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。
神田町長。 〔町長
神田一秋君登壇〕
◎町長(
神田一秋君) それでは、議案第3号 阿賀町の特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。 議案書の2ページ、説明資料は10ページでございます。 先ほどは、議案第2号で、株式会社上川温泉に関する権利の放棄の議決を賜り、誠にありがとうございました。このたびお諮りをいたします条例の一部改正につきましては、その関連でございます。 株式会社上川温泉の経営・在り方につきましては、私がこの職に就く相当前から、むしろ合併当初からの大きな課題でありました。私が就任後、会社側から新たな財政支援を求められるというふうなところも、正直申し上げれば相談があったわけでございますが、会社の経緯、経営の実績、そしてコロナ禍といった社会情勢等々から、町がこれ以上の資金投入を行うことはできないと判断したものでございますが、その際にも、財政支援をしなければ、会社の経営がより厳しくなるというふうなことも想定をした中でのことでもございました。 また、その時点から会社の整理といったようなところに至った際は、町長として社会的な責任、道義的な責任を取るというふうなところを考えてきたものでもございました。 今ほど、先ほどの債権放棄の議案の中でも、本当にこれ、ご意見、ご指導をいただいたわけでございますが、私も全くそのとおりの認識でございまして、これをやはり生かしていくといいますか、大きく反省しながら次につなげていかなければならないわけでございますけれども、この私の、ある意味で具体的な責任の取り方の一つとして、私自身の給与、減額をさせていただくというふうなところでご審議をお願いするものでございます。 その内容につきましては、令和4年2月1日から令和4年2月28日までの間、100分の30を減ずるというふうなものでございます。 12月の定例会議終了後も申し上げましたが、なかなかやはりこうした事例的なものもなく、先ほどの大きな金額に比べて、ある意味で小さいんじゃないかなというふうなところもあるのかなというふうにも思いますけれども、ここは一つ、こうした際にはやはり町長として、ある意味でけじめをつけさせていただくといいますか、そうした面でご提案をさせていただくというふうなところでございます。 改めまして、議員各位、町民皆様、株式会社上川温泉とお取引のあった皆様等々、関係の方々に深くおわびを申し上げ、議案第3号 阿賀町の特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正の提案の説明とさせていただきます。 よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま議案第3号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番、
五十嵐隆朗君。
◆10番(
五十嵐隆朗君) ただいま特別職の一部改正ということで、町長の報酬の減額というお話をされたわけでありますけれども、私はする必要はないと思っています。というのは、もう何十年もこれを引っ張ってきて、これ、英断だと思っています、町長。よくやったなと私は思っていますけれども、そういう意味では、する必要ないんじゃないかというふうに思っている一人なんですが、いかがですか。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) 私は、先ほど申しましたが、まさにそうした際からずっと私の中には、ある意味でいろいろ考えてきた中の一つでございます。先ほども、これは、経営陣の皆様方の責任というふうなご質問もあったわけでございますが、やはりそうしたところもなかなか難しいというふうなところも、事務局、職員の答弁にあったとおりでございますけれども、こうした大きな金額を、こうした事態になって、これはやはり今までも株主の責任というようなところもご指導いただいてきたわけでございますが、まさに100%株主である阿賀町の町長がこうした事態には私としては、何らかの形の中で責任をといいますか、こうした形の中で明確にしていきたいというようなところでございますので、本当にそうしたところでご理解をいただければというなところで、改めてお願いを申し上げるところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) 10番、
五十嵐隆朗君。
◆10番(
五十嵐隆朗君) 私も合併して3人の町長と一緒に仕事をさせてきていただいた一人でありますが、最後に、放棄をするということがなかなかできなかった、今まで。そういう意味では、私は逆によくやったというふうに思っている一人でありますが、町長の気持ちが変わらないのであれば、それも致し方ないかなというふうに思っております。正直言って、ご苦労さまでした。
○議長(
斎藤秀雄君) 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) 実質的に私も五十嵐議員と同じように、町長、責任ないんじゃないかと思うんですけれども、ただ、こういう何かトラブルとか不祥事が起こると、町長が責任を取る。
総務課長に聞きたいんですが、担当課長なり担当職員に対するその責というのは発生しないんでしょうか。例えば民間ですと、会社に迷惑かけたら、12月、3か月もらえる、あるいは2か月もらえるボーナスが0.5か月になってしまうんですよ、極端なんですよ、民間の場合は。そういうことで、町の信賞必罰といいますか、その辺の考えというのはどうなっているか、ちょっとお聞きしたいのですが。
○議長(
斎藤秀雄君) 野村
総務課長。
◎
総務課長(野村秀樹君) 私から事務的な手続のことでお話をさせていただきます。 あくまでも、いわゆる今回で言うと、上川温泉のその事象がどの程度職員がそこに関与したかとか、それがその職員の一方的な関与であったかとか、そういったところが非常に見られるのではないかなというふうに思います。甘いと言われるかもしれませんが、職員異動の中で、いろんな対応をしておりますので、今の現存の管理職にその責任があるかどうかというところは、まさしく住民の皆さんのご意見だったり、ご意見といいますか、そうしたお話だったり、最終的には長の判断ということになる中で、処分の基準に照らして対応するというところになろうかなと思います。それが今回事例に当たるかどうかというのは、私のほうからはちょっとお答えしにくいですので、ご勘弁いただきたいと思います。 以上です。
○議長(
斎藤秀雄君) 6番、長谷川眞君。
◆6番(長谷川眞君) 民間と比較することもできないと思うんです。それと、職員も2年、3年でころころ替わっていくとなると、責任も誰にしていいのか分からないのかもしれませんけれども、指定管理料を払うよとか、それから貸付金を出すよというのは、議会にも責任あると思うんですよ、議会にも。それを認めてしまったということですよね。 ですから、そういう面では、町長がぽっと入ってきたときに、もう抜き差しならない状態になっていて、何で町長、責任取る必要あるのかなと私も思います。まだ次の選挙に出るかどうかは言っていませんでしたけれども、ポーズかなと思っているんですけれども、どうなんでしょうか、町長。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) まさにこうした、大きなところあったら、これはそのときの長がけじめをつけるというか、責任を取るのがこれやっぱり常道じゃないでしょうか。そこに当然お話しあったように、職務に携わる職員もいるわけでございますけれども、これやっぱりそうした、ある意味で執行者といいますか、町としての全体的な責任を取るのが長の一つの大事な、大事といいますか、長の役割じゃないかなというふうに私も判断をしたところでございますので、まさにこうしたところを、今お話があったように、具体的な事務の流れも検証しながら、そして一括して、まさに指定管理料を支払うというようなところについてはすぐに改善をしている部分もありますけれども、今般のこの件については、先ほど本当に加藤議員さんからも、町民の皆さんもまさにそうしたいろんな思いを持っておられるというふうなところでございますので、ここは私がある意味でこうした中で、責任を取らせていただくと。そして、もう一つ大事なのは、やはり今度は説明責任といいますか、上川温泉のこの件についても、これは町民の皆様にも、私はお伝えをしていかなきゃならない一つだなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 3番、阿部義照君。
◆3番(阿部義照君) 私も五十嵐議員の言うことはもっともかなというふうな感じはします。というのは、会社ということで、このコロナ禍で倒産してくる会社が多くありますよと。ただ今回のこの中で、町もしくは町長の問題となるのが、令和2年度の指定管理費の返還の関係です、と私は考えております。というのは、4月に執行して、5月にはもう倒産しましたよと。これが私にとっては、今の町長が答弁した中で一番大きな問題ではないかなと、私自身考えておりますけれども、町長は今の指定管理料の関係と、今、3代も町長が続いて、この上川温泉の倒産ということになるわけですけれども、今の報酬の返還というのはどちらのほうを重きを置いて考えていたかをちょっとお伺いしたいんですが。
○議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎町長(
神田一秋君) 両方です、正直申し上げまして。これはやっぱり阿賀町として、これだけ大きな金額を積み上がってきたわけですから、本当にここにあっては、両方でございますし、もう一方はやはりおっしゃっていただいたように、これは本来の財務処理を少し逸した形の中での財務処理でなかったかなというふうに私も思いながら、これ指導して、その際も話をしてきたところでございますので、ある意味で両方まさにそのとおりだというようなところで考えているところでございます。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これから、議案第3号 阿賀町の特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(
斎藤秀雄君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午前11時46分
地方自治法第123条の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 署名議員 署名議員...