五泉市議会 > 2020-02-27 >
02月27日-議案説明、一般質問-01号

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  1. 五泉市議会 2020-02-27
    02月27日-議案説明、一般質問-01号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 2年  2月 定例会(第1回)         令和2年第1回五泉市議会定例会会議録 第1号               令和2年2月27日(木曜日)                                            議事日程 第1号                   令和2年2月27日(木曜日)午前9時56分開会・開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期日程について 第 3 議長報告      (1) 監査報告      (2) 専決処分の報告について 第 4 当局報告      (1) 1月18日の村松甲寺町地内の火災について      (2) 1月28日の強風被害について      (3) 新型コロナウイルス感染症の対応について 第 5 議第20号 令和元年度五泉市一般会計補正予算(第8号)     議第21号 令和元年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)     議第22号 令和元年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)     議第23号 令和元年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第5号)     議第24号 令和元年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)     議第25号 令和元年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)     議第26号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第5号) 第 6 施政方針の説明 第 7 市政一般に関する質問                                            本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………4 日程第 2 会期日程について……………………………………………………………………………4 日程第 3 議長報告………………………………………………………………………………………4        (1) 監査報告        (2) 専決処分の報告について 日程第 4 当局報告………………………………………………………………………………………4        (1) 1月18日の村松甲寺町地内の火災について        (2) 1月28日の強風被害について        (3) 新型コロナウイルス感染症の対応について 日程第 5 議第20号~議第26号…………………………………………………………………15 日程第 6 施政方針の説明……………………………………………………………………………42 日程第 7 市政一般に関する質問……………………………………………………………………51       19番  阿 部 周 夫 君…………………………………………………………51        4番  松 川 徹 也 君…………………………………………………………59                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  落 合 英 昭 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  早 見   裕 君  市 民 課 長  青 木 幸 也 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  廣 田 雅 代 君   高齢福祉課長兼  熊 倉 雅 行 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  林   浩 之 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  佐 藤   豊 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  松 川 稔 明 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  松 澤 一 則 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前 9時56分 開会・開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、令和2年第1回五泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(林茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名であります。会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。  よって、7番、白井妙子君、8番、今井博君、9番、安中聡君を指名いたします。 △日程第2 会期日程について ○議長(林茂君) 次に、日程第2、会期日程でありますが、会期は本日より3月18日までの21日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第3 議長報告 (1) 監査報告 (2) 専決処分の報告について ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  監査委員より例月出納検査及び定期監査の結果について、市長より専決処分の報告について、それぞれ議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、さようご承知おきを願います。 △日程第4 当局報告 (1) 1月18日の村松甲寺町地内の火災について (2) 1月28日の強風被害について (3) 新型コロナウイルス感染症の対応について ○議長(林茂君) 次に、日程第4、当局報告であります。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 改めまして、おはようございます。令和2年第1回五泉市議会定例会をお願いしましたところ、議員各位におかれましてはご多用の中ご参集賜りまして、誠にありがとうございます。  それでは、3件の当局報告をさせていただきます。まず、1点目は1月18日の村松甲寺町地内で発生いたしました火災についてご報告申し上げます。初めに、このたびの火災によりお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様にお見舞いを申し上げます。  1月18日午前4時33分、村松甲5793番地、寺町地内、塚野聰さんの住宅から火が出ていると付近住民から消防本部に119番通報があり、消防署からポンプ車6台、人員35名、消防団は積載車5台、人員30名が出動し、午前5時46分に鎮火いたしました。この火災で火元の住宅1棟及び車庫1棟を全焼し、北側に隣接する店舗併用住宅1棟部分焼、南側に隣接の住宅1棟部分焼、合計4棟が焼損し、火元建物で2名の方がお亡くなりになり、3世帯8名の皆様が被災されたところであります。  以上、1月18日の村松甲寺町地内で発生した火災についてご報告申し上げました。  次に、1月28日の強風による被害について報告いたします。風速でありますが、消防本部における観測によると五泉消防で28日午後1時に毎秒27.9メートル、村松消防で28日午前11時に毎秒29.5メートルの最大瞬間風速を記録しました。また、笹堀地内の観測地点において、28日午後1時21分に最大瞬間風速毎秒37.2メートルを記録しております。この強風により転倒による重傷者1名、その他軽傷者4名の救急搬送がありました。また、国道290号線では走行中の危険を避けて停車中のコンテナトラックが2台も横転するなど、馬下橋から川東地区で交通への大きな支障が発生しました。  公共施設の被害状況でありますが、五泉北中学校体育館屋根材の一部めくれのほか、川東小学校の体育館の窓、非常口及び用具庫等の波板の破損、川東中学校エアコン室外機や排水管、室内看板及びネットの破損、村松図書館車庫のシャッターの破損などがありました。(次頁に訂正あり)農業用施設の被害でありますが、ビニールハウスの倒壊が菅名地区で2棟あったほか、ビニールの損傷が市内一円で41棟の被害を確認しております。停電についてでありますが、東北電力新津電力センターにより11時49分に論瀬、論瀬新田、高山、一本杉、本地地内、15時50分に猿和田、尾白地内、16時31分に馬下、小山田、小栗山、大谷地内で停電が発生しているとの報告を受け、防災行政無線で関係地域に周知を行いました。18時には全て復旧しております。  以上、1月28日に発生しました強風による被害についてご報告申し上げました。  次に、新型コロナウイルス感染症の対応についてであります。中国湖北省武漢市で発生し、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の対応につきましてご報告いたします。2月26日時点での日本における感染者数は893名、死亡者7名に上っています。クルーズ船チャーター機の関連を除くと感染者で174名、死亡者3名となっており、国内での感染リスクも日に日に増大しています。この感染症によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、感染により療養されている方の一日も早いご回復をお祈りいたします。幸いにこれまで新潟県内には感染の事例はありませんが、市では国内感染が判明したことから、1月31日に対策推進本部を設置し、感染症対策基本的事項の情報共有と市民への啓発を図ることなどを確認しておりました。(31頁に訂正あり)一昨日政府の基本方針が示されたことから、意思決定の迅速化と対策強化を図るため、昨日新型コロナウイルス対策感染症対策本部を設置して会議を開きました。政府が示した基本方針によれば、手洗い、せきエチケット等一般感染対策の徹底、発熱等の風邪症状が見られた場合の休暇取得や外出の自粛などがうたわれています。また、感染への不安から適切な相談をせずに医療機関を受診することは、かえって感染リスクを高めることなどを呼びかけることのほか、イベント等の開催について開催の必要性を改めて検討するようにとの要請があったところであります。対策本部においては、政府の基本方針を確認した上で、新たに窓口におけるマスクの着用、出勤前の体温チェックの徹底などを職員に指示したところであります。また、イベント等に関しましては当分の間、不要不急の会合等については自粛要請することなどを申合わせしたところであります。  なお、この2月、3月に修学旅行を計画していた3校の中学校について、延期を決定させていただきました。また、3月7日に挙行予定の中学校の卒業式については、時間短縮及び規模を縮小して実施することを決定いたしました。そのほかにも市主催のイベントについて延期、中止の判断を行う場合や開催方法の変更等があろうかと思っております。市民への周知については広報、ホームページあんしんメールなどを通じて進めてまいります。  先行きが見えない状況ではありますが、国、県と連携して対応することで早期収束することを願っております。  以上、新型コロナウイルス感染症の対応についてご報告申し上げました。  以上であります。  すみません。1点訂正させていただきます。強風被害についてでありますが、「川東中学校エアコン室外機や排水管、案内看板」と申すところを「室内看板」と申し上げました。訂正させていただき、おわび申し上げます。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 当局報告のですね、新型コロナウイルス感染症の対応について質問いたします。  学校教育課健康福祉課になろうかと思いますけども、2ページの中で感染への不安から適切な相談をせずに医療機関を受診することはかえって感染リスクを高めることなどを呼びかけることのほかということで、もし自分が罹患している可能性、例えば家族が首都圏にいる方、この議場にも多いかと思います。市民の方でも多いかと思うんですけども、そういった方が今度行き来当然しているわけですけども、そこでおかしいなと感じた場合に、五泉市民がですね、どういった形で相談できるのか、相談箇所といいますか。医者に行かないようにという注意喚起した場合に自分の症状がちょっとふだんとおかしいと感じたときにどなたに相談したらいいのか、その辺お聞かせください。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 今ほどのご質問でございます。不安等があろうかと思いますが、平日につきましては普通の風邪症状などで不安を感じた場合は当課健康福祉課でもお答えできるかと思いますが、渡航があったり、接触があったり、また関東、関西のほうへ出向いた場合で発熱した場合という不安の場合については直接新津保健所へ問い合わせていただいても結構だと思っております。2月10日の広報でその連絡先につきましては、当課と保健所の電話番号を掲載をさせていただいております。 ◆19番(阿部周夫君) ぜひですね、この辺周知徹底していただければと思いますし、それで実際今度もう感染してしまった場合ですね、起こり得るとは思うんですけども、そういった場合に報道等でもありましたけども、新発田中央病院ということを報道で聞いたのは私記憶しているんですけども、感染者を受け入れる病院、今現在新潟県内、下越、新潟地区ではどういった病院が受入れ対象となっていますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 新発田は医療圏域が違います。こちらのほうでは、指定機関ということでは市民病院が指定されております。 ◆19番(阿部周夫君) 市民病院というのは新潟市民病院ということで、新発田中央病院には五泉の人は行ってはいけないという形で県とか保健所から指導があるんでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) はい。問合せがあったとしても、やはり医療圏での対処ということになりますので、照会等は新潟市民病院になろうかと思います。
    ◆19番(阿部周夫君) これ大切なことです。そういった部分も五泉市民の方は、今ほど廣田課長が言われたように新潟市民病院に、もし感染が分かった時点と言ったらおかしいですけども、そういった形で治療ができるという安心さも行政のほうでですね、情報提供する必要があると思います。これぜひですね、早急にホームページ等で行ってください。  それから次、3ページ目の修学旅行と卒業式の件です。これ中学校の修学旅行、楽しい思い出になる行事だと思うんですけども、この3校の中学校名とですね、実際どういった修学旅行、行き先、期間、その辺お聞かせください。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今回修学旅行を延期した学校名ですけれども、五泉中学校、五泉北中学校村松桜中学校の3校であります。行く方面は京都方面ということで、京都、大阪方面になっております。期間としましては2泊3日の予定でありました。今のところ秋口に延期をするということで、計画を今旅行会社と打合せをしているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) あともう一つ、川東中学校があったと思うんですけども、今回延期の対象にならなかったのはこの時期に行かないということで、その辺は川東地区の中学校の保護者に対してはどういったお知らせをしている状況でありましょうか。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 川東小学校につきましては、実施が4月下旬の予定でありますので・・・・ ○議長(林茂君) 中学だろう。おめさん、今小学校と言うたろ。 ◎教育長(井上幸直君) すみません。川東中学校の修学旅行につきましては4月下旬の実施でありますので、判断をもう少し後になってから状況見ながらしたいということで、学校のほうから各保護者のほうに連絡しているはずであります。 ◆19番(阿部周夫君) 最後になります。3月7日挙行予定の中学校卒業式、時間短縮及び規模縮小ということで、これは保護者、今日もテレビでやっていましたけども、生徒だけで、学年だけでやるとか、保護者は入れないとか、あと保護者は1人だけとか、そういった内容が各報道機関でされていました。五泉市内の中学校の卒業式、時間短縮、具体的にもう卒業生だけでやるのか、父兄は入れないとか、その辺もし分かりましたらお聞かせください。 ◎教育長(井上幸直君) 中学校校長会と相談、協議をしているわけでありますが、現在のところは参加者につきましては在校生も保護者の方も、ご高齢の方はご遠慮くださいという形で、今のところ入れたいという要望であります。考え方であります。短縮につきましては、卒業生の一人一人に卒業証書を渡してたわけですけど、クラス代表にする、それから来賓の方の参加はぐっと絞り込みまして、学校長式辞教育委員会告辞、お祝いの言葉、それから来賓祝辞等につきましては全て印刷物でお願いをするということで今協議をしているとこであります。また、状況の変化によって、さらに厳しくいくことになるかもしれませんが、今のところそういうような形で進めたい、時間短縮をしたいということで考えています。 ◆19番(阿部周夫君) 受験も控えている中で、そういった中で仮に新潟県内で感染者が出た場合の対応はまた変わってくるかと思うので、その辺情報等収集しながらですね、子供たちの安心、安全と、また当局におかれましては市民の安心、安全のためにこれからも情報提供していって、市民に対しての情報提供していってください。  以上です。 ○議長(林茂君) 18番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) 同じく修学旅行の件でありますけれども、まずこの3校延期という決定をされましたけれども、教育委員会としては議論がされたんでしょうか。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 教育委員会の会議を招集したということではありませんけれども、それぞれ連絡を取りながら話はしていって、中学校長、それぞれの学校と協議をしたということであります。 ◆18番(羽下貢君) 国も最初はですね、主催者側の判断だという曖昧な言い方で、今回安倍首相が自粛してくれという話になりました。なかなか1つの中学校で決定をするというのは難しい判断だったと私は思っております。こういうことはですね、教育委員会が先立って決定をするということにしていただきたかったと思っております。  それでですね、特に五泉中学校はもう26日、もう過ぎましたけど、26日からの予定だったはずでありますけれども、キャンセル料等の必要経費というのはどのような話合いになっておりますか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今キャンセル料五泉中学校含めて3校、割合は違いますけれども、発生してくる予定であります。それで、今秋のほうに延期するということで旅行会社と日にちとか旅館とかの調整をしている中、今キャンセル料のほうは、料金についてはまだ集約中であります。ただ、支払い方法については今検討中ということでお願いしたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) 例えばキャンセル料が発生してしまったということでありますと、これ不可抗力で、ご父兄に負担をさせるのはいかがなものかと、こう考えますけれども、市長、いかがですか、この辺。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 教育委員会並びに学校当局とですね、並行で議論されて中止ということで決定、また対策推進会議、また対策本部等も立ち上げる準備段階で学校の修学旅行についての延期ということも確認し合ったところでございます。今報告課長からありましたように、延期ということで、どのくらいのキャンセル料が発生するのかまだ精査中といいますか、ないにこしたことないわけでありますので、今議会中には何らかの形が示されると認識しております。その際ですね、議会の皆さんとご相談させていただきたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) 最後にしますけれども、とにかく中学校の楽しい思い出の一番最たるものが修学旅行であります。ぜひとも子供たちには経験をさせてほしいですし、その費用も大きなものがありますので、その点も考慮しながら教育委員会とともに考えていただきたいと思います。  以上であります。 ○議長(林茂君) 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、お聞かせ願いたいと思います。新型コロナウイルス感染症について先ほどから話が出ておりますけども、私も少し聞きたいことがありますので、質問をさせていただきたいと思います。  今回の新型コロナウイルスというのは1度陰性が出て、安全だと思っていたら実はそうではなかったなんていうことで実際に拡大していったというような経緯があるというふうに聞いております。受入先、新潟市民病院というふうな話でありますけれども、当然そこに行くには連れていく方というのが必要になってくるという話になってまいります。当然そうすると、実際連れていった方も感染してしまう。実際に感染してしまったらどうしたらいいのかとかいうような問題も発生するかと思いますけども、そのあたりというのはどのように考えられているのか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 市民病院は指定病院でございまして、先ほどもご質問いただいておりますが、市民の方がまず直接市民病院に電話をするということではなくて、まず私どももしくは保健所に問合せをしていただきます。それから、保健所の指導を受けながら搬送するかどうかという判断に至ります。具体的な搬送については消防のほうになりますが、そちらについても私が答えるのはあれなんですが、防護服などの研修会も先日行っておりますし、それは罹患しないようにこちらも対策を講じて搬送する形になろうかと思います。 ◆9番(安中聡君) ということは、危険があるというふうなことを市民が感じても、自分から市民病院に行ったりしないようにということですよね。ということであれば、それこそ本当に周知徹底というのを行っていただきたいですし、特に高齢者の方なんかは体力が残念ながら弱っているということで、死亡に至るケースというのが実際北海道ですかね、ございました。そういった高齢者の不安等々というのも解消するために、ぜひとも見回りを強化していくなりなんなりということをやっていただきたいと思います。  もう一点聞きたいんですけれども、子供たちの関係ですね。残念ながら修学旅行計画というのが延期というふうな話になっております。残念な、本当に楽しみにしていたのにというふうなことで、悔しい思いされていることもあるかと思いますけれども、子供たちが学校に行って、当然授業等々受けるということであれば、そこで集団感染なんていうことも考えられるから、北海道のほうでは休校措置にするというような話も出ているほどであります。新潟県のほうではまだそういった症例というのが発生していないということなんでしょうけども、実際に休校にする等々の判断というのはいつ頃もしかしたら出ることになるのか。それは、やはり新潟県の中で感染者が出ましたということになってから、休校措置とかというふうに考えていくことになるのか、そのあたりちょっと聞きたいんですけども。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) まだ北海道もそうなんですけれども、まず感染者が出たという判断になろうかと思いますが、まだ今五泉地域、新潟県では感染者がおりませんので、そういった状況を日々集約しまして、必要があれば健康福祉課、保健所と相談しまして実施したいと思っておりますけれども、今はまだそういった検討に至っておりません。そういう状況になりましたら相談して判断したいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 子供さんの中にも不安を訴える方というのもいると思いますけども、その方たち、その子供さんたちも相談というのは健康福祉課なり、また新潟の保健所のほうに相談というふうな形になるのか、そのあたりはどうでしょうかね。学校に・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前10時23分 休憩                                                      午前10時23分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) 学校のほうとしては子供さんたちの相談というのはどのように受けて、感染の予防に努めていくというふうに考えているか、そのあたり聞きたいんですけれども。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 危険を、不安を感じるようなことがあれば、保健室に養護教諭もおりますので、そちらのほうに子供たちは相談することになろうと思いますし、担任の先生も日頃から子供の健康管理ということについてはコロナウイルスもありますので、よく子供たちを見てくれていると思います。そういったことで、あと予防対策としては先ほどもありましたように洗剤を使って手洗いをするとか、あとはアルコール消毒でやるとかということで、学校のほうでも気をつけて管理をしているところであります。 ○議長(林茂君) 9番、番号言うてください。 ◆9番(安中聡君) コロナウイルスの感染に関しては、マスク今大量に買われて、ないなんていうような状況も発生しているかと思いますけども、子供さんたちも不安の中でそういったマスク等々というのが必要かなというふうなことも考えたりはしますけれども、そういったマスクの購入というか、子供さんたちがマスクが手に入るように何らかの処置というのは行政として行っていくのか、そのあたりちょっと聞きたいんですけど、これいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) おっしゃられるとおり市内ではマスクが不足しておるところでございます。まず、個人で購入していらっしゃる方もおられますが、当健康福祉課としましても日々市内の薬局、問屋などに問合せをしながら情報収集に努めておるところでございます。まずは先ほども答弁しましたが、手洗いが一番ですので、まず手洗いをしていただきたいというふうに周知をしていこうと考えておるところです。 ◆9番(安中聡君) 手洗い、うがいなど周知するというのはそれはそのとおりなんですけども、実際のマスクがやはり欲しいというようなこともありましょうし、実際に購入に行ったけども、手に入らなかったというような方々も出てくるかと思いますけれども、そういった方々に対して市がどのように補助していけるのか、あるいはマスクを購入して備蓄して、それを放出するとかという手段取り得る、考え方としてあると思いますけれども、それを実際にやっていくのかどうなのかというのを聞きたいんですけれども・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前10時26分 休憩                                                      午前10時26分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 市民の方から具体的なご相談を受けておりませんので、今後考えていきたいと思っております。 ◆9番(安中聡君) あともう一点、イベント等そういったものに関して、不要不急の会合等というのは自粛要請というのが出ているというような話ですけれども、当分の間というふうな、そういったことをおっしゃられていましたけれども、この当分の間、もう大丈夫だというのは誰が判断するようになっていくのか、実際にどのように周知されていくのかというのはいかがでしょうかね。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 当分の間というのは国の指針に従ってですね、我々新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げています。そういった面で国、県の情報を収集しながらですね、対策本部で議論し、市民の皆さんの安心、安全のためにですね、広報していきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) イベントに関しては、この時期ならではのイベントをやったりというふうな方々もいらっしゃるというふうなことあります。準備のために会合設けて集まったりというような形というのをもちろん出てくるというようなところで・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前10時28分 休憩                                                      午前10時28分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) 私もちょっとコロナウイルスの修学旅行の関連についてお聞きしたいんですけども、修学旅行2学年が対象ということで、今実際五泉中学校、本来今日行っているはずだったということですけど、中止じゃなくて延期ということで、延期される9月というのは3学年になられているということですけど、授業等の対応というのはどのようになっているんでしょう。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 授業時数とかそういうことでしょうか。          〔「2学年でやるところを・・・・」と呼ぶ者あり〕 ◎教育長(井上幸直君) それぞれの学校、2学年の予定が3学年に実施することに今のところなっているわけでありますので、3学年の中で教育課程がしっかりできるように計画は、例年のものプラスアルファのとこ出てくるわけでありますので、その分はきちっと消化できるようにすると考えています。 ◆6番(桑原一憲君) その中で3学年になるとクラス替えがあるんじゃないかと思いますけれども、修学旅行、班行動とか、既に時間かけていろいろ準備してきたと思うんですけど、その辺というのは9月に延期した場合は新しいものとしてまたもう一回やるわけですか。 ◎教育長(井上幸直君) それぞれの学校の考え方もあるんだろうと思いますが、私個人としては新しい学級になるわけでありますので、当然約半年後のわけですけど、前の学級に戻ってということにはならないだろうと思っていますので、新しい3年生の学級でやるものだと思っています。 ○議長(林茂君) 桑原さん、一言申し上げておきますけども、一般質問じゃないんだから、当局報告に対する質問でありますから、こういう場合どうなるんだと、こうしたらいいんだろうかと、自分の考えなんて必要ないんですから。 ◆6番(桑原一憲君) 分かりました。  じゃ、ちょっと予防と対策について、手洗い、マスクということでしたけれども、今通学バスとか非常に多く乗っていて、バスの運転手から感染されたというようなニュースもありますけど、バスの消毒とか、教室も含めて消毒とか、換気とか、そういった対策とかというのは何か講じられているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今のところ部屋の換気を十分にする等の指示は出しておるところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 消毒とかというのは今後講じる予定というかですね、準備というのはあるもんでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今アルコールもかなり不足している状況でありますけれども、そういったところを手配をして、学校に設置するなどの措置を今考えている最中でございます。 ◆6番(桑原一憲君) 例えば学校だと、何かアルコールに代わるようなものというか、次亜塩素酸でしたっけ。そういったものというので代用したりということはできるんじゃないでしょうか。          〔「それは・・・・」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(桑原一憲君) はい。 ○議長(林茂君) 12番、伊藤昭一君。 ◆12番(伊藤昭一君) 1月28日の強風被害についてちょっとお尋ねをします。  1月28日から29日にかけて、大分強い風が吹いたということで、ここにも今ほど報告ありましたが、笹堀の地区で37.2メートルという瞬間最大が吹いたわけであります。それで、2ページ目を見ますと停電ということでありますが、たまたま停電があちこちで発生をしたということなんですけども、ちょうど時間帯も夕方、そしてちょうど日も短い時期でもありましたので、防災行政無線、またはあんしんメールで配信をされたということでありますけれども、ちょうど笹堀地内なんですが、夕方2時間ほど停電がされたということで、たまたまあんしんメールもなかった、防災行政無線もそこには、笹堀地区という部分がなかったということで、ちょうど夕方ですので、お母さんたちはいろんな部分で準備をする、またはストーブだとかという部分で当然あったんですけども、そういう部分があんしんメールでもなかったということで問合せがあったんですが、その辺のところはどういうあれですか。 ○議長(林茂君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 1月28日から29日にかけての強風についてでございますが、今ほどご質問いただきました停電につきましては東北電力のほうから地区、それからまた戸数等の情報を得ましてあんしんメール、また防災行政無線を使いまして、その地域の方にお知らせしたとこでございます。今お話ございました笹堀地区にあったということにつきましては、私どもも後ほど町内の情報を得たとこでございます。なぜそうなったかということにつきましては十分検証しないといけないと思っておりますし、以後また確実な情報をつかんだ上で、的確な地域の皆さんへの情報伝達に努めたいということでありますが、このたびの件についてはしっかり受け止めて、今後対応していきたいと思っております。 ◆12番(伊藤昭一君) ぜひその辺のところを東北電力なり、ぜひ検証していただきたいなというふうに思います。ただ、今回はたまたま強風という部分だけだったですけども、これからいつ何どきどういう災害があるか分からないという、こういう時代でもありますので、その辺のところ含めてしっかりと共有していただいて、そして市民にその情報を提供していただければなと、このように強く求めて終わります。 ○議長(林茂君) 15番、鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) 1月18日の村松甲寺町地内の火災につきましてですね、結構テレビをつけて、初めて分かったという人がかなりおられたし、また寺町の地内におりながら、その日は無風だということで類焼が少なかったと思っております。そういった面で寺町地内の人でも知らなかったという方々が非常に多かった。多かったという言葉が適切か分かりませんが、知らなかったという人もおられるんです。それと、どの範囲まで防災無線で火災の周知されたのか、その辺お聞かせいただけますか。 ○議長(林茂君) 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 範囲についてお答えいたします。  行政防災無線については消防団の管轄の分団でやっているところでありまして、寺町の火災の場合は駅前通、城町、これが範囲となっております。 ◆15番(鈴木良民君) 新町といいますか、上町、その辺には入らないでしょうかね。含まれないでしょうか。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) 今ほど言われました新町、上町、消防団の第1分団、先ほど言いました駅前通、城町、寺町の範囲に入っております。 ◆15番(鈴木良民君) 風がなかったということが、死亡された方おられますので、よかったとは言えませんが、やはり町内会対応というものもひとつ必要なのかなという気がいたしました。そういった面で火災、または大きな事故が起きたときにですね、周知方法をいま一度考えていただきたいと思っております。  以上であります。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第4を終了いたします。 △日程第5 議第20号~議第26号 ○議長(林茂君) 次に、日程第5、議第20号から議第26号まで、以上7件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第20号 令和元年度五泉市一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ7億1,632万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を246億1,174万2,000円とするものであります。  補正の主な内容は、各事業の精算見込みによる減額、または追加であります。  それでは、歳入について申し上げます。1款市税8,703万3,000円の追加のうち、1項市民税7,300万円の追加は、個人市民税2,900万円の減額と法人市民税1億200万円の追加を差引きしたものであります。  3項軽自動車税は、85万円の減額であります。  4項市たばこ税は1,500万円の追加であり、6項鉱産税は108万3,000円の追加であります。  7項入湯税は、120万円の減額であります。  2款地方譲与税531万1,000円の追加のうち、1項地方揮発油譲与税は290万円の減額であります。  2項自動車重量譲与税は、830万円の追加であります。  3項森林環境譲与税は、8万9,000円の減額であります。  3款利子割交付金は、720万円の減額であります。  6款地方消費税交付金は、6,630万円の減額であります。  7款自動車取得税交付金は、59万4,000円の追加であります。  8款環境性能割交付金は、240万円の追加であります。  10款地方交付税5,000万円の減額は、特別交付税であります。  12款分担金及び負担金9万3,000円の追加は、夜間診療所運営負担金であります。  13款使用料及び手数料755万6,000円の減額は、総合会館使用料489万6,000円、村松体育館使用料181万3,000円の減額が主なものであります。  14款国庫支出金1億4,757万円の減額のうち、1項国庫負担金7,701万1,000円の減額は、保育所運営費負担金1,788万4,000円、児童手当負担金4,810万1,000円、児童扶養手当負担金1,048万9,000円の減額が主なものであります。  2項国庫補助金7,056万5,000円の減額は、障害者地域生活支援事業費補助金1,804万8,000円、プレミアム付商品券事業費補助金3,000万円の減額が主なものであります。  3項国庫委託金6,000円の追加は、中長期在留者居住地届出等事務委託金5,000円の追加が主なものであります。  15款県支出金4,943万9,000円の減額のうち、1項県負担金767万円の減額は、主に国民健康保険の保険基盤安定負担金1,239万円の追加と保育所運営負担金894万2,000円、児童手当負担金1,019万円の減額を差引きしたものであります。  2項県補助金3,592万3,000円の減額は、障害者地域生活支援事業費補助金902万4,000円、地域子ども・子育て支援事業交付金471万1,000円、多面的機能支払補助金424万9,000円の減額が主なものであります。  3項県委託金584万6,000円の減額は、主に県営住宅特別修繕交付金65万2,000円の追加と新潟県議会議員選挙費委託金325万1,000円、参議院議員通常選挙費委託金312万2,000円の減額を差引きしたものであります。  16款財産収入247万1,000円の追加のうち、1項財産運用収入14万5,000円の追加は、市有地貸付料6万4,000円、土地開発基金土地貸付料5万1,000円の追加が主なものであります。  2項財産売払収入232万6,000円の追加は、物品売払収入356万8,000円の追加と不動産売払収入124万2,000円の減額を差引きしたものであります。  17款寄附金1,998万9,000円の減額は、ふるさと応援寄附金2,000万円の減額が主なものであります。  18款繰入金2億5,110万円の減額は、財政調整基金繰入金2億円、地域福祉基金繰入金1,600万円、教育施設整備基金繰入金1,300万円、地域振興基金繰入金2,210万円の減額であります。  20款諸収入1億1,157万2,000円の減額は、プレミアム付商品券販売代金1億2,000万円の減額が主なものであります。  21款市債1億350万円の減額は、事業費の増減に伴う追加と減額を差引きしたものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款議会費458万2,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  2款総務費1,620万7,000円の追加のうち、1項総務管理費3,764万円の追加は、退職手当6,127万3,000円、グランドファミリー住まいる事業412万4,000円、ウェルカムファミリー住まいる事業983万3,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  2項徴税費572万7,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  3項戸籍住民基本台帳費141万6,000円の追加は、主に住居表示整備事業の費用弁償18万5,000円、個人番号カード発行業務等委託交付金184万1,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  4項選挙費1,723万円の減額は、各事業の精算による減額であります。  5項統計調査費12万円の追加は、主に統計調査員等報酬29万8,000円の追加と時間外勤務手当17万3,000円の減額を差引きしたものであります。  6項監査委員費1万2,000円の減額は、人件費の執行見込みによる減額であります。  3款民生費3億4,774万5,000円の減額のうち、1項社会福祉費1億5,015万円の減額は、主に国民健康保険特別会計繰出金2,291万6,000円の追加とプレミアム付商品券換金委託料1億5,030万円、介護保険特別会計繰出金1,357万7,000円の減額を差引きしたものであります。  2項児童福祉費1億9,758万8,000円の減額は、主に私立保育園支援事業の償還金860万2,000円、病児保育運営事業委託料240万7,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  3項生活保護費7,000円の減額は、人件費の執行見込みによる減額であります。  4款衛生費1,786万6,000円の減額のうち、1項保健衛生費1,827万4,000円の減額は、主に市医師会夜間診療所運営補助金74万8,000円、不妊治療費助成金54万4,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項清掃費40万8,000円の追加は、ペットボトル処理委託料51万7,000円の追加と人件費の執行見込みによる減額を差引きしたものであります。  5款労働費570万6,000円の減額は、人件費の執行見込みによる減額であります。  6款農林水産業費5,782万7,000円の減額のうち、1項農業費5,638万2,000円の減額は、主に県営湛水防除事業負担金156万8,000円、県営ため池等整備事業費負担金190万9,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  2項治山林業費144万5,000円の減額は、主に事業の精算見込みによる減額であります。  7款商工費485万4,000円の減額は、主に五泉の木づかい家づくり事業補助金30万円、ごせん起業者応援事業補助金15万7,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  8款土木費7,187万5,000円の減額は、主に各事業の精算見込みによる減額であります。  9款消防費871万8,000円の減額は、消防活動業務の時間外勤務手当75万円、水防倉庫解体工事101万2,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  10款教育費7,766万9,000円の減額のうち、1項教育総務費941万4,000円の減額及び2項小学校費1,336万4,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  3項中学校費3,113万3,000円の減額は、主に学校施設維持改良工事58万3,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  4項幼稚園費839万3,000円の減額は、主に幼稚園補助事業の償還金524万6,000円の追加と各事業の精算見込みによる減額を差引きしたものであります。  5項社会教育費421万9,000円の減額及び6項保健体育費1,114万6,000円の減額は、各事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  11款公債費994万円の減額は、市債償還金元金647万2,000円の追加と市債償還金利子1,641万2,000円の減額を差引きしたものであります。  12款予備費1億2,574万9,000円の減額は、歳入歳出を差引きし、減額するものであります。  次に、第2表、繰越明許費の補正であります。道路橋梁費維持一般管理経費及び複合施設建設事業について、年度内の事業完了が困難なことから、繰越明許費を設定し、事業の推進を図るものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。総合会館改修事業ほか19事業の限度額をそれぞれ変更するものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第21号 令和元年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ2,313万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を59億2,360万6,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。4款国庫支出金22万円の追加は、国民健康保険制度関係業務事業費補助金であります。  7款繰入金2,291万6,000円の追加は、保険基盤安定繰入金が主なものであります。  次に、歳出について申し上げます。総務費、1項総務管理費30万円の追加は人件費の調整であります。  8款予備費2,283万6,000円の追加は、歳入歳出を差引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第22号 令和元年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ5,764万5,000円を減額し、歳入歳出予算総額を65億1,234万6,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。1款保険料1,600万円の減額は、第1号被保険者保険料の現年度分特別徴収保険料900万円と現年度分普通徴収保険料700万円を減額したものであります。  4款国庫支出金1,358万4,000円の減額は、介護給付費負担金1,285万1,000円と調整交付金324万円の減額が主なものであります。  5款支払基金交付金1,204万3,000円の減額は、介護給付費交付金1,450万1,000円の減額と地域支援事業支援交付金245万8,000円の追加を差引きしたものであります。  6款県支出金312万5,000円の減額は、介護給付費県負担金460万6,000円の減額が主なものであります。  8款繰入金1,357万7,000円の減額は、事務費繰入金806万5,000円の減額が主なものであります。  10款諸収入68万4,000円の追加は、3項雑入であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費769万2,000円の減額は、介護認定調査事業で主治医等意見書作成料384万6,000円の減額が主なものであります。  2款保険給付費5,370万9,000円の減額は、居宅介護等サービス給付費5,239万円、地域密着型介護等サービス給付費6,008万4,000円の減額と施設介護サービス給付費4,216万6,000円の追加が主なものであります。  3款地域支援事業費1,088万6,000円の追加は、介護予防・生活支援サービス事業で介護予防サービス給付費907万8,000円の追加が主なものであります。  4款基金積立金716万2,000円の減額は、介護給付費準備基金積立金であります。  7款予備費3万2,000円の追加は、歳入歳出を差引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第23号 令和元年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ1億9,667万7,000円を減額し、歳入歳出予算総額を26億6,594万8,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。1款分担金及び負担金1,025万5,000円の追加は、下水道事業受益者負担金であります。  2款使用料及び手数料1,997万3,000円の減額は、下水道使用料であります。  6款諸収入454万1,000円の追加は、主に共同埋設負担金であります。  7款市債1億9,150万円の減額は、下水道事業債であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費35万5,000円の追加は、流域下水道維持管理負担金が主なものであります。  2款下水道事業費2億1,395万6,000円の減額は、汚水管渠整備事業2億1,272万5,000円と人件費123万1,000円の減額であります。  3款公債費33万5,000円の減額は、下水道事業債の利率見直しなどによる減額であります。  4款予備費1,725万9,000円の追加は、歳入歳出を差引きし、追加するものであります。  次に、第2表、地方債の補正につきましては、下水道事業債の限度額を変更するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第24号 令和元年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ236万9,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ3,218万7,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。2款使用料及び手数料51万9,000円の減額は、現年度使用料であります。  3款繰入金185万円の減額は、衛生費繰入金であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費236万9,000円の減額は、1項総務管理費の受水費120万円の減額及び消費税及び地方消費税116万9,000円の減額であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第25号 令和元年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ85万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を5億3,316万1,000円とするものであります。  補正予算の内容を歳入から申し上げます。3款繰入金85万5,000円の追加は、保険基盤安定繰入金が主なものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費8万8,000円の追加は、1項総務管理費で人件費の調整であります。  2款後期高齢者医療広域連合納付金76万7,000円の追加は、基盤安定繰り出し分の金額が確定したことによるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第26号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたびの補正予算は、第3条に定めた収益的収入及び支出予算の収入予定額から1,200万円及び支出予定額から1,221万1,000円をそれぞれ減額するものであります。  また、第4条に定めた資本的収入及び支出予算の収入予定額から3,800万円及び支出予定額から1億3,920万円をそれぞれ減額するものであります。  初めに、第3条予算の収入について申し上げます。1款水道事業収入1,200万円の減額は、1項営業収益の受託工事収益の減額であります。(次頁に訂正あり)  次に、第3条予算の支出について申し上げます。1款水道事業費用1,221万1,000円の減額は、1項営業費用の受託工事費960万円の減額及び総係費264万8,000円の減額が主なものであります。  次に、第4条予算の収入について申し上げます。1款資本的収入3,800万円の減額は、2項工事負担金の減額であります。  次に、第4条予算の支出について申し上げます。1款資本的支出1億3,920万円の減額は、1項建設改良費の配水設備費1億3,320万円の減額が主なものであります。  補正の結果、資本的収入額が支出額に対して不足する8億3,090万1,000円は、内部留保資金等で調整するものであります。また、人件費の調整に伴い、予算第8条に定めた職員給与費1億3,558万3,000円を1億3,297万2,000円に改めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。  大変申し訳ありません。また訂正をさせていただきます。議第26号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第5号)についてであります。3条の予算の収入について、「1款水道事業収益1,200万円」と申し上げるところ、「水道事業収入」と申し上げました。訂正させていただき、おわび申し上げます。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) まず、歳入のとこで市民税ということで、市たばこ税が1,500万増収となっているわけです。平成31年4月からですね、市の庁舎内も全面敷地内禁煙等、たばこを吸う方が減るのかなという思いではいたんですけども、実際数字に表れると消費増税の分もあるかとは思うんですけども、この1,500万、たばこ税が現状の3億強からまた1,500万足されたということですけども、これ財政課にお聞きしますけども、税務課でもいいですけども、五泉市内の方々、たばこを嗜好される方は特段消費増税による値上げ等、あと禁煙箇所の制限等があるけども、そう変わらず、逆に増えているという状況として捉えていいんでしょうか。 ○議長(林茂君) 早見税務課長。 ◎税務課長(早見裕君) 補正でもって若干今回上げさせてもらいましたけども、当初の見込みよりも思ったほどに、傾向として間違いなくたばこ吸う方の割合は年々減っております。ただ、当初見込み、思ったよりも今年度ちょっと減った、増税の関係もございますけども、こういったふうな結果になっております。 ◆19番(阿部周夫君) 本当はもっと減るだろうと思っていたけども、そうは減らなかったということで、過年度に比べれば減っているんだけども、財政当局、税務課から見ると思ったほど減らなかったという考え方でよろしいでしょうか。 ◎税務課長(早見裕君) 議員のおっしゃるとおりでございます。 ◆19番(阿部周夫君) ぜひ禁煙の取組をしていっていただければと。  それとですね、あと市税で同じくですね、今度入湯税、これが今度マイナスになっていると。市の管轄で馬下保養センター、さくらんど温泉、そしてあと民間の温泉施設、咲花温泉になるわけですけども、これ財政課まとめて答弁いただければと思うんですけども、実際施設利用者、観光客含めて減っているという要因での入湯税の減収という補正でよろしいんでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) このたびの補正に当たりまして、それぞれ資料を提出していただいたところですが、入湯税納めていただくところ、五泉市内、咲花温泉まずございますが、そちらのほうも入湯税納めていただく額減収となっております。また、市の施設といたしまして、馬下保養センター、さくらんど温泉がございますが、それぞれ入湯税減収というような形になりましたので、今回補正をお願いしているところでございます。 ◆19番(阿部周夫君) 分かりました。その辺また新年度予算のところで質問させていただきます。  それから、歳出のほうのですね、30ページ、予防費の中で子ども等予防接種事業ということで、子どもインフルエンザ助成費が増額されていますけども、報道によると新型コロナウイルスの罹患を防ぐために手洗い、マスク等をされている方が多いことによって、逆に通年インフルエンザの罹患する方が少ないというテレビの報道があったんですけども、五泉市においてはそうではなくて、インフルエンザの罹患は通年どおりと言ったらおかしいですけども、さほど、毎年と同じように罹患者、インフルエンザがそれなりという言い方ちょっと適切じゃないかもしれませんが、通年どおりインフルエンザに罹患している子供が増えたり、多かったりしたことでこのたび助成金の補助という形になったもんでしょうか。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 子どもインフルエンザ助成費でございますが、罹患というよりはやっぱりインフルエンザのワクチンでありますので、罹患を防ぐという意味で、危機意識の高まりということで若干増えているという状況だろうと分析しております。 ◆19番(阿部周夫君) これワクチンに対する助成ということで、罹患する医療費助成とは違うということですね。分かりました。すみません。  それからですね、総合戦略の救急医療対策事業、これ75万4,000円ということで、この3月の年度末においてですね、補正増という形が出ているんですけども、夜間診療所は旧大倉医院のとこにあるかと思うんですけども、これ特段ですね、今この時期に80万余り、75万ですけども、補正増をしてお支払いしなければならない何か変わった状況って起きたもんなんでしょうか。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 夜間診療所につきましては、五泉市が東蒲原郡医師会と契約を結んで診療所を開設していただいておりますが、この事業収入のほうです。診療報酬が昨年度はインフルエンザが非常に多うございましたが、今年度はやはり少のうございまして、事業収入が少なかった分に対して五泉市が補助金として支出するものでございますので、3月までの見込みを出したところで、その不足分を補正として計上させていただいたものでございます。 ◆19番(阿部周夫君) なかなか夜間診療所を使う患者さんがいないことによって、収入が減ったということで、それを補填する補助金ということで。分かりました。  それと、あとこれ最後です。都市整備です。舗装事業で舗装工事、補正減をしております。道路改良事業で補正減としていますけども、この辺組み替えてですね、いろんな地域の要望とか、まだ山積しているかと思うんですけども、そういった分は、この補正した分は新年度にですね、何らかの形で道路改良費等増えているものなのか。まだ、私も要望しているところもありますし、ほかの方々、ほかの町内要望されている箇所が多い中で、今ここで舗装事業等、道路改良事業等ですね、補正減する理由がちょっと私理解し難い部分があるんですけども、仮に特定の道路だけに特化したものであればそれは理解できるんですけども、その辺ご説明願えればと思います。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 今ほどのご質問の道路舗装工事でございますが、当初予定していた部分が完了したことによる補正減をお願いするものであります。ただ、今ほどご意見ありましたほかの利用については、今後また検討してまいりたいと思います。 ○議長(林茂君) 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まずですね、一般補正の5ページになりますかね。 ○議長(林茂君) 初めから決めていてください。 ◆9番(安中聡君) 障害者地域生活支援事業補助金ということで出されているかというふうに思います。障害者生活支援事業費補助金ということで1,804万8,000円というふうなことで減額というふうなこと、国の支出金が減るというようなことであります。障害者に関係する五泉市の要望というのは私としては多いんじゃないかなというふうに考えるんでありますけれども、今回このような多額の減額に至った理由というのは何があるのか、いかがでしょう。
    ○議長(林茂君) 廣田課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) こちらは当市で行っております障害者の方の在宅におけるサービス事業費に対する国県補助になります。こちらについては国の補助ということでございますが、このたび国のほうから内示が通達されまして、それの部分、その部分につきまして予定よりも不足が生じたために、こちらを減額させていただくために計上させていただいたものでございます。 ◆9番(安中聡君) 事業として実際に利用人数が減ったと、という話ではなくて、あくまで国のほうがお金をくれなかったというふうな形でよろしいんでしょうかね、これは。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) はい。人数等が減ったということではございません。 ◆9番(安中聡君) 当然足りない部分というのはもう多分支出をしてしまっている部分でありましょうから、市の持ち出しというふうな話になるかと思いますけども、当然こういったことが続いていけば市の財政というのが苦しくなっていくというように考えますけれども、国等に要望というのはしっかりと上げているのかどうなのか、ちゃんと使った分満額下さいよという話をしているのか、それはいかがでしょうかね。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 今ほどの質問ですが、この補助金については十分な補助金を頂いているわけではありませんが、今年度について要望したわけではありませんが、これにつきましては県を通して要望などを考えていきたいと思います。(31頁に訂正あり) ◆9番(安中聡君) それでは、次お聞きします。  ページ3、総合会館の使用料ということで、今回489万6,000円というふうな形で減額というふうになっております。これに、総合会館や、またほかの使用料に関して減額になっている部分というのは12月議会でお話しさせていただいた部分がありますけれども、利用者の減というふうなことが主な要因だと思うわけでありますけれども、実際見込みとして少なくとも3月末まではやはり使用減が続いていくというような状況になっていくというような判断ということでよろしいんでしょうかね。 ○議長(林茂君) 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 議員のおっしゃるとおり利用者が減となっておりますので、それで3月まで減っていくということの見込みの減でございます。 ◆9番(安中聡君) 公共施設というのは、やはり市民に使用してもらって初めて意味があるというようなものだと思いますし、使用者が増えても減っても大幅な維持管理費というのが減にはならないというふうに考えますけれども、総合会館の維持管理の歳出というのは実際にどういうふうに変動していくというふうに考えていますか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時19分 休憩                                                      午前11時21分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) この施設使用料は、利用者の減に伴いまして、施設の維持管理費につきましての大幅な減は見込んでおりません。 ◆9番(安中聡君) 実際にお話にあったとおり変わらないというところであります。ただ、当然使用者が少ないというふうに見込んでいるのであれば、それだけはっきり言えばもったいない期間というのが実際発生するというところです。私としては、やはりこういったものというのは今までどおり使用者に使ってもらえるような料金体系というのを考えるべきだというふうに考えていますけれども、その見直し等々というのは考えていらっしゃるのかどうか、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) それはそっちじゃねえな。市長だな。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 使用料を取ってですね、その維持管理費に充てよというご質問でしょうか。維持費は使用料収入が公的機関、公的施設におきましては、使用料が増減しようが何しようが、何しようがという言葉は申し訳ありません。変動があろうがですね、維持管理費はかかるわけでありますので、快適に使用していただくための維持管理費は十分確保しながらですね、施設維持に努めていきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 維持管理に努めるというのはそれはそのとおりですけども、使用者が少なければはっきり言えばもったいないと先ほど言いましたけどもね、そういう期間がある。実際に免除、昨年の6月ですかね、から免除の見直しということで施設費を取るようになって、実際に利用者が減になってというのが、12月議会でも言いましたけれども、顕著になって、実際にこれからの使用料というのも減になっていく。当然総合会館なり、そういったところがお金を取る施設だということになれば、一般の人が気軽に足を運ぶという機会も少なくなる。やはりそういったところというのは見直していかないと、使用料金を見直して、しっかりと総合会館を使っていただくというような形に持っていかないと、そもそも出歩く人がただでさえ少ないのがもっと減っていくというような状況になるので、ぜひとも見直しをしていただきたいというところです。  次行きます。ページ10の歳入のところ、諸収入で駐車場使用料金というもの取っているというふうなことになっています。職員駐車場使用料259万2,000円上がっているというところですけれども、これって当初から見込んでいた金額ですか。当初から職員駐車場使用料取っていますよと、それで増額になりましたというようなことになっているのか、これはいかがですか。 ○議長(林茂君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 職員の駐車場の使用料についてでございますが、昨年度までは職員駐車場利用者ということで本庁舎、また支所庁舎利用職員等につきましては駐車料金ということで月額1,000円を取っていたとこでございますけども、昨年の4月から新たにほかにも駐車場利用している職員ということで、例えば市場の駐車場を市場開催していないときに利用している職員がおりましたり、また保育園等々で利用する職員もおりました。また、総合会館につきましてももらっている職員もいたんですけども、改めてまた一括してこちらのほうでまとめて収入を受けるということに整理させていただきまして、新たに4月からそれらの職員からもらう駐車料金ということで、年度が終了するに当たりまして額がある程度見込まれますので、それについてこのたび計上させていただいたとこでございます。 ◆9番(安中聡君) この駐車料金についてはまとめてというふうなことを先ほどちょっと言いましたけれども、ということはほかのところでは駐車料金というのは減額になって、こちらの歳入の総務費のところで全部受けるというような形にしたわけですかね。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 今までももらっていたものをですね、まとめたものもございますし、また新たに頂くことになりました駐車料金もここに一括計上させていただいたとこでございます。 ◆9番(安中聡君) この駐車場使用料というのはどういうふうな形で決めていますかね。実際に条例とかそういったもので幾ら幾らですよというふうな規定があるのか、それとも行政のほうで好きなように要綱を決めて徴収できるようになっているのか、そのあたりいかがですかね。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時27分 休憩                                                      午前11時27分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 大変申し訳ございませんでした。今までもらっておらなかった職員の分を改めてこの1年分ということで、このたび予算計上させていただいたというとこでございます。 ◆9番(安中聡君) 今まで取らなかったものを取るようになったというような話かと思います。市場のところ、たしか整備したのというのは大分前だと思いますし、市場使っていないときには職員の駐車場にしましょうよといって使っていたというのが大分前からあったと思いますけども、今この時期になって職員駐車場使用料ということで取り出した理由は何かありますか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 利用する職員からいわゆる応分の負担をもらう、利用していることに限ってはまさに実情でございますので、公平感を保つ意味でも利用している職員からは応分の負担をもらうということで4月から徴収するということにしたものでございます。 ◆9番(安中聡君) 昨年の6月には・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時29分 休憩                                                      午前11時29分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 新たに駐車場料金をもらうということにつきましては、以前から市場等の利用者もいたわけでございますが、止める職員につきましては許可を出しまして、そこで止めるということで、このたび新たに4月から整理をしたとこでございます。 ◆9番(安中聡君) 昨年の6月に市民団体の免除見直しとかで施設料金取るようになったりとか、また今回、今まで取ってなかった職員駐車場の使用料を取るようになったりということで、理由を聞けば受益者負担だ、受益者負担だというような言い方していますけれども、いささか考え方がおかしげかなというふうに考えています。結局のところそういった駐車料金を多く取っていくというふうな話になっていけば、当然職員の給与等々に跳ね返っていかざるを得ないというところがあります。 ○議長(林茂君) 安中さんさ、要するに取ることになったんだてば。予算つけたんだから、そのような説明、今説明あったんだから、それでいいねか、へえ。今までもらわんねかったがんもらうようになっただけの話だがね。あとそれ、何言いたいんだて。 ◆9番(安中聡君) 要するにこれからちょくちょく機会を見つけて職員なり市民なりの負担を増やしていこうという魂胆が見えるかなと、というのがあって、じゃそれはちょっとおかしいんじゃないかということを言っておきます。 ○議長(林茂君) やめさせるぞ、本気に。 ◆9番(安中聡君) ページ13、議会費というものが出ていて、政務活動費補助金というのが96万6,000円減額になっているというところであります。政務活動費96万6,000円というのはかなりの金額になると思いますけれども、これが減少になった理由というのは何かあるんですか。 ○議長(林茂君) 減少になっていねがな。  暫時休憩。          午前11時32分 休憩                                                      午前11時32分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。  ここでいいてば。あ、そこでもいいです。ここでもいいわや、そんげん。          〔事務局長、当局側席に着く〕 ○議長(林茂君) 熊倉議会事務局長。 ◎事務局長(熊倉央君) 政務活動費でありますが、このたびの減額は4月から11月分の前期分ですね、戻入れ15人分と、あと後期辞退された方が1人おりましたので、その合計額の減額分となっております。 ◆9番(安中聡君) 後期辞退したの私ですけど、それは要らんというふうに返した部分でありますけれども、前期のほうも10万だったかな、私返したのは。その金額以外の部分というのが要するに政務活動費として使われなかった部分というふうに考えていいわけですよね。ということは、そもそも政務活動費というのは金額を見直して、少なくしていいんじゃないかというふうに考えますけれども、それはどのように・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時34分 休憩                                                      午前11時34分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) じゃ、詳しく前期のほう聞きますけど、15人分返還があったということがありますけども、具体的な金額というのを教えていただけますかね。 ◎事務局長(熊倉央君) 返還9人分、これは前期を終了した9人分が31万6,841円、それから満額返還が6名で60万という内訳でございます。 ◆9番(安中聡君) それは、あくまで平成31、令和元年に支給したけれども、使われなかった部分という理解でよろしいんですか。 ◎事務局長(熊倉央君) はい、おっしゃるとおりでございます。 ◆9番(安中聡君) 分かりました。政務活動費の金額関係についてはまた別の機会にさせていただきますけども、取りあえずそのような金額が余ったということの事実が判明したということは・・・・ ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時36分 休憩                                                      午前11時36分 再開          〔事務局長、事務局長席に着く〕 ○議長(林茂君) 再開します。  質問変えてください。 ◆9番(安中聡君) はい。それでは、次の質問ということにさせていただきます。  ページ23、プレミアム付商品券ということで、これ本当に大きな金額が出てきております。1億5,030万円の減というふうな形で出ています。プレミアム付商品券については国の事業ということで、五泉市でもやるよというような話だったかと思いますけども、これって対象者実際に何人ぐらいで、実際に使用された、買われた、そういったものというのが何人というふうな形なんでしょうかね。これいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 対象者ということでございます。まず、対象者の方、非課税者の方、それから子育て世帯の方ということで、当初合わせて1万1,000人を見込みました。そのうちの予算は9割ということで、合計1万人を見込んでおりました。結果、この予算のところでは残念ながら5割はいかなかったんですが、1万人のところ4,000人申請をお願いしているところでございます。まだ集計は、今29日まで購入できますので、終えておらないところでございます。 ◆9番(安中聡君) 1万人を対象に見込んで4,000人ということで、5割はいかないというような形です。普通に考えればお得になる商品券という話で、もっと購入者がいてもいいはずですけども、何でこのような悲しい結果になったのか、この考え方というのはいかがですか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 私どももより多くプレミアムの5,000円がついておりますので、ぜひ買っていただきたいと思いまして広報、ホームページ、広報については毎月掲載させていただいておりますし、非課税の方、子育て世帯の方にも再勧奨ということで、どうぞということでご案内も一生懸命させていただいたんですが、残念ながら4割にとどまったんですが、私として考えているのは以前国のほうで金額を対象者に振り込むという、幾ら振り込むという制度があったんですが、このたびは購入していただくという制度に変わっておりますので、残念ながらPRを一生懸命させていただいたんですが、4割にとどまったところだと考えております。 ◆9番(安中聡君) 実際にお金を持っていって、購入してから初めてそれ以上の買物ができるというようなのがプレミアム商品券というところです。これ国の制度で、少なくとも五泉市においては国の目算が外れたというふうに考えていいかと思うわけであります。そういったやはり五泉市の実情に合った給付、少なくとも先ほどおっしゃいましたけども、そもそも金額を振り込むというようなやり方であればもらう人というのがそれなりにいたというふうなことだと思いますけれども、そういったちょっと国の制度おかしいんじゃないと、もっと五泉市の実情に合わせた制度にしてくださいよというような意見というのはちゃんと上げているんですかね。これはいかがですか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時41分 休憩                                                      午前11時41分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。  当局、要望なんかするわけねえねっかね。 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 考え方はいろいろあろうかと思いますけれども、国でそういう制度といいますか、事業を計画された。それで、五泉市が乗らないというわけにはいきませんので、精いっぱい、先ほど健康福祉課長が申し上げましたけれども、努力した結果として40%ぐらいの数字にとどまっているということでございます。それについて国のほうに申し上げる予定はございません。 ◆9番(安中聡君) ということは、これがうまくいかなかった責任は全て五泉市にあるというふうなことをおっしゃりたいわけですか。 ○議長(林茂君) 終わり。 ◆9番(安中聡君) いやいや、まだあります。 ○議長(林茂君) いいってば、へえ。 ◆9番(安中聡君) いや、ほかにあります。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時42分 休憩                                                      午前11時42分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。  じゃ、別な質問。あまり要らねことばっかりしゃべるなや、そうせば。 ◆9番(安中聡君) 別な質問せえということなんで、別の質問しますけどもね。  それでは、病児保育運営事業、ページ29でございます。病児保育運営事業ということで、今回240万7,000円ですかね、これが必要だということで上げてきているというところでございます。五泉中央病院になって3人から6人に病児保育たしか増加されたということで、利用者というのがやはり多くなってきているのかなというふうに、それだけのやはりやってほしい、ニーズというのが埋まっていたのかなというふうな考え方ありますけども、実際の使用者、人数というのがどのように変遷してきているのか、これはいかがでしょうかね。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時44分 休憩                                                      午前11時44分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 病児保育でございますけれども、この12月に五泉中央病院のほうに移転をいたしまして、定員が今議員のおっしゃったとおり3人から6人に増えたということでございますけども、今現在の4月からの通算でございますけども、利用者308人でございます。 ◆9番(安中聡君) 308人ということで、かなりの方が利用されているということですかね。4月からやってきて、これからも恐らく、特に新型コロナウイルスの関係とかで、それではないんだけれども、やはりちょっと子供さんの具合が悪いから、病児保育お願いしたいなというようなやはりニーズというのがこれから増えるんじゃないかなというふうに予想されますけれども、実際に今上げている予算でこれ足りるんですかね。3月の末までこれで足りるというふうに考えて上げてきているわけですかね。これはいかがですか。 ◎こども課長(林浩之君) 病児保育のこのたびの補正予算でございますけれども、こちら病院のほうからこのたび定員も増えまして、新たに保育士も増員いたしましたので、それに伴う委託料の増額ということでございますので、相手方のほうからこれだけの金額が必要だということで計上したものですので、不足はないものと思っております。 ○議長(林茂君) そうじゃのうでや、そのコロナがはやってるっけ、そういうがんに対して面倒するよりも、管轄違うっけ、そう言えばいいんだてば。 ◎こども課長(林浩之君) コロナウイルスに関しての症状で病児保育を利用するということはないかと思いますので、そちらについては該当しないものと考えております。 ◆9番(安中聡君) 実際当局の考えるものと実際のニーズというのが本当に合致するのかというのは、これから保護者の方が、実際に子供を見ておられる方からすると予測の範囲外のことが起きる可能性もあるというふうに考えるわけですけども、そこら辺はしっかりと新型コロナウイルスの関係についてはいや、うちではないんですよということで、実際に連れてこられる場合には症状というのは分かんないと思いますけども、その辺り今後考え得る対策というのは取っていかれるのか、どういうふうな対策が考えられるのか、それをお聞きしたいんですけども。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時47分 休憩                                                      午前11時47分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) すみません。安中議員のご質問で1点訂正をお願いいたします。  障害者地域生活支援事業補助金の国への要望ということでございますが、先ほど本年度しておりませんというふうにお答えをしましたが、毎年、今年も国へ予算を確保するように市長会を通じまして要望を行っておりますので、その部分について訂正をお願いいたします。 ○議長(林茂君) 1時15分まで休憩します。          午前11時48分 休憩                                                      午後 1時14分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  午前中に引き続きまして、議案に対する質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変申し訳ありません。午前中のですね、当局報告の中の新型コロナウイルス感染症の対応につきましての読み文の中の感染症につきまして、「新潟県内には感染の事例はありませんが」という読み文の冒頭に、「幸いにこれまで」という言葉をつけました。罹患者に対しまして、大変申し訳なく思っております。この点をですね、削除させていただき、訂正しましてですね、おわび申し上げる次第であります。よろしくお願いします。 ○議長(林茂君) それでは、質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 8番、今井博君。 ◆8番(今井博君) 36ページなんですけれども、経済活性化推進事業というものがありまして、そこで住宅リフォーム助成制度、この事業の補助金について446万5,000円ということで、この金額の減額ということで、この減額についてはですね、どうしてこういうふうな減額になったのか、ちょっと理由ですね、ちょっとお聞かせください。この理由と同じなんですけども、減額された要因というのはどういう要因なのか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(林茂君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 減額の要因というのはなかなか分析も、検証しておりますけども、まずもって減額お願いしておりますのはこれまでの実績を踏まえまして、3月末の年度末まで見込みは十分対応できるだろうということで、予算から差っ引いたものがこの減額でお願いしておるところでございます。その要因は、なかなか難しいところでございますけれども、リフォームの補助金でございますので、毎年毎年同じ率の方がやるというふうにも限ったことでもないかと思いますので、結果として今年度につきましては件数が当初見込んだより少なかったというふうなことだと思っております。 ◆8番(今井博君) 去年から今年にかけて減額ということになりますかね。要するにそれだけの注文数が減っているということなんでしょうけれども、ちょっとそこをお願いします。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 昨年度のものについて、ちょっと今私減額の部分は、資料について持っておりませんが、最終的な年度の実績件数でございますが、29年度から申し上げますと、29年度についてはちょっと多くて、件数につきましては全体で336件、30年度の申込みが247件、元年度がこれまで、1月末現在で221件というような実績でございます。状況でございます。 ◆8番(今井博君) 分かりました。残念ながらちょっと減りつつあるというような状況だということで、これについてはまた一般質問のところで質問したいなと思いますんで、ひとつそのときはよろしくお願いします。  それから、25ページなんですけれども、生きがい促進事業で、その中で敬老会事業ということで記念品がですね、23万7,000円、それから金婚式事業の中で記念品として19万4,000円の減額としてありますけれども、これは去年の敬老会、金婚式ということになりますか。なぜこの記念品について減額になったのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(林茂君) 熊倉高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(熊倉雅行君) まず、生きがい促進事業、敬老会でございますが、こちらはですね、88歳の方及び100歳、100歳以上の方の記念品、見積りの結果、差額が生じたもので、減額させていただくものでございます。  次に、金婚式事業の記念品でございますが、こちらは参加された方に特に金杯を差し上げておりました。金婚式ですけども、これ年度当初50組ぐらいで見積もったんですが、実際参加の受付を取りましたら30組ということで差額が発生し、記念品を買う必要がありませんでしたので、このたび減額ということでお願いするものであります。 ◆8番(今井博君) 聞くところによりますと、期待して行ったけれども、残念ながら記念品がなかったというような状況で、その方の話をすればですね、残念ながらお年寄りを大事にする、お年寄りに寄り添うというふうなことではないのかなというようなことをちらっとお聞きしまして、ああ、そうかなというような話をしました。それはそれでやむを得ないところかなと思いますけれども、それからですね、19ページなんですけれども、住居表示整備事業の中でですね、19万2,000円の補正となっておりますけれども、これにつきまして去年の活動というか、今どこまでちょっと進んでいるのか、それから去年の活動についてもちょっとお聞きします。 ○議長(林茂君) 松澤村松支所長。 ◎村松支所長兼地域振興課長(松澤一則君) 住居表示事業についてどこまで進んでいるかということでございますが、昨年度はですね、住居表示研究会を立ち上げまして、5回にわたり審査といいますか、協議を行ってきたところでありまして、3月末におきまして意見書という形で提出といいますか、提出しているところでありまして、今年度につきましては審議会を開催すべく進めてまいりましたが、なかなかちょっと日程調整がうまくいかず、今に至っているところであります。(39頁に訂正あり) ◆8番(今井博君) いろいろとお忙しいところがあると思いますけれども、村松の住民の民意といいますかね、それをよくお酌み取りいただいて、進めていっていただければなと思います。  最後にですね、5ページで個人番号カードについてなんですけども、個人番号カード、この交付事業費・・・・すみません。ちょっと目が悪くて、申し訳ないです。交付事業費補助金で184万1,000円というので現在のですね、個人番号カードの作られた人数ですかね。ちょっと累計幾らぐらいになっているか、ちょっとお聞かせください。目標にしている数に対して今現在何%が作られているか、所持しているかお答えください。 ○議長(林茂君) 青木市民課長。 ◎市民課長(青木幸也君) それでは、1月末現在の個人番号の交付の実績でありますが、4,340枚というふうなことで、交付率が8.61%となっております。一応今年度に入りまして、国のほうで令和4年度までにほぼ全国民に対して交付をしていくというふうな事業を計画を立てておりますので、一応当市としましても多くの方から交付を受けていただくべく今事業を取り組んでおるところでありますが、まだ実質的にはこのような状況というふうなことであります。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、午前中のちょっと質問であったプレミアム商品券事業についてまずお聞きします。  先ほどのちょっと説明の中に見込みが1万人で、それに対して4,000人で大体40%というようなお話があったんですけども、これもともとの対象が1万千何百人かいるのに対してではなくて、考え方としては、そういう見込みに対するパーセントというのが報道されているのとかというのは皆さんそういうことなんですか。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 予算の上では全員ではなくて、非課税の方は申請されても、扶養になっていらっしゃる方が該当しなかったりという条件などがありますので、全員を予算計上していたのではなくて、9割というふうに考えたところでございますので、子育てと合わせて1万人ということで当初予算計上して、今現在は4,000人というふうに見込んだところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) ある程度不交付者みたいなのを想定してそうなっているということですか。不交付者というのはどのぐらいいらっしゃったんですか。
    健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) まだ確定ではないですが、不交付者ということでは非課税者の中で不交付というふうにさせていただいた方については499人を見ております。子育て世帯については申請主義ではなくて、条件を満たしているということで全て引換えの対象とさせていただいておりますので、あくまでも非課税者というところの数字でございます。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、先ほど大体4,000人に換金されたというか、換金じゃなくて、発行されたということですけど、そのうちの子育て分と非課税者の内訳はどのようになっていますでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 4,000人というのは見込みでございまして、今実績の調整中でございますので、確定じゃないということでお話をさせていただきたいんですが、子育ての方については世帯ですが、474、それから非課税の方が2,935、合計で3,409で、4,000人に届いていない状況でございます。 ◆6番(桑原一憲君) 大体4割行かない、30%台ということで、全国大体どこでもそのような状況で、先ほどご説明あったように申請制だということでなかなか厳しいと。再勧奨とかいろいろ一生懸命やられたということで、これは健康福祉課さんだけの問題じゃなくて、五泉市全部の問題だと思うんですけど、私ちょっと聞いたところでは申請に行くための、バスに乗って申請行ったり、タクシー乗って申請に行くその手間だったり、費用が大変で行けないという人とか、申請に行くこと自体が大変だということを聞いたんですけれども、今回のこういった、全国一律そのぐらいなのかもしれませんけど、五泉市においてもやっぱり4割行かなかったということで、もともと消費減税に対して消費を喚起したり、下支えするというためにあると思うんですけど、それが6割以上使われなかったと。補助率は、プレミアム分は100%だと思うんですけど、本来使わなきゃいけなかったやつが使われなかったことに対して、五泉市としてはそれを健康福祉課だけじゃなくて、ほかの課とそういった情報共有というのはされる予定はあるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 1時30分 休憩                                                      午後 1時32分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。  今各課協議するつもりあるかねえかというんだから。分かる。こども課と高齢福祉だねか。要するに今後の、だからねえばねえと言えばいいし。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 既に購入いただく人には購入いただいてしまっておりますので、今後ということではもう考えておりません。  1点、すみません。申請についてなんですが、やはり公共交通とか移動手段にお困りの方を考えまして、引換えは金券と引き換えますので、来ていただくことを原則としておるんですが、申請行為については返信用をつけさせていただいているので、郵送でも、ご本人様ではなくても結構ですということでお願いしていたところでございました。 ○議長(林茂君) だっけ、協議するつもりあるかねえか、それ聞いてっかんてば。ねえばねえと言えばいい。だっけ、おめさんの課と高齢福祉で今後、そこの部局なわけだから。そことは協議するつもりあるかねえかというんだから、今後考えてねえば考えてねえと言えばいいんだ。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 今後については考えてございません。 ◆6番(桑原一憲君) 60%使われなかったということは五泉市にとっても、地域経済という点でもやっぱり問題があることだと思うので、ぜひ情報を共有していっていただいて、今後のよりよい市政運営につなげていただきたいと思います。  それでは、15ページの一番下のふるさと応援寄附金事業、返礼品が942万4,000円の減額ということで、この要因についてお願いします。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) ふるさと応援寄附金の減額でございますけれども、当初予算額が1億1,000万見込みましたけれども、今回寄附金がですね、そこまで伸びないということで、歳入のほうで2,000万円減額させていただきましたので、同じく歳出のほうでも返礼品のほうを減額させて補正、歳入減ということで要求させてもらったところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) その要因としては・・・・ ○議長(林茂君) ちょっと待った。要因というのはねえんだって。寄附来ねかっただけの話しだねかや。 ◆6番(桑原一憲君) そうですけど・・・・ ○議長(林茂君) だから今暫時休憩だよ。          午後 1時35分 休憩                                                      午後 1時36分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆6番(桑原一憲君) 6月に返礼品の規制が強化されたという影響でもしかして下がっているのか、そしてほかの市町村と比べて、五泉市の落ちというのはどうなんでしょう。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 今年度のふるさと応援寄附金の減少の要因でありますけれども、今ほどありましたように総務省からの通達ですね、返礼品の3割限度、あと五泉市の特産品に限る、あと当市からの寄附金についての返礼品は送付しないというふうな要因がございますけれども、全体としてやはり令和元年度、今年度につきましては災害が多くあった年でもあって、県外の市町村、災害があった都市に寄附が多く行ったりしたのもありましたし、あるいは用途で例えば首里城がですね、焼失したとか、そういったところに寄附が流れたというような要因を考えております。  以上であります。 ◆6番(桑原一憲君) 分かりました。五泉市すごくいろいろ新しい取組をされていたり、新しい情報を発信されていて、比較的頑張っていらっしゃる姿が見えた中で、それでも落ちているというのは台風とかそういった影響ということで、ガバメントクラウドファンディングもやっていただきましたけど、ぜひそういう寄附者も巻き込んで関係人口増やしていくという、そういうチャンスだと思いますので、引き続き頑張ってください。  それでは、最後に19ページの住居表示整備事業につきまして、費用弁償ということですけども、この日程と内容をお願いします。予定している大体の期間と内容をお願いします。 ○議長(林茂君) 松澤村松支所長。 ◎村松支所長兼地域振興課長(松澤一則君) 今回の住居表示整備事業の補正予算につきましては、この3月中旬にですね、住居表示実施区域の町内会長を対象にしまして、町内会長、88町内ございますが、その地区を対象にしまして懇談会を開催したいということであります。そこで住居表示の概要やこれまでの経緯を説明申し上げまして、住居表示の理解を深めてもらうとともに、住居表示について町内会長から意見を賜りたいと考えております。その懇談会に出席するための費用弁償として今回18万5,000円と食糧費のお茶代でありますが、7,000円の補正をお願いしたものであります。 ◆6番(桑原一憲君) 先ほどちょっと説明あった中で今までの経緯ということで、研究会5回やって、意見書が出たというところで、ただその研究会というのはそもそも審議会に意見を提出するというための研究会だったと思うんですけれども、審議会を開かずに、説明会でしょうかね。町内会長に対していろいろ意見が出たり、質問があったときに、それに対して誰が答えるんですか。 ◎村松支所長兼地域振興課長(松澤一則君) このたびの町内会長の懇談会につきましては、昨年度の住居表示研究会とは別にですね、また住居表示の概要とか今までの経緯を説明するものであって、それとはまた別個の懇談会というふうには考えております。 ◆6番(桑原一憲君) ということは、じゃ研究会で出た5分割、3案についての説明はされないということでしょうか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) これまでの経過を説明申し上げですね、審議会の方針、また研究会の答申、答申といいますか、まあ答申ですね、それをお聞かせしまして、私が意見を聴取すると、懇談会をするということであります。 ◆6番(桑原一憲君) 研究会は、あくまでも審議会に対して5分割、3案の名称を提出したわけですよね。それを飛び越して、市長がもう地域の方にやるということではない。 ◎市長(伊藤勝美君) 飛び越してはいないんです。行政活動としてですね、ご説明申し上げて、一日も早くですね、住居表示の結論を出したい。今日の朝も火災の報告させていただきました。甲何番では分からない。こういった情勢でありますので、寺町地内と言いましても分からない。そういった情勢でありますので、住居表示を確定してですね、そのとこがそこだという、これはやはり早急にですね、結論を出したいと考えております。一概にこうするということでなくですね、まず88人の町内会長さんから集まっていただきまして、これから年度の替わりがあるわけでありますんで、町内会長はじめですね、町内会が集まる時期でありますので、それぞれの町内ですね、意見を出し合っていただきたいというお願いでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 説明会開催する際に、その説明会で逆にちょっと答えられなくて誤解があったり、ストレスを感じるような会にならないようにぜひやっていただきたいですし、5分割、3案出したときにも付記されていた、ぜひよりよく皆さんで合意形成を図ってやってくださいというのがありましたので、私も先ほど市長おっしゃられたように今の甲、乙、丙というのはやっぱりよくないと思っております。そこで進めるというのは非常に大事だと思うので、しっかりと皆さんと合意形成を図りながら進めていっていただきたいと思います。  終わります。 ○議長(林茂君) 18番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) お二人で住居表示が出ましたので、私もちょっと確認だけしますけれども、旧町部の88の町内会長さんの意見をお聞きする会である、そのために今までの経緯を説明するということで、認識でよろしいんでしょうか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 意見を聞くというよりどういったことで進められているかというあたりが必ずしも認識されていないという状態なんです。まああの丁寧にですね、説明申し上げ、今までの経過をご説明申し上げ、この住居表示の変更をですね、真剣に考えていただきたい、このようにお願いの会でございます。 ◆18番(羽下貢君) 当然ご意見等々お聞きするわけですから、これまでの経緯が分からなければ意見も述べられないということでありますので、それは経緯を説明するのは当然でありますけれども、町内会長さんといっても、ずっとやられている町内の町内会長さんと1年交代の町内会長さんというのがあるわけでありますので、なかなか町内会長さんの意見というのも個人的な意見であるとは思いますけれども、旧町部にお住まいの皆さんですから、ぜひとも中の生の声を聞いてきていただきたい。これはお願いして、そこで終わりますけれども、歳入、市税で法人税が1億もプラスになっております。地方はなかなか景気が上向かない、また専門家の話だともう既に日本は景気的には下り坂に入っているという話でありますけれども、この要因は何でしょうか。 ○議長(林茂君) 早見税務課長。 ◎税務課長(早見裕君) 法人の市民税につきましては、それぞれ会社ごと決算時期違いますけども、随時申告を受けたところで課税をしているところでございます。当然年度当初の見込みとしては、前年度、その前の年、ここ数年の実績とともに、総務省のほうでのですね、情報等をですね、参考にして見込みを立てているわけなんですけれども、今回当初想定していたよりも、見込んでいたよりもこの12月までの実績として結構金額が上がってきていると。その分析について特別な何か要因といいますか、何か税率が変わっているとか、どこか新しい新規産業の起業があったとか、そういったふうな特別な特筆するような要因というのは特にございませんで、結果的に12月までの実績がこういうふうに上がってきているということであります。会社の業績が少しよかったのかなというふうなところで捉えておるところでございますけども、そういうことでございます。 ◆18番(羽下貢君) 細かいこと聞いて申し訳ないんだけども、各いろんな業種ありますよね、ニット、繊維関係とか、建設業関係とか。全ての業種で要は上向きなわけですか。分からなかったら分からないでいい。 ◎税務課長(早見裕君) 申し訳ございません。ちょっとその辺の内容の分析といいますか、資料をちょっと持ち合わせておりませんので、ただ何かどこかの業種が飛び抜けてというふうなですね、はっきりした要因というのは見受けられないというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) 分かりました。税収が増えることは大変喜ばしいことでありますので、市としても応援していっていただきたいと思います。  歳出14ページ、退職手当が6,100万出ておりますけれども、すみません。これ課長級は何名、その他何名でしょうか。 ○議長(林茂君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) このたびの定年退職でございますが、課長級といたしましては6名、それ以外の退職済みのものも今年度ありますけれども、それ以外の者が24名でございます。(42頁に訂正あり) ◆18番(羽下貢君) 退職済みの方はここには入っていないわけですけど、何名です。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 今年度自己都合で途中で退職された方は3名ということでございます。(42頁に訂正あり) ◆18番(羽下貢君) 分かりました。変なこと聞いて申し訳ございません。  残りあと1点だけ。寄宿舎解体工事ですけれども、今解体工事が一番お金がかかりますけれども、大分減額されましたけれども、この要因は何ですか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 愛宕中学校の寄宿舎の減額分ですけれども、当初アスベストが入っているのではないかということで、それの処理費、調査費を含めて予算を見積もっておったところですけれども、実際アスベストが含まれていないということで、その分の減額になります。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。          〔「ちょっと訂正」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 1時50分 休憩                                                      午後 1時50分 再開 ○議長(林茂君) 再開いたします。 松澤村松支所長。 ◎村松支所長兼地域振興課長(松澤一則君) 訂正をお願いしたいんですが、今井議員の質問の中で、私「住居表示研究会」と答弁しましたが、正しくは「住居表示研究委員会」ということで誤りでございました。訂正しておわび申し上げます。 ○議長(林茂君) それでは、お諮りをいたします。  本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。 8番、今井博君。 ◆8番(今井博君) 非常にいい政策、施策がありますけれども、そういう中で残念ながら個人番号カード交付事業費補助金、それが184万1,000円は、国民一人一人がですね、持つ個人番号の作成や通知カードや個人番号カードの発行で国民の管理しやすくし、国民の情報を掌握することを目的にするものでありまして、世界的にもですね、リスクが非常に大きいため、見直す動きが主流となっております。ゆえにですね、議20号には反対をいたします。また、住民の民意とは真逆のですね、住居表示の入ったこの議20号には反対をいたします。 ○議長(林茂君) 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、一般会計、第20号について意見を述べます。  内容的には出すべきものかなというものも確かにございます。ただ、しかしやはり複合施設建設事業の問題、今回は繰越明許費補正という形で出ていますけれども、約36億円。それ本当に出していいのかというふうな疑問の持たれている方というのがかなり多い。また、その内訳というのが一体どのようになっているのか、一般質問でもさせていただくことにはなりますけれども、やはりそのあたりの疑義が解消されない事業であるというところもございます。また、マイナンバーについても私もやはり個人個人に番号を管理してもらうという、よく分かんない制度をやっていると。それは、正直おかしいんじゃないかと。実際になくしてしまって、何か不利益が生じたらその人の責任ですよ、うちは知りませんというのが国の方針なんでございましょうけども、そもそもこういったマイナンバーというのは市役所内、また国の中でどういった方がどういった職業に就かれているのかというのを管理すればいいだけの話で、一人一人に管理してもらうように配るというのはやはり違うと思いますんで、そのあたりの費用等々も入っていますので、20号については反対いたします。  以上です。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) ちょっと1つだけ言わせていただきますと、住居表示整備事業について、多くの住民というのはやはり整備を推進してほしいというふうに私は願っているというふうに感じております。ただ、その中で反対されている方も中にはやっぱりいらっしゃいます。そういったところを今回補正で説明会開かれるということなので、しっかりと意見を聞いていただいて、お聞きいただき、そして皆さんが納得されて、よりよい、いい形で新年度の審議会開催につなげていただきたいと思います。ということで賛成いたします。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決をいたします。1件ずつ行います。  議第20号 令和元年度五泉市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第21号 令和元年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第22号 令和元年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第23号 令和元年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第24号 令和元年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第25号 令和元年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第26号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩。          午後 1時57分 休憩                                                      午後 2時14分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。  施政方針に入る前に当局より発言の申出がありますので、それを許可します。 総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 先ほど羽下議員からご質問いただきました定年退職に関する中身でございますが、定年による課長職の退職者の人数ということでのご質問につきましては、6名の退職者はおりますが、定年及び勧奨の退職者もおりますので、内容につきましては、内訳と申しますか、定年と勧奨による退職課長が6名でございます。  もう一点ございました今年度中に退職した職員何名かということでお尋ねいただきましたが、3名とお答え申し上げましたが、数えましたら4名おりました。訂正しておわび申し上げます。どうも申し訳ございませんでした。 △日程第6 施政方針の説明 ○議長(林茂君) それでは、これより日程第6、施政方針の説明であります。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、令和2年第1回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案をご審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  さて、昨今大きくクローズアップされております人口減少対策につきましては、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和元年改訂版)」及び「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定を受けて、国や地方自治体における最重要課題として、今後の取組が非常に注目されているところであります。  本市におきましては、合併以来、毎年人口の自然減と社会減が続いており、合併時5万8,436人であった人口は、令和元年5月末には5万人を割り、今後も高齢化率のさらなる上昇や少子化の一層の進行が懸念されております。  加速度的に進行する若年人口の減少と老年人口割合の増加は、経済、産業、財政のあらゆる面に大きな影響を及ぼすものであることから、本市では、人口の動向分析や将来展望と、これまで行ってきた人口減少対策への取組や地域特性を踏まえ、このたび「第2次五泉市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略」を策定いたしました。  令和2年度からスタートするこの第2次総合戦略におきましては、「未来世代を守り育てる」「産業の活力を高める」「五泉の魅力をつなげる」「確かな暮らしを充たす」の4つを基本目標として、市民の皆様、事業者の皆様と共に手を携え、知恵を出し合いながら、若者の定着や子育て環境の充実などに取り組むことにより、将来都市像「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」の実現を目指してまいります。  令和の時代となり、本市にとりましても新たなステージが始まろうとする今こそ、心を新たに市政運営に邁進し、皆様と思いを1つに、この五泉市を「住んでよかった、住みたいまち五泉」へと成長させてまいります。  それでは、予算の概要と具体的な施策について、順次ご説明申し上げます。予算規模でありますが、7会計で438億6,085万8,000円となり、16億3,558万1,000円、3.9%の増であります。  このうち一般会計は、2.5%増の248億8,200万円であります。  また、一般会計以外については、下水道事業特別会計が公営企業法の適用を受ける下水道事業会計へ移行し、簡易水道事業特別会計が水道事業会計に統合され、6会計の合計で189億7,885万8,000円となり、前年度に比べ10億3,358万1,000円の5.8%の増であります。  次に、会計ごとにご説明申し上げます。初めに、一般会計の歳入であります。  市税は固定資産税、軽自動車税の増、法人市民税、市たばこ税の減などにより0.7%増の52億1,305万5,000円、地方消費税交付金は11.1%増の10億2,500万円、地方交付税は1.3%増の73億5,800万円を見込みました。  繰入金は、地域振興基金繰入金の増、財政調整基金繰入金の減などにより9.7%増の6億1,740万3,000円、市債は1.6%増の48億1,781万4,000円を見込みました。  次に、歳出であります。  総務費は財政調整基金積立金の増などにより6.6%増の21億8,581万5,000円、民生費は認定こども園等運営負担金の増などにより4.4%増の74億5,183万9,000円、商工費は景気対策特別借換資金預託金の増などにより5.5%増の10億7,200万1,000円であります。  土木費は(仮称)交流拠点複合施設建設事業、市営住宅建設事業の増などにより49.1%増の43億9,127万円、教育費は公立認定こども園整備事業、幼稚園補助事業の減などにより、24.7%減の15億6,620万2,000円、公債費は借換債の減などにより、11.7%減の46億2,050万4,000円であります。  続きまして、特別会計であります。  初めに、国民健康保険事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ56億1,998万5,000円であり、前年度対比3.0%の増であります。  増額の主な理由は、保険給付費や国民健康保険事業費納付金の増加によるものであります。  次に、介護保険事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ63億751万1,000円であり、前年度対比0.3%の増であります。  次に、後期高齢者医療事業であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ5億6,549万7,000円であり、前年度対比8.3%の増であります。  増額の主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金の増加によるものであります。  次に、水道事業であります。予算総額は、29億1,829万1,000円であり、前年度対比4.8%の増であります。  増額の主な理由は、簡易水道の統合と建設改良費の増加であります。  次に、下水道事業であります。令和2年度より公営企業会計へ移行し、予算総額は35億6,387万8,000円であります。  続きまして、具体的な施策についてであります。  初めに、笑顔あふれるいきいきのまちの子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくりであります。  新しい時代に必要とされる情報活用能力を育むため、タブレット型端末の整備など、引き続き、計画的に学校のICT環境整備を行います。  また、学校教育活動の充実と豊かなコミュニティーづくりのため、全小中学校に地域学校協働本部を設置して、学校と地域をつなぐコーディネーターを配置するとともに、令和3年度のコミュニティ・スクール導入に向けて準備を進めます。  学校施設等の整備につきましては、昨年度の小学校に引き続いて、中学校のトイレ洋式化工事を行います。子供たちが安全かつ快適な環境で教育を受けることができるよう、学校施設の維持改良を行ってまいります。  次に、ともに学び生きがいをもてるまちづくりであります。  誰もが学び、生きがいを持てるよう、引き続き市民の生涯学習活動を支援してまいります。  生涯スポーツにつきましては、一般社団法人五泉市スポーツ協会と連携し、市民ニーズに合わせたスポーツ教室等を開催し、市民の健康増進体力づくりを支援してまいります。  また、交流人口の拡大や地域活性化を図るため、引き続き、合宿誘致促進事業に取り組むほか、市民が主体となったスポーツイベント等の開催について支援を行ってまいります。  スポーツ施設の環境整備につきましては、総合会館中ホールトイレの改修工事や市営野球場会議室の空調設備工事を実施いたします。  芸術文化活動では、引き続き、優れた芸術の鑑賞機会を提供します。  図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯を通して本に親しむことができるよう、引き続き「子ども読書活動推進計画」による読書環境づくりを進めてまいります。  文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で新関地区圃場整備事業に伴う試掘・確認調査を実施いたします。  次に、一人ひとりが活躍できるまちづくりであります。  高齢者の社会参加の推進につきましては、高齢者が気軽に集い、日常生活の中で自然に社会参加できるよう、憩いの場・交流の場の充実に努めるとともに、地域が主体となる高齢者の通いの場づくりを支援します。  また、いきいきシニアプラザむらまつや悠遊館などの取組を通じて、より一層の介護予防の推進に努めます。  障害のある人の自立と社会参加への支援につきましては、障害のある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、関係機関と連携しながら、支援体制のさらなる充実を図ります。  続きまして、信頼あふれる安心のまちの安心して子育てができるまちづくりであります。  令和元年度に策定した、第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、引き続き、地域社会全体で子供、子育て家庭を支える取組を推進します。  また、教育・保育ニーズ等を踏まえ、村松第1保育園と村松幼稚園を統合して、新たに幼保連携型認定こども園「村松こども園」として開園します。  施設整備としましては、公立保育園の幼児用トイレの洋式化工事を引き続き進めるとともに、村松こども園の幼児用トイレの洋式化工事に着手します。  放課後児童育成支援事業につきましては、利用者数の増加に伴い、新たに巣本地区に学童クラブを設置します。  子育て支援センター事業につきましては、民間を含め5か所の子育て支援センターで、子育て世帯を支援します。  不妊治療助成事業につきましては、回数と年数の制限を撤廃した上、男性不妊治療費(手術)の助成をし、また、妊産婦医療費助成事業では、不育症治療についての費用を新たに助成いたします。  次に、健康で安心して暮らせるまちづくりであります。  健康づくりにつきましては、健康増進計画第2次後期計画に基づき、市民自らが自分に合った健康づくりができるよう、ウオーキングロードマップやヘルシーガイドブックを活用した取組と健康ポイントわくわくキャンペーンを通じて普及啓発に努めます。  疾病予防におきまして、がん検診では、胃がんリスク検診の重点モデル地区を引き続き設定し、啓発活動の強化を図るとともに、未受検者に対し家庭訪問による受診勧奨などを行い、受診率の向上に努めます。(51頁に訂正あり)  メタボリックシンドロームの該当者や予備軍の減少を目的とした特定健康診査につきましては、受診による病気の早期発見、早期治療の定着を図るため、受診料無料対象者の継続や未受診者の家庭訪問とはがきの送付による受診勧奨、健康ポイント事業などの取組を積極的に推進し、受診率の向上により健康的な生活が送れるまちを目指します。  口腔の健康づくりでは、歯科保健計画第2次後期計画に基づき、全ての年代での口腔ケアを実施します。  自殺予防につきましては、自殺対策計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのないよう、生きることの包括的な支援を推進します。  食育の推進では、第3次食育推進計画に基づき、食を通じて市民の健康で豊かな食生活の実現に向けた取組を進めます。  高齢者福祉、介護保険では、誰もが住み慣れた地域で自分らしく生き生きと安心して生活していくことができるよう、地域包括ケアシステムのさらなる充実を図るとともに、令和3年度から5年度までの第8期介護保険事業計画を策定します。  介護予防事業につきましては、在宅介護支援センターを中心に、地域と一体的な健康づくりや介護予防の場づくりに取り組んでまいります。  市民の生命と健康を守る救急医療では、医師会などの協力を得ながら、継続実施に努めます。  国民健康保険制度につきましては、健全な財政運営を図るため、国保税の税率等を据置きのままで収支の均衡を図ります。  生活困窮者の相談支援におきましては、くらしの支援センターが引き続き、生活困窮者に対する支援を実施します。  次に、安全な生活環境を守るまちづくりであります。  第2次環境基本計画に基づき、本市の環境に関する課題に総合的に取り組むとともに、地球温暖化対策をはじめとする各種の施策を進めてまいります。  水道事業では、安全で安心なおいしい水を安定して供給するため、送・配水管の新設や布設替え工事、井戸や浄水場の整備を引き続き進めてまいります。  交通安全につきましては、交通マナー向上の啓発や交通安全施設の整備と併せ、警察署との連携や交通安全協会、交通安全市民の会などの関係機関と協力を図りながら、一層の対策を進めます。  防犯対策につきましては、警察など関係機関との連携や防犯カメラの活用により、犯罪の抑制に努めてまいります。また、新たに町内会等が実施する防犯カメラの整備に対し、支援制度を設けます。防犯灯につきましても、LED化を引き続き支援します。  消費者トラブル対策では、アポ電をはじめとする振り込め詐欺対策として、高齢者世帯を対象に通話録音機器等の購入に対する助成を新たに行うとともに、専門の相談員による支援を行い、被害防止に努めます。  冬期間の道路及び歩道の交通につきましては、除雪機械を主体に新潟県や地域住民と相互連携を図り、安全で効率的な除雪を目指します。  雪寒地域道路整備では、横町2丁目、横町3丁目、南本町1丁目、南本町2丁目、南本町3丁目、学校町、小新保地内に消雪パイプを敷設するとともに、消雪用井戸を南本町3丁目、寺沢3丁目地内に掘削します。また、仲丁、新町地内の老朽化した消雪パイプを敷設替えします。  次に、非常時に充分な対応ができるまちづくりであります。  消防防災施設等の整備につきましては、耐震性防火水槽や消火栓を設置するとともに、消防団では消防器具置場とホース乾燥柱を整備し、消防力を強化します。  火災予防対策につきましては、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理の啓発に、引き続き取り組んでまいります。  救急業務では、救急患者の救命率向上に向け、防災ヘリやドクターヘリの有効利用と、新たに指導救命士1人を養成します。  さらに近年、全国的に頻発、激甚化する災害に対応するため、引き続き自主防災組織の設立と活動を支援し、地域防災力の向上を図ります。また、令和2年5月に国、県、阿賀野川水防連絡会と共同で「阿賀野川・早出川総合水防演習」を三本木地内の早出川河川敷をメイン会場として実施いたします。  浸水対策では、五泉地区の老朽化している雨水幹線の長寿命化工事を進めてまいります。  また、防災行政無線、五泉あんしんメールなどの複数の手段を活用し、災害発生時に迅速、的確な情報伝達が行えるよう取り組んでまいります。  次に、交流あふれるふれあい豊かなまちの青少年を地域ぐるみで育むまちづくりであります。  家庭における教育力の向上を図るため、家庭教育学級を開催するなどの支援を行います。  青少年健全育成につきましては、関係団体の組織強化と活動を支援するとともに、家庭、学校、地域等の連携を強化し、次世代を担う青少年の非行防止、健全育成を推進します。また、青少年育成センターの相談体制を充実し、悩みを持つ青少年や保護者等への適切な対応に努めます。  次に、多様な文化にふれあえるまちづくりであります。  国際化に向けた環境づくりでは、国際交流団体の活動を支援しながら、多様な文化への理解を深め、交流を進めてまいります。  続きまして、賑わいあふれる活気あるまちの活力ある商工業を育むまちづくりであります。  商業につきましては、関係団体が行う経営改善普及事業等への支援をはじめ、マイホーム建設・住宅リフォーム補助金や、市内で新たに出店する意欲ある起業者への支援を引き続き行います。  また、魅力とにぎわいのある商店街づくりのため、商業団体が行うイベント誘客活動等への支援のほか、まちなか賑わい創造事業を行い、商店街へ参加者を回遊させ地域経済の活性化を図ります。  工業では、「五泉といえばニット、ニットといえば五泉」としての地域ブランド化を目指し、五泉ニット工業協同組合において令和2年からスタートする、五泉ニット地域ブランド化事業第2次計画への支援を行います。  金融対策では、中小商工事業者への円滑な資金運用と経営の安定化を図るため、各種制度資金や信用保証料の補給などの支援を行ってまいります。  次に、魅力ある農林業を育むまちづくりであります。  主食用米の作付面積は年々増加傾向でありますが、国が試算する主食用米の需給見通しは、年間10万トン減少するものとされており、さらなる需要に応じた多様な米作りや、野菜等の高収益作物の生産拡大が必要であるため、関係機関、団体と連携し取り組んでまいります。  農産物の振興では、特産品の里芋「帛乙女」の生産拡大に向け、引き続き新潟大学と連携して取り組み、環境負荷軽減及び作業の効率化を図るため、生分解性マルチの導入を支援いたします。  また、チューリップまつりをはじめ、各種イベントを通じて、特産農作物のPRや販売促進活動の充実を図ります。  さらに、東公園の一部を花公園に改修し、ぼたん園、しゃくやく園、古代ハス等を含め一層花のまちをアピールします。(51頁に訂正あり)  担い手対策としましては、農業機械等の導入を支援する農業経営基盤パワーアップ支援事業を引き続き実施します。また、関係機関及び団体と連携して、実質的な「人・農地プラン」の策定に取り組んでまいります。  良質米生産対策では、病害虫防除事業として、水稲防除用無人ヘリコプターの更新に対し支援を行い、品質と生産性の向上を図ります。  また、もみ殻散布機の導入を支援し、土壌改良を図り、1等米比率の向上を目指します。  鳥獣被害の防止対策におきましては、地域と連携を図りながら被害軽減に努めます。  農業基盤整備事業としましては、別所、四ケ村、羽下地区の圃場整備事業や桑山川地区の湛水防除事業、ため池等整備事業として蛭野地区に加え、新たに長橋、阿弥陀瀬、山谷地区における県営土地改良事業を推進します。  また、防災重点ため池の見直しに伴い、ため池ハザードマップを整備し集中豪雨などの災害へ備えます。  農業基盤維持管理事業では、多面的機能支払交付金事業の取組を引き続き支援します。  林業につきましては、依然として取り巻く情勢は厳しく、施業の集約化や生産基盤整備を進める必要があることから、間伐や作業道等の維持管理を支援し、森林整備を推進します。  保安林(松)保護事業としまして、松くい虫の防除を行うことにより、美しい森林の保全に努めます。  ふるさと応援寄附金につきましては、平成28年度をピークに年々減少傾向にありますが、さらなる特典品の充実と寄附受付サイトの拡充により、特産品の販路拡大を図り、五泉の産業、観光資源を全国へ情報発信し、交流人口の増加につなげてまいります。  次に、地域の魅力を活かし高めるまちづくりであります。  観光の振興につきましては、観光のスタイルが名所やスポットを巡るものから、各地域の当たり前の景色・体験を主体とした観光へと変化してきています。五泉市が持つ自然や風土、食といった「当たり前」を観光資源と捉え、五泉市観光協会と連携して各種イベントの開催、首都圏での物販イベントへの参加やPR活動を行い、交流人口の増加を図ります。  また、市民をはじめ多くの観光客がめでる村松公園の桜の樹勢回復事業を引き続き行い、生育環境を整え保存と育成に努めます。  ごせん桜アロマ事業では、新商品の開発を進め、愛用する桜、食する桜としてPRし、誘客の促進と販売力の強化に努めてまいります。  生涯学習や文化活動の推進及び観光と連動した産業振興を目的とした(仮称)交流拠点複合施設の建設につきましては、3か年継続事業の2年目であります。令和3年秋の開館を目指し、引き続き建設事業と並行して開館準備に取り組んでまいります。  新たな雇用の創出・拡大を図るため、平成30年度より拡充した工場設置奨励制度のPRに努め、積極的な企業誘致活動を進めます。  若者の定住に向けた取組としましては、雇用対策協議会との連携により、成人式などの機会を捉えて企業のPRや情報提供を行い、地元への就職を促進します。  誘客宣伝の強化としましては、五泉市プロモーション事業に取り組み、地域おこし協力隊の活用により、本市のイメージアップ、知名度向上を図ります。  また、新たに地域おこし協力隊を活用した地域活動サポート事業を実施し、地域コミュニティーの拠点づくり、地域行事の企画運営や支援、高齢者の見守り活動などに取り組んでもらい、地域の活性化と隊員の定住・定着を図ってまいります。  若者等の定住促進では、新婚世帯や子育て世帯の転入を促すため、引き続きウェルカムファミリー住まいる事業を実施するとともに、新婚世帯や子育て世帯の2世代・3世代同居を促進するため、グランドファミリー住まいる事業にも取り組んでまいります。  Uターン・Iターンの促進としましては、東京圏から移住して県の登録企業に就職した者に対し、移住に要した費用を助成する移住・就業等支援事業により、移住者の受入れ体制の整備を図ります。  続きまして、潤いあふれる快適なまちの一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくりであります。  ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、五泉市公衆衛生協会と連携したごみの研修会の開催や広報紙等でごみの分別、減量、再資源化などの啓発を進めます。  また、ごみ処理施設の建設に向け、住民の皆様のご理解を得ながら、関係自治体と共同で取り組んでまいります。  下水道事業につきましては、寺沢、赤海、石倉などの地域で整備を進めてまいります。  次に、誰もが快適に暮らせるまちづくりであります。  道路整備としまして、9路線の道路改良整備と小面谷、熊沢、中川新、羽下地区の橋梁修繕工事を実施いたします。  また、都市計画道路東南環状線や主要地方道白根安田線金津街道踏切拡幅などの県が実施する事業につきましても、JR東日本とも連携を図りながら事業を推進してまいります。  公共交通の環境整備では、ふれあいバスと乗合タクシーさくら号が市民の移動手段として使いやすい交通機関となるよう取り組んでまいります。  また、乗合タクシーさくら号を1台増やすとともに、市民要望の高いお昼の時間帯にも運行して、さらなる利便性の向上に努めてまいります。  市営住宅につきましては、南本町3丁目地内に、子育て世代向け住宅を1棟6世帯分、単身高齢者も入居可能な住宅を1棟6世帯分の建設を行います。  空き家等の対策では、空家等対策計画に基づき所有者に適正管理を働きかけるとともに、空き家等の有効活用について取り組んでまいります。  続きまして、市民協働と信頼による自立したまちの市民と行政による協働のまちづくりであります。  市民、地域や行政などが互いに持てる力を発揮して、協力しながら活動できるまちを目指し、町内会や市民団体などの活動を支援して、地域づくり活動の活性化に取り組んでまいります。  また、平和と人権が尊重される社会の形成と、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるため、毎年8月6日に広島市で開催される平和祈念式典に平成30年度から中学生4人を派遣してまいりましたが、令和2年度は中学生を各中学校から2人ずつ計8人を派遣し、取組を推進します。  次に、効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくりであります。  平成30年3月に策定した第3次行財政改革大綱により、予算や人材などの限りある行財政資源を最大限に活用し、効率的で質の高い行政運営を目指しております。  そのような中、多くの地方自治体が抱える人口減少・少子高齢化社会という課題に直面しており、人口減少に伴う地方交付税の減少や、ごみ処理施設など今後予定されているインフラ整備により、市の行財政基盤はますます厳しさを増していきます。  このような状況を踏まえ、行財政改革実行プログラムを着実に進めていくことが重要であり、さらなる行政サービスの取捨選択や受益者負担の見直し、民間活力の導入などに取り組んでいかなければなりません。  第2次総合計画に掲げる将来像「ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~」の実現に向け、今後も市民と行政がそれぞれの役割と責任の下、効果的・効率的に事業を実施していくとともに、持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。  以上が令和2年度における施政方針と予算並びに主な事業であります。令和2年度につきましても市民の皆様の思いを1つに、よりよい未来に向かって歩みを進めるため、ずっと住み続けたい、住んで幸せな五泉を実感できるような予算編成といたしました。議員各位並びに市民の皆様におかれましては、引き続き市政へのご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、新年度に臨む所信とさせていただきます。  以上であります。ありがとうございました。  また2か所訂正させていただきます。大変すみません。魅力ある農林業を育むまちづくりの中にですね、チューリップまつりをはじめとする各種イベントを通じて、特産農作物のPRや販売促進活動の充実を図ります、さらに「東公園の一部を花広場に改修し」と申し上げるところ、「花公園」と申し上げました。訂正させていただき、おわび申し上げます。  もう一点ですね、健康で安心して暮らせるまちづくりの項目でございます。疾病予防におきましての「啓発活動の強化を図るとともに、未受診者に対し」ということを「受検者」と申しました。訂正させていただき、おわび申し上げます。 △日程第7 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) それでは、これより一般質問を行います。  通告順により質問を許します。  通告1番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) これより令和2年2月定例会にて一般質問を始めます。  通告は2件であります。1件目は、少子化、人口減少に伴う今後の五泉市の行政運営についてと複合施設についてを質問いたします。  まず初めに、少子化、人口減少に伴う今後の五泉市の行政運営についてを質問いたします。平成18年の五泉市、村松合併時には、人口が5万8,436人、令和元年12月の数値では現在の五泉市の人口は4万9,734人であり、合併から現在までの間に8,702人の人口が減りました。現在の五泉市の人口数は、あくまでも住民基本台帳上の数字であり、令和2年度に実施される国勢調査の結果では実際五泉市に住んでいる市民は住民基本台帳の数字と比較して数千人減少していると推測されます。また、五泉市、村松町の合併からの出生数でありますが、比較として平成18年の合併時の出生数は平成18年度の年間で401名でした。今年度、令和元年度においては、平成31年4月から令和2年1月末現在の五泉市の出生数は185人であり、合併時と比較して半減しております。今年度生まれた子供たちが令和8年4月に小学校1年生に入学するときの五泉市内の各小学校の新入生の数字を令和2年1月20日現在の教育委員会の資料、今年度の新生児173人に基づいて申し上げます。令和8年4月の小学校新1年生の児童数です。五泉小学校36人、五泉南小学校34人、五泉東小学校32人、川東小学校14人、巣本小学校10人、橋田小学校7人、大蒲原小学校4人、村松小学校17人、愛宕小学校19人が入学予定者です。令和2年2月、3月生まれの今後生まれてくる新生児の数を加味しても、令和8年度の小学校新1年生の児童数が著しく増加することはないと想定されます。  次に、人口減少に伴う弊害です。人口減少に伴う労働不足による税の減収、それと各種産業の生産性の低下などが想定され、懸念されます。また、医師、看護師などの医療従事者の不足もより深刻になってまいります。老人施設での介護職員の不足により介護サービスの低下はもとより、介護施設の存続さえ危ぶまれます。首都圏一極集中の現在、地方の人口減少は、各地方自治体のみならず、国が率先して歯止めをかけていかなければならない課題と思っております。人口減少による財政不足、少子化等、多くの地方自治体の行政運営が非常に厳しくなっている昨今、今後の五泉市の行政運営について市長の見解をお聞かせください。  次に、複合施設についての質問いたします。現在建設中の複合施設は、日々多くの市民が利用できる場所でなければならないと思っております。以前から議会及び委員会で議論してまいりましたが、幅広い年代の市民が集う場所としての機能を複合施設は果たしていかなければなりません。特に子供の遊び場はもちろんのこと、子育て支援センターの設置、中学生、高校生の自主学習スペースをぜひ設けていただきたいと切望いたします。  簡単ではありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、少子化、人口減少に伴う今後の五泉市の行政運営についてであります。我が国の人口減少は、平成20年に始まり、2040年代には毎年100万人程度が減少すると推計されております。特に生産年齢人口の減少による経済規模の縮小、老年人口の増加による社会保障費の増加など、人口減少は経済社会に大きな影響を及ぼすものと危惧されております。こうした状況を踏まえ、平成26年、国は人口減少社会を克服し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生長期ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略を閣議決定し、本市においても人口ビジョン総合戦略を策定するなど国、地方で様々な施策に取り組んできた経過があります。しかしながら、総務省が発表した人口動態調査によれば、平成31年1月の日本の人口は約1億2,477万6,000人で、前年比43万人強の減少となっている上、同じく人口移動報告では東京への人口集中が顕著に現れており、地方の人口減少は深刻であります。本市におきましても平成18年1月に5万8,436人であった人口は令和元年12月末現在4万9,734人となり、14年間で8,702人減少しており、昨年1年間では653人の減少となっております。このことにより経済、産業活動が縮小し、市の税収や地方交付税の減少につながり、高齢化の進行により社会保障費の増加など財政はますます厳しさを増していくことが予想されます。また、人口減少は、地域コミュニティーの機能に与える影響も大きく、町内会や自治会といった住民組織の担い手が不足し、共助機能が低下するほか、地域の祭りのような伝統行事が継続できなくなることで住民同士の交流の機会が減少し、地域のにぎわいや地域への愛着が失われていくことも考えられます。  こうした状況を踏まえ、活力ある五泉市を維持していくために、第2次総合戦略の策定に取り組んだところであります。新たな戦略では、将来都市像を「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」と定め、子育て環境の充実や就業環境の創出、移住、定住の促進などに引き続き取り組んでまいります。また、市の財政におきましては、平成30年度決算において経常収支比率が87.7%で県内3位、実質公債比率が10.5%、将来負担比率が94.1%で、ともに早期健全化基準を下回っております。今後とも五泉市行財政改革大綱に基づいて行財政改革を実行し、歳出の削減や新たな財源確保の取組などを行い、健全な財政を維持しつつ適正な住民サービスを実施し、持続可能な行政運営に努めてまいります。  続きまして、複合施設についてのご質問であります。現在建設を進めております複合施設につきましては、客席数500席を備え、客席を収納すればワンフロアとしての利用も可能な多目的ホールを中心に芸術鑑賞や市民サークル活動、発表の場などの生涯学習の推進と農産物や地場産品の販売、織物、ニットの展示販売などの観光と連動した産業振興の場として活用することとしております。また、屋外には大型遊具を設置し、館内には雨や雪の日でも安心して遊べる子供の遊び場と自由に集える休息スペースを備えた市民の憩いの場として子供連れのご家族から高齢者まで幅広い世代の皆様からご利用いただけるにぎわいあふれる施設にしたいと考えております。  なお、子育て支援センターや児童、生徒を対象とした学習施設としての機能については整備内容に入っておりませんが、イベント時の預かり保育や児童、生徒を対象としたイベントの開催と発表の場として活用が図られるものと考えております。  令和3年秋の開館に向けまして、多くの市民に利用され、にぎわいのある施設となるよう引き続き関係機関、団体と検討を進めてまいります。  以上であります。 ◆19番(阿部周夫君) まず、市長から答弁していただきましたけども、私壇上でですね、小学校の行政運営ということで、まず教育委員会のほうから質問してまいります。  やはり学校というのは地域の宝、子供も地域の宝で、やはり私も議員になって幾つかの統廃合見てきましたけども、決していいものではないという認識であります。しかし、せざるを得ないときはせざるを得ないというときもあるのかなと思っております。教育長、以前複式でもやっていくということ本会議でも述べたと思います。7年、8年後の仮に話で、今私が演壇で申し上げた小学校の新入生の児童数がそのまま8年後、9年後、10年後、11年後と推移していった場合に、果たして小学校の機能として十分に子供たちに学習する機会を提供できるのか。その反面、また学校がなくなると、地域が本当に廃れてしまうのも見てまいりました。本当、廃れてしまうという言葉ちょっと取り消させてください。地域に活力がなくなってしまう姿は見てまいりました。そういった中で教育長、いま一度お聞きしますけども、今後の五泉市の小学校、中学校も含めてですけどね、複式になった場合、実際複式がもう想定されています。7年後、8年後の話ですけど、そういった場合教育委員会の今の考え方で結構ですので、お聞かせください。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 今ほど阿部議員のほうから令和8年4月の人数が示されたわけであります。私も大変危機感を感じているとこでありますが、この小学校の人数が1桁になってきたところが非常に危機であります。令和8年の前にですね、1桁になる学校も実を言うとあるわけでありますが、今現在の生徒としては隣の学年と2つの学年が合わせて15人を切った場合には複式学級になるというふうな制度になっております。ただ、現在も1学級40人の生徒なわけでありますが、県としてもその40人の1学級というのをだんだん、だんだん下げていく状態でありますので、今後全国的に出生数が少なくなっている状況でありますけれども、学校の制度も、文部科学省としてもこれからも見直しもあるだろうと思っています。ただ、人数が少なくてですね、例えば小学校の高学年になったときに1クラスの同級生が1桁しかいなかったということで、学習がそれでいいのかということになると非常に疑問でありますので、先ほど阿部議員がお話しになった令和8年度であれば、そういう複式が頻繁に出てきた学校につきましてはそれぞれ地域の皆さんと何年か前に話合いを始めながら、今後どのような形で学校を維持していこうかということは話合いを進めていかなければならないのではないかと考えています。 ◆19番(阿部周夫君) 地域の声とですね、父兄の声を聞いた上で進めなければなりません。ただ、もう5年、6年というのは本当あっという間ですので、その辺教育委員会なり当局のほうで地域の皆さんの中に入ってですね、いろんなご意見賜って、どういった方向が一番いいのか検討していっていただきたいと思っております。  それで、少子化で話ししております。これ市民課長に伺います。少子化の要因として、これ事前に市民課との話の中で、結局子供が生まれない要因として婚姻率、婚姻数がどうなのかということでちょっと調べていただきました。そこで、これ私も資料あるんですけど、市民課長からちょっとお答えいただきたいんですけども、平成18年度、合併時の婚姻数と直近5年の婚姻数、結婚したカップルの数をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 青木市民課長。 ◎市民課長(青木幸也君) それでは、お答えいたします。  婚姻の届出数であります。平成18年度でありますが、婚姻数が329件でありました。直近5年というふうなことですので、平成27年度から申し上げますと平成27年度が287件、平成28年度が258件、平成29年度が227件、平成30年度が230件、平成31年度から令和元年度にかけてですが、これがまだ1月末現在でありますが、10か月ですけども、これで192件でございます。 ◆19番(阿部周夫君) 今青木課長が申し上げた数字でですね、合併時は1日1組が婚姻届出したような形ですけども、今逆に月平均で20日と3分の2に減ったと。これいろんな要因があるとは思うんですけども、特に最近ですね、数が減ってきたと。平成27年とかそうでもないんですが、子供の出生数もそうですけども、この一、二年でですね、令和をお祝いする形ですね、令和婚とかですね、令和ベビーとかいう期待もあったんですけども、実際五泉市だけじゃない問題です。各自治体でやはり人口増になかなかつながらない。首都圏だけが人口が増加し、タワーマンションがどんどん建ってですね、中古マンションもバブルのときの相場に跳ね上がったりする首都圏だけの政策。これは、本当国に対しても申し上げたいことがたくさんありますけども、今五泉議会で質問しております。そういった中でですね、子供がいない、子供が少ないということだと学校、そして次に労働者不足が懸念されるとこであります。その中でですね、農林課の管轄でですね、これも先般ですね、石川課長調べていただいたんですけども、今日本の基幹産業、あと五泉市の基幹産業である農業の従事者が数多くいると思うんですけども、そういった中で実際これからこの五泉の農業、巣本地区の里芋が大嘗祭に献上された報道も多く私は見ました。そういった中でそういった農業、お米をはじめ園芸農業、花木も含めて、そういった農業を今度守っていく人たちがどれぐらいいるのか。そういった中で今後の農業をですね、担っていくいわゆる担い手ですね、後継者がどれぐらいいるのか、それ石川課長、お聞かせください。 ○議長(林茂君) 石川課長。 ◎農林課長(石川聡君) 初めに、農業従事者の数値ということで、農林業センサスの農業従事者の数値を発表したいと思いますが、今現在農林業センサス5年に1回の今年が調査の年になっておりますので、直近の数字が5年前ということで、平成27年の数値になってしまいますが、平成27年で農業従事者数が5,248人、そのまた5年前の平成22年が6,889人ということで、この5年間で約25%ほど減っているという状況であります。また、担い手の数値ということでありますけども、認定農業者の数値でいいますと今現在約360人ほどが認定農業者となっております。 ◆19番(阿部周夫君) そういった中で後継者がいるという、これは農業振興に関するアンケート結果報告の中で、実際今後継者がいるといった農家はどれぐらいなのかお聞かせください。 ◎農林課長(石川聡君) 1年前に農業振興アンケートということで全農家に対しまして調査を行いました。その回収率は40%ちょっとということであったんですが、その回収した中で農業後継者はいますかという設問に対しまして、いるというふうに答えたのは3割弱ということであります。 ◆19番(阿部周夫君) こういった中でですね、非常にこの五泉の産業を守っていくこともなかなか人口減少により大変なことで、そういった中で言えば国はいろいろAIの取組とか農業の機械化等やっていますけども、実際人間の手作業でやらなければならない部分というのはたくさんあると思っています。農業の専門ではありませんけども、そういった部分で今後とも五泉市農業をやはり行政と農家の皆さん一緒にですね、タッグ組んで何とかですね、維持していかなければならないと思っております。  それで、今度商工観光課に伺います。今第1次産業の農業についてお話しさせていただきましたけども、合併時のですね、ニット、繊維に関して質問いたしますけども、直近の数字と合併時の数字で構いませんけども、実際今ニット、先日ニットフェスでは多くの方が五泉に集まってこられました。そういった部分もありますけども、現実私の住んでいるところでもニットの会社の廃業がありました。そういった中で現在ですね、ニット組合に入っている要は会社、会員数とですね、合併時の会員数、平成18年頃のですね、会員数がどういうふうになっているのかその辺お聞かせください。 ○議長(林茂君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) ニット組合の関係でございますが、合併18年でありますが、数値については平成20年と、平成30年の比較ということでお願いしとうございます。事業所数につきましては、平成20年でニット組合の加盟事業所数が32件、従業員数で867名、平成30年の会員数が22事業所で従業員数が640人というような数字となっております。 ◆19番(阿部周夫君) そういった中でですね、これ調べていただいた数字ですけども、今デンカ生研さんは今現在884人の従業員の方がいるということで、ニット産業に従事している方よりも非常に多いと。産業構造上の問題でいろいろ海外から安い衣類が入っている関係も当然あります。デンカ生研さんにおかれましては、今回の新型コロナウイルスの簡易検査キット等開発して、五泉、新潟のみならず全国、世界になくてはならない会社であることは言うまでもありません。そういった中で、ちょっと私が言っていることが前後したり、支離滅裂になってしまう場合もありますけど、農業、あとニット、繊維工業を守る反面ですね、新しい産業の開拓にもやはり五泉市取り組んでいかなければならないと思っております。我々子供の世代がなかなか五泉市で勤め口がないと。そういった中で勤め先をですね、新潟市、また県外に求めていっているのが現状であります。そういった中で五泉で生まれ育った子供たちがまた学校を卒業して戻ってこれ、仕事をしてですね、子育てをできる環境をですね、ぜひ取っていただきたいと思っております。  それで、その中でですね、これ市長に伺います。これ議長お許しください。施政方針でも新しく企業誘致に取り組んでいくということでありますけども、これどういった形で取り組んでいくのか、もうちょっともし具体的にお答えできるならばお答えしていただければと思っております。 ◎市長(伊藤勝美君) 産業振興、雇用の確保ということに対しては本当に重要課題だと認識しておるところでございます。今ほどデンカ生研さんの話が出ましたが、今度4月1日からデンカになりますが、株式会社デンカさんにおかれましては地元の高校生はじめ地元採用を30人採用すると、来年度も30人雇用するということを先般社長さんがおいでになりまして、大変心強く感じたところでございます。そういった意味合いにおきまして、企業誘致、今までも商工観光課、いろいろな面でですね、企業誘致を掲げてまいりました。五泉市には水が豊富でありまして、今現在も食品関連企業、また今デンカさんのように、そういうワクチン、また機械、医療機器の会社もございます。しかしながら、今五泉市におきまして、水を生かして工業団地というのがないわけでありまして、そのとこが1つ私はネックだと思っております。やはり企業誘致するにもこういう場所がありますよと、水を利用してこの場所がありますとか、そういったアピールができればいいんですけども、それをやはりこれから企業誘致をするにおいての用地確保、工業団地の造成等考えていかなければならないと思っていますし、また我々もこの館の人材のみではなかなかいけない。会社訪問してもですね、電話でアポを取ってもですね、門前払いとは言いませんけども、やはり何のご用でしょうかとなったときに、企業訪問するにもですね、なかなか難しいということで、ある程度専門職といいますか、そういった形の方を招請してみたい、このように考えているところでございます。 ◆19番(阿部周夫君) ぜひですね、積極的にですね、市民の雇用の機会を確保できる体制をですね、今以上に取り組んでいっていただきたいと思います。  複合施設の質問の前にこども課に確認したいことがあります。小学校の児童数の減少の話ばかりしていますけども、保育園もなかなか少子化ですと厳しい状況にあると思います。第一幼稚園ですね、ちょっと頂いた資料の中ですと1桁の学年というか、クラスがあるように見受けられますけども、新年度のですね、今現在の第一幼稚園ですね、五泉小学校に隣接している第一幼稚園の、これ園児数といいますか、児童数といいますか、その辺人数お聞かせください、各年齢ごとに。こども課なのか、教育委員会なのか。 ○議長(林茂君) 幼稚園だば教育委員会だろう。  暫時休憩します。          午後 3時24分 休憩                                                      午後 3時24分 再開
    ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今現在の第一幼稚園の人数ですけれども、3歳児が11名、4歳児が10名、5歳児が18名となっております。 ◆19番(阿部周夫君) それで、今度来年度になるとこども課の所管になるだろうと、これ想定の上での。こども課のほうで来年度の人数把握していますでしょうか。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 来年度の第一幼稚園でございますけども、3歳児が6人、4歳児が8人、5歳児が10人ということで、合計で24名というふうに聞いております。 ◆19番(阿部周夫君) 幼稚園でですね、24名というのが適正かどうか。地域で五泉小学校区ですと、北五泉のさくら保育園、あと総合保育園、あと荻曽根の保育園等々あった場合にですね、今後少子化になっていく中で、今村松の保育園の統廃合もありましたけども、そういった中でやはり議会として考えていかなければならない部分がありますけども、全部なくすということじゃなくて、古い保育園と少子化のある保育園を統合するとか、これも地域での民意があっての話ですけども、これはこども課と教育委員会、じゃ市長に聞きますけども、昔我々、子供の頃は第一幼稚園があって、赤海と太田に第二幼稚園があって、非常に第一幼稚園もなくてはならないものでしたけども、今度こども園とかという名称になって、幼稚園の在り方が変わってまいりました。その中で二十数人とか、1学年が6人が適正かどうかというと私は疑問が残るところであります。その辺市長、どのようにお考えになりますでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 考え方についてはですね、阿部議員と同じと思っております。大変少子化の中におきまして、今現在これから保育園の適正化といいますか、配置考え、また民営化等の議論させていただきますが、それぞれの保育園が民間におきましても皆こども園化をされておると。ゼロ歳児から就学前まで一元化して保育、また教育活動するということであります。大変来年度6名、8名という年少、年中さん、また10名という年長さん、厳しいとこあろうと思います。保護者の皆さんと相談させていただきながらですね、またどういった形で進めなければならないかと。これは、やはり2年度中というよりもですね、募集が10月、11月になるわけでありますので、今の考えが、保護者の考えをまとめられてですね、するにはやはり条例改正等も含めますと9月になるわけでありますけれども、それでとこの急な考えはございませんけれども、やはり保護者の皆さんとですね、地域の皆さんとご相談させていただかなければ、時期に来たんじゃないかなと今認識しているとこです。 ◆19番(阿部周夫君) その辺で保育園、幼稚園、こども園に関しての私が思うに統合、廃校についていろんな問題ありますけども、学校よりは比較的ですね、柔軟に地域の方は対応していただけるものではないかと思っております。  それとです、複合施設、時間ありません。松川生涯学習課長に聞きます。先月岩手県のほうに視察で職員の皆さんと行かれたということで、実際の視察の内容、あとどういった課と一緒に行かれたか、まずお聞かせください。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 今月の2月3日の月曜日になりますが、岩手県滝沢市ビッグルーフ滝沢というところで視察へ行ってきたところであります。当市からは総勢18名ということで行ってきたところであります。(66頁に訂正あり) ◆19番(阿部周夫君) そこで今私が壇上から質問した子供の遊び場とか子育て支援センター、子供の居場所のスペースとか、私もいろんな施設行っています。そういった中で必ず靴を脱いで上がって遊べたり、本を読んだりするスペースがあるかと思うんですけど、岩手県の先般行かれた施設には当然そういう施設もあったかと思うんですけども、その辺の行かれた感想お聞かせ願えればと思っております。子供の遊ぶスペースに関してですね。 ○議長(林茂君) 資料見んたって分かるろう。見てきたんだろう。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 申し訳ありません。子供の遊び場が専用スペースが1つありまして、そこについてはお湯とか、おむつ替える場所とか、授乳スペースとかということであって、子供に優しい造りになっていたということで記憶しております。 ◆19番(阿部周夫君) そういった中で、これが都市整備課なのか生涯学習なのか、そういったスペースは予定されていますでしょうか。授乳室なり、子供が靴を脱いで上がれる場所とか、なかなかちょっと我々も細かい詳細な部分までは委員会ではまだやっていない部分もあるんですけども、ありますでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 子供の遊び場ですが、先ほど市長のほうからも答弁ありましたが、今回複合施設ということで子供の遊び場、天候の悪い日も遊べるスペースということで計画をしております。また、隣接する部分で授乳室等も予定しております。 ◆19番(阿部周夫君) 以前頂いた資料の中で、時間ありませんけど、多目的室というのがあります。その辺ですね、臨機応変にですね、時にはお年寄りの方も有意義に使える場所、あと若者も有意義に使える場所、子供たちも有意義に使える場所としてですね、多目的としての機能を果たしていただきたいと思っております。  以上、質問終わります。 ○議長(林茂君) 次に、通告2番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) それでは、議席番号4番、松川徹也、通告に従いまして一般質問させていただきます。  まずは新型コロナウイルスが流行し、国際社会に大きな影響を与えていることに対し、一刻も早い収束を願うばかりです。五泉市でも修学旅行などにも影響があるようですが、迅速かつ日々変わる状況に対応をお願いいたします。  それでは、一般質問に移りたいと思います。平成30年度、児童相談所に寄せられる相談の対応件数は、全国で15万9,850件とその件数は前年度よりも19.5%増え、過去最多を記録しました。その相談対応件数の主な増加の理由は、心理的虐待に係る相談や警察等からの通告の増加が指摘されています。悲しい現実ですが、死亡事例等検証結果では平成29年度は65名の子供が死亡したと報告されています。五泉市でもその相談件数は今現在38件となっており、その件数については相談に踏み込むことができない家庭の実態も含めれば氷山の一角と言ってもいいでしょう。救うチャンスは何度もあると言われるように、児童虐待の実態をしっかり検証し、必要に応じ行政や地域との連携も強化していかなければならないと感じています。  ここで子育て政策に力を入れる五泉市において、次の項目について問います。1つ目、増加傾向にある児童問題に対し、市として早急の対応を求めるが、具体策は講じているか。  2つ目、心のケアは子供だけでなく、子供を見守る保護者へのサポートも必要と感じるが、子供政策と同時に親御さんへのケアをする取組はなされているか、具体的にお答えください。  3つ目、今やIT社会の中で、互いの連絡ツールも以前とは変化の一途をたどっています。SNSが普及している時代、相談案件に対してもニーズに対応したLINE等の相談窓口の設置を要望するが、いかがか。  以上、壇上より質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 松川議員のご質問にお答えいたします。  児童虐待につきましては、全国的に年々増加しており、痛ましい報道事案が後を絶たない状況であります。本市におきましても背景に複雑な家庭環境のある困難事例には長期間の支援を要しているという現状であります。対応といたしましては、相談、通告があった場合に児童虐待対応マニュアルに基づき、こども課内で協議した上で保健師や家庭児童相談員、内容によっては児童相談所職員とともに児童が在籍する園や学校等に出向くなどして安否を確認することとしております。その上で関係機関との情報共有、役割分担をしながら、場合によっては児童相談所への一時保護も含め、児童と悩みを抱えた保護者の心に寄り添った支援を継続しております。また、支援に当たりましては園、学校、児童相談所、主任児童委員等の関係機関から成る五泉市要保護児童対策地域協議会の委員の皆様から定期的に個々のケースについて支援の方向性等の協議をしていただいているところであります。児童虐待の防止に向けた取組といたしましては、子育て世代包括支援センターにおける各種事業の中で、妊娠期から出産、子育て期にわたる切れ目ない支援を行い、育児不安や虐待リスクの要因のある人を把握し、面談や訪問をするなど支援を行っております。また、広報や子育て講演会を開催し、地域住民への周知を図っているところであります。  相談窓口につきましては、こども課、学校教育課、中央児童相談所、警察署があり、また電話での相談窓口として児童相談所虐待対応ダイヤル189、これはいち早くの略でありますが、189の周知にも努めております。LINEなどSNSを活用した相談窓口につきましては、時代ニーズに対応したものと認識しておりますが、市単独での設置については研究の必要があると考えております。なお、県教育委員会では県内全ての中高生を対象としたLINEによる相談を実施しており、身近な窓口として様々な悩みについての相談件数が多いと聞いております。中には児童虐待が疑われるケースもあり、必要に応じて児童相談所につなげるなどの対応をしていることから、活用を促していくことも有効であると考えております。  以上であります。 ◆4番(松川徹也君) 今回のテーマ、非常にセンシティブなテーマであり、虐待ということで、国では昨年の6月国会において可決されました虐待児童防止法、また児童福祉法の改正案が今年4月から施行されるということで、これからの地方自治体の動きも大きく変わっていくんだろうなというふうに感じていますが、今回は出産から子育てまで幅広いテーマでですね、これから再質問をさせていただきたいと思います。  新聞やテレビの報道でいつもまたかと言わんばかり、虐待の事件が多く取り上げられている現実があります。五泉市では現在相談件数38件という形で相談があるということで、衝撃的な実態と。この問題に対する対策というのがまだまだ充実していないのではないかなというふうに感じていますが、全国的に増加傾向にある相談件数に対して当局としてその実態どのように捉えているか、林こども課長、お願いします。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 虐待の傾向ということでよろしいかと思いますけれども、五泉市に限らず、心理的虐待、面前DVも含めてですけども、これが最も多い割合を占めているというふうに認識しております。 ◆4番(松川徹也君) こども課長おっしゃるとおり心理的虐待に係る相談が多いと。また、私壇上でもお話ししましたが、警察からの通報、通告でしょうかね。非常に増加しているという中で、様々な場面でですね、この虐待という実態と、また相談窓口がうまく機能している部分にとっては周知がされてきているんではないかなというふうに思う中で、増加もそのような形で推移をしているんじゃないかなというふうにも加えて私思いますが、その周知についてですね、こども課長として、五泉市、今どのような形で周知徹底されていますでしょうか。 ◎こども課長(林浩之君) 虐待の通報等につきましては、先ほども答弁の中でもありましたけれども、それぞれの窓口等がございます。それと、また昨今の、答弁にもありましたいち早くの定着というのが通報件数が大変伸びている一因になっているのかなという部分もございますし、また要対協という活動の中でそれぞれ実務者がおりますので、そういうネットワークの中での広がりというものもあろうかというふうに思っております。 ◆4番(松川徹也君) 各担当課、いろんな課があると思いますが、連携をされてしているということですけども、ではちょっと質問を変えていきたいと思います。  今現在38件相談件数があるということですけども、その相談の通報先について種類別で分けるとどのような状況になっているか、もしパーセンテージで出せればお願いします。 ◎こども課長(林浩之君) 今現在で五泉市で38件の通報でございますけれども、一番多いのが警察でございまして、率でいいますと37%、2番目が中央児童相談所でございます。率でいいますと29%ほどになっております。 ◆4番(松川徹也君) 警察からの通報と児相からの通報がほぼ占めているということになりますが、五泉警察署の生活安全課でのデータによりますと、令和元年の1月から12月の間で18件の虐待を認知したという報告を受けています。刑事事件になる、ならないというのは公開していないということですが、                        この相談件数増加している理由についても児童虐待防止について周知が高まっているというふうに認識をしているというふうに話をされていました。全国的に見て、28年連続で増加をしているという部分に関してより一層ですね、周知、相談対応をお願いをしたいと思います。  では、対象者の年齢別で比較をしてみたいと思いますが、実際に相談件数に対してどのくらいの年代の方がまさにその対象になっているか、虐待の対象になっているかというのを年齢別に見るとどうなっていますでしょうか。併せて、五泉市内で過去残念ながらお亡くなりになられた方いましたらお聞かせください。 ◎こども課長(林浩之君) 虐待の被害者といいますか、対象となった児童の年齢別でございますけども、ゼロ歳から3歳未満が10.6%、3歳から就学前が25.5%、小学生が36.2%、中学生17%ほどとなってございます。その上で五泉市におきましては虐待により死亡したという案件はございません。 ◆4番(松川徹也君) 全国的に見ると、平成29年度が残念ながら亡くなられている方65人いるということで、平成29年ですね、虐待で死亡していると。その年齢の内訳がゼロ歳が28人、そのうち28人の中の14人、約50%が月齢ゼロか月となっています。中でもゼロ日児、要は出産された日の割合が20%占めているという報告を受けています。参考までにお聞きしますが、青木市民課長、現在赤ちゃんが生まれる出生数ですね、合併後、平成18年度と直近の年度、人数お聞かせください。 ○議長(林茂君) 青木市民課長。 ◎市民課長(青木幸也君) それでは、出生数になります。平成18年の1月から12月までの出生数が382人であります。それから、平成31年1月から令和元年の12月までの出生数が222人となっております。 ◆4番(松川徹也君) 222名ということで、大切な大切な宝です。今は五泉市では虐待による死亡の事例はないと、ゼロということですけども、やはり多い、少ないは関係ありません。やはりこの命しっかりと守っていかなければいけないなというふうに感じますし、ぜひ市としてさらなる防止に対しての取組を要望したいと思います。  では、続けていきたいと思います。なぜですね、全国的に見ても年齢の偏りが生じているのか、こども課としての見解を理由も含めてお聞かせください。 ◎こども課長(林浩之君) ゼロ歳児が大変増えている現状でございますけれども、長岡でもちょっと事件があったように聞いておりますけども、いわゆる産後鬱状態でそのような精神状態になってしまわれたというのもございますし、議員おっしゃったゼロ日児の事件につきましては、これも昨今よく報道されておりますが、産んだ子を遺棄してしまうというものが多かろうというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 今日の一般質問の本質、実はそこにありますが、今林こども課長がおっしゃったとおり産後ですね、鬱になってしまう。産後母体にかかる負担は非常に大きいということで、マタニティーブルーという言葉であったり、産後鬱という言葉、精神的に不安定になってしまう。育児に対して不安やストレスを抱えてしまうママがいるということで、これがもしかしたら子供に対して虐待につながる可能性はないのかという部分に関しては大きな問題になっていると思います。これについて当局としてどう認識をしているか、またその対策についてお答えください。林こども課長、お願いします。 ◎こども課長(林浩之君) 市長の答弁にもございますけども、虐待、あるいは育児不安のリスクをなるべく早い段階で把握をするということが肝要というふうに思っております。そのような中では私どもとしましては、妊娠届を提出された際のアンケートの結果、また新生児訪問におけるアンケート、またエジンバラ産後鬱問診票等の結果、こういうもので事前に把握に努めるとともに、また若年者ですとか産後鬱の経験者、また精神疾患がある等様々な理由ありますけど、いわゆる特定妊婦の把握というのも重要なことだというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 先ほど市長答弁、またこども課長からの追加の答弁もありましたが、親御さんのケア、いわゆる妊産婦ケアについてですね、妊娠から出産まで、また育児、これについての市のサポート体制、今現在されているサポート体制について具体的にお答えください。 ◎こども課長(林浩之君) こちらも答弁にございましたけども、子育て世代包括支援センターというものを今立ち上げて、まさに妊娠、出産、子育て期全般にわたる取組ということで行っておりますが、本当に多くの事業を展開しておりますけども、妊娠期におきましては妊婦健康診査の助成事業、あるいは妊婦の医療費の助成事業、妊婦健診の通院費の助成とやってございます。また、出産時におきましては出産サポートタクシー事業、産前産後サポート事業、また産後ケア事業、新生児赤ちゃん訪問事業等がございます。子育て期になりますと、ママサロン、子育てセミナー、育児相談会、親支援講座、子供の医療費の助成等、本当に様々な事業を展開しているところであります。 ◆4番(松川徹也君) 様々な政策があるということで、どれが使いやすいというか、それぞれの時期に応じたサポート、しっかりとその対象者に対してうまく機能しているのかどうかはこれからしっかりと検証していかなければいけないと思いますが、では先ほど林課長のほうから長岡市の事件ということで少しお話ありましたが、昨年の6月12日にですね、生後3か月の長女が亡くなったという悲しい事件です。その事件の1か月前、お母さんが心療内科で重度の産後鬱と診断されたと。事件当時はですね、心神耗弱状態にあったというふうに報道されています。今の課長の答弁お聞きして、ほかの市とですね、比較するとまではいきませんが、やはり別な様々な観点からもう一度見直してサポートする必要はないのかというふうに感じますが、では先ほどから相談件数に対しての質問、いろんな切り口から話していますが、学校教育の現場に対して相談案件があるというふうに聞いていますけども、伊藤学校教育課長、お聞きします。その実態についてそもそもご存じかどうかというのと、もしご存じであればその相談に対してどう対応されたかお答えください。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 虐待の内容については承知しております。まず、学校で虐待の疑いがある場合などの情報があった場合学校教育課のほうに連絡が入りますが、担当の指導主事が対応いたします。内容を聞いた上でこども課の支援係と密接に相談を行いまして、場合によっては児童相談所に相談しまして、密接に連絡を取りながら解決をしているとこでございます。 ◆4番(松川徹也君) 先ほどの例えば通報がある、相談があったときの一連の流れ今おっしゃいましたけども、そういったのはある程度ルールにのっとってというか、マニュアルというのが存在するのか、その都度の判断なのか、どうでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 五泉市教育委員会では、危機管理マニュアルということを作成いたしまして、そういった場合のマニュアルにのっとりまして進めているとこであります。 ◆4番(松川徹也君) 先ほど市長の答弁もありましたし、今の伊藤課長のほうからもありました。マニュアルにのっとっていろんなルールがあると思いますが、そのマニュアルどおりにいかない場合も当然あると思いますし、その判断って非常に難しいと思います。どこまで過敏に対応していったらいいのかというのもありますけれども、ある市町村のちょっと例で私取材をさせてもらって、先生と児童、子供の間で、その子供の家庭でのやり取りがあったということで、その子の親御さんが夕方になって、いつまでも家の子が帰ってこないということで学校に連絡をしたら児童相談所に保護されていたということで、非常にびっくりしたというような事例があって、マニュアルどおりということではあるんですが、その後ですね、親御さんと学校との関係が非常に少し悪くなったというような話で市のほうも困っていた案件があったんだというふうに話をされていました。常にですね、親御さん、子供と先生と接する場が学校ですので、確かにマニュアルというのも大変大事だと思いますが、その都度その都度過敏にならず、対応することというのも大事かなというふうに思っています。というのは実は先週ある講習会を受講させていただいて、そのキーワードが「たった一人のあなたです。たった一つの命です」というキーワードを掲げて、ゲートキーパー養成講座というのを私受講させていただきました。日本ゲートキーパー協会の大小原先生という方の講座でしたが、子供の気持ちになって、なかなか自分の困っている環境をですね、声に出して言えない、そんな子供たちに対してどう接したらいいかという講座でした。この講習会、先ほどこども課長おっしゃった五泉市要保護児童対策地域協議会、要対協で市職員を対象にこれ開催されていると思いますが、この開催、伊藤課長ご存じか、加えて伊藤課長、参加されましたでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) この講習会があったことは承知しております。私は参加しませんでしたけれども、学校教育課からは2名の職員が参加をしたところであります。学校のほうもこういった虐待、いじめということで職員のほうも講習会が開催されていると思っております。学校現場でもアンケートを取って、子供たちに寄り添いながら、先ほどお話があったようにその対応ごとに細かな、子供と向き合って対応しているというところでありますんで、よろしくお願いしたいと思います。 ◆4番(松川徹也君) 子供の気持ちになれば、自分の気持ちをうまく表現できない子供は時としてやっぱり心のバランスを崩してしまったり、コミュニケーションを通してですね、子供が認められ、安心して信頼できる人間関係を少しずつ学校ともやっぱりつくっていかなければいけないというお話、講座でしたけども、専門家による研修って様々ありますけども、ぜひですね、今伊藤課長、大変忙しい時期ではありますけども、伊藤課長率先してですね、リーダーシップ取ってこういった講習会を受けて、ぜひ職員の皆さんにも周知していただけたらなというふうに希望します。  単に相談といっても様々なケースがありますし、相談にルールも縛りもないわけです。先日厚生労働省の子ども家庭局長の渡辺さんという方がおっしゃっていましたが、SNSというのはもう当たり前の連絡ツールになっているということで、相手のニーズに合った相談形態の確立というのは本当にこれから重要になっていくということで、相談というハードルがぐんと低くなればもしかするといたずらな相談というのも増える懸念はあるけども、そこに救う命はあるんじゃないというふうな話を家庭局長もおっしゃられていました。今五泉市としてこれから研究をしていくということの中で、ニーズはどんどん、どんどん高まっていっている中で、今五泉市は電話相談、またメール媒体もあるというふうに聞いていますけども、その相談のみになっていますけども、再度お伺いします。伊藤市長、お願いします。SNSのLINE相談窓口、これ本当に簡単にできることですが、ぜひ今後ですね、また研究も含めて取り組んでいただきたいと思いますが、伊藤市長、いかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 相談にはいろいろな相談の仕方があると思っております。また、SNSのLINE等も大事な情報媒体だと思っております。しかし、やはり心と心を通わせる、子供さん、また親御さんと、やっぱり相対してですね、虐待の実態等も言葉を通して知るというのはやっぱり最終的、LINEばっかりじゃどうにもならないわけでありますので、心を通わせる方策、そういったことで安心感を与えですね、心を開いていただくということがやはり私は重要だと思っております。その情報媒体においてもこれから研究させていただきたいと思います。 ◆4番(松川徹也君) 対面方式で相談というのは非常に大事だと思ってますし、言葉の変化、気持ちの変化、視線であったり、そこから読み取れる困り事もあると思います。ただ、そこまでいかない子供たち、セットでですね、SNS媒体を使うことも有効なツールだということも全国的に広まりつつありますので、ぜひ研究、調査、またよろしくお願いします。  児童虐待防止法、児童福祉法が改正され、いよいよ4月から施行されるということで、国は体罰の禁止、DV対策の連携強化、弁護士による指導拡充、医師、保健師の配置義務というのを重点策に置いた政策に取り組むというふうにしています。虐待においては在宅ケアというのが非常に重点を置いた政策だということで、在宅ケアから読み取れる部分、悩み事があるということで重きを置いているようですが、人材確保という部分はまだまだ懸念がある中で、今回国の制度として県や市で取り組むNPO法人に対して相談しやすい体制の整備や相談コーディネーターの配置について支援をしたいというふうに話をしています。先ほど妊産婦ケアについてまだまだ遅れているというのはそこに実はありますが、長岡の事例もう一回繰り返しますけども、ママのSOS、発見できるチャンスは何度もあったと言う人もいます。そのSOSをですね、見逃さないためにできる支援ということで、今こども課ではNP講座、BP講座という、NP、ノーバディーパーフェクト、完璧な親なんていないという略というふうに聞いていますけども、そういった講座もですね、さらに充実することでそういった発見ができるんじゃないかというふうなことを言う方もおられます。様々なですね、国のメニュー、虐待防止法、児童福祉法変わってきますが、ぜひいろんなメニュー活用して子供政策に取り組んでいただきたいと思いますが、市長、答弁お願いします。 ○議長(林茂君) あのさあ・・・・まあ、いいわ。 ◎市長(伊藤勝美君) 妊産婦からですね、子育て支援につきましては、さきの子ども・子育て会議におきまして、丸田副学長、福祉大でありますが、委員長に、丸田副学長様からですね、五泉市の子ども・子育てについては県下一だというふうなお褒めの言葉を頂きました。先ほどこども課長が申しましたように妊産婦からですね、妊娠期から出産、育児、大きなメニューが五泉市そろえてあります。優しくですね、子供に対して、また親御さんに対して、そういった少子化でありますので、より一層子育ての充実、虐待のない地域づくりということで邁進していきたいと思っていますし、いろんな講座、いろんな仕組みづくりはあろうかと思っていますけども、十分研究させていただきながらですね、より一層充実した幸せな子供の育成を願って取り組んでまいりたいと考えております。 ◆4番(松川徹也君) 現在こども課では切れ目のない支援とこれから増えるだろう相談に対して全力で対応していくと、それが市の使命だというふうにこども課長もおっしゃっておられましたが、今日は虐待防止のオレンジリボンもつけていただいて、これからですね、その普及もさらに増えていくと思いますが、ぜひ五泉市に誕生する宝、また子育てをする親御さんの支援に積極的に取り組んでいただくことをお願いしまして私の一般質問を終わります。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) すみません。発言の訂正をお願いしたいと思います。  先ほど阿部議員の一般質問の中で滝沢市の視察、総勢18名と申しましたが、1人欠席でありまして17名でありました。訂正しておわび申し上げます。申し訳ありませんでした。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 4時07分 休憩                                                      午後 4時08分 再開 ○議長(林茂君) 再開。  一般質問は、本日これにて終わりといたします。 ○議長(林茂君) 全員協議会が1時間ぐらいかかるんですけども、5分後か、10分後か、直ちか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) じゃ、10分後だね。10分後全員協議会を開会します。  その後議運の人帰らないでください。議運あるみたいだから。  本日はこれにて散会いたします。              午後 4時08分 散会...