阿賀町議会 > 2017-07-11 >
07月11日-03号

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  1. 阿賀町議会 2017-07-11
    07月11日-03号


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    平成29年  7月 定例会          平成29年阿賀町議会7月定例会議会議録議事日程(第3号)                   平成29年7月11日(火)午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第51号 阿賀町病後児保育条例の制定について日程第3 報告第4号 平成28年度阿賀町一般会計繰越明許費繰越計算書について日程第4 報告第5号 平成28年度奥阿賀観光株式会社の財務諸表の提出について日程第5 報告第6号 平成28年度株式会社上川温泉の財務諸表の提出について日程第6 報告第7号 平成28年度株式会社阿賀の里の財務諸表の提出について日程第7 報告第8号 平成28年度株式会社ホテルみかわの財務諸表の提出について日程第8 報告第9号 平成28年度公益財団法人上川農業振興公社の財務諸表の提出について日程第9 報告第10号 平成28年度一般財団法人三川農業振興公社の財務諸表の提出について日程第10 議案第46号 平成29年度阿賀町一般会計補正予算(第2号)日程第11 議案第47号 平成29年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第12 議案第48号 平成29年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)日程第13 議案第49号 平成29年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第50号 平成29年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第15 議案第52号 阿賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について日程第16 議案第53号 阿賀町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について日程第17 議案第54号 阿賀町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について日程第18 議案第55号 建設工事請負契約の締結について(吉津地区農業集落排水施設機能強化対策工事)日程第19 議案第56号 財産の取得について(消防ポンプ自動車(CD-1)購入)日程第20 議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出について日程第21 議員発議第2号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)の提出について日程第22 請願第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願日程第23 議員派遣について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(12名)     1番  清野眞也君      2番  斎藤 栄君     3番  小池隆晴君      4番  入倉政盛君     5番  宮川弘懿君      6番  山口周一君     7番  斎藤秀雄君      8番  五十嵐隆朗君     9番  石田守家君     10番  神田八郎君    11番  石川太一君     12番  猪俣誠一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         神田敏郎君   副町長        波田野正博君 教育長        清野一男君   会計管理者      渡部久美子君 総務課長       渡部和茂君   町民生活課長     星 利昭君 健康福祉課長     神田一秋君   農林商工課長     関  仁君 建設課長       阿部義照君   水道技術管理者    清野康弘君 消防長        寺久保幹男君  警防課長       宿屋憲治君 学校教育課長     斎藤祐之君   社会教育課長     神田久利君 農業委員会事務局長  長谷川忠市君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       阿部時也    書記         徳田広樹 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(猪俣誠一君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員、12名であります。 これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(猪俣誠一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(猪俣誠一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため求めにより出席した者は、これもあらかじめお手元にお配りしたとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(猪俣誠一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会議の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、5番、宮川弘懿君及び6番、山口周一君を指名します。--------------------------------------- △議案第51号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第2、議案第51号 阿賀町病後児保育条例の制定についてを議題とします。 本件につきましては、7月7日の本会議において、総文社厚常任委員会に付託されました。その審査結果が、総文社厚常任委員会委員長より議長の手元に届いております。 お手元に配付しておりますので、朗読を省略して、総文社厚常任委員会委員長からの審査結果の報告を求めます。 斎藤総文社厚常任委員長。     〔総文社厚常任委員長 斎藤秀雄君登壇〕 ◆総文社厚常任委員長(斎藤秀雄君) おはようございます。 それでは、7月7日、総文社厚常任委員会に付託された案件について報告させていただきます。 総文社厚常任委員会の報告。 本委員会に付託された下記事件に係る審査結果を、会議規則第77条の規定により報告いたします。 付託事件については、議案第51号 阿賀町病後児保育条例の制定についてであります。 審査結果については、本委員会は、7月7日本会議終了後、午後2時50分から新規条例制定議案1件について慎重に審査した結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお、委員会の中で多くの意見が出たとおりに、病後児、子どもたちのために、早急の、早い段階での開設をお願いしたいということであります。それとあわせて、詳細についての要綱をきちっと決め、我々議会にも要綱等の提示をお願いしたいということであります。 以上で審査結果の報告を終わります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま、総文社厚常任委員会の審査結果について、委員長から報告を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第51号 阿賀町病後児保育条例の制定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △報告第4号の上程、説明、質疑 ○議長(猪俣誠一君) 日程第3、報告第4号 平成28年度阿賀町一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) おはようございます。 それでは、報告第4号についてご説明申し上げますが、議案書の1ページから2ページでございます。 本案につきましては、3月の定例会議で議決いただいた平成28年度阿賀町一般会計補正予算(第6号)の繰越明許費でございます。内容につきましては、3月定例会議などでご説明申し上げましたとおりでございますが、2款総務費、3項の戸籍住民基本台帳費の事業名、戸籍基本台帳費から9款消防費の災害対策事業までの12事業につきましては、合計2億9,689万1,000円の設定額のうち、年度内執行を除きまして、2億6,991万円を翌年度へ繰り越しさせていただくものであります。 地方自治法施行令第146条第2項の規定によって報告するものであります。 以上、平成28年度一般会計における予算の繰り越しにつきましてご報告させていただきました。
    ○議長(猪俣誠一君) ただいま報告第4号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ないようですので、これで質疑を終わります。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △報告第5号~報告第10号の一括上程、説明、質疑 ○議長(猪俣誠一君) お諮りします。 日程第4、報告第5号 平成28年度奥阿賀観光株式会社の財務諸表の提出について、日程第5、報告第6号 平成28年度株式会社上川温泉の財務諸表の提出について、日程第6、報告第7号 平成28年度株式会社阿賀の里の財務諸表の提出について、日程第7、報告第8号 平成28年度株式会社ホテルみかわの財務諸表の提出について、日程第8、報告第9号 平成28年度公益財団法人上川農業振興公社の財務諸表の提出について、日程第9、報告第10号 平成28年度一般財団法人三川農業振興公社の財務諸表の提出について、以上6件は関連がありますので、一括議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第4、報告第5号から日程第9、報告第10号までの6件を一括議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、報告第5号から第10号につきましては、第三セクター関係と農業公社の財務諸表の報告であります。後日開催される予定になっております全員協議会においても、各会社等の担当者より詳細説明をいたさせますが、私のほうからは概要と損益計算書をもって報告にさせていただきます。 まず、観光関連の第三セクターでありますけれども、依然消費動向が全般的に上向かない状況下にありまして、有名観光地のようなインバウンドによる効果もない状況であり、全体的には厳しい状況となりました。各施設においては、冬季営業規模の縮小に踏み切るなど、経費削減の営業努力をしてまいったところであります。 初めに、奥阿賀観光株式会社でありますが、3ページの損益計算書でご報告させていただきますが、鹿瀬地区の奥阿賀観光株式会社でありますけれども、旅行村、除雪、ふるさと館は黒字決算ということでございましたが、赤崎荘、赤湯が赤字決算となり、トータルいたしますと赤字決算ということに相なった次第であります。 津川地区におきましては、清川高原保養センター嫁入り屋敷ともに赤字決算で、特に清川高原保養センターの宿泊者の減、また仕入れ材料の高騰等が大きく影響したところであります。 奥阿賀観光のこの決算書の3ページをごらんいただきますと、損益計算書をごらんいただきたいと思いますが、中段にございます売上総利益は1億2,330万3,000円、販管費及び一般管理費が1億3,563万4,000円、したがいまして、営業損失が1,233万円と相なった次第であります。営業外収益184万7,000円、特別利益1万円、法人税等18万円を差し引きいたしまして、28年度の純損失金額は1,065万2,000円となった次第であります。 次に、株式会社上川温泉でございます。 27年7月に新しい役員体制となって2期目であり、各施設とも独自性を打ち出すこととして、会社全体で1円でも黒字化を目指して、秋葉区を中心に新潟市への営業活動や町内外でのイベントへの出店等によるPR活動にも取り組んでまいりましたが、あわせまして、経費削減のために、人件費や光熱水費を初め、マイクロバスの処分など、全般的に経費削減に努めてまいったところでありますが、あすなろ荘、みかぐら荘、七福荘の3施設ともに売り上げが落ち込み、特にみかぐら荘の収支バランスが悪く、損失の約7割を占めている状況にあります。 決算書の2ページであります。損益計算書でございますが、売上総利益が9,322万1,000円となり、営業外収益が895万円ということであります。それから、営業外費用が100万円ございまして、特別利益126万9,000円、特別損益が20万5,000円、法人税等18万円を計算しますと、28年度純損益は、一番下にございます1,538万8,000円余りとなったところであります。 次に、株式会社ホテルみかわでありますが、ホテルみかわにつきましては、昨年4月から1月分までが町が関係している経費でございまして、2月以降、日本山嶼海の経費となりますので、1月分までの財務諸表についての説明になるかと思いますが、営業部長を配置したこともあり、県内外の各種団体の利用客が少しずつではありますが増加してきたんでありますが、依然個人客の利用は伸び悩んでいる状況でありまして、キャニオンパークにつきましては好調であった一昨年と比べ、天候不順の影響も受けて、約15%減と。 ホテルみかわ決算書の2ページをごらんいただきたいんですが、損益計算書では売上総利益が6,807万円余り、販管費8,358万8,000円、したがいまして、営業損益では1,551万8,000円余りとなったところであります。 販管費及び一般管理費が8,358万8,000円ということで、営業損益では1,551万8,000円余りと、営業外収益は14万3,000円ございましたが、そしてまた、営業外費用で60万3,000円余り、特別損失で5万5,000円ございますので、法人税等18万2,000円を含めて計算いたしますと、28年度の純損失は1,621万6,000円余りということで、一番下の欄でございますが、相なった次第であります。 次に、阿賀の里であります。阿賀の里につきましては、昨年度は舟下りの航路が満足に確保できず、遊覧船として営業してきたところであります。舟下りの売り上げは昨年比91.5%、角神の奥阿賀遊覧船で55.8%となり、ともに減少した状況でございました。舟下り、実績で申しますと、3,915万8,000円、角神の遊覧船で295万余りというような結果にはなった次第であります。 また、これはやはりしゅんせつの関係もございましたけれども、暖冬の影響、融雪時期が例年よりかなり早く、水量が多く流れも速かったと。なかなか工事の進捗も、先般の一般質問でもお答え申し上げているように、順調にいかなかったというようなこともございました。そうした影響をもろに受けたということにほかなりません。 観光バス等の団体客についても減少しており、食事の売り上げ、お土産等の販売にも大きく影響いたしました。個人客についても、トイレ休憩はしますがなかなか店内に入ってもらうという状況でなく、これも入りやすい工夫、誘導もしているんでありますが、なかなか売り上げにつながっていかない現状でありました。 昨年の12月からは、東京都練馬区の西武池袋線大泉学園に隣接しております商業施設のゆめりあに出店しているところでありますが、ようやく軌道に乗ってきた感もございまして、各種イベントの開催や町内外におけるイベントへ参加し、地元の産物を中心にPR販売を積極的に取り組んでいるところであります。まだ、この成果というのは道半ばでありますけれども、そうした取り組みをしていると。 したがいまして、阿賀の里の決算書2ページになりますが、損益計算書のうち総売上利益が1億6,645万強、それから販管費及び一般管理費が1億6,403万3,000円強、営業利益で241万7,000円となり、営業外収益の1,110万ほどを加えますと、営業外費用の451万、固定資産売却益13万8,000円、特別損益776万7,000円、法人税等85万6,000円をあわせて計算いたしますと、28年度の純利益は52万8,000円強ということに相なった次第であります。 次に、公益財団法人上川振興公社でありますが、水稲作業支援事業につきましては、昨年と同面積を受託し事業を実施したところであります。全面作業受託が0.67ヘクタール、部分作業受託は103.43ヘクタールということでありますが、そのほか、ごみ収集作業町道除排雪作業、シイタケやユキシタニンジン、ジネンジョ、ソバの栽培、販売等を行ったところであります。 上川公社の決算書11ページ、12ページになりますが、収支計算書をごらんいただきたいと思います。 事業活動費が8,743万3,000円であります。事業活動支出が8,029万6,000円、投資活動収入が238万5,000円、投資活動支出が536万2,000円、財務活動収入が1,000万、財務活動支出が1,500万でありますから、法人税等を計算いたしますと、28年度の収支差引額は93万5,000円の赤字、前年度の繰越額を差し引きいたしまして、最終的には906万4,000円を次期繰越となったところであります。 最後に、一般財団法人三川農業振興公社についてでありますが、農作業受託事業としまして、昨年度と比較して、全面作業受託部分作業受託ともに若干ふえたところでありますが、全面作業受託につきましては0.9ヘクタールほどふえまして56.3ヘクタール、部分作業受託につきましては0.3ヘクタールふえまして9.7ヘクタールということでございます。 そのほかに、液化石油ガス販売事業町道除排雪受託事業体験農園等管理運営受託を行ったところでございまして、決算書の5ページをごらんいただきたいと思いますが、収支計算総括表であります事業活動収入では1億1,124万8,000円でございました。 事業活動費が1億702万2,000円、投資活動費はございませんで、支出のほうで337万8,579円ございまして、それぞれ財務活動収支につきましては、それぞれ1億円でありますので、28年度の収支差額は84万7,531円、若干の黒字でございますが、これは前年度の340万4,437円と合わせまして、次期繰越額が425万1,968円と相なった次第であります。 以上、雑駁ではありますが、平成28年度の決算状況の報告とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま提案理由の説明を受けました。 本件に関しましては、後日全員協議会を開催して審議をいたすこととしますので、本日は若干の質疑にとどめたいと思います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ないようですので、以上で報告を終わります。--------------------------------------- △議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第10、議案第46号 平成29年度阿賀町一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) ただいま上程になりました議案第46号は、平成29年度阿賀町一般会計補正予算の第2号でございます。 1ページをお開きいただきますと、第1条で歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ8,220万8,000円を追加させていただきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ125億4,350万円とするものであります。 事項別明細について申し上げますと、まず給与費について、4月の人事異動がございましたので、その異動に伴っての組み替えでございますので、これは後段にございます給与費明細をごらんになることでご理解いただきたいと思います。 それでは、11ページをお開き願います。 総務費の総務管理費、財産管理で最下段、阿賀町文化福祉会館管理費83万円でございますが、11節需用費、施設修繕費につきましては、文化福祉会館の冷温水機の冷媒ポンプの交換に係る経費を追加するものであります。 6月1日の点検時にふぐあいが確認されたものでありますが、前回の交換から18年経過しておりまして、現在冷房機が使用できない状況であることから、追加補正をお願いしたものでございます。 12ページ、上段、登記嘱託事業であります230万でありますが、用地測量委託として230万をお願いするわけでありますけれども、これは県道新潟村松三川線の一部が新潟市所有地の新潟市青少年三川自然の森となっておりまして、その測量と分筆登記を行うための補正でございます。 昭和51年当時、村道から県道に移行する際、登記業務を当時の三川村が行う旨の確約書が残されておりまして、ことしの5月、改めて県、町、新潟市の3者協議を行った上で、内部検討し、町で実施するものでございますので、追加をお願いするものであります。 12ページの企画費、地域コミュニティ事業費でありますが、140万、19節であります。これは、地域コミュニティ事業助成金として大牧区に小型除雪機1台を整備するための経費を助成するものであります。申請しておりました自治総合センター交付金がこのたび採択されたことから、追加補正をさせていただくものであります。 同じページの中段、生活交通確保対策事業費でありますが、これは阿賀町と新潟市を結ぶ高速バスに係る経費の追加でございまして、昨年の10月からことしの9月末まで、社会実験として高速バスの運行を行ってきたところでありますが、当初予算でも9月末まで半年分の運行経費のみ計上させていただいております。 今回の補正予算は残り半年の運行経費、この10月から来年3月までの必要経費を追加させていただくもので、運行内容につきましては一部変更した上で取り組んでまいりますが、6月13日の全員協議会でもお伝えしたとおり、利用状況やアンケート結果を考慮し、これまでの1日2往復から1往復へ変更するほか、新たに新潟中央病院前にバス停を追加する予定であります。 1日1往復に伴い、時間の変更も予定しておりますが、国や、乗降場所について新潟市内の交通事業者等と、協議が必要となりますので、決定次第お知らせしてまいります。 12ページ、同じく支所費でございます、中段、11節需用費の備品等修繕料につきましては、50万5,000円を追加させていただくものでありますが、これは車両の修繕費用の追加でございまして、上川支所に配置しておりますバスが6月21日に故障し、現在エアコンが使用できない状況となっていることから、補正をお願いするものであります。 12ページ最下段から14ページまでは職員の異動関係でございますので、先ほど申し上げたとおりでございます。給与明細書でごらんいただきたいと思います。 次に、15ページでありますが、これは介護保険特別会計への繰り出し3,646万6,000円をお願いしてございますが、介護保険でまたご説明申し上げます。 次に、上段、介護基盤整備事業でございますが、老人福祉費のこの中段、3,140万、6月13日の全員協議会でご説明申し上げたとおりでありますが、津川地区で小規模多機能型居宅介護施設を営むあっとほーむすみれから、津川4区の空き家を改修し、サテライト施設を整備したい旨の申請がございました。このたび、県との事前協議が整ったことから、追加補正させていただくものでありまして、財源としては全額県から補助金を予定しております。 事業内容としては、本体同様、通い、泊まり、訪問を行い、新たに約10人の雇用につながるものであります。 15ページ最下段であります、後期高齢者医療でありますが、これは改めて申し上げるまでもなく、職員給与の補正に伴って一般会計からの繰り出しということでご理解いただきたいと思います。 16ページ中段で、地域子育て支援事業でありますが、これは60万円、町ではこの支援事業として、保育士による遊びの指導や子育て相談、保健師による健康相談等を、町内2カ所の保育園のうち子育て支援センターで行っております。今回の補正は、そのうちわかば保育園ののびのびひろばの空調設備が6月に故障したため、施設修繕工事としてお願いする60万でございます。 17ページ、衛生費、これの水道事業特別会計操出は145万1,000円でありますが、これも特別会計でまたご説明申し上げますが、17ページ下段から19ページ中段までは職員の異動に伴う給与費補正でございますので、ご理解いただきたいと思います。 19ページ、農林水産業費の林業費、林業振興費でございますが、木質バイオマス利活用推進事業302万円であります。ペレット製造施設の基盤であるおが粉製造機の修繕費用の補正でありまして、町所有の機器で運営を行う株式会社阿賀ウッドに貸与しているものですが、7年経過いたしまして、機械にゆがみや劣化が生じていることから、修繕を行うものであります。 次、20ページ、林業施設管理費でございます。中ノ沢渓谷森林公園管理費33万8,000円でありますが、中ノ沢渓谷森林公園内で漏水が発生しておりまして、調査の結果、漏水箇所はバンガロー付近の炊事場から河原の炊事場までの配管であることが確認できました。しかしながら、斜面で地形が動いていることから、漏水している配管を廃止し、新たな箇所に加圧ポンプと水道メーターを設置することといたしまして、水道加入金と合わせて総額33万8,000円を補正計上させていただいたものであります。 20ページの上段、たきがしら湿原の650万でありますが、それから、ハーバルパーク管理費240万については、国からの交付金であります農山漁村振興交付金が6月19日付で内示が得られたことから、補正計上させていただくわけであります。 たきがしら湿原につきましては、木道やあずまや等、腐食が進んでいることから、改修を行うもの、ハーバルパークにつきましては、給水管の漏水が発生していることから、管の敷設がえを行うもので、どちらとも2分の1の交付金を受けて実施するものであります。 21ページ、奥阿賀観光施設管理費でありますが、900万円、これは赤崎荘駐車場にのり面崩落が発生いたしまして、調査等行ってまいりましたが、電柱への影響も懸念されることから、その補修工事を計上するものであります。 中段の上川温泉施設管理費でありますが、需用費の施設修繕費150万円につきましては、あすなろ荘の温泉ボイラーや給水バルブ等、ふぐあいが生じていることから、その修繕経費を追加させていただくものであります。 次に、22ページの土木費の道路橋りょう費の道路橋りょう総務費、中段になります、一般道路橋りょう総務費3万円でありますが、これは新たに創設が予定されます国道290号線促進期成同盟会への負担金に追加させていただくものでありまして、1月に創設の意思確認が行われましたが、6月の準備会議を経て、8月に総会が開催される予定ということでございますので、計上させていただいたものであります。 22ページ、道路維持費、道路橋りょう維持管理費で32万円でありますが、除草刈払委託料は、町道の除草刈払経費で当初予算を計上しておりましたが、当初予算編成後、県の普通作業員の労務単価が上昇したということから、不足分32万円を追加させていただくものであります。 22ページ最下段、克雪住宅推進事業でありますが、克雪住宅建設推進事業補助金において、当初予算で見込んでいた件数を上回りまして、既に4件の申請があることから、不足見込み額を増額補正させていただいたもので、150万円を計上させていただきました。 次に、24ページ、教育費、小学校費の学校管理費でありまして、最上段、70万円でありますが、鹿瀬小学校の階段棟の外壁の一部に使用されているブロックガラスが複数枚破損していることから、その修繕費の追加であります。6月5日に破損が確認され、現在安全対策を行っており、児童のいない夏休みに修繕を行うということで予定させていただいたものであります。 26ページは給与費明細でございます。 9ページのほうに戻っていただきまして、歳入でございます。 14款国庫支出金、国庫補助金で、農林水産業の国庫補助金であります。2節の林業補助金444万円につきましては、農山漁村振興交付金でたきがしら湿原及びハーバルパークの施設修繕に伴う国庫補助金の増額を計上させていただきました。 9ページ、同じくありますが、県支出金、1節の総務管理費補助金470万円につきましては、県内高速バス支援補助金、これは新規取組支援でございますが、470万円、新たに高速バスの県からの支援が確定したこと、それから予算化するものでありますけれども、補助率は2分の1であります。なお、補助金積算の対象期間が昨年10月からことしの9月末までとなっているため、歳出で補正計上した金額より多い470万円を計上させていただいたところでございます。 同じく9ページの19款繰越金、ここで28年度歳計剰余金から4,026万8,000円を計上させていただいたものであります。 諸収入、20款、10ページでございますが、自治総合センター交付金140万、財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の交付金採択に伴う追加をさせていただいたものであります。 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますよう、お願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第46号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出について款を追って行います。 1款議会費、11ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 続いて、2款総務費、11ページから14ページです。 質疑はありませんか。 4番、入倉政盛君。 ◆4番(入倉政盛君) 関連質問なんですけれども、企画費の中の生活交通確保事業なんですけれども、2015年に道路交通法一部改正になりまして、2017年3月に施行されましたけれども、国のほうとしては地域公共交通網の形成の促進を進めるようにということになっていましたが、阿賀町ではそういうふうな対策は一部やっておられると思うんですけれども、本格的な取り組みはやっておられるんでしょうか。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) これにつきましては、この負担金400万でありますけれども、地域公共交通活性化協議会というものを、この4月に立ち上げまして、今現在2回会議を終了しております。     〔「わかりました」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) じゃ、最初に11ページの文化福祉会館の冷房関係でお聞きします。 経年劣化で、もういい加減に修理修理ではなくて新しい構想をしてはいかがかなということで、ここでお聞きしますが、今これから大事な時期なんで、暖房もそうなんですけれども、あそこは頭から落としているもんですから、下はコンクリートで、なかなか冷暖房が効きにくいということ、それから施設自体が老朽化しているのと、バリアフリー化していないために障害者に優しい施設になっていないというところで、冷房の修繕では、これはやむを得ないというふうに思うんですが、その辺の考えがあるかどうかお聞きしたいです。 ○議長(猪俣誠一君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) この件については、これはもう早急に直さないとだめなので、これはこのまま、これはもう懸案事項でありまして、その間に消防署も入ってまいりましたので、そういうことを兼ね合わせながら、取り組みのめどといいますか、そういうものはやっぱり早くつけていく、前々からそうは考えておりましても、やっぱり財源の問題とかいろいろございましたし、また、規模あるいは場所も含めて、ようやく消防署のほうが動くわけですので、そういった中でおっしゃるとおりだろうと思っております。 これは、前からご指摘いただいているわけでありますから、忘れてはいないところではございますので、ご承知おきいただきたいと思います。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) もう一点、12ページの同じくこれも冷房関係なんですけれども、支所費の中でマイクロバスの修繕費、これは何年たっているんですか、このマイクロバス自体の。それによっては、いろんな更新をすべき時期に来たのか、それとも、ここまでかかるというのは、ちょっとマイクロバスの修理としていかがなものか、日常の点検整備が不備だったのかどうか、その辺をお聞かせください。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) 点検整備については万全を期しておりますけれども、いかんせん文化福祉会館と一緒で、そろそろ更新時期なのかなというふうに考えております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 時期的に、何年たっているかは、今現在わからなければ後でいいんですけれども、やっぱり走行距離と、それによっては経年、10年たったから更新ではなくて、何万キロ走ったから更新というような形をもっていかないと、今、車自体もそれなりによくなってきていてそんなに傷まないんで、どうしても引っ張りたがるんですよね。その辺を考慮してもらえればというふうに思いますので、今後検討してください。よろしくお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) 何年たったかについては後ほど説明させていただきますけれども、公用車については、もう全体的に使用頻度あるいは走行距離等々から更新時期を考えていくべきなんだろうと思いますけれども、一方で車両が多いということも事実ですので、なるべく共有をした中で効率的に、何台ぐらいが妥当なのかというところも含めて考えてまいりたいと思います。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 12ページの委託料でお聞きします。 用地測量委託料で、40年もたって、どうして今ごろやらなきゃならないのかということをまずお聞きします。 ○議長(猪俣誠一君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) それは小池議員さんもよく知っている話ですけれども、これは新潟市民の森がもうそのころできたんですね。それで、そのときからの話だろうと思います。それで、それが道路にかかっていて、これは町、当時の三川村の責任において登記すると、整備するということになっているということなんですね。 そういうことですから、それまではあの利用も少なくなっていましたし、それから道路管理としては特別にどうだというものではなかったものですから、構わないできたといえばそれまでなんですけれども、また今、新潟市を中心とした連携都市構想もある中で、新潟市のやっぱり新潟市民の森の利用度というのが非常に少なくなってきているんではないかと。こんなことで、この機会にもっとやっぱり利用頻度を上げてほしいと、こういうような話もしたこともあります。そういう中で、新潟市が売却するというような話もあったんですね。それで、こんな話が浮上してきたというふうに私は聞いているんです。 そういうことでありますから、そういうのはもう少し様子を見てというふうには、私自身は思ったんですけれども、やっぱりこれは決着がつかないと、谷沢の生産森林組合の皆さんとの関係も、これからの関係もあるでしょうし、それから新潟市自体も今後はやっぱりもっと頻度を上げて、私らもこれだけ協力するということで、これは約束だから当然の話なんですけれども、この市民の森の売却とか、そういうことでなくて、もっとやっぱり利用していくという形でお願いしたいということを強く言っていきたいと、こんなふうに思っておりますから、経過としてはそういう形で今ごろになってしまったということなんです。 ○議長(猪俣誠一君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 私は、その40年前にやっていればもう少し安く終わって、こんな何百万もかかる必要はなかったんじゃないかというふうな思いから、今聞いたんですけれども、実にかかります。 ○議長(猪俣誠一君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私も今ごろこんな話になってくるとは、これはむしろ谷沢の皆さん、谷沢生産森との約束でもあったのかもしれません。そういう中で、少し、合併もございまして、それと新潟市の動きというか、利用の頻度も弱いというようなこともありまして、余りこれが浮上してこなかったということが要因になっておりましたので、私も聞いて、そういえばそうかな、その登記をするというところまではわかりませんでしたけれども、そういう経緯はあったのかなということで、認識したばかりでございまして、大変今ごろになってと、私も思わないわけではありませんけれども、そういうことでひとつご理解いただきたい、こう思っております。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは次に、3款民生費、14ページから16ページです。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 15ページの老人福祉費の介護基盤整備事業3,140万でお聞きします。 先般、肝いりで、私ども阿賀町に4つの小規模多機能の施設を入れて、1つ経営不振ということで福祉会が経営を肩がわりし、対応されているんですが、この4つのうち、今現在やられている事業所自体の経営状態がどうなのかということで、ここで、あっとほーむすみれさんが津川4区にサテライト施設を設置してやられるということに関しては、大いに賛同を申し上げ、協力していきたいなというふうに思うんですが、経営状態がどうなのかで、これは幾らトンネルといえども、最終的には町も責任の一端を負わざるを得ない、例えばだめになった場合に返還義務が出てくるのは町なんですよね。 きちっとした経営状態を掌握されていて、この対応をされているのか、その点をお聞かせ願います。 ○議長(猪俣誠一君) 神田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(神田一秋君) この地域密着の介護事業、ほぼ5年の経過をしたわけでございます。まさにここは準民間の事業所の皆さんが、それぞれの中で運営、経営をされておりますので、まさにこの5年の中で順調に推移をしている事業所、また先ほどお話ございましたように、既に、言葉はあれですけれども、経営を譲渡してしまったところ、また伸び悩んでいるところと、まさにそれぞれ5つの事業所、それぞれの状況が出てきているというふうなのが今の状況でございます。 私ども、町の認可の事業所でもございますので、こちらについては、介護報酬の請求等々もありますから、利用状況等々については毎月の中で把握をしてございます。それぞれ定員の規定がございまして、その定員に対する実利用の状況等々は把握をしてございます。 また、一方で、経営は支出、歳出等々いろいろございますので、そこについてはおおむね、この協議会をつくっておりますので、そこの協議会の中で、それぞれの事業者の皆様からおおむねのところはお聞きをして把握をしているというふうなところでございますが、今般のすみれさんにあっては、まさにサテライトということで、1つ、また事業所を設置するわけでございますので、今お話がございましたように、補助金は町を経由しながらも最終的には町の責任にかかわってまいりますので、この事業所につきましては経営状況は詳細にお聞きをした中で、この事業も県のほうとも協議をしてきております。 すみれさんにあっては、ほぼといいますか、現在定員の最大を超えまして、さらに利用者がいらっしゃると、ぜひサテライトを出していきたいというふうなところでございまして、すみれの経営も4年目から黒字に転換をしているというようなところで、本体の会社のほうの経営とあわせながら、そこの辺についてはお聞きをしながら進めているというところでございます。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 私も、あっとほーむすみれについては堅実な経営をされているというふうにお聞きしているし、状況等も我々総文社厚でも介護の事業者との協議もさせていただいた経緯があります。 その中で、やはり事業者として福祉法人化をしていかないと、減免措置がとれないというふうな話が出てきたこともあったりして、その辺についての、今やられている皆さんへの、町としての対応はどうなっていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 神田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(神田一秋君) まさにこの事業については、ある意味で初めて民間の皆さんに経営を開いたというようなところでございまして、全てこの経営の基準等々についても、国の介護の中での定めの中で、皆さんそれぞれ同じ基準の中で行っているわけでございまして、なかなかこれ、町が突出をして具体的にそこに支援というふうなものも難しいというふうな現況はございますけれども、この阿賀町、まさに高齢化が進んで認知症の方々もふえていらっしゃる、まさにそれぞれ4つの地域で5つの事業所の皆さんが地域密着の事業をやっていただいておりますので、本年度からは地域の皆さんに、より開かれた介護事業所であっていただきたいというふうなところから、町のほうから、地域の茶の間的にいつでも訪れていただいて施設を見てもらう、または認知症等々の相談もしていただく、事業所のPRもしていただく中で、地域の皆さんとより一緒にやっていただこうというふうなところでの事業を、町のほうからも委託をしながら、ある意味で側面からになりますけれども、経営といいますか、そちらのほうの支援にもやっているというようなところでございます。 また、もう一方は、職場の皆さんの、働いている皆さんの知識といいますか、技能といいますか、ここの習得というようなところも非常に大事でございますので、そこについては従来から町のほうからも研修会をやる、または作業療法士等々を派遣しながら、それぞれの技術の習得への支援も行っているというような状況でございます。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) あっとほーむすみれに関しては、私どももいろんな情報を得ながら、堅実にされているから、今課長が言うとおり職員の指導等も含めて問題ないのかなというふうに私は思っていますが、あえてここでお聞かせ願いたいのは、場所が4区なんですよ。それで、主要地方道新発田津川線に面してはいるんです。一朝有事のときに、後ろの通りが狭いんですよ。それで両脇家なんですよ。万が一の場合、逆に今度、裏の道路を直してくださいという要望が出てこないとも限らないんですよ。 その辺は、設置する、認可する立場上、どういう指導をされていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 神田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(神田一秋君) まさに事業者のほうで、この物件をみずから購入した中で、ここでやっていこうというふうな意思でございますので、立地条件等々については当然事業者のほうで考えながら、計画をしながら、ここを決めて運営をしていくというようなところでございます。 一方、ここに入っている皆さんの安全といいますか、そこについてはまさに大変重要なところでございますので、消防の例えばスプリンクラーであったり、まさにそういうふうな最低限必要なものについては、町のほうでもしっかりと確認をした中で、この整備も進めてまいります。 今、まさに雪降って裏の道が、後ろの道が狭いというふうなところもございますので、運営の中では工夫といいますか、そういうものも今後必要になってくるのかなと思うところもございますけれども、そういうふうな現状を把握した中で進めていくというふうな事業でございますので、私ども町としてもその安全面についても十分配慮しながら、一緒になりながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) いろんな問題が地域住民から上がってくる可能性もあるので、その辺は、窓口がどこになるのかによっては、町が対応しなければならない点だとか、あっとほーむすみれさんが直接対応できる点等々あると思うので、よくよく相談しながら対応していただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは次に、4款衛生費、16ページから18ページです。 質疑はありませんか。よろしいですか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは次に、6款農林水産業費、18ページから20ページです。 質疑はございませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 19ページの木質バイオ利活用事業で、ここに座るとどうしても言いたくなるんですけれども、前、伊藤議員だったものですから。というのは、いろんな形を見ていって、先ほど町長は7年たったからという話をされたんですよ。7年たとうが、8年たとうが、10年たとうが、20年たとうが、メンテナンスをきちっとやっていればかからないんですよ。かかったとしても、これを町が負担しなければならないのかというところが、私はちょっと、応分な負担をさせるべきではないかというふうに思うんですが、いかがですか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 応分な負担というのは、町と阿賀ウッドという意味でしょうか。それとも、そのメーカー側という意味でしょうか。     〔「思ったとおりでいい」と言う人あり〕 ◎農林商工課長(関仁君) まず、機器のメーカー側のほうから申し上げます。当初、このメーカー側は耐久年数7年と言っていたんですね。耐久年数が7年。で、ちょうど7年目になったんですけれども、まだ7年たっていないということで、この辺がどうなのかという、正直言いまして結構メーカー側とはやり合いをしました。確かに瑕疵担保責任というのもあるんでしょうけれども、瑕疵担保、基本的にはその機械が欠陥品であるかないかという、それが一番の問題になるかと思います。 実際、もう7年目、稼働時間も6,500時間、それからペレット製造も4,000トンぐらいもうつくっております。この中で、こういうふうに使ってきたわけですから、瑕疵担保ということはもう難しいし、それを証明することも不可能に近いということで、メーカー側には、なかなかその負担ということはできないというのが実態かと思います。 ただ、私どもとしましても、耐久年数7年という最初の話があったものですから、じゃ、これだけでは、「はい、そうですか」というのもなかなかおもしろくないものですから、メーカー側とはいろいろ相談をさせていただきました。メーカー側としてもなかなかどこにもあるような機械でないということで、耐久年数は、いろいろ向こうからの実績とか知見からそれを示したものであって、それを保証するものではないという言い方をされましたので、これはなかなか言っても仕方がないなというふうに考えております。 ただ、私どもとしても、なかなかおもしろくないということで、いろんな協議をさせていただいた中では、今と同じく直しても、またこれは、また壊れる可能性があるもんですから、全面的というわけにいかないので部分的な、強度の増すような、そういう改修の仕方を今お願いしております。具体的にはシャフトの強度を上げるだとか、ボルトの強度を上げる、そのようなものをいろいろ今検討してもらっている最中です。 それから、工事内容につきましても、材料費はなかなか抑えられないんですが、工事費の面でなるべく抑えてもらうということで、いろんな協議した結果が、この302万円という数字であります。メーカー側とはこのような感じで話をしました。 あとは、阿賀ウッドとの話し合いでありますが、なかなか向こうも、お金をもらっている以上は正常に動く機械を貸してもらわなければ困るという、そういうふうな言い方をずっとされておりまして、なかなか話し合いをしても、その辺がなかなかまとまらないというのも事実です。 今回、改めまして、ようやく阿賀ウッドも軌道に乗ってきたという状況であります。昨年の決算は黒字が出ましたし、その辺でようやく乗ってきたということで、今回はこの修繕については町が持ちたいというふうに考えております。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) メーカーの責任を問おうとすると、利用実績なんですよ。使用経過といかにどうメンテナンスをしてきたかによって、対応が変わってくるんですよ。だから、常日ごろのメンテナンスの状況が、メーカーの立ち会いのもとで年1回なり対応されてきていますか。 というのは、そうしますと、逆に使用者責任が出てくるんです。使っている人が、使い方がメーカーの指定したとおりの形をとっていれば、それこそ6,500時間の4,000トンの製造でアウトになるような機械なのかどうかのチェックができるんです。それはされていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) これにつきましては、毎年メンテナンスというか点検です、点検をメーカー側と一緒になってやっております。これは年1回ですけれども、やっております。それに基づきまして、それなりに、また使用者側である阿賀ウッドには、それなりの使用についての、また説明とか話し合いはあったというふうに考えておりますが、そこまではちょっと確認しておりませんけれども。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) だから、メーカーから責任をとれというのは無理だというのは理解させてもらいます。そうしますと、あとは使用者責任なんですよ。というのは、阿賀町が使用料としてもらっているお金は幾らですか。全て合わせて42万でしょう。42万であの機械を貸して、経営をさせているんですよ。ということは、使用者責任がもっとあったっておかしくないんですよ。だから、これでいいんですかということを聞いているんです。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 年間42万、この金額が大きいのか少ないのかと言われると、またいろんな考えが出てくるかと思います。なかなかお金をもらっている以上は、向こうが、運営者側も、どうしてもちゃんと動く機械を貸してくれという、そういうふうなことで強く言ってくるのも、これは事実です。 いろんな中で、基本的には私どもとしまして、やっぱり運営を健全にして、使用しなければこられないわけですから、その辺をうまく運営の中で出していただきたいというふうには私も思っていますが、なかなか今の現状では、そこまで折り合いがつかないというのが現実です。その中で、今回は町での修繕をお願いしたいというふうに思っております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 阿賀ウッドがどういう経営体制で、どういう使用頻度で、どういう状況をしているか掌握しないと、この議論は深まらないんですよ。要するに、公設民営のあり方で、新しい機械を与えたんですよ。それで、必ず黒字化して、我々阿賀町にとってメリットのある方向に持っていかなきゃならないんです。町の機械、施設等を借りてやる以上は。 今まで、昨年までは赤字経営ですから、法人税は基本の法人税しかもらっていないんですよ、と使用料しかもらっていないんですよ。黒字化に向けた状況の中で、どういう体制で今後管理運営をさせるんですか。 ○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 基本的には自立をしてもらいたい、これが本音です。これを目指して、お互いまた協議しながら、いい方向を見つけていきたいというふうに考えておりますが、なかなか現状では自立とまでは、全て持って運営をせいという、今回の修繕費もそうです、全て持って今現在では運営しろというのは、まだそこまではいかないというのが現実かと思います。 将来的には、言いましたように、自立、そのための公設民営という、私は思っています。三セクのような温泉の施設のような、そういう公設であってないような、そういうのではなくて、今回は完全な民営ですので、その辺を、自立を目指して進めたいというふうには考えます。 ○議長(猪俣誠一君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) まさに今、斎藤議員さんがおっしゃっていることの、基本的にはそういうことで、やっぱりいくのが普通でしょうし、それを目標にして、また受けてもらうについても、そういうことを基本にしたわけですから、今後の状況においては、しょっちゅうそういうことがあっては困るわけですし、その辺のところは十分、一つ、今のご指摘いただいたようなことを、常々それを監視しながら、将来的にこうなんだ、あるいは今の機械の使用についてはこうだということを再確認しながら、やっぱりやっていく必要はあるだろうと、こんなふうに思いましたんで、私も当初、まさに同じような考えで、予算の査定においてはそういう思いもありましたけれども、言われたからといって、ただ持ってくるというものではないだろうというふうに思っていますので、その辺の基本的な取り組み、姿勢というものはやっぱり堅持していくということで、ひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 直さなければ使えない状況ですから、直すなとは言わないんですよ。ただ、経営者との詰めの段階で、やはり応分な負担と先ほど私は言いましたけれども、メーカーの責任は問えない、そうすれば使用者責任を問うべきだというのが私の意見、考えなんですよ。 ということは、使用料を今42万しかもらっていないけれども、あそこは償却資産はないですから、償却する必要ないから、本当に売って買った、かかった費用だけで黒字化しなきゃならないんですよ。民間企業はみんな償却資産、固定資産税を払っているんです。払わなくていい企業ですから、経営自体の問題になってくるというふうに私は思うんですけれども、ただ、今阿賀町では700トン、ペレットを年間使うという状況になっています。それもそれなりの単価で買っているんですよ。アール・ケー・イーだとか、ほかの民間の中越柏崎、向こうの業者さんは半値ですよ。それでも経営を成り立ててやっているんですよ。 それを考えたときに、これから、7年たっているから、ほかも出てくるんですよ。車両もそうですよ。フォークリフト、バックホー、みんな出てくるんですよ、ユニック車から。出てきたら全部町が持つんですかというところなんですよ。それは基本的に、今こういう小さいときにきちんと詰めておかないと、今後は見ませんよでもいいんですよ。経営計画をきちっと立ててくださいと。公設民営なんで、立ててくださいと言うべき機会なんですよ。 それと、さっきメーカーさんから、シャフトの強度を上げるだとか何かという話もありましたけれども、それをやるとだめになりますよ。ほかがアウトなんですよ。ほかはこのシャフトで合うような設計になっていますから。ほかに変えるというのは、ちょっと考えてください。それはどうですか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 強度を上げるということに関しましては、私どもよりメーカーのほうが、十分その機械の性能とか仕様を十分理解していると思います。その辺はいろいろ協議しながら進めたいというふうに考えます。 それから、当然いろんなものがこれから出てくると思います。さっきも言いましたとおり、経営がなかなかうまくいかなかった中で、ようやくちょっと軌道に乗ってきたというのが今の現状かと思います。この辺で再度もう一回、本当に将来的なこと、将来的にわたってこのペレットをつくらなければ、私どもの施設、燃料として使っている施設が困りますので、安いものを買うのも、これはいいんでしょうけれども、これははっきり言うと町の損失になるんで、それを余り、私は当然避けたいなというふうに考えていますし、地産地消のエネルギー循環する町、そういうものも非常にいいかと思います。 その点も含めまして、今後の経営、それを詰めたいというふうに考えます。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 担当課として、しっかり監視してください。最後の責任は町長にあるんですけれども、町長にあるんですけれども担当課がきちっとした報告を上げていかないと、町長一人では責任を持てないんです。町民の資産なんです。財産ですから。幾ら民間会社に委ねたとしても、あれは町の施設、資産なので、もっと経営改革を詰めるように指導をお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今かなり指摘いただきましたから、これは本当に冗談じゃなくて、やっぱり取り組む担当の日々の姿勢も必要だろうと思いますので、その辺、緊張感を持ってやってもらわなきゃならんし、また我々のほうとしてもペレットの燃料化ということで、あちこちに勧めた経緯もありますし、民間に勧めたので、おまえのところ高いじゃないかと言われるのも、私も本当にそういった面では申しわけないなと思うくらいですから、より、やっぱり効率的に使って、少なくてもやはり今の決めた値段をもっと上げるなんていうことにならないようにしていく、こういったことにも配慮していかねばならないんじゃないかなと、こんなふうに思っていますし、今ご指摘いただいたようなことを十分ひとつ念頭に置きながら、やっていかなきゃならんというほうを、私のほうからもまた申し上げておきたい、こう思います。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) 20ページのたきがしら湿原管理の関係で工事請負費がありますけれども、先ほど町長がおっしゃったんですが、もうちょっと具体的に内容、それからどうするのか、これをちょっとお聞きしたいと思います。 それから、もう一つ、同じくハーバルパーク、これについても内容をもう少し具体的に説明していただきたい。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 今回、たきがしら湿原とハーバルパーク、この修繕料ということで、農山漁村振興交付金という、これは農林省の補助事業でそれに乗っかりました。半分補助ということで、基本的には自然豊かな自然を活用した中での、お客さんを呼んでこいという、そういう事業でありまして、その中にはこういう自然を活用した施設もうまく利用するという、そういう名目のもとで今回補助採択をもらいました。 具体的には、たきがしら湿原は木の部分が相当傷んでおります、木道、それからいろんなところの手すり部分、それから管理棟の部分、手すり部分、それから看板、それから侵入防止柵、あずまや、この木の部分を全て、大分傷んでいるところを全て直そうということで、この金額であります。 それから、ハーバルパークのほうは単純に水道管の新設です。以前から漏水をしておりまして、B&Gがありますけれども、その裏からハーブ園まで水道管が通っているわけですけれども、漏水箇所が正直言いまして全然わからない、なかなか調査してみようがないということで、今回その漏水している管はもうやめにしまして、新しくもう引っ張ってしまおうということで、この金額を予定しております。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) たきがしらの関係で聞きたいんですけれども、今どれぐらい人数が入っていますか、年間。 ○議長(猪俣誠一君) 資料をお持ちですか。 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 入込数であります。管理者のある程度推計の部分もあるんですけれども、年間1万3,400人ほどが入り込んでおります。 ○議長(猪俣誠一君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) それで、木道関係、実はあそこをやるとき、栗の木で防腐をしてやったんですね。何年ごろだかわかりますか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 平成9年オープンです。 ○議長(猪俣誠一君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) はい。わかりました。私もその辺を覚えていまして、わかっていて聞いて申しわけないですが、あの木道関係につきましてはいろんな時に整備をしたんですが、非常に今やっぱり腐るといいますか、あそこは水源を歩くと思うんですから、歩行者に事故があっては非常に問題もありますので、その辺のところの点検は私も非常に心配して、常時やっているのかどうか、その辺が心配だったんですが、どの程度腐食されているのか、防腐した栗の木がもうもたなくなったのか、その辺のところを、それとも、そうじゃなくてそこはもっているんだけれども、それ以外のところがだめなのか、この辺については調査されていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) その点につきましては管理委託しております東蒲原森林組合が常時いますので、その辺で常に監視しております。その中で、いろんな回った中で、要は部分的だと思うんですよね。柵でもそうですし、木道でもそうですし、いろんなところの、そういうものの全て見た中で、修繕が思われるようなところ、全て今回、この機会といいますか、せっかく国のお金をもらう中で、全て直してしまおうということで取り組んでおります。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) その予算をいただいたわけですから、有効に使っていただくということと、きちんと修理していただいて、また先ほど目的があります観光客を入れるということでの目標達成のために頑張っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 7番、斎藤秀雄君。
    ◆7番(斎藤秀雄君) ハーバルパークの運営関係で、水道の関係なんですけれども、実際漏水していて使えないんですか。今現状としては使っているんだけど、ただ漏水箇所がわからないために、ということでの管の敷設がえを検討しているだけですか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 使っております。正直言いますと、水道を使わなくてもメーターが回るという、そういう状態になっていまして、どこかで、簡単に言うとB&Gの裏にありますから、そこからハーブ園の間でまず二百四、五十メートルたしかあったと思います、そのどこかで漏水しています。そのどこかが、正直言いましてわからないです。探すのも、探すより敷設がえしたほうが早いんだろうということで、今回敷設がえということで計画しております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 冬期間は元栓でとめているんですか。それだけ確認しておきたいと思いますが。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 冬期間はとめております。B&Gの裏のところにあります水栓がたしかあります、そこでとめておりますので。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(猪俣誠一君) なければ、次に、7款商工費、20ページから21ページです。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 商工費の施設管理費で、奥阿賀観光の赤崎荘駐車場復旧工事でお聞きします。 これは今回の災害に該当できませんか。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) 赤崎荘の駐車場であります。観光施設です。観光施設には、正直言いまして、災害復旧制度はありません。一般的な公共物、町道、林道、農地関係だと災害復旧制度があるんですけれども、今回は観光施設ということで、これは災害復旧制度は該当しませんので、このように今、町単で上げたものであります。 ○議長(猪俣誠一君) 納得できますか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 本当にそうかね。 ○議長(猪俣誠一君) 関農林商工課長。 ◎農林商工課長(関仁君) そうです。というのは、以前、麒麟山公園を災害復旧したのを多分言いたいのかなというふうに私は思います。あれは都市計画区域内の都市公園ということで、そっちのほうのお金を使ったものですから、該当になったと。今回は準都市計画区域でも何にもありませんので、純粋な観光施設ということで、災害復旧制度はありません。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それではないようですので、次に、8款土木費、21ページから22ページです。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 除草刈払委託料、道路維持費、労務費単価が上がったのはわかるんですけれども、いつやるんですか。草刈り、今、逆にそこを猿が通っているんですよ。猿の隠れ場になっているんですよ。そこの点、パトロールしていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) 道路の除草につきましては、例年6月の下旬から7月上旬で、一応委託を発注させていただいております。これにつきましては、余り早くやりますと、また梅雨の時期で路肩の草が伸びるということもあるもんですから、今回4支所、全て6月末から7月の初めで、一応委託を全部出し終わりました。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 実施状況はどうなっているんですか。実際に今刈り払いしている箇所が見受けられないんですよ。その点、いつまで刈れという指示をされているんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) 契約しましたのが6月下旬から7月上旬なものですから、今契約したばかりということになります。それで、契約につきましてはお盆前までの一応契約ということで、契約書は結んでおります。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) お盆前ではなくて、2週間とか、そういう期間を切れないんですか。そんなに余裕を持たせる、道路使用が必要でしょう、そうすると1週間。逆に町が早目に道路使用を全線とっていたっておかしくないんですよ。業者一人一人がやるから、道路使用の許可が出るまで1週間かかるんです。だんだん遅くなるんですよ。その点、考える気はありませんか。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) 確かに草が多く出てきているというのは、パトロールしておりまして実感はしてございます。町のほうとしまして、業者の施工する工程的なものも踏まえまして、約1カ月の工期を一応とっているということで進めてございます。施工業者の方には、現地を見て、それまでに終わらせろよということでは指示はしているわけですけれども、極力早目にやるように、また業者のほうには指示したいと思います。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) だから早く発注しないから、どんどんおくれていくんですよ。6月末の発注では、さっき言ったように道路使用の申請を出すまで1週間、それから業者の皆さんが着手するのに大体おおむね1週間、そうしますと、今6月末の発注だと7月14日以降にしか入ってこれないんですよ。それでは遅いんですよ。 我々議会も今7月議会にしてしまったせいで、この議論を今する自体もおかしいんですけれども、やはり早い段階で発注はしていてもいいんですよ。それで、着手日はいつからいつまでと、逆に指定してしまえばいいんですよ。それ以前は準備期間でいいんですよ。そういう検討をしてください。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) はい。今後検討させていただきます。     〔「お願いします」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ないようですので、次に、9款消防費、23ページです。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 消防署の職員給与の関係でお聞きしますが、現在職員体制、休んでいる方も何人か見受けられるんですけれども、どうなっているんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。 ◎消防長(寺久保幹男君) 3名、今病気等で休んでおりますけれども、現場には行っておりませんけれども、以前と同じ体制をとっております。その分、職員には負担、有給休暇の消化というのは若干落ちておりますけれども、それは、今、各班で用事があるときにお互いにかわるような形で、勤務変更でしのいでおります。そして、その分、有給休暇は消化率は悪くなっているという状態です。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) ことしの春の人事異動の関係を見たら、日出谷分遣所の、本当は救命救急士が2人必要でお願いしていたということであったんですけれども、実際にその配置はされているんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。 ◎消防長(寺久保幹男君) 以前、救急車が必要配置というような要望もありまして、なかなかそれは厳しいということで、じゃ救命士を配置するということでありましたけれども、実際、今私もそうですし、次長もそうですし、あとは病気、育休ということで、6名、この2年間、私が消防長になってから6名が現場から退いているような形になっておりますので、本署のほうでもやっぱり3名は2台救急車を運用するには必要ですし、はっきり言って若干足りなくて、1名しか配置しておりません。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 今聞かれたとおり、総務課長、消防署のほうはいろんな工夫をされているんですよ。それで、給与等についても、住居手当等はマイナスになっていますから、それなりの対応をされているんでしょうけれども、職員の過剰労働も含めた状況の中で、適材な配置ができるような体制づくりを消防署と連携をとって検討していただけませんか。いかがですか。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) 消防署の定員につきましては65名ということで、条例でうたわれておりますけれども、今ほど消防長のお話にあったとおり、3名が休んでいるということですので、過剰労働といいますか、適正な労働ができる、適正な労働をしていくという上では、定数は65名であっても現況現況に応じて、消防長と話し合いながら対応してまいりたいと思います。     〔「よろしくお願いします」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 次に、10款教育費、23ページから25ページです。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 24ページの学校管理費、鹿瀬小学校のブロックガラスの修理ということで説明ありましたが、鹿瀬小学校のあのツタはどうなっていますか。 ○議長(猪俣誠一君) 斎藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(斎藤祐之君) 以前からご質問があった件かと思っておりますが、予算要望してもなかなかついていないということで、大変申しわけありません。ただ、今回、ちょうど正面の入り口から見まして、階段棟が中心にありまして、その脇が校舎棟になっております。校舎棟のところに一番多くその残骸が残っているという形なんですが、今回、外部足場を組んで窓ガラスを修理したいなというふうに考えておりまして、そのときに手の届く範囲についてはちょっとやってみようかなと。ただ、どんな形できれいになるのかも、ちょっと想像できないものですから、その辺はまた踏まえて、次回予算要望していきたいというふうに考えておりますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 根元を切ってしまったために枯れているんですよ。逆に危険極まりない状況になっているというのを、やはり現状を掌握していただいて、きちっと予算要求の説明をしていただければ、総務課長もむげにはしないというふうに私は思うんで、たまたま今回ブロックガラスを直す外部足場を組むんですから、その併用の中でどれだけできるのかもあわせて検討願えればと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 斎藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(斎藤祐之君) そのようにさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページから10ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) ないようですので、これで歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第46号 平成29年度阿賀町一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第11、議案第47号 平成29年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案の第47号につきましては、後期高齢者医療特別会計補正予算の第1号でございまして、1ページをお開き願いますと、第1条に歳入歳出それぞれ20万7,000円を追加させていただいて、歳入歳出予算の総額を1億7,818万8,000円とするものであります。 事項別明細でありますが、補正予算は、これは職員給与については、全て一般会計と同じように給与費明細のほうで掲げておりますように、異動に伴うものでございます。11ページの給与費明細をごらんいただくことで説明を省略させていただきますが、歳入につきましても9ページでありますが、9ページ下段の4款繰越金につきましては、前年度歳計剰余繰越金を補正予算財源として6万9,000円を追加補正させていただくものであります。 その上段の繰入金につきましては、今ほどの繰越金のほか、不足する財源につきましては、一般会計から繰入金を増額補正するものであります。 以上でありますが、大変雑駁ですけれども、議案第47号の平成29年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第47号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出全般について行います。10ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第47号 平成29年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございます。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第12、議案第48号 平成29年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案の第48号についてご説明申し上げてまいりますが、保険事業勘定でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,590万1,000円を追加して、総額を23億5,717万6,000円とするものであります。 29ページ、歳出でございますが、総務費772万3,000円は4月の人事異動に伴う給与費補正でございます。 それから、29ページ後段になりますが、5款の基金積立金3,104万9,000円は、平成28年度の介護給付費が計画のおおむね9割となったことから生じた剰余金のうち、65歳以上の第1号被保険者の介護保険に係る金額を、ルールどおり給付準備基金に積み立てるものであります。 30ページの諸支出金につきましては4,712万9,000円でありますが、これは前年度実績に基づきまして、国の給付費負担金を精算還付するものであります。 それから、次に、歳入でございます。 27ページに戻っていただいて、3款国庫支出金は、前年度の地域支援事業の対象経費として職員給与費が認められ、31万9,000円を精算交付されるものでありますし、4款の支払基金交付金は、前年度地域支援事業費の実績によって154万3,000円が精算交付されるものであります。 5款の県支出金は、前年度の地域支援事業の対象経費として職員給与費が認められまして、15万9,000円が精算交付されるものであります。 28ページの繰入金につきましては、給与費分及び国・県の給付費負担金の精算還付金として一般会計から繰り入れるものでありまして、3,646万6,000円でございます。 それから、8款の繰越金につきましては、4,741万4,000円は介護保険事業計画に比べて給付実績が下回ったことを主な要因として、前年度歳計剰余金であります。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第48号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出全般について行います。29ページから30ページです。 質疑はありませんか。質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。27ページから28ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第48号 平成29年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございます。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第13、議案第49号 平成29年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案書の39ページになりますが、簡易水道事業特別会計補正予算の第2号でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ278万5,000円を追加させていただきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億5,295万円とさせていただくものであります。 48ページの事項別明細になりますが、総務費のほう、1款総務費、1項総務管理費、1目の一般管理費、これは人事異動に伴うもののほか、賃金として146万4,000円を、臨時事務職員の賃金を追加させていただくものであります。 それから、2款の維持管理費でございますが、三川地区簡易水道施設維持管理費の工事請負費につきましては、新潟県発注であります新しい寿橋の工事に伴う水道管の移設工事が、県工事との調整によりまして約20メートル必要となりましたので、これは100万円の増額補正をお願いするものであります。 次に、47ページは歳入でありますが、諸収入につきましては、先ほど歳出で説明申し上げました新寿橋関係の水道施設補償料100万円を見込んだものであります。 繰入金につきましては、5款の前年度歳計剰余繰越金で33万4,000円、6款の諸収入、水道施設補償料100万円を、それぞれ歳出予算に充当後、不足となります145万1,000円につきましては、一般会計からの繰り入れをお願いするものであります。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第49号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出全般について行います。48ページです。 質疑はありませんか。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 48ページで、一般管理費の中の臨時事務職員賃金とありますけれども、これは臨時職員を雇わなければならないほどの仕事の量があるんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 上下水道関係の臨時職員につきましては、以前から1名、一般事務でお願いしておりますが、平成31年度の公会計移行に対応するための固定資産台帳を今作成しております。そのために課内異動になりますが、登記関係をやっておりました方を、上下水道のほうの固定資産台帳の作成業務をお願いしているところでございます。 ○議長(猪俣誠一君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) これはもう当初からわかっていた問題じゃないんですかね、この臨時職員を雇わなければならないということで。あえて補正しなくても、当初予算で持ってこれなかったんですか、これ。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) さっきもちょっと言ったんですが、建設課内で登記の関係をやっていた方を、いわゆる固定資産台帳、減価償却とか詳しいということで、去年も少しずつ手伝ってはいただいたんですが、今年度から本格的にお願いしたいということで、そのように特別会計のほうで予算をお願いしたいということでございます。 ○議長(猪俣誠一君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) そうすると、建設課の中で異動したというような形と考えて。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) はい。そのとおりでございます。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) じゃ、同じなんですけれども、一般会計のところに載っていませんよね。減ったならそっちへ移すでしょう。片方の減がないですよ。それはどうなんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 当初予算作成時は、臨時職員でなく、職員でできるだけ対応しようということでありましたが、期限が迫る中、また料金改定等の作業も重なりまして、できるだけお願いしたいということであります。 ○議長(猪俣誠一君) 要するに、一般会計のほうから、なぜそこは外さないんだということだよね。そちらのほうに振りかえたんであるならば、一般会計のほうは外して、そちらのほうに入れるべきだという質問なんで、その質問に対してお答えください。 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 申しわけありません。 一般会計のほうの登記のほうとしては、今年度から採用する予定はなかったんですが、そういうことが、我々の簡易水道側の情報としてちょっとおくれていましたので、当初予算でなく補正という形になりました。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 人を動かしたわけですよね。人を動かしたらお金も一緒に動くんですよ。そうでなければおかしいじゃないですか。もとのお金はそのまま、ふやすのはふやすけれども、一般会計から145万1,000円入れているんですよ、簡易水道。だから一般会計のどこかで減っていないとおかしいんじゃないですかというので、ただ人事だから、ここはそのまま残しておいて、使わなかったら減らすという考えなんですか。そうであればそれなりに、ただ、お金があるから、臨時職員をまた、こっちから動かしたからこっちに補充しますよという考えなんですか。どっちなんですか。新規に1人を簡易水道として雇い入れする、登記関係の職員は、ほかの新しくまた別な職員を採用するという考えなんですか。臨時職員を採用するという考えなんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者
    水道技術管理者(清野康弘君) 28年度までは登記のほうに、一般会計のほうに予算計上していた職員分でありますが、29年度に上下水道のほうでお願いするというのが、当初予算作成時にはちょっと間に合わなかったものですから、一般会計にはもともと28年度より減額の29年度予算を組んでおりましたが、簡易水道のほうに計上されていなかったということであります。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) かみ合わないんですみませんがね、私の理解力が不足なのかもしれないですけれども、登記事務の職員は採用していないということですね。採用していないから、予算もそれなりの低い予算でやっていたと。で、これが、補正が通れば、通った段階で新たに募集をかけて、その登記事務をやっていた人を採用する、もうありきなんですよ。 そうではなくて、最初から登記事務だっておくれているということで、皆さん指摘しているじゃないですか。このお金で十分間に合うということで、登記事務のその人をわざわざ採用する必要があるのかというところが、もう人ありきでの予算ではおかしいんじゃないですかということなんですよ。今までいたから、いた人をこっちに移すんであれば、我々、予算上の動きですから。     〔「そうやるんじゃないの。そうだと思った」と言う人あり〕 ◆7番(斎藤秀雄君) そうでないんでしょう。今、採用していないんでしょう。今休んでいるじゃないですか。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) 今、斎藤議員が申されましたとおり、今登記のほうの人員は、今後ふえる予定は今のところはございません。ただ、予算上につきましては、それを減額しないで、申しわけございません、そのままさせていただいたわけでございます。その分につきまして、今度上下水道のほうで新たに採用された人をそのまま予算は計上させていただきましたが、その一般のほうにつきましては、予算を落とすということは一応しておりません。 今後も一応臨時職員というか、登記の関係の職員を雇うという計画は今のところはございません。ただ、落とさなかったということになります。 ○議長(猪俣誠一君) ちょっと暫時休憩します。 △休憩 午前11時54分 △再開 午前11時56分 ○議長(猪俣誠一君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。 それでは、審議の途中でありますが、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時00分 ○議長(猪俣誠一君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。 先ほど、午前中、一般会計補正予算において、マイクロバスの関係で、総務課長のほうから説明をお願いします。 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) 上川支所に配置しておりますマイクロバスですけれども、平成19年式で走行距離が14万6,880キロでございます。 ○議長(猪俣誠一君) よろしいでしょうか。 それでは、休憩前に引き続き議案第49号についての審議、これに関しましては、午前中に質問がありました事項につきまして、清野水道技術管理者のほうからお願いいたします。 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 先ほどは大変回答のほうが混乱いたしまして、申しわけありませんでした。質問の趣旨に沿って答えたいと思います。 平成29年度の予算編成に当たりまして、上下水道係の臨時職員を2名とするということでしたが、私のほうで1名分しか計上しておりませんでした。これは計上漏れでございます。それと一般会計の分につきましては、当初予算の段階でその1名分を減員した予算となっております。当初から2名分ということであります。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) そうしますと、現在、今2名なんですか。ところが、1名分しか当初予算で計上しなかったのに、2名採用していいんですか。そこが、計上していないのに採用していいんですかということを聞いている。1名分しか予算計上がないのに、2名採用していいんですか。 ○議長(猪俣誠一君) もう一度説明してください。 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 2名につきましても継続の雇用者でありまして、こちらの単純な私のミスでありましたので、雇用を継続し、予算につきましては流用して対応させていただいております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) おたくらの間違いがどうであろうと、当初予算で1名分しか予算計上していないわけですよ。そうしたら、1名しか採用できないんではないんですかということを聞いているんですよ。それを事業上、不足を来したから今補正するのはいいんですよ。2名にしなければならなかった理由があったにもかかわらず、しなかったということなんでしょう。だからその辺の動きが、ちょっと聞いていて、1名分の採用予定しかないのに2名採用してしまったという経緯、それでいいんですかということを聞いているんですよ。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) 斎藤議員ご指摘のとおり、1名分の予算しかないのに2名採用するというのは、もう基本的なミスだと思います。けれども、いずれも継続している職員なものですから、そこはこちらの完全なミスでありますので、申しわけございません。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) そういう場合は、速やかに先回の我々議会、臨時会でも何でもあるわけですから、その時点で補正を上げるべきではないんですかねということで、この7月議会に持っていったせいで、ちょっといろいろ職員の皆さんも不都合が出てきているのかなと、ちょっと思うので、議会側としてはこれからまたその辺も協議しながら対応していきたいというふうに思いますが、やはり人事の採用ですから、どうしても予算をきちっと裁定した段階でも、1名分しか上げないというのもいかがなものかというふうに思いますので、今後そういうことがないように対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) ご指摘のとおりであります。5月に随時会議を2回もやっているわけですから、当然一番最初にそこに計上すべきであろうと考えておりますので、以後気をつけますので、申しわけございませんでした。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。47ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第49号 平成29年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第14、議案第50号 平成29年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案第50号は下水道事業特別会計補正予算の第2号でございまして、ページは57ページをお開きいただきたいと思いますが、歳入歳出の総額にそれぞれ100万円を追加させていただきまして、その総額を歳入歳出10億6,138万6,000円とする内容であります。 事項別明細、66ページになります。66ページの2款1項維持管理費ですが、特定環境保全公共下水道維持管理費の工事請負費100万円につきましては、簡易水道でも補正をお願いしましたが、同様に寿橋関係で下水道の移設、延長約20メートルが必要となりましたので、増額補正をお願いするものでありますし、歳入におきましては、これは歳出でも説明してございますが、寿橋関係でありまして、下水道管移設工事の補償費100万円を見込んだものであります。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第50号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出全般について行います。66ページです。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 寿橋関連ということでお聞きしますけれども、下水道、先ほどの水道もそうなんですが、これはいつ施工されて、いつ完成するんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。 ◎建設課長(阿部義照君) まず、今の工事を施工するに当たりまして、県道新発田津川線の工事が終わらないとできないような状態になろうかと思います。それで、今、県道新発田津川線の進捗状況といたしましては、今現場を見てもらってもわかるように、あそこは垂直擁壁を施工するための基礎の掘削をやってございます。それで、その垂直擁壁の全体ではないんですが、できるのが10月の半ばというような説明を受けてございます。その後に、これから発注する様になるんでしょうけれども、引き続き県道側のほうの盛り土工事を発注するというふうに一応県から説明を受けてございます。 それで、じゃ、完了予定はいつぐらいなんですかというような話をさせていただいているんですけれども、県のほうについても、これからまた二次工事の発注があるもんですから明言はできないんですが、予定としては降雪前には何とかしたいというような説明を受けてございます。それで、降雪前にもしやるんであれば、今の道路ができることによりまして、下水道管と水道管の同じように埋設もすることになると思いますので、県道の工事に合わせての施工になろうかと思います。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) そうしますと、この工事、今補正をかけても、工事の発注については10月、9月以降ということですか。それとも事前に発注してしまっておくんですか。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 道路関係とか盛り土の合間にやっていく工事でありますので、早目に発注いたしまして、合間合間にやるしかない工事と聞いております。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 発注時期はいつなんですかということを聞いているんですよ。施工はその予定によって変わってくると思うんですが、発注時期が水道と下水、合わせていつですか。 ○議長(猪俣誠一君) 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 細かい日程調整については県と協議を担当がしているところですが、本予算が可決いたしました後、速やかに発注する予定であります。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に歳入全般について質疑を行います。65ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第50号 平成29年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第15、議案第52号 阿賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第52号でありますが、阿賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正でございまして、議案書の12ページ、説明資料の3ページでございますが、ごらんいただきながらお願いします。 本条例は、新潟県重度心身障害者医療費助成事業実施要領にのっとり、重度心身障害者に対し医療費の一部を助成し、重度心身障害者の保健と福祉の向上を図ることを目的としたものでございますが、県が実施要領の一部を改正し、本年9月1日から精神障害者保健福祉手帳1級表示者を本事業の対象としますので、第3条第1項第3号にその旨の規定を追加するものであります。 なお、4月1日現在、本医療費助成の対象者は、療育手帳Aが34名、身体障害者手帳1級から3級が519名、今回新たに対象となる精神障害者保健福祉手帳1級は10人、合わせて563人となりますが、これらの方々の医療費の自己負担額は、入院費1日1,200円、通院1回530円となり、この事業費は町と県が各2分の1を負担します。 よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 以上です。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第52号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、入倉政盛君。 ◆4番(入倉政盛君) 今、内容は町長からお話ししましたけれども、相当重症な患者は1級ですから、そういう人たちの扱いというのは介護のほうの施設のほうに入れて見守りするのか、その辺のところをちょっとお聞きしたいんですが。65歳以上になればできるんだけれども、若い人でも面倒見られないような状態の方に対してはどのような施策を考えておられるのか。 ○議長(猪俣誠一君) 神田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(神田一秋君) 今般のこの条例につきましては、医療費の助成でございますので、介護とはまた別のものになりますが、今般9月1日から精神障害の1級の方にもこの医療費助成が適用になるというか、適用させていただきたいというふうなところでございます。1級でございますので、年金にあっても障害者年金1級に相当する方々でございますので、精神といいますか、障害の程度もかなり重い方が対象というところでご理解いただきたいと思います。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第52号 阿賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第16、議案第53号 阿賀町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第53号は阿賀町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正でございまして、議案書の13ページ、説明資料は4ページになりますが、阿賀町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正でございますが、阿賀町消防署上川分遣所を阿賀町役場上川支所内に移転することに伴いまして、第4条第2項表中、阿賀町豊川甲333番地を阿賀町豊川甲236番地に改めるものでありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第53号について提案理由の説明を受けました。 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは、質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第53号 阿賀町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第17、議案第54号 阿賀町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第54号についてご説明申し上げますが、54号は町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありまして、議案書の14ページ、説明資料は5ページから7ページでございますが、本件につきましては、児童福祉法と人事院規則において育児休業に関しての改正がなされましたので、これに伴い、町条例の一部を改正するものであります。 初めに、児童福祉法の改正についてでございますが、昨年度の育児休業法等の一部改正におきまして、育児休業を取得できる者の対象範囲に「里親であって養子縁組により養親となることを希望している者」が加えられたことによって、町条例におきましても改正法に準ずるため、町議会12月定例会議にこれを加える旨を提案し、ご承認いただいたところでありますけれども、この「里親であって養子縁組により養親となることを希望している者」につきましては、このたびの児童福祉法の改正により「養子縁組里親」という名称で法定化されましたので、町条例におきましても第2条の2において所要の改正を行うものであります。 次に、人事院規則の改正についてでございますが、育児休業の取得、取得期間の延長等に関しましては、子が1歳に達する日まで認められているところでございますが、特別な事情として、保育所等に入所希望の申し込みを行ってはいるが入所できない場合については、子が1歳6カ月に達する日まで延長して認められることになっています。しかし、この特別な事情に関しては、これまで法令及び人事院規則において明文化されておらず、制度の運用で認められてきたところであります。 このため、このたびの人事院規則の改正で、「保育所等における保育の利用を希望し、申し込みを行っているが、当面その実施が行われないこと」等の条文を追加し、子が1歳6カ月に達する日まで延長して認められる特別な事情について明文化されましたので、町条例におきましても人事院規則の改正に準じて、第3条第1項第6号、第4条、第10条第1項の7号において所要の改正を行うものでありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第54号について提案理由の説明を受けました。 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) それでは、質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第54号 阿賀町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第18、議案第55号 建設工事請負契約の締結についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案の第55号につきましては、建設工事請負契約の締結についてでありますので、議案書15ページ、説明資料8ページから12ページでありますが、吉津地区農業集落排水施設機能強化対策工事でありまして、去る6月22日、制限つき一般競争入札を執行いたしまして、1億1,448万円で落札業者の昱工業株式会社、代表取締役中川涌一と仮契約を締結したものでございます。 この工事につきましては、吉津区並びにあが野ニュータウン区を処理地区とし、平成8年に供用開始した農業集落排水施設が老朽化したため、機械設備の更新等を行うものであります。 本件締結に当たりまして、町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によって、議会の議決をお願いするものでございます。 工事の概要につきましては、水道技術管理者より説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。 以上です。 ○議長(猪俣誠一君) それでは、清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) それでは、工事概要についてご説明をいたします。 説明資料8ページでございますが、これは仮契約書でございます。工事の完成期限は、平成30年2月28日であります。 次の9ページ、これは入札公表兼結果表でございます。 次の10ページは、整備計画図であります。ここからは資料を横にしてごらんいただきたいと思います。 図面中央のやや左側に赤く四角いところがございます。これが吉津の処理場でございます。このたびの工事では、施設内にあります水槽のうち7つの水槽、合計で177平米の防食工事並びに自動粗目スクリーンや汚泥引き抜きポンプなどを更新する機械電気設備工事を行うものであります。 また、この処理場のやや左下にあが野南地内にございますマンホールポンプ、赤ぽちになっておりますが、これについてもポンプの更新及び計装関係の更新工事を一緒に行うものでございます。 資料の11ページと12ページをごらんください。 これにつきましては、今回の工事のメーンと言われるところでありますが、防食工事でありまして、この施工箇所を赤い枠で示した部分が今回の施工箇所となります。防食工事につきましては、硫化水素、これに起因するコンクリートの腐食、劣化を防止するものでございまして、今回はエポキシ樹脂の被覆等を行うものでございます。 以上、簡単でございますが、工事概要の説明を終わります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第55号について提案理由及び工事概要についての説明を受けました。 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 入札の結果を見ますと、設備屋さん以外、参加資格がなかったのかなというふうに思うんですが、内容を見ますと、防食工事となると左官業のほうが主たる業種かなというふうに思うんですけれども、その比率はどうだったんですか。 ○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 左官というか、工事全体の中では土木工事、機械設備工事、電気設備工事等に分けたものを一括発注するわけでありますが、おおむね7対3くらいで機械設備工事のほうが、金額的に多い比率ということでございます。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) そうすればやむを得ないかなというふうに思うんですが、地元の営業所2者が参加しているだけで、ほかは皆、新潟なり、新潟での営業を構えている業者であり、また落札業者も新潟なんで、逆に阿賀町に営業所とかあるような規制をかけるわけにはいかなかったんでしょうか。 ○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 清野水道技術管理者。 ◎水道技術管理者(清野康弘君) 技術的に町内の業者もなれてくれれば部分的にはできると思うんですが、今回大規模で総体的な機器類の製作等もございまして、基本的には現段階でどこまでやれるのかというのはちょっと把握はしてございませんが、いわゆるプラントメーカーという総合的にできるところが、我々にとっては結果的にはやりやすいんですけれども、入札の条件ということで決定されましたので、私からはその程度でお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 公共事業自体が縮小されてきている、地元業者育成のために、やはり何らかの形で地元業者が参画できるような入札制度、体制になればなというふうに思ったから今聞いたわけであって、ただ、この業者に関してはそれなりに一級の技術を持っていますので、何ら問題ないとは思いますが、今後入札執行されていく段階においては、1億円以上であれば、ある程度のことを考えながら、地元業者も参画できるような方策を考えていただきたいということであります。よろしくお願いします。 ○議長(猪俣誠一君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部和茂君) たびたび斎藤議員からは指摘されることでありますけれども、なるべく私もそのような方向でもっていきたいというふうに考えております。 ○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第55号 建設工事請負契約の締結について(吉津地区農業集落排水施設機能強化対策工事)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
    ○議長(猪俣誠一君) 日程第19、議案第56号 財産の取得について(消防ポンプ自動車(CD-1)購入)を議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第56号につきましては財産取得でございまして、消防ポンプ自動車(CD-1)購入の提案理由を申し述べさせていただきます。 議案書16ページで、説明資料13ページから26ページにわたりますが、ごらんいただきながらお願いします。 現在、日出谷分遣所に配備しております消防ポンプ自動車でございますが、購入から19年を経過いたしまして、老朽劣化が著しいということもございまして、このたび国庫補助を受けて更新を図るものでございます。 去る議会、5月第2回会議におきまして、消防車購入の補正予算を可決していただきましたので、6月22日に制限つき一般競争入札を執行したところ、落札者は新潟モリタ株式会社、代表取締役大野嘉彦で、3,618万円で仮契約を締結したものでございます。 本契約に当たりまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきますが、詳細につきましては消防長のほうから補足をさせますので、よろしくお願いいたします。 以上であります。 ○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。 ◎消防長(寺久保幹男君) それでは、私のほうから補足説明させていただきます。お手元の資料に写真も載せてありますので、ご参考にしていただければと思います。 現在、日出谷分遣所に配備しております消防車は、平成10年11月に購入し、19年経過し、劣化も著しく、補修修繕料もかさんでおります。かねてから更新を考えておりましたが、このたび国庫補助の交付が決定いたしましたので、購入を図るものでございます。 現在配備されている消防車よりも優れている点は、後部にシャッターを取りつけ、雨や雪からホースを保護する予定です。また、真空ポンプの切りかえ計器、コック類の開閉状況もタッチパネルで確認することができる仕様となっております。 また、一番の目玉でありますのは、写真では確認できませんが、600リットルの水槽と圧縮泡消火装置を装備する予定です。通常の放水ですと、600リットルの水は2分程度でなくなってしまいますが、圧縮泡消火装置を使用すると、約30分間程度の放水が可能となります。水利が不便な車両火災、林野火災、また初期消火においては、大きな効果を発揮いたします。 以上でございますが、ご審議の上、ご決議くださいますようお願いいたします。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第56号について提案理由の説明を受けました。 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。質疑ございませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第56号 財産の取得について(消防ポンプ自動車(CD-1)購入)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございます。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第20、議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 5番、宮川弘懿君。     〔5番 宮川弘懿君登壇〕 ◆5番(宮川弘懿君) それでは、議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出について。 上記議案を、地方自治法第112条及び阿賀町議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出します。 提出者、宮川弘懿。賛成者、入倉政盛。 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)。 子どもたち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現や、小規模学校における複式解消加配教員の配置等が可能となる教育条件整備のための教育予算の確保が不可欠です。 日本はOECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっているにもかかわらず、10年以上にわたり、国による教職員定数改善計画のない状況が続いています。また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じています。自治体が見通しをもって安定的に教職員を配置するためには、国段階での定数改善計画の策定・実行が必要です。 さらに、子どもの貧困への対応、障害者差別解消法の施行に伴う障がいのある子どもへの合理的配慮、外国につながる子どもたちへの支援、いじめ・不登校などへの対応など、学校をとりまく状況は複雑化、困難化しています。また、学校に求められる役割は増大しています。一人ひとりの子どもたちへのきめ細かな指導・学びの質を高めるための教育には、教職員定数改善や複式解消加配教員配置が不可欠です。 新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、2015年度からは、小学校3年生~中学校3年生まで35人以下学級が拡充され、小中全学年での少人数学級が実現しました。全国的にも少人数学級を拡大する自治体がふえてきています。しかし、小学校3年生からの35人以下学級については「1クラス25人以上」の下限設定があることや、全ての学校に複式解消加配教員が配置されていないなど、不十分な点が残っています。 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことから、「教育は未来への先行投資」であることが多くの国民の共通認識となっています。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるように次の事項を実現することを強く要望します。 記。 1.少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、30人以下とすること。 2.教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合を2分の1に復元すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先は記載のとおりでございます。 よろしくご審議の上、満堂の賛成を得ることをお願いいたします。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま、議員発議第1号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございます。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(猪俣誠一君) 日程第21、議員発議第2号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書の提出についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 11番、石川太一君。     〔11番 石川太一君登壇〕 ◆11番(石川太一君) 議員発議第2号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)の提出について。 上記議案を、地方自治法第112条及び阿賀町議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出いたします。 提出者、石川太一。賛成者、山口周一。 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)について説明いたします。 最高裁の「違憲状態」との判決を受け、参議院選挙における一票の格差是正のため、鳥取県と島根県、徳島県と高知県で合区、本県をはじめ宮城県、長野県は定員半減、北海道、東京都、愛知県、兵庫県、福岡県の定数を増員する、いわゆる10増10減の定数見直しが行われ、7月には、見直し後初めての選挙が実施された。また、衆議院選挙に関しても定数の10削減とあわせて一票の格差も是正するため、小選挙区0増6減、比例代表0増5減を先行して実施することとなっており、本県が属する北陸信越ブロックは1議席減となる。 一票の格差是正を否定するものではないが、地方創生が叫ばれる中で、人口が少ない県の合区や数合わせのための定員削減などは、小手先の格差是正措置でしかなく、根本的な問題解決とならないばかりか、地域の代表である国会議員がいなくなるという弊害が大きな問題となっている。 このたびの参議院選挙結果では、本県の候補者が最少得票数の当選者である山梨県の候補者の約3.2倍の55万8,150票も獲得しながら、全国最多得票での落選者となっており、同じく減員された長野県の候補者も本県に続き、全国2位の得票数を獲得しながら落選者となっている。加えて、本県と比して面積でも人口では約3分の1の福井県が、山梨県に続いて2番目に少ない得票数で当選者を輩出しており、10増10減し、合区も導入して一票の格差を縮小したものの、依然として選挙区によって大きな開きがあることが証明されている。合区については、都道府県ごとの民意が国政に届かなくなることから、解消を求める声が出ていること、さらには、憲法を改正して参議院議員を都道府県ごとの代表に位置づけるなど大幅な制度の見直しが必要だという声もあり、それらを踏まえた対応が求められている。 よって国会並びに政府におかれては、その場しのぎの改革ではなく、地方公共団体や国民の声を聞きながら十分な議論を行い、衆参両議院のあり方を含め抜本的な選挙制度改革を行うよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣であります。 以上、皆様方の満堂の賛成をお願い申し上げまして終わります。 ○議長(猪俣誠一君) ただいま議員発議第2号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 先ほど提案理由の説明の中で、「小選挙区0増6減、比例代表0増5減」と言われたように聞いたんですが、実際は比例代表は0増4減だというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。 ○議長(猪俣誠一君) 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) 訂正しておわび申し上げます。間違えました。 ○議長(猪俣誠一君) では、文書に書かれてあるとおりということでございます。 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 4番、入倉政盛君。 ◆4番(入倉政盛君) ただいま議題となっておりました議員発議第2号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書への反対討論を行います。 今、少なくない国民が、国会の議席と民意の乖離、多数の声が国会に届かない状況になっております。今から20年前、細川内閣のときにリクルート事件、佐川急便事件、金丸事件など、相次いだ金権腐敗政治が、逆手にとって、政治改革などで小選挙区比例代表制と政党助成金が導入されました。 しかし、この政治改革は、国民が求める金権腐敗の一掃に結びつかなかったばかりか、小選挙区で民意がゆがめられ、政党助成欲しさに政治家の離合集散が広がる中、政党の堕落と政治家の劣化を招いたと指摘されております。 また、この20年間を振り返ってみて、抜本的な政治改革と民主的な選挙制度のあり方について議論することが必要ではないでしょうか。 この小選挙区制のもとで7回選挙が行われました。比例第1党は4割の得票率で7割から8割もの議席を占め、議席に反映しない死に票は投票の半数から6割以上に上っております。2014年の総選挙で300に迫る衆議院議員議席を獲得しましたが、絶対得票率では17%です。 まさに民意がゆがめられる虚構の多数によって、国民の過半数が反対する安保法制、また戦争法が強行採決されました。小選挙区が民意を過分に集約していることを自民党、公明党は認めていますが、政権交代を可能にするためなどの理由で抜本改正を避けてきました。 この意見書案が、選挙制度の見直しを、あたかも憲法改正の課題である等に主張していることも見逃すこともできない問題であります。日本国憲法47条は、選挙区、投票の方法、その他両議院、参議院、衆議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定めると明確に規定しております。国政選挙に関する問題で憲法を改正する必要は全くありません。 最後に、民意と議席…… ○議長(猪俣誠一君) 入倉議員、ただいま出されている意見書に関する反対の発言でございますので、現状、今話されていることが、全てそこに値しているものではありませんので、一部一部値しておりますが、きちっとわかるように反対の理由を述べてください。 ◆4番(入倉政盛君) 結局、選挙制度の、小選挙区制が導入されたときにおいて、民意を反映しないということで、それを改正するということ。あと憲法の問題も出ておりますけれども、憲法を変える……     〔「出ていません」と言う人あり〕 ◆4番(入倉政盛君) ここにあるんですけれども。 ○議長(猪俣誠一君) 実質問題、今出されている発議分に対する反対の討論でお願いいたしたいと思います。     〔「取り下げれ」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) いえいえ。反対は結構です。反対は反対ですから。 ◆4番(入倉政盛君) 合区について、都道府県ごとの民意が国政に届かなくなることから、解消を求める声が出ていると。さらに、憲法を改正して参議院を都道府県ごとの代表に位置づけるなど大幅な制度の見直しが必要だというところがあるので、私はその憲法を改正する必要はないんだと。その憲法の47条ではもう規定されてあるわけですよね。こういうことをやらなくても、憲法47条で、その規定どおり行えばいいんだけれども、そういうことがやれるということで、私は反対討論をしているわけです。 ○議長(猪俣誠一君) 反対討論として受けとめます。 今、お話されたこと、内容につきましては、この原文とそぐわない部分がございますので、後ほど精査させていただきます。 ◆4番(入倉政盛君) じゃ、後ほど原文に合った反対討論を届けます。 あと……     〔何事か言う人あり〕 ◆4番(入倉政盛君) はい。じゃ、わかりました。じゃ、これで終わらせて、この文面に、案に対する反対討論の文面として再度提出させていただきます。 ○議長(猪俣誠一君) それは提出は必要ございません。 次に、原案に賛成の方の発言を許します。 7番、斎藤秀雄君。 ◆7番(斎藤秀雄君) 私は、この国政選挙における選挙区定数の見直しに関する意見書(案)に賛成するものとして、賛成討論させていただきます。 新潟県は、先回の選挙で55万8,150票を得票しながら落選という状況になりました。新潟県の面積等も考えたとき、やはり2人区であるべきではなかったのかなというふうに思うから、今回の意見書には賛成するものであります。 ただ、これの国政選挙における選挙区定数制度の見直し案については、国会レベルで、国レベルで衆参両議院がいろいろ意見交換をしながらやられているんですが、国民の声が届かない状況にあるんではないかなと、地域の状況を一つも考えていないというところで、鳥取と島根を合区したり、徳島と高知県を合区したり、そういう、ただ、最高裁の違憲状態を簡単にすり抜けようとする小手先の形をとっているというところで、私は憲法で規定されている状況をあえて改正してでも、改正しなくてもできる方法があるんではないかなというところもありますので、きちっと国民の声に応える選挙制度にしていただきたいから、この意見書の提出には賛成するものであります。 ○議長(猪俣誠一君) 次に、反対の方の討論を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(猪俣誠一君) 次に、賛成の方の討論を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(猪俣誠一君) これで討論を終結します。 これから議員発議第2号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書の提出についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第1号について ○議長(猪俣誠一君) 日程第22、請願第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題とします。 この請願については、先ほど関連する議案、議員発議第1号が可決されておりますので、採択されたものとみなします。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(猪俣誠一君) 日程第23、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。 会議規則第129条の規定によって、お手元に配付した内容で議員を派遣することにいたしたいと思います。 ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 したがって、お手元に配付した内容で議員派遣することに決定しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(猪俣誠一君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本定例会議に付された事件も全て終了いたしました。 これで、本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでございました。 △散会 午後2時01分地方自治法第123条の規定により署名する。 平成  年  月  日        議長        署名議員        署名議員...