◆20番(平良木哲也
議員) 日本共産党
議員団の平良木哲也でございます。
議員団を代表して、
議案第55
号工事請負契約の締結について、反対の立場で討論を行います。 この
議案は、都市計画道路黒井藤野新田線の戸野目川に架かる橋梁の新設
工事における
上部工であります。当該
工事については橋梁下部工、つまり橋の土台の
工事が川の右岸、左岸に分けて発注されていますが、総括
質疑で我が党
議員団の橋爪団長が述べたように、いずれも今回の
上部工に関わったある建設業者が参加している共同企業体が落札しているという事実をまず指摘しておきたいと思います。 今回の
上部工については、本年5月6日に入札が行われ、制限付一般競争入札で藤木・田中特定共同企業体が落札率97.8%で落札しました。この極めて高い落札率はともかく、問題は落札した事業者しか応札していないという、いわゆる一者入札であるという点です。当局の
説明では、あらかじめ入札参加資格や
工事概要を明らかにした上で公告し、十分な公告期間を設定しているので、結果として入札参加者が1者となってはいても、競争性や公平性は確保されていると考えているとのことですが、果たしてそうでしょうか。他に応札事業者がいない原因にはいろいろな事情があろうかとは思いますが、現に入札がないという点が重要です。 自治体によっては競争性、公平性を確実に担保する立場から、応札した事業者が1者のみであった場合は入札を無効とするという例が少なくなく、千葉県、茨城県、大阪府、和歌山県などの府県をはじめ、多くの市町村でそのような取扱いになっています。また、財務省も平成21年3月21日に一般競争入札や企画競争を実施した結果、1者応札、1者応募となっている事例が散見される事態となっている。これは、入札等に付したものの、競争性が十分に確保されていないことがその一因になっていると考えられるとして、改善方法を定めて取り組む姿勢を明らかにしています。 当市においてもこうした原則を堅持し、競争性、公平性に疑義を生じさせる一者入札については厳正な対処をすべきであることから賛成できません。 以上、反対討論といたします。
○
飯塚義隆議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議題を
採決いたします。 まず、
報告について
採決いたします。
報告第2号及び第3号の2件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本件は簡易
採決いたします。 また、本件は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決をいたします。
報告第2号
専決処分した
事件の
承認について(
上越市
市税条例及び
上越市
都市計画税条例の一部
改正について)、
報告第3号
専決処分した
事件の
承認について(
令和3年度
上越市
一般会計補正予算)、以上2件についてはいずれも
承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本件はいずれも
承認することに決しました。 次に、条例関係等の
議案について
採決いたします。
議案第47号より第54号までの8件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は簡易
採決いたします。 また、本案は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決いたします。
議案第47
号上越市
固定資産評価審査委員会条例等の一部
改正について、
議案第48
号上越市
手数料条例の一部
改正について、
議案第49
号上越市
市税条例等の一部
改正について、
議案第50
号上越市
国民健康保険税条例及び
上越市
介護保険条例の一部
改正について、
議案第51
号字の変更について(
県営農地環境整備事業 上岡地区)、
議案第52
号字の変更について(
県営農地環境整備事業 宇津俣地区)、
議案第53
号工事請負契約の締結について(
上越市
総合体育館等大
規模改修 工事)
議案第54
号工事請負契約の締結について(
上越市
総合体育館等大
規模改修機械設備 工事)、以上8件についてはいずれも
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも
原案のとおり可決されました。 次に、
議案第55
号工事請負契約の締結について(
橋梁新設(
上部工)
工事)を
採決いたします。 この
採決は、起立によって行います。 本案は
原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○
飯塚義隆議長 起立多数であります。 よって、本案は
原案のとおり可決されました。 次に、
議案第56号より第68号までの13件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は簡易
採決いたします。 また、本案は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決をいたします。
議案第56
号財産の
取得について(
都市計画道路黒井藤野新田線道路用地)、
議案第57
号財産の
取得について(
ロータリ除雪車)、
議案第58
号財産の
取得について(
ロータリ除雪車)、
議案第59
号財産の
取得について(
ロータリ除雪車)、
議案第60
号財産の
取得について(
除雪ドーザ16t級)、
議案第61
号財産の
取得について(
除雪ドーザ16t級)、
議案第62
号財産の
取得について(
除雪ドーザ11t級)、
議案第63
号財産の
取得について(
除雪ドーザ11t級)、
議案第64
号財産の
取得について(
小形除雪車1.3m級)、
議案第65
号財産の
取得について(
小形除雪車1.3m級)、
議案第66
号財産の
取得について(
圧雪車)、
議案第67
号損害賠償の額の決定及び和解について(国府1丁目地内
物損事故)、
議案第68
号損害賠償の額の決定及び和解について(
遊光寺浜地内
物損事故)、以上13件についてはいずれも
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも
原案のとおり可決されました。 次に、
補正予算を
採決いたします。
議案第45号及び第46号の2件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は簡易
採決いたします。 また、本案は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決をいたします。
議案第45
号令和3年度
上越市
一般会計補正予算、
議案第46
号令和3年度
上越市
水道事業会計補正予算、以上2件についてはいずれも
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも
原案のとおり可決されました。 〇
△
日程第4
同意案第1号より第3号及び
諮問第1号より第5号
○
飯塚義隆議長 日程第4、
同意案第1号より第3号及び
諮問第1号より第5号を
一括議題といたします。 提出者の
説明を求めます。 村山秀幸市長。 〔市 長 登 壇〕
◎村山秀幸市長 おはようございます。提案いたしました案件につきまして、その理由を御
説明申し上げます。
同意案第1号は、
上越市
教育委員会委員の任命についてでございます。
上越市
教育委員会委員、中野敏明氏は、本年7月26日をもって任期満了となるため、その後任として小林晃彦氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
同意案第2号は、
上越市
公平委員会委員の選任についてであります。本年7月25日をもって任期満了となります
公平委員会委員、森直樹氏を引き続き選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
同意案第3号は、
上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。
上越市
固定資産評価審査委員会委員、福本健吾氏は、本年6月30日をもって任期満了となりますため、その後任として吉田彩子氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
諮問第1号から
諮問第5号までは、
人権擁護委員候補者の
推薦についてでございます。本年9月30日をもって任期満了となります5名の人権擁護
委員のうち、山工三氏、小山田得雄氏、井上文代氏及び池田美幸氏につきましては引き続き、また藤枝セツ氏の後任として、金胎芳子氏を
人権擁護委員候補者として法務大臣に
推薦したいので、人権擁護
委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
説明は以上でございます。慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いを申し上げます。
○
飯塚義隆議長 これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
同意案第1号より第3号及び
諮問第1号より第5号は、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本件についてはいずれも
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 討論はないものと認めます。 これより議題を
採決いたします。 まず、
同意案について
採決いたします。
同意案第1号より第3号までの3件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は簡易
採決といたします。 また、本案は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決いたします。
同意案第1
号上越市
教育委員会委員の任命について、
同意案第2
号上越市
公平委員会委員の選任について、
同意案第3
号上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上3件についてはいずれも同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも同意することに決しました。 次に、
諮問について
採決いたします。
諮問第1号より第5号までの5件を簡易
採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本件は簡易
採決いたします。 また、本件は一括して
採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 それでは、これより
採決いたします。
諮問第1号より第5号
人権擁護委員候補者の
推薦について、以上5件についてはいずれも同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本件はいずれも同意することに決しました。 〇
△
日程第5
発議案第1号
○
飯塚義隆議長 日程第5、
発議案第1号
上越市議会会議規則の一部
改正についてを議題といたします。 提出者の
説明を求めます。 19番、小林和孝
議員。 〔小 林 和 孝 議 員 登 壇〕
◆19番(小林和孝
議員)
発議案第1号
上越市議会会議規則の一部
改正について、提案理由を申し上げます。
発議案第1号は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境
整備を図る観点から、住民が
議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本
会議や
委員会への欠席事由の出産について、産前・産後期間にも配慮した規定の
整備を図るほか、本市における
押印見直しに係る基本方針を踏まえ、請願手続に係る
押印の
見直しを行うものであります。 以上、提案理由を申し上げましたが、全
議員の皆様の御賛同をお願いいたします。
○
飯塚義隆議長 これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
発議案第1号は、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第1号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 討論なしと認めます。 これより議題を
採決いたします。 本案は
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案のとおり可決されました。 〇
△
日程第6
発議案第2号
○
飯塚義隆議長 日程第6、
発議案第2号30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する
意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の
説明を求めます。 29番、上野公悦
議員。 〔上 野 公 悦 議 員 登 壇〕
◆29番(上野公悦
議員)
発議案第2号30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する
意見書の提出について、案文を読み上げて提案理由に代えさせていただきます。30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元 に関する
意見書 子どもたち一人ひとりが大切にされ、豊かな人間関係の中で教育がおこなわれることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現等が可能となる教育条件
整備のための教育予算の確保が不可欠です。 日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっているにもかかわらず、2018年度から国による教職員定数改善計画のない状況が続いています。また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じています。自治体が見通しをもって安定的に教職員を配置するためには、国段階での定数改善計画の策定・実行が必要です。 さらに、子どもの貧困への対応、障害者差別解消法の施行に伴う障がいのある子どもへの合理的配慮、外国につながる子どもたちへの
支援、深刻化するいじめ・不登校などへの対応など、学校をとりまく状況は複雑化、困難化しています。また、学校に求められる役割は増大しています。子どもたち一人ひとりへのきめ細かな指導・学びの質を高めるための教育には、教職員定数改善が不可欠です。 新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、2015年度からは、小学校3年生~中学校3年生まで35人以下学級が拡充され、小中全学年での少人数学級が実現しました。全国的にも少人数学級を拡大する自治体が増えてきています。しかし、小学校5年生からの35人以下学級については「1クラス25人以上」の下限設定があり、すべての学校で実現しているわけではありません。 子どもたちに豊かな教育を保障することは極めて重要です。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるよう、次の事項を強く要望します。 記 1 少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を
整備するため、30人以下とすること。 2 学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。 3 自治体で国の標準を下回る「学級編制基準の弾力的運用」の実現ができるよう加配の削減は行わないこと。 4 教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。
令和3年6月21日 上 越 市 議 会 なお、全
議員の皆様の御賛同をお願いいたします。 以上です。
○
飯塚義隆議長 これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
発議案第2号は、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第2号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 討論なしと認めます。 これより議題を
採決いたします。 本案は
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました
意見書の提出先、その他の取扱いについては、議長に一任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、
意見書の提出先、その他の取扱いについては議長に一任と決しました。 〇
△
日程第7 閉会中の
所管事務調査について
○
飯塚義隆議長 日程第7、閉会中の
所管事務調査についてを議題といたします。 本日付をもって
総務常任委員長から
会議規則第104条の規定により申出がありました。 お諮りいたします。 閉会中の
所管事務調査について、
総務常任委員長の申出のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
飯塚義隆議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の
所管事務調査については
総務常任委員長の申出のとおりと決しました。 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 これにて
令和3年第2回
上越市議会定例会を閉会いたします。 慎重御審議大変御苦労さまでございました。 午前10時57分 閉会...