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02月25日-議案説明、一般質問-01号

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  1. 五泉市議会 2021-02-25
    02月25日-議案説明、一般質問-01号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 3年  2月 定例会(第2回)         令和3年第2回五泉市議会定例会会議録 第1号               令和3年2月25日(木曜日)                                            議事日程 第1号                  令和3年2月25日(木曜日)午前10時00分開会・開議 第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期日程について                                 第 3 議長報告                                          (1) 監査報告                                       (2) 専決処分の報告について                           第 4 当局報告                                          (1) 1月7日からの大雪災害について                            (2) 五泉市老人福祉センター翠泉園レジオネラ属菌検出について          第 5 議第18号 令和2年度五泉市一般会計補正予算(第17号)                 議第19号 令和2年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)            議第20号 令和2年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)              議第21号 令和2年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)           議第22号 令和2年度五泉市水道事業会計補正予算(第7号)                議第23号 令和2年度五泉市下水道事業会計補正予算(第5号)           第 6 施政方針の説明                                  第 7 市政一般に関する質問                                                                          本日の会議に付した事件                                   日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………4 日程第 2 会期日程について……………………………………………………………………………4 日程第 3 議長報告………………………………………………………………………………………4        (1) 監査報告                                       (2) 専決処分の報告について                         日程第 4 当局報告………………………………………………………………………………………4        (1) 1月7日からの大雪災害について                            (2) 五泉市老人福祉センター翠泉園レジオネラ属菌検出について        日程第 5 議第18号~議第23号…………………………………………………………………15 日程第 6 施政方針の説明……………………………………………………………………………39 日程第 7 市政一般に関する質問……………………………………………………………………48       19番  阿 部 周 夫 君…………………………………………………………48        4番  松 川 徹 也 君…………………………………………………………58       18番  羽 下   貢 君…………………………………………………………67                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  佐 藤   豊 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  松 川 稔 明 君  市 民 課 長  中 村 康 輔 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  渡 辺   彰 君   高齢福祉課長兼  林     学 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  飯 利 義 孝 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  林   浩 之 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  井 上 雅 夫 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  熊 倉 雅 行 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前10時00分 開会・開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、令和3年第2回五泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(林茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。  16番、熊倉政一君、18番、羽下貢君、19番、阿部周夫君を指名いたします。 △日程第2 会期日程について ○議長(林茂君) 次に、日程第2、会期日程でありますが、会期は本日より3月23日までの27日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりとしたいものでありますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第3 議長報告   (1) 監査報告   (2) 専決処分の報告について ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  監査委員より例月出納検査及び定期監査の結果について、市長より専決処分の報告について、それぞれ議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、さようご承知おきを願います。 △日程第4 当局報告   (1) 1月7日からの大雪災害について   (2) 五泉市老人福祉センター翠泉園レジオネラ属菌検出について ○議長(林茂君) 次に、日程第4、当局報告であります。  当局の報告を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。令和3年第2回五泉市議会定例会をお願いしましたところ、議員各位におかれましてはご多用の中ご参集を賜りまして、心より感謝申し上げる次第であります。  それでは、当局報告を2件させていただきます。初めに、1月7日からの大雪災害についてであります。去る1月7日から発生した大雪による被害状況についてご報告申し上げます。1月7日から強い冬型の気圧配置により大雪や暴風雪、低温の日が連続したところであります。このたびの大雪による人的被害は、凍結した路面での転倒や除雪作業中の負傷が1月19日までの間に10件あり、救急搬送いたしました。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。  最大積雪は120センチメートルで、1月8日から1月9日にかけて村松地区より五泉地区の降雪が多くあり、五泉消防で58センチメートルの最大降雪量が観測されました。市内各地で大雪による被害が発生するおそれがあると判断したため、1月9日13時00分に大雪警戒本部を設置し、対応に当たってきたところであります。  停電については、1月7日から中木越、町屋、上杉川、下杉川、上野地区、約200戸で発生しましたが、即日復旧いたしました。  また、1月12日に阿弥陀瀬地内において市道夏針街道線、佐取地内において県道咲花温泉線で落雪があり、一時通行規制を行いましたが、翌日に復旧しております。  小中学校の通学バス及び公立の幼稚園、保育園、認定こども園の通園バスにつきましては、積雪によって道路幅が狭くなったことから運行の安全が確保できないと判断し、1月12日から16日まで運休いたしました。早期の再開が必要なことから除雪作業を進め、翌週の1月18日からは一部路線でルートを変えるなどの対応を行いながら、運行を開始いたしました。  なお、市道除雪は2月18日現在、34回出動し、早期の道路確保に努めてきたところであります。  次に、農業関係でありますが、ビニールハウスの全壊が13棟、半壊が8棟、ビニールの破損が28棟、約700万円の被害が発生いたしました。ビニールハウスの再建に対して国が行う資材費の一部を補助する制度を農業再生協議会にて周知しております。今後県の制度資金に対し、市が利子補給を上乗せし、無利子融資といたします。早期復旧のため、制度の周知を先行させていただきたいと考えております。今後も県や関係機関と連携し、雪害の対応に万全を期してまいります。  以上、1月7日からの大雪による被害状況につきましてご報告申し上げました。  次に、五泉市老人福祉センター翠泉園においてレジオネラ属菌が検出されたことについてご報告申し上げます。初めに、日頃より老人福祉センター翠泉園をご利用いただいている市民の皆様に対し、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心からおわび申し上げます。これまでの経過と対応について申し上げます。  老人福祉センター翠泉園では、浴槽水の水質検査を毎年2回実施しております。今月4日に今年度2回目の検査を実施したところ、12日夕方に女性浴槽水からレジオネラ属菌が検出されたという報告を受けました。直ちに保健所に連絡するとともに入浴施設の利用を休止し、報道機関及び医療機関に情報提供を行ったところであります。今のところ人的被害についての報告はされていません。  また、翌13日より施設を臨時休館とし、休館中の利用者対策として、入浴設備のない方に配布している無料入浴券を村松老人福祉センターかがやきの郷のほか、馬下保養センターでもお使いいただけるようご案内いたしました。  その後、16日に水質の再検査を実施したところ、昨日レジオネラ属菌は検出されなかったとの報告を受けましたが、これまで以上に清掃の徹底を図るとともに、業者による定期検査に加え、独自の簡易検査の回数を増やすなど再発防止に努めてまいりたいと考えております。  あわせまして、2月15日の夜間に起きました強風による事故についてご報告申し上げます。臨時休館中の2月15日の夜間に屋根防水シートが強風により剥がれ、破損したシートの一部が隣家の屋根等に当たり、損害を与えるという事故が発生いたしました。双方の損害額につきましては、翠泉園の屋根部分については約800万円、隣家の建物及び設備については約18万円の見込みであります。早急な修繕と隣家への補償を行うため、今議会最終日に補正予算を上程させていただきたいと考えております。隣家及び近隣住民の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことを重ねておわび申し上げます。  以上、老人福祉センター翠泉園レジオネラ属菌検出についてご報告申し上げました。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 大雪の被害について、先般の臨時会と重複する部分があるかもしれませんが、確認だけしたいことが2点あります。  今、五泉地域、村松地域で県道、国道、市道と、その中で消雪パイプが敷設されているところがありますけども、機械除雪を行う総延長数、五泉地区、村松地区合わせてでも構いません。できれば五泉地区何キロ、村松地区何キロ、それであと1回出るたびに五泉地区は幾らかかると、単価、メートル幾らなのか、その辺お聞かせください。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前10時08分 休憩                                                      午前10時09分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) まず、ご質問の除雪延長ということでございますが、機械除雪につきましては約420キロ、消雪パイプにつきましては約63キロを敷設しております。今手元の資料では除雪延長については資料ございませんが、消雪パイプにつきましては五泉が約37キロ、村松が26キロでございます。あと国県道については、すみません、資料がないので把握しておりません。 ◆19番(阿部周夫君) 繰り返しになりますけども、その四百数十キロ、1回出るたびに予算がどれぐらいかかるのか。旧五泉市の場合ですね、1回出る、当時、合併前ですけども、700万ぐらい経費がかかるということを記憶しておるわけですけども、新市になって五泉地区、村松地区が除雪対象路線、市道ですね、一斉に出た場合に幾らの経費がかかるのか、その辺お聞かせください。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 1回当たりの除雪経費ということでございますが、雪の降り方によっても若干前後いたしますが、おおむね今1回2,000万程度というふうに想定しております。 ◆19番(阿部周夫君) 1回2,000万ということで、単純に今34回出たんで、2,000万掛ける34ということではないかと思うんですけども、こういった場合に新潟市、新潟県等で除雪費で財政が逼迫しているという報道もありましたけども、五泉市においてはそういう部分で、これ財政課長にお伺いしますけども、国からの除雪に伴う交付税の追加と、あと補助金等はあるものなんでしょうか。
    ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 例年以上の大雪が降った場合は特別交付税で措置されるというふうな制度になっておりますので、まだ額等は示されておりませんが、今後国のほうでそういった形で措置されるものというふうに理解をしております。 ◆19番(阿部周夫君) 最後、確認です。その特別交付税は6月議会になるのか、あと今回の2月定例会の最終日あたりで来るのか、年度またぐのか、その辺お聞かせください。 ◎財政課長(塚野亨君) 特別交付税は、年2回の交付というふうになっておりまして、12月交付と3月交付というのがあります。3月交付につきましては、例年3月にならないとちょっと額のほうが内示が来ないというようなことですので、最終日に間に合うかどうかちょっと例年微妙な時期に交付決定がされるものですから、その辺時間的なものも見ながら、また補正のほうをお願いしたいと思っております。 ○議長(林茂君) 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) 大雪について質問します。  今回、農業関係でビニールハウスの被害があったということで、その他家屋の倒壊被害等の連絡、また空き家等であれば周りの市民の方からの何か連絡等はありましたでしょうか、被害状況をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 建物等の被害の関係でございますが、空き家も含めまして一部倒壊、あるいは作業小屋と申しますか、小屋等の全壊等でですね、私どもで把握しておる建物の被害件数がおそれも含めまして8件でございます。 ◆4番(松川徹也君) まちなかを走っていると、倒壊している建物を見受けることがあります。しっかりバリケード等をしてですね、すぐに解体撤去というわけには事情があってできないところもあると思いますので、そこを把握しながら、バリケード等で安全の確保をお願いをしたいと思います。  地域への除雪機のレンタルについて、台数をちょっと把握しておきたいんですが、お聞かせください。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆4番(松川徹也君) すみません。じゃ、学校の通学路の件でお伺いします。  通園バスがなかなか走ることができないということで、学校を休んでしまった子供たち、これが何名ぐらいおられるか把握していますでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前10時15分 休憩                                                      午前10時15分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 桜中学校のほうで、バスに乗れなかった該当者の欠席ということでは10名程度だったように記憶してございます。 ◆4番(松川徹也君) 実際に学校へ行けない子供たちがいたということで、そのアフターフォローですね、どういうふうになっているのかというのをちょっとお伺いをしたいと思います。お願いします。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 今10名程度とお話をしましたが、スクールバスの運休はちょっと期間があったわけですけど、10名程度休んだのは初日と2日目程度でありまして、3日目くらいからはほぼ全ての子供が何とか工夫して通学していたというふうにお話は聞いています。学校のほうでは、欠席した分についてはプリントを配布したり、このような授業があったんだよという説明したりということで、そのケアはしていると報告を受けております。 ◆4番(松川徹也君) 今回の大雪、毎年起きるとは限りませんし、数年に1回来るような大雪だったかと思います。そういうことであっても、しっかりと対応していっていただきたいなと思っていますが、通学路の除雪についてはなかなか進まない現状もよく把握はしております。しかしながら、地元の各学校の守り隊の皆さんであったりが協力しながら、子供たちの安全確保に努めているところですけども、さらなる通学路の確保ですね、しっかりと要望していきたいなというふうに思います。  もう一つ、レジオネラ菌のことです。このレジオネラ菌が検出された主な大きな要因、原因というのはどこにあったというふうに、詳しく記載されていませんが、この辺をお願いします。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) 臨時休館中にですね、設備の点検等またいろいろさせてもらったんですけども、設備のほうについては異常がないということで、原因のほうはちょっと不明ということでございます。 ◆4番(松川徹也君) その原因の追求と、また今後そのようなことがないようにしっかりと事業所の方にもですね、周知をお願いをしたいと思います。  利用者の方、今現在体調不良等の報告は上がっていないということですが、利用者の方々に対して、今は安心に使えるんだという周知はされていると思いますが、より一層ですね、安全なんだということを市民の皆さんに報告していってほしいなと思います。  ほかの入浴施設に無料の入浴券を配布をしているということですが、これについて期限というのは定まっているのか、大体何人ぐらいの方に配布されたのかお聞かせください。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) 無料券につきましては、老人福祉センター翠泉園をご利用の方で自宅にお風呂がない方に配布しているものでございまして、期限につきましては施設が再開するまでということでご案内のほうは差し上げております。ですので、当面の間施設が使えないので、ほかをお使いいただきたいということでのご案内をさせていただいております。(15頁に訂正あり)人数につきましては、たしか30名前後の方だったかと思います。 ○議長(林茂君) 3番、波塚静亮君。 ◆3番(波塚静亮君) 3番、波塚でございます。農業関係の被害についてお聞きします。  これ被害の算定方法についてお聞かせ願えますか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 被害状況の把握につきましては、関係団体等に聞き取りをするなり、あと現地を確認するなりで集計しております。この被害額につきましてはビニールハウスの全壊、半壊につきましては平米当たり1,800円という単価を用いていますし、あとビニールの破損につきましては平米当たり300円という単価を用いております。 ◆3番(波塚静亮君) 実際に建て替えるというか、直す場合にかなりの費用がかかると思うんですが、国の制度融資関係の中身をちょっとお聞かせいただけますか。 ◎農林課長(石川聡君) 制度資金につきましては、県が8号資金ということで災害関係で設置する資金を利用するというものになっております。利用利率が1.5%でありますが、県が0.67%、市が同様の0.67%、農家負担が0.16%となっておりますが、このたびにつきましては農家負担の0.16%も市が負担をして、農家負担ゼロで対応するものであります。 ◆3番(波塚静亮君) 利子補給ですよね、それはね。実際に国の農水省のまとめた対策の中には補助金というか、出ますよね。その制度についてお聞きしたんですけども。 ◎農林課長(石川聡君) 失礼しました。国が示している補助制度につきましては、資材費の2分の1以内を補助するという制度であります。資材費の2分の1から園芸施設共済相当額の2分の1を差し引いた額が補助金ということでなっておりまして、今現在、農業再生協議会で農家に周知をしているところであります。 ◆3番(波塚静亮君) 具体的に言うと、1棟当たりどのぐらいの要するに再建費用かかるというのを教えてくださいますか。 ◎農林課長(石川聡君) ビニールハウスのビニールの厚さですとかパイプの太さ、パイプの肉厚ということで大きく金額は変わってくるかと思うんですが、おおむねの目安でいいますと、100万から300万以内程度かなというふうに把握しております。 ◆3番(波塚静亮君) 市のほうではね、制度融資に対する利子補給ということで対策取られていると思いますが、かなり大きな金額負担をするようになりますので、ぜひ対策の中にですね、上乗せできるようにお願いしたいというふうに思います。要望です。  以上です。 ○議長(林茂君) 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、質問をさせていただきます。  まず、大雪の関係についてというところでございます。大変な大雪で、困られた方はかなり多かったというふうに記憶しております。ほかの地域なんかはそうなんでしょうけども、雪が降ったときに実際に外の状況はどうなっているのかというのは、ネットのほうでカメラ等々で確認できるというような状態になっているかと思います。五泉市でも何台かあるんでございましょうけど、石川県のほうなんか、特に交差点なんかよく重点的に配備されているようなんですけども、五泉市ではそういった大雪になったとき行っても大丈夫だろうか、今どんな状況なんだろうか、除雪の状況はどうなんだろうかというような確認ができるネットのカメラとか、そういった状況というのはどのように配置されているか。また、それの利用、例えば大雪が降って、できるだけ安全に通勤、通学等々行ってほしいというようなところ、事故があったら大変ですから、やはりそういったところを考えていかなければならないというところで、周知とかそういったものを利用してもらって、安全に行ってもらいたいというところは願いのところなんでありますけども、そういった周知活動というのはどのようになさっているのか、この辺りいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 雪害といいますか、雪の状況専門というようなカメラは市のほうで設置してございません。 ◆9番(安中聡君) 雪ネットと、雪、何といったのかな、すみません、ちょっと度忘れしてしまって申し訳ないんですけど・・・・ ○議長(林茂君) 国道だの県道の話してんなや。 ◆9番(安中聡君) ただ、雪の関係のカメラということで調べると、新潟県でも幾つか出てきて、そこを、場所をクリックすると実際に今の状況はどうなっているかとかが出るそうです。 ○議長(林茂君) 答弁の必要なし。当局報告に対する質問でありますので、だからそこにカメラあっかねえか、ねえがんはねえんだから、当局報告に対しての質問でありますので、質問を変えてください。 ◆9番(安中聡君) 分かりました。そういった状況があるということで、ぜひとも五泉市でも進めていただきたいというのもこれは要望です。  実際に小学校、中学校の通学バス及び公立の幼稚園、保育園、認定こども園の通園バス、運休いたしますということで、保護者の方は大分、例えばバス出してもらうのに負担金払っているという方であれば、当然お金かかるというような状況でもありますし、また無料で出してもらっていても、保育園などに送るために自分たちでお金を出してなんていうような、自分たちで送ってということで油代等がかかるというような状況もあるかと思いますけども、そういった使用されなかった期間、運休した期間の補助なり補填なり、本来であればその期間は負担金いただきませんよというような話というのは普通にあり得る話なんですけども、この辺りというのはどうなっているのでしょう。 ○議長(林茂君) 負担金なんかもらってないだろう、どっちみち。何質問しているんだ、あんた。負担金なんかどこももらってないよ。          〔「臨時バスだった気がする」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 臨時バスのはずなんか。 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 通園バスの利用者負担金の関係でございます。往復の場合、1か月1,000円、それから片道の場合は1か月500円をいただいているところでございます。このたびの関係につきましては、基本的に日割り計算は行わないということで決めてございますので、運休分についてお返しするということは考えてございません。 ◆9番(安中聡君) いや、それは今そういう制度なんでしょうけども、正直それはどうなのかなというふうなこともなります。レジオネラ菌が検出されたときには無料の入浴券を配布するというような対応をしていると、これはすばらしいことだと思いますけれども、一方でこういったこども園なり幼稚園なり、そういったところのバス、これについては一切月割り計算なんで日割りで負担金をお返しする。かなり大変な思いをされて子供さんを育てる方というのは五泉市内多うございますから、ぜひともこの辺り考え直していただいて、使われなかった部分というのはお金をお返しするというような当たり前の制度にしていっていただきたいというところです。  次移ります。レジオネラ菌の関係でございます。先ほど話の中で原因は不明だったんだというようなお話ございました。レジオネラ菌の関係についていろいろと調べさせていただきましたが、清掃の関係が徹底されていないと大体そういったことも起きるんだということは書かれておりましたけれども、発見されてからの特別な清掃って普通やるんだろうなと思ったんですけども、この辺り当局報告ではそんなことも書いていないよなということ、報告としてなかったよなというところはあるんですけども、実際にレジオネラ菌が検出された後、当然特別な清掃をされたと思うんですけれども、どういった清掃をされたのか、この辺りをちょっと詳しくご説明いただきたいんですけども。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) レジオネラ菌が検出された後に臨時休館させていただきまして、まず浴槽の清掃、それから設備、配管等の洗浄作業を行いまして、その後再検査ということで進ませていただいたところでございます。 ◆9番(安中聡君) ちなみに翠泉園ですか、こちらのほうの以前の清掃の仕方というのは、ほかの入浴施設でも同じような清掃のやり方をしているという考え方でよろしいんでしょうか。当然レジオネラ菌というのは入浴施設とかそういったところでは発生する可能性はやはりかなり高いので、清掃を徹底してくださいなんていうのは普通にネットの情報としてもあるんでございますけれども、そうすると今回の翠泉園で起きたことというのはほかの施設でも起きる可能性というのが高い、当然そうなれば今までの清掃のやり方ではなく、もう一段階気の利いたというか、何か・・・・ ○議長(林茂君) 何言ってんだ、いいから。 ◆9番(安中聡君) しっかりした清掃をしなきゃいけないというふうなことは普通に考えるんではございますけども、その辺りの制度というのはどのようにやっているんでしょうか。もう出なくなったから、今までどおり、従来どおりの清掃でいいやと戻してしまったのか、その辺りちょっと聞きたいんですけども、これはどうでしょうか。 ○議長(林茂君) 答弁の必要なし。何言うてんだや。だから、完全に清掃して再開したって言っているから、それでいいんだって。どの辺り、この辺りなんかねえんだや。出たから、休館にしたんだろうがな。だから、より清掃して徹底してやったって、それでいいじゃねえかよ。 ◆9番(安中聡君) いやいや、今後もそれじゃ・・・・ ○議長(林茂君) 今後だっけ出ねえように気つけます言うてっかんてば。ほかにありませんか。 12番、伊藤昭一君。 ◆12番(伊藤昭一君) 大雪災害について伺いますが、今回は非常に大きな大雪だったということなんですけども、今ほど報告がありましたとおり、ビニールハウスの全壊が13棟、半壊が8棟、ビニールの破損が28棟ということなんですけども、このハウスというのはいろんな部分で施設用のハウスと、そして1つはもうすぐ使うであろうという育苗のハウスなんですが、その辺のところ、すぐ使う育苗のハウスということについては把握していますでしょうか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 個々の聞き取りはまだしておらない状況なんですが、集計したときには育苗ハウスが多いということで聞いております。 ◆12番(伊藤昭一君) 今ほど言いましたように、もうすぐ近々育苗のハウスを利用するということなんですけども、利用が行われるわけですが、今回の大雪で五泉市だけじゃなくて新潟県全体もしくは北陸全体で非常にハウスが損壊、倒伏、ビニールの損壊やらしているということで、資材の供給が現実的に間に合わないという情報が入っています。すぐ育苗が始まるということであれば、どういう体制を取っていくのか、もうこれからまた関係機関と話合いをしていきながら、育苗が間に合わなかったというようなことのないようにひとつお願いをしたいと思いますし、ただここの中では融資の部分が出ていますけども、融資はもちろんこれ大事な部分ですが、ただ育苗に間に合わなかったというような形だけはやっぱり何とか回避をしていただきたいなというふうに思いますし、もう一つは間に合わない場合、例えば育苗ハウスを使わないで全く路地でやるという、そういうのも想定できると思います。その辺も含めて関係機関と十分相談をしていって、育苗体制にやっぱり万全を期していっていただきたいなということをお願いをしまして、終わりたいと思います。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) すみません、安中議員の質問が途中で終わったので、ちょっとお聞きしたいんですけど、清掃の徹底を図って検査件数を増やすということなんですけれども、ほかの施設、村松のかがやきの郷と保養センターについても同じように回数を増やしていくんでしょうか。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) これまでも毎日当然清掃を行い、塩素濃度の測定をして営業等をさせていただいていたところですけども、今回このような結果になりましたので、なお清掃であるとか、あと簡易検査であるとかというのをこれまで以上にやるということで再発防止に努めたいと思っております。 ◆6番(桑原一憲君) それは、全ての施設でということですか。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) そのように考えております。 ○議長(林茂君) 11番、長谷川政弘君。 ◆11番(長谷川政弘君) 波塚議員と質問が重なる部分がありますが、確認させていただきたいと思います。  ビニールハウスの再建に対して、国が行う資材費の一部を補助する制度を農業再生協議会にて周知しておりますということでありますが、国の農林省が示しているこの大雪と爆弾低気圧による風の被害、国が示している補助制度は2種類あったと思っておりますが、五泉市がこの農業再生協議会にて周知しているという補助制度はどちら側の国の補助制度を周知されているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 現在国が示しているのは2制度で、今後もう一制度も考えているということで概要等も示されております。先ほど申し上げました農家の資材費2分の1のほかに、もう一つ現在示されているのが5名以上の従業員がいる耐候性ハウスということで、骨組みのしっかりしたハウスを建てる場合に支援しますよという事業が1つと、もう一つ、まだ制度の詳細については示されておらないんですが、実質的な人・農地プランの中心経営体になっている方が再建する場合に整備費の10分の3を補助するという制度も今後出てくるということであります。現在示されております農家1件に対する制度ということで、私ども現在周知しているところであります。 ◆11番(長谷川政弘君) もう一つの人・農地プランが対象になっているという、鉄骨ハウスなりの側の補助制度というのは今農業再生協議会に周知している補助制度よりも補助上限が高いということで間違いないんでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) 人・農地プランの中心経営体の方の支援につきましては、上限額が1経営体当たり600万円となっておりますが、このたびの個人の資材費に対する支援につきましては上限額がないというふうに認識しております。 ◆11番(長谷川政弘君) そうすると、今市のほうで農業再生協議会に示している補助制度のほうが有利だという考えで間違いないんでしょうか。  それと、人・農地プランが関わってくるということでありますが、五泉市の人・農地プランの補助事業の対象となる農家というのは五泉市におられるんでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) 現在人・農地プランにつきましては3プランで、集落数でいきますと6集落がプラン作成済みというふうになっております。その中で、私どもで把握している方、1件いらっしゃいましたが、その方につきましては再建は考えていないということでありましたので、こちらの制度のご案内はしていないという状況であります。 ◆11番(長谷川政弘君) 分かりました。  被害額が700万円、今算定理由出されましたが、被害額聞いて驚いたんですが、かなり低いんだなという感覚を持ちました。私が聞いている民間が調べた件数では、新潟県内だけで5,000棟被害を受けているという話も聞いている中で、今伊藤議員が多分資材のほう間に合わないんではないかという話が出ているということであります。お隣、新潟市は爆弾低気圧で相当のハウスの被害が出た上で、国の補助制度に対して新潟市独自の補助金上乗せ制度を検討しているという話も聞いておりますが、五泉市農政ではそのようなことは考えておられないんでしょうか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 今現在当局報告で報告された被害数700万円の被害でありますので、資材が足りないとかあろうかと思いますけども、今現在上乗せ補助というのはまだ考えていないというところでございます。利子補給をしていただいてですね、先ほども話ありましたように、育苗に間に合うように再建をされるようにですね、関係機関と努力させていただきたいと思います。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので・・・・          〔「議長、訂正一つお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) 先ほど松川議員のご質問の中で、無料入浴利用施設のご案内について当面の間ということでご説明いたしましたけども、馬下保養センターにつきましては3月31日までということでご案内を差し上げていたところでございます。申し訳ございません。訂正させていただきます。 ○議長(林茂君) それでは、ないようでありますので、日程の第4を終了いたします。 △日程第5 議第18号~議第23号 ○議長(林茂君) 次に、日程第5、議第18号から議第23号まで、以上6件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第18号 令和2年度五泉市一般会計補正予算(第17号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ4億240万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額を320億876万5,000円とするものであります。  補正の主な内容は、各事業の精算見込みによる追加、または減額であります。  それでは、歳入について申し上げます。1款市税7,643万3,000円の追加のうち、1項市民税7,923万6,000円の追加は、個人市民税2,893万6,000円の減額と法人市民税1億817万2,000円の追加を差引きしたものであります。  6項鉱産税は、146万9,000円の追加であります。  7項入湯税は、427万2,000円の減額であります。  2款地方譲与税1,690万円の減額は、1項地方揮発油譲与税670万円、2項自動車重量譲与税1,020万円の減額であります。  3款利子割交付金は、90万円の追加であります。  7款地方消費税交付金は、1億845万5,000円の追加であります。  8款環境性能割交付金は、830万円の追加であります。  12款分担金及び負担金1,719万円の減額は、2項負担金で保育園保護者負担金1,160万3,000円、放課後児童健全育成事業保護者負担金593万7,000円の減額が主なものであります。  13款使用料及び手数料1,315万円の減額は、1項使用料で馬下保養センター一般使用料878万8,000円の減額が主なものであります。  14款国庫支出金9,165万5,000円の減額のうち、1項国庫負担金4,404万2,000円の減額は、主に児童手当負担金4,357万2,000円、児童扶養手当負担金700万3,000円の減額と生活保護費負担金751万6,000円の追加を差引きしたものであります。  2項国庫補助金4,758万1,000円の減額は、主に特別定額給付金給付事業費補助金1,200万円、同じく事務費補助金1,866万円、障害者地域生活支援事業費補助金1,824万4,000円の減額と地域住宅計画事業交付金911万9,000円の追加を差引きしたものであります。  3項国庫委託金3万2,000円の減額は、国民年金協力連携交付金42万9,000円の減額と年金生活者支援給付金支給事務取扱交付金41万3,000円の追加などを差引きしたものであります。  15款県支出金5,032万5,000円の減額のうち、1項県負担金2,086万円の減額は、国民健康保険の保険基盤安定負担金1,336万円、児童手当負担金794万9,000円の減額が主なものであります。  2項県補助金2,898万5,000円の減額は、主に障害者地域生活支援事業費補助金882万2,000円、特別保育事業補助金895万1,000円、防災減災対策農業水利施設点検・調査計画事業補助金1,550万円の減額と機構集積協力金交付事業補助金1,783万6,000円の追加を差引きしたものであります。  3項県委託金48万円の減額は、県立五泉特別支援学校給食業務委託金であります。  16款財産収入178万円の追加のうち、1項財産運用収入10万3,000円の減額は、基金積立金利子収入34万1,000円の減額と土地開発基金土地貸付料23万8,000円の追加を差引きしたものであります。  2項財産売払収入188万3,000円の追加は、不動産売払収入82万円、物品売払収入106万3,000円であります。  17款寄附金3万9,000円の追加は、社会福祉費寄附金9,000円、保健衛生費寄附金3万円であります。  18款繰入金4億4,727万2,000円の減額のうち、1項特別会計繰入金4,996万7,000円の減額は、下水道事業会計繰入金であります。  2項基金繰入金3億9,730万5,000円の減額は、財政調整基金繰入金3億9,590万3,000円の減額が主なものであります。  20款諸収入432万5,000円の追加のうち、2項市預金利子17万8,000円の減額は、歳計現金預金利子収入であります。  3項貸付金元利収入1,435万8,000円の追加は、奨学資金貸付金元金収入であります。  5項雑入985万5,000円の減額は、主に自治総合センターコミュニティ事業助成金500万円、古紙回収売却代金419万2,000円の減額と民生費雑入の返還金等雑入522万9,000円の追加を差引きしたものであります。  21款市債3,385万2,000円の追加は、事業費の増減に伴う変更と減収補填債8,575万2,000円の追加を差引きしたものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款議会費138万9,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  2款総務費765万円の追加のうち、1項総務管理費1,737万7,000円の追加は、主に退職手当8,549万3,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項徴税費から6項監査委員費は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  3款民生費1億8,766万2,000円の減額のうち、1項社会福祉費3,821万7,000円の減額は、国民健康保険特別会計繰出金2,221万8,000円、後期高齢者医療費の療養給付費負担金1,153万4,000円の減額と、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  2項児童福祉費1億4,936万8,000円の減額は、主に障害児通所支援事業の償還金328万9,000円、保育園等運営事業の光熱水費280万円、私立保育園支援事業の償還金635万4,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  3項生活保護費7万7,000円の減額は、人件費の調整による減額であります。  4款衛生費7,194万5,000円の減額のうち、1項保健衛生費4,755万7,000円の減額は、主に市医師会夜間診療所運営補助金279万7,000円、不妊治療費助成金169万8,000円、妊産婦医療助成費120万円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項清掃費2,438万8,000円の減額は、五泉地域衛生施設組合負担金2,431万6,000円の減額が主なものであります。  5款労働費5,000円の減額は、人件費の調整による減額であります。  6款農林水産業費3,407万4,000円の減額のうち、1項農業費2,928万2,000円の減額は、主に機構集積協力金事業補助金1,783万6,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項治山林業費479万2,000円の減額は、人件費の調整による減額が主なものであります。  7款商工費288万5,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  8款土木費5,412万3,000円の減額のうち、1項土木管理費64万6,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  2項道路橋梁費1,117万4,000円の減額は、県工事負担金284万1,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  3項河川費10万3,000円の減額は、事業の精算見込みによる減額であります。  4項都市計画費3,918万7,000円の減額は、下水道事業会計繰出金2,132万1,000円の減額と各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  5項住宅費301万3,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  9款消防費2,093万円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  10款教育費3,225万2,000円の減額のうち、1項教育総務費357万5,000円の減額は、特別支援教育推進事業の学校備品購入費60万円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項小学校費102万6,000円の減額は、主に小学校管理費の光熱水費100万円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  3項中学校費479万円の減額は、主に中学校管理費の光熱水費110万円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  4項幼稚園費380万2,000円の減額は、主に人件費の調整による減額であります。  5項社会教育費、6項保健体育費は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  11款公債費479万3,000円の減額は、主に市債償還金元金1,124万円の追加と市債償還金利子1,575万1,000円の減額を差引きしたものであります。  次に、第2表、繰越明許費の補正であります。戸籍システム改修事業及び農業基盤整備事業について、年度内の事業完了が困難なことから、繰越明許費を設定し、事業の推進を図るものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。減収補填債を追加し、総合会館改修事業ほか21事業の限度額をそれぞれ変更するものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第19号 令和2年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ2,221万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額を58億12万6,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。7款繰入金2,221万8,000円の減額は、保険基盤安定繰入金が主なものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費10万円の追加は、給付業務電算委託料が主なものであります。  2款保険給付費は、費用の調整によるものであります。  5款基金積立金2,331万8,000円の減額は、財政調整基金積立金であります。  7款諸支出金100万円の追加は、保険税の還付金であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第20号 令和2年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ1億554万9,000円を減額し、歳入歳出予算総額を62億8,772万6,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。4款国庫支出金8,157万円の減額は、2項国庫補助金で調整交付金6,269万9,000円の減額が主なものであります。  5款支払基金交付金2,338万1,000円の減額は、介護給付費交付金2,360万5,000円の減額が主なものであります。  6款県支出金715万8,000円の減額は、介護給付費県負担金835万6,000円の減額と地域支援事業支援交付金(介護予防事業)169万9,000円の追加が主なものであります。  8款繰入金210万円の減額は、事務費繰入金343万2,000円の減額が主なものであります。  10款諸収入866万円の追加は、3項雑入の追加であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費344万4,000円の減額は、介護認定調査事業で主治医等意見書作成料111万9,000円の減額が主なものであります。  2款保険給付費1,601万7,000円の追加は、居宅介護等サービス給付費3,190万6,000円の追加と施設介護サービス給付費3,021万2,000円の減額が主なものであります。  3款地域支援事業費976万9,000円の追加は、介護予防・生活支援サービス事業の通所型サービスC委託料62万9,000円の減額と介護予防サービス給付費1,326万1,000円の追加が主なものであります。  4款基金積立金1億2,799万1,000円の減額は、介護給付費準備基金積立金であります。  6款諸支出金10万円の追加は、第1号被保険者保険料還付金であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第21号 令和2年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ34万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を5億7,763万2,000円とするものであります。  補正予算の内容を歳入から申し上げます。3款繰入金3万8,000円の減額は、事務費繰入金42万5,000円の追加と保険基盤安定繰入金46万3,000円の減額であります。  6款国庫支出金38万5,000円の追加は、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費81万円の追加は、システム改修委託料が主なものであります。  2款後期高齢者医療広域連合納付金46万3,000円の減額は、基盤安定繰出分の金額が確定したことによるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第22号 令和2年度五泉市水道事業会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、第3条に定めた収益的収入及び支出予算の収入予定額から5,060万円及び支出予定額から1,016万7,000円をそれぞれ減額するものであります。  また、第4条に定めた資本的収入及び支出予算の収入予定額から2,340万円及び支出予定額から2億3,570万円をそれぞれ減額するものであります。  初めに、第3条予算の収入について申し上げます。1款水道事業収益5,060万円の減額は、1項営業収益の給水収益及び受託工事収益の減額であります。  次に、第3条予算の支出について申し上げます。1款水道事業費用1,016万7,000円の減額は、1項営業費用の受託工事費などの減額と3項特別損失の過年度損益修正損の追加を差引きしたものであります。  次に、第4条予算の収入について申し上げます。1款資本的収入2,340万円の減額は、2項工事負担金の減額であります。  次に、第4条予算の支出について申し上げます。1款資本的支出2億3,570万円の減額は、1項建設改良費の配水設備費の減額が主なものであります。  補正の結果、資本的収入額が支出額に対して不足する7億9,534万1,000円は、内部留保資金等で調整するものであります。また、人件費の調整に伴い、予算第9条に定めた職員給与費1億4,693万3,000円を1億4,353万2,000円に改めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第23号 令和2年度五泉市下水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、第3条に定めた収益的収入及び支出予算の収入予定額から90万円及び支出予定額から5,086万7,000円をそれぞれ減額するものであります。  また、第4条に定めた資本的収入及び支出予算の収入予定額及び支出予定額から9,387万3,000円をそれぞれ減額するものであります。  初めに、第3条予算の収入について申し上げます。1款下水道事業収益90万円の減額は、1項営業収益の雨水処理負担金の減額と2項営業外収益の一般会計補助金の追加を差引きしたものが主なものであります。  次に、第3条予算の支出について申し上げます。1款下水道事業費用5,086万7,000円の減額は、1項営業費用の流域下水道維持管理負担金の追加と3項特別損失の旧下水道事業特別会計精算金の減額を差引きしたものが主なものであります。  次に、第4条予算の収入について申し上げます。1款資本的収入9,387万3,000円の減額は、1項企業債の下水道整備事業債の減額が主なものであります。  次に、第4条予算の支出について申し上げます。1款資本的支出9,387万3,000円の減額は、1項建設改良費の管渠整備費の減額が主なものであります。  次に、予算第5条に定めた下水道事業の起債の限度額6億8,420万円を5億8,930万円に改め、予算第8条に定めた職員給与費5,516万円を5,460万1,000円に改めるものであります。なお、予算第9条に定めた他会計からの補助金3億3,756万円を3億8,867万9,000円に改めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、質問をさせていただきます。  いろいろあるんでございますけども、取りあえず古紙回収の関係についてというところをお聞かせ願います。ページでいうと10です。古紙回収売却代金、古着の関係もそうなんでございますけれども、減額になってきているというところでございます。この古紙回収については、当然減額になっているということで大きな理由があるんだろうなというところは推察するわけなんでございますけれども、どういったことでこれだけの減額が発生しているというところでこざいましょうか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 当初見込んでおりました新聞、段ボール、雑誌等の古紙売却代金が下がったと。あと当初見込んでいました量ですけども、当初よりも大分落ちましたので、その分の減額のお願いをしたものでございます。 ◆9番(安中聡君) 回収費用、回収してもらうというときに発生するお金というのが下がったんだよと、量も下がってきているんだよということでの減額という話でございます。これって妙なことを聞きますけれども、普通に古紙をごみとして処理した場合の費用と実際に回収して、回収費用とか、そういった手間賃とかいろいろ支払って回収売却代金とか回収していた場合、費用としてはどちらのほうが高くつくというふうに計算できますでしょうか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時11分 休憩                                                      午前11時11分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) ごみ焼却場で処理した場合と再利用、リサイクルということで収集、運搬という手間がかかっていますが、そこで比較を、リサイクルの精神に基づいて収集、運搬をしているという前提で比較まではしていないので、ちょっと今その数字はございません。 ◆9番(安中聡君) リサイクルの関係、引取り先があれば全然問題はないですし、それで普通に焼却するよりも費用がかからない、もしくは環境に優しいというような目に見えない効果ってもちろんあるんでございますけども、ただあまり費用がかかり過ぎるというような状況になってくると、何のためにリサイクルに出しているんだろうというような疑問も生じかねないので、その辺りちょっとしっかりと計算していただきたいと・・・・ ○議長(林茂君) いや、意味が分からないな、それな。 ◆9番(安中聡君) やはり結局のところ市民の税金等々でそういった事業というのはやっていっているところなんで、実際に実施してみたら、いや、そんな効果がないのに、お金だけ出ていくねというような話だと、市民としても納得感が得られないというような形になりますので、ぜひともその辺り費用計算して、いや、例えばこれだけのお金、確かに焼却よりはお金かかっているけども、これだけの価値あるんだよというような形での報告なり、また考え直して、いや、やっぱり焼却したほうがいいやというような形・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時12分 休憩                                                      午前11時13分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) 質問を変えろということで、残念ながら・・・・ ○議長(林茂君) 残念じゃねえよ。質問じゃねえぞ、あんた。 ◆9番(安中聡君) ぜひとも市民の税金で運営しているんでございますから、その辺り費用対効果、しっかり考えていただきたいところです。  次、移ります。ちょっと上水道と下水道の関係についてお聞きいたします。今回、上水道のほうでは収益という形では減額というふうな形で載ってきております。かなり大きな金額かなというところでございますけれども、その要因として考えられるものは一体どのようなものがあるのか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 齋藤上下水道局長。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 今ほどの水道料金の使用料の関係になりますけれど、やはりこれ当初令和元年度実績を基に予算を組んでおりました。今回12月までの使用料を考えて今年度の見込みをいたしますと、約21万立米ほど落ちているということで、今回補正の減をさせていただいております。原因といたしましては、やはり事業者等の関係の使用料が減っているものじゃないかというふうに考えています。
    ◆9番(安中聡君) 事業者等々コロナ禍で、大変苦しい経営をなさっているというところがこの上水道の関係を見ても明らかになってきているというところです。ぜひともその辺りしっかりと事業者が困らないような対策を打っていただきたいと当局にお願いしたいところです。  下水道の関係をちょっと見ると、普通上水道の使用料が減れば下水道の関係も減るんじゃないかなと思うところでございますけれども、見ると、流域下水道維持管理負担金というのが増えているというところです。これはいささかどういうことなのかなというのはやっぱり気になるところでございますけども、この辺りというのは原因等々というのはどういうものがあるか、これはいかがでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 今ほどの流域維持管理負担金の増額でございます。こちらにつきましては、使用料自体はそう大きく変化はないんですけれど、こちら新津の浄化センターで処理している水量をもって料金を払っているものですので、浄化センターまでの間でのやはり不明水等の増加が増えているんじゃないかというふうに考えています。 ◆9番(安中聡君) 不明水が多くなっているんだというようなお話です。こういった本来であれば上水道イコール下水道というような話が普通なのかなというところですが、不明水が増えることによって負担のほうがむしろ増えていくということになれば、やはり下水道会計、結果的には五泉市のほうにも影響が出てくるということで、ぜひとも原因究明なり、どうしてそういった不明水が多いのかなというようなところで対策が打てるようであれば、ぜひとも打っていただきたいというところでございますけども、それは現実的には可能なのかどうなのか、これはちょっといかがでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 私ども不明水の流入口といたしまして、やはり道路にありますマンホール鉄蓋、こういったところからの水量も考えられるということになります。そこで、年間やはり少ない数ながらマンホール鉄蓋等の改良を行いまして、不明水の削減に努めていきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 恐らくそれだけではないかもしれませんけれども、身近なところから不明水の流入というのを防いで、余計なという言い方、結局のところ市民のお金も入っていますから、ぜひともそういった市民の税金がよく分かんないような状況で出ていくのを防いでいただきたいというところをお願いしたいところでございます。  次、移ります。一般会計、29ページ、むし歯予防事業ということで、それぞれかなりの減額がなされているというところでございます。これについての減額の理由というのはいかがなものがあるか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) むし歯予防事業の減額についてでございます。こちらのほうにつきましては、フッ素洗口の事業につきまして、コロナウイルスの感染予防対策ということで中止をさせていただいたということに伴います減額でございます。 ◆9番(安中聡君) 今回大変なコロナ禍ということでやめたというところでございますけれども、ということはコロナが収まれば、フッ化物洗口事業というのは継続して行われるというふうな形での考えでよろしいんでしょうか、これはいかがでしょう。 ◎こども課長(飯利義孝君) 今後の状況を見まして、考えてまいりたいというふうに思っております。 ◆9番(安中聡君) 虫歯予防等々の関連からいろいろデメリットもあるなんていう話もありますけれども、ぜひとも子供たちの健康のためにできるだけのことはしていただきたいというところです。  ページ30の動物愛護事業ということなんでございますけれども、今回時間外勤務手当ということで出ております。時間外勤務手当の関係、恐らく熊がやはり多いんだろうなというのは想像つくわけですけども、ただ日本国内では鳥インフルエンザの関係もちょっと気になるところなんでございますけども、これに関して出動したというようなものというのはどのぐらいの数というのはあるでしょうか、これはいかがでしょうか。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) このたび時間外につきましては、熊の目撃情報に関するものが主なものでありましたが、今言われるように鳥インフルエンザにつきましては広報等、またホームページということで時間外手当を要するまでのものの業務量は特にありませんでした。 ◆9番(安中聡君) 五泉市では、そこまでの鳥インフルエンザの関係で出たことはないというようなお話でございます。鳥インフルエンザについてはロシアのほうで世界初ですか、人から人への感染が確認されたということでちょっと心配なところもございます。実際鳥インフルエンザの関係で五泉市内で困った状況が起きないように、早め早めの対策ということをぜひとも市民の方に周知していただきたいというところでお願いしたいところです。  次移ります。34でしょうか、農業基盤維持管理事業、ため池ハザードマップ作成委託料ということで出ております。1,550万減額というのはかなりの金額の減額かなと思っていますけれども、何でここまで減額が多いんだろうなというのは、これは理由としてはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 現在防災重点ため池に指定されているもので、ハザードマップが作成されていない17か所を当初ハザードマップ作成委託ということで計上しておりましたが、国のほうの交付決定がそこまでに至らなかったもんで、その交付決定の内輪で5つのため池だけをこのたびハザードマップを作成しまして、それ以外につきましては次年度以降対応したいというふうに考えております。 ◆9番(安中聡君) このため池ハザードマップの関係に関しては、農林水産省ですか、そちらのほうで作るべきだというような形でやってきている事業で、作るだけではとどまらず、ワークショップなどというような形で活用するようにとか、また地域の住民に周知して、万が一の災害があったときには備えるようにというような形で出ていると思いますけども、今お話聞いた段階では、完全には国が予算を、言ってしまえばくれなかったので、そこまでできなかったんだと、来年度以降にやるんだというような話ですが、一応できている部分については、早め早めにできた部分だけでも周知したほうがいいのかなと。地域住民の安全のことを考えれば、周知するべきかなというふうには思うんでありますけども、その辺りの途中まで作成したけれども、この部分については大丈夫だからということでの活用というのはどのように考えているところでしょうか、これいかがでしょう。 ◎農林課長(石川聡君) ため池のハザードマップ作る上では、地域の方と話し合いながら作っております。今年度の5つのため池につきましては、3月いっぱいで説明会等を開いて、全世帯に配布するというところで終了を考えております。 ◆9番(安中聡君) ぜひともできた部分があれば、おっしゃったような形でしっかりとやっていただきたい。完全にできれば一番いいんでございましょうけど、国の指導というのもあるらしいので、ぜひとも五泉市では、いや、国がお金くれないから動きませんよというような状態ではなくて、できるだけ市民のために動いていただきたいというところをお願いしたいところでございます。  次、40ページに耐震改修促進事業という形で出ております。今回木造住宅耐震診断補助金、また木造住宅耐震改修補助金というのが大分減額という形で出てきております。この減額の要因というのはどのようなところにあるんでしょうか、これはいかがでしょう。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 耐震診断と耐震改修ということでございますが、いずれも今年度につきまして、ここまで申請者がなかったということで減額をお願いするものでございます。 ◆9番(安中聡君) 一応実施、改修事業等々補助金いただいて事業をしたいんだというような方というのがおられたということですよね。今の言い方だと、そういうふうに聞こえましたけども。 ◎都市整備課長(塚野一也君) いずれも補助金を利用された方はおりませんでした。 ○議長(林茂君) だから、その申請がなかったって言っているねかて。 ◆9番(安中聡君) 利用がなかったというような形のお返事でございますけれども、耐震の関係というのは国のほうでも国土強靱化計画でしょうか、そういった中で、できるだけ住宅というのはやはり耐震化していくべきだというような基準、こういったものを造りなさいよというのは市のほうに来ていますけれども、五泉市のほうでこういった木造住宅の関係で、言ってみれば耐震補強をしなくても耐えられるような建物というのはどれだけ、はっきり言えば本来五泉市で出しているこの木造住宅耐震改修、必要だよな、利用していただきたいところなんだけども、やはり利用がなかったというのは何かしらの原因があるというふうなところはあると思うんですけども、利用方法の周知とかどういったふうに考えているのか・・・・ ○議長(林茂君) 安中さん。 ◆9番(安中聡君) 本来、いや、耐震改修なんかしなくても大丈夫なんだというような・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時27分 休憩                                                      午前11時28分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) やめなせ、へえ。 ◆9番(安中聡君) これが、だって実際に・・・・ ○議長(林茂君) 休憩。          午前11時28分 休憩                                                      午前11時28分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) 質問を変えろということで、残念ながらこれは質問できないというところでですね、私としてはやはりこういった申請がないということは・・・・ ○議長(林茂君) 全然分かってねえんだねか。ほかにありませんか。 ◆9番(安中聡君) いや、まだあります。 ○議長(林茂君) いい、あんたはいい。 ◆9番(安中聡君) ほかにありますってば。 ○議長(林茂君) 議事進行の邪魔になるので、退席。 ◆9番(安中聡君) ほかにありますって。 ○議長(林茂君) 退席させるてば、そうせば。 ◆9番(安中聡君) 質問ほかにあります。 ○議長(林茂君) 言うこと聞くんだか、聞かねえんだか。  暫時休憩。          午前11時29分 休憩                                                      午前11時29分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) ぜひとも原因を究明して、利用されるようにお願いしたいところです。  次の質問に移ります。病児保育運営事業委託料ということでページ27でございます。今回病児保育運営事業委託料ということで245万2,000円、こちらのほう、増になっているというところでございます。多くの場所では、新型コロナ禍というところでなかなか受入れがなされないなんていう話も聞いたりはいたしますけれども、五泉市の状況としてはどのような状況だったとか、この辺りをお聞きしたいんですけども、これはいかがでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 病児保育の関係でございます。コロナの関係で感染予防が徹底したということで利用者が減っているという状況でございます。大体年間延べ120名ほどの利用というふうに考えているところでございます。 ◆9番(安中聡君) 利用を希望された方が120名おられて、その方全員が病児保育を利用されたことになったということで理解でよろしいんでしょうか。例えば熱が37.5度以上あって、いや、ちょっとこの人は受けられませんなんていうような話というのはなかったのかどうなのか、その辺りをちょっと伺いたいのでございますけども。 ◎こども課長(飯利義孝君) 病院のほうで、熱があるからということで拒否をしたというお話は聞いてございません。 ◆9番(安中聡君) 五泉市のほうではそういった事例はないということで安心したところでございます。ぜひとも病気の子供さんがおられて、仕事も満足に行けないということになると、その方たちの生活も大変困るということになっていきますんで、ぜひとも今後とも手厚い支援というところをお願いしたいところでございます。  次、移ります。次は、ページの16でございます。生活路線バス支援事業というところでございます。村松駅ロータリー使用料というところで、今回3万6,000円でございますけれども、減額というところでございます。この理由というのはどういったものが理由でこの金額が落ちたんだという話になるんでしょうか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) ただいまの生活路線バスの村松駅のロータリーの使用料の減額でございますけれども、こちらについては加茂の市営バスが利用している使用料でございまして、こちらの減額については令和2年度中にですね、加茂の市営バスの路線数が減ったことによる使用料の減額でございます。 ◆9番(安中聡君) 要するに減便したというような話だと思います。出していただいているのは加茂市のほうというところで、五泉市はその負担をしているというところなんでございますけれども、やはり昔に比べると利用者が減っている、利用者が減るから減便する、減便すればさらに利用者が減るというような悪循環というのは、今回は加茂市の関係でございますけれども、どの路線でも起こり得る大変な状況というところでございます。正直ぜひとも利用者の増のために何らかの措置、また加茂市との連携というのはぜひとも図っていただきたいところなんでございます。やはりそういった交流が多くなることによって、村松というか、五泉地区もそうですけども、興味を持たれてやってくる、またそれが高じれば定住につながるというような計画も考えていければと思うんでありますけども、その辺りの政策の考え方というのはどのように考えているのか。実際に金額として減便して、このままいくと加茂のほうも財政は厳しいという話は聞いていますし・・・・          〔「加茂の予算じゃねえんて」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) それに対して何らかの措置、支援をして、五泉市と加茂市との友好関係というか、交流人口というのを増やしていく政策というのは必要かと思うんでありますけども、その辺りをどのように考えていくのか、計画としてこういうふうにもう計画立てていますよというなら、それはそれでいいんですけども・・・・ ○議長(林茂君) 答弁の必要なし。 ◆9番(安中聡君) どのように考えているか、いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 考えてねえて。答弁の必要なし。答弁できるわけねえねか、加茂の話でねえか。何言ってんだ。 ◆9番(安中聡君) いや、五泉市としての話を・・・・ ○議長(林茂君) だから、いいってば。協議もしねえわや。ほか何かやれ、はよ。 ◆9番(安中聡君) 残念ながらお答えいただけないというところですけれども、ぜひとも加茂との連携を図って利用者増につなげていって、にぎわいの創出、こういったことをしっかりと考えていただきたい、そのように指摘させていただきます。今は要望しておきます。  今回、県内高速バス運行継続支援事業負担金ということで、新しく出た金額でしょうか、出てきております。これについて、どういった状況でこの金額が出てきているのか、この辺りはいかがでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) このたびの県内の高速バスの継続の支援の関係でございますけど、こちらについては負担金という形で載っておりますけど、コロナ禍においてですね、県内の高速路線バス事業者が大変な事業不振に陥っていると。そういうことで、県のほうで音頭を取りまして、国のほうの交付金を活用して県と町村で分担して県内の高速バスの事業者に支援しようというふうな内容で、五泉市の負担金分が26万3,000円ということで計上させていただいたものでございます。 ◆9番(安中聡君) たしか総額で約1億7,000万ぐらいですか、それぐらい収益が落ち込んだというような話なんでございましょうけども、実際に五泉市の利用者というか、実際に今まで高速バスが走っていたわけですけども、県全体で合わせれば確かに物すごく収益が落ちているというような話ですけれども、五泉市の中での事業者はどれぐらいの収益の減になったんだというような分析はされていますでしょうか、これはいかがでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 五泉市の路線においてどれぐらいの赤字というのは県の積算において入っていないんですけども、全体の支援額からすると、五泉市については持分については0.6%の負担金をお願いしたいということで県からお話があったところでございます。 ◆9番(安中聡君) まとめてしまうと、はっきり言えば五泉市の事業者が埋もれてしまっている可能性はないのかなというところがちょっと疑問に思う点です。利用者、高速バスというのは大変市民にとっても重要な足でありますし、当然赤字になっていればほかの路線バスと同じように、やはり何らかの支援というのはしていかなきゃいけない。不足であればやはり拡充していかなきゃいけない、そういった形を取るべきだと思いますので、ぜひともどのぐらい収益減で困っているのかなというところ、もしやはり自分たちで分析してみて、いや、五泉市はもっと事業者に対して赤字補填という考え方ですか、収益減のところは独自に補填しなきゃいけないというようなところがあれば、ぜひとも支援して・・・・ ○議長(林茂君) 簡潔にしてください。 ◆9番(安中聡君) 生活の維持に努めていただきたいというところです。これはぜひともお願いしたいところですので、よろしくお願いします。  次に移ります。収入保険加入加速化事業費ということで33ページで出ております。こちら補正のほうで出されたもので、今農業関係で収益が落ち込んだ方のためにぜひとも収益促進の保険加入をということで進めてきた事業だと思います。当然金額が上がってのっているということであれば、利用者の増というのはかなり伸びがあったのかなというふうなところを考えるわけですけど、どのくらいの方が減収補填の形で保険に入りたいんだというところで五泉市にご相談来られて実際に制度を利用されたのか、これはいかがでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) 収入保険の加入加速化事業補助金の34万円につきましては、11月の臨時会で補正予算を計上させていただきましたが、そのときは50万円で25経営体分を計上させていただきました。申込みが多くありまして、全部で42経営体の申込みがありましたので、17経営体分が不足して、1経営体当たり2万円ということで34万円の補正をお願いするものであります。 ◆9番(安中聡君) 当初見込みより全然多くの申込みがあったということで、やはり必要とされている方は多いと思いますんで、これからも周知に努めて、農業者が継続して事業できるように、ぜひとも手厚い後方支援をお願いしたいというところを要望して終わります。  以上です。 ○議長(林茂君) 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 医療費関係で質問します。  減額と増額がありますので、その理由です。まず、障害者医療費、これ増額になっています。あと夜間診療運営補助、これ増額です。各種検診事業、これが減額です。病児保育、先ほど質問ありましたけど、委託料、これ増額です。乳幼児健診、減額です。子ども医療費、減額です。今言った6つの項目の中で、コロナ禍が原因で減額になった、増額になった、何か理由がありましたら、まず健康福祉課長のほうから答弁お願いできればなと思います。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時42分 休憩                                                      午前11時42分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 今ほどお話をいただいた検診関連の歳入歳出の関係でありますが、コロナ禍における受診がやっぱり減少しているというようなところが大きな要因となっております。          〔「増えているやつ」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 歳入に関しましては・・・・申し訳ありません。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(林茂君) 休憩。          午前11時43分 休憩                                                      午前11時44分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) まず、更生医療費、障害者医療費の関連でございますけれども、これにつきましては障害者の助成の利用見込みよりも申請が多かったということで増額となってございます。  それから、医療費の関連でいいますと、コロナ禍の関連で検診等の受診が減ったというようなことが大きな要因となってございます。 ◆19番(阿部周夫君) 私が言っている増えている原因というのが、コロナ禍で病院へ行く人が減ったので助成とか助成金が減ったというのは分かるんですけども、夜間診療の運営補助にしても増えていると。その中で、健康福祉課の中で、一方ですね、あと各種検診事業、これは減額になっていると。中止とか、密を避けるために恐らく検診を受けている人が減っていること、あと事業が中止になったことでの減額だと思うんですけども、にもかかわらず健康福祉課が所管している部分で夜間診療の運営補助がプラスになっている原因は何ですかという簡単な質問です。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 申し訳ございませんでした。救急医療の夜間診療所の関連でありますけれども、これにつきましては医師会が運営されている夜間診療所に対する補助金でございます。利用者が減っていることにより、収入予定額よりも事業支出額が不足したといいますか、ちょっと説明がおかしくなっているかもしれませんけれども、予定の収入が見込めないという部分での補助金を増額したという内容でございます。 ◆19番(阿部周夫君) よく分かりました。通院される方が減ったことによる収入減による、その補填ということだと。  では、今度こども課になるかと思います。病児保育、これ先ほどほかの議員も質問しました。これ委託料が増。その同じ子供ですね、子ども医療費が減と、この要因ですね。片方は増額、病児保育は増額と。一方、子ども医療費は減額という、この要因をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) まず、病児保育につきましては、五泉中央病院のほうに委託をさせていただいております。病院でかかる経費の分から利用料の収入を引いた残りの分について委託料をお支払いするということになっておりますので、利用が少なくなったことによりまして利用料が少なくなったということに基づきます委託料の増ということでございます。  それから、子ども医療費につきましては、やはりコロナ関連でということで受診等々が減ったのかなというような状況かというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。  次にですね、学校教育課のほうの事業で通級学級、これ障害を持たれている子供の事業だと思います。44ページです。この中で学校備品購入費80万が補正予算でのっています。新年度予算の話をして申し訳ないんですけど、新年度予算を見ると通常の本予算が十数万にもかかわらず、この2月の補正で80万円の備品を買わなければいけない理由、新年度で間に合わない、買った理由をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) このたびの補正の内容でございますけれども、4月から村松小学校に言語の通級を開設する予定でございます。4月から開設するに当たりまして事前に準備が必要なため、今回必要な備品等を補正で上げさせていただいたことになります。 ◆19番(阿部周夫君) その備品にはですね、幾度となく議会でタブレットの導入ということで、通級学級の子供さんたちにもタブレット導入した授業というのをやっているか、この備品購入費の中にそういった部分も入っているのかどうかお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) タブレットについては生徒一人一人に配布しておりますので、この中ではパーティションとか教室の整備につく備品のものになっております。 ◆19番(阿部周夫君) あと、次45ページです。これ要保護・準要保護児童生徒援助事業、これが200万減額になっている。この要因というのはコロナ禍で、本来増えてもいいのかなとは思うんですけども、要保護、準要保護の予算が減ったということの要因をお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 主な大きな理由としましては、中学校の修学旅行の中止になった学校の援助費の部分が大きく占めるというふうに思っております。 ◆19番(阿部周夫君) 修学旅行、中止になったのがたしか秋口だったと思うんですけども、これは12月議会には間に合わず、最後この2月の定例会の初日の補正ということになったわけでしょうか。あとほかのいろんな要因があって減額だったのか、主に修学旅行だけであればもっと早い減額ができたのではないかと思ったので、その辺もう一回確認させてください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 川東中学校がはっきり中止となったというのが1校ありました。その他の学校については検討が続いておりまして、まだちゅうちょしていた部分がありましたので、最終までちょっと減額するのを控えていたという要因がございます。 ◆19番(阿部周夫君) あと、これで最後です。本当少ない予算なんですけども、本会議等でいろいろトイレの改修、私も林こども課長のとき、佐久間こども課長のときから、子供さんが和式のトイレが使えないという中で、にもかかわらず和式のトイレがあると。もう生まれたばっかり、今の子供はもう洋式に慣れている中で全部洋式にすべきだということで、今回整備事業の中で便器取替え事業ということで減額になっていますけども、これもう一定の洋式便所の整備は終わったということでよろしいんでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 来年度も2園行いたいということで計画はしておるところでございますが、それが終われば一通り洋式化になるということでございます。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、一般会計の36ページ、総合戦略、企業誘致推進事業の減額87万3,000円ですか、これの内容をお願いします。 ○議長(林茂君) 林商工観光課長。 ◎商工観光課長(林浩之君) 企業誘致推進事業の減額でございますけども、産業政策監による企業訪問がコロナ禍において大変制限されたということでございまして、それに伴いまして費用弁償、旅費、それから食糧費を減額させていただくというものであります。 ◆6番(桑原一憲君) 企業誘致の外部の専門職員が入られたということで非常に期待していたわけですけれども、今年度それに代わってどのような活動をされていたんでしょうか。 ◎商工観光課長(林浩之君) 産業政策監につきましては、月8日間の勤務ということでお願いしております。電話あるいは訪問ということでそれぞれ企業を回って顔つなぎというか、そういうお願いをしているわけでございますが、緊急事態宣言等もありまして、本年度の前半は電話等による対応が多かったということでございますが、緊急事態宣言が解除された後は、県外はなかなか難しいんですが、県内の企業を中心に訪問していただきまして、延べで140社ほどの企業を回っていただいたということになっております。 ◆6番(桑原一憲君) 今おっしゃられたように、やっぱりコロナ禍でなかなか県外訪問というのは厳しかったと思うんですけど、今後もこういった状況は続くと思われるんですけれども、それこそオンラインで面談されたりとか、そういったことというのはあったんでしょうか。 ◎商工観光課長(林浩之君) このような状況がいつまで続くのか定かではございませんけれども、その状況、状況に応じて適切な対応を考えてまいりたいというふうに思っております。 ◆6番(桑原一憲君) 企業誘致、こういった状況になって社会の様式も変わったり、企業の経済活動も変わってきたと思うんですけど、そもそもの企業誘致のプランみたいなものは当初考えていたものと、これからまた途中で軌道修正とかですね、方向が変わったりということはあったでしょうか。 ◎商工観光課長(林浩之君) コロナ禍ということで企業の業績も変化しているというふうに思っておりまして、それぞれの企業がそれぞれのお考えで今後どういう事業展開を考えていらっしゃるかというところがありますから、そういう情報等を分析した中で連携、調整しながら考えてまいりたいというふうに思います。
    ◆6番(桑原一憲君) 豊富な人脈をお持ちの方ということなので、ぜひオンラインとかも活用してですね、チャンスに変えていっていただきたいと思います。  続きまして、41ページ、消防活動業務についてちょっとお聞きしたいんですけど、この冬になりまして、すごく出動数が多いのではないかというふうに感じているんですけれども、実際の出動数というのは例年と比べてどのようになっていますでしょう。 ○議長(林茂君) 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) お答えいたします。  今年に入ってからでありますが、まず救急出動件数にあっては、昨年に比べ21件の減となっております。(37頁に訂正あり)それと、火災件数も1件の減であります。 ◆6番(桑原一憲君) 21件減ということで、火災も1件減ということで、ちょっと意外な感じがしたんですけれども、夜消防車が走って、またあんしんメールが届いて、誤報だったというのがかなりあったように記憶しているんですけれども、これについて実際誤報というのは、じゃどのぐらいあって、例年に対してどのような状況かお答えください。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 質問にお答えいたします。  今年に入ってからですが、自動火災報知設備の非火災報ということで、誤報になるんですが、これまで8件発生しております。 ◆6番(桑原一憲君) 8件、夜走られると結構心配になって眠れなくなりますし、もし報知機の老朽化とかそういったことであれば今後増えていくのかなと思うと、より心配になるので、その辺ぜひ改善に努めていただきたいと思います。  次に、47ページ、成人式事業につきましてですね、延期となったと思うんですけれども、この延期に関わる判断というのはどのようにされたのか。また、実行委員会というのは今年どのように開催されていたのか、いなかったのかお願いします。 ○議長(林茂君) 井上生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 成人式の延期につきましては、第3波が訪れてきまして感染者が増えてきたものですから、それを考慮しまして延期とさせていただきました。実行委員会につきましては、5回開催する中の3回ほど開催させていただきまして、準備を進めているところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) その判断というのは、市のほうから指導があったんでしょうか、それとも実行委員会のほうで判断されたんでしょうか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 市のほうで考えまして、実行委員会のほうと協議をした中で決定しております。 ◆6番(桑原一憲君) では、今後の状況というのはどのように決まっておりますでしょうか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 今後再延期をさせていただきまして、今年の5月1日土曜日に開催する予定にしております。 ◆6番(桑原一憲君) 延期の判断、また5月というのは私もすごくいいんではないかなというふうに思っているんですけれども、5月に関してはもう次の再延期というのは考えていないのか、それともまた状況によっては再延期があり得るんでしょうか。それはありでしょうか、よろしければ。 ○議長(林茂君) 駄目だば中止だこてやれ。やるつもりでかかってっても、駄目らば中止だこてな。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 今のところ実施の予定にしております。それは、状況によってまた判断していきたいと思っております。 ◆6番(桑原一憲君) 二十歳という非常にエネルギーのある時期に友達と会えなかったり、学校が休みだったり大変な1年だったと思うので、新しい生活様式を踏まえながら、ぜひ新型コロナ禍であるからこそ苦境を乗り越える人生の節目になるような開催をしていただきたいと思います。  最後にですね、29ページ、総合戦略、不妊治療助成事業につきまして、まず内容をお願いいたします。内容いいですか。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 不妊治療でございます。普通の一般不妊治療、それから体外受精等々の特定不妊治療に関する助成ということでございますが、今年度増が見込めるということで補正を要求するというものでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 昨年度ですか、令和元年の10月から特定不妊治療について回数制限、期間制限を撤廃したということですばらしい施策であると思います。本年度拡充して、さらに9月に237万6,000円補正があって、また今回補正があったということで、一般の治療の助成件数、特定治療の助成件数、助成実施人数と妊娠の人数、令和元年度と今年度、まだ途中ですので、分かるものについて見込みでいいので教えてください。 ◎こども課長(飯利義孝君) まず、令和元年度のでございます。一般不妊治療につきましては10件、特定不妊治療につきましては56件でございます。それから、今年度の見込みということでございますが、一般不妊治療につきましては10件、それから特定不妊治療につきましては87件を見込んでおるところでございます。それで、実際の妊娠の状況でございますが、令和元年度につきましては10名の方、それから令和2年の1月末現在で12名の方が妊娠されたというふうに報告を受けております。 ◆6番(桑原一憲君) すみません、1つだけ人数がちょっと抜けていたので、人数。          〔「どの人数」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(桑原一憲君) 実施人数。実人数。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 零時03分 休憩                                                      午後 零時03分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎こども課長(飯利義孝君) 実人数でございます。令和2年度の1月末現在ということで30名でございます。 ○議長(林茂君) 30名。          〔「令和元年度」と呼ぶ者あり〕 ◎こども課長(飯利義孝君) 申し訳ございませんでした。令和元年度は33名でございます。 ◆6番(桑原一憲君) ありがとうございます。この中でですね、今年度拡充されました男性からの申請というのはあったでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 男性の不妊治療につきましては、今のところゼロ件でございます。 ◆6番(桑原一憲君) 具体的な何か啓発活動とかそういったことというのはなされたんでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 広報、それからホームページ等を通じて周知をしておるというところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 何かほかの自治体見ても、ほとんど利用が少ないようですけれども、不妊の要因というのは女性が4割ぐらいだと市民厚生委員会のときにお聞きしました。4割強ぐらいですか。ということで、男性にもそれなりの深刻な課題があるということで制度化されたと思いますので、ぜひ市民の方に広く知っていただいて、活用できるように工夫していただきたいと思います。  それから、妊娠率というか、ちょっと頂いた資料を見ますと、妊娠率というのがすごくばらつきがあるんですけれども、大体どのくらいを想定されているものなんでしょうか。想定はしていない。 ○議長(林茂君) 何の話や。 ◆6番(桑原一憲君) 助成件数から見た妊娠率というのがこの母子健康計画にのっておりますけれども・・・・          〔「それは違うな」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(桑原一憲君) それは違いますか。 ○議長(林茂君) そんげがん、切りねえや、おめえ。 ◆6番(桑原一憲君) じゃ、ちょっと質問変えます。  これ見ると、どっちにしてもどう頑張っても半分はいかないんだなという感じに見えるんですけれども、ということはほとんどの方が妊娠までには、その年にはなかなか到達できていないというような状況だと思うんですけど、それに対するフォローというのはどうされているんでしょうか。 ◎こども課長(飯利義孝君) 件数等の制限を撤廃しておるということでございますし、また順次保健師の相談等応じながらですね、また助産師等の相談も応じながら対応してまいりたいというふうに思っております。 ◆6番(桑原一憲君) ぜひ相談窓口をつくっていただいて、フォローしていっていただきたいなというふうに思います。  また、コロナ禍でですね、そんなに伸びないのかと思ったらすごく伸びているということで、不妊治療制度というのは確実に効果を期待できるものだと思いますので、ぜひ五泉に今まさに出産を希望されている夫婦のニーズに応えて、経済的、精神的負担を軽減するものですので、合計特殊出生率が非常に低いですから、ぜひ重要な施策というところで期待しております。  以上です。 ○議長(林茂君) ほかにはありませんね。あるんか。          〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) じゃ、松川君、2分。 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) じゃ、2点だけお願いします。  一般会計補正の29番になります。自殺対策事業として減額になっていますが、これについて説明をお願いします。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 自殺対策で予定いたしました会議等の内容で、コロナ禍に対応するための縮小があったための減額でございます。 ◆4番(松川徹也君) コロナ禍で自殺の件数というのはどのような数字で変化しているか分かりますでしょうか。 ○議長(林茂君) 何をした。 ◆4番(松川徹也君) コロナ禍の中での自殺者数の増。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 零時08分 休憩                                                      午後 零時08分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 五泉市の自殺死亡者の数字でございますが、令和2年におきまして7人という状況でございます。令和元年につきましては10人ということで、これは速報値ということでお願いしたいと思います。 ○議長(林茂君) いや、だっけや、コロナに関係したかしねえか聞いてたんだがな。だっけ、関係あるかねえかって関係ねえんだろ。何人死んだじゃねえんだよ。コロナに関係して自殺した件数があるかって聞いたんだがね。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 申し訳ございませんでした。コロナに関連してということでございますと、承知してございません。 ◆4番(松川徹也君) 様々な報道では言われてはいますが、因果関係というのは分からないとは思いますので、なおそういった対策についてですね、取り組んでもらいたいなというふうに思っています。  もう一つ、45ページになります。中学校便所洋式化整備事業について減額になっていますが、これについてお願いします。 ○議長(林茂君) もう一回言ってみた。小学校何って。 ◆4番(松川徹也君) 中学校便所洋式化整備工事、減額。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 入札による残額の減でございます。 ◆4番(松川徹也君) 市内中学校は、全て整備完了という認識でよろしいでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 整備が完了してございます。 ○議長(林茂君) それでは・・・・          〔「議長、訂正お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 訂正か。 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 先ほど桑原議員の質問に対しまして、救急出動件数、昨年と比較し「21件の減」と申し上げましたが、「21件の増」であります。訂正し、おわび申し上げます。申し訳ございません。 ○議長(林茂君) それでは、質疑を終結いたします。  お諮りをいたします。本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決をいたします。1件ずつ行います。  まず、議第18号 令和2年度五泉市一般会計補正予算(第17号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第19号 令和2年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第20号 令和2年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第21号 令和2年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第22号 令和2年度五泉市水道事業会計補正予算(第7号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって・・・・          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 異議ある。ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第23号 令和2年度五泉市下水道事業会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  それでは、午後1時半まで休憩します。          午後 零時13分 休憩                                                      午後 1時29分 休憩 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。 △日程第6 施政方針の説明 ○議長(林茂君) 日程第6、施政方針の説明であります。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 令和3年第2回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案をご審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  まず、昨年来の新型コロナウイルス感染症に関しまして、市民の皆様には冷静な対応をしていただき、心より感謝を申し上げます。  さて、本市におきましては、平成29年度にスタートいたしました第2次五泉市総合計画に基づき、将来像「ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~」の実現に向けて、これまで市政の各分野における制度の新設や拡充、市民生活に直結するインフラの整備、災害に対応するための設備やライフラインの充実などに取り組んでまいりました。さらに、第2次五泉市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略を策定し、人口減少の克服と将来に向けた持続的発展のための政策を積極的に推進してきたところであります。  また、新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に不安な状況が続く中、本市におきましても感染予防対策、地域医療対策に努めながら社会経済活動の底上げと支援に力を注ぎ、市民の皆様の安全・安心、そして命と暮らしを守るため、最大限に取り組んでまいりました。  令和3年度につきましては、第2次総合計画の5年目、前期基本計画の最終年度であることから、これまでの様々な取組を土台として、地に足をつけ、着実に一歩一歩、歩みを進めていく所存であります。  まちづくり、ひとづくり、しごとづくり、この3つは私の市政運営の柱であり、本市を成長へと導くキーワードであります。市民の皆様並びに本市を支えてくださる皆様の声を聴き、手を携えながら、この3つの柱を一体的かつ効率的に推進することで、人口減少対策など喫緊の課題に対応することはもとより、何よりも市民の皆様がずっと幸せを実感しながら生活できるまち、将来に夢と希望が持てる「住んでよかった、住みたいまち五泉」の成長へとつなげてまいります。  それでは、予算の概要と具体的な施策について、順次ご説明申し上げます。予算規模でありますが、7会計で408億5,883万1,000円となり、30億202万7,000円、6.8%の減であります。  このうち一般会計は、7.2%減の231億円であります。  また、一般会計以外につきましては、6会計の合計で177億5,883万1,000円となり、前年度に比べ12億2,002万7,000円、6.4%の減となりました。  次に、会計ごとにご説明申し上げます。初めに、一般会計の歳入であります。  市税は個人市民税、法人市民税、固定資産税の減、軽自動車税、市たばこ税の増などにより2.7%減の50億6,990万4,000円、地方交付税は2.2%増の75億2,300万円を見込みました。  繰入金は地域振興基金繰入金の減により72.1%減の1億7,210万3,000円、市債は24.3%減の36億4,669万4,000円を見込みました。  次に、歳出であります。  総務費は選挙費の増などにより1.7%増の22億2,400万3,000円、民生費は国民健康保険特別会計繰出金などの減により0.2%減の74億3,919万6,000円、商工費は景気対策特別借換資金預託金の減などにより10.5%減の9億5,937万7,000円であります。  土木費は交流拠点複合施設建設事業の減などにより35.3%減の28億4,188万9,000円、教育費は川東小学校屋内運動場長寿命化予防改修工事、小中学校ICT機器等整備事業の増などにより2.0%増の15億9,705万6,000円、公債費は借換債の減などにより5.7%減の43億5,943万4,000円であります。  続きまして、特別会計であります。  初めに、国民健康保険事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ52億2,877万6,000円であり、前年度対比7.0%の減であります。  減額の主な理由は、保険給付費や国民健康保険事業費納付金の減少によるものであります。  次に、介護保険事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ63億3,031万1,000円であり、前年度対比0.4%の増であります。  次に、後期高齢者医療事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ5億6,699万1,000円であり、前年度対比0.3%の増であります。  増額の主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金の増加によるものであります。  次に、水道事業であります。予算総額は23億6,898万円であり、前年度対比18.8%の減であります。  減額の主な理由は、建設改良費の減少であります。  次に、下水道事業であります。予算総額は32億6,012万2,000円であり、前年度対比8.5%の減であります。  減額の主な理由は、企業債償還金の減少であります。  続きまして、具体的な施策についてであります。  初めに、笑顔あふれるいきいきのまちの、子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくりであります。  ICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実が、令和時代の学校のスタンダードとなっております。新たにICT支援員を学校に派遣して、GIGAスクール構想により整備した1人1台端末及び高速大容量通信ネットワークが、各学校において有効に活用されるよう支援いたします。  また、学校教育活動の充実と豊かなコミュニティーづくりのため、全ての小中学校にコミュニティ・スクールを導入して、令和2年度に設置した地域学校協働活動本部と両輪で、地域と学校の連携・協働を進めてまいります。  学校施設等の整備につきましては、川東中学校の長寿命化予防改修事業に着手いたします。子供たちが安全かつ快適な環境で教育を受けることができるよう、学校施設の維持改良を行ってまいります。  次に、ともに学び生きがいをもてるまちづくりであります。  誰もが学び、生きがいを持てるよう、引き続き市民の生涯学習活動を支援してまいります。  生涯スポーツの推進につきましては、一般社団法人五泉市スポーツ協会と連携し、市民の健康増進・体力づくりのため、市民ニーズに合わせたスポーツ教室等を開催いたします。  また、交流人口の拡大や地域活性化を図るため、引き続き合宿誘致促進事業に取り組むほか、市民が主体となったスポーツイベント等を支援してまいります。  スポーツ施設の環境整備につきましては、山王体育館のLED器具取替工事などを実施いたします。  芸術文化活動では、引き続き優れた芸術の鑑賞機会を提供いたします。  図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯にわたって本に親しむことができるよう、引き続き子ども読書活動推進計画による読書環境づくりを進めてまいります。  文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で新関地区圃場整備事業に伴う試掘・確認調査を引き続き実施してまいります。  次に、一人ひとりが活躍できるまちづくりであります。  高齢者の生きがい創出と社会参加の推進につきましては、高齢者が地域社会で各種活動に参加しやすい環境を整備するとともに、人と人、人と社会がつながる多様な関係性の中で生きがいを持って暮らしていくことのできる環境づくりを支援いたします。  障害のある人の自立と社会参加への支援につきましては、障害のある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、関係機関と連携し、支援体制のさらなる充実を図ります。  また、様々な事情からひきこもりの状態になっている人やその家族に対し、必要な支援を届けられるよう、相談しやすい体制づくりに努めてまいります。  続きまして、信頼あふれる安心のまちの、安心して子育てができるまちづくりであります。  第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、地域社会全体で子ども・子育て家庭を支え、子供たちが健やかに成長できる取組を推進いたします。  不妊治療助成事業につきましては、回数と年数の制限なしの助成とし、男性不妊治療費の助成、また妊産婦医療費助成事業では不育症治療について引き続き助成いたします。  子育て世代包括支援センターでは、引き続き妊娠・出産期から子育て期にわたる総合的な相談や切れ目ない支援を行い、助産師による産前・産後のサポート事業や産後ケア事業に取り組んでまいります。  施設整備につきましては、新たにこばと保育園の外壁塗装工事を行うとともに、年次計画により、すもと保育園・川内保育園の幼児用トイレの洋式化工事を行います。  私立認定こども園への支援につきましては、新たに外壁改修工事を実施する、みどりこども園へ補助を行います。  また、公立保育園等の保育サービスの充実や効率的・効果的な運営を進めるため、保育施設の統廃合・民営化の指針となる計画を策定いたします。  次に、健康で安心して暮らせるまちづくりであります。  健康づくりにつきましては、健康増進計画第2次後期計画に基づき、市民自らが自分に合った健康づくりができるよう、引き続きウオーキングロードマップやヘルシーガイドブックを活用した取組と健康ポイントわくわくキャンペーンを通じて普及啓発に努めます。  疾病予防におきましては、前立腺がん検診と肝炎ウイルス検診について、新たに医療機関等における個別検診を実施することで市民の利便性を図り、受診率の向上を目指します。  口腔の健康づくりでは、歯科保健計画第2次後期計画に基づき、全ての年代での口腔ケアを実施いたします。  新型コロナウイルス感染症対策では、引き続き市民へ「新しい生活様式」の実践による感染予防の徹底を促すとともに、感染対策の決め手となる全市民を対象としたワクチン接種につきましても国・県の指導などを基本として迅速な対応に努めてまいります。  自殺予防につきましては、自殺対策計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのないよう、生きることの包括的な支援を推進いたします。  食育の推進では、食を通じた市民の健康で豊かな生活の実現に向けた第3次食育推進計画の取組を検証し、第4次計画の策定に取り組んでまいります。  高齢者福祉、介護保険では、令和3年度から第8期介護保険事業計画に基づき、高齢者の自立支援・重度化予防を推進するため、認知症予防、運動機能向上、口腔機能の向上など各種介護予防の取組の充実を図ります。  また、要介護状態になっても地域で安心して自立した日常生活を営むことができるよう、介護保険サービスの充実に努めてまいります。  市民の命と健康を守る救急医療では、医師会などの協力を得ながら継続実施に努めます。  生活困窮者の相談支援におきましては、くらしの支援センターが引き続き生活困窮者に対する支援を実施いたします。  内臓脂肪型肥満に着目した特定健康診査につきましては、メタボリックシンドロームの該当者や予備群を早期に発見し、生活習慣病の予防や解消を図るとともに、健診の重要性を喚起するため、受診料無料対象者の継続や未受診者への受診勧奨、健康ポイントわくわくキャンペーンなどの取組を積極的に推進し、受診率の向上に努めます。  国民健康保険制度につきましては、健全な財政運営を図るため、国保税の税率等は据え置きのままで収支の均衡を図ってまいります。  次に、安全な生活環境を守るまちづくりであります。  第2次環境基本計画に基づき、本市の環境に関する課題に総合的に取り組むとともに、地球温暖化対策をはじめとする各種施策を進めてまいります。  有害鳥獣対策では、熊、イノシシ、猿等の出没や人身・農作物被害による通報先を明確にするため、「五泉市有害鳥獣対策連絡センター」を新設し、よりスムーズな対応ができるよう連絡窓口の一本化を図り、被害の未然防止に努めてまいります。  水道事業では、安全で安心なおいしい水を安定して供給するため、送・配水管の新設や布設替え工事、配水池や浄水場の整備を引き続き進めてまいります。  交通安全につきましては、交通マナー向上の啓発や交通安全施設の整備と併せ、警察との連携や交通安全協会、交通安全市民の会などの関係機関と協力を図りながら、一層の対策を進めてまいります。  防犯対策につきましても警察など関係機関との連携や防犯カメラの活用により、犯罪の抑制に努めてまいります。また、新たに町内会等が実施する防犯カメラの整備や防犯灯のLED化に対して引き続き支援してまいります。  消費者トラブル対策では、多様化する特殊詐欺や増加傾向にある高齢者の通信販売でのトラブルなど、専門の相談員による相談受付や解決に向けた助言、広報を活用した啓発などの支援を引き続き行い、被害防止に努めます。  冬期間の道路交通につきましては、除雪機械を主体に新潟県と連携を図り、地域の協力を得ながら、安全で効率的に除雪を行います。  雪寒地域道路整備では、南本町3丁目、寺沢1丁目、寺沢3丁目、寺沢4丁目、寺沢5丁目に消雪パイプを敷設するとともに、赤海2丁目、三本木1丁目、三本木2丁目で消雪用井戸を掘削いたします。また、仲丁、新町地内の老朽化した消雪パイプを敷設替えいたします。  次に、非常時に充分な対応ができるまちづくりであります。  消防防災施設等の整備では、老朽化した消防ポンプ車の更新を行い、消火栓や耐震性防火水槽を設置するとともに、消防団の消防器具置場等を整備し、消防力を強化します。  火災予防対策については、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理の啓発に、引き続き取り組んでまいります。  救急業務では、救命率向上に向け、防災ヘリやドクターヘリの有効活用と救急救命士1名及び指導救命士1名を養成いたします。  さらに近年、全国的に頻発、激甚化する災害に対応するため、引き続き自主防災組織の活動支援及び組織率の向上を図り、地域防災力の強化に努めます。また、本年5月には、三本木地内の早出川河川敷をメイン会場として、国・県・阿賀野川水防連絡会と共同で「阿賀野川・早出川総合水防演習」を実施いたします。  浸水対策では、五泉地区の老朽化している雨水幹線の長寿命化工事を進めてまいります。  また、防災行政無線、五泉あんしんメールなど複数の手段を活用し、災害発生時に迅速、的確な情報伝達が行えるよう取り組んでまいります。  次に、交流あふれるふれあい豊かなまちの、青少年を地域ぐるみで育むまちづくりであります。  家庭における教育力の向上を図るため、家庭教育学級を開催するなどの支援を行います。  青少年健全育成につきましては、関係団体の組織強化と活動を支援するとともに、家庭、学校、地域等の連携を強化し、次世代を担う青少年の非行防止、健全育成を推進します。また、青少年育成センターの相談体制を充実し、悩みを持つ青少年や保護者等への適切な対応に努めます。  次に、多様な文化にふれあえるまちづくりであります。  国際化に向けた環境づくりでは、国際交流団体の活動を支援しながら、多様な文化への理解を深め、交流を進めてまいります。  続きまして、賑わいあふれる活気あるまちの、活力ある商工業を育むまちづくりであります。  新型コロナウイルス感染症の拡大により、大きな影響を受けた店舗等の消費活動や地域経済活動の回復に取り組みます。  店舗を応援する事業として、商店街等の団体が自ら企画、実施する商品券やクーポン発行事業など、消費喚起や誘客を目的とした事業に対し支援を行います。  市内への誘客を促進し消費活動を回復させる事業として、市内参加店舗を買物しながら巡り、スタンプを集め、応募してもらい、抽せんで市内の特産品等が当たるスタンプラリー、まちあるきガイドブックを活用した本市への来訪につなげる市内誘客促進事業を五泉市観光協会と連携して行います。  また、関係団体が行う経営改善普及事業への支援をはじめ、マイホーム建設や住宅リフォームへの補助金、市内で新たに出店を希望する意欲ある起業者への支援も引き続き行ってまいります。  工業では、五泉ニット工業協同組合が国際トータルファッション専門学校と連携し、カリキュラムである市内ニット工場での現地研修過程の学生を受け入れ、新たな人材確保を目指す事業に対して支援を行います。  市内商工事業者の支援活動や地域経済活性化の拠点として、五泉商工会議所が新たに建設する商工会議所会館への支援も行います。  金融対策では、中小商工事業者への円滑な資金運用と経営の安定化を図るため、各種制度資金や信用保証料の補給など、金融機関と連携しながら引き続き支援してまいります。  次に、魅力ある農林業を育むまちづくりであります。  食文化の基礎である主食用米は、食生活の変化や人口減に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、需要がますます落ち込んでいることから、非主食用米等への転換を推進してまいります。一方で、良質米生産対策として病害虫防除事業に対し支援を行うとともに、引き続きもみ殻散布機の導入を支援し、土壌改良を図り、1等米比率の向上を目指してまいります。  農産物の振興につきましては、環境負荷軽減及び作業の効率化を図るため、生分解性マルチの導入を支援してまいります。また、チューリップまつりをはじめ、各種イベントを通じて、特産農産物のPRや販売促進活動に取り組んでまいります。  さらに、ぼたん園を夜間でも楽しんでいただくとともに、交流拠点複合施設ラポルテ五泉と一体的に集客を図り、より一層花のまちをアピールするため、照明灯を増設してライトアップの強化を行います。  担い手対策では、農業機械等の導入を支援する農業経営基盤パワーアップ支援事業を引き続き実施いたします。また、関係機関及び団体と連携して実質的な人・農地プランの策定や農福連携の普及・啓発に取り組むとともに、地域の中心経営体等の後継者が経営を継承することに対し、支援してまいります。  年々増加する鳥獣被害の防止対策につきましては、追い払い用花火の無償提供や地域環境診断、被害防止技術指導のパンフレット作成等、支援を拡充するとともに、五泉市有害鳥獣対策連絡会議を中心に地元猟友会や地域と連携を図りながら、有効な手段を研究し、被害軽減に努めてまいります。  農業基盤整備事業につきましては、別所、四ケ村、羽下地区の圃場整備事業や桑山川地区の湛水防除事業、長橋、阿弥陀瀬、山谷地区のため池等整備事業など、県営土地改良事業を推進してまいります。  また、防災重点ため池の見直しに伴い、ため池ハザードマップの整備や、新たにため池廃止基本計画を策定し、集中豪雨などの被害に備えてまいります。  農業基盤維持管理事業につきましては、多面的機能支払交付金事業の取組を引き続き支援してまいります。  林業につきましては、依然として取り巻く情勢は厳しく、施業の集約化や生産基盤整備を進める必要があることから、林道施設の長寿命化対策を図るとともに、間伐や作業道等の維持管理を支援し、森林整備を推進してまいります。  保安林(松)保護事業につきましては、松くい虫の防除を行うことにより、美しい森林の保全に努めてまいります。  ふるさと応援寄附金につきましては、平成28年度をピークに年々減少傾向にありましたが、寄附受付サイトの拡充による寄附金の増加が見込まれます。特典品のさらなる充実と特産品の販路拡大を図り、本市の産業や観光資源を全国へ情報発信して、交流人口の増加につなげてまいります。  次に、地域の魅力を活かし高めるまちづくりであります。  観光振興につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、咲花温泉への入り込み客数が減少していることを受け、入り込み客の回復を図るため、咲花温泉旅館協同組合が実施する宿泊割引キャンペーンに対して支援を行い、観光需要の回復に取り組みます。  このキャンペーンと市内への誘客事業を結びつけ、来訪者が五泉市内を点ではなく線、あるいは面として楽しむ新たな観光スタイルとなるよう、五泉市観光協会と協力して取り組んでまいります。  桜アロマ事業では、引き続きPRや新たな商品開発を進め、本年秋に開館する交流拠点複合施設ラポルテ五泉での桜商品の販売促進、強化に努めてまいります。  生涯学習と産業振興の拠点となるラポルテ五泉の建設につきましては3か年継続事業の最終年であります。秋の開館に向けて、引き続き建設事業と並行して開館準備に取り組んでまいります。開館後は記念イベント等を実施し、市内外に施設を広く周知するとともに、交流人口の拡大と地域の活性化を図ります。  誘客宣伝の強化といたしましては、五泉市プロモーション事業に引き続き取り組み、地域おこし協力隊の活用により、本市のイメージアップ、知名度向上を図ります。  また、新たな雇用の創出と働く場の確保のため、企業誘致を専門とする産業政策監による企業訪問や誘致活動を行い、新たな企業の誘致に向けた取組を積極的に行います。  若者の定住、就職に向けた取組といたしましては、雇用対策協議会と連携し市内企業のPRや求人状況の情報提供などを行い、市内の高校の協力も得ながら地元への就職を促進します。  また、新婚世帯や子育て世帯の転入を促すため、ウェルカムファミリー住まいる事業を実施するとともに、新婚世帯や子育て世帯の2世代・3世代同居を促進するため、グランドファミリー住まいる事業にも取り組み、若者等の定住促進を図ってまいります。  Uターン・Iターンの促進といたしましては、東京圏から移住して県の登録企業に就職した者に対し、移住に要した費用を助成する移住・就業等支援事業により、移住者の受入れ体制の整備を図ります。  また、地域おこし協力隊を活用した地域活動サポート事業の取組地域を拡大し、地域コミュニティの拠点づくり、地域行事の企画運営や支援、高齢者の見守り活動などに取り組むことで、地域の活性化と隊員の定住・定着を図ってまいります。  続きまして、潤いあふれる快適なまちの、一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくりであります。  ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、五泉市公衆衛生協会と連携したごみの研修会の開催や、ごみの分別、再資源化などの啓発を進め、具体的なごみの減量化対策を検討してまいります。  ごみ処理施設につきましては、令和7年度の供用開始に向け、市民への情報提供を行いながら、関係自治体と共同で取り組んでまいります。  下水道事業につきましては、寺沢4丁目、寺沢5丁目、太田、二ツ柳などの地域で整備を進めてまいります。  次に、誰もが快適に暮らせるまちづくりであります。  道路整備といたしましては、8路線で道路改良事業を行い、猿和田、城下、刈羽、羽下地内で橋梁修繕工事を実施いたします。  また、都市計画道路東南環状線の工事や主要地方道白根安田線の街路事業などの県が実施する事業につきましても、連携を図ってまいります。  公共交通の環境整備では、ふれあいバスと乗合タクシーさくら号が市民の移動手段として使いやすい交通機関となるよう取り組んでまいります。  また、交流拠点複合施設ラポルテ五泉の開館に合わせ、ふれあいバスの乗り入れを開始し、公共交通利用者の確保とまちのにぎわいの創出に努めてまいります。  空き家対策では、空家等対策計画に基づき所有者に適正管理を働きかけるとともに、空き家等の有効活用について取り組んでまいります。  市営住宅につきましては、引き続き南本町3丁目地内に、子育て世代向け住宅を2棟6世帯分、単身高齢者も入居可能な住宅を1棟6世帯分の建設を行います。  続きまして、市民協働と信頼による自立したまちの、市民と行政による協働のまちづくりであります。  市民、地域、行政などが互いに持てる力を発揮し、協力しながら活動できるまちを目指し、町内会や市民団体などの活動を支援して、地域づくり活動の活性化に取り組んでまいります。  また、平和と人権が尊重される社会の形成と、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるため、毎年8月6日に広島市で開催される平和記念式典に中学生を各中学校から2人ずつ計8人を派遣し、取組を推進いたします。  次に、効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくりであります。  平成30年3月に策定した第3次行財政改革大綱により、予算や人材などの限りある行財政資源を最大限に活用し、効率的で質の高い行政運営を目指しております。  しかしながら、多くの地方自治体が抱える人口減少・少子高齢社会という課題に直面しており、人口減少に伴う地方交付税の減少や、ごみ処理施設など今後予定されるインフラ整備により、市の行財政基盤は厳しさを増していきます。  このような状況を踏まえ、行財政改革実行プログラムを着実に進めていくことが重要であり、さらなる行政サービスの取捨選択や受益者負担の見直し、民間活力の導入などに取り組んでいかなければなりません。  また、令和3年度は第2次総合計画前期基本計画の最終年度に当たることから、計画に掲げた目標の進捗・成果の評価・検証を行い、将来像「ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~」の実現に向け、令和4年度から5か年の後期基本計画を策定し、将来に向けて持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。  以上が令和3年度における施政方針と予算並びに主な事業であります。令和3年度につきましても市民の皆様と思いを1つに、よりよい未来に向かって歩みを進めるため、ずっと住み続けたい、住んで幸せな五泉を実感できる予算編成といたしました。議員各位並びに市民の皆様におかれましては、引き続き市政へのご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、新年度に臨む所信とさせていただきます。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 2時09分 休憩                                                      午後 2時10分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。 △日程第7 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 次に、日程第7、市政一般に関する質問であります。  これより一般質問を行います。通告順により質問を許します。  通告1番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) これより令和3年2月定例会一般質問を始めます。  まず、コロナウイルスについての2件です。五泉市における新型コロナウイルスワクチンの接種体制及び五泉市民の新型コロナウイルスワクチンの接種順位等について、2番目が五泉市における新型コロナウイルス感染状況についてです。  要旨としてはお手元に配付のとおりであります。試算によると、五泉市民全員が新型コロナウイルスワクチン接種を受ける場合に、1人2回、おおむね10万回のワクチン接種が必要である。今後の五泉市における新型コロナウイルスワクチンの接種体制及び五泉市民の新型コロナウイルスワクチンの接種順位について伺います。  2番目の要旨としては、連日新潟県内においても新型コロナウイルス感染者が報告されております。五泉市における新型コロナウイルス感染状況について伺います。  昨年、令和2年2月、乗客の感染が判明したクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスが横浜港に入港し、日本政府は大型船内での集団感染に次々と対応を迫られ、国際社会でも注目を集めてから1年が経過しました。人類が経験したことのない新型コロナウイルスとの闘いが日本でも始まりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックも延期となり、全国的な緊急事態宣言も発出され、3密回避、ソーシャルディスタンスなど、今まで経験したことのない新型コロナウイルス感染防止の新しい生活様式も始まりました。世界各国は、感染防止策として新型コロナウイルスワクチン開発に力を注ぎ、主にアメリカ、イギリス製のワクチンを中心に昨年末から全世界でワクチン接種が始まりました。  日本国内では、ようやく新型コロナウイルスワクチン接種が先週の令和3年2月17日、医療従事者を対象にした先行接種が始まりました。昨日2月24日、政府から発表がありました来々月ですね、4月12日以降に高齢者へのワクチン接種を始めることができる予定です。          〔「タイマー動いてない」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) タイマーか。          〔「タイマー動かして」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) タイマーが止まった。いいわや、あんげがん、もう長うしゃべんねえわね。 ◆19番(阿部周夫君) タイマーが回っていなかったようです。 ○議長(林茂君) だから、タイマーはいいわね。 ◆19番(阿部周夫君) はい。もう一度。  日本国内では、ようやく新型コロナウイルスワクチン接種が先週の令和3年2月17日、医療従事者を対象とした先行接種が始まりました。昨日2月24日、政府からの発表がありました。再来月の4月12日以降に高齢者へのワクチン接種を始めることができる予定であります。  そこで伺います。令和3年の五泉市における新型コロナウイルスワクチン接種体制及び五泉市民の新型コロナウイルスワクチン接種順位についてお聞かせください。国の方針では、65歳以上の高齢者のワクチン接種を優先としておりますが、基礎疾患のある方で特に感染した場合の死亡リスクの高い腎機能疾患、呼吸器疾患、心臓疾患や重度の障害のある方は高齢者と同じ時期のワクチン接種の優先とすべきであると思います。また、教員、保育士、保健師、消防署員についても優先接種の対象とすべきであります。高齢者への接種券発送については、日本政府の海外からの輸入供給量も考えた場合にワクチン接種予約の混乱を避けるためにワクチン接種者の年齢幅を小刻みに分け、接種券発送時期をずらすことで予約を分散させることができます。最後に、ワクチン接種時にキャンセルがあった場合に備え、貴重なワクチンを無駄なく市民が接種できる体制も構築すべきです。  次です。ワクチン接種が始まった現在でも、世界中で新型コロナウイルス感染者及び死亡者が増加中です。日本国内では感染第3波のピークは過ぎ、最近の感染者報告は減少傾向でありながらも、いまだ感染者確認が毎日発表されております。新潟県内においてもほかの自治体になりますけども、消防署、警察署、保育園、介護施設、病院、飲食店でのクラスター感染報告など毎日感染者が確認されている現状です。日本国民全員へのワクチン接種が早く完了することを願うばかりです。  そこで伺います。令和3年2月24日現在における新潟県の感染者数は累計で1,052人、死者は累計で14名です。そのうちの五泉市内の新型コロナウイルス感染状況についてお聞かせください。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問に順次お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症に関しては、市民の皆様に落ち着いた行動をしていただいており、感謝申し上げるところであります。  初めに、市におけるワクチンの接種体制及び接種の順序についてのご質問であります。市では、ワクチン接種体制の構築に向け、プロジェクトチームを設置して検討を進めているところであります。まず、現在検討中の接種体制でありますが、早期に接種を進めるために集団接種会場を設置することといたしました。場所は、3密を避けるため大きなスペースを確保できる総合会館中ホールとさくらんど会館イベントホールを使用し、週に各会場で2回開設することとして計画を進めております。また、五泉中央病院においても接種を行っていくとのことであります。集団接種会場の運営につきましては、五泉市東蒲原郡医師会に委託することにしており、現在、1時間当たり80人の接種を行えるよう人員体制や接種の流れなどの協議を進めているところであります。今後、現場でのシミュレーションを行うなどして万全を期していきたいと考えております。  次に、接種の順序についてであります。まず、65歳以上の高齢者への接種から始まることになります。予約の混雑を緩和するため、接種券の発送につきましては75歳以上と65歳以上の2段階での発送を検討しているところであります。高齢者への接種の次には一般の方への接種券を発送いたします。その中で基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者等への優先接種を行うことになりますので、これらの方の優先予約期間を設けることを考えております。その後に一般の方の予約と接種を進めてまいります。国が示すスケジュールと接種の順序を基本として考えておりますが、基礎疾患の中でもさらにリスクの高い重度の心臓疾患等がある方への早期の接種や教員、保育士、保健師等への優先接種につきましては、国、県の動向を注視してまいります。  また、集団接種会場でキャンセルがあったときなどにワクチンの無駄を避けるための方策につきましては、現在検討しているところであります。  3月中には医療従事者に対する優先接種が進み、市が担当する高齢者への接種を4月から始めるため、接種体制の構築を急ぎ、予約や相談の体制も整備する中で、多くの市民から接種していただけるように広報等での周知を図り、国、県の指示、協力の下、医療機関や医師会と連携し、進めてまいりたいと考えております。  続きまして、五泉市における新型コロナウイルスの感染状況についてであります。  市内における新型コロナウイルス感染症の陽性判明は、現在12例目まで確認されております。昨年4月に他県から来られた方の陽性が判明したものが1例でありました。その後、長く陽性の判明はありませんでしたが、12月下旬に2件、1月に9件の陽性が確認され、これまで12件となっております。2月に入ってからの陽性の事例はありません。  市では、市民のコロナウイルス感染症の陽性判明を受けて、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開くなどして全庁的な情報共有を行うとともに、あんしんメール、ホームページを通じて市民への周知を行っております。今後とも3密対策やマスクの着用、手指の消毒などの衛生管理について注意喚起を図るとともに、保健所や医療機関等と連携して感染予防対策に努めてまいります。  以上であります。 ◆19番(阿部周夫君) 健康福祉課長に質問いたします。  昨日8時からですね、菅総理大臣と、あとワクチン担当大臣の河野太郎氏の記者会見というか、会見がありました。それに関連して、県からはどういった通達が来ていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 県からの通達ということでは私、今のところ承知してございませんが、国からの情報提供ということだろうと思いますが、昨日の記者会見の概要を記したものが手元に届いてございます。 ◆19番(阿部周夫君) これは五泉市を責める話ではありませんけども、昨日の会見ですと4月5日の週からですね、4月12日に接種可能なワクチン接種が全国に行くと。そういった中、新潟県で2箱、1,000人分を2回分ということで、新潟県の人口219万人、五泉市の人口4万9,000人とした場合に、4月12日から接種できるワクチンの接種者は五泉市では22名から23名であります。それで、4月22日から29日で2回これ配送されるわけですけども、新潟県で1万人分です。そうすると、五泉市で人口比でいくと223、そうすると4月中で打てる方が250人未満の計算です。これは、国がファイザーとやり取りする中でベルギーの許可、EUの許可も要る中で、感染者、死亡者が欧米諸国と比べると日本は非常に少ないと。アメリカでも50万人も死んでいると、イギリスもロックダウンをしている状況の中でですね、自国を守らずに感染者の少ない国にワクチンを優先的に供給するというのは、逆に日本がそういう立場であったら多分しないだろうということで、これは致し方ないのかなと思っておりますけども、急な質問になりますけども、健康福祉課長、250人をまず4月、どういうふうな形で選んで接種する予定ですかというか、する方法といいますか、今言って今答えてくれというのもちょっと、いや、私自身もやぼかとは思うんですけども、250人だと限られた人数です。そういった中で、昨日からまだ丸1日もたっていない状況で現実的にそういった情報です。その辺について、どのようにお考えになっていますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 私も想像をしていたよりもかなり厳しい状況だということが明らかとなってまいりましたので、今後チームで検討を進めていきたいというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) これはですね、あくまでもこれ私の提案ですけども、介護施設が五泉市で20以上あります。その中で、いわゆる五泉市が直営している、直営といいますか、事務組合ですけども、愛松園、桜花寮、そういった方に優先接種をすると、ちょうど二百何名になるわけですけども、今現在例えばワクチンの接種券を送りますというのは逆に混乱を招くというように、先ほど市長が答弁した年代の方に全員送ったりすると、実際ワクチンの供給がない中で接種券を送るというのは非常に私は市民の方が混乱する要因になるかと思うんですけども、その辺早急にですね、実際ワクチンはもう4月12日に接種できるわけでありますから、その辺で慎重にですね、なるべく全員の方が受けてもらうことが私は最善の策だと思っておりますので、健康福祉課のほうでも全員受けないだろうとは思っておるとは思うんですけども、接種券を送った人が全員受けるという前提でやっていただければと思っています。その中で、当日キャンセル、体調が悪いとか、やっぱりワクチン接種に不安があるということで受けない人がいますけども、そういった方がいた場合に、市のほうでワクチンを無駄にしないように何とかいわゆるキャンセルされたワクチンを廃棄することなく接種できる体制を、これ急ではありますけども、構築していってください。  そこで、これ市民課長にお伺いしますけども、65歳以上の五泉市民の人口というのは一体何人おられますでしょうか。 ○議長(林茂君) 中村市民課長。 ◎市民課長(中村康輔君) 1月末現在でございますけども、65歳以上が1万7,513人でございます。 ◆19番(阿部周夫君) 約1万8,000人の方にですね、ワクチンの接種をすると。そこで、1会場で、先ほど市長のほうから五泉地区、村松地区で接種を行うということで、健康福祉課長にお伺いします。1会場で1日当たり何人接種を今の段階で想定していますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 現在、1日480人に接種ができる体制を構築したいと考えております。
    ◆19番(阿部周夫君) そうすると、1日480人ですと、500人とした場合に30日ですか。五三、十五、30日、もっとですね。毎日打った場合に1か月以上かかるわけですけども、そのワクチンを接種、注射をする方は医師会と相談するわけですけども、平日ですと皆さんそれぞれ医師の方も自分の病院、また診療所等で勤務されているわけですけども、土日でのワクチン接種になるのか、それとももう平日でいわゆる村松、五泉で集団接種を行うのか、その辺今現在の考え方をお聞かせください。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 現在の計画でございますが、医師会と協議している中で水曜日、木曜日、土曜日、日曜日ということで、それぞれ五泉、村松、2回ずつを交互にやっていくような形を取れないかということで検討しているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) 先ほど1万8,000人余りの65歳以上の方を接種した場合に、1会場480人とすると約40日かかると。それを五泉地区と村松地区で2会場ですると、半分ですから20日、それを週2回ずつやると10日で終わります、物理的に考えたとき。ただ、いかんせんワクチン自体が200しか来ないという話の中で、今1万8,000をどうしますかというのも、これも本当国の外交能力だと思います。イスラエルみたいにワクチンを倍の値段で買って、治験データを全部ファイザーに送ると、全国民の。それぐらいすれば別なんでしょうけども、今市長も答弁されたように、五泉市では約10人ちょっとの感染者の中で、じゃ五泉が全国非常事態宣言が起きている首都圏、また新潟市の感染状況を鑑みた場合に、五泉市民がどこよりも早く接種できる状況ではないと私は思っておりますけども、市民の方は打ちたい人はやっぱり早く打ちたいという思いが強いかと思います。  確認しますけども、コールセンターを開設するということを先般の臨時会でもお話しされたと思うんですけども、コールセンターの人員、これもう一度確認です。先般5人ということで、接種券を配ったときにいろんな問合せが本当に5人で可能なのか。65歳以上の方、1万8,000人に接種券を送りました。じゃ、接種日の予約、これ2回あるわけです。あと接種会場も含めてですね、本当5人で足りるのか。ネットでも受付が可能になるかとは思うんですけども、いかんせんスマホを持っていない方にとってですね、ネットで予約してくれというのは非常に難しいと思います。そういった部分でこの5人というのは、やっぱり5人でコールセンターを開設して対応していく予定であるのか、その辺お聞かせください。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 先般、仕様がまだ定まってございませんでしたので、5人というようなことでお答えしたところでありますが、一応6人を基本とし、電話の状況といいますか、連絡の状況に応じてその辺を臨機に対応していただきたいというような形で請負者と調整をしていきたいというような仕様で考えてございます。 ◆19番(阿部周夫君) それと、先ほど市長の答弁で五泉地区、村松地区で接種会場、集団接種を行うということですけども、五泉市当局の方針で当然あるわけですけども、その中で例えば五泉地区の方が村松地区で接種する、村松地区の方が五泉地区で接種するというような形になるのか、あくまでも村松地区の方は村松地区で接種してください、五泉地区の方は五泉地区で接種くださいということになるのか。例えば同じ2回ですと、それで480人、1回当たりとなると、多分五泉地区の方のほうが人口が倍いるんで、遅くなると思うんですよ。その中で、じゃ五泉地区、村松地区を行ったり来たりするというのも渋滞につながったりとか混雑の原因になるかと思うんですけども、その辺は今現在ですけども、接種会場、五泉地区、村松地区ありますけども、そこで接種を受けられる方はその地域に住んでいる方限定となるのか、その辺お聞かせください。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 地域の限定は考えてございません。自分の使いやすい地域のほうの会場を予約いただければということで考えておりますが、併せて申し上げますと、五泉中央病院のほうでも個別接種という形にはなりますが、医療機関としての接種を予定されているということでありますので、そちらのほうも併せて接種を受けていただけるような形になるのかなというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。まだ不確定な要素があるので、今後十分検討していってください。  あとそれとですね、仮にの話です。ワクチンが定期的に入ってくるようになる時期がいずれか来ると思います。マスク騒動のときもそうでした。マスクなくて、みんな並んだけど、マスクが買えなかったということで、今ファイザー製のワクチンを高齢者向けに政府は接種する予定でいます。その後に恐らく英国のアストラゼネカ社が来ると。あとその次にモデルナ社が来ると。あと日本国内でも数社がですね、治験始まって、国内生産も始めようとしたときに、実際皆がワクチンが打てる状況になるのは、テレビの報道です、これは国会議員等も入った中での話ですけども、1年以上かかるんじゃないかと、16歳以上が打ち終わるまでにですね。そういった中で、なかなか感染が減少しないという場合に、今第3波は収束まではいかないけども減少しつつある中で、今度仮に五泉市で感染のパンデミックが起きた場合とかに、医療従事者がなかなかよそでは病院でクラスターが起きた場合にですね、実際じゃ予防接種、ワクチンを打てる人がワクチンあるのに打てないという状況もあるかと思うんですけども、これ総務課長に聞きますけども、保健師の方はみんな看護師免許持っているかと思うんですけども、そういう方は注射打てるかと思うんですけども、今現在五泉市の職員で看護師免許を持っている方は何名ぐらいおられますでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 取りあえず正職員で保健師で21名、看護師が2名でございますので、合計23名というふうに認識してございます。 ◆19番(阿部周夫君) 今23名ということで非常に私は心強いといいますか、もし医師の方がなかなか来れなかった場合に看護師の方がワクチン接種できる状況です。厚労省も日雇の看護師業務を認めるということで法改正もするという話聞いております。そういった場合に、基本的には市民の方は医師の方の接種が一番安心する、しかも自分のかかりつけ医だと一番いいんでしょうけど、なかなかそうもいかない場面も来るかと思いますので、その辺今後の課題として保健師、看護師免許のある方の接種できる準備ですね、注射を打つ練習とかであれば職員の方は皆さんいらっしゃいますので、練習といいますか、そういう形もできるかと思うんで、ぜひですね、そういった人材の方の活用も検討していってください。  あとですね、演壇でも言いましたが、障害持っている方もやはり罹患すると非常に死亡率が高いと。パラリンピックをやるに当たって、パラリンピックでなかなか来れないという話も今あります。そこで、これは健康福祉課長ですね、身体障害者の手帳を持っている方で1級、2級で60歳以下の方って何人いますか。例えば重篤な腎機能障害を持っている方、いわゆる透析を持っている方で64歳以下の方も恐らくおられるのかなと。そういった方が罹患するとですね、非常に命の危険にさらされると。65歳でも、この議場の中でもおられますけど、非常に元気な方がいると。かといって、65歳の方が罹患した場合の死亡率も高いんで、障害を持っている方を絶対優先しろというわけではありません。でも、同じ優先順位で接種券を送ったらどうなのかなと私は思っていますけども、1級、2級で重度障害を持っている方で65歳以下の方、何名いらっしゃいますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 私の手持ちの資料でありますが、申し訳ございません、65歳という形になっておらないで、10代ずつ整備されているもんですから、50代まででおおむね150名程度でございます。60代の方が同じく150名というようなことで、1、2級の方は障害手帳の一応登録があるということでございます。 ◆19番(阿部周夫君) そういった中でですね、やはり障害を持っている方の150名もかもしれません。しかしながら、1万7,800人プラス150であれば、何とか同じような形で障害を持っている方にも接種券、市のほうでそういうデータを持っているわけですから、基礎疾患はなかなか市のほうでデータは持っていないと思うんですけど、そういった基礎疾患のデータは市のほうでは国保でも、中村課長、持っていないですよね。基礎疾患を持っている人を特定する手段というのは。 ◎市民課長(中村康輔君) そういった情報はございません。 ◆19番(阿部周夫君) そういった中で、ぜひですね、重度障害の方を優先していただければと思っております。  それと、あと消防にお伺いします。今までですね、先ほど五泉市内の感染状況、答弁がありましたけども、コロナに感染した方を搬送した経緯というのはありますでしょうか。 ○議長(林茂君) 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) お答えいたします。  これまでに陽性者の搬送はございません。 ◆19番(阿部周夫君) 陽性の疑いのある方の搬送というのはありましたでしょうか。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 疑いの患者の数でありますが、これまでに44件搬送しております。 ◆19番(阿部周夫君) 40回以上感染の疑いのある方を搬送したということであれば、やはり消防署員の方も、先ほど壇上でも要するによその自治体ですけども、消防署員でのクラスターが起きたと。市民の方が119番呼ぼうかどうか悩むときにですね、消防署員はちゃんとワクチン打っているんだというとですね、安心して119番通報できるかと思うんで、これも健康福祉課長のほうで、ワクチンチームのほうでやはり消防署員全員です。救急隊員だけという国の話もありますけども、救急隊員の方は通常業務をやっている消防署員の方と同じ職場にいるわけですから、その辺も五泉市の接種枠の中で何とか段取りしていただければと思っております。  それとですね、教育委員会に伺います。学校でのですね、10代、学生というのが1名、先般、全協でありました。10代、学生の情報でしかないんですけども、今幼稚園、小学校、中学校でですね、コロナ対策、主にどういったことをやっているのか。新潟市教育委員会では、昨日情報公開云々という話を総務課の落合補佐を通して話が行ったと思うんですけども、新潟市教育委員会を見るとですね、そういったコロナ感染防止の教育委員会の議事録が立ち上がっています。それが閲覧出て、活字になって非常に見やすい形で周知されておりますけども、五泉市ではそういったものを私が見る限りではしていなかった。その中で残念だったのが、山王中学校の耐震工事についてという教育委員会のホームページがあったのを見たときに、先般副市長並びに総務課長にホームページにもう一回ちゃんと見てくれと、赤海の市営住宅載っている状況は変だという話をしたときに、昨日私も見たときに山王中学校の耐震工事の云々という項目があるわけですよ。もう山王中学校はないわけですし、コロナのコの字もないと。それは、健康福祉課のほうで一元化しているかとは思うんですけども、その辺ですね、子供が罹患することはやはり大変ですし、親御さんも心配しますので、そういった部分で学校教育課も教育委員の皆さんとですね、教育長を先頭に学校、子供たちが重症化することはないと言われていますけども、ただ無症状の方が家に帰って、父兄、またおじいちゃん、おばあちゃんに罹患させる場合ってありますので、その辺十分注意喚起を促していただきたいんですけども、今、教育長、どういった取組で学校のコロナ対策やっていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) それぞれの学校は、きちっとコロナ対策をやっているわけですが、基本的には授業時間も休み時間も3密を避けるとか、手などの消毒であるとか、マスクの着用であるとかしっかり行っておりますし、子供が帰った後には主なところの、例えばトイレの取っ手であるとか、階段の手すりであるようなところも、机の上なども含めてですね、消毒をお願いをしているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) それとですね、生徒は分かります。あと教職員ですね、市外からも来ます。教職員にも家族がおります。家族で、例えば東京で勉強されて、東京というか首都圏で勉強されている方もおりますけども、そういった教職員の日々の行動を監視するという言い方は変ですけども、コロナ感染させないような取組を私は一定のですよ、必要かと思うんですけど、その辺、令和2年4月に入った、県外から来られた方を2週間、一旦自宅待機していただいてから学校に通勤してもらったという話も聞いたんですけども、教職員に対してのコロナ対策といいますか、啓発というのは五泉市教育委員会はどのようにしていますでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 教職員につきましては、各小中学校の校長を通じて指導しているわけであります。例えばどうしても県外に行かなければならないというような場合にはとにかく申し出てくれと。申し出たときには、その実情を聞いた上で許可といいますか、話合いをして、何とか思いとどまってくれれば一番ありがたいなというような話はするわけですが、どうしても行かなきゃならない場合には行って、そしてその後の健康観察とともに出勤を一時控えていただくというような対応で、学校内に持ち込まないような指導、対策はしております。同時に、県外に行かなくても、五泉市内には五泉市外からの教職員もいっぱいいるわけでありますので、そういうところ等の状況もよく鑑みながら、関係があった場合にはすぐ申出をして、自宅待機とかそういうような措置をしているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) あと時間がないんですけども、ちょっと消防、羽下さんにお伺いするのがもう一個ありました。消防署員のコロナワクチンの必要性と私言いますけども、実際消防署内でいて、よその自治体、中越地区の消防署でクラスターが起きたことを考えたときに、全員接種を私はすべきだと思うんですけども、消防長のお考えをお聞かせください。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 今議員がおっしゃられたとおり全員接種が望ましいとは思いますが、このたびの場合は現場活動に従事する者ということで提出してあります。 ◆19番(阿部周夫君) そう遠慮せずにですね、どんどん我々市民の生命と財産を守るんでと、先ほど桑原議員の質問で救急出動も増えている状況でありますので、消防署員の方の健康の管理がですね、市民の安心、安全につながりますので、ぜひ市長のほうも消防署員を優先していただけるよう、先頭を切ってですね、提言していただきたいと思っております。  それとですね、あともうこれ1つになります。個々の接種回数ですね、1回、2回と受けないと駄目なわけですけども、アストラゼネカとファイザー、1回目はファイザー、2回目はアストラゼネカというわけには多分いかないと、今の治験データを見るとですね。そういった場合に、接種券にどのワクチンを打ったかどうかというのは記載される予定でいますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 送られる接種券の中に接種済み証と言われる部分がございまして、そこに接種が終わった後にファイザーだったらファイザーのロット番号というんでしょうか、それのシールを貼るような形になっておりますので、確認できるというふうに承知しております。 ◆19番(阿部周夫君) これ受けた人も、ああ、自分はファイザー製を受けたというのをもう目視できるんでしょうか。バーコードだけですと、なかなか分かりづらいと思うんですけども、それは高齢の方でも、例えばもう昨日の会見見ると、河野大臣もなかなか安定供給ができるとも明言できなかったと。その中で、ほかのワクチンメーカーが日本に来る場合も想定されるわけです。そういったときに、お年寄りの方も自分の受けたワクチンが分かるシステムをぜひつくっていただきたい。  あと最後、これ市長、ワクチン接種に向けて市民の方に啓発していただきたいと思うんですけど、今この場でもぜひ率先的なワクチン接種をお願いしたいと思うんですけど、市長から一言お願いいたします。 ○議長(林茂君) いいです。時間です。  それでは、次に、通告2番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) それでは、議席番号4番、松川徹也、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症は、現在全世界では第3波が猛威を振るっています。五泉市でも罹患された方がおられますが、全世界で現在療養中の方におかれましては一日も早い回復を願っていますし、私たち一人一人が当たり前に感染するリスクがあることを再認識するとともに、情報に右往左往することなく常識ある行動を呼びかけます。また、ワクチン接種がスタートしましたが、世界全土でコロナウイルスと闘う医療従事者の方々に対しましてはエールを送り、五泉市の経済にさらなる支援の拡充を要望していきたいと思います。  それでは、一般質問に移ります。昨年4月7日の緊急事態宣言後、学校の休校が始まり、教育現場の混乱、家庭の動揺は計り知れないものがありました。教育の現場でもICT化の必要性が叫ばれるようになり、国では2023年までに整備を進める予定であった生徒、児童1人1台がパソコンを持ち、同時に学校にインターネット環境を整備するという、いわゆるGIGAスクール構想を2年の前倒しを経て、五泉市では昨年既に整備が終わり、運用に向けてスタートしたところです。今後は、休校や何らかの緊急事態でも対応できるよう、家庭にいても授業を受けることができる環境整備をさらに進めています。ICT化は、今までの授業を一方的に生徒が受け身で聞くという、いわゆる受動的、パッシブスタイルから生徒が自ら学ぼうとする能動的、アクティブスタイルに移行することで個々の主体性を尊重する、そのような教育がこれから必要不可欠であると感じています。一方で、家庭でのネット環境の整備や教育者のスキル、パソコン端末の扱い方には多くの課題があると認識しています。また、同時に情報化社会の中で公共施設のWi―Fi環境の充実や情報弱者である高齢者のサポートも急務と考えています。以上の観点から、次の質問に対し、五泉市の考えを伺います。  1つ目、推し進めるICT化の弊害について、五泉市としてはどのような対策を取っているのか。  2つ目、学校のハード面、ネット環境の整備に続いて、同じく家庭でのネット環境の整備の進捗、その格差についてはどのように考えているか。  3つ目、市の公共施設全般、市役所、図書館、総合会館、さくらんど会館、福祉会館などを挙げますが、今や当たり前と言われるWi―Fi環境の整備は進んでいるのか。  最後に、ICT社会が進み、それを苦手とする高齢者がこの社会で取り残されず、さらに活躍できる仕組みを考えるべきだが、それについてどのようにお考えか、この4つについて回答を求めます。  以上、壇上より質問を終わります。          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 松川議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、公共施設のWi―Fi環境の整備についてであります。現在、本市の公共施設では市役所本庁舎並びに支所庁舎、ほかに五泉市観光案内所、さくらんど温泉、黄金の里会館など、指定管理者が設置した箇所も含め7施設でWi―Fi環境が整備されております。その他の公共施設にはWi―Fi環境は整備されておりませんので、今後の必要性などを踏まえた上で検討してまいりたいと考えております。  次に、高齢者へのICT対策についてであります。スマートフォンやタブレット等の通信機器の活用は、高齢者にとってコミュニケーションや社会参加、趣味活動、仲間づくりなどの介護予防につながるとともに、災害などの緊急時の情報収集にも役立つものと考えております。また、便利な反面、個人情報の漏えいやネット詐欺、架空請求などの危険性もはらんでいるため、利用には注意が必要となります。一方で機器の購入やその維持費、操作方法など高齢者が利用するための課題も多くあるものと考えております。  なお、GIGAスクール構想のご質問につきましては、教育長がお答えいたします。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 松川議員のご質問にお答えいたします。  市内の小中学校におきましては、12月中に全児童生徒及び教職員分のタブレット端末調達を完了し、教職員研修を実施した後、1月中に各学校において子供たちに端末を貸与いたしました。あわせて、1人1台端末に対応できるよう校内無線LANの増強を行い、現在子供たちは快適な接続環境の下でタブレット端末を活用して学習を行っております。端末の貸与の際には児童生徒に「活用のルール」を配布して指導するとともに、保護者にも「取扱いルール」をお配りして、タブレット端末を大切に使うこと、学習のために使うこと、インターネットの使い方や個人情報の扱いに注意することなどを家庭でも指導していただくようお願いしたところであります。また、長時間の連続使用や就寝前の使用をしないなど、健康に留意して使用することも併せて指導しております。児童生徒用の端末には、家庭に持ち帰ったときにも適用されるフィルタリングソフトを入れて、安全に利用できるよう配慮しておりますが、各学校ではこれまでもSNSやインターネットの利用の仕方について児童生徒や保護者に随時指導、啓発を行っており、今後も子供たちがモラルを守って端末を利用するよう継続的に指導してまいります。  この1年で学校のICT環境の整備は大きく進みましたが、全ての学習がICT利用に移行するものではなく、授業や家庭学習の内容に応じて、従来のスタイルとICT活用を使い分けて、効果的に学習を進めることが理想的であると考えております。一方、今後教育のICT化がさらに進むことは確実でありますので、研修等により教職員のICTの活用力、対応力の向上を図ってまいります。  なお、1人1台端末の実現に当たり、教育委員会では学校の判断で子供たちが端末を自宅に持ち帰ることができるようにいたしましたが、今のところ本格的に持ち帰りを行っている学校はまだありません。昨年9月に児童生徒の家庭の通信環境調査を実施した結果、タブレット端末を使って家庭学習を行うための通信環境整備が必要と思われる児童生徒は全体の15%程度と認識しております。市では、モバイルWi―Fiルーターを464台購入し、希望する世帯に無償で貸し出す準備を進めております。間もなく学校を通して保護者に案内する予定であります。  以上です。 ◆4番(松川徹也君) それでは、再質問していきたいと思います。  五泉市で市内小中学校、既にネット環境の整備が終了したということで、その運用を既にスタートして、子供たちが授業も既に受けているという状況を伺いました。先ほど教育長答弁で、まだ家庭で持ち帰りをして、実際授業のやり取りであったりということはしていないという話ですが、いつかはですね、何らかの形で、実験ではないですけども、模擬授業等を取り組んでいって、いざ有事のときに備えなければいけないというふうに思っていますが、その辺のスケジュール的には学校の側にどのようにお伝えしておりますでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 1月から本格的に子供たちに貸与して、先生方の研修を開始しまして、今使い方に慣れるという導入の部分でございますので、まだそういったシミュレーションをするというようなところまでの計画は今立ててございません。 ◆4番(松川徹也君) 使い慣れてからということであります。また、先ほどの答弁にもありますとおりWi―Fi端末を配布するということもありますので、その後になろうかと思いますが、災害、いつ何どき起こるか分かりませんので、その辺もぜひスピーディーに計画をしていってほしいなというふうに思っています。  整備開始当初からですね、GIGAスクール構想、様々な問題があるというふうにいろんなニュース等々で拝見しました。端末、タブレット、それぞれ子供たち、児童生徒が使うことでですね、今まで従来あった繰り返し学習でしょうか、漢字学習であれば何度も書いて記憶するであったり、そういった学習が従来、手間はかかるけど、確実な学習方法だというふうに言われていました。いよいよICTが導入されて、そういった繰り返しの学習等々がなくなる懸念があるというふうなことも聞いていますが、その辺について学校として、先ほど併用してという形にもお話しされていましたが、どのようにお考えでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 先ほど教育長の答弁の中にもございましたが、全てがタブレットの学習に代わるものではございません。今まで、議員のお話の中にあった繰り返し学習であるとか、タブレットを使わなくて学習能力が向上する部分については今後も必要だと考えておりますので、それぞれのいいところを活用しながら授業は進めていくものと考えております。 ◆4番(松川徹也君) 先ほど教育長のご答弁でモラルという話がありましたが、非常に難しい、それは個々のまた人間性であったりとかという部分も含めてですね、難しい問題だとは思います。端末を配布するということは、いろんな情報が手に入るようになりますし、例えばですね、ゲームをインストールしてしまうという可能性も大いにあるわけです。国では、タブレットを学習以外には使ってはいけないというふうな指針もありますが、その反面、いろんな情報収集であったりネット環境に触れることは大いにしてくださいというふうになっています。今現在の子供たち、生徒児童に配布されたタブレット、いろんなアプリであったり、SNSであったりというのは基本インストールできる環境にあるのかどうか、こちらをお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 子供たちに配布のタブレットにつきましては、児童生徒用のフィルタリングを導入してございますので、自由にいろいろなものをインストールするということはできないというふうに思っております。 ◆4番(松川徹也君) いろんなところで聞き取り調査させていただいた中では、やはりその隙間をかいくぐってという言い方がいいか悪いか分かりませんが、ゲームをインストールしたり、実際SNSを使ったりというような事例があるようです。フィルタリングも完璧ではありませんので、その辺も先ほどモラルという話が出たのかもしれませんが、その辺ですね、インターネットを使える環境、いろんなものをインストールできる環境というのはパソコン、タブレットそのもの自体をよりカスタマイズできるという部分ではいいんでしょうけども、これを教育としてここまでは駄目なんだと、ここは大いにしてくれという部分はですね、しっかり境目つくるべきだなというふうに思いますが、伊藤課長、いかがでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 先ほどからお話ししている内容と同じなんですけれども、教育で使用することを基本としておりますので、それ以外のことで使用することはしないでいただきたいということで、子供たちにも保護者の方にもお願いしておりますので、そういった中で学校も注意深く、子供たちのそういったことがないように見守っていきたいとは思いますが、ご家庭でもそういったことにならないように、一緒になって子供を見守っていっていただければと思っております。 ◆4番(松川徹也君) それでは、次ですね、タブレット貸与ですか、されて、全生徒、先生方に、これは全部で3,500ちょいでしょうか、3,502台というふうに聞いていますけども、配布しました。メンテナンスについてちょっとお伺いをさせてください。  端末の破損や水没、その修理の費用についてですね、どのような取決めがなされているのか。職場環境の中で、学校の中で、家庭のところに持ち帰っていないというのは聞きましたので、その中でもし破損、水没等々あった場合のアフター、保証についてどのように取決めなされていますでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 学校の中で利用する場合については、故意に、例えば投げるとか明らかにした場合は個人の負担になろうかと思いますけれども、子供たちや教員には大切に扱いましょうということで、落下しないようなところに置くとか細かい指導をしておりますので、学校内で故意でなかったような場合は学校教育課のほうで考えていかなければならないのかなというふうに思っております。 ◆4番(松川徹也君) 故意にという表現があれですけども、例えば生徒児童、かばんの中にタブレットを入れて、これをぽんと投げてしまったとか、投げてとかというケースもよくあろうかと思います。その際の破損とか、私も実際携帯画面を割ってしまったりとか、水没なんていうのもよくあることですので、しっかり注意喚起ですか、していただきたいなというふうに思います。  先ほど職場環境で保証等をいろいろ考えていかなきゃいけないという話でしたけども、今現在ですね、今1か月ちょいたっていますが、職場、子供たちの学校学習の中で破損とかという事例はありますでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 破損等の報告は、今現在いただいておりません。 ◆4番(松川徹也君) これからそのようなこと、恐らく市内3,500台以上のタブレットを貸与されているわけですので、そういった保証ですね、しっかりとここまでだよと、故意にとかという部分もありますが、しっかりその辺のルールづくりしていってほしいなというふうに思います。  伊藤課長もご存じかと思いますが、携帯電話やパソコンというのは常にリニューアルをしていくものと思っています。携帯なんかは、月に1回程度いろんなアプリが勝手にリニューアルをしていくというのがありますし、もちろんタブレットもそうです。大体ですね、そういったICT機器の場合は3年から5年に1度リプレースをするという当たり前、ご存じだと思いますが、要は買換えをして、いろんなネット環境に対応するものを持たなきゃいけないというふうに、私自身そうやってやってきましたが、今例えば1年生から6年生に上がって6年間使った子供が卒業して、そのタブレットの行き先はどこになるのかというのを、それで終わりなのか、その辺お聞かせください。 ◎教育長(井上幸直君) 議員のおっしゃっていることが全く私には十分理解できないところもあるかもしれないんですが、一応今のタブレットは市が購入したものでありますので、今小学生が受け持ったものにつきましては中学校3年生までそれが持ち上がるという、今受け取ったものは中学校卒業までその子がそのものを使うということで我々は想定しております。 ◆4番(松川徹也君) 9年間持つということですので、実際多分その間にいろんな不具合が生じる。今失礼ながらスタートしたばかりなので、いろんなことを試しながらやるという部分では、まずスタートなので、そこに異論を唱えることはありませんが、通常私なんか携帯やタブレットを使うときなんかは、3年以上使うと、もう動かない状況になってしまう。いろんな新しい学習アプリが入れられない状況になってしまったときに、じゃどう対応するんだという部分、しっかりと考えていかなきゃいけないのかな。それが、じゃ市で、いや、しっかりそこはサポートするよということなのか、また国でそういった対策を既に取っているのか、その辺の話合いはなされていますでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) その部分、今のご指摘の件なんですけれども、非常に今市としても心配しているところだということはあります。今回は加速事業ということで、国が補助事業を出して、進めろということで交付金が出るわけですけれども、5年後、何年後かにまた新しく買うときに交付金やるよなんていう話は今全くありませんので、実際そういった場合の買換えというときにどうしたらいいかというのは問題になってくるかと思いますけれども、5年過ぎたとしても基本的な部分が変わるわけではないので、そういった使える部分を利用しながら、長期に利用していくということを今は基本的に考えておりますが、今後またそういった交付金が出るように、また機会を通じていろいろなところに要望できたらと思っております。 ◆4番(松川徹也君) ぜひお願いします。9年使うというのはなかなか現実的ではないのかなというふうに思いますし、それが今度はそういった支援ではなくて、要はBYODというんでしょうか、1人1台ずつ買ってくださいねというふうなことになるのか分かりませんが、ぜひまた子供たちの教育に必要不可欠だといってスタートしたこのGIGAスクール構想ですので、伊藤市長のほうもぜひ市長会を通じてでも結構ですが、その辺の問題解決に向けて進めてもらいたいなと思っています。  では、先ほど伊藤市長の施政方針の中にも盛り込まれていましたICT支援員についてお伺いをします。今回のGIGAスクール構想の中でICTの初期対応だったりマニュアルの整備のサポートをするGIGAスクールサポーターというのが配置されていたかと思います。五泉市内で2名配置されて、今年度中で終わるということで、さらに新年度から、先ほどの伊藤市長の施政方針にもありましたとおり、ICTの教育の現場をサポートするという支援員を配置するということで、これ具体的にどのような政策なのか、実際新年度、何名の支援員さんを予定しているのかお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) ICT支援員の配置でございますが、ICT支援員には今のところ子供たちがうまくタブレットを使用してやっているかというのを見ていただいて、うまくいかない子への指導であるとか、あとは学校の先生が、ICT機器はいろいろ整備されましたので、その運用をしながら、どうしたらうまく授業が進められるかというような先生の相談や支援を今のところ考えております。人数につきましては、2名を新年度予算に計上させていただいているところでございます。 ◆4番(松川徹也君) ぜひこのICTの支援員さんを利用していただいて、また教育環境の柔軟な対応等、また先生方のスキルの向上ですか、利用しやすい学習をですね、取り組んでほしいというふうに思います。  国でですね、これ数字だけ話をさせていただくと、ICT支援員さんの配置というのは基本4校に1人というふうな指針を示しています。今伊藤課長のほうから2人という話でスタートします。これが多いのか少ないのかといったら、まだこれからやってみなければということですので、国では4校に1人ということは、最低でももう一人、3人は必要ではないか、もしくは国ではこの倍は必要になるんじゃないかという将来像も描かれているようです。ネットを見ると、求人募集のところにICT支援員さん、時給幾らですなんていう、もう既に獲得合戦も始まっている状況もご存じかと思いますので、それだけ少ない人材なのかな、大切な人材なのかなというふうに思いますが、いち早く県内でもGIGAスクール構想に着工した五泉市、遅れを取ることなくですね、進めてほしいなというふうに思います。  もう一つ、ICT支援員さんで重要な、いろんな学校、13校ありますので、小中学校、いろんなトラブルが発生すると思います。相手は機械ですので、トラブル1つ起きると13通りのトラブルでなく、ある程度トラブルも原因が一本化できるのかなというふうに思いますが、その辺もぜひトラブル共有して、支援員さんが2名でも何とかやっていけるスムーズな運営を取り組んでほしいなというふうに思っていますが、伊藤課長、ちょっと一言それについてどうでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 学校のICT機器のトラブル等については、また保守管理の会社がございます。そういったところから保守していただいて、故障が起きた内容、またICT支援員の方が不具合があるよとか感じたところは業者同士、または学校同士、内容を共有しながら進めていきたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) よろしくお願いします。  それでは、学校での環境整備ではなく、今度家庭環境での整備について。先ほど教育長のご答弁で、いよいよポケットWi―Fiの端末、ルーターを配布するということで464台の購入が終わっているということですが、これの配布スケジュールをお聞かせ願いたいなと思います。464の要望があったわけじゃないと思いますが、その辺も数字で教えてください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) Wi―Fiルーターを2月に入りましてから購入いたしました。配布の計画でございますけれども、3月の中旬頃までには貸出しの保護者への案内ですとか、貸出しの帳簿の整備ですとか、今諸整備を行っておりますので、それが整備出来次第、保護者の方にご案内をさせていただきたいと思っております。また、その後必要な方への申込みを受けまして、その中から優先順位をいろいろ考えながら整備を進めていきたいというふうに思っています。 ◆4番(松川徹也君) なるべく一日でも早い対応をですね、実際に配布されて完全に家庭環境、Wi―Fi環境整った後の先ほどの模擬授業ではありませんが、まずは試してみるというのも大事かと思いますので、よろしくお願いします。  各家庭でですね、Wi―Fiルーター配布された後の対応です。Wi―Fi配られてから、それがすぐに家庭で利用できるというわけではない。ご存じと思いますが、Wi―Fi SIMを挿して初めてWi―Fiが飛ぶと、Wi―Fi環境ができるということです。このWi―Fi SIMを携帯会社と契約をして、月々の利用料を払って初めて使う、これはどこの家庭でも一緒です。今現在ですね、これからもし何かの有事等あってですね、家庭での授業が必要だという想定の中で、今現在1日の授業で想定される容量ですか、Wi―Fi容量、ギガバイトですか、その辺どのくらいだという予定利用量ってありますでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今家庭に持ち帰り、授業を1日する計画をした場合、家庭では20ギガあれば足りるであろうというふうに見込んでおります。 ◆4番(松川徹也君) 20ギガでということで、1日大体4時間程度の授業だと思います、計算すると。大体1.5から2ギガ程度の授業を1日行うような計算になりますが、そうすると当然携帯会社の方に、大体家が20ギガぐらい月使うと。お兄ちゃん、お姉ちゃんもこのくらい、お父さん、お母さんもこのくらいというふうなことでトータル決めると思います。月々ですね、大体SIM料金って5,000円から1万円ぐらいかかると思いますが、この辺もですね、どういったものがいいのかという説明、必要かどうかは別としてですね、ここに実は問題がいろいろとはらんでいます。それは、先ほど20ギガバイトの話をされました。1日4時間利用するということは、大体1.5から2.5ギガバイト必要だ。その1日制限の容量を超えてしまった場合に、その家庭のWi―Fi環境というのは翌月の1日になるまで利用ができないという契約設定になっていると思います。その辺ってご存じでしたでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 通信量に制限がある契約もあるということは承知してございます。 ◆4番(松川徹也君) 先ほどいろんな家庭で説明しながらという話がありました。この辺ですね、当然いろんな携帯の端末の使い方をそれぞれの家庭でしていると。こうやって今GIGAスクール構想始まって、いよいよWi―Fiまで配布するというスケジュールの中で、子供たちのために授業、何らかの有事があったときのために使うための容量というのをしっかり残すための家庭環境をつくってほしいというのも、やっぱりいろんなお知らせをしていかなきゃいけないのかなというふうに思います。Wi―Fi環境、目に見えるわけではありませんので、いつ何どきすとんと止まってしまって、はい、あなた翌月の1日まで駄目ですよといった環境が果たしていいのかどうかというのは、いろいろと今後問題になるんじゃないかなというふうに思います。説明をしっかりしてほしいと思いますが、伊藤課長、お願いします。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) これからまた家庭のほうにご案内を差し上げる中に、学校が休校になった場合、1日4時間家庭学習する場合はこのぐらいかかりますよ、そういったことをですね、きちっと、普通の毎日の持ち帰り学習で1時間、2時間程度だったらこのくらいかかりますよという内容も含めて、利用される方が分かりやすいような内容でご案内を出したいというふうに今思っております。 ◆4番(松川徹也君) ぜひお願いいたします。  次、今度学校のほうではなくて公共施設Wi―Fi環境のことでお伺いをします。隣町の阿賀野市に伺ったときに、公共施設Wi―Fiエリア、大分進んでいるようです。そのWi―Fiスポットに入ると、おたくの携帯でWi―Fiを利用するかしないかの案内がまず流れて、中に入っていくと阿賀野市の行事のお知らせであったり、また防災、災害情報であったりというのがリンクして貼り付けてあるというWi―Fi環境になっています。先ほど伊藤市長の答弁でも、今市役所等々の7か所の施設とありますが、まだまだ少ない状況なのかなというふうに思っています。五泉市としてですね、いろんなところにWi―Fi環境の整備をすることというのは強みになると思いますし、これが伊藤市長がおっしゃる住んでみたい五泉市にするための第一歩かと思います。  それでは、お伺いをします。スポーツ施設、図書館施設、福祉施設をちょっとスポットを当ててお話をします。体育施設やコミュニティー施設では、例えばズームの会議であったりとかネット会議、講演会等のネット配信等の利用、またスポーツ大会の実況までいろいろな部分でWi―Fi環境が役に立つと思われますし、図書館では書物の検索であったり学習環境をですね、より広げる効果が大いにあるかと思います。福祉会館も同じことが言えるんじゃないかなと思いますが、これについて、では、ちょっと時間がないので、スポーツ推進課長と図書館長、一言、今現在整備の予定はあるのかどうかお聞かせください。 ○副議長(剣持雄吾君) 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 今現在は、計画している部分はございませんけども、先ほど市長が申しましたように、今後の必要性などを踏まえた上で検討してまいりたいと考えております。 ○副議長(剣持雄吾君) 鈴木図書館長。 ◎教育委員会図書館長(鈴木寧君) 図書館につきましても現時点で計画はございませんが、利用者の要望もございますので、今後検討してまいりたいと思います。 ◆4番(松川徹也君) 既にですね、光環境、光回線、すぐそこまで行っている施設もあると思いますので、ぜひこれから早急に検討していただいて、整備のほうを進めてほしいと思います。  いよいよ10月からオープンする複合施設、当然のことながらWi―Fi整備がされるというふうに聞いていますので、公共施設、どこにいてもですね、インターネットがつながる、その効果は本当に絶大だと思いますし、コロナ禍で人対人の対応が非常に難しい、飲食店であったり店舗へのアクセス、また生徒や学生に対しての学習環境の構築というのは本当に喫緊の課題だと思っていますので、この重要なツール、いち早く環境整備に取り組んでほしいと思います。  以上です。 ○副議長(剣持雄吾君) 休憩いたします。          午後 3時34分 休憩                                                      午後 3時49分 再開          〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。  休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。  通告3番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) 今日の最後のトリを飾りまして、一般質問をいたします。  令和3年を迎えましても、コロナ禍で気持ちが沈みがちな今日です。「何か明るい話題あるかね」と、もうまちなかでよく聞かれます。なかなかそういった明るい話題もない昨今、この五泉市で活気あるまちにするにはどうすればよいのかと考えれば考えるほど難しい問題であると思い至ります。住みよいまちづくり、活気あるまちにするためには、人口増を目指しても、少し人口減少を食い止めるという効果があるかもしれませんが、なかなか増加に結びつけることはここでは困難であろうかと思います。移住、定住策の強化をさらに図らなければならないと考えております。  五泉市においても移住促進策が数多く実施されてまいりました。その状況は今現在どうなっているのか、人口の増減をお聞かせ願います。  また、その政策は全国で同じように頑張っている市町村から見てどのように考えておられるのかをお聞かせください。  さらに、今後これから五泉市がしなければならないことは何かお考えであればお聞かせを願います。  まちが元気であるためには、住みよいまちでなければなりません。そのための施策はいろいろありますが、その1つとして、今回大雪になりました除雪についてお伺いをいたします。雪国新潟では、冬にはいやが応でも雪と格闘しなければなりません。しかし、狭い道路が入り組む市街地と高齢化でお年寄りの世帯が増加していることを鑑みると、除雪も大変であります。今年は特にどか雪で除雪対応も大変だったと思われます。業者の方々も連日お疲れさまであると頭が下がる思いでありますが、皆さんの各議員のところにもですね、お願いやら苦情やらがたくさん入っていることと思いますが、多分丁寧に対応していただけたものと思っております。  そこでお聞きすることは、今年の除雪の出動回数などの状況と除雪総距離数と消雪パイプの延長数、請負業者の数の推移はどうなっているのかお聞きします。  次に、機械除雪と消雪パイプのトラブルと除雪に伴うけが等について、また歩道除雪の状況とこれまでの課題を克服されたのかをお聞きいたします。  加えて、市内には重機の入らない狭い道路が数多くありますが、そのようなところには市の除雪機の貸出しがあると聞いておりますが、その箇所と状況をお聞きいたします。  最後に、除雪に関する今後の課題をどう考えているのかお聞きして、壇上からの質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、羽下議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、移住、定住策についてであります。旧五泉市と旧村松町が合併した平成18年1月1日の住民基本台帳人口は5万8,436人でありましたが、令和3年1月1日現在の人口は4万8,901人となり、15年間で9,535人減少しております。地域別では、五泉地域で5,133人、村松地域で4,402人の減少となっております。市といたしましては、人口減少問題を喫緊の課題と捉え、活力ある五泉市を維持していくため、平成27年に第1次となるまち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定し、4つの基本目標に基づき、子育て支援、産業の活性化、五泉の魅力発信、安全・安心なまちづくりに取り組んでまいりました。中でも五泉の魅力をつなげる施策といたしまして、地域の魅力を活かした移住の推進を図るため、ウェルカムファミリー住まいる事業に取り組み、平成26年度の事業開始以来、これまでに207世帯、658人の転入があり、本市への移住を促進する施策として大きな効果があるものと考えております。  また、昨年2月に策定した第2次総合戦略では、「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」を将来像として掲げ、子育て環境の充実や多様な就業環境の創出、移住、定住の促進などに引き続き取り組んでいるところであります。そのうち子育て環境の充実につきましては、子ども医療費助成事業の拡充などに順次取り組み、直近では不妊治療助成事業の拡充を図ったところであります。この拡充では、特定不妊治療の回数制限を設けず、さらに男性に対する不妊治療にも助成しており、県内自治体の中では先行した取組となっております。このような総合戦略事業の取組を県内外に発信して周知を図ることも今後の取組の一つとして重要であると考えております。コロナ禍以前には首都圏に出向き、Uターン、Iターンの相談会等を実施してまいりましたが、現在は首都圏に出向くことが難しいことから、オンラインを活用して移住に興味のある人に対して相談会を実施しており、本市の取組や魅力を発信して移住、定住の促進につなげてまいりたいと考えております。  続きまして、除雪についてであります。市では、冬期間のよりよい生活環境を確保するため、降雪時には市民の皆様のご協力の下、除雪作業を行っております。除雪作業につきましては、都市整備課職員が市内のパトロールを行い、車道は10センチメートル、歩道は15センチメートルを基準として除雪協力業者へ出動命令を出しております。  今年度の除雪出動状況につきましては、2月18日現在、全線除雪13回、部分除雪21回となっております。車道の除雪延長は、除雪車が約420キロメートル、消雪パイプの延長は約63キロメートルで歩道の延長は約34キロメートルであります。消雪パイプの設置延長は、昨年より約3キロメートルの増であります。  次に、除雪請負業者数の推移であります。除雪作業に当たる除雪協力業者の皆様には大変感謝を申し上げる次第であります。除雪協力業者数は、今年度の契約において65社となっており、平成28年度の契約者数が64社で5年間ほぼ横ばいとなっております。  次に、この冬の機械除雪と消雪パイプのトラブルについてであります。機械除雪においてのトラブルは4件であります。各路線については代替運転で対応いたしました。現在は整備が済んでおり、各路線の依頼業者から除雪作業について実施いただいております。消雪パイプのトラブルは、学校町、郷屋川、南本町2丁目地内の3か所で渇水により散水ができない不具合がありました。また、村松学校町地内1か所でも井戸及びポンプの損傷により散水ができない不具合がありました。これらには、いずれも機械除雪で対応し、現在は五泉地区の井戸については修繕が済んでおり、通常どおり作動しております。村松地区の不具合箇所については、引き続き機械除雪により対応してまいります。  次に、歩道除雪の状況についてであります。通勤、通学路線で歩行者の利用が多い路線について実施しております。出動基準のおおむね15センチメートル以上の積雪で出動し、通勤、通学時間に間に合うよう、早朝より除雪しております。  次に、市の除雪機械の貸出しについてであります。市では、主に町内の狭隘な生活道路などの除雪用に町内会単位で小型の手押し式除雪機の貸出しをしております。今年度の貸出しは6件であります。  次に、排雪の考え方についてであります。本市において、排雪は今のところ行っておりませんが、降雪状況により対応したいと考えております。  今後の課題といたしましては、近年高齢化して不足している除雪機械オペレータの確保と、よりよい道路除雪に向けて、運転技術力の向上について協力業者と相談していく必要があるものと考えておりますが、今後も適切な除雪作業に努めまして、冬期間の社会経済活動の維持と交通安全の確保を図ってまいります。  以上であります。 ◆18番(羽下貢君) 15年間で9,500人減ってしまったと、大変残念な数字ではありますけれども、その中で確かに市当局としても頑張ってきたということは私も拍手を送りたいと、これは思っております。ただし、今いろいろやられていることはですね、ほかの市町村でももうほとんどがやられていると、こういったことをやっぱり踏まえないといけないと思っております。ですから、ファミリー住まいる等々のいわゆる定住のための土地や住居の確保のための補助金、子育て支援のための医療費等々、高校までの医療費の無償化等々ですね、本当に五泉市も頑張っていますけど、ほかの市町村も多くが頑張っているところであります。ですから、私は特にですね、この人口減少という活力を失う一番の原因であるところをやっぱりどうやって切り込むかと。  先ほど市長の施政方針でも、交流人口の増加とかいろいろ書いてありますけれども、まず私は前も申し上げたことがあるんですけれども、五泉市をとにかく知ってもらう、周知していただくということが本当に必要であろうかと私は思っております。そういった移住のための雑誌でですね、「田舎暮らし」という本がございます。そこでアンケートを各市町村から回答いただいているんですけど、今年はですね、全国1,718の市町村から645市町村が回答されている。新潟県においてもですね、新潟市をはじめ20市中の11市がこれに回答しております。市町村、町や市も村も回答しているところもありますけれども、とにかく定住促進に取り組む熱量とその先進性が必要で、我がまちを元気にしたいという情熱がとにかくあるところに移住者はやっぱり目が行くと、そして実際に住むということを書いておられます。ですから、制度だけがあってはまだ駄目なんですね。先進性やインパクトが必要であると、こう思っておりますけれども、そういった周知徹底するための先進性、インパクトをもう少し掘り下げてやらなければいけないのではないかと、それが今後の五泉市の課題ではないかと思っておりますけども、市長、いかがですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 制度的なものは五泉市、最初に取り組んでですね、先進的な取組を打ってきたと自負しているところでございますが、今皆、追随してまいりまして、新潟市も医療費助成、子供のを拡充されました。また当市のウェルカム住まいる事業につきましても隣町、阿賀野市、新発田でもその後始まりましてですね、今議員お話しのある制度ではもう皆さん同じような制度が成り立ってきたと。その中にですね、交流人口でいろいろな市が、東京の葛飾とか横須賀とか江東区、いろいろな方々とお付き合いするわけでありますが、その方たちが五泉に来たときですね、このようなすばらしいまち、環境もいい、ごみも本当に少ないということでですね、お褒めの言葉を多くいただくわけであります。しかしながら、五泉市に住んでいる方たちを悪く言うわけじゃないんです、この環境のよさが当たり前だと思ってですね、やはり五泉市も市自体もそうですけれども、発信力が少ない。また、市民の皆さんもSNS等でですね、五泉のよさをお友達に、また市外に発信していただいてですね、花の季節、また紅葉の季節、夏の川の季節、そういったことをですね、住みよいまちなんだということを一人一人感じながら、それをまたやっぱり発信していただく、その手助けを市が行いながらですね、一緒に発信していきたいと考えております。なかなか難しいことですけれども、やらなければならないと思っております。 ◆18番(羽下貢君) まさにそのとおりで、そこは意見が同じであり、共有できていると私も思っておりますけれども、じゃどうやって周知徹底させるかということですよね。先ほど言ったインパクト、もう本当に先進的なことをやって発信するという、一番にするという、もしくはその規模を大きくして、みんなから知ってもらうというインパクトある情報を発信するためにもいろいろありますけれども、取りあえず一番やっぱり皆さんが見るのはホームページですけれども、私ちょっと印刷してきたんですけど、これがその「田舎暮らし」で9年連続ベストスリー、今ずっと1位ですけど、豊後高田市というところのホームページがこれですけれども、やはりホームページを見てもですね、インパクトがあるんですよね。五泉市のホームページと比べてもですね、全然違うんです。そういったことを研究していただいてですね、五泉市はここにあるんだよ、この前市長とも話をしましたけど、やはりゴイズミ市ではないんだと。五泉市、新潟県のここにあって、五泉市は本当に魅力的なまちなんだということをやはり皆さんに知っていただく必要がある。そのための、だから周知徹底方法としてのホームページももっとリニューアル、刷新するべきであると思いますけれども、どう思われますか、担当課長。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) ホームページの総括的な担当の企画政策でございます。ホームページについても発足当時からリニューアルをしてきて、現在ポータルサイトでもですね、ひゃんでごせんというふうなことでホームページでも発信しているわけでございます。ただ、今羽下議員ご指摘のようにですね、インパクトはどうかと言われると、よその市も横並びのようなことをやっている、どこかでやっぱり目を引くようなことをしなければならないだろうということで、ホームページは大変有力な発信手段だと考えております。またすぐにリニューアルというふうなわけにはいかないと思うんですけど、またホームページの内容を随時見直して、目に留まるようなホームページを発信していきたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) 私も早急にやれとは申しませんけれども、できる限り早く、こういったことはできることからしていただきたい、こう思っておりますし、この「田舎暮らし」のアンケート等でも五泉市を売り込めるわけです。こういった機会も逃さずに五泉市をアピールしていただきたいんですけど、その点はどうですか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 私もこの雑誌を見ましてですね、先進性であったり、インパクトであったりというのが非常にほかの市町村であるということで、市長が申されましたようにですね、いいことをやっているのをどんどんやっぱり目に留めてもらえるような、さっきのホームページもそうですけども、こういった紙媒体でもどんどん発信していけるようにしていきたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) ぜひともですね、私はその点をプロジェクトチームを組んでも構わないので、予算を大幅に増加してやっていただきたいと、こう思っておりますが、そういった点で移住といってもなかなか大変ですし、いろいろな住むところじゃなくて、働く場所もそうですし、取り巻く医療、教育関係もそうですし、いろいろ条件があるわけですけれども、よく利用されているのが空き家ということであります。今現在、五泉市において空き家はどうなっておりますでしょうか。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 令和元年度に空き家調査を行ったところでございますが、933件調査したところ、639件の空き家を確認しているところでございます。          〔「六百何件」と呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) 933件に対して636だったっけ。          〔「639件」と呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) 639件です、空き家。そういうことなんですよ。  そういった中でですね、空き家を、やっぱり実際は邪魔者です。先ほど市長の施政方針でも空き家対策のことは書いてありますけれども、空き家になっているということはですね、前回の5年前から調査しても、利用されているところもあるということで減っているわけですけれども、今も減らないところというのは基本的には所有者はもう放棄している、放置しているということですから、まちづくりのためにも本当に空き家というのはあっては困りますし、空き家の利用が大切だろうと。そのためによく移住でやられるのが、体験型の1週間だか1か月だったか、そこに住むのを体験していただいて、実際の市、まちの魅力を肌で感じていただくという、こういう取組が先進的なところはなされております。五泉市としても、空き家対策ということでそういったことを考えておられますか、まずは担当課。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 空き家バンクということで、これらの空き家の所有者の中から主にやっぱり内容を見ますと売買ということで、空き家を売りたいということで空き家バンクに掲載されている件数は2件あるような状態でございます。          〔「全然違う、市長」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 2件あるということなんですけども、もっと貸したい、借りたいというのが発生すればですね、田舎暮らしをしたいというのがあるわけでありますので、その整備をする、その建物をお貸しできる、その地域ですね、集落の中の1つの集落に一軒家とか、そこに移住体験、1週間住んでいただくと、これもやっぱり一つの手だと思っています。また、その集落の空き家のところに入りますれば、そこにその集落でちょっと維持管理、来た人にお手伝いしていただいてですね、またその集落の活力にもなろうと思っております。まちなかの空き家については、いろいろなことはできるかもしれませんけども、やはりそれぞれ集落のほうの文化とか、今まで培ってきたそういった伝統とか、そういうのを体験される移住体験ですか、やはり計画をしたいなとは思っています。どのように、これから本当に手探りでいくかもしれませんけども、検討したいと思っております。 ◆18番(羽下貢君) ぜひともお願いをしたいと思っておりますし、空き家バンクもですね、いろいろなデータベースの作り方があるわけでありますけれども、今現在聞いたところによるとGISというデータベース化をして、いわゆる地図に落とし込んで、そこをクリックすると情報が出てくるということですよね。という、そういうデータベース化を今しておるということなんですけれども、ぜひともそれ以外にも、だからいろいろな情報がすぐに分かるようなデータベース化をしていただきたいと、これは要望しておきます。  そういった中で、みんなが本当に住んでよかった五泉という五泉市のための除雪ですけれども、除雪の総延長を聞きましたけど、これは市道の総延長の何割ですか。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 市道の延長に対しての除雪延長ですが、市道の延長につきましては600キロ余りというふうに捉えております。          〔「何割だ」と呼ぶ者あり〕 ◎都市整備課長(塚野一也君) 市道の延長に対して、除雪延長は7割程度でございます。 ◆18番(羽下貢君) つまり残りの3割弱は、五泉市の市道にもかかわらず除雪されていないという認識でよろしいですね。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 市道におきましても除雪しない路線はございます。いわゆる田んぼの中の家のない市道というのも存在しますので、そういう部分もございます。 ◆18番(羽下貢君) ああ、なるほどね。そういうとこもあるんだ、そういえばね。私が意として聞いているのはですね、結局まちなかの狭くて機械が入らないところを除雪していませんよね。そういった箇所は何か所か把握していますか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 全部については把握しておりません。 ◆18番(羽下貢君) そんなことでいいんでしょうか、副市長。 ○議長(林茂君) 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 大変申し訳ございませんでした。正しくは、知っているんだけれども、数限りなくあって、ここで一概に申し上げることができないという、多分そういう表現だったと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) 分かりました。私も、じゃそういうふうに取ります。  そういった中で、除雪をされているところとされていないところがあるんですが、その基準は何ですか。          〔「忖度」と呼ぶ者あり〕
    ◆18番(羽下貢君) あまり答弁求めるのもちょっとかわいそうなんで、やめます。  ですから、それではですね、今市が持っている小型の除雪機が、押すやつがありますけれども、それが今回町内で6件でしょうか、貸出しがあったということですけれども、歩道除雪も含めてですね、なかなか歩道除雪、やはり歩道じゃなくて車道が優先で、その後ようやく歩道をすると。そうすると、子供たちの通学時間帯に間に合わずに、本当に子供たちが危険な状態で通学をしているということをもうずっと目にしてきましたし、何人もの議員の方もそれを何とか解消するために質問してきたはずですけれども、小型除雪機械を町内に貸し出して、歩道等、そして狭隘な、いわゆる狭い道路を除雪していただくという、そういった考えはありますか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 質問のことなんですが、町内に貸し出している手押し式の除雪機械を一般の歩道に使えないかということでしょうか。 ◆18番(羽下貢君) そういうことですね。例えばうちの町内だと、うちのところは機械が入っているんですけど、ずっと行くと歩道があって、歩道がやはり車道優先なので、子供が行くときはまだ除雪されていないと。そういった中で狭いところも、自分たちが通る五泉の市道としてのところも除雪できるし、だから歩道も除雪していただくと、その時間帯で。分かる。要は学校が大体小学校だと7時半過ぎから登校が始まりますけど、町内会でのボランティアとしてですけどという、仮にそれは何台かそれ町内の要望を聞いてですけど、そういった仕組みをつくるつもりというか、考えがあるかということです。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 歩道除雪につきましても現在市が管理している中の歩道全てにおいて除雪が行われているものではないというふうに認識はしております。  今ほどの議員のご質問の町内に貸し出す機械でそういった歩道もできないかということでございますが、町内のほうでもしそういった協力をいただけるものであれば、またあるいは除雪機械がその歩道除雪に合うものであれば、お願いできればありがたいなと思います。 ◆18番(羽下貢君) そのためには機械を買わなきゃいけないんですけど、ぜひともそういった方向で予算をつけて、お願いをしたいと思います。  それで、今回消雪パイプのトラブルということで、旧五泉市内が3件で、村松地内が1件プラスアルファでしょうか、ありましたと。今まで消雪パイプの水が出ていて、出なくなったということで機械除雪をしましたと。そうすると、これは住んでいる皆さん方はこれまでと対応が違ってですね、なかなか慣れなかったらしくて、不満がたくさんあったというふうな話を聞いていますけれども、本当にあの狭いところの消雪パイプが止まると、道路自体がなかなか除雪が難しいんですね。そうすると、押すところもないということになりますので、どこに持っていくかということで排雪とはまた違うとは私は思っているんですけれども、そういった対処は今後どのようにするつもりですかということです。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 本来消雪パイプの路線である部分がトラブルによって出なくなったということで、今回機械除雪で対応をさせていただきました。こういった部分につきましては、本来の消雪パイプをまた直してですね、戻すというのが一番だと思っております。議員がおっしゃるようにですね、今回そういった場所について、地元の皆さんからもいろいろな様々なご意見、ふだん消雪パイプなものですから、どうしてもやっぱり機械除雪と変わる部分があるということでご意見をいただいております。この場所につきましても今後ですね、ちょっと原因を今調査しているところと併せて、どういった対処ができるか検討を行っておりますが、我々としては消雪パイプの復旧をしたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) そういった中で、ここの例えば言いますけれども、旧学校町の2の裏のほうですけれどもね、狭い道路、多分ポンプ自体が、井戸自体が壊れているということだと想像されるんですけれども、今回の来年度予算では間に合わなかったのかどうか分かりませんけれども、故障箇所を修繕する予算がついていないんです。市長、どういうことでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 財政当局で間に合わなかったのは事実だと思っておりますけれども、井戸とポンプが損傷してですね、早急な対策は取れなく、機械除雪せざるを得なかったと。五泉の3か所につきましては、先ほど申し述べたように揚水管ですか、揚水ポンプの水位の位置を少し下げたからなったわけですが、村松地区のところにつきましては井戸を新しく掘らなければならないのか、そういったところを調査してですね、結果次第、来年の冬までには何とかしたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) ぜひともですね、住みよい五泉市、住んでよかった五泉市のために尽力していただきたいと、そう思っております。  それでですね、もう一つ、補正予算にも出ましたけれども、独居老人、独り世帯の高齢化の世帯の雪下ろし等の助成ですけれども、時間がないから何件か聞きません。申請があったらしていただけるんでしょうけれども、結局高齢者2人でも雪下ろしはできない。高齢者と結構年を取った女性の方、娘さんとか嫁さんだけども、やはりなかなか雪下ろしをすることができない、こういう状況でありますけれども、老人独り世帯の雪下ろしの補助金というのは、そういった柔軟な対応はしていただけるんでしょうかというまず質問です。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長五泉地域包括支援センター所長村松地域包括支援センター所長(林学君) 今の要綱でございますと、まず高齢者のお一人の独居の方、それから高齢者のみの世帯の方、それから高齢者と障害者の方、それから高齢者と15歳以下の児童の世帯、それから障害者のみの世帯、それから障害者と15歳以下の児童ということで対象者を絞っております。 ◆18番(羽下貢君) いや、だから、そんなこと言ったら悪いけど分かっている。だから、そこに今言ったように、結構のお年の娘さんとかがいても雪下ろしとかできないでしょう。だから、そういうところは柔軟に対応していただけますかという話をしているんですけど。 ◎市長(伊藤勝美君) 議員のおっしゃるのはよく分かります。今決め事を言ったわけで、それを柔軟にということなんで、65歳、私も60を超えていますが、そこに40歳の娘さんがおられても屋根の上に上がって下ろされない、これは現実だと思っております。どういった方法ができるのかですね、どういった戸数があるのか、いろいろ問題あろうかと思いますけども、予算に関わる問題ですけども、また命に関わる問題でありますので、検討させてもらいます。 ◆18番(羽下貢君) もう1分を切りますので、ぜひともですね、本当に住みよい五泉市のために一生懸命知恵を絞って努力をしていっていただきたいとお願いを申し上げて、質問を終わります。 ○議長(林茂君) それでは、以上で本日の一般質問を終了いたします。 ○議長(林茂君) 本日はこれにて散会をいたします。              午後 4時29分 散会...