阿賀町議会 2016-07-08
07月08日-03号
◎町長(神田敏郎君) おはようございます。 それでは、ただいま議題とされました報告第1号から報告第6号までを一括してご説明、ご報告させていただきます。 第三
セクター関係と農業公社等の財務諸表ということでありますが、後刻、担当者よりまた詳細説明もすることになりますけれども、私のほうからは概要説明ということで、とりわけ損益計算書をもって報告にかえさせていただきたいと思います。 また、昨年度は12月をもって湯ったりカードが廃止され、例年収入減が多くなる冬季の各温泉施設は独自の取り組みで対応してきたところでありますけれども、温泉各施設はそれなりにこれに対応してくれたとはいえ、大変苦慮したところもあるのかなというふうに思っているところであります。 それでは、最初に報告の第1号であります
奥阿賀観光株式会社であります。 決算報告書の3ページで損益計算書がございますが、ごらんをいただきながらお聞き取りいただきたいと思いますが、
北陸新幹線開通による観光客の北陸方面への流動化を少しでも食いとめるべく、新潟県では「うまさぎっしり新潟の旅」割引を実施し、奥阿賀観光もそれに参加をして誘客増を図ってまいりました。 また、消費税増税後も入浴料金を据え置いて取り組んでまいりましたが、増税分の3%は減収となるとともに、仕入れ等の物価の高騰により10月に値上げをさせていただきました。 あわせまして、暖冬小雪であり、誘客増を図ってまいりましたが思うように伸びず、また除雪収入も暖冬の影響が大きく、残念ながら赤字決算となったところであります。 鹿瀬地区におきましては、一昨年施設を改修しました旅行村では368万8,000円、暖冬小雪ではありましたが、除雪で103万8,000円の黒字決算というふうになったところでありますが、肝心な赤崎荘、赤湯、ふるさと館は売り上げが伸びず、結果としてマイナス36万4,000円となりました。 これまで黒字決算が続いておりました赤湯につきましては、近年は赤字決算に転じており、昨年度よりは減少しましたが今年度も137万3,000円となり、赤字経営となったところであります。 ページは3ページをごらんいただきたいと思いますが、また津川地区におきましての
清川高原保養センターにつきましては、8月から11月の期間、予想以上の落ち込みはありましたが、忘新年会など宴会関係と、冬季の仕事関係者の宿泊があり、結果として昨年並みの売り上げがございました。 宴会関係につきましては、リピーター客からの口コミで広がり、好評を得ているところでありますが、今後、より一層魅力あるプランを提供して、集客を図ってまいりたいと考えているところであります。 しかしながら、受託費、湯ったりカードが廃止になり、その分が減収になったこと、人件費で料理人が0.5人分増額になったこと、
送迎用バス等の人件費がかかったことなどが原因で、今年度は637万3,000円と大きな赤字ということになった次第であります。 四季菜館につきましては、皆さんもご存じのことですが、
新潟大学村山研究室地域創生センターとして1月29日から利用しております。町としましては、今後大学関係者からの多様な方面で支援、協力をいただけるものと考えております。
狐の嫁入り屋敷につきましては、利用客数が対前年比100.9%、わずかではありますが増加し、売り上げは69万4,000円の増加で109.9%でありました。施設管理料が237万3,000円の減額となり、最終的には5万8,000円の赤字ということで、津川地区全体では651万6,000円の赤字決算ということに相なった次第であります。 損益計算書3ページでございますけれども、当期の売り上げが1億8,653万1,319円で、対前年比で96.3%でありました。売上原価が5,326万8,303円、売上総利益が1億3,326万3,016円で94.4%でございますが、販管費が1億4,195万7,092円で97.8%となっており、
営業利益金額は869万4,076円、営業外収益が196万5,958円で、経常利益といたしましては672万8,118円のマイナス。当期の決算額は688万640円ということに相なった次第でございます。 それでは、次に上川温泉でございます。 上川温泉につきましては、平成27年度、役員を一新しまして、新たな体制で1円でも黒字を目標に、阿賀町の魅力を最大限に生かし、
各種イベントの開催や、包装紙、買い物袋、
パンフレット等を一新するなど、新たな切り口での営業を展開してまいりました。 また、冬期間は例年入り込み客数が減少するため冬季営業を見直し、あすなろ荘は金曜から日曜日のみの宿泊営業。七福荘は営業時間を短縮するなど、人件費や燃料費等の節減に努め、結果としてあすなろ荘は週末に宿泊客が集中することになり、売り上げが昨年より増となったところであります。みかぐら荘につきましては残念ながら伸び悩み、会社全体の経営に大きく影響を及ぼした形になりました。また、組織診断を受けまして、今までの体制の問題点について指摘、指導を受け、従業員各人が能力を発揮できるような体制づくりにも取り組んでまいりました。 決算書2ページの損益計算書をご参照願いますが、売り上げにつきましては1億6,375万9,755円であります。売上総利益につきましては5,590万5,161円と相なったところであります。販管費を控除いたしました結果、営業利益は1,588万6,821円の損失でございます。営業外収益や
営業外費用等を計算いたしますと、当期の純利益は846万5,789円となっております。3ページには、販管費の詳細を載せてございますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、報告第3号の阿賀の里でございます。 これにつきましても、2ページ、3ページ、損益計算書、販管費の内訳が載ってございまので、ごらんいただきながらご説明させていただきますが、阿賀の里につきましては、昨年度は航路の確保ができず、舟下りができませんでしたので、遊覧船として営業をしてきました。売上高は前年度比92.4%の4,281万円であり、角神の
奥阿賀遊覧船は100.7%の811万9,000円でございました。昨年度、冬季に舟下りの再開を目指し、航路の
しゅんせつ工事を実施してまいりましたが、暖冬の影響を受け融雪時期が例年よりかなり早く始まり、水量が多く流れも速かったため、工事がなかなか進まず、やむを得ず工事を繰り越した状況にあります。 また、観光バスの規制強化によるコース等の見直しで、関東周辺からの日帰りコースとして距離的に圏外となったため、団体食事の売り上げが大きく減少し、営業利益では618万4,000円のマイナスになった次第であります。 また、
鮮魚販売部門につきましても、海道物産へ委託した経費の節減を図ってまいりました。
各種イベントの開催や町内外におけるイベントへの参加、JR大宮駅や東京、原宿ネスパス、日本橋で雪椿うどんを初めとする地元の産物を中心にPR、販売を積極的に取り組んできたところでありますが、2ページ目の損益計算にお示しのとおり、売り上げは3億5,313万1,072円となり、仕入れ高1億6,575万1,352円を控除しますと、売上総利益は1億8,737万9,720円となります。そこから販管費1億8,297万6,773円を差し引きしますと、440万2,947円が営業利益ということになったわけでありますけれども、営業外収入、営業外収益、特別利益、特別損失、法人税等を計算いたしますと、マイナス195万9,122円ということに相なった次第であります。 次に、報告第4号、
ホテルみかわでございます。 これも2ページ、3ページの損益計算書、販管費等をごらんいただきながらご説明をさせていただきますが、一昨年の3月に温泉熱・
井戸水利用給湯・
冷暖房システムの導入により、光熱費は26年度比較で25%、約500万円の減額となりました。大きな効果が得られたと思っております。あわせまして、3月に電灯のLED化を行い、電気料や維持管理費の削減、
照度アップ等、今後成果が出てくると期待しているところでありますが、
営業専任部長を配置しまして、新潟市を中心とした県内はもちろん、近県、首都圏の営業体制が構築され、徐々にではありますが、成果があらわれてきていると思っているところであります。
キャニオンパーク新谷につきましては、キャンプ場は4月6日にオープンしまして、11月末の終了まで営業日数290日でした。フィッシングパークは6月から営業を開始して9月末にクローズしました。昨年度に引き続き、
日本オートキャンプ協会加盟と
インターネット販売サイト「なっぷ」に参加することで広く周知されてきたようであります。あわせまして、パーク内の環境整備が行き届き、入場者数及び売上高は前年を上回る結果となっております。しかしながら、最終の純利益につきましては1,747万6,980円のマイナスということに相なった次第であります。 2ページの損益計算書をごらんいただきながらでありますけれども、改めて申し上げますと、売り上げが1億198万384円、仕入れ高が棚卸高等で2,083万7,040円を差し引きしまして、売上総利益は8,114万3,344円となりましたが、さらに販管費9,757万3,000円及び営業外収益、
営業外費用等を計算いたしますと、純利益は1,747万6,980円の赤字になったところであります。 今後もより一層、経費削減が大きな課題でありますので、この辺の削減に努めなければならないというふうに思っております。3ページには、販管費の詳細等が載ってございますが、この販管費の内容の精査、これの縮減に努めなければならないということで取り組んでまいります。 次に、報告第5号、
公益財団法人上川農業振興公社でございます。 これも4ページ、5ページが
正味財産増減計算書内訳になっておりますが、
公益財団法人上川農業公社は平成27年度の
水稲作業支援事業の主な作業としましては、
全面受託作業が66.5ヘクタール、
部分受託作業、耕うんが1,537.94アール、代かき1,557.16アール、田植え2,064.96アール、稲刈り1,887.1アール、その他3,295.98アールを受託し、事業を実施いたしました。その他の事業といたしましては
ごみ収集作業、町道の除排雪作業、シイタケやニンジン、ジネンジョ、ソバの栽培、販売等の事業を実施したところであります。その結果の財務諸表でありますが、2ページ、3ページのほうをごらんいただけますか。
正味財産増減計算書で申し上げますと、事業収入は8,659万6,618円、
事業活動等支出の計上費用が8,451万4,102円で、法人税7万円等を支払いまして、
当期事業活動収支差額は201万2,515円ということに相なった次第であります。 町からの補助金は、
新規就農補助金として150万円、
農機具購入費として6条植え田植え機1台
購入費補助金が122万9,000円、これはいずれも2分の1でございますが、これを受けております。 最後になりますが、
三川農業振興公社でございます。 報告第6号でありますが、これもまずは
農作業受託事業としては64.8ヘクタールを受託いたしております。
農地合理化事業としましては213戸、4,459ヘクタールの利用権設定、その他
液化石油ガス販売事業や
町道除排雪委託、
体験農園等管理運営委託等、各種事業を展開しているところであります。 それでは、7ページの
収支計算総括表をごらんください。7ページでございます。 事業活動費、町補助金119万円を含む1億1,170万5,269円となりました。
事業活動収入ですね。それから、
事業活動収支差額が
事業活動支出の一番下の欄の三角でありますが、397万7,640円であります。それから、投資活動費が三角で98万3,485円となりまして、
財務活動支出のほうでは、収支では借入金が1億円ございましたけれども、1億円の返済をいたしておりますから、この収支差額はゼロであります。 したがいまして、
当期収支差額は496万1,125円の三角であります。前期で836万5,562円の繰り越しがございますので、これを差し引きいたしますと、最終的に次期繰り越しへ340万4,437円ということに相なった次第でございます。 町補助金としては、
農機具購入費として6条植え田植え機1台
購入費補助金119万、これは補助率2分の1でございますが、をいただいているということであります。 以上、一連の第三セクターの損益計算書を中心として結果報告をさせていただいたところであります。 以上であります。よろしくお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) ただいま提案理由の説明を受けました。 本件に関しましては、後日全員協議会を開催して審議いたすこととしておりますので、本日は若干の質疑にとどめたいと思います。 質疑はありませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 全部赤字になっているんですよ。 それで、抜本的な改革をしていかないとまずいのではないのかなというふうに私は思っているんです。財務の内容について後日詳細に説明を受けて、どうやったら対策がとれるのかは我々も協議していきたいと思うんですが、やはり特に
ホテルみかわは1,700万という債務超過に陥っている状況というふうに私は思っているんですけれども、その辺について町長、どうお考えですか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 施設の改修もして、その成果が十分あらわれてくるだろうと思っているわけでありますが、私はやっぱり販管費のかかり過ぎだと思っているんです。これを改善しない限りは、幾らふやしてもそれなりになっていくだろうという思いでありますので、この辺のところを重点的に改善していかなければならんだろうということは、営業のあり方も一つなんです。人的に、やっぱり人件費が相当食い込んでいるということについて、この辺の改善を一番最初にやらなきゃならんだろうなと。 これをあわせて、今ちらっとお話ございましたけれども、温泉施設全体の、前々からお話ししているわけでありますが、なかなかやはりいろんな障害も出てきますけれども、いわゆるホールディング化して一括で管理をするか、こういう考え方もございますが、早急にこれを実施しなければならないだろうということでは、専門家を入れまして、やっぱりこの後すぐにでも取り組みを始めようということで、今考えております。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 今、町長から前向きな答弁があったんですけれども、私どもも財務内容については毎回報告を受けて、詳細について次年度の計画の中で、各社には企業努力がもっと必要だということを再三再四言ってきたんですが、やはりここまで来ると逆にもう町が主導的な立場で、町長が言われたとおりの一極、一社化してでも、全てを管理監督できる体制をとらないとだめかなというふうに強く感じているんですけれども。 町長から前向きな答弁があったんですけれども、私どもも幾らチェックはしたとしても、提言してもそのとおりやってくれていないというのが現実だと感じていて、その辺について再度、町長、お願いします。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 本当に窮迫していますのでね。 また、実際にお客さんの数は、注文は入っているんです。入っているけれども、入れば入っただけ利益につながっていくかというと、いわば販管費の増大と同じように、余り成果が出てきていないというのが見えているわけです。 ですから、その辺のものを含めて、幸いといいますか、27年度中途から上川温泉の組織が変わったということで、この辺のところがどういうふうな、総体的に活用できるかということもあわせ考えて少し様子を見たんですが、なかなか成果があらわれてこないということは、これはもう抜本的に、本当に金融機関というか、金融関係者も入れながらやらないと、なかなか改善できないなということが見えてきましたので、これは早急に取り組みしようというふうに思っておりますので、もう結果は結果でありますので、これを踏まえながら一刻も早く先が見えるようにしていきたい。 また、一つは雇用の体系もあるんです。阿賀の里は非常に厳しい中ですけれども、いわば人的改善ができました。その人的改善というのは、プロの世界から来る職人がいるんです。こういう人の解雇というか、解雇も含めてでしょうけれども、整理するには非常に面倒なんです。その辺も、今度は法的にもいろいろありますので、そういう点も考え、専門家等を入れながらやらないとちょっとまずいのかなという思いでありますから、早急に取り組む段取りをしていきたいと、こう思っております。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 町長には、早く英断をすべきというふうに私は思っているので、私ども財務諸表のチェックの中では、担当の各社の社長さん方、営業担当の方には強く申し入れていきたいと思っていますので、町長のリーダーシップを発揮していただくことをお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私一人ではなかなか大変なところもありますので、ぜひひとつサポートいただきたいと。これは、ここだけの話ですけれども。 そういうことで、ひとつお願いをしたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑は。 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) 2点ほど。 1つ目は、きのうの一般質問の中で、県の市町村の第三セクターの赤字関係ね、平成14年度の締めでやられたんだけれども、その時点では11セクターが赤字ということで持っていったんですが、その後ふえたのが4つの市町村の中に上川温泉の、要するにみかぐら、あすなろ、七名の七福もあわせた会社のものが出ていたんですが、これは債務超過と出ていたんです。 私、今までずっとこれを見てきて、債務超過になっても余り見たことがなかったし、気もつかなかったと思うんですが、今回改めて意味のあることなんだな、経営上深い意味を持つものなんだなと思ったんです。森林組合のことでそういうことを感じたんですが、そのことは町でこういう議会でもって審査に入る前に、町長のほうからこういう説明があったと思うんです、当時。 その時点で、皆さんこれを見て、言うなれば上川温泉の財務諸表を見て、それを気づいていて、議会のほうへそういうことを言わなかったのかどうだったのか。言わなくてもいいのか、言ってもらえればもっと緊張感を持つようなことを議会側も発信できたと思うんですが、その点はどうなんですか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 気づいたから言わねばならなかったという話ではございませんで、皆さんもこれはもう先回からお気づきになっていることでもありましょうし、あるいはもう既に議会の皆さんもそういう指摘をされているわけですし、それがやっぱり一番の指摘なわけです。 ですから、当然三セクのほうにも、この改善をとにかくやるには、どこをどうするかということになるんですが、まずは一つは売り上げを伸ばしていくということ、そして販管費の縮減をいかにするかということなんですよね。 これがやっぱり甘さといいますか、どうしても、三セクといっても民間なんですよと。三セクという法人、法にあって、会社法、三セクなんて特別なものはなくて、民間と同じ会社なわけですから、それのとおりにやるんですよということは、本当に口を酸っぱくするほど担当者も言っておりますし、私のほうからもその事をあることに言うわけですけれども、それがちゃんとやってくれさえすれば、場合によってどうしても急激な資材の高騰だとかいろいろあるかとは思いますし、ほかの民間の皆さんというのはそれなりにやっているわけですから、そのとおりにひとつ、そういうことを念頭に置いて取り組んでほしいということは常々言っているわけであります。 皆さんに言わなくてもいいなんていう話ではございませんから、それをまた当事者に、また皆さんからもご指導いただいているわけでありますので、十分その辺のところは私も承知しているというふうに認識をいたしております。
○議長(猪俣誠一君) 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) 今、町長、民間ですから、株式会社ですからとかと言っているけれども、まず金融機関はそうは思っていませんから。バックは阿賀町、神田敏郎町長。そういうものがあって、ただ、前回の新聞の中には、その中の1社、廃業しましたよ。先行きがないということで廃業した。 そういうことも含めて考えて、先ほど斎藤議員も言ったけれども、やっぱりインフラをある程度凝縮していかないと、人件費を減らすといったって皆さんの生活がかかっているわけですから、それはもう限度があるわけですから、その中で減らすには、例えば今言ったように大きなフロア全体をどこもかしこも冷暖房とかやるようであれば、それは詰めていくとか。 それから、もう一つは先ほど除雪をやるとか、あそこのたきがしら湿原の管理とか、それは温泉の会社の事業じゃないんですよ。そんなことをやるのであれば、もっとそういう人を入れてもっといっぱいどこかにやったほうがいいと思うんですが、そんなことも含めて、やっぱり温泉は観光業務をやるような方法でやっていかないとだめだと思うんですが、何とか生かしていくというのも、これまた住民の福利から考えればいたし方ないこともありますけれども、温泉なら、観光ならそれ専門にやっていって何とか運営できるような、そういう体制、これはまあ夢みたいな話だけれども理想はそういうことなので、そんな方向に行くための努力をしていかないとだめなのかなと思うんですが、その点はどうでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) まさにそのとおりなんですよ。観光業が除雪しなければならないとか、ごみ収集をやらねばならないという話じゃないんです。それだけでやっていけるようにやっぱり考えていかなきゃならないと。 そのためには、さっき斎藤議員さんからもおっしゃるのは、一つにした場合に、今大きなホテルは系列化の中にあると。こっちの一つの施設が忙しいときは、こっちの人が応援に回るんです。だから、総体的な人数というのはふやさないで取り組んでいるわけなんです。 ですから、そういうことができる体制をつくらないと、なかなかこれはうまくないなというふうに思っているんですが、今いみじくもまた宮澤議員さんからは就労の場でもあるということも言われるわけですから、なるべくそういうものを確保しながらやれる体制ということになってくると、キャンプ場もやりなさい、そういうことで一時的に資金調達ができるようなものも入れながら工夫してきたというような経緯もあるわけです。 たきがしらをやることによって、一時的にでもその人の分とあわせて、こっちの営業のほうにも回っていくというようなことでやってきた経緯もあるんですが、なかなかもうそのやりくりではとてもできないような状況にあります、正直な話。 ですから、抜本的に改善をしなければならないなということはもう前々から思っていても、なかなかそういった人の問題とか、施設がこれだけ広がっているわけですから、どこをどうするかという問題もありますし、時間のかかる問題ではありますけれども、基本はやっぱりいかにして効率的な運営をするかということは、幾つあったってやるところはみんな一つ一つ同じわけでありますから、そういうものを念頭に置いて、積極的な取り組みをしていかないとだめかなというふうに思っておりますので、皆さんのまたご支援をいただきながら取り組んでまいりたいと思っています。
○議長(猪俣誠一君) 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) あともう1点は、この監査報告の監査人の署名捺印なんですが、今までは自筆というのが普通かなと思っているんですが、印刷、コピーというんですか、こういうものは普通、それはだめだ、これは自筆じゃなければだめだというのが、そんなふうに言われてきたんだけれども。農業公社のほうはこのように自分で書いて判こを押せと。当然、中身も全部本当に把握してやったんだろうと思える。 これは本当に本人がやったのかという。副町長も載っているけれども。これでもいいようになったんですか、どうですか。そういう何かはないんですか。
○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) こういう提出する文書の中で、それはそのまま出してもいいんですが、いいんです。それが原則でしょうね。どこのにもちゃんと自筆したものをコピーして出していますが。 ですから、たまたまこういう報告書の案件の中に、監査報告はこうですといって書かないであるからこれは無効だというようなものではないわけですので、その辺は。 しかし、誠実を持ってちゃんとやるのが普通でしょうから、統一した形できちっとやるように指導していきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) その統一というのは、どっちのほうなんですか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 原本をそのままつけるということです。
○議長(猪俣誠一君) よろしいでしょうか。
◆13番(宮澤勝見君) はい。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 15番、宮川です。 先ほど斎藤議員から言われたように、やはり抜本的な改革をしないとだめだと思います。 例えば、上川温泉については役員をかえたりいろいろやっています。それでもこれだけの負債が出る、赤字が出る。また阿賀の里については、もう合併当初の売り上げの半分です。もうこれは従来のやり方ではだめだと。それと、施設の中にはもう経営能力の限界というのをきちっと見られるところもあります。そんなことで、抜本的に全体的な見直しをしなきゃならない。 それと、今、金融機関、第四銀行なり、ほかの大光さんもありますし、その銀行には経営コンサルタント担当的な部門がきちんとあって、自分たちの取引先の経営再建をやっている部門があるんです。そういうことで、そういう知恵をかりないあれはないです。 ですから、今後町、例えば弁護士もそうです、司法書士もそうです、町にかかわる人の知恵をいかに利用するかという、つてはあるわけですから。そういう意味で、第三者の目からきちっと見てもらう。 それと、やはり執行部がもうちょっと身を入れてやっていく。お任せしました、結果赤字にしましたというんじゃなくて、やっぱり第三セクターの赤字は、町の財政に最終的には大きな負担になってくるという気持ちでやっていただきたいと思います。 それから、一元化して全体で見るようなと言いますけれども、私はそれは慎重にやってほしい。責任の分散でしかないような形になりやすいんです。 そういうことでひとつ、町長のお考えを。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 売り上げが半分になったのは、これは事実です、阿賀の里の。最盛期から見ればですよ。 今回、魚匠部分で一千万余りになっていますが、これは丸々、今度は実質差し引きした利益分の金を、利益というか委託料を逆にもらっていると。 〔「テナント料」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) テナントでもらっていますから、実質売り上げでは大きくは影響していないんです、去年からも見ても。経費的にも同じです。むしろ従業員もそっちへやっておりますので、そういった意味では非常に改善されたなというふうに思っております。 そういうことですが、今おっしゃる最後のほうの専門家ということ、金融機関の関係です。これは金融機関でなくても、今、国の制度の中でもそういうコンサルを入れるのもちゃんとありますし、もう一つ、余りかかわり過ぎると、かかわり過ぎるんだったらもう町有化するかということになってしまうんですが、かかわり過ぎると寄りかかり過ぎるんです。そういうふうにならない人材をやっぱり選ばなきゃならんということも一つあります。 最後は、これは三セクだから、けつはそっちへ持っていけばいいじゃないかと。施設は施設として、全く、町の所有なものですからね、そういう安易なところもあるわけです、どうしても。 片一方は、本来の三セクというのはもともと民間が入ってやっているわけですが、なかなかこういう、企業なものですから、民間の皆さんからもひとつ出資していただいて一緒に、本当の意味での三セクというわけになかなかいかないんです。 そういうこともあるわけですが、できる限り、できる限りというか、今、幸いこういう時期で、産官学金という、金まで入りましたので、先般金のほうも積極的に指導する体制を整えてくれていますので、そういうところと十分やって、管理機能が及ぶような、そしてしかも管理機能が及ぶということは、もともと私らは町がやっているやつだというような機能じゃなくて、もっと民間意識が醸成されるような組織づくりをしないと、なかなかご指摘のようなことにはならないだろうと思いますので、その辺十分考えながらやります。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 第三セクターの審査をするところでいろいろ聞くんですけれども、努力しますと、来年頑張りますというようなことを繰り返しちゃだめです。 きちっと、もう第三者の目から見て、抜本的な解決をぜひお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) わかりました。 これ、全部ちゃんとした税理士も入っているんですよね。専門家が入っているんです。監査委員は専門家でないんです。今、宮澤議員さんからもご指摘いただいたけれども専門家でないので、本当は専門の、もう一つ、税理士の監査をする税理士が必要なんです、監査委員は、本来は。 そんなような状況もありますので、そんなことも念頭に置きながら、これを繰り返さないように、やっぱり体制を整えないとだめだなというふうに思っておりますので、ぜひその辺は皆さんもご協力をいただきたいと思うんです。 一方では、働く場所がなくなるとかいろいろお話になろうかと思いますけれども、決してそういうことでもございませんし、地域の産業として成り立つようにしていかなければならないというふうには思っておりますので、よろしくひとつお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 確かに経理、財務については専門家がいます。数字がわかるから、経営ができるということではないです。 経営の根本はやっぱりいかに人を動かすかです。数字をというのは最後に出るやつなんで、出る前に人をどう動かして成果をあらわすか、マネジメントの問題なので、税理士が監査しているから、あるいは経理を見ているから、それでいいというものではないので、ぜひその辺をきちっとやっていただきたい。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) そのお答えをしたつもりでいるので、よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 次、10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) 10番です。 今ほど、皆さんからお話がありましたけれども、実際問題、ばらばらとして発信しては、みんな経費がかかるばかりで全然伸びないんです。売って何ぼの世界ですから。 それで、我々が町長にお願いしているのは、観光協会というものを使ってこれを一括して発信して、そして経費を安くしていくという手もあるんじゃないかという提案をしているんですけれども、どうでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) いろいろ厳しく言われておりますから、それはもう念頭に置きながらやっていますので、余りそれから先のほうは、皆さんのほうが私よりもよくご指摘いただいているはずでありますので、私も伺っておりますから、その辺を十分念頭に置きながら、今五十嵐議員のおっしゃることを反映させます。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) ともかく、なくしちゃいけないですから、とにかくみんなで努力して、プラスに持っていくようにひとつ考えていただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 頑張ります。よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 11番、石川太一君。
◆11番(石川太一君) 決算報告書の中身がちょっとみんなばらばらなんですけれども、一つ、例えば監査報告なんかでも、上川温泉なんか監査報告されていないですよね。ただ監査委員と書いただけで。 こういうやり方というのはやっぱりまずいと思いますので、ルールにのっとってきちんと監査をしますと。それはいろいろ、さっき言っているように、中身がわかろうがわかるまいが、私は監査したんだよというのが必要だと思いますので、その辺徹底していただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私どものほうも、資料のとり方、整理の仕方もまずかったです。監査委員の署名がなければないでいいんですよ、ここへお出しするのは。 ですから、その辺、また強がりを言うわけじゃなくて、ちゃんとあるものはきちっとやって、同じように成立させるようにします。 ただ、農業公社のあり方ですね、ちょっとやっぱり、複式ですし、いわゆる企業会計になっているものですから、どっちも同じなんですけれども、公社、一般社団と公益社団とでちょっとちがうものですから、その辺はまたそれで皆さんからご理解いただけるのだろうと思っていますので、今ご指摘いただいたことについては十分注意させます。
○議長(猪俣誠一君) ほかにございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) ないようですので、以上で報告を終わります。
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△報告第7号~報告第9号の一括上程、説明、質疑
○議長(猪俣誠一君) お諮りします。 日程第9、報告第7号 阿賀町
一般会計繰越明許費繰越計算書について、日程第10、報告第8号 阿賀町
簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、日程第11、報告第9号 阿賀町
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、以上3件は関連がありますので、一括議題にいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第9、報告第7号から日程第11、報告第9号までの3件を一括議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、報告の第7号、第8号、第9号につきまして、一括してご報告させていただきますが、第7号につきましては一般会計繰越明許費の繰越計算書であります。 議案書は7ページになりますが、本案につきましては、3月の定例会議において議決をいただいた平成27年度阿賀町
一般会計補正予算(第7号)及び
一般会計補正予算(第9号)の繰越明許費でありまして、その計算書をこの際報告させていただくということで、明細を8ページに掲載させていただいておりますのでごらんいただきたいと思いますが、内容につきましては3月定例会議でもご説明申し上げましたとおり、2款の総務費の一般財産管理費から11款災害復旧費の現年発生道路災害復旧事業までの10事業につきまして、この欄にございますように合計で5億238万8,000円の設定額のうち、年度内執行を除きまして4億2,770万9,000円を翌年度へ繰り越しさせていただいたものであります。 地方自治法施行令の第146条第2項の規定によって、報告させていただくものであります。 次に、報告第8号、阿賀町簡易水道事業特別会計の繰り越しでございますが、議案書は9ページ以降になります。表で10ページに載せてございますが、これも平成27年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算の第5号、第2条の繰越明許費として、3月定例会議で議決をいただいたものでありまして、3款建設改良費、粟瀬簡易水道施設整備事業から中ノ沢水道施設整備事業までの4事業につきまして、設定額と同額の8,245万円を翌年度へ繰り越しさせていただいたものであります。 次に、報告第9号は阿賀町下水道事業特別会計繰越明許費の繰越計算書でありまして、12ページの表でごらんいただきたいと思いますが、本案につきましては平成27年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)、第2条の繰越明許費として3月定例会議で議決をいただいたものであります。 2款の維持管理費の三川地区
特定環境保全公共下水道維持管理費から、3款建設改良費の特定環境保全公共下水道施設長寿命化対策事業までの計3事業につきまして、設定額と同額の6,980万円を翌年度へ繰り越しさせていただいたものであります。 以上、平成27年度の一般会計、簡易水道事業特別会計並びに下水道事業会計における予算の繰り越しにつきまして、一括してご説明をさせていただいたところでありますので、よろしくご理解賜りたいと存じます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま報告第7号から報告第9号までの提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、報告第7号について質疑はありませんか。 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 繰り越しは繰り越しで結構なんですけれども、大きな要因としてなぜこのような繰り越しをしなければならなかったのかということを、ちょっとお聞かせください。
○議長(猪俣誠一君) 要因について。 渡部総務課長。
◎総務課長(渡部和茂君) 繰り越しにつきましての要因でございますけれども、それは各事業によってそれぞれ理由は異なりますけれども、例えば8ページの一般財産管理費、これは総務課所管でございますけれども、あがの荘であります。 あがの荘につきましては、学生が入るというふうなことなんですけれども、財源について、保険がどれぐらい出るのかと。保険の金でもって改修をしたいというふうなことから、保険料の確定を待っての繰り越しでありますし、あとは農林商工、建設課、それぞれございますけれども、建設部門については先ほど申し上げたとおり、暖冬小雪によって雪解けが早まったというふうなことで、河川についてはそういうことでありますし、道路関係につきましてもそれぞれ、例えば河川公園、これは川を活用したまちづくり推進事業でありますけれども、河川公園の整備につきましても、艇庫の関係の予算がどれほどつくかというところが、県議会の2月議会でもって額が確定することから繰り越しとなったということで、おのおのそれぞれの理由がございます。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) ということは、お金の都合がつかないという。ざっくばらん、簡単に言えば、お金が都合つかないために、予算は通ったんですけれども、お金が都合つかなくて繰り越しになるという意味合いにとっていいんですか。
○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) まさに、簡単に言えばそういうことなんです。 というのは、県なり国の予算をもってこれを導入するわけですから、それがぎりぎりになるわけです。2月いっぱいだとかなんて、もう発注しても間に合わないと。いずれにしても、今度は交付先、つまり補助するほうの側から、これは繰り越して使ってもいいよとか、あるいはこれを繰り越してやってもらうようにというような指示があるわけです。 ですから、これはもう当然時期的にもありましょうし、さっき冒頭に申しましたのは水の量が、雪解けが早まってしまって、水の量がふえて機械が入れられないわけですから、これはやむを得ずその時期を待つ。時期を待っているうちに、今度はアユの時期になるからこれも入られないとかというようなことでなかなか、年度末にこういう事態が出てきますとどうしても繰り越さざるを得ないということでございますので、他意はないわけでありますから、それをその時期になったらすぐやることが肝要なのであって。 ですから、よく皆さんから言われるのは、予算を早くやれ、やれということなんですが、これは決定しないとまた着手できない場合もあるわけです。決定前に着手すると、勝手にあなた方のほうで、それだけの財源があるんだろうからやれということになってしまうんです。 そういうようないろいろな予算のやりくりもございますのでやむを得ず、我々もこちらのほうとしては早くやりたいわけですけれども、そういう事情があるということでご理解いただきたいと思います。 〔「一応金が入ってくる」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) そういうことです。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑は。 5番、清田輝子君。
◆5番(清田輝子君) 過疎地域ビジネスのエゴマだと思うんですが、エゴマの設置場所というのはもう決まっていますか。
○議長(猪俣誠一君) これは、よろしいですか。 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) まだ決まっておりません。 いろいろ今、協議中でありまして、いろいろ私どもの案もありますが、まだ決定はしておりません。
○議長(猪俣誠一君) 5番、清田輝子君。
◆5番(清田輝子君) 皆さんがもう耕作して、それから今度は苗を植えてしまっているんですよね。できるだけこれは早目にしないと、ものがなってきます。そうしますと、課長からのお話でしたときには、そのまま持ってきてくれればそのままいいと、ちゃんとして油にしたりきれいにしてやるというふうな話でしたので、皆さんそれを期待しまして、大勢の方が今回は植えつけをしているわけなんです。 設置場所がどこだと私も聞かれましても、まだ決まっていない。作物はだんだん大きくなりますので、早目にこの設置場所を決めていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) 私もちょっと気をもんでいる部分もあるんですけれども、これは至急に進めたいというふうに思います。
○議長(猪俣誠一君) 5番、清田輝子君。
◆5番(清田輝子君) でも、この金額が出てきたときに、やっぱり設置場所は大体のところは決まっているのじゃないかなと私は思っていたんです。 ところが、今、何も設置場所が決まっていない。機械を入れるんですから、4,000万もかかっているんですから、これはもっと早目にしてもらいたいと思っていますので、急いでください。お願いします。
○議長(猪俣誠一君) 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) 至急やらせていただきます。
○議長(猪俣誠一君) ほかに。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 繰越計算書ですから、事業を発注したもの、しないもの、多々あるというふうに思うんですが、いつまで終わるのかが大事かなというふうに思うんです。今、清田議員も言われたとおり、まだまだ計画中では困るんです。 要するに、3月に予算が確定して交付金も決定しているんですから、今、7月ですよね。6月中に我々はこの計算書は出てくる、わかるんですけれども、6月に議会を開かないという阿賀町議会の好意を無にしているんですよ、今。 というのは、もう具体的に出てくるのが当然だということで、我々は7月議会に持ってきたんです。それをやっぱり全てしんしゃくして、対応していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 急ぎます。わかります。 多分、7月議会はそのためではないでしょうけれども、そういうことになった次第でありますし、候補地はあるようでありますし、選定の問題もあるだろうなと思っております。ですから、それが決まればすぐということになろうかと思います。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) これ、みんな商工観光が中心になって申しわけないんですけれども、川を生かした事業なんですよ。 やはりもっといろんな形の中で協議をしながら、地域の人を巻き込んだ動きをしていかないと、トップダウンだけで、誰も理解しないような状況になる可能性が出てくるので。 川を生かしたまちづくり推進事業、それから一般観光の河川整備も、もっとほかの人の意見を聞きながら対応していただきたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 全てそういうことですから、もともと下地があってこれが予算化されているわけですから、これをいかに決定づけていくかということになるわけですので、早く進めることは可能なんです。ですから、そのように私のほうからも督励します。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 5番、清田輝子君。
◆5番(清田輝子君) 川を活用したまちづくりの推進なんですが、これは例えばどういう、公園とかの改良工事というふうに思うんですけれども、どういうふうな形で川を活用することをつくるんですか。もう一回お願いします。
○議長(猪俣誠一君) 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) 川を活用したまちづくり推進事業は、2つの工事が入っております。 一つが阿賀野川河川公園、艇庫の周辺の整備です。この予算では艇庫の改修を進めております。それからもう一つが麒麟山公園、麒麟山そのものの園路の改修です。この2つを進めております。
○議長(猪俣誠一君) 5番、清田輝子君。
◆5番(清田輝子君) もしできましたら、艇庫のほうはそれなりに川づくりなんですけれども、麒麟山公園のところでありましたら、できるだけ自然にして、あの公園を活用して蛍とかそういうのが見られるような、そういうつくり方をしてもらいたいなというふうに思っておりますが、いかがですか。
○議長(猪俣誠一君) 予算じゃない、事業内容はその段階で出ているはずなので。
◆5番(清田輝子君) 私の勘違い……。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 次に、報告第8号について、質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 次に、報告第9号について、質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで、報告第7号、報告第8号、報告第9号の質疑を終わります。 以上で報告を終わります。
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△議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第12、議案第64号 平成28年度阿賀町
一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、一般会計の補正予算第2号についての提案理由を申し上げてまいりますが、給与費の補正につきましては全て人事異動に伴うものということでご理解いただきたいと思いますので、一番最後に給与費の関係は載っておりますので、それをごらんいただくことでひとつご理解いただきたいと、かように思う次第であります。給与費明細が載ってございますので。 まず、最初に13ページです、
一般会計補正予算第2号の13ページ中段でございますが、歳出のほうです。 中段に、法規等追録費108万円載ってございます。これは、マイナンバー実施に伴う個人情報保護に関連して、5月28日に新たな法律が公布されたことから、町の例規も整備する必要があるということでの追加補正をお願いするものであります。 同じ下段で財産管理費、上川会館の管理費で10万円載っておりますが、これは消防用設備である防火シャッター、防火扉の誤作動が起きるということで、その原因を確認いたしましたところ、設置から30年も経過しているということで、煙探知器であることが判明したと。その交換に係る経費をお願いするものであります。 同じく13ページの最下段、集会施設管理事業でありますが、97万1,000円ほどお願いしてございますが、集会施設のうち荒沢区、行地区、上ノ山区、3カ所の修繕に係る費用の追加であります。荒沢区、行地区の集会所の修繕経理費につきましては、当初予算で予算化しておりましたけれども、事業着手したところ、目視で確認できなかった箇所の腐食やシロアリの被害が拡大したことから、増額が必要になったということでお願いするものでありますし、上ノ山区につきましては国道脇の山林がこの4月以降伐採され、集会所の裏手が急傾斜となったことからロープを設置するなど、安全対策に係る修繕費を追加させていただいたものであります。 14ページ、企画費、上段、地域コミュニティ助成事業の143万につきましては、八ツ田区に小型除雪機械1台整備するための経費を助成するものであります。申請しておりました自治総合センター交付金がこのたび採択されたということで、追加補正させていただいたものであります。 同じ14ページ中段、支所費でありますが、三川支所費で11節の需用費、施設修繕料につきましては、日直廃止に伴いまして、警備システムの改修が必要ということでの追加をお願いしたものであります。 19節の負担金補助及び交付金につきましては、昭和42年8月26日に発生いたしました羽越水害の合同慰霊祭に係る町分の負担金を追加するものであります。なお、この慰霊祭は石間区の主催で8月28日に実施を予定しておりますので、これは議員各位からもご出席をいただくということのようでありますから、ぜひひとつ日程に加えておいていただきたいと。十何名でしたか、お亡くなりになられているわけでありますので。一番、石間区で12名、14名ですか。 〔「14です」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) 14名ですね。そのほかに細越とかありますので、この方々の関係区からも、関係区というか三川支所全部呼ぶのかな、支所管内は。いずれにしても、今まだ詳細、私の手元には概略だけしか来ておりませんが、そういうことでやることになりました。 本来であれば、補助金がいいかどうかといったんですが、やっぱり町も加わるということで負担金にさせていただきましたので、よろしくご理解賜りたいと思います。 それから、16ページになります。16ページの民生費、中段です。社会福祉管理事業の7万3,000円でありますが、人権意識調査検討委員会に係る委員報酬7名分と交通費であります費用弁償につきまして追加するものであります。当初予算編成後の3月29日に第1回検討委員会を開催しておりましたが、今後町の人権教育啓発推進計画を策定するに当たり、継続して検討委員会を開催する必要があることから、今回の追加をお願いするものであります。 18ページ、児童福祉費ですが、日野川保育園管理費として21万円であります。施設修繕料として21万円をお願いするのですが、5月に電気設備の定期点検を行ったところ、外部電力メーターの引き込み開閉器盤が腐食しておりまして、漏電等の危険性があるということでの修繕を予定したものであります。 同じく18ページ、衛生費、最下段であります。診療所特別会計繰出金223万7,000円の増額につきましては、診療所特別会計における人件費の補正などに伴い、一般会計からの繰出金をお願いするものであります。 既に放送し、また皆さんにもご承知おきいただきましたように、上川診療所の再開に伴っての医師の人件費等を含めたものでございます。 19ページになります。環境衛生費の防疫対策事業費23万円ですが、地区保有の衛生害虫駆除用機材のうち、故障などによって急遽要望を受けた大鹿瀬地区の機材購入について補助金を増額するものでございます。 次に、21ページの農林水産費の林業振興費であります。一般林業振興費で、奥阿賀林業振興会の事務所移転を補正するのと、役場内部の組織変更に伴いまして、本庁の2階建設課の事務スペースが非常に狭くなったことから、奥阿賀林業振興会を東蒲原郡森林組合内にもう既に引っ越させておりますけれども、その経費の一部を65万4,000円ほど補助するものであります。 同じく21ページ、商工費でありますが、一般観光費で100万円を追加をお願いしておりますが、豊実地区で活動している任意団体わげしょの会が実施予定の地域イベントについて、公益財団法人地域社会振興財団からの交付金が決定したことによって、追加補正をお願いするものであります。 イベントは夏と冬、年2回を予定しておりまして、2回ともキャンドルを使った幻想的な夜の田舎の風景を演出するというもので、夏のイベントに鹿瀬地区で8月13日から3日間、3会場で実施される花火大会にあわせて行われる予定で、町としても地域の活性化に向けた取り組みでありますから、財源確保した上で支援をしたいという内容でございます。 22ページ、施設管理費でありますが、上段の3つの事業でありますが、それぞれ当初予算編成後に確認された観光施設の修繕について、増額補正をお願いするものであります。 一番上の一般観光施設管理費の施設修繕料20万円につきましては、麒麟山駐車場のトイレの給水管の修繕と、角神イベント広場の街灯を修繕するもの。2つ目は、
狐の嫁入り屋敷管理運営費に計上した施設修繕料10万円につきましては、6月に入って施設の空調が使えなくなったことから、冷却塔のバルブ交換などを実施するというもの。最後の3つ目は、上川温泉施設管理の施設修繕81万5,000円につきましては、あすなろ荘とみかぐら荘において、ボイラー等温泉施設本体に係る修繕が出まして、追加させていただいたものであります。 23ページ、土木費でございますが、道路橋りょう費、13節委託料は、町道の除草刈払経費で当初予算でも計上しておりましたけれども、当初予算編成後、県の普通作業員の労務単価が上昇したことから、不足分52万円を追加するものであります。15節の工事請負費、町道維持補修費で496万3,000円につきましては、町道川口岩谷線の舗装の修繕に係る経費を追加するものであります。これまで舗装の亀裂の経過観察をしておりましたけれども、補修予定箇所がふえまして、車両の通行に支障を来すおそれが高まったことから、舗装の修繕工事を実施するものであります。 23ページ最下段、河川費でございますが、県からの委託金を受け実施しております除草ですね、刈り払いにつきまして、当初予算でも計上済みでありますけれども、これも労務単価上昇に伴いまして増額するものであり、県からの委託金も労務単価の上昇が見込まれることから、歳入もあわせて補正計上させていただいております。 24ページ、消防費でございます。最下段、常備消防施設整備事業4,167万8,000円。12節の役務費5万円、27節の公課費3万5,000円、18節の備品購入費に附随したもので、25ページ上段に附随した備品購入で、25ページ上段に計上した4,159万3,000円は、上川分遣所に配置してございます18年経過した消防ポンプ自動車の更新経費でございます。このたび、国から補助金の内示があったことから、追加計上をお願いするものでありまして、補正予算の議決が得られればその契約も議会案件となりますので、後日よろしくお願いいたします。 それから、25ページ、教育費でありますが、一般事務局費90万円、21節貸付金の奨学金貸付金については、当初予算で7件分、うち新規3件を見込んでおりましたが、新規申し込みが予定よりふえたことから、5件分90万円を増額補正させていただいたものであります。 次に、25ページの最下段、教育諸費でありますが、阿賀黎明高校魅力化推進事業。9月から公営塾が開設されます。塾の拠点となる阿賀黎明高校のセミナーハウスを改修いたします。工事請負費335万円並びに長机等必要な備品の購入費で60万円を追加させていただくという内容でございます。 27ページ、保健体育費でありますが、下段、津川体育施設等維持管理費でありますが、18節備品購入費のうち、競技艇購入費791万1,000円についてでありますが、シングルスカル5艇を購入するもので、スポーツ振興くじ助成金の交付決定が得られたということで、追加をお願いするものであります。 これにつきましては、先ほどの消防車両と同じように、補正予算の議決が得られればその契約もあわせて議会案件となりますので、後日よろしくお願い申し上げます。 それ以外の、11節需用費89万2,000円、14節使用料及び賃借料の1万5,000円、18節備品購入費のうち管理備品80万円につきましては、町艇庫の改修にあわせて合宿の誘致に必要な経費を追加させていただくものであり、調理器具等のほかテレビやテーブル、冷蔵庫など、合宿の受け入れ準備を進め、交流人口の拡大を図るというものであります。 27ページ最下段、鹿瀬体育施設等維持管理費でありますが、当麻プール残骸撤去工事の追加補正でありまして、当麻プールは平成23年新潟福島豪雨によりまして土砂が堆積し、プールの残材が残されたままでございましたので、このたび東北電力及び地元当麻区長と協議が調いましたので、残骸の撤去、整地、安全柵の設置及び環境整備として桜の植栽を行うものであります。なお、残骸の撤去部分については、東北電力から委託金250万円を受けて実施させていただきます。 28ページ上段、県立津川漕艇場管理受託事業でありますが901万8,000円。15節工事請負費、県立漕艇場下流桟橋復旧工事として901万8,000円追加するものであります。平成25年発生の豪雨によって桟橋が破損しておりましたが、このたび財源として県から委託金が確定したということで、補正対応をさせていただくものであります。 先ほど冒頭申し上げましたように、29ページ以降は補正予算の給与費明細書でありますが、全て人事異動に係るものでありまして、その款項で移動したものを掲載させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 以上であります。 歳入がありました。すみません。 5ページ、消防用車両整備事業で、2,670万を限度とする地方債の発行についての追加をお願いするものであります。 それから、11ページ、国庫補助で消防費が補助されておりまして1,087万6,000円。それから、県支出金、先ほどの草刈りの関係の委託ということで118万1,000円と教育費、これは漕艇場の管理業務ということで881万3,000円。それに前年度歳計剰余金から693万7,000円を繰り越させていただきまして、12ページの諸収入で雑入でありますが、969万9,000円は自治総合センター交付金で140万、スポーツ振興くじ助成で479万9,000円、当麻プール廃材撤去費委託で250万、長寿社会づくりソフト事業費交付金で100万円、そして先ほど申し上げました町債で、消防用車両で2,670万円を充当させていただいた内容の歳入でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。 以上であります。 〔「議長、歳入歳出の総額を言っていない」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) そうですか。
○議長(猪俣誠一君) 一番最初の。
◎町長(神田敏郎君) ああ、そうでしたね、すみません。ほかのほうに頭がいっておりまして、申しわけありません。 議案第64号から本当は言わなければならなかったわけでありますが、歳入歳出総額6,420万6,000円を追加させていただきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ125億5,426万6,000円とするものであります。 地方債の補正につきましては、内容を先に申し上げましたので省略させていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第64号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出について款を追って行います。 2款総務費、13ページから15ページです。 質疑はありませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) それでは、14ページ、支所費の、私は羽越水害50回忌合同慰霊祭についてお聞きします。 先ほど町長からの説明では、石間区が主催をしてというような話があったんですけれども、やはり50回忌というふうな意味合いからすると、このお金で足りるのかなということがあって、もっと、42年災ですから、きちっとした対応をしたらいかがかなということでお聞きするんですが、いかがでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 石間区にお任せしたのではなくて、石間区がやるということで補助金という形になりましたけれども、合同主催ということになるだろうと思って負担金にしたんです。 これは、主導は石間区のほうの皆さんから主導してもらってはおりますし、我々のほうとしても、支所が担当して一緒にこの計画を立てております。そういう観点からすれば、金は多いにこしたことはありませんが、決められた範疇で皆さんの可能な限り、私らのほうで、ご負担いただくのはいわゆる僧侶に係るとかそういった部分だけであって、あと大体それぞれの負担割合でもってやっておりますので、主導していただいた、本来は補助金という形でもってやろうということであったんですが、いやそういうことであれば、我々のほうも一緒になってやりましょうということでの負担でありまして、可能な限りということでやりましたので、多いにこしたことはないでしょうけれども、今とり行う範疇のものとしては、この計画どおりでやらせていただこうということです。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 町が主催する、石間区が主催するというような、どちらでも私は結構だというふうには思いますけれども、羽越水害からちょうど50回忌、そして23年の新潟福島豪雨から、あの堤防も徐々に完成しつつあるという、石間区においてはほぼ完成。あと残っているのが白崎工区、川口工区が一部残っている程度なんですけれども、その辺を考えたときに、50回忌という切れ目の年に当たるわけですから、石間区から出てくる前に町が、本来我々もそうだったというふうに反省しているんですけれども、何らかのもうちょっとした対応があってもよかったのかなというふうには思っているところなんですけれども。 そうすることによって、逆に誰が主催者になる形で結局、町長先ほどちらっと言ったんですけれども、僧侶の分に関しては地域の皆さんから出していただく、町がそこに関与できないというような点もあろうかというふうには思うんですけれども、ちょっと少ないなという気がしているんですけれども、いかがでしょうかね。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) せっかくここまで、これには十分な、十分なとは言いませんが、やる範疇というか規模の問題もありますでしょうし、私はこれに当たっては町としての応分のちゃんとしたものは負担しようということで、お隣の山口議員さんも中身はよくわかるでしょうけれども、そういうことでありますので、もしこれがはみ出るようでありましたら、はみ出るようなまた対応をさせていただきますので、その辺はひとつ、このたびの予算についてはそういう観点で皆さんとの合意を、合意といいますか、私らのほうも地域の役員の皆さんと一緒になってこれを計画させていただいたということだけでも。後手じゃないですよ、早い時点にも言われましたので、じゃということでやったわけですが。 また、多分23年の豪雨災の、今度はこういうことではなくて、多分あれだけのものが全部終わると完成、竣工というような形がまたやるのかどうか。これはまた別途計画したいなと私は思っておりますし、県のほうが主導ですけれどもこんなこともありますから、どこまでやればいいのかというのも問題でしょうけれども、結構費用的には考えられる、皆さんとの合意の上でやったうちの負担をさせていただくということでありますので、この際ですから皆さんも出て、もう少しということで、はみ出るような部分もあったとすれば、それなりの対応をさせていただくということでご理解いただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 町長がそういうふうな発言でありますので、よろしくお願いします。 それで、もう一つは羽越水害から50回忌なんですけれども、栃堀区でもそういう慰霊があったわけです。だから、逆に言うと阿賀町、合併して一つの町になっている状況の中で、各地区でそれなりのことをやりたいといったときに、やはりまた地区からの要望等も考えて対応していただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 実は、斎藤議員さん、そういうことも私の念頭にあったんです。 ちょっとやったんですよね、きっとね。やったこともあったでしょうし、合併してからどうだったかというのはちょっと私もあれですけれども、そういうこともありましたし、多分いろいろな地域でのそういうのもあるだろうというふうに思います。じゃ、ぼんとでかくやったほうがいいのかということになってきますと、これもどうかと、場合によってはそういうこともあってもいいのかと思いますけれども。 いわゆる羽越水害に係る部分では、何年でしたかね、1回やった、知事を呼んで碑を建てたというのが一番、5年だか4年のときにやっているんです、5周年か、4年のときの。そういうこともあって、ぜひ地域の皆さんがということですから、当初はどうぞひとつということだったんですが、いや、それよりも町のほうも一緒になってやったほうがいいなということで、ここまであれしましたので。 どこまでやればいいのかということもあるでしょうけれども、今ご指摘いただいたように多分地域においても、新しい町になってからこういう、もう10年以上たっているわけですから、いろんなものもまた出てくるかもしれませんし、そうかといって今のは旧村時代の話ではありますけれども、この際こういう計画をされるということで一緒になってやろうということでありますから、今後の対応も入れながら対応させていただいたということでご理解いただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 次に、3款民生費、16ページから18ページまでです。 質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(猪俣誠一君) 次に、4款衛生費、18ページから19ページです。 質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 次に、6款農林水産業費、19ページから21ページです。 質疑はありませんか。 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) 山間地の直接支払いのほうの一時払いのほうの関係で、どこも出ていないのでこの中で聞こうと思っているんですが、今回、町のほうで、私ども、要するに除草作業とかやったときに、必ずその前に担当のほうから、今回から町のほうからの話があって、今までは1日というか8時間というか、税金、所得税関係を含めて9,000円を頭にということでみんな計算して、3時間だったらどれくらいにしようとかいろいろ、最終的には全額をゼロにするという作業は、どこの組合もやったと思うんですが、今回1,000円減らすようになったという話であって、それはどういうことなんですか。
○議長(猪俣誠一君) 今、ちょっと待ってください。 この件に関しては該当しませんけれども、資料等お持ちで答えられますか。答えられなければ、資料等を持った段階で後から宮澤議員のほうにお答えしていただけるようにしていただければ。現状、今ここにないあれですけれども、よろしいですか。
◆13番(宮澤勝見君) いや、ちょっと待って。
○議長(猪俣誠一君) 今、聞かれたことの資料がないと答えられないので。
◆13番(宮澤勝見君) だからその資料を出すには、まだちょっと言うことがあるから。
○議長(猪俣誠一君) じゃ、どうぞ。まず話をしてください。
◆13番(宮澤勝見君) それで、聞くところによると、それは9,000円のところとそれ以下のところがあって、それを今回はならすという意味でそういうふうなんだという話もあるんだけれども、それはどうなるのか。どういうことで1,000円を町のほうでは出さないようになったと。 ただ、それは皆さん、ご承知くださいということを私どもの2つの組合に言ったんだけれども、必ず始まる前に挨拶の中でそういう話があったので、それはどういうことなのかなと。国からは恐らく9,000円を頭に持って、それ以下でもって調整しなさいということになって、9,000円、9,000円ということでみんな頭にあって、ふだん出ないんだけれども、本当に1日出れば9,000円もらえるということで、出ない人も出てくるようになったんですけれども、それが1,000円減らされたという。それを詳しく調べて、じゃ後で資料を出してください。
○議長(猪俣誠一君) それでは、この件に関しましては、今の質疑とはまた別にして、農林商工課、関課長にはこの件に関して、宮澤議員のほうにきちっと答えられるようにして出していただきたいと思います。 ほかに質疑はございませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 斎藤ですが、農林商工、水産業費の21ページの上段、林業振興費の中で奥阿賀林業振興会補助金とあるんですが、移転は、森林組合に行ったのはいいんですけれども、総額幾らかかっているんですか。
○議長(猪俣誠一君) 移転費用総額です。 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) 今回、移転に伴う備品、それから移転に伴うLAN設定、インターネットですね、その委託料、あとは電話機だとかそういうものの購入、それを含めて今回この65万4,000円ということで上げさせてもらいました。
○議長(猪俣誠一君) いや、今聞いているのは、総額幾らかかったのかということです。 移転の費用全部ですか。
◎
農林商工課長(関仁君) これがほぼ全額です。作業費等は当然入っておりませんが、それに移転に伴う事務所設置の金になります、これが全額です。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 全額こっち持ちというのはおかしいと思うんですよ。 〔何事か言う人あり〕
◆8番(斎藤秀雄君) いえいえ。だから費用が例えば100万かかったから8割交付するだとかですね、そういうのであれば理解できるんですけれども、全額こっち持ちというのはいかがなものかなというところで、ちょっと今お聞きしているんです。 奥阿賀林業振興会の設置場所そのものについても当初から、本来であれば振興事務所の中にあったものを町に、いろんな振興、林業かかわりに関しては、当初に振興事務所の林業部の中にあったんですよね。それを一応町が所管するというような形の中で、町で対応したわけです。農林商工課の中に置いたんです。 ですから、それを町の都合で出ていってもらったから全額こっちが負担するという解釈なんですか。
○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 関課長、多分全額という考え方というのは、移転費用が幾らかかっているかというのは、多分関課長のところにはないと思うんですよ。それをきちっと調べて、後で出してください。 そうでないと、総額幾らかかって、その中の幾らを町が補填しているかというのが見えませんので。その説明をできるように、今、資料がないので、後ほど資料を提出させますので、まだ期間内ですから。 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) その事務所が、振興会というのが何人くらいの、そこに入っている数、どれくらいなんですか。 それから、今そこにテナントというか、そこに入っていった。今度は借り賃というんでしょうか、その事務所を。それはもちろん町で払う必要はないけれども、それはやっぱりかかるんでしょう。どうなんでしょうか、そのあたりはどうなんですか。
○議長(猪俣誠一君) わかっていますか。 〔「いや、すみません」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) なければ、それもまとめて全部資料を上げてください。 今聞かれたのはわかりますね、テナント料として幾ら支払わなければならないのか。それから、今の奥阿賀林業振興会の構成人数、それをあわせて一緒に提出してください。今会期中に、すぐ下に行って調べれば出る問題だと思いますので、今会期中に出してください。 それでは、ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それでは、次に7款商工費、21ページから22ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それでは、次に8款土木費、22ページから24ページです。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 23ページの除草刈払委託なんですけれども、いまだ動きがないんですけれども。 というのは、道路も含めて、道路のカーブ付近なんか繁茂していて、事故を誘因する可能性が多々あるんです。というのは、これは労務費が4月1日から上がったのは上がったんです。県の設計単価が変わったために、わかっていることなんです。だったら、メーターを切って、現予算の中で発注はかけていいと思うんです。 それをしないで、この補正が通ってから工事に着手してくださいというような話も聞こえているんです。発注はしているけれども、この予算が満額通らないと発注できないわけではないと思うんです。もう予算を通した段階で、延長は詰めてでも発注はして、逆に施工延長で変更契約すればいいだけの話なんです。そういう手続はしたんですか。
○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。
◎建設課長(阿部義照君) 除草委託につきましては、早いところで6月16日、遅いところでも6月27日で、現予算の中で一応発注はしてございます。 それで、今、津川地区の一部だけなんですが、補正が通る前に予算が足りない部分につきましてはまだ契約していないところはございますが、ほかのところは全て契約をしてございます。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 私のところ、そうなんですよ。国道から西津川線の県道の間、あれは町道なんですよ。あのわずかなところ、あれ猿と一緒なんですよ。猿が一生懸命ガードレールのところにいて、木が繁茂しているために新潟方向から来る人、こっちから出ていくと結構危険を伴っていて、いつ刈ってくれるんだろうかねという話。 去年は建設課の皆さんが刈ってくれていたんです。オオエ課長補佐以下、予算がないから自分たち刈りますといったら、そんなのだったら逆に地元に、予算がないからと言ってくれば区がやってやると。区がやると言うんですよ。そういうコミュニケーションが不足しているんですよね。 だから、予算がないからできないのではなくて、そういう各区との、もうちょっとした、町道の草刈りに関してはコミュニケーションをとっていただきたいんですが、いかがですか。
○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。
◎建設課長(阿部義照君) おくれたことにつきましてはおわび申し上げますが、そういうところで区とまたいろいろ話をしまして、対応してまいりたいと思います。 また、この予算が通りましたら即契約に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) 俺も、上下水道の関係で、普通の水道と思うんだけれども、奥田、警察署前の交差点の水、漏水が激しいんだけれども、あの対応はどうなっているんですか。
○議長(猪俣誠一君) 阿部建設課長。
◎建設課長(阿部義照君) あそこにつきましては、暗渠管で農業用水が走っているということがございました。それで、その部分につきまして漏水している箇所を国道事務所のほうとあわせて調査いたしました。 今、国道の下のところで漏れている可能性が大きいということで、あの管につきましては今田んぼの用水としてまだ使われておりますので、その用水の水が要らなくなった時点で再度現地を確認するということに、一応国道事務所と協議してございます。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それでは、次に9款消防費、24ページから25ページです。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 消防費4,100万、補正で上がってきているんですけれども、内容について詳細に説明願いたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 内容説明をお願いいたします。 寺久保消防長。
◎消防長(寺久保幹男君) 4,100万円ですけれども、車両代が700万、それで艤装が1,300万で約半分です。それとあとは残るのは装備でございます。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 車両代が700万で艤装が1,300万で、そうすると2,000万ですよね。残るのは装備。現状の機械は全て廃棄されるんですか。
○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。
◎消防長(寺久保幹男君) 国の予算というのは、補助を受けるにはあらかじめ決まっているんです。ですから、我々が持っているのもあっても、それをつけないと補助がいただけないというのが内容でございます。 それで、上川分遣所に配備するには、あればいいんですけれども、要らない、なくてもいいんじゃないかという装備もあるんですけれども、それも補助対象に入っておりますので、どうしても補助をいただかない消防車両と比べて、少し高額になっているというのが現状でございます。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 設置場所が上川分遣所ということで、相当古くなっている機械だったので、ただ現状の車を今後どうされるのかも一つの問題があるかなというふうに思いますし、あの車がまた上川地域では救急対応の中で、一次救急で出立していくわけですよね。その辺の装備はされているんですか。
○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。
◎消防長(寺久保幹男君) そういう救急に必要な装備は箱に入れて持っていきますので、それは入っておりません。それは今度新しい消防車が来たら、今使っている装備を移しかえる形になります。
○議長(猪俣誠一君) ほかに。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) そういう救急対応の架装については、その助手席だとか何かにただ乗っけるような状況かなというふうに思うんですけれども、そういうのは逆に補助対象にはならないかもしれませんけれども、車両の一部に常備、備えつけられる方法というのはとれないんですか。
○議長(猪俣誠一君) 寺久保消防長。
◎消防長(寺久保幹男君) モニターとか、救急車みたいに傷病者を搬入できればそこに使いますけれども、あくまでも持ち出して自宅とか現場でやりますので、やはり持ち出し式でないと少し、ということです。
○議長(猪俣誠一君) ほかに。 よろしいですか。 〔「はい」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それでは、ここで昼食のため、午後1時まで休憩といたします。
△休憩 午前11時56分
△再開 午後1時00分
○議長(猪俣誠一君) それでは、休憩を閉じ会議を再開します。 それでは、午前中に質問のありました分の説明を、関
農林商工課長からお願いいたします。 関
農林商工課長。
◎
農林商工課長(関仁君) それでは、事務所移転に伴う新たにかかる費用をまず説明いたします。 まず、事務所にどうしても必要な備品関係、それから事務所のパソコン使用のための設定の工事費といいますか、その金が65万4,000円であります。 そのほかに、移転に伴って今までかかっていなかった費用がどうしても出てきます。例えば事務所の借り上げ料、それから複写機使用料、光回線使用料、そういうものを全て、年間になりますけれども、それを全部含めますと150万3,000円になります。これが新たに事務所移転に伴って、1年間分になりますけれども新たに発生する金額であります。 今回は備品、それからパソコン使用の設定のための費用ということで、65万4,000円を補助金ということで支出しております。割り返せば44%ほどの補助というふうになります。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) 次、続けてやってください。
◎
農林商工課長(関仁君) それから、事務所の借り上げ料であります。これは月4万円であります。4万円というのは、以前から田部鉄工の事務所を地域おこし協力隊が借りておりますが、その面積当たりから算出してほぼ同額ということで、算定すると4万円となることから月4万円ということで決めました。 ここには現在事務員が3人入っております。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) もう1点、9,000円から1,000円引かれた件。
◎
農林商工課長(関仁君) これもですか、はい。 〔「それは違う」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それは資料としてだったか。じゃ、まだしていないみたい。 〔「事務所に入っている人数」と言う人あり〕
◎
農林商工課長(関仁君) じゃ、今喋らせていただきます。
○議長(猪俣誠一君) 事務所に入っている人数か、今聞かれたのは。
◎
農林商工課長(関仁君) それが3人です、今の。
○議長(猪俣誠一君) じゃ、いいじゃない。 宮澤さんからのやつも。 〔「9,000円が8,000円」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) わかればそのまま説明して。
◎
農林商工課長(関仁君) じゃ、若干説明させていただきます。 支払いの方法として、時給で出しているところと日当で出しているところがあります。基本的にはほとんどが時給で出しております。これが1時間1,000円です。日当で出しているのが、これは全て上限ですけれども9,000円ということで出しておりました。日額で払っているのはほとんどないというふうに聞いていますけれども。 そうしますと、基本的に時間となりますと8時間となります。そうすると8,000円になります。8,000円なのに9,000円というのがどうなのかというのが、国からの指摘もありまして、今回はなるべく時給、まず1日というのは余りないと思います。今回はなるべく時給1,000円ということで統一してくださいという国からの指摘がありましたので、そこから皆様には8,000円、8時間労働であれば8,000円、1,000円下げてください、なるべく時給での支払いをお願いしますということでお願いしたものであります。
○議長(猪俣誠一君) 13番、宮澤勝見君。
◆13番(宮澤勝見君) さっききいた時に、何かわからないと、意味不明なことを言っていたでしょう、さっき。国からちゃんとそういう指示が来たということを知っているはずなんだよ。それが、そんなことも何もわからないようなことをさっき言っていながら今度そう言うというのは、もっとしっかりしないと困るよ。わかりました。
○議長(猪俣誠一君) 次、8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 今の説明でいくと、備品とそれからパソコンとかLANのつなぎ込みで65万4,000円だけを町が負担したということで、その他の移転費用に関しては全額奥阿賀林業振興会持ちということでよろしいですか。 それとも、というのは町のほうでそちらに行ってくださいと言ったわけです。退去させたわけですから。そうすると、全額町が負担してでも退去させるべきであって、単なる65万4,000円だけでよかったのかというところの判断なんです。 家賃等に関しては問題ないかというふうには思うんですけれども、たまたまさっき戻ったら、今年度事業の通常総会の資料が来ていたので、その辺に関していかがですか。
○議長(猪俣誠一君) じゃ、神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 協会にとっては、私、会長ですから会長の立場としては大変ありがたいんですが、今回そういう形であっても負担分だけにさせてもらいますけれども、いずれにしても町の補助がなければできない協会でありますので、その辺はひとつ今後の事務の執行がうまくいくようにというのがまず優先だろうと思いますので、そこはひとつ協会が負担したとしてもしようがないかなと思いますので、その辺ご理解いただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) それで、会費を我々納めているんです、協会員になっているから。それに影響がなければいいんですけれども、逆に今後の奥阿賀林業振興会が運営していく上において、年会費の負担増になるような可能性がなければいいんですけれども、いかがなんですか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) それは、皆さんの会費というのは皆さんで決めなきゃなりませんから、現行を維持しながら最大限、むしろそれよりも協会の、あそこに移ることによって、苦境を呈している森林組合との連携もうまくいくということにさせていただくということがまず大きな使命でもありますので、皆さんからいただくということは今のところ考えておりませんから、そういうことでひとつご理解いただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。今度は簡潔にお願いします。
◆8番(斎藤秀雄君) 会員数95名なんです。先ほど宮澤議員から内訳を教えてくれなんて話もあったので、後で詳細を出していただければと思います。会員数、95名なんですよね。 我々個人会員もいるし、団体で入っているところもあるんです。 〔「団体のところがあったら、構成員だから、団体と構成員」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは、林業改良協会とか会報だけあっているような人も入ったし、そういう形でもって5つぐらいの団体があったわけですけれども、どちらかというと県の林業事務所でしたか、あそこのところが主にしてあったんですが、これはもうそのたびごとに全部総会をやったり、皆さんから出ていただくというようなこと、それからそれぞれやっていても同じような部分が随分あるということで、もう何年にもなりますけれども、統一して奥阿賀林業振興会ということにしたわけでございますから、その辺はひとつ、より成果の上がる振興会になるように、皆さんからもご協力いただくということで、会員数のことにつきましてはよくまた把握できておりますので。
○議長(猪俣誠一君) それでは、ここで打ち切らせていただきます。 次に、10款教育費、25ページから28ページです。 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) 10番、五十嵐です。 28ページの県立津川漕艇場の復旧工事の件についてお伺いします。 これは、県の施設を何で受託したのかということをちょっと私、聞きたいんですよね。今までこんなことはなかったと思うんですけれども、その辺をまず。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) まず桟橋につきましては、一番初め、県が設置したものでございます。それで水害で破損して、町のほうといたしましても、平成30年に国体の北信越ブロックが順番として回ってくる関係もございますので、県のほうには早急に復旧をお願いしたいということで要望してまいりました。 このたび、県で予算がつきまして、私どもとすれば直接県のほうで復旧工事をしていただけるものと実は思っておりましたが、県から県堤と含めて町が今後管理できるように、町で発注できないかというお話でございました。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) それで、はいと言ったんですか。 これは、今まで県が発注してきたんです。それで、お前たちの部分もあるからお前たちやれといって、はいと言ってきたのであるならば、これは大変なことになりますよ。 仮に、私、この写真を見せてもらって、現場も見せてもらって、この金額でできるのかなというふうにまず思ったんです。そのときの補正をもし組んだとして、足りない部分、これはどこで出すんですか。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) まず、私どもにすれば、満額県から予算が来るということも含めましてお願いをしていたわけですが、労務単価の上昇ということもございまして、20万になりますが、町の持ち出しということでこのたびお願いするものでございます。 以上でございます。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) やっぱりこれだけ大きいものは、もう強引にでも県にやってもらうというのが方法だと思うんです。仮にこれでできなくて、補正をもし組まなきゃならないといったときに、その金額あたりは保証してくれないんでしょう、県が。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) 県とすれば、予算がついた中でお願いしたいということでございましたので、私どもといたしましては何らかの方法で、内輪で実施したいというふうには考えておりますが。 入札という形になりますので、お願いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 聞かれている内容はわかりますか。 今後のこともみんな踏まえた上で、要するに維持管理の問題で、県がやるべき工事を町がやることがそれでいいのですかという質問なので、その辺の趣旨に沿った回答でお願いします。 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) 申しわけありません。 先ほどからも申し上げておりますが、私どもとすれば県にお願いしたいということを申し上げました。県といたしましては、町で今後管理をしていくわけですから、町で工事を発注してほしいというお話でございました。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) さっきから言うように、はいと言ってきたんですか。 町長、これは大きい問題ですよね。ここのところずっと続けて災害に当たって復旧工事をしている。県で単独で発注して単独で工事を進めた部分、ありましたですよね。これでいくと、県が足りない部分をもし保証してくれるということであるならばいいんですけれども、そうでない場合は町が出すということになるわけです。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) そんなことは聞いておりませんから、またいずれ私のほうでも教育委員会というか、県のほうにもそういう話をよくただしてみましょう。 これは一つは、管理しているんですから、こっちの管理を問われたのかどうかということもありますから。つまり、前に1回流しているわけです、管理上の問題で。そういうことも含めた話になっているのかどうかというのもあるでしょう。これは不可抗力で流れたやつまで、こっちが管理を最大限やっていてもあなた方の責任だというふうに問われるのかどうかというのもあります。 単にそういうことではないでしょうから、そこまで踏み込むところはなかったのかと思いますし、わかりました。その辺のところは、私のほうでまたよく伺ったような形にしてみたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) そのようにお願いします。 そうでなければ、課長を初め職員の事務負担がもうかなりふえるわけです。あれ、相当の仕事量だなというふうにも思いますし、その辺のきちっとした責任分担を常に。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 管理料をふやしてもらうとか、そういうこともまた必要になってくるでしょうね。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) その辺もしっかりと詰めていただきたいと思います。 終わります。
○議長(猪俣誠一君) ほかに。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 同じところなんですけれども、この設計はどなたがやられたんですか。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) まずお手元の資料でございますが、13ページでございます。ページが前後しておりまして、大変申しわけございません。 13ページの県立漕艇場下流桟橋復旧工事資料ということで、全体の平面図でございます。これにつきましては、県が当時発注した業者の図面でございます。ゼニフロートというメーカーでございます。こちらのほうからの資料でこのたび積算させていただきました。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) これで被害を受けているんです。当初これで被害を受けているのに、原形復旧工事ですからこれはやむを得ないんですけれども、このまま阿賀町として管理委託を受けて管理できるかというところをやっぱり、相手側と県の教育委員会で協議しないとだめだと思うんです。 私は、壊れる前のときも、セットバックして逆に堀にして、テトラポットも全部堤防の中に入れて掘り込んで、それで桟橋をつくっていただくことによって、河川の流れに影響されない方法がとれるんです。そういうふうにしてくださいという話をしていたんですけれども、同じことをやったら同じ結果になるんです。 先ほど五十嵐議員が言われたとおり、管理委託を受けてきていて、その結果がこうでしたというきちんとした報告をしていないから、こういう結果になるんだと思います。 それでもう一つは、フロートの水切りは手前なんですよ。それは、ボートを取りつけるために、乗りおりするために水切りを内側にするのはわかるんですけれども、逆なんです。流れの軽減をするために、水切りは川側にないとだめなんです。これが堤防側にあること自体が、フロートとしては浮いてきているからいいんですけれども、ぶつかっているところの軽減を何もしていないんです。このままで復旧工事をしたのでは、どぶに捨てるもの。 そういう協議を再度県のほうと、受託をするのはいいんですけれども、協議する気はありますか。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) 今のお話でございますが、県の保健体育課のほうと再度協議をして、できる点につきましては改善という方向で検討させていただきたいと思います
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) いい例が県堤の前の桟橋、23年の水害のときに全部めくれ上がったんです。そのために、めくれ上がったからそれをどう軽減するかというと、前にテトラポットを入れたんです。直接めくれ上がらないようにテトラポットを前に出して、消波ブロックにしたんです。ここもそうしないと、同じ繰り返しになるんです。 ですから、これの桟橋の復旧はこのままやらざるを得ないかもしれません、復旧工事です。追加工事として、前面にテトラポットを入れてもらうなり何なりしないと同じ繰り返しになりますので。これは河川管理者ですから、堤防との関連になりますから、県の土木部と協議してもらいたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) 協議させていただきます。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 26ページの上段の阿賀黎明高校セミナーハウス改修工事について、ちょっとお尋ねします。 いろいろ机を買うとか、あるいは工事の場所について説明を受けたんですけれども、阿賀塾の看板についても入っていましたかね。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) 考えておりませんでした。 今、言われましたので、今ある予算の中で若干検討させてもらいたいということと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 実は、阿賀塾を通して阿賀黎明高校を残そう、そしてひいては阿賀町の総合ビジョンに沿った人口減に対処しようというような非常に大きなあれがあるので、碑でもいいかなと、もうちょっとね、そういう意味で今質問したんですけれども、今後いろいろ検討してください。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) おっしゃるとおり、今後検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 27ページの下段、当麻プール残骸撤去工事、電力から250万もらいますよね。持ち出しが26万5,000円。これは、逆に電力に全部丸投げできなかったんですか。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) まず、当麻区のほうと協議を初め、いたしました。それで、当麻区からまず要望がございましたのは、残骸の撤去、それからその後の利用ということで、桜の植栽をしてほしいと。そうしますと、崖がございますのでやはり安全柵の設置ということで、自前でございますが設計をした段階でこの金額になりました。 それで、東北電力さんと協議いたしましたところ、250万までなら出せるという回答でございましたので、これも入札になりますので、できるだけ250以内におさめる形で工事を進めてまいりたいと考えております。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 23年の水害時の残りなんです。 というのは、阿賀町は東北電力さんに対しては本当に寛大で、只見だとかほかから比べると本当に寛大で、全部協力してきたんです。だから、逆にこの辺は町長と相談があったんですか。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 相談あったとは言えないところでしょうけれども、そこらは担当でやってきたんですから、言われてみればそういうこともあるかなとは思いますけれども。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 桜の木を植える、これは地域のことを考えたときにはいいことなんです。いいことですから、逆に電力さんは別枠ででも協力できるんです。撤去費は撤去費なんです。 違う内容については、違うところから金を引っ張ってくる気持ちがないと、そうでなければそこまでさせるという意欲がないとだめなんです。民間企業、電力さん、これだけ阿賀町にも貢献はしてもらってはいるので、強く言っていかないとだめなんですけれども。 再度電力と協議して、お金を取る段取りをしてください。
○議長(猪俣誠一君) 斎藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(斎藤祐之君) 私も、旧鹿瀬町が昭和50年にこのプールを建設した段階で、東北電力さんと協定といいますか、相互の申し合わせの文書がございました。これを見てみますと、洪水または発電上の水位変動等により施設等に浸冠水または流出等が生じても、東北電力に異議、苦情、補償の要求等は一切しないものとするという文書が実はございました。 ただ、これだけでは一概に話ができませんので、何年かにわたりまして東北電力さんと協議をした結果、何とか、一番初めは200万くらいの回答だったんですが、最終的に地区の要望もお話をした中で今の段階で250という回答でございました。最終的には、入札をした結果等、工事が完了しまして、また最終的に、今、議員おっしゃるように再度協議を進める必要があるかというふうに考えておりますが、今の段階では文書は交わしておりませんが、担当者の回答から250上限で工事を進めてほしいという回答でございました。 以上です。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) その内容については承知しているんです。していて、あえて言うのは緑化なんです。 緑化対策で、例えば木を植える、これは電力もいろんなところで緑化工事については協力しているんです。だから、別枠で桜の木を植えるのでご協力できませんかと。例えば阿賀町ですから、ユキツバキを植えるということであれば協力してもらえるはずなんです。その辺をやっぱりアピールしていかないと、ただ撤去のためのことではなくて、緑化ということで持っていき方を変えることで対応してもらえる可能性があるので、その辺もう一回協議してください。
○議長(猪俣誠一君) 清野教育長。
◎教育長(清野一男君) 大変いい申し出をいただきましてありがとうございました。 その趣旨で、もう一度東北電力さんのほうと話し合いを進めさせていただきたいと思います。結果等についてはまた後でお知らせしますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) 10番です。 25ページの奨学金のことでちょっとお聞きいたします。 5件分ということだったんですけれども、小・中・高・大とあるんですけれども、どの辺の年齢層が多いのですか。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) これは高校生の奨学金ですので、高校1年生に入った方ということでご理解お願いします。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆10番(五十嵐隆朗君) 失礼しました、高校生。 きっとこういう貸付金を利用する方がこれからふえるんじゃないかなと思います。今、新聞等で見ますと、この問題が非常にクローズアップされておりますので、こういうことであれば子供たちがしっかり勉強できるように、また配慮をお願いしておきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) おっしゃることを真摯に受けとめて、配慮したいと思います。よろしくお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 奨学金のことなんですけれども、きょうの新聞かな、きのうの新聞なんかにそういう奨学金の返済、卒業した、返済しなければならない。それに対する返済に苦慮しているというような新聞が出てあったんですけれども、阿賀町については奨学金を貸し付けた、そういう人の返済のほうはどうなっているのか。 それともう一つは、貸し付けする場合の審査です。それはどのようにしてやっているのか。 それともう一つは、貸し付けたが全く学校へ3年間行っていないという事例があるものに対して、3年間というものに対して調査も何もしなかったのか。学校に入っているということ、通学していない、不登校というんですか、登校していない人にも金を貸しておる。卒業時点にお金を返してくださいという請求をするわけなんですけれども、そこでのトラブルがあるというようなことを聞いたんですが、今私が言ったことについて対処の仕方、それから貸し付けの方法、それについてお聞かせください。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) まず1点目の返済状況ということでございます。 私が26年から
学校教育課長になりました。そのときには非常に返済状況が悪かったということで、26年、27年、28年ですけれども改善しながら、現年度分については私が来たときはまだ65%ぐらいしか回収されてなかったと思っています。26年度、27年度、返してもらいたいというようなことで、各家庭を回って回収をした経緯がございます。また過年度分も含めてです。 一応、現年度分ですが、27年度の実績、おおむねですけれども93%の回収率。7%がまだ回収されていないですが、また過年度に送るという形でやっております。私が来てからは大分改善されたのかなということで思っております。 あと、審査ということですが、これは阿賀町奨学金貸付条例に基づきまして、保証人を1名つけていただければということで、それが審査すると。ちなみに私が来たときは三文判で結構だったんですけれども、それはやっぱりお金を借りるということですので実印ということで、印鑑証明をつけた形の申請方法にしてくれということで変えました。 3点目の学校へ行かないということでございますが、これは不登校になった時点で打ち切りということでさせてもらっております。 以上でございます。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 打ち切り、これは当然だと思います。打ち切りしていない実例があるのは、なぜそういう事になっているんですか。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) 私が来てからはそんなことはないです。多分、過年度分のことをおっしゃっているのでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) ここの町ですか。
◆9番(伊藤武一君) この町だよ。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 貸付条例の中で貸し付けして、保証人もつけて貸し付けた。ここまではいいですよね。まさか、不登校で3年間学校へ行かないと、恐らくおたくなんかも想像もしないと思う。 そうした中で、今度は借りた人が、借りた人は本人が返すんだよね、家族の人が返すんじゃないでしょう。それをもう一回、確認だけ。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) 基本的には高校3年間で54万貸し付けます。卒業してから本人が、8カ月を経過した後、6年で返すということで条例にうたっておりますので、その手続で返してもらっています。ただし、本人に支払い能力がなければ、先ほど申しましたように保証人をつけていますので、保証人から払ってもらうという形の中で動いているということで、ご理解をお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 返してもらうには保証人。だけれども、不登校の間に貸してるのはないと言ったんだけれども、現実はあったんですよね。私、この間電話したら、教育委員会の方に電話したらどなたがでたのか。 そういうのも把握できないものか。高等学校からこの人は不登校だというのは、教育委員会ではわからないんでしょうね、高等学校は義務教育と違って、そこの点はどうなんでしょうね。
○議長(猪俣誠一君) 阿部
学校教育課長。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) その件については、恐らく16万5,000円を借りていました。そこで一応不登校だということでわかりましたので、要はここで行っていないので打ち切りますということで通知して、そこで打ち切っております。だから、3年間は借りていませんので、あくまで16万5,000円に対しての返還を求めるということでの対応でございます。
○議長(猪俣誠一君) 9番、伊藤武一君。
◆9番(伊藤武一君) 不登校というのはわかったんですね。
◎
学校教育課長(阿部誠二君) はい。
◆9番(伊藤武一君) そうなんですね、わかりました。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 11ページから12ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第64号 平成28年度阿賀町
一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第13、議案第65号 平成28年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第65号につきましては、平成28年度
国民健康保険特別会計補正予算の第1号でございます。 歳入歳出それぞれに775万8,000円を追加させていただきまして、その総額を19億2,223万3,000円とするものであります。 平成28年国民健康保険制度関係業務準備事業で、システム改修を行う補助率10分の10の事業でございまして、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部改正する法律の成立に伴いまして、平成30年度から都道府県が市町村とともに、国民健康保険の運営を行う制度改正が実施されることはご存じのとおりでありまして、国保事業費納付金算定標準システムを新潟県が構築することになります。 このシステムに、納付金等の算定に必要なデータを提供するための、現在使用している国保システムを改修する必要があります。28年9月をめどにデータ提供の試験が実施されることから、7月から8月にかけて改修を行うものでありまして、それから平成27年度退職者医療交付金の額確定に伴う超過交付額返還の補正でございます。 交付決定額が1億1,734万9,000円でしたが、確定額が1億1,154万1,013円となり、580万7,987円の返還が生じたということであります。 それがそれぞれ措置されたわけでありますが、9ページの歳入でございますが、5款2項3目に国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金を新たに加え、92万7,000円の国庫補助金を追加しております。 また、12款1項2目の前年度歳計剰余繰越金から683万1,000円を、職員給与費平成27年度退職医療交付金返還額に充当するものであります。 10ページ、歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、職員給与費の102万2,000円と、13節委託料に国保システム改修委託料92万8,000円を加え、11款の諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金に、平成27年度退職者医療交付金返還580万8,000円を加える内容であります。 ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第65号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに、歳出全般について行います。10ページです。 質疑はありませんか。 4番、入倉政盛君。
◆4番(入倉政盛君) 入倉です。関連質問でよろしいでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) どのような。
◆4番(入倉政盛君) じゃ、後で、全体のときに聞きます。
○議長(猪俣誠一君) 答えられるかどうかを検討していただく。どうぞやってください。
◆4番(入倉政盛君) 県のほうから調整交付金が毎年配付されているわけなんですけれども、2015年度分で阿賀町の順位というのが30市町村の中の23位なんです。町でもかなり町民の健康とか何とかで努力しているんだけれども、こういうふうな不本意な順番になったので、町長の感想をちょっとお聞きしたいんですけれども。
○議長(猪俣誠一君) 町長、よろしいですか。それとも。 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 順位は順位でしょうけれども、私どもの要件に沿った形での交付金になったわけですから、もっとその内容を精査した上でまた取り組まなければならないだろうとは思いますけれども。
◆4番(入倉政盛君) 県のほうもちょっと科学的に算定評価の基準になるものをもう少し見てくれればいいんだろうけれども、ことしは魚沼市ですかね、津南町が6年ぶりに1位になってということがニュースに出ていたもので、それを見ると阿賀町も町長も一生懸命努力されている割には23番目というのはちょっと不本意だなと私思ったので、ちょっと聞いてみました。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今の2位、3位がいいか悪いかは別ですけれども、私のところもほかは大体全部1位ですから、給付費も保険料についても。保険料は一番びりですよ。 そういうようなことで、それぞれの要件に沿った形で、あの新聞だけではどうにも話にならないわけですから。私のところについては私なりのところで評価されているわけですから。 何でもかんでもいっぱいもらえればいいというわけでもないし、いっぱいもらえる条件になれば一番いいんですけれども、そういうのを先ほど来いろいろ補助金の関係がありますけれども、いかにしてちゃんとした理論づけをした上で補助金をもらうかということには、精いっぱい努力していますので、その辺はひとつ。
○議長(猪俣誠一君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に歳入全般について質疑を行います。 9ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第65号 平成28年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第14、議案第66号 平成28年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第66号は、
介護保険特別会計の
保険事業勘定でありまして、19ページになりますが、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ6,406万円を追加いたしまして、総額23億3,272万6,000円とするものであります。 28ページの歳出でございますが、1款の総務費411万5,000円の減額は、4月の人事異動に伴う職員給与の補正でございます。職員給与については給与費明細が後ろについてございますので、これをごらんいただくということで、一般会計と同様に取り扱い願いたいと思います。 5款は基金積立金3,374万3,000円で、平成27年度の介護給付費が計画のおおむね9割となったことから生じた剰余金のうち、介護保険料に係る金額をルールどおり給付準備基金に積み立てる内容であります。 29ページ、7款諸支出金3,443万2,000円は、前年度実績に基づきまして国・県の給付費負担金等を精算還付するものであります。 次に、27ページの歳入でありますが、4款支払基金交付金は前年度介護給付費の実績によりまして、333万9,000円が精算交付されるものであります。 8款繰越金につきましては6,072万1,000円で、介護保険事業計画に比べて給付実績が下回ったことが主な要因として、前年度歳計剰余金でございます。 以上でありますが、よろしくご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第66号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに歳出全般について行います。 28ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 27ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第66号 平成28年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第67号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第15、議案第67号 平成28年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第67号は、阿賀町
診療所特別会計補正予算でありまして、37ページでありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ697万7,000円を追加させていただきまして、総額を2億1,396万7,000円とする内容であります。 46ページの歳出でありますが、総務費のうち給与費625万7,000円は、4月の人事異動に伴う補正であります。 説明欄の最下段、診療所一般会計の9節の旅費72万円は、行政報告でも申し上げましたが、7月1日、上川診療所所長として近藤崇先生を雇用いたしましたので、新潟市中央区の自宅から上川診療所までの通勤実費相当額として補正をお願いするものであります。 次、45ページは歳入でございますが、今般の補正財源は3款繰入金223万7,000円及び4款の繰越金474万円をもって充当させていただいておりますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第67号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに歳出全般について行います。 46ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 45ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第67号 平成28年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第16、議案第68号 平成28年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第68号は、平成28年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算の第1号でありまして、ページは55ページになります。 歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ339万2,000円を追加させていただきまして、その総額を歳入歳出9億8,280万2,000円とする内容であります。 事項別明細は64ページになりますが、2款の維持管理費で、1目の簡易水道維持管理費で、三川地区の需用費、施設修繕費ということになりますが339万2,000円、そのままでありますが、落雷によりまして白崎浄水場が被災いたしました。電気計装盤及び計装機器が故障したため、これらの取りかえ修繕に要する費用で、これを増額補正させていただくものであります。 歳入でありますが、63ページでございますが、公有建物共済金、諸収入でありますけれども339万2,000円につきましては、落雷によって被災した白崎浄水場ということで、復旧費用としての共済金を見込んだものであります。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。よろしくどうぞお願いします。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第68号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに歳出全般について行います。 64ページです。 質疑はありませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 落雷によったり雪害によって結構被害が起きた場合に共済からお金が来て、全て賄い切れてはいるんですけれども、この辺の落雷に対する対策、避雷対策はされているんですか。その点だけ、ちょっと。
○議長(猪俣誠一君) 清野
水道技術管理者。
◎
水道技術管理者(清野康弘君) 落雷に対する対策ですが、落雷による被害についても3パターンありまして、直撃と、上空の架線などから入ってくるものと、地下から入るものがあります。 避雷針などを立てればいいかと思うんですが、実はそれは地下に潜ってケーブルを通してまた戻ってくるので、避雷針は行っていません。 今、2段階で施設の落雷対策を行っておりまして、一つはいわゆるアレスターという、機器類にもう既についている避雷装置。被害を防ぐ、アレスターよりも100倍程度強い避雷装置については、新規地区については順次整備しておりますが、白崎についてはそういう整備計画に乗っていなかった段階のものでして、アレスターのみの対応でした。強い避雷器があれば、もう少し被害は少なかったかと思いますが、ほぼ今回は直撃に近いようなものだった関係で、被害が大きくなったものと思います。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) やはり、水道関係は生活用水でどうしても大事なものなので、避雷対策だけは逐次検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(猪俣誠一君) 清野
水道技術管理者。
◎
水道技術管理者(清野康弘君) もちろん、可能な限りそういう対策をしていきたいと思います。 今回、断水までいってしまったのは、一番最初に必要な通報装置部分がちょっとやられてしまったので、端末で確認できなかったと。それの対策は、今回保険外でもちょっと工夫してみたいなと思っているところであります。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) これから予算の関係であると思うんで、水道担当としては断水のないような方向で避雷対策、ひとつ総務課とよく相談して、予算の関係ですから、それこそこの後出てくるんでしょうけれども料金の改定の問題もありますので、特段のご配慮をお願いします。
○議長(猪俣誠一君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) おっしゃるとおりでしょうし、また保険対策も、共済対策ですね、これも完璧にしておかないと。 というのは、やっぱりああいう熊本の地震なんかも見ても、一番困っているのは水なんです。そういう水の確保というのは大事でしょうから、鋭意整えて行きたいと思います。県の水道会長は私でございます。 その辺は、これから老朽化対策もありますので、これは全県あるいは全国にわたっていますので、そういう意味でもまた取り組みを強化していかないとと思っております。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 63ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第68号 平成28年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第17、議案第69号 平成28年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第69号、平成28年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算の第1号でありますが、65ページになります。 第1条に歳入歳出それぞれ315万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億8,363万3,000円とする内容であります。 これは全く、異動に伴う職員給与費の移動でありまして、74ページの事項別明細書のとおりでありますし、75ページの給与費明細書をごらんいただくことで説明にかえさせていただきますが、歳入については73ページ、6款繰入金、一般会計繰入金、歳出の減額補正に伴って繰入金を減額するという内容であります。 大変雑駁ではありますけれども、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第69号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 初めに歳出全般について行います。 74ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 73ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第69号 平成28年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第18、議案第71号 阿賀町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第71号は、阿賀町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でありまして、議案書の16ページであります。 町条例におきましては、人事院規則に準じ、小学校の就学期に達するまでの子、または小学校に就学している子のある職員について、その子の養育のために請求があった場合、公務に支障がある場合を除き、始業時間、始まる時間及び終業時間、終わる時刻を別に定めて勤務時間を割り振る、いわゆる早出、遅出勤務の規定が設けられています。 このたび、義務教育学校を新設することなどを内容とする学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、人事院におきましては早出、遅出勤務の対象となる職員について、これまでの小学校の就学の始期に達するまでの子と、小学校就学している子のある職員に加え、義務教育学校の前期課程、または特別支援学校の小学部に就学している子のある職員についても対象に加えることとする規則の改正がなされました。 これによって、阿賀町におきましても人事院規則に準ずることとして、所要の改正をお願いする内容でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議案第71号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第71号 阿賀町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△諮問第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第19、諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案書の17ページでありますが、諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 現在、法務大臣から委嘱されております人権擁護委員は8名ございますけれども、今回は平成28年9月30日をもって任期満了となる2名の方がおられますが、そのうちの阿部恵治委員でありますけれども、鹿瀬地域から選任されております阿部恵治さんは、平成25年10月1日から人権擁護委員に委嘱されまして、現在1期目であります。 阿部さんは昭和32年6月13日生まれで、深戸区在住であります。現在、阿賀町社会福祉協議会に勤務され、要職を務められておられます。 ご本人は誠実、温厚な人柄であり、周囲からも高い信頼を受けております。また、新津人権擁護委員協議会阿賀部会の委員として、各種相談や人権啓発活動、多様化する人権問題に積極的に取り組んでいただいており、人権擁護委員として適任者でありますので、引き続き
人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するものであります。 なお、この委員の任期につきましては、28年10月1日から3年間でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま諮問第3号について提案理由の説明を受けました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 本件は人事案件でありますので、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 これから諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 この採決は、無記名投票で行います。 議場の出入り口を閉めます。 〔議場閉鎖〕
○議長(猪俣誠一君) ただいまの出席議員数は14名です。 次に、立会人を指名します。 会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、10番、五十嵐隆朗君、11番、石川太一君を指名いたします。 投票用紙を配付します。 〔投票用紙配付〕
○議長(猪俣誠一君) 念のため申し上げます。 本件について、同意することに賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載願います。 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。 立会人は、点検に。 〔投票箱点検〕
○議長(猪俣誠一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。 〔事務局長氏名点呼〕 〔各員投票〕
○議長(猪俣誠一君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 投票漏れなしと認めます。 これで投票を終わります。 直ちに開票を行います。 立会人は、開票の立ち会いをお願いいたします。 〔開票、計算〕
○議長(猪俣誠一君) それでは投票の結果を報告します。 投票総数14票 有効投票 14票 無効投票 0票 有効投票のうち 賛成 14票 反対 0票 以上のとおり、賛成が多数です。 したがって、諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦については、諮問のとおり同意することに決定しました。
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△諮問第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第20、諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、諮問第4号につきましても、人権擁護委員候補の推薦でございまして、三川地域から選任されております浅見淳子さんでございますが、平成25年10月1日から人権擁護委員に委嘱されまして、現在1期目であります。 浅見さんは昭和36年3月4日生まれで、熊渡区在住であります。現在、自営業を営む傍ら、東蒲原郡交通安全協会三川支部女性部の支部長を務めておられます。 ご本人は誠実、温厚な人柄であり、周囲からも高い信頼を受けております。また、新津人権擁護委員協議会阿賀部会の委員として、各種相談や人権啓発活動、多様化する人権問題に積極的に取り組んでいただいており、人権擁護委員として適任者でありますので、引き続き
人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦するものであります。 なお、委員の任期は平成28年10月1日から3年間でございますので、よろしくお願いを申し上げ、提案とさせていただきます。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) ただいま諮問第4号について提案理由の説明を受けました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 本件は人事案件でありますので、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 これから諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 この採決は、無記名投票で行います。 ただいまの出席議員数は14名です。 次に、立会人を指名します。 会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、10番、五十嵐隆朗君、11番、石川太一君を指名いたします。 投票用紙を配付します。 〔投票用紙配付〕
○議長(猪俣誠一君) 念のため申し上げます。 本件について、同意することに賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載願います。 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。 立会人は、前へお願いします。 〔投票箱点検〕
○議長(猪俣誠一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を呼びますので、順番に投票願います。 〔事務局長氏名点呼〕 〔各員投票〕
○議長(猪俣誠一君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 投票漏れなしと認めます。 これで投票を終わります。 直ちに開票を行います。 立会人は、開票の立ち会いをお願いします。 〔開票、計算〕
○議長(猪俣誠一君) 開票の結果を報告します。 投票総数14票 有効投票 14票 無効投票 0票 有効投票のうち 賛成 14票 反対 0票 以上のとおり、賛成が多数です。 したがって、諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦については、諮問のとおり同意することに決定しました。 議場の出入り口を開きます。 〔議場開鎖〕
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△委員会発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第21、委員会発議第2号 阿賀町議会の議員の定数を定める条例についてを議題とします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 10番、五十嵐議会運営委員長。 〔議会運営委員長 五十嵐隆朗君登壇〕
◆議会運営委員長(五十嵐隆朗君) それでは、議会運営委員会委員長報告の理由を申し上げます。定数条例の全部改正であります。 委員会発議第2号 阿賀町議会の議員の定数を定める条例について、提案理由を説明いたします。 委員会発議の2ページをお開きください。それでは初めます。 議員定数を16名から12名に、4名減とする議員定数条例の全部改正であります。 阿賀町議会の議員定数は平成17年の合併時22名でスタートし、平成21年の改選時に20名、平成25年の改選時に16名と、改選ごとにその時代に応じた議員定数を議会全体で議論し、定数を改正してきました。このたびの改正に当たりましても、昨年11月から全員協議会の中で、次の改選に向け議員定数を議論してまいったところです。 定数を議論する上において、町の人口の推移、高齢化率、同規模人口自治体における議員定数を参考にしながら協議してまいりました。 町の人口は、平成17年の合併当時約1万5,500人おりましたが、第1回目の改選時には約1万4,300人、第2回目の改選時は1万3,000人、現在の人口は1万1,900人と、毎年300人以上の人口減少が続き、その減少幅も大きくなっている上、65歳以上の高齢化率も約45%と、町民2人に1人が高齢者という状況になっております。 面積を見ますと佐渡市より大きく、村上市、上越市に続く県内で3番目の面積を有していることも事実でありますが、議員1人が抱える町民の人数は、近隣他県同規模自治体を見ますとおおむね1,000人であること。今後の町の人口の推移や高齢化率を考慮し、あわせて議員一人一人から町内全体を理解することが必要であり、そのように実践しなければならないことから、次期改選時の阿賀町議会の定数を12人が妥当と結論づけたものであります。 なお、この条例の施行日は、次の一般選挙から施行すると規定したものであります。 地方自治法第109条第7項及び阿賀町議会会議規則第14条第3項の規定により提出するものでありますので、全員の賛成で可決されますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(猪俣誠一君) ただいま委員会発議第2号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番、斎藤栄君。
◆1番(斎藤栄君) 今ほど、五十嵐議員のほうから説明されました。 おおむね1,000人に1人というふうな形で説明があったわけですけれども、全員協議会の中でその1,000人の根拠というのは全く示されていなかったと思うんですけれども、私が委員会のときにいろいろ全国の動向、それから全国同規模の自治体の人口比率の議員の定数ですか、それを示しただけで、ほかに1,000人の根拠は示されていませんでした。 それについて、1,000人の根拠をもう一度詳しく教えていただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 資料は渡っているんだろう。 斎藤議員が出されたあの資料の中から、1,000人に1人という数でいっただけでしょう。
◆1番(斎藤栄君) いや、私が調べたのは890人でした。
○議長(猪俣誠一君) 後からのあの資料だ。 ほぼ、新潟県の今、人口1万人に対する、1万人の…… 〔「議長が発言するんじゃないんですよ」「委員会で」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 委員会、はい。 じゃ、資料持ってきましたか。 〔「いや、持ってきていません」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) ほら、そうだろう。 〔「暫時休憩」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 暫時休憩します。ちょっと待ってください、資料を今やります。
△休憩 午後2時34分
△再開 午後2時37分
○議長(猪俣誠一君) 休憩を閉じ会議を開きます。 10番、五十嵐委員長。
◆議会運営委員長(五十嵐隆朗君) 五十嵐です。 ただいまの質問であります。 斎藤栄議員よりいただいた参考資料をもとに、一度精査してきました。そうしたらば、人口の関係で若干数字が違う部分がありまして、そして県のほうにも問い合わせして、1万2,292人が国勢調査で平均であろうと。そうすると、定数でも同じ規模であると12.6という数字が出ておりますので、それに準じた次第であります。
○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 1番、斎藤栄君。
◆1番(斎藤栄君) じゃ、私が提出した資料が間違っていたというふうなこと。
○議長(猪俣誠一君) 10番、五十嵐隆朗君。
◆議会運営委員長(五十嵐隆朗君) 間違っていたということではなく、数字が若干違っていたということでありますので。推移がありますから、亡くなったとかあれで。 それで、一度確認させていただいた結果、こういう数字になったということでご理解ください。
○議長(猪俣誠一君) 詳しい数値につきましては、もし必要であれば今、局長のほうからお話しさせますが、一応定数の変更があったところ、それから人口が変更していた部分がございまして、その部分を精査して一番新しい数値の中で、今回の基準を出させていただいている。 大体おおむね971人ということで出ておりますので。議員1人当たりの定数人口が971人ということで、山形県、福島県、群馬県、新潟県、富山、石川、長野というところをとった結果の数値の中での、今の数値でございます。 ほかに質疑はございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) それでは、質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 4番、入倉政盛君。
◆4番(入倉政盛君) 4番、入倉です。 議会とはどういうものかと考えた場合、二元代表制の一方の議会は、独任制の首長にはない住民の多様な意見を反映する合議制は、地方議会の民主主義的価値を高めるものであります。 この多様性を保障するために、多くの議員を必要とするものでありますが、議員定数を少数に限定しようとする意見は、この民主主義的価値を重視しないものだと思いますので、この提案には反対といたします。
○議長(猪俣誠一君) それでは、反対の討論がありましたので、次に賛成の方の発言を求めます。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 今、入倉議員からは反対の討論がありましたが、この定数の問題についてはよくよく協議し、各委員会の中での採決、入倉委員も賛成とは言いつつも反対の意思があるのは十分わかっていますが、阿賀町の場合、953キロ平米というふうな面積だけを考えれば、1人当たりの割合は大きくなるという可能性があります。ただし、人口的な問題、先ほど委員長からもあったように、おおむね1,000人に1人でいいのではないかというふうに思うところであります。 そして、あわせて合併して旧町村の財政事情等も含めたときに、今阿賀町が置かれている立場、そしていろんなことを考えていったときに、定数はこれが最低限の人員だというふうに私は思っているところであります。これ以上削減することはちょっと厳しいかなという、阿賀町としての将来を考えたときに、今ここで議員定数を削減しなければ、今後はますます難しくなっていくという状況があるというふうに私は思っていますし、地域の方向性を見ていくと、旧町村の方向性を見ていくと、大体3地区単位くらいの方向性で3掛ける4ですと12、これが妥当かなというところで、私は本提案には賛成するものであります。
○議長(猪俣誠一君) 次に、反対の方の討論を求めます。 1番、斎藤栄君。
◆1番(斎藤栄君) やはり16から12という極端な数の減らし方については、常任委員会の運営活動等の、いわゆる委員会活動に大変支障を来すんじゃないかというふうに感じます。 定数減については賛成ですけれども、4減らして12というのはちょっと賛成しかねます。
○議長(猪俣誠一君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 3番、小池隆晴君。
◆3番(小池隆晴君) 議員の減少を人口とか面積で語られていますが、そればかりではなく、例えば社会的なもの、いろいろ近隣の町村とかの絡みとか、いろいろ絡んでくると思います。 その中での議員の人たちが出した結論、そしてまたその後に報告会で町民の人の意見を聞いたものの結果、12ということで、私は賛成します。
○議長(猪俣誠一君) 次に、反対の方の討論を求めます。 9番。
◆9番(伊藤武一君) 私は、近隣を気にする必要は全くないと思います。そして、定数については今、人口で何人という決まりはなくなりました。阿賀町で30人を議員とすることが決まれば、今までは阿賀町では人口何人に対して何人ですという上がありました。今、それがなくなりました。 ということは、近隣がこうである、人様のことを心配する前に、人の目を心配する前に、阿賀町としての議員の定数、阿賀町の面積、それに対してどこまで、隅から隅まで町民の声を聞くということになりますと、私は12名という人数は余りにも少ないのではなかろうかと。 そして、かつ委員会活動にも支障を来すというような観点から、全員協議会の場におきましても、私は一貫して反対してきましたので、今回の議員定数12名に対しては反対をいたします。
○議長(猪俣誠一君) 次に、賛成の方の討論を求めます。 11番、石川太一君。
◆11番(石川太一君) 私は、今まで全協の中でいろいろ検討してまいりました。今、意見の中で、ほかのところを参考にする必要はないと。確かに私もそう思います。阿賀町は阿賀町の中での、本当のやり方が必要だと思います。 今、財政難である阿賀町の中で、議員としては精いっぱい頑張らなきゃいけないと思いますが、私は少数精鋭の中で町民の負託を受け、そして今以上に議員が切磋琢磨することが町を発展させる原動力になるかと思います。そうした意味も含めまして、優秀な議員が出てこられるようなそうしたシステム、体制、これが必要だと思います。 よって、私は12人に賛成するものであります。 以上であります。
○議長(猪俣誠一君) 次に、反対の方の討論を求めます。 〔発言する人なし〕
○議長(猪俣誠一君) 次に、賛成の方の討論を求めます。 7番、山口周一君。
◆7番(山口周一君) ここに至るまで、何度も全協でやってきたのがあります。あとはやっぱりそういう、いろんなところに行っての研修もしてきました。 その結果の人数ですので、人数が少ないとは私は思いませんし、少数精鋭できちっとやれるものだと思っていますので、定数12に賛成するものであります。
○議長(猪俣誠一君) 次に、反対の方の討論を願います。 〔発言する人なし〕
○議長(猪俣誠一君) 次に、賛成の方の討論を願います。 13番。
◆13番(宮澤勝見君) まず、12名に賛成するんですが。 ということは、今皆さんからお話があったように、面積が大きいとか人口がだんだん減ってきたとかというそのものもないわけじゃありませんが、合併当初はやっぱり4カ町村が人的な交流もなくてコミュニケーションというのか、そういうものもなくて、その地域、例えば上川だったら4人も5人も出ていって、一応自分の町や村の住民の意見をまず言わなきゃならない、そんな思いもあったんですが、今合併して10年もたてば、本当に議員がしっかり仲間になってきて意思の疎通も本当に豊かになってきて、そういう面から見て、そんなに人間は要らないと私は思う。 そんな中で、今言ったように、各町村から例えば平均をとれば3人くらい。これは妥当かなと思う関係から、12名を賛成するものであります。 以上です。
○議長(猪俣誠一君) 続いて、反対の方の討論を願います。 〔発言する人なし〕
○議長(猪俣誠一君) 続いて、賛成の方の討論を願います。 〔発言する人なし〕
○議長(猪俣誠一君) これで討論を終結します。 これから委員会発議第2号 阿賀町議会の議員の定数を定める条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(猪俣誠一君) ありがとうございました。 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議員発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(猪俣誠一君) 日程第22、議員発議第3号 30人以下学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出についてを議題といたします。 朗読を省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。 15番、宮川弘懿君。 〔15番 宮川弘懿君登壇〕
◆15番(宮川弘懿君) 議員発議第3号 30人以下学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)。 紹介議員、宮川弘懿。賛成議員、入倉政盛。 請願代表者、新発田市豊町一丁目2番13号、新潟県教職員組合海津支部執行委員長、コムロケンジ。
○議長(猪俣誠一君) これは発議ですので、それは必要ありません。
◆15番(宮川弘懿君) 30人以下学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)。 子どもたち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現等が可能となる教育条件整備のための教育予算の確保が不可欠です。 いじめや不登校、子どもの貧困等が大きな社会問題となり、深刻化しています。また子どもたちのニーズは多様化し、個別の指導を要する児童生徒が増えています。これらの課題解決のために、私たちは、教職員が子どもたち一人一人に目をゆきとどかせ、じっくりと寄り添う時間の確保が必要だと考えています。そのためにも、法改正により安定した財源を確保した上で、少人数学級や複式解消加配教員配置が拡大されていくことが望まれます。しかし、文科省の概算要求で示されていた、標準定数法の改善を含む教職員定数改善計画は予算案に盛り込まれず、不十分なものとなっています。 新潟県では、2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、昨年度からは小学校3年生~中学校3年生まで35人以下学級が拡充され、小中全学年での少人数学級が実現しました。全国的にも少人数学級を拡大する自治体が増えてきています。しかし、下限25人の条件付きであることや、教職員定数増による少人数学級実現でないこと、全ての学校に複式解消加配教員が配置されていないなど、不十分な点が残っています。 日本はOECD諸国に比べて1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっており、一人一人の子どもに丁寧な対応をするためには、1クラスの学級規模を引き下げる必要があります。文部科学省が2010年に実施した「今後の学級編制及び教職員定数に関する国民からの意見募集」では、約6割が「小中学校の望ましい学級規模」として、26~30人を挙げています。保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかです。 子どもの貧困の問題が顕在化する中、子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算についてGDPに占める教育費の割合は、6年連続でOECD加盟国(34か国)の中で日本は最下位となっています。また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じています。 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことから、「教育は未来への先行投資」であることが多くの国民の共通認識となっています。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるように次の事項を実現することを強く要望します。 記。 1.少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、30人以下とする。 2.教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合を2分の1に復元すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先は、記載のとおりでございます。 どうか、満堂のご賛同を得ますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(猪俣誠一君) ただいま議員発議第3号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) 私はこの意見書の提出について反対するものではないんですけれども、新潟県の32人以下学級で、阿賀町の場合はほとんど中学校が30人前後のクラス編制になっているんですけれども、これで加配は受けているんでしょうか。その点だけ、聞かせてください。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 生徒の人数に応じて加配されているかどうかは、私は把握しておりませんので、教育委員会のほうの教育長からお願いします。
○議長(猪俣誠一君) もしわかりましたら、よろしいですか。 じゃ、教育長のほうからお願いいたします。
◎教育長(清野一男君) 今、32人以上の学年というのは、どの学校にもないと思いますので、恩恵は受けていないと思います。 〔「教育長、答えるなんて、おかしいじゃないかよ、そんなのは」と言う人あり〕
◎教育長(清野一男君) 私、答えないほうがよかったですかね。 〔「何を考えてるんだよ」と言う人あり〕
◎教育長(清野一男君) と思います。 〔「おかしいですよ、それは」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 議場の中ですので、今知らないことに関して言ったんです、定数の問題ですので、今お聞きしました。 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) いないのがわかっていて私、聞いて、申しわけないんですけれども、やっぱり提出する側ですから、その辺は。 ただ、加配がされているかどうかを掌握されていますか。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) ただいま教育長がお答えしましたように、30人の学級は阿賀町にないということでございます。加配はないということになります。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) そんな状況から、私はこの意見書の1番については、阿賀町の場合は不適切で、2番の国庫負担金の2分の1、今3分の1なんですけれども、2分の1の復元だけを強く要望するような意見書を考える、修正するような考えはありませんか。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) 意見書(案)にも書いてありますように、子供に対するは阿賀町だけの問題でございません。日本を背負う子供を教育するという意味で、あまねく機会均等ということで、国内全域で、全国に30人以下を実現するという意見書でございます。
○議長(猪俣誠一君) 8番、斎藤秀雄君。
◆8番(斎藤秀雄君) やはりうちの町が提出する以上は、自分の町に見合った意見書をつくっていただければなというふうに思ったところであります。 今、提出者から話があったように、教育環境整備に関しては、全国どこででも一律の教育環境を整備するというのは、国がやるべき仕事だというふうに私は思っていますので、この意見書に反対するわけではないですけれども、そういうことも踏まえた、今度自主的な意見書の作成をお願いしたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) 15番、宮川弘懿君。
◆15番(宮川弘懿君) この町に即した要望ということを、この議会の中で複式解消の加配の要望もつけ加えさせていただいた意見書でございます。その辺をどうかしんしゃくしていただきたいと思います。
○議長(猪俣誠一君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) よろしいですか。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議員発議第3号 30人以下学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書(案)の提出についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△請願第2号について
○議長(猪俣誠一君) 日程第23、請願第2号 30人以下学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題とします。 この請願については、先ほど関連する議案、議員発議第3号が可決されておりますので、採択されたものとみなします。
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△議員派遣
○議長(猪俣誠一君) 日程第24、議員派遣を議題とします。 お諮りします。 会議規則第129条の規定によって、お手元に配付した内容で議員を派遣することにしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(猪俣誠一君) 異議なしと認めます。 したがって、お手元に配付した内容で議員派遣することに決定しました。
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△散会の宣告
○議長(猪俣誠一君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本定例会議に付された事件も全て終了いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とし、休会とします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後3時03分地方自治法第123条の規定により署名する。 平成 年 月 日 議長 署名議員 署名議員...