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11月08日-01号

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  1. 阿賀町議会 2018-11-08
    11月08日-01号


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    平成30年 11月 定例会(第1回)          平成30年阿賀町議会11月第1回会議会議録議事日程(第1号)                   平成30年11月8日(木)午前10時開会日程第1 会議録署名議員指名日程第2 報告第14号 専決処分の報告について            専決第7号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第7号)日程第3 議案第70号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第8号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第3まで議事日程に同じ 追加日程第1 第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議---------------------------------------出席議員(10名)     1番  清野眞也君      2番  斎藤 栄君     3番  小池隆晴君      4番  入倉政盛君     6番  山口周一君      8番  五十嵐隆朗君     9番  石田守家君     10番  神田八郎君    11番  石川太一君     12番  斎藤秀雄欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         神田敏郎君   副町長        波田野正博君 総務課長       渡部和茂君   町民生活課長     星 利昭君 観光振興課長     関  仁君   観光振興課長補佐   清野郁男君 観光振興課観光企画係長        町民生活課戸籍係主任 長谷川 豊君            大江健一---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       阿部時也    書記         阿部大輔 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(斎藤秀雄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。 これから平成30年阿賀町議会11月第1回会議を開会します。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(斎藤秀雄君) 直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(斎藤秀雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(斎藤秀雄君) 次に、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため、求めにより出席した者は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本会議の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、8番、五十嵐隆朗君、9番、石田守家君を指名します。--------------------------------------- △報告第14号の上程、説明、質疑 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第2、報告第14号 専決処分の報告について、専決第7号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) おはようございます。 昨日は大変、実地研修ということで全員の皆さんからご出席をいただきまして、大変ありがとうございました。ご苦労さまでした。 それでは、報告第14号 専決処分の報告でございますが、別冊の平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第7号)の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ507万4,000円を追加させていただきまして、その総額を122億2,055万3,000円とするものであります。これは、阿賀町議会議員補欠選挙執行に係る経費を計上したものであります。 10ページの歳出の主なものについて申し上げますと、2款総務費、4項選挙費、5目町議会議員補欠選挙費でありまして、507万4,000円を追加補正させていただくものであります。 内訳でありますが、1節報酬につきましては、開票立会人報酬として5万4,000円、3節職員手当等開票従事職員の時間外手当といたしまして10万4,000円、11節需用費は148万9,000円で、ポスター掲示板投票用紙の印刷代が主なものとなっております。12節役務費は66万6,000円で、補欠選挙用投票用紙の自動読取機等の設定に係る費用等となっております。13節委託料は276万1,000円で、ポスター掲示板の設置・撤去に係る委託料であります。 次に、9ページの歳入について申し上げます。 今般の財源といたしましては、19款1項1目1節繰越金で、係る経費の507万4,000円全額を前年度繰越金で措置したものであります。 以上、地方自治法第180条1項の規定に基づく阿賀町条例町長専決処分事項の指定についての第7項の規定に基づきまして、平成30年10月5日付で専決処分をいたしましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま報告第14号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。まず、歳出全般について行います。10ページです。 質疑はありませんか。 4番、入倉政盛君。 ◆4番(入倉政盛君) 12節の投票所仮設電気引込料水道休止手数料、これどこの場所なんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 星町民生活課長。 ◎町民生活課長星利昭君) 上川の旧日野川保育園であります。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、入倉政盛君。
    ◆4番(入倉政盛君) 水道休止手数料1,000円というのは、どういう内訳なんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 星町民生活課長。 ◎町民生活課長星利昭君) 日野川保育園、ことし4月から閉園ということで、施設、水道・電気とまっております。そんなことの回線等の費用でございます。     〔「わかりました」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △議案第70号の上程、説明、質疑 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第3、議案第70号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案第70号につきましては、平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第8号)でございます。 補正予算書の1ページをお開き願います。 第1条で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,000万円を追加させていただきまして、歳入歳出予算の総額を122億9,055万3,000円とするものであります。 10ページの事項別明細書からでありますが、7款の商工費、1項商工費、4目施設管理費でありますが、一般観光施設管理費で、19節負担金補助及び交付金株式会社上川温泉借入金株主負担金について3,000万円、21節貸付金については、第三セクター温泉施設への貸付金として4,000万円、トータル7,000万円を計上させていただいたものであります。 株式会社上川温泉借入金株主負担の3,000万円につきましては、これはこれまでの経営の中から大光銀行から借りたものでありまして、町の責任として負担するものでございます。 貸付金については、利率0.02%で返済期間20年、うち据え置き期間が3年を条件に貸し付けるものであります。 主な内容につきまして、10月19日、23日及び11月5日の全員協議会におきましても報告・協議をさせていただいておりますが、12月1日の株式会社上川温泉奥阿賀観光株式会社の統合を前に、現状の運転資金の不足額と地元金融機関から借入金を一旦ゼロベースにするための支援でございまして、町の第三セクター温泉施設を今後改革していくための第一歩ということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 第三セクター温泉施設は、観光面でも中心的な存在であるとともに、地域の雇用の場としても今日まで一定の役割を担ってきていることは、ご案内のとおりであります。これまでも説明申し上げてまいりましたとおり、その経営状況は非常に逼迫しており、その原因も利用者数の減少から指摘される人材の不足、施設の老朽化など、ソフト・ハード面、両面に多岐にわたる課題を抱えている現状でもあります。 人員配置流動性仕入れ等の効率化を目指して、運営会社の統合を進めていくものでありますが、現状のマイナス状況を引きずったままで単純に統合してもこれまでの繰り返しとなり、これはいかなる経営を引き受けても、かたから受けていただいても非常に大きなリスクを背負い込むということになります。 今後、観光面での機能の一端を担っていくことにつきましては、変わるものではありませんが、福祉的な町民の保養センターの役割を果たす施設として、町としても方針を転換し、同じことの繰り返しにならないように努めてまいらなければと思っているわけであります。 また、町からの貸付金返済原資を確保するための見直しは絶対条件でありますので、その内容につきましては、さきの全員協議会でもご報告を申し上げているとおり、一部施設の冬期閉鎖や売却を段階的に進め、8月第1回会議で補正計上した湯めぐりカードの集客状況に鑑み、かつ利用者への影響も考慮をしながら、段階的に進めてまいる所存であります。 貸付金4,000万円は、3年の据え置き期間を設けておりますので、経営再建を図るための時間を確保できるものと考えております。 今後の町民の憩いの場として、また町民の健康増進のため、温泉施設の果たす役割は極めて重要であると考えておりますが、議員各位には特段のご理解とご協力をお願いするものであります。 次に、歳入につきましては補正予算の9ページでありますけれども、19款繰越金のうち、補正財源として留保しております前年度歳計剰余繰越金から7,000万円を充当させていただくというものであります。 大変雑駁ではありますが、議案第70号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第8号)につきましての提案理由とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第70号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。まず歳出全般について行います。10ページです。 質疑はありませんか。 1番、清野眞也君。 ◆1番(清野眞也君) 1番、清野でございます。 今ほど町長からも説明いただきましたし、何度も全協でも説明をしていただきました。我々、内容についてはしっかりと理解をある程度させていただいておりますし、必要な部分もあるかと思いますが。 そもそも、同じことを繰り返さないようにと町長からお話がありましたけれども、私が議員になって1年半、たった1年半の中でもう二度目のお金を入れるというふうな話になります。町民の方々からもいろいろな意見もいただいておりますし、じゃ、前回のあのお金は何だったんだろうなというふうな率直な疑問がありますけれども。例えば町民の方に、前回も入れましたよね。今回は何なんですか、どんな違いがあるんですかと言われたときに、どのようにお答えしたらいいのかなというふうなことが頭をよぎっておりますが、先般との違いを明確に説明していただけたらなと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 関観光振興課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 一度目は5,000万円ということでした。確かにあのときは、まずは両社長が負担しておりました金の返済ということが、まず一番のことにありました。その中で、その5,000万円でそれを充当して、とにかく個人の負担出されたものをゼロにしようということで進めました。当時は、その5,000万円で何とか乗り切ろうと思っていたんですが、昨年からの経営状況からもなかなか改善しなかったというのが一番の結果でした。 これは、正直言いまして言いわけになるというふうに、それは当然言いわけになるかと思いますが、何とかこの辺でもう一回ゼロベースの中で、今いろいろな改革の準備、話し合い等を進めている中で、これをもって再度ここから再スタートをしたいということで、今回計上させていただきました。 以上です。 ○議長(斎藤秀雄君) 1番、清野眞也君。 ◆1番(清野眞也君) 皆さんも精いっぱいやられているとは思いますけれども、このようなことが起きてしまったのは大変残念なことですし、二度とこのようなことがないようにやってほしいんですけれども。また、同様の事例が起きないという確証はあるんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関観光振興課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 絶対ということは、正直言いましてそれはないかと思いますが、とにかくならないように、これは努力していかなければなりません。正直、今まではやはり三セクにお任せしたという面が、我々にもこれはあったかと思います。でも、やっぱり町の施設ということで、これはもっともっと町が関与していかなければならない、これはもう私も十分感じております。 今、マネジャー会議、そういうものの中でどのようにしていったらいいのかというのをもう絶えず話し合いをしている中で、やはりもうちょっとお客さんが喜んでもらえる施設運営、これをとにかく探ろうということで、いろいろやっております。その中で、とにかく同じことは繰り返さない。今と同じ経営をしていれば、繰り返す可能性は十分あるんですが、それを変えなければ、変えるために今いろいろな打ち合わせ等をしている状況であります。 ○議長(斎藤秀雄君) 1番、清野眞也君。 ◆1番(清野眞也君) 二度と起きないようにしていただきたいんですけれども、町民の方に説明をしてくださいというふうな話をさせてもらって、町民説明会をしていただいたプラス、電話等々で町民の方々から直接意見をいただいたと思います。その中で、町民の方々からどのような意見があったかというのを改めて教えてください。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江企画係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 観光振興課の大江です。よろしくお願いします。 10月16日、意見交換会を行いました。そこで出てきた意見としましては、総括しますと、ほとんどが清川温泉に関するものでした。電話で受け付けたものについても同じく、清川高原保養センターが中心的なものでした。 内容については千差万別なんですが、具体的な経営に関するところですと、町としてのその運営の方針が見えない。明確にすべきではないかという意見がございました。 それと、清川ということで、今現在2号館での運営から1号館での運営に変えておりますが、フルオープン、2号館も使ってフルオープンしてもらいたいという意見もございました。 また、赤字の原因、そういったものはちゃんと検証しているのかというご指摘もありました。 また、誰が経営しても二、三年ぐらいかかるんではないか。長期的な運営計画が必要ではないか、そういったご意見がございました。 ○議長(斎藤秀雄君) 1番、清野眞也君。 ◆1番(清野眞也君) 私も参加をさせていただいて、皆さんの意見も聞きながら、やはり清川等とこの町のためには、このような福祉施設はある程度しっかりとした形で残していかなきゃいけないのかなとやっぱり思いました。 しかしながら、このままの経営を進めていくわけにはいかないですし、町民の皆様へもしっかりと説明する機会、しっかりと理解をしていただいて、アイデアなり、例えば手助けであり、一緒にこの町を残す、この町のための温泉施設として経営していかなければならないというところを、しっかりと皆さんにも理解をしていただきたいんですけれども。 今後もこのような形で、さまざまな問題に対して、温泉施設だけではなく、町民の方へ説明する機会というのは、私は以前からも言っているように必要だとは思うんですけれども、町長、そこら辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これは、もともと町民の皆様の健康保持とか、そういったようなことが主たるもので、それを堅持するためには、営業部門をすれば公費負担というのも少なくなるだろうという根にあったはずだと思うんですね。そういう中で、今度はより営業力を高めて、むしろ全部それをやったらどうかということになってきていることも、またこれは現実であります。 そしてまた、こうした施設をこれだけいっぱいあるということも、非常に運営上、いいところと悪いところを来しているという部分もございます。専門家皆さんからも、この前、こうした温泉施設を運営する皆さん事業者ですけれども、そこからやりますと、明らかにこの部分はだめだと。この部分なら自分たちもやってもいいぐらいな、そういう区分けがあるんですね。 そうしますと、そうかといって、じゃそのとおりにやれるかというと、これまた大変なことでありますが、そうした意見をどこに吸収して、それを実行していくかということがこれから問われることになるんであろうと、こう思いますし、また、これは以前からそういう問題ではあるわけですが、なかなかやはり締めるに締められない、あるいは処分するにできない。こういう当初から1億創生の地域貢献をするためには何がいいだろうというところから、温泉、温泉という形でもって進めてきた経緯があるわけでありますね。そういうことを、これをみんな満たしていくというのは、どこにでも皆さん温泉ができてしまったということからすると、特殊性というのもまたなくなってきていると。 こういう中でどう生きていくかということについては、こういう温泉経営といいますか、そればかりではありませんけれども、第三セクターのいろいろな事業の運営に携わっているような専門家皆さんからも、いろいろ意見を伺っているわけでありますが、果たしてこれが、この今の状況に合致するかどうかというのは非常に不安なところもありますし、これをもっとやっぱり突き詰めて、期間を置いて改善を図っていくということは、これから一番大事なことかと思いますので、そういう形でもって取り組んでいく必要があるんだろうと、こう思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 1番、清野眞也君。 ◆1番(清野眞也君) 町民の理解を得るということが一番大事なことだと、私めは思っておりますし、我々も町民の代表ですので、我々一人一人が、議員が納得したとしても、町民が納得していただかなければ賛成できないということもありますので。そこは継続的にしっかりとしていってもらわなければいけないところなので、改めて課としてもそのような体制というか、考えていくというところはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今回、やっぱり明確にわかりやすくしていくということは、これは今おっしゃるとおりだろうと思いますが、それも含めて、やはり実績を上げていくということが一番理解していただけることなわけですから、それに向けて創意工夫といいますか、結集していくと、力をそこに結集していくということが大事だろうと、こう思っています。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 8番、五十嵐でございます。 10ページの歳出の説明の中に、温泉借入金株主負担金というふうに出ておるわけでありますけれども、これについて、全協でも若干出てきてわけでありますけれども、株主は、あと大光さんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江企画係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 大光銀行が加わっております。全協のときにお話いただいて、今回この予算の名称を株主という名称を使うに当たって、大光銀行さんのほうに確認をというお話いただきましたので、全協の翌日に連絡がとれましたので、大光の支店長さんとお話しさせていただきました。 大光銀行さんとしては、これについてはやはり債権者でもあるし、町と議会との協議の中での判断ですので、大光銀行としての負担は考えていないということで、お返事をいただいております。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 町の責任において、この3,000万円をという町長の説明でありましたが、彼らも本当に株主なわけですよね。責任の一端は絶対あると思うんですよ。というのは、彼らはプロですよ。それを貸したままほっておいたということについて、私は非常にその辺が納得いかないんですよ。だから応分の負担は、株主としての応分の負担は出してもらうというようなことは考えていませんか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 大光銀行さんの立場に立ってみますと、上川温泉からの毎年のこの返済というのは、これは実際毎月行っていたようですが、確実に行っていただいています。 大光銀行さんとしては、これがもしなかったとしても、借り入れ自体は返済が可能、返ってくるわけですので、逆に繰り上げ償還という形の大光銀行さんとしてのメリットはないというふうに判断されているのかと思います。一旦お返事はいただいているんですけれども、再協議する余地があるのかどうかは、またちょっと大光銀行さんのほうに聞いてみたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) この問題については、ここだけじゃなくて、今までいろいろな三セクについても、株主としての町のあり方というのが、全部町がしょっていたわけですよね。それはやっぱり株主がほかにいるならば、その人たちが今まで見ていて、アドバイスしたんだろうけれども、聞かなかったとかというお話も聞きましたけれども。でも、彼らにもやっぱり責任はあると思いますので、今後一層の話し合いをしていただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 普通の会社の運営ですと当然のことでもありますでしょうし、そういった点はあるんですが、これはやっぱり金融機関皆さんからも、ひとつこの辺のところをご理解いただくといいますか、ご協力いただくような形でもってやっぱり進めなければならんだろうと思いますし、また運営についても、もっとこうした株主の皆さん、専門的なところからも、今おっしゃるように指導していただくということを強力にしていく必要があるのかなというふうに思っておりますので、そういった面をこれからも金融機関皆さんのご理解と同時に、ご協力もいただくということは必須のことだろうと、こう思っています。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) いずれにしても、今後もこの株主の問題も出てくると思いますので、ぜひその辺を、区分をはっきりさせておいていただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) それはそうなんですけれども、ある意味においては、やっぱりこっちのほうから、今の上川温泉についてはわかりませんけれども、お願いをして株主になってもらっているというところもあるんですね。 そういうところを、当然引き受けたということは、自分たちもそれに加わって、一緒にその運営を図っていきたいということでもあったんだろうと思いますが、代々担当者が変わったりしていきますと、その辺のところも薄らいできているということは確かだろうと、こう思いますが。 その辺のところは、ひとつトップといいますか、その支店なら支店のトップなんかともよく理解をいただくようなやり方というのも当然必要だろうと思いますので、そういう方向性を出していくことではないかと、こう思っています。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) 今の3,000万については、今、五十嵐議員のほうから話がありましたように、株主負担のこともこれから考慮していただいて考えていただきたいと思いますので、私は4,000万のほうのこれからの貸付金についてちょっとお聞きしたいと思います。 この上川温泉が1,600万、奥阿賀観光が2,400万という貸付金を要望しているわけですが、この中に全額未払いの金額になるんでしょうか。それとも、この中に合併資金が入ってくるのか。そして、皆さんが言われたように、この金額の返済は3年後に本当に返済できるようになるのか。その辺のところをちょっとお聞かせください。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 内訳としましては、いわゆる合併の資金としてのお金は入っておりません。3月までの運転資金としての総額でございます。未払金の分も、奥阿賀観光のほうで約1,500万ぐらいありますので、それも含めての金額でございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) 合併資金が入っていないということは、また新たに合併資金が必要になるということはないんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 12月1日に合併をして、それの運転資金として3月までの分が入っています。細かな事務経費については、それも含めて入っているというふうにご理解いただいていいかと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) じゃ、その3月までの関係で資金は今回の4,000万があれば間に合うと、そういう考えですね。 じゃ、その後のこの借りた金額の返済について、3年の猶予期間を置いてとありますが、3年後に利益が出るという確信があるんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 全協の中で計画を上げさせていただきましたが、当初、売り上げの増加案ということで出させていただいたんですけれども、なかなか現実的に厳しいという側面がございます。 中間のB案として出させていただいた売り上げの現状維持というところを目標にして進めていきたいと思いますが、全体として、町の指定管理料の見直しということも必要になるかと思いますので、そういったものは必要になります。 今現在の年間の返済額が350万ほどです。3年後返済を始めますと二百四、五十万だったと思いますが、現在よりも100万少なくなっていくと。その中でどう売り上げを現状維持していくか、それがポイントになるかと思いますので、その3年の間に改革を進めて取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) 3年後に利益が出るようでしたら、もっと早くこの計画を立てていただきたかったものですね。 というのは、この利益を出すための皆さんのその経営計画です。この経営計画が、私たちもたびたび三度ほど聞いたわけですよね。そのときに何か先が見えない。というのは、手っ取り早い話が、最初聞いたときは、上川の御神楽のほうに奥阿賀を合併するというような考えでしたよね、最初のあれは。社長も田部さんにやってもらうというような話でした。 ところが、今になったらこの全然反対の方向に行っているんですよね。奥阿賀のほうに御神楽をおっつけるような格好。また、社長についても田部さんじゃなくて、副町長にやってもらうというような方法。全然経営の基本となるものが何も見えません。そのところが私は不安でしようがない。 それで、先ほど清野議員から言われたように、合併として出した5,000万円がどこに消えたかわからないと。こんなことで果たして皆さん、いや、3年後に利益が出ますよ、返済していきますよというようなことを誰が信用するんですか。ちょっと聞かせてください。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) まず、合併の方法はまず吸収合併ということです。上川温泉に奥阿賀観光を吸収させる、会社を統合するには吸収合併と新設合併、この2つしかないものですから。一番まずはやりやすいといいますか、経費がかからない方法、これが上川温泉が奥阿賀観光を吸収するという、このやり方ということで、そのような手法を当初から考えております。これは正直言いまして、合併してしまえば一つになるわけですから、その一番やりやすい手法ということで進めさせてもらっております。 それから、社長の件、これは正直言いまして言われるとおりです。とにかく私どもも思います。いろいろな考えの中で、いろいろなことを言わせてもらいました。それがころころ変わったというのも、これも事実で、その辺も正直言いまして反省しております。基本的には、町の施設ということで、町と、それから民間手法ということで民間の経営者、この2人が2人体制という形で協力しながら進めていく、これは以前から変わりません。 ただ、会社としましては、やはりどちらかがトップになってもらわなければなりませんので、これは再度また変わって申しわけありませんが、民間的な手法ということから、田部さんのほうにまた再度、手腕をふるってもらうということで、トップになってもらおうかなと今考えて進めております。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) この大事なときに、これから再建やらなくてはいけないときに、こんなにぶれたままで果たして物事が進むんですか。私はちょっととっても考えられないですよ。中には同じような商売をやっていながら、税金を納めてやっているところもあるわけですよね。今度はその税金を使って、否が応なもんですよ。もう少しやっぱり物の根幹というものだけはしっかりして、その中で枝が変わるというのはわかりますけれども、根幹がぶれているところに、根幹が見えてこないですよ。 それで、これからどうやってやっていくのか。その辺のところを聞いても同じ答えが返ってくるのかもしれませんけれども、何か問題点がいっぱいある中に、前にも私、全協で話したことがあるんですけれども、問題点の何からやっていくという順序が違っているんじゃないのかなと思うわけですよ。先ほどのこの合併の仕方とか、社長になる人とか、あるいは経営計画が見えないとか、5,000万円出したけれどもどこかへ行っちゃったとか。結局やっぱり中がぶれているから、こういう格好になるんじゃないかと思うんですよ。この辺のところ、どんなものでしょうね、どう考えていますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 根幹的には、やはり観光施設運営ですから、これはやはり民間的な考えを、そもそも三セク自体は、本来で言えば町から切り離しての民間的な経営のもとでやるのが一番、これが本来当たり前の姿かと思います。 そういう意味から、正直言っていろいろぶれた面もありますが、ここで再度また原点に戻りまして、考え方を進めていこうということで、それで今まとまっているような状況であります。その民間の経営手腕の中でどんなよい方向といいますか、運営のほうを進めていこうという、これが一番の根幹であります。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) あの課長ね、なんか話がやっぱり物すごい抽象的で、具体的なもののあれがないから、なかなか、はい、わかります、そうですね、頑張ってくださいと言いにくいところがあるんですよ。私は頑張ってもらいたいんですよ。ほかの方法でやっても、きっとお金はかかってくると思います。今の方法でやっぱりある程度みんなで頑張って、どういう方法でやるかということを決めて、やっていくのが一番経費のかからない方法だと思っています。 だから、私は4,000万円賛成したいです。賛成したいですけれども、それをこうやっていくんだというものを聞かせてください。私、反対はしません。どうですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) まずはトップが決まらないとなかなか、トップの判断というのが一番まず必要な面もありますので、その辺のまずは体制を固めた中で、これからいろいろ具体的な、本当に具体的な案を出させてもらいたいというふうに考えております。 いろいろなことを言わせてもらいましたけれども、言葉だけの言ったことというのが一番あるかと思いますし、本当に具体的にどうするんだというのがなかなか出てこないというのも、これも事実かと思います。その辺は今後、体制を固める中で進めていかせてもらいたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) 考えが逆じゃないですか。それは今、事情が事情だから、そういうあれ。本当はトップをやっぱり配置して、トップの考えがどうだかによってお金がついてくるわけですよ。金が先に行っているんですよ。そこで、だったら金出す人わからないじゃないですか、何のために金をどうやって出すんだというやつが。商売というのはそんなもんじゃないですか。トップをやってくれるかどうか、それはわからないけれども、あなたがやってくれるんだったら、どういうようなものをこれから考えてやってくれますと。これを議会に報告しますと、そういうものが大事だと思うんですよ。トップが決まるまで待ってください、その前に金出してください、それからやっていきます。これでは商売をやるあれじゃないですよ。どう思いますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) まずはゼロベースにしないと、なかなかトップになる方も受けてくれないというのが、これが本当の実情です。まずはその方の気持ちというものが一番大事かと思いますので、その意味で今回ゼロベースということで、このような予算計上をさせていただきました。まずはそこの理解をお願いしたいというふうに考えます。 その中で、実際の話、トップになろう方といろいろな話はしております。その中で、やはりその辺を、意思を固めた中で再度ここから、いろいろな協議の中で進めていければなというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) 課長、課長は全てゼロベースから出ているんですよ。そうじゃなくて、仮定があるじゃないですか。もし、このお金が出てあれだったら、社長としてはどういう考えで計画をやるんですかという方法だってあるんですよ、仮定をつくっておいて。あるいはゼロベースもあるでしょう、あるいは全然だめなときもあるでしょう。やっぱりそのくらいの3つの方法は考えておかなくちゃだめですよ。今ここでお金ができなくて、これペケだったらどうなるのか考えていますか、金が出なかった場合。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) ここで金が出なかった場合には、運営が滞ってしまうかと思います。その辺はもう閉鎖、あるいは本当に細々と直営でやっていくか、その2つになるかというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) だから、細々とそれはそうでしょう、だって。どんなメリット・デメリット、そんなものを考えたことがありますか。町民に対してどういう迷惑がかかるとか。やはりそこまで考えなくちゃ、自分たちだけのものを考えてちゃいけないですよ。それをすることによってどれだけ迷惑がかかるか、やっぱりその辺のところまで考えてほしいわけですよ。ただ、金がないから、じゃ細々やっていきます、それはそうでしょう。でも、そのためによって受ける町民の人たちが、どれだけ困るかというものはあるんじゃないんですか。やっぱりその辺のところも考えていただいて、そのゼロベースはゼロベースでわかります。でも、もしかしたら受けてくれる場合はどういうあれがあるのか。だめだったらどうなのかという、やっぱりその辺のところをもっとみんなで考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今、小池議員さんからもいろいろご指摘いただいておりますけれども、確かにそういう、だんだん詰まってきて、そういうようなことで答弁させてもらったわけですから、それは受けられないというのは本当だと思いますし。そういうことではなくて、今おっしゃるように、これは本当に背水の陣をしいて、どうしてもできない部分はどうするか、そういったようなことで取り組んでいるということでありますから、本当に皆さんから、それならいけるなという形で、やっぱりこの機を乗り越えていく必要があるんだろうと、こう思っておりますから。 その辺のところは、これから取り組もうとする皆さんにも十分ご理解をいただいて、まずはおっしゃるとおり、はっきりした再建計画というもののもとで取り組めるように、これはやっぱりやっていかなければならないということはご指摘いただいたとおりですから、そのように準備を進めていく。準備を進めてきておりますし、そこがやっぱり三セクですから、皆さんが望んでトップになろうなんていう人はいないわけであります。こういう状況の中ですから。ですからお願いして、この人ならばやってくれるだろうということで、一緒になってこの改善計画を実施できるように、実行できるように、あるいはまた金融機関皆さんからも、本当にご指導いただく中で取り組んでいく必要があるんだろうなと。 そういった面では、金融機関皆さんも、こうした三セクですから、厚意を持っていろいろな意見を提供してくれているわけでありますので、その辺はプロのほうの意見も入れながら、再度といいますか、いい方向に好転できるように取り組んでいくということではないかと、こう思いますので、私のほうからも、そういう方針のもとでやってほしいということは強くお願いしていきたいと思っています。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、小池隆晴君。 ◆3番(小池隆晴君) それでは私のほうからあれですけれども、全協のときも言っているんですけれども、一生懸命やっているとか、努力していることは言わないで、成果を出して、その成果を出すための努力を一生懸命というのを頑張ってお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 10番、神田八郎君。 ◆10番(神田八郎君) 3回ほど全協をやってきまして、課長等々からの説明ですと、いわゆるこの3,000万の負債、あるいは未払い等々をゼロベースにして、そうしないと田部氏がなかなか受けると言わないと、こういうことで12月1日の統合に向けて、田部氏が社長を受けるということで我々ずっと説明を聞いてきて、前回のときに田部さんは副社長という話が出ました。おいおいということで、絶対それはだめだと私は言いましたよ。で、今また課長が、いやいや、田部さんに社長を受けてもらうべくやりたいと、こういうことであるんですが。 まだ結論が出ていないようなお話ですが、それはまた逆に、これが通るか、通らないかにもよるのかもしれないですけれども、通したはいいけれども、やっぱりだめでしたということのないように、それはどうですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 全協のたびに、そのすぐ後にいろいろな、田部さん等といろいろな話をさせてもらっています。その辺は十分委員の方の了解を得た中で、先ほどの答弁をさせていただきました。 ○議長(斎藤秀雄君) 10番、神田八郎君。 ◆10番(神田八郎君) それを信じてということであれですけれども。 それと、先回の説明の中でも、この支出をいかに減らすということの中で、上川温泉でしたかね、今まで食材を多分業者から持ってきてもらったのかなと思うんですが、それもこちらから今度行きますと。そうすると10%支出が減りますと、カットできるという話がありました。私それを聞いて、こちらの奥阿賀のほうにそういうのは出ていませんでしたけれども、それを聞いて本当に正直言って唖然としたんですけれども。 といいますのは、こんなところで私的な話をしてどうなのかなと思うんですが、規模は違え、私の家内も食堂をやっています。この仕入れをいかに安くするか。業者から持ってきてもらうと人件費を払うんですよ。なので、自分でまず買いに行く。本人が疲れたときはお父さん、私が出向きます。私は5時でも、6時でも、夜でも、新潟へでも行きます。しょっちゅうです、これは。それでまた支出を減らしているんですよ。そういう当たり前のことを今までやってきていないということだよね。しかも、この清川高原においては、お客様が入れば入るほど赤字です。何だこれはとなるよね。個人だったらとっくにもう倒産だよ、これ。もう話にならないんだけれども、聞いていると。これどう思いますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) まず、仕入れに関しましては、今回、上川温泉に関しましては自分たちでやるということは、やはりそれなりに今まで感じたものがあって、自分たちで仕入れをしようと、その結果で10%安くなって、これは一つの前進なのかなというふうに考えます。 今まではそういうふうにしなかったというのは、やはり楽さもあったのかもしれませんし、それは今回、職員の方の意識改革の一つということで考えてほしいというふうに考えております。これは奥阿賀に関しても、今後これと合併しますから、当然そのようにやっていくようにしむけます。合併すれば、それなりに食材は当然使います。たしか仕入れだけでも1億超えているんじゃなかったかなと思います。これの1%減れば、もう1,000万円以上減るわけですから、これも本当に支出の抑制、これのまず一つになるかと思います。 清川につきましては、先ほどお客がとればとるほど赤字が出る。それも本当におかしな話なんです。簡単に言うと、安売りして客とって、それでもってやっていたという。たしか町の金を入れて安売りして、民間からのお客をとるというのは、これは本当におかしな話、間違っている経営だったと思います。その意味で今、宴会とか宿泊をとめさせていると。今食堂のほうは、職員のお母さん方で今提供している、メニューとかなんかはぐっと減っていますが、それも今やらせている最中です。 とにかく支出をまずは抑える、支出を抑えるだけだと、どうしても意欲というものも減りますし、経営というのもなかなか先細りしてくると思いますので、その辺を資質を抑えながら、どうやって収入を伸ばすか、お客さんを伸ばすか、この辺を突き詰めていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 10番、神田八郎君。 ◆10番(神田八郎君) それと、この4,000万円の貸付金の中身が、来年の1月から3月までの、これだけの赤字になるだろうというのも見込んでの4,000万円の総額なんですけれども、これはあくまでも予定ですよね。もしかしたら、それよりもっと赤字になる可能性もあり得るわけだ、これはただ予定だから。そういうこともあり得るんだけれども、そういう場合はどうなるんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 現在、やっぱり冬期間の営業については難しい、集客不足が激しい時期になります。4,000万円で今見込んでおります。各施設のマネジャーのほうでも、これはこれとして、冬の営業対策の会議を今早急に進めているところです。その中で営業部の縮小とかもすべきではないかというところで、あす、またその再協議をする予定で、赤字額が膨らまないようにやっていく予定です。 ○議長(斎藤秀雄君) 10番、神田八郎君。 ◆10番(神田八郎君) 今のところ、この貸付金のお金が、議会を通るか、通らないかによって、社長になる予定者もクリアというところになかなかいかないかもしれませんけれども、これがまず通るというようなときには本当に真剣になって、私もあの人だったらやってくれるかという思いで、しようがないかという思いで来ているんですけれども。さっき言ったように、副社長に入れないで、確約してくれた課長がいましたので、やはり田部さんに社長を受けてもらうという、そういうことで頑張りますということなので、それをぜひ私も信用してということで、ぜひ頑張っていきたいなと、そういう思いであります。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) 何と質問したらよいかなかなか、皆さんからいろいろな質問が出たんですけれども、私のほうからも、みずからの考え方というようなことも関連して。 まず、町長の冒頭の補正予算の説明の中で、貸付金の改革の第一歩であるというようなことをうたっております。そして、再三皆さんから言われるように、運営を新たにやるにはゼロベースでスタートしたいと。そして、大光銀行さんのほう、上川温泉のほうについては、返済の原資を補填するというような考え、それが3,000万。そしてこの貸付金については、20年の3年据え置きというような流れの説明がございました。 いろいろ皆さんから説明、質問もありましたけれども、率直に私から申し上げますと、今回のこの計画については、再三再四皆さんから語られてきたような流れにすぎないかなと思います。そんな中で、どうしても12月1日までこの問題を解決したい、その前提、先のほうも全く不透明な流れも十分に加味しているように思います。 したがいまして、この貸付金については、私個人の考えなんですけれども、20年の提案された考えには、私は好ましくないと思います。なぜならば、毎月毎月でもいい、あるいは年内でもいい。今困っている段階を救済してもらいたいというような内容であれば構わないんですけれども、20年先見えるこの施設運営は今まで説明がされてこないし、なっても来ていませんでした。 したがいまして、いろいろ皆さんからの意見の中で、株主の関係についても、経営責任もとられていない。困れば困って、お金がなくなれば町のほうに補填してくれと、この繰り返しで来たので、今回はこの問題については、私はもう一回きちんとやはり見直しをして、このような考えじゃなくて、本当にもう20年も、今までの流れから言いますと、この施設なんて運営なんてもちませんよ。長くても3年、4年、5年ぐらいをめどに経営計画を立てていただきたいというのが私の考え方でございます。 それから、つけ加えまして、上川温泉当時の3,000万の関係なんです。これに至っても、運営面における施策が全く後手と私は思っております。こんなのもっと4年も5年も先に補填してやるべきだったのではないでしょうかと。今さらここに来てこうせざるを得ない。はっきり申し上げますと、貸付金の4,000万でも、3,000万でも、全部出してやらないという事態、この中において、この20年の計画を立てるということは、私はちょっと暴走的に思えるんですが、どうなんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。
    観光振興課長(関仁君) 確かに20年先と言われると、なかなか予測しがたい面もあるかと思います。 ただ、しかしながら、やはり基本的に、私はこれは何回も言わせてもらいますけれども、まずはやっぱり地域振興というものが考えていくべき、それが私の一番の考えです。あれも閉める、これも閉める、これではなかなか寂しくなる一方ですし、残された人というか、これからの人を鑑みましても、阿賀町を継続させていくにはやっぱり活性化というのが一番大事かと思います。その中で今回貸し付けということで、その中で20年というのを設定させていただきました。経営がよくなれば、これは繰り上げ償還とか、いろいろなことも可能かと思います。それを目指して、まずはここで20年という貸し付けをお願いしたいというふうに考えます。 それから、これは上川温泉3,000万、確かに以前、もっと早くその対応をすればよかったんだろう、それは言われてみればそのとおりですけれども、なかなかそれに対しても後手後手を踏んできたのも事実でありますけれども、ただ入れたらまた同じになるというのも、それも十分あったものですから、じゃどうしたらいいかということで、今回合併によって効率化を図るという、その方向で今回お願いしているものであります。 本当に継続するにはいろいろ難しい面があります。今、湯めぐりカードを始めています。今のところ8,000人ですね。もっともっとふやしていきたいなというふうに考えております。その辺でやっぱり地域とのコミュニケーションなり、お客さんが来る方向性をもっともっと見出していかなければならない。その辺を詰めながら、何とか継続の方向で持っていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) 常に課長の場合は同じような答弁が繰り返されてきております。 私、先ほど申し上げましたように、今のこの三セクに対する町の考え方が、もう暗礁に乗り上げた状況下である。それでなぜ、その組織がえをし、新たな保養施設としての考え方が即座にできないのかなと、私残念なんですけれども、実際のこと。残念なんですけれども、どうしてもこれを継続するという一点張りであって、継続するにはどのような方法を選択してやったほうが、今の社会状況の中ではふさわしいのかなという考えが薄いと私は思っております。本当に、町民のための保養施設が必要であれば、やはりどんなことがあっても方向転換をすべきと私は思っております。ここで利益を上げて、運営・経営をプラスに持っていくという考えは、これまでの流れの中から試算しますと、もう全くもう無理な考えかなと私は思っております。 結局、最終的に申せば、温泉の施設については、公益性については十分な問題はありますけれども、収益性から見たら、その可能性は薄い。したがって、この問題については、私はもう一回抜本的にこの20年の貸付金、これで改革の第一歩とするならば、私は全く好ましくない、そう思います。その点についてはどうでしょう。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) このままで行ったらだめなのも、私も十分考えております。それで先ほども説明あったとおり、民間に売却できるものは、これからそっちの方向も検討したいというふうに考えます。 その中で、極めて継続した運営を考えていきたい。当然、売却になればそれなりの代金も入ってきます。そういうものも、返済原資というのも可能かというふうに考えております。そっちのほうもぜひ進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) 課長、施設の売却、そういった問題を考えるようなことであるならば、今現在、トップの町長選挙が間もなく執行され、12月2日にはトップがかわろうとしております。なぜ、そういう--これから先は、今の神田町長にとっては、先の問題は次の方にお願いしたいということを申し上げていながら、どうしてもやむなく、ここでその決断をせざる根拠というのは実際にどういうのか、この前も全協で聞いたんですけれども。私はじっくり、次の人に責任を任せたほうがいいと思いますけれども、どうなんでしょうね、この件。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私も、次の人に任せるなんていうことを今言える状況ではないだろうと。ただ、今こうしていろいろな、まさにこれをいつまでも維持していかなければならないかという点については、それこそ売却という方法もあるでしょうし、そういう希望をされている人もいるわけですね。 しかし、そうかといっても、ここで売却なんていう話ではないだろう。当面、今こうして計画をし、取り組んでいく中で、現在のものを皆さんからご承認をいただいて、より条件もよくして、仮にですよ、仮に最終的に売却というようなことになったにしても、そういう状況下でなくて、この温泉施設というものの有効性といいますか、こういう利活用もこれから非常に望めるというようなことにやっぱりしていかなければならないだろうということでの取り組みだと、そう思っていただかなければならないなと、こう思いますが。 石田議員さんのおっしゃることはよくわかりますけれども、その辺はひとつ、現段階においては、今ご提案申し上げていることで精いっぱい取り組んでいくと。当然この中には運営計画も、またすぐ赤になるようなことでなくて、それを見込んだ上での今予算づけをしていただいて、これに取り組んでいこうということでありますから、その辺のところはひとつ、私が今やっている限りにおいて、次の人になんていう話ではございませんので、そこはひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) 一般的に考えた場合は、町長が言うのがもっともなんですけれども、一般的に考えれば、今の状況下で、この時点で、これまで数年来このマイナスでいろいろな問題を残してきて、ここに来てなんだろうと、普通であればそう考えざるを得ない。 したがって、この問題が、12月2日になれば、次のお方が町のトップになる。なった時点で20年のこういったわけのわからない、私から言うとわけのわからない先の長い問題を預けて、それで行政はうまくいったなというように、私は誰しも、町民の皆さんから見ても見えないと思います。 したがって、やはり本当に今現在、本当に困窮している部分だけをやはり手当してもらうような方法で、この問題全部については、私は好ましくない。やはり困る部分をとりあえず手当をしてもらうというお願いであれば、私はどうも納得するんですけれども、どうもこの全般的に20年の貸し付けについては、やはり好ましくない。 ただし、3,000万の補填については、私は異議なしと申し上げておきます。それについてどうでしょう。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) まず、経営計画とか融資の際に、銀行さんで融資の業務がございますので、そういったものをまず相談してみました。一般的には3年から5年ということでの計画ということで、この間、A、B、C案というのは5年でつくらせていただきました。 20年についてです。返済期間が短くなると、単年度の返済額がふえます。現在350万ぐらい、20年ですと240万ぐらい。その年間の返済額を抑えるために期間を5年間、通常15年よりも20年として設定しました。石田議員さんのおっしゃられたとおり、10年後、20年後はわからないような状況です。その間に施設の見直しを図っていく必要が、その時代に応じて必要ではないかというふうに考えています。 それと、急ぐ理由については、もう既にご存じかと思いますが、奥阿賀観光のほうで未払金が約1,500万ございます。電気代、水道代、そのほかの業者さんにもいろいろ迷惑をかけている状況です。そういったものもあって、早急に解決しなければいけない。そういったところです。よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) いろいろ申し上げましても、返ってくる答えは一緒なんですけれども。 いろいろ、最後の質問ですけれども、これまでやはり経営者である皆さんから経営責任、経営の内容の説明が的確に行われてこなかったということを改めて申し上げました。私は申し上げたとおり、今回のこの貸付金については、やはり変わった形で何とか手当の方法を変えていただければいいんですけれども、再三申し上げますけれども、このまま全部丸のみするということについては、好ましくないということをあえて申し上げておきます。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) るる説明があって質問にお答えさせていただいて、観光振興のほうでもいろいろ原因を追究されたりしている中で、全協でもお話ししたんですが、もうはっきりわかっているんですね。特に清川高原なんかは今後の再建を考えたときに、人が入っていて赤字だということ、それから赤崎荘もそうですね、人が入っていて赤字だと。これは根本的な改革を僕はできると思うんですね、こういう施設については。なぜできなかったかというと、そこには指導者がいなかったということで。 ですから、私らの考え方では、そうした施設をまたそのまま任せていいのかなと。そういうところにまたお金をついだところで、また同じになるんではないかなという不安が、小池議員しかり、皆さん方そういう不安を感じるんです。だから、ここの抜本的な改革案というものを示していただかないと、恐らくまた同じになるんじゃないかなという、そういう感じがします。 それからもう一つ、そのことについては、課長を初め誰が責任を持ってやるのか。観光振興がやるのか、それとも次の社長にやらせるのか。この辺を明確にやっぱり私どものほうに説明していただかないと、皆さん方は非常に不安に思っている。これはまず間違いないわけであります。 それから、当面の湯めぐりカード、私たちがそれを認めたわけですけれども。じゃ、これをいかにして採算ベースに、いわゆる町民が納得するようなベース、あるいはそういう体制に持っていくのか。例えば、これについては運行の問題もあるし、送迎の問題もあると思うんですね。これを誰がやるのか、温泉と振興課でやるのか。この辺の一つの提案もされていないわけですね。じゃ、どうやったら湯めぐりカードがうまく使えるようにやっていくのか、こういった提案も私どもにされていないわけです。 だから、この2つをやって、とにかく当面、これ以上の出費はしませんというような約束をしていただかないと、なかなかうんとは言えないんですが、その辺についての見解をお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 一番抜本的な改革というのは、要はそのまとめといいますか、そういうものがなかなかうまく機能しなかったというのが一番の原因、特に奥阿賀観光を見れば、そのとおりです。それがまず一番の原因だったかと思います。早目にそれを、体制整備をこっちからも積極的にやればよかったんですけれども、なかなか。じゃ、次誰やるのかというのが一番ありましたし、そういう意味で、合併して新たに社長さんを設けるという、その中で体制を整える。体制を整えるにはやっぱり社長だけいても、これはなかなか難しい、これはもう本当です。実際にそこについて、本当にいろいろな企画をするなり、改革をするなり、そういう意思を持った方がいないとなかなか、社長だけ据えかえたからうまくいくとは私も当然思っておりません。その点についての人材確保ということも、今いろいろな打ち合わせとか、実際に当たっている人もいますので、そういう中で体制を整えます。 それからもう一つは、やはり町の施設でありますから、民間に方に全てお任せしますよ、これもやっぱり非常に無責任な話かというふうに考えております。その辺は先ほど言いましたとおり、二人体制といいますか、町とその民間の社長さんと連携しながら、とにかく抜本的にうまく進めるようなことを進めていきたいというふうに考えます。 それから、湯めぐりカードです。これも、正直言いまして1カ月ぐらいたちましたけれども、今のところ8,000人と言われます。正直言いまして、これも多いというふうには思っていません。まだまだふやさなければならないというふうに考えます。そのためにどうするべきか。今見ていますと、普通にただ待っているだけという感じがしています。これも以前とは違いまして、全町民が対象というふうに考えておりますので、じゃ、若い世代がどうやったら来てくれるのか。家族連れ、どうやったら来てくれるのか。その辺をやっぱりもうちょっと何とか、サービスデーでも何でもいいです。家族が来た場合には家族へのサービスとか、そういう誘客を図るやり方を考えなければならないと思います。 それから、これも全協で言われています送迎のバスですよね。これもどうやったらうまく、やはり足のない方、そういう方も多くいらっしゃいますので、そういう面を、福祉という面からも考えまして、その辺をこれから今、公共交通の見直し等も図っておりますので、その辺も含めてこれから検討したいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) やっぱりその辺が、私自身も思うんですけれども、皆さん方は経営者でもありませんし、アドバイスぐらいしかできないわけですね。実際には現場にいる人たちがやって、そして自分たちでやっぱりそこで利益を上げていく努力をしていかなきゃいけないわけですね。 ですから、やっぱり私、直営化なんて言ったらとんでもない話だと思うんですね。こんなのもう完全に出しっ放しで、役場のそれこそ二の施設になっちゃって、それこそ儲けましょうなんていう感覚にはならないと思うんですよ。だから今こそ、第三セクターならそれを利用しながら、ともにうまく回転していく、これが非常に大事だと思うんです。 そのために、やっぱり課長にお願いしたいのは、今の問題点を早急に整理すること。言っているとおり、指導者を見つけてください、早く。この指導者が今いない中でやったって、計画組んだってだめですよ。というのは、先の見えない計画になっちゃいますので。それをどうやっていかにしてやるか。これはやっぱり町を挙げてやる、それから第三セクターを含めて早急にそういう対策をとっていただかないと、恐らくいつまでたっても赤字脱却にはならないと思いますので、それを一つ約束していただきたい。どうですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 関課長。 ◎観光振興課長(関仁君) 先ほども言いましたとおり、当たっている方もいますので、その点も含めて体制を整えるよう努力します。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 2番、斎藤栄君。 ◆2番(斎藤栄君) 皆さんから多くの意見なり出たので余りないんですけれども、3点だけちょっと確認したいことがございます。 というのは、貸付金のほうの4,000万なんですけれども、冬期間の運営費も見込んで、各施設の冬期間の運営費も見込んで算定しているということです。昨年度の2月補正の5,000万については、全然中身が使途不明ということもいろいろございまして、一遍に会社に、三セクに与えると、すごくそれが3月を待たないでなくなるというふうな懸念がございます。 そういう面で、そうなるとまた議会にお願いというふうなことも考えられないわけではございません。議会としては、その点は認めないという方向で、この間の全協の中でもお話はしているとおりなんですけれども。 となると、いわゆる今回、貸付金が3,000万、ゼロになるということで、三セクが独自にまた借金するおそれがあるんじゃないかという懸念がございます。そういう懸念があるかどうかというのが1点と、また冬期間の運営費については、必要にすぐ出すような方向でいるのか。 それから、20年で返済するというふうなお話ですが、現施設、もう25年たっているものもございますし、それが収入を見込めるような施設として維持できるのかどうか、それがすごく不安です。改修するとなると、新しく建てるのか、現状を改修するかわかりませんけれども、となると、休業しなければならない時間も相当あると思いますので、それが収入施設として維持できるかどうかという問題。 それから、今現在、8月に一旦、7月に一旦来て、人員を解雇して、8月に再度面接を行って雇用したと言いますが、再雇用になった人間は、前と同じ方々だと思います。その人たちが、これから収入を生んでいくような人員として、本当に能力を発揮できるのかどうか。その辺の不安もございますので、その3点についてちょっとお聞かせください。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 1点目の新たに借金をする可能性ですが、3月までの運転資金ということで4,000万を貸し付ける予定で、先ほど神田議員さんのほうからもお話ありましたが、冬期の心配がございます。冬期、赤字を今900万程度見込んでいますが、それが縮小する形で貸付金にすぐ手を出さないような形で、少しでも留保できるような形で、支払いの順番とかを考えてやっていきたいというふうに考えています。 それと2点目ですが、今の現状の施設もかなり老朽化している中で、20年というものの貸付期間、その中において維持できていけるのかという問題は確かにございます。その20年の中で、今回、一旦全部継続というお話になっておりますが、その中での見直しということも十分考えられるかなというふうに思っています。 3点目の人員の関係です。ほぼ同じメンバーで、やめた方もいらっしゃいますが、同じメンバーで今継続しています。その方については、教育というところで指導を行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、斎藤栄君。 ◆2番(斎藤栄君) 施設の維持管理については見直しをするというふうなお話ですが、いわゆるこれとしては、先ほど質問の中でも売却を進めた中で縮小なり、そういうことを考えていくつもりなんでしょうか。 それと、3番目のことですけれども、職員の教育というふうなお話なんですけれども、私は4年前からこの議会にかかわっているわけですけれども、4年前からこのことが、毎年三セクの決算時に人の、いわゆる人員教育をしてほしいというふうな議会からの要望が多くありました。それが改善されないから、4年、5年続いてきて、こういうような事態になっているわけなんですけれども。 そういう面で、果たしてすぐこれが取りかかれるのか。具体的な、この間の全協の説明にもありませんでしたが、そういう具体的な教育方向というのはもうスケジュールとして決めておられるんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江係長。 ◎観光振興課観光企画係長大江健一君) 人員の教育のスケジュールということではございませんが、やはりその施設の仕事をしている方の責任の問題だと思っています。現状、名札もございません。ユニフォームの統一もなっていません。誰がお客さんか、社員か区別がつかないような状況です。きのうも会議を開いて、今回の結論にかかわらず、事務的なものは進めておりますが、きょうあすも会議を行うようですが、その中で今お話に出るのは、ユニフォームの統一ということがまず1点です。 それと、誰が支配人かわからないというところで、名札を着用して責任を明示させると。接客についてよく苦情がございます。それについても、接客の責任者という形で肩書をつくって、その方に責任をちゃんと自分として意識してもらうと。 清掃が行き届かないという面もございます。この部屋は誰が掃除しましたというところでの明示、そういったものを意識づけて、意識改革を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、これで歳出についての質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。     〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) ただいま議案第70号の補正予算説明を受けたわけでありますが、この件につきまして何回となく全協で町側と協議を重ねてまいりましたが、しかし、説明の中に議会の意見が反映されていないように思われます。 同僚の議員が質問したように、議員は多くの町民の負託を得て選ばれてきています。町民に対して説明責任があります。前の5,000万円のときも、地域と語る会で多くの町民からも質問を受けました。将来が見えない、町関係の事業に対して貸し付けをして大丈夫なのですか、議会は無責任ではないですかとまで言われました。 議長、この際、動議で暫時休憩をお願いしたいのでありますが、あわせて全協をお諮りいただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいまの動議に賛成の方はいらっしゃいますか。     〔「賛成」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま8番、五十嵐隆朗君から暫時休憩とする動議、そして休憩中に全員協議会の開催を要求する動議が提出されました。 この採決は起立によって行います。 この動議の決定に賛成の方は起立を願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 したがって、暫時休憩することの動議は可決されました。 暫時休憩します。 それでは、全員協議会兼議会改革推進会議の開催を行いますので、議員の皆さんは第3会議室にお集まりください。 △休憩 午前11時23分 △再開 午前11時46分 ○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ、会議を再開します。     〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 付帯決議(案)の動議を提出します。 ○議長(斎藤秀雄君) 五十嵐隆朗君から付帯決議(案)の動議が提出されましたが、賛成の方はいらっしゃいますか。     〔「賛成」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) この動議については賛成の方がいらっしゃいますので、成立しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(斎藤秀雄君) 第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議(案)の動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることを採決します。 この採決は起立によって行います。 この動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることは可決されました。 付帯決議(案)配付のため、暫時休憩します。 △休憩 午前11時47分 △再開 午前11時48分 ○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ、会議を再開します。--------------------------------------- △第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議(案)の動議 ○議長(斎藤秀雄君) 追加日程第1、第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議(案)の動議を議題とします。 提出者の説明を求めます。 8番、五十嵐隆朗君。     〔8番 五十嵐隆朗君登壇〕 ◆8番(五十嵐隆朗君) それでは、付帯決議(案)を申し上げます。 第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議(案)。 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に計上されている第三セクター温泉施設貸付金の執行に当たっては、以下の事項を履行するよう強く求めると共に、今年度中の貸付金追加についても以下のとおりであるので、十分留意されることを求める。 1 補正予算の執行に当たっては、40,000千円一括で支出することなく、温泉施設経営状況を把握しながら、必要とする経費分を毎月支出すること。 2 温泉施設の経営改革を断固として推し進め、町からの経営補填が縮小されるよう施設側に指導し、町として努力すること。 3 町からの平成30年度中の貸付金の追加については議会として認めないので、このことを十分留意し経営改革を進めること。 4 三セク温泉施設が単独で資金借入をせざるを得ない状況が発生した場合は、議会に報告協議し、承認を得ること。 以上決議する。 平成30年11月8日。阿賀町議会。 以上であります。 ○議長(斎藤秀雄君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、第70号議案 平成30年度阿賀町一般会計補正予算に対する付帯決議(案)を採決します。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第70号の討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) それでは日程第3、議案第70号の討論及び採決が未了となっておりますので、初めに議案第70号の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第70号 平成30年度阿賀町一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されましたが、先ほど議案第70号に対する付帯決議が可決されております。 町執行部においては、付帯決議の内容を遵守し、事務の執行に当たっていただくことを申し添えます。そしてまた、月次での報告等あるというふうに思っていますが、今後も第三セクターの経営改革を推進していく中において、町民保養施設としての位置づけ等を踏まえ、今後とも阿賀町の施設が運営されることを希望するものであります。 そして、町民への説明責任がありますので、町民の声を聞く会を先般、この計画を立てる上においてやられたことがありますので、それを踏まえ、今後とも担当部局としては、町民の声を聞きながら、よりよい運営施設になるよう努力することを望みます。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午前11時53分地方自治法第123条の規定により署名する。 平成  年  月  日        議長        署名議員        署名議員...