阿賀町議会 2007-12-20
12月20日-02号
平成19年 12月 定例会(第4回) 平成19年第4回
阿賀町議会定例会会議録議事日程(第2号) 平成19年12月20日(木)午前10時開議日程第1 一般質問日程第2 議案第89号 平成19年度阿賀町
一般会計補正予算(第3号)日程第3 議案第90号 平成19年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第4 議案第91号 平成19年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第2号)日程第5 議案第92号 平成19年度阿賀町
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)日程第6 議案第93号 平成19年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第3号)日程第7 議案第94号 平成19年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第8 議案第95号 平成19年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第9 議案第96号 平成19年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(22名) 1番 渡部英夫君 2番 波多野哲夫君 3番 清田輝子君 4番 佐久間勇夫君 5番 星 公司君 6番 宮川弘懿君 7番 猪俣誠一君 8番 土屋勝則君 9番 佐藤郁夫君 10番 高橋 渡君 11番 石川太一君 12番 宮澤勝見君 13番 山口周一君 14番 波田野泰博君 15番 神田八郎君 16番 斎藤秀雄君 17番 伊藤武一君 18番 薄 厳弥君 19番 石田守家君 20番 五十嵐隆朗君 21番 清野八十八君 22番 遠藤信也君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 神田敏郎君 副町長 長谷川修一君 教育長 犬飼哲夫君 代表監査委員 田沢利博君 会計管理者 神田正志君 総務課長 加藤茂記君 企画課長 渡部輝男君 税務課長 斎藤義男君 住民課長 五ノ井充啓君 福祉保健課長 江花 至君 産業課長 大堀正幸君 商工観光課長 斎藤秀勝君 建設課長 二瓶光秋君 企業課長 長谷川澄男君 消防長 伊藤敏則君 警防課長 渡部寛一君 鹿瀬支所長 佐藤 修君 上川支所長 猪 章一君 三川支所長 清野 強君 学校教育課長 遠藤 修君 社会教育課長 後藤九一君
農業委員会事務局長 長谷川辰英君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 渡部政勝 書記 後藤勝子 書記 阿部登志子
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(遠藤信也君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。 これから、平成19年第4回阿賀町議会12月定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(遠藤信也君) 本日の議事日程は、あらかめじお手元にお配りしたとおりであります。 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため求めにより出席した者は、あらかじめお手元にお配りしたとおりでありますが、二瓶予防課長は、昨日、福取地区で発生した火災現場調査のため、欠席となります。
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△一般質問
○議長(遠藤信也君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問は13名の方から通告を受けております。 昨日に引き続き、一般質問を行います。 順次発言を許します。
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△高橋渡君
○議長(遠藤信也君) 10番、高橋渡君。 〔10番 高橋 渡君登壇〕
◆10番(高橋渡君) 10番、高橋渡です。通告にのっとって質問をさせていただきます。 農業経営の安定化対策について、質問をいたします。 本町の基幹産業の農業は、ことしの大幅な米価下落、また天候不順もいつやってくるかわからないなどで、農業者は苦しい経営を余儀なくされているのが現状と思います。米価下落は市場原理と言われればそれまででありますが、この制度自体が好ましくないと思います。自由に耕作し、自由に販売する。いわゆる規制撤廃が元凶と思いますが、これは世の流れであり、農業だけが一人負け組になってしまったのではないでしょうか。 第1点として伺いたいのは、負債が資産を上回り、農業を続けていくことのできない農家が何戸あり、また、その実態はどうなっているのか。さらに、農業経営を続けていけないと判断される農家に対し、行政として何か打つ手はないのかどうか。あわせてボーダーライン層の農家についても、対策として考えているものがあればお知らせ願います。 次に、次世代農業を目指す方策として、農業経営を圧迫している農機具の購入費、及び償却費の件ですが、現在は各農家がそれぞれに高価な農機具を購入し、備えつけていますが、その稼働率はまことに低いのが実態です。このようなことから、町と農協がタイアップをし、津川地区だけ取り残されたライスセンター、並びに農業機械公社等を設置することについては、いかがお考えか町長の所見を伺います。 以上でございます。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、お答え申し上げます。 基本的には高橋議員さんの私どものようなこの小規模・零細農家にあっては、本当に規制なしでつくれると、こういうものが一番望ましいのではないかと、私も私的にはそんな思いを持っている一人であります。本年度は米価の予想もしない大幅な下落について、大変私どもも驚いたところでありますが、農業を続けていくことのできなくなった農家が何戸あり、その実態はどうなっているかというご質問でございますけれども、議員ご承知のように、本町の農業経営の形態というのは、大多数が兼業農家で占められているわけでありますから、専業農家を含め、負債が資産を上回り、採算が取れないために農業を続けられなくなったというお話は現在聞いてはおりませんけれども、厳密に計算をすれば、兼業農家でありますからどこかで負担をしているというような感じで、実際にはいわゆる経費が上回っているということも考えられるわけでありますが、現段階におきましては、そういう続けられなくなったというお話は聞いていないというのが、また実態でもあります。 しかしながら、高齢化、担い手不足によって農業が続けられなくなり、他の農業者や農業公社に委託するという農家は、年々増加しているということについては、もう本当に議員さんおっしゃるとおりでもありますし、現にそうなっていること、今までの公社等の実績から見ても、如実になっていることは事実でございます。農業経営安定のための行政サイドとしてバックアップできることがあるのかというご質問もありますけれども、町独自の制度というものは特別にあるわけではございませんが、いわゆる国・県の制度を皆さんからご理解のもとで進めているわけでありますが、そうした中でも新潟県として、
緊急農業経営安定対策資金融資制度と、
JAグループ新潟の
経営維持緊急支援資金融資制度というのがございますが、どちらも年利率で3.1%の低利率で融資が受けられる制度、融資から2年間は無利子となっておりまして、5年以内の返済融資制度であります。11月末現在で阿賀町から10件ほどの申し込みがあるというふうに聞いているところでございます。 また、本町は良質米の生産地であることは、皆さん十分ご承知のところでありますが、売れる米の生産地として、差別化した米の販売方法などの検討、あるいは生産調整の配分要素であります米の品質、需要実績による
作付け面積配分割合の拡大を強く県に訴え、阿賀町における水稲作付け面積の拡大で、農業経営の安定につながるよう努めていくとともに、耕作放棄地、あるいは遊休農地を活用したワラビなどの栽培推進にも力を入れていきたいというふうに考えているところでございます。 次に、津川地区の今後の営農体制についてですが、現在、ご案内のとおり町には2つの農業公社がありますが、既にご承知のとおり、津川地区、鹿瀬地区まで、これはエリアを拡大しての農作業の受託を行うというところまでには至っていない、今、現行で精いっぱいの状況ではなかろうかなと、こう思っております。津川地域にライスセンター的な機能の設置をということでもありますが、町といたしましては、地域営農に応じた組織、個人の育成などにより地域農業の活性化と、コスト低減を図ることが急務ではないかというふうに考えているわけであります。 津川地区は、特に個人営農の盛んな地域であります。当然ながら、個人所有の農業機械も多いわけですから、それらの機械の有効活用を図れるような組織体制整備は、関係機関や農家と協議をしながら、検討していく必要はあるんだろうというふうに思っているところでございますので、この辺のところは寄り寄り協議をしながら進めていく必要があるかなというふうに思っているところであります。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 高橋渡君。
◆10番(高橋渡君) 10番です。再質問をさせていただきます。 ただいまの答弁では、町独自の支援制度というものはなくて、国・県の制度を導入して支援をしているということと、それから、このたびの米価下落で緊急融資制度、これが10件ほどあるということでございましたが、この融資条件も非常に厳しくて、農協からの借り入れがあった場合、また負債が何%とかということで、これをクリアできなくて、借りたくても借りられないという方も何名かいらっしゃるということでございます。これは借りれば当然返さなくてはいかんということで、なお経営に圧迫感が出てくるわけなんですが、特に価格下落による影響というのは、数量削減の3倍の影響があるというふうに言われております。 12月2日付新潟日報に掲載のとおり、米価の仮渡金の減少に伴い、県内農業者の手取り収入が約150億円減少するとの試算を県としてまとめたとしてあります。また、昨年比で約16%のマイナスとなっています。県として、米価下落による農家所得への影響を調査するために、このような算出をしているというふうに言われております。また、米価下落による価格保証は、制度の不備によりましてことしは保証されないというふうに聞いております。これは
品目横断経営安定対策ですね。実際はどうなのかです。この制度自体ですね。要件にかなったごく一部の農業者が対象で、他の中小農家は対象外なんです。また、自民党の農政部会で、この制度自体がおかしいということで、積み立てがなくてもこれは保証するんだというようなことも言っていますが、まだ、これは未来形ですので、今後どうなるのかというのはこれで全然わからないわけです。米価下落に対する保証、ことしは保証されるのかどうか、それを再度お聞かせ願いたいと思います。 また、ただいまの答弁では、町全体からそういう窮状が聞こえてこないというようなことですが、どこの農業者も、商業者も、一個人が窮状を訴えても町として、行政として、また取り上げてもらえないという考えから、ただ黙っているんだというふうに思います。むしろ旗を立てて今さらという考えのようです。できれば、行動したいとも言っていました。その代弁として私が窮状を訴えているわけでございます。米の生産原価は、また、計算方式でいろいろでありますが、原価最低で見積もっても1万5,000円がなければ経営ができないというようなことを言われております。ことしは仮渡金等追加払いで60キロ当たり1万2,300円です。最終精算の追加払い、それから精算合わせても1万4,000円ぐらいが精いっぱいだろうということでございます。 昨年度も仮渡金は1万5,000円、そこに国・県の稲特ですね、
稲作所得経営安定対策というのがあったわけですが、それが1,380円です。それで、農協としてはまだ追加払いも、精算払いもいまだ行っていないんです。去年、ことしと農家は本当に疲弊し切っております。ことしは、政府の買い入れも功を奏してか、最近の入札では品薄感もあってか1万9,000円ぐらいをつけていますが、あくまでもスポット的というふうに考えています。全農、単協ですね。単協と言えばこの辺は新潟みらい農協になるわけでありますが、売上価格から1俵当たり2,580円を流通経費、いろいろその他として天引きして、それから追加払いや精算払いをしています。全量売れなければ追加も精算もないということで、去年分はまだ手がつけられていないんですね。 農家の窮状を察するに、全農・単協が手数料の一部を農家に補てんさせるべきだというふうに思います。2,580円も流通経費として取っているわけですから、これを我々がどうこう言ってもしようがないわけですから。しかしながら、我々は組合員でもありますので、この辺を大いにアピールしていきたいというふうにも考えています。 それから、本年度の最終精算払いは、先ほども言いましたように1万4,000円くらいというふうに聞いております。私としては、行政からも多少なりの支援をしていただきたいというふうに思う観点からこの質問をさせていただきました。行政から農家にだけというのは、いろいろ異論があろうかと思いますが、やはり納税者からの理解を得られれば、私は農家のこの多面的な機能、自然に対する自然景観を保持するとかいろいろのメリットがあるわけでございますので、行政から1俵当たり、60キロ1,000円ぐらいの補てんはしていただけないのか。東蒲原全体では6万俵今、とれているそうです。それで、農家の飯米が2万俵、それから、縁故米が2万俵、それから市場に出るのが2万俵ということでございます。合わせて6万俵というふうに聞いております。その市場出荷分だけでも、これを補てんしていただけるならば、専業的農家、準専業農家、非常に経営に安定感が出てくるのではないかというふうに思いますので、その辺をひとつお聞かせ願いたいというふうに思います。 それから、機械の整備でございますが、旧津川地区は自己完結型の農家が大半を占めております。しかしながら、この自己完結型農家がやめるということもわずかに迫っているのではないかというふうに思っております。その観点から、新規就農者がいつでもスムーズに入るためには、やはり資本のかからない体制をつくっておく必要もあるのではないかというふうに思っています。津川地区120町歩ほどあるわけですが、特にこの平堀かいわいですね、これがやらなくなったら大変なことになるのではないかというふうに思います。その観点から、私としては農協と国・県・町一体となって、こういう機械のライスセンター的な整備をひとつやっていただいて、新規就農者がスムーズに参入できるような体制を今からつくっておく必要があるというふうに思いますが、再度お聞かせ願いたいと思います。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 決して農家の皆さんの窮状を受け付けないとか、聞いていないとか、把握していないというものではございませんので、その辺はひとつ誤解のないように。いろいろ対応できるものは対応してきているところでありますので、その辺はご理解いただきたいと、かように思っているところでございますが、せっかくご質問の中にも、この
品目横断的安定対策における補てん金の原資不足の状況というようなこともお話ございましたので申し上げますが、補てん金の原資につきましては、農家の拠出金、10アール当たり約4,000円でしょうか、1に対して国が3の割合で積み立てを行っておりまして、国はこの拠出金の基準額について、米価の10%下落を限度とする想定で設定しているわけでありますから、10%以上の下落では原資が不足するということは、もう当然なんでありますが、今年度の米価が、1俵当たり1万4,000円とすると、直近5年中3年の平均米価よりも20%以上の下落となるというようなことから、かなり不足する見込みだということであります。 最終的な補てん金額については、平成20年、つまり来年3月の市場の入札結果を、先ほどもお話しございましたように、見ないとわからないところでありますけれども、新潟みらい農協の試算によると、米価が1俵当たり1万4,000円とすると、本来支払う必要のある金額より四、五割ですか少ない額しか補てんされないと、今の段階では状況だと、こういうことでございます。最近の新聞等でも、
品目横断的経営安定対策の制度見直しが報道されているというのは、今ほどのお話のとおりであります。国・県の関係機関に情報提供を求めた結果、現段階では方向性を含めた具体的な対応策は、正式には示されていないということでありますので、いわゆるそういった明確な回答にはなっておりませんけれども、要件の緩和、あるいは補てん金等の検討状況について、国から県に対し、近いうちに何らかの説明がなされるんではないかという話を聞いているというのが現段階であります。 そういう中で、きょうの朝日新聞だと思いますが、今もお話しございましたように、福井県でしたですかね、自民党の関係議員が行かれた際に、稲作生産調整に応じた農家対象にしたいわゆる補助金の積み増し、あるいは特定品目の新たな助成とか、個別農家支援を盛り込んだ要求をしたわけでありますけれども、これらに対してこの際、今年度の補正予算で今までに例のない800億円を補正するというようなことが決定したようでございますが、そういうものにも大いに期待をしたいと、こんなふうに思っているところでございます。 また、種々町単の関係についてもお話しございましたけれども、決してこれも本当に精いっぱいのご要望だと思うんですが、その辺は関係、いわゆるJAを初めとする、あるいは県当局にも強く働きかけをすることはもちろんでありますけれども、よく連絡、連携をしながら、あるいは情報収集に努めた上で、また対応すべきところは対応してまいりたいというふうに思っておりますので、その辺、今の段階ではひとつそんな程度でご理解を賜れればというふうに思っているところでございます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 10番、高橋渡君。
◆10番(高橋渡君) 10番です。ただいまの町長の答弁では、今後、関係機関と調整しながら考えられるということでございますが、旧4カ町村の中で、今まで大幅な米価下落、また冷害等あったわけですが、その節には1俵当たり幾らとか、稲特の農家の拠出金を行政から応援していただいたという経緯もあるわけですから、その辺を参考にしていただきながら、対応をしていただければ大変ありがたいというふうに思っております。また、我々農協の組合員としても、同じやはり農家の農協ですから、この辺大変なる手数料等を支払っているわけですから、これは痛み分けもどうしても必要なのではないかというふうに思う観点から、我々としても今、農協等に、また全農その辺にアピールをしているわけですが、いかんせん、なかなかいい返答をいただいておりませんので、行政からもまたこの辺をバックアップしていただきたいというふうに思います。 それから、もう一点お聞きしたいわけなんですが、機械の整備の関係ですが、これについては総合計画の中にも津川地区にライスセンターというのがうたわれておりますので、この辺もまた我々農家も努力をして、これから組合を立ち上げるなり、機械利用組合なりを立ち上げたりしてお願いをしていきたいと思いますが、その節はひとつよろしくご協力をお願いしたいというふうに思います。 その辺を要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 以上で終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、10番、高橋渡君の一般質問を終わります。
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△清田輝子君
○議長(遠藤信也君) 次に、3番、清田輝子君。 〔3番 清田輝子君登壇〕
◆3番(清田輝子君) おはようございます。3番、清田輝子です。 この3月に閉校します鹿瀬中学校の跡地に、県立病院の誘致をということでございますので、お願いいたします。 来年3月で閉校になる鹿瀬中学校の所在地は、国道459号線に沿い、町長がよくご存じのように、旧鹿瀬地区の一等地にございます。しかも、広大な面積でございますので、この面積を閉校後そのままにしておくのは大変もったいなく思います。そこで、町長に提案をいたします。 今現在あります県立病院、これは以前から、今はどうかわかりませんけれども、今から十何年も前なんですけれども、新築するというようなお話が出ていましたが、その時に病院の用地が余り確保できないということでしたので、それを言われまして、用地の確保が困難で計画が進捗しないというふうに言われておりましたので、それが大分久しい話でございますが、当時はそう言われておりました。この鹿瀬の中学校の跡地を県立病院の候補に上げては、県に強力に働きかけてみてはいかがでしょうか。この地であれば、面積といいながら、交通の便といいながら大変よく、駐車場のスペースも十分であります。また、この道路に伴って麒麟山のトンネル、それから、城山橋が大変狭うございますので、その狭さも、そしてトンネルの狭さも障害となるのであれば、この改良も国と県に働きかけていただきたいと思います。そうすれば、阿賀町全体の町の中心が大変よくなると思っております。 我が町は、急激的に高齢化が進み、地域医療の重要性はますます大きくなります。高齢者も、若者も、だれもが町長が掲げるような、安心して、安全な暮らしのできるまちづくりを目指すのではないかと思います。これも町政執行上の重要施策の一つと思います。ところが、12月14日に新潟日報の下越版の方に載っておりましたが、県立病院と町営4診療所の医師グループが構想提案ということで、この中身を読みますと、社会医療法人化を検討しているということでございました。これは独立法人化ということでございますよね。それで、私とは真っ向から反対の言葉でございます。町と、それから医師グループの方々は、この2つ合わせて社会法人医療化をするということで、私は県立病院はあくまでも県が主体でやらなければ、この小さい町の財政ではやっていけないというふうに思っております。 厚生労働省が、来年度から認定を始めるということでございますが、この国内初めての設立に向けて活動をしているということでございますが、なぜ、こんな小さい町が一番最初の国内初めての設立にしなければならないのかなというふうに私は思いました。それと、私らのところは、町長が言うように経済力が微力だとおっしゃるんですけれども、県立病院であれば経済力は大変ありますので、県はあくまでもこの津川県立病院をやめたいというふうに思っているんではないかなと思います。それを今なぜ、県立病院ではなくて町と、それから医師団でやらなければならないのかなというふうに思いましたので、私のこの意見と、それから今度、この中の12月の新聞発表なったことをお聞かせ願いたく思いますので、お願いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) お答えを申し上げますが、後段の方については別途にお答えをさせていただきます。 まず、最初の方の鹿瀬中学校の跡地利用ということでありますけれども、これを県立津川病院を誘致してはどうかと、こういう話でございますが、一つの提案だというふうに受けとめております。しかしながら、今、県立病院の運営状況の中で、これまでもいわゆる改築等というようなことで整備促進期成同盟会までつくりながら運動を続けてきたところでありますけれども、現段階におきましては、とてもそういう段階、状況ではないのではないかと、こういうことでありますし、また、行政報告の中でも申し上げておりますように、県立病院はあくまでも県立病院としての機能、整備充実をしてほしいということを、今も要望し続けているわけであります。それにこたえて、県の方も県立病院としての機能を高めるような努力をしていただいているということでございますが、今、これまでもこの学校の跡地利用ということについては、再三先般も佐藤議員さんにもお答え申し上げましたように、4月の発足によりまして、新たな阿賀津川中学校として発足し、津川の現中学校を校舎として発足するわけであります。そういう中で、まだ、この跡地利用というものは特にこれだというものに決めているわけではございませんが、阿賀町の公共施設再評価委員会を立ち上げて、これらを含む各課を越えて、全庁的に横断的な視点から、効率的な活用の方途を検討している最中だということで、お答えを申し上げているところでございます。 学校施設の有効利用ということよりも、跡地利用というようなお話でございましたが、今ほど申し上げましたように、津川病院は町医療の根幹を担う医療機関でありますので、この機能の拡充や施設整備の促進につきまして、これからも要望をしてまいりたいというふうに思っておりますが、仮にこれが移転・改築というようなことになれば、今、ご提案されたところも候補地の1つであるということは当然言えるものだろうと、こう思っておりますけれども、本当に場所的には何でも転用できるのではないかというふうに思っておりますし、また、いわゆる1つの目的ではなくて、あれだけの広大な面積であり、校舎があれば、幾つかのものの利用も兼ね合わせて考えられるのではないかというようなこともございますので、そういったことで今検討をしてもらいたい。 また、今はまだ教育施設でもあるわけでありますから、これをあのままで転用するということであれば、それなりのまた手続も必要かなというようなことが考えられますので、これからこの後利用というのは検討してまいりますと、こういうことでございますのでいろいろな施設利用、この機会に公的な施設として使うこともまた可能でありましょうし、そういうことで考えていきたいなと、こんなふうに思っているところでありますし、また、給食センターも非常に機能よくできているようでありますから、これらも地域の特産品を利用したそういう加工場といいますか、そういうようなことで利用することも可能ではないか。 したがって、校舎は校舎、そういう施設はそういう施設、あるいは校舎も3階建てでもあるわけでありますから、一部はこういう形で、あるいは体育館は、これからも当面利用する目的が決まるまでの間は教育委員会、社会教育の関係で開放しながら従来どおり利用していくということは措置願いたいというふうに思っておりますが、まず、町としてより緊急度の高いものにこれを利用していきたいという思いもあるわけでございます。そういう点十分検討をした上で、また、皆さんにご報告を申し上げ、また、ご相談を申し上げていきたいというふうに思っているところであります。 後段の病院の関係につきまして、社会医療法人ということで日報さんの方で報道されておりますけれども、決して決まったわけでも、これからもうそれに既に手をつけて検討しているという段階でもございません。鹿瀬診療所の小川先生を初め、町診療所の先生方、将来の阿賀町の持続可能な医療体制というものを心配してくださり、また、町の財政状況、診療所の将来というものを見越した上で、あるべき姿というものはこうした方がいいのではないかという提案をしてくださっただけであります。したがいまして、まだ、県の方でも県立津川病院を松代のように、こうしますとか、ああしますとかということは言っていないわけでありますから、そんな先走ったことは当然私どももできないはずであります。しかし、せっかく先生方がああして提案をしてくださったわけでありますから、これをまず阿賀町の医療というもの、将来に持続可能な医療体制というものを、いわゆる現状分析から始めて、あるべき姿というものを、これを契機として勉強しようということで、この勉強会を今立ち上げて、いずれはそういう提案くださったものもたたき台として可能かどうか。これには当然、県の県立病院があればこそできる話でありますから、県の強力な支援体制というものをなくしてこういうものはできない話でありますので、まだそんなところに立ち至っておりませんので、ぜひひとつその辺は誤解のないようにしていただきたいと、こう思っております。 この内容につきましては、行政報告でも申し上げましたように、中間報告なり何なりで、まとまった部分から皆さんにもご報告申し上げてまいりたいというふうに思っておりますので、その辺ひとつご理解を賜りたいというふうに思っているところでございます。
○議長(遠藤信也君) 3番、清田輝子君。
◆3番(清田輝子君) 後の方の新聞の方のことになりますが、今、町長はまだそのようになっていないとおっしゃいますが、心の中では皆さん、もうなるものだと、2009年からのスタートというふうになっておりますし、また、鹿瀬診療所の小川先生のコメントの中には、24時間体制で医師の保育の、例えば若い先生がいらっしゃれば子供がいるわけですから、24時間体制でその子供を見てやればできるんだと。そういうふうなことと、それから今度福祉課長の言葉の中には、「県立であり続けてほしいが、切羽詰まってから公設民営や再編に追い込まれる前に、今から考えなければいけない」というふうに書かれていれば、もう皆さん、県立病院は町と医師会で運営するんだと、そういうふうにこれ見るのは普通ではないでしょうか。そういうふうに見ませんでしょうかね。
◎町長(神田敏郎君) 見ません。見ませんように、大事をとって発表をしたわけであります。どうぞお続けください。
◆3番(清田輝子君) 私は、それをこういうふうに見るという話も。ですから、県立病院をぜひとも私はなくすようなことのないように。それとまた、県立病院は我々にとって4カ町村はすごく広大な面積ですからどこの病院に、例えば入院するとなりますと、この病院がなければ福島の方に、会津若松、そうでなければ水原ここに行かなければなりませんので、助かる命も助かりません。ですから、ぜひともこの県立病院がなくならないように、県主体で、町は支援の方でそういうふうにしてお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 少なくとも議員さんね、清田議員さん、そういう誤解をなさらないでください。それだけは、私はこういう提案を受けましたときに、小川先生という方は、やはり非常に意欲のある方で、もう2年も3年もいらっしゃるわけですから、この阿賀町の医療の実態というもの、診療所の実態というものをよく知った上で、いろいろ積極的に提案をしてくださっている。また、吉嶺院長先生も、赤ひげというほど一生懸命この地域医療に取り組んでくださっている。そしてまた、阿部先生もエルダー1号と言っているように、ここの地に戻ってきていただいて、地域医療に一生懸命取り組んでいただいているわけであります。 そういう中で将来を、さっきおっしゃいましたように、課長の方で転ばぬさきの杖というような早い話でね、決して、県立病院も15ほどあるわけでありますが、いずれも大変な財政状況なんですね。そういう中で、津川病院についてこうする、ああするなんて県は言っていないんですよ。ですけれども、そういう状況下にあって、私どもも不安になっているわけです。いつ、松代とかああいうような形で出てこないとも限らないわけでありますから、そういうことになってから慌てても、あるいは水原郷病院のようなことになっても大変なわけでありますので、そういうことを危惧してくださいまして、先生方がいろいろ検討をしてくださった、こういうことなんです。 そして、この2009年からというのは、来年から社会医療法人という制度が正式に発足できるんだと。やるならば1号の方が、いろいろな意味での支援を受けられるのではないかというような、非常に町を思った考え方の上に立って、そういう意気込みをむしろ私どもより示してくださって提案をしてくださっているということなんです。したがいまして、県の方も実はこの県立病院をどうしよう、こうしようと言っていないのに、おまえさんたちの方でそんなことをやったなんていう、そんなに心配してというふうに思っていらっしゃるかもしれませんから、決してそんなことを思っても困るわけでありますし、今、清田議員さんおっしゃるように、やはりこういうことも県立病院がなければできない話でありますので、私は何度も申し上げます。地域医療は地域でというスタンスなんですよ、県は。ですけれども、地域医療私どもだけではできません。そういうことから、やはり県立病院の充実強化というものは、施設の整備を含めて従来どおりお願いしているところでもありますし、今後ともお願いをしていかなければなりませんけれども、せっかく先生方がそうやっていわゆる阿賀町の医療体制というものに思いをはせてくださっているわけでありますから、私どもも将来を十分考えながら、勉強していきたいということで勉強会を立ち上げ、取り組んでいこうかなと。勉強会をやっていこうと、こういうことでありますので、きょうは日報さんもおいでになっていますから、決してそんなことでお話ししているとは。たまたまそういう発想でやるならば、こういう発想だということでおっしゃっているので新聞に出ているわけであります。 同じようなことが朝日新聞にも、もう少し最初に出ておりますが、また、若干ニュアンスの違ったことで出ておりますので、いずれにいたしましても、私どものスタンスとしては、いわゆる県立病院の云々は抜きにして、地域医療はより以上に県当局の支援、指導を必要としているんだということを、強くお願いをしているところでございますので、その辺はぜひとも来年からスタートするなんていうことで、お話にならないようにお願いを申し上げまして答弁とさせていただきます。
○議長(遠藤信也君) 3番、清田輝子君。
◆3番(清田輝子君) 来年からスタートするというのは、新聞に書かれているんであって私が言っているのでありませんから、誤解のないようにしてください。 それで、阿賀町にとっては高齢者が大勢いますので、これからの、私たちも年とりますから、やはり医療体制が一番大事だと思います。これで県からの支援をより強化していただいて、阿賀町の医療体制、それから安心で安全な暮らしができるようなそういうまちづくりにお願いしたいと思いますので、特に医療の方は、これは皆さんかかわることでございますから、医療の方をよろしくお願いしたいと思います。 これで私の質問を終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、3番、清田輝子君の一般質問を終わります。
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△猪俣誠一君
○議長(遠藤信也君) 次に、7番、猪俣誠一君。 〔7番 猪俣誠一君登壇〕
◆7番(猪俣誠一君) おはようございます。 職員数の現状を見ると、人員の適正化の進行というものが、合併時の目標の推移と比較すると進んでいないように感じられますので、職員の定数はこのままでよいのかということで、通告書のとおり質問いたしたいと思います。 合併時の法定協議会に提出された資料に、職員数削減の推移が数値表としてあらわれておりました。町村合併は行政のスリム化を図り、住民本位の政を行うという目的を持っていたはずであります。そのため、多少の事業量の減少等や、あらゆる事業遂行の温度差、事業の偏った地域配分にも今まで住民は我慢をしてきていると思っております。合併後、3年を経過し、神田現町政になられましても1年を経過いたしました。90%を超える経常経費の削減は、町にとっては重要な課題であります。大変面倒な問題でもございます。むだをなくすということは当然でありますが、定数の適正化はもとより、人事を評価する基準をきちんと設けて、適正な評価のもとで最大の効果を得るべき努力をすべきであります。 また、職員定数の削減には、事務事業の統合、合併前に旧三川村では広大な地域であるにもかかわらず、保育所統合を行った経緯もございます。大変今にしてみればすばらしいことであると評価できるものであります。それに、収益が見込まれ、採算の取れるであろう事業の民営化なども、避けては通れないのではないでしょうか。今後の適正化計画に基づいた職員定数について、削減計画及び数値目標を人事評価基準や事業統合及び民営化等の計画をも含め、あわせてお伺いいたします。 次に、経常的経費というものを考えたときに、職員の定数と町財政が密接な関係があります。現会計予算の3割に近い人件費、中でも、一般職総括で20億円を超える給与費等がございます。そのため、職員給与についてお伺いいたします。 まずは、職員間の給与格差について是正がどのように図られているのかということでお伺いいたします。給与に格差はないという見方もあるかもしれませんが、事実、合併以前は4カ町村それぞれが独立した自治体であり、それぞれの評価のもと給与が支給されておりました。各町村のラスパイレス指数も異なっておりました。合併後3年を経過し、同一の評価基準のもと、どのように改正されてきたのかをお伺いいたします。格差の是正は、職員間の信頼関係を有効に保つためにも重要な問題であろうと思います。現在、同一条件の中で、どの程度職員間の給与に格差があるのか、さらには今後の是正計画をお伺いいたします。 また、職員給与には、民間には理解しがたい特別昇給や、地元経済が反映されない昇給制度により決定されておるように感じます。ラスパイレスが何%ということで妥当だというふうに処理されているのではないでしょうか。地元事業体大手10社の各階級における給与の平均値、手当を含めた総支給額でどの程度の格差があるのかを含めて、ラスパイレスの妥当性をお伺いいたしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、お答えを申し上げます。 最初に、人員適正化計画についてでございますが、職員につきましては阿賀町集中改革プランをもとに、その線に沿って実施いたしております。同プラン中定員管理の適正化関係におきましては、平成20年度の職員数は366名としておりますが、実質予定数369名、3名ほどちょっと多いかなと思っております。プラン比としてそのような結果になっておりますけれども、平成22年度以降はプランの目標数値は達成できるというふうに思っておりますし、もしくは若干下回っていても、現在の行政サービスに何ら支障のないよう、組織機構に改編しながら、本プランを基軸として的確な定員管理をしてまいりたいというふうに考えております。 これは、合併時でありますので、なかなか一挙にというわけにもまいりません。かといって、では類団比、つまり、同等の自治体と一緒にするということ、これは頭数だけでそういうこともやはりなかなか厳しいんではないかと。これだけの面積がありますと、そしてまた、それぞれの4カ町村の自治体でカバーしてきたものが、4つ一緒になったからといって、この効率のみによって削減していくということでもないわけでございますので、そういう部分も入れながらの定員管理というものを、念頭に置いていかなければならないというふうに思っているところでございまして、今ほど申し上げました状況にあります。 次に、全国的な潮流でもありますが、町といたしましても行政改革につきましては重要課題と位置づけまして、各種事務事業の見直しに着手をしております。当然、新年度におきましても、より効率的な改革を進めたいということで準備を進めているわけでありますが、なかなかまだ帯に短したすきに長しというような部分もございまして、苦労をしているところもございますが、できるところから進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。あくまでも、町民の利便性にかんがみまして、事業内容を精査して、統合あるいは統一した方が有効であり、町民にとっても平易となる、わかりやすい組織体制と、あるいは機能的な事務事業の組織体制というものを考えていかなければならない。 一方で、職員の意識改革を根幹にした能動的な側面から、いわゆるボトムアップ的に各部署の職員から、大いに意見徴収、これは前からも申し上げているように、トップダウンのみでなくて、重要視してまいりたいというふうに思っているところでございます。行政の非効率性が健在化してまいりますし、その結果、アウトソーシングや委託など民営化が可能な業務の取捨選択を明確に区分して、これを確実に実施してまいりたいなという希望のもとで、進めているということもご理解賜りたいと思っております。 次に、人事評価基準でございますが、ご指摘のとおり人事考課は人事評価の基準、そして何よりも適正な評価が問われてまいります。総論といたしましては、全く同感でございますけれども、実際には他の市町村におきましては評定基準として、職員の意識調査を目的とした論文の作成や、昇格制度を導入しているといった事例も見られます。しかし、それだけが適正かというと、あるいは長短必ずしもそうでないというところもございまして、この実効の上がる制度という点から見ますと、そういう制度が顕著に反映されていると判断しかねる事例や、職員間における共同作業を阻害する現象も生じている実態もあることもまた事実でございます。 そうなっては、さきに申し上げました事業の統合や職員間の活発な意見交換を促すボトムアップ式の実現に向けては、むしろ弊害もあるのかなというようなことも懸念されますが、適正評価の実施においては、評価する側の心証を考慮した論文、または非の打ちどころのない、いわゆる優等生論文を作成したものが、現場の実務に当たり、確実に行動に反映されるのか、あるいは例規、条例等法律に精通しているものが、実際の住民対応に相応の応接をしているかとしたとき、適正な評価、適正な基準が各論として愁眉の的となってまいりますので、その辺も考慮しながら日々の職務の状況を見ながら、それぞれの特性を見出していかなければならないのではないかと、こう思っておりますし、企画力、行動力、機動性、接遇待遇などを勘案しながら、適材適所の配置を実施していきたいと。さらには提起された内容が、同意的な内容であっても、また、批判的な内容であっても、私は先入観を排除して、同質な観点から個々に判断を下してまいりたいというふうに思っております。 しかしながら、これだけの職員の一人一人を十分に把握するには、まだ少し時間がかかるのかなと、こんなふうに思っておりますが、少なくともそういう努力は重ねているつもりでおります。現在の役場の事務事業について、町民の視点から検討・協議を加えるプロジェクトチームというものを発足させるのも一考の余地があるものと考えているところでございますし、いずれ職員の意識改革と、各業務におけるチームリーダーの育成は必要不可欠というふうに思っております。 もう一つは、やはりこれからはある意味では林業であれば林業、福祉であれば福祉、そして地域の活性化、いわゆる地域特産物の開発に取り組むようなそういう専門チームといったような取り組みも、あるいは必要なのではないかというふうに思っておりまして、単なる今の課制でいいのかどうか、この辺も検討・検証していく必要があるんだなというふうに思っておりまして、一挙にできないにしても、逐次これは達成していきたいというふうに思っております。 職員給与の格差是正についてでございますが、職員の給料は条例規則に沿った昇格運用基準により決定されており、適正な昇給というふうに思っております。旧町村の運用基準にばらつきがあったため、現在の職員給料に差がある現状は承知しておりますが、私も旧町村の運用基準にばらつきがあったのではなくて、この運用にばらつきがあったというふうに思っております。 それから、もう一つは、やはりそれぞれの町村の事情もあったので、採用事情もあったのではないかというふうに思っておりますが、しかし、この差がすべてこうした運用基準、あるいは運用のばらつきによるものではなくて、早期に昇任している場合、中途採用者の処遇、あるいは採用時の条件として位置づけされている場合、採用区分など一概に是正を行うべき差であるかどうかの判断もまた難しいところがあるわけであります。是正することによって、逆に不平等にならないかと。平等の不平等というやつもあるわけでありますので、現状をよく把握した上で、あるいはいろいろなものをしんしゃくした上で、こういうものをやっていくと。 本来、条例規則、基準等に全く初めからそういうものであるならばこういうことはないわけでありますが、先ほど来申し上げましたように、まずは旧4カ町村の事情、そして、合併時、合併したということもございまして、そういうことが一律になっていないということが、まず一つはあるわけでございますので、その辺を考慮しながら、同一条件でどの程度の差があるのかということになりますと、これもおおむねというふうにご理解いただきたいんですが、給料額で最大1万5,000円程度の差があるのではないかということでございます。職員組合とも協議を進めており、昨年から明らかに差の大きい職員について是正をしてきているところでありますし、職員のやる気を損なわないためにも格差是正が必要であると理解しておりますので、少なくともこの三、四年を期限に、必要な是正を進めてまいりたいというふうに考えております。 もう一つ、地元事業大手10社の平均値との差とラスパイレスということにつきましては、非常にこれはちょっと難しいですね。これは比べようがないと言った方が……、比べられないわけではないですよ。しかし、今ほど申し上げましたように、この職員については決して恣意的なやっているわけではありませんし、条例規則にのっとって、これも国・県に準じた形でやっているわけでございますし、地方公務員法にものっとっているわけでありますから、これを即比べるというのはかなり至難なところかと、こう思っておりますし、そうでなくても、この民間給与の例年この人勧が出されるについては私から申し上げるまでもなく、県では少なくとも全県の1,000以上の企業から、任意に100程度を抽出し、さらにその各事業所を回って、聞き取り調査で県職員と同等の職種の方の給与額を調査するという方法をとっているそうなんであります。国もそんなことで、どちらかというと高い方のあれをやっているということは承知いたしておりますけれども、では、低い方でというふうにやることが適当なのかという面もございましょうけれども、少なくともこの県の場合は、地域のものを反映できる状況にあるのではないか。 したがって、私どもも国の人勧とは言いながらも、県に準じた形でこの執行をしているということをひとつご理解いただきたいと思うんですが、たまたまこれは個人的に比べたわけではありませんけれども、そうですね、給与支払い報告書、私は最近は見ておりませんけれども、そういうもので比べる限りにおきましては、もう当然ながら高い方はうんと高いわけですし、なかなかばらつきがあるなというふうに思っておりますが、やはり少なくとも町の職員が地域の給与のベースといいますか、レベルといいますか、そういうものを引っ張るという役割を果たさなければならない、そういう環境が必要なんだなということを痛感しております。 そういった意味でも、周辺企業の皆さんからも、十分それにこたえられるような処遇がされるように、私どももむしろ支援をしなければならないということは、これまでの地元企業の請負等々に入札改革の中で、意を用いてきているということもあわせ、ひとつご理解を賜りたいというふうに思っているところでございます。 そういった観点からすれば、町内の一般企業よりかは高い状況であるということは、これはもう否定できないところでございます。それだけに、職員もそれを意識し、自覚しながら町民サービスに努めるように、あるいは職員の資質の向上に私も努めてまいらなければならないというふうに思っているわけであります。その辺は、ぜひひとつ議員各位からも、特段のご理解を賜り、また、ご指摘をいただきたいと、かように思っておるところでございます。 ラスパイレス指数の妥当性ということでありますけれども、これは国家公務員の給料を100とした場合の指数でございまして、これがすべてではないということでひとつご理解をいただきたいと思いますが、ちなみに、今、昨年、平成18年度になりますかね、町は89点、90を割っております。これはこの計算する段階がございまして、だんだんに5年ぐらいの刻みになっておりまして、一番上にいったときは90を超えると。それでも、そういった水準にあるということかなというふうに思っております。今、ご指摘のように、この格差の是正と同時に、職員のモチベーションを保つように自覚をしてもらいながら、このある程度の水準を維持しながら、今後とも地元の状況も念頭において昇格運用、そういったものに努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でありますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) それでは、私らが今、確かに急激な職員数の減少ということは、まず当然考えられないということは理解した中での話なんですが、現状、同程度の自治体であれば100人を超える程度ぐらいの運用である程度できている。1万数千という人口だけを考えればですね、そういう現状であろうと思います。今、事実見ている私たちから見ても、職員数は多いと。これは住民が見ても言っています。地域に、要するに支所関係にいる職員と、それから内勤している職員とおりますが、職員の数が余りにも多い。それで、はっきり言って事務量、例えば4つの町村であって1つの事務量であっても1人の人が必要であった場合、4つ一緒になったからといって、4人いなければならないという事務量ではないということが念頭になければならないと思うんですね。 その辺をやはり基本にして、特に保健福祉、これから介護とか何かで相当人数が必要となってきている現状があるために、人数が必要になる部分はわかりますが、そうでない部分のやはり削減とかそういうものもあわせて考えていかないといけないのではないか。私らからしては、私が見ますところでは、やはり人事評価というものがある程度きちんと把握されていないのではないかと。これは余剰となる人員というものを、地域関連のために、住民対策のためのセクションを設置して扱うということも、当然可能な範囲でできると思うんです。 例えば、高齢者世帯の雪下ろしや公共施設の草刈り、それから、除雪、簡易な道路整備等何でも結構です。住民のためのすぐやれるその機関を設置して、そういう方々にいてもらうということも大事なことだと思うので、保護された職務に甘んじさせることのない職員配置というんですか、そういうものをやはりきちんとしてやっていっていただきたいと。私らから見るとよくわからなかったんですが、ごく一部の職員に対して実は町民の声で、高圧的で、おれたちがやってやる的な物言いで物を話されると。そういうことを聞くにつけ、私は本当に議員として力のなさを感じるんです。やはりそういうことがないようにやってやること。 職員への住民の評価というのは、やはり経済状態によるんですね。経済状態が疲弊してくれば疲弊してくるほど、やはり職員に対する評価も厳しくなってきますので、その辺も管理する立場として、職員に対する認識を変えさせていく。今、一生懸命いろいろな形で職員の意識改革を図っているということですが、これを早急にやっていく必要性があると思いますので、その辺の強化をまずお願いしたいと思います。 それと、町職員そのものは生産性そのものを求められていません。そのために、職員の事務処理能力なんていうものは住民には見えません。地域・民間の経済というのは、事業体を問わずして現状は疲弊しております。改善の兆候も見えていないと、これが現状であります。今年度、入札改革、今途上でありますので種々問題もありますが、町発注工事の中で土木のあれを見ただけで、いろいろ土木、舗装、建設、法面等いろいろそれぞれの中にありますが、前年度は町外の場合は業者が数%だったんですね、土木工事では。それが、平成19年4月1日から11月30日までで53%近い数値なんです、落札額が。ちなみに県は、県発注工事で、この地域におきまして、90%が管内業者なんです。ということは、事業完了による町への還元効果が期待できないということではないんではないかなと。職員の事務遂行に対する意識改革、こういうところにも重要な課題となってくるのではないかと思います。町長の信とするところを、この部分でお聞きいたしたいと思います。 さらには、官民の格差ということでちょっとお聞きしたいんですが、今の給与の関係ですね。ラスパイというよりも、国家公務員が100としてというその国家公務員の100もたしか大手なんですね。そういう形の中で出されたものを100として、それは経済を行っている場所が全然違うんですね。経済活動を行っている場所が、それと物が。そういう中で、私は決して職員の給与が高過ぎるというのではなくて、地域との格差が余りあり過ぎるために慢性化して、住民に対する意識が遠のいているのではないかと、その部分が大変懸念されるんです。給与を下げろとかそういうことではないんです。官民の格差、要するに官の給与の高さが、それぞれの職員の立場を上に上げ過ぎていて、その事業は何のためにやるか。すべて住民がいるから自治があるんですよ。その基本を逆転したような形で事業遂行しているような経緯が見られますので、その辺について、やはりきちんとした是正をしていただきたい。町職員には、やはり町民の方より現状を理解して、さらに共有してほしいんです。そういう部分で町長へのお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 先ほど来お話しいただいておりますけれども、この職務の偏在性といいますか、4つの町村から4人集まってきたからこうだということは、私も同感で常々それは言っているんです。もう一つは、4つが一緒になることで機械化も大きく進めたわけでありますから、これを最大限に生かせということも言っているんです。しかし、どうも県庁のように、1係1仕事になっているという懸念がなきにしてもあらず。これはぜひ改めるようにやっているわけで、これもやはり意識が少し欠けているとは申し上げませんけれども、意識が慢性化しているというのか、あるいは4つ一緒になったということで、仕事量が多くなったんだというふうにも思っているのかもしれませんね。機械化をするということは、4つ一緒になって量は確かにふえるわけですが、しかし、機械化をすることによってこれを省力化をするということでも進めたわけでもありますし、また、一方では支所のいわゆる窓口機能というのは、支所でそれぞれこれも受け持っているわけでありますから、そういった部分も十分ひとつ考慮しながら、この偏在性というのを職員一人一人が自覚しながらやってもらいたいというふうに思っておりまして、こういうことも含めて、もう少し効率的になるようにしなければと、こう思っているところであります。 それから、官民格差ですけれども、おっしゃるとおり、今私も勘違いしてラスパイ、いわゆる勘違いしたというか、この大手10社のいわゆるラスパイのごとく比較せいと言われたのかなと、こう思ったんですが、そうではなくて、私も実際にはやはりこの地域周辺の町内のこういった大手と言われる、特に地場の企業の皆さんの給与というものを比較して、このぐらいの差があるんだということの認識ですね、これはやはりちょっと不足しているなと、こう思っております。私自身は、先ほど申し上げましたように、かつてから給与支払い報告書等々を見て、同じ年齢ではこのぐらいの差があるんだな。これではやはりなかなか地元の企業に就職するという意欲、こういうものもどうかなというふうな思いもしたところもありますので、そういうことが職員一人一人がそういうものを自覚することによって、今おっしゃるようなことが、やはり職員の中に町民あってこの自治があるんだということの認識が高まってくるのではないかということを思っておりますので、何らかの形でそういうものが認識できるように、自覚できるようにこれからもしていかなければというふうに思いますので、今お話しいただいたことは実にごもっともでございますから、そういう点はひとつ、さらに一層皆さんの意識改革を進めてまいりたいというふうに思っておりますし、何度も申し上げますが、職員の資質をより以上に向上させるように努めてまいりたいというふうに思っております。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 合併後まだ間もなく、また、就任間もない状況でありますので、これからの職員へのボトムアップ、意識改革をお願いして、これで質問を終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、7番、猪俣誠一君の一般質問を終わります。
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△斎藤秀雄君
○議長(遠藤信也君) 次に、16番、斎藤秀雄君。 〔16番 斎藤秀雄君登壇〕
◆16番(斎藤秀雄君) 一般質問、最後でありますので、時間も12時までありますので、午後にかかるかもしれませんが、余計なことを言わずに、まず質問をさせていただきたいと思います。 今般の一般質問で、私は3点ほど町の方針、町長の方針を伺っております。まず、1点目が、阿賀町の交通体系についてであります。2点目は、先ほど前の議員の猪俣議員が言われました人員適正化計画にかかわってきますので、ここは重複する点があるかと思いますが、簡単明瞭な答弁願いたいと思います。それから、3点目は阿賀町の産業育成ということで、森林資源利活用についてということでお伺いします。 それでは、1点目の福祉バス、交通体系についてでありますが、特にここで申し上げたいのは、福祉バスの運行についてであります。 私は、自分の信条の中で、町民の声を町政にということで議員活動をしております。実際に、町民の方々と接する機会が先般ありまして、私は津川地区、上川地区、鹿瀬地区の運行計画でちょっとお聞きするんですが、実際に津川地区、上川地区に福祉バスの運行については、津川町内を津川の診療所、ことしの4月から回りましたが診療所、それから町内の歯科医院等を含めた運行をされています。鹿瀬地区においての運行で、鹿瀬の一般町民の方から、もっと利用者の利便性を考慮してもらいたいんだというお話がありました。町民の皆さんは、支所、それから福祉保健課等に要望されていますかということを伺ったんですが、どこにどう行けばいいのかわからないというのが町民の話でありまして、そうであれば私の方も、議会活動の中で一端をではお聞きしましょうということで、先般の9月定例会後に若干お聞きしようとお伺いしたんですが、現在の鹿瀬地区の運行については、今、渡辺医院さんのところまでしか来ていないと、一方通行だというような話を伺いました。そこで、旧上川、津川地域のところはそういうふうに回っているんであるから、鹿瀬地域の方も回っていただけないんでしょうかという話であります。やはり今、高齢化の中において、ここでは利用者の利便性を考えて対応していただきたいということでの話であります。 それから、もう一点は運行の計画これに関してであります。診療所の閉鎖に伴って、鹿瀬地域の場合は県立病院渡辺医院ということで、医療機関を中心に運行計画がされ、平成19年度もそういうふうな運行計画をされているんですが、私がもらった資料の中にはその点がなかったということが1点ありまして、今回この質問をさせていただきました。ただ、実際の運行は渡辺医院まで来ているということでありますので、それの延長をお願いできないかということで話してあります。 それから、もう一つは、今後の平成20年度運行計画を見ますと、スクールバス、それから一般交通、例えば新潟交通の運用の関係の中での町内での町としての交通体系の見直しを考えていられるわけですから、早目にやはり我々議会側にも、どのような計画で今進行中なのかをお示し願いたいということであります。というのは、委託先については、民間業者の中において対応できるものと、それから町が直営でやらなければならない点というのが多々あると思いますが、現状で、今どのような検討をしているのか答弁願いたいと思います。 それから、2点目の人員適正化計画でありますが、先ほど猪俣議員が職員の定数問題等をお聞きしましたので、私は逆に町長に伺うんですが、今、町長の方針の中ではボトムアップというような状況の中での人員適正化、あわせて職員管理をしていきたいというような話がありました。私は逆ではないかというふうな点からお伺いするわけであります。 合併計画で計画書の中では、人員適正化計画をきちんとやるということで進めて、250名体制というような表現になっていたように思っておりますが、やはり合併した時点においてはトップダウン、これは強力なリーダーシップを発揮して、町政を運営するのが大事ではないかなと。その中においてボトムアップも酌み取りながら、トップダウンの中で強力なリーダーをもってやっていくのが必要ではないかというふうに、合併して3年目、神田町政になってから1年ですが、痛切に感じているからお伺いするわけです。 トップダウン、これはどの経営の中においても、民間経営でいけばトップダウンをして、よりよい従業員、社員、そして職場職員の改善をしていくわけであります。その中でボトムアップが出てくるのであって、あくまでもトップダウンで必ずこれをやれということではありません。もう少し強力な人員適正化、あわせて答弁願いたいと思います。 3点目、これは阿賀町になじむかなじまないかという問題もありますが、地球温暖化の問題であります。これはなぜ地球温暖化対策について伺うかと言いますと、阿賀町の多くの面積は森林であります。この森林資源利活用の点から伺っていくわけであります。 世界の趨勢では、EUではCO2の削減、これを前回この前の環境会議の中で日本とアメリカが反対で、EU、ヨーロッパ諸国が推進というふうな形をとってありました。私は、そういうのを聞き及びしている中において、阿賀町で何かできないのかなということで考えて伺っているわけであります。やはりおいしい水とおいしい空気、これは阿賀町の財産であります。そして、それを守っているのは森林資源だというふうに思っているわけであります。そして、そのよい環境の中で、教育及び生活レベルを上げ、高齢者は安心して、安全な環境の中で生活していく、これが大事ではないかなということでお聞きするのです。 そして、その具体的な例としては、今、阿賀町においてはペレット工場を民間でアグリパークがやっています。これはアグリパークがやっているのは廃材利用だけでしかないんです。廃材利用では、たかが知れているわけです。これを森林資源活用という観点からと産業育成という点から、阿賀町で一つの事業を起こす。民間活用、PFI等を起こしていくのが必要ではないかなというふうに思うからであります。そして、その利用方法は、逆に上川村時代には、先進地視察というところまでいったわけでありますから、こういう合併して阿賀町にとって、いい点があったわけですから、これを生かした利用を考えていただきたいということであります。 そして、もう一点は、この施設はお金がかかります。お金がかかるということで、公共施設が最優先で取り組む課題かなということであります。というのは、阿賀町で今、中学校は統合になってきます。小学校の中においても今度耐震大規模改修というような予定があります。そして、耐用年数を過ぎたボイラーの更新も考えなければならないことであります。今、化石燃料からいろいろな燃料時代に皆さん検討している世界の趨勢でありますので、阿賀町としてペレットストーブを、ペレットボイラーですか、これを導入し、教育環境整備に向けてはどうかなということで答弁願いたいと思います。 そして、もう一つは、森林資源の利活用の中で教育の問題であります。教室を板張りにする。これで環境がよくて、子供たちの教育能力が上がるという実例もこの前報告されているわけですが、大規模改修に向けた中でそういうことも考えられないのかということで伺っていきます。 以上で質問を終わります。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、お答えしてまいります。 バス運行につきましては、おっしゃいますように確かに窓口が一つで、どこに行っていいかと言われると、それを整理したいと。先ほど、猪俣議員さんからも言われたように、バス運行に限らず、この窓口の業務というのを一本化できないかなと。つまり、総合窓口課的なものがあっていいのかなと。今、案内所がありますけれども、もっと具体的にこの対応できるようなものを考えてはどうかというふうに思って、私は今、それらをも含めながら検討をしているということでお願いしたいと、こう思っております。 同時に、余りにも車両が多過ぎます、バスを含めて。更新時、これから更新していくのもあるんですが、それにあわせて廃止するバスなり車もあっていいと、こう思っておりますし、同時にやはり車両管制室といいますかそういうものがないと、なかなかこれは円滑な車両の管理というものができないんではないかというようなこともありまして、こういう対応をしていきたいと。しかしながら、これも非常に数も多く範囲も広いということでは、大変技術力というか、管制する技術力が大変なんだというふうにも思ったりしておりますけれども、今、ご質問の趣旨にお答えできるように極力努めて、そういうものをつくっていきたいと思っております。 そして、今、具体的にお話もございましたけれども、私も住民の皆さんからついこの間もお話ししているように、それこそ1日1本しか行かないバスの中で、大変この運行はぜひこれからも続けてほしいと、切々と訴えられているところもありますので、できるだけ全部を網羅して、行かないところに行けるように、そういうことで今路線の見直しをやり、そういう運行計画を立てているということで、おっしゃいますように、本来、きょうといいますか、この議会に皆さんにお配りできれば一番よかったんですが、私はあえてもう少し検討する必要があるということで、今回は見送らせていただきました。近々、一時的にでも完成をしたものを、皆さんの方にもご披露したいなと、こう思っておりますし、また、住民皆さんにもできるだけ早目に周知する必要があるだろうと、こう思っておりますが、一つ一つご要望におこたえしていくということになりますと、大変な量になります。また、そういう面では、少なくとも今まで行っていなかったところに行くような配慮をしながら組み立てているということでご理解いただきたいと思うんですが、これも入札改革と同じで、これはもう本当に不都合なところは即変えていくというような体制で臨まないと、なかなか皆さんのご要望にはおこたえできないのではないかと。 決して、バスは住民の皆さんからも、こういう対応を、私胸張って言えるほどではありませんけれども、むしろ都会なんかももっと大変だということを認識していただきながら、この間お話をさせていただきますと、そうだな、町へ行ってもこんなに極端な話が、玄関から目的地まで行くようなバス路線なんかは組めないわなと、こういうお話もいただいたくらいなんですね。そういう理解をいただきながらも、できるだけやはりこういう町の特殊性があるわけでありますから、そういうものに配慮した運行になるように努めているところでございますので、今しばらくひとつお待ちいただきたいなと、こう思っております。 また、シルバー人材とか、あるいは新潟交通、そしてまた既存の青ナンバーを取られた業者もおられますし、できるだけそういう方にもお手伝いをいただきながら組み立てていく必要があるということで、そういうものに配慮した運行計画を立ててございます。いずれひとつごらんいただきたいし、当然この医療に通われる方、こういうものの足の確保というのが最大必要なんだということを念頭に置きながら組み立てたというふうに思っております。 同時に、以前にもお話しございましたように、鹿瀬診療所の一時お医者さんがいなくて、県立病院へ来るというようなことでのバスのことからご指摘いただいたのは、路線バスもあり、患者輸送車もありというようなことで、そういう部分は改善する必要があるのではないかというようなお話もいただいておりましたが、そういう部分もなるべく変更しないようにというようなことでも配慮したつもりでおりますけれども、なかなかやはり乗り手さえあれば、いわゆる新潟交通なんて廃止しないわけですからね。1日運行してもせいぜい1,000円にもならないというような形態の中でありますから、やはりそういう部分というのは公共、いわゆる町がやらなければ補われないんだろうなと、こう思っておりまして、できるだけそういう部分に配慮しながら運行計画をつくっておりますので、ごらんいただいた上で、またご指摘をいただければ幸いだと、こう思っております。 当然、今ほどご希望をいただいたところも念頭に置いていると思いますが、あるいは場合によっては時間的な関係やら何やらで、どうしても調整のつかいないところがあったりしている可能性もあります。そういう部分はまたご指摘いただく中でやっていかなければならないだろうなと。あるいは住民の今度実際に運行した際に、こういう点が不都合、あるいはこういう部分を走っているのはむだではないかというのが当然聞こえてくるのではないかと思っておりますが、それはその都度直さざるを得ないのではないかというふうに思いますので、そういう部分を網羅し、また、そういうご要望を受ける窓口というのも明確にしながら、対応していかなければというふうに思っております。 それから、当然このスクールバスと患者輸送、それで一般、そしてもう一つは、あの津川町なんかの場合、街中をやはり通るというようなそういう形態も、買い物とかですね、そういうようなことにも利便性を持たせた方がいいのではないかというような計画も、あわせて入れながら計画をしておりますので、その辺もひとつ、ごらんにならない限りまだ何とも言ってみようもないかと思いますが、できるだけ早くまた皆さんにお知らせしたいと思いますので、よろしくひとつご指導をいただければ幸いだと、こう思っております。 人員適正化計画、これにつきましては、先ほども猪俣議員さんに答弁させていただきました。決して私、ボトムアップばかりで言っているんではありません。時としてトップダウンが多過ぎるから、むしろボトムアップをもう少しやれと言われているので、その辺に私も配慮しているというふうにひとつご理解をいただきたいと思っておりますが、この人員適正化計画は、先ほど来申し上げておりますし、また、今回、定数条例の改正もお願いしているところでございますが、一般事務に当たる部分については極力減らしていくという方針のもとでやっておりまして、同時に、消防署とか保健師、看護師、こういった部分の専門職をその部分補充していくという格好で今やっておりまして、平成20年度でございますけれども、長部局は定数条例の改正とは少し下回りますけれども、20年度で267になろうかと思っております、長部局で。その中で看護師が5名、保健師13名、保育士41名、59名ほどございますので、実質長部局では208名ほどになるのではないかと、こんなふうに思っておりますが、さらにこれが減少していくはずでありますし、これからの部分ではやはり保健師、あるいはもう一つは栄養士ですね、こういった部分もひとつ必要ではないかと。 健康づくりには食がやはり欠くことができないわけでありますので、食教育ですね。食育といいますか、そういう部分で保健師と対になったこの健康推進といいますか、そういうことも必要ではないかというようなこともあわせ考えて、これからの対応をしていくと同時に、先ほどもお話し申し上げました職員の資質の向上に、より強く指導していくと同時に、ほかの要因もあわせて、徹底した機能集団となるように、組織機構の構築を強化してまいりたいというふうに思っているところでございます。 地球温暖化の関係につきましては、以前にもお話ししてございますように、政府も国土面積の1割近い330万ヘクタール、森林の間伐を進めると。京都議定書の一部といいますか、これを担うんだという意気込みでございますし、来年度からのこの約束期間に備えて、なお一層これを強力に進めたいというようなことで、住民の省エネ活動を支援し、また市町村が特性を生かした削減を進めるために、今度は地域の推進計画の策定を義務づけるということがきょうもまた言われておりますので、そういう中で、徹底してこれはやはりやっていく、生かされるのではないかと、こんなふうに思っておりますし、330万ヘクタール、これ6年間で2兆円ほどの財源を充ててやっていくという中では、まさに私もPFIなんていうのは、もう前からどうですかと言っておりますが、これに乗ってくださる方がいらっしゃらないんですよ、PFIは。 例えば、今回の体育館みたいなやつもそうですし、これからもいろいろな部分ではPFIにお願いしたいということで、旧村時代から建設事業協会の皆さんにもどうでしょうかというお話し申し上げた。ただ、これは言うはやすくて確かにいろいろな方式もございますので、難しいことは大変あるだろうと、こう思いまして、たしか研修といいますか、講習もやりますよというような話もしたんですが、今後は積極的にこれに取り組んでいかなければ、町財政も大変な話でありますので、そういう取り組みをしていく必要があるのではないかと、こう思っております。 もう一つ、ペレットストーブの関係につきましては、今、上条小学校があそこの温泉よりも大がかりにやっておりまして、この成果を私はまだ見ておりませんので、この見ておりませんというより、やっていることは知っているのですが、どの程度、どうなのかということについては研修することにしていたままシーズンを終わってしまいましているものですから、これはひとつ勉強させてもらいたいなと、こう思っておりますが、各学校のこういうペレットストーブ化というのは、更新時これから出てきますので、そういうところで取り組めるところは取り組んでいく必要があるのかなと。 ただ、まだペレットが、さっきおっしゃるように揚川発電所のエコは、あれは立木なんですね。ですから、本来の間伐材でやっているというところはまだ少ない。それから、一般家庭にはまだあのストーブでは大変だなというふうに思っておりますし、以前にも皆さんにお渡ししたように、民間の会社が立ち上がりまして、これを推進する方向でおりますから、これはひとつ勉強会を皆さんと一緒にやってもいいのではないかと、こう思いまして、そういう中で間伐の促進もあわせて、関係機関ともタイアップをしてやっていくのはやぶさかではありませんし、大いにやる必要があるのではないかと、こんなふうに思っております。 それから、教室等の木製化といいますか、これはおっしゃるとおりなんですね。ただ、今までの設計基準なんかでも、なかなかそれが取り込まれてこなかったというのも現実でして、本当はこの体育館なんかも内張りの木材もまだ一部に過ぎないということでは残念なんですが、その辺も私もそういうことは常々頭の中にありまして、これは推進していきたいなと、こういうふうに思っております。ぜひ皆さんと一緒になって、この温暖化対策というのは、もう必要欠くべからざる時に来ているというふうに思っておりますので、一緒になって推進してまいりたいと、こう思いますし、ペレットの価格が高いとは言いますけれども、最近の灯油価格とほぼ変わらなくなってきているのではないかというような感じもいたしておりますので、その辺もあわせ考えながら、これからの推進をともにひとつ図ってまいりたいというふうに思っておるところでございますので、よろしくご指導いただければと、かように思います。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) まず、福祉というか交通体系の関係なんですが、12月までにある程度の方向を出すというのがお約束だったように私は思っていて、それがあったので今回質問させてもらったんですが、今、町長答弁の中でちょっと待ってくれということでありますので、早目にこれを出していただいて、3月の改正、平成20年度の運行計画通知、町民へ知らせるということに、我々議会の方もそれなりに考え、町民からの意見を聞きながら検討をしている点もあるので、お互いに議論を交わして、よりよい方向の運行計画にもっていきたいなと思っておりますので、早目の提出を願いたいと思います。 それで、町内周遊ですね、先ほど町長の答弁にありましたように、買い物もできるような周遊コースという組み立て、これは特に津川、上川地域の福祉バスは、そういうふうに回っているのが現状でありますので、鹿瀬地域のバスもそういうふうな運行ができるように、平成20年度になろうかと思いますが、今すぐやれというわけではありませんけれども、この点があったということを計画の中に織り込んでいただければと思います。 それから、人員の適正化については、正職員の数はそのように減少していくんだと思います。ただ、もう一点は、臨時職員といいますか、すぐ人が足りないだとか何かということで、適正化計画の中において正職員の適正化、一般事務の職員の減少はされていく。専門職については、それなりの適正化の中で適正人事、必要ということで町長と私の意思は同じように思っておりますが、やはり臨時職員ですね、これの数が多くならないようにある程度の規制をかけた中で、職員に叱咤激励をして、それこそボトムアップをさせるとどうしても足りないという話が出てくるんでありますが、いや、この人数でやれというのがトップダウンだと思いますので、これひとつ強力にお願いしたいと思います。 それから、もう一つは、ペレットストーブの先進地ということで上条小学校の名前が出ましたが、上川時代にそういう事例を挙げてやられたわけです。これをひとつ皆さんでよく庁内で検討をされて、私はもうPFI、先ほども出ましたように、みんなで協力すれば、地球の温暖化には我が町が発信地になってアピールするくらいの努力をしているんだということによって、予算が2兆円という町長からもありましたが、こういう予算がもらえるという形で努力していただければと思います。 それから、もう一点、私はアグリパーク、東北電力さんのやつの廃材利用、これは生産能力からいくと700トンあるんです。ところが現在は、その廃材だけですから50トン程度しか生産していないと。それによって原価が下がると、それなりの需要があれば下がるんだということであります。これを逆に利用するのか、はたまた阿賀町の産業として事業化できるメニューがあるんですけれども、県の方も各町村にそのメニューをおろさないんです。おろされると、逆に自分たちが大変だと。私から言わせれば、職務怠慢だというふうに、県の職員の方の職務怠慢というふうに思うんですが、町におりてこないために、町の方もなかなかメニューがわからずじまいであると。 それから、ペレットストーブの普及についても、そのメニューがあるんですけれども、9月段階でもうだれもないというような形の中で県は打ち切っているというような状況もありました。この点もあったので、町も率先して対応していただければなというふうに思います。 それから、教室等の板張りについては、私どもの渡部議員含めて不燃木材等の研究等もされてきています。その中で、有効利用できる問題かなというふうに見ますので、森林資源の活用、それから、地球温暖化への貢献ということで、最大な努力を町と私ども議員もやっていきたいというふうに思っていますので、最後に町長の答弁を願います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 最初の臨時職員の関係については、私はその都度できないと言っているんですけれども、私もできませんと言うんですね。それがだめだと言ってやってしまうのがいいか悪いか。当然、それは検証した上で、本当にだめなものはだめなんですけれども、おっしゃるとおりでありますから、その辺を念頭に置きながら、これからやはり職員みずからそういうものをやれるようにしていかなければならない話でありますから、そういうものを自覚してもらわなければならないと、こう思っております。 それから、この不燃木材の関係につきましては、まだ10倍ぐらいかかっているんです、それは。ただ単に板張りということでもありましょうけれども、不燃木材は福井県でしたっけね、本当に今、だんだんこれも情報化のあれと同じように、年々進行してきているようでありますが、まだやはり10倍ぐらいかかるんではないでしょうかね。あれは実にいいもので、ああいうものがもっと平易なというか、安価な価格でなってくれば、かなり推進されるのではないかと、こう期待はしておりますが、それらも含めて、今後の対策といいますか、現況というんですかね、こういうのをやはり進めていかなければならんだろうなと、こう思っておりますので、ぜひまた一緒に勉強できる機会があればと、こう思っておりますし、私はですから、そういう意味で、例えば前から言われておりますけれども、林業の、この森林林業の活用といいますか、そういうことについての専門職というものは、ぜひ新年度、チームでもいいですよね。それに限った職ということでなくても、横断的なチームでもいいですからそういうものを立ち上げていく必要があるなと。福祉についても同じことが言えるわけでありますので、そういうことを含めて検討してまいりたいというふうに思っておりますので。 また、バス路線につきましては、もうほぼでき上がっているんですね。ほぼでき上がっていますけれども、また、皆さんに完璧でないと。完璧にはならないんですけれども、もう少し私どもの方がひとつ完成したものにしないとということで、もう少し検証をしているということでお話ししているものですから、少しおくれて申しわけありませんが、新年に機会があればと思いますが、なるべく早くお出しし、当然、それは平成20年度から実施しようと、こういう思いでおりますので、そのようにひとつご理解いただきたいと、こう思っております。
○議長(遠藤信也君) 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 今、バスのお話が出ましたが、逆に私らは完成品は必要としないんですよ。というのは、完成に向けたたたき台で、私らも参加をさせていただきたいということでありますので、早目の提出。これでいくんだということはわかるんですが、そうではなくて……。
◎町長(神田敏郎君) せっかく、また皆さんから言われてだめですというと……。
◆16番(斎藤秀雄君) 逆に指摘して、直せるところは直せる範囲の中でやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 それから、森林資源の活用、これは我が町にとって重要な問題でありますので、専門職等配置したいというような今、話もありますので、それを理解して私の質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(遠藤信也君) 以上で、16番、斎藤秀雄君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 審議の途中でありますが、午後1時まで昼食休憩といたします。
△休憩 午前11時59分
△再開 午後1時00分
○議長(遠藤信也君) 昼食休憩を解き、会議を再開いたします。
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△議案第89号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第2、議案第89号 平成19年度阿賀町
一般会計補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第89号 平成19年度阿賀町
一般会計補正予算(第3号)についてでございます。 まず、1ページをお開きください。この事項別補正予算書です。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,155万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ143億837万4,000円とするものでございます。 第2条の債務負担行為につきましては、6ページをお開きください。 森林環境保全整備事業で実施しております林道行地五十沢線につきまして、これは契約を前倒しして発注し、翌年度の着工をスムーズに進めたいということで、国庫債務負担行為であります。ゼロ国債での内示を受ける見込みとなりましたので、追加を行うものでありまして、期間につきましては平成19年、つまり本年度から平成20年度まで、限度額につきましては6,770万円とするものであります。 第3表、7ページ以降につきましては、地方債の追加並びに変更でございます。ごらんをいただきたいと思います。 それでは、18ページの補正歳出から申し上げてまいります。 歳出補正全般の職員人件費につきましては、別途給与条例でも一部改正をお願いいたしておりますが、詳細については条令改正の中でまたご説明申し上げますけれども、今年度の人事院勧告を踏まえまして、本給については若年層に限って改定をいたしまして、期末勤勉手当につきましては、このたび見送ります。扶養手当については500円の引き上げ改定をする内容でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 2款の総務費、18ページ、一般管理費の説明欄、法規追録337万円をお願いするものあります。 それから、5目財産管理費では、官公造林地区の交付金、五十島区の西山官公造林ということでありまして137万1,000円、文化福祉会館の管理費には盗難事件を受けましての防犯システム導入が4万8,000円、それから、企画費、生活交通確保対策につきましては、例年のように路線バス事業の実績が確定したことによる123万3,000円の追加をお願いするものでございます。 それから、7目電算管理費につきましては、本庁、支所設置のパソコン及び周辺機器の修理追加ということで55万円お願いするものであります。 次に、11目諸費につきましては、還付金で2万8,000円、これは平成18年度分の児童手当交付金の精算還付でございます。 さらに20ページの民生費、上段、社会福祉費、社会福祉総務費でございますが、国民健康保険特別会計繰出金の三角で25万8,000円減額するものでありますし、2目の中段にありますが、地域包括支援センター管理費64万2,000円、これは職員の時間外と電話料の追加、あるいはこれは介護予防プラン作成業務委託ということで7万円ほどお願いいたします。一時的にこの町外で生活する高齢者が、引き続いてその地域でサービス利用をするためのプラン作成業務委託ということで、新規で4件分を予定しているものでございます。最下段に高齢者生活支援ハウス管理運営費、これは6万円でありますが、施設修繕料、退居者のルーム
クリーニング代ということで追加させていただきます。 次に、障害福祉費でありますが、重度心身障害者の助成事業につきましては、医療費助成の増加に伴うものでございまして、医療協力事務謝礼が18万4,000円と扶助費で480万7,000円ということでの助成追加をお願いしたものであります。バリアフリーまちづくり事業299万円につきましては、県道室谷津川線日野川地内で実施の県営歩道整備事業の事業費増に伴う追加であります。下段、生活支援事業につきましては504万円ほど減額になってございますが、日中一時支援事業の給付費で、障害者の自立支援事業として日中におけるデイサービス利用等にかかる経費を予定したところでありますが、ケアホーム入所者にあっては、土日も施設での基本サービスを受けられることから、利用実績を見込めないということでの減額でございます。 それから、4目の老人福祉費につきましては、老人福祉施設の施設措置事業費145万4,000円、胎内やすらぎの家で、養護盲老人ホーム入所者1名増に伴う措置費の追加でございます。それから、
介護保険特別会計への繰り出しが88万4,000円で、めくっていただきまして22ページ、介護予防地域支援事業22万2,000円につきましては、ホームヘルプサービス事業の増に伴う増加を追加お願いするものであります。養護老人ホームきりん荘の運営費でありますが、この11節の需用費につきましては、施設内消耗品5万円とガス使用料220万円、これはガス単価の高騰による追加ということでございます。入所者生活費の26万9,000円は減額でございますが、消耗費で30万円を入所者紙おむつ使用料の増加によっての追加と、給食材料費69万円、デイサービス利用者の増加に伴う食材費の減に伴うものでございますし、20節は扶助費、デイサービス利用者の増加に伴う食事代給付の追加ということで、12万1,000円をお願いするものであります。 次に、23ページ、一般児童福祉費につきまして15万円は、チャイルドシート購入補助金の追加をお願いするものであります。当初20件を見ておりましたが35件ということでありまして、本年度の出産見込みは55件という中での今35件ということであります。上段にひとり親家庭医療助成費70万9,000円、これはそれぞれ医療費助成を60万円ほか謝礼、あるいは委託料ということでの追加をお願いするものであります。 3目児童福祉施設費につきましては、11節の自動車燃料費41万6,000円、これは園児送迎用バスの燃料費の単価高騰による追加補正をお願いするものでありますし、わかば保育園の管理運営費の19万円につきましては、調理室業務用冷凍庫のコンプレッサー修理ということでお願いするものであります。 24ページでありますが、この一般保健衛生総務費で11節の消耗品費公用車スノータイヤ購入費と4万7,000円、備品の修理費ということで複写機関係で22万5,000円をお願いするものであります。水道会計への繰り出しが4,016万円をお願いするものでありますが、簡易水道事業特別会計へであります。そのほかに診療所特別会計繰り出しが310万7,000円と、それから特定疾患医療費助成ということで10万円を医療費増加に伴う追加でございます。 それから、25ページ上段の患者輸送車運行事業5万7,000円トータルで減になりますけれども、役務費で16万1,000円ですが、これは自動車損害保険、町加入保険では運転への補償がないため、民間保険への加入を行うための追加、行地地区でございますが、お願いするものでありますし、運行業務委託25万6,000円につきましては、燃料高騰に伴う委託、行地、岡沢地区の委託料にこれを追加するというものであります。公用車購入費につきましては、更新入札差額で47万4,000円が減額をするという内容でございます。 それから、2目の保健センター管理費で14万円でありますが、電気使用料の不足による追加、それから、3目の母子衛生につきましては50万8,000円、20節で妊産婦の入院等に伴う医療費の増加に伴う追加ということで、お願いするものであります。環境衛生費の畜犬登録事務費で4万4,000円を追加をお願いするものであります。これは動物の愛護及び保護に関する法律の一部改正に伴いまして、登録業者への鑑札等が必要となるための追加ということであります。 6目火葬場でありますが、斎場管理費63万5,000円、これは消耗品18万9,000円、遺骨台車の保護剤の購入ということと、施設の燃料費の高騰によることで火葬炉の燃料費でありますが、68万1,000円を追加させていただくものと、ダイオキシン類の排ガス測定委託料、事業費が確定いたしまして23万5,000円を減額するものであります。 次に、26ページ、清掃費の2目じん芥処理費でありますが、これは40万9,000円でありますけれども、平成20年度配布用のごみ袋購入費、これはもう20年度に用意しなければなりませんので、原油高騰によって追加をさせていただくというものであります。 それから、次に、農林水産業費であります。27ページから28ページにかけてでございますが、農業費の農地費でございます。県単農業農村整備事業ということで、岩谷地区の排水路整備、追加内示による増と。それから、釣浜、馬取、栃堀区の測量設計委託業務の事業費確定によりまして、工事費へそれぞれ組み替えるという内容でありますので、ごらんいただきたいというふうに思っております。 28ページに工事費にそれぞれ追加をしてございます。 それから、林業費中段になりますが、有害鳥獣等の対策事業ということで44万3,000円の委託料を追加させていただいております。これは出動回数、要請回数等の増加に伴っての追加ということであります。猟友会への委託料の追加ということでございます。 それから、4目林業施設管理費、これは中ノ沢渓谷森林公園施設修繕費ということで、森林科学館のベルザー下降機の修理費ということで104万円、たきがしら湿原管理費の除雪委託ですね。管理棟、トイレ、木橋の除雪委託ということで18万9,000円、それから、森林体験交流施設管理費ということで、温室用の燃料費、消耗品の追加、温室管理委託の追加ということで58万4,000円をそれぞれお願いするものであります。ハーバルパークの管理委託9万5,000円もお願いをするところでございます。 それから、商工費でございますが、この商工振興費の負担金及び補助及び交付金でございますが、一般商工振興費560万円でありますが、出店補助ということでイオンの新潟南店への町内物産アンテナショップとして、とりあえず阿賀の里が出店することにしたことに伴う補助金を計上させていただいたわけでございます。 それから、新三川温泉施設の管理費ということで、これは施設修繕費で55万円なんですが、高圧機の機柱開閉機の耐用年数超過から早急な機器の更新を指摘を受けましたために、これの取りかえを行う。取りかえ修繕といいますか、そういうことでのお願いでございます。 次に、小規模急傾斜崩壊防止事業の1,530万円でございますが、八田蟹地区小規模急傾斜地崩壊防止事業について、9月補正で県営事業として補正でお願いしたところでございますが、町への補助事業とされたことから、県営事業負担金を減額いたしまして、直営事業として予算の組み替えをお願いするものでございます。 それから、次に32ページの消防費につきましては、一般非常備消防費の時間外手当、これは住宅火災の発生に伴う時間外勤務ということでお願いをするものでありますし、それから、消防団運営費20万円でございますが、名義変更手数料、津川地域方面隊消防車両の車検に伴う名義変更で、車庫証明が必要となるための追加ということでお願いするものであります。 次に、教育費でありますが、事務局費の7万4,000円の需用費につきましては、これも燃料費ごとによる追加でありますし、この中学校統合推進事業で735万8,000円、つまり消耗品で100万9,000円ということで、部活のユニホームと統合中学校用消耗品の購入費を追加させていただいたものと、施設修繕費58万9,000円につきまして、統合に向けた教室等の損傷箇所の修繕と、それから18節の290万円につきましては、統合中学校の校旗プレート、生徒用ロッカー等の購入費ということで計上させていただきましたし、19節開校記念事業費ということで286万円、閉校する3中学校における記念式典や惜別の会の運営、閉校記念誌の作成、印刷にかかる補助金ということであります。 3目の教員住宅につきましては、上条小学校の教員住宅脱衣場の天井修理追加ということでお願いをするものであります。 34ページの三郷小学校管理費につきましては、施設の修繕費としてインターホン設備の老朽不良による修繕27万8,000円、それから小型除雪機の損害保険ということで5,000円お願いしますし、鹿瀬小学校につきましては、教務室の奥の施設修繕費5万8,000円、教務室ガス給湯器修繕と電話料の追加、それから、西川小学校神谷分校の管理費につきましては、電気使用料の追加でございます。三宝分小学校の管理費につきましては、施設修繕費等これは児童トイレの修繕であります。それから電話料の追加ということでお願いするものであります。 35ページの郡史編さん事業につきましては、臨時職員4名の賃金が不足いたしまして、追加をお願いするものであります。 それから、35ページに2目の教育文化センター管理費でありますが41万6,000円でありますけれども、11節消耗品の12万6,000円は、この教育文化センターほか4施設の消火器の期限切れに伴う購入費と、施設修繕費25万円は、教育文化センター屋内消火栓ポンプの老朽化による修繕等であります。 36ページになりますが、体育施設費では津川体育施設等維持管理費で25万円で、これも浄化槽の修繕料を追加するというもの、上川体育施設等の維持管理費につきましては、B&Gの海洋センターの管理員の賃金が不足いたしまして16万円を追加することと、次に、電気使用料の追加ということで、電気使用料7万7,000円と、上下水道使用料11万3,000円をお願いするものであります。あとは、防球ネットの張りかえ工事完了によって25万円を減額させていただきます。それから、三川体育施設等につきましては、上下水道の使用料の追加で7万円、施設修繕で16万5,000円、これもB&Gの海洋センター自動ドア、トイレ等の修繕料の追加をさせていただくものであります。それから、大型バスの車検修繕ということで34万6,000円ほど修繕料を追加させていただきます。それから、県立津川漕艇場管理受託事業でありますが、これも84万4,000円ほど施設修繕を含めてお願いをいたします。 津川学校給食センター管理運営事業では210万円ほどお願いしますが、生徒用の食器類及び食缶等の購入費を含めまして210万円をお願いするものあります。 それから、公債費37ページ、459万6,000円町債元金でありますが、高利率で5%以上でありますけれども、借り入れした町債について平成19年から21年までの3カ年、保証金免除の繰上償還制度が講じられたために、制度で認められた対象町債の繰上償還を行うというものでございまして、それに伴う町債、そういうばかりではございませんが、事業繰越により当初見込額より償還利子が少なかった繰上償還財源として減額いたしまして、これも利子の分380万円を減額いたします。この繰上償還に当たっては、財政健全化計画の提出が求められるために、お手元に配付いたしました繰上償還による改善効果等を踏まえた公的資金、保証金免除繰上償還に係る財政健全化計画を策定いたしまして、申請を行っているところでありまして、これは近々町ホームページに掲載することとしております。この計画は、繰上償還を希望する地方債区分別に作成することとなりまして、配付しました普通会計のほか、簡易水道事業特別会計、水道事業会計についても策定をしておりますので、詳しくはホームページをごらんいただければというふうに存じますが、これが一つ義務づけられておりますので、ここで皆さんにご紹介をしておきたいと。ホームページに掲載をすることによって、説明させていただきます。 次に、歳入の方でございます。 13ページになりますが、地方特例交付金144万1,000円、特別交付金につきましては325万6,000円、特例交付金廃止に伴って、計画的措置として交付されるものでありますが、この額が決定したことによって減額をするものであります。 地方交付税につきましては4,279万9,000円を追加してお願いします。これは普通交付税であります。したがって、決定額が60億5,249万6,000円でございますから、留保財源は5,269万7,000円ほどまだあるということになろうかと思います。 分担金及び負担金につきましては、農業分担金で5万円、これは岩谷排水路整備の受益者負担分であります。 それから、14ページは、使用料及び手数料で13万円ございますが、畜犬登録手数料及び狂犬病予防注射手数料の追加をさせていただいております。 次に、14款は国庫支出補助金ということで、一つは市町村合併整備補助金として250万円、それから民生費の方では地域生活支援事業費補助金を252万円の減額ということでございます。 次に、これはみんなそれぞれ確定したことに伴う減額であります。次の国民健康保健基盤安定負担金につきましても同様でございます。 それから、15ページになりますが、県補助金の総務管理費補助金90万9,000円につきましては、先ほど歳出でもご説明申し上げました生活交通確保対策事業費の補助金の追加と。金額確定による追加があったわけでございます。社会福祉補助金の123万5,000円、これは重度心身障害者助成の事業補助金ということでございまして249万円と、それから、地域生活支援事業補助金の減額は、日中一時支援事業分126万円を減額するものであります。先ほども歳出の方でご説明をしてございます。児童福祉補助金、ひとり親家庭医療費助成事業補助金ということで35万4,000円。 県単農村農業事業費の追加、岩谷排水路の関係が40万円、小規模急傾斜の関係が750万円、それぞれ計上させていただいております。 それから、この委託金の土木費委託金、道路橋りょう費の委託金で三角の400万円でありますが、これは道路除雪市町村委託金減額ということで、町道のいわゆる登記未了のための県への引き渡しができないために、県でも対象にならないということで、この分が減額されたということであります。 それから、16ページ、保健体育費委託金で64万7,000円は、県立漕艇場の管理業務委託金が追加されてございます。 立木売払金は、歳出に申し上げましたように、西山官公造林の売払にかかわる分137万円でございます。 それから、減債基金からこの繰上償還があるということでございますので、一応減債基金から1,000万円を繰り入れるというものでありますし、前年度歳計剰余金の繰り越し3,112万円を計上させていただきまして、これをもって前年度の歳計剰余金全額を予算化させていただいたというものであります。 雑入の1万5,000円、文化福祉会館建物等一部貸付料ということで文化福祉会館セキュリティー施設の設置に伴う貸付料を1万5,000円追加させていただいております。 そのほか、町債、患者輸送車整備事業の確定に伴う40万円の減と、先ほど申し上げました県営バリアフリーまちづくり事業への追加ということで310万円それぞれ追加をもって、この歳出に充当させていただきました内容でございます。 以上、
一般会計補正予算について雑駁でありますが、ご説明をさせていただいたところであります。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 質疑に入ります前に、資料の配付をいたします。 資料の配付をお願いします。 〔資料配付〕
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第89号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出について、款を追って行います。 初めに2款総務費、18ページから19ページまでの間です。質疑をどうぞ。 10番、高橋渡君。
◆10番(高橋渡君) 10番です。 18ページの5目財産管理費で、これは官公造林地区交付金137万1,000円支出されていますが、これについてはかねがね私もお聞きしたことはあるんですが、これを売り払いして収入を得たことによって課税されるということで、非常に地区の団体として何かその収入以上のまた課税がされたというようなことも、場所によってはあるみたいなんですが、その辺、官公造林の経費とかそういうのは、きちっとした昔からの何かそういう書類というのはあるのかどうか。経費分ですね、差し引く。そういうのがなければ、交付された地域として非常にまた収入分をそっくり税金で持っていかれるというようなことも、私はあるやに聞いているんですが、その辺ちょっと参考までにお聞かせ願いたいと思います。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) どういう実態かと、これは当たり前の山林所得であれば、5分5乗法式でやるわけでありますけれども、他のその中でも経費というのは恐らく見られていないわけですから、そういう方式によって、例えば譲渡所得なんかと同じように、あらかじめ何%とかというふうに見られるわけですが、多分これは官公造林でありますので、経費関係につきましては私どもの方では把握されていないわけで、その辺の実態というのはどうなっているのか、ちょっと今、私の方でも把握できておりませんが、余り今までにそんなのは聞いたことが私もなかったんですけれども、その辺また実態を聞いてみたいと思いますし、実例をひとつまた聞かせていただければと思います。 山林所得というのは、総合所得でやるわけでありますが、いわゆる計算方式が山林所得になるんだろうな。 〔「これ山林になるわけですからね」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) 交付金になっているからね。交付金になっているから、ちょっとその辺私もあれですが、普通の山林所得ですと5分5乗法式でかなり安くなるというふうに、いわゆる所得を5つに割って、その割った分の税額1単位でやって、それを5倍するという方式をとるわけですが、これは交付金でありますので課税されるのかどうかというのも、ちょっと私も今は把握しておりませんので、その辺はまた。
○議長(遠藤信也君) 10番、高橋渡君。
◆10番(高橋渡君) せっかく地区の団体にこれを交付するわけですから、税金に持っていかれるようなことのないように、ひとつ指導、また承知していただければ、地域活性化につながるのではないかというふうに思いますので、その辺配慮していただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 17番、伊藤武一君。
◆17番(伊藤武一君) 今と同じところなんですけれども、この137万円、それからこの収入の方、これ全額交付されているようなんですけれども、官公造林というのは、この数字を見ると全額交付するということでしょうかね。地域によっては7・3とかいろいろある中で、これはこのやつを見ますと、入ったのと出るのが一緒ですので、これはどういうもので、それから、7・3とかいうのはどういう割合でそうなるのか、ちょっとそこのところを教えてください。
○議長(遠藤信也君) 加藤総務課長。
◎総務課長(加藤茂記君) それでは、私の方からお答えさせていただきますけれども、阿賀町の中では、林野条例を制定されているところは、旧上川と津川ですね。ただ、今回は旧三川村につきましては、林野条例が制定されておりませんけれども、旧三川村時代に官公造林の割合といいますか、それが100%、この阿賀町になったことにつきまして100%交付というふうなことで議会議決がされているということで、それに基づいて今回も100%交付というふうな形でされております。 林野条例の中にも、3割交付あるいは7割交付とかという形で、それぞれ旧町村のままそのまま引き継いでいるわけでございますけれども、今回の五十島区につきましては100%交付ということでお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、19ページから24ページまでです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費、24ページから26ページです。 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) この13節の備品購入費の公用車の関係なんですが、どういう車種かわかりませんが、今、阿賀町になってそれこそ3年ぐらいになるんですね。いまだに旧町村名の名前の入った車が多々見られます。それで、合併時点で固有名詞がこれはあるけれどもという話だけれども、これは町の所有なんですから、民間とかいろいろな団体の名称でなくて、阿賀町の所有ということなんですから、そろそろやはり町から率先して、阿賀町なんだという、車もすべてそうなんだというものをやはりやっていかないと、地域の人も見るたびに思い出して……。思い出すというのは変だけれども、やはりそういう観念に陥るというものもプラスにはならないので、阿賀が一つだというものにはやはりちょっとおくれをとるので、そういうものを払拭していくようなものも大事かなと思いますので。 それから、もう一点なんですが、購入に当たっては入れかえ、あるいは業者というのがあるんですが、入れかえの場合には必ず要らないものは出すんでしょうが、参考までに上川の前のいすゞのバスなんですが、今、阿賀の里であるんですが、これはどういう形でもってあそこに行ったんですか。それも含めて説明をお願いします。
○議長(遠藤信也君) 加藤総務課長。
◎総務課長(加藤茂記君) まず、1点目の旧村名のまだ名前のままの車両があるということでございますけれども、これもシールか何かで阿賀町に直しているところなんですが、まだ、古い車、廃車に近いような車もございますので、若干のおくれというようなこともあるかもしれませんけれども、この町名につきましても、シール等で早目に対応させていただきたいと思ってございます。 それから、旧上川といいますか、古いマイクロバスの関係でございますが、これにつきましても相当古いということで本年度も入れかえさせていただいたわけでございますけれども、これもまだ若干残存価格等もございまして、できるだけ町の方も財政が厳しいものですから、一般公募して競売にかけようというような思いもあったわけでございますが、第三セクターあるいは農業公社という部分で車が必要な部分につきましては、あそこに優先的に再利用といいますか、そういう意味であそこの方へ譲渡したということでございますので、よろしくひとつお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) できれば、町のものというか……。あのね、それこそ幾ら町の外郭団体といっても、今、こんなに町財政が逼迫している中で、幾らかでもやはり確保すべきというのは、皆さんのそれこそ大事な職務の一つかと思うんです。それで、あそこは株式会社ですから、何でもかんでもおんぶに抱っこではありませんが、そういうことをやっていれば、やはりその経営努力というものも劣る。そういう観点からいっても、余り温床につからせるようなものをすべきではないと。 それから、さっき言ったように、財政面からでも雑入の中にやはり幾らかでも入るように。ただというのはこれおかしいでしょう。 〔「別にただではないんです」と言う人あり〕
◆12番(宮澤勝見君) ただでないなら、言って、じゃ、幾らで。
○議長(遠藤信也君) 加藤総務課長。
◎総務課長(加藤茂記君) ちょっと説明不足だったんですけれども、先ほど申し上げましたように、一般公募をやって競売をかければ一番よかったんでしょうけれども、そういった事情もございまして、業者の方からの下取りの価格の一応見積もりをもらいまして、その金額の確かなものは今ちょっとあれですけれども、35万円ぐらいでしょうか、一応下取り価格を出していただきまして、その価格で今回買っていただいたと。そういう内容でございますけれども、阿賀の里についてもご案内のように、大変厳しい営業を強いられているわけでございまして、その見積もり価格を示す段階で、ほかのマイクロバスよりもまだ安いのがないかということで始まったんですけれども、一応この金額で下取り価格ということで、今回下取りしていただきました。
○議長(遠藤信也君) 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) だから、最初からそういうふうに35万円。35万円というのは大金ですから、本当に。そういう皆さんの気持ちがあるということを今理解しまたけれども、今後もそういう形でいってもらいたいということ。 それから、さっき言いましたように、今回の総務省の方からもこういう第三セクターに町の財政を圧迫するようなことはもうとにかくすべきではないというようなことは、通達みたいなのがあったと思うんですが、さっき言ったように余り温かく見守らないで、経営努力をやってもらうということがこれは皆さんの仕事なので、そのあたりをきちっとお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 6款農林水産業費、27ページから29ページです。 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 農林水産業費の中の林業施設の関係でお聞きしたいんですが、中ノ沢森林公園の管理運営に関してなんですが、レーザー機器というと、私が見るにつけ、あれはNPOを設置していて、そこで見ているような気がするんですけれども、管理区分というのはどういうふうになっているんですか。NPOと、それからこの森林公園の管理、要するに町の方の管理の区分というのはどのようになっていますか。
○議長(遠藤信也君) 大堀産業課長。
◎産業課長(大堀正幸君) 管理区分の方は、中ノ沢渓谷森林公園管理組合というのが管理することになっておりまして、NPOの明石さんに使ってもらっていると。一緒にその委託という形で使ってもらっているという形でやっております。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 管理組合というのはその地域でつくっているわけですね。その地域でつくって、地域から逆に委託されてNPOが運営しているということですか。そうであればあれなのかね。基本的には明石さん、NPOの方でしか使わない機器と言えば使わない機器なんですね、このレーザーの場合は。だから、その辺のやはり管理の区分もきちっとした財産として見ていて、これ管理してもらっているのかどうかということもありますので、営業活動に利用されているわけですね。だから、そこら辺を見ますと、これを本当にこちらがやるのがいいのかどうか、別の形でまた出せるものがないのかということの考え方も出てきますので、その辺の管理はきちっと契約上でやっていただきたい。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは購入するに当たって、県単の補助事業だったと思います。県単補助事業で、これも非常に高価なもので、私の方では一たんは見送ったんですけれども、ぜひこれを導入して、地域の活性化とあわせて組合が活動していきたいと、こういうことなんですが、なかなか組合そのものもそういった面での活動が人的にも、そしてまた、専門的に当初はあの方を組合員から、組合員の使用人といいますか、従業員的な扱いになっていたということもございます。そういう経緯から今回NPOを設立したということで運営を再委託という形でありますし、その資産といいますか、それについては明確に組合員の方に帰属しているといいますか、町が貸与しているというか、組合員に預けているというか、委託しているということでご理解いただきたいと、こう思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 1番、渡部英夫君。
◆1番(渡部英夫君) 農林水産業費全般にわたっての話の中で、今回の町長の行政報告について、前回、第3回の定例会では、産業課所管の行政報告がかなり事細かく、詳しく出されておったわけでありますが、今回はさっとも何も全くないような感じを受けます。そこで、我が町にとっての基幹産業である農林業を扱う産業課が、全く報告がないということについて、多少異議ありということであります。食味では、魚沼米以上と言われます東蒲米、それから、これの生産量なんかもどのくらいあったのか。盛んに言われております農林特産品づくり、これについての言及もございませんでした。やはり、産業課に勤務している職員の皆さんは、町長の行政報告からすっぽり落ちているような形では、意識の向上を図ろうにも非常になえてしまうのではないかと、こういうこともございますので、その辺は職員が頑張れるようにひとつ、報告なりをやっていただきたいと、こう思うものでございますが。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私、そういう意識は全くなかったんですけれどもね、これは9月定例会以降のこういうことだということでありまして、決してそういうそこをおろそかにしたつもりもないわけでありますから、おっしゃるとおりでありますから、余り長くなってもどうかということで、取り立てて言うべき部分だけ今回の報告にさせていただいたということでありまして、決して農業の方がないわけではありませんし、先ほどもご質問いただく中で、これも答弁させていただいておりますけれども、重要な項目でもあります。 また、予算の方でもこういう形に計上させていただいておりますから、その都度またということもあったと思いますので、以後、公平にみんなやりたいと、こう思っておりますが、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 18番、薄厳弥君。
◆18番(薄厳弥君) 29ページのハーバルパークの管理委託料の中で9万5,000円、これは灯油代の値上げということですが、実は全体を通じて灯油の値上げによるこの予算の追加があるわけですけれども、これを町長にお聞きしたいのは、町独自ではそれでいいんですけれども、住民はどうなるんだということなんですね。けさの新潟日報を見ましても、小千谷ではいわゆる灯油ですね。非課税世帯については1世帯5,000円ずつを支給するということが出ておりますし、国も挙げて住民に対するこの灯油の対策をやろうと、それに対する特別交付金を出そうということなんですが、町長、これはやる気があるのかどうか。これはやらなければならないと思いますよ、ほかではみんなやりますからね。やるならば、こういうのは早いこと手を挙げると、新聞はまずこのくらい大きく書きますよ。あとになるとこんなにしか書きませんから、日報さんもいることだから、今のうちにバッと挙げた方がいいんではないですか。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 多分、これ言われるなと思っておりました。私もそれを考えないわけではございませんので、しかるべく措置をしていきたいと思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 28ページの工事費の関係でお聞きするんですが、メニューには上げたけれども、事業はできないというようなよく話を聞くんですが、結局、県からの補助がないと作業ができない。町としては予算計上したけれども、できないという話を聞き及ぶことがあるんですが、今回岩谷排水路整備工事、これの補正が出てきて、設計等すべてその減額の中での予算の振り分けというふうにお聞きしていますが、実際にこの工事は施工できるのでしょうか、これだけ1点説明願います。
○議長(遠藤信也君) 大堀産業課長。
◎産業課長(大堀正幸君) 町長の説明の中でも言いましたように、10月26日以降、岩谷の内示がきましたので、今、測量委託にかけているところでございますので、それで今年度工事にかかるということで今進めております。 畑ですので、ただ、問題なのは排水の関係をどういうふうにしていくのかというのは、担当の方では今頭を悩ませていますが、そこら辺を考えながら施工していくということでございます。
○議長(遠藤信也君) 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 9月の段階では、県の補助がつかないというようなお話を聞いていたので、今回補正が出てきたものですからお聞きしたわけなんです。速やかな工事施工を願いたいと思います。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、7款商工費、29ページから30ページです。 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) さきの臨時でしたですかね、出店に関してなんですが、独自で行うということで私らは話を聞いているんですが、今回この補助が出た理由というのはどういうことなんですか。たしか出店に関しては、阿賀の里でしたっけね、これに入るのは。そういうふうな説明を受けているはずですね。それで今ちょっとお聞きしたいんですが、なぜそういうふうになったのか、お願いします。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) このイオンの出店に関してでありますが、当初個人商店等にイオンの方から打診がありまして、その中でなかなか個人商店等では実施するのが不可能だというふうなことから、商品を取りまとめている阿賀の里に打診をいたしました。その中で、阿賀町のアンテナショップ的な役割を担っていただくということで、商品については阿賀町で生産された物、並びに製造された物に限定しておりまして、今現在町の業者13社から出店をしていただいております。 そういう条件で実施しているということで、今後とも阿賀町のアンテナショップ的な食文化のPRの一環として実施するということで、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) では、代表が阿賀の里ということで、では、13社が今のこの出店されている補助金というのは、何に使われるかというのは、私らはちょっとよくわからないんだけれども、これはどういう形で配分されるものではないだろうと思います。当然そこの施設を利用するためのお金に使われるんだろうと思いますが、この13社というのは、頭をつくっているだけで組合とかそういうものがあるわけではないんですか。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 13社というのは、あくまでもそこに品物を提供していただいているということで、中心となって事業実施しているのは株式会社阿賀の里であります。今、議員おっしゃったように、かかる経費につきましては、店舗の改装工事費、あるいは当然ショーケースや冷蔵庫等も必要になってきますので、それらにかかる経費ということで、今回出店に際してかかった経費が700万円強の金額がかかっております。それに対する町の地域活性化事業の補助率が80%ということで、この金額を設定させていただきました。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) 今の答弁ですが、その13社というのは名前だけだったでしょう。今の話は、商工観光課長の説明を聞くと、そういうふうな印象を受けたんです。それで、さっき言ったように、阿賀の里の経営のために町の金を出す。さっき、私、前にもお尋ねの中で言ったものはこれにも当てはまるということで、町長、もともと三川村長で、このことに、阿賀の里には本当に思い入れがあって、それはきっとそう思いますよ。思い入れがなかったらこれはうそなので、神田町長も三川のものについては、これはことさらに思い入れがある、これは当然なんですよ。それを権力と言うんだよ、権力。そういうふうに受け取れます。 それで、商工観光課長といえども、それは補助職員であって、すべて町長の命令一下のもとで、皆さんもそうなんだけれども、やれということなので、それは町長の考え一つなんだということに私は受けとめているわけ。そうした場合に、阿賀の里に、こんなになっている状態の阿賀の里に、そういう思い入ればっかりしていくと、あとでしっぺ返しに合う可能性もあるということを認識していただきたいということと、一番大事なことは、これはこれでよしとしても、13なら13まとめた阿賀の里がそこに代表して行って、本気になって阿賀の里が東蒲の物品、生産された物、製造された物を親身になって、それこそ阿賀の里の活性化ではなくて、阿賀全体の商工業の、農業を含めての要するに消費拡大というか生産拡大を図るんだということになっていかないと、このものは余りよしとしないのでね。 だから、今後、町長に今申し上げたいことは、そういう点をとにかくもう間断なく言っていくように、それは皆さん課長も含めて。そうでないと、これはどこから考えても、最終的には阿賀の里のためにやったんだということになりますよ。だから、その点そうではだめなんだって。やはりさっき言ったように、阿賀全体のために阿賀の里が先になってやったんだということになれば、これは皆さんが認めてきますので、その辺ひとつ願うところであります。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) ぜひお答えしておかないと。 私は、確かにそうですけれども、思い入れなんかしていませんよ。
◆12番(宮澤勝見君) していない。それはすごいな。
◎町長(神田敏郎君) しかし町の、いいですか、代表たるこの場所といいますか、そういうところであるから、頑張ってとにかくやらなければだめだと、そういう思いでやっているんです。ですから、そういう改革にそれこそ思い入れはそっちの方にあったというふうに思ってください。そういうふうに思って私も一生懸命、つぶしてはならないなと、ですから皆さんにもご相談をしながらやっているんですよ。本当に皆さんからいろいろご指摘をいただいて、ああいう状況下にあるものですから、私は決してこれはそのためになんて思っていませんし、13の方々だけと限っているわけではありません。13の皆さんで。皆さんがそこに持って行って売ろうということになれば、ぜひ参加していただきたいわけですが、そこの13の皆さんも、あそこに、阿賀の里に一たん持っていって、そして、その持ち運びは阿賀の里がやっているんです。あそこまで行くのでは大変だということで。 そういうような状況下にあるということです。そして、何としてでも東蒲のこの阿賀町の売ろうという意欲のもとで、あそこにあれだけのものでアンテナショップという形で出せば、町としては、阿賀の里というのは阿賀町だということは知れ渡っておりますから、阿賀の里、阿賀町というのを出せば一番いいんでしょうけれども、そういった意味では、あれだけのところにあの場所を確保できたということは我が町だけなんですね。ですから、本来であれば町がやればいいんでしょうけれども、町もあそこまでやるというより、声がかりがそこに、阿賀の里にひとつ取りまとめてというようなお話もあったということを聞いておりまして、それならばもう全体でこれを一つの場所にして、東京にアンテナショップを出すよりも、大阪に出すよりもむしろいいのではないかというふうに思っているところで、これを大いにひとつ活用していっていただければと思っておりますし、今、ご指摘いただいたように、これは最大限督励していかねばならないと思っていますから、ぜひそのように思ってください。 私は阿賀の里の社長でもありませんし、三川村の村長でもありません。阿賀町の町長として取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) いや、町長わかりました。あのね、わかりました。それで、課長ね、その13、阿賀の里のルートは13の集合体、これは要するに組織化されていないような気がしたんだけれども、その会費のようなものもなければ何もないわけね。 それから、もう一点、これは各地域、各旧4カ町村地域の一農家、あるいは工業社が製造、生産されたものは、これどなたでも直接阿賀の里に持っていっていいんですか、それともあるいはその13名のどなたかに持っていけば、そういうルートに乗せてもらえるのか。全く無関係、だめなんだとかというその見解はどうですか。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 先ほども町長が申していましたように、どなたでも品物を持ってきていただければ販売していきたいと思っております。ただ、この運営につきましては、今ほど言いました13社がお金を出し合って組織をつくっているということではございませんので、その品物の売上の何%、仕入れ原価を下げていただいて調整を図っているというような状況でありますので、特に季節物といいますか、秋であればキノコであったり、春であれば山菜であったり、どなたでも大いに持ってきていただいて、大いにPRしていただければと思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 15番、神田八郎君。
◆15番(神田八郎君) 今ほどのこの出店補助金で、ちょっと関連でお願いしたいんですけれども、今回の一般質問でもこの120集落云々という話が3人ほどから出ましたし、それから、支所の周辺の商店街の活性化という一般質問も1人の方から出まして、それで、この阿賀町のいわゆる商店街といいますか、アンテナショップをイオンでもって発信をするということでのアンテナショップという話なんですけれども、それは大変にいいことではあるなと、こう思うんですが、そのいわゆる中心である商店街の活性化ということで、第四銀行さんが新築、あの場所で、あの場所というのは今の場所で新築をするという話を聞いたんですけれども、その斜め向かいのいわゆる旧ライオン堂の跡地ですか、当初、そちらの方に第四さんは当たったみたいなんですが、どうも土地の値段のせいかそこは断念して今の場所と。隣の土地を買ってというようなことで建てかえるようでありますけれども、この本当の郡都の商店街に歯が抜け落ちるように、跡地がどんどんできてきていると。 そういう意味で、外で発信するのもいいんですけれども、この郡都の中心街の商店街、この跡地利用といいますか、活性化のために何とかできないかなと。ある議員も、余り過保護にし過ぎてはいけないという意見もありましたし、しかし、町が何も関与しないで、商店街の皆さんに、ほら頑張れ、頑張れとしりをたたくばっかりでもどうなのかなと。少しやはり町も関与しないといけないではないかなと、そういう思いでちょっと町長にお聞きしたいんですけれども、どんなものでしょう。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私もそのお話、第四さんが、当初そちらの方に向かったという話も伺っておりますし、価格面もこれあったようでありますし、また、内容そのものもどうなのかなということ、深くはうかがい知ることはできないわけですけれども、おっしゃるとおり、一番の目抜きでありますから、活性化のためにあそこを活用することは一番いいことなんでしょうけれども、しからばどのような形でというところは、まだ私もちょっと念頭にございませんので、今後、そうですね、しかるべく方にも、商店街の皆さんがまたどう考えるかということもございますでしょうけれども、町だけがこれまでのようにやってきても、なかなかうまくいかないのではないかとも思われます。 考えられるのは、やはりあれを例えばにぎわいのできるような施策を講ずるということが一番いいんでしょうけれども、その辺もひとつ検討するに値するのかなというふうには思っておりますが、問題はあの用地を取得しなければなりませんし、また、あのまま使うということではなくて、やはり取得するというからには、何か箱物も必要になってくるのではないかとこういうことでしょうけれども、やはり何と言ってもまだまだこれからの町の皆さんの取り組みも必要でありますので、その辺、商工会の皆さん方からのご意見も伺う必要があるのではないかというふうに思いますので、今後、一つの課題だというふうに思っております。全く施策的に何もないというわけではありませんけれども、考えられることは幾つかあると思いますが、今こうだと申し上げられるような状況下にはないということでひとつご理解いただきたいと思いますが、関心は持っております。そのようなことでひとつご理解いただきたいと思っております。
○議長(遠藤信也君) 関連でありますので、簡便にお願いします。
◆15番(神田八郎君) はい、わかりました。それで、やはりこの地元の商工業者といいますか、そちらの人との相談ということになると思うんですが、私も即町が関与して買収云々ということではないんですけれども、三川村長ではないんだと、阿賀町全体の町長だということですので、ひとつ前向きに検討をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 20番、五十嵐隆朗君。
◆20番(五十嵐隆朗君) 20番です。 今のこの補助金についてお伺いしたいんでありますが、この手の補助金というのは、条件としてやはり単独決算書みたいなものを出してもらうような方法をとっておるんでしょうか、その辺1点。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 当然、計画書、それに対する実績報告書等はいただくようにしております。これは出店に関してかかった経費でありまして、今までの、今までと申しますか、1カ月以上たっておりますので、どの程度の売上があったかということでの報告もいただいておりますので、ちなみに11月の売上でありますが、11月の売上につきましては220万円というふうなことでご報告をいただいております。これにかかる店舗料ということで10%納めるというようなことで、22万円の家賃を払っているのが現状であります。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 20番、五十嵐隆朗君。
◆20番(五十嵐隆朗君) それでは、ここのみんな議員も町民に説明する義務があるものですから、常にやはりそういう情報をきちっと出していただくことをお願いして、終わります。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 1番、渡部英夫君。
◆1番(渡部英夫君) 1番、渡部です。 商工観光ということで、産業ということであれば産業課かなと思ったんですが、行政報告の中で観光化の所管ということで報告されていますので、質問させていただきます。 産業際に4万7,000人余りの集客があったということ報告でございますが、私もこの産業際に鹿瀬、上川、それからここの庁舎前、それから三川と4カ所回らせていただきました。そこでですね……。
○議長(遠藤信也君) すみません。今の質疑はこの
一般会計補正予算に対する質疑でありまして、それに関係するものに限り質疑をお願いします。
◆1番(渡部英夫君) 金には関係ないのかな。商工総務費にも関係ないんですかね。
○議長(遠藤信也君) 何かそれに関係する項目がありましたら。
◆1番(渡部英夫君) それで、お聞きしたいことは、4万7,000人の集客があったという中で、鹿瀬、上川、それから庁舎前、三川、どのぐらいの出店の数、それから集落が参加した数、これを知りたいんですが。
○議長(遠藤信也君) これのみ答えてください。 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 今、各地域で実施いたしましたイベントについての出店者数という点につきましては、ちょっとまだ現在把握しておりません。一応、こちらの方で観光部門というようなことで、どのぐらいの集客があったかということのみの集計でありまして、それについてはお答えできますが、出店者数については今現在ちょっと把握しておりませんので、お許しを願いたいと思いますが。
○議長(遠藤信也君) 1番、渡部英夫君。
◆1番(渡部英夫君) それでは、集客の数、それから、出店者数ですね、後で書類で結構でございますから、いただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 資料については、後ほど提出してください。 ほかに質疑はありませんか。 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 何人かの質問が出ているんですが、その出店補助金の出せる体制ですね。先ほどの説明ですと、13社が任意の団体であるということであります。任意の団体に補助金の支出は可能なのかどうか。その点1点。 それから、代表者が阿賀の里であるということでありますから、それなりの組織を持って、補助金の申請があったと思うんですが、産業育成ということであれば貸付金制度ではないのかなというふうに私は思うのであります。というのは、商工観光の例規集の中には、貸付金制度があるわけです。ということで、やはり町は出したままではない。アンテナショップだから出していいんだというわけではないと思うんです。そこで、やはり収益を目的とした事業については、貸付金制度で対応すべきではないのかなというふうに私は思うからであります。というのは、これが貸付金制度でやることによって、どなたも出店がないという可能性もあります。しかし、今の阿賀町の財政の中においては、やはり貸付金制度でいって補助金を出すことであれば、先ほど五十嵐議員が言ったような収支計画、それから、これに伴うすべての計画書を、任意団体ではなく、それなりの組織を立てて、阿賀町、阿賀の里が、では代表者でやると。商品の集積をし、そこに出店をし、それなりの利益を上げ、阿賀町に貢献できるんだという具体的な数値が必要ではないんでしょうか。この点について、答弁願います。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 今、議員おっしゃるように、商工観光課の中でも貸付金制度があります。現在、このイオンの出店に関してでありますが、町でもそのアンテナショップにつきまして、東京で試験的に実施してみたりとかいろいろな形で、とにかく外部に阿賀町の品物をアピールしたいという考えを持っておりました。その中で、たまたまこういう話がございまして、特に県内でアピールするには、非常に一番適した場所でもありますし、今回こういった形で阿賀の里が取りまとめて出ていただいたわけでありますが、これに対して赤字で経営するようなことであれば当然困るわけでありますが、これを契機に、各店舗、品物を提出いただいている皆様方にも頑張っていただいて、阿賀町全体の商店が盛り上がっていただくというような考え方のもとで、補助金というような形で支出をさせていただいたものであります。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) このたびのこの補助金につきましては、先ほど五十嵐議員さんからもおっしゃるように、やはり単品というかその部分できちっとした収支報告もつくっておるわけですから、そういう意味で、本来であれば町自体がやればよろしいんでしょうけれども、呼びかけ自体があそこの構成自体で、もとの呼びかけ自体が、とりあえず阿賀の里の方にあったということでありますし、では、まあ、とりあえず阿賀の里の方でぜひそこを確保した方がいいのではないかということもあって、今後、この運営の仕方については、13で固定するということであってはやはりうまくないだろうと思いますので、しかるべきやはり組織があった方がいいのかそういう部分もあろうかと思いますが、あるいはどなたも固めてしまうと参加できないと。行ってすぐということにもならないということも懸念されますし、あるいは入会金、加入金幾らというところまでで皆さんが参加するかということもひとつあるわけですね。 今、参加されているような皆さんの顔ぶれを見ますと、この機会だからぜひ参加したいということで参加されたのが多いのではないかと、こう思っておりますが、少なくともやはりこれからあのアンテナショップとしていくからには、そういう組織化をし、しっかりとした収支計画を立て、あるいはそういうものを皆さんに公表しながらやっていくというのが好ましいことだろうと、こう思いますので、これは当初やはり今ほど申し上げましたように、当初の呼びかけが非常に急な話でもございました。そういう観点から、とりあえず本来町でやれば一番いいんだろうけれども、阿賀町としてのアンテナショップであれば一番いいんでしょうけれども、また、そういうことになりますと町がどうするこうするということもありましたし、もう既存の話ができていたということもございましたので、ぜひそれは確保した方がいいのではないかと、この今の町の振興という意味からも、そして、特産物等を売っていくということは、ほかへアピール、あれだけの人間が集まるところですから、非常に効果的ではないかと。要するに先ほど申し上げました東京や大阪とかそういうところにアンテナショップを出すのもいいけれども、とりあえずこの身近なところでやっていくということも、これは大事なことではないかということで、すべて整わないうちの話だというふうにもご指摘されればそうかと思われますけれども、そういう経緯であったということで、ぜひひとつご理解を賜りたいなと。 おっしゃるように、先ほどのお話のように、やはり今後の運営については収支明確にしながらやっていくということが一つと、あるいは加入者の皆さんで組織化してやった方がいいのか、その辺もこれからの検討だろうと思いますが、ぜひそういう取り組みを今後検討していくということでご理解いただきたいなと、こう思っております。
○議長(遠藤信也君) 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 私は、基本的な問題だと思うんです。これを出してはならないという話で私は言っているのではないんです。成功していただきたいという観点からお願いなんですが、やみくもに補助金体制でいいのかということなんです。というのは、やはり民間という発想の中でいった場合には、お金を借りて商売をやるということになれば、命をかけてやるんです。ところが、補助金をもらってしまえば、あとさよならなんです。そういうことがあり得るということで私は懸念しているので、その任意団体の組織で補助金を出していいのかというところが、ひとつ私としてはひっかかっているのであって、阿賀の里がアンテナショップのリーダーとして、阿賀町の特産品を売ろうという努力に対しては敬意を払いたいと思いますが、町としてどのような関与の仕方をした方が一番いいのかということが、今問われていることだと思うんです。 やみくもにいろいろな形の中で補助金、阿賀の里に対しては優遇しているのではないかというそういう町民からの我々議員に対しての訴えもありますし、この出店の補助金については貸付金制度で私はいくべきではなかったのかなというところでお聞きしたので、事業自体に対する反対とかそういう意味合いではありませんので、もう少しよく酌んで、阿賀の里がリーダーとして東蒲の特産品をアピールするアンテナショップを運営していくということであれば、逆に言えば管理委託というような形になろうかと思いますので、これはひとつ再度、まだまだ阿賀の里は、どのようにやっていくかというのが検討課題には残ってくるはずなので、商工観光課長をリーダーに対応を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(遠藤信也君) 斎藤商工観光課長。
◎商工観光課長(斎藤秀勝君) 今ほど、議員ご指摘いただいたことを肝に銘じて頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私は、おっしゃるとおり今そこに規定されている貸付金ではないだろうと、こう思っておりますので、そういう点では、補助金交付要綱で交付規則ですかね、それにのっとったものだというふうに思っていただきたいと思いますし、また、貸付金につきましては、これはまた別途の話でありましょうから、そういうことで今、商工観光課長が肝に銘じてということでありますが、決して、私も余りそういう面では優遇、優遇と言われても本当に不本意なんですよ。私、優遇ではなくて、もう倒れないように何とか皆さんと一緒になって、これを堅持しないとやはりイメージダウンにもつながるからと思ってやっていることであって、本当はもうそこら辺をひとつお酌み取りいただきたいと、こう思っているんです。
◆16番(斎藤秀雄君) 私らも同じく思っているので。
○議長(遠藤信也君) 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) 大事なことなので、町長、前回の魚屋さんの車、あれも補助金出して。これ私個人は町民から本当に何回も批判されました。あのときの議決が、もう6時だ、7時だと議会がもめにもめて進まなかったので、大きなものが終わって、もう皆さんが疲れ切って、議員が安堵してね。安堵した瞬間にそれ出ているのがわからなかった、みんな。はっきり言って見逃したんです。あれは議会の失敗なんでね。だから、個人に、今言ったように阿賀の里ですから、阿賀の里個人にこれは補助金は出せないんですよ。それは町長のそれこそ特権でもって、町長の裁量の中で言っているなら別だけれども、そうでなかったら要するに個人に補助金というのは、ましてや町が自分のところに出せないわけですから。 それで、今回このままではやはりよくないと思うので、補助規定というのがあると思うんですが、必ず代表者があって、組織があって、それをつくって申請して、それで認可される。補助の対象になるという、それをちょっと遅いけれども、それをやはりしないとだめなんで、これは今ここで私は待てとか、これは賛成できないとか言うのではなくて、そういう対応をしてください。
○議長(遠藤信也君) 本件関連の質問3回目ですので、それを踏まえて町長の方から答弁願います。 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) よくわかりました。いわゆるご指摘いただいているところは私もそう思っておりますのでね。ただ、これはもともとほかのところもそうなんですが、三セクなんですね。それを理由するのではないんですよ。三セクであり、ご承知のようにその三セクそのものもみんな100%に近いんですね。かつての人のことを言ってはどうかと思いますけれども、よその町村で、いわゆる三セクではなかったけれども、直営でやって大変なところもあるわけですね。本来、直営に近いわけです。公益性といいますか、他の商店とは若干違うんだという点では、ひとつ皆さんもご承知いただきたいと思うんですが。それは、考え方が同じだという意見もおありでしょうけれども、そもそもスタートがそういうところにあったということもひとつあって、決して私は思い入れとかそういうものでなくて、どの事業に当たっても、何とかこれを堅持しながらやっていければということが、一つは公設民営化になれないかなということまでお願いをし、現実にそういう方向を目指したいとも思っているわけでありますが、なかなかこの時代に、よし、じゃ、私がこれをひとつというような方も事実上探すに困難をしているところでありますので、これからもそういった面で努力していきたいと、こんなふうに思っております。 今ほどご指摘いただいたことは、十分承知をしながら今後の対応に当たっていきたいと、かように思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 18番、薄厳弥君。
◆18番(薄厳弥君) 今の問題でお聞きしたいんですけれども、町長、再三言われますけれども、町に声がかかる、あるいは今はたまたま阿賀の里にかかったと。町にかかったとしたら、町でやる気があったのかどうかという問題なんです、これが。アンテナショップだから町がやるという意思があったのかどうかということなんですね。これをやると、なかなか大変な問題だなと思って私は聞いていたんですけれどもね。この辺どうなんでしょうかね。 というのは、なぜ阿賀の里が問題になるのかと言いますと、第三セクターというのは甘いんですよ。例えば魚屋さんがありますね。魚屋さん、雲和田の人たち大変喜んでいますよ、あれは。本当に喜んでいます。ところが側の人たちに言わせると、どうして若い衆2人いなければならないんだというようなことを言いますね。魚屋さんなんて1人でみんな方々から来ています。そうでなければ夫婦2人で来ているとかという形なんですね。そこのところに第三セクターの甘さがあるんだと。いわゆる役人根性があるんだということが、町からの批判がある。この人たちが、果たしてそこに行って、そして町がそれに補助金を出してやるということは、いかがなものかというような。すなわち体質そのものに対する町の批判、声というものがあるわけですから、この点やはりまず最初に町長、これ町がやるといったら町が乗るつもりだったのかが1つ。それから、2つ目には、今言った体質が改善されないと、これがまだこれから仮に赤字になったならどうなっていくのか、もう一回補助金出すのか、あるいはそれでやめてしまうのかという問題まで出てきますね。この点について町長にお伺いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 声かかりは私どもの方にはありませんでした。全くああいうところに私どもが、町が出店できるかどうかということもわかりませんでしたけれども、たまたまそういう話がございましたので、あっ、それならばこの機会に、先ほど来申し上げているように、いい機会ではないかと。とりあえずとにかく阿賀の里が中心になって、これはやろうではないかというふうに思いました。そして、スタートしたわけでありますから、おっしゃるとおり、やる意欲は十分にあったわけでございますので、その辺はひとつご理解いただきたいと思いますし、私も再三言っているんですよ。三セクは甘いということは十分認識しながら、また、運営自体もやはり厳しくやっていかなければならないんだということが根底にあって、土台、今の阿賀の里がああいう形に100%に近いもので運営するという形になったわけでありますから、それはとりもなおさず、甘さを払拭しなければという思いで、実は今の体制にしたわけでありますから、より以上に厳しくやってもらわなければと、そういう思いであります。ぜひ、皆様方のご指摘された部分、やはり町以上に改善をしていかなければならないんだというふうに思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、8款土木費、30ページから32ページです。 質疑はありませんか。 1番、渡部英夫君。
◆1番(渡部英夫君) 1番、渡部です。 31ページ、委託料で町道川口岩谷線土質調査委託、減額されておるんですが、これに関して最近また交通どめがなされております。今、工事中の場所でありますので、何があったのかなということでいろいろ話を聞かせていただいたら、地滑りないしは湧き水が出て法面が不安定な状況だということでありますが、私の経験上、法面を1割5分に切っておきながら、かつまだ安定がしないというような現場というのはそうそうあるものではないわけです。それで、どうなっているのかなと。 例えば、今までの工法で、ただ切り取りだけの工法で今後、道路が安全・安心に交通ができるような形に本当にできるのかどうか。その辺もしできなければ、もちろん調査に入っているんでしょうけれども、ロックボルトないしはアンカーボルト等で縫い付けてしまうという工法も、川口側ではその工法をとっているわけですが、そういう方法まで踏み込んでやはり検討せざるを得ない時期にきているのではないかと、私はそう思っているわけであります。ましてや、中越地震で見られたように、冥見のような大惨事になれば、当然阿賀野川へ真っ逆さまに車ごと、ともども落ちていくというような地形でございますので、この辺の安全確保をとにかくどう考えて今後の工事を進めていくのか、この辺をお聞かせいただきたいと、こう思います。
○議長(遠藤信也君) 二瓶建設課長。
◎建設課長(二瓶光秋君) 川口岩谷線の改良工事でございます。 11月の臨時議会におきましては、変更ということで擁壁の方、もたれ擁壁でございますけれども、それを取り壊すということでの変更をお願いしたところでございますが、それを取り壊しまして、最下段の方まで掘削が下りたわけでございますけれども、12月10日なんでございますけれども、その時点でちょっと湧き水が法面から出ているということで、それが九段の1段目と2段目付近からでございますけれども、その水の処理をやったわけでございますが、一部その水のために、出水のために亀裂が入ったということで、安全確保の点から一応10日の夕方からですね、交通どめとさせていただいていております。 おっしゃられるのは、今後の工法ということでございますけれども、法面の方につきましては、岡沢側といいますか、向こうの方につきましては、受圧板ということで土を抑えるような工法をとってございます。それで、今回、議会案件とは別発注で法面工事の方は発注してございますけれども、そちらの方も受圧板で工法を決定いたしまして、ただいま施工中ではございます。今回亀裂した部分でございますけれども、その部分につきましても、やはり浅い面でということで思っておりますので、そのようなものであれば、また受圧板等で対応をせざるを得ないのかということで、私ども、今は見通しとして思っているところでございます。 以上で終わります。
○議長(遠藤信也君) 1番、渡部英夫君。
◆1番(渡部英夫君) 1番、渡部です。 今ほどの説明で理解できたのでありますが、何分あのぐらいの高い部分を1割5分で切り飛ばしているわけですから、それも地滑り工事の地滑り指定地内の中の工事でありますので、やはり工事が終わった後も、法面が安定してとにかく交通確保ができるようにという観点から、十分な土質調査の上、工事の安全を期していただきたいと思います。 終わります。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 12番、宮澤勝見君。
◆12番(宮澤勝見君) これは議長からお願いしたいんですが、この除雪の関係で町の方で各業者に準備金的なものの経費をお支払いしたそうなんですが、終わった後で、関連するわけにはいきませんから、終わった後に説明をしていただきたいということを取り計らっていただいたき思います。
○議長(遠藤信也君) わかりました。その件について、後ほど議会終了後に出してください。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 9款消防費です。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 10款教育費です。33ページから37ページです。 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 7番、猪俣です。 それでは、教育長にお聞きいたします。 まず、給食センターの管理運営ということでお伺いいたします。 給食費、通学費も含めてなんですが、県立阿賀黎明中学校に対して町が支払っております。出しております、生徒の分。私は、当然県立であれば県が支出することの方が望ましいと思いますが、どのような契約の中で現状に至っているのか。例えば附属なんかを見た場合に、各自治体が出しているわけではないんですね。そういうことを考えますと、県がやって県立であるならば、当然県が支出をすべきものだと思います。ただ、誘致する場合の契約の中でどのようになっていたのかということが、私たちの方に、実際各町村の段階でも合併前に出してはいたんですが、しかし、はっきりした説明というのはありませんでした。そのために今お聞きいたします。 それで、今後の予算の関係もありますので、どうしても要するに町が出さなければならないものなのかどうかというものを含めて、それから、他の中・高一貫校がございます。その中でどのような取り扱いがあるのか。それから、中・校一貫であるために学区がございません。よそから逆に入ってきた場合に、それに対する負担はどちらが行うのか、その辺も含めてお聞かせください。
○議長(遠藤信也君) 犬飼教育長。
◎教育長(犬飼哲夫君) これは阿賀黎明中学校ができましたのは、平成14年でありますので13年段階で、当時の4カ町村と阿賀黎明中・高等学校準備室の間で話し合いが行われました。最初には、その時の文書が手元にあるんでありますけれども、県の板屋越教育長に対しまして、津川町町長、長谷川東二の間で、「県立阿賀黎明中学校新設に伴う給食の提供について」というお互いの文書が交換されております。これに基づきまして、詳しいことについては、阿賀黎明中学校の校長と津川町の町長との間で、細部にわたった契約書が交わされて、これに基づいて給食を提供しております。 この提供がされておりますけれども、この契約書の中にお互いに不備な点があったならば、異議を申し立てて話し合いをするという条項があるのでありますが、当時、津川町の教育長をしておりましたので、平成14年度早々に、これは設置者である県が持つべきだということで申し入れをいたしました。それに対して県の方では、発足したばかりなので、もう少し待ってほしいという回答でありましたが、平成15年度にも今度は資料をつけてまた出しました。平成16年度については、今度は町村合併が目前に迫っておりますので、町村合併が済んだ段階で、改めてまた申し入れをしようというふうなことで今日に至っておりますけれども、県内のほかの様子でありますが、この阿賀黎明、それから村上、燕、柏崎等は、やはり地元に県の方から依頼をされて提供をしております。 ただ、上越の中等学校の方は、提供してもいいんだけれども、施設がないので施設を県でつくれば提供しますという条件だったんです。けれども、県の方では施設をつくる余裕がないので、それは県の方で断った結果、あそこは業者委託で弁当を持ってきております。佐渡に今年できましたけれども、佐渡についても地元町村が提供をしているというふうな状況でございます。これは最初申しましたように、設置者負担が原則でありますので、これは県で本来持つべきものであるということで、柏崎の教育長を先頭にして、ほかの5教育長が県の方に申し入れに行こうということに相談がまとまったところに、中越沖地震が起きまして、その話が今中断をしているという過程であります。そういう経過を踏みながら、現在給食を提供しているということでございます。 ちなみに、どれくらい費用がかかっているかということでありますけれども、平成18年度分ですと大体調理員の費用、それから光熱水費等々を含めますと270万円ぐらいであります。 以上でございます。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 今、内容はわかりました。当然、設置者が負担するということが当然のことだろうと私も思いますので、地震のおかげでこういうふうになったということであれば、それなりに理解いたしますが、できるだけ早い機会に話し合いを持って、これは是正されるべきであろうと私は思います。 あと、町外の生徒が入ってきた場合に、それに対してはどのように、では阿賀町で負担するのか、来たところの自治体が負担するのかということになると、今のこの契約の仕方からすると阿賀町が負担するような経緯になりますね。
○議長(遠藤信也君) 犬飼教育長。
◎教育長(犬飼哲夫君) 今おっしゃったとおり、町外から10人弱来ておりますけれども、阿賀町が負担しております。ほかの中等学校も同じように、町・市外から来ましても、そこの地元で負担をしておるという実態であります。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) 町内の場合は、通学にせよ、何にせよ、町内で在住するということで、私はそれなりに認めると。同一の条件で教育を受けるということは重要なことだと思いますので、それはいいと思うんですが、やはり町外であるということになりますと、ここに要するに問題が出てくるのではないかと思うんです。なぜ町外者に対する負担を、そこの設置主体ではないんですね。ただ、あるというだけでそこの自治体が負担しなければならないのか。これは基本的にずれた問題だと思いますので、その辺の改善を含めて、早急に話し合っていただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 犬飼教育長。
◎教育長(犬飼哲夫君) 地震が一段落をして、5人で県の方に行ってまいりたいと思っております。そのときに、今の議員さんの意見をよく伝えてまいりたいと、そう思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、12款公債費です。 ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 13ページから17ページです。 質疑はありませんか。 11番、石川太一君。
◆11番(石川太一君) 15ページを見てください。県支出金の中の委託金が減額ということで、説明によりますと町村の登記の状況のために、県の登記になっていないということで、町村の負担ということでなっていますが、これはたしか私、去年の2月の定期監査のときに申し上げたんですが、除雪費が本当は県から来るはずなのに、登記がされていないために町が負担するというのは大きな痛手なんだよと。早くこれは登記をやるべきだという話をしたんですが、その後、この辺の改善はされているのかどうか伺います。
○議長(遠藤信也君) 二瓶建設課長。
◎建設課長(二瓶光秋君) この県の支出金でございます。これはご存じかとは思いますが、正木越線の分でございます。昨年度は、登記が完了するだろうと、完全に県へ引き継がれるだろうということで、見切り発車でございまして、私どもが県から受託するような形で除雪計画を組んだところでございます。ところが、たった10名の共有地の土地でございますけれども、その中でも1名の方が早く言えば同意してくれないというふうな関係で、私どもは、昨年度、あるいはことしもまたちょっと県外の方に、長野県の方に在住されている方もなんですから、そちらの方まで出向きまして、お願いには行っております。 問題といたしましては、境界に不満があるとかそういう問題ではなくて、やはり身内の財産の関係での理解を得られないということでの、まだ完全に終わっていないというのが状況でございます。また、これにつきましても、非常に除雪費も大きくかかわっているものですから、引き続き関係の方に対しましては、努力をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 11番、石川太一君。
◆11番(石川太一君) 400万円は大きいですね。出たり入ったりしますと800万円違ってきますので、とにかく精いっぱい努力して、早目に登記完了するように要望します。 以上です。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで、質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第89号 平成19年度阿賀町
一般会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 審議の途中でありますが、3時10分まで休憩といたします。
△休憩 午後2時51分
△再開 午後3時10分
○議長(遠藤信也君) 休憩を解き、会議を再開いたします。
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△議案第90号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第3、議案第90号 平成19年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第90号 国民健康保険特別会計の補正予算について、ご説明をさせていただきます。 11ページが歳出でございます。 1款総務費におきまして、この給与費等につきましては、一般会計同様でございますので、それぞれに添付してございます給与明細等をごらんいただきたいというふうに思いますし、また、条例改正でもご説明申し上げていきたいと、こんなふうに思っておりますので、省略させていただきます。 そこで、11ページの一般管理費のうち、委託料103万8,000円につきましては、平成20年4月から制度改正に伴う国保ラインシステムの改修委託料を、あるいは県国保連合会で共同処理しております給付事務委託料の見直し、こういったものをあわせましての追加をお願いするものでございます。 2款の保険給付費につきましては、国保保険者の高齢化に伴うコルセットの装着を必要とする療養請求件数が増加傾向にございまして、これに不足を生じたということで、一般被保険者療養費に20万5,000円、退職者被保険者の療養費に79万3,000円の追加をお願いするものでございます。 12ページにおきましては、審査支払い手数料でありますが、国保連合会で審査診療報酬の審査委託料の追加補正をお願いするものであります。 4項の出産育児一時金でありますが、12月から3月の支出見込みに不足が生じましたので、35万円をお願いするものでありますし、9款の諸支出金につきましては、平成18年度からこの一般被保険者から退職被保険者への振りかえ作業を重点的に行った結果、国庫支出の返還が生じましたので、これの補正をお願いするものであります。 歳入の方につきましては、9ページからでございますが、国庫支出金、財政交付金、特別交付金をそれぞれ充当するほか、いわゆる繰越金2,510万9,000円が主たるもので、これをもって歳出に充当するというものでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第90号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 11ページから12ページです。 質疑はありませんか。 18番、薄厳弥君。
◆18番(薄厳弥君) この歳出の11ページの国保ラインシステムの改修委託でありますけれども、これは今の高齢化医療費補助制度の中における政府が、いわゆる選挙の結果によって、どうもうまくないということで幾つか延期した問題があって、システムがなかなか大変になんたんですね。それに対して国は補助するけれども、早急にそれを直さないといろいろな障害が出るというようなことで、そのシステムの改修ですか、それ以外ですか。
○議長(遠藤信也君) 五ノ井住民課長。
◎住民課長(五ノ井充啓君) おっしゃるとおりでございます。それで、平成20年度から制度が改正になるわけでございますけれども、それに向けまして今の段階から先行しながら実施していかなければ間に合わないということで、そのラインシステムの改修ということでお願いするものでございます。 なお、これにつきましてはその交付申請の関係の国保調整交付金の交付申請の切りかえ後のシステムを実施するためのものでありまして、その経費の補正でございます。なお、この改修のための費用につきましては、全額特別調整交付金の方で交付対象になりまして、交付されるようになっております。 以上でございます。
◆18番(薄厳弥君) わかりました。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 9ページから10ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第90号 平成19年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第91号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第4、議案第91号 平成19年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、ご説明申し上げます。 議案第91号
老人保健特別会計補正予算(第2)についてでございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億9,143万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億7,570万円とするものでございます。 歳出につきましては、31ページでございます。 1款総務費1目一般管理費でありますが、この給与費につきましては、先ほどと同様でございますので省略させていただきまして、この平成20年の43万2,000円、一般管理費ございますけれども、20年4月からの後期高齢者医療制度への移行に向けた業務量が多く見込まれることから、職員の時間外手当、普通旅費と、そして医療機関の受診件数の増加に伴う各種委託料合わせましての金額でございますので、補正をお願いするものでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと、かように思います。 2款の医療諸費につきましては、平成17年度と18年度の伸び率を参考に、19年度伸び率を101%と見込み、現物給付分1億9,031万2,000円の追加補正をお願いするものでございます。とりあえずこれはまた今の時期にどうしてもこうした現象が出てきましての補正でございますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。 3目審査手数料でありますが、受診件数増加に伴う医療費の審査支払い手数料64万6,000円の追加をお願いするものでございます。諸支出金の償還金でありますが、前年度の支払い基金交付金確定に伴う返還金3,000円の補正をお願いするものでございます。 29ページの歳入につきましては、1款の支払基金交付金でありますが、1目医療費交付金、2目審査支払手数料交付金、それぞれ現年度分として合わせ9,732万4,000円の補正でございます。 2款国庫支出金につきましては、1目医療費の負担金6,242万2,000円を、3款県支出金、1目医療費負担金1,560万5,000円をそれぞれ補正し、歳出に充当するものでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第91号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 31ページから32ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第91号 平成19年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第92号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第5、議案第92号 平成19年度阿賀町
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第92号 平成19年度阿賀町
介護保険特別会計(保険事業勘定)の補正予算(第2号)でございます。 歳入歳出の総額にそれぞれ3,750万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億7,973万8,000円とするものであります。 歳出予算は50ページでございますが、1款総務費のうちの一般管理費でありますが、委託料で120万円でございます。介護保険要介護認定実態調査委託料ということで、ご案内のとおり第4期、つまり平成21年度から23年度までの介護保険事業計画の策定に向けまして、在宅介護保険サービスの利用者約600人を対象に、現在、受けているサービスや今後どのようなサービスが必要となるかなどのアンケートにより、供給と需要を調査し、計画策定の参考とするものでございます。その費用といたしまして経費を計上させていただいたところでございます。 50ページから52ページ前段にかけては、保険給付費の2款保険給付費の居宅サービス給付費から特定入所者介護サービス費につきましては、当初予算計上時のサービス給付費見込みを、現状のサービス利用実績にあわせてそれぞれ給付費の増減補正をお願いするものであります。 5款基金積み立てにつきましては、給付準備基金積み立てに3,611万7,000円を積み立てることで、これを今年度保険料の大幅増にならないように、準備基金として積み立てるものでございます。 なお、諸支出金につきましては、新潟県の介護保険事業、これは平成18年度の補助金額が確定したことによりましての8,000円の返還をお願いするものであります。 次に、49ページの歳入でございますが、4款の支払基金で前年度精算交付金251万3,000円、そしてまた繰入金88万4,000円、繰越金、前年度繰越金でありますが3,410万9,000円を充当いたしまして、それぞれ歳出財源とするものであります。 よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第92号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般についてを行います。 50ページから52ページです。 質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第92号 平成19年度阿賀町
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第93号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第6、議案第93号 平成19年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案93号は、阿賀町
診療所特別会計補正予算(第3号)でございます。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ310万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億839万6,000円とするものでございます。 歳出につきましては、70ページになります。 70ページでございまして、この一般管理費のうちの中段以降でございますが、鹿瀬診療所の施設管理費ということで36万8,000円お願いをしてございますが、施設修繕料に空調機器総合点検で、ガスヒートポンプエアコンに不具合がありましたので、これを修理するというものでございますし、医業費の方での鹿瀬診療所医業費264万円、これは医薬材料費に不足が生じる見込みでありまして、264万円の追加補正をお願いするものであります。 なおまた、2目の看護費で訪問看護ステーションの2万8,000円につきましては、保険診療の不足見込みが生じましたので、これを追加補正をお願いするものであります。 歳入につきましては、69ページになりますが、5款繰入金310万7,000円を充当することをもって補正をお願いしたところでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第93号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第93号 平成19年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第3号)について採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第94号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第7、議案第94号 平成19年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案94号につきましては、
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ歳入歳出4,616万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億7,317万円とするものでございます。 地方債の補正につきましては、第2表に掲げてございますので、82ページでございますが、ごらんいただきたいというふうに思っております。 歳出予算につきましては、88ページでございます。 88ページの一般管理費につきましては、これは給与でございますので省略させていただきまして、維持管理費になりますが、津川、鹿瀬、三川地区の簡易水道施設におきまして、この管の老朽化による漏水、浄水場の機械設備、及び取水ポンプの故障により、先ほど来お話もございました断水となったり、これらの施設の修繕や故障原因調査及び給水車による給水活動で時間外勤務が生じ、既決予算に不足が生じましたので、まず40万円の職員手当をお願いするものでありますし、鹿瀬地区簡易水道事業の維持管理費につきましては、豊実及び日出谷簡水の漏水修繕、菱潟簡水の滅菌機等の施設修繕料として115万7,000円の追加補正と、また、向鹿瀬簡易水道の浄水場の濁度計及び附帯機器更新工事が完了しまして、工事費が確定したことによって15万7,000円を減額補正するという内容でございますし、89ページの上川地区簡易水道施設維持管理費につきましては、中央簡水の配水管漏水修繕、粟瀬簡水の配水流量計等の施設修繕料として165万円をお願いするものであります。その下の三川地区につきましては、石間簡水及び吉津簡水で発生しました施設の故障により、取水ポンプ施設が常時稼働し、電気使用料がかさんだこと、また、谷沢簡水が11月2日から給水開始となりましたことから、電気使用料に不足が生じましたので55万5,000円をお願いするものであります。吉津簡水の取水ポンプの取りかえ、細越簡水導水管の漏水等の修繕料として250万円の追加をそれぞれお願いする内容でございます。 3款の建設改良費につきましては、鹿瀬地区の水道整備事業につきまして、日出谷簡水の送配水管の移設補償工事が完了し、工事費が確定したということで99万1,000円を減額補正するものであります。上川地区の簡易水道施設整備事業でありますが、柏木水道の配水管の布設工事につきましても、工事完了に伴います工事費の確定に伴って133万6,000円を減額補正するというものでございます。 90ページ、三川地区の簡易水道施設整備事業でありますが、内川、船戸、白崎区の委託料が実施により確定しましたので、255万円の減額をお願いすると同時に、配水池及び浄水施設の用地費及び立木補償費につきましても、確定したことによりまして用地買収費164万7,000円及び立木補償34万円を合わせて453万7,000円を減額し、工事費へ組み替え補正をお願いするものであります。 また、工事費680万円の増額補正につきましては、入札執行による請負差額が生じ、その差金により来年度に予定しておりました補助対象工事に附帯する町単独工事、給水管、消火栓引き込み等を前倒しの形で実施できる見通しとなりましたので、追加補正をお願いするものであります。 91ページの4款公債費でありますが、町債償還元金3,925万2,000円につきましては、高利率5%以上で借り入れた町債について、平成19年度から一般会計でも申し上げましたけれども、平成21年度までの3カ年間、補償金免除の繰上償還制度が講じられたために、制度で認められた対象町債について繰上償還するものであります。利子につきましても、当初見込額より償還利子が少なくなったために380万円、これは減額するものであります。これにつきましても、一般会計同様インターネットで公表するということでございます。 次に、87ページの歳入につきまして、3款国庫支出金につきまして720万円の増額でありますが、内川地区簡易水道施設整備事業は、補助対象事業と単独事業が生じますことから、アロケーションにより補助金額が算出されることになっておりますが、このほど県から確定内示を受けての増額補正をお願いするものであります。 繰入金4,016万円につきましては、一般会計からの繰り入れでお願いするものでありますし、諸収入、雑入でありますが、消費税の還付金355万1,000円と、国道459取り付け道路配水管工事費の確定による補償料54万9,000円の減額でありました。 町債につきましては、簡易水道事業債でありますが三川3地区の簡易水道施設整備事業費の増減に伴い、420万円を減額するという内容のものでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明にさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第94号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 88ページから91ページです。 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) ちょっとお聞きいたします。 老朽化等を含めまして、今後、修復整備をしなければならないような施設というのは、あと何施設ぐらい残っておりますか。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 今の猪俣議員さんからのご質問でございますが、ただいま浄水を合わせまして50施設ほどございますが、そのうちこれも町長が行政報告で申し上げたとおり、未来永劫使えるわけではございませんので、改良は進めていかなければならないと思っております。そこで、今、三川地区を中心にやっているところでございますが、今、おおむね半分ぐらいは改良しなければいけないのかなと思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(遠藤信也君) 7番、猪俣誠一君。
◆7番(猪俣誠一君) だから、三川の合併のときに、料金の問題もいろいろあってやるというのはわかっているんだけれども、それで今大体半分ぐらいといっても、うちらは漠然として施設数がわからないので、どの程度の今施設の数が残っているのかなというのをちょっと聞きたい。詳しいことはわからなければ、別に後でも結構です。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) それでは、今50施設あるわけでございますが、今後の改良の箇所数につきましては、後でご説明申し上げますので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) 資料提出については、後ほど長谷川課長の方からお願いいたします。 ほかに質疑はありませんか。 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) ちょっと、歳出の方の給与関係で若干お尋ねするんですが、ほかの今までのところでは余りなかったんですが、住居手当がここの簡易水道だけちょっと今増額といいますか、増になっているんですが、ということで扶養手当も増、ほとんど人勧とかでの関係でふえてきている要素はわかるんですが、住居手当がふえるというのはどういうことなのか、これだけお聞きします。
○議長(遠藤信也君) 加藤総務課長。
◎総務課長(加藤茂記君) この住居手当につきましては、新築あるいは住所が変わられたというようなことで、職員は住所の移動が伴いまして、この住居手当の増額という部分が出てきております。
○議長(遠藤信也君) 16番、斎藤秀雄君。
◆16番(斎藤秀雄君) 私は、職員の方々にお願いしているのは、1月1日現在とは言いませんけれども、住居は阿賀町に置いてくださいというお願いを再三しているわけですが、この辺どちらに移動されたのか、それとも新たに新築されて、固定資産税が入ってくるのか、この点お聞きします。
○議長(遠藤信也君) 加藤総務課長。
◎総務課長(加藤茂記君) その辺ちょっと確認いたしませんと正確なことは申し上げられませんので、後ほど調べましてご報告させていただきます。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第94号 平成19年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第95号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第8、議案第95号 平成19年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案95号の
下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、すべてこれ人勧に伴う給与改定、あるいは異動による職員手当等の追加でございまして、15万1,000円の追加補正をお願いするものであります。 歳入は、繰入金をもって充当いたしておりまして、歳入歳出それぞれ15万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億5,283万6,000円とするものであります。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いいたします。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第95号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第95号 平成19年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第96号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第9、議案第96号 平成19年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第96号でございますが、阿賀町
水道事業会計補正予算の第3号についてでございます。 122ページの実施計画説明書によってご説明いたしますが、1款収益的収入及び支出でございますけれども、1款水道事業費用、1項営業費用、4目総係費でありますけれども、これも制度改正による、いわゆる人勧によるもの、あるいは異動に伴う給料、手当等の追加補正をお願いするもので23万2,000円であります。 それから、5目減価償却費につきましては、固定資産の減価償却費を9月決算後精査した結果、建物、機械及び装置等の償却費に当初予算との差が生じましたので、不足となります1,530万7,000円の追加補正をお願いするものであります。 123ページにおきましては、一般会計、先ほどの特会にも申し上げましたように、企業債償還につきましてこれも高利率の起債について繰上償還をするもので、634万5,000円を補正する内容でございます。 なお、この補正に必要な財源3,875万6,000円につきましては、118ページの第3条に記載しているとおりでございまして、この予算4条本文括弧書き中資本的収入額、資本的支出額に対して不足する3,241万1,000円を資本的収入額、資本的支出額に対して不足する3,875万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金3,241万円を、過年度消費税資本的収支調整額1,732万6,000円、当年度消費税の資本的収支調整額27万1,000円及び過年度の損益勘定留保資金2,115万9,000円に改めて、資本的収入及び支出の予定額を補正させていただいたものでありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま、議案第96号について提案理由の説明を受けました。 これから全般の質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第96号 平成19年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(遠藤信也君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。
△散会 午後3時49分...