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09月11日-04号

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  1. 阿賀町議会 2020-09-11
    09月11日-04号


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    令和 2年  9月 定例会          令和2年阿賀町議会9月定例会議会議録議事日程(第4号)                    令和2年9月11日(金)午前10時開議日程第1 会議録署名議員指名日程第2 報告第15号 令和年度阿賀健全化判断比率報告について日程第3 報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率報告について日程第4 報告第17号 令和年度阿賀一般会計継続費精算報告書について日程第5 認定第1号 令和年度阿賀町各会計歳入歳出決算認定について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(12名)     1番  宮澤直子君      2番  長谷川 眞君     3番  清野眞也君      4番  斎藤 栄君     5番  小池隆晴君      6番  入倉政盛君     7番  山口周一君      8番  五十嵐隆朗君     9番  石田守家君     10番  神田八郎君    11番  石川太一君     12番  斎藤秀雄欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         神田一秋君   副町長        南 秀之君 代表監査委員     渡部政勝君   教育長        遠藤 佐君 会計管理者      齋藤啓司君   総務課長       野村秀樹君 町民生活課長     長谷川忠市君  こども・健康推進課長 星 利昭君 福祉介護課長     澤野直也君   農林課長       江花一実君 まちづくり観光課長  眞田政弘君   建設課長       大江修逸君 消防長        清野 隆君   消防本部次長     佐藤秀行君 消防本部予防課長   伊藤 悟君   学校教育課長     清野郁男君 社会教育課長     石川 聡君   農業委員会事務局長  若狭孝之---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       阿部 勉    書記         阿部大輔開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長斎藤秀雄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員12名であります。 これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程報告議長斎藤秀雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告議長斎藤秀雄君) 次に、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため求めにより出席した者は、これもあらかじめお手元にお配りしたとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長斎藤秀雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会議会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、1番、宮澤直子君及び2番、長谷川眞君を指名します。---------------------------------------報告第15号、報告第16号の一括上程説明質疑議長斎藤秀雄君) お諮りします。 日程第2、報告第15号 令和年度阿賀健全化判断比率報告について、日程第3、報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率報告について、以上2件は関連がありますので、一括議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第2、報告第15号及び日程第3、報告第16号の2件を一括議題とします。 朗読を省略して、提案理由説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長神田一秋君) おはようございます。 それでは、報告第15号 令和年度阿賀健全化判断比率及び報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率につきまして、ご報告を申し上げさせていただきます。 初めに、報告第15号でございますが、議案書の2ページから4ページをお願いをいたします。令和年度阿賀健全化判断比率でございます。 本報告につきましては、地方公共団体財政健全化に関する法律第3条第1項の規定によりまして、令和年度決算による阿賀町の健全化判断比率について、監査委員意見を付して報告をするものでございます。 議案書の3ページにお示しをしてございますが、財政健全化法では健全化判断比率として4つの指標について公表、報告することとされているところでありますので、その指標についてご報告をさせていただきます。 初めに、実質赤字比率でございます。 この比率は、いわゆる普通会計阿賀町におきましては一般会計診療所特別会計及び町営スキー場事業特別会計でございますけれども、この普通会計における実質収支赤字の大きさを表すものでありますが、本町におきましては実質収支黒字でありますので、前年度に引き続き該当がなしということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございます。 この比率は、阿賀町全会計実質収支赤字の大きさを表すものであります。これにつきましても、本町におきましては黒字でありますので該当しておりません。 なお、簡易水道事業特別会計で、実質収支赤字となっておりますが、全会計での連結決算では黒字となっているものでございます。 3点目に、実質公債費比率でございます。 これは、平成18年度地方財政制度改革によって設けられた指標でございまして、標準財政規模に対する公債費支出割合を示したものでございます。平成29年度から令和年度の3か年の平均によって算出するものでございますが、その比率が11.7%となったところでございます。 なお、前年度は10.1%でございましたので、前年度比で1.6%悪化したところでありますが、地方債許可基準であります18.0%は大きく下回っております。 4点目をいたしまして、将来負担比率でございます。 これは普通会計が将来負担すべき実質的な負債額が、標準財政規模に対してどれくらいの割合になるかを示したもので、104.9%となり、前年度に比べ1.9%の悪化となりました。このように各数値が若干悪化しておりますが、その主な要因といたしましては、これらの数値の算定上の分母の中でも大きな割合を占める普通交付税が、合併特例措置も終了し減少しているというところにありますが、今後は、この10月に実施されます国勢調査により、さらに普通交付税においては、厳しい状況にもなりますので、将来を十分に意識した財政運営に一層努めてまいります。 なお、監査委員意見書議案書4ページに付してありますので、ご確認をいただきたいと思います。 続きまして、報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率についてでございます。 議案書につきましては、5ページから9ページでございます。 本件につきましても、地方公共団体財政健全化に関する法律第22条第1項の規定によりまして、令和年度決算によるところの各公営企業資金不足比率について、監査委員意見を付して報告をするものでございます。 資金不足比率とは、各公営企業会計において、一般会計実質収支赤字額に相当する資金不足額営業収益等事業の規模に占める割合を表すものでありまして、先ほど報告いたしました健全化判断比率の一つである連結実質赤字比率の算定において、資金不足額を生じている事業がある場合のみ比率として現れてくるものでございます。 議案書6ページにお示しをしておりますように、本町で報告の対象となる公営企業は、簡易水道事業下水道事業水道事業の3つの事業でございますが、いずれの事業におきましても資金不足額は発生しておらず、資金不足比率は前年度に引き続きまして該当しないものであります。 議案書7ページから9ページに各事業に対する監査委員意見書を付してありますので、ご確認いただきたくお願いするものであります。 以上、雑駁でありますが、財政健全化法に基づきます報告第15号 令和年度阿賀健全化判断比率及び報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長斎藤秀雄君) ただいま報告第15号及び報告第16号について、提案理由説明を受けました。 これから質疑を行います。報告第15号及び報告第16号、一括で質疑を行います。 質疑はありませんか。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 一つお聞きします。 実質公債費比率で、公営企業会計への繰出金の増加も比率の悪化に大きく影響しているというふうに指摘されているわけでありますが、今後の見通しというのはどんな形を想像しているんでしょうか。 ○議長斎藤秀雄君) 野村総務課長。 ◎総務課長野村秀樹君) 今年度から、簡水を含めた事業水道事業会計に入ってくるということになっております。そういった面も含めて、今後のいわゆる維持管理に係ってくるものについては、ご承知のとおりかなり古くなっているものを順次替えていくということになりますので、そういったところで負担割合というのは増えてくるというふうに考えております。 ○議長斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 簡水が一緒になるわけですけれども、今までの我々担当課からいろいろお話を聞いているところによると、やはりこの辺が相当ネックになってくるんじゃないかというようなお話を聞きます。それで、収入の確保コスト削減ということでありますが、この辺のバランスというんですか、どうも入れるだけでなかなかコストが下がらないという今の状況で、結局値上げという方向に結びつくんでしょうか。
    議長斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長大江修逸君) ただいまの質問についてご回答いたします。水道事業につきましては、建設課のほうの所管でございますので、私のほうから回答させていただきます。 今年度、アセットマネジメントの業務委託を発注しておりまして、その辺、将来的な下水道老朽化施設の更新に関する費用、それから、適正な料金収入確保という意味で、来年度以降の水道事業収支をベースとして、その先の将来的な値上げといいますか、適正な料金体系構築等水道事業基盤強化を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 町長お話の中に、今後厳しい財政ということをお聞きしましたので、その辺の計画をしっかりと進めていただきたいと思います。以上です。 ○議長斎藤秀雄君) ほかに。 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) 五十嵐議員と同じようなんですけれども、結局この、標準財政規模に対して、そういう財政規模もだんだん減らされてきている中で、町長も先ほど言われましたが、交付税減らされてきている中で、分子のほうの一般会計への影響というんですか、我々町が使う余裕のない財政になっているということなんだけれども、その財政調整基金の中である程度担保できるところもあるんだけれども、このままでいくと、つい最近の中でも粟島浦村に、第2番目の低い状態にあるというのが言われていまして、今後皆さん一所懸命最低限の経費で最大限の効果が上がるように努力されてきたんだけれども、ますますそれが要求されてくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺の運営に対して、どのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長神田一秋君) 今、入倉議員さんからおっしゃっていただいた全般的にはまさにそうした状況にあるわけでございますので、しっかりこれは支出の部分でも見直すべきものは見直しながら、今お話あったように、これはもうある意味で、できるだけ可能な限り少ない予算の中で大きな効果を出していくというのが大きな使命でございますし、一方でこれは私も少し申し上げておりますけれども、やはり普通交付税、それぞれルールがあるわけですから、そのルールをしっかり使ったといいますか、認識した中で、交付税の額の確保も図っていくというようなところも必要でございますし、また日本全体が今減少化社会になってきた中で、この普通交付税にあっても、そうした従来は人口が増えることによる財政需要に対するものが主体的に国のほうで考えてきたわけですけれども、今般花角知事もまさにそうした人口減少の課題というふうなものを国に働きかけていただく中で、初めて人口減少地域に対する重点配分的な要素も盛り込んでいただいてきているところもありますので、こうしたところも私どもの状況というようなものをしっかり国にも訴えながら、そうした財源確保にも図っていきたいと思っております。 一方で、地方債にあっても、そうした交付税措置のないようなものを発行していけば、将来負担につながってくるわけでありますから、しっかり将来負担というふうなものは、認識をした財政運営を行っていくと、そうした厳しい局面というようなものは、もう従前から想定できる部分でございますから、今お話があった財調であったり基金であったり、減債基金であったり、そうした積立ても行ってきているわけでございますけれども、一方で必要なところに必要な事業をやっていかなきゃならないというようなところもありますので、そうしたところをしっかりと見通しながらの財政運営に一層努めていきたいと思っております。 ○議長斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 5番、小池隆晴君。 ◆5番(小池隆晴君) じゃ、私、2点ほどお聞きします。 1点目は実質収支黒字についてですが、実質収支黒字、29年度、30年が5%台、5.1の5.3です。今回の今期になってから7.1と上がっています。お金の出具合を見ると土木費とか教育費がかなり大幅に減っています。その辺から見ると、住民のサービスなり、あるいは今後の子供たちの将来的なものを考えれば、その辺のところに考えるところがあれば、もう少し考えていただけるといいなと考えます。 もう1点は、将来負担比率です。これは今ほど言いましたように、だんだん厳しくなっていく方向にあるかと思います。その中でもやっぱり一番問題は阿賀町において心配事は、第三セクターの赤字です。これも最後には負うことになるかと思いますので、この辺のところを十二分に考えて、行政のかじを取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長神田一秋君) まさに今、歳出の構成の中でも土木費教育費割合が減っているんじゃないかというふうなご指摘もいただきましたけれども、そこは年度年度のいわゆる必要な事業の中でのそうしたものだと、こう思っておりますけれども、両方とも町民の皆さんにも直結をする大事な部分予算でありますので、そこについてはしっかりと必要なところについては、今後も手当てをしていきたいと思っておりますし、特に私は教育費については、むしろ積極的に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございますので、これもまたご理解をいただきたいというふうに思っております。 将来負担比率、まさにこの中でいわゆる三セクに対する債務保証といいますか、そうした部分にあっては当然そこを負ってくれる部分でございますので、今お話あったように、今までも大きなものをいただく中で、ご指導いただいてきている分野でございますけれども、ご指摘のあったところをしっかり私どもも十二分に認識をした中での財政運営と、また行政運営というところで当たっていきたいというふうに思います。 ○議長斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) ないようですので、これで質疑を終わります。質疑なしと認めます。 これで報告第15号 令和年度阿賀健全化判断比率報告及び報告第16号 令和年度阿賀資金不足比率報告質疑を終わります。 これで報告を終わります。---------------------------------------報告第17号の上程、説明質疑議長斎藤秀雄君) 日程第4、報告第17号 令和年度阿賀一般会計継続費精算報告書についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長神田一秋君) それでは、報告第17号 令和年度阿賀一般会計継続費精算報告書について、ご説明を申し上げます。 議案書の10ページから11ページでございます。 本件につきましては、平成30年度から令和年度までの2か年間で設定をしておりました消防本部庁舎整備事業が完了いたしましたことから、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告をするものでございます。 精算内容につきましては、議案書の11ページに精算報告書を添付をしたところでございますが、表が小さく、本当に文字が小さくて、誠に申し訳ございません。 平成30年度に4億108万7,000円、令和年度に3億7,491万3,000円として、総額7億7,600万円の年割り事業費を設定をし、実績といたしましては、平成30年度に1,290万8,220円、令和年度に7億6,185万9,905円、合計7億7,476万8,125円を執行したところでありまして、残額は123万1,875円でございます。 以上、雑駁でございますが、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、令和年度阿賀一般会計継続費精算報告書についての報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長斎藤秀雄君) ただいま報告第17号について、提案理由説明を受けました。 これから質疑を行います。 報告第17号の質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで、報告第17号 令和年度阿賀一般会計継続費精算報告質疑を終わります。 これで報告を終わります。---------------------------------------認定第1号の上程、説明質疑委員会付託議長斎藤秀雄君) 日程第5、認定第1号 令和年度阿賀町各会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長神田一秋君) それでは、認定第1号 令和年度阿賀町各会計歳入歳出決算認定についてでございます。 議案書は1ページでございます。 各会計決算状況のご説明させていただきますが、まず1,000円未満の額につきましては、端数調整した額としてご報告をさせていただきます。また、各会計とも予算額を申し上げました後に、決算書実質収支に関する調書の概要を申し上げ、決算報告とさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきますようお願い申し上げます。 まず、令和年度阿賀一般会計からご報告をさせていただきます。 一般会計決算書の2ページから11ページまでが款項別の予算額決算額の表でございますが、予算総額は131億7,861万1,000円で、うち平成30年度からの繰越額が5億7,167万3,000円でございました。繰越額には消防本部庁舎建設に伴います継続費逓次繰越額が3億8,817万8,000円となっております。 それでは、12ページをご覧いただきたいと思います。 決算額をまとめました、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額128億9,089万2,000円、予算対比で97.82%でございます。歳出総額122億5,794万8,000円、予算対比で93.02%でございます。歳入歳出差引額は6億3,294万4,000円で、翌年度へ繰越しとした事業に充当すべき財源、7,681万1,000円を差し引いた実質収支額は5億5,613万3,000円でございます。 次に、特別会計を順にご報告をさせていただきます。 まずは、国民健康保険特別会計でございますが、特別会計決算書の6ページをお願いをしたいと思います。令和年度予算額につきましては、歳入歳出それぞれ14億3,434万7,000円でございました。決算額は、歳入総額14億4,599万円、予算対比で100.81%でございます。歳出総額14億1,650万1,000円、予算対比で98.76%となりまして、歳入歳出差引額は2,948万9,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額も2,948万9,000円でございます。 次に、後期高齢者医療特別会計でございます。36ページをお願いいたします。令和年度予算額は、歳入歳出それぞれ1億8,299万9,000円でございました。決算額は、歳入総額1億8,131万2,000円、予算対比で99.08%、歳出総額1億8,126万4,000円、予算対比99.05%となりまして、歳入歳出差引額及び実質収支額ともに、4万8,000円でございます。 次に、介護保険特別会計保険事業勘定)でございますが、52ページをお願いいたします。令和年度予算額は、歳入歳出それぞれ21億8,075万2,000円でございました。決算額は、歳入総額21億3,975万6,000円、予算対比で98.12%、歳出総額21億3,639万3,000円、予算対比97.97%となりまして、歳入歳出差引額及び実質収支額ともに336万3,000円でございます。 次に、介護保険特別会計サービス事業勘定)、88ページをお願いいたします。令和年度予算額は、歳入歳出それぞれ5,286万3,000円でございました。決算額歳入総額5,201万9,000円、予算対比98.40%、歳出総額5,141万8,000円、予算対比97.27%となりまして、歳入歳出差引額は60万1,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので実質収支額も60万1,000円でございます。 次に、診療所特別会計でございますが、100ページをお願いいたします。令和年度予算額は、歳入歳出それぞれ2億1,213万5,000円でございました。決算額は、歳入総額2億452万4,000円、予算対比96.41%、歳出総額2億215万5,000円、予算対比95.30%となりまして、歳入歳出差引額236万9,000円となり、翌年度への繰越明許費繰越しとした事業に充当すべき財源150万円を差し引いた実質収支額は86万9,000円でございます。 次に簡易水道事業特別会計、120ページをお願いいたします。ご案内のとおり、令和年度から水道事業会計に統合し、令和年度決算に当たりましては、3月末日での打切り決算となっております。予算額歳入歳出それぞれ7億6,160万3,000円でございました。決算額は、歳入総額5億8,968万円、予算対比77.43%、歳出総額7億781万3,000円、予算対比92.94%となりまして、歳入歳出差引額マイナス1億1,813万3,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源8万円を差し引いた実質収支額マイナス1億1,821万3,000円でございます。 3月末での打切り決算でありますことから、3月末までに収入のされない補助金地方債等により、赤字となっておりますが、こうした未収金につきましては、水道事業へ引き継ぎ、統合後に収納するというふうなところでございます。 次に、下水道事業特別会計でございますが、142ページをお願いいたします。令和年度予算額歳入歳出それぞれ8億5,751万7,000円でございました。決算額は、歳入総額8億4,241万4,000円、予算対比98.24%、歳出総額8億4,218万8,000円、予算対比98.21%となりまして、歳入歳出差引額は22万6,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額も22万6,000円でございます。 次に、町営スキー場事業特別会計、172ページでございます。令和年度予算額は、歳入歳出それぞれ5,196万8,000円でございました。決算額は、歳入総額4,844万1,000円、予算対比93.21%、歳出総額4,840万1,000円、予算対比93.14%となりまして、歳入歳出差引額及び実質収支額ともに4万円でございます。 次に、水道事業決算でございますが、収益的収入及び支出につきましては、184ページから185ページでございます。収益的収入及び支出でございますが、収入が1億5,038万3,000円、支出が1億6,543万1,000円でございます。資本的収入及び支出につきましては、186ページ及び187ページでございます。収入がゼロ円、支出が7,139万6,000円でございます。 以上、各会計決算状況を申し上げさせていただきました。令和年度阿賀町各会計歳入歳出決算を、地方自治法第233条第3項の規定に基づきまして、別冊のとおり阿賀監査委員意見書及び附属書類を添えて認定お願いするものでございます。 なお、各会計決算内容につきましては、担当課長から詳細に説明をいたさせますので、ご精査をいただき、何とぞ満堂のご認定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長斎藤秀雄君) ただいま認定第1号について提案理由説明を受けました。 次に、本日は渡部代表監査委員が出席しておりますので、ここで決算審査の意見について発言を許します。 渡部代表監査委員。     〔代表監査委員 渡部政勝君登壇〕 ◎代表監査委員渡部政勝君) おはようございます。 それでは、私のほうから令和年度阿賀町各会計決算審査の結果についてご報告を申し上げます。 初めに、審査の対象につきましては、一般会計歳入歳出決算ほか11件であります。 次に、審査の期間は7月29日から8月19日までの6日間であります。審査の手続についてはご案内のとおりであります。 続きまして、審査の結果でありますが、審査に付された一般会計ほか9会計歳入歳出決算書並びに事項別明細書、実質収支に関する調査等の様式は、法令で定める様式を基準として作成されており、また、形式審査及び実質審査においては、各会計歳入歳出決算計数は関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと確認し、おおむね予算が適正かつ効率的に執行されていると認められたところである。 なお、決算書及び附属調書の形式審査等のほか、夏渡戸水源井戸掘削工事、鹿瀬堤防線改良工事、谷沢地区県営ため池等整備事業「大堰頭首工」、大型おり設置状況(谷沢区)、三階原地区用水路改良工事、消防本部庁舎(完成)状況等について、現地調査を実施したところであるが、いずれの事業とも施工及び管理が適正に行われていたものと認められた。 令和年度決算審査調書(一般会計及び各特別会計収支状況)、一般会計款別収入状況及び款別支出状況、基金の状況地方債状況並びに財政分析主要指数の推移は別紙のとおりである。 続きまして、審査の意見でありますが、令和年度決算審査については、各会計決算書、財産に関する調書、主要施策の成果説明書、財政分析主要指数の推移を基に、適切な財政運営がされているか、住民の意向に沿った行政運営がされているか等に重点を置き審査を行った。 全般的には、歳入歳出とも適正かつ効率的に処理されていると認められたところであるが、社会経済情勢に即応した施策や事業等を積極的に展開し、地域経済や住民生活の安心と安全に寄与されることを期待するとともに、阿賀財政健全化と住民サービスのさらなる向上に努力されることを強く望むものである。 なお、審査結果に添えて、次の2項目について意見として報告する。 1点目の歳入に関する事項についてであるが、町税の徴収実績は、主要税目である町民税が現年分で前年を0.7ポイントダウンの99%、固定資産税が前年を0.1ポイントアップの99.1%、滞納繰越分を含めた町税全体では前年を0.2ポイントダウンの92%であった。滞納繰越分については、今後も滞納者の状況とその処分財産の調査を適切に行い、処分の可否を見極め、滞納額の圧縮に努めていただくことを望むものである。 また、上下水道については、上水道使用料が現年分で前年を1.3ポイントアップの98.9%、簡易水道使用料が前年を0.6ポイントダウンの99.1%、下水道使用料が前年と同様の99.6%であった。担当課においては、公共料金等徴収係と連携を密にして、今後も徴収努力に励まれることを期待するものである。 一方で、令和年度一般会計で4,037万8,581円の不納欠損額が発生しており、99.6%が固定資産税となっている。不納欠損処分の理由は、時効の完成により債権が消滅したものであるが、今後は町税に限らず全ての公金において換金可能な物件等を差押えし、時効の中断によって町の債権が確実に確保できるよう、滞納処分手続を的確に行うことを望むものである。 次に、地方交付税についてであるが、前年比4.4ポイントダウンの63億9,940万7,000円であった。普通交付税については、合併特例期間が終了し段階的に減額が始まり、58億5,867万1,000円と、前年比1億1,523万6,000円少なくなっており、今後も厳しい財政運営を強いられることが予想される。 次に、寄附金についてであるが、前年比59.5ポイントアップの6億8,394万6,000円であった。ふるさと納税については、6億8,066万1,000円と、前年比2億5,792万8,000円の増額となり、過去最高を記録した。 4月に激化した返礼品競争対策のため、地方税法が改正され、ふるさと納税は国の指定制度へ移行された。指定の条件は、1点目は返礼率が30%以下であること、2点目は返礼品が地場産品であること、3点目は募集に要する経費は寄附金の50%以下であること、これを踏まえ担当課では、早期に条件をクリアするとともに、平成30年産米の在庫を有効活用するなどのきめ細やかな対応が増額の要因ではないかとのことであった。 ちなみに、県下のふるさと納税の実績は、第1位が燕市の13万1,513件、42億3,720万2,000円。第2位が魚沼市の11万2,359件、21億914万2,000円。第3位が長岡市の7万3,394件、18億8,869万8,000円であり、本町は3万9,245件、6億8,066万1,000円で第5位である。歳入確保という観点からも、今後も継続的な取り組みを強く望むものである。 次に、町債管理についてであるが、令和年度一般会計借入残高は150億7,943万6,000円と、前年比7億8,813万円少なくなっているが、普通交付税も減額しているので、今後も新規借入れの抑制等、残高の縮減に向けた町債管理に万全を期すよう望むものである。 2点目の歳出に関する事項についてであるが、歳出全般的には、社会資本整備総合交付金事業ほか14件の一般会計繰越明許費3億9,233万5,000円が令和年度に繰り越され、執行率は93%と、前年比0.3ポイント高くなった。 初めに、電力の自由化に伴う本町の削減実績であるが、平成29年11月に制限付一般競争入札により、株式会社アシストワンエナジーと契約し、平成30年2月に3施設、6月に5施設、10月に34施設の業務電力、高圧電力の合計42施設を切り替え、削減を図ってきた。1年を経過した阿賀町役場本庁舎ほか41施設の削減実績は、平成30年度が1億7,745万358円、令和年度が1億5,044万7,382円で、削減額が2,700万2,976円、削減率が15.2%と、すばらしい成果を上げた。 次に、各種団体等への補助金や助成金についてであるが、当該団体の事業目的や実績、公益上の必要理由、効果及び補助金等の交付目的を十分検証の上、各課においては対象団体との決算による繰越金及び積立残額を確認し、自主性、自立性を促すなどの検討を図ることを望むものである。 そして、事務事業においてであるが、効率化、簡素化を図るとともに、緊急性が低いと判断した事業や目的を達成したと判断した事業については、事業の廃止や縮減を行い、一方で町民等の独創性や英知を結集できる協働によるまちづくり事業等を積極的に取り組んでいただくことを望むものである。 以上、令和年度阿賀町各会計決算審査意見とする。 令和2年8月26日。 阿賀代表監査委員渡部政勝阿賀監査委員山口周一。 以上であります。 ○議長斎藤秀雄君) ただいま、渡部代表監査委員から決算審査の意見を受けました。 ここで、若干の質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) ないようですので、これで質疑を終わります。 監査委員におかれましては、長期間にわたる決算審査、大変お疲れさまでした。 お諮りします。 本件につきましては、この後、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議する予定としておりますので、本日は事項別明細書等の担当課長からの説明並びに質疑は省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、担当課長の説明並びに質疑については省略します。 お諮りします。 ただいま上程されています認定第1号 令和年度阿賀町各会計歳入歳出決算認定については、阿賀町議会委員会条例第5条の規定及び議会運営委員会の決定により、議会選出の監査委員を除く全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することといたしたいと思います。 なお、設置期間は本9月定例会議会議期間中とします。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、本件については、議会選出の監査委員を除く議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することに決定しました。 委員定数は、議会選出の監査委員を除く11名であります。 なお、設置期間は、本9月定例会議会議期間中とします。 お諮りします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員を、阿賀町議会委員会条例第7条第2項の規定により、ただいまから議長において指名します。 1番、宮澤直子君、2番、長谷川眞君、3番、清野眞也君、4番、斎藤栄君、5番、小池隆晴君、6番、入倉政盛君、8番、五十嵐隆朗君、9番、石田守家君、10番、神田八郎君、11番、石川太一君、12番、斎藤秀雄。 以上、11名の諸君を指名します。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま議長が指名した11名の諸君を、決算審査特別委員会委員に選任することに決定しました。 なお、阿賀町議会委員会条例第9条の規定により、決算審査特別委員会を本日の本会議終了後直ちに招集し、当議場において開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 お諮りします。 9月14日月曜日から9月17日木曜日までの4日間、決算審査特別委員会のため休会といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、9月14日月曜日から9月17日木曜日の4日間、休会とすることに決定しました。 次の会議は、9月18日金曜日、午前10時開会といたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長斎藤秀雄君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午前10時49分...