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12月15日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 見附市議会 2015-12-15
    12月15日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    平成27年 第4回(12月)定例会    平成27年第4回(12月)見附市議会定例会会議録(第4号)〇議事日程 第4号平成27年12月15日(火曜日) 午前10時開議諸般報告                                        第 1 議第76号 見附職員定数条例の一部を改正する条例制定について             議第77号 見附個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について           議第78号 見附税条例等の一部を改正する条例制定について               議第79号 見附入湯税条例の一部を改正する条例制定について              議第80号 見附国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について          議第81号 見附介護保険条例の一部を改正する条例制定について             議第82号 見附ガス供給条例の一部を改正する条例制定について             議第83号 平成27年度見附一般会計補正予算(第3号)                 議第84号 平成27年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)         議第85号 平成27年度見附介護保険事業特別会計補正予算(第1号)           議第86号 平成27年度見附水道事業会計補正予算(第2号)               議第87号 平成27年度見附ガス事業会計補正予算(第2号)               議第88号 平成27年度見附下水道事業会計補正予算(第1号)              議第89号 平成27年度見附病院事業会計補正予算(第1号)               議第90号 新潟市町村総合事務組合規約変更について                  議第91号 見附コミュニティ銭湯指定管理者指定について               議第92号 刈谷田川防災公園内「道の駅」及び「駐車場」の指定管理者指定について     議第93号 見附文化ホール指定管理者指定について                  議第94号 見附市立へき地保育所指定管理者指定について            第 2 議第95号 固定資産評価審査委員会委員選任について               第 3 議第96号 人権擁護委員候補者推薦について                       議第97号 人権擁護委員候補者推薦について                   第 4 発議第7号 拉致事件解決を求める意見書提出について                  発議第8号 平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書の          提出について                             第 5 請願第3号 平和安全法制整備法安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める請願                                               〇本日の会議に付した事件 議事日程と同じ                                            〇出席議員(17人)   1番   佐  野  統  康        2番   池  山  廣  喜   3番   小  川  秀  男        4番   渡  辺  美  絵   5番   佐  野     勇        6番   大  坪  正  幸   7番   重  信  元  子        8番   押 野 見  淺  一   9番   五 十 嵐     勝       10番   渋  谷  芳  則  11番   木  原  大  輔       12番   小  泉     勝  13番   高  橋  健  一       14番   関     三  郎  15番   亀  田     満       16番   久  住  裕  一  17番   佐 々 木  志 津 子                                            〇欠席議員なし)                                            〇説明のため出席した者       市     長    久   住   時   男       副  市  長    清   水   幸   雄       会 計 管理者兼    岡   田   恵   子       会 計 課 長       企 画 調整課長    金   井   薫   平       まちづくり課長    岡   村   守   家       総 務 課 長    池   山   久   栄       市 民 生活課長    小   林   智   己       税 務 課 長    高   橋   弥   一       地 域 経済課長    森   澤   亜   土       農林創生課長兼    渡   邉   秀   晃       農 業 委 員 会       事 務 局 長       建 設 課 長    得   間   謙   一       健 康 福祉課長    細   川   與 司 勝       病 院 事 務 長    大   橋   耕   一       ガ ス 上下水道    長 谷 川       仁       局     長       消  防  長    中   澤       博       教 育 委 員 会    長 谷 川   浩   司       教  育  長       教 育 委 員 会    星   野       隆       事  務  局       教 育 総務課長       教 育 委 員 会    松   井   謙   太       事  務  局       学 校 教育課長       教 育 委 員 会    土   田   浩   司       事  務  局       こ ど も 課 長       監 査 委 員    田   伏       智       事 務 局 長                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    佐   藤   貴   夫       議 事 係 長    松   原       司               午前10時00分  開 議 ○亀田満議長 これより本日の会議を開きます。  現在出席議員17人、全員であります。 △諸般報告亀田満議長 最初に、諸般報告をします。  まず、本定例会において付託した議案及び請願について、各常任委員長から審査報告書提出されています。  次に、追加議案として議員から意見書2件が提出されておりますので、後ほど審議をお願いします。  以上をもって諸般報告を終わります。 △日程第1 議第76号 見附職員定数条例の一部を改正する条例制定について      議第77号 見附個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について      議第78号 見附税条例等の一部を改正する条例制定について      議第79号 見附入湯税条例の一部を改正する条例制定について      議第80号 見附国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について      議第81号 見附介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議第82号 見附ガス供給条例の一部を改正する条例制定について      議第83号 平成27年度見附一般会計補正予算(第3号)      議第84号 平成27年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議第85号 平成27年度見附介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議第86号 平成27年度見附水道事業会計補正予算(第2号)      議第87号 平成27年度見附ガス事業会計補正予算(第2号)      議第88号 平成27年度見附下水道事業会計補正予算(第1号)      議第89号 平成27年度見附病院事業会計補正予算(第1号)      議第90号 新潟市町村総合事務組合規約変更について      議第91号 見附コミュニティ銭湯指定管理者指定について      議第92号 刈谷田川防災公園内「道の駅」及び「駐車場」の指定管理者指定について      議第93号 見附文化ホール指定管理者指定について      議第94号 見附市立へき地保育所指定管理者指定について ○亀田満議長 日程第1、第76号議案から第94号議案までの19件を一括して議題とします。  各常任委員会における付託議案審査の結果について、委員長報告を求めます。  まず、総務文教委員会五十嵐委員長。               〔五十嵐 勝総務文教委員長登壇〕 ◎五十嵐勝総務文教委員長 ただいま議題となっております議案のうち、総務文教委員会付託されました議案審査につきまして、その経過及び結果をご報告申し上げます。  本委員会は、去る12月10日午前10時から委員会室において開会し、説明のために市当局関係者出席を求め、委員8人全員出席のもとで審査に当たりました。  各議案とも本会議及び委員会における説明等参考慎重審査の結果、議第76号 見附職員定数条例の一部を改正する条例制定について、議第77号 見附個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、議第78号 見附税条例等の一部を改正する条例制定について、議第79号見附入湯税条例の一部を改正する条例制定について、議第83号 平成27年度見附一般会計補正予算(第3号)中本委員会関係部分、議第90号 新潟市町村総合事務組合規約変更について、議第93号 見附文化ホール指定管理者指定について、議第94号 見附市立へき地保育所指定管理者指定について、以上8件についてはいずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上をもって委員長報告を終わります。 ○亀田満議長 次に、産業厚生委員会渋谷委員長。               〔渋谷芳則産業厚生委員長登壇〕 ◎渋谷芳則産業厚生委員長 ただいま議題となっております議案のうち、産業厚生委員会付託されました議案審査につきまして、その経過及び結果をご報告申し上げます。  本委員会は、去る12月11日午前10時から委員会室において開会し、説明のために市当局関係者出席を求め、委員9人全員出席のもとで審査に当たりました。  各議案とも本会議及び委員会における説明等参考慎重審査の結果、まず議第80号 見附国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議第81号 見附介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議第82号 見附ガス供給条例の一部を改正する条例制定について、議第83号 平成27年度見附一般会計補正予算(第3号)中本委員会関係部分、議第84号 平成27年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第85号 平成27年度見附介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第86号 平成27年度見附水道事業会計補正予算(第2号)、議第87号 平成27年度見附ガス事業会計補正予算(第2号)、議第88号 平成27年度見附下水道事業会計補正予算(第1号)、議第89号 平成27年度見附病院事業会計補正予算(第1号)、議第91号 見附コミュニティ銭湯指定管理者指定について、議第92号 刈谷田川防災公園内「道の駅」及び「駐車場」の指定管理者指定について、以上12件についてはいずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上をもって委員長報告を終わります。 ○亀田満議長 ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて討論を終結します。  これより第76号議案から第94号議案の19件を一括して採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告どおり決定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、本案原案のとおり可決しました。 △日程第2 議第95号 固定資産評価審査委員会委員選任について ○亀田満議長 日程第2、第95号議案議題とします。  提案理由説明を求めます。  久住市長。               〔久住時男市長登壇〕 ◎久住時男市長 議第95号 固定資産評価審査委員会委員選任についてご説明を申し上げます。  固定資産評価審査委員山田博子さんから平成27年9月末をもって辞任したいとの申し出があり、10月より1名欠員となっております。その後任として齋藤三千代さんを選任したいというものでございます。齋藤さんは、銀行勤務の後、今町中学校教育補助員を務められ、現在は今町コミュニティ部会員や読み聞かせボランティア活動を行うなど、地域活動に熱心な方であります。議会のご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○亀田満議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて質疑を終結します。  お諮りいたします。第95号議案については人事案件でありますので、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、第95号議案については委員会付託及び討論を省略することに決定しました。  これより本案を採決します。  第95号議案 固定資産評価審査委員会委員選任については、これに同意することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、第95号議案 固定資産評価審査委員会委員選任については、これに同意することに決定しました。
    日程第3 議第96号 人権擁護委員候補者推薦について      議第97号 人権擁護委員候補者推薦について ○亀田満議長 日程第3、第96号議案及び第97号議案の2件を一括して議題とします。  提案理由説明を求めます。  久住市長。               〔久住時男市長登壇〕 ◎久住時男市長 議第96号 人権擁護委員候補者推薦についてご説明申し上げます。  樺澤富也さん、来年3月31日をもちましての任期が満了いたします。引き続き人権擁護委員候補者として推薦したいので、議会意見を求めるものでございます。任期満了までまだ日数がございますが、法務大臣への推薦日程上、次の議会では間に合いませんので、今回提案をさせていただきました。ご同意を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  続きまして、議第97号 人権擁護委員候補者推薦についてでございます。新潟地方法務局長から平成27年9月30日をもって辞任された山田博子さんの後任候補者推薦について依頼がありました。後任として大山明雄さんを推薦したいので、議会意見を求めるものであります。大山さんは、本年3月まで県内小学校に勤務され、現在は見附適応指導教室指導員を務められております。教員時代に培った人権教育の経験を生かし、人権意識、思想の普及、高揚に意欲を持った方であられます。ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○亀田満議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて質疑を終結します。  お諮りいたします。第96号議案及び第97号議案の2件は人事案件でありますので、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、第96号議案及び第97号議案の2件については委員会付託及び討論を省略することに決定しました。  議題のうち、まず第96号議案を採決いたします。  第96号議案 人権擁護委員候補者推薦については、これを適任とすることに異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、第96号議案 人権擁護委員候補者推薦については、これを適任とすることを決定しました。  次に、第97号議案を採決いたします。  第97号議案 人権擁護委員候補者推薦については、これを適任とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、第97号議案 人権擁護委員候補者推薦については、これを適任とすることに決定しました。 △日程第4 発議第7号 拉致事件解決を求める意見書提出について      発議第8号 平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書提出について ○亀田満議長 日程第4、発議第7号及び発議第8号の2件を一括して議題とします。  発議第7号及び発議第8号について、提案理由説明を求めます。  発議第7号及び発議第8号、9番、五十嵐議員。               〔五十嵐 勝議員登壇〕 ◎五十嵐勝議員 お手元に配布してあります発議第7号、第8号につきまして、提出者としてご説明申し上げます。  まず、発議第7号、拉致事件解決を求める意見書でございますが、北朝鮮による日本人拉致事件は、国家の主権と日本国民の生命、人権にかかわる重大な問題であります。拉致被害者家族が高齢化していることなどを踏まえると、拉致被害者全員の帰国に向け、早急な対応が必要です。国会並びに政府におかれましては、北朝鮮との交渉に当たり、関係諸国国際機関と連携し、政府一体となって全ての拉致被害者を早急に救出し、一日も早い拉致事件解決を図るよう強く要望し、内閣総理大臣ほか衆参両院議長関係大臣内閣官房長官宛て意見書提出するものです。  次に、発議第8号、平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書でございますが、さきの国会において多くの慎重審議を求める中、採決されました平和安全法制安保関連法について、国民理解不安解消に至っていないことも事実であることから、政府国民理解をさらに深めるための真摯な努力説明を続けていくこと、慎重かつ透明性を持った適正な運用に努め、テロ等国民に危害が及ばないよう最大限の努力をしていくこと、国際社会と連携し、世界平和のため、諸外国との連携を築くことを強く要望し、内閣総理大臣ほか衆参両院議長宛て意見書提出するものです。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○亀田満議長 これより質疑に入ります。  まず、発議第7号に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 発議第8号に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて質疑を終結します。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第7号及び発議第8号の2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、発議第7号及び発議第8号の2件については委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。  まず、発議第7号に対して討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 これにて討論を終結します。  これより発議第7号を採決します。  本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○亀田満議長 ご異議なしと認めます。  したがって、本案原案のとおり可決されました。  次に、発議第8号に対して討論はありませんか。  高橋議員。               〔高橋健一議員登壇〕 ◆高橋健一議員 ただいま議題となっております発議第8号 平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書提出について、反対の立場で討論いたします。  歴代自民党政権憲法上できないとしてきた集団的自衛権憲法解釈を一内閣閣議決定で180度転換したもので、立憲主義民主主義平和主義を破壊するもので、絶対に許すことはできません。安保関連法は廃止せよの声は、国内外に満ちています。6月4日の衆議院憲法審査会で与野党から推薦された長谷部恭男小林節笹田栄司さんの3人の憲法学者がそろって憲法違反と述べられました。以後、衆参両院参考人質疑などで同様の批判が繰り返され、集団的自衛権行使合憲性の根拠はことごとく崩れました。政府与党は、学者が判断するのではない、最高裁の判断に基づいて政府が判断するとの傲慢の態度をとり、繰り返しました。ところが、山口繁最高裁長官が沈黙を破り、少なくとも集団的自衛権行使を認める立法は違憲と強く指摘しました。国会審議中の各種アンケートでも反対が6割から7割と、賛成の倍にも及び、十分説明がされていない、今国会成立すべきではないが8割近くにも及ぶ中で、採決されたとは到底言いがたい騒然とした状況の中で採決されたことになったものであります。今までは自衛隊派兵は非戦闘地域との歯どめを外し、戦闘現場以外ならいつでも戦闘が起こるかもわからない戦闘地域でも軍事支援ができるものです。自衛隊員が人を殺し、またみずからも殺される危険性があります。無制限の武器輸送弾薬提供危険性も指摘されるなど、まさに世界のどこへでも出かけ、殺し、殺される状況が生まれます。成立後の新聞各社世論調査でも、安保関連法成立を評価する31%、評価しない58%、十分説明していない82%、読売新聞など、9月21日、各紙にアンケートが掲載されましたが、いずれも反対意見が大きく上回っています。成立後も国民は、国会で通ったから仕方がないなどと諦めていません。多層な市民運動の廃案を求める運動が日増しに広がっており、若者憲法集会実行委員会黒津和泉さんは、戦争によって人生をめちゃくちゃにされたくない、戦争できるようにする法律には断固反対ですと述べています。安保関連法反対するママの会の西郷南海子さんは、誰の子どもも殺させない、戦争協力反対の声を上げ、手をとり合いましょうと声を上げています。戦争法廃止立憲主義を取り戻す、この1点で野党は共同せよと各地で訴え、呼びかけを広げています。  今回提出された意見書は、3点にわたり履行することを求めています。誠意を持って国民説明するよう努めること。これは、8割前後の国民十分説明していないとのアンケートの結果があり、野党臨時国会を開き説明責任を果たせと迫っているにもかかわらず、それに応えない自公政権の責任は重いものがあり、まさにそのとおりです。国連憲章を遵守し、あらゆる国際社会と連携し、世界平和と我が国の平和のために不断の外交に努め、諸外国との良好な関係を築くこと。これも力対力、武力対武力では平和は望めません。当然のことと考えますが、最後、平和安全法制整備法の関連法の運用に当たっては国民の議論と国民の声を尊重し、国民の生命、財産を守り、テロ等国民に危害が及ばないよう最大限に努力すること。これは、「国民の議論と声を尊重し」と言いながら、「運用に当たっては」としており、立憲主義違反と指摘されている安保関連法の容認を前提にしておるものです。安保関連法廃案を求める多数の国民世論の声に応えるものではありません。この意見書に賛成することは、市民の声の代弁者である市議会が廃案を求める大きな国民の声に背を向けることであり、断じて許せません。  以上の立場で反対討論といたします。議員各位の賢明な判断をお願いいたします。 ○亀田満議長 渡辺議員。               〔渡辺美絵議員登壇〕 ◆渡辺美絵議員 ただいま議題となっております発議第8号 平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書提出について、賛成の立場で討論いたします。  国会は、平和安全法制安保関連法を我が国の安全保障にとって大変大きな意味を持つものとして可決いたしましたが、成立の過程においては衆参両院合わせて200時間を超える審議が行われたにもかかわらず、争点が違ったかみ合わない議論に終始し、国会審議においては憲法学者等が違憲とする中、多くの国民が不安や疑念を感じ、さまざまな世代の反対運動もあり、多くの慎重審議を求める声がある中で採決に至りました。平和を願う気持ちは日本国民共通のものでありながら、この法律に対する国民理解不安解消に至っていないことも事実であります。私は、子を持つ親の立場から、子どもたちの未来が戦争のない世界であってほしいと強く願っております。国の安全保障については、広く国民合意の上で安全保障に対する国民理解を得ていく努力が必要でないかと考えます。  そこで、政府においては、成立はいたしましたが、安保関連法について国民にしっかりと説明をする真摯な努力を続けていくことはもとより、慎重かつ透明性を持った適正な運用に努めるよう、現実問題として法案が通ってしまった今、国に対して地方自治体、議会として何らかの声を上げる必要があると考えます。意見書の内容は、誠意をもって国民説明に取り組んでほしいこと、国民の生命、財産を守り、国民に危害が及ばないよう最大限努力すること、あらゆる国際社会と連携し、諸外国と良好な関係を築くことを強く要望しており、内容としては地方議会として国に上げるべきものと考えます。したがって、平和安全法制整備法等安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める意見書は願意妥当であり、見附議会として採択し、国に意見書を上げるべきと考え、討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○亀田満議長 これにて討論を終結します。  発議第8号を起立により採決します。  本案原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○亀田満議長 起立多数であります。  したがって、本案原案のとおり可決されました。 △日程第5 請願第3号 平和安全法制整備法安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める請願亀田満議長 日程第5、請願第3号を議題とします。  常任委員会における審査の結果について、委員長報告を求めます。  総務文教委員会五十嵐委員長。               〔五十嵐 勝総務文教委員長登壇〕 ◎五十嵐勝総務文教委員長 ただいま議題となっております請願第3号 平和安全法制整備法安保関連法」の慎重かつ適正な運用を求める請願について、本委員会における審査経過及び結果をご報告申し上げます。  本請願の趣旨は、多くの慎重審議を求める中、さきの国会で採決された平和安全法制安保関連法について、国民理解不安解消に至っていないことも事実であることから、政府国民理解をらに深めるための真摯な努力説明を続けていくことにより、慎重かつ透明性を持った適正な運用に努めるよう求め、国に対して意見書提出を願うものであります。  委員会において質疑の後、討論に入り、賛否両論がありましたが、起立採決の結果、採択すべきものと決定しました。  以上をもって委員長報告を終わります。 ○亀田満議長 ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。               〔発言する者なし〕 ○亀田満議長 これにて質疑を終結します。  請願第3号につきましては先ほどの発議第8号と同じ趣旨のものであり、意見書の可決によって、一事不再議の原則により、採決されたものとみなします。 ○亀田満議長 以上で本日の日程は全部終了しました。  これにて平成27年第4回見附議会定例会を閉会いたします。               午前10時31分  閉 会...