阿賀町議会 > 2010-06-23 >
06月23日-02号

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  1. 阿賀町議会 2010-06-23
    06月23日-02号


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    平成22年  6月 定例会(第2回)          平成22年第2回阿賀町議会定例会会議録議事日程(第2号)                   平成22年6月23日(水)午前10時開議日程第1 一般質問日程第2 報告第1号 平成21年度奥阿賀観光株式会社の財務諸表の提出について日程第3 報告第2号 平成21年度株式会社上川温泉の財務諸表の提出について日程第4 報告第3号 平成21年度株式会社阿賀の里の財務諸表の提出について日程第5 報告第4号 平成21年度株式会社ホテルみかわの財務諸表の提出について日程第6 報告第5号 平成21年度有限会社キャニオンパーク新谷の財務諸表の提出について日程第7 報告第6号 平成21年度財団法人上川農業振興公社の財務諸表の提出について日程第8 報告第7号 平成21年度財団法人三川農業振興公社の財務諸表の提出について日程第9 報告第8号 阿賀町一般会計繰越明許費繰越計算書について日程第10 報告第9号 阿賀町簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について日程第11 報告第10号 阿賀町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について日程第12 議案第48号 平成22年度阿賀町一般会計補正予算(第1号)日程第13 議案第49号 平成22年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第14 議案第50号 平成22年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)日程第15 議案第51号 平成22年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第1号)日程第16 議案第52号 平成22年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第53号 平成22年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第1号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(20名)     1番  小池隆晴君      2番  入倉政盛君     3番  清田輝子君      4番  佐藤郁夫君     5番  佐久間勇夫君     6番  宮川弘懿君     7番  渡部英夫君      8番  山口周一君     9番  斎藤秀雄君     10番  星 公司君    11番  伊藤武一君     12番  猪俣誠一君    13番  高橋 渡君     14番  石川太一君    15番  石田守家君     16番  宮澤勝見君    17番  神田八郎君     18番  波田野哲夫君    19番  五十嵐隆朗君    20番  遠藤信也君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         神田敏郎君   副町長        長谷川修一君 教育長        犬飼哲夫君   総務課長       渡部政勝君 町民生活課長     渡部文彦君   企画観光課長     渡部輝男君 保健年金課長     石川久作君   農林商工課長     長谷川辰英君 建設課長       金子健一君   企業課長       吉田政喜君 警防課長       斎藤 望君   予防課長       二瓶武士君 鹿瀬支所長      清田義彦君   上川支所長      長谷川常治君 三川支所長      斎藤秀勝君   学校教育課長     波田野正博君 社会教育課長     横山一磨君   農業委員会事務局長  二瓶俊太郎君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       折笠泰二    書記         石川好子 書記         渡辺沙織 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(遠藤信也君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。 これから、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(遠藤信也君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(遠藤信也君) 次に、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため求めにより出席した者は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(遠藤信也君) 日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、終わっていない方から行います。 順次発言を許します。--------------------------------------- △斎藤秀雄君 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。          〔9番 斎藤秀雄君登壇〕 ◆9番(斎藤秀雄君) 9番、斎藤です。 私は、町政についてという大項目、そして、小項目として4点質問をさせていただきます。 初めに、産業育成についてであります。阿賀町では、産業育成振興についてどのように考えているのかということであります。 現状の阿賀町経済を見ますと、多くの失業者が生まれ、職業を求めてハローワークや知人の紹介を受け行動しています。町では緊急雇用創出事業に取り組んで、雇用の安定や再就職につながるように展開をしていることは、皆さんご承知のとおりであります。その中において、町では公共事業に依存する企業体質になっております。そのために3月において多くの2次補正をし、町の経済が遅滞なく進むように努力されたはずであります。この工事が現在、どのような効果を生んで、どのような発注状況になっているのかをお伺いします。 町としての取り組みは重大であります。公共事業発注計画書を発表していますが、6月までにどれくらいの発注を計画され、9月までどれくらいの計画でいられたのか。業界では、四半期ごとの計画がわかれば、それなりの人事雇用等計画しながらやっていけます。ただ、計画倒れにならない町の姿勢をお示し願いたいと思います。 次に、バイオマスタウン構想であります。これは先般、猪俣議員のほうからも質問がありました。これらに取り組みながら、阿賀町の森林資源開発事業についてどう取り組まれるのか、再度お聞きします。これは方向性をある程度示していかなければ、地域の業者が異業種に参加するシフト転換ということから、町の方向性を問いただすものであります。 2点目、第三セクター運営についてであります。 町では多くの施設がありますが、管理業務については指定管理体制ということで行動を実施されていますが、今後、どのような方向にいくのか、町長は公設民営を高らかにうたっていますが、なかなか民営化ができない現状であります。この点について答弁願います。 阿賀の里は、初めから民設民営だったはずなのが民設公営というふうな逆な方向になっています。これらの解消問題もあります。そして、私は阿賀の里については再三再四議会のたびに問いただしてきている点が多くありますので、この点についても民設民営、これが基本でありますが、民設公営になった以上は、これからどのような転換をされていくのか。先般、大新東との話も入倉議員からもありましたが、あわせてお願いします。そして、奥阿賀観光、上川温泉、ホテルみかわについては、指定管理料でようやく今年度は黒字になったのではないかというふうに思っています。この点について答弁願います。 3点目であります。職員の資質向上についてであります。 町職員の資質向上に向けた行動規範、職務規定等がありますが、これらを本当に皆さんが日々目を通し、月に1回でもいいですが、どのような対応をされているのか。職務規定の2条、3条、これをすらすら言える人がいますか。ということでお伺いするのは、規律に対する研修等をされているのか、していないのであれば、やはり改めて職員の資質向上のために努力していただきたいと思いますが、どう研修されているのか、研さんされているのかお伺いします。 4点目、広報通報であります。 これは、先日、波田野議員からも同様の質問がありました。私は、情報ネットワークが整備されたおかげで、自宅にいる人たちは情報を収集しやすくなっています。町長からも先日の答弁で、公園等時報式時計を設置してはどうですかということで私は質問を上げていますが、そのような方向にいきたいということでありますから、この点、再度伺います。 その中で、あとは消防用サイレンへのタイマー設置だとか、情報ネットワーク外部スピーカーが設置できないかだとか、この3点をお聞きしますので、この点について答弁願います。 以上で4点質問をさせていただきました。明確なる答弁を願います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、斎藤議員さんにお答えを申し上げてまいりますが、初めに産業の育成についてということでございます。 これについては、今お話のとおりで、鋭意努力しているということについてはご理解いただいているんではないかと、こう思いますが、何はともあれ、この雇用の状況というのは大変昨日もお話し申し上げているとおりでありまして、極めて厳しい状況下にあるというのが現状であろうかと思います。きのうも入倉議員さんにも答弁させていただいているわけでありますから、重複するところもあろうかと思いますけれども、町としてもハローワークと随時連携をしながら、町内の事業所等に求人のお願いもしてきているところであります。 しかしながら、なかなか現在の経済状況が回復しない限り、厳しさが続くものだというふうに思いながらも、町としてもいろいろなというか、緊急雇用対策ふるさと雇用といったようなものを駆使しながら、少しでも多くの皆さんが職に携われるという、そういう中でいわばつなぎのようなものではありますけれども、安定した雇用ができるようなそういう体制づくりというものに努めていきたいと。 これはなかんずく、やはり公共事業の早期発注であります。これはお話のとおり、昨年からの繰り越し、一昨年からの繰り越しというようなことで、ほとんど13カ月というか14カ月ということで、この2年ぐらいは連続で切れ間のないというような工事発注をしてきたわけでありますけれども、本年度はこの行政報告で申し上げましたように、いわゆる国の交付金事業の交付が若干おくれてきたと、5月にずれ込んだというようなこともございまして、大変おくれているということで、今ここへ来てスピードが上がってきているということではないかと思います。 おっしゃるとおり、やはり私どもも今後の工事関係についての予定を、明確にというか、なかなか難しいところではありますけれども、それぞれの担当課において、今後の発注件数といいますか、そういうものを精査して、これから少なくとも9月ぐらいまでの発注、本来であれば四半期ごとに出してくるというのがこれは常道でございますけれども、それでも、そういった面での広報的なものはしてきているつもりでありますけれども、これを明確にしていきたいと、こう思っております。そういう中で、工事の進捗というものを図りながら、今、町が対応をしている雇用にあわせ、そして、それがまたそれぞれの事業所に工事の発注によって雇用の反映ができるようなことになればということで、対応をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。 そういう中でも、昨日も申し上げましたけれども、6月1日付で五泉・阿賀地域がいわゆる同意雇用開発促進地域ということで厚生労働省から指定を受けたということで、この内容につきましては、昨日も申し上げておりますけれども、いわゆる指定地域から求職者を雇い入れした場合、それに伴っての事業所を設置あるいは整備した場合に、雇用人数と設置、整備に要した費用に応じて助成金が受けられるという制度でございますから、事業者は地域求職者雇用奨励金等の助成制度ということで受けられることになっておりますので、こういったことも事業所の負担の軽減になるわけでございますので、これらもPRしながら、今後の雇用の推進が図られることに期待をしながら、対応をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。 また、町の無料職業紹介所への求人があった場合も、いわゆるテレビ電話やホームページを利用して周知を図るとともに、求職者登録をされている方には、ダイレクトメールでご案内するといったようなきめ細かく周知をしてまいりたいと、そして、少しでも多くの皆さんの雇用に資するような、そういうことで努力をしてまいりたいということで考えているところでございます。また、これもさきに申し上げておりますけれども、緊急雇用では求人を34人の雇用を予定しているところでもございますから、既に雇用したところもありますので、これらも着実にやっていきたいと、こう思っております。 工事の発注状況は、今ほども申し上げまして、大変おくれている部分もございますけれども、あるいは水道関係では繰り越しの分ではもうほとんど終わったという部分もありますし、半分ぐらいの推進になっているところもあります。新年度がおくれているということは否めないのではないかと、こう思っておりますが、いわゆる3月補正に係る工事の発注につきましては、現在で件数で73件、金額にいたしますと1億2,314万円余りというようなことになっておろうかと思います。 3点目の阿賀町バイオマスタウン構想でありますが、これは昨日、猪俣議員にもお話し申し上げたとおりでありまして、改めて申し上げるところでもありませんが、重ねて趣旨というのはいわゆる森林の木材の供給だけでなくて、水質の保全、土砂災害の防止などさまざまな公益的機能を果たしているわけでありますから、これを森林の持続的な管理保全にするためには、50年先、あるいは100年先の森林をイメージしながら、長期的な展望を持って森林資源の活用を図っていかなければならないということが大前提だろうと、こう思っておるわけでございます。今後の国内の森林環境対策に対する動向にも注目しながら、東蒲材の振興と木質バイオマス燃料化事業ということでの推進を重点に置いて、取り組んでいきたいということは昨日も申し上げたところであります。 加えて、この東蒲材の品質向上や森林整備に伴う雇用の創出、いわば木質バイオによる地産地消という地域資源の活用に寄与したいというものでありますし、また、国・県が進めるカーボンオフセットへの取り組みにもつながり、森林整備そのものが新たな産業として成り立っていくということも想定しているわけであります。そういうことから、従来の森林から生産される林産物を利用した商品開発、あるいは加工販売にも意欲的に取り組むことはもちろんでありますけれども、いわゆる森林整備を推進して、木質バイオマス燃料化事業を進めていくことが、本町の森林資源の開発につながっていくものというふうに重点を置きながら、取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。 4点目の管理業務委託の方向性ということで、いわゆる三セクの問題でありますけれども、これらにつきましては、おっしゃるとおりことし胸を張って黒字だと言えるところまでには至っていないということは、それぞれの阿賀の里を除く三つの温泉施設につきましては、いわば国体効果だとか、デスティネーションキャンペーンといった県を挙げての事業、こういうことの反映も大きかったんですが、また、途中でレジオネラ菌の被害を受けるなどというようなこともございまして、あのままいけば、それも加えたことで、いわば町の指定管理を超える利益が上がったんだろうと、こんなふうに思っているわけであります。 しかし、いつのときにあっても、こうした自然の条件とかそういうものは変化があるわけでありますから、毎年毎年、突発的なことは予定をしながらも、これを運営していかなければならないというこれは運命であります。これはいわば三セクに限らず民間であっても同じことが言えるわけでありますから、そういうものに遭遇しても動揺することなく運営できるという体制づくりというか、そういう心構えがやはり必要なんだということを皆さんにもお願いしながら、ともかく健全なといいますか、少しでも健全な方向で運営できるようにということで、これまでの株主総会等にもお話を申し上げてきております。 また、一方では、きのうも申し上げましたように、大きな雇用の場でもあるわけでありますし、また、地産地消といいますか、地域の生産物の消費にも大きく役立っているということについては、まさにそういった面での地域貢献といいますか、それは果たしているのではないかと、こう思います。 しかしながら、昨日もご指摘がございましたように、本来であればやはり営業にかかる分ぐらいの施設整備とか、そういうものにたえられる経営をしていくということが本筋であろうと、こう思っているわけであります。これは、やはり永遠のテーマでもありますし、あるいは早急にこれを実現しなければならないテーマでもあろうと、こういうふうな思いでおります。しかし、私の純然たる公設民営という考え方にいささかのぶれもございませんので、できるだけこういうものに進めていきたいと。しかし、今の情勢の中でこの運営形態を見て、おいそれとすぐ私がかわってやってみようかというところまで至っていないというのは、なかなかこの時代を反映しているのかなという思いをいたしております。 阿賀の里につきましては、ようやく軌道に乗りつつあると言っていいと思っておりますし、今の大新東の業務委託契約を、このまま続けていいとは私は思っておりません。こういうところであっても、なおかつやはり民民に戻すということが基本だろうと、こう思って取り組みをしていきたいと思っております。 そういう意味では、つい先日といいますか、先週もそういった関係者の皆さんと懇談をさせていただきまして、協力要請というか、いわばスポンサー要請もお願いをしたりしているわけでありますが、二つ返事というところまで至っておりません。ようやくこの改善が見えてきたということで、その方も、あれだけの施設、まだ私から考えるならば無駄が多いというか、いわばやることは多くあるのではないか。商品的なものもしかりでありますからそういうこともあるが、あれだけの人間が寄る、これはもったいない施設だろうと。やはりもう一考も二考も加えながら、町のシンボル的なものにしていくということは十分可能ではないかというようなお話も聞いて、力強く思ったわけであります。 ぜひ、そういう中でご支援、ご指導もいただきたいというようなお願いもしてまいりましたし、また、そういった方の人脈を通じて、そういう方向性が模索できればいいがなという思いでおります。しかしながら、当面は今の先ほど申し上げました三つの温泉につきまして、施設につきましてはそういう方向を目指しながらも、当面の経営状況を把握しながら、今後を見定めていきたいと、こんなふうに思っているところでございます。 職員の資質向上につきましては、日々そういう思いで特別に私が研修をするというところまでは至っておりませんけれども、これは県の人事事務組合が主催するといいますか、開催するそれぞれ新採用から、初級、中級、上級と、こうした研修が繰り返し行われているわけでありますし、ここではそれぞれの市町村の職員であったり、首長であったり、私もこれに講師として携わらせてもいただきましたけども、そういう方々が交互に公務員としての原理、こういったものについての講義を繰り返しやってきておりますし、私どもも職員につきましては、それぞれの勤務年数等を勘案しながら、交互に出して研修をしているわけでありますから、言われるまでもなく、そういうことは十分に認識していなければならないはずでありますし、しているものというふうに私も思っておりますが、ご指摘をいただく中で、私も何とか職員とのもう少しじかにコミュニケーションをとる時間を持っていきたいというふうな思いをしております。これは実行してまいりたいと、こんなふうに考えております。 最後になりますけれども、情報通報につきましては、昨日もお話をさせていただきました。一方でスクラップ・アンド・ビルドの精神といいますか、これもひとつご理解をいただきたいと、こう思っているわけであります。やはり、新しいものを取り入れて、それになれていただくまでの間というのは、どうしても違和感があるんですね。今までこういうことがあったから、これはぜひ続けていただきたいというのがどうしてもあるわけであります。しかし、またそれを全部否定するものではございませんし、どうしてもこれは必要だなというのはあると思います。ですから、そういうものを十分認識しながら、改めてこれは取り組みをしていきたいと、前向きに取り組みをしていきたいというのがきのうのお話でございますし、特に今ご指摘いただいた地区については、早急に少し検討をしてくれということで指示をいたしておりますので、そういう方向で取り組みをさせていただきたいと、こんなふうに思っているところでございます。 以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) それでは、産業育成に関係してお聞きします。 町長は、雇用状況について町内業者にもいろいろ要請はされているのは事実知っていますが、文書でも各業者さんのほうに回って手紙で来ていました。ただ、やはりこの町内では難しいんです。ということは、計画性がないとできないというところがありまして、例えばこういう時期に、こういう事業をやろうとしたときに、それこそ食品であると地産地消というのがあるんですけれども、地域で生産しているものを地域で使っていただく、発注者側もどこにどういう事業があって、そうしたら雇用の創出ができるのかというところを勉強してほしいんです。 というのは、例えば新たな事業をやろうとしたときに、町の助成金を当てにしている人もいますけれども、それ以外に公共事業にかかわっている人たちの中で対応しようとした場合に、制度がないというのもあるんです。昨日、労働基準監督署とかハローワークだとかに行ったときに、雇用をすると今、町長が言ったような話はあるんですけれども、利用をするときになると枠が決まっていまして、規制があってできないというところがあるんで、その辺を町として私がお願いしたいのは、話としては発注手順を明確にしてもらえば、6月までには7割出しますとか、8割出しますということがあれば準備ができるんです。そういうめどが立つ方向に、9月まで100%もう出してしまうという方向で私はしていただきたいんですが、その辺どうお考えかお聞きします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私も、この3月の補正にそう申し上げていると思うんです。つまり、13カ月予算だと、切れ間のない執行をしていこうということで取り組んでいるわけであります。ただ、補助事業であったり、交付金事業であったりしますと、この交付決定を受けてということもあるわけです。そういうことでおくれたということも一つありますが、しかし、繰越事業については継続でありますから、そういう部分については早期発注というのが可能なわけであります。それが一つのつなぎでありますから、そういう中で、より以上にスピードアップをして、9月ぐらいまでには100%出せるような、これは言うべくして難しいんです。むしろ私よりもおわかりでしょうけれども、少なくとも公設に係るようなそういうことになって、工事がおくれるということのないようにだけはするということが前提にあって、もう少しやはり計画的な発注ができるはずでありますから、これはこの先ちゃんと指導をしていきたいと。今、ご質問のような趣旨を踏まえてやっていきたいと、こう思っております。 ただ、公共事業、私はこれは少し離れますけれども、公共事業頼みでなかなか地域振興というのは、皆さん一番ご存じでしょうけれども、これからの時代、やはり2割、3割とカットをされていく中で、やはり起こす業ですね、業を起こすことの支援というか、そういう手順というものも主導をしていく必要があるのではないか。どういうことができるかですけれども、一方では農業なんかもそうですが、農業の担い手には農業に携わりたいという方が非常に多いと聞いておりますし、事実そうなんです。若い人でも携われるということでありますから、そういうことがかなえられるような手順というものは、私どものほうが、行政のほうがこれを主導していくと、誘導していく方向をやはりつくっていく必要があるのではないかというふうに思っておりますから、これはぜひやっていきたいと、取り組みをしていきたいと、こう思っております。 そんなことで今、これから発注手順、発注計画というものはしっかりと立てていきたいと、そしてまた、これはそうかといって入札でもありますから、必ずしも皆さんのところに行くわけではありませんけれども、計画さえわかれば、その対応ができるということでしょうから、そういう手順は踏んでまいりたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。
    ◆9番(斎藤秀雄君) 計画はしっかり、今、町長は一生懸命やられるということですから理解をさせていただきます。 次に、バイオマスタウンの関係なんですけれども、今の工事発注と関連してくるのです。起業、起こす業ですね、それをやろうとするときにシフト、異業種に転換しようとしたときも、ここにも業界の皆さんはいろいろ動こうとしているわけです。それと、一般の民間の人たちもそういうところをあてにして期待しているところもありますし、再三、森林組合の方々も、森林組合ではなくて、各地区の森林組合の会計上、自分たちの持っている山をどうするかというところもあるので、その辺も含めてシフトしようといったときに、ある程度の町の対応が見えてこないと、説明がないとわからないというところがあります。 それで、バイオマスタウン構想は、ネットなり何なりで皆さんのところにいろいろな書類が出ていますが、実際に町としてどう取り組むのかという姿勢が、いまだ見えてこないところがある。私らも勉強不足なところはあると思いますが、この点を逐次いずれかの機会にやっていただきたいという、企画課のほうの対応になるかと思いますが、対応していただきたいと思います。これは答弁は要りません。必ずやらなければならないことでありますから。 それで、次の三セクの関係なんですが、奥阿賀観光だとか、上川温泉、ホテルみかわ、阿賀の里も総じて言えることは、町長は先ほど雇用の大事なところだというのはわかるんです。ところが実際の内容を見ますと、役員報酬をカットしているのは、これは経営責任ですからいいんです。人事を正職員からパートにすべて切りかえて、人件費削減で黒字にしているんです、昨年の決算書を見ますと。ここが問題なんです。本来であれば正職員の給料カット、正職のままでいて給料カットだったら、お互いのコンセンサスの中での対応なんですけれども、人事を減らしているんです。そしてパートの人材をふやしたんです。どっちがいいかということです。 今、国では派遣法の中で、正職員にしなさいというのが主眼ですから、町としてもその辺の対応、三セクについては対応させるべく努力をして、公設企業で民営に持っていきなさいと指定管理料を出しているわけですから、その辺についてどう町長はお考えか、その点、手短にお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これは1カ所だけでしょう、そういうことは。いや、そうではないね。ですから、人員削減はある程度しようがないんです。でも、いわばその施設によっては人員削減しないで、給与カットといいますか、給与を削減すると。しかし、これは年度末に成績によって決算報酬といいますか、そういうことである程度カバーをしてきた。でも、こうしなければ、黒字を出すためにやるのではなくて、この運営を継続していくためにはこういうことも必要なんだと。早い話が、倒産するのがいいのか、職場を確保するのがいいのかということで、苦渋の決断の上でやったということはあるんです。そういう形でもってやったところも一つはあるわけです。 それから、おっしゃるとおり、いわば所得、収入分散という形で、より多くの皆さんが働けるようにするという精神が、一つはあったかどうかこれは別ですけれども、そういう方向になってしまっている部分も確かにあろうかと思います。これは施設はまた別です。今は、一つ一つ申し上げませんけれども。一つ言えるのは、阿賀の里だけははっきりして、丸ごと大新東への業務委託という形になったわけでありますから、ここはパートにする。基本的なものはほとんど変わっていないと思うんです。それで、必要な人員確保だけをして、そしてその上で、パートで対応しているというのが現状であります。ですから、将来的に全部を正規雇用にしていくというのは難しいでしょうけれども、ある程度固定した人数は確保して、その上でパートを採用していくと。 パートにしても、パートのほうがいいという方もいらっしゃるわけですから、必ずしも利益を上げるためにばかりではなくて、当然それは経営改善という立場からは、本当に無駄なとは申し上げませんけれども、必要な人数の確保と、そしてパートで対応すべきものはパートでという形で対応していくというのは、これはある程度やむを得ないのではないかと思いますけれども、今のおっしゃるような方向性としては、できるだけ安定した雇用ということが一番望まれるわけでありますから、むしろそのことをどうこれから対応していくのかということについては課題でしょうから、これはひとつ勉強をさせていただくということになろうかと思います。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 町長と私の認識の違いがあるかと思いますので、この点多分かみ合わないと思うんです。これは再度、全員協議会がありますので、その中で当事者は出席しますのでお聞きしますが、一つは管理業務を委託された中で、いろいろな施設整備をされますよね。指定管理料以外に出して、各地域の整備を観光部門と絡めた中で。というのは、一つは今、予算書、私は予算委員長だったものですから、ちょっと聞けなかったんですけれども、実際に予算をつけてそこで事業を実施するときに、今、予算取りは企画観光課で取ります。そうしますと、それを再配当します。 再配当という言い方は悪いのかもしれませんが、各支所、建設課もそうなんですけれども、すべての事業が各支所で事業をしたときの報告体制を、町長はどう考えているのかがあるんです。ここで本庁の課長さんたちに、三川支所、上川支所、鹿瀬支所の動きはどうですかと聞いたときに即答できないんです。リアルタイムで即答してほしい点があるのに、支所に聞いてからのフィードバックになってしまうんです。 これを例えば、庁議は月1回はありますね。各課の庁議を日々やっていただきたいと思うんですが、その点、3点目の職員の資質のところにも上がっていくんです。ということは、日々そういう形をとっていれば、常に、どこかで、だれかがチェックできるんです。服装の乱れであろうと、言葉の乱れであろうと、人と接することによって、3点目の職員の資質も上がるんで、今のセクターの運営の観光部門、建設部門、民生部門も含めた中で、町長はどうお考えかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 将来的に、これは統一していくということは以前に猪俣議員さんでしたか、お話がございました。つまり、予算の統括をどこでやるかということですが、今現在は、これは私は機能的にやらせるには、再配当と言っておりますが、その管理部門、ここの部門については、やはり支所が今一番身近なところでやっているわけですから、適切にこの執行ができるわけです。早期の発注もできるわけです、物によっては違う場合もありましょうけれども。ですから、今この過渡期は、少しそういうふうな目で見ていただきたいと、こう思っているんです。 当然、支所機能というのは、将来にわたってもこのままで行くはずはないわけです。職員の数からしても、これはこれからの後期5年の間に、いわば行革大綱の中にこれを盛り込んでいくべく、今準備を進めているわけです。そうすると、今、支所機能がむしろ大きくしたというのは、当初ばさっとやられてしまったということが周辺を衰退させた。つまり、旧役所の周辺を衰退させたということより、そのほかに要するに支所へ行っても用が足りないという部分が非常に多かった。支所がむしろ、ここで支所へ行って、支所で完結しない。これは本所のほうですからといってやられてしまったということが、非常に不評を買ったわけです。 つまり区長さん、いわば地域の活性化なり何なりという振興なりを本当に取り仕切っていただいている区長さん方からすれば、歯がゆかったわけであります。そういうことでとりあえず、とりあえずというか、かつてのような戻し方にはならなかったわけですが、支所機能を強化しますということで今やったわけでありますから、むしろ即対応できる体制をとったということでご理解をいただきたいと思いますが、将来にわたっては、おっしゃるとおりきちっとやはりもとで抑えなければならない。つまり、もとでというか本課で抑えて、支所は支所としての機能にしていくと、将来的にですね。 これは何が大事かというと、今でもできないことはないんです。いわば窓口業務と言われる部分と、そして地域の区長さんなり地域の皆さんが、地域のことについてこうこうだとお願いに行ったときに、これをそこで予算の配当とか、事業をすぐ執行する体制でなくてもいいんです。ちゃんとそれを受けとめて、いつまでにこれはちゃんとこういうふうな方向でやりますというやりとりができる体制ができればいいわけですから、これは将来的に十分対応していく。それがまた私から言うと、今、斎藤議員さんがおっしゃるように、職員の資質にもかかってくるということだろうと、こう思っておりますので、この辺では私は一致しているのではないかと思います。 しかし、どちらもこういう、観光予算であれば観光の部分について、本庁本課も支所も知っているということが当たり前のことでありますから、こういうやはり打ち合わせ連絡というものは、もっと連携を密にするということには、いささかも斎藤議員さんと違うところはございませんので、今後のひとつ対応にさせていただきたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 職員の資質のところに入りますけれども、今、町長、支所機能の問題はこれからの話ですから、それは飛ばさせていただくんですけれども、日々の連絡体制ですね。これが職員の職務規定の第3条で、勤務の公共性を認識し、町民全体の奉仕者として公共の利益のため、民主的かつ能率的職務の遂行に専念しなければならないとうたっているんです。実際に、そういうふうな体制づくりがされているのかというところがあったので、規律の研修はどうされているのかということをお聞きしたので、この第3条を本当に皆さんが理解されていたのかというところがあるんで、町民全体の奉仕者なんです、職員は。 支所でわかっていて、だれもわからない。例えば、町長は存じ上げていたとしても、副町長が知らないというようなことがあってはならないと思うんです。だれかが、どこかで、聞かれたときに答えられる体制づくりをしてほしいということで、職員の資質向上を質問させてもらいましたので、その点について町長、再度、町民全体の奉仕者なんだというところを強く述べていただきたいんですが。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これはもう採用時に宣誓をしているわけです。町民だけではない、日本国民の一人としてやっているわけですから十分承知しているはずです。しかも今、採用試験、今、採用される皆さんは上級で入ってきている方が多いわけでありますから、宣誓をしなかった人は数少ないだろうと思います。改めて、その辺は宣誓をしている方に職務をされて、十分私はやっているものと思っておりますが、改めてこの辺は徹底したいと、こう思います。 私はやはり、先ほども申し上げました、支所においてもそういうことが言われてきたということは、本当にそういう部分で決して悪い意味ではないんですが、欠けていたという部分があるんだろうと、こう思っております。改めてこの服務規程といいますか、そういうものが徹底されるように、再度、各それぞれの担当職員を統括する皆さんに徹底していきたい。そして、それが末端まで徹底するように努めていきたいと、こう思います。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) もう一つ、第4条があるんです。常に品位を保持しというのがあるんです。親切かつ丁寧にということです。これは今、議員の皆さん、後ろの方々も言われたように、我々も自問自答しているんです。自分が本当にその任に即しているのかどうか、適しているのかどうか。ここらも皆さんとともに町民に対しての対応をしていきたいというふうに私は思っています。そして、民間ですと朝礼等で、会社であれば業務指針を朗読すると。安全行動をどうするとかやられるんですけれども、こういう場ですから、ないとは思いますけれども、やはり行動する場合には復命書等もあるわけですから、きちっとした対応をしていただきたいと思います。 そして、広報ネットについては、波田野議員の質問の中で町長は、私にも先ほど答弁の中で対応していきたいというふうな話でありますけれども、ただ1点は、連休明けですね。大牧地区で10平米ばかりの火災があったときに、一番直近にいられる大牧の分団の方が、どこで、どう火災になったのかが掌握し切れない事態があったということなんです。その場合に、消防屯所にはそういう広報がありませんから、無線同士でやり繰りして出動されたんだと思いますけれども、事例として、そういうことがあったということを皆さんでもう一回掌握していただきたいと思うんです。 そして、その時点では10平米くらいですから、大した火の手も上がらない。ただ、煙が上がって、通報が上がって、出て、出動されて、大火にはならなくて済んだんですけれども、外部広報がないためにちょっと連絡不徹底があったということで、何かいい方法がないのかなということでの情報ネットにスピーカーをつけられないのかどうかというところがありました。そして、そのときに区長さんもいられたんですけれども、区長さんは自分のところに、自宅にいれば、入ってきたからすぐ現場へ行くんですけれども、集まってきた、外に働いて、草刈り等をしていた人たちが招集がかかって出ていった場合の体制がちょっととれなかったというのが、津川地区だと第3分団になりますか、そこであったという事例があったので、たまたま私もその場に行かせてもらったので、それがわかったんですけれども、何かいい方法がないのかなというところがあって、質問させてもらっています。これは企画課長にもお願いはしてきて、この3点についてはいろいろ検討をしていると。 それから、公園等の時報については、寄附してもいいから、区で費用を出してもいいから設置させてもらいたいというような話も、何件か私の耳には入ったんですけれども、それはまず町と協議してからだという話はさせてもらったんですけれども、町としての対応がそれに対して助成ができるのかどうか、その1点だけお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今、助成で考えているんではないんです。これは本当に必要な部分については町が設置しようと。しかし、管理は地域でやっていただくということです。そういうようなことで考えたわけですが、今のお話はまたちょっと私も初めて聞きますので、その辺は他の地域でも出てくるかもしれません。そういうことも踏まえながら、それはそれぞれの地域活動の中で、ひとつ対応していただけるようなことになれば一番いいのかなと。 これはやはり地域の皆さんは地域力を持ってつくるということは、非常に大事なことだと思うんです。これはサイレン、あるいはそういう時報のみならず、そういうことをやることが先般、清田議員さんからもお話がございましたようなことにつながっていくのではないかと。要するに助け合いであったり、お互いの見守りであったりということにもつながっていくだろうと、こう思いますので、ぜひこういうことを含めて、こういう機会をとらえて、そういうことが徹底できるように、区長さん等を通じてまたお願いしていくことが肝要かなと、こう思っております。そんなことで、ひとつさせていただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 私も質問事項が多いものですから、時間がだんだんないので、最後に、これからの阿賀町のあり方というものが問われている時期だと思うんです。この10月の国勢調査で、人は減っています。最後に、職員の皆さんが住居を構えるのは自由なんです。ところが、これだけはお願いしたいのは、ほかの外部の人には私は住所を持ってこいというのは常々言っているんですけれども、職員の皆さんにはお願いはしているんですけれども、なかなか転出者が多くて、出ていくばっかりで、地元にいながら地元にいないという人たちが多いので、これを何かいい方法はないかなと。それで職務規定の話をさせてもらったんです。 親切かつ丁寧というところがどうしてもあるんで、町長、何かいい方法といいますか、私は強制的にも住所を持っていくなと、各課の課長さん、管理職の皆さんは、そういう強い話をされて、最後にその責任は町長がとるんだという話ができませんか。これだけ聞いて、私の質問を終わります。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 責任をとることには一向差し支えございませんけれども、そこまではできないんだろうと思います。しかし、これは言わずもがななんです、こういうことは。しかし、やはりそれぞれの家庭の事情があったりでということなんだろうと思われますし、またいろいろな事情、それぞれ聞くとそんなようなところがあるのかなと。かつて、団地をつくったときに、家庭を壊すのかと言われたくらい、いわゆる親元から離れて独立してしまうと、そういうようなことまで言われたんですが、これはある意味では時代的なものもあるのかなと、こう思わざるを得ないところがありますが、少なくともやはり自分がここに勤務をし、公務員として住民の奉仕者であるということを念頭に考えれば、おのずとそういう部分は出てくるのかなと、こう思われますので、やんわりとそれは啓蒙していきたいと。私も、実を言うと先生方であったり、よそから来ている公務員の皆さんそういう方に「おまえのところはどうだ」と言われながらも、ぜひ住所はこちらにというお話をさせていただいているんです。 国勢調査はまさにそのとおりで、事業所に対しても、できるだけその期間には大勢ひとつ作業員がこちらにお出でいただくようにお願いしますと言ってきたのも事実でございますから、そういうことは念頭に置きながら、今後対応といいますか、取り組みをさせていただきたいと、こう思っております。そんなことでご理解いただければと、こう思います。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 職務規定をよく読んで、職員の皆さんは住所をここに置くという信念を持って、町民の奉仕者として、私らもいろいろな行動をしていきますので、ご協力とお互いに切磋琢磨していきたいと思いますので、職員の皆さんは住所をここに必ず置くということの方針を示していただきたいということで、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(遠藤信也君) 以上で9番、斎藤秀雄君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △渡部英夫君 ○議長(遠藤信也君) 次に、7番、渡部英夫君。          〔7番 渡部英夫君登壇〕 ◆7番(渡部英夫君) 渡部です。よろしくお願いします。 通告に基づきまして、阿賀町総合計画後期基本計画について、お尋ねをします。 平成17年度から21年度までの前期基本計画が5カ年を経過し、22年からの後期基本計画を策定されましたが、私は、前期計画についても質問するつもりでおったんですが、昨日の同僚、小池隆晴議員が質問をし、回答を得ておりますので、それは省かせていただきたいと思います。これから5カ年の後期基本計画において、どの部分を最優先して取り組んでいかれるのか、お尋ねをします。お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、渡部議員さんにお答えを申し上げてまいりますが、いわば後期計画に盛られた部分につきましては、前期5カ年で果たし得なかった部分、こういった部分も多分に盛り込まれているわけでありますから、こうした残された部分というものも、重点的にひとつやっていきたいと、こう思いますが、いずれにいたしましても、基本理念に基づく「豊かな自然・かがやく文化・みんなで築く安心のまち」というものが一つの基本理念でありますから、この内容にやはり沿ったもの、これを受け継いで策定をいたしております。 しかも新庁建設計画では現実を重視しながら、旧町村の計画も尊重し、新町阿賀町としての夢や希望のある内容も包含したものでありますので、その中で昨日も申し上げましたように、いろいろな教育環境、あるいは情報ネットワーク、斎場、道路、上下水道等の生活の基盤となる事業を積極的に推進してきたところでもあります。また、ソフト面を含めてのスクールバスとか福祉バス等の一元管理とかこういったもの、そして、定住促進、医療体制の充実というようなことで取り組んできたわけでありますが、何といってもやはりこの過疎という現実、そして住民の雇用といいますか、安定した生活、所得の向上というようなことがまだ残っていますといいますか、これは本当に永遠のテーマになろうかと思いますが、やはりそういったことからすれば、ハード的なものに関しましては、私も余り箱物をつくるということではなくて、いわばソフトとハードの中間に属するといいますか、そういうものを兼ね備えたようなもので充実させていかなければならないということであります。 ということになりますと、やはりいろいろな前期で取り組んできたものを充実させていく、その活用というものを充実させていく。なかんずく情報ネットワークの効率的な運用だとか、そういったものを充実させていくということが一番大事になってくるかなと、こう思いますが、何といってもやはり今の現状からすれば、人口の減少、少子高齢化が進んできているということ、これとあわせて高齢化が進んでいる中で、安心して暮らし続けることができるということになれば、健康、そして医療の体制の充実というのが、さらに一層努めていかなければならないというふうに思っておりますし、人口減少に対応するには定住促進というようなもの、定住促進ということになれば、やはりここで雇用の場の確保、そして所得の向上というようなことを重点的に対応していかなければならないのではないかというふうに思います。 それは、なかんずく後継者対策であったり、各種の産業集落等維持のあらゆる分野にいろいろな問題があるわけでありますから、これに少しでも活気を取り戻していくと、子供から高齢者まで、安心・安全にいつまでもここで暮らし続けていくことができる、いつまでも元気で頑張ろうという、そうした精神というものを持って対応していくことが必要であろうと、こういうふうに思っております。 そういうことから、後期では先ほども申し上げましたように、前期で果たし得なかったものを補完するとともに、時代に即したものを重点に、余り総花的にならないようにということで、後期5年間で実施しなければならないもの、実施するものというものに絞って策定をしたつもりであります。そして、町民一人一人が健康で安全・安心に生活するための施策に重点を置いて、取り組みをしてまいりたいということでございます。 従前の事業に加えまして、乳児保育等に対する保育園の整備、子供のときからの保健とスポーツを連携させた健康づくりの推進、高齢者がいつまでも元気で生活を送っていただけるような新たなふれあいづくり支援というようなもの、そして、すべての町立小・中学校の耐震化大規模改修が本年度で完了するように進めておりますので、そういうことを含めて進めているわけでありますが、高齢化が進み、住みなれた集落で今までどおりの生活を続けるには、やはり雪処理等々が年々大変になってくると。集落の皆さんとの対話を継続いたしまして、保健師を派遣するなどして健康のチェック、さまざまな相談相手になるなど、きめ細やかな集落対策を進めていかなければならないというふうに思っているところでございます。 また、先ほど来ずっとお話が出ております阿賀町90数%の森林の再生といいますか、木材価格の低迷、高齢化等の要因から山が荒れてきていると。計画的に森林整備を促進しまして、間伐材を利用した木質ペレット等の生産、まずは町内で消費する木質バイオマスの地産地消のサイクルを構築いたしまして、新たな産業と雇用の創出も図っていきたいというふうに考えているところでございますし、年度ごとの主要事業につきましては、実施計画ということで改めて策定しておりますけれども、これらに基づきまして生活に密着した密接な事業につきましては、引き続き積極的に進めてまいりたいと。そして、町民の皆様の声に耳を傾けながら、協働のまちづくりを着実に推進していきたいというふうに考えているところであります。そんなことで、ちょっと焦点が大きくなり過ぎたかもしれませんけれども、そういう形でもって、今後の後期の基本計画の推進をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 理念をお聞かせいただき、ありがとうございました。 そこで、私は、後期計画の中で私なりに読み解いてみたのでありますが、疑問の部分や、施策実行において整合がとれていない部分があるのではないかという感じを持った部分もございますので、後期基本計画のページに沿って、質問をさせていただきたいと思います。 まず、ページだけ申し上げます。1ページ、3ページ、18ページ、32ページ、33ページ、34ページ、41ページということで、非常につたないお話になってしまうかと思うんですが、お聞かせいただければ、私も議員なりにまたそれを勉強してみたいと思います。 それでは、よろしくお願いします。 まず、1ページ目の自然環境の保全と活用の中で、施策なんでありますが、治山治水、河川等の整備ということで、常浪川ダムの早期着工を働きかけるということでうたわれておりますが、今、国の政権は民主党政権でございます。民主党政権は、コンクリートから人へという理念を掲げて、ダムについては非常に大きな見直しをかけているわけでありますが、早期着工を働きかけていくということであれば、その方向性をどういう形で迫っていくのか、この部分をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) おっしゃるようにコンクリートから人へということでありますが、最近はコンクリートから人へも、この参議院においては取れたようでありますが、理念的には同じなんでしょうけれども、そういうことでありますけれども、この常浪ダムの早期着工につきましては、これは相変わらず私は従来どおり迫っていきたいと、これは県の補助ダムですから。 しかしながら、これは昨年、新潟県内4ダムあるわけでございますが、国が事業の半額を補助するというものです。四つのダムのうちで一番進捗というか、進捗なんでしょうね、常浪ダムが一番進捗しているわけです。既に昨年の段階、1月の段階で118億円、32%の進捗になっているわけですから。そういうことでもありますし、この7月ぐらいまでに国から県のほうに検証しなさいというようなこと、国も当然補助ダムの検証ということをやるんだそうですけれども、そういうお話があったわけです。 また、県のほうでも22年度予算につきましては、従来どおり予算措置をして取り組んでいくんだという方向なんです。22年度は即資で3,900万円ほどの予算がついているんです。そういう方向でありますし、まだ、これはやめるともやめないとも言われていないわけでありますから、地域の皆さんについては当然それができるものとして、これまで取り組んできたわけでありますし、県道整備も終わっているというか、進められているわけでありますし、あのダムがあってこそ、あの地域の皆さんが大きな夢を描いたわけでありますから、それを私はこれまでも訴えてきているわけです。 ですから、これがはっきりするまでは、その方向性が示されるまでは、やはり県当局には、ぜひ四つのうちの一番最初にしてほしいというようなことで進めてまいりたいと、こう思っているのです。そういうことを地域の皆さんにもそれは認識していただきたいと、認識というか、地域の皆さんもあきらめないで一緒にやっていきたいと、こう思っているんです。そういうことでの早期着工という意味で、今期も盛り込ませていただいたということであります。そういうことで、ひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 町長の意気込み、それから地域住民の皆さんの待望論、ここについては私も同感でございますので、一生懸命ひとつ励んでいただきたいと、こう思います。 それから、3ページ目でございますが、3ページにつきましては、施策の中で児童公園の整備ということで、安心して遊べ、情報交換の場となる児童公園を整備する、これは全く理念はそのとおりだと思います。そこで、先般、かつて私が一般質問の中で取り上げさせていただきました、あが野ニュータウン内の公園の件でございます。公園は、雑木林を非常にきれいにササの葉まで取っていただいて、子供たちが木に触れる、虫とりができるということで大変喜ばれているわけでありますが、そこで、もう一つ、あの地区では、道路で自転車遊びをしておって、非常に不幸な事故がありまして1人お亡くなりになっているんです。その辺のことを考えますと、今、芝生を張った公園がありますけれども、隣に。それで、あの広場をやはり平らにして、あそこの場所を子供たちの自由に遊べる場、それを整備してやったらいいんではないかと、私は常々あそこを通るたびにそう思っています。 ただ、金もかかる話ですから、金をかけない方法もいろいろあろうかと思いますが、私は建設課の事業の中で出る残土をあそこへ運び込んで、平らにならして、その上で公園、公園でないという話もあるかもわかりませんが、それなりに子供たちが安心して遊べる場、ボール遊びなり、自転車遊びなりを、交通に気兼ねをせず遊べる場所をつくる方法もあるんではないかと、こういうことで考えておりますが、ぜひその辺の検討をお願いしたいと、そう思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) あれは公園ではないんです。おっしゃるとおり、あれは土捨て場だったんです。非常にあれでは見ばえが悪いだろうということで、あれをある程度山なりに直して、大岩線の道路工事の際にできたところですから、そして、そのままではなかなかうまくないでしょうから芝を張って、そして、周りに木を植えたと思うんですけれども、冒険広場でも、上から転がってきてもいいじゃないかというようなことができるようなことで、公園ではないけれども、そんな形でもって整備をしたというより、いわば余り見ばえの悪いままにはしておけないだろうということで、ああいうふうな形にしたと。同時に、雑木林を、わかば保育園ができて、子供たちが自然に親しむ、虫に親しむ、そういうことができる場所ということで、鳥の巣箱や何かもあそこに配置できるようにということで、あれを整備したわけであります。 公園の関係につきましては、入り口の保全が先のところにつくって、ご指摘いただいたようにむしろあそこのところのほうが、不審者が入ったりするというようなこと、あるいは貯水ダムみたいなのがあるので、危険だからということで、そういう防護さくということで、むしろご指摘をいただき、そういうことをやったところと思っております。 あわせて、集会施設があります。あの下の段に子供たちが遊ぶ場所ということで、あそこにとりあえずの整備をさせていただいたというのが、あれが公園ではないけれども、団地の皆さんがあそこで交流会ができるような形にということで、当時やったと思っております。 そういうことからしますと、あれはほうっておいたのではなくて、そういう趣旨の部分があるということでひとつ認識をいただければと思っておりますが、おっしゃるところはよく、一番子供のいるところですから、そういう意味では何らかの形で公園整備というのは、あるいはもう少し集会施設のある、あそこの広場で足りるものであるならば、ああいうところの整備も必要ではないかなと、こんなふうに思っております。 あわせて、もう少し手入れをして本来、こちらが今のおっしゃる場所です。あそこはもう少し手入れをして、本当に子供たちが転げ回れるというようなことができるのかどうか、再度検討するにやぶさかではございません。そういうことで思っておりますが、ここで言う公園というのは、町全体においてやはり小規模公園が必要な箇所があるわけです。子供たちがそれぞれに遊べる場所ということが要望されている場所もありますので、逐次そういうものに対応していこうではないかということでありますので、その辺はひとつご理解いただきたいと、こう思います。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 物の考え方は、従来からのお話のとおりでございますが、何せ、南と北に分かれておって、北のほうは集会施設もあって、今、町長が言われるように子供たちが遊べる広場というような形をとっているようでありますが、こういうことにしております。学童保育、学校から家庭に帰らないで学童保育に参加している子供たちと、地元の北団地の子供たち、これが一緒になってという話になりますと、ちょっと支障があるということでお断りになられている部分があるみたいです。 だから、そういう北と南ではとにかく離れていますので、それを自転車に乗って遊びに行けとかと言ったって、これまた危険をむしろ増幅するようなものでありますから、私が言っているあの場所は、とにかく今あいているということであれば、どうしても子供が転げ歩くというような、じめじめしておって、子供が転げて遊べるような場所ではないという認識。私は、ちょくちょくあそこまで散歩方々歩くんですけれども、ちょっと今、町長もおっしゃっているような乾いた場所はないなと、子供が転げて遊べるような場所ではないなと。 ということは、一番高いところに道路がありまして、道路の側溝があるわけですけれども、山水が側溝に流れ込んできて、それが漏れてじめじめしているというケースがあると思いますが、その辺は再度現地の確認の上で、地元の子供たちが交通事故に遭わないような方策をあそこでとれるものであれば、ぜひお願いをしておきたいと、こう思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 学童保育も一番最初に、あそこの集会施設に学童保育は、真ん中だからということであそこに始めたわけです。当時、今ほど北のほうはいなかったのか、そんなこともございましてとったということです。区長さんも1人なんです、北は。そういうことであそこは一帯なんです。ですから、北と南が仲が悪いとかそんなことはありません。私はそう思っております。そんなことではありませんから。 ただ、おっしゃるようにじめじめしているのは前からそうなんです。確かにじめじめというか、水はけが悪いというか、そういうこともございました。ですから、そういうことを含めて少し勉強させていただきたいと、こう思っております。また、地域の皆さんともかつてはあそこで、ふだんいらっしゃらない方が多いんです、北も南も。そして、北も南も1年に1回は全員が寄っていただいて、そして、交流会をやるということをよくやっていたんですが、最近、ちょっと私もごぶさたいたしておりますので、また、その辺のところもよく拝聴しながら対応というか、勉強させていただきたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) それは、よろしくひとつ検討の上で、区長さん等との意見交換もしながら、ぜひお願いをしていきたいと、こう思います。 それから、18ページです。18ページにつきましては、基本方針の中で各観光地の魅力、観光の振興という中項目の中で、各観光地の魅力を引き出し云々と、こう書いておりますが、私はここの部分がちょっとやはり整合がとれていない部分かなと。ということは、町の行政そのものが、これならこれ、これならこれというような紋切り型で動いているのではなくて、すべてが関連をしている。関連をしながら、行政が行われているという認識があるもんですからあえて言うのでありますが、各観光地の魅力を引き出しとあるわけです。阿賀町総合計画でうたっていることと、現実施策に何かギャップがあるような気がします。 というのは、一例を挙げてみますと、阿賀町の代表的な観光地である麒麟山温泉のグレードが下がるような施策が今進めてられているのではないかと。先般の予算審査の中でも問題がありました。そういうことで、私は消防署の移転についてを取り上げているのであります。旧鹿瀬中学校へ移転されるとなれば、救急車等の緊急車両が、時間を選ばずに、夜、昼選ばず走行することが考えられるわけですが、これは静かで景色がいいということで来町し、また、泊まっていただける県外の方々にとっては、この旅館の前を救急車がピーポー、ピーポー鳴らしながら走るということについて、いずれは耐えられなくなるのではないかと。そういうことになりますと、せっかくついているお客さんも離れていくのではないかと、こんな心配をしているのであります。 これは私のみではなく、そう思っている方が大勢いると思うんですが、この問題に関しては麒麟山温泉の方々等も大変心配しておるわけでありますが、その方々との話し合い等はお持ちになって、結果としてこれでいいやということになったんでしょうか、その辺を聞かせてください。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私は、温泉地を救急車が通って魅力を損なうなんていうことは聞いたことはありません。そんなことはないと思います。これはあれでしょう、選挙カーでもそういうところへ行ったら音を静めるとか、そういうことは十分やるわけですから、そんなことはないでしょう。温泉旅館のあるところへ救急車は行きませんか、行くでしょう。そういうこともあるわけです。 しかし、それは別にして、今、消防署の移転と観光地の魅力の引き出し云々については、これはちょっと違う話だろうと、こう思います。私はそう思っております。また、消防署の関係については、十分また皆さんとご審議をいただくと、ご検討いただくということにしておりますので、その辺はぜひひとつ、そういうことでの認識をしていただきたいし、また、地域の皆さんとも当然そういう話も、こういうことがありますよ、しかし、この部分にはこうですよという話は、いずれやらなければならないだろうと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 町長とは大分遠い認識があるように思いますが、温泉地に救急車が行かないかという話も、毎日そこの前を例えば夜なら夜、2回も3回もそこを走るというケースが出てきた場合、本当にその場所を選んだことがいいことだったのか。できてしまったら、仕方がない話なので、事前に心配をしているから申し上げているわけなので、全くその心配がないんだということであれば、私はちょっと認識が違います。 それで、ある旅館の皆さん方と話したんですが、旧鹿瀬中学校へ消防署が移ったにしても、大杉のあたりからトンネルへ入るまではピーポー、ピーポーはとめるし、そういう心配はないんではないかという話をどなたかからされたと。町の職員という話ではないですが、そういうお話だったので、そうかなと。国道を走るのに、それを本当に鳴らさないで走るなんていうことになれば、事故でもあったときには全責任が町へかぶってしまうわけだが、そんなことは可能なのかということで私は考えてみたんですけれども、その辺の認識はいかがでございましょうか。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私は、そういうお話が旅館の方で、サイレンというか、そういうものを鳴らしながら通るというのは、うるさいことにもなるのかなと言っておられるという話は聞いております。聞いておりますから、それは認識しております。そういう中でこれからの話でしょうと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) これからの話で結構なんでございますが、国道を救急車なり消防車なりが走るときに、音量を抑えてとか、とめて走るというようなことを私はできないと思っていますけれども、その辺の認識はどうでしょうか。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 緊急速度をもって走る場合は、当然鳴らさなければならないでしょうね。しかし、それはあそこの速度は何キロだか、40キロぐらいでしょうね。ですから、私はそれとそこがどうだということを申し上げているんではないんです。緊急をもって走る、緊急速度で走るときに、それはとめて走るんだなんて言っているんではないんです。ですから、そういうかげんもできることはあり得るんだということだけで話をしているんであって、今、消防署の移転をここで論じている話ではございませんので、それは十分認識をしながら、これからの対応でなかろうかと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 当然、議会でも、執行に当たっては十分議会側と協議をしながらという1項目がございますので、それはそのときに譲るということにしまして、次は32ページでございます。 道路の集落道の維持、雪や災害に強いまちづくりという項目の中で、施策として道路除雪、各集落における主要道の無雪化を図ると、これは全くそのとおりであると思いますが、これは無雪化もさることながら、スリップ防止も考えていただきたい、こういうことございますので、全町よく調査の上、必要のある場所については、できるだけ早い手当てをお願いをしたい、こういうことを考えているのでありますが、お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これは昨日も宮川議員さんから、目配りのきいた優しいまちづくりということの中で、除雪体制の問題もお話がございましたように、できる限り地域の、いわゆる町道でない部分もあるわけでございますので、そういう部分の除雪というのが一番至難なところでありますから、それとまた点在しているところの除雪といいますか、道路、交通に支障のない除雪をするということだろうと、こう思いますが、そういうことに対しての目配りだろうということでありますから、これはすべて一遍に解決はできないにしても、おっしゃるとおり、まず一番危険な箇所といいますか、そういうものを抱える部分を、融雪であってもいいわけですし、あるいは小型の除雪を配置するというようなことを含めて、本当に大事なことだろうと、こう思いますの、これをここに載せているということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 今、私はページを間違えましたが、33ページに道路整備の推進という中で、国県道の整備、磐越自動車道の4車線化、スマートインターチェンジ整備は、広域的に連携し早期着工を働きかけるということになっています。以前から阿賀野川サービスエリアへスマートインターチェンジを整備していただきたいという希望を申し上げておったわけでありますが、ようやくここへ来てスマートインターチェンジの項目が出てまいりました。 これらの実現を図ろうとしたときに、先ほど定住問題が出ておりましたが、阿賀町に定住しながら新潟へも通勤が非常に便利になり、利便性が図られるということで、むしろ早くにこれをやるべきではないかと、私はそう思っております。 その副産物として、阿賀の里の問題も出てきますが、49号線しかなかったころの阿賀の里については、非常に多くの車も来ていましたし、大勢の皆さんが群れておりました。ところが、高速道路ができた段階で、ぱたっとお客さんが入らなくなった。これははっきりしているんだと思うんです。そういう意味からしても、このスマートインター整備については、町として最優先に取り組むべき課題ではないのかなと、こういう感じを持ったわけでありますが、お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これはおっしゃるとおり、前にもご質問いただいたと思うんですが、続けているんです。スマートインターの促進については続けているんですから、ひとつそのようにまた皆さんからも応援していただきたいと、こう思いますし、4車線化についても、この間も東日本道路会社にお願いしてきたばかりであります。 スマートインターについては、政権交代前です。当時の新潟国道事務所長さんは、非常に力を入れてくれまして、これならばと思って促進方をお願いしてきた経緯があるんです。同時にこの4車線化です。ところが、ここへ来てやはり交通量なんです。交通量は問題ないんだというお話でしたので、それよりも要するに地域の熱意と、そして、予測ですね、利用予測というか、今おっしゃるようにあそこにはゴルフ場もありますし、阿賀の里はもちろんですし、それから、通勤には三川インターよりも、あそこから上るほうが利用が増すだろうというようなことも上げながら、要望をしてきた経緯があるんです。 一方では、そこが使われると三川インターのほうが今度は少なくなるのではないかと、こういうお話もありましたけれども、そんなことはないだろうという思いでこの要望をしてきた経緯があるんです。本当に望みがかなうかなと思ったんですが、その後、今度は北陸地方整備局のほうの企画担当、局長も出てくださいましてお話を申し上げ、4車線化とあわせて要望したんですが、何といってもやはり少し交通量がなと、こういうような難が一つと。それから、4車線化については、本当にこの北陸道ですか、そこでさえも推進できるかどうかというような問題もございました。 そんな中ではありましたけれども、引き続きということで要望しているわけでありますし、これからも定住促進ということで、逆に言えば通勤できるようなそういう体制を、通勤補助ではなくて、きのうも申し上げましたけれども、バスを出すというか、そういう体制をつくるということにあっても、スマートインターは非常に有益なものではないかということで、改めてこれは引き続き要望していこうと、こういう思いでおりますし、また、取り組んでいきたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 今ほど心強い気持ちになったわけでありますが、スマートインターをつくることによって、三川インターの交通量が云々という話もあるやに聞いておりますが、それに関しては今進めております吉津橋、仮称でしょうけれども、あそこへ橋をかけることによって、私は常々考えてきたことは、北関東の物流が磐越道経由で三川インターから東港へ出ていくというコースが一番最適なんであります。 ということは、私、勤めの関係で10年間、新発田通いをしましたので、東港にもいたことがありますので、この辺は非常に私としても思い出のある部分なんですが、これは橋をかけて、とにかく東港へ直に抜ける道路、これは今綱木経由で行けば直で抜ける道路なわけですから、この辺のことを考えたら、三川インターの車が減るんではないかなんていう心配は、まず、その線がきちんとできればないんだと思います。そういう意味からも、ぜひスマートインターの実現に向けて頑張っていただきたいと、こう思っているわけです。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私が減ったということに対しては、今おっしゃったようことを申し上げているんです。つまり、県道津川新発田線がまさにこれは産業道路なんです。今、県道、主要地方道新発田津川線と言っておりますけれども、向こうの今、新発田側のほうの整備も整ってきますと、まさに産業道路として東港への直通道路として、今度は逆に新発田津川線というより、室谷から直通の道路として格上げをしてもらってやってもいいんではないかということで、期成同盟会の際に、正式には申し上げていないのですが、出席されておられる県議さんにもそんな話をしたこともあるわけですが、まさにそうだということでありますし、そのことがこれからやはりこちらの物流を含めて、交通アクセスの充実ということに加えて、今の三川インターの利用促進とあわせてスマートインターへのつながりもできてくるのではないかと、こういう思いを持って話はしているところであります。 これがまた一方では、工場誘致や何かにも大いにつながってくるのではないかというふうに思っているところでございますので、皆さん方のご支援もいただきながら、促進方に努めてまいりたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) ぜひ進めていただきたいと思います。 それでは、次の34ページです。公共交通体系の整備と充実という項がございまして、高速バスに話が及んでいるわけですが、今は、高速バスといえば、朝方の高速バスは、がんセンターへ行くのと、新潟市民病院へ行かれる方が非常に大勢乗っておられると。あの時間帯で行きますと、新潟市でも十分バス通勤が可能だと、朝の時間帯は可能だと思っております。ただ、帰ってくるバスはどうなんだろうということになりますと非常に不便だと。朝はよくても、帰りのバスがなくて、やはり通勤には不便だという声が大きいわけでありますが、高速バスで通勤するということになれば、寝ていても着くわけですから、そういうことをぜひ時間帯も含めて検討していただいて、交通会社のほうへ強く要望を上げてほしいと、こう思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今お話のことは、まさに私ども担当部内で話していることなんであります。交通会社のほうで対応はぜひお願いしたいということでは望んでいきたいと思いますが、場合によっては単独であっても、これは必要なんではないかというような思いを持ちながら、今、話し合っているところでございます、協議しているところでございます。 あと、それを含めた公共交通体系の見直しというのは、やはり以前にも申し上げておりますとおり、今現在も進めておりまして、いわばもっと効率的な公共交通バス運行ができないかどうか、それを含めてやっていこうというのがこの項目でございます。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 41ページの中で、定住促進、今ほど出てきましたが、定住促進、それから若者の交流促進という中で、若者、男女の出会いの場を創出すると、非常に阿賀町にとっては大事な部分だと思います。当時、私が覚えをしておるのは、三川温泉スキー場とYOU&湯ホテルみかわで、若者、男女の出会いの場を村がセットし、結果としてゴールインした組が何組か出てまいりました。これはやはりそういう経験からして、町長は十分その辺の担当者でもあられたはずですから、ぜひこれを積極的に進めて、若者たちの出会いの場をつくっていただいた上で、めでたくゴールインするような方向の方向づけをぜひお願いしたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) この定住促進につきましては、今までも奨励制度が幾つかございまして、その成果も全くないわけではなくて、結構出ていると言っていいのかなと思いますが、なかなか目に見えてこないというのも一つの現実ではなかろうかと、こう思います。そういうことを含めて、今までお話をしてまいりました公共交通の体系とか、スマートインターとかの設置、これらも皆実現することによって、この定住促進というのはおのずとつながってくるんだというふうな思いもしているわけでありますので、これを着実にやはり推進していくということが一番大事ではなかろうかなと、こう思っております。 今のいわば婚活の問題でありますが、これにつきましては以前に神田議員さんから大変有意な研修に伴う資料をいただいておりまして、その際、私は今、渡部議員さんがおっしゃるように、なかなか成果には結びつかなかったと申し上げたこともあるんですけれども、スキー事業でやった東蒲、あれは奥阿賀でやったんですけれども、その際にはおっしゃるとおり何組かはあったんです。結婚相談員が何年間か続けたけれども、ほとんどなかったと、こういうことも申し上げたかと思いますが、あれは先般、神田議員さんからいただいた資料というものは、本当にまた、ほかの地域でもいろいろやはりあきらめないでやっているというのが現実でございますから、もう少しやっぱり手を加えた、一考を加えたものでやっていく必要があるのかなと。 本当にこれは厳しいんです。当事者からの要望はございませんけれども、当事者の親御さんというか、そういう方から会うたびに言われるんです、何とかできないかと。何とかできないというより、私どもがこういうことをやったら、何とかできない方からどうしても出てほしいと、これがやはり最大なんです。そういうことであれば、大いにひとつやりましょうと、こういうお話もしているんですが、それはなかなかそれが理由でやらないんではございませんけれども、やはりこれはもう一つ手を加えながらやっていく必要があるということで、ここに盛り込ませていただいたわけでありますから、これはぜひ、今のところ予算化もしておりませんけれども、予算がなければできないものではありません。計画は十分に練れば、いずれまた皆さんにお願いすればいいわけでありますから、そういうことは実現していきたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) 渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 阿賀町では、たまたま私はスキーを取り上げましたが、そのころに結婚をした方が高校生になろうかとしている子供もいるわけです。ただ、やはり私はいろいろな任に携わらせてもらってきたんですが、阿賀町の青年男女が魅力がなければ、ちょっと大変厳しい部分があると思うんです。そこで、昨年もやってみた取り組みなんですが、阿賀の里の出発から新潟までカヌーを引っ張って行ってきました、男の子だけでしたけれども。だから、そういうところに積極的に参加してくるような阿賀町の男女がおれば、また道が開けるんだと、こう思っています。 例えば、登山をするにしても、1人で登るよりは、やはり若い皆さんがわあわあ言いながらも、高い山でなくていいんですから登ると。そういう出会いの機会をとにかく多くセットする、これが必要なんだと思いますが、この辺は公民館、教育委員会、それから、行政一体となって、そっちの方向へ若者たちを導くと。スポーツ団体であります私も、その旨は一生懸命にやらせていただきますが、とにかく阿賀町挙げてその取り組みをしていかないと、どんどん過疎になる、そういう思いでいますので、この項目についてはぜひ鋭意進めていただきたいと、こう思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 今のご提言を受けながら、着実にこれに取り組んでいきたいと、こう思います。 ◆7番(渡部英夫君) 終わります。 ○議長(遠藤信也君) 以上で7番、渡部英夫君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 審議の途中でありますけれども、昼食休憩のため、ただいまから午後1時まで休憩といたします。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後1時00分 ○議長(遠藤信也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △報告第1号~報告第7号の上程、説明、質疑 ○議長(遠藤信也君) お諮りします。 日程第2、報告第1号 平成21年度奥阿賀観光株式会社の財務諸表の提出について、日程第3、報告第2号 平成21年度株式会社上川温泉の財務諸表の提出について、日程第4、報告第3号 平成21年度株式会社阿賀の里の財務諸表の提出について、日程第5、報告第4号 平成21年度株式会社ホテルみかわの財務諸表の提出について、日程第6、報告第5号 平成21年度有限会社キャニオンパーク新谷の財務諸表の提出について、日程第7、報告第6号 平成21年度財団法人上川農業振興公社の財務諸表の提出について、日程第8、報告第7号 平成21年度財団法人三川農業振興公社の財務諸表の提出について、以上、7件は関連がありますので、一括議題といたしたいと思います。ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 したがって、日程第2、報告第1号から日程第8、報告第7号までの7件を一括議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、ただいま上程されました報告第1号 平成21年度奥阿賀観光株式会社の財務諸表の提出についてから、報告第7号の平成21年度財団法人三川農業振興公社の財務諸表の提出につきましての7件につきまして、一括してそれぞれご報告をさせていただきます。 なお、この案件につきましては、定例会後の全員協議会におきまして、また、会社関係者、担当者の出席のもとで、改めて詳細のご報告をさせていただくことをお願い申し上げて、きょうのところはそれぞれの会社の損益計算書及び収支計算書をもって、報告とさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 最初に、奥阿賀観光株式会社についてでありますが、2ページをお開きいただきたいと思います。 2ページの損益計算書であります。 売上高でありますが、売上高から受託料までトータルで2億3,350万6,976円でありました。売上原価につきましては、期首棚卸で236万4,913円、仕入高で5,632万9,687円ということで、トータル5,869万4,600円でありますが、期末の棚卸高が179万1,859円ございまして、売上原価5,690万2,741円ということでありますから、売上総利益金額につきましては1億7,660万4,235円ということに相なった次第であります。 販売費及び一般管理費につきましては1億6,320万2,797円ということで、次の3ページにその内訳が掲載してございますので、ごらんいただきたいと思います。したがいまして、営業利益、これを売上総利益から控除いたしますと1,340万1,438円ということに相なった次第であります。 営業外収益が、受取利息で6万693円、雑収入で148万9,576円ございまして、これが差し引きいたしますと経常利益金額が1,495万1,707円ということになります。ここに法人税、住民税及び事業税の18万円を控除いたしますと、当期純利益が1,477万1,707円ということに相なった次第であります。 次に、上川温泉でございます。上川温泉は、4ページをお願いします。 4ページの損益計算書、売上高で1億7,395万2,561円でございました。売上原価は期首棚卸が232万2,282円、仕入れが6,146万2,680円、合計で6,378万4,962円でありますし、期末の棚卸は196万3,753円でありまして、これを売上総利益から控除いたしますと1億1,213万1,352円ということになった次第であります。 販売費及び一般管理費につきましては1億1,279万7,878円ということで、これも5ページにその内訳が添付してございます。これを控除いたしますと、営業損失ということで66万6,526円ということであります。 営業外収益が、受取利息で3万9,647円、諸引当金の戻し入れが4,881円、雑収入が840万3,222円ということで844万7,750円、これを営業損失分を控除いたしますと、こういうことになった次第であります。 それから、営業外費用でございますが、支払利息63万34円、繰延資産の償却79万3,096円、雑損失で6万4,599円、トータル148万7,729円でありますが、これを上段の844万7,000円から引きますと、経常利益で629万3,495円ということに相なった次第でありますし、特別利益といたしまして、補助金収入547万9,278円ということで、これを合せまして1,177万2,773円が税引き前の当期純利益ということで、法人の住民税18万円を控除いたしますと、1,159万2,773円が当期純利益ということに相なった次第であります。 次に、阿賀の里であります。 阿賀の里につきましては、ページが打ってございません、すみません。表紙と、それから貸借対照表の裏側が損益計算書になってございますので、お開きいただきたいと思います。その隣が販売費及び一般管理費の内訳でございますので、一般管理費の部分はここを見比べていただきたいと思います。 売上高でありますが、これはトータルで申し上げます。 魚匠からその他の売上まで加えまして6億4,062万7,324円でございました。売上原価といたしまして、期首の棚卸が1,573万997円、仕入高が3億1,147万3,152円、これを合せますと3億2,720万4,149円、期末の棚卸1,865万4,393円を控除いたしますと3億854万9,756円で、売上総利益といたしましては3億3,207万7,568円ということであります。 販管費3億1,369万9,199円を控除いたしますと、営業利益は1,837万8,369円ということになりました。営業外収益では、受取利息で7,767円、受取配当金3,300円、受取家賃が24万円、雑収入114万6,655円、トータル139万7,722円。 営業外費用、支払利息が685万4,428円、雑損失2万5,225円と、トータル687万9,653円、これを営業外の収益と費用を差し引きいたしまして687万9,653円ということでありますから、営業利益からこの分を控除いたしますと、経常利益では1,289万6,438円ということに相なった次第であります。 この場合、ここで特別利益では固定資産税の売却益3万円、それから特別損失といたしましては固定資産の除却損、営業権償却、解体費・移設費を控除いたしますと、税引前の当期純損失は3,547万6,221円、法人の住民税と事業税29万8,905円を控除いたしますと、当期純損失が3,577万5,126円。純然たる金銭やりとりの部分では経常利益でご判断いただければよろしいかと、こう思っているところであります。 販管費3億1,369万9,199円の内訳は、この隣のページでございます。 次に、ホテルみかわでございます。 ホテルみかわにつきましても、ページが打ってございませんが、表紙をめくり、1枚めくっていただきますと損益計算書がございます。 売上高は1億184万8,832円でございます。売上原価、期首棚卸高で72万1,980円、仕入高が1,669万1,654円、酒類仕入れで325万6,148円、これを合計いたしますと2,066万9,782円、期末棚卸が74万375円ございまして、控除いたしますと1,992万9,407円ということで、売上総利益は8,191万9,425円ということに相なった次第でありますが、販管費は7,878万387円ということで、この販管費の内訳につきましては、隣のページにございますので、ごらんいただきたいと思います。 営業外収益につきましては、受取利息で431円、雑収入で18万8,638円で、これを営業利益から控除した経常利益は332万8,107円であります。特別利益が税金還付金で353円、特別損失で固定資産の除却損が17万3,057円ございまして、税引き前の純利益が315万5,403円、法人の住民税を18万84円控除いたしますと、当期純利益は297万5,319円ということに相なった次第であります。 次に、キャニオンパーク新谷でございます。 これも同様に、表紙を含めて2枚めくっていただきますと損益計算書がございます。 売上高は、キャンプの施設関連売上から販売品関連までの売上がトータルで345万3,960円でございます。売上原価は、期首棚卸で6万609円、商店仕入れが98万9,765円、トータルで105万374円であります。期末棚卸5万2,539円を控除いたしますと、原価99万7,835円でありまして、売上総利益が245万6,125円であります。 販管費が376万6,368円ということでございまして、営業損失が131万243円ということに相なった次第でありますが、受取利息が184円、雑収入81万9,289円、これを控除いたしまして経常損失が49万770円、法人住民税が7万円で、これを控除いたしますと当期の純損失が56万770円ということに相なった次第であります。 次に、上川農業振興公社であります。 収支計算書でありますが、これで申し上げますと1ページになるわけでありますが、1ページは基本財産運用から事業収入、基本財産運用の決算額は13万6,662円でございますし、事業収入は7,675万9,866円ということであります。その中には、農作業支援収入、農地保有合理化収入、畜産基地管理収入、町道管理作業収入、シイタケ栽培収入、ごみ収集、野沢菜等の栽培収入、そして、補助金等の収入、負担金収入というようなことで、次のページの雑収入319万4,296円を加えますと、事業活動収入は8,534万4,549円になりまして、事業活動支出でありますが、事業費支出は6,857万4,102円であります。給料手当、臨時雇いの賃金支出、退職金支出、福利厚生支出、そして3ページの旅費交通費支出、原材料費の支出、消耗品費支出ということで、以下、通信運搬費、消耗品等修繕費、それから賃借料、燃料費、それから4ページになりまして保険料支出、租税公課支出、委託費の支出、負担金支出、雑費支出を入れまして、事業費の支出合計6,857万4,102円であります。 さらに、5ページには管理費支出がございます。これは管理費としては870万8,889円、これは報酬支出から始まって給料手当、そして、次のページの雑費の支出まで入れますと、管理費支出が870万8,889円でございます。したがいまして、事業活動支出は7,728万2,991円ということで、事業活動収支差額は806万1,558円であります。 投資活動収支の部では、補助金収入が1,108万6,000円、これはこの備考欄に掲げた機器の購入でありまして、その補助金の収入であります。そして、トータルで1,108万6,000円であります。 投資活動収入ということでは、特定資産支出、これが205万8,441円、それから固定資産の取得支出ということで1,691万8,295円、詳細につきましては備考欄にそれぞれ掲げてございまして、投資活動支出計が1,897万6,736円でありますから、投資活動収支の差額は、▲789万736円ということに相なった次第であります。 したがいまして、7ページの当期収支差額は17万822円でございます。 前期の繰り越しが253万7,632円の差額がございましたので、これを控除いたしますと、次期へ繰り越す分は270万8,454円ということに相なった次第であります。 これは公益事業の会計基準に合せたものでございますので、若干それぞれ今までの形態と違うというふうに思っていただいてよろしいかと思います。 それから、次は三川農業公社でございます。 三川農業公社も、これは2ページのほうは一般会計ということで、今ほどの上川農業公社と同様に、事業活動収支の部がございまして、基本財産運用が決算額で15万5,000円、事業収入は6,817万6,860円で、全面受託田の収入、部分受託あるいは育苗事業の収入ということで3ページ、その他の作業収入は、この備考欄に書かれたとおりであります。 補助金等の収入が1,459万2,000円ということでございますし、雑収入で308万2,075円、受取利息が2,240円でありまして、他会計からの658万382円ということで、今回は22年度からガス会計を統合するというようなこともございまして、これをここに加えているというふうに、他会計というのはガス特別会計のほうからの収入でございます。したがいまして、事業活動収入は9,258万6,317円ということに相なった次第であります。 事業活動支出のほうは、事業費支出としては6,776万3,831円で、給料手当から次ページの修繕費、電気料、燃料費、賃借料、資材購入、租税公課、そしてまた次のページ、保険料、委託料、そして研修費、貸倒損失、雑費、販売促進費、そして7ページは管理費の支出ということになっておりますが、これは役員報酬から福利厚生費、会議費、通信運搬、什器備品、消耗品費、光熱水費、支払利息、雑費ということで計上させていただきまして、事業活動支出が7,307万189円で、この事業活動収支差額が1,951万6,128円であります。 そして、8ページが投資活動収支の部でありますが、これは固定資産取得で1,943万7,537円、積立預金の取得支出、▲3,213円ということで、これは備考欄に掲げたとおりであります。 それから、固定資産取得の支出ということで、44万750円ということで、これも単独の機械購入を含めて県の農林水産業総合振興費を充当しての購入でございます。したがいまして、投資活動支出1,943万7,537円、差額は▲でございます。 財務活動費といたしましては、借入金5,700万円短期の借り入れをしてございまして、支出のほうでも5,800万円支出をいたしております。短期の今度は借入金の支出、返済です。100万円多く返しているということで、財務活動支出の収支差額ではマイナス100万円ということになっております。 したがいまして、当期の収支差額は▲92万1,409円でありますが、前期の繰り越しが545万3,340円ございましたので、これを控除いたしますと次期繰り越しが453万1,931円の黒ということに相なった次第であります。 それから、次が15ページになりますが、これはガス事業特別会計でございます。 これが事業活動収入といたしまして、ガスの販売事業、雑収入含めまして3,108万4,107円であります。事業活動支出のほうは、事業費の給料手当から始まりまして、最後の雑費まで入れまして、2,447万4,741円でございますし、他会計繰入支出をいたしました658万円を加えますと、事業活動支出3,172万8,243円、事業活動費収支差額はマイナス64万4,136円であります。投資活動収支はゼロでございまして、そのまま当期収支差額▲644万4,136円、前期の繰越分693万9,644円ございまして、次期繰越収支が629万5,508円ということに相なっているわけでありますが、これが先ほど申し上げましたように22年度ではこの特別会計をなくするということでトータルいたしましたので、この分を一般会計のほうに繰り入れたというふうになっているわけであります。 なお、22ページには収支計算書の総括表ということで、21年分の一般会計、ガス特別会計、それから内部取引消去ということ、つまり繰り入れをしたということでトータルが示されてございまして、現実、実際にはこの両方を合せますと次期繰越収支差額、当期におきましては▲156万5,545円でございましたけれども、前期が1,239万2,984円の黒でございましたので、これを差し引きいたしますと次期繰越分は1,082万7,439円ということに相なった次第でございます。 ほぼこの156万5,545円というのは、年度末になって導入いたしましたもち生産のいわゆる公社負担分が、そのままになっているような関係になっていようかと思います。売り上げがほとんどございませんでしたので、そういった関係だというふうに聞いてございます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま提案理由の説明を受けました。 本件に関しましては、後日、全員協議会を開催して審議をいたすことにいたしますので、本日は若干の質疑にとどめたいと思います。 質疑はありませんか。 3番、清田輝子君。 ◆3番(清田輝子君) この決算書をそのまま渡されてもちょっとわからない部分もありますので、比較対象するものが一つもございませんので、書類の追加提出をお願いしたいんです。それは、例えばこの中で言いますと、比較損益推移書というのがありますし、それと資産書、それから科目明細、これはすべてここの中についてくるものですけれども、対照するものがありませんので、この三つの書類提出をお願いいたします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これは報告案件で、多少はしょっての報告をさせていただきましたけれども、後日の全員協議会にはこういったものをそろえて、比較できるようなことでご報告させていただくことになろうかと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 9番、斎藤ですが、阿賀の里の関係でちょっとお聞きします。 というのは、特別損失の固定資産除却損3,214万8,280円、減価償却はどうされたのか。これ除却損であれば減価償却そのものではありませんねということと、営業権償却というの、昨年特別損失で1,520万円乗せてあるはずなんです。また乗っているということについてのこれ2点だけ簡略に説明願います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 除却損につきましては、前々申し上げておりましたように、固定資産台帳に当然載っていなかったもの、これらを全部整理したということであります。したがいまして、償却の累計額も減っていると思います。昨年5億1,000何百万円になっていたと思うんです。これが4億7,804万5,750円ということで、これに相当する部分の償却も減ってございます。こういうことでまた、ご報告、内容説明をさせていただきます。 それから、営業権につきましての1,500万円ですが、これは今年度で終わりました。これで全部償却したというふうに思ってください。今年度で、5年償却だったそうなんです。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 昨年の1,520万円残っていた分を今年度償却して、ゼロということ。それに関連して、やはり固定資産台帳といいますか、この内訳書も明確に、前のやつと比較できるような提出を願いたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) それまでに固定資産台帳そのものはちょっとどうかと思いますが、一覧表を減った部分、あった部分ということがわかるようにお願いします。 ○議長(遠藤信也君) その提出はいいですね。では、そのようにお願いします。 ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑ないようですので、以上で報告を終わります。--------------------------------------- △報告第8号~報告第10号の上程、説明、質疑 ○議長(遠藤信也君) お諮りします。 日程第9、報告第8号 阿賀町一般会計繰越明許費繰越計算書について、日程第10、報告第9号 阿賀町簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、日程第11、報告第10号 阿賀町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、以上、3件は関連がありますので一括議題といたしたいと思います。ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 したがって、日程第9、報告第8号から日程第11、報告第10号までの3件を一括議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、報告の第8号から第10号まで、いわゆる繰越明許費の繰越計算書について、提案理由を申し上げます。 これは3月議会において繰り越しをご承認いただいたものの計算書ということであります。内容的には、金額を除いてはそのままというふうにご理解いただきたいと思いますが、初めに報告第8号 阿賀町一般会計繰越明許費繰越計算書についてでありますが、議案書の9ページでございます。 本案につきましては、今ほど申し上げましたように、21年度一般会計補正予算(第5号)第2条の繰越明許費、いわゆる3月定例会で議決をいただいたものであります。 その内容でありますけれども、定例会でご説明申し上げましたとおりでありますが、2款の総務費の一般財産管理費、施設修繕料及び遊休施設解体等から10款教育費の学校給食センター管理運営事業(施設修繕等)までの52事業につきまして、合計13億1,800万6,000円の設定額のうち、年度内に執行ができたものを除きましたいわゆる繰越分は12億5,729万7,000円を翌年度へ繰り越させていだいたものであります。これを地方自治法施行令146条の第2項の規定によって報告するものであります。 次に、11ページになります。 11ページでありますが、これも平成21年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)第2条の繰越明許費として、過ぐる3月議会で議決をいただいたものでありまして、2款の維持管理費、津川地区簡易水道施設維持管理費から3款の建設改良費、白崎簡易水道施設整備事業までの5事業につきまして、合計1億2,766万3,000円の設定額のうち、年度内執行を除きまして1億2,756万円を翌年度へ繰り越させていただくというものであります。 次に、13ページ、13ページは報告第10号 阿賀町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でありまして、本案につきましても3月定例会でそれぞれ議決をいただいたものでございまして、2款の維持管理費の津川地区公共下水道施設維持管理費から、三川地区の農業集落排水施設維持管理費までの6事業につきまして、合計4,338万6,000円の設定額のうち、年度内執行を除きました4,278万円を翌年度へ繰り越させていただくという内容のものでございます。 以上、3件につきまして一括ご報告をさせていただきました。雑駁な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 一般質問のときにちょっと聞き忘れたので、ここでお聞かせ願います。 繰り越しをこれだけ約14億円しているんですけれども、6月末の段階なのか今現在なのかちょっとあれですが、発注率を私、最初の趣旨書のところで聞いていたんですけれども、答弁がなかったので、その辺今現在の発注率の状況をお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部政勝君) 今ほどの繰り越しの最初関係に申し上げますけれども、一応今回、一般会計につきましては52事業のうち27事業を発注しておりまして、発注率は51.92%であります。それから、特別会計につきましては、簡易水道並びに下水道事業とも100%の発注率でございます。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) それで、今、簡易水道、水道関係については100%ということなんですが、あと残りの52事業の27の51.92%については、進捗状況といいますか、これからの計画、先ほど一般質問でも早目の発注ということでお願いしたんですけれども、総務課なり関係所管の中ではどのような対応なのか、そのことだけお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部政勝君) 今取りまとめの段階で、各課長から取りまとめた結果を報告しておりますので、早急に、先ほど長が申し上げましたように、できましたら9月まで全部100%の発注率でいくようにということで打ち合わせをしておりますので、ご了解……          〔「繰り越し分」と言う人あり〕 ◎総務課長(渡部政勝君) 繰り越し分につきましては、先ほど申し上げましたけれども、残りの25事業についても早急に発注できる段取りをしていますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 金子建設課長。 ◎建設課長(金子健一君) 今ほど、総務課長が答弁いたしましたけれども、うちのほうでは新設改良費のほうでございますけれども、契約、先ほどの数字以降に、7月1日、入札7件予定されております。新設改良につきましては、残り委託工事を合せて未処理が9件となっております。 それから、順不同でございますけれども、道路橋りょう維持管理費の4,000万円につきましては、こちらは件数というわけにいきませんので金額で、各地域のほうに配分しておりますので、今現在7月1日に12件ほど入札を行う予定ですので、約50%全部終わる予定でございます。 町営住宅につきましても、1,400万円ほど繰り越しをしておりますけれども、これにつきましても7月1日に入札をする予定になっております。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) 渡部町民生活課長。 ◎町民生活課長(渡部文彦君) 町民生活課所管事項になりますが、民生費の社会福祉費の一番上でございますが、施設修繕費ということでやまぶきの里から上川高齢者生活支援センターの諸工事につきまして、5件がまだ発注がこれからということになっております。 ○議長(遠藤信也君) 石川保健年金課長。 ◎保健年金課長(石川久作君) 4款の衛生費でございますが、予防接種事業といたしまして新型インフルエンザの再発に備えた繰り越しでございまして、これまでに数件の申請があったのみで、ここ1カ月ほどの申請は出ておりません。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) 渡部企画観光課長。 ◎企画観光課長(渡部輝男君) 私どもの所管する総務管理費の中の西の集会所施設整備事業でございますけれども、これにつきましては今、設計が進んでおりまして7月中の入札を予定しております。完成は、11月の町長選挙には使いたいということで現在進めているところでございます。 それから、携帯電話につきましてはすべて終わりまして、供用開始をしているところでございます。 それから、商工費、観光ネットワークサイン整備事業でございますけれども、これも設計を終了いたしまして、7月中の契約を考えております。それから、各施設の修繕等、これにつきましても早目に発注したかったわけですけれども、狐の嫁入り等の作業等もございまして若干遅くなっておりますけれども、これにつきましても7月中に発注をしたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 6款の農林水産業費の関係でありますが、農業費におきましては発注済みが92.6%になっております。林業費につきましては、発注済みが77%になっております。未発注分につきましては、修繕費等が主になっておりますので、7月中の発注を予定しております。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですので、以上で報告を終わります。--------------------------------------- △議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第12、議案第48号 平成22年度阿賀町一般会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第48号でありますが、平成22年度の一般会計補正予算(第1号)でございまして、1ページでございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,708万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ総額を123億1,708万3,000円とするものでございます。 第2条は、地方債の追加ということで、5ページの第2表に掲げてございますので、ごらんいただきたいと存じます。 まず、歳出のほうから申し上げてまいりますが、給与費につきましては、主にこの4月の人事異動に伴う款項及び会計間の組み替えが主でございますので、後段につけてございます給与費明細をごらんいただくことで、ご了承いただきたいと存じます。 14ページでございます。 14ページの総務費のうちの6目企画費でありますが、木質バイオマスの利活用推進事業の32万8,000円ということで、報償費に22万4,000円、これはアドバイザーの謝礼金等でございます。それから、旅費につきましては、これは研修視察ということでそれぞれ計上させていただいたものであります。 8目の支所費につきましては、鹿瀬支所の電話機にふぐあいが生じているということで、これを取りかえるという電話機のリースでありますけれども、23万8,000円を増額させていただきました。それから、三川支所の負担金及び補助につきましては、細越区での掲示板の設置補助、新規要望に伴う追加でございます。 それから16ページ、16ページは、これは国民健康保険特別会計への繰出金でございますので、民生費の社会福祉総務費ですね、これはまた国民健康保険のほうでご説明申し上げます。 それから、17ページの中段、社会福祉施設費でありますが、地域包括支援センターの管理運営費、津川、上川、三川の各地域支援センターへ介護予防事業等の参加者、送迎を兼ねる車両を配備することといたしまして、これが起債が可能となったということから補正計上するものでございまして、862万2,000円を計上させていただいたところであります。それから、下段のコミュニティホーム豊実管理運営費でございます。雪害によりまして、屋根とシャッターの修繕が出てまいりまして、70万円をお願いするものであります。 次に、18ページ、養護老人ホームきりん荘の運営費でございます。一般管理費で291万9,000円ということで、臨時介助員の増員に伴う賃金と、人事異動による施設長の資格認定の講習に係る旅費等を計上させていただきました。 それから19ページ、19ページの上段、一般児童福祉費でありますが、施設入所者の増員に伴いまして、中東福祉施設事務組合への負担金の増額で81万3,000円をお願いするものでございます。 なお、また20ページの衛生費でありますが、中段にございますが、一般保健衛生総務費でありまして21万円、経験年数が3年未満の保健師の育成を国の補助事業により実施するということで計上させていただいたものであります。それから、水道事業への繰り出しが255万円を計上させていただいております。 次に、21ページの清掃費のうちのし尿処理費でありますが、合併処理浄化槽の推進事業ということで、雲和田区の合併浄化槽新設置において処理水の排水に町道を横断する必要があることから、この町道部分の排水管布設について、町が負担することといたしまして工事費を39万4,000円計上させていただきました。 それから、22ページ、農林水産業費でありますが、農業総務費の埋設農薬処理事業費812万8,000円、委託料で811万8,000円ということで支障木の伐採と、また補償補てんの立木補償を合せまして818万2,000円を計上させていただきました。 それから、農地費といたしまして下段に60万6,000円ございますが、これは徳瀬区及び新谷区の農業用施設の修繕に係る補助金を追加いたしたものであります。 次に、23ページ中段でありますけれども、林業費、林業振興費でありますが、森林整備の加速化、林業再生基金事業で2,205万円ということで、補助採択、これは東蒲材による赤崎荘の木質化改修工事が補助採択になりましたので、2,205万円を計上させていただきました。それから美しい森づくり基盤整備事業、これは補助内示によって工事費の減額が出てまいりましたので、71万5,000円を減額するものであります。それから、負担金のほうで美しい森づくりのほうは、逆に33万5,000円の交付金がついたということで計上させていただいております。 それから、24ページでありますが、24ページは林道維持管理費、上段でありますけれども、林道の草刈り等に係る諸経費、これは緊急雇用対策の関連経費として補助対象となったものでありまして76万5,000円。それから、県単林道の改良舗装ということで、新規路線として滝頭谷地線ののり面改良を実施することといたしまして追加したものでございます。824万円、これも補助採択がなったということで補正をしたものであります。 それから、4目の林業施設管理費です。これにつきましては、これも当初に予定したんですが、補助採択になってからということで、今回補助採択を受けて2,530万円、たきがしら湿原の管理費ということで、いわゆる木道バリアフリー化整備工事ということで、かなり木道も老朽化してきたということもございまして、これからお客の呼び込みもあるものですから予定をしたわけですが、日本宝くじ協会からの助成を受けることになったわけであります。 それから、25ページの商工費でありまして、これは新三川温泉の中段でありますが、温泉スライダーの屋根の修繕工事ということで、これが半分、3月下旬の暴風雨によって被害を受けまして、これを補修するわけでありますが、半額は保険対応ということになります。94万5,000円であります。狐の嫁入り屋敷の管理運営につきましては、経年劣化によって、これは風雨等に外壁から雨漏りがあるということで110万3,000円をお願いするものでございます。上川温泉の施設管理費210万9,000円につきましては、みかぐら荘については空調機の故障に伴う修繕及びレジオネラ菌対策としての配管等の洗浄を実施するということ。あすなろ荘については、3月の暴風雨により被害を受けた煙突の修繕、これも半額保険対応でありますが、老朽化による危険のあるベランダの撤去工事を実施するという内容であります。 それから、27ページでありますが、土木費の下水道事業特別会計への繰り出しで562万7,000円であります。 28ページの教育費につきましては、一般事務局費104万2,000円につきまして、指導要領の大幅な改定が見込まれ、複数回の会議打ち合わせが必要となることから、教科用図書採択研究委員に対する謝礼金代及び実費弁償を追加、奨学資金貸し付けの増額については、5名の新規貸し付けの申し込みに対応するものであります。 それから、3目です。教員住宅につきましては、西川小学校教員住宅の漏水に伴う修繕料の増額でありまして、9万5,000円でお願いします。 それから、29ページの小学校費の学校管理費でありますが、これは津川小学校及び三川小学校の介助員の増員に伴う増額で、292万9,000円をお願いするものであります。下段の修繕費につきましては、三川小学校のガラス破損に伴う5万8,000円の追加をお願いします。 次に、中学校費でありますが、賃金につきましては津川中学校の介助員の減員に伴う減額と、委託料については、新たにアスベストを含有する可能性のある吹きつけが確認されたということで、これに対応するべく増額をお願いしているものでございます。 それから、2目の教育振興費でありますが、外国語指導助手招致事業、ALT1名の任用期間が満了によって帰国旅費及び新任者の入国旅費の追加で38万円をお願いするものであります。 それから、31ページ、社会教育費につきましては、郷土資料館の管理運営事業ということで、旧上川中学校にある不用物品の処分料、これを追加で45万4,000円をお願いするものでありますし、それから、公民館費でありますが、中段であります。阿賀町公民館管理の管理費でございまして、空調機の故障に伴う修繕を追加させていただくということで116万5,000円をお願いするものでございます。 それから、3目の文化財保護費につきましては、4万7,000円の追加ではありますが、県指定の麒麟山の植物群落及び町指定のキマダラルリツバメの不法採取が見られることから、注意看板を設置するというものであります。 それから、32ページの一般保健体育総務費44万円を追加させていただきますが、阿賀野川レガッタ開催事業補助金については、参加クルーが減少傾向にあることから、これに歯どめをかけ、さらなる活性化を図るために種目をふやすことといたしまして、補助金を増額、小型船舶免許取得助成については、マリンスポーツにおける救助やインターハイの運営等に必要なことから、職員の免許取得に対して半額助成をしたいということでの必要額を計上させていただいたものであります。 3目の学校給食費につきましては、津川学校給食センター管理運営事業で臨時調理員の増員による賃金の増加で240万1,000円でございます。 それから、11款農業用施設災害復旧費でありますけれども、これは町単の農業用施設災害復旧事業ということで、融雪災害による農業用施設の災害復旧を予定いたしまして286万円をそれぞれ計上させていただきました。 なお、歳入につきましては11ページからでございますけれども、11ページ、国庫支出金の衛生費国庫補助につきまして、保健衛生費の補助金10万5,000円、これは保健師育成事業にかかる疾病予防事業費等の補助金の追加でありますし、3目の農林水産業の国庫補助金につきましては、美しい森林づくり基盤整備交付金の内示によって、これが64万円減額されるというものであります。 15款の県支出金につきましては労働諸費でございまして76万5,000円、緊急雇用対策事業としての林道草刈り作業の関連経費分を増額させていただきました。 それから、5目の農林水産業費の県補助金は、いわゆる埋設農薬適正処理事業の補助採択によって、666万円を追加させていただくものであります。 それから、林業費助成につきましては、滝頭谷地線改良事業及び赤崎荘の地域材を使用した木質化改修事業の補助採択による追加ということで、1,476万3,000円を追加させていただきました。 繰入金につきましては、奨学資金基金繰り入れから81万円、これは奨学資金の新規申し込みに係る貸し付け相当額の増額をお願いしたものでありますし、12款の繰越金につきましては、21年度の歳計剰余金から3,800万円余りを追加させていただきました。 20款の諸費につきましては、雑入で2,629万円、公有建物共済金が109万円、これは雪害及び風害による先ほど支出でも申し上げましたそれに対応したものが109万円、それから日本宝くじ協会の助成金2,520万円、これが補助採択によって追加されたというものであります。 あと町債につきましては、説明欄に記載の各事業にそれぞれ充当する内容でございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第48号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出について款を追って行います。 初めに、1款議会費、13ページです。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、2款総務費、13ページから16ページです。質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 14ページ、木質バイオマス利活用推進事業でお聞きしますが、ここでアドバイザー謝礼ということで研究される予定なんですが、これはどのような対応をするつもりなんですか。それと、視察研修謝礼品代ということで、あわせてどこかに、どういうことに行かれる予定なのか内容を具体的に説明してください。 ○議長(遠藤信也君) 渡部企画観光課長。 ◎企画観光課長(渡部輝男君) まず、報償費の22万4,000円でございますけれども、これは本年度実施計画、来年度実施に向けてプラントの大きさとか規模とか、そういうものを今検討しているわけですけれども、なかなか私どもだけでは選定が難しいということで、専門性があるというふうなことで、これらの機器導入の機器の選定とか、それらについて専門家のアドバイスを受けたいということで、具体的に昨年度、新潟大学の小島先生から委員長になっていただいた中で、木質バイオの利用計画を立てたわけでございますので、その辺を考慮に入れた中で3名程度お願いしたいと。本年度、ある程度プラント等を決定していきたいということで、できれば9月ころ詳細設計についての補正予算をお願いしたいというふうな考えでございます。 それから、研修旅費でございますけれども、これは私どもまだ現物を見ていないということ、それからいろいろなタイプがあるんですね、それらを勉強するというふうな意味合いもありまして、旅費10万4,000円の計上、それから謝礼品代ということで、これはお土産です。研修先にお土産を持っていくというようなことで計上させていただきました。 以上でございます。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) ペレット化のための、プラントのための研究というか、視察とあわせての話だと思いますが、アグリパークがあるんですね、目の前に。そういうところもあるし、いろいろな近くに踏まえた中で、今回の木質バイオ利活用推進ということでバイオマスタウン構想も上がっているようにお聞きしているんですが、こういう行動をされるとき、もう少し議会にもある程度情報の提供ですね、今回はバイオマスタウン構想は配付はされたんですけれども、説明会がまだないんですね。これをどの時点でやるかということもあわせて、ひとつ企画のほうと議会と協議していただければと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) おっしゃるとおりで、冊子を配らせていただいたということで、これはこのままにしておくということはないわけでありますから、もう少し煮詰めて、ちゃんとした説明ができるようにした上でと思っておりますので、そう遠からず、今のお話もございますので、余りあれとこれとを兼ねるようなことではなくて、じっくりやって皆さんからも参加していただきたいと、こう思っておりますので、日程を選定させていただいた上で、調整させていただいた上でやりたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 16番、宮澤勝見君。 ◆16番(宮澤勝見君) 同じバイオマス関連で、ちょっと聞かせてもらいたいんですが、大船の峠の松林の雑木を切って積んであるんだけれども、あれは町の看板で、要するに持ち出しを禁止するとかと書いてあるけれども、あれはまきなのか、それともこういうペレット関連のために切ったのか、あれはどういうことなんですか。ということは、まきであればいいけれども、そういうペレット関係であれば、ぜひそうしようかなと思うんだけども、どうでしょうか。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 大船の松林の中を間伐といいますか、きれいに整備しましたのは、森林組合で練習生がいるわけですね、研修生ですか。そういう方の訓練補助といいますか、そのために伐採したものでございます。伐採したものは、今ほどあそこに積まれておりますが、それをペレットの製造工場ができた場合に使うという形で、今、保存しているわけでございます。 以上です。 ◎町長(神田敏郎君) 16番、宮澤勝見君。 ◆16番(宮澤勝見君) そうであれば、今言ったようにちょっと切るのが早過ぎるのではないかと。あれをもう2年以上もとっておけば、要するにその木の持つ燃料効果というか、熱効果というのは恐らくずっと下がると思うんです。だから、それはちょっと余りにも早過ぎて無駄をしたなと、経費をかけたなという。だから、さっきいろいろな議員さんが言ったように、こっちのほうへ相談してくれと、議会のほうへも、いろいろな知識を知っている人がいるわけだから。はっきり言うけれども、皆さんはわからないんだから。はっきり言うから、相談してくれ。どうするんだよ、町長、そんなに長くとっておいて。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 間伐しましたのは、研修目的で切ったものでございまして、ペレットにするためにということではないわけですが、いずれペレット製造工場ができた場合に、そこで試験的に使われるんではないかといった趣旨で、今、保存しているわけでございます。そういうことでご理解をお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 議論がかみ合いません。 暫時休憩します。 △休憩 午後2時14分 △再開 午後2時18分 ○議長(遠藤信也君) 会議を再開いたします。 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 説明不足で大変申しわけありませんでした。 今、聞きましたところ、先ほど申しましたようにあの土地を森林組合に、一応研修生のフィールドということでお貸ししました。それは、国の事業で緑の雇用事業という事業がありまして、その事業のために貸しました。それで、町はそこには関与はしておりませんが、そこに県の事業でさらに切り捨てたものを、どのくらいの経費で集められるかということで積んだものでございます。 ○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君。 ◆16番(宮澤勝見君) 町の財産だよ。町の財産、それを県だろうが、森林組合だろうが、要するに貸したとか、そんな貸したくらいでやったということ、そのものがおかしいではないかね。町で、払い下げるとかそういう契約、あるいは立米大体どれくらいでもって、町の財産ですから、それをどういう契約したのか。それまでやっているか。ただ貸した。歩くんではなくて、切ったんだよ、町の財産を。相当の量だよ、あれ。それはどういうふうに説明するのか。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) あそこの土地は松林でございますので、その中に雑木とかそういったものが散在していましたので、そこを除伐というか、そういうための研修ということで貸したものだと思います。ですから、松林を育成するということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君、最終でやってください。 ◆16番(宮澤勝見君) 最終も何もあったもんじゃない。 ○議長(遠藤信也君) 意見がかみ合わないですから。 ◆16番(宮澤勝見君) そういうきちっとしたものがそろっているのか。そういうもの、それがやっていなかったらずさんだということ、その点だけ。もしも、そういうのをきちっとしていなかったら、今後しっかりしてもらいたいということだけを要望しておきます。 ○議長(遠藤信也君) 農林商工課長、契約云々という話がありますので、総務課長ですか、ありますか、そういうの。ないでしょう、そういうのは。 ◆16番(宮澤勝見君) なあなあ過ぎる。 ○議長(遠藤信也君) 実際ないんですね。それはないようですね。無償貸与ということですね。 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 大変わかりにくい話をしておりますが、便宜的にバイオマスと言ったことが、ボタンのかけ違いでした。私は、そういうことは一切思っていませんでしたので。ただ、今、いろいろ話を総合いたしますと、町有林だったから、これはしかも今、課長が言うように雑木も繁茂していると。そしてまた、森林組合もこういう国の助成を得て、研修生を訓練したいということから、ちょうどそれが合致して、ここでひとつ訓練をし、森林整備をしてほしいということだったというふうに理解をいたしました。それについては、特に今言われるようにしっかりしたものはなかったというふうに、私も今理解したところでありますから、この辺はしっかりと報告してもらうようにさせたいと思っております。 安易にこれは課長決裁だというようなことで、ぱっぱっとやってしまって、私もそれはよく言っているんです。何でもそうなんですけれども、昔からのそれは習慣かもしれませんね。そういうことでやって、あそこで何をやっているか皆さんもわからない場合もあるわけです。国道工事が突如ぽんと始まったと。始まったけれども、こっちもわからない。わからないんです、本当言って。そうでなければ職員は要らないわけだから、私が歩けばいいんだから。そういうことでは困るから、逐一とは申し上げませんけれども、やはり重要なものについては、文書なんかいいから、報告だけしてくれということなんです。 そしてまた、皆さんにも時に触れて、なるべくわかるようにしておくということが大事なんだろうと、こう思っております。そういうことでは、先ほどの斎藤議員のちゃんとした規律の部分を読めというのと同じように、これはしっかりとした今後のあり方というものをきっちりさせていきたいと、こう思っておりますから、行き届かない点はひとつお許しいただきたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 ほかに質疑はありませんか。 13番、高橋渡君。 ◆13番(高橋渡君) 13番ですが、このバイオマスタウン構想の中で、現在は木質ペレットのことだけ議論されているようですが、さらにこのタウン構想では生ごみ、また廃油等の有効利用ということも、この策定委員会の中で書類で提示されたわけですが、その辺の進捗状況はどうなるのか、同時進行するのかどうか、それをお聞かせ願いたい。 それから、あと1点については、その下の支所費ですが、掲示板の設置補助金、これについてはたしか上限5万円というふうに思っていたわけですが、これ1カ所ですか、2カ所ですか、この2点についてお聞かせ願いたい。 ○議長(遠藤信也君) 渡部企画観光課長。 ◎企画観光課長(渡部輝男君) まず、バイオマスタウン構想の中身ということで、廃油の利用というようなこともございますけれども、当面は、生ごみ等については今いろいろな形で利用されているわけなんで、当面はやはりこの木質バイオについて重点的に進めていくというふうな形になろうかと思います。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤三川支所長。 ◎三川支所長(斎藤秀勝君) 掲示板につきましては、先ほど長が説明しましたように、細越と古館の2カ所になります。 ○議長(遠藤信也君) 13番、高橋渡君。 ◆13番(高橋渡君) 掲示板についてはわかりました。それで、このバイオマスタウン構想については、メニューがあるわけですから、やはりペレットだけではなくて環境に優しい取り組みというのは、当然これから求められてくるわけですから、これは当然私としては同時進行をしていただきたい。廃油というのは、これは捨てる方もいれば、やはりこういうのは有効利用をすべきであって、それで畜産農家もおられるわけですから、そういう堆肥ですね、有機質の有効利用というのは、当然バイオマスをやれば木の皮も出ます。それらについても全部有効利用すべきであって、これは有機質の堆肥化というのを同時進行で進めていただきたい。これについては、また詳しく説明会があるわけですが、これについても同時進行していただきたい、これは要望しておきますが。いかがですか。 ○議長(遠藤信也君) 渡部企画観光課長。 ◎企画観光課長(渡部輝男君) タウン構想そのものがそういう意味であるわけなので、その辺は十分考慮に入れた中で推進していく必要があるというふうに考えております。 ○議長(遠藤信也君) ほかにありませんか。          〔発言する人なし〕 ○議長(遠藤信也君) では、ないようですので、次に3款民生費、16ページから19ページです。質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 17ページの介護予防事業用車両購入費でお伺いしますが、今、福祉バス等の運行の中で、これとは重複しないのかどうかという点と、介護予防ですから、それの患者輸送車両ということで、一応3台とお聞きしているんですが、間違いありませんか、この点お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 石川保健年金課長。 ◎保健年金課長(石川久作君) 介護予防事業用車両購入でございますが、順番が前後いたしますが、まずこれは3台購入する予定でございます。 それから、福祉バスとの重複の関係でございますが、介護予防事業の地域活動の計画につきましては、各地区、集落、あるいは小学校単位の会場等が主になりますが、決められた時間で各集落、行政区からのきめ細かな運行をしなければならないということで、福祉バスとの重複はないものと考えております。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 何か介護予防の活動をするときに、各集落単位で今やっていますよね、集会所を使って。それとは違うんですか。そのために使うのか、それとも一極集中といいますか、例えば大字単位でやるときの周辺の集落の人たちを集めるためにこれを使うという計画で導入しているんですか、どちらですか、それだけお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 石川保健年金課長。 ◎保健年金課長(石川久作君) 各種事業の内容でございますけれども、介護予防という目的でございます。講座の中身は、いきいき講座とか、それから健骨体操とか、マシントレーニングとか、これは高齢者の体の状態に応じて段階を分けて、回数等もそれに応じた回数で、それから、地区につきましても比較的広い地区で開催したり、あるいは細かに集落で開催する場合もございますし、いろいろな形で実施しております。 それから、先ほど3台と申しましたけれども、説明不足でございまして、車は更新で今までも使っておりまして、今回また新たに更新しなければならないということで、新規購入ということで計上させていただきました。よろしくお願いします。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 ◆9番(斎藤秀雄君) わかりました。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ないようですので、次に、4款衛生費、19ページから21ページです。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 21ページの合併処理浄化槽の状況で、排水管布設工事の費用が出ております。これは何か町道区分だということなんですが、元来、突貫工事の場合、町道であろうが何であろうが、自己でやる場合には自己負担だということでやっておられました。いつからこのような形で変わられたのか、その辺をお聞きします。 ○議長(遠藤信也君) 吉田企業課長。 ◎企業課長(吉田政喜君) 今回の合併浄化槽の排水管布設工事39万4,000円、事業の内容を若干その前に申し上げたいと思うんですが、雲和田地区で関係者が1名、5人槽で申請がございました。相談に来られたときは、区長さんと一緒に相談に来られましたんですが、合併浄化槽を設置したいんだが、末端処理ですね。すぐ申請の方の隣に町道がございます。それで町道側溝もとっているわけでございます。ここで相談の中で2点ほどちょっと問題というか、将来の維持管理等について問題が出てきました。 1点目は、私らからすれば、町道の側溝に流せれば一番よかったんですけれども、排水路の末端に個人所有の池があると。そこに排水がもろに入っているというのが一つ。それから、夏場ここの水路の水はどうでしょうかとお尋ねいたしましたら、夏場は来ないときもあるというようなことで、その2点を考慮しましていろいろ検討させていただきました。 しからば、その放流をどこにというようなことで考えましたが、町道のわきに従来からの山から来る水路が1本流れてございます。これは現在農業用水路等には使用していないというのは確認されておりますので、そこに流せるようであれば問題がないと。ただ、それには今ほど言った町道の下を通っていかなければだめだというのがございました。区の要望もございましたので、今回については、ここの部分、町道の下をくぐる工事費については、町のほうで支出するというような結論を今回いたしました。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) では、この前のお話を私のほうからさせていただきます。 町のメーン管が一定のところまで来ていました。それから、離れたところに新しく新築されました。町道の中を配管しなければならなかった。ただし、積算の分解点はあくまでも自宅ですということでした。自宅の敷地内、新しく建った。その方に関しては、そこの積算分解点の先、メーン管に接続するまでの町道区分を全部負担させました。これとこの話とどこが違うんですか。あのときでは、法律がそのようになっているという話だったんです。おかしいんではないかと。町道の中の部分ぐらいは町が出すべきではないかという話を私はさせていただきました。だけれども、法律がそうなっているからだめなんだということです。 個人です。今回は、そういう問題でないんです。なぜ町が負担するのか、きちんとした皆さんの中に決まりというのはないんですか。私からすれば、町道の区分であるならば、かなり離れたところに新設されても、町が下水を奨励しているんです。その時点で本来ならば、そこもきちんと町の区分としてやっていただく。メーン管まで配管する分をすべて個人に負担させちゃうわけですね。では、途中にできた人はどうするんですかということも、そのときに話が出ました。団地化された場合に、皆さんそういうふうにして、全部その団地の人がもつんですかと言ったら、多くなれば町が考えますということ、一貫していないんです。加入してほしいというのは町なんです。環境のためにそれを整備するのも町なんです。かつて、こういうことがあった。まだ3年とたっていないぐらいの話です。 こういうことがあると、そういう方に対してどういうふうに説明するんですか。さかのぼってでも皆さんにもう一度考えてもらいたいと私は思います。これ以上ここで話をしてもできる問題ではないので、話はここでやめますけれども、きちんとした形で対応してもらわないと困る、これだけは言っておきます。 ○議長(遠藤信也君) 吉田企業課長。 ◎企業課長(吉田政喜君) 大変ありがとうございました。確かに、いろいろな条件等が出てまいりますので、それらにおのおの対応していかなければならないわけですが、今、議員さんのご指摘のように、やはり一つのすかっとした基準というものも、今後検討して煮詰めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。          〔発言する人なし〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、次に、6款農林水産業費、22ページから24ページです。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 埋設農薬の探査についてお伺いします。 どのような薬品で、どの程度の量があると想定されるのか、また、これが埋設された理由は何か。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 今の猪俣議員さんの質問にお答えします。 埋設農薬の探査事業でございますが、有機塩素系の農薬、BHC、DDT、それにドリン剤というのが主なものでございますが、その農薬につきまして残留性が高いなどの問題があったために、国では昭和46年に「有機塩素系殺虫剤の使用および使用不能農薬の処分について」の通知を発しまして、埋設による処分を指導しました。その後、これらの農薬を含む残留性の高い有機化合物質の適切な管理、処分をするために、平成13年に「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」というものが制定されまして、この条約に加盟する国は適切な管理を行うことが義務づけられました。このため、農林水産省では、平成16年から埋設農薬の掘削及び最終処分が進むよう事業化が図られまして、この補正予算でお願いしておりますものは、昭和46年か47年ころだと思いますが、その当時に町、村と農協が埋設をいたしました調査事業を行うものであります。 この調査によりまして発見された場合には、ことしは探査だけ行いまして、来年度にそのものが発見された場合は、その農薬と汚染された土壌について処理事業を行うものであります。また、発見されなかった場合でも、県の指示を仰ぎながら、その地形等を考慮しながら周囲の地下ボーリングなどを行いまして、土壌調査の対応の必要性が出るかと思います。 一応、調査事業につきましては、鹿瀬地区と上川地区2カ所で行いまして、鹿瀬地区では量にしまして、当時の記録というか、町では県の資料によりますと鹿瀬地区は448キロのDDTとBHCであります。場所でございますが、大字鹿瀬の字上大木の地内であります。上川地区につきましては、BHCとDDT、それにドリン剤合わせまして85キロの数量だと聞いておりますが、それにつきましては町道日光寺線、旧地蔵屋敷部落の方へ向かった町道の沿線の山林の中であります。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 ほかに質疑ありませんか。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 今のところそれによる弊害は認められてはいないというふうに考えてよろしいですね。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 23ページ、赤崎荘の木質化改築工事でお聞きするんですが、東蒲材利用ということで今いろいろ町の木質関係については、東蒲材利用を促進しているんですけれども、実際にこれだけの発注をされると本当に供給が間に合うかなという心配があるんですけれども、その辺を考慮して発注しているのかどうかなんです。 というのは、今、乾燥剤自体ないので、それなりに乾燥施設に入れて対応していかないと、これからの時期間に合わなくなっていくんですけれども、実際に出す側はもう発注した、どうぞ工事にかかってくださいと言うけれども、材料が入ってこないというジレンマがあるんですけれども、その点町側としては、私の聞いていることが矛盾するんですけれども、どうお考えなのか、お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長
    農林商工課長(長谷川辰英君) 木材の供給の関係でございますが、町の発注工事で一番大きいのが、地域活動支援センターの建物の木材の量が一番大きくあろうかと思いますが、その担当課に聞きますと、その材料につきましてはほとんど確保できたという情報を得ております。 あと、今年度予定していますのは、この補正予算でもお願いしておりますが、たきがしら湿原の木道工事、それと西の集会所の改築工事ですか、それと小手茂集会所の改築工事、それらを一応予定しておりますが、赤崎荘につきましては、冬期間の閑散期に一応工事を予定しておりますので、ある程度この補正予算でお願いできましたら早目の発注をしまして、準備できるような形で進めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 材料は、そこそこ木、山の伐採はやられているんですけれども、実際にその乾燥が間に合うかどうかなんです。ということは、今、三川の乾燥施設1カ所で、あとほかに外部に持っていって委託する関係上、料金がかかるんです。高くなるという経緯があって、当初の町の設計に合わなくなってきている状況もお聞きしているんですけれども、その点今度、設計変更等で対応されるのかどうか。 受注した人が、初めから質問事項でこういう場合どうしてくれるんですかというのを、本来であれば出すのが受注業者なんです、入札に参加しようとする人たち。そういうのが逆に、本来の今携帯をしないで、できますということで受注した以上は、変更対象にはならないというのが現実あるんですけれども、そういう形を今後対応するかどうかだけ、ちょっとお聞きします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 乾燥施設を使うということが、まず一つ大きなテーマであったわけでありまして、これを良質化して使おうということをうたい文句にして、この50万円補助の推進も図ってきたところでありますから、今、聞き及ぶと冬場までということですから、よそへ出したんでは意味がないので、できるだけここで間に合わせてもらいたいというふうに思って、これから十分ひとつ検討させていただきますから、間に合わせるようにしていただきたいと、私もそう願っているわけでありますので、そのようにひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 材料については心配しないようにしておきますが、施工について最後お願いしておきますが、地元の大工さん疲弊しています。この辺の利活用を促進していただきたいんです。 それともう一つ、小規模工事受注発注とか、いろいろ施策を考えていらっしゃるんですけれども、繰り越しの中でも屋根の補修だとか、いろいろ小規模工事がたくさんあると思うんですが、これらはやはり地元の大工さんと、大工組合さんもありますし、実際に建設業の登録をしないでやられている方もいらっしゃいますので、300万円以下は契約できるわけですから、その辺を有効利用して、地域の大工さんたちが、仕事にあぶれない、つけないような状態にならないように対応を考えていただきたいんですが、その点、最後答弁願いたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 渡部総務課長。 ◎総務課長(渡部政勝君) 今、斎藤議員言われたとおりでありますので、小さい工事、特に木造大工関係の仕事につきましては、随意契約とともにスムーズに地元の組合員さんが、個人が発注できるような体制を整えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 農林水産業です。22から24ページです。 16番、宮澤勝見君。 ◆16番(宮澤勝見君) たきがしらの湿原のバリアフリーの関係なんですが、町長は説明の中で老朽化してきたと。それで、今いろいろな話をくっつけると、杉を使えば、東蒲材を使えばいいかもしれないけれども、今つくっていって終わると。終わったしりからまた老朽化が始まって、またこうやると。それで、やはり一番いいのはカラマツなのね。杉より安くて、水の中に使う場合には松が一番長もちするわけです。一番きくのは本当はキリなんだけれども、キリは何十年置いても水から上げるとからからだからね。でも、キリは使うわけにいかないから。ということは、安くて長もちをする。防腐剤を塗ればああいう植物関係はこれまただめなんで、生の原木を使うのには、ああいう湿原の橋なんかは、カラマツが最適だと思うんだけれども、ほかへ行っても使っている。 だから、そういうことを、ただ単に安いとか、今は東蒲杉だからと言うよりも、いかに長く、安くなるかということを考えたらどうでしょうかということなんですが、いかがですか。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川農林商工課長。 ◎農林商工課長(長谷川辰英君) 今回、たきがしら湿原のバリアフリー化で使用します材料は、ほとんどが杉でございます。それは防腐加工しましたACC加圧注入といいますか、そういう防腐加工をしたものでございます。木道の縁の部分、橋でいいますと欄干部分といいますか、縁になりますが、その部分だけクリの木が使用されます。東蒲材の普及という観点からご理解をいただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君。 ◆16番(宮澤勝見君) 今言ったようにクリは最高です。そんなにそろわないからということで言わなかったんだけれども、今言った防腐剤も、それは全くにおいがして、雨が降ってたれれば高山植物にすぐ影響すると。でも、いろいろな防腐剤があって、それはわかるけれども、やはりそういうものを使わないで、本当の普通の加工をしない、消毒をしない木材を使うのが一番いいのかなと。今言ったように、松だと本当に、カラマツだと何倍も長もちをするということを考えれば、ただ、今言ったように東蒲材を使えばいいといって、それだけ考えてやったんでは、やはりよくはないかなと思うので、今回、そういうことを計画したんであれば、もうしようがないけれども、これからもあることだから、そういうことを念頭に入れておいてもらいたいなと。一番もつのは、キリ、クリ、カラマツということだから、覚えておいてください。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 含蓄のあるところをお聞かせいただきまして、ありがとうございました。実際に私も、この前行ってあそこを渡ってきまして、そして、そんなにまだ老朽化といって、ぬがるほどではないんです。ところどころでありまして、ですから、今のうちにやっておけば、また、しばらくは長くもつんではないかと。おっしゃるとおりで、一方では東蒲産材を使い、地元大事なものですから、一方ではそういう話もあるわけですが、どちらもこれは聞いて参考になることでありますし、また、大事なことだろうと思いますので、今、担当課長のほうで用意もしたということでもありますし、必要に応じてのクリの部分もありますから、その辺もひとつ考慮した上で、今後また、たまたま宝くじというようなことで、財源手当てができるということで急遽、当初予算でもあったんですけれども、なかなかこれはということで延ばしたわけですが、申請中でありましたので、採択できたらやろうということでありましたから、このたびはそんなことでひとつご理解をいただき、決して、ご提案いただいたことについては、十分頭の中に置きながら、今後の対応はそういうことも念頭に置いてやるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑ないようでありますので、審議の途中でありますが、休憩のため3時15分まで休憩といたします。 △休憩 午後2時55分 △再開 午後3時15分 ○議長(遠藤信也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 7款商工費、25ページから26ページです。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 温泉スライダーの修理に絡んでお聞きしますが、先ほどあった健康の国づくりの温泉スライダーが始められた原因のようにあれされていますけれども、その後、温泉スライダーに対する提言みたいなのはあったんですか、それが1点と、それと今回のこの修繕工事が出ていますけれども、半額の保険というのはどういうことなのか、その意味を詳しくお願いいたします。 ○議長(遠藤信也君) 斎藤三川支所長。 ◎三川支所長(斎藤秀勝君) まず、保険の関係ですけれども、公共的な建物でありますので、全国自治協会の建物災害共済に入っておりまして、その関係で2分の1が出るということになっております。この関係につきましては、3月22日にかなりの突風が吹きまして、屋根の一部がめくれ上がったと、そういうことで今応急処置をしたんですけれども、かなり屋根の間に入っている木が腐食しているので、その部分を入れかえなければいけないということで、見積もりをとりましたら、このぐらいの金額がかかるということになっております。 それから、健康立国の関係のことをおっしゃっているんだと思いますけれども、昨年の実績がようやく出てまいりまして、そこのところを利活用した考え方が提言の中に入っておりましたので、後ほどまたその報告書については、皆様方のほうにお配りしたいと思います。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 26ページの工事請負費、あすなろ荘ベランダ撤去工事で伺いますが、6月10日にあすなろ荘、みかぐら荘あわせて改修工事が発注されています。ここの中でのあすなろ荘のベランダ撤去と改修工事との関連はないんでしょうか。というのは、逆にお金がないために、このベランダ撤去をしなかったということなのか、それとも、改修工事とは違うということでの予算設定なのか、お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川上川支所長。 ◎上川支所長(長谷川常治君) あすなろ荘のベランダ撤去工事でございますが、当初予算から上がっている工事とは別物でございます。今回上げさせていただいたのは、あすなろ荘の正面玄関から上流でございますが、当初からベランダという形であったわけでございますが、それが雨、風等で腐食になっておりまして、ペンキは塗っていたんですが、ペンキの中の腐食が激しいというようなことで、非常に危険を伴ってきたということで今回上げさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 改修工事との取り組みというか、取り扱いというか、その辺の影響はないんですか。この工事はこの工事として、小規模ですから、一般のいろいろな中で発注できるとは思うんですけれども、今の改修工事と、あすなろ荘ベランダ撤去工事が重層するとか、工事上、かみ合わせて一緒にやらなければならないということではないということで理解してよろしいですか。 ○議長(遠藤信也君) 長谷川上川支所長。 ◎上川支所長(長谷川常治君) はい、そのとおりでございます。かみ合わないということになります。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですので、次に、8款土木費、26ページから27ページです。質疑ありませんか。          〔発言する人なし〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、9款消防費、27ページです。 4番、佐藤郁夫君。 ◆4番(佐藤郁夫君) どこで聞こうかなというふうに思ったんですが、ここがちょうどいいと思ってお聞きするわけです。町長の行政報告におきまして、当然言われるだろうと思っていましたんですけれども、なかったものですから、お聞きしたいと思います。 3月議会におきまして、消防本部の移転工事の予算が決定したわけでございますけれども、その後何も話がないわけですが、どのような推移といいますか、進展しておられるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 先ほども渡部議員さんに、これからいろいろご意見を伺ってということでありますから、現在は動いておりません。これからです。 ○議長(遠藤信也君) 4番、佐藤郁夫君。 ◆4番(佐藤郁夫君) 今、どこでも仕事がない時期でありますし、盛んにそういうような話があちこちからの議員さんから出ております。その時期でもありますから、なるべく早く出してもらいたいと思います。 そもそも予算委員会の採決に関しまして、本当いいますと、あそこでもって採択してもらったほうがよかったんです。絶対多数の賛成があったもんですから。ところが、途中でもって折衷案みたいなやつが出ました。これはしようがない、武士の情けだという温情的な問題でもってやったわけですけれども、それは恐らく皆さんもわかっているんだろうと思います。こんな時期でもありますもんですから、現行の計画を大船に乗った気持ちで進んでいっていただきたいと、こう切に思っているわけであります。 終わります。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) ご意見を十分に伺いましたので、これからまた、私どもも十分な対応をしてまいりたいと、こう思っております。仕事の関係、まさにそのとおりなんで、先ほど来お話が出ているように、まずはほかに予定したもの、まだまだたくさんございますので、これをまず早急に発注していきますから、そういう中でまた皆さんから満堂のご理解をいただけるように私も努力をしてまいりたいと、こう思っております。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑ないようですので、10款教育費、28ページから32ページです。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 28ページの一般事務局費ですか、教科書の教科用図書採択という形で出ておりますけれども、これの詳しい内容と、それと委員謝礼という形で出ておりますけれども、現状、教育委員がおられるわけですが、その中では対応が図れないものなのかどうか、この辺をお聞きいたします。 ○議長(遠藤信也君) 犬飼教育長。 ◎教育長(犬飼哲夫君) 教科書採択委員会は、東蒲原郡と五泉市で構成しております。そして、これは研究員、その上に採択委員会というのがございまして、この研究員は現場の教職員を、五泉市と東蒲原郡でそれぞれ同数ずつ出ておりまして、その委員の方々に検討してもらっているわけあります。教職員でありますから、どうして謝礼かということになるかと思いますが、教科書採択は非常に外部に漏れては困ることでありますので、委員の名前は伏せて研修してもらっておりますので、会議は行いますけれども、実際の教科書に当たっての研究、研修は自宅で行っているということであります。 ですから、これは教員の本来の職務以外に、県からお願いされている中見であります。そういうことでもありますので、費用弁償というわけにいきませんので、謝礼という形で若干の図書券を差し上げているということでございます。そういうふうな組織で検討させていただいております。8月中には結論を出す予定であります。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) あくまでも職員だけでやっていくということなんですね。それを統括する方というのはおられないんですか。 ○議長(遠藤信也君) 犬飼教育長。 ◎教育長(犬飼哲夫君) この採択協議会の事務局は、五泉市教育委員会にありまして、五泉市教育委員会の指導主事がそれは担当しております。ただ、この中に教員以外にPTAの代表が阿賀町から1名、五泉から1名出ております。それ以外は全員、教員と指導主事であります。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 28ページ、その下の貸付金、奨学資金貸付金の補正で81万円上がっているんですけれども、対象者の数が多くなってという説明があったんですけれども、実際に何名なのか、お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 波田野学校教育課長。 ◎学校教育課長(波田野正博君) 現在の奨学金の貸し付け状況でございますが、継続につきましては、現在までの継続が全部で30件ございまして、償還が始まっているものは現在まで20件、償還がまだなものにつきましては9件ということでございます。22年度償還を申し込みがありましたのは、現在までに7件ございます。 以上でございます。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 貸付金の償還ではなくて、貸付者数をお聞きしているんです。今、貸付金の増額分の人数と、今実際に貸し付けをされている数をお聞きしたいんです。それで、新規に22年度にあったのかないのかも、今7件、償還を開始したのが7件なんでしょう、22年度から。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私は、この増員分については何名と申し上げなかったですか。 ◆9番(斎藤秀雄君) 言っていないです。 ◎町長(神田敏郎君) 5名です、増員分5名。あとは、お答えください。 ○議長(遠藤信也君) 波田野学校教育課長。 ◎学校教育課長(波田野正博君) 22年度の申込者は7件ありまして、当初予算では5名の継続者と、新規に見込んでいました人数、件数につきましては2件、計7件の予算をお願いして計上しておりましたけれども、平成22年度に4、5月で7件の申請が出てきております。したがって、差し引き5件の不足が生じましたの、今回補正をお願いしてございます。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 2番、入倉政盛君。 ◆2番(入倉政盛君) 30ページの2目の外国語指導助手の招致事業なんですけれども、柏市に続いて新潟県でも、ALTの突然の解雇17名が発生しましたけれども、阿賀町ではその影響はないんでしょうか。 ○議長(遠藤信也君) 波田野学校教育課長。 ◎学校教育課長(波田野正博君) 阿賀町ではそういうようなことはございません。今回計上させていただいた内容につきましては、今、町内にお願いしているALTが2名おりますが、その2名とも昨年7月に来日しておったんですが、毎年2月に本人と再契約について意思確認をしておるところなんですが、1名の女性ALTにつきましては、今年度契約を希望しないということで、母国にお帰りになるということで確認をしておりますので、その帰国旅費と、新しく来ていただくALTの渡航経費を計上させていただいたものであります。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) 2番、入倉政盛君。 ◆2番(入倉政盛君) この会社が、ハートコーポレーションという業務請負会社なんだけれども、阿賀町は新潟県のあれを請け負ってやっているわけではない。直接別のルートで雇用しておられるわけですか。 ○議長(遠藤信也君) 波田野学校教育課長。 ◎学校教育課長(波田野正博君) 民間の企業ではございません。新潟県のJETという、新潟県があっせんしていただく機関のルートを通して派遣をお願いしているという状況でございます。 ◆2番(入倉政盛君) はい、わかりました。 ○議長(遠藤信也君) 7番、渡部英夫君。 ◆7番(渡部英夫君) 7番、渡部です。32ページをお願いします。 32ページの小型船舶免許取得助成金8万6,000円が上がっているわけでありますが、以前に、10名以上人数がまとまれば、出張試験でこちらへ試験官が来て試験をしていたケースがございます。そういうことで考えれば、この8万6,000円の対象する部分は、新潟まで行って試験を受けるのか、ここで受けさせていただけるのか、ちょっとわからないんですが、大勢募集をかけて、できるだけこっちのほうで受験が可能だという方法はとらなかったんでしょうか、その辺お聞かせください。 ○議長(遠藤信也君) 横山社会教育課長。 ◎社会教育課長(横山一磨君) 今回は、この6月から沖縄で1名、B&Gの育成の研修に行っております。その職員用にということで補正を上げさせていただきました。今、議員がおっしゃったように、以前は集約いたしまして現地でもできるという話だったんですが、今回はその1名分だけということで計上しました。 ◆7番(渡部英夫君) 了解。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですので、次に、11款災害復旧費、33ページです。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、以上で歳出の質疑は終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 11ページから12ページです。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第48号 平成22年度阿賀町一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第13、議案第49号 平成22年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第49号についてご説明を申し上げますが、平成22年度の阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。 別冊の特別会計補正予算の1ページをお開き願います。 第1条に、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ54万1,000円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億1,537万5,000円とするものでございます。 事項別明細書は10ページでございまして、1款総務費、これらもこの特別会計につきましても給与費につきましては、6月異動等の増減にそれぞれの款項での増減ということでございますので、その辺は給与費明細票をごらんになることで、ご承知おきをお願いしたいと思っております。 それで、1款の総務費、総務管理費の一般管理費の共済費につきましては、これは負担率の変更によって7万1,000円を増額補正をお願いするものでありますが、委託料につきましては国保資格システム改修業務委託料ということで42万円の増額補正でございます。国保連合会のシステムの更新に伴いまして、各市町村にこれの対応が必要ということでの補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、6款の国庫支出金で1目財政調整交付金につきましては、国保資格システム改修に伴う特別調整交付金を予定したものでございます。 13款繰入金につきましては、1項1目で一般会計繰入金につきましては、国保会計補正に伴う補正計上でございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第49号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。10ページです。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第49号 平成22年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第14、議案第50号 平成22年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) 議案第50号につきましても、平成22年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)の補正予算(第1号)でございまして、別冊の19ページでございます。 第1条で、歳入歳出それぞれ901万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億2,010万8,000円とするものでございます。 28ページの歳出でございますが、総務管理費、一般管理費の職員給与費、給料、それから職員手当、共済費につきまして、これは人事異動に伴う介護職員6名から5名の1名減による919万3,000円の減額補正が主なものでございます。 27ページの歳入に戻りまして、7款繰入金、2項一般会計繰入金につきましては、介護保険会計の補正に伴う補正計上でございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第50号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。28ページです。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第50号 平成22年度阿賀町介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    △議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第15、議案第51号 平成22年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第51号につきましても、平成22年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第1号)でございます。 別冊の37ページになりますが、第1条で、歳入歳出それぞれに1,533万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,184万6,000円とする内容でございます。 事項別明細46ページの歳出について、申し上げます。 まず、一般管理費の職員給与費、共済費までの間につきましては、これは人事異動により、新たに事務長を配置したことによって1,063万1,000円の増額補正をお願いしたものであります。診療所はやはり統括してもらう事務長が必要だということで、なかなか三つにばらばらになっておりますと、予算の執行についても、管理についても、うまく円滑な運営ができないということで、あえて今回事務長という形で配置をしまして、そしてこの三つの連携をよりスムーズな格好にしようと、また対外的には県立病院等との連携、そういったようなことで事務長の配置をいたしました。それに伴う人事異動での増額補正でございます。 さらには、津川、鹿瀬、上川の各診療所のレセプトコンピューターを診療報酬のオンライン請求に対応したものに更新する経費といたしまして405万4,000円を、デジタルX線画像診断システム保守点検委託料として40万8,000円をそれぞれ増額補正いたしました。 三川診療所におきましては、屋根の雨漏りが見られることから、当面の応急的な修繕料として19万7,000円を計上させていただいたものであります。 45ページの歳入につきましては、4款繰越金、前年度歳計剰余繰越金1,533万円の補正をお願いしたものでございます。 以上、雑駁な説明でございますが、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第51号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。46ページから47ページです。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 事務長を設置するということについて、お伺いします。 今まで、この事務長がいないために何か問題があったということは私らとしては考えられないんです。逆に、県立の先生方との意思の疎通というのも、医師同士であったがためにスムーズに図られたんではないかなというような嫌いが私としては持っているんです、運営のことはさておいて。この人が入ることによって、逆に医師間の疎通がきちんと図られるのかどうかというのは逆に心配なんですが、その辺はどのように考えておられますか。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) 私は、やはりなかなか医師同士の疎通というのはしょっちゅうやっていますので、本当に毎たびごとに連絡会議をやっておりますから、案外うまくいっているんです。診療所間が余り、要するに予算の管理だとかそういったようなこと、それから、指揮命令系統というか、直接保健年金課長がやることが望ましいわけでありますけれども、やはり現場でそれを見ていないとなかなか円滑な方向性というのがいかないということで、この際、そういった事務関係、これを統括するようなことでやってはどうかということで置かせてもらうということであります。 ○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 要するに従来の診療所があった、医師とは別として事務連携をきちっとするためということになると、事務長はどこに配置して、どのような形で運営されていくのか、それをお聞きします。 ○議長(遠藤信也君) 石川保健年金課長。 ◎保健年金課長(石川久作君) 事務長の配置場所でございますが、拠点を鹿瀬診療所に置きまして、上川診療所にもデスクを置いてあります。両方行ったり来たりの連携もとる必要がございますので、拠点は鹿瀬診療所ということでご理解をお願いいたしたいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 津川はどういうふうな形ですか。 ○議長(遠藤信也君) 石川保健年金課長。 ◎保健年金課長(石川久作君) 津川にはデスクは置いていませんけれども、診療日、今、週1回診療していますけれども、同じように津川も出向きますし、常に現場のほうを見ていただくという役割を担っていただいております。三川につきましても、同じように行ったり来たりはしております。また、三川についても打ち合わせとか時々開きまして、私も参加することもございます。 ○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) これによって、医師間の連携が崩れるようなことだけはないようにしていただきたいんです。要するに、当然お金が絡んできますので事務的なものと、彼らが動く範囲の問題というのが出てきますので、その辺だけは連携がスムーズにいくようにお願いします。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) そのために置いてあるわけでありますし、これはある意味では医師の希望でもあります。そういうことで置かせていただきたいということであります。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の全般について質疑を行います。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑ないようでありますので、以上で歳入の質疑を終わります。 これ質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第51号 平成22年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第16、議案第52号 平成22年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第52号でありますが、平成22年度の阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、55ページになりますが、歳入歳出の総額にそれぞれ8,936万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億2,203万8,000円とする内容でございます。 また、地方債補正につきましては、この事業に伴う補正ということで58ページに、粟瀬簡易水道施設整備事業ということで変更補正をさせていただいておりますので、ごらんいただきたいと思います。 1款総務費、職員給与関係には人事異動に伴うものでありますので、そのようにご承知おきをいただきたいと思います。 2款維持管理費、簡易水道維持管理費の上川地区簡易水道施設維持管理費でございますが、11節の施設修繕料につきましては、黒谷、粟瀬、九島、大尾、牧野、太田地内において配水管の漏水が相次ぎました。その修繕費と楢山浄水池の逆支弁が経年劣化によって故障したための修繕、漆沢滅菌機の注入配管の漏水修繕、室谷簡易水道では経年劣化による原水ポンプ1台が故障のための取りかえと、渇水期に対応するための水源改良を含めて310万円の補正をお願いするものであります。 また、三川地区簡易水道維持管理費でありますが、11節の施設修繕料につきましては、4月以降に釣浜、長谷、小花地地内において給水管、送水管の漏水の修繕費86万円と15節の工事請負費では小花地簡易水道の鉄、マンガンが多く水質悪化が進行したため、井戸洗浄と送水管の洗浄を行うための工事費として140万円をそれぞれ増額補正をお願いするものでございます。 次に、65ページの3款でございますが、これは建設改良費でございまして、簡易水道の施設整備費で粟瀬簡易水道施設整備事業でございます。これは平成23年度以降の計画としておりましたけれども、今年1月から2月上旬にかけ、黒谷地内において複数の漏水事故が発生して、管路施設の早急な整備が必要となりましたので、事業を前倒しして実施するものでございます。 測量設計委託440万円、工事請負費8,167万9,000円、その他事務費を含めまして事業費8,691万9,000円の追加補正をお願いする内容でございます。 次に、63ページが歳入でございますが、3款国庫支出金につきましては、衛生費の補助金ということで粟瀬簡易水道の整備に伴う補助金3,301万2,000円の追加補正でございます。繰入金につきましては、簡易水道会計に伴う一般会計からの繰り入れということでありますし、7款の町債につきましては、粟瀬簡易水道の整備に伴う起債5,380万円の追加補正をお願いするものでございます。 以上、大変雑駁でございますけれども、説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第52号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。64ページから66ページであります。質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 66ページの粟瀬簡易水道施設整備工事ということで8,167万9,000円計上されていますが、今、町長が言われたようにいろいろな形で早く前倒しなんですけれども、具体的な内容はこれからでしょうけれども、これらに対する説明等は議会に対していつ行う予定ですか。予算はこれだけ必要なのはわかるんですけれども、どういう内容で、どういう対処する予定ですか。お願いします。 ○議長(遠藤信也君) 吉田企業課長。 ◎企業課長(吉田政喜君) 斎藤議員のご質問でございます。 金額が8,000万円と非常に高額になってございます。理由につきましては、ただいま提案理由のほうで長のほうからご説明があったわけですが、維持修繕でも黒谷地区で漏水があって修繕をいたしました。現地を見ますと、本管が民有地の杉林に入っている状況でございます。現在、修繕費で修理したのは、正直場所がわからなかったために、ある程度の区間を現在仮設管を組んでいる状況でございます。それで、黒田に地区につきましては、当初、工事予定といたしましては平成23年度に実施をする予定でございました。 ただ、その他もこれから出る心配もございますし、冬期間仮設管ではちょっと無理があるというようなことで、前倒しをしてできないかというようなことで検討をしてまいったわけでございますが、おかげをもちまして県のほうも補助金等も大丈夫だというようなことで、粟瀬地区の22年度当初予算に計上いたしました内容につきましては、議員さんご承知のとおり本体が粟瀬地内にございます浄水場、これの拡張と、これが主な工事内容になってございますが、そこにつけ加えまして、黒谷地区、8,000万円の内容といたしましては送水管の布設工事、延長が1,887メートルを予定してございます。 今後の工事の発注形態になろうかと思いますけれども、工区分けをいたして発注をしたいなという考えでございますが、まだ、詳しく詳細については決定してございません。決まりましたら、何らかの形でお示しをしたいなと思ってございます。 以上でございます。 ○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。 ◆9番(斎藤秀雄君) 22年度本体がまだなんですよね。それで送水管については、この8,167万9,000円の内容的には、送水管の1,887メートルが主たる事業だというふうに理解してよろしいんですか。ということであればわかりました。 ○議長(遠藤信也君) 吉田企業課長。 ◎企業課長(吉田政喜君) そのための設計委託と工事費ということでご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。          〔発言する人なし〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですで、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第52号 平成22年度阿賀町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(遠藤信也君) 日程第17、議案第53号 平成22年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。          〔町長 神田敏郎君登壇〕 ◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第53号につきましてご説明申し上げますが、これは平成22年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 75ページになりますが、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ586万7,000円を追加いたしまして、その総額を歳入歳出10億5,228万7,000円とするものでございます。 84ページの歳出になりますが、これも職員給が主たるものでございますけれども、これは下水道職員3名から1名増になってございまして、それに伴うものでもあります。また、一般管理費の職員手当につきまして、4月と6月の2回にわたりまして会計検査の準備に要した時間外が不足いたしましたので、当初予算に不足の補給として、今後のものを見込みながら10万円の増額補正をお願いするものでございます。 2款維持管理費でありますが、これは公共下水道維持管理費で津川地区における当初予定いたしました新規の公共ます設置数を3基としておりましたけれども、6月の段階で5基の設置申し込みがございましたので、不足する工事費48万3,000円の増額補正をお願いするものであります。 なお、83ページの歳入につきましては、1款の分担金、負担金で下水道事業受益者負担金につきまして、津川地区公共ます設置工事に伴う新規2件分の負担金額24万円の増額補正であります。 ほか5款につきましては、下水道補正に伴う一般会計繰入金562万7,000円の増額補正をお願いするものであります。 以上、雑駁でありますけれども、ご説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(遠藤信也君) ただいま議案第53号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。84ページから85ページであります。 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) ここできちんとお聞きします。 先ほどの要するに合併処理浄化槽のやつが、なぜこの区分で処理されなかったのか。当然、下水道には特環と農集と合併処理槽というのがきちんとした予算枠の中に入っているわけですけれども、先般のはなぜ衛生費で処理されたのか。今後もこのようなことがあるんだとすると、その出どころ、きちんとした会計処理がなされたかどうかというのがわからなかったので、その辺の区分をきちんとお聞きしておきます。 ○議長(遠藤信也君) 吉田企業課長。 ◎企業課長(吉田政喜君) 下水道事業につきましては、公共事業並びに農業集落排水事業、それから林業集落排水事業と合併浄化槽の事業と、事業につきましてはこういう区分けになってございます。それぞれこれに伴う法律根拠に基づいての事業がございます。今回の公共ますについては、津川地区公共下水でありますので、長のほうから2カ所ということ……          〔「いや、今回のではなくて、合併処理浄化槽のやつがなぜこの項目で処理されなかったか」と言う人あり〕 ◎企業課長(吉田政喜君) 一般会計の衛生費のほうですね。ちょっと勉強不足で、ちょっと調べまして連絡したいと思います。 ○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。 ◆12番(猪俣誠一君) 調べるのはいいんだけれども、なぜ、区分けで私たちのほうには特環、農集、それから林業だか何かありましたね。それから、個別排水という形でみんな出ているのに、先ほどのだけは衛生費で処理されているんです。要するにそこに当てないと、多分出せなかった費用だと思うんです。ということは、物の考え方を変えれば、そういう形で出せるとなると、何でもありの世界になってしまうんです。あなた方が従来やってきた法律に従ってという言葉を入れないための措置として私は見たんです。 そうだとするならば、どんなことでもできるということになってしまうと、取り違ったことを、間違いを起こす可能性というのは十分ありますので、それが住民のためになるという考え方であるならばいいんです。ただ、措置するがための自分たちの身を守るための措置になってしまうと、何でもありの世界になると、法律によって動いていることが無になりますので、その辺はやはりきちんとしていただきたい、会計処理は。それだけはお願いしておきます。 多分、合併処理の中で皆さん方の区分の中で、あの道路を通るということは、当然その処理としては不可能なはずなんです。それを可能にするために衛生費で出したというふうに私は理解したんです。そうだとするならば、今後もこのようなことがあり得ると。そうするときちんとしたものが、ちゃんとした形でできなくなるんです。これだけはまた後で結構ですから答弁いただきますけれども、今は差し当たりここで下がりますけれども、ちゃんと処理だけはしてください。 ○議長(遠藤信也君) 神田町長。 ◎町長(神田敏郎君) これも前にも水道事業で、こういうことがございました。これとは若干違うんですけれども、おっしゃるとおりですので、この辺はきちっと区分できるようにきちっとやらせていただきたいと、こう思っておりますし、勉強不足なんていうことのないように、ぜひ私のほうも努力させていただきます。 ○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑はないようでありますので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第53号 平成22年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(遠藤信也君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 本日は、これにて散会します。 大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。 △散会 午後4時07分...