○
議長(
丸山吉朗君) 次に、
産業建設常任委員長の
報告を求めます。
◆15番(
齋藤信行君)
産業建設常任委員会の
審査報告を行います。 当
委員会に
審査を付託された
議案は2件であります。去る9月16日に当
委員会を招集して
審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、
議案第41号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第9号)における当
委員会所管分について
報告します。まず、
農業費の
農業総務費について、
新型コロナウイルス感染症による
農業者への影響を調査するため実施した
アンケートの内容と結果について質疑があり、当局からは、
アンケートは5月と7月に実施し、それぞれ約1,080件分を送付し、半数以上から回答いただいた。その中で43.6%の方が影響があった、または今後影響がありそうだと回答しているとの答弁がありました。 また、
農業者への
支援方法についての質疑では、当局からは、改めて
アンケート調査を行い、
農業者の
動向等を確認した上で支援を行いたい。10月1日から予定している、つばめ食べて
応援キャンペーン事業で
農業者の支援につなげていきたい。また、国の
支援制度である
持続化給付金については、同
キャンペーンのPRと一緒に文書で案内するなど制度の周知を図っており、今後JAに対しても協力を働きかけたいとの答弁がありました。 次に、
道路橋梁費の消
雪施設整備事業で工事の
工期日数についての質疑があり、当局からは、
契約工期の日数には
現場作業のほか工事前の準備や資材の発注、書類の整理なども含まれている。
企業努力により工事が早く終わった場合は
契約履行日を待たずに検査するなどして、早めに
通行規制の解除などを行っていきたいとの答弁がありました。 そのほか、
事業の具体的な内容や委託料の内訳など種々質疑がありました。
審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
議案第44号
令和2
年度燕市
下水道事業会計補正予算(第1号)については、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
報告を終わります。
○
議長(
丸山吉朗君) 各
常任委員長の
報告が終わりました。 これより
委員長報告に対して一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
議案第37号 燕市
税条例等の一
部改正について、
議案第38号 燕市
国民健康保険税条例の一
部改正について、
議案第39号 燕市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一
部改正について、
議案第40号 燕市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める
条例の一
部改正について、
議案第41号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第9号)、
議案第42号
令和2
年度燕市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、
議案第43号
令和2
年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び
議案第44号
令和2
年度燕市
下水道事業会計補正予算(第1号)、以上8件を
一括採決します。 本件について、
委員長報告はそれぞれ可決であります。本件の
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
議案第37号から
議案第44号まで、以上8件については原案のとおり可決されました。
△
日程第3
議案第45号 燕市
特別職の職員の給与に関する
条例の一部改 正について
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第3
議案第45号 燕市
特別職の職員の給与に関する
条例の一
部改正についてを議題とします。 当局に
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
鈴木力君) それでは、
議案第45号 燕市
特別職の職員の給与に関する
条例の一
部改正について
提案理由のご説明を申し上げます。 既に議員の皆様には
教育長から状況を
報告しておりますが、去る8月21日に開催された
定例教育委員会で
教育長が配付した文書が
教育行政トップとして著しく
適切性に欠けた内容であり、
保護者、
児童生徒、
教育関係者を始め市民の皆様に多大な不安とご心配をおかけいたしました。
教育長はこのたびの事態の責任を取り、辞任いたしますが、行政に対する信頼を大きく損ないましたことは極めて遺憾であり、
任命権者として責任を痛感しております。つきましては、市長としての
任命責任を明らかにするため、市長の給料について本年10月の給料を30%減額する本
議案を提案するものでございます。今後は市政への
信頼回復のため、
市教育委員会とともに市役所の組織を挙げて取り組んでまいります。 何とぞご審議の上、ご賛同いただけますようお願い申し上げます。
○
議長(
丸山吉朗君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
議案第45号 燕市
特別職の職員の給与に関する
条例の一
部改正についてを採決します。 本件については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
議案第45号は原案のとおり可決されました。
△
日程第4
議案第46号 燕市
教育委員会教育長の任命について
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第4
議案第46号 燕市
教育委員会教育長の任命についてを議題とします。 当局に
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
鈴木力君) 引き続き、
議案第46号 燕市
教育委員会教育長の任命について
提案理由のご説明を申し上げます。 燕市
教育委員会教育長である遠藤浩氏が本日、
令和2年9月24日をもって辞職することに伴い、後任として山田公一氏を
教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により市議会の同意を求めるものでございます。 山田公一氏は、昭和33年11月12日生まれで、現住所は燕市桜町68番地6であります。同氏は、新潟大学法文学部を卒業後、昭和56年4月、旧燕市に奉職され、
教育委員会学校教育課に5年、その後行政改革推進室や企画政策課、
監査委員事務局等を経て、平成23年4月から
教育委員会教育総務課長、同学校教育課長、同
教育次長を歴任され、現在は再任用により総務課参事として人材育成等の職務に当たっております。このように行政改革や企画政策、監査の分野を経験されたことにより幅広い視点や識見を有するとともに、
教育委員会に通算で13年間在籍し、教育行政にも精通しておられます。さらに、人格的にも温厚誠実で責任感があり、上司や部下からの信頼も厚いことから、
教育長に適任であると考えます。 任期は、本年9月25日から現
教育長の残任期間である
令和4年3月31日までとなります。 ご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○
議長(
丸山吉朗君) お諮りします。本件は人事案件ですので、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認め、直ちに採決することに決定しました。 これより
議案第46号 燕市
教育委員会教育長の任命についてを採決します。 採決は、
投票システムによる採決とします。 本件は同意することに賛成の諸君は賛成の
ボタンを、反対の諸君は反対の
ボタンを押してください。 〔
投票システムによる採決〕
○
議長(
丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。 〔
投票総数19人、賛成15人、反対4人〕
○
議長(
丸山吉朗君) 採決の結果、
投票総数19、賛成15、反対4であります。よって、
議案第46号は同意することに決定しました。
△
日程第5
議案第47号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第10号)
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第5
議案第47号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 当局に
提案理由の説明を求めます。
◎
企画財政部長(春木直幸君) それでは、
議案第47号をお願いいたします。
議案第47号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第10号)について
提案理由のご説明を申し上げます。 本補正予算は、
新型コロナウイルス感染症緊急対策第1弾、フェニックス11及び第2弾、プラス5の申請実績を踏まえ、不足する予算を増額するため補正するものであります。
令和2
年度燕市の
一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億10万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ514億819万8,000円とさせていただき、第2項は歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
丸山吉朗君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
議案第47号
令和2
年度燕市
一般会計補正予算(第10号)を採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
議案第47号は原案のとおり可決されました。
△
日程第6 請願第3号及び請願第4号
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第6 請願第3号及び請願第4号を議題とします。 最初に、請願第3号について
総務文教常任委員長の
報告を求めます。
◆10番(
大原伊一君) それでは、
総務文教常任委員会に付託されました請願1件の
審査を去る9月14日に行いましたので、その経過並びに結果について
報告します。 請願第3号 「
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書」の採択を求める請願については、初めに本請願の請願者である新潟県私学の公費助成をすすめる会から渡辺利宏様より
委員会に出席いただき、請願の趣旨説明を受けました。 説明では、授業料のみに限定されている就学支援金制度、また国の就学支援金制度の拡充における現状について、それぞれ内容説明がありました。まず、就学支援金制度では施設整備費や入学金が対象ではないため負担が残っていること。そのため、県では独自に助成を行っているが、年収250万円未満の世帯に対してのみであり、対象者全体の1割程度と少ない人数である。その結果、
私立高校生の
保護者が負担する学費は依然として重く、公立との学費はまだ大きな開きがあること。また、国の就学
支援制度の拡充で35の自治体が学費助成予算を削減する中、国の支援が不十分な年収590万円から910万円未満世帯に対して独自で上乗せをするとした制度の拡充を行っている自治体もある。一方新潟県では、学費助成予算を49%も削減の上、制度の拡充もないため、他県との比較で公私間格差は拡大した。さらに、今後は
新型コロナウイルス感染症の拡大によって経済不況が深刻化し、今後学費の滞納が増えることが懸念されているとの内容説明がありました。 この後委員からは、授業料以外の
保護者費用負担や教育環境の公私間格差の各現状について質疑のほか、意見では、子供たちが公平に教育を受けられるように学費の心配を強いるような経済的負担を抱える現状をなくしていく必要がある。環境による格差は是正すべきであり、本請願には賛成であるとする意見がありました。 これら
審査の結果、全委員一致で異議なく、願意妥当と認め、関係機関へ
意見書を提出すべきものと決しました。 以上で
報告を終わります。
○
議長(
丸山吉朗君) 次に、請願第4号について
産業建設常任委員長の
報告を求めます。
◆15番(
齋藤信行君)
産業建設常任委員会に付託されました請願1件の
審査を去る9月16日に行いましたので、その経過並びに結果について
報告します。 請願第4号
種苗法「
改定案」の廃案を求める
請願書についてであります。初めに、本請願の請願者である農民運動新潟県連合会
事務局長の鈴木亮様から
委員会に出席いただき、請願趣旨説明を受けました。 内容は、農家の自家増殖の権利を原則禁止することは、種子の知見が公的から民間へ提供となり、日本の優良品種が海外へ提供されることも否定できない。日本の農産物の安定生産への願いに逆行するとして廃案を求めるもの。 委員からは、自家増殖の禁止などは農家の負担につながる懸念はあるが、優良品種の海外流出防止や育成者権の保護などについても賛同はできないのかとの質疑に対し、農家負担の増大は懸念があるが、育成者権を守ることと海外流出を防止するということは賛成であるとの答弁がありました。 これを受け、委員からの意見、討論では、この請願は
改正案そのものを廃案にするというもの、優良品種の海外流出防止や育成者権の保護についても否定することになり得る。廃案ではなく、個別の不安要素について修正を求めていくべきであり、反対である。また、制限されるものは登録品種で、9割の一般品種は認められるとあり、理解している。そのため反対であるとする討論がありました。一方、この
改正案が国会で成立された場合を危惧する賛成の討論があったため、
起立採決を行った結果、起立少数で請願第4号は不採択とすべきものと決しました。 以上で
報告を終わります。
○
議長(
丸山吉朗君) これより
委員長報告に対し一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。 なお、討論がある場合は、請願第何号についてかを述べてから発言をしてください。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより請願第3号及び請願第4号を採決します。 最初に、請願第3号 「
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書」の採択を求める請願を採決します。 本件については、
委員長報告は採択であります。本件は
委員長報告のとおり採択することに異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択と決定しました。 次に、請願第4号
種苗法「
改定案」の廃案を求める
請願書を採決します。 採決は、
投票システムによる採決とします。 本件の
委員長報告は不採択であります。本件は採択することに賛成の諸君は賛成の
ボタン、採択することに反対の諸君は反対の
ボタンを押してください。 〔
投票システムによる採決〕
○
議長(
丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。 〔
投票総数19人、賛成5人、反対14人〕
○
議長(
丸山吉朗君) 採決の結果、
投票総数19、賛成5、反対14であります。よって、請願第4号は不採択と決定しました。
△
日程第7
発議案第2号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第7
発議案第2号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書を議題とします。 提出者より
提案理由の説明を求めます。
◆10番(
大原伊一君) それでは、
発議案第2号
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し
私立高校の
教育環境整備をはかるため、
私学助成増額・拡充を求める
意見書の
提案理由の説明を申し上げます。
令和2年度より
私立高校生への就学
支援制度が拡充され、年収590万円未満の世帯に上限39万6,000円の支援金が支給されることとなり、県内では同世帯の授業料無償がほとんどの
私立高校で実現しました。 しかし、就学支援金制度の対象が授業料のみに限定されているため、入学金や施設整備費の
保護者負担は残されています。新潟県においては、国と県の学費支援を受けても年額約18万円から約47万円の負担が残されたままとなり、公
立高校と比べ学費の公私間格差は依然として大きな開きがあります。とりわけ
新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念され、失業や倒産など経済不況が県民生活を脅かす中、
私立高校の生徒、
保護者にとっては重い負担となっています。
コロナ禍における
私立高校生の学びを保障し、
私立高校の
教育環境整備を図るため、国の就学支援金制度の拡充及び県独自の学費軽減制度の拡充、
私立高校への経常費助成の増額を強く要望し、内閣総理大臣ほか関係大臣、衆参両院
議長及び新潟県知事宛てに
意見書を提出するものでございます。 以上、
提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。
○
議長(
丸山吉朗君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本件に関しては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を行いません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
発議案第2号を採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
発議案第2号は原案のとおり可決されました。
△
日程第8
発議案第3号
燕市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例の一
部改正について
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第8
発議案第3号
燕市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例の一
部改正についてを議題とします。 提出者より
提案理由の説明を求めます。
◆8番(渡邉雄三君) それでは、
発議案第3号
燕市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例の一
部改正についての
提案理由の説明を申し上げます。 本年3月
定例会では、燕市報酬等審議会の慎重かつ公正公平に行われた協議の結果、市当局へ答申された報酬1%アップという判断を尊重しつつも、今年2月頃から日本のみならず全世界に蔓延していった
新型コロナウイルス感染症の先行きが見えないことから、
条例の施行を
令和2年10月1日まで延長し、感染拡大の状況や社会情勢等を周知していく判断を
燕市議会としていたしたところであります。国においては感染症対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が全国を対象区域として4月16日から5月6日までの期間で発出されましたが、新規感染者の減少が十分とは言えないとして、5月31日まで延長することが決まりました。その後感染者の減少や医療体制の逼迫状況が改善状況にあるなどの理由で5月25日に制限は解除されましたが、それ以降再び増加に転じ、今現在においては第2波とも言えるほど毎日のように新規感染者が全国各地で多数確認されております。本県においても165名の感染者が確認されております。その状況を考えますと、
新型コロナウイルス感染症の先行きがまだまだ見通せない、予断を許さない状況であります。このように答申をいただいた時点と現在とでは大きく状況は異なっていることを鑑み、
条例の附則において
令和2年10月分から
令和3年3月分の
議員報酬月額を答申以前の金額、すなわち従前のとおり
令和元年度の月額報酬額と同額とするという
改正を行うものであります。 ちなみに、本年度も例年と同様、燕市報酬等審議会が開催されると聞いております。委員の皆様には、改めて現段階において我々議員の報酬がどうあるべきか判断をいただければと考えております。 以上を申し上げまして、
提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上です。
○
議長(
丸山吉朗君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本件に関しては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を行いません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
発議案第3号を採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
発議案第3号は原案のとおり可決されました。
△
日程第9
発議案第4号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書
○
議長(
丸山吉朗君)
日程第9
発議案第4号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書を議題とします。 提出者より
提案理由の説明を求めます。
◆17番(大岩勉君)
発議案第4号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書につきましては、案文の朗読をもって
提案理由の説明に代えさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しています。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっています。 地方自治体では、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 よって、国においては、
令和3年度
地方財政対策及び地方税制
改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望します。 記 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3
令和2年度の地方税収が大幅な減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設、拡充、継続に当たっては、有効性、緊急性を厳格に判断すること。 5 とりわけ固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地、家屋、償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時、異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。 提出先は、衆参両院
議長及び内閣総理大臣、また関係する閣僚宛てとしております。 このたびの感染症の影響は、世界はもとより、日本においても国難と言われる惨禍に陥っております。その中で財政的により厳しさを増す地方では、今後一層税収が落ち込むことが予想されます。国難として鑑みれば、国でしっかりと措置を講ずべきと考えます。 以上申し上げまして
提案理由の説明といたしますが、議員各位全員のご賛同をもって提出したいと思っております。よろしくお願いいたします。
○
議長(
丸山吉朗君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本件に関しては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を行いません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより
発議案第4号を採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、
発議案第4号は原案のとおり可決されました。
○
議長(
丸山吉朗君) 以上で本日の
日程は終了し、本
定例会に付議された案件は全部議了しました。 これで本日の会議を閉じ、
令和2年第3回
燕市議会定例会を閉会します。 午後 0時02分 閉会...