令和 4年 3月 定例会(第1回) 令和4年第1回
燕市議会定例会会議録(第5号) 令和4年3月18日(金曜日)午前10時
開議議事日程 第 1 議案第3号から議案第8号まで 第 2 議案第10号から議案第27号まで 第 3 請願第 1号
老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願 第 4 議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命について 第 5 議案第29号及び議案第30号 本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第 3号 令和4年度燕市
一般会計予算 議案第 4号 令和4年度燕市
国民健康保険特別会計予算 議案第 5号 令和4年度燕市
後期高齢者医療特別会計予 算 議案第 6号 令和4年度燕市
介護保険事業特別会計予算 議案第 7号 令和4年度燕市
土地取得特別会計予算 議案第 8号 令和4年度燕市
下水道事業会計予算 日程第 2 議案第10号 燕市職員の
育児休業等に関する条例の一部 改正について 議案第11号 燕市
職員旅費支給条例の一部改正について 議案第12号 燕市
印鑑条例の一部改正について 議案第13号 燕市
手数料徴収条例の一部改正について 議案第14号 燕市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の 指定の取消しについて 議案第15号 燕市
国民健康保険税条例の一部改正につい て 議案第16号 燕市
犯罪被害者等支援条例の制定について 議案第17号 燕市
地域経済牽引事業の促進のための固定 資産税の課税の特例に関する条例の一部改 正について 議案第18号 燕市
下水道事業受益者負担に関する条例の 一部改正について 議案第19号 燕市
下水道事業区域外流入分担金に関する 条例の制定について 議案第20号
市道路線の認定について 議案第21号 財産の処分について(
物流センター地内産
業用地造成事業における
事業用地) 議案第22号 令和3年度燕市
下水道事業剰余金の処分に ついて 議案第23号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第14 号) 議案第24号 令和3年度燕市
国民健康保険特別会計補正 予算(第3号) 議案第25号 令和3年度燕市
後期高齢者医療特別会計補 正予算(第2号) 議案第26号 令和3年度燕市
介護保険事業特別会計補正 予算(第3号) 議案第27号 令和3年度燕市
土地取得特別会計補正予算 (第2号) 日程第 3 請願第 1号
老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請 願 日程第 4 議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命について 日程第 5 議案第29号 燕市
温泉保養センター条例の一部改正につ いて 議案第30号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第15 号)
出席議員(19名) 1番 柴 山 唯 君 2番 岡 山 秀 義 君 3番 田 澤 信 行 君 4番 堀 勝 重 君 5番 柳 川 隆 君 6番 宮 路 敏 裕 君 7番 小 林 由 明 君 8番 樋 浦 恵 美 君 9番 中 山 眞 二 君 11番
タナカ・キ ン 君 12番 塙 豊 君 13番 丸 山 吉 朗 君 14番 長 井 由喜雄 君 15番 齋 藤 信 行 君 16番 渡 邉 広 宣 君 17番 大 岩 勉 君 18番 土 田 昇 君 19番 渡 邉 雄 三 君 20番 大 原 伊 一 君
欠席議員(1名) 10番 山 﨑 雅 男 君説明のため出席した者の職氏名 市 長 鈴 木 力 君 副 市 長 南 波 瑞 夫 君 教 育 長 山 田 公 一 君
総務部長 田 辺 一 幸 君 (
筆頭部長)
企画財政 春 木 直 幸 君
市民生活 前 山 正 則 君 部 長 部 長
健康福祉 髙 野 光 郎 君 健 康 本 間 修 君 部 長 福 祉 部
医療主幹 産業振興 遠 藤 一 真 君
都市整備 高 波 茂 君 部 長 部 長
教育次長 太 田 和 行 君
教育委員 鈴 木 華奈子 君 会 主 幹
総務課長 杉 本 俊 哉 君
用地管財 遠 藤 孝 史 君 兼選挙管 課 長 兼
理委員会 用地活用 事務局長 推進室長 企画財政 榎 新 二 君
市民課長 小 柳 悦 鼓 君 課 長
税務課長 本 井 裕 行 君
生活環境 清 水 強 君 課 長
長寿福祉 柄 澤 兼 二 君
保険年金 原 田 幸 治 君 課 長 課 長
商工振興 井ノ上 賢 治 君
土木課長 斉 藤 孝 徳 君 課 長 下 水 道 小 林 崇 史 君 会 計 丸 田 久 恵 君 課 長
管理者兼
会計課長 監査委員 更 科 明 大 君 社 会 廣 田 友 幸 君
事務局長 教 育 課
スポーツ 推進室長職務のため出席した者の職氏名
議会事務 丸 山 篤 君
議会事務 酒 井 緑 君 局 長 兼
局議事課 議事課長 課長補佐 議会事務 小 川 真 澄 君
議会事務 熊 谷 圭 祐 君
局議事課 局議事課 議会係長 主 任 午前10時04分 開議
○議長(
大原伊一君) 全員ご起立願います。おはようございます。 初めに、
山﨑雅男君より欠席の届出がありましたので、報告しておきます。 ただいまの
出席議員は19名で、定足数に達しております。 あらかじめ通知したとおり、
会議規則第9条第2項の規定により、
会議時刻を繰り下げ、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、タブレットに配信しました
議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。
△日程第1 議案第3号から議案第8号まで
○議長(
大原伊一君) 日程第1 議案第3号から議案第8号まで、以上6件を
一括議題とします。 本件に関し、
予算審査特別委員長の報告を求めます。
◆19番(
渡邉雄三君) おはようございます。それでは、
予算審査特別委員会の
審査報告を行います。 本
特別委員会に審査を付託された議案は、令和4年度燕市
一般会計予算、各
特別会計予算及び
下水道事業会計予算の計6件であります。去る3月14日から16日の3日間にわたり
委員会を招集して審査を行いましたので、その結果について報告いたします。なお、本
特別委員会は全議員をもって構成されておりますので、その経過については省略をさせていただきます。 最初に、議案第3号 令和4年度燕市
一般会計予算、議案第5号 令和4年度燕市
後期高齢者医療特別会計予算及び議案第6号 令和4年度燕市
介護保険事業特別会計予算、以上3件につきましては各号において一部に反対とする討論、意見がありましたので、それぞれ
起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号 令和4年度燕市
国民健康保険特別会計予算、議案第7号 令和4年度燕市
土地取得特別会計予算及び議案第8号 令和4年度燕市
下水道事業会計予算、以上の3件につきましては審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上をもって報告を終わります。
○議長(
大原伊一君)
予算審査特別委員長の報告が終わりました。 これより
委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。
◆14番(
長井由喜雄君)
日本共産党議員団の
長井由喜雄でございます。これより
日本共産党議員団を代表し、議案第3号、令和4年度
一般会計予算、議案第5号、令和4年度
後期高齢者医療特別会計予算、議案第6号、令和4年度
介護保険事業特別会計予算に反対の立場で討論を行います。 まずは、令和4年度
一般会計予算についてであります。反対の理由は次のとおりです。まず、第1は
マイナンバーについてであります。この
マイナンバーは、国民全てに固有の番号を割り振り、これを
行政手続を始め
医療保険などの保険証などに使っていくというもので、国は全国民への普及を目指し躍起となっています。自治体にその
交付事務を押しつけ、令和5年の3月末には燕市の人口をも上回る7万9,000枚の交付を目指すとしていますが、
マイナンバー制度は
消費税増税を前提に国民の所得、資産、
社会保障給付を把握し、
徴収強化と
社会保障費の削減を進めるものであり、
交付押しつけには反対です。 次に、行政全体における職員数の問題です。燕市は、
定員適正化計画の下で
正規職員数を減らしてきました。
予算概要に
人件費等職員関係経費を示した令和2年度正職員は618人でしたが、令和4年では604人としています。また、これとは逆に非
正規職員である
会計年度任用職員数は748人から783人へと大きく増え、
正規職員比率は令和2年の45.5%から令和4年では43.5%に減る一方で、非
正規職員比率は54.5%から56.5%と拡大するばかりです。さらに、この非
正規職員である
会計年度任用職員783人の所属を見ると、介助員や
学校管理員、
学習支援員など
学校関係職員が21.3%、
保育士や
保育補助員、
給食調理員、
学童保育指導員など
保育関係者が60.5%と子供の保育、教育に関係する非
正規職員が81.8%、641人を占めることは異常なことではないでしょうか。いつも指摘するように、燕市は市内で一番の大企業のようなものです。その燕市が不安定な雇用を常態化し、子育てするなら燕市でとうたう
鈴木市長の下で、
子育て環境の要である
幼児保育、
学童保育、そして支援が必要な
子供たちの教育の場などで圧倒的多数の
不安定雇用と、それも圧倒的に雇用者が女性で占められているこの現状は、大きく見直されなければならないのではないでしょうか。 次に、
指定管理の問題で、特に
社会教育施設である図書館については次のことを指摘したいと思います。図書館は、令和3年度に約1億円の委託料としましたが、
委託企業の利益分として約1,000万円、また直営では必要のない
消費税分も約600万円が含まれるなど、令和4年度もこれを引き継ぐ予算となっています。また、
指定管理施設全般に言えることですが、
指定管理施設で働く非
正規職員の皆さんの給与に関しては、市は新潟県における
最低賃金の遵守を求めるのみで、
事業者の裁量に委ねるとする姿勢を変えません。
指定管理委託としてしまったところは関知せずというのは無責任過ぎるのではないでしょうか。 さて最後に、保育に関わっての問題です。まずは、
公立保育園の
民営化を進めるための予算です。市は、保育園など
適正配置計画で次々と
民営化対象園を挙げてこれを進めようとしています。直営では金がかかるというのが一番の理屈ですが、近年では
民営化のために土地を確保し、造成し、さらに
施設建設でも
基準割合以上を負担しています。4億円に近い巨額な費用をかけて
民営化のための準備を進めているのが現実であり、市民の財産を市の一方的な判断で手放すことに市民からも問題であるという声が上がっています。令和4年度では
小池保育園と水道町保育園の
民営化を進めるということですが、これには反対です。 次に、令和4年度予算の中に
保育士等派遣業務委託料として7,025万円、
放課後児童支援員等派遣業務委託料が6,468万円計上されていますが、これも大きな問題です。
公立保育園や公立の
こども園などは、保育に携わる職員の7割が非
正規職員で、さらに3割が無資格である
保育補助員が充てられています。これ自体、保育の専門性からは異常なことです。令和4年においては、
保育士が見つからないことを背景として、
派遣会社に
保育士の確保のための依頼をしようということです。7時間勤務の
会計年度任用保育士は時給が1,071円。しかし、
派遣会社を通じての
保育士時給単価は当局の説明でも2,200円と2倍以上です。
保育士が確保できない大きな要因に、給料が安いなど
身分保障が不十分であることが指摘されていますが、
正規保育士比率を増やさないことと
会計年度任用の
保育士の
時給単価が低過ぎるという根本を変えないまま、
派遣会社には2倍の
時給単価を示すなどは矛盾も甚だしいことです。このやり方に一旦かじを切ったら、時給面で少しでもいい
派遣会社登録に大きな流れをつくり、市がもくろむ安上がりな
会計年度任用職員の確保さえ難しくしていくという皮肉な結果を招くことになるのは明白なことではないでしょうか。
会計年度任用制度移行前、
鈴木市長から発せられた言葉を私は忘れることができません。その要旨は、
会計年度任用制度によって、
ボーナス支給などで新たに約2億円の
財政負担が生じることになる、市にとっても大変なことだと、低賃金を強いてきた非
正規職員の
賃金アップとなる
制度移行を歓迎するのではなく、逆の立場でこれを表現しました。1年たったとき、結果的には1億4,000万円ほどの増ということになりました。しかし、皮肉にも今回
保育士や
学童保育指導員の
派遣業務委託だけでも1億3,000万円がプラスされることになったのです。このうち3割程度は
雇用者本人ではなく、
派遣会社の利益に自動的になるのです。 また、2月から国の施策によって
新型コロナウイルス禍で頑張る
保育労働者などは
処遇改善が手当てされますが、市は
会計年度任用職員には平均的に3%程度の改善はするものの、国が求める公務員である
保育士は除外する姿勢です。 次に、
学童保育をめぐっての問題です。一般的には
学童保育と言われる放課後の保育を担う
児童クラブで働く職員は、非正規である
会計年度任用職員が100%を占めていますが、来年度から
巡回アドバイザーを時給1,420円で2人雇用とのことですが、これでは非
正規職員の時給による特別な階層を増やしていくだけです。さらに、
放課後児童支援員も6,500万円かけて
人材派遣会社に
時給単価2,000円の人を入れてもらうことになったら、時給差による複雑な
人間関係を増幅させるだけであり、
放課後児童の保育に当たる人の配置としてはふさわしくないものです。
子供たちを大切にしたいのであれば、携わる職員も大切にされなければなりません。安上がりの
幼児保育、
学童保育を進めようとすると矛盾が広がり、その矛盾のしわ寄せは
子供たちに行ってしまうのです。私は、燕市のこの姿勢を認めるわけにはいきません。
後期高齢者医療特別会計については、75歳以上の
高齢者を特別に枠を設けて別としています。そればかりか、一定の所得のある人として
医療費負担の2割化も加速させていることは承服できません。 また、
介護保険特別会計においても、
制度そのものの矛盾とはいえ、保険料も高い水準が続いています。
保険者として、
制度矛盾の改善をさらに強く国に対して求めていってほしいと思います。 以上を指摘し、
反対討論といたします。
○議長(
大原伊一君) 次に、
賛成討論はありませんか。
◆4番(堀勝重君) おはようございます。ただいま議長より発言の許しを得ましたので、私から3月14日から16日に
予算審査特別委員会で審議されました議案第3号 令和4年度燕市
一般会計予算から議案第8号、
下水道事業会計までの計6件について賛成の立場で討論をさせていただきます。
鈴木市政になられて、これまで燕市が全国にPR発信してきた事業に、
ふるさと燕応援寄附金、
自治体クラウドファンディング型ふるさと応援寄附金、
東京ヤクルトスワローズとの
連携事業、
東京オリンピック・パラリンピックオリジナルカトラリー、「
ふるさと燕」
大学生等応援事業などが挙げられます。とりわけ
ふるさと燕応援寄附金、
自治体クラウドファンディング型ふるさと燕応援寄附金は、令和2年度まで7年連続で
寄附額県内1位であり、令和3年度も40億円を超える寄附金が集まり、
財源確保も順調に推移しております。また、県内における
人口減少率でいえば、
人口減少が少ないほうから新潟市、長岡市に続き3番目であります。このような状況は、まさに今まで取り組まれてきた
PR事業及び
各種事業の成果と言えるのではないでしょうか。 そこで、今回の令和4年度燕市当初
予算案を見てみますと、3つの
重点施策から構成されており、1つ目に
フェニックス11プラスの継続による
社会経済活動の回復であります。
新規事業として、
燕応援フェニックスクーポン発行事業1億6,781万円は、
クーポン券第4弾を発行し、市内の飲食、小売、
サービス関連等の消費を喚起するものや、
中小企業持続化支援事業7,501万円は、
事業者の
経営改善計画等の策定に係る
支援制度の創設や
信用保証料補給金の拡充を行うものであります。これらの事業は、
新型コロナウイルス感染症により低迷した経済の回復の一助となるもので、大変よい取組であると私は受け止めております。 2つ目に、変化する
社会環境に対応した
地域社会のDXと脱
炭素社会の推進であります。
新規事業として、
燕版共用受発注システム導入促進補助金1,000万円は、受発注や
納期確認、
製造進捗など、企業間で共有できる
燕版共有クラウド、SFTCの導入を目指すものや、
SDGs(
カーボンニュートラル等)
促進事業514万円は、
カーボンニュートラルの推進を始め、
SDGsの取り組む事業への導入を支援するもののほか、
次世代エネルギー技術等活用可能性調査事業、
公園等スマートライティング設備整備事業、
指定ごみ袋の
レジ袋化事業があります。 3つ目に、未来につながる新たな
地方創生で
地域活性化であります。
臨時事業として、第3次燕市
総合計画策定事業145万円、
新規事業として、
全天候型子ども遊戯施設整備事業5億7,254万円は、令和6年度中のオープンを目指し、
用地取得や
基本設計を行うものであります。この事業につきましては、後悔しない、市民の皆様方から喜んでいただける
施設整備をお願いします。また、
スケートボード場整備事業2,860万円、
スポーツランドに整備するこれについては
予算審査特別委員会においても安全な
管理運営について複数の委員の方々から質疑がありました。このことについて私も同意見であり、今後の整備において安全な
管理運営ができるよう検討していただきますようお願いいたしたいと思います。ほかに道の
駅国上リニューアル2,600万円。 以上3つの
重点政策のうち、2つ目の変化する
社会環境に対応した
地域社会のDXと脱
炭素社会の推進と、3つ目の未来につながる新たな
地方創生で
地域活性化については、国、県、市町村において今後しっかりと取り組んでいかなければならない重要な事業であると思っております。当局においても、これらのことを
重要課題と位置づけられ、今後策定される第3次燕市
総合計画を鑑み、先を見据えた
予算編成をされたのではないかと推察しておるところであります。 また、全体予算では
既存事業の拡充や
新規事業により、燕市のより安全、安心で住みやすい
まちづくりの構築や、この先の燕市のさらなる発展につながっていく期待できる
予算編成であり、市民の皆様方からもご理解いただけるものと思っております。
予算編成においては、財源がなければ何もできません。冒頭にもお話しさせていただいたとおり、
ふるさと燕応援寄附金、
自治体クラウドファンディング型ふるさと燕応援寄附金による
財源確保も順調に推移しております。財源があるからこそ
新規事業や
既存事業の拡充等の実施、また
一般会計では総額455億4,700万円、
特別会計では総額173億4,280万円の
予算編成ができるわけであります。これらのことを踏まえ、
鈴木市長が掲げられる日本一輝くまち燕市へ向けて一歩ずつ確実に進んでいるものと実感しております。 以上の観点から、令和4年度
予算案につきまして、
議員各位よりご理解を賜り、
予算審査特別委員会の
委員長報告を重視していただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私からの
賛成討論とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
◆11番(
タナカ・キン君) 私は、議案第3号、令和4年度
一般会計予算の中の
コロナ関連について反対いたします。
新型コロナウイルスワクチン接種事業6億6,500万円ほど計上されております。また、
市民向けPCR検査費用助成事業が500万円計上されておりますが、この2つでありますが、まず
PCR検査ですけれども、昨年の7月にCDC、皆さんも聞かれたことがあると思うんですけど、アメリカの
疾病予防管理センターでありますが、突然
PCR検査を年内で中止すると発表いたしました。この
PCR検査というのは、開発者、キャリー・マリスという博士です。
ノーベル化学賞これで取っておりますけれども、この人が生前感染症の検査に使ってはいけないとずっと声を上げておりました。しかし、これを世界中で使ったんです。それで、ここへ来てCDCが中止。これは皆さんも知っていると思うんですけど、
PCR検査は唾液等を採取したものを増幅させて、それで精度を上げることで検査する。およそ
増幅回数が30から35回では陰性になります。40から45回で検査すると
陽性反応を示すというものでありますが、日本では40から45回と陽性が出やすいようにしています。さらに、この
陽性者数ですけども、これは
陽性者数なんだけど、これまでずっと
コロナ感染者数と発表してきました。今日、朝
健康づくり課にこのCDCの
PCR検査の中止を知っていたかと伺いましたが、知りませんということでありました。これは、
PCR検査という、CDCがそうやっているんで、多分世界的にはどんどん、どんどん
PCR検査使わないと思います。市でも担当者がやはりいろんな情報を得ながら、本当に市民に大丈夫なのか、市民に対する安全はどうなんだと、まずそのことを第一に考えて事業を進めていっていただきたいと私は思います。 さらに、ワクチンですけど、一般質問のときも言ったんですけど、3月1日に韓国で初めて感染者数が20万人を超えました。ところが、ここ1日、2日感染者が50万人を超えたというニュースが流れました。びっくりされた方も多いと思います。人口比でいうと、日本の人口だったら120万人近くになると思います。おかしいと思いませんか。というのは、韓国ではもう3回目の接種が6割以上済んでいるんです。その国でそれだけ多くの感染者が出ていると。そういうこともある中で、これは私ちょっと最近分かったんですけど、世界的に有名なワクチンの開発者のギアート・バンデン・ボッシュ博士が直ちにワクチン接種を止めなければならないと世界中の専門家に公表しました。この方はワクチン推進派です。世界的にも優秀なワクチンの開発者で、恐らく最も権威のある人物の一人であります。その人の発言です。2月18日には、こどもの未来を考える会燕支部が市長に要望書を手渡しております。また、3月14日付で全国有志医師の会が5歳から11歳の子供へのワクチン接種中止及び副反応情報等の周知徹底を求める要望書を全国各自治体に向けて発送しました。これはどんどん広がっていきます。私たちは、テレビや新聞の情報だけじゃなくて、自分でもやっぱり調査や研究したり、データの収集をする、これは当たり前だと思うんですけど、皆さんも不思議だと思うでしょう。
子供たちにも感染し始めた。今新しい情報では接種者から未接種者に対して感染が広がっていると、そう言われれば分かると思うんですけども、子供に打つ、これはとんでもないことです。だからこそ私は接種後の副反応についてのデータを市でも収集すべきだというふうに予算審査のときに言いましたけれども、そういうようなことは考えていないということでありました。市民の安全を第一に考えるような事業展開を考えていないと、これについては私は強く反対いたしたいと思います。
議員各位も、本当このままいったら大変なことになると思います。そういうことをよくお考えになりまして、どうか私の意見に賛同していただければと思います。 これで
反対討論を終わります。
○議長(
大原伊一君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第3号から議案第8号まで、以上6件を採決します。 採決については、まず意見の異なる議案第3号、議案第5号及び議案第6号の3件を順次採決し、そのほかはその後一括採決します。 最初に、議案第3号 令和4年度燕市
一般会計予算を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件について、
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(
大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) なしと認め、確定をします。 〔投票総数18人、賛成14人、反対4人〕
○議長(
大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成14、反対4であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号 令和4年度燕市
後期高齢者医療特別会計予算を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件について、
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(
大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) それでは、なしと認め、確定します。 〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕
○議長(
大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号 令和4年度燕市
介護保険事業特別会計予算を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件について、
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(
大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) それでは、なしと認め、確定します。 〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕
○議長(
大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号 令和4年度燕市
国民健康保険特別会計予算、議案第7号 令和4年度燕市
土地取得特別会計予算及び議案第8号 令和4年度燕市
下水道事業会計予算、以上3件を一括採決します。 本件について、
委員長報告はそれぞれ可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第4号、議案第7号及び議案第8号の以上3件は原案のとおり可決されました。
△日程第2 議案第10号から議案第27号まで
○議長(
大原伊一君) 日程第2 議案第10号から議案第27号まで、以上18件を
一括議題とします。 本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。
◆12番(塙豊君) それでは、総務文教常任
委員会の
審査報告を行います。 当
委員会に審査を付託された議案は4件であります。去る3月8日に当
委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、議案第10号 燕市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正については、改正の内容を確認するための質疑があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号 燕市
職員旅費支給条例の一部改正については、私有車使用に関わる旅費の支払いについて質疑があり、当局からは、私有車の公務使用については規定を定めており、規定の範囲において車賃を含め旅費を支給しているとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第23号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第14号)における当
委員会所管分について報告をいたします。まず、民生費の西小
児童クラブ改修事業の改修後の受入れ可能数と適正な面積の確保状況について質疑がありました。当局からは、現在145名の受入れが可能であるが、改修後は213人の受入れが可能になると見込んでいる。1階145人、2階68人の面積で割り返しても、受入れ可能数に対して専用区画の面積基準である1.65平方メートルは確保できているとの答弁がありました。 次に、教育費の成人式事業費の記念撮影の会場による違いについての質疑に対し、当局からは、今年度、昨年度とコロナ禍で3会場に分散して開催した。背景の違いにより写真映えしないというような声は聞いていないが、撮影する写真協会と相談したいとの答弁がありました。 また、民生費の
小池保育園、水道町保育園用地拡張事業について、
民営化を前提とした用地拡張を行うのかと質疑があり、当局からは、
小池保育園、水道町保育園には保護者送迎用の駐車場がない状態であり、駐車場用地を確保するとともに、今後
民営化が予定されているため、
民営化後もこの敷地を含め園の運営や整備の計画を練っていくものと答弁がありました。 その後、討論で過去駐車場問題は課題として上がってきたが、それぞれ解消する手だてを取ろうとせず、
民営化を大前提としての準備を進める政策には反対であるとの討論がありました。 そのほか、民生費の保育園運営費の
処遇改善の関係や、教育費のICT教育推進事業のタブレット端末の配置状況などについて質疑があり、当局からは詳細な説明、答弁がありました。 反対があったため、
起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第27号 令和3年度燕市
土地取得特別会計補正予算(第2号)について、水道町保育園の用地拡張変更に伴う減額という理解でいいのかとの質疑があり、当局からは、水道町保育園の用地の取得を含め、当初想定していた事業において用地の取得、代替地の取得が必要なくなったための減額であるとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大原伊一君) 次に、市民厚生常任委員長の報告を求めます。
◆17番(大岩勉君) 市民厚生常任
委員会の
審査報告を行います。 当
委員会に審査を付託された議案9件について、去る3月9日に当
委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、議案第12号 燕市
印鑑条例の一部改正については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号 燕市
手数料徴収条例の一部改正については、窓口交付とコンビニ交付の手数料に差がある理由や、
マイナンバーカードを持っている人と持っていない人で差がつくことをどう捉えているかといった質疑があり、当局からは、
マイナンバーカードのさらなる普及に当たり、市民にコンビニ交付を利用していただきたいと考え、手数料に差をつけた。そのほか、窓口の混雑状況の緩和なども考えているので、そのようにご理解いただきたいとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号 燕市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定の取消しについて及び議案第15号 燕市
国民健康保険税条例の一部改正については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号 燕市
犯罪被害者等支援条例の制定については、申請手続の詳細などについて質疑があり、当局からは、犯罪被害に遭われた本人または被害者の家族に市役所の窓口に来ていただき、申請していただくのが基本となるが、この条例は燕警察署や新潟県警から強い要望があり、早期に実現させていただくものであり、警察側に一定以上の理解もあるため、該当する方がいれば警察のほうから
支援制度の説明をしていただくことになっているとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第14号)における当
委員会所管分について報告いたします。まず、戸籍住民基本台帳費では、
マイナンバーカードの申請が増えている要因について質疑があり、当局からは、国が行っているマイナポイント事業のほか、当市でも出張受付申請を行っているため、申請が増えているとの答弁がありました。 また、保健衛生の妊産婦医療費助成事業では、対象者が増加している要因について質疑があり、当局からは、決定的な要因を突き止めるのは難しいが、令和3年度はコロナウイルスワクチン接種の2回目が終わったという安心感もあり、受診控えが若干解消されたことが一要因と考えられるとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号 令和3年度燕市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、医療費増加の内容や要因についての質疑があり、当局からは詳細な説明、答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号 令和3年度燕市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第26号 令和3年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、利用者負担額軽減支援費における軽減を受けている人数や年齢層において質疑、答弁があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大原伊一君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。
◆7番(小林由明君) 産業建設常任
委員会の
審査報告を行います。 当
委員会に審査を付託された議案は7件であります。去る3月11日に当
委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、議案第17号 燕市
地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部改正について、議案第18号 燕市
下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、議案第19号 燕市
下水道事業区域外流入分担金に関する条例の制定について、議案第20号
市道路線の認定について及び議案第21号 財産の処分について(
物流センター地内産
業用地造成事業における
事業用地)は、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号 令和3年度燕市
下水道事業剰余金の処分については、減債基金の金額について質疑があり、当局からは、下水道事業は令和2年4月から
下水道事業会計に移行したため、積立ては今回が初めてであるとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第23号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第14号)における当
委員会所管分について報告します。まず、土木費の建築総務費では、木造住宅耐震化事業補助金の減額理由について質疑があり、当局からは、補助金の交付があったとしても個人負担分もあることから、申請が見込みより少なかった。耐震等の必要性をPRし、周知を図っていきたいとの答弁がありました。 次に、商工費の中小企業DX推進支援事業では、執行率の低さについて質疑があり、当局からは、昨年度中に200件超の多くの申請があったこと、補助対象を絞り込んだこと、補助上限を100万円から50万円に変更したことなどが影響していると考えているとの答弁がありました。委員からは、DXは今後必要不可欠であり、中小企業にも浸透させていく必要がある。周知を工夫し、産業界全体の発展につながるよう取り組んでほしいとの意見もありました。 農林水産業費の国土調査事業では、市内における国土調査の進捗状況について質疑があり、当局からは、分水地区は完了していて、現在吉田地区で実施中である。吉田地区は、46工区中43工区まで完了している状況である。一方、燕地区は未着手であり、全体の進捗率は57.4%であるとの答弁がありました。 そのほか、経営基盤強化促進対策事業について、補正額の内訳や今後のスケジュールなど種々質疑がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大原伊一君) 各常任委員長の報告が終わりました。 これより
委員長報告に対して一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第10号から議案第27号まで、以上18件を採決します。 採決は、意見の異なる議案第23号について採決し、ほかは別途一括して採決します。 最初に、議案第23号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第14号)を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件については、
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(
大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) なしと認め、確定いたします。 〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕
○議長(
大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 燕市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第11号 燕市
職員旅費支給条例の一部改正について、議案第12号燕市
印鑑条例の一部改正について、議案第13号 燕市
手数料徴収条例の一部改正について、議案第14号 燕市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定の取消しについて、議案第15号 燕市
国民健康保険税条例の一部改正について、議案第16号 燕市
犯罪被害者等支援条例の制定について、議案第17号 燕市
地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部改正について、議案第18号 燕市
下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、議案第19号 燕市
下水道事業区域外流入分担金に関する条例の制定について、議案第20号
市道路線の認定について、議案第21号 財産の処分について(
物流センター地内産
業用地造成事業における
事業用地)、議案第22号 令和3年度燕市
下水道事業剰余金の処分について、議案第24号 令和3年度燕市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第25号 令和3年度燕市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第26号 令和3年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第27号 令和3年度燕市
土地取得特別会計補正予算(第2号)、以上17件を一括採決します。 本件について、
委員長報告はそれぞれ可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第22号まで及び議案第24号から議案第27号まで、以上17件については原案のとおり可決されました。
△日程第3 請願第1号
老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願
○議長(
大原伊一君) 次に、日程第3 請願第1号
老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願を議題とします。 本件に関し、市民厚生常任委員長の報告を求めます。
◆17番(大岩勉君) 市民厚生常任
委員会に付託されました請願1件の審査を去る3月9日に行いましたので、その経過並びに結果について報告します。 請願第1号
老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願については、本請願の請願者に代わり、全日本年金者組合西蒲原支部の水谷伸一様から
委員会に出席の上、請願趣旨の説明をしていただき、紹介議員による補足説明の後、審査を行いました。 本請願に対する意見では、高齢者のうち多くの人が年金だけでは生活できず、生活保護を受ける
高齢者が増えている。消費税が増税され、ガソリン代、灯油、生鮮食品等の物価高が報道されている状況にあり、請願の趣旨は妥当であるといった意見や、5年に1度行われる年金の財政検証を前に、現在の
高齢者の状況を国に認識してもらった中で抜本的な改革を求めていくべきであり、請願の趣旨は妥当であるとする賛成意見の一方、国はコロナ対策として国民1人当たり10万円の給付金を支給している状況にあるほか、国の統計によれば給与は下がっており、老齢基礎年金だけでなく、国の在り方自体を見直す必要があるのではないか。また、本請願は前回否決されており、前回の審査の重みもあるため、本請願の採択には賛成できないとする意見がありました。 異なる意見があったため、
起立採決を行った結果、起立少数で請願第1号は不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大原伊一君) これより
委員長報告に対し質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論はありませんか。
◆11番(
タナカ・キン君) それでは、私この請願、基礎年金の抜本的な改善を求める意見書採択の請願について賛成の立場で発言をいたします。 これは、実は令和2年12月定例会でもほぼ同じ内容で出されており、不採択ということになりました。それで、先ほども
委員長報告でもありました。本請願は前回否決されており、前回の審査の重みもあるため、本請願の採択には賛成できませんと。私傍聴で聞いていたんです。前回の令和2年12月定例会でも聞いておりましたけれども、それを聞いてぶったまげました。こんなのは意見じゃないでしょう、皆さん。例えばです。中学になったばっかりの男の子がお父さんに小遣い上げてよと。お父さんがいやいや、1年半前に上げないと言ったでしょう。だから、今回も上げない。こんなの意見でも何でもない。例えば本当にだから審査をして、委員がちゃんとした意見で反対の意見、賛成の意見、そういうのが出た上での採決しているんだったらともかく、全くもってびっくりする。だから、ここに書かれるわけでしょう。前回の審査の重みもあるため、本請願の採択には賛成できない。これを他の議員が聞いたときに、恥ずかしいと思わなきゃいけない。この請願は、全部調べたわけじゃないけど、当然いろんなとこに出されていますから、採択されているような自治体もあります、県内でも。 そうしたら、昨日、17日の参院予算
委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により受給額が減る年金生活者らに1人当たり5,000円を支給する案をめぐり、物価を始め様々な状況をしっかり見た上で検討したい、総理は言っております。これは当然でしょう。令和2年12月と変わっていっているんでしょう。それでなくても物価は上がっております。さらに、ロシアがウクライナを侵攻したことによってものすごい影響がありますから、これからもさらにいろんな物価が上がるのは誰だって想像つきます。そういう中でそういう弱い立場の人がこんなふうにやっていたら、年金は減らされる。当然今度食生活さえ切り詰めていかなきゃいけないわけでしょう。その結果として生活保護受給者が増えるというような、そういうような悪循環を当然議員の皆様は考えられると思います。 私本当に、私たち議員というものは、これは当たり前のことでありますけれども、弱い立場の人に寄り添い、声に耳を傾けなくてはならないと私は思っております。私たちも日常の中で市民から多くの相談を受けております。その多くは弱い立場の人からであり、話を聞いて何とかしてあげたいと思ったようなとき、一般質問等を通じて市に要望しております。あとはその要望に対して市が判断することであります。この請願についても私は同じだと思うんです。弱い立場の人の要望を政府に上げる私たちは窓口だと私は思っているんです。私たちが採択したからといって、すぐ国はそうしますよということにはならないです。国はそれに対してそこで審査するんです。私たちが勝手に、勝手にというか、簡単に切り捨てて、確かに今まで請願者の中には本当に荒唐無稽なことを言っているのもありました。また、全く聞いたことのない、訳の分からないような団体からの請願もありました。しかし、この基礎年金の改善を求める請願、本当に
高齢者の年金受給者の切実な訴えであります。そういうのに対して、私たちの仕事は何かを考えていただきたい。弱い立場の人に寄り添い、弱い立場の人の声に真摯に耳を傾ける、それこそが議員の務めであると思います。私たちは、そういう声を国に届ける橋渡しであります。窓口なんです。今回のこのような請願に対しては、燕市議会として採択して国に送ればいいと心より思っておりますので、何とぞ皆さんにも私の考えに賛同していただけるようお願い申し上げて、私の今回の請願の
賛成討論を終わります。
○議長(
大原伊一君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより請願第1号を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件については、
委員長報告は不採択であります。本件は採択することに賛成の諸君は賛成のボタンを、採択することに反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(
大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) なしと認め、確定します。 〔投票総数18人、賛成6人、反対12人〕
○議長(
大原伊一君) 投票総数18、賛成6、反対12であります。請願第1号は不採択と決定しました。
△日程第4 議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命について
○議長(
大原伊一君) 次に、日程第4 議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木力君) それでは、議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命について提案理由のご説明を申し上げます。 燕市
教育委員会教育長である山田公一氏が令和4年3月31日をもって任期満了となるため、後任として小林靖直氏を教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 小林靖直氏は昭和39年4月12日、燕市生まれで、現住所は新潟市西区ときめき西1丁目24番地8であります。同氏は、昭和63年4月に新潟県公立学校教員に採用され、学校現場で教鞭を執るとともに、燕市
教育委員会学校教育課において指導主事や統括指導主事を歴任され、現在は新潟市立中野山小学校長を務められております。同氏は教育者として学校現場を熟知しておられるとともに、教育行政にも精通しておられ、その幅広い識見は教育長に適任であると存じます。 なお、任期は令和4年4月2日から令和7年3月31日までの3年間となります。 ご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。
○議長(
大原伊一君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 お諮りします。本件は人事案件ですので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認め、直ちに採決することに決定しました。 これより議案第28号 燕市
教育委員会教育長の任命についてを採決します。 本件は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号は同意することに決定しました。
△日程第5 議案第29号及び議案第30号
○議長(
大原伊一君) 次に、日程第5 議案第29号及び議案第30号の2件を
一括議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎
市民生活部長(前山正則君) 私からは、議案第29号 燕市
温泉保養センター条例の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。 現在、温泉保養センターてまりの湯では、希望者に対しバスタオル等を貸し出しておりますが、これを
指定管理者のサービスの一環と位置づけ、条例からバスタオル使用料を削除するものであります。 なお、この条例は当該施設の
指定管理者が替わる令和4年4月1日から施行させていただくものであります。 ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。
◎
企画財政部長(春木直幸君) それでは、議案第30号をお願いいたします。議案第30号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第15号)について提案理由のご説明を申し上げます。 本補正予算は、転出、転入手続のシステム改修や消雪パイプの修繕費などについて補正予算を計上させていただくものです。 令和3年度燕市の
一般会計補正予算(第15号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,654万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ494億9,789万9,000円とさせていただき、第2項は歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 第2条は、繰越明許費の補正であります。繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」によりお願いするものであります。 第3条は、債務負担行為の補正であります。債務負担行為の変更は、「第3表 債務負担行為補正」によりお願いするものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
大原伊一君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第29号 燕市
温泉保養センター条例の一部改正について及び議案第30号 令和3年度燕市
一般会計補正予算(第15号)を一括採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号及び議案第30号の以上2件はそれぞれ原案のとおり可決されました。
○議長(
大原伊一君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部議了しました。 これで本日の会議を閉じ、令和4年度第1回燕市議会定例会を閉会します。 全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。 午前11時17分 閉会...