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06月11日-一般質問-01号

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  1. 五泉市議会 2021-06-11
    06月11日-一般質問-01号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 3年  6月 定例会(第4回)         令和3年第4回五泉市議会定例会会議録 第1号               令和3年6月11日(金曜日)                                            議事日程 第1号                  令和3年6月11日(金曜日)午前10時02分開会・開議 第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期日程について                                 第 3 議長報告                                          (1) 監査報告                                  第 4 報告第1号 継続費繰越計算書の報告について                    第 5 報告第2号 継続費繰越計算書の報告について                    第 6 報告第3号 繰越計算書の報告について                       第 7 報告第4号 繰越計算書の報告について                       第 8 議第46号 令和3年度五泉市一般会計補正予算(第2号)              第 9 発議第3号 五泉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について         第10 市政一般に関する質問                                                                          本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………4 日程第 2 会期日程について……………………………………………………………………………4 日程第 3 議長報告………………………………………………………………………………………4        (1) 監査報告 日程第 4 報告第1号……………………………………………………………………………………4 日程第 5 報告第2号……………………………………………………………………………………5 日程第 6 報告第3号……………………………………………………………………………………6 日程第 7 報告第4号……………………………………………………………………………………7 日程第 8 議第46号……………………………………………………………………………………8 日程第 9 発議第3号…………………………………………………………………………………11 日程第10 市政一般に関する質問……………………………………………………………………13       19番  阿 部 周 夫 君…………………………………………………………13       18番  羽 下   貢 君…………………………………………………………22        4番  松 川 徹 也 君…………………………………………………………31        2番  山 田 正 良 君…………………………………………………………39       10番  佐 藤   浩 君…………………………………………………………47        9番  安 中   聡 君…………………………………………………………51                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  五十嵐 玲 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  佐 藤   豊 君   企 画 政策課長  塚 野 一 也 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  松 川 稔 明 君  市 民 課 長  片 野 謙 輔 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  渡 辺   彰 君   高齢福祉課長兼  林     学 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  飯 利 義 孝 君   農 林 課 長  中 村 康 輔 君  商 工 観光課長  林   浩 之 君   都 市 整備課長  石 川   聡 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  井 上 雅 夫 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 田 村   敦 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  山 田 幸 平 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 渡 辺 伸 也 君   村 松 支所長兼  熊 倉 雅 行 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前10時02分 開会・開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、令和3年第4回五泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(林茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。  4番、松川徹也君、5番、深井邦彦君、6番、桑原一憲君を指名いたします。 △日程第2 会期日程について ○議長(林茂君) 次に、日程第2、会期日程でありますが、会期は本日より28日までの18日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第3 議長報告    (1) 監査報告 ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  監査委員より例月出納検査及び定期監査の結果並びに財政援助団体等の監査の結果について、議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、ご承知おきを願います。 △日程第4 報告第1号 ○議長(林茂君) 次に、日程第4、報告第1号 継続費繰越計算書の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。令和3年第4回五泉市議会定例会をお願いしましたところ、議員各位におかれましてはご多用の中ご参集賜りまして心より感謝申し上げる次第であります。また、今ほど全国市議会議長会並び北信越市議会議長会より林議長様、また阿部周夫議員様におかれましては、それぞれ30年、20年という長きにわたりまして五泉市政の発展のためにご尽力賜りましたことを心より感謝と敬意を表する次第であります。今後とも五泉市政発展のためにご尽力、ご指導のほどよろしくお願いいたします。  それでは、ただいま上程になりました報告第1号 継続費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。令和2年度五泉市一般会計予算の継続事業につきましては、土木費の複合施設建設事業3,882万600円を令和3年度に逓次繰越しして執行するため、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、継続費繰越計算書を提出し、ご報告いたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞きします。  今回継続費ということで金額が上がっておりますけれども、この金額というのはもともとの計画のとおりの継続費というふうになるんでしょうかね。令和元年のほうでは約794万円を繰り越して、令和2年度に終了するというような形で計算をしていたというところですけども、今回繰り越す金額というのが3,882万円というような形で、計画どおりに工事とか進んでいないのかなというような印象を受けるんですけども、この辺りはいかがでしょうかね。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 継続費につきましては予算の数字でございますので、実際の執行はこの内輪でやることになっております。予算を議決いただいた中で契約行為を行い、そこで執行しているわけですが、予算と契約額には差が出てきますので、そういったところの部分を残額という形で出た部分を逓次繰越しして、翌年度以降、また使用できるようにするというものでございます。 ◆9番(安中聡君) ということは、工事が何らかの形で遅れたとかということではないということでよろしいんですかね、その辺はどうでしょう。 ◎財政課長(塚野亨君) 継続費3年間で年割額、初年度15%、2年目70%、3年目が15%ということで設定をしておりますが、その予定どおり順調に進んでおります。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第4を終了いたします。
    △日程第5 報告第2号 ○議長(林茂君) 次に、日程第5、報告第2号 継続費繰越計算書の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました報告第2号 継続費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。  令和2年度五泉市水道事業会計の継続事業につきましては、水道施設台帳構築事業の1,030万円を令和3年度に繰越しいたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、継続費繰越計算書を提出し、ご報告いたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第5を終了いたします。 △日程第6 報告第3号 ○議長(林茂君) 次に、日程第6、報告第3号 繰越計算書の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました報告第3号 繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。  令和2年度五泉市一般会計予算の繰越明許事業につきましては、令和2年第5回臨時会、第6回定例会、第8回定例会、令和3年第1回臨時会、第2回定例会でそれぞれ議決をいただきました衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業ほか12事業につきまして、5億6,267万2,215円を令和3年度に繰越ししましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を提出し、ご報告いたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞きさせていただきます。  仮称交流拠点複合施設管理運営事業ということで今回金額上がっていて、金額と翌年度繰越金額というのが出ておりますけども、翌年度繰越金額の金額が多うございますけども、これ何か理由があるのでしょうかね、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 井上生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長青少年育成センター所長(井上雅夫君) これにつきましては、今グランドピアノ、それから音響反射板、あと演奏用の特殊椅子が繰越しされたものです。 ◆9番(安中聡君) たしか以前の報告でしたかね、遅れて来るのだというような形で何か話があったと思いますけれども、その辺りの繰越しということでの理解でいいんですか。今年度中には必ず全部届くんだという話でよろしいのか、この辺りどうでしょう。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長青少年育成センター所長(井上雅夫君) 今のおっしゃるとおりでございます。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第6を終了いたします。 △日程第7 報告第4号 ○議長(林茂君) 次に、日程第7、報告第4号 繰越計算書の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました報告第4号 繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。  令和2年度五泉市水道事業会計の繰越事業につきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定による繰越しとして、4条予算に定めた配水管布設工事ほか1件、1億8,133万2,000円を令和3年度に繰越ししましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により、繰越計算書を提出し、ご報告いたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞きします。  それぞれ日数を要するためというような形で付記がされていると、説明がされているというところですけども、確実にこの令和3年度に実施できるんでしょうかね。特にJRとの協議に日数を要するためというようなもの、用地購入の関係については順調に進んでいるのか、進んでいないのかちょっと気になるところなんですが、この辺りはいかがなんでしょう。 ○議長(林茂君) 齋藤上下水道局長。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) こちら用地購入費についてということですけれど、JRのほうとは不動産鑑定等についての協議ということで、一応今のところ6月末をめどにして進めている状況になっております。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第7を終了いたします。 △日程第8 議第46号 ○議長(林茂君) 次に、日程第8、議第46号 令和3年度五泉市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第46号 令和3年度五泉市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ3,779万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を234億7,309万8,000円とするものであります。  補正の主な内容は、子育て世帯生活支援特別給付金給付に係る費用の追加であります。  それでは、歳入について申し上げます。14款国庫支出金3,779万8,000円の追加は、2項国庫補助金で子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費補助金3,575万円及び同給付金給付事務費補助金204万8,000円であります。  次に、歳出について申し上げます。3款民生費3,779万8,000円の追加は、2項児童福祉費でシステム改修委託料132万円、子育て世帯生活支援特別給付金3,575万円の追加が主なものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞きさせていただきます。  今回子育て世帯の生活支援ということで国から100%ですかね、事業をやってくれというような話だと思います。これって対象者というのがどれぐらいになって、どういった形で支給されるということになるのか、この辺り説明いただけましょうか。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) このたびの給付金の対象者の見込みでございますが、児童手当受給者の児童数、それから高校生相当の児童数、それから今後生まれる予定の新生児等々を合わせまして6,350人というふうに見込みました。そこにですね、住民税均等割非課税世帯を10%と見込みまして635人、そこに家計急変者80名を合計いたしまして、合計で対象者715人、約430世帯で予算を計上をさせていただきました。申請につきましては、児童手当受給者、それから特別児童扶養手当受給者については申請不要ということで支給をさせていただくということになります。そのほかの方につきましては申請が必要ということになっております。 ◆9番(安中聡君) 申請不要の方はしっかりとやられるんでしょうけども、申請が必要な方がやはり問題ということになりますけれども、どのような形で広報して、実際に申請してもらう、大変な思いをされている方って結構いらっしゃると思うんですけども、どういうふうに周知して申請してもらうというふうな形で考えているのか、この辺りいかがでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) ホームページ、それから広報等を通じて周知をしていきたいというふうに思っております。 ◆9番(安中聡君) 少なくとも今回は家計が急変した場合についても申請の対象になるというような形ですんで、全世帯の子供がいる世帯にお知らせしてもよろしいのかなと思うんですけども、それはちょっと考えているんでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 全世帯に文書を発送するということは考えておりませんが、広報等々を通じ、また相談等々ありましたら十分対応してまいりたいというふうに思っております。 ◆9番(安中聡君) こういったものというのは気づけば一番いいんでしょうけども、気づかないでそのまま過ごして、後で、ああ、申請できるんだなというようなことで、どうなっているんだというふうな話もあるかもしれませんので、ぜひともできるだけやはり子供さんの世帯にはこういうふうな形で申請できるんですよ、もし家計が急変して大変な思いになったときにも申請できるんですよということをしっかりと広報していただきたいというところです。  家計急変の基準なんですけれども、これって明確に決まっているんですか。もう国のほうからこういった方、例えば収入減何%あった方は家計急変というふうな形で支給しても大丈夫ですよというふうな形でのものというのは示されているんでしょうかね、これはいかがでしょうね。 ◎こども課長(飯利義孝君) 家計急変者に対します非課税の相当額、限度額ということで国のほうから示されております。例えば夫婦と子供1人の場合、五泉市では収入額が168万円以下の世帯、それから夫婦と子供2人の場合につきましては209万7,000円以下というようなことで、以下表が示されているというところでございます。 ◆9番(安中聡君) 家計急変、当然収入の関係で急変したというような形での支給で考えていると思うんですけど、この168万とか209万とかというのは、令和3年度に例えば仕事等、突然そういった関係で辞めさせられたとか、そういった形で収入がなくなったということで支給というのも可能なんでしょうかね。 ◎こども課長(飯利義孝君) まず、住民税等がかかっておられる世帯等につきましては今回対象にならないわけですけれども、家計が急変したことによって収入が減ったと、そのときにその収入、減った分が今の金額、年間を通して1か月の収入が減った分に12か月を掛けた後、年間の収入がこの程度であれば非課税世帯と認められるということで該当になるということでございます。 ◆9番(安中聡君) 例えば7月なり8月なりどんと収入が減りましたと、そこを12か月分掛けて計算して、この168万とか209万に当たれば大丈夫ですよという形でよろしいわけですかね。 ◎こども課長(飯利義孝君) そのとおりでございます。 ○議長(林茂君) 2番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) お尋ねいたします。  コロナ禍が長期化する中で苦しむ親子を断じて守る、そういった皆の思いが今回の対応になったものと私は思っております。私たち公明党も困窮者支援のために現場に運んで声を聞いて、そしてそれを形にさせていただいたという思いでございます。  尋ねたいことなんですけれども、先ほど新生児の件、お話がありました。申請期間中に生まれた方が対象ですよということであります。期間中ということで、年が明けて2月の末というふうに承知しているんですけれども、よろしかったでしょうか。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 2月の末でございます。 ◆2番(山田正良君) 2月末までに生まれた方はということであります。先ほど所得が減った方、減少した方の質疑がございましたけれども、新しい子供さんが生まれて、控除額が増えることによって非課税になるということもあろうかと思うんですけれども、それも対象というふうに理解してよろしいでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 所得金額でその限度額になるということになれば、当然該当になるというふうに考えております。 ◆2番(山田正良君) 先ほど該当者については、申請必要な方については広報でお知らせをするというお話でございました。非課税世帯については、当局のほうで承知をされている方もいらっしゃるのかなというふうにも思っておりますけれども、そういった方にはプッシュ型で行政側から通知をするということもあろうかと思うんですけれども、再考いただけないでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) その辺の状況確認をいたしまして、検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆2番(山田正良君) 当該補正予算が可決されましたら、給付の速やかな支給をはじめ、必要な方に支援策が一刻も早く届きますように要望しておきたいと思いますが、あと先回の一人親につきましては、4月、5月の手当のときに加算をして給付をするということでしたんですが、それは100%終了しておりますでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 一人親の世帯の分につきましては、申請が不要の方については100%支給をさせていただいております。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りをいたします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決をいたします。  議第46号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 △日程第9 発議第3号 ○議長(林茂君) 次に、日程第9、発議第3号 五泉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。 15番、鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) おはようございます。発議第3号 五泉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてご説明いたします。  このたびの改正は、標準会議規則の一部改正に伴い改正するものが主な内容であります。1点目が、本会議や委員会への欠席事由及び出産に伴う欠席期間を明文化するものであります。第2条第1項及び第2項については本会議について、第91条第1項及び第2項については委員会についてそれぞれ改正するものであります。  2点目が議案の提出要件を改めるものであります。第14条第1項及び第17条中「3人以上の賛成者」を「2人以上の賛成者(提出者を含む。)」に改めるものであります。  3点目が請願書への押印関係であります。第139条第1項で、請願者の押印を署名または記名押印に改めるものであります。また、これに合わせて請願者が法人の場合について、同条第2項として新たに規定するものであります。  附則につきましては、施行期日を定めたものであります。  以上、よろしく審議の上、ご決定くださるようお願いいたします。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞きいたします。  今回の改正についてなんですけれども、どういった理由でこれを変えようかなという話になったのか。例えば議長会のほうからこういった形で改正してくださいよと、こういったのがやはり全国、例えば出産の関係なんかは全国的な流れとして大分ニュースで取り上げられたかと思っていますけども、そういった形で五泉市でも変える、改正していくんだよというような話なのか、その辺りはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) 安中議員にお答えいたします。  提出の要件の改正理由については、旧村松、旧五泉市が合併したとき定員が36名でありました。その数からいって、その当時は議案提出要件の議案定数が12分の1、会議規則の提案、提出については3人以上の賛成を伴うことが必要でありましたが、現在、議員の定数削減で20名という人数の削減になっておりますので、今のような形で提出したものであります。 ◆9番(安中聡君) 議案の提出とかその辺りの説明は分かりました。  それで、先ほどちょっとお伺いしたのは、出産の関係とか出席できないときの休みの関係ですね、この辺りはどうでしょうかというようなこともお話しさせていただいたんですけど、この辺りいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前10時29分 休憩                                                      午前10時29分 再開 ○議長(林茂君) 再開いたします。 ◆15番(鈴木良民君) お答えいたします。  全国議長会の提出によってそのような申合せがありましたので、五泉市議会もそれに合わせ改正をしていくということであります。 ◆9番(安中聡君) 分かりました。  最後に、請願の関係についてなんですけれども、この請願についてはいかがでしょうかね。これは、新たに項目を設けて法人と普通の個人の請願者に分けたかなというようなものだったりというような形で、あまり内容としては変わっていないんだけれども、どういった形でこういった139条そのままという話ではなくて、これを1項、2項に分けてというふうな形になったのは・・・・ ○議長(林茂君) 判こ要らねなっただけの話だよな、こっちは。 ◆9番(安中聡君) その説明を聞きたいんです。 ○議長(林茂君) 良民君、説明の必要ねえわね、それ。 ◆15番(鈴木良民君) 一応。  押印については、今全国的に判こを押さなくてもいいという形で進めております。それから、会議規則について、これは発議であれば、例えば今は3人以上を2人ということですので、今まで以上に出しやすくなっていくかと思いますので、その辺ご理解願いたいと思います。 ○議長(林茂君) あと何聞くんだ、あんた。 ◆9番(安中聡君) 請願書の関係については、これも例えば全国の議長会、大体の議会ではこのような形になっているからということで改めているのか、いや五泉市としてこういう形で独自でやるんだという形になっているのか、この辺りはいかがか。 ◆15番(鈴木良民君) 先ほど説明したと思います。議員定数削減によって20名という今議員定数でありますので、それに合わせた考えであります。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前10時32分 休憩                                                      午前10時32分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。  ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 終わり。ご苦労さん。  それでは、お諮りをいたします。ただいま議題としております発議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決をいたします。  発議第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 △日程第10 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 次に、日程第10、市政一般に関する質問であります。  これより一般質問を行います。通告順により質問を許します。  通告1番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) ただいまより一般質問を始めます。  件名は、1つ目、五泉市における新型コロナウイルスワクチンの接種体制について、2番目が五泉市における新型コロナウイルスの感染状況と感染予防対策についてを伺います。  最初の質問です。今後当分の間、新型コロナウイルスと闘いながら私たちは生活していかなければなりません。コロナ禍での複合施設利用稼働率を鑑みると、新型コロナウイルスが終息するまで、複合施設ラポルテ五泉を常設の新型コロナウイルスワクチン接種会場とすべきであると思います。新潟県内や近県の文化施設の稼働率は、コロナ禍以前は10%から20%でありました。現在のコロナ禍において、自粛や感染拡大防止策の理由で、どの自治体の文化施設も全般的に施設利用稼働率は非常に低い状況が続いております。ラポルテ五泉がオープンする10月までに画期的な新型コロナウイルス治療薬等が開発されない限り、コロナ禍以前の日常の生活に戻るには相当な時間が必要であると思います。当分の間は新型コロナウイルスに関しては、ワクチン接種が一番の感染防止策であると思います。それゆえに五泉市でも常設のワクチン接種会場が不可欠であると考えます。  神奈川県横須賀市では、横須賀中央駅近くの商業施設内にワクチン接種会場を設け、市民向けのワクチン接種を実施しております。ワクチン接種に訪れた市民の皆様に商業施設内のテナントの商品購入割引券を配布し、ワクチン接種後に多くの市民が商業施設内のテナントで買物をしています。ワクチン接種と商業振興の一石二鳥の効果が先日テレビでも報道されました。五泉市も常設のワクチン接種会場をラポルテ五泉内に設置し、ワクチン接種とラポルテ五泉のPRの一石二鳥の効果を早急に検討すべきであると考えます。  次に、2番目です。連日、新潟県内において新型コロナウイルス感染報告がされておりますが、五泉市において新型コロナウイルス感染第4波の感染状況について伺います。また、現在行っている全市民を対象としたワクチン接種を含め、今現在五泉市において、五泉市が管理する施設である小中学校、保育園、幼稚園、市役所、消防署等における新型コロナウイルス感染予防対策についても併せてお伺いいたします。  以上、簡潔でありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、本市における感染状況についてであります。新型コロナウイルス感染症に関しましては、市民の皆様に落ち着いた行動をいただいておりますことに心より感謝を申し上げるところであります。  さて、市内における新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した方は、6月10日現在、41人まで確認されております。今年度に入ってからは20人の陽性者が確認されており、年代は10代から80代で、男女別では男性が13人、女性が7人となっております。現在市内では、クラスターと言われる集団発生はありませんが、引き続き感染拡大の防止に努めてまいりたいと考えております。  次に、ワクチンの接種体制並びに感染予防対策についてであります。ワクチン接種につきましては、五泉市東蒲原郡医師会はじめ関係団体の皆様に多大なるご協力を賜り、心から敬意と感謝を申し上げます。また、このたび65歳以上の方の7月末までの2回目のワクチン接種完了に向けて、医師会はじめ薬剤師会の皆様に格別なるご尽力をいただきましたことに重ねて感謝を申し上げます。市では、集団接種会場として総合会館中ホールとさくらんど会館イベントホールにおいて医師会、薬剤師会などのご協力を得て、現在各会場で週2回開設しております。また、五泉中央病院では5月23日から一般の方の接種を始めており、月曜日及び金曜日の午後と日曜日の午前、午後に接種を行っております。複合施設につきましては、施設整備の目的から常設の接種会場とすることは難しいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。ワクチン接種につきましては、引き続き医師会をはじめ関係団体の協力を得ながら進めてまいります。  次に、ワクチン接種の状況であります。現在の接種対象者となる高齢者の方は約1万8,000人であります。6月10日現在で約6,700人の方が1回目の接種を行っており、率にして37%の方が1回目の接種を終えております。また、65歳以上の方の予約状況につきましては、高齢者の人口の8割を超える約1万5,000人の方が接種の予約を済ませております。  なお、国が要請する7月末までに希望する高齢者が2回目の接種を終えることができるよう、7月11日以降の1回目の予約を取った方の接種を前倒しするため、医師会等の協力により6月下旬から接種日拡大に向けて現在調整しているところであります。その後、順次65歳未満の方への接種へ移行する予定であります。  次に、市職員における感染予防対策については、マスクの着用や職場の換気、毎日の検温や健康状態の把握等を指示するとともに、県をまたぐ移動の自粛や飲食を伴う会合等についても注意を促し、ウイルスに罹患しないよう指導しているところであります。これに加え、消防署員については、救急搬送時において発熱や呼吸器症状がある新型コロナウイルス感染症疑いの疾病者に対しまして感染防護衣、ゴーグル、医療用マスク等で感染防御を徹底しております。保育園や小中学校については、マスクの着用、手洗いや換気などといった基本的な感染症対策に加え、日々の健康観察を家庭でも徹底していただき、発熱の症状がある場合は登園や登校を控えていただくようお願いしているところであります。また、必要に応じて行事、授業等の規模の縮小や実施方法を見直し、延期や中止等の対応を講じております。市役所や保育園、学校等の各施設においては窓口やカウンター、人が滞留するところなどを中心に消毒を徹底し、感染予防対策に取り組んでいるところであります。  さらに、市職員や園児、児童生徒、教職員等の同居の家族が濃厚接触者と特定された場合や保健所からの指導等でPCR検査を受けることとなった場合には即座に自宅待機するなど、検査結果が明らかになるまで慎重に対応を行っております。その上で、万が一感染者が確認された場合には速やかに保健所と相談し、施設内での感染が広がらないよう臨時休館や休業、またその範囲や期間等を判断することとしております。今後も引き続き感染予防対策を徹底し、万全を期した対策を講じてまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆19番(阿部周夫君) 今ほど市長の答弁の中で65歳以上の方を前倒しすると、昨日の広報でもそのような文章を書いておりますけど、どういった方法でそういう前倒ししていくのか、その辺まだ広報を見ていない方もおりますし、今生中継を御覧になっている方もいますので、その辺どなたか、健康福祉課長になるかと思うんですが、説明願えればと思います。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 7月11日以降に1回目の予約を取られている方につきまして、7月末までに2回目の接種が完了できないという状況でございますので、その対象者の方にこちらからお電話でご連絡を申し上げて、私どものほうで設定いたしました日程のほうへ移動をご了解いただくような形で作業を進めたいというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 予約済みで、電話される対象の市民は何名おられるわけですか。前倒しで接種ができる市民の方ですね、今現在当然予約済みの方だと思うんですけど。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 約4,700人弱というふうに見込んでおります。 ◆19番(阿部周夫君) かなりの数ですし、電話でされる連絡、これ電話で個々に職員の方が連絡、4,700、約5,000人弱の方に連絡するということでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 全庁等の体制を取らせていただいて、実行していきたいというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 今ですね、報道等でワクチン接種に関するオレオレ詐欺があるそうです。早く接種できるからお金を払ってくれと、そういうのが私も朝ワイドショーとかそういうので結構やっていると、そういった今仕事されていない方も多分テレビ見ていたりすると、急に市役所から電話あると、一般の方は普通に市役所からってなかなか電話というのはないと思うんですけども、その辺そういった誤解のないような対策も必要かと思っております。  それと、あと予約された方が実際電話に直接出るかどうかというのも疑問があります。あとネットでご家族の方が予約していたりした場合に、子供に聞かねと分かんねとか、そういった方もいるかもしれませんので、その辺の対応を取りながら、丁寧な説明しながらですね、ワクチン早期接種に努めていってください。  それと、あとですね、まずこれこども課に聞きます。さくら保育園で先日保育士の方のコロナウイルス感染、罹患がホームページ、昨日の広報でも掲載されていましたけども、今までコロナ禍に入ってですね、保育園において園児や保育士が罹患した件数は何件ありますか、その辺お聞かせください。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 今までの罹患につきましては、2件確認をしているところでございます。 ◆19番(阿部周夫君) 今度、学校教育課に伺います。  小中学校等でですね、教職員、児童生徒が罹患した件数は何件把握していますでしょうか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 罹患件数は2件でございます。
    ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。  そんなにまだよその自治体、特に新潟市と比較した場合は非常に少ないほうだと。今後そういった児童福祉施設、また学校等で感染者が出ないことを祈るばかりでありますけども、具体的な感染防止対策として修学旅行、あと運動会、音楽祭とかの開催状況というのは、今現在小中学校はどのような形になっていますか。昨年度は、おおむね中止が多かったと記憶しているんですけども、まず修学旅行は今年度に関して各小中学校はどのような対応を取っているのでしょうか。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 修学旅行についてお答えいたします。  中学校につきましては、関西方面は全てやめましたけれども、県内に切り替えて実施した学校もございますし、これから実施する予定の学校もあります。小学校については、佐渡のほうに行く計画が主なわけですが、感染予防に気をつけながら実施しようということで今準備を進めている学校が多いだろうと思います。 ◆19番(阿部周夫君) 先日、北中の父兄の方が修学旅行のアンケートを事前に取ったときに、行かないという生徒が多くて中止になったという事案があるんですけども、今現在そういう各学校、父兄の方からアンケートを取りながら、父兄の方の承諾を得て修学旅行を実施する、しないとかを決めているのが現状なんでしょうか。各学校の修学旅行に行く、行かないの決定する過程をお聞かせできればと思うんですが。 ◎教育長(井上幸直君) 中学校の場合には3月の実施が多かったものですから、実施の前に全て計画を出して、保護者から参加応諾書というのを取ることになっております。小学校も同じでありますけれども。今議員のお話にあった北中の場合には、参加させたくない、不参加だという率が高かったものですから、そのときの修学旅行はやめたということでありますし、同じ時期に五泉中学校も実施している、それは行っておるわけですが、五泉中学校の参加率はほぼ100%に近かったということで実施をするということでありました。小学校につきましても、これからの時期に旅行になるわけですが、実施する場合には全て保護者からの参加応諾書ということを頂きまして、実施を判断するということになります。 ◆19番(阿部周夫君) こればかりは親御さんの同意がなければ、今こういうコロナ禍ですので、なかなか強引に行きますという話もできないです。逆にもう行きませんという話もちょっと感染予防していればできる学校もありますので、その辺十分ですね、子供の要望に応えた形でできればなと、これは個人的な感想です。  次にですね、これ高齢福祉課長になると思います。いわゆる高齢福祉施設、特養とかデイサービス等での職員等のワクチン接種がもう始まっているという話も聞いたんですけど、現状市内の高齢者福祉施設の従事者の方へのワクチン接種はどのような状況になっていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) まず、特別養護老人ホームなどの入所系の施設につきましては、既に施設接種ということで接種が始まっております。その中で、入所されている高齢者と同時に、そこに勤務されている従事者の方も接種するということで今進めているところでございます。また、デイサービスなどの通所系の高齢者施設につきましては、65歳以上の高齢者の接種が終わって一般の方の接種が始まる、その中での優先ということで今作業を進めているところでございます。 ◆19番(阿部周夫君) 高齢者福祉施設に従事されている方、またその中におられる方のワクチン接種に関する窓口というのは医師会になるんですか。それとも、各法人、福祉法人になるのか、市役所になるのか、どこが音頭を取ってそういったワクチン接種の指揮を執っているんでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 接種自体は協力医であったり、そこの関連の医療機関にお願いするような形になりますが、接種の進め方等につきましては行政側のほうからもアプローチをさせていただいて、協議しながら進めておるところでございます。 ◆19番(阿部周夫君) あとですね、先日富山県で障害者施設で六十数名のクラスターが起きました。五泉市でもふなおかがあります。そういった場合で、ふなおかと、あといろいろな通所施設もありますけども、障害者の方の施設での職員及び施設に入られている方、通所されている方のワクチン接種はどのようになっていますでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 障害者の施設の関連につきましては、高齢者の接種が終わった後の優先順位ということになってございますので、障害者施設のほうの準備を進めておきながら、タイミングを見て、なるべく早い段階でそのように接種が進められるように準備をしていきたいと考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。  それで、あと今65歳以下の方にはまだ接種券配送されていないわけですけれども、いつぐらいをめどに配布、接種券送付ですか、市役所から送付する予定でしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 6月中に接種券を発送したいというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 今日6月11日ですけども、6月末なのか、中旬になるのかで、接種、早い人ですと、もし6月20日ぐらいに到着すると、キャンセル待ちができて、もう6月20日ぐらいにはワクチン接種ができるんでしょうけども、下旬になるのか、配送というか、作成して、送付するのは市役所ですので、そういった日程分かるかと思うんですけども、6月中でもまだ今上旬なんで、中旬なのか下旬なのか、その辺をお聞かせください。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 6月下旬になろうかと思います。 ◆19番(阿部周夫君) それと教育長ですね、市内の小中学校の教職員、市内、市外問わず教職員の方、あと給食を作られている方、管理員の方、あとその他いろんな指導員の方がいます。そういった方のワクチン接種というのはどのようになっていますでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 今小中学校でそういう子供たちに対応している職員は約266名ほどおります。その方たちの・・・・すみません、今のは市内の関係で全部で360名ほどおります。その方たちにつきまして、教職員につきましても今健康福祉課との協議をしなければならないと思っていますが、優先順位に入れていただければありがたいということでお話合いをさせていただきたいなと思っているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) 近隣、秋葉区の高校ですね、クラスターが起きております。これ新聞報道でもされています。ぜひですね、小中学校の教職員、生徒も接種できれば一番いいんでしょうけども、順番から言って教職員が先なのかなと、国の方針とかも見ますと。その辺ぜひですね、健康福祉課と協議して、早く接種できるようにしていただきたいと思っております。  それと、これこども課ですね、保育士の関係は、飯利課長、どうなっていますでしょうか。市内の私立も含めた保育園、こども園等の従事者、保育士の方ですね、その辺のワクチン接種状況はどうなっていますでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 公立保育園、それから私立のこども園等々の職員の人数としては約440名ほど、会計年度任用職員も含めております。その方々の接種につきましても、教職員の皆さんと同じように優先的に接種をお願いしたいという気持ちはございますが、関係機関と十分協議をし、話合いをしていきたいというふうに思っております。 ◆19番(阿部周夫君) それと、あと五泉市の職員で保健師、看護師、あと今医療従事に関わっている健康福祉課の職員、あとワクチンチームですね、あとこども課の職員、高齢福祉課の職員、あと1日200名以上と接する市民課の職員、あと学校教育課の職員もいろんな学校へ行ったりします。それと、あと市長部局ですね。市長の周りで感染が起きたら行政が停滞するわけで、例えば市長の市長公用車を運転される運転手の方も含めてですね、ここでいうと市長とミーティングされる方も私は接種すべきだと思うんですけども、その辺市長、どのように、要は市長が罹患してしまうと、当然副市長との打合せ等あると思うんです。あと関係課との打合せして、役所の中でクラスターが起きたというのは絶対あってはならないと思うので、その辺市長部局のワクチン接種ですね、総務課も秘書の方も含め、市長と常に接触がある職員のワクチン接種というのは私は必要だと思うんですけども、その辺、市長、どのようにお考えでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変ワクチン接種でいろいろな報道機関からも報道されておりますし、それぞれの自治体で本当に頭を悩ませながら今進んでいるところでございます。当市におきましても先ほど申しましたとおり、医師会の協力、本当に目いっぱい動いていただいてですね、その中において今ほど話ありましたように、介護高齢者施設の職員並びに入所者のワクチン接種を前倒しといいますか、7月中に完了すると。その中において、また8月のお盆過ぎまで接種が続く予定といいますか、今までの計画ですが、それを前倒しするにおきましても医師会の本当に協力をいただきまして接種枠を広げる。これが7月いっぱいで終了しますので、今ほどの保育士、教職員、職員もそうですけれども、接種のときに別枠を設けて、そこだけは保育士さんという1週間になるのか、半月になるのか、2週間にわたるのか、人数もありますけれども、何とか市民の皆さんから理解をしていただいてですね、保育士、また教職員、また市職員と、市職員で今接種予定日が決まったのは、高齢者は三役ですので、私もこの日曜日に接種を取りましたし、そういったことでですね、職員も本当に万全を期さなければならないと思っていますので、そういったところを市民の皆さんからご協力いただきながら、夕方の5時から6時まで、今夜間も延長、日にちも延長、時間も延長していただきましたので、その延長の部分で保育士さんが打たれるのか、子供を預かっていますので、そういったところを時間を設定しながら、保育士さん、教職員、まずそこから、その後自治体、職員のほうに移りたいなという今の考えというか、思いであります。これから医師会の皆さんと調整しながらですね、その部分を市民の皆さんにお願い申し上げましてですね、その時間帯になるのか、その曜日になるのか、それを設定させていただいて、接種に進みたいと考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。  それと、次にですね、6月9日水曜日の新潟日報さんの記事で、1面で「23市町村、8月までに開始」と、64歳以下のワクチン接種ということで、これは五泉市は8月以降と、その中で優先接種枠がありますという記載がされております。これは確認します。健康福祉課長ですけども、五泉市の優先接種枠というのは、どういった人を対象として優先接種していくのでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 優先接種の内容でございますけれども、国が示している内容でございまして、基礎疾患を有する方、それから高齢者施設等の従事者という枠での接種の方を想定しておるものでございます。 ◆19番(阿部周夫君) ということは、65歳以上の方の接種が終わった後に、6月末に64歳以下の方に接種券を配布して、今度予約する段階で今言われた基礎疾患ある方と、高齢者施設で従事されている方が最初にワクチン接種が受けられるという認識でよろしいんでしょうか。今現在ですよ。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 接種を受けられるというよりも、優先的に予約を取るというような形でまずご案内をしたいというふうに思っております。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 待った待った、何か付け足すみたいだ。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 高齢者施設等の従事者ということで少しあれですけれども、いわゆる先ほど高齢福祉課長が申し上げた入居系の高齢者施設については、もう既に接種が始まっておるという状況も併せてお伝えはさせていただきたいと思います。 ◆19番(阿部周夫君) ということは、既往症、基礎疾患のある方は一番最初に予約ができるということで間違いないですね。  それで、あと消防のほうは、消防署員のワクチン接種率、医療従事者と同等に国のほうが扱いますという報道があったと思うんですけど、今現在消防署員のワクチン接種率はどれぐらいになって、何%ぐらいになっているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 山田消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(山田幸平君) 消防署の救急隊員のほうは、2回目の接種、100%終わっております。 ◆19番(阿部周夫君) 消防署職員の人数と救急隊員の人数をお聞かせください。 ◎消防長兼消防本部総務課長(山田幸平君) 職員現在再任用を含めて81名おりまして、救急隊員74名おりまして、70名の接種が終わっております。          〔「聞き取りにくいって」と呼ぶ者あり〕 ◎消防長兼消防本部総務課長(山田幸平君) 失礼しました。  消防の職員81名おりまして、救急隊員74名、うち70名が接種を希望しておりまして、2回目の接種は終わっております。 ◆19番(阿部周夫君) あと残りの81人から70名引くと、11人の方の接種の予定というのは、本人が希望していないのか、私は消防署員は希望する、しないというんじゃなくて、ちょっと強引な言い方ですけど、しなければならないと、私は職務上、職責を考えた場合にと思うんですけど、その10人の方というのはいわゆるどういった方ですか、消防長とか消防署長が受けないということでしょうか。 ◎消防長兼消防本部総務課長(山田幸平君) 現場に出る救急隊員ということで県の調整本部のほうから数を上げるようにありまして、受けておりません私とか署長とか日勤者が現場へ出ないもので上げておりませんし、あとアレルギー体質の方で、医師のほうから受けないほうがいいと言われた者が何名かおります。 ◆19番(阿部周夫君) ぜひですね、先ほど市長にもお願いしました。市長の周りにいる方も早く接種しないとですね、行政が万が一クラスターが発生すると停滞すると。消防署内でもそうです。消防長と消防署長が万が一感染した場合に、誰が指揮命令系統の先頭に立っていくのかというのがありますので、ぜひこれ健康福祉課長になるかと思うんですけども、いわゆるアレルギー等の反応があって接種できない方を除いてですね、消防署の中にいる職員の方全員が早期に受けられるようにですね、優先的にですね、65歳以上の高齢者の方が終わった後にすぐ打てる体制を整えていただきたいと思っております。  これ最後になります。五泉市で先ほど罹患者の数が41名と出ましたけども、今変異種で罹患しているという報道がされていますけども、例えば県のほうから41名中何名が変異種でしたとか、例えば先日の何月何日の患者の方は変異種でしたとか、そういった報告は県から報告が来るのか、また今まで罹患した方の中で変異種のコロナウイルスに感染者がいたのかどうか、もしいましたら何名の方がそういった変異種のコロナウイルスに罹患したのかお聞かせください。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 保健所のほうからの情報提供の中で私どものほうで確認していますのは、県内においてスクリーニング検査、多分抽出検査ということだと思うんですけども、その検査によると、おおむねもう90%を超えて100%に近いぐらいの変異種で判明していますというようなことでお話聞いておりますので、五泉市においてもそういう方がいらっしゃるのかなというふうな認識ではおりました。 ◆19番(阿部周夫君) これ市長、最後いま一度ですね、やっぱり高齢者の方でワクチン打たなくていいだろうという人も中にはおります。それで、実際マスクをしない人も若干なんですけども、おります。そういった部分で、よその自治体ですと、商品券配るとか来られた方に金券配ると。もうアメリカですと宝くじ配るとか、それは極端ですけども、できるだけ多くの方にですね、ワクチン接種を呼びかける啓発活動を市長自らやっていただきたいと思うんですけど、その辺最後、市長のほうから市民の方に向けて、ワクチン接種をぜひしていただきたい旨のお願いをしていただきたいんですけど。 ◎市長(伊藤勝美君) 80%の予約ということで、また介護施設等に入っていられる方がカウントされていませんので、90%以上の方は接種ができると思っています。今受けたくないという方もおられるかもしれませんけども、先般もお茶の間サロンにも行ってまいりまして、「皆さん、予約しましたか」と言ったら、全員、「はい、予約してあります」。また、していない方について、なるたけ接種を勧めてくださいということもお話しさせていただきましたし、いろいろな面でですね、議員各位の皆さんからもやはり接種をしてもらうと。かからない、また人にうつさないという観点から、やはり市民全員の方からですね、16歳以上の方からは全員受けていただきたいということを啓発活動を進めていきたいと考えております。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告2番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) 第4回定例会一般質問をさせていただきます。  連日コロナのニュースが流れております。昨年の新型コロナウイルスの出現により、世の中大きく変化いたしました。様々な制約の中で、国民は混沌の中に放り込まれております。五泉市も例外ではなく、先ほども数字が出ておりましたけれども、市内在住者は41名の感染を数えております。このような状況の中で、特に子供たちはどのような精神状態なのか、環境にさらされているのか、とても心配をしております。また、子供たちをサポートする保護者や先生方、そして地域の人たちも余裕がなくなってしまっているのではないかと危惧しております。そこで、さきに通告してありますコロナ禍における学校教育の現状ということで5点質問をいたします。  まず、1点目として、コロナ禍におけるマスクの使用状況についてであります。現在の着用状況、登下校時、学校内で教室内、屋外や体育館等などの激しい運動を伴う活動時の児童生徒のマスク着用状況をお聞きいたします。  また、障害を持つ児童生徒が支援学級と一般の母体学級というんでしょうかね、所属学級との移動状況はどのような状態かをお聞きいたします。  2点目の濃厚接触者との関わりと学校内の対応についてであります。コロナ感染は、誰が感染しても不思議ではない状況であり、また家庭内感染が増えているという状況を踏まえて市当局や教育委員会は対応に当たられていると思いますが、先ほど阿部議員も述べられておりましたけれども、3週間ほど前でしょうか、秋葉区の高校の生徒が感染し、休校となりました。当該高校の生徒は濃厚接触者として疑われることは当然でありますが、そのときの高校に在籍している兄や姉のいる弟や妹に当たる児童生徒が早退させられたという話でありますが、その対応の是非をお聞きいたします。  3点目として、児童生徒の学校内外での行動の変化についてお聞きをいたします。コロナ禍において、学校行事が延期や中止になるといった大声を出せない、大勢で遊べないといったじわじわと累積するストレスを子供たちが抱えていると思われます。また、保護者の仕事減による収入減で家庭内貧困と教育の格差が大きな問題となっております。未来ある子供たちの未来を潰しかねない問題であると私は非常に危惧しております。教育委員会としては、どのような現状を把握しておられるのかお聞きいたします。  4点目のICT機器を使用した授業の様子と障害を持つ子供たちや不登校の子供たちに対する活用についてであります。GIGAスクール構想により、五泉市においては小中学校の児童生徒にタブレット端末が1人1台ずつ配布され、またWi―Fi等の通信ネットワーク環境も整備されました。ハード面においては完了しておりますが、ソフト面での利活用はどのような状況なのかお聞きいたします。  次に、リモート授業は研究されているのか、実際に行われているのかもお聞きいたします。リモート授業は、コロナ禍にかかわらず必要となると思われますが、教育委員会の見識をお聞きいたします。障害を持つ子供や不登校の子供に対してICT機器を活用しての学力面や生活面での指導が効果的ではないかと思い、お聞きをするものであります。  5点目の学童保育と寺子屋教室の現状についてであります。学童保育、寺子屋教室が開かれている場所、人数、指導者等をお聞きして、壇上からの質問を終わります。真摯な答弁よろしくお願いをいたします。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) おはようございます。羽下議員のご質問にお答えいたします。  コロナ禍における学校教育の現状についてであります。マスクの着用につきましては、学校内での活動時や登下校時においてもマスクを着用し、感染拡大防止に努めるよう指導しているところであります。体育の授業においては、マスクの着用は必要ありませんが、十分な身体距離が取れない状況で、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクがない場合にはマスクを着用することとしております。また、特別支援学級の児童生徒が通常学級へ移動し、授業を受ける場合においても常に全員がマスクを着用し、換気や身体距離を保つなど日頃の感染症対策を徹底するよう努めております。  次に、児童生徒が濃厚接触者に特定された場合につきましては、原則2週間の出席停止とし、同居する家族がPCR検査の対象となった場合は、陰性の検査結果が判明するまで出席停止をお願いしております。  次に、経済的に困窮している世帯についてであります。今年度の要保護、準要保護児童生徒数の割合につきましては、現在認定作業中のため確定しておりませんが、近年横ばいとなっております。過去3年間の平均では14.55%となっており、引き続き就学援助などを行ってまいります。  次に、ICT機器を使用した授業の様子と障害児や不登校の子に対する活用についてであります。ICT機器の使用につきましては、教員が電子黒板などを利用して画像を拡大したり、書き込みをするなど一斉学習や、それぞれがタブレット端末を利用し、調査した結果をまとめる等の個別学習、グループで意見をまとめて発表する等の協働学習を行っており、教育委員会で作成したICTを活用した指導方法実践記録集を各学校で共有しながら、学習に活用しております。交流学習については、通常学級での学習を基本としておりますが、そのときの状況によっては通常学級と特別支援学級をオンラインでつなぎ、通常学級と同じ授業を受けることを可能にするなどICT機器の活用を図っております。  不登校の児童生徒に対する支援については、適応指導教室に来る児童生徒にはタブレット端末を活用した学習を実施しておりますが、適応指導教室に来られない子供に自宅で学校での授業風景をリアルタイムでタブレットに配信することは、授業を受けている子供たちの肖像権の問題等があり、現状では実施することは難しいと考えておりますが、児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導を行ってまいります。  最後に、学童保育と寺子屋教室についてでありますが、学校や保育園等と同じくコロナ感染症対策を十分に講じながら運営を行っております。  以上です。 ◆18番(羽下貢君) マスク着用に関してですが、登下校時は確かにほとんどの子供がマスクをちゃんと着用して通われていると私も様子を見て思います。ただ、特に陽気がですね、だんだん、だんだんこの二、三日すごく暑くて、私も昨日ひなたの中でマスクを何時間もしていましたけれども、とても苦しい状態ですよね。そうすると、子供たちもですね、体育やお昼休みで遊んでいたという中でですね、非常に体温が高くなっていて、マスクをすると苦しいということでですね、お昼休みとか体育後というのはつけていない子が見られるということでありますけれども、そういった状況は把握しておるということでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 我々毎日毎日学校に視察というか、見に行くわけでございませんので、十分な把握にはなっていないかもしれませんが、教育委員会としては各学校に基本的にはマスクをつけるんだというように指導しております。ただ、この間の例えば運動会のときにはですね、小学校の運動会があったわけですが、私は観戦には行くことはできませんでしたけども、保護者の皆さんから聞きましたら、走るまではちゃんとマスクはきちっとつけていたと。走るときには取っていいよということで取っている子供もいましたし、走るときもマスクをしている子供もいたということを聞いておりますので、かなり各学校の指導の下、子供たちはマスクの着用を徹底しているのではないかというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) そこなんですよね。ただ、走るときもマスクをしている子供がいるんですよ。非常に危ないと思うんですね。この前のニュースで大阪でしたでしょうか、小学校で持久走後に亡くなられたというニュースがございました。因果関係は不明ですけれども、多分、でもそれが原因の一つではあろうかと、私はそう推測しておりますけれども、教育委員会としてですね、先ほど答弁にもありましたけれども、マスクはもう激しい運動時は取るんだという徹底したやはり指導というのが必要ではないかと私は思っておりますけど、いかがでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 先ほども申し上げましたけど、基本的には体育の話なわけですので、体育の時間はマスクの着用はしなくていいんだよというふうに基本的にはされている、連絡をしているわけでありますし、ただ先ほども申し上げましたが、距離が取れないとか、そういうときには必要なときもあるという、それぞれの学校の判断、先生の判断もあるだろうと思いますが、基本的には体育の時間はマスクは必要ないんだというふうに教育委員会では指導しているところであります。 ◆18番(羽下貢君) だから、学校、学校でどれぐらいの間隔が密かとかね、そういう話になるんですけど、2メートル以上とかという話になるんですけれども、そうじゃなくて、教育委員会としては体育のときはもうマスクは着用させないと、着用しないでくださいとやっぱり指導するべきだと私は思っています。  でも、一旦聞きますけれども、ではマスクができない生徒、一応いわゆる病気、体質等でできない生徒というのはいらっしゃるんですか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 病気を理由にマスクができない子の児童生徒数は、今のところゼロ件でございます。 ◆18番(羽下貢君) そういうことであれば、もう本当に学校に対応を個々に任せるんじゃなくて、きちんと教育委員会が指導していただきたいと思っておりますし、今後ですね、まだ梅雨も入りませんけれども、この暑さ、いつもいつも28度、30度を超えたという、こういう話でありますけれども、今ここではエアコンが入っていて涼しいからいいですけど、学校は多分入っていませんよね、まだね。いつから入れる、稼働させるつもりですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 全部の学校に入れたかどうかの確認はしておりませんけれども、暑い場合は入れるようにというような話をしておりますので、入っているところはもう入れ始めているというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) 非常にありがたいお話でして、私が聞いているところはまだ入っていないということでありますけれども、ぜひともですね、それは今度学校に柔軟に対応していただいてですね、もう本当にさっきも言ったようにお昼休みとかね、体育後の教室がこういう感じだと非常に子供たちもその後の学習にも集中できるわけでありまして、またマスクを着けるのも苦にならないということでありますので、ぜひともお願いをしたいと、こう思っております。  そして、家庭の貧困、教育格差ということですけれども、それではまず要保護と準要保護家庭は横ばいだという話でありますけれども、生活保護世帯の推移はどうなっているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 生活保護の世帯数でございますが、平成30年度末が245世帯、令和元年度末が254世帯、令和2年度末が249世帯ということで、大きな変動はあまりない状況であります。 ◆18番(羽下貢君) 五泉では、いわゆるニュースで言われているような状態ではないというふうに、この数字だけを見れば認識をしますけれども、でも話を聞くと大変だという話は耳にするわけでありますよね。そういった中ではICT機器、子供たちにタブレット端末、1人1台預けられているわけですから、この活用は非常に大切であると思います。特に家庭内でネット環境がない家庭ということがあったと思いますけれども、今は100%家庭内でタブレットが使えるという状況であるんでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) Wi―Fiの機器といいますか、ない家庭に対しては市で購入したものを貸出ししておりますけれども、そこにWi―Fiが使えるにはまた契約が必要になってきますので、その契約が済まないご家庭とかあると思われますので、100%整っている状態ではないというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) ということは、機器だけあったって使えないということですよね。それが把握されていないということですか。よく分かんないんですけど。 ◎教育長(井上幸直君) 把握されていないというふうな議員のお話でした。現在タブレット端末につきましては、主に学校の中での習熟というか、使いながら習熟している状態でありまして、毎日毎日自宅に持って帰られているわけではありません。自宅に持って帰った場合でも、例えばタブレットの中に入っているものだけでやるとかというような段階のいろいろ段階があるわけですので、常にいつも自宅に持って帰ればWi―Fiの環境が必要だというような状況にはまだなっていないということです。学校としても子供たちの習熟がそこまで行っていないという心配もありますので、そこまでの宿題とか課題などはさせていないだろうと思っています。  ただ、今議員がおっしゃったようにWi―Fi環境が何件整っていて、何件整っていないかという調査は我々できないものでありまして、あなたのご自宅はWi―Fi環境ありますかというアンケート調査というのは今の状況、時代ではなかなかできないということがあります。昨年度の段階で簡単なアンケートを取ったときには、15%程度の家庭がWi―Fi環境がないのではないかというふうに想定をして、我々もモバイルWi―Fiの購入台数を決めて、モバイルWi―Fiを購入準備いたしました。今年度になって貸出しを始めますよということで始めまして、借りにきたお家と、借りにきて、ああ、それだったら私要らないわ、うち大丈夫だわというお家と、借りていったけれども、差し当たり必要なくなったから返しますという戻していった家庭もあったりしております。実際に学校でWi―Fiをつないで宿題とか課題を与えるのはもう少し時間がたってからということで、今その準備の段階でありますので、あそこの家はWi―Fiがある、ここの家はWi―Fiがないという調査は我々申し訳ないけど、把握しておりませんというか、把握できない状態であります。 ◆18番(羽下貢君) 私把握できないということが少し理解できないんですけど、していないということで、それは了解しました。  先ほどリモートの関係で、内部は、学校内ではしておりますという話ですけれども、例えば不登校ですね、適応教室に行かれている子はそこでタブレットを使うという話ですけど、本当の、本当のという言い方は正しいのかどうか分かりませんけれども、不登校で全く閉じ籠もっている、じゃ本当に閉じ籠もっている児童生徒は何名おるのか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 完全に不登校といいますか、不登校傾向で自宅にいる割合が多い児童生徒の数でございますけど、令和2年度末では50名程度の子供という。完全に来ないというのではなくて、休みがちであったりということであります。本当に全く家から出ない子はもうちょっと少人数になりますけれども、そのぐらいの人数がいるということになります。 ◆18番(羽下貢君) じゃ、聞き方を変えます。  不登校の子で、いわゆる不登校という認定されている子で、適応教室に行っていない子は、じゃ何名ですか。これが50名ということですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 本年度適応教室に行っている生徒は今5名おります。それ以外の子は、学校に行ったりしながらということになりますので、今適応教室に行っているのは5名の子供です。 ◆18番(羽下貢君) だから、全部で50名いて、そのうち5名が適応教室に行っているという理解で、じゃよろしいですか。  そういった中でですね、先ほどの授業をという話を私リモートということでしましたけれども、当然肖像権というか、プライバシーとかいろいろ問題があって、今はなかなか難しくて、そのまま映せないという話です。当然そうであればですね、処理して、いわゆる録画をして不登校の子たちに配信するというか、配信が駄目なら何かに落として見せるというような考え方はありますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) ライブ配信というのは、先ほど申し上げたとおり難しいと思っておりますので、全く家から出られない不登校生徒児童に対しては、何らかのそういったことをですね、これから考えていかなければいけないと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) 不登校の子でもね、学習する権利は持っておるはずですので、それにやはり対応できる体制づくりというのが必要だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  また、今タブレットだけで学習しているわけではありませんけれども、市としてタブレットでやると、なかなか新しい指導要領の中で主体的に学ぶということが大前提でですね、アクティブ・ラーニングとかという話を文科省はしておりますけれども、こういった中でタブレットに導入しているアプリというのは大体は市販もしくは無償のやつを使っていると思いますけれども、そういったアプリ関係の詳しい先生方、いわゆる操作できる先生方というのは多くおられますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) どこまでが詳しい先生なのかはちょっと把握できかねますけれども、各学校に数人の先生で詳しい先生がいらっしゃるのだろうというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) そうするとですね、五泉市として特色ある学習というか、教育の提供ということで、そういった詳しい先生方が主体となって、子供たちのためにアプリを作るというような考え方はありますか、教育長。 ◎教育長(井上幸直君) アプリを作るというところまでいくかどうか分かりませんが、各学校のほうからまずアプリを入れたいという申請が教育委員会のほうにありまして、こういうアプリがあると、こういう学習が大変理解しやすくなるということで、いろんなアプリを先生方は探しまして、新しいものがどんどん、どんどん入っているという状況であります。  ただ、新しいアプリを先生方で作るかということになりますと、そこまでの時間的な制約とかですね、機材の問題とかいろんな問題がありますが、まだそこを自分たちで自作をするというところまでは聞いておりません。 ◆18番(羽下貢君) 先生方の負担にもなるわけなんですけれども、ぜひ五泉市の子供たちのためにという考え方で、五泉市の子供たちが分かりやすいアプリができればいいなと私は思っておりますので、その点も頑張っていただきたいと思っております。  ただ、新しい指導要領で先生方の負担がはっきり言って増えているわけですよね。そういった中で、先生方が疲弊しているという話ですけれど、今学校の先生方で休んでいる先生方というのは何名おられますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 病気でお休みされている先生は5名となっております。 ◆18番(羽下貢君) 5名ということですけど、どのような病気で休んでいるかということは多分聞けないのでしょうけれども、そういった中でやはり子供たちが例えば中学では教科ですし、小学校では担任等々が替わるということはなかなか子供たちにとっては大変な話ですので、その点代用教員、代用教員という言い方をするのかな、の確保というのは今難しくなっておると教育長が言っておられましたけれども、その点はいかがですか、今回。 ◎教育長(井上幸直君) 幸い五泉市の場合には代わりの講師という立場になるわけですが、全て講師の方を手当てできている状態であります。  ただ、下越地区、新潟県全域でありますけれども、そういう方を探すのが非常に厳しい状況であるということはいつの日もですね、どこの地域でも同じような状況で、厳しい状況であるということだろうと思っています。 ◆18番(羽下貢君) それと、もう一つ、子供たちで気になる点が昨今のニュースの中でですね、家庭で介護をしておるという子供たち、いわゆる言葉でいうとヤングケアラーというらしいですけれども、その点はいかがですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今のところ小中学校、そういったヤングケアラーの相談件数、学校からの報告は届いていないので、今現在は該当する児童生徒がいないのであろうというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) 家庭の貧困もそうですけど、介護しておるというようなことであれば、学習面でも大きな負担ですし、精神的に大きくなって、精神的に本当に大人になれるかということでありますので、ぜひともそういった細かい点をですね、教育委員会として指導していただきたいと、こう思っております。  続いて、寺子屋教室と学童保育ということであります。寺子屋教室、まず学童のほういきますけれども、学童で学校の教室を使っているところと専門のところ、もしくはほかの施設を間借りしているところとありますけれども、まず学校の空き教室の状況をお聞きいたします。 ◎教育長(井上幸直君) 学校の空き教室ですが、児童生徒数が減少しているということがあって、何年何組の教室になっていない教室もたくさんあるわけです。今幾つかあるわけですが、それらの教室は例えば密を避けるためにグループごとに分けて学習をするときに使ったり、それからいろんな特別活動の場で使ったりすることが多くてですね、今現在空き教室という常に空いている教室はございません。 ◆18番(羽下貢君) 空き教室がないと言われると非常に質問がしづらいですけれども、それでは、例えば川東ですけれども、だしっ子学童クラブと第2だしっ子学童クラブで、1、2年生は小学校を使っている。3年生以上は、あさひ保育園を使わせていただいているということですけれども、この理由は空き教室がないということで、じゃよろしいんですね。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 利用人数からして川東小学校で全て学童クラブを利用できるという状況でございませんので、そのような形になっているということでございます。 ◆18番(羽下貢君) もう一つですね、大分遠いところから違うところに学童クラブということで行かれている児童がおります。例えばあわしまは、橋田小学校の1年生からということで、いわゆる橋田小学校の子があわしままで来ていると。さくら学童クラブも大蒲原小学校の子供たちがデマンドタクシーを使って来ているということなんです。この点大蒲原小学校、橋田小学校、空き教室がないということで、ここにわざわざバスやデマンドタクシーを使って来ておるんだと思いますが、そういった状況なんでしょうか。どちらが答えても構いません。 ◎こども課長(飯利義孝君) 今ほどのご質問でございます。  橋田小学校等々につきましては、人数的に少数というようなところもございます。そうしますと、そこに支援員を充てないといけないというような事情等もございます。それから、あとは学校等々の空きもその中の要素の一つにはなろうかとは思っております。 ◆18番(羽下貢君) わざわざバスを使って、遠くまで子供たちが来るということも非常に私は奇異に感じております。こういったことも改善していただきたいと私は思っております。  また、施設の問題ですね。さくら児童クラブでしたでしょうか、子育て支援センターを使っておりますが、非常に古いので、トイレ等も古くて、子供たち、男女同じトイレで、仕切りがないところで使わせられていたという話を聞きました。こういった点は、前々から把握しておられたでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 施設の構造上そのまま活用させていただいていたというところで、配慮が足りなかったというふうに今思っているところでございます。 ◆18番(羽下貢君) だから、こういったことを把握して改良しようと、今回少し改良していただきました。こういったことは、市長、報告が上がっているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それぞれの施設整備につきましてはいろいろな問題がございますけども、うまくないというのは確認がなかったというのは、これは本当におわび申し上げなければならないと思いますけども、順次確認次第ですね、不足といいますか、そういったところが見つかれば、直さなければならないのは直していくという思いでありますので、ご指導のほどお願い申し上げます。 ◆18番(羽下貢君) そこの指導をされている方々に聞くと、前々から言うてたんだけど、全然金がねえと言って、してもらえなかったという、こういう話ですね。私もこの前初めて聞いて対応したんですけれども、私たちも議員も悪いということですけれども、ぜひともそういったところはですね、金をけちるということはしないで、積極的に子供たちのためにはお金を使ってもらいたいと、こう思っております。あそこは本当に古くて、まだ改良することがたくさんあります。ぜひとも予算をつけてください。よろしくお願いいたします。それはどこに持ってきてもいいですけど。  あと先ほど指導者の確保が大変、もしくは要は財政の問題でこちらに来ていただいていますという話ですけど、指導者の確保の点、まず学童クラブと寺子屋について順次お聞きをします。 ◎こども課長(飯利義孝君) 指導者につきましては、会計年度任用職員ということで募集をかけさせていただいて採用しているということであります。今現在勤めておられる方に、また来年もお願いしたいというようなこともお願いしながら対応しているというところでございます。 ○議長(林茂君) 井上生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長青少年育成センター所長(井上雅夫君) 寺子屋につきましては、現在指導されている方からご紹介をしていただいたり、地域の方からご紹介をしていただいて確保しておるところでございます。 ◆18番(羽下貢君) 学童は子供たちの、はっきり言って世話ということですけれども、保育士等々の資格も要らないと。寺子屋もいわゆる教師の資格も要らないということになって指導者の確保はしやすくはなっていると思いますけれども、子供たちの数に合わせたですね、指導者を確保していただけるようにお願いをして、質問を終わります。 ○議長(林茂君) それでは、午後1時15分まで休憩いたします。          午前11時51分 休憩                                                      午後 1時13分 休憩 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  午前中に引き続きまして一般質問を行います。  通告3番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) よろしくお願いします。それでは、議席番号4番、松川徹也、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  新型コロナウイルス第4波が依然として収まらない状況です。五泉市においては、4月21日からワクチン接種がスタートしましたが、まだまだ先が見通せない状況は変わりありません。一日も早いワクチン接種は、希望者全員の接種完遂と同時に経済の立て直し、私たちはこの2つの願いを持っています。また、感染者の治療、ワクチン接種など日々奔走する医療従事者の方々に対しましては、改めてエールを送りたいと思います。  それでは、一般質問に移ります。全国でも問題になっている人口減少問題は、これという解決策が見いだせない深刻な課題となっています。五泉市の人口は現在4万8,518人、15年前の合併当初5万8,436人と、その当時と比較すると約1万人減少しています。また、2045年には五泉市の人口は約3万1,000人台になると予測されています。この現状に驚いてばかりはいられません。少しでも低速化を図るべく、様々な取組を実施しなければなりません。現在の五泉市の人口減少問題に対する政策と、その効果について検証します。また、今後新たな政策、取組についても考えるべきだが、次の項目について伺います。  1つ目、住民サービスの向上。市民の生活、医療、介護、教育、インフラ、災害対応の分野において1人当たりの行政コストが増大し、市民の暮らしを支えるサービスをどのような形で持続的に提供していくのか。  2つ目、移住政策の拡充。人口の増加は移住、定住者を増やすこと。そして、国では平成26年から地方創生の一環で移住政策の推進を図ってきました。五泉市では、どのような取組を展開しているのか。  3つ目、観光・交流人口の拡大。観光地の発信、楽しいわくわくするイベントの構築により五泉市の魅力を伝え、発信を図ること。花シリーズはもちろん、秋には約3,000人訪れるさといもまつりは、五泉市の魅力を大いにPRできる場となっています。さらなる取組を要望するが、いかがか。  4つ目、若者の流出を防ぐ働く場の確保。働く場所がないという声をよく耳にします。20年後、約2万人が減ってしまう現状を見詰め、何としても社会減、いわゆる人口流出を防がなければなりません。働く場の確保をさらに一歩進めるべきだが、いかがか。  5つ目、消滅可能性都市からの脱却。ネット検索をすると、まちが消える、ふるさとが消えるという怖い言葉が出てきます。20代、30代の女性の人数が2010年から2040年にかけて5割以下に減る自治体、これを消滅可能性都市といいます。これは、2014年5月に発表されました。新潟県では18市町村、五泉市もその一つとして発表されました。あれから7年がたつが、その現状をどのように受け止めているか。  6つ目、地域おこし協力隊の有効活用。地域おこし協力隊に関して、制度と能力を最大限に生かせていない現状がある。今後の取組を伺う。  最後に、まちなか活性化の推進。いよいよ10月2日、ラポルテ五泉がオープン。多くの市民が待ち望む施設です。同時に東南環状線の開通で利便性も飛躍的に向上します。しかし、今まで五泉市を牽引していた商店街を含むまちなかのにぎわいはどうなるのでしょうか。人の流れの変化によるにぎわいの一極集中、ここからどう中心市街地へ誘致を図るか、その対策について市の考えを伺う。  以上、壇上より質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、松川議員のご質問にお答えいたします。  人口減少問題は全国的な問題であり、若年人口の減少と老齢人口の増加が加速度的に進行し、2040年代には毎年100万人程度が減少すると推計されております。特に生産年齢人口の減少による経済規模の減少、老齢人口の増加による社会保障費の増加など、人口減少は経済社会に大きな影響を及ぼすものであります。市といたしましても、人口減少問題を喫緊の課題と捉え、平成27年に第1次となるまち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略を、また令和2年2月に第2次総合戦略を策定し、「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」を将来像として掲げ、様々な取組を行ってまいりました。まず、市民の暮らしの向上対策として実施しております住宅リフォーム事業補助金であります。市内事業者に発注して行う20万円以上のリフォーム工事に対し上限10万円を補助しており、令和2年度は300件、2,974万1,000円の補助を行いました。経済対策の一つとしても、コロナ禍における地域経済に一定の効果があったものと考えております。  次に、移住、定住の促進として取り組んでおりますウェルカムファミリー住まいる事業を利用して住宅を取得し、本市に転入された方は令和3年5月末現在で215件、680人であります。また、新婚世帯や子育て世帯の住宅取得を支援するグランドファミリー住まいる事業につきましては、これまで75件の利用実績があり、移住、定住政策として一定の成果が得られたものと思っております。  次に、観光・交流人口の拡大についてであります。令和2年度の観光誘客は、花シリーズで前年度比12万1,000人減の3万3,000人にとどまるなど、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、大幅に減少いたしました。その中で、咲花温泉の宿泊キャンペーンや、てくてくスタンプラリー、オール5000どこでも使える商品券支援などの事業を実施し、観光誘客と市内経済活性化に一定の効果があったものと考えております。今年度も引き続き咲花温泉の宿泊キャンペーンやスタンプラリーを実施し、交流人口のさらなる拡大に取り組んでまいります。  次に、若者流出を防ぐ働く場の確保についてであります。若者や人口減少に歯止めをかける方策の一つとして、企業誘致による新たな雇用の場の確保が必要と考えております。令和2年4月から産業政策監を雇用し、企業への訪問や情報収集、五泉市の情報発信などを強化しております。また、このような取組の成果として、村松工業団地に進出予定の事業所と近々進出協定の調印を行う見込みであります。今後も新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら、企業誘致活動を継続してまいります。  次に、2014年に日本創成会議が発表しました消滅可能性都市につきましては、本市を含む県内30市町村のうち18市町村が該当しており、その定義は20歳から39歳の若年女性人口が5割以下に減少するというものであります。若年女性の流出を防ぐためには、女性の活躍する場の創出は不可欠であると考えておりますので、今年度策定いたします第4期ごせん男女共同参画推進計画の中で検討してまいります。  次に、本市における地域おこし協力隊の活動についてであります。これまでに農業、観光、シティプロモーション、地域活性化の4つの分野で計5名の地域おこし協力隊を募集し、任命してまいりました。現在は2名の協力隊員が活動中であり、令和3年3月末までに活動が終了した3名のうち1名が市内の事業所に就職し、定住につながったところであります。  次に、まちなか活性化の推進についてであります。10月にオープンするラポルテ五泉や東南環状線の開通などにより商店街を利用する人が減少することが懸念されておりますが、ラポルテ五泉から商店街に向けて人が流れていく仕組みづくりやまちなかのにぎわい創出、活性化に向けた取組を関係団体と連携して進めてまいります。引き続き第2次総合戦略を基に切れ目ない取組を進め、人口減少問題並びにまちの活性化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆4番(松川徹也君) 人口減少問題、これは多岐分野にわたって喫緊に、早急に取り組んでいかなければならないと感じています。五泉市だけでなく、全国的にも叫ばれている問題です。私は、新しい取組をすぐに実践をするべく、五泉市から人口減少問題の政策、問題解決のモデルになるような事例をどんどんつくっていってほしいなというふうに思っています。また、このような取組はコロナ禍での経済対策に寄与するものと考えておりますので、これからの再質問につなげていければと思います。  まず、住民サービスの向上という観点から住宅リフォーム事業補助金についてご答弁をいただきました。10万円から20万円の補助ということで、多くの業者さんに利用されている反面ですね、やはり申請が煩雑だと、非常に申請に手間がかかるというような声をいただいています。実際先ほど直近の数値いただきましたが、利用実績、過去3年ぐらいの推移をまず数字をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 林商工観光課長。
    ◎商工観光課長(林浩之君) 住宅リフォームの実績でございますけれども、先ほど市長答弁申し上げましたとおり、令和2年度につきましては300件、2,974万ほどでございます。令和元年度でございますが、227件で2,305万円、平成30年度におきましては247件、2,537万円となっております。 ◆4番(松川徹也君) 私は、この補助金を利用する方はもちろんですね、市内の建設業者さんが地元で働きやすい場所をつくる上で非常に重要だと思います。しっかりとこの事業の継続はもちろんですが、申請のやりやすさという部分、中にはこの申請やるんだったら、住宅費まけたほうがいいなんていう声も聞こえますので、ぜひですね、補助金のもう少し上乗せ、増額、また申請の簡素化を図るべきだと思いますが、商工観光課長、いかがでしょうか。 ◎商工観光課長(林浩之君) 私どもの認識としましては、申請に関しましてはリフォーム事業者さんがほぼ代行申請で来られるパターンが多くございますので、利用者の方にそれほど煩わしさはないのかなというふうに認識をしております。 ◆4番(松川徹也君) 業者さんが言っているんですよね。申請する業者さんが言っているという声があるので、ぜひご検討願いたいと思います。  そして、じゃ次に行きますが、移住政策、先ほどウェルカムファミリー、またグランドファミリーの住まいる事業、非常に高評価を得ているということで、市民の皆さん、また移住されている方、大いにご利用いただいて、結果も残しているということです。始まった当初から合計290件ですかね、の方がこの制度を利用しているということですけども、実際にちょっとこれ数字確認ですが、新築物件を購入というんですか、建てられた方、また中古住宅を購入された方の内訳分かればお聞かせください。 ○議長(林茂君) 塚野企画政策課長。 ◎企画政策課長(塚野一也君) ファミリー住まいる事業の新築物件と中古物件ということでございます。先ほどですね、転入者ということでご説明がありましたが、ファミリー住まいるにつきましては市内在住の方も利用されているということで、全部で562件の利用がございました。うち新築が520件、中古が42件ということで9割以上が新築という現状でございます。 ◆4番(松川徹也君) 分かりました。  この移住支援、もう一つ支援策あろうかと思います。これは県の事業になるかと思いますが、五泉市移住支援金というのがホームページに載っています。単身の場合60万、そして2人以上の場合は100万というふうに数字が載っていました。これについて、この制度を利用した方、今まで何名の方がおられたのか、そして県外ですので、どの県から来られたのか、これお聞かせください。 ◎企画政策課長(塚野一也君) 移住支援金でございますが、五泉市におきまして、利用者は今のところゼロでございます。 ◆4番(松川徹也君) 大変驚きましたが、グランドファミリー、ウェルカムファミリー、非常に高評価を得ていながらも、県の事業ではゼロということになっています。この政策、もともとの目的が多分違うと思うんですが、中小企業等における担い手不足の解消、もう一つは東京圏の一極集中の是正というのが目的にあるというふうに書いてあります。私は、今現在ですね、五泉市で住まいる事業、非常に高評価を得て移住獲得をしている中で、この県の事業としっかりリンクをさせるべきだなというふうに考えています。目的は違っても、移住には変わりないわけですから、それにはいろんな壁があろうかと思います。新婚、子育て世代が2世帯以上という縛りがありますが、そういったところの緩和、子供のいない新婚世帯への利用促進ですね、これをぜひ図るべきだと思います。やはりハードルが少し高いのかなというふうに感じますが、住まいる事業のリニューアル、再考の余地ありますでしょうか。要望しますが、どうでしょう。 ◎企画政策課長(塚野一也君) ファミリー住まいる事業でございますが、現在の状況についても一定の成果は住宅関係については上がっているものと考えております。その点を踏まえてですね、今後もこういった状況を見ながら、必要であれば検討していきたいと考えております。 ◆4番(松川徹也君) ぜひ移住政策ですから、力を入れて取り組んでほしいと思います。  観光交流人口の拡大について移りたいと思います。先ほど市長の答弁のほうで、コロナ禍で3万3,000人の誘客があったということで、ふだんであればというんでしょうか、コロナ禍前であると、ちょっと数字をお話しします。ミズバショウ1万2,000人、桜7万人、チューリップ2万7,000人、ボタン4万5,000人、合計15万4,000人の方が、五泉市内も含めてですが、花シリーズに来られているという現状の中で、今は当然コロナ禍で数字は落ちていますが、いろいろな五泉市の発信のきっかけになる花シリーズだと思います。アフターコロナという言葉もありますが、五泉市には本当に里芋があったり、名湯咲花温泉があったりします。まだまだですね、五泉市の発信力については足りない部分があるんだなというふうに思っていますが、五泉市の魅力発信、アフターコロナに向けてもそうですし、今現在コロナ禍の中でできることを政策として取り組んでいるのか、商工観光課長、お願いします。 ◎商工観光課長(林浩之君) コロナ禍ということで、観光誘客数が落ち込んでいるという実情でございますけれども、ちなみに令和3年度におきましては花シリーズの誘客は8万1,000人ほどということで若干回復はしております。そのような状況も踏まえまして、議員のほうからもお話ありましたラポルテのオープンもございますし、またそういうものを核といたしまして、新たな情報発信あるいは観光資源の磨き上げということで取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ◆4番(松川徹也君) 林課長にはですね、コロナ禍での経済回復対策、非常に一生懸命取り組んでおられることもよく存じています。コロナ収束後の観光の回復ですね、今まで以上に誘客をすること、また今まで以上の誘客があった際にですね、しっかり対応できるように準備を進めてほしいなと思います。しっかり成果を出してほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  若者流出というところに移っていきます。先ほど企業誘致ということで市長から答弁をいただきました。この事業、令和2年度からですね、企業誘致促進事業という名前でスタートしました。産業政策監の古川さんという方が頑張っておられますが、コロナ禍でなかなか誘致活動が進まない現状があろうかと思いますが、取りあえず今現在ですね、先ほど村松工業団地という話もありましたが、進捗状況、今の現状をお聞かせ願えればと思います。商工観光課長、お願いします。 ◎商工観光課長(林浩之君) 産業政策監でございます。令和2年4月からの雇用ということで活動いただいておりまして、昨年度が初年度だったわけでありますけれども、コロナ禍の関係で県外への訪問はなかなか厳しいと、こういう状況ではございましたが、県内でですね、120社を超える企業訪問を行ったということで、答弁にもありましたとおり情報収集、また五泉市の情報発信に努めていただいたという状況でございます。 ◆4番(松川徹也君) 若者の流出を防ぐという部分で企業の誘致の戦略、非常に重要になってくるかと思います。働く場があるというのは本当に若者にとってはふるさとを守っていく上でですね、必要になってくることと思います。  それと同時にですね、7年前に新潟県18の自治体が発表された消滅可能性都市という言葉があります。今や人口急減社会というふうに言われ、急激に人口が減っている。その中でも突出して若年層の流出が目立っているというふうに聞きますが、ここで数字をお聞かせください。市民課長、1つ目ですね、今現在直近の五泉市の出生率、そしてもう一つが転出の数ですね、こちらをお聞かせ願いたいと思います。お願いします。 ○議長(林茂君) 片野市民課長。 ◎市民課長(片野謙輔君) まず初めに、出生数でございますが、令和2年度の出生数でございますが、208人となっております。  続きまして、女性の転出数ということでございますが、令和2年度の数字になりますが、消滅可能性都市ということもございますので、20歳から39歳までということでお答えをさせていただきたいと思いますが、女性の転出数は339人となっております。 ◆4番(松川徹也君) 出生数200台、208人ということですね。どんどん減っていっている現状が分かるかと思いますが、転出に関しては令和2年度、たしかちょうど全体でですね、1,000人転出されているというふうにデータが出ています。そのうち先ほど片野課長のほうから女性の数のほうお話ありましたが、20歳から39歳の年代の転出が1,000人中20代が461人、30代が194人というふうになっています。その年代がやはり突出して転出率が高いのかなというふうなことで、これが今現在五泉市の現状になっているというのが数字で分かります。若者の流出を防ぐ鍵というのがやはり学ぶ場、魅力ある高校であったり、市外にはなりますけども、大学、専門学校、そして卒業後ですね、地元に戻って、五泉市に戻って働ける職場の創出、これが必要不可欠なんじゃないかなというふうに考えます。現在62名の方が学業に専念できる奨学金の受給をしています。地元企業と高校、大学をつなげる仕組みというのをですね、ぜひパイプを太くするという意味で構築するべきと考えますが、これ伊藤市長、ご意見を伺います。 ◎市長(伊藤勝美君) 基本的に魅力ある地域づくりということだと思っております。住んでいる皆さん、大変住みやすい土地だということで、皆さん思っておられるというのはアンケートでも現れてくるわけでありますが、それは外部に発信したりですね、本当に住みやすいところですよと当たり前のように思っておられますが、転出した方が、また転入の方も大勢おられるわけでありますけども、五泉はやっぱりいい土地柄ですねという、先ほども六百数十名が移住してこられているわけでありますので、そういった意味合いにおきましてですね、発信力を上げまして、五泉市のよさ、そういったところを伝えながらですね、子供時代は小学生時代、中学生時代はやはりそういう思い出づくりをしっかりして、五泉に戻って羽ばたいて、自分の夢の実現のために県外に出られたとしてもですね、成人になったら戻って帰ってこられるような雰囲気をですね、つくり上げていきたいと考えております。 ◆4番(松川徹也君) 企業間のパイプ役をしっかりと整備を整えるというのが大事になってくると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、地域おこし協力隊の有効活用ということで進みたいと思います。現在2名の地域おこし協力隊が五泉市で活動していると。このたび先般お一方ご退任されて、五泉市に住まわれるということで、非常に喜ばしいことをお聞きしました。さらにはですね、そういった移住された方が、なおまた五泉の発信に努めていただけるということで、またこの地域おこし協力隊の意義といいますか、うまく活用できる仕組みが第1例できたのかなというふうに思っています。今後ですね、また今年度地域おこし協力隊を1名募集をされるというふうに聞いていますが、この詳細をお聞かせください。企画政策課長ですね、お願いします。 ◎企画政策課長(塚野一也君) 今年度1名ということで予定をしております。川東地区の応援とPRということで今進めておりますが、詳細についてはこれから練っていきたいというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) これから募集をかけるということで、実際今まで何名かの協力隊員が五泉市で活動されてきていると思います。その募集なんですが、どのように募集をかけているのか、今までいろいろな専門の分野の協力隊員が来られたかと思いますけども、何名ぐらいの方がですね、手を挙げられて面接といいますか、私が協力隊員になりたいんだといってこられた方、その数字、把握されていますでしょうか。 ◎企画政策課長(塚野一也君) まず、応募についてでありますが、広報、ホームページ等でお知らせをして応募を願っておるところでございます。これまで協力隊として5名の方に活動をいただいたところでありますが、募集をかけまして、応募いただいたのは17名ということで、審査をいたしまして、5名を採用したところであります。 ◆4番(松川徹也君) もう少し応募があるのかななんていうふうに感じています。この数値こそがですね、多分五泉市の認知の低さというのを表しているのかもしれません。東京駅の八重洲中央口にある移住・交流ガーデンという情報発信基地、また移住に関する情報発信や、また地域おこし協力隊の募集に関しての拠点があります。これ総務省でつくられているものと認識していますが、3年前に実はここに伺ったときに、新潟県の自治体ブースというのがあって、様々な新潟県の市町村のリーフが並んでいる中で、五泉市のリーフレットがなかったというのを3年前の商工観光課長、たしか佐藤課長だったかと思いますが、お話をちらっとした覚えがあります。今現在は、それ確認したらしっかり置いてあるということで、発信に努めていただいているということですけども、そういった部分しっかりアンテナを張って、いろんなところで五泉市受け入れていますよ、いい場所ですよというのを発信をしていくべきだなというふうに思います。移住・交流ガーデンでは、いろんな今取組をしています。今関東圏になかなか行けない人でも、オンラインでフェアをやったりとか様々な取組をしていますので、ホームページをのぞいていただいて、五泉市も加入していますので、そういった取組を進めていただいて、17名じゃなくて、もっと100人ぐらいの中から地域おこし協力隊を選ぶと、そういった気概でですね、ぜひ取り組んでほしいと思いますし、三条市の例ではありませんが、スポーツチームが1チームできるぐらいの地域おこし協力隊員の人数というのもですね、あってもいいのかなというふうに思います。  先ほど市長から話ありました五泉市のよさ、当たり前にというふうな話をしましたが、地域、エリアの外から見る五泉市、エリアの方が見る五泉市って、非常に五泉市っていいなとやっぱり思ってくれる。これを生かすべきだと思いますので、地域おこし協力隊、もう少し利活用、有効活用をお願いをしたいと思います。その取組について塚野課長、一言お願いします。 ◎企画政策課長(塚野一也君) 地域おこし協力隊でありますが、市外、都市圏から移住をいただいて、当初協力隊ということで、その後ですね、定住をしていただければという政策だと思っております。議員が言われるようにPR、情報発信、重要と思っておりますので、今後それらも含めた中で活動を行っていきたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) 最後になります。  まちなかの活性化の推進ということで、いよいよラポルテ五泉がオープンすると私壇上でもお話をしました。人の流れが変わっていく、これは致し方ないことなのかもしれませんが、同時にですね、まちなかのにぎわいがなくならないように政策を打っていかなければいけないのかなというふうに思います。商店街、様々な取組も今されています。まちゼミ、バル、100円商店街等々ですね、今までの販売戦略からではなかった新しい取組をどんどんされています。東南環状線が利便性を増す中で、どうやったら人の流れがまちなかに引っ張ってこれるのか、誘客できるのかという部分はやはり考えていかなければならないのかなというふうに思います。コロナ禍だからできるもの、あると思います。今回は、人口減少問題がテーマです。空き店舗の活用であったり、またチャレンジショップ等々、いろんな取組が商店街でできるものと私は考えています。ぜひそれを制度化してほしいなというふうに思いますし、そういった方の支援ですね、ぜひ手厚い支援を取り組んでほしいと思いますが、商工観光課長、いかがでしょうか。 ◎商工観光課長(林浩之君) ラポルテが今後市内の誘客の核という施設になることは間違いないと思いますが、それをいかに市内のほうにつなげるかという誘導戦略ということで、スタンプラリーとかの事業が非常に効果的なのかななんていう印象も持っておりますけれども、関係団体と連携しながら様々な方策を講じてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告4番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) 希望の未来を切り開く公明党、山田正良でございます。市民の皆様から寄せられたお声の中から、皆様の安心が大きく広がるよう、市長のご所見を順次伺います。  初めに、新型コロナウイルスに感染され、現在病床で闘っておられる全ての方に心からお見舞いを申し上げ、一日も早いご回復を心からご祈念申し上げます。また、コロナウイルス感染のおそれがある中で業務に当たっておられる医療、介護、障害福祉等に従事される皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。  五泉市で現在進められております新型コロナウイルスワクチン接種については、市医師会、薬剤師会、病院等のご協力により、当初の予定より多くのワクチン接種を実施できる運びとなり、お力をいただいた皆様に感謝を申し上げるものであります。ワクチン接種は、感染拡大防止の決め手になるものであり、課題を克服して迅速かつ円滑な体制整備を進めていただくとともに、皆様が安心してワクチン接種が受けられるよう、力を合わせて共にこのコロナ禍を乗り越えてまいりましょう。  さて、コロナ禍における介護福祉施設等の感染拡大防止とサービス提供について伺います。長引く未曽有の新型コロナ禍にあって、感染は避けたいが、手は洗わない。一度や二度ぐらいなら、このくらいなら大丈夫だろうという過信があることや、感染への恐怖が正しい判断をできなくさせていることも考えられます。幾ら社会的に制限、自粛がかかっても、自分は感染しないと身勝手な行動を取る人もいれば、過度に恐れて自宅に閉じ籠もり続ける人もいます。私は、感染に対して過信せず、また恐れ過ぎず、日々の生活を送ることが大切だと感じています。この状況下にあって、コロナ収束の切り札となる新型コロナワクチンの接種は、今後基礎疾患を有する方や高齢者施設等の従事者などの先行予約が行われてまいりますが、いずれも重症化リスクの高い方々であります。私は、高齢者入所施設における感染予防のため、新規に入居される方に対してPCR検査を実施し、安心して入所できるようにすべきと考えております。新規入居者に検査費用の支援について市長のご所見を伺います。  介護福祉施設で通所介護利用者が新型コロナウイルスに感染していた場合は、施設関係者のPCR検査や保健所の指導により施設を一定期間閉鎖して消毒等を行い、再開の準備をすることとなります。また、同じ施設の通所介護を利用されている方で同じ日に利用した濃厚接触者は、感染予防のためPCR検査を受けます。感染拡大予防のため、必要な措置と考えます。また、接触の薄い方も関係者としてPCR検査を受けることがあります。この接触の薄い方がPCR検査の結果、陰性が判明したとしても、支障なくほかの施設で介護サービスが受けられません。引き続き一定期間の観察対象者となり、期間中はほかの施設利用ができなくなります。本人はつらいと思いますし、家族も介護のため仕事を休む必要が生じてきます。さらに、家族がPCR検査を受けたことで出社禁止となる職場もあると聞いています。サービスの提供に係る危機管理は、在宅介護支援各事業所、施設の管理基準により運営されていると考えますが、感染予防対策を徹底した上で介護支援が必要な方に必要なサービスが継続的に提供されることが重要と考えます。事業所のサービスを必要としている方が受けられないこと、過度に感染を恐れて正当な理由なく利用者に自粛を求めることは、関係法令や五泉市の関係条例に抵触することにもなりかねません。市長のご見解を伺います。  このたびの新型ウイルス感染が収束しない状況下にあっては、事業所内の感染予防の観点から、感染対策が不十分で利用を断ることもやむを得ないとすれば、介護崩壊の状態と言えます。他県では、病床が逼迫して、感染した施設入所者が入院できず、やむを得ず施設内で療養を継続するケースが増えています。こうした状況を受け、厚生労働省は高齢者施設等における感染防止対策及び施設内療養を含む感染者発生時の支援策を整理した施設内感染等の対応の手引などで具体的な内容が自治体等に周知をされています。また、五泉市高齢者福祉計画においても感染症対策に関する体制整備の必要性がうたわれ、事業所に対して感染症対策についての周知啓発や研修を実施するとあります。必要な施策を施して、安心して必要なサービスが継続して受けられるよう、感染対策を十分に配慮した施設の整備と対応できる体制づくりが必要と考えます。市長のご所見を伺います。  市が直接的に施設整備を行うには時間を要します。国が示す施設内療養時の対応の手引きや施設内療養を行う介護施設等へのさらなる支援によって、感染者さえも施設内で療養を行う介護施設等に対して感染対策の徹底、療養の質及び体制の確保等を行うことができる方策が示されています。これらをご参考にされ、新たな体制をつくり、既存の施設事業者に支援を行って、環境を整えることも考えられます。介護難民をつくらないための市長のご所見を伺います。これらの感染防止対策については、障害者福祉施設についても同様なことがうかがえますので、適切な環境整備を望みます。  既にご存じのとおり、県立五泉特別支援学校高等部分校の移転計画が進んでいます。今後も入学生が増えることが予想されるため、余裕教室がない現状であり、一刻も早い移転整備が望まれます。高等部は、毎年卒業生が社会に出ていきます。希望する進路実現のために障害福祉サービスの充実が欠かせない状況となっています。日中一時支援施設や短期入所施設は完全に不足している状況です。障害福祉政策の実効性を高めて、さらに充実させるために五泉市障がい者総合支援協議会があります。この協議会は、相談支援事業をはじめとする地域の障害福祉に関するシステムづくりに関し、中核的な役割を果たす協議の場であります。課題の解決方針を検討する専門部会で、特に支援に携わる実務担当者の現場の声を生かす取組が重要と考えます。現在福祉を取り巻く環境は、介護や福祉を一括支援する包括的な支援体制として地域共生社会づくりを目指し、ひきこもりや貧困、介護や障害福祉、困窮者、子供向けの事業、それらを一本化して分野横断的に社会参加を支援する仕組みが動き出しています。五泉市は、障がい者総合支援協議会のさらなる充実で障害福祉政策のさらなる高みを目指すべきと考えますが、市長のご所見を伺います。  次に、命と財産を守る防災・減災対策について伺います。いざというときに賢明な行動を起こさなければなりません。特に災害の場合は、いざというときがいつ来るのか分からない。しかし、その日は突然に、そして確実にやってきます。そのときのために、今備えをしっかりしておくことが大切です。先日、五泉市で大切な命を守るため、地域の防災力を総結集し、阿賀野川・早出川総合水防演習を大規模な水害を想定して、タイムラインに基づく実践的な訓練を実施されました。主催された五泉市はじめ関係自治体、消防団員、参加機関の皆様、大変にお疲れさまでした。演習の模様を拝見し、大変力強く感じ、また今後の水防活動にとても安心感を抱くことができました。この演習を通じて、防災に関する様々な情報が提供されておりました。五泉市においても市民に対してさらに防災意識の啓発活動などが重要と考えております。市民の皆様に必要な情報は広報などを通じてお知らせされておりますが、この機会に賢明な行動につながる重要な情報の幾つかをいま一度お知らせ願います。  特にこの1年、新型コロナウイルス症の蔓延によって災害への備えも変わりました。避難所運営の在り方も変化しています。密集や密接は感染リスクを高めることから、人と人の距離を確保するために避難所の定員数は従来の3分の1程度となり、新たなスペースを確保することが求められています。五泉市では、これらの対策を十分取られて、万全な準備がなされていると考えております。避難所を利用する一人一人にも賢明な判断が求められます。もちろん災害時に危険な場所にいる人は避難することが基本ですが、安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はないとの認識は大切です。災害によっては自宅の上階に身を寄せる縦型避難や指定避難所だけでなく、安全な場所に住む親戚や知人宅を選ぶ分散避難することも選択肢となりました。一人一人が自分の命を守るための適切な行動につなげていかなければなりません。防災対策に女性の視点を生かすことは、子供や高齢者、障害のある方などの災害弱者の視点を生かすことにもつながります。私は、避難所における備蓄品に乳児の命を守る乳児用液体ミルクを備えるべきと考えます。乳児用液体ミルクは常温保存ができ、電気がなくても使用できることから、備蓄品として導入する自治体が増えております。さきに質問した際に、調査研究事項とする旨ご答弁をいただきましたが、出水期に当たり、改めて市長のご所見を伺います。  3.11東日本大震災から10年が経過します。せっかく地震から助かったのに、被災後の生活不安から自ら命を絶ったという報道が忘れられません。自力復興の促進を図ることが行政の原則であります。被災者の生活安定に大変重要な公共性の高い復興制度が地震保険であります。地震保険は、農業共済制度と同様な制度として、さきにご紹介がありました。この共済は、農業保険法により国が共済制度を確立して、災害等による減収を補填し、農業経営の健全な発展に寄与する制度であります。国は、加入促進に努める必要が規定されています。農は国の基です。大切な制度であります。地震保険に関する法律にも同様に保険の普及を図ると規定されています。国民の命を守る大切な制度であります。このことから、市民の自衛措置として地震保険の制度普及、促進について新潟県では地域防災計画が見直され、地震対策編に対策が記載されております。法の趣旨にのっとり、市民の生活と命を守る観点から五泉市地域防災計画に対策を記載するとともに、地震保険制度の普及促進に努めるべきと考えますが、市長のご見解を伺います。  以上、大要2項目について質問させていただきました。皆様に希望と安心を送るご答弁を期待して、自席に戻ります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 山田議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、コロナ禍における介護福祉施設等の感染拡大防止とサービス提供についてであります。高齢者施設等に新規に入所される方につきましては、各施設において独自の入所対応策を実施しているところであります。市といたしましては、現在65歳以上の高齢者等にワクチン接種を優先的に実施しており、市内高齢者入所施設も含め7月末までには2回目の接種を完了する予定であります。引き続き高齢者の方が安心して施設等を利用していただけるよう取り組んでまいります。  次に、コロナ禍における継続的な介護サービス等の利用についてであります。継続的なサービス利用につきましては、国からの様々な通知などにより、十分な感染防止対策を前提として必要な各種サービスが継続的に提供されるよう求められておりますが、一定の健康観察期間などについては保健所の指導に従っていただく必要があると考えております。市では、各事業所で新型コロナウイルス感染者が発生しても、誤った情報伝達により他の利用者のサービス継続に支障を来すことがないよう、独自の新型コロナウイルス感染症に係る情報共有用メーリングリストを運用しており、これにより冷静な対応でサービス継続に努めていただくとともに、各事業所に対しても正当な理由なくサービスの提供を拒否することのないよう周知を図っているところであります。感染症対策のための施設整備につきましては、これまでも国の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業を活用して整備が進められてきたと考えております。  また、障害者施設につきましても、介護施設同様に各施設において感染対策を徹底し、利用者への継続的なサービス提供に努めていただいております。市では、障がい者総合支援協議会で障害福祉分野の課題を専門的に協議し、適切な支援を行うために4つの専門部会を設置しております。部会は、サービス事業所の実務担当者等が定期的に集まり、障害のある方が抱える課題を共有し、具体的な解決策を見いだすために協議を重ねております。障害福祉サービスの継続的な提供は、障害のある方、その家族の生活に欠かせないものであることから、今後も安心して地域で暮らし、社会参加ができるよう支援してまいります。  続きまして、防災・減災対策についてのご質問であります。5月30日に開催いたしました阿賀野川・早出川総合水防演習につきましては、ご協力いただきました皆様にこの場をお借りいたしまして感謝を申し上げます。会場では様々な防災情報が提示されましたが、特に周知が必要なものといたしましては、災害対策基本法の改正に伴い、今まで避難勧告と避難指示が別々に発令されていたものが、避難勧告を廃止して避難指示に一本化し、住民が避難すべきタイミングがより明確に示されたことであります。また、平時より市民の皆様にはハザードマップ等の情報を確認していただくようお願いしているところでありますが、あらかじめ災害時の具体的な避難行動を決めておくマイタイムラインの作成等の支援についても周知を図ってまいります。  避難所の液体ミルクの備蓄につきましては、現在他市町村の状況等を参考に備蓄方法や備蓄量について検討を行っております。地震保険につきましては、基本的には市民の皆様の判断により加入していただくものとなるため、防災計画への掲載につきましては、関係機関の皆様の意見を聞きながら検討を進めてまいります。  以上であります。 ◆2番(山田正良君) じゃ、確認をさせていただきます。  まず、PCR検査、入所の際にという質問させていただきましたけれども、今進めている65歳以上のワクチン、総理が言われるまさに切り札ということで、五泉市も順調に進んでいるということから、こちらのワクチンの接種を進めるというご答弁だったというふうに聞かせてもらいました。65歳以上、あと午前中の議論の中で話がありましたけれども、基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者を先行予約をする、60歳から64歳の方についてはその中に含まれていないんだというお話でありました。6月2日の厚生労働省の通知の中に、確かに次のフェーズとして60歳、64歳の方についてはワクチンの供給量とか職域接種の開始も始まるということから基礎疾患、高齢者施設のグループ等は含めないということです。具体的な年齢としてお示しすることはやめます、自治体の判断、市長の判断に任せますという、こういうふうになっております。当初はやはり60歳以上も重症化するリスクがあるというお話からスタートしておりますものですから、引き続き当初の計画どおりまた進めていただければというふうに考えております。  ちょっと関連するんですけど、18歳以上というふうに当初計画ありましたけれども、昨日の広報、情報を見ますと、12歳というふうに年齢が下がっております。これから夏休み等もあるわけですけれども、夏休みを利用して接種をするというような計画をお持ちなんでしょうか。          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 現在12歳以上の方までが接種の対象者ということに拡大されたというお話のとおりでございますけれども、現在まだ接種計画そこまで進んでおりませんので、今後検討させていただきたいと思っております。 ◆2番(山田正良君) しっかりと教育委員会と協議を進めていただきたいというふうに思います。  次に、PCR検査を受けました、保健所の指導により一定期間必要だというお話でありました。濃厚接触者の扱いと接触者の扱いでは、新潟県の指導を見ても扱いが違っております。接触の薄い方、接触者についてはPCR検査の結果、陰性であれば、ふだんどおりの生活をしても構わないと、このように県の保健所の指導が書いてあったようであります。私が聞きましたのは、そういった方が施設でサービスが受けられないという状況があります。様々な施設の管理基準で行われている感染が広がらないように十二分な対策を取る必要があります。そういう意味で、私はそれはそれでいいんだろうなというふうに思っております。そういった状況の中で、そういった方でもサービスが受けられる施設がこれからは必要になってくるんじゃないかと思うわけでありますが、この点につきまして、重ねての質問になりますけれども、ちょっとご答弁をいただきたいと思います。 ○副議長(剣持雄吾君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) まず、コロナウイルスに感染したかどうかという、その感染の懸念があることのみを理由にしてサービスの提供を拒否するということは、まずあってはならないというふうに思っておりますし、そのように国からの通達も出ております。私どもも指導させていただいているところでございます。  ただ、感染者が出て、接触されている方で例えば濃厚接触者に当たる方、またそうでなくてもPCR検査を受けた方というのもおられるかと思います。保健所等の指導等でですね、濃厚接触者には当たらないけれども、PCR検査を受けて陰性になったという方についても保健所等との指導によりまして、数日間、どのくらいの期間かちょっとあれで、個別のケースによるんだと思いますけども、自宅で健康観察をしてくださいというふうに指導を受けておられる方が多うございます。そういった方につきましては、保健所の指導に従っていただくということになろうかと思いますし、その期間が終われば通常のサービスは受けられるものというふうに私どもは考えております。 ◆2番(山田正良君) 先ほど答弁の中で、施設で感染が発生したとの情報伝達をシステムを使って共有システムで発信をされて、その情報が正しく伝わるようにということで行っているというふうに理解したんですけれども、正しく感染の事実のみを伝えることになるんだろうなと私思っているんですけれども、どういった情報が流れるのか、もう一度、すみません、情報の内容、施設名とか人数とか年齢とか、そういったことはあんしんメールで通知されるような内容ということなんでしょうか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) その事案の発生した事業所さんからですね、いつ幾日こういうことが、PCR検査を受けておりますと、何十代の男性とか、あとPCRの結果、陽性が判明しました。保健所からの指導として何日間か事業所を休みます、または施設を利用されている方全員が今PCR検査を受けている状況ですという、そういった内容をですね、逐一事業所さんは保健所と連絡を取り合っておりますので、そういった情報を市内の施設のほうに情報提供をして、まず冷静な対応をしていただくということでの活用をさせていただいているところでございます。 ◆2番(山田正良君) 分かりました。そういった情報が共有をされて、各施設においてはこういった利用者が来るかもしれないので、しっかり感染対策をして受け入れましょうということで、それぞれ苦労されていると。介護施設の方、苦労されているということが聞こえてまいりました。サービスを継続して図っていくためのそういった情報システムであるということであります。答弁にもありましたけれども、過度な感染を恐れて、正当な理由なく支援が必要な方に支援をしないというようなことがあれば必要な指導をする、あるいはなされているというご理解でよろしいでしょうか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) そのように理解しております。 ◆2番(山田正良君) 感染症に配慮した施設整備、人員体制を図ることで、誰も置き去りにしない、介護施設を利用できる、施設を運営する側もサービスを受ける側も、そういった環境がこれから必要になるというふうに私は考えているんですけれども、各施設がそのような設備、これまた大変な話であります。時間的な課題も出てきます。まずは1か所、そういった確保ができるシェルターという言葉がいいんでしょうか、そういった施設があると、そういった疑いのある方も含めて、施設のほうで介護ができるというふうに私は考えますけれども、そういったための協議の場あるいは組織づくり等が必要になってくるんじゃないかなと思います。市長のご所見を伺います。 ◎市長(伊藤勝美君) どのようにお答えしていいのか整理がつかないわけでありますけども、各施設に感染疑いのあるシェルターね、そういった事業所が手を挙げて、そういった余裕といいますか、部屋とかそういう人員とか、そういうのがどのように、今現在やっぱり人員の精いっぱいの中で介護福祉施設を運営していると思っております。そういったシェルターがどのように、考えは理解するところでございますが、行政として福祉施設法人の皆さんにですね、そういったところも考えたほうがいいんじゃないですかというよりも、やはり安全対策をしっかり取っていただいて、かからないんだと。今面会もなかなか自由にいかないという介護施設でありますので、そういった安全面をしっかり取っていただいてですね、かからないんだと、我が施設からは出さないんだという、そういう思いで運営していただきたいと、このように思っております。 ◆2番(山田正良君) なかなか難しい質問をしているようで申し訳ありません。安心してサービスが受けられる、施設も安心して受入れできる、安全のために受けないという選択をした場合は指導されるというお話ですので、大変安心をしております。  社会福祉法人、地域福祉の充実、発展、公共性が求められています。利潤を目的としない非営利性、これも目的の一つであります。何といっても事業の継続、安定性、この3つが社会福祉法人の特徴というふうに言えるわけであります。利用者が地域の中で自立した生活を営むことができるよう支援することを目的に事業が行われております。そういった危険な中で、危険という言葉がいいのかな、感染のおそれのある中で、各事業所一生懸命サービスを提供していただいております。障害者施設、同時に介護施設、多種多様な福祉サービスがあるわけであります。そういった施設の皆様に、市長からエールを送っていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 福祉施設のみならずですね、人と接する産業関係の、経済関係の事業所もそうでありますけれども、いずれにいたしましても、市民の皆さんが本当に気持ちも疲弊している中においてですね、コロナウイルスにかからないように、どのように事業所、また介護施設の法人の運営をしていこうかということに関しましては、介護者の皆さん、知恵を出し合ってですね、本当に苦労されておると思います。介護士の人たちが自分の生活もあって、家族もあって、それでまた介護者の、入所者の心配もしなくてはならない、自分の身もちゃんと心配しなくちゃならないと、本当に大変なご苦労をされております。本当に心から敬意と感謝を申しますし、今後ともですね、今までどおり頑張っていただいて、各法人施設からですね、感染者がもうクラスターのようなことになっていないわけですので、今までどおり本当に自分の体を気をつけながら、サービスにいそしんでいただきたい。本当に市といたしましても、精いっぱいの応援をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆2番(山田正良君) 本当に市長のエールのとおりであります。施設で働く皆さんが気持ちよく働けるように、また何か困ったことがあれば相談をしてまいりたいと思います。  一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩いたします。          午後 2時30分 休憩                                                      午後 2時40分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。  次に、通告5番、佐藤浩君。 ◆10番(佐藤浩君) 議席番号10番、佐藤浩です。  初めに、新型コロナウイルス感染症の影響により、地域経済や医療現場をはじめ、市民の生活全体に甚大な影響が生じて久しく、新規感染者数が減少傾向にあっても、まだまだ予断を許さない状況であります。そんな中で、希望の光の一つであるワクチン接種が五泉市でも4月から開始し、初回予約日にはかなり混乱を生じたようですが、その後改善され、大きな問題もなく、比較的スムーズに予約作業が行われているとお聞きしています。これは大いに評価されるものと思います。また、ワクチン接種そのものは全く問題なく行われているようで、関係されている多くの方々のご尽力に対して敬意と感謝の念でいっぱいであります。引き続きワクチンの接種を進めていき、新型コロナ感染症に打ちかつことを願うばかりであります。  それでは、通告どおり質問させていただきます。まず、家庭ごみ収集の際の分別についてであります。新しい中間処理施設、いわゆるごみ焼却場とリサイクルセンターが五泉市清瀬地区に建設されることとなり、建設計画も予定どおり進んでおります。これから3か年ほどかけ建設をし、令和7年4月供用開始予定であります。この施設を供用するのは五泉地域衛生施設組合でありますが、この施設組合を構成する2市1町、五泉市、阿賀野市、阿賀町、これでありますが、現在家庭ごみ収集の分別については、それぞれ独自の分別方法であります。今後1つの中間処理施設を2市1町が使用することとなれば、統一した分別方法にしなければならないのは当然と思われます。今五泉市と阿賀町は比較的同じような分別であり、ほとんどの家庭ごみを燃やすごみとして収集していますが、阿賀野市はプラスチックごみに関してかなり細かく分けて分別し、リサイクルに回すということを行っております。昨今の環境問題を考えると、少なくとも五泉市も2市1町の統一の分別として、今まで以上の細かい分別をしていかなければならないと思いますが、新中間施設供用に際して五泉市の家庭ごみ収集の分別をどのようにする計画であるのか伺います。そして、供用開始までの3年間で、どのように広報、啓発をする計画であるのか伺います。  ここからは、分別を細かくするであろうという前提でお話をします。今まで細かい分別に慣れていない皆さんが変化に対応していくのは容易なことではないと思われます。そこで、私は考えるのですが、もともと学生、生徒の皆さんは、昨今の環境問題を課題として学習されていくものと思われます。そこに五泉市の分別を具体的に示していき、分別そのものを学校で学んでもらい、それを家庭に持ち帰り、家庭で分別について慣れてもらう方法もお願いしてみたらどうでしょうか。地域の宝である子供たちが理解、学習をすることによって、地域全体の人たちが一緒になって理解していくのは最良と考えます。学校教育の中での啓発をどのようにしていくのか伺います。3年という時間は長いようで短いものです。有効に時間を使い、計画的に市民への広報、啓発をお願いいたします。  続いて、行政サービスの拡充についてであります。市発行の各種証明書のコンビニ交付サービスについてでありますが、このことについては、私、一般質問におきまして過去2回取り上げさせていただき、今回3回目となります。言うまでもなく、コンビニ交付とは住民票の写しをはじめとする各種証明書等をコンビニエンスストア等の店舗で取得できるサービスです。マイナンバーカードを持っている方であれば、いつでも、どこでも、すぐに受け取りが可能になるというもので、行政サービスの拡充という点では市民の皆さんが強く望むものであり、早急に取り入れていただきたいサービスの一つではないかと思います。繰り返しになりますが、コンビニ交付のポイントは住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書、戸籍の付票の写しなどがいつでも、これは毎日朝の6時半から夜の23時、11時までの間、市の窓口が開いていない早朝や夜間、土日、祝日でも自分の都合に合わせて、どこでも近くのコンビニエンスストアなどの店舗で受け取れ、証明書が急に必要になった場合でも、住んでいる五泉市にかかわらず、出先の全国のコンビニエンスストア等の5万4,000店舗以上の場所で受け取れ、すぐに店内のマルチコピー機等で簡単に受け取れ、安心して充実したセキュリティー管理の下、運営されるネットワークシステムで運用されているものであります。新潟県内でも20市のうち13市が既にサービスを開始しており、決して五泉市が先駆けの先行市ではありません。ここまでの過程の中で、コスト面で難色を示されているのは承知をしております。地方公共団体情報システム機構では、コンビニ事業者等の委託手数料として1通当たり117円、運営負担金として年間221万8,741円、その他システム設備等に係る費用などが挙げられ、公表されています。よく耳にする費用対効果という言葉で片づけられてしまいがちですが、行政サービスは一概に費用対効果だけではなく、どれだけ市民の利便性が上がるかという点で数字では表せない効果というものが大切だと思います。そして、あまりにも法外な費用がかかるのであれば、先ほど申し上げた新潟県内20市のうち13市が導入されはしないと思います。それぞれの自治体、市が市民の利便性の向上、喜ばれる行政サービスの一環として導入されているものと思われます。ぜひともいま一度行政サービスの拡充の一つとしてコンビニ交付をご検討いただきたいと思いますが、いかがお考えかお伺いいたします。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 佐藤浩議員のご質問にお答えいたします。  初めに、家庭ごみ収集の際の分別についてであります。五泉地域衛生施設組合で進めております中間処理施設整備事業では、新たにリサイクル施設が建設され、現在燃えるごみとして収集しておりますプラスチック製の袋や容器、食品トレーなどをリサイクル資源として回収することとなります。令和7年4月の供用開始に向け、現在対象品目や出し方の基準など、分別のルールにつきまして構成市町である阿賀野市、阿賀町と統一を図るため調整しているところであります。新たな分別の周知方法につきましては、今年度より供用開始までの間、市内各地区を対象とした住民説明会をはじめ、学校の授業やお茶の間サロンなどで実際の商品を用いながら具体的な説明を行うとともに、市広報やホームページなども活用しながら、分別に対する理解を深めていただけるよう啓発活動を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、行政サービスの拡充についてであります。住民票の写し、印鑑登録証明書等の証明発行サービスをコンビニエンスストアにて取得できるようにすべきとのご質問であります。現在県内では、1つ増えまして14の自治体で実施しておりますが、コンビニエンスストアでの発行数は全体の発行数の約2%程度にとどまっているのが現状であります。このサービスを利用するにはマイナンバーカードが必要となりますので、まずはマイナンバーカードの普及を最優先に取り組み、交付数の増に努めてまいります。また、実施に当たってはシステム改修等の初期費用、負担金や運用保守など毎年多額の費用が必要となるなどの課題もあります。国が進める行政のデジタル化の流れもありますので、その中で費用面の課題なども含めまして議論してまいりたいと考えております。  なお、学校教育におけるごみ分別の啓発につきましては、教育長がお答えいたします。  以上であります。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) ごみ分別の啓発についてお答えいたします。  学習指導要領では、小学校、中学校ともに環境教育に関わる内容が示されており、各学校では各教科等の学習内容に応じて取り組んでおります。令和7年度から本格的なごみの分別を開始することを踏まえ、学習の中で啓発、周知にもつなげていきたいと考えております。 ◆10番(佐藤浩君) では、家庭ごみ収集の分別についてでございますが、答弁の中で、これからいろいろお茶の間サロンだったり、町内会の皆さんの集会の際にこちらから出向いていって、いろいろと啓発をしていくということでありますが、私がお願いというか、言いたいのは、とにかく早く、長い時間を使って皆さんに周知をしていっていただきたいということですので、今年度からもう始められるということでありますが、1回でなかなか覚えられないとは思うんですよ。それで、やりながら、またいろいろと学習をしていくことだと思いますので、できれば半年前に供用開始の試験テストというのがあると聞いておりますけれども、その前から分別に関してはもう新分別に移行をして、それでそれを集めて、今の施設で燃やしているわけですから、それ分別はしたけども、また燃やすという手もあるかと思いますので、とにかく分別自体を早めに皆さんに覚えていただくということをやっていっていただきたいと思います。それについて、すみません、質問じゃないから、答えがちょっと難しいかもしれませんけど、課長、お願いします。 ○副議長(剣持雄吾君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 今ほど議員のおっしゃるように、令和7年4月から供用開始ということで試験運転もございますので、前の年度、それ以前にはごみカレンダーがございますので、そこにまず組み入れていく必要があるというふうに考えております。また、実際に今年度から説明会等を進めていくわけでありますが、4年弱という中で旧村単位でいけば五泉地区、村松地区、9か所程度ですね、一回りになるのか二回りになるのか、丁寧な説明を繰り返してスムーズな分別になるようにしていきたいというふうに考えております。 ◆10番(佐藤浩君) 学校のほうのお話になりますけれども、言葉が適切かどうか分かりませんが、この分別に関してお子さんを巻き込んで、それでみんなで周知していくのが私は結構効果的かなと個人的には考えて今日のお話をしたんですけれども、学校でお子さんが分別について学習をして、家に帰ってこれはこうだよ、ああだよと家庭の中でみんなでやっていくと結構いいかなと。それで、子供さんたちもこれから将来環境問題についてはいろいろ考えながら生活していくわけですから、そのためにもちょうどいい、五泉市としてはタイミングがいいきっかけかなと思いますので、そこのところを学校教育のほうに入れていただきたいというお願いで質問させていただきましたので、いま一度お願いいたします。 ◎教育長(井上幸直君) 小中学校、環境教育自体は全ての教科でやりましょうということになっております。したがって、小学校でも中学校でも、例えば理科や社会だけでなくても家庭科でも、どんな教科でも環境教育は行っているわけですが、議員がおっしゃるように例えばごみの分別は直接的にはですね、小学校4年生で今やっていると思います。例えばごみ焼却場の見学に行く学校もありますし、子供たちの宿題によっては家のごみ箱をひっくり返して、ちゃんと分別してこいという宿題になっているところもあると思いますので、そういうときにちょうど直接的なごみの学習の学年のところに家族を巻き込んでやっていただくということが一番できやすいかなと思いますので、今後とも学校のほうにはそういうことの分別の周知について、また学習の中にしっかりと入れてくださいというので話ししていきたいと思います。 ◆10番(佐藤浩君) ちょっと話戻りますけれども、お子さんがいない家庭もかなりあると思いますので、そういう家も同じように家庭ごみの分別はしなければいけない。その分別をやる際には、先ほど課長がお話しされたようにカレンダーを配るという、それはもちろんあれですが、その中に、これ提案なんですけども、写真を交えて、もう分別のための写真、それを各家庭に配って、ごみの分別する場所のところに貼れるような感じでやっていくというのも一つの手かなとは思いますので、それは私の提案としてご検討をお願いいたします。答弁要らないです。  それでは、行政サービスについてですけども、これは先ほど発行数も2%ということで数が少ないんだと、そのサービスを導入している市町村でもということなんですけども、一言で言ってしまうと、先ほど壇上でもお話ししましたけども、費用対効果の話をすると、かなり厳しいというのは私も聞いております。ただ、皆さんの利便性のため、それも一部の人の利便性ということになってしまうのかもしれませんけども、それは何とか進めていただきたいと思います。それで、去年度の、五泉市は窓口発行ですから、窓口でこの対象の証明書は何通ぐらい発行されたのでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 片野市民課長。 ◎市民課長(片野謙輔君) 令和2年度の対象証明数の発行ですが、4万8,758万枚となっております。 ◆10番(佐藤浩君) 単純に2%だと800通とかですか。それをコストで割り返すと、かなり、今300円でしたよね、例えば住民票の写しが。そこら辺のことを計算すると、なかなか厳しいというのは、それは分かりますけども、何とかご検討をお願いしたいと、その一言でありますので、市長、お願いいたします。 ◎市長(伊藤勝美君) 県内でも14の自治体が費用対効果は別として、取り組んでいるわけであります。東京でもどこでも印鑑証明が取れる、出張で何かの契約で東京へ行ったときに1枚要るんだといったときにはできない、そういったことが懸念されるわけですよ。新潟市であろうが、また戻って証明書をもらって、また契約に入らんきゃないという、そういうことが考えられますけれども、いろいろなことでデジタル化、また住民サービス、これをやはり標榜していくにはこのシステムは必要だと思っております。財政的な面もございます。いろいろ勘案させていただきまして、議論しながらですね、検討させてください。 ◆10番(佐藤浩君) すみません、思い出したようにで申し訳ありません。先ほど市長からの答弁で、マイナンバーカードの話がありました。マイナンバーカードの普及を見ながら、こちらをコンビニ交付をというようなお話だったと思いますけども、私逆だと思いますので、コンビニ交付ができるようになれば、マイナンバーカードが必要なわけですから取ろうって、取ろうというか、発行してもらおうという人が増えると思いますので、そこのところも考えていただければと思います。  以上です。 ○副議長(剣持雄吾君) 次に、通告6番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、一般質問させていただきたいと思います。安中聡でございます。  まず初めにですね、このたびの新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対しまして、心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、影響を受け、つらい日々を送られている皆様に心よりお見舞い申し上げます。そして、苦しい日々の中、頑張って社会を支えてくださっている皆様に感謝申し上げる次第でございます。  さて、現在日本ではワクチン接種が進んでいるとはいえ、いまだ新型コロナウイルスの脅威が去ったとは言えず、様々な自粛をする国民は大変な思いをされています。そのような中でオリンピックを推進している自民、公明政府は何を考えているのか、中止するべきではないかとの疑問の声をいただくことがあり、私も同感でございます。新型コロナは、様々に変異を繰り返しておりまして、ワクチン接種を行っても、その効果が永続的に得られるのか何とも言えず、また一切新型コロナ関連種に感染しなくなる保証もないと思われる中、オリンピック開催が本当に日本のためになるのか疑問ですし、世紀の愚策の一つとして語りぐさになるのではないかとの声をお聞きします。その責任は、やはり政治が主に負うというふうに考えますけれども、いずれにしろ、一刻も早く国民の皆様の日々の生活がよくなるよう、危険にさらされないよう、安心、安全な生活が送れるよう心から願ってやまないところであります。  さて、本日行わせていただく一般質問は、市民、住民から五泉市などに対しての様々な疑問、意見などから構成しております。その意見や疑問、不満点を解消するために一般質問行ってまいります。  まず1点目、住民が不満や不快を覚えた五泉市行政職員等の対応や勤務態度について質問いたします。住民から、市役所等に訪れた際に、ネームプレートをしっかりと見せていないなど等の行政職員の対応や、ふだんの行政職員等の勤務態度、勤務中に新聞を読む、優雅に茶を飲む、大声で談笑する等の行為について不満や不快を覚えたため、何とかしてほしいというようなことを度々相談されます。また、ほかの自治体職員の勤務態度と見比べて、五泉市行政職員を信用できない理由として挙げる方もおられます。不満や不快な勤務態度による信用の低下は、五泉市の内外的な評価の低下に直結していることから、速やかな改善を求めたいと、このように考えております。それで、具体的には住民が不満や不快を覚えない対応や勤務態度に改めるよう訓示含め改善策を策定し、実施すべきこと。また、さらなる行政職員等の対応や勤務態度改善を促すため、不満や不快を覚えた住民のプライバシーを保護しつつ、住民の声を聞く部署または窓口を設けるべきこと、以上の点を求め、質問させていただきます。  2点目、公文書等の管理と情報公開について質問いたします。市民には自分たちの税金がどのように使われているのか、その税金を使って行政が何をやっているのか知る権利がある、そのように考えております。公益と歴史的意義を考えて、できるだけの情報公開と保存を推し進めている自治体もある中、五泉市の情報公開は遅れていると言わざるを得ません。これを解消して、市民のため、公益のため、歴史的意義のための公文書等の管理、そして情報公開制度、これをしっかりと改正して、定めていくよう求めます。具体的には、非公開情報であっても期間の経過、状況の変化がある場合には情報公開を認めるべきこと。また、非公開情報があっても、公益上必要があると認めるときには情報公開を認めるべきこと。情報の写しの作成、また送付に係る費用は経済的困難、そのほか特別の理由があると認めたときには費用を免除、また減額すべきこと。また、公文書等はスキャナーなどで電磁的記録として保存し、情報公開ではDVD―Rなどにデータを入れ、電磁的記録データによる写し交付も実現するべきこと。そして、公文書等の管理に関する条例を整備し、後世の人々のために公文書を永年保存すべきこと、以上の点を求めて質問といたします。  3点目、雪害対策について質問します。昨年度の大雪によって実際に困難に直面し、今年度の積雪に不安を覚える市民がおられます。当然市長は、昨年度の雪害によって苦労された住民を放置することはないと思いますけれども、住民が不安を覚えない除排雪計画を立てて、市民にしっかりと明示するよう求めるものであります。具体的には、過去の市民の不満の声、こういったものを具体的に含めて改善した総合的な除排雪計画を作成し、市民に配布すべきこと。除雪が困難だった住宅地域については消雪パイプを敷設するか、排雪用設備を補助を含めて整備するか、早めの排雪計画を立てて、周辺住民に示すべきこと。また、いつ頃にどの順番でどこを整備するのか、消雪パイプの敷設計画をしっかりと市民に明示すべきこと。高齢化や家族内構成等によって雪下ろしが困難な世帯を支援するべく、克雪住宅補助をすべきこと、以上の点を求めて質問いたします。  4点目、新型コロナとワクチン接種について質問いたします。住民から新型コロナやワクチン接種に関する様々な不安の声が出ておりますけれども、飲食券配布もさることながら、ワクチン接種後における体調変化や、不幸にも死去してしまった際の扱いはどうなっているのか、不安を覚える方々がおられます。不安解消のための行動、情報収集と公開、万が一の補償、救済制度を求めるものであります。具体的には、まず飲食券配布事業は当面見合わせるべきこと。そして、市内のワクチン接種後の体調変化について、接種を受けた方から聞き取りを行い、しっかりとデータ等にすべきこと。実際に接種を受けた方のその後の体調変化の声をまとめて住民に知らせるべきこと。ワクチン接種後によって起きた健康被害や死亡の際に、疾病・障害認定審査会によって因果関係が不明とされた場合、補償されるか否か明示するべきこと。そして、接種後に健康被害や死去、そういったものが出ても、因果関係不明のために何の補償も救済もされないような場合に備えて、五泉市独自で補償、救済措置の制度を制定すべきこと、以上の点を求めて質問といたします。  そして、5点目、市長や議員等の給与、報酬削減について質問いたします。日本人人口が減少し、五泉市人口も5万人を切り、市民や住民は新型コロナウイルスの影響が続き、収入減等の様々な要因によって苦しい生活を日々送っておられますけれども、五泉市では以前から市長や議員は約644万円も給与報酬をアップさせ、逆に市民や住民たちには今まで還元されていた補助や減免などを見直し、税負担等を増やして自分たちに負担を押しつけていると考えている市民は多数おられます。また、新型コロナ禍において市長などの特別職、また議員の給与、報酬が五泉市より少ない自治体でさえ削減が行われてきた中、五泉市は一度たりとも削減をしていないと、これは恥ではないかと、そのように失望する市民や住民の声があります。その声に応えるため、失望を希望に変えるため、削減議案の提案を求めます。具体的には、五泉市議会議員は、大した金額の削減でもないのに給与、報酬削減案を否決し、今日に至っております。そのことをしっかりと記憶し、公に出さなくても不満を覚えている彼ら市民や住民の不満を解消して、税負担割合を少しでも下げるために特別職の給与や議員報酬等を10%削減する議案を提出するべきこと、このことを求めて質問させていただきます。  以上、簡単ですけれども、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、安中議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、市職員等の対応や勤務態度についてであります。職員に対しましては、常日頃から研修等を実施し、市職員としての意識啓発、資質向上を図っております。私のところには、職員は大変親切になってきたし、丁寧に対応しているとのお褒めの言葉もいただいておるところでございます。今後信頼され、親しまれる市役所を目指し、行政サービスの向上に努めてまいります。職員に関するご意見につきましては総務課人事室で、また市政全般に関する内容につきましては広報広聴係で受け付けております。そのほか市への提案箱や移動市長室などを実施し、案件ごとに実態調査をした後、回答をしているところであります。  続きまして、公文書等の管理と情報公開についてのご質問であります。開かれた市政を推進するため、市の保有する情報は原則公開としておりますが、特定の個人を識別する情報や法人の利益を害する情報については不開示としております。期間の経過により一部の不開示情報を開示としておりますが、電磁的記録データによる情報の提供につきましては、他市の状況を参考に調査研究したいと考えております。情報の写しの交付や送付に係る費用については、本市では減免規定はありません。今後も引き続き文書規程に基づき文書の整理、保管、保存、廃棄を行い、適正な管理に努めてまいります。  続きまして、雪害対策についてのご質問であります。市では、冬期間における道路交通の確保を図るため、毎年11月に関係団体と雪害予防対策会議を開催し、冬期道路交通確保除雪計画を決定しております。市民への周知につきましては、その後の広報において除雪車の出動基準や除雪作業時の注意事項などについて周知を行っております。昨年度の冬期道路交通確保除雪計画による道路除雪につきましては、車道除雪約480キロメートル、歩道除雪約34キロメートルを市の保有する除雪車33台のほかリース車9台、協力業者からの借り上げ車64台、雪捨場用の借り上げ車1台、凍結防止散布車2台を含めまして、合計109台で除雪作業を行ったところであります。また、消雪パイプによる融雪延長は約63キロメートルでありました。また、昨年度の除雪は合計35回出動し、令和3年1月1日を最初に全路線出動が13回、五泉東部や村松山間部などの部分出動が22回、歩道の除雪は五泉地区が15回、村松地区12回実施いたしました。  次に、消雪パイプの整備についてであります。五泉地区におきましては、市街地中心部より順次整備を進めているところであります。村松地区の市街地につきましてはおおむね整備されておりますが、老朽化による施設の機能低下が著しいことから、消雪パイプの敷設替えを優先に整備を進めているところであります。消雪パイプの整備計画でありますが、今年度は赤海2丁目、南本町3丁目、寺沢3、4丁目地内において消雪パイプを設置する計画であります。敷設替えにつきましては、仲丁と新町地内を計画しております。消雪パイプにつきましては、国の補助制度を有効に活用しながら整備を進めてまいりたいと考えております。排雪用設備の支援につきましては、今後他市町村の事例を参考にしながら研究してまいります。  次に、克雪住宅についてであります。克雪住宅とは、屋根の雪下ろしが不要となる住宅で、構造を強くする耐雪式、熱により雪を解かす融雪式、自然に雪が落ちる勾配とする落雪式が主なものであります。克雪住宅への新築もしくは改築する際の費用を助成する事業は、非常に積雪量が多い、上・中越地域を中心とした11自治体で行われております。本市におきましては、そこまでの積雪量はありませんので、支援は考えておりません。今後も冬期の道路の交通確保に向けて県や関係機関と連携し、雪害対応に万全を期してまいります。  続きまして、新型コロナとワクチン接種についてのご質問であります。ワクチン接種につきましては、4月21日から高齢者を対象に、さくらんど会館イベントホール及び総合会館中ホール、五泉中央病院において順調に進めているところであります。6月10日現在で約6,700人の方が1回目の接種を行っております。ワクチン接種後の体調変化に関しましては、先行した医療従事者の接種において国が健康調査を行い、公表しております。また、副反応につきましては、予防接種法に基づき、国が基準を設けて医師や医療機関等に対して報告を求め、収集した報告について厚生労働省の審議会で専門家による評価を行い、結果を公表するなどして安全性に関する情報提供を行うこととしております。ワクチン接種による健康被害に関しましては、現在市では事例がありません。国が予防接種健康被害救済制度を設けておりますので、因果関係が不明の場合に市が独自の補償、救済を行うことは考えていません。  なお、飲食券の発行支援事業につきましては、いまだ厳しい状況が続く飲食店等の支援が主な趣旨であります。参加する店舗、事業者、また利用する市民の皆様が共に感染防止対策を十分に講じた上で実施されるよう準備してまいります。  続きまして、特別職の給与や議員報酬についてのご質問であります。現在の特別職の給与や議員報酬については、さきの議会でも答弁いたしましたとおり、平成29年度に開催されました五泉市特別職報酬等審議会の答申により、平成30年2月議会を経て、同年4月1日に改定し、現在に至っております。今後も社会経済情勢を見据えながら、状況に応じ、対応してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆9番(安中聡君) それでは、再質問をさせていただきます。  電磁データに関しては、結構前向きな意見をもらえたかなというところですかね。電磁データについては、他市の状況を見ながら考えていくというような答弁でございました。これについてはできるだけ、紙媒体で保存していけば当然かさばるというところもありますし、置くところも困るとかいろいろな面があるでしょうから、電磁記録というものをしっかりと整備していけばと考えております。  これは後でまたやりたいと思いますけれども、まず1番目でございます。行政職員等の勤務態度等の関係についてなんですけれども、市長のところにはそういった話は全然届いていませんよと、丁寧な対応してくれて、もう大変ありがたいというような声しか届いていないようでございますけども、私に相談なさった方は、いや、市長に、こういった大声で笑い合っているというのはどうなんだろうと、私はどうも精神的に弱って大変な思いをしていて、人の笑い声を聞くというのはどうもなというような中で、市役所の方たちが笑い合っているというのはどうなんだということで市長に相談したことがあると、また議長にも相談したことがあるんだというような相談でございました。そういった声というのは、一切市長の耳には届いていないというところなんでしょうか。市民がやはりこういったことでということで市長に相談されたとおっしゃっていますけど、市長としてはそういった市民からの声というのは記憶にないというような判断でよろしいんでしょうかね。これはいかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 職員に対しては、職員も間違いは起こします。これは対応が悪いとか、そういう問題でなくて、ミスがあるのは人間ですから、あります。これは丁寧にお答えしてですね、修正をかけるなりおわび申し上げるということであります。しかしながら、職員の勤務につきまして、先ほど申しましたように研修から、課長、管理職もおるわけでありますが、十分監督してもらいましてですね、市民の皆さんには丁寧に説明し、お客様、市民の皆さんがこの庁舎に来るときには用事があって来るわけでありますので、そういったことを丁寧に案内すると、また受付の方もですね、丁寧に案内していただいていると、そのように認識しておりますので、ご理解のほどをお願いします。 ◆9番(安中聡君) 答えているような、答えていないような回答でございますけども、いずれにしろ、やはり住民、市民の方が実際に市役所等々に足を運ばれて、不満を持つということが幾つかあって、実際にどうにかしてくれというような相談が私のところに来たというところであります。本来であれば、こういったものというのは自浄作用というか、市の役所の中でこういったところでちゃんとそういった苦情等々を受け付けますよと。誰が言ったか分かってしまうと、後でその方が不利益を被るということ、当然その方はそういったことがあるから私なりに相談するというような形を取っているわけなんでありますけども、やはり市民の方がこれちょっとどうなんだと、これを改善してほしいんだというようなことを、誰が言ったか分からないような、ちゃんとプライバシーを保護したような窓口とか相談室とか、そういったところで改善、行政職員等々の勤務態度の改善要求を求めることができるような窓口というのをしっかりと設置していただきたいんでありますけれども、これはどうなんでしょうかね。これは全くできないということなんでしょうか。          〔「これ何課と言えばいいんだ。ここでちゃんと注意すればいいん            だ」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほど答弁したとおりですね、ちゃんとした受付もやっておりますし、後でまた総務課長から答えてもらいますが、もし議員さんのところにご相談があって、こういった事例があると、こういった職員がおられたということがありましたら、議員さんのところで止めないでですね、ここでなくて私のところにお聞かせいただきたい、まずこのようにお願いしておきます。あとは総務課長から答えます。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 先ほど最初の市長の答弁にもございましたが、市民の対応についてですね、何かあったときについては私どもの人事室で電話いただいたりをして対応させていただいておりますので、事実関係も確認しながら、ちゃんとその方にですね、お返しするような、あるいは場合によっては、その方はやっぱりお名前とかお電話番号、そこまで申し上げられなくて、ちゃんと注意しておいていただきたいということでとどまるのもございますが、基本的にはご連絡先を教えていただいた方についてはお返しするようにしておるところでございます。 ◆9番(安中聡君) しっかりと対応してくれればいいですけども、今のところはどうも市民の声からすると、そうなっていない。もしくは、そういったことで声を上げるのが難しい。実際に総務課のほうでは住所、氏名、そういったものが記載されていないとちゃんと改善要求とか、そういったものに応えませんよというようなことにたしかなっていますよね。これは改めていただいて、氏名、住所、そういったものがなくても、匿名でもやはり実際にその人、誰が言ったか分かるということで不利益を被る、実際に被ったというふうな方のことでご相談された方もいらっしゃいますんで、ぜひともその辺り、プライバシーのことも考えて、一切そういった不利益生じません、しっかりと匿名でもちゃんとお聞きしますよというような体制、こういったものをつくっていただきたいところでございます。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 誤解がございますれば大変申し訳ない話でございますので、再度答弁をさせていただきたいと思いますが、今ほど匿名なり、ないものというのは、提案箱につきましてはいろんなのがございますから、お名前をいただければということでお願いしてございますけれども、例えば職員に対してのですね、というものがある中で、当然そういう方は電話でいただくのが多いわけでありますけれども、その場合ですね、先ほど申し上げましたようにお名前をお聞きしなくてもですね、事実関係はしっかり確認をしながら、注意をさせていただくというのも場合によってはあろうかと思いますが、確認はさせていただいているところでございます。ご理解いただきたいと思います。 ◆9番(安中聡君) ちゃんとやっていくというようなことでありますんで、ぜひともお願いしたいと思います。やはり市民から不満を持たれるような行政運営をしていると、五泉市の信頼、外交的なところでも評判というのがだんだん落ちてきて、五泉市なんて住みたくねえやというような話になっていきますんで、ぜひともその辺り注意していただきたいというふうに思います。          〔「そんなの何課と注意すればいいじゃないか」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) それで、新型コロナの関係についてちょっとお聞きさせていただきます。  実際私もいろいろと調べていった中で、国の厚生労働省が出しているものの関係で健康被害や死亡した際には因果関係がはっきりと示されれば補償制度をやりますよというような話になっていると思います。ただ、残念ながら、例えば6月9日に出された資料を見ますと、情報不足等によりワクチンと症状との因果関係が評価できないのは139件というような形、これは令和3年2月17日から令和3年5月30日に報告されたワクチン接種後に亡くなった方の139事例の報告書なんですけども、その全てが因果関係は評価できない、不明ですというような形になっている。今のところ、五泉市では確かに言うようにワクチン接種によって健康被害とか死亡例、そういったものはないようですけれども、ただ今後分母というか、65歳以上の方が終わって、それ以下の方が接種していってというような形になっていくと、可能性としてはやはり出てくるというところがあります。  つい今朝のニュースですかね、アメリカのほうで16歳から24歳でワクチン接種して、メッセンジャーRNAの新型コロナウイルスワクチン、これ2回接種するとどうなるかというようなことが報道として出ていて、これ16歳から24歳以上で心筋炎、これが発症するケースが多発するんだというような報告がなされているというところです。ほかの方の一般質問の中で、ワクチン接種が順調に進んでいけば、12歳以上の方にも打ちますよというようなニュアンスの回答を聞かれたかと思うんですけども、こういった若い方にワクチン接種をすると、ちょっと健康被害が出る可能性があるなというようなこともあろうかと思いますんで、その辺りというのはどういうふうに情報を取っていくのか。あくまで国のほうが、いや、ちょっと待ってくださいよと言わない限りは五泉市では進めていくというスタンスになるのか、この辺りちょっとお聞きしたいと思います。これいかがでしょう。          〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 基本的にワクチン接種に関しましては法律に定められたということで、それに従って行っておるわけでありまして、12歳以上の方にということで拡大された部分も先般法律で定められたというふうに聞いておりますし、確認しておりますし、それから健康被害の救済制度につきましても、この制度に従って行うということに法律上なってございますので、そのとおり粛々と進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆9番(安中聡君) 粛々と進めていきたいと、それはそのとおりなんでしょうけども、ただ実際の今の厚生労働省の審査会の判断というののほとんどが健康被害、この例としては健康被害ではなくて死亡例の話なんですけども、実際に因果関係があったということもなくて、因果関係がなかったということもなくて、あくまで不明ですというような形になっているというような形になります。恐らくこれ最終的には裁判案件になって大騒動になると私はにらんでいるわけなんですけれども、ただそういったことが起きる前に、実際に五泉市でも万が一ワクチン接種の分母が大きくなれば、当然被害、もし万が一の死亡例というのも出る可能性ありますんで、やはり市民の、また住民のことを考えて、できるだけの救済制度というものをつくっていただきたいというのが願いなんでありますけども、これは本当にもう、いや、やる気ありませんよというような話でお見捨てになるのか、この辺りいかがなんでしょうかね。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 因果関係も私分かりませんし、今の論でいきますと、ワクチン接種をやめなさいということでしょうか。私ども分からないわけです、市は。今は、全市民の方が年齢の順々に打っていただきたい、かからないように、また広がらせないようにということでワクチン接種を、健康状態を勘案しながら接種をしてくださいということが基本であります。そのときにどういうことか分かりませんけども、何かトラブルが発生した場合、市がどのようにするかということも分かりませんし、国の事業でありますので、ちゃんと先ほど申しましたように審査会にかかろうかとも思いますけども、どういったところがどういったところを発症してと、今現在進めていくということが基本でありますので、その結果、車の運転免許を取ったと、交通事故が起きたらどうするんだと、乗らないのかじゃなくて、やっぱり乗らなければならないときは乗らなければならないわけでしょう。安全運転を旨として車に乗ると、一緒に乗っているわけですから。それと同じように、今はワクチン接種を進めていきますよということが主体で、もし何かがあったらですね、それに対してはちゃんとしていかなければならないと、それは認識しておりますが、市として単独でその補償制度をつくりなさいということに関しましては、私の今思う考えの中では考えがつきませんし、どういった構築するのかもちょっと分かりませんので、その辺ご理解いただきたいと思っています。 ◆9番(安中聡君) 新型コロナの関係に関して、私はワクチンをやめなさいというようなことは別に言いませんし、実際にその効力というのはメリットのほうがリスクを上回っているということで、それは理解しています。  ただ、いずれにしてもやっぱり危険が本当少ない可能性ですけどもあるというようなものについて、何らかの五泉市が、国の言われたとおりにしっかりとやっていますよとは言うんですけれども、ただ五泉市としてやはり進めているというところもありますので、何らかの救済制度、健康被害があったら補償するための制度というのを・・・・ ○議長(林茂君) 同じことを質問してんなて。 ◆9番(安中聡君) 多少なりともやっていただきたいんですね。 ○議長(林茂君) さっき答弁したねかて。同じことを繰り返してんなよ。しつこいな、本当にな。 ◆9番(安中聡君) ワクチンを接種をした後についての実際に体調がどうなったかの変化とか、そういったデータというのは取っているんでしょうかね。大体ちょっと熱が出るとか、そういった話というのは伺ったことあるんですけれども、ただ実際に行政としてこのデータ、恐らく国にデータとして、こういった実際に高齢者に打って、どれだけの体調変化がありましたよとかというデータって投げなければ、国に報告しなきゃいけないのかなと思うんですけども、そういったことというのはやっているんですかね。それとも、国は別にそこまでデータを求めていないということで、行政としては一切関与はしていないというところなのか、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) だから、データなんて言わんでやれ、具合悪れねば誰も訴えない、そういうてしもえ、へえ終わりだねか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 体調の変化等について、国のほうへ報告というようなことでは求められてございません。          〔「国のほうでサンプル取ってるねっか」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) 厚労省は全体のサンプル、データは取っているでしょうけど、ただ私は五泉市独自でやはりデータをしっかり取って・・・・ ○議長(林茂君) また同じ話が出ているねっかや。 ◆9番(安中聡君) そのデータを市民に公表して、実際に大丈夫なんですよ、もし仮に打ったとしたらこういうことに気をつけてくださいというような形で広報していくというのも、お知らせするというのも大切なことなのかなと。アメリカのほうでは、ある程度接種が進んだら接種率ががんと下がったというような話というのは、やはりこういった不完全なデータというんですかね、実際に打ってしまったときの怖さとか、そういったもので二の足を踏んでいる方というのもいらっしゃるということだと思うんです。五泉市の、五泉市というか、日本のほうでは同調圧力というんですかね、周りが打っていると私も打たなきゃいけないというような形で打っている方というのも恐らく中にはいらっしゃるんじゃないかなというふうなことを思います。でも、本来であれば、自分から、こういったリスクはあるんだけども、やはりコロナにかからないようにワクチンを打ちたいんだよというような、進んで打っていただくような形にしていくのが本来の形かなと思いますんで、これはぜひともやっていただきたいんですけども、健康データを取ること自体というのはできないものなんですかね。そして、それを市民にお知らせすることってできないものなのでしょうかね。これはどうなんでしょう。 ○議長(林茂君) 答弁の必要なし。何言っているんだ。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 国のほうの話だろうがな。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 今現在三十何%の1回目の接種を終わっております。健康被害も異常が発生したとか何もありません。仮定の話はいろいろあろうかと思いますけれども、安全を期してですね、自分の健康に留意して、熱が1週間も測ってですね、自分の健康がちょっと思わしくないなというときには次に移ってもらって打たないとかですね、やはり自分の体は自分で守るというのが一つですので、健康体のときに打つ。また、基礎疾患のある方はお医者さんと相談されて、してくださいというのがうたわれておりますので、基礎疾患のある方はやっぱりそのようにかかりつけ医のところに相談されていると思います。そういったことを注意しながらワクチンを接種していると。仮定の話はまた仮定の話としてあれですけども、何とか7月までに打ちたいという方に対しましては、高齢者の打ちたいという方に関しましては、おおむね接種を進めていきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 考え方は分かりますし、ただ仮定の話、仮定の話と言いますけども、実際に少ない例ながらもワクチン接種を打った後には死亡例、また死亡例までいかなくても、体調の変化というものは存在しているわけで、だから実際にワクチンに対して周りが打つなら、やはり私も打たなきゃなというような形、またそうでなくてもワクチン打てばそれなりの、今までの生活よりはもっと楽な生活ができるだろうなということで打たれている方もいらっしゃいますけれども、やはりいずれしろ、よく分かんないものを体の中に入れるというのはなかなか抵抗があるものだし、できれば実際に情報をデータとして取れるものであれば、それをしっかりと取って、今ワクチン打ってもらっていますけれども、実際にこういうようなものなんですよと、実際にこういうふうな例えば熱が出るとか、そういったこともありますけれども、問題があれば例えば健康福祉課なり、また病院なりにご相談くださいよというような形での啓発活動というのも重要かと思うんですけれども、そういったものというのはちゃんとデータに基づいてやっていただけるのか、これをちょっと最後、お答えいただきたいというふうに思います。 ○議長(林茂君) 答弁の必要ねえんだけどもね。          〔「一つ直さんきゃ・・・・」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほど仮定と言ったことに対しましては訂正させていただきますが、安心してワクチンを受けてくださいというのが我々の、行政の発信です。そういって医療機関のお医者さんが接種をしているわけであります。私が打つわけじゃないんですね。お医者さんが接種をするわけでありますので、万全を期してですね、その辺を十分注意をしながら、また接種後には15分、30分間待機するという、十分注意をしながらですね、接種を進めていきたいと思っておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げます。 ○議長(林茂君) それでは、以上で本日の一般質問を終了いたします。 ○議長(林茂君) 本日はこれにて散会をいたします。              午後 3時45分 散会...