平成19年 12月 定例会(第4回) 平成19年第4回
燕市議会定例会々議録(第5号) 平成19年12月21日(金曜日)午前9時30分
開議議事日程 第 1 議案第74号から議案第90号まで 第 2 請願第9号から請願第11号まで及び陳情第2号並びに陳情第 3号 第 3 発議案第12号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書 第 4 発議案第13号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書 第 5 議案第91号から議案第95号まで 第 6 議案第96号及び議案第97号 第 7 議案第98号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改 正について 第 8 閉会中の
継続調査の申し出について 本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第74号 燕市
分水福祉会館条例の一部改正について 議案第75号 燕市
生活支援ハウス条例の一部改正につい て 議案第76号 燕市
老人センター条例の一部改正について 議案第77号 燕市障がい
者地域生活支援センター条例の 制定について 議案第78号 燕市
分水コミュニティデイホーム条例の制 定について 議案第79号 燕市
せん定枝リサイクル施設条例の制定に ついて 議案第80号 燕市
手数料徴収条例の一部改正について 議案第81号 燕市
水防協議会条例の廃止について 議案第82号
学校教育法等の一部を改正する法律の施行 に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定 について 議案第83号 燕市
吉田トレーニングセンター条例の一部 改正について 議案第84号 字の変更について 議案第85号
土地改良事業の施行について 議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9 号) 議案第87号 平成19年度燕市
国民健康保険特別会計補 正予算(第2号) 議案第88号 平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補 正予算(第1号) 議案第89号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計 補正予算(第1号) 議案第90号 平成19年度燕市
住宅団地造成事業特別会 計
補正予算(第1号) 日程第 2 請願第 9号 新
テロ特措法案を撤回し、アフガニスタン への
民生支援の強化を求める請願書 請願第10号
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める 請願 請願第11号 平成20年度
政府予算において、消費税の
税率引き上げをおこなわないことをもとめ る請願書 陳情第 2号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書の 採択について(お願い) 陳情第 3号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書 採択を求める陳情 日程第 3 発議案第12号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見 書 日程第 4 発議案第13号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書 日程第 5 議案第91号 燕市職員の給与に関する条例の一部改正に ついて 議案第92号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第 10号) 議案第93号 平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補 正予算(第2号) 議案第94号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計 補正予算(第2号) 議案第95号 平成19年度燕市
水道事業会計補正予算 (第2号) 日程第 6 議案第96号 契約の締結について(燕市
産業史料館新館 建設事業(建築)工事) 議案第97号 契約の締結について(燕市
産業史料館新館 建設事業(
展示製作)工事) 日程第 7 議案第98号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一 部改正について 日程第 8 閉会中の
継続調査の申し出について
出席議員(30名) 1番 中 山 眞 二 君 2番 大 原 伊 一 君 3番 山 﨑 雅 男 君 4番 タナカ・キ ン 君 5番 田 村 善 典 君 6番 塙 豊 君 7番 杣 木 義 男 君 8番 丸 山 吉 朗 君 9番 中 島 義 和 君 10番 浅 野 金 六 君 11番 齋 藤 紀美江 君 12番 長 井 由喜雄 君 13番 齋 藤 信 行 君 14番 中 島 清 一 君 15番 渡 邉 正 明 君 16番 小 林 速 夫 君 17番 中 條 征 男 君 18番 白 倉 賢 一 君 19番 阿 部 健 二 君 20番 須 田 一 郎 君 21番 渡 邉 広 宣 君 22番 大 岩 勉 君 23番 金 子 正 子 君 24番 齋 藤 廣 吉 君 25番 平 原 一 吉 君 26番 土 田 昇 君 27番 田 辺 博 君 28番 本 多 了 一 君 29番 赤 川 清 君 30番 星 野 義 則 君
欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名 市 長 小 林 清 君 副 市 長 中 野 邦 雄 君 副 市 長 金 子 光 雄 君 教 育 長 解 良 憲 一 君
総務部長 神 保 至 史 君
企画調整 菊 地 剛 君 部 長
市民生活 藤 井 吉 紀 君
健康福祉 塚 原 克 典 君 部 長 部 長
商工観光 宇佐美 憲 一 君
農林部長 佐 藤 広 次 君 部 長
都市整備 池 田 清 一 君
水道局長 皆 川 七男衛 君 部 長
教育次長 五十嵐 仁 君
財政課長 小 平 松 雄 君
人事秘書 小 林 恵美子 君
経営戦略 島 田 貫 夫 君 課 長 室 長
市民課長 松 崎 清 作 君
保険年金 大 山 久 夫 君 課 長
生活環境 水 野 和 昭 君
福祉課長 細 貝 好 美 君 課 長
商工振興 森 山 伴 雄 君
農政課長 込 山 義 雄 君 課 長
都市計画 五十嵐 一 夫 君
土木課長 山 岸 正 義 君 課 長 下 水 道 大 谷 悟 志 君
業務課長 村 上 益 栄 君 課 長
教育総務 坂 本 隆 市 君 スポーツ 五十嵐 豊 君 課 長
振興課長職務のため出席した者の職氏名
議会事務 井 嶋 健一郎 君
議会事務 加 藤 寿一郎 君 局 長 局 参 事
議会事務 丸 山 篤 君
議会事務 荒 木 ルリ子 君 局 議 事 局 主 任
調査係長 午後 1時30分 開議
○議長(
星野義則君) ただいまの
出席議員は29名で、定足数に達しております。 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。
△日程第1 議案第74号から議案第90号まで
○議長(
星野義則君) 日程第1 議案第74号から議案第90号まで、以上17件を
一括議題といたします。 本件に関し、各
常任委員長の報告を求めます。 最初に、
総務常任委員長の報告を求めます。
◆22番(大岩勉君)
総務常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託されました議案は1件であります。去る12月14日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)について、当
委員会所管分は、第1条第1表中、歳入全款、歳出第1
款議会費、第2款第1項
総務管理費、第4項選挙費、第9
款消防費(
災害対策費)、第12
款公債費、第13
款諸支出金、第3条
地方債補正であります。 歳入では土木費、
国庫補助金の
まちづくり交付金1億6,700万円の補正額の中で、大
河津分水さくら公園整備事業への充当額や
消防団事務経費返還金の内容、さらに農地・水・
環境保全向上活動推進交付金と農地・水・
環境保全向上活動推進事業補助金の内容について質疑がありました。 また、歳出では
財政管理費の
バランスシート作成業務委託料315万円の減額は当初予算で計上していたが、
総務省方式の
改訂モデルであれば既存の決算統計の情報を活用した中で固定資産を把握できるということがその後の研修会を受けた中でわかり、
担当職員で作成することになったための委託料の減額との答弁だが、国からの情報等が示されないと動けないということではなく、前もって
バランスシートについてもう少し研究をしてほしいとの要望がありました。 次に、選挙費の
備品購入費の関連では、国、県からの交付金で選挙後余剰が生じた分を許される範囲で要綱に従って
備品購入費に振り替えたいとのことだが、返還するものは返還し、必要なものは要求する形がとれないのか等の意見や、午後8時まで行っている投票時間の見直しについての質疑がありました。
地方債補正では、
償還方法で借り換えをして利息を少なくできる方法は考えられないのか、また国、県からの
借り入れの場合いろいろな縛りがあるなら民間の
金融機関からの
借り入れに変えていったらどうかとの質疑がありました。これに対して当局からは、起債は国、県の縛りがあり、一括返済するとなると将来の利息も含めて返すという問題があるため、結果として総額が何も変わらないことから、現実的にはなかなか難しい。また、最近の起債の
借り入れは民間からの
借り入れが多くなっており、その場合は市内の
金融機関から見積もりをとり、一番低利率のもので借りるという手法をとりながら、できるだけ利息を少なくすることに努めているのでご理解願いたいとの答弁がありました。 続いての討論で、歳入の
まちづくり交付金の中に大
河津分水さくら公園整備事業への充当額があるため、
さくら公園建設に反対する立場から本議案に反対であるとの意見が一部にありましたので、
起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 次に、
市民厚生常任委員長、報告を求めます。
◆23番(金子正子君)
市民厚生常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された議案は11件であります。去る12月17日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第74号 燕市
分水福祉会館条例の一部改正について、議案第75号 燕市
生活支援ハウス条例の一部改正について、議案第76号 燕市
老人センター条例の一部改正について、議案第77号 燕市障がい
者地域生活支援センター条例の制定について、議案第78号 燕市
分水コミュニティデイホーム条例の制定について、議案第79号 燕市
せん定枝リサイクル施設条例の制定についての6件は、主に
地方自治法の改正により
指定管理者制度の導入可能とすることに伴う条例の改正、制定であります。 まず、議案第74号 燕市
分水福祉会館条例の一部改正について及び議案第75号 燕市
生活支援ハウス条例の一部改正については、
指定管理者制度への移行による
メリットの検証が必要ではないか、市民への
サービスの観点から現状の
管理委託のほうがよいのでは、民間の
公募予定はあるのか、また公の施設で直営と
指定管理者制度へ移行するものとの分類はあるのか、制度へ移行した後現在の職員の身分はどうなるのかなどの質疑がありました。これに対して当局からは、公の施設の
管理運営に民間の能力を導入することで
サービスの向上と経費の節減を図られる。行政改革を推進する意味でも積極的に導入させていただきたい。また、
施策分野ごとに分類された公の施設を
指定管理者制度の判断基準を考慮しながら順次制定の移行を進めたいなどの答弁がありました。 以上、種々質疑がありましたが、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第76号 燕市
老人センター条例の一部改正については、現在直営で行っている
老人センターに対して
指定管理者制度へ移行した後の
メリットについて質疑がありました。当局からは、燕地区の
老人クラブの事務局が社協である旧3市町の
老人クラブも合併し、運営上で利点があるとの答弁がありました。審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第77号 燕市障がい
者地域生活支援センター条例の制定については、
指定管理者制度の設置に当たっての議論の経緯と休館日、利用時間などについて質疑がありました。当局からは、
建設検討委員会で
社会福祉協議会を
指定管理者とする前提のもとで協議を行ってきた。
社会福祉協議会は他の法人よりも公益性が高く、専門的な高度の知識、技術が活用できる。また、休館日や時間などは条例を踏まえた上で、利用者の緊急性や実情に合った形で運営できるよう協議を進めているとの答弁がありました。 また、多様な障害を持つ利用者が交流を行う場であるため、それぞれの障害に適応する専門員を配置し、事故などがないよう慎重に期してほしいとの要望がありました。 以上、質疑、要望がありましたが、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第78号 燕市
分水コミュニティデイホーム条例の制定については、
指定管理者制度での運営後の
市臨時職員の待遇と
利用者負担の有無についての質疑があり、これについては当局から職員については今後の
指定管理者との協議、また負担についてはないとの答弁がありました。これら審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第79号 燕市
せん定枝リサイクル施設条例の制定については、
指定管理者制度の公募、また指定する期間についての質疑があり、当局からはいかに市民が利用しやすいよう
サービス低下を避けた
管理運営に重点を置き、公募、指定にかかわらず検討を行いたいとの答弁がありました。 また、民間は多様なノウハウを保持している、
経費節減だけを目的とせず、今まで以上の
サービス向上に向け
民間産業を考慮していただきたいとの要望がありました。 以上、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第80号 燕市
手数料徴収条例の一部改正について、議案第84号字の変更について、以上2件は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)当
委員会所管分は、第1条第1表中、歳出第2款第7項
交通対策費、歳出第3款第1項
社会福祉費、歳出第3款第2項
児童福祉費(
児童福祉施設費を除く)、歳出第4
款衛生費、第9
款消防費(
災害対策費を除く)であります。 第2
款交通対策費の
駐車場管理費で
工事請負費増額の理由、第3
款地域生活支援事業の内容及び
児童福祉費の
児童福祉手当費の
補正内訳、第4
款衛生費の
予防事業費、
個別予防接種委託料1,669万5,000円の
減額理由と、来年に
実施予定の
後期高齢者医療制度と
高齢者インフルエンザ予防接種委託料との関連などについて質疑がありました。 本案については、質疑の中で
後期高齢者医療制度について反対との意見がありましたので、
起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第87号 平成19年度燕市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第88号 平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、
特定高齢者把握事業委託料と
任意事業委託料の
減額理由、または
介護保険認定者に対して
障害者控除の周知をどのように行っているかなどの質疑がありましたが、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 次に、
産業建設常任委員長、報告を求めます。
◆14番(中島清一君)
浅野委員長、本日復帰をされたわけでありますけれども、委員長にかわりまして私のほうから
産業建設常任委員会の
審査報告を行わさせていただきます。 当委員会に付託をされました議案は5件であります。去る12月18日に当委員会を招集をして審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第81号 燕市
水防協議会条例の廃止について、議案第85号
土地改良事業の施行について、議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)の当
委員会所管分であります。第1条第1表中、歳出第3款第2項
児童福祉費(
児童福祉施設費)、第6
款農林水産業費、第8
款土木費、第2条
債務負担行為補正及び議案第89号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)並びに議案第90号 平成19年度燕市
住宅団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、以上の5件については審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 次に、
文教常任委員長、報告を求めます。
◆11番(
齋藤紀美江君)
文教常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された議案は3件であります。去る12月19日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、議案第82号
学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第83号 燕市
吉田トレーニングセンター条例の一部改正については、今回の
利用料金一部改正は近い将来の値上げを想定した改正なのか、利用者を増やすための
PR方法、燃料費や光熱費についてなどの質疑があり、料金の値上げはやむを得ないが、今後
基礎データを集め、市民の理解が得られるような内容の見直しをしてほしい、事業団と話し合いをしながら、
民間型発想の中で取り組んでほしいとの要望がありました。 以上、質疑、要望がありましたが、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)について、当
委員会所管分は、第1条第1表中、歳出第5款第2項
勤労青少年ホーム費、第10
款教育費であります。 教育費中、
燕南小学校校舎改築事業、
燕中学校校舎改築事業では、
地質調査業務委託料の内容と金額の差異について質疑がありました。
図書館管理運営費、
分水良寛史料館管理運営費では、館長の報酬を増額する経緯と勤務体制について質疑がありました。また、図書館や史料館の企画展の開催にはアイデアや知恵のある人たちに集まってもらう呼びかけをしてもよいのではないか。燕市は
物づくり、発想のまちになってほしいので、もっと市民を巻き込んでいってほしいとの要望がありました。
海洋センター運営費では、
施設管理業務委託料の内容、更衣室、
ロッカー購入数と更衣室での盗難件数、防犯や管理についての質疑がありました。 続いての討論で、市が補助金を交付している外郭団体の
事務局長は非常に厳しい
財政状況の中で賃金を据え置いてきている。市から委嘱されている
図書館長、
史料館長の報酬を増額するという本議案については反対であるとの意見が一部にありましたので、
起立採決を行った結果、可否同数であったため、委員長の裁決の結果、議案第86号中当
委員会所管分は否決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 各
常任委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対し質疑に入ります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 最初に、26番、土田昇君に発言を許します。
◆26番(土田昇君) 私は、43ページの議案83号に対しまして反対の立場で討論をいたしますので、皆さんのご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 この83号に対しましては、いわゆる現在燕市の
トレーニングセンター条例の一部改正ということで議会の中で私ども説明も承ってまいったところでありますが、その中の内容といたしますとやはり通年券の関係で65歳以上の高齢者の皆さんに、これも一律に8,000円を引き上げると。要するに小中学生のほうにスライドするという内容の提案でありました。私は、いろいろ過去の経過等を踏まえてみますと、この施設についてはやはり高齢者の皆さんが健康を保持する、そういう立場で建設をされたのが大きな理由の一つでありました。そして、高齢者の皆さんがあのプールを利用されて、実質的な数字は見えてはまいりません。私どもも何回もその点は確認をしてまいったところでありますが、なかなか数字的にはどれぐらいの効果が上がりましたという報告は一回もこの議会でなされなかったと私記憶しているんですが、
それなりにお年寄りの皆さんが自分の健康を保持するために利用されて、大変喜ばれておったというのが過去の経過でありました。 そして、2つ目にご承知のようにあの
シニアセンターが合併後有料化されたというような中で、100円の負担がかかる。それがゆえに
ビジョンの通年券を購入してそこで利用するという中で、
それなりにまた
ビジョンのほうに高齢者の皆さんが移行されていったわけでありますが、それが今現在この枠に当てはまっている。せっかくそういう状況で
ビジョンにスライドしていっているにもかかわらず、またそこのところに今回投網がかかるような状況、この前の質疑の中でも私申し上げましたが、そういう経過を踏まえているがゆえに、私は今回のこの引き上げに対しては明確に反対を申し上げますとともに、ならばどうするという私もその中身、内容については承知していますんで、今後検討していかざるを得ないわけでありますが、私はこれからこの事業団の皆さんとやはりしっかりとこれから中期的に横の連絡を密にしながら、検討委員会を立ち上げてでも今後のこの
ビジョンについての構想を我々はより今まで以上に慎重に検討をするべき時期に来ていると思っていますので、この引き上げに明確に反対すると同時に、そのこともあわせて申し上げて私の反対討論といたしますので、皆さん方のご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げて、私の反対討論といたします。
○議長(
星野義則君) 次に、23番、金子正子君に発言を許します。
◆23番(金子正子君) 私は、議案83号 燕市
吉田トレーニングセンター条例の一部改正について反対の立場で討論を行います。 トレーニングセンターを利用されていらっしゃる65歳以上の方がひまわりの区分に移行する、すなわち今まで年間1万円でパスポートを購入できたのが80%の値上げ、すなわち1万8,000円の
利用料金区分に変更されることになることを伺いましたが、市民
サービスの視点からいくと一気に80%に値上げされることになると、市民感情からするといかなるものかと思います。現在トレーニングセンターを利用されていらっしゃる多くの方から不満の声を聞いております。一気に80%の値上げはどうしても納得がいかないとの声です。先日の12月7日にトレーニングセンターを利用されていらっしゃる代表の方々が小林市長との懇談会の中で、同施設の
利用料金改定についてある方はこのように話しておられました。「利用している方に今回の値上げについて聞いたら、8割ほどの人が値上げするんであれば
ビジョンを通うのはやめる」と話しているとの声や、またある人は引き上げ幅を小さく抑えてほしいとの要望を小林市長に話されておられました。もしどうしても値上げが必要であるならば、施設を利用されていらっしゃる方々との懇談会や検討される機会をつくり、話し合いの場を持つべきではなかったかなと思います。そうでなければ、市民との信頼関係が崩れてしまいます。そして、これだけ市民に負担を求めるのであれば事業者としてもっと
経費節減のための努力が必要と思います。 燕市の行政改革大綱にパートナーシップを生かしたまちづくり、すなわち市民の参画、協働の機会の確保が示されている中にあって、今回の手法は全く生かされていない状況になるのではないかなと思います。12月7日に提出させていただきました要望書に示されている内容に、計画段階で市民に値上げの正当性をきちっと説明し、市民の理解、賛同を得て実施してほしいとあります。そのことからも今回の値上げは市民との懇談会を持つことなく、80%の値上げをされることに対しては賛成できません。よって、今回の
吉田トレーニングセンター条例の一部改正について反対をいたします。皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
星野義則君) 次に、12番、長井由喜雄君に発言を許します。
◆12番(長井由喜雄君) 私は、議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)の一部に反対をいたしますので、反対討論を行います。 まず、報告にもありましたように、歳入の中に歳出には書かれていなくて非常に不明確なところがありますけれども、国庫支出金のうち
まちづくり交付金の中に1億6,700万円の中に1億5,000万円分の
まちづくり交付金の中でのさくら公園、この
建設事業費が含まれております。これについては、当初予算でも反対をしてまいりましたし、その後のさまざまな場面でも反対をしてまいりました。財政が厳しいとどなたも言う中で、市長はこれについては固執をして進めていらっしゃるように思いますが、これについても今きっぱりと中止をする中で全体的な事業を見直していく、そして市民の声をもとに本当に必要なものはつくり、そうでないものについては思い切り考え直していくことが必要ではないでしょうか。 また、歳出の中で衛生費の中に新潟県後期高齢者医療広域連合運営費が含まれています。今
後期高齢者医療制度については、全国的に大きな問題として、特に高齢者の当事者の皆さんの中に話題が持ちきりとなっています。全国を見ますと、
老人クラブの皆さんが署名を集めて反対運動をしていらっしゃる、そういう現実もあります。この制度そのものは際限のない負担増を開始と同時に迫られていくことになり、保険料は2年ごとの改定のたびに値上げがされている仕組みとなっています。医療費が増えればそれだけ上がっていく。さらに、75歳以上の人口が増えると保険料を引き上げていくという自動的な仕組みがその中に仕組まれているのであります。75歳以上の保険料の割合も当初は1割としていますが、試算によれば2025年度には12.9%に、2055年度には18.4%に引き上げがされると試算がされています。年をとれば自然に医療費がかかる高齢者だけを1つにまとめた制度の根本的な欠陥だと改めて指摘をせざるを得ません。 私は、その他歳出の中には例えば教育費の幼稚園費で障害児対応の臨時介助員賃金が上がっていることや、小中学校の授業についての必要経費が盛り込まれているなど、すべてに反対をするのではなく、それらについては十分必要なものと認識をしておりますが、今述べたように一部に反対の意見を持っておりますので、この議案第86号には反対をいたします。皆様のご理解をいただけますよう重ねてお願いを申し上げまして、反対討論といたします。
◆18番(白倉賢一君) 私は、議案第83号賛成の立場で意見を申し上げます。 燕市
吉田トレーニングセンター条例の一部改正についてでございます。私は、一般質問にも申し上げましたように、トレーニングセンターは皆さんもご承知のように、18年度決算で約7,800万円ぐらいの持ち出しがあるわけでございます。補助金ということでございますが、実質的には赤字でございます。そういうことで、私何度かこの問題について財政が厳しい折、利用料を含めての改正をお願いしてきたわけでございますが、このたびようやく利用料の改定によりまして幾らかでも市民の負担が減るわけでございます。と申しますのは、やはり利用者の皆さんはよろしいわけでございますけれども、18年の3月に合併いたしまして旧燕市、それから旧分水町の皆さん、この人たちの中には利用しない方もたくさんいるわけでございます。そういう中で、利用しない皆さんも財政負担をしなければならんというような立場でございまして、何度も申し上げますけれども、財政が非常に厳しくて、今18年度公債費比率で18.2というような財政、皆さんもご承知のとおりでございます。そういう中で、利用しない皆さんもこのトレーニングセンターに財政負担を強いられるわけでございますので、こういうことで皆さんの財源が有効活用できますように値上げが適当というふうに私は思っておる次第でございまして、今回もっと上げていただきたかったのですけれども、一応この程度ならば利用しない皆さん、公平さを欠かんということでこの条例の一部改正について賛成の立場でお願いしたいと、こう思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
星野義則君) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第74号から議案第90号まで、以上17件を採決いたします。 最初に、反対のある議案第83号及び議案第86号の2件について採決し、他は別途一括採決いたします。 最初に、議案第83号 燕市
吉田トレーニングセンター条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数であります。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は総務、市民厚生、産業建設の3
常任委員長報告は可決であり、文教
常任委員長報告は否決であります。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第74号 燕市
分水福祉会館条例の一部改正について、議案第75号 燕市
生活支援ハウス条例の一部改正について、議案第76号 燕市
老人センター条例の一部改正について、議案第77号 燕市障がい
者地域生活支援センター条例の制定について、議案第78号 燕市
分水コミュニティデイホーム条例の制定について、議案第79号 燕市
せん定枝リサイクル施設条例の制定について、議案第80号 燕市
手数料徴収条例の一部改正について、議案第81号 燕市
水防協議会条例の廃止について、議案第82号
学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第84号 字の変更について、議案第85号
土地改良事業の施行について、議案第87号 平成19年度燕市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第88号 平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第89号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第90号 平成19年度燕市
住宅団地造成事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上15件を一括採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第82号、議案第84号及び議案第85号並びに議案第87号から議案第90号まで、以上15件については原案のとおり可決されました。
△日程第2 請願第9号から請願第11号まで及び陳情第2号並びに陳情第3号
○議長(
星野義則君) 次に、日程第2 請願第9号から請願第11号まで及び陳情第2号並びに陳情第3号、以上5件を
一括議題といたします。 本件に関し、各
常任委員長の報告を求めます。 最初に、
総務常任委員長、報告を求めます。
◆22番(大岩勉君)
総務常任委員会に付託されました請願の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託されました請願は1件であります。去る12月14日、当委員会において審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 請願第9号 新
テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの
民生支援の強化を求める請願書については、第168臨時国会で審議されている新テロ対策措置法案はこれまでの特措法案を若干手直しはしているものの、アメリカのアフガニスタンへの報復戦争を支援するものに変わりないことなどの理由から、日本国憲法の精神に立ち返り、新
テロ特措法案を撤回すること、またテロを根絶するため、テロを生む根本原因である貧困や飢餓、干ばつをなくし、教育を援助するなど、アフガニスタンへの
民生支援を抜本的に強化することについて政府関係機関への意見書を提出していただきたいという内容のものであります。 審査では、新
テロ特措法案は現在国会において審議されている重要な法案であり、市議会として法案の撤回を求めていく事項ではないことから不採択にすべきとの意見と、日本がアメリカの軍艦に給油をしてアフガン戦争に協力し、何百億円もの税金を使っていることや、自衛隊の海外派遣は明らかに憲法違反であることから、本請願を採択の上、意見書を提出してほしいとの意見がありました。 採択、不採択とそれぞれの意見がありましたので、
起立採決を行った結果、賛成少数で本請願は不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 次に、
市民厚生常任委員長、報告を求めます。
◆23番(金子正子君)
市民厚生常任委員会に付託されました請願及び陳情の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された請願は2件、陳情は1件であります。去る12月17日に当委員会において審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 最初に、請願第10号
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願については、政府は来年4月からこれまで保険料負担のなかった扶養家族を含めて、75歳以上のすべての高齢者から保険料を徴収する新たな
後期高齢者医療制度を実施しようとしており、高齢者からは公的年金等控除の縮小や老年者控除の廃止などで急激な負担増となっているため、不安と怒りの声が広がっていること、また自治体からもこの制度の仕組みに不安と懸念の声が出ているなどの理由から、新たな
後期高齢者医療制度は中止、撤回するよう政府関係機関へ意見書を提出していただきたいというものであります。 審査では、保険制度が今後さらに保険料を上げる仕組みになっていることや、年をとれば自然に医療費がかかる高齢者だけを抜き打ちにしたような形で始めようとする制度であることから、中止、撤回を求める本請願の趣旨に賛同いただき、採択してほしいとの意見と、当委員会では新潟県後期高齢者医療広域連合運営費の補正の内容を含んだ
一般会計補正予算を賛成多数で可決すべきものと決したわけで、これは当然新潟県後期高齢者医療広域連合を認めたことであり、中止、撤回の請願を採択することは議案を可決したことに反することになること、さらに燕市は新潟県後期高齢者医療広域連合に参画していることから、本請願は不採択にすべきとの意見がありました。 採択、不採択とそれぞれの意見がありましたので、
起立採決を行った結果、賛成少数で本請願は不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第11号 平成20年度
政府予算において、消費税の
税率引き上げをおこなわないことをもとめる請願書については、国の経済財政諮問会議において消費税率17%という試算を発表するなど、消費税増税に向けた検討が進んでいるが、消費税増税は消費の減退を招き、景気の悪化、地場産業、地域経済の後退、さらには地方自治体の歳出が増大し、財政が圧迫する一因になるなどの理由から、住民、中小企業の生活を守り、地方自治体歳出の増大をさせないために、平成20年度予算において消費税率の引き上げを行わないよう国に意見書を提出していただきたいというものです。 審査では、政府与党が2008年度の税制改正大綱の中で消費税を社会保障の主要な財源として位置づけて、この財源を充実するということで消費税の増税を打ち出している、今さら言うまでもなく消費税は所得の低い人に厳しい税であることは明確であり、来年度上げないでほしいというこの請願の趣旨に賛同いただき、採択してほしいとの意見と、消費税の問題は今国会で議論されている最中であり、反対の意見書を提出することは問題があるため不採択にすべきとの意見がありました。 採択、不採択とそれぞれの意見がありましたので、
起立採決を行った結果、賛成少数で本請願は不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第3号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書採択を求める陳情は、政府の医療費、診療報酬抑制政策によって歯周治療や義歯治療の保険給付の内容は長年にわたり劣悪な点数設定のままであり、また保険給付の対象範囲の拡大も新しい治療技術が保険給付の対象となっていない現状であり、こうした
歯科医療をめぐる環境から、すべての
歯科医療従事者の就労環境が一段と厳しくなり、将来の
歯科医療の確保にも赤信号がともる状況にあります。このようなことから、保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書を政府関係機関へ提出していただきたいというものであります。審査の結果、本陳情は願意妥当と認め、採択の上、政府関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
星野義則君) 次に、
産業建設常任委員長、報告を求めます。
◆14番(中島清一君) 委員長にかわりまして、
産業建設常任委員会に付託をされました陳情の
審査報告を行います。 当委員会に付託をされました陳情は1件であります。去る12月18日、当委員会におきまして審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 陳情第2号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書の採択について(お願い)は、道路特定財源は地域の活性化に不可欠な道路を整備するために必要な財源であり、今年度末に期限を迎える道路整備等の道路整備費の財源等の特例に関する法律及び租税特別措置法の特例措置がもし延長されないようなことになると、新潟県及び県内市町村では262億円の減収となってしまうことから、新潟県の道路整備を着実に進めるため、関係法令を確実に成立させ、現行の暫定税率が維持されるよう政府関係機関へ意見書を提出していただきたいというものであります。 審査では、本当に必要な道路は一般財源で建設できると思うし、国県道は97%ぐらい舗装も含めできている状況にあるもので、意見書提出は慎重に取り扱うべきと思うことから、不採択との意見がありましたが、
起立採決を行った結果、賛成多数で本陳情は願意妥当と認め、採択の上、政府関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。 以上であります。
○議長(
星野義則君) 各
常任委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 28番、本多了一君に発言を許します。
◆28番(本多了一君) それでは、私は請願第10号、請願第11号、
委員長報告に反対という立場で討論を行いたいと思います。 まず、請願第10号でありますけれども、来年4月
実施予定の75歳以上を対象にした
後期高齢者医療制度で問題なのは、今後さらに保険料を引き上げる仕組みになっておりまして、一たん制度が始まれば際限なく負担増が強いられることになります。しかも保険料は2年ごとの改定のたびに値上げされるようになっております。1つは医療費の増加、それによる値上げであります。患者の増加や医療技術の進歩などによって医療給付費は今後増える見込みであります。その1割を75歳以上の保険料で賄う設定にしているために、給付費が増えれば保険料も増えていくという仕掛けになるわけであります。さらに、75歳以上の人口が増えると保険料を引き上げる仕組みにもなっております。高齢化の進行に応じて75歳以上の保険の割合を当初の1割から12%、15%など引き上げていこうというものであります。 厚生労働省は、既に2006年に75歳以上の負担率が15年度には10.8%になるという試算も出している状態であります。この制度は、年をとれば自然に医療費がかかる高齢者だけを1つにまとめた制度の根本的な欠陥がありますし、保険料が納められない人からは保険証を取り上げてしまうというひどい仕打ちが含まれているわけであります。一部の凍結などでなくて、長年日本のあらゆる面で苦労して頑張ってこられたお年寄りをまるでうば捨て山のような措置をとる
後期高齢者医療制度の中止、撤回を求め、本請願を採択し、意見書を上げることを主張し、
委員長報告に反対の討論といたします。皆さんのご理解をお願いいたします。 次に、請願第11号でありますが、消費税の問題でありますけれども、自民党と公明党が2008年度の与党税制大綱を取りまとめております。それによりますと、09年度の以降の税制改革で消費税を社会保障の主要な財源にするとうたっています。社会保障を口実にして消費税を増税しようというのがねらいであります。本請願は、平成20年度政府において消費税率を引き上げないことを求めているものでありますけれども、これらの声が今後の消費税増税を許さない世論として政府に響くものだと私は解釈するものであります。政府与党は、総選挙を前提に国民の審判を避け、消費税増税をねらっているのは確実であります。低所得者、庶民の暮らしの隅々までにかけられる消費税の増税に反対することを強く主張しながら、本請願を採択し、意見書を上げるべきだという立場から、
委員長報告に反対の意を表し、討論といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
星野義則君) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決いたします。 最初に、請願第9号を
起立採決いたします。 この請願に対する
委員長報告は不採択であります。請願第9号を採決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
星野義則君) 起立少数です。よって、請願第9号は不採択と決定いたしました。 次に、請願第10号を
起立採決いたします。 この請願に対する
委員長報告は不採択であります。請願第10号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕
○議長(
星野義則君) 起立少数です。よって、請願第10号は不採択と決定いたしました。 次に、請願第11号を
起立採決いたします。 この請願に対する
委員長報告は不採択であります。請願第11号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕
○議長(
星野義則君) 起立少数です。よって、請願第11号は不採択と決定いたしました。 次に、陳情第2号を
起立採決いたします。 この陳情に対する
委員長報告は採択であります。陳情第2号を
委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数です。よって、陳情第2号は
委員長報告のとおり採択と決定いたしました。 次に、陳情第3号を採決いたします。 この陳情に対する
委員長報告は採択であります。陳情第3号を
委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第3号は
委員長報告のとおり採択と決定いたしました。
△日程第3 発議案第12号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書
○議長(
星野義則君) 次に、日程第3 発議案第12号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書を議題といたします。 提出者に提案理由の説明を求めます。
◆23番(金子正子君) 発議案第12号 保険でよい
歯科医療の実現を求める意見書について提案理由の説明を申し上げます。 歯や口腔の機能が良好である場合には全身の健康、介護、療養上の改善に大きな役割を果たすことが実証されています。しかし、患者の窓口一部負担が重くなっていることから、歯科診療が受けにくくなっており、また医療内容を左右する診療報酬制度の改定などが行われ、入れ歯の製作や歯周病の治療、管理を保険治療で十分に行うことも困難になっております。さらに、歯科では過去30年にわたって新しい治療法が保険給付の対象範囲に加えられていない現状であります。以上のことから、患者の窓口負担を軽減することやよくかめる入れ歯や歯周病の治療、管理が保険給付としてできるよう診療報酬を改善することなど、保険でよい
歯科医療を確保するため、政府関係機関へ意見書を提出するものであります。 意見書の内容は記載のとおりであります。 全議員のご賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
星野義則君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託はいたしません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議案第12号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第12号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 発議案第13号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書
○議長(
星野義則君) 次に、日程第4 発議案第13号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書を議題といたします。 提出者に提案理由の説明を求めます。
◆14番(中島清一君) 発議案第13号
道路整備財源の
制度堅持に関する意見書について提案理由の説明を申し上げます。 ご承知のとおり、道路は住民の生活や経済、社会活動を支える最も基礎的な社会資本であり、地方が必要とする道路の整備は計画的かつ迅速に進める必要があります。しかしながら、当地域における国道116号線は当市を含めいまだ法線決定がされていない地域がある現状であり、また国道289号線も全線開通していない状況であります。さらに、合併後の地域間の連絡道路網の整備も急を要しています。こうした中、道路整備費の財源等の特例に関する法律、租税特別措置法等の関係法令が本年度末に改正時期を迎えますが、もしこれらの特例措置が維持されない場合には道路整備事業に大幅な遅れが生じ、地域住民の日常生活の安全性や利便性の確保に重大な問題が生じます。以上のことから、地方の道路整備に重大な支障が生じることのないよう、関係法令を確実に成立させ、現行の暫定税率を維持するよう強く要望するため、政府関係機関へ意見書を提出するものであります。 意見書の内容につきましては記載のとおりであります。 全議員のご賛同をお願いをいたしまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 以上であります。
○議長(
星野義則君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議案第13号を
起立採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数であります。よって、発議案第13号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第91号から議案第95号まで
○議長(
星野義則君) 次に、日程第5 議案第91号から議案第95号まで、以上5件を
一括議題といたします。 当局より提案理由の説明を求めます。
◎
総務部長(神保至史君) それでは、私のほうから議案第91号と92号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 別冊になっています議案書の1ページをお願いいたします。最初に、議案第91号 燕市職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。このたびの条例の一部改正は、人事院が平成19年8月8日、国家公務員の給与等に関して勧告を行い、11月30日に国家公務員の給与改定を行うための一般職の職員の給与に関する法律が公布されたこと、また新潟県において10月11日に人事委員会の勧告が行われたことにより、本市においても給与改定を実施するために、燕市職員の給与に関する条例の一部改正を行うものでございます。 給与改定の概要につきましては、1点目が給与表の改定でありまして、初任給を中心に若年層に限定した給与月額の引き上げを行い、中高年齢層は据え置くことといたします。改定率につきましては、1級が1.1%、2級が0.6%、3級が0.0%、4級以上は改定しないこととなっております。これにより、初任給につきましては大卒が月額2,000円引き上げまして17万2,200円に、短大卒が1,800円引き上げまして15万2,800円に、高校卒が1,700円引き上げまして14万100円に改定するものでございます。 改定の2点目は、扶養手当の引き上げであります。子等に係る支給月額をこれまでの6,000円から500円引き上げて6,500円にするものでございます。また、条文中扶養親族たる子とあるものを扶養親族である子に改め、扶養親族たる要件とあるものを扶養親族としての要件に言いかえるものでございます。 この条例による給与改定は、平成19年4月1日から実施させていただくものでございます。 なお、このほかに国では期末手当、期末勤勉手当の支給月数を民間の年間支給割合に見合うように0.05月分の引き上げを行いますが、新潟県では期末勤勉手当の支給月数が県内の民間における特別給の年間支給割合とおおむね均衡していることから改定を行うことから、本市におきましても件の人事委員会が行った公務員給与の調査結果を参考に据え置くものでございます。 次に、別冊になってございます議案第92号でございます。平成19年度燕市
一般会計補正予算(第10号)についてご説明を申し上げます。このたびの補正は、人事院勧告に伴う給与改定により、職員の人件費の補正をお願いするものでございます。 平成19年度燕市の
一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによりお願いするものでございます。第1条は歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,327万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ332億365万円とさせていただき、第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表、歳入歳出予算補正によりお願いするものでございます。 2ページでございます。第1表、歳入歳出予算補正。歳入でございます。17款繰入金、補正額減額の1,327万1,000円、2項基金繰入金も同額であります。歳入の補正額合計、減額の1,327万1,000円。補正後の歳入合計を332億365万円にさせていただきまして、歳出でございます。 3ページでございます。1
款議会費、補正額減額の587万6,000円、1項議会費も同額であります。 2款総務費、減額の7,881万9,000円、1項
総務管理費、減額の5,079万1,000円、2項徴税費、減額の186万2,000円、3項戸籍住民基本台帳費、減額の13万5,000円、4項選挙費、減額の2,554万6,000円、6項監査委員費、減額の48万5,000円。 3款民生費、減額の3,006万3,000円、1項
社会福祉費528万3,000円、2項
児童福祉費、減額の1,742万4,000円、4項国民年金費、減額の1,792万2,000円。 4
款衛生費2,263万3,000円、1項保健衛生費1,762万9,000円、2項清掃費500万4,000円。 6
款農林水産業費2,950万1,000円、1項農業費も同額であります。 7款商工費1,147万円、1項商工費1,115万円、2項産業振興対策費32万円。 8
款土木費1,954万3,000円、1項土木管理費5,452万4,000円、4項
都市計画費、減額の3,498万1,000円。 10
款教育費1,834万円、1項
教育総務費2,459万5,000円、2項小学校費116万円、3項中学校費26万2,000円、4項幼稚園費62万5,000円、5項社会教育費、減額の196万8,000円、6項保健体育費、減額の633万4,000円。 歳出の補正額合計が減額の1,327万1,000円、補正後の歳出合計を332億365万円とお願いするものでございます。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎
健康福祉部長(塚原克典君) それでは、別冊の議案第93号をお願いいたします。議案第93号 平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由のご説明を申し上げます。 このたびの補正は、人事院勧告に伴う給与改定による職員の人件費の補正をお願いするものであります。平成19年度燕市の
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりお願いをするものであります。 歳入歳出予算の補正であります。第1条は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ309万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億4,505万8,000円とさせていただき、第2項において歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表、歳入歳出予算補正によりお願いをするものであります。 2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の歳入であります。8款繰入金、補正額減額の309万8,000円、1項一般会計繰入金同額であります。歳入の補正額合計、減額の309万8,000円、補正後の歳入合計を52億4,505万8,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 歳出であります。1款総務費、補正額減額の309万8,000円、1項
総務管理費同額であります。 歳出の補正額合計を減額の309万8,000円、補正後の歳出合計を52億4,505万8,000円とさせていただくものであります。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
◎
都市整備部長(池田清一君) 別冊になっております議案第94号をお願いいたします。議案第94号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 このたび補正をお願いいたします主な内容でありますが、人事院勧告に伴う給与改定による職員の人件費の補正をお願いするものであります。平成19年度燕市の
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。 第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ337万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億8,453万2,000円とさせていただくものであります。 第2項におきましては、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表、歳入歳出予算補正によりお願い申し上げるものであります。 2ページをお願いいたします。最初に歳入であります。4款繰入金、補正額337万1,000円、1項他会計繰入金同額であります。歳入補正額合計337万1,000円、補正後の歳入合計を36億8,453万2,000円とさせていただき、3ページをお願いいたします。 次に、歳出であります。1款総務費、補正額1,193万7,000円、1項
総務管理費同額であります。 2款下水道事業費、減額の860万円、1項下水道事業費同額であります。 3款下水道管理費3万4,000円、2項終末処理場管理費同額であります。 歳出補正額合計337万1,000円、補正後の歳出合計を36億8,453万2,000円とさせていただくものであります。 ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
◎
水道局長(皆川七男衛君) それでは、私のほうから別冊になっております議案第95号 平成19年度燕市
水道事業会計補正予算(第2号)の提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、人事異動及び人事院勧告に伴う人件費を補正させていただくものでございます。 第1条、総則でございます。平成19年度燕市
水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出でございます。平成19年度燕市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正させていただくものであります。支出で第1款水道事業費用、補正予定額485万5,000円を追加させていただき、予算額合計を14億9,657万8,000円にお願いするものでございます。第1項営業費用、同額の485万5,000円でございます。 第3条、資本的収入及び支出でございます。予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億7,723万2,000円を7億7,742万8,000円に、建設改良積立金1億5,015万7,000円を1億5,013万円に、過年度分損益勘定留保資金514万4,000円を533万6,000円に、当年度分損益勘定留保資金4億7,601万円を4億7,641万円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正させていただくものでございます。 支出でございます。第1款資本的支出、補正予定額を19万6,000円追加させていただきまして、予算合計を9億9,007万8,000円にお願いするものであります。第1項建設改良費につきましては、同額の19万6,000円をお願いいたします。 第4条で、議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしまして、予算第6条に定めた職員給与費2億9,428万4,000円を2億9,933万5,000円に改めさせていただくものであります。 以上、ご審議の上、決定賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
星野義則君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第91号 燕市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第92号 平成19年度燕市
一般会計補正予算(第10号)、議案第93号平成19年度燕市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第94号 平成19年度燕市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第95号平成19年度燕市
水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上5件を一括採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、議案第91号から議案第95号まで、以上5件は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第96号及び議案第97号
○議長(
星野義則君) 次に、日程第6 議案第96号及び議案第97号、以上2件を
一括議題といたします。 当局より提案理由の説明を求めます。
◎
商工観光部長(宇佐美憲一君) 追加議案書の7ページをお願い申し上げます。議案第96号 契約の締結について提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、燕市
産業史料館新館建設事業(建築)工事の請負契約の締結について議会の議決をお願いするものであります。本新館建設工事は、日本の金属洋食器展示室を始め、一般展示室、体験室、世界のスプーン館から成る新館建設工事のほか、外部通路及び既存施設の本館と矢立煙管館の改修工事を行うものです。去る12月11日に参加8つの特定共同企業体による一般競争入札を執行し、中越・氏田特定共同企業体、代表者燕市吉田若生町14番1号、株式会社中越興業県央営業所所長飯塚丘也が落札し、契約金額2億4,045万円で仮契約を締結させていただきました。つきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決をいただき、本契約を締結し、平成20年10月末の完成を目指し工事を進めてまいりたいと存じます。 ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、追加議案書の8ページをお願いいたします。議案第97号 契約の締結についての提案理由のご説明を申し上げます。本件は、燕市
産業史料館新館建設事業(
展示製作)工事の請負契約の締結について議会の議決をお願いするものであります。去る12月11日、参加3業者による指名競争入札を執行し、東京都千代田区紀尾井町3番23号株式会社トータルメディア開発研究所、代表取締役澤田敏企が落札し、契約金額1億7,692万5,000円で仮契約を締結させていただきました。つきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決をお願いし、本契約を締結し、平成20年10月末の完成を目指して工事を進めてまいりたいと存じます。 ご審議の上、ご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
星野義則君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 24番、齋藤廣吉君に発言を許します。
◆24番(齋藤廣吉君) それでは、産業史料館の新館の建設についてもう少し圧縮した中で建設をしてほしいということで、原案について反対の討論をさせていただきます。 この問題につきましては、旧燕市時代からの懸案事項でございまして、燕市で産業ミュージアムということで12億円の予算で決定をしたそうでございます。その後、合併協議会におきましていろいろ審議をいたし、その段階においては合併協議会においても決定をいたしました。これが約10億円でございます。その後、今年の当初予算で8億円という数字で上程をされ、可決をされたわけでございます。私もそのときは賛成を実はいたしました。当初予算を認めたのがなぜ反対をするのかという方もおられるかと思います。私も随分悩んだところでございます。しかしながら、なぜ反対をするかといいますと、私の不勉強で史料館の入館数、先ほども全員協議会の中で申し上げたところでございますが、年間五千数百人、過去5年間を見ますと4,000人台が2回もあるということでございます。これもいろんな企画をした中でこれしか入っていないというのが実態でございます。また、入館料につきましては五十数万円であると。それに対して年間約2,500万円の維持管理費がかかっているということでございます。 しかし、新館になったらどう変わるのか。先ほどの全員協議会の中で宇佐美部長は5万人を見込んでおるということでございます。そして、維持管理費も4,200万円と当然膨れ上がるわけでございますが、私は5万人入ればこれは大成功だと思っております。しかしながら、どう考えても私は5万人は入らないというふうに思います。こういう施設については営利を目的とするわけでございませんので、当然持ち出しがあってしかるべきでございます。しかしながら、あまりにもこの先の入館者が私は見込めないというふうに判断をした中で、建物を少し縮小をしながら、そして数ある展示品をちょいちょいと小まめに入れかえをすることによって、かえってむしろそれが入館者増につながっていくんじゃないかなと、そのように私は思っております。 今来年度予算に取りかかっているという話でございます。枠配分というようなことで、各部局とも非常に厳しい予算編成をやっているというような話も聞いております。また、議会のたびにいろんな議員の方々から財政問題について当局に質問をいたしております。私もそういう面からして非常に財政が厳しくなっていく、この300億円の中のわずかな4,200万円と言うかもわかりませんが、これは後年度負担となって圧迫をしてくるわけでございます。そのようなことから、私はこのような今提案をされたそのものずばりについては私は反対をいたしまして、少しでも圧縮をした中で建設を是非やっていただけるよう当局からご一考を願いたいと思っております。そうすることが市民の皆様方から理解を得られる、そのように私は思っております。どうか良識のある議員の皆様方の賛同に期待をいたしまして、反対の討論といたします。
○議長(
星野義則君) 次に、26番、土田昇君に発言を許します。
◆26番(土田昇君) 私もこの96、97、一括してくると思うんで、この2つの議案に対して反対の立場で討論をさせていただきますので、皆さん方からご理解を賜りたいと、このようにまず最初に申し上げておきます。 今日も午前中あれだけ長い時間をかけて、本当に多くの議員の皆さんがこの議案に対していろいろと審議をなされました。今ほども同僚議員発言されたように財源問題、この内訳、8億1,200万円出てまいりますし、さらには入場者、細かくは重複しますから私は申し上げませんが、5万人に対してはこれは努力目標ですとまたトーンが下がりました。そして、3つ目には管理費、私も本当にこの管理費が先ほど来申しているように七千五、六百万円のお金が大変だから、500万円を補てんするがゆえに案件は違いますが、
利用料金を上げる、こう提案をされている。また新たに今日はこの一方、これが4,200万円また管理費かかる。このように午前中の質疑の中で金額が明らかになりました。建物をつくって、またさらに年間の管理費がこれだけ要する。 ただし、私が今日ここで申し上げたいのは入札が既に終わっているんです。だから、それがゆえに私は本来ここまで来るにもう少し皆さん方から慎重にやってほしかった。いや応なしにこれが今日ここで白黒つければ、この予算で執行されるはずであります。そして、私先ほども若干申し上げましたが、これが本当に市長が以前から申し上げている優先順位なんだろうか、これが最優先してくる議案なんだろうか、私は甚だ疑問に感じる。まだまだやるべき仕事はいっぱいあるはずなんです。今市民の皆さんが求めているもの、市民の目線で見たものいっぱいあるはずなんです。それをこれだけのお金がかかるにもかかわらず、やり無理今日談合の指摘をされても、昨日入札終わって今日のこの議会にかけて採択をいただいてゴーサインを出してくれよと、こういう提案なんだろうと思います。そして、この案件については特例債、
まちづくり交付金、今同僚議員も申されたように、非常に財政的には20年度、21年度、22年度になったらもっと厳しい財政が目に見えているんです。そういう中で合併特例債事業に載せたんだからいいよ、そういう形でもしこれを押し通すとするならば、私はやはりいろいろな問題が出てくるんだろう、今後出てきます。 それだけに私は今日ここで1つ提案、ならばどうすればいいんだ。皆さんにも私ご提案を申し上げたい。今の産業史料館、ここのスペースを最大限に利用する、そしてどうしてもそれが無理であれば私どもが1億5,000万円のお金を投入して燕工業高校を買いました。その一角、一つの教室の中に当面はそこで市民の皆さんが見ていただけるような状況をつくるべきなんだろうというのが私の今回のこの提案でありますし、非常にこの件については私もわからんところでどんどん、どんどん事が進んで入札が終わりました。結果報告、結論、それも昨日やり無理に重ねてですが、入札をやり直して今日の議会に間に合わせて、やり無理これを通すということについては、私はどうしても理解ができない。 そういう立場で私は反対討論といたしますので、この点について本当にこれからの財政を憂う、心配をされる同僚議員の皆さん方、すべてそうだと思いますが、皆さん方のご理解を賜りまして、私は対案で対応いたしたいと思うので、皆さんのご理解をお願いをいたしまして、この場からの反対討論といたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
◆22番(大岩勉君) 前段のお二人は反対の討論ということだけど、私は賛成の立場でもって討論をさせていただきます。 私の考えでは、分水さくら公園、吉田95号線と比べても最優先順位が産業史料館、現在の96、97号を優先すべきという考えであります。というのは、新燕市の産業界、また多くの市民が望んでいるのは皆さんご承知のとおりだと思います。そういう中に先行投資して新しい燕市を大きく世界に、また日本にアピールする絶好の機会ではないかと思います。そういう意味でもちまして、最優先順位、前段の議員と違いましてこれがやっぱり私はどちらかというと燕市の最重点課題じゃないかと思いますし、賛成の立場でもって意見を述べさせていただきました。
◆4番(タナカ・キン君) 私も今大岩議員と同様であります。燕は産業のまちであります。そこに産業史料館の隣に今度は新館ができます。これでやっとそこに行くと燕の産業また文化、過去から現在、新館のほうには今現在の例えば燕市のすばらしいデザインのものが並べられるでしょうし、またいつもいろんなところで未来に羽ばたく。それが一堂にやっと見れる場所ができるわけです。 そうすると、例えば他の同僚議員もったいない、それはわかります。ただ、私は今回のいろんな入札のあり方とか、私たちに例えば報告があまりない。午前中あんなにも言ったにもかかわらず、今の段階でまだ完成予想図が今出してくれればよかったのになとつくづく思うんだけれども、そういうことはありますけれども、燕が産業のまちとしてあれに力を入れなくてそれこそ何に力を入れるんですか。産業と観光とかいっても観光客を泊める宿泊施設も全くないようなまちで、果たして産業プラス観光のまちと言えるのかどうか。私は、燕はこれからもやっぱり新燕市として産業のまちであってほしいと。そのことからもこの件に関しては強く皆様方にもお願いしております。私賛成の立場でございます。
○議長(
星野義則君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ほかに討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 反対がありますので、起立によって採決いたします。 最初に、議案第96号 契約の締結について(燕市
産業史料館新館建設事業(建築)工事)を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数であります。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第97号 契約の締結について(燕市
産業史料館新館建設事業(
展示製作)工事)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
星野義則君) 起立多数であります。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第98号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について
○議長(
星野義則君) 次に、日程第7 議案第98号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 当局より提案理由の説明を求めます。
◎
総務部長(神保至史君) 別冊になってございます議案書の1ページでございます。議案第98号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。 このたびの条例の一部改正は、観光モニュメント設置工事に関しまして市長及び
商工観光部の事務を担任する副市長のそれぞれの給料を減額するため、燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正を行うものでございます。 改正の内容でありますが、本文の附則の第3項として減額するための規定を加えさせていただき、給料月額につきましては別表に定める額を支給することとされていますが、この規定にかかわらず、平成20年1月の給与についてそれぞれ100分の10に相当する額を減じた額とするものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行させていただくものでございます。 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
星野義則君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第98号を採決いたします。 本案については原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) それでは、ご異議なしと認めます。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 閉会中の
継続調査の申し出について
○議長(
星野義則君) 次に、日程第8 閉会中の
継続調査の申し出についてを議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第102条の規定により、お手元に配りました申出書写しのとおり閉会中の
継続調査の申し出がありましたので、お諮りいたします。申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
星野義則君) ご異議なしと認めます。よって、申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決定いたしました。
○議長(
星野義則君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部議了いたしましたので、これで本日の会議を閉じ、平成19年第4回
燕市議会定例会を閉会いたします。 午後 3時23分 閉会...