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09月14日-04号

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  1. 上越市議会 1990-09-14
    09月14日-04号


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    最終取得日: 2022-12-25
    平成 2年  第4回(9月)定例会     平成2年第4回上越市議会定例会会議録(4日目)                            平成2年9月14日(金曜日) 出 席 議 員    1番   石 平 春 彦 君        2番   西 沢 幹 郎 君    3番   宮 沢 武 男 君        4番   杉 田 弘 美 君    5番   大 嶋   宰 君        6番   関 原 忠 良 君    7番   小 林 元 一 君        8番   星 野   実 君    9番   山 田 力之助 君       10番   市 川 文 一 君   11番   渡 辺 義 雄 君       12番   田 村 恒 夫 君   13番   中 村 末 蔵 君       14番   服 部 一 雄 君   15番   山 口   昇 君       16番   相 馬 義 孝 君   17番   小 出 信 義 君       18番   小 林 章 吾 君   19番   大 原 久 勝 君       20番   樋 口 栄 一 君   21番   岩 片 六 良 君       22番   渡 辺 一太郎 君   23番   岡  鍈 一 君       24番   斉 藤 隆 治 君   25番   新 保 清 司 君       26番    城 文 夫 君   27番   高 橋   実 君       28番   大 滝 和 司 君   29番   広 瀬 光 雄 君       30番   川 瀬 秀 司 君   31番   五十嵐 雄 吉 君       32番   松 永 芳 男 君 説明のため出席した者 市    長  植 木   公 君    助    役  佐 藤 英 一 君 収  入  役  霜 越 清 三 君 市長公 室 長  内 藤 秀 一 君    総 務 部 長  藤 塚 和 生 君 民 生 部 長  竹 内 栄 治 君    経済環境部長  山 口 弘 司 君 建 設 部 長  西 條 達 男 君    ガス水道局長  長谷川 恵 一 君 教 育 次 長  宮  慶次郎 君 行 政 課 長  小日向 治 文 君 職務のため出席した事務局職員 事 務 局 長  松 苗 正 彦 君    次    長  宮 崎 光 雄 君 議 事 係 長  白 石 行 雄 君    主    任  渡 辺   豊 君 議 事 日 程  第1 会議録署名議員の指名  第2 議案第49号より第62号、第64号、第65号及び報告第18号より第20号  第3 議案第 63号 工事請負契約の締結について  第4 同意案第 5号 上越市教育委員会委員の任命について  第5 諮問第  5号 人権擁護委員候補者の推薦について      〃第  6号       〃      〃第  7号       〃      〃第  8号       〃  第6 発議案第 7号 抜本的な私学助成制度確立と高校の教育条件改善を求める意見書             の提出について  第7 発議案第 8号 介護手当制度の確立に関する意見書の提出について  第8 発議案第 9号 パートタイマー労働条件改善を求める意見書の提出について  第9 発議案第10号 造血機能障害者対策の充実に関する意見書の提出について 本日の会議に付した事件  第1 会議録署名議員の指名  第2 議案第 49号 平成2年度上越一般会計補正予算(第2号)     議案第 50号 平成2年度上越下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 51号 平成2年度上越老人保健特別会計補正予算(第1号)     議案第 52号 平成元年度上越ガス事業会計決算認定について     議案第 53号 平成元年度上越水道事業会計決算認定について     議案第 54号 上越市立幼稚園幼稚園医幼稚園歯科医及び幼稚園薬剤師の公             務災害補償に関する条例の一部改正について     議案第 55号 退隠料等に関する条例等の一部改正について     議案第 56号 上越市使用料の徴収に関する条例の一部改正について     議案第 57号 上越リゾートセンターくるみ家族園条例の一部改正について     議案第 58号 上越市インドアゲートボール場条例の制定について     議案第 59号 上越市農村公園条例の一部改正について     議案第 60号 市道路線の廃止について     議案第 61号 市道路線の認定について     議案第 62号 市道路線の変更について     議案第 64号 工事請負契約の締結について(南部集会場(仮称)新築工事)     議案第 65号 工事請負契約の締結について(市営安江住宅新築工事)     報告第 18号 専決処分した事件の承認について(平成2年度上越一般会計補             正予算(専第2号))     報告第 19号 専決処分した事件の承認について(新たに生じた土地の確認につ             いて)     報告第 20号 専決処分した事件の承認について(字の変更について(大字黒井))  第3 議案第 63号 工事請負契約の締結について(上越総合福祉センター(仮称)新             築工事)  第4 同意案第 5号 上越市教育委員会委員の任命について  第5 諮問第  5号 人権擁護委員候補者の推薦について      〃第  6号       〃      〃第  7号       〃      〃第  8号       〃  第6 発議案第 7号 抜本的な私学助成制度確立と高校の教育条件改善を求める意見書             の提出について  第7 発議案第 8号 介護手当制度の確立に関する意見書の提出について  第8 発議案第 9号 パートタイマー労働条件改善を求める意見書の提出について  第9 発議案第10号 造血機能障害者対策の充実に関する意見書の提出について           午前10時0分 開議 ○議長(松永芳男君) これより本日の会議を開きます。                    〇 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松永芳男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において渡辺義雄君及び岩片六良君を指名いたします。                    〇 △日程第2 議案第49号より第62号、第64号、      第65号及び報告第18号より第20号 ○議長(松永芳男君) 日程第2、議案第49号より第62号、第64号、第65号及び報告第18号より第20号を一括議題といたします。 本件に関し、各委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。 まず、総務常任委員長の報告を求めます。 16番、相馬義孝君。         〔相 馬 義 孝 君 登 壇〕 ◆16番(相馬義孝君) これより、総務常任委員長の報告を申し上げます。 去る4日の本会議において、当委員会に付託されました案件について、10日委員会を開催し、慎重審査の結果、議案2件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決し、報告1件、専決処分した事件の承認については、承認すべきものと決しました。 以下、審査の順に従いその概要を申し上げます。 まず、報告第18号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越一般会計補正予算)は、説明を受けた後質疑に入り、さしたる質疑もなく、報告第18号は全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第55号退隠料等に関する条例等の一部改正について、理事者より説明を受けた後質疑に入り、さしたる質疑もなく、採決の結果、全員賛成により、議案第55号退隠料等に関する条例等の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号平成年度上越一般会計補正予算について、各担当理事者より説明を受けた後質疑に入り、2款総務費に関連し委員より、国際交流協会の助成金、これは歳入にも関連するが、協会の2分の1の補助金、これは来年度も2分の1の補助金があると理解してよろしいのかとの質疑に対して、理事者より、来年も2分の1の助成があるとの答弁がなされました。 また、委員より、15節工事請負費について、食堂の排水施設不備等衛生上問題があるのではないかとの質疑に対し、理事者より、7月末から8月にかけ若干のガス漏れがあり、現地立ち会いの結果、年数もたっていること、また器物の消耗等もあり、排水溝の整備を27メートル、ガスレンジの修理及び更新等、新たに購入する備品もあり、今後営業活動に支障のないよう万全を期したい旨の答弁がなされました。 また、委員より、排水溝の流末等の流れが悪いのではないかとの質疑に対して、十分点検、検討して処置をしていく旨の答弁がなされました。 9款消防費に関連して、委員より、交付税の交付がなされ、歳出として見込まれた場合は、交付税一般財源であり、予備費に計上されて12月で補正されることで理解はするが、本来は税収の伸び等にも関連すると思うが、歳入として見込まないで歳出として計上することの運用上の見解についての質疑に対して、理事者より、基本的な問題であるが、本来は交付税地方団体の固有の財源で、一般財源であり、こちらにのせたから、こちらにのせるというものではなく、税と同じ状態で、あくまでも予見した範囲内の歳出が仮に特定なもの以外は固有財源であり、歳出の全体の要請に基づいて処理をされていく財源であるとの答弁がなされました。 また、委員より、企業団に対する出資金と交付税の伸び、他市町村が12.2%に対して、上越市は31.2%の伸びであり、特交の振りかわり等、特殊な要因はどのように考えられるのかとの質疑に対して、理事者より、上水道事業の繰出金の見直しと積雪度の見直し、43年から62年10年の降雪量が8段階から4段階になり、増額の要因、また法人税における基準財政収入額の算定等の要因が考えられるとの答弁がなされました。 また、委員より、市名の問題について、さきの県建築士会上越青年部アンケート等も報道されているが、市はこの件についてどのように考えているかとの質疑に対して、助役より、私見としては申し上げることはできないが、市長は一つの提起をされたわけであるが、いろいろ御意見をいただくことはある。これは、上越新幹線と上越市、また北海道航路の開設により上越市が拠点になり、港は直江津港ということで、あらゆる要因はある。しかし、今ここで市名変更という大きな問題の論議は、あくまでも市民の皆さんの今後の動向を見ながら対応していくものと考えられる。行政は、現在具体的なことは一切しておらない。たまたま来年上越市は20周年記念を迎えるが、このようなことでやっていることではない。あくまでも市民の盛り上がりと上越市が市名を変えることにより、より大きなメリットが望めるならばとの市長の考えで提起されたものと思うとの答弁がなされました。 また、委員より、関越自動車北陸新幹線北越北線早期実現について、市の対応と今後の取り組みについての質疑に対し、理事者より、北陸新幹線については、平成3年度の国の方針である国民に密着した事業で、公共事業方式で鋭意推進をさせる方向にある。上信越自動車道は、実施計画細部調整を行っている段階で、インターを含め年内には施工命令をもらい、路線発表となるべく公団は取り組んでいる。北越北線については、鍋立山の難工事等全線開通にめどがつき工事は順調に進められている。いずれも各事業は市にとって最大限に努力をしていく旨の答弁がなされました。質疑を終結、議案第49号平成年度上越一般会計補正予算を採決、全員異議なく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、当総務常任委員会ゴルフ場建設に伴う開発行為に対する陳情書8件、要望書1件及び申込書1件の提出があり、それに対し委員より、開発行為に対し地域住民の賛成、反対の中での今後に対するあらゆる弊害を憂慮するとともに、水道水源保護条例の制定等の考えはないかとの質疑に対して、理事者より、それぞれの答弁がなされました。 以上、当委員会に付託されました諸案件の審査の概要を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(松永芳男君) 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、厚生常任委員長の報告を求めます。 9番、山田力之助君。         〔山 田 力 之 助 君 登 壇〕 ◆9番(山田力之助君) おはようございます。これより、厚生常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において、当委員会に付託されました議案第4件につき、7日の日に委員会を開き、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下、その審査の概要を申し上げます。 議案第57号上越リゾートセンターくるみ家族園条例の一部改正についてであります。委員より、障害者が利用する上でスロープあるいは手すりをつけるなど施設を改善できないかとの質疑に、理事者より、3世代利用という目的で大勢の方々から利用してもらう意味もあるが、障害者の方々についても今後さらに利用していただくために努力していきたいとの答弁がなされました。 また、バス利用状況について質疑があり、理事者より、原則として団体客送迎、特に老人クラブの利用が多い。年間約70台を予定しているが、これらも公平に利用しなければならないという観点で努めていきたいとの答弁がありました。 また、使用される方々の衛生面について質疑があり、理事者より、公衆道徳の問題であると思うが、衛生面については万全を期したい旨の答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第58号上越インドアゲートボール場条例の制定については質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第49号平成年度上越一般会計補正予算については、委員より、上越総合福祉センター財源計画の内訳についてどうかとの質疑に、理事者より、当初予算でも説明をしたが、総額4億 9,923万 4,000円、国庫補助1億 360万円、県 5,180万円、地方債1億 3,110万円、一般財源2億 1,273万 4,000円であるとの答弁がなされました。 また、環境衛生費について、委員より、上越市環境影響評価会議の設置について、設置要綱などの資料が出せないのか、また担当課はどこであるかとの質疑に、理事者より、同会議の招集などはゴルフ場問題の窓口になっている企画課ではなく環境課が行う。 また、委員より、ゴルフ場建設計画進行状況はどうかとの質疑に対し、理事者より、開発業者は県の開発の指導指針に基づき、予定地周辺住民利害関係者への事前説明を行っている段階である。それと並行して、環境アセスが進められているとの答弁がなされた後、上越市環境影響評価会議の設置について理事者より資料提出があり、資料内容について説明を受けた後採決を行い、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第51号平成年度上越老人保健特別会計補正予算については質疑なく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、要点のみ申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(松永芳男君) 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、建設企業常任委員長の報告を求めます。 10番、市川文一君。         〔市 川 文 一 君 登 壇〕 ◆10番(市川文一君) これより建設企業常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において、当委員会に付託された案件について、翌5日委員会を開き、慎重審査の結果、いずれも可決、認定すべきものと決しました。 以下、審査の順序に従いその概要を申し上げます。 まず、報告第19号専決処分した事件の承認についてでありますが、理事者の説明の後、委員より、専決した理由はよく理解したが、土地の所在の表示ミスという初歩的なものは、たとえ県からの提出の案件でも、市としても十分チェックすべきと思うがとの質疑に対し、理事者より、直江津港湾の埋立地で企業への売却を急いだ結果、やむを得ず専決処分をしたが、今後十分注意したいとの答弁がありました。 また、委員より、臨港道路1号線は、直江津港ヘルメスが入るようになって、ますます大型自動車等の通行が多くなりつつあるにもかかわらず、完成に大変時間がかかっている。現在の見通しはどうなっているかとの質疑に対して、理事者より、徐々に県へ売却しているが、地権者と単価の問題で、過去の買収価格との整合性を考慮しながら、精力的に努力交渉中でもあるので、いま少し時間をもらいたいとの答弁がありました。 そのほか若干の質疑や要望がありましたが、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 報告第20号専決処分した事件の承認については、さしたる質疑がなく、全員異議なく承認すべきものと決しました。 議案第60号、61号、62号は市道路線の廃止、認定、変更についてでありますが、理事者より、今回の市道認定については、路線の廃止が4路線、延長で 1,978.3メートルの減、新規認定が52路線、延長で1万 7,279.5メートル、また変更については、12路線、延長で 1,500.5メートルであり、合計では68路線、延長で1万 6,801.7メートルとなっている。この結果、平成2年9月現在における市道の総延長は 1,468路線で、延長で67万 4,973.6メートルとなる。また、認定の内容は、県、市による道路整備事業区画整理事業農村モデル事業等公共的事業によるものが57.5%、民間開発町内会による私道整備事業等が42.5%である旨の説明がなされました。このほか各地域での細部の説明の後、まず委員より、廃止によって地域住民への不便はないかとの質疑に対して、全く廃止するものは県道へ昇格するもののみで、他は路線名変更で、地域住民には全く迷惑がかかっていないとの答弁がありました。 また、委員より、市道に認定される道路は、基準をクリアして整備をされつつあるが、これから外れた特に古い団地内の私道は、そのままになっている。これらの将来をどのように考えているかとの質疑に対して、要望されたうち70%は認定している。他についても今後ともカットを続けるというものではなく、市道認定の基準をにらみながら、問題点の克服に関係者と今後とも十分努力をしながら整備を進めていきたいとの答弁がありました。 また、委員より、認定に当たっては、地権者寄附採納手続において、ある町内では行き過ぎの点も見られる。これらにおいて行政はどう対処してきたのかとの質疑に対して、指摘の件については、確約のみでよいにもかかわらず、若干町内会で早合点したものと考えられる。その後の処置に敏速に対応できなかった反省をしているとの答弁がありました。 そのほか若干の要望や質疑がありましたが、3議案とも全員異議なく可決すべきものと決しました。 議案第49号は平成2年度上越一般会計補正予算でありますが、理事者の説明の後、8款土木費に関連して委員より、青田川や儀明川の雑草対策、また御館川の改修において、特にわかなみ製菓付近の改修のおくれ等、現状や今後の進め方についてただしたのに対して、儀明川ダム建設などと並行して整備を進め、県管理でもあるので、県へ予算の増額を要求しながら維持管理に努めている。また、御館川については、関川合流部から順次上流へと進め、上越大通りまでほぼ完成をしている。現在旧18号線下のボックスの断面の拡大や整備を進めているところであるが、さらに国道8号線までの改修を目指しているとの答弁がありました。 また、委員より、県道の改修と予算期におけるヒアリング体制など、県道有間川付近の改修を例にとってただしたのに対して、理事者より、市から県への要望については、要望書を出しながらヒアリングに参加している。指摘の県道有間川付近の狭隘部については、災害関係の予算に充当できず苦慮しているところであるが、今後ともいろいろな角度から陳情、努力を継続していきたいとの答弁がありました。 また、委員より、高田駅前通りの整備についての質疑に対して、理事者より、沿道整備事業として8月末に調査設計の入札が終わったところである。並木通りについては、場所柄幼木では見劣りがするので、一気に高木を植栽する計画である。しかし、高木のため業者も材料の入手に時間がかかり、また真夏の植栽は危険率も高いので、9月15日以降作業に入りたいとの答弁がありました。 また、直江津駅駅南の開発について委員より、反対グループの存在と現状認識をただしたのに対して、理事者より、公共施行に変わったことで強引に進めるのではないかとの懸念がある。地権者には自由に意見を言ってもらいたいと伝えてある。今後とも住民が受け入れられるよう努力していきたいとの答弁がありました。 さらに、委員より、公園費において、高田公園の整備は場当たり的ではないのか。もっと基本計画を立てるべきと思うがとの質疑に対して、理事者より、公園のあり方については、従来より種々検討を加えている。最近の公園のイメージは、市民がゆったりとくつろぐことや自由にスポーツを楽しむことに主力を置いている。しかし、駐車場の不足などが課題になっているので、お城との絡みを研究しながら、今後とも整備を進めていきたいとの答弁がありました。 続いて、下水道費に関連して委員より、公道へ出にくい住宅の配管の進め方をただしたのに対して、理事者より、原則的には公道へ出したいところではあるが、ケースを見ながら、私道や別の側道へ配管してもよいとの答弁がありました。 このほか番外議員から、線引きについての要望や意見の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号平成年度上越下水道事業特別会計補正予算について、理事者の説明の後、委員より、負担金の今後の考え方、水洗化率利用者と地主との問題等についての質疑に対して、理事者より、直江津地区 122ヘクタール、高田地区 268ヘクタール、合計 390ヘクタールを計画区域の基礎として負担計算を進めてきている。資材費などの値上がりの影響もあるが、おおむね計画どおりである。しかし、当初より5年を一応のめどにしているので、将来は当然負担金の見直しも考えられるとの答弁がありました。また、8月31日現在で直江津地区において水洗化率は61%に達している。おかげで天王川を例にとると、4月のBODは65.3ppmに対して、8月には39.6ppmと確実に下がっている。また、地代との絡みで地主とスムーズに進んでいない点もあるが、トラブル防止を精力的に進めていきたいとの答弁がありました。質疑を打ち切り、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、ガス水道局関係議案審査に入り、まず議案第52号平成年度上越ガス事業会計決算認定であります。理事者より、暖冬の影響や原料ガスの引き下げ、消費税の導入など、経営状況の説明の後、委員より、消費税について、本来国へ納入すべき税が事業者の手元に残っているのではないか。また、原料ガスの値引きという要因に助けられているが、事業会計の将来を予測できぬかとの質疑に対して、消費税の数値は収益的収支と資本的収支に分けてあらわしているので、わかりにくいと思うが、全体で差し引きするので、すべて国へ納めている。また、ガス事業会計の将来は石油業界を取り巻く国際情勢の変化によって大きく影響を受けるので、予断を許さないと考えているとの答弁がありました。 また、委員より、条例の改正による公費における舗装費の市費持ち出し分はどのくらいになっているかとの質疑に対して、 3,946万円であったとの答弁の後、質疑を打ち切り、起立採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 続いて、議案第53号平成年度上越水道事業会計決算認定についてでありますが、理事者の説明の後、委員会として原水の内訳、需要家別の利用者数、また口径別利用データ等の資料提出の要求がなされました。 また、委員より、企業団の料金体制の将来と考え方についてただしたのに対して、理事者より、累積の赤字が約6億円ある。施設が新しいので、資本費の一部を削っている状態であるが、この状態を長く続けることはできないと考える。しかし、広域市町村全体にまたがることなので、その料金体制を含めて慎重に検討しなければならないと思う。時期的についてはまだ明確にできないとの答弁がありました。 このほか水資源の拡大対策や未収金の焦げつき状況と対策等々要望や質疑の後、質疑を打ち切り、起立採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 続いて、9月12日の本会議で当委員会に付託された議案第65号工事請負契約の締結についてでありますが、理事者の説明の後、委員より、市営安江住宅全般の整備計画、設備の内容、入居率等々について質疑や要望がありました。これに対して理事者より、長期的なものは、他の関係機関との調整があるので正確には言えないが、平成3年には中通り町の住宅を中心に整備していきたいとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。 以上、委員会審査の概要を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、建設企業委員長報告を終わります。 ○議長(松永芳男君) 建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。 12番、田村恒夫君。         〔田 村 恒 夫 君 登 壇〕 ◆12番(田村恒夫君) これより、文教経済常任委員長報告を申し上げます。 去る9月4日の本会議において、当委員会に付託されました議案4件について、9月6日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以下、審査の順序に従いその概要について申し上げます。 まず、議案第54号上越市幼稚園の幼稚園医幼稚園歯科医及び幼稚園薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正についてでありますが、災害補償のアップであることを確認し、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第56号上越市使用料の徴収に関する条例の一部改正について、全市における弓道愛好家数、他市との料金の比較等について質問があり、理事者より、愛好家は 150名、他市との比較し、新しい料金は低額である等の回答があり、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第59号上越農村公園条例の一部改正については質疑もなく、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第49号平成年度上越一般会計補正予算についてであります。5款について質疑なく、6款農林水産業費に関連して委員から、農用地有効利用図作成委託料の性格、内容等についての質問に対し、理事者側より、中核農家の育成あるいは分散している農用地の有効利用を図るための資料として、県費補助により図面を作成するものである。受委託農地のほか転作田等の現況把握を行った上で、今後の施策を模索していきたいと答弁がありました。 さらに、委員より、遊休農地の分布、特に中間山間地における地図なども今後検討していただきたいとの要望がありました。 農業用水克雪利用事業について委員より、経費、水利権等の質問に対し、理事者より、直接経費は市負担である。2番目、水利権については関係者と十分話し合ってきた上である。3番、経費は除排雪の方が少ないが、農業用水利用の実験であり、今後経過を踏まえたいとの答弁がありました。 また、水産業費について委員より、この間の水産業の施策についての質問に対して、県の水産課、地元漁協との協議を行い、乱獲を防止して年々サザエ、ワカメ等の水揚げが上がっているとの回答がありました。 7款商工費について理事者より、物産会館建設の今後の工事計画について説明を受けた後、委員より、外構工事についてさきに協議会において、当初予算に含まれているとされるような発言がなされているがどうか。7億 4,000万の予算を具体的に工事ごとに明らかにしていただきたい。備品、OA機器は当初予算に含まれているのか。駐車場スペースが少ないと思うがどうか等の質疑に対し、理事者より、外構工事は含まれていないと解釈してほしいとの答弁がありました。本体5億 3,800万円、電気関係 8,400万、衛生施設 3,000万、浄化槽 2,600万、空調関係 3,900万との回答がありました。また、当初予算に含まれていない今後の備品については、約 2,500万から 2,600万くらい、OA機器は格差が非常に大きいが、30万から 1,000万の範囲である。また、駐車場は別途考慮している等の回答を受け、また予算編成については慎重を期すとの答弁がなされました。したがって、全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、12日の本会議で当委員会に付託されました追加議案1件についてであります。議案第64号工事請負契約の締結についてでありますが、これは(仮称)南部集会場新築工事であります。屋内設備、外構工事、ジョイント比率等に質疑応答がありましたが、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、当委員会における審査の概要について申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、文教経済常任委員長報告を終わります。 ○議長(松永芳男君) 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 12番、田村恒夫君。         〔田 村 恒 夫 君 登 壇〕 ◆12番(田村恒夫君) 私は、社会党クラブ議員団を代表して、平成2年第4回定例会に提案されました議案のうち、第52号平成元年度ガス事業会計決算認定及び第53号平成元年度水道事業会計決算認定については認めることができない立場で、以下その理由を述べ討論を行います。 認定できない具体的理由は後刻申し上げますが、両事業会計に対する我が党クラブとしての基本的立場は、市民の生活に欠かすことのできない公営企業が独立採算制のもとで運営されているということについての疑念があります。しかし、この場ではそのことは触れずに、二つの事業会計の経営成績を概観しますと、ガス事業では営業総利益は3億 288万円で、前年度に比べて 2,305万円、 7.1%のマイナスとなっていますが、当年度の原ガス単価4円60銭の値下げに伴う料金引き下げによる減収推定額約 9,488万円を考慮しても、営業収益と営業費用の割合は、前年度と同様に9%台に維持しています。また、水道事業では営業総利益は3億 9,706万円で、前年度に比べ 293万円、 0.7%増加しましたが、これは営業収益の 0.4%増に対して、営業費用が 0.3%の伸びにとどまったことによるものであります。営業収益と営業費用の割合も前年度同様に13%台を維持しており、その限りにおいては経営努力の跡を認めることにやぶさかではないのであります。しかし、反面この黒字経営と料金算定のかかわり及び設備投資に伴う支払利息の年々増加による経営圧迫の実態を指摘しておきたいと思います。 さて、認定できない具体的理由でありますが、両事業会計での当初予算審議の際にも述べましたとおり、会計はいずれもかの悪評名高い消費税の導入によって、3%の料金値上がりが強行されていることであります。その額は、直接的な料金のはね返り分として1億 5,543万円強に達し、また工事負担金でも 2,292万円余の負担増を余儀なくされております。生きるための必需品のものへの課税は絶対に容認できないものであります。 以上、反対の理由と事業経営の見解を申し上げまして討論といたします。 ○議長(松永芳男君) 27番、高橋実君。         〔高 橋 実 君 登 壇〕
    ◆27番(高橋実君) 私は、日本共産党市会議員団を代表しまして、今議会に提案されました議案の一部について反対の理由を述べ、討論を行います。 議案第49号平成2年度一般会計補正予算中衛生費で、環境影響評価会議設置にかかわる報償費は認めるわけにはいきません。設置は、大規模開発事業にかかわる環境影響評価について、各分野にわたり専門家から意見を聞き、正しい判断をしたいというものですが、大規模開発行為に伴う環境影響評価の調査の必要は否定するものではありません。開発行為に当たり、土地取得事前協議、事業計画と環境影響評価の調査の公開、またこの開発により大きな影響を受ける住民の意見聴取などが保障されておりません。このことは、たとえ各分野にわたり専門家による調査研究、検討でも、依頼する業者が委託するものであり、さらに県段階においての審査、検討も公開と住民参加の保障のない審査であります。提案の評価会議の設置説明でも、住民参加のこと、意見聴取のこと、公開が保障されておらないことなどで認めるわけにはいきません。 議案第50号下水道事業特別会計補正予算について、このことでは工事負担金一括払いと一般会計からの繰入金減額などでありますが、一昨年の条例審議に当たり見解を述べましたが、今もその態度に変わりありません。一つは、認可面積 390ヘクタール中徴収予定地 269ヘクタール中の末端管渠工事費 117億 2,729万円の算出基礎に伴う地方交付税での財政需要額との兼ね合いの問題、また負担割合5分の1については、都市計画税、すなわち目的税であるわけでありますが、これとのかかわり、負担割合の5分の1の根拠などが理由でありますが、工事負担金に伴う補正であり、この点で認めるわけにはいきません。 議案第52号平成元年度ガス会計決算認定について、帝石からの供給原ガスの引き続く値下げがあり、需要者に還元せずにその一部を保安費に振り向けたことは当然ですが、市民の絶対多数の消費者導入反対を押し切り、料金改正を行いながら強行したもので認められません。 議案第53号平成元年度水道事業会計決算認定についても、当初予算審議に当たりその態度を明らかにしたとおりです。 以上、それぞれの理由を述べ反対の討論を終わります。 ○議長(松永芳男君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) これにて討論を終結いたします。 これより議題を採決いたします。 まず、決算について採決いたします。 議案第52号平成年度上越ガス事業会計決算認定についてを採決いたします。 決算は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、採決は認定することに決しました。 次に、議案第53号平成年度上越水道事業会計決算認定についてを採決いたします。 決算は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、決算は認定することに決しました。 次に、報告について採決いたします。 報告第18号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第19号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ございませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第20号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 次に、条例関係等の議案について採決いたします。 議案第54号上越市立幼稚園幼稚園医幼稚園歯科医及び幼稚園薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第55号退隠料等に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第56号上越市使用料の徴収に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第57号上越リゾートセンターくるみ家族園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第58号上越インドアゲートボール場条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第59号上越農村公園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第60号市道路線の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第61号市道路線の認定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第62号市道路線の変更についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第64号工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第65号工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、補正予算を採決いたします。 議案第49号平成年度上越一般会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第50号平成年度上越下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案は原案どおり可決されました。 議案第51号平成年度上越老人保健特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。                    〇 △日程第3 議案第63号 ○議長(松永芳男君) 日程第3、議案第63号工事請負契約の締結についてを議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により、小林章吾君より一時御退席願います。         〔小 林 章 吾 君 退 席〕 ○議長(松永芳男君) まず、厚生常任委員長の報告を求めます。 9番、山田力之助君。         〔山 田 力 之 助 君 登 壇〕 ◆9番(山田力之助君) 厚生常任委員長報告を申し上げます。 去る12日の本会議において、当委員会に付託されました議案1件につき、13日に委員会を開き、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下、概要を申し上げます。 議案第63号(仮称)上越総合福祉センター工事請負契約の締結についてであります。委員より、災害時における避難についてどうかとの質疑に、理事者より、現行の設計あるいは土地の広さからして難しいと考えている。 委員より、車いすなど使用する身体障害者が使用することを考え設計したものか。また、浴槽はストレッチャー方式であるかとの質疑に、理事者より、障害者も当然使用されることとして考えた。浴槽については、ストレッチャー方式であるとの答弁がなされました。 また、委員より、隣接している託老所の定員は5名であるが、その託老所も総合福祉センター内に入るのかとの質疑に、理事者より、県単補助によりつくられたものであり、土地の問題等もあるので、センター内に入れることは考えていないとの答弁がなされました。 最後に、理事者より、委員のセンターに関する要望等を、今後設計をも含み検討したい旨の答弁があり、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。 詳細は委員会記録に譲り、厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(松永芳男君) 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより議案第63号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 先刻退席されました小林章吾君の除斥を解除いたします。         〔小 林 章 吾 君 復 席〕                    〇 △日程第4 同意案第5号 ○議長(松永芳男君) 日程第4、同意案第5号上越教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 植木市長。         〔市  長  登  壇〕 ◎市長(植木公君) 追加提案いたしました案件につきまして、その理由を御説明申し上げます。 同意案第5号は、上越市教育委員会委員の任命についてであります。上越市教育委員会委員、本山松郎氏は、平成2年9月13日をもって辞職されましたので、その後任として上野潔氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 以上提案理由を申し上げましたが、速やかに御賛同くださるようお願い申し上げます。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意案第5号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、同意案第5号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより同意案第5号を採決いたします。 同意案第5号はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、同意案第5号はこれに同意することに決しました。                    〇 △日程第5 諮問第5号より第8号 ○議長(松永芳男君) 日程第5、諮問第5号より第8号人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 植木市長。         〔市  長  登  壇〕 ◎市長(植木公君) 提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。 諮問第5号、第6号、第7号及び第8号は人権擁護委員候補者の推薦についてであります。人権擁護委員渡部正男氏は、平成2年8月10日をもって辞任され、若月俊晴、小林一嘉、両氏は平成2年12月14日をもって任期満了となり、また上越市の委員が1名増員となりましたので、若月俊晴、小林一嘉、長谷川進、小林武次の4氏を人権擁護委員候補者として、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 速やかに御賛同くださるようお願い申し上げます。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第5号より第8号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号より第8号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより議題を採決いたします。 まず、諮問第5号を採決いたします。 諮問第5号はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、諮問第5号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第6号を採決いたします。 諮問第6号はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、諮問第6号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第7号を採決いたします。 諮問第7号はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、諮問第7号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第8号を採決いたします。 諮問第8号はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔賛  成  者  起  立〕 ○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、諮問第8号はこれに同意することに決しました。                    〇 △日程第6 発議案第7号 ○議長(松永芳男君) 日程第6、発議案第7号抜本的な私学助成制度確立と高校の教育条件改善を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 7番、小林元一君。         〔小 林 元 一 君 登 壇〕 ◆7番(小林元一君) 発議案第7号抜本的な私学助成制度確立と高校の教育条件改善を求める意見書の提案理由につきましては、お手元の案文を朗読をさせていただきまして、理由の説明にかえたいと存じます。          抜本的な私学助成制度確立と高校の教育条件改          善を求める意見書 私立高等学校が日本の教育に果たす役割は極めて高く、今後とも公立高等学校と協力を強め、高校教育を推進しなければならない現状にあります。 しかし、私立高等学校に対する助成はいまだ十分ではなく、学園財政の悪化の結果、大幅な学費値上げを引き起こし、そのため父母負担は限界を超え、公私の学費格差はますます拡大されています。 あわせて今年度からは中学校卒業生の急減期に入り、私立高等学校は大きな困難に直面しています。しかし、生徒急減期は公立、私立高等学校とも1学級40人以下のクラス編成や過大規模校の適正化など、高等学校の教育諸条件を抜本的に改善する絶好の機会でもあります。 よって、私立高等学校に対する抜本的な助成制度確立と高等学校の教育条件改善を図られるよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。  平成2年9月14日                                   上越市議会 議員各位の御賛同をお願いを申し上げます。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第7号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第7号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより発議案第7号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。                    〇 △日程第7 発議案第8号 ○議長(松永芳男君) 日程第7、発議案第8号介護手当制度の確立に関する意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 9番、山田力之助君。         〔山 田 力 之 助 君 登 壇〕 ◆9番(山田力之助君) 発議案第8号介護手当制度の確立に関する意見書の提出については、お手元の案文を朗読し、説明にかえます。           介護手当制度の確立に関する意見書 今や、我が国は、国民の平均寿命も大幅に伸び、世界有数の長寿国と言われるようになりました。 このことは、同時に本格的な高齢化社会を迎えることを意味し、すべての国民が安心して老後の生活を送れるよう抜本的な対策の確立が望まれています。 特に近年寝たきり老人あるいは痴呆性老人等の著しい増大を見、こうしたお年寄りを介護する家庭の経済的、肉体的、精神的負担ははかり知れないものがあります。 現在寝たきり老人等要介護老人対策として、「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略」など一応の措置が講じられつつありますが、介護家庭の経済的負担等については、何ら対策が講じられていない現状であります。 よって、政府におかれては、在宅介護福祉制度確立のため、国の制度として「介護手当制度」を早急に創設されるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。  平成2年9月14日                                   上越市議会 皆様方の御賛成をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第8号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第8号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより発議案第8号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。                    〇 △日程第8 発議案第9号 ○議長(松永芳男君) 日程第8、発議案第9号パートタイマー労働条件改善を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 2番、西沢幹郎君。         〔西 沢 幹 郎 君 登 壇〕 ◆2番(西沢幹郎君) 発議案第9号パートタイマー労働条件改善を求める意見書の提出について、以下お配りしてあります案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。           パートタイマー労働条件改善を求める意見書 パートタイム労働者の数は年々増加し、現在約 800万人に達し、我が国経済や地域経済の発展に欠くことのできない重要な存在となっています。 今後パートタイム労働者は、労働需要の変化や社会の変化の中で、ますます増加していく傾向にあり、補助的労働力から基幹的労働力に成長しつつあります。 こうした状況下にありながら、パートタイム労働者を対象とした法制もいまだ未整備であり、その社会的地位、労働条件及び福祉などは極めて不十分な状況に置かれています。 よって、政府におかれては、これらパートタイム労働者の生活の安定、雇用の確保及び労働条件の改善などを図るために、下記の施策について速やかに実現されるよう強く要望します。                    記1 パートタイム労働者の権利、労働条件の改善等を図るため、早期に立法措置を講ずること。2 パートタイム労働収入及び内職収入の非課税限度額について、現行の 100万円を大幅に引き上げること。3 パートタイム労働者に対する職業訓練指導等を行い、そのための施設の整備を図ること。4 パートタイム労働者の社会保険の適用率の向上を図るため、行政指導の徹底等必要な措置を講ずること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。  平成2年9月14日                                   上越市議会 全員の皆様方の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第9号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第9号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより発議案第9号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。                    〇 △日程第9 発議案第10号 ○議長(松永芳男君) 日程第9、発議案第10号造血機能障害者対策の充実に関する意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 8番、星野実君。         〔星 野 実 君 登 壇〕 ◆8番(星野実君) 発議案第10号造血機能障害者対策の充実に関する意見書の提出についてでありますが、意見書が国関係並びに県関係に分かれておりますので、内容的に共通する部分について朗読し、続いて国並びに県へ要望事項について申し上げ、提案説明にかえさせていただきます。 まず、共通する部分について朗読をいたします。 我が国では、難治性である白血病、再生不良性貧血等で亡くなる者が年間五千人を超えていますが、これらの疾患の根治療法として骨髄移植が行われており、高い治療効果を上げています。しかしながら、この骨髄移植には患者と骨髄提供者の白血球抗原(HLA)の一致が必要であり、このHLA適合率は兄弟、姉妹で4分の1、非血縁者では 500から1万分の1という低いものであるため、患者が適合提供者を確保することは非常に困難な状況にあります。このため広く国民のボランティア精神に基づく骨髄提供者登録制度(骨髄バンク)の設立に大きな期待が寄せられております。 以下、国、県関係によって要望の内容が違いますので、造血機能障害者及び家族の救済に向け、政府に対しては、公的骨髄バンクの設立とともに国立病院を初めとする公的医療機関の機能整備、保険点数の改善等積極的な造血機能障害者対策の充実を図られるよう、また県に対しては、無菌室の施設、看護婦等の医療体制の充実とともに、国に対し、新潟県への骨髄バンクの機関設置について働きかけていただくよう、それぞれお手元に配付のとおり、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第10号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第10号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより発議案第10号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました意見書4件の提出先、その他の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書4件の提出先、その他の取り扱いについては、議長に一任と決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて平成2年第4回上越市議会定例会を閉会いたします。 慎重審議大変御苦労さまでございました。                              午前11時20分 閉会...