◎市長(吉田和夫君) おはようございます。本日ここに、第1回定例会
を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多用にもかかわらずご参集いただきましてありがとうございます。 これより新年度
の施政方針
を述べまして、皆様
のご理解
をいただきたいと思います。 さて、我が国
の経済情勢は、政府と日銀が大胆な金融緩和に踏み切ったことなど
を背景に円安株高方向に動いたことで、景気回復へ
の期待感が高まっているものの、依然として、地域
の経済活動や雇用情勢は深刻な状況が続いております。 そうした中、政府は、日本経済
の再生に向けて、新たな金融政策、財政政策及び成長戦略
を打ち出しました。 当市といたしましては、この国策に十分に呼応しながら、地域経済
の活性化に向けて、行財政運営に取り組んでまいりたいと考えております。 国政が大きく変動する中において、人口減少、少子高齢化社会
の進展など
を背景に、地方自治体
を取り巻く環境は依然として厳しい状況でありまして、先行きに対する不透明感は増してきております。 こうした中、市政運営におきましては、国
の動向
を注視するとともに社会
の変化にしっかりと対応し、住む
人が安心して暮らしていただけるよう、市民一
人一
人の声に耳
を傾けていきたいと考えております。 合併後8年目
を迎えるわけですが、地域
の将来
を見据えながら、議会と
の連携
を大切にし、直面している行政課題に対し積極的に取り組んでまいります。 それでは、私が進める施策
の大要について
説明申し上げますが、市政
を運営するに当たり、大きく3つ
の柱
を根幹に据え、事業
を展開してまいります。 1つ目
の柱である「安全に安心して快適に暮らせる地域づくり」について申し上げます。 初めに、子育て支援に関する取り組みについてでありますが、近年、少子化・核家族化や就労環境
の変化など
を背景に、子ども・子育て
を取り巻く環境にはさまざまな課題がある中で、安心して子育てができる環境
の整備や子育てに係る経済的な負担
の軽減
を図ること
のほか、子育て世代
を社会全体で支えていく視点が非常に大切であると考えているところであります。 まずは、その環境整備として平成26年4月
の開園
を目指して進めております中条地区保育園・幼稚園統合施設整備事業についてでありますが、これまで、基本・実施設計
を行う一方、旧本条小学校校舎
の一部
の解体撤去工事
を実施し、平成24年度末には建設工事に着手できる下地が整う見通しでございます。 新年度においては、いよいよ建設工事に取りかかることになりますが、将来
を見据えて望ましい子育てが永続的に推進されるよう、ハード、ソフト両面で充実
を期してまいりたいと思っております。 なお、施設規模といたしましては、昨年
の6月議会でも報告いたしましたが、当初計画
を見直して、最大260
人の子供
を養育できるよう設計しております。 また、ファミリー・サポート・センター等
の子育て支援施設につきましては、園舎と別棟で
の設置も考えておりましたが、管理面や騒音等
の環境及びコスト低減等
を総合的に勘案し、園舎内
のスペース
を活用することといたしております。 当該施設は、子育てに係る基幹的施設であることに鑑み、今後もさまざまなご意見やご要望
をお聞きしながら整備
を進めてまいりたいと思っております。 また、多子世帯
の負担軽減策として、第3子以降
の保育料軽減
の拡大に取り組みます。 ご承知
のように、市では、これまで、15歳未満
の児童が3
人以上いること
を要件に第3子以降に係る保育料
を無料としてまいりました。 しかしながら、必ずしも年齢制限に係る合理的理由が乏しいと
の判断から、新年度からは、一定
の所得制限
を設けつつ、その年齢制限
を撤廃
の上、第3子
の保育料
を無料としてまいりたいと考えております。 子育て支援に係る当該制度
の拡充は、県内
の他市町村に比較してもかなり手厚い支援策となり、ひいては、少子化対策として一定
の成果が上がること
を期待いたしております。 また、昨年度から制度
を発足しておりますファミリーサポート事業につきましては、核家族化と女性
の就労が増加してきている近年
の社会情勢に鑑み、保護者
の日常生活
の利便に資するという視点
を超えて、まさに、地域ぐるみで子育て支援
を行っていくこと
を基本理念として、今後も市民に広く呼びかけ
を行いながら推進
を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、教育環境
の向上に関する取り組みについて申し上げます。 「いじめ」や「不登校」、「体罰」など教育にかかわる問題が連日
のように報道されておりますように、今日
の教育
を取り巻く課題は山積しております。 「いじめ」や「不登校」は、当事者に深い傷跡
を残すもので、大人へ
の成長過程において多く
の問題
をはらんでおります。 引き続き、各学校において、人権が尊重される教育
の徹底や、悩みや不安、登校渋り、または学習意欲が落ちている児童生徒へ
の教育相談など、細やかな配慮とともに、常に危機感
を持って児童生徒に寄り添った的確な対応に取り組んでまいります。 一方、「体罰」は、法で禁止されていることはもとより、教育
の基盤となる児童生徒と
の大切な信頼関係
を根底から覆す行為であります。 教職員は、児童生徒
の表面的な言動に捉われることなく、その背景
を理解するよう努め、心情に寄り添い、根気強く最後まで解決へ導くことで、児童生徒は心
を開くものであり、決して体罰や力による指導では、児童生徒
の心
をつかめないこと
を再認識する必要があります。 今後も、運動部活動に限らず、日常
の教育活動において、児童生徒へ
の暴言、暴行、行き過ぎた指導が行われること
のないよう、校長会等を通じて教職員へ
の指導
の徹底
を図ってまいります。 また、今ほど申し上げましたこと
のほか、教育諸課題
の解決
のためには、関係機関が組織的に取り組むことに加え、家庭や地域と
の連携という視点が非常に大切であると認識しております。 その点、胎内市では、調和
のとれた人間
の育成
を目指すとともに、当市
の恵まれた自然や人的環境、文化施設等
の地域性
を重視した「地域と共に歩む教育」
の充実
を目指し、教育施策
を推進してまいりました。 地域住民が学校教育に組織的、計画的に参画することで、学校力は確実に向上します。 現に、ふるさと体験学習やキャリア教育、学校支援ボランティア、放課後子ども教室など数多く
の活動で地域住民
の力強い支えが力となっています。 こうした積極的な家庭や地域と
の連携は、社会全体
の教育力低下といった問題に対しても、解決
の突破口
を切り開いていくものと確信しております。 また、ふるさと
を愛し、誇りに思う児童生徒
の育成においても大きな成果
を生み出すものと考えております。 今後も「地域連携による学校力
の向上」
を目指し、効果的な参画体制ができるよう努めてまいります。 次に、施設
の環境整備として、統合学校給食センター建設事業について申し上げますが、平成27年4月
の開設
を目指して、まずは、平成24年度中に基本的な構想
を作成いたします。 新年度におきましては、建設場所となる新潟中条中核工業団地内
の用地
を取得するとともに、学校給食運営委員会
を始め、関係機関と協議しながら、基本設計、実施設計
を行ってまいります。 次に、生涯学習
の取り組みといたしまして、総合体育館建設事業について申し上げます。 昨年12月に開催いたしました全員協議会におきまして、議員
の皆様方に、胎内市総合体育館建設審議会
の答申内容
をご
説明いたしましたが、その後、黒川地区地域審議会及び胎内市スポーツ振興審議会におきまして答申内容
をご
説明いたしました。両審議会からは、総合体育館
の建設場所や体育館
の機能等について異論はなく、おおむね理解
を得られたものと認識しております。 以上
の経緯
を踏まえ、市といたしまして検討した結果、総合体育館
の建設地
を、答申
のとおり総合グラウンド野球場に隣接する「新潟中条中核工業団地」内とし、総合体育館
の規模・機能等についても、できるだけ答申
の内容に沿うよう建設してまいりたいと考えております。 新年度におきましては、用地取得及び当該施設
の基本設計、実施設計
を行ってまいります。 また、城
の山古墳に関する取り組みについてでありますが、出土した銅鏡など4点に関して新たに判明した事実が、去る1月に各メディアで取り上げられたことは、ご承知
のとおりであります。 来る3月3日に産業文化会館において開催される「第1回城
の山古墳シンポジウム」とあわせまして、市内
の皆様
を始め県内外からも注目
を集めているところであります。 このように学術的にも貴重な発見が相次ぐ城
の山古墳でありますが、引き続き国、県、指導委員会
のご指導
をいただきながら出土品
の整理保存作業
を続けるとともに、国指定史跡
を視野に入れながら報告書
の編集
を行ってまいりたいと思います。 また、現地におきましても地中レーダー探査
を実施するとともに、
説明看板等
の設置など
を考えてまいりたいと思います。 現在行っている整理保存作業は、なお数年かかるものと見込んでおりますが、今後も新たな発見がありましたら順次公開するとともに、引き続き新年度においてもシンポジウム
を開催するなど、市民
の皆様や考古ファン
の期待に応えながら胎内市
の活性化にも結びつけたいと考えております。 続きまして、健康・福祉・医療
の充実に関する取り組みについて申し上げます。 初めに、高齢者等に係る福祉施策についてでありますが、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみで構成される世帯は年々増加し、中でも近くに身寄りがなく、緊急時に親族
の対応が困難な方が増加していることが憂慮される状況となっております。 このような状況に対応していくためには、さらなる要援護高齢者に対する支援策
の充実
を図り、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、引き続き地域
の支え合い事業に取り組んでいく必要があると認識しております。 新年度におきましては、新たに対象となる世帯に、救命ホルダー「胎内たすく」や救急医療情報キット
を配布するとともに、新たに集落等で支え合い活動
を立ち上げる先進的な取り組みに対し、補助金
を交付する制度
を設けたいと考えております。 また、認知症高齢者
の急激な増加が全国的に大きな課題となっているわけですが、当市でも65歳以上
の方
の約13%に認知症
の症状が見られるという現状であります。 平成24年度から国
の補助事業
を活用し、「認知症施策総合推進事業」として、認知症
の方及びその家族に対する医療及び介護
の連携強化並びに支援体制
の強化
を図るため
のさまざまな実践
を展開しているところですが、新年度はさらに事業内容
を充実させて、認知症施策
を総合的に推進してまいりたいと考えております。 以上
のほか、高齢化
の進展とともに介護認定者も増加
の一途
をたどる現状にありますことから、高齢者
の自立促進、介護予防など
の施策
を総合的に推進するとともに、民間事業者による居宅介護サービス施設等
の整備
を促進してまいりたいと考えております。 なお、さきに議員
の皆様にもご
説明いたしましたとおり、民間事業者が西条町地内において、本年8月
の開所
を目指して、36
人定員
のショートステイと20
人定員
のデイサービス施設
の建設に係る諸手続き
を進めているところでありますし、市から要請した居宅介護支援事業所
の開設についても準備
を進めていただいているところであります。 また、築地地内において昨年10月に開所しました地域密着型特別養護老人ホーム「胎内まごころ
の里」に併設する形で、ショートステイ
を建設したい旨
の申し出
を受けております。 介護認定者等
の状況
を見据えながら、より充実した介護保険サービス
の提供が図られるよう介護基盤
の充実に努めてまいりたいと考えております。 次に、障害者福祉施策についてであります。 新年度から、これまで
の障害者自立支援法が改正され、難病患者等へ
の支援も補うべく障害者
の範囲
の拡大などが盛り込まれた、いわゆる「障害者総合支援法」が施行されます。 市では、制度
の改正に適切に対応しつつ、各種福祉サービス
の提供や地域
の実情に応じた地域生活支援事業
を実施してまいりたいと考えております。 とりわけ、地域生活支援事業
の中で、提供される福祉サービス
をきめ細かに実施していくためにも、相談支援が大切な役割
を担うこととなりますので、さらなる充実
を期して、障害
のある方
の自立した日常生活と社会参加
の促進
を図ってまいりたいと考えております。 次に、医療・予防施策について申し上げます。 国民健康保険事業における特定健康診査及び特定保健指導についてでありますが、ご承知
のとおり、特定健康診査等につきましては、メタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病
の発症や重症化
を予防すること
を目的として実施しておりますが、残念ながら、受診率は年々減少傾向にあります。 こうした状況
を踏まえ、平成25年度から
の第2期計画では、未受診者対策
をさらに強化し、特に経年的未受診者に対し家庭訪問や電話等による受診勧奨
を行うことにより、受診率
の向上
を図ってまいりますし、同時に、メタボリックシンドローム該当者及び予備群
の減少に向けて、より実効性
のある保健指導に取り組んでまいります。 疾病予防対策といたしまして取り組んでおります各種がん検診につきましては、受診率
のさらなる向上
を図るため、特に働く世代
のがん検診
の受診率
を高め、生活習慣病予防
の取り組み
を充実させるべく企業と
の連携
を強化することとあわせて、感染症対策として、定期
の予防接種
を推進するほか、従来
のインフルエンザワクチン
を始めとする任意接種に対する支援に加え、新年度からは75歳以上
の肺炎球菌ワクチン接種についても助成
を行ってまいりたいと考えております。 また、体や気持ち
の健康づくりにおける大切な視点である元気づくり対策としては、ウオーキングや食事会等も取り入れた体験型
のプログラム
を盛り込みながら、参加者同士
の交流を通じて、市民
の皆さん
の触れ合いや分かち合い、生きがいづくり
を支援してまいりたいと考えております。 以上
のほか、昨年12月に竣工した黒川地区総合福祉センターにつきましては、訪れた
人が、にこにこと笑顔になり、楽しんだり、らっくり過ごしたりしながら幸せになること
を願い、施設
の名称
を「にこ楽・胎内」と定め、4月から供用
を開始いたします。 同施設は、ほっとHOT・中条同様、市民参画による総合的な健康づくり活動
の拠点となること
を目指しておりますが、今後は黒川地区からも元気
をどんどん発信することで、市民全体に交流や触れ合いが広がり、なお一層
の「健康」や「元気」が生み出されていく成果
を期待するところであります。 続きまして、防災に関する取り組みについて申し上げます。 東日本大震災以降、国においては災害対策基本法
の改正、原子力規制委員会設置法等
の制定、中央防災会議
の「防災対策推進検討会議」最終報告等
を踏まえ、平成24年9月に防災基本計画
の修正が行われたところであります。 こうした国
の動きに基づき、昨年、県では中越沖地震や東日本大震災
を踏まえた新潟県地域防災計画
の修正・第1弾が行われ、引き続き同計画
の修正・第2弾が、平成25年3月下旬
を目途に進められております。 胎内市地域防災計画につきましては、県
の防災計画と
の整合
を図りながら平成24年度中に修正案
を取りまとめ、新年度
の早い時期に公表したいと考えております。 また、防災拠点
の整備として、市役所本庁舎
の耐震化工事に着手いたします。 この耐震化に当たりましては、施工時における来庁者へ
の行政サービスに対する影響やコスト等
の検討
を重ねた結果、おおむね建物外側
の施工だけで補強が可能な「ピタコラム工法」
を採用することといたしました。 既に実施設計ができ上がっておりますので、本年中には工事が完了するものと考えております。 さらに、国
の緊急経済対策予算
を活用し、大長谷地区に防災拠点となる施設
の整備
を推進してまいります。 施設
の概要といたしましては、堅牢な構造で、消防・防災用車両や資機材等が収納でき、待機室、更衣室等
のほか、地域住民
のため
の備蓄倉庫や広間
を備えるなど
の避難場所となり得る機能
を持たせるもの
を想定しております。 続きまして、環境に関する取り組みについて、再生可能エネルギー導入促進に関して申し上げます。 初めに、市
の取り組みといたしまして、一般家庭向け
の住宅用太陽光発電システム設置補助についてでありますが、再生可能エネルギー活用
の意識が高まってきたこともありまして、新年度におきましても省エネルギーや自然エネルギー
の利活用といった住民
の地球温暖化抑制
のため
の意識高揚に向け、支援
を継続してまいります。 また、現在、県と県内市町村
の共同で、それぞれが所有する公共施設
の屋根
を太陽光パネル
の設置場所として民間事業者に貸し出す「屋根貸し」事業に取り組んでおりまして、当市では塩
の湯温泉施設
の屋根
を貸し出す予定としております。 それにより、県内における太陽光発電
の導入が一層加速されるものと考えております。 一方、民間企業
の動きといたしましては、昨年、船戸地内にメガソーラー施設が建設されたことは記憶に新しいと思いますが、加えて、関沢地内
の市有地である通称「嘉平山」に設置したいとする企業がありますことから、今後、地元集落等へ
の説明会
を行い、同意
を得た上で進めてまいりたいと考えております。 このように、県や民間企業などと連携しながら、再生可能エネルギー
の導入
を推進してまいりたいと考えております。 続きまして、社会資本整備に関する取り組みについてであります。 まず、大型プロジェクトとして進めております中条駅西口整備事業についてでありますが、これまで中条駅西口周辺整備基本構想
を策定し、全体的な駅周辺
の条件
を整理
の上、関係機関と協議してきたわけでありますが、新年度は、JR東日本と橋上駅舎や自由通路
の設計等に関する協議
を行うとともに、駅西口広場
の用地確保
を行ってまいります。 そのほか、新年度
の取り組みとして、市道整備では、中条・胎内線
の道路改良工事
のほか、24カ所
の工事
を予定しております。橋梁に対しましては、これまでに行ってきた点検結果
をもとに、修繕計画
を策定し、効率的な維持管理と予防保全
を推進してまいりたいと考えております。 また、水道事業につきましては、公共下水道事業
の計画にあわせ、中条、塩津、城塚地内
の配水管
の移設工事
を実施するとともに、水道管整備
の重点課題であります石綿管及び老朽管更新事業として、東本町、若松町、長橋、夏井、栗木野新田、坪穴地内
の配水管
の取替工事
を実施いたします。 加えて、乙地区
の赤水対策として、並槻浄水場
のろ過池
の改良工事
を実施いたします。 なお、水道水へ
の放射性物質
の影響
を監視するため、引き続き検査
を行い、安全・安心な水道水
の供給に努めてまいりたいと考えております。 公共下水道事業につきましては、引き続き塩津、城塚、羽黒、中条地内等で管渠工事
を進めてまいりますし、2カ年
の継続工事であります中条浄化センター長寿命化工事
を実施してまいります。 市民
の皆様
の快適性・利便性
の向上に向け、これら
の各種整備
を進めてまいります。 そのほか、生活環境
の向上に関する取り組みといたしまして、さき
の定例会において
説明いたしましたとおり、船戸集落墓地に隣接する市有地に市営墓地
の整備
を計画しております。 現在は、船戸集落
の住民や土地隣接者から理解が得られるよう
説明会
を開催するなど、平成27年度
の供用開始に向けて準備
を進めているところであります。 新年度は、現地調査及び測量設計
を行ってまいりたいと考えております。 続きまして、市政
を進める上で
の2つ目
の柱であります「活力
を創出する環境づくり」について、初めに地域産業
の振興に関する取り組みから申し上げます。 まず、地域農政
の推進に関する取り組みについてでありますが、昨年暮れ
の政権交代により、政府は「攻め
の農林水産業」
を展開し、高付加価値化や農商工連携強化により競争力
の強い農業
を目指すとしております。 その中で、戸別所得補償制度は、名称
を「経営所得安定対策」に改称するものの、新年度は、現場
の混乱
を避けるため基本的な枠組みは現行
の制度
を維持しながら、再来年度に向けて農業
の多面的機能
を評価した「日本型直接支払」や「担い手総合支援」など
の、新たな制度設計が進められております。 このような状況
を踏まえ、市といたしましては、担い手へ
の農地集積や農産物
の品質
の向上
を推進し、経営所得安定対策による農業者
の所得確保に取り組むとともに、国
の政策動向
を注視しながら、力強い農業
の実現
のため農業関係機関と連携
を強化してまいりたいと考えております。 なお、現在進めております「
人・農地プラン」
の策定状況につきましては、昨年末に22地区においてプランが完成し、平成24年度末までにはさらに10地区が完成する見込みでありまして、引き続き地域農業
の再生に向け、プラン
の策定
を推進してまいりたいと考えております。 次に、甘草栽培
の推進に関する取り組みであります。 平成24年度は、事業展開した「メイヤーズティー」プロジェクトを通じて、胎内市が国産「甘草」
の産地化に取り組んでいるということ
を広く知らしめ、また、甘草とはどのようなものな
のか
を市民
の皆様に理解し、親しんでいただくということに一定
の成果
を上げることができました。 新年度においては、本格栽培が開始されますので、安定的な収量
を確保できる栽培技術
の確立に向けて、砂丘地園芸振興補助金等
の支援策
を講じるとともに、関係者一丸となって生産者
の支援
を行ってまいります。 また、生産者が安心して栽培に取り組めるよう地域ブランド
の確立にも引き続き取り組んでまいります。 おかげさまでメイヤーズティーは、モニターや地域
の茶の間等で好評
をいただき、購入
を希望する声が多数寄せられたところであります。 それ
を受け、新年度は販売品
の開発
を行うとともに、「甘草で健康
をつくるまち、胎内市」
をブランドイメージとするべく、保健・福祉・生涯学習といった関連分野と連携した動き
を展開してまいります。 次に、農業基盤
の整備についてであります。 ほ場整備事業につきましては、国
の補正予算により、県
の事業費が大幅な上乗せとなったことから、事業計画
の前倒しが図られております。 まず、本条地区におきましては換地と道路台帳
の最終的な調整・整備
を行い、平成25年度をもって事業
を完了する予定でありますし、築地地区と柴橋地区につきましては、繰り越し分も含めて、暗渠排水と道路工事
を完了し、換地
の作業にも取りかかることとしております。 あわせて、それぞれ
の地区にある、堀川と旧柴橋川
の改修工事にも着手し、3カ年
を目途に、整備
を進めてまいります。 次に、松くい虫被害対策についてであります。 海岸保安林は市民生活
を暴風や飛砂から守り白砂青松
の景観
を形成するなど、重要な役割
を果たしてきておりますことから海岸林
の保全と松原再生事業
を重要課題
の一つと考えているところであります。 新年度におきましても松くい虫被害
の終息化と松原再生に向けて、保安林110ヘクタール
の航空散布防除
を行うとともに、被害木
の伐倒駆除、樹幹注入、破砕処理等
を計画的に実施いたします。 また、海岸部
の保安林等
の再生につきましては、県と連携し、植林
を進めるとともに、地元企業による「企業
の森づくり活動」等
の協力
をいただきながら取り組んでまいります。 続きまして、商工振興に関する取り組みについてであります。 初めに、貸付事業についてでありますが、地方産業育成資金貸付金及び中小企業育成資金貸付金
の運用に係る、制度融資指定金融機関へ
の預託
を実施するとともに、各種融資に伴う信用保証料
の全額補給
を新年度も継続いたします。 また、市内で
の消費拡大及び商店街
の活性化
を図るため、商工会が実施いたしますプレミアム商品券発行事業に対して、新年度は、昨年度より800万円
を増額して助成
を行う予定でありまして、国
の緊急経済対策と
の相乗効果等も期待しているところであります。 次に、観光振興に関する取り組みについてであります。 胎内市には、多種多様で魅力的な観光スポットがあり、これら地域資源
を生かした観光振興は、まちづくり
の重要な柱となっております。 平成24年度においても櫛形山脈・飯豊連峰トレッキングツアー、奥胎内ダム見学ツアー、阿賀北食
の堪能会、乙宝寺おまんだらツアーなど胎内市特有
の地域資源
を活用したツアー
を実施したところであります。 新年度は、平成26年度に開催される全国規模
の観光キャンペーンである「新潟デスティネーションキャンペーン」
の前年度に当たることから、胎内市
の観光資源
を生かした新たな観光企画ツアー
の開発
を市・観光協会・市内事業所と連携しながら進めるとともに、体験・着地型観光ツアーメニュー
の充実
を図るべく、体験型観光
の企画者やインストラクター、観光ボランティア等
を育成していくなど中長期的な観光まちづくり
を進めてまいりたいと考えております。 また、市では、平成20年度に胎内市観光振興ビジョン
を策定し、「食
の胎内ブランド
の強化、消費販売機会
の拡大」や「中条エリア
の食
の魅力発信」
を地域活性化戦略
の核として位置づけしております。 その中で、市内
の飲食店・菓子店・米粉関連企業・商工会・農協や一般市民などが参画した「たいない食
のわいわい会議」
を中心に、米粉について
の情報共有・発信
の強化
を図り、市内飲食店・菓子店で
の米粉メニューや取扱店
の拡充
を進めてまいりました。 新年度も胎内市
の貴重な地域資源である「米粉」
の普及促進
を図るため、「米粉フェスタinたいない」など関連イベント
の開催やホームページ等
を活用した情報発信を通じて、「米粉
のまち・胎内市」
を全国に向けてPRしてまいりたいと考えております。 次に、胎内リゾート改革に関してでありますが、平成24年度末までに策定する予定であります「第2次胎内リゾート活性化マスタープラン」に基づき、自立再生へ
の取り組み
を進めているほか、株式会社胎内リゾート
を始めとするエリア内
の経営事業者と連携しながら、胎内リゾート
の活性化
を図ってまいりたいと思いますので、議員
の皆様
のご支援・ご理解
をお願いいたします。 次に、樽ケ橋エリア活性化に関する取り組みについてでありますが、現在、樽ケ橋エリア活性化検討委員会において、周辺整備
の基本構想である「樽ケ橋エリアグランドデザイン」
をもとに、今後
の活性化
の方策などについて、官民協働による協議
を進めているところであります。 その中で、今後
の取り組みとして、このエリア内
の施設関係者など
を集めた情報交換会
の実施と、並行して来訪者に対するアンケート調査
を行う予定でありまして、その結果、得られた意見や課題について、可能なものから実行してまいりたいと考えております。 まずは、その前段として、樽ケ橋河川公園において、この春に県・観光協会と
の協働で「樽ケ橋エリア春
の味覚イベント」
を開催する準備
を進めているところであります。 いずれにいたしましても、関係機関と
の連携
のもと検討
を重ねながら樽ケ橋エリア
の活性化
を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、雇用対策に関する取り組みについてであります。 市では、市内における労働力
の確保と雇用
の安定及び拡大
を図るため、「胎内市雇用促進協議会」
を設置しているところであり、平成24年度は、この協議会において、市内約160事業所へ
の雇用状況
のアンケート結果
の報告、協議会
の各委員から
の状況報告や雇用
の現状等
の情報交換
を行ってまいりました。 そのほか、本年2月には、ハローワークと共同で、企業向けに「地域雇用開発助成金制度」等
の説明会
を、求職者向けには「求職者支援制度」・「公共職業訓練制度」など
の就職支援に関する
説明会
を開催したところであります。 新年度におきましても、今回
の説明会
の結果
を踏まえた上で、適宜、協議会
を開催し、官民一体となり、当市
の雇用拡大に向けた方策
を検討してまいりたいと考えております。 続きまして、国際交流
の取り組みについてであります。 友好都市協定
を結んでいる中国黒龍江省綏化市と
の交流についてでありますが、諸般
の事情により綏化市へ
の訪問団
の派遣
を延期しておりますが、新年度はぜひ実現し、両市間
の相互理解と交流
を推進してまいりたいと考えております。 また、姉妹都市提携
を結んでおりますアメリカ・イリノイ州カーボンデール市と
の交流につきましては、子供たち
の国際感覚
の醸成
のために、中学生
を対象として海外体験学習事業
を引き続き実施したいと考えております。 続きまして、企業誘致
の推進に関する取り組みについてでありますが、企業誘致は、雇用創出や地域経済
の活性化に即効性が期待できるとともに、定住促進にもつながる重要な取り組みであると考えております。 企業立地
を取り巻く環境は、長引く景気低迷
の影響から依然として厳しい状況が続いておりますが、引き続き関係機関と連携しながら、情報発信や需要
の掘り起こし
を行うなど積極的な誘致活動
を継続してまいりたいと考えております。 続きまして、3つ目
の柱であります「健全な行財政運営に基づくまちづくり」について申し上げます。 市
の行政改革は、平成24年に策定した第2次行政改革大綱に基づき、市民
の視点に立った行政運営
を推進するとともに、健全な財政基盤
の確立と効率的な質
の高い執行体制
の整備
を目指しまして、鋭意取り組んできているところであります。 昨年10月、具体的な取り組み指針
を盛り込んだ「第2次行政改革大綱実施計画」
を策定したところでありまして、今後、その取り組み項目について点検と進行管理
を行うことで、着実に行政改革
を進めてまいりたいと考えております。 また、行政改革
の一環として、公共施設
の管理運営において民間活力
の導入
を図るということも必要な取り組みであると考えておりまして、新年度からは新たに、胎内自然天文館ほか7施設について、その管理運営
の一部
を民間事業者に委託することにより、行政サービス
の向上及びコスト削減並びに適正な職員
の定員管理
を図ってまいりたいと考えております。 以上、新年度
を迎えるに当たり、私
の施政方針
を述べさせていただきました。議員
の皆様には、より一層
のご理解とご協力
を賜りますよう、お願い
を申し上げます。
○議長(渡辺宏行君) 以上で施政方針
の説明を終わります。 お諮りします。ここでしばらく休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、11時20分まで休憩いたします。 午前11時08分 休 憩 午前11時20分 再 開
○議長(渡辺宏行君) 休憩前に引き続き会議
を再開します。
△日程第6 議第 1号 平成25年度
胎内市一般会計予算 議第 2号 平成25年度
胎内市国民健康保険事業特別会計予算 議第 3号 平成25年度
胎内市後期高齢者医療特別会計予算 議第 4号 平成25年度胎内市
介護保険事業特別会計予算 議第 5号 平成25年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計予算 議第 6号 平成25年度
胎内市農業集落排水事業特別会計予算 議第 7号 平成25年度
胎内市簡易水道事業特別会計予算 議第 8号 平成25年度
胎内市公共用地先行取得事業特別会計予算 議第 9号 平成25年度胎内市
観光事業特別会計予算 議第10号 平成25年度
胎内市地域産業振興事業特別会計予算 議第11号 平成25年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算 議第12号 平成25年度
胎内市公共下水道事業会計予算 議第13号 平成25年度胎内市
水道事業会計予算 議第14号 平成25年度
胎内市工業用水道事業会計予算 議第15号 平成24年度
胎内市一般会計補正予算(第6号) 議第16号 平成24年度
胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議第17号 平成24年度
胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議第18号 平成24年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 議第19号 平成24年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号) 議第20号 平成24年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第4号) 議第21号 平成24年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号) 議第22号 平成24年度
胎内市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 議第23号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準
を定める条例 議第24号 胎内市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準
を定める条例 議第25号 胎内市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部
を改正する条例 議第26号
胎内市都市公園条例の一部
を改正する条例 議第27号 胎内市移動等円滑化
のために必要な特定公園施設
の設置に関する基準
を定める条例 議第28号 胎内市
特別職報酬等審議会条例の一部
を改正する条例 議第29号 胎内市職員等
の旅費に関する条例
の一部
を改正する条例 議第30号 胎内市税条例
の一部
を改正する条例 議第31号
胎内市国民健康保険給付準備基金条例の一部
を改正する条例 議第32号 胎内市
勤労青少年ホーム条例を廃止する条例 議第33号
胎内市社会体育施設条例の一部
を改正する条例 議第34号
胎内市スポーツ振興審議会条例の一部
を改正する条例 議第35号 胎内市
総合体育館建設審議会設置条例を廃止する条例 議第36号
胎内市立幼稚園条例の一部
を改正する条例 議第37号
胎内市立保育園条例及び
胎内市私立保育園措置児童保育料徴収条例の一部
を改正する条例 議第38号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例
の一部
を改正する条例 議第39号
胎内市国民健康保険条例の一部
を改正する条例 議第40号
胎内市新型インフルエンザ等対策本部条例 議第41号
胎内市保健福祉施設にこ楽・胎内条例 議第42号
胎内市道路占用料等徴収条例の一部
を改正する条例 議第43号 胎内市
清掃センター条例 議第44号
胎内市一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果
の縦覧等
の手続きに関する条例 議第45号
胎内市し尿処理施設運営事業基金条例 議第46号 し尿処理に関する事務
の受託について 議第47号 公
の施設に係る指定管理者
の指定について 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第6号
人権擁護委員候補者の推薦について 報告第1号 専決処分
の報告について(専第14号
下越障害福祉事務組合規約の変更について) 報告第2号 専決処分
の報告について(専第1号 新潟県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体
の数
の減少及び新潟県
市町村総合事務組合規約の変更について) 報告第3号 専決処分
の報告について(専第2号 損害賠償
の額
の決定及び和解について)
○議長(渡辺宏行君) 日程第6、議第1号から議第47号まで、諮問第1号から諮問第6号まで、報告第1号から報告第3号まで
の計56件
を一括議題とします。 本件について提案理由
の説明を求めます。 吉田市長。 〔市長 吉田和夫君登壇〕
◎市長(吉田和夫君) これより本議会に提案いたしました議案
の概要につきまして、
説明申し上げます。 初めに、議第1号から議第14号までは、平成25年度
の各会計予算についてお諮りするものでございます。 詳細につきましては、後ほど担当課長から
説明させることといたしまして、私
のほうからは、市
の財政状況と平成25年度当初予算
の概要について、簡単に述べさせていただきます。 本市
の財政状況は、平成23年度決算では、財政
の硬直化
をあらわす比率であります経常収支比率については、普通交付税及び臨時財政対策債
の減少もあり、92.9%と平成22年度
の87.3%に比べ、5.6ポイント
の増となり、高い水準で推移しているところであります。 実質公債費比率では、17.8%と高い数値ではありますが、前年度より0.6ポイント改善し、18%未満となりましたことによりまして、平成24年度からは、起債手続について、県知事
の許可
を必要としない団体となったところであります。 また、地域経済
の状況につきましては、平成24年度
の市税収入は、平成23年度に比べ、約1億円
の減収が見込まれるなど、まだまだ厳しい状況にあると感じております。 平成25年度
の一般財源につきましては、景気回復がいまだ見込まれない状況にあることから、市税及び地方交付税、各種交付金において約8,000万円
の減収と見込んでおります。 なお、地方交付税につきましては、さまざまな議論がなされているところですが、詳細な算定方法等も示されていないため、平成24年度と同程度
を見込んでいるところであります。 また、国政において政権交代がありました影響により、地方財政計画等、国
の動向についても不透明な状況下で
の予算編成作業となったところであります。 このような中、平成25年度当初予算におきましては、中条駅西口整備事業、統合学校給食センター建設事業、総合体育館建設事業という新市建設計画に登載された大規模事業について、基本設計・実施設計及び用地取得等に係る予算
を計上いたしました。 そのほか、4月から供用開始いたします保健福祉施設にこ楽・胎内
の設置や地域
の支え合い体制づくりなど、高齢者、障害者
の方々が地域で安心して暮らせるような施策に力
を入れるとともに、将来
を担う子供たち
を育てやすい環境づくりや、子育て支援に係る施策や地域経済
の活性化
を図るため、景気対策や雇用
の創出に係る施策にも配慮し、予算編成
を行ったところであります。 以上
のような施策
を盛り込み、総額
を143億3,700万円とし、平成24年度と比べ2億2,600万円、率にして1.6%増
の予算となりました。 今後も、財政健全化計画及び新市建設計画等に沿った形で堅実な財政運営
をしてまいりたいと考えております。 それでは、引き続きそのほか
の案件について、
説明申し上げます。 まず、議第15号 平成24年度
胎内市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算
の総額に、歳入歳出それぞれ11億9,300万円
を追加し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ158億6,750万円といたしたくお諮りするものであります。 歳出
の主なものといたしましては、第2款総務費では、1項7目財産管理費に国
の補正予算に伴い、市役所本庁舎
の耐震補強及び改修工事
を行うため、工事請負費及び工事監理委託料
を計上いたしました。 第3款民生費では、1項3目心身障害者福祉費において自立支援給付費ほか障害者福祉に係る扶助費について、今年度
の支給状況により増額または減額いたしております。 2項2目児童措置費では、私立保育園
の運営委託料について、当初見込みより園児数
の増減があったため、調整いたしました。 2項3目児童福祉施設費では、国
の補正予算に伴い、中条地区保育園・幼稚園統合施設整備事業に係る工事請負費及び委託料等について計上いたしました。 第4款衛生費では、1項5目健康増進費において、各種検診
の実績により委託料
を減額いたしました。 第5款労働費では、1項1目労働諸費に雇用対策事業に係る賃金等
を増額いたしました。 第6款農林水産業費では、1項5目農業振興費において、新規就農総合支援事業補助金ほか各補助金等について、事業費
の確定により減額いたしました。 また、1項10目農地費では、県営ほ場整備事業等について、県営事業
の事業費
の変更に伴い、各事業
の負担金
を増額いたしました。 そのほか2項2目林業振興費において、国
の補正予算に伴い、林道改良工事費
を増額いたしました。 第7款商工費では、1項3目観光費において、今年度
の観光事業会計
の決算見込みにより観光事業繰出金
を減額いたしました。 第8款土木費では、2項3目
の道路新設改良費に、国
の補正予算に伴い、舗装新設工事費
を増額いたしました。 第10款教育費では、2項1目学校管理費に、各小学校
の光熱水費について、今後不足すると見込まれる額
を増額いたしました。 6項3目文化財保護費では、補助金
の交付額決定に伴い、坊城館跡整備工事費
を減額いたしました。 第14款予備費では、歳入及び歳出
の差額分について調整しております。 以上で歳出
の主なもの
を説明いたしましたが、これ
を賄います歳入財源は、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、財産収入、諸収入、市債
を増額し、市税、地方譲与税、利子割交付金、地方消費税交付金、使用料及び手数料
を減額いたしました。 次に、第2条繰越明許費につきましては、第2表
のとおり、本庁舎耐震改修事業ほか10件について、国
の補正予算による事業
を平成25年度へ繰り越して実施するため、または相手先と
の協議が調わないため、もしくは工程
の調整等により、予算
を繰り越す必要が生じたため設定するものでございます。 次に、第3条債務負担行為
の補正につきましては、第3表
のとおりでありまして、そのうち松塚漁港改修事業負担金については、事業期間が延長したこととあわせ、起債
の償還期間も延びるため、債務負担行為
の期間
を設定するものであります。 そのほか
の4件につきましては、平成25年度
の年度当初から業務
を開始するものであることから、平成24年度中に契約等
の事務
を行う必要があるため、債務負担行為として設定するものであります。 次に、第4条地方債
の補正につきましては、第4表
のとおりでありまして、そのうち合併特例事業につきましては、合併振興基金に係る起債額
の確定により減額するものであり、そのほか
の7件につきましては、国
の補正予算や事業費
の変更に伴い追加または変更
を行うものであります。 次に、議第16号 平成24年度
胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算
の総額に、歳入歳出それぞれ124万3,000円
を追加し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ36億8,880万9,000円といたしたくお諮りするものであります。 主な内容といたしましては、歳入では、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金
を計上するとともに保険基盤安定繰入金
の確定に伴い、一般会計繰入金
を増額いたしました。 また、歳出では、これら
の増額分
を予備費に組み入れ
を行うものであります。 次に、議第17号 平成24年度
胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から、歳入歳出それぞれ460万9,000円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ2億5,704万3,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出
の主なものといたしましては、第2款後期高齢者医療広域連合納付金では、保険基盤安定繰入金
の確定に伴い、当該納付金
を減額いたしました。 これ
を賄います歳入財源は、一般会計繰入金
を減額いたしました。 次に、議第18号 平成24年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から、歳入歳出それぞれ1,056万8,000円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ28億3,890万5,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出
の主なものといたしましては、これまで
の実績から今年度分
の見込額
を算出し、第2款保険給付費では、1項6目居宅介護サービス計画給付費、3項1目審査支払手数料及び6項1目特定入所者介護サービス費
を増額し、1項2目地域密着型介護サービス給付費及び2項1目介護予防サービス給付費並びに第4款地域支援事業費では、1項1目介護予防特定高齢者施策事業費
を減額いたしました。 これ
を賄います歳入財源は、介護予防サービス利用料並びに変更交付による国庫支出金、支払基金交付金及び県支出金
を減額し、一般会計繰入金
を増額するとともに、不足する分について、介護給付費準備基金
を取り崩し、繰り入れ
を行いました。 次に、議第19号 平成24年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から、歳入歳出それぞれ600万円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ1億1,648万7,000円といたしたくお諮りするものでございます。 歳出
の主なものといたしましては、第1款衛生費では、1項1目診療所費及び1項2目歯科分室費において、昨年末まで
の診療実績
を踏まえ、今年度
の決算見込み
を推計する中で、歯科診療業務委託料等
を減額いたしました。 これ
を賄います歳入財源につきましては、使用料及び手数料において、診療収入
を今年度
の決算見込みにより減額し、歳入及び歳出
の差額分について繰入金
を増額し調整しております。 次に、議第20号 平成24年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から歳入歳出それぞれ1,002万6,000円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ3億7,457万6,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出
の主なものといたしましては、第1款商工費では、旅行あっせん事業、胎内アウレッツ館及び胎内高原ビール園
の決算見込みによる各経費並びに消費税及び地方消費税
を減額いたしました。 これ
を賄います歳入財源といたしましては、旅行あっせん事業、胎内アウレッツ館及び胎内高原ビール園
の決算見込みによる事業収入、一般会計から
の繰入金及び諸収入
を減額いたしました。 次に、議第21号 平成24年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から歳入歳出それぞれ5,760万円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
をそれぞれ5億9,847万6,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出
の主なものといたしましては、第1款農林水産業費では、農畜産物加工施設、乳製品加工センター、米粉製造施設及びワイン製造施設
の決算見込みに合わせて事業費
を減額いたしました。 これ
を賄います歳入財源は、各事業費
の確定見込みによる事業収入及び諸収入
を減額し、一般会計から
の繰入金
を増額いたしました。 次に、議第22号 平成24年度
胎内市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、中条浄化センター水処理施設改築に係る継続費
の総額及び年割額
を変更するものであります。 このたび
の変更内容につきましては、詳細設計
を行った結果、全体で650万円
を増額するとともに、年割額
を、平成24年度は、850万円減額し、平成25年度は、1,500万円増額するものであります。 次に、議第23号から議第27号までにつきましては、地域
の自主性及び自立性
を高めるため
の改革
の推進
を図るため
の関係法律
の整備に関する法律、いわゆる第1次一括法及び第2次一括法が公布されたことに伴い、平成25年3月31日までに市町村で施設、公物設置管理基準
の見直し等に関する条例
を整備しなければならないことから、条例
の整備
を行うものであります。 主な内容についてでありますが、議第23号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準
を定める条例では、事業者
の指定
の基準となります、
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準について、議第24号 胎内市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準
を定める条例では、事業者
の指定
の基準となります、
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準について、議第25号 胎内市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部
を改正する条例では、市が一般廃棄物
を処分するために設置する一般廃棄物処理施設に置かれる技術管理者
の資格について、議第26号
胎内市都市公園条例の一部
を改正する条例では、都市公園
の配置及び規模に関する技術的基準並びに都市公園に公園施設として設けられる建築物
の建築面積に関する基準について、議第27号 胎内市移動等円滑化
のために必要な特定公園施設
の設置に関する基準
を定める条例では、高齢者、障害者等
の移動等
の円滑化
の促進に関する法律が改正されたことに伴い、移動等円滑化
のために必要な特定公園施設
の設置に関する基準について定めるものであります。 なお、このたび制定または改正
を行います条例
のうち、議第23号
の胎内市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準
を定める条例
の規定中、
指定地域密着型サービス事業者またはその役員等が胎内市暴力団排除条例で規定する暴力団及び暴力団員等でないこと、
指定地域密着型サービスに関する書類
の保存期間
を「2年間」から「5年間」に延長すること、及び指定地域密着型介護老人福祉施設における居室
の定員
を必要と認められる場合のみ「2
人」から「2
人以上4
人以下」に緩和すること、並びに議第24号
の胎内市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準
を定める条例
の規定中、
指定地域密着型介護予防サービスに関する書類
の保存期間
を「2年間」から「5年間」に延長することについてのみ、胎内市における独自基準
を定めておりますが、そのほか
の規定につきましては、従来まで
の国
の基準に準じた基準で制定または改正
を行ったところであります。 次に、議第28号 胎内市
特別職報酬等審議会条例の一部
を改正する条例につきましては、平成24年9月5日に公布されました地方自治法
の一部
を改正する法律
のうち、政務調査費
の名称
を政務活動費に改めるものが、平成25年3月1日から施行されることに伴い、改正
を行うものであります。 次に、議第29号 胎内市職員等
の旅費に関する条例
の一部
を改正する条例につきましては、国
の機関へ
の長期派遣など、転任
を命じられた職員が住所もしくは居所
を移転する必要性が認められる場合に、旅費として移転料
を支払うことができるように改正
を行うものであります。 なお、移転料につきましては、転任による職員
の赴任に要する交通費及び引っ越し費用
の実費
を支給するとともに、扶養親族
の移転
を伴う場合には、その交通費
の実費
をあわせて支給することとする内容であります。 次に、議第30号 胎内市税条例
の一部
を改正する条例についてであります。 これは、平成23年12月に公布された東日本大震災から
の復興に関し地方公共団体が実施する防災
のため
の施策に必要な財源
の確保に係る地方税
の臨時特例に関する法律により、地方公共団体が実施する防災
のため
の施策に必要な財源
を確保するため、平成26年度から平成35年度まで
の10年間に限り、個人市民税
の均等割
の標準税率
を現行
の年額3,000円から500円引き上げて3,500円とする税率
の特例
を定めるものであります。 なお、個人県民税
の均等割
の標準税率につきましても、昨年12月開催
の県議会におきまして平成26年度から平成35年度まで
の10年間に限り、現行
の年額1,000円から500円引き上げて1,500円となりましたことから、このたびお諮りしております個人市民税
の均等割
の標準税率
の改正と合わせますと年額4,000円から1,000円引き上がり5,000円となります。 次に、議第31号
胎内市国民健康保険給付準備基金条例の一部
を改正する条例についてでありますが、本基金は、国民健康保険
の保険給付等に要する費用に不足
を生じた場合
の費用に充てるために設置しておりますが、国民健康保険事業
のより安定的な財政運営
を図るとともに、継続的に発生する制度改正に柔軟に対応できるような改正
を行うものであります。 次に、議第32号 胎内市
勤労青少年ホーム条例を廃止する条例についてでありますが、勤労青少年ホームは、当初、市内中小企業に働く青少年
の健全な育成と福祉
の増進
を図るために設置した施設でありますが、その役割
を終えたことから、胎内市
勤労青少年ホーム条例を廃止するものであります。 次に、議第33号
胎内市社会体育施設条例の一部
を改正する条例につきましては、先ほど
の「勤労青少年ホーム」
を「総合グラウンド交流棟」に名称
を変更し、社会体育施設として活用するため、同条例に加えるとともに、地域スポーツ施設として活用いただいておりました、村松浜地域スポーツ施設
の屋内運動場について、老朽化が著しい上、全面的な改修には相当
の費用が必要であることなどから、利用者には不便
をおかけしますが、他
の地域スポーツ施設や学校施設
を活用いただくこと
をお願いいたしまして、この屋内運動場
を同条例から除くものであります。 次に、議第34号
胎内市スポーツ振興審議会条例の一部
を改正する条例につきましては、スポーツ振興法が改正され、スポーツ基本法が新たに制定されたことに伴い、当該条例
の文言等
を整理するものであります。 次に、議第35号 胎内市
総合体育館建設審議会設置条例を廃止する条例につきましては、当該審議会
の目的でありました総合体育館
の建設に関する答申がなされたことに伴い、その任務が終了したことから、本条例
を廃止するものであります。 次に、議第36号
胎内市立幼稚園条例の一部
を改正する条例につきましては、市が単独で実施している保育料
の第3子無料化に係る上限
を15歳とする年齢制限
を撤廃し、親が養育している子については、第1子及び第2子
の年齢
を問わず、ひとしく第3子
の保育料
を無料とすべく改正するものであります。 次に、議第37号
胎内市立保育園条例及び
胎内市私立保育園措置児童保育料徴収条例の一部
を改正する条例についてですが、この改正は、市が単独で実施している保育料
の第3子無料化に係る上限
を15歳とする年齢制限
を撤廃し、親が養育している子については、第1子及び第2子
の年齢
を問わず、ひとしく第3子
の保育料
を無料とすべく改正するものであります。 ただし、例外といたしまして、ごくまれなケースではありますが、親が給与収入ベースで1,000万円
を超えるような場合
の第3子
の保育料については、無料ではなく半額とする所得制限
を設けながら、理にかなった制度
を整え、より一層
の子育て支援
を図るものであります。 次に、議第38号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例
の一部
を改正する条例についてでありますが、これは、県
のひとり親家庭等医療費助成事業実施要領
の一部改正に伴い、配偶者から
の暴力被害者に対する医療費助成について、裁判所等
の保護命令が発令される等
の要件により、1年以上
の経過
を待たずに助成ができるようにするため、条例
の一部
を改正するものであります。 次に、議第39号
胎内市国民健康保険条例の一部
を改正する条例につきましては、国民健康保険法
の一部
を改正する法律
の公布に伴い、本条例において引用している条項に条ずれが生じたため、所要
の改正
を行うものであります。 次に、議第40号
胎内市新型インフルエンザ等対策本部条例についてでありますが、これは、平成21年に発生した新型インフルエンザ
の蔓延
を踏まえまして、国がその発生時に、国民
の生命と健康
を守り、国民
の生活や経済に及ぼす影響が最小となるようにすべく制定する新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新型インフルエンザ等緊急事態宣言がなされた場合に、市が設置しなければならない対策本部に関し、必要な事項
を条例で定めるものであります。 次に、議第41号
胎内市保健福祉施設にこ楽・胎内条例についてでありますが、これは、今年度黒川地区
の栗木野新田において整備
を進めてきた総合福祉センターが竣工し、来年度から供用開始されるに当たって、設置条例
を制定するものでありまして、施設
の名称
をにこ楽・胎内とするほか、地域における保健福祉サービス
を総合的に推進すべく、その運営管理や事業内容等
を定めるものであります。 次に、議第42号
胎内市道路占用料等徴収条例の一部
を改正する条例についてであります。 これは、道路法施行令
の一部
を改正する政令
の公布に伴い、道路
の占用許可対象物件として、太陽光発電設備等及び津波避難施設が追加されたため、所要
の改正
を行うものであります。 次に、議第43号 胎内市
清掃センター条例についてでありますが、これは、平成25年3月31日をもちまして下越清掃センター組合が解散することに伴い、譲り受けました、し尿処理施設
を市
の施設として使用するため、その管理運営等について定めるものであります。 次に、議第44号
胎内市一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果
の縦覧等
の手続きに関する条例についてでありますが、この条例は、廃棄物
の処理及び清掃に関する法律第9条
の3第2項
の規定に基づき、必要が生じた場合に行う周辺地域
の生活環境に及ぼす影響について
の調査
の結果等
の縦覧方法及び利害関係
を有する者が、生活環境
の保全上
の見地から提出することができる意見書
の提出方法等について定めるものであります。 次に、議第45号
胎内市し尿処理施設運営事業基金条例についてでありますが、これは、胎内市清掃センター
の健全な運営に資するため基金
を設置することについて、定めるものであります。 次に、議第46号 し尿処理に関する事務
の受託についてでありますが、これは、地方自治法第252条
の14第1項
の規定により、解散前
の下越清掃センター組合で行っていた新発田市、村上市、関川村
の区域における、し尿及び浄化槽汚泥
の収集及び運搬に関する事務
を除く、し尿処理に関する事務
の管理及び執行に関し、規約
を定め、胎内市で受託することについて、お諮りするものであります。 次に、議第47号 公
の施設に係る指定管理者
の指定についてでありますが、これは、荒井浜地区簡易水道施設について、本年3月31日をもって指定管理者として指定した期間が満了することに伴い、現在指定管理者として指定している地元
の自治会であります荒井浜区に引き続き管理運営
を行わせたくお諮りするものであります。 次に、諮問第1号から諮問第6号は、
人権擁護委員候補者の推薦につき、議会
の意見
を求めるものでありまして、現在8
人の委員
のうち、平成25年6月30日をもちまして6
人が任期満了になりますことから、その委員
の候補者として、人格、識見が高く、広く社会
の実情に通じており、人権擁護について理解
のある方として、神田英俊氏及び小林朋子氏に引き続き委員
をお願いするほか、河村雄一氏、加藤宗俊氏、浮須洋子氏、傳將子氏に新たに委員
をお願いすることとして、この6
人の方
を人権擁護委員候補者として推薦したく、議会
の意見
を求めるものであります。 なお、平成25年6月30日をもちまして退任されます渡部直登氏、長野彰夫氏、奥村町子氏、本田範子氏につきましては、長い方で6年間人権擁護活動にご尽力いただきましたこと
を、この場
をおかりしまして厚く感謝申し上げる次第でございます。 以上で、本定例会に提案いたしました議案
の概要につきまして
説明申し上げましたが、そのほか報告案件がございます。 報告第1号 専決処分
の報告については、
下越障害福祉事務組合規約中において、同組合における共同処理事務
を定義、規定している障害者自立支援法
の改正に伴い、法令名等
の変更
を行うものでありまして、関係市町村
の協議
を経て、当該組合が県知事へ許可申請
を行わなければならないため、去る12月27日に地方自治法第180条第1項
の規定に基づき、専決処分
をしたことについてご報告するものであります。 次に、報告第2号 専決処分
の報告については、新潟県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体
の数
の減少及び新潟県
市町村総合事務組合規約の変更についてでありまして、平成25年3月31日限りで下越清掃センター組合及び上越地域水道用水供給企業団が解散することになりましたので、組合
を組織する地方公共団体
の数
を減少するとともに、公平委員会に関する事務について小千谷市から加入したい旨
の申し出がありましたことから新たに追加することになりましたので、組合
を組織する地方公共団体
の数
の減少及び新潟県
市町村総合事務組合規約の変更
を行うものでありまして、関係市町村
の協議
を経て当該組合が県知事へ許可申請
を行わなければならないことから、去る1月9日に地方自治法第180条第1項
の規定に基づき、専決処分
をしたことについて報告するものでございます。 次に、報告第3号 専決処分
の報告については、平成24年11月27日午前4時ごろ、強い冬型
の気圧配置
の影響による強風が原因で、胎内市長橋下351番地1
の胎内市有住宅つつじケ丘16号
の敷地内
の市が管理する樹木が倒れ、市有住宅
の駐車場に駐車していた相手方自動車左側前方付近に接触し、損傷
を負わせた事故に関して、相手方に対し胎内市は、その損害額
を負担することとし、去る1月21日に地方自治法第180条第1項
の規定に基づき、専決処分
をしたことに伴い、報告するものでございます。 以上でございます。何分
のご審議
を賜りますようお願い
を申し上げます。
○議長(渡辺宏行君) 以上で提案理由
の説明を終わります。 昼食
のため休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、休憩します。 正 午 休 憩 午後 1時00分 再 開
○議長(渡辺宏行君) 休憩前に引き続き会議
を再開します。 次に、議第1号から議第14号まで
の案件について、担当課長
の補足
説明を行います。 議長より指名しませんので、各課長において議長に発言
の許可
を求めてから順次
説明願います。 三宅総務課長。
◎総務課長(三宅政一君) それでは、議第1号 平成25年度
胎内市一般会計予算につきまして、予算
説明書に基づきまして歳出から順次ご
説明いたします。 補足
説明に当たりましては、各款とも新規事業や制度改正等
の主要な事業等
の概要
を説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、68ページ
の第1款議会費は、予算全体に占める割合は1.1%であります。1項1目議会費
の9節旅費で友好都市訪問費用として中国綏化市へ5名分
の普通旅費
を行うものであります。 続きまして、70ページ
の第2款総務費についてご
説明いたします。総務費につきましては、予算全般に占める割合は8.1%であります。初めに、1項総務管理費、1目一般管理費、8節報償費で職員採用試験時
の面接官
を民間企業
の方に依頼する採用試験面接官等謝礼、14節使用料及び賃借料で内閣府に行政実務研修職員
の宿舎等使用料
を計上いたしました。 それから、72ページ
の2目電算管理費では、13節委託料で災害対策
のため
の基幹系システム
のバックアップデータ
を県外に保管する基幹系システムデータバックアップ保管委託料及び電算システム障害等緊急発生時
の業務委託経費
のサーバー室入退室管理機器保守委託料、障害自動検知通報業務委託料が新たなものであります。 同じく下段
の3目文書広報費では、新たな使いやすいホームページシステム
を構築するため、12節役務費でホームページデータシステム利用料、13節委託料でホームページデータ移行業務委託料
を計上いたしました。 次に、74ページ
の6目企画費、19節負担金補助及び交付金でデマンドタクシー等
の運行補助金であり、地域公共交通協議会負担金、市内
の独身男女
を対象として出会い
の場
を提供する事業
を青年会議所等
の市民団体へ
の補助である胎内出会いサポート事業補助金、地域福利事業へ
の補助である合併振興資金運用益活用事業補助金が主なものであります。 次に、76ページ
の7目財産管理費、13節委託料で私有財産等管理委託料、15節工事請負費は庁舎施設整備工事で松
の支柱取替工事等
の経費
を計上いたしました。 同じく下段
の8目交通安全対策費、15節工事請負費で前年度比100万円
の減額ではありますが、24年度最終補正で同額
を計上し、早期
の工事着手により、入学式前
の交通安全対策
の整備、充実
を図ったためであります。 次に、80ページ
の11目国際交流事業費、9節旅費では、中国綏化市と
の友好交流
のため派遣する職員3名、通訳1名分
の普通旅費
を計上いたしました。 同じく12目諸費で、安全で安心して暮らせる環境づくり
のため、防犯対策
を実施するため防犯灯
のLED化
を推進するため、15節工事請負費
の防犯灯設置工事、19節負担金補助及び交付金
の防犯灯設置等補助金
を計上いたしました。 それから、82ページ
の2項徴税費、2目賦課徴収費、13節委託料で、評価替据え置き第2年度に当たるため、標準地評価委託料として27年度土地評価替
の基礎となる不動産鑑定評価経費等
を計上いたしました。 次に、84ページ
の3項1目戸籍住民基本台帳費
の13節委託料で、国では東日本大震災における被災状況
を踏まえ、戸籍
の正本と副本
の同時消滅
を防止するため
の対策として、戸籍副本管理サーバー
を遠隔地にある法務局に設置し、戸籍管理
を行う戸籍副本データ管理システム
を平成25年9月から実施することになり、それに伴う市町村負担分
の連携ソフトウエア一式及び保守料であります。 同じく84ページ
の4項選挙費、2目参議院議員通常選挙費では、本年7月に執行予定
の選挙に要する経費、86ページ
の3目胎内市長選挙費では9月執行予定
の選挙に要する経費
を計上いたしました。 以上で第1款議会費並びに第2款総務費について
の補足
説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) 続きまして、90ページから
の第3款民生費についてご
説明申し上げます。 対前年度比較で3,056万6,000円、0.7%
の減となっておりますが、中条地区幼保一体施設
の建設に係る経費
を24年度
の補正予算に計上して、25年度に着工すべく繰り越し
を予定しておりますことから、実質的には大幅な増額となってまいります。 それでは、各項目
の説明に入らせていただきます。1項社会福祉費、1目社会福祉総務費につきましては、職員
の人件費
のほか、13節委託料で昨年度から
の要援護者管理システム保守委託料
のほか、新たに地域福祉
の総合的計画と位置づけられる地域福祉計画
の策定業務委託料
を計上いたしております。19節負担金補助及び交付金では、民生児童委員協議会運営、活動に係る補助金、戦没者慰霊祭等事業に係る遺族会へ
の補助金、社会福祉協議会へ
の人件費、事業費補助金及び福祉関係団体へ
の補助金、28節繰出金では国民健康保険事業
の財政安定
を図るため、政令で定める基準額
を繰り出すものでございます。 次に、2目総合福祉センター費につきましては、乙総合福祉センター
の施設維持、管理運営に係る経費
を計上いたしております。 続きまして、92ページ、3目心身障害者福祉費につきましては、13節委託料で障害者自立支援法に基づく地域生活活動支援事業で、障害者が地域において自立した生活
を送ることができるよう必要なサービス
を提供するものでございまして、訪問入浴サービス事業、地域活動支援センター事業、生活支援、生活サポート事業、相談支援事業、日中一時支援事業、移動支援事業など
のサービス提供事業所へ
の委託料、19節負担金補助及び交付金で障害者施設
の建設費及び運営費
の負担金
のほか、心身障害児が夏休み期間中などに利用できる心身障害児託児所事業へ
の補助金、20節扶助費では各種
の障害福祉サービスとして生活介護や短期入所等
の介護給付、生活訓練や就労支援等に係る機能訓練給付及び計画相談支援に係る給付費や医療費助成等
を計上しておりますが、本年度におきましては重度心身障害者介護手当や人工透析通院費助成において交付要件
を緩和し、手厚い支援
を行うべく、前年度予算よりも増額
をいたしております。 続きまして、94ページ、4目老人福祉費につきましては、8節報償費で敬老会経費など
を、13節委託料で養護老人ホーム
の老人福祉施設入所措置事業、シルバー人材センター等
の人材
を派遣して日常生活
を支援する軽度生活支援事業など
の訪問型サービス事業、身体的な理由により公共交通機関
を利用することができない高齢者
を対象とした医療機関などへ
の送迎サービス
を行う外出支援サービス及びデイサービスセンターへ通う生きがい通所型サービス事業、職
の自立支援事業に係る委託料
のほか、認知症
の高齢者対策として地域
のネットワーク
の構築など、認知症
の人や家族に対して
の支援
を行う事業に係る委託料
を計上しております。15節工事請負費では、塩
の湯温泉施設
の改修工事、次ページ
の96ページにわたっております19節負担金補助及び交付金で、新発田地域福祉保健事務組合負担金として養護老人ホームあやめ寮とひめさゆり
の運営負担金、シルバー人材センター運営負担金、新潟県後期高齢者医療広域連合に対する医療給付費及び広域連合運営に係る負担金
のほか、老人クラブへ
の補助金、老人福祉施設建設費補助金など
を計上いたしております。28節繰出金は、後期高齢者医療特別会計
の財政基盤安定
のため
の負担金や事務費に係る負担金と介護保険事業特別会計へ
の介護給付費
の法定負担分や事務費に係る負担分、介護保険
の地域支援事業に係る法定負担分
の繰り出しとなっております。 続きまして、96ページ、5目老人福祉施設費につきましては、15節工事請負費でデイサービスセンター栗木野荘及びいわはら荘
のグリストラップ
の設置や灯油タンク
の取替
のため
の工事費
を計上いたしております。 6目高齢者センター費につきましては、樽ケ橋にあります有楽荘
の指定管理に係る維持管理運営委託料など
を計上いたしております。 7目地方改善整備費につきましては、人権教育啓発推進に関する諸経費
を計上いたしております。 続きまして、98ページ、8目介護支援費につきましては、黒川庁舎内
の居宅介護支援事業所
の運営に要する介護支援専門員
の人件費、その他
の諸経費でございます。 次に、次ページにわたっております2項児童福祉費、1目児童福祉総務費につきましては、こころとことば
の相談事業でファミリーサポート事業等
の子育て支援施策に関する経費が主なものとなっておりまして、8節報償費で3
人目以降
の子供
を出産された母親に支給する健康母子手当、13節委託料で子育て関連法案で策定が義務づけられた子ども・子育て支援事業計画
の前段で必要となるニーズ調査業務委託料、19節負担金補助及び交付金でファミリー・サポート・センター事業相互援助活動補助金、20節扶助費で母子、父子世帯に支給する児童扶養手当及び医療費
を助成するひとり親家庭等医療費助成金
を計上いたしております。 続きまして、100ページから102ページにわたります2目児童措置費につきましては、保育士等職員及び保育士等臨時パート職員
の人件費及び施設維持、管理運営に係る経費
のほか、13節委託料で私立保育園へ
の運営委託料、14目使用料及び賃借料で保育園
の敷地内
の必要な箇所に防犯カメラ
を設置して見守り
を行うため
の監視システム賃借料、19節負担金補助及び交付金で私立保育園が実施する特別保育事業に対する補助金、20節扶助費で児童手当として1
人当たり月額3歳未満は一律1万5,000円、3歳以上小学校修了前まで
の第1子、第2子が1万円、第3子以降は1万5,000円、中学生は1万円
を支給するため
の予算
を計上いたしております。 また、3目児童福祉施設費につきましては、なかよしクラブ賃金
のほか、施設維持管理に係る諸経費
を計上いたしております。 続きまして、104ページ、3項生活保護費、1目生活保護総務費につきましては、7節賃金で就労活動
の支援
を行う就労支援員
の雇用に係る賃金
のほか、19節負担金補助及び交付金で救護施設ひまわり荘
の運営費負担金、2目扶助費、20節扶助費で生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助など8種類
の生活保護扶助費
を計上いたしております。 引き続きまして、4款衛生費
の説明に入らせていただきます。衛生費は、対前年度比で1,297万9,000円、1.1%
の減となっております。 108ページ
をお願いいたします。第4款1項保健衛生費、1目保健衛生総務費につきましては、職員
の人件費、ほっとHOT・中条及びにこ楽・胎内
の施設維持管理に係る経費
のほか、15節工事請負費及び18節備品購入費で前年度において部分的に手当て未了となっていたにこ楽・胎内に係る改修工事及び備品交流費
を計上し、19節負担金補助及び交付金では休日診療所運営費として新発田地域老人福祉保健事務組合負担金
を、20節扶助費では精神障害者医療費及び社会復帰施設通所者に対する交通費
のほか、胎内市には前例がございませんが、骨髄移植
の提供者があらわれた場合に当該ドナー
を支援するため
の助成金
を新年度より新たに計上いたしております。 110ページ、2目母子衛生費につきましては、母子保健法に基づく健康診査、訪問指導、乳幼児発達支援体制事業及び児童福祉法に基づく子育て支援事業に係る経費が主なものであり、13節委託料で妊婦健康診査、乳幼児
の歯科検診等に係る委託料
を、20節扶助費で子ども医療費や特定不妊治療に係る助成金
を計上いたしております。 次に、3目健康増進費につきましては、健康増進法に基づく健康教育、健康相談、訪問指導、機能訓練及び各種がん検診、特定健康診査、特定保健指導に要する経費が主な内容でございまして、看護師や保健推進員
の報酬
のほか、13節委託料で成人、高齢者保健で特定健康診査、基本健診及び各種がん検診
を実施するため
の委託費用
を計上いたしております。 続きまして、112ページ及び次ページにわたります4目予防費につきましては、13節委託料で感染症予防
のために医療機関に個別予防接種
を委託する委託料、19節負担金補助及び交付金で救急患者
の医療
を確保するため、中条中央病院
の休日診療、平日夜間
の救急診療に要する経費
の補助金、20節扶助費でインフルエンザワクチン接種費用助成事業として、小学校6年生まで
の子供に対する助成金、中学1年生
の女子
を対象に実施している子宮頸がん予防ワクチン
の接種、5歳未満まで
の乳幼児
を対象に実施しているヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチン
の助成金
をそれぞれ計上いたしておりますが、22節補償補填及び賠償金に計上いたしております予防接種健康被害救済金で賄い切れない、補い切れない機能回復
のために、リハビリに要する費用について新年度から新たに市単独
の助成
を行うべく、支援事業助成金として計上いたしております。 続きまして、114ページ、5目環境衛生費につきましては、1節報償費で畜産臭気チェックモニター
を新たに1名増員すべく計上したほか、12節役務費で河川や工場排水
の水質検査に係る手数料、13節委託料で臭気測定、大気汚染測定、ダイオキシン類濃度測定など、健康
の保持及び生活環境保全
を図るため
の環境
の監視に係る経費
を計上し、19節負担金補助及び交付金で住宅用太陽光発電システム設置補助金10件分
を計上いたしております。 次に、2項清掃費、2目塵芥処理費につきましては、13節委託料で可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクルごみに係る収集運搬や分別に係る経費、19節
の負担金補助及び交付金で可燃ごみや不燃ごみ
の処理に係る新発田地域広域事務組合
の負担金
を計上いたしております。 次に、3目し尿処理費では、13節委託料でし尿処理業務委託料
のほか、廃棄物
の処理及び清掃に関する法律第6条
の規定に基づき、生活排水処理に関する一般廃棄物処理計画
を策定するため
の委託料
を計上し、19節負担金補助及び交付金では市内で収集されたし尿及び浄化槽汚泥
を下水道終末処理場で処理するため
のし尿等投入施設整備に伴い、都市計画法及び下水道法に係る事業計画
の変更認可申請に必要な事務的手続に要する経費について、公共下水道事業会計に対して負担すべく、負担金
の計上
をいたしております。 最後に、4目し尿処理施設費につきましては、し尿処理施設
の維持管理に要する諸経費が主な内容となっておりますが、11節需用費で施設
の水処理に必要な薬品類及び燃料費、光熱水費及び修繕費、13節委託料で施設設備
の管理保守点検委託料
を、14節使用料及び賃借料で施設用地賃借料等、25節積立金でし尿処理施設運営事業基金積立金
を計上いたしております。 以上で第3款、第4款
の説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君) 丹後商工観光課長。
◎商工観光課長(丹後勝次君) 続きまして、120ページ、5款労働費についてご
説明申し上げます。 予算全体に占める割合は0.8%でありまして、対前年度比較で3,862万3,000円、26.2%
の減となっております。1項1目労働諸費につきましては、そのほとんどが緊急雇用対策事業に係る経費でありまして、平成25年度につきましては12事業、19名
の雇用
を予定しております。さき
の全員協議会でもご
説明申しましたとおり平成25年4月から
の雇用
を予定しておりまして、3月
の市報等で公募する予定であります。 以上で5款労働費
の説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君) 高橋農林水産課長。
◎農林水産課長(高橋晃君) 続きまして、6款農林水産業費につきましてご
説明申し上げます。 農林水産業費は、合計10億9,835万1,000円で、一般会計全体
の7.7%
を占めております。初めに、122、123ページ
の1項1目農業委員会費は、農業委員報酬
のほか委員会
の運営に要する経費であります。 同じく2目農業総務費では、職員33
人分
の給与費と28節繰出金で農畜産物加工事業
を始めとする地域産業振興事業会計へ
の繰出金
を計上いたしました。 次に、124ページから
の4目農業振興費では、チューリップフェスティバル等
のイベントに係る経費や13節委託料ではチューリップほ場
の栽培管理や黒川フルーツパーク
の管理、甘草栽培技術確立、商品開発に係る委託料等が主なものであります。19節負担金補助及び交付金では、中山間地域等直接支払交付金、戸別所得補償推進事業補助金、新潟フルーツパーク補助金など
のほか、新たに農協合併推進補助金、猿害対策として電気牧柵補助金
のほか、砂丘地園芸振興補助金
を計上いたしました。 次に、126ページから
の5目フラワーパーク費、128ページ
の6目堆肥センター費は、各施設
の運営及び維持管理に要する経費であります。 7目畜産業費では、黒豚
の飼育
を行っている畜産施設
の運営費と畜産振興に係る経費です。 130ページから
の8目農地費では、15節工事請負費で横道地内
の下越中部農道
の補修工事が主なものでございます。19節負担金補助及び交付金では、県営
のほ場整備事業、湛水防除事業、かんがい排水事業等に係る負担金が主なものであります。また、28節繰出金では、農業集落排水事業会計へ
の繰出金2億658万8,000円
を計上いたしました。 次に、132ページ
の9目国土調査費では、13節委託料
の地積測量作業委託料が主なものであります。 134ページ、2項林業費、1目林業総務費では、13節委託料で松くい虫防除事業に係る経費、青少年
の森研修館
の維持管理経費及び森林関係団体へ
の活動に対する補助金が主なものであります。 次に、2目林業振興費では、15節工事請負費に小国谷線ほか林道改修工事費
を計上いたしました。 136ページ
の3項水産業費、2目水産業振興費では、漁船けい留施設
のしゅんせつ工事費、松塚漁港
の改修事業負担金及び漁業振興へ
の補助金が主なものであります。 以上で6款農林水産業費
の説明は終わります。
○議長(渡辺宏行君) 丹後商工観光課長。
◎商工観光課長(丹後勝次君) 続きまして、7款商工費についてご
説明を申し上げます。 予算全体に占める割合は4.4%であります。対前年度比較で7,801万8,000円、11.0%
の減となっております。1項1目商工総務費では、職員12名
の給与、人件費、そのほかに東京、関西、名古屋、新潟それぞれ
の郷
人会、県人会
の経費が主なものでございます。 2目商工業振興費につきましては、139ページ、19節負担金補助及び交付金で、商工会補助金、中条まつり補助金、141ページ、プレミアム商品券事業補助金などが主なものであります。21節貸付金は、地方産業育成資金、製造業育成資金貸付金
の預託金
を、23節には地方産業育成資金元金償還金
を計上いたしました。 同じく141ページ、3目観光費では、主なものといたしまして13節委託料で胎内リゾート施設管理運営委託料
のほか各種
の委託料、143ページ、15節工事請負費では樽ケ橋公衆トイレ下水道工事、交流促進施設ロイヤル胎内パークホテルなど
の改修工事費など
の係る経費
を計上いたしました。 4目クアハウスたいない費につきましては、13節委託料でクアハウスたいない管理運営委託料、15節工事請負費で真空ヒーターオーバーホール工事、サウナ室壁面補修工事など
を計上いたしました。 以上で第7款商工費
の説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君)
久保田地域整備課長。
◎地域整備課長(久保田雅勝君) それでは、第8款
の土木費につきまして補足
説明させていただきます。 土木費につきましては、10億6,869万2,000円で、一般会計予算総額に占める割合は7.4%で、前年度比19.9%
の増であります。 予算に関する
説明書
の144ページ
をお開きください。第8款土木費、1項土木管理費についてご
説明申し上げます。144ページ、145ページで、2目終末処理費では11節需用費で北排水処理場ほか8つ
の処理場に係る光熱水費、13節委託料では各施設
の維持管理委託料が主なものでございます。 次に、2項道路橋梁費については、144ページから147ページで、1目道路橋梁総務費では19節負担金補助及び交付金で各種同盟会等負担金が主なものでございます。 2目道路維持費では、市道全般に係るもので、11節需用費で道路側溝舗装修繕及び街路灯、市消雪パイプ等
の光熱水費及び修繕費、13節委託料で除排雪委託料、14節使用料及び賃借料で除雪機械
の借上料、15節工事請負費で道路側溝舗装、消雪パイプ等
の補修に係る工事請負費等が主なものでございます。 146ページ、149ページで、3目道路新設改良費では13節委託料で道路事業測量設計委託料、15節工事請負費では道路改良、舗装新設、側溝新設改良、道路融雪施設等
の工事費、22節補償補填及び賠償金では道路事業物件補償費が主なものでございます。 148ページ、149ページで、4目橋梁維持費では13節委託料では橋梁周辺計画策定業務委託料、15節工事請負費では橋梁補修工事費が主なものでございます。 続きまして、3項河川費については、148ページから151ページで、1目河川総務費では13節委託料では河川除草等委託料、19節負担金補助及び交付金では奥胎内ダム建設工事負担金が主なものでございます。 150ページ、151ページでございますけれども、2目風倉発電所費では発電所
の運営経費
のほか、特定供給から東北電力
の受電に切り替え
を行うため
の経費が主なものであります。 続きまして、4項都市計画費では、150ページから153ページで、1目都市計画総務費では13節委託料、中条駅周辺整備設計等
の業務委託料、17節公有財産購入費、中条駅西口周辺整備事業用地購入費で、19節負担金補助及び交付金ではJR東日本へ
の委託事業費負担金、22節補償補填及び賠償金ではJRへ
の用地買収に伴う物件補償が主なものでございます。 次に、2目街路事業費では、13節委託料で中条駅前広場及び駐車場等
の消雪パイプ、井戸点検及び清掃委託料、14節使用料及び賃借料で中条駅前広場駐車場料金精算機賃借料が主なものであります。 次に、3目公園費では、13節委託料で白鳥公園ほか各種公園
の管理委託料が主なものであります。 152ページから155ページで、4目緑化推進費では13節委託料で緑地管理、植栽など
の委託料が主なものであります。 次に、154、155ページで、5項住宅費、1目住宅管理費では13節委託料、市営住宅8号棟建設完成に伴う旧アパート・市営住宅解体工事実施設計委託、15節工事請負費、市営・県営住宅等
の補修工事費及び平成19年度で作成した耐震改修促進計画に基づきまして、平成20年度から昭和56年5月30日以前に建築された耐震性
の低い木造住宅
の耐震診断補助、耐震診断に伴って耐震改修が必要な家屋に対して
の耐震改修に伴う補助、平成21年度から実施、好評
を得ました住宅建築リフォーム補助が主なものでございます。 154ページ、155ページで、2目住宅建設融資費では住宅建設、宅地購入資金貸付金預託金が主なものでございます。 以上で第8款土木費についてご
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 三宅総務課長。
◎総務課長(三宅政一君) 続きまして、第9款消防費につきましてご
説明いたします。 156ページ
をお願いいたします。消防費につきましては、予算全体に占める割合は2.9%であります。 初めに、3目消防施設費、15節工事請負費では、消火栓2カ所
を新設、消火栓
のかさ上げ工事1カ所、防火水槽ふたがけ工事1カ所
を計画しており、18節備品購入費では小型動力ポンプつき積載車2台
を配備する経費
を計上いたしました。 4目防災費では、昨24年11月に設立いたしました胎内市自主防災組織連絡協議会
の活動に要する研修費、後援会費等
を計上したほか、地域自主防災組織事業補助金
を予算組み替えにより新たに計上させていただきました。 以上で第9款消防費について
の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 小野学校教育課長。
◎学校教育課長(小野孝平君) 次に、第10款教育費についてご
説明いたします。 教育費
の総額は18億4,938万円で、一般会計全体に占める割合は12.9%であります。 160ページから
の1項教育総務費には、教育委員会及び事務局運営に要する経費であり、ほか主なものはふるさと体験学習推進事業補助金等
を計上いたしました。 次に、162ページから
の2項小学校費
の1目学校管理費には、補助教員、介助員
の賃金等
を計上したほか、コンピューター
の賃借料、また工事請負費として中条小学校暖房機設置など
の各小学校
の施設整備工事費
を計上いたしました。 次に、164ページ
の2項教育振興費には、英語教育
の充実と国際理解教育向上
のため推進しております外国
人英語指導講師
の派遣委託、スキー授業
の経費、経済的に厳しい家庭
の児童
を支援するため
の児童援助費及び東日本大震災等における被災児童支援費等
を計上いたしました。 次に、166ページから
の3項中学校費
の1目学校管理費には、補助教員賃金及び特別支援教育
を必要とする生徒に対応する介助員、不登校
の児童生徒
を支援するために設置している適応指導教室
の指導員
の賃金やコンピューター賃借料、また工事請負費として築地中学校屋上防水など
の各中学校
の施設整備工事費
を計上いたしました。負担金補助及び交付金には、例年実施しております広島平和祈念式典に参加する生徒
の非核平和都市宣言事業補助金
を計上いたしました。 168ページ、2目教育振興費には、外国
人英語指導講師
の派遣委託、海外体験学習事業費
のほか、被災生徒支援費
を含む生徒援助費等
をそれぞれ計上いたしました。4項幼稚園費には、本条幼稚園
の運営費と私立幼稚園に対する補助金等
を計上いたしました。 170ページから
の学校給食費には、東西学校給食センター
の調理、搬送業務
の民間委託に係る委託料
を含む東西学校給食センター
の運営費と黒川地区
の小中学校で行っております学校給食に係る管理運営費等
を計上いたしました。このほか、統合学校給食センター建設に係る基本設計、実施設計委託料及び用地購入費等
を計上いたしました。 次に、172ページ、6項社会教育費であります。1目社会教育総務費及び174ページ、2目生涯学習推進費には、職員給与費及び社会教育振興
のため
の経費と芸術文化振興、生涯学習フェスティバルなどに要する経費
を計上いたしました。 同じく174ページから
の文化財保護費には、国指定史跡、坊城館跡
の史跡公園整備に要する経費や国指定史跡、鳥坂城跡
の用地購入費、城
の山古墳
の発掘調査等に要する経費
を計上いたしました。 次に、176ページ、4目公民館費には、公民館管理運営及び各種講座や美術展、成人式等に要する経費、また工事請負費として黒川地区公民館
の屋上防水補修工事費
を計上いたしました。 次に、178ページ、5目産業文化会館費には、産業文化会館管理運営に要する経費及び施設管理業務
の一部
を民間業者に委託するため
の経費
を計上いたしました。 次に、180ページ、6目図書館費には、図書館
の運営及び維持管理に要する経費、豊かな知識、情報
を提供するため
の図書購入費、蔵書及び利用状況
を管理しております図書情報システム
の賃借料など
の経費
を計上いたしました。 次に、7目陶芸研修所管理費には、陶芸教室指導委託料及び施設管理に要する経費、8目郷土文化伝習館費、182ページ、9目彫刻美術館費には施設管理に要する経費
を計上いたしました。 10目鉱物・陶芸館費、11目胎内自然天文館費には、施設管理運営に要する経費及び施設管理業務
の一部
を民間業者に委託するため
の経費
を計上いたしました。 184ページ、12目昆虫
の森費、13目郷土文化保存伝習館施設費には、いずれも施設管理運営に係る経費
を計上いたしました。 次に、186ページ、7項保健体育費、1目保健体育総務費には、職員給与費、各種委員報酬、健康増進とスポーツ振興
のため
の各種スポーツ大会、教室などに要する経費
を計上いたしました。 次に、188ページ、2目体育施設費には、各社会体育施設
の管理に要する経費等
を計上いたしました。なお、委託料には中条体育館及びサンビレッジ中条
の施設管理業務
の一部
を民間業者に委託するため
の経費
を含んでおります。このほか、総合体育館建設に係る基本設計、実施設計委託料及び用地購入費等
を計上いたしました。 以上で第10款教育費
の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 岩川財政課長。
◎財政課長(岩川一文君) 引き続きまして、第11款公債費でございます。 192、193ページ
をお願いいたします。長期債
の元利償還金と一時借入金
の利子であります。1項1目元金につきましては、長期債償還元金でありまして、前年度より1億4,451万8,000円増でございます。なお、長期債償還元金
の中には借りかえ分が1億2,894万2,000円含まれており、それ
を差し引いた定期償還分
の比較では前年度より1億4,653万6,000円増となります。借りかえ分につきましては、平成15年度に借り入れました奥胎内野営場建設及び臨時財政対策債に係る縁故債分であります。借り入れ時
の契約に基づきまして、借り入れから10年経過後に利率
の見直し
を行うため
のものであります。 1項2目利子につきましては、長期債償還利子及び一時借入金利子であります。前年度より1,890万9,000円減でございます。 はぐっていただきまして、第12款諸支出金でございます。1項1目公共下水道事業支出金につきましては、普通交付税に算入されました基準財政需要額分と職員
の基礎年金拠出金
の法的負担分に係る補助金でありまして、前年度より1,839万円減でございます。 1項2目水道事業支出金につきましては、職員
の基礎年金拠出金及び児童手当
の公的負担分に係る補助金でありまして、前年度より4万5,000円増でございます。 また、1項3目工業用水道事業支出金につきましては、工業用水道事業会計に収入が見込まれないことから、資金不足分につきまして、前年度同額
の130万円
を補助金として計上するものでございます。 はぐっていただきまして、第13款災害復旧費でございます。これにつきましては、災害復旧事業があったときに備えまして、科目
の設置
を行ったものであります。 また、はぐっていただきまして、第14款予備費でございます。予備費につきましては、前年度と同額
の2,000万円
を計上いたしました。 以上で歳出
の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 小野税務課長。
◎税務課長(小野晋平君) それでは、歳入
の第1款市税についてご
説明いたします。 予算書
の14、15ページ
をお開きください。市税全体では、前年度より0.66%減
の35億2,723万1,000円と積算し、計上いたしました。税目別に見ますと、個人市民税では景気回復
の兆しが見え始めてきたところですが、いまだ雇用情勢や個人所得
の状況は依然として厳しい状況でありますので、前年度より0.47%減
の10億2,150万円と積算いたしました。また、法人市民税につきましては、景気動向、上場企業等
の決算短信等や平成24年度税収ベース
を考慮し、法人市民税全体で前年度
の10.24%減
の3億7,060万円と積算し、市民税全体では前年度比3.27%減
の13億9,210万円と積算し、計上いたしました。 固定資産税は、前年度と比較しまして、全体で0.16%増で18億221万9,000円と積算し、計上いたしました。内訳といたしましては、土地については近年
の土地下落等に伴い、2.73%減で5億8,476万1,000円と積算し、家屋については新増築等
を勘案しまして、0.48%増
の7億4,991万円と積算し、償却資産税につきましては景気がわずかながら上向いており、新規
の設備投資がわずかに増えていることから、3.57%増
の4億2,804万7,000円と積算いたしました。 軽自動車税につきましては、ここ数年軽4輪乗用車等
の登録台数
の増加が続いておりますので、1.88%増
の7,752万2,000円と積算し、計上いたしました。 諸税では、市たばこ税は昨年税制改正が行われ、販売本数は少なくなる見込みですが、税率が引き上げられたことにより、5.3%増
の1億7,635万円と積算し、計上いたしました。 また、鉱産税では、前年度
の実績
を考慮し、天然ガス
の産出量
の増
を見込みまして、17.25%増
の7,118万円と積算し、計上いたしました。 入湯税につきましては、ここ数年入浴者数が落ち込んでおりましたが、最近はほぼ横ばい状態であることから、0.3%増
の786万円と積算し、計上いたしました。なお、歳入全体に占める市税
の割合は、前年度より0.56%減
の24.6%となっております。 以上で市税
の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 岩川財政課長。
◎財政課長(岩川一文君) それでは、引き続きまして第2款以降
のご
説明をいたします。 第2款地方譲与税から第11款交通安全対策特別交付金まで
の10個
の款について一括してご
説明申し上げます。16ページから35ページまででございます。これらにつきましては、国
の地方財政計画における収支見通しや過去数年間
の決算等
を考慮しながら、それぞれ
の予算額
を算出いたしました。貴重な一般財源でありますが、景気
の回復基調がまだ顕著でないことや第9款地方特例交付金
の制度変更
のために、前年度より第2款から第11款まで
の合計で5,730万円減としております。なお、第9款地方特例交付金
の変更点でありますが、30、31ページであります。前年度までは児童手当
の地方負担分、自動車取得税減税分、住宅取得減税分と3要素にて算定されておりましたが、平成25年度は住宅取得減税分のみ変更となり、前年度より大きく減っているところでございます。 次に、36、37ページ
をお願いいたします。第12款分担金及び負担金であります。前年度より9,523万8,000円増となっております。これは、1項2目1節保健衛生費負担金におきまして、下越清掃センター組合
の解散に伴い、その業務
を胎内市が引き継ぐことによりまして、新発田市、関川村から受け入れます胎内市清掃センター構成団体負担金
を新たに計上したことが大きな要因であります。 はぐっていただきまして、第13款使用料及び手数料であります。1項7目
の行政財産目的外使用料以外は減額傾向にありまして、前年度より第13款では904万8,000円減となってございます。 次に、42、43ページ
をお願いいたします。第14款国庫支出金についてであります。前年度より1億99万9,000円減であります。これは、2項4目
の各節におきます社会資本整備総合交付金は増額となっておりますけれども、農林水産業費国庫補助金が全くなくなるなど、減額要因も多くあったためであります。 次に、46、47ページから
の第15款県支出金についてであります。前年度より1,368万2,000円減であります。主な要因といたしましては、2項4目1節
の労働諸費県補助金で、雇用対策として
の緊急雇用創出事業臨時特例交付金補助金が大幅に減額したことなどによるものでございます。 それから、52、53ページ
の第16款財産収入でございます。前年度より316万9,000円増となりました。1項2目1節利子及び配当金で、合併振興基金利子につきまして、24年度に基金
の積み増し
を行ったことなどにより増えたことが原因でございます。 次に、54、55ページ、第17款寄附金であります。寄附金につきましては、何分不透明な部分でございますが、前年度より99万9,000円減といたしてございます。 次に、第18款繰入金であります。56、57ページ
をお願いいたします。1項特別会計繰入金につきましては、1目1節農業集落排水事業繰入金、2目1節簡易水道事業繰入金、3目1節地域産業振興事業繰入金につきましては、一般会計より過年度におきましてこれら
の会計へ貸し付け
を行っております。その貸し付けに対する償還金でございます。 4目1節鹿ノ俣発電所運営事業繰入金につきましては、鹿ノ俣用水路
の関連経費に係る負担分
の繰り入れでございます。 2項
の基金繰入金につきましては、1目1節にて財政調整基金
を2億6,000万円取り崩し
の上、繰り入れることとしております。なお、財政調整基金
の25年度末
の残高は約8億9,600万円となる見込みであります。 2目以下につきましては、特定目的基金
を取り崩して
の繰入金でございまして、厳しい財政状況
の中、基金
の目的
を有効活用するために、それぞれ
の目的に合致いたしました事業に充当した次第でございます。 次に、58、59ページ
の第19款繰越金でございます。例年ベース
の3億円
を計上させていただきました。 はぐっていただきまして、第20款諸収入であります。前年度と比較いたしまして、4,798万4,000円増となりました。これは、3項
の各目におきます貸付金元利収入はかなり減額しておりますけれども、62、63ページにございます5項3目3節衛生費雑入におきまして、下越清掃センター組合
の解散に伴います清算金
を受け入れすることが大きな要因となりまして、20款全体としては増額となったものでございます。 はぐっていただきまして、66、67ページ
をお願いいたします。第21款市債であります。市債
の借り入れにつきましては、前年度と比較いたしますと1億6,698万2,000円増でございます。なお、借換債は、歳出でも申しましたが、平成15年度に借り入れましたものが縁故債分がございまして、この借換債分
を差し引きました実質
の借入額で比較いたしますと、前年度よりも1億6,900万円増となってございます。また、例年におきまして、合併振興基金造成事業債
を借り入れいたしまして合併振興基金に積み立てておりましたが、24年度までで借入予定額に達しいたしましたため、25年度からはその借り入れはなくなってございます。 以上で議第1号 平成25年度
胎内市一般会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 天木市民生活課長。
◎市民生活課長(天木秀夫君) 私
のほうからお願いします。平成25年度胎内市国民健康保険事業特別会計歳入歳出予算についてご
説明申し上げます。 予算総額で36億8,400万円となりまして、前年度比較で9,400万円、2.62%
の増となっております。なお、平成25年度
の平均被保険者数は、一般被保険者で7,800
人、退職被保険者で770
人、合計で8,570
人を見込んでおります。 それでは、歳出からご
説明申し上げます。240ページ
をお願いいたします。1款総務費については、職員
の人件費及び電算処理システム委託料等国保事務に係る経常経費
のほか、国保連合会負担金、国保税
の賦課徴収に要する経費、国保運営協議会に関する経費が主なものであります。 次に、242ページ、2款保険給付費については、合計では対前年度比較で2.1%増となっておりますが、療養給付費、高額療養費については平成24年度
の給付実績見込み
を勘案し、1
人当たり医療給付費
の伸び率
を平成24年度
の実績見込み
の約6%増と見込み、計上しております。 次に、244ページ、3款後期高齢者支援金等については、75歳以上
の高齢者
を対象にした後期高齢者医療制度で、医療費
の約4割
を若年者
の保険料で負担することになっているため、その支援金及び事務費拠出金であり、平成24年度
の実績見込み
を勘案して計上しております。 次に、246ページ、4款前期高齢者納付金等については、65歳から74歳
の方
を対象にした被用者保険、健康保険組合等でありますけれども、それから国民健康保険
の制度間
の医療費負担
を調整するため
の制度でありまして、事務費拠出金
を計上しております。 次に、248ページ、5款老人保健拠出金については、平成19年度まで
の老人保健制度による医療費
を精算するもので、医療費及び事務費拠出金
を計上しております。 次に、250ページ、6款介護納付金については、介護保険給付費等
の100分の29
を各保険者
の介護保険第2号被保険者が負担するもので、平成24年度
の実績見込み
を勘案して計上しております。 次に、252ページ、7款共同事業拠出金
の1項1目高額医療費共同事業拠出金については、高額な医療費
の発生、1
人1カ月80万円
を超えるものでありますけれども、による国保財政
の急激な影響
の緩和
を図るため、市町村国保から
の拠出金
を財源として市町村が負担
を共有して調整
を図るものであります。 2目保険財政共同安定化事業拠出金については、県内
の市町村間
の保険税
の、料もありますけれども、平準化、それから財政
の安定化
を図るため、1
人1カ月30万円
を超える費用について市町村国保
の拠出により負担
を共有して共同事業
を実施するものでありまして、国保連合会
の基準に基づき算定した額
を計上しております。 次に、254ページ、8款保健事業費については、1項1目保健衛生普及費はレセプト点検員
の人件費及びジェネリック医薬品差額通知書作成経費等、2目疾病予防費は人間ドック助成事業が主なものであります。 2項1目
の特定健康診査等事業費については、医療保険者に生活習慣病に関する健診、保健指導義務化、40歳から74歳
の被保険者、被扶養者
を対象にした健康診査等
の経費であります。 260ページ、11款諸支出金については、国保資格喪失による過年度分
の国保税
の還付金等であります。 次に、歳入についてご
説明申し上げます。216ページ
をお願いいたします。1款国民健康保険税については、平成25年度
の保険給付費、保健事業費
の見込額
をもとに、国、県、社会保険診療報酬支払基金から
の負担金など
の見込額
を控除した賦課総額
を計上しております。 それから、218ページ、2款分担金及び負担金については、特定健康診査に係る自己負担分であります。 それから、222ページ、4款国庫支出金については、医療給付費分、後期高齢者支援金分等、介護納付金分等
の負担金及び高額医療費共同事業負担金、特定健康診査等負担金並びに財政調整交付金等
の補助金でありまして、見込額に基づきまして、それぞれ
の負担割合で計上しております。 それから、224ページ、5款療養給付費等交付金については、退職者
の医療費について被用者保険が市町村国保に拠出金
を負担するもので、社会保険診療報酬支払基金から
の交付金であります。 226ページ、6款前期高齢者交付金については、65歳から74歳
の方
を対象にした被用者保険、国民健康保険
の医療費負担
を調整する制度でありまして、前期高齢者
の加入人数
の多い国民健康保険
の財政支援
を若年者
の加入
の多い健康保険組合などから前期高齢者納付金として負担
をいただくもので、保険者間で医療費負担
の不均衡
の調整
を行うため
の交付金でありまして、平成24年度
の実績見込み
を勘案して計上しております。 それから、228ページ、7款県支出金につきましては、高額医療費共同事業負担金、特定健康診査等負担金並びに財政調整交付金等
の補助金でありまして、見込額に基づきまして、それぞれ
の負担割合で計上しております。 それから、230ページ、8款共同事業交付金については、市町村から
の拠出金、国及び県から
の負担金
を財源に交付基準額
を超える部分に対して国保連合会から交付されるもので、現段階で国保連合会から示されている交付見込額
を計上しております。 234ページ、10款繰入金については、保険基盤安定制度として
の低所得者
の保険税
の軽減するもの、それから2つ目としては低所得者
を多く抱える保険者
を支援する公費補填分、それから3つ目としては国保事務
の執行に要する経費、それから4つ目としましては出産育児一時金並びに国保財政
の安定化及び保険税
の負担
の平準化
のため
の国保財政安定化支援事業として一般会計から
の法定繰入金として
のそれぞれ
の負担割合で計上しております。 238ページ、12款諸収入については、国保税
の延滞金、交通事故など
の第三者行為による損害賠償金が主なものであります。 以上で
説明を終わります。 続きまして、平成25年度胎内市後期高齢者医療特別会計歳入歳出予算についてご
説明申し上げます。予算総額は2億5,500万円となりまして、前年度比較で70万円、0.3%
の減となっております。なお、平成25年度
の平均被保険者数は、5,090
人を見込んでおります。 それでは、歳出
の286ページ、1款総務費については、被保険者証
の交付、各種届け出、申請
の受け付け、広報や保険料
の徴収など
の事務
を行うため
の経常経費
を計上しております。 それから、288ページ、2款後期高齢者医療広域連合納付金については、市で徴収した保険料及び低所得者
の保険料軽減措置に対する保険基盤安定繰入金
を広域連合に負担するものであります。 次に、歳入について276ページ
をお願いします。1款保険料については、賦課見込額から低所得者
の軽減見込額
を差し引いた額となっております。 次に、280ページ、3款繰入金については、低所得者等に係る保険料軽減分
の公費補填でありまして、県が4分の3、市が4分の1
を負担する保険基盤安定繰入金及び後期高齢者医療事務
の執行に要する経費として
の一般会計から
の繰入金であります。 以上で
説明を終わります。 次に、平成25年度胎内市介護保険事業特別会計歳入歳出予算についてご
説明申し上げます。予算総額は30億1,300万円となり、前年度比較で2億3,100万円、8.3%
の増となっております。なお、第5期介護保険事業計画において、平成25年度
の平均第1号被保険者数
を9,007
人、それから介護認定者数
を1,605
人を見込んで算定しております。 それでは、歳出からご
説明申し上げます。320ページ、1款総務費については、職員
の人件費、それから第6期介護保険事業計画作成に伴う日常生活圏域ニーズ調査業務委託料、それから第1号被保険者
の介護保険料賦課徴収事務及び介護認定事務に係る経費
を計上しております。 324ページ、2款保険給付費については、介護予防も含めまして、介護サービス給付費
の各項目別
の内訳となっていますが、これは第5期介護保険事業計画
の標準給付費見込みに基づくものでありまして、保険給付費全体として
の前年度比較では8.5%
の増となっております。 それから、330ページ、4款地域支援事業費、1項1目2次予防事業費、24年度までは介護予防特定高齢者施策事業費としていましたが、25年度から2次予防事業費として入ってあります。それでは、生活機能が低下している高齢者、要介護認定者
を除きます、高齢者
の把握と運動、栄養、口腔機能向上事業などに係る経費
を計上しております。 2目1次予防事業費、これは24年度までは介護予防一般高齢者施策事業と呼んでいましたけれども、1次予防事業費では介護予防普及啓発事業、介護予防リーダー
の育成、支援など
の地域介護予防活動支援事業に係る経費
を計上しております。 2項1目
包括的支援事業では、4カ所
の地域
包括支援センターにおける高齢者
の総合相談支援事業、権利擁護事業、
包括的、継続的ケアマネジメント
の業務などに係る経費
を計上しております。 それから、332ページ、2目任意事業費では、紙おむつ等給付事業、介護相談員
の派遣事業、ナイトケア事業などに係る経費
を計上しております。 次に、歳入についてご
説明申し上げます。302ページ
をお願いします。1款保険料では、65歳以上
の第1号被保険者
の介護保険料でありますが、これは第5期介護保険事業計画
の所得段階別加入者数見込みに基づくものでありまして、前年度比較で0.4%
の増となっております。 それから、304ページ、2款使用料、手数料については、督促手数料、介護予防教室利用に係る利用者負担であります。 306ページ、3款国庫支出金については、負担割合に基づいた国
の介護給付費負担金及び調整交付金並びに介護予防事業、
包括的支援事業・任意事業に係る支援事業費交付金であります。 308ページ、4款支払基金交付金については、介護給付費及び介護予防事業に係る支援事業費に対し、第2号被保険者
の保険料負担割合に基づいた社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。 310ページ、5款県支出金については、負担割合に基づいた県
の介護給付費負担金及び介護予防事業、
包括的支援事業・任意事業に係る地域支援事業交付金であります。 314ページ、7款繰入金
の1項一般会計繰入金については、負担割合に基づいた介護給付費負担金及び介護予防事業、
包括的支援事業・任意事業に係る地域支援事業負担金並びに職員給与費等事務費
を繰入金として計上しております。 以上で
説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) 続きまして、347ページでございます。平成25年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。 歳入歳出予算
の総額は1億1,500万円で、対前年度比マイナス500万円、4.2%
の減となっております。歳入
の主な内容となります医科部門
の診療収入、これにつきまして、一般診療で対前年度比94万9,000円
の減、歯科部門では対前年度比326万7,000円
の減ということで、その減少
を見込んで
の予算規模といたしております。 それでは、歳出からご
説明申し上げます。366ページ
をお願いいたします。1款衛生費、1項保健衛生費、1目診療所費につきましては、職員
の人件費、医薬材料費、その他診療所
の維持管理運営に係る経費
を計上いたしております。 2目歯科分室費につきましては、黒川及び胎内歯科医師
の歯科診療業務委託料
のほか、診療所
の維持管理運営に係る経費
を計上いたしております。 368ページ、3目鍼灸マッサージ施術所費では、鍼灸マッサージ師3
人分
の賃金
のほか、施設
の維持管理運営に係る経費
を計上いたしております。 370ページ、2款は診療所事業基金積立金、372ページ、3款は公債費で一時借入金利子、374ページ、4款は予備費となっております。 続きまして、歳入についてご
説明申し上げます。お戻りいただきまして、354ページ、第1款使用料及び手数料、1項使用料、1目衛生使用料につきましては、先ほど申し上げました医科、歯科診療収入、鍼灸マッサージ施術収入となっております。 2項手数料、1目衛生手数料につきましては、診断書作成料及び介護保険主治医意見書作成料でございます。 次に、356ページ、2款財産収入につきましては、診療所事業基金利子でございます。 次に、358ページ、3款繰入金につきましては、診療所事業基金繰入金で、医科及び歯科
の運営に係る諸経費に充てるものでございます。 360ページ、4款は前年度繰越金、362ページ、5款は諸収入となっております。 以上で胎内市
黒川診療所運営事業特別会計予算説明を終わります。
○議長(渡辺宏行君)
藤木上下水道課長。
◎上下水道課長(藤木繁一君) それでは、続きまして、381ページ、議第6号 平成25年度
胎内市農業集落排水事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。 この会計は、黒川地区、鼓岡地区、大長谷地区及び乙地区
の計4地区における下水道事業であります。平成23年度に荒井浜地区
を乙地区に編入する工事が終了いたしましたので、平成24年度からは施設
の保守、維持管理が事業
の中心となってございます。平成25年度当初予算は、予算規模が歳入歳出それぞれ5億6,900万円となり、前年度より530万円、0.92%
の減となってございます。 それでは、歳出
の主なものからご
説明申し上げます。予算
説明書
の406、407ページ
をお願いいたします。1款1項1目農業集落排水運営費でございますけれども、これは本事業
を運営するために必要な経費でございまして、職員4
人分
の給与費、それから事務費
のほかに処理場4カ所
の運営費等
を計上しております。主なものといたしましては、11節
の需用費では処理場やマンホールポンプ
の運転に伴う消耗品、電気料、水道代、修繕費などでございます。12節
の役務費では、汚泥
の処理手数料が主なものでございます。13節委託料は、処理場
の運転管理委託費、処理場から発生する汚泥
の運搬処理業務委託費、使用料賦課徴収業務委託費が主なものでございます。15節工事請負費は、各処理場
の電気機械設備
の更新や公共ます設置工事等でございます。27節公課費では、消費税
の精算に伴います消費税及び地方消費税納税額でございますし、28節
の繰出金では一般会計へ
の繰出金
を計上してございますけれども、これは過年度において建設時に一般会計から借り入れた借入金
の返済金でございます。 次に、次ページ、408ページ
の2款基金積立金でございますけれども、基金
の利子相当分
の積み立てでございますし、次
の410ページ、3款
の公債費では建設時に借り入れました起債
の元利償還金、それから一時借入金
の利子
を計上してございます。 次
の412ページは、4款予備費でございます。 一方、これら
を賄います歳入でございますけれども、お戻りいただきまして、388、389ページ
をお願いいたします。1款1項1目
の受益者分担金は、乙地区における加入者
の受益者分担金
の当年度分
を計上してございますし、2項1目
の工事負担金は新規加入者に対する分
を計上いたしてございます。 次
の390ページ、391ページにつきましては、2款1項1目農業集落排水使用料でございますけれども、これにつきましては大口需要家
の排水量
の減などで、前年度比で5.05%、710万2,000円
の減として計上してございます。 続きまして、392、393ページにつきましては、3款県支出金でございまして、県から
の起債償還預託金でございます。 394、395ページにつきましては、4款財産収入でございまして、基金
の利子及びメーター売払収入でございます。 続いて、396、397ページにつきましては、5款
の繰入金でございまして、一般会計から
の繰入金、それから鹿ノ俣発電所運営事業から
の繰り入れ、それから財政調整基金から
の繰入金
を計上してございます。 続いて、398、399ページにつきましては、6款
の繰越金でございまして、前年度から
の繰越金
を計上してございますし、400ページにつきましては7款諸収入、それから次
のページ、402ページにつきましては8款で市債でございまして、資本費平準化債
を計上してございます。 以上で議第6号
の平成25年度
胎内市農業集落排水事業特別会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。 続きまして、421ページ、議第7号 平成25年度
胎内市簡易水道事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。この会計につきましては、黒川地区
の約1,000軒に給水している第1簡易水道、それから鼓岡、大長谷地区
の約800軒に給水してございます第2簡易水道
を合わせた会計でございます。平成25年度当初予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億8,300万円となってございまして、前年度に比較しまして2,340万円、それから率にしまして14.66%
の増となってございます。 それでは、歳出
の主なものから
説明させていただきます。予算
説明書440ページ、441ページ
をお願いいたします。1款1項1目簡易水道運営費でございますけれども、本事業
を運営するため
の経費でございまして、職員3名分
の給与費、それから事務費
のほかに保守管理運営費等
を計上してございます。主なものといたしましては、11節
の需用費では光熱水費や修繕費、それから13節では委託料では施設
の管理委託料、それから水質検査委託料、メーター
の検針委託料、また15節
の工事請負費では鼓岡浄水場
の機械設備
の更新工事、それから坪穴、栗木野新田、夏井地内で
の配水管
の布設がえ工事
を合計で645メートル予定してございます。 また、次
の442ページでございますけれども、27節公課費には消費税
の納付額
を、それから28節
の繰出金には建設時に一般会計から借り入れた借入金
の返済分
を一般会計繰出金として計上いたしてございます。 次
の444ページにつきましては、2款
の基金積立金でございまして、基金
の利子相当分
を立てるものでございます。 次
の446ページ、3款
の公債費、これにつきましては、起債
の元利償還金、一時借入金
の利子等
を計上してございます。 次
の448ページは、予備費でございます。 一方、これら
を賄います歳入でございますけれども、お戻りいただきまして428、429ページ
をお願いいたします。1款
の使用料及び手数料につきましては、簡易水道
の使用料、それから給水工事検査手数料が主なものでございますが、水道使用料につきましては大口需要家
の使用
の減、それから全体的に使用水量が減少傾向にあるということから、前年度と比較いたしまして6.8%、718万2,000円
の減としてございます。 それから、432ページ、3款
の繰入金でございますけれども、一般会計から
の交付税算入分
の繰り入れ、それから鹿ノ俣発電所運営事業、それから簡易水道施設整備基金から
の繰入金
を計上いたしてございます。 次
の434ページ
の4款繰越金、これは前年度から
の繰越金でございますし、436ページ、5款
の諸収入、これにつきましては、農業集落排水使用料賦課徴収業務
の受託料として使用料
の諸収入に計上してございます。 次
の438ページにつきましては、6款、これにつきましては市債で簡易水道事業債、これは建設工事に充てる部分ございますけれども、あとは資本費平準化債、計上いたしてございます。 以上で議第7号 平成25年度
胎内市簡易水道事業特別会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) お諮りします。 ここでしばらく休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、午後2時45分まで休憩いたします。 午後 2時30分 休 憩 午後 2時45分 再 開
○議長(渡辺宏行君) 休憩前に引き続き会議
を再開します。
久保田地域整備課長。
◎地域整備課長(久保田雅勝君) それでは、457ページ、議第8号 平成25年度
胎内市公共用地先行取得事業特別会計予算について、予算に関する
説明書に基づき
説明をさせていただきます。 歳入歳出予算
の総額は歳入歳出それぞれ4,310万円とするものであります。平成24年度と比較しまして、2,060万円、率にして32.3%
の減であります。 それでは、初めに歳出からご
説明いたします。470、471ページ
をお開きください。第1款公共用地取得費、1項公共用地取得費ですが、歳出
の主なものは2目史跡公園整備用地取得費が主なもので、下越都市開発公社が先行取得した土地
の一部
を買い戻すため
の公有財産購入費であります。 472ページ、2款1項1目では予備費
を計上するものであります。 続きまして、歳入でございます。464、465ページ
をお開きください。1款1項1目一般会計繰入金、これは一般会計から
の繰入金
を計上させていただきました。 466、467ページ
をお開きください。2款1項1目繰越金、前年度から
の繰越金でございます。 468、469ページ
をお開きください。3款1項1目預金利子、預金利子
を計上させていただきました。 以上で議第8号 平成25年度
胎内市公共用地先行取得事業特別会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 丹後商工観光課長。
◎商工観光課長(丹後勝次君) それでは、475ページ、議第9号 平成25年度胎内市
観光事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。 歳入歳出予算
の総額は歳入歳出それぞれ1億7,740万円とするものでありまして、対前年度比較で1億420万円、37%
の減となっております。 それでは、歳出からご
説明申し上げます。492ページからお開き願います。1款商工費、1項1目観光総務費でございますが、11節需用費
の印刷製本費、12節役務費
の広告料など、宣伝関係経費と27節消費税及び地方消費税などが主なものであります。 2目旅行あっせん費でありますが、12節役務費
の通信運搬費、14節使用料及び賃借料
の自動車借上料、宿泊施設等使用料が主なものであります。 2項胎内アウレッツ館費、1目胎内アウレッツ館運営費では、運営に係る職員2名分
の給与費、事務施設管理補助員
の賃金、11節需用費で宿泊者数
の目標としている延べ6,000
人の賄いに係る食糧費、光熱水費等
を計上したほか、495ページ、13節委託料でエレベーター管理委託料
のほか各種委託料
を、15節工事請負費においては施設改修工事費
を計上いたしました。 3項樽ケ橋遊園費、1目樽ケ橋遊園運営費につきましては、施設運営に係る管理補助員賃金など
のほか、15節工事請負費でゴーカートコース改修工事などに係る経費が主なものであります。 496ページから
の4項胎内リゾート施設費、1目胎内リゾート施設運営費につきましては、昨年度に比較して1,845万円ほど
の減額となっておりますが、要因といたしましては15節工事請負費で小倉沢ゲレンデ
の復旧工事が完了したことによるものであります。11節需用費で圧雪車やリフト
の修繕費、14節使用料及び賃借料で国有林借地料、圧雪車リース料、15節工事請負費では風倉高圧電源ケーブル取替工事などが主なものでございます。 498ページは、公債費でございます。長期債で借り入れいたしました人工造雪設備
の償還金であります。 次に、歳入でありますが、戻りまして482ページ、1款事業収入では、1項胎内アウレッツ館事業収入、2項樽ケ橋遊園事業収入
を見込んだものであります。 484ページ、観光施設使用料
を、486ページは一般会計と鹿ノ俣発電所運営事業繰入金
を計上しております。 490ページには、各施設
の雑入
を計上いたしました。 以上で議第9号 平成25年度胎内市
観光事業特別会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 高橋農林水産課長。
◎農林水産課長(高橋晃君) それでは、続きまして、議第10号 平成25年度
胎内市地域産業振興事業特別会計予算について
説明申し上げます。 歳入歳出
の総額
をそれぞれ5億9,030万円とするものでございます。この金額につきましては、前年度比で6,130万円
の減、率にして9.4%
の減になっております。 それでは、歳出から
説明申し上げます。
説明書
の528ページ、1款1項2目農畜産加工施設運営費では、ハム及びウインナー
の製造運営及び維持管理に要する経費で、13節に製造委託料、16節で原材料費、ハムなど
の原材料である黒豚など
の購入
を予定しております。 次に、3目乳製品加工センター運営費では、ジャージー牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム及びチーズ
の製造、運営及び維持管理に要する経費であります。13節
の委託料で、チーズ、アイスクリーム、ヨーグルトなど
の製造委託料
を計上しております。 4目地域活性化センター運営費では、地域特産品
の販売強化と各種イベント出店経費及び販売強化や配送に要する経費でございます。 次に、530ページ
の5目米粉製造施設運営費では、近江新にある工場
の気流粉砕機修繕工事費と新潟製粉株式会社へ
の委託料が主なものであります。 6目農畜産加工施設運営費、胎内高原ミネラルハウスでは、胎内高原ハウス株式会社へ
の委託料と殺菌水製造装置設置工事費
を計上いたしました。 次に、7目ワイン製造施設運営事業費では、加工用ブドウ、ボトル、ラベル等
の原材料費
のほか、施設
の運営及び維持管理に要する経費と醸造補助業務
を新潟フルーツパーク株式会社などに委託する計画でございます。 それ
を賄います歳入につきましては、戻っていただきまして、514ページ、1款1項農畜産物加工事業収入
の1目農畜産物加工事業から6目ワイン製造施設運営事業まで
の事業収入
を計上させていただきました。 なお、3目地域活性化センターでは、イベント収入が主であり、4目米粉製造事業、5目農畜産加工事業は委託料に応じた金額
を情勢
の変化
を見込んで事業収入として計上いたしました。 次に、516ページ、2款1項1目
の農林水産業使用料では、製造委託料に係る施設使用料
を計上いたしました。 520ページ
の4款繰入金、1項一般会計繰入金では一般会計から
の繰入金、2項特別会計繰入金では鹿ノ俣発電所運営事業繰入金
を計上させていただきました。 以上で議第10号
の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 髙橋黒川支所長。
◎黒川支所長(髙橋次夫君) 続きまして、543ページ
をお願いいたします。議第11号 平成25年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。 歳入歳出
の予算総額
をそれぞれ1億1,890万円としてお願いするもので、前年度と比較して8,260万円、率にしますと227.55%
の増となっております。大幅な増額となった要因といたしましては、昨年7月に施行されました固定価格買取制度
の認定
を受けたことにより、売電単価が8円15銭から29円に改定されたことによるものであります。 初めに、歳出
の主なものからご
説明申し上げます。556、557ページ
をお願いいたします。第1款農林水産業費、1項農業費、1目鹿ノ俣発電所費でありますが、2節給料から4節共済費までにつきましては職員2名分
の給与費等であります。11節需用費
の修繕費は、バッテリー
の交換修理等に係る経費でございます。25節積立金につきましては、建設改良費分
を基金へ積み立てするものであります。28節繰出金では、この事業
の目的であります農業関連施設
の電気料
の軽減に充てるため、売電収入
の一部
を11カ所
の市有施設に配分し、各会計に繰り出しするものであります。また、一般会計へ
の繰出金につきましては、電気料金へ
の充当
のほか、取水口
のある砂防ダムから発電所まで
の間
の管水路
を鹿ノ俣用水路と共有しておりますことから、これに係る経費につきまして利用割合に応じ、74.63%
を一般会計へ繰り出しするものであります。 次
のページ
の予備費につきましては、予算額
の増額に伴い、予備費についても増額させていただきました。 次に、これ
を賄います歳入でございますが、戻りまして554、555ページ
をお願いいたします。3款2項1目
の雑入におきまして、電気事業者等へ
の売電収入
を計上いたしました。 以上で議第11号 平成25年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君)
藤木上下水道課長。
◎上下水道課長(藤木繁一君) それでは、議第12号 平成25年度
胎内市公共下水道事業会計予算についてご
説明申し上げます。 予算書が別冊、別つづりとなってございますので、よろしくお願いいたします。それでは、初めに別冊予算書
の1ページ
をお願いいたします。1ページ、初めに業務
の予定量からご
説明申し上げます。平成25年度
の予算編成に当たりまして、1年間
の業務
の基礎となる予定量
をあらわしたものでございます。汚水処理戸数では5,450戸で、前年度当初予算と比較いたしまして150戸、1.83%
の増でございます。年間有収水量は、155万5,000立方メートルで、前年度比で2万3,000立方メートル、1.5%
の増となってございます。 それでは、5ページ
をお願いいたします。収益的収入でございますけれども、1款1項1目下水道使用料につきましては、前年度より400万円、1.48%
の増としております。2目その他営業収益では、農業集落排水
の汚泥
を中条浄化センターにおいて処理いたします汚泥処理料や新発田市から
の汚水
を処理いたします処理場
の維持管理料等
をされてございます。 また、2項営業外収益
の2目他会計補助金では、一般会計から
の補助金でございますし、これにつきましては前年度よりも1,723万8,000円、5.62%
の減となってございます。 また、3目他会計負担金につきましては、し尿処理施設建設に伴う都市計画法等
の変更認可申請に係ります一般会計から
の負担金ということで計上してございます。 これら
のことから、下水道事業収益では合計で6億670万円となってございまして、前年度と比較いたしまして1,130万円、1.83%
の減となってございます。 次に、支出
のほうでございます。6ページ
をお願いいたします。1款1項1目
の管渠及び処理場費につきましては、下水道施設
を維持管理するため
の費用でございまして、主なものといたしましては処理場
の維持管理委託料、それから処理施設
の修繕費、処理場やマンホールポンプ
の動力費、それから薬品費等でございます。 次に、7ページ
の2目総係費でございますけれども、これにつきましては事業
を運営するため
の職員3
人分
の人件費や料金
の賦課徴収業務委託料等が主なものでございます。 それから、次
の8ページ
の3目につきましては、構築物や機械装置等
の減価償却費でございます。 それから、4目
の資産減耗費につきましては、処理場
の長寿命化工事に伴う前
の資産
の処分費でございます。 それから、2項営業外費用につきましては、支払利息、それから消費税が主なものでございます。 これら
のことから、下水道事業費用
の全体では8億6,515万円となってございまして、前年度よりも615万円、0.72%
の増となってございます。 次に、9ページ
の資本的収入でございますけれども、合計で6億8,472万2,000円となってございまして、前年度よりも1億7,227万8,000円、20.1%
の減となってございます。これは、工事請負費
の減などによりまして、起債や国庫補助金が減少したことなどによるものでございます。 次に、10ページ
をお願いいたします。支出、資本的支出
のほうでございますけれども、合計で9億4,036万8,000円と前年度よりも1億563万2,000円、率にしまして10.1%
の減となってございます。1項1目建設費では、塩津、城塚、上城塚、中条、羽黒地内におきまして管渠布設工事
を945メートル施工する予定でございますし、平成24年度から
の継続工事といたしまして中条浄化センター
の機械、それから電気設備
の長寿命化工事
を実施するものでございます。 2項企業債償還金につきましては、6億4,684万7,000円で、前年度よりも1,100万4,000円、1.7%
の増となってございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、2億5,564万6,000円につきましては、当年度分
の消費税、それから地方消費税、資本的収支調整額と過年度、当年度分
の損益勘定留保資金にて補填するものでございます。 以上で議第12号 平成25年度
胎内市公共下水道事業会計予算補足
説明を終わらせていただきます。 続きまして、議第13号
の平成25年度胎内市
水道事業会計予算についてご
説明をさせていただきます。別冊予算書
の22ページ
をお願いいたします。初めに、業務
の予定量からご
説明申し上げます。平成25年度予算編成に当たりまして、1年間
の業務
の基礎となる予定量
をあらわしたものでございます。給水戸数につきましては8,870戸で、前年度当初予算と比較いたしまして33戸、0.37%
の増としてございます。年間総給水量につきましては273万6,000立方メートルで、前年度比で2万4,000立方メートル、0.88%
の増としてございます。 次に、26ページ
をお願いいたします。収益的収入でございます。26ページ
の1款1項1目給水収益では、前年度よりも500万円増えて0.86%
の増としてございます。 その他営業収益では、水道加入金や公共下水道、それから乙地区
の農業集落排水事業
の料金
の賦課徴収
の業務受託収益、それから営業外収益では一般会計補助金が主なものでございます。 それら
のことから、水道事業収益全体では6億1,339万8,000円となりまして、前年度よりも139万8,000円、0.23%
の増としてございます。 次に、支出
のほうでございますけれども、27ページで、1項1目原水及び浄水費につきましては、委託料では浄水場
のろ過池
の砂かき業務委託料、それから浄水場
の運転管理委託料が主なものでございますけれども、2行目
の上水道事業
を基本設計見直し業務委託料につきましては、将来
の水需要
の予測から適正な水道施設整備や管網整備など適切な水道事業
の運営
を図るべく、設計見直し
をしたいものでございます。 それから、下から3行目
の動力費につきましては、浄水場等
の電気料が主なものでございます。 また、次ページ
の28ページ、1項2目配水及び給水費につきましては、委託料では保安待機委託料や水質検査手数料が主なものでございます。 また、修繕費では、水道メーター
の取替、漏水修理に係る費用、これらが主なものでございます。 それから、工事請負費では、これが配水池
の送配水管
の塗装工事等
を計上してございます。 次に、同じく28ページと29ページ
の1項4目
の総係費につきましては、人件費
のほか検針委託料、それから各種システム
の賃借料等が主なものでございます。 5目につきましては、構築物や機械装置等
の減価償却費でございますし、2項営業外費用につきましては支払利息、それから消費税、地方消費税が主なものでございます。 これら
のことから、31ページになりますけれども、水道事業費用全体で合計で5億2,870万円となってございまして、前年度よりも3,630万円、6.42%
の減となってございますけれども、減
の主な理由といたしましては、減価償却費や支払利息による減少が主な減
の理由となってございます。 次に、資本的収入でございますけれども、32ページ
をお願いいたします。32ページ
の収入額全体では3億597万3,000円となってございまして、前年度よりも1億6,597万3,000円
の増となってございます。これは、資本的支出にも出てまいりますけれども、配水管
の布設がえ工事が増加しているということで起債額が増えたことによるものが主な要因でございます。 それから、次
の33ページ
の資本的支出でございますけれども、1項建設改良費
の主なものといたしましては、公共下水道関連工事といたしまして450メートル、これは城塚、それから上城塚、羽黒にございますし、それから石綿管更新工事といたしまして東本町、若松町地内に延長で1,070メートル、それぞれ配水管
の布設がえ工事
を実施するものでございます。 また、2項では、企業債償還金
を計上いたしております。 これら
のことから、資本的支出全体では4億7,430万6,000円となってございまして、前年度よりも9,830万6,000円、率で26.15%
の増となってございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額、1億6,833万3,000円につきましては、当年度分消費税、それから地方消費税
の資本的収支調整額、それから過年度分
の損益勘定留保資金にて補填するものでございます。 以上で議第13号 平成25年度胎内市
水道事業会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。 それから、続きまして議第14号
の平成25年度
胎内市工業用水道事業会計予算についてご
説明申し上げます。別冊予算書
の46ページ
をお願いいたします。収益的収入につきましては、工業用水道
を使用する企業がないことから、一般会計から
の補助金20万円のみとなってございます。 次
のページ
の収益的支出では、1項営業費用には保険料、それから減価償却費
を計上してございますし、2項営業外費用には企業債利息
を計上してございまして、合わせて125万5,000円となってございます。 それから、48ページ
の資本的収入につきましては、一般会計から
の補助金110万円
を計上してございまして、49ページ
の資本的支出につきましては企業債
の元金償還金、これが110万円
を計上してございます。 資本的収入、支出とも前年度よりも2万4,000円、2.23%
の増となってございます。 以上で議第14号 平成25年度
胎内市工業用水道事業会計予算の補足
説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺宏行君) 以上で提案理由
の補足
説明を終わります。 これより議第1号から議第47号まで、諮問第1号から諮問第6号までについて議案ごとに質疑
を行います。 なお、議第15号及び議第28号、諮問第1号から諮問第6号までにつきましては、本日討論及び採決も行います。また、議第16号から議第27号まで、議第29号から議第47号まで
の31件については、別紙議案付託表
のとおり本日
の質疑終了後所管
の常任委員会に審査
の付託
をするものでありますので、委員会において質疑されますようご協力願います。 お諮りします。議第1号から議第14号まで
の14件については、
予算審査特別委員会を設置し、審査
の付託
をする予定でありますので、ここで
の質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、議第1号から議第14号まで
の14件については質疑
を省略します。 次に、議第15号 平成24年度
胎内市一般会計補正予算(第6号)について質疑及び討論、採決
を行います。 最初に、歳出
の第2款総務費から第6款農林水産業費までについて質疑
を行います。ご質疑願います。 赤塚議員。
◆15番(赤塚タイ君) 30ページ
の児童福祉施設費ですけれども、その前
の2目児童福祉費…… 〔「措置費」と呼ぶ者あり〕
◆15番(赤塚タイ君) 措置費ですね。2目児童措置費についてお伺いいたします。 30ページ
の一番上段な
のですが、扶助費として子ども手当費が5,696万円ほど減額になっている
のですが、これ
のご
説明のほど
をお願いいたします。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) お答えいたします。 この扶助費、子ども手当に係る減額につきましては、基準額その他
を見直したとか、そういうことではございませんで、当初予算
の対象人数と確定見込みにおける受給
の対象人数
を見込みまして不用となる額
を減額させていただいたという内容でございます。
○議長(渡辺宏行君) 赤塚議員。
◆15番(赤塚タイ君) ということは、過大見積もりというふうに理解してよろしいか。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) 過大見積もりと言われますとそのとおりかもしれませんが、扶助費に関しては一般的に当初予算において支給することができなくなるような非常にタイトな見積もり
をすることがそもそもできづらいということがございまして、私どもこの推計で見ますと当初予算比で予算規模で10%程度ということでございまして、これ
を例えば5%減であるとか、そのあたりまで行ければよかった
のですが、結果としてこのような補正内容になっているということでご理解
を賜りたいと思います。
○議長(渡辺宏行君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで第2款から第6款まで
の質疑
を終わります。 次に、歳出
の第7款商工費から歳出
の最後までについて質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで歳出
の質疑
を終わります。 次に、歳入全般及び繰越明許費、債務負担行為
の補正、地方債
の補正について質疑
を行います。ご質疑願います。 丸山議員。
◆17番(丸山孝博君) 中条地区保育園、幼稚園統合施設
の問題について、19ページ
の県補助金
の中に児童福祉費県補助金
の説明のところに林業、木材産業構造改革事業交付金として3億4,500万円という
のが補助ですか、全体的に8億円何ぼ
の建設に対してこういう県から
の補助が来るという予算書になっていますけれども、聞きなれないので、林業木材産業構造改革事業交付金というものについてご
説明お願いしたい。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) お答えいたします。 おっしゃるとおり、ご指摘
のとおり当該事業は国
の補正予算で急遽24年度に予算措置がなされたものでありまして、かいつまんで申し上げますと公共的施設
を整備するに当たって、主にこれは建築工事になりますけれども、建築工事
を一定
の基準
を満たした場合2分の1まで、建築工事において地場産
の木材あるいは県産材、これら
を一定基準
を満たして用いた場合には2分の1助成しますと。今議員
の言われる8億3,000万円に対して3億4,500万円という
のは、8億3,000万円
のうち機械設備、それから電気設備工事
を除いて、今ほど申し上げました建築本体工事に関して、その部分に対して2分の1
を補助するという性質
のものでございます。
○議長(渡辺宏行君) 丸山議員。
◆17番(丸山孝博君) そうしますと、その中条地区保育園、幼稚園統合施設という
のは、この事業に見合ったいわゆる条件つき
の建設が予定されるということで、地域
の木材
を使用した建物になる
のだというふうに理解してよろしい
のかどうかという
のが第1点と、もう一点は、これ
を見ると県
の補助金であって、よく見ると国
のほうから
の補助金という
のはないような
のですけれども、これについては国を通して県がこういう事業でやるということなので理解していい
のか。国から
の補助金という
のは全くないようなので、その辺
の説明をお願いします。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) 2点ほどご質問いただきました。 第1点目につきましてでございますが、まさに木材利用
の促進に関する方針というものが胎内市
の中にもございます。子供たちに優しい木
のぬくもり
のあふれた園舎で過ごしてもらえるように、できるだけ多く
の部分
をこの事業
の活用によって地場産
の木材、県産材
を用いていくという構造にしてまいりたいと、その方針
を固めて申請
をしていく予定でございます。 第2点目
の国そのもの
の補助かどうかということでございますが、これも議員今ほどお話がありましたように基本的に県単
の補助ではなくて、国から県に通して、そして県から市町村に配分
をされるという性質
の補助金でございます。
○議長(渡辺宏行君) 丸山議員。
◆17番(丸山孝博君)
説明は大体わかった
のですけれども、この保育施設
を建設するに当たって、国県
の補助についてはこれが最高、最大
の補助事業であったと、いろいろ検討したけれども、こういうものが一番よかった、2分の1が一番よかったということだった
のか、それとも早くやるためにこれしかもう手がないと、まだある
のだけれども、一、二年待てばあるかもしれないというものも含めた検討がされた
のかどうか伺います。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) お答えいたします。 当該補助金、特定財源
の確保については、私ども健康福祉課、ここは主に厚生労働省になりますし、それから学校教育課、ここは文科省
の補助制度、これら
の中で、当初は文科省
の補助が唯一ではなかろうかと、そして当該事業に対する特定財源は7,000万円規模ではなかろうかということで進めてまいりました。先ほども申し上げましたように、国
の補正予算
の関係で非常に潤沢で、なかなかここまで
の補助は得られないという判断
のもとで県、国に対する折衝
を繰り返し行って、できるだけ早目に申請
をして、補助枠は限られている
のですが、かなり潤沢な内容で、非常に望ましい特定財源
の確保ができる運びとなったという経緯でございます。
○議長(渡辺宏行君) 松井議員。
◆16番(松井恒雄君) 関連しますけれども、この事業が1億7,000万円ちょっとで本年度建設に入るわけでございますけれども、正式な幼保一体
を1カ所に集めるわけな
のですけれども、名称ですか、施設
の名称はこの来年
の4月までには新しい名前
を公募することになるかと考えている
のか。それとまたこの予算が通れば建設に入るというようなことでございますので、実施設計書もできていると思う
のですけれども、それら
の図面とか、そういうもの
をいつ議員
のほうに提示できる
のか、その2点についてお願いします。
○議長(渡辺宏行君) 井畑健康福祉課長。
◎健康福祉課長(井畑明彦君) お答えいたします。 まず、1点目
の名称ということでありますが、これだけ市民
の方々から注目していただいているということでもございますし、市長が施政方針でも述べましたように子ども・子育て
のシンボル的な施設になるということでもございますので、広く市民
の皆様から候補となるふさわしい名称
を募集してまいりたいと考えております。 それから、もう一点目
の図面等につきましては、実は実施設計が今途上にございまして、3月
の22日が履行期ということになってございます。したがいまして、今
の段階は基本設計から実施設計に移った段階ということでございますが、この議会
の最終日に、その途上
の図面ではございますが、議員
の皆様にお配り
を申し上げたいと予定しているところでございます。 なお、途上
の図面ではあるということで、地区
の方々にも求められたときにはお見せしてごらんいただきたいと、このように考えております。 以上です。
○議長(渡辺宏行君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで議第15号
の質疑
を終わります。 お諮りします。本案については、委員会付託
を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託
を省略することに決定しました。 これから討論
を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) 討論なしと認めます。 これで討論
を終わります。 これから議第15号について採決します。 お諮りします。本案は原案
のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。 よって、議第15号は原案
のとおり可決されました。 次に、議第16号 平成24年度
胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第17号 平成24年度
胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第18号 平成24年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第19号 平成24年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第20号 平成24年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第4号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第21号 平成24年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第22号 平成24年度
胎内市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第23号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準
を定める条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第24号 胎内市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準
を定める条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第25号 胎内市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部
を改正する条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第26号
胎内市都市公園条例の一部
を改正する条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第27号 胎内市移動等円滑化
のために必要な特定公園施設
の設置に関する基準
を定める条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第28号 胎内市
特別職報酬等審議会条例の一部
を改正する条例について質疑及び討論、採決
を行います。 最初に、質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで議第28号
の質疑
を終わります。 お諮りします。本案については、委員会付託
を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託
を省略することに決定しました。 これから討論
を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) 討論なしと認めます。 これで討論
を終わります。 これから議第28号について採決します。 お諮りします。本案は原案
のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。 よって、議第28号は原案
のとおり可決されました。 次に、議第29号 胎内市職員等
の旅費に関する条例
の一部
を改正する条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第30号 胎内市税条例
の一部
を改正する条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑
を終わります。 次に、議第31号
胎内市国民健康保険給付準備基金条例の一部
を改正する条例について質疑
を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕