○
議長(
斎藤秀雄君)
大江建設課長。
◎
建設課長(
大江修逸君) ただいまの質問についてご回答いたします。
水道事業につきましては、
建設課のほうの所管でございますので、私のほうから回答させていただきます。 今
年度、アセットマネジメントの
業務委託を発注しておりまして、その辺、将来的な
下水道、
老朽化施設の更新に関する費用、それから、適正な
料金収入の
確保という意味で、来
年度以降の
水道事業の
収支をベースとして、その先の将来的な
値上げといいますか、適正な
料金体系の
構築等、
水道事業の
基盤強化を図っていきたいというふうに考えております。
○
議長(
斎藤秀雄君) 8番、
五十嵐隆朗君。
◆8番(
五十嵐隆朗君)
町長の
お話の中に、今後厳しい
財政ということをお聞きしましたので、その辺の計画をしっかりと進めていただきたいと思います。以上です。
○
議長(
斎藤秀雄君) ほかに。 6番、
入倉政盛君。
◆6番(
入倉政盛君)
五十嵐議員と同じようなんですけれども、結局この、
標準財政規模に対して、そういう
財政規模もだんだん減らされてきている中で、
町長も先ほど言われましたが、
交付税減らされてきている中で、分子のほうの
一般会計への影響というんですか、我々町が使う余裕のない
財政になっているということなんだけれども、その
財政調整基金の中である程度担保できるところもあるんだけれども、このままでいくと、つい最近の中でも粟島浦村に、第2番目の低い状態にあるというのが言われていまして、今後
皆さんも
一所懸命最低限の経費で最大限の効果が上がるように努力されてきたんだけれども、ますますそれが要求されてくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺の運営に対して、どのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。
○
議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎
町長(
神田一秋君) 今、
入倉議員さんからおっしゃっていただいた全般的にはまさにそうした
状況にあるわけでございますので、しっかりこれは支出の
部分でも見直すべきものは見直しながら、今
お話あったように、これはもうある意味で、できるだけ可能な限り少ない
予算の中で大きな効果を出していくというのが大きな使命でございますし、一方でこれは私も少し申し上げておりますけれども、やはり
普通交付税、それぞれ
ルールがあるわけですから、その
ルールをしっかり使ったといいますか、認識した中で、
交付税の額の
確保も図っていくというようなところも必要でございますし、また日本全体が今
減少化社会になってきた中で、この
普通交付税にあっても、そうした従来は人口が増えることによる
財政需要に対するものが主体的に国のほうで考えてきたわけですけれども、今般
花角知事もまさにそうした
人口減少の課題というふうなものを国に働きかけていただく中で、初めて
人口減少地域に対する重点配分的な要素も盛り込んでいただいてきているところもありますので、こうしたところも私どもの
状況というようなものをしっかり国にも訴えながら、そうした
財源の
確保にも図っていきたいと思っております。 一方で、
地方債にあっても、そうした
交付税措置のないようなものを発行していけば、将来
負担につながってくるわけでありますから、しっかり将来
負担というふうなものは、認識をした
財政運営を行っていくと、そうした厳しい局面というようなものは、もう従前から想定できる
部分でございますから、今
お話があった財調であったり基金であったり、
減債基金であったり、そうした積立ても行ってきているわけでございますけれども、一方で必要なところに必要な
事業をやっていかなきゃならないというようなところもありますので、そうしたところをしっかりと見通しながらの
財政運営に一層努めていきたいと思っております。
○
議長(
斎藤秀雄君) ほかに
質疑ありませんか。 5番、
小池隆晴君。
◆5番(
小池隆晴君) じゃ、私、2点ほどお聞きします。 1点目は
実質収支の
黒字についてですが、
実質収支の
黒字、29
年度、30年が5%台、5.1の5.3です。今回の今期になってから7.1と上がっています。お金の
出具合を見ると
土木費とか
教育費がかなり大幅に減っています。その辺から見ると、住民のサービスなり、あるいは今後の
子供たちの将来的なものを考えれば、その辺のところに考えるところがあれば、もう少し考えていただけるといいなと考えます。 もう1点は、将来
負担比率です。これは今ほど言いましたように、だんだん厳しくなっていく方向にあるかと思います。その中でもやっぱり一番問題は
阿賀町において
心配事は、第三セクターの
赤字です。これも最後には負うことになるかと思いますので、この辺のところを十二分に考えて、行政のかじを取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(
斎藤秀雄君)
神田町長。
◎
町長(
神田一秋君) まさに今、
歳出の構成の中でも
土木費、
教育費の
割合が減っているんじゃないかというふうなご指摘もいただきましたけれども、そこは
年度年度のいわゆる必要な
事業の中でのそうしたものだと、こう思っておりますけれども、両方とも町民の
皆さんにも直結をする大事な
部分の
予算でありますので、そこについてはしっかりと必要なところについては、今後も手当てをしていきたいと思っておりますし、特に私は
教育費については、むしろ積極的に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございますので、これもまたご理解をいただきたいというふうに思っております。 将来
負担比率、まさにこの中でいわゆる三セクに対する
債務保証といいますか、そうした
部分にあっては当然そこを負ってくれる
部分でございますので、今
お話あったように、今までも大きなものをいただく中で、ご指導いただいてきている分野でございますけれども、ご指摘のあったところをしっかり私どもも十二分に認識をした中での
財政運営と、また
行政運営というところで当たっていきたいというふうに思います。
○
議長(
斎藤秀雄君) ほかに
質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、これで
質疑を終わります。
質疑なしと認めます。 これで
報告第15号
令和元
年度阿賀町
健全化判断比率の
報告及び
報告第16号
令和元
年度阿賀町
資金不足比率の
報告の
質疑を終わります。 これで
報告を終わります。
---------------------------------------
△
報告第17号の上程、
説明、
質疑
○
議長(
斎藤秀雄君)
日程第4、
報告第17号
令和元
年度阿賀町
一般会計継続費精算報告書についてを
議題とします。
朗読を省略して、
提案理由の
説明を求めます。
神田町長。 〔
町長 神田一秋君登壇〕
◎
町長(
神田一秋君) それでは、
報告第17号
令和元
年度阿賀町
一般会計継続費精算報告書について、ご
説明を申し上げます。
議案書の10ページから11ページでございます。 本件につきましては、
平成30
年度から
令和元
年度までの2か年間で設定をしておりました
消防本部庁舎整備事業が完了いたしましたことから、
地方自治法施行令第145条第2項の
規定により
報告をするものでございます。
精算内容につきましては、
議案書の11ページに
精算報告書を添付をしたところでございますが、表が小さく、本当に文字が小さくて、誠に申し訳ございません。
平成30
年度に4億108万7,000円、
令和元
年度に3億7,491万3,000円として、
総額7億7,600万円の
年割りの
事業費を設定をし、実績といたしましては、
平成30
年度に1,290万8,220円、
令和元
年度に7億6,185万9,905円、合計7億7,476万8,125円を執行したところでありまして、残額は123万1,875円でございます。 以上、雑駁でございますが、
地方自治法施行令第145条第2項の
規定により、
令和元
年度阿賀町
一般会計継続費精算報告書についての
報告とさせていただきます。よろしく
お願いをいたします。
○
議長(
斎藤秀雄君) ただいま
報告第17号について、
提案理由の
説明を受けました。 これから
質疑を行います。
報告第17号の
質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君)
質疑なしと認めます。 これで、
報告第17号
令和元
年度阿賀町
一般会計継続費精算報告の
質疑を終わります。 これで
報告を終わります。
---------------------------------------
△
認定第1号の上程、
説明、
質疑、
委員会付託
○
議長(
斎藤秀雄君)
日程第5、
認定第1号
令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の
認定についてを
議題とします。
朗読を省略して、
提案理由の
説明を求めます。
神田町長。 〔
町長 神田一秋君登壇〕
◎
町長(
神田一秋君) それでは、
認定第1号
令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の
認定についてでございます。
議案書は1ページでございます。 各
会計の
決算状況のご
説明させていただきますが、まず1,000円未満の額につきましては、端数調整した額としてご
報告をさせていただきます。また、各
会計とも
予算額を申し上げました後に、
決算書の
実質収支に関する調書の概要を申し上げ、
決算の
報告とさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきますよう
お願い申し上げます。 まず、
令和元
年度阿賀町
一般会計からご
報告をさせていただきます。
一般会計決算書の2ページから11ページまでが款項別の
予算額と
決算額の表でございますが、
予算総額は131億7,861万1,000円で、
うち平成30
年度からの
繰越額が5億7,167万3,000円でございました。
繰越額には
消防本部新
庁舎建設に伴います
継続費、
逓次繰越額が3億8,817万8,000円となっております。 それでは、12ページをご覧いただきたいと思います。
決算額をまとめました、
実質収支に関する調書でございます。
歳入総額128億9,089万2,000円、
予算対比で97.82%でございます。
歳出総額122億5,794万8,000円、
予算対比で93.02%でございます。
歳入歳出差引額は6億3,294万4,000円で、翌
年度へ繰越しとした
事業に充当すべき
財源、7,681万1,000円を差し引いた
実質収支額は5億5,613万3,000円でございます。 次に、
特別会計を順にご
報告をさせていただきます。 まずは、
国民健康保険特別会計でございますが、
特別会計決算書の6ページを
お願いをしたいと思います。
令和元
年度の
予算額につきましては、
歳入歳出それぞれ14億3,434万7,000円でございました。
決算額は、
歳入総額14億4,599万円、
予算対比で100.81%でございます。
歳出総額14億1,650万1,000円、
予算対比で98.76%となりまして、
歳入歳出差引額は2,948万9,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源はございませんので、
実質収支額も2,948万9,000円でございます。 次に、
後期高齢者医療特別会計でございます。36ページを
お願いいたします。
令和元
年度の
予算額は、
歳入歳出それぞれ1億8,299万9,000円でございました。
決算額は、
歳入総額1億8,131万2,000円、
予算対比で99.08%、
歳出総額1億8,126万4,000円、
予算対比99.05%となりまして、
歳入歳出差引額及び
実質収支額ともに、4万8,000円でございます。 次に、
介護保険特別会計(
保険事業勘定)でございますが、52ページを
お願いいたします。
令和元
年度の
予算額は、
歳入歳出それぞれ21億8,075万2,000円でございました。
決算額は、
歳入総額21億3,975万6,000円、
予算対比で98.12%、
歳出総額21億3,639万3,000円、
予算対比97.97%となりまして、
歳入歳出差引額及び
実質収支額ともに336万3,000円でございます。 次に、
介護保険特別会計(
サービス事業勘定)、88ページを
お願いいたします。
令和元
年度の
予算額は、
歳入歳出それぞれ5,286万3,000円でございました。
決算額は
歳入総額5,201万9,000円、
予算対比98.40%、
歳出総額5,141万8,000円、
予算対比97.27%となりまして、
歳入歳出差引額は60万1,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源はございませんので
実質収支額も60万1,000円でございます。 次に、
診療所特別会計でございますが、100ページを
お願いいたします。
令和元
年度の
予算額は、
歳入歳出それぞれ2億1,213万5,000円でございました。
決算額は、
歳入総額2億452万4,000円、
予算対比96.41%、
歳出総額2億215万5,000円、
予算対比95.30%となりまして、
歳入歳出差引額236万9,000円となり、翌
年度への繰越明許費繰越しとした
事業に充当すべき
財源150万円を差し引いた
実質収支額は86万9,000円でございます。 次に
簡易水道事業特別会計、120ページを
お願いいたします。ご案内のとおり、
令和2
年度から
水道事業会計に統合し、
令和元
年度の
決算に当たりましては、3月末日での
打切り決算となっております。
予算額は
歳入歳出それぞれ7億6,160万3,000円でございました。
決算額は、
歳入総額5億8,968万円、
予算対比77.43%、
歳出総額7億781万3,000円、
予算対比92.94%となりまして、
歳入歳出差引額は
マイナス1億1,813万3,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源8万円を差し引いた
実質収支額は
マイナス1億1,821万3,000円でございます。 3月末での
打切り決算でありますことから、3月末までに収入のされない
補助金や
地方債等により、
赤字となっておりますが、こうした
未収金につきましては、
水道事業へ引き継ぎ、統合後に収納するというふうなところでございます。 次に、
下水道事業特別会計でございますが、142ページを
お願いいたします。
令和元
年度の
予算額は
歳入歳出それぞれ8億5,751万7,000円でございました。
決算額は、
歳入総額8億4,241万4,000円、
予算対比98.24%、
歳出総額8億4,218万8,000円、
予算対比98.21%となりまして、
歳入歳出差引額は22万6,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源はございませんので、
実質収支額も22万6,000円でございます。 次に、
町営スキー場事業特別会計、172ページでございます。
令和元
年度の
予算額は、
歳入歳出それぞれ5,196万8,000円でございました。
決算額は、
歳入総額4,844万1,000円、
予算対比93.21%、
歳出総額4,840万1,000円、
予算対比93.14%となりまして、
歳入歳出差引額及び
実質収支額ともに4万円でございます。 次に、
水道事業決算でございますが、収益的収入及び支出につきましては、184ページから185ページでございます。収益的収入及び支出でございますが、収入が1億5,038万3,000円、支出が1億6,543万1,000円でございます。資本的収入及び支出につきましては、186ページ及び187ページでございます。収入がゼロ円、支出が7,139万6,000円でございます。 以上、各
会計の
決算状況を申し上げさせていただきました。
令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算を、
地方自治法第233条第3項の
規定に基づきまして、別冊のとおり
阿賀町
監査委員の
意見書及び附属書類を添えて
認定を
お願いするものでございます。 なお、各
会計の
決算内容につきましては、
担当課長から詳細に
説明をいたさせますので、ご精査をいただき、何とぞ満堂のご
認定を賜りますようよろしく
お願いを申し上げます。
○
議長(
斎藤秀雄君) ただいま
認定第1号について
提案理由の
説明を受けました。 次に、本日は渡部
代表監査委員が出席しておりますので、ここで
決算審査の
意見について発言を許します。 渡部
代表監査委員。 〔
代表監査委員 渡部政勝君登壇〕
◎
代表監査委員(
渡部政勝君) おはようございます。 それでは、私のほうから
令和元
年度阿賀町各
会計決算審査の結果についてご
報告を申し上げます。 初めに、審査の対象につきましては、一般
会計歳入歳出決算ほか11件であります。 次に、審査の期間は7月29日から8月19日までの6日間であります。審査の手続についてはご案内のとおりであります。 続きまして、審査の結果でありますが、審査に付された
一般会計ほか9
会計の
歳入歳出決算書並びに事項別明細書、
実質収支に関する調査等の様式は、法令で定める様式を基準として作成されており、また、形式審査及び実質審査においては、各
会計の
歳入歳出決算計数は関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと確認し、おおむね
予算が適正かつ効率的に執行されていると認められたところである。 なお、
決算書及び附属調書の形式審査等のほか、夏渡戸水源井戸掘削工事、鹿瀬堤防線改良工事、谷沢地区県営ため池等整備
事業「大堰頭首工」、大型おり設置
状況(谷沢区)、三階原地区用水路改良工事、
消防本部庁舎(完成)
状況等について、現地調査を実施したところであるが、いずれの
事業とも施工及び管理が適正に行われていたものと認められた。
令和元
年度決算審査調書(
一般会計及び各
特別会計別
収支の
状況)、
一般会計款別収入
状況及び款別支出
状況、基金の
状況、
地方債の
状況並びに
財政分析主要指数の推移は別紙のとおりである。 続きまして、審査の
意見でありますが、
令和元
年度決算審査については、各
会計決算書、財産に関する調書、主要施策の成果
説明書、
財政分析主要指数の推移を基に、適切な
財政運営がされているか、住民の意向に沿った
行政運営がされているか等に重点を置き審査を行った。 全般的には、
歳入歳出とも適正かつ効率的に処理されていると認められたところであるが、社会経済情勢に即応した施策や
事業等を積極的に展開し、地域経済や住民生活の安心と安全に寄与されることを期待するとともに、
阿賀町
財政の
健全化と住民サービスのさらなる向上に努力されることを強く望むものである。 なお、審査結果に添えて、次の2項目について
意見として
報告する。 1点目の歳入に関する事項についてであるが、町税の徴収実績は、主要税目である町民税が現年分で前年を0.7ポイントダウンの99%、固定資産税が前年を0.1ポイントアップの99.1%、滞納繰越分を含めた町税全体では前年を0.2ポイントダウンの92%であった。滞納繰越分については、今後も滞納者の
状況とその処分財産の調査を適切に行い、処分の可否を見極め、滞納額の圧縮に努めていただくことを望むものである。 また、上
下水道については、上水道使用料が現年分で前年を1.3ポイントアップの98.9%、簡易水道使用料が前年を0.6ポイントダウンの99.1%、
下水道使用料が前年と同様の99.6%であった。
担当課においては、公共料金等徴収係と連携を密にして、今後も徴収努力に励まれることを期待するものである。 一方で、
令和元
年度は
一般会計で4,037万8,581円の不納欠損額が発生しており、99.6%が固定資産税となっている。不納欠損処分の理由は、時効の完成により債権が消滅したものであるが、今後は町税に限らず全ての公金において換金可能な物件等を差押えし、時効の中断によって町の債権が確実に
確保できるよう、滞納処分手続を的確に行うことを望むものである。 次に、地方
交付税についてであるが、前年比4.4ポイントダウンの63億9,940万7,000円であった。
普通交付税については、合併特例期間が終了し段階的に減額が始まり、58億5,867万1,000円と、前年比1億1,523万6,000円少なくなっており、今後も厳しい
財政運営を強いられることが予想される。 次に、寄附金についてであるが、前年比59.5ポイントアップの6億8,394万6,000円であった。ふるさと納税については、6億8,066万1,000円と、前年比2億5,792万8,000円の増額となり、過去最高を記録した。 4月に激化した返礼品競争対策のため、地方税法が改正され、ふるさと納税は国の指定制度へ移行された。指定の条件は、1点目は返礼率が30%以下であること、2点目は返礼品が地場産品であること、3点目は募集に要する経費は寄附金の50%以下であること、これを踏まえ
担当課では、早期に条件をクリアするとともに、
平成30年産米の在庫を有効活用するなどのきめ細やかな対応が増額の要因ではないかとのことであった。 ちなみに、県下のふるさと納税の実績は、第1位が燕市の13万1,513件、42億3,720万2,000円。第2位が魚沼市の11万2,359件、21億914万2,000円。第3位が長岡市の7万3,394件、18億8,869万8,000円であり、本町は3万9,245件、6億8,066万1,000円で第5位である。歳入
確保という観点からも、今後も継続的な取り組みを強く望むものである。 次に、町債管理についてであるが、
令和元
年度末
一般会計借入残高は150億7,943万6,000円と、前年比7億8,813万円少なくなっているが、
普通交付税も減額しているので、今後も新規借入れの抑制等、残高の縮減に向けた町債管理に万全を期すよう望むものである。 2点目の
歳出に関する事項についてであるが、
歳出全般的には、社会資本整備総合交付金
事業ほか14件の
一般会計繰越明許費3億9,233万5,000円が
令和2
年度に繰り越され、執行率は93%と、前年比0.3ポイント高くなった。 初めに、電力の自由化に伴う本町の削減実績であるが、
平成29年11月に制限付一般競争入札により、株式会社アシストワンエナジーと契約し、
平成30年2月に3施設、6月に5施設、10月に34施設の業務電力、高圧電力の合計42施設を切り替え、削減を図ってきた。1年を経過した
阿賀町役場本庁舎ほか41施設の削減実績は、
平成30
年度が1億7,745万358円、
令和元
年度が1億5,044万7,382円で、削減額が2,700万2,976円、削減率が15.2%と、すばらしい成果を上げた。 次に、各種団体等への
補助金や助成金についてであるが、当該団体の
事業目的や実績、公益上の必要理由、効果及び
補助金等の交付目的を十分検証の上、各課においては対象団体との
決算による繰越金及び積立残額を確認し、自主性、自立性を促すなどの検討を図ることを望むものである。 そして、事務
事業においてであるが、効率化、簡素化を図るとともに、緊急性が低いと判断した
事業や目的を達成したと判断した
事業については、
事業の廃止や縮減を行い、一方で町民等の独創性や英知を結集できる協働によるまちづくり
事業等を積極的に取り組んでいただくことを望むものである。 以上、
令和元
年度阿賀町各
会計決算審査
意見とする。
令和2年8月26日。
阿賀町
代表監査委員、
渡部政勝。
阿賀町
監査委員、
山口周一。 以上であります。
○
議長(
斎藤秀雄君) ただいま、渡部
代表監査委員から
決算審査の
意見を受けました。 ここで、若干の
質疑を許します。
質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) ないようですので、これで
質疑を終わります。
監査委員におかれましては、長期間にわたる
決算審査、大変お疲れさまでした。 お諮りします。 本件につきましては、この後、
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議する予定としておりますので、本日は事項別明細書等の
担当課長からの
説明並びに
質疑は省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、
担当課長の
説明並びに
質疑については省略します。 お諮りします。 ただいま上程されています
認定第1号
令和元
年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の
認定については、
阿賀町議会委員会条例第5条の
規定及び議会運営委員会の決定により、議会選出の
監査委員を除く全議員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することといたしたいと思います。 なお、設置期間は本9月
定例会議の
会議期間中とします。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、本件については、議会選出の
監査委員を除く議員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することに決定しました。 委員定数は、議会選出の
監査委員を除く11名であります。 なお、設置期間は、本9月
定例会議の
会議期間中とします。 お諮りします。 ただいま設置されました
決算審査特別委員会委員を、
阿賀町議会委員会条例第7条第2項の
規定により、ただいまから
議長において指名します。 1番、
宮澤直子君、2番、
長谷川眞君、3番、
清野眞也君、4番、
斎藤栄君、5番、
小池隆晴君、6番、
入倉政盛君、8番、
五十嵐隆朗君、9番、
石田守家君、10番、
神田八郎君、11番、
石川太一君、12番、
斎藤秀雄。 以上、11名の諸君を指名します。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま
議長が指名した11名の諸君を、
決算審査特別委員会委員に選任することに決定しました。 なお、
阿賀町議会委員会条例第9条の
規定により、
決算審査特別委員会を本日の本
会議終了後直ちに招集し、当議場において開催いたしますので、よろしく
お願いいたします。 お諮りします。 9月14日月曜日から9月17日木曜日までの4日間、
決算審査特別委員会のため休会といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 したがって、9月14日月曜日から9月17日木曜日の4日間、休会とすることに決定しました。 次の
会議は、9月18日金曜日、午前10時開会といたします。
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△散会の宣告
○
議長(
斎藤秀雄君) 以上で本日の
日程は全部終了しました。 これで本日の
会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午前10時49分...