平成29年 12月 定例会(第4回) 平成29年第4回
燕市議会定例会会議録(第1号) 平成29年12月12日(火曜日)午前9時30分
開議議事日程 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 諸般の報告 第 4 報告第 6号 専決処分の報告について(平成29年度燕市一
般会計補正予算(第5号)) 第 5 諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦につい て 第 6 議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6号) 第 7 議案第49号から議案第56号まで及び議案第58号から議案 第62号まで 第 8 一般質問 本日の会議に付した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 報告第 6号 専決処分の報告について(平成29年度燕
市一般会計補正予算(第5号)) 日程第 5 諮問第 3号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 4号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第 6 議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6 号) 日程第 7 議案第49号 燕市職員の
育児休業等に関する条例の一部 改正について 議案第50号 燕市
農業委員会の委員の定数に関する条例 の制定について 議案第51号 燕市
保育園条例の一部改正について 議案第52号 燕市
体育施設条例の一部改正について 議案第53号
指定管理者の指定について(燕市障がい者
地域生活支援センター) 議案第54号
指定管理者の指定について(燕市吉田老人 センター) 議案第55号
指定管理者の指定について(燕市粟生津公 民館 ほか1施設) 議案第56号
指定管理者の指定について(燕市吉田北公 民館 ほか1施設) 議案第58号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第7 号) 議案第59号 平成29年度燕市
国民健康保険特別会計補 正予算(第2号) 議案第60号 平成29年度燕市
介護保険事業特別会計補 正予算(第2号) 議案第61号 平成29年度燕市
公共下水道事業特別会計 補正予算(第1号) 議案第62号 平成29年度燕市
水道事業会計補正予算 (第3号) 日程第 8 一般質問 出席議員(24名) 1番 山 﨑 光 男 君 2番 堀 勝 重 君 3番 山 本 知 克 君 4番 藤 井 秀 人 君 5番 白 井 丈 雄 君 6番 柳 川 隆 君 7番 宮 路 敏 裕 君 8番 吉 田 勝 利 君 9番 小 林 由 明 君 10番 樋 浦 恵 美 君 11番 渡 邉 雄 三 君 12番 大 原 伊 一 君 13番 山 﨑 雅 男 君 14番 タナカ・キ ン 君 15番 丸 山 吉 朗 君 16番 長 井 由喜雄 君 17番 齋 藤 信 行 君 18番 中 島 清 一 君 19番 渡 邉 広 宣 君 20番 大 岩 勉 君 21番 土 田 昇 君 22番 田 辺 博 君 23番 塙 豊 君 24番 中 山 眞 二 君欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名 市 長 鈴 木 力 君 副 市 長 南 波 瑞 夫 君 教 育 長 仲 野 孝 君 総務部長 斎 藤 純 郎 君 企画財政 田 辺 秀 男 君 市民生活 髙 野 光 郎 君 部 長 部 長 健康福祉 小 林 恵美子 君 産業振興 坪 井 誠 君 部 長 部 長 都市整備 土 田 庄 平 君 水道局長 松 村 金 司 君 部 長 教育次長 山 田 公 一 君 教育委員 長谷川 智 君 会 主 幹 総務課長 前 山 正 則 君 企画財政 阿 部 久 紀 君 兼選挙管 課 長 理委員会 事務局長 市民課長 田 辺 淳 子 君 税務課長 荒 木 信 幸 君 生活環境 更 科 明 大 君 健康福祉 金 子 彰 男 君 課 長 部副部長 社会福祉 田 瀬 信 行 君 長寿福祉 熊 谷 良 紀 君 課 長 課 長 健康づく 佐 藤 徳 子 君 保険年金 本 間 修 君 り 課 長 課 長 商工振興 遠 藤 一 真 君 商工振興 梨 本 信 宏 君 課 長 課 観 光 振興室長 農政課長 和歌浦 進 君 農 業 志 田 晃 君 委 員 会 事務局長 都市計画 高 橋 徹 君 下 水 道 佐 藤 一 正 君 課 長 課 長 (空き家 等対策推 進室長) 経営企画 清 野 一 徳 君 施設課長 斉 藤 孝 徳 君 課 長 学校教育 堀 克 彦 君 学校教育 大 森 亨 君 課 長 課 指 導 主 事 子 育 て 白 井 健 次 君 社会教育 宮 路 一 規 君 支援課長 課 長 生活環境 笠 巻 吉 光 君 選挙管理 高 橋 寿 彦 君 課副参事 委 員 会 事 務 局 副 参 事職務のため出席した者の職氏名 議会事務 幸 田 博 君 議会事務 川 崎 祐 晴 君 局 長 局 議 事 課 長 議会事務 丸 山 篤 君 議会事務 德 永 あずさ 君 局 議 事 局議事課 課長補佐 主 事 午前 9時29分 開会
○議長(中山眞二君) おはようございます。会議に先立ち、一言申し上げます。報道関係者に傍聴席における写真撮影、録音を許可しましたので、ご了解願います。 また、当局によるタブレットの使用を許可しましたので、ご承知願います。 これより平成29年第4回
燕市議会定例会を開会します。 ただいまの出席議員は全員で、定足数に達しております。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付した議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(中山眞二君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、20番、大岩勉君、21番、土田昇君、22番、田辺博君を指名します。
△日程第2 会期の決定
○議長(中山眞二君) 日程第2 会期の決定を議題とします。 今定例会の会期について、
議会運営委員長から報告願います。
◆11番(渡邉雄三君) おはようございます。それでは、
議会運営委員会の報告を行います。 去る12月1日午前9時30分より
議会運営委員会を開催し、今定例会の運営について協議を行った結果、会期については本日より22日までの11日間とすることで意見の一致を見ましたので、お諮り願います。
○議長(中山眞二君) ただいま
議会運営委員長より、今定例会の会期については、本日から22日までの11日間とすることで委員会の協議結果の報告がありましたが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は本日から22日までの11日間と決定しました。
△日程第3 諸般の報告
○議長(中山眞二君) 日程第3 諸般の報告を行います。 さきの平成29年第3回定例会以降の閉会中における
議会事務報告については、お手元へ配付したとおりであります。 次に、監査委員より監査等の結果報告書の提出がありましたので、その写しを配付しておきました。 また、陳情書1件を受理し、その写しを配付しておきました。 以上で諸般の報告を終わります。
△日程第4 報告第6号 専決処分の報告について(平成29年度燕
市一般会計補正予算(第5号))
○議長(中山眞二君) 日程第4 報告第6号 専決処分の報告について(平成29年度燕
市一般会計補正予算(第5号))を議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎
企画財政部長(田辺秀男君) 改めまして、おはようございます。それでは、別冊となっております報告第6号をお願いいたします。 専決第6号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。このたび専決処分をさせていただきました補正予算は、9月28日の衆議院解散に伴う
衆議院議員総選挙に係る経費について追加の予算措置をさせていただいたものであります。 平成29年度燕市の
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,868万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ390億6,964万2,000円とさせていただき、第2項は
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 おはぐりいただき、2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入であります。14款県支出金、補正額2,868万7,000円、3項委託金、同額であります。 歳入の
補正額合計2,868万7,000円、補正後の歳入合計を390億6,964万2,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 歳出であります。2款総務費、補正額2,868万7,000円、4項選挙費、同額であります。 歳出の
補正額合計2,868万7,000円、補正後の歳出合計を390億6,964万2,000円とさせていただいたものであります。 1ページにお戻りください。このたびの補正予算は、
衆議院議員総選挙のため、早急な対応が必要となったことから、下段に記載のとおり、地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年9月28日付で専決処分をさせていただいたものであります。 以上、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山眞二君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより報告第6号 専決処分の報告について(平成29年度燕
市一般会計補正予算(第5号))を採決します。 本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、報告第6号は承認することに決定しました。
△日程第5 諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(中山眞二君) 日程第5 諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木力君) 改めまして、おはようございます。それでは、私のほうから諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について提案理由のご説明を一括申し上げます。 現委員でいらっしゃいます高橋耕二氏と古谷陽子氏が平成30年3月31日をもって任期満了となりますが、いずれの方も適任者であると考えますので、再度推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 高橋耕二氏は、昭和20年3月29日生まれで、現住所は燕市分水文京町91番地でございます。 また、古谷陽子氏は、昭和32年11月14日生まれで、現住所は燕市溝古新79番地でございます。 委員の任期は、平成30年4月1日からの3年間になります。 以上、ご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(中山眞二君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 お諮りします。本件は人事案件ですので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認め、直ちに採決することに決定しました。 これより諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦についてを採決します。 本件は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第3号及び諮問第4号は同意することに決定しました。
△日程第6 議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6号)
○議長(中山眞二君) 日程第6 議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎
企画財政部長(田辺秀男君) それでは、別冊になっております議案第57号をお願いいたします。 議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6号)について提案理由のご説明を申し上げます。今回お願いする補正予算は、
ふるさと燕応援寄附金が大幅に増加していることに伴い、歳入予算並びに返礼品等の諸経費を増額させていただくものであります。 平成29年度燕市の
一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。 第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ393億6,964万2,000円とさせていただき、第2項は
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 おはぐりいただき、2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入であります。16款寄附金、補正額3億円、1項寄附金、同額であります。 歳入の
補正額合計3億円、補正後の歳入合計を393億6,964万2,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 歳出であります。2款総務費、補正額3億円、1項
総務管理費、同額であります。 歳出の
補正額合計3億円、補正後の歳出合計を393億6,964万2,000円とさせていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山眞二君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、本件については
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第57号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第6号)を採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) ご異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第49号から議案第56号まで及び議案第58号から議案第62号まで
○議長(中山眞二君) 日程第7 議案第49号から議案第56号まで及び議案第58号から議案第62号まで、以上13件を一括議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎総務部長(斎藤純郎君) おはようございます。恐れ入ります。議案書の4ページをお願いいたします。議案第49号 燕市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。 このたびの改正は、非正規職員の処遇改善の一環として、非常勤の保育士や調理師等について育児休業を取得できるよう、所要の改正を行うものであります。 内容につきましては、一定の要件を満たす非常勤職員が原則として子が1歳に達するまで、特別な理由がある場合は最長で2歳に達するまで、育児休業を取得できるよう規定するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行させていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎
農業委員会事務局長(志田晃君) おはようございます。恐れ入りますが、議案書の10ページ、11ページをお願いいたします。 議案第50号 燕市
農業委員会の委員の定数に関する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
改正農業委員会等に関する法律が平成28年4月1日に施行されたことに伴い、
農業委員会の委員の選出方法が公選制から
市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に移行されました。これに伴い、
農業委員会の委員の定数について条例で定めることとされたため、本条例を制定するものであります。 条例の内容につきましては、燕市
農業委員会の委員定数を29人とさせていただくものであります。あわせて、同条例附則におきまして、燕市
農業委員会の選挙による委員の定数条例の廃止をお願いするものであります。 なお、この条例は平成30年8月1日から施行させていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎教育次長(山田公一君) おはようございます。私からは、議案第51号、議案第52号、議案第55号及び議案第56号について提案理由のご説明を申し上げます。 初めに、議案第51号 燕市
保育園条例の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。議案書の12ページ、13ページをお願いいたします。このたびの改正は、
児童福祉法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、燕市
保育園条例第4条で引用している
児童福祉法第56条第3項が第2項に統合されたため、引用部分の改正をお願いするものでございます。 これまで
児童福祉法第56条では、障がい
福祉サービス、助産及び母子保護の実施に要する費用の徴収については第2項で規定し、保育所及び
認定こども園に要する費用の徴収については第3項と、それぞれ別の項で規定されておりましたが、同様の規定内容であることから、今回の改正にあわせ、項の整理統合がされたものであります。 なお、この条例は公布の日から施行させていただくものであります。 次に、議案第52号 燕市
体育施設条例の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。議案書の14ページ、15ページをお願いいたします。旧
県立燕工業高等学校の校舎棟第3棟の1階西側部分につきましては、現在空手などの多目的な武道や健康体操などの利用に供するため、改修工事を進めておるところでございます。このたびの改正につきましては、当該施設を本市の新たな体育施設として、施設名を
燕北多目的武道場と称するとともに、貸し部屋について使用料を設定するため、燕市
体育施設条例の一部改正をお願いするものであります。 なお、本条例の施行日につきましては、
教育委員会規則で定める日とさせていただくものであります。 続きまして、議案第55号
指定管理者の指定について(燕市
粟生津公民館 ほか1施設)の提案理由のご説明を申し上げます。議案書18ページをお願いいたします。燕市
粟生津公民館及び燕市
粟生津体育センターは、地域住民の教養の向上、健康の増進、スポーツ及び文化の振興を図るための施設として各種事業を行う目的で設置され、平成18年4月1日から
指定管理者制度を導入しております。このたび同施設の指定期間が平成30年3月31日をもって満了することから、平成30年4月1日以降も
指定管理者による施設の管理運営を実施いたしたく、
指定管理者の指定の議決をお願いするものでございます。
指定管理者の指定の内容につきましては、燕市粟生津623番地1、燕市
粟生津公民館及び燕市
粟生津体育センターの
指定管理者に燕市粟生津623番地1、
粟生津親栄会会長、荒木正美を指定するものであります。 なお、指定の期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案第56号
指定管理者の指定について(燕市
吉田北公民館 ほか1施設)の提案理由のご説明を申し上げます。議案書の19ページをお願いいたします。燕市
吉田北公民館及び燕市
吉田北体育センターは、地域住民の教養の向上、健康の増進、スポーツ及び文化の振興を図るための施設として各種事業を行う目的で設置され、平成18年4月1日から
指定管理者制度を導入しております。このたび同施設の指定期間が平成30年3月31日をもって満了することから、平成30年4月1日以降も
指定管理者による施設の管理運営を実施いたしたく、
指定管理者の指定の議決をお願いするものでございます。
指定管理者の指定の内容につきましては、燕市佐渡山4130番地1、燕市
吉田北公民館及び燕市
吉田北体育センターの
指定管理者に燕市佐渡山4130番地1、吉田北友会会長、頓所明宏を指定するものであります。 なお、指定の期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 以上4案につきまして、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎健康福祉部長(小林恵美子君) おはようございます。私のほうから議案第53号及び議案第54号の2件につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 初めに、議案書の16ページをお願いいたします。議案第53号 燕市障がい者
地域生活支援センターの
指定管理者の指定について提案理由のご説明を申し上げます。 燕市障がい者
地域生活支援センターは、障がい者の福祉の増進を図るとともに、障害者総合支援法等に基づく事業を行うことを目的とした施設であります。この施設は、平成20年4月1日から
指定管理者制度を導入しておりますが、同施設の指定期間が平成30年3月31日をもって満了することから、平成30年4月1日以降も
指定管理者による施設の管理運営を更新いたしたく、
指定管理者の指定の議決をお願いするものでございます。 内容につきましては、燕市道金1160番地、燕市障がい者
地域生活支援センターの
指定管理者に燕市吉田日之出町1番1号、社会福祉法人燕市社会福祉協議会会長、山岡重雄を指定するものでございます。 なお、指定の期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書の17ページをお願いいたします。議案第54号 燕市吉田老人センターの
指定管理者の指定について提案理由のご説明を申し上げます。燕市吉田老人センターは、高齢者の心身の健康を保持し、福祉の増進を図り、老人クラブ等の地域活動を育成、助長することを目的とした施設であります。この施設は、平成20年4月1日から
指定管理者制度を導入しておりますが、同施設の指定期間が平成30年3月31日をもって満了することから、平成30年4月1日以降も
指定管理者による施設の管理運営を更新いたしたく、
指定管理者の指定の議決をお願いするものでございます。 内容につきましては、燕市吉田本所188番地3、燕市吉田老人センターの
指定管理者に燕市吉田日之出町1番1号、社会福祉法人燕市社会福祉協議会会長、山岡重雄を指定するものでございます。 なお、指定の期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 以上2件につきましてご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎
企画財政部長(田辺秀男君) それでは、別冊になっております議案第58号をお願いいたします。 議案第58号 平成29年度燕
市一般会計補正予算(第7号)について提案理由のご説明を申し上げます。平成29年度燕市の
一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。 第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,870万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ393億9,834万2,000円とさせていただき、第2項は
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 第2条は、債務負担行為の補正であります。債務負担行為の変更及び追加は、「第2表 債務負担行為補正」によりお願いするものであります。 おはぐりいただき、2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入であります。13款国庫支出金、補正額1,255万4,000円、1項国庫負担金1,195万4,000円、2項国庫補助金60万円、14款県支出金1,025万3,000円、1項県負担金597万7,000円、2項県補助金427万6,000円、16款寄附金120万9,000円、1項寄附金、同額であります。19款諸収入468万4,000円、4項雑入、同額であります。 歳入の
補正額合計2,870万円、補正後の歳入合計を393億9,834万2,000円とさせていただくものであります。 おはぐりいただき、3ページをお願いいたします。歳出であります。1款議会費、補正額21万円、1項議会費、同額であります。2款総務費5,334万5,000円、1項
総務管理費6,358万6,000円、2項徴税費、減額の1,249万8,000円、3項戸籍住民基本台帳費699万円、4項選挙費、減額の509万4,000円、6項監査委員費36万1,000円、3款民生費966万8,000円、1項社会福祉費1,827万4,000円、2項児童福祉費、減額の635万3,000円、4項国民年金費、減額の225万3,000円、4項衛生費、減額の2,799万8,000円、1項保健衛生費、減額の2,667万9,000円、2項清掃費、減額の131万9,000円、6款農林水産業費、減額の1,315万5,000円、1項農業費、同額であります。7款商工費1,600万7,000円、1項商工費1,650万円、2項産業振興対策費、減額の49万3,000円、8項土木費、減額の1,075万5,000円、1項土木管理費677万2,000円、4項都市計画費、減額の1,752万7,000円、10款教育費、減額の13万8,000円、1項教育総務費209万8,000円、2項小学校費973万1,000円、3項中学校費、減額の4万1,000円、4項幼稚園費、減額の328万7,000円、5項社会教育費、減額の894万円、6項保健体育費30万1,000円、12款公債費151万4,000円、1項公債費、同額であります。13款諸支出金2,000円、2項雑支出金、同額であります。 歳出の
補正額合計2,870万円、補正後の歳出合計を393億9,834万2,000円とさせていただくものであります。 4ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正であります。変更は、事項、燕市長選挙執行に係るポスター掲示場設置業務委託、期間、平成30年度、補正前限度額339万4,000円を補正後限度額340万2,000円に変更させていただき、追加は、事項、西部学校給食センター調理配送等業務委託、期間、平成30年度から平成34年度まで、限度額4億6,224万円を追加させていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎健康福祉部長(小林恵美子君) それでは、議案第59号及び議案第60号の2件につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 初めに、別冊になっております議案第59号 平成29年度燕市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 平成29年度燕市の
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものでございます。 第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ268万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億806万8,000円とさせていただき、第2項は
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願いするものでございます。 2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入でございます。3款国庫支出金、補正額32万4,000円、2項国庫補助金、同額でございます。 9款繰入金236万4,000円、1項他会計繰入金、同額でございます。 歳入の
補正額合計268万8,000円、補正後の歳入合計を93億806万8,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 歳出でございます。1款総務費、補正額268万8,000円、1項
総務管理費、同額でございます。 歳出の
補正額合計268万8,000円、補正後の歳出合計を93億806万8,000円とさせていただくものであります。 次に、別冊になっております議案第60号 平成29年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 平成29年度燕市の
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりお願いするものであります。 第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ98万2,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億1,246万8,000円とさせていただき、第2項は、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入でございます。4款国庫支出金、補正額15万1,000円、2項国庫補助金、同額でございます。8款繰入金、減額113万3,000円、1項一般会計繰入金、同額でございます。 歳入の
補正額合計、減額98万2,000円、補正後の歳入合計を88億1,246万8,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 歳出でございます。1款総務費、補正額、減額113万3,000円、1項
総務管理費、同額でございます。6款諸支出金15万1,000円、2項介護サービス等諸費、同額でございます。 歳出の
補正額合計、減額98万2,000円、補正後の歳出合計を88億1,246万8,000円とさせていただくものでございます。 以上、2件につきましてご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎都市整備部長(土田庄平君) それでは、別冊になっております議案第61号をお願いいたします。議案第61号 平成29年度燕市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由のご説明を申し上げます。 平成29年度燕市の
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。 第1条は、
歳入歳出予算の補正であります。
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ733万9,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億6,730万9,000円とさせていただき、第2項は、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によりお願い申し上げるものであります。 2ページをお願いいたします。第1表、
歳入歳出予算補正の歳入でございます。4款繰入金、補正額、減額の733万9,000円、1項他会計繰入金、同額であります。 歳入
補正額合計、減額の733万9,000円、補正後の歳入合計を33億6,730万9,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 次に、歳出であります。1款総務費、補正額、減額の93万円、1項
総務管理費、同額であります。2款下水道事業費、補正額、減額の523万3,000円、1項下水道事業費、同額であります。3款下水道管理費、補正額、減額の117万6,000円、1項下水道管理費、同額であります。 歳出
補正額合計、減額の733万9,000円、補正後の歳出合計を33億6,730万9,000円とさせていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎水道局長(松村金司君) おはようございます。それでは、別冊になっております議案第62号をお願いいたします。議案第62号 平成29年度燕市
水道事業会計補正予算(第3号)のご説明を申し上げます。 第1条は、総則であります。平成29年度燕市
水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによりお願いを申し上げるものであります。 第2条は、収益的収入及び支出であります。平成29年度燕市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をお願いするものであります。 支出の総額であります。第1款水道事業費用は、既決予算額から634万9,000円を減額し、予算合計額を14億2,841万8,000円に改めさせていただき、第1項営業費用を同額減額し、13億3,599万3,000円にお願いするものであります。 第3条は、資本的収入及び支出であります。予算第4条、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額11億2,009万5,000円を11億2,107万8,000円に、過年度分損益勘定留保資金42万9,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,806万5,000円、当年度分損益勘定留保資金4億8,951万2,000円及び建設改良積立金5億6,208万9,000円を過年度分損益勘定留保資金42万9,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,807万5,000円、当年度分損益勘定留保資金4億8,951万2,000円及び建設改良積立金5億6,306万2,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をお願いするものであります。 支出の総額であります。第1款資本的支出は、既決予定額に98万3,000円を増額し、予算合計額を14億2,889万8,000円に改めさせていただき、第1項建設改良費を同額増額し、11億8,313万1,000円にお願いするものであります。 第4条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費であります。予算第8条に定めた職員給与費1億9,119万4,000円を1億8,582万8,000円に改めさせていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山眞二君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山眞二君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第49号から議案第56号まで及び議案第58号から議案第62号まで、以上13件については、配付してあります議案付託表のとおりそれぞれの所管の常任委員会に付託します。 ここでしばらく休憩します。 午前10時12分 休憩 午前10時29分 再開
○議長(中山眞二君) 休憩を解き、会議を再開します。
△日程第8 一般質問
○議長(中山眞二君) 日程第8 市政に対する一般質問を行います。 最初に、2番、堀勝重君に発言を許します。
◆2番(堀勝重君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長のほうから発言の許しを得ましたので、通告に基づきまして私からの一般質問をさせていただきます。今年最後のこの12月一般質問において最初に行うこととなりました。よろしくお願いいたします。 それでは、最初に大項目1、産業の振興について、中項目(1)小規模企業の振興についてご質問いたします。前回の9月議会一般質問において、職人の技術の伝承についての一般質問の際に、ものづくりのまち燕市の産業は、江戸時代に和釘づくりから始まり、その後ステンレスや各種金属の複合加工基地として全国的にも追随を許さぬ高い技術と技能を有しており、金属洋食器を初め、さまざまな分野や業種に進出を図っている状況にあること、また現在では新分野に一層その活路を見出すべく、さらなる新たな技術と新製品の開発、新産業の開拓に取り組んでおられるといったお話をさせていただきました。燕市の産業がこのように発展し続けてきた背景には、さまざまな業種、さまざまな規模の企業をそれぞれ運営されてこられた事業主の方々の並々ならぬご努力があったからこそと受けとめておるところであります。地場産業界発展のために寄与され、産業を支えてこられた企業の中には、中小企業や小規模企業も数多く見受けられることは当局も認識されていることと思っております。 当市においては、1市2町が合併し、新燕市となって間もなく、本市の地域社会と地域経済の担い手である中小企業者、下請業者、建設業者及び小売業者の重要な役割に鑑み、中小企業振興の基本となる事項を定め、もって市民福祉の向上に寄与することを目的に燕市中小企業振興条例が平成18年3月20日に既に制定されております。その後、国では平成25年6月17日の第183回通常国会において、小規模企業の事業活動の活性化を図るため、中小企業基本法の基本理念に小規模企業の意義等を規定するとともに、小規模企業への情報提供の充実、資金調達の円滑化にかかわる支援等の措置を講ずるために、小規模企業活性化法が成立しております。 また、全国385万の中小企業、中でもその9割を占める小規模事業所は、地域の経済や雇用を支える極めて重要な存在であり、経済の好循環を全国津々浦々まで届けていくためには、その活力を最大限に発揮させることが必要不可欠であると言われており、現状では小規模事業者は人口減少、高齢化、海外との競争の激化、地域経済の低迷といった構造変化に直面するなど、売り上げや事業者数の減少、経営層の高齢化等の課題を抱えていることから、さらに国では平成26年6月20日の第186回通常国会において、中小企業基本法の理念にのっとりつつ、小規模企業に焦点を当て、小規模企業振興基本法が成立しております。この法律において、基本理念に、小規模企業者を中心に据えた新たな施策体系の構築がうたわれており、基本原則として、小規模企業の活力発揮の必要性が増大していることから、小企業者を含む小規模企業について事業の継続的な発展を図ることの位置づけや、小企業者の円滑かつ着実な事業の運営を適切に支援することなどを定めております。また、各主体の責務として、国、地方公共団体、支援機関等、関係相互の連携及び協力の責務等が規定されております。このようなことから、当市の小規模企業等に対し、市行政としても支援していく姿勢を明確にすることが必要なのではないでしょうか。 そこで、小項目①、このことに対しての新潟県及び県内自治体における条例制定等の現状について伺います。 また、この法律の基本原則に、小規模企業の活力発揮の必要性が増加していることから、事業の継続的な発展を図ることなどが位置づけられております。こういったことを地方公共団体の責務と受けとめ、当市においても条例化していくべきではないかと思いますが、市の所見を伺います。 次に、大項目2、子育て支援について、中項目(1)食物アレルギー対応についてご質問いたします。現在当市における食物アレルギーへの対応については、市教育委員会が策定した食物アレルギー対応マニュアルにより、市内の小中学校、保育園等に対し、取り組んでおられるところでありますが、厚生労働省の放課後児童クラブ運営指針では、放課後の時間帯に栄養面や活力面から必要とされるおやつを適切に提供する、また食物アレルギーのある子供については、配慮すべきことや緊急時の対応等について事前に保護者と丁寧に連絡を取り合い、安全に配慮して提供するとあります。 そこで、小項目①、現在食物アレルギー対応マニュアルの中に、市が運営している児童館や児童クラブは盛り込まれていないが、このことについて教育委員会の所見を伺います。 ②、平成29年10月30日付で通知された燕市立児童クラブにおけるおやつの食物アレルギー対応についての通知文に、おやつの提供の見直しが記載されておりますが、どのような考えのもとに行われたのか、具体的な内容について伺います。 ③、平成29年度燕市食物アレルギー対応委員会が4月に開催されておりますが、その構成委員について伺います。 最後に、④、食物アレルギーを持つ園児、児童、生徒等の保護者との情報交換会の開催状況について伺います。 以上で壇上から1回目の質問を終わります。
◎市長(鈴木力君) それでは、堀議員のご質問に順次お答えします。 私からは、1番の(1)の②、小規模企業の振興のための条例化についてのご質問に答弁いたします。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。 1の(1)の②、小規模企業の振興条例に関する市の所見についてのご質問にお答えします。市では、合併前の旧燕市の時代に中小企業振興条例を制定しており、合併後も同条例によって国、県及び関係機関と協力して施策の展開を図っております。本市のものづくり基盤を支える製造業の約9割は小規模企業であることから、この中小企業振興条例は当然に小規模企業を対象に含んでいるものであり、実際小規模企業及びその従業員に対しても必要な配慮を払うことを市の責務として規定しているところでございます。その意味では、私、国の法律が制定される前から燕市においては条例はあるんだと、そんな認識を持っていたところでございます。 しかしながら、燕商工会議所、それから吉田、分水の両商工会から、国の小規模企業振興基本法に基づき、より明確に小規模企業の振興を市の条例で位置づけてほしい旨の要望を受けているところでございます。後で部長のほうから答弁いたしますが、お聞きするところによると、燕市は小規模企業振興条例を制定しない自治体に分類されているそうでございまして、これはとても心外であるというふうに思います。したがいまして、今後小規模企業等の持続的成長、発展のための支援をこれまで以上に強化、拡充していく意思を明らかにするため、新年度に向けて中小企業振興条例を小規模企業振興基本法に沿う形で一部改正することを検討してまいりたいと考えています。 以上です。
◎産業振興部長(坪井誠君) 私からは、ご質問1番、(1)の①、小規模企業振興基本法に関連した新潟県及び県内自治体における条例の制定等の状況についてお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、国では、小規模企業を中心に捉えた新たな施策形態の構築を図るため、平成26年6月に小規模企業振興基本法を制定し、小規模企業の振興に関する施策について、国、地方自治体、支援機関等、関係者相互の連携及び協力の責務を規定しております。このことに伴い、平成26年12月に新潟県が小規模企業の振興に関する基本条例を制定しているほか、新潟市でも小規模企業者の振興を織り込んだ中小企業振興条例を制定しており、現在県内30市町村のうち17市町村で小規模企業の振興に関する条例を制定しているところでございます。
◎教育次長(山田公一君) 私からは、大項目の2番についてご答弁申し上げます。 初めに、2の(1)の①、食物アレルギー対応マニュアルの中に児童クラブが盛り込まれていないことについてお答えいたします。食物アレルギー対応マニュアルは、学校給食を始めとする学校生活全般について言及しているものであり、児童クラブでのおやつは補食としての提供であることから、給食には該当しないと認識しております。このことから、食物アレルギー対応マニュアルに、児童クラブにおけるおやつの提供は盛り込んでおりません。なお、児童クラブでの食物アレルギー対応につきましては、食物アレルギー対応マニュアルを参考に、まずは児童の安全が十分確保できるよう、保護者や関係者と連携を図っているところでございます。 次に、2の(1)の②、児童クラブにおけるおやつの提供の見直しの経緯についてお答えいたします。公立の児童クラブにおきましては、これまでアレルゲンのレベル等に応じて個別対応しておりましたが、食物アレルギーの児童が増加し、また重症の食物アレルギーの児童も増えていることから、従来のような対応を続けることが困難な状況にあります。こうした中、平成29年3月に厚生労働省は、放課後児童クラブの運営指針解説書を公表し、食物アレルギーのある子供へのおやつの提供については、それぞれの放課後児童クラブの設備や職員体制を踏まえて代替食を提供する、またはおやつを持参してもらう等の具体的な対応方針が示されました。市教育委員会では、これを踏まえて安全性を最優先とするとともに、職員体制を考慮して平成30年4月からおやつを持参いただくよう提供の見直しを行ったものでございます。 次に、2の(1)の③、食物アレルギー対応委員会の構成についてお答えいたします。市教育委員会では、国や県教育委員会の学校における食物アレルギー対応指針に基づき、今年5月に食物アレルギー対応委員会の設置要綱を定め、同委員会を組織いたしました。現在の委員構成につきましては、食物アレルギーを専門とする医師2名、学校保健会の理事校長1名、燕・弥彦総合事務組合消防本部の代表1名、市内小中学校養護教諭の代表1名、学校栄養職員の代表1名、公立保育園長の代表1名、計7名で構成されております。 最後に、2の(1)の④、食物アレルギーを持つ児童生徒の保護者との情報交換会の開催状況についてお答えいたします。市教育委員会では、食物アレルギーを持つ児童生徒の保護者を対象に、年2回程度の情報交換会を実施しております。今年度につきましては、1回目の情報交換会を7月1日土曜日に実施いたしました。また、2回目の情報交換会は、新入学を控えた3月に昼と夜の部の2回を予定しており、保護者の要望を踏まえ、入学を控えた園児の保護者に加えて、今回は児童生徒の保護者まで対象を拡大することとしております。こうした情報交換会により、学校生活における保護者の食物アレルギーへの不安が解消されるように努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
◆2番(堀勝重君) それでは、順次再質問をさせていただきます。 最初に、小規模企業の振興についてであります。まず最初に、①の小規模企業振興法に関連した新潟県及び県内自治体における条例の制定等の現状についてであります。今ほど部長のほうから県では平成26年6月に制定済みであると。そして、県内30市町村のうち新潟市を含む17市町村で条例が既に制定されているといったお話をお聞きしたところでありますが、これについては認識させていただきましたので、結構でございます。 続いて、②の小規模企業振興法等の基本原則に基づき、条例化していくべきではないかということについてであります。このことについては、今ほど市長のほうから、今後小規模企業等の継続的な成長、発展のために支援をこれまで以上に強化、拡充していくんだといった話をしていただきました。そして、現在の中小企業基本条例を小規模企業振興法に基づく形で新年度に向けて条例の一部改正について検討されていくと、とても前向きな答弁をいただいたところであります。是非とも新年度に向けて、条例の一部改正することについて取り組んでいただくことをお願いして、この質問は終わりたいと思います。 次に、それでは、ちょっと逆になりますけども、食物アレルギーについてお聞きしていきたいと思いますが、まず④番から4、3、2、1の順で聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最初に、④の食物アレルギーを持つ園児、児童生徒等の保護者との情報交換会の開催状況についてであります。今ほど年2回やってきたということでありますし、4月1日の土曜日に、私もちょっと調べましたけれども、燕市中央公民館で1回開催されていると。今後は、2回目は3月に就学前の保育園の園児の保護者と小学校の、そしてまた広く児童の保護者も含めて開催されるということでありますが、保護者の方々がまずは出席しやすい曜日や時間帯を考慮していただきたいというふうに思います。それと、年間の開催回数も何回がいいのか、それについては教育委員会のほうでよく議論していただいて、少し増やしてもいいかなと私自身はそう思っていますので、その辺もちょっと考えていただければというふうに思いますし、それを開催するに当たっても、議会も年間4回通常あるわけですから、定期的に保護者の声を聞くというようなことをしていったらどうなのかなというふうにも思っておりますので、その点についてお聞きしたいと思います。
◎教育次長(山田公一君) 保護者との情報交換会の関係でございますが、実施する前の段階で平成28年10月に、学校給食におけるアレルギー対応を必要とする児童生徒の保護者の皆さんを対象に、保護者との情報交換会についての意向調査を1回させていただいております。その際に、開催回数についてお尋ねしたところ、年一、二回と回答した方が全体の61%を占めていたということで、これまで年2回程度の開催ということで開催させていただいてきたところでございます。また、今年度これから3月にも情報交換会が開催されることになりますので、その際にも保護者の皆様からご意見をお聞きするなどしまして、保護者のニーズに対応させていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆2番(堀勝重君) 私から、開催するに当たって保護者の方が出やすい状況をつくっていただくということをお願いして終わりたいと思います。 次に、③の燕市食物アレルギー対応委員会の構成委員についてであります。今ほど答弁では、専門医師2名ほか計7名ということで構成されているということでありますが、委員会では食物アレルギー対応に関するさまざまな議論等がなされているんだろうと私は思っております。食物アレルギーに一番近い食物アレルギーを持つ子供の保護者からの問題点や課題、意見等はどのようにして反映させていくのか、その辺についてお聞きしたいと思います。
◎教育次長(山田公一君) 食物アレルギー対応委員会につきましては、専門の方々を中心に構成をさせていただいているところでございます。保護者の意見等についてどういう形で反映させていくかということでございますが、燕市食物アレルギー対応委員会設置要綱の中で、第6条第2項に、委員長は、必要があると認めるときは、会議に委員以外の者の出席を求め、意見又は説明を聴くことができるという旨を規定させていただいております。保護者などの声を直接聞く機会についてもこれを活用させていただくということも可能でございますので、そういう形の中で声を反映させていきたいというふうに考えております。また、このほか先ほど申し上げました保護者との情報交換会も開催させていただいておりますし、また必要に応じてアンケート調査等も行うこともできますので、そうしたことをやりながら、保護者の皆様の声をできるだけ反映させてまいりたいというふうに考えております。
◆2番(堀勝重君) 今次長のほうからとても前向きで、またわかりやすい答弁をいただいたので、これについては終わりたいと思います。 次に、②の平成29年10月30日付で通知された通知文の件についてであります。これちょっと突っ込んでいくかもしれませんので、よろしくお願いいたします。済みません。今ほどの答弁では、食物アレルギーを持つ子供の数が増えてきたんだということと、重症化の児童も増えて、従来のような対応が困難になった状況であって、また厚生労働省の放課後児童クラブの運営指針の解説書で、児童クラブ開設や職員体制を踏まえて、今回代替食を提供する、またはおやつを持参してもらうと示していることから、教育委員会では安全性の最優先や職員体制に考慮されて、おやつを持参していただくよう見直しを行ったということでよかったですかね、そういう答弁で。といただいたわけですが、今答弁の中でおやつを持参していただくよう見直しを行ったとのことでありましたが、通知文の見直し文には、その文言だけではなく、その引き続いて「もしくは」書きがありまして、その「もしくは」書きの中には、「他の児童と同じおやつを提供のどちらかで対応します」と書かれております。この「他の児童と同じおやつを提供」とは、私もいろいろ読み取ったんですけども、どう理解していいのか、ちょっとわかりにくいので、この辺についてもお聞きしたいと思います。私が読み取ったところでは、アレルゲン物質を含むおやつを除いたおやつを全児童に与えるというとり方と、またはアレルゲン物質を含むおやつを体調不良を起こしてでも食べてもらうんだといった、そういうことはないと思うんですけども、
◆2番(堀勝重君)
○議長(中山眞二君) 質問を進めてください。
◆2番(堀勝重君) そういったところで読み取ればどういうふうに読み取ったらいいのか、ちょっと私もわからないので、ここで改めて教育委員会のその文書についての内容についてお聞きしたいと思います。
◎教育次長(山田公一君) 燕市立児童クラブにおけるおやつの食物アレルギー対応についてという通知を出させていただきました。その中で先ほど堀議員さんご指摘のように、見直し後のおやつの対応につきましては、「保護者からお預かりしたおやつの提供、もしくは他の児童と同じおやつを提供のどちらかで対応します」というふうに記載しておりました。その意味でございますけども、食物アレルギーを持つ児童は全て保護者からお預かりしたおやつの提供で対応するということではなくて、食物アレルギーが比較的軽度で、ほかの児童と同じおやつを食べても大丈夫な場合につきましては、ほかの児童のおやつと同じおやつを提供することができますよということの意味でございました。その辺言葉が足りなかったために誤解を招いてしまったということだと思いますので、その辺につきましては、おわび申し上げたいというふうに存じます。保護者の皆様には今後とも丁寧な説明に心がけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆2番(堀勝重君) 今の説明で私も理解しましたけれども、アレルギーを持つ子供の保護者の方々にしてみれば、本当に真剣に捉えられて、私のところに複数名おいでになって、このことについて数時間もお話をされていかれましたので、その辺について真剣に取り組んでいただきたいというふうに思っております。とりようによっては、本当に悩んでいられたんで、その辺ちょっとまた父兄のほうには改めてということなので、機会を設けて説明していただければというふうに思います。 それと、次というか、引き続き厚生労働省の放課後児童クラブ運営指針の第3章第1項の育成支援の部分に、子供にとって放課後の時間帯に栄養面や活力面から必要とされるおやつを適切に提供するとあります。また、食物アレルギーのある子供については、配慮すべきことや緊急時の対応等について事前に保護者と丁寧に連絡を取り合い、安全に配慮して提供するとあります。また、その中に、食物アレルギーのある子供へのおやつの提供については、それぞれの放課後児童クラブの設備や職員体制を踏まえて、代替食を提供する、おやつを持参してもらう等の対応方針を定めた上で、個々の子供についての対応と配慮すべき事項について保護者と相談しながら決めていくということが必要であると書いてあります。こういったことから、この通知文を出されるときに、保護者の方と相談された上で、その文章を出されたのか、その辺についてもお聞きします。
◎教育次長(山田公一君) 今回につきましては、保護者の皆さんとそこまで話をした上で出したものではございませんでした。個々のアレルギーを持つお子さんを持つ保護者の皆さんとは、その通知文にもあるとおり、今後個別に面談をさせていただくということも付記させていただいておりますので、その中で柔軟な対応をさせていただくことを想定しておったものでございます。
◆2番(堀勝重君) 是非そのように今後やっていただければと思います。 最後に、①の食物アレルギー対応マニュアルの中に、市が運営している児童館や児童クラブは盛り込まれていない、このことについてであります。答弁では、アレルギー対応マニュアルは、学校給食を始めとした学校の生活全般のことであって、言及しているために、していないということと、また児童クラブのおやつは補食だということで該当しないとの答弁でありました。それで、厚生労働省の放課後児童クラブの運営指針解説書の第1章第1項の育成支援の中にこう書かれております。これも読みたいと思います。食物アレルギーは、子どもの命にかかわる事故を起こす可能性もあるため、危機管理の一環として対応する必要があります。放課後児童支援員等は、食物アレルギーに関する基礎知識、食物アレルギーのある子供に対する配慮事項や緊急時に必要とするアナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和する自己注射薬であるエピペンの使用方法等を含めた対応方法等に関する基本的な事項について継続的に学び、緊急時対応のマニュアル等を整備して、全職員に周知を徹底し、子ども本人・保護者と共有していくことが必要であるというふうに書かれております。緊急時対応マニュアルということで整備して全職員に周知徹底云々と書かれてあるわけですから、食物アレルギーのある子供にしたら、小学校であろうと、児童クラブ、児童館であろうと関係ないというふうに私は思っております。 それと、今ほど次長のほうから、保育園、小中学校、そこにおける緊急のマニュアルを参考にしてやっているんだと言いますけれども、参考ではなくて、このことについて児童クラブ、学童のほうにもしっかりした対応していく必要があるんじゃないかと私は思っております。平成26年に法律第98号、アレルギー疾患対策基本法も制定されております。燕市教育委員会が策定した食物アレルギー対応マニュアルにしっかりとした形で盛り込むとか、あるいは燕市児童クラブ食物アレルギー対応マニュアルといったものを今後新たに策定していくべきではないかというふうに私は思いますが、いかがか、その点について伺います。
◎教育次長(山田公一君) 児童クラブを対象としました食物アレルギー対応マニュアルの必要性につきましては、十分認識しておるところでございます。そのため、今年度から少しずつ改善に向けた取り組みを進めているところでございます。6月には、食物アレルギー緊急対応に活用するための食物アレルギーのある児童の保護者の皆様から、食物アレルギーの状況やかかりつけの医療機関を記載した同意書を提出していただくということで、職員間で緊急時の対応や役割分担について情報共有を図ってきたところでございます。今回10月には同意書の取り扱いをさらに見直しまして、学校に提出する学校生活管理指導表の写しを児童クラブに提出いただくことというふうにしております。また、1月にはアレルギー専門医を講師にお招きしまして、児童クラブ職員を対象とした研修会を実施するほか、学校のほうでも教職員向けの研修もやっておりますので、そちらのほうにも主任指導員等が参加するという予定でございます。また、食物アレルギーのある児童で慎重な対応が必要と思われる場合につきましては、保護者と児童クラブ、それから管理栄養士の3者面談を年度内に実施させていただきたいというふうに考えているところでございます。このような形で継続することによりまして、児童クラブの職員のレベルアップを図りながら、児童クラブを対象とした食物アレルギー対応マニュアルをつくっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆2番(堀勝重君) 今次長のほうから答弁いただきましたが、やはり今後対応マニュアルを例えば作成していく、また盛り込むとかやっていく中で、今ほど次長言われましたけれども、私もこれ言おうと思ったんですけども、支援員及びまた、この中にも書いてあるんですね、厚生労働省の中にも。支援員及び保護者も含めた食物アレルギーに関する基礎知識の習得、エピペンの使用方法等の緊急時の対応等の研修の開催等、人材育成をしっかりと行っていくことが必要なんだろうというふうに、両輪でやっていくことが大事なんだろうというふうに思います。それと、情報共有など体制づくりの構築もしっかりと取り組んでいかなければならないというふうに私受けとめているので、そのような形で今後進めていっていただければというふうに思います。これ答弁要りません。 最後にお聞きしたいと思います。今ほど次長からいろいろと前向きな答弁をいただいたところでありますけども、燕市における食物アレルギー対応について最後に教育長にお聞きしたいと思います。厚生労働省の放課後児童クラブ運営指針解説書では、おやつを提供する際や、子供が食べる際には、誤配や誤食がないよう危機管理を徹底し、確認体制を十分に整えて提供するとあり、そしてまた児童支援員等はアレルギーに対する基礎知識、緊急時に使用するアナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和する自己注射薬であるエピペンの使用方法等を含めた対応方法等に関する基本的な事項について継続的に学び、そして緊急対応マニュアル等を整備して、全職員に周知を徹底し、子供本人、保護者と共有しておくことが必要であると言っております。当市においては、このことを踏まえ、今回安全性を最優先し、職員体制に考慮され、選択として、おやつを持参してもらうということの対応方針として定められたということでありますが、このような、私から言わせていただければ、目先のリスクだけを減らしても根本的な解決にはならないと思っております。 誤配、誤食のリスクは絶対にないとは言えないと思っております。誤配、誤食への危機管理の徹底や緊急時における適切な対応ができるかが重要ではないかと考えております。一番大切なことは、子供たちの命を守ることではないですか。誤配、誤食への危機管理対策がなされているか、緊急時のエピペンの使用方法等の適切な対応はどうなのか、支援員の基礎知識の習得がなされているか、食物アレルギー対応について職員全員に周知されているのかなど、児童クラブとして食物アレルギー対応についての体制が構築されているかが重要だと思っております。子供たちの命を絶対に守らなければだめなのです。安心、安全なまちづくりに沿うように、児童クラブにおける食物アレルギー対応が適切かつ確実に行われるよう、早急な対応が必要だと思いますが、いかがか所見を伺って終わりたいと思います。
◎教育長(仲野孝君) それでは、今ほどの堀議員のご質問でありますが、食物アレルギー対応に対する全体的な部分ということで受けとめさせていただきたいと思っておりますが、これから私のほうでお話しさせていただく内容は、一部教育次長が答弁した部分と重なる部分がありますけども、私は私の立場でご答弁させていただきたいと思っております。 これまでも燕市では、食物アレルギーの対応は学校給食が中心であったということはご説明のとおりでありますけれども、今年3月に厚生労働省が公表した放課後児童クラブの運営指針の解説書を受けまして、児童クラブの職員体制を踏まえ、まずは食物アレルギーによる事故を防止するということを観点として、安全を第一に通知を出したものでございます。その通知文書では、議員ご指摘のとおり、担当課のおやつにおけるアレルギー対策の意図がはっきりと伝わらないという部分もあったことは、私もしっかりと受けとめて、今後は注意したいというふうに思っておりますし、先ほど教育次長がご答弁申しましたとおり、アレルギーを持つ子供については、一人一人状況が違いますので、必要に応じて保護者の方と丁寧に面談するよう指示をしているところでございます。ただ、このたびの燕市の対応につきましては、実は他の市町村も調べてみたんですが、対応はさまざまでありますけども、厚生労働省が公表した解説書を受けて対応している市町村は、現段階ではまだないものというふうに思っていますので、私ども燕市といたしましては、先ほどご指摘のありましたアレルギー事故が絶対にあってはならないんだということ、それから保護者の方々の安心、安全が第一なんだということを考えますと、いち早く事故防止に対して取り組み始めたということだけはご理解をいただきたいなというふうに思っています。 さらに、この解説書を受けまして、今後はこれまで以上に安全、安心に配慮するために、これまでの学校と園だけでなくて、児童クラブのおやつにおいても見直しの時期に来ておりますので、食物アレルギーの対応をしっかりと行って、保護者の方々と協力して事故防止に努めなきゃならないというふうに思っています。 なお、以前議会でも報告させていただきましたとおり、これまで燕市においてはヒヤリハットとなる食物アレルギー事故はありました。こうしたことを踏まえて、学校生活全般であったり、子供の居場所の安全、安心は保護者にとって非常に重要であるというふうに私も認識しておりますので、専門家による食物アレルギー研修会を開催しまして、保護者も含めてみんなで情報を共有するということは非常に大事でありますので、そういった研修会を開催する中で、職員の研修を一層充実させて、さらには児童クラブを対象とした食物アレルギー対応マニュアルの策定に当たっては、専門的な知識を有する方々などの意見を聞きながら、遅きに失することのないように来年の夏ごろをめどに策定をしてまいりたいと。その策定に当たって適切に対応していきたいというふうに考えております。
◆2番(堀勝重君) 今教育長のほうからわかりやすい、そして前向きな答弁をいただきました。いずれにいたしましても、子供にとっては学校であろうが、児童クラブであろうが、全く同じなんです。学校だから、しっかりマニュアルを整えてあるから、心配要らないではなくて、児童館も児童クラブも同じ子供が行っていることもあるわけですから、そこで誤飲、誤食があったときに対応ができない。今までちょっとあったということも今教育長おっしゃいましたけれども、今までなくてよかったなと私自身思っております。万が一のためにも早急に対応マニュアルを策定していただくと、今、夏ぐらいまでということで前向きに答弁いただきました。それを策定するに当たって、先ほども話しさせていただきましたけども、しっかりと人材育成、研修、今教育長もおっしゃいましたけども、その辺も並行してやっていくことが大切なんだろうというふうに思っていますので、是非ともそういった形で対応していただければありがたいというふうに思います。 以上で私からの一般質問を終わります。
○議長(中山眞二君) ここで説明員入れかえのため、休憩します。 午前11時15分 休憩 午後 0時59分 再開
○議長(中山眞二君) 休憩を解き会議を再開します。 次に、3番、山本知克君に発言を許します。
◆3番(山本知克君) それでは、通告に従いまして一般質問をしたいと思います。 大きく3つに分けて今回は、人権について、燕市の公共交通について、3番目に観光についての3点について質問したいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、大項目1、人権について、中項目1、啓発活動と現状について。人権に関する差別禁止法の課題について、昨年ヘイトスピーチ、そのほか
LGBT対策、部落差別解消法、障害者差別解消法など、人権に関する法律が施行された。その中で、相模原市の障がい者施設でおぞましい事件も起きております。そこでお伺いします。小項目1、高齢者、障がい者、ヘイトスピーチ、部落差別、いじめ(ネット上のものを含む)や虐待など人権を守る上で学校や市民への啓発活動で課題になっていることについて伺います。 小項目2、今年度人権問題に関係のある住民アンケートを実施するが、その後の人権推進計画策定に向けたスケジュール及び周知活動について伺います。 小項目3、住民票の写し等の第三者交付にかかわる本人通知制度の導入が予定されているが、スケジュール及び周知活動について伺う。 小項目4、県内でも公務員による住民票不正請求事件が確認されている。人権やそれにかかわる職員の研修について伺います。 大項目2、燕市の公共交通について。中項目1、「おでかけきららん号」について。小項目1、市民からの要望について伺います。 小項目2、高齢化が進み、運転免許返納制の呼びかけも聞かれる中で、その利便性から安価で利用客数も伸びている。平日の午前中や降雪期に増便できないか伺います。 小項目3、市民の声を反映した公共交通基本計画と今後のあり方について伺います。 大項目3、観光について。中項目1、産業史料館展示について伺います。小項目1、市民からの意見として展示物のリニューアルについての要望を聞くことがある。広報に掲載されていた医療器具の展示、輪島とコラボした漆塗りの金属酒器、包丁やキャンプ用品など、現在に続く商品もほかの展示物と同様にコーナーを設けて展示してはどうか。 小項目2、毎年行われているアイデアコンペなどや新商品開発に補助金を得て商品化したものを一定期間展示することで、意欲ある産業界と燕市の取り組みを市民や来場者に紹介してはどうでしょうか。 小項目3、11月に中央公民館で開催されたつばめ目耕塾を受講いたしました。今回は、地形で見る産業の生い立ちとして、観光協会学芸員から史料館でもほとんど取り上げられていない蒲原平野の誕生を含む歴史的な史料を参考に、江戸時代からの旧燕町からの姿が紹介されておりました。中でも金属加工品の今日までの歩みや鎚起銅器とのかかわりなどが当時の地図と一緒に紹介され、とても参考になりました。詳細なデータもあり、産業の生い立ちや歴史を後世に残すためにも史料として作成し、蔵書として紹介できないか伺います。 中項目2、観光ボランティアについて。小項目1、国上山でのボランティアの活躍は観光客からも喜ばれ、好評を得ております。小学生ボランティアの体験の報道が新聞でありました。今後の活動に期待したいと思っております。小学生の観光ボランティアでの活動はどうだったのか。次年度以降の予定についてもお伺いします。 小項目2、産業史料館でも入館者から喜ばれる観光ボランティアガイドの配置も検討し、燕市の歴史や商品について広く紹介できないか伺います。 以上で1回目の質問を終わります。
◎市長(鈴木力君) それでは、山本議員のご質問にお答えします。 私からは、2番の(1)の③、燕市の公共交通基本計画の今後のあり方について答弁させていただき、それ以外の項目につきましては、各担当部長からの答弁とさせていただきます。 2の(1)の③、公共交通基本計画の今後のあり方についてお答えいたします。現行の燕市公共交通基本計画が平成30年度で終了することに伴いまして、新たな計画の策定が必要となってまいります。このため、来年度30年度において、利用状況など現行計画の検証、そして市民の意向調査を実施しながら、新たな公共交通計画を策定することとしたいと思っております。人口減少、高齢化社会の進展に伴い、地域住民の自立した日常生活及び社会生活の確保が課題となっております。財政面や民間交通事業者のお考えなどいろいろな制約はございますけれど、市民の声をできるだけ反映した使いやすい公共交通の構築に努めてまいりたいと考えています。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 私からは、大項目の1番と大項目2番の(1)の①、②についてお答えいたします。 最初に、1の(1)の①、人権を守る上で学校や市民への啓発活動で課題になっていることについてお答えいたします。人権につきましては、高齢者、障がい者、外国人、子供、部落差別などさまざまな分野において人権にかかわる課題が存在すると認識しております。偏見によって人や地域を差別、排除する考え方などを正すことが課題であると認識しておりますので、正しい知識のもと差別や偏見をなくすための取り組みを進めていくことが重要であると思っております。これまでも啓発活動に取り組んでまいりましたが、引き続きしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 次に、②、住民アンケート実施後の人権推進計画策定に向けたスケジュール及び周知活動についてお答えいたします。人権に関する市民意識調査を現在実施しておりますが、調査票を回収後、その集計、分析を年度末までに終了したいと考えております。平成30年度に人権教育・啓発推進計画の策定を予定しておりますが、策定に当たりましては、市民意識調査の分析結果等を踏まえ、関係団体の推薦により構成されております策定委員会においてご検討をいただくこととしております。市議会へは、計画案の段階で協議させていただき、その後パブリックコメントの実施等を経て、平成31年3月末までに計画を策定したいと考えております。また、市民の皆さんへの周知につきましては、広報やホームページへの掲載などを考えております。 次に、③、住民票の写し等の第三者交付に係る本人通知制度の導入が予定されているが、スケジュール及び周知活動についてお答えいたします。本人通知制度につきましては、先行自治体を参考に継続して調査研究をしておりますが、先行自治体における運用状況や課題などの把握をしながら、現在検討をしているところでございます。 次に、④、人権問題に携わる職員の研修についてお答えいたします。公務員による住民票等不正請求事件につきましては、言語道断で、あってはならない事件であると認識をしております。個人情報を取り扱う業務の遂行に当たりましては、本人確認を徹底するとともに、細心の注意を払うことが大切であると考えます。職員の研修につきましては、人権教育、同和教育の啓発、推進に関する講座や職員の公正採用選考に関する研修などに参加しております。また、平成30年度におきましては、外部講師などを迎えての職員研修の実施なども検討してまいりたいと考えております。 次に、2の(1)の①、「おでかけきららん号」に関する市民からの要望についてお答えいたします。「おでかけきららん号」は、午前中に利用が集中しており、予約がとりにくい状況となっていることから、増車のご要望をいただいております。また、休日運行についてのご要望もいただいているところでございます。しかしながら、「おでかけきららん号」の運行をお願いしておりますタクシー事業者本来の業務に影響があることなどから、平日の増車、休日運行ともに難しいものと考えております。 次に、②、平日の午前中や降雪期に増便してはどうかについてお答えいたします。「おでかけきららん号」の利用者数は、平成29年10月末現在2万2,112人であり、前年同期比で475人の増加となっております。議員ご承知のとおり、平成29年3月12日より高齢運転者の運転免許更新手続の改正で対応が強化されたことにより、運転免許返納者が増加することが想定されます。議員ご提案の平日の午前中や降雪期の増便を望む声があることは承知しておりますが、先ほどお答えいたしました理由から、直ちに実施することは難しいものと考えております。
◎産業振興部長(坪井誠君) 私からは、ご質問の3番の(1)及び(2)の②についてお答えいたします。 初めに、(1)の①、展示品のリニューアルとして、医療器具、輪島とコラボした漆塗りの金属酒器、包丁やキャンプ用品なども展示してはどうかについてお答えいたします。産業史料館においては、平成27年度より新館の体験室において、燕の多様で高度な技術を知ってもらうため、つばめモノづくりテーマパークとしてさまざまな加工技術の展示を行っております。そこでは、例えば研磨、精密板金、陽極酸化発色、絞り、カーボン素材のプレスなど、特にすぐれた加工技術を用いて製造された製品や部品などをわかりやすく紹介しております。ご提案の製品等につきましては、それらの技術や特記すべき事柄について精査し、今後入れ替えの際に展示について検討していきたいと考えております。 次に、(1)の②、アイデアコンペ等や新商品、新技術開発補助金を受けて開発し、商品化した製品を一定期間展示することで、意欲ある産業界と燕市の取り組みを紹介してはどうかについてお答えいたします。デザインコンクールでの受賞製品は、これまでも燕三条地場産業振興センターリサーチコア3階のデザインギャラリーや市役所のエントランスホールなどで常設展示しておりますし、本年度は「燕三条 工場の祭典」の際に、市役所で直近10年分の受賞製品を展示し、多くの方々からごらんいただいたところであります。市及び関連施設で展示している状況の中で、あえて産業史料館でそれらをまとめて展示することは現時点では考えておりませんが、今後新館一般展示室における常設展示製品の入れ替えにおいて、これまでの受賞作品を展示することも考えられると思っております。 また、新商品・新技術開発補助金を受けて商品化した製品の展示につきましては、さきにお答えさせていただいたように、新館の体験室において、さまざまな加工技術の製品や部品を展示しておりますので、それらの技術や特記すべき事柄について精査し、今後の入れ替えの際に展示について検討していきたいと考えております。 次に、(1)の③、燕の産業の生い立ちや歴史を後世に残すためにも、江戸時代からの旧燕町の姿について史料として作成し、蔵書として紹介してはどうかについてお答えします。燕の産業の歴史に関する説明については、産業史料館のさまざまな場所で資料を展示しているところでありますが、今後リノベーションを行うに当たり、本館で市の金属産業の興りについて、映像やグラフィックを用いた展示を検討しているところです。ご提案いただいた史料としての紹介ということにつきましては、今後リノベーションを行うに当たって新たなパンフレット等も作成していくことにしておりますので、その中で検討していきたいと思います。 次に、(2)の②、産業史料館でも観光ボランティアガイドの配置を検討し、市の歴史や商品を広く紹介してはどうかについてお答えします。館内を案内できる学芸員など職員の配置状況によっては、必ずしも来館者の案内要望に応えられない状況もあるところです。産業史料館においては、携帯用デジタル音楽プレーヤーを使用した音声ガイダンスを用意しており、見学ルートに応じた説明も聞くことが可能になっておりますが、周知不足もあり、多くの方々からご利用いただいている状況ではありません。そのため、今後は受付窓口に音声ガイダンスの紹介を行い、多くの方々から活用いただけるよう努めてまいりたいと考えております。 なお、観光ボランティアガイドの配置につきましては、今後リノベーションによる来館者の増加も見込まれることから、その必要について検討していきたいと考えております。
◎教育委員会主幹(長谷川智君) それでは、私のほうからは3の(2)の①、観光ボランティア体験の活動と次年度以降の予定についてお答えいたします。 国上山での観光ボランティアガイドにつきましては、分水北小学校の総合的な学習の時間の中に位置づけられております。その活動は、良寛についての学習の成果を観光客の皆さんに伝えることを通して、探求活動に主体的に取り組む態度を育てることをねらいとしております。児童は、良寛や五合庵、千眼堂つり橋などについて学習し、その成果を観光客の皆さんに紹介することを通して、コミュニケーション能力や郷土を愛する心が培われているものと考えております。また、学校によれば、この観光ボランティアガイドの活動は来年度以降も継続したいとのことであります。
◆3番(山本知克君) それでは、順に再質問したいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、大項目1、中項目1、小項目1のほうです。いじめ等学校啓発活動というふうに先ほど伺っております。それで、今具体的にどのような活動をされているのか、今行われている部分についてご紹介いただければと思います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 現在燕市のほうで啓発活動を行っているものについてでございます。今年度12月の3日の日、吉田の産業会館でふれあいフェスタ2017というものを開催させていただきました。その中で、災害時における女性、障がい者、高齢者の防災対策と題して講演会を行っております。県の委託金を活用した事業ということで、こういった活動を行わせていただいております。それから、11月21日、分水公民館のほうで、つばめ目耕塾ということで、北朝鮮による拉致問題についての講座開催などをしております。そのほか県のほうからいろんな講演会とか、そういったもののご案内がありますので、広報等を通じて市民の皆様にお知らせをしているということでございます。よろしくお願いいたします。
◎教育委員会主幹(長谷川智君) 続いて、学校のほう何点かご紹介したいと思います。まず、県教育委員会のほうの取り組みでございます。平成22年度に新潟県人権教育基本方針に基づいて、毎年12月4日から10日を人権教育強調週間ということで設定しまして、市内各学校においては人権教育に関する事業をこの時期を中心に、日ごろもやっているんですけれども、実施しております。それから、市教育委員会としましては、教職員の研修を年1回、人権教育、同和教育研修を行って、その行ったものを校内に広げているということでありますし、各学校では年2回以上必ず人権教育、同和教育をやるということになっておりまして、具体的な研修をしておりますし、ご心配のネットいじめ等については、各方面からパンフレットとか、資料が届いておりますので、保護者も含めて各校の実態に応じて研修をしたり、指導したりということでございます。
◆3番(山本知克君) 今2点ほど伺いましたけれども、まず人権擁護委員、これらの方も人権のために啓発活動を行っていると思うんですけれども、その辺についてちょっと説明いただけますでしょうか。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 人権擁護委員の活動というご質問でございます。人権擁護委員さん、現在燕市として12名の方からいろんな活動をしていただいております。その中で主なものといたしまして、くらしの無料相談ということで、3地区で年3回こういった相談を受け付けている活動をされているということ。それから、これも毎年なんですけれども、学校関係ということなんですが、児童が互いに協力し合って花を育てることを通して協力、感謝することの大切さを生きた教育として学ぶための、人権の花運動というものもご尽力をいただいております。そのほか中学生の人権作文コンテストの審査員をしていただいたりとか、あと夏祭りに合わせて、うちわを配布するなどの啓発活動なども行っていただいているというところでございます。
◆3番(山本知克君) 今ほど燕市での活動について伺いました。その啓発活動についてなんですけれども、現在年に1回人権展というのが県内あちこちで行われていまして、先日、今年阿賀野市で「いのち・愛・人権」展というのがありまして、私も見てまいりました。この人権展については、28年前から30回にわたって開催されてきたもので、開催地に当たる場所では、実際に小学生たちがクラス単位でパネルを見に行ったり、そういった姿が見受けられます。また、引率する先生方もそれぞれ代表的な差別事件について学び、子供たちに向かって自分の言葉で話していられました。特に昨年、今年もありましたけれども、新潟水俣病問題のお話とか、あと同和問題で昔の差別の問題、子供たちのいじめの問題、特にいじめによって亡くなった子供たちの訴えの作文のところでは、子供たちが実際に見入って目の前から動かなかった、そんなことが見受けられています。お互いにお互いを傷つけ合う、そんなことは絶対いけないということをやはりそういった時期からきちんと学ぶのがとても大事だと思います。私いつも思うんですけれども、差別といじめというのは根底は全く同じじゃないかなと思っています。人を偏見する、差別するというのは、これは幼い時期から、大人になっても、いつのときでもやっぱりこれは進めていかなきゃだめだと思っています。 そういった中で1つ質問があります。人権展についてですけれども、同和協会のほうから過去にも何回となく燕市に対して、「いのち・愛・人権」展の開催の依頼をしてきております。これ非常に見れば必ず心に打つものがあると私も思っております。準備は大変だと思いますが、今回阿賀野市ではそれほど大きな会場ではなかったように思います。燕市でも十分に開催できると思いますが、燕市での開催については、今後計画できないのか伺います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 「いのち・愛・人権」展ということで、今年度阿賀野市さんのほうで開催をされたということを伺っておりますし、私ども担当職員のほうも阿賀野市のほうへ行ってパネルを見たり、講演を聞いてきたということでございます。人権という部分でございます。人間として一人一人が大切にされ、幸せに生きる権利ということが人権というふうに言われておりますので、そういった部分ではやっぱり人権、差別とか、そういったものをなくすというのは非常に重要なことであるというふうに認識しております。これまで1989年からこの展示が開催され、続いているということで、今年度まで30回県内の各市町村で開催をされてきているということは承知をしております。来年度は、また他の市町村がもう既に手を挙げられているということも聞いておりますので、それ以降燕市として開催できるのかどうかというところを前向きに考えてみたいなというふうに考えております。
◆3番(山本知克君) 今ほど人権展について前向きな検討ということでありがとうございます。それで伺います。この人権展については、何名で、どのような方が派遣されて行ったのかお聞きします。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 済みません、これは燕市からということでしょうか。燕市からは4名依頼があったということでございます。
◆3番(山本知克君) では次年度以降ということで、是非計画をよろしくお願いしたいと思います。 それと、学校での取り組みの中で、実は私は今年度燕中学校の体育祭見学行ったときに、SNSに対して保護者に向けて子供たちの顔写真を上げるなと、非常にいいアナウンスがされていまして、特にそういったことについてやはり子供たちの未来、写真はずっと一生ネット上、回るんだと、そういった部分で理解が進んできていると思いますが、特にそういったことで学校等に何か指導されたとかありますか、お伺いします。
◎教育委員会主幹(長谷川智君) いい例をご紹介いただきまして、ありがとうございます。私たちも研修のたびにそのような指導、校長会とかで指導しております。特に行事等のときには、何気なく写真を撮って、それを何気なくアップしているというケースも見られるので、各学校のほうには引き続き、写真を撮ったものについてのSNS上のアップについては十分注意するようにということを、また引き続き伝えていきたいと思います。
◆3番(山本知克君) ありがとうございます。今後ともそういったことで、上げるときは本人と特定できないようにということで、できるだけ指導のほうよろしくお願いいたします。 では、続いて、小項目の2に移ります。今年度の人権アンケートについてとスケジュールということで伺いました。今年度中に集計をして、平成30年度中でしたかね、検討するということで、推進計画の策定に対して委員構成についてはどのように考えているか、お決まりでしたらちょっとお聞かせください。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 計画策定のための策定委員会という中での構成ということのご質問でございます。識見を有する者として新潟県人権・同和センターのほうから1名、それから部落解放同盟新潟県連合会のほうからお一方、三条人権擁護委員協議会のほうからお一方、燕地区保護司会のほうからお一方、参加をいただいております。教育関係者といたしまして、燕市小学校長会のほうからお一方、燕市中学校長会のほうからお一方、そのほか関係する各種団体に属する方ということで、燕市民生委員児童委員協議会のほうからお一方、燕市社会福祉協議会のほうからお一方、燕市障がい者自立支援協議会のほうからお一方、燕市男女共同参画推進審議会委員のほうからお一方ということで、全部で10名の方から委員のほうお願いをしております。
◆3番(山本知克君) ありがとうございます。広く意見を取り入れるということで伺いました。人権推進計画も既に16市町村が策定されておりまして、そのほか2017年度中ということで6市町村、県内でもほとんど多くの市町村のほうがその地域に見合った形の推進計画をされていると思います。特に部落ですと、燕市では存在しないとなっていますので、要らないというのは失礼ですけれども、必要な部分と、またそうでない部分とに分けて、それぞれ検討していただきたいと思っております。 続いて、小項目の3に移ります。住民票の写し、第三者請求の件ですけれども、私以前回答として今年度中にというふうな形で、再三延期をされているようなんですが、その辺なぜ延期をされているのか、もう少し詳しくお聞かせください。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 遅れている理由ということでございます。今年度中にということで目標にしておりますが、市民の皆さんの人権擁護のためにということで、本人通知制度の導入後において、ご本人に弊害が出ないように既に導入されている自治体のほうのものを参考にしながら、今慎重に検討を進めているところでございまして、今年度、来年度の人権教育・啓発推進計画作成のための市民意識調査を現在行っております。そういったところをちょっと先行させていただいたということで、本人通知制度のほうがちょっと現在遅れているというふうな状況となっております。ご理解をいただきたいと思います。
◆3番(山本知克君) これについては、新潟県内既に18市町村が導入済みです。今年度2017年も燕市も含めた形で4市町村、新潟市も導入の計画をされております。不正請求、実際に公務員によるものが今年度あったわけですよね。そういった中で、自分の住民票が勝手に他人に調べられる、そんな気持ちの悪いことあったもんじゃないじゃないですか。私はそう思います。ましてや、今就職試験でも本人の本籍とか、家族構成とか書くところないはずなんですよね。そういった中でも、どれだけ本人に対するプライバシーが尊重されているかは十分ご存じだと思うんですけれども、これ導入できないか。遅れているのは今伺いましたけれども、そのほかに何か引っかかっているものがあるんでしょうか、ちょっと伺います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 特に引っかかっているものというのはございません。先行自治体のほうでも要綱等を作成した中で運用されているという中で、全て統一されたものではないという中で、いろいろ参考にさせていただきながら、どういった形が一番いいのかというところを検討させていただきたいというふうに思っております。
◆3番(山本知克君) これについては、昨年度から今年実施をするというふうに私伺っているんです。それこそ最初には9月というふうに聞いておりまして、楽しみにしていたんですけれども、間に合わないので、11月。11月がとても間に合わない。それでは、年度内にという話を私だけでなく、人権キャラバンのほうからも同じような多分説明や問い合わせがあったと思うんですけども、その辺はどうなるんでしょうかね、お伺いします。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 遅れていることについては大変申しわけないと思っております。先ほどもお答えいたしましたように、導入する上ではほかの先行して導入されている自治体の部分を参考にさせていただきながら、どういったものが一番適しているのかというところを考えながら進めてまいりたいというふうに考えております。
◆3番(山本知克君) 先ほどから同じ答弁なんですけれども、参考に、はわかりました。では逆にいつ実施されるんですか。期日が指定されていないと、遅れているのはわかりましたけれども、いつやるのか、その辺ちょっとはっきりとお聞かせください。
◎市民生活部長(髙野光郎君) いつというところは今現在のところなかなかお答えすることが難しいんですけれども、調い次第市民の皆さんへの周知等々させていただきながらやっていきたいというふうに思っております。
◆3番(山本知克君) なかなか期日を明記されずにアンケートを先行させたから、遅れていると、そういったことだそうです。アンケートの周知が来年度末にはとりあえず終わるというふうな先ほど答弁でしたので、是非それに合わせて実施されてはいかがですか。その辺伺います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) アンケートの集計、分析という部分もありますけれども、第三者交付に係る本人通知制度の部分につきましても、努力をさせていただきたいというふうに思っております。
◆3番(山本知克君) それでは、今まで今年度も人権キャラバンのほうには、本年度中に導入をするというふうな回答を多分されていると思うんですけれども、それはできないということで捉えてよろしいんですね、伺います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 今の時点で年度内に無理だということは一切申し上げておりませんので、少しでも早い時期に調えたいというふうに考えております。
◆3番(山本知克君) この件については、ちょっとこれ以上進めてもしようがないので、次に行きます。 続いて、小項目4についてです。先ほど研修に担当職員が参加していると。来年度は、外部講師を迎えての研修を行うというふうに伺いました。その外部講師と研修時期、それと参加される予定の人員等がわかりましたら、予定で結構ですので、教えてください。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 来年度ということで外部講師をお招きしてそういった研修をしたいというのは考えたいと思っております。しかしながら、予算も絡んでまいりますので、例えば来年何月とかという細かいところは、ちょっと今時点ではお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
◆3番(山本知克君) それでは、実際やられるかどうかもわからないということですよね。先ほどから前向きに人権啓発活動に取り組むと言われている割に、そういった部分ではまだまだ弱いのがよくわかりました。これについては、今後また質問を通して、質問してまいりたいと思います。今日はちょっと進まないみたいなので、次に行きます。 続いて、中項目2、燕市の公共交通安全、きららん号についてです。市民からの要望については先ほど伺いました。私事前に当局のほうから、燕市に実際に他市のほうから視察に訪れた方の資料ということで資料をいただいております。その中で燕市の公共交通が抱える問題点ということで何点か挙げられたのを、私記事読ませていただきました。要望については先ほど伺いましたけれども、この要望についてまとめられたというのは相当年数がかかってまとめられたと思うんですけれども、市民の声を反映したという部分で今後このアンケートとかをとってやる計画とかあるんでしょうか伺います。
◎市民生活部長(髙野光郎君) 先ほど市長のほうからご答弁させていただいたと思いますけれども、今の燕市公共交通基本計画というものがありますけれども、これが30年度までの計画ということになっております。この計画が終了しますので、また新たなといいますか、31年度からその計画を更新していかなければならないというふうに考えておりまして、来年度そのための市民の意識調査というのも、アンケートになりますけれども、そういったことを実施させていただいて、市民の皆様のお考えとか、ご要望などを把握したいというふうに考えております。
◆3番(山本知克君) じゃ来年度ということでアンケートをとられる、わかりました。その中でも、今現在利用されている方の乗降者別ランキングというのをいただいております。特に多いのが、きららん号で県立吉田病院、燕労災病院、富永草野病院、この3つの大きな病院でございます。その他、いわぶち整形外科を始め、お医者さんが非常に多いんですよね。そういった中で、お医者さん午前中ですよね、こういった病院というのは。それで、市民の声の中に、午前中医者に行くのに断られるという声があります。そういったことから、午前中の増便と、それから降雪期で間引き運転というのがされるわけですよね。当然時間がかかるんで、今までであればここまで受けていたんだけども、混んでいるので、ちょっとお受けできないと、そういったこともあると思いますが、その辺についてどう捉えていますかお聞かせください。
◎市民生活部長(髙野光郎君) たくさんの市民の皆様から「おでかけきららん号」をご利用いただいているという中で、特に午前中10時前後ぐらいになるのかと思いますけれども、通院のために利用されているというのが一番多いということでございます。午前は、朝7時からの運行となっておりますので、9時、10時ぐらいが一番混むということであれば、少し時間を早めるとか、そういったことも受け付けといいますか、お電話いただいたときにはそういったご案内もさせていただいております。また、個人医院なんかでありますと、午前中だけではなく、午後も開院されている個人医院もございますので、午前に比べて午後のほうがやはり少しすいているといいますか、使いやすいという中で、そういったご利用案内もさせていただいているということで、なるべく集中しないような形でお願いしているというふうな状況でございます。
◆3番(山本知克君) それでは伺います。確かに集中するのは午前中ということで間違いないと思います。そういった中で、市民の要望があるわけですよね。30年度までの計画であると、それも伺っております。この問題については、私ばかりでなく、先輩議員、同僚議員、皆さん多くの議員がこの問題についてお願いしているわけです。そういった中で、タクシー業界の圧迫、それもあるかもしれませんが、しかし、高齢者が増えているのも確かです。運転免許返納が増えているのも確かです。そういった中で、今6台あるものを例えば午前中1台、2台増車して、タクシー会社今6社ですかね、持ち回りでやるとか、そういった計画で次年度以降、30年度以降の公共交通について検討されてはいかがでしょうか、その辺伺います。
◎市長(鈴木力君) 最初の答弁で申し上げましたように、いろんな課題は承知しておりますけれど、逆にいろんな制約もあって、今直ちにいかないという状況もあるということも繰り返し答弁させてもらったので、その点はご理解いただきたいと思います。そういった意味で、30年度全体の計画、5年の計画が終了して更新すると。このタイミングで改めて課題を検証したり、それから利用者のアンケート、市民の意向調査をした上で、関係する事業者にいろいろとどういったことが受け入れてもらえるのかということを進めさせていただければというふうに、これやっぱり相当丁寧にご理解を得る、市民の理解も大切なんですけど、やっていただく事業者に対しても理解を得るという意味で、いろいろとデータを整理したり、そしてこういうやり方、ああいうやり方どうですかということをいろいろ提案しながらご理解いただくという意味では、しっかりとした時間をかけてやる必要がありますので、そういった意味で30年度そういった作業をやらせてもらいたいということを最初の答弁でさせていただきましたので、よろしくお願いします。
◆3番(山本知克君) 30年度計画ということで是非よろしくお願いしたいと思います。最初私も申し上げましたとおり、燕の公共交通計画、おでかけきららん号、スワロー号、やひこ号、非常に注目を集めておりまして、全国からも視察が見えていると思うんですよね。その視察について何か他市の議員からこんなことについて質問があったのを、差し支えなかったら一、二点でもお聞かせ願えないでしょうか、お願いします。
○議長(中山眞二君) 山本議員、通告外ですので、別の質問にかえてください。お願いします。
◆3番(山本知克君) では今のはなかったということで、済みません。 続いて、大項目3の観光について、移ります。大項目3、産業史料館の件について、小項目の1です。展示物のリニューアルについてということです。実は私、今年度観光タクシーを利用して産業史料館を始め、回っております。ここの産業史料館のほかに分水の国上のほうも観光タクシーで1回回っております。そういった中から直接聞いた意見と捉えていただいて結構だと思います。美術館、特にあちこちの美術館でも展示物に関してはある程度やっぱり入れ替えがあるわけです。特に産業史料館新館、現在はやかんとか、いろいろ飾ってありますけども、ここ最近あまり入れ替えがされていないような気がいたします。先ほど提案しましたけれども、その反面、広報に取り上げられている金属酒器始め、それから医療器具の展示等が今までなかったということが実際に言われていて、現在に続くものという形で、史料館なので、歴史的なものも大事なんですけれども、現在に続くものをきちんとコーナーとして展示してはどうかという質問です。これについてもう少し明確にお願いできますでしょうか。
◎産業振興部長(坪井誠君) 燕の産業の歴史というのは、和釘から始まって現代までの変遷というのがあって、その中で新しい技術とか、伝統というのをこれまで今日に至ったわけでございますが、先ほどの答弁になるんですが、新商品、新技術の開発については、モノづくりテーマパークというところで平成27年度から燕の技術を紹介するということで展示をさせていただいておりますし、その中で入れ替えの時期を含めて展示のほうを検討してまいりたいということでございますし、あるいは金属酒器等については、新館の今やかんの飾ってある部屋でございますが、燕の製品というか、そういったものもあわせて入れ替えというのはまだ実際いつというのはちょっと明確には決めておりませんが、その入れ替えのタイミングにおいてそういったことを、入れ替えを検討してまいりたいというふうに考えてございます。
◆3番(山本知克君) 大きな美術館とかでは、それこそ3カ月に1遍とか、2カ月に1遍ずつ、常設展のほかに企画のところは入れ替えをしているわけです。いつ行っても同じではないと。そのことについて計画的にちょっと企画展だけではなく、展示物についても入れ替えのほう、当然まだ飾られないものいっぱいありますよね。そういった中で計画的にちょっと入れ替えのほうよろしくお願いしたいと思います。2回、3回と足を運べるような形の展示にしていただきたいと思っております。 続いて、小項目2になります。先ほど市民への紹介ということで今もやっているというふうに言われましたけれども、産業史料館でやることについて私は意義があると思うんですよね。確かに工場の祭典では展示されていました。燕市役所のホールでも展示されています。ですが、燕の産業を見ていただく、産業史料館というのはやっぱり特別なものというふうに捉えておりまして、そこで先ほど言いましたけれども、展示の入れ替えという部分でこういった商品も入れ替えてはどうかということですが、その辺についていかがでしょうか伺います。
◎産業振興部長(坪井誠君) そちらにつきましても、先ほど答弁いたしましたが、新館のほうも展示のところがありますので、そこの入れ替えのタイミングということで検討するということで、先ほどご答弁させていただいた次第でございます。
◆3番(山本知克君) では定期的にということで、そういった発表する場を見ていただく場に変えていくと、そういった部分で産業史料館の活用を是非お願いしたいと思います。 小項目3については、先ほどリニューアルに合わせてパンフレット等の形で対応したいということで承りましたので、是非こういった資料整理されて発行をお願いいたしたいと思います。 続いて、中項目2の観光ボランティアについて伺います。中項目1、国上山の小学生ボランティアについては、先ほど伺いましたので、次年度以降も是非とも計画されたらいいと思います。 小項目2です。産業史料館でも今現在確かに耳かけ式の案内用のイヤホンですかね、ありますけれども、私も観光タクシーで行った際にタクシーの運転手さんがついて、人間対人間でもって説明してくれるんですよね。そういった中でやることによって、またお互いにここについてもうちょっと聞かせてくれとか、ここはこうだとか、そういったことがやりとりができて非常に私はためになったと思います。今まで産業史料館に何回も通っていて、常設展のほうに1時間以上いたことなかったんですけども、非常に詳しい説明があって、初めて常設展のほう1時間以上見せていただきました。そういったことから、市民であって何回も足を運んでいる人でも、そういった説明を聞くことによって新たな発見がある。それは、私、目からうろこの思いで体感いたしました。そういったことから、時間を決めて、例えば日曜日の午前中1時間、午後1時間と、毎週ではなくてもいいのですけれども、例えば月2回とかからでもいいので、そういったこと。産業史料館のファンクラブみたいなものをきちんとつくって、そこでボランティアを出してもいいんじゃないかと思いますが、その辺いかがでしょう伺います。
◎産業振興部長(坪井誠君) そういったボランティアについては、直接その人から聞くということで耳に残るといいますか、有意に感じてございますが、今来館者の方について特段学芸員と職員とで対応させていただいているんですが、そういったことで案内できないという状況はあまりないというようなことでございますが、ボランティアについても、今後産業史料館のリノベーションというものが控えてございます。その中で状況というものを見ながら、議員のお話のあった曜日ですとか、時間を決めて配置していくということについても、ちょっと検討材料の一つとさせていただきたいというふうに考えてございます。
◆3番(山本知克君) では特にこのボランティアについては検討していただきたいと思います。以上で私の一般質問終わります。
○議長(中山眞二君) ここで説明員入れかえのため、休憩します。 午後 2時01分 休憩 午後 2時14分 再開