妙高市議会 > 2017-09-12 >
09月12日-04号

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  1. 妙高市議会 2017-09-12
    09月12日-04号


    取得元: 妙高市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成29年  9月定例会(第6回)         平成29年第6回妙高市議会定例会会議録(第4日)                     平成29年9月12日(火曜日)                             議事日程 第4号 午前9時30分 開 議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  議案第61号~議案第72号本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名 日程第 2  議案第61号 平成28年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について        議案第62号 平成28年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議案第63号 平成28年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について        議案第64号 平成28年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第65号 平成28年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第66号 平成28年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議案第67号 平成28年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について        議案第68号 平成28年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定及び利益の処分について        議案第69号 平成28年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定及び利益の処分について        議案第70号 平成28年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について        議案第71号 平成28年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について        議案第72号 平成28年度新井頸南広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定について出席議員(17名)   1 番   横  尾  祐  子   2 番   佐  藤  栄  一   3 番   渡  辺  幹  衛   4 番   村  越  洋  一   5 番   岩  﨑  芳  昭   6 番   宮  澤  一  照   7 番   関  根  正  明   8 番   植  木     茂   9 番   霜  鳥  榮  之  10 番   髙  田  保  則  11 番   阿  部  幸  夫  13 番   木  浦  敏  明  14 番   樗  沢     諭  15 番   山  川  香  一  16 番   小  嶋  正  彰  17 番   八  木  清  美  18 番   堀  川  義  徳欠席議員 なし欠  員 1名説明のため出席した者 市     長   入  村     明 副  市  長   市  川  達  孝 総 務 課 長   久 保 田  哲  夫 企 画 政策課長   松  岡  由  三 財 務 課 長   平  井  智  子 建 設 課 長   杉  本  和  弘 農 林 課 長   今  井  一  彦 観 光 商工課長   竹  田  幸  則 環 境 生活課長   岡  田  雅  美 市 民 税務課長   小  嶋  和  善 健 康 保険課長   見  波  淑  江 福 祉 介護課長   葭  原  利  昌 ガス上下水道局長  米  持  和  人 教  育  長   小  林  啓  一 こども教育課長   吉  越  哲  也 生 涯 学習課長   山  本     毅 妙高高原支所長   小  林  孝  幸 妙 高 支 所 長   内  田  正  美 会 計 課 長   金  子  卓  也 監査委員事務局長  亀  井  昇  次職務のため出席した議会事務局の職員 局     長   岩  澤  正  明 庶 務 係 長   池  田  清  人 主     査   道  下  啓  子(午前) 主     事   齊  木  直  樹(午後)                                                                       午前 9時30分  開 議 ○議長(植木茂) ただいまの出席議員数は17名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行しますので、御了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(植木茂) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において11番 阿部幸夫議員、13番 木浦敏明議員を指名します。 △日程第2 議案第61号 平成28年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について      議案第62号 平成28年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第63号 平成28年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について      議案第64号 平成28年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第65号 平成28年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第66号 平成28年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第67号 平成28年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について      議案第68号 平成28年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定及び利益の処分について      議案第69号 平成28年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定及び利益の処分について      議案第70号 平成28年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について      議案第71号 平成28年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について      議案第72号 平成28年度新井頸南広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定について ○議長(植木茂) 日程第2 議案第61号 平成28年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第62号平成28年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第63号 平成28年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第64号 平成28年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第65号 平成28年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第66号 平成28年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成28年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について、議案第68号 平成28年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第69号 平成28年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第70号 平成28年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第71号 平成28年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第72号 平成28年度新井頸南広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定について、以上12件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第61号から議案第71号までの平成28年度新潟県妙高市各会計歳入歳出決算認定11件、議案第72号 平成28年度新井頸南広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定1件、合計12件につきまして、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第61号の一般会計について申し上げます。平成28年度の我が国の経済は、アベノミクスの取り組みのもと、経済再生、デフレ脱却に向けて進んでおり、穏やかな回復基調を維持し、雇用、所得環境が改善しているほか、企業の経常利益も引き続き高い水準となっています。しかし、企業や家計の所得が改善される一方で、将来への不安から個人消費や設備投資の増加に十分つながっていないため、国内需要が力強さを欠いており、依然として先行きが不透明な状況が続いております。国の平成28年度当初予算にあっては、安倍内閣の基本哲学である経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、経済財政運営と改革の基本方針2015に盛り込まれた経済・財政再生計画のフレームを目安とした強い経済を実現するとともに、少子高齢化や誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる1億総活躍社会の実現を初めとした重要課題に取り組む予算として前年度比0.4%増の96兆7218億円で編成されました。   妙高市においては、第2次妙高市総合計画の2年目として5つの重点プロジェクト及びまちづくり大綱に基づく施策を着実に成果につなげるため、人口減少対策の充実、強化、新幹線、国立公園を生かした交流人口の拡大、総合健康都市妙高の推進、地域協働のまちづくりの推進、未来を支える地域基盤の整備という5つの方針により事業の選択、重点化を進め、一般会計の当初予算総額を前年度比11.6%増の220億2000万円で編成しました。この重点施策を着実に成果につなげるため、予算の効果的かつ効率的な執行に努めてまいりました。この結果、平成28年度決算額は、歳入230億1265万6000円、歳出208億6218万7000円となり、形式収支は21億5046万9000円、翌年度への繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は18億8717万円の黒字決算となりました。前年度の実質収支を差し引いた単年度収支では1億8601万6000円の赤字となりましたが、これに黒字要素である財政調整基金への積立金と繰上償還額を加味した実質単年度収支は3億1509万円の黒字となりました。   それでは、決算の主な特徴について、前年度決算額と比較しながら御説明申し上げます。まず、歳入ですが、その根幹をなす市税は27年度に収入のあったリゾート関係の固定資産税が減少となったため、前年度決算対比では24.2%減の48億6917万1000円となりました。   地方交付税は、人口減少や合併算定がえによる削減などから3.7%減の74億4036万5000円となりました。   国庫支出金は、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金臨時福祉給付金給付事業費補助金の増などにより14.8%増の21億5841万7000円となりました。   寄附金は、「妙高山麓ゆめ基金」の増などにより73.3%増の6432万5000円となりました。   繰入金は、市債管理基金の繰り入れにより1,174.5%増の5億3720万8000円となりました。   市債は、妙高高原体育館建設事業の増などにより23.6%増の23億1300万円となりました。   続いて、歳出の主な特徴を性質別の区分によって御説明いたします。維持補修費は、暖冬だった平成27年度よりも降雪が多くなったことから、除排雪経費の増などにより27.1%増の12億6703万3000円となりました。   積立金は、27年度はリゾート関係の固定資産税の収入により財政調整基金と市債管理基金へ多額の積み立てを行っていたため、94.0%減の1億6272万3000円となりました。   普通建設事業費は、妙高高原体育館建設事業和田保育園移設整備事業の増などにより83.5%増の44億5611万1000円となりました。   続いて、主な財政指標ですが、まず地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく4つの健全化判断比率から申し上げます。実質赤字比率と連結赤字比率は、いずれも赤字が生じていないため、指標は算定されません。また、標準財政規模に対する公債費や債務負担行為などの負担割合を示す実質公債費比率は前年度に比べ0.7ポイント減の9.0%となり、9年連続で指標を改善することができました。実質公債費比率の改善は、繰上償還や合併特例債など交付税算入される割合の高い優良債の有効活用、さらに特別会計、企業会計を含めた地方債残高の減少などが要因と言えます。また、一般会計及び公営企業会計の市債残高などや一部事務組合、第三セクターなどに対する将来負担額が標準財政規模に占める割合を示す将来負担比率は前年度と同率の18.9%となりました。   なお、これら比率はいずれも法で定める警戒ラインである早期健全化基準を下回っております。さらに、その他の重要な指標であります経常収支比率は79.5%となり、対前年度比13.1ポイントの悪化となりましたが、その要因は27年度のリゾート関係の固定資産税の収入が減少したことなどによるものであります。   続きまして、地方債現在高については199億6692万9000円で、新規発行債の増額により前年度比2億2091万7000円の増加となりました。   財政調整基金につきましては、当初予算で計上した6億円を取り崩すことなく、年度末残高は50億8321万6000円となりました。   市債管理基金は、当初予算どおりの繰上償還などの財源として5億円を取り崩した結果、年度末残高は9億4629万2000円となりました。   以上のことから、28年度決算については特殊要因により財政指標が非常に良好だった27年度と比べると一部の指標は悪化しているものの、類似団体や26年度と比較してみると妙高高原体育館などの大型建設事業があったにもかかわらず、各種財政指標の悪化を抑えることができた決算状況となったものと考えております。今後も引き続き健全財政の確保に取り組んでいく所存であります。   次に、主要施策の成果について、第2次総合計画に掲げた5つの重点プロジェクトに沿って、主な事業について御説明申し上げます。人口減少対策の充実、強化では、市民が主体となった人口減少対策として斬新なアイデアで実行力のある若者の視点の意見をまちづくりに生かすため、妙高わかもの会議を開催し、提言書がまとめられたほか、旧幼稚園児に該当する1号認定子供の第3子以降の給食費無料化や結婚支援として都市部の方との出会いイベント妙高恋物語を新たに開催しました。また、移住支援員を1名配置し、移住希望者に対する総合相談窓口の充実、強化を図るなど人口減少対策の充実、強化に取り組みました。   新幹線、国立公園を生かした交流人口の拡大では、観光資源の磨き上げとプロモーション活動の推進を図るべく、国立公園妙高の保全、活用を促進する生命地域妙高環境会議の設立や効果的な誘客戦略を策定する妙高版DMOである妙高観光推進協議会の設立を支援し、ウエブを活用した顧客の趣味、嗜好などの情報を管理するCRMの開発に努めるとともに、SEA TO SUMMIT 妙高・野尻湖の開催を支援するなど、さらなる交流人口の拡大を図りました。また、平成30年2月25日から当市で開催される第73回国民体育大会冬季大会スキー競技会にいがたはねうま国体の競技場の施設整備に着手しました。   総合健康都市妙高の推進では、大腸がん撲滅キャンペーンとして市民に対する大腸がんの無料検診や市民講演会を実施し、高い死亡率の減少を目指しました。また、健康づくりや地域スポーツの拠点となる妙高高原体育館が完成し、市民の運動習慣の定着を進めるための基盤が整ったほか、妙高の豊かな自然や温泉などの地域資源を生かした健康保養地プログラムによる参加者の状況に応じた適切な指導、助言ができる人材の育成や指導マニュアルを作成し、妙高型クアオルトの確立に向けた取り組みをするなど総合健康都市妙高の推進に努めました。   地域協働のまちづくりの推進では、持続可能なまちづくりを推進するため、地域コミュニティ振興指針を見直すとともに、地域づくりの手法や活動の事例を町内会長会議等で紹介するなど、住民主体の地域のこし活動の促進に努めたほか、市民がみずから目標を持ってさまざまな学びに挑戦できるよう、妙高はねうまカレッジ「まなびの杜」を創設し、妙高の魅力の再発見や現代的な課題への気づきにつながる講座を開催しました。また、地域防災力、減災力の向上では、自主防災組織と防災士が連携し、災害時の判断力を身につけるための研修会を開催するなど地域協働のまちづくりを推進しました。   未来を支える地域基盤の整備では、日々の生活を支え、地域発展の基盤となる道路などのインフラ整備を計画的に進めました。また、妙高高原地域における路線バス、スクールバス、観光周遊バスを統合し、市営バスとして運行することにより病院や公共施設への乗り入れを強化するなど利便性の向上を図るとともに、農業基盤の整備として杉野沢地区と高柳地区において圃場整備の事業採択に向けた手続を進めたほか、6次産業化を推進するため、加工用ブドウの試験栽培の開始や地域資源を活用した特産品開発に取り組みました。   以上が平成28年度決算の主な成果でありますが、市民各位を初め議員の皆様の多大なる御理解と御支援により事業が効果的かつ円滑に実施できましたことにつきまして、厚く御礼申し上げます。   引き続きまして、その他の各会計決算状況について申し上げます。まずは議案第62号 新潟県妙高市国民健康保険特別会計であります。歳入総額は41億6994万2000円に対し、歳出総額は38億5404万6000円で、歳入歳出差し引き3億1589万6000円の黒字決算となりました。国民健康保険特別会計では、総額としての保険給付費は減少したものの、1人当たりの医療費は医療技術の高度化や高齢化の進展を要因に年々増加しており、課税所得の低下、加入者数の減少を要因とする税収の減少とあわせ、厳しい財政運営を強いられています。このような状況の中、制度改正に伴う低所得世帯の負担軽減の拡大、市独自減免を継続実施したほか、収納対策として納税相談や戸別訪問を行い、税収の確保に努めました。糖尿病や高血圧など生活習慣病の早期発見と予防及び改善を目的として特定健康診査を実施するとともに、健診結果説明会では結果説明や生活習慣の改善方法についての指導を行いました。特定健康診査の未受診者に対しては、個別の対象者の状況に合わせた受診勧奨通知に加え、家庭訪問による受診勧奨にあわせて問診や血圧測定など健康状態の確認を行い、疾病の早期発見などの理解促進に努め、医療費適正化に取り組みました。   次に、議案第63号 後期高齢者医療特別会計であります。歳入総額は3億4112万円に対し、歳出総額は3億3788万5000円で、歳入歳出差し引き323万5000円の黒字決算となりました。平成29年3月末現在、被保険者数は6360人で、前年度に比べ1.5%増加しました。保険者である新潟県後期高齢者医療広域連合が運営主体となり、市は被保険者の相談や各種申請、届け出の受け付け、保険料の収納などの業務を行い、収納率は現年度分で99.8%、滞納繰り越し分は63.8%となり、円滑な制度運営に努めました。   次に、議案第64号 簡易水道事業特別会計であります。歳入総額は4億2787万3000円に対し、歳出総額は4億2720万9000円で、歳入歳出差し引き66万4000円の黒字決算となりました。水道料金は、業務用の給水量増加に伴い、前年度に比べ75万9000円、率にして0.6%増加しました。工事では瑞穂ポンプ場築造工事や配水管布設工事を行い、旧大鹿簡易水道など4簡易水道の統合が完了しました。   次に、議案第65号 高柳工場団地開発事業特別会計であります。工場団地の適正な管理運営を行うため、洪水調整池の緑地の草刈りや企業の事業拡張に伴う土地の貸し付けのための測量委託などを行い、歳入総額410万2000円に対し、歳出総額は410万2000円で、歳入歳出同額の決算となりました。   次に、議案第66号 介護保険特別会計であります。歳入総額43億3479万円に対し、歳出総額は42億7408万4000円で、歳入歳出差し引き6070万6000円の黒字決算となりました。妙高市第6期高齢者福祉計画介護保険事業計画の2年目に当たる平成28年度におきましては、引き続き適正な訪問調査と公正で公平な介護認定審査会の運営に努め、延べ2512件の認定審査を行い、平成29年3月末現在の認定者数は2401人となり、介護予防・日常生活支援総合事業の開始に伴い、前年度に比べ0.3%減少しました。保険給付では、全体の要支援、要介護認定者は減少しましたが、施設整備に伴い、施設サービス及び高額介護サービスの受給者数、給付費は増加しました。一方、在宅サービスの保険給付延べ件数、給付費は、ともに減少しました。また、施設整備につきましては市内で8施設目となる認知症高齢者グループホームを整備いたしました。   次に、議案第67号 杉野沢財産区特別会計であります。所有地の適正な管理に努め、土地の貸し付け等で財産の運用を図り、歳入総額697万4000円に対し歳出総額561万1000円、歳入歳出差し引き136万3000円の黒字決算となりました。   次に、議案第68号 ガス事業会計であります。ガス漏えい事故を防止するため、ジュート巻き鋼管などの老朽管更新を進めたほか、民地内ガス管の公道への布設がえなどを行いました。販売量は、前年度に比べて0.7%減少したものの、減価償却費などの費用が下がった結果、純利益が4392万1000円の黒字決算となりました。   次に、議案第69号 水道事業会計であります。基幹施設である志浄水場の更新工事に着手するとともに、漏水事故が多発する箇所の配水用ポリエチレン管への入れかえ工事などを行いました。販売量は、前年度に比べ0.8%減少したものの、料金改定により給水収益が7.8%増加したことから、純利益が1億5610万円の黒字決算となりました。   次に、議案第70号 公共下水道事業会計であります。老朽化の進む新井浄化センターの改築更新を継続したほか、斐太地区において公共下水道区域拡張事業に着手しました。有収水量は、前年度に比べ1.6%減少したものの、純利益は3億8891万6000円の黒字決算となりました。   次に、議案第71号 農業集落排水事業会計であります。管路及び汚水処理施設の適正な維持管理と水洗化の促進に努めました。有収水量は、前年度に比べ0.4%増加し、コスト削減にも努めた結果、純利益が4149万9000円の黒字決算となりました。   また、議案第68号から議案第71号までの各会計の利益余剰金につきましては、それぞれの剰余金処分計算書(案)のとおり企業債の償還財源となる減債積立金などに処分したいものであります。   最後に、議案第72号 新井頸南広域行政組合一般会計であります。平成29年3月31日の新井頸南広域行政組合解散に伴う打ち切り決算となっております。歳入総額は3億7082万8000円に対し、歳出総額は3億5019万円、歳入歳出差し引き2063万8000円の黒字決算となりました。   以上、議案第61号から議案第71号までの平成28年度妙高市各会計歳入歳出決算認定11件、議案第72号 平成28年度新井頸南広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定1件、合計12件につきまして一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより議案第61号から議案第72号に至る平成28年度妙高市及び新井頸南広域行政組合の各会計決算12件に対する通告による総括質疑を行います。                                                                       ◇ 宮 澤 一 照 議員 ○議長(植木茂) 通告順に発言を許します。宮澤一照議員。                   〔6 番  宮澤一照 発言席に着く〕 ◆6番(宮澤一照) おはようございます。議席番号6番の宮澤でございます。あらかじめ通告いたしました決算の質疑をさせていただきたいと思います。   大きく分けて5つに質疑をさせていただいているんですけれども、済みません。ちょっと最初にですね、時間がなくなると困りますんで、一番最後のですね、5番目の農林課関係ちょっと質疑させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。   直売所とまとのですね、これ地域活性化施設維持管理事業についてということでございますが、まず1点お聞きしたいんですが、平成28年度の納付金というのが47万2393円。これの総売り上げというのがね、昨年、平成27年度よりも若干少ないんですよ。ですけれども、平成27年度は45万6996円ということでございますが、これはどのような算定で出ているんでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) お答えします。   直売所からの納付金の関係でございますが、算定式といたしまして営業利益の20%となっております。営業利益と申しますのは、売上高から売り上げ原価、そして販売費及び一般管理費を除いたものでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この妙高市のですね、指定管理者になるんだと思うんですけれども、の中でですね、例えば47万2393円、これの比率というのは総トータルの指定管理者の中での納付金の中で多いほうなんでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 現在納付金をいただいているのはですね、直売所関係のひだなんととまとの2カ所でございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 組合員が285人ということで、それで地域のですね、核となる農産物をそこで売っている。非常にですね、地域のやっぱり活力になっているのが事実なんですよ。これは、合併後のですね、やはり私はね、妙高地区にね、誇れる直売所だと思いますし、地域の活性化のためのですね、活力になるための一番の重要な場所じゃないかなと思います。その中においてね、今例えば指定管理者の組合員、それからあとは利用者から何か要望とか出ておりますか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 指定管理者からはですね、毎年次年度の予算要求の前段階として指定管理者からですね、施設の改修等の要望をいただいております。
    ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 施設の改修等の要望というのは、その中にはどのようなものが含まれておりますか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) とまと関係であれば、平成30年度要望として駐車場の拡張等がございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 駐車場が非常に狭いということを聞いております。利用者からも私は聞いております。そういう面を含めてね、非常に事故が多い。要は幅も狭いということも聞いているんですよ。とめるところが角度もあってね。やっぱりあそこに求められるのは、地方から来る方も多いけれども、お年寄りも買いに来る。高齢者の運転の方もいらっしゃいます。そういう面を含めてですね、とまとでの事故、例えばドアを相手にぶつけちゃったとか、そういうことはどれぐらいあるかということ把握されておりますか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) とまとの駐車場における事故ですが、詳細については承知しておりません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この辺ですね、やはりこの地域の中の核となる、そしてまた売り上げも非常に大きい。正直言って、妙高市の中の合併後の非常に当たった私は政策だと思いますよ。この施策の中で地域と組合員の要望というものはやっぱりしっかりと受け入れて、そして地域の発展になる。そして、また市民以外のですね、やっぱり買い物客がですね、安心して買えるようなスペースというのをとっていってあげなきゃいけない。例えばひだなんの場合は道の駅の駐車場がございます。でも、とまとというのは非常に狭まれている部分がある。だけれども、そこのとこの駐車場の要求ということで、土地等のですね、拡張とかですね、その辺も含めたですね、やはり私は前向きなですね、行動を起こしていかなかったら、やはりあの地域の核となるような施設としてもっともっと売り上げを上げていくにはだんだん、だんだん狭まってくる部分も出てくると思うんですよ。その辺を含めていかがお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) とまとにつきましては、地域の農業振興に大きな影響を与える優良事例だというふうに認識はしております。それで、御質疑の駐車場の整備に関してですが、指定管理者からの要望も受けまして、過去においても内部で予算化に向けて検討したことがございます。具体的にはとまとに向かってですね、左側、駐車場に沿った市有地の残置がございますので、そこを埋め立てて整備ができないかと検討した経緯はございますが、お金をかけた割にですね、わずか数台しか区画がふえないというようなこともございまして、その時点では緊急性とか費用対効果を考えまして実現に至らなかったという経緯がございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 数台しか置けないと言いますけれどもね、そこはやはりね、知恵を絞って土地と交渉してやるべきだと思います。そこのとこに組合員の車を置いて、それで駐車場をもっとお客さんが利用できるように広くするということだって一つの手だと思いますし、その辺やはり考えてあげないとまずいんじゃないかなと思いますよ。結構どこ行ってもですね、駐車場の幅が狭い、要するにもう少し大きくしてほしいという要望が非常に出ているということを聞いておりますんで、課長ね、以前にそういうことがあって、費用対効果がなかったから、だめだと。そうじゃなくて、費用対効果をいかにできるかということをやはり知恵を、皆さん方で考えて、そして前向きな方向に行くということができないから、終わるんじゃ私はよくないと思いますよ。その辺いま一度いかがお考えでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 傾向を見てみますと、やっぱりイベント時あたりは混雑しているのかなと思っておりますが、指定管理者とも話をしているんですが、とまとの裏側にチェーン着脱所がございまして、あそこにつきましては形状変更はできないんですけれども、あいているときには活用していいということで実際活用させていただいております。もう少し誘導等に工夫ができないのかなと思っておりますので、そこら辺につきましても市と指定管理者の間でまた話し合いを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 今民間の土地というところもあると言っていましたよね。調べて五、六台しか置けないという土地もあるということを言っていたんだけれども、何年か前に要するに調査して、費用対効果がないから、やっぱりやめたという場所ですよ。やっぱりね、そういうところもあるんだったらいかに活用していくかということをいま一度考えたほうが私いいんじゃないかなと思うんだけれども、後ろにね、あるのはわかりますよ。でも、それ以外に新しいものをつくっていくということも私は、やっぱり地区の住民は、組合員はそれ求めているところあると思いますよ。その辺の声は聞きませんか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) また指定管理者等と十分話を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この1年の決算でね、それで前向きにみんな黒字にする、そして一生懸命集めて、それで売り上げにする。それで、地域の私は顔にもなっている部分がある、ひだなんも含めて。農産物直売所ということでね、その上には大洞原もあるし、今坂口でも圃場整備やっている。そういう状況の中で、やはりね、あの核となっているあそこのとこにもう少し駐車場を大きくするという要望があるんだったら、そこをいかに台数を埋められるか。あるもののところを使って、そこへ誘導してくれじゃなくて、欲しいというとこがあったらそこをしっかりと整備してあげて、それでそのかわり売り上げ上げて、それで納付をもっとふやしてほしいと、そういう形を持っていくことこそが私は行政としてやるべきことだというふうに考えますけれども、もう一度いかがですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 繰り返しになりますが、また指定管理者と十分話し合いを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 繰り返しになりますけどね、しつこくね、私も言わせてもらうけれども、十分に話し合うと言うけど、結局ね、説得のほうに回っちゃうんですよ。説得。そうじゃないんですよ。前向きな方向に行くということもやっぱりそれはいいんじゃないですか。だって、これだけ当たっているんだから。政策として私当たっていると思いますよ、これ。だったらそっちのほうに投資してやる。そこが私は重要だと思いますよ。組合員としっかりと相談して、それでということは、今はそうやっておっしゃられるけれども、そうじゃなくて、それは説得じゃなくて、前向きな方向で考えられるか。今の意見をしっかり聴取したものを前向きな方向に考えられるかどうか、いかがですか、課長。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 緊急性、それから費用対効果、それから有効性等、いろんな可能性についてまた検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) だから、前向きかどうかと聞いている。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 検討してまいりたいと考えます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 70分間同じことやりますよ、私、課長。検討じゃなくて、何回もこの話って意見も来ている。私も電話したことあるんですよ。非常に後ろ向きだ、これ。そうじゃなくて、前向きな方向でもう一度、いま一度考える必要が私あるんじゃないかということ言っているんですよ。ですから、それは話し合いをして考えていくんじゃなくて、前向きな方向で考えると何で言えないんですか。どうですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 30年度の主要事業計画、予算、まだこれからでございますので、その中で検討してまいりたいというふうに考えます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) これからの主要年度の予算になると思うんですけれども、今回の要望を踏まえた前向きな意見というふうに、発言というふうに捉えてよろしいですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 主要事業予算の中で、またその検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 何で言えないの。前向きに考えますと何で言えないんですか。市長、どうですか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) この件は前ね、スペースを広げるときに、私はここではだめだということ言ってきたんですよ。そういう経過御存じですか。 ◆6番(宮澤一照) この前言っていたじゃないですか、それ。聞いています。 ◎市長(入村明) うん。だから、その経過を知っていらっしゃってそうおっしゃるんだけど、今ね、もう最初からわかっていたんだよね。そこがね、皆さんこういう結果になって、こうだろうということおっしゃっているんだと思いますけど、あのときの提案をやっていたらこうならなかったということを今いろいろ御意見聞いていてね、そうだったなというふうに今感じているわけです。じゃ、その後どうするかというんですが、今の形態の中で、状況の、あの店の形の中でね、もうじゃどういう格好にしたらいいかというのはこれ簡単にいかないですね。ですから、その辺を含めて、今課長が言っているような形で検討をしていくということにつながるんだというふうに思います。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この前もね、この話市長に話したら市長そうやっておっしゃっていたからね、私話しているんですよ。別にこの場でね、市長が知っているんですかと俺聞かれるわけ、私あなたに質問したじゃないですか、その話。私はね、だからそのときはそうだったかもしれないけれども、いざじゃやってみたときに非常に狭いという状況になっているんだったら、なおさら前向きな考えというものをつくってあげるべきじゃないかということを私は言っているんですよ。だから、今の民間の土地のところもうちょっと広げるというんだったら広げてあげるような土地のあれだって必要だと思うし、その辺のを含めた前向きな方向をやっぱり組合員に示してあげることこそが大事なことじゃないかなというふうに私思うんですけど、その辺どうですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 30年度主要事業、それから予算編成まだこれからでございますんで、その中で改めて検討してまいります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 改めてやるのはわかるんだけれども、当然だって要望出ているんだから、改めて検討するでしょう。だけど、今の段階でだめじゃなくて、前向きな方向でいい方向に、お互いがいい方向に向けるような知恵を絞る必要があるんじゃないかということを私は言っているんであって、検討するんだけども、それは前向きかどうかということを聞いているんですよ。前向きと言ってくれればそれでお話終わるんですよ、これ。どうですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) いろんな可能性を含めて検討したいと思います。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) いろんな可能性というのはどういう可能性ですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 拡張も含めて、あるいは裏の側のですね、有効活用も含めて、いかに集客をやっていくかということについて検討していきたいというふうに思っています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ぜひね、よろしくお願いしますね。本当に地域の核になっていますよ。大事なことだと思いますよ。昔の要望は昔の要望ですよ。そのときに言っておけばよかったと。それは、新しくなって、これからこういう要望が出たっだったらやっぱりそうだったろうと言って、それでやればいい話なんだから、前向きなことやればいいんですよ。そういうこと、市長、どうですか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) おっしゃることはそのとおりだわ。しかしですね、前にこういうことが想定できた段階で夜ね、日本海まで見えるあのいい場所でこういうことどうだと提案したこと、私本当に真剣にやったんですよ。そのときいや、それはいいという形で、前にひさしを出してね、広げるということだった。そんなことを考えたときに、じゃどこへどういうふうに広げればいいんだということですよ。そういうときにね、今やれ、やれというのは、私だってああ、そうだなという気は持っていますよ。しかし、簡単にこうします、ああしますとまだ言えない状況ですよね。そこら辺を今課長がいろいろ答弁していることにつながるというふうに私は思います。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ぜひですね、今の現状だと平行線のままだと思いますけれども、ここはですね、本当に何回も地域の核になっているところだということを含めてですね、改めて前向きな検討ということを市長のほうからもですね、知恵を絞って職員の皆さん方と考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) お答えいたします。   農林課職員、そして指定管理者、それから指定管理者関係の利用組合の皆さん、それぞれ知恵を絞って、いろんないい方向へ持っていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 続きましてですね、インバウンド観光推進事業について質疑をさせていただきたいと思います。   まず最初にね、香港最大の旅行博覧会にこれ行った方どなたですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 香港の博覧会の訪問には市長ほか職員2名が行っております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 市長と、あとほか職員2名ってどなたですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 観光商工課長と企画政策課職員でございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この旅行博覧会においてのですね、職員の方々が行かれて、市長含め。どのようなことを行われたんでしょうか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 香港に行きまして、香港角川さんという雑誌社、そこと面談をしたり、それから香港にあります中堅の旅行業者数社を訪問して、当地のですね、温泉地の周遊、そして農家民泊等を組み合わせた旅行の提案を申し上げてまいりました。また、今ほど御質疑の香港最大の旅行博に参加いたしまして、誘客宣伝をしたところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) このですね、香港の最大の旅行博覧会ということでやられているんですけれどもね、どうなんでしょう。先般9月10日のですね、新聞に出ているんですけれども、妙高市が県内で外国人宿泊数がですね、最多を更新という新聞が出ているんですよ。その中に妙高市が県内3位ということなんですね。断トツでね、これ湯沢町が7万8614人泊ということなんですよ。妙高市は3万8000ということなんだけれども、この算定というのはどういうふうな形でこれやっているんでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 算定につきましては、今観光庁が定めました観光のデータのとり方に基づいて、それを新潟県も踏襲しておりまして、それによって集計されていると考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ちなみにですね、妙高市が県内3位ということになっているんですけど、2位と4位はどこですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) お尋ねのですね、資料今手元に持ち合わせてございませんので、後ほどお答えさせていただきます。御了承ください。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 課長ね、これやっぱりDMOと、それからインバウンドということで私質疑の内容をですね、お渡ししているんだから、これ人数、どれぐらい外国人宿泊数がですね、入っているかぐらいの把握は私すべきだと思いますよ。違いますか。どう考えたって、今何番目ぐらいか全く把握されていないということじゃないですか、これ。そんなんでインバウンド政策ってできるの。ちなみに、湯沢町がですね、7万8614人泊でね、妙高市が、こちらのほうがですね、約3万8000ぐらいでしょう。これだけの開きがあるのはどうしてなのかというのはおわかりですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 具体的な分析等については承知しておりません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 地域推進計画というのありますよね。ビッグデータというのをうまく利用していろんなことをやっていくということをおっしゃられているじゃないですか。そのデータを基本にすると、こういうのというのは出てくるんじゃないの。何やっているの。データどうなっているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) おっしゃるとおりですね、データに基づくいろんな資料を持ち合わせていなければなりませんが、ただいま手元にはちょっと持ってきておりません。先ほどのですね、湯沢町のほうが非常に多いという理由の一つとして、妙高市はどちらかというと現在冬季観光にウエートを置いていまして、オーストラリアからのお客様。一方、湯沢町についてはですね、東南アジアのお客さん等も取り入れているんじゃないかと見込んでおります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 湯沢町が東南アジアのお客さん見込んでいるというけど、香港とかですね、台湾とかによく市長も行かれていますよね。一生懸命力入れているんじゃないんですか、これ。越後湯沢のほうにずっと離されるというんだけれども、ちょっとそれ余りにも少な過ぎるんじゃないかなと。それこそね、さっきのね、農林課の話じゃないけどね、皆さん方でね、営業に行って、市長みずから行って、それでトップセールスして、それでこっちに入ってくる費用対効果というのはほかの市から、町村から比べたら非常に少ないんじゃないかなと見るけど、その辺課長はどのように思います。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 現在ですね、香港からの入り込みの状況でございますが、28年度はですね、うちの妙高観光推進協議会の統計でございますが、これで303人となっておりまして、対前年比ではですね、130%の増でございます。また、延べ宿泊人数につきましては1156人でですね、対前年比136%ということで、パーセントとしては伸びてきている状況でございますし、また農家民泊につきましても27年度までは実績はございませんでしたが、28年度についてはですね、18名、延べ24人のですね、宿泊を実績としてカウントされております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 24人だろうがね、それぐらいで額的には私非常に少ないと思いますよ。越後湯沢、これ苗場も含めてですけれどもね、多いのはやっぱりアジアの方も多い。中国、それから香港もね、それから台湾の方もね、スキーに来るんだと思いますよ。恐らくグリーンシーズンもそうなんだと思いますよ。スキーに来るんじゃなくて、温泉、越後湯沢のね。だと思います。それは、東京から成田におりて、そこから来る方もいらっしゃると思いますしね、ブッキングドットコムとかね、そういうところから直接入ってこられる方もいらっしゃると思いますよ。だけどね、余りにも差が開いている部分があるんですよ。どうしてここまでの人数が開いているのか。規模からいったって妙高と、それから越後湯沢、それから苗場と比べたってスキー客からしたらそんなに対して変わんないと思いますよ、大きさにしたって。その中において非常に差が出ている。そして、越後湯沢に関してはね、ロシアとか何かもすごい多いんですよね。でも、妙高市ってそういうとこないじゃないですか。その辺含めた私は考えというものをやっぱりDMOでも考えていく必要があると思いますよ。その中においてね、何回も言っているけども、5000万の地域推進計画でしたっけ。推進計画か。あそこのところのことを、前回私がした質問の中にもそうだけど、ビッグデータということをいかに利用していくかと。あんな見えないような。結局ああいうものを利用した、どういうところに、新潟県にお客さんが入ってくるかということの利用した数値というのを全く出さずに、ただただそれをDMOに任す。それから、あとは観光協会に任す。それから、スノーアライアンスに任す。そういう形のものしか持っていっていないのが現状だから、この数値じゃないですか。ここに妙高市が県内3位と。これ決して私誇れることじゃないと思いますよ。これだけの差が開いているんですから。いかがお考えでしょう。
    ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) インバウンド対策につきましては、DMOを中心としてこれから本格的な誘客、そしてPR等に努めているわけでございますが、結果としてはですね、昨年度時点ではまだ大きなものがあらわれていなかったということでございます。今後につきまして、これらの今御指摘の点等も踏まえまして、より一層のですね、誘客等に努めてまいりたいと考えています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 課長ね、DMO、それは去年の話じゃないですか。去年できた話だ、これ。ですけれども、インバウンド政策に関してはもう何年も前から、これ観光協会もそうですし、そこで主体になってやっているもんですよ。だから、DMOがどうのこうのじゃないと思いますよ。あくまでもこれは、観光従事者もそうだけれども、市の観光課としても政策としてどのようにしていくかということがやっぱり重要になってくる部分だと思いますからね。もうそろそろ今裏のほうで、妙高市の県内3位というけど、私2位と4位って非常に興味があるんだけど、まだ調べてこないんかね、これ。どうですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 申しわけございません。今データについては私も今確認しておるんですけども、ちょっと今すぐ出る状況にございませんので、申しわけございません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 本当しつこいようでね、申しわけないんだけれども、外国人の要するにインバウンド政策ということで、決算なんだからね、それがどれぐらいに入って、じゃ今竹田課長、妙高市は新潟県下で、竹田課長の把握している中で妙高市はどれぐらいの推移にインバウンドの効果があるかということの把握はされておりますか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 新潟県の推移ということは、順番ということでよろしいでしょうか。 ◆6番(宮澤一照) はい。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 湯沢、新潟、そして妙高市だと思います。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 湯沢、新潟、妙高市、多分これだってそうじゃないんですか、新潟日報なんだから。でも、こういうことはね、例えばこの官報、要するに新聞の順位というものがどうやって明確になったかは私はわからないと。しかしながら、私たちの把握の中では湯沢、新潟、妙高ということの順位だということを何でおっしゃってくださらないんですか。それをビッグデータを活用して、我々は要望を聞いて、順位もこうやって把握していると言えばこれで終わる話じゃないですか。違いますか。だから、やっぱりね、インバウンド政策ということ、これはね、私ね、一般質問の前からずっと私これ質疑提出しているんですよ、課長。これはね、やっぱりやらなきゃいけないところだと思いますよ。   次にね、現地旅行者との交流等でやられたりしているということで、トップセールスということでこれやられていますけれどもね、私とね、山川議員と、それから阿部議員とね、白馬村にことし行ったのかな。言ったときにですね、そのときの観光課長に聞いた話なんですけどね、白馬村の場合は各旅館の人を募集募って、その人たちと旅行者が直接要するに交渉して、そしてその人たちのルート、そこにきずなをつくって、今の要するにオーストラリアとかそっちのほうからのインバウンドの成果が出ているんだということですよ。行政は、ただそれのつなぎ役をやってあげただけなんだと、あとはみんな民間同士の交流、民間同士の旅行者との取引、契約をして、そこからお客さん誘致しているという形なんですよ。でも、妙高市の場合は旅館と例えば外国の旅行者との接点って非常に少ない部分が私あると思いますよ。そこをいかにきずなを持たせて、それでインバウンド政策を成功させるかということが、私はここが鍵だと思うんですね。幾ら何でも何回も何回もトップがですね、去年だってそうでしょう、市長。台湾行って、それから今回の香港も行っている。やっぱりそうやってトップが行って、トップセールスで、トップダウンでやることもいい。しかしながら、今度はそこのところにいる旅館業の人たちが直接接点を持って契約するということの必要性というのも考えていく、そういう皆さん方での営業を一緒になってやっていくということの必要性が私あると思いますが、その辺どうお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) お答えします。   香港へ去年行ったわけですけど、最初から大勢で行くという前にどんな感じでの受け皿をどのような形でといういろんなことがやっぱりありましてね、先回はそういう形ですね。それで、向こうからも旅行関係で何人か見えているんです。それで、逆に今度皆さんから御意見を聞いているわけですね。そのときにやっぱり受け皿としての対応できるスペースはどうだとか、いろんなやっぱり具体的な話たくさんあるんです。ところがですね、じゃ一気にそこまでいけるかなという、やっぱりいろんな課題があるんですよ。だから、そういうことを含めましてね、例えば去年行ったから、ことし何人来た、じゃここまでできたか、これはなかなかそういうもんじゃないですよ。だから、時間はかかるかなと思いますが、去年は香港はそういう形。台湾はですね、誰か旅行、誰か行ったんだよね。随分たくさん行ったんですよ。あのときには何かお宿の方もいたような、ちょっと細かい記憶今、誰かというのちょっと今思い出せん。何人かいましてね、それはいい交流になりましたんでね、やっぱり香港もそういう状況が熟せばね、やっぱりそういうことは大事だというふうに思っています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ぜひですね、これちょっと白馬の場合はね、オーストラリアとかですね、そっちの方面だから、そういう旅行者との接点があって、どんなときも直接それが宿のほうにインターネットで入れてくるという形になっているんですよ。今後ね、そういうこともやっぱり重要になってくると思いますけれども、先ほど来、今市長がおっしゃったようにやっぱりそれは国によって違うと思うんですね。その国の性格もあると思いますし、そこはやっぱり十分に理解しながら今後ぜひですね、そこは前向きな方向でぜひやっていってあげることによってインバウンドの効果、今3位だったの、新潟に負けているような状況の中で、これが上に上がっていく可能性もあるし、今3万8000でもう約倍ぐらいね、離されている部分というものがだんだん近づいてくるような形になってくる。だって、妙高市はパウダーに関しては世界でも第4位ぐらいの非常に好評なところでありますよ。だったらそれをうまく利用したものをやっぱりつくり上げていかなきゃいけん部分があると思いますし、その辺含めたですね、課長、政策というのが大事だというふうに考えていますけれども、いかがですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 御指摘いただきましたとおりですね、実際に宿泊業されている皆さん方からも積極的な海外への誘客活動にお取り組みいただく中で、それら連携した取り組みが必要であると考えています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ぜひですね、一例としてね、一番最初に白馬村が、観光課の方がお客さんを、宿泊業の方を連れて、それであちらの旅行者、それで現地のところに行って営業して、オーストラリアに。それが今になってすごく強くなっているという部分があると。そして、それがうまくいったことによって今度香港や台湾とか韓国、そちらのほうにもそういう形になっていっているというのも事実だと。その辺含めたことをやっぱり我々はレクチャーしてきた部分があって、その成果というのはやはりこの妙高市でもうまく使える部分だと思います。だから、その辺含めた効果のある観光商工課独自のですね、営業活動、要するに地域の発展のためのですね、商業活動をやっていただきたいと思います。   次にですね、妙高観光推進協議会の活動内容についてちょっと質疑させてもらいたいんですけれどもね、これね、観光事業主が主になっている推進協議会になっているかどうか。やっぱりね、地域の外貨を稼ぐためには観光交流、交流人口をいかにふやすかということがやっぱり重要なところだと思うんですよ。そのためにはやっぱりある程度観光事業主、要するに観光協会がね、観光協会を中心にやっぱりやっていくことこそが私は大事だと思いますよ。果たして今そのですね、妙高観光推進協議会はどのような形になっているかということをちょっとお聞きしたいんですけど、いかがでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 現在妙高観光推進協議会につきましては、1年が経過いたしまして、2年目に入っているところでございますが、当協議会といたしまして今御指摘いただいたようなことを踏まえましてですね、観光協会等との連絡調整、打ち合わせ等もやっております。そもそもDMOそのものは、宿泊業の皆さんを中心として、多様な職種の方々から参画いただく中で推進していくということがベースになっておりますので、そのような考え方で連携を進めてまいっているところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 先般ね、前任の早津課長のときはね、この妙高観光推進協議会、いわゆるDMOに移行することによって、業種が違う方々も一緒になって、中心になって、この地域の観光事業、それから地域の交流人口の発展のためにつくり上げていくんだということを言った。その中においては観光協会というものをなくす方向で考えているというような答弁、これちょっと間違っていたら大変失礼ですけれども、観光協会を重きに今まで置いていたものをDMOに移行して、そこのところでやっていくんだというふうな考え方ということをおっしゃられていたと思うんですけれども、今でもそれは変わりませんか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) DMOにつきましては、今の観光協会を包含した中で、それを一回り多くした組織でございまして、これを今推進しているところでございます。すなわちDMOの中にも観光協会の皆さんが同じ会員として構成されているということであります。観光協会のですね、存続そのものについてここで、うちのほうで、相手のあることですので、観光協会側の判断にそこは委ねられるというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) その辺含めたですね、考えの中でね、やっぱり観光協会というのは私は大事な部分だと思いますよ。しかしながらね、今ね、行動するのに非常に難しいところも私あると思います。例えばDMOというものをね、つくり上げた中で、DMOのところで妙高ノートという要するにホームページみたいな、フェイスブックとか何かに出ているような宣伝やっていますよね。だけれども、観光協会でもやっぱりちゃんとしたホームページがあるんですよ。それを今までは皆さんで一緒になってつくって、それで妙高市の要するに観光商工も一緒になってそれを反映させていく、リンクさせてやっていた部分が多かったと思うんですよ。でも、今はDMOのほうのホームページのほうが非常に出ていて、妙高観光協会のほうが何か世に出るのが非常に少なくなっているんじゃないかなと。DMOの妙高ノートというのが非常にいろんなフェイスブックにしたって出ている部分あると思うんですよね。だけど、やっぱりね、ある程度の一本化するなら一本化する中において、観光協会の重要性というものをやはりいかにつないでいくかということ、私はこれ大事だと思うんですよ。だから、その辺含めたですね、考えをですね、やっぱり持っていかないと、観光だって結局いろんな諸問題がやっぱり出てくると思うんですよ。観光案内所の問題にしてもそうだし、パンフレットの問題にしてもそうだし、やっぱりある程度そこをしっかりとした方向性というのを位置づけたほうが私はいいと思いますよ。今観光協会の例えば観光協会長にしたってそうだけど、DMOの中の役で言ったらどこら辺の役職なんでしょう、これ。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 現在妙高市観光協会長さんは、DMOの理事ということで御就任いただいております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ちなみに、理事は何人ぐらいDMOいらっしゃるんですか、観光推進協議会は。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 理事は10名でございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この10名の中の各部門があると思うんですけれども、その中のうちの観光協会長は部門の中のどこの位置づけになっているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 部門といいますか、理事の一人ということで参画しております。会長につきましては妙高高原商工会長の丸山会長でありますし、副会長については妙高高原温泉郷旅館連合会の加藤さんということで、そのほか理事が私を含めて8人おります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 地域の観光を担っていくね、中心の方がね、その理事の中のただ一人、その中の一員なだけというわけにはやっぱりいかないと思いますよ。引っ張っていかなきゃいけないんだから、観光行政。だから、今は妙高市の観光というものに対して非常に微妙な部分がやっぱり出てきている部分が私はあると思うんですよ。その辺含めた今後の方向性というのをちゃんとつくり上げていく必要が私はあると思いますんで、よろしくお願いいたしますね。   次にですね、観光地魅力創造事業に移行させていただきたいと思います。広域連携誘客タイアップ事業というのあるでしょう。その中のあれでオーストラリアやイギリスなどの商談会にこれ行った人材ってどなたですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) オーストラリアやイギリスなどへの商談会につきましては、主としてスノーアライアンスのほうが主体となってやっていただいておりまして、現在妙高市内の事業者になるスノーアクセスさんが主として、清水さんですけれども、行っていただいておりますし、また昨年はDMOのコーディネーターもオーストラリアのほうに参加しているところであります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) それは、いつ行かれたんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 昨年の5月の22、23にシドニーのほうで行われたものでございます。そういうことですね。それから、もう一つはですね、イギリスで行われた商談会でございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) これ昨年の5月22日と23日に行かれているというんですけれども、そのときにはDMOなんてできていないんじゃないんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) DMOは昨年のですね、4月に設立したところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 5月22、23日ということでございますが、そのときに行かれた、私はさっきからですね、行った人材はどなたかということで、清水さんとDMOのコーディネーターってこれどなたですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) コーディネーターの塚田氏というふうに聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) これは、ちなみに昨年はそうだったんですけど、本年も行かれているということですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 本年もそうでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 本年はいつごろ行かれたんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 本年はたしか4月の下旬だと聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) ちなみに、4月の下旬にね、行かれた方は、ちなみにどなたが行かれているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 4月の下旬にはですね、これはやはりスノーアクセスの清水さん、そしてこれは今度は塚田さんについてはDMOは離れておりますが、これまでの経験を生かして塚田さんの会社に契約をして、行っていただいております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) DMOのコーディネーターで塚田氏という方がですね、行かれているということなんですが、今回も4月にそれで行かれていると。非常に優秀な方と聞いております。この方がですね、そこだけ営業しているんですけれども、やめられたということを聞いているんですね。やめられた理由は何ですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。                   〔「じゃ、いいです」と呼ぶ者あり〕 ◎観光商工課長(竹田幸則) 済みません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) これ私の聞く限りにおいてはね、そうやって営業行って、今回はスノーアライアンスというか、その経験に基づいて行くということを聞いているということらしいけれども、私はそのときはDMOで行っていて、それで帰ってきて、1週間後に市役所行ったらもうそこのところでちょっと話が合わなくてやめられたということを聞いているんですけれども、違うんですか、これ。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 戦略コーディネーターとはですね、一応期間が満了したということから、延長しなかったわけでございますが、合わなかったとか、そういう話ではございません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 期間が満了というけど、期間はいつ満了する日程だったんでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 期間は平成28年度末で満了しておりましたが、報告書等の残務整理がありましたので、しばらくおつき合いはしていたところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 28年度末ということは3月ということ。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 3月31日までの契約期間でございました。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) じゃ、その後は要するにオーストラリア、イギリスに行かれたということは、要は自腹で行かれたということですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) イギリスへは行っていませんが、オーストラリアへはですね、別にですね、DMOと塚田氏の会社、ジャパホさんと契約をいたしまして、誘客のためにお手伝いをいただいたところであります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) だってさ、課長、これ継続しないのに、ジャパホとね、契約してまでということは、それだけ優秀な人材だったら何で継続しないんですか。いかがでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) ジャパホさんとはですね、立ち上げに際していろいろと御指導をいただきました。その一応成果というものがあらわれ、今後につきましてはまた新たな展開が必要であるということから、契約は継続しなかったものでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) だって、これ妙高市のために、妙高市のPRのために行くんでしょう、あくまでも。それで、ジャパホと契約をされて行くということは、要するに妙高市の宣伝はしっかりしてもらう、やらなきゃいけないということで、皆さん方が期待されて彼に頼んでいったんだと思いますよ、これ。だったら当然契約をしていくということこそが私は、何で1年で契約を取りやめちゃうのかということが私は不思議でならない。あれだけ優秀な方をね、何でやめちゃうの。それちょっと教えてください。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 確かにおっしゃるとおりですね、非常にいろいろな分野で強力的なリーダー性も発揮されまして、観光推進協議会の立ち上げにはですね、御尽力をいただいたということでございます。それについては深く認識をしているところであります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 契約もしないで、今度は違う会社と契約をして、その会社と契約して、それで海外に行くといったって、じゃもうそこで契約仮にしないんだったら違う人材だって私はよかったと思いますよ。観光課長行ったっていいんだしね。何で、それがちょっと私には腑に落ちないんだけれどもね、それと同時にね、DMOがやられている要するにアクティビティーか。スノーモービルランドの運営、この運営というものに対してやはりね、もう少し考えたほうがいいと思うんですよ。今後だから、そこを中心に塚田さんもやられていたと思うんですよ。だけれども、やっぱりそのときにはセンスもよかったし、私はいいところはいいところでちゃんと受け入れなきゃいけない部分があると思う。その中において、スノーモービルランドの予約がね、本当何回も言うんだけど、電話がないような私は予約制度というのはちょっとおかしいんじゃないかと思うんだよね。どこに電話していいのかも、予約もわからない。パンフレット、そういうのはどのような形でこれやられていたんですか。その辺いかがお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 当初立ち上げのときにはですね、事務所もはっきり場所が決まっておらなくて、電話の手続にもおくれたということで、電話番号が決まったのが1月のスノーモービルランド開始ぎりぎりになってしまったということから、最初のパンフレットには電話番号が記載できなかったというふうに聞いております。ただ、スタート時点で再度パンフレットつくったときには電話番号が記載されているところでございます。
    ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) アクティビティーとすればね、非常にスノーモービルというものを利用した運営ってすごく私は効果が杉ノ原スキー場ではあったと思うんですよ。その中においてね、それがどれぐらいの効果というよりも、果たしてじゃこれを継続してやれるかどうか。ちなみに今回の経緯を見て、今回の人数、それをちょっと1回教えてもらいたいんですけど、利用者数。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) スノーモービルランドのですね、利用者数でございますが、合計ではですね、28年度は1818名でございました。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 1818名がこれをやられたと。そういう中においてね、この利用人数がこうやって出ているわね、これ試行で。試行ということなんだけれども、これ継続する意向ですか。いかない。どうするんでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 継続をしてまいります。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) どのような形で継続していく予定ですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) DMOが主体となりまして、杉ノ原のスキー場、そして杉野沢観光協会の皆様等と連携した中で実施する計画としております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 今回の試行のスノーモービルランドか。これは黒字ですか、赤字ですか、どっち。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 今回はですね、試行ということでありまして、赤字決算ということでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 幾らぐらいの赤字が出たんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 単純に言いますと、収入は約300万円ほどでございましたが、支出についてはですね、スノーモービルの購入やらリース、そしてコースの整備、また管理をするための人件費等で約2500万かかっております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) これ2500万で売り上げが300万で、要するに資材とかいろんなもの含めて2500万。じゃ、そのうちの人件費は幾らですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 人件費はですね、600万ほどでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 投資する部分を抜かしてですね、600万の人件費で売り上げが300万。どのようにお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 収支としてはですね、かなり厳しい状況であることは認識しています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) そのうちのですね、600万で300万の売り上げの中のですね、スノーアクティビティーの中のラフティングボートというのか、あれの売り上げは幾らですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) ラフティングにつきましては、シーズン中ですね、65万ほどでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) この300万という売り上げを、じゃ試行でやられたと。本年につなげていかなきゃいけない。本年の目標数値をどのように考えていく必要があると思いますか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 本年のですね、見込みでございますが、現在ですね、見込みとしては収入、支出ともに1300万程度で予想をしております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 総売り上げが1200万、それから支出も1200万という方向ですか。そのうちの人件費は幾らぐらいというふうに見込みます。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 現在ですね、1200万じゃなくて、1300万ほどを収入、支出で見込んでおりますが、人件費につきましてはこの約半分ぐらいは人件費だと考えています。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) それこそさっきのね、費用対効果ということで農林課長おっしゃっていましたよね。これに対する費用対効果というのはどれぐらいあるかどうか。その辺というのは私はね、非常にね、微妙な部分って出てくると思いますよ。これまたやるに当たって人件費、ちなみにね、これ今度杉野沢観光協会でやる、どこで、DMOでやるんでしたっけ。どこでやる、今回はやるの。運営はどこでやるんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 運営主体はDMOということで、その構成団体であります杉ノ原スキー場さん、また杉野沢観光協会さんの御協力を得ながらやっていきたいと考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 例えばここに勤める人材というのはどこで募集して、どこが運営しているんですか。もう一度お願いします。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 運営の主体はDMOでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) じゃ、そこの人材の方が、DMOの人材の方といったって、これDMOは理事が8人だっけ。という形になっているんですけれども、どこからその人材を確保してきているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) DMOのほうで今人選等を進めておりますので、計画どおり実行できるように今準備をしているところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 竹田課長ね、私計画どおり行こうじゃなくて、私はその結果を聞いているんで、どのような人材の方をDMOとして今回は派遣してきていたということを聞きたいんですよ。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) まだそこに張りつく人まではですね、決定しておりません。                   〔「だから、それ今後のことでしょう。過去のこと聞いているんだ。決算だ」                     と呼ぶ者あり〕 ◎観光商工課長(竹田幸則) 失礼しました。それぞれやはり去年もいろいろなところと構成をしておりまして、去年はですね、杉野沢スキー場さん、それから妙高市のグリーン・ツーリズム協議会、それからクリエイティブライフ研究所、地域創造研究所の4団体から成ります妙高アクティビティークラブという組織をつくって昨年は実施しておりました。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) そこから何名、何名、何名ということで派遣をされているということなんですね。例えばグリーン・ツーリズム、これ大洞原にあるやつでしょう、これ。そこから派遣しているんだ。そこのところに人材を、要するに人材を派遣しているということはグリーン・ツーリズムのほうに例えば人件費というのをDMOから払っているという、そういうことでよろしいんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 具体的にはですね、DMOと構成員でありますクリエィティブライフ研究所にですね、負担金としてお支払いをしているということで、DMOから個別の賃金で払っているものではございません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) だから、個別の賃金で払うといっても、でも勤めている人がいるんだから、それをどこに払っているかという。例えばグリーン・ツーリズムのほうにもお金が、じゃそっちのほうに給料として払っているかということを聞きたいんですよ。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 恐らくですね、個別に支払いはされているんでしょうが、そのクリエィティブライフ研究所からまたそれぞれそこに雇用された人たちへの支払いの状況についてはですね、細かく把握しているもんではございません。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) DMOがどういう形でやられていてどのように派遣をしていくか。だから、人材がいるんだけれども、そこにはまたクリエィティブ何とかだとかさ、横文字の会がたくさんあって、それでグリーン・ツーリズムのほうからも派遣をして、そういうような形になって、本来のDMOのやるべきこと、要するにDMOは妙高市全体の観光をいかに発展させていくか。DMOは、スノーモービルランドのための組織じゃないと思うんですよ。その辺を含めたですね、もう一回精査したほうが私はいいと思いますよ。私ね、今回これずっと見ていてね、思った。もっとしゃべりたいこといっぱいあるんですけれどもね、もう3分しかなくなってきた。今回もっとこれ早く終わるもんだと思っていたんですよ。だけれども、非常にそれだけDMOというのはこれからもですね、ほかの議員の方からね、いろいろと質疑あると思うけれども、闇に、ベールに包まれているとこたくさんあると思います。その辺含めたですね、これをですね、明確なちゃんと答弁もしていただきたいと思いますし、その辺お願いしたいと思いますよ。   それからね、最後になりますけれども、高谷池ヒュッテ。高谷池ヒュッテにしてもそうなんだけれども、これだって今まで、昔はね、観光協会でやっていたもんなんですよ。だけど、今観光協会から市独自になっちゃったでしょう。そのことによって、非常にあそこのところの粗利とか何かで結構人件費とかでも助かっていた部分があるんだけれども、そういうのにおいても観光協会非常に行き詰まっている部分が私あると思いますよ。でも、やっぱりね、観光協会というよりも観光従事者が長年やっていた歴史のあるところというものはやっぱり大事に私はすべきだと思います。そこのところにやっぱり予算というものを投じてあげる必要があると思うし、各地区館もあると思うんだけど、その辺とのやっぱり問題が生じないような、私はね、必要が今後出てくると思いますけれども、いかがお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 高谷池ヒュッテにつきましては現在工事中のため、市の直営で運営をしております。また、工事完了後につきましては指定管理制度を使った運営を今検討しているところでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤一照議員。 ◆6番(宮澤一照) 今まで何十年と観光協会が指定管理を高谷池やってきていたわけだ、これ合併前から。しかしながら、今回妙高市になってから高谷池ヒュッテは、今工事だといえどもね、要するに直営になってきていると思うんですよ。何のためにあそこのところが長年あったかということは、竹田課長はやっぱり妙高高原出身の方ですから、十分腹の中でわかってられるでしょう。やっぱりその辺含めた妙高市のための観光というのはどこが大事なのかということを改めてもう一回考えて、今回市長はボトムアップ型という話が出ているんですから、皆さん方からしっかりとした意見を私は言っていただきたいことを切に願って、私の質疑をやめさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 宮澤議員の最初の御質疑にありましたインバウンドの外国人のですね、県内の入り込みの状況についてでございますが、27年度は湯沢町が1位、2位が新潟市、3位が妙高市で4位ですが、長岡市でございました。ことしはですね、28年度については1位、湯沢、2位、新潟、3位、妙高市ですが、4位以降はまだ発表されていない状況でございます。 ○議長(植木茂) 議事整理のため、午前11時25分まで休憩します。                   午前11時12分  休 憩                   午前11時25分  開 議 ○議長(植木茂) 休憩を解いて会議を続けます。                                                                       ◇ 堀 川 義 徳 議員 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。                   〔18番  堀川義徳 発言席に着く〕 ◆18番(堀川義徳) 議席番号18番、妙高クラブの堀川義徳です。さきに通告してあります大きくは6項目について、28年度の総括質疑をしたいと思います。参考資料に、この附属書類のですね、ページの早い順番にお伺いしていきたいと思いますので、お願いいたします。   まずは企画政策課担当のですね、地方創生推進事業についてということで、国では第2次アベノミクスが始まってですね、地方創生、1億総活躍、働き方改革、今は人づくり革命ということでですね、次から次へと新しい旗をですね、振ってですね、地方に何とか人と仕事を送ろうということでやっているようですが、妙高市もですね、第2次妙高市総合計画が平成28年度からスタートして、その間といいますか、その後ですね、妙高市総合戦略、あと人口ビジョン、あと先日からですね、宮澤議員のほうが言っております地域創生推進計画ということで、妙高市にもさまざまな今計画がつくられております。そんな中で今回ですね、今回総合戦略のですね、評価委員ということで、評価をどのように判断するかということの前にですね、まず整理的にですね、今回の総合戦略がですね、今言った第2次の妙高市総合計画やですね、人口ビジョン並びに推進計画とですね、どのようなですね、計画の立ち位置というんですかね。仕組みといいますか、何をもってというような、そういった計画同士の役割分担みたいなものですね、簡単に御説明いただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) それでは、ちょっと簡単に説明したいと思うんですが、総合計画はですね、当市の計画の最上位の計画でありますので、全てはこの計画が基本ということでありまして、それでですね、総合戦略につきましては5つの重点プロジェクト、要するに総合計画の中で戦略的に重要だということで5つの重点プロジェクトというのを設けてきているんですが、その中の1つがですね、人口減少対策ということで、この部分を一応抜き出しにした実施計画なんですね。それで、もう一つの地域創生推進計画ですか、これは要するに総合戦略を一応具現化する。要するに実際にですね、それをどうやっていくのか、どうつくっていくのかというのをですね、示している計画ということになります。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 非常になかなか普通の人は聞いてもわかりづらいということで、総合戦略はですね、より今の5つの重点課題をですね、それを解決するためのですね、具体的な施策をですね、抜き出してやっているというようなことで、ある意味妙高市の総合戦略がですね、うまくいくとおのずと第2次、妙高市の上位計画である総合計画もうまくいくというような考え方でよろしいんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 基本的には今おっしゃるみたいにですね、総合戦略が具現化して人口がふえてくればですね、全ての計画に波及効果が出ていくということで、総合計画のほうにもですね、いい影響が出るという、そういう考えでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) これもこの間の宮澤議員のほうが話していたんですけど、今妙高市には五十幾つもですね、いろんな計画があるということで、ともするとですね、行政のつくる計画というのはつくって終わりと。物すごくつくるのにはね、エネルギー入れますけど、その後の見直しは非常にですね、つくってしまえばあとはもう絵に描いた餅といいますか、飾っておくだけというような形が多いんですが、そういったですね、行政の計画では、なかなか国も財政的に余裕がないということで、やはりより効果のある事業を選択しなければいけないということで、国のほうもですね、今非常に本当に成果があったのかということを気にしてですね、とにかく事業を計画したらちゃんと見直しなさいというような、しかもかなりスパンが短くなっている。計画見直すスパンもですね、非常に短くなって、成果が出ないものはもう予算も切るというような形になっているようですが、我々もですね、実は会派の若い議員でですね、7月の26、27と滋賀県の大津のほうにですね、今回の9月決算議会のために皆さんのほうでつくっているですね、行政評価シート、これを用いたですね、決算議会をちょっと勉強してきたわけなんで、せっかくですので、皆さんがつくっていただいたこの評価シートをもとにですね、地方創生の推進事業について進めさせていただきたいと思います。ともするとこの評価シートの中にあるようなことをですね、総括で聞いたりとかするんで、非常にこのシートをですね、使うとですね、そういった無駄がなくなるということで活用させていただきたいと思います。   まずですね、今回評価するに当たってですね、評価したものをですね、ここに書いてありますが、総合戦略のですね、評価委員においてですね、KPIですかね。評価検証を行うということで、これ実際評価検証行ったわけですが、どういった具体的な評価といいますか、こうしなければいけないみたいな評価があったんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 評価委員会の一応設けておりますですね、目的としてはですね、要するにそれがうまくいっているかどうかですが、進行管理をしたりですね、評価をしたり。それとですね、総合戦略そのものを一応改善といいますかね、そういうことも目的として入っておりますし、今回評価させてもらった事業のうちですね、8事業かな。それは、国にですね、直接評価結果をですね、報告するという、そういう義務もございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 今回の評価委員の方々は、評価するところまでがですね、仕事なのか、それとも評価したものをですね、さらにより改善をして、次の予算といいますかね。今で言えば30年度の予算まで反映するようなところまで発展しなければいけないと思うんですが、今回のこの評価委員の中では評価するところまでなんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 本来であればですね、改善までつなげていくというのが本筋でありますが、28年度ですか、それについては初めての評価委員会でございましたので、最初のうちはですね、様子見みたいな一応形もあったりしましてですね、今後だからそういうふうなことで具体的な提案等をされる中でですね、総合戦略の見直しにつながっていけばということで期待をしております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 私も今回の評価委員注目したのは、ことし初めて、27年度に総合戦略つくってですね、実質28年1年やってみてということで、28年度の総合戦略に対しての評価ということで、評価委員自体が初めての事業の評価ということで非常に注目をしたわけですが、最終的にはですね、評価してよかった、悪かっただけではやはりそこで終わってしまうので、やっぱり悪かった部分をどうしたら次の年ですね、悪い部分を改善できるのかというようなところまで発展しないとですね、実際今回我々やっているこの9月議会も実は決算いいか、悪いかだけじゃなくて、やっぱり悪いところを評価してですね、30年度の予算につなげていかないとやはり余り意味がないというようなことも研修で習ってきたんで、ぜひですね、その辺は30年度の予算に生かせるような形で進めていっていただきたいと思うんですが、そうするためには何か方策といいますか、仕方はあるんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 具体的にはですね、昨年度の評価委員会の評価結果につきましては平成30年度の一応行政経営方針ですか、これに反映をしておりますし、各所管課のほうにもですね、こういう結果があったということでうちのほうから指示等を行っておるということでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) これによりますと、具体的な評価委員の方はですね、一応14人ということで、市民を初め産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働団体等々いらっしゃるようなんですが、これはおおむね当初の計画どおりのいろんな団体からとですね、人数もおおよそ計画どおりだったんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) この辺はですね、国のほうの一応指導といいますかね。産官学金労言ということで、一応手引きの中で指導されているということで、それに一応に基づいてですね、当市としても人選を行ったという、そんな経緯がございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。
    ◆18番(堀川義徳) 私この評価の中でですね、本当に課の方々が一生懸命やられているなということで、課題ということでですね、1つ挙げられているんです。今非常に地方創生といいますか、人口減少ですとか、なかなかこれといった打開策がなくて、本当にいろんな施策を組み合わせながらやっているんですが、その中でですね、これ企画のほうでですね、課題ということで1つ挙げられているの、なるほどなと思ったんですが、各課の枠にとらわれず、横断的に具体的な取り組みを検討、思考する必要があるということで、やはり今ですね、市役所の中もそうですが、やっぱりいろんな問題、例えば中山間地の人口減少ですとか今の町なかのですね、いろんな空洞化というのはですね、1つの所管ででは解決できない問題が非常に多いというふうな気がします。ですので、やはりいかに役所の中のですね、いわゆる縦串じゃなくて横串でですね、1つのプロジェクトをやるというようなやっぱり体制がですね、今後も求められるのかなというふうに思っていますし、ここに実際にですね、横断的な取り組みが必要ということが課題として出ているわけなんで、ぜひですね、これを解決するために、何か来年度以降にこれを、今回の評価をもとにですね、どうやったら各課をですね、横断的にできるかというふうな考えあるんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 調整ですかね、いろんな課題の調整というのはうちの課の使命だということで考えておりますが、今年度につきましてはですね、要するに個々の職員の能力を上げる、責任持ってお仕事やってもらうという意味でボトムアップ型のですね、提案ですか、それを受け付けをしておりましてですね、現在取りまとめを行ってきておりますが、やはり御自分が調査をされて、それで企画立案して責任持って実行する。そういうふうな体制づくりをつくっていきたいということで考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) そういった意味ではこの後私もDMO、先ほどの宮澤議員のですね、続きでDMOやりますが、やはりこれから人材というか、コーディネートといいますか、やっぱり連携、調整機能を持ったですね、部署といいますか、人といいますか、それが非常に重要になってくると思います。各個人個人、団体団体というのは非常に能力が高いものがあるんですが、それをですね、いかにコーディネートして1つの目標に向かって力を集中させるかというところはですね、これやっぱり企画政策課の力の見せどころということで、非常に人数もですね、厳しいかと思いますが、ぜひですね、各所管をですね、横断してですね、1つの課題を解決していくというような課としてですね、力を出していっていただきたいと思います。   続きまして、2点目としてですね、妙高わかもの会議の提言内容ということで、これ何年か前に八木議員のほうがですね、わかもの会議提案してですね、そのうち実現したということで、非常に私もいいことだと思います。これも今回ですね、この事業評価の中に入っておりますが、7月13日と、去年のですね。9月5日と1月13日に3回の、当初予定どおりですね、3回のわかもの会議を行ってですね、10月の5日にですかね、提言書の提出ということで具体的な成果も出ているようですが、実際にですね、提言の内容とその内容をですね、どのように施策に反映されたのかというのをお聞かせください。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) まず、提言の内容でございますが、大きくですか、分けまして一応11の提案をですか、いただいておりまして、個々に話していくといろいろあるんですけれども、分けて話ししますと例えば雇用の創出であれば廃校舎とか空き家ですか、その辺の活用を行って起業家の支援を行ったらどうかとか、例えば6次産業化の推進についてはですね、特産品としての情報発信の強化とか、あと交流、移住人口の拡大につきましては移住、定住イベントですか、この辺の開催だとか情報発信の強化、あと結婚、出産、子育てへの支援強化においては子育てサービスの向上だとか費用の負担ですか、支援の関係とか、あと一応まちづくりとか人づくりの強化におきましては雪室の整備だとか、そういうふうな提案をいただいておりまして、それを受けましてですね、各所管のほうといろいろ相談をさせてもらいながら、平成29年度においては廃校舎、空き家の一応活用については創業資金ということで、一応利息をですか、補助するような制度をつくったり、6次産業化の推進においては商工会議所だとか商工会が指導を受けたそういう事業については、販路開拓や売り上げ向上につながるような取り組みを一応支援するとか、あと子育てサービスの向上においては放課後児童クラブですか、これを活用した長期休暇期間中の学習の支援とか昼食の支援、それと雪室についてはこれからつくろうとしております道の駅で実現をしていこうという、そういうことでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) なかなか若者らしいですね、斬新なアイデアも入っていると思いますが、少しメンバーの件にですね、お尋ねしたいと思います。   構成員ですか、わかもの会議についてですね、これ昨年のですね、3月の定例会の総括で、これ予算のときだと思うんですが、わかもの会議についてはですね、そのメンバーについて松岡課長のほうはですね、公募を予定していると。大体10人程度を考えており、対象としては市内に住んでおられる若者だけじゃなくて、市内に勤めている方ですとか、ゆかりの方とかですとか、あと市外からもですね、積極的に入ってもらいたいというような形でその当時答弁されているんですが、実際のメンバーとですね、人数と構成、男女比あたりも、その辺もちょっとお伺いしたいんですが。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 一応メンバーは、28年度においては総勢が10名でありまして、選出については今話のあったとおり市民については公募を行ったり、あと産業界とか、行政機関とか、教育機関とか、金融機関とか、そういうところから人選を行ったということでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) わかもの会議ですもんね。若者という定義が必要なんですが、年齢で区切られたんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 実際はですね、男女別は男性6の女性が一応4名、年齢層としては20代から40代で平均年齢が一応33歳ということでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 若者というふうな定義からいくと、40代までが一番年上ということで、平均年齢もですね、30代ということで、非常にちょうど女性であれば子育て世代でしょうし、男性であれば普通の会社員であればですね、中間管理職ぐらいの方ということで、本当にまさに一番脂の乗り切っているようなときの方だと思うんですが、そんな中でですね、たまたま29年度の提言はきょうタイミングよくですね、きょう何か29年度の提言をされるというような話も聞いたんですが、去年より1カ月ほど早いということなんですが、何かこれ1カ月ほど早く提言書を出す理由はあったんでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 予算の反映の関係なんですが、10月だから、だめだとかという、そういうことじゃないですけど、できるだけ早目にですね、提言を行って、各所管のほうに早目にお願いをして実現を図っていくという、そういう意味でございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) これやはりですね、提言、若い人たちもですね、いろんな意見を出して、やはりなかなか政策に直結するものでですね、いや、それはちょっと夢物語的なというようなところもあると思うんで、本当に現実的になりそうなやつはですね、前その中に100マイルマラソンなんていうのもわかもの会議で出た案をですね、100マイルだから、160キロマラソンですかね。何かわかもの会議でそういうのもあるというような形で、次から次へといろいろ新しいのが出てくるということで、やはり先ほどの行政評価じゃありませんが、せっかくそういった検討をしてですね、それなりに若い人たちが集まっていろんな意見を出してもらったんだったらですね、そのままにしておかないで、やはり妙高市のためになるというようなものであれば、本当に事業化して新年度といいますかね、やっぱり評価を生かしていかないとですね、そこで終わってしまうと若い人たちも何だ、意見聞くだけ聞いて、ガス抜きで終わっちゃったのかなというようなことになるとですね、非常に建設的な意見も出づらいと思いますので、ぜひですね、少しでも早目に提言をまとめていただいて、来年度の事業に役立てていただければですね、わかもの会議のですね、意味合いもあるのかなというふうに思っていますし、私も実際に参加している方に話聞いたら非常にやはりですね、活発な意見も出るし、そういった会議にみずからね、手を挙げて来られる方なんで、非常に前向きな意見が多いということで、やっていてやりがいがあるというような意見も聞いていますので、本当にこれはいい企画だと思いますんで、ぜひ今後も進めていっていただいて、少しでも若者の意見をですね、取り入れていただきたいと思います。   これ全国でいろんなこういったわかもの会議のようなものがあると思うんですが、私はこのわかもの会議を妙高市の中にとらわれないで、妙高市のわかもの会議はわかもの会議でいいんですが、やっぱりいろんな市と、例えば妙高市であれば板橋ですとか吹田市とかそういった姉妹都市がありますので、そういったやっぱり都会の人たちの若い人たちのわかもの会議的なのがあればですね、今度交流というのもありだと思うんですよね。うちの市は、今こういう問題抱えていて、若者はこう考えているんですけど、板橋区さんの若い人たちはどうですかというようなですね、そういう形で情報交換したりですね、いろんな可能性が出てくると思うんですが、今後の展開としてはわかもの会議、どうでしょうか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 委員のですね、意見等もいろいろお聞きしながらですね、進めていきたいということで考えておりますが、今年度につきましてもですね、県内の自治体ですか、いろいろ訪問してですね、例えばそういうふうな交流についてもどうかというふうな話もあったんですが、なかなかちょっとね、うまくいかんかったようなケースもあります。今後につきましては、今提案のあったですね、姉妹都市といいますかね、板橋さんとか吹田さんとか北名古屋さんですか、こちらのほうの話も聞きながら、意見が合えばですね、またいろいろ進めていきたいなと思っております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) ぜひ積極的に進めていただいて、やはりこれからの妙高市をしょって立つ若者のですね、意見が本当に市政に反映されることがですね、一番の、先ほどからいろいろ話出ていますが、そういった人口減少とか、そういった問題に歯どめがかかるのかなというふうに思います。これはこれで終わりますが、実はこの評価シートの中にですね、残念ながら本来ですね、生涯活躍のまち推進委員会の開催ということで、年に3回予定されていました。これ妙高版CCRCの構想の策定ということで、当初28年度予算には盛られていたんですが、実はこの会議がやらなかったというような評価になってですね、非常に当初予算で盛っておきながら、実はその会議がですね、されなかったということはどうなのかなと思うんですが、そんな理由はあるんですか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 確かにですね、生涯活躍のまち推進委員会については、平成28年度については未開催ということでありますが、この理由としてはですね、1つは専門家からのアドバイスということで、三菱総研のほうといろいろ話はしたんですけど、いきなり市民を交えてつくるというのはどうかなというような意見があったり、また市民にですね、浸透していないといいますかね、生涯活躍のまち自身がですね、なかなか受け入れられていないというようなこともありましてですね、一旦市の中でつくって、それで関係課のほうといろいろ今意見交換を行っておりまして、今後につきましてはですね、それをもって具体的な一応事業者ですか、これに当たりをつけて、実際の進出が決まった段階で市民とか関係者といろいろまた意見交換を行っていく、そういうふうな考えに変更しました。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 私もこれ見て、あれ、会議がないなという。当然この附属書類の中にですね、やると言った会議がなかったんで、あれと思ったんですが、やってもですね、無駄な、もう今から定着しないといいますか、実際ですね、今から市民にいきなり投げかけてもというようなことがあればですね、やっぱり中止するのも大事な判断だと思いますし、そこでただ単に、これ先ほどの計画じゃないですけど、何回会議やったということが目的じゃないんで、この会議で得た答えをどうするかというところが非常に重要なことなんで、ただ単に計画であったから、会議やりました、3回やりましたというのではですね、これは本当の成果ではないという、やったということだけなんで、本当にそれは成果じゃないと思いますので、ぜひやるんであればですね、その中身、しかもその中身を利用できるような、次の年に利用できるようないろんな推進会議といいますか、会議にしていただきたいと思います。   企画のほうはそれぐらいにして、次2点目、妙高の出会いサポート事業についてということで、これ緑の附属書類の12ページ、私毎年聞いているんです、実は。毎年聞いていてですね、なぜかというと必ず、いいことなんですが、当然予算措置をしているものなので、成果が当然求められるということなんですが、なかなかじゃこのイベントやったから、何人結婚しましたという成果を完全には把握できないというふうに思っているんですが、やはり今ですね、とりあえずじゃ成果を聞いてみますか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 事業の成果ということでございますが、28年度におきましては都市部の未婚女性との出会いのイベントですとか商工会議所と連携した異業種交流会など、イベント大小ありますけど、10回開催しております。参加者はトータルで167人、男性が102人、女性が65人、そのうちことし、28年度のイベントだけには限らないんですが、以前のイベントも含めまして2組の夫婦が誕生しているという状況、把握できている限りで2組が誕生しているという状況であります。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 先ほどの質疑で何回やって何人でと、いつ何かという、これが成果ではないわけですね。最終的に婚活ということで、若い人たちがですね、結婚、若い人といいますか、結婚してもらうということが成果なんで、その成果をですね、非常に出しづらいといいますか、実際にはされている方もいらっしゃるんですが、調査しづらいといいますか、評価しづらい事業なんですが、ずっと続いているということで、課長はこれやはり今後もこういった形で、いろいろ国の政策もこうなんですが、これやっぱり続けていくべき事業だと思いますか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) おっしゃるように国のほうの支援、ことしからちょっとなくなりましたけれども、おととし、去年と支援もあります。実際妙高市の課題として、少子化というのの克服として、まず結婚していただくというのがありますので、それも含めて、結婚して子供が即生まれてくれれば一番いいんですけど、そこにつながらない部分もあるかもしれませんが、まず結婚して幸せな家庭を築いてもらうというのは大切だと思いますので、やり方はいろいろ工夫の余地があるかと思いますけども、今後も続けていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) これ実は私、婚活のイベントのコーディネーターの方がですね、講習会開いてですね、私婚活出れないので、婚活のそういうプロデューサーみたいな方の講演会に参加させていただきました。NPOとかですね、いろんな方々もそこに参加してですね、私も来てくれと言われて行ったんですが、これ妙高市、ちなみにいろんなイベントで年齢制限を結構設けていると。例えば女性だったら40歳以下とかですね、40代までいかないかな。そういった形で年齢制限はある程度設けているんでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 年齢制限は特に設けておりません。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 安心しました。実は年齢制限かけている婚活もあってですね、30代までみたいな形で年齢制限かけているとですね、当然40歳過ぎると女性はなかなか妊娠の確率が下がるということで、何か子供を産むことだけが幸せなんですかみたいな形で、非常に女性の方がですね、こういった婚活のイベントは何かただ単に子供を産めよふやせよということだけしか考えていないイベントなんですかと、本来結婚というのはですね、男女が出会って普通の結婚して、別にそこで子供が生まれても、生まれなくても幸せになれればというような趣旨に反しているんじゃないですかというようなことも言われたんで、ちょっとやっぱり年齢制限設けるとですね、そういった見方もあるのかなというふうにちょっと感じたんで、あれなんですけど、これ婚活のですね、コーディネーターの方の話を聞いたら、とにかく20代だから、大体今婚活、こういうの参加される方は30代、40代が恐らく多いと思うんですよね。何で30代、40代が多いかというと、20代で結婚できなくて、それで30代になって、あれあれ、彼女や彼氏いない。そろそろそういった婚活したらどうだと。慌てて40代になってするというような方が多いそうです。いろんな統計とると、間違いなくもう女性の場合は20代で参加した方がほとんどそういったイベントでカップルになるということなんで、上の年齢制限は設けなくていいと思うんですが、逆にこれ20代限定とかでやったほうがですね、非常に確率は高くなると思うんですが、そういったなかなか指導もできないと思うんですが、そういった何か話というか、そういった実際にやられている方からそういう話は聞かないですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 20代限定のイベントというお話なんですが、年齢制限をつけるということだというふうに思うんですけども、市といたしましては28年度も再婚者を対象にしたイベントも開催させていただきました。年齢層の高い方もいらっしゃいます。会員を募らせていただいておりまして、28年度末現在で119人の会員、男女合わせていらっしゃいます。そのうち20代4人、30代34人、40代64人、50代16人、60代お一人、合計119人という状況があります。こういった方々に御案内を差し上げますと同時に、広くパンフレット等で周知をしまして参加者を募っているという状況がありますので、20代限定というのは今の段階ではちょっと考えておりません。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 最後は本当に個人の価値観ということで、なかなか事業といいますか、行政がというような、非常に難しい部分であると思うんですが、1点今回ですね、これ結婚支援のですね、縁結びボランティアということで新しくですね、11人今そこに出ていますが、このボランティアって例の企業さんが、結構たくさん妙高市内企業あるということで、その企業の中でいわゆる世話役されるような、その方をボランティアって指しているんでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 企業にも結婚応援事業所ということで登録していただいておりまして、104社から登録していただいております。そのほかに地域の方ということで昨年度は11人、今現在では14人の方から登録をしていただいて、ボランティア活動をしていただいているという状況です。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 私もちょっと不思議というか、聞きたかったんですけど、ボランティアの仕事の内容ですよね。どういった仕事をボランティアに登録して、昔は近所にいましたよね、おせっかいなおじいちゃんとか。あそこの姉ちゃんがそろそろ年ごろだし、あそこの兄ちゃんどうだねみたいな方たくさんいらっしゃったんですが、今なかなか個人情報でそういったことを公にできないということなんですが、具体的にボランティアの方々の仕事ですとか、どういった方々ですとか、あとボランティアなんで、報酬はないと思うんですが、その辺ちょっと詳しくお伺いしたいんですが。報酬とか、ボランティアのその辺。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) ボランティアの方々には基本的には出会いですとか結婚に関するイベント等々計画しますので、そちらの情報をお流ししましてPRをしていただくというのがありますし、参加について後押しをしていただくということ、それから結婚を目指して交際相手を探していらっしゃるような方がいらっしゃればそういった人の情報収集ですとか仲介をお願いをしておりますし、身近な方から結婚に関する相談を受ければ相談支援をしていただく。それから、ボランティア同士のネットワーク会議開催しておりまして、情報交換ですとかをしていただいております。ボランティアの登録者には縁結びボランティアという名刺はお配りしていますけれども、報酬はない純粋なボランティアでお願いをしております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) それは、あくまで例えば縁結びボランティアのいる方が自分の知っている範囲内で独身の方ですとかいろんな方の情報を持ってですね、それでそれ以外の方といろいろ情報交換するというようなことで、行政が独身者のリスト配ってということではないですよね。当然そうだと思うんですが。わかりました。   じゃ、あと結婚ボランティアということで内容はわかったんで、名刺だけですかね、じゃ今ね。その名刺を持っていくと、じゃ怪しい人じゃないというようなことでよろしいんですね。わかりました。 ○議長(植木茂) 議事整理のため、午後1時まで休憩します。                   正  午      休 憩                   午後 1時00分  開 議 ○議長(植木茂) 休憩を解いて会議を続けます。堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) それでは、午前中に引き続きまして午後から残りの分をさせていただきたいと思います。午後から多少市長にも聞くことがあると思いますので、よろしくお願いいたします。   3項目め、米政策推進対策事業について、参考資料の54ページ。今妙高市の農業はですね、この間小嶋議員も一般質問等でありましたが、大まかにはですね、第3次妙高市農業・農村基本計画というような形で進めていると思います。農家の所得の向上というふうなのを目指して、本年度はいわゆる生産調整の最後の年ということで私も一般質問でですね、来年度以降の米政策についてということでいろいろお話をさせていただきました。今回28年度の成果ということでですね、54ページのほうにですね、いろいろ各農作物の27年と28年の比較した面積等々が表になっております。よくまとめていただいておりますが、率直に今の農林課長のですね、この数字、27年度から28年度に移行した農作物のですね、妙高市が目指す農作物のほうにしっかりとシフトしているかどうかということ、感想をまずお聞かせください。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) お答えいたします。   平成28年度の水田における農産物の作付実績についてはこの54ページのとおりでございまして、市として目指すべき方向は水田のフル活用ということで、農家の皆さんが得意とする例えば主食用米以外の加工米あるいは飼料用米、それから園芸品目といったことで農家の皆さんがそれぞれ経営判断の中でつくりたいものをつくっていただければというふうに思っておりますが、28年度、この実績の表にないんですけども、保全管理というものが305ヘクタールあって、減反農家の約40%を占めております。こういったのの中で作付に、ここにしていただければ収益が上がるというふうなこともちょっと課題だというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 当然これから主食用米を少しでも減らしてですね、新規需要米というような形で主食用米の価格を安定させる上でもそういったのを減らすと、それ以外の、主食用米以外のものを、水稲で言えばですね、つくらなきゃいけないということで、その新規需要米、加工用ですとか米粉ですとかというふうな形で動いておりますが、今回ですね、ほかのところはずっとほとんど減っているんですが、若干輸出ですとか備蓄はふえたんですが、非常に飼料用米がですね、大きく27と28年度で比べるとふえたのかなという感じを受けますが、やはり大きくふえた原因にはですね、国の手厚い飼料用米の手当てというのが発生していると思います。今後ですね、さすがに国の財務省もですね、余りに今の飼料用米いかがなものかということで、今度たくさんとれる、いわゆる基準反収をですね、かなり高い基準にまで持ってきて、それ以上とらなければ今の飼料用米の金額は出しませんというような中で、今後妙高市のですね、こういったそんなに、水が冷たくてですね、余り多収性に向いていないような地域でですね、今後国の今の政策のような、いわゆる基準反収をかなり上目に設定した場合にこの数字というのは課長、どう思われますか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 全国一律の基準反収ということじゃなくて、その地域で反収が決められているんですが、やはり多くをとるということになりますと冷たい水を使っています中山間地となると少し厳しいのかなというふうな感じも持っております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) そうなるとですね、私は新規需要米もいいんですが、妙高市に作付、園芸作物ですよね。野菜のほうにシフトしていこうというような大きな流れになっているんですが、いろいろ妙高市もですね、私もこの間課長から農家さんがですね、どんな制度があって、どういったのをうちでつくればいいんだというような、参考にするためにですね、農家さんのいろんな制度をですね、1冊のこういった冊子にまとめていただいておりますんで、農家さんにしてみても非常にわかりやすいのかなというふうに思いますが、なかなか田んぼをですね、今までやっていた方は、そこで今度野菜をつくるということが思ったより私は進んでいないのかなというふうに思うんですが、その原因というのはどういったことでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 田んぼで野菜をつくるとなりますと、やっぱり1回あぜをつくったりですね、しなきゃいけないという部分もありましたり、あるいはもともとほかに畑も持っていたりしてですね、田んぼでまた野菜をつくるとなると非常に管理も手間だというようなこともありますが、やはりそこから自家消費だけじゃなくて、実際販売をして収入を得るということになるともう一段階の手間が必要だということになって、少しそういったものがおくれているのかなというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) そうなんですね。実は私もことしちょっと減反といいますか、ところで実際にちょっと野菜をつくってみたんですが、非常にやっぱり水田というのは基本的には水をためるようにつくってある施設ですので、当然平らですし、水もちがいいようになっているんですが、畑というのは水はけがよくないといけないということで、やっぱり根腐れしたりですね、非常に水田でそもそも野菜をつくるということになると、さっき言われたように溝を掘ったりですね、水はけよくしたりとかいうことで、かなりただ霞が関のね、方は田んぼ余っているんだから、田んぼで野菜つくればいいじゃないかというような発想ありますが、私前から言っている。なかなかそれは、実際には非常に難しくてですね、水はけよくするにはそれなりの重機入れてですね、田んぼをある意味かなり耕作しなければですね、いい畑にならないというようなこともあるんですが、今後ですね、今もっとですね、新規需要米だけじゃなくて、そういった野菜、先ほど道の駅とかですね、非常に野菜の消費するところもふえてきているんで、生産ベースに乗せようといった場合にはある程度大がかりな当然施設ですとか加工場も必要なわけですんで、そういったのをですね、今後本当に妙高市で施設園芸をさらにふやしていくというようなことにはですね、やっぱり機械ですとかそういった圃場を改造するといった、やっぱりそういった政策もですね、この28年度決算を見るとそういったのも今後必要かなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 園芸生産推進のための機械補助というお話ですが、県単とかの補助事業もございますので、そういったものについても紹介するなどして検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 農業政策ですので、恐らく市だけではなくて、県とかですね、県にもいろいろやっぱり中山間地のですね、農家さんのそういった例えば田んぼを畑にするにはですね、ある程度こういった機械が必要だということであれば、やはりそういった農家さんたちの意見を踏まえて、市としても県なり国なりにですね、要望して、市だけでやるとまた大変ですので、県のいろんなそういった補助制度もですね、要望しながらですね、農家さんが少しでも自分でですね、大型の機械を用意しなくていいような形で園芸作物をふやしていくというような形がいいと思いますので、ぜひその辺農家さんのですね、意向もしっかりと確認しながらいっていただきたいと思います。   続きまして、4項目めの農産物直売所売り上げ向上事業についてというとこで、先ほど宮澤議員のほうがですね、とまとのほうの話をしていただきましたが、私は少しひだなんのほうの話をしたいと思います。ここ近年のですね、ひだなんの、ここ二、三年でいいと思うんですが、直売所の売り上げとですね、レストランの売り上げ、そしてまた農家組合というんですかね。あそこ、にこにこ生産組合ですかね。組合員の会員さんの数値のほうを少し、ここ二、三年で結構ですんで、お願いします。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) ひだなんの営業状況と生産者の登録人数ということでお答えいたします。   平成26年度ですが、直売所が1億2023万3000円、食堂部分が4700万5000円、それでトータル1億6723万8000円です。27年度ですが、直売所が1億4774万5000円、食堂部分が5088万1000円、トータル1億9862万6000円です。28年度ですが、直売所1億5787万4000円、食堂部分4790万5000円、トータル2億577万9000円です。   それから、生産者組合の登録人数ですが、ひだなんにつきましては平成26年度205人、27年度211人、28年度238人でございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 人口減少でですね、非常に経済が小さくなるという中で、確実に今の26、7、8の3年間を見ると直売所の売り上げ、そして生産者の数ともにですね、順調といいますか、確実にふえているというふうな推移がうかがえますが、これやはり今回の28年度のですね、いろいろ陳列棚の整備をしたりですね、バックヤードの整備をしたりというところで、私も何度か行くんですけど、あそこはやはりそれだけのお客様がですね、来る可能性が非常にあるということで、やはり売り場面積を広げたりですね、やっぱり陳列に工夫をすればですね、確実に生産物、農産物、売り物が多ければお客様は来て買うと。実際に売り上げも伸びているわけなんで、今後もやはりですね、何らかの形でもっと広げていくような可能性はあるんでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) ひだなんの売り場面積の拡張の関係につきましては、従来から地元の要望もございまして、ずっと検討してまいりました。なかなか立地している敷地自体がですね、傾斜かかっていたりなんかして、なかなか平たんな部分じゃないので、いろいろ苦労していたんですが、平成28年度、一応実施設計の予算盛ったんですけれども、拡張道の駅の話が出まして、その中でも直売所を検討するということでございましたので、そちらのほうで可能性を今検討するということでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 先ほどのとまとじゃないですけど、スペース的にかなりもう限界があるのかなというふうに私思っていますし、そういった簡単に広げられるような場所があれば既にもう恐らくいろんな工事をしてですね、もっと多くといいますかね、非常に売り場として魅力のある売り場づくりができると思うんですが、もう恐らく今のあそこのスペースはもうあれが限界で、恐らく今後ですね、何か大きく変えるといってもですね、ちょっと無理があるのかなと思って、おそらく28年までですが、今の売り上げの推移といいますか、恐らく横ばいとか、これからなかなか今の状態では売り場面積を広げない限りは右肩上がりになっていかないかなというふうに思いますので、ひだなんのですね、いろいろ要望あるかもしれませんが、この辺でもう限界かなというふうな形で思っています。   それで、今課長話出たですね、ですので確実に、今までの27も28もそうですが、いろいろあそこを整備することによって売り上げが確実に伸びてきているということで間違いなく効果はあると思うんですが、今後ですね、隣に今課長話ありましたが、新たな道の駅で直売所が、同じような施設ができるということで、総括でもいろいろ、一般質問でも話ありましたが、同じような施設をつくって、反対側もほうもですね、違う方に指定管理してもらって、同じように直売所とレストランを一応つくる予定だといったときに、これある意味道を挟んで東と西に同じような直売所と食堂があるというような形で、どうなんですかね。それというのは、それも違う指定管理がやるという考えはそのままなんですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 新しい直売所の指定管理につきましては、以前も答弁させていただきましたが、まだ未定だということでございます。それで、新しい直売所、それから古い直売所、既存のひだなんになりますが、相乗効果でそれぞれ売り上げを伸ばせたらなということで現在進めているところでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 28年の決算なんで、新しい道の駅の直売所ですとかレストランに関しては特に話しませんが、私一番困るといいますか、どうなのかなというふうに思うのは、せっかく28年度までこうやっていろいろひだなん自体を整備してきているわけですよね。そんな中で道路の反対側にもきれいで新しくて、しかも規模も恐らく大きくなるんでしょう。そういったときに、農家さんがキャベツを1個持ってきました。今までだったらひだなんに1個100円で出していますと。そしたら、新しくできるところは実は110円で買ってくれるといったら、当然農家さんはそっちのほうに、110円のほうに行くわけですよね。そうなったときには、じゃひだなんさんはキャベツないと困るから、じゃ120円で買いますと。農家さんはいいですよね、手取りがふえるんで。ただ、じゃ消費者はどうなんだといったときに、本当にそれが相乗効果になるのかというふうに私はちょっと思うんですが、お客さんもですね、2つ道の駅があって、同じキャベツで同じ、談合して同じ値段でやりましょうというんならあれですけど、当然違った指定管理になれば売り上げ少しでも上げたいんで、いろいろ競争するかもしれませんが、果たしてお客さん的にはですね、あんな近いエリアで直売所が2カ所あって、農家レストランといいますか、材料使ったレストランが2カ所あって、今のせっかく28年度までお金かけてきたひだなんの売り上げを落とすようなことにはならないんでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 今ほどの質疑が違う指定管理者という前提ですので、今後どうなるかわかりませんが、農家の皆さんのためになるように、そういったことで農林課としても調整していかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) もともとこういった施設は6次産業化の農家の所得をふやすということで、農家さんがみずからつくったものを農家さんがみずから売るというところが大前提だと思うんですが、今後反対側のですね、道の駅も同じような形で、恐らくそういった農業生産法人みたいなところで指定管理すると思うんですが、同じエリアで違う指定管理者が同じようなことをするということに対して、これちょっと市長にお伺いしたいんですが、想像です。今のひだなん、市のお金をかけて整備してきたひだなんのこういった施設というのがある意味無駄にならないかどうかということを私ちょっと心配しているんですが、その辺市長、どういった形になると思いますか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) 距離的に近まっていますが、立地要件と商圏要件が私は違うと思っております。ですから、基本的にですね、勝ち負けがあるかないか、そういう形には私はならないというふうに思っています。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 実際にできてもいないことを心配しても、しようがないんですが、これやはりもし新しい直売所ができて、もし既存の、今までせっかく市でですね、整備してきたものがある意味本当に閑古鳥鳴くようなということになるとですね、私はやはりちょっと問題だなと思うんで、今後の推移をですね、当然急にはならなくても、毎年毎年のですね、せっかく26、7、8と上向きで来ているやつがですね、新しい道の駅が31年ですかね。できた後ですね、どうなるかというのをちょっと見たいなというふうには思っているんですが、それで今回28年度のですね、せっかく整備してきたものが新しい道の駅ができたらこっちが売り上げ下がったりするということになるとどうなのかなということでお伺いいたしましたが、市長はそれはないと、違う形の中でやるということで、大丈夫だということでお伺いしましたので、今後の推移を見守りたいと思います。   あと、じゃ残り17分なんでですね、直売所のほうはこれぐらいにして、観光地魅力創造事業について、先ほど宮澤議員のほうも大分話ししましたが、そもそも論で妙高版DMO、妙高版DMOということで横文字の3文字ですね。DMO、妙高版DMOという言葉ばかり先行しているんですが、そもそも課長が描くといいますか、イメージしているDMOというのはどういった組織でどういったことを目的にするというような、ここ一番大事なんですよね。どうもDMO、DMOと言っているだけで、何だ、観光協会を横文字にしただけなのかみたいなイメージもありますし、本当にですね、課長自身がDMOって何なのかということをちゃんと御理解いただいているかどうか、その後に市長から本当にそれでいいかどうかちょっと答弁いただきたいと思いますんで、課長、まずお願いします。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) DMOの役割、目的でございますが、1つには観光事業者のみならず、多様な関係者の集まりであるそこでの合意形成、そういった組織である必要があると思っています。また、もう一つは各種データの継続的な収集と分析、それによる活用、これが1つの重要な役割だと思います。また、もう一つはデータに基づいた明確なコンセプトの設定、すなわち戦略の策定でございますが、これが必要だと考えています。さらには、これらの仕事をした上で目標となりますKPIを設定しまして、目標に、それが達成されているかということをPDCAのサイクルの中で常に点検をする必要があると思っています。   それから、もう一つはですね、観光関連事業と戦略の整合性、またそういった調整、そういった仕組みがですね、やっぱりなければうまく回っていかないと思いますし、あとは強力なリーダーのプロモーション、これも重要な要素であります。その上で最後は収益を上げる事業であるということがDMOに求められる役割だなと思っております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 市長、今の課長の答弁でよろしいでしょうか。順番逆だと課長答えづらいんで、市長、今の答弁でどうでしょうか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) DMOにですね、余り過大的な期待が多いんだと思います。これは、地道にですね、しかも現在の状況から次のですね、インバウンドですとか違ったですね、時代を捉えてのつくり方、これこそがですね、地域での活性化につながっていくものというふうに考えております。もっと言わせていただきますと、例えば今そこにロッテグループが出てきますね。やっぱり学ぶとこ多いですね。そういうことをですね、いろいろ一緒に勉強させていただきながらというような、少し気持ちの中に余裕を持ったほうがいいんじゃないかというようなこと等々たくさんあろうかと思います。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 課長のほうはですね、恐らく教科書どおりの答弁でですね、私も本当にDMOって何なのかなということで、今妙高版DMOとなっているんですが、本来のDMOというのはですね、地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する観光地経営の視点に立った観光地づくりのかじ取り役として多様な関係者と協働しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を確実に実施するための調整機能を備えた法人と一応定義しているわけですよ。ということになると、観光だけじゃないんですね。本当のDMOということになると、自然、食、芸術、風習、文化、そういったところも全部地域資源として活用しましょうというふうにうたっているわけです。ですので、執行部の皆さんの中でDMO、観光商工課、俺は関係ないというのではなくて、農林課長、DMOどんなかかわりありますか、農林課と。
    ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 農林課の関係で言いますと、グリーン・ツーリズム協議会、私どもの所管でございます。グリーン・ツーリズム推進協議会もDMOの参加団体ということで、活動を一緒にしております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 建設課長、どうですか。 ◎建設課長(杉本和弘) 済みません。ちょっと今思い浮かびません。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 結局そういうことなんですよ。これは、今回DMO、観光を中心としたということなので、観光中心とした観光商工課がメーンでやっているから、うちのところはそんなにというようなところで、十分観光する上ではですね、いろんなそういった観光プロモーションかけていく中で、例えば道路ですとか、そういった施設も当然いろいろ出てくるわけですよね。ですので、これ民間に任せているようですが、実はやっぱりDMOをよし、やるぞといったらですね、本当に所内、ここに執行部の皆さん全員がですね、うちも何か必ず関係するんだというようなやっぱり意識を持たないと、DMO、それは観光商工課だけだというような考えですと、結局今の妙高市のDMO見ているともう観光、本当に竹田課長のとこだけで完結してしまう。そういったものではないというふうに私は思っているんですが、ただここで妙高版DMOといっているというところはですね、恐らく市長が言われたとおりそこまで最初から、一番最初DMOという名前が出てきたときに、一般質問か何かで市長はどこのラインまでDMOということをレベルに合わせるのかということで、妙高版DMOというふうにしたと思うんですよ。ですので、本当に今教科書どおりのDMOをもしやろうとしたら大変ですよ。本当に1つの所内でプロジェクトつくって、DMO課なるものをつくって、全部の各所からですね、職員集めて、もう本当に株式会社妙高にして、全て人材もですね、金融も今の町なかのですね、旧新井の商工会も全部入れてやるというような、本当に大がかりなのをですね、先ほど話ありましたが、強いリーダーシップの方がそれをまとめるということになると、その人はすごく力量がなければ、ある意味本当もう市長クラスのですね、全部そういったところにも精通しているし、そういう人脈もネットワークも持ってですね、各いろんな団体の動きもわかっているというような方でなければ、こういったスペシャリストといいますか、DMOのコーディネーターなんて私は少し難しいと思うんですが、それで先ほどちょっと話出ましたが、前回一番先にDMOをやるときに戦略コーディネーターなるものを置いたということで、私は先ほどから出ていますが、塚田さんがその役割を担っていたと思うんですが、実際ああいう方、先ほどDMOの推進協議会の会長は本当にね、会長なんで、誰でもという言い方おかしいですけど、本当に実際に調整役ですよね。その方が一番力量というか、実力がなければいけないと思うんですが、現在そういった方は不在なわけですよね。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 新たなコーディネーターにつきましては、観光庁のほうから推薦をいただきまして、その方の指導を仰ぎながら進めていくということでやっております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 観光庁の方の指導を得て、新しい人を見つけていると。観光庁の方が来て、DMOやるということじゃないということですよね。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 観光庁から推薦をいただきました大学教授の方を今コーディネーターとして選任させていただいて、進めていくということでやっております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 今大学の教授がコーディネーターといいますか、形でちょっと初めて聞いたんですが、確かに地元にはそういう方いないかもしれませんが、地元のことを理解していない方がですね、こういったいわゆるオール妙高のトップの観光を中心とした、DMOのラインをどこまでにするかという問題あると思うんですが、本当にそういったいわゆる落下傘方式でおりてきた方がですね、本当にこの妙高市の今の現状を理解してですね、いろんな組織と調整して、それでこの妙高版DMOがですね、私はうまくいってほしいんですが、いくには時間もかかるでしょうし、それなりのやはり産みの苦しみもあると思うんですが、その辺入村市長、どうなんでしょうか。今初めて大学の教授云々と聞きましたけど。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) ただ来てもらってね、それでどうですかというんじゃこれ意味ないですね。ですから、そこら辺をいつお見えになるのか私も細かいことよくわからないんですが、近いうちに見えるという話は聞いています。その段階で何と何と何をどうするというその辺のですね、基本的なこのメンバーの方針というか考え方、こういうことをきちっとまとめ上げておかなくてはいけないだろうというふうに考えています。   やり方ですけどね、例えば18号線を一つのテーマにしてつくり上げるということで、これ全体まとまると思うんですね。そこにはですね、文化もありますし、歴史もありますしね、それから生産の拠点もありますしね、それから観光の拠点も幾つかあります。ストーリーが完璧でない間にですね、動かないほうがいいと思っています。そういう意味で何か足踏みしているような印象を与えていますが、一つ一つそういった意味を積み重ねていくと。例えばですね、矢代米という米がある。これ全部生産の数数えたら、ちょっと考えていることに量が足りないんです。じゃ、どうするというようなことからして、ここ行ったらこんなにうまい米食えると。また、その米を送ってほしいという、そういった1つの訪れるお客さんとビジネスで結びつけていく方法もある。たくさんある。だけども、ここでじゃ皆さんがそのレベルまで考えが統一できるかどうかというので今右往左往しているんだというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) DMOに関してはこの後もいろんな議員の方がですね、質疑すると思うんですが、やはりどういったのをイメージするのかというところが大事だと思うんですよね。やはり今言ったみたいに本当に世界標準のDMOということになると、やっぱり風土的にもですね、やっぱり観光地というふうな、少なくとも旧新井の人はですね、観光地、ここが、髙田議員もよくね、鮫ヶ尾城の話ししますけど、観光地と思っていないというところまで巻き込んでということになるとやはり時間もかかりますし、それだけの人がですね、来て、やっぱり全体でということになると非常に時間もかかるんで、私はやっぱりできるところから、余り課長、さっき、すばらしいですよ。すばらしい、もう教科書どおりの答弁だったんですけど、そこまでいかなくてもですね、できるところから少しずつ始めていくというのも妙高版DMOというような考え方ではいいのかなと思いますので、また今後ほかの議員さんの質疑もあるかと思いますが、そっちに任せたいと思います。   時間もないので、あともう一つ。顧客データ管理システムCRM、これもですね、また横文字なんで、課長、本当これCRMってどういったことかおわかりですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) CRMにつきましては、そのとおりなんですけども、カスタマーリレーションシップマネジメントでございますので、まさに顧客管理システムですね、ということでございます。具体的には何をやるかというと情報の管理、それから閲覧者の属性の自動集約機能、それからウエブサイトの構築の自動化、それから自動的に観光PRを行うこと、そのほかに分析機能がついていると。これが妙高市のCRMの仕組みでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) 一番最初からですね、いろいろ検討委員会といいますか、そんなやつをやるのが目的じゃないということで、今回のCRMもですね、インターネットを閲覧してきた方の分析して、それでどういった方がどういうふうに見たと。それで終わったんでは、そこで終わりじゃないのです。実はそういった閲覧した方をですね、それは見込み顧客というらしいんですが、見込み顧客を情報をどんどんそういった方々に発信して、新規で来てもらうお客さんにしてもらう。新規でお客さんになってもらった方たちを今度常連さんになってもらう。常連さんになってもらった方たちをもっと利益の高いようなお客さんに誘導していくと。ですんで、最終的にどこの国のどなたが見たということが目的じゃなくてですね、その方々をいかに初めて妙高市に足運んでもらって常連客にして、さらに付加価値の高いプログラムを妙高で体験してもらうかというところまで完結して初めてこのシステムがうまくいくというか、価値あるんですよ。ただ、ホームページ見ただけのやつだったら全然価値ないんですが、そういった方のですね、今誰がそれを運用、今言ったような最終的に、だから課長、そういうのやっていますと言うんですけど、これかなり高度な情報処理といいますか、そういったかなり専門的な知識を持った方でないとなかなかこういう情報解析というか、次の手を打っていかれないと思うんですが、今誰がやっているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) このシステムについては5年間の契約会社のサポートがついておりまして、毎月そちらから担当者が来て、我々勉強会をしておりますし、ことし新たに依頼してありますウエブ専門員、この方が、これほとんどはですね、CRMは英語で全部開設がされていますので、外国語の話せるウエブ専門員、こういうような方を入っていただきまして、現在いろいろその使い方について勉強しているところでございます。   なお、それぞれ先ほど分析した後の活用までいくにはもう少しですね、データの蓄積が必要、見込み顧客というレベルでしたら今現在でも把握は可能なんですが、この地域のこの人を、こういったニーズを持った人ということになりますともう少し登録者数をふやすということで、今そちらのほうを頑張っているところでございます。 ○議長(植木茂) 堀川義徳議員。 ◆18番(堀川義徳) また続きは委員会のほうで、委員会の方々、よろしくお願いします。   以上で終わります。                                                                       ◇ 樗 沢   諭 議員 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。                   〔14番  樗沢 諭 発言席に着く〕 ◆14番(樗沢諭) 議席番号14番の樗沢でございます。決算の総括質疑を行わせていただきます。よろしくお願いいたします。   最初にですね、協働型地域コミュニティ創出事業について質疑させていただきます。妙高市ではですね、高齢化がですね、進んでおりまして、平成29年のですね、高齢化率が34.1%であるということで全国を上回っている。特に妙高地域の大洞原地区や新井南部地区などがですね、中山間地が非常にですね、過疎化が進み、人口減少とともに60%を超える高齢化率になっているということにより地域コミュニティのですね、維持、存続が厳しい状況になっていると。これに対してこの事業はですね、支援しながら取り組んでいるというのが主な内容だというふうに思います。   最初にですね、決算でございますので、ちょっと決算書の中から1点だけお聞きしたいと、こう思います。決算書はですね、74ページなんですけども、この中に地域のこし協力隊の報酬がですね、529万9000円です。これは、予算のときは1024万円盛り込んでありました。これについてですね、予定とは大分違っておりますけどもですね、採用がなかったというふうに感じておりますけども、この点についてどうですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) お答えします。   予算の段階ではですね、5人の協力隊から入っていただくという予定で予算を組んでおりましたが、募集をさせていただいたんですが、応募者が少なくて、適任者が見つからなかったということですとか、平丸地区で後任の配置を御相談の結果、見送ったということで、協力隊が3人、昨年の10月以降は2人という状況になったことによりまして不用額が生じてしまったということでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ここでですね、まず最初にですね、半年前ぐらいのですね、計画段階からですね、大幅に狂ってくるということはですね、非常に問題であると思います。後ほどですね、この地域コミュニティについては2つの観点から取り組んでおりますので、後半の部分でまた触れますけど、住宅借上料について予算が180万円、決算が138万円ということでございます。これも同じ要因だと思いますけども、これについてですね、この中のですね、借上料という中にですね、どういうものが含まれているのか教えてください。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 隊員の住宅を例えば水原地区ですとか長沢地区で借り上げをさせていただいております。一月当たり3万円という単価で借り上げをさせていただいておりまして、その家賃でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 家賃のみでしょうか。そのほかに電気、水道、ガスだとか、そういうものは含んでいないというふうに理解していいですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 家賃のみでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 次に、1つ目のですね、町内会等のですね、主体的な自主活動に向けたですね、支援をですね、したということで報告もなされておりますけども、具体的なですね、支援内容については総務課ではどのように捉えていますか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 地域コミュニティの実態調査をやらせていただきました。その中で地域の課題がいろいろ出てまいりましたんで、それらを整理しまして指針のほうの改定を行いました。その指針の改定の内容についてですね、いろんな地域課題があるというのをまずまとめてありますし、それに対する対応をコミュニティーとしてはどういう対応があるか、全部やってほしいということじゃないんですけど、この地域に当てはまる課題に対する対応策、コミュニティーが対応していただく部分、行政が支援する部分、そういうのをまとめた指針を改定いたしましたんで、それらを町内会長会議ですとかの場で説明をさせていただいておりますし、御相談があれば個々の御相談に対して相談に乗って、できる支援をさせていただいているということでございます。   それから、補助金の交付によります支援も行っているというところでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今ほどアンケート調査とかですね、調査活動という話ありました。地域コミュニティの実態調査、これは多くのページがありますが、全部拝見させていただきました。これ町内会の役員の皆さんがですね、どのように捉えているのかということとか、また選出の方法をですね、このようにやっていますと。また、手当てはこのぐらいですとかさまざまなですね、内容が載っかっておりました。全てをですね、云々するわけでありませんけども、総務課としてですね、このコミュニティー実態調査のですね、結果をもとに、今概略話ありましたけど、もうちょっと細かいですね、取り組みについてどのようにですね、この調査を受けとめて、各自治会に指導、助言なりをしているのかをお聞きします。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 先ほどもちょっと申し上げましたが、実態調査の結果から町内会等の課題といたしまして、幾つもありますけれども、主には近所づき合いや連帯感の希薄化ですとか小規模な町内会等の活動の低下という実態が明らかとなりました。これらの課題解決に向けまして、振興指針を見直しまして、5つの方針を立てたんですが、その中の一つとして地域コミュニティの基礎である町内会等の維持と活性化、それと複数の町内会等による活動の連携、これらの5つの方針に反映をいたしました。指針の中にはですね、長沢地区ですとか平丸地区における組織の統合などの事例がありますので、そういう事例を掲載するなど具体的な事例、ほかにも事例を掲載させていただいておりますし、今年度の町内会長会議では実態調査の結果を説明をさせていただき、改正いたしました振興指針の内容をですね、説明をさせていただきまして、活用と普及に努めさせていただいているという状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今ほど話出ましたですね、町内会、自治会の組織の体制の見直しということで、具体的に名前が挙げられました長沢地区についてお聞きします。   この地区はですね、4つの地区がありますけども、これは行政の皆さんのですね、指導もありですね、統合したということでございますけど、この辺の経過と成果、内容について簡単にお願いします。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 長沢地区と平丸地区におきまして、世帯数が減少してきていることによりまして、小規模な集落単位では役員選出や自治会活動が困難になってきているという実態がありまして、これを何とかするために近隣集落との連携による組織の再編ですとか統合によりまして地域コミュニティの維持、存続を図るという目的で協議を重ねていただいた結果、大きな大字で1つに固まるという、まとまるということで結論を地域の皆様が話し合いの中で出していただいたという経緯でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) やっぱりこれはですね、1つの面はですね、4つが1つにまとまったということは長も1人でよくなると。そのほかの方は事務所長として残ると、こういう形だというふうに、このように記憶しておりますけども、そういうことになりますとですね、役職の軽減にもなりますし、組織の全体の横のつながりにもなるというふうに私は捉えているんです。ですから、ほかの地域でもですね、今現在多々ですね、少数世帯の地域が拡散している中で、非常に役員も同じ人が何年もやったり、なり手がないということもありますので、こういうところはやっぱりですね、広く取り入れてやらなきゃいけないと、こういうふうに感じております。   その反面、市街地におきましてですね、駅周辺においてもですね、いろいろと過疎の問題があるということで、総務課でも把握していると思いますけども、高齢化率も高いと。そして、また役員のなり手の問題等もあります。その反面、私のほうにもですね、意見もありますけども、町内会長と区長が同じ町内があると、1つにまとめたらどうかと、負担も多いし、いろいろと課題もあると、こういう意見もあります。ですから、町場、市街地のですね、この実態についてどのように捉えて対応されているのかお聞きします。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) おっしゃるような事実もございまして、実際町場といいますかね、市街地におきましても白山町で隣組等の再編を実施されておりますし、今現在石塚町さんにおかれまして見直しに着手されております。それに当たっては総務課のほうでもいろいろ情報提供ですとか支援をさせていただいているという状況がございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 最近新たに転入している方もふえていますし、また外国人の方もですね、転入されているということもございますし、高原地区においてはですね、結構ホテルの経営者の方も生活されていると。こういう方も含めた上でですね、要するに生活習慣、また風習など違いがあってですね、非常に来られた方も違和感がありですね、なかなか地域のコミュニケーションに溶け込めないような状況も話も聞いておりますし、受け入れ側とですね、来られた方のですね、やっぱり良好なコミュニケーションというのは大事だと思うんですよね。そういう点についてですね、外国人及び新規転入者の方へのですね、地域コミュニティの対応を伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 外国人の方で入ってこられる方、それからほかの地域から転入されてこられる方にはですね、地域の文化や決め事をじっくりと説明して理解をしていただいて、各地域で良好な人間関係をつくっていくというのがまず基本だというふうに認識しております。行政といたしましては、直接そこで手助けというのはなかなか難しい部分もあるんですが、転入しておいでになった皆様には妙高市内で生活していくために必要ないろんな情報が入ったガイドブック、日本人の方には日本人向けのやつをつくって転入されたときに配付をさせていただいておりますし、外国人の方には英語だけですけども、英訳をしたガイドブックを作成して、各支所ですとか観光協会ですとか置かせていただく中で、それを見ていただければある程度ごみ出しのルールですとかいろいろ理解していただいて、地域のコミュニケーションも基礎的なところはとれるようになるだろうということで支援をさせていただいているところでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今の外国人の方についてはですね、後で市民税務課長のほうに聞きますけども、市役所の相談に60件ほど来ているんですよね。ですから、それだけあるということは、60件あるということは、その倍いろいろ悩みがあるというふうに捉えてもいいと思うんですよね。ですから、そういう点についてはそういうコミュニケーションも大事かなというふうに感じております。   次にですね、総務課のですね、地域コミュニティ振興係があります。3年ほど前ですかね、新たに立ち上がりました。その地域コミュニティ振興係のですね、業務の基本的な方針の内容等、それから地域サポート人、地域のこし隊、それから地域のですね、指導内容等のかかわりについて伺いたいと思いますが。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 地域コミュニティ振興係が総務課に今ございまして、基本の業務方針といたしましては地域住民の主体的な活動による地域コミュニティの維持、再生を掲げておりまして、地域コミュニティ施策の総合調整を主な役割としているところでございます。   それから、地域サポート人への指導でございますが、先ほどから出ております地域コミュニティ振興指針の啓発ですとか、各集落を回りまして課題ですとか、実態を調査する集落点検を行って、現状を把握して相談、支援につながるよう指導、アドバイスをしているところでございます。   それから、地域のこし協力隊でございますが、地域の担い手といたしまして地域住民に寄り添い、地域の活力となるような活動、かかわりをするように指導、アドバイスをさせていただいておりますし、地域に対しましては地域が主体的にこうなりたいという目標ですとかを地域で共有していただいて、そのサポート役としてサポート人なり協力隊がいるんだということを理解してほしいということでお願いをしているとこでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 係の中にですね、新しい職員も1人配属されました。そして、またですね、構成にはですね、兼任職員が3人ほどいらっしゃいます。各課の係長さんがですね、入っているようなんですけども、兼任職員さんのですね、かかわり方についてどのようにされているのか。私としてはですね、地域の会議とか、また現場にですね、こういう新しい職員、そしてまた兼任の職員さんもですね、専門的な知識があるわけでありますから、現場、地域に出かけていってですね、状況を把握しながら、新たにまたコミュニティー振興に努めてもらいたいと、こういう気持ちがあるんですけど、この点どうでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 今の兼務の職員でございますが、生涯学習課、それから農林課、福祉介護課の係長が兼務として係に入っております。おのおのの課、ともに高齢化の著しい中山間地を抱えるさまざまな分野の課題について把握しておりますので、情報を共有しまして、各分野の事業に反映しているという状況です。所管する業務を中心にいたしまして、各地域へ出かけて、地域住民の皆さんと意見交換をさせていただいたりしておりますし、新採用の職員も里山応援団の活動ですとか、全員が行くわけにもなかなかいきませんので、おのおのの機会に地域の会議等に参加をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) このですね、地域にですね、雇用と、また息吹をという話の中で、久保田課長にも1年に1回か2回は出かけてくださいと、こういう意見もありますから、伝えておきます。   それからですね、この地域コミュニティの振興係が推進する地域のこし活動支援補助金のですね、活動がですね、これも大事だと思うんですけどもね、今回は16団体であります。そういう中ですね、これをですね、各地区別に把握もされていると思うんですけども、地区別と主な事業内容、そしてまた効果についてはどのように捉えていますか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 28年度の決算につきましては、防災、減災支援事業でございました。全部で16地区のうち、新井地区が10団体、高原地区が4団体、妙高地区が2団体、計16団体という状況でございますし、ほとんどがですね、例えばリヤカーですとか、発電機ですとか、投光器ですとか、ヘッドライトですとか、避難をするときに必要になるような器具の購入に充てていただいておりますし、実際にそういった器具を使って訓練をしていただいております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今ですね、この対象には2つあるんですけども、2番目のですね、防災、減災の支援事業が主だと、こういうことでありました。コミュニティーのですね、振興にはやっぱり①番のですね、新たな共助活動の支援事業がこれ大事だと思うんですね。こちらのほうが補助金が高いと思います。3万円以上200万円以下ですから。この辺についてですね、活用している地域が16団体しかないということもちょっと問題だと思うんですけど、この辺についてですね、教宜不足、周知不足も考えられるんですけども、そういう点についてのですね、反省点とですね、本当にゼロなのかどうか、この点お聞きします。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 28年度は残念ながらゼロ件でございました。過去には1件使っていただいたケースがあるんですが、要綱等定めておりますので、計画をつくる必要がありますし、そこら辺町内会長会議等でもですね、仕組みをお示しした上で、そんなに難しく考えなくても、普通の計画があれば大丈夫ですよという話はさせていただいているんですけど、なかなか申請が上がってこないというのがありますので、来年度に向けましてもうちょっと使いやすいように仕組みを改められないか、今検討しているところでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この辺についてはですね、やっぱり係の職員のですね、皆さんがですね、どういう形で他市においてもですね、こういう活用しているとか、過去の例だとか、そしてまたサポート人がですね、そういうところを意識しながら、具体的な事例だとか体験をですね、やっぱり提示しながらお互いにやっていかないとまずいと思うんですよね。そういうことをですね、強く求めていきたいと思っております。   この概要の中のですね、次に地域サポート人について伺います。サポート人による地域課題の解決に向けた住民の話し合い支援行ったと。これ素直に受け取れば別に問題ないと思うんですけど、ちょっと違和感持って私は感じました。話し合いを支援するだけでいいのかという点と、話し合いだって、話し合いする前に、準備するときにいろいろと役員さんとかいろんな人に相談、またアドバイスも必要であるし、話し合いのそれもそうだし、終わってからの後のフォローも必要だと、こういうことも感ずるわけなんですね。そういうことで地域サポート人はですね、やっぱり地域振興指針に基づく活動をですね、しっかり把握した上で自分は何をすべきかと、何が一番大事な点かと、本来の目的は何かということをですね、もうちょっと指導してたたき込んでいただきたいということで感じるんですけども、再度サポート人に対する使命と職務、それからまた活動の内容について伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) サポート人でございますが、高齢化の著しい中山間地域における住民主体の地域づくりの促進、相談支援を主な役割といたしまして、地域に詳しい身近な方からなっていただいております。先ほどちょっと申し上げました集落点検ですとか、地域巡回などによりまして中山間地域の現状の把握、それから地域のこしに向けた住民主体の話し合いをサポートいたしまして、今まで地区振興計画の策定の支援を行ったりとか、先ほどの長沢、平丸の組織の見直しの支援を行ったりですとか、お助け隊の拡大の活動を行ったりですとか活動していただいております。活動内容につきましては、月2回サポート人と、それから協力隊と私ども事務局、それから先ほどの兼務の職員も2回に1回ぐらいは一緒に集まりまして、いろいろな実態の報告、情報交換、お互いにじゃ来週以降はこういう取り組みをしていこうねというのを確認しながら活動をしているという状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今ほど話ありました。サポート人は、地域に対して非常に詳しいと、こういう話ありました。私は、そう思っておりません。もうちょっとですね、深く捉えていかなければ地域とかみ合わないんじゃないかなというふうに感じております。それでですね、話し合いに乗ったということで、5地区挙がっています。その中で長沢地区と瑞穂地区のですね、地域の課題と支援、取り組みについて簡単にお願いします。いっぱいありますので。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 長沢地域の課題は、もう解決したんですが、4つの自治会の運営の行き詰まりというのがありました。それから、長沢茶屋の運営の停滞というのがございました。それに対して組織の見直しの支援、それから協力隊を配置いたしまして長沢茶屋を核とした地域の活性化への支援、それからさっき申し上げました地区振興計画を立てております。   瑞穂地区は今年度からですので、よろしいでしょうか。                   〔「いいです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) やっぱり地域の課題とですね、支援の取り組みということについてはですね、大事かなと思います。ただ、ここにですね、瑞穂地区との話し合いもやったと書いてあるもんですから、簡単に答えてください。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 瑞穂地区の課題といたしましては、高齢者の生活支援、コミュニティーバスの実施の検討というのが課題として挙がっておりますし、それらを解決するためのNPO法人みずほっとの事業の具体化の研究、人材の確保、それから耕作放棄地の増加、地域内産業の停滞という課題がございました。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 次に、地域のこし協力隊について伺います。   これ平成25年からですね、取り入れまして、地域の対応、本人の活動と、そういう内容のですね、再確認も必要であるということでありますけども、今までやられてこられて、入った方で3年いられた方何人ですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 私の記憶ですと、お二人は3年間いていただいたと思っております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) そういうこともですね、ちょっと課題であるというふうに感じております。   長沢地区と、それから水原地区の協力隊なんですけども、とりあえず長沢地区だけでお聞きします。地域のこし協力隊の活動のテーマとですね、地域へのですね、支援活動についてはどういう内容ですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 長沢地区のテーマといたしましては、長沢茶屋を核とした地域の活性化というのが地域の望みでございます。それに対しましてそば、山菜などの地域の特産物のインターネット販売の仕組みづくりですとか、新たなメニューをつくったりですとかという活動をしております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) あそこにはですね、NPOもありますし、長沢茶屋もございます。そこで従業員的な立場で働くということはないと思うんですけども、コミュニティービジネスのですね、発掘という点が今話ありましたけども、NPOとの関係について、報酬だとか、そういう面についてはないでしょうね。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 市から報酬が出ておりますので、NPOからは出ておりません。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。
    ◆14番(樗沢諭) 地域のこし協力隊のですね、アルバイトは認めていると、こういう話がありました。私は、できるだけアルバイトしないでも生活していけるような、そういう状況が必要かなと思っておりますけども、なぜアルバイトしなきゃならないのか。また、現在の実態はどうなのか。アルバイトするときの条件等はあると思うんですけど、どうですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 個々のアルバイトの具体についてはちょっと今承知しておりませんけど、アルバイトをしている事実はございます。地域のこし協力隊としての勤務時間外でですね、活動していただく部分には、事前に届け出を出していただきまして、中身を確認させていただいて、問題がなければ許可をしているという実態があります。理由といたしましては、月額報酬が16万円、年2回0.4カ月分ずつの賞与、期末手当が2回、0.8カ月分年間出ておりますけども、交付税に算入される金額の上限がありまして、それに合わせた格好で金額設定をさせていただいておりますので、退任後地域に定着していただきたいというのがありますんで、それに向けた資金づくりですとか、いろんな経験積むことによって自分の退任後のどういうふうななりわいで定着するのかというのを経験していただくという部分でもだめということにはならないのではないかというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 前半の部分は余り納得できないんですが、後半の部分は大事な点だと思いますので、本人が定住につながるようなためにですね、そういういろんな職種についてですね、されることは仕方ないのかなというふうに捉えております。   それでですね、サポート人とのこし協力隊の皆さんのですね、活動計画書だとか、それからまた報告書もきちっとやられていると思いますし、私はそれにプラス提案書というのも必要だと思うんですけど、その3点についてどうですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 先ほどもちょっとお話ししましたけども、一月に2回関係が集まって打ち合わせ等しております。その際にはその後の計画、今までの実績出してもらって、これから2週間の計画等出していただいておりますし、提案とおっしゃいましたかね。何をやっていったらいいのかというのも当然その場で話し合いをしておりますし、具体的には新井南部地域全域のマップを作成したりですとか、協力隊通信というのを冬ころから南部地区に発行をしております。みんなその隊員等の提案によるものでありますし、さらに自然体験プログラム等の実施も計画しているようなところでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 地域をですね、対象にしたいろんなですね、支援があります。今のですね、地域のこし活動のですね、補助制度、そしてまた地域づくり活動団体支援交付金だとか、地域の元気づくり活動だとか、こういう助成事業結構ある。これ総務課、生涯学習課と分かれていますけど、できれば整理した上でですね、一本に絞った上で自治会が利用しやすいような形、わかりやすい形が必要だと思うんですけど、その点についてどうですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 小嶋議員さんの一般質問にもちょっとお答えしたんですが、今現在来年度の組織機構の改編に向けて検討を進めております。今議員さんおっしゃったような補助金を一本化するということになるかどうかはわかりませんけれども、扱うセクションを一本化しまして、住民の皆さんがわかりやすいような格好に直していきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ありがとうございました。順番ですね、変えさせていただいて、今と関連ありますので、6番目のですね、地域づくり活動支援団体事業について伺います。   地域づくり自主活動の支援交付金の活動費に対するですね、支給というか、基準についてどうですか。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 地域づくり活動団体支援交付金の関係ですが、一応対象になる事業としてはよりよい地域の形成とか維持とかを目指したコミュニティー活動全般ということで、特に使途に制限は設けておりません。各団体の交付金の算定基準につきましては、資料にも書いてありますとおり1世帯当たり300円掛ける世帯数、それプラスですね、各団体の規模に応じた5万円から20万円の上乗せをして各団体の交付金を算定しているということでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 300円掛ける世帯数、このですね、意味。なぜこうなっているのか。その事業内容によっても変わると思うんですけども、世帯が多ければ物すごく額も多い、少なければ小さくなると、こういうこともあるんですけど、これを決めたときの経緯というのは。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 団体の規模が大きくなればそれだけ事業をやるにも費用も必要だろうということで、この世帯数に応じた交付金の算定ということの考え方が導入されたんだろうと思いますが、単価の300円、なぜ300円になったかという部分については申しわけございません。私ちょっと承知しておりません。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 私はですね、この300円についてですね、本当に妥当性があるかどうかとちょっと疑問なんですよ。事業の内容、やる内容に対して費用がこのぐらいかかって、そして補助がこのぐらいだというんであればいいんですけども、それが世帯数で、全部の世帯がそれに関係するという、かかわるかどうかということもあるんで、それでちょっと疑問に思っているんです。ですから、もとをたどっていただいて、考えていただくんなら考えてもらいたいと、こう思います。   それで、この支援の54団体ですけども、町内の数が多ければ額が多くなるんですけど、多いほうでですね、二、三の団体で、特に良好な取り組みだと思えるものを簡単に御紹介願います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 規模の大きい団体といたしましては、世帯数が1000世帯を超える団体もあります。具体的に申し上げると和田地区でありますとか斐太地区といったようなところでございます。こういったところは大体地区民全員を対象とした体育大会ですとかですね、あるいは斐太地区においては斐太歴史の里を活用したみょうこう景虎物語山城の陣といったようなことで、やはりかなり大規模な事業、イベントに取り組んでいるというのが特徴かなというふうに思っております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 逆に世帯数が少ないけども、効果的だと思われる活動についてはどうですか。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 逆に世帯数の少ない非常に小規模な団体の取り組みですが、例えば敬老会というような事業は各地域でかなりやられておりますけども、あるところでは敬老会をただ対象者と役員さんだけでやるのでなくて、そこに地域の子供たちも含めた3世代の皆さんから参加していただいて、そこで3世代交流会をあわせてやっているとかですね、規模の小さい町内会がお隣同士共同でハロウィンパーティーということで、非常にお年寄りだけの世帯も多くなっているそうなんですが、そこを子供たちが回っていくということで、子供たちが来て、お菓子を上げるのをお年寄りたちが非常に楽しみにしているというような特徴的な事業を取り組んでいらっしゃるところもあります。いずれにしても地域の皆さんのそういう触れ合いとかきずなを大切にした事業が取り組まれているというふうに認識しております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この中でですね、妙高ふれあいパークにですね、紙折り機を1台設置したということで、紙折り機のですね、購入価格と使用の内容は、頻度はどんなもんですかね。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 紙折り機の関係ですが、これは地域づくり協議会を構成している団体の皆さんが共通でお使いになる備品ということで、28年度は妙高ふれあいパークに整備をしたものですが、購入価格は22万6800円ということで、妙高地域の地域づくり団体の方10団体が購入して、8月からことし3月までの間で10団体の方がお使いいただいたという実績でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 地域づくりの協議会にですね、リーダーの研修、人材育成はどこでも大事なんですけども、27年度はですね、2回やって、延べ68人になっている。今回はですね、58人ですか、これ参加しているということございますけども、参加されているですね、皆さんはですね、地域の役員でしょうか、それとも一般の人でしょうか。そういうことによって人材育成につながっているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 研修会に参加されている主な方は、地域づくり団体の長なり役員をしていただいている方が多いということでございます。研修会の内容としてはですね、各地域が取り組んでいる特徴的な取り組みをお互いに学び合おうということで、リーダー研修会ですとか、実際にそういう地域に出向いていって情報交換するお出かけ交流会というような形で実施しておりますが、参加いただいた皆さんからはやはり他の地域の取り組みが非常に参考になったので、自分たちの地域でもそういうことを取り入れられないかちょっと考えてみたいというような御意見もいただいていますので、そういった面では効果があるんだろうというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ここでもやっぱり人材育成という面では大事だなと思います。若者と女性、そしてまた一般にですね、地域にかかわっていないような方もですね、こういう活動に参加していくということも大事だと思いますけども、地域づくりのためにですね、人材としてあるべき姿、そういう目指すリーダー像については課長、どういうふうに考えていますか。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) リーダーということでございますので、地域活動を牽引していただく方ということになりますので、やはり組織をまとめていただく調整力とか実行力といったものが非常に大事になるのかなというふうに思っています。地域の実情というのはそれぞれの地域でみんな違うと思いますので、地域づくりの手法も1つではないんだろうというふうに思います。今ほども申し上げましたけども、研修会等でさまざまな地域、市内外の地域の取り組み等お互いに勉強したり、紹介し合ったりというようなこともやっておりますので、それらをヒントにしていただいて、自分の地域ではどんな進め方がいいのかということを考えていただいて、行動を起こしていただければありがたいなと、そんなふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 地域においてもですね、市街地においてもですね、世代交代というのはですね、やっぱり大事だと思うんですね。ですから、ぎりぎりまで頑張っていただくのも大事ですけども、早目にですね、人材を育成しながら世代交代の流れに沿っていくということも大事だと思います。ありがとうございました。   次にですね、行政評価推進事業についてお願いいたします。附属書8ページです。これについては先ほどちょっと堀川議員さんが私のとこに踏み込みましたんで、少し割愛させていただきながら進めたいと思います。これのですね、この中で事後評価、事中評価、事前評価と、こうあります。この3つの評価の特徴、重要性について伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 行政評価はですね、一般的には事後評価がやはり中心なんですね。ですが、私どもとしてはですね、当該年度のやはり課題等ですか、そういうこともあるということで、事中評価ということで一応進行管理も行っておりますし、次の年度の主要事業ですか、どういうものをセレクトするかということで一応事前評価ということでやっておりまして、それらをですね、全てPDCAサイクルで回しているという、そういうような状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) これはですね、この3つをですね、やるとなると非常にですね、企画政策課は大変だと思うんですね。百八十幾つもあるこれをですね、年ごとに見ていくということです。そういう中でですね、市民の視点でやる第三者評価というのもこれ大事だと思うんですけども、これ23年から導入なんですけども、この28年度のですね、第三者評価される方のですね、人数とどういう方であるか教えてください。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 評価委員会は一応行革のですか、市民検討会のメンバーを使っておりまして、一応10名ということで男が6名、女性が4名、選出はですね、各団体からの選出が7名、公募が3名でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ここで細かいところはまた各ですね、委員会のとこに入りますので、表向きだけ言います。この中でですね、第三者評価でもって評価区分あります。ここでですね、拡大、維持、見直し等があります。それで、委員の方が10名ということで、都市と農村交流推進事業についてはですね、見直ししなさいというのが7名なんです。そして、拡大しなさいと、現状じゃだめだから、もうちょっと見直しして大きな単位でよくするようにしなさいと、こういうですね、御意見ございます。この辺についてどう受けとめられておりますか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 評価委員会のコメントとしてはですね、要するに今移住、定住とか交流ですか、これをふやしていくということで、地域住民というか、グリーン・ツーリズム推進協議会ですか、行政の役割分担ですか、この辺を明確にして、事業目的に即した魅力あるプログラムを展開するというふうな、そんな指示が出ております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 同じくこのですね、拡大をしていきなさいというのでですね、妙高型エコツーリズム推進事業が6人、それから「妙高山麓ゆめ基金」事業7人と。これは、拡大が必要ですよと、こういう意見がございます。ゆめ基金については大幅に拡大していることも承知しておりますので、よろしいですけども、エコツーリズムのですね、拡大についてはどうでしょう。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) エコツーリズムにつきましてはですね、29年度の対応としましては一応環境会議というものがございますので、この辺をうまく使ってですね、29年度は一応現地踏査ですか、これ行っていく中で29年度の春には笹ヶ峰の夢見平のツアーだとか秋の紅葉の渓谷ですか、苗名滝奥渓谷ツアーですか、こういうものを実施しております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 今ですね、企画政策課長からお話ししていただきましたこの辺については農林課長、御存じですよね。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 私も第三者評価のその場面で説明いたしましたので、承知をしております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 次に、事中評価についてですけども、これについては28年度事業についてですね、述べていると、こういうことでございます。ここのところのですね、全体的に読みますと10事業のうちですね、非常に見直しが多いということなんですね。これが特徴なんですよ。ですから、皆さん選ばれてやってもらうわけですけども、ですから意見をもらうことですから、この辺は悪いから悪いというふうに捉えちゃまずいと思うんですよね。言ってもらうことはよくなることで、いいと思うんですけども、この辺についてですね、全体について松岡課長、どのように捉えていますか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) この辺はですね、いつもいろいろ意見があるところでありますけれども、今回の場合についてはやはり委員さんの見方というんですかね、その辺がちょっといろいろ視点があるということで、特にバス関係については抜本的な見直しだとか、あとスキーのまちの関係であれば底辺拡大の話とか、いろいろですね、分野、分野で市がちょっと気づかない点について指摘があったものと理解しております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この見直しの中でですね、拡大をしなさいというのは包括的支援事業、これはもうどうしても必要なんだから、拡大しなきゃいけないよと、こういうですね、御意見あります。そして、一番多かったのは地域経済活性化支援事業の見直しが9名、全員がですね、これが必要だと。これは、非常にですね、大変な点だと思うんですけども、この辺ですね、地域経済を見てですね、どのように捉えておりますか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) この辺はですね、一般質問でもいろいろ議論になったところでございまして、特に町なかのにぎわいですか、この辺をどう思っているかというのがいろいろ議論があったということで承知をしておりますので、これについては平成30年度の事業の中で対応等また検討していきたいということで考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ありがとうございました。   次にですね、行政窓口向上事業について伺います。きのうもですね、9時ごろですね、1階でですね、ちょっと用事があったんで、寄りましたら非常に多くの方がですね、市民の方が来ておられました。市民税務課の前はですね、6人も8人もいらっしゃってですね、大変だと。現状の来庁者のですね、年間の人数、また1日当たりの平均はどのくらいですか。おおよそでいいですよ。 ○議長(植木茂) 市民税務課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) 手元に資料がございませんので、後でお答えしたいと思います。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 済みません。市民税務課にはですね、臨時職員の方がいらっしゃいます。そういう中でですね、窓口のサービスのですね、対応されているということであります。そういう方の人数、そしてまたどのような形でですね、教育をされているのか、職務内容も含めてお願いしたいと思います。 ○議長(植木茂) 市民税課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) 現在市民税務課の窓口サービスにおきまして、臨時職員の人数につきましては臨時職員が2名、それからパート職員が3名の計5名が業務を行っております。主な業務内容につきましては、臨時職員につきましては各種の戸籍等の届け出の受理業務、あるいは市民の方の転出入の異動届の処理業務等行っております。パート職員につきましては、簡易な各種証明書の交付業務を行っております。また、窓口サービスに対する教育ということでございますが、臨時職員の方につきましては法務局が主催をいたします各種の専門研修に参加する中で必要な戸籍法等の業務の習得に努めております。また、毎年課内の新人研修ですとか、毎日ISOに伴います朝の唱和を実践する中でですね、市民目線で親切、丁寧な対応に心がけているといったような状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 新たにですね、専門相談員をですね、設けて28年度やられたということであります。その職務のですね、専門性の内容と、それから相談等の内容について概略お願いします。 ○議長(植木茂) 市民税務課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) 28年度から専任相談員を設置をさせていただいております。主な職務の内容につきましては、市民の皆様方からのさまざまな相談を受け付けております。その相談に対しまして、相談内容をまずは丁寧に聞き取りをしております。その上で交通整理をした上で、相談員がみずから対処できるもの、それから内容を整理した中で庁内のそれぞれの専門家であります福祉ですとか健康、あるいは子育てなどの専門分野の皆さん方のほうに引き継ぎを行っていること、もしくはですね、それ以外の外部の専門家ということで弁護士ですとか弁護士の無料相談等に引き継ぎを行うこと、それから担当課だけでは処理できない案件につきまして、仲介ですとか連絡役を担う中で処理を行っているというのが主な業務になっております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 外国人の相談が60件ということでございますけども、主な国籍と内容を簡単に。 ○議長(植木茂) 市民税務課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) 現在外国人の相談につきましては、財団法人の上越国際交流協会で受け付けをしてございます。当該協会につきましては、英語、中国語、韓国語など7カ国語で相談を受け付けております。相談者の国籍につきましては多種にわたっているのが実情でございますが、現在妙高市には22カ国の在留者がおりまして、特に在留者の多い中国ですとかフィリピン、韓国などの皆様方の相談が比較的多いというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ちょっと総務課長の担当になるかもしれませんけども、私1階のロビーで見ていてですね、あそこの場所が一番人通りの多い場所なんです。市役所の中で一番人が多いと。その場所の真ん中にですね、通路の真ん中に記入用紙だとかデスク置いてあります。そういう意味において、レイアウトは、あれは余りよろしくないんじゃないかと思っておるわけです。要するに職員も通るし、いろんな人も通る中でお尻向けたりですね、また職員も対応して話し合ったりなんかしているということなんですけど、その点についてどのように捉えていますか。考えていなかったですね。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 職員と市民の皆さんが混在しているというお話でございますけれども、いろんな御用事で市民の皆さんが市役所おいでになります。基本的には総合案内で求められているところへ誘導させていただきまして、そこで御要件伺って、ほかの課にもまたがる用事があるということであればお客様から動いていただくのではなくて、担当をその窓口へ呼んで対応させていただいております。いわゆるワンストップ窓口という格好で、市民の皆さんが一番動かないでよくて、便利に市役所を使っていただけるというような格好で動かさせていただいております。私が聞く限りでは動線がちょっとわかりにくいですとか、職員がお尻向けているですとか、そういう話はちょっと聞いてはおらないんですけど、窓口の担当なりとまた調整をする中で、必要であれば備品の配置変え等はしていければいい、必要があればですね、していきたいなというふうに思います。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) それともう一つですね、窓口業務というのは市民税務課だけじゃないですよね。それでですね、接遇の教育というのは大事だと思うんです。それでですね、どなたでも、市民、それからお客さん来られたときに、各課のところに来たときにどういう形で声かけをして受け入れているのか。議員の皆さんもですね、あそこの前行ってぽっと立ったって、誰も出てこない。それでいいのかどうか。民間じゃそういうことありませんわね。おはようございます、何か御用ですかと先に声をかけてくるのが当然だし、終われば御苦労さまでしたとかと言います。板橋区の区役所にお邪魔したことございます。そこでパートのですね、臨時の奥さんかもしれませんけども、いらっしゃいませ、ありがとうございましたと、こう言っていました。そこまではする必要があるかどうかわかりませんけど、そういう点についてはどのように職員に指導しているんですか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 市民の皆さんは、定期的に市役所を御利用いただいている方もいらっしゃると思いますけれども、多くの方は窓口でたまにしかおいでにならない方がほとんどだと思います。そういう方に対しましては総合案内でまず、いらっしゃいとはちょっとなかなかあれなんですが、おはようございます、こんにちは、お疲れさまでしたというような格好の挨拶をさせていただいておりますし、市民に対しましても私どもはねうま運動というのをもう大分前からやっておりまして、その中の項目といたしまして「は」の項目なんですが、職員間、市民や来庁者に明るく笑顔で挨拶する、市民からの苦情は丁寧に聞き、最後まで処理する、迷っている市民、困っている市民に進んで声をかける、市民への説明は専門用語でなく、わかりやすい言葉を使う、これらを朝の打ち合わせのときに唱和をして、職員がいつでもそういう対応できるようにということでの運動はしておりますし、窓口においでになった方に気づかないケースは気づいた人間がすぐお客様だよというようなことで案内をさせていただいているというふうに私は考えておりますし、決して気づいているのに、気づかないふりをしているという事実はないというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) かみ合いませんね。だから、そういうはねうまの教育なんか、もう表立ったそんなさ、ことはわかっているんだ。それを実践していないから、言っているんだ。だから、時間ないから、ここでやめますけど、要するに各課ともですね、もう総合案内所のですね、女性のように迎えてくれれば別に問題ないですよ。そして、スムーズに用が足せて、気持ちよく市民がまた役所から出て、次また頑張ろうと、こういう気持ちになるような、そういうですね、取り組み、指導をしてもらいたいと、こう思います。   それで、市民税務課長に聞きます。来庁者のアンケート調査あるんですが、結果いいらしいですね。それちょっと教えてください。 ○議長(植木茂) 市民税務課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) アンケート調査につきましては毎年実施をしております。ことしにつきましても6月19日から30日の間に実施をしております。基本的な項目ということになりますが、職員の挨拶ですとか身だしなみ、言葉遣い等々6項目につきましてアンケートを実施をしています。結果につきましては、5点満点のうち平均で4.63ということで、非常高い評価を得ているというふうな状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 4.63だそうです。10点満点じゃなくて、5点満点ですんで。ここはこれで終わりなんですけど、いいですか。 ○議長(植木茂) 市民税務課長。 ◎市民税務課長(小嶋和善) 済みません。先ほどですね、市役所の来庁者数ということでなんですが、年間約4万人の方、4万件の方々が御来庁されまして、1日平均180件から200件ほどの各種の届け出をいただいているというような状況でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。
    ◆14番(樗沢諭) ありがとうございました。   次に、交通安全対策について伺います。この28年度はですね、死亡者がゼロであったと。ことしは4人であったということであります。そういう中でですね、何点かに絞ってお聞きします。高齢者の事故が多いということでありますけども、発生件数が60件で、高齢者の事故が24件ということで前年度より増加しています。その主な要因と内容について伺います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 高齢者事故がふえているというのは、例年大体40%程度ということで推移しておりますが、昨年につきましてはちょっと原因まではわからないんですが、車の事故が大体70%ぐらい全体の中で占めている中で相当の部分が高齢者にもあるものというふうに感じております。あと、安全不確認とかもありますので、高齢者それぞれがどういう原因というところまではちょっと把握しておりません。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 認知症の検査もですね、やられて、この間新聞に出ていました。県ではですね、1万8719人が免許更新前にですね、検査を受けたと。そのうち673人がですね、認知症のおそれがあると、こういう判定をされました。免許返納の状況と、高齢者のですね、認知症の検査について伺います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) お答えいたします。   免許の返納状況につきましては104人となっております。認知症の調査につきましては、警察署のほうで問題がある場合にそういったのをやっておりますが、その状況等についてはこちらのほうではちょっと把握していないのが実情です。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) こども教育課にお聞きします。   子供の事故はですね、前年度3件から6件にふえました。新井中央小学校でもですね、3月6日に事故がございました。そういう状況でありますけども、その内容と対策について伺います。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 平成28年度の6件の事故でございますが、まず児童の歩行中における飛び出しで車両と接触した事件が2件、それから自転車乗車中で車両等に接触したものが2件、それから今ほど議員さんおっしゃいましたとおり横断歩道歩行中に信号無視によって接触があったのが1件、それからもう一つはスクールバス乗車中に除雪車両と衝突したのが1件ございました。計6件でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 1つ課長のほうに聞きたいんですけど、農道での事故が結構ですね、重大事故につながるんですね。農道のですね、安全管理、事故防止についてはどこが担当しているんでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) お答えいたします。   今年度に入りまして4件の死亡事故がありまして、そのうち2件が農道に関するということで、今回の農道の管理者につきましては基本的には農林課、あるいは地元ということになるんですが、今回は農林課と土地改良区のほうで事故現場については減速を促す路面標示、そういったものをしておりますし、警察署のほうでは交通規制ということで、とまれ標示を2カ所で設置することで今後の事故防止を図っているところでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) 済みません。住宅取得支援事業について伺います。   今回はですね、新築住宅54件ということでございました。これについて地区別の集計について伺います。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) お答えいたします。   新井地域が51件、妙高高原地域が2件、妙高地域が1件でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この支援についてですね、やっぱり定住だとかそういうですね、人口増加にもつながったように受け取られます。そういう中でですね、転入された方のですね、状況について県外、また県内についての状況わかったら教えていただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 県内から14世帯、県外から4世帯でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この中のですね、世帯の中で主な世帯主の年代というのはどうですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 一番多いのは30代で10名の方、20代が4名、40代、50代、60代が各2名、70代が1名ということになっております。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この総工事費用というのはですね、事業効果ですけども、これについてですね、新築住宅、また住宅のですね、増改築に対してですね、相当なですね、補助も出していますけども、いろいろと書類の中で合計すればですね、総工事費用も出てくると思うんですけども、その点についてはわかったら教えてください。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 新築建て売り54件の場合でございますが、用地取得分を除いた補助金が5014万円ほどでございまして、その対象工事費の総額は13億6380万円ということでございますので、事業効果とすれば約27倍ほどの効果があったということでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) この住宅支援においてはですね、市のですね、空き家登録もですね、一応運用されたりなんかしていると思うんですけども、現在の登録数とですね、住宅取得にかかわってですね、その件数をお聞きしたいと思いますけど。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 現在の空き家情報登録をされている方が31件ございます。昨年ですけども、転入者がですね、住宅取得支援を使って入ってきたというのは中古住宅取得につきまして1件ございました。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) もう一点お聞きします。   増改築の要件にですね、婚約証明書が必要だと書いてあります。珍しいなと思ったんですけど、この辺の要件、なぜこういうの必要なのか。用紙見たらですね、双方のですね、親族が署名するという形になっていますけど、その点について。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 市民の方へのですね、補助の要件といたしまして現に3世代同居かですね、これは増改築の場合でございますけども、その後にですね、3世代同居を開始する方、またはですね、婚姻に伴い増改築工事を行う方ということの規定がございまして、ただ婚姻につきましては婚約をした場合ということで認めているということから、婚約の場合につきましては誓約書を求めているということでございます。 ○議長(植木茂) 樗沢 諭議員。 ◆14番(樗沢諭) ありがとうございました。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 済みません。先ほどの答弁で一部修正させていただきます。免許返納の件で、免許の返納自体は117件ありまして、そのうち104件が支援制度の申し込みということで環境生活課の窓口のほうに来ておりますんで、そういうふうに修正させていただきます。 ○議長(植木茂) 議事整理のため、午後3時まで休憩します。                   午後 2時48分  休 憩                   午後 3時00分  開 議 ○議長(植木茂) 休憩を解いて会議を続けます。   本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。                                                                       ◇ 山 川 香 一 議員 ○議長(植木茂) 山川香一議員。                   〔15番  山川香一 発言席に着く〕 ◆15番(山川香一) 議席番号15番の改革クラブの山川香一であります。さきに通告してある大きくは3点につき質疑させていただきます。   まず、1点目は職員能力開発事業に関連してであります。この職員事業に関連してはですね、人材育成の基本的方針であり、職員の各種能力向上のためには必要欠くべかざるものと理解しております。特にここの項目にありますみずから学び、向上する職員を育成するのにですね、各種研修を実施する分野においてですね、非常に積極的に進められていることについては評価したいと思います。特にこの中でも新分野開拓研修が列記されており、ドローンの活用や障がい者就労支援、ISOの効率的な運用など6件が表示されておりますが、このような部門をですね、今回取り上げ、特に研修を行った目的について質疑いたします。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 新分野開拓研修でございますが、職員が常々問題意識を持ちまして、自分の業務をより一層効率的かつ確実に進めるために、どのようなことを理解してやるのがいいのかというのをみずから考えて、みずから手を挙げて研修を受講したというものでございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) この中でもですね、特に近年日本の国内においては障がい者の方々のですね、就労支援が重要であり、かつ障がい者の方々の各種事業所への就労支援の理解度をですね、高める点についても必要であろうというふうに言われております。そういう意味からですね、就労支援の充実をですね、これまで以上に求め、かつ当市の、あるいは隣接する自治体の事業所にもですね、就労支援を進めていけるような積極的な対応が必要だと思うんですが、就労支援者の特別な研修の職員の資格等、あるいは優先的な考え方を持って研修に参加していただいているんかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 研修の細かい内容まではちょっと理解してございませんけども、今回の障がい者就労支援の研修はですね、神奈川県内等の民間事業所を視察させていただきまして、福祉介護課の職員が2人ですけれども、視察させていただきまして、今後の障がい者の雇用訓練受け入れ先の開拓に生かすという目的で視察をさせてもらったという状況でございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) このようにですね、新分野で、特に障がい者の方々のですね、各企業への就職が非常に難しいということから、こういう研修もなされておるというふうに思っているのですが、いま一歩ですね、進んでこういう方々の、企業の皆さんの、先ほど申し上げましたように理解度を上げていかなければいけないと思いますので、そういう努力をですね、ぜひとも研修と同時に行ってもらいたいなというふうに思っております。   同じくですね、ISOの効率的運用に関しては全市的な取り組みをしていることについてですね、評価したいと思います。特に講習、研修ですか、参加されている職員の方々が非常に多くですね、評価に値するというふうに思っておりますが、どのような点をですね、重点的に考えてですね、参加者の方々がこれだけ多くなったのかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 28年度につきましては、おっしゃるように6件参加してもらっています。私どもとすればもう少し多く職員から問題意識を持ってもらって、積極的に研修に参加してもらいたいと思いまして予算計上したんですが、結果して6件だったという状況というふうに理解しております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) このようにですね、高い目標を持ってですね、進めるについては各職場の皆さんの効率的な活躍、あるいは規約にのっとるような職務運用が必要かと思いますので、やはりできるだけ多くの方々がですね、理解し、積極的に参加できるように今後とも研修に努力していただきたいと思います。   続いて、新分野であるドローンの活用について伺います。ドローンの活用というのは、各種これからいろんな活用ができるというふうに言われておりますが、当市においてはどのような目的を重視してこの研修されたかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) ドローンの活用の研修でございますが、ドローンは予算をお認めいただきまして、購入をさせていただいております。ただ、実際運用するに当たってはいろんなルールを定めたりですとか、実際どういう場面でどういうふうに活用できるかというのを事前に私どももきちんと整理しておく必要があるだろうということで、実際に既に導入している中津川市の消防本部を視察をさせていただいたということでございます。実際何に使うかというお話でございますが、総務課の所管とすれば災害発生時の人が見ることができないところの確認をしたりですとか、どういう場面になるかわかりませんけど、人が遭難した場合の何か確認の手段に使ったりですとかというのを想定しておりますし、常時災害があるわけではありませんし、ないように努力しておりますので、平時には観光PR用の動画を撮影したりですとか、例えば農地が荒れているところを確認するのに活用したりですとか、いろんな使い道が考えられると思いますので、今は総務課の職員2人が操縦方法を練習をしておりますけれども、各課の職員にも今後操作技術を練習してもらって広げていって、さまざまな分野で活用ができればいいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございます。本当にですね、防災のみならず、観光や、あるいはですね、最近の情報によればですね、GPSを使った測量、あるいは農業分野でも活用できるんではないかという話があります。ぜひともですね、こういう新分野で先進的な研修でありますが、計画的にですね、各課横断的にでもですね、積極的に参加するような職員の受講、あるいはグループでですね、今まで研修していた技量を上げるというような活動も必要かと思うんですが、市職員の中からですね、選抜してやるのか、あるいは総務課が先頭になって、総務課の職員のみでやるのか、その点の考え方についてはどのようかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) この新分野開拓研修につきましては、全庁的にこういう仕組みをつくったんで、積極的に手を挙げてほしいということでPRをして、各課から参加してもらっています。総務課だけがやっているという状況では当然ございませんし、今後もそういう意識を持って手を挙げてくれるように所属長を通じる中で職員に周知をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 法律的にもですね、活用の許される範囲内が示されているという話もありますし、またドローンの機械のですね、高額であるとか、あるいは危険性もですね、十分この研修の中でですね、重要視しながら進めていただきたいなというふうに思っていますが、当面ですね、何人くらいのチームを考えておられるかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 先ほど失礼しました。ドローンのお話でしたね。今現在は総務課の職員が2人操作の研修を受けて、先日も新井中学校のグラウンドを使った最後の運動会の様子を撮影してきた経緯もございます。いろいろ経験する中で、先ほど申し上げましたようにほかの課の観光ですとかの職員にも操作の技術を広げていきたいというふうに思っておりますし、必要な許可等をきちんととった中で使用していきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) このドローンの活用についてはですね、やはり防災面でも地域的な、地形的なですかね。気象的な、そういう条件もかなり熟知しないと目的が達せされないというような話もあります。ですから、ぜひともですね、人数は多くはできないでしょうが、少なくても四、五人のチームを育成するような考え方でですね、あるいは月に二、三回でも山岳地帯、あるいは法の許される安全な地域でですね、ぜひとも計画的に研修していただきたいなと思っていますが、現在の研修、あるいは技術を習得するためのですね、具体的な考え方についてはどのように計画されているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 操作技術につきましては、先ほど来お話ししている2人はですね、業者から研修を受けまして、基本的な技術は取得しております。実際の現場といいますかでいろんな飛ばせ方になれるという今状況でありますので、できるだけ早くいろんな場面で、ドローンせっかく導入しましたんで、使用できるような格好で研修なりを進めていきたいというふうに思っています。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 災害等の利用度が一番重要視されるかと思うんですが、先般一般質問でも出したわけでありますが、妙高市における砂防ダムのですね、現地調査というのはなかなか場所の悪いところで厳しいとこがあるかと思うんですが、こういうとこでもですね、ぜひ積極的にですね、ドローンを活用されてですね、砂防ダムの現状や問題点もですね、平素から調査していただきたいと思うんですが、そのような先進的な考えがあるかどうかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 山川議員、建設関係になりますんで、所管のほうになりますんで、それは所管のほうでお聞きいただきたいと思います。山川香一議員。 ◆15番(山川香一) では、質疑を変えまして、観光面でですね、このドローンの積極的な活用によってですね、より妙高のよさがPRできるのではないかという意見もあるのですが、この点についてのですね、活用もどの程度考えているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) お尋ねのドローンの活用でございますが、現在DMOで妙高ノートというホームページを作成しておりますが、その中で既にドローンを活用した映像を上映しておりますので、また後ほど御確認いただければ幸いです。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。観光業ではですね、特に妙高山、あるいは妙高戸隠連山国立公園のいいところを上空からですね、また魅力的なところを映して全国に発信していただきたいと思います。   そして、またですね、近間にあってはですね、あらいまつりを初め近村の祭り状況等もですね、安全に映して、それで市民に、あるいは近くの自治体に放送するのも有効ではないかという話もありますが、そのような計画はできるのか、あるいは持っているのかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 山川議員、研修の論点がちょっと外れてきていますんで、それについてはちょっと質疑内容を変えていただきたいと思います。 ◆15番(山川香一) ドローンを使ってですね、市民に祭り、あるいは妙高のよさを宣伝するのに有効な活用を考えているかどうかについて伺います。 ○議長(植木茂) 山川議員、ドローンの研修のあれなんで、活用とか何かというのはこのあれとちょっと違いますんで、質疑内容変えていただきたいと思います。 ◆15番(山川香一) わかりました。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 要は新分野開拓研修でありまして、この活用を含めてというふうになっているのですが、細かいやつは具体的に考えていないようでありますが、特にこういう技術的な部門のですね、研修には事故のないように、かつ人材もですね、しっかりした人材を育てていただきたいなと思います。   次にですね、優秀な職員を研修、また講習を受けてですね、育てることが民間では当然でありまして、また積極的に受講し、あるいは国家資格、その他の資格を取った方々のですね、待遇等も民間ではそれなりにやっているのですが、市の職員能力開発事業においてのですね、人材育成での職員が研修を受けですね、資格を取った場合の待遇処置についても検討されているかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 市役所の職員の昇格ですとか昇給につきましては、条例や規則に基づきまして、業務内容や職務の職責なりに応じた格付と人事評価の結果による昇給を基本としております。資格を取得したことだけを理由に昇給など行う仕組みはございません。ただ、取得した資格を業務に生かしまして、人事評価にあらわれるような実績なりを上げた場合は今度は評価によって昇給に結びついてくるものというふうに理解しております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 先ほどからですね、ドローンの話がありましたが、今後ですね、やはり皆さん御存じのように情報社会において、ハッキング防止、あるいは情報処理士の重要性も増しているのですが、こういう分野もですね、新分野開拓研修と同様にですね、市の職員の能力アップが必要という意見もあるんですが、そういう点は考慮しているのかどうか、その点につき伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 情報処理技術等につきましては、非常に専門的な分野になりますので、市の職員が人事異動も当然ございますので、どこまで責任を持った形で対応できる能力を備えられるかどうかというのは難しいとこあると思います。現在もそうですけれども、基本的には専門的な業者に委託してセキュリティー等に当たっているという状況でございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 確かにですね、構成的なもとのやつは、ハッキング防止の専門的分野はそういう専門家が一般的にやるんですが、皆さんから話でですね、やはり個人情報の漏れは職員が扱っているパソコンについての取り扱いについてもですね、十二分に注意しないと漏れていく場合があり、そういう点をですね、やはり研修でやっていかなければならないというような意見も聞いているんですが、今までですね、こういう情報漏えい、あるいはそういう個人的パソコンについての取り扱い等も含めて職員能力の関連するところでやったことあるのかどうか、またそういう考えは持っているのかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 情報漏えい防止でございますが、昨年度から取り組んでおりまして、従来職員がデスクで使っておりますパソコンは従来ですね、個人情報にもアクセスしますし、インターネット環境にもアクセスするという状況だったものを分離をいたしまして、本当の個人情報を使うパソコンは専用、それ以外の業務に使うものに対しましてはネット環境に使うものは新潟県内の市町村で共同で、新潟県と一緒にセキュリティーの仕組みをつくりまして、ちょっと言葉私よく出てきませんけども、新潟県のそういう設備に入ったもので、危険なものは全て除外した中で妙高市に入ってくるという仕組みを構築してございますんで、基本的には情報漏えいしないような仕組みに仕組み自体を変えてきているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。この職員能力開発事業のですね、前進は、優秀な職員の方々が多くなれば、当然窓口業務において市民の皆様のサービスが向上するわけであります。今すぐとは申しませんが、多くの方々がですね、将来的には職員能力、資格を取った、そういう対応によってですね、本人の希望する職場への異動もですね、今まで以上に考慮していく必要があるんではないかという話もあるのですが、市長、この点についてはどのようにお考えにつき伺います。 ○議長(植木茂) 入村市長。
    ◎市長(入村明) ただいまの件ですけども、先ほどから総務課長お答えしていますが、職員のスキルアップということの中でなかなかですね、この実態を見ますともうちょっと積極的にいろいろ頑張ってくれているんだろうというふうには思っていたんですが、もう一つ何か後ろを押さなくちゃだめみたいな状況もあります。そういうことを含めましてですね、この先、今のままでいいかどうかを含めて少し突っ込んだ検討をしなくちゃいけないというふうに感じているところであります。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。なかなかですね、こういう大きな組織で、かつ人員的にも資金的にもですね、制約しているところにおいての資格制度の十二分なる発揮は非常に難しいかと思います。配置は難しいとしながらもですね、やはり能力開発については非常に重要であり、今後とも十分な資金とですね、講習機会を与えて、さらなる前進をお願いいたします。   続きまして、2点目の地方創生推進事業のですね、妙高わかもの会議に関連して伺います。ここではですね、全体で3回、グループで1回ということで、先ほども堀川議員のほうが質疑されてですね、大詰めの答弁はいただいたのですが、再度ですね、私のほうから質疑させていただきたいのは妙高市の将来を担う若い人たちでありですね、若い人たちの意見を多く出していただき、多く集めるのが必要かと考えております。そういう意味で、先ほどの堀川議員の答弁の中でですね、参加している人数が少なかったのですが、妙高市全体的にですね、考えているのか、あるいは妙高市の中でのですね、新井地区、あるいは妙高地区、妙高高原地区というような割り振りも考えてですね、わかもの会議をなされたのかどうか、その設置等について伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 今の御質疑でございますが、一応割り振り等はですね、考えていなくて、全市的にですね、わかもの会議を初めて1個設置したということでございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) やはりですね、皆さんからの考え、お話の中ではですね、発言しやすく、あるいはテーマを決めてですね、課題を持って会合が行われれば積極的な答弁も出てくるんじゃないかというような話があったんですが、わかもの会議においてはどのような視点、ただ単にですね、地方創生、人口減少の中で個人、個人の皆さんの考えを聞いたのかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 一応テーマのほうはですね、私どもとしては総合戦略にあります4つのですか、テーマですかね。雇用だとか、交流だとか、子育てとか、そういうテーマがありまして、それを軸にですね、一応委員の方と相談をした結果ですね、委員の方もそのテーマに一応沿ってですね、検討したいというふうなことがあったということで、そのテーマを2つずつ、ですから2班に分けましてですね、検討を行っております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) わかもの会議を重要視しですね、議会と他自治体ではですね、若者との会議等もフランクに話し合える場所をつくっているという話もあります。当市においてもですね、議会と、また妙高わかもの会議に準ずるような皆さんのですね、参加を得てですね、自由に討議できるような会合も必要かと思うんですが、そういうような会議等はこのような活動の中で考えているかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 先ほども一応御答弁させてもらったんですが、まだなかなかそこまでの考えはですね、いっていなくてですね、まずはほかの自治体といいますか、そこの若者会議とか、大学等ともですね、意見交換を行っているんですが、そういうところを今想定しておりますので、今後ですね、いろいろわかもの会議が発展してきた中でですね、議会の皆さんと意見交換を行いたいというふうな話があればですね、それはそういうふうな対応も想定できるんですが、今の状態ではまだそこまではちょっといっていないかなと、そんな状況でございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) この会議等ということでですね、日程と時間が縛られてですね、かつ人前で発言することがなかなかという方々においてはですね、これと同時にやはり皆さんからですね、若者からのアンケートもですね、ぜひわかもの会議に準ずるような方法でですね、とってもらえないかというような意見もありますが、その点についてはどんなふうに考えていますか。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) アンケートの関係はですね、5年に1回ですか、総合計画をつくるときに細かいアンケートをですね、年齢別とか、男女別とか、地域別ですかね、それも行っているということと、それと最近では総合戦略ですか、それをつくるときにですね、一応高校生を対象にしたアンケートを行ったという経緯がございます。若者のアンケートについてですね、それをじゃどういう活用を行っていくのかとか、どんな目的とか、そういう部分をまた整理した中でですね、必要性があればまた検討をしていきたいということで考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) この会議等ということになるとですね、なかなか女性の方々が参加しにくいという話もあるのですが、ぜひともですね、女性参加が来やすく、気楽に会議、話し合いに出られるというような条件つくりが必要というような意見もあるのですが、どのように今まで努力されたか、また先ほど申し上げましたようにですね、あるいは妙高、新井、妙高高原地区というような限定する考えもあるかどうか、その点について伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 一応女性限定といいますかね、わかもの会議の関係でございますが、今はですね、本来であれば男性、女性ですか、同数にしながら会議を行っていくということが基本だということで一応考えているんですが、なかなかですね、女性の参加が非常に少ないということもあってですね、今後につきましては女性活躍推進法の関係もありますし、市内の就労人口の関係ですか、そういうものもあってですね、女性の就労というのが非常に大事だということで考えておりますので、今議員のほうから提案のあったほうについてもですね、今後検討をしていきたいということで考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございます。こういう会議はですね、先般もあったんですが、話の中で出たやつをどう実現していくか、そういうことが、それと同時にですね、優先、重要度を決めるのがなかなか難しいという意見もあります。そういう意味からですね、こういう会議にも経験豊富なですね、アドバイザーの設置も必要という考え方も言われる方がおられるんですが、その点についてはどのように考えているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 昨年からですか、わかもの会議を実施しておりまして、コーディネーター役ということでですね、NPOさんのほうから専属の方が来られてですね、会議等いろいろリードしてもらっているということがありますし、わかもの会議の中で28年度の反省ということでですね、やはり行政の中の業務内容がいまいちよくわからないということがあったんで、今年度については、例えば今年度は一応観光をテーマにして検討するということにしてございますので、観光商工課のほうから来てもらってですね、今の観光の現状ですか、それを説明をしてもらってですね、その上で検討を進めたという、そういう経緯がございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございます。皆さんがですね、努力している点については高く評価したいと思います。要はこれからの妙高市をつないでいくのはやはり若い人たちが一番重要でありますので、ぜひともですね、意見を聞き、しっかりとした政策に結びつけていただきたいと思います。   続いて、大きな3点目について伺います。健康と生涯スポーツの推進についてであります。特にこの中にありますスポーツタウンづくり推進事業について伺います。子供から大人までの幅広い市民がですね、ライフステージに応じた運動やスポーツに親しみですね、楽しむ機会ができる場をですね、多く提供していただくことが健康と生涯スポーツの推進につながると考えております。幾つかのですね、こういう計画がなされているんですが、今まで各種のですね、こういう事業に対してですね、地区的に見た場合ですね、どの地域がですね、特に多く参加していただいているか、また種目についてはどのような種目に多くの方が参加していただいているか、その点につき伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 各地域ごとのスポーツ機会に対する参加状況というようなことでございますが、参考資料の94ページ、95ページにございますけども、市では新井地域、妙高高原地域、妙高地域、各地域にございます総合型地域スポーツクラブと連携する中で、ごらんのようなさまざまなスポーツ活動の機会を提供させていただいております。具体的に申し上げれば各地区の地域のジュニアスポーツクラブ活動でありますとか、あるいは各種教室、それから生涯スポーツ大会と呼ばれるような大会の開催支援ということで、子供から大人までいろんな方が参加できるスポーツ機会の場を提供させていただいているということでございます。参加の状況については、この資料をごらんいただいたとおりかというふうに思っております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) この中にもありますですね、多くの方々がですね、生涯スポーツを行うに当たってですね、やはり夏場のですね、ここにあります巡回ラジオ体操、みんなの体操などをですね、継続的にやることは非常に効果があると。また、多くの皆さんがですね、行政の皆さんも協力されてですね、支援し、参加していることは非常に効果があるというふうに聞いておりますが、なかなか地域においてはですね、そういう集まる機会が少ない、あるいはまた場所がないというような話も聞きます。小さな集会をですね、育成するような工夫や努力をどのようにされているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 今お話があったとおりですね、市では数年前から運動習慣の定着ということを目指してラジオ体操の普及に努めてまいりました。昨年は一つの結果としてNHKの巡回ラジオ体操を誘致して、1400人の市民の皆さんから参加いただいて実施できたということで、今後はそれで盛り上がったこのラジオ体操への関心をさらに継続し、また高めていって、一層のラジオ体操の普及を図りたいということで、今ラジオ体操指導員の育成に取り組んでおります。その指導員の方から地域ですとか事業所、企業のほうへ入っていただいて、小さい単位でですね、日常的にまたラジオ体操が継続的に行われるような、そんな働きかけをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。皆さんの努力は評価しているんですが、特にですね、こういうスポーツにおいては先頭を切っていただけるリーダーの育成が重要とも言われております。リーダーになればなかなか大変なわけですが、リーダーをですね、年代ごとにつながっていくためにも育てる必要があるのですが、そういう工夫、あるいは努力をどのようになされているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) リーダーと一口に言いましても、いろいろスポーツによって異なるわけですし、例えば今ほどお話があったラジオ体操の普及というようなことであれば、そのリーダー役は今育成している指導員の方々から担っていただきたいというふうに思っておりますし、一般的なスポーツで言えば競技スポーツの振興を担っていただいているのは主に体育協会の皆さんでございますし、市では現在体育協会と連携しながら指導者の育成ですとか後継者の育成ということにも取り組んでおりますので、そういったことを通じてリーダーといいますか、スポーツを振興していただく指導者の方々を育成していければというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。やっぱりリーダーを育成すると同時にですね、どのようなスポーツ団体にもやはり参加する皆さんのですね、チームワークも必要なんだという話も伺っております。そういう意味からですね、マレットゴルフを初めですね、グラウンドゴルフあるいはバレーボール、いろんなチームがあるかと思うんですが、そういう方々のですね、どういうふうにやればもっと参加者がふえるとか、あるいはこういう催し、あるいは大会をやるについても非常にこういう点が大変なんだというような相談や、あるいは指導をですね、どのようになされているか、まるっきり相談がないのかどうか、その点についても伺いたいと思います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 大会の開催の仕方ですとか、どうしたら参加者を集められるかというようなことについては私どものほうに直接相談というのは余りございませんで、今市内では各地域のスポーツクラブが中心となって、市内のそういうスポーツ関係団体の皆さんが自主的に活動されておりますし、その中でみずからいろいろな催し物や大会等も企画されているようでございまして、大会開催等にかかわるもし課題とか悩みがあるとすれば、それはまず各地域のスポーツクラブの皆さんが相談に乗られていらっしゃるんだと思いますし、そこで解決できないようないろんな課題があれば、また私どものほうも相談に乗りたいというふうに思っておりますが、現状では直接私どものほうには余りそういったお話は聞こえてきません。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。各団体からですね、相談が出た場合はですね、ぜひ積極的に、またかつ支援的に御協力お願いしたいと思います。   特にですね、健康推進としてですね、市長の英断により健康づくりをする妙高市であるという大きな宣伝のもとにですね、妙高高原体育館もですね、ウオーキングと温泉療法を組み合わせる健康保養地プログラム、リフレッシュアンド体力アップ教室も実施するということの取り組みも記載されておりますが、この点についてのですね、先進的な考えとして全市的に参加できるような工夫をどのようになされているかにつき伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) リフレッシュアンド体力アップ教室の関係でございますが、28年度は前期、後期、2期に分けて全市民を対象に実施をしております。その実績としてはですね、各期とも全12回、定員20名というような形で募集をして実施をさせていただきましたけども、前期に関しましては23名の参加があったと。後期については21名の参加をいただいたということで、延べにしますと全24回で422人の方々が活動に参加いただいたというようなことございます。全市的に参加しやすいようにというような取り組みの一つとしては、送迎には市のマイクロバスを使ってですね、市役所前から出発をして妙高支所、妙高高原支所を経由しながら会場地のほうに向かうというようなことで、市民の皆さんの足にも配慮しながらこういう事業を展開してきたということでございます。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) ありがとうございました。全市的にですね、取り組んでいくには高齢者が多くなっているだけにですね、妙高高原への接続である運搬方法についてですね、ぜひとも今後工夫と努力をしてですね、多くの方々が利用できるようにお願いしたいと思います。   それで、見方を変えてですね、ウオーキングと温泉療法を組み合わせた健康保養地のプログラムをですね、観光面でですね、他自治体へ宣伝するのもまた有効、価値があるのではないかという話も聞いているんですが、観光課としてはこの点についてどのように取り組むかにつき1点伺います。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 現在観光商工課としましては、DMO事業として健康保養地プログラムの取り組みに着手をしております。実際企業等から今利用していただいている状況が出てきております。 ○議長(植木茂) 山川香一議員。 ◆15番(山川香一) 非常に大変なとこもあるかと思うんですが、ぜひともですね、いろんなところから情報発信して、妙高市にはこういう妙高高原の温泉療法を利用している施設があるんだという宣伝をですね、ぜひとも多くして、一人でも多くの観光客、あるいは健康を求める皆さんがですね、集えるようにしていただきたいと思います。   以上で質疑を終わります。ありがとうございました。                                                                       ◇ 岩 﨑 芳 昭 議員 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。                   〔5 番  岩﨑芳昭 発言席に着く〕 ◆5番(岩﨑芳昭) 議席番号5番、妙高葵クラブの岩﨑芳昭です。さきに通告してあります6項目について質疑をさせていただきます。総括質疑1日目の最後となりました。よろしくお願いいたします。   まず、1項目めの協働型地域コミュニティ創出事業、地域のこし協力隊についてであります。地域住民が主体的に地域の課題解決に自助、互助、また共助など助け合い、また支え合いの地域コミュニティを構築すべくさまざまな取り組みを展開されており、中でも高齢化率の著しい地域において地域課題の解決などに取り組んでいる地域のこし協力隊について伺います。   先ほど樗沢議員からもですね、質疑がありましたが、次の点についてお伺いをさせていただきます。1点目のこの事業の取り組み当初は平丸地区、それから水原地区に各2名が配置され、28年度末では長沢地区、水原地区に各1名の配置となっており、現在では新たに瑞穂地区に1名が配置されているところでありますが、隊員それぞれが別の地域課題解決のミッションで活動しており、地域のこし協力隊員による水原地区、それから長沢地区の地域課題の解決などの成果並びに評価はどのようかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 地域のこし協力隊につきましては、平成28年度から2期目の協力隊から入っていただいております。事前に行政と地域とで話し合いを重ねまして、地域が目指したいこと、協力隊とともに取り組みたい活動を明確にした上で募集をし、そのテーマを中心に据えた中で地域支援に取り組んでいるという状況であります。現在各隊員がそれぞれの分野で試行錯誤をしながら取り組んでおりますが、取り組み始めてからまだちょっと隊員の取り組み事項に対する知識やスキルなどの不足もありまして、まだ成果と言えるものが出せるような段階には達していないというのが現実だというふうに理解しております。しかし、その中にありましても長沢茶屋では新メニューの提案ですとか、大滝荘では利用者データの分析ですとか、フェイスブックを活用した情報発信など新たな取り組みも少しずつ始めることができている状況であるというふうに認識しております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) そこでですね、全国の協力隊員の成功事例の中に1つの地域に複数の協力隊員を配置して、チームワークで地域や地域の住民の主体性を発揮させるという例があります。そんな中で地域ばらばらでということですかね。長沢と水原、そういう形になっておるんですが、なかなか相互連携というのは難しいんじゃないかなというふうに思います。そんな中で地域の中に複数、足し算的な、例えば1足す1はうまくいけば2.5にもなるだろうというふうに思います。そういう人的パワーが発揮できるような形でですね、複数人の導入を図るべきだと考えますが、その辺の考え方についてお聞かせください。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 協力隊につきましては、1期目は1つの地域に2人、平丸と水原ですが、2人の協力隊を配置いたしまして、その地区内に限った中での活動をしてきたという経緯がございます。しかし、1つの地域内に限ってしまいますと取り組める活動が限られてしまいまして、大きな活動につながりにくかったという現実もございます。このため活動のテーマによりましては、受け入れ先の地域だけではなく、新井南部地域全体でも活動をするとともに、他の地区の協力隊とも連携、協力しながら相乗効果を発揮できるように努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 今の課長の説明でわからないこともないんですが、なかなか1人でよその地域から来て、地域の中で活躍するというのは非常に難しいのかなということであります。そんな中でできればですね、そういう複数というのをこれから取り入れるべきじゃないかなと思っています。   それで、話は変わりますが、協力隊員の方が地域でイベント等を打つ場合いろんな形で活動経費がかかるんですが、この活動そのものが総務省の交付金で賄われているという現状あるんですが、その中でイベント等でですね、収益が出たという場合もあろうかと思います。そういう場合ですね、協力隊員の自主的な活動にまた使用できるとか、隊員の裁量とかですね、また受け入れ地域の団体、そういうところで次のいろんなイベント等に活用できるような財源としてプールするような形で取り組んでいけば、またいろんな形でですね、メリットが出てくるというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 先ほどもちょっと議論ございましたけど、協力隊の報酬でございますが、今現在は妙高市の非常勤特別職という位置づけで報酬をお支払いして活動していただいております。その勤務時間中に行った活動で上がった収益を自分の収入にするというのはちょっとできません。活動に要する経費につきましては、妙高市の一般会計の予算に計上して使うというのが原則になります。ただ、活動母体になっております、議員さんもおっしゃいましたけど、地域団体等が上がった収益があれば、収入といたしまして次の活動ですとか、広がりに活用することはできると思いますし、そこら辺は直接隊員がその経費を使って活動するというのは難しいと思いますけど、地域の団体の活動として生かしていくことは可能ではないかというふうに考えます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 私ちょっと説明が悪かったかもしれませんけども、今課長が申したようにですね、自分の収入にするんじゃなくて、地域とか、また協力隊員そのものがまた次のイベントをするときの財源にする、そんな形の中でぜひともですね、また新しい展開をしていただければありがたいなと思っています。   それからですね、次に協力隊員の任期というものが一応最長3年という形の中で、できればですね、任期満了後もその地域で住み続けてもらう、それが一番ベターかなと。そんな中で、ただ現実は農業そのもの、単体ではなかなかやっぱり収入を得ることって非常に厳しいと思います。それで、隊員の活動任期中からですね、少なくとも最低限の人件費が稼げるような、そういうものをやっぱり行政も一緒にですね、戦略的につくり出していく取り組みというものを続けていかないと任期満了になったときに非常に厳しいんじゃないかなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) おっしゃるとおりでございまして、協力隊の隊員の皆さんはそれぞれ将来展望や意向を持っていらっしゃいますし、実際どういう形で定住していけるのかというのを今一生懸命考えてくださっているという状況にあるというふうに理解しています。定住に向けた支援、サポートは積極的に行っていきたいというふうに思っておりますし、各種研修会、起業ですとか就業に向けた研修会もございますので、案内を差し上げて積極的に参加していただくような格好での支援をしておりますし、何かの資格が取りたいというのがあればそれについても支援を行っております。実際起業するという場面に当たりましては、特別交付税の算入もございますので、マックス100万円の支援も仕組みとして用意はさせていただいておりますし、もしこういう就業形態でその地域でやりたいというのがあれば、そういったことに対する情報も提供していきたいというふうに考えておりますし、先ほどもちょっと議論ありましたけど、将来の定住につながる仕事にアルバイトですとかで携わるというのも中身を精査した上で許可をさせていただいていると、そういう状況でございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ありがとうございました。   もう一点なんですが、平成28年度の主要事業の評価シートの中で、28年度の活動計画の一つに山菜や農産物の集荷サービスの仕組みによる高齢者の生きがいづくりという項目がありました。私これはですね、小さなコミュニティービジネス、また地域のお年寄り等のですね、生きがいづくりに非常に効果が大きいなというふうに考えているんですが、この取り組みできなかった理由というのはどんな状況なのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 昨年新井南部地域をサポート人が訪問していろいろお話をお聞きする中で、一部の高齢者の方なんですが、出荷できる野菜の量やニーズの聞き取りを高齢者の方から行ったという活動しました。全体的なニーズとしては少なかったという実態がございます。ニーズといいますか、出せるというのが余り量が集まらなかったというのがありますし、販売をお願いする先としまして農産物の直売所、とまととひだなんのほうに意見交換を行ったんですけれども、やはりある程度の量と安定的な供給体制がないと取り扱うのは難しいというお話がありまして、実現には至っていないという現実であります。ただ、今後も何らかの格好で無駄になってしまう野菜を活用して何とかお小遣い稼ぎができないかというのがありますので、今後も継続して検討はしていきたいと考えておりますし、先進地のほうに視察に行ったりですとか、あと少量でも都市部の個人商店に卸しているということをやっていらっしゃる方もいらっしゃるということなんで、そこら辺の情報も集めながら研究をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ぜひですね、そういう取り組みをし、地元で消費するんでは非常に出荷の量とか、それから値段、そういうものが非常に高くはできない部分あろうかと思いますが、今ほど課長申したように首都圏のほうで販売とか、またいろんな形のですね、また隊員等のネットワークを活用してできるだけですね、地域のお年寄りの皆さんとかいろんな人たちがですね、元気の出るような形の仕組みづくりというのをぜひお願いしたいと思っています。   それから次に、(2)点目の地域のこし協力隊員というのはですね、地域のこしに協力する隊員であると。全てを任されても、なかなか1人ではやっぱりできることというのは限定されてしまうんじゃないかと思います。そんな中でやっぱりあくまでも地域のこしの関係については主役は地域の住民なり地域の団体であると、そういうことから、あくまでも協力隊員は裏方さんでという形がですね、現状だと思うんですが、実際の協力隊員の置かれている状況というのはどんな状況なのかお聞かせをいただければと思っています。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 2期目の協力隊としましては、先ほど申し上げましたように地域のほうで一緒に何をやっていきたいのかということを事前にいろいろ相談、協議させていただいた上で募集をしたという経緯があるんですけれども、なかなかそれが実際動いていくと地域住民の皆さんの主体的な参画が得られないという場面も出てきているのは事実あります。やはり地域のこしの活動では、地域住民の皆さんが自分たちの地域は自分たちで守っていくという意識を持って活動していただくというのが一番大切だというように考えております。まずは地域住民が目指したいこと、取り組みたい活動のテーマをもう一度明確にして、住民の皆さんが同じ目的に向かってともに汗を流し、役割分担していけるように改善を図っているという今状況にあります。継続的に協力隊の皆さんの活動について地域住民の皆さんと意見交換を行うなど、連携、協力して活動ができるようにこれから努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ぜひともそのような形の中でですね、地域のこし協力隊員がですね、地域の皆さんを後押しできるような形の体制づくりという形の中で、地域が少しでも前に向くような形の取り組みの応援をしていただければというふうに思っています。   それでは、次に2番目の犯罪のないまちづくり推進事業、具体的には振り込め詐欺についての関係でお聞かせをいただきたいと思いますが、まず1点目なんですけども、振り込め詐欺の手口というのは年々巧妙化し、被害に遭った報道がですね、頻繁に新聞等でも報道されています。また、金額もですね、以前からと比べると非常にびっくりするような高額の被害金額のケースも出ているのが最近の状況だというふうに思っています。妙高市でも資料によりますと3カ年で13件、約2000万円の被害こうむっている。実際にはですね、このほかにまだ警察に届け出しない被害者もいるんじゃないかなと思うんですが、妙高市の被害対策の取り組みというのはどのような対策を講じ、市民がですね、被害に遭わないよう対処しているのか、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 振り込み詐欺防止対策といたしまして、まず警察や消費者協会と連携する中で六十朝市での詐欺防止のチラシ配布、あるいはエコトレッキング、環境フェア等、そういった機会を通じて啓発活動を行っています。あと、DVDの活用、あるいは寸劇を取り入れた防犯教室の開催ということで地域に出向きまして、そういった活動もしております。それと、通話録音装置の無料貸し出し事業の実施ということで、かかってきた電話を録音しますよということで相手に恐怖感を与えるということで、そういった取り組み、あとそういった前兆電話ですとか架空請求の情報、そういったものがあった場合には安全・安心メールで配信するようなこともしております。   なお、28年度の新たな取り組みといたしましては市民総合相談室に消費生活相談員を配置し、相談体制の充実を図っておりますし、そのほか警察OBの方に安全安心アドバイザーになっていただく中で、地域に赴いて、そういった防犯教室等も開催しております。   以上です。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 今ほど通話録音装置の件、話が出ましたが、資料見ますと18台ということなんですが、これを設置されている方の、利用者のアンケートの結果というのはどんな状況でしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 通話録音装置18台、28年度で利用していただいておりましたが、その人たちに更新の際にアンケート調査のほう行っておりますが、全員設置してよかったという回答でありまして、どこがよかったかというと電話設置の効果ということになるんですけど、不審電話がなくなった、セールス電話が全くなくなったということで、やはりこの電話装置、かけてきた相手方ちょっと警戒するということで、それ以上迫ってこないということが読み取れるかと思います。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ありがとうございました。少しでもですね、お年寄りの人たちの虎の子をとられないような形の対策、また周知をお願いしたいと思っています。   それから次に、2番目の市内で発生、未遂の関係もあると思いますが、振り込め詐欺事件で再び同じような被害に遭わないよう、身近で起きた事案はどのような事案だったのか、わかる範囲の中でお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 28年度の事案で申し上げますと、架空請求詐欺が2件、警察官を語るオレオレ詐欺が1件、これは結果的には未遂となっておりますが、そのほか融資保証金詐欺、それと異性との交際あっせん名目でのだまし取りですね。以上、5件発生しております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) だまされないというのがまずあれなんですけども、それと電話来たときにパニックにならないのが一番でしょうけども、ぜひまたいろんな形の中でPRをしていただければというふうに思っています。   それから次に、3番目の鳥獣対策の関係に移りたいと思っています。鳥獣被害がですね、非常に深刻な問題としてクローズアップされるようになった理由の一つとしては、里山の手入れの放棄、それからまた田んぼとか畑、農地の耕作放棄など農山村の体力低下なり、野生動物とのかかわりの変化というふうに言われております。そんな中で1点目の生息数が増加し、田畑を荒らし、住宅地等でもですね、目撃されているニホンザル、またイノシシ、ニホンジカ等の動向というのはどのような状況になっているかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 鳥獣のニホンザル、イノシシ、ニホンジカの生息状況についてお答えいたします。   まず、ニホンザルにつきましては現在笹ヶ峰、杉野沢地区、関川地区を中心に3つの群れが縄張りを持っているということが知られているところでありますが、最近の動向といたしまして3つの群れのうち2つの群れが信濃町に出没しているケースが多いということで、行き来している中で現状では信濃町のほうにいるのが多いというふうに確認されております。また、蔵々、兼俣、二俣、田切、田口のほうでも時折出没されていることが確認されております。昨年ちょっと心配されました妙高地域に対する出没については、ことしは群れによる出没は確認されていないということでございます。   次に、イノシシでありますが、主に新井地域の南部地区、矢代地区、斐太地区、そういったところで非常に多くなっております。また、妙高地域におきましては坂口新田、妙高高原地域では関川、杉野沢、池の平などの出没が住民等から寄せられているところであります。   なお、妙高高原におきましてはゴルフ場の中のグリーンやフェアウエー、そういったところをほじってしまうというような、これは全国的にも今ちょっと問題になっているところですが、そういった兆候も見られます。   次に、ニホンジカでありますが、ニホンジカにつきましては人目での目撃というのが余り見られないということで、昨年センサーカメラということで、例えば笹ヶ峰の入り口ですとか五万戸林ですか、それとライチョウ調査の関係で火打山にセンサーのほうつけさせてもらう中で結構多く見られているということで、生息状況もちょっとクローズアップされておりますが、現実的には昨年の段階でもやっぱり新井南部地区、それと妙高地区の土路、樽本、そういったところで捕獲されているということで、生息状況は徐々に広がってきているんではないかなということですが、いかんせん詳しい情報、県のほうでもまだそういった調査しておらないということで、状況までは把握はしておらない状況でございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 一部の説にですね、妙高市の地域というのは長野県と違って広葉樹林が非常に多いということで、鹿というのが非常に餌がたくさんあるとこでは繁殖しやすいと。いわゆる供給地になっているんじゃないかということもちょっと言われたんですが、この調査の中にニホンジカが資料として入っていないというのは今まで出没していなかったから、この集計の中に入れていないのか、それとも余り人に危害加えないからとか、どんな理由で入っていなかったんでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) お答えいたします。   今議員さんおっしゃったとおり目撃情報がほとんど寄せられない、年間1件か2件程度。それと、現時点では農作物の被害というものも現実的にはまだ起きていないということで成果説明の中にはしてございません。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) じゃ、次に2番目のニホンザルのテレメトリー調査の関係ですが、調査の情報をどのように分析して活用しているのか、その辺につきましてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) テレメトリー調査につきましては、小型のおりに入った雌猿に一応設置する中で、それぞれ群れが今どういう動きをしているかという把握することで行っておるわけなんですが、これによりましてそれぞれの群れの移動している位置をGISシステムでは地図情報化図ることによって見える化を図ると。そういった中で今群れごとの猿がどこにいるか、今後どういうふうな動きをするかというパターンのようなものを想定する中で、例えば次あそこにあらわれそうであれば猿おりをそちらのほうに持っていく。そういったように活用するのと、もう一つは今猿がいる情報を住民の方に知らせることによって、これはメール、あるいは個別無線機で今お知らせいたしておりますが、その中で被害防止に向けた意識づけですとか追い払い活動を効果的に行うと、そういうふうなところに活用しているとこでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。
    ◆5番(岩﨑芳昭) 猿というのは、何か捕獲して生息数を、数を減らすということも一つの方法と考えられますが、ちょっと伺ったところでは捕獲することによって、逆に被害がふえる等の影響があるということも聞いたんですが、それはどういうことからなのか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) ニホンザルにつきましては、無計画に捕獲すると結局は群れが広がってしまうということで、特に群れの中心になっているのが実はおばあちゃん猿ということで、ちょっと年老いた雌猿を殺してしまうと群れが分裂してしまうと。そうしてしまうと結果的には被害が広がってしまうということで、まずおりに捕まえた猿については雄か雌かそういったものを見きわめた上で残すものは残すと。例えば雄猿ですとか子供の猿というのはある程度駆除しても問題がないんですが、そういったことで計画的に駆除しないと大変なことになるということでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 今疑問がわかりました。そういうことでだんだんと範囲が、群れがふえるということなんですね。   それで、捕獲の関係なんですけども、例えばですね、猿にしろイノシシにしろ、それから熊等ですね、それぞれ捕獲のおりが違うと思うんですが、例えば地域からですね、捕獲の要請等あった場合今皆さんのとこで所有しているおりというのは十分足りるだけの数を持っているのかどうか、そこら辺はどうでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 現在のおりのまず数を申し上げますと、猿につきましては小型おりが22基、イノシシにつきましてはおりが5基、それにくくりわなが一応32、熊につきましては25基あるということで、これにつきましては国の交付金等活用する中で年次的に整えている部分はありますんで、現段階では充足しているものと考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 先ほどテレメトリー調査の関係でお伺いしたんですが、今後ですね、出没を減少させるためというんですかね、そういうためにデータをどのように活用、ただ追い払いだけではなかなか難しいんじゃないかと思うんですが、そこら辺はどのようなテレメトリー調査の活用効果をこれから使っていこうかなということを考えているかどうかお聞かせください。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 現段階ではテレメトリー調査によって群れの移動状況、そういったものに活用しているわけなんですが、最終的にはやはり駆除といいますか、そういったもので数を減らしていく方向にしていく必要があると思いますので、より精度を高めるとか、ちょっと今のところ大体3匹か4匹ぐらいに今ついているような感じなんですが、もう少しちょっと数をふやすとか、そういった工夫をする中で精度をちょっと高めていければなというように考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ありがとうございました。   じゃ、次に(4)番目のですね、追い払いの関係なんですが、今の地域にいる生息数よりもふえた場合さらに餌を求めて活動範囲が広がっていくんじゃないかなと。そういうことによって、人身への被害とか、また農作物への被害拡大が想定されます。そんな中で過疎、高齢化したところの集落、地域ではですね、追い払いという関係ではもう限界があるんじゃないかなというふうに思います。そんな中ではですね、生息頭数を今の段階で減らさないと取り返しのつかない状況になるんじゃないかなと。もとをただせば妙高市域にはですね、イノシシとかニホンザルとかニホンジカいなかった動物だというふうに私は思っています。もとの状態のゼロまで戻すということじゃないんですけども、今の段階ではもう半数以下に減らさないと、例えば100匹を50に減らすのと300匹を半分に減らすんじゃ、これもうえらい労力と経費、費用かかると思うんですが、そこら辺はどのように考えておりますでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) ニホンジカ、イノシシに関しましては、平成25年12月に国のほうでも平成35年までに個体数を半減化するというような方針が今出されているところであります。これに従いまして27年度には鳥獣保護法の一部改正ということで、それまで駆除といいますか、そういったことは余り使われておらなかったわけなんですが、そこの法律改正により狩猟の適正化とともに個体数の管理というような表現で、積極的な駆除というようなところもうたわれておりますので、市といたしましてもその方向に従いまして、特にニホンジカ、イノシシについてはできるだけ捕獲するような方向で進めていきたいというように考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 35年までに半分というのはかなりまだこれから先、生息頭数が非常にふえていくかなと、そのような気がします。そんな中で先進自治体ではですね、人的被害防止とか、また農作物への被害防止対策ということで、生息している鳥獣の個体数を減らす調整というのはどういうような対策を講じているのか、わかったら教えていただきたいと思っています。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 鳥獣を具体的に減らす対策といたしまして、先ほど法律の改正ということでお話しさせてもらいましたが、県のほうでそういったニホンジカ、イノシシに対しましては認定事業者制度ということで、例えばそういった専門の会社ですとか専門の機関、そういったところに委託する中で広域的、しかも多くの頭数をとるというような、そういった取り組みのほうが今進められておりますので、そういったものも今後参考にしていきたいなというように考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 私たち葵クラブで7月にですね、千葉県の君津市に鳥獣対策で視察行った際、車を運転してくれた、案内してくれた係長さんが私も田んぼやっていたんですけども、鹿に稲の穂の出る前の葉っぱというんですかね、食われてしまって田んぼやめましたと、そういう話も聞いたんですが、これから鹿が急激にふえてくるんじゃないかなというふうに私は案じております。そんな中で今課長から話もありましたが、鳥獣を捕獲する今の捕獲隊の隊が組織されていますが、それのほかにですね、やっぱりもっと対策を充実するためにはですね、民間の警備保障会社とか、そういうところの活用というものもお金はかかるけども、積極的に導入していくべきだと思うんですが、その辺はいかがでしょう。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 今ほどありましたとおり現在妙高市といたしましては鳥獣被害対策実施隊、それと専門員、そういった方々を雇用しながら対策のほう進めておりますが、今後より捕獲体制を強化するに当たっては今ほど議員さんのほうの御指摘ありましたとおり先進地の事例、あるいはITを使った新しい技術、そういったものを導入することでこれまで以上に捕獲数の増加に努めてまいりたいと思っております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) それでは、続きまして4番目のごみ減量リサイクル推進事業についてお伺いをしたいと思います。   まず、1番目なんですけども、妙高市の分別11種14分別、この中で市民の皆さんからの協力、そういう中で資源化率が30.5%と非常にですね、皆さんの努力なりそういう面ではですね、他の自治体の見本であるというふうに私は思っています。それで、研修会の資料をいただいた中で、28年度の妙高市民のごみ1人1日当たり排出量が452グラム。それで、前年度より3グラム減少したんですが、市の第2次一般廃棄物処理基本計画の中では、まだちょっと先なんですけども、37年度の目標として410グラムというふうになっています。リデュース、それからリユース、リサイクルということで資源の循環型社会への転換を図るためということで、具体的にどのような取り組みを展開してきたのか、そこら辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 燃えるごみの減量に当たりましては、クリーンセンターにおける燃えるごみの組成成分で約7割が紙あるいは布類、そのほか15%が生ごみ系というようにわかっておりますので、市といたしましては特に紙類の取り組みということで5種類の分別内容の変更ということで、より出しやすいように4種類に分別をお願いしていたものを26年度より3種類にするということで、より出しやすいような環境をつくりました。それと、クリーンセンターでの古紙類の回収ということで、これ事業系の方が持ち込んだ、結構ある話なんですが、そこで例えば段ボールですとか紙類、そこで分別してもらうことで燃える量を少なくする。あるいは、事業所からの機密文書の回収ということで、市内の事業者さんの協力によりましてそういった紙の回収を行っております。あと、布、衣類の取り組みといたしまして、27年度よりあらい再資源センターのほうで衣類、かばん、食器類の拠点回収を行っております。あと、環境フェアでの子供服のリユースマーケット、綿布の回収、そういったもので燃えるごみの量を少なくしているところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 皆さんの主要事業の評価シートの中の資料から数字を見ますと、事業系の可燃ごみの資源化、それから可燃ごみの排出量、これがですね、処理経費全体の中で非常に影響し、また全体の資源回収のアップにもつながる中で、事業系の可燃ごみが28年度の実績で、計画ではですね、1日当たり9700キロに対して実績は1万1477キロということで、計画値を大きく上回っています。これはですね、ごみがたくさん出るということは、市内の事業所の事業活動が活発化しているということもですね、その関係とも連動しているのかなということも考えられますが、またさらにですね、ことしの12月には待望のロッテアライリゾートの開業等も控えています。そんな中で市内の事業所にごみの減量、資源化ということでどのような対策なり協力を呼びかけていくのか、その辺の対応についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) まず、事業系のごみがふえている要因といいますか、要因と思われるのが市内での福祉施設がちょっとふえてきているということで、運搬業者にちょっと確認したんですが、ちょっとやはり福祉関係の事業所がふえていることでその分ちょっとふえている可能性があるということです。事業所系のごみにつきましては、基本的には直接持ち込む場合、それと業者さんに搬入して場合、その二通りがあるんですが、直接搬入してもらう事業者さんに関しましてはこれまで以上に分別を徹底してもらうようにお願いするのと、ただ業者さんが運送してくるものについては極端に言うとお金は一緒なんで、そのまま持っていってもらうようなパターンが結構あるというふうに聞いておりますので、運搬事業者さんが集めた場合でもできるだけ、例えば段ボールとか紙とかそういったものは分別してクリーンセンターに持ってきていただくように話しているところでございます。あと、ロッテさんの話につきましては、事前に市役所のほうに相談しに来ておりますので、その際にそういった御協力をお願いしたいという話は既にさせていただいているところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ぜひですね、そういう形の中でごみの減量に協力していただくように、また皆さんのほうから御尽力をお願いしたいと思っています。   それでは、次に(2)番目の生ごみの減量対策なんですけども、いろんな形でごみ減量あるんですが、誰にでもできるごみの減量というのが使い切り、使い切る。それから、食べ切る。それから、もう一つはですね、水切りだと思うんです。ごみ焼却場で水は燃えないんで、きゅっと1回絞ってもらう。それが軽くなるし、また燃料も要らなくなる。そういう面で非常にごみ減量するにはポイントかなというふうに思うんですが、そんな中でいわゆる食べ残しゼロ運動というのは市内の56店舗の事業所の皆さんから協力をされておるところですが、いわゆるもったいない、物の本体を失う、もったいないというものをキーワードにしながらですね、市民運動として一般家庭にも推進、また定着させる必要があると思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) 今ほど御指摘ありましたとおり燃えるごみの組成率で言うと生ごみが大体約15%ということになりますので、できるだけ家庭でも残さず食べるとか、そういった取り組みというのが必要になってくるかと思いますが、仮にどうしてもごみで出さなければならない部分があったとしても、実は生ごみの80%が水分ということで、それを三角巾といいますか、その中で1回絞っていただくだけで大体半分ぐらいに減量できるということですので、そういった取り組みをごみ減量リサイクル説明会の中で今説明しているところでありますが、例えば広報ですとか妙高チャンネル、そういったものを活用する中で、そういった意識づけをより強めてもらうことで市民運動としての定着化、そういったものを図っていければなというように思っております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ありがとうございました。ぜひそういう形で取り組みをお願いしたいと思います。   それからですね、電動生ごみ処理機もいいんですけども、電動生ごみ処理機はごみを肥料にするために機材を購入しなきゃならない。それから、とにかく中で攪拌するためにモーターがずっと動いていると。そんな形の中で経費もかかります。それで、昔ですね、行政でも推奨したと思うんですけども、処理費用もかからない、それでうちの敷地の中にちょっとした家庭菜園とか、それから庭があればですね、そこに設置できるコンポスト、こういうものをですね、やっぱり推奨したほうが、またそこでできたごみは花壇の肥料になったり、自家菜園の肥料になったりというお話の中で一石二鳥、三鳥ぐらいになるんじゃないかと思います。そんなこともですね、やっぱりこれからの中のごみ処理の生ごみのやっぱり減量対策としては、電動生ごみ処理機とあわせてコンポストの処理、コンポストのあっせんというものも一緒に加えるべきじゃないかなと思うんですが、その辺いかがでしょう。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) ごみ減量リサイクル説明会におきましては、今ほどありましたとおり電動生ごみ処理機の利用のほかにコンポストのほうも紹介させていただいております。コンポストにつきましては、結構場所といいますか、場所とってしまうので、冬の間どこかしまっているところがあれば特に問題ないんですが、そういったことが可能である世帯につきましてはこれまで以上にまたそういったものを働きかけていきたいなというように思っております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) それでは、次に3番目の小学校への出前授業の関係なんですが、多分小学校4年生か何かの社会科の時間になると、暮らしと何とかというテーマの中でごみ処理場の見学とか、そういう勉強の時間が組み込みされていると思います。そんな中でごみ処理場の見学もさることながら、市の担当の皆さん方がですね、学校のほうに出向いて出前授業というような形の中で環境教育、そういう一連のものをですね、子供たちが教室で勉強するということもですね、非常に効果があるんじゃないかなという気がするんですが、その辺学校との関係の取り組みとかという中について市の考え方いかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(岡田雅美) お答えいたします。   小学校の児童・生徒さんにつきましては、4年生の社会科の時間で主にクリーンセンター、あらい再資源センターのほうに訪れていただいているところであります。逆に市のほうから小学校のほうに出前講座みたいな感じでというお話ですが、実は現在上越環境化学センターのほうでそういった取り組みといいますか、上越、妙高、糸魚川で年間160回程度小学生ですとか中学生とか園児さんも含めて、いろんなパターンで対応できるような取り組みやっておりまして、平成27年度におきましては市内の小学校で4校、特別支援学校1、保育園で2、そのほかわくわく放課後児童クラブ、そういったところでもごみ分別編、あるいはごみ減量編ということで、いろんなバリエーションの中でそういった取り組みをやっておりますので、非常にゲームをやりながら、楽しみながらそういったごみの分別とか覚えるというのをやっておりますんで、そういったのを小学校のほうに一緒にあっせんしていくような形で取り組んでいただければなと。ただ、昨年は残念ながら小学校で言うと1校しかちょっとやっていないということなんで、そういったのも、小学校のこま数の問題とか授業の問題もありますが、そういった働きかけもしてまいりたいなと思っております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) さまざまな手法なり、また目先を変えるとか、いろんな面でですね、目標であります平成37年度にはですね、ごみ処理基本計画で決めた数量に近づく、またそれを超えるような形のですね、取り組みぜひお願いしたいと思っております。   それから次に、5番目のコミュニティー防災組織育成推進事業、それから防災体制整備事業の関係について質疑をさせていただきます。まず、1番目の避難所の開設、運営の関係であります。災害が広い範囲で大規模に発生した場合など、市役所の職員だけではとても足りなくなる、そういうことも想定されると思います。そういうことを考えますと、できる限り公助に依存しない自助、共助の精神でですね、地域コミュニティとか、町内会とか、地域の団体と連携した避難所の開設、またさらにはそれを運営するというような形のですね、体制づくりをこれからしていかなきゃならないんじゃないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 防災面も含めまして、日ごろから隣近所の顔の見える関係づくりが重要であるというふうに考えておりますし、その基本となりますのが地域コミュニティや自主防災組織であると考えております。避難所の開設訓練につきましては、毎年市の総合防災訓練を実施するときに自主防災組織、それから防災士の皆さん、市が協働で実施しているところであります。これは、避難所の受け付けや実際に居住スペースを設置するなどの訓練を行っております。断熱マットですとか間仕切りを設置するなど、避難所を開設する際の役割を知ることや手順等の確認を行うということで災害時に自主防災組織が自主的に活動できる体制について確保に努めているところでございます。また、昨年度自主防災組織や防災士の皆さんが抱える課題について把握する取り組みを行いました。その結果、拠点避難所には複数の自主防災組織の皆さんが避難されるという場所になります。施設の利用方法ですとか運営上の役割分担などをあらかじめ決めておかないと、なかなかいざというときに活動、運営できないということが明確になりました。今年度防災リーダー研修会などを通じまして、自主防災組織と防災士さんが検討、実際に拠点避難所の図面を用意させていただきまして、それを活用しながら実際ここをどういう場所に使うとかいった格好での具体的な検討を始めていただいているというところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ぜひですね、それをまた進化させていただければありがたいなと。   それで、ただですね、自主防災組織が全部各町内に設置されているんですが、地域の中でいろんな人手不足とか高齢化等ということで、訓練の未実施の組織が32組織あるというふうになっているんですが、この組織へのですね、訓練取り組み、実施に向けた支援とか対応、その辺についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) おっしゃるように訓練を実施できない組織が32ございました。理由といたしましては、高齢化などの地域の実情から全く実施できない組織、それから毎年というのは難しいんだけども、数年に1回やるということで決めているというような地域もございます。全自主防災組織に訓練をやってくださいという働きかけをやっていただいておるんですが、今申し上げましたような理由でできないところもありますし、また訓練のやり方がわからないというような組織もございます。それらのところにはうちの担当者もそうですけど、隣接の防災士の皆さんからも御協力をいただく中で、まず初めから複雑な訓練を実施するという計画をしようとすると尻込みしてしまうというのがありますんで、まず簡単な避難訓練等からでも始めて、訓練をするということになれていただくといいますか、訓練が必要だということを認識してもらうところから働きかけを進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) いざというときにですね、訓練してあるか、していないかでは初動態勢が随分違うと思いますので、ぜひそちらのほうを、また地域のできないところには温度差もあろうかと思いますが、それなりの対応をお願いしたいと思っています。   それから次に、2番目の関係ですが、災害など緊急時の備蓄の関係なんですが、現状ではですね、どのような災害を想定し、食料とか、また飲み水、飲料水をどのように備蓄をしているのか、その辺についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 想定している災害は、地震を想定しております。各避難所で応急的に必要となると思われるものを備蓄しているということで、具体的には今年度から各拠点避難所に置くスペースがあるところは分散して備蓄する方向で動いております。それの品物といたしましては断熱マット、毛布、簡易トイレ、トイレ用のテント、排便処理袋は可能なところは拠点避難所に置くということで今やっております。   それから、食料はなかなかある程度の良好な環境がないと備蓄ができませんので、食料の中身といたしましてはパンとかアルファ化米、それから飲料水ですね。これにつきましては、4カ所のほうに集中して備蓄して、いざというときには各拠点避難所に配るという格好で用意をしておりますし、そのほか間仕切りですとか、石油ストーブですとか、そういったものはまた別の場所に保管しているという状況でございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 次、じゃちょっと1つ飛ばさせていただいて、4番目のですね、備蓄の数量というのは妙高市の人口3万4000人くらいなんですが、人口の割合でどの程度を想定したような形の中で備蓄しているのか、その辺はどうでしょうか。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) 備蓄数量につきましては、地震を想定しておりますので、中越地震において避難所に実際に避難した方の人数が避難対象者の1割程度だったというふうに聞いておりますので、それを踏まえまして1割を切り上げまして4000人分を目標にして備蓄をしております。食料については1人当たり2食分、3食分は御家庭で備蓄していただきたいということでお願いをしていますので、4食、5食目ということで2食分として8000食を備蓄しておりますし、トイレの排便収納袋というのがあるんですが、1人当たり1日5回トイレに行くという想定がありますので、これも2日分の4万回分を備蓄しているという状況です。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) じゃ、次、5番目のですね、災害時の規模等で備蓄数量が適当なのか、足りないのかは別としまして、今のところ自分で3食分プラス市のほうで2食分、それを過ぎればまた応援とかいろんな形の中で対応できると思うんですが、ただ災害というのはいつ起きるかわかんないという中から、各家庭において災害時に備えた個人備蓄というものもですね、必要じゃないかなというふうに考えますが、ここら辺の取り組みなり周知というのはどのようにしているかお伺いをしたいと思います。 ○議長(植木茂) 総務課長。 ◎総務課長(久保田哲夫) やはり周知が必要でございますので、例えば今であればハザードマップの説明会ですとか防災講話などのときに機会を捉えて家庭で備蓄をしてくださいというふうにお願いをしておりますし、今月号、9月号の市報にも安全安心コーナーで備蓄、どのくらいの量といいますか、回数分を備蓄してください、どういった品物を備蓄してくださいというのを市報のほうにも載せさせていただいているところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) ありがとうございました。ないことにこしたことはないんですけども、いざというときにはやっぱり安心という部分の中で必要なものかなというふうに思いますので、周知等お願いしたいと思っています。   それから最後に、6番目の新井南小学校の小規模特認校の関係についてお伺いをさせていただきます。まず、1点目なんですけども、英語教育に特化した特認校としてのですね、評価はどのように受けとめているかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 特認校につきましては、平成28年度から取り組まさせていただいておりますが、外国語活動におきましてはスマイル、笑顔で、それからクリアボイスということで明確な言葉でということ、それからアイコンタクト、相手の目を見てということだと思いますが、この3つのことをですね、合い言葉にして取り組みを進めてきております。そうした関係で、そのことが英語以外の学習活動においても非常にコミュニケーション能力を高めたというような状況になっております。具体的な例を申し上げますと、市内の6年生が4泊5日で行う共同活動のフレンドスクールがありますが、そちらのコーディネーターのほうからも昨年度から新井南小学校の児童・生徒の雰囲気が非常に変わったというような感想もいただいております。また、英語力に関しましてはことしの春に初めて小学校6年生が妙高中学校に行ったわけですけども、妙高中学校のほうからも南小の生徒さんについては言葉と文字が一緒になるようなフォニックスという学習を重ねてきた関係で、非常に英語の学習能力が高いということがありまして、そのことがほかの学校から来た生徒にもいい影響を与えていますというような御意見もいただいております。また、当課におります外国語のコーディネーターのほうからも日常活動の中において、児童だけじゃなくて、教員の方も積極的にALTと英語でかかわろうというような取り組みも出てきまして、そういったことが学校自体の明るさにも非常につながっているというような感想もいただいております。あと、その他の関係ではことしの2月になりますが、ちょっと小嶋議員さんからの御紹介でマレーシアから当市を訪れている方との交流をさせていただきましたし、ことしの7月なんですけども、お母様が日本の方でお父様がアメリカの方が一時帰国されたんですけど、2週間ほど体験入学をしたいということで、南小学校のほう御紹介したんですけども、非常に有意義な交流ができたということで述べられて帰りました。あと、昨年の南部まつりのほうでも冒頭英語を使った名刺交換をしたりとか、途中で英語の寸劇をしたりということで、非常に学習成果というものを地域の方にもわかっていただくような取り組みもしておりますし、それ以外にも帰宅を促す有線放送についても子供たちが英語で語りかけているという特殊な状況もありまして、そういったものを考えますと一定の成果は出ているんではないかというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 非常に1年目からそれなりの効果出ているなというふうに今感心をしておるところです。   それで、2番目なんですけども、一般的に小規模校ではいわゆる団体競技、スポーツ活動なんですが、できないと言われているんですが、新井南小におきましては各学年見ると人数が少ないとこもあるんですが、どのような対応を講じているかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 確かに人数は決して多くはございませんが、小規模校の特性を生かしましてカリキュラムを柔軟に編成する中で、年間としまして体育の授業については1、2年生で合同に、3、4年生で合同、5、6年生で合同という形で取り組みを行わさせていただいております。特に団体競技においては、バスケットですとかソフトバレーボールなどにおいては、男女混合のチームですとか2学年の合同チームをつくりまして、その中で授業を行うように工夫をさせていただいているところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 非常に努力していること、これからもですね、続けていっていただければと思っています。ただ、心配なのはことし10人卒業して、また来年は5人しか入ってこない。さらに、また少子化になるのかなという気がしているんですが、そこら辺またぜひ工夫をお願いしたいなと思っています。   それと、次に3番目になるんですけども、学習面ではやっぱり保育園から小学校上がる、みんな1保育園、1小学校なもんだから、競争力という部分の中で、やっぱり子供の数が少ないと競争力が低い、生まれない、そこら辺があるんじゃないかなと私は心配しているんですが、その辺の対策はどのようでしょうか。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 確かに小さいころから同じメンバーでという状況がございます。ただ、現在の学習指導要領の中では児童が学習内容を確実に身につけることができるよう、学校や児童の実態に応じまして指導方法や指導体制を工夫、改善し、個に応じた指導の充実を図ることとされておりまして、生徒の競争心を強めるような学習指導というのは行っていないという状況にございます。ただ、一方でそういった日ごろ交流が少ないというのがありますので、さまざまな方とか仲間と接することも非常に大事だということがございます。そんな中では学校では火山学習ですとか陸上競技等につきましては、中学校のとこで一緒になります妙高小学校と合同実施することによって、ふだんと違う集団での学習体験というのを工夫しておりますし、また地域の方からも多くかかわっていただくことで子供以外のさまざまな考えというのをそこでまた学んでいただくというような工夫をしているところでございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 4番目に入りますが、28年度というのは初めての取り組み年度ということで、結果として校区外からの入校希望者はいなかった。また、29年度についてもですね、いなかったわけなんですが、この要因というものをどのように分析して、また今後の特認校としてのですね、対応というのはどのような形で進んでいくのか、そこら辺についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 小規模特認校につきましては昨年の4月に制度をスタートさせたわけですけども、今議員さんおっしゃるとおり28年度、29年度ともに新たに校区外からの児童・生徒が来ることはありませんでした。まだ募集を開始してからなかなか制度そのものを周知し切れていないという部分ありますし、昨年も学校説明会ですとかオープンスクール等は開催いたしましたが、そのことが具体的にまだほかの学校から来てみようという行動には結びついていないというところがあります。ただ、今後ですね、制度つくっただけではだめでございますので、現在やっている取り組みをですね、広く周知をして、そのことによって新井南小学校で学んでいる子供たちの姿を見ていただくことでどうにか生徒から来ていただくような形にしていきたいと思っておりますし、今年度予算をお認めいただけました台湾への海外研修もこれからになりますので、そういったものの成果も積極的に周知しましてどうにか対応したいと思っています。また、入学時が非常に大きな要素になりますので、幼稚園、保育園とかこども園等の説明会においてもですね、こういった学校があるということは積極的にPRをさせていただいている状況でございます。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 非常にですね、南小、今までの地域の統合の関係から見ますとやっぱりあそこに新井南小学校というのはですね、これからもなくしちゃならない学校だというふうに私は理解していますし、地域にとってもなくしちゃならない学校だというふうに地域の皆さんも思っていると思います。そんな中で英語教育がですね、3年後の平成32年になりますと新学習指導要領が全面実施されて、3年生、4年生で35時間、それから5年生、6年生で70時間の外国語活動が全ての小学校で行われる。そうした場合にですね、新井南小学校の特認校としての差別化とか特色づくりというのはどのような形で図っていくのか、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(植木茂) こども教育課長。 ◎こども教育課長(吉越哲也) 新学習指導要領が平成32年度から実施されるわけですけども、それまでの間も私ども南小学校においては28年度からほかの学校に比べまして英語の学習の時間というのはふやしてきておりますし、それから今年度から始まる台湾との交流もございます。そういった事前の蓄積というものが今後も生かしていけるものだというふうに考えておりますし、今後につきましても現在と同様に外国語活動の中心学校として先進的な取り組みを新井南小学校で行うとともに、ALTにつきましても現在も本部校にしておりますが、こちらについても引き続きそういった対応をとっていきたいというふうに考えています。そんな中で、また加えまして他校よりもALTのかかわる時間というのは大体2倍ぐらいという今の状況を確保しながら、今後も取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(植木茂) 岩﨑芳昭議員。 ◆5番(岩﨑芳昭) 校区外のですね、保護者とか子供たちからも新井南小学校に行ってみたいとかですね、行きたい、そのような形のですね、特認校としての差別化なり特色づくり、そういう形の中で、願わくば複式学級が生じないようぜひともですね、皆さんからまた御努力いただきながらですね、そういうこと要望して私の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(植木茂) お諮りします。   本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) 御異議なしと認めます。   本日は延会することに決定しました。   また、明日の会議は議事の都合により午前9時30分に繰り上げて開くことにします。   本日は、これをもちまして延会します。                   午後 4時58分  延 会...