○議長(
斎藤秀雄君) 日程第2、認定第1号 令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。 本件につきましては、9月11日に
決算審査特別委員会に付託されましたが、その
審査報告書が
決算審査特別委員会委員長より議長の手元に届いております。お手元に配付しておりますので、朗読を省略して、
決算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。
石田決算審査特別委員長。 〔
決算審査特別委員長 石田守家君登壇〕
◆
決算審査特別委員長(
石田守家君) おはようございます。 それでは、
決算審査特別委員会の審査の報告をさせていただきます。 本
委員会に付託された
下記事件に係る審査結果を、
会議規則第77条の規定により報告をいたします。 1、
付託事件。 認定第1号 令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定について。 令和元
年度阿賀町
一般会計歳入歳出決算について認定。令和元
年度阿賀町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算について認定。令和元
年度阿賀町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について認定。令和元
年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算について認定。令和元
年度阿賀町
介護保険特別会計(
サービス事業勘定)
歳入歳出決算についてを認定。令和元
年度阿賀町
診療所特別会計歳入歳出決算について認定。令和元
年度阿賀町
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算を認定。令和元
年度阿賀町
下水道事業特別会計歳入歳出決算を認定。令和元
年度阿賀町営スキー場事業特別会計歳入歳出決算を認定。令和元
年度阿賀町
水道事業会計決算についてを認定。 2、審査結果。 本
委員会は、9月14日から9月17日の4日間にわたり、慎重に審査した結果、原案のとおり認定すべきものと決定した。また、各課の
決算審査においては、
地域住民の意見、要望を十分に踏まえた
事務事業の執行と、安全・安心な阿賀町づくりに努力されるよう要望したほか、
歳入確保へのさらなる努力を要請したところである。 以上、審査結果とする。
報告書に記載はされていませんでしたけれども、今回のこのたびの
決算審査において、議会側からの質問に対し、
事務事業の成果の詳細を把握していない中で説明員が出席している課があり、
答弁漏れが多く見受けられました。各課においては、今後とも答弁できる体制を整えて、審査に臨むことをお願いしたい。 以上、審査結果を終わります。ありがとうございました。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま、
決算審査特別委員会の審査結果について、
委員長から報告を受けました。 お諮りします。 本件については、
議会選出の
監査委員を除く全議員が委員となって審査したものでありますので、質疑を省略して直ちに討論に入りたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから認定第1号 令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり認定されました。
---------------------------------------
△議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第3、議案第69号 阿賀町
税条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、
提案理由の説明を求めます。
神田町長。 〔町長
神田一秋君登壇〕
◎町長(
神田一秋君) おはようございます。 今ほどは、令和元年度の各
会計歳入歳出の認定、ありがとうございました。
特別委員会の審議の中でいただきました意見、しっかりと受け止めながら、適正な業務の執行に努めてまいりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 それでは、議案第69号 阿賀町
税条例の一部改正についてご説明を申し上げさせていただきます。
議案書の12ページから13ページ、
説明資料は1ページから3ページをお願いいたします。 このたびの改正につきましては、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置により、
地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴いまして、阿賀町
税条例の一部改正を行うものであります。 初めに、附則第9条の改正であります。
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置として、収入が減少している
中小事業者等に対して、令和3年度の
固定資産税を軽減するもので、令和2年2月から令和2年10月までの間において、連続する3か月の売上高の合計が前年の同期間と比べて30%以上、50%未満減少している場合は、
償却資産及び
事業用家屋の
課税標準額を2分の1に軽減し、さらに50%以上減少している場合は、全額軽減するというものであります。 ほかに、
中小事業者などが
生産性向上特別措置法に規定する
認定先端設備等導入計画に従って新規に取得した
先端設備等に該当する一定の
機械装置等に対して課税する
固定資産税の特例の
適用対象に
事業用家屋と構築物を追加し、令和3年3月末までとなっている
適用期限を2年間延長するものであります。 次に、附則第14条の2の改正であります。
軽自動車税環境性能割の
特例措置の
適用期限について、消費税が10%となった昨年の10月1日から1年間としていたものを、6か月延長し、令和3年3月31日までに取得した
軽自動車を対象とするものであります。 次に、
個人住民税に関する改正であります。 1つ目は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、中止・延期となった
文化芸術・
スポーツイベントで、文化庁・
スポーツ庁が指定する
対象イベントのチケットの払戻しを受けない場合に、その金額を寄附とみなし、
個人住民税の
税額控除の対象とするものであります。 2点目、
住宅借入控除の
控除期間13年間の
特例措置の
適用要件の弾力化としまして、
新型コロナウイルス感染症の影響により、
入居期限となっている令和2年12月までに入居できなかった場合、
入居期限を1年間延長し、
特例措置の対象とするものであります。 以上、雑駁でありますが、議案第69号 阿賀町
税条例の一部改正についての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま、議案第69号について
提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第69号 阿賀町
税条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第4、議案第70号 阿賀町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、
提案理由の説明を求めます。
神田町長。 〔町長
神田一秋君登壇〕
◎町長(
神田一秋君) それでは、議案第70号 阿賀町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてご説明申し上げます。
議案書の14ページ、
説明資料の4ページをお願いいたします。 このたびお諮りする案件につきましては、6月
定例会議にてご審議、議決をいただいた条例の一部改正につきまして、附則に規定した
傷病手当の
適用期間につきまして、国の
適用期間に合わせて改めるものであります。 さきの一部改正では、
新型コロナウイルス感染症に感染した被
保険者等に対する
傷病手当金の支給に関する
財政支援の
適用期間につきまして、令和2年1月1日から、同年9月30日の間に感染した
新型コロナウイルス感染症、ここには、感染が疑われる発熱等の症状も含んでおりますが、この期間、療養のため、労務に服することができない者を該当としておりましたが、国では、令和2年12月31日までの間についても対象としたことから、改正をお願いするものであります。 なお、いまだに終息の見えない状況下にありますことから、今後、国の
延長期間がさらにまた延長されるだろうということを鑑みまして、柔軟な対応が可能となりますよう、附則の部分を規則で定める日として改正をお願いするものでございます。 以上、雑駁でありますが、議案第70号 阿賀町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正についての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま、議案第70号について
提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、
入倉政盛君。
◆6番(
入倉政盛君) この条例について、国保の場合は、
協会けんぽや共済などに比べて
傷病手当とか
出産手当は原則的にはないんですけれども、
対象者は、
自営業者とか、
農業者はこの条例の対象になるんでしょうか。
○議長(
斎藤秀雄君)
星こども・
健康推進課長。
◎こども・
健康推進課長(星利昭君) 農業をしている人等も対象になります。
○議長(
斎藤秀雄君) よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第70号 阿賀町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△
議員発議第5号、
議員発議第6号の
一括上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) お諮りします。 日程第5、
議員発議第5号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(
国あて)(案)の提出について、日程第6、
議員発議第6号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(
県あて)(案)の提出について、以上2件は関連がありますので、
一括議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第5、
議員発議第5号、日程第6、
議員発議第6号の2件を
一括議題といたします。 朗読を省略して、
提出者から
提案理由の説明を求めます。 1番、
宮澤直子君。 〔1番
宮澤直子君登壇〕
◆1番(
宮澤直子君) 皆さん、おはようございます。 それでは、資料に基づき、発議を行います。 それでは、
議員発議第5号と6号を一括提案させていただきます。 資料1ページ、
議員発議第5号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(
国あて)(案)の提出について。
上記議案を、
地方自治法第112条及び
阿賀町議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出いたします。
提出者、
阿賀町議会議員、
宮澤直子。
賛同者、
阿賀町議会議員、
石川太一です。 2ページ。
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(案)。 今日、全国では約3割の
高校生が
私立高校で学んでおり、
私立高校は
公立高校と同様に
公教育の場として大きな役割を果たしています。 文面にはございませんが、阿賀町では、現在23名の学生が
私立高校へ進学しております。 令和2年度より
私立高校生への
就学支援制度が拡充され、年収590万円
未満世帯に上限39万6,000円の
支援金が支給されることになりました。これにより新潟県では年収590万円
未満世帯の
授業料無償がほとんどの
私立高校で実現しました。 しかしながら、
就学支援制度の対象が授業料のみに限定されているため、入学金や
施設設備の
保護者負担は残されています。また、年収590万円を超える世帯では
就学支援金が11万8,800円にとどまっており、学費の負担が一気に増えます。本県においては国と県の
学費支援を受けても、年額約18万円から約47万円の負担が残されます。5,650円の
入学金負担のみの
公立高校と比べ、学費の
公私間格差は依然として大きな開きがあります。 とりわけ、
新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念され、失業や倒産などの
経済不況が
県民生活を脅かす中、
私立高校の
保護者への
学費負担が重くのしかかり家計を圧迫しています。
子供たちが学費の心配なく学校で学ぶことができるよう、学費の
公私間格差の是正が強く望まれます。 また、新潟県では全教員に占める
専任教員の割合は、
公立高校では約8割を占めていますが、
私立高校ではその割合が、約6割にとどまっているのが現状です。
私立高校の
経常経費に対する助成が不十分であることがその一因と考えられます。
私立高校は、建学の精神に基づく特色ある教育を推進し、学校独自の教育の伝統を継承していますが、そうした教育を受け継いでいくためには
専任教員の存在が不可欠です。
専任教員増をはかるため、
経常経費に対する助成の一層の増額が求められます。 政府並びに国会におかれましては、
コロナ禍における
私立高校の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備を図るため、下記の事項について特段の措置を講じられるよう要望いたします。 1点目、
私立高校生への
就学支援金制度を
施設整備費も対象にすること、年収590万円を超える世帯への
支援金を増額するなど、制度の拡充を行うこと。 2、
私立高校入学金への新たな
助成措置を講ずること。 3、
私立高校への
経常経費に対する助成を増額すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。 提出先につきましては、
内閣総理大臣、菅義偉様。
文部科学大臣、
萩生田光一様。
財務大臣、
麻生太郎様。
総務大臣、
武田良太様。
衆議院議長、
大島理森様。
参議院議長、
山東昭子様。 以上であります。 引き続きまして、3ページ、次に、
議員発議第6号です。
意見書案は若干違いますので、読ませていただきます。
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(
県あて)(案)の提出について。 1ページ。
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(案)。 新潟県では、
高校生の約2割が
私立高校で学んでおり、
私立高校は
公立高校と同様に
公教育の場として大きな役割を果たしています。 令和2年度より
私立高校生への
就学支援金制度が拡充され、年収590万円
未満世帯に上限39万6,000円の
支援金が支給されることになりました。これにより新潟県で年収590万円
未満世帯の
授業料無償がほとんどの
私立高校で実現しました。 こうした中、多くの自治体が国の制度拡充を受け、独自の学費軽減制度を拡充し国の支援が不十分な年収590万円を超える世帯への
助成措置が講じられました。しかし、新潟県においては独自の学費軽減予算が前年度比で48.7%の減額となり、制度の拡充は行われませんでした。そのため、年収250万円
未満世帯に対し入学金や
施設整備費へわずかな
助成措置が行われているのみです。 こうしたことから、
私立高校生家庭の
学費負担は国と県の
学費支援を受けても、年額約18万円から約47万円となり、5,650円の
入学金負担のみの
公立高校と比べ、大きな学費の格差があります。とりわけ、
新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念され、失業や倒産などの
経済不況が
県民生活を脅かす中、
私立高校の
保護者へ
学費負担が重くのしかかり家計を圧迫しています。
子供たちが学費の心配なく学校で学ぶことができるよう、学費の
公私間格差の是正が強く望まれます。
私立高校の
経常経費に対する助成は、
経常経費2分の1以内に限定されてきたために、教育条件においても公立との格差が生じています。全教員に占める
専任教員の割合は、
公立高校が約8割を占めるのに対し、
私立高校は約6割にとどまっており、不足分を常勤講師など期限つきの教育で補っているのが現状です。 教育条件に公私間の格差が生じる大きな要因は、
私立高校経常経費に対する国・県の公費支出の少なさにあります。
公立高校生には1人当たり約110万円の公費支出があるのに対し(2018年度)、
私立高校生には1人当たり約35万円(2020年度)の公費支出にとどまっています。
私立高校は、建学の精神に基づく特色ある教育を推進し、学校独自の教育の伝統を継承していますが、そうした教育を受け継いでいくためには
専任教員の存在が不可欠です。
専任教員の増員を図るためには、現行の
私立高校経常経費2分の1助成制度を見直し、
公立高校経常経費2分の1助成制度に改めるなど、
経常経費に対する助成の増額が求められます。 新潟県におかれましては、
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備を図るため、下記の事項について特段の措置を講じられるよう要望いたします。 1、学費の
公私間格差の是正へ国の制度拡充と相まって、県独自の学費軽減制度を拡充すること。 2、
私立高校への経常費助成を増額すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。 宛先につきましては、新潟県知事、花角英世様。 以上です。 どうか議員の皆様のご賛同をいただきますようお願いいたします。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま、
議員発議第5号及び
議員発議第6号について、
提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。
議員発議第5号及び
議員発議第6号を一括で質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、斎藤栄君。
◆4番(斎藤栄君) ただいまの提案の意見の中でちょっとお聞きしたいんですけれども、私立の新潟県の高校については、かなり過剰と思えるような設備投資をしております。また、それによって、公立学校に進む生徒も今は少なくなっています。特に我が阿賀町においての県立阿賀黎明高校は、私学の方も先ほど23人おられるというお話でしたけれども、我々としては、阿賀黎明高校存続に向け議員で一致して存続に向けて働きかけていかなればならない使命があると感じております。 その中で、そういうふうな過剰とも思える私立学校のグラウンドの過剰なる設備投資、また、そういうところにしわ寄せが来ている職員の専任比率の低さ、それはどう思っておられますか。
○議長(
斎藤秀雄君) 1番、
宮澤直子君。
◆1番(
宮澤直子君) 設備については、
私立高校については、
公立高校以上のものが準備されておると思いますが、各校、特色のある教育のみならず、スポーツやまた文化、いろいろな各方面で
公立高校とはまた異なる、特色のある学校づくりをしていくことにより、生徒を集めることができるのではないかと思います。 このたびの申請については、そういった設備面のことだけではなく、通う生徒、学生の負担を考えたときに、学費面での、例えば親に対する負い目とか、また、公立に行けなかったために、やむを得ず通わなければならないという生徒もいると思いますが、そういった
保護者や親御さんの精神的な負担を軽減するためには、学費についてはできるだけ負担の少ないものを申請するものであると思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。
◆4番(斎藤栄君) しかしながら、公立学校については、授業料は無料化になりました。県においても、
コロナ禍においての支援という制度も打ち出していますし、また、それによる県費の支出というのは今は新潟県の財政においては、経費はもう底をついていて、職員も減給されている状況です。これ以上の支援をすることになると、新潟県の財政そのものが破綻するというふうに感じておりますので、その辺の状況はお分かりと思いますけれども、その状況を踏まえてもまだ助成ということを要求されるのか、その辺をお聞きしたい。
○議長(
斎藤秀雄君) 1番、
宮澤直子君。
◆1番(
宮澤直子君) 県の予算については、いろいろな情報によって、大変な状況であるということは承知しておりますが、事教育においては、決して予算を高く見ているとは思われませんので、教育に対する予算づけは、新潟県においては必要ではないかと考えます。 また、全国の中でも、切上げしているところが7県だけになっておりまして、ほかの県については、増額もしくは検討中というところもありますけれども、ほとんどの県が県独自の政策を展開しておりますので、新潟県についても、若干であっても、現状の政策を拡大するような方向でいくことが必要ではないかと思われます。 以上です。
○議長(
斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。
◆4番(斎藤栄君) しかしながら、県の財政がもう底をついている状況の中で、幾ら、災害があった場合、緊急対応ができないような財政状況なんですよ。そこを踏まえて、
意見書を上げてほしいというふうに考えていますが、その辺、いかがですか。
○議長(
斎藤秀雄君) 1番、
宮澤直子君。
◆1番(
宮澤直子君) そうですね、全てのことを考えて、教育のところを要望しないということは、あらゆることに結びつくのではないかと思います。 例えば、県立病院もしかりです。それでは、じゃ県立病院の要望をしないのか、ということになってしまいますが、必要なものについてはやはり要望することが必要だと思いますので、このたび、
意見書を上げさせていただきました。
○議長(
斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで、
議員発議第5号及び
議員発議第6号の質疑を終わります。 これから討論を行います。 初めに、
議員発議第5号について討論はありませんか。 2番、
長谷川眞君。
◆2番(
長谷川眞君) 前回もこの
意見書提出の議案が出たと思うんですが、そのときも私は反対の立場から意見を述べさせていただきました。 私の長男、うちの場合は男の子3人なんですけれども、長男は新潟市内の
私立高校に行きました。というのは、その
私立高校の建学の精神ですとか、特色のある教育ですとか、学校の特色、そういうものに憧れて行ったんで、親とすれば、それを認めた上で、自宅から通えるところの
公立高校に行かせるよりも、経済的には大変ですけれども、それを納得して、その高校の独自の教育制度というものを納得して出しているわけで、お金が高いというのは納得済みなんですよ。 そういうことで出しましたんで、今ほど、斎藤栄議員から運動施設だとか、そういう施設が充実し過ぎているという意見もありますけれども、全くそのとおりで、何でこんなところまで施設費を払わなきゃいけないんだろうという疑問もありましたけれども、それは子供も私も納得して、お金が高いけれどもやろうという立場で出してやりましたんで、それをみんな
公立高校並みのお金というのは、ちょっと虫がよ過ぎるんじゃないかなという意見があります。
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、賛成の方の討論を許します。 6番、
入倉政盛君。
◆6番(
入倉政盛君) 私は賛成の立場でいきますけれども、教育というのは、公私を問わず公平に受ける権利があるわけです。それを進めていくためには、国・県なりの助成が必要だと思います。 それで、教育予算というのは、物すごく世界に比べれば低い我が国ですけれども、それを請願とか何かで要求していかなければ、皆さん、行きたい学校にも行けなくなると。教育機会均等を達成するためにも、この必要な請願には賛成しています。
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、反対の方の討論を許します。 4番、斎藤栄君。
◆4番(斎藤栄君) 私も反対の立場で意見をいたします。 先ほど、質問の中でもお話ししましたけれども、私学の過剰な設備投資、それが先生の専任の雇用にもなっていないですし、また、過剰があるところで、そこを目指す
子供たちが出て、
公立高校の衰退にも関わっております。
公立高校では、まだ耐震化のない学校もたくさんありますし、また、そういう設備投資の中で過剰に生徒を集めているというところもありますので、そういう面では私は反対という意見を。
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、賛成の方の討論を許します。 11番、
石川太一君。
◆11番(
石川太一君) 毎年、この問題、9月に出されまして、皆さん方にいろんな意見をいただくわけですけれども、私といたしましては、
宮澤議員の前に私が出した経過もあるんですが、この問題については、議会として真摯に受け止めるべきだろうと考えております。 阿賀町の高校、黎明高校の人員が少ないということについては、私も非常に懸念はしておりますし、非常に頭の痛い問題だと考えております。 しかし、子供の将来、そして、子供が将来、阿賀町を代表して伸びられる、その要素を持っている子であれば、伸ばしてやることが筋ではないかというふうに思います。特にスポーツ関係、あるいは芸術関係においては、いろいろ活躍できる子がたくさんいると思います。その子は将来、我が町の宝となりますし、我が町の大きな財産になります。 どうか、そのことも踏まえまして、私といたしましては、父兄からも頼まれておりますので、ぜひとも皆さん方の誠意あることをお願い申し上げ、賛成の意見とさせていただきます。 以上です。
○議長(
斎藤秀雄君) 石川議員に申し上げます。 議会は議論をする場で、議会に対する不規則発言があったので注意しておきます。 次に、反対の方の討論を許します。 3番、
清野眞也君。
◆3番(
清野眞也君) この
意見書には反対の立場で討論をさせていただきます。 まず、所得の高い方への支援は基本的には必要ないと思います。その方の努力で何とかするべきものだと思いますし、また、営利企業である、私の認識が間違っているかもしれませんが、営利企業である私立の高校にこれ以上補助を拡充すれば、結局、営利企業の利益がまた増えるだけです。その利益はどこに行くかというと、またその企業として利益が膨らむだけですので、それは必要ないかなと思っておりますし、また、阿賀町としては、
阿賀町議会として、阿賀黎明高校の存続に対して動いております。 その立場からしても、私立への補助を行うのではなく、公立への補助の拡充を求めるのであれば、私は賛成できますが、私立への補助は必要ないと思っておりますので、反対を述べさせていただきます。
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、賛成の方の討論を許します。 5番、
小池隆晴君。
◆5番(
小池隆晴君) 私は賛成の立場から討論したいと思います。 先ほども入倉議員から出ましたけれども、日本の教育に対する予算というものは、多いとはとても言えません。その中において、今これほど
コロナとか、いろいろな不況の中で、大事なことは教育にかける、
子供たちにかける、夢を与えてやるというものは大事ではないかと思います。その意味では、私学の学校生活というものは大変有意義なもので、それぞれの私学で特色あるものをつくっています。 特に私が言いたいのは、阿賀町のような少子高齢化で、人が少ないところで、確かに阿賀黎明高校というのは、一生懸命頑張ってもらっていますけれども、小学校、中学校で抑えられていて、自分のやりたいものを抑えてきている中で、そして高校になって、いや、あそこの高校はこうだから、いや、あそこに行きたいというものは、これはしかるべきあって、大事な問題じゃないかと思いますので、ぜひともこの意見が通ることをお願いしたいと思います。
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、反対の方の討論を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
斎藤秀雄君) 次に、賛成の方の討論を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
斎藤秀雄君) それでは、討論なしと認め、これから採決を行います。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立少数です。 よって、本案は否決されました。 次に、
議員発議第6号について討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、
議員発議第6号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書(
県あて)(案)の提出についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立少数です。 よって、本案は否決されました。
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△請願第3号について
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第7、請願第3号 「
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書」の採決を求める請願を議題とします。 この請願については、先ほど関連する
議員発議第5号及び
議員発議第6号が否決されておりますので、不採択とみなします。
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△
委員会発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第8、
委員会発議第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書(案)の提出についてを議題とします。 朗読を省略して
提出者から
提案理由の説明を求めます。 9番、
石田守家君。 〔9番
石田守家君登壇〕
◆9番(
石田守家君) それでは、私のほうからは、
委員会発議第3号というようなことで、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書(案)というようなことで提出したいと思います。
上記議案を、
地方自治法第109条第7項及び
阿賀町議会会議規則第14条第3項の規定により別紙のとおり提出します。
提出者、石田守家。議長宛てでございます。 それでは、提案の内容について朗読します。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書(案)でございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・社会的影響をもたらしており、国民生活への不安が続いている中で、地方税・地方交付税等の一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、防災・減災、地方創生、地域経済活性化、雇用対策など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、今後の
地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想される。 よって、国においては、令和3年度
地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望するものです。 1つ、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保・充実すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2つ目、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮できるよう、総額を確保すること。 3として、令和2年年度の地方税収が大幅に減少することが予想されることから、万全の減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4として、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性等を厳格に判断すること。 5、特に、
固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは、家屋・
償却資産を含め、断じて行わないこと。また、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた
特例措置は、本来国庫補助金等により対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 提出先については、
衆議院議長、
大島理森様。
内閣総理大臣、菅義偉様。以下は記載のとおりでございます。 よろしくお願い申し上げます。
○議長(
斎藤秀雄君) ただいま、
委員会発議第3号について
提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、
委員会発議第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書(案)の提出についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△
議員派遣について
○議長(
斎藤秀雄君) 日程第9、
議員派遣を議題とします。 お諮りします。
会議規則第129条の規定によって、お手元に配付した内容で議員を派遣することにいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、お手元に配付した内容で
議員派遣することに決定しました。
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△散会の宣告
○議長(
斎藤秀雄君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本
定例会議に付された事件も全て終了いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午前10時59分
地方自治法第123条の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 副議長 署名議員 署名議員...