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03月10日-03号

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  1. 胎内市議会 2021-03-10
    03月10日-03号


    取得元: 胎内市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-22
    令和 3年  3月 定例会(第1回)   令和3年(2021年)第1回胎内市議会定例会会議録(第3号)〇議事日程                                      令和3年3月10日(水曜日) 午前10時開議                     第 1 一般質問                                                                              〇本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                                           〇出席議員(15名)   1番   渡  辺  栄  六  君    2番   坂  上  隆  夫  君   3番   羽 田 野  孝  子  君    4番   森  本  将  司  君   5番   八  幡  元  弘  君    7番   渡  辺  秀  敏  君   8番   坂  上  清  一  君    9番   小  野  德  重  君  10番   薄  田     智  君   11番   森  田  幸  衛  君  12番   渡  辺     俊  君   13番   桐  生  清 太 郎  君  14番   渡  辺  宏  行  君   15番   丸  山  孝  博  君  16番   天  木  義  人  君                                           〇欠席議員(なし)                                           〇説明のため出席した者     市     長   井  畑  明  彦  君     副  市  長   高  橋     晃  君     総 務 課 長   田  部  雅  之  君     総 合 政策課長   小  熊  龍  司  君     財 政 課 長   本  間  陽  一  君     税 務 課 長   安  部  孝  志  君     市 民 生活課長   須  貝     実  君     福 祉 介護課長   須  貝  正  則  君     こども支援課長   丹  後  幹  彦  君     健康づくり課長   池  田     渉  君     農 林 水産課長   榎  本  富  夫  君     地 域 整備課長   田  中  良  幸  君     会 計 管 理 者   河  村  京  子  君     商 工 観光課長   南  波     明  君     上 下 水道課長   榎  本  武  司  君     教  育  長   中  澤     毅  君     学 校 教育課長   佐 久 間  伸  一  君     生 涯 学習課長   佐  藤  一  孝  君                                           〇事務局職員出席者     議 会 事務局長   坂  井  弘  栄     係     長   荒  木  利  和     主     任   今  井  孝  之               午前10時00分  開 議 ○議長(天木義人君) おはようございます。これより第1回定例会を再開いたします。  現在の出席議員は15名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。 △日程第1、一般質問 ○議長(天木義人君) 日程第1、一般質問を行います。  今回通告を受けた数は6名であり、質問の順は受付順といたします。  1番に羽田野孝子議員、2番に森田幸衛議員、3番に坂上隆夫議員、4番に小野德重議員、5番に坂上清一議員、6番に八幡元弘議員、以上であります。  本日は、1番から4番までの4人の一般質問を行います。  それでは、羽田野孝子議員の質問を許可します。  羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) 議長に通告いたしました3項目について市長に質問いたします。  1、初めに、新型コロナウイルスワクチン接種体制について。昨日の会派代表質問渡辺宏行議員、渡辺栄六議員の質問がありましたが、改めて伺います。新潟県で初となるワクチン接種が2月19日に柏崎市の国立病院機構新潟病院で行われました。国は、6月末までに高齢者の2回接種が終わる予定としていますが、いつワクチンが何人分届くのか分からない現状で、準備を進めるのは大変なことと考えられます。3月1日号の市報たいないでワクチン接種についてお知らせがあったところですが、現在の準備状況について伺います。  1、対象者数、実施時期、実施方法、実施場所について。  2、インフルエンザ予防接種のようにかかりつけ医でできないか。今年度の16歳以上のインフルエンザへの接種者数について。  3、接種券の発行と接種希望有無の把握、接種日時、会場の案内について。  4、接種後の副反応への対応について。  5、新型コロナウイルスワクチン接種の課題について、市長のお考えをお聞かせください。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) おはようございます。ただいまの羽田野議員からの新型コロナワクチン接種体制についてのご質問にお答えいたしますが、昨日の会派代表質問に対する答弁と重複する部分がございますが、あらかじめご了承いただきたいと思います。  初めに、1点目の対象者数実施方法等についてでありますが、対象者は16歳以上の市民全員ということでございまして、2月末現在、昨日お伝え申し上げましたとおり2万5,246人となっております。実施期間につきましては、全体の期間として来年の2月28日までということが国から示されておりますが、何分羽田野議員からもご指摘がありましたとおり、ワクチン供給の見通しが全く不透明といったところに、近く具体についてお示しすることができない状況でございますが、情報が届き次第ワクチンの供給が確実になる見込みをもって、できるだけ速やかに的確に市民の皆様に情報提供していきたいと考えております。  実施方法につきましては、現在のところ集団接種個別接種の併用を考えており、集団接種の会場としては、ここも昨日お伝えしたところでございますが、ぷれすぽ胎内を予定しております。  次に、2点目のかかりつけ医での接種と今年度の18歳以上のインフルエンザ予防接種数につきましては、接種の初期段階にあっては集団接種個別接種を併用して行いたいと考えておりますが、副反応がさほど心配されるものではないなどワクチンの安全性が確保され、インフルエンザのようにそれぞれの医療機関のみでの接種が可能であると判断できるようであれば、そちらの方向にシフトしていくことも考えたいと思っております。しかし、この点につきましては、それぞれの個々の医療機関の皆様がどのようにお考えになるかしっかりと情報を共有して、お話合いをさせていただいて進めていかなければならないと考えている次第でございます。  また、今年度の16歳以上のインフルエンザ予防接種数ということにつきましては、16歳から64歳までの接種数について、この階層の方々には補助等を実施していない年代でありますことから人数の把握はできておりませんが、65歳以上の方々については1月末現在で7,602人ということで、接種率が75%程度という状況でございます。  次に、3点目の接種券の発行と接種希望の有無の把握、接種日時等についてでございますけれども、既に接種券発行の準備は整っております。国からの指示があり次第、対象となる年代の方々に順次発送する予定でございまして、その際、接種可能日時や会場、予診票、予約方法などの案内を同封し、滞りなく接種が進むよう対応してまいりたいと思っております。この点については、先日お伝えしたとおりでございます。なお、その後定期的に市報や防災行政無線を利用して接種の勧奨を行い、接種率の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。  集団接種接種日時につきましては、日曜日の終日と水曜日、木曜日、土曜日の午後を候補日として、現在ここも医師会の先生方と調整中でございます。  次に、4点目の接種後の副反応への対応についてでありますが、接種前の問診時に体調確認のほか、接種後の注意点として、必ず15分から30分は健康観察時間として会場で待機し、体調の変化や異常があった場合にはすぐに申出をいただくよう説明を行うとともに、急変時に対応できるよう必要な薬品や物品を準備し、体調が悪くなった方が出た場合には医師、看護師、保健師が協力して対応に当たることといたしております。また、接種に不安がある方に対しましては丁寧に問診を行い、接種が可能かどうかを医師に判断していただくこととしておりますし、過去に強いアレルギー反応を起こしたことのある方には接種後の経過観察をより丁寧に行うようにしてまいります。加えて、胎内消防署に対しましては接種日時をあらかじめお伝えをし、緊急時の救急搬送に備えていただくようお願いしたいと考えております。  次に、5点目の新型コロナワクチンの課題についてでありますが、医師や看護師の確保、無駄を出さないワクチン接種の方法、ワクチンの効果を適切に発揮するための接種スケジュールの設定、接種会場への来場が困難な方への対応など様々ございますが、これまで経験のない大規模な集団接種となりますことから、一つ一つそれらの課題をクリアしながら、滞りのない接種ができるよう努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) 3月末に65歳以上の対象者に一斉に接種券を配布するとのことですが、かかりつけ医ぷれすぽ胎内での集団接種の日程を案内するということですが、個別接種集団接種を同時に開始されるのか、それともかかりつけ医が大体進んだ後に集団でおやりになるのか、どんな予定でしょうか。  あと、接種券をもらった人が、皆さんの希望を聞きますと、大抵かかりつけでしたいなとおっしゃっていますけれども、申込みを取るときはかかりつけ医のほうへインフルエンザと同じように申込みをすればいいのでしょうか。どうなっておりますでしょう。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) お答えいたします。  まず、集団接種個別接種を同時に行うかどうかなのですけれども、今のところまだ未定なのですけれども、医師会の先生方のご意見では、1週間ぐらいずらしたほうがスムーズにいくのではないかということを言われておりますので、今そのように調整したいと思っております。  あと、個別接種の予約のほうなのですけれども、今それも先生方に打診しておりまして、自分の病院で予約を取るか、それとも市に任せて市に予約を入れるかどうか、その辺を医師の先生方のご意見に沿った形で予約方法を取りたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) ぷれすぽ胎内、昨日の夜も私教室があったので、出かけたのですけれども、もうアリーナはコロナ予防接種が始まったら使えなくなりますので、ご了承くださいというふうに出されていて、それで何曜日おやりなのかと聞いたりしたのですけれども、ぷれすぽでやり始めたら、そこを予防接種会場でずっと確保したままで、ほかでは使えないようにも聞こえたのですけれども、総合型スポーツクラブの方たちとかがあんなに有効に利用していらっしゃるのに、それも予防接種が一番大事ですけれども、あまり弊害のないようにしていただければいいのになと思いましたので、その辺はどういう計画でしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えをいたします。  羽田野議員の言われるように、ぷれすぽ胎内、アリーナに限らず非常に多くの方が利用してくださっているので、できるだけその利用に支障を来さないようにワクチン接種を行うことができたら一番望ましいということは我々も考えておりますし、NPO、スポーツクラブたいないの皆さんもそのように考えている、利用者はとりわけそういうふうにお感じになっているというところでございます。それがために、できるだけあらかじめ具体的な日時、期間等をお示しできればというふうにこれから努めていかなければならないのですが、全ての事柄がやはりワクチンが供給される時期と、それから量と、これがはっきりしないと、いかんせんそれに対応することがなかなかできないという実態がございます。  そうした中で、あまり期待感を持って、いつまでに終わらせられるから大丈夫ですというメッセージを発信して、それで後々皆様方からご不満を感じられたり不自由な思いをさせてしまうことのないようにしなければいけないので、ここはやはりちょっと幅広に、どうしても抽象的にならざるを得ない部分もございますけれども、丁寧にお伝えをし、ご理解を賜りたいということで、議員各位にもご理解のほどをお願いする次第でございます。そういうことも含めまして、実は一番最初は接種会場はぷれすぽではなくて、産業文化会館でできたら一番いいのではないかなというふうに考えてきた経緯がございます。しかしながら、医師会の先生方が安心して、そして3密なども回避して接種するには、やはりぷれすぽが妥当であるので、そうしてほしいというふうなご意見を頂戴いたしました。それがために、ぷれすぽ胎内で利用者の方々には今年度から来年度の一定の時期までご不自由をおかけするのですけれども、議員もご指摘のようにこのワクチン接種感染拡大防止のために、予防のために極めて大切であるということで、ご理解をいただきながら進めていくという考え方に基づいておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) あと、高齢者の次に65歳未満の基礎疾患がある人ということになりますけれども、それもどのように把握するように予定されているか。原則かかりつけ医で実施できればいいとは思いますけれども、それについてお聞きします。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 昨日も答弁させていただきましたが、かかりつけ医のほうでやっていただければ、かかりつけ医さんは分かっておりますので大丈夫だと思いますし、集団接種に来たときにはお薬手帳を持参いただきまして、それを受付で確認して判断したいと思っております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕
    ◆3番(羽田野孝子君) 接種率を上げるには、介護施設であれば入所者と職員の方が一斉に、あと高校はほかの市町村から来ている生徒さんもいらっしゃいますけれども、先生もそうですけれども、高校の生徒と職員は学校でとか、さらに職場での接種が進められれば受診率も上がると思いますけれども、そんなようなことも考えていらっしゃいますか。学校や嘱託医の協力が得られれば、できるかと思いますけれども。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) お答えいたします。  まず、今高齢者のことが前提で検討しておりまして、その後のことについてはまだ検討していないのですけれども、介護施設の場合は職員の方も一緒にやることで予定しておりますが、例えば中条高校で接種をするとなった場合に、今ほど羽田野議員もおっしゃったように半分以上が市外の方で、市外の方は接種ができない、自分の市町村でやらなければいけないことになっておりますので、例えば単身赴任の方とか施設入っている方とか持病をお持ちの方とかは自分の市ではなくても、かかりつけ医が例えば新発田市だったりすれば、胎内市のクーポンで打つというのは可能なのですけれども、高校生とかはそういうわけにはいかないので、あと高校1年生とかは誕生日が来るまで多分15歳だと思うので、15歳の方は打てないので、その辺もいろいろ考慮しなければいけないかなと思っております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) 職場についてはどうですか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 職場については昨日も答弁させていただきましたが、会社のほうとしてはとても便利なことでありますので、医師会の先生方に相談して、接種のほうをやっていただけるように進めたいと思っております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) あと在宅介護で往診を受けている方についてですけれども、定期的に主治医の方が行っていらっしゃるわけですから、そこで打っていただければいいと考えていらっしゃるとは思いますが、こちらへ往診してくださっているところは坂町病院からとか、あと笹川先生とかが来ていらっしゃいますけれども、例えば坂町病院にもお願いしてということの手配は取られるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 昨日も答弁させていただきましたが、かかりつけ医の先生方にお願いしたいと思っておりますが、かかりつけ医の方が往診のときについでに接種するというのは許されていないので、その辺は考慮していかなければいけないと思っております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) あと、ワクチンの保管の冷凍庫が3台胎内市に来るので、1台ほっとHOTに置いて、あと2台は医療機関にとおっしゃっていましたけれども、1個は中条病院に置かれるのかなと、では1個はどうなるのだろうと思ったり、あとファイザー新型コロナワクチンに係る説明資料をインターネットで見てみました。1箱に195本注射液のほうが入っていて、1,170回分できる予定ということでした。そして、その重たさが32キロもあるというのです。ですから、台車を使って、テレビでもやっていますけれども、2人で持ってくださいというふうになっておりますけれども、そしてまた医療機関で受ける希望がうちは何個、うちは何本とかということになると、それはまた配って歩くのが一仕事だとは思いますけれども、その冷凍庫はどこに置かれる予定でしょうか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 冷凍庫については、まず1台目が3月22日に入る予定でありまして、それはほっとHOT・中条に置く予定です。その後4月にもう一台入るので、それは中条病院に置く予定であります。あと3台目は6月になるそうなのですけれども、それも一応ほっとHOTに置くつもりであります。あとそこから通じて各医療機関ワクチンを届けようというふうに思っております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) 随分頭で整理することができました。予防接種に期待したいと思います。どうもありがとうございました。  では、次の質問に移らせていただきます。福祉タクシー利用券交付対象について質問いたします。さきに福祉タクシー利用助成事業が大変利用しやすくなったと市報たいない9月1日号に載っていました。1枚500円の36枚ですので、1万8,000円分が助成されますけれども、1回の乗車で3枚1,500円分しか利用できなかったのが4枚以上の利用も可能になったこと、あとのれんす号でも利用できることになったことです。利用者からは、前は交付を受けても使わないこともあったけれども、使いやすくなり、喜んで使っていますとの声が寄せられておりまして、それには総合政策課福祉介護課社会福祉協議会等とも協議され、改善されたことに本当に感謝申し上げます。  さて、地区回りをしておりまして、両膝の人工の膝関節の置換術を受けた80歳代の女性の方から、「今度羽田野さんに会ったら言おうと思っていた」ということで、聖籠町と村上市の同じ手術を受けた人はタクシー利用券をもらっているのですけれども、胎内市ではもらえないのですがと尋ねられました。話をお聞きしますと、11年前に新潟中央病院で手術を受けて、退院のときに病院職員から福祉タクシー利用券を申請するよう教えてもらい、問い合わせたが、該当しなかったと言われました。聖籠町の同じ手術を受けた同級生はもらっているし、病院で会った村上市の人ももらっているとおっしゃっていましたので、家へ帰って調べてみましたところ、村上市、聖籠町のほか新発田市、阿賀野市、新潟市でも身体障害者手帳3級所持者の一部、下肢、体幹、脳原性運動機能障がいを対象にしていました。胎内市は療育手帳Bの方、あと精神障害者保健福祉手帳所持者の方全員を対象にしていて、他市町村よりも手厚くしているところもありますが、身体障害者3級所持者の一部については、新潟市、新発田市をはじめほとんどの市町村でやっていらっしゃるわけだから、いや、それは知りませんで、当事者になってみないと分からないものもあるのだなというふうに感じております。その方は、80歳代の母親と40歳代の息子さんの2人家族ですけれども、2人とも身体障害3級の一部の手帳を持っていらっしゃいます。今までは運転できたので、だけれども、もう年を取って運転がきつくなってきたとおっしゃっていましたが、それについて該当できないか伺います。  1、福祉タクシー利用券交付事業の対象に身体障害者手帳3級の一部を該当できないか。  2、福祉タクシー利用券の交付者数について。  3、身体障害者手帳3級所持者の一部の対象者について、市長の答弁を求めます。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの福祉タクシー券利用券交付対象についてのご質問につきましては、関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。  福祉タクシー利用券は、心身障がい者の社会参加を助長し、経済的負担の軽減を図るために発行されているものでありまして、当市においては議員ご指摘のように胎内市社会福祉協議会が実施主体となって事業を行っております。交付の対象といたしましては、身体障害者手帳1級、2級、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持している方となっており、今年度は2月末現在において175人の方に交付されております。その内訳は、身体障がいの方が80人、知的障がいの方が35人、精神障がいの方が60人となっており、昨年の9月からのれんす号の利用が可能になったことや1回の利用に際して使用することができる枚数の制限を撤廃いたしたことによって、実績として昨年度の実績を上回っているという状況にございます。  そこで、お尋ねの身体障害者手帳3級のうち議員の言われる障がいのある方は、障がい別に下肢不自由が105人、体幹不自由が14人、脳原性運動機能障がいが1人の合わせて120人となっておりまして、日常生活の利便を図り、移動手段を補完するものとしてタクシー券の有用性は認識されるところとなっております。  しかしながら、それらの方の中にはご自身で車を運転することができる方や公共交通機関を利用する方もいらっしゃいます。さらに、そのうち65歳以上の方がおよそ9割であることを踏まえますと、障がいの程度というよりは、むしろ加齢に伴う身体機能の低下により移動手段に対する援助の必要性が増しているものと思っております。そのことに鑑みますと、障がいのある方としての支援の必要性というよりは、高齢者、もっと広く支援をする必要があるのかどうかということも一考の余地があろうと思われるところでございます。  このようなことを踏まえ、市といたしましては、いま少し実情とニーズを掘り下げながら、事業の実施主体である胎内市社会福祉協議会と制度の拡充についても検討し、拡充すべきと思われる、そう判断できるといった結論に至りました場合にはそのような方向で進めてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。  以上です。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) それでは検討して、前へ進めていただけるというふうに受け止めてよろしいのでしょうか。それとも、なかなか難しいというところなのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えいたしましたとおり、そのようなニーズをしっかりと見定めて、やはりここは必要だし有益であろうとなりましたら、実施に移行させていただこうと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) 本当若いうちは、結構3級の一部の方も運転していられるし、何の支障もないのだろうと思いますが、今の事例のような方は、住んでいるところによって私と同じレベルの方が該当してもらっているのに、胎内市だけ、関川村は聞いておりません、見ておりませんが、それではやはりまずかろうと思いますが、ぜひいいほうによろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。胎内市公営住宅等長寿命化計画について質問します。令和3年度から10年間の胎内市公営住宅等長寿命化計画が策定されますが、施策評価シートを見ますと、最も進捗度が悪い事務事業と評価されています。その上で大いに拡充を図りたいとしていますが、財政難の中でどう打開しようとしているのか伺います。  1、現在の公営住宅待機者数について。  2、待機者の現状把握をしていますか。  3、新計画策定業務の委託の内容と市の主体性、市民参加はどうなっていますか。  4、新計画では、待機者解消に向け、具体的に進みますか。  5、公営住宅の改修、新築の計画について。  6、空き家住宅を活用できませんか。これらについて市長の答弁をお願いいたします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの胎内市公営住宅等長寿命化計画についてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目の現在の公営住宅待機者数についてでありますが、2月末現在の待機者数といたしましては、昨年、第3回定例会において羽田野議員からのご質問にお答えした際の68件から44件減少し、24件となっております。その減少理由といたしましては、新規受付による増加が13件あったものの、入居による、ほかのところに入居した方がいて、その減少が15件、取下げによる減少が42件ありまして、取下げの理由といたしましては、既に住居を確保した、現在は希望していないなどというものでございました。待機者の状況といたしましては、高齢単身の方が12件、独り親家庭が6件と多くなっておりまして、いずれの方々も二葉町の住宅を希望されている、そういう方がほとんどという状況でございます。  次に、2点目の待機者の現状把握についてでありますが、まずは入居申込みにおいて申込書に記載された家族の状況や収入状況のほかお住まいの状況、困窮の状況などを詳しくお伺いしながら、それぞれの方の事情を踏まえつつ、優先順位を設定し、対応しているところでございます。  また、申込み後に住居の困窮状況等が改善される場合もありますことから、申込みされた方には状況の変化があった際にはご報告をいただくこととしておりますし、住居の老朽化が心配される方に関しましては、適宜本人や関係者の現状の確認を行ってきております。  次に、3点目の新計画策定業務の委託内容と市の主体性、市民参加についてでありますが、現在策定作業を行っております新たな公営住宅等長寿命化計画につきましては、国の示す策定指針を踏まえ、公営住宅等の現状や課題を把握し、公営住宅の長寿命化のための長期的な維持管理計画に基づく適切な修繕を行うことにより、建て替えコストの削減を図ることなどを目的としております。この計画の策定業務におきましては、市民の意見を参考とするため市が主体となって入居者への聞き取りによる現状把握とそれを踏まえた課題の検討を行い、それと並行して建物の現状把握と維持管理方針の検討の一部を業者委託により実施しております。  次に、4点目の新計画による待機者解消についてでありますが、本計画の策定におきましては、人口減少が進んでいる状況に鑑み、将来推計人口も踏まえた上で公営住宅や民間賃貸住宅による将来的な住宅ストック量を推計し、それに基づく公営住宅の維持管理計画を定めることといたしております。また、入居を希望している全ての方にヒアリングを行い、正確な待機者数を必要とする住居の要件などについて把握した上で、例えばバリアフリー化している団地については高齢者向けの住宅として固定化するなどそれぞれの団地が将来的に担う役割を明確化し、改修の方向性を定めることといたしております。本計画により将来的に必要となる住宅ストックの維持に向けた修繕を行いながら、それぞれの住宅の役割にかなった住宅管理を行うことで、結果として将来における待機者の解消が図られるものと思っております。  次に、5点目の公営住宅の改修、新築計画についてでありますが、まず本市は県内において人口当たりの公営住宅戸数が多く、他市と比較しても公営住宅の建設や維持管理に力を注ぎ、安心、安全に暮らすことができる生活基盤の安定を目指してまいりました。今後もこの方針を基本としつつ、財政状況も勘案しながら市民が安心して暮らすことのできる水準を維持してまいりたいと思っておりまして、来年度からは国の交付金を活用して鳥坂団地の大規模な修繕も計画しているところでございます。  なお、公営住宅の新築や建て替えにつきましては、本計画の策定に当たり、その必要性を検討してまいりましたが、これまでの事後保全的な維持管理から定期的な点検による予防保全的な維持管理へと転換を図り、計画的な修繕を行うことで既存の公営住宅の長寿命化が図られ、必ずしも新築や建て替えによらずとも住宅需要に適切に対応していくことができるものと考えられますので、本計画の期間である令和3年度から令和12年度までにおいては新築や建て替えを計画いたしてはおりませんので、ご理解を賜りたいと思います。  次に、6点目の空き家住宅の活用につきましては、昨年、第3回定例会において、羽田野議員から同様のご質問をいただいておりますが、空き家バンクに登録されている方の意向は変わっておらず、現在も売却したいと考えているようでございますが、空き家の現状が改修の必要もなく、公営住宅並みの家賃で賃貸契約を結ぶことがかなうようであれば、その活用について検討した上で、実施についても前向きに捉えてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) この新しい計画は、出来上がったのでしょうか。新計画の改定業務委託は、株式会社サンワコン新潟支店へ令和2年5月22日から令和2年10月30日まで583万円で契約しておられますが、もう出来上がったのだろうと思いますが、いかがですか。そして、その策定のときに利用者も加わっての計画作成とか、そんなふうにはいかなかったのでしょうか、その点お聞きします。 ○議長(天木義人君) 田中地域整備課長。 ◎地域整備課長(田中良幸君) 公営住宅等の長寿命化計画につきましては、今ほど委託期間は10月30日までとお話がありましたけれども、いろいろな事情がありまして、2月17日までの履行期間としておりまして、計画案につきましては出来上がっておりまして、現在内容のほうの確認を行っているところであります。  それと、委託の内容につきましては、市長の答弁もありましたとおり、建物の現状把握と維持管理方針の検討などの一部を業務委託したということでございます。よろしくお願いします。  すみません。計画については、第三者のほうは加わっておりません。市と業者のほうで行っております。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) それでは、平成30年の施策評価シートでは市営住宅管理事業、県営住宅管理事業、市設住宅管理事業の達成度がバツになっているのです。そして、それで具体的にどう評価されてバツにしていらっしゃるのか、シートからはそれは把握できないものですから、市営住宅、県営住宅、市設住宅で達成度がバツになっていた理由、理由というか、どうしてそうせざるを得なかった、どこの達成度が駄目でそういうふうになったのかちょっと教えてください。 ○議長(天木義人君) 須貝福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(須貝正則君) 平成30年度の施策評価シートについてお答えいたします。  まず、市営住宅につきましては、老朽化によって大規模修繕が必要な戸数が増えたということで、平成30年度シートでは管理戸数の目標が276戸に届かずに269戸になっていたこと、そして待機者数の目標と実績について成果指標に掲げておりまして、その目標値に対する待機者数、待機者の目標値が13世帯に対し、待機者数が41世帯あったというところで多いというところから、その指標に基づく達成度の評価としてはいわゆるバツで達成していないに該当したということが理由でございます。  それから、県営住宅につきましては、市営住宅と同じく成果指標に掲げた待機者数の状況から達成度の評価を市営住宅と同様にしたものでございます。  それから、市設住宅につきましても修繕件数が非常に多いという状況がございまして、修繕が想定より増加したというところで、指標に掲げているところにおいて目標に届かなかったというところで、達成していないというような評価をしたものでございます。  以上です。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 私のほうから少し総論的な部分で補足をさせていただきます。  議員ご指摘のように、待機者に係る指標が必ずしも達成状況が芳しくない、これはそのとおりでございます。ただ、今ほど担当課長が説明申し上げたことと幾分か関わりがあるのですけれども、そもそも指標の設定が高過ぎているといったところも実はございまして、私先ほどの答弁の中で、胎内市は他市に比べ公営住宅の充足度そのものがかなり高いと、そしてこれまで待機者の方はいったん申込みをして、そして優先順位を定め、こぼれ落ちた方々について、必ずしも公営住宅である必要性は高くない方も中にはいて、そういう方もずっと登録として、登録者数としてそのままにしておいてきたというようなことも背景にございまして、その辺りきちんと見直しをし、必要とされる方にはしっかりと供給ができるように尽力していくということで考えている、そういったところが背景としてございますし、総論的にそのような捉えをして今後も進めていくということ、併せてご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) それでは、申込みのときの時点でしっかり聞いて、またその後どんなふうに希望が変わってきたかということも把握していかれるということですから、そうしていただきたいと思います。  胎内市の空き家率は、平成30年のもので胎内市の総住宅数は1万2,120戸で、空き家は1,960戸ですので、16.2%で、20市の中でも多い順番の6番目に多いということでした。それで、2017年に住宅セーフティネット法の改正が行われておりまして、リフォームの補助などにも使えると、あと公営住宅用にも使えるということになっておりますが、そんなのも活用されたらどうかなというふうに思います。空き家については、せんだって市長が、売りたい方が多くて、そんな貸すとかそういうのはあまりというふうなお話でしたけれども、後で借りたい人があって、伺ってみたりしますと、貸している人も結構いらっしゃったり、あとまだ生きている人ですけれども、私の先輩たちとお話ししていますと、「いや、うちあと私が死んだら要らなくなるから、市に寄附したいのだけれども」とおっしゃるから、「今は更地にするにもお金かかるので、そんな市は要りませんよ」なんて冗談言って、何しろ死なないことには始まらないことなので、ただそういう方もだんだん増えてくるのではないかというふうに思いますが、空き家をぜひ活用するような方向にいけたらいいのになと思います。さらにそう思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 基本的に異論はございません。確かにこれまで、貸すのは必ずしも望まなくて、買ってほしいのだと、買ってほしいという相手方が私人ではなくて公に買ってもらえればなおいいのだというようなご意向はあるわけでございます。その希望するところが買う側、借りる側のニーズと合致しているかどうかといったところが1つポイントになって、そういうふうに望んでいる人がいる一方で、なかなかそういうふうに望んでいるというのは、借りたいとか買いたいとかという人が売りたいと、貸したいというニーズがなかなか合致していない部分があって、それを今後柔軟に対応していって、借りたい人と貸したい人のマッチングがかなうようであれば、そのように努めていければいいと思いますし、先ほどお話のありました胎内市全体の空き家のところに関しては、むしろ私は担当のほうで区長さんのご協力などもいただきながら、かなり正確にしっかりと捉えているがゆえの高い値ではないかなと思っているところもございまして、日本全体でいいますと、20年後ぐらいには6,000万の程度の住宅で2,000万程度が空き家になってしまうのではないかというような、これはですから胎内市固有ではなくて、都市部においてもかなり深刻で、日本全体を見てもそういうふうになりそうだということで、そうするとやはり転出するときに様々、この住宅をどういうふうになさいますかということも市民生活課ではお尋ねをしたりなどしておりますし、今度は相続に係る法的な整備、これは当然国のほうで考えてもらわなければいけないわけですけれども、私有財産制度の相続というあたりも問い直さなければいけない背景にあるという認識の中で、我々としても市町村としてできることは何なのか、いま少し掘り下げて、具体的な対応策を実施していきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 須貝福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(須貝正則君) 今ほど議員のほうからセーフティネットの活用についてのお話をいただきましたので、そのことについて取組をお答えさせていただきます。  この29年10月にセーフティネット制度が創設されたわけでございまして、希望する大家さんが新潟県のほうに登録を行って、登録を行うと、改修費用が国のほうから直接大家さんのほうに、申請をいただくと交付する仕組みになっておりますけれども、実は耐震基準とか消防基準とか建築基準を満たす家でなければならない、かなりハードルが高いことになっておりまして、つい先日調べたのですけれども、どれくらい登録しているかといいますと、新潟県内では7棟11戸のセーフティネット制度の登録でございました。ちなみに、そのうち5棟は新潟市内というところで、あとは五泉市のほうでの登録がございました。ただ、これらについてなかなか周知が至っていない部分がございますので、市内においてもこの点についてもしっかりと周知を努めて、希望される方がおりましたら適宜登録して、活用できるような仕組みも考えてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。               〔3番 羽田野孝子君質問席〕 ◆3番(羽田野孝子君) ありがとうございました。  これで私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(天木義人君) 以上で羽田野孝子議員の質問を終わります。  ここで、コロナ対策のため換気しますので、しばらく休憩いたします。               午前10時56分  休 憩                                                          午前11時01分  再 開 ○議長(天木義人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ○議長(天木義人君) 次に、森田幸衛議員の質問を許可します。  森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) おはようございます。議長に提出しました通告書に基づきまして、一般質問を行いたいと思います。  まず、初めに農業振興策について伺います。令和3年は、年明け早々に大雪警報が発令される大雪となり、7日から11日には再び爆弾低気圧から大雪警報が発令される大雪が降り、道路除雪に関しては担当部署には苦情の電話が鳴り響き、委託業者の皆さんも連日夜中から長時間の出動で大変な苦労をされた年になりました。この記録的な暴風雪、大雪によりパイプハウス等の農業施設にも多くの被害が発生しましたが、胎内市における被害件数や被害額と被害を受けた農家に対する胎内市の支援策についてお考えをお聞かせください。  2点目は、コロナ禍で苦戦している切り花農家を支援する方策として、胎内市は令和2年度において国の支援対策の対象とならない切り花農家1件当たり10万円を給付する生産支援給付金事業を実施しましたが、実際は想定より減収幅が大きく、多くの農家が国の持続化給付金の対象となっており、切り花農家を支援する事業予算が250万円不要になりました。支援策として、直接支援金を給付する方法だけでなく、切り花生産農家からチューリップの切り花等を買い上げ、市役所玄関ロビーに飾り、コロナ禍で鬱屈した市民、来庁者の心を和ませると同時に、一定の期間が過ぎたら希望者に花をプレゼントすれば喜ばれると思いますし、胎内市のPRになると思いますが、いかがでしょうか。  以上、2点について市長の答弁を求めます。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの森田議員からの農業振興策についてのご質問にお答えします。  初めに、1点目の大雪被害による被害件数や被害額、農家に対する支援策についてでありますが、昨日の日本共産党胎内市議団の会派代表質問でもお答えいたしましたが、今冬の大雪による市内の被害については、現在把握している範囲で90件となっております。そのうちビニールハウスの全壊が23件、半壊が2件、一部損壊が47件となっており、畜舎につきましては半壊が6件、一部損壊が12件の被害が報告されております。その被害額は、おおよそ8,000万円程度と見積もっているところでございます。現在、被害状況についてJA胎内市と協力しながら全容を調査しているところであり、被害の状況や規模を確認した後、国の支援事業の活用に加え、市の支援策について要件なども検討しながら定めてまいりたいと思っております。昨日お答えいたしましたとおり、当市としては基本的にはすべからく対応を尽くし、農家の方々の損失の補填を行っていく基本方針でございます。  次に、2点目の市役所のロビーにチューリップの切り花を飾ること等によって切り花農家を支援することに係るご質問についてでございますが、市では昨年来のコロナ禍の影響を受けている花卉農家に対し切花農家生産支援給付金による支援をいたしてまいりましたが、いまだに影響を受けていることから、新潟県花き振興協議会では県産花卉の消費拡大のため、農林水産省の公共施設等における花きの活用拡大支援事業を活用し、地域の生産者からチューリップを買い上げ、支援を行うためJAを経由して現在市役所の玄関でも展示しておりますので、皆さん御覧になられたことと思います。この展示している花につきましては、花の状態にもよりますが、来庁される市民の方にプレゼントすることも考えております。そういうことを踏まえつつ、切り花の状況について農家の一部の方からは、チューリップについて価格も回復し、以前の状況に戻りつつあるといったお話も聞いているものの、花卉全般で見ますと現在もいまだコロナ禍の影響があるものと捉えております。市といたしましては、今後の支援の必要性を見定めながら、議員の言われる花を買い上げて公共施設等に飾り、市民の方にプレゼントすることなど、農家の方のコロナ禍による所得の減収を補いながら、市内産の花卉に対する認知度、需要喚起等の効果ある支援策を様々に検討していくことといたしております。  いずれにいたしましても、これから様々に、切り花農家だけでなく農業全般に対しての第三次の交付金の活用等含めて考えていかなければならない、できるだけ有効な策を見いだしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) それ以上の答弁がないとは思いますけれども、大雪被害の件ですけれども、市内で90件、8,000万円の被害という積算としているということでありますけれども、農林水産省が示した支援策に要件が適用されている件数と、その部分に関する被害額はどのくらいでしょう。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 国の支援策に今該当する可能性があるという件数につきましては、棟数でいくと33棟、被害額については3,400万円程度という見積りになっております。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) 農水省が示す支援策が人・農地プランで中心的経営体かどうかというところが大きな分かれ目がありまして、中心的経営体ならば、撤去から新しく建てる全てのものについて3分の1、そうでない人は新しく建てる資材だけを面倒見るというやり方で、別にそれはどうこう言う話ではないのですけれども、90件のうち33しか該当せずに、その他は該当しないわけでありまして、それには農水省の要件に当てはまらないということが、当たり前ですけれども、あります。昨日の共産党の丸山議員は、農水省の支援制度の枠を超え、認定農家の有無にかかわらず全額負担すべきだというようなダイナミックなことを言われていましたけれども、私は実は当事者でありまして、そこまでのことは言えませんけれども、市長の答弁を素直に聞きながら、すべからく胎内市の農林水産課の、要件に当てはまらない農家を支援して、何らかの形で胎内市なりの要件なり補助額なりで支援してもらえるものと期待してよろしいのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。  全く国や県の制度、そういうことを度外視して、果たして小さなものも含めどのぐらいあるのかまで正直捉えているわけではございません。被害の極めて軽微なものも全部拾い出すためにどういうふうに調査を行うのかといったことは少し次元の違う話になってこようかなというのが率直な思いでございます。  加えて、先ほどちょっと触れたのですけれども、少し耕種農家の方々と畜産の農家の方々は共済の補填の仕組みが手厚さにおいて異なっているようでございまして、先ほどの90件の中でも畜産農家の方々の被害に関しては、必ずしも新たな補填や補助を行わずとも、どうにか経営を継続していくことに支障はなさそうだというようなところも見えております。今現在90件というものが全てではないわけでございますし、実は見えないところで非常に困窮している方がいる、そういったときには柔軟に手を差し伸べることが必要だし、有益だというときにはそのように判断すると。しかし、押しなべて今申しましたように全ての小さなこと、それから必ずしも本来的な農業者でない方等ももしかしたらいらっしゃるかもしれない。そこについて一律ということには、少し間違いがあってしかるべきなのかなと考えております。いずれにしても、精査し尽くせていない部分、我々があずかり知らない部分について考慮しなければいけない事情については、しっかりと把握した上で対応をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) 私は、もともと農林水産省が示す助成制度に準じた、少し要件がもうがちがちですから、それに緩和した形でやっていただきたいなというふうに思っておりました。それをはるかに超える昨日のすばらしい話がありましたので、自分はまだまだだなと思っていましたけれども、現実に合わせて要件を定めながら、ぜひとも支援策を講じていただきたいというふうに思います。  それから、チューリップの件でありますけれども、先ほど市長が紹介されたのは新潟県花いっぱいプロジェクトで、国と県とJA全農が連携しながら、国、県がお金を出して、昨日だかおとといにようやくオーダーされた、JA胎内市には500本のオーダーがまず用意して1本61円で買い取るということでありまして、市役所に360本、JA胎内市本店に140本飾ったそうです。今さっき市長の答弁にありましたけれども、チューリップの切り花の単価は昨年の今頃は1本10円、20円でもう出せば出すほど赤字になるという大変な状態でしたけれども、今年はどういうわけか需要と供給のバランスがちょうどいいことになりまして、平均の求められる60円という数字が出ておりまして、支援策というのが少し、いや、言いづらいのですけれども、とはいうものの、それも答弁にありましたけれども、チューリップの切り花以外の特にユリとかも多いのですが、コロナの影響で葬儀とかが非常に簡略化されまして、葬式とかに使う生花の需要がほぼないというのはおかしいですけれども、もうその辺の需要がもともとベースにあった切り花も全然やはり単価がいっていないので、チューリップは胎内市の象徴的なもので、シンボリックなもので、一番生産者も多くて一番公平なのですけれども、そのほかの以外の花についても救済支援をしていっていただきたいと思いますけれども、この辺に具体についてはいかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) チューリップ以外のということでございます。チューリップにつきましては、これから4月半ば程度でもう花がなくなってくるというところでございます。それで、今現在生産というか、出荷されている品種というか、花の種類限られて、二、三種類しか確かにないということでございます。市長の答弁にもありましたけれども、今後の状況なんか見ながら、季節に合った、その季節、季節の花なんかもございますので、その辺で支援をまた考えていきたいと思っております。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) ぜひとも頑張っている切り花農家の支えになって、胎内市は自分たちのことを応援しているのだという大きなメッセージになります。  なぜチューリップという限られた市役所のロビーということを言うかというと、去年も予算委員会で多分私言ったのですが、新潟日報に、12月になると去年も今年も五泉市役所の玄関ロビーにどんとチューリップの切り花が飾られまして、訪れる市民の目を楽しませていますというような記事が載ります。五泉市もチューリップに力を入れているのですけれども、胎内市は決してその五泉市に引けを取らない生産を誇っております。調べてみると、五泉市の市役所のチューリップの企画というか、事業は1本生産農家から80円で買うということで1,600本、これを2回やるということであります。ただ、やはりインパクトがあってすごいなと思っても、トータル考えると25万6,000円ぐらいの金額なので、僅かな金でというとおかしいのですけれども、PR効果は結構なものであります。市長はかねてよりチューリップのことに応援したいのだという気持ちがあるようですので、今すぐはできないかもしれませんけれども、また今年の12月、来年の1月、2月、3月は必ず来るわけでありますので、長い目で胎内市のチューリップ、また切り花もしっかりと支援していくのだということになろうかと思いますけれども、この辺についてはいかがでしょう。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) チューリップほか切り花農家の方々の支援についてしっかりと行っていく、具体については今森田議員から様々なご提案も含めてご質問いただきましたけれども、総論としては全く異論のないところでございます。市役所庁舎、あるいは公共施設もそうですけれども、それこそ新聞記事等では卒業式その他でも地元の切り花を飾ってというようなこと、金額的にもさほどのものではございませんし、そういうことも併せて地域の方々に盛り上げていただきつつ、それから今現実問題としては切り花農家の方々、特にチューリップの方々そうなのですけれども、輸入の球根その他でかつてよりも経営環境は厳しいのだろうというふうに思って、実は食料農業大学の先生方にも、この地でチューリップの球根や切り花を活況を取り戻すにはどうしたらいいでしょうかというご助言などもいただきたく橋渡しをしてきたところでございます。地元の方に盛り上げていただくことと併せ、切り花農家の方々のなりわいが活気あるものに戻るように、ポストコロナを見据えて、できることはいろいろ尽くしてまいりたいと考えます。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) 市内の小中学生に卒業式のときにチューリップの切り花をプレゼントするというのは今日も新聞に載っていましたけれども、胎内市は実は20年ぐらい前から認定農業者会がやっておりまして、そんなのごく当たり前だという、私はそういう気持ちでいるものですけれども、とかく新聞とかに記載されると、いかにも頑張って盛り上げているというような機運になるので、いかに新聞に載せてもらうかというのが思いなのですけれども、胎内市はしっかりとJAと、そしてまた食料農業大学と連携しながら、農業についてほかとは一味も二味も違うふうにしっかりと応援していくのだというメッセージを、何かを捉まえて機会があるたびにマスコミにその他で紹介していただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) そこも異論はございません。農林水産課あるいは農協からこれまでもこういうふうにやっていますといったところを取り上げてもらったことは多分あったと思うし、毎年のことなので、マスコミがどういうふうに捉えるかあれですけれども、PRが足りないとするならばそれはいけないので、ちょっと確認などをしながら、必ず時期を失することのないように早めに、今日も日報さんいらっしゃいますので、聞いていただいたかと思うので、なお改めてそのようなことも対応させていただこうと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) 農業現場では、やはり井畑市長のトップセールスということの部分で期待も多くありますので、今ほどお話しされたように頑張っていただくよう期待を申し上げて、次の質問に移ります。  次に、コロナ対策について伺います。昨年来コロナ禍でテレワークやリモート会議が普及しています。仮に市役所内で感染が発生した場合や記録的な大雪など災害等が発生し、自動車の移動が困難なときにテレワークやリモート会議は非常に有効だと思います。市職員がテレワークを行うための環境整備と能力を養う考えはあるのかお聞かせください。  次に、コロナ禍で苦戦が続いている飲食店が独自にテイクアウト、お持ち帰りのメニューを出していますが、その成果についてお聞かせください。最近は、弁当等のテイクアウト商品をお客さんに取りに来てもらうだけでなく、店舗から事業所や各家庭に配達するデリバリー、宅配事業を行っている店もあります。注文したお客さんが取りに来てくれるのを待っているだけではなく、直接届けるサービス事業は、都市部でコロナ禍の新しいビジネスとして始まっているようです。胎内市は、首都圏とは住宅事情が違いますが、高齢者世帯などいわゆる買物弱者には喜ばれる事業だと思います。頑張ってデリバリー事業を行っている店舗を支援し、デリバリーをやりたくてもできない店舗のために、コロナ禍で仕事が減っているタクシー業者と連携して、胎内市版デリバリー事業を創設すべきでないかと思いますが、いかがでしょうか。  以上2点について市長の答弁を求めます。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまのコロナ対策についてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目のテレワークを市職員が行うための環境整備と能力を養う考えについてでありますが、昨年10月1日時点の地方公共団体におけるテレワークの取組状況に関する総務省の調査によりますと、全国の市区町村では当市を含め8割が未導入となっており、その理由として、窓口業務や相談業務などがテレワークになじまない、情報セキュリティーの確保に不安等が挙げられておりまして、多くの点で当市における懸案事項と同様であると認識しております。  そこで、お尋ねの備えということに関してでありますが、職員間で感染が広がった場合や自然災害が発生した場合には、まずは行政機能を維持することに最大限注力していかなければならないと考えておりますし、とりわけ住民との対面による業務に滞りが生じないようにすることが何よりも大切であろうと考えております。そのことを踏まえつつもテレワークを導入するための環境整備を行っていくことにつきましては、庁内LANとの接続の手法や運用コストの捻出、使用するパソコンの確保、庁舎外での勤務に対する職員の倫理感の保持といった点なども整理しながら、一部の業務で、いきなり全部というわけには当然いかないわけですが、試行的に実施するなど検討してまいりたいと考えております。当然そのためにそういった職員のスキルも高めていかなければいけない部分はあるわけでございますので、併せて考慮をさせていただこうと思います。  次に、2点目の飲食店のテイクアウトの実施に関する成果とデリバリー事業の支援創設についてでありますが、まず飲食店のテイクアウト事業は市の飲食店組合により飲食店応援プロジェクトとして加盟する28店舗が参加し、昨年3月から6月までの期間において実施がなされました。事業実施に当たり、市から事務的経費に対する支援をさせていただきましたが、期間中のテイクアウトメニューの売上げは総額で1,100万円に上ったということですので、事業者の方の減収を補填する一助にはなったのであろうと思っております。そこで、次にテイクアウト商品の宅配、デリバリーの支援策につきましては、第3次新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事業として関係団体と協議してみることを考えてみたいと思いますが、テイクアウトを積極的に利用される方とそうではない方、そしてテイクアウトをされる方の中にもデリバリーを望む方とそうでない方は必ずいらっしゃるのだろうと、そのように思っております。そのようなことから、例えば運送事業者の方々の支援も含めてデリバリーに対して公費を投じて何らかの消費喚起を行っていくこと、下支えをすること、そういうご質問の趣旨かと思いますが、今ほど申し上げましたように様々なニーズの中で多くの市民の方々からそういった公費の投入に対して理解が得られるのかどうか、そこはやはり思いを巡らせなければならないと思っておりますし、今そのようにしていくことが事業者の方々の創意工夫を通じた持続可能性を果たして本当に高めていくことになるのかどうか、すなわち今コロナ禍であるからそういう支援はそれなりの有効性を持つとしても、それが商売として持続可能で、そういった税金を投じていくということではなければ成り立たないということになると、これはやはりいささか慎重に考えなければいけない部分もございますことから、その辺りについて短期的な捉えとしてまずここをやる、しかし中長期的にはやはり持続可能性を求めてこういったところにシフトしていくという、そういった辺りも併せて考えた上で方向づけをしなければならないと思うところでございますので、ご理解をよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) コロナ対策について2つ質問を出しましたけれども、その根本は令和3年度に胎内市が対策の交付金として2億1,800万円来ることが前提です。予算がそういうのが来なければ、もともとはこういうことは思いも至らなかったのですけれども、せっかく有効に使える交付金があるのだから、コロナ禍を何とか逆に活用しながら、期間限定であれ何であれテイクアウトに関してはというふうに思いがありました。  テレワークについても強く思ったのは、やはりあの雪の中でスキー場やホテルと、それでも商工観光課が行ったり来たりしているのを見ると、そんなのホテルやスキー場でちゃんとリモートでできればわざわざ一々行かなくてもいいのになというふうに思ったりもしたわけでありますけれども、せっかく交付金があるので、ある程度の環境整備はできるのではないかと思ったのですけれども、いかがでしょう。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えをいたします。リモートあるいはテレワークに関して、今のスキー場あるいは胎内リゾートの関係だけではないわけでございますので、私が大まかなところを述べた後で商工観光課長のほうから補足をさせていただこうと思います。  総論として言えますのは、もちろんリモートやテレワーク、この重要性はもちろんあって、有効に活用できる、すべきということは、このポストコロナを見据えてもしかるべきであろうと、あるべき形なのであろうと思っておりますが、その一方でやはりリモート、テレワークで全然かなえられないこともたくさんあると。市町村は特に基礎自治体でございますので、これは住民の対応をするときに、ではリモートなどということが、テレワークなどということが果たして成り立つだろうかと、それはやはり成り立たない。災害、大雪を例えていただいて、大雪のときもそうなのですけれども、はってでも市役所にまず来るといったことが基本中の基本になってまいりますので、そういった部分では活用ができない。スキー場の関係性でいいますと、確かに議員の言われるように、わざわざたどり着けなくても何とかするという意味では、それは一理あろうかと思うのですけれども、なかなか現場をつぶさに見るときに、しからばいやちょっと見せてといって、そこの現場の人がこここうなっています、あそここうなっていますというようなこと、それはかなり限定的なところでしか効果、威力を発揮できないのではないかなと、そのように考えます。しかしながら、それでも我々が認識できていない部分で極めて有効に活用できるところはもっともっとあるよといったところは勉強しながらということになろうかと思うのですけれども、併せて行っていくということが基本になろうかと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) 胎内リゾート、ロイヤル胎内パークホテル、スキー場に大雪のとき行っていたところからいたしますと、打合せやそういったところでは、おっしゃるように活用、有効なものというふうに捉えております。しかしながら、あえて大雪のときにスキー場に行っていたのは、大雪でスキー場がどういう状況になっているのかとか、そういった現場と申しましょうか、状況を実際見たいというところがありまして、3連休の大雪の後、ほぼ毎日のように朝あえて見に行っておりましたので、そういったところはちょっと変え難いものかなというふうには考えてございます。  あと、リモートというところでは当課の職員なども新潟とか東京とか、そういったところとは現在もやってございます。  以上でございます。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) そういうICT機器に強い職員はもう普通にやれていますし、議会事務局の県の会議もリモートでやっている姿を見て、実は私少し感動したのです。ただ、それは総合政策の情報推進から3台あるうちの1つがそれに対応できるので、借りてきてやっていますという話だったので、せっかくもう少し環境整備ができればもっといいのかなというふうに思ったものですから、あえて環境整備という話をさせていただきました。そんなのはどこまでも突っ込むつもりはございません。  それと、各飲食店のテイクアウト、デリバリーの件でありますけれども、それはすべからくGo To イートがまた再開されるようでありますけれども、普通に訪れて食べられる人もいっぱいいるので、全体的な消費喚起があれば、それで別に構わないのです。ただ、それでも飲食店といっても一言でくくれない部分がありまして、宴席を中心とする料理屋、かっぽうの皆さんはいまだにもうとんでもない大変な状況にあります。積極的にどんどん飲み会やってくれとも言えないこの状況の中でいかにして支援していくのかという難しい問題があるのですが、私が事例をもって紹介したいのは乙の料理屋さんがこのテイクアウト、宅配事業を始めたので、すごいなと思って、そういう自らの努力で頑張ろうとしているところにはそれなりの支援、私が思いつきで思ったのは昼間オーダーのものを届けるのが大体片道20分で、届けて帰ってきて小一時間かかるわけです。保育園の送り迎えのバスの運転手と同じぐらいの人件費がそこに当てはまるのではないかと思って、実績に応じてそういう頑張っているところには支援したらいいのになというふうに思いまして提案させていただきましたけれども、その辺についてはいかがでしょう。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 商工会の方々や今ほど乙で宅配をしている事業者の方々、そういったところも我々十分に認識できていない部分もありますので、早速その辺りの実態も把握させていただこうと思います。そして、大事なことは、昨日のところとも幾らか関わりがあろうかと思うのですけれども、これから飲食店のデリバリーということだけではなくて、買物全般に係る部分として買物支援といったところも当然あるわけでございますので、それらを何か併せて考えることはできないかという視点も大事かなというふうには思います。そういうふうに考えることが実は事業の持続可能性を高めることになるかもしれない、それはだからコロナ禍においてだけではなくて、ポストコロナにおいても買物支援も飲食店のデリバリーも併せて行いますといったところで商売をなさる方の仕事の幅が増えるといったようなことであるならば、これはやはり望ましいことになりますので、そういうことを始めるところの初期段階、イニシャルの部分を何かお手伝い、ご支援できることがあるのかどうか、併せて考えさせていただこうと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) コロナ禍だからこそ新しい事業が生まれたりもします。新潟県でも新事業チャレンジ何とかというのもありますし、それは今この機会を捉まえて、ポストコロナを見据えた中で公の補助金を使ってこれからずっと長くやることを有効活用するということでありますので、市長と考えは同じなのですけれども、ポストコロナ、コロナが終わって、アフターコロナのコロナが終わってからも、多分戻らないものもあるような気がするのです。そうなったときにこそデリバリーとか宅配のものも含めて、ぜひとも災い転じて福となすではありませんけれども、そういったものについて胎内市もしっかりと協力しながら、よそでなかなかまねのできないデマンドタクシーを成し遂げたように頑張っていただければと思いますけれども、いかがでしょう。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) 様々な仕組みがあったりいろんなやり方がきっとあるのだろうと思いますが、いろんな例も参考にさせていただきながら、十分検討させていただきます。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) では、それを期待いたしまして、次の質問に移ります。  次に、雪かき、雪下ろしの今冬における現状と課題について伺います。まず、初めに胎内市では高齢者世帯等に対し、旧大長谷、鼓岡小学校区及び市内全域の対象世帯に社協と共にそれぞれ助成を行っていますが、記録的な大雪となった今冬における要援護世帯に対する雪かき、雪下ろしの助成事業の申請件数を聞かせてください。  次に、要援護世帯の雪かき作業はシルバー人材センターが担っていますが、マンパワーは足りているのかお聞かせください。  3点目は、シルバー人材センターや民間業者だけでなく、雪かき、雪下ろしのボランティア制度を構築できないか伺います。  最後に、雪かき作業は大変な重労働です。今年は多くの市民が改めて骨身にしみたと思います。私も雪かき作業をやりながら、小型除雪機があればどんなに楽だろうと思いながら作業をしました。そう思ったら自分で買えば済む話ですが、小型除雪機の購入補助金制度があったら喜んで買う人は多いと思います。購入補助金等で小型除雪機を普及、推進させる考えはあるのか伺います。  以上4点について市長の答弁を求めます。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの雪かき、雪下ろしの今冬における現状と課題についてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目の雪かき、雪下ろしの助成事業の申請件数についてでありますが、高齢者のみの世帯の雪かき費用の一部を助成する胎内市軽度生活支援事業の申請件数は、2月末時点で59件あり、このうち実際に利用された件数は42件でございました。  次に、旧鼓岡小学校区及び旧大長谷小学校区の地域の要援護世帯を対象として雪下ろし費用を最大3万6,000円助成する胎内市要援護世帯雪下ろし助成事業では、世帯全体の課税状況や世帯構成等を審査した結果、82世帯に利用決定し、実際に助成事業を使って雪下ろしを行ったのは、2月末現在60世帯でございました。また、社会福祉協議会が要援護世帯を対象に費用の助成を行っている要援護世帯除雪費用助成事業では、2月末現在で64世帯の方が申請を行ったと聞いております。  次に、2点目のシルバー人材センターのマンパワーは足りているのかということについてでありますが、現在シルバー人材センターの雪かき作業員数は約20名で、1名当たり二、三軒を担当している状況でございます。今冬において、1月中旬の大雪の際には雪かきの依頼が急増し、シルバー人材センターの対応が間に合わず、新規の受付ができない状況が続いたため、新たに特定非営利活動法人ふるさと奥山の荘と雪かき作業の業務委託契約を締結し、雪かき対応できる人員を増やし、必ずしも十分ではありませんでしたが、なるべく早くニーズにお応えできるよう対応したところでございます。  次に、3点目の雪かき、雪下ろしのボランティア制度を構築できないかということについてでありますが、現在活動している雪かき等のボランティアについては、社会福祉協議会で高齢者世帯、母子世帯、障がい者世帯を対象とするふくし雪のけサービスを市民ボランティアの方々が行ってくださっていますが、要件としては自力での除雪が困難な方で、行政、胎内市社会福祉協議会の事業対象外の世帯や行政、胎内市社会福祉協議会の事業を使い切った方を対象とする極めて限定的なものであるために、今年度の実績は僅かに1件でございました。このほか自治会が主体となり、雪かきボランティアを行っているところが少なくとも6自治会あると聞いております。また、自治会単位ではなくとも、近所の方々で協力して除雪を行っているなどのお話もお聞きしております。今後は、社会福祉協議会のボランティアセンターを中心に、市、自治会、関係団体とともに新たなボランティア制度の構築や現行制度の改善、拡充の必要性について検討してまいりたいと考えております。また、制度がなくてもボランティアはできると思われますし、除雪に限らず地域において顔の見える支え合い活動が必要とされていると思いますので、このような地域の活動にもご協力いただけるようであれば幸甚でありますし、そのようなことをいろいろと可能な範囲で働きかけなども行ってみたいと思います。  次に、4点目の小型除雪機の購入補助と普及促進についてでありますが、今冬の大雪では高齢者自らが除雪を行うことは大変重労働であるため、議員の言われるように小型除雪機等を使用することにより負担は軽くなるものと認識しております。しかしながら、小型除雪機は高額であり、補助率にもよりますが、補助金を考慮したとしても、購入の際にはまだまだ多額の費用を要するという現状にあるものと捉えております。さらに、機械本体の重量が100キログラムを超えるというものが多くあるがため、操作ミスによって転倒して除雪機に挟まれる、またはロータリーに巻き込まれるなどの高齢者による除雪作業中の事故が数多く報じられているところでもございます。そのようなことを様々に考慮いたしますと、市といたしましては、高齢者個人にすぐに除雪機補助金を助成するというよりは合併振興基金運用益活用事業補助金を活用していただき、集落等で地域の住環境整備として機械を整備し、地域支え合いの活動として高齢者のお宅などの除雪作業に取り組んでいただくことを併せて考えていくようなことが極めて有益なのではないかと思っているところでもございます。そのことによって雪かき、除雪だけではなく、地域での交流や高齢者の見守り、そのほか様々な支え合いの活動にもつながっていけば、1つ理想的な共助の形ができるのではないかと考えるところでもございます。このようなことを踏まえ、高齢者個人に対してすぐに小型除雪機の購入補助を行うことを現在考えてはおりませんが、ご提案のことも含め様々に検討をさせていただこうと思います。  以上でございます。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) ありがとうございました。  私がイメージしたのは、100キロの重い立派な除雪機ではなくてもっとコンパクトなやつで、高齢者に買い求めていただくのではなくて、現役世代が買って、高齢者のところにボランティアで行けば喜ばれるだろうなというふうな、そんなイメージでいました。  それと、ボランティア制度に関してはなぜそういうことを思ったかというと、今コロナ禍で中条中核工業団地の航空機産業の工場の従業員がずっと自宅待機状態でありまして、今胎内市にも少なからず何十人かの人が自宅で特に仕事が、自宅待機ですので仕事がない中において、この大雪でそこのときにそういう人たちとつなげられて、除雪で幾ばくかやれればよかったなというふうな、そんな思いでありましたので、過ぎた話ですけれども、そういう思いで言いました。雪かきのボランティアの制度は、各自治体やそういうところで私が知らないところでしっかりと進んでいるようですけれども、雪下ろしのボランティアはいないのかというふうな思いもあって、この通告にしたのですが、どうもかつてボランティアを試みたけれども、あまりにも雪下ろし作業は危険だしリスクがあるし、うまくいかなかったのだというようなお話も伺いました。  それで、雪下ろしに特化して1つだけお伺いしたいのは、議長もそうですけれども、瓦屋さんとか板金屋さんとか、冬場には仕事がなくて、高所作業を得意とする業者さんは、冬になると山手のほうから雪下ろしのオーダーを受けて、仕事をします。胎内市の黒川地区の中山間の市のこの補助事業の適用される家々も当然指定業者の方々が雪下ろし作業に行くのですけれども、その単価設定が市役所での契約は1時間当たり2,000円なのだそうです。民間業者に頼むと1時間当たり3,000円から4,000円ぐらいののが相場でありまして、市役所で契約している業者さんに言わせると、時間給ですので、ゆっくりとのんびりやっていれば、それは別にいいのですけれども、多くの人が待ち望んでいるがために一生懸命やればやるほど時給は上がらないし、疲れるので、何とかしてもらいたいという話があるのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 須貝福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(須貝正則君) 雪下ろしの委託契約締結している業者さんは8者ありまして、ご指摘のように2者ほどと記憶しておりますが、瓦屋さんにもお願いをしております。委託単価につきましては、業者さんの場合については半日単位ということで、半日で8,640円、1日で1万7,280円、これお1人としてでございます。ちなみに、個人の場合ですと半日で6,000円、1日で1万2,000円といったところでございまして、確かにこの単価設定を行ってから3年ほどでしょうか、たっておりまして、県の物価本等から導いた単価設定でございますが、業者さんのほうからもなかなかこの単価では受けられないといったようなお声も聞きつつ、改善というところもしっかり今の単価が適正なのかどうかも含めまして、来年度に向けて、また個人も含めて、業者さんばかりではなく、個人からもそういうお声をいただいておりますので、しっかり検討を行うことといたしております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 森田議員。               〔11番 森田幸衛君質問席〕 ◆11番(森田幸衛君) ぜひ大勢の待っている雪下ろしを一刻も早く待っている人のために一生懸命1日に何件もこなせばこなすほど疲れるだけで金にならないという、その変な現象を解消すべく、検討、改善をやれるということでございますので、ご期待申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(天木義人君) 以上で森田幸衛議員の質問を終わります。  お諮りします。昼食のため休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(天木義人君) ご異議ないので、休憩いたします。会議は午後1時から再開いたします。               午前11時55分  休 憩                                                          午後 1時00分  再 開 ○議長(天木義人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ○議長(天木義人君) 次に、坂上隆夫議員の質問を許可します。  坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) それでは、議長に通告した3件について質問させていただきます。  まず、最初に黒川堆肥センターについてでありますが、当施設は2003年に運営を始めました。取組としては、化学肥料や農薬等の多量消費によって大気、水質汚染等の環境問題が発生しており、農業面では環境負荷を軽減した持続的な資源環境型農業の取組をし、安全な農産物を生産するには土づくりが不可欠であり、この土づくりには高品質な堆肥など有機物が必要となってきます。そこで、家畜ふん尿処理の適正化と有機質資源を活用した資源環境型農業の確立を図り、農業振興に資するため、堆肥センターを設置することになりました。最初は、黒川村の農家で家畜のふん尿を搬入しました。胎内市になり、新たに旧中条町の畜産関係者も加わり、堆肥の生産に至っています。来年度からJA胎内市に管理、運営を移行することで、堆肥の生産から販売、散布まで一貫した作業により農業者への堆肥供給体制の向上と効率のよい施設運営を行うことで長期的な資源環境型農業の推進を図るため施設の貸付けを行い、管理、運営を移行するとしましたが、当施設も老朽化が進んでおり、管理、運営を移行する上で何か問題点がないか伺います。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔「ここの項目はいいですか」「まだ1番、2番」「あ、                 本当だ」と呼ぶ者あり〕 ◆2番(坂上隆夫君) かなり緊張していまして、すみません。新人議員です。  1、堆肥センターの老朽化が進んでいますが、堆肥の年間の生産量の推移はどうなっているのか伺います。  2、合併に伴い、市内全域の畜産農家の堆肥を受け入れましたが、処理能力はあるのか伺います。  3、現在、堆肥の原料の受入れ場所が満杯に近く、農家に搬入制限をしていますが、何か解決策はあるのか伺います。  4、管理運営の移行後に施設に不備な箇所があれば、市が修繕するのか伺います。  5、貸付終了後は土地を除き無償譲渡を予定していますが、車両も含まれるのか。また、貸付終了後は管理運営に対して一切手を引くのか伺います。  よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの坂上議員からの堆肥センターについてのご質問にお答えをいたします。  初めに、1点目の堆肥の年間生産量の推移についてでありますが、平成25年度以降2,100トン前後で推移し、一番多い年が2,400トン、少ない年では1,835トンとなっております。  次に、2点目の合併に伴い市内全域の畜産農家の堆肥を受け入れたが、処理能力はあるのかということについてでありますが、町村合併前は約3,000トン、合併後は約4,000トンの畜ふん尿を受け入れている状況となっております。近年は設備の老朽化に伴い、1日当たりの処理量が減少しておりますが、処理能力としては対応可能と考えております。  次に、3点目の現在受入れ場所が満杯に近く、搬入制限をしているが、解決策はあるのかということについてでありますが、以前からの未処理分に加え、本年度は8月と11月に機械が故障したため、合計47日間搬入制限をお願いした影響や元来冬期間は畜産農家が処理できず、搬入量が増加傾向にあることに加え、今冬は大雪の影響もあって、例年に比べて一層増加の傾向が顕著となっておりました。そのようなことも考慮しつつ、黒川堆肥センターがそもそも個人経営の畜産農家からの受入れを基本としていることも踏まえて、今後は必要量以上の受入れについて、一定の制限を施すようなことも考えていく必要があろうと思っております。本来家畜排せつ物は事業者の責任において処理することとなっており、一定程度の耕畜連携で処理できる量のみの受入れの原則に立ち返り、今後はJA胎内市が運営主体となりますが、市も意見具申などしながら、より安定的な堆肥センターと耕畜連携につなげていきたいと考えております。その上で、畜産団地の農業者とも受入れの協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。  次に、4点目の管理移行後、施設に不備な箇所があれば市が修繕するのかということについてでありますが、このことにつきましては使用賃貸借契約の中で修繕に要する経費について、50万円未満は運営の中でお願いし、それ以上の場合は協議を行うと規定しております。  次に、5点目の貸付終了後、土地を除き無償譲渡を予定しているが、車両も含まれるか。また、管理運営に対し一切手を引くのかということについてでありますが、無償譲渡を行う際は車両も含むものと考えており、管理運営に関しましては直接的に関与することはできませんが、土づくりの推進による農作物の安定生産や品質向上と資源循環型農業の推進などの側面支援、それらについて意見交換を行って、地域の農業が今後も振興が図られていくように努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 受け入れる場所が狭く、満杯に近いというような状況の中で、これを原料、これを入れる部分を空けるというような何か解決策みたいなのはあるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) スペースの確保ということになろうかと思いますが、今週から堆肥散布組合、JAさんのほうでは製品をストックヤードのほうに運搬を始めてございます。それを一層進めて、スペースの確保をしながら、受入れの場所を確保していきたいと考えてございます。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) そのスペースを空けるというのはいつ頃になりそうですか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 今年、ちょっと期間はあれですけれども、この前もJAさんのほうに行きまして、なるべく早く運搬を開始してくれということで運搬を開始してございます。量が量でございますので、すぐにというわけにはいきませんけれども、徐々にスペースを空けるような形で進めたいと考えてございます。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) はっきりいつ頃と言えないということなのですが、4月には農協さんに管理を移行するということなので、やはり農家が今1日1台ずつ持ってきてくれというようなことでやっているわけなのですが、これ今度4月からは原料を持っていけないというときになったら、クレームというのは当然今度農協のほうに行くわけでありまして、そのようなことにならないようにできるだけ早くスペースを空ければいいなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 坂上議員がおっしゃるとおりでございます。この状況につきましては農協さんにもお話をさせていただいておりますし、市長も先ほど言いましたけれども、やはり原料で毎日使う量より現状では搬入のほうが増えているという状況でございますので、そこの辺の搬入を企業ベースというかで行っている畜産業者さんの搬入の量の制限というところも考えてまいりたいと思います。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) ぜひ畜産農家は、やはり堆肥処理というような部分で大変困っている部分があります。やはり好きなときに好きなだけ搬入できるような体制づくりをつくっていただければというふうに思っております。  次の質問に入らさせていただきます。次に、フラワーパークについて伺います。花の公園として、花の妖精と呼ばれる噴水を中心に花びらを装った花壇の中には色とりどりの花で来訪者に楽しんでいただき、集いの場として提供しています。令和元年度では、事業見直しで入園料を無料化して公園的な管理を行い、令和2年度では植栽する苗の品種や数量について見直しを行うことで経費を削減し、ボランティアなどの協力で2シーズン終えましたが、事業を行う上で何か問題点はなかったか、今後の運営の在り方について伺います。  1、入園料無料化にしてからの年ごとの入園者数は何人か伺います。  2、ボランティアは何人くらい集まったのか。また、作業に対してボランティアの数は十分だったのか伺います。  3、花壇の一部を開放して市民、団体に貸し出す考えはないか。また、高齢者の健康増進や生きがいづくりの観点からフラワーパークを利用しての農福連携の取組の考えはないか伺います。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまのフラワーパークについてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目の入園無料化後の入園者数についてでありますが、入園料を徴収していないため正確な人数の把握はできておりませんが、作業日報の集計によりますと令和元年度は2,300人、令和2年度は2,018人ということで、本年度はコロナ禍の影響で若干減少したのではないかと考えております。  次に、2点目のボランティアは何人くらい集まり、作業に対して十分な人数が集まったのかということについてでありますが、これまでご協力をいただいた方は平成30年度で延べ91人、令和元年度で延べ60人であり、本年度は20人程度の団体1組と個人3人の参加があり、延べ141人の方に環境整備や盆栽の手入れ、花壇管理をお願いすることができましたので、作業に特段の支障はございませんでした。次年度以降もさらに多くの方にご協力をいただきたく、募集を行っているところでございます。  次に、3点目の花壇の一部を市民、団体へ貸し出すことや農福連携に取り組む考えについてでありますが、議員が言われるとおり健康増進や生きがいづくりとしての作業は大変高齢者の方々中心に望ましいものであり、希望者には開放スペースの提供も進めてまいりたいと考えております。また、農福連携につきましてはお話をいただいているものもありますが、関係団体と協議をし、活動が可能であるならば範囲を定め、連携を進めてまいりたいと考えているところでもございます。今後も園内の管理を行いながら、自然の中で草花に親しみ、憩いの場として楽しんでいただけるよう市民の皆様に広く周知もしてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) ボランティアの方の協力で運営しているという部分がございますが、ボランティアの方のどのような方というか、職種といいますか、どのような方がボランティアに応援に来てくださったのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 1つの団体というところでございますけれども、市内において団体でいろんな活動、山のほうへ行ったりとかいろんな活動をしている方、あと個人につきましては本当の主婦層というか、女性の方が来ていただいております。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 市報などでボランティアの募集など行っているわけですが、来年度の集まり具合はどんなぐらいでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 1日号で出させていただきましたけれども、今応募というか、来た方はまだございません。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) たくさんのボランティアが集まってくれたらいいなというふうに思っております。  先ほどというか、先日もちょっと雪の中のフラワーパークをちょっと見てきたのですが、その中でこの辺はあまり私も地元にいて気づかなかったのですが、つり橋がフラワーパークのそばにパークホテルからつながるところがあったのですが、結構さびているような感じだったのですが、あのつり橋に関しては何か整備とかはやっているのでしょうか。また、通行は可能でしょうか。 ○議長(天木義人君) 田中地域整備課長。 ◎地域整備課長(田中良幸君) 今言われましたつり橋につきましては、市道の橋ということで、市道橋として管理しております。整備につきましては、上部の床版が木製、木の板で並べられているものでありまして、腐食、腐りが見えられたので、2年ほど前に悪い部分を取替えを行ったところでございます。  それと、市道橋ですので、橋梁点検もやっておりまして、平成27年に1回目の点検、令和2年度に2回目の点検をやっております。さびがあるということで、塗装をしたほうが望ましいというような結果になっていますけれども、今すぐ危険だという判定にはなっておりません。通行できる状態になっております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) まだ俺も渡ったことないので、ぜひ春には雪消えたら渡ってみようかなというふうに思っておりますが、ただあんな立派な橋があるのですが、その割に宣伝といいますか、あまりPRしていないような気がするのですが、もっともフラワーパーク全体がそもそもアピールしていないような、インターネットで調べてもほんの一部、ちょっとフラワーパーク、皆さんがどうのこうの程度しか書いていなくて、あまりPRというのをしていない。パンフレットも多分見たことないのですが、その辺をフラワーパークの宣伝というのはどのような形でやっているのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 坂上議員がおっしゃるとおり、PRはなかなかちょっとできていないという状況でございます。ホームページはありますけれども、パンフレットにつきましては以前入場料徴収していたときにはあったのですけれども、その後は作成していないというような状況でございます。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 少し捕捉を含めて答弁させていただきます。  大事なことはフラワーパーク、それからつり橋ということだけではなくて、それが胎内エリア、奥胎内エリア、そしてロイヤル胎内パークホテルで、そういうことと一体としてPRすることが大事かと思いますので、今までもロイヤル胎内パークホテルの関連では恐らく掲げてきたわけでございますけれども、なおその部分を一般的に広く知っていただけるよう、フラワーパークだけを抜き出してPRするというよりは、全てを一体として、魅力あるゾーンとしてPRに努めてまいりたいと思いますので、その辺りについてはご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 今ほど市長さん言われるとおり、フラワーパークばかりでなくて、その周り、周辺の施設も含め、なおかつつり橋も宣伝する。ちなみに、市長さん、つり橋渡ったことありますか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 一時渡れなくなったときを除き、前にも後にも私は渡っております。大丈夫でした。ご心配ないかと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 本当に私も渡ってみようかと思います。  でも、入り口というのが若干パークホテル側から入るのというのは、若干ここですよという標識がみゆき庵のところに、ちょっと言い方悪いですが、こっちにちょっと古い何かがありまして、この辺にちょっとこのぐらいのやつが1つあるだけで、あとは何も取りあえず目立った看板というか、あれがないのですが、その辺あたりも今度考えていただければなというふうに感じております。大変すばらしい、たださびているだけで立派なつり橋ですので、また先頃言ったのですが、花壇の一部、これ高齢者とか何かに貸し出してやればどうかというようなことで、特に高齢者の方に貸し出すというようなことで健康を保つこと、これが一番の生きがいづくりということで、これは社会保障費の減少にもつながるのではないかというふうに思っておりますので、ぜひ農福連携という部分についてをより力を入れて考えていただければというふうに思いますが、どうですか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) おっしゃるとおりかなと思います。せっかくあって、観光面もそう、それかフラワーパークはそもそもかつて農林水産課、今も農林水産課所管ということになっているわけですけれども、訪れる方にとっても魅力あるスペースであるし、地域の方々にとっては自らその場所に足を運んでいただいて、交流もあり、そして草花の手入れもし、それで元気になっていただく、それで訪れる方に喜んでいただく、こういう流れができれば大変すばらしいことだと思いますので、先ほどボランティアの方々がまだ来年度に向けてそんなに手を挙げてくださっていないということでありますけれども、様々な方に声掛けをして、楽しいアクティビティーというか、そういった活動にもなりますからどうぞというふうにPRなどもさらにさせていただこうと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) よろしくお願いいたします。  それと、フラワーパーク、以前薬草とか何かもあったかと思うのですが、今現在薬草というのはあるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 薬草園につきましては、ちょうど広域農道の上に橋かかっておりますが、あのところのあの杉の林の中にこれまで薬草園ということでやってきましたが、なかなか雑草と薬草の区別もつかないということで、今その杉の林から一歩出て整備をしようと考えてございます。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 薬草も多分フラワーパークの一つの中の植物といいますか、それなので、ぜひより広くといいますか、薬草もあるのだよというようなことで整備を進めていければいいのではないかなというふうに思っております。  次の質問に入らさせていただきます。次に、老朽化した看板について伺います。観光案内看板は、初めて訪れる観光客はもちろんのこと土地勘のない観光客もこれらの案内看板を活用しています。案内看板は、誰もがいつでも現地で使えることが最大の特徴であり、現在地が確認しやすい、観光資源の案内やトイレの案内等、観光看板には観光の活性化に大きく貢献しているとも言われています。看板は、観光看板だけでなくいろいろな種類または用途がありますが、看板の老朽化は避けられません。老朽化した看板の撤去、更新、新設について伺います。  1、第4回定例会で老朽化した観光案内看板の撤去工事費が計上されたが、観光総合案内の大事な看板だと思うが、更新の予定はあるのか伺います。  2、市内には市が設置した観光案内看板などいろいろな種類の看板がありますが、老朽化は避けられません。安全面や景観上においても撤去、更新などの対応が必要であると思われますが、どのように管理しているのか伺います。また、市民や観光客などから新たな看板の設置要望などあるのか伺います。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの老朽化した看板についてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目の観光案内看板の更新予定についてでありますが、ご指摘の看板につきましては付近に幾つかの案内看板があることから、新たなものを設置せずとも当地を訪れた方の利便性はさほど低くならないと考え、撤去のみを行う予定でございましたが、エリア内を広く案内する総合看板は必ずしも多くないことから、部分的かどうかは別としても、リニューアルも含めて検討していきたいと考えております。その検討においては、見通しがよく、分かりやすい看板であることが大切となってまいりますので、設置場所を検討することと併せ、訪れる人に分かりやすさや楽しさを感じていただけるような魅力のある内容の看板にしていきたいと考えております。  次に、2点目の観光案内看板などの管理、そして市民や観光客などからの設置要望についてでございますが、管理につきましては強風などの天候状況により随時、適時に職員が見回りをしながら状態を確認し、その傷み具合により改修を検討しております。  また、新たな看板の設置要望は特に寄せられてはおりませんが、今ほど申しましたように市民や来訪される方のために胎内市観光サインマスタープランを踏まえつつ、単なる情報の提供だけではなく、施設等の魅力アップにつながるような観光案内看板等の設置を今後は検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  老朽化したような看板である場合と、それから何か魅力があり、わくわく感というようなものを感じていただけるような看板では雲泥の差があろうかと思いますので、雪が解け、春になって、様々なPR作業も行いやすくなる時期にかかってまいりますので、いろいろな方のご意見やアイデアを生かしながら、リニューアルする場合にはそのようなことを様々に思いを巡らせて対応をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) その看板、本当いろいろ看板があるわけですが、特に目立つというようなところで挨拶運動の看板、これは結構あっちこっちにあるのですが、この挨拶運動の看板というのは何か所ぐらいに設置されているのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 佐藤生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(佐藤一孝君) お答えいたします。  市役所本庁前の看板ですとか、あと中条駅、それから野中公会堂のところにも設置されておりますし、また公民館等にも設置されておりまして、市内7か所設置してございます。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) その挨拶運動の看板、7か所あるというふうなことでございますが、特に市役所の前にある看板、あれもかなり大きい挨拶運動の看板なのですが、挨拶運動というのはそもそも家庭と地域の方と連携して運動を行っているというようなことで、その看板はその中の一つに入るのではないかなというふうに思っております。その中で市役所の前の看板、あれこちらから見ると全然普通の看板なのですが、道路側から見ると少し看板が剥げていまして、どうも見た目がよくないと、景観上これどうなっているのだろうというような方もおられます。あの看板についてはあのままなのか、それとも今後何か修繕するような予定があるのか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(天木義人君) 佐藤生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(佐藤一孝君) お答えいたします。  議員お話しのように道路側から見た場合、文字が薄くなったりとか、ちょっと白っぽくなっております。また、一部剥がれているようなところもございまして、これらの対応につきまして、早急に検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) できれば早急にやったほうがいいのだというふうに思います。皆さん一生懸命地域の方が家族と連携して挨拶運動をやっている中で、あの看板は本当にみすぼらしいという言い方はちょっといいか悪いか分かりませんが、ぜひ早急に、緊急性というのはどういうのをもって緊急性というのか分かりませんが、ぜひ急ぎでやったほうがいいかなというふうに思っております。  また、挨拶看板で言いますと、野中の十字路の交差点にも挨拶看板、長いやつがあるのですが、それは黒川方面から来ると、そこから見える看板、下のほうが半分なくなって、挨拶ぐらいにしか見えないです。運動までいっていないのですが、あの辺はこの間の風で多分飛んだと思うのですが、早急に直すような予定はあるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 佐藤生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(佐藤一孝君) 野中の交差点の看板でございますが、議員お話しのように2月の強風によりまして、半分は剥がれ落ちたというような状況でございまして、残り半分残っているわけですが、こちらにつきまして、まずは撤去させていただいて、設置等についてはまた検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 挨拶運動の看板の話しかしませんが、挨拶運動の看板、あれは本当に大事な看板ですよね。私は、大事な看板だと思います。多分皆さん、ここにいる方みんな大事な看板だと思うのですが、あるところの1か所をちらっと見たら、その看板の前に障害物があって、看板が見えないところがあったのですが、その辺は確認していますでしょうか。 ○議長(天木義人君) 佐藤生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(佐藤一孝君) すみません。ちょっとどちらのことを言っているのか分からないのでございますが。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 私も分からないで申し訳ないのですけれども、さっき答弁させていただきましたように、様々冬が終わって、春が来て、いろんなものが目につきやすい、目に入る季節とも申せると思います。したがいまして、やはり美観も損ねるし、せっかくの趣旨を損なってしまうような看板のありようではいけないので、しっかりと点検し、撤去すべきは撤去すると。ただ、緊急にといった場合に、それは一つの考え方ではあるのでしょうけれども、せっかく例えば取り替える、新しくするのであれば、なおやはり皆様に親しんでいただけるし、注意なり意識を寄せていただけるようなデザインにするとか、そういうことも併せて考えたほうがよいのではないかとも思います。単に元に戻すということだけではなくて、せっかく建て替え、付け替えるものであればより魅力的なものにして、そしてしっかりとPRする、意識を喚起していけるような、そういう内容にしていきたいと思いますので、その辺りについてもよろしくご理解をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 挨拶運動の看板ばかりのことしか言いませんが、やはりさっきも言いましたが、地域と一緒に家庭と取り組んでいるということで、挨拶運動は本当に大事だと思っております。その中で看板があまりにも、さっきも言います市役所の前の看板、あと最後壊れた看板は仕方ないにしても、もう一つは黒川の公民館です。公民館の入り口の看板が、あれは多分うちの中のほうに、室内から見えるように貼ってあるのです。その前にもう一つの注意喚起みたいな、挨拶運動の前にそのやつが置かれております。これは看板、言い方悪いけど、挨拶運動と看板が一致していないということではないのですが、やはり看板を粗末にするというか、それぐらいの運動なのだかなというようなことにも取られかねませんので、ぜひその辺あたりはちゃんと点検をしていただきまして、市民の皆さんにちゃんと目が届くように、いい標語ですので、よろしくお願いしたいと思います。  また、それと女性との意見交換会の中で出たのですが、苔実にある施設、健伸館というところがありまして、これの看板が見えづらいというようなことで女性との意見交換会で指摘がありました。私も本当にそれ見えないのかなと思って、中条方面から見えないというので、ずっと走っていったら北成田まで行って、何とかの川が見えたら、落堀川ですね、あれが見えたら、初めてこれは行き過ぎたのだなと気づきまして、Uターンして、どの辺かなと思ってゆっくり見たら、本当これぐらいのちっちゃい看板なのです、木の。それもこんな斜めになっていまして、それは見えることは見えるのですが、それで確かにこれ女性との意見交換会でその看板は見にくいということで、ちょっとお聞きしたらあの看板は地域の方の手作りで造っているというようなことで、健伸館というのは住民主導型施設ということで、あの看板も手作りで、好意で造られたそうです。それやっぱり女性との懇談会の中で、他の女性の方は、市が設置したのかどうかというのは、多分その看板の造ったいきさつを分からずに聞かれたかと思うのですが、確かに看板があると大変いいのではないかないうふうなことで、今度ちょっと現地でも見ていただきまして、ぜひ女性と意見出ましたので、よろしくお願いしたいと思いますが、お願いします。 ○議長(天木義人君) 須貝福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(須貝正則君) ちょうど今週その地域の、あの施設には健伸びサポート隊といって、地域住民が中心となったボランティア組織がございまして、建物周辺整備、植栽とか様々な取組を無償でしていただいておりまして、議員さんおっしゃったようにあの看板自体はたしか30センチ掛ける60センチぐらいの大きさのもので、地域の個人が寄贈していただき、設置のほうはサポート隊の皆さんで設置をしていただいたという状況で、以前から入り口が分からない、見つけられないという、そういったご意見は、チラシ等には旧竹島小学校というところで常にお知らせしておりまして、その竹島小学校自体が分からない方もあってといったところで、そういうご指摘はいただいておりまして、今週サポート隊の皆さんとそういったご意見を踏まえまして、新しいものをサポート隊の皆さんが造っていただこうというようなお話をちょうどいただいたところでございまして、春以降ちょっとどういった形が一番見やすいのかどうかも含めまして、よく相談しながら、そういうところで改善できるように取り組みたいと思っているところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 坂上議員。               〔2番 坂上隆夫君質問席〕 ◆2番(坂上隆夫君) 本当に住民主導型の施設ということで、大変いい施設だと思って、勉強になりました。  質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(天木義人君) 以上で坂上隆夫議員の質問を終わります。  コロナウイルス対策で換気のため、しばらく休憩いたします。               午後 1時43分  休 憩                                                          午後 1時50分  再 開 ○議長(天木義人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ○議長(天木義人君) 次に、小野德重議員の質問を許可します。  小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 最後の質問者になりますが、よろしくお願いいたします。それでは、議長に提出した通告書に基づき、4項目について質問させていただきます。  初めに、リゾート施設の運営について質問いたします。最初に、胎内スキー場の運営についてお伺いいたします。国が掲げるまち・ひと・しごと創生長期ビジョンでは、自らの地域資源を活用した多様な地域社会の形成を目指すとしており、地域資源を活用した地域づくりの必要性を示しています。今後独自性を持った魅力ある地域を形成するためには、これまで培ってきた文化を継承しつつ、豊富な地域資源を生かした新たな取組が必要だろうと思います。これまでのスキー場を単に観光交流、市民の体力増進と位置づけるだけでなく、雪を魅力ある地域資源として捉え、スノー文化の拠点となるよう魅力的な取組を推進することが必要であると考えます。スノースポーツは、日本のみならず世界においても冬のレジャーの代表格でありますが、しかし近年その客足に鈍りが出てきています。その原因として地球温暖化による雪不足、少子高齢化などの様々な外的要因が影響しております。胎内スキー場も昨シーズンの少雪で1回も営業できなかった苦い経験から、今シーズンはいったん営業を中止といたしましたが、市民並びに関係者からの強い要望とクラウドファンディングによる温かいご支援によって営業の運びとなり、大変喜ばしいことでありますが、利用者からは道路の除雪の不備、チケット売場の混雑、リフトの一部運転休止、食堂メニュー等に不満の声が聞こえてきますが、そのような声は承知しているのかお伺いいたします。  また、スノースポーツは気候変動によって大きく左右されることから、スキー場も通年利用できる施設の利用を検討すべきと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。  次に、ロイヤル胎内パークホテルの運営について伺います。新型コロナウイルスの感染拡大によって宿泊業界の受けたダメージは非常に深刻であり、未曽有の危機に直面しています。国内旅行需要喚起策、Go To キャンペーンも一時的に功を奏したものの、緊急事態宣言により延期となり、ホテル、旅館業は規模の大小や業態にかかわらず利用者が減少し、厳しい経営状態となっております。当市のロイヤル胎内パークホテルにおいても同様の状況かと思います。コロナ禍における新生活様式を見据えた経営戦略を既に構築していると思いますが、今後どのように集客を図り、どのようにして健全経営をしていくのかお伺いいたします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの小野議員からのリゾート施設の運営についてのご質問にお答えします。  初めに、1点目の胎内スキー場を利用された方の不満の声と施設の通年利用等についてでありますが、まずスキー場の運営に関して様々なご意見があることにつきましては、以前から私自身市長への手紙や株式会社胎内リゾートの取締役会などにおける報告を通じて承知をいたしております。このたびのご指摘につきましては、近年まれに見るほど短時間で多くの雪が積もり、緊急的な対応以外は難しかったこと、新型コロナウイルス対策などでこれまでとは異なった運営を強いられたことなどが大きな要因であり、ロッジ内の混雑を避けるためにチケット売場の人員を増やすなど事前の準備もしておりましたが、予想を大きく上回るたくさんのお客様においでをいただき、不満につながるなどの混雑になってしまったものでございまして、致し方ない部分もあろうかと思いますが、改善すべきは改善するとの考え方で市の商工観光課の職員も協力して対応に当たり、リゾートの従業員の方々も一生懸命対応に当たってくれました。  そこで、今後の在り方について、対応の仕方について学ぶべき点、あるいは気づいた点も多かったろうというふうに推察されるところでございます。しかしながら、その逆に従来からのスキー場の運営について、お客様対応をはじめ評判のよくないところが幾つかあったにせよ、今シーズンは挨拶の励行に努めたことなどによって受付対応が高く評価されているほか、経営面においても大きく収支改善が図られるなど、プラス面も大いにあったということを確認できて、総体としては望ましい方向に向かっているものと捉えております。いずれにいたしましても、今シーズンの運営におけるよかった点、改善すべき点をしっかりと検証し、さらに魅力あるスキー場として多くのお客様に喜んでいただけるよう連携してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。  また、スキー場の通年利用ということにつきましては、昨年、第2回定例会における坂上隆夫議員からの一般質問でもお答えしておりますように、スキー場の地形を生かしたマウンテンバイクの活用やゲレンデの一部に花を植栽し、観賞してもらうなど、かねがね申しておりますようにオールシーズン胎内の標語の下でオフシーズンにおける活用を胎内リゾートと協議し、できるものから実施してまいりたいと考えております。  次に、2点目のロイヤル胎内パークホテルの運営についてでありますが、まず集客につきましては、しばらくの間はインバウンドや宴会の需要などは見込めず、加えて県外からの宿泊利用者も状況により波があり、コロナ禍での集客は難しいものと考えております。かような状況ではございますが、一方ではアウトドア志向が高まり、胎内の自然を満喫しながら楽しめるキャンプなどの需要が増してきておりますので、昨年秋からグランピングやワーケーションなどの新たな試みも始めております。  また、コロナ禍という点では、このエリアは不特定多数の人が集まる大きな温泉街のようなところではなく、人との接触が限定される安心感が何よりの強みであろうと認識しているところでございます。それらを踏まえ、この地域の特性を生かしたワーケーションやリモートワーク、体験プログラム等の情報発信を通じて個人を中心とした誘客に努めるほか、学校向けの合宿や修学旅行の誘致など平日の稼働率を上げるための取組も継続しつつ、引き続き業務の効率化なども行いながら収支の改善を図り、安定的な経営ができるよう胎内リゾートと連携して努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  以上です。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 今冬は雪が降って、スキー場のほうの入り込み数も先ほど副市長に聞いたら7万何がしの入り込みがあったという、これ近年にない入り込み状況だと思うのですけれども、これも気候変動によっていつまた少雪になるか分かりませんけれども、毎年この形で雪が降ってくれればなと思います。  それで、今市長の答弁の中で今年は大雪の関係、そしてまた予想外の量降ったということで、致し方ないというふうなお話なのですが、実際私のほう話あったのは、やはりクラウドファンディング、自分はクラウドファンディングをやったのだけれども、当然それを受ける側はもっと準備を万端にするべきではないかというようなお叱りを受けました。正直言ってリフト関係も一時的に運転されていない箇所とか、これも風倉一番上かな、上も運転しないということで、そういった部分の運営はどうなっているのだというようなお叱りを受けました。それについてはどういうふうな形の中で運転できなかったのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 具体、詳細について補足があれば、担当課長から説明を申し上げます。ただ、私も聞き及んでいるところがございますので、ただいまご指摘をいただいた2点について申し上げたいと思うのですが、確かにせっかくクラウドファンディングにも協力したし、スキー場に向かっていった。ところが、大雪のため到着するのもかなわなかったというふうな苦情、お叱りを頂戴しまして、場所的には県道でございました。いかんせん県道でございますので、我々としてはどうこうできなかったというふうなじくじたる思いもあるわけでございますが、私自身はそのとき間に合わなかったものの、このシーズンにおいて市民の生活に支障を来さないように、スキー場等に訪れる人がご不自由を感じないように、所管するのが県の中のトップはこのエリアであると新発田地域振興局長さんなので、直接電話をして、こういうことでは困りますと、速やかに対応に当たっていただきたいので、よろしくお願いしますと。局長さんは、その後についてはすぐに指示を出して、対応に当たってくださいました。遅ればせながらということではあったのですけれども、何分何十年ぶりの豪雪であったので、ご容赦いただかざるを得ないなと率直に感じているところでございます。小野議員にもおわびをしていただきということで、大変申し訳なく思っておりますが、それら幾ら未曽有であったにせよ支障のあったことを最小限にしていきたいと思っております。  それから、いま一つリフトに関して、これは風倉方面のリフトであったかと思うのですが、これも私は承知しておりまして、ほかの場所にももしかしたらあったかもしれませんけれども、本来30年に1回ぐらいは、毎年の点検を受けて、それを付け替えというか、設備を更新しておかなければいけないものが開業以来1度も更新されていなかったということが明らかになって、それでは万が一の備えとして、せっかくオープンしたのに何か事故につながるようなことがあってはならない、その報告も受けておりまして、本来だからもう20年ぐらい前に1度は替えられておけばよかったものが替えられてもいなかった、交換されてもいなかった、オーバーに言うとびっくり仰天するような、そういったような整備のありようであったということも現実でございまして、ここも何日間かご不自由をおかけしたのですが、そこに目をつぶって、安全を二の次にしては断じていけないだろうと、だからお金もかかるし、何日間かの休業もしなければいけないということで、そのように対応したという事実系でございます。それら合わせまして、先ほども申しましたが、様々な部分でこれまで気づいていなかった、あるいは思いをはせてくることができなかった部分もしっかりと我々が今後より魅力的でお客様に愛されるスキー場となっていくように努めていくことに尽きるのだろうと思っております。ほかにも改善を要するであるとか、よりよくするために配慮しなければならないことを含め対応してまいりたいと思いますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 市長のおっしゃるように、市民に愛される施設であるべきだろうと思います。  ロッジの食堂の関係で、麺類が何もないというふうなお話なのですが、これ麺類を置かない理由というのは何かあるのですか。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) 今シーズンは、新型コロナウイルス対策ということでお客様の滞在時間をあまり長くならないようにというところがありまして、まずはそもそも席数を減らした対策と滞在時間をなるべく短くしたいというところでメニューも限定してやっておりまして、そういった一環で今シーズンは麺はやらない、あとメニューもかなり絞ったというところでやらせていただいておりました。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) ラーメンというか、メニューを減らしたから、要するに滞在時間が短くなって、そういう理屈ですか。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) この話自体私も聞いたときは、果たして麺がなくなって早くなるのかとは思ったのですが、それがやはりそういったところにつながるというふうな判断があったのと、あと最初からではなかったのですが、テイクアウトのできるメニュー、これを中心にというところもございまして、そのような状態になったというところでございます。
    ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) いずれにしても、スキー場行って、食堂行けばラーメンとそばぐらいは定番になっていますので、その辺も考えて、来シーズン可能であればそういう要望も出ていますので、お考えいただいて、メニューに加えていただくということでひとつよろしくお願いいたします。  それで、スキー場のフルシーズンの利用ということで、恐らく何年も前からそういう話はいろいろ出ているのですが、フルシーズンでやはりやることによって、当然集客できるのですが、胎内のスキー場自体がそれに向いているか、向いていないかということになるのでしょうが、今いろんなやはり時代の流れでスポーツ、レジャーですか、そういったものも増えています。正直言っていろいろなものが出ていますので、そういったことで、前はグラススキーとかしかなかったけれども、今いろんなの出ていますので、そういったものを1回コンサルに見てもらって、この山はこういうのできますよとかいった、そういうかけたらどうですか。コンサルかけて見てもらったら。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) どのようなコンサルがあるかも含めて調べながら、やはり専門的に見ていただいたということは今まであまりなかったのかなというふうに思いますので、またそういったところは検討させていただきたいと思います。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) やはりそれこそ今話したように、レジャー関係の恐らくプロはいると思うので、こういった山であればこういうレジャーはどうですかというのもあると思うので、一回やはりそういうのを見てもらって、相当数の金はかかるでしょうが、もし可能であればそういったものを考えていただくということはひとつよろしくお願いをいたします。  それで、ホテル関係なのですが、合併前の旧黒川村の話して悪いのですが、ホテル自体の市民に対する割安感というか、市民に対して還元って言葉悪いかな、格安で例えば泊まれるプランとか、そういったのが旧黒川村時代はあったのです、正直言って、限定的に。そういったのをやることによって施設自体が市民にも愛されるということで、市民も活用すると思うのです。そういうとこで口利きなっていろんなほうへ話は飛ぶと思うのですけれども、今のホテルはそういうのをやっていないとは思うのです。もし今後そういった市民限定で格安プランということをできるかできないか、それをちょっとお伺いします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。  実は同様のご質問は前にもいただいたことがありまして、答えが異なるところは正直ないというのが率直な思いです。と申しますのは、今現在指定管理料が7,000万円程度の赤字であり、当時であっても、恐らく指定管理ということではなかったと思うのですけれども、そういう状態であると。そういう状態のときに割引を行って、ますます経営を悪化させると、赤字を累積させるというようなことになってはいけないということ、ここは十分留意しておかなければいけないと思っております。市民にまた改めて知っていただいて、そしていい意味で広告宣伝にも携わってもらえるような、そういう意味合いでは議員の言われるようなことも考えてまいりたいと思っているわけでございますけれども、それは少し段階が異なって、いやいいほうに好転してきましたね、だからそういうことも考えていけますねという余裕が出てくれば、それはもちろんやぶさかではないわけで、望ましいことではないかなと、かように思います。ともするとやはりそういったことを抜きにして、経営という感覚を少しおろそかにしてやってきたという部分は否めないのではないかなという、そういうものもございます。だから、何とかいい方向に転換して、市民の方々その他に割安でご利用いただける市民優待の日というようなものが設けられる、そんな日が来たらいいなというふうに思いながらということになろうかと思います。  そして、必ずしもそれと連動するわけではないのですけれども、観光その他のところを考えると、やはり今回のクラウドファンディングに関してもそうなのですが、調べてみると市民の方々からお寄せいただいたものが37%程度、市外の方々から7割近くお寄せいただいている。すべからく観光その他というのは市民の方も市内の施設を利用するということもあるし、お出かけをして利用するということがある。観光がやはり活況であるということのためには、多くの市外の方々、この域外の方々が訪れてくれて初めて盛り上がって、活況につながっていくという、そういう側面を見失ってはならないと思っております。ただただ繰り返しですが、議員の言われるようなサービスをして、割安にご利用をいただけるような、そんなことができたら、それは一つの理想的な形なのだろうと、そういうことができたらとても喜ばしいことであるということ、そのことを願いながら胎内リゾートにも経営に当たってほしいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 市長のおっしゃるとおりそういうふうな好転すれば一番いい話ですけれども、ひとつよろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。次に、小中学校のスキー授業について伺います。積雪寒冷地における伝統的、代表的なスポーツであるスキー人口が近年減少傾向にあり、その大きな原因として学校体育におけるスキー学習の実施率が低下していることが原因であるとの見方もあります。日本のスポーツ普及が学校を基盤として発展してきたことを勘案すれば、長期的に見た場合、学校体育におけるスキーのみならず、広くスポーツ自体の盛衰にも影響を及ぼす可能性があります。スキー授業は、子供たちの心身の成長を促すだけでなく、生涯にわたって運動に親しむ資質、能力の育成、ひいてはスキー場の活性化が地域経済にも大きく貢献するなどなくてはならない学習であると思います。スキー授業は、学習指導要領において自然と関わりの運動指導で学校や地域の実態に応じて積極的に行うことと明記されていますが、胎内市ではこの学習指導要領を踏まえ、どのように指導しているのか教育長にお伺いします。 ○議長(天木義人君) 中澤教育長。               〔教育長 中澤 毅君登壇〕 ◎教育長(中澤毅君) ただいまの小中学校のスキー授業についてのご質問にお答えいたします。  議員言われるように、小学校及び中学校の学習指導要領では諸条件の整っている学校に対して雪遊び、スキー等の自然との関わりの深い運動の指導を奨励しております。これを受け、当市においては降雪地という自然条件及び県内有数の施設である胎内スキー場が整備されておりますことから、積極的に雪遊びやスキーなどの授業を行っている次第であります。具体的には全ての小学校において低学年ではそり遊びを、中、高学年ではスキー授業を行うなど全学年で胎内スキー場を利用して行っております。中学校においても4校のうち2校が1年生、ほかの2校は1、2年生がスキー授業を行っているところでございます。地域の環境や自然への理解、生涯スポーツへの接続などのためにも学校体育での雪遊びやスキー授業等は重要であるという認識の下、今後もその充実を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 昨シーズンは少雪で雪がなくて、当然スキー場は1日も運営できなかったのですけれども、今回は今回でコロナ禍の中で課外授業も恐らく大変な時期ではあったのだろうとは思いますが、今年度、今シーズンについては各学校が全部スキー授業をやったことでよろしいですか。 ○議長(天木義人君) 佐久間学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐久間伸一君) お答えさせていただきます。  本年度全ての小学校全学年、そして学年は異なりますが、全ての中学校でスキー授業等を実施いたしました。  以上であります。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 先ほど教育長のほうから、諸条件がそろえばという話なのですけれども、以前ではスキー授業をやる学校とやらない学校があったように記憶しているのですが、そういうことで、それはですから諸条件というか、その学校の例えば管理者、校長先生の判断でやるやらないというのは決まるのですか。 ○議長(天木義人君) 佐久間学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐久間伸一君) 小野議員おっしゃるとおり、一昨年度までは中学校のうちやっている中学校とやっていない中学校がございました。以前から全ての中学校でというようなお話もありましたので、教育委員会としても各中学校のほうに働きかけをさせていただいた中で、今年度全ての中学校で実施されたというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。  以上であります。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 先ほど来スキー場の話ばかりで申し訳ないのですが、それこそ胎内市にはこういったすばらしいスキー場があるわけですから、いろんなスキーの道具とか課題は多いと思うのですが、できればせっかくある施設ですので、学校の皆さんには同じ条件の下でそういうやはりスキー指導をやってもらおうというようなことで、今後もできれば全学校、全学年でスキー授業をやれるような、前向きな姿勢でひとつお願いをしたいと思います。校長先生のそれこそ好き嫌いだとか、そういうのもあるかもしれませんけれども、できれば市として教育委員会自体が音頭を取って、積極的にそういうスノースポーツですか、そういったものはスキーでなくてもスノーボードもそうなのですが、そういったものを指導というか、推進していくということでひとつよろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。続いて、スマート農業の転換について伺います。日本の農業にはたくさんの問題があります。離農や高齢化による担い手不足、食料自給率の低下、耕作放棄地の拡大、海外の安価な農産物の輸入による影響など多岐にわたります。これらの問題から農業は、衰退産業だと思っている人も少なくありません。いまだに3K、きつい、危険、稼げないのイメージも強く残っています。農業は肉体労働、いわゆるブルーカラーのイメージが強いという人が多いと思います。実際体を動かす作業も多くあります。当市の農業従事者は減少の一途をたどり、平均年齢も高い状態が続いております。昨今テレビや新聞等では、ロボットなどを活用するスマート農業が話題となっています。自動運転のトラクター、ドローンによる農薬散布、天候、風速、土の中の水分量など各種センサーによる計測等、様々な形のスマート農業があります。スマート農業は、農作業の省力化、農作物管理の効率化、農業技術の継承などを進め、農業の担い手不足、農地の集約、農業の大規模化に対応できるとしています。都道府県レベル、市町村レベルでも様々な取組が行われています。最先端のスマート農業ではなくても、何か1つでも導入的できたならば、省力化、効率化ができ、増え続ける休耕地も再び農地として使用されるということも可能ではないかと考えます。導入する場合、決して安いものではないでしょうが、希望と意欲を持って営農を続けるための有効な手段の一つではないかと感じています。そこで、胎内市ではスマート農業の導入についてどのようにお考えかお伺いいたします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまのスマート農業への転換についてのご質問にお答えいたします。  スマート農業につきましては、ロボット技術による作業の自動化や作業情報、生育状況に関するデータの蓄積、共有、活用などにより農作業の省力化や効率化、担い手不足の解消など農業分野における様々な課題解決に資するものと捉えておりまして、議員ご指摘のとおりの認識を持っております。市といたしましても、この普及、啓発を図るため、今年度は市の事業でスマート農業導入支援枠を設け、補助を行ったほか、認定農業者に対する現場ニーズの調査やそのニーズを満たす技術を持つ企業とのマッチングの試み、認定農業者会が主体となったスマート農業製品紹介DVDの制作及び会員への配布に対する協力、新発田地域スマート農業推進協議会と協力した大長谷集落でのドローンによる病害虫防除研修会などを実施いたしました。  今後も現場ニーズの把握に努め、農業者の要望や取組内容に応じた補助事業の活用について提案しつつ、スマート農業の普及につなげてまいりたいと思っております。市内の農業者、法人の中にも先駆的に取組を始めていこうと鋭意取り組んでいる法人等もありますので、そういった法人に対する支援、それからそこでの成功事例などを多くの農業経営体の方々に広めていくなども併せて行っていくことでそういった取組、機運が広がっていくということを目指してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) スマート農業ですので、導入するにしてもやはりほ場、田んぼのことです。ほ場です。ほ場の整備が第一条件だと思うのです。それで、胎内市は全耕作の面積として数字分からないのですが、大分胎内市全部としてのほ場整備の終わっている割合というのでしょうか、全体に対する割合というのはどれぐらいあるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 全市内の水田のところの7割を超えているという状況でございます。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 7割ですね。7割超えているということで、これについては例えば中山間地とか平場あるのですが、それ比率はどのぐらいですか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 比率まで私もちょっとはっきり数字は覚えていないのですけれども、中山間地においては、場所的に言いますと鼓岡と熱田坂のところと須巻地区が既に終わっているという状況でございまして、今後は夏井、坪穴、川合地区が約100ヘクタール、鍬江地区においては40ヘクタールというところで今計画が進められているというところでございます。ほぼほとんど平場のところが終わっているような状況になっています。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 私も猫の額ほどの農家なのですけれども、実際黒川地区なのだけれども、課長分かるとおり、坂下の周辺なのですけれども、いまだかつて何十年来、ほ場整備の基盤整備の話出ても、なかなかまとまらないということなのです。今回も横道集落ですか、出ているような話ですが、あそこへ今度江端が入るか入らないかという話になっていますけれども、そういった部分でそれをまとめるには個々の当然意見なのでしょうけれども、土地改良区もそうですけれども、それ言ったらば、私は行政が積極的に、そういったスマート農業等もやるのであれば、そういったことについても積極的に関わって、ほ場整備とかそういったものをやはり指導するべきと思うのですが、指導って言葉悪いかな、そういうふうに推進するべきと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(天木義人君) 榎本農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎本富夫君) 確かにこれまでそこの地区は、やはり何回か計画が浮上したり消えたりというところは承知しております。そこには必ず市の担当も入っていたと思うのですけれども、去年あたりも今議員が言われるように、横道のとこで今計画が進められて、担当者も何度かお邪魔して、下江端の地域からも来ていただいているということでありますが、積極的に市がというところはないということはないかと思いますけれども、農業者と意見交換をしながら、そこはやはりやっていきたいということで考えております。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) やはり胎内市は基幹産業農業という話ししています。ほ場整備に関しては、やはり土地改良区もそうなのですが、全てが個人任せではなくて、3者一体となって進めなければ、なかなか前へ進まないと思うのです、恐らくこれは。前は個人負担もあったのですが、今個人の負担がゼロと、諸条件がありますけれども、もうそういったことになっていますので、だんだんやはり担い手が少なくなることによって、田んぼも集積しなければならないわけだ。集積するためには、やはりほ場がよくなければ集積できません。そういった部分で市のほうも積極的に関わってやはり進めていくべきでないかなというような気するのです。どうでしょう、市長。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。  議員の言われるところ、確かに一理あろうかと思います。ただ、農林水産課長も答弁させていただいたわけですが、ここでの問題は今までもずっと大規模化と、それから効率化、機械等で効率化を図ってきたと。しかし、需要に応じた供給となっているかどうかが大変難しいところでございますし、品質の向上と、それから売れる農産物といったところに、その目的にかなっているかどうかがこれからの時代はより求められてくるだろうという認識を強く持っています。決して、ですから大規模化、機械化を否定するものではないのですけれども、後継者問題、それから持続可能な農業の振興を図っていく上で、スマート農業で品質を向上させていく、あるいは一定の省力化を図る、これは大事ですし、あとは六次産業化であったり、まさに食料農業大学が目指しているフードチェーンのような、そういう視点がこれからはますます重要になってくるのではないかと考えております。そういったことを総合的に踏まえつつ、地域の方々それぞれの営農組織がどう考えるのか、情報などもしっかりお伝えし、自ら取り組むといったところをしっかりサポートしていくという流れになってこないと、なかなか行政だけが旗を振っていても功奏しないのではないかということ、それらを合わせながら、議員のご指摘も踏まえながらということになりますが、様々に我々自身も検討し、地域の方々、農業者の方々とより掘り下げたお話をさせていただこうと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) スマート農業やるにしても、今市長おっしゃったようにただではできないので、それなりのやはり経費かかりますので、そういったものを国なり自治体の補助というような形の中でやってもらって、前のほうに推し進めてもらうということでよろしくお願いをいたします。  次の質問に移ります。新型コロナワクチンの接種の、同じような質問で大変申し訳ないのですが、ひとつよろしくお願いいたします。次に、新型コロナウイルスワクチンの接種についてお伺いいたします。新型コロナウイルスは変異等を繰り返し、まだまだ未知のところがあります。このウイルス感染により3月9日現在までに感染者数が44万671人、亡くなられた方が8,299人となっています。国は、国民への新型コロナウイルスワクチンの接種により生命、身体、健康を損なうリスクや医療機関等への負担軽減、さらには社会、経済の安定につながることが期待されることから、今年前半までに対象となる全ての国民に提供できる数量を確保し、ワクチンが承認され次第速やかに接種が可能となるよう、接種の優先順位を踏まえ、接種体制の構築を進め、既に先月の17日から医療従事者には先行して接種を開始し、その後順次高齢者、基礎疾患を有する人、高齢者施設の従事者の順に接種を進めていくとしています。また、一部の市町村では高齢者への接種は4月の12日から開始されるという報道もあります。国は、新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種に関し、各市町村が高齢者に接種券を送付する時期を4月23日、胎内市なんかは3月末という話もしていましたが、国では4月23日を、これを標準として接種に近い時期を想定していますが、胎内市はどのようなスケジュールでワクチンを接種し、予定しているのかお伺いいたします。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) ただいまの新型コロナワクチンの接種についてのご質問にお答えいたします。  これまでの答弁でも申し上げておりますとおり、全市町村にワクチンが配分されるのは4月26日以降ということでございますが、まだワクチンの量については不透明であり、当市でいつから集団接種が可能なのかスケジュールをお示しすることができない状況でございます。なお、接種券や予診票は既に準備ができておりますので、国からの指示があり次第、対象となる年代の方々に順次発送し、予約を受け付けたいと考えております。  課題につきましても、これまでのご質問にお答えしたとおり医師や看護師の確保、無駄を出さないワクチン接種の方法、ワクチンの効果を適切に発揮するための接種スケジュールの設定、接種会場への来場が困難な方への対応など数々ありますが、これらの課題を一つ一つクリアにしながら、滞りのない接種ができるよう努めたいと思っております。  課題といたしましては今申し上げたようなことになるわけでございますけれども、かつて心配されていた感染リスクの低減効果がどれほどあるのかといった部分については、専門家の知見でかなり期待度が高いといった部分、それは安心材料になっている。その辺りを市民の皆様にしっかりとお伝えをし、ご理解をいただいて、接種率の向上を上げていくこと、これが大切であろうと思っております。何分ワクチンが届かない状況下では本当にもどかしい思いをしている全国の市町村があるわけでございまして、我々も当然そういう思いでございますけれども、しかし今申しましたようなことを含めワクチンが届いたら滞りなく、そしてしっかりと安心感を持っていただいて、市民の皆様に接種を受けていただけるような環境整備を整えることに尽きようかと思っております。様々シミュレーションなどを行い、想定外の事態も起こるかもしれないといったところ、それもできるだけ想像力を働かせながら、臨機応変に対応できるようにしていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 仮の話して悪いのですが、例えば今まだ納入される時期、そしてまだ納入の数量も分からないということですよね。仮に例えば二万五千何がしの対象者、接種対象いるのですが、これはやはり対象者に対して満額例えば薬を供給された場合、市としてはそれを、1回目の接種を2万5,000人の全員を対象にやるわけですが、それを全部やり終わるにどのぐらいの期間を要すると見込んでいますか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) そこまでちょっと計算はしていないのですけれども、一応接種の期間が来年の2月28日までに終わりなさいということになっておりますので、それまでに終わらせたいと考えています。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) 2月の二十何日終わりなさいという話ですよね。我々一般市民からすれば、受けたい人はできるだけやはり早くという部分あるのです。それで、私も話を聞いたのだけれども、来たから2月までにやればいいというものではないと思うのです、私は。やはり速やかにできれば、そういうシミュレーションやらなかったのですか、市のほうでは。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) しっかりと健康づくり課長からもう少し詳細に補足をさせていただきます。当然議員の言われるとおり2月28日というのは終了期限でございますので、そんなスケジュール感ではございません。昨日答弁申し上げましたとおり、大体9月までにぷれすぽ胎内で、6月以降9月ぐらいまでにぷれすぽ胎内集団接種の大宗を終えていきたい。個別接種についてはそれと並行できる部分もあるし、それから若干遅れる部分もあるけれども、どんなに遅くてもワクチン接種がこれ以上大幅に到着が滞らない限り、遅くても全ての方々に年内には終えていくような、そういうスケジュール感を持っております。もちろん前倒しで来て、それも合わせて例えばワクチンが届いて10月というあたりでほぼほぼ終わりましたということになれば、これはまずまず理想とするところに近いスケジュール感になってこようかなと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(天木義人君) 補足ありますか。  池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) ワクチンがもう潤沢にあったという話でしたね。すみません。  取りあえずは65歳以上限定で先行接種を始めて、それは2か月と3週間で終わらせるというようなスケジュールになっております。その後ぷれすぽ一応9月末まで借りておりますので、そこで集団をやりながらだんだん個別に流れていって、年内ぐらいで終わりたいというような、そんなもくろみでおります。 ○議長(天木義人君) 小野議員。               〔9番 小野德重君質問席〕 ◆9番(小野德重君) いずれにしても、国でもそれこそ薬の分捕り合戦やっているので、不透明なことよく分かります。しかしながら、コロナは終息させるためにはいち早くワクチンが一番有効なわけですから、先ほど仮定の話しして悪かったのですが、できるだけスピーディーに、早く終わるような形で接種を、やはり来て戸惑うようなことのないようにひとつお願い申し上げて、私の質問を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上で小野德重議員の質問を終わります。 ○議長(天木義人君) これで本日の日程は全部終了しました。  なお、次の本会議は明日午前10時から引き続き一般質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。  大変ご苦労さまでした。               午後 2時41分  散 会...