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12月11日-一般質問-03号

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  1. 燕市議会 2020-12-11
    12月11日-一般質問-03号


    取得元: 燕市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 2年 12月 定例会(第4回)    令和2年第4回燕市議会定例会会議録(第3号)          令和2年12月11日(金曜日)午前9時30分開議議事日程                               第 1  一般質問                        本日の会議に付した事件                        日程第 1  一般質問                      出席議員(19名)   2番 岡 山 秀 義 君     3番 田 澤 信 行 君   4番 堀   勝 重 君     5番 柳 川   隆 君   6番 宮 路 敏 裕 君     7番 小 林 由 明 君   8番 樋 浦 恵 美 君     9番 中 山 眞 二 君  10番 山 﨑 雅 男 君    11番 タナカ・キ ン 君  12番 塙     豊 君    13番 丸 山 吉 朗 君  14番 長 井 由喜雄 君    15番 齋 藤 信 行 君  16番 渡 邉 広 宣 君    17番 大 岩   勉 君  18番 土 田   昇 君    19番 渡 邉 雄 三 君  20番 大 原 伊 一 君欠席議員(1名)   1番 柴 山   唯 君説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 山 田 公 一 君   総務部長 田 辺 一 幸 君                  (筆頭部長)  企画財政 春 木 直 幸 君   市民生活 前 山 正 則 君  部  長             部  長  健康福祉 髙 野 光 郎 君   健  康 本 間   修 君  部  長             福 祉 部                   医療主幹  産業振興 遠 藤 一 真 君   都市整備 小 山 光 生 君  部  長             部  長  教育次長 宮 路 一 規 君   教育委員 鈴 木 華奈子 君                   会 主 幹  総務課長 杉 本 俊 哉 君   用地管財 遠 藤 孝 史 君  兼選挙管             課 長 兼  理委員会             用地活用  事務局長             推進室長  企画財政 榎   新 二 君   生活環境 本 井 裕 行 君  課  長             課  長  健康づく 丸 山 美 子 君   観光振興 梨 本 信 宏 君  り 課 長             課  長  土木課長 外 山 則 夫 君   営繕建築 更 科 政 博 君                   課  長  学校教育 太 田 和 行 君   学  校 五十嵐 真紀子 君  課  長             教 育 課                   指導主事        学  校 小 池 克 行 君   学  校 廣 川   統 君  教 育 課             教 育 課  指導主事             指導主事  社会教育 石 田 進 一 君   社  会 廣 田 友 幸 君  課  長             教 育 課                   スポーツ                   推進室長職務のため出席した者の職氏名  議会事務 今 井 和 行 君   議会事務 丸 山   篤 君  局  長             局 議 事                   課  長  議会事務 小 川 真 澄 君   議会事務 熊 谷 圭 祐 君  局議事課             局議事課  議会係長             主  任          午前 9時29分 開議 ○議長(大原伊一君) 全員ご起立願います。  おはようございます。初めに、柴山唯君より欠席の届出がありましたので、報告しておきます。  ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の記事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 一般質問 ○議長(大原伊一君) それでは、日程第1 市政に対する一般質問を行います。  最初に、15番、齋藤信行君に発言を許します。 ◆15番(齋藤信行君) おはようございます。議長の許しを得ましたので、通告に従い一般質問を開始いたしたいと思います。最近少なくなりました一括質問一括答弁方式でお願いいたしたいと思います。  まず1番目に、健康寿命について。(1)健康寿命に対する取組について。①、広辞苑には、健康は「健やかなこと、また達者、丈夫、壮健」。寿命は「いのち、よわい、生命。転じて、物がいたまずに保つ期間」と出ています。前に私は、委員会で健康寿命に対する質疑で、「市の取組の中で、市独自の健康寿命はどうか」と伺ったこともありましたが、その後、市の健康寿命は国、または県の中でどの位置なのか伺います。また、この問題に対しての各課の連携についても伺います。  ②、最近は人生100年時代と言われています。定年が60歳と言われていますが、最近は定年の延長も言われ始めているところです。市では人生100年時代の健康サポート事業など、人生100年時代の健康づくりマイストーリーの中で、重点施策として取り組んでいますが、今年は新型コロナウイルス感染症の対策などもあり、健診、またはがんの検診受診者数が前年度の10月までの受診者数よりは少ないと伺っていますが、現状はどうなのか、また今後はどうなのか伺います。  ③、人生100年時代の取組も市で始まりましたが、最近は人生100年をどう生きるかなどといろんな書物が出ておりますが、その中で退職後、ライフネット生命保険会社などを設立し、社長、また会長を務めた出口治明さんの著書の「還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方」の中で、「WHOが1965年に65歳以上の人口が人口の7%を超えると高齢化社会と呼ぶとの見解を発表したのがきっかけである」と書いてあります。その後50年の間に、その当時の65歳が現在の75歳ではないかと言われているそうです。そのほかにもリンダ・グラットンさん、またアンドリュー・スコットさんの「ライフ・シフト―100年時代の人生戦略」の書の中でも、「2050年までに日本の100歳以上の人口は100万人を突破する」と書いてあります。そこで還暦になった市長に、今後の市の健康寿命の在り方、また市長の人生100年時代の過ごし方など、今後について伺います。  2番目といたしまして観光施策についてです。まず、(1)産業観光の現状について。産業観光、修学旅行の受入れについては、新型コロナウイルス感染症の中で、他県からの受入れが例年よりは多いと伺っていますが、現状はどうなのか、また今後はどうなのか伺います。  ②、産業史料館もそれに伴って、修学旅行の受入れも増加となったと伺いましたが、来年に対するPR等は行ったのか、またその中でのアンケートなどもあったのか伺います。  (2)インフラツーリズムについて。①、大河津分水路の改修事業では、にとこみえ~る館など事業の説明などを行っているところもありますが、それに伴ってPRなど観光面での連携など、これはきちっとあるのか伺います。  (3)観光産業の可能性について。①、観光産業については、市独自の産業観光などいろいろな可能性があると思いますが、市としての産業観光に対する考えを現状と今後について伺います。  3番目、小中学校の教育課題について。(1)教員の働き方改革について。①、5年ごとに実施されている国際教員指導環境調査TALIS)が2018年度に行われ、昨年その結果が公表されました。その結果の中から、日本の教員の実態として、日本の教員は世界の中でも最も多忙である、日本の教員が多忙となる原因は授業以外にあるの2点が話題になりました。この2点に関し、燕市教育委員会としてどのように受け止めているのか伺います。  ②、今年度は通常の業務に加え、新型コロナウイルス感染症対策により事務量が増加しております。教職員の一層の多忙化が懸念されますが、2018年度の国際調査(TALIS)の結果と比較し、市内教職員の今年度の勤務時間はどの程度増加しているのか。また、その実態に踏まえ、どのような指導、支援を学校に行っているのか伺います。  ③、この調査では、日本の教員は他国と比べ、研修など職能開発にかける時間が少ないことも明らかになりました。教員の質を上げるには、研修等により教員が学び、その指導力を磨くことが重要である。教員の働き方改革に取り組むことで、職能開発にかける時間がより減ることが懸念されますが、燕市の教員の研修等の実態を伺います。  (2)新教育長に所見を。①、今年度のノーベル化学賞の有力候補に挙がりました中部大学教授の山本尚氏はその著書の中で、「研究は、課題に対する答えを出す必要はなく、出してはいけないのである」と記しておりますが、あらかじめ定められた答えを出すことがこれまでは求められていましたが、これからの変化の激しい社会を生きる子供たちには答えが出る深い学習が求められていると考えますが、新教育長の所見を伺います。  ②、また新教育長に教育に対する考えを伺います。 ◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、齋藤議員のご質問にお答えいたします。  私からは、1番の(1)の③、人生100年時代、今後の市の健康寿命の在り方についてのご質問に答弁させていただきます。教育長から3番の(2)新教育長の教育に対する所見についてのご質問に答弁させていただき、それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきますのでよろしくお願いいたします。  1、(1)③、人生100年時代の今後の市の健康寿命の在り方などについてお答えいたします。本年9月、厚生労働省より我が国の100歳以上の人口が50年連続で過去最多の8万人を超えたことが公表されました。我が国の平均寿命は男女ともに延び続けており、人生100年時代という人類が今まで経験したことのない社会が本当に訪れようとしています。人生が70年の時代では、学び、働き、そして老後は休むという人生設計が一般的でしたが、人生が100年となると、60歳から65歳で仕事をリタイアし、その後は悠々自適に過ごすという方がいらっしゃる一方で、生涯現役を望む方も多くいらっしゃいます。そのことは経済面のみならず、介護予防、健康維持の面からも極めて重要であると考えます。令和の時代は、健康寿命の延伸と介護予防を確立する生涯現役、生涯活躍の社会であると考えられます。そのためには、これまでの学び方、働き方、人生設計などをそれぞれの方々が見直すことが必要なんだろうと思います。100年時代の過ごし方としては、バランスのよい食事、自分に合った身体活動や就労、社会参加を心がけ、自分なりの生きがいをつくり、人との交流を楽しむといった日々の生活をその人らしく生きることが健康寿命の延伸につながるものではないかと考えられます。燕市としては、現在長生きをすることが幸せな社会の実現に向け、医療、介護、保険等の関係部署が連携して各種事業に取り組んでいるところでございます。  なお、市政に関する一般質問でございますので、私の個人的な人生につきましてはお答えを控えさせていただきたいと存じます。よろしくお願いします。 ◎教育長(山田公一君) おはようございます。私からは3の(2)の①、これからの変化の激しい社会に生きる子供たちに求められる深い学習と、②、教育に対する考えについて、関連がございますので一括してお答えさせていただきたいと思います。  子供たちが成人して社会で活躍する頃には、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境は大きく、また急速に変化しており、予測が困難な時代になっていると言われております。このような時代にあって、教育には社会の変化に主体的に関わり、感性を豊かに働かせながら、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生のつくり手となる力を子供たちにつけていくことが求められているというふうに考えております。議員ご指摘のとおり、これからの社会を生きる子供たちには、様々な課題に対し多様な他者と共同しながら、皆が納得するような最適解を導くような授業を通して思考力、判断力、表現力を始めとした確かな学力を身につけていくことが大切だと考えています。あわせて、私は第2次燕市学校教育基本計画において目指す子供像として掲げている「知・徳・体のバランスのとれた、心豊かで生きる力がみなぎる子ども」のように、確かな学力とともに豊かな心、健やかな心身をバランスよく育んでいくことが重要であると考えます。いずれにいたしましても、新たな学習指導要領にのっとった、他者と共同しながら粘り強く課題解決に当たる学びを推進するとともに、これまで燕市が行ってきたバランスの取れた教育を行うことが本市の教育として求められていると考えております。  加えて、燕市は全国に例を見ない教育立市宣言を平成20年9月に宣言しております。宣言文に、「市民とともに豊かな人間性と創造性を備え、郷土に愛着をもった人づくりを推進する」とあるように、本市の教育は市民の皆様に支えられ、現在の子供たちの健やかな成長につながっているものと認識しております。私といたしましては、教育の土台となる安心、安全な環境に十分配慮しながら、子供たちの健やかな成長と夢の実現を応援し、将来の燕市を支える人材を市民の皆様とともに育てていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) おはようございます。私からは、1、(1)①と②のご質問についてお答えいたします。  最初に、1、(1)①、市の健康寿命は国、県の中でどの位置なのか、及び各課の連携についてお答えをいたします。現在、国や県が用いている健康寿命は、人口13万人未満の市町村では精度が落ちることから算出されておりません。そのため議員ご質問の国や県との比較はできない状況となっております。また、各課の連携につきましては、今年度から人生100年時代を見据え、高齢者の健康増進を図るための人生100年時代の健康サポート事業を関係部署を横断したプロジェクトチームにより開始しておりまして、ハイリスク者への訪問指導及び通いの場における健康教育などの充実に努めているところでございます。  次に、1、(1)②、健診、がん検診の現状及び今後についてお答えいたします。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、急遽健診の実施体制を完全予約制時間割等に変更したことに加え、受診控え等の影響もあり、受診者数は現時点で3割ほど減少している状況でございます。本年度も残り僅かではありますが、年明けに新たな追加健診を実施するなど、可能な限り市民の健診機会の確保に努めたいと考えております。また、新年度からは今年度から実施しました電話予約に加えまして、新たに健診予約システムを導入することでさらなる利便性の向上を図り、密閉、密集、密接の3つの密を避ける完全予約制時間割等による健診を多くの市民の皆様から安心して受けていただけるよう、新たな健診体制の定着に努めてまいります。  以上でございます。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) おはようございます。私のほうからは、大項目の2番、観光施策についてお答えいたします。  初めに、ご質問2番の(1)の①、修学旅行の受入れについての現状と今後についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、従来の修学旅行先を近隣に変更する動きが活発になってきたことで、9月頃から燕市の企業見学や産業史料館でのものづくり体験などに来訪される小中学校などが多くなり、11月末までの実績と来年3月末までに訪れる予定の修学旅行生、引率者を合わせると、県内の学校44校、1,930人、県外の学校7校、361人、合計で51校、2,291人となります。既に来春の修学旅行についても問合せが入り始めており、来年度も県内を始め県外から多くの修学旅行生から訪れていただけるよう、関係者への働きかけを行っていきたいと考えております。  次に、ご質問2番の(1)の②、来年に対するPRやアンケートなどは行ったのかについてお答えいたします。来年度も引き続き修学旅行で燕市の企業見学や産業史料館でのものづくり体験などに訪れていただけるよう、修学旅行生向け学習用パンフレットの配布や、お土産としてスプーンをプレゼントするなど今後につなげていくためのPRを行っております。なお、アンケートは取っておりませんが、訪れていただいた児童生徒や学校関係者の皆さんなどにはヒアリングを行っております。皆さんからは、「アクセスもよく、ものづくり産業を学ばせることができる最適な施設だ」といった声や、「館内の展示が美術館のように美しく充実している。修学旅行には欠かせない物をつくり持ち帰ることができる数少ない施設で、来てよかった」といった感想が寄せられ、ほとんどの学校からは「時間が足りない。もっと見せたい。体験させたい」という声が多く、次回はもう少し滞在時間を増やしたいといった次年度につながるお話もいただいております。今後、頂戴した声を基に改善を進め、来年度以降も再び来訪していただけるよう受入れ態勢を整えていきたいと考えております。  次に、ご質問2番の(2)の①、にとこみえ~る館などで市のPRなど観光面での連携はあるのかについてお答えいたします。にとこみえ~る館については、開設と同時に市の観光パンフレットを備え、燕市の観光資源を発信しております。さらに9月から観光タクシーゴールデンルート号のコースに信濃川大河津資料館やにとこみえ~る館を巡るコースを新設したりするなど、観光面での連携を積極的に図っております。今後、大河津分水通水100周年記念事業や大河津分水路改修工事自体観光需要喚起の重要な機会と捉え、市の観光資源として積極的に活用することで燕市への観光誘客に取り組んでいきたいと考えております。  最後に、ご質問2番の(3)の①、観光産業に対する市としての現状と今後についてお答えいたします。地域の持つ資源を活用し、地域経済圏の外から来訪者を呼び込み需要に結びつけることができる観光は、地域にとって極めて重要な産業であると認識しております。燕市としての観光の柱は、この地で輝くものづくりを見ていただく産業観光であり、市にとって重要な産業であるとも思っております。コロナ禍の中、制約はありますが、これからも燕市の観光の柱である産業観光を一層推進させるため、様々な観光プロモーションを展開してまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは、大項目3、中項目1、教員の働き方改革についてお答えいたします。  初めに、3の(1)の①、教員の多忙化についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、2018年に実施された国際教員指導環境調査では、日本の小中学校の教員の1週間当たりの勤務時間は参加国中で最も長く、小中学校ともに連絡事務や書類作成等の一般的な事務業務が長い傾向にあるとともに、中学校においては課外活動の指導の時間が参加国中、最も長いという結果でありました。本市においても調査や報告の簡略化、精選等事務業務削減の要望や課外活動の在り方を見直す動きが学校から出ており、同様の傾向があるものと考えております。市教育委員会といたしましては、教員が疲労や心理的負担を過度に蓄積せず、ゆとりを持って児童生徒の教育に集中できるよう、業務負担の軽減や長時間勤務の解消等を図るために働き方改革をさらに進める必要があると考えております。  次に、3の1の②、教員の勤務時間と学校への支援についてお答えいたします。2018年に行われた国際教員指導環境調査は抽出調査であり、比較できる本市のデータはありませんので、本市の教員の勤務実態につきましては時間外の勤務時間の今年度と前年度の比較で述べさせていただきます。教員の10月における時間外の勤務時間の平均は、小学校では43.5時間であり、前年度同期と比較してプラス6.7時間、中学校では65.4時間であり、前年同時期と比較してプラス12時間という結果となっております。議員ご指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年実施している学校行事の開催方法を工夫して実施したりする必要があることから、その計画づくりや保護者への説明資料作成等に時間を費やすため増加しているものと認識しております。市教育委員会といたしましては、教員の勤務実態を把握し、業務量の適切な管理が行われているかを校長に指導するとともに、アンケートマークシート方式にして集会の簡素化を図るなど、各学校が取り組んでいる効果的な事例を紹介するなどして支援をしてまいります。  最後に、3の(1)の③、燕市の教員の研修についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、教員の質の向上を図るためには研修は大変重要であります。市教育委員会では、今年度集合研修のほか、リモート研修など研修の形態を工夫し、時間や場所を選択して必要な研修を受講できるよう努めているところです。また、学校では教員のニーズに即した研修を計画し実施しております。研修を実施するに当たり、行事の見直し、会議の精選、事務的業務の削減など様々な工夫をしながら研修の時間を捻出していると聞いております。いずれにいたしましても、市教育委員会としては長時間勤務解消のために研修の時間を削減するのではなく、研修時間の確保や研修の仕方を工夫することにより教員の資質や指導能力の向上を図っていくことが大切であると考えますので、今後も充実した研修ができるよう学校を指導してまいります。  以上です。 ◆15番(齋藤信行君) じゃ健康寿命についてから順次お聞きしたいと思います。  市長のほうからも答弁があったんですが、100年時代、これ皆さん頭の中にも入っているし、私は市のほうでも健康等そういった部分で100年マイストーリー、そういったのもやっていると。私は、その中においても、今回はっきり言って市長の施政方針の中にも介護とかいろいろ、そういった部分と取り組んで、いろんなものをやるというのもあったんです。ただ、私懸念しているのは、この新型コロナウイルス感染症の中で、やろうと思ってもできなかった部分もあると思うんです。当然市長が頭に描いていた部分もあるんだろうし、私ちょっと聞き方が悪かったんだけど、市長、今後どうするとか、そういった意味じゃなかったんだけど、市長の市に対する考えを伺いたいという意味で、還暦以後の過ごし方、どういうふうなのが市長はアイデアマンだからあるのかと、そういった意味で書いたんだけど、ちょっと書き方が悪かったんで、そういった意味なんです。それはあれとしましても、当然やろうと思ってもやれなかった部分があると思うんです。答弁の中でも、当然健診もかなりできなかったと。当然今度新しい健診をやるのも、年明けに実施する。何かその中で健診予約システムですか。どういうふうなやり方するんだか、その辺も市のほうでは分かっていても、一般の市民はどのような形で受けたらいいのか、その辺の周知、そういったPR等も私必要なんじゃないかと思うんで、まずこの中ではそういったのをお聞きしたいと思います。  また、いろんな健康寿命を延ばす取組をやっている地域もあるんですね。私、ちょうどたまたま温度が関係するなんていう本を読みましたら、健康寿命には室内で過ごす温度もやっぱり関係するそうなんですよね。たまたま慶應大、ここにはあれなんだけど、慶應大学の教授さんとかいろんな学校の教授さんが、高知県の梼原町ですか、そこでいろんな実験をしまして、そこはたまたま65歳以上の高齢化率が40%以上に達しているそうなんです。将来の日本を見据えたような場所なんだと思うんですけど。そうしたら、健康寿命を延ばすには、室温を18度以上に保つ、これはたしかWHO、今本当パンデミックで皆さんがよく知っているこのWHOが2018年の11月に、冬の室内温度として18度以上を強く勧める勧告をしたと、こういったこともこれWHOやっているんですよね。その中で、たまたまいろいろな統計の中で、梼原町に大学の先生方が入って、その梼原町というところは本当山の中で、材木とか産業、そういった場所を過ごしているんですが、そこにモデル的な住宅を造ったりとか、そういったことをやっていて、とにかく室温が高いと何か健康寿命がものすごく上がるなんていう統計も出ているそうなんです。そこをPRしているのがこの雲の上の町ゆすはらなんて、こういうふうにやっておりますが、そういった温度の関係とか、私訪問して、その指導いろいろやるなんていうことも答弁の中でもありましたけど、やっぱりお年寄りの過ごし方、どういったところに住んでいるのか、そういった部分の指導も含めた中でやることが私健康寿命に影響を与えるんじゃないかと思いますので、その辺はどうなのかをここでお聞きしたいと思います。  また、あとはまた答弁の後で聞きたいと思いますが。  じゃ次に、観光政策について、部長のほうからかなりもらいました。答弁もらいました。そしたら、もう本当人数的には2,000人台、かなり小中学校合わせると県内外でプラスと言っているんですね。そして、アンケートはなかったけど、ヒアリング等でちょっとお聞きしたと。その中では時間が足らないとか、いろいろそういった話もあって、いろいろあったんで、またその辺は次年度のPR等につなげてほしいなと思っております。そして、私、同じまたその来る中にもインフラツーリズムという今国がやっている部分があるんで、それもプラスしてこの燕市をPRしてほしいなというのも私あったんですが、先回ちょうどたまたま我々役員改選になりまして、長岡の河川事務所の所長のところへ挨拶に行ってきたんです。そしたら、やっぱりアイデアなんですよね。例えば今いらっしゃる所長さんは、八ッ場ダムでバンジージャンプをやったりとか、そういうふうな話もしていましたし、私がちょうど行って、289の問題もあるんで、80里越えのあの場所ですか、かなり高い橋脚の橋もあるんで、あそこでバンジージャンプなんていうのも面白いんじゃないかなという発想もしていました。当然それは私聞いたら、市のほうから例えばこういったふうな要請があるんで、そういったのでもって観光いろいろ組んでみたいと、そういった話をしていましたんで、私その辺のアイデアもまた必要なんじゃないかなと思います。たまたま大河津分水路には洗堰を造るときに、その洗堰のところに旧洗堰ありましたよね。あれ私、旧分水時代のときに何とか残してもらいまして、あそこは今公園になっています。そして、あそこの場所は今産業遺産かな、何かなっているんだよね、あの洗堰は。そして、その後、あと可動堰も何とかワンセット残してもらったんですが、その辺の取組も含めた中で、このインフラツーリズム、市のほうはどのように考えているのか、ここで伺いたいと思います。  また、3番目でございます。小中学校の教育の課題、私今回はコロナウイルスの新型の感染症も関連していますので、本当先生方ののも本当雲をつかむような形でいろんな事業に対してやってきたなと思うんです。ただ、その中において、その前から言われている働き方改革の中で、当然先生方から時間をつくってもらって、子供に対する私は指導力等を上げてもらいたいのが、実際は働き方改革といえども、やっぱり先生方のそういった部分を高めるのも働き方改革の一つの要点じゃないかなと思うんです。当然100年に1度あるかないかというような新型コロナウイルス感染症の中で、今先生方は取り組まれているので、これ本当雲をつかむような話なので、どういうふうな指導がいいのか、これまた将来、その時分私たち生きているかどうか分かりませんけど、また100年先にまたこういったことがあるかも分かりません。本当その中にいるというのは、私、先生方も本当同じ指導をしていても指導のやりがいがあるんじゃないかなと思うような働き方改革をやってもらいたいんです。  あと教育長、いろいろな今まで当然燕市は教育立市宣言で、知徳体のバランスというのはこれ前々から言われておりました。当然私それをやるにも、今回新教育長がなったいきさつも私あると思うんです。当然幾らそういったことがあったとはいえ、自由な意見が例えば教育に対して述べられないような委員会じゃ私問題にならないと思うんです。やっぱり教育に対して物事をどうするかというような、そういった教育長としての私リーダーシップも望みたいと思うので、その辺もし答弁ありましたらお願いしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) 再質問にお答えします。  ちょっと私の人生そのものを聞かれているかと誤解しておりまして、申し訳ありませんでした。ご指摘の「還暦からの底力」、それから「ライフ・シフト」、私もいずれも読みました。大分前に読んだので詳しい中身は忘れましたけれど、共通して主張されているのが、一つの仕事、それを生きがいにやっていく人生じゃなくて、仕事がいろいろ変わるとか、日々勉強といいましょうか、頭も体も使って健康を維持したまま長い人生を過ごしていくと。出口さんのほうは、還暦過ぎたら自分のことだけを言っているんじゃなくって、社会全体や次の世代、若い子供たちのために働くというような意識を持ったほうがいいんだというようなことが書いてあったかなというふうに思います。そういったことを総合的に考えますと、燕市第2次総合計画で掲げている3つの人口増戦略の中の活動人口、これを増やしていこうということにつながっていくのではないかなというふうに思います。個人的なことは別にして、市民の皆様方からは社会貢献というんですか、自治会でいろんな地域活動に参加していただくとか、自ら健康づくりのマイストーリー運動に参加して、健康をずっと保持していくであるとか、いろんなサークル活動に参加して生きがい、楽しみというのを持っていただくとか、シルバー人材センターなんかに加入していただいて、その仕事に取り組んでいただくとか、そういったどんどん活動する人口を増やしていくということに、市の政策としてはつながっていくのではないかなというふうに思います。そういった意味で燕市としてはそういった事業を進めております。今年はコロナの関係でなかなかできなかったこともあるわけですけれど、感染予防対策をやって、その事業というのがいかにこういった時代の中でもやっていくか、それが予約制の健康診断であったりするわけですけど、こういった時代の中で今まで考えていたことをどうやったら実現できいくかということをまた知恵を絞りながら引き続き取り組んでまいりたいと考えています。 ◎教育長(山田公一君) 私が就任したいきさつを踏まえますと、私に課せられた大きな課題というのは、市民の皆さんの教育委員会に対する信頼を回復することにあるというふうに考えております。信頼関係というのは非常に築くのが難しいです。崩すのは本当にたやすいんですが、一旦崩れてしまったものを再び再構築するとなるとさらにハードルが高くなるというふうにも感じています。信頼回復を図るためには、特効薬や近道があるわけではございませんので、教育委員会全体で誠実に教育行政を推し進め、目の前の課題解決に教育委員会が一丸となって真摯に取り組む姿を多くの方々から見ていただく、それしかないのかなというふうに考えているところであります。そのため私は、教育長とそれから教育委員会の事務局職員の間で気兼ねすることなく議論ができる、話ができる職場環境が大事であるというふうに考えております。それもございまして、教育長就任の際には職員に対しては気兼ねなく話ができる風通しのよい職場をつくっていきましょうということで話をさせていただいたところであります。いずれにいたしましても、ちょっと使い古された言葉かもしれませんが、ワンチーム、チーム教育委員会を合い言葉に信頼回復に努めてまいりたいというふうに考えております。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) それでは、幾つかご質問いただいておりますので、まず新しい健診のやり方、予約システム等のお問いでございますけども、以前の議会でもちょっとお答えをさせていただいておりますが、どうしてももうこの状況でございますので、予約制を取るということになりまして、今年度につきましてはコールセンターといいますか、電話予約が主になっております。しかしながら、電話だけですとなかなかつながらなかったりもしますし、そういった問題も多々ありますので、がん検診等は若い方も多いですので、その方々に対して今度議員さんが今おっしゃっていましたが、この前予算いただきまして、今新しい健診の予約システムというものをつくっております。そして、基本的には通常ホテルとかを予約されるようなイメージで、スマホ等から予約をしていただくというふうなやり方と、それに加えて従来の、今年やらせていただきました電話の予約ですとか、そういうものを併用しながら、できるだけ使いやすいような形で構築をさせていただきたいなとは思っておりますし、なかなか使い方が分からないお年寄りの方とか高齢者の方とかいらっしゃるかと思うんですが、その方々につきましても、スマホをお持ちでないとちょっとなかなか厳しいかもしれませんけども、その辺でもしお持ちであれば時あるごとにその辺使い方等の指導もちょっとしていきたいなとは思っております。  あとPRなんですが、年明け、1月末から2月ぐらいにかけまして個人宛てに個々にまた案内等も送らせていただきますし、いろいろな講座等もいろいろご説明をさせていただきたいと思っておりますので、その辺完璧に全員とはいかないかもしれませんが、できるだけ可能な限り周知に努めたいと思っております。そして、今度来年からは、今年はちょっと急なことでしたので期間が春先からちょっと空いて、今度秋というふうに。そして、今度年明けにまたやらせていただきますけども、来年はもう少し計画的に少人数ごとにちょっと期間を長くして受けやすいような形で取りあえずさせていただきたいなというふうには考えております。  あと2点目、健康寿命を延ばす取組で、議員さんのほうから今温度が関係するんじゃないかと貴重なご意見をお伺いいたしました。確かにそれも恐らくそうなんだろうと思いますし、またちょっと機会ありましたら本なんかも読ませていただきたいなと思っておりますが、今実際、ちょっと説明させていただきますと、100年時代の取組をさせていただくキーは、今までは例えば保険者、例えば国保であったり、保険者というのは、皆健康データ、健診だったりレセプトデータというのは大体保険者が全部保管をしているんですが、そこしか使うことができなかったんですが、どうしても高齢化時代になりますと、介護の方、介護予防が非常に今キーになっておりますので、今度法律が変わってその辺のデータも一括して連結できるような形になりましたので、それと一緒に私どもの部署のほうも部内で連携を取らせていただいて、あと国保連合会さんとも連携を取らせていただきましたし、あと後期高齢の広域連合とも連携を取らせていただいて、今そのデータに基づいた介護予防、どういう方が、介護になる前の病気ってどういう病気なんだろうということを分析をさせていただいて、いろいろ幾つか事業をさせていただいております。その中にはもちろん個々に訪問させていただく機会が多々ありますので、その中でその方の生活状況とかもまた見たりさせていただいている、そんなような状況でございます。  以上でございます。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 先ほど議員のほうからは、洗堰や旧可動堰を例に挙げられて、地域資源を使った様々なアイデアを生かした観光を進めていかなきゃいけないんじゃないかというようなご質問だったというふうに捉えております。先ほど観光タクシーゴールデンルート号を使った、始めましたというような答弁をさせていただいたんですけれども、今後大河津分水路の改修事業が進展していくこと、それから大河津分水の通水100周年事業も行われるということから、それらを活用した観光も大切になってくるというふうには認識しております。市としても庁内でワーキングチームを立ち上げましたので、その中でも今後具体的なアイデアについて検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。  以上です。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 先ほどコロナ禍の中での働き方改革及び教員の指導力向上についてのお問いをいただきました。こちらにつきましては、まさしく今現在学校現場で行っていることは先行きが見えない不透明な社会の具現が今まさしく進んでいるんだということで捉えております。ですが、今目の前にある子供たちの状況を確かにしながら、できることをしっかり1つずつ進めていくという姿勢で様々なことに取り組んでいるところでもございます。その中でも、先ほど議員からご指摘ありましたとおり、働き方改革を進めることは、その基本といたしましてはもちろん子供たちの一人一人に寄り添うことができるようにする時間を確保すること、それが目的であります。よって、業務量の削減等を通しまして、教員といたしましては子供たちに寄り添う時間の確保のためも1つありますが、その裏にあるものについては子供たちの状況に応じて指導ができるということを取られているものと考えております。よって、指導力向上につきましては、先ほど答弁させていただきましたとおり最も重要な課題であるというふうに捉えております。学校では様々な工夫が行われておりまして、例えば今回のコロナ禍において業務の内容を変化させていかなければならないときに、形をつくって1時間会議を行うということよりも、今これがあした必要だということについて必要な教員がぱっと集まって、その場で協議をして、あしたの方針を決めていって、それが校内のネット上で共有するというような、そういう取組をしていると。それによって、より一層教員たちの交流が進んで、よりいいアイデア、新しいアイデアが生まれてくるようになったというふうに評価している校長もおりました。様々な変化が今求められている中、各学校では確実にその変化を具現化していっているんだなということを私自身が実感しているところであります。教育委員会といたしましては、各学校で取り組んでいる有用な取組について、ほかの学校に共有させていただくことによって、より一層学校での働き方改革が進んでいくように支援していきたいと考えております。  以上です。 ◆15番(齋藤信行君) また最初からの部分から。市長からも本当答弁もらいました。市長に分かってもらえなかった。市長の人生じゃなくって、私はそのつもりで書いたつもりはちょっとあれだったんですけど、ありがとうございました。  いずれにしても、私いろんなこういった物事の行事、施策、いろいろあるんですが、とにかく新型コロナウイルス感染症の中でやるのはやったとしても、私が伺っているのはスマホとか、そういったのも若い世代はいいんですよね。後からお年寄りにも聞かせるとかなんとか言っていられたんですけど、やっぱり時代についていけない人種というか、やっぱり年配の上の人がいるんです。それで、我々も、私のところにもいろんな年配の方が、本当このコロナがはやって物事ができなくって困ったとか、健康な、お年寄り言うとかわいそうなんですが、やっぱり70代とかそういった人たちがスポーツとかいろいろ文化活動とかしているんですけど、やっぱりその縛りがね出てくることが、かえってうちに籠もったりしてやっぱり健康を損なっている最近お年寄りもいらっしゃるんですよね。これはこういった感染症の中の生活だから仕方ないんですけど、いずれにしてもその中でついていけない年代層、そういった対策とか、どちらかというと市長は今回、私先回のときもいたんですが、ふれあいトークとかああいったのはこの感染症の中でできないんですよね。当然やったとしても、あそこに出てくるのはほとんどやっぱり高齢の方が出てくるんですよね、大体。こういうスマホとか、そういったデータとか、そういったのは若い人はあれなんですけど、やっぱりその辺が私懸念しているんです。いろんなスポーツの団体とか文化クラブ系統の団体とか、そういったところに所属しているやっぱりお年寄り、お年寄り言うとあれなんですけど、75歳以上の高齢者の方なんか、いや、こういったついていがんねと、そういった話も伺っているんで、本当これからはその辺に対する情報の伝え方、私それが大変なんだと思う。市長は、本当ふれあいトークで直接伝えようと思っても今できないんで、その辺のやり方をやっぱり考えるのも一つの方法なんじゃないかなと思うんですけど、その辺もしいいアイデアでもありましたら答弁お願いいたしたいと思います。  そして、あと2番目の観光のほう、産業振興部長からもお話しいただきました。この観光タクシーというのは、私さっきちょっと聞くの忘れたんですけど、どのぐらいの対応というか、また例えば需要があれば当然台数も要るんだろうし、どのぐらいのキャパというかあれを想定しているのか、その辺ちょっとお伺いしたいんですけど。  あと、ワーキングチーム、当然私も、今回、今年度観光振興室を観光振興課へと拡充した部分もあるんで、先ほど横の連携もいろんな話も各課やっていましたけど、そういった部分でいろんな連携があるんだろうと思います。とにかく感染症が一番ネックな部分があるんですけど、その中でもこうやって来てくださる修学旅行生とか、そういった人たちがいるので、本当その辺をやっぱり大事にしたような取組、また当然その辺はいろんな課とやっぱり連携するのもいいと思うんです。その辺、本当今後の取組、もう少し将来的にはこの感染症も克服されるんだろうと思うんですけど、それまでの私積み重ねが、今がやっぱりこういったときにこの次のことをやっていくとそれが大事になると思うんで、将来の方向性もやっぱり見据えた上で、この観光事業をどう考えているのか、もう一回お聞きしたいと思います。  また、小中学校の教育の課題、主幹からも今伺いましたが、いろいろ話をするようにして明日の協議をしたりとか、その場でやるというような即時的なそういった臨機対応的な会議もやっているとお伺いしたんです。私、ちょっとお聞きしたいのは、ただ、上のほうばっかり、俗に言う改革、働き方改革をやるんだといっても、実際その場所に携わっている先生方の意見、やっぱり意見の取り方も大事だと思うんです。そこの部分は、私今までそう聞いたことはなかったんだけど、やっぱり実際その大事な職場の中の意見の聞き方、その辺も当然考えているんだろうと思うんですけど、やっぱり貴重な意見が各一人一人、当然十人十色だからいろんな考えがあると思うんで、そういった意見を集めることによって、今新教育長が先ほど答弁いたしましたけど、やっぱり皆さんの意見を聞いた中で、そのワンチームがその辺を含めた中でのやっぱりみんなから意見を聞く体制が、どのように考えているのか、やっぱり当然今までと風通しがいい言うのかな、要するに聞きやすいというような、そういった体制づくりをどう考えているのか、ここでお聞きしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) なかなか難しいご質問いただきましたけれど、まず確かにご高齢の方々にとっては今のコロナ禍を契機としたこのデジタル化の社会になかなか戸惑っていらっしゃる方も多いんじゃないかなというふうに思います。それについても我々いろいろ考えていかなければならないんだと思いますけど、まず一言その前提として申し上げたいのは、人生100年時代ってついていかんねと言うんじゃなくて、そういう時代だから俺たちついていけるように頑張ろうというふうに考えを切り替えましょうというのが2つの本の趣旨だったのじゃないかなと思いますので、まずお一人お一人そういうふうに頭を切り替えていただけることがこれからの時代大切なんじゃないかなというのを申し上げた上で、でもなかなか急にはそうなりませんよねということも確かにそうだと思いますので、それについてはいろんな先ほどありましたようにいろんな機会を見てお話ししていくんだろうと思いますけど、コロナ禍でなかなか人を集めること自体が難しい。だとしたら、今ぱっと言われて、ぱっと思いついたので、それが正しいのかどうか分かりませんけれど、1つは私この11月からラジオをちょっとやってくれと言われたのでラジオ番組やって、週1回とか、そういった形でご自宅でFMラジオ等をお聞きになられるということでもって市の情報をつかまえていくということはあるのかなと、我々はそういう形で発信していく。私の場合は、市政全般についてのお話をやらせてもらっているんですけれど、今回のテーマである健康づくりみたいな話になりますと、燕市の場合、燕三条エフエム、ラヂオは~とさんで定期的に番組持っていますけれど、そこに健康づくり課の人間がどんどん訴えることをやっていくとかということで、こういうふうにやると健康、寿命が延びますよみたいな、そういうことをやっていくというやり方が、今の言われて、ぱっと思いついたアイデアでございます。これが正しいのかどうか分かりませんけど、そういったことをいろいろ工夫しながらやっていきたいと思います。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 健診の予約システムをスマホでやった場合、できない方がいらっしゃるという、私どもも実はその辺が非常に危惧するところでございます。ただ、いろいろやり方として全体の枠がある中で、スマホで予約できる方についてはそれをご利用していただければ、逆に今度電話を受け取る部分が少なくなってくるしということで、決してその方々をもうできないからしようがないというふうな考えではなくて、例えば先ほど健診期間をちょっと長く取りますよという話をさせていただいたと思うんですが、途中でいらしていない方、今まで何年もずっと受けていらっしゃる方とかデータみんな持っていますので、いろんなパターンで、例えば勧奨案内を出すとか、ピンポイントに電話をして健診いらしていないようですが、どうでしょう、いついつありますけどというふうな形でいろいろ媒体が考えられるのはいろいろありますけども、そんな感じのフォローをしながら、どうしても始めたのが今年、正式には来年からという形になりますので、いろんなちょっと不都合な面をいろいろちょっと意見をできるだけ吸い上げて、可能な限りまた次年度以降よりよいものにつなげていきたいなというふうに思っておりますので、スマホができない方についても決してそれをおろそかにするとか、そういうことは全く考えておりませんので、いい方向をまた考えていきたいと思っております。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 議員のほうから2点ご質問をいただきました。  まず1つは、観光タクシーゴールデンルート号のことについてでございますが、これにつきましては基本的に2名様より実施しておりまして、事前予約をいただくという形になっております。基本的にはカレンダーがあるんですけれども、年末年始を除けば月曜日以外は運行、予約があれば運行するというような体制でやっております。タクシーについてはそういったことでございます。  それから、コロナ禍の中、修学旅行を始めいろいろ来ているけども、次のことも考えながらやっていかなきゃいけないんじゃないか、将来のことも考えながらというふうなご質問であったというふうに思っております。先ほど修学旅行のお話しさせていただきました。新型コロナウイルスの関係で産業史料館の入館者数は昨年度に比べて大きく落ち込んでいるというのは実態なんですけれども、実は修学旅行が9月頃から入ってきたことによって、実は9月、10月、11月、12月と単月で見ると昨年度よりそれぞれ上回っているんです、入館者数が。そういうふうなこともございます。そういったことで、今後もこれまでにはなかった新たなファンを獲得するところに期待をかけているところではございますが、そういった中でコロナ禍の中でいろんな制約があるとは思うんですけれども、こういうような新たな展開もありますし、一方で終息に向けていろんな準備を今から進めていかなければならないというふうには思っております。例えば今インバウンドが海外から訪れることができないということで、事実上ストップしておりますが、終息後にいかに燕市のほうにそういう外国のお客様から来ていただいて、それで外国の方が燕製品に触れて、感動をいただいて、それを世界中の皆さんにいかに発信していただくかとか、そういったことも今後課題になってくるかと思いますので、今のうちからそういった終息を見据えて少しずつでも準備を進めていかなきゃいけないかなというふうには思っているところでございます。
    教育委員会主幹鈴木華奈子君) 先ほどは議員のほうから教職員の共同性の向上についてのお話をいただいたと思っております。今現在、やはり教員の世界でも新しいことに対して、新しいことの課題に対して、より適切な対応が求められている毎日でございますので、まさしく議員がご指摘のとおり教員同士の間でどれだけ意見交換が自由にできる環境にあるかということは非常に重要なポイントであるというふうに認識しております。今現在、学校のほうでは会議や研修等様々行われておりますが、その形式として、例えば上意下達というような会議というものではあまり行われておりませんで、基本的にはファシリテーションというような形で、要は……         〔「ファシリ……」と呼ぶ者あり〕 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) ファシリテーションというようなやり方が一般的に今なりつつあります。そこでは校長や教頭を含めて、若手教員も全部含めて、全ての教員が同等である中で、小グループで意見交換を自由に交わすということが形式として設定されているものであります。その小グループの中での意見交換を基に新たな課題に対して新たな意見が出しやすくするような、そういう仕組みでございます。その研修のやり方や会議のやり方に関しましては、新潟県の中学校長会のほうから中心となって進んでいったものでありまして、既にもう10年近くの年月が取ってあります。よって、各学校での研修につきましても、市としての行える研修でありましても、会議でありましても、とにかくこの同僚性を高めて、自由な意見交換ができる場をいかに設けるかということを主眼において変革が今現在進められているところでございます。よろしくお願いいたします。 ◆15番(齋藤信行君) いろいろ伺いました。市長、本当このコロナ禍の中で発信する部分、本当前、私敬老会があったときに、あれ長寿福祉課でしたか。そこ敬老会の中で入れてくれと。例えばお年寄りは、その一つの文言、例えば今回もいかに……例えばラヂオは~とか。ラジオは~とだったらラヂオは~と聞いてくださいと。市長、今もそこの中に健康福祉部なり、そういった部分の職員も言われるような体制も取りたいと先ほど言いましたので、本当その情報の伝え方、そういったのがあるんで、その辺市長にお願いいたしまして、あと観光も産業振興部長のほうからいろいろお聞きしました。タクシーとかいろいろ予約制も聞いたんですが、何たってコロナ禍の中で、そういったやっぱり状況だけはつくっておくのは本当大事だと思います。  また、教育委員会のほうも、本当10年前からいろいろそういった話の仕方、とにかく現場の話を聞くというのが私本当これが最初だと思うんです、この働き方改革においては。その辺をお願いいたしまして、本当こういったのが皆さんに通じる、市長特にふれあいトークができない中においての情報の伝え方、今一つのアイデアでございましたけど、そういった面もお願いいたしまして、私の一般質問これで終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午前10時34分 休憩          午前10時44分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、4番、堀勝重君に発言を許します。 ◆4番(堀勝重君) おはようございます。ただいま議長のほうから発言の許しを得ましたので、通告に基づきまして私からの一般質問をさせていただきます。  それでは最初に、大項目1、第2次燕市総合計画について。中項目(1)中間評価に基づく施策等の見直し版についてご質問いたします。現在の社会情勢を見てみますと、公的年金制度は崩壊の一途をたどり、金融界では超低金利時代となっております。また、企業等においても終身雇用や退職金制度は廃止の方向へと歩みを進め、格差の広がりが徐々に目立ち始めてきているように感じております。さらに景気はと申しますと、以前と比べて決してよいという状況ではないものと認識しており、新型コロナウイルス感染症の影響も相まって、短期的な将来ですら予測することが難しい時代となっているのではないでしょうか。現代社会においては、現在だけ注力することのみならず、将来についても今まで以上にしっかりと考えていかなければ、将来が立ち行かなくなっていくという問題も抱えているのではないかと受け止めております。現在に対して対策を講じる一方で、将来に対しても対策を講じなければならないという非常に難しい時代に立っているのではないかとも捉えております。  そこで、当市の最上位計画である第2次燕市総合計画見直し版策定に当たっては、人口動態、出生率や長寿命、景気の状況、財源、実施事業等々を鑑み、先を見据えた計画にするため、令和元年度に第2次燕市総合計画を改定されたものと認識しております。しかしながら、改定後間もなく新型コロナウイルス感染症が日本にも上陸し、全国に感染が拡大いたしました。この新型コロナウイルス感染症も今年の夏頃には一時収束の兆しを見せたものの、その後秋口から再び感染が広がり始め、昨日には東京都の1日の感染者数としては過去最高の600人を超える状況となっております。コロナ禍においての社会情勢は、第2次燕市総合計画策定時と比較すると驚くほど大きく変わってきております。また、今までとは違った新しい生活スタイルを変えていかなければならない状況となり、密集、密室、密接の3密を避けることや、ソーシャルディスタンスの確保などを余儀なくされることとなりました。いまだ終息のめどが立っていないことから、この先の不安を隠せない状況となっております。燕市が将来に向けて持続可能なまちであるために、将来像に向かい様々な行政分野での目標を立て、その目標を達成するための施策や事業を策定する、これらをまとめたものが燕市総合計画であると認識しております。第2次燕市総合計画の改定前と改定後の社会情勢が大きく変わってきている現在、令和元年度に見直しを行い、令和2年3月に改定された燕市最上位計画の第2次燕市総合計画についての考えをお聞きしたいと思います。  小項目①、令和2年3月に改定された燕市の最上位計画である第2次燕市総合計画について、どのような認識でおられるのかお伺いします。  ②、今後、改めて第2次燕市総合計画の見直しを行うのかどうかも含め、どのような対応をされていくのかをお聞きしたいと思います。  次に、大項目2、学校教育について。中項目(1)中学校における部活動指導員配置事業についてご質問いたします。まずもってこの件について当市の中学校における部活動の指導にご尽力いただいております指導員の方々には感謝を申し上げたいと思います。中学校における運動部活動指導員、部活動指導員は、2017年に教員の働き方改革の一環として制度化されました。学校における働き方改革の目的は、教師のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに、日々の生活の質や教職員人生を豊かにすることで自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになることとされております。その背景として部活動時間の長期化が問題となり、適正化が求められていることであります。文部科学省が2018年に行った教員勤務実態調査によると、中学校教諭の部活動に関わる1日当たりの勤務時間は平日、休日ともに10年前より増加しており、特に土日の勤務時間は1時間4分増加しているということであります。こうした調査結果から、部活動の長さが教員の多忙化を引き起こしているということが問題となり、適切な練習時間や休養日の設定など、部活動の適正化が主張されるようになりました。この適切な練習時間や休養日の改定など、部活動の適正化等のことについては私のほうで平成27年12月議会一般質問でも質問させていただいているところであります。部活動顧問の教員からしてみれば、競技経験のない運動部活動の顧問を任されることは心理的負担にもなる上、適切な指導方法が導入されない場合も多くなるとも聞いております。このようなことは運動部に限らず全ての部活動において、その内容に関わる専門的な知識、技能を持つ外部人材を配置することで、正しい理解に基づく適切な指導が行われ、想定される事故、けが等の未然防止など、部活動の実質的の向上が図れるとされております。こうした状況を鑑み、当市においても部活動指導員配置事業が開設されたものと受け止めております。部活動指導員制度は、教職員の負担軽減、部員の技術の習得、あるいは向上心や達成感等、さらに地域等の連携が図られるものと考えるため、とてもよい制度であると受け止めているところでもあります。一方で、教員ではない指導員が部活動指導員制度等を理解せずに教育現場である学校に入っていくということはとても危険であることとも思っておるところでもあります。  そこで、当市の中学校における部活動指導員配置事業についてお聞きしたいと思います。小項目①、中学校における部活動をどのように捉えておられるのか、教育委員会の認識を伺います。  ②、現在、市内中学校における部活動指導員配置の現状についてお伺いいたします。  ③、部活動指導員配置事業の運用はどのように行っておられるのかお伺いします。  以上で壇上から1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) 堀議員のご質問にお答えいたします。私からは1番の第2次燕市総合計画の中間評価に基づく施策等の見直し版についてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれの担当のほうから答弁させていただきます。  ご質問の1、(1)①と②につきましては関連がありますので一括してお答えさせていただきます。  第2次燕市総合計画については、中間目標値を定めた令和元年度に中間評価を行い、その評価を踏まえ、最終目標値の達成に向けて施策を見直す改定を令和2年3月に行ったところでございます。議員ご指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大し、この改定と現時点とでは社会情勢が大きく変化していることに加え、いまだこの終息が見通せず、その影響がどの程度続くのかという予測がまた極めて困難な状況となっております。そのためこうした先行き不透明な現状の中で、計画の全体的な見直しというのは非常に難しく、むしろ施策レベル、事業レベルで必要な見直しを適宜機動的に行いながら、できる限り第2次燕市総合計画に定める目標値の達成を目指していく、そうせざるを得ないのかなというふうに認識しております。  今後というご質問でございますけれど、そもそも第2次総合計画の終期は令和4年度になっています。もう目の前迫っているという状況からいたしますと、感染症の終息に向けた状況を注視しつつも、2次計画を見直すというよりは新たな次期総合計画の策定に向けて取り組むというほうがいいんじゃないかなと考えております。したがいまして、令和4年度ということになりますので、来年度からその準備を始めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは大項目2、学校教育についてお答えさせていただきます。  2の(1)の①、中学校における部活動に対する市教育委員会としての認識についてお答えいたします。中学校における部活動は、生徒がスポーツや芸術文化等に親しむことにより、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質能力の育成に資するものであり、燕市が目指す生きる力がみなぎる燕の子どもを育成する活動の一環として大切な役割を担っているものと認識しております。また、この時期の活動を適切に行うことは、義務教育終了後も豊かなスポーツライフを実現したり、芸術文化等の活動に親しんだりすることなど、生涯にわたって人として豊かな生活を送ることにつながるものと認識しております。  次に、2の(1)の②、中学校における部活動指導員の配置の現状等についてと③、部活動指導員配置事業の運用については関連がありますので一括してお答えいたします。令和2年度の部活動指導員の配置については、現在3つの中学校に6人が配置されています。その種目は、野球、バスケットボール、ソフトテニス、卓球、柔道、吹奏楽となっています。部活動指導員配置事業の運用については、校長から教員免許を有する方、または教員を退職した方など指導員としての任用資格に該当する方の推薦を受け、燕市の会計年度任用職員として採用しております。指導員は校長の監督の下、教員の部活動顧問と協力、連携しながら技術指導や大会引率などの部活動指導に当たっております。  以上です。 ◆4番(堀勝重君) それでは、順次質問させていただきたいと思いますが、最初に第2次燕市総合計画についてお聞きしたいと思います。  今ほど①、②について一括して市長のほうから答弁をいただいたところであります。答弁のとおり新型コロナウイルス感染症の終息がいまだ見通せない状況であるということで、第2次燕市総合計画の全体的な見直しについては現時点では難しいということであります。このことについても私も理解させていただきました。むしろ情勢の変化に応じて政策や事業の見直しを臨機応変に行っていくということでありますし、目標達成を目指さなければならないということもよく分かっておりますし、そうあるべきであるというふうに私も思っております。コロナ禍という異常事態の中、市長は本定例会で2名の先輩議員からの令和3年度の当初予算編成に向けての質問に対し、過去に例のない極めて厳しい状況に直面している、変化する社会情勢に柔軟に対応しながら市民生活や地域経済を支援する取組についてはちゅうちょなく事業化をしていくと答弁されているわけであります。私も昨日その答弁を聞きながら、終息の見えない新型コロナウイルス感染症の状況下にあって、市長のこういった姿勢、決意に強く共感しております。そこで、第2次燕市総合計画を現時点で新たに見直すことは難しい状況であることや、新型コロナウイルス感染症から市民を守るという決意を市民の皆様方にも是非届けていただきたいというふうに私は思っております。そのためには見直したばかりの第2次燕市総合計画に関し、施策や事業も現状に合わせて適切に見直しながら進めるとともに、市民生活を守り、地域経済を支える事業は迷わず優先的に実施していくという市長の強い意思やメッセージを令和3年度当初予算概要や施政方針に是非とも私は反映させていただき、市民の皆様のほうへもしっかりとお伝えしていただきたいというふうに強く思っているわけであります。その点について市長の考えをお聞きしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) ありがとうございました。令和3年度予算編成というのは、私の今任期中、実は最後の予算ともなりますので、仕上げの予算という意味でも堀議員のご提案のとおり、このコロナ禍においてどうやっていくかという意思なりメッセージを予算そのもの、あるいは施政方針に反映させたいというふうに考えております。ありがとうございました。 ◆4番(堀勝重君) それでは、次に中学校における運動部活動配置事業についてお聞きします。  最初に、①の中学校における部活動をどのように捉えておられるのかということであります。先ほど主幹のほうから答弁をいただいておりますが、燕市が目指す生きる力がみなぎる燕の子どもを育成するという活動の一環であるというふうなお話でありましたし、そういった意味でもそういうところで部活動は重要な役割を果たしているということであると、それは理解いたしました。そこで、1点だけお聞きしたいと思うんですが、学習指導要領に部活動は教育の一環であるということがうたわれておりますが、その認識についてまず伺いたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 学習指導要領における部活動の捉えについてお答えさせていただきたいと思います。  先ほどお話しさせていただきましたとおり、部活等については学習指導要領にその意義が明記されております。先ほどお話しした中にも触れさせていただきましたが、活動の効果としては明らかに学習意欲の向上、連帯感、責任感の涵養、この辺りにつきましても非常に効果があるということがうたわれているところでございます。チームとして、そして個人としてその目標を設定し、その目標に向かって努力することを通して自分自身の理解を深め、また自分の能力を上げていく、そういう取組と一環として捉えています。  以上です。 ◆4番(堀勝重君) 私もスポーツをやってきて、もう生で子供たちの活動を見ていますと本当に今答弁いただいたようにやっていくんだ、やっていかなければならないんだろうなというふうに実感をしております。  次に、②の部活動指導員配置の現状についてお聞きします。先ほど3つの中学校に6人の方が配置されているということでありました。教員免許を有している人、そして教員退職者、任用資格に該当する方ということでありますが、そこでですね、部活動指導員配置事業の指導員のほかに、今教育委員会で行うこの事業のほかに、市内中学校においてでそういった方とは別な校長が認める指導員という形で指導されておられる方がいられると私聞いているんですが、その現状について把握されておられるのか、お聞きしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動指導員以外の外部人材の状況ということでお問いいただきましたので、お答えさせていただきたいと思います。  地域人材や玩具人材の活用については、学校と地域との連携、共同を一層推進していく上で重要であり、多くの学校が専門的な知識や経験、技能のある方を総合的な学習の時間を始め、部活動等でも活用しているということで聞いております。多くの外部の方から学校に入っていただき支援をいただくことについては非常に効果が上がっているということも伺っております。部活動指導員以外の外部の方が学校の依頼によりボランティア等で教職員の指導補助をしていただいている事例はあるというふうに聞いております。そして、このような外部指導者については、学校が依頼し、教職員の指導の下で教育活動の補助を行っていただいているものと認識しております。そして、その活動内容については、市教育委員会に対して報告を一定の形で求めるようなものは行ってはおりません。ただし、校長や部活動顧問等を通して、その状況についてはよく学校訪問の中でもお聞きするところでございます。  以上です。 ◆4番(堀勝重君) それでは、次に③の運用についてお聞きしたいと思います。  先ほど会計年度任用職員として採用しているとの答弁がありました。このことについてもお聞きしたいと思います。市役所の一般の会計年度任用職員の新規採用では、私も確認をしておりませんけども、恐らく履歴書の提出であるとか、面接等の採用試験を行っておられるというふうに思っていますが、部活動指導員配置事業の指導員の採用はどのように行っておられるのかお聞きしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動指導員の採用の状況についてお話しさせていただきたいと思います。部活動指導員は、昨年度市の嘱託職員という形で運用が始まりまして、今年度から市の会計年度任用職員として運用しております。採用に当たりましては、学習支援員や介助員などの公募制とは異なりまして、校長の推薦により採用するものとなっておりますので、採用時の面接は校長の推薦を得ているということで、面接のほうは実施しておりませんが、採用するに当たりましては学校を通して設置要領等を配布し、校長から本事業の趣旨をしっかりと説明してもらうとともに、市の研修会への参加もお願いしているような状況でございます。  以上です。 ◆4番(堀勝重君) 私、今また改めて1つまた聞きたいと思ったんですけど、今主幹の答弁で分かりました。  そこで、1点だけですが、あくまでも教育委員会が運営している事業ということであれば、教育委員会のほうも校長だけに任せるものではなくて、校長の面接のときにでも教育委員会の指導主事であるとか主幹であるとか、その方も同席して、本当にふさわしい方なのか理解をいただいた、本当にその趣旨を理解いただいたものなのかとか、そういったところをきちんとやっぱり確認してやっていく必要があるのではないかというふうに思います。それなぜならば、それもう本当にありがたい、先ほど冒頭に私も感謝申し上げるということを申し上げました。本当に忙しい中、そうやってお手伝いいただいているということで、本当にありがたいというふうに思っておる中で、その一方でその趣旨を理解せずに、例えば結果を出すとか記録を伸ばすとか、それに固執した指導となると、子供たちというか、部員の主体性であるとか自主性であるとか、そういったところが欠落していって、本当の教育というところにつながっていくんかどうかなという一抹の私不安があるんです。そういったところでも、今後教育委員会のほうも校長と連携取りながら、あくまでも子供たちの視点に立って、また先ほど申したように働き方改革の教員の立ち位置にも立って、それがうまく運用できるようにしていっていただければというふうに思いますが、そこら辺もう一回お聞きしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動指導員の採用時の面接等についてのお問いいただきました。ありがとうございました。議員ご指摘のとおり、部活動指導員に関しましても、子供たちを指導する立場としては教員と部活動においては同等に活躍していただいているところでございます。よって、その在り方については非常に重要なポイントをやはり外すことはできないものだというふうに捉えています。先ほどお話しいただいたとおり、子供の自主性を育み、そして子供の成長を願うものであるということが前提でございますので、勝利や技能の向上のみにあらず、基本的には大切な内面のやはり成長を資するものでなければならないというふうに考えます。今ご指摘いただきました件につきましては、今後もまた検討させていただきまして、教育委員会の中で妥当な形になるように検討してまいりたいと思っております。  今現在でございますが、ほかの会計年度任用職員と同様にちょうど市の職員が学校を訪問いたしまして、会計年度任用職員全員につきまして人事評価、期末面談を実施しているところでございます。部活動指導員についても同等に行わせていただいたところでございます。その中でも勤務状況を重視しているか、服務勤務についてきちんと規律を守っているかということも確認しているところでございますので、ご承知いただければと思います。お願いいたします。 ◆4番(堀勝重君) ありがとうございました。的確な答弁いただいてありがとうございます。私も誤解されると困るんで、またお話しさせてもらいますけども、指導員の方が入って、もちろんその方々は技術指導ということがメインになってくると思うので、その指導をしていただくことは私どんどんやっていただいていいと思うんです。子供たちも満足するというふうに思いますが、その指導の中であくまでもやっぱり先ほど言う指導のガイドラインにも書いてありますけども、自主性、主体性を尊重して、そして顧問との連携取りながらやって、一生懸命やった中で、結果として成績が記録が上がったりとか優勝したりとかいうことは本当にそれは理想的な形だと思うので、要は学校教育の中で本当に広い視野の中でそれを指導していただいて、顧問もしっかりと連携を取りながらその目標に向かってやるということで、先ほど冒頭に主幹もおっしゃられたように協調性であるとか、いろんな効果があるということでありますので、そういったものであれば私は大いにいいという意味でございますので、誤解のないようにしていただければというふうに思います。  それじゃ次に、もう一点お聞きしたいと思います。先ほどお聞きした学校長が認める指導員ということで、その方々に対しても部活動は教育の一環であるということであれば、学校という教育現場に入っていくわけですから、配置指導員、授業指導員と同様にガイドラインに沿った形で趣旨をしっかりと理解していただくことが私は重要であるというふうに思っています。本来であればそのためにも研修を行う必要があったのではないかというふうに現在思っておりますが、その辺で主幹の考えをお聞きしたいというふうに思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動指導員以外の外部人材の研修についてお問いいただきましたのでお答えさせていただきたいと思います。  議員ご指摘のとおり、今現在外部人材への研修については行っておりませんが、市教育委員会といたしましては各中学校の実態をまずは調査させていただいた上で、学校が継続的な指導を依頼する場合については燕市小中学校いきいき課外活動の在り方に係る方針の遵守等を丁寧に説明するよう各学校を指導するとともに、外部人材の方への来年度の研修会への参加等を準備を進めていきたいと考えております。  以上です。 ◆4番(堀勝重君) 何回も私言って申し訳ないんですけども、部活動が教育の一環ということであれば、部活動指導員配置事業のほかの指導員、先ほど言った学校長の認める指導員へも部活動指導員配置事業を紹介していただいて、学校にもまたお話ししていただいた中で、任用資格に該当する方であれば、そこの今後教育委員会が行っているこの事業に移行していくような取組をしていただければと私は思っております。そして、最終的には校長が認める指導員制度といいますか、そういったものをなくしていって、しっかりと教育委員会の事業の中にいただく、これはまたなぜならば一生懸命指導いただいている指導員の方の身分保障であるとか、責任の問題であるとか、教育の一環であるというところをしっかり理解いただいて、それと働き方改革の先生方、顧問の方々にとって本当に有益であるということが大切であると私は思うので、その辺をしっかりと教育委員会のほうでかじを取っていただくような方向にやっていただければというふうに思っていますが、いかがでしょうか。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動指導員の拡充、そして充実についてのお問いをいただいたと思っております。ありがとうございます。  今現在、部活動指導員の方が入っていただくことによって、まさしく働き方改革が進むという意味もあるのでございますが、それ以上に例えば若手の職員の今までその種目に携わったことのない職員が部活動指導員の方の指導をそばで見ることによって自分自身が学び、そして成長するきっかけになるという事例をたくさん私のほうでは聞かせていただいているとこでございます。子供の成長のみならず、教員の成長までもご支援いただいている部活動指導員の皆様について本当に感謝をさせていただきたいと思っております。そしてまたその運用につきましても、今議員がご指摘いただきましたとおり、今後も引き続き教育委員会といたしましてしっかりと行っていきたいと思っておりますので、ご承知いただければと思います。ありがとうございました。 ◆4番(堀勝重君) ありがとうございます。是非ともそういうふうに取り組んでいただきたいというふうに切に思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、私の思いをお話しして終わりたいと思いますが、冒頭にもお話ししましたが、教職員の負担軽減、部員の技術の習得、向上や達成感等が図られるものと考えているため、この事業はとてもよい事業であるというふうに思っているということを冒頭に申し上げましたし、一方で教員でない指導員が部活動指導員制度を理解せずに教育現場である学校に入っていくということはとても危険であるというふうに思っております。あくまでも教育の一環としてのステージ上で部活動顧問の教職員と部員が共によかったと素直に実感できる事業でなければならないと思っております。それを実現するためにも生徒の視点に立った学校の運動部活動改革に向けた取組について示した運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン、ここにこういうふうに私も持ってきましたけど、これ見ますと本当にこれをやっていったなら、もうある程度本当に満足できる、教育委員会のほうで満足できるものというふうに私も捉えておりますので、是非このガイドラインに沿った形でしっかりとこの事業を運用していっていただくことが必要であるというふうに思っております。そういうことで、先ほどもう答弁いただいたので答弁は要りませんが、そういった形で、早い時期にそういった形に持っていけるように取り組んでいただければというふうに思います。  よろしくお願いして、以上で私からの一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午前11時19分 休憩          午後 1時14分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、5番、柳川隆君に発言を許します。 ◆5番(柳川隆君) それでは、議長の許可を得ましたので、通告に従いまして一般質問を行わせていただきます。大項目は3つです。  1、学校給食について。中項目、給食への異物混入のこと。小項目①、毎月の異物混入等の対策はどのようなことをしているのか伺う。  ②、10月5日付の報道によれば、金属片を検査機関に出して、異物の特定、混入経路、混入に至った原因を調査中とあるが、どのような調査結果が出たのか伺う。  ③、新しい教育長の就任は9月25日、この事案の発生は9月28日、就任4日目ということだが、初めて聞いたとき、どのように思い、何を指示したか教育長に伺う。  大項目2、デマンド交通について。中項目1、きららん号のこと。小項目①、ここ3年の利用状況について伺う。  ②、利用向上のため、どのようなサービス事業を行っているのか伺う。  ③、今後、新たなサービス事業はどのようなことを考えているのか伺う。  大項目3、子供たちの読書について。中項目(1)図書館の利用のこと。小項目①、子供たちの公共図書館と学校図書館の利用割合について小中学校別で伺う。  ②、図書館(公共と学校)の利用率向上のために、どのような事業を実施しているか伺う。  ③、市内の小中学生全員に市立図書館で借りた本の履歴が分かる読書通帳を交付。それを小中学校の図書館を利用した分も記帳できるようにし、子供たちの図書館の利用推進につなげるという方法はいかがか伺う。  以上で壇上からの一般質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) 柳川議員のご質問に順次お答えしていきます。教育長から1番の(1)の③、9月28日に発生した異物混入の報告を受けての言葉についてご質問に答弁させていただきます。それから、1番の(1)の①、②、給食への異物混入と3番の子供たちの読書、図書館の利用については教育次長が、2番のデマンド交通きららん号については市民生活部長がそれぞれ答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育長(山田公一君) 1の(1)の③、9月28日に発生した異物混入の報告を受けての所感についてお答えいたします。  安全、安心が前提となる学校給食において、金属片の異物混入があったことは大変遺憾であると感じました。また、当該生徒にけががなかったことに安堵いたしました。私といたしましては、西部学校給食センターが給食を提供しているほかの学校に同様の事故がないか調査、確認を指示するとともに、原因を究明し、再発防止策を講じること、保護者等への適切な説明を行うことを指示いたしました。このたびの事故発生に対しまして、児童生徒や保護者の皆様、市議会議員の皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしましたことをこの場をお借りして深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。 ◎教育次長(宮路一規君) 私からは、大項目1の(1)の①及び②に加え、大項目3についてご答弁申し上げます。  初めに、1の(1)の①、異物混入等の対策についてお答えいたします。学校給食センターでは異物混入が起きないよう、調理員は身支度の後、粘着ローラーをかけ、エアシャワー通過後、調理員がペアで衣服に異物が付着していないか、また髪が外に出ていないかを目視点検を入念に行い作業を開始しています。また、使用する食材は検収を行い、食肉は金属探知機を使用し異物の混入がないか確認しています。なお、洗浄、調理、配缶など、全ての工程において目視点検を行い、使用する調理器具や調理機器は複数人で、使用前、使用中、使用後などに点検しています。調理場内においても害虫の侵入を防止するため、外へつながる扉は二重となっており、扉の開閉は必要最小限にするなど異物混入には細心の注意を払って対策を行っているところです。  次に、1の(1)の②、9月28日に発生した異物混入の調査結果についてお答えいたします。10月6日付で議会議員の皆様に報告させていただきましたとおり、沢煮汁に混入した異物の特定については、調査の結果、SUS304に代表されるようなオーステナイト系ステンレスと考えられたとの報告が検査機関からありました。また、異物の混入経路については、事故発生直後に沢煮汁の調理で使用した全ての調理器具の点検を行いましたが、調理器具の欠損等は確認できませんでした。しかしながら、沢煮汁の調理で使用したすくい網の一部と異物の形状が類似していたことから、検査機関に異物と一緒に比較材としてこのすくい網の調査を依頼したところです。その結果、検査機関からは異物がすくい網に由来するか断定には至らないが、材質、太さに高い類似性が見られたとの報告がありました。なお、三条保健所が実施した立入検査においても、事故当日の調理工程や調理器具の確認を行いましたが、異物の混入経路の特定には至らず、すくい網の可能性が高いと考えられるとの報告をいただいたところです。  次に、3の(1)の①、市立図書館と学校図書館の小中学生別の利用割合についてお答えいたします。児童生徒数に対する利用割合は、いずれも把握しておりませんが、令和元年度の児童生徒1人当たりの年間延べ利用回数は、市立図書館で小学生1.6回、中学生0.5回、学校図書館では小学生27回、中学生1.8回となっております。  次に、3の(1)の②、図書館の利用率向上についてお答えいたします。市立図書館では、各年齢層に合わせたお話会やイベント、体験事業などを定期的に実施しています。また、市内小学校に出張し、テーマに沿って様々な本を紹介するブックトークや、各学校からの要望に対応できる資料をそろえ、団体貸出しを行うことにより、児童生徒の読書活動や調べ学習の支援を行っております。さらに、中学生の職場体験実習の受入れや小学校の生活や総合的な学習の時間への協力など、積極的に学校との連携を図ることにより子供の読書活動推進に向けた取組を行っているところです。学校図書館では、朝読書を始め、学習に合わせた読書の推奨、読書対象、長期休業中の親子読書の奨励、新刊紹介の掲示の実施など、各学校がそれぞれ読書推進を図るための独自の取組を行っています。  最後に、3の(1)の③、読書通帳についてお答えいたします。市立図書館では、今年度図書館システムの更新に合わせて読書通帳用プリンターを3館に導入し、読書通帳を小中学生を含め希望者に配付する準備を進めているところです。議員ご提案の学校図書館への読書通帳の導入は、図書管理システムと異なるため困難と考えておりますが、先ほどお答えいたしました学校図書館の取組をさらに充実させ、学校図書館の利用促進につなげていけるよう学校を支援してまいりたいと考えております。  以上です。 ◎市民生活部長(前山正則君) 私からは、大項目の2、デマンド交通についてお答えいたします。  初めに、2、(1)①、おでかけきららん号のここ3年の利用状況についてお答えいたします。平成29年度からの3年間の各年度における利用者数は、県立吉田病院や燕労災病院などの医療機関を利用される方を始め、買物などに利用される方々からご利用いただき、年々増加しております。平成29年度の利用者数は3万7,274人、前年比で664人、1.8%の増、平成30年度は3万8,652人、前年比で1,378人、3.7%増、令和元年度は3万8,761人、前年比で109人、0.3%の増となっており、3年間で2,151人、5.9%の増となっております。  次に、(1)の②、利用率向上のためのサービスについてお答えいたします。おでかけきららん号の利用率向上のサービスとして、利用回数券1回300円券を11枚つづりで3,000円にて割引販売をしております。さらに高齢者運転免許自主返納支援事業において、免許返納者にきららん号利用券、スワロー号利用券、市内タクシー利用券を自由に組み合わせて1万円分を贈呈しております。また、利便性向上のため、おでかけきららん号を5台から6台に増車し、予約センターの回線増設を行ったほか、1週間前からの予約を受け付けることにより、予約電話の混雑緩和に努めております。  最後に、(1)の③、今後の新たなサービスについてお答えいたします。おでかけきららん号の新たなサービスについては、現在のところ特に考えてはおりません。まず、多くの市民の方から利用していただくために、引き続き広報などによりPRをしていきたいと考えております。また、安全運転はもとより、現在のコロナ禍において引き続き感染症防止策を徹底した上で、安心してご利用いただける運行に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆5番(柳川隆君) どうもありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  大項目1のほうから行きます。トップで、教育長さんからお話ありましたけども、いろんな各分野に同様の事故がなかったかという問合せと、またけがなどどうなのかというのをいろいろ指示して聞いたというお話でありましたけども、教育長さんは前その隣の席にいらっしゃったことがありましたよね。そのときいろいろお話をさせて、ほかの議員のいろいろやり取りをじっくり聞いたことがありまして、かなり好印象で私の中ではあられて、またこの新しいポストにちょうど4日目でこういう事故があったということですけども、その話の中でちょっと出てこなかったんですけども、原因についてどうだこうだという指示は、さっきの話の中で、この事故、事案の28日の事案の原因については何の指示もなかったように聞こえたんですけども、指示はされなかったと、そのときはどうですか、伺います。 ◎教育長(山田公一君) 先ほども申し上げましたけども、原因を究明し、再発防止策を講ずることということで、原因の究明につきましても指示をさせていただいたところでございます。 ◆5番(柳川隆君) すみませんでした。じゃ私が聞き落としました。申し訳ありません。原因の指示を、追求は指示したと。それから発したわけじゃないんでしょうけども、あと次に次長さんが、今度②行きますけども、いろいろ答えられましたけども、これ10月6日のタブレット、我々向けにのっけたのとほぼ内容が同じような感じがしたんですけども、それはそれでいいんですけど、そのタブレットにのっけたと同じ内容であったって、さっきの答弁が、それはそれでいいんですけども、さらにだから伺います。結果は、近い線までいったけど、分からなかったということですよね。その検査機関は、2つの機関に聞いたんですか。三条の保健所が立入りして、その前に専門の機関に聞いたと。その専門の機関というのは、もしよかったらどこなのか教えていただくわけにいきますか、いきませんか、伺います。 ◎教育次長(宮路一規君) 6日の日に議員の皆様にはタブレットを通じて報告をさせていただきました。その時系列でお話しさせていただきますと、10月5日、6日の前日の10月5日の日に検査機関から結果が来たといったことで、6日に議員さん宛てに文書を発出したといった時系列でございます。  それから、その検査機関はどこかというお問いでございます。検査機関については、一般社団法人の県央研究所というところに、民間ですけれども、そこに依頼をさせていただきました。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) さっきの答弁の、今の前の最初の答弁とタブレット中のとちょっとダブっているんで同じようなことを聞きますけども、ちょっと細かい表現ですけど、異物がすくい網に由来するか断定には至らなかったというのと、もう一つ三条の保健所の立入検査では異物の混入経路の特定には至らなかったと。この細かい話で恐縮ですけど、断定には至らなかったと、次は特定には至らなかったと、これは意味としては同じでしょうけど、こういうのはどうしてこう違う表現にするのかなと、ちょっと私が不思議に思ったんですけど、何か意味あるんですか。断定と特定の表現の違いについて。 ◎教育次長(宮路一規君) 断定、特定といった表現の仕方についてというお問いでございます。断定といった表現を使っているのが、先ほど言いました研究を依頼した検査機関でございます。この表現については、検査機関から報告書が上がってまいりましたので、それと同じ表現で表記をさせていただいたといったことです。次に、特定に至らなかったという表現でございます。これについては、保健所のほうからそういうふうな報告をいただいたということで、これも保健所からいただいたものをそのまま使わせていただいたといったことです。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) 分かりました。機関によって表現が違ったと、それをそのまま使ったということですね。分かりました。  それで、タブレットに載っていたんですけども、事案の事故を受ける前は検査5回したと。事故後は、6回に増やしたと、6回以上にしたと、そういう表現があるんですよね、タブレット中に。その5回を、今が2回目だとか3回目だとかいうのってどうやって確認していくんですか。それは、私ちょっと疑問に思った点なんですけど、回数を今何回目なんだとか、6回目なんだとかいうのをどうやってその作業者は確認していくんですか、ちょっと伺います。 ◎教育次長(宮路一規君) 10月6日に発出した文章の中で、今回の事故を受けまして、その事故後の対応策といったところで、点検5回を6回にしたという表記をさせていただいたところのお問いでございますけれども、給食センターでは調理する際には流れ作業的な形で作業していくわけです。そこには当然その作業に当たる人員が張りついているといったことになります。確実にその張りついた人員が1回もしくは2回、確実に目視点検を実施するということで、その人間の数によって確実に6回以上行うといった形で点検の強化を図ったといったことでございます。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) 私は、次長、今私聞いたのは、数が多いじゃないですか、確認の回数が5回とか6回以上にするとか。だから、今が作業、点検の2回目なんだとか4回目なんだとか、どうやってそれを、どこかに書くんですか、正の字か何かで。正の字か。どういう、それを聞いたんです。どうやってその何回目かというのを確認していくのかなというのを聞いたんです。方法。やり方。 ◎教育次長(宮路一規君) 先ほど申しましたように作業工程が決まっておりますので、その中で作業に当たる人間が必ず1回、1回以上目視点検を行います。それを何人かの作業工程で分かれていますので、それを積み重ねていけば、今まで5回はやっていたんですけれども、今度は6回以上確実にカウントしてやるようにしているといったことでございます。 ◆5番(柳川隆君) 分かりました。  次行きます。この異物混入のことで、私がこの定例会で一般質問しようとした一番の理由は、さっき教育長さんも次長もお話しになった中にも出てこなかったし、このタブレット中にも全く出てこなかったんです。検査機関2か所頼んだと、原因追求の、それは分かりました。それは、それで別に悪いことじゃないです。結構です。でも、その納入業者、その製品、これだけ形状とか材質がはっきりしているのに、その納入業者に聞いたというのが一切出てこないんですよね。タブレット中の文言にも、今日のお話の中にも。だから、それは私の中ではちょっと疑問になるんで、検査機関に発注して調べても、なおそれはそれで結構ですけども、一番手っ取り早いのはこれだけの形状が、材質も形状もはっきりしているのが分かっているのに、これ納入業者はすぐ分かります。1週間も2週間もなんかかからないで、早いうちだとその日分かるぐらいで、私の感覚では。それは一切民間の納入した業者に調べなかったのか、聞かなかったのかということが私疑問だったんで、この質問をしようと思ったんですけども、今日もあれから出てこないから伺いますけど、したんですか、民間の納入業者に。それを伺います。 ◎教育次長(宮路一規君) 納入業者への確認といったお問いでございます。納入業者というのは、沢煮汁を納入した業者でしょうか。そういう異物、すくい網を納入した業者、沢煮汁、どちらでしょう。すくい網のほうでしょうか。            〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎教育次長(宮路一規君) 異物の混入経路については、1回目のご答弁で申し上げたとおり特定はできなかった。ただ、その形状、材質等がすくい網、大きな網があるんですけども、そのすくい網の網の部分の針金状の部分と類似していたということの報告がありました。そのすくい網については、もう数年来使用している部分ですので、私どもが目視しても特に欠損等は見られませんでしたので、そちらの網のほうの部分の納入業者には照会はしていません。ただ、沢煮汁、その異物が混入した沢煮汁、その食材のほうにも混入する、混入している危険性がありますので、その沢煮汁の材料を納入した業者のほうには確認をさせていただいて、全てその食材、沢煮汁に使用した食材については金属探知機をかけているので、食材のほうには混入はないといったところは確認をさせていただいています。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) そのSUS304、オーステナイト系の材質で、直径、径が、ノギスで測ればすぐ出ますよね、2ミリとか3ミリ。そういうのははっきりしているんだから、網の納入業者に長年取引あって、聞くまでもないような感じに今伺ったんですけど、それをまず一番最初に聞けば、もう一番早く、これうちのですと、いや、これはうちのじゃありません、それどっちかでしょうけど、すぐ答え出ると私は思うんだけど、さっきの答えだとちょっと納得いかないんですけど、もう一回聞きます。なぜしなかったんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) すくい網の納入業者になぜ確認しなかったかというお問いでございます。少し言葉足らずだったかもしれませんけれども、繰り返しになりますけれども、検査機関、それから保健所からもそのすくい網の網の部分の形状に今回その針金状の異物が類似はしている。だけども、それだとは断定はできなかったわけです。したがって、私ども納入業者のほうにも確認はしていないといったことです。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) いや、だから、その機関、検査した機関2か所が断定をできない、特定はできないという表現使っていますから、それにかなり近い線なんだけども、それとは言い切れないという答えだから、聞かなかったということですよね。だから、そこです。そこ、そこ。だから、納入業者に聞けば一番もっとはっきり分かると、私はそう思うんです。だから、このいろんな答弁いただいたり、タブレットに載っていた中に納入業者に聞いていないというのは、聞いたというのが一切なかったから、これを一般質問で聞こうと思った動機はそれ1点なんです。あとは、あとはなんか言うと悪いけども、その1点で、今もやっぱりその答弁は理解にちょっと至らないですね。ちょっと私は納得できないけども、ここでずっとやり取りすると、2番目、3番目が行けないんで、分かりましたとは言いませんけど、次に移ります。納得したんでないですよ。やっぱりしたほうがよかったと思うんですよね、納入業者に。だから、次に、次っていつか分からんけど、こういう事案が出た場合、検査機関に調べてもらうのももちろん大事なんだけど、納入業者ですよ。納入業者。その形状と材質がはっきりしているなら納入業者はすぐ分かりますから、自分のところの製品かそうでないかはすぐ分かります。その日のうちに分かります。だから、次回はいつになるか分かりませんが、もし起きたらそうしてほしいというのが私の要望なんで、それについてはどうでしょう。要望について。 ◎教育次長(宮路一規君) 今ほどいただいた提案については、真摯に受け止めさせていただきます。ありがとうございました。 ◆5番(柳川隆君) じゃ次の大項目、デマンド交通についてへ移ります。小項目順に伺います。  小項目1で、3年間で2,151人増、5.9%と結構な話だと思います。その主たる、5.9増の主たる要因とか理由は何か、ちょっとおっしゃっていましたけど、病院に行くときとか買物に行くときに利用するんだと、冒頭に部長は。それはそうなんだけど、もうちょっと具体的に要因があったらお聞きしたいんですけど。 ◎市民生活部長(前山正則君) デマンド交通増えてきた理由というのは、受付の予約センターのほうでいろいろと工夫をしたりしていて、うまく同じ台数ですけれども効率よく乗せて運ぶというようなところ、そういうところを工夫した点もありますし、様々な点で少しずつ改善を図ってきたということが言えるかと思います。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) すみません。私も旧吉田役場の2階の奥の部屋ですよね。あれ常任委員会の市内の見学のときの一つに組み入れられたときあって、私も1回行って、1回あちらにいらっしゃる部長がそちらにいたときにやっぱり一般質問したんです、内容は違いますけど。あそこはだから2回部屋を見学させてもらったことあるんで、今思い出しましたけど、あの部屋の情景が。今ちょっとおっしゃった言葉尻を捉えるようで悪いんだけど、細かい工夫しているとおっしゃいましたよね。それはそれで大変結構なことでありますけど、具体的に例を言っていただけると助かるんですけど、どうでしょうか。 ◎市民生活部長(前山正則君) 運行当初ですと電話がつながりにくかったりとか、お断りしていたというようなことがあったんですけれども、予約センターのほうにおきまして利用される方がご希望の時間に予約が取れない場合については、午後の比較的すいている時間帯をご案内するとか、また先ほど申しましたけども、受付を1週間前から可能にしたというようなこと、そのようなこと、丁寧な対応、説明をしてきたことで予約が分散化をされて利用者が増えてきたというようなところかと思います。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) ということは、逆に言いますとあまり断ることが、断る回数が減ってきたというのもその増加の原因の一つと考えてよろしいんでしょうか、どうでしょう。 ◎市民生活部長(前山正則君) 議員言われるとおり、数字で言いますとお断りの件数というのが、平成28年度ですと2,200件ほどあったんですけれども、令和元年度は1,800件ほどということで、17%ほど減少しているということになっております。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) じゃ②行きます。利用向上のためのサービス、どういうのをしているかということに対して、回数券、3,000円買うと本当は1枚300円だから10枚のところ、1枚プラスになって11枚の回数券出していると、そういうのもさっきおっしゃっていましたけど、それでその回数券のことですけど、この利用者全体の中で回数券ってどれだけの方が使って利用しているかというのを分かったらお願いしたいんですけど。 ◎市民生活部長(前山正則君) 利用率という数字的なところはちょっと出ていないんですけれども、元年度の回数券の売上げにつきましては、11枚つづりが1,896冊、金額で言いますと568万8,000円ということになっております。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) じゃ分かりました。③、移ります。  特に新たなサービスというのは今のところ考えていらっしゃらないようなお話さっきありましたけども、ある雑誌私見ていましたら、県外ですけど、本質的には回数券1枚増と同じ意味だろうと思うんですけども、要するに利用者向けの割引券、回数割引を出しているまちがありまして、私いいなと思って、それで取り上げたんですけども、こういう回数券、買物利用客に割引券出すような、医者に行くにもいいんですけど、その利用客に回数券のようなのは……割引券ね。割引券、そういうのはどうでしょう。今のところまだ全然考えていらっしゃらないようなんでしょうか。伺います。 ◎市民生活部長(前山正則君) 割引券というのがちょっとどういうのか、イメージができないんですけど、その県外の事例のというお話でしょうか。多分議員がご指摘されている割引券というのは、栃木県の上三川町というところの事例でしょうか。それにつきましては、デマンド交通を利用して協力店舗へ行き買物をした際に、買物の額に応じてその店がお客様にデマンド交通の割引券を発行するというようなものかと思います。そして、お客様が次にそのデマンド交通を利用して当該店舗に行く際にデマンド交通の割引券を利用すると、それで協力店舗がその割引分を負担するというような制度設計になっているかと思います。このサービスは、市のサービスというよりはその協力事業者の自主的取組というか、サービスというような側面が大きいというふうに感じております。燕市でできるかどうかというところでございますが、議員ご指摘の事例について、もうちょっと調べてみたいなと思います。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) この栃木県のある町のこの件なんですけど、附帯事項で回数券も出しているんですよね。さっき11枚、燕市は3,000円で11枚の回数券出しているのを1,896冊出しているという話でしたよね。こういうのもやっていながら、プラスこういう割引券、買物したら割引券出すよと、そういう2つやっているわけです。燕と同じような回数券も出しているけども、この割引券も新たに始めたと、そういうふうなことなんで、どうでしょうか。前向きにご検討いただくということでどうでしょうか。 ◎市民生活部長(前山正則君) 11枚つづりの件に関しては、回数券につきましては市で行っている事業ということになります。議員がご提案された栃木県の事例については、割引券というのは協力事業者が行っているということであります。市が両方ともやっているということではないので、後段の割引券については協力事業者が主体的になってやってくれるところがないとなかなか難しいということでありますので、果たして燕市でできるかなというのはちょっと分かりませんので、少し調べさせていただきたいなと思います。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) 私が持っているその向こうの資料ですけど、これちゃんと役場の図も入っていて、矢印の中に役場が入っているんですよね、ここへずっと移動の。そういうので市でもどうかなと思ったんですけど、それはそれでよろしくご検討ください。  じゃ次、大項目3番行きます。3番の①、私が一般質問で聞いたときに、後でこれ市でもやれるんですよと、今もうすぐ準備していますからやりますよという話を私が一般質問に出した後に聞いたもんで、取り消すのもせっかくなんで、市のやっているのと、燕市がやっているのと私が知ったほかの市のとぴったし一緒じゃないですから。違うんで、その違う点をちょっとどうかなというので問い合わせてみたいなということでも、そのまま載せたということなんで。最近加茂市が、あれいつの新聞でしたか。6日ぐらいの三條新聞に加茂市の読書通帳運用開始と載っていますよね。これは6日です、三條新聞に載っているのは。ちゃんと読書通帳始めるんですね。この三条市の見ると、ちょっと短いんですぐ終わります。読みます。「読後の自身の思いや評価などを振り返ってもらう。3段階の星印の印で自らランクづけすることができる」と、これに細かい表現も、内容について載っているんです。これが加茂。それで、もう一つのは、この通告文に載せてあるとおり、市の図書館の利用もできるし、今度学校の図書館も同じので、カードで入れれば記帳できると。市立図書館と学校と両方使えるというのが、これ県外の例。どっちもだから燕市は今それにちょっと該当しないわけですよね。内容に、内容的にその2つの市のことと読書通帳のことが違うでしょう、燕市とやっていることは。燕市は、まだできないと、学校の図書館とはできないとおっしゃいました、さっき。それと、その加茂の細かい自らのランクづけのような内容の通帳なんですというのが出ていましたけど、その辺が違うんで、加茂のほうから先伺いましょうか。まだそれはあまり考えていませんか。例えば加茂の例のような細かい話ですけども、どうでしょう。 ◎教育次長(宮路一規君) 読書通帳ということで、加茂市さんの例を引き合いに出されてご質問いただきました。読書通帳のフォーマットといいますか、中身といいますか、そういったお問いだと思いますけれども、議員が言われた自らが読んだ本のランクづけをするために星印で3つか5つを読書通帳のところに、備考欄ではないですけども、ランクづけする部分で、そういう欄を設けていると、振り返りといった部分のお問いかと思います。それは、その振り返りの部分については、何か読書通帳の共通のフォーマットになっているみたいですので、私どもも加茂市さんを模倣するわけではございませんけれども、そういったやっぱり振り返り、自分が読んだ本を後で振り返って、そういうランクづけをしていくというのは非常に後々、また振り返って自分で楽しみも増えますし、それがまた読書活動のインセンティブにもなりますので、その振り返りの部分については私どもも導入していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) すみません。さっき答弁で、あちらの壇上の答弁で1回されたんですけど、学校の図書館との併用はちょっと困難という表現でお話しになっていますけど、それはたった今じゃないですよ。今年、来年の話じゃなくて、私が聞いているのは将来そういうことも、やっている市もあるんだからどうかなと、将来についてはどうですか。さっきは困難言われましたけど。 ◎教育次長(宮路一規君) 将来的という、将来的に学校図書館と市立図書館の連携した中での読書通帳の導入というお問いでございます。将来的な視点に立ってお話をさせていただけるんであれば、それは当然検討の余地は十分に、十二分にあると思います。ただ、ただなんですけれども、第2次子ども読書活動推進計画というのを令和2年3月に策定させていただきました。その計画を策定するに当たりまして、平成31年3月にアンケートを、子供たちアンケートを取らせていただきました。そのアンケート結果を見ると、当然のことなんでしょうけれども、子供たちの学齢が上がるごとに学校図書館を利用していない実態が浮き彫りになりました。もっと言うと、中学校2年生では1か月間で学校図書館に7割の子供が行っていないというような、そういうアンケート結果も出ています。したがいまして、この読書通帳の共通化というのも一つ読書活動を推進する上で大きな要素とはなると思いますけれども、取りあえず学校図書館に行ってもらうというのがまず第1だと思っていますので、そういった動機づけをする施策、事業を学校図書館のほうと連携しながら、また指定管理者であるTRCがおりますので、TRCが月1回20校全てを回っておりますので、そういった専門の人たちの知見もお借りしながら、取りあえず学校図書館のほうに子供たちから行ってもらうといった施策に力点を置いてやってまいりたいというふうに考えています。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) すみません。小項目、俺順番間違えまして、いきなり3番行きまして申し訳ない。  その1つ上の、逆回りで悪いんですけど、2番でおっしゃったことで1つ伺いたいんですけど、いろんなことやっています、お話あったんですけど、団体貸出しというのをやっているという話でしたよね。ちょっとこれ私初めて聞いた表現なんで、ちょっとだけほかの後ろにいらっしゃる議員の方も分からない人もいらっしゃると思うんで、内容をちょっといいですか。どういう内容なんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 市立図書館の団体貸出しといったお問いでございます。団体貸出しということから、個人だけではなくて学校であるとか児童館、それからボランティアの団体などに貸出しを行っているといったものでございます。貸出し期間については、団体さんですので個人とは、個人が2週間なんですけれども、貸出期間が。団体貸出しについては1か月間。その中でも学校を対象としたものがまた2つありまして、学級文庫パックといったものとスタディーパックといったもの、スタディーパックという2種類の団体貸出しを学校さんに対してやっています。学級文庫パックは、小学校の低中高学年の方から読んでもらいたいという本を図書館のほうで30冊ぐらい選定して、それをパッケージして学校に要望があれば貸し出すといったことです。その30冊を貸し出して、学校の方から市立図書館の本を読んでいただくといったような学級文庫パック。それから、もう一つのスタディーパックについては、学校での調べ学習というのがあるんですけれども、そういう調べ学習で使うことのできるようなものを低中高学年別にテーマに分けて図書館のほうで用意をすると。例えば昔の道具であるとか、ことわざといったテーマごとに本を数冊パッケージして学校に貸し出して、調べ学習に使っていただくといったような団体貸出しも行っているといったことです。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) じゃこれも順番逆なんで申し訳ない。今度①です。これで終わりますんで、1つだけ伺います。  小中学校の図書館と、学校の図書館と市の図書館の利用割合伺ったんですけども、こうやって読書通帳を作ると、これは結構だと思うんですけども、結局さっき数字言われましたけど、小中学校別の学校の図書館と市の図書館の利用割合、この数字を結局、次長、どういうふうになったら理想な数字になると思われるんですか。どうでしょうか。その辺分かったら、お考えでありましたらお願いします。 ◎教育次長(宮路一規君) 市立図書館、学校図書館の小学校、中学校の児童生徒の利用回数についてのお問いでございます。この数字が多いのか少ないのかといったお問いかと思うんですけれども、実はこの多いか少ないかというのを他市と比較しようと思ったんですけれども、そういう他市と比較する統計データはないんです。ですから、多いか少ないかと言われるとなかなかちょっと答えづらい部分があります。子供たちで見ると、そういう比較する統計データはないんですけども、それの代替とはいきませんけれども、燕市民の人口1人当たりの市立図書館の貸出し冊数で見ていきますと、市民1人当たりで見ていきますと、県内30市町村あるわけですけれども、その中で燕市は12位ということで、新潟県の100の指標、これ令和元年度版ですけれども、そこにはそういうふうな統計的なデータがあります。参考までです。  以上です。 ◆5番(柳川隆君) 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午後 2時05分 休憩          午後 2時19分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、11番、タナカ・キン君に発言を許します。 ◆11番(タナカ・キン君) それでは、通告に従い一般質問を行います。  大項目1、公共施設のバリアフリー化について。中項目(1)階段の手すりの高さについて。小項目①、公共施設は、障がい者等への配慮が義務になっていて、建物のバリアフリー化が求められています。階段の手すりについても、取付け位置の高さには気を配る必要があり、一般的には75センチメートルから約80センチメートルが最適だと言われています。また、中央公民館の以前青少年ホームだったところですが、この新築された側の階段には2段手すりが設置されていて、上段が約95センチメートルですが、下段は約70センチメートルの高さで配慮が行き届いています。その中で、燕図書館の階段はどうかといえば、手すりの取付け位置は約1メートルでバリアフリー化が進んでいません。図書館の利用者は、障がい者や高齢者だけでなく、児童も多い施設です。改善すべきと思いますが、伺います。  大項目2、建設現場等におけるワーク・ライフ・バランスの推進について。中項目(1)快適トイレの設置について。小項目①、最近、工事現場で交通誘導をしている女性が目につくようになりました。また、重機の操作や大型トラックを運転する女性も増えているとのことです。男性の職場だと思っていた工事現場や建設現場に女性が進出するのはよい傾向だと思います。まさに女性活躍社会です。そんな中で、ふとトイレはどうなっているのか気になりました。これまで現場のトイレといえば、縦長のボックスタイプで和式のトイレです。災害ボランティアに行くと、これまではこのタイプのトイレで、汚いイメージだけでなく、ズボンを下ろすと服が必ず汚れてしまいます。何とかならないかと探していたら、工事現場で使用する仮設トイレで快適トイレというのが見つかりました。国土交通省では、建設現場において男女とも働きやすい環境とするため、ワーク・ライフ・バランスを推進し環境整備を進めてきています。女性技術者等に不評であったトイレについては、平成28年10月1日以降に入札手続を開始する土木工事から快適トイレを原則化することとし、快適トイレの標準仕様を決定しています。燕市における土木工事ではまだ使用されていませんが、県や県内の他の自治体で導入している事例があれば伺います。  大項目3、道の駅国上について。中項目(1)道の駅国上の集客のために。小項目①、道の駅国上に関する一般質問は、これまで平成29年9月と12月、平成30年3月と6月、そして今年の9月定例会と、これまで5回行っています。平成29年9月定例会で、稼げる道の駅とするために物販と食堂の売上げ金額に関して質問を行い、売れている道の駅やサービスエリアを研究してもらいたいと質問しています。それに対する答弁は、それらはモデル的な場所なので、全力で取り組んでいきたいとのことでありました。これまでにどういう調査研究を行ってきたのか伺います。  ②、さきの9月定例会では、食堂に有名店から出店してもらえたら集客につながると質問しました。それに対し、人気のある飲食店舗から出店していただき、ネームバリューを生かして集客、売上げの促進につなげることは一つのアイデアとして大変参考になるとの答弁がありました。道の駅ながおか花火館が9月18日にオープンしたので出かけてみました。これまで2回行っております、ちなみに。レストランもありますが、それとは別にフードコート内に12店舗が出店していました。私は、もうこうでなければ人が集まらないと言ってもいいのではないでしょうか。一つのアイデアと言っていましたが、ほかにいいアイデアがあれば伺います。  ③、売上げについて、成果の評価を数字で単純に表すことは難しいですが、年間の売上げについて市はどう評価しているのか伺います。  ④、何事も目標を設定することが大切ですが、道の駅国上の売上げについての目標額について伺います。  これで壇上からの質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) タナカ議員のご質問にお答えします。私からは1番の公共施設のバリアフリー化についてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきます。  1の(1)の①、公共施設のバリアフリー化についてお答えいたします。公共施設のバリアフリー化につきましては、新潟県福祉のまちづくり条例の整備指針にのっとり進めていく必要があると認識しております。現状まだ対応できていない施設もございますが、今後の改修に合わせて順次整備していきたいと考えております。ご指摘いただきました燕図書館の階段の手すりの改修につきましては、現在進めております吉田図書館の改修事業と併せて速やかに実施してまいります。 ◎都市整備部長(小山光生君) 私からはご質問の2、(1)①、快適トイレの県や県内自治体での導入事例についてお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、国土交通省では建設現場を男女ともに働きやすい環境とするため、ワーク・ライフ・バランスを推進できる環境整備を進めており、その一環として男女ともに快適に使用できる快適トイレの設置を基本とし、職場環境の改善を図っております。県内の実施状況につきましては、県のほか県内20市中、新潟市、糸魚川市の2市において施工されており、その実施要領が公開されております。それぞれの実施要領の要旨についてですが、施工対象工事は、県が当初設計額7,000万円以上の工事、あるいは250万円以上7,000万円未満で受注者の希望があった工事、新潟市が当初設計額1億円以上の工事あるいは女性技術者の配置を参加資格要件とする工事、糸魚川市が予定価格で130万円を超える建設工事で、市長が指定する工事のうち受注者が快適トイレの設置を希望した場合となっております。快適トイレの使用につきましては、県及び県内2市ともに洋式便座、水洗機能など、国土交通省の定めた標準仕様に準じたものとなっております。また、取組の実績として、実際に快適トイレが設置された工事につきましては、県が取組を始めた平成29年1月から本年9月までの合計で585件、新潟市が令和元年度の実績で数十件、糸魚川市が本年度より施行を開始し、現時点で実績はないと聞いております。  以上でございます。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 私のほうからは、大項目の3、道の駅国上についてお答えいたします。  初めに、ご質問3番の(1)の①、これまでにどういう調査研究を行ってきたのかについてお答えいたします。これまで道の駅国上における集客や販売促進のため、集客力がある県外の道の駅や県内の施設の視察を始め、中小企業診断士や国の地域情報化アドバイザーから指導をいただき、商品展示の方法や集客増加につながる仕組みづくりなど、指定管理者とともに調査研究に取り組んでまいりました。その中で、商品展示の方法や売り場のレイアウト変更など実施できることを行い、集客増加に努めてきたところでございます。  次に、ご質問3番の(1)の②、集客や売上げ促進につながるアイデアについてお答えいたします。道の駅国上への集客や売上げ促進のためのアイデアの一つの例としては、国上山の自然やてまりの湯を活用したオートキャンパーやサイクルツーリズムのお客様を取り込むための取組を始め、地元産野菜や果物を使った料理、スイーツの開発などが挙げられます。道の駅国上につきましては、指定管理施設でもあることから、今後指定管理者であるNPO法人ふれあいパーク久賀美とともに集客や売上げを伸ばせるよう専門家などから指導をいただくなど、取り組んでいきたいと考えております。  次に、ご質問3番の(1)の③、年間売上げについて市はどのように評価しているのかについてお答えいたします。平成29年4月のリニューアルオープン以降の野菜等を除く物販と食堂の売上げ金額は、平成29年度4,786万5,649円、平成30年度6,591万5,659円、令和元年度6,874万746円と徐々に売上げを伸ばしてまいりました。特に平成30年10月から放送された「下町ロケット」のロケ地になったことを契機としたドラマに関連づけた話題づくりや撮影場所で栽培したロケ地米の販売、地域のブランド化を進めるため民間プロジェクトにより地域資源を活用してつくった日本酒の販売などに取り組んだ結果、集客や売上げの増加につながったものと評価をしております。  最後に、ご質問3番の(1)の④、道の駅国上の売上げ目標額についてお答えいたします。道の駅国上の売上げ目標額については、毎年、前年度の売上額を上回ることを目標としております。今年度はコロナ禍により目標としている前年度の売上げを上回ることは厳しい、難しい状況ですが、引き続き道の駅国上を市の様々な観光プロモーションの場面でPRするとともに、誘客促進の話題づくりを提供できるよう、指定管理者とともに努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆11番(タナカ・キン君) じゃ再質問を行います。  大項目1でありますが、非常にいい答弁といいますか、確かにたくさん公共施設がありますんで、私もいろんなところも見てきました。しかし、でもまあまあこれぐらいだったらまだまだいいかなというところが多いんです。それでも全部確認したわけじゃないんですけど、しかしここの、ここはもう築40年ほど経過しています、燕図書館。だから、多分造られたときはとても立派な手すりをつけたというような感じだったと思うんですよね。しかし、現在はもう本当に、国もバリアフリー化は推進しております。建築物関係では、現在バリアフリー法というのもあります。当然この階段の手すりもそれに入っております。そうすると、先ほど市長の答弁のように、今回のこの燕図書館は吉田図書館の改築に合わせて速やかにやっていただくということなので非常に結構でありますが、ほかのものももし確認して目に余るものがあればやっぱり改善していっていただきたいと思います。  それで実は、これはこの質問をしようと思ったのは、10月に燕図書館で2階展示ホールでもとやすけいじ絵本原画展が開催されました。私は、これまでもまあまあそういう方面好きですから、必ず行くんですが、今回は原画の展示の高さがこれまで以上に低く、子供のちょうどいい高さに合わせたんです。だから、大人は腰をかがめないと見れない。それで、ちょっと変わったなって、ちょっと図書館の指定管理者のまたちょっとそういったところまで細かい配慮が、今までもよかったんです。今までもよかったんだけど、今回はなおよかったなと思って、それで今度下りようとしたら、ちょうどそのときなんですけど、私の目の前で小さな子供の手を引いて階段を1段ずつゆっくり下りる若い母親の姿を見ました。子供は右手で手すりに背伸びをしながらつかまり、ゆっくりとした足取りで下りていました。お母さんは、子供の左手を引き、子供に合わせるように下りていきます。私は、これを、この光景を見たとき、ああ、子育てはこうありたいと思う。とてもちょっと感動的な光景でありました。そこはエレベーターもある施設なんです。ともすればまごまごしていないで、エレベーターで下りるよと言って、子供の手を引いてエレベーターで下りる方も多いのではないかと思います。そんな中で、親子が1段ずつ下りる。子供は、何かにつけ自分の成長を自分の体で確かめたいものであります。私は、燕市が小さな子供や高齢者の安全を考えられるまちであっていただきたい。そして、これからも利用者の立場になって目配り、気配りのできる燕市であってほしいと願って、今回の質問をいたしました。それに対して、市長から、全く私が思っているような、市長も同じなんだなという答弁をいただきましたんで、ありがとうございます。  それでは、2番に移ります。この建設現場等におけるワーク・ライフ・バランスの推進について。快適トイレでありますが、今ほど県内、県と新潟市、糸魚川市の事例を教えていただきました。県内、県で言えば7,000万円以上と250万円から7,000万円未満で、事業者の判断というのかな。それで、意外と多かったなと思って、平成29年1月からこの9月までで585件もやっぱりそれを使っていると。新潟市は、令和1年が、ここは1億円以上、女性技術者を配置してということですが、数十件があったと。糸魚川は、今年度からだというんですけど、今のところ実績はないということでありました。これの質問は、これやっぱり燕市でも女性雇用促進環境整備支援事業ですか。要するに女性が働きやすい職場環境を整備するための女性用トイレの整備費用の一部を市が助成していましたね。それで、ここでは、令和元年では8社が女性専用トイレなどの整備を行い、10人の女性雇用につながっていると。私、これらもまた分かった上で、ああ、これもまたすばらしいことだなと。そういうことで、このそもそもの背景なんですけれども、快適トイレの考え方の背景についてちょっとお話しします。  近年、毎年のように全国各地で大きな災害が発生しています。応急復旧やその後の復興工事など、国民生活や経済活動の一日も早い再建のためにも建設産業の担う役割は将来にわたっても変わりありません。一方で、人口減少、少子高齢化を背景に、建設技能労働者約330万人のうち、55歳以上の方が3分の1以上を占め、近い将来これらの方の大量離職が見込まれています。このような中、我が国の建設産業がその役割を持続的に担うためには、働き手の減少を上回る生産性の向上と将来の担い手を確保するために働き方改革に取り組むことが求められています。建設現場の魅力を高め、若年層や女性の入職、定着を促進していくことが必要であります。平成28年8月、もうちょっと前になりますけど、国土交通省では男女とも快適に使用できる仮設トイレを快適トイレと名づけるとともに、快適トイレに求める機能を決定しました。国が名づけて、国が進めていることであります。ただし、現在の快適トイレの利用状況ですが、私がネットなどタブレットで見たときよりも、またこれが違っているのかもしれませんですけどちょっと前のやつかもしれませんが、災害現場で9割、大型の土木建設現場で1割の利用となっております。しかし、先ほど答えていただいたように、これからは建設現場での利用が増えていくのは間違いのないところだと思います。是非燕市でも、これは非常にいいことでありますから、どうかこの快適トイレを今後、それぞれのところでですよ。建設が幾ら以上のものとか、例えば土木関係は幾ら以上のもの、それはそういうのはそれぞれの、燕だったら燕で考えればいいことですけれども、やはり是非導入していくべきではないかと思っていますんで、答弁をお願いいたします。 ◎総務部長(筆頭部長)(田辺一幸君) タナカ議員さんから快適トイレについてのご提案をいただきました。その快適トイレというのは、私も調べさせていただきましたが、3つぐらいのタイプに類別されるということであります。ユニット型であるとか、トラックの荷台に載せる車載型であるとか、ハウス型があるというふうに紹介されております。先ほど都市整備部長がお答えいたしましたように、新潟県では建設現場に設置する快適トイレにつきましては7,000万円以上の規模の大きな工事というものを施工していると、原則化をしているということであります。また、250万円以上の工事についても希望制として取り入れているということであります。  議員からご指摘いただきましたように、市では男女とも働きやすい職場環境の整備、女性の活躍という部分は推進しているところでありますので、ご提案の快適トイレの設置については、建設現場への女性の参入を促して担い手の確保にもつながるものではないかというふうに思っております。議員から紹介がありました市内事業所におけるトイレの改修など、女性の就労を促進するための支援事業という部分も実施しておりますので、建設現場における環境改善も大切な視点であるというふうに思っております。今後ほか自治体の動向も注視しながら、制度の必要性や対象とする工事の金額や工期などについて工事発注部局や市内の関係団体というところとの意見も聞きながら研究を進めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 分かりました。関係団体というか、私ちょっと知り合いの会社に行って、ちょっとこれ話をしたんです。そしたら、もっとさらに、「キンさん、それだったらあれだよね。将来的にもしそういうことがなれば、例えば散歩中の人がそういうトイレを見かけたら、そういう方もすっと入れるようになるともっといいですよね」って言われました。全くそのとおり。例えばよくそこのふれあい広場、田んぼの真ん中にあるの辺、あの周辺を例えば歩いている方もいられます。例えばそういうときにそういう、もし工事がそこの辺に近くにあって、そういうトイレがあったらとても便利なんじゃないかなと思っております。  それで、この快適トイレなんですけども、私この快適トイレは、今後いろんなところで私使用されることになっていくと思うんですよね。例えば大きなイベント、これまでの和式トイレ、例えばおいらん道中だとそういう今までの和式トイレが例えば幾つかレンタルして使っていると思うんですけども、そういうものがこの快適トイレ、洋式ですよね。洗面所もついている。そして、おいらん道中や燕マラソンなんかでありませば、市内、市外や県外から参加の人も多くいますので、そういった人を通じてやっぱり燕の気配り、そういったものについて私評価されていくんではないかなというふうに思うんです。そして、燕でもまた大規模な例えば防災訓練。防災訓練のときも仮設トイレを実際にレンタルしたというふうに聞いておりますけれども、この防災が、先ほど言いました。災害現場でも9割。当然災害現場で9割となったら、最初に今度はボランティア、災害ボランティア来ますから、今までは大変本当もうズボンが泥ついちゃうようなことなんだけど、そういうようなトイレが設置してある。この町はこうだよって言えば、本当女性たちもやっぱり力を貸していただけると思うんですよね。そのようにこれからはもうこれがどんどん、どんどんもう広がっていくことは目に見えておりますので、場合によっては市でも1台購入してもいいんじゃないかと、そういう検討をしたらなじかということについて伺います。 ◎市長(鈴木力君) 快適トイレについて、いろいろと将来的な話も含めてご指摘をいただきました。いきなり全てということはなかなか難しいと思うんですけれども、まず一番大切なことは一番最初に議員がご指摘されました建設業における人材の確保、働く職場の環境改善ということが一番大切なんだろうと思いますので、その点につきましては先ほど総務部長答弁しましたように、何らかの形で施行を目指していきたいと。どういう形がいいか、金額で設定する、あるいは工期が長い、長ければ長いほどそういった環境が大切だということもありますので、そういったのをいろいろ検討しながら、前向きに進められるように、ちょっと内部で協議していきたいなというふうに思っています。そういったことがいろいろ回ってくれば、きっとものの、それをやるということは事業費が増になりますので、どうしてもやっぱりある程度普及していって、安くなって調達できるようになればどんどん、どんどん広がっていきますので、そういった世の中の状況も見据えながら、それをどの分野まで広げていくか。場合によったら市が直接災害時の備品として持つという、備蓄費の中に入れるということもあろうかと思いますけど、それをレンタルで協定結んで、いざとなったときに運んでもらうほうがいいのかどうか、いろんな選択肢があると思いますので、いずれにしても大切な視点だと思いますので、その方向でいろいろと検討していきたいと思います。 ◆11番(タナカ・キン君) よろしくお願いします。  次は3です。道の駅国上ついてでありますけれども、これまで専門家の意見を聞いて、レイアウト変更も行ってきたというふうにまず答弁ありましたんで、レイアウトのほうからいきますけれども、あそこはどう考えてももう建物自身が私から見たら変形をしていますんで、もともと道の駅のために造られたものじゃないと思うんで、もともとどういう目的であれが造られたか、そのときの経緯をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 道の駅のところのメインとなるふれあい交流センターのところの経緯ということでご説明させていただきたいと思います。  あそこのふれあい交流センターにつきましては、平成13年度に農林水産省所管事業である農村総合整備事業として整備されたコミュニティ施設でございまして、農村振興ですとか、あるいは都市交流事業、農村コミュニティの醸成などを目的としてスタートした施設ということでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) そうなんですよね。最初から道の駅ということで設計をしていれば、あのような形には絶対ならないと思うんです。というのも、あそこへ行かれた人は分かると思うんですけど、私たち今ここに座っていても、私から向かってその前の席も後ろもみんな等間隔でこうなっているんですよね。私たちの住んでいる社会というのは、表出れば分かりますけど、道路がどんとあって、例えば交差点もこうあって、きっちりと区画のように整理されている場所に私たちはいつもいるんです。この建物もそうです。ところが、あこはちょっと斜めに、外観も斜めの部分がありますから、中の物販のレイアウトの棚も、きっちりそういうふうに平行に置いてあるんじゃなくて、こうなったり、こうなったり。そこがあこに入れば分かる人は分かるんだけど、とても何か変な感じになるんですよね。というのは、ほかの道の駅とかも行って研究されたということなんですけど、ほか行ってあんなふうになっている売場私見たことないです。それはデパートであってもそうです。必ずお客さんに対して正対してあれば、お客が歩いていけば、こっちも平行になっていくんですけど、あこはこう行くと、こう斜めになったり、こうなっていたりとかするんだよね。そうすると、まず本当あそこを直す必要があると思うんだけど。この道の駅は、1993年、平成5年度の制度創設以来37年が経過していて、国土交通省では2020年、今年度から第3ステージで地方創生観光を加速する拠点として位置づけています。ということは、もうこれまでと違って、新しいステージに道の駅が入ってくるってことです。そして、このながおか花火館というのは、全国の市町村から申請があった13駅の一つであります。ちなみに、これ何か9月18日オープンでしょう。9月が1日当たり9月の入館が9,800人、1万人近い。10月に入っても、1日当たり7,000人強です。このコロナ禍ですよ。それで、当初は年間100万人を見込んでいたらしいですけど、これだったらもう軽く多分クリアすると思うんですよね。コロナがもし仮にもう終息していれば、来年の春休みとか連休とか夏休みとかありますから、これはもうはるかに、100万人ははるかにクリアできると思います。そのように今までの道の駅の捉え方がもう一般の人もまるっきり違ってきているんですよね。昔、だからこの1993年、道の駅というのが、そういうのができたばっかりの頃は、山の中とか田んぼの中、例えばじゃドライブがてらに、コンビニもないようなところに、あっ、道の駅があってよかった。トイレ借りようかな。あるいはドライブの途中でちょっと休憩していこうかなという感じだったと思うんですよね。というのもネットの中で、これ「じゃらん」というのの、これ旅のあれでしたか、のアンケートの中で、全国道の駅グランプリ2020というのがあります。「進化する道の駅にまだまだ注目」との見出しで、施設の内容から規模まで年々進化を遂げる道の駅は「じゃらん」でも大変人気のコンテンツですと紹介されています。これまでドライブの立ち寄りではなく、観光の目的となることも多くなっています。この認識について再確認したいと思いますんで、お聞きいたします。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 今「じゃらん」のいろいろなものについてお聞かせいただきました。確かに道の駅、私もながおか花火館行かせていただきましたけれども、とてもすごい集客力がある複合的な施設だというふうに私も感じました。先ほどお話ししましたけど、当時できた道の駅のふれあい交流センターとはちょっと趣旨が違っていたというのもあるかとは思うんですけれども、道の駅、今後、これから道の駅、確かにわざわざそこに行かなければ手に入らないようなものですとか、そういうキラーコンテンツみたいなものが必要になってくるのかなというふうな思いはしています。そういうものを持つことによって、集客力を上げていくことが必要なのかなというふうに思っているところでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) そうなんですよね。さっきの「じゃらん」のアンケートじゃないんですけど、このアンケートの目的の上位ですけど、1位がドライブの途中で休憩するため。2位が地域の特産品などのお土産を買うため。3位、産直所で買物をするため。4位、アイスクリームなどのテイクアウトメニューを買うため。5位、レストランで食事をするため。2位以下は全てグルメに関する回答になっています。そうすると、それはこの道の駅だけじゃないですけど、私たちだってそうです。ふだん例えばどっかへ御飯食べに行くかといったって、どこどこがおいしそうだねっかって、そういう情報の中で、それで行ってみたりとか、そういうのが当たり前の時代。であれば、道の駅も当然グルメ、それに関してまず力を入れるのが大事だと思うんですよね。9月定例会にミシュランガイドが評価した、そういう燕のラーメンの有名店に例えばテナントとして入っていただいたら、必ず集客につながると私は申しましたが、再度それちょっとお聞きしたいと思うんですけど、そういう考え方はどうでしょうか。 ◎産業振興部長(遠藤一真君) 議員おっしゃるとおり、食というのは非常に大きなインパクトがあるというふうに思っております。近年いろいろできてきた道の駅を見ますと、例えば最近できた田上の道の駅もスパイス料理研究家にプロデュースをしてもらって、そこだけでしか食べられないカレーを作ったりとか、ながおか花火館にしてもいろんな食べ物を用意して集客しているというふうなことがあります。そういうふうな食というのは何よりもそういった集客できるものがあるのかなということで、9月議会でご提案いただいた、タナカ議員からご提案いただいたラーメンの話も含めて市としても検討はしているところですが、それも併せて道の駅につきましては指定管理施設でもありますので、市だけじゃなくてそういった指定管理者とも一緒になりながら、どうしていったらいいのかというのは真剣に考えていかなければならないというふうに思っているところでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 指定管理者では私はもう限界があるんじゃないかなというふうに思っています。例えば今後もしどこかで、まあまあそれは話が頓挫しましたが、例えば産業史料館の前に道の駅といったときに、じゃ地元だから、地元の自治体、自治会にじゃ指定管理任せようかにならないです。これは、もうだから当初のこれもう道の駅がスタートしていた時代ならともかく、もう第3ステージに入っているというふうに言われている中で、やっぱり今指定管理あれでしょう。図書館なんかもそうですよね。公募して、またほかからも手挙げてもらって、それでよりよい皆さんが指定管理のあれにしても、キーワードがサービスの向上です。ところが、例えばその指定管理者がずっとやるってことになると、どれだけ果たしてサービスの向上とか、サービスの向上というのは当然お客が喜びますから集客につながります。集客につながるということは、当然売上げにつながるんです。先ほども平成29年、30年、それから昨年と物販、食堂の売上げを答えていただきました。29年度で4,786万円、1,000円以下は切ります。30年度で6,591万円、令和元年6,874万円。それで、前年度を上回るのを目標にしている。これは駄目でしょうよ。例えばもう何でもそうです。例えば入試でも何でも、目標が例えばここに高いとこに設定したときに、子供はそれを目指して一所懸命勉強もします。ちなみにですけれども、新潟県では新潟ふるさと村、これ皆さんも行かれた人も多いと思いますけど、これで年間で10億円です。妙高市の道の駅あらい、これ全国最高と言われているんです。25億円です。私は、そこまでと言わないにしても、当然ここに長岡の花火館が多分今後入ってくると思います。そういうふうにやっぱり高い目標を持ってやらなきゃいけないと私はこう思うんですけども、でも幸いなことに、幸いなことにですよ。申し訳ないですけど、今の道の駅国上、まだまだ改善の余地があると思いますから、今はこうだけど、幾らでも改善の余地があると思います。ちなみに、私質問するたびに最低1回は道の駅行っていますから、そこでやっぱりそばやラーメンを食べるんですけども、やっぱり私にしてみれば取材だから行って食べているみたいなもんで、なかなかこれで客が本当に呼べるのかなと思うと、ちょっとあれかなと思うんだけど。  最後に、いろんな提案を行ってやめますけれども、まずあの建物ですけれども、本当に物販を促進する構造ではないので、考えていく必要があると思います。そして、今度お土産の開発ですけれども、先ほどお酒というのも言われましたけれども、私市内のお菓子屋さんに呼びかけて、お土産の開発をする、いいんじゃないですか。場合によってはよかったら、私ぱっと見たときに、あそこ良寛ですから、四角い煎餅に天上大風という焼き印が押してある。丸ければ心月輪のあれを押すとか、そういう煎餅。例えばこういうのを開発したいんだって言ったら、多少なりとも開発のための市が補助をしてもいいんじゃないかなと思っております。酒呑童子の頭のペーパーウエート、これも鋳物は燕できますから。それで、足湯ですけど、大きいんです。ただもったいないなと思うのは、私だったら半分は普通の足湯で、半分は薬にしますけど。それだけでまたアピールができます。近くにキャンプ場造られたら、僕最高だと思うんです。まだ土地は安いと思うんで、キャンプ場を造れば、すぐ近くに温泉があるというキャンプ場となると、これは非常に大きなやっぱりアピールポイントになっていくと思います。まだまだあそこはいろんなことが可能性を秘めていますので、今後とも研究していっていただきたいと思います。  これで終わります。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午後 3時04分 休憩          午後 3時19分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、9番、中山眞二君に発言を許します。 ◆9番(中山眞二君) それでは、一般質問を行います。最近ちょっと疲れると声がかすれるので、ちょっとご了承ください。  ビジョンよしだの質問は、ちょうど1年前の12月議会でも取り上げさせてもらいました。その時点では、建築後25年を経過したビジョンよしだが設備や外壁の老朽化が進み、大規模改修の時期を迎えていることと、15万人の利用者があり、存続させることが適当であるという見解から、それをこれから具現化するための検討をしているということでした。私としては、民間でも同様の施設があり、それぞれの業者が建物など設備を償却しながらビジネスとして行っているのに、償却や家賃、地代もなく、大きな修理も燕市の負担としながら大幅な赤字、つまり指定管理料を払わなければならないのは何か大きな問題があるのではないかという観点から質問させてもらいました。公共の施設には、民間と同じことをしていても目的の違いもあり、それなりの経費がかかるのは承知しておりますが、特に民間で似たような事業、または施設である場合はそれなりの説明責任も存在するはずだと思います。あれから1年がたち、改修工事の具体的な提案もいただきました。議会でも何度か協議をする機会もありました。ただ、いつも協議が終わった後、どこか違う、おかしいという思いが残っておりました。前回も申したように、コロナ禍ではありましたが、約1年私もビジョンよしだの会員になり、それなりに評価しております。決して改修工事に反対ではないのですが、これでいいのかという思いが残ったままになっております。そのもやもやが少しでも解消されるようになればと思い、質問します。  それでは、1、ビジョンよしだについて伺います。最初に、改築改装費について。①の現況について伺います。現況は、急いで直さなければならないほど老朽化が進んでいるのか。通常の修繕では済まされないほど緊急を要するのか、改めて確認させてください。  ②、概算予算編成時における積算方法について伺います。簡単に言えば15億円の根拠を知りたいのであります。さらに簡単に言えば、15億円は高いんじゃないのであります。  ③、改修に当たって重視したところはどこか伺います。当初は風呂をなくす、スライダーをなくすなど、経費のかかる設備の縮小という計画が出されましたが、利用者が多い、また喜ばれているという施設ということもあり、風呂などが復活してきました。協議会などで出た意見を参考にして変わってきているわけですが、協議会の決定でもなく、様々な意見の中で方針が定まらず右往左往、迷走しているように感じております。目指すところがもっと明確に示してもらいたいと思っております。  ④、見積りをするに当たって参考にしたものは何か伺います。多くの民間施設は、建設費とランニングコストをどうやって利用者からの利用料で賄っていけるかがビジネスの大きなポイントだと思います。そのベースとなる建設費というのは特に大きなポイントであります。改修に15億円かかるという話は、私にはとても高い建設費のような気がしてならない。先日の市長の答弁でも、最初は8億円くらいかなのイメージだったようですが、だんだん上がってきたようです。同じ体育施設でも体育館や図書館、また史料館など民間が参入していない施設は建設費の比較はなかなかできませんが、明らかに民間がビジネスとして行っている施設はもう少し説明に丁寧さが必要ではないでしょうか。  次に、運営について伺います。①、現在の利用状況はどのようになっているか。コロナの影響での利用者の減少の状態や、戻っていればその状況を聞かせてください。また、利用者が増えない要因をどのように調査し認識しているかもお聞きしたいと思います。  ②、収支について。収支がよくない原因を調査しているのか。その対応はどのように考えているのか伺います。  ③、運営方法の改善点は何か。今回の改修工事に当たって、改修することにより管理費の縮減がうたわれておりますが、運営面での経費縮減が見受けられません。何といっても経費の中で考えるのは効率化による人件費の削減だと思います。または同じ人件費で教室などのサービスを増やす、また人的資源の効率化で営業時間を増やしながらも人件費を増やさないなど、改善はされているのか伺います。  (3)指定管理者について。①、指定管理者からの提案はあるのか、それを協議する場はあるのか伺います。ビジョンよしだの改修に当たって、指定管理者とどのような協議をしたのか。指定管理業者からの具体的な提案はなかったのか伺います。以前も月1回の協議をしていると答弁を受けておりますが、具体的な中身を聞いたことがありません。指定管理者からの具体的な提言はどうだったのかお聞かせください。  ②、ビジョンよしだの単独の指定管理について。指定管理は、一括管理、分割管理とその手法は様々あるわけですが、利用料が比較的大きいビジョンよしだは、他の体育施設と分けて分割管理してみるという検討はしてみる価値があると思いますが、いかがでしょうか。  (4)今後について。①、プロジェクトチームをつくっての改修計画について。当局にとっては1年以上前から手順を踏み、きちんと説明しながら進めてきていると考えていることだと思いますが、私には急いで事を進めている感があり、拙速感があります。利用者、有識者などを交えたプロジェクトチームをつくって対応してはどうかでありますが、先日の市長答弁もあり、それは簡単でいいと思います。  次に、2、ふるさと納税について伺います。現在、燕市ではふるさと納税が絶好調で、2年連続で40億円を超える規模になりました。この金額は、個人、法人を合わせた市民税48億6,000万円に匹敵します。燕市の市民が支払う個人市民税38億円を超える金額が日本中から届いております。大変ありがたいことですし、ここまで育て上げた担当の職員には敬意を表するものであります。しかしながら、あまりの金額の大きさに、まさかここまでふるさと納税が伸びるとは予想しなかったので、正直戸惑っているところでもあります。学校にエアコンを、そのときは早く集まってよかったねという感じでありましたが、体育施設の改修に使うようになり、途中でコロナ対策に使うようになり、今は毎日1,000万円以上のお金が入ってくるよとは予想できませんでした。クラウドファンディングだけを取っても、駆け込み需要もあり、毎日1,000万円くらい入っております。当初、体育施設の改修といっても、何年かかって寄附が集まるのでしょうかとのんびり構えていたのですが、我々の計画や協議が進まないうちに寄附が集まり、寄附の受皿となる企画のほうがスピードで負けているようにも感じます。議論が乾く前に、早く早くと寄附金に催促されているようです。そこで、(1)クラウドファンディングについて、改めて当局の認識と今後の取扱いについて、我々もどのように向き合えばいいのか考えるために伺います。  ①、現在のプロジェクトとその実績について伺います。  ②、プロジェクトの選定は、どのようにして行われるのか。プロジェクトによっては、寄附がどんどん集まるものと集まらないものがあります。返礼品とプロジェクトはどのような関係性を持って選定されているのか伺います。  ③、プロジェクトの選定に、議会はどのように関与するのかであります。寄附金は、普通はそんなに大きな金額でもなく、大体寄附者の意向というものもあり、議会としてはあまり関与してこなかったように思います。現在のふるさと納税のように40億円を超え、自由に使える財源ということを考えると、燕市の予算にとって重要なファクトとなってきております。議会としてもっと早期の段階から関与すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。  これを伺って、1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) 中山議員のご質問にお答えします。  私からは、1番の(4)昨日も田澤議員にお答えしましたけど、吉田トレーニングセンターの改修に関わるプロジェクトチームについてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきます。  1、(4)①、ビジョンよしだに関わるプロジェクトチームについてお答えいたします。田澤議員のご質問にもお答えいたしましたとおり、本施設は機械設備や電気設備、内外装などの老朽化が進行し、早急な改修工事を必要としております。我々といたしましては、アンケートの実施や近隣自治体の動向調査をしながら検討を重ね、議員協議会でも2回ご説明し、見直すべき点は見直してきたところでもあり、改めてプロジェクトチームを設置することはできれば避けさせていただきたいと考えているとこでございます。今ほど中山議員からもご指摘ありましたように、確かに皆さんからすると右往左往しているような印象を与えてしまったのかもしれません。それは昨日も申し上げましたとおり、私のある意味判断が間違っていたということで、その点はおわびしたいと思っております。  平成30年に設計の予算をいただき設計をやらせていただきました。その段階で上がってきたのが14億円ということで、このとき私も中山議員と同じで、この金額はちょっとと、高いんじゃないのという印象を持ったため、その段階で平然と設計の上がりました、こういう形で事業費で改修させてくださいと、そのまま提案しておければこんなことにならなかったのかもしれませんけど、どうしても年間6,000万円という赤字という中で、そのまんま機能を維持したままの改修を進めていいのだろうかということを悩んでいたところに、昨年、中山議員のほうから見直すべきなんじゃないかと。その段階で、機能というものを一応見直しながら改修を進めさせていただきますという答弁をしたものですから、削減ありきというのか、機能削減ありきの提案を1回目やらせていただきました。その段階で、まさにその機能を戻したというお風呂の問題は、担当なり利用者のほうから非常にニーズが高いということは聞いておりました。ただ、その機能を見たときに、まさにお風呂だけを利用する方々がいらっしゃる。それ公衆浴場じゃないかみたいなところから、そういった機能は残していいんだろうかということで、私がそれは削る案を出しましょうということをさせていただきました。ただ、皆さんからいろいろとご意見を聞いた上、やはりそこが人気が高いというのは事実でございます。その高いということをどう見るかといったときに、利用者を増やすとか利用者を維持するという観点で、ランニングコスト、赤字というところは埋めていくという考えも、ただ単にコストがかかる機能を減らすということではなくって、利用者が維持するとか、さらに増えるという観点で見直したほうがいいんじゃないかというふうなご指摘を受けたというふうに私としては受け止めさせていただいて、それはそうだなと。あまりにも事業費が高い、ランニングコストがかかり過ぎるという観点だけで物を見ていた。それはまさに私の判断ミスだったということでございます。そういった意味で、改めて冷静になってこの計画を見直す必要があるということで、いろんな作業は既にやってあったので、それを出したり、引いたり、足したりという作業をしたので、その後は慌てて何かをやったんではなくて、もともと30年度のときに設計をしていたということを踏まえながら、担当は足したり、引いたりした案をつくり上げてきたということでございます。  収支計画のところ、料金のあたりがまだ詰まっていませんでしたので、その辺も含めて今皆さんからそのレイアウトというんですか、動線の話も含めて課題をご指摘いただきましたので、そこの部分を詰めさせていただいているということで、昨日申し上げましたけれど、この議会の最終日終わった後の議員協議会で改めてつくり直したものというか、整理し直したものをご説明させていただきたいと思っています。何とか及第点をいただけるように頑張りますので、プロジェクトチームをもう一遍つくれということなく、いま一度我々に検討内容を説明させていただくチャンスをいただけますようよろしくお願いいたします。 ◎教育次長(宮路一規君) 私からは、大項目1の(1)から(3)についてご答弁申し上げます。  初めに、1の(1)の①、現況についてお答えいたします。施設の現況については、空調設備や各種ポンプなどの機械設備に不具合が生じており、現在は応急処置として対応しております。また、配管やダクト類についてはさびが原因で一部が落下し、外装についても剥落や浮きが生じております。建築物の改修周期については、外装、冷暖房設備、ボイラー、ろ過器などが15年、内装、ポンプ、水槽類、給水管、屋内電線などが20年、受変電設備、ダクト、配管、浄化槽、排水管などが30年となっております。したがいまして、本施設は築26年が経過していることから、利用者が安全に安心して利用できるよう、機械設備の入替えや内外装の改修など、抜本的かつ早急な改修が必要となっております。  次に、1の(1)の②、積算方法についてお答えいたします。吉田トレーニングセンター大規模改修に係る工事については、平成30年度に実施した設計業務委託を参考にしており、これはちびっこドリームランド除いた既存施設をリニューアルすることを想定し積算したものであります。機能回復、改善を基本とした工事費は約14億1,300万円で、その内訳は建築工事費が6億7,540万円、電気設備工事費が1億3,760万、機械設備工事費が約6億円であります。建築工事で主なものは、外壁タイルの浮きや剥落などの改修及び屋上防水の改修に約8,700万円、プールサイドやプール槽の改修、その他床、壁、天井の内装改修に約2億2,400万円となっています。電気設備工事で主なものは、照明器具のLED化などの電灯設備に約4,000万円、動力設備の更新に約2,400万円、自家発電設備の設置に約570万円、火災報知設備の更新に約460万円となっております。機械設備工事で主なものは、空調設備の更新に約1億7,400万円、給水設備の更新に約4,000万円、給湯設備の更新に約3,900万円、ろ過設備の更新に約4,400万円となっております。このたびご説明させていただきました3案については、この設計資料をベースに、廃止となる設備等にかかる経費を除き、新たに必要となる設備等について追加し積算したものでございます。  次に、1の(1)の③、改装に当たって重視した点についてお答えいたします。改修に当たりましては、空調設備や各種ポンプ、配管、ダクトなどの機械設備に不具合が生じていることや、外壁の一部が剥落していることから、これらの機能回復、改善を早急かつ抜本的に行うことが今回の大規模改修において最も重要であると考えております。この方針に基づき、当初は全機能の回復と改善を主眼として設計したところ、先ほども申し上げました14億1,300万円の事業費が積算されました。その後、令和元年12月議会の一般質問において、コスト削減などのご意見をいただいたことから、マイナス収支の改善に重点を置きランニングコストを削減し、スポーツ機能に特化した第1案を作成し、本年9月1日の議員協議会で提案をさせていただいたところです。この案による改修費は13億1,600万円で、全機能を回復改善する場合と比べ約9,700万円を削減し、ランニングコストでは約2,200万円の縮減を図ったものです。しかしながら、当該議員協議会において、幅広い年代の利用者の皆さんから喜んでいただける施設とすべきであるとのご意見をいただきました。そこでいただいたご意見、それからアンケート結果などを踏まえ、トレーニングルームの拡充やスタジオの増設、浴室、サウナの継続、ロッカールームや脱衣場の拡幅などの見直しを行った第3案を11月4日の議員協議会で提案させていただいたところです。この案による改修費は15億1,750万円で、全機能を回復改善する場合と比べ1億450万円増額となるものの、ランニングコストについてはほとんど変わらない、約1,350万円の削減となっております。  次に、1の(1)の④、見積りをするに当たって参考にしたものについてお答えいたします。改修工事費約15億円の見積りについては、先ほど答弁いたしました平成30年度に実施した設計業務委託に基づくものです。  次に、1の(2)の①、現在の利用状況についてお答えいたします。本施設については、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月5日から6月18日まで臨時休館をし、10月20日までは浴室やウオータースライダー、ジャグジープールを利用禁止として、利用定員を設けた事前予約制とし、2時間ごとに入替えをして再開をいたしました。10月21日からは一部利用制限を設けた上で通常営業に戻し、サウナを除き、浴室も再開したところでございます。利用状況については、6月19日の再開から11月末までの入館者数は2万2,189人となっており、昨年度の同月比で入館者数は10万6,244人で、8万4,055人の減少となっております。現在は一部制限はありますが、通常の営業時間に戻しており、利用者数も施設を再開したときの1日当たり約130人から約300人へと増えております。また、パスポート会員については、施設を再開した6月18日現在、948人おりましたけれども、臨時休館により返金、または期間延長の対応を取ったところ、11月末現在で535人が返金、290人が期間延長をいたしました。施設再開後は、11月末までにパスポートを購入された方は382人となっております。  次に、1の(2)の②、収支についてお答えいたします。吉田トレーニングセンターの収支については、令和元年度において収入が3,872万4,080円、支出が1億632万5,214円、自主事業収支が434万2,200円で、自主事業収支を含めた収支は年間でマイナス6,325万8,934円となっております。令和元年度以前の過去2年間においても毎年約6,000万円のマイナス収支が続いております。このたび提案いたしました第3案のトレーニングルーム機能を拡充した施設改修では、ランニングコスト削減額は第1案の2,200万円と比べると少ないものの、約1,350万円と見込まれます。このほかにも料金体系や開館時間の見直しによる入館者数の増加により収入の増加が見込まれ、マイナス収支の圧縮が図れるものと考えております。また、効率的、効果的な施設配置によって運営体制にかかるコスト削減ができないか検討してまいりたいと考えております。  次に、1の(2)の③、運営方法の改善点についてお答えいたします。吉田トレーニングセンターについては、現在指定管理者制度を導入し、燕市スポーツ協会ミズノグループが管理運営を行っております。スタッフ数は7名で、その内訳は事務室に1名、受付に1名、プールに4名、トレーニングルームに1名となっております。夏季のプールシーズンや各種教室を実施する場合においては、スタッフを増員して対応しているところです。運営方法の改善点については、改修後の各施設の配置や開館時間の見直し、教室などのプログラムの充実によって運営体制を検討する必要があることから、改修に当たりましては、その後の施設管理において、効果的で効率的なスタッフ配置ができるよう、施設機能の配置について検討してまいりたいと考えております。また、開館時間が延長される場合などについては、スタッフ間で交代勤務を取り入れるなど、コストの削減に努めるよう、指定管理者と人員体制について協議してまいりたいと考えております。  次に、1の(3)の①、指定管理者からの提案についてお答えいたします。本施設の指定管理者である燕市スポーツ協会ミズノグループからの提案については、平成30年度の設計業務を進めるに当たり、定例の打合せ会議において施設管理者として提案をしていただき、その都度協議をしてきたところでございます。その際、機能充実のためのちびっこドリームランドの活用や2階へのシャワールームの設置などのハード面のほかに、機能ごとの料金設定の導入、各種教室の内容充実など、ソフト面の提案もありました。このたび提案いたしましたトレーニングルーム機能を拡充した施設改修を行う第3案についても、指定管理者と情報を共有しながら作成したところでございます。  最後に、1の(3)の②、ビジョン単独の指定管理についてお答えいたします。現在、本施設を含む市内25のスポーツ施設を燕市スポーツ協会、ミズノグループが指定管理者として一括管理運営してございます。これは、複数の施設を一括管理することによって、スケールメリットを出すことで、コスト削減効果が見込めることによるものです。これまで燕市スポーツ協会が本施設の指定管理者であった吉田スポーツ振興事業団や分水地区の総合型地域スポーツクラブ、クラブスポーツバイキング分水と経営統合した経緯や本施設を単独管理することにより、スケールメリットが低下することを踏まえる、慎重に検討していく必要があると考えております。  以上でございます。 ◎総務部長(筆頭部長)(田辺一幸君) 最後に私から、ご質問の2、ふるさと納税、クラウドファンディングについてお答えいたします。  初めに、ご質問(1)の①、現在のプロジェクトとその実績についてお答えいたします。現在、2つのプロジェクトで寄附を募っております。1つは、フェニックスイレブンを始めとした新型コロナウイルス感染症対策のためのプロジェクトで、11月末時点で寄附申込み件数3万2,146件、目標寄附額20億円に対して12億17万円の申込みをいただいております。もう一つは、吉田トレーニングセンターを始めとしたスポーツ施設整備のためのプロジェクトで、11月末時点で寄附申込み件数6万885件、目標寄附額50億円に対して22億9,129万円の申込みをいただいております。  次に、ご質問の(1)の②、プロジェクトの選定等と③、選定に議会をどのように管理をするのかについて、関連がありますので一括でお答えさせていただきます。  プロジェクトにつきましては、これまでも説明してきましたとおり、議会からの請願案件や要望案件、市として喫緊に取り組むべきものでありながら財源が厳しく取り組めなかった事業を優先して選定しております。議会の関与につきましては、市としてどのプロジェクトを実施するのかを検討した後、クラウドファンディングで寄附を募る前に議会にお諮りした上で進めさせていただいております。また、プロジェクトに掲載した事業の実施に当たっても、当然でありますが予算計上を行い、議会の議決を得た上で進めており、今後も同様に考えております。  以上でございます。 ◆9番(中山眞二君) それでは、順次再質問をさせていただきます。  取りあえず現況についてということなんですけども、相当壊れているから早く直さなければならないという、簡単に言えばそういう答弁だったと思いますが、何でもそうですけども、トラブルが起きたら責任はどうするのかと、交通事故が起きたらこの信号をつけなかったらどうするのかというようなトラブルが起きたら責任はどうなるのかというふうに問われれば、どんなものでもやっぱり早く直さなければならないというのは常だと思います。このクラウドファンディングがなくてお金がなかったら、果たしてやったのかというやぼな質問はしませんけれども、とかく何か最近見ていると指定管理者になると大きな修繕をするみたいな気がします。それまでは職員が管理していたところは、やっぱり皆さん言いやすいから、もう少し我慢せいや、もう少し我慢せいやで何かやってきたのが、指定管理者になるとそれがなかなか言えないのかなみたいな、そんな気がしているんですけども、それはないですか。これだけ聞かせてください。 ◎教育次長(宮路一規君) 指定管理者になってから大規模な修繕が頻繁に起きているんではないかといったようなご質問かと思います。指定管理者制度を導入して、例えば建築物の大規模改修は建築から40年周期でやるような形で今計画を進めておるわけですけども、たまたまその指定管理者制度を導入した以降に40年周期が到来しているといったことでございますので、指定管理者になったから大規模改修をやるというわけではございませんので、その点はよろしくお願いします。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 私、この15億円が非常に気になって、民間が商売でやっているのが15億円だったら絶対商売にならないということで、私ちょっと民間の方に聞いてみたんです。プールって幾らかかるのと。ちなみに、トレーニングセンター、プール教室ですね。プール教室的にやっているプールは、建物もプールも含めて三、四億円で造るそうです。3から4億円で造るそうです。それに、もしトレーニングルーム、トレーニングセンターを併設するとしたら、そこにもう2億円、3億円を加えると。それ以上高いと商売にならないということを、全部ではありませんけども、お聞きしました。最初から造って3億円、4億円のプールが、直すので15億円というのは、これは私にはちょっと理解できない金額なんですよね。それでも一般住宅でも坪50万円の建物もあれば、坪200万円の高級住宅もありますし、民間のスポーツ施設は何とか安く造ってビジネスに合わせようとするし、公共の建物はある程度シンボルみたいなところもあって、やっぱりまちのシンボル的な建物であり、なおかつ安全、安心、最大限生かしてトラブルが起きないように造るから3倍、4倍かかるのかもしれませんけれども、皆様方はそういう民間のスポーツ施設のところに行って、こういうのって幾らかかるんですかというのを聞きましたか。 ◎教育次長(宮路一規君) 民間施設と公共施設のコストの関係のご質問をいただきました。私どもも民間のプールを運営している事業所のほうに実は工事費については照会をさせていただいたところです。プールを運営しているところでは、今ほど議員おっしゃられたように3億円ちょっとかかるんだといったようなお話も聞いているところです。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) やっぱり数億円でできるものを、いわゆるこのビジョンよしだ自身が三十数億円かかったということなんで、やっぱり高い建物を直すにはやっぱり高い修理費がかかるというのもよく分かりますけども、こういう民間と競合する建物のときは、やっぱり民間ってどういうふうにやっているんだというのを、いわゆる建設費も含め、ノウハウも含め、やっぱりそういうところに行って聞いてくると。それは当然公的なところも聞いてみて、それをやっぱり我々に説明していただきたいと。民間ではこういうふうに造っておりますが、お役所としてはこういうのを造ったら、安全、安心確保できないので、こういうふうになりますという、そういった丁寧な説明が私は必要だと思うんで、次もしいろんな計画をつくるときにはそういう説明も交えていただきたいと思います。そうじゃないと、我々どうしても民間でビジネスでやっている、いわゆるスポーツセンター、プールの教室、それとこの15億円というのは甚だ乖離した数字で理解できないんですよね。それやっぱり我々が理解できるように説明するのが皆さんのまた務めだと思うんで、その辺もきっちりやっていただきたいと思っております。  それから、改修に当たって重視したところはどこかということなんですけども、機械設備、いろいろ外壁もあったということですけども、やっぱりそういう改修するときには一緒に利用者を増やすための企画とか、建設コストを下げるための工夫とか、ランニングコストを下げるための仕組みとか、そういうのも検討していかないと、ただ壊れたものを直して元に戻しましたでは、これは我々とっても理解できる仕事とは思えないので、このビジョンよしだの課題というのはやっぱりなかなか大きなコストがかかって、まちの財政の負担になっているということなんで、それを解消するためにも、そっちのほうも一緒に検討していただきたいと思うんですけど、そういうのってしたんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 今ほどのご質問にお答えする前に、先ほどの民間と公共の施設建設費のお話ですけれども、先ほど申しましたように民間の施設は調査をさせていただきました。ただ、価格の差というのはやはり民間ベースと公共では、やっぱり公共は公単価を使ってやったりするものですので、そこはやはりその差が生じるのはやむを得ない部分もあるのかなというふうには捉えています。  今ほどの質問でございます。重視しているところで、利用者増、あるいはランニングコストを下げる工夫はしたのかといったことでございます。当然財政負担を軽減していかなければいけませんので、その点はどうなのかといったお問いでございます。その辺については、先日も少しお話しさせていただきました。アンケート調査を取らせていただいて、中で利用者の意向を把握もしましたし、指定管理者とも協議を重ねた中で話をさせていただきました。トレーニングルームの拡充をすることが20代の若者を呼び込むといったようなアンケート調査の結果もございますし、特に20代の若者はトレーニングルームの拡充に加えて、営業時間を夜遅くまでやってほしいといった声もございました。そういったことも含めて、先ほど市長申しましたように、本定例会後に詳細なまた改修計画案をお示ししていきたいと思っております。加えて、当然設備を更新するわけでございますので、省エネの設備を導入して、そこでもランニングコストを削減していくといったようなことも十分検討しているところです。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 先ほどアンケートの話が出ました。先日400人ぐらいの回答があったということですけども、そのアンケートって対象者、誰にアンケートしたんですか。一般市民ですか、それともビジョンの利用者ですか。どういう方を対象にアンケート取られたんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 先日もお話しさせていただきましたけども、ビジョンの施設の利用者と利用していない人を対象にアンケートをさせていただきました。 ◆9番(中山眞二君) 利用していない人ってどういうことですか。
    ◎教育次長(宮路一規君) これまで施設を利用していない人という意味でございます。 ◆9番(中山眞二君) 利用していない人なんていう何か中途半端な言い方で、何か、いいですよ、それは。とにかく私にはこのビジョンよしだの何かビジョンがよく見えないんですよね。もっとビジョンよしだの名前らしく、もっと我々にぐっとくるビジョンを出していただきたいと思います。  今、利用状況についてちょっと伺いますが、話はダブるかもしれませんけども、利用者なかなか減っていて困っていると。コロナの影響は当然あるかもしれませんけども、この改修事業と、このコロナの休業中にどんなことをやっぱりこれからやっていかなければならないのかというのは一生懸命考えていかなけりゃならないはずだし、そういう時間がたくさんあったわけですよね、いわゆる営業していない休業中のときに。まさか毎日消毒ばっかりしていたわけじゃないんですから、そういうやっぱりスタッフたちのこれからこのビジョンをどうやってお客のいっぱい来る施設にしていこうという、そういう考えは出なかったんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) このコロナ禍で休業、施設を休業していたわけですけれども、その間で利用者増を図るための考え方といったようなお問いですけれども、決してその休業期間中何もしていなかったわけではなくて、これまで9月1日の議員協議会で改修計画案を示させていただきましたし、また11月4日の議員協議会でも改修計画案を示させていただきました。その2つの改修計画案を皆様にお示しする前には、当然指定管理者のほうとも十分協議を重ねた中で、こういう形で議会のほうに示させていただきたいということで、協議をしながら進めてきたわけでございますので、決して漫然と指定管理者が休業期間中していたわけではないということでございます。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 先ほどの答弁でも効率的かつ効果的とか抽象的な言葉で頑張った、頑張った言っていますけど、やっぱり具体的にこういうことをすると、教室を3つ増やすとか、営業時間を何時間やるとか、そのためには人間を前半と後半に分けて効率的に人員配置するとか、そういった具体的なものが何もなくって、ただ効率的に効果的にやりますと。それは出来上がってからやりますみたいな話でなくって、やっぱり改修をするのと一緒にこういうことを具体的にやるということを示していただかないと、さっきみたいにビジョンのないビジョンになっちゃうような気がするんですけども、具体的なものっていつつくるんですか、それともあるんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 施設の効率的かつ効果的な運用といった部分のお問いかと思います。議員のご指摘はごもっとものとおりだと思います。ただ、どういった施設を残して、どういった施設を加えていくのかといったところが定まりませんと、効率的な人員配置であるとか、利用時間であるとかといった設定もしにくい部分もあると思います。したがいまして、先ほど申し上げましたように本定例会終了後に改めて改修計画案を示させていただいて、そこでどういった施設にしていくのかをお決めいただいた後に、そういった人員配置であるとか、利用料金であるとか、利用時間であるとかといったものも詰めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) できない理由を一生懸命並べないで、できることを、できる話をしましょうよ。これができない、だからできない、できない、そんな話にもなりませんわ。  それから、指定管理者からも具体的な提案ってどういうのを受けているんですか。協議したとか、そういうのは聞いていますけども、具体的には指定管理者はこの施設はどういうふうにしてほしいと、どういうふうにしたら我々はうまく経営できるんだというのがあるんですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 指定管理者からの施設の運営上の提案といったお問いでございます。先ほど答弁したように指定管理者とは打合せをした中で、この改修計画案についても詰めさせていただいているところです。1例を申し上げますと、先ほどちびっこドリームランドの活用といったお話もさせていただきました。そこでちょっと具体的な話をさせていただきますと、指定管理者のほうからはボルダリングであるとかといった具体的な提案もあったことは事実でございます。あとは当然トレーニングルームについても、民間のほうでは新しい機器を入れたりとか、あと油圧の機器だけではなくて、フリーウエート、ダンベルを置いたりとかということで、フリーウエートも今はやっておりますので、そういった提案もありました。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) それボルダリングってやるんですか。  それと、新しい機器があればいいんじゃなくて、新しい機器じゃなくて、指定管理者の皆さんはどういうことをするんですかというのを聞きたいんだ。新しい機械を入れたらいいんだと、そうじゃなくって、皆さんがどう動くのかと。どういう仕事をするんですか。ただ機械を買いましたじゃなくって、どんな仕事をするのか聞かせてください。 ◎教育次長(宮路一規君) またこういう話をすると抽象的だって言われるかもしれませんけれども、あくまでもビジョンよしだは地域の皆さんの体力を増進する施設、あるいはまた生涯スポーツ社会を実現するための一つの施設でもありますので、それは市が標榜している部分ですので、指定管理者のほうもそれに即して管理運営をしていただくことになろうかと思います。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 市は、抽象的な目標与えてもいいですけども、やる指定管理者たちは具体的なことをやっぱり言ってくれないと駄目ですよ。  それから、指定管理のビジョン単独の指定管理ですけども、今急にこんなことを言っても駄目だと思うんですけども、やっぱり燕ではてまりの湯とここのビジョンよしだが大きな利用料をいただいてやっているわけですし、体育館とかそういうところとまた管理方法が違うと思うんですよね。やっぱりいろんなところ、ちょっと分けて、分ければくっつけてというのが我々のちょっと理屈なんで、ばらばらになっていると一括でやったらどうだという議員なんていいかげんなところもありますからあれですけども、そういうふうに分けて、競争原理も働かせてはどうなのかということもこれから検討して、次のまたときには、今やれとは言いませんので、考えていただきたいと思います。  あとプロジェクトチームの件ですけども、市長は強い意思を持って、自分で次の計画を見てくれということなんで、そのことについては理解を示しますが、燕市やっぱり合併当初、これは庁舎除けば合併から一番大きなプロジェクト事業だと思います、金額的にも。合併のときは、やっぱり100人委員会とかいろんなことをやって、市民参加型で何事もこなしてきたと、当時は合併という特殊事情もありますけども、またそれがよかったということでも、全部がよかったということでもなくて、一部はやっぱりこれしなきゃよかったかなという部分もあるかもしれませんけれども、よく大手の会社の中で、ワイガヤって言って、わいわいがやがややって、その中から新しい何かを見いだすんだという、そういう言葉もありますから、いろんな方と市民参加でわいわいがやがややって、その中に何か意見が生まれてくるような気がしてならないんですよね。これは2年もたった事業ですので、今さらというのは市長の言うとおりかもしれませんけども、市民参加をすることで、それがまた話題になって、どんな施設ができるのかなというまた市民の中でいろいろ話が生まれたりして、その中で知らなかった人もいて、ビジョンよしだなんていいのがあるんだなと、俺も入ってみようかななんていう会員になれる方もいるかもしれませんし、そういう意味では何か大きなプロジェクトのときはやっぱり市民参加にして、ちょっと市民の声を聞きながらやっていただきたいというふうに、今回はコロナという事情もありまして、なかなか集まってやれというのは難しいかもしれませんけれども、今後大きなプロジェクトがあるときは市民参加でわいわいがやがややって、その中から市民の理解を得ながら物事をやっていくというのは必要なことかもしれませんので、市長、これでまたもう一言あったらお願いします。 ◎市長(鈴木力君) 今回の言い訳はしません。本当にそもそも既存の改修というところからスタートしというところからして、普通であれば改修、設計が上がってそのままというところを先ほど言ったような経過があり、どんどん時間が過ぎる中で、また一からということ、そもそも昨日も言いましたけれど、新しい、白紙からいろいろ書くんであればあれですけれど、もう何をしてもあの枠の中でやらざるを得ないという方からすると、なかなか一から始めるということは難しいのかなというふうに思いますので、ただ私としては先ほど次長言いましたけど、利用している人と利用していない、市民アンケートですね。市民の方々にネットを通じて聞いたりしたり、議員の皆さんと本当に何度も意見を聞きながら進めさせていただいて、決してこれでいきますというようなごり押しといいましょうか、そういう進め方はしないようにしているつもりでございます。最後チャンスをいただきたいと思いますけれど、この問題は別にして、今後ということにつきましては、いろんな小さいものまで全部そういうわけにはいかないと思いますけど、大きな事業につきましてはこれまでもそういうスタンスで来たつもりでございますけれど、広く市民の意見、議員の皆さんのフランクな意見ということを聞きながら進めるように努めていきたいなというふうに思います。  ちょっと蛇足なんですけれど、15億円の事業費が高いかどうかという議論ですけれど、感覚的にはえっというのは、それはそのとおりだと思う。私もそう思います。民間だったらもっと安くできるぞ、それもそのとおりだと思いますけど、少なくとも今回我々が皆さんにお示ししているのは、専門の設計業者に委託をし、積算をしてもらって上がってきた報告書ですので、それがおかしいと言われるとちょっと困りますので、それはやっぱりその設計業者の設計積算というのを信頼するという前提に立って受け止めていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆9番(中山眞二君) それでは、ふるさと納税に行きたいと思います。  この実績なんですけど、私ここ三、四日ずっとふるさと納税見ているんですけども、3日前にコロナは12億9,500万円でした。そこから今日までで4,000万円増えました。たった3日間で。スポーツ施設のクラウドファンディングは、23億4,000万円から23億6,500万円までこの3日間で2,400万円、2つ合わせて3日間で6,400万円増えました。毎日2,000万円のクラウドファンディングの寄附者が来ております。ただ、ものづくり若者、ものづくりで若者コンペかな、そんなのがあるんですけども、それは23万円でずっと増えておりません。というのは、返礼品がいいか悪いかでこのクラウドファンディングの金額が決まっている。ただ、燕市学生支援ということで注目されたと思うんですけども、コロナがぐっと増えたというのはやっぱり燕市のやっていることが認められたんだなと思っております。ただこのいい返礼品のところにどういう品物、どういう企画を充てているのか。この企画には寄附の来ないような返礼品、この企画はいっぱい来るような返礼品、これをどういうふうに分けてやっているのか、ちょっと聞かせてください。 ◎総務部長(筆頭部長)(田辺一幸君) クラウドファンディングの返礼品の関係についてのご質問をいただきました。議員が言われたなかなか寄附がいただけないという部分は民間クラウドファンディングというもので、民間の方がある事業を成し遂げたいというものに対して、その事業者が用意しているものでございまして、その返礼品の魅力が少し足りないのかなというようなお話だと思っております。私たちがやっております自治体クラウドファンディングという部分については、制度を改めてお話しさせていただきますと、市が実現したい事業というものについて市外の方から応援いただくというだけではなくて、地元の企業の方からも市に協力したいというもので、その思いを形としたものになっているということでございます。ふるさと納税制度において、返礼品の調達価格という部分については、寄附金の額に対して3割以下という基準がある中でありますが、当市の自治体クラウドファンディング事業につきましては、その価格からさらに抑えていただいた価格で返礼品を提供していただいているということで、この価格を抑えたその差額という部分が市の実現したい事業に企業さんが協力するというスキームとなっておりますので、そういった中で企業さんの持っている魅力の品物をいただいているというふうに理解しております。 ◆9番(中山眞二君) このふるさと納税、すごい大きな金額ですけども、一般財源よりちょっと縛りのない、使い勝手のよいお金ということで、ちょっと確認したいんですけども、市税は増えると交付税は減らされるというふうに私は認識しておりますが、このふるさと納税の寄附金が増えたら交付税は減らされるんですか、それとも寄附金は寄附金と別途ですか。ちょっと聞かせてください。 ◎企画財政部長(春木直幸君) 交付税に関してのご質問をいただきました。ご質問の寄附金、ふるさと納税につきましては、これは基準財政収入額のほうには算入されないということになっていますので、まさにこのふるさと納税制度については自治体間の競争という言い方はおかしいんですけども、自治体間で一生懸命頑張っているというものについては反映しないというものでございます。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 簡単に時間がないのでお話ししますが、このふるさと納税の会計を特別会計にして、そこから一般財源に繰り出すという方法というのは、今後検討してはいかがかなと思うんですけど、どうでしょうか。 ◎企画財政部長(春木直幸君) 特別会計にしたらどうかというご質問でございます。現在におきましては、一般会計で受け入れて、ふるさと応援基金という基金のほうに積み立てるという形を取っておりますので、必要な分はこの基金から繰り入れるという形を取らせていただいております。今後もこういった形で運用していきたいと思っております。  以上です。 ◆9番(中山眞二君) 本議会では、次の年度の予算がどうなるのだろうかという質問がありましたね。当局はコロナの影響で市税、市民税、固定資産税、たばこ税、軽自動車、全部減ると。交付税は一本算定で減り、歳出はいろんな対策、デジタル化、施設の老朽化で大変なんだという、ふるさと納税がないと予算が組めないような状況だというような説明をされました。そういうふうに聞いております。その財政大変の中に、クラウドファンディングとはいえ、やっぱり町の一つのお金なんですから、大変の中にビジョンよしだの改修があるわけですよね。これって金があるのかな、ないのかなみたいな、何で急ぐのかなというのも一つの私は疑問なんですけども、この3年度の予算ではいろんな補助金も削られそうだというのを聞いております。しかし、クラウドファンディングについては、これに採用されるともうやるんだと。じゃほかの事業も、やりたいけどお金がないんだったら、これもクラウドファンディングにぶつけてやれやみたいな話になってくると、クラウドファンディングに採用された事業は優先的にされていくんだなみたいな感覚にはなるんですけれども、それは間違っていますか。 ◎市長(鈴木力君) まず、我々が勝手にやって、勝手に進めているという前提に立つとそういうご指摘でなるかと思うんですけれど、そうじゃなくて、ちゃんとどんな事業に対してクラウドファンディングで寄附募集を始めますよということをちゃんと資料を作って皆さんにご説明をして、コロナであればコロナでやります。スポーツ施設も、これから老朽化するのがいっぱいあります。それはビジョンよしだだけじゃなくって、いろんな施設これからあります。だから、このぐらい、全体で20億円か二十数億円かかる。だから、全体として50億円ぐらいは必要になるんで、それをやりましょう。寄附応援してくださいということで、全てそれぞれの現状とか必要性とかを議員の皆様にご説明をした上で募集を開始し、いろいろ集まってきて、じゃ実際にそこから積み上げられた金から取り崩して具体的に予算化するときには議会に予算を計上してやっていますので、そういった意味では中山議員の言葉を借りれば、十分に関与いただいてやっているし、理解も得るべく我々は説明をしてきているということでございますので、そういった前提に立てばクラウドファンディングにのっかってしまえば事業化される可能性が高くなるということ。その前提は、ちゃんとご説明をし、了解をいただいている。逆に言うと、了解をいただいていないものはやらない。典型的なのが、これを一番最初やろうと思ったサッカー場でございます。そこは皆さんのほうからご理解いただけませんでしたので、そこは一旦議員の皆さんとサッカーの団体の方々との調整が終わるまでは取り下げますよという形をやりましたので、全て議会の皆さんにご説明をし、理解をし、議決という形で最終的には決定していただいた上で進めさせてもらっているということでございますので、よろしくお願いします。  さっきの返礼品の話がありましたけど、民間ののは開発したもの、それが返礼品ということなので、それそのものなんです。我々は、基本的には寄附してくださる方から選んでもらうというやり方です。最初はエアコンで始まりました。目的が単体だったんです。ですから、選ぶイコール、その品物を選んでいただくイコールその目的のところに上がっていったというのがしばらく続いていたというふうに思い起こしていただけるんですけど、エアコンで始まりました。そこからスポーツ施設で始めました。エアコン終わったんで、スポーツ施設始めました。途中でコロナがあったので、スポーツ施設一旦中止します。そして、コロナを始めましたということでございまして、今までは一つの目的イコール、その返礼品がイコールになっていたんですけれど、今回これもちゃんと説明させていただいたと思いますけれど、スポーツ施設を再開するとともに、コロナ10億円たまったんだけれど、来年のことを考えるともう少し必要なので並行してやらせてもらいますということも説明させてもらいました。並行させてもらうときには、今度はまさに寄附のされる方々の意向で選んでもらうという形になったので、これからはどういう形でそれぞれ選ばれるかは分からないんですけど、おっしゃるように今のところはコロナという部分が燕市の今までの対応が評価されて、そちらのほうを選んでいる状況のほうが多いんだろうということだと思います。ちょっと長々説明しましたが、よろしくお願いします。 ◆9番(中山眞二君) 令和2年度当初予算のポイントという、この我々に提出された紙があります。この中には主な内容として、吉田トレーニングセンター改修事業、その隣にはサッカー練習場建設事業、書いてあります。今市長は、サッカーはするかしないか分からないようなことを言われましたが、ここにこう書いてあるとやっぱり書いてある順にやっていくんじゃないかというふうに私は感じてならないわけでございまして、やっぱり40億円が毎年、これから50億円に増えるかもしれないという、ましてや交付税にも影響しない。半分は、半分以上はもう自由に使えるお金という大きな財源のファクトとなったら、何かやっぱり特別会計というのも検討していかなければならないのかなと、そんなふうな気がしております。これはまた議会でも十分検討していくべきだなと思っておりますので、よろしくお願いします。  これで私の一般質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(大原伊一君) 以上で本日の日程は終了しましたので、本日はこれで散会します。  なお、来週12月14日は午前9時30分から本会議を再開します。  全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。          午後 4時26分 散会...