平成29年 9月 定例会(第3回) 平成29年第3回十日
町市議会定例会会議録 平成29年9月7日(第1日目)1. 出席議員(24名) 1番 星 名 大 輔 君 2番 根 津 年 夫 君 3番 富 井 高 志 君 4番 水 落 静 子 君 5番 滝 沢 繁 君 6番 山 口 康 司 君 7番 大 嶋 由紀子 君 8番 福 崎 哲 也 君 9番 村 山 達 也 君 10番 高 橋 俊 一 君 11番 小 林 均 君 12番 吉 村 重 敏 君 13番 遠 田 延 雄 君 14番 藤 巻 誠 君 15番 樋 口 利 明 君 16番 鈴 木 和 雄 君 17番 小 林 弘 樹 君 18番 宮 沢 幸 子 君 19番 安 保 寿 隆 君 20番 小 林 正 夫 君 21番 鈴 木 一 郎 君 22番 太 田 祐 子 君 23番 小野嶋 哲 雄 君 24番 庭 野 政 義 君 1. 欠席議員(0名) 1. 欠 員(0名) 1.
事務局職員 事 務 局 長 長谷川 智 君 次 長 鈴 木 勝 君 議 事 係 長 上 野 新 吾 君 主 任 小見山 拓 真 君 嘱 託 職 員 池 田 好 恵 君 1. 説明のため出席した者 市 長 関 口 芳 史 君 副 市 長 村 山 潤 君 教 育 長 蔵 品 泰 治 君 総 務 部 長 笠 原 実 君 市 民 福祉部長 柳 久 君 産 業
観光部長 渡 辺 正 範 君 建 設 部 長 神 田 真太郎 君
子育て教育部長 渡 辺 健 一 君
環境エネルギー 池 田 克 也 君 文 化 スポーツ 富 井 敏 君 部 長 部 長 企 画
政策課長 鈴 木 政 広 君 総 務 課 長 田 口 秀 樹 君 財 政 課 長 金 澤 克 夫 君 福 祉 課 長 古 澤 幸 男 君
子育て支援課長 樋 口 幸 宏 君 医 療 介護課長 小 林 良 久 君 産 業
政策課長 渡 辺 正 彦 君 農 林 課 長 庭 野 和 浩 君 観 光
交流課長 樋 口 正 彰 君 建 設 課 長 齋 木 修 君 都 市 計画課長 藤 巻 裕 君 エ ネ ル ギ ー 蔵 品 徹 君 政 策 課 長 上 下 水道局長 福 島 一 典 君 教 育 総務課長 長谷川 芳 子 君 学 校
教育課長 川 崎 正 男 君 生 涯 学習課長 鈴 木 規 宰 君 文 化 財 課 長 佐 野 誠 市 君 川 西 支 所 長 南 雲 浩 君 中 里 支 所 長 吉 楽 重 敏 君 松 代 支 所 長 樋 口 彰 君 松 之 山支所長 中 島 一 男 君 1.
議事日程 第1号 平成29年9月7日 午前10時 開議 諸般の報告 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第127号
人権擁護委員候補者の推薦 第 4 議案第128号
損害賠償の額を定めること 第 5 議案第129号 十日町市
里山文化交流施設条例の一部を改正する
条例制定 第 6 議案第130号 市道の認定 第 7 議案第131号 字の変更 第 8 議案第132号 十日町市ほくほく
線高架下駐車場条例制定 第 9 議案第133号 十日町市
まちなかステージ立体駐車場条例制定 第10 議案第134号 平成29年度十日町市
一般会計補正予算(第3号) 議案第135号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号) 議案第136号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第137号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第138号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第139号 平成29年度十日町市
水道事業会計補正予算(第2号) 第11 議案第140号 平成28年度十日町市
一般会計歳入歳出決算認定 議案第141号 平成28年度十日町市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定 議案第142号 平成28年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定 議案第143号 平成28年度十日町市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定 議案第144号 平成28年度十日町市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定 議案第145号 平成28年度十日町市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第146号 平成28年度十日町市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第147号 平成28年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第148号 平成28年度十日町市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定 第12 請願第 3号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願 1. 本日の会議に付した事件 日程第1
│ 日程第12 〇 午前10時00分 開 会
○議長(
庭野政義君) これより平成29年十日町市議会第3回定例会を開会いたします。 ただいままでの
出席議員数は24人であります。 〇 午前10時01分 開 議
○議長(
庭野政義君) これより本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第12までの25件であります。
議会運営委員会の報告について、9月1日
議会運営委員会が開催されましたので、その結果について
議会運営委員会の報告を求めます。
議会運営委員長。
◆17番(小林弘樹君) おはようございます。9月1日
議会運営委員会が開催され、平成29年第3回定例会の議事について協議がなされましたので、その結果を報告いたします。 まず、お手元の
議案付託表をごらん願います。議案第127号、128号は即決といたします。 議案第129号から133号までの5件は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 また、議案第134号から139号までの
補正予算6件は即決といたします。 議案第140号から148号までの平成28年度決算に係る議案9件については、例年に倣い議長と
監査委員を除く議員で構成する
決算審査特別委員会を設置し、審査を行います。 次に、
請願文書表をごらん願います。請願第3号は、
総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、
一般質問発言順序表をごらん願います。
一般質問通告者は13人で、それぞれの質問題目、要旨は記載のとおりであります。 最後に、
定例会予定表をごらん願います。 9月7日、本日ですが、本会議で
上程議案の審議を行います。なお、平成28年度決算に係る議案ですが、本日は当局の概要説明にとどめ、本会議での質疑は明日の午後1時から行うことにいたします。 8日は、午前10時までに通告のあった決算に係る質疑を午後1時から議場で行いますので、午前は休会になります。また、本
会議終了後、平成28年度
決算審査特別委員会を開催し、正副委員長を選任するとともに、分科会を設置し、正副主査を選任いたします。 9日、10日は休会です。 11、12、13日は
一般質問で、3日間の人数割りはごらんのとおりです。 14日は、午前9時から
総務文教常任委員会を開催し、
委員会終了後は分科会に切りかえて
決算審査を行います。 15日は、午前9時から
産業建設常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。また、
分科会終了後、
議会運営委員会を開催します。 16、17、18日は休会です。 19日は、午前9時から
決算審査特別委員会第3分科会を開催します。 20日は休会です。 21日は、午前10時から
決算審査特別委員会正副主査会議を開催します。 22日、最終日ですが、午前10時から
決算審査特別委員会を開催し、
主査報告を行います。また、
特別委員会終了後は本会議を開催し、
委員長報告と
追加議案の審議を行います。さらに、
定例会閉会後には
全員協議会も予定されています。 したがいまして、会期は本日から9月22日までの16日間となります。 以上で報告を終わります。 〇
△諸般の報告
○議長(
庭野政義君) 諸般の報告であります。平成29年度新潟県
市議会議長会秋季定期総会の概要については、お手元に配付いたしてあります報告書をごらん願います。 また、報告第23号 平成28年度十日町市
普通会計健全化判断比率の報告についてから報告第34号 専決処分の報告についてまでの12件については、配付いたしてあります議案書の末尾及び各報告書をごらん願います。 〇
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
庭野政義君) 日程第1
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において太田祐子さん及び小野嶋哲雄君を指名いたします。 〇
△日程第2 会期の決定
○議長(
庭野政義君) 日程第2 会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月22日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、会期は16日間と決しました。 〇
△日程第3 議案第127号
人権擁護委員候補者の推薦
○議長(
庭野政義君) 日程第3 議案第127号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) おはようございます。議案書の1ページをよろしくお願いいたします。議案第127号
人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。
人権擁護委員の
南雲カツミさんの任期が平成29年12月31日で満了となります。つきましては、引き続き南雲さんを同委員に推薦をいたしたいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして議会の同意を求めるものでございます。 南雲さんは、平成21年1月に同委員に委嘱されまして、現在まで3期9年間委員として日夜ご活躍いただいております。その他の略歴につきましては次ページに記載されているとおりでございますけれども、今後もその豊富な経験とご見識を生かしていただいて、
人権擁護委員として地域住民のためにご尽力賜りたいと考えているところでございます。 ご同意いただきますと、法務大臣からの委嘱となりまして、任期は平成30年1月1日から平成32年12月31日までとなります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。以上であります。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第127号を起立採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第127号はこれに同意することに決しました。 〇
△日程第4 議案第128号
損害賠償の額を定めること
○議長(
庭野政義君) 日程第4 議案第128号
損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) 議案書の3ページをお開き願います。議案第128号
損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。 下記のとおり
損害賠償の額を定めたいので、
地方自治法第96条第1項第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 1の事故に伴う
損害賠償額は115万619円。その内訳は、
車両修理費が49万469円、治療費等が66万150円でございます。 2の
損害賠償の相手方は、市内在住の男性でございます。 事故の発生状況でございます。平成29年3月28日午後3時ごろ、国道117号本町7丁目地内の
十日町高架橋におきまして、信号待ちをしていた
相手方車両の後方に建設課の職員が運転する公用車が前方不注意により追突いたしました。その事故で相手方の車両を損傷させ、相手方の肩、腰等を負傷させたことに対する
損害賠償でございます。 なお、相手方との示談につきましては平成29年7月22日に交渉を行い、内諾をいただいているところでございまして、
損害賠償につきましては
全額保険から支払われる予定でございます。今後職員に対し、一層の事故防止及び安全運転の徹底に努めてまいる所存でございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださりますようお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第128号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
庭野政義君) 起立多数であります。 よって、議案第128号は可決されました。 〇
△日程第5 議案第129号 十日町市
里山文化交流施設条例の一部を改正する
条例制定
○議長(
庭野政義君) 日程第5 議案第129号 十日町市
里山文化交流施設条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) 4ページをお願いいたします。議案第129号 十日町市
里山文化交流施設条例の一部を改正する
条例制定についてご説明申し上げます。
条例要旨の1ページ並びに
新旧対照表も1ページをあわせてごらんください。昨年度から整備を進めてまいりました
清津倉庫美術館の改修工事が完了いたしまして、施設の区分及び使用方法が一部変更となったこと、それに伴いまして使用料を改定する必要が生じたことから、別表第1、第1項の表を改めるものでございます。 附則は、この条例の施行日を平成29年10月1日からとするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第129号は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第6 議案第130号 市道の認定
○議長(
庭野政義君) 日程第6 議案第130号 市道の認定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) 議案書の5ページお開き願います。議案第130号 市道の認定についてご説明を申し上げます。 道路法第8条第1項の規定により、次の路線を市道に認定したいので、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 路線の位置につきましては、次の6ページと7ページに記載されておりますので、あわせてごらん願います。今回市道の認定の議決をお願いします路線は、
整理番号13120、本町6の1丁目線及び
整理番号13121、幸町4号線の2路線でございます。2路線とも地元が改築を行った道路でございまして、地元の要望により新規に認定をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第130号は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第7 議案第131号 字の変更
○議長(
庭野政義君) 日程第7 議案第131号 字の変更についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) 議案書の8ページをお開き願います。議案第131号 字の変更についてご説明を申し上げます。
地方自治法第260条第1項の規定によりまして、当市の区域内の字を市街第10計画区は次の9ページから32ページまで、市街第11計画区は36ページから56ページまでのとおりに変更し、その施行日を
国土調査法第19条第2項の規定による国土調査の成果の認証日とするものでございます。 なお、変更区域の位置及び区域につきましては市街第10計画区は33ページから35ページまで、市街第11計画区は57ページから59ページまでのとおりでございます。 本議案による字の変更は、市が取り組んでおりますわかりやすい住居表示のため、地籍調査とともに行うものでございます。平成28年度に1筆調査が完了しました千代田町ほか、10の行政区の名称と同一の地番区域に改めるものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第131号は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第8 議案第132号 十日町市ほくほく
線高架下駐車場条例制定
○議長(
庭野政義君) 日程第8 議案第132号 十日町市ほくほく
線高架下駐車場条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) 続きまして、議案書の60ページをお開き願います。議案第132号 十日町市ほくほく
線高架下駐車場条例の制定についてご説明を申し上げます。
条例要旨の2ページもあわせてごらんください。本条例は、十日町駅の
鉄道利用者の利便を図るため、十日町市ほくほく
線高架下駐車場の設置及び管理について規定するものでございます。 第1条では駐車場の設置を、第2条では駐車場の名称及び位置を規定しております。 次に、第3条及び第4条では供用に関する時間や休止等について規定しております。 次に、第5条では駐車できる自動車の種別及び要件を規定しており、第6条から第8条までは利用に関する区分、許可や制限及び許可の
取り消し等について規定をしております。 次に、第9条から第11条までは使用料について規定し、第12条から第17条までは駐車場での
禁止行為や事故等の
損害賠償などについて規定をしております。 次に、第18条及び第19条では
指定管理に係る管理者の指定や業務及び
利用料金等について規定をしており、第20条では条例の施行に関し、
必要事項は規則で定める旨を規定しているところでございます。 附則といたしまして、第1項ではこの条例の施行日を平成29年11月1日としております。 附則第3項では、十日町市ほくほく
線駅前広場条例第2条に
高架下駐車場が規定されており、本条例の制定でこれが重複することから、それを削除するものでございます。 最後に、別表では駐車場の一時利用と
定期利用の使用料について規定をしております。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第132号は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第9 議案第133号 十日町市
まちなかステージ立体駐車場条例制定
○議長(
庭野政義君) 日程第9 議案第133号 十日町市
まちなかステージ立体駐車場条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) 続きまして、議案書の65ページをお開き願います。議案第133号 十日町市
まちなかステージ立体駐車場条例制定についてご説明を申し上げます。
条例要旨の5ページもあわせてごらんください。本条例は、十日町市
中心市街地活性化基本計画の基本理念であります新たなにぎわいに満ちた魅力あるまちの創造に基づきまして、十日町市
まちなかステージの利用者や市民及び
中心市街地を訪れる方の利便の向上を図るため、十日町市
まちなかステージ立体駐車場の設置及び管理について規定をするものでございます。 第1条では駐車場の設置を、第2条では駐車場の名称及び位置を規定しております。 次に、第3条及び第4条では供用に関する時間や休止等について規定をしております。 次に、第5条では駐車できる自動車の種別及び要件を規定しており、第6条から第8条までは利用に関する区分、許可や制限及び許可の
取り消し等について規定をしております。 次に、第9条から第11条までは使用料について規定し、第12条から第17条までは駐車場での
禁止行為や事故等の
損害賠償などについて規定をしております。 次に、第18条及び第19条では
指定管理に係る管理者の指定や業務及び
利用料金等について規定をしており、第20条では条例の施行に関し、
必要事項は規則で定める旨を規定しております。 附則といたしまして、第1項ではこの条例の施行日を平成29年12月1日としています。 最後に、別表では駐車場の一時利用と
定期利用の使用料について規定をしております。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第133号は、
産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第10 議案第134号 平成29年度十日町市
一般会計補正予算(第3号) 議案第135号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号) 議案第136号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第137号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第138号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第139号 平成29年度十日町市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(
庭野政義君) 日程第10 議案第134号 平成29年度十日町市
一般会計補正予算(第3号)から議案第139号 平成29年度十日町市
水道事業会計補正予算(第2号)までの
補正予算6件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) それでは、議案第134号 平成29年度十日町市
一般会計補正予算(第3号)を議会にご提案するに当たりまして、概要についてご説明をいたします。 まず、
補正予算の規模でありますけれども、8億4,252万8,000円の追加で、補正後の予算規模は362億6,150万9,000円となります。 それでは、主な内容についてご説明いたします。歳出であります。総務費の集会施設維持管理経費につきまして、地元からの要望に基づきまして早急に修繕が必要な集会施設5カ所の工事費及び補助金を合わせ、292万6,000円を追加計上いたしました。いずれも地元が6割負担するものでありまして、内訳としましては工事費としては犬伏集落センターに60万7,000円、補助金として上原桂会館に35万4,000円、中屋敷集落センターに122万3,000円、新町新田ふれあいセンターに22万円、蓬平集落センターに52万2,000円でございます。 次に、民生費の放課後児童健全育成事業でありますが、これは中里なかよし保育園の民営化に伴いまして放課後児童クラブが移転する必要が生じたということで、保育園のほうから田沢小学校体育館棟に移転をしたいと。その部屋の改修など、移転経費として1,047万8,000円を計上するものでございます。 次に、衛生費の医療施設整備等支援事業でございますが、お二人の医師から市街地での診療施設の新規開業のお話をいただいておりまして、その施設整備及び設備の整備についての補助金、補助率2分の1といたしまして1億2,000万円を計上するものでございます。 商工費では、清津峡観光施設整備事業におきまして、新潟県からの補助金も追加充当させていただく中でデザイン性にすぐれたトイレ設備の追加など、トンネル改修工事費及び解体費へのアスベスト等処分費の追加経費といたしまして6,125万7,000円の追加計上をするものであります。 そして、大地の芸術祭推進費におきましては、来年の第7回展に向けまして、拠点施設のリニューアル経費ほかといたしまして合計1億7,832万2,000円を追加するものであります。 次に、土木費ですが、道路橋りょう修繕事業におきまして、市内全域における早急に修繕を要する道路等修繕経費1億402万円を追加するものでございます。内訳でありますが、十日町地域3,000万円、川西地域1,380万円、中里地域1,800万円、松代地域2,760万円、そして松之山地域1,400万円となっておりまして、このほかに認定外道路助成といたしまして62万円の計上をしておるものであります。 次に、教育費でありますが、中学校施設整備事業におきましては平成元年の建設以来塗装等大きな修繕を行っておらず、雨漏りが頻繁となっているために、水沢中学校の屋内体育館の屋根のふきかえ工事費といたしまして2,808万円を計上するものでございます。 最後に、災害復旧費であります。これは、6月30日から7月3日にかけて発生いたしました梅雨前線豪雨災害復旧費のうち、急を要する経費につきまして一部7月7日付で専決予算を計上したところでありますけれども、農林及び土木災害ともに公共債にかかわる災害復旧費ほかを追加計上いたしたものであります。 以上、
補正予算上程に当たりましてその概要のご説明をさせていただきましたけれども、引き続き
補正予算の内容につきましては財政課長から説明いたさせますので、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上であります。
○議長(
庭野政義君) 財政課長。
◎財政課長(金澤克夫君) それでは、私のほうから補足のご説明を申し上げます。
補正予算書の5ページをお願いいたします。第2表、地方債の補正でございます。上から3段目の災害復旧事業債で8,720万円の追加、その下、学校教育施設等整備事業債は2,100万円、その下の下、一般補助施設整備等事業債は4,500万円の新規計上でございます。下から2段目、臨時財政対策債は確定額に合わせた4,150万円の減額で、合計で1億4,530万円の追加、補正後限度額を51億2,720万円とさせていただくものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。10款1項1目地方交付税、説明欄、普通交付税は、7月の交付額決定を受け、当初予算計上額との差額を補正財源として全額計上するものであります。 12款1項1目総務費分担金、説明欄、集会施設修繕等地元分担金は、36万3,000円の追加でございます。市所有集会所修繕に係る地元6割の分担金であります。 4目災害復旧費分担金、説明欄、農林農業用施設災害復旧事業分担金は、159万5,000円の追加でございます。災害復旧に係る公共債分の3%、激甚災害の指定を受けた農地小災害事業の10%分の追加と7月専決にて計上した20%分担金を10%に減額した合計額となります。 続いて、14款1項1目民生費国庫負担金については、説明欄に記載のとおり過年度分の精算交付を計上したものであります。 3目災害復旧費国庫負担金、説明欄、公共土木施設災害復旧費負担金現年災は、6月30日から7月3日に発生した梅雨前線豪雨による道路や河川に係る災害復旧事業費の66.7%の7,308万1,000円の追加でございます。 12、13ページをお願いいたします。14款2項1目総務費国庫補助金、1節総務費補助金、説明欄、地方創生拠点整備交付金は、5,000万円の追加でございます。大地の芸術祭拠点整備事業費の2分の1を計上するものであります。 2目民生費国庫補助金、1節民生費補助金、説明欄2行目、子ども・子育て支援交付金は、342万6,000円の追加でございます。中里地域の放課後児童クラブ施設整備費の3分の1を計上するもので、同様に県補助金でも同額を計上するものでございます。 3目衛生費国庫補助金、2節環境衛生費補助金、説明欄、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業補助金は、864万円の追加でございます。これは、既決予算の橋詰地区小水力発電導入可能性調査事業に資源エネルギー庁の補助金が採択されたことを受け、財源振りかえとして計上するものであり、後段の18款繰入金にて環境共生基金の減額の要因となるものであります。 6目土木費国庫補助金、2節住宅費補助金、説明欄、社会資本整備総合交付金(地域住宅)は、180万円の追加でございます。6件の追加採択を受け、対象経費の2分の1を計上するものであり、後段の15款県支出金においても同様な理由で補助金の追加計上がなされるものであります。 15款県支出金、2目民生費県補助金、2節児童福祉費県補助金、説明欄、子ども・子育て支援交付金は、342万6,000円の追加でございます。中里地域の放課後児童クラブ施設整備に係る国庫補助金と同額の計上となります。 その下、年度途中待機児童解消モデル事業補助金は、298万4,000円の計上でございます。これは、既決予算に県の補助金交付が決定したことを受け、財源振りかえとして計上するものであります。 5目商工費県補助金、2節観光費県補助金、説明欄、新潟県観光基盤整備事業補助金は、1,800万円の追加でございます。清津峡観光施設整備事業の財源として、当初予算で申請の一部として1,200万円を充当しておりましたが、満額の交付内示が得られたことから、事業費の追加とあわせて追加財源として計上するものであります。 14、15ページをお願いいたします。15款2項6目土木費県補助金、3節住宅費県補助金、説明欄、木造住宅耐震診断事業費補助金は、111万円の追加でございます。前段の国庫補助金での説明のとおり6件の追加採択にかかり計上するものであります。 8目災害復旧費県補助金、1節農林水産業施設災害復旧費県補助金、説明欄、農業用施設災害復旧事業補助金現年災は、2,600万円の追加でございます。前段の国庫負担金での説明と同様に、梅雨前線豪雨による災害復旧事業の65%を計上するものであります。 17款1項寄附金及び18款1項基金繰入金については、説明欄のとおり歳出
補正予算に係る財源としてそれぞれ計上するものでございます。 16、17ページをお願いいたします。18款2項特別会計繰入金、説明欄、介護保険特別会計繰入金は、1,469万4,000円の追加でございます。昨年度の介護保険給付費の精算分として、特別会計から繰り入れを行うものであります。 21款市債については、冒頭の第2表、地方債補正の説明のとおりでございます。 18、19ページをお願いいたします。歳出をご説明いたします。1款議会費です。1項1目議会費、説明欄010の10議会活動経費は、198万5,000円の追加でございます。平成21年度から使用している本会議場システムがことし2月にふぐあいが発生したこと、また
全員協議会室の音響システムも使用から17年が経過し、経年劣化が著しいことから、あわせて機器の更新を行うリース料を計上するものであります。 2款総務費でございます。1項1目一般管理費、説明欄055の05防犯一般経費は、45万9,000円の追加でございます。町内からのLED防犯灯の支給申請を受け、不足分を計上するものであります。 3目企画費、説明欄006の05NPO活動支援交付金は、300万円の追加でございます。NPO活動支援を目的とするとおかまち応援寄附金の見込み額が既決予算を上回る見込みのため、追加計上するものでございます。 20、21ページをお願いいたします。11目防災諸費、説明欄005の03一般経費は、225万円の追加でございます。7月1日より採用した防災担当参与職員の報酬を計上するものでございます。 続いて、3款民生費でございます。1項1目社会福祉総務費から27ページの4款衛生費、1項1目保健衛生総務費までの23節償還金利子及び割引料の国庫支出金返納金及び県支出金返納金の総額は6,075万1,000円であり、前年度実績確定による例年どおりの事務手続でありますので、個々の詳細については説明を省略させていただきます。 26、27ページをお願いいたします。4目環境衛生費、説明欄030の52再生可能エネルギー活用促進関連事業は、540万円の追加でございます。環境共生基金を財源として、松之山温泉鷹の湯3号井におけるバイナリー発電事業の導入可能性調査委託料を計上するものであります。 28、29ページをお願いいたします。5款労働費でございます。1項1目労働諸費、説明欄005の25まちの産業発見事業は、100万円の計上でございます。市内の中学生を対象に秋にキナーレで予定する産業フェスタの企業ブースにて、職業、技術体験イベントを実施する経費を計上するものであります。 続いて、6款農林水産業費でございます。1項3目農業振興費、説明欄005の06里山なりわいルネッサンス事業(地方創生推進交付金)は、50万円の追加でございます。ここで、参考資料の4ページもあわせてご確認をお願いします。地方創生推進交付金を財源に、里山集落を魅力ある生活空間によみがえらせる取り組みを始めるもので、初年度は研修会や講演会の経費を計上するものでございます。 それでは、
補正予算書に戻ります。7目農地開発整備費、説明欄010の05生産基盤整備事業は、232万1,000円の追加でございます。地域からの要望を受け、松之山地区の農道整備4件分の6割補助金を計上するものであります。 30、31ページをお願いいたします。7款商工費でございます。1項8目温泉運営費、説明欄010の65松之山温泉センター管理経費は、359万7,000円の追加でございます。センターの隣接地を施設駐車場として整備する経費を計上するものであります。 9目大地の芸術祭推進費は、参考資料の8ページから11ページもあわせてごらんください。説明欄020の13キナーレ修繕事業は、当初予算で屋上一部に係る雨漏り修繕費を計上していましたが、これを全面にて対応するため、1,500万円を追加するものであります。 その下、020の53芸術祭拠点施設等グレードアップ事業(企業版ふるさと納税)は、040の40事業に計上するキナーレ及び農舞台の改修経費に係る国庫補助の対象とならない設計委託費を一部寄附金を財源に1,600万円追加するものであります。 その下、040の20大地の芸術祭拠点施設等改修事業は、キナーレ池部分を作品制作とあわせて改修を行う工事費4,500万円を計上するほか、キナーレとクロステンの一体的な活用計画を策定する調査費150万円を追加するものであります。 040の40大地の芸術祭拠点施設等改修事業(地創拠交・補助施設債)は、歳入でもご説明しましたが、地方創生拠点整備交付金と起債を財源とし、キナーレ及び農舞台のリニューアル経費1億円を計上するものでございます。 それでは、
補正予算書32、33ページをお願いいたします。8款土木費でございます。2項3目道路新設改良費、説明欄015の11十日町地域道路整備事業(過疎債)は、1,000万円の追加でございます。市道二ツ屋田麦線ののり面補強経費を追加するものであります。 34、35ページをお願いいたします。4項都市計画費、4目公園管理費、説明欄005の20川西地域公園・広場維持管理経費は、349万6,000円の追加でございます。ナカゴグリーンパークの芝生管理機の老朽化に伴う更新経費ほかを計上するものであります。 5項住宅費、2目住宅復興費、説明欄010の10木造住宅耐震対策事業(社総交ほか)は、471万円の追加でございます。6月議会でも追加補正をお願いしたところですが、さらに耐震設計及び耐震改修補助金の採択枠をそれぞれ6件追加する経費を追加計上するものでございます。 38、39ページをお願いいたします。10款教育費でございます。5項1目社会教育総務費、説明欄055市民文化ホール・中央公民館建設関連事業及び070新文化ホール維持管理経費及び3目公民館費については、11月の開館に際し、不足する備品費や維持経費を追加計上するものでございます。 2目文化財保護費、説明欄の075の05歴史文化基本構想策定事業は、96万6,000円の追加でございます。日本遺産申請支援業務委託料の追加のほか、請負差額の減額など事業費の調整を計上するものでございます。 40、41ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございます。8月8日付で全国を対象とし、農林水産業施設災害が激甚災害の指定を受けたことにより、専決済み予算の財源及び事業費の組み替え調整をあわせて計上いたしました。あわせて、説明資料の12ページから13ページもご確認願います。1項1目農地農業用施設災害復旧費、説明欄005の11現年発生農業施設災害復旧事業(国庫補助・災害債)は、4,000万円の追加でございます。農地及び農業用施設5カ所の復旧経費を計上するもので、あわせて農地に係る受益者分担金として3%の分担をお願いするものであります。 005の16現年発生農業施設災害復旧事業(災害債)は、3,835万円の追加でございます。激甚災害の指定により小規模な農地災害も起債対象となったことから、005の21農業施設災害復旧経費の補助金の減額と連動し、農地分の災害復旧費を追加計上するもので、あわせて農地に係る受益者分担金として10%の負担をお願いするものでございます。 2項1目土木施設災害復旧費、説明欄005の10現年発生土木施設災害復旧事業(国庫補助・災害債)は、職員手当等の事務雑費も含め、1億956万7,000円の追加でございます。道路及び河川22カ所の復旧経費を計上するものであります。 以上で一般会計の補足説明を終わりまして、45ページまでお進みください。議案第135号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ414万6,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1億8,576万7,000円とするものでございます。 54、55ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項1目一般管理費、説明欄005一般経費は、414万6,000円の追加でございます。松之山診療所医療事務職員を1人から2人体制とし、あわせて川西診療所で一括契約としたことから、005の10川西診療所経費に追加し、005の14松之山診療所予算を皆減するものでございます。 56ページをお願いいたします。議案第136号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ9,412万5,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ73億554万9,000円とするものでございます。 64、65ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、3項2目認定調査等費、説明欄の005の05認定調査等費は、39万8,000円の追加でございます。新しいシステムのサーバー使用料が未計上であったため、追加するものであります。 6款諸支出金、1項及び2項については、前年度の介護サービス利用額が見込みを下回ったことによる前年度決算済みの国、県及び市の負担額の精算支払いを計上するものであります。2項の一般会計繰出金1,469万4,000円については、一般会計の歳入、18款繰入金にて同額を計上しております。 66ページをお願いいたします。議案第137号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ355万5,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ12億56万円とするものでございます。第2条で債務負担行為を追加補正するものでございます。 69ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正、事項、窓口受付業務等委託経費は、期間を平成29年度から平成34年度、限度額を6,738万円とするもので、10月1日から5年間現行に引き続きヴェオリア・ジェネッツ株式会社中部支店に契約を予定するものの簡易水道会計の負担割合額でございます。 76、77ページをお願いいたします。歳出でございます。2款業務費、1項2目施設等維持修繕費、説明欄005の05から40は、市道の改良等に伴う消火栓の移設工事費の追加を計上するものでございます。 79ページをお願いいたします。議案第138号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条では予算の補正を歳入歳出それぞれ624万3,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ39億6,327万円とするものでございます。第2条で債務負担行為を追加補正するものでございます。 82ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正は、事項、窓口受付業務等委託経費は、簡易水道事業特別会計と同様の理由により、下水道事業特別会計の負担割合額の限度額を1億950万円とするものであります。 90、91ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、2項2目特定環境保全公共下水道管渠維持費、説明欄005の10川西管理費は、173万9,000円の追加でございます。中屋敷地内の境界測量経費の追加でございます。 2款下水道事業費、2項2目特環管渠更新事業費、備考欄010の05十日町地域事業費は、130万円の追加でございます。幸町地内のマンホールポンプ1基の更新によるものでございます。 私のほうからの補足の説明は以上でございます。ご審議いただきまして、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) 平成29年度十日町市
水道事業会計補正予算(第2号)につきまして説明を申し上げます。
補正予算書の94ページをごらんください。第2条の補正予定額に記載された金額と第3条の債務負担行為1件につきまして、補正をお願いするものでございます。 内容につきましては、実施計画及び関係調書で説明をさせていただきます。96ページ、97ページをごらんください。収益的支出でございますが、300万円の追加でございます。冬期間の漏水修理箇所の舗装復旧につきましては、仮復旧を行った後、雪解け後に本復旧を行っております。今冬は漏水修理が多く、本復旧費がかさんでいることから、不足が見込まれる路面復旧費を計上いたします。 99ページをお願いいたします。債務負担行為に関する調書でございますが、さきに説明がありました簡易水道事業特別会計等と同様に、平成29年10月1日から現受託者でありますヴェオリア・ジェネッツ株式会社中部支店と業務委託をするための期間を5年間とすること及び水道事業会計の負担割合額の限度額を9,690万円とする債務負担行為を追加するものでございます。5年間の委託経費の総額は2億7,378万円でございますが、それぞれの業務の前年度の調定件数に応じまして事業費を案分しております。水道事業会計の負担割合は、総事業費の35.4%となります。下水道事業特別会計につきましては40%の負担率、簡易水道事業特別会計につきましては24.6%の負担率となっております。 説明は以上でございます。ご審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 暫時休憩いたします。 午前10時53分 休 憩 〇 午前11時02分 開 議
○議長(
庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 6件に対する質疑を許します。鈴木和雄君。
◆16番(鈴木和雄君) それでは、
補正予算書31ページの上段の枠の中の清津峡観光施設整備事業、この関係でちょっとお聞きをしたいと思います。清津峡の再整備計画については
一般質問でもやる予定ですので、端的にお聞きをしたいなというふうに思いますけども、よろしくお願いいたします。 このことについては先般の
産業建設常任委員会で説明があったわけですが、その中で清津峡の歩道トンネル、その中に第1見晴らし所にはトイレを設置すると。これがまたなかなかハイカラなトイレで、マジックミラーつきトイレが1、男女兼用のトイレが1です。そして女性専用が1つと、そういった非常に個性的なトイレができるということ。それから、パノラマステーションの中には水鏡を設置するというような事業説明がありました。そういう中で清津峡、最近では訪れる人たちがどんどん、どんどん減っている状況のもとで、何とか12万人を目指したいというようなことから、こんな事業が始められているということかと思うんですけども、マジックミラーつきのトイレ、あるいは水鏡、そういった機能が大勢の人たちが訪れたときに十分機能するという判断のもとにこういった事業を組み立てたのかどうか、その辺のところちょっとまずお聞きをしたいなというふうに思います。
○議長(
庭野政義君) 中里支所長。
◎中里支所長(吉楽重敏君) それでは、
補正予算書の30、31ページの清津峡観光施設整備事業についてでございますが、ただいま鈴木議員のご質問、今回の整備事業のパノラマの水鏡ですか、それについて大勢の人が来たときにそれが機能するのかといったご質問かと思いますが、この清津峡トンネル、今のところ年間の入り込み客が7万人くらいになっておりますけども、秋のピーク時には1日2,000人とか、そういったお客様が訪れていただいております。そんな中で大変混雑した場合に水鏡が機能するのかという問題は確かにございます。ですが、この水鏡については水位が調整できるようになっておりまして、一番深いときで20センチ、それから15センチに下げることによって犬走りで通行できるということ、あと今のところ大勢の方が見えた場合には水を張らないといったようなやり方もございますので、そこら辺についてはお客様の入り込み状況等また見ながら検討させていただきたいというふうに思います。以上です。
○議長(
庭野政義君) 鈴木和雄君。
◆16番(鈴木和雄君) 今ほど1日に多いときには2,000人も訪れるということなわけですけども、本当に大勢の方が訪れてくれて、そのこと自体は大変ありがたいことなんですけども、結局売り物にしているのが水鏡を通して外の景色をそこに映して、反映しているのを見てほしいという願いですよね、このコンセプトは。そして、トイレについてもマジックミラーというなかなか芸術的な作品をそこに設置して、それを売り物にしてお客さんを呼び込みたいということなわけですけども、逆にそういった大勢の方が来たときに、そこの部分がなかなか願っていたようなことにならなかったときに、リピーターの方がまた離れていくという危険性があるんじゃないかなと私は心配するんです。だから、そういう意味では非常に心配です。心配なんです。そして、やっぱり清津峡の一番のよさというのはどこにあるかというと、日本3大渓谷の1つというふうに言われているわけですけども、黒部渓谷、それから大杉谷ということであるわけですけども、黒部渓谷は実際のところ歩いてきたんですけども、昔の清津峡みたいに本当に断崖絶壁のところなんです。本当に見事な渓谷を見ることできるんです。大杉谷のほうには行ったことないんですけれども、ネットなんかで見ますとやっぱり清津峡や黒部と同じように断崖絶壁のところを岩をくりぬいたような形で登山道があって、そこに観光客が行っているということなんです。やっぱりそういう魅力を感じて、そこにはお客さんが来ると思うんです。だから、そういう意味では清津峡が国立公園と指定された、どういったことで指定されたのか、その辺のとこをちょっとお聞きをしたいなというふうに思います。
○議長(
庭野政義君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) 清津峡の国立公園の指定時の詳しい理由書等は、今そこまでひもといておりませんけども、十分考えられるのは、まず議員さんおっしゃられるような渓谷美、それに付随して流れる川の清流、あるいは鉱物資源が溶け込むことによって、エメラルドグリーンに染まる川の色、それから申すまでもなく柱状節理の非常に美しい渓谷の形状といいますか、岩そのものも魅力的だということ、そういうことを総合して国立公園の中に組み入れられたというふうに認識をしております。以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 鈴木和雄君。
◆16番(鈴木和雄君)
一般質問でもやるもんですから、終わりにしたいと思いますけども、やはり清津峡の渓谷美をどういうふうに生かすかという視点でもって再整備を進めていってほしいなと思います。これ要望です。以上です。
○議長(
庭野政義君) 樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) それでは、関連で質問させていただきますが、ぜひ観光客の誘客のソフトウエアといいますか、お招きの仕方、それから誘導の仕方、そういったものを工夫していただいて、今回かけますお金が2億8,000万なんです。ぜひ有効に使っていただきたい。 つきましては、私はお金のかけ方についてまず質問させていただくんですが、参考資料を見させていただきますと、今ほど鈴木市議からお話がありました奥のカプセル型のトイレ、これは4,000万円ぐらいなんですか。それとも、5,000万円近くなんでしょうか。これがまず1点です。県支出金で1,200万とこのたび1,800万が来て、県で3,000万ある。この前ちょっと説明があったときに、県費でほとんどトイレはできるんだというようなご説明もあったかと思うんですが、私はこの奥のトイレというのは今ほどのお話も含めて大変慎重に考えたほうがいいと思います。金額もそうですし、運用方法もそうです。それから、においとか、排水とか、そういったこともご検討したと思いますけども、しっかりともう一回精査をしていただきたい。トイレの単価と県費のぐあいと。それから、トンネルの入り口にまたちょっとしたお休みのスペースができて、三角お屋根の中にもトイレがあるんです。そういうご説明もいただいていますので、この辺も含めて奥のカプセル型のトイレの単価と運用の方法といいますか、今現在の検討の状態をまずお聞きしたいと思います。それが関連です。 続きまして、3回に限られていると思いますので、まとめて質問させていただきます。このたびの補正8億は、本当に重たいというふうに、この四、五十分の説明をお聞きして、改めて思っております。それで、まず歳入のほうでちょっとわからないので、教えていただきたいのは地方交付税4億が来ております。追加で4億ですよね。11ページで4億が歳入で国から追加が来ていますけど、普通交付税の追加と書いてあるんですが、交付税の追加というのはあとどのぐらいあるんでしょうか。普通交付税、特別交付税、今現在見通しがおわかりになったら教えていただきたいと思います。 それから、15ページの大地の芸術祭の基金の繰入金が4,500万。これも今じゃなくていいんですが、ぜひ基金の現在高、できれば基金の一覧表などをお示しいただいて、現在の目的とか基金の数と基金を積んでいる金額を簡単で結構ですんで、何百万単位とか、何万単位で結構ですので、教えていただきたい。そのときにもし備考欄に書けるんであれば寄附金とか、あと市税がもとになっているとか、寄附をする、基金を積み立てるときの財源といいますか、それも項目だけでも教えていただければありがたいと思います。 それから、今ほどの31ページです。このたびの補正で大変大きいのは清津峡の2億8,000万と、それから大地の芸術祭の1億8,000万ぐらいでしょうか。その参考資料もいただいております。それから、先般の産業建設でお願いした補足の資料もいただいていますので、それについてお願いしたいと思います。まず、31ページの委託料、工事請負費のところです。設計監理等委託料追加というご説明がありました。1,600万です。2つの施設で1,600万。まず、これの算出根拠です。見積もりとか、合い見積もりとか、特定の設計者を想定して随意契約とか。随意契約をしたとしたら1,600万という算出根拠はどこからどういうふうに出てきたのか、これを簡単にご説明いただきたいと思います。 次に、款項目節の20節ですが、大地の芸術祭の拠点施設等の改修費です。これが大変大きな金額になっております。具体的に聞いてまいりますが、まずキナーレの回廊の板張りの改修。これが処分費が1トン当たり2万1,000円で、51トンあって107万円。それから、床張り工事というのが人工木デッキを鋼製下地ともということで、鋼製の地中ばりか何かではりを張った上に人工木のデッキを並べかえるという理解でよろしいんでしょうか。これが平米単価が2万5,500円で、キナーレ全部で688平米、1,754万4,000円が計上されています。これ1行で1,754万4,000円が計上されています。本当にこの工法が改修に必要なのか。平米当たり2万5,500円です。700平米近くあるわけです。1,800万ぐらいかかるわけです。ぜひこの辺の検討過程を、設計者の意向なのか、どういう根拠でこういう平米単価2万5,500円と数量が688平米、今これがあるわけです。1,800万オーダーのお金が出てきているのか、これの簡単な根拠。 それから、キナーレの防水工事も、屋根の防水工事ももう古くなっているんで、必要だというのはわかるんですけども、雨漏りがしているということも聞いています。これも平米当たり1万6,500円。570平米ありまして、950万。この根拠は合い見積もりなのか、どういう根拠で単価があるのか。 キナーレの池、これも石張り工事をし直すと。池の床の部分が材料、工賃ともども平米当たり2万6,000円です。これが48メーター真四角でしょうか、マイナスでしょうか。940平米あります。これが2,444万です。平米の単価の根拠は。階段のほうは同じ石張りになっているんですが、これは2万6,000円よりも半額以下で1万2,500円なんです。これが600平米あります、階段部分が。これが750万。キナーレの池と壁の改修もあるやに聞いていたんですが、壁が書いていないんですけども、キナーレの池は池だけで、これが全部で4,500万です。 最後に、もう一つ質問したいのが今のキナーレの回廊の板と、それから屋根と、それから池、これが3つの工事になっているわけですけども、別々に発注なさると思うんですが、直接工事費から工事費まで共通架設費と現場管理費と一般管理費で全部で25.6%諸経費がかかっているんです。この25.6%というのは、私のちょっと昔の知識とか一般的な観念が間違っているのかもしれませんが、建築工事で屋外、屋内工事で25.6%経費をかけるというのはちょっと多いんではないかと。この辺の実情、お考えがありましたらぜひお伺いしたいと思います。 いろんなことでもう一つ、39ページ、これでとりあえず1回目の質問終わりますけれども、今市民の方が非常に関心を持っておられる市民文化ホールの施設備品費追加となっておりまして、766万円です。これもいろいろお骨折りがあったかと思いますが、主なるものを3つで結構ですが、幾つかで結構ですけども、何が当初全く予定されなくて、どうしてもやっぱり今必要なんだと、オープンを目指して必要なものが、766万のうちこれとこれはぜひということで大きなものがございましたらご説明いただきたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
庭野政義君) 中里支所長。
◎中里支所長(吉楽重敏君) それでは、トイレの値段は幾らかということですが、トイレの本体が3,450万ほど、プラス浄化槽が1,500万、給排水関係の工事が850万といったようなところになります。大きなところになります。 あと、消臭対策につきましては消臭便座だとか、あと消臭機能つき換気扇等を設置する予定になっております。 あと、排水については400メーターと大変長くなっておりますので、適切な勾配をとって、滞留するようなことのないように施工したいというふうに思っております。 あと、県の補助金ですが、これにつきましては当初1,200万ということで計上させていただきましたけども、補助限度額の3,000万が認められたということで計上させていただきました。この補助金につきましては、施設整備の必要性が高く、高い誘客効果が見込まれる観光施設整備、また本県観光の魅力を向上させ、全県的なモデルにつながるような観光施設の整備に充てるというようなことになっております。以上ですが。
○議長(
庭野政義君) 財政課長。
◎財政課長(金澤克夫君) それでは、普通交付税のご質問にお答えいたします。 私の説明の中でも申し上げたんですけども、この7月に今年度の交付額が決定されまして、その決定と当初予算の差額全額を計上させていただいたという説明のとおり、この3億9,878万円で今後の見通しとしてもこれで満額計上になります。 それと、もう一点、基金についてでございますが、基金については
補正予算ごとということではお示しはしていないんですけども、この28年度の決算書等につきましても520ページ、そういったところに基金の現在高一覧も備えておりますし、また財源等については事細かく補足はしておりませんけども、基金の種類であったり、残高等におきましてはそういったものもご参考いただければと思います。私からは以上です。
○議長(
庭野政義君) 観光
交流課長。
◎観光
交流課長(樋口正彰君) 今ほど5件ほど大地の芸術祭関係にご質問いただいたと思うんですが、まず設計監理のところなんですけれども、設計監理のこちらの価格につきましては工事費のおおむね10%程度ということで、そちらのほうを見積もってもらってございます。そして、業者のほうなんですが、こちらのほうは随意契約で、それぞれ別々の業者のほうにお願いする予定になっております。 続きまして、キナーレ回廊の板張りの件になりますけれども、こちらのほうは樋口議員お見込みのとおり人工木デッキの下に鋼製のものを置いて、そこのところでそれを修繕をするという形になります。それがそもそも必要なのかというご質問なんですが、キナーレ自体が一つの里山現代美術館という美術館になっております。そして、そこのところのコンセプトがコンクリートと木材ということで、木材を使った形でそこのところをまた演出するということを目的の一つにしております。 続きまして、キナーレの防水工事になります。こちらのほうについてもASI―J1という上のほうにアスファルトを敷くような工事というふうに聞いているんですけども、こちらのほうも設計業者のほうからこの工法が一番いいだろうということで、こちらのほう提案のほうをいただいております。 そして、次にキナーレの池についての石の根拠になります。こちらのほうが単価が違うということなんですけれども、今のところこちらのほうは花崗岩を使う予定になっておりまして、それぞれ単価が違うのはそこそこ上質なものと普通程度のものということで、その2つを予定しているということでございます。 最後、回廊ですとか屋根とか池、こちらのほうの諸経費の関係なんですけれども、諸経費の関係につきましては市の技師のほうから一応チェックをしていただいて、おおむね妥当というふうな答えをいただいております。以上です。
○議長(
庭野政義君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(鈴木規宰君) 文化ホールの備品ということでございます。主なところで各部屋のロールカーテン、そしてベルトパーティション、そして演台等については、舞台のものについては既設のものをという予定であったんですけれども、演台、司会台、花台等、主なところでございます。
○議長(
庭野政義君) 樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) ありがとうございます。大変判断が難しいものがございますが、順番に所感を申し上げますと清津峡に対する県の観光の補助金は今ほどご説明があった趣旨がありますので、トイレに限定しないという理解をしてよろしいかと思いますので、そういうふうに理解させていただいて、トイレで5,850万。入り口にもつくる、奥にもつくるというようなことで、相当踏み込んだといいますか、私の感覚からいうと6,000万のトイレというのはちょっと観光地にしても、これを題材にして売り込むかみたいな話で、昔峠の前に大理石のトイレがあって、それがすごく有名になったようなところを思い出したんですけども、ぜひこれを英断をもっておやりになるならば、トイレの維持管理のことも含めてぴかぴかのトイレにするとか、話の種で行ってみたいような、そういうトイレにしていただいて、逆に観光客の話題にしていただく、一般の人たちの話題にしていただいて、事業をたくさんの人に見ていただくような、集客の人とお金が集まるような目玉にぜひしていただきたいと思います。ぜひもう一度発注までにもう一ひねりといいますか、知恵を出していただいて、設計者、施工者の方と一緒におつくりいただければ大変ありがたいと思います。 それから、基金はありがとうございました。また勉強いたしますので、よろしくお願いいたします。 それから次に、31ページの1,600万の設計料についてです。工事費の10%というお話がございました。これは、なかなか悩ましくて、工事費が少なくなると設計費も少なくなる。この辺が卵と鶏みたいなとこもございまして、最初に工事費を設定するのかということもございます。まず、設計の理念とかそういったところをしっかりして、設計をしてからたまたま工事費が1億円になったとか、2億円になったということだとスムーズにいくと思うんですけども、最初から1億6,000万あって、その10%が1,600万だという説明をされるとなかなか理解しがたいと、そういうことがございます。ぜひ既得権益も含めてもう一回見直していただきまして、やり方も含めて、一定の特別な設計者、それから前に設計をした人、芸術性を持っている人、いろんな特別な視点があると思うんで、お骨折りだと思います。原点に戻って、もう一度地域の芸術家の力とか、地域の業者さんの力とか、そういうところで合い見積もりとか対案を提示していただくとか、ぜひ地域の力も使っていただいて、活用していただいてお骨折りいただきたいと思います。 それから、ありがたいお話がありました。やはり直営のチェックが必要だと思います。単価を設定することも工法を選定することも、そして設計書、積み上げていくときも行政の直営、1級建築士の方が、新博物館のときも聞き取りをさせていただきましたけども、3人いると。昔よりもそういった面では直営のチェック体制、これが一般的には落っこちていると思うんですが、十日町市はそこは頑張っておられると思いますので、ぜひ職員の方の能力を十分に引き出していただいて、組織の中でも設計者と、それから事務職の補助申請の方の議論とか意思疎通をしっかりとしていただいて、ぜひ対外的に市民の方、それから市域外の業界の方に納得していただけるような、そういった見積もり、発注、単価の設定、それから入札形態、この辺のお骨折りをさらにお願いしたいと思います。ぜひお願いです。 それからもう一つ、最後に市長にお願いなんですが、議長にもお願いなんですけども、やはり私は久しぶりで出させていただいて思うんですが、この8億の補正を、足かけ今1時間ちょっとたったんですけども、事前説明はあるとはいいながら、これを2時間がかからない形で即決でやると。この後即決です。これは、非常に厳しいといいますか、タイトというか、せつないというか、無理があると改めて思います。そういうことで、もし議運等でまた話題にしていただけるならありがたいし、私ども議員も話をしたいと思いますけども、初日に上程をして説明をしていただいて、いろいろ事務的に担当の方に聞きたいものもあると思いますし、所管の委員会のほかのものもあると思いますので、例えば補正は最終日に議決をしていただけないものかと。最終日にも大体緊急で上程されるものがございまして、本会議で議決をされることが多いと思いますが、この辺もちょっと率直な意見を申し上げて、これからの議会のあり方とか行政の予算のつくり方、上程の仕方、それから議決の仕方に、もうそろそろちょっと見直しといいますか、工夫をしていただきたいなというのが率直な感想、お願いです。ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上です。ありがとうございます。
○議長(
庭野政義君) 安保寿隆君。
◆19番(安保寿隆君) それでは、大地の芸術祭の関連についてはこれまでたびたび私も財政上不透明という問題について指摘をし、質問もしてきました。それで、今お話も出ているもんですから、とにかく
補正予算のたび大地関連の事業が出てくる。それで、大体この事業の発想は観光交流課自身が発想してやっているのか。どうも見方としては北川氏、あるいはAFG、里山協働機構という関連のところから事業提案が出てきているのではないかという思いもあるもんですから、その点1つ聞きたい。 それから、これだけいろいろ出てくると、年間でどのくらいの事業を
補正予算も含めて大地の芸術祭、それから北川フラム氏関連でやられているのかということをぜひ資料として整理して出していただきたい。この点が1つです。 それから、2つ目の問題は27ページの医師確保対策事業についてであります。これは、8月28日の厚生常任委員会で資料をいただきまして、説明を受けました。駅西に950平方メートルの土地を買って、十日町病院の内科部長と外科部長がいわば退職してここにつくると、開業すると。市は1億2,000万の助成をするということになっております。それで、この資料の中でこういうところがあるんですが、市内の開業医の高齢化と後継者不足が深刻であるというふうに言われていますが、この実態はどのように把握されているのか。例えば開業医のお医者さんが65歳以上が何人おられて、後継者がいないとか、何件くらい十日町市に開業医さんがあってなっているのか、その実態がどうなのか1つはお聞かせ願いたいと。 それから、要するに1億2,000万円の補助をするための開業計画の概要、コンセプトとしまして1次医療の担い手として十日町病院、魚沼基幹病院への入り口となり、在宅に戻る患者のための出口機能を兼ねるというふうになっています。それから、医療と介護の連携のために介護予防やリハビリ等のサービスを行うと、こういうふうになっていますが、開業するということは地域医療、いわばこの地域での包括ケア医療、在宅医療を目指してこういうことを考えておられるのかどうか。その点がはっきり書かれておらないもんですから、お聞かせ願いたいと。 まず、1回目は以上です。
○議長(
庭野政義君) 観光
交流課長。
◎観光
交流課長(樋口正彰君) それでは、今ほどの安保議員のご質問にお答えいたします。 まず、大地の芸術祭の経費関係、補正のたびに出てくるということで、まことにわかりづらくて申しわけございません。6月補正につきましては、財源振りかえという形で出しましたし、今回の9月補正につきましては急いでやらなきゃいけないものと来年の次回展に向かってということで出させていただいたものでございます。大地の芸術祭につきましては、非常にお金もかかるもんですから、やはりそういった財源というのをいろいろ探して、有利なものを見つけては振りかえという形が必要ですので、そこのところで補正が多くなることは、そこはご理解のほうをお願いしたいと思います。 そして、年間の事業を資料にしてほしいという件ですけども、こちらのほうはまとめまして、またご配付のほうさせていただきたいと思います。以上です。
○議長(
庭野政義君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) 安保議員の前段のご質問で、この事業の内容をどこが提案しているのかというようなご趣旨だったかと思います。これにつきましては、当然市が発注する事業ですので、市が企画して、内容を、計画づくりも含めて発注しているわけでございますが、ただどういったところをどういう改修をするか、あるいはどういう方針で向かうかというのは当然いろんな方々のご意見も伺いながらやっておりますし、施設を管理を今している人たちの実施上の課題、あるいは将来的な運営方法をさらに向上させるための方針等は常にヒアリング、あるいは話し合いの中で出てきたものを吟味して、次はどういう形の改修をしようかという計画を立てて実施をしております。実際内容を、事業を実施する際に発注する先につきましては、それぞれ事業の特殊性等を考えて地元に発注する場合もあれば、あるいは専門の機関に発注する場合もございます。それは、ケース・バイ・ケースでございますが、基本的には市が発注をし、事業所としてそれを受けていただいて、内容を、計画を立てて提出をしていただくという形をとっております。以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) ただいま2点ご質問を頂戴いたしました。1つ目でございますが、市内の開業医の高齢化、そういった部分の実態について知りたいというようなことでございましたが、今私どもが手元にございますのが平均年齢というところになりますので、まず私どもが調べた平均年齢というのが市内に約20の開業医がございますが、59.6歳ということで、約60歳ということでご理解いただければというふうに思っております。 それから、参考までに全国での医師の平均年齢といいますのが59.2歳ということで聞いておりますので、当市の状況からするとほぼ同じ状況となっております。 それから、開業医の先生方のコンセプトのところで、地域包括ケアシステムの貢献についての文字がなかったというようなお話がございましたが、先生方のほうではこの前も説明いたしましたとおり1次医療を担って、入院ですとか手術を担う2次医療の部分についてスムーズにつなげていくという入り口の部分、それから退院の患者の皆さんについては退院した以降、地域の開業医のところでその方のかかりつけ医として診察を行い、もしまた入院が必要となれば1次医療の機能から2次医療のほうにつなげていくというような形で、病院完結型から地域完結型の病院を目指しているというお話で私ども伺っておりますので、そういったことを総合的に考えますと地域包括ケアシステムについても担っていただくというお考えのもとで開業するということで考えております。以上です。
○議長(
庭野政義君) 安保寿隆君。
◆19番(安保寿隆君) 大地の芸術祭の問題では、伺ったのはどなたがこういう発想、幾つかの事業を発想されてくるのかと、北川フラム氏がやっているんではないかという質問をいたしました。これ要するに市民的にはいろんな要望、意見があるんですが、多くの市民の皆さんなかなか市に言っても届かないし、俺たちじゃ聞いてくれないという声よく聞くんです。何で大地の芸術祭になると、次から次へと、さっき清津峡の事業も出ましたけども、何でこんな発想が出てくるのか、びっくりするような発想が出てくるんです。だから、本当に吟味されて、行政としてふさわしい対応しているのかというのが非常に疑問があります。これは、引き続き私が系統的にお聞きしている問題ですんで、ぜひ市民にわかるようなものにしていただきたい。 それから、開業医の問題で、ちょっと今課長のお話で、私は地域包括ケアの構想があるのかというのは、これは行政的に地域包括ケアというのを定義しているんです。開業医がやるかやらないかじゃないんです。行政がどうするのか。地域包括ケアとあわせて、国は在宅医療をどれだけ広げるかというのを進めております。ですから、市としてそういうお話をお医者さんと、開業医さんの皆さんとどれだけ詰めた議論があったかということを聞きたいわけです。開業医がどう思っているかじゃないんです。
○議長(
庭野政義君) 医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) 言葉が足りませんで、申しわけありませんでした。確かに地域包括ケアシステムにつきましては行政としてもどのように取り組んでいくかという視点が必要になってくるかと思いますが、具体例で挙げますと今医師会さんが事務局となって、つまり医療介護連携センターというのを立ち上げております。その中には市内の開業医の先生はもとより県立病院の先生方なども入っていただいて、病院同士の連携、あるいは病院と診療所、開業医の皆さんとの連携というような中に私どもも会議の中に入りながら、どういうふうに在宅医療を進めていくか、自宅のところでも安心して暮らせていける仕組みをどうつくっていくかというような打ち合わせ、検討を進めているところでありますので、そういった意味では市のほうでも在宅医療を推進するための取り組みとして鋭意取り組んでいるというような実態であるということをお答えいたします。以上です。
○議長(
庭野政義君) 安保寿隆君。
◆19番(安保寿隆君) 3回しかできないということですので、本当はもっといろいろやりたいんですが、後継者不足についても開業をこれ以上後継者がいなくて続けられないという、そういう病院がどのぐらいあるかというのは1つ聞きたかったとこです。 それで、これ市長にお伺いしたいんですけれども、これ内科部長と外科部長が、しかも40代で十日町病院をやめられると。これは、委員会の質疑でも病院長はいや、心配ないと、対応するというお話だったというふうに聞いていますけれども、これは非常に大変な問題だ、大きな問題だと私は思ったんです。補充されるのかどうかというのが心配です、十日町病院が。 それから、十日町病院はご承知のとおり県下一と言われる、2次医療の関係で手術数が多いと。その点は十日町病院の一つのいわば目玉といいますか、誇りといいますか、そういう診療されてきたわけです。外科部長がやめちゃうということで、例えばこれ麻酔専門のお医者さんがいるということです、十日町病院は。こういう病院は余りないわけです、全県でも。それがいるというくらいに手術に関してやっている病院です。これが部長がいなくなるということでどのような考えがあるのか。当然私は、市長と病院長の間でこれだけのことをやるというのはいろんな検討があったかと思うんで、その辺について大変大事な問題だと思っているもんですから、市長のお考えを聞きたい。
○議長(
庭野政義君) 市長。
◎市長(関口芳史君) 県立十日町病院、我々にとって非常に重要な病院でありまして、そこの本当に中枢を担っていただける先生がお二人独立するということで、県立病院の要は経営は大丈夫かというご心配があって、そういったことを決定するに当たって、県の十日町病院の病院長さんと私どものほうでしっかりとお互いに理解した中でこの事業を進めているのかと、こういうお問いだと思いますけれども、そういった面では十日町病院のお二人がいらっしゃらなくなった後の体制については県のほうでもちゃんと対応していただけるというふうなお話は伺っておりまして、そうしたことを受けて、このたび両先生の開業ということを十日町市のほうでご支援するかしないかと、こういったことを検討させていただいて、このように今回ご提案させていただいているわけであります。県の病院局並びに県立十日町病院の院長先生以下、皆さんとの意思疎通のことに関しましては、怠ることなく、万全の体制で連絡体制、また意見の調整ができる環境がございますので、そうした面ではご安心いただきたいというふうに思います。
○議長(
庭野政義君) 医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) 安保議員さんからのご質問の中で、後継者の部分について私触れておりませんでしたので、申しわけありませんでした。今市内の開業医の方のうち、後継者を探しているという方実際にいらっしゃいまして、今一生懸命探しているというようなところになろうかと思いますが、参考までに私どもが今回準備しております補助金を使って、後継者という形で引き続き開業していらっしゃる方というのは1名いらっしゃいまして、私どもこうした制度を使いながら、引き続き後継者が円滑に見つかって、地域で地域医療を担っていただける方が見つかるように、また私どものほうも努力していきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
庭野政義君) 小野嶋哲雄君。
◆23番(小野嶋哲雄君) 私も2点ばかり質問させていただきますが、先ほど清津峡の問題、大地の芸術祭が質問の中で数多くありましたが、前段でこれ歳出のお金を使うほうの事業説明は詳しくするんですが、何でこの質問がこういうのが出るかというのは、歳入がただ補助金だけのことで、地域にどういうふうな影響を及ぼすかというようなことが事業説明の中でないから、いろんな問題が出るのかなと思います。まず、費用対効果みたいなことも含めて、じゃどうやって今以上に清津峡のブランド力をアップするのかというのが、その便所をつくることで、トイレをつくることでブランド力のアップがこういうふうに図られるとか、そうしたいとかという話がほとんどないわけです、どこの事業説明でも。それから、発信の方法も含めて、国立公園になっていて、今こうなっているけども、こうすることでもう一万人の集客があるとかというような計画がどこにもないわけです。こういうものをもっと明確にすれば、私は誰も反対をしなくて賛成もすると思いますし、地域の人たちも同意をしてくれると思います。事業においては常にそういう説明があるべきだと思います。お金を使うほうばかりチェックするわけですが、どういうふうな効果があるという説明をもっと丁寧にやれば、反対する人は私はいないのかなと、まず思います。 それから、もう一つは特別会計の債務負担行為の件について1つ伺いますが、債務負担行為がどうのこうのじゃないんですが、金額がどうのじゃなくて、今業者に委託をされているわけですが、ちまたでよく特別会計、水道会計、下水道会計が今後民間経営になるんじゃないかみたいな話はよくありますが、今委託をされている業者の話もありましたけども、これが地域にどういうふうな影響を及ぼすのかと、地域内でそれの受け皿になる得る人が育っているのか、育てていないのかも含めてですが、地域内に育って、外部委託をしなくて、地域内でそういう業者が育てばそんなにみんなもいろんなことも言いませんし、大いに賛成するんだろうと思います。それが外部の人に委託をしてしまって、一番もうけの大事なとこがみんな外に出ていくわけです。これが地元に残る仕組みを全ての事業においてやはり考えるべきだろうと思うわけですが、こういうものについてのお考えを伺います。
○議長(
庭野政義君) 上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) それでは、私のほうから
補正予算書の債務負担行為の関係でございますが、地元のほうでそういう事業をできる業者が育っているのかというご質問についてお答えをいたします。 基本的に今行っている委託につきましては、料金の収納、開閉栓業務、それから窓口業務ということをお願いをしております。収納等がありますので、どうしても専門的な業務となっておりますので、経験のある業者の方から、今回も公募型のプロポーザルということで手挙げをしていただいておりますが、この会社につきましては現在地元雇用率を上げているということでございます。7名いる社員のうち5名が地元で雇用していると。それから、調達についても地元を使うということを行っておりますので、地元経済についてもきちんとした対応をしていると。影響といいますか、地元の経済にも有効に働いているというふうに考えております。私のほうは以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 中里支所長。
◎中里支所長(吉楽重敏君) 清津峡についてブランド力のアップをどのようにして図るのかといったご質問かと思いますが、清津峡の入坑者数、開業、オープン当初が16万人ほどあったんですけども、それが開業20年を経過しまして今7万人程度というような数字になっております。私どもとしましては、もう一度清津峡のにぎわいを取り戻すというようなために、この事業を行うことによりまして、またお客様からたくさん来ていただきたいということで計画をしております。具体的にはこの施設改修を行うことによりまして、またコンセプトにもあるんですけども、違った形で清津峡の景観を見ていただいて、また違った見方をする中で清津峡のよさを発見していただくといったようなことと、また足湯とか、またショップとか整備しますけども、そういった中で清津峡を体感してもらうとか、またショップについては地元の産品を売るような形で計画しておりますので、そういった中でお客さんから楽しんで清津峡に来ていただいて、そういった中で清津峡の魅力をアップしていきたいなというふうに思っております。また、発信の方法につきましては従来からのそういった観光パンフレットとか、マスコミを使った宣伝とかもありますけども、最近ではSNS等の発信の仕方もありますので、そういったものを利用した宣伝、また大地の芸術祭というブランドを利用させていただいて、PRをしていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
庭野政義君) 小野嶋哲雄君。
◆23番(小野嶋哲雄君) じゃ、債務負担行為のほうからいきますが、専門性なことで、なかなか地元に育たないというような話もありましたけども、私考えるにはそれほど難しいことではないと私は思います。ぜひ地元で育って、ちゃんと地元に経済が回るような仕組みをしっかりそういうことで考えてもらいたい。それが全てのものに影響するんですが、所得が上がって消費が拡大するものも含めてですが、行政が発注する事業についてはそういうのが常に頭にあって、発注することが私非常に重要かと思いますが、ぜひともそういうことも今後、今債務負担行為だって、これ5年間収入が安定するわけだ、簡単に。収入が計算できる、相手にとれば。発注する側じゃなくて、受ける側の立場になれば5年間収入が安定するわけだ、これ。こんな事業が今の世の中に簡単にあるわけではないです。こういうものをもっと発注する側も意識をして事業を回してほしいと。 それから、大地の芸術祭と清津峡については先ほど言いましたけども、費用対効果の説明を自分でできないから、じゃ北川フラムさんを依頼するとか、芸術作家に依頼するとかするわけですが、そこが不明確でどういう思いでこの事業を発注するかというのが伝わってこないわけだ。だから、いろんな問題が出る。ここがしっかり住民に伝わって説明がされれば、誰も反対なんかしないと思います。地元の経済効果も含めてですが。それをもっとしっかりと考えてもらいたい。ブランド力のアップ、また発信の方法、集客の方法、そういうものも、地元の例えば土産物屋でも旅館でもアドバイスできるぐらいの知恵を持っていただければ私は反対する人なんていないと思います。ぜひともそういうのをもう一回、私は反対はしませんが、そういうことを考えるようにしていただきたいと思って、要望として終わります。
○議長(
庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 これより議案第134号 平成29年度十日町市
一般会計補正予算について起立採決をいたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
庭野政義君) 起立多数であります。 よって、議案第134号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第135号から議案第139号までの
補正予算5件は、原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第135号から議案第139号までの
補正予算5件は可決されました。 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 午後 0時00分 休 憩 〇 午後 1時00分 開 議
○議長(
庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 〇
△日程第11 議案第140号 平成28年度十日町市
一般会計歳入歳出決算認定 議案第141号 平成28年度十日町市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定 議案第142号 平成28年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定 議案第143号 平成28年度十日町市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定 議案第144号 平成28年度十日町市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定 議案第145号 平成28年度十日町市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第146号 平成28年度十日町市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第147号 平成28年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定 議案第148号 平成28年度十日町市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定
○議長(
庭野政義君) 日程第11 議案第140号 平成28年度十日町市
一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第148号平成28年度十日町市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの決算認定議案9件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) それでは、議案第140号 平成28年度十日町市
一般会計歳入歳出決算認定及び議案第141号から議案第147号までの7件の特別会計決算認定、そして議案第148号 水道事業会計決算認定につきまして、一括してその概要をご説明申し上げます。 初めに、平成28年度の一般会計及び7つの特別会計の決算は歳入総額568億6,699万円、歳出総額545億1,928万円、差引額23億4,771万円の黒字となりました。この差引額から翌年度に繰り越すべき財源を差し引きました実質収支は19億1,076万円の黒字となったものであります。 それでは、一般会計についてご説明申し上げます。歳入379億2,230万円、歳出363億5,413万円、差し引き15億6,817万円となりまして、翌年度に繰り越すべき財源4億3,558万円を差し引きしますと実質収支は11億3,259万円の黒字でございました。 歳入についてご説明いたします。まず、市税であります。60億8,914万円で、前年度対比0.5%の減額となりました。軽自動車税及び入湯税が増収となりましたものの、市民税、固定資産税及び市たばこ税が減収となりました。 地方交付税は144億849万円で、前年度対比1.8%の減となりました。そのうち普通交付税ですが、合併算定がえによる特例加算額の縮減開始の影響等によりまして0.5%の減額、特別交付税は9.8%の減額となっております。なお、震災復興特別交付税は皆減となりました。 国庫支出金は37億7,643万円で、前年度対比19.4%の大幅な減となりました。地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の皆減のほか、市民文化ホールや学校施設など補助金を充当したハード事業がピークを越えたことによるものでございます。 県支出金ですが、23億7,621万円ということで、前年度対比4.8%の減額でございます。安心こども基金交付金の皆減等によるものでございます。 市債は45億6,810万円で、前年度対比8.5%の減額となりました。新たに積み立てを始めました少子化対策基金の原資となる過疎対策事業債は増額となった反面、合併特例事業債などの市債を充当したハード事業がピークを越えたことにより全体として減額となったものであります。 次に、歳出についてご説明をいたします。2款の総務費であります。平成28年度からスタートした第二次総合計画におきまして、重点施策として位置づけている人口減少対策に意欲的に取り組んできたものであります。主な施策といたしましては、1つ目が若者の移住定住者をふやすこと、2つ目が市内で結婚する人をふやすこと、そして3つ目が1組の夫婦から生まれる子供をふやすこと、これら3つを重点的に取り組んでまいったわけであります。特に市外からの移住、定住を促すための目玉事業であります定住促進助成事業におきましては、平成28年度は20世帯75人の定住人口の増加につながっております。この事業におきましては、平成27年1月の開始以来、42世帯153人の定住につながっておりまして、そのうち子供たちは70人ということであります。また、今年度におきまして、ひとり親世帯にもこの制度を拡充することとしておりまして、さらなる定住人口の増加を見込んでおります。 加えまして、空き家バンク事業では平成28年度は12件の契約が成立しております。そのうち6件が転入者による購入ということでありました。また、これまで松代竹所集落で長年にわたりまして古民家再生事業に取り組んでいらっしゃられた建築デザイナーのカール・ベンクスさんが集落内の移住者の増加に寄与し、そして集落の再生をなされたと。その功績が評価をされまして、ことし1月に総務省のふるさとづくり大賞、内閣総理大臣賞を受賞されたものであります。カールさんの受賞は、当市にとっても大変ありがたい栄誉であります。また、誇りでもございます。そのカール・ベンクスさんからは、竹所集落でシェアハウスの建築にかかわっていただきまして、今ほど定員いっぱいの6名が入居をしているところであります。当市ではほかにも大地の芸術祭での作品利用や、また地域おこし協力隊の住居などとして90軒の空き家がこれまでに活用をされております。地域の活性化と放置家屋の抑制にも一定の効果をもたらしているものと思います。 地域おこし協力隊につきましては、現在18人が市内で活躍をしております。協力隊は、これまでの集落での活動に加えまして、平成28年度には市内中学校、また高等学校に出向いていただいて、生徒を対象に出前講座を行っていただいておりまして、なぜ自分たちが都市から移り住んで、集落の活性化に取り組んでいるか、また外部から見た十日町市の魅力についてなど講義をしていただいたところであります。受講した生徒たちからは、マンパワーを必要とする集落の現状、そして十日町市の魅力の発信の必要性などについて意見が寄せられておりまして、自分たちのふるさとを見直すよいきっかけになったものと思っております。 2つ目の市内で結婚する人をふやす取り組みにつきましては、結婚相談員の皆様と平成27年10月に創設をいたしましたハピ婚サポートセンターとの連携のもとに、これまでの会員登録者数が170人となりまして、婚活イベントでの成婚を含めて22名がめでたく成婚、婚約に至っております。今後も男女の出会いから一定の交際期間を経て成婚に至るまで、親身なサポートを行うことで結婚する人をふやしてまいりたいと思います。 3つ目の生まれる子供をふやす取り組みといたしましては、平成28年度から30年度までの3年間、6億6,000万円程度の少子化対策基金を積み立てまして、安心して子供を産み、健やかな成長と豊かな心を育む環境づくりを進めてまいりたいと思っております。 また、協働のまちづくりの推進につきましては、昨年5月から市民交流センター分じろう、また市民活動センター十じろうがオープンをいたしまして、両施設の活用を通した活発な市民間の交流、またイベントが開催されております。川西仙田地区におきましては、道の駅せんだに併設してせんだ元気ハウスを整備をいたしました。新たに農業技術の習得を希望する者の宿泊、研修施設といたしまして、そして高齢者等の冬期の宿泊施設として有効活用を図ってまいります。そして、松之山布川地区にはコミュニティ施設といたしまして東川ハウスを、そして宿泊施設として藤倉ハウスの2施設を整備をして、地域住民の皆様はもとより、地域外の人たちの交流拠点として地域の活性化に結びつけてまいります。こうした取り組みを通しまして、里も山も元気な十日町づくりを加速させてまいります。 3款民生費であります。高齢者支援として、前年度からの繰り越し事業となりますけれども、地域密着型の小規模多機能型居宅介護施設におきましては、川西地域の小規模多機能ホームうえの、そして中里地域のケアセンターとこしえかのんの2カ所、そして認知症グループホームでは川西地域のグループホームうえのの建設整備に対するご支援をしたものであります。さらに、在宅医療・介護連携推進事業におきましては、地域包括ケアシステムの構築に向けまして研修会の開催、また協議会の運営、情報共有システムの維持管理等の委託料を新たに計上いたしまして、より一層の連携推進を図ってまいりました。 障がい者支援につきましては、市内で初めての就労継続支援A型事業所サンファーム十日町工場の開設に1,000万円の補助を行いました。グループホームこもれびとエンゼルハウス北新田の開設への市単独の支援1,400万円とあわせまして、障がい者の地域での生活を支える体制づくりを進めてまいりました。 子育て支援関係におきましては、赤ちゃんの誕生にお祝いの気持ちと子育て支援としておむつや粉ミルクなどと交換できる子育て用品購入券の給付事業を平成28年度新設をいたしております。そして、県内トップレベルの保育料の軽減や子ども医療費助成なども継続をいたしまして、子供の誕生直後から切れ目のない子育て支援の展開による少子化対策を強化しております。 4款衛生費であります。医療従事者の確保のために、病院の若手医師への研究資金の貸与、富田医院ほか4つの医療機関への医療施設整備等の支援、新潟大学への寄附、そして看護職員就業者への支度金の支給など継続的に実施をしてまいりました。また、医療福祉総合センター整備事業といたしまして、県立十日町病院隣の十日町区検察庁の用地を取得をいたしております。不妊治療費の助成拡充のほか、平成28年度から新たに産後ケア事業、妊産婦医療費助成事業を開始をいたしまして、子供を産み育てやすい環境の整備を図っております。 次に、環境衛生におきましては、第二次十日町市環境基本計画と十日町市地球温暖化対策実行計画を策定いたしております。また、再生可能エネルギー関係では昨年10月、バイオマス産業都市として国の認定をいただきました。また、事業としては宮中水力発電の基本計画を初め、松之山支所へペレットボイラー、小型バイナリー発電の熱電併給システム設備を導入いたしております。そして、エコクリーンセンターの大規模改修事業におきましては、建屋の改修工事が終了いたしまして、今後はごみの減量化と再資源化を進め、ごみ処理施設の延命化に努めてまいります。 6款農林水産業費であります。農業者の農業所得の確保を図るために、市単の複合営農促進事業、また市単の水田利活用自給力向上事業に取り組んでまいりました。成果といたしましては、園芸振興作物の面積の増加、また機械化促進がなされたほか、平成28年度から新規で酒米助成をメニューに加えまして、中山間地対策と需要に応じた生産を進めてまいりました。また、地域農業を担う担い手の確保につきましては、認定農業者を463経営体から505経営体へとふやしたほか、新規就農者を13名確保いたしております。農業の6次産業化を図って、冬期の雇用拡大と所得の向上に向けた支援といたしまして、株式会社A・ファーム雪の十日町様が鐙坂に開業した農家レストランそばの郷Abuzakaの整備費を県単事業とあわせまして、冬期アグリビジネスチャレンジ事業で支援をいたしております。従業員12名を新たに雇用して、現在好調な客足であると、売り上げも順調と伺っております。また、首都圏におきます十日町産魚沼コシヒカリ等、農産物の販路拡大を図るために、友好交流都市であります埼玉県和光市内に地域商社クロステンの首都圏営業所Towakoを開設いたしまして、営業販売活動の強化を図っております。 農地整備関係では、県営ため池等整備事業によりまして、鐙坂第2地区中道沢ため池の実施設計委託に着手をいたしましたほか、多面的機能支払交付金事業では新たに7つの組織が加わっていただきまして、全体で87組織による活動が実施をされました。 林業関係では、農林資源利活用事業及び市有林・市行造林整備事業によりまして、約33ヘクタールの森林整備と約3.2キロメートルの森林作業道の整備を実施をいたしております。また、間伐材の運搬費助成及び市有林、市行造林からの搬出によりまして約1,200立方メートルの森林資源が有効に活用されました。新規事業の十日町市ふるさとの木で家づくり事業におきましては、24棟、約300立方メートルの地域材を活用していただいております。 7款商工費です。物産の販路開拓におきますクロステンとの連携におきましては、交流都市、また出身者などとの縁を生かして積極的な売り込みを行うことで市内の小規模加工事業者、また農業者などの販路開拓を行いました。平成28年度においては、年間で6,413万円の販売実績となりました。こうしたことの成果として、地場産業振興センター助成事業におきましては、平成28年度から運営費補助をなくすことが可能となっております。 産業振興では、小売業やサービス業の消費喚起と2年連続となりました少雪への緊急的な対策としてプレミアム商品券発行事業に取り組みました。平成28年度、29年度と両年度にまたがった事業であります。平成28年度分は1,800万円の補助金を交付をいたしております。
中心市街地活性化におきましては、6月に市民交流センター分じろう、そして市民活動センター十じろうがオープンいたしまして、市内外の大勢の方から利用され、また町なかに新たなにぎわいが生まれたものと感じております。また、NPOにぎわいによるキャンバスガーデンフェスティバルなど、ソフト事業における市民の活動も増加してまいりまして、訪れる人、活動する人の数値目標の達成も見込まれるところでございます。 次に、観光振興では、9月に新潟県との共催で国際ご当地グルメグランプリ2016を開催いたしました。全国から64団体が出展していただきまして、2日間で過去最高となります約7万2,000人の皆様から料理を楽しんでいただきました。そして、11月には飯山―長岡間にSLを運行いたしまして、沿線の大勢の皆様から楽しんでいただいております。また、大地の芸術祭の通年誘客を図るために、大地の芸術祭の里ブランド化推進事業に取り組みまして、春、夏、秋、冬の四季の企画展におきまして、合わせて8万4,000人の来場者がございました。特に越後妻有雪花火は、会場を当間高原リゾートホテルベルナティオに移しまして、5,400人の皆様からお楽しみいただいたものであります。 8款の土木費でございます。道路新設改良事業におきまして、二ツ屋田麦線、浅河原新町新田線、清田山線、室野山平線及び浦田松之山線など、合計で41路線の市道改良事業を行いまして、新座山根線、野口西浦2号線など14路線が完了いたしております。また、社会資本メンテナンス事業におきましては、太田島本線ほか9路線で舗装打ちかえ工事を行ったほか、市内79橋の橋りょう点検を実施をいたしまして、高山太子堂線にかかる中沢大橋ほか2橋の修繕工事を行いました。 雪寒事業では、高山城之古線ほか7路線で消雪パイプの更新事業に取り組みました。また、川治上町1号線ほか4路線で流雪溝及び導水路整備を行いました。 地籍調査では、市街第8、第9計画区が完了いたしまして、
中心市街地内の町界町名整理も約4割が完了したものであります。また、公営住宅につきましては市営上新井住宅10戸が完成をいたしまして、老朽化した公営住宅4棟の解体工事を行って、川西地域の公営住宅の建てかえが完了いたしましたし、松代地域の市営下町住宅の外壁改修、またサッシの断熱化工事では住宅の長寿命化対策を行いまして、居住環境の改善を行っております。 9款消防費であります。広域事務組合で整備をした訓練棟が完成を見ております。 10款教育費では、小中一貫教育を推進させまして、課題である学力の向上、不登校児童生徒の減少及び特別支援教育の充実に取り組むとともに、市内初の小中一貫校まつのやま学園の開園に向けて準備を進めてまいりました。あわせて、英語によるコミュニケーション能力の向上を目指しまして、英語教育推進事業を開始いたしております。また、安全、安心な学校施設整備のために、中条小学校、川西中学校、そして松之山中学校の改築工事を行いまして、学校本体の耐震化率は平成28年度末で100%となりました。 社会教育関係では、越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館の建設工事を引き続き行いまして、28年度はコンクリート打設及び大屋根をふきまして、1階内装工事の一部が完了いたしております。また、新潟県美術展博覧会の十日町巡回展を15年ぶりに川西総合体育館で開催させていただいて、すぐれた美術作品の鑑賞機会を市民に提供をいたしました。 文化財関係では、下条地区の野首遺跡報告書遺物編を刊行いたしまして、その出土品1,431点は市の指定文化財に指定されました。また、十日町市歴史文化基本構想策定事業を昨年度に引き続き行いまして、聞き取り調査、また地域説明会のほか、近藤誠一元文化庁長官による講演会を行っております。 博物館関係では、博物館リニューアル事業といたしまして、新博物館基本計画をもとに基本設計及び実施設計の業務委託を実施をいたしております。また、縄文文化発信事業におきましてはリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのジャパンハウスにおきまして、国宝火焔型土器のレプリカを展示し、それを寄贈してまいりました。 スポーツ振興関係では、この10年間のスポーツ振興状況を検証いたしまして、さらなるスポーツ推進を目指して、今年度から平成38年度までを期間といたします十日町市スポーツ推進計画を策定いたしました。また、東京オリンピック・パラリンピックにおけるホストタウンといたしまして、スポーツ、文化、経済、3部門を柱に、市民、民間団体の皆様の協力を得て、クロアチアホストタウン推進事業プロジェクトチームを発足し、7月にはクロアチアウイーク、9月にはクロアチアフェスタと称してさまざまな活動を展開してまいったところであります。 体育施設関係におきましては、陸上競技場の経年劣化やルール改定に伴います改修工事を行って、今回で6回目となります日本陸連第2種公認陸上競技場として認定をいただいて、今後5年間の公認が継続されたところでございます。 こうした中、平成28年度決算にかかわる財政指標でありますが、まず財政構造の弾力性をあらわします経常収支比率が経常一般財源の大幅な減収等によりまして2.4ポイント増加して、95.2%となったものであります。一方、実質公債費比率は単年度の比率で12.3、3カ年平均で12.7となりまして、前年度より0.4ポイント改善することができております。将来負担比率は99.2でありまして、前年度より10.9ポイント増加はいたしておりますが、いずれにせよ早期健全化基準を大幅に下回る状況でございます。 以上、平成28年度決算の概要を述べさせていただきました。引き続き第二次十日町市総合計画に沿いまして、選ばれて住み継がれるまちとおかまちを実現するために、人に優しいまちづくり、活力ある元気なまちづくり、安心、安全なまちづくり、これに真摯に取り組んでまいる所存でございますので、議員各位のご理解とご協力を賜りますように改めてお願いを申し上げます。 続きまして、各担当から補足の説明を申し上げます。ご承認をいただきますようによろしくお願いを申し上げます。ご清聴まことにありがとうございました。
○議長(
庭野政義君) 続いて、一般会計歳入全部についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) それでは、一般会計の歳入につきまして、補足説明を申し上げます。 決算書の43、44ページをお開き願います。まず、1款市税でございます。1項の市民税は、前年度対比で2.0%、約4,633万円の減収となりました。これは、法人市民税において、北陸新幹線の開業に伴う特急はくたかの廃止や少雪による除雪作業の減少など、特定の業種における減収、減益が主な要因となっております。 2項の固定資産税は、前年度対比で1.2%、約3,708万円の減収となりました。土地は、宅地価格が前年度に比べて約2%の減少、家屋は非木造の建物棟数が前年度に比べて29棟増加したものの、全体では370棟の減少、償却資産は鉄道や電力関連企業の資産の減少などから前年度に比べて5.1%の減収となりました。 3項の軽自動車税は、前年度対比で16.1%、約2,624万円の増収となりました。登録台数は減少傾向にあるものの、平成28年4月からの新税率適用により前年度に比べて増収となったものでございます。 次に、45、46ページをお願いいたします。6項の入湯税は、前年度より約3,710万円の増収となりました。これは、税率の改定によるものでございます。 次に、47、48ページをお願いいたします。6款の地方消費税交付金は、前年度対比11.5%、1億2,357万円の大幅な減収となりました。これは、国勢調査人口及び経済センサス基礎調査の従業員数がそれぞれ減少したことが要因となっております。 次に、49、50ページをお願いいたします。中ほどの12款分担金及び負担金は、前年度対比で10.8%、約3,796万円の減収となりました。2項1目の民生費負担金の2節児童福祉費負担金で、私立保育所保育料で約3,596万円、公立保育所保育料で約1,017万円の減収となっております。これは、認定こども園への移行及び前年度に引き続きさらなる保育料の減額を図ったことによるものでございます。 次に、少し飛びまして、59、60ページをお願いいたします。14款の国庫支出金でございます。収入未済額欄に17億7,929万1,000円の記載がございます。これは、国庫支出金を財源とした建設事業などが29年度に繰り越されたことから、28年度では未収入になったものでございます。この後の15款県支出金、21款市債の収入未済額についても同様の理由でございます。 次に、少し飛びまして、81、82ページをお願いいたします。18款繰入金でございます。前年度対比では10.5%、約9,002万円の増収となりました。これは、次の83、84ページをお願いいたします。1項8目環境共生基金繰入金で1億2,460万円の増収、続いて85、86ページをお願いいたします。1項16目公民館建設資金繰入金で1億8,650万円の増収となったことによるものでございます。 次に、少し飛びまして、87、88ページをお願いいたします。20款諸収入でございます。前年度対比では19.7%、約3億6,277万円の大幅な減収となりました。これは、3項貸付金元利収入で、89、90ページの下段、15節十日町市土地開発公社貸付金収入が前年度対比2億6,476万円の減収となったことや大地の芸術祭本番年の翌年度ということで、パスポート収入などで約1億5,000万円の減収となったことによるものでございます。 次に、少し飛びまして、93、94ページをお願いいたします。土地開発公社の関係では、一方で備考欄の9行目、土地開発公社の解散に伴う残余財産受入金として約7,816万円を計上しております。 歳入の補足説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出1款について補足説明を求めます。議会事務局長。
◎事務局長(長谷川智君) それでは、歳出1款議会費につきまして補足説明を申し上げます。 決算書の107、108ページをお開き願います。1款議会費の支出済額は2億887万8,166円で、前年度対比マイナス8.3%、金額にして1,895万7,436円の減となりました。その主な理由でございますが、備考欄中ほど、010議会活動費でございます。前年度対比1,836万6,618円の減でございます。これは、議員共済会負担金が平成28年度は前年度に比して22.7%減になったことが主な要因となっております。 1款議会費の補足説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出2款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 2款総務費について補足説明を申し上げます。 決算書の109、110ページをお願いいたします。初めに、1項総務管理費全体についてご説明いたします。支出済額は34億4,064万円余りで、前年度対比では約5億872万円、率にしますと12.9%の減となりました。これは、土地開発公社の解散に伴い、財産取得経費及び貸付金が前年度に比べて合計で5億649万円減少したことが主な要因でございます。 それでは、1目から順次ご説明いたします。まず、一般管理費でございます。支出済額は15億4,207万円余りで、前年度対比では約1,226万円、率にして0.8%の増となりました。主な要因としましては、任用期間満了等に伴う事務支援員の減少により事務支援員経費が前年度対比で約2,195万円減少しておりますが、退職手当では約4,020万円増加しております。退職手当の増加は、前年度に比べて支給対象者が1人増加したこと並びに自己都合による退職者の平均勤続年数が長かったことによるものでございます。 少し飛びまして、121、122ページをお願いいたします。2目の文書広報費でございます。支出済額は8,685万円余りで、前年度対比では約1,549万円、率にして15.1%の減となりました。これは、主に27年度において市のホームページのリニューアルを行いましたが、28年度以降は保守管理のみとなるため、そのリニューアルに係る委託料が減額となったことによるものでございます。 次に、123、124ページをお願いいたします。3目の企画費でございます。支出済額は4億4,700万円余りで、前年度対比では約5,950万円、率にして15.4%の増となりました。主な要因としては、124ページ、備考欄下段の040の28ふるさと集落生活圏形成推進事業で、川西地域仙田地区におけるせんだ元気ハウスを整備したことによるものでございます。 次に、126ページをお願いいたします。備考欄上段の45協働のまちづくり事業でございます。これは、従前から行われている市内の市民活動を活発化させることを目的に、市民や市民活動団体の交流や情報交換の機会を創出することで協働のまちづくりを推進するもので、中間支援組織、NPO法人市民活動ネットワークひとサポに事業委託しているものでございます。これにあわせて、昨年度開館した市民交流センター分じろう、市民活動センター十じろうの2つの町なかステージの運営も同NPOに委託しており、この2つの事業をあわせて1,559万円余りの委託料となっております。 次に、128ページをお願いいたします。備考欄中段の98空き家再生事業でございます。これは、新水集落内の空き家を移住者等の居住施設用にシェアハウスとして整備した工事費が主なもので、5,009万円余りのうち、一部に国の社会資本整備総合交付金を充てております。 次に、130ページをお願いいたします。備考欄中段の045の70ほくほく線安全輸送設備等整備補助事業でございます。これは、特急はくたかの廃止に伴って経営環境が悪化した北越急行株式会社に対し、安全で安定した輸送を確保するために鉄道設備等を更新、修繕する費用について国の補助額と同額を沿線自治体の出資割合により協調補助を行ったものでございます。 同じく130ページ、備考欄中段、060の05移住促進基盤整備事業でございます。これは、首都圏での移住相談や移住体験イベントを開催するなど移住者の受け入れ態勢強化の取り組みを委託事業として実施したもので、28年度は計6回首都圏においてブースを出展し、延べ11人の移住相談や移住体験に対応いたしました。これにより2人の移住者の転入につながっております。 次に、131、132ページをお願いいたします。5目の財産管理費でございます。支出済額は4億1,843万円余りで、前年度対比で約4億7,817万円、率にして53.3%の減でございます。 次に、134ページをお願いいたします。備考欄上段の006の05土地開発公社財産取得経費は、前年度対比約2億4,184万円の減でございます。 その下、010財政課所管基金積立金は、27年度は財政調整基金を4億1,925万2,000円積み立てましたが、28年度はこれを行わず、新たに創設した少子化対策基金に2億1,880万円積み立てたことにより前年度対比で約2億45万円の減となっております。 次に、135、136ページをお願いいたします。7目の情報政策費でございます。支出済額は3億7,990万円余りで、前年度対比では約3,971万円、率で9.5%の減となりました。これは、138ページ、備考欄下段の015の30自治体情報システム強靱性向上等構築事業におきまして、情報セキュリティー強化のため新たに機器の調達を行いましたが、同じく138ページ、備考欄中段の005の35法改正システム改修事業が27年度と比べて小規模の改修となり、大幅な減額となったことから、全体としては減額となったものでございます。 次に、141、142ページをお願いいたします。9目の地域振興費でございます。支出済額は1億6,815万円余りで、前年度対比では約3,368万円、率で25.0%の増となりました。142ページ、備考欄010の11高山コミュニティセンター建設事業でございますが、これは高山保育園の拡張に伴い、同施設内にあった高山コミュニティセンターを移設するための設計委託料及び土地購入費等となっております。その下、15集会施設維持管理経費は、28年度に集落用の集会施設と市有の集会施設の修繕等に伴う工事費の地元負担等の統一を図ったところですが、これにより9つの施設の修繕、整備を行いました。 同じく142ページ、備考欄下段、035の20松之山地域活性化施設整備事業でございますが、これは松之山布川地区におけるコミュニティ施設東川ハウスと宿泊施設藤倉ハウスの整備に係る設計監理委託料及び工事費でございます。 その下、055の05地域自治推進事業交付金でございますが、28年度は上限を150万円とするパワーアップ交付金が3件、またパワーアップ事業の新たなメニューとして28年度から追加した移住促進型に1件の申請があったことにより約181万円の増額となっております。 次に、143、144ページをお願いいたします。10目の国際親善費でございます。支出済額は1,098万円余りで、前年度対比で約257万円、率にして30.5%の増となっております。主な要因としましては、国際交流員1人の配置がえと新たに1人を採用したことによる報酬の増額と28年度からイタリア・コモ市との文化交流が始まったことによる事業費の増額によるものでございます。 次に、143ページ、11目の諸費でございます。最下段の015の05土地開発公社貸付事業が公社の解散によりまして、前年度対比で2億6,465万円、率にして61.1%の減でございます。また、平成28年4月に発生した熊本地震におきまして、当市は被災地へ職員の派遣を行いましたが、旅費等の経費につきまして同科目に計上しております。 次に、145、146ページをお願いいたします。2項徴税費でございます。支出済額は2億6,079万円余りで、前年度対比では約3,032万円、率にしますと13.2%の増となりました。 次に、148ページをお願いいたします。備考欄上段、005の10管理収納関係経費では、昨年判明いたしました中里地域における住宅用地特例に係る固定資産税の課税誤りによりまして、対象者191人に総額約1,414万円の還付金及び還付加算金をお支払いしました。また、25固定資産税評価替事業では、30年度の固定資産の評価がえに向けて、全ての標準地の不動産鑑定及び宅地評価業務の委託を行いました。 次に、少し飛びまして、155、156ページをお願いいたします。5項統計調査費でございます。支出済額は685万円余りで、前年度対比では約2,460万円、率にしますと78.2%の減となりました。これは、2目の統計調査費で27年度に行った国勢調査事業費2,300万円余りが皆減となったためでございます。 2款総務費の補足説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出3款及び4款についての補足説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) それでは、3款民生費、4款衛生費の補足説明を申し上げます。 決算書157、158ページをお願いします。3款民生費の支出済額は87億1,800万円余りで、前年度対比4.2%ほどの増となりました。翌年度繰越額欄に計上されております継続費逓次繰り越し1,834万880円は、西保育園の改築事業に伴う外構工事分でございます。また、繰越明許費1億8,817万7,000円は、3月に補正をさせていただきました臨時福祉給付金事業経済対策分でございます。 161、162ページをお願いします。1項1目社会福祉総務費、備考欄上段、045の05要援護世帯除排雪援助事業でございますが、雪処理券は1,198世帯からご利用いただきました。少雪だった前年度対比では約2.4倍となっております。また、その下の融雪屋根の燃料費補助につきましては471世帯に助成いたしまして、前年度対比約13.2%の増でございました。なお、1世帯3万3,000円が上限でございます。 165、166ページをお願いします。2目老人福祉費、備考欄上段、015の10十日町地域老人福祉施設改修事業でございますが、平成園と羽根川荘のトイレのタイル工事を実施いたしました。 1つ飛びまして、025の05寝たきり老人等介護手当支給事業は65歳以上の要介護3以上、または重度心身障がい者を在宅で介護している介護者に月額5,000円の手当を支給するものでございますが、799人に支給したものでございます。その下、06紙おむつ等購入費支給事業は、常時排せつ障がいがあり、紙おむつを必要とする1,222人を対象として支出いたしました。1つ飛びまして、08生きがい対応型デイサービス事業は、市内9カ所で開設し、延べ利用人数は7,209人でした。その下、10たっしゃで100事業は、ポイントカードの交換実績が障がい福祉サービス事業所授産品との交換で2,015枚、入浴施設利用で4,314枚、合計で6,329枚となりました。 167、168ページをお願いいたします。備考欄下段、099の05高齢者安心サービス事業は、在宅生活上の困り事がある高齢者を利用会員として登録し、ボランティアの協力会員とのマッチングを行うことで在宅サービスを提供するもので、十日町市社会福祉協議会に事業を委託しております。サービスを提供した延べ回数は221回で、前年度対比約64%の増です。 169、170ページをお願いいたします。3目障がい者福祉費、備考欄下段、010の20重度障がい者交通費助成事業は、重度心身障がい者に対しましてタクシー利用料金、通院、通所費の助成を行うもので、あわせまして925人に助成をいたしました。1つ飛びまして、40重度心身障がい児者おむつ給付事業は、在宅において紙おむつ等を必要とする障がい者と障がい児に対しまして紙おむつ等の購入費を支給するもので、223人に給付いたしました。 171、172ページをお願いいたします。備考欄下段、040の05地域生活支援事業は、地域の実情に合わせ、障がい者の地域における生活を支えるサービスを提供する事業でございまして、相談支援事業、地域活動支援センター事業など委託して実施したほか、日常生活用具の給付等を行ったものでございます。 173、174ページをお願いいたします。備考欄中段、045の10訓練等給付事業は、利用者の増加などから前年度対比では約14.3%の増となっております。1つ飛びまして、20自立支援医療給付事業は、更生医療受給者の増によりまして、前年度対比約40.2%の増となりました。 また、最下段の050の05障がい者支援センター管理経費は、本町2丁目にあります施設の1階部分がオープンしたことによりまして、前年度対比約43.1%の増となっております。 175、176ページをお願いいたします。備考欄上段、060の05障がい児通所支援事業は、放課後等デイサービス事業の利用が増加し、前年度対比で約21.6%の増となっております。 2項児童福祉費につきましては、
子育て教育部長が説明いたします。
○議長(
庭野政義君)
子育て教育部長。
◎
子育て教育部長(渡辺健一君) それでは、3款2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の補足説明を行います。 177、178ページをお願いいたします。備考欄中段、008の05子育て用品券給付事業270万2,677円は、昨年度に新設した支援事業で、生後満6カ月までの乳児のおむつや粉ミルクなどの購入を支援したものでございます。 179、180ページをお願いいたします。備考欄中段、021の05公立保育所耐震改修事業2,334万960円は、千手保育園の耐震化工事と施工監理委託料でございます。 続きまして、022の05公立保育園改築事業1億9,419万9,120円は、平成28年度から2カ年の継続事業で行うきらきら西保育園の建設工事と移転物件の調査委託料でございます。 181、182ページをお願いいたします。備考欄中段、046の10発達支援センター運営事業1,745万8,133円でございます。発達支援センターは、十日町小学校、ふれあいの丘支援学校に併設する形で平成25年4月に開設され、4年が経過をいたしました。昨年度の実績では発達相談は延べ1,044人、また親子教室や個別訓練といった児童発達支援は延べ1,221人の利用実績がございました。 183、184ページをお願いいたします。備考欄上段、060の05放課後児童健全育成事業6,014万6,770円は、昨年度から新たに開設をいたしました鐙島小学校放課後児童クラブを含む13クラブの運営にかかった経費でございます。備考欄中段、060の16中条小学校放課後児童クラブ整備事業459万5,665円は、平成26年度からの整備を進めてまいりましたが、昨年度完成し、利用を開始いたしました。 185、186ページをお願いいたします。備考欄上段、092の05出生祝金事業275万円でございます。出生数の増加と子供の健やかな成長を期すことを目的に、第3子以降の出生55人に対してお祝金をお渡しをいたしました。 3款2項児童福祉費の補足説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 引き続きまして、3款の補足説明を申し上げます。 191、192ページをお願いいたします。3項生活保護費でございます。支出済額は4億3,100万円余りで、前年度対比では約3%の増となりました。 2目扶助費、備考欄下段、005の05生活保護費は、216世帯263人に対する扶助費でございます。被保護世帯の約55%が高齢者世帯で、高齢化が進んでいる状態でございます。また、医療扶助費の割合が全体の約51%を占めておりまして、年々増加傾向にございます。 3款民生費の補足説明は以上でございます。 続きまして、4款衛生費の補足説明を申し上げます。193、194ページをお願いいたします。4款衛生費の支出済額は20億7,800万円余りで、前年度対比22.4%ほどの減となりました。これは、ごみ処理施設改修事業が終了したことなどによるものでございます。 1項1目保健衛生総務費、備考欄下段、005の50公的病院運営費補助事業は、当地域の精神医療を担う中条第二病院の安定的な運営ができるよう運営費の一部を助成するものでございます。 197、198ページをお願いいたします。備考欄中段、032の05妊産婦医療費助成事業とその下、10妊娠・出産包括支援事業を少子化対策に係る新たな事業として実施したほか、その下の15不妊治療費助成事業の拡大とあわせまして3本の矢としまして妊娠から出産まで切れ目のない支援を行い、子供を産み育てやすい環境の整備を図ったものでございます。 199、200ページをお願いいたします。備考欄の上段、070の05医療福祉総合センター整備事業は、整備用地として十日町区検察庁用地を取得いたしました。 次の2目健康増進費、備考欄中段、005の20健康診査事業は、新たにピロリ菌抗体検査を40歳から70歳の5歳刻みの方を対象に実施し、対象者の28%に当たる1,403人の方から受診していただきました。 203、204ページをお願いいたします。3目予防費、備考欄上段、006の05定期予防接種事業は、手技料の単価が引き上げられたほか、B型肝炎ワクチンが平成28年度から定期接種となったため、前年度対比で約3.3%の増加となりました。 次の4目環境衛生費からは、
環境エネルギー部長が説明いたします。
○議長(
庭野政義君)
環境エネルギー部長。
◎
環境エネルギー部長(池田克也君) それでは、引き続きまして1項4目環境衛生費について補足説明申し上げます。 205ページ、206ページをお願いいたします。備考欄下段、025環境基本計画策定事業では、新たに第二次十日町市環境基本計画を策定いたしております。計画期間は平成37年度までの10年間となります。 207ページ、208ページをお願いいたします。030の49及び50の再生可能エネルギー活用促進補助事業では、一般家庭での太陽光発電、木質ペレットストーブ、ヒートポンプによる地中熱利用などの助成を実施しており、その内訳は太陽光発電が8件、木質ペレットストーブが6件、また地中熱ヒートポンプの申請が初めてございまして、1件助成をしたところでございます。その下段、51再生可能エネルギー利用設備導入事業では、ミオンなかさとと、まつだい芝峠温泉に対し、再生可能エネルギー利用設備の導入可能性調査や十日町市利雪親雪総合センターに設置した熱電併給システムの性能試験などを実施したところでございます。その下段、52再生可能エネルギー活用促進関連事業では、十日町市宮中水力発電所の基本計画の策定並びに松之山の橋詰地区などにおける農業用水を利用した小水力発電の概略設計を行ったものでございます。1つ飛びまして、80、明許繰り越し事業の再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業では、明石の湯、キナーレに熱電併給システムを導入するための基本設計のほか、松之山支所に木質バイオマスボイラーによる熱電併給システムを導入したものでございます。 その下段、040の05地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定事業では、新たに十日町市地球温暖化対策実行計画を平成37年度までの10年間計画として策定をしたところでございます。 少し飛びまして、次に211、212ページをお願いをいたします。2項1目清掃総務費では、備考欄下段、010の40ごみ処理施設改修事業において、基幹改良工事の最終年として建屋及び事務所の改修工事を行い、昨年の4月1日から中里、松之山地域のごみも一元化し、焼却処分を行っております。備考欄最下段、45管理型最終処分場建設事業では、次期管理型最終処分場予定地である松代下山集落内において地質調査を2カ所を行ったところでございます。 4款衛生費の補足説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 暫時休憩をいたします。 午後 2時04分 休 憩 〇 午後 2時13分 開 議
○議長(
庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 歳出5款、6款及び7款についての補足説明を求めます。
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) それでは、5款から7款までの決算をまとめて補足説明申し上げます。 まず、5款労働費でございます。213、214ページをお願いいたします。労働費の支出済額は3,847万1,335円で、前年度対比5.5%の減となりました。これは、労働対策貸付事業の預託金が減少したことによるものでございます。そのほかの主な事業は、備考欄下段、010の05総合福祉センター管理運営経費や216ページ中段、020の05十日町地域シルバー人材センター助成事業などでございます。 5款労働費の補足説明は以上でございます。 続きまして、6款農林水産業費でございます。215、216ページからでございます。農林水産業費の支出済額は18億5,776万5,421円で、前年度対比1.1%の減となりました。219、220ページをお開きください。備考欄上段、3目農業振興費、005の04中山間地域振興対策事業は、中山間地域の農業者団体に対して農業機械導入経費の一部を助成したものでございます。中段、22環境保全型農業直接支払交付金事業は、有機農業や冬期湛水管理など環境保全型農業に取り組む農業者に対して支援を行ったものでございます。221、222ページお願いいたします。備考欄上段、005の58担い手農業経営支援事業は、認定農業者が5年以上の新規利用権設定を行った場合の補助や農業生産法人の新規雇用に対して支援を行ったものでございます。2つ下、70「ヒト・モノ・ココロの対流」加速化事業は、国の地方創生加速化交付金を活用して埼玉県和光市に設置しました地域商社クロステン首都圏営業所Towakoの整備運営経費や首都圏等からの誘客事業の経費に対して助成を行ったものでございます。下段、82多角化・複合化経営発展支援事業は、株式会社A・ファーム雪の十日町が整備した農家レストランAbuzakaの整備費を県単事業として助成したものでございます。 223、224ページをお開きください。備考欄上段、020新規就農者確保支援対策事業でございますが、これは国の給付金を活用して新規就農者の初期経費を支援したほか、県単、市単を組み合わせまして新規就農者の機械購入費などの助成を行ったものでございます。 4目農業構造改革対策費でございます。備考欄下段、020の05農地面的集積促進事業は、農地中間管理機構を通じて農地の出し手に対して交付する農地集積協力金が主なものでございます。225、226ページをお願いいたします。備考欄中段、020の20複合営農促進事業では、認定農業者等が園芸作物の生産拡大を行う際の種苗代や専用機械購入費に対して補助を行ったものでございます。その下、25水田利活用自給力向上事業では、酒米や飼料用米などの生産拡大を支援いたしました。 5目畜産事業費でございます。備考欄下段、005の05畜産振興対策事業は、家畜伝染病予防や優良和牛の生産などを支援したものでございます。 次に、6目農業施設管理費でございます。227、228ページをお開きください。備考欄中段、005の67集落機能維持基金事業は、集落の生活環境維持のため、2件の排水路工事を行ったものでございます。 次に、7目農地開発整備費です。備考欄下段、005の05県営広域営農団地農道整備事業は、大石地内並びに田麦地内の農道を整備したものでございます。 その下のほうの010の05生産基盤整備事業は、農業者が行う小規模な農道、水路などの整備に対する助成や砕石、あるいはコンクリートなどの原材料を支給したものでございます。 231、232ページをお開きください。9目農地整備費でございます。備考欄の中段、005の31経営体育成基盤整備事業は、川西地域において用水路の整備を行ったものでございます。 010の05経営中山間地域総合整備事業は、吉田地区、六箇地区並びに清津里山地区についてほ場整備を実施したものでございます。 235、236ページお願いいたします。2項林業費でございます。2目林業振興費、備考欄中段、005の33ふるさと十日町の木で家づくり事業は、十日町産材を活用した住宅建築に対して助成したものでございます。先ほどの市長説明にございましたとおりでございますが、平成28年度新規事業でございまして、24件の利用がございました。 010の54松之山地域林道整備事業は、林道天水島線の舗装工事を行ったものでございます。 その下、015の05市有林・市行造林整備事業は、森林整備及び作業道の整備を行ったものでございます。 6款農林水産業費の補足説明は以上でございます。 続きまして、7款商工費でございます。237、238ページをお願いいたします。商工費全体の支出済額は26億9,941万5,265円で、対前年度比26.9%の減となりました。これは、平成27年度は大地の芸術祭開催年で、支出済額が多かったわけでございますけれども、その翌年ということで大幅に減少したものでございます。 1項1目商工総務費、備考欄下段、025の05
中心市街地拠点施設整備事業はコミュニティガーデン等の整備や歩行者通行量調査を行ったものでございます。239、240ページをお願いします。備考欄上段、025の20
中心市街地遊休施設等活用促進事業は、平成28年度1件に対して助成したものでございます。計画認定以来、本事業を活用した出店は、延べで11件となりました。下段、80
中心市街地拠点施設整備事業は、市民活動センター十じろうの整備費が主なものでございます。 次に、2目商工業振興費でございます。241、242ページでございます。備考欄中段、010貸付金関係事業は、金融機関への預託による市内企業への融資や信用保証料の補助などを行ったものでございます。 243、244ページをお願いいたします。備考欄上段、020の09十日町地域地場産業振興センター施設整備助成事業について、前年度まで出していた運営費でございます。先ほど市長のご説明もございましたが、この補助金890万円を皆減いたしまして、事業費補助のみとしたものでございます。 次に、3目観光費でございます。249、250ページをお願いいたします。備考欄中段、009の26豪雪体感インバウンド事業は、地方創生推進交付金を活用し、海外などの商談会で活用するプロモーションムービーの作成や大厳寺高原キャンプ場の改修などを行ったものでございます。 251、252ページお願いいたします。備考欄中段、015の80雪まつり広域連携事業は、十日町雪まつりなど冬期イベント開催時に近隣市町村を周遊するシャトルバスの運行やプロモーションDVDの作成などを実施したものでございます。 255、256ページをお願いいたします。備考欄上段、032の47芋川交流広場観光施設整備事業は、広場内に足湯施設を新設したものでございます。中段の52宮中ダム周辺整備事業は、ミオンなかさと駐車場内にラフティングの機材等を保管するための倉庫を整備したものでございます。 257、258ページをお願いいたします。備考欄上段、033の35ふるさと会館施設整備事業は、トイレの改修や照明のLED化などを行ったものでございます。 259、260ページをお願いします。備考欄上段、035の05越後田舎体験推進事業でございますけれども、12年目の昨年度は33団体、2,773人の受け入れを行ったところでございます。 次に、261、262ページをお願いいたします。5目企業立地促進費でございます。不用額欄をごらんいただきたいと思います。不用額が1億6,300万円余りに上っておりますのは、企業設置奨励条例に基づきます企業設置資金の借り入れがなく、預託の必要がなかったためでございます。 263、264ページをお願いいたします。7目スキー場運営費でございます。備考欄下段、005の34松代ファミリースキー場施設整備事業は、リフト改修を行ったものでございます。 267、268ページをお願いします。備考欄中段、010大地の芸術祭運営事業は、芸術祭四季の企画展の作品制作や広報宣伝などを実施したものでございます。 269、270ページをお開きください。備考欄上段、020の52大地の芸術祭廃校舎・空家再活用事業と53芸術祭拠点施設等グレードアップ事業は、
清津倉庫美術館の校舎棟に作品が保管できるような改修を行ったものでございます。 以上で5款から7款までの補足説明を終わります。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出8款についての補足説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
神田真太郎君) それでは、8款の土木費の補足説明を申し上げます。 決算書271、272ページをお願いいたします。8款土木費全体の支出済額は62億378万7,966円で、前年度比13.8%の増となっております。この主な要因は、少雪であった前年度に比べ、道路除雪費が6億7,500万円余り増額したこと及び河川整備費が1億4,200万円余り増額したことによるものでございます。 続いて、273、274ページをお願いいたします。2項1目道路橋りょう総務費の支出済額は9,638万9,443円でございます。主な支出は、人件費及び備考欄10一般管理経費の13測量調査委託料の1,427万3,172円であり、道路台帳補正ほかを行ったものでございます。 続いて、275、276ページをお願いいたします。2項2目道路橋りょう維持費の支出済額は5億1,028万5,094円で、前年度比12.6%の増でございます。これは、主に備考欄15、川西地域での街路灯助成事業の増と備考欄007道路橋りょう修繕事業が増になったことによるものでございます。なお、道路橋りょう修繕事業につきましては、市全体で559件の道路修繕を行ったものでございます。 279、280ページをお願いいたします。2項3目道路新設改良費の支出済額は8億2,010万3,584円で、前年度比22.2%の減でございます。これは、国の交付金事業が減ったことによるものでございます。同ページ備考欄015道路整備事業におきましては、市全体で41件の測量調査設計委託、34路線の道路改良舗装工事、30路線の用地買収、物件補償等を行いました。なお、繰越明許費は市道新宮野中線、島坂ノ下線及び浦田松之山線などの道路改良工事、測量設計及び用地買収、物件補償を翌年度に実施するものでございます。 続いて、287、288ページをお願いいたします。2項4目克雪対策費の支出済額は6,034万9,539円で、前年度比24.1%の増となりました。これは、備考欄30の松之山地域において、県道改良工事に伴う無雪駐車場移転事業の増によるものでございます。 同ページ、2項5目道路除雪費の支出済額は22億7,287万5,138円で、前年度比42.2%の増となりました。これは、少雪であった前年度に比べ、除雪費が大幅に増加したためでございます。なお、道路除雪につきましては市道1,604路線、565.1キロメートル及び認定外道路191路線、18.6キロメートルの除雪を行っております。 続きまして、291、292ページをお願いいたします。2項6目融消雪施設維持費の支出済額は2億2,268万9,132円で、前年度比48.4%の増となりました。これは、国の交付金事業がふえたことによるものでございます。備考欄010消雪パイプ修繕事業においては、99件の消雪パイプの修繕及び更新工事を行いました。 293、294ページをお願いいたします。2項7目融消雪施設建設費の支出済額は8,770万2,470円で、前年度比48.4%の減でございます。これは、消雪パイプの新規整備事業がなかったことによるものでございます。備考欄の010流雪溝整備事業において、川西地域で3件、十日町地域では2件の整備工事を行いました。 同ページ、3項1目河川総務費の支出済額は2億5,064万7,878円で、前年度比130.7%の大幅な増額となりました。主な理由としましては、普通河川宮沢川の河川改修工事を行ったことによるものでございます。 続きまして、295、296ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費の支出済額は、514万490円でございます。298ページをごらんください。298ページ、備考欄上段、81の13認可計画書策定委託料において、西本町地内の新博物館を建設するために、周辺の用途地域の変更等を行ったものでございます。 297、298ページをお願いいたします。4項2目街路事業費の支出済額は5,810万31円で、前年度比38.4%の減となっております。これは、主に都市環境整備事業のキナーレ南進入路工事が前年度に完了したことによるものでございます。 続きまして、297、298ページ下段、4項3目公園事業費の支出済額は4,695万9,484円で、298ページ下段、備考欄005の16及び80の川西地域公園整備事業において、川西総合緑地公園の親水公園部分の整備等を行ったものでございます。 続きまして、299、300ページをお願いいたします。4項4目公園管理費の支出済額は1億1,467万4,830円で、300ページ、備考欄005の05の17土地購入費において、土地開発公社の解散に伴い、十日町市総合公園用地の買い戻し等を行ったものでございます。 続きまして、同ページ下段、5項1目住宅管理費の支出済額は1億1,982万7,334円でございます。302ページをごらんください。302ページ中段、備考欄の010、30、15市営住宅建設・修繕工事において、松代地域の市営下町住宅の屋根のふきかえと外壁や窓の断熱化改修工事を行い、居住環境の改善等を行ったものでございます。 303、304ページをお願いいたします。5項3目住宅建設費の支出済額は1億5,946万8,000円で、川西地域の市営上新井住宅10戸の建築工事を行い、老朽化した既存の市有住宅4棟10戸の解体を行いました。 同ページ下段、6項1目地籍調査事業費の支出済額は、1億1,243万7,706円でございます。306ページをごらんください。306ページ上段、備考欄の005、15、13測量調査委託料において、今年度登記が完了する市街地第10、第11計画区の1筆地調査等の測量を実施いたしました。 8款土木費についての補足説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出9款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 9款消防費について補足説明を申し上げます。 同じ305、306ページをお願いをいたします。支出済額は13億4,442万円余りで、前年度対比約7,867万円、率にして5.5%の減でございます。減額の主な要因でございますが、306ページの備考欄中段、1目広域消防費の005の05十日町地域広域事務組合負担金が消防本部庁舎の訓練棟建設により4,498万円ほどふえておりますが、308ページの3目防災費の中の備考欄下段にあります010の防災行政無線整備事業の市の移動系デジタル防災行政無線の整備工事と設計監理等委託の完了により1億3,653万円ほど減ったためでございます。 9款消防費の補足説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出10款についての補足説明を求めます。
子育て教育部長。
◎
子育て教育部長(渡辺健一君) それでは、10款の教育費の補足説明を申し上げます。 311、312ページをお願いいたします。1項教育総務費の3目教育総務振興費でございます。備考欄の中段、005の30スクールバス整備事業1,160万3,248円は、老朽化した川西地域の29人乗りスクールバス1台と水沢地区の14人乗りスクールバス1台を更新した経費でございます。 313、314ページをお願いいたします。1項教育総務費の5目教育センター事業費でございます。備考欄の上段、005の20小中一貫教育推進事業2,317万8,101円は、市内全ての中学校区における本格実施の3年目に当たり、教育の知見、経験が豊富な嘱託指導主事を2人配置し、取り組みの円滑化と充実に努めました。また、各中学校区に教員免許を有する教育助手を10人配置し、あわせて教育補助員6人も配置して中学校区の人的支援を行うとともに、教職員を対象に各種の研修事業を実施したものでございます。 315、316ページをお願いいたします。備考欄の中段、005の65ふるさと教材作成事業193万8,360円は、ふるさと教育のさらなる充実に向けて、専用の教材を新たにつくるというもので、平成29年度からの活用に向けて準備を進めたものでございます。同じく備考欄の中段、005の75英語教育推進事業220万6,524円は、教育センターに専門員を配置し、小中学校の英語指導力の向上を図るとともに、教員、ALT等のマンパワーを最大限に生かしながら英語教育の推進をしたものでございます。あわせて小中一貫校まつのやま学園の開園に向け、独自強化として英語教育に取り組むE+タイムのカリキュラム作成を行いました。 319、320ページをお願いいたします。2項小学校費の1目教育総務管理費でございます。備考欄下段、010の05小学校施設整備事業1億5,797万9,368円は、学校耐震化事業として中条小学校改築工事を継続事業の第3期工事として行ったものでございます。 325、326ページをお願いいたします。3項中学校費の1目教育総務管理費でございます。備考欄中段、010の05中学校施設整備事業4億8,566万9,880円は、学校耐震化事業として川西中学校改築工事を継続事業の第3期工事として、また松之山中学校改築工事を継続事業の第2期工事として行いました。備考欄下段、010の84中学校施設整備事業4,722万6,240円は、こちらも学校耐震化事業として川西中学校屋内体育館のつり天井改修工事を行ったものでございます。なお、先ほどの市長説明にもございましたとおり平成28年度末の小中学校施設本体の耐震化率は100%となっております。 少し飛びます。367、368ページをお願いいたします。6項保健体育費の4目学校教育給食費でございます。備考欄の上段、005の25学校給食施設改修事業2,248万4,952円は、平成29年1月より松之山小学校、同年4月より南中学校、松之山中学校の給食センター化に向けて、十日町、川西、松代の3給食センターを改修したものでございます。 10款1項から3項及び6項4目の説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 続きまして、10款教育費のうち5項社会教育費以降の補足説明を申し上げます。 少し戻っていただきまして、331、332ページをお願いいたします。5項社会教育費の支出済額は13億4,570万円余りで、前年度比29.2%の減となりました。 それでは、1目から順次ご説明いたします。1目社会教育総務費の支出済額は9億2,519万円余りで、前年度比37%の大幅な減となりました。主に市民文化ホール、中央公民館の建設工事を29年度に繰り越したことによるものでございます。 334ページをお願いいたします。備考欄上段、020芸術・文化振興事業では、15年ぶりに新潟県美術展覧会の巡回展を開催し、3,000人を超える方からご来場をいただいたところでございます。 335、336ページをお願いいたします。備考欄の下段、055市民文化ホール・中央公民館建設事業では、平成27年度に引き続き建設工事を進めるとともに、開館後の円滑な運営を図るために施設の管理運営計画を策定いたしました。 2目文化財保護費の支出済額は5,980万円ほどで、前年度比51.8%の大幅な減となりましたが、主に新潟県から委託された遺跡発掘調査事業の減額と同事業を29年度に繰り越したことによるものでございます。338ページをお願いいたします。備考欄中段の015遺跡調査発掘事業では、中里地域のおざか清水遺跡などの本調査を実施し、備考欄下段、020埋蔵文化財等調査事業では下条地区の野首遺跡調査報告書の第2分冊を刊行いたしました。 341、342ページまでお進みください。備考欄上段、075歴史文化基本構想策定事業では、文化庁の補助金をいただきながら市内調査や講演会などを行ったところでございます。 3目公民館費の支出済額は1億5,576万円ほどで、前年度比17.2%の増となりましたが、主に公民館施設改修事業によるものでございます。350ページまでお進みください。備考欄上段035、公民館施設改修事業では、千手中央コミュニティセンターの駐車場消雪パイプの布設、消雪パイプ用井戸の掘削工事を行いました。 4目博物館費の支出済額は6,924万円ほどで、前年度比105.5%の大幅な増となりましたが、主に博物館リニューアル事業によるものでございます。350ページ、備考欄下段、005の15博物館リニューアル事業において、新博物館建設のための建築及び展示の基本設計、実施設計と建設用地の測量を行いました。 352ページをお願いいたします。備考欄下段、030縄文文化発信事業では、東京国立博物館と共同で国宝火焔型土器、王冠型土器の3次元計測を行ったほか、長野県茅野市との交流を図りました。 353、354ページをお願いいたします。5目情報館費の支出済額は1億441万円余りで、前年度比6.9%の増となりました。354ページの備考欄中ほど、020の30情報館施設改修事業では、今後予定しております大規模改修に向けて、防音設備やテラスの設置などに係る設計を実施したところでございます。 6目森の学校費の支出済額は3,130万円ほどで、前年度比28.8%の減となりましたが、主に大地の芸術祭の翌年であったため、関連事業が減少したものでございます。356ページをお願いいたします。備考欄下段、010森の学校事業では、各種企画展示や体験イベントを行いました。 357、358ページをお願いいたします。6項保健体育費の支出済額は6億8,072万円ほどで、前年度比8.2%の増となりましたが、これは体育施設改修工事、学校給食のセンター化などによるものでございます。1目保健体育総務費の支出済額は6,294万円ほどで、前年度比6.6%の減となりました。362ページまでお進みください。備考欄上段、040の06クロアチアピッチグレードアップ事業では、企業版ふるさと納税を活用し、拠点施設となるクロアチアピッチに隣接した人工芝グラウンド整備に向け、基本設計を行ったほか、クロアチアアンダー17代表キャンプ受け入れなど、国の認定を受けたホストタウン事業に取り組んだところでございます。 2目体育施設費の支出済額は2億5,578万円ほどで、前年度比18.6%の増となりましたが、これは日本陸連第2種公認を受けるための陸上競技場改修工事によるものでございます。364ページをお願いいたします。備考欄の最下段、010体育施設整備事業では、総合公園野球場外野芝の部分改修工事を行いました。 10款の補足説明は以上でございます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出11款についての補足説明を求めます。
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) 367、368ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございます。 まず、1項1目農地農業用施設災害復旧費でございます。次ページをお開きください。備考欄上段、005の21農業施設災害復旧経費は、市単災害が41件、84の現年発生農業施設災害復旧事業は地震災害の国庫災1件でございます。 2目林道施設災害復旧費でございます。005の15林道施設災害復旧事業は、市単災害が13件ございました。 続きまして、2項土木施設災害復旧費でございます。備考欄の中段、005の15現年発生土木施設災害復旧事業は、市単災害2件となっております。 11款災害復旧費の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
庭野政義君) 続いて、歳出12款及び13款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 同じ369ページ、12款の公債費でございます。1目の元金は、前年度対比で約1億1,176万円、率にして2.3%の増となっております。これは、27年度に繰上償還を実施したことなどにより定時償還分が前年度対比で約1億5,161万円減となった一方で、通常借りかえ分が4億9,940万円の増、繰上償還金が2億3,604万4,000円の減となったためでございます。 また、次の371ページ、2目の利子でございますが、利率の高い借り入れ残高が減ったことによりまして、前年度対比14.7%の減額となっております。 続きまして、同じく371ページ、13款の予備費でございます。予備費につきましては、緊急な支出に対応するために、372ページと374ページの備考欄に記載のとおりそれぞれの事業に充用させていただきました。 以上をもちまして、議案第140号 平成28年度十日町市
一般会計歳入歳出決算認定についての提案説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
庭野政義君) 暫時休憩いたします。 午後 2時53分 休 憩 〇 午後 3時04分 開 議
○議長(
庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 続いて、議案第141号 国民健康保険特別会計から議案第144号 介護保険特別会計までの4件についての補足説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) それでは、議案第141号から144号までの4件の特別会計につきまして、一括して補足説明を申し上げます。 初めに、議案第141号 国民健康保険特別会計でございます。決算書は376、377ページをお願いいたします。歳入でございます。1款国民健康保険税の収入済額は11億6,700万円余りで、現年度分における前年度対比では4.9%の減となりました。1人当たりの平均調定税額は約8万9,000円で、収納率は97.6%となっております。なお、平成28年度末の被保険者数は1万3,032人で、前年同期と比べますと938人、約7.2%減少しました。 378、379ページをお願いいたします。下段、4款国庫支出金の収入済額は12億3,400万円余りで、前年対比6.2%の減となりました。 380、381ページをお願いいたします。中段、2項1目の財政調整交付金は、前年度対比で8.9%の減となりました。この交付金は、市町村間の財政力の不均衡を調整するための交付金でございます。 次に、6款前期高齢者交付金の収入済額は16億1,000万円余りで、前年度対比6.5%の減となりました。この交付金は、65歳から74歳までの前期高齢者の加入率に応じまして、保険者間の財政負担を調整するために法令に基づき算定されるものでございますが、当該年度の概算分と前々年度の精算分の合計額でございます。 少し飛びまして、390、391ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。2款保険給付費の支出済額は37億5,600万円余りで、前年度対比5.8%の減となりました。これは、被保険者の減少が主な要因と考えますが、下段、2項の高額療養費では前年度並みの4億6,400万円余りとなっておりまして、近年の重症化や高度医療の傾向があらわれているものと推測しております。 392、393ページをお願いいたします。下段、3款後期高齢者支援金の支出済額は7億3,200万円余りで、前年度対比5.7%の減となりました。これは、後期高齢者に係る医療費の若年者負担分として診療報酬支払基金に納付するもので、被保険者数の見込み数などを基礎として、法令に基づいて算定されております。 394、395ページをお願いいたします。下段、6款介護納付金の支出済額は2億8,600万円余りで、前年度対比9.0%の減となりました。 396、397ページをお願いいたします。上段、7款共同事業拠出金の支出済額は14億3,600万円余りで、前年度対比2.5%の減となりました。この事業は、法令に基づき国保連合会が事業主体となって行うもので、県内市町村の医療費を納付金として徴収した後に交付金として払い戻す仕組みとなっております。急な医療費の増加を抑制して、財政の安定化を図ることを目的としておるものでございます。 その下、8款1項特定健康診査等事業費は、40歳から74歳までの被保険者を対象に健康診査等を実施した経費で、受診者数は4,192人となっております。 また、2項の保健事業費は30歳から74歳までの被保険者を対象とした人間ドック助成事業に要した経費で、受診者数は1,447人となっております。 続きまして、議案第142号 国民健康保険診療所特別会計の補足説明を申し上げます。403、404ページをお願いいたします。まず、歳入でございますが、歳入全体の58%を占めます1款診療収入の収入済額は1億円余りで、前年度対比8.4%の減となりました。 405、406ページをお願いいたします。下段の4款繰入金の収入済額は4,500万円余りで、前年度対比22.8%の増となっております。 409、410ページまでお進みください。次に、歳出でございます。1款総務費の支出済額は1億1,500万円余りで、前年度対比で14.4%の減となりました。この主な要因は、松之山診療所の嘱託医師が27年度末で退職しましたが、その後医師を確保できなかったことから、やむなく倉俣診療所を休診にするとともに、川西診療所の医師が午前を川西診療所、午後を松之山診療所と2つの診療所をかけ持ちする診療体制となったことによるものでございます。 413、414ページをお願いいたします。2款医業費の支出済額は1,700万円余りで、前年度対比26.9%の減となりましたが、1款と同様の要因によるものでございます。 続きまして、議案第143号 後期高齢者医療特別会計の補足説明を申し上げます。418、419ページをお願いいたします。後期高齢者医療保険は、新潟県後期高齢者医療広域連合が保険者となって事業を運営しておりますけれども、市町村は主に保険料の徴収事務を担当しております。 それでは、歳入でございますけれども、歳入全体の約61.1%を占めます1款後期高齢者医療保険料の収入済額は3億3,500万円余りで、前年度対比2.9%の増となりました。なお、収納率は現年度分で99.6%になっております。また、平成29年度末現在、当市の後期高齢者医療に係る被保険者数でございますが、1万1,311人で前年度対比では約1%増加しております。 422、423ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。下段の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は5億1,200万円余りで、前年度対比1.7%の増となりました。これは、徴収した保険料と保険料の軽減分に係る保険基盤安定繰入金を財源として新潟県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。 続きまして、議案第144号 介護保険特別会計の補足説明を申し上げます。427、428ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。1款保険料の収入済額は13億4,600万円余りで、前年度対比2.1%の増となっております。なお、収納率は98.9%となりました。 429、430ページをお願いいたします。最上段の4款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金は、前年度対比1.9%の増、次の5款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金は前年度対比2.1%の増となっております。 431、432ページをお願いいたします。上段の6款県支出金、1項1目介護給付費負担金は、前年度対比1.0%の増、下段の8款繰入金、1項1目一般会計繰入金の中で84.2%を占めております1節介護給付費繰入金は前年度対比0.6%の増となっております。 437、438ページまでお進みください。次に、歳出でございます。下段の2款1項保険給付費の支出済額は65億400万円余りで、前年度対比1.1%の増となりました。歳出全体の94.3%を占めております。1目の備考欄005の05介護サービス給付費は、地域密着型特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの居宅介護サービス利用者の増加によりまして、前年度対比0.6%の増となりました。 439、440ページをお願いいたします。上段、2目の備考欄005の05高額介護サービス費は、前年度対比3.1%の増、3目の備考欄005の05特定入所者介護サービス費は前年度対比0.4%の増となっております。 441、442ページをお願いいたします。上段の3款1項2目包括的支援事業・任意事業費は、高齢者虐待や認知症徘回者等の見守り、相談のほか、増加傾向にあります要支援認定者への介護プランの充実、在宅医療、介護の連携を図るための事業費でございまして、前年度対比16.5%の増となりました。 主な事業は、備考欄11行目の13節包括的支援事業委託料で、支出済額は9,421万円余りですが、市内5カ所の地域包括支援センターへの委託料でございます。 以上で市民福祉部が所管します4件の特別会計の補足説明を終わります。
○議長(
庭野政義君) 続いて、議案第145号 簡易水道事業特別会計及び議案第146号 下水道事業特別会計についての補足説明を求めます。
環境エネルギー部長。
◎
環境エネルギー部長(池田克也君) それでは、議案第145号及び146号につきまして一括補足説明を申し上げます。 初めに、議案第145号 簡易水道事業特別会計でございます。決算書の446及び447ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。2款1項1目の水道使用料収入は、歳入総額の36.1%を占めております。前年度対比では0.3%の減となりましたが、これは給水人口の減少等によるものでございます。 続いて、3款1項1目の簡易水道等補助金につきましては、前年度比で58.2%の大幅な減となりました。これは、平成26年度から進めてきた十日町下条地域の東下組地区の施設改良が完了したことによるものでございます。 450、451ページをお願いいたします。7款1項1目の簡易水道事業債は、前年度対比で43.0%の大幅な減でございます。また、その下段、2目の過疎対策事業債も前年度対比で40.5%の大幅減となりました。これにつきましても先ほどの東下組地区施設改良の完了に伴うものでございます。 452、453ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。1款総務費の支出済額は、前年度対比で44.2%の大幅増となりました。これは、1項1目一般管理費の備考欄中段、005の82十日町地域一般経費の明許繰り越し分の委託料が主な要因でございます。 また、その下、2款1項1目の業務管理費の主な支出は、漏水修理などの修繕料、施設の保守点検や維持管理に係る経費、水質検査手数料などとなっております。 458、459ページまでお進みください。3款1項1目の配水管等整備事業費の支出済額は、前年度対比で41.8%の大幅減でございます。これは、歳入の部でも申し上げましたが、東下組地区の施設改良が完了したことによるものでございます。また、15節工事請負費の繰越明許費1億1,900万円余りにつきましては、十日町、川西及び松之山地域における配水管整備事業において、降雪等により年度内に完了できなかったことによるものでございます。 簡易水道事業特別会計の補足説明は以上でございます。 続きまして、議案第146号 下水道事業特別会計でございます。463、464ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。2款1項1目の下水道使用料は、歳入総額の28.8%を占めております。水洗化率はアップしておりますが、人口減少等に伴い有収水量が減少しており、前年度対比で0.3%の減となりました。 473、474ページまでお進みください。次に、歳出でございます。1款1項1目一般管理費の支出済額は、前年度対比で18%の増となりました。これは、次の476ページ備考欄上段、020の05地方公営企業法適用化経費が新規に追加されたことが主な要因でございます。総務省の指示により下水道事業の地方公営企業法適用化の移行作業を平成28年度から31年度までの4年間で行うこととしており、28年度はその1年目でございます。 483、484ページまでお進みください。2款1項1目公共下水道事業費の13節委託料の繰越明許費につきましては、市道稲荷町線の道路改良工事に伴う水管橋実施設計業務において、関係課との調整により翌年度に繰り越すもの、また15節工事請負費の繰越明許費は下島地区の雨水管渠整備事業において、交通規制の協議により不測の日数を要し、年度内に完了できなかったものでございます。 485、486ページをお願いします。3目の処理場建設事業費の支出済額は、前年度対比で62%の大幅減となりました。これは、備考欄中段、005の05十日町市下水処理センター改築事業費において、平成28年度に予定していた工事が設計変更により減額となったこと、さらに工事の進捗に合わせて翌年度に7,621万円を繰り越したことによるものでございます。 489、490ページをお願いいたします。4款公債費の支出済額は、歳出総額の61.1%を占めておりますが、対前年度比では11.6%減少しております。 以上、簡易水道事業特別会計及び下水道事業特別会計の補足説明とさせていただきます。
○議長(
庭野政義君) 続いて、議案第147号 平成28年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を求めます。
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡辺正範君) 議案第147号 松之山温泉配湯事業特別会計決算の補足説明を申し上げます。 498、499ページをお開きください。平成28年度は2款1項1目の業務管理費で1,454万7,000円の減額補正を行いました。その理由でございますが、備考欄下段、010の05温泉施設改修費920万2,680円に係るものでございます。これは、松之山温泉鷹の湯3号井の源泉施設を平成27年度から29年度までの3カ年で井戸の基礎部分の改修及び制御バルブの増設を行うものといたしまして、当初2,375万円を計上していたものでございます。その後源泉の状況変化に伴いまして、改修方法の見直しが必要になったことから、最小限の工事として仮設配管のみを実施したことによるものでございます。 松之山温泉配湯事業特別会計決算の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
庭野政義君) 続いて、議案第148号 水道事業会計についての補足説明を求めます。上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) それでは、議案第148号 平成28年度十日町市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について補足説明を申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定による決算の認定にあわせまして、同法第32条第2項の規定により利益の処分につきまして議会の承認をお願いするものでございます。別冊の水道事業会計決算書をごらんください。企業会計でございますので、財務諸表に基づきまして説明をさせていただきます。 8ページ目をごらんください。まず、損益計算書でございますが、これは1年間の経営状況を示しているものであり、消費税抜きの金額で表示をしてございます。1、営業収益、(1)、給水収益は6億2,689万4,610円で、前年度より1.1%の減となりました。これは、給水人口が減少したことによる減収等が要因でございます。 2、営業費用は5億3,937万1,857円で、前年度より1%の増となりました。漏水修繕費の増加及び平成27年度に完成をしました十日町市浄水場建屋を資産として計上したことによる減価償却費の増額が主な要因でございます。 3、営業外収益は5,328万2,431円で、前年度より29.6%の減額となりました。平成27年度は新潟・福島豪雨の復旧工事であります田川橋かけかえに伴う仮設配水管の除却にあわせまして補償金の戻入があったために、長期前受け金戻入がふえましたが、平成28年度は例年並みとなったことによる減額でございます。 なお、4、営業外費用の下に記載されております経常利益は1億809万5,785円でございます。 6、特別損失、(4)、過年度損益修正損11万8,818円は、料金の冬期精算によるものでございます。下から4行目、当年度純利益は1億837万2,967円で、前年度より25%の減益でございます。 次に、利益の処分について説明を申し上げます。12、13ページをお願いいたします。剰余金処分計算書の案でございます。13ページの表中、右の上から1段目の未処分利益剰余金の当年度末残高11億8,937万6,689円は、2段目の平成27年度からの繰り越し利益剰余金10億8,100万3,722円及びその下の3段目の平成28年度の純利益1億837万2,967円の合計でございますが、表に記載のとおり平成28年度の純利益を減債積立金として処分しようとするものでございます。 なお、減債積立金は平成29年度の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を補填することといたします。また、平成27年度からの繰り越し利益剰余金10億8,100万3,722円、3段目のものでございますが、これにつきましては平成26年度に実施されました公営企業会計の見直しにより耐用年数が経過したことで処分された資産に対する過去の補助金等の額でございまして、既に充当済みのものでございます。非資金として扱うことが適当なものでございますので、繰り越し利益剰余金につきましては資本金に組み入れて処分しようとするものでございます。 次に、14、15ページをお願いいたします。貸借対照表でございますが、これは3月末時点における資産、負債及び純資産の状況をあらわすものでございます。左側、資産の部の2、流動資産、(2)、未収金は、年度末において未収となります水道料金、工事補償の負担金などでございますが、水道会計には会計閉鎖期がなく、発生主義であることから、収益としては平成28年度に計上し、現金の収入は平成29年度となります。 右側、負債の部、3、固定負債、(1)、企業債は、償還期限が1年を超えて到来する企業債の額でございます。 4、流動負債、(1)、企業債は、1年以内に償還期限の到来する企業債に限り流動負債として整理するものでございます。合計いたしますと企業債残高を示しているものでございますが、21億7,342万4,190円でございまして、前年度比4.2%の増となっております。 4、流動負債、(4)、未払金は、未払いとなっております電気料、業務委託料、漏水修繕費、あるいは工事請負費などの費用でございます。 同じく(8)、その他流動負債は、簡易水道と下水道料金の預かり金が主なものでございますが、これは上水道でまとめて料金を徴収した後に簡易水道と下水道のそれぞれに分配をする方式としているものでございます。これらにつきましても平成28年度に費用を計上し、平成29年度に支出を行っております。財務諸表につきましては以上でございます。 続きまして、決算書には記載されておりませんが、平成28年度水道事業の経営状況について若干補足をさせていただきます。平成28年度は給水収益の減益があり、各種の経営指標を計算しますと前年度との比較においてその影響を受けることとなりましたが、全体としましては健全な経営状況にあると考えております。しかしながら、浄水場は改築の途中でございますし、また配水管等の耐震化などを進めていかなければならない状況でございます。今後の経営は年々厳しくなると想定されますので、より一層の計画的、効率的な事業運営に努めてまいりたいと考えております。 以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
庭野政義君) 以上で議案第140号から議案第148号までの決算認定議案9件の説明を終了いたします。 9件に対する質疑については、あすの午前10時までに提出のあった所定の通告書に基づき、あす午後1時から議場で行います。 〇
△日程第12 請願第3号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願
○議長(
庭野政義君) 日程第12
議事日程に記載の請願第3号については、お手元に配付いたしてあります
請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 お諮りいたします。本日の会議はこれまでにとどめ、日程第11に係る決算質疑につきましては9月8日午後1時から行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、第2日目の会議は9月8日午後1時に決しました。 本日の会議は、これにて延会いたします。 午後 3時34分 延 会...